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辞典・用語】 [天気用語集] 「さ行」

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や~ 資料・リンク

さいこうきおん【最高気温】

ある期間内で、最も高い気温。
通常は、日最高気温を指し、一日(0時から24時)の間に観測された最も高い気温をいいます。

図版「気温に関する用語」

さいていきおん【最低気温】

ある期間内で、最も低い気温。
通常は、日最低気温を指し、一日(0時から24時)の間に観測された最も低い気温をいいます。

図版「気温に関する用語」

さくら(かいか)ぜんせん【桜(開花)前線】

桜の種類の一つである染井吉野(そめいよしの)の開花日が等しい地点を結んだ線。
桜の開花は、三月頃沖縄・九州に始まり、次第に北上して北海道では五月頃になります。
ただ、沖縄には染井吉野(そめいよしの)がないので、気象台から正式な開花予想は発表されないそうです。

さじんあらし【砂塵嵐, dust storm】

塵(ちり)・砂・火山灰などが、風によって吹き上げられ、視程が1km未満の状態。
吹き上げられている場所近くで、塵・砂・火山灰などが風に舞っている状態を指し、これが離れた場所まで流され、浮遊しているものは「ちり煙霧, 塵煙霧【ちりえんむ】」といいます。

天気図で使われる記号【てんきずでつかわれるきごう, symbols for weather map】
図版「天気図で使われる記号」

さはりん【サハリン, Sakhalin, Сахалин(ロシア語)

天気予報などで位置を示す場合に用いられる呼称で、
北海道北方の南北に伸びる島(日本名「樺太」、但し気象用語としては「樺太」を用いない)

図版「地域名・海域名」

さんいんおき【山陰沖】

天気予報などで位置を示す場合に用いられる呼称で、
中国地方鳥取県・島根県・山口県北方の海域。

図版「地域名・海域名」

さんせいう【酸性雨】

通常、雨は大気中の二酸化炭素(CO2)などを含んでいるため、弱酸性(pH5.6 程度)を示しますが、更に、石油など化石燃料を燃やすことによって大気中に排出される硫黄酸化物(SOx)・窒素酸化物(NOx)は、空気中で硫酸や硝酸などの微粒子となり、これが雨滴の核となって雨の酸性度を強めます。
これは、石や金属を腐食させたり、森林や農作物の生育に影響を及ぼし、河川や湖沼の酸性化などによる被害をもたらします。

さんりくおき【三陸沖】

天気予報などで位置を示す場合に用いられる呼称で、
東北地方青森県・岩手県・宮城県東方の海域。

図版「地域名・海域名」

しけ、しける【時化、時化る】

波高(はこう、波の最も低い位置から最も高い位置までの高さ)が、4mをこえ6mまで(4m<波高≧6m)の場合の、波浪(はろう)の状態を指す表現。

波浪【はろう, wave】
図版「波浪表」

じこく【時刻】天気予報で使われる時刻【てんきよほうでつかわれるじこく】

しこくちほう【四国地方】

天気予報で使われる地方区分の一つで、以下の地域。

天気予報で使われる地方区分
図版「天気予報で使われる地方区分」

しこくのみなみ【四国の南】

天気予報などで位置を示す場合に用いられる呼称で、
四国地方徳島県・高知県南方の海域。

図版「地域名・海域名」

しつきゅうおんど【湿球温度】

乾球温度に対して、湿球(感熱部に布を巻いて下に垂らし、その先が水に浸してある)温度計で測った温度。

不快指数湿度計

しつぜつ【湿舌】

梅雨の末期や台風の時期などに、日本の南西海域から水蒸気を大量に含んだ湿度の高い気団が、日本付近に伸びてくる現象で、等圧線の形がちょうど舌を出したような形であることから、そう呼ばれます。集中豪雨の原因となることが多いため、注意が必要です。

しつど【湿度, relative humidity】

飽和水蒸気量(ある温度で大気中に含まれ得る水蒸気の最大量)に対する、実際の水蒸気量を百分率で表わしたもの。

しつどけい【湿度計】

乾球温度計と湿球温度計を並べたもので、おのおのの温度を計測して湿度を求めます。

してい【視程】

水平に見通せる距離。通常、幾つかの建築物や自然の目標物までの距離を測っておき、これが見えるかどうかで測定します。

じふぶき【地吹雪】

積もった雪が、風によって吹き上げられ、視程が1km未満の状態。

天気図で使われる記号【てんきずでつかわれるきごう, symbols for weather map】

しべりあ【シベリア, Siberia, Сибирь(ロシア語)

天気予報などで位置を示す場合に用いられる呼称で、
ロシア東部・オホーツク海西部北部の地域。
「シベリア」は、本来、ロシアのウラル山脈以東の広大な地域を指しますが、天気予報では東経120度以東のロシアを指します。

図版「地域名・海域名」

しべりあこうきあつ【シベリア高気圧】

シベリア付近で発生し、寒冷で乾燥した高気圧。
冬になると大きく南に張り出し、日本の殆どを覆います。
大陸から吹き出される大気は、日本海を渡る際に多くの水蒸気を取り込んで、日本の中央を走る山脈に突き当たり上昇します。
これが日本海側の地方に雪を降らせることになります。

しも【霜】

晴れて無風の夜に、放射冷却現象により地表面付近の気温が氷点下にまで下がり、空気中の水蒸気が地表や物に接触して氷結したもの。

じゅひょう【樹氷】

霧氷の一種。風によって過冷却状態の水滴から成るが、樹や枝に付着して、そのまま凍りついたものです。気泡を多く含んでいるため白色に見えます。

しゅうりん【秋霖】秋雨前線

じょういしんきろう【上位蜃気楼】

実像の上に見える蜃気楼。
上に暖かい空気(密度が低い)が、下に冷たい空気(密度が高い)がある場合に、その境界面で光が屈折し、発生する。

蜃気楼【しんきろう, mirage】
図版「蜃気楼・逃げ水」

しょうか【昇華】

物質は一般的に、「固体-液体-気体」の順(逆順)で相変化しますが、この順を経ずに、固体が(液体になることなく)気体になることを、特に「昇華」と呼んでいます。
氷(固体)は温めると水(液体)になり、さらに温めると水蒸気(気体)になりますが、ドライアイスは液体にならずに気体(炭酸ガス)になってしまいます。

じょうしょうきりゅう【上昇気流】

上空に向かう空気の流れ。

高気圧・低気圧

しんきろう【蜃気楼, mirage】

蜃気楼・逃げ水 遠方の物体が空中に浮んで見える、地面に反射しているように見える、などの現象。

大気中で、光は、
という性質があります。

物体からは、直進してくる光以外に、
気温差(密度差)がある空気の塊が接触している場合は、その境界面で屈折して届く光もあります。
この屈折してきた光は、人間には、あたかも、直進してきたかのように見えます。
このため、直進してくる光によって見える実像以外に、
(充分に気温差(密度差)のある二つの空気が接触している場合に)視線の延長線上にあるかのような、実際には存在しない像(虚像)が見えることがあります。
これを「蜃気楼」といいます。

この蜃気楼は、虚像が見える位置によって、
大別されます。
左右に温度差がある場合も考えられますが、ここでは省きます。

「逃げ水」は、この蜃気楼現象の一つで、「下位蜃気楼」に分類されます。
逃げ水【にげみず, inferior mirage】

せいこうとうてい【西高東低】

西にシベリア高気圧、東の千島・アリューシャン付近に低気圧がある、冬の典型的な気圧配置。
シベリア高気圧から吹き出される冷たい空気は、日本海を渡る際に多くの水蒸気を取り込んで、日本の中央を走る山脈に突き当たり上昇します。
上昇する空気は、断熱膨張【だんねつぼうちょう, adiabatic expansion】によって 1000mごとに 5℃ほど気温が下がります。
こうして雲が発生し、日本海側に雪や雨を降らせます。水蒸気を雪や雨として吐き出した空気は乾燥し、山脈を越え、太平洋側に晴天をもたらします。

せいそうけん【成層圏, stratosphere】

対流圏中間圏の間に位置する大気の層で、中緯度付近で約11km~約50kmの層。
空気は地表の影響がなく、ほとんど水平方向にしか運動しないため雲はできません。
この層のほぼ中央の20-25km付近に、オゾンの濃度が高いオゾン層があります。
このオゾン層が紫外線を吸収することによって、大気が加熱され、対流圏界面(成層圏とその下層の対流圏の境界面)では約-50℃にまで下がった温度が、0℃ほどにまで上昇します。

図版「大気の構造」

せきどうていあつたい【赤道低圧帯】熱帯収束帯

せきらんうん【積乱雲】

ぜんせん【前線, weather front】

温暖前線・寒冷前線 気温や湿度などが異なる気団(大気の大きな塊)の境界線。
一般には、暖気団(暖かい空気の塊)が、寒気団(冷たい空気の塊)が接している境界線。
ここでいう「暖かい」と「冷たい」は、相対的なもので、「暖」と「冷」の間に、ある程度の差がある、という意味です。


図版「梅雨前線・秋雨前線」



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