牙牙4+0=総画数4 U+7259 [ガ、ゲ/きば]
𤘈𤘉◆動物の鋭く尖った大きな歯、前歯(切歯セッシ)と奥歯(臼歯キュウシ)の間にある犬歯ケンシ
◆(牙のように)尖って突き出た形のもの
◆ゾウ(象、ゾウ科の哺乳類)の長く伸びた門歯モンシ(切歯)、「象牙ゾウゲ」
◆官庁舎・役所の古称、後には「衙」が用いられる、軍の主将の居城を「牙城ガジョウ」、そこに掲げられる旗を「牙旗ガキ」
◆仲買人(なかがいにん)
筆順
伢牙4+人2=総画数6 U+4F22 [ガ、ゲ/] 𤘅
◆幼い子
冴牙5+冫2=総画数7 U+51B4 [コ、ゴ/さ・える]
◆こお-る(こほル)、氷がかたくいてつく、こごえるように冷たい
「【漢字源:冫部:冴】氷がかたくいてつく。こごえるように冷たい」◆[日]さ・える、氷のように澄(す)む、遮(さえぎ)るものがなく澄み渡る
筆順
𠚾牙4+刀2=総画数6 U+206BE [ガ、ゲ/]
◆平らに押し展(の)ばす、同「砑」
厊牙4+厂2=総画数6 U+538A [ガ、ゲ/]
◆「厏厊サガ」、ぴったりと合わないさま
呀牙4+口3=総画数7 U+5440 [ガ、ゲ、ヤ/]
◆口を大きく開く、口を大きく開けて声を出す
◆大きく広がっているさま
◆「ああ!」「おう!」などの感嘆の声
◆「ヤァ」などの音を表す音写字
「【東溟奏稿(テキスト版):卷之二:計開】…呀四、嗶得哪、■〈口目〉哪、梨四、𠲖𠯆。」
筆順
岈牙4+山3=総画数7 U+5C88 [ガ、ゲ/] 𡵥
◆山が牙のように高く切り立ち谷が大きく深いさま
◆「㟏岈カンガ」、同「谽谺カンカ」、谷が"∨"字状に深く大きく裂けているさま
◆「嵖岈サガ」、同「嵯峨」、高低不揃いの山が鋸の歯のようにぎざぎざと連なっているさま
𡵥牙4+山3=総画数7 U+21D65 [ガ、ゲ/] 岈
◆山が牙のように高く切り立ち谷が大きく深いさま
◆「㟏岈カンガ」、同「谽谺カンカ」、谷が"∨"字状に深く大きく裂けているさま
◆「嵖岈サガ」、同「嵯峨」、高低不揃いの山が鋸の歯のようにぎざぎざと連なっているさま
庌牙4+广3=総画数7 U+5E8C [ガ、ゲ/]
◆賓客の接待や宿舎などに使われる大きな建物
◆厩(うまや)、厩舎キュウシャ
◆「㡸庌サガ」、不揃いなさま
㤉牙4+心3=総画数7 U+3909 [ガ、ゲ/] 𢗬
◆不安や恐れでびくびくする、懼(おそ)れる「【字彙:卯集:心部:㤉】恐懼也」
◆「㤍㤉コウガ」、本心を伏せて明らかにしないさま「【字彙:卯集:心部:㤉】㤉伏態也」「【類篇:卷三十:心部:㤍】丘交切㤍㤉伏態又口教切僞也」「【漢語大字典:心部:㤉】感情不外露」
𢗬牙4+心4=総画数8 U+225EC [ガ、ゲ/] 㤉
◆不安や恐れでびくびくする、懼(おそ)れる「【字彙:卯集:心部:㤉】恐懼也」
◆「㤍𢗬コウガ」、本心を伏せて明らかにしないさま「【字彙:卯集:心部:㤉】㤉伏態也」「【類篇:卷三十:心部:㤍】丘交切㤍㤉伏態又口教切僞也」「【漢語大字典:心部:㤉】感情不外露」
㧎牙4+手3=総画数7 U+39CE [ガ、ゲ/]
◆しっかりと掴(つか)む、しっかりと握(にぎ)る、同「㧖」「揢」
◆平らに押し展(の)ばす、同「砑」
◆「扠㧎サガ」、交叉・交差コウサし入り組むさま「【集韻:卷三:平聲:麻第九:㧎】技㧎不正」「【正字通:卯集中:手部:㧎】牛霞切音牙扠㧎不正貎與枒通…」
◆未詳「【玉篇:卷六:手部第六十六:㧎】客加切將也」
枒牙4+木4=総画数8 U+6792 [ガ、ゲ/]
◆ココヤシ(ココ椰子)、ヤシ科ココヤシ属の木、同「㭨(椰)」
{ココヤシ}◆「杈枒サガ」「枒杈ガサ」、枝が交叉・交差コウサし入り組むように伸びるさま
「【文選(文選注):宮殿:魯靈光殿賦】…芝栭欑羅以戢孴枝牚杈枒而斜據(…杈枒參差之貌…)」
𣲨牙4+水3=総画数7 U+23CA8 [未詳/]
◆未詳「【白孔六帖:卷八十七:儒術八】詭然而蛟龍翔蔚然而虎鳯躍(文粹諸史百子皆搜抉無隱𣲨瀾卓踔奫泫澄深詭然而蛟龍翔蔚然而虎鳯躍…)」「【集韻:卷六:上聲下:𤣗第二十八:沇沿渷】說文水出河東垣王屋山東為𣲨古作沿」
𤘆牙4+牙4=総画数8 U+24606 [ガ、ゲ/]
◆未詳
犽牙4+犬3=総画数7 U+72BD [ガ/]
◆アナグマ(穴熊、イタチ科の哺乳類)に似た野獣の名
玡牙4+玉4=総画数8 U+73A1 [ヤ、ガ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)のように美しい骨
◆「琅玡ロウヤ」、現山東省東南部から江蘇省東北部にかけての地にあった古地名、同「琅琊・琅邪・瑯琊」
{山東省}
疨牙4+疒5=総画数9 U+75A8 [カ、ゲ/]
◆喉コウ(のど)の病気、同「瘕」
◆「痄疨サガ」◇傷口が塞がらないさま◇ぴたりと合わないさま、うまく合わないさま
砑牙4+石5=総画数9 U+7811 [ガ、ゲ/]
◆石臼(いしうす)などでを平らに押し展(の)ばす、また轢き潰(ひきつぶ)す、同「𠚾」「㧎」
◆(きらきらと)光る石「【玉篇:卷二十二:石部第三百五十一:砑】音訝光石」
◆きらきらと光るさま、艶(つや)があるさま「【太平御覽:卷第五百八十三:樂部二十一:羯皷】…璡嘗戴砑綃帽打曲…」
◆「砑螺ガラ」、貝名、タカラガイ科の貝、【立夫中醫藥博物館:數位博物館:數位典藏】によれば Cypraea macula Erosaria caputserpentis Mauritia Arabica などの貝殻、別名「紫貝シバイ」「【太平御覽:卷第九百四十一: 鱗介部十三:貝】嶺表錄異曰紫貝即砑螺也儋振夷黎海畔彩以為貨」
䄰牙4+禾5=総画数9 U+4130 [ガ、ゲ/]
◆芽(め)、芽吹く
◆未詳「【集韻:卷三:平聲:麻第九:䄰】稯也」「【字彙:午集:禾部:䄰】牛加切音牙稯也又稷也」
穿牙4+穴5=総画数9 U+7A7F [セン/うが・つ、は・く、ほじく・る]
◆穴を空(あ)ける、孔(あな)が空く
◆反対側まで通(とお)す、貫(つらぬ)く、同「串」
◆(狭いところを)通り抜ける
◆は・く、袴(はかま)やズボンjupon[仏]などを身に着(つ)ける、靴や靴下などを履(は)く、「衣類などに足を通す」の意
筆順
笌牙4+竹6=総画数10 U+7B0C [ガ/]
◆竹の若芽
◆筍
䍓牙4+网5=総画数9 U+4353 [コ、ゴ/] 𦊂𦊍
◆網、ウサギ(兎)などを捕らえるための網
芽牙5+艸3=総画数8 U+82BD [ガ、ゲ/め]
◆草木の生え出たばかりのもの
◆生え出て伸びようとしている、或いは咲こうとしている、またそのような状態、またそのような状態のもの
◆物事の始まる兆(きざ)し
筆順
蚜牙4+虫6=総画数10 U+869C [ガ、ゲ/]
◆アブラムシ(油虫)、カメムシ目アブラムシ上科の昆虫、「蚜虫ガチュウ」、同「膩虫ジチュウ」
衺牙4+衣6=総画数10 U+887A [シャ、ジャ/]
◆正しくない、本来の形やあり方でない、同「邪」「𧘪」
𧘪牙4+衣5=総画数9 U+2762A [シャ、ジャ/]
◆衣服が解(ほつ)れる、破れる「【廣韻:去聲:怪第十六:鎩:𧜁】衣𧘪縫也」
◆本来の姿や形ではない、同「衺」
訝牙4+言7=総画数11 U+8A1D [ガ、ゲ、ゲン/いぶか・る]
讶◆客を出迎える、客が来る方に出向いて行って迎える、同「迓」「這」
◆(なぜだろうかと、どうしてだろうかと)不思議に思う、(何だろうかと、何なのかと)疑い怪しむ
筆順
讶牙4+言2=総画数6 U+8BB6 [ガ、ゲ、ゲン/いぶか・る] 訝
◆客を出迎える、客が来る方に出向いて行って迎える、同「迓」「這」
◆(なぜだろうかと、どうしてだろうかと)不思議に思う、(何だろうかと、何なのかと)疑い怪しむ
谺牙4+谷7=総画数11 U+8C3A [カ、ケ/こだま]
◆「谽谺カンカ」、(大地を切り裂いたような谷が)深く大きく広がっているさま、同「谽呀カンガ・豁閜カツカ」
◆[日]木霊こだま、樹木の精霊、山彦やまびこ
筆順
迓牙4+辵4=総画数8 U+8FD3 [ガ、ゲ/] 𨓃𨓴
◆客を出迎える、客が来る方に出向いて行って迎える、同「訝」「這」
邪牙5+邑3=総画数8 U+90AA [シャ、ジャ、ヤ/よこしま]
◆ずれる、傾く、逸(そ)れる、片寄る、曲がる、歪(ゆが)む
◆正常でない、本来の姿形や状態と違っている、本来の姿やあり方でない、同「衺」
◆~か、~や、句末に付けて疑問・反語・感嘆の意を表す語、同「耶」
◆「琅邪ロウヤ」、現山東省東南部から江蘇省東北部にかけての地にあった古地名、同「琅玡・琅琊・瑯琊」
{山東省}
筆順
䥺牙4+金5=総画数9 U+497A [ヤ/]
釾◆「镆䥺バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ、同「鏌鋣」
「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」◆アインスタイニウムEinsteinium(Es)の旧名、現
「鎄」
釾牙4+金8=総画数12 U+91FE [ヤ/]
䥺◆「鏌釾バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ、同「鏌鋣」
「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」◆アインスタイニウムEinsteinium(Es)の旧名、現
「鎄」
閕牙4+門8=総画数12 U+9595 [カ、ケ/]
◆門を閉(し)める、閉(と)じる
◆裂(さ)け広がる(広がっている)さま、大きく開(あ)いているさま、同「閜」
雅牙5+隹8=総画数13 U+96C5 [ガ、ゲ/みやび]
◆正統な、由緒(ユイショ)正しい
◆上品な、上品で優美な
◆もとより、平素から
◆カラス(烏・鴉)、カラス科の鳥、同「鴉」「烏」
筆順
颬牙4+風9=総画数13 U+98AC [カ、ゲ/]
◆口から息を吹き出すさま
鴉牙4+鳥11=総画数15 U+9D09 [ア、エ/からす]
鸦𩿗𩿎鵶𪀹𪀨◆カラス(烏・鴉)、カラス科の鳥、同「烏」「雅」、同「烏鴉オア・オウ」「孝鳥コウチョウ」
筆順
鸦牙4+鳥5=総画数9 U+9E26 [ア、エ/からす] 鴉𩿗𩿎鵶𪀹𪀨
◆カラス(烏・鴉)、カラス科の鳥、同「烏」「雅」、同「烏鴉オア・オウ」「孝鳥コウチョウ」
齖牙4+齒15=総画数19 U+9F56 [ガ、ゲ/] 𪘣
◆歯が動物の牙(きば)のようにギザギザとしている
◆「齰齖サクガ」、上下の歯を合わせた時にぴったりと合わないさま、噛(か)み合わないさま