まさむね【正宗】
鎌倉末期、相模国(神奈川県)鎌倉に住んでいた刀工、岡崎五郎正宗。また、その鍛えた刀。名刀の代表とされる。【国語大辞典】
まんどころ【政所】
財政事務を管掌する幕府の機関。
みぎょうじょ、みぎょうしょ、みきょうじょ、みきょうしょ【御教書】
三位以上の公家の意を受けて侍臣が下す命令の文書。
みつただ【光忠】
備前国(岡山県)長船(おさふね)の刀工で鎌倉時代の人。長船派の始祖で、華やかな作風を特徴とする。『武辺咄聞書』によれば、信長は25振も集めたという。
みやおみな・きゅうじょ【宮女】
宮中に仕える女。女官。
みょうじん【明神】
神徳を尊んでいう語。
大原野神社が春日明神(大原野南春日町)、大神神社が三輪明神(奈良県桜井市三輪)など、神社の通称として、地名を冠することが多いようである。
みよしさんにんしゅう【三好三人衆】
足利幕府の管領細川氏の執事三好長慶の一族、三好長逸(ながやす)・三好政康(まさやす)・岩成友通(ともみち)。幕府の実権を奪い、松永久秀と共に足利十三代将軍義輝を謀殺(1565永禄8年5月19日)するなど、乱暴狼藉の限りを尽くした。
みんぶ【民部】
民部省の略。
律令制の八省の一つ。国家財政の計画を立て、その運用を考え、諸国の戸口戸籍・租庸調・田畑・山林・道路・橋・河川などに関することを司り、主計寮・主税寮を管轄する管司。職員は、長官である卿以下、大・少輔、大・少丞、大・少録、史生、省掌など。【国語大辞典】
むしゃはじめ【武者始め】
初めて戦いに参加すること。
初陣(ういじん)
むしゃぶぎょう【武者奉行】
戦国時代、兵士を統率し戦闘中に軍の指揮を担当すること。また、その人。
むかいじろ【向城】
敵の城を攻めるとき、それと相対して築く城。【国語大辞典】
付城
むなふだ【棟札】
棟上(むねあげ)のとき、建築主・施工者・施工日・由緒などを書いて棟木に打ちつける札。
「棟(むね)」或いは「大棟(おおむね)とは、建物の屋根の面が交わる最も高いところを指し、そこに渡す木材を「棟木(むなぎ、むねぎ)」という。
この棟木を渡す作業は、建物の骨組みを作る最後の工程に当たり、この作業を「棟上(むねあげ)」という。
もいとり、もんど【主水】
主水司の略。
律令制で宮内省に属し、飲料水や氷に関することなどを司る。
もうしつぎ【申次】
取り次ぐこと。取り次ぎをする者。
もがり【虎落】
軍(いくさ)などの時、先端を斜めに削いだ竹を筋違いに組み合せ、縄で繁く結い固めて柵としたもの。矢来。【広辞苑】
もちくち【持口】
持ち場。受け持ちの場所。
もの【者】
ものがしら【物頭】
弓・鉄砲組などを率いる者。足軽大将。
ものずき【物数寄】
特別な趣向を凝らすこと。風流なこと。また、それを好む人。
ものぞなえ【物具】
武具を身に付けること。
ものぬし【物主・武主】
部隊長。
ももだちとり【股立取り】
袴の左右の股立(袴の腰の側面にあたる明きの縫止めの所)をつまみ上げて腰の紐に挟む。
もんぜき【門跡】
初めは祖師の法教を継承している寺院・僧侶のことだったが、後、皇族・摂関家(近衛・九条・二条・一条・鷹司など)の子弟などが出家して住む特定の寺院、或いはその住職・管長を指すようになった。
寺院は、皇族・摂関家の子弟などを受け入れることで、経済力・政治力を確保できる。
もんぜきじいん【門跡寺院】
皇族・摂関家(近衛・九条・二条・一条・鷹司など)の子弟などを受け入れる特定の寺院。
もんど【主水】