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辞典・用語】 [天気用語集] 「か行」

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や~ 資料・リンク

かいいきめい【海域名】天気予報で使われる地域名・海域名など【てんきよほうでつかわれるちいきめい・かいいきめいなど】

かいかよそう、かいかぜんせん【開花予想、開花前線】

花の咲く日を予想したもので、桜の場合、これまでは、東京では靖国神社の桜の蕾(つぼみ)の大きさによって予想していましたが、最近は計算によって予想しているそうです。

桜(開花)前線

かいしんきろう【下位蜃気楼】

実像の下に見える蜃気楼。
上に冷たい空気(密度が高い)が、下に暖かい空気(密度が低い)がある場合に、その境界面で光が屈折し、発生する。
「逃げ水」は、この下位蜃気楼の一つ。

蜃気楼【しんきろう, mirage】
逃げ水【にげみず, inferior mirage】
図版「蜃気楼・逃げ水」

かいせい【快晴】

雲量が1以下の状態で、雨が降っていない状態。
気象観測での分類で、天気予報では使われません。

天気図で使われる記号【てんきずでつかわれるきごう, symbols for weather map】
図版「天気図で使われる記号」

かいめんこうせい、かいめんこうせいきあつ【海面更正, 海面更正気圧】

気圧は、海面からの垂直距離(標高)によって、大きく変わります。
標高1000mの観測所で測定した気圧は、海面にあったと仮定した場合に比べて、100hPa以上も低くなります。
通常、高気圧と低気圧の気圧差が20-60hPa程度であることを考えると、非常に大きな差が出ます。
このため、観測した気圧は、観測所が海面の高さにあったと仮定して調整します。
この調整を「海面更正」、海面更正済みの気圧を「海面更正気圧」といいます。

気圧【きあつ, atmospheric pressure】

かいらい【界雷】

かいりくふう【海陸風】

海陸風 日中は、太陽の日差しを受けて、陸地や海(や広い湖など)が温められます。
同じ日差しが注いでいても、陸地は、海に比べて比熱が小さい(同じ体積の陸地と海を同じ温度だけ上昇させるのには、陸地の方がより少ない加熱で済む、逆にいえば、同じ量の熱が加えられれば、陸地の方がより高温になりやすい)ため、海(陸地より比熱が大きい)よりも早く温まります。
そのため、気温は、地表付近の方が海面付近より高くなります。
地面付近の空気は、気温が上昇し、体積が大きくなり、密度が低くなり、その結果軽くなり、上昇し始めます。
地面付近の空気が上昇すると、その付近の空気が希薄になり(気圧が低くなり)、そこに向かって海面付近の空気が流れ込みます。
この海から陸地に向かっての風(大気の流れ)が「海風(うみかぜ)」です。

夜になると、陸地は、海に比べて比熱が小さい(同じ体積の陸地と海を同じ温度だけ降下させるのには、陸地の方がより少ない熱の放出で済む、逆にいえば、同じ量の熱が放出されれば、陸地の方がより低温になりやすい)ため、海よりも早く気温が下がります。
そのため、気温は、地表付近の方が海面付近より低くなります。
地面付近の空気は、気温が低下し、体積が小さくなり、密度が高くなり、その結果重くなり、まだ温かく軽い海上の空気を押し退けるようにして、その下に流れ込みます。
この陸地から海に向かっての風(大気の流れ)が「陸風(りくかぜ)」です。

この二つの風(大気の流れ)を総称して、「海陸風」といいます。

朝夕には、地表付近と海面付近の気温差がなくなる時間帯があります。
この時間帯の前後には、空気の移動がなくなり、風が止まります。
この無風状態を「凪(なぎ)」といい、朝夕の凪を、それぞれ「朝凪(あさなぎ)」「夕凪(ゆうなぎ)」と呼びます。

海陸風は、陸地と海の温度差が大きい時に発生します。
温度差が小さい時には、発生しません。

かざむき【風向き】風向【ふうこう, wind direction】

かぜ【風, wind】

風・気圧傾度 空気は、周辺よりも気圧の高いところから、低い方に向かって移動します。
この空気の移動が風です。

気圧の高いところと気圧の低いところの差(気圧差、気圧の傾き、気圧傾度)が、
なります。
気圧差がなければ、風は吹きません。

天気図では、気圧差が
なります。

風の強さ区分風速
静穏0.3m/s未満
やや強い風10m/s以上15m/s未満
強い風15m/s以上20m/s未満
非常に強い風20m/s以上30m/s未満
暴風20m/s以上(暴風警報基準以上の風)
猛烈な風30m/s以上、または最大瞬間風速が50m/s以上
強風風の強い状態の総称


かちゅう【華中, 华中(中文)

天気予報などで位置を示す場合に用いられる呼称で、
中国東南部。

図版「地域名・海域名」

かなん【華南, 华南(中文)

天気予報などで位置を示す場合に用いられる呼称で、
中国東部、揚子江下流域を中心とする地域。

図版「地域名・海域名」

かほうわ【過飽和】飽和水蒸気量

かほく【華北, 华北(中文)

天気予報などで位置を示す場合に用いられる呼称で、
中国東部、黄河下流域を中心とする地域。

図版「地域名・海域名」

かみなり【雷, thunder and lightning】

雷 雲の内部や雲と地表の間に発生する放電現象。

雷の発生メカニズムは、以下のようになります。
  • 上昇するに連れて、空気は、断熱膨張【だんねつぼうちょう, adiabatic expansion】し、気温が低下し、空気中の水蒸気は凝結【ぎょうけつ】します。
  • この凝結した水蒸気(水滴)が、落下せずに浮遊しているものが、雲です。
    更に、雲が発達する(空気が勢いよく上昇し続ける)と、更に気温が低下し、水蒸気が凍って、氷の粒になります。
    まだ、氷の粒は小さく軽いため、上昇しようとする空気の勢いによって、上昇を続けます。
    この状態の氷の粒を、「氷晶【ひょうしょう, ice crystals】」といいます。
    更に上昇し、気温が低下し、氷晶は、次第に大きくなります。
    こうして大きくなった氷の粒は、その大きさによって「霰【あられ, graupel】」や「雹【ひょう, hail】」、また総称して「氷粒【こおりつぶ, ice particle】」といいます。
    この氷粒は、上昇させようとする空気の力よりも、落下しようとする自身の重さの方が大きくなって、落下し始めます。
    こうして、雲の中に、上昇気流と下降気流ができます。
  • 雲の中では、上昇しようとする氷晶と、落下しようとする氷粒が、また、氷晶同士、氷粒同士が、互いにぶつかり合い、その摩擦によって、静電気が発生します。
  • 氷晶は正(プラス+)に帯電し、氷粒は下降して負(マイナス-)に帯電します。
    正に帯電した氷晶は、軽いために上昇続け、雲の上部に集まります。
    一方氷粒は、重いために落下し、雲の下部に集まります。地上にまで降ってくる場合もあります。
    こうして、雲の上部の正の電荷の総量と、雲の下部の負の電荷の総量との差(電位差)が限界を超えると、放電が始まります。
    雲の内部で起こる放電を「雲放電【くもほうでん, electrostatic discharge within clouds】」、地上に届く放電を「落雷【らくらい, lightning strike】」「対地放電【たいちほうでん)】」といいます。
    放電現象による光を「雷光【らいこう, lightning】」また「稲光【いなびかり】」「稲妻【いなずま】」、音を「雷鳴【らいめい, thunder】」といいます。

    天気図で使われる記号【てんきずでつかわれるきごう, symbols for weather map】
    図版「天気図で使われる記号」

    かむちゃつかはんとう【カムチャツカ半島, Kamchatka Peninsula, Полуостров Камчатка(ロシア語)

    天気予報などで位置を示す場合に用いられる呼称で、
    ロシア東端部から南に伸びる半島。

    カムチャツカ半島から南西に島が連なり、択捉島・国後島と続き北海道東部の野付半島に、また、色丹島・歯舞群島と続き根室半島に至る列島を、千島列島(ロシア名、クリル列島)といいます。

    図版「地域名・海域名」

    からい【渦雷】

    かれいきゃくすいてき【過冷却水滴】

    温度は氷点以下でも凍結していない水滴。
    「過冷却」状態になる条件には、非常にゆっくりと冷やされる、凍るために必要な核になるもの(チリなどの浮遊粒子)が少ない、などがあります。

    かわりやすいてんき【変わりやすい天気】

    晴れが続かず、すぐに曇ったり雨や雪が降ったりする天気。

    かんきゅうおんど【乾球温度】

    空気の温度。気温。湿球温度に対して、乾球(感熱部が露出している)温度計で測った温度。

    不快指数湿度計

    かんとうこうしんえつちほう【関東甲信越地方】

    天気予報で使われる地方区分の一つで、以下の地域。

    天気予報で使われる地方区分
    図版「天気予報で使われる地方区分」

    かんとうのひがし【関東の東】

    天気予報などで位置を示す場合に用いられる呼称で、
    関東地方茨城県・千葉県の東方の海域。

    図版「地域名・海域名」

    かんのもどり【寒の戻り】

    冬から春に向かって気温が上がり始めた頃に、一時的に寒さがぶり返す現象。4月の季語。

    花冷え

    かんれいぜんせん【寒冷前線, cold front】

    温暖前線・寒冷前線 寒気団(冷たい空気の塊)が、暖気団(暖かい空気の塊)の下に潜り込むようにして、暖気団を押す前線。

    両気団が接する面を前線面(気団同士が接する接触面)、それが地表に接する部分を前線といいます。
    冷たく重い空気が、暖かく軽い空気の下に潜り込み、暖かい空気を押し上げる形になるため、前線面は狭くなります。
    そのため、雨域(雨が降るは範囲)は狭く、天気の悪化は、長く続かない傾向があります。
    (ただ、寒冷前線が東西に伸びていると、前線が長く留まるような形になり、天気の悪化が続く場合もあります) この前線面に沿ってできる雲は、上空に向かって、積乱雲のような背の高い雲になります。

    温暖前線【おんだんぜんせん, warm front】
    図版「天気図で使われる記号」
    図版「天気図」

    きあつ【気圧, atmospheric pressure】

    海面(海抜0m)での大気の圧力(空気の重さ)を表わし、単位は「ヘクトパスカルhPa」。
    一気圧(標準気圧)は1013.25hPa。

    気圧は、海面からの垂直距離(標高)によって、大きく変わります。
    標高1000mの観測所で測定した気圧は、海面にあったと仮定した場合に比べて、100hPa以上も低くなります。
    通常、高気圧と低気圧の気圧差が20-60hPa程度であることを考えると、非常に大きな差が出ます。
    このため、観測した気圧は、観測所が海面の高さにあったと仮定して調整します。
    この調整を「海面更正」、海面更正済みの気圧を「海面更正気圧」といいます。

    きあつけいど【気圧傾度, pressure gradient】

    気圧の傾き。天気図では、等圧線の間隔。

    気圧傾度が大きいと風が強く、小さいと風が弱くなります。
    天気予報では使われません。

    きあつのたに【気圧の谷】

    周辺部よりも気圧が低く谷状になっているところ。発達すると前線になります。

    きあつはいち【気圧配置】

    気圧の分布の状態。
    特徴的な気圧配置には、冬に見られる西高東低型、夏に見られる南高北低型などがあります。

    きおん【気温】

    通常は、地表から1.25~2.0mの高さ大気の温度をいいます。
    日本では、摂氏(℃)で表します。
    気温を度の単位に丸めるときは、0℃以上の場合は小数点以下を四捨五入し、0℃未満の場合は五捨六入します。

    図版「気温に関する用語」

    きごう【記号】天気図で使われる記号

    きせつふう【季節風】

    季節によって吹く特定の風。日本では、夏に吹く暖かく湿った南風や、冬に吹く冷たい北風などが季節風に当たります。

    きだん【気団】

    気温や湿度などがほぼ一様な、大気の大きな塊。

    きたにほん【北日本】

    天気予報で使われる地域の一つで、
    を合わせた地域。

    天気予報で使われる地方区分
    図版「天気予報で使われる地方区分」

    ぎゃくてんそう【逆転層】

    一般に気温は低空よりも上空の方が低いのですが、まれに、気温の高い大気の層が上空に現れることがあります。
    通常とは逆になっていることから、これを逆転層と呼びます。

    夜間には、放射冷却によって大気が冷やされますが、晴れて風のない場合には、大気の垂直方向の拡散が行われず、上空に暖かい大気の層が残ってしまうためです。
    ちょうど上空に蓋をした状態に似ていて、下層の大気が逃げ場を失うため、霧やスモッグの発生する原因となります。

    きゅうしゅうのにし【九州の西】

    天気予報などで位置を示す場合に用いられる呼称で、
    九州地方長崎県・熊本県・鹿児島県の西方の海域。

    図版「地域名・海域名」

    きゅうしゅうほくぶちほう【九州北部地方】

    天気予報で使われる地方区分の一つで、以下の地域。

    天気予報で使われる地方区分
    図版「天気予報で使われる地方区分」

    きゅうしゅうなんぶ・あまみちほう【九州南部・奄美地方地方】

    天気予報で使われる地方区分の一つで、以下の地域。

    天気予報で使われる地方区分
    図版「天気予報で使われる地方区分」

    ぎょうけつ【凝結】

    液体または気体中に含まれる微粒子が、結合して大きな粒子となること。
    ここでは、水蒸気が集まって水滴になること。

    この時、熱を放出しますが、これを「凝結熱」といいます。

    きょくこうあつたい【極高圧帯, polar highs】

    極(北極、南極)周辺の気圧が高い地域。

    図版「大気の構造」

    きょくじゅんかん【極循環, polar cell】

    極(北極、南極)付近の極高圧帯と、緯度60度付近の亜寒帯低圧帯(高緯度低圧帯)の間での、鉛直方向の大気の対流。
    亜寒帯低圧帯付近から上昇した大気は、対流圏界面(対流圏成層圏との境界面)に沿って極方向に移動し、極高圧帯付近で下降します。

    図版「大気の構造」

    きょくちふう【局地風】

    一定の地域に特有の比較的狭い範囲に吹く風の総称。

    地形を原因とするものが大半で、そのため限られた地域にしか吹かないことが特徴です。

    きょくとうふう【極東風, polar easterlies】

    極(北極、南極)付近の極高圧帯から、亜寒帯低圧帯との間で、東から西に向かって吹く風。

    図版「大気の構造」

    きり【霧, fog】

    地表付近で水蒸気が凝結し、無数の小さな水滴となって宙に浮かんでいるもので、視程が1km未満の状態。

    視程が 1km以上の場合は、「靄【もや, mist】」といいます。
    水滴が大きくなって、空中に浮かんでいられなくなり、落下してくるものが「雨」です。
    霧が発生する仕組みは、「雨【あめ, rain】」を参照して下さい。重力によって落下するかどうかの違いだけです。

    天気図で使われる記号【てんきずでつかわれるきごう, symbols for weather map】
    図版「天気図で使われる記号」

    きりさめ【霧雨, drizzle】

    直径0.5mm未満の小さな雨滴による弱い雨が降る状態。

    直径が0.5mm以上であれば、「雨【あめ, rain】」といいます。

    天気図で使われる記号【てんきずでつかわれるきごう, symbols for weather map】
    図版「天気図で使われる記号」

    きんきちほう【近畿地方】

    天気予報で使われる地方区分の一つで、以下の地域。

    天気予報で使われる地方区分
    図版「天気予報で使われる地方区分」

    ぐずついたてんき【ぐずついた天気】

    曇りや雨または雪が2~3日以上続く天気。

    くも【雲】

    大気中の水蒸気が凝結し、小さな水滴や氷の結晶(氷晶)に成長して(これを雲粒と呼びます)、視界を遮るほどに集まり、空中に浮かんでいるもの。
    この現象が地表近くで発生したものを霧と呼びます。
    また、雨や雪は、この雲粒が結合して大きくなり、落下したものです。
    注意! ここに示す高度は、中緯度での目安と考えてください。緯度によって高度は変わります(赤道付近で高く、極付近では低くなります)し、条件によっても変わります。

    名称 記号 高さ 和名 特徴
    巻雲(けんうん)
    巻積雲(けんせきうん)
    巻層雲(けんそううん)
    Ci
    Cc
    Cs
    高層雲 5~13km すじぐも
    まだらぐも
    うすぐも
    刷毛ではいたような、すじ状の細い雲
    小さい団塊状の雲、うろこ雲
    薄い膜状の雲
    高積雲(こうせきうん)
    高層雲(こうそううん)
    Ac
    As
    中層雲 2~7km むらぐも
    おぼろぐも
    影ができる程度に厚い団塊状の雲
    少し厚めで大きな広がりのある雲
    層積雲(そうせきうん)
    層雲(そううん)
    Sc
    St
    下層雲 地表~2km
    くもりぐも
    きりぐも
    比較的大きな団塊状の雲
    ほぼ一様で、広がりがある雲
    乱層雲(らんそううん) Ns 一般には中層に発生するが、
    雲底は上・下層に広がって
    いる場合がある
    あまぐも かなり大きく、しかも厚みのある雲
    積雲(せきうん)
    積乱雲(せきらんうん)
    Cu
    Cb
    雲底は下層にあるが、
    雲頂は上・中層に達する
    つみぐも
    たちぐも
    非常に厚みのある団塊状の雲
    上に向かって大きく発達する雲

    くもほうでん【雲放電, electrostatic discharge within clouds】

    くもり【曇】

    雲量が 9以上の状態で、雨が降っていない状態。

    天気図で使われる記号【てんきずでつかわれるきごう, symbols for weather map】
    図版「天気図で使われる記号」

    けいほう【警報】注意報・警報

    けんうん【巻雲】

    最上層に広がる雲で、細いすじ状の雲です。
    以前は(今でも一部には)「絹雲」としているものもあるようですが、「巻雲」が一般的です。
    ただ、個人的には「絹雲」の方が感じが出ていて好きです。


    こういどていあつたい【高緯度低圧帯】亜寒帯低圧帯

    こうかい【黄海, Yellow Sea, 黄海(中文), 황해(韓国語)

    天気予報などで位置を示す場合に用いられる呼称で、
    中国山東省と朝鮮半島に挟まれた海域。

    図版「地域名・海域名」

    こうきあつ・ていきあつ【高気圧・低気圧, high-pressure area, low-pressure area】

    高気圧・低気圧 周辺部より気圧が高いところが「高気圧」、低いところが「低気圧」。
    いずれも、気圧によって判断されるものではなく、周囲との比較で判断されます。

    高気圧は、地表付近で、周辺部より気圧が高いため、右回り(時計回り)に、中心(気圧が高いところ)から外(気圧が低いところ)に向かって空気が移動します。(南半球では左回り)
    その結果、その中心部では、空気が薄くなり、気圧が低下します。
    そこへ上空から、
    流れ込みます。
    この流れを、「下降気流」といいます。

    逆に、低気圧は、地表付近で、周辺部よりも気圧が低いため、左回り(反時計回り)に、周り(気圧が高いところ)から中心(気圧が低いところ)に向かって空気が移動します。(南半球では右回り)
    その結果、その中心部では、空気が集まり、気圧が高まります。
    そのため、中心部に集まって行き場所がなくなった空気は、
    流れます。
    この空気の流れを、「上昇気流」といいます。
    空気は、上昇するに連れて、断熱膨張【だんねつぼうちょう, adiabatic expansion】しながら、次第に気温は低下します。
    気温の低下に伴い、空気中の水蒸気は飽和(空気は温度によって含むことができる水蒸気の量に限界があります、この限界に達した状態を飽和といいます)に達し、凝結して、雲・霧・雨・雪などになることがあります。
    また、台風などの、勢力が強い低気圧の場合は、強い遠心力(外に向かって吹き出そうとする力)が働き、中心部に風が吹き込まない部分ができることがあります。
    台風の場合には、これを「台風の目」といいます。

    気圧【きあつ, atmospheric pressure】

    こうすいかくりつ【降水確率】

    予報の対象となる場所・時間で 1mm以上の雨が降る確率。
    この確率は、雨の降る場所・時間・強さなどを指しているわけではありません。
    確率 40%が、傘を持って出た方が良いかどうかの目安になりますが、これは「このような天気が 10回あれば、そのうちの 4回は雨が降るであろう」ということです。半分近くは降ることが予想されるわけですから、やはり傘は準備した方が良いと思います。

    こうすいりょう【降水量】

    上空から地上に降る水を「降水」と呼びます。地上に到達する時にはなど、さまざまな形をとりますが、それらの降水を水に換算した量を指します。
    地中に沁みこんだり蒸発したりせずに降り積もった場合、地表から何mmになるかを表わします。雪などは溶かして測ります。

    こうそうてんきず【高層天気図】天気図

    こおりつぶ【氷粒, ice particle】

    氷晶【ひょうしょう, ice crystals】(水滴が凍ってできた結晶)が大きく成長したもの。
    その大きさによって「霰【あられ, graupel】」や「雹【ひょう, hail】」といいます。

    ごご【午後】

    12時から24時まで。

    図版「時刻に関する用語」

    ごせんちゅう【午前中】

    0時から12時まで。

    図版「時刻に関する用語」

    こはるびより【小春日和】

    晩秋から初冬(陰暦10月頃)の頃に、暖かな陽気になることがあります。これを、暖かく穏やかで春に似ているということから、陰暦10月の異称「小春」と「日和」を重ねて、「小春日和」と呼びます。

    こがらし【木枯らし】

    秋から冬にかけて吹く北寄りの風。
    木枯らし1号は、10月半ばから11月にかけて(二十四節季の「霜降」から「冬至」の間)、その年に初めて吹く8.0メートル以上の北向きの風を指します。



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