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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 入部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 入部] [部首索引]


入2+0=総画数2 U+5165 [ジュウ、ニュウ、ジュ/い・る、い・れる、はい・る、しお]
◆範囲・領域・組織や区切り・境界の外(外側、外部、表側、向こう側、公のところ)から内(内側、内部、裏側、こちら側、私的なところ)に移る、また移す、内から外へ移ることを「出」
◆内に引っ込む
◆他のものを加える、加わる
◆[日]しお、物を染める際に染料に漬ける回数を表す語、「一入(ひとしお、染料に一回漬けること)」
◆にゅう、部首名
筆順
入2+乙1=総画数3 U+3408 [둘トゥル/]
◆[韓]未詳
入2+口3=総画数5 U+53FA [セキ、シャク/かます]
◆未詳「【字彙補:丑集:口部:叺】以隻切音尺見字辨」
◆[日]かます、筵(むしろ)を二つ折りにして両側を縄(なわ)で縫(ぬ)った袋 {和製漢字の辞典:口部:叺}
注解:音は「【字彙補:丑集:口部:叺】以隻切音尺見字辨」に依った、「【康熙字典:丑集備考:口部:叺】《五音篇海》丑入切音尺」とあるが「丑入切」と「尺」とでは音が違うのではないかと思われることから採らなかった
筆順
𡆣入2+囗3=総画数5 U+211A3 [未詳/]
◆未詳「【正字通:丑集上:囗部:𡆣】舊註音的動也又音你義同按說文有㘝無𡆣元包經𡆣取也與㘝義近入者又之譌笝𢇵皆㘝」
入2+土3=総画数5 U+5726 [/いり]
◆[日]堤(つつみ)に埋めて水を通すための樋(とい)
◆[日]地名用字
◆[日]姓用字
注解:{和製漢字の辞典:土部:圦}
筆順
𡭗入2+小3=総画数5 U+21B57 [ジ、ニ/なんじ、しか・り、しか・る] 爾𤕨𣙡𠑂尔尓尒𠇍
◆汝なんじ、あなた、君
◆然(しか)り、正(まさ)しく、その通り、同意・肯定の意を表す
◆然(しか)る、そのように、そのような
◆(時間を指して)それ、この、「爾来ジライ(それ以来)」
入2+山3=総画数5 U+37A5 [シン、ジン/]
◆山の奥深くに入る、山奥
注解:「㞤」
入2+山3=総画数5 U+5C73 [セン/] 仙仚
◆世俗を離れ山の奥深くに入りそこに住む人、不老不死で天空を駆けることができるとされる
◆世俗を超越した(能力を持つ)人
◆死んだ人
入3+巾2=総画数5 U+3833 [막マク/]
◆[韓]幕(まく)
入2+手3=総画数5 U+6256 [/さがす]
◆[日]未詳
𦘲入2+月(肉)4=総画数6 U+26632 [ヒツ、ヒチ/]
◆首筋(首の後ろ側)の肉
入2+木4=総画数6 U+6741 [/いり、えぶり]
◆[日]地名用字、「杁中(いりなか、愛知県名古屋市)」「杁ケ池(いりがいけ、愛知県愛知郡長久手町)」 {和製漢字の辞典:木部:杁}
筆順
入2+水4=総画数6 U+6C46 [サン/]
◆食材を一煮立ちさせること
◆「汆子」、細長い筒状の湯沸かし
𣱸入2+水4=総画数6 U+23C78 [未詳/]
◆未詳
𣱿入2+水3=総画数5 U+23C7F [/ぬかり]
◆[日]地名、福島県相馬市、但し確認できず
𤆋入2+火4=総画数6 U+2418B [未詳/]
◆未詳「【字彙補:巳集:火部:𤆋】同灾」
注解:{⿱入灬}になるフォントがありますが、本来は{⿱人灬}
𤴘入4+疋5=総画数9 U+24D18 [未詳/]
◆未詳「【說文解字注:止部:𤴘】機下足所履者(𤴘者躡也)」「【中華字海:人部:𤴘】同"疌"」(「織機の踏み板」の意か?)
𥃮入2+目5=総画数7 U+250EE [未詳/]
◆未詳「【字彙補:午集:目部:𥃦】微寸切音問義闕」
注解:「𥃦」
入2+米6=総画数8 U+7C74 [テキ、ジャク/] 糴䨀
◆穀物を買い入れる、売りに出すのは「糶」「粜」
𦔵入2+耳6=総画数8 U+26535 [ブン、モン/き・く、き・こえる] 聞闻䎹𥹢䎽𦖫𦕁𦕌
◆(声や音や噂うわさや知らせなどが)耳に届く、耳に伝わってくる「【說文解字注:耳部:聞】知聲也(往曰聽來曰聞…)(「こちらから聞く」ことを「聽」、「向こうから聞こえて来る」ことを「聞」)
◆声や音を耳で認識する(感じる)、またそれによって知る
◆問(と)う、訊(たず)ねる
◆(耳に届いて来る)評判、名声
◆匂い(臭い)を嗅(か)ぐ
入2+肉6=総画数8 U+808F [ソウ/]
◆女性を犯(おか)す、「男性が性器を女性の性器に入れる」の意、特に口汚く罵(ののし)るときに使われる俗語
𧺌入2+走7=総画数9 U+27E8C [未詳/]
◆未詳
𧾺入2+足7=総画数9 U+27FBA [キ/くわだ・てる、たくら・む] 企𠈮𧿍𨀣㑫
◆爪先立ちする、「期待していることが実現する時を今か今かと待つ」の意に用いることがある
◆立つ、期待していることを実現しようとして立つ(行動を起こす)
入2+辵3=総画数5 U+8FBC [/こ・む、こめ・る]
◆[日]中に(内に、裏に、見えないところに)入(はい)る、入(い)れる
筆順
入2+金8=総画数10 U+91DE [チュウ/]
◆先端が鋭く尖(とが)る、鋭(するど)い、またそのような鉄器、同「銛」
𩚆入2+食8=総画数10 U+29686 [未詳/]
◆未詳
入2+魚11=総画数13 U+9B5E [/えり]
◆[日]水中に竹などを柵状に並べて立て入った魚が出られないようにした仕掛け
入2+鳥11=総画数13 U+9CF0 [/にお]
◆[日]にお、カイツブリ(鳰)、カイツブリ科の水鳥、同「鸊鷈ヘキテイ」
筆順
入2+1=総画数3 U+5166 [ボウ、モウ/ほろ・ぶ、ほろ・びる、ほろ・ぼす、な・い] 亡亾
◆(そこにいた人が)逃げる、姿を消す、「逃亡トウボウ」
◆(それまで生きていた人が)死ぬ、「死亡シボウ」
◆(それまでそこにあったものが衰え弱り小さくなって最後には)無くなる、滅(ほろ)びる、「滅亡メツボウ」
兦3+心4=総画数7 U+3900 [ボウ、モウ/わす・れる]
◆知っていたこと・覚えていたこと・為すべきことを思い出せない、失念する
入2+2=総画数4 U+5167 [ダイ、ナイ/うち] 内𡗠
◆外から中に入る、入れる
◆限られた範囲・領域の中、区切りや境目の中、同「中」
◆ある一定の範囲に含まれるもの、囲われたり覆われたりしていて外からは見えないもの、公(おおやけ)ではない私的なもの、またそのようなこと、またそのようなところ、逆は「外」
◆「内室ナイシツ」◇部屋、特に奥の部屋、寝室、婦女子の居室◇(奥の部屋に住まうことから)妻
◆宮中、朝廷
注解:「内」の本字「內」は、覆われた(囲われた)ところ(冂)の外側から内側に入れる(入る)さま(入)を象ったもので「周りが覆われたものの内」の意味を持つ、「内」の「人」は「入」が変化したもの
筆順
內4+口3=総画数7 U+5436 [ドツ、ノチ、トツ/] 呐㕯
◆吃(ども)る、口籠(くちご)もる、すらすらと話せない、「吶吶トツトツ」、同「訥」
◆「嗗呐コツトツ」、声また言葉が(すらすらと)出てこないさま(出せないさま)「【廣韻:入聲:薛第十七:呐:呐】嗗呐聲不出」
◆「吶喊トッカン」、(大勢が)一気に大きな声を張り上げる
筆順
內4+月(肉)4=総画数8 U+80AD [ドツ、ノチ/]
◆「膃肭オツドツ」、丸々と太っているさま、同「𦜬」
◆「膃肭臍オツドツセイ」◇オットセイ(アシカ科の哺乳類)の雄性の性器を材料とした生薬の名、現在は「海狗腎カイゴゥシン」が一般的だという◇[日]オットセイ(膃肭臍)、アシカ科の哺乳類、中国では「海狗カイク・カイゴウ」「膃肭獣ワナイショウ」
筆順
內4+言7=総画数11 U+8A25 [ドツ、ノチ、トツ/] 讷𧨣
◆口籠(くちご)もる、すらすらと話せない、同「吶」
◆言葉少ない、あれこれと(あれもこれもと)話さない、多くを語らない、「訥訥トツトツ」
筆順
𠓜入2+2=総画数4 U+204DC [リョウ/]
◆(対になる)二つ、同「両(兩)」
𠓜4+大3=総画数7 U+3692 [セン/]
◆懐(ふところ)に挟(はさ)み入れる、見えないように隠(かく)す
注解:「夾」
筆順
入2+4=総画数6 U+34B2 [①サイ、ザイ②모モ/]

◆財ザイ、宝、富(とみ)、金銭・品物・土地・知識など価値のあるもの、同「財」

◆[韓]暮(く)れる、同「暮」
𡴏㒲6+屮3=総画数9 U+21D0F [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:寅集上:屮部:𡴑】《集韻》靑古作𡴏註見部首(【集韻:卷四:平聲四:靑第十五:靑{𡷉-⿱山人+大}{⿳山人日}𡴐】に「𡴏」は見当たらない)
入2+4=総画数6 U+5168 [セン、ゼン/すべ・て、まった・く、まっと・う] 㒰𠓴𠌆𠓳
◆すべ・て、欠点・瑕疵や不備・不足がない、余すところがない
◆まった・く、まっと・う、余すところなく、漏れなく、残らず、すっかり
注解:当字典では【康煕字典】に従い「入部」としましたが、「人部」とする場合があります
筆順
全6+人2=総画数8 U+4F7A [セン/]
◆「偓佺アクセン」、伝説上の仙人の名、槐山(未詳)に棲み、体毛が濃く、足は疾駆する馬のように速いという、好んで松の実を食べ、その松の実を貰って食べた者は二三百歲まで生きたという「【列仙傳:偓佺】槐山采藥父也好食松實形體生毛長數寸兩目更方能飛行逐走馬以松子遺堯堯不暇服也松者簡松也時人受服者皆至二三百歲焉」
全4+入2=総画数6 U+5168 [セン、ゼン/すべ・て、まった・く、まっと・う] 㒰𠓴𠌆𠓳
◆すべ・て、欠点・瑕疵や不備・不足がない、余すところがない
◆まった・く、まっと・う、余すところなく、漏れなく、残らず、すっかり
注解:当字典では【康煕字典】に従い「入部」としましたが、「人部」とする場合があります
筆順
𠛮全6+刀2=総画数8 U+206EE [セン/]
◆削(そ)ぐ、削ぎ落す
𠱴全6+口3=総画数9 U+20C74 [キン、ギン、ゴン/]
◆口を閉じる、口を噤(つぐ)む、開けるのは「呿」
◆吟ずる、口をあまり開けずに低い声を長く伸ばす、同「吟」
全6+女3=総画数9 U+59FE [セン/]
◆女性名用字
全6+山3=総画数9 U+5CD1 [セン/]
◆山の頂(いただき)、山頂サンチョウ
全6+心3=総画数9 U+606E [セン、ゼン/]
◆心から身を引き締める、謹む
全6+手3=総画数9 U+62F4 [セン/]
◆仕分けて選び出す
◆綱(つな)・紐(ひも)などで縛(しば)る、繋(つな)ぐ
全6+木4=総画数10 U+6813 [セン/]
◆もののの口や穴をぴったりと塞ぐもの、また塞ぐように差し込むもの
◆[日]「栓の木(センノキ)」、ハリギリ(針桐)の別称、ウコギ科ハリギリ属の木 {ハリギリ}
筆順
全6+水3=総画数9 U+6D24 [セン、ゼン/]
◆泉(いずみ)、水が地表に湧(わ)き出るところ、源(みなもと)、水源スイゲン、同「泉」
全6+火4=総画数10 U+70C7 [セン/]
◆未詳「【玉篇:卷二十一:火部第三百二十三:烇】七選切火皃」
◆「朱遜烇シュソンセン」、朱桂シュケイ(明朝初代皇帝朱元璋シュゲンショウの十三男、1374年~1446年)の六男、1413年~1475年
◆「厚烇コウセン」、秦シン国(明朝1368年~1644年諸藩の一)の藩王、1493年~1553年「【弇山堂別集:卷七十:謚法紀六】…荊王厚烇…」
全6+牛4=総画数10 U+7277 [セン、ゼン/]
◆祭礼の際に神前に姿のままの状態で供える純色の牛などの家畜、犠牲ギセイ(いけにえ)
全6+疒5=総画数11 U+75CA [セン/]
◆病(やまい)が癒(い)える、病から回復する
筆順
全6+石5=総画数11 U+7842 [セン、ゼン/]
◆軽重・程度・能力などを量(はか)る、同「銓」
全6+竹6=総画数12 U+7B4C [セン/うえ、うけ] 𥮡
◆竹篾チクベツ(竹を割り削いで細く薄くしたもの)を筒状に編み、魚が一旦入ると出られないように工夫した漁具、同「笱」
◆水中に柴(しば)などを沈め、そこに入り込んだ魚を捕(と)る仕掛け、同「罧」「荃」
筆順
全6+糸6=総画数12 U+7D5F [セン/]
◆クズ(葛、マメ科クズ属)・アサ(麻、アサ科アサ属)などの繊維から作る細い糸、またそれで織った布
全6+艸3=総画数9 U+8343 [セン/]
◆ショウブ(菖蒲)、ショウブ科の草「【爾雅翼:卷三】荃昌蒲也或讀若孫音」 {ショウブ}
◆水中に柴(しば)などを沈め、そこに入り込んだ魚を捕(と)る仕掛け、同「筌」
𧊲全6+虫6=総画数12 U+272B2 [未詳/]
◆「𧖣𧊲(音未詳)」、未詳、龍の九匹の子のうちの一匹という、但し龍の九匹の子の名には諸説ある「【棗林雜俎:中集:獸異名:龍】龍生九子…𧖣𧊲好風雨…」
全6+言7=総画数13 U+8A6E [セン/]
◆物事の道理や本質などを明らかにする
◆選ぶ、詳しく調べて選ぶ
◆[日]突き詰めて考える、行き着くところまで考えを進める、「詮議センギ」
◆[日]手立て、方法、「詮方無い・為(せ)ん方無い(手だてがない、しようがない)」
筆順
全6+言2=総画数8 U+8BE0 [セン/]
◆物事の道理や本質などを明らかにする
◆選ぶ、詳しく調べて選ぶ
◆[日]突き詰めて考える、行き着くところまで考えを進める、「詮議センギ」
◆[日]手立て、方法、「詮方無い・為(せ)ん方無い(手だてがない、しようがない)」
全6+足7=総画数13 U+8DE7 [セン、ゼン/]
◆足で蹴る
◆体を丸めるようにして屈(かが)む、屈んで姿勢を低くする
◆伏せる、腹這いになる
全6+車7=総画数13 U+8F07 [セン、ゼン/]
◆丸太を輪切りにしたり板を円形に切って作った車輪、小さな車用の車輪で輻フク(スポークspoke)がないもの、輪(円形で中央部が空いている形)状のものは「輪」
◆才能や度量が小さい
◆人品ジンピンや能力を量(はか)る、同「銓」
全6+車4=総画数10 U+8F81 [セン、ゼン/]
◆丸太を輪切りにしたり板を円形に切って作った車輪、小さな車用の車輪で輻フク(スポークspoke)がないもの、輪(円形で中央部が空いている形)状のものは「輪」
◆才能や度量が小さい
◆人品ジンピンや能力を量(はか)る、同「銓」
全6+酉7=総画数13 U+916B [セツ、セチ/]
◆野菜などの塩漬、同「醛」
全6+金8=総画数14 U+9293 [セン/] 𨩳铨
◆軽重・程度・能力などを量(はか)る
◆人品ジンピンや能力を量る、適格者を選ぶ
筆順
全6+金5=総画数11 U+94E8 [セン/] 銓𨩳
◆軽重・程度・能力などを量(はか)る
◆人品ジンピンや能力を量る、適格者を選ぶ
全6+馬10=総画数16 U+99E9 [セン、ゼン/]
◆口先が黒い白毛の馬
大部
入2+6=総画数8 U+5169 [リョウ/ふた、ふた・つ、もろ] 両两㒳
◆(対になる)二つ、またその双方、双方共に
◆重量の単位、1斤=16両 {各種単位}
◆車の台数を表す語、同「輛」
◆[日]貨幣の単位、金1両=銀60匁(江戸時代元禄期)
筆順
兩8+人2=総画数10 U+5006 [リョウ、ロウ/] 𠈓俩
◆巧(たく)みなさま、巧みな技(わざ)、「伎倆・技量ギリョウ」
◆(対になる)二つ、二人、またその両方、同「兩(両两)」
筆順
兩8+力2=総画数10 U+351D [リョウ/]
◆「㔝勥リョウキョウ」、怠(なま)ける「【廣韻:上聲:養:㒳】㔝勥力拒」「【集韻:卷六:上聲下:三十六:㔝】㔝勥力拒也一曰體急皃」「【字彙:力部:㔝】㔝勥懶也」
兩8+口3=総画数11 U+5562 [リョウ/]
◆オンスounce、重量の単位
兩8+手3=総画数11 U+639A [リョウ/]
◆(対ツイになる)二つ、またその双方、また対にする、同「兩」
兩8+月(肉)4=総画数12 U+813C [リョウ/]
◆干し肉、同「膎」
𣓈兩8+木4=総画数12 U+234C8 [リョウ/]
◆松脂(まつやに)
𥇑兩8+目5=総画数13 U+251D1 [ロウ/]
◆明るい、明るく澄んでいる、同「朗」「䀶」
𥮩兩8+竹6=総画数14 U+25BA9 [バン、マン/] 𥲈𥵥
◆「𥮩䈠バンカン」、同「篰」、竹を割って平らに削った文字などを書くための札(ふだ)、竹簡チクカン
兩8+糸6=総画数14 U+7DC9 [リョウ/]
◆履物などの対ツイ(二つで一組)になって用を成すものを数える語、同「䩫」
◆絞(しぼ)る、紐(ひも)などを交差させてその両端を引く
兩8+艸3=総画数11 U+44E3 [リョウ/]
◆草名
兩8+虫6=総画数14 U+873D [リョウ、ロウ/]
◆「蛧蜽・蝄蜽モウリョウ」、山川の精気から生じるという妖怪ヨウカイ、物の怪(もののけ)、お化(ば)け、同「魍魎」
兩8+衣5=総画数13 U+88F2 [リョウ、ロウ/]
◆「裲襠リョウトウ」、長方形の布の中央に孔を作りそこに頭を通して胸と背を覆うように着る衣服
筆順
𧶪兩8+貝7=総画数15 U+27DAA [キ/たっと・い、たっと・ぶ、とうと・い、とうと・ぶ] 貴贵䝿𧷈𡭙
◆品質・価値・値段が高い、低いのは「賤」
◆得難(えがた)いものとして大切にする、また重視ジュウシする、同「貴重キチョウ」
◆身分・地位が高い、またそのような人、同「尊」
◆相手に関する語に冠して敬意を表す語
兩8+車7=総画数15 U+8F1B [リョウ、ロウ/] 輌辆
◆二輪の(二輪以上の)車
◆車の台数を表す語、同「兩」
筆順
𨨄兩8+金8=総画数16 U+28A04 [ロウ/] 鋃锒
◆「𨨄鐺ロウトウ」◇金属製の鎖、罪人を繋ぐ鎖◇鎖を掛ける、鎖に繋ぐ◇金属が触れ合ったりぶつかり合ったりした時の音
兩8+革9=総画数17 U+4A6B [リョウ/]
◆履物などの対ツイ(二つで一組)になって用を成すものを数える語、同「緉」
兩8+鬼10=総画数18 U+9B4E [リョウ、ロウ/] 魉𩳮
◆「魍魎モウリョウ」、山川の精気から生じるという妖怪ヨウカイ、物の怪(もののけ)、お化(ば)け、同「蝄蜽」
筆順
𩳮兩8+鬼9=総画数17 U+29CEE [リョウ、ロウ/] 魎魉
◆「魍𩳮モウリョウ」、山川の精気から生じるという妖怪ヨウカイ、物の怪(もののけ)、お化(ば)け、同「蝄蜽」
入2+7=総画数9 U+516A [ユ/]
◆「然(しか)り」「はい」「その通り」という同意を表す返答
◆増々ますます、いよいよ、同「愈」
◆丸太を刳(く)り貫いた舟、丸木舟、同「𦩞」
筆順
兪9+人2=総画数11 U+5077 [トウ、ツ、チュウ/]
◆こっそりと盗む、同「婾」
◆人に気付かれないように、こっそりと、密かに
◆盗人(ぬすっと)
◆薄っぺらなさま、形だけで中身がないさま、同「婾」
兪9+人2=総画数11 U+5078 [トウ、ツ、チュウ/]
◆こっそりと盗む、同「婾」
◆人に気付かれないように、こっそりと、密かに
◆盗人(ぬすっと)
◆薄っぺらなさま、形だけで中身がないさま、同「婾」
筆順
兪9+刀2=総画数11 U+34F1 [トウ、ズ/] 𠞼
◆抉(えぐ)る、穿(うが)つ、同「剜」
兪9+匚2=総画数11 U+532C [ユ/]
◆「甌匬オウユ」、十六斗が入るという大きな容器、同「斞」
兪9+口3=総画数12 U+55A9 [ユ/たと・える、たと・え]
◆譬(たと)える、理解を促(うなが)すために別の同様の(或いは分かりやすい)例を挙(あ)げる、同「譬」
◆理解を促(うなが)すために挙げる別の同様の例、同「譬」
◆諭(さと)す、例を引いて分かりやすく説明し理解させる、同「諭」
◆悦(よろこ)ぶ、心から楽しむ、同「愉」
◆「嗙喩ホウユ」、蔡サイ(周代前11世紀~前221年の国名)の舞曲名、またそれを歌う声
筆順
兪9+口3=総画数12 U+55BB [ユ/たと・える、たと・え]
◆譬(たと)える、理解を促(うなが)すために別の同様の(或いは分かりやすい)例を挙(あ)げる、同「譬」
◆理解を促(うなが)すために挙げる別の同様の例、同「譬」
◆諭(さと)す、例を引いて分かりやすく説明し理解させる、同「諭」
◆悦(よろこ)ぶ、心から楽しむ、同「愉」
◆「嗙喻ホウユ」、蔡サイ(周代前11世紀~前221年の国名)の舞曲名、またそれを歌う声
兪9+土3=総画数12 U+582C [ユ/]
◆土を高く盛り上げたところ
兪9+女3=総画数12 U+5A7E [トウ、ツ、ユ/]
◆こっそりと盗む、同「偸」
◆薄っぺらなさま、形だけで中身がないさま、同「偸」
◆愉(たの)しむ、同「愉」
筆順
兪9+女3=総画数12 U+5AAE [トウ、ツ、ユ/]
◆こっそりと盗む、同「偸」
◆薄っぺらなさま、形だけで中身がないさま、同「偸」
◆愉(たの)しむ、同「愉」
𡩗兪9+宀3=総画数12 U+21A57 [ユ/] 愈𢠚𠏚𠃄
◆増々(ますます)、いよいよ
◆勝(まさ)る
◆病気が癒(い)える
兪9+山3=総画数12 U+5D33 [ユ/]
◆「崳次ユジ」、地名、山名、現「榆次」、山西省晋中市楡次区 {山西省}
兪9+山3=総画数12 U+5D5B [ユ/]
◆「崑嵛コンユ」、山名、山東省煙台市・威海市境 {山東省}
兪9+巾3=総画数12 U+384F [トウ/]
◆布を裂いた割符、同「繻」
◆袖の短い上半身に着る下着(上着の下に着る衣服)、同「褕」
兪9+广3=総画数12 U+388F [ユ/]
◆こちらと向こうを隔てているものを越えて行く、乗り越える、同「逾」
◆刈り取ったイネ(稲)などの穀物を集め野積みにしたもの、物を集めて野晒(のざら)しのまま置くところ、同「庾」
◆肥溜(こえだ)め、肥料にするために糞尿フンニョウを溜めておくところ
兪9+心4=総画数13 U+6108 [ユ/] 𢠚𠏚𡩗𠃄
◆増々(ますます)、いよいよ
◆勝(まさ)る
◆病気が癒(い)える
筆順
兪9+心3=総画数12 U+6109 [ユ/たの・しむ]
◆思い悩むことも気に掛かることもなく楽しい、また楽しむ、悦(よろこ)ぶ
筆順
兪9+手3=総画数12 U+63C4 [ユ、トウ、ツ、ズ/] 𢶖
◆引く、引き出す、引き上げる
◆臼(うす)などの器から中身を掬(すく)い出す、また掬い取る、同「抭」「舀」「揄」
◆「揶揄ヤユ」、からかう、弄(もてあそ)ぶ、困らせたり怒らせたりして面白がる
筆順
𣂮兪9+斤4=総画数13 U+230AE [トウ/]
◆「𣂻𣂮コウトウ」、掘る、掘り起こす
兪9+月(肉)4=総画数13 U+8167 [ユ、シュ/]
◆人体内の臓器を繋ぐ経路の中で気血が出入・合流・分岐などするところ、そこに体の異常が現れるとされ、鍼灸シンキュウなどで「つぼ」「腧穴ユケツ」「穴位ケツイ」と呼ばれる
兪9+木4=総画数13 U+6961 [ユ/にれ]
◆ニレ(楡)、ニレ科の木、緑色の若い実は蒸してじっくりと醸(かも)すと旨(うま)い酒になり、熟した実(始めは乳緑色をしているが熟すと乳白色になる)を乾かし砕いて醤(ひしお、濃い液状またペーストpaste状の調味料や食品)にするという「【齊民要術:種榆白楊第四十六】崔寔曰二月榆莢成及青收乾以為旨蓄(旨美也…司部收青莢小蒸曝之至冬以釀酒滑香宜養老…)色變白將落可作𨡭䤅隨節早晏勿失其適」 {ニレ}
◆「刺楡シユ」、ハリゲヤキ(針欅)、ニレ科ハリゲヤキ属の木 {ハリゲヤキ}
筆順
兪9+木4=総画数13 U+6986 [ユ/にれ]
◆ニレ(楡)、ニレ科の木、緑色の若い実は蒸してじっくりと醸(かも)すと旨(うま)い酒になり、熟した実(始めは乳緑色をしているが熟すと乳白色になる)を乾かし砕いて醤(ひしお、濃い液状またペーストpaste状の調味料や食品)にするという「【齊民要術:種榆白楊第四十六】崔寔曰二月榆莢成及青收乾以為旨蓄(旨美也…司部收青莢小蒸曝之至冬以釀酒滑香宜養老…)色變白將落可作𨡭䤅隨節早晏勿失其適」 {ニレ}
◆「刺榆シユ」、ハリゲヤキ(針欅)、ニレ科ハリゲヤキ属の木 {ハリゲヤキ}
兪9+欠4=総画数13 U+6B48 [ユ/] 𣤏
◆歌、舞いながら歌う歌、現重慶市一帯で歌われた歌
◆「歋歈ヤユ」、からかう、弄(もてあそ)ぶ、困らせたり怒らせたりして面白がる、面白おかしく舞い歌うことから、同「揶揄」「擨𢶖」
兪9+毛4=総画数13 U+6BF9 [シュ、ス/]
◆「氍毹クシュ」、毛織の敷物、絨毯ジュウタンの類
兪9+毛4=総画数13 U+6BFA [シュ、ス/]
◆「𣰽毺クシュ」、毛織の敷物、絨毯ジュウタンの類
兪9+水3=総画数12 U+6E1D [ユ/]
◆澄んでいた水が濁る、色が変わる
◆(これまでとは様子や状態が、また態度や考えが)変わる、また変える
◆重慶ジュウケイの別称、「渝都ユト(渝水ユスイ(現嘉陵江)が重慶市で長江チョウコウに合流することから)」 {重慶市}
筆順
兪9+片4=総画数13 U+724F [ユ、チュウ、ジュウ/]
◆塀などに使う短い板
兪9+犬3=総画数12 U+3E84 [ヨ/]
◆「犰㺄・犰狳キュウヨ」、アルマジロarmadillo[西]、アルマジロ科の哺乳類
◆「猰㺄エツユ」、獣名、トラ(虎)のような爪を持ち人を食い足が速いという、同「䝟貐」「猰貐」
兪9+玉4=総画数13 U+745C [ユ/]
◆非の打ち所がない玉ギョク(美しく高貴な石)
◆玉ギョクが美しく光り輝くさま
◆「瑾瑜キンユ」、堅く輝くような光沢がある美しい玉ギョク
筆順
兪9+瓦5=総画数14 U+3F36 [ユ/]
◆瓶ヘイ・ビン(かめ)、口は小さく首が窄(すぼ)んで胴が膨らんでいる容器、同「罃」「【方言:第五】罃陳魏宋楚之間曰㼶(音{𢈔-广})或曰㼡(音殊)燕之東北朝鮮洌水之間謂之瓺(音暢亦膓)齊之東北海岱之間謂之儋(所謂家無儋石之餘也擔字或作甔)周洛韓鄭之間謂之甀或謂之罃罃謂之㼰(鼓鼙)𦉨謂之㽄」
兪9+疒5=総画数14 U+7609 [ユ/]
◆病(や)む
◆病気が癒(い)える、同「癒」
◆勝(まさ)る、上回る、同「愈」
筆順
兪9+目5=総画数14 U+776E [ユ/]
◆「睮睮ユユ」、相手に気に入られようとするような目つき、媚(こ)びた目つきをするさま
◆「䀤睮ボウユ・モユ」、人を嫉妬シットするような目つきをするさま「【青箱雜記:卷四】人之心相外見於目…凡䀤睮(上音茂下音俞)唊囁者嫉妒人也…」
兪9+示4=総画数13 U+4116 [未詳/]
◆未詳
𥠕兪9+禾5=総画数14 U+25815 [未詳/]
◆未詳
兪9+穴5=総画数14 U+7AAC [ユ、トウ、ズ/] 𥦧𥦹
◆中空の穴、また穴を開ける
◆(背を屈めて出入りするような)小さな出入口、同「竇」
◆塀や壁などを乗り越える、同「逾」
筆順
兪9+糸6=総画数15 U+7DF0 [トウ/] 𦈕
◆「緰貲・緰㠿トウシ」、繊細で上質な麻布
𦈕兪9+糸3=総画数12 U+26215 [トウ/]
◆「𦈕貲・𦈕㠿トウシ」、繊細で上質な麻布
𦋢兪9+网4=総画数13 U+262E2 [ユ/] 𠕦𣈯
◆「㒾𦋢シユ」、頭を包み先端を顔に垂らすための布、喪の際に使われるという、同「帹帞ソウバク」「【類篇:巾部:帞】莫轄切邪巾袹頭始喪之服或从巾又莫白切博雅㒾𣈯謂之帹帞」
兪9+羊6=総画数15 U+7FAD [ユ/]
◆黒い牡(おす)のヒツジ(羊、ウシ科ヒツジ属の哺乳類)、牝(めす)は「羖」「【爾雅注疏:釋畜】…牡羭(《注》黑羝也歸藏曰兩壺兩羭…(《疏》…夏羊者黑羖䍽也其牡者名羭卽黑羝也其牝者名羖…)」
◆山名、未詳「【山海經:西山經】又西七十里曰羭次之山(音吏){⿰氵(⿱夾㣺)}水出焉…」
筆順
𦩞兪9+舟6=総画数15 U+26A5E [ユ/]
◆丸太を刳(く)り貫いた舟、丸木舟、同「兪」
◆「䑳𦩞リンユ」、舟の名、未詳
兪9+艸3=総画数12 U+842E [ユ/]
◆「萮茈ユシ」、キクラゲ(木耳)、キクラゲ科キクラゲ属のキノコ(茸)
◆「蓲萮フユ」、花が盛んに咲くさま、花が華やかなさま、同「蓲蘛フイク」
◆草名、未詳
兪9+虫6=総画数15 U+8753 [ユ/]
◆「蛞蝓カツユ」、ナメクジ(蛞蝓)、陸棲の貝類のうち貝が退化しているものの総称、巻貝を背負うものはカタツムリ(蝸牛)
◆「螔蝓イユ」、カタツムリ(蝸牛)、貝を背負う陸棲の虫の総称
◆「蠾蝓ショクユ」◇クモ(蜘蛛)の別名◇スクモムシ(蠐螬)、コガネムシ(黄金虫)などの幼虫
筆順
兪9+衣5=総画数14 U+8915 [ユ、ヨウ/]
◆袖の短い上半身に着る下着(上着の下に着る衣服)、同「㡏」
◆「褕翟ユテキ」、羽飾りのついた衣服
◆「襜褕センユ」、直裾チョクキョ(裾(すそ)がまっすぐなもの)で単衣(ひとえ)の深衣シンイ(上下が一体で体の前で重ね合わせるように着る衣裳) {服飾(衣服)}
兪9+見7=総画数16 U+89A6 [ユ/]
◆必要以上のこと(分不相応なこと)を願い望む、「覬覦キユ」
筆順
兪9+見4=総画数13 U+89CE [ユ/]
◆必要以上のこと(分不相応なこと)を願い望む、「觊觎キユ」
兪9+言7=総画数16 U+8AED [ユ/さと・す]
◆分からない点・疑問に思っている点・誤っている点などについて(例を引いて)分かりやすく説明し理解させる、同「喩」
◆譬(たと)える、理解を促(うなが)すために別の同様の例を挙げる、同「譬」「喩」
◆(上位の者が下位の者に)言い聞かせる、告げる、布告する
筆順
兪9+言2=総画数11 U+8C15 [ユ/さと・す]
◆分からない点・疑問に思っている点・誤っている点などについて(例を引いて)分かりやすく説明し理解させる、同「喩」
◆譬(たと)える、理解を促(うなが)すために別の同様の例を挙げる、同「譬」「喩」
◆(上位の者が下位の者に)言い聞かせる、告げる、布告する
兪9+豸7=総画数16 U+8C90 [ユ/]
◆「䝟貐エツユ」、獣名、トラ(虎)のような爪を持ち人を食い足が速いという「【爾雅注疏:釋獸】䝟貐類貙虎爪食人迅走」
𧼯兪9+走7=総画数16 U+27F2F [ユ/]
◆こちらと向こうを隔てているものを越えて行く、飛び越えて行く、乗り越える、同「踰」
兪9+足7=総画数16 U+8E30 [ユ/] 𨄫𡫞
◆こちらと向こうを隔てているものを越えて行く、乗り越える
◆増々ますます、いよいよ、同「愈」
筆順
兪9+車7=総画数16 U+8F38 [シュ、ス、ユ/]
◆ものを(車に乗せて)別の場所に運ぶ、ものを送る、またその品物
◆(勝負に)敗(やぶ)れる、敗(ま)ける
筆順
兪9+車4=総画数13 U+8F93 [シュ、ス、ユ/]
◆ものを(車に乗せて)別の場所に運ぶ、ものを送る、またその品物
◆(勝負に)敗(やぶ)れる、敗(ま)ける
兪9+辵4=総画数13 U+903E [ユ/]
◆こちらと向こうを隔てているものを越えて行く、乗り越えて行く、同「踰」「越」
◆限度や程度を越える、同「越」
◆増々ますます、いよいよ、同「愈」「踰」
筆順
兪9+邑3=総画数12 U+9103 [シュ/]
◆漢代(前202年~220年)の県名、在現山東省内
兪9+酉7=総画数16 U+4905 [ト、ド、ズ、トウ/]
◆「𨡭䤅ボト」、ニレ(楡、ニレ科の木)の熟した実(始めは乳緑色をしているが熟すと乳白色になる)を乾かし砕いて醤(ひしお、濃い液状またペーストpaste状の調味料や食品)にしたもの、収穫が早くても遅くても良いものが作れないという、ちなみにニレ(楡)の緑色の若い実は蒸してじっくりと醸(かも)すと旨(うま)い酒になるという「【齊民要術:種榆白楊第四十六】崔寔曰二月榆莢成及青收乾以為旨蓄(旨美也…司部收青莢小蒸曝之至冬以釀酒滑香宜養老…)色變白將落可作𨡭䤅隨節早晏勿失其適」
兪9+金8=総画数17 U+936E [トウ、ツ、チュウ/] 𨱎
◆自然銅(しぜんどう、じねんどう、天然に産する銅の鉱石)の質の良いもの
◆「鍮鉐、鍮石トウセキ・チュウセキ・チュウジャク」、黄銅オウドウ、真鍮シンチュウ、銅と亜鉛の合金で黄金色をしており装飾品に用いられた
筆順
𨱎兪9+金5=総画数14 U+28C4E [トウ、ツ、チュウ/]
◆自然銅(しぜんどう、じねんどう、天然に産する銅の鉱石)の質の良いもの
◆「鍮鉐、鍮石トウセキ・チュウセキ・チュウジャク」、黄銅オウドウ、真鍮シンチュウ、銅と亜鉛の合金で黄金色をしており装飾品に用いられた
兪9+阜3=総画数12 U+9683 [ユ、シュ、ジュ/]
◆越える
◆遥かに遠いさま
兪9+革9=総画数18 U+4A71 [ユ/]
◆革紐を巻いた刀の鞘
◆革の端切れ
𩜶兪9+食8=総画数17 U+29736 [トウ、ツ/]
◆「餢𩜶ホウトウ」、同「䴺𪍍」◇小麦粉などを発酵させた食べ物、製法は【齊民要術:卷九:餅法第八十二:餢𩜶】を参照◇[日]ぶと、小麦粉・米粉などを捏(こ)ねて作った皮に餡アンを包み油で揚(あ)げた饅頭(まんじゅう)に似た食べ物
兪9+馬10=総画数19 U+9A1F [ユ/] 𩨈
◆毛色が紫色の馬、馬名に用いられる「【博物志:卷六:物名攷】周穆王八駿…騧騟…」「【舊唐書:卷一百九十九下:列傳第一百四十九:北狄:鐵勒】…獻良馬十匹…五曰決波騟…」
𩨈兪9+馬3=総画数12 U+29A08 [ユ/]
◆毛色が紫色の馬、馬名に用いられる「【博物志:卷六:物名攷】周穆王八駿…騧騟…」「【舊唐書:卷一百九十九下:列傳第一百四十九:北狄:鐵勒】…獻良馬十匹…五曰決波騟…」
𪉰兪9+鹵11=総画数20 U+2A270 [トウ、ズ/] 𪉘
◆塩分を含む土地
𪍍兪9+麥11=総画数20 U+2A34D [トウ、ツ/] 𪌘
◆「䴺𪍍・餢𩜶ホウトウ」「◇小麦粉などを発酵させた食べ物、製法は【齊民要術:卷九:餅法第八十二:餢𩜶】を参照◇[日]ぶと、小麦粉・米粉などを捏(こ)ねて作った皮に餡アンを包み油で揚(あ)げた饅頭(まんじゅう)に似た食べ物
兪9+麻11=総画数20 U+4D49 [トウ、ズ/] 𪎨𠐙
◆イチビ(苘麻)、アオイ科イチビ属の草、茎の皮から麻に似た白っぽい繊維を作る、同「檾」「苘」、同「白麻ハクマ」「【正字通:亥集下:麻部:𪎨】說文檾屬卽今白麻多生溼濕處俗名苘麻」 {イチビ}
𪎨兪9+麻11=総画数20 U+2A3A8 [トウ、ズ/] 䵉𠐙
◆イチビ(苘麻)、アオイ科イチビ属の草、茎の皮から麻に似た白っぽい繊維を作る、同「檾」「苘」、同「白麻ハクマ」「【正字通:亥集下:麻部:𪎨】說文檾屬卽今白麻多生溼濕處俗名苘麻」 {イチビ}
𠓭入2+8=総画数10 U+204ED [ラン/] 𢞥
◆憂い悲しむさま
𢞥𠓭10+心4=総画数14 U+227A5 [ラン/] 𠓭
◆憂い悲しむさま
入2+9=総画数11 U+34BC [バン、マン/]
◆釣り合いが取れるさま、等(ひと)しいさま、斉(ひと)しいさま
筆順
㒼11+土3=総画数14 U+3662 [ボン、モン、バン、マン/]
◆壁土を塗る、壁土を塗るための鏝(こて)
𡠪㒼11+女3=総画数14 U+2182A [バン、マン/]
◆未詳「【中華字海:女部:𡠪】同"嫚"」
㒼11+心3=総画数14 U+6172 [バン、マン/]
◆はっきりしないさま、ぼんやりするさま
𢟮㒼11+心4=総画数15 U+227EE [ボン、モン/]
◆悶(もだ)える、思い(悩み・悲しみ・考え・意欲など)が心に満ちる、同「懣」「㦖」
㒼11+手3=総画数14 U+3A3A [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:銑第二十七:㨺】飾也」「【正字通:卯集中:手部:㨺】俗捫字」
㒼11+日4=総画数15 U+66AA [ボン、モン/]
◆暗い
㒼11+木4=総画数15 U+6A20 [バン、マン/] 𣗊
◆木名、「樠木マンボク」、未詳「【漢書(前漢書):卷九十六下:西域傳第六十六下】烏孫國…山多松樠(…樠木名其心似松…)不田作種樹,…」
◆樹液や脂(やに)が木から滲(し)み出るさま、「樠樠マンマン」
◆「液樠エキマン」、松脂(まつやに)、同「𣓈」「【說文解字注:木部:樠】松心木(疑有奪誤當作松心也一曰樠木也…又松心有脂莊子所謂液樠廣韵養韵釋𣓈曰松脂正樠爲松脂之誤也…)」
𣯣㒼11+毛4=総画数15 U+23BE3 [バン、マン/] 𣯩
◆獣毛を使った厚手のフェルトfeltや毛織物
𣯩㒼11+毛4=総画数15 U+23BE9 [バン、マン/] 𣯣
◆獣毛を使った厚手のフェルトfeltや毛織物
滿㒼11+水3=総画数14 U+6EFF [バン、マン/み・たす、み・ちる] 満满𣼛𣺏
◆余すところなく一杯になる、これ以上は(それ以上は)入らなくなる、また一杯にする
◆ぎっしりと詰まる、また詰める、隙間(すきま)なく埋(う)まる、また埋める、「充満ジュウマン」
◆足(た)る、これ以上は(それ以上は)ない、これ以上は(それ以上は)いらない、「満足マンゾク」「不滿フマン(満ち足りないさま、満たされないさま)」
筆順
𤡁㒼11+犬3=総画数14 U+24841 [バン、マン/] 獌𤢞䝢䝡𧴝
◆獣名、大きさは狗ク(犬や熊・虎のなどの子、或いは小形種)ほどで貍リ(ヤマネコやベンガルヤマネコの類)のような紋様があるという、「貙獌チュウバン」「【爾雅注疏:釋獸】貙獌似貍(《疏》字林云貙似貍而大一名獌郭云今山民呼貙虎之大者爲貙豻…)」「【說文解字注:犬部:獌】(郭云今貙虎也大如狗文似貍)」
㒼11+玉4=総画数15 U+748A [ボン、モン/]
◆赤い、赤色、赤い玉ギョク(美しく高貴な石)、同「玧」
㒼11+目5=総画数16 U+779E [バン、マン/] 𥈞瞒
◆目を塞(ふさ)ぐ、目が塞がれて見えない
◆事実・実情・真相を見えないようにする、騙(だま)す
◆「鄋瞞ソウマン」、別名「長狄・長翟チョウテキ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の部族名、現山西省・山東省南部一帯を領していたという「【玉篇:卷二:邑部第二十:𨜛】所留切狄國名在夏爲防風氏」
筆順
𥡹㒼11+禾5=総画数16 U+25879 [ボン、モン/]
◆粱リョウ(アワ粟の実から殻を取り除いた小さな粒)の一種で、苗が赤い(或いは実が赤い)もの、同「虋」「穈」「【集韻:卷二:平聲:魂第二十三:虋𧄸穈𥡹】說文赤苗嘉穀也)」
𥲈㒼11+竹6=総画数17 U+25C88 [バン、マン/] 𥮩𥵥
◆「𥲈䈠バンカン」、同「篰」、竹を割って平らに削った文字などを書くための札(ふだ)、竹簡チクカン
㒼11+虫6=総画数17 U+87CE [マン/]
◆ダニ(壁蝨、ダニ目の節足動物)の類、「蜱蟎ヒマン」、またダニなどの人や動物に寄生する小さな害虫の類
◆「恙蟎ヨウマン」、ツツガムシ(恙虫・恙蟲)、ダニ目ツツガムシ科の虫
㒼11+衣5=総画数16 U+8954 [バン、マン/]
◆上着と肌着の間に着る衣類、中衣チュウイ「【新唐書:列傳第一百四十七下:南蠻下】…衣絳氎衣絳氎朝霞為蔽膝謂之裓襔…」「【墨子閒詁:卷一:辭過第六】以為民衣為衣服之法冬則練帛之中(…裼衣亦通謂之中衣冬或服裘或服袍襔皆有中衣…)」
𧫩㒼11+言7=総画数18 U+27AE9 [バン、マン/]
◆事実・実情・真相などを隠し言葉巧みに騙(だま)す、同「𥈞」「謾」
㒼11+豸7=総画数18 U+4761 [バン、マン/] 獌𤢞𤡁䝢𧴝
◆獣名、大きさは狗ク(犬や熊・虎のなどの子、或いは小形種)ほどで貍リ(ヤマネコやベンガルヤマネコの類)のような紋様があるという、「貙獌チュウバン」「【爾雅注疏:釋獸】貙獌似貍(《疏》字林云貙似貍而大一名獌郭云今山民呼貙虎之大者爲貙豻…)」「【說文解字注:犬部:獌】(郭云今貙虎也大如狗文似貍)」
㒼11+足7=総画数18 U+8E63 [バン、マン/]
◆(垣や塀などの障壁や山などの)障害物を乗り越えて行く
◆「蹣跚バンサン」、やっとのことで歩くさま、よたよたと歩くさま、体を揺らしながら歩くさま、同「𨃟跚」
筆順
㒼11+酉7=総画数18 U+490D [ベイ、マイ/] 𨢥
◆「醭䤍ホクベイ」、発酵させた食品の表面にできる白い黴かび、産膜酵母サンマクコウボ
㒼11+金8=総画数19 U+93CB [バン、マン/]
◆純度の高い金キン「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鏋】音滿精金也」「【漢語大字典:金部:鏋】金精。…《鍊丹藥秘訣》:"金礦有物、形似蛇、黄紫色、有刺、燒鍊成精、其名曰鏋。"」
◆アメリシウムAmericium(Am)の旧称、現「鎇」
㒼11+頁9=総画数20 U+9862 [バン、マン/]
◆「顢頇マンカン」、ぼうっとして間(ま)が抜(ぬ)けているさま、しまりがないさま
𩡙㒼11+香9=総画数20 U+29859 [未詳/]
◆香(かお)る、香りが辺(あた)りに漂(ただよ)う「【香譜:卷下:香之事】…香之氣…曰𩡙(方滅反)…(音を「方滅反」とするが、これは「𩡟(ヘツ、ヘチ)」と同じ音、「𩡟」の異体字か?)
◆「𩡙齊香(音未詳)」、香木名、ペルシアPersiaの産という「【太平廣記:卷四百十四:草木九:𩡙齊香】𩡙齊香出波斯國佛林呼為頂勃梨咃長一丈圍一尺許皮青色薄而極光凈葉似阿魏每三葉生子條端無花實…七月斷其枝有黃汁其狀如蜜微有香氣…」
㒼11+髟10=総画数21 U+9B17 [バン、マン/]
◆髪が長いさま
𩺴㒼11+魚11=総画数22 U+29EB4 [バン、マン/うなぎ] 鰻鳗𩻠
◆ウナギ(鰻)、ウナギ目の魚、「鰻鱺バンレイ」
◆ウナギ似た細長い形の魚の呼称、「海鰻カイマン(ハモ鱧、ハモ科の魚)」「蛇鰻シャマン(ウミヘビ海蛇、ウミヘビ科の魚)」


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