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[辞典・用語][雑学百科][な行]

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ダイオキシン【dioxin】

分子中に塩素を含むジベンゾ・パラジオキシンとジベンゾ・フランの総称。75種類の異性体がある。2・3・7・8四塩化ジベンゾ・パラジオキシンの致死量は、体重1kgのモルモットに換算して0.0006mgで、青酸カリの1万倍の急性毒性がある。ベトナム戦争で米軍が使った枯葉剤に含まれ、多くの胎児奇形の原因と報告された。【朝日新聞1997/4/28朝刊】

たのもしこう【頼母子講】

会員が共同して掛金を積み立て、順番に(複数の希望者がある場合は抽選・入札などによって)所定の金額を会員に融通する組織。鎌倉時代から行われたとされる。「無尽(むじん)」とも呼ばれる。

ちか【地価】 基準地価 路線価

ちんこんきょく【鎮魂曲】

キリスト教で、死者の魂を鎮めるために捧げるミサ(ローマカトリック教会で聖体と聖血を神に奉献する儀式)のための音楽。レクイエム。

つつじ【躑躅】

ツツジ科ツツジ属(シャクナゲ類を除く)の常緑または落葉低木の通称。山地に多く自生、また観賞用として栽培。小枝を多く分岐し、枝・葉には細毛がある。春から夏にかけ、赤・白・紫・橙色などの大形の合弁花を単立または散形花序に開く。種類が多い。ヤマツツジ・レンゲツツジ・サツキなど。皐月、五月

テンポ【tempo】

イタリア語で速い順に、
プレスティシモ(prestissimo きわめて速く)
アレグロ(allegro 速く)
アレグレットallegretto やや速く)
モデラート(moderato 中くらいの速さで)
アンダンティーノ(andantino 少し速め)
アンダンテ(andante 歩く速さで)
アダージョ(adagio ゆるやかに)
アダージエット(adagietto アダージョよりやや遅く)
ラルゲット(larghetto ラルゴより速く)
ラルゴ(largo ゆるやかに)
違っているかもしれません。

とうじき【陶磁器】

一般に、粘土を原料とした素焼きの「土器」、粘土に釉薬(うわぐすり、ゆうやく)をかけて焼く「陶器」、陶土を原料とし、釉薬をかけて焼く「磁器」に分類される。

とうし ぎんこう【投資銀行】

貸し出し業務から生まれる利ざやを収益の柱としている商業銀行に対して、株式、社債の引き受け・仲介など資本市場に絡む業務による手数料収入を中心にすえる銀行。業務の範囲は有価証券の引き受け・仲介、企業の買収・合併に関するコンサルティング、投資顧問、証券売買なと幅広い。優良企業が資本市場から直接資金を調達する傾向を強めているため今後の金融の主力分野とみられている。

とうよう かんじ【当用漢字】漢字

とさにっき【土佐日記】

承平5年2月16日、任地の土佐から京に戻った紀貫之が女を装って平仮名で書いた旅行記で、それを喜んだのは女たちだった。それまで人の語りを聞く楽しみしかなかった女たちが、自分で読めるものを初めて手にし、しかもそれが、想像力を刺激する旅行記だったからである。

トラウマ【Trauma、心的外傷】

個人にとって心理的に大きな打撃を与え、その影響が長く残るような体験。心的外傷後ストレス障害

どろめんこ【泥面子】

江戸時代、路地や空地・庭先等で地面に引いた線の後ろから、撒いてある他の面子や掘った穴に投げ込んだり、土に差した小枝目掛けて投げ出したりして遊んだ道具。墨田区JR錦糸町駅南口近くの線路際から見つかった。直径1㎝足らずのものから6cmに近いものまであり、デザインも「金」「福」等のめでたい字や、だるま・将棋の駒・火消しの道具・武者・役者・干支・打出の小槌・家紋等多種多様。「手軽に作れる泥面子は格好の内職の対象だったと思われ、家臣か武家奉公人が現金収入を求めて作っていたのではないか」「隅田川沿いは当時、かわらや土器を焼く窯業地帯でもあるので泥面子の製作工房だと考えても不自然ではない」



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