総合目次のページ 辞典や用語集です 当サイトの全ページを一覧でご覧いただけます すべてのページの更新履歴です
[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 自部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 自部] [部首索引]


𦣹𦣼
自6+0=総画数6 U+81EA
音読: シ[漢]、ジ[呉]
訓読: みずか・ら、おの・ずから
◆みずか・ら、己(おのれ)、己の
◆おの・ずから、ひとりでに、他からの影響を受けずに、それのみの力や意志で
◆~から、~より、場所や時間の起点を表す
◆[日]みずから、部首名
筆順

人2+6=総画数8 U+3451
◆未詳

口3+6=総画数9 U+54B1
音読: ①サン[漢]、ソン[呉]、ザァ[中]②サン、ザン[中]

◆我(われ)、我々(われわれ)、俺(おれ)、自分を指す俗語、「咱們サモン・ザマン(我ら、俺たち)」、同「昝」「偺」
◆「那咱ナサン・ナァザン」、その時、あの時、~の時

◆「這咱シャサン・チュゥザン」、この時、今

土3+6=総画数9 U+578D
音読: キ[漢]、ケ[呉]
◆堅い土
𡜍
女3+6=総画数9 U+2170D
音読: シ、ジ
◆嫉(そね)む、自分と比較して他人がより賢い・重く用いられることなどを羨(うらや)み憎(にく)らしく思う、同「嫉」「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡜍】疾姿切妬𡜍也」

尸3+6=総画数9 U+3792
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆鼻で息をする、睡眠中に鼾(いびき)をかく、同「屓」
◆大きく力強いさま、同「屭」
◆力リキむ、力を入れて踏ん張る
◆「贔㞒ヒキ」◇カメ(亀)に似た想像上の動物、龍生九子リュウセイキュウシ(龍が生んだ九頭の子)のうちの一頭、力が強く重いものを背負うことを好むとされ石碑・石柱などを支える姿に彫られる、同「贔屓・贔屭」◇重いものを背負い力強く踏ん張るさま
𢍂
廾3+6=総画数9 U+22342
◆未詳「【中華字海:自部:𢍂】同"鼻"」
𢙆
心4+6=総画数10 U+606F
音読: ショク[漢]、ソク[呉]
訓読: いき
◆いき、口や鼻で吐いたり吸ったりする空気
◆呼吸する、一度吐いて吸うことを「一息」という
◆生きている
◆止(や)む、鎮(しず)まる、落ち着く、同「熄」
◆休む、休憩する
◆自分の(特に男の)子供
◆元金から生まれた利子、「親から生まれた子供」の意
筆順
𢙆
心3+6=総画数9 U+22646
音読: ショク[漢]、ソク[呉]
訓読: いき
◆いき、口や鼻で吐いたり吸ったりする空気
◆呼吸する、一度吐いて吸うことを「一息」という
◆生きている
◆止(や)む、鎮(しず)まる、落ち着く、同「熄」
◆休む、休憩する
◆自分の(特に男の)子供
◆元金から生まれた利子、「親から生まれた子供」の意

水3+6=総画数9 U+6D0E
音読: キ[漢]、ケ[呉]
◆調理中の鍋や釜に水を注(さ)す、また水を足す
◆(過去のことが今に)及ぶ、及ぼす、(これまでのことがあって今に)至る、同「曁」「𣳻」
𣳻臮𦤌𠕨𡮧
水4+6=総画数10 U+23CFB
音読: キ[漢]、ケ[呉]
◆(過去のことが今に)及ぶ、及ぼす、(これまでのことがあって今に)至る、同「曁」「洎」
𤝼
犬3+6=総画数9 U+2477C
音読: セイ[漢]、セ[呉]、ケイ[漢]、カイ[呉]
◆狂(くる)う、狂ったように暴(あば)れる、「猘狗セイク・ケイク(狂犬キョウケン)」、同「狾」
𤯣姓𤯕𤯧𤯬
生5+6=総画数11 U+24BE3
音読: セイ[漢]、ショウ[呉]
訓読: かばね
◆かばね、祖先の名を受け継ぐ血族ケツゾク(同じ祖先から出た者)・部族ブゾク(同じ祖先から出て共同して生活している者の集団)、氏シ(うじ)はこの「姓」から分かれて居住地名・職名・身分名などを名乗る集団をいう、古く「姓」「氏」は上記のように別義であったが、出自シュツジを表すという点では同じことから、漢代(前202年~220年)の頃からはほぼ同義に用いられるようになったという、「複姓フクセイ(二字から成る姓)」
◆平民、庶民
𥏆
矢5+6=総画数11 U+253C6
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:矢部第三十一:𥎷𥏆𥏸】三俗音短」
𦍾
羊6+6=総画数12 U+2637E
音読: ケツ、コチ
◆牡の羊、去勢した牡の羊、同「羯」「【龍龕手鑑:卷一:羊部第三十二:𦍾】俗羯正居謁反雄羊也」
𦧗憩憇𦧯𢠾𦧰
舌6+6=総画数12 U+269D7
音読: ケイ[漢]、カイ[呉]
訓読: いこ・う
◆一息(ひといき)つく、止(とど)まって一休みする、休息する、同「愒」
𦤅
艸3+6=総画数9 U+26905
◆未詳

言7+6=総画数13 U+8A6F
音読: カイ[漢]、ケ、エ[呉]
◆胆気タンキに満ちて人を圧倒するような声「【說文解字注:言部:詯】膽气滿聲在人上从言自聲(葢卽元曲所用咱字)」
◆未詳「【徐仙真錄:卷之四:建靈濟宮】一儀注 執事六人(賛引引獻官至賛詯盥洗所…)」
𨈻
身7+6=総画数13 U+2823B
音読: シ、ジ
◆自(みずか)ら、自身ジシン、同「自」
罪𦋛𦤖𤾐𡈚
辛7+6=総画数13 U+8FA0
音読: サイ[漢]、ザイ[呉]
訓読: つみ、つみ・する
◆魚を獲(と)るための竹製の網
◆法ホウを犯す、法に反する、またそのような行為、罰せられるべき過(あやま)ち、またそのような行為をした者、またそのような者を罰する
◆過失、過ち
注解:秦始皇帝が「罪」の原字である「辠」が「皇」に似ているとして「罪」と改めたという

邑3+6=総画数9 U+90CB
音読: ケイ[漢]、ゲ[呉]
◆古集落名、汝南ジョナン召陵ショウリョウ(現河南省漯河市召陵区) {河南省}
𩓑𦤫
頁9+6=総画数15 U+4AC1
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
◆親犬が産んだ最初の子犬、人でいう長子
𦣻
自6+1=総画数7 U+268FB
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]
◆頭と頭を支える部分、多く「頭を支える部分」の意で用いられるが本来は肩から先の頭と首を合わせた部分を指す、同「首」
◆百、十の十倍、同「百」
筆順
𡇢面靣𠚑
囗3+7=総画数10 U+211E2
音読: ベン[漢]、メン[呉]
訓読: おもて、おも、つら
◆顔(かお)、頭の目鼻口がある側
◆顔を対象タイショウ(目標や相手)に向ける、また向く
◆(顔が)向いている側、向き、向いている方向
◆ものの表(おもて)、前(まえ)
◆顔の形に似せたもの
◆平らな広がり、厚さのない広がり
夓𡕻𡕾𠀼𡔰𤴞𠍺𨂮
夂3+7=総画数10 U+590F
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
訓読: なつ
◆多くの異民族の中心にあって栄えた国、中国、また中国の人
◆大きくものを覆(おお)うさま、盛んなさま
◆現河南省西部・山西省南部周辺の黄河流域一帯を支配したとされる古国名、前21世紀~前17世紀 {夏代}
◆晋代の古国名、別名「大夏タイカ」、407年~431年 {晋(東晋)代}
◆宋代の古国名、別名「西夏セイカ」、1038年~1227年 {宋代}
◆四季(春・夏・秋・冬)の第二、陰暦(農暦或いは旧暦ともいう)の四月~六月(新暦では六月~八月)
筆順
𠀼夏夓𡕻𡕾𡔰𤴞𠍺𨂮
夂2+7=総画数9 U+2003C
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
訓読: なつ
◆多くの異民族の中心にあって栄えた国、中国、また中国の人
◆大きくものを覆(おお)うさま、盛んなさま
◆現河南省西部・山西省南部周辺の黄河流域一帯を支配したとされる古国名、前21世紀~前17世紀 {夏代}
◆晋代の古国名、別名「大夏タイカ」、407年~431年 {晋(東晋)代}
◆宋代の古国名、別名「西夏セイカ」、1038年~1227年 {宋代}
◆四季(春・夏・秋・冬)の第二、陰暦(農暦或いは旧暦ともいう)の四月~六月(新暦では六月~八月)
𢚧憂㥑𢝊𢟜𢞘𠮕𩕂𠪍𨗫
心4+7=総画数11 U+226A7
音読: ユウ[漢]、ウ[呉]
訓読: う・い、う・さ、うれ・える
◆心配する、あれこれと思いが巡(めぐ)り悩む、心が揺れ動く、同「忧」
◆(特に親の)喪ソウ(も、死者を追悼するために家に籠って慎む、その一定の期間)「【商書:說命上】王宅憂亮陰三祀」

戈4+7=総画数11 U+621B
音読: カツ[漢]、ケチ[呉]
◆戟ゲキ、長い柄の先に矛(ほこ、両刃の剣)などを付けた武器 {武器(刀剣槍)}
◆堅いもので叩く、また打つ、またその音
◆習(なら)わしとなっている(以前からの、何時もの)方法ややり方「【爾雅注疏:釋詁】典彝法則刑範矩庸恒律戛職秩常也(《疏》…戛者康誥云不率大戛…)」
筆順

月(肉)4+7=総画数11 U+811C
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆面持(おももち、顔つき)が柔和(ニュウワ、優しく穏やか)なさま
𩓑䫁𦤫
頁9+7=総画数16 U+294D1
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
◆親犬が産んだ最初の子犬、人でいう長子
𩭈𨲛䯶𩮉
髟10+7=総画数17 U+29B48
音読: バン、ベン、メン
◆花などを飾り付けた頭や体に着ける飾り、同「鬘」
◆煤(すす、煙の粒子が飛散せずに黒く溜まったもの)を用いた黛(まゆずみ)で眉を描く、同「䰓」「【龍龕手鑑:卷一:長部第七:𨲛{⿱髟自}𩭈■■■𩮉】七俗鬘通𩮺正莫班反花𩮺也借用字正莫賢反燒煙畫眉也」「【字彙補:戌集:長部:𨲛】莫班切音蠻花鬘也○又莫賢切音眠燒烟畫眉也」

自6+4=総画数10 U+81EC
音読: ゲツ、ゲチ
◆門の中央の地面に打ち込む短い杭(くい)、門の扉を閉めた時にそれ以上外に開かないようにするためのもの、同「闑」
◆(動かないように立てた)杭、柱、棒
◆練習用の矢の的(まと)の中心、同「槷」
◆時刻を測るために立てた棒、日時計の棒
◆基準・標準となるもの、法ホウ

刀2+10=総画数12 U+34F7
音読: ギ
◆鼻を切り落とす、また鼻を切り落とす刑罰、同「劓」
𠹑
口3+10=総画数13 U+20E51
音読: ギョウ
◆叫(さけ)ぶ、声を張り上げる
𡺼
山3+10=総画数13 U+5D72
音読: ゲツ、ゲチ
◆「嵽嵲・嵽𡸣テツゲツ」、山が高いさま、高くそそり立つさま「【蓬窗日錄:卷之八:詩談二】…非關嵽嵲阻登陟…」
𡺼
山3+10=総画数13 U+21EBC
音読: ゲツ、ゲチ
◆「嵽𡺼・嵽𡸣テツゲツ」、山が高いさま、高くそそり立つさま「【蓬窗日錄:卷之八:詩談二】…非關嵽嵲阻登陟…」

日4+10=総画数14 U+669E
音読: キョウ
◆明るいさま、明るくすっきりと澄んでいるさま、同「曒」「皦」「皎」
𤭝𤮅
瓦5+10=総画数15 U+7508
音読: ①ゲイ[漢]、ゲ[呉]②ケイ[漢]、カイ[呉]

◆瓶ヘイ・ビン(かめ)などが割れる、また割れた瓶(かめ)
◆割れる、罅(ひび)割れる、罅が入る

◆盆ボン状の容器、鉢ハチやボウルbowlなどような口が開き底が平らな容器、同「盎」
𨃔
足7+10=総画数17 U+280D4
音読: ギュウ、グウ
◆よろよろとした足取りで行くさま、同「䠗」「【玉篇:卷七:足部第七十六:𨃔】牛幼切跛行」「【正字通:酉集中:足部:𨃔】䠗字之譌…」

金8+10=総画数18 U+93B3
音読: ゲツ
◆ニッケルNickel(Ni)、元素名、旧「䥛」 {ニッケル}

金5+10=総画数15 U+954D
音読: ゲツ
◆ニッケルNickel(Ni)、元素名、旧「䥛」 {ニッケル}

門8+10=総画数18 U+95D1
音読: ゲツ、ゲチ
◆門の中央の地面に打ち込む短い杭(くい)、また敷居(しきい、門の地上部に渡す横木)、門の扉を閉めた時にそれ以上外に開かないようにするためのもの、同「臬」
𨻄隉陧
阜3+10=総画数13 U+28EC4
音読: デツ[漢]、ネチ[呉]
◆ぐらぐらして崩れ落ちそうなさま
◆気持ちや状態が不安定なさま

鳥11+10=総画数21 U+9DCD
音読: キョウ
◆フクロウ(梟)、フクロウ科の鳥、同「梟」「【龍龕手鑑:卷二:鳥部第九:鴵𩾣𩾒𩿋𩾓鷍】六俗梟正古堯反不孝鳥也食父母也」
臭𦤀
自6+4=総画数10 U+FA5C
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]
訓読: にお・い、くさ・い
◆匂(にお)い、鼻(はな)で感じ取るものの総称
◆物が腐(くさ)ったような臭(にお)い、不快な匂い、嫌(いや)な匂い、同「臰」

口3+10=総画数13 U+55C5
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
訓読: か・ぐ
◆(鼻を近づけて)臭いを感じ取る、同「㗜」「齅」
筆順

手3+10=総画数13 U+641D
音読: キュウ、ク
◆手を挙げる

歹4+10=総画数14 U+6BA0
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]
◆物が腐(くさ)った臭(にお)い、嫌(いや)な臭い、同「臭」

水3+10=総画数13 U+6EB4
音読: シュウ
◆臭素(Bromine、Br)、元素名 {臭素}
𤚯
牛4+10=総画数14 U+246AF
音読: キュウ
◆クマ(熊)に似た動物
𥽃
米6+10=総画数16 U+7CD7
音読: キュウ、ク
◆米や麦を煎(い)ったもの、またそれを粉状にしたもの、同「麨」
◆乾飯(ほしいい)、飯(めし)を保存用・携行ケイコウ用に乾燥させたもの
羶𦏭𦏫𦎞羴𦏬𠆞
羊6+10=総画数16 U+4379
音読: セン[漢呉]
◆生臭(なまぐさ)い、ヒツジ(羊)の体臭や肉・脂の臭(くさ)い、同「膻」

虫6+10=総画数16 U+8791
音読: キュウ、ク
◆「赳螑キュウキュウ」、龍が首を伸ばし上下に振りながら行くさま

足7+10=総画数17 U+4817
音読: キュウ、ク
◆よろよろとした足取りで歩く、同「𧽒」

邑3+10=総画数13 U+9113
音読: ユウ、オウ、ケキ、キャク
◆食べ物が傷(いた)み臭(にお)う、またその臭い、同「𦤡」「【集韻:卷十:入聲下:業第三十一:䭂𦤡𨜀】䭂饖臭也」
◆同「郹」「【正字通:酉集下:邑部:鄓】郹字之譌…」
𨶑闃阒𨵙閴
門8+10=総画数18 U+28D91
音読: ケキ、キャク、ゲキ
◆静かなさま、人気(ひとけ)がなくひっそりとしているさま
𩝠
食8+10=総画数18 U+29760
音読: キュウ、ク
◆食物が腐る、腐って異臭がする
◆乾飯(ほしいい)、米・麦・米粉・麦粉などで作った食べ物を保存用・携帯用に乾燥させたもの、同「糗」
𪖻𪕿
鼻14+10=総画数24 U+9F45
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
◆鼻を近づけて臭いを嗅(か)ぐ、同「嗅」
𦤃皇𦤍
自6+4=総画数10 U+26903
音読: コウ[漢]、オウ[呉]
訓読: きみ、すめら
◆君主、偉大な王、天下を治める者、「皇帝コウテイ」「皇天コウテン(天の神、天下を治める者)」
◆大きい、偉大な、神々(こうごう)しい
◆煌々コウコウと光り輝(かがや)く、輝かしい、明々とした光が四方に広がる、同「煌」
◆祖先に対する敬称
◆「堂𦤃・堂堭ドウコウ」◇四方に壁のない広い部屋、大きな広間(ひろま)◇大きく堂々としたさま
◆[日]すめら、天下を治(おさ)める者を指す語、「天皇テンノウ(すめらぎ)」
𠹡
口3+10=総画数13 U+20E61
音読: コウ[漢]、オウ[呉]
◆「わんわん」「えんえん」という子ども泣き声、鐘(かね)や鼓(つづみ)などの音、「喤喤コウコウ(声や音が響くさま)」
𤌼
火4+10=総画数14 U+2433C
音読: コウ[漢]、オウ[呉]
訓読: きら・めく
◆きらきらと輝(かがや)く、明るい光が広がる、同「熿」
◆「敦煌トンコウ」、西漢代(前202年~8年)に置かれた郡名、現甘粛省敦煌市付近 {甘粛省}
𦪄
舟6+10=総画数16 U+26A84
音読: コウ[漢]、オウ[呉]
◆「艅𦪄・艅𦪗ヨコウ」、大船タイセン(おおぶね)、大船の名
𧫍
言7+10=総画数17 U+27ACD
音読: コウ[漢呉]
◆話し声、大きな声、「譟諻ソウコウ(話し声が騒がしいさま)」「【正字通:酉集上:言部:諻】與喤通本作𧫍…諻俗訇字」
𨪽鍠锽
金8+10=総画数18 U+28ABD
音読: コウ[漢]、オウ[呉]
◆鐘ショウ(かね)などの楽器の音、「鍠鍠コウコウ(鐘などの音が鳴り響くさま)」
◆長い柄ヘイ(え)の先に斧フ(おの)のような刃物を付けた儀仗ギジョウ用の武器
𩥧
馬10+10=総画数20 U+29967
音読: コウ[漢]、オウ[呉]
◆毛色が黄白(薄い黄色)の馬、堂々とした体躯タイク(からだつき、体格)の馬という「【詩經集傳:卷之八:魯頌四之四】駉駉(音扄)牡馬(叶滿補反)在坰(音扄)之野薄言駉者(叶章與反)有驈(音聿)有*皇有驪(音離)有黃以車彭彭…(…駉駉腹幹肥張貌…黄白曰*皇…彭彭盛貌…)(「*皇」は「騜」)
注解:「【集韻:卷三:平聲:唐第十一:騜䮲】爾雅馬黃曰騜或从黃」「【正字通:亥集上:馬部:䮲】俗騜字」は「騜䮲」を同義とするが「【毛詩多識:卷十二:魯頌:有驈有皇有驪有黃】…爾雅釋畜皇作騜別作䮲」を採った
皐皋𦤗
自6+6=総画数12 U+81EF
音読: コウ[漢呉]
◆高い、高いところ
◆岸辺(きしべ)、湿地、沢(さわ)、「水面よりも高い陸地」の意
◆「皐月コウゲツ(さつき)」、五月(さつき)、早苗月(さなえづき)、「苗を植えるために田に水を張る月」の意
◆高く大きな声で叫ぶ、同「嘷」
嗥噑
口3+12=総画数15 U+5637
音読: コウ[漢]、ゴウ[呉]
◆大きな声で咆(ほ)える、また鳴く
◆大声で叫ぶ、大声で泣く
𡠖
女3+12=総画数15 U+21816
音読: コウ、ゴウ
◆姓用字、また女性名用字「【太平廣記:卷四百八十一:蠻夷二:廩君】…昔武落鍾離山崩有石穴一赤如丹一黑如漆有人…出於黑穴者凡四姓𡠖氏樊氏柏氏鄭氏…」
𡼗𡻇㟸
山3+12=総画数15 U+21F17
音読: コウ[漢呉]
◆「𡼗㟉コウロウ」◇東屋(あずまや)の名、未詳◇山名、未詳
◆「㟎𡼗タコウ」、山が高く聳(そび)え立つさま
暤暭
日4+12=総画数16 U+66CD
音読: コウ[漢]、ゴウ[呉]
◆白いさま、明るく白いさま、白く輝(かがや)くさま、同「皞」
𦟞
月(肉)4+12=総画数16 U+267DE
音読: キョウ[漢]、ギョウ[呉]
◆腫れ物(はれもの)
◆「𦠎𦟞ヒョウキョウ」、腫れ物が化膿する
槹槔
木4+12=総画数16 U+6A70
音読: コウ[漢呉]
◆「桔橰・桔𣓌ケッコウ」、棹(さお)の先に縄で吊るした桶(おけ)を取り付け水を汲み上げる仕掛け、はね釣瓶(つるべ)
𣽎
水3+12=総画数15 U+23F4E
音読: コウ、ゴウ
◆沢(さわ)、湿地、同「澤」「皐」
◆光沢があるさま、同「澤」
◆(鳥などが)鳴く、同「嘷」
獔獆
犬3+12=総画数15 U+734B
音読: コウ[漢]、ゴウ[呉]
◆犬などの獣が咆(ほ)える、同「䝥」「嘷」
皞皡
白5+12=総画数17 U+76A5
音読: コウ[漢]、ゴウ[呉]
◆白いさま、明るいさま、白く光るさま、同「暤」「皓」
◆明るく大きく広がった天空、同「昊」
◆「太皥・太昊タイコウ」「少皥・少昊ショウコウ」、いずれも古代の伝説上の帝王(或いは神)の名
翶翱
羽6+12=総画数18 U+7FFA
音読: コウ[漢]、ゴウ[呉]
◆翼(つばさ)を大きく広げて空高く飛ぶ
◆「翺翔コウショウ」◇自由に飛び回るさま◇思いのままに振る舞うさま
𧬁
言7+12=総画数19 U+27B01
音読: コウ、ゴウ
◆未詳「【玉篇:卷九:言部第九十:𧬁】胡到切相欺也」「【正字通:酉集中:言部:𧬁】嗥字之譌舊註音號相欺誤」

豸7+12=総画数19 U+4765
音読: コウ、ゴウ
◆獣が咆(ほ)える、同「嘷」
𨎦
車7+12=総画数19 U+283A6
音読: コウ、キョウ
◆「𨎦轕コウカツ」、車や馬が入り乱れ駆(か)けるさま、同「轇轕」
𨝲
邑3+12=総画数15 U+28772
音読: コウ[漢呉]
◆地名、未詳「【集韻:卷三:平聲:𩫞第六:𨝲】鄉名在范陽」「【集韻:卷六:上聲下:皓第三十二:𨛴𨝲】邑名在南陽」
𩀹鷱鷎𪈪
隹8+12=総画数20 U+29039
音読: コウ[漢呉]
◆「鸊𩀹ヘキコウ」「𪁜𩀹ロウコウ」、ハト(鳩)、ハト科の鳥、一説に子鳩(こばと、ハトの幼鳥)「【廣雅:卷十:釋鳥】𪁜(郎)鷱(髙)鳩也」「【本草綱目:禽之三:斑鳩】(…鳩之子曰䳕鳩曰役鳩日糠鳩曰郎鷱日辟鷱…)」
𩏤
韋9+12=総画数21 U+293E4
音読: コウ
◆弓や剣などの武器を入れる袋、甲冑カッチュウなどの武具を入れる袋、同「櫜」「【管子:卷第六:兵法第十七 外言八】…舉𩏤章則載食而駕(𩏤𩏍也謂𩏍其章而舉之則載其所食而駕行矣)」
𩕍
頁9+12=総画数21 U+2954D
音読: コウ[漢]、ゴウ[呉]
◆大きいさま、広いさま、同「𤅡(浩)」
◆「𩕯𩕍トウコウ」、顔が大きいさま
鷎𪈪𩀹
鳥11+12=総画数23 U+9DF1
音読: コウ[漢呉]
◆「鸊鷱ヘキコウ」「𪁜鷱ロウコウ」、ハト(鳩)、ハト科の鳥、一説に子鳩(こばと、ハトの幼鳥)「【廣雅:卷十:釋鳥】𪁜(郎)鷱(髙)鳩也」「【本草綱目:禽之三:斑鳩】(…鳩之子曰䳕鳩曰役鳩日糠鳩曰郎鷱日辟鷱…)」

自6+6=総画数12 U+81F0
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]
◆不快な臭(にお)い、嫌(いや)な臭い、同「臭」
𪖻齅𪕿
鼻14+12=総画数26 U+2A5BB
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
◆鼻を近づけて臭いを嗅(か)ぐ、同「嗅」
辛部
𦤔𦤝
自6+9=総画数15 U+81F1
音読: ベン[漢]、メン[呉]
◆遠くを(遠くのものを)見るさま「【廣韻:下平聲:仙第二:緜:臱】視逺之皃」
◆(遠くて、奥深くて、小さくて)よく見えないさま
𠐈𠑟
人2+15=総画数17 U+20408
音読: ヘン[漢呉]
◆蹌踉(よろめ)くさま、ふらふらしているさま
◆「𠐈僲ヘンセン」、旋回しながら舞うさま、軽やかに舞うさま
𠥣籩𥸅𨙢𨘚笾𠥫
匚2+15=総画数17 U+20963
音読: ヘン[漢呉]
◆食物を盛る竹製や藤製の高坏(たかつき、碗状また盆状の器に脚を付けたもの、「豆」という)
𡒳
土3+15=総画数18 U+214B3
音読: ベン、メン
◆土地を平らに均(なら)す道具
𡫛
宀3+15=総画数18 U+3770
音読: ベン[漢]、メン[呉]
◆見えないさま、よく見えないさま、同「臱」「【說文解字注:宀部:𡫛】㝰㝰不見也(㝰與臱音義皆同…)」
𣝼
木4+15=総画数19 U+6ACB
音読: ベン[漢]、メン[呉]
◆屋根の建物から先に張り出した部分、軒(のき)或いは庇(ひさし)
𤁻
水3+15=総画数18 U+2407B
音読: ヘン
◆川名、未詳「【集韻:卷三:平聲三:先第一:𤄺𤁻】水名出番侯山」(「【山海經:北山經】…{⿰氵畨}侯之山…邊水出焉而南𣴑注于櫟澤」がある)
矈𥌗
目5+15=総画数20 U+77CF
音読: ベン[漢]、メン[呉]
◆(睫毛が)細かく密なさま、密集しているさま、同「𥌂」「【說文解字:目部:矏】目㫄薄緻宀宀也」
𥣰稨𥤓𥤍𥡐
禾5+15=総画数20 U+258F0
音読: ヘン[漢呉]
◆「𥣰豆・藊豆・扁豆・邊豆ヘントウ」、フジマメ(藤豆)、マメ科フジマメ属の蔓性の草 {フジマメ}
𥵨𥵸
竹6+15=総画数21 U+25D68
音読: ビ、ミ
◆竹を割り削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、同「筡」「篾」「䉲」「𥸀」「篾」
𧭮
言7+15=総画数22 U+27B6E
◆未詳「【集韻:卷三:平聲:先第一:𧭮】慧黠也」(「𧭇」の異体字か?)
𧾫
走7+15=総画数22 U+47CD
◆未詳「【說文解字注:走部:𧾫】走意」「【類篇:走部:䟍】卑眠切走意又多年切走頓也」
边辺
辵4+15=総画数19 U+908A
音読: ヘン[漢呉]
訓読: あた・り、べ、ほとり
◆境(さかい)、境界キョウカイ、面状のものの区切り、また互いに接するところ、一般にはその先も同じような状態で続いているものの区切りとなるところを指す、そこで途切れその先がないものは「縁」、線状・棒状のものの先端は「端」
◆国が果(は)てるところ、中央から遠く離れたところ
◆~の近く、~の付近、~の側(そば)、~の傍(かたわ)ら、同「𨘳」
筆順
𨲾䰓𩯠𩮇𨲩
長7+15=総画数22 U+28CBE
音読: ベン[漢]、メン[呉]
◆煤(すす、煙の粒子が飛散せずに黒く溜まったもの)を用いた黛(まゆずみ)で眉を描く、同「𨲛」「【廣韻:下平聲:先第一:眠:䰓】燒煙畫眉」
◆同「鬘」「【說文解字注:髟部:䰓】髮皃(元應曰凡鬘字皆當作鬘)」
𩯠𩮇𨲩𨲾
髟10+15=総画数25 U+4C13
音読: ベン[漢]、メン[呉]
◆煤(すす、煙の粒子が飛散せずに黒く溜まったもの)を用いた黛(まゆずみ)で眉を描く、同「𨲛」「【廣韻:下平聲:先第一:眠:䰓】燒煙畫眉」
◆同「鬘」「【說文解字注:髟部:䰓】髮皃(元應曰凡鬘字皆當作鬘)」
𦤝臱𦤔
自5+10=総画数15 U+2691D
音読: ベン[漢]、メン[呉]
◆遠くを(遠くのものを)見るさま「【廣韻:下平聲:仙第二:緜:臱】視逺之皃」
◆(遠くて、奥深くて、小さくて)よく見えないさま
𥵸𥵨
竹6+14=総画数20 U+25D78
音読: ビ、ミ
◆竹を割り削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、同「筡」「篾」「䉲」「𥸀」「篾」
𨘢
辵3+15=総画数18 U+28622
音読: ヘン、ベン、メン
◆境(さかい)、境界キョウカイ、面状のものの区切り、同「邉」「邊」「【說文解字注:辵部:𨘢】行垂崖也(釋詁曰邊垂也…行於垂崖曰邊因而垂崖謂之邊…)从辵𦤝聲」


[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 自部] [部首索引]

総合目次のページ 辞典や用語集です 当サイトの全ページを一覧でご覧いただけます すべてのページの更新履歴です