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[辞典・用語][漢字林][方部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 方部] [部首索引]


方4+0=総画数4 U+65B9 [ホウ/かた] 𤙗
◆四角、四角いさま、角(かど)が直角になっているさま、「方形ホウケイ」
◆数学で二つの数を掛け合わせた数(正方形・長方形の一つの角を成す二辺を掛け合わせた数)=面積、「平方ヘイホウ」
◆(曲がることなく)まっすぐな、正しい、「方正ホウセイ」
◆前後・左右・上下などの向き、向かう先、向かう側、「方向ホウコウ」「四方シホウ」「方面ホウメン」
◆(中心となる場所から見て)向こうにある土地、「地方チホウ」「方言ホウゲン」
◆あるところに向かう手立て、何かを行うための手段、技(わざ)、術(すべ)、「方法ホウホウ」
◆他のものと比べる、「比方ヒホウ」
◆今、たった今、ちょうど今
◆ほう、ほうへん、かたへん、部首名
漢字林(非部首部別)
筆順
方4+2=総画数6 U+3AC3 [エン、オン/]
◆旗(はた)、旌旗セイキ、旗標(はたじるし)、特に風に靡(なび)く旗を指す
注解:「㫃」は古く一つの部首をなし、「方𠂉」の形で「施旃旄旆旋旌旗旛」などの「風に靡く旗」を表す字を作る
筆順
𠛍刀部
𣃗方4+2=総画数6 U+230D7 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:方部第十七:𣃗】疾容反」
邑部
𣃘方4+3=総画数7 U+230D8 [テン、チョウ/]
◆旗竿に括りつけられた旌旗
𣃙方4+3=総画数7 U+230D9 [ホウ、ボウ/つくり] 旁㫄𣃟㝑
◆(中心となるものの、主となるものの)右や左に(或いは両側に)ぴったりと寄り付いているさま
◆すぐ傍そば、傍(かたわ)ら、脇(わき)、同「傍」
◆(左右に、四方に)伸びる、広がる
方4+4=総画数8 U+3AC4 [ホウ、ボウ/つくり] 旁𣃟𣃙㝑
◆(中心となるものの、主となるものの)右や左に(或いは両側に)ぴったりと寄り付いているさま
◆すぐ傍そば、傍(かたわ)ら、脇(わき)、同「傍」
◆(左右に、四方に)伸びる、広がる
漢字林(非部首部別)
攴部
方4+4=総画数8 U+65BA [カイ/]
◆未詳「【康熙字典:卯集下:方部:斺】《篇海》下戒切音械補膝也 又結也」
方4+4=総画数8 U+65BB [コウ、ゴウ/] 𣃚
◆方舟(はこぶね)、二艘ソウ(船の数の単位)の舟を並べ互いに繋ぎ合わせた舟(船首が二つあるような形の舟)、同「航」
◆船で川や海を渡る、同「航」「杭」
方4+4=総画数8 U+65BC [オ、ウ、ヨ/お・いて、お・ける]
◆~(場所)で(at)、~(場合)に(on、in)、同「于」
◆「ああ」「おう」などの感嘆の声、同「烏」「𥾪」「𤚶」「𣱏」「𤕘」「【集韻:卷二:平聲:模第十一:烏於𡗃𥾪】汪胡切說文孝鳥也孔子曰鳥𥃳呼也取其助氣故以為烏呼古作於𡗃𥾪亦姓」
◆簡「于」
漢字林(非部首部別)
筆順
日部
日部
𣃚方4+4=総画数8 U+230DA [コウ、ゴウ/]
◆方舟(はこぶね)、二艘ソウ(船の数の単位)の舟を並べ互いに繋ぎ合わせた舟(船首が二つあるような形の舟)、同「航」
◆船で川や海を渡る、同「航」「杭」
𣬵毛部
方4+5=総画数9 U+3AC6 [미ミ、며ミョ/]
◆[韓]人名用字、地名用字
方4+5=総画数9 U+65BD [シ、セ/ほどこ・す] 𠆹𢒃𠤒
◆広げる、平らに広げる、同「𢻫」
◆広く行き渡る、また行き渡らせる、広める
◆広く恩恵を行き渡らせる、恵む、与える
◆旗が広がり翻(ひるがえ)る
◆「施行シコウ」、(一部の人が作り上げた案、紙に書かれた計画などを)実際に行う、展開する
◆「戚施セキシ」◇ヒキガエル(蟾蜍)、ヒキガエル科のカエル◇(ヒキガエルのように)背が曲がって頭を上げられない(顔が下を向いてしまう)人、同「面柔メンジュウ」◇(前のものを見るときに上目遣いになることから)媚(こ)び諂(へつら)う人
漢字林(非部首部別)
筆順
方4+5=総画数9 U+65BE [ハイ、バイ/] 旆𣃩
◆先が燕尾状に切れ込みの入った旗「【爾雅注疏:釋天】繼旐曰斾(《注》帛續旐末爲燕尾者義見詩)」
方4+5=総画数9 U+65BF [リュウ、ル、ユウ、ユ/] 𣽩
◆旒旗リュウキ(縁に房状の飾りがある旗)、旒旗の先の房飾り
◆ゆらゆらと(ひらひらと)揺らめくさま、同「游」
漢字林(非部首部別)
筆順
方4+5=総画数9 U+65C0 [미ミ、며ミョ/] 𣃥
◆[韓]地名・人名などに使われる「【増補文献備考:卷之五十三:帝系考:附氏族】鎭川旀氏 文川𨳈氏(右兩姓韵書未詳)」
◆[韓]口訣字コウケツジ(漢文の読解を助けるために単語や文章の区切りの位置に置く字)、同「㢱」「厼」
瓦部
𣃞方4+5=総画数9 U+230DE [ホウ、ボウ/] 𠩝
◆人の住む家、住まい、同「坊」
𣃟方4+5=総画数9 U+230DF [ホウ、ボウ/つくり] 旁㫄𣃙㝑
◆(中心となるものの、主となるものの)右や左に(或いは両側に)ぴったりと寄り付いているさま
◆すぐ傍そば、傍(かたわ)ら、脇(わき)、同「傍」
◆(左右に、四方に)伸びる、広がる
𣃠方4+5=総画数9 U+230E0 [セイ、ショウ/] 旌𣄀旍𣃢
◆竿の先にヤクyak(チベット周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類)などの尾や色鮮やかな鳥の羽を付けた旗や幟(のぼり)「【爾雅注疏:釋天】注旄首曰旌(《注》載旄於竿頭如今之幢亦有旒)」
◆目印として立てる旗や幟(のぼり)の類の総称、軍の旗や喪であることを示すために立てる旗などをいう
◆功績などを表彰する、またその印として掲げる旗や札、「旌表セイヒョウ」
𣃡方4+5=総画数9 U+230E1 [未詳/]
◆未詳「【蓬窗日錄:卷之五:潮汐】…合於日以起朔陰陽消息晦朔𣃡望潮汐應焉水陰物也…」
𣃢方4+5=総画数9 U+230E2 [セイ、ショウ/] 旌𣄀旍𣃠
◆竿の先にヤクyak(チベット周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類)などの尾や色鮮やかな鳥の羽を付けた旗や幟(のぼり)「【爾雅注疏:釋天】注旄首曰旌(《注》載旄於竿頭如今之幢亦有旒)」
◆目印として立てる旗や幟(のぼり)の類の総称、軍の旗や喪であることを示すために立てる旗などをいう
◆功績などを表彰する、またその印として掲げる旗や札、「旌表セイヒョウ」
𣃥方4+5=総画数9 U+230E5 [미ミ、며ミョ/]
◆[韓]地名・人名などに使われる「【増補文献備考:卷之五十三:帝系考:附氏族】鎭川旀氏 文川𨳈氏(右兩姓韵書未詳)」
◆[韓]口訣字コウケツジ(漢文の読解を助けるために単語や文章の区切りの位置に置く字)、同「㢱」「厼」
漢字林(非部首部別)
方4+6=総画数10 U+3AC5 [キ、ギ/はた]
◆布や紙などを方形(四角形や長方形)に作り目印としたもの、するものの総称
◆清代(1644年~1912年)の蒙古族の軍の編成単位
◆内蒙古自治区(内モンゴル自治区)の行政単位 {内蒙古自治区}
注解:「㫃」と「其」から成る字で、「方」は「方形の布」、「𠂉(人が変形したもの)」は「靡(なび)くさま、翻るさま、はためくさま」を表し、「其」は「それ、特定のものを指し示すもの、目印」の意
方4+6=総画数10 U+3AC7 [억オk/]
◆[韓]朝鮮語の音オンを表すために作られた漢字
方4+6=総画数10 U+65C1 [ホウ、ボウ/つくり] 㫄𣃟𣃙㝑
◆(中心となるものの、主となるものの)右や左に(或いは両側に)ぴったりと寄り付いているさま
◆すぐ傍そば、傍(かたわ)ら、脇(わき)、同「傍」
◆(左右に、四方に)伸びる、広がる
◆つくり、漢字の右側の部分、「漢」の場合は「氵」を「へん(扁)」、「𦰩」を「つくり(旁)」という
漢字林(非部首部別)
筆順
方4+6=総画数10 U+65C2 [キ、ゲ/] 𥙚
◆(二頭の龍を描き)旗竿の先に鈴を付けた吹流し(ふきながし、短辺を旗竿に繋ぎ風にはためかせる旗、「旒」という)「【後漢書:志:禮儀下】旂之制長三仞十有二游」「【爾雅:釋天】有鈴曰旂(《注》縣鈴於竿頭畫蛟龍於旒)」
筆順
方4+6=総画数10 U+65C3 [セン/] 𣃯𣃼㫋旜
◆旗竿の先が("f"の頭のような形に)曲がった赤い無地の布製の旗、合図や目印として使う「【爾雅注疏:釋天】錯革鳥曰旟…因章曰旃(《注》以帛練爲旒因其文章不復畫之周禮云通帛爲旃)」
◆動物の毛を集めて熱や圧力などを加え布状(シートsheet状)にしたもの、フェルトfelt、同「氈」
◆これ、ここに、同「之」「焉」
◆「旃那センナ」、マメ科センナ属の植物 {センナ}
◆「旃檀・栴檀センダン」、センダン科センダン属の木 {センダン}
漢字林(非部首部別)
筆順
方4+6=総画数10 U+65C4 [ボウ、モウ/] 𣬵𣭅
◆ヤクyak(チベット周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類)の尾で作った旗の先に付ける飾り、またその飾りの付いた旗
◆ヤクyak、チベット周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類、「犛牛・旄牛・牦牛ボウギュウ」
◆年老いた人、年老いて動作や判断が鈍(にぶ)いさま、同「耄」
筆順
方4+6=総画数10 U+65C5 [リョ、ロ/たび] 𣃨𢬜挔𣥏𣥐
◆兵士数を基にした軍隊の規模の単位、周朝(西周、前11世紀~前771年)では500人を単位とした「【周禮:卷第三:地官司徒】乃會萬民之卒伍而用之五人爲伍五伍爲兩四兩爲卒五卒爲旅五旅爲師五師爲軍…(用謂使民事之伍兩卒旅師軍皆衆之名兩二十五人卒百人旅五百人師二千五百人軍萬二千五百人…)(人数や呼称は時代や国によって異なる)
◆列を成(な)して行軍する、またその軍隊
◆(大勢で)遠くへ出掛ける
◆(多くのものが)列を成なす、連(つら)なる
◆供物クモツ(そなえもの)を祭壇サイダンに並べ山や川の神を祀(まつ)る祭礼、同「祣」
◆周易の六十四卦の一つ、「火山旅カザンリョ」、䷷ {易経記号}
◆背骨(せぼね)、同「膂」
漢字林(非部首部別)
筆順
方4+6=総画数10 U+65C6 [ハイ、バイ/] 斾𣃩
◆先が燕尾状に切れ込みの入った旗「【爾雅注疏:釋天】繼旐曰斾(《注》帛續旐末爲燕尾者義見詩)」
注解:旁は「一巾」の「市(U+U+5DFF、4画)」で「亠巾」の「市(U+5E02、5画)」とは別字
筆順
方4+6=総画数10 U+65CA [ホウ/]
◆陶製の容器、「瓬人ホウジン(陶製の器を作る職人)」、同「瓬」
𣃦方5+6=総画数11 U+230E6 [ブツ、モチ/]
◆棹(さお)に三枚(或いは数枚)の細長い布を垂らした旗(はた)「【說文解字:勿部:勿】州里所建旗象其柄有三游雜帛幅半異所以趣民故遽稱勿勿凡勿之屬皆从勿𣃦勿或从於」
𣃨方4+6=総画数10 U+230E8 [リョ、ロ/たび] 旅𢬜挔𣥏𣥐
◆兵士数を基にした軍隊の規模の単位、周朝(西周、前11世紀~前771年)では500人を単位とした「【周禮:卷第三:地官司徒】乃會萬民之卒伍而用之五人爲伍五伍爲兩四兩爲卒五卒爲旅五旅爲師五師爲軍…(用謂使民事之伍兩卒旅師軍皆衆之名兩二十五人卒百人旅五百人師二千五百人軍萬二千五百人…)(人数や呼称は時代や国によって異なる)
◆列を成(な)して行軍する、またその軍隊
◆(大勢で)遠くへ出掛ける
◆(多くのものが)列を成なす、連(つら)なる
◆供物クモツ(そなえもの)を祭壇サイダンに並べ山や川の神を祀(まつ)る祭礼、同「祣」
◆周易の六十四卦の一つ、「火山旅カザンリョ」、䷷ {易経記号}
◆背骨(せぼね)、同「膂」
𣃪方4+6=総画数10 U+230EA [ホウ/] 雱䨦
◆雨や雪が一面に降るさま、雨や雪が激しく降るさま、同「霶」
𣃯方4+6=総画数10 U+230EF [セン/] 旃𣃼㫋旜
◆旗竿の先が("f"の頭のような形に)曲がった赤い無地の布製の旗、合図や目印として使う「【爾雅注疏:釋天】錯革鳥曰旟…因章曰旃(《注》以帛練爲旒因其文章不復畫之周禮云通帛爲旃)」
◆動物の毛を集めて熱や圧力などを加え布状(シートsheet状)にしたもの、フェルトfelt、同「氈」
◆これ、ここに、同「之」「焉」
◆「𣃯那センナ」、マメ科センナ属の植物 {センナ}
◆「𣃯檀・栴檀センダン」、センダン科センダン属の木 {センダン}
方4+7=総画数11 U+3ACA [イ/] 旖旑
◆「旖旎イジ」◇旗が風に靡(なび)くさま◇しなやかなさま
方4+7=総画数11 U+3ACB [セン/] 旃𣃯𣃼旜
◆旗竿の先が("f"の頭のような形に)曲がった赤い無地の布製の旗、合図や目印として使う「【爾雅注疏:釋天】錯革鳥曰旟…因章曰旃(《注》以帛練爲旒因其文章不復畫之周禮云通帛爲旃)」
◆動物の毛を集めて熱や圧力などを加え布状(シートsheet状)にしたもの、フェルトfelt、同「氈」
◆これ、ここに、同「之」「焉」
◆「㫋那センナ」、マメ科センナ属の植物 {センナ}
◆「㫋檀・栴檀センダン」、センダン科センダン属の木 {センダン}
方4+7=総画数11 U+65C7 [ヒ/]
◆旌旗が風に靡く、衣裳の裾が靡く
方4+7=総画数11 U+65C8 [リュウ、ル/]
◆旗の縁(ふち)に付けた房状の飾り、旗脚(はたあし)、吹流し(ふきながし)、「風を受けて水が流れるようにはためく」の意
◆組紐に幾つかの珠(たま)を通し冕ベン(正装用の冠)の前後に垂らす飾り、何本かの「旒」を垂らしたものの総称を「璪ソウ」「玉藻ギョクソウ」という {服飾(冕冠)}
方4+7=総画数11 U+65C9 [フ/]
◆敷く、平らに敷き詰める、同「敷」
◆広く漏れなく行き渡る、また行き渡らせる、同「布」
漢字林(非部首部別)
方4+7=総画数11 U+65CB [セン、ゼン/]
◆ぐるりと回る、渦巻く、「旋回センカイ」
◆行って戻って来る、帰って来る
◆人の間に立ち行き来して仲を取り持つ
◆「周旋シュウセン」◇廻(めぐ)る、一巡イチジュンして元に戻る「【黃帝內經:素問:天元紀大論】…九星懸朗七曜周旋…」◇ぐるりと取り囲む「【列子:湯問第五】…其山髙下周旋三萬里…」◇立ち振る舞い、身のこなし「【孟子注疏:卷十四上:盡心下】動容周旋中禮者盛德之至也」「【禮記注疏(禮記正義):卷二十七:內則】…進退周旋慎齊」◇気配(きくば)りする、世話する「【警世通言:第二十五卷:桂員外途窮懺悔】…我昔貧困時仗岳父周旋…」◇[日]仲立ちして取り持つこと
◆間もなく~、やがて~(状態・状況が変わることをいう)
◆小便をする
漢字林(非部首部別)
筆順
方4+7=総画数11 U+65CC [セイ、ショウ/] 𣄀旍𣃠𣃢
◆竿の先にヤクyak(チベット周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類)などの尾や色鮮やかな鳥の羽を付けた旗や幟(のぼり)「【爾雅注疏:釋天】注旄首曰旌(《注》載旄於竿頭如今之幢亦有旒)」
◆目印として立てる旗や幟(のぼり)の類の総称、軍の旗や喪であることを示すために立てる旗などをいう
◆功績などを表彰する、またその印として掲げる旗や札、「旌表セイヒョウ」
筆順
方4+7=総画数11 U+65CD [セイ、ショウ/] 旌𣄀𣃠𣃢
◆竿の先にヤクyak(チベット周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類)などの尾や色鮮やかな鳥の羽を付けた旗や幟(のぼり)「【爾雅注疏:釋天】注旄首曰旌(《注》載旄於竿頭如今之幢亦有旒)」
◆目印として立てる旗や幟(のぼり)の類の総称、軍の旗や喪であることを示すために立てる旗などをいう
◆功績などを表彰する、またその印として掲げる旗や札、「旌表セイヒョウ」
方4+7=総画数11 U+65CE [ジ、ニ/]
◆「旖旎イジ」◇旗が風に靡(なび)くさま◇しなやかなさま
方4+7=総画数11 U+65CF [ソク、ゾク/やから]
◆同じ祖先(同じ姓、同じ起源)を持つ者の集まり、「種族シュゾク」「家族カゾク」
◆共通のもの(思考や思想、言語、性格や性質など)を持つものの集まり、同「類」
◆同じところに集まる、叢(むら)がる、同「簇」
◆鏃・矢尻やじり、矢柄・矢幹(やがら)の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品、同「鏃」
漢字林(非部首部別)
筆順
𣃩方4+7=総画数11 U+230E9 [ハイ、バイ/] 旆斾
◆先が燕尾状に切れ込みの入った旗「【爾雅注疏:釋天】繼旐曰斾(《注》帛續旐末爲燕尾者義見詩)」
𣃵方4+7=総画数11 U+230F5 [未詳/]
◆未詳「【正字通:卯集下:方部:𣃵】古文陳…石鼓文糜鹿雉兔其原有𣃵又迧禽奉雉又乘馬旣迧𣃵迧皆从申為古陳子無疑…」
𣃶方4+7=総画数11 U+230F6 [未詳/]
◆「𣃶長(音未詳)」、古地名、未詳「【泊宅編:卷二】…楚取我邊城新後𨜔及𣃶長…」
𣃻方4+7=総画数11 U+230FB [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:方部:𣃻】六書索隱與陳同亦借作陣」
方4+8=総画数12 U+3ACD [ユウ/]
◆旒旗リュウキ(縁に房状の飾りがある旗)が風にはためく、ゆらゆらと揺らめくさま
方4+8=総画数12 U+65D0 [チョウ、ジョウ/] 𣃿
◆亀や蛇が描かれた長い吹流し(ふきながし、短辺を旗竿に繋ぎ風にはためかせる旗、「旒」という)、亀には予兆を感知する能力があるとされ、これが描かれた旗を立てて事の形勢・状態の良し悪しを見分けたという、この「旐」の先が燕尾状に切れ込みの入ったものを「旆」「【爾雅注疏:釋天】緇廣充幅長尋曰旐(《注》帛全幅長八尺)繼旐曰斾(《注》帛續旐末爲燕尾者義見詩)」「【釋名:釋兵】旐兆也龜知氣兆之吉凶建之於後察度事冝之形兆也」
方4+8=総画数12 U+65D1 [イ/] 旖㫊
◆「旖旎イジ」◇旗が風に靡(なび)くさま◇しなやかなさま
漢字林(非部首部別)
𣃼方4+8=総画数12 U+230FC [セン/] 旃𣃯㫋旜
◆旗竿の先が("f"の頭のような形に)曲がった赤い無地の布製の旗、合図や目印として使う「【爾雅注疏:釋天】錯革鳥曰旟…因章曰旃(《注》以帛練爲旒因其文章不復畫之周禮云通帛爲旃)」
◆動物の毛を集めて熱や圧力などを加え布状(シートsheet状)にしたもの、フェルトfelt、同「氈」
◆これ、ここに、同「之」「焉」
◆「𣃼那センナ」、マメ科センナ属の植物 {センナ}
◆「𣃼檀・栴檀センダン」、センダン科センダン属の木 {センダン}
𣃽方4+8=総画数12 U+230FD [ジ、ニ/]
◆「㫊𣃽イジ」、同「旖旎」◇旗が風に靡(なび)くさま◇しなやかなさま
𣃿方4+8=総画数12 U+230FF [チョウ、ジョウ/]
◆亀や蛇が描かれた長い吹流し(ふきながし、短辺を旗竿に繋ぎ風にはためかせる旗、「旒」という)、亀には予兆を感知する能力があるとされ、これが描かれた旗を立てて事の形勢・状態の良し悪しを見分けたという、この「旐」の先が燕尾状に切れ込みの入ったものを「旆」「【爾雅注疏:釋天】緇廣充幅長尋曰旐(《注》帛全幅長八尺)繼旐曰斾(《注》帛續旐末爲燕尾者義見詩)」「【釋名:釋兵】旐兆也龜知氣兆之吉凶建之於後察度事冝之形兆也」
𣄀方5+8=総画数13 U+23100 [セイ、ショウ/] 旌旍𣃠𣃢
◆竿の先にヤクyak(チベット周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類)などの尾や色鮮やかな鳥の羽を付けた旗や幟(のぼり)「【爾雅注疏:釋天】注旄首曰旌(《注》載旄於竿頭如今之幢亦有旒)」
◆目印として立てる旗や幟(のぼり)の類の総称、軍の旗や喪であることを示すために立てる旗などをいう
◆功績などを表彰する、またその印として掲げる旗や札、「旌表セイヒョウ」
𣄁方4+8=総画数12 U+23101 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:卯集下:方部:𣄁】《東觀餘論》弡仲𠤱銘用盛諸𣄁𥼚〇按鐘鼎款識作受(「【東觀餘論:卷上:弡仲𠤱辨】…用盛諸𣄁{⿰方⿱𠂉受}𥼚…」とあり旁は「受」ではなく{⿱𠂉受})
𣄃方4+8=総画数12 U+23103 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:方部:𣄃】同"旗"」
漢字林(非部首部別)
𣄆方4+8=総画数12 U+23106 [未詳/]
◆未詳
注解:「旅」の異体字か?
𣄊方4+8=総画数12 U+2310A [ヨ/] 旟𣄣
◆旗竿の先にハヤブサ(隼)などの鳥の羽毛を付けた軍旗、鳥は速いということから「反応が俊敏・対応が迅速」の意を込めたもの「【爾雅注疏:釋天】錯革鳥曰旟(《注》此謂剥鳥皮毛置之竿頭{鄕-乡}禮記云載鴻及鳴鳶)」「【太平御覽:兵部七十一:旟】鳥隼為旟旟譽也軍吏所建也急疾趨事則有稱譽也」
◆(旗を)立てる、(旗を)揚(あ)げる
𨾔隹部
方4+9=総画数13 U+65D2 [リュウ、ル/]
◆旗の縁(ふち)に付けた房状の飾り、旗脚(はたあし)、吹流し(ふきながし)、「風を受けて水が流れるようにはためく」の意
◆組紐に幾つかの珠(たま)を通し冕ベン(正装用の冠)の前後に垂らす飾り、何本かの「旒」を垂らしたものの総称を「璪ソウ」「玉藻ギョクソウ」という {服飾(冕冠)}
漢字林(非部首部別)
筆順
方4+9=総画数13 U+65D3 [ソウ、ショウ/]
◆旗や幟(のぼり)の先に付ける帯状の飾り
方4+9=総画数13 U+65D4 [ケン、コン/]
◆敏捷な
方4+9=総画数13 U+65D5 [엇オッ/]
◆[韓]朝鮮語の音オンを表すために作られた漢字、人名・地名などに使われる「【古文書:明文文記類:分財記:康熙四十五年丙戌五月初二日叔姪中和會成文】…年丁巳二所生婢旕女…」
𣄈方4+9=総画数13 U+23108 [コン、カイ、ケ/]
◆目印(めじるし)のために立てる幟(のぼり)、同「幑」
◆旗が揺れ動くさま「【廣韻:上平聲:微第八:揮:㫎】動旗」
方4+10=総画数14 U+65D6 [イ/] 旑㫊
◆「旖旎イジ」◇旗が風に靡(なび)くさま◇しなやかなさま
漢字林(非部首部別)
方4+10=総画数14 U+65D7 [キ、ギ/はた]
◆布や紙などを方形(四角形や長方形)に作り目印としたもの、するものの総称
◆清代(1644年~1912年)の蒙古族の軍の編成単位
◆内蒙古自治区(内モンゴル自治区)の行政単位 {内蒙古自治区}
注解:「㫃」と「其」から成る字で、「方」は「方形の布」、「𠂉(人が変形したもの)」は「靡(なび)くさま、翻るさま、はためくさま」を表し、「其」は「それ、特定のものを指し示すもの、目印」の意
漢字林(非部首部別)
筆順
髟部
𣄐方4+10=総画数14 U+23110 [コウ/] 𣄙
◆酒屋などの目印として掲げる幟(のぼり)、同「帘」「幌」
𩲌鬼部
方4+11=総画数15 U+3ACE [コン、カイ、ケ/] 𣄈
◆目印(めじるし)のために立てる幟(のぼり)、同「幑」
◆旗が揺れ動くさま「【廣韻:上平聲:微第八:揮:㫎】動旗」
方4+11=総画数15 U+3ACF [ヨウ/]
◆旒旗リュウキ(縁に房状の飾りがある旗)、旒旗がはためくさま
鳥部
鳥部
𣄔方4+11=総画数15 U+23114 [ヒョウ/] 旚𣄦𣄪
◆旌旗セイキがはためく
方4+12=総画数16 U+65D8 [シ/のぼり] 幟帜𢂴𣄞
◆目印のために立てる旗、日本では縦長の旗を指すことが多い
方4+12=総画数16 U+65D9 [ハン、ホン/]
◆長い棒の先に吊(つ)るすように掲げる細長い旗(はた)、幟(のぼり)、同「幡」
◆(幟が)翻(ひるがえ)る、ひらひらと靡(なび)く、同「幡」
◆「𣄢旙・幢幡トウハン」、仏堂ブツドウに立てる円筒形の飾り、或いは細長い幟
筆順
𣄙方4+12=総画数16 U+23119 [コウ/] 𣄐
◆酒屋などの目印として掲げる幟(のぼり)、同「帘」「幌」
𣄛方4+12=総画数16 U+2311B [トウ、ドウ/] 𣄢
◆長い棒の先に吊(つ)る円筒形の或いは細長い幟(のぼり)の一種、軍隊の旗印や儀仗用の幟などに使われる、同「幢」
◆「𣄛旛・幢幡トウハン」、仏堂ブツドウに立てる円筒形の飾り、或いは細長い幟
𩙴飛部
方4+13=総画数17 U+65DA [ヒョウ/] 𣄔𣄦𣄪
◆旌旗セイキがはためく
𣄝方4+13=総画数17 U+2311D [ゲン/]
◆証(あかし)、正当であること(事実であること)を示すための根拠となるもの、同「證」「譣」
𣄣方4+13=総画数17 U+23123 [ヨ/] 旟𣄊
◆旗竿の先にハヤブサ(隼)などの鳥の羽毛を付けた軍旗、鳥は速いということから「反応が俊敏・対応が迅速」の意を込めたもの「【爾雅注疏:釋天】錯革鳥曰旟(《注》此謂剥鳥皮毛置之竿頭{鄕-乡}禮記云載鴻及鳴鳶)」「【太平御覽:兵部七十一:旟】鳥隼為旟旟譽也軍吏所建也急疾趨事則有稱譽也」
◆(旗を)立てる、(旗を)揚(あ)げる
方4+14=総画数18 U+65DB [ハン、ホン/]
◆長い棒の先に吊(つ)るすように掲げる細長い旗(はた)、幟(のぼり)、同「幡」
◆(幟が)翻(ひるがえ)る、ひらひらと靡(なび)く、同「幡」
◆「𣄢旛・幢幡トウハン」、仏堂ブツドウに立てる円筒形の飾り、或いは細長い幟
筆順
方4+14=総画数18 U+65DE [スイ、ズイ/]
◆先導の車に立てる五色(「さまざまな色」の意)の鳥の羽で飾った旌旗
𣄞方4+14=総画数18 U+2311E [シ/のぼり] 幟帜𢂴旘
◆目印のために立てる旗、日本では縦長の旗を指すことが多い
𣄢方4+14=総画数18 U+23122 [トウ、ドウ/] 𣄛
◆長い柄の先に取り付け垂らした円筒形の(或いは細長い)幟(のぼり)、軍隊の旗印や儀仗用の幟などに使われる、同「幢」
◆「𣄢旛・幢幡トウハン」、仏堂ブツドウに立てる円筒形の飾り、或いは細長い幟
方4+15=総画数19 U+65DC [セン/] 旃𣃯𣃼㫋
◆旗竿の先が("f"の頭のような形に)曲がった赤い無地の布製の旗、合図や目印として使う「【爾雅注疏:釋天】錯革鳥曰旟…因章曰旃(《注》以帛練爲旒因其文章不復畫之周禮云通帛爲旃)」
◆動物の毛を集めて熱や圧力などを加え布状(シートsheet状)にしたもの、フェルトfelt、同「氈」
◆これ、ここに、同「之」「焉」
◆「旜那センナ」、マメ科センナ属の植物 {センナ}
◆「旜檀・栴檀センダン」、センダン科センダン属の木 {センダン}
方4+15=総画数19 U+65DD [カイ、ケ/]
◆戦闘時に指揮するための赤い旌旗
◆機械仕掛けで石を飛ばす兵器
方4+16=総画数20 U+65DF [ヨ/] 𣄣𣄊
◆旗竿の先にハヤブサ(隼)などの鳥の羽毛を付けた軍旗、鳥は速いということから「反応が俊敏・対応が迅速」の意を込めたもの「【爾雅注疏:釋天】錯革鳥曰旟(《注》此謂剥鳥皮毛置之竿頭{鄕-乡}禮記云載鴻及鳴鳶)」「【太平御覽:兵部七十一:旟】鳥隼為旟旟譽也軍吏所建也急疾趨事則有稱譽也」
◆(旗を)立てる、(旗を)揚(あ)げる
𣄦方4+17=総画数21 U+23126 [ヒョウ/] 旚𣄔𣄪
◆旌旗セイキがはためく
𣄧方4+17=総画数21 U+23127 [スイ、ズイ/]
◆先導の車に立てる五色(「さまざまな色」の意)の鳥の羽で飾った旌旗、同「旞」
𣄨方4+18=総画数22 U+23128 [キ、ゲ、ギ/いの・る] 祈祈𣂘
◆天や神仏に望みが叶うようにと、また幸せになれるようにと願い求める
𣄪方4+20=総画数24 U+2312A [ヒョウ/] 旚𣄔𣄦
◆旌旗セイキがはためく


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