Dec/22/2019
「ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)」です。この花は、花期が長く、春頃から咲き始め、まだまだ元気です。濃いピンク色から白色の、金平糖のような形をした花が可愛らしいですね。とても繁殖力が旺盛で、地面を這うように広がります。葉には暗褐色の模様が入り、秋には見事に紅葉します。派手さはありませんが、ほぼ一年中楽しめる花です。
Dec/8/2019
「キク(菊)」です。めっきりと花の種類が少なくなる季節になりましたが、この程度はへいちゃらと、「キク」はとても元気。寒い季節に元気がもらえる花です。
Nov/24/2019
「ヒイラギ(柊,疼木)」です。濃い緑色の葉と小さく白い四弁花が印象的です。葉には鋭い鋸歯(葉の縁のギザギザ)があり、この鋸歯で傷を追うと疼(うず)くことから「疼木」という漢字が当てられています。以前は、このトゲトゲが魔除けになるということから、家の入口の外側に飾られました。
Nov/3/2019
「ツワブキ(石蕗)」です。花径が5cm程の鮮やかな黄色の花です。葉はハート形で、「フキ(蕗)」に似ていて、「艶(つや)」があり、そこから「ツヤ」「フキ」、「ツワブキ」、になったといわれます。若い葉柄は食用になり、根は腫物・湿疹などの薬用になるそうです。
Oct/20/2019
「キンモクセイ(金木犀)」が咲き始めました。甘い香りが届いてきます。一つ一つの花径は5mm程ですが、密集して咲きますので、よく目立ちます。「キンモクセイ」はオレンジ色の花で、他にクリーム色の「
ウスギモクセイ(薄黄木犀)」や白花の「ギンモクセイ(銀木犀)」があります。香りは「キンモクセイ」が一番強いように思います、気のせいでしょうか、・・・。
Oct/6/2019
「アキノノゲシ(秋の野芥子)」です。花径は2cm程、草丈は1-1.5m程にもなります。優しい淡黄色の花で、とても可愛らしいです。寒さが厳しくなり始める頃まで、まだ暫く楽しむことができます。ただ、繁殖力が旺盛で、嫌われることもあるかもしれません。
Sep/22/2019
「タマスダレ(玉簾, 珠簾)」です。純白の六弁花、花径は5cm程、花弁の基部は黄色と黄緑、蕊(しべ)は黄色、棒状の葉は緑色、端正で大変美しい花です。以前から「玉簾」の名の由来を知りたいと思っているのですが、諸説あって、どうもよく分かりません。ただ、由来は知らなくとも、十分に楽しむことはできますから、宿題としておくことにしましょう。
Sep/8/2019
「マメアサガオ(豆朝顔)」です。英名も「pitted morningglory」、「小さな」「アサガオ」、名前の通り、1cm程の小さな花です。夏の終わりごろから秋にかけて、フェンスや他の植物に絡みつきながら、幾つもの白い花を咲かせます。小さいですが、とても端整な五角形をしています。繁殖力が旺盛なようで、或いは厄介者かもしれませんが、何ともいとおしい感じがします。夕方には花が萎んでしまいますので、是非日中にご覧ください。
Aug/25/2019
「マルバアサガオ(丸葉朝顔)」です。葉がハート形であることから「マルバ」の名が付きました。茎は茶褐色、花は5cm程、園芸種の「アサガオ(朝顔)」に比べてやや小ぶりです。写真のような深い青紫色の他に、赤紫色や紅色などもあります。白花もあるそうですが未見で、是非見てみたいですね。赤紫色の花や葉は「
マルバアサガオ(丸葉朝顔)」をご覧ください。
Aug/11/2019
「オオアレチノギク(大荒地野菊)」です。1.5-2m程にもなる背の高い植物ですが、花は小さく5mm程です。直立した茎の先から放射状に花柄が伸び、その先に花を咲かせます。花は白い頭状花、初めの頃は、いつ咲くか、いつ咲くか、・・・と、咲くのを待っていたことがありました。が、これ以上は咲きません。今でも苦笑いしてしまう(情けない、でも良い)思い出です。よく似た「
アレチノギク(荒地野菊)」があります。背丈で区別するのが分かりやすいと思います。こちらは草丈が50cm程です。
Jul/28/2019
「ミソハギ(禊萩)」です。直立する茎に沿って濃いピンクの花を咲かせます。草丈は50cm、或いはもう少し高くなります。花は1cm程。盂蘭盆会(うらぼんえ、7月13日~15日、多少違う場合があります)に仏前に供えられる花ということから、ショウリョウバナ(精霊花)・ボンバナ(盆花)などの別名があります。今が見頃です。
Jul/14/2019
「ノウゼンカズラ(凌霄花)」です。蔓性で、木やフェンスなどに絡みつきながら上に上に伸び、7-8cm程の濃いオレンジ色の花をいっぱいに咲かせます。夏の花、という感じですね。これから暑い夏にかけて、長い間楽しめます。
Jun/30/2019
「ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)」です。ピンクと白のお椀型の可愛らしい花です。花径は5cm前後で、草丈は30-40cmでしょうか。「
ツキミソウ(月見草)」など、アカバナ科マツヨイグサ属の多くは、夕方から花を開き、朝には凋(しぼ)んでしまいますが、この「ヒルザキツキミソウ」は、名前の通り日中に花を開かせます。
Jun/16/2019
May/26/2019
May/12/2019
「キバナフジ(黄花藤)」です。別名を「キングサリ(金鎖)」といい、この方が一般的かもしれません。鮮やかな黄色の花で、今が盛りです。「
フジ(藤)」と同じマメ科に属します。
Apr/28/2019
「ノミノツヅリ(蚤の綴り)」です。ノミ(蚤)という名の通り、3-5mm程の大変小さな花です。でも、真っ白で、美しい形の五弁花、・・・とても可愛らしい。近くの道端に咲いています。
Apr/14/2019
「セイヨウアブラナ(西洋油菜)」です。「ナノハナ(菜の花)」の方が一般的でしょうか。通常は、「アブラナ」の花を「ナノハナ」と呼びます。「アブラナ」は、油(あぶら)が採れることから「油」「菜」という名になり、その「アブラナ」の種から採れる油を「菜」「種」「油」、その花を「菜」の「花」ということになりました。黄色い花は春に似合いますね。
Mar/31/2019
「ソメイヨシノ(染井吉野)」が咲き始めました。近くの多摩川沿いの土手では、2.5kmにわたって、このサクラが並び咲きます。今はまだ咲き始めですが、満開ともなると、それは圧巻です。来週が楽しみです。
Mar/17/2019
「アセビ(馬酔木)」です。可愛らしいスズランのような花を咲かせます。白花やピンクなどもあります。花も葉も枝も有毒で、漢名の「馬酔木」は、「馬」がこれを食べると痺れて「酔」ったようにふらつくということからの名だそうです。
Mar/3/2019
「ノボロギク(野襤褸菊)」が咲いていました。きれいな黄色の花で、なんとも可愛らしいですね。この花には、忘れられない思い出があります。花の写真を撮り始めた頃(20年以上前のことです)、この花を見つけましたが、もう少し待って、花がしっかり開いてから撮ることにしようと、その時は素通りしました。暫くして撮りに行ったところ、すっかり綿毛になっていました!! 花は、もうこれ以上開かない・・・!! そのことが、今でも忘れられません。この花を見る度に、思い出しては、苦笑いしてしまいます。
Feb/17/2019
暫く前から「スイセン(水仙)」が咲き始めています。可愛らしい花ですね。黄色い椀状の部分を、
副花冠(ふくかかん)、或いは副冠(ふくかん)といいます。また、このような花の付き方を、
房咲き(ふさざき)と呼びます。
Feb/3/2019
近くの「ウメ(梅)」が満開です。今年は幾らか気温が高いせいか、少し早いような気がします。とても良い香りが漂っています。そういえば、近くでは八重咲の種が殆どです。華やかで、見ごたえもありますから、人気なのでしょう。ただ、五弁の清楚な種も、捨てがたいのですが、・・・。まだ暫くは寒さが続きますが、「遠からず春」を感じさせてくれますね。
Jan/20/2019
「フユシラズ(冬知らず)」です。秋から冬にかけて、花径2cm程のオレンジ色の花です。寒い季節には貴重な花ですね。「ヒメキンセンカ(姫金盞花)
Calendula arvensis」の園芸種ともいわれますが、よく分かりません。ご存知でしたら、是非ご教授ください。
Jan/6/2019
「トウネズミモチ(唐鼠黐))」の実です。春の終わりごろから初夏にかけて、白い小さな花を咲かせます。秋になると、豆のような形の実が成り、始めは緑色ですが、次第にくすんできて、この季節には真っ黒になります。この黒い実が、鼠の糞に似ていることからの名のだそうです。