Dec/28/2014
「ノース・ポールギク(ノース・ポール菊)」です。寒さの中で清楚な白い花を咲かせます。濃い緑色の葉との対照が美しいですね。
Dec/6/2014
「サザンカ(山茶花)」が満開です。ツバキ科の植物です。「ヤブツバキ(藪椿」に良く似ていますが、花期が早い(「ヤブツバキ」は冬の終わりごろから春先)ことや、花びらが一枚一枚ばらばらに散る(「ヤブツバキ」は花全体が纏まって落ちます)、ことなどで区別できるだろうと思います。念のために、「ツバキ」という呼称は、基本的にはツバキ科ツバキ属(
Camellia)のことですが、一般に「ツバキ」といえば、日本原産の「ヤブツバキ」を指すようです。
Nov/23/2014
「ヒイラギ(柊,疼木)」の白い花が満開です。一つ一つは小さいのですが、素晴らしく真っ白な花です。それに、大変良い匂いがしますよ。
Nov/9/2014
「アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)」です。一カ月程前に紹介した「コセンダングサ(小栴檀草)」に良く似ていますが、総苞(花を保護するように広がる葉)が特徴です。これも「ひっつき虫」で、衣服に付くと、かなり厄介なことになります。
Oct/26/2014
「ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)」です。小さな花が固まって7-8mmの金平糖のような形をした球状になります。草丈は10-15cm程で、地面を這うように広がります。夏頃から咲き始め、まだ暫くは楽しめます。
Oct/19/2014
「サルビア・ミクロフィラ 'ホット・リップス'(
Salvia microphylla 'Hot Lips')」が咲いていました。「チェリー・セージ 'ホット・リップス'」という名の方が、おなじみかもしれません。「Hot Lips」という名前が絶妙ですね。白も赤も大変綺麗な花です。
Oct/12/2014
「セイタカアワダチソウ(背高泡立草)」が咲き始めました。綺麗な黄色の花なのですが、繁殖力が旺盛で、秋の花粉症の原因になるともいわれ、嫌われることも多い花です。
Oct/5/2014
「コセンダングサ(小栴檀草)」です。今、近くの土手一面に咲いています。「
コセンダングサの種」は独特の形状をしていて、「ひっつき虫」と呼ばれます(但し、「ひっつき虫」と呼ばれるものは「コセンダングサ」だけではありません)。
Sep/28/2014
「アキノノゲシ(秋の野芥子)」です。上品なクリーム色の花ですが、白いものもあるそうです。花径は2cm程、草丈は1-2mでしょうか。近くの土手や路傍に多く見られます。
Sep/14/2014
「ヤブタビラコ(藪田平子)」です。1cmに満たない小さな花ですが、端正な形の可愛らしい花です。草丈も10-20cm程度と大きくありません。春から初秋にかけてよく見かけます。
Sep/7/2014
「タマスダレ(玉簾,珠簾)」です。美しい純白の花です。ゼフィランサス(
Zephyranthes)とも呼ばれますが、「ゼフィランサス」は属名で、「タマスダレ」「サフランモドキ」「キバナサフランモドキ」などを含みます。
Aug/24/2014
「ヘクソカズラ(屁屎葛)」です。可愛らしい花なのですが、「屁屎」とは、何とも可哀相な名ですね。葉などから異臭がすることからこの名があり、英名でもスカンク skunk の名が付きます。ただ、場所や季節にもよるのでしょうか、あまり異臭を感じたことはありません。
Aug/17/2014
「ノウゼンカズラ(凌霄花)」です。この季節に、濃いオレンジ色が良く目立ちます。蔓性で、木などに絡み付きながら、良く育ちます。
Aug/10/2014
「ヤナギハナガサ(柳花笠)」です。別名を「三尺バーベナ」といいます。その名の通り、1m程の高さの(柳の枝のように)細い茎の先に、花径5mm程度の小さな花を密に咲かせます。
Aug/3/2014
「サルスベリ(猿滑り,百日紅,紫薇花)」です。花びらの縁がフリルのようで、可愛らしいですね。ピンク・白・紫などの種もあります。「木登りの上手な猿も滑る」という名の通り、樹肌はつるつるしています。
Jul/20/2014
「ノボロギク(野襤褸菊)」です。咲き始めのように見えますが、これ以上は開きません。小さな花で、草丈も20cm程度でしょうか。黄色と緑色が美しく、良く目立ちます。それにしても、「ボロ」とは可哀相な名前ですね。
Jul/13/2014
近くの遊歩道を流れる水路に、「ブライダルベール(bridalveil)」が咲いていました。ツユクサ科特有の三弁花です。「結婚式の際に花嫁が纏うベール」にちなむ名です。1cmに満たない小さな花ですが、その名の通り、愛おしいほど美しい純白です。
Jul/6/2014
近くの公園で、「トウネズミモチ(唐鼠黐)」が咲いていました。薄黄色の小さな花で、高木なので、なかなか花の形を確認するのは難しいのですが、四弁花です。晩夏から秋にかけて沢山の実を付けます。初めは薄緑ですが、晩秋になると濃い紫あるいは黒色に熟します。
Jun/22/2014
鉢植えで買った、「アルストロメリア(
Alstroemeria)」。地植えして3年、溢れんばかりに咲きました。赤やピンクなど、花色も豊富です。英名を「lily of the incas」といい、「インカの百合」とも呼ばれ、南米が原産です。写真は園芸種で、原種は花びらが、もう少しほっそりしています。
Jun/8/2014
今回は「ナス(茄子)」です。紫色の花です。夏には美味しい実が収穫できるでしょう。
Jun/1/2014
近くの菜園で「ジャガイモ(ジャガ芋)」の花が咲いていました。花の色は白・ピンク・紫などがあり、品種によって違うようです。今咲いているジャガイモは、一カ月程で収穫期を迎えます。楽しみですね。
May/25/2014
「ブタナ(豚菜)」が咲いています。花が「タンポポ(蒲公英)」に似ている所から、「タンポポモドキ(蒲公英擬)」という別名を持ちます。タンポポの茎は、太めで細毛がありますが、ブタナの茎は、無毛で長く、ひょろひょろとした感じがします。
May/18/2014
「キモッコウバラ(黄木香薔薇)」が満開です。クリーム色の優しい花色で、葉も緑が濃くなく、美しいですね。白花種もあります。一重咲きもあるそうなのですが、残念なことに未見です。ツル性のバラですが刺(とげ)はなく、扱いやすいのですが伸びが速い、とお隣の方がおっしゃっていました。
Apr/27/2014
「ハルジオン(春紫苑, 春紫菀)」が咲いています。花の色は白からピンクです。間もなく、良く似た「
ヒメジョオン(姫女苑, 姫女菀)」も咲き始めます。全体の印象が良く似ている上に、咲く季節が重なることから、区別が難しいことで良く知られていますが、葉腋(ようえき、葉のつけ根)を見れば区別できますので、是非お試しください。「
ハルジオンの葉腋」「
ヒメジョオンの葉腋」です。蛇足ですが、「ハルジオン」は「紫苑」で、「ジョオン」とは呼びません。一方「ヒメジョオン」は「女苑」で、「ジオン」とは呼びません。
Apr/20/2014
「ボタン(牡丹)」が咲き始めました。「百花の中の王」の意味から「カオウ(花王)」とも呼ばれ、大輪で豪華な感じのする花です。似た花に「
シャクヤク(芍薬)」があります。どちらも同じボタン科ボタン属ですが、「ボタン」は木本、「シャクヤク」は草本です。
Apr/13/2014
「ジンチョウゲ(沈丁花)」です。甘い感じの良い香りがします。離れていても鼻に届くほどですよ。肉厚の可愛らしい花です。
Mar/30/2014
「スイセン 'ティタティト' (水仙, 'ティタティト')」です。二色の黄色が、何とも素晴らしいですね。「Tête-à-tête」はフランス語で、「ひそひそ話」「二人だけの内緒話」などを意味する言葉で、うつむき加減に口を細めて咲く姿は、なるほど、ですね。
Mar/23/2014
「オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)」です。青色の可愛らしい花です。「
イヌノフグリ(犬の陰嚢)」に似ていて少し大きいことから名付けられました。が、それにしても、「フグリ」とは、可哀相な名前ですね。
Mar/16/2014
「アセビ(馬酔木)」の花が咲いていました。「スズラン」のような可愛らしい花ですが、花も葉も枝も有毒で、「馬」がこれを食べると痺れて「酔」ったようにふらつく「木」、ということから「馬酔木」という字が当てられています。
Feb/23/2014
「オウバイ(黄梅)」の花が咲き始めました。冬の終わりから春先にかけて暖かそうな黄色の花を咲かせます。ふと、寒さも和らぎますね。「ウメ」の名が付きますが、バラ科の「梅」とは違って、モクセイ科に属します。花が「ウメ」に似ていることからの名のようです。
Feb/2/2014
「ビワ(枇杷)」の花です。花は五弁の白色ですが、萼が茶色で、遠くからはクリーム色や茶色っぽく見えます。収穫は春の終わり頃から初夏にかけてです。楽しみですね。
Jan/18/2014
近くの公園で「オトメツバキ(乙女椿)」が咲いていました。見事な程に端正な形で、心温まる美しい色の花です。年末頃から咲き始めます。
Jan/12/2014
「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」が咲き始めています。寒さが厳しい季節に、暖かな色合いの花を咲かせます。「
ロウバイ(蝋梅」は花びらの中央部分が暗褐色ですが、「ソシンロウバイ」は花全体が黄色です。そのために「ソシン」の名が付きました。「ロウバイ」は「蝋細工のような感じのするウメに似た花」の意味です。