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[辞典・用語][雑学百科][さ行]

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や~

さいうゆき【西遊記】

モデル・玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)が唐の都長安から天竺に向かう旅を題材とした小説。

さいばん【裁判】

手順。裁判長が被告人に対して本人であることの確認をする人定質問、検察側が起訴状の本文を朗読する起訴状朗読、弁護人が起訴状の内容について不明の点を問う求釈明、それに対する検察官の釈明、裁判長が黙秘権についての説明をした後、被告や弁護人が起訴事実に対する意見を陳述する罪状認否(意見陳述)、検察側が起訴の具体的内容を述べる冒頭陳述、検察側の起訴事実を裏付けるための証拠申請、その証拠を採用するかどうかの弁護人側の判断。最後に裁判長が次回公判期日を指定。

さくら【桜】

バラ科に属し、他のサクラの木の花粉を貰う方が実をよく付ける性質がある。その結果親と異なるものが出る可能性が高くその種類は400種を超える。桜は古くから田の神として崇められていた。花見

ささつ【査察】

国税犯則取締法に基づいて、国税局査察部が脱税事件など国税に関する悪質な事件の容疑者(個人・法人)や取引先などの関係者・金融機関に対して行う強制権を持った調査を強制捜査と呼び、一般に査察・マルサなどと呼ばれる。強制捜査

さつき【皐月、五月】

ツツジ科の常緑低木。西日本に自生。高さ約30㎝。六月頃、枝端に紅紫色漏斗(ろうと)状の五裂の花を開く。古くから観賞用。品種多く、白・絞り咲きなど。また広く、マルバサツキ・シナノサツキや洋種のアザレアを交雑した多くの園芸品種を含む総称。躑躅

サブプライム・ローン【subprime lending】

アメリカの金融機関が、過去に破産したり、担保を差し押さえられたりなどした比較的信用力の低い人に貸し出す住宅ローン。優遇金利を「プライム」ということに対して、その補助的なローンということから「サブ」が付けられている。通常のローンと比べて審査基準はゆるいが、金利は高い。現在では住宅ローンを借りる人の15%がこれを利用しているという。最初の数年は金利を低く設定した商品が多く、たとえば30年ローンの場合、当初2年間は低い金利が固定されているが、3年目以降は10%以上の金利を支払う場合が少なくない。その結果、返済が滞る人が増えて不良債権化する傾向が強くなっている。これまで表面化しなかったのは購入した住宅の価格の値上がりが続き、借り手は住宅の価格上昇分を担保にして普通の住宅ローンである「プライムローン」に借り換えることができていたが、価格の伸びが止まってこの手法が使えなくなり不良債権化。これがアメリカの株価暴落も引き起こすこととなった。【Yahoo!辞書】
経済協力開発機構(OECD)は21日発表した金融市場に関する報告書で、米低所得者向け(サブプライム)住宅ローンが発端の金融市場の混乱にともなう損失が、2000億~3000億ドル(約33兆円)に達する可能性がある、との試算を示した。住宅価格の下落と経済への悪影響は続くとし、「まだ最悪期を迎えてはいない」と、混乱の長期化を予想している。【asahi.com 2007年11月22日】

さんたま【三多摩】

明治11(1878)年、郡区町村編制法が布告され、これにより神奈川県に属していた多摩郡(田無町・八王子町・調布町・青梅町・日野町・府中町・五日市町、三鷹村・武蔵野村・立川村など347町村)は、
  • 北多摩
    砧村・千歳村 [世田谷区の一部]
    府中駅・西府村・多磨村 [府中市]
    調布町・神代村[調布市]・田無町 [西東京市の一部]
    谷保村 [国立市]
    立川村・砂川村 [立川市]
    武蔵野村・三鷹村・小金井村・清瀬村・国分寺村・久留米村[東久留米市・東村山村・小平村 [小平市]
    郷地村・福島村・築地村・中神村・宮沢村・大神村・田中村・上川原村・拝島村 [昭島市]
    清水村・狭山村・高木村・奈良橋村・蔵敷村・芋窪村 [東大和市]
    中藤村・横田村・三ツ木村・岸村 [武蔵村山市]
    狛江村 [狛江市]
  • 西多摩
    青梅市・福生市・あきる野市・羽村市・奥多摩町・日の出町・瑞穂町・檜原村
  • 南多摩
    八王子町・小宮村・浅川村・横山村・元八王子村・恩方村・川口村・加住村・由井村・由木村 [八王子市]
    日野宿・桑田村・七生村 [日野市]
    町田村・南村・鶴川村・忠生村・堺村 [町田市]
    稲城村 [稲城市]
    多摩村 [多摩市]
    の三郡に分けられた。明治26年東京府に編入。現在は、東京都の区部・島嶼を除く市町村を指す。
  • じっかん【十干】

    万物の根元となる要素を木・火・土・金・水とし、それぞれ陽(兄、え)と陰(弟、と)とに分けたもの。
    十二支と組み合せたものが、十干十二支。
    この暦は左から右へ進み、60年で一巡する。従って、60歳を還暦(暦が元に還る)と呼ぶ。
    十干

    きのえきのとひのえひのとつちのえつちのとかのえかのとみずのえみずのと

    十干十二支
    甲子乙丑丙寅丁卯戊辰己巳庚午辛未壬申癸酉
    甲戌乙亥丙子丁丑戊寅己卯庚辰辛巳壬午癸未
    甲申乙酉丙戌丁亥戊子己丑庚寅辛卯壬辰癸巳
    甲午乙未丙申丁酉戊戌己亥庚子辛丑壬寅癸卯
    甲辰乙巳丙午丁未戊申己酉庚戌辛亥壬子癸丑
    甲寅乙卯丙辰丁巳戊午己未庚申辛酉壬戌癸亥

    しば りょうたろう【司馬遼太郎】

    作家。本名福田定一(ふくだ・ていいち)。1996年2月12日死去、享年72。「竜馬がゆく」「燃えよ剣」「世に棲む日々」「花神」「坂の上の雲」「空海の風景」など

    しむりょうしん【四無量心】

    仏典の言葉で、人に楽を与える「慈」、苦を抜く「悲」、人の喜び自分の喜びとする「喜」、その人らしくあって欲しいと平等に願う「捨」の総称。

    しゃり【舎利】

    梵語「遺骨」の意。

    じゅうにし【十二支】

    十干

    じょうよう かんじ【常用漢字】

    漢字

    しんてき がいしょうご すとれす しょうがい【心的外傷後ストレス障害、PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)】

    事件や事故・災害などに巻き込まれた被害者が強烈な精神的ショックによって心に傷を負い、それが原因で顕著化するさまざまな障害。【大辞林】

    しんじゅう【心中】

    近松の「曾根崎心中」も実際の事件をもとにしているが、元禄の末から一時期、心中が流行った。その頃出た心中白書のような本には京大阪だけで17件の例が報告されている。たまりかねた幕府は享保8年2月20日(異説あり)心中厳禁の触れを出した。この時代はバブルがはじけた後で閉塞感が強く、現在とよく似ている。警察庁の統計には「心中」の項はないが、日本では毎年22,000人もの自殺者が出ている。

    じんこう【沈香】

    ジンチョウゲ科の常緑樹で特にベトナム産が珍重され高級なものを伽羅と呼ぶ。土中に埋まった部分が香木となり、1gが1万円という高価なものもある。しっとりとした香りで精神を安定させる作用があり、高級木工品の材料にもなる。正倉院には沈香の木片を嵌め込んだモザイク模様の木箱が残る。蘭奢待

    じんめい よう かんじ【人名用漢字】

    漢字

    すいみん【睡眠】

    人の眠りには、脳が目覚めに近く目玉が動いたり夢を見たりしている状態のレム睡眠と、脳が休んでいる状態のノンレム睡眠とがある。普通、浅いノンレム睡眠から深いノンレム睡眠に進み、更にレム睡眠に至る90分のリズムを繰り返す。「レム」は急速眼球運動の略。【朝日新聞1997/5/9朝刊】

    せつぶん【節分】

    室町時代に中国から伝わった風習。大寒と立春の節の分かれ目のこと。豆撒きの豆は、福豆とか年取豆と呼ばれ、自分の年齢の数だけ食べて、健康を祝う。豆撒きは、節分の夜、自宅では玄関から撒き始め、「鬼は外」を二回、「福は内」を二回言って閉める。戸や窓のあるところには全て同じように繰り返す。

    ぜんせんこう【全浅香】

    正倉院に所蔵されている香木「沈香」で蘭奢待と並んで代表的なもの。蘭奢待



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