鐘楼の傍にこの解説板があります。それには、
大津市指定文化財
建造物
西教寺鐘楼(さいきょうじしょうろう) 一棟
(大津市坂本五丁目)
この鐘楼(しょうろう)は、重要文化財の本堂の東側に、棟(むね)を南北に向けて建てられています。構造は桁行三間(けたゆきさんげん)、梁間二間(はりまにけん)、袴腰付(はかまごしつき)、入母屋造(いりもやづくり)、本瓦葺(ほんかわらぶき)です。
総檜造(そうひのきづくり)で、上層は軒(のき)の出が深く重量感があり、それに呼応して下層の袴腰(はかまごし)は裾(すそ)が広く安定感があります。蟇股(かえるまた)に配された猿の彫刻や籠彫(かごぼり)の木鼻(きばな)など、細部にわたって精巧(せいこう)な意匠(いしょう)が施(ほどこ)されています。
内部に残された棟札(むなふだ)や高欄(こうらん)の擬宝珠(ぎぼうし)の刻銘(こくめい)から、本堂と同系の中嶋治良左衛門春道を棟梁(とうりょう)として、天保二(一八三一)年に建てられたことが知られます。
昭和六三(一九八八)年十一月十一日指定)
大津市教育委員会
Cultural Asset Designated by Otsu City
(Building)
Saikyoji Temple, Belfry
とあります。