Excel2000以降でしたら動作しますが、それ以前のExcelでは、動かないと思います。
ISO9001品質マネジメントシステム2000年度版に基づいた内部監査に関する記録を作成します。
はじめにファイルを準備します。
- 上の[download]ボタンを押して、ファイルをブウンロードします。
- ファイルを任意の場所に解凍します。
「ISO9001内部監査.xls」というファイルが作成されます。
ファイルはどこにあっても構いません。ただ、基本的には、複数人が協同して作業しますので、ネットワーク上の共有フォルダがお勧めです。
- ファイルを開き、『内部監査委員』『役割分担表』にデータを入力し、保存します。(このブックがオリジナルとなります)
- 次に、このオリジナルブック(ISO9001内部監査.xls)を複写しながら、必要な部門のブックをそれぞれ作成します。(一部門一ブックとなります)
ここまでは、多分、内部監査統括チーム(仮称、内部監査を管理統括する内部監査委員長直属の組織)の作業になると思います。
さて、内部監査の実施要領が決まりましたら、以下の手順で作業を進めます。
- 監査チームリーダーは、自分が担当する部門の(ISO9001内部監査_部門名.xls)を開き、『使い方』シートに「実施年月」「監査部門」「(監査)チームリーダー」「(監査)チームメンバー」を入力します。
- 次に、『内部監査委員』シートを開き、「監査方針(これは内部監査統括チームなどが部門共通で入力しておいた方が良いかもしれません)」「前回監査のフォローアップ及び重点審査事項」を入力します。
- 必要であれば、監査チームメンバーの確認を得て、プリントし捺印して管理責任者の承認を受けます。
- 同時に、『チェックリスト』シートにチェック内容を入力します。
これはチーム全体で相談しながら進めることをお勧めします。
これで内部監査の準備が整いました。
内部監査の実施後は、以下のような作業があります。
- 『チェックリスト』シートに「評価」「実施状況」「監査チームの見解」を入力していきます。
- 入力が終わりましたら、メニューから[内部監査報告書作成]を実行します。
- 『チェックリスト』シートの「評価」に従い、自動的に『内部監査報告書』を作成します。
- 出来上がった『内部監査報告書』をプリントし捺印して、被監査部門長に提出し、確認の上、捺印を受けます。
- 更に、管理責任者の承認を受けます。
これで一通りは終わりです。
ただ、内部監査の結果、欠点(重欠点×・軽欠点▲)があった場合は、以下のような作業があります。
- 『チェックリスト』シートのメニューから[是正処置要求書発行]を実行します。
- 『チェックリスト』シートの「評価」が重欠点×・軽欠点▲の事項について、自動的に『是正処置要求書』を発行します。
- 被監査部門長に『是正処置要求書』を発行した旨を伝え、「不適合の原因・応急処置の内容」「是正処置の内容及び是正処置の実施結果」を入力するよう指示します。
- 入力後、実際に是正処置が行われているかどうかフォローアップを実施します。
- その結果を「フォローアップ」に入力し、プリントし捺印して、管理責任者の承認を受けます。
これで内部監査の作業は全て終わりです。
詳しい使い方は、『使い方』シートをご覧ください。