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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 骨部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 骨部] [部首索引]


骨10+0=総画数10 U+9AA8 [コツ、コチ/ほね]
◆脊椎(セキツイ)動物の体の内側にあって、体の各組織の位置や形を支え、保ち、また保護する役目を担う堅い組織
◆人の芯シンを貫いているもの、人となり、人としての品位や気質
◆物事の内側にあって全体を支えると同時に、その位置や形を保つ役目をするもの
◆[日](堅く丈夫な骨が折れてしまうほどの)大変な苦労
◆ほね、ほねへん、部首名
筆順
骨10+人2=総画数12 U+50A6 [未詳/]
◆未詳「【增修互注禮部韻略:卷五:汩】亂也没也又治也書有汩作篇亦作倔傦」
骨10+口3=総画数13 U+55D7 [オツ、オチ、コツ、コチ/]
◆飲み込む時に出る咽(のど)の音、同「𣢯」
◆「嗗呐コツトツ」、声また言葉が(すらすらと)出てこないさま(出せないさま)「【廣韻:入聲:薛第十七:呐:呐】嗗呐聲不出」
◆音写字(音オンを表す漢字)「【懺法大觀:卷二:金光神咒】…啼㗶哽𠷈 {⿰口旭}{⿰口順}噒嗗…」
骨10+尢3=総画数13 U+5C33 [コツ、コチ/] 𡰊𩨔
◆膝(ひざ)の病気、同「㾶」「【說文解字:尣部:尳】厀病也」「【龍龕手鑑:卷一:尤部第三十一:尳】脒骨也」「【康熙字典:寅集上:尢部:尳】《聲類》骨差也」
𡰊骨10+尢4=総画数14 U+21C0A [コツ、コチ/] 尳𩨔
◆膝(ひざ)の病気、同「㾶」「【說文解字:尣部:尳】厀病也」「【龍龕手鑑:卷一:尤部第三十一:尳】脒骨也」「【康熙字典:寅集上:尢部:尳】《聲類》骨差也」
𡻋骨10+山3=総画数13 U+21ECB [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:午集下:穴部:窟】…《六書音義》亦作堀𡻋𢷈」
◆未詳「【蜀中廣記:卷三十一:邊防記第一】…月𡻋率寧人之有…(人名か?)
骨10+心3=総画数13 U+6132 [コツ、コチ/]
◆様々(さまざま)な思いが入り乱れる「【玉篇:卷八:心部第八十七:愲】古忽切憂也慮也悶也心亂也」
◆「結愲ケツコツ」、様々な思いが募(つの)って晴れないさま
骨10+手3=総画数13 U+6430 [コツ、ゴチ/]
◆掘る、掘り出す、埋まっているものを掘って取り出す「【國語:吳語】…夫諺曰:『狐埋之而狐搰之是以無成功(埋藏搰發也)…」
◆「搰搰コツコツ」、せっせと働くさま、骨を折るさま「【南華真經:莊子外篇:天地】…搰搰然用力甚多而見功寡…」
◆乱す、掻(か)き乱す、掻き回す
𦞽骨10+月(肉)4=総画数14 U+267BD [イ、セキ、シャク/]
◆胃(い)、食道と腸の間にある消化器官、同「胃」
骨10+木4=総画数14 U+69BE [コツ、コチ/ほた]
◆ほた、火に焼(く)べる木の切れ端、木端(こっぱ)、「榾柮コツトツ」
◆「枸榾クコツ」、ヤバネヒイラギモチ(矢羽根柊黐・矢羽柊黐)、モチノキ科モチノキ属の木 {ヤバネヒイラギモチ}
筆順
骨10+水3=総画数13 U+6ED1 [カツ、ゲチ、コツ、コチ/すべ・る、なめ・らか、ぬめ・る]
◆凹凸がなくつるつるしている、すべすべしている、ざらざらとしていない
◆狡(ずる)い、すばしこい(すばしっこい)、するりと身を躱(かわ)してうまく逃(のが)れる、狡賢(ずるがしこ)い、「狡猾コウカツ」、同「狡獪コウカイ」、同「猾」
◆乱す、掻(か)き乱す、ごちゃごちゃさせる、同「猾」
◆「滑稽コッケイ」◇流れるようによく喋(しゃべ)る◇面白おかしいさま
◆「滑石カッセキ」、薬として利用される鉱物、英名タルクtalc、同「磆石」
筆順
骨10+犬3=総画数13 U+733E [カツ、ゲチ/]
◆狡(ずる)い、するりと身を躱(かわ)してうまく逃(のが)れる、同「滑」、「狡猾コウカツ」
◆乱す、掻(か)き乱す、ごちゃごちゃさせる、同「滑」
筆順
骨10+疒3=総画数13 U+3FB6 [コツ、コチ/]
◆膝(ひざ)の病気、同「尳」
骨10+石5=総画数15 U+78C6 [カツ、ゲチ、カチ/]
◆「磆石・滑石カッセキ」、薬として利用される鉱物、英名タルクtalc
筆順
𥛔骨10+示4=総画数14 U+256D4 [カ、ガ/わざわい] 禍禍祸𥚽𥚟𧙹𥚍𥙯𥚁𥚣䄀
◆(神の祟りによってもたらされる)良くない出来事、思い掛けない災い
◆良くないことに出会う、良くないことが起きる、災厄サイヤク(災難)に見舞われる
骨10+糸6=総画数16 U+7E0E [コツ、コチ/] 𦈔
◆固(かた)く縛(しば)られてなかなか解(と)けない、囚(とら)われてそこから抜け出せない、「結縎ケツコツ」「【楚辭補注:卷一:哀郢】心鬱鬱之憂思兮(哀憤結縎慮煩冤也…)」
𦈔骨10+糸3=総画数13 U+26214 [コツ、コチ/]
◆固(かた)く縛(しば)られてなかなか解(と)けない、囚(とら)われてそこから抜け出せない、「結縎ケツコツ」「【楚辭補注:卷一:哀郢】心鬱鬱之憂思兮(哀憤結縎慮煩冤也…)」
骨10+艸3=総画数13 U+84C7 [コツ、コチ/]
◆「蓇蓉コツヨウ」、草名、花は黒く実が成らないという「【山海經:西山經】嶓冡之山…有草焉其葉如蕙(蕙香草蘭属也或以為薫葉失之音恵)其本如桔梗(本根也)黑華而不實名曰蓇蓉(…)食之使人無子(「嶓冢ハチョウ」は甘粛省南東部の山名、「蕙」はラン科シュンラン属の草)
◆「蓇葖コツトツ(골돌コルドル[韓])」◇袋果タイカ、種子を包み込む袋状の果実、マツブサ科シキミ属のシキミ(樒・梻)やボタン科ボタン属のシャクヤク(芍薬)などの果実 {シキミ} {シャクヤク}◇蕾(つぼみ)
骨10+虫6=総画数16 U+8796 [カツ/]
◆「螖蠌カツタク」、小形の巻貝の一種、海辺に棲息セイソクし空いた殻を探して棲(す)むという
◆「蟛螖ホウカツ」、イワガニ(岩蟹)やベンケイガニ(弁慶蟹)などの小形のカニ(蟹)、別名「蟛蜞ホウキ」
𧜓骨10+衣5=総画数15 U+27713 [カ、ガ/]
◆俗「禍(𥛔)」
𧳸骨10+豸7=総画数17 U+27CF8 [コツ、コチ/]
◆「𧳸豽コツドツ」、突厥トッケツ(中国西方・西北方にあった国)でみられるという獣の名、姿はキツネ(狐)に似て大きく尾が長いという「【康熙字典:酉集中:豸部:貀】𨻰藏器曰骨豽獸出西方突厥國似狐而大長尾」
◆「𧳸貀コツドツ」、獣名、未詳、「𧳸豽」の異名か?
𨉦骨10+身7=総画数17 U+28266 [テイ、タイ/からだ] 体體𩪆骵軆躰
◆頭から足の先までの全身、ものの全部、ものの主要な部分、またその姿形や様子、「身体シンタイ(体、肉体)」「本体ホンタイ(ものの本当の姿、ものの中心的部分)」
◆ものを構成する部分、個々の部分の形や配置・位置関係、個々の部分が組み合わさって出来上がった全体の形や様子、形式、「四体シタイ(両手足)」「合体ガッタイ(個々の部分が纏まり一つになること)」「体裁テイサイ(ものの外観)」
𨍾骨10+車7=総画数17 U+2837E [シュウ、ジュウ/] 輯辑𨎵𨌖𨍣
◆輿(こし)、車台の上の人が乗る箱形の部分
◆いろいろな材料や資料を集める、収集する、また集めて整理する、また集めて纏(まと)める、「編輯ヘンシュウ」
◆睦(むつ)まじいさま、和(なご)やかなさま、「輯睦シュウボク」
𨪷骨10+金8=総画数18 U+28AB7 [コツ、コチ/]
◆「𨪷䤪コツタ」、武器の一種で重い斧や鉞(まさかり)の類
𩀜骨10+隹8=総画数18 U+2901C [チョウ/]
◆ミサゴ(鶚、ミサゴ科の鳥)の類
骨10+頁9=総画数19 U+985D [コツ、コチ、カイ、ケ/]
◆頭が大きいさま
◆醜いさま「【廣雅:卷二:釋詁】仳(鼻之)倠(許惟)娸(欺)婄(陪)儓(臺)𧟱(蒲北)䫪(爽又差丈反)䫂(丁可)噅(欽危)䑏(㩲)𦝢(逵)頦(該)顝(苦沒)䫏(欺)醜也」
◆独(ひと)りであるさま「【後漢書:卷八十九:張衡列傳】…顝羈旅而無友兮余安能乎留茲(顝独也…)」
骨10+食8=総画数18 U+9936 [コツ、コチ/]
◆「餶飿コツトツ」、餃子(ぎょうざ)やワンタン(餛飩・雲呑)などに似た食べ物で、餡アンを皮で包んだもの
骨10+食3=総画数13 U+9989 [コツ、コチ/]
◆「馉饳コツトツ」、餃子(ぎょうざ)やワンタン(餛飩・雲呑)などに似た食べ物で、餡アンを皮で包んだもの
骨10+馬10=総画数20 U+4BA9 [コツ、コチ/]
◆「䮩𩢎コツトツ」、獣名、未詳「【玉篇:卷二十三:馬部第三百五十七:䮩】古忽切䮩𩢎獸出北海」「【廣博物志:卷四十八:鳥獸五】䮩𩢎野馬也出北海形似鹿蜀(說文)」
𩪆骨10+骨10=総画数20 U+29A86 [テイ、タイ/からだ] 体體骵軆𨉦躰
◆頭から足の先までの全身、ものの全部、ものの主要な部分、またその姿形や様子、「身体シンタイ(体、肉体)」「本体ホンタイ(ものの本当の姿、ものの中心的部分)」
◆ものを構成する部分、個々の部分の形や配置・位置関係、個々の部分が組み合わさって出来上がった全体の形や様子、形式、「四体シタイ(両手足)」「合体ガッタイ(個々の部分が纏まり一つになること)」「体裁テイサイ(ものの外観)」
骨10+魚11=総画数21 U+4C7B [カツ、ゲチ/]
◆未詳、姿は魚で鳥のような翼があり、これが現れると大旱魃カンバツに見舞われるという「【山海經:東山經】…子桐之水出焉而西流注于餘如之澤其中多䱻魚(音滑)其狀如魚而鳥翼出入有光其音如鴛鴦見則天下大旱…」
◆ニゴイ(似鯉)、コイ科ニゴイ属の魚
骨9+鳥5=総画数14 U+9E58 [コツ、コチ/]
◆ハヤブサ(隼)、ハヤブサ科の鳥、同「𩾥」
◆「鹘鸼・鹘嘲コツチョウ」「鹘鳩コツキュウ」、鳥名、未詳、姿はサンジャク(山鵲、カラス科サンジャク属の鳥)に似て尾は短いという、同「鶌鳩クツキュウ」「𪈭鷜ランル」「【爾雅註疏:釋鳥】鶌鳩鶻鵃(《注》似山鵲而小短尾靑黑色多聲…《疏》…杜注云鶻鳩鶻鵃也…)」
骨10+鳥11=総画数21 U+9DBB [コツ、コチ/]
◆ハヤブサ(隼)、ハヤブサ科の鳥、同「𩾥」
◆「鶻鵃・鶻嘲コツチョウ」「鶻鳩コツキュウ」、鳥名、未詳、姿はサンジャク(山鵲、カラス科サンジャク属の鳥)に似て尾は短いという、同「鶌鳩クツキュウ」「𪈭鷜ランル」「【爾雅註疏:釋鳥】鶌鳩鶻鵃(《注》似山鵲而小短尾靑黑色多聲…《疏》…杜注云鶻鳩鶻鵃也…)」
筆順
𪄥骨10+鳥11=総画数21 U+2A125 [未詳/]
◆未詳
注解:「鶻」の異体字か?
骨10+齒15=総画数25 U+4DA4 [カツ、ゲチ/] 𩪲
◆骨を齧(かじ)る音
骨10+4=総画数14 U+4BC9 [オツ、オチ/] 𡁌
◆物が咽イン(のど)に閊(つか)える、咽(むせ)る、噎(むせ)る
𡁌䯉14+口3=総画数17 U+2104C [オツ、オチ/]
◆物が咽イン(のど)に閊(つか)える、咽(むせ)る、噎(むせ)る
骨10+6=総画数16 U+9AB9 [コウ、キョウ/] 𩨟
◆脛(すね、膝から足首までの部分)、また脛骨の足首近くの細くなった部分、同「跤」「𨃤」「踍」
◆ものの先端(他と接合する部分)の細くなったところ
◆音が出るように工夫した鏃(やじり、矢の先端部分)、鏑(かぶら)、鏑矢(かぶらや)、鳴鏑(メイテキ、なりかぶら)、同「髐」「髇」
骹16+竹6=総画数22 U+4270 [コウ、キョウ/] 𥰹𥳴
◆竹を縒(よ)って作った縄、同「筊」
◆小形の簫ショウ(竹製の縦笛)、同「筊」
◆筍(たけのこ)
骹16+艸3=総画数19 U+4567 [コウ、キョウ/]
◆真菰筍(まこもたたけ)、マコモ(真菰)の肥大化した茎、食用とする {マコモ}
◆ハス(蓮)の根茎、蓮根レンコン(はすね) {ハス}
◆筍(たけのこ)、竹の若芽
𩪏骨10+11=総画数21 U+29A8F [スイ、ズイ/] 髓髄𩪷𩪦𩪄䯝
◆骨や植物の茎などの芯シンの柔らかい部分
◆物事の内部(中心)にあるもの、物事の最も重要なもの、本質、核心
𧅢𩪏21+艸3=総画数24 U+27162 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:申集:艸部:𧅢】羊捶切音委草木花初出也見海篇大成〇案與𧄙爲一字」
骨10+13=総画数23 U+9AD3 [スイ、ズイ/] 髄𩪷𩪦𩪄䯝𩪏
◆骨や植物の茎などの芯シンの柔らかい部分
◆物事の内部(中心)にあるもの、物事の最も重要なもの、本質、核心
筆順
𤅵髓23+水3=総画数26 U+24175 [未詳/]
◆未詳「【學古緒言:卷十九:王伯深配陸氏哀辭】…恪共明禋滫𤅵之滑兮…(「滫𤅵」は「【禮記注疏(禮記正義):卷二十七:內則】…滫瀡以滑之脂膏以膏之(謂用調和飲食也…)」の「滫瀡」と思われる、「瀡」を参照)


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