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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 方部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

「漢字林(非部首部別) 方部] [部首索引]


𤙗
方4+0=総画数4 U+65B9
音読: ホウ[漢呉]
訓読: かた
◆四角、四角いさま、角(かど)が直角になっているさま、「方形ホウケイ」
◆数学で二つの数を掛け合わせた数(正方形・長方形の一つの角を成す二辺を掛け合わせた数)=面積、「平方ヘイホウ」
◆(曲がることなく)まっすぐな、正しい、「方正ホウセイ」
◆前後・左右・上下などの向き、向かう先、向かう側、「方向ホウコウ」「四方シホウ」「方面ホウメン」
◆(中心となる場所から見て)向こうにある土地、「地方チホウ」「方言ホウゲン」
◆あるところに向かう手立て、何かを行うための手段、技(わざ)、術(すべ)、「方法ホウホウ」
◆他のものと比べる、「比方ヒホウ」
◆今、たった今、ちょうど今
◆[日]ほう、ほうへん、かたへん、部首名
筆順
仿
人2+4=総画数6 U+4EFF
音読: ①ホウ[漢呉]②ホウ[漢]、ボウ[呉]

◆倣(なら)う、似せる、真似る、同「倣」、「模仿モホウ」

◆「仿佛・方弗・彷彿・㧍拂・眆䀟・髣髴・髣𩭬ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで~のよう」「~にそっくり」の意
𠛍截𢧵𠃲
刀2+4=総画数6 U+206CD
音読: セツ[漢]、ゼチ[呉]
訓読: た・つ
◆断(た)ち切る、切り離す、同「擮」
◆(こちらと向こうとの間を行き来できないように)阻(はば)む、遮(さえぎ)る
◆はっきりと区切る

口3+4=総画数7 U+356B
音読: ホウ
◆「ふぁん」などの音を表す字「【東溟奏稿(テキスト版):卷之二:計開】…哈吻㕫吻…」
𡇅国國囶𡇏𡇕囻𡇎𡆻𡆿𡈑㕵𢦾𤦂𢧌䆐
囗3+4=総画数7 U+211C5
音読: コク[漢呉]
訓読: くに
◆主権者の支配が及ぶ範囲、土地や人や政治体制などを含む概念で古くは君主から与えられた領地、「王(権力者)の勢力が及ぶ範囲(囗)」の意

土3+4=総画数7 U+574A
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆市街を区画クカクする道、街巷ガイコウ、里巷リコウ
◆市街の道で区切られた区画
◆住まい、住居、同「房」「𠩝」
◆防(ふせ)ぐ、遮(さえぎ)る、同「防」
◆[日]僧侶ソウリョ、「坊主(ぼうず)」
◆[日]男児を親しんで呼ぶ語、「坊ちゃん」
◆[日]親しみ或いは嘲(あざけ)りを込めて「~な人」
筆順

女3+4=総画数7 U+59A8
音読: ホウ[漢呉]、ボウ[慣]
訓読: さまた・げる
◆行(ゆ)く手を阻(はば)む、遮(さえぎ)る
◆差し支(つ)える、支障や問題になるものがある、「不妨フホウ(差し支えない、~しても問題ない)」
筆順
旁㫄𣃟𣃙
宀3+4=総画数7 U+3751
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: つくり
◆(中心となるものの、主となるものの)右や左に(或いは両側に)ぴったりと寄り付いているさま
◆すぐ傍そば、傍(かたわ)ら、脇(わき)、同「傍」
◆(左右に、四方に)伸びる、広がる
𢎷𢐊
弓3+4=総画数7 U+223B7
音読: ホウ、ボウ
◆未詳「【玉篇:卷十七:弓部第二百五十八:𢐊】平忙切弦急」

彳3+4=総画数7 U+5F77
音読: ホウ[漢呉]、ボウ[呉]
◆あてもなく歩き回る、「彷徨ホウコウ」「彷徉ホウヨウ」
◆「彷彿・方弗・仿佛・㧍拂・眆䀟・髣髴・髣𩭬ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで~のよう」「~にそっくり」の意
筆順

心3+4=総画数7 U+3903
音読: ホウ、ボウ
◆嫌(きら)う、嫌って避ける
𢨲
戸4+4=総画数8 U+623F
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: ふさ
◆主屋(おもや、中庭を囲むように建てられた住居の北側の建物、正房、家主の住居)の左右(東西)両側に張り出すように建てられた部屋、「耳房ジボウ」 {四合院}
◆部屋、室シツ、「房間ボウカン」「閨房ケイボウ(寝室)」
◆人の住む家、住まい、住居、「房屋ボウオク」「厢房ショウボウ(中庭の東西側の長男・次男の住居)」、同「坊」
◆二十八宿東方青龍セイリュウの第四宿 {二十八宿}
◆[日]多くの糸状・紐状のものの端(はし)を垂らしたもの
◆[日]多くの袋状・玉状のものを連ね垂れたもの、或いは固まり垂れるもの
◆[日]袋状のもの、ミカン類の袋や乳房(ちぶさ)など
筆順
𢨲
戸4+4=総画数8 U+22A32
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: ふさ
◆主屋(おもや、中庭を囲むように建てられた住居の北側の建物、正房、家主の住居)の左右(東西)両側に張り出すように建てられた部屋、「耳房ジボウ」 {四合院}
◆部屋、室シツ、「房間ボウカン」「閨房ケイボウ(寝室)」
◆人の住む家、住まい、住居、「房屋ボウオク」「厢房ショウボウ(中庭の東西側の長男・次男の住居)」、同「坊」
◆二十八宿東方青龍セイリュウの第四宿 {二十八宿}
◆[日]多くの糸状・紐状のものの端(はし)を垂らしたもの
◆[日]多くの袋状・玉状のものを連ね垂れたもの、或いは固まり垂れるもの
◆[日]袋状のもの、ミカン類の袋や乳房(ちぶさ)など

手3+4=総画数7 U+39CD
音読: ホウ
◆「㧍拂ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで~のよう」「~にそっくり」の意◇同「方弗・仿佛・彷彿・眆䀟・髣髴・髣𩭬」
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:搒㧍】相牽也」

攴4+4=総画数8 U+653E
音読: ホウ[漢呉]
訓読: はな・す、はな・つ、はな・れる、ほう・る
◆制限セイゲン・束縛ソクバク・拘束コウソクされ自由に動けない状態であったものを自由に動ける状態にする、制限・束縛・拘束を解(と)く、「開放カイホウ(閉じていたものを開け放つ、また広げる)」「放免ホウメン(罰を解き釈放すること)」
◆制限・束縛・拘束されることなく気儘(きまま)なさま、「放縦ホウジュウ(気ままなさま)」「放言ホウゲン(気兼ねすることなく言いたいことを言う)」
◆(制限・束縛・拘束が解かれ)四方に散る、散らす
◆置(お)く、置いておく
筆順

日4+4=総画数8 U+6609
音読: ホウ[漢呉]
◆太陽が昇り始める、光が満ち明るくなる
◆物事の始まり

日4+4=総画数8 U+6618
音読: ホウ[漢呉]
◆太陽が昇り始める、光が満ち明るくなる
◆物事の始まり

月(肉)4+4=総画数8 U+80AA
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆肉の脂(あぶら)
◆「脂肪シボウ」、脂の塊、脂身(あぶらみ)
筆順

木4+4=総画数8 U+678B
音読: ①ホウ[漢呉]②ヘイ[漢]、ヒョウ[呉]

◆断面が方形の木材、角材
◆「蘇枋スオウ・スホウ」、マメ科ジャケツイバラ属の木 {スオウ}

◆物を掬(すく)う杓子シャクシや匙(さじ)などの柄(え)、同「柄」
筆順
𣬵旄𣭅
毛4+4=総画数8 U+23B35
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆ヤクyak(チベット周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類)の尾で作った旗の先に付ける飾り、またその飾りの付いた旗
◆ヤクyak、チベット周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類、「犛牛・旄牛・牦牛ボウギュウ」
◆年老いた人、年老いて動作や判断が鈍(にぶ)いさま、同「耄」

水3+4=総画数7 U+6C78
音読: ホウ[漢呉]
◆「汸水ホウスイ」、川名、未詳、同「淓水」「【山海經:南山經】又東三百五十里曰箕尾之山其尾踆于東海多沙石汸水出焉而南流注于淯其中多白玉(「淯水」は河南省を源とする川の名)
◆「汸汸ホウホウ」、水が海のように限りなく広がっているさま

牛4+4=総画数8 U+7265
音読: ホウ[漢呉]
◆ラクダ(駱駝)、ラクダ科の哺乳類、「牥牛ホウギュウ」

瓦5+4=総画数9 U+74EC
音読: ホウ[漢呉]
◆陶製の容器、「瓬人ホウジン(陶製の器を作る職人)」、同「旊」

目5+4=総画数9 U+7706
音読: ホウ
◆倣(なら)う、似せる、真似る、同「倣」
◆は
◆はっきり見えないさま、はっきりと見分けがつかないさま
◆「眆䀟ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで~のよう」「~にそっくり」の意◇同「方弗・仿佛・彷彿・㧍拂・髣髴・髣𩭬」
𥛻𥛱
示5+4=総画数9 U+794A
音読: ホウ、ヒョウ
◆「廟内で行われる正式の祭礼が終わった後、廟外の廟門内で改めて行われる祭礼」「正式の祭礼の翌日に廟門外ので行われる祭礼」の二説あり、いずれも廟門の近くで行われるという「【禮記注疏(禮記正義):卷二十四考證】為祊乎外…疏曰凡祊有二種一是正祭之時既設祭於廟復求神於廟門之内二是明日繹祭之時設饌於廟門之西室禮器言為祊乎外以其稱外故」「【廣韻:下平聲:庚第十二:閍:祊】廟門傍祭」
◆琅邪ロウヤ(現山東省東南部から江蘇省東北部にかけての地)費ヒ(現山東省臨沂市費県)縣東南にあった古地名 {山東省}

糸6+4=総画数10 U+7D21
音読: ホウ[漢呉]、ボウ[慣]
訓読: つむ・ぐ
◆麻(あさ)や繭(まゆ)などから繊維を取り出し撚(よ)り合わせて糸にする
筆順

糸3+4=総画数7 U+7EBA
音読: ホウ[漢呉]、ボウ[慣]
訓読: つむ・ぐ
◆麻(あさ)や繭(まゆ)などから繊維を取り出し撚(よ)り合わせて糸にする
𦥤
臼6+4=総画数10 U+26964
◆未詳

舟6+4=総画数10 U+822B
音読: ホウ
訓読: もや・う
◆舟、船
◆方舟(はこぶね)、二艘ソウ(舟・船の数の単位)の舟を並べ互いに繋(つな)ぎ合わせた舟(船首が二つあるような形の舟)、同「航」
◆筏(いかだ)「【爾雅:釋言】舫泭也(《注》水中𥴖筏)」
◆[日]もや・う、舟を杭(くい)などに繋ぐ
筆順

艸3+4=総画数7 U+82B3
音読: ホウ[漢呉]
訓読: かんば・しい、かぐわ・しい、こう・ばしい
◆草花の良い香り
◆香(こう)ばしい、香(かぐわ)しい、同「香」
◆良い、素晴らしい、美しい、「芳聲ホウセイ(芳しい評判)」
◆人に対する敬称・美称
筆順

虫6+4=総画数10 U+8684
音読: ホウ[漢呉]
◆「虸蚄シホウ」、ヨトウガ(夜盗蛾)やアワヨトウ(粟夜盗)などのヤガ科の虫、幼虫はヨトウムシ(夜盗虫)と呼ばれ農作物などの植物を食い荒らす害虫
访𧪃
言7+4=総画数11 U+8A2A
音読: ホウ[漢呉]
訓読: たず・ねる、おとず・れる、おとな・う
◆あちこちに出向いて問う、尋(たず)ねる
◆(尋ねるために)出向く
◆[日]やって来る
筆順
访訪𧪃
言2+4=総画数6 U+8BBF
音読: ホウ[漢呉]
訓読: たず・ねる、おとず・れる、おとな・う
◆あちこちに出向いて問う、尋(たず)ねる
◆(尋ねるために)出向く
◆[日]やって来る

足7+4=総画数11 U+8DBD
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆脛(すね)が曲がる、脛が曲がっている馬
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:足部第十二:趽】今音方趼也又音傍脚脛曲也」

邑3+4=総画数7 U+90A1
音読: ホウ[漢呉]
◆「䦹邡・𨙩邡・什邡シュウホウ」、漢代(前202年~220年)に置かれた県名、現四川省徳陽市什邡市 {四川省}

金8+4=総画数12 U+9201
音読: ホウ[漢呉]
◆酒などを入れるための胴が膨らんだ方形の壺、同「鑍」 {食器(酒器 爵・鈁)}
◆煮炊き用の大きな鍋(なべ)の類、同「鑊」
◆フランシウムFrancium(Fr)、台湾では「鍅」、元素名 {フランシウム}

金5+4=総画数9 U+94AB
音読: ホウ[漢呉]
◆酒などを入れるための胴が膨らんだ方形の壺、同「鑍」 {食器(酒器 爵・鈁)}
◆煮炊き用の大きな鍋(なべ)の類、同「鑊」
◆フランシウムFrancium(Fr)、台湾では「鍅」、元素名 {フランシウム}
𨸂
門8+4=総画数12 U+958D
音読: ホウ、ヒョウ
◆宮中の門
◆廟(ビョウ、おたまや、みたまや)の門「【爾雅注疏:釋宮】閍謂之門(注詩曰祝祭於祊)…」
𨸂
門3+4=総画数7 U+28E02
音読: ホウ、ヒョウ
◆宮中の門
◆廟(ビョウ、おたまや、みたまや)の門「【爾雅注疏:釋宮】閍謂之門(注詩曰祝祭於祊)…」

阜3+4=総画数7 U+9632
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: ふせ・ぐ
◆堤(つつみ)、水が溢(あふ)れ出てくることがないように或いは流れを変えるために土や石などを高く盛って遮(さえぎ)る、「堤防テイボウ」
◆災害や危険などが及ばないように備(そな)える、備え守る
筆順
𨾔鴋䲱𪁢
隹8+4=総画数12 U+28F94
音読: ホウ[漢呉]、ボウ[呉]
◆沢(さわ、湿地)を好み人が近づくと飛び去らずに大きな声で鳴くという鳥、山林・沼沢の管理を担う古代の官名を「澤虞タクグ」といい、あたかもこの役人のようだということから「鳥」を加え「鸅鸆」と呼ばれ、沢地を守ろうとしているかのようだということから「護田鳥コテンチョウ」、沢地が恋しく離れたくないようだということから「婟澤コタク」の名がある、同「鶭」「【爾雅注疏:釋鳥】鶭澤虞(《疏》澤虞一名鶭郭云今婟澤鳥似水鴞蒼黑色常在澤中見人輒鳴喚不去有象主守之官因名云俗呼為護田鳥說文云婟嫪也聲類云婟嫪戀惜也以此鳥戀惜池澤見人不去因名婟澤鳥也)」
◆「鷝鴋ヒツホウ」、鳥名、未詳、顔は白く体は青いという「【廣韻:入聲:質第五:必:鷝】鷝鴋鳥名白面青色」
䨦𣃪
雨8+4=総画数12 U+96F1
音読: ホウ[漢呉]
◆雨や雪が一面に降るさま、雨や雪が激しく降るさま、同「霶」
𩓁䫨𩕀𩕣
頁9+7=総画数16 U+294C1
音読: ゴウ[漢呉]
◆頭が高いさま「【廣韻:下平聲:豪第六:敖:䫨】髙頭也」
𩨣
骨10+4=総画数14 U+29A23
音読: ホウ、ボウ
◆脂(あぶら)、同「肪」
𩭔𩬝
髟10+4=総画数14 U+9AE3
音読: ホウ[漢呉]
◆「髣髴・髣𩭬・方弗・仿佛・彷彿・㧍拂・眆䀟ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで~のよう」「~にそっくり」の意◇同「」
筆順
𩲌
鬼10+4=総画数14 U+29C8C
音読: ホウ
◆星名

魚11+4=総画数15 U+9B74
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆トガリヒラウオ、コイ科Megalobrama属の淡水魚、別名「団頭魴ダントウホウ」「武昌魚ブショウギョ」
◆「魴鮄ホウフツ」、ホウボウ(魴鮄・竹麦魚)、ホウボウ科・キホウボウ科・セミホウボウ科の海水魚
◆「海魴カイホウ」、マトウダイ(馬頭鯛)、マトウダイ科の魚
◆「紅魴コウホウ」、アカエイ(赤鱏・赤鱝)、アカエイ科の魚
◆「烏魴オホウ」、シマガツオ(島鰹・縞鰹)、シマガツオ科の魚
筆順

魚8+4=総画数12 U+9C82
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆トガリヒラウオ、コイ科Megalobrama属の淡水魚、別名「団頭鲂ダントウホウ」「武昌魚ブショウギョ」
◆「鲂鮄ホウフツ」、ホウボウ(魴鮄・竹麦魚)、ホウボウ科・キホウボウ科・セミホウボウ科の海水魚
◆「海鲂カイホウ」、マトウダイ(馬頭鯛)、マトウダイ科の魚
◆「紅鲂コウホウ」、アカエイ(赤鱏・赤鱝)、アカエイ科の魚
◆「烏鲂オホウ」、シマガツオ(島鰹・縞鰹)、シマガツオ科の魚
鴋𪁢𨾔
鳥11+4=総画数15 U+4CB1
音読: ホウ[漢呉]、ボウ[呉]
◆沢(さわ、湿地)を好み人が近づくと飛び去らずに大きな声で鳴くという鳥、山林・沼沢の管理を担う古代の官名を「澤虞タクグ」といい、あたかもこの役人のようだということから「鳥」を加え「鸅鸆」と呼ばれ、沢地を守ろうとしているかのようだということから「護田鳥コテンチョウ」、沢地が恋しく離れたくないようだということから「婟澤コタク」の名がある、同「鶭」「【爾雅注疏:釋鳥】鶭澤虞(《疏》澤虞一名鶭郭云今婟澤鳥似水鴞蒼黑色常在澤中見人輒鳴喚不去有象主守之官因名云俗呼為護田鳥說文云婟嫪也聲類云婟嫪戀惜也以此鳥戀惜池澤見人不去因名婟澤鳥也)」
◆「鷝鴋ヒツホウ」、鳥名、未詳、顔は白く体は青いという「【廣韻:入聲:質第五:必:鷝】鷝鴋鳥名白面青色」
䲱𪁢𨾔
鳥11+4=総画数15 U+9D0B
音読: ホウ[漢呉]、ボウ[呉]
◆沢(さわ、湿地)を好み人が近づくと飛び去らずに大きな声で鳴くという鳥、山林・沼沢の管理を担う古代の官名を「澤虞タクグ」といい、あたかもこの役人のようだということから「鳥」を加え「鸅鸆」と呼ばれ、沢地を守ろうとしているかのようだということから「護田鳥コテンチョウ」、沢地が恋しく離れたくないようだということから「婟澤コタク」の名がある、同「鶭」「【爾雅注疏:釋鳥】鶭澤虞(《疏》澤虞一名鶭郭云今婟澤鳥似水鴞蒼黑色常在澤中見人輒鳴喚不去有象主守之官因名云俗呼為護田鳥說文云婟嫪也聲類云婟嫪戀惜也以此鳥戀惜池澤見人不去因名婟澤鳥也)」
◆「鷝鴋ヒツホウ」、鳥名、未詳、顔は白く体は青いという「【廣韻:入聲:質第五:必:鷝】鷝鴋鳥名白面青色」
旁𣃟𣃙㝑
方4+4=総画数8 U+3AC4
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: つくり
◆(中心となるものの、主となるものの)右や左に(或いは両側に)ぴったりと寄り付いているさま
◆すぐ傍そば、傍(かたわ)ら、脇(わき)、同「傍」
◆(左右に、四方に)伸びる、広がる
𠊓
人2+8=総画数10 U+20293
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: かたわ・ら、そば
◆もののすぐ近くのところ、側(そば)、同「徬」「旁」
◆すぐ傍に付き添(そ)う、ぴったりと寄り添う、同「徬」「旁」
◆漢字の右側の部分、同「旁」、左は「扁」「偏」
𢔚
彳3+8=総画数11 U+2251A
音読: ホウ、ボウ
◆傍そば、傍(かたわ)ら、すぐ近く、同「傍」「旁」
◆すぐ傍に付き添(そ)う、ぴったりと寄り添う、同「傍」「旁」
◆「𢔚徨ホウコウ」、あてもなく歩き回る、同「彷徨」
𢮔搒挷
手3+8=総画数11 U+22B94
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆櫓ロや櫂(かい)で舟を漕(こ)ぐ、舟を漕ぐ棒を「榜」
◆棒で罪人を打ち叩く、罪人を打ち叩く棒を「榜」
𦜶膀𦜅
月(肉)4+8=総画数12 U+26736
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆体の中心から左右対称の位置にあって突き出たところ、人や獣類の左右の肩、鳥類の翼(つばさ)
◆尿ニョウ(小便)を一時溜(た)めておく袋状の器官、「膀胱ボウコウ」、(体の中心から左右対称の位置にあることから) {人体(内臓)}

木4+8=総画数12 U+3B84
音読: ①ホウ[漢]、ヒョウ[呉]、ボウ[慣]②ホウ[漢]、ビョウ[呉]、ボウ[慣]

◆(建物の正面入口上部や門の上部中央に掲げる)建物名や題目などを記した木の板(いた)、木の札(ふだ)、横長の額ガク、同「牓」
◆衆人シュウジン(多くの一般の人)に告示・告知するための立て札

◆舟を漕(こ)ぐための櫓ロや櫂(かい)、これを使って舟を漕ぐことを「搒」
◆罪人を打ち叩く棒、これを使って叩くことを「搒」
◆弓や弩ド(機械仕掛けの弓)の狂いや歪みを整えるための当て木、弓矯(ゆだめ)
𣶢滂𣹿
水3+8=総画数11 U+23DA2
音読: ホウ[漢呉]、ボウ[慣]
◆水が勢いよく涌(わ)き出るさま
◆雨が激しく降るさま、同「霶」
◆「淜𣶢ヒョウホウ」、風が(激しく)物に当たる音の形容、(勢いよく涌き上がる)水の音の形容
𤗒
片4+8=総画数12 U+245D2
音読: ホウ
◆(建物の正面入口上部や門の上部中央に掲げる)建物名や題目などを記した木の板(いた)、木の札(ふだ)、横長の額ガク、同「榜」
𥓯
石5+8=総画数13 U+254EF
音読: ホウ[漢呉]、ヒョウ[呉]
◆「ぽん」というような石が落ちる音(石がぶつかる音)の形容
◆「𥓯礴ホウハク」、大きく広がる、広く覆われる、隅々まで満ちる
◆ポンドpound、重量の単位
◆[日]ポンドpound、イギリスの通貨の単位
𦱘蒡𦾭
艸3+8=総画数11 U+26C58
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]、ボウ[慣]
◆草名、未詳、よく煮込むことで食することができるという「【爾雅注疏:釋草】蒡隱荵(《注》似蘇有毛今江東呼爲隱荵藏以爲葅亦可瀹食也)(「隱荵」は「蘟荵」であると思われるが未詳)
◆「牛𦱘ゴボウ」、キク科ゴボウ属の草、「牛蒡子ゴボウシ(ゴボウの種、乾燥させて生薬として利用される)」 {ゴボウ}
𧩂謗谤
言7+8=総画数15 U+27A42
音読: ホウ、ボウ
訓読: そし・る
◆人を悪く言う、悪意を持ってあれこれと言い立てる、悪口を言い広める
◆辱(はずかし)める、人の名誉を傷付ける
𩤐
馬10+8=総画数18 U+29910
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆馬が力強いさま、「𩤐𩤐ホウホウ(馬が力強く進むさま)」
攴部

方4+4=総画数8 U+65BC
音読: ヨ[漢]、オ[呉]、オ[漢]、ウ[呉]
訓読: お・いて、お・ける
◆~(場所)で(at)、~(場合)に(on、in)、同「于」
◆「ああ」「おう」などの感嘆の声、同「烏」「𥾪」「𤚶」「𣱏」「𤕘」「【集韻:卷二:平聲:模第十一:烏於𡗃𥾪】汪胡切說文孝鳥也孔子曰鳥𥃳呼也取其助氣故以為烏呼古作於𡗃𥾪亦姓」
◆簡「于」
筆順

乙1+8=総画数9 U+4E7B
音読: 늘ヌル[韓]
◆[韓]未詳

口3+8=総画数11 U+5539
音読: ヨ[漢]、オ[呉]
◆笑うさま
筆順
𡌧
土3+8=総画数11 U+21327
音読: ヨ、オ
◆水の底に沈殿チンデンして溜(た)まった泥など、浅くなって流れや船の行き来を妨(さまた)げるもの、同「淤」
𢛨
心3+8=総画数11 U+226E8
音読: ヨ、オ
◆未詳「【禪宗永嘉集:三乘漸次第七(CBETA 中華電子佛典協會)】順情則嬉怡生愛。違意則𢛨𢥃懷瞋。」
𢮁
手3+8=総画数11 U+22B81
音読: ヨ[漢]、オ[呉]
◆撃つ

木4+8=総画数12 U+68DC
音読: ヨ[漢]、オ[呉]
◆祭祀用の供物を載せる長方形の箱形の台

水3+8=総画数11 U+6DE4
音読: ヨ[漢]、オ[呉]
◆水の底に沈殿チンデンして溜(た)まった泥・砂・小石など、浅くなって流れや船の行き来を妨(さまた)げるもの、同「𡌧」
筆順

疒5+8=総画数13 U+7600
音読: ヨ[漢]、オ[呉]
◆血液の流れが悪くなる、滞(とどこお)ったり流れにくくなったりする、またそのような病気、「瘀血・淤血オケツ」

竹6+8=総画数14 U+7B8A
音読: ヨ[漢]、オ[呉]
◆「箖箊リンオ」、竹名、葉は薄く幅広で、筍(たけのこ)は食べられるという「【筍譜:二之出:箖箊筍】左思吳都賦曰竹則篔簹箖箊今詳其筍可食(「篔簹ウントウ」も竹名)

艸3+8=総画数11 U+83F8
音読: ①ヨ[漢]、オ[呉]②エン[漢呉]

◆萎(な)える、萎(しお)れる、水分を失って弱る、同「蔫」

◆タバコ(煙草)、cigarette、「香菸コウエン」
𨔆遇𠓱
辵3+8=総画数11 U+28506
音読: グ[漢呉]、グウ[慣]
訓読: あ・う
◆期せずして(予め示し合せることなく)出会う、偶然出会(でくわ)す、巡(めぐ)り合う、「遭遇ソウグウ」
◆巡(めぐ)り合せ、機会、「境遇キョウグウ」
◆相手との親疎・上下などの関係に相応(ふさわ)しい接し方をする、「待遇タイグウ」

門8+8=総画数16 U+95BC
音読: ①アツ[漢]、アチ[呉]、ア[慣]②エン[漢呉]

◆遮(さえぎ)る、塞(ふさ)いで止める

◆「閼氏エンシ」、匈奴キョウド(前4世紀~5世紀)の君主(「単于センウ・ゼンウ」と呼ばれる)」の后妃コウヒ(正妻)の称号ショウゴウ、個人名ではなく、君主の正妻を指す名
筆順

門3+8=総画数11 U+960F
音読: ①アツ[漢]、アチ[呉]、ア[慣]②エン[漢呉]

◆遮(さえぎ)る、塞(ふさ)いで止める

◆「阏氏エンシ」、匈奴キョウド(前4世紀~5世紀)の君主(「単于センウ・ゼンウ」と呼ばれる)」の后妃コウヒ(正妻)の称号ショウゴウ、個人名ではなく、君主の正妻を指す名
𩜏
食8+8=総画数16 U+2970F
音読: ヨ[漢]、オ[呉]
◆たっぷりの酒や食べ物、同「飫」

魚11+8=総画数19 U+9BF2
音読: ヨ、オ
訓読: どじょう
◆[日]ドジョウ(泥鰌、鰌)、ドジョウ科の淡水魚
筆順
𠆹𢒃𠤒
方4+5=総画数9 U+65BD
音読: シ[漢]、セ[呉]
訓読: ほどこ・す
◆広げる、平らに広げる、同「𢻫」
◆広く行き渡る、また行き渡らせる、広める
◆広く恩恵を行き渡らせる、恵む、与える
◆旗が広がり翻(ひるがえ)る
◆「施行シコウ」、(一部の人が作り上げた案、紙に書かれた計画などを)実際に行う、展開する
◆「戚施セキシ」◇ヒキガエル(蟾蜍)、ヒキガエル科のカエル◇(ヒキガエルのように)背が曲がって頭を上げられない(顔が下を向いてしまう)人、同「面柔メンジュウ」◇(前のものを見るときに上目遣いになることから)媚(こ)び諂(へつら)う人
筆順

山3+9=総画数12 U+5D3A
音読: イ
◆「峛崺リイ」◇砂丘のように高く低く或いは右に左に緩(ゆる)やかに起伏・蛇行しながら延々エンエンと続くさま、同「崺㠧イビ」「邐迤」「【廣韻:上聲:紙第四:酏:崺】峛崺沙丘狀峛音邐」◇なだらかに起伏しながら続く道

手3+9=総画数12 U+63D3
音読: シ
◆手で握(にぎ)る、手で握って持つ、同「𢴨」

日4+9=総画数13 U+6686
音読: イ[漢呉]
◆「暆暆イイ」、太陽がゆっくり進むさま、またゆっくりと沈むさま「【說文解字注:日部:暆】日行暆暆也(…暆暆迤邐徐行之意暆暆猶施施詩毛傳曰施施難進之意)」
◆「東暆(동이현トンイ)」、古県名、現韓国江原道コウゲンドウ(강원도カンウォンド)江陵市(강릉시カンヌンシ)
𥠥𤖌𤕴𤕮
木4+9=総画数13 U+6938
音読: イ[漢呉]
◆衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具、同「箷」「䈕」
◆榻トウ(体を横たえたり座ったりするための細長い台)の傍に置く小さく低い机キ(つくえ、テーブルtable)、同「箷」「桯」

水3+9=総画数12 U+6E64
音読: シ、セ
◆川名、「湤水・施水シスイ」、安徽省合肥市を流れる「【水經注:卷三十二:肥水】…北流分爲二水施水出焉肥水又北逕荻城東(…)又北逕荻丘東(…)右會施水枝津(…)水首受施水于合肥縣城東西流逕成德縣注于肥水也」 {安徽省}
𤖌椸𥠥𤕴𤕮
爿4+9=総画数13 U+2458C
音読: イ[漢呉]
◆衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具、同「箷」「䈕」
◆榻トウ(体を横たえたり座ったりするための細長い台)の傍に置く小さく低い机キ(つくえ、テーブルtable)、同「箷」「桯」
𤟽
犬3+9=総画数12 U+247FD
◆未詳「【字彙補:巳集:犬部:𤟽】字韻日月燈與鍦同」
𥍸𥍢
矛5+9=総画数14 U+25378
音読: シ[漢]、セ[呉]
◆柄(え)の短い矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣つるぎ)、同「鉈」「釶」「鍦」
𥠥椸𤖌𤕴𤕮
禾5+9=総画数14 U+25825
音読: イ[漢呉]
◆衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具、同「箷」「䈕」
◆榻トウ(体を横たえたり座ったりするための細長い台)の傍に置く小さく低い机キ(つくえ、テーブルtable)、同「箷」「桯」

竹6+9=総画数15 U+7BB7
音読: イ[漢呉]
◆衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具、同「椸」「䈕」
◆榻トウ(体を横たえたり座ったりするための細長い台)の傍に置く小さく低い机キ(つくえ、テーブルtable)、同「椸」「桯」
◆竹名、未詳
𦂛
糸6+9=総画数15 U+2609B
音読: シ[漢]、セ[呉]
◆節(ふし、紡いだ糸の途中にできる膨らみ)のある糸、またその糸を使った布、同「䌳」
𦋤
网5+9=総画数14 U+262E4
音読: シ[漢呉]
◆「𦋤𠕦シユ」、頭を包み先端を顔に垂らすための布、喪の際に使われるという、同「帹帞ソウバク」「【廣雅:卷七:釋室】㒾(夫䜴)𠕦(夫俞)謂之帹帞(陌)頭𢂺(七見又七年)𩯿(去位)帶䰂(采)帶絡頭幧(七消)頭也」「【類篇:巾部:帞】莫轄切邪巾袹頭始喪之服或从巾又莫白切博雅㒾𣈯謂之帹帞」「【玉篇:卷十五:冃部第二百十四:𠕦】翌句切𠕦㒾面衣」

艸3+9=総画数12 U+8479
音読: シ[漢]、セ[呉]
訓読: なもみ
◆オナモミ(葈耳・巻耳)、キク科オナモミ属の草、同「葈耳シジ」「菤耳ケンジ」「蒼耳ソウジ」 {オナモミ}
◆[日]「葹田(なもみだ)」、地名、秋田県南秋田郡井川町
筆順

虫6+9=総画数15 U+45D0
音読: シ[漢呉]
◆「蛄䗐コシ」、米穀類に棲(す)み付く小さな黒褐色の虫、コクゾウムシ(穀象虫、オサゾウムシ科コクゾウムシ属の虫)の類、同「強䖹キョウヨウ」「䗘𧌏コウトウ」
𧛖
衣5+9=総画数14 U+276D6
音読: イ[漢呉]
◆衣裳イショウの裾先(すそさき、裾の下の先の部分)、或いは裾や袖(そで)などの衣服の縁(へり)の部分、同「袘」「【漢書(前漢書):卷五十七上:司馬相如傳第二十七上】…衯衯裶裶揚*衪戍削(張揖曰衯音芬衪衣袖也戍鮮也削衣刻除貌也師古曰揚舉也衪曳也或舉或曳則戌削然見其降殺之美也…)(【史記:卷一百十七:司馬相如列傳第五十七】では「*袘」)
𧩹
言7+9=総画数16 U+27A79
音読: シ、セ
◆(あれこれと、あることないことを)得意気(とくいげ)に話すさま、同「訑」「【玉篇:卷九:言部第九十:𧩹】尺支切多言」「【集韻:卷五:上聲上:紙第四:𧩹𧦩】自得之語」

貝7+9=総画数16 U+4784
音読: ヒョウ
◆分け与える、分配ブンパイする、同「俵」
𧷆貤䝯𥃸𥅓
貝7+9=総画数16 U+27DC6
音読: イ[漢呉]、シ[漢]、ジ[呉]
◆次々に、次々と繰り返す、積み重なる、同「𥿫」
◆地位などを他の人に(次々と)移し与える、移し変える
◆次々に繰り返しながら続いて行く
𨡪
酉7+9=総画数16 U+2886A
音読: イ[漢呉]
◆キビ(黍)で作った酒、同「𨠑」
◆薄い粥(かゆ)、またその上澄み液、重湯(おもゆ)、濃漿(こんず)、濃いものは「饘」
鉇𨧯
金8+9=総画数17 U+9366
音読: シ[漢]、セ[呉]
◆柄(え)の短い矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣つるぎ)、同「釶」「鉈」「𥍸」
𣽩
方4+5=総画数9 U+65BF
音読: ユウ[漢]、ユ[呉]
◆旒旗リュウキ(縁に房状の飾りがある旗)、旒旗の先の房飾り
◆ゆらゆらと(ひらひらと)揺らめくさま、同「游」
筆順

水3+9=総画数12 U+6E38
音読: ユウ[漢]、ユ[呉]
訓読: およ・ぐ、あそ・ぶ
◆ゆらゆらと水に浮かぶさま
◆水が流れるさま、水の流れ
◆ゆらゆらと(ひらひらと)揺らめくさま、同「斿」
◆同じところに留(とど)まらずにあちこち巡(めぐ)り歩く、あちこちに出向いて行く、同「遊」
◆気の向くままに楽しむ、同「遊」
◆互いに行き来して親しく交わる、同「遊」、「交游コウユウ」、同「交遊」
◆家を離れて他に行く(他に移り住む)、定住することなくあちこちと移り住む、同「游」、「游民・遊民ユウミン」
◆これといった職や役に就(つ)かない、同「游」、「游民・遊民ユウミン」
筆順
𧌕
虫6+9=総画数15 U+8763
音読: ユウ[漢]、ユ[呉]
◆「蜉蝣・蜉蝣フユウ」、カゲロウ(蜉蝣)、カゲロウ目の昆虫
筆順
逰𨒣䢊𨒰𨓎䢟
辵3+9=総画数12 U+904A
音読: ユウ[漢]、ユ[呉]
訓読: あそ・ぶ
◆同じところに留(とど)まらずにあちこち巡(めぐ)り歩く、あちこちに出向いて行く、同「游」
◆気の向くままに楽しむ、同「游」
◆互いに行き来して親しく交わる、同「游」、「交遊コウユウ」、同「交游」
◆家を離れて他に行く(他に移り住む)、定住することなくあちこちと移り住む、同「游」、「遊民・游民ユウミン」
◆これといった職や役に就(つ)かない、同「游」、「遊民・游民ユウミン」
筆順
𣃥
方4+5=総画数9 U+230E5
音読: 미ミ、며ミョ[韓]
◆[韓]地名・人名などに使われる「【増補文献備考:卷之五十三:帝系考:附氏族】鎭川旀氏 文川𨳈氏(右兩姓韵書未詳)」
◆[韓]口訣字コウケツジ(漢文の読解を助けるために単語や文章の区切りの位置に置く字)、同「㢱」「厼」
𦵖
艸3+9=総画数12 U+26D56
音読: 멸ミョ、ミョル[韓]
◆[韓]シオデ(牛尾菜、サルトリイバラ科シオデ属の草)とされる
㫄𣃟𣃙㝑
方4+6=総画数10 U+65C1
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: つくり
◆(中心となるものの、主となるものの)右や左に(或いは両側に)ぴったりと寄り付いているさま
◆すぐ傍そば、傍(かたわ)ら、脇(わき)、同「傍」
◆(左右に、四方に)伸びる、広がる
◆つくり、漢字の右側の部分、「漢」の場合は「氵」を「へん(扁)」、「𦰩」を「つくり(旁)」という
筆順
𠊓
人2+10=総画数12 U+508D
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: かたわ・ら、そば
◆もののすぐ近くのところ、側(そば)、同「徬」「旁」
◆すぐ傍に付き添(そ)う、ぴったりと寄り添う、同「徬」「旁」
◆漢字の右側の部分、同「旁」、左は「扁」「偏」
筆順

口3+10=総画数13 U+55D9
音読: ホウ、ボウ
◆「嗙喩ホウユ」、蔡サイ(周代前11世紀~前221年の国名)の舞曲名、またそれを歌う声
◆叱る、またその声

土3+10=総画数13 U+585D
音読: ホウ、ボウ
◆田畑の畦(あぜ)や用水路などの境目

女3+10=総画数13 U+5ACE
音読: ホウ、ボウ
◆未詳「【玉篇:卷三:女部第三十五:嫎】補曠切妨嫎也」「【集韻:卷三:平聲三:唐第十一:嫎】女字」

山3+10=総画数13 U+5D6D
音読: ホウ
◆未詳「【玉篇:卷二十二:山部第三百四十三:嵭】布庚切崩嵭也」「【康熙字典:寅集中:山部:嵭】《玉篇》布耕切音崩義闕」「【說略:卷二十七】…嵭嵣山有桃樹…(「嵭嵣」は「𡵀嵣・芒碭」のことか)「【漢字林:山部:嵭】山が崩れる(【玉篇】の「崩嵭也」を引いたものか? ただこの「崩」は「布庚切崩」で音を表すのではないかと思われる)
筆順
𢄎
巾3+10=総画数13 U+2210E
音読: ホウ、ボウ
◆書き留めるための帳面、ノートnote
𢐊𢎷
弓3+10=総画数13 U+2240A
音読: ホウ、ボウ
◆未詳「【玉篇:卷十七:弓部第二百五十八:𢐊】平忙切弦急」
𢔚
彳3+10=総画数13 U+5FAC
音読: ホウ、ボウ
◆傍そば、傍(かたわ)ら、すぐ近く、同「傍」「旁」
◆すぐ傍に付き添(そ)う、ぴったりと寄り添う、同「傍」「旁」
◆「徬徨ホウコウ」、あてもなく歩き回る、同「彷徨」

心3+10=総画数13 U+396C
音読: ホウ、ボウ
◆「㥬惶ボウコウ」、恐れるさま
𢮔挷
手3+10=総画数13 U+6412
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆櫓ロや櫂(かい)で舟を漕(こ)ぐ、舟を漕ぐ棒を「榜」
◆棒で罪人を打ち叩く、罪人を打ち叩く棒を「榜」
𦜶𦜅
月(肉)4+10=総画数14 U+8180
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆体の中心から左右対称の位置にあって突き出たところ、人や獣類の左右の肩、鳥類の翼(つばさ)
◆尿ニョウ(小便)を一時溜(た)めておく袋状の器官、「膀胱ボウコウ」、(体の中心から左右対称の位置にあることから) {人体(内臓)}
筆順

木4+10=総画数14 U+699C
音読: ①ホウ[漢]、ヒョウ[呉]、ボウ[慣]②ホウ[漢]、ビョウ[呉]、ボウ[慣]

◆(建物の正面入口上部や門の上部中央に掲げる)建物名や題目などを記した木の板(いた)、木の札(ふだ)、横長の額ガク、同「牓」
◆衆人シュウジン(多くの一般の人)に告示・告知するための立て札

◆舟を漕(こ)ぐための櫓ロや櫂(かい)、これを使って舟を漕ぐことを「搒」
◆罪人を打ち叩く棒、これを使って叩くことを「搒」
◆弓や弩ド(機械仕掛けの弓)の狂いや歪みを整えるための当て木、弓矯(ゆだめ)
筆順
𣯊𣯟
毛4+10=総画数14 U+23BCA
音読: ホウ
◆フェルトfeltや毛織物の類、同「𣮧毼ホウカツ」、同「𣮧」「𣯬」
𣯟𣯊
毛4+10=総画数14 U+23BDF
音読: ホウ
◆フェルトfeltや毛織物の類、同「𣮧毼ホウカツ」、同「𣮧」「𣯬」
𣶢𣹿
水3+10=総画数13 U+6EC2
音読: ホウ[漢呉]、ボウ[慣]
◆水が勢いよく涌(わ)き出るさま
◆雨が激しく降るさま、同「霶」
◆「淜滂ヒョウホウ」、風が(激しく)物に当たる音の形容、(勢いよく涌き上がる)水の音の形容
筆順
𤗒
片4+10=総画数14 U+7253
音読: ホウ
◆(建物の正面入口上部や門の上部中央に掲げる)建物名や題目などを記した木の板(いた)、木の札(ふだ)、横長の額ガク、同「榜」
𤚰
牛4+10=総画数14 U+246B0
音読: ホウ、ボウ
◆背の部分が白い牛、毛色が斑(まだら)な牛、同「㸹」
𤧭
玉4+10=総画数14 U+249ED
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆「𤧭瑭ホウトウ」、玉ギョク(美しく高貴な石)の名
𤹔
疒5+10=総画数15 U+24E54
◆未詳

皮5+10=総画数15 U+3FF6
音読: ホウ
◆鞋カイ・アイ(短靴)の側面の部分、或いは靴底以外の足を包む部分、「旁」は「すぐ傍(そば)にある」の意、同「縍」「鞤」「幫」
𥓯
石5+10=総画数15 U+78C5
音読: ホウ[漢呉]、ヒョウ[呉]
◆「ぽん」というような石が落ちる音(石がぶつかる音)の形容
◆「磅礴ホウハク」、大きく広がる、広く覆われる、隅々まで満ちる
◆ポンドpound、重量の単位
◆[日]ポンドpound、イギリスの通貨の単位
筆順

示4+10=総画数14 U+4118
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆「䄘䄓ホウコウ」、祭礼名、詳細は未詳「【路史:卷十四:後紀五:黃帝紀上】七登之牀十絶之帳奏函夹之宮以致之而䄘䄓乎夀宫」「【禮書綱目:卷四十七:祭義】…天子䄘郊之事必自射其牲(牲牛也)王后必自舂其粢'器實曰粢)…」

禾5+10=総画数15 U+416D
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆「䅭䅣ホウコウ」、粳黍(うるちきび)、キビ(黍)の一種で粘りがない種、同「𪎭」「【廣雅:卷十:釋草】䵛(口見口於)𪐎(亾皮)䅭(旁)䅣(皇)穄(祭)也」

竹6+10=総画数16 U+7BE3
音読: ①ホウ[漢]、ボウ[呉]②ホウ[漢]、ビョウ[呉]

◆箕(み)の類

◆竹製の籠(かご)
◆鞭(むち)打つ
𥻭
米6+10=総画数16 U+25EED
音読: ホウ、ボウ
◆「𥻭䊗ホウコウ」、粳黍(うるちきび)、キビ(黍)の一種で粘りがない種、同「䅭䅣」、同「穄」「【集韻:卷三:平聲:唐第十一:䅣䊗】說文䅭䅣也穄別名或从米」

糸6+10=総画数16 U+7E0D
音読: ホウ[漢呉]
◆鞋カイ・アイ(短靴)の側面の部分、或いは靴底以外の足を包む部分、「旁」は「すぐ傍(そば)にある」の意、同「䩷」「幫」
◆荒縄(あらなわ)

耒6+10=総画数16 U+802A
音読: ホウ、ボウ
◆耕す

舟6+10=総画数16 U+8255
音読: ホウ、ボウ
◆二艘の船を並べて繋ぐ
𦾭𦱘
艸3+10=総画数13 U+84A1
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]、ボウ[慣]
◆草名、未詳、よく煮込むことで食することができるという「【爾雅注疏:釋草】蒡隱荵(《注》似蘇有毛今江東呼爲隱荵藏以爲葅亦可瀹食也)(「隱荵」は「蘟荵」であると思われるが未詳)
◆「牛蒡ゴボウ」、キク科ゴボウ属の草、「牛蒡子ゴボウシ(ゴボウの種、乾燥させて生薬として利用される)」 {ゴボウ}
筆順

虫6+10=総画数16 U+8783
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆「螃蟹ホウカイ」、カニ(蟹)の俗称
◆「螃蜞・蟛蜞ホウキ」、イワガニ(岩蟹)やベンケイガニ(弁慶蟹)などの小形のカニ(蟹)

見7+10=総画数17 U+89AB
音読: ホウ、ボウ
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:蕩第三十七:覫】視物皃」「【字彙:酉集:見部:覫】匹朗切滂視物也」
谤𧩂
言7+10=総画数17 U+8B17
音読: ホウ、ボウ
訓読: そし・る
◆人を悪く言う、悪意を持ってあれこれと言い立てる、悪口を言い広める
◆辱(はずかし)める、人の名誉を傷付ける
筆順
謗𧩂
言2+10=総画数12 U+8C24
音読: ホウ、ボウ
訓読: そし・る
◆人を悪く言う、悪意を持ってあれこれと言い立てる、悪口を言い広める
◆辱(はずかし)める、人の名誉を傷付ける

足7+10=総画数17 U+4819
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆「踉䠙ロウボウ」、よろよろしながら急いで行こうとするさま、進もうとするが思うように進まないさま
𨍩𨎧𨏰
車7+10=総画数17 U+28369
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆車の(兵車の)力強く勇壮なさま、またその音、同「輣」「彭」
𨜷
邑3+10=総画数13 U+28737
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆古亭テイ名(一定の距離ごとに置かれた宿場)、汝南ジョナン鮦陽トウヨウ(現河南省・安徽省省境附近)にあったという

金8+10=総画数18 U+938A
音読: ホウ[漢呉]
◆削(けず)る
◆ポンドpound、英の通貨の単位

金5+10=総画数15 U+9551
音読: ホウ[漢呉]
◆削(けず)る
◆ポンドpound、英の通貨の単位

阜3+10=総画数13 U+49DB
音読: ホウ、ボウ
◆傍そば、傍(かたわ)ら、すぐ近く、同「傍」「徬」「旁」
◆車の(兵車の)力強く勇壮なさま、またその音、同「𨍩(𨎧)」
雱𣃪
雨8+10=総画数18 U+4A26
音読: ホウ[漢呉]
◆雨や雪が一面に降るさま、雨や雪が激しく降るさま、同「霶」

革9+10=総画数19 U+4A77
音読: ホウ
◆鞋カイ・アイ(短靴)の側面の部分、或いは靴底以外の足を包む部分、「旁」は「すぐ傍(そば)にある」の意、同「縍」「鞤」「幫」
𩡕
香9+10=総画数19 U+29855
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆「𩡕馞ホウホツ」、芳(かぐわ)しい香りが立ち籠(こ)めるさま「【集韻:卷四:平聲四:庚第十二:𩡕】𩡕馞芬芳也」
𩤐
馬10+10=総画数20 U+9A2F
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆馬が力強いさま、「騯騯ホウホウ(馬が力強く進むさま)」

骨10+10=総画数20 U+9AC8
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆体の中心から左右対称の位置にあって突き出た骨、人や獣類の左右の肩骨、骨盤(腰の部分の骨)と大腿骨の接続部分、同「膀」
鳑𩷸𩺹
魚11+10=総画数21 U+9C1F
音読: ホウ、ボウ
◆「鰟鮍ホウヒ」、コイ科バラタナゴ属に属する淡水魚
鰟𩷸𩺹
魚8+10=総画数18 U+9CD1
音読: ホウ、ボウ
◆「鳑鲏ホウヒ」、コイ科バラタナゴ属に属する淡水魚
𣃯𣃼㫋旜
方4+6=総画数10 U+65C3
音読: セン[漢呉]
◆旗竿の先が("f"の頭のような形に)曲がった赤い無地の布製の旗、合図や目印として使う「【爾雅注疏:釋天】錯革鳥曰旟…因章曰旃(《注》以帛練爲旒因其文章不復畫之周禮云通帛爲旃)」
◆動物の毛を集めて熱や圧力などを加え布状(シートsheet状)にしたもの、フェルトfelt、同「氈」
◆これ、ここに、同「之」「焉」
◆「旃那センナ」、マメ科センナ属の植物 {センナ}
◆「旃檀・栴檀センダン」、センダン科センダン属の木 {センダン}
筆順
栴𣒰枬𣑪
木4+10=総画数14 U+3BB5
音読: セン[漢呉]
◆「㮵檀センダン」、センダン科センダン属の木、芳香があり香木コウボクとして利用される {センダン}
𩔣𩕇𩔛
頁9+10=総画数19 U+29523
音読: セン[漢呉]
◆額(ひたい)、髪の生え際から眉の上まで部分
𪄟𪇥
鳥11+10=総画数21 U+2A11F
◆未詳「【戰國策:宋衛策:宋衛】宋康王之時有雀生𪇥(續云新序爵生鸇通鑑作𪇥)於城之陬」
𣃨𢬜挔𣥏𣥐
方4+6=総画数10 U+65C5
音読: リョ[漢]、ロ[呉]
訓読: たび
◆兵士数を基にした軍隊の規模の単位、周朝(西周、前11世紀~前771年)では500人を単位とした「【周禮:卷第三:地官司徒】乃會萬民之卒伍而用之五人爲伍五伍爲兩四兩爲卒五卒爲旅五旅爲師五師爲軍…(用謂使民事之伍兩卒旅師軍皆衆之名兩二十五人卒百人旅五百人師二千五百人軍萬二千五百人…)(人数や呼称は時代や国によって異なる)
◆列を成(な)して行軍する、またその軍隊
◆(大勢で)遠くへ出掛ける
◆(多くのものが)列を成なす、連(つら)なる
◆供物クモツ(そなえもの)を祭壇サイダンに並べ山や川の神を祀(まつ)る祭礼、同「祣」
◆周易の六十四卦の一つ、䷷(U+4DF7、火山旅カザンリョ) {易経記号}
◆背骨(せぼね)、同「膂」
筆順

月(肉)4+10=総画数14 U+8182
音読: リョ[漢]、ロ[呉]
◆背骨(せぼね)
◆「膂力リョリョク」、(肉体の、身体の)力があるさま
筆順
𥰠𥲬
竹6+10=総画数16 U+25C20
音読: リョ[漢]、ロ[呉]
◆米(こめ)などの穀物を入れる円筒形の竹籠たけかご、同「筲」「𥱾」

肉6+10=総画数16 U+8190
音読: リョ[漢]、ロ[呉]
◆背骨(せぼね)
◆「膐力リョリョク」、(肉体の、身体の)力があるさま
𩥆
馬10+10=総画数20 U+29946
音読: リョ[漢]、ロ[呉]
◆駅(エキ、街道の要所に置かれる中継所)間を荷物や人を継ぎ運ぶ馬、伝馬(テンマ、デンマ)、同「遽」「馹」

方4+7=総画数11 U+65C9
音読: フ
◆敷く、平らに敷き詰める、同「敷」
◆広く漏れなく行き渡る、また行き渡らせる、同「布」
𠌽
人2+11=総画数13 U+2033D
音読: フ
◆「皮𠌽ヒフ」、(皮のように)薄弱な根拠を以ってこじつける、附会(フカイ)、同「皮傅」「【方言:第七】皮𠌽彈憸強也(謂強語也音僉)秦晉言非其事謂之皮𠌽東齊陳宋江淮之間曰彈憸」「【漢語大字典:人部:𠌽】[皮𠌽]也作"皮傅"。牵强附会。」
𢾾𢾭
攴4+11=総画数15 U+6577
音読: フ[漢呉]
訓読: し・く
◆一面に並べる、平らに広げる、延(の)べる
◆広く漏れなく行き渡る、また行き渡らせる、同「布」
◆細部にまで亘って述べる
筆順
𥡨
禾5+11=総画数16 U+25868
◆未詳「【字彙:午集:禾部:𥡨】芳無切音孚豆名…」「【正字通:午集下:禾部:𥡨】同秿」
𩺹鰟鳑𩷸
魚11+11=総画数22 U+29EB9
音読: ホウ、ボウ
◆「𩺹鮍ホウヒ」、コイ科バラタナゴ属に属する淡水魚

方4+7=総画数11 U+65CB
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆ぐるりと回る、渦巻く、「旋回センカイ」
◆行って戻って来る、帰って来る
◆人の間に立ち行き来して仲を取り持つ
◆「周旋シュウセン」◇廻(めぐ)る、一巡イチジュンして元に戻る「【黃帝內經:素問:天元紀大論】…九星懸朗七曜周旋…」◇ぐるりと取り囲む「【列子:湯問第五】…其山髙下周旋三萬里…」◇立ち振る舞い、身のこなし「【孟子注疏:卷十四上:盡心下】動容周旋中禮者盛德之至也」「【禮記注疏(禮記正義):卷二十七:內則】…進退周旋慎齊」◇気配(きくば)りする、世話する「【警世通言:第二十五卷:桂員外途窮懺悔】…我昔貧困時仗岳父周旋…」◇[日]仲立ちして取り持つこと
◆間もなく~、やがて~(状態・状況が変わることをいう)
◆小便をする
筆順
𡡍
女3+11=総画数14 U+5AD9
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆女性が好(よ)いさま、美しいさま
𢳄
手3+11=総画数14 U+22CC4
音読: セン、ゼン
◆牛馬を長い縄(なわ)で繋(つな)ぎ動き回らせる、同「縼」「【廣韻:去聲:線第三十三:㳬:縼】長繩繫牛馬放𢳄上同」
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:綫第三十三:𢳄】手挑物」

日4+11=総画数15 U+66B6
音読: セン、ゼン
◆美しいさま
◆人名用字「【浙江通志:卷一百三十一:選舉】馬暶(平湖人御史)」
𣎓𦛔
月4+11=総画数15 U+23393
音読: セン[漢]、ゼン[呉]、エン[漢呉]
◆短い
𣒀
木4+11=総画数15 U+3BC0
音読: セン、ゼン
◆狩(か)りの際に使うタカ(鷹)や犬に繋(つな)ぐ長い縄(なわ)「【集韻:卷八:去聲下:綫第三十三:㯀𣒀】鷹犬絏所繫或省」
◆人名用字「【大越史記全書:本記續編卷之三:神宗淵皇帝下】十一月鄭㯀陶光饒黎有德等…(鄭㯀テイセン」「陶光饒トウコウジョウ」「黎有德レイユウトク」、いずれも越南エツナン(現ベトナム社会主義共和国)の人)

水3+11=総画数14 U+6F29
音読: セン、ゼン
◆水が渦巻く、ぐるぐると旋回する、同「㳬」「旋」

玉4+11=総画数15 U+7487
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐ美しい石、同「琁」「【玉篇:卷一:玉部第七:璇】似宣切羙石次玉亦作琁」
◆美しいさま、同「瓊」
◆北斗七星の第二星
◆「璇璣・璿璣センキ」、天球儀、渾天儀コンテンギ、地球を中心に置いて天体の方向や軌道を示した球状の器具
筆順

目5+11=総画数16 U+4062
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆好(よ)いさま、見た目が良いさま、「䁢䁢センセン」「【黃帝素問靈樞經:卷之十:通天第七十二】…陰陽和平之人其狀委委然隨隨然顒顒然愉愉然䁢䁢然豆豆然…」

石5+11=総画数16 U+40E0
音読: セン
◆アーチarch形、石や煉瓦レンガなどをアーチarch形に組んだ部分、同「碹」
𦀢
糸6+11=総画数17 U+7E3C
音読: セン、ゼン
◆長い縄(なわ)、牛馬を長い縄で繋(つな)ぎ動き回らせる、同「𢳄」

艸3+11=総画数14 U+8519
音読: セン、ゼン
◆「蔙蕧花・旋覆花センプクカ」、オグルマ(小車)、キク科オグルマ属の草、生薬として利用されるという、別名「盜庚トウコウ」 {オグルマ}
𧐗
虫6+11=総画数17 U+45E0
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆「𧍻䗠ベンセン」、トビケラ飛螻蛄(トビケラ目の昆虫)類の幼虫、別名「沙蝨・沙虱サシツ」「石蚕セキサン」
𧐗
虫6+11=総画数17 U+27417
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆「𧍲𧐗ベンセン」、トビケラ飛螻蛄(トビケラ目の昆虫)類の幼虫、別名「沙蝨・沙虱サシツ」「石蚕セキサン」

金8+11=総画数19 U+93C7
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆湯に入れて回しながら酒を温める丸い容器「【六書故:卷四:地理:鏇】似絹切温器也旋之湯中以溫酒與洎者也(說文曰圜盧也)」
◆ものを回転させながら削(けず)る道具、轆轤ロクロ、同「檈」「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鏇】徐專切圓轆轤也又徐釧切轉軸栽器也」
筆順

金5+11=総画数16 U+955F
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆湯に入れて回しながら酒を温める丸い容器「【六書故:卷四:地理:鏇】似絹切温器也旋之湯中以溫酒與洎者也(說文曰圜盧也)」
◆ものを回転させながら削(けず)る道具、轆轤ロクロ、同「檈」「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鏇】徐專切圓轆轤也又徐釧切轉軸栽器也」
𩘶
風9+11=総画数20 U+29636
音読: セン、ゼン
◆旋風センプウ(つむじかぜ)、渦を巻いて吹く風

方4+7=総画数11 U+65CF
音読: ソク[漢]、ゾク[呉]
訓読: やから
◆同じ祖先(同じ姓、同じ起源)を持つ者の集まり、「種族シュゾク」「家族カゾク」
◆共通のもの(思考や思想、言語、性格や性質など)を持つものの集まり、同「類」
◆同じところに集まる、叢(むら)がる、同「簇」
◆鏃・矢尻やじり、矢柄・矢幹(やがら)の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品、同「鏃」
筆順
𠻛𠻣
口3+11=総画数14 U+55FE
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
訓読: けしか・ける
◆犬に指示する(ある事をさせる)時の掛け声、犬に声を掛けてある事をさせる、同「㖩」「𠲌」「𡂡」
◆煽(あお)り立ててある事をさせる、唆(そそのか)す
筆順
𡻬
山3+11=総画数14 U+21EEC
音読: ソク、ゾク
◆多くの木が一か所に集まって生えるさま
𢳇
手3+11=総画数14 U+22CC7
音読: サク、ザク
◆やす、先端を尖(とが)らせた"⊂∈"字状の金属(古くは骨など)を柄(え)の先に取り付けた漁具、これで突いて魚介を獲(と)る、同「矠」「【國語:卷第四:魯語上】獸虞於是乎禁罝羅矠魚鼈以爲夏犒(…矠𢳇也…𢳇刺魚鼈…)」
◆筆の持ち方の一つ、未詳「【書苑菁華:卷二十:雜著:授筆要說】第二𢳇管亦名拙謂以五指共𢳇其管末…今世俗多用三謂𢳇管書則全無筋骨愼不可效也」「【書法正傳:卷一:變法:右手法】𢳇管以大指小指倒垂執管𢳇三指攢之就地書大幅」
𢳈
手4+11=総画数15 U+22CC8
音読: ソク、ゾク
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:𢳈】歛也或書作𢳇」

疒5+11=総画数16 U+762F
音読: ソク[漢呉]
◆「瘯瘰ソクラ」、疥癬虫カイセンチュウや白癬菌ハクセンキンなどによって引き起こされる痛みと痒(かゆ)みを伴う皮膚病

石5+11=総画数16 U+40DA
音読: ソク[漢呉]
◆「碌䃚ロクシュク」、小石がごろごろしているさま
◆(青い)石製の鏃(やじり、矢尻、矢柄・矢幹(やがら)の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品)

竹6+11=総画数17 U+7C07
音読: ①ソク[漢呉]、ゾク[慣]②ソウ[漢]、ス[呉]

◆篠竹(しのだけ)、小さな竹

◆同じところに集まる、叢(むら)がる、同「族」「蔟」
◆「太簇・太蔟タイソウ」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ {音楽(十二律1)}
筆順

艸3+11=総画数14 U+851F
音読: ①ソク[漢呉]、ゾク[慣]②ソウ[漢]、ス[呉]
訓読: まぶし

◆まぶし、蚕(かいこ)に繭(まゆ)を作らせるための道具

◆同じところに集まる、叢(むら)がる、同「簇」
◆「太蔟・太簇タイソウ」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ「 {音楽(十二律1)}
筆順
𨄕
足7+11=総画数18 U+28115
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:𨄕】𨄕𨄕曲足皃」「【字彙:酉集:足部:𨄕】子六切音足𨄕{⿰足旋}曲足貌」「【正字通:酉集中:足部:𨄕】俗{⿰足㝛(蹜)}字…」
镞𥏀𥎫
金8+11=総画数19 U+93C3
音読: ソク、ゾク、サク
訓読: やじり
◆やじり、矢尻、矢の先端の鋭く尖った部分、矢柄・矢幹(やがら)の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品 {武器(弓箭)}
◆鋭く尖っているさま
筆順
鏃𥏀𥎫
金5+11=総画数16 U+955E
音読: ソク、ゾク、サク
訓読: やじり
◆やじり、矢尻、矢の先端の鋭く尖った部分、矢柄・矢幹(やがら)の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品 {武器(弓箭)}
◆鋭く尖っているさま
𩀥
隹8+11=総画数19 U+29025
音読: サク[漢]、ザク[呉]
◆「𩁓𩀥ガクサク」◇想像上の神鳥の名、「鳳凰ホウオウ」の別名「【國語:周語上】周之興也鸑鷟鳴於岐山(三君云鸑鷟鸞鳳之別名也…)」◇五神鳥(鳯・鵷鶵 ・鸞・鸑鷟 ・鵠)の一つ「【小學紺珠:卷十:五鳯】赤者鳯 黃者鵷鶵 青者鸞 紫者鸑鷟 白者鵠」◇鳥名、姿はカモ(鴨)に似て首が長く目が赤いという、同「鸀鳿ショクギョク」「【本草綱目:禽之一:鸀鳿】《釋名》鸑鷟(時珍曰鸀鳿名義未詳案許慎説文云鸑鷟鳳属也又江中有鸑鷟似鳬而大赤目據此則鸀鳿乃鸑鷟聲轉蓋此鳥有文彩如鳳毛故得同名耳)」
𩀥
鳥11+11=総画数22 U+9DDF
音読: サク[漢]、ザク[呉]
◆「鸑鷟ガクサク」◇想像上の神鳥の名、「鳳凰ホウオウ」の別名「【國語:周語上】周之興也鸑鷟鳴於岐山(三君云鸑鷟鸞鳳之別名也…)」◇五神鳥(鳯・鵷鶵 ・鸞・鸑鷟 ・鵠)の一つ「【小學紺珠:卷十:五鳯】赤者鳯 黃者鵷鶵 青者鸞 紫者鸑鷟 白者鵠」◇鳥名、姿はカモ(鴨)に似て首が長く目が赤いという、同「鸀鳿ショクギョク」「【本草綱目:禽之一:鸀鳿】《釋名》鸑鷟(時珍曰鸀鳿名義未詳案許慎説文云鸑鷟鳳属也又江中有鸑鷟似鳬而大赤目據此則鸀鳿乃鸑鷟聲轉蓋此鳥有文彩如鳳毛故得同名耳)」
筆順
旖㫊
方4+8=総画数12 U+65D1
音読: イ[漢呉]
◆「旖旎イジ」◇旗が風に靡(なび)くさま◇しなやかなさま
𣚂
木4+12=総画数16 U+23682
音読: イ[漢呉]
◆木名、未詳「【御定歷代賦彙:卷三十七:錢塘賦】…略言其木則…椵𣚂棆楈…莖裛葉喬杭樛垂蓊鬱…」
◆「𣚂椸イイ」、木の枝が長く伸びるさま、長く伸びた枝がしなやかに揺れ動くさま

頁9+12=総画数21 U+4AEF
◆未詳「【玉篇:卷四:頁部第三十六:䫯】乙欹切睇盻皃又美容皃」「【康熙字典:戌集下:頁部:䫯】《集韻》𩕲字省文(【集韻】に「𩕲」はあるが「䫯」は見当たらなかった)
𣄃
方4+8=総画数12 U+23103
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:方部:𣄃】同"旗"」

竹6+12=総画数18 U+7C31
訓読: はた
◆[日]姓用字、「簱(はた)」「降簱(ふりはた)」
◆[日]地名用字、「向簱屋(むかいはたや、青森県上北郡東北町)」「大籏屋(おおはたや、青森県上北郡東北町)」
筆順

方4+9=総画数13 U+65D2
音読: リュウ[漢]、ル[呉]
◆旗の縁(ふち)に付けた房状の飾り、旗脚(はたあし)、吹流し(ふきながし)、「風を受けて水が流れるようにはためく」の意
◆組紐に幾つかの珠(たま)を通し冕ベン(正装用の冠)の前後に垂らす飾り、何本かの「旒」を垂らしたものの総称を「璪ソウ」「玉藻ギョクソウ」という {服飾(冕冠)}
筆順
𣽩
水3+13=総画数16 U+23F69
音読: ユウ[漢]、ユ[呉]
◆旒旗リュウキ(縁に房状の飾りがある旗)、旒旗の先の房飾り
◆ゆらゆらと(ひらひらと)揺らめくさま、同「游」
旑㫊
方4+10=総画数14 U+65D6
音読: イ[漢呉]
◆「旖旎イジ」◇旗が風に靡(なび)くさま◇しなやかなさま
𢷔
手3+14=総画数17 U+22DD4
音読: イ[漢呉]
◆傾く、傾ける
𣚂
木4+14=総画数18 U+6AB9
音読: イ[漢呉]
◆木名、未詳「【御定歷代賦彙:卷三十七:錢塘賦】…略言其木則…椵𣚂棆楈…莖裛葉喬杭樛垂蓊鬱…」
◆「𣚂椸イイ」、木の枝が長く伸びるさま、長く伸びた枝がしなやかに揺れ動くさま
𩕲
頁9+14=総画数23 U+29572
◆未詳「【廣雅:卷一:釋詁】…𩕲(於支)…好也」「【玉篇:卷十七:㫃部第二百五十五:𩕲】居起切失容也」「【廣韻:上平聲:支第五:漪:𩕲】𥬇容皃也」「【集韻:卷一:平聲一:支第五:𩕲𩔽】美容也一曰睇貌」

方4+10=総画数14 U+65D7
音読: キ[漢]、ギ[呉]
訓読: はた
◆布や紙などを方形(四角形や長方形)に作り目印としたもの、するものの総称
◆清代(1644年~1912年)の蒙古族の軍の編成単位
◆内蒙古自治区(内モンゴル自治区)の行政単位 {内蒙古自治区}
注解:「㫃」と「其」から成る字で、「方」は「方形の布」、「𠂉(人が変形したもの)」は「靡(なび)くさま、翻るさま、はためくさま」を表し、「其」は「それ、特定のものを指し示すもの、目印」の意
筆順

竹6+14=総画数20 U+7C4F
訓読: はた
◆[日]地名用字、「籏居(はたい、埼玉県秩父郡小鹿野町)」
筆順
𪇥𪄟
鳥11+14=総画数25 U+2A1E5
◆未詳「【戰國策:宋衛策:宋衛】宋康王之時有雀生𪇥(續云新序爵生鸇通鑑作𪇥)於城之陬」


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