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『中学生にもわかる漢字豆知識』
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今までとはかなり趣の異なるコンテンツを作ってみました。
分量的には、増やしていく所存ではありますが、解説のレベルはこの程度のわかりやすさを心がけようと思っています。 Aug/19/2000
1.漢字の歴史
2.漢字の形のなりたち
今から1,900年前、許慎という人が書いた『説文解字』という字書に漢字のなりたちを六とおりにわけて解説してあります。
漢字の作られ方を説明した「象形・指事・会意・形声」の四つと、漢字の使い方についての「転注・仮借」の二つをあわせた六つの分類で、「六書」と呼ばれます。
1)象形文字
象形文字は、ものの形をかたどった簡単な絵を基にして作られた文字で、「人・刀・大・女・山・川・木・犬・羊・貝・車・馬・魚・鳥」などがその例です。
2)指事文字
指事文字は、ものの形がなく、絵にできないものを点や線で示したものと、象形文字にしるしを加えたものがあります。先のものには、「一・二・三・上・下」などがあり、あとのものには、「本・末・刃」などがあります。
3)会意文字
会意文字は、二つ以上の文字を組み合わせて新しい文字を作り、べつの新しい意味を表したもので、「保・信・林・鳴・困・岩」などがあります。
4)形声文字
形声文字は、今まで作られた文字の「意味」をあらわす部分と「音」を示す部分を組み合わせて作られたもので、「池・材・持・悲・鉛」などがあります。
5)転注文字
転注文字は、本の意味が変化して他の意味にも使われるようになったもので、「楽」は、「おんがく」の意味から、音楽が人を楽しませるということで、「たのし> む」という意味が新しく加わり増した。
6)仮借文字
仮借文字は、もとの意味には関係なく、音を借りて同じ発音のべつのことばをあらわしたもので、もと「むぎ」の意味の「来」は、「ライ」という音から「くる」という意味に使われるようになりました。
3.日本人が作った漢字
漢字は、中国でのみ作られたものではなく、日本でも中国での作り方をまねて作られました。
「辻・凧・峠」などがそれで、国字あるいは和製漢字と呼ばれています。
国字には、訓のみで音がないものが多いのですが、「働」のように「ドウ」という音を持つものや、「鮟鱇」の「鱇」のように「コウ」という音しかないものもあります。
普通の漢和辞典には、100文字程度の国字しか載っていませんが、私がインターネット上で作った『和製漢字の辞典』には、2,600字以上の国字や国字説のある漢字が解説してあります。