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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 聿部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 聿部] [部首索引]



聿6+0=総画数6 U+807F
音読: イツ[漢]、イチ[呉]
◆筆(ふで)、文字や絵などを書く道具
◆「ここ・に」などの発語の助詞
◆[日]ふで、ふでづくり、部首名
筆順

人2+6=総画数8 U+4F93
音読: ロツ、ロチ
◆「侓魁ロツカイ」、大きなさま「【集韻:卷九:入聲上:沒第十一:侓】侓魁大皃」

冫2+6=総画数8 U+51BF
音読: セン
◆進む
◆志す

口3+6=総画数9 U+3580
音読: ラツ、ラク
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:十一:㖀】聲也」
◆音写字(音オンを表す漢字)「【高上玉皇本行集經:收金光咒】囁唎{⿰口順}{⿰口厯}㖀鳴唎𠸩𠼳哼𡄳唎(道教の呪文、唱え祈る際の言葉)

土3+6=総画数9 U+578F
音読: リツ、リチ
◆畔(あぜ)

山3+6=総画数9 U+5CCD
音読: ロツ、ロチ
◆「峍屼・硉矹・𥓎矹ロツゴツ」◇岩や崖が今にも崩れ落ちそうに切り立っているさま◇石や岩が高く折り重なっているさま
𡷏
山3+6=総画数9 U+21DCF
音読: リツ、リチ
◆山が高く険しいさま、「𡷏崒リツソツ」
注解:「【願學集:卷六下:誌銘:明先考雙崖府君改葬白沙墓志】…仁峰崒𡷏…」

廴3+6=総画数9 U+5EFA
音読: ケン[漢]、コン[呉]
訓読: た・てる、た・つ
◆(建造物を)しっかりと立てる、造(つく)る、作り上げる
◆(法律などを)しっかりと定める
◆意見を申し立てる
◆北斗七星の柄(え)の指す方向、「建寅ケンイン(夏暦・農暦・旧暦・陰暦の正月、この月には柄が寅の方向・東北東を指すことから)」
筆順

彳3+6=総画数9 U+5F8B
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
訓読: のり
◆音楽の十二の階調のうち陽の音、六音があり「六律ロクリツ」という、また陰の「六呂ロクリョ」と合わせて「十二律呂ジュウニリツリョ」「律呂リツリョ」「呂律リョリツ(ろれつ)」という {音楽(十二律1)}
◆のり、決まりごと(法)の一つ一つ(律)、定め、規則、法令、「規律キリツ」「法律ホウリツ」
◆定めに従う、規則に従う
筆順
𢘶㥆𢠮𢠻
心3+6=総画数9 U+22636
音読: タイ、テン、デン
◆拘(こだわ)りがないさま、気儘なさま、同「怢」
◆気が緩(ゆる)む、同「怢」
◆すぐに忘れる、うっかりする、同「怢」
𢫫
手3+6=総画数9 U+22AEB
音読: ロツ、ロチ
◆掴む
𦘖
歹4+6=総画数10 U+8082
音読: シ[漢呉]
◆棺桶を納めるために掘った穴
◆本葬までの間仮に埋葬する
𣸁
水3+6=総画数9 U+6D25
音読: シン[漢呉]
訓読: つ
◆人や荷物を対岸に運ぶ船の発着する所、渡し場
◆唾(つば)や汗などの液体が流れ出る、湧(わ)き出る、滴(したた)る
◆潤(うるお)う
◆溢(あふ)れる
筆順

火4+6=総画数10 U+3DB3
音読: シン[漢]、ジン[呉]
◆燃(も)え残り、燃えさし、燃え切らずに残った火、同「燼」
𤝽
犬3+6=総画数9 U+2477D
音読: リツ
◆獣の体毛が多く長く細いさま、またそのような獣、同「貄」「𧳙」
◆タヌキ(狸、イヌ科タヌキ属の哺乳類)の子、同「𧳙」
𤦯
玉4+6=総画数10 U+73D2
音読: シン[漢呉]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)名
𤱪画𤰱𡇍畫畵𤲿𦘕𦘚𤲯𨽶𡱮𠚇
田5+6=総画数11 U+24C6A
音読: ①カイ[漢]、ガ、エ[呉]②カク[漢]、ワク[呉]
訓読: えが・く

◆絵(え)、絵を描(えが)く、輪郭リンカクを描(か)きそこに色を付ける

◆筆で線を引く、また線を引いて区切る、同「划」
◆漢字の線や点の数(画数)を数える語
◆事に先立って案を作る、計画する、同「図」

石5+6=総画数11 U+7849
音読: ロツ、ロチ
◆「硉矹ロツゴツ」、同「𥓎矹」「峍屼」◇岩や崖が今にも崩れ落ちそうに切り立っているさま◇石や岩が高く折り重なっているさま

竹6+6=総画数12 U+7B46
音読: ヒツ[漢]、ヒチ[呉]
訓読: ふで
◆墨や絵の具を穂先に含ませて字を書いたり絵を描いたりする道具、またそれで字を書く、また絵を描く、またそれで書いた(描いた)字や絵
筆順

糸6+6=総画数12 U+42D6
音読: イツ[漢]、イチ[呉]
◆長いさま
𦨱𦩨𦩦
舟6+6=総画数12 U+26A31
音読: シン[漢呉]
◆人や荷物を対岸に運ぶ船の発着する所、渡し場、同「津」

艸3+6=総画数9 U+831F
音読: イツ、イチ
◆ヒユ科アカザ属の草、同「藜」 {アカザ}
◆未詳「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:芛】惟畢羊{⿳竹■山}二切芛華榮也草木華初生者茟古文」「【始豐稿:卷六:跋廬陵段母墓誌銘後】…學士所以特茟書之…」
𧧪
言7+6=総画数13 U+279EA
音読: ケン、ゲン
◆人を悪く言う、皮肉(ひにく)る、馬鹿にする、同「訕」
𧱇
豕7+6=総画数13 U+27C47
音読: シ
◆獣の体毛が多く長く細いさま、またそのような獣、同「𧳙」「貄」「𤝽」

豸7+6=総画数13 U+8C84
音読: シ
◆獣の体毛が多く長く細いさま、またそのような獣、同「𧳙」「𧱇」「𤝽」「【爾雅註疏:釋獸】貄修(脩)毫《註》毫毛長○貄音四《疏》脩長也廣雅云㲦毛謂之毫言貄獸躰多長毛」
𧶁
貝7+6=総画数13 U+27D81
◆未詳
𨀞
足7+6=総画数13 U+2801E
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:足部第十二:䠈】俗*𨀞正他骨反𨁸*𨀞前不進也(《宋刻本影印版》は「*{⿰足(𡋶-土)}」)「【正字通:酉集中:足部:𨀞】與辵部䢖同」

辵3+6=総画数9 U+4896
◆未詳「【玉篇:卷十:辵部第一百二十七:䢖】余述切分布也又行皃」「【廣韻:入聲:術第六:聿:䢖】行皃」

金8+6=総画数14 U+9289
音読: イツ[漢]、イチ[呉]
◆細長く先が尖(とが)った針(はり)

馬10+6=総画数16 U+4B87
音読: イツ[漢]、イチ[呉]
◆黒毛で股間コカン(後ろ脚太腿の内側)が白い馬の名、堂々とした体躯タイク(からだつき、体格)の馬という「【詩經集傳:卷之八:魯頌四之四】駉駉(音扄)牡馬(叶滿補反)在坰(音扄)之野薄言駉者(叶章與反)有驈(音聿)有皇有驪(音離)有黃以車彭彭…(…駉駉腹幹肥張貌…白跨曰驈…彭彭盛貌…)」
注解:「【玉篇:卷二十三:馬部第三百五十七:驈】余橘切驪馬白跨䮇同上」
𩬶肆𨽸𩭞
髟10+6=総画数16 U+29B36
音読: シ[漢呉]
訓読: ほしいまま
◆ものを横方向に並べる、左右方向に並べる、陳列チンレツする
◆(見やすいように)商品を陳列した店、商店、店舗テンポ、「市肆シシ(街の商店)」「酒肆シュシ」
◆生贄(いけにえ)を解体して神前に並べる、またその祭礼
◆思いのままにするさま、気儘(きまま)なさま、「放肆ホウシ」
◆尽(つく)くす、~の限(かぎ)り、「肆勤シキン(力を尽くして励む)」
◆四、数字の四、四番目、「四」の大写字(「一」は「壹」・「三」は「參」のような大文字のこと) {数字}

聿4+0=総画数4 U+8080
◆漢字の構成部分、「聿」などの一部を構成する
𢗱
心4+4=総画数8 U+225F1
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𢗱】古文志字慕也」「【康熙字典:卯集備考:心部:𢗱】《川篇》同志」
𣌦
曰4+4=総画数8 U+23326
◆未詳「【字彙補:辰集:曰部:𣌦】與爭同見漢韓勑𥓓」
肅粛𦘡𦘝𢙻䏋𦘛
聿6+2=総画数8 U+8083
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆身や心を引き締める、また引き締まる、「肅正シュクセイ」
◆畏(おそ)れる、身を引き締めて畏(かしこ)まる
◆恭(うやうや)しい、慎(つつし)み深い
◆縮(ちち)む、縮こまる
嘯嘨歗
口3+8=総画数11 U+5578
音読: ショウ[漢呉]
訓読: うそぶ・く
◆口を窄(すぼ)めて息を吹き音を出す、口笛を吹く
◆長く引き伸ばした声
◆[日]空惚(そらとぼ)ける、大袈裟に言う

水3+8=総画数11 U+3D0B
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆水が清く深いさま、同「瀟」
◆水の流れが速いさま、素早いさま
◆米を磨(と)ぐ
簫簘𪛕𪛖
竹6+8=総画数14 U+7BAB
音読: ショウ[漢呉]
訓読: ふえ
◆竹製の縦笛、音孔(おとあな、音の高さを変えるための指で押さえる孔)がない長短複数本の竹筒を並べた楽器、底が塞(ふさ)がっていないものを「洞簫トウショウ」という、唐代(618年~907年)頃からは一本で音孔のあるものを「簫」と呼び、それまでの「簫」を「排簫ハイショウ」と呼ぶようになった {楽器(管楽器)}
◆弓弭(ゆはず)、弓の両端の弦をかける部分 {武器(弓箭)}
蕭䔥
艸3+8=総画数11 U+8427
音読: ショウ[漢呉]
訓読: よもぎ
◆ヨモギ(蓬)、キク科ヨモギ属の草 {ヨモギ}
◆荒(すさ)んで物寂しいさま、零落(おちぶ)れるさま
驌𩥶
馬3+8=総画数11 U+9A95
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆「骕骦・骕騻シュクソウ」、古代の良馬の名、【春秋左傳】に拠れば紀元前の唐国成公が所有していたという「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷五十四:起定公元年盡四年】…唐成公如楚有兩肅爽馬子常欲之(《疏》…賈逵云色如霜{⿰糸■}馬融說肅爽鴈也其羽如練高首而脩頸馬似之天下稀有…({⿰糸■}は「紈」か?))」「【博物誌:卷六:物名攷】唐公有驌驦」「【抱朴子:外篇卷之九:官理】…若乃臧獲之乘驌騻…」
鷫𪆭
鳥5+8=総画数13 U+9E54
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆鳥名、カモ科の鳥の一種「【爾雅翼:釋鳥:鴇】上林賦曰鴻鷫鵠鴇駕鵞屬」
◆「鹔鷞・鷫鸘シュクソウ」、想像上の神鳥(五方神鳥)の一つ「【說文解字:鳥部:鷫】鷫鷞也五方神鳥也東方發明南方焦明西方鷫鷞北方幽昌中央鳳皇」「【後漢書:卷二十四:五行二】…五鳳皆五色為瑞者一為孽者四(叶圖徵曰似鳳有並爲妖一曰鷫鸘鳩喙圓目身義戴信嬰禮膺仁負智至則旱役之感也二曰發明烏喙大頸大翼大脛身仁戴智嬰義膺信負禮至則喪之感也三曰焦明長喙疏翼圓尾身義戴信嬰仁膺知負禮至則水之感也四曰幽昌鋭目小頭大身細足脛若鱗葉身智戴信負禮膺仁至則旱之感也國語曰周之興也鸑鷟鳴岐…)」
𦘔
聿6+3=総画数9 U+26614
音読: シン[漢呉]
◆筆の飾り
◆達筆な人
𣸁
水3+9=総画数12 U+23E01
音読: シン[漢呉]
訓読: つ
◆人や荷物を対岸に運ぶ船の発着する所、渡し場
◆唾(つば)や汗などの液体が流れ出る、湧(わ)き出る、滴(したた)る
◆潤(うるお)う
◆溢(あふ)れる
𤦯
玉4+9=総画数13 U+249AF
音読: シン[漢呉]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)名
𦩦𦨱𦩨
舟6+9=総画数15 U+26A66
音読: シン[漢呉]
◆人や荷物を対岸に運ぶ船の発着する所、渡し場、同「津」
𦳳
艸3+9=総画数12 U+26CF3
音読: シン[漢呉]
◆「𦳳𦳳・蓁蓁シンシン」、草が折り重なるように生えるさま「【楚辭章句:卷九:招魂章句第九】蝮蛇蓁蓁(蝮大蛇也蓁蓁積聚之皃)」「【爾雅注疏:釋訓】蓁蓁孽孽戴也疏周南桃夭曰其葉蓁蓁〇王應麟詩攷曰通典作其葉溱溱」「【集韻:卷二:平聲:真第十七:蓁𦳳】首戴物皃爾雅蓁蓁戴也」
𧗁𧗊𧗃
血6+9=総画数15 U+275C1
音読: シン[漢呉]
◆唾(つば)や汗などの体外に分泌ブンピツされる液体「【說文解字:血部:𧗁】气液也」
𨔥𨕛𨕨
辵3+9=総画数12 U+28525
音読: セン[漢呉]
◆至る、目的・目標とした所や時間に行き着く「【說文解字:辵部:𨔥】自進極也」「【廣韻:下平聲:先第一:箋:𨕨】埤蒼云至也說文云自進極也」
曰部

聿6+4=総画数10 U+8081
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆始める、開始する、同「肇」
◆謀(はか)る、どうしたらよいかあれこれ考えを巡(めぐら)らす
𢾹肇𦘟
攴4+10=総画数14 U+22FB9
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆始める、開始する、同「肈」「肁」
◆正(ただ)す、きちんと整える
日部
肅肃𦘡𦘝𢙻䏋𦘛
聿6+5=総画数11 U+7C9B
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆身や心を引き締める、また引き締まる、「肅正シュクセイ」
◆畏(おそ)れる、身を引き締めて畏(かしこ)まる
◆恭(うやうや)しい、慎(つつし)み深い
◆縮(ちち)む、縮こまる
筆順
嘯啸歗
口3+11=総画数14 U+5628
音読: ショウ[漢呉]
訓読: うそぶ・く
◆口を窄(すぼ)めて息を吹き音を出す、口笛を吹く
◆長く引き伸ばした声
◆[日]空惚(そらとぼ)ける、大袈裟に言う
簫箫𪛕𪛖
竹6+11=総画数17 U+7C18
音読: ショウ[漢呉]
訓読: ふえ
◆竹製の縦笛、音孔(おとあな、音の高さを変えるための指で押さえる孔)がない長短複数本の竹筒を並べた楽器、底が塞(ふさ)がっていないものを「洞簫トウショウ」という、唐代(618年~907年)頃からは一本で音孔のあるものを「簫」と呼び、それまでの「簫」を「排簫ハイショウ」と呼ぶようになった {楽器(管楽器)}
◆弓弭(ゆはず)、弓の両端の弦をかける部分 {武器(弓箭)}

糸6+11=総画数17 U+7E4D
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]
◆布に色糸を使って絵や模様を描(えが)く、縫(ぬ)い取る、またその絵や模様、同「綉」
筆順
蕭萧
艸3+11=総画数14 U+4525
音読: ショウ[漢呉]
訓読: よもぎ
◆ヨモギ(蓬)、キク科ヨモギ属の草 {ヨモギ}
◆荒(すさ)んで物寂しいさま、零落(おちぶ)れるさま
𩥶驌骕
馬10+11=総画数21 U+29976
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆「𩥶驦・𩥶騻シュクソウ」、古代の良馬の名、【春秋左傳】に拠れば紀元前の唐国成公が所有していたという「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷五十四:起定公元年盡四年】…唐成公如楚有兩肅爽馬子常欲之(《疏》…賈逵云色如霜{⿰糸■}馬融說肅爽鴈也其羽如練高首而脩頸馬似之天下稀有…({⿰糸■}は「紈」か?))」「【博物誌:卷六:物名攷】唐公有驌驦」「【抱朴子:外篇卷之九:官理】…若乃臧獲之乘驌騻…」
𤱪田部
𦘕画𤰱𡇍畫畵𤲿𤱪𦘚𤲯𨽶𡱮𠚇
聿6+5=総画数11 U+26615
音読: ①カイ[漢]、ガ、エ[呉]②カク[漢]、ワク[呉]
訓読: えが・く

◆絵(え)、絵を描(えが)く、輪郭リンカクを描(か)きそこに色を付ける

◆筆で線を引く、また線を引いて区切る、同「划」
◆漢字の線や点の数(画数)を数える語
◆事に先立って案を作る、計画する、同「図」
𢟸
心3+11=総画数14 U+227F8
音読: カク
◆あるべき姿や道に(人の忠告に)背を向け従わない、(愚かで)頑(かたくな)なさま
田部
𩬶𨽸𩭞
聿6+7=総画数13 U+8086
音読: シ[漢呉]
訓読: ほしいまま
◆ものを横方向に並べる、左右方向に並べる、陳列チンレツする
◆(見やすいように)商品を陳列した店、商店、店舗テンポ、「市肆シシ(街の商店)」「酒肆シュシ」
◆生贄(いけにえ)を解体して神前に並べる、またその祭礼
◆思いのままにするさま、気儘(きまま)なさま、「放肆ホウシ」
◆尽(つく)くす、~の限(かぎ)り、「肆勤シキン(力を尽くして励む)」
◆四、数字の四、四番目、「四」の大写字(「一」は「壹」・「三」は「參」のような大文字のこと) {数字}
筆順

艸3+13=総画数16 U+857C
音読: シ[漢呉]
◆(草木の生え出たばかりのように)柔らかく小さいさま
◆穏やかで心地よい
粛肃𦘡𦘝𢙻䏋𦘛
聿4+9=総画数13 U+8085
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆身や心を引き締める、また引き締まる、「肅正シュクセイ」
◆畏(おそ)れる、身を引き締めて畏(かしこ)まる
◆恭(うやうや)しい、慎(つつし)み深い
◆縮(ちち)む、縮こまる
筆順
嘨啸歗
口3+13=総画数16 U+562F
音読: ショウ[漢呉]
訓読: うそぶ・く
◆口を窄(すぼ)めて息を吹き音を出す、口笛を吹く
◆長く引き伸ばした声
◆[日]空惚(そらとぼ)ける、大袈裟に言う
筆順

弓3+13=総画数16 U+5F47
音読: ショウ[漢呉]
◆弓の両端の曲がっている部分、弓弭(ゆはず) {武器(弓箭)}

手3+13=総画数16 U+3A4B
音読: シュク[漢]、スク[呉]、ショウ[漢呉]
◆撃(う)つ、打(う)つ

攴4+13=総画数17 U+3AA9
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆撃(う)つ、またその音

木4+13=総画数17 U+6A5A
音読: シュク[漢]、スク[呉]、ショウ[漢呉]
◆木がまっすぐに高く伸びるさま
◆キハダ(黄檗)、ミカン科キハダ属の木 {キハダ}
嘯嘨啸
欠4+13=総画数17 U+6B57
音読: ショウ[漢呉]
訓読: うそぶ・く
◆口を窄(すぼ)めて息を吹き音を出す、口笛を吹く
◆長く引き伸ばした声
◆[日]空惚(そらとぼ)ける、大袈裟に言う

水3+13=総画数16 U+6F5A
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆水が清く深いさま、同「瀟」
◆水の流れが速いさま、素早いさま
◆米を磨(と)ぐ

火4+13=総画数17 U+71BD
音読: ショウ[漢呉]
◆火が燃え盛るさま

玉4+13=総画数17 U+749B
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆宝石を磨く職人

石5+13=総画数18 U+40E4
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆黒く平らな石「【山海經:中山經】…東北流注于河其中多玄䃤(黑砥石生水中)」
箫簘𪛕𪛖
竹6+13=総画数19 U+7C2B
音読: ショウ[漢呉]
訓読: ふえ
◆竹製の縦笛、音孔(おとあな、音の高さを変えるための指で押さえる孔)がない長短複数本の竹筒を並べた楽器、底が塞(ふさ)がっていないものを「洞簫トウショウ」という、唐代(618年~907年)頃からは一本で音孔のあるものを「簫」と呼び、それまでの「簫」を「排簫ハイショウ」と呼ぶようになった {楽器(管楽器)}
◆弓弭(ゆはず)、弓の両端の弦をかける部分 {武器(弓箭)}
筆順

糸6+13=総画数19 U+7E61
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]
◆布に色糸を使って絵や模様を描(えが)く、縫(ぬ)い取る、またその絵や模様、同「綉」

羽6+13=総画数19 U+4398
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆鳥が飛ぶさま
◆「䎘䎘シュクシュク」、鳥の羽ばたく音
𦪓䑿𦪥𦪲𦪺
舟6+13=総画数19 U+26A93
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆「艒𦪓ボクシュク」、「舸カ」よりも小さく「艇テイ」よりも大きな船、同「艖」「【方言:第九】南楚江湘凡船大者謂之舸(…)小舸謂之艖(今江東呼艖小底者也音叉)艖謂之艒䑿(…)小艒䑿謂之艇(𦨴也)」
䔥萧
艸3+13=総画数16 U+856D
音読: ショウ[漢呉]
訓読: よもぎ
◆ヨモギ(蓬)、キク科ヨモギ属の草 {ヨモギ}
◆荒(すさ)んで物寂しいさま、零落(おちぶ)れるさま
筆順
蠨蟏𧑛
虫6+13=総画数19 U+87F0
音読: ショウ[漢呉]
◆「蟰蛸ショウショウ」◇アシナガグモ(足長蜘蛛)、アシナガグモ科アシナガグモ属のクモ(蜘蛛)◇足の長いクモ(蜘蛛)
𧑛蠨蟏蟰
虫6+13=総画数19 U+2745B
音読: ショウ[漢呉]
◆「𧑛蛸ショウショウ」◇アシナガグモ(足長蜘蛛)、アシナガグモ科アシナガグモ属のクモ(蜘蛛)◇足の長いクモ(蜘蛛)

金8+13=総画数21 U+93FD
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]、シュク[漢]、スク[呉]
訓読: さび
◆錆(さび)、金属の表面にできる酸化膜、錆びる、同「錆」「銹」
◆簡「锈」
𩥶骕
馬10+13=総画数23 U+9A4C
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆「驌驦・驌騻シュクソウ」、古代の良馬の名、【春秋左傳】に拠れば紀元前の唐国成公が所有していたという「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷五十四:起定公元年盡四年】…唐成公如楚有兩肅爽馬子常欲之(《疏》…賈逵云色如霜{⿰糸■}馬融說肅爽鴈也其羽如練高首而脩頸馬似之天下稀有…({⿰糸■}は「紈」か?))」「【博物誌:卷六:物名攷】唐公有驌驦」「【抱朴子:外篇卷之九:官理】…若乃臧獲之乘驌騻…」

魚11+13=総画数24 U+9C50
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆魚の干物
鹔𪆭
鳥11+13=総画数24 U+9DEB
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆鳥名、カモ科の鳥の一種「【爾雅翼:釋鳥:鴇】上林賦曰鴻鷫鵠鴇駕鵞屬」
◆「鷫鷞・鷫鸘シュクソウ」、想像上の神鳥(五方神鳥)の一つ「【說文解字:鳥部:鷫】鷫鷞也五方神鳥也東方發明南方焦明西方鷫鷞北方幽昌中央鳳皇」「【後漢書:卷二十四:五行二】…五鳳皆五色為瑞者一為孽者四(叶圖徵曰似鳳有並爲妖一曰鷫鸘鳩喙圓目身義戴信嬰禮膺仁負智至則旱役之感也二曰發明烏喙大頸大翼大脛身仁戴智嬰義膺信負禮至則喪之感也三曰焦明長喙疏翼圓尾身義戴信嬰仁膺知負禮至則水之感也四曰幽昌鋭目小頭大身細足脛若鱗葉身智戴信負禮膺仁至則旱之感也國語曰周之興也鸑鷟鳴岐…)」
𪆭鷫鹔
鳥11+13=総画数24 U+2A1AD
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆鳥名、カモ科の鳥の一種「【爾雅翼:釋鳥:鴇】上林賦曰鴻鷫鵠鴇駕鵞屬」
◆「𪆭鷞・鷫鸘シュクソウ」、想像上の神鳥(五方神鳥)の一つ「【說文解字:鳥部:鷫】鷫鷞也五方神鳥也東方發明南方焦明西方鷫鷞北方幽昌中央鳳皇」「【後漢書:卷二十四:五行二】…五鳳皆五色為瑞者一為孽者四(叶圖徵曰似鳳有並爲妖一曰鷫鸘鳩喙圓目身義戴信嬰禮膺仁負智至則旱役之感也二曰發明烏喙大頸大翼大脛身仁戴智嬰義膺信負禮至則喪之感也三曰焦明長喙疏翼圓尾身義戴信嬰仁膺知負禮至則水之感也四曰幽昌鋭目小頭大身細足脛若鱗葉身智戴信負禮膺仁至則旱之感也國語曰周之興也鸑鷟鳴岐…)」


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