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[K'sBookshelf][Flower in Season][2020年]

Dec/20/2020


ビオラ(viola)」です。次第に花が少なくなる季節ですが、元気に咲いています。「サンシキスミレ(三色菫)」などを母種とする園芸種の一つで、「パンジー(pansy)」と同じ学名ですが、日本では比較的大形の園芸種を「パンジー」、小形の園芸種を「ビオラ」と呼び分けているようです。

Dec/6/2020


コダチダリア(木立ダリア)」です。「キダチダリア(木立ダリア)」「コウテイダリア(皇帝ダリア)」「ツリー・ダリア(tree dahlia)」とも呼ばれます。草丈が4-5mにもなる大きなダリアで、秋から初冬にかけて、優しいピンクの花を咲かせます。花径20cm以上にもなろうかという大輪の花が、冷たい大気を温めてくれているかのようです。

Nov/8/2020


キダチアロエ(木立アロエ)」です今年は暖かいせいか、一部で咲き始めました。「アロエ(Aloe)」には多くの種がありますが、この「キダチアロエ(木立アロエ)と」「バルバドス・アロエ(Barbados aloe)」などは、肉厚の葉に有用な物質を数多く含み、内服して胃腸病や便秘などに、塗り薬として火傷や傷・虫刺されなどに効くそうです。

Nov/8/2020


ススキ(薄,芒)」です。群生しているところなどを見ると、秋には欠かせない草だと、それはそれは感動します。花穂は「オバナ(尾花)」とも呼ばれ、馬などの尻尾(しっぽ)に似ていることからの名だそうですね。良い名です。秋の七草の一つ。

Oct/25/2020


ヤマモモソウ(山桃草)」です。1-1.5m程の細長い茎に沿って、夏の初め頃から秋まで、(一斉にではなく)下から上に向かって順に清楚な純白の四弁花が花開きます。可愛らしい花ですね。別名を「ハクチョウソウ(白蝶草)」といいます。風に吹かれて揺らぐさまは、本当に蝶が舞っているようです。もうそろそろ見納めです。

Oct/11/2020


セイタカアワダチソウ(背高泡立草)」です。黄色の小さな花が集まって、全体では形の良い円錐形になります。2m程にもなる背の高さと相まって、とても目立ちますね。一時、「ブタクサ(豚草)」と間違えられて、秋の花粉症の原因の一つともいわれましたが、花粉症の原因にはならない、らしいですよ。

Sep/13/2020


タマスダレ(玉簾,珠簾)」です。純白の六弁花、花弁の基部は黄色や黄緑になります。蕊は黄色、棒状の葉は緑色、大変美しい花です。「ゼフィランサス(Zephyranthes)」とも呼ばれますが、「ゼフィランサス」は属名です。また、「レイン・リリー(rain lily)」とも呼ばれますが、ヒガンバナ科ハブランサス属の一部も同じ名で呼ばれます。

Aug/30/2020


センニンソウ(仙人草)」です。純白の美しい花ですが、この花に見えるのは萼(がく)で、花冠(かかん、花びら全体)を支える役を担います。中央にあるのは蕊(しべ)です。それでは、花はどこ?・・・そうなんです、花はないのでそうです。意外ですね。萼が散り、実が熟すると、白いヒゲのようなものが目立ち始めます。これを仙人の髭に見立て、「仙人草」と名付けられたそうです。可愛らしい花ですが、有毒ですので、みだりに触ったりしないでくださいね。

Aug/16/2020


ムクゲ(木槿,槿)」です。7月中旬ごろから咲いています。厳しい夏の間、優しい色あいで、とても繊細な感じのする花が、目を楽しませてくれます。樹高は2-3m程、花は10cm前後で、花色は白・薄紫・ピンク・赤紫など、一重や八重と、品種も大変豊富です。また、花や枝・根・実などは薬用に用いられているとのことで、美しさだけではないのですね。

Aug/2/2020


サルスベリ(猿滑り,百日紅,紫薇花)」です。樹高は2-4m程、花穂全体は10-30cm程、花一つは3cm程でしょうか。どこからどこまでが一つの花なのか、分かりにくいのですが、中央の蕊(しべ)から赤い柄を伸ばし、その先に花びらが付きます。花びらの縁(ふち)がフリルのようで、可愛らしいですね。樹肌はつるつるしていて、「木登りの上手な猿も滑る」ことからの名です。

Jul/19/2020


ナス(茄子)」の花です。濃い紫色からピンクや白など、品種によってやや違いがあります。大好きな夏野菜の一つです。薄切りにして水に晒し、アクを抜いて、しぼってよく水気を切り、鰹節を振り、醤油を垂らしていただきます。何とも言えません。

Jul/5/2020


ヤブカンゾウ(藪萱草)」です。良く目立つオレンジ色の花が群生しているところなどは、それは見事ですね。八重咲きで、花びらはかなり不規則な形をしており、縁に皺が寄ります。花も葉も根も生薬として利用されるそうです。良く似た花で「ノカンゾウ(野萱草)」がありますが、こちらは一重です。

Jun/21/2020


ツユクサ(露草)」です。みごとな青色の花です。これほど鮮やかな青い花はあまり見ません。これから暫くは咲き続けますので、是非お楽しみください。二弁花のように見えますが、実は三弁花です。蘂(しべ)の下の方に伸びる白い花弁が三枚目の花弁です。

Jun/7/2020


少し前から「セイヨウキンシバイ(西洋金糸梅)」が咲き始めています。「ヒペリカム・カリシナム(Hypericum calycinum)」の名の方が一般的かも知れません。本当に美しい豪華な感じのする花ですね。丁度梅雨が始まろうかという時期に咲き始めます。今年も、間違いなく、もうすぐ梅雨です。

May/24/2020


ブタナ(豚菜)」です。花径は3-4cm程、「タンポポ(蒲公英)」の花に似ていることから、「タンポポモドキ(蒲公英擬)」とも呼ばれます。ただ、「タンポポ(蒲公英)」よりも背は高く、50-70cm程にもなり、茎もまっすぐではなく、やや曲がります。また、その長い茎が分枝して、その先に花を咲かせることもあります。要注意外来生物リスト(詳細は環境省の「要注意外来生物リスト」をご覧ください)に指定されているそうですが、可愛らしい花だけに、ちょっと残念ですね。

May/10/2020


ニワゼキショウ(庭石菖)」です。花径は1.5cm程、草丈は20-25cm程です。端正な六弁花で、白花もあります。

Apr/26/2020


アメリカヤマボウシ(亜米利加山法師)」です。「ハナミズキ(花水木)」の方が馴染みがあるかもしれません。街路樹としても多く見掛けます。花のように見えるのは「」で、花の基部から生え出る葉の一種で、蕾を保護する役目をします。この苞の中央にある黄褐色の部分に、黄緑色の花を咲かせます。秋には、真っ赤な実を付けますよ。

Apr/12/2020


ノゲシ(野芥子)」です。葉には刺々しい「鋸歯(きょし)」がありますが、幾らか柔らかく、触っても痛いということはありません。よく似た「オニノゲシ(鬼野芥子)」は、ノゲシ(野芥子)に比べて、花はよく似ているものの、葉はやや荒々しく、棘(とげ)が硬く、触ると痛いです。ノゲシ(野芥子)は、春から夏にかけて咲くことから「ハルノノゲシ(春の野芥子)」とも呼ばれます。これに対して、秋に咲く「アキノノゲシ(秋の野芥子)」は花が薄黄色です。

Mar/29/2020


「ソメイヨシノ(染井吉野)」です。春といえば、「サクラ」ですね。中でも「ソメイヨシノ」が多いようです。今年は例年になく早く咲き始めて、近くの公園では早くも散り始めています。ただ残念なのは、新型コロナウィルスの影響で、花見も自粛モード、人出も少ないようです。

Mar/15/2020


「ホトケノザ(仏の座)」です。例年なら咲き始めは2月中旬頃ですが、今年は気温が高いせいでしょうか、日当たりの良いところでは、1月末頃から咲いています。丸い葉が仏様の座る円座に似ていることから、この名があります。同じ「ホトケノザ」の名を持つ植物に「コオニタビラコ(小鬼田平子)」があります。

Mar/1/2020


房咲き種の「スイセン(水仙)」です。白い部分が花弁(花びら)で、この花弁全体を花冠といい、内側の黄色い部分は副花冠(ふくかかん)、或いは単に「副冠」といいます。「スイセン」の学名は Narcissus tazetta で、Narcissus(ナルキッソス)はギリシア神話に出て来る美青年の名前です。「ナルシシズム narcissism」は、この美青年の名から生まれました。

Feb/16/2020


庭の「ヤブツバキ(藪椿)」です。「ツバキ(椿)」という名のほうが一般的かもしれません。小形ですが、可愛いピンク色の花で、今が盛りです。一カ月ほど前から咲き始めました。暖冬のせいか、いつもの年よりも早かったような気がします。

Feb/2/2020


「パンジー(pansy)」です。近くの公園の花壇に咲いています。寒さに強い上に、花色が豊富で、この季節には大変貴重な花ですね。花は5cm程で草丈は20cm前後でしょうか。これよりも小型の「ビオラ(viola)」という花があります。花の形はそっくりで、草丈も幾らか小さい程度ですが、花の大きさは半分程の2-3cmです。

Jan/19/2020


ヒナギク(雛菊)です。本来の花期は春夏だそうですが、この時期にも花壇などで見掛けます。「デイジー(daisy)」という名前のほうが、良く知られているかもしれません。花色も形も大きさも種類が多く、それぞれが、いずれも可愛らしい花です。



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