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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 邑部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 邑部] [部首索引]


邑7+0=総画数7 U+9091 [ユウ、オウ/むら]
◆都みやこ、都市、王城を中心に広がる町
◆諸侯が統治する領地、またその領地内の領主の住む町
◆地方の町や村
◆おおざと、ゆう、部首名
筆順
𠅔邑7+亠2=総画数9 U+20154 [コク/か・つ] 克𠧳𠧹𠧻𡱀𡱠𠅡𠅏𣳂
◆背負ったもの(為すべきこと)によく耐える、耐え抜く
◆(困難なことを)乗り越え成し遂げる、打ち勝つ、同「剋」
◆能(よ)くする、十分に(或いは上手に)~することができる、またその能力がある
◆グラムgram(gramme、g)、重量の単位 {各種単位}
邑7+人2=総画数9 U+4FCB [ユウ、オウ/]
◆「俋俋ユウユウ」、(脇目も振らずに)人々が田畑を耕(たがや)しているさま
邑7+口3=総画数10 U+5508 [ユウ、オウ/]
◆息が詰まる、声が詰まる、声を詰まらせる、咽(むせ)ぶ
◆「唈僾オウアイ」、気が内に鬱積ウッセキしてすっきりしないさま
◆「嗚唈オユウ」、咽(むせ)び泣く、小刻みに声を詰まらせて泣く、同「嗚咽オエツ」
邑7+女3=総画数10 U+36D5 [オウ/]
◆「㛕𡣁オウジツ」、婦人の美しいさま、同「姶」「【集韻:卷十:入聲下:緝第二十六:𡣁】㛕𡣁婦皃」
邑7+心3=総画数10 U+6092 [ユウ、オウ/]
◆気が塞(ふさ)ぐ、気分が内に籠(こも)って晴れない、鬱鬱ウツウツとする、同「𤶛」
筆順
邑7+戸4=総画数11 U+6248 [コ、グ、ゴ/]
◆主君の後に随(したが)う、主君に付き従う、供(とも)をする
◆押し止(とど)める
◆「九扈キュウコ」、定まった季節に飛来し、また帰って行く鳥、農作業などの目安としたりする鳥、同「九鳸」
◆「跋扈バッコ」、勝手気ままに振る舞うさま
◆「有扈ユウコ」、夏代(前21世紀~前17世紀)に現陝西省西安市鄠邑区北部一帯を領した部族名、またその地名、同「有𨝞」「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:扈屺𨝞】說文夏后同姓所封戰於甘者在鄠有扈谷甘亭亦姓古作屺或作𨝞」 {陝西省}
筆順
邑7+手3=総画数10 U+6339 [ユウ、オウ/]
◆酒や水などを掬(すく)う、汲(く)む
◆気持などを抑(おさ)える、抑制ヨクセイする
◆敬意を表すために胸の前で手を組む、「拱挹コウユウ」、同「拱揖」
𢻌邑7+支4=総画数11 U+22ECC [キ、ギ/] 𨙸𨙾
◆古地名、未詳「【漢書:志:郊祀志:郊祀志下】大王建國於𨙸梁…文武興於酆鎬…由此言之則𨙸梁酆鎬之間周舊居也固宜有宗廟壇場祭祠之臧」
𦛞邑7+月(肉)4=総画数11 U+266DE [エン、オン、ア/] 腌𦟩𦜽
◆肉や魚を塩・酢・糟などに漬け込んだもの、同「醃」
◆「𦛞臢・醃𨤃エンザ」◇汚(きたな)いさま、汚(よご)れているさま◇汚(きたな)らしいさま、不快なさま
邑7+水3=総画数10 U+6D65 [ユウ、オウ/]
◆しっとりと濡(ぬれ)れる
◆窪(くぼ)み
𤶛邑7+疒5=総画数12 U+24D9B [ユウ、オウ/]
◆気が塞(ふさ)ぐ、気分が内に籠(こも)って晴れない、鬱鬱ウツウツとする、同「悒」
𥒵邑7+石5=総画数12 U+254B5 [未詳/]
◆古地名、未詳「【唐元次山文集:卷第六:虎蛇頌】猗玗子逃亂在𥒵(英及反)南人云猗玗洞中是王虎之宫中䂙之隂」
邑7+衣6=総画数13 U+88DB [ユウ、オウ/]
◆(衣服が)良い香りに包まれる、また纏(まと)わり付く
◆書籍の覆(おお)い、ダスト・ジャケットdust jacket(日本ではブック・カバーbook coverと呼ばれる、但し本来book coverは書籍の表紙をいう)
◆しっとりと濡(ぬれ)れる「【太平廣記:卷五十:神仙:裴航】…露裛瓊英春融雪彩…」
邑7+邑7=総画数14 U+48C8 [コウ、ゴウ/ちまた] 巷䢽𨛜𨞔𨞠𨙵𨜕
◆市街・町村内の道、「街巷ガイコウ」「里巷リコウ」
◆その両側に並ぶ家、家が建ち並んでいるところ、町(まち)
◆[日]世間セケン、世の中
𨛗邑7+邑3=総画数10 U+286D7 [/むら]
◆姓に用いる字
𨦺邑7+金8=総画数15 U+289BA [/かま]
◆[日]姓用字
邑7+食9=総画数16 U+4B42 [ユウ、オウ/] 𦤡
◆食べ物が傷(いた)み臭(にお)う、またその臭い「【集韻:卷十:入聲下:業第三十一:䭂𦤡𨜀】䭂饖臭也」
邑7+魚11=総画数18 U+4C52 [ユウ、オウ/]
◆腐臭フシュウがするまで塩漬けにした魚、同「鮑」「【漢書(前漢書):卷九十一:貨殖傳第六十一】鮿鮑千鈞(師古曰鮿膊魚也即今不著鹽而乾者也鮑今之䱒魚也…鄭康成以為䱒於煏室乾之亦非也煏室乾之即鮿耳蓋今巴荊人所呼鰎魚者是也…秦始皇載鮑亂臭則是䱒魚耳而煏室乾者本不臭也…)」
𪁗邑7+鳥11=総画数18 U+2A057 [オウ、ヨウ/かも] 鴨鸭𪀌𩿼𪀋𪁨
◆カモ(鴨)、「野鴨ヤオウ」、カモ科の水鳥
◆アヒル(家鴨)、「家鴨カオウ」、家禽化されたカモ(鴨)、同「鶩」
𪁨邑7+鳥11=総画数18 U+2A068 [オウ、ヨウ/かも] 鴨鸭𪀌𩿼𪀋𪁗
◆カモ(鴨)、「野鴨ヤオウ」、カモ科の水鳥
◆アヒル(家鴨)、「家鴨カオウ」、家禽化されたカモ(鴨)、同「鶩」
邑7+3=総画数10 U+9095 [ヨウ、ユ/] 𡿷
◆川や堀などで囲まれた邑(むら)・町や都市・城
◆周りを塞(ふさ)ぐ、同「壅」
◆和(なご)やかなさま、心地よいさま、同「雍」
◆唐代(618年~907年)から宋(南宋)代(1127年~1279年)に置かれた古州名、「邕州ヨウシュウ」、現広西チワン族自治区南寧ナンネイ市一帯の地、現在も南寧市の簡称として「邕」が用いられる {広西壮族自治区}
邕10+口3=総画数13 U+55C8 [ヨウ、ユウ/] 𡄸
◆「嗈嗈ヨウヨウ」、鳥が声を揃(そろ)えて鳴くさま、同「噰噰」
邕10+水3=総画数13 U+3D29 [ヨウ、ユウ/]
◆川名、贛江カンコウ(江西省を流れ長江に注ぐ川)の支流、別名「牛吼江ギュウコウコウ」、同「灉」 {江西省}
◆「㴩湖ヨウコ」、古湖名、岳州(ガクシュウ、故州名、現湖南省岳陽市)にあった「【太平御覽:卷第八百六十七:飲食部二十五:茗】…岳州有㴩湖之舍膏…」 {湖南省}
邕10+隹8=総画数18 U+96DD [ヨウ、ユ/]
◆「雝𪆫ヨウキョ」、セキレイ(鶺鴒)、セキレイ科の鳥、同「𪄉𪆫」
◆(鳥の声が)和(なご)やかなさま、心地よいさま、「雝雝ヨウヨウ」、同「雍」
◆澤・沢(さわ)、(周りよりも低くなっている)湿地
𩌋邕10+革9=総画数19 U+2930B [ヨウ、ユ/] 𩍓𩏔𩏨
◆靴の足首から上の筒状の部分、同「靿」
𩏔邕10+韋9=総画数19 U+293D4 [ヨウ、ユ/] 𩍓𩌋𩏨
◆靴の足首から上の筒状の部分、同「靿」
𩝹邕10+食8=総画数18 U+29779 [ヨウ、ユ/] 饔𩟷
◆しっかりと調理された食べ物
◆じっくりと煮込まれた食べ物、特に肉
◆朝食、夕食は「飧」
◆殺した後に神前に供える犠牲ギセイ(いけにえ)、生きたまま供える犠牲を「餼」
注解:「【正字通:戌集下:食部:𩟀】𩝹饔同舊註於{⿰■龍}切音擁𩚀𩟀也」
𪄉邕10+鳥11=総画数21 U+2A109 [ヨウ/] 𪇉𪇛
◆「𪄉𪆂ヨウキョ」、セキレイ(鶺鴒)、セキレイ科の鳥
邕10+鼻14=総画数24 U+9F46 [オウ、ウ/]
◆鼻詰り
邑3+3=総画数6 U+909B [キョウ、グ/]
◆小高い丘(おか)
◆三国時代の蜀ショク(221~263年)に属した国名、現四川省西南部にあったという「【後漢書:卷四十三:公孫述傳】蜀地肥饒兵力精強遠方士庶多往歸之卭笮君長(卭笮皆西南夷國名笮音昨見西南夷傳)皆來貢獻」 {四川省}
◆「邛崍・邛郲キョウライ」、古地名、山名(山脈名、別名「崍山」)、四川省成都市・邛崍市・雅安市西方
邛5+手4=総画数9 U+39ED [キョウ、ク/] 㧬𢭤
◆両手(両腕)で抱(かか)え持つ、抱(いだ)く、同「𢀜」
◆手で頭よりも高く持ち上げる
邛6+木4=総画数10 U+684F [キョウ/]
◆「柜桏キョキョウ」、シナサワグルミ(支那沢胡桃)、クルミ科サワグルミ属の木、同「柜柳キョリュウ」 {シナサワグルミ}
邛6+竹6=総画数12 U+7B47 [キョウ、グ/]
◆竹名、未詳、一説に茎(くき)の内部が空洞ではなく節セツ(ふし)が大きく膨(ふく)らむという、杖ジョウ(つえ)などに用いられる、またその杖
𦨰邛6+舟6=総画数12 U+26A30 [キョウ、グ/] 㮪𦩺
◆「艇テイ」よりも小型で底の深い舟「【方言:第九】艇長而薄者謂之艜(衣帶)短而深者謂之䒀(今江東呼艖䒀者音歩)小而深者謂之㮪(即長舼也音卭竹)」
𦭭邛6+艸3=総画数9 U+26B6D [キョウ、グ、グウ/] 𦭎
◆未詳「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:𦭭】巨凶切蓂莢實也(「蓂莢メイキョウ」は「伝説上の瑞草ズイソウ(めでたいとされる草)の名」、「蓂」を参照)
𧊡邛6+虫6=総画数12 U+272A1 [キョウ、グ、グウ/こおろぎ] 蛩𧋳𧉨
◆コオロギ(蟋蟀)、コオロギ上科の昆虫、別名「蜻蛚セイレツ」、同「蛬」
◆バッタ(飛蝗)やイナゴ(蝗)などのバッタ科の昆虫
◆ゲジ(蚰蜒)、通称「ゲジゲジ」、ゲジ目の多足の虫、別名「蚰𧍢・蚰蜒ユウエン」
◆「𧊡𧊡キョウキョウ」、獣名、未詳、姿はウマ(馬、ウマ科の哺乳類)に似るという「【山海經:海外北經】有素獸焉狀如馬名曰蛩蛩(卽蛩蛩鉅虚也一走百里見𥡆天子傳)」
邑3+3=総画数6 U+909C [ボウ、ミョウ/]
◆未詳「【笑府:卷二:又】…必須以誅少正邜之刑・・・」
◆十二支の四番目、方角は東、時刻では午前六時を中心とした二時間、動物はウ(兎)を当てる、同「夘」「卯」 {十二支}「【後村集:卷二十二:新修三歩泄記】…辛邜又壊太守溫陵曽公用虎歎曰民之財…」
邜6+木4=総画数10 U+685E [リュウ、ル/やなぎ] 柳桺栁𣓠
◆ヤナギ(柳)、ヤナギ科の木、一般に枝が垂れるもの、垂れないものは「ヤナギ(楊)」 {ヤナギ}
◆星名、二十八宿南方朱雀七宿の第三宿 {二十八宿}
邜6+艸3=総画数9 U+8312 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:艸部:茒】同"苑"」「【中華字海:补遺:艹部:茒】音义待考」
邑3+4=総画数7 U+90A3 [ダ、ナ/]
◆「那个ナカ」、あの、あれ、その、それ
◆「那事ナシ」、あのこと、そのこと
◆「那辺ナヘン」、そこ、あそこ
◆「那時ナシ」、あの時、その時
◆「那么・那麽ナマ」、あのように、そのように
◆「那样・那樣ナヨウ」、このような、そのような、あのような
◆梵語の音「な」を表す音写字(音オンを表す漢字)
◆地名、未詳、同「𨙻」「【說文解字:邑部:𨙻】西夷國从邑冄聲安定有朝𨙻縣諾何切」
筆順
那7+口3=総画数10 U+54EA [ダ、ナ/]
◆「哪个ナカ」、どの、どれ、誰、どちら
◆「哪样・哪樣ナヨウ」、どのような
◆「哪里ナリ」、何処(どこ)、何処の
◆「ナ」「ネィ」などの音オンを表す漢字(音写字)「【東溟奏稿(テキスト版):卷之二:計開】…噶嚕、𡁠哪、吻嚕、啤嚕、…」
那7+女3=総画数10 U+5A1C [ダ、ナ/] 𡟦
◆嫋(たお)やかなさま、しなやかなさま
◆女性名用字
◆「婀娜アダ」、しなやかで美しいさま、嫋(たお)やかで美しいさま
筆順
那7+手3=総画数10 U+632A [ダ、ナ/] 𢰓
◆両掌(てのひら)で物を揉(も)む「【廣韻:下平聲:卷第二:歌第七:那:挪】搓挪」
那7+木4=総画数11 U+689B [ダ、ナ/なぎ]
◆「枸梛クナ」、木名、未詳(「【桂海虞衡志:志花】枸那花葉瘦長略似楊柳夏開淡紅花一朶數十萼至秋深猶有之」に「枸那」がある)
◆[日]ナギ(梛)、マキ科ナギ属の木 {ナギ}
筆順
邑3+4=総画数7 U+90A6 [ホウ/くに] 𨛁𨚜𨚦𨛟邫𨚚𨛝𤰫
◆君主から与えられた領土、大きいものを「邦」、小さいものは「国」
◆国、国土、国家
筆順
𠳐邦7+口3=総画数10 U+20CD0 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:口部:𠳐】音帮象声词▷竹簡敲得~~响」
邦7+土3=総画数10 U+57B9 [ホウ、ボウ/]
◆土の中に棲むという妖怪
邦7+巾3=総画数10 U+5E2E [ホウ/] 幫幚幇
◆両脇(また周り)から支え助ける、手助けする、「帮助ホウジョ」
◆鞋カイ・アイ(短靴)の側面の部分、或いは靴底以外の足を包む部分、同「鞤」「䩷」「縍」
邦7+手3=総画数10 U+6337 [ホウ、ビョウ/] 搒𢮔
◆櫓ロや櫂(かい)で舟を漕(こ)ぐ、舟を漕ぐ棒を「榜」
◆棒で罪人を打ち叩く、罪人を打ち叩く棒を「榜」
𦜅邦7+月(肉)4=総画数11 U+26705 [ホウ、ボウ/] 膀𦜶
◆体の中心から左右対称の位置にあって突き出たところ、人や獣類の左右の肩、鳥類の翼(つばさ)
◆尿ニョウ(小便)を一時溜(た)めておく袋状の器官、「膀胱ボウコウ」、(体の中心から左右対称の位置にあることから) {人体(内臓)}
邦7+木4=総画数11 U+6886 [ホウ/]
◆木名、未詳
◆号令をかける時などに叩いて音を出す楽器、竹や木などを円筒形(また円柱形・四角柱形など)に作り、これを叩いて音を出す「【正字通:辰集中:木部:梆】斲木三尺許背上穿直孔今官衙説之爲號召之節或以竹截作筒兩頭畱竹節㫄𨯳小孔撃之有聲亦日梆似古之用𣔳」
邦7+糸6=総画数13 U+7D81 [ホウ/]
◆縛(しば)る、縛り付ける、「捆綁コンポウ」
邦7+糸3=総画数10 U+7ED1 [ホウ/]
◆縛(しば)る、縛り付ける、「捆綁コンポウ」
邑3+5=総画数8 U+90AA [シャ、ジャ、ヤ/よこしま]
◆ずれる、傾く、逸(そ)れる、片寄る、曲がる、歪(ゆが)む
◆正常でない、本来の姿形や状態と違っている、本来の姿やあり方でない、同「衺」
◆~か、~や、句末に付けて疑問・反語・感嘆の意を表す語、同「耶」
◆「琅邪ロウヤ」、現山東省東南部から江蘇省東北部にかけての地にあった古地名、同「琅玡・琅琊・瑯琊」 {山東省}
筆順
𡌯邪8+土3=総画数11 U+2132F [ヤ/]
◆泥濘デイネイ(ぬかるみ)
𡜹邪7+女3=総画数10 U+21739 [未詳/]
◆未詳
邪7+山3=総画数10 U+5CEB [ヤ/]
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:麻第九:峫】山皃」「【字彙:寅集:山部:峫】奴何切音耶山名」「【康熙字典:寅集中:山部:峫】…○按琅峫山在靑州本作琊从山作峫非」(【康熙字典】は「琅琊ロウヤ」の「琊」を指すのではないかという」)
邪8+手3=総画数11 U+6353 [ヤ/]
◆「捓揄ヤユ」、からかう、弄(もてあそ)ぶ、困らせたり怒らせたりして面白がる、同「擨𢶖・歋歈」
邪7+木4=総画数11 U+3B68 [ヤ/] 椰𣚋
◆ココヤシ(ココ椰子)、ヤシ科ココヤシ属の木、同「枒」(日本ではヤシ科の木を「椰子」と呼ぶが、「椰子」は本来ココヤシの実ココナッツcoconutをいう) {ココヤシ}
𤕓邪6+父4=総画数10 U+24553 [ヤ/じじ、じい、じじい] 爺爷
◆父(ちち)、父親、お父さん
◆[日]老年の男性
𤞡邪8+犬3=総画数11 U+247A1 [シャ、ジャ/]
◆「㹺𤞡トウジャ」、獣名、未詳「【集韻:卷三:平聲:麻第九:𤞡】㹺𤞡獸名」
邪8+玉4=総画数12 U+740A [ヤ/]
◆「琅琊・瑯琊ロウヤ」、現山東省東南部から江蘇省東北部にかけての地にあった古地名、同「琅玡」「琅邪」 {山東省}
邪7+艸3=総画数10 U+44C9 [シャ、ジャ、ヤ/]
◆草名、未詳「【說文解字:艸部:䓉】䒢䓉也(他本では「𦭎{⿱艹卭}」、但し「𦭎」は別義のようで、「䒢」を「𦭎」と誤ったものか)「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:䓉】與蛇切草名」「【龍龕手鑑:卷二:草部第八:𦳃】或作䓉今以遮反草名(「𦳃」参照)「【集韻:卷三:平聲:麻第九:䓉】菜名(《欽定四庫全書》本では「菓名」)
邪7+金5=総画数12 U+94D8 [ヤ/] 鋣鎁
◆「镆铘バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ、同「鏌釾」「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」
邪8+金8=総画数16 U+92E3 [ヤ/] 铘鎁
◆「鏌鋣バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ、同「鏌釾」「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」
邑3+5=総画数8 U+90AF [カン、ガン/] 𨚠
◆「邯鄲カンタン」、地名、現河北省邯鄲市、戦国時代(前5世紀~前221年)の趙チョウ国(前403年~前222年)の首都 {河北省}
◆「邯𤯈カンショ」、同「甘藷カンショ(サツマイモ)」、サツマイモ(薩摩芋)、ヒルガオ科サツマイモ属の植物、またその根茎 {サツマイモ}
筆順
𣵷邯8+水3=総画数11 U+23D77 [カン、ガン/] 𣢟
◆或いは、もしかしたら~、他の例を挙げれば~
邑3+5=総画数8 U+90B5 [ショウ、ジョウ/]
◆春秋時代(前770年~前5世紀)の晉シン国(前11世紀~前376年)に属したの邑むら(地方の町また村)の名、現河南省済源市付近 {河南省}
◆「邵陵ショウリョウ」、三国時代(220年~280年)から隋代(581年~618年)にかけてあった古郡名、現湖南省邵陽市 {湖南省}
筆順
邵8+糸6=総画数14 U+7DA4 [ショウ、ジョウ/] 𢇊𦀧
◆糸と糸の端同士を繋(つな)ぐ、同「紹」
◆受け継ぐ、継承ケイショウする、同「紹」
邑7+6=総画数13 U+48BD [コウ、ゴウ/ちまた] 巷䣈𨛜𨞔𨞠𨙵𨜕
◆市街・町村内の道、「街巷ガイコウ」「里巷リコウ」
◆その両側に並ぶ家、家が建ち並んでいるところ、町(まち)
◆[日]世間セケン、世の中
𣿑䢽13+水3=総画数16 U+23FD1 [コウ/みなと] 港𣽣
◆船が通る水路
◆多くの船が停泊する所、埠頭フトウ
耳部
邑3+6=総画数9 U+90C1 [イク/]
◆彩(いろど)りや香りが豊かなさま、同「㦽」「𢒰」「彧」
◆盛んなさま、(草木が)盛んに生い茂るさま、同「彧」
◆「馥郁フクイク」、豊かな香りが立ち昇り漂うさま
◆籠(こ)もる、(豊かな香りが辺りに)立ち籠(こ)める、同繁「鬱」
筆順
郁9+口3=総画数12 U+5590 [イク/]
◆「わっ」という突然飛び出して人を驚かせる声、同「㖪」
𣹙郁9+水3=総画数12 U+23E59 [未詳/]
◆未詳
邑3+6=総画数9 U+90C5 [シツ、シチ/]
◆盛(も)り上がる、盛(さか)んになる、高くなる、高くする
◆「郁郅イクシツ」、秦代(前221年~前207年)に北地ホクチに置かれた古県名、現甘粛省慶陽市付近「【說文解字注:邑部:郅】北地郁郅縣(見前志漢北地郡今甘肅慶陽府北至寧夏衞是其境慶陽府附郭安化縣府城東有故郁郅城…)」 {甘粛省}
筆順
𢰗郅9+手3=総画数12 U+22C17 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢰗】俗作儿之日陟栗三反」「【字彙補:卯集:手部:𢰗】與挃同」
邑3+6=総画数9 U+90CD [ダ、ナ/]
◆中国西方の中央アジアに位置した古国名「【圖經衍義本草:卷十四:草部中品之下】阿魏出伽闍郍國即北天竺也」
𡟦郍9+女3=総画数12 U+217E6 [ダ、ナ/]
◆嫋(たお)やかなさま、しなやかなさま
◆女性名用字
◆「婀𡟦アダ」、しなやかで美しいさま、嫋(たお)やかで美しいさま
𢰓郍9+手3=総画数12 U+22C13 [ダ、ナ/]
◆両掌(てのひら)で物を揉(も)む「【廣韻:下平聲:卷第二:歌第七:那:挪】搓挪」
邑3+6=総画数9 U+90CE [ロウ/] 郞郒𨝥
◆若い男性を指す語、またその美称
◆妻が夫を指す語
◆官名、「侍郎ジロウ(次官・副官に相当)」「郎中ロウジュウ(侍郎に昇進する前の名)」「郎官ロウカン(侍郎・郎中などの官名・官員の称)」
◆春秋時代(前770年~前5世紀)の魯国(前11世紀~前256年)にあった地名、現山東省南部「【說文解字注:邑部:𨝥】魯亭也(…鄭曰郞魯近邑也杜云郞魯邑高平方與縣東南有郁郞亭…)」 {山東省}
◆「夜郎ヤロウ」、戦国時代から漢代(前5世紀~220年)頃の古国名、貴州省一帯とされる {貴州省}
筆順
郎9+口3=総画数12 U+5577 [ロウ/]
◆ものがぶつかって出る音の形容、「啷啷ロウロウ」「噹啷トウロウ」「【品花寶鑒:第十一回:三隹妙令翻新 六婢女戲言受責】…把骰盆移過來噹啷噹啷擲了好幾擲擲纔擲成了…」
郎10+女3=総画数13 U+5ACF [ロウ/]
◆「嫏嬛・琅嬛ロウカン」、神話上の天帝の蔵書庫
郎9+广3=総画数12 U+5ECA [ロウ/]
◆建物や部屋の間に設けた屋根のある通路
◆「廊廟ロウビョウ」、政(まつりごと)を行う宮城キュウジョウ正面の建物、正殿セイデン
筆順
郎10+广3=総画数13 U+F928 [ロウ/]
◆建物や部屋の間に設けた屋根のある通路
◆「廊廟ロウビョウ」、政(まつりごと)を行う宮城キュウジョウ正面の建物、正殿セイデン
筆順
郎10+木4=総画数14 U+6994 [ロウ/]
◆「檳榔ビンロウ」「檳榔樹ビンロウジュ」、ヤシ科ビンロウ属の植物、またその実 {ビンロウ}
◆「桄榔コウロウ」、サトウヤシ(砂糖椰子)、ヤシ科クロツグ属の木 {サトウヤシ}
◆「榔楡ロウユ」、アキニレ(秋楡)、ニレ科ニレ属の木 {アキニレ}
◆「槺榔コウロウ」「槺榔樹コウロウジュ」、ソテツジュロ(蘇鉄棕櫚)、ヤシ科ナツメヤシ属の木 {ソテツジュロ}
筆順
𤠸郎9+犬3=総画数12 U+24838 [ロウ/]
◆[壮]オオカミ(狼)、イヌ科の哺乳類、同「狼」「【古壮字字典:L:𤠸】langz[la:ŋ]狼」
郎10+玉4=総画数14 U+746F [ロウ/] 琅𤨜𤦴
◆「瑯玕ロウカン」◇珠(たま、真珠)に似た美しい石◇美しい緑色の竹
◆「瑯琊・瑯玡・瑯邪ロウヤ」、現山東省東南部から江蘇省東北部にかけての地にあった古地名 {山東省}
◆「珐瑯ホウロウ」、長石や硼砂などを含む釉薬ユウヤクを高温で熱してできるガラスglass質の物質
筆順
𥧫郎9+穴5=総画数14 U+259EB [リョウ、ロウ/]
◆中に何もないさま、空虚なさま、ぽっかりと空いているさま、同「㝗」
◆「䆲𥧫コウロウ」、中に何もなくがらんとしているさま、ぽっかりと空いているさま、同「㝩㝗」「𡧽㝗」
郎10+艸3=総画数13 U+84C8 [ロウ/]
◆「蕫蓈トウロウ」◇実の成(な)らない穀物◇チカラシバ(力芝・狼尾草)、イネ科チカラシバ属の草 {チカラシバ}
郎10+虫6=総画数16 U+8782 [ロウ/]
◆「蟷螂・螳螂トウロウ」、カマキリ(鎌切・螳螂・蟷螂)、カマキリ目の昆虫
◆「蜣螂キョウロウ」、コガネムシ科の昆虫、哺乳類の糞便を餌とする昆虫の総称、通称「ふんころがし」
◆「螞螂バロウ」、トンボ(蜻蛉)、トンボ亜目の昆虫
◆「蟑螂ショウロウ」、ゴキブリ(蜚蠊)、ゴキブリ目の昆虫
筆順
𨉰郎10+身7=総画数17 U+28270 [ロウ/]
◆「𨉰躿ロウコウ」、身長が高いさま
郎9+金8=総画数17 U+93AF [ロウ/] 𨱍
◆未詳「【字彙:戌集:金部:鎯】來可切音裸釣也出異字苑(「【廣韻:上聲:哿第三十三:㰁:𩝢】𩝢釣出異字苑」を引いたものと思われるが【廣韻】は「鎯{⿰金郎}」ではなく「𩝢{⿰飠郎}」)「【正字通:戌集上:金部:鎯】舊註沿篇海音裸釣也出異字苑一曰鋃字之譌…」
◆「𨱍头ロウトウ」、金槌(かなづち、ハンマーhammer)や玄能(ゲンノウ)
𨱍郎9+金5=総画数14 U+28C4D [ロウ/]
◆未詳「【字彙:戌集:金部:鎯】來可切音裸釣也出異字苑(「【廣韻:上聲:哿第三十三:㰁:𩝢】𩝢釣出異字苑」を引いたものと思われるが【廣韻】は「鎯{⿰金郎}」ではなく「𩝢{⿰飠郎}」)「【正字通:戌集上:金部:鎯】舊註沿篇海音裸釣也出異字苑一曰鋃字之譌…」
◆「𨱍头ロウトウ」、金槌(かなづち、ハンマーhammer)や玄能(ゲンノウ)
𩝢郎9+食8=総画数17 U+29762 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:食部第十八:𩝢】來可反𩝢𩚘也(《宋刻本影印版》では「鈎」)「【廣韻:上聲:哿第三十三:㰁:𩝢】𩝢釣出異字苑」「【漢語大字典:食部:𩝢】"鎯"的讹字」
郎10+魚11=総画数21 U+4C76 [ロウ/]
◆魚名、未詳「【廣東新語:卷二十二:鱗語:魚】…江海魚之美者語有曰第一䱽第二{⿰魚■}第三第四馬膏䱶…」「【儀禮集編:卷四:士昏禮第二之二】腊必用鮮魚用鮒必殽全(《疏》…郝氏曰同牢醴饗用腊必新乾者鮒䱶魚…)」
邑3+6=総画数9 U+90D1 [テイ、ジョウ/] 鄭𨞀
◆春秋時代の国名、紀元前806年~前375年、始め現陝西省渭南市華州区付近に建ったが後に現河南省鄭州市新鄭市に遷(うつ)った {春秋時代} {陝西省}
◆「郑重テイチョウ」、態度が重々しいさま、重々しく丁寧なさま、同「丁重」
郑9+手3=総画数12 U+63B7 [テキ、ジャク/なげう・つ]
◆(目標に向けて)投げ付ける、投げ入れる、同「擿」
◆投げ出す、投げ捨てる
◆[日]「打擲チョウチャク」、殴(なぐ)る
郑9+足7=総画数16 U+8E2F [テキ、ジャク/]
◆「踯躅テキチョク」◇少し進んでは立ち止まり少し進んでは立ち止まるさま、同「蹢躅」「踟躕チチュウ」「躊躇チュウチョ」◇足でとんと踏む◇ヤマツツジ(山躑躅)やトウレンゲツツジ(唐蓮華躑躅・羊躑躅)などのツツジ科の木の名に用いられる {ヤマツツジ}
邑3+7=総画数10 U+90E1 [クン、グン/こおり] 𨛦
◆行政区画の名、周代(前11世紀~前771年)では都(みやこ)から千里以内の地を百縣に分け、縣の下に「四郡」を置いたという、後の秦代(前221年~前206年)では「郡」の下に「縣」を置いた、以降は時代によって行政区の名称や上下が変わる「【逸周書:作雒解】…因西土為方千里(西土岐周通爲圻内)分以百縣縣有四郡郡有(闕)鄙…」
◆[日]律令制リツリョウセイでは各国の下に「郡」を置き、その下に「里」を置いた
筆順
𡩫郡10+宀3=総画数13 U+21A6B [未詳/]
◆未詳
𦵼郡10+艸3=総画数13 U+26D7C [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:焮第二十四:𦵼】芝屬」「【正字通:申集上:艸部:𦵼】俗菌字」
邑3+7=総画数10 U+90E4 [ケキ、キャク、ゲキ/] 𨜪
◆古地名、叔虎シュクコが領した土地の名、現山西省晋城市沁水県付近といわれる、「叔虎」は春秋時代(前770年~前5世紀)晋シン国の大夫タイフ(領地を与えられる身分の家臣)、同「郄」「【說文解字:邑部:郤】晉大夫叔虎邑也」 {山西省}
◆ものの間(あいだ)に挟まれた隙(すき)、隙間、同「𨻶」「郄」
筆順
郤9+木4=総画数13 U+3B9D [カク、キャク/]
◆木名、未詳
◆机の足
𦃛郤10+糸6=総画数16 U+260DB [ケキ、キャク/] 綌绤𦃁𢂲
◆クズ(葛、マメ科クズ属の草)の茎の繊維を織(お)った目の粗い布、目の細かいものは「絺」 {クズ}
◆「絺綌チケキ」、葛布カップ(くずふ、くずぬの)製の衣服
邑3+8=総画数11 U+48CD [エン/]
◆周代(前11世紀~前256年)の魯国(前11世紀~前256年)にあった国名、現山東省済寧市曲阜市、同「奄」「【說文解字注:邑部:䣍】周公所誅䣍國在魯(…奄䣍二字周時竝行今則奄行而䣍廢矣單呼曰奄…)」 {山東省}
䣍8+邑3=総画数11 U+48CD [エン/]
◆周代(前11世紀~前256年)の魯国(前11世紀~前256年)にあった国名、現山東省済寧市曲阜市、同「奄」「【說文解字注:邑部:䣍】周公所誅䣍國在魯(…奄䣍二字周時竝行今則奄行而䣍廢矣單呼曰奄…)」 {山東省}
邑3+8=総画数11 U+90E8 [ホ、ブ、ホウ/へ、べ]
◆区分けしたものの一つ、「部分」「内部」
◆集団を分類し同じものを一纏(ひとまと)めにしたもの、全体を構成する小さな集合体や組織、「部署」「部隊」
◆書物を数える単位
筆順
部11+广3=総画数14 U+5ECD [ホ、ブ/]
◆「糖廍トンポー」、砂糖を作る場所と販売する場所「【治臺必告錄 :卷七】…糖廍蔗園…」「【台湾の砂糖について(高苑科技大學)】http://210.60.91.2/project/2015/satou.pdf」
◆「廍後ブコウ」、地名、台湾高雄市左営サエイ区 {台湾}
𣘙部11+木4=総画数15 U+23619 [ホウ、ボウ/]
◆木の棒、同「棓」
部11+竹6=総画数17 U+7BF0 [ホウ、ブ/]
◆竹を割って平らに削った文字などを書くための札(ふだ)、竹簡チクカン、同「𥰵」、別名「𥲈䈠バンカン」
◆竹を細く切って編んだ籠
◆古代の暦法の単位、1篰=4章(1章=19年)=76年、同「蔀」
部11+艸3=総画数14 U+8500 [ホ、ブ、ホウ、ブ/しとみ]
◆日差しや風雨を遮(さえぎ)るための戸、細い木(桟)を格子状に組み、間に板などを貼った戸で、日中はこれを跳ね上げて、風は通すが日差しや風雨は遮(さえぎ)るように工夫したもの、夜間はこれを降ろし雨戸として使う
◆古代の暦法の単位、1蔀=4章(1章=19年)=76年、同「篰」
筆順
𩅇部11+雨8=総画数19 U+29147 [未詳/]
◆未詳「【易緯乾坤鑿度】聖人鑿開天路顯彰化源大天氏云一大之物目天(…)一塊之物目地也一炁之𩅇(蔀也) 名混沌(一混一炁大俱物不知何物以名目爲之聖人言先天也物先者也地者下物後也)」「【字彙補:戌集:雨部:𩅇】與蔀同乾坤鑿度一炁之𩅇名混沌」「【漢語大字典:雨部:𩅇】同"蔀"。遮蔽。」
𩻗部11+魚11=総画数22 U+29ED7 [ホ、フ/]
◆「𩵚𩻗トフ」、カジカ(鰍・鮖)、カジカ科の魚、別名「杜父魚トフギョ」
邑3+8=総画数11 U+90ED [カク/くるわ] 墎𨞥𨟍𩫩𩫏𩫖𨽏
◆(日本の城下町に当たる)都市を二重に囲む高い壁のうちの外側の壁、外城ガイジョウ、またその壁で囲まれた市街、同「廓」「郛」、内側の壁を「城」という
◆壁や塀などで周りが囲まれているところ、同「廓」
◆中心から外方向に広げる、同「拡」
◆「郭公カッコウ」、カッコウ科の鳥、別名「大杜鵑タイトケン」「布穀鳥フコクチョウ(ふふどり)」「鳲鳩シキュウ」「鴶鵴カツキク」「擊穀ゲキコク」「桑鳩ソウキュウ」
筆順
郭11+口3=総画数14 U+35E5 [カク/]
◆重々しいさま、同「啍」「噋」
◆「㗥㗥カクカク」、ものを叩く「どんどん」という重く響く音
郭11+土3=総画数14 U+588E [カク/くるわ] 郭𨞥𨟍𩫩𩫏𩫖𨽏
◆城の外側に発達した街の外周に築いた壁、またその壁で取り囲まれた区画
◆壁などで囲まれた区画
◆中心から外方向に広げる、同「拡」
郭11+广3=総画数14 U+5ED3 [カク/くるわ] 𢌓𢋽
◆城の外側に発達した街の外周に築いた壁、またその壁で取り囲まれた区画、同「郭」
◆壁や塀などで周りが囲まれているところ、同「郭」
◆(周りが囲まれていて内に何もなく)広大なさま、大きく開(ひら)けているさま
◆広げる
筆順
郭11+手3=総画数14 U+3A2F [カク、コウ/]
◆大きく広げる、いっぱいに広げる、また広がる、一面に広がる、同「擴(拡)」
郭11+木4=総画数15 U+69E8 [カク/] 椁𣠐
◆棺(ひつぎ)を納めるための木製の外箱、外棺、石製は「𥕖」
筆順
郭11+水3=総画数14 U+6F37 [カク/]
◆遼リョウ国(916年~1125年)が「漷陰カクイン県」を置き、後の元代(1271年~1368年)に「漷州」、明代(1368年~1644年)に「漷県」と改称された、現北京市通州区漷県、同「𤅻」 {北京市}
◆水の勢いが激しいさま、水が激しくぶつかり合って高く逆巻(さかま)くさま「【文選(文選注):卷十二:江賦】…㵗(蒲冰)㶔(蒲拜)𤃫(火宏)𣸎(呼拜)潰濩(穫)𣳡(呼活)漷(呼郭反皆水勢相激洶湧之貌)」
郭11+目5=総画数16 U+4068 [カク/]
◆驚いて目を大きく見開く、ぎょっとした目で見る、同「矐」
𥕖郭11+石5=総画数16 U+25556 [カク/]
◆棺(ひつぎ)を納めるための木製の外箱、外棺、木製は「椁」
◆「𥕖𨏒カクラク」、車の(「ごろごろ」「がらがら」というような)音
郭11+雨8=総画数19 U+9729 [カク/] 𩇑𩇊
◆雨が上がり雲が切れる、雲が取れて空が広がる
◆(塞いでいたものがなくなって)大きく開(ひら)ける、大きく広がる
郭11+革9=総画数20 U+97B9 [カク/] 𩎏鞟
◆毛を取り去った動物の革
邑3+8=総画数11 U+90F0 [スウ、シュ/] 鄹𨝮
◆春秋時代(前770年~前5世紀)に魯国にあった地名、現山東省曲阜市、孔子の生誕地として知られる {山東省}
𡪅郰11+宀3=総画数14 U+21A85 [ロウ、ル/] 𨝢𡪉𠖛
◆地名、未詳
邑3+8=総画数11 U+90F7 [キョウ、コウ、ゴウ/さと] 鄉鄕鄊𨝅𨞰𨞸乡
◆都から離れた土地、(特に地方の)町村、田舎
◆出生地、「故郷コキョウ(ふるさと)」
◆中国周代では12,500戸を単位とする行政区画「【前漢書:卷二十四上:食貨志上】五家爲鄰五鄰爲里四里爲族五族爲黨五黨爲州五州爲鄉鄉萬二千五百戶也」
◆向く、面する、同「向」
◆窓、北側に面した窓、同「向」
筆順
郷11+音9=総画数20 U+97FF [キョウ、コウ/ひび・く] 響𥖡㗽𩐢响𩐿𡪆𡪥
◆声や音、声や音を立てる
◆(声や音などの振動が)辺りに広がる、鳴り渡(わた)る
筆順
邑3+8=総画数11 U+90FD [ト、ツ/みやこ] 都𨛨𨟞𨜞𨛷𨜁
◆天子や天皇が主として住むところ、先君を祭る宗廟を置くところ
◆国の中心的な町、人が多く集まる大きな町
◆多くのものが集まる、多くのものが集まるところ
◆盛んなさま、雅(みやび)やかなさま
◆全て、みんな
筆順
都11+口3=総画数14 U+561F [ト、ド/]
◆口を尖(とが)らす
◆「嘟嘟トト・トゥドゥ」、「ぷーぷー」「ぴーぴー」などのような喇叭ラッパや警笛などの音
◆「咕嘟クト・クドゥ」、「ぐつぐつ」「ぼこぼこ」「どくどく」「ぶくぶく」「ごくごく」などの液体の音
𡼞都11+山3=総画数14 U+21F1E [/せい]
◆[日]地名用字、「𡷠𡼞(とせい、徳島県勝浦郡上勝町、現在は「とせい」)」
𥳉都11+竹6=総画数17 U+25CC9 [ト、ツ/]
◆竹名、未詳「【竹譜(李衎):卷六】{⿱竹𢈔}(音與)竹 元竹實中 太極竹長百丈 䉁竹 䈈竹 笗竹 簡竹 胥竹 觀系竹 𥳉竹 {薎-艹+竹}籋(音彌)竹(「胥竹」は「䈝竹(竹名、未詳)」かと思われる)
𩼁都11+魚11=総画数22 U+29F01 [/なまず]
◆[日]ナマズ(鯰)、ナマズ科の淡水魚
邑3+9=総画数12 U+9104 [ケン/] 𨞉
◆「鄄城ケンジョウ」、古地名、在現山東省菏澤市鄄城県付近 {山東省}
𨶵鄄12+門8=総画数20 U+28DB5 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:補遺:門部:𨶵】同"闉"」
邑3+9=総画数12 U+9109 [キョウ、コウ、ゴウ/さと] 郷鄕鄊𨝅𨞰𨞸乡
◆都から離れた土地、(特に地方の)町村、田舎
◆出生地、「故郷コキョウ(ふるさと)」
◆中国周代では12,500戸を単位とする行政区画「【前漢書:卷二十四上:食貨志上】五家爲鄰五鄰爲里四里爲族五族爲黨五黨爲州五州爲鄉鄉萬二千五百戶也」
◆向く、面する、同「向」
◆窓、北側に面した窓、同「向」
鄉12+口3=総画数15 U+35FD [キョウ、コウ/ひび・く] 響響𥖡𩐢响𩐿𡪆𡪥
◆声や音、声や音を立てる
◆(声や音などの振動が)辺りに広がる、鳴り渡(わた)る
鄉12+月(肉)4=総画数16 U+81B7 [キョウ、コウ/]
◆牛肉の羹(あつもの、肉や野菜などの具を煮込んだ吸物すいもの)
鄉12+門8=総画数20 U+49B3 [コウ、ゴウ/]
◆門の両側に設けた窓
邑3+9=総画数12 U+FA26 [ト、ツ/みやこ] 都𨛨𨟞𨜞𨛷𨜁
◆天子や天皇が主として住むところ、先君を祭る宗廟を置くところ
◆国の中心的な町、人が多く集まる大きな町
◆多くのものが集まる、多くのものが集まるところ
◆盛んなさま、雅(みやび)やかなさま
◆全て、みんな
筆順
𧷿都12+貝7=総画数19 U+27DFF [ト、ツ/]
◆賭(か)けに勝つ
邑3+10=総画数13 U+9115 [キョウ、コウ、ゴウ/さと] 郷鄉鄊𨝅𨞰𨞸乡
◆都から離れた土地、(特に地方の)町村、田舎
◆出生地、「故郷コキョウ(ふるさと)」
◆中国周代では12,500戸を単位とする行政区画「【前漢書:卷二十四上:食貨志上】五家爲鄰五鄰爲里四里爲族五族爲黨五黨爲州五州爲鄉鄉萬二千五百戶也」
◆向く、面する、同「向」
◆窓、北側に面した窓、同「向」
鄕13+日4=総画数17 U+66CF [キョウ、コウ/]
◆行く、向かう、基点となるところから遠ざかる方向に進む、同「向」
◆以前、現在よりも前、「向こうへ行ってしまった日々」の意
◆簡「向」
𥖡鄕13+石5=総画数18 U+255A1 [キョウ、コウ/ひび・く] 響響㗽𩐢响𩐿𡪆𡪥
◆声や音、声や音を立てる
◆(声や音などの振動が)辺りに広がる、鳴り渡(わた)る
鄕13+艸3=総画数16 U+858C [キョウ、コウ/]
◆(キビなどの穀物の)良い匂い、よい香り、同「香」
◆調味に用いる香草
鄕13+虫6=総画数19 U+8801 [キョウ、コウ/]
◆蛹(さなぎ)
◆「肸蠁キッキョウ」、(声・音・香り・噂・影響などが)辺りに広がる(広まる)さま「【三國志:蜀志第八:秦宓】…神以建福故能沃野千里(…景福肹蠁而興作)」「【劇談錄:卷上:王鮪活崔相公歌妓】…邇來凡有吉凶先兆肹蠁必來潛報…」
◆「蠁曶キョウコツ」、さっと、素早い動きを指す
𧬰鄕13+言7=総画数20 U+27B30 [キョウ、コウ/]
◆声や音、声や音が辺りに広がる、響く、同「響」
◆未詳「【廣韻:去聲:漾第四十一:向:𧬰】非美言也」「【類篇:言部:𧬰】許兩切聲也又許亮切荅也」
鄕13+音9=総画数22 U+FA69 [キョウ、コウ/ひび・く] 響𥖡㗽𩐢响𩐿𡪆𡪥
◆声や音、声や音を立てる
◆(声や音などの振動が)辺りに広がる、鳴り渡(わた)る
鄕13+食9=総画数22 U+9957 [キョウ、コウ/あ・う、あえ]
◆人が集まり大いに飲食する
◆あ・う、あえ、大切な人(賓客ヒンキャク・神・先祖など)のために飲食の膳を整えもてなす
◆(もてなし・厚意・恩恵などを)受ける
筆順
鄕13+魚11=総画数24 U+9C5C [/きょう]
◆[日]「鱫鱜(あいきょう)」、越年したアユ(鮎)、子持ちのアユの塩漬け {和製漢字の辞典:魚部:鱜}
邑3+12=総画数15 U+912D [テイ、ジョウ/] 𨞀郑
◆春秋時代の国名、紀元前806年~前375年、始め現陝西省渭南市華州区付近に建ったが後に現河南省鄭州市新鄭市に遷(うつ)った {春秋時代} {陝西省}
◆「鄭重テイチョウ」、態度が重々しいさま、重々しく丁寧なさま、同「丁重」
筆順
鄭15+手3=総画数18 U+64F2 [テキ、ジャク/なげう・つ]
◆(目標に向けて)投げ付ける、投げ入れる、同「擿」
◆投げ出す、投げ捨てる
◆[日]「打擲チョウチャク」、殴(なぐ)る
筆順
𧀿鄭15+艸3=総画数18 U+2703F [テキ、ジャク/] 𧃐
◆「羊𧀿䕽ヨウテキチョク」、エビスグサ(夷草)、マメ科センナ属の草、別名「芵茪ケツコウ」「芵明・決明ケツメイ」「薢茩カイコウ」「【廣雅:卷十:釋草】羊𧃐(直戟)䕽(逐銀)芵灮也」 {エビスグサ}
鄭15+足7=総画数22 U+8E91 [テキ、ジャク/]
◆「躑躅テキチョク」◇少し進んでは立ち止まり少し進んでは立ち止まるさま、同「蹢躅」「踟躕チチュウ」「躊躇チュウチョ」◇足でとんと踏む◇ヤマツツジ(山躑躅)やトウレンゲツツジ(唐蓮華躑躅・羊躑躅)などのツツジ科の木の名に用いられる {ヤマツツジ}
筆順
邑3+12=総画数15 U+9132 [タン/] 郸𨞏
◆「邯鄲カンタン」、地名、現河北省邯鄲市、戦国時代(前5世紀~前221年)の趙チョウ国(前403年~前222年)の首都 {河北省}
◆「鄲城タンジョウ」、県名、河南省周口市 {河南省}
筆順
鄲15+艸3=総画数18 U+4564 [キ、ギ/]
◆未詳「【通典:卷一百五十五:兵八:堅壁挫銳】…楚又數挑戰而秦不出乃引而東翦因舉兵追之令壯士擊大破楚軍鄿南因而滅其國…」「【康熙字典:酉集下:邑部:鄿】…《前漢地理志》沛郡有*鄿縣高帝破黥布都尉治《正字通》一說作蘄〇按蘄爲楚地不屬沛郡不可强合爲一也(「【漢書(前漢書):卷二十八上:地理志第八上】沛郡…譙(…)*鄲(…)輒與(…)」は「鄿{⿰蕇阝}」ではなく「鄲{⿰單阝}」)
◆未詳「【管城碩記:卷二十二:正字通二】茶注云鋤麻切茗也…(…少睡䕤茶微炙善佳…)」
𨟍邑3+16=総画数19 U+287CD [カク/くるわ] 郭墎𨞥𩫩𩫏𩫖𨽏
◆城の外側に発達した街の外周に築いた壁、またその壁で取り囲まれた区画
◆壁などで囲まれた区画
◆中心から外方向に広げる、同「拡」
𤅝𨟍19+水3=総画数22 U+2415D [カク/] 𤅻
◆遼リョウ国(916年~1125年)が「漷陰カクイン県」を置き、後の元代(1271年~1368年)に「漷州」、明代(1368年~1644年)に「漷県」と改称された、現北京市通州区漷県、同「漷」 {北京市}
注解:「𤅻」は「漷」の本字


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