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May/11/2008

「フイリツルニチニチソウ【斑入蔓日日草、variegated periwinkle】」です。五弁の形が殆んど崩れない端整な花びら、葉や花の色合いも良いですね。花径は4-5cmでしょうか。大変よく目立ちます。茎が短いうちは直立しますが、「ツル」の名が付くように、次第に這うように伸びていきます。大変繁殖力が旺盛なようで、近くの土手では、日陰も厭わず地を覆うように広がっていました。写真は斑入り種ですが、斑の入らないもの(ツルニチニチソウ【蔓日日草、bigleaf periwinkle】)、花の色は青から薄青紫まで、更に八重咲き種もあるそうです。花径が2cm程度と小型のものは「ヒメツルニチニチソウ【姫蔓日日草、common periwinkle】」といいます。
May/4/2008

先週にご紹介した「カスマグサ」よりも、更に小型の「スズメノエンドウ【雀野豌豆、tiny vetch】」です。花は3mm程と大変小さいのですが、良く見ると、しっかりした蝶形花で、薄っすらと紫色であること、が分かります。こうして見ると、なかなか可愛らしい花ですね。これまでにご紹介した三つの「ノエンドウ」(「スズメノエンドウ」「カスマグサ」「カラスノエンドウ」)の花は、それぞれ形が違っていますので、間違えることは殆んどないのではないでしょうか。ただ、良く目に付く「カラスノエンドウ」以外は、小さくて、見比べる以前に、見付けるのが大変、かもしれませんが、・・・。今、盛んに咲いています。
Apr/29/2008

先々週にご紹介した「カラスノエンドウ【烏野豌豆、narrow-leaved vetch】」よりも小型、「スズメノエンドウ【雀野豌豆、tiny vetch】」よりも少し大きい、「カスマグサ【カス間草、smooth tare】」です。5mm程の、大変小さい蝶形花が、細い花柄の先に二つ咲きます(一〜三つの花が付くという解説を見ますが、二つ以外見たことがありません、是非見てみたいと思っています)。良く見ると、大変端整な形の花で、紫色も落ち着いていて、可愛らしいですね。小さい花で、なかなか見付けるのが大変ですが、「カラスノエンドウ」を目当てに、その付近を探してみると、見付かることが多いようです。
Apr/20/2008

「ハナビシソウ【花菱草、california poppy】」です。見事なオレンジ色の花ですね。「カリフォルニア・ポピー【california poppy】」とも呼ばれ、名前の通り、米カリフォルニア州の州花です。花径は5cm前後、草丈は50cm程でしょうか。日が当たると花を開き、日が翳ると閉じてしまいます。色は赤・ピンク・黄色など、花びらがフリル状になるもの、八重咲き、など種類が豊富です。この季節、道端などに、野生化しているものを見かけますが、調べると「病害虫に強く繁殖力が旺盛」だそうです。その途中で、「毒草」としているページに行き当たりました。取り扱いには注意が必要かもしれません。
Apr/13/2008

「カラスノエンドウ【烏野豌豆、narrow-leaved vetch】」です。紫がかったピンクの花が、良く目立ちますね。葉の先が凹んでいますが、これが矢筈(矢の弓の弦に掛ける部分、弦に掛けるために凹んでいる)に似ていることから「ヤハズエンドウ【矢筈豌豆】」とも呼ばれます。野生の「エンドウ【豌豆】」を総じて「ノエンドウ【野豌豆】」といい、大きい方から「カラスノエンドウ」「カスマグサ」「スズメノエンドウ」となります。「カスマグサ」だけが「ノエンドウ」の名が付きませんが、大きさが「カラス」と「スズメ」の間、ということで、「カ(ラス)」と「ス(ズメ)」の「マ(間)」で「カスマグサ」となりました。面白い命名ですね。
Apr/6/2008

「モモ【桃、peach】」の花です。綺麗ですね。「サクラ」よりも大柄で、ピンクが濃いようですので、区別は容易だと思います。が、問題は「アーモンド」です。未だに区別が付かず、悩みの種です。実が成る季節まで待てれば分かるのでしょうが、それも出来ない時は、本当に困ります。敢えて区別するとすれば、「モモ」の方が「しべ」の数が多いことでしょうか(見たことのある樹に限られた特徴かも知れませんので、確かではありません)。この季節、他にも「サクラ」や「アンズ」などバラ科サクラ属の花が多く、悩ましいですが、そんな時には、名前の詮索よりも、花を楽しむことの方が先、と思うようにしています。
Mar/30/2008

「ヒサカキ【姫榊、Eurya japonica】」の雄花です。常緑の木で、この季節になると、枝に沿って小さな花が鈴なりに咲きます。雄花は写真のような壺形をしていますが、雌花の五弁はしっかりと開きます。漢字は「姫榊」を当ててありますが、正しくは「木」偏に「令」という字です。「ヒサカキ」の名の由来は、玉串などに使われる榊(さかき)の代用にしたため「非榊(榊にあらず)」からとも、或いは、榊よりも葉も花も小型であるため「姫榊(植物名では「ヒメ」は小型であることを指します)」からともいわれます。異臭がするとのことですが、気付きませんでした。
Mar/23/2008

「シダレヤナギ【枝垂れ柳、weeping willow】」です。近くの公園に数本あるうちの一本に花が咲いていました。この木は樹高が4m程でしょうか、大きいものは10m以上にもなるそうです。柔らかな緑色の葉と、小さな優しい黄色の花。とても可愛らしいですね。今はまだ小さい葉ですが、花が終る頃から大きくなり始め、最終的には幅は1cm程、長さは10cm程になります。別名を「イトヤナギ【糸柳】」といいます。今日は風がなかったものですから助かりました。風のある時には垂れ下がった枝が揺れて、なかなか思ったように撮影できないものですから、・・・。
Mar/16/2008

「クロッカス【crocus】」です。この花が咲き出すと、いよいよ本格的に春が始まる、という感じがしますね。草丈は20cm程、花は10cm前後でしょうか、六枚の花びらが蕊(おしべ・めしべ)を包み込むような様子は、前回の「スノードロップ【snowdrop】」と同じですが、「スノードロップ」は下向き、この「クロッカス」は上向きです。可愛らしい花ですね。写真は白と青紫の絞りですが、これ以外にも白・青紫・赤紫・黄などがあります。正式名は「ダッチ・クロッカス【dutch crocus】」だそうです。よく似た花に、秋咲きの「サフラン【saffraan】」があります。
Mar/1/2008

「スノードロップ【snowdrop】」です。眩しいほどに純白の清楚な花です。草丈は15-20cm程、花は10cm前後でしょうか、三枚の花びらが下向きに垂れます。更に内側を良く見ると、三枚の小さな花びらがあることに気付かれると思います。六枚の花びらが、蕊(おしべ・めしべ)を大事そうに包み込む様子は、頬擦りしたくなるほど愛らしいですね。「マツユキソウ【待雪草】」「ユキノハナ【雪の花】」「ユキノシズク【雪の雫】」という、「雪」の字を含む別名があります。よく似た花に「スズランスイセン【鈴蘭水仙】があります。こちらは「スノーフレーク【snowflake】」と呼ばれます。
Feb/24/2008

「フクジュソウ【福寿草、amur adonis】」です。「福」に「寿」と、めでたい名前ですね。まだ寒い日でしたが、山吹色の花が咲き始めていました。「間もなく春」という季節に咲くことから、「ガンジツソウ【元日草】」という別名があります(ここでいう元日は旧暦の元日で、新暦の1月下旬から2月中旬頃に当たります)。花径は3-5cmと比較的大きく、よく目立ちます。優しい色合いが、愛らしいのですが、有毒だとのことですので、口にするようなことは避けてくださいね。根は強心薬として利用されるそうです(いずれも広辞苑)。
Feb/17/2008

「シネラリア【cineraria】」です。ただ、「シネ(死ね)」という言葉を嫌い、「サイ」と呼び変えて、「サイネリア」と呼ばれることもあるようです。とても花数が多く、鉢から溢れんばかりに咲き誇ります。白やピンクのものもあり、どれも慎ましやかな色で、本当に可愛らしい花ですね。。まだ幾らか寒い季節から咲き始める貴重な花です。別名を「フウキギク【富貴菊】」「フキザクラ【富貴桜】」といい、花の多さを「富」、それでいて清楚な感じを「貴」に当てたものでしょうか。とても良い名前だと思います。
Feb/10/2008

「ウメ【梅、japanese apricot】」が咲き始めました。この花は何時も、寒い季節の峠も越えて、穏やかな季節が近いことを予感させてくれます(まだ暫く厳しい季節が続く地方の方には申し訳ありませんが)。幹は無骨ですが、花は慎ましやかで、本当に可愛らしいですね。実(み)は、手を加えることによって、防腐・整腸・解熱・鎮痛などの効用があるそうです。そういえば「弁当には梅干」でしたね(年齢が分かってしまう)。英名を「japanese apricot」といいますが、「apricot」は「アンズ」のことで、よく似ています。
Jan/27/2008

「コチョウラン【胡蝶蘭、moth orchid】」です。「ファレノプシス」という学名で呼ばれることもあります。優しい色合いで、清楚で優雅ですね。この季節、寒さに弱いことと水をやり過ぎないことに気を付ければ、1-2ヶ月程咲き続けます。よく似た花に「デンファレ」があります。この名前は「デンドロビウム・ファレノプシス」を縮めたもので、「ファレノプシス」に花の様子が似ていることから、そう呼ばれます。「デンファレ」は、茎に竹のような節がありますが、「コチョウラン」には節がありません。
Jan/20/2008

「キダチアロエ【木立アロエ、krantz aloe】」です。単に「アロエ」と呼ばれることもあるようですが、「アロエ」という呼称は、たくさんある種類の総称と覚えていただいた方が良いかと思います。肉厚のトゲのある葉が印象的ですが、この季節にオレンジ色の花も良く目立ちます。薬用・食飲料用・美容用などに利用されるそうです。そこで、別名「医者いらず」とも呼ばれます。すごいですね。ただ、たくさんの種類の中でも効用があるのは、「キダチアロエ」「アロエ・ベラ」などに限られるそうです。
Jan/12/2008

「チロリアン・ランプ【tirolean lamp】」或いは「アブチロン "チロリアン・ランプ"」と呼ばれる花です。赤く見える部分は萼(がく、開花前の花を保護する役目をします)で、下に見える黄色い部分が花です。その下にぶら下がっているのが蕊(しべ、生殖器官です)です。名前の通りランプのようで、可愛らしいですね。別名を「ウキツリボク【浮釣木】」といいます。確かに、水面に浮いた浮き(釣糸に付けて目印にする道具)にも見えます。この花も、春頃から咲き始め、この時期になっても楽しめます。
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