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[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 子部] [部首索引]


子3+0=総画数3 U+5B50 [シ、ス/こ、ね] 㜽𡿹𠙭𢀈𢀇𢀉
◆母親から産まれるもの、古くは男女を問わず「子」といったが、現代中国では男の子(息子)を指す
◆新しく産まれる(生まれる)ものの元となるもの、植物の種や実、動物の卵など
◆元となるものから産まれる(生み出される)もの、利息リソク
◆小さいものや道具など指す語、「匣子コウシ(小箱)」「椅子イス」「帽子ボウシ」
◆~人、~する人、「仙子センシ(仙人、仙女)」「舟子シュウシ(ふなびと、舟を操る人)」
◆男性、男性に対する敬称・美称、あなた
◆学徳に優(すぐ)れた人に対する敬称、「孔子コウシ」「孟子モウシ」「老子ロウシ」、いずれも「子」は先生の意
◆五等の爵位(公・侯・伯・子・男)の第四位
◆農暦11月(新暦で11月下旬~1月上旬頃)、陽気ヨウキ(万物が動き出そうとする気)の頃「【說文解字:子部:子】十一月陽气動萬物滋入以爲偁象形凡子之屬皆从子…」
◆十二支の一番目、時刻では夜の十二時を中心とした二時間、方角では北、動物ではネズミ(鼠)
筆順
子3+人2=総画数5 U+4ED4 [シ/こ]
◆小さい、小さく細(こま)かい
◆幼い、小さな子供
◆背負ったもの(為すべきこと)によく耐えるさま、同「克」
◆「仔肩シケン」、肩に背負った荷、為すべきこと、任務
筆順
𠨯子3+厂2=総画数5 U+20A2F [ウ/]
◆「廊𠨯ロウウ」、周りに廊下を巡(めぐ)らした建物、同「廊宇」
子3+口3=総画数6 U+5407 [シ/]
◆鳥などの「ちっちっ」「ちゅちゅ」のような小さく短く繰り返す泣き声、またその鳴く声の形容、「吇吇シシ」
子3+囗3=総画数6 U+56DD [ケン、コン/]
◆息子、子女
◆同「月」、唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つ
𡕕子3+夂3=総画数6 U+21555 [カク、ガク/まな・ぶ] 學学斈𢻯
◆(教えを受けながら、見て倣いながら)知識や技術などを身に付ける、習得する、またその内容、知識や技術などを授(さず)けることを「教」
◆教えを受け知識や技術などを習得するために設けられた場所
◆知識や技術などを習得した人、また習得しようと修練している人
子3+女3=総画数6 U+597D [コウ/この・む、す・く、す・き、よ・い、よしみ] 𡥃
◆自分にとって快く受け入れることができること(事・言)やもの(物・者)、その逆が「悪」、「好悪コウオ」
◆良い、善(よ)い、心地良い、丁度良い、勝手(かって、都合や利便)が良い、状態が良い、「良好リョウコウ」
◆(相手の言動を受け入れ了承・同意の意で)良い、宜(よろ)しい
◆容姿が良い、美しい、愛(あい)らしい
◆愛する、可愛(かわい)がる、気に入る
◆(互いに相手を受け入れて)仲が良い、またそのような関係、「友好ユウコウ」
◆中央に孔(あな)のあいた輪状の玉器(璧ヘキ・環カン・瑗エンなど)の孔 {礼器(円形)}
筆順
子3+子3=総画数6 U+5B56 [シ/]
◆双生児、双子(ふたご)
◆盛んに生長する
筆順
𡥷子9+子3=総画数12 U+21977 [未詳/]
◆未詳「【字彙:寅集:子部:𡥷】古犀字與棲同揚子雲蜀都賦并石石𡥷(「【正字通:寅集上:子部:𡥷】…按揚賦王基旣夷蜀侯尚叢并石石𡥷岓岑倚從詳上下文語意𡥷必轉寫之譌…」は転写の誤りとする)
子3+尸3=総画数6 U+378C [ヨウ、ウン/はら・む] 孕𡥗𡱟
◆胎内タイナイに子を宿(やど)す、身籠(みごも)る、妊娠ニンシンする、同「𣎜」「𡢘」「𥀩」「𨈼」
𢻯子3+攴4=総画数7 U+22EEF [カク、ガク/まな・ぶ] 學学斈𡕕
◆(教えを受けながら、見て倣いながら)知識や技術などを身に付ける、習得する、またその内容、知識や技術などを授(さず)けることを「教」
◆教えを受け知識や技術などを習得するために設けられた場所
◆知識や技術などを習得した人、また習得しようと修練している人
子3+文4=総画数7 U+6588 [カク、ガク/まな・ぶ] 學学𢻯𡕕
◆(教えを受けながら、見て倣いながら)知識や技術などを身に付ける、習得する、またその内容、知識や技術などを授(さず)けることを「教」
◆教えを受け知識や技術などを習得するために設けられた場所
◆知識や技術などを習得した人、また習得しようと修練している人
筆順
子3+日4=総画数7 U+3AD7 [コウ、グ/あつ・い] 厚𠩰𠪀𠪋𠩞𣆉𣆪𡦬𡦩
◆平らで広がりのあるものの表面から裏面まで(前面から背面まで)の距離が大きい、またその大きさ
◆深みがある、濃い
◆重い、重みがある
◆心配りが行き届いているさま、丁重テイチョウ・丁寧テイネイなさま
子3+木4=総画数7 U+674D [シ/]
◆キササゲ(木大角豆)、ノウゼンカズラ科の木、同「梓」 {キササゲ}
◆木材を加工する、またその職人、同「梓」
子3+木4=総画数7 U+674E [リ/すもも]
◆スモモ(李)、バラ科サクラ属の果樹、またその果実、同「𣒶」 {スモモ}
◆裁判官、牢獄を管理する役人
筆順
𣏍子3+木4=総画数7 U+233CD [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣏍】古文孟字」
𣫮子3+毋5=総画数8 U+23AEE [未詳/]
◆未詳
子3+水3=総画数6 U+6C53 [シュウ、ジュ/]
◆水に浮いて流れにまかせる「【說文解字:水部:汓】浮行水上也」
◆ゆらゆらと水に浮かぶ、同「游」
𤘅子3+牙4=総画数7 U+24605 [ガ、ゲ/]
◆幼い子
子3+石5=総画数8 U+77F7 [シ/]
◆石名、未詳「【玉篇:卷二十二:石部第三百五十一:矷】音子石名」「【懷星堂集:卷二:石林賦】…恊符爾乃苖引矷磷柢磻礩硋楨樹礤礐葉布𥔭𥕸璇蘭琳蓀琛杶琬檜躬桓輯瑞…」
子3+禾5=総画数8 U+79C4 [シ/]
◆穀物の苗の根元に土を盛る、苗を植えるために土を盛り畝(うね)を作る「【說文解字注:禾部:秄】雝禾本(雝俗作壅小雅或耘或耔毛曰耘除艸也耔雝本也食貨志后稷始畎田以二耜爲耦廣尺深尺曰畎長終畝…)」
注解:「𥝔」
𥤪子3+穴5=総画数8 U+2592A [シ、ジ/] 𡥜
◆子を生む、生まれた子を慈(いつく)しみ育てる、同「字」
◆字あざな、成人時に名付ける本名以外の名、男子は二十歳で成人とし初めて冠を被り、女子は許嫁(キョカ、いいなずけ、親同士が結婚の約束をすること)を以て成人とし初めて笄(こうがい、髪に刺す簪の類)を刺し、字(あざな)が与えられた、同「字」
𥫞子3+竹6=総画数9 U+25ADE [未詳/]
◆未詳「【字彙:未集:竹部:𥫞】祖此切音子笙別名也」「【正字通:未集上:竹部:𥫞】竿字之譌舊註音子笙別名誤」
子3+米6=総画数9 U+7C7D [シ/]
◆植物の種子シュシ、「籽種シシュ」「籽粒シリュウ」
子3+耒6=総画数9 U+8014 [シ/]
◆穀物の苗の根元に土を盛る、苗を植えるために土を盛り畝(うね)を作る「【說文解字注:禾部:秄】雝禾本(雝俗作壅小雅或耘或耔毛曰耘除艸也耔雝本也食貨志后稷始畎田以二耜爲耦廣尺深尺曰畎長終畝…)」
筆順
子3+艸3=総画数6 U+8293 [シ、ジ/]
◆アサ(麻、アサ科の草)の実、同「蕡」「【農政全書:卷五十七:荒政:米穀部:山{⿰糸系}苗】本草有麻蕡(音焚)一名麻勃一名茡(音字)一名麻母…」 {アサ}
子3+虫6=総画数9 U+8678 [シ/]
◆「虸蚄シホウ」、ヨトウガ(夜盗蛾)やアワヨトウ(粟夜盗)などのヤガ科の虫、幼虫はヨトウムシ(夜盗虫)と呼ばれ農作物などの植物を食い荒らす害虫
子3+見7=総画数10 U+898E [エン/]
◆「覎口エンコウ」、富春フシュン清上セイジョウにあった古地名、現浙江省杭州市富陽区 {浙江省}
子3+見4=総画数7 U+89C3 [エン/]
◆「觃口エンコウ」、富春フシュン清上セイジョウにあった古地名、現浙江省杭州市富陽区 {浙江省}
𧩽子9+言7=総画数16 U+27A7D [シュン、ジュン/] 諄谆𧭫𧭺
◆丁寧テイネイに詳しく教え諭(さと)す
◆丁寧なさま、懇(ねんご)ろなさま、懇切なさま
子3+辵3=総画数6 U+488A [ユウ、ユ/あそ・ぶ] 遊逰𨒣𨒰𨓎䢟
◆同じところに留(とど)まらずにあちこち巡(めぐ)り歩く、あちこちに出向いて行く、同「游」
◆気の向くままに楽しむ、同「游」
◆互いに行き来して親しく交わる、同「游」、「交遊コウユウ」、同「交游」
◆家を離れて他に行く(他に移り住む)、定住することなくあちこちと移り住む、同「游」、「遊民・游民ユウミン」
◆これといった職や役に就(つ)かない、同「游」、「遊民・游民ユウミン」
子3+金8=総画数11 U+91E8 [シ/]
◆堅(かた)く強い、同「剛」「鋅」
◆人名用字「【弇山堂別集:卷三十五:郡王】棗強靖安王成釨隱(朱成釨シュセイシ、明代の棗強ソウキョウ国靖安セイアン王、1460年~1496年)
注解:「𨥂」
𩫃子4+高10=総画数14 U+29AC3 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:亥集:高部:𩫃】古文墉字見說文長箋○案𩫃與𩫏同亦郭字也」
子3+魚11=総画数14 U+4C35 [①未詳②자チャ/]

◆魚名、未詳「【字彙補:亥集:魚部:䰵】■■切音■魚名何喬遠閩書䰵魚似烏魚而小」「【御定淵鑑類函:卷四百四十一:鱗介部五:魚一】…麈史曰䰵魚閩中鮮食最珍者長七八寸剖之子滿腹冬日正其佳時…」

◆[韓]魚名、未詳
子3+0=総画数3 U+5B51 [ケツ、ケチ、ゲツ/] 𡤼
◆右腕がないさま、左腕がないのは「孓」
◆独(ひと)り、ひとりぼっち
◆残り、後に残ったもの
◆短いさま、小さいさま
◆「孑孒ケツケツ」◇短いさま、小さいさま◇ボウフラ(孑孑・孑孒)、カ(蚊、カ科の昆虫)などの幼虫
筆順
𥝔孑3+禾5=総画数8 U+25754 [ケツ、ケチ/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:薛第十七:𥝔】禾把」「【字彙:午集:禾部:𥝔】吉屑切結禾名」「【正字通:午集下:禾部:𥝔】舊註音結禾名按禾屬無名𥝔者一說秄字之譌」
注解:「秄」
𧺐孑3+走7=総画数10 U+27E90 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:迄第九:𧿺趉𧺐】走皃」
𧺙孑3+走7=総画数10 U+27E99 [クツ、クチ/]
◆未詳「【類篇:卷七:𧺆部:𧺙】九勿切走皃」「【字彙:酉集:走部:𧺙】九勿切音屈走貌〇又其月切音掘𦦙尾也」「【正字通:酉集中:𧺆部:𧺙】{⿺𧺆干}字之譌舊本因干形似子故作{⿺𧺆子}舉尾𧺆…」
𨥂孑3+金8=総画数11 U+28942 [ケツ、ケチ/]
◆長い柄(え)の先に戈カ(ほこ)や矛ボウ・ム(ほこ)を取り付けた戟ゲキ(ほこ)、一部では矛ボウ・ム(ほこ)を取り付けていないものを指すという、同「鏔」「【方言:第九】戟楚謂之𨥂(取名於鈎𨥂也)凡戟而無刃秦晉之間謂之𨥂或謂之鏔(音寅)吳揚之間謂之戈…」 {武器(刀剣槍)} {武器(矛戈戟)}
注解:「釨」
子3+1=総画数4 U+5B54 [コウ、ク、クウ/あな]
◆(トンネルtunnelやパイプpipeや穴明き銭のように)反対側に突き抜けている穴、行き止まりになっていたり底があるものは「穴」
◆(突き抜けて向こう側に)通じる、通じている
◆甚(はなは)だ、甚だしいさま
◆孔子(こうし、中国春秋時代前770年~前476年の哲学者、儒家の祖、その言行や思想は「論語」に纏められている)の略称
筆順
孔4+口3=総画数7 U+543C [コウ、ク/ほ・える]
◆獣などが威嚇するように大きな声で鳴く
◆響くような大きく低い声で怒鳴る
筆順
𡰼孔4+尸3=総画数7 U+21C3C [コウ/しり] 尻𡱧𦙷
◆胴体の最下部で、座った時に下になり(地に接して)上半身を支える部分、同「𡱂」「𦞠」 {人体(全身)}
◆ものの尽きる(果てる)ところ、最後尾サイコウビ、器物などの底部
𡵾孔4+山3=総画数7 U+21D7E [未詳/]
◆未詳「【字彙補:寅集:山部:𡵾】音義與谷同」
孔4+犬3=総画数7 U+72BC [コウ、ク/]
◆人を食うといわれる伝説上の野獣
𥤾孔4+穴5=総画数9 U+2593E [キョウ/] 竅䆻𥨄𥦂窍
◆孔(あな)、奥深い穴
◆体の耳・目・鼻・口などの孔、「七竅シチキョウ(耳・目・鼻・口の七つの孔)」
◆穿(うが)つ、孔をあける
孔4+艸3=総画数7 U+82A4 [コウ、ク/]
◆ネギ(葱、ネギ科の草)の別名
𩫂孔4+高10=総画数14 U+29AC2 [キョウ/]
◆たくさんの人の声や物の音が大きく騒々しい、喧(やかま)しい、煩(うるさ)い、同「讙」
子3+2=総画数5 U+5B55 [ヨウ、ウン/はら・む] 𡥗㞌𡱟
◆胎内タイナイに子を宿(やど)す、身籠(みごも)る、妊娠ニンシンする、同「𣎜」「𡢘」「𥀩」「𨈼」
筆順
孕5+女3=総画数8 U+36BA [未詳/]
◆未詳「【字彙:丑集:女部:㚺】以證切音孕美貌」「【正字通:丑集下:女部:㚺】俗孕字舊註音孕美貌誤…」
𢘩孕5+心3=総画数8 U+22629 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𢘩】■■切音■逆也」
𥿱孕5+糸6=総画数11 U+25FF1 [タ、ダ/] 𥿰𦀉
◆冕冠ベンカンの前に垂らす飾り
𨸳孕5+阜3=総画数8 U+28E33 [タ、ダ/] 𨹃𨹄
◆小さな盛り土(もりつち)
◆弓の的(まと)を置くための盛り土、安土(あずち)、同「垜」「堋」
孕5+魚11=総画数16 U+4C46 [ショウ、ジョウ/]
◆魚卵ギョラン、魚の孵化する前の鮞(はららご、魚の卵)、同「鱦」「𩻷」
𡥀子3+2=総画数5 U+21940 [ホウ、ホ/たも・つ] 保𠈃𠊻𠌀𣎼𤔍
◆(子供などを)大切に守り育てる、「保護ホゴ」
◆傍(そば)に付き添い助け守る、「保母ホボ」、傍に付き添いながら助言・教育する、「太保タイホ(古代の官職名)」
◆(他からの侵害や関与などを防ぎ)守る、そのままの状態を維持する、「保守ホシュ」
◆(約束などを)変えずに守る、変わらないように守る、「保証ホショウ」
𡧖𡥀5+宀3=総画数8 U+219D6 [ホウ、ホ/] 宲𡧰𢉹𢉣𢉔
◆蓄(たくわ)える、十分な蓄え、同「実」
◆珍しく貴重なもの、大切にしまっておくもの、同「宝」
𤓽𡥀5+爪4=総画数9 U+244FD [フ/]
◆育(はぐく)む、大切に育(そだ)てる
◆卵を孵(かえ)す、卵が孵(かえ)る、同「孵」
◆殻(から)に包まれた卵や実や種子、また卵や実や種子を覆う殻
◆誠(まこと)、嘘偽り(うそいつわり)のない心からの気持ちや言行ゲンコウ
子3+3=総画数6 U+373D [シ/こ、ね] 子𡿹𠙭𢀈𢀇𢀉
◆母親から産まれるもの、古くは男女を問わず「子」といったが、現代中国では男の子(息子)を指す
◆新しく産まれる(生まれる)ものの元となるもの、植物の種や実、動物の卵など
◆元となるものから産まれる(生み出される)もの、利息リソク
◆小さいものや道具など指す語、「匣子コウシ(小箱)」「椅子イス」「帽子ボウシ」
◆~人、~する人、「仙子センシ(仙人、仙女)」「舟子シュウシ(ふなびと、舟を操る人)」
◆男性、男性に対する敬称・美称、あなた
◆学徳に優(すぐ)れた人に対する敬称、「孔子コウシ」「孟子モウシ」「老子ロウシ」、いずれも「子」は先生の意
◆五等の爵位(公・侯・伯・子・男)の第四位
◆農暦11月(新暦で11月下旬~1月上旬頃)、陽気ヨウキ(万物が動き出そうとする気)の頃「【說文解字:子部:子】十一月陽气動萬物滋入以爲偁象形凡子之屬皆从子…」
◆十二支の一番目、時刻では夜の十二時を中心とした二時間、方角では北、動物ではネズミ(鼠)
𡱟㜽6+尸3=総画数9 U+21C5F [ヨウ、ウン/はら・む] 孕𡥗㞌
◆胎内タイナイに子を宿(やど)す、身籠(みごも)る、妊娠ニンシンする、同「𣎜」「𡢘」「𥀩」「𨈼」
子3+3=総画数6 U+5B56 [シ/]
◆双生児、双子(ふたご)
◆盛んに生長する
筆順
孖6+子3=総画数9 U+5B68 [セン/]
◆弱い、弱々しい、同「孱」
◆謹(つつし)む、慎(つつし)み深い
𡥦孖6+子3=総画数9 U+21966 [ジュウ、ニュウ、シン/]
◆盛んなさま、人がたくさん集まっているさま、同「孴」
◆前に向かって進む、進める「【字彙補:寅集:子部:𡥦】魚紀切音儗盛也前也集韻與孴同○又籀文進字」
子3+3=総画数6 U+5B57 [シ、ジ/あざな、あざ]
◆子を生む、生まれた子を慈(いつく)しみ育てる、同「𡥜」
◆あざな、成人時に名付ける本名以外の名、男子は二十歳で成人とし初めて冠を被り、女子は許嫁(キョカ、いいなずけ、親同士が結婚の約束をすること)を以て成人とし初めて笄(こうがい、髪に刺す簪の類)を刺し、字(あざな)が与えられた、同「𡥜」「【禮記注疏(禮記正義):卷一:曲禮上】男女異長(…)男子二十冠而字(…)…女子許嫁笄而字(注以許嫁爲成人)…」
◆言葉や音を表すための符号、古くは象形文字(ものの形を象った字、「宀」「子」もその一つ)や指事文字(形のないものを表す字、「一」「二」「上」「下」など)を「文」といい、それらを組み合わせたもの(「字」を例にとれば「宀」「子」)を「字」といった、後には「文」「字」の区別はなくなり「字」が用いられる「【說文解字:序】…倉頡之初作書蓋依類象形故謂之文其後形聲相益即謂之字…」
◆[日]あざ、町村の小区画
筆順
𣑑字6+木4=総画数10 U+23451 [/する]
◆[日]姓用字、「𣑑子(するこ、確認できず)」
字6+牛4=総画数10 U+7278 [シ、ジ/]
◆牝牛ヒンギュウ(めうし)
◆動物の牝(めす)
字6+艸3=総画数9 U+8321 [シ、ジ/]
◆アサ(麻、アサ科の草)の実、同「蕡」「【農政全書:卷五十七:荒政:米穀部:山{⿰糸系}苗】本草有麻蕡(音焚)一名麻勃一名茡(音字)一名麻母…」 {アサ}
子3+3=総画数6 U+5B58 [ソン、ゾン/ながら・える]
◆そこに在(あ)る、そこに居(い)る、同「侟」
◆ながら・える、保つ、長く保ち続ける
◆生きている、「存命ゾンメイ」
◆無事かどうかを問う、気に掛かっていることを(様子を気に掛けて)尋(たず)ねる
筆順
存6+人2=総画数8 U+4F9F [ソン、ゾン、セン/]
◆そこに在(あ)る、そこに居(い)る、存在する、同「存」
◆「侟紳センシン」、高位に取り立てられた人、高位の人、同「薦紳」
𠱜存6+口3=総画数9 U+20C5C [ソン、ゾン/]
◆口を大きく開けるさま、同「喗」
存6+手3=総画数9 U+62F5 [ソン、ゾン/こしら・える]
◆拠(よ)る、拠りどころとする、同「据」
◆差し入れる、差し込む、同「挿」
◆[日]こしら・える、物を作る、作り上げる
筆順
存6+木4=総画数10 U+682B [セン、ゼン、ソン、ゾン/]
◆柴(しば、木材としては使えない細い木や枝)を立て並べた柵(さく)や垣根(かきね)などの囲(かこ)い
◆水中に柴を積んで魚を捕(と)る仕掛け、同「橬」
筆順
存6+水3=総画数9 U+6D0A [セン/]
◆重ね重ね(かさねがさね)、繰り返し、次から次に、同「荐」「薦」
存6+玉4=総画数10 U+73D4 [セン/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の名
存6+至6=総画数12 U+81F6 [セン、ゼン/]
◆次々に来る、再び至る
◆頻りに
存6+艸3=総画数9 U+8350 [セン/]
◆腰の下に敷く莚(むしろ)や敷き草、同「薦」
◆重ね重ね(かさねがさね)、繰り返し、次から次に、同「洊」「薦」
◆繁「薦」
筆順
存6+衣5=総画数11 U+88B8 [ソン、ゾン/]
◆衣服の前がはだけないように(開かないように)留(と)めるための紐(ひも)、同「衿」
𨀛存6+足7=総画数13 U+2801B [ソン、ゾン/うずくま・る] 蹲𣦝
◆うずくま・る、膝を折って姿勢を低くする、膝は地に着けない、上半身の姿勢(前傾・直立)は問わない、またその姿勢
◆「𨀛𨀛ソンソン」、「とんとん」と跳ねる
𨚲存6+邑3=総画数9 U+286B2 [ソン、ゾン/]
◆「𨚲䣕」、地名
存6+金8=総画数14 U+928C [ソン、ゾン/]
◆錐(きり)などの穴を穿つ道具、同「鑽」
子3+3=総画数6 U+5B59 [ソン/まご]
◆子の子「【釋名:釋親屬】子…孫…曾孫…玄孫…來孫…昆孫…仍孫…雲孫(子の子を「孫」、孫の子を「曾孫」、以下同)
◆同じ血筋の子よりも後代の者(孫・曾孫・玄孫・來孫・昆孫・仍孫・雲孫…)、「子孫シソン」
◆蘖(ひこばえ)、切り株から生え出た新芽「【康熙字典:寅集上:子部:孫】…又物再生亦曰孫…」
◆遜(へりくだ)る、自ら一歩退(しりぞ)き控え目に振る舞う、同「遜」「【禮記注疏(禮記正義):卷三十六:學記】…入學鼓篋孫其業也(《注》鼓篋撃鼓警衆乃發篋出所治經業也孫猶恭順也)」
◆「公孙树コウソンジュ」、イチョウ(銀杏)、イチョウ科イチョウ属の木 {イチョウ}
孙6+犬3=総画数9 U+72F2 [ソン/]
◆アカゲザル(赤毛猿)などのオナガザル科マカク属に属するサル、「猢狲コソン」「【續墨客揮犀:卷七:誦偈諦咒使漁人不得魚】漁家以猢猻毛置之網四角則多得魚云魚見之如人之見錦繡也」
孙6+艸3=総画数9 U+836A [ソン/] 蓀䕖𦺈𦳪
◆ショウブ(菖蒲)、ショウブ科の草、同「荃」 {ショウブ}
◆「溪荪ケイソン」、アヤメ(菖蒲・文目)、アヤメ科の草「【古今韻會舉要:十三】溪蓀者極似石菖蒲而葉無脊(アヤメはショウブに似るが、アヤメの葉にははっきりとした主脈がない) {アヤメ}
孙6+辵3=総画数9 U+900A [ソン/へりくだ・る] 遜愻
◆へりくだ・る、他を敬って自ら一歩退(ひ)く、自ら一歩退(しりぞ)き控え目に振る舞う
◆自ら地位などを退(しりぞ)き他に譲る
◆逃(のが)れ身を隠す、同「遁」
日部
子3+4=総画数7 U+5B5A [フ/] 𤓽
◆育(はぐく)む、大切に育(そだ)てる
◆卵を孵(かえ)す、卵が孵(かえ)る、同「孵」
◆殻(から)に包まれた卵や実や種子、また卵や実や種子を覆う殻
◆誠(まこと)、嘘偽り(うそいつわり)のない心からの気持ちや言行ゲンコウ
筆順
孚7+乙1=総画数8 U+4E73 [ジュ、ニュウ/ちち、ち] 𦜘
◆生まれたばかりの子を育てるために母親の体から分泌される液体、ミルクmilk、またそれに似た白くやや粘性のある液体、同「奶」「嬭」
◆(母乳を必要とする)生まれたばかりの、幼い、小さい
◆(乳状の)白い液体
◆「乳房ニュウボウ(ちぶさ)」「乳頭ニュウトウ(ちくび)」の略、またそれに似た形のもの
筆順
孚7+人2=総画数9 U+4FD8 [フ/]
◆戦(いくさ)で敵軍の者を捕(と)らえる、また捕えられた者、捕虜ホリョ
筆順
孚7+力2=総画数9 U+351C [ホツ、ボチ、ボツ/]
◆勢いよくぐっと押し退(の)けるさま、周りのものを押し退けるように急に(ぱっと)出てきて大きくなるさま、また盛り上がるさま、また膨(ふく)れ上がるさま、同「㪍」
◆物事が盛んなさま、勢いがよいさま
◆急に、突然に、「勃然ボツゼン」
孚7+口3=総画数10 U+54F9 [フ/]
◆息を吹き出す、またその音
孚7+土3=総画数10 U+57BA [フ、ホウ、ハイ、ヘ/]
◆(日本の城下町に当たる)都市を二重に囲む高い壁のうちの外側の壁、外城ガイジョウ、またその壁で囲まれた市街、同「郭」「郛」、内側の壁を「城」という
◆盛んなさま、盛大なさま「【莊子集解:外篇】夫精小之微也垺大之殷也(宣云垺音孚郭也殷盛也)」
◆未詳「【周禮注疏:冬官考工記下】膊崇四尺方四寸(《注》凡器髙於此則垺不能相勝厚於此…(《疏》注釋曰高於此謂崇四尺有餘也厚於此謂厚於此四寸謂垺拊四畔各一寸也垺厚火氣不交埒不熟則易破者也)」「【漢語大字典:土部:垺】【漢語大詞典:土部:垺】制陶器的模型」
孚7+女3=総画数10 U+5A10 [フ/]
◆女性名用字「【集韻:卷二:平聲二:虞第十:𡣷{⿰女専}娐】女字」
𨹴孚7+子3=総画数10 U+28E74 [フ/かえ・る、かえ・す] 孵𡥭
◆卵の殻(から)を破って子が出てくる、「孵化フカ」、同「孚」
𡦄孚10+子3=総画数13 U+21984 [フウ/]
◆多い、たくさん
孚7+山3=総画数10 U+37CA [フウ、ブ/]
◆山名、未詳
𢒒孚7+彡3=総画数10 U+22492 [フウ、ブ/]
◆未詳「【字彙補:寅集:彡部:𢒒】奉謀切音浮義闕」
孚7+手3=総画数10 U+634A [フウ、ブ/]
◆両腕で手前に引き集め抱(かか)える、多くのものを腕の中に引き入れる
孚7+月(肉)4=総画数11 U+812C [ホウ、ヒョウ/]
◆膀胱ボウコウ、尿ニョウ(小便)を一時溜(た)めておく袋状の器官
筆順
孚7+木4=総画数11 U+6874 [フウ、ブ、フ/ばち]
◆棟(むね)、建物の屋根の面が交わる最も高い所
◆ばち、太鼓などを叩(たた)く棒、同「枹」
◆木や竹を組んだ小さな筏(いかだ)、大きいものは「栰」「筏」
筆順
孚7+歹4=総画数11 U+6B8D [ヒョウ、ビョウ、ヒ、ビ、フ/] 𣧶𣨈𦖀
◆飢え死にする、餓死した人
◆草木が枯れる、枯れ落ちる、同「莩」「𦭼」
筆順
孚7+水3=総画数10 U+6D6E [フウ、ブ、フ/う・く、う・かぶ、う・かべる、う・かれる、うわ・つく]
◆水中にあるものが水面に出てくる、下にあるものが空中を上に移動する
◆水面に留(とど)まる、空中に留まる、水面で水の流れのままに漂う、空中で空気の動き(風)のままに漂う
◆普段は内側にあるものが表に現れ出る
◆周りの動きに任せてふわふわと(ふらふらと)漂い定まらないさま
◆ふわふわと軽々しい、頼りない
◆上辺(うわべ)だけの、根拠や内容のない
◆その時だけの、仮の
筆順
孚7+火4=総画数11 U+70F0 [フウ、ブ/]
◆炎や熱気が立ち昇る
◆「烰人フウジン」、庖人ホウジン、料理人
◆人名用字「【欽定續文獻通考:卷二百五:帝系考:代國宗屬】…俊櫳子充烰…」
孚7+玉4=総画数11 U+7408 [フ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)のような美しい色
◆「㻬琈トフ」、玉ギョク(美しく高貴な石)の名
孚7+禾5=総画数12 U+7A03 [フ、フウ、ブ/]
◆穀物の実を覆う殻(から)、籾殻(もみがら)、籾糠(もみぬか)、同「粰」「𥞂」「𥹃」
筆順
𥦘孚7+穴5=総画数12 U+25998 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:穴部:𥦘】同"罘"」
孚7+竹6=総画数13 U+7B5F [フ/]
◆糸を巻き付けておく筒(つつ)状の用具、糸巻き、「筟車フシャ(回転しながら糸を巻き付けたり、機織はたおり機で糸を送り出したりする用具)」、同「筳」「筦」「【說文解字注:竹部:筟】筳也(筵筦筟三名一物也方言曰繀車趙魏之閒謂之轣轆車東齊海岱之閒謂之道軌按自其轉旋言之謂之厤鹿亦謂之道軌亦謂之鹿車自其箸絲之筳言之謂之繀車亦謂之筟車實卽今之籆車也)」
孚7+米6=総画数13 U+7CB0 [フウ、ブ、フ/] 𥼄
◆米粉や小麦粉を捏(こ)ねて紐状に作り(輪状にして)油で揚げた食べ物、「粰𥹷フウリュウ」、同「饊」
◆濃くとろみのある粥、同「饘」
◆穀物の実を覆う殻(から)、籾殻(もみがら)、籾糠(もみぬか)、同「稃」「𥞂」
孚7+糸6=総画数13 U+7D92 [フ/]
◆目の粗い網
孚7+网5=総画数12 U+7F66 [フ、フウ、ブ/] 𦋄
◆二本の棒の間に網を張り、鳥獣が掛かると包み込む(覆い被さる)ように工夫した仕掛け網、同「繴」「罿」「罬」「䍖」「【爾雅注疏:卷五:釋器】繴謂之罿罿罬也罬謂之罦罦覆車也(《注》今之翻車也有兩轅中施罥以捕鳥展轉相解廣異語)」
◆「罦罳・罘罳フシ」◇(門外に設えた)木を格子状に組んだ衝立(ついたて)「【廣雅:卷七:釋室】罦(浮)罳(思)謂之屏」「【釋名:釋宮室】罘罳在門外罘復也罳思也臣將入請事於此復重思之也」◇鳥などが入り込まないように(軒下に)張る網
𦋄孚7+网6=総画数13 U+262C4 [フ、フウ、ブ/]
◆二本の棒の間に網を張り、鳥獣が掛かると包み込む(覆い被さる)ように工夫した仕掛け網、同「繴」「罿」「罬」「䍖」「【爾雅注疏:卷五:釋器】繴謂之罿罿罬也罬謂之罦罦覆車也(《注》今之翻車也有兩轅中施罥以捕鳥展轉相解廣異語)」
◆「𦋄罳・罘罳フシ」◇(門外に設えた)木を格子状に組んだ衝立(ついたて)「【廣雅:卷七:釋室】罦(浮)罳(思)謂之屏」「【釋名:釋宮室】罘罳在門外罘復也罳思也臣將入請事於此復重思之也」◇鳥などが入り込まないように(軒下に)張る網
𦖀孚7+耳6=総画数13 U+26580 [ヒョウ、ビョウ、ヒ、ビ、フ/] 殍𣧶𣨈
◆飢え死にする、餓死した人
◆草木が枯れる、枯れ落ちる、同「莩」「𦭼」
孚7+舟6=総画数13 U+8240 [フウ、ブ、フ/はしけ]
◆小舟(こぶね)、短く小さな舟「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:艀】舟短小者」
◆[日]はしけ、碇泊中の船と岸の間で人や荷を運ぶ小舟
筆順
孚7+艸3=総画数10 U+83A9 [フ、ヒョウ、ビョウ/]
◆アシ(葦、イネ科ヨシ属の草)などの管状になっている植物の茎の内側の白い膜、同「苻」
◆草木が枯れる、枯れ落ちる、同「𦭼」「殍」
◆飢え死にする、同「殍」
◆「莩草フソウ」、イヌアワ(犬粟)、イネ科エノコログサ属の草 {イヌアワ}
筆順
孚7+虫6=総画数13 U+8709 [フウ、ブ、フ/] 𧖚𧕰
◆「蜉蝣フユウ」、カゲロウ(蜉蝣)、カゲロウ目の昆虫
◆「蚍蜉ヒフ」「蟞蜉ヘツフ」、大蟻(おおあり)、大形のアリ(蟻)、別名「螞蟻バギ」「【方言:第十一】蚍蜉(毗浮二音《注》亦呼蟞蜉〇蟞匹結反)齊魯之間謂之蚼蟓」
筆順
孚7+走7=総画数14 U+47AF [フ/] 𠓗
◆急いで行く、駆(か)けて行く、同「赴」
◆非常に速いさま、あっという間に駆け抜けて行くさま、同「𣬚」
孚7+邑3=総画数10 U+90DB [フ/]
◆(日本の城下町に当たる)都市を二重に囲む高い壁のうちの外側の壁、外城ガイジョウ、またその壁で囲まれた市街、同「郭」、内側の壁を「城」という
◆「郛言フゲン」、根も葉もない話、根拠のない話、同「浮言」「【潛書:上篇下:得師】天子之學與士同曰不同者郛言也…」
筆順
孚7+酉7=総画数14 U+917B [スイ、フ/]
◆酒を飲み過ぎて酔う、飲み潰れる、同「酔」
◆酒に漬ける、また酒漬けにしたもの、同「酔」「【本草綱目:石之四:脾病黃腫】青礬四兩煆 成赤珠子當歸四兩酒酻浸七日焙…」
孚7+金8=総画数15 U+92E2 [レツ、レチ/] 鋝锊𨫏
◆重さの単位、諸説があり未詳「【說文解字:金部:鋝】十銖二十五分之十三也从金寽聲周禮曰重三鋝北方以二十兩爲鋝」「【康熙字典:戌集上:金部:鋝】古文𨫏(《註》今東萊或以大半兩爲鈞十鈞爲環環重六兩有大半兩鍰與鋝同則三鋝爲一斤四兩)」
𨿚孚7+隹8=総画数15 U+28FDA [フ、フウ、ブ/] 䳕𪃽
◆「𨿚鴀フフウ」「𨿚鳩フキュウ」、ハト科キジバト属の小形のハト(鳩)、別名「鵓鳩ボツキュウ」「斑鳩ハンキュウ」「【方言:第八】鳩…其小者謂之𪅨鳩(今■鳩也)或謂䳫鳩(音葵)或謂之䳕鳩(音浮)或謂之鶻鳩梁宋之間謂之鷦䲩」「【爾雅注疏:釋鳥】佳其鳺鴀(《注》今䳕鳩…《疏》…陸璣云今小鳩也一名䳕鳩…)」
𩛞孚7+食8=総画数15 U+296DE [ホウ、ヒョウ/]
◆飽(あ)く、腹が膨(ふく)れる
◆飢える、飢え死にする
孚7+香9=総画数16 U+999F [ト/]
◆香(かお)り、香(かお)りが漂(ただよ)うさま「【香譜:卷下:香之事】…香之氣…曰馟(他胡反)…」
孚7+魚11=総画数18 U+4C50 [フ/]
◆「鯆䱐ホフ」、スナメリ(砂滑)、ネズミイルカ科スナメリ属の小型のイルカ(海豚)、別名「江豚コウトン」「江豬コウチョ」
孚7+鳥11=総画数18 U+4CD5 [フ、フウ、ブ/] 𪃽𨿚
◆「䳕鴀フフウ」「䳕鳩フキュウ」、ハト科キジバト属の小形のハト(鳩)、別名「鵓鳩ボツキュウ」「斑鳩ハンキュウ」「【方言:第八】鳩…其小者謂之𪅨鳩(今■鳩也)或謂䳫鳩(音葵)或謂之䳕鳩(音浮)或謂之鶻鳩梁宋之間謂之鷦䲩」「【爾雅注疏:釋鳥】佳其鳺鴀(《注》今䳕鳩…《疏》…陸璣云今小鳩也一名䳕鳩…)」
孚7+麥11=総画数18 U+4D38 [フ/] 𪌐
◆小麦を碾(ひ)いた時に出る粉状の穀皮(コクヒ、種子を覆っている殻)、また小麦の穀皮を粉状にしたもの、麦滓(むぎかす)、同「麩」
子3+4=総画数7 U+5B5B [ホツ、ボチ、ボツ、ハイ、バイ/] 𡥇
◆草木が盛んに生い茂る
◆ぐっと意気込む
◆箒星(ほうきぼし)、彗星スイセイ、「孛星ハイセイ」
筆順
𠃱孛7+乙1=総画数8 U+200F1 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:寅集:子部:𠃱】此字出釋典疑是勃字之誤」
孛7+人2=総画数9 U+4FBC [ホツ、ボチ/]
◆強(つよ)い「【方言:第十二】鞅侼強也(謂強戾也音㪍)」
◆怨(うら)む、恨(うら)みを抱(いだ)く
孛7+力2=総画数9 U+52C3 [ホツ、ボチ、ボツ/]
◆勢いよくぐっと押し退(の)けるさま、周りのものを押し退けるように急に(ぱっと)出てきて大きくなるさま、また盛り上がるさま、また膨(ふく)れ上がるさま、同「㪍」
◆物事が盛んなさま、勢いがよいさま
◆急に、突然に、「勃然ボツゼン」
筆順
孛7+口3=総画数10 U+54F1 [ホツ、ホチ、ボツ/]
◆息を吹き出す(吹きかける)音
◆「哱囉ボツラ」、軍隊で兵を起こす時に使われる法螺貝(ほらがい)のような楽器
𡋯孛7+土2=総画数9 U+212EF [ボツ/] 𡍧
◆塵(ちり)、塵や埃(ほこり)が舞い上がるさま
孛7+女3=総画数10 U+36D8 [ホツ、ホチ/]
◆「𡝦㛘ドウホツ」、女性の肥(ふと)っているさま、同「婄𡝦ホウドウ」
◆未詳「【廣韻:入聲:没第十一:䪬:㛘】㛘乳女字」「【類篇:女部:㛘】普沒切乳母字」
◆「㛘嫚ホツバン」、未詳「【御選唐宋文醇:卷四十三:眉山蘇軾文六:論養士】…匈奴尚知其非而為㛘嫚之語以相誚刺乃漢之公卿拱手以聽莫敢誰何…」
孛7+山3=総画数10 U+37D1 [ホツ、ボチ、ボツ/]
◆山、未詳「【字彙補:寅集:山部:山】蒲没切音勃山也」
◆未詳「【蠛蠓集:卷三:賦:水亭賦】…伊彼翼野參井攸分旁*1{⿰(⿸尸山)戈}瀀疆㟑*2*3{⿰山(曽-丷+𠂊)}…(【御定歷代賦彙:卷八十:水亭賦】では「*1啓」「*2島」「*3{⿰山曽}」)
孛7+心3=総画数10 U+6096 [ハイ、バイ、ホツ、ボツ/もと・る] 𢚦
◆そうなるべき(そうあるべき)なのにそうなっていない、違っている、合っていない「【韓非子《欽定四庫全書》本:定法】利在故新相反前後相悖(《四部叢刊初編》本では「勃」)
◆迷う、戸惑(とまど)う、どうしていいか分からない、同「𢠜」「【荀子:卷十八:成相】門戶塞大迷惑悖亂昏莫不終極」
◆勢いがよいさま、同「勃」
筆順
𢚦孛7+心4=総画数11 U+226A6 [ハイ、バイ、ホツ、ボツ/もと・る]
◆そうなるべき(そうあるべき)なのにそうなっていない、違っている、合っていない「【韓非子《欽定四庫全書》本:定法】利在故新相反前後相悖(《四部叢刊初編》本では「勃」)
◆迷う、戸惑(とまど)う、どうしていいか分からない、同「𢠜」「【荀子:卷十八:成相】門戶塞大迷惑悖亂昏莫不終極」
◆勢いがよいさま、同「勃」
孛7+手3=総画数10 U+632C [ホツ、ボチ/]
◆抜く
孛7+攴4=総画数11 U+3A8D [ホツ、ボチ/] 𢾢
◆同「勃」
孛7+日4=総画数11 U+3AF2 [ハイ、バイ/]
◆陽が陰る
◆暗い
孛7+月(肉)4=総画数11 U+8116 [ホツ、ボチ、ボツ/]
◆項(うなじ)、頸(くび、頭と胴の間にあって頭を支える部分)の後ろ側(背側)、同「𩓐」「項」 {人体(頭部)}
◆「脖胦ボツオウ」◇中医チュウイ(中国を中心とする伝統的な医学)で臍(へそ)の下一寸五分の位置にあるに経穴ケイケツ(一般には「つぼ」と呼ばれる)、同「気海キカイ」◇臍(へそ)
孛7+木4=総画数11 U+6872 [ホツ、ボチ/]
◆連枷レンガ、二本の棒を紐などで繋ぎ一方の棒を持って振り下ろし脱穀する農具
◆「榲桲オンホツ」 、マルメロmarmelo、バラ科マルメロ属の木、またその実 {マルメロ}
孛7+水3=総画数10 U+6D61 [ホツ、ボチ/]
◆水が盛り上がるように涌(わ)き上がるさま、同「渤」
◆周りのものを押し退けるように急に(ぱっと)出てきて大きくなるさま、また盛り上がるさま、同「勃」
㶿孛7+火4=総画数11 U+3DBF [ホツ、ボチ/] 𤊹𤍗𤏮𤊀
◆煙や蒸気が立ち昇るさま、また立ち籠(こ)めるさま
孛7+牛4=総画数11 U+3E40 [ホツ、ボチ/]
◆ウシ(牛)、未詳「【續後漢書(蕭氏續後漢書):卷四十二:魏載記七】…軬車㹀牛嵗餘…」「【續資治通鑑長編:卷二十九:太宗】…陶朱公教以畜五㹀…」「【欽定授時通考:卷四十一:功作:牧事】…買小牛三十頭大㹀牛三五頭…」「【中華大字典:牛部:㹀】牸譌字」「【漢語大字典:牛部:㹀】母牛」
𥞳孛7+禾5=総画数12 U+257B3 [ホツ、ボチ/]
◆「𥞳稡ホツソツ」、穀物の穂(ほ)は出てても実が入らず(実が入って垂れることなく)上を向くさま、同「䄶稡」
𥩾孛7+立5=総画数12 U+25A7E [ホツ、ホチ/]
◆物音(ものおと)「【玉篇:卷十:立部第一百三十三:𥩾】匹没切按物聲亦作䪬」
孛7+糸6=総画数13 U+7D8D [フツ、ホチ/]
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を載せた車を引く綱(つな)、同「紼」
𦫛孛7+色6=総画数13 U+26ADB [フツ、ホチ、ホツ、ボチ/]
◆腹を立てて顔色や表情を変えるさま、「艴然フツゼン」「【孟子注疏:卷三上:公孫丑章句上】…曾西艴然不悅…(《注》艴然慍怒色也…)」「【玉篇:卷四:色部第四十二:艴】…𦫛同上俗」
孛7+艸3=総画数10 U+8378 [ホツ、ホチ/]
◆「荸薺ホツシ・ボッシ」、イヌクログワイ(犬黒慈姑)、カヤツリグサ科ハリイ属の水草、塊茎カイケイ(根茎が球形に肥大したもの)を食用とする、別名「シログワイ(白慈姑)」、またオモダカ科オモダカ属の水草で塊茎を食用とするものを併せての総称、別名「𦽏茈フシ」「慈姑シコ」「烏芋オウ」 {イヌクログワイ}
孛7+言7=総画数14 U+8A96 [ハイ、バイ、ホツ、ボチ、ボツ/] 𧪶
◆迷う、戸惑(とまど)う、同「悖」「𢨋」「𠐲」
◆人を戸惑(とまど)わせ迷わせるようなことを言う
◆話に筋が通っていないさま、話がいい加減(かげん)なさま「【墨子:經下】…誖說在其言無説而懼…」
孛7+邑3=総画数10 U+90E3 [ホツ、ボツ/]
◆「郣海ボッカイ」、海名、遼東半島と山東半島に囲まれた海、同「渤海」 {遼寧省}
◆「地郣(チホツ)」、地名、未詳「【路史:卷四:辰放氏】辰放氏是為皇次屈…出地郣(宋均云地郣地名)…」
孛7+金8=総画数15 U+92CD [ホツ、ボツ/]
◆煮え立って釜や鍋などから吹きこぼれる、同「𩱚」
◆ベリリウムBeryllium(Be)の旧称、現在は「鈹」 {ベリリウム}
孛7+音9=総画数16 U+4AAC [ホツ、ホチ/] 𥩾
◆物音(ものおと)「【玉篇:卷十:立部第一百三十三:𥩾】匹没切按物聲亦作䪬」
𩓐孛7+頁9=総画数16 U+294D0 [ホツ、ボチ/]
◆項(うなじ)、頸(くび、頭と胴の間にあって頭を支える部分)の後ろ側(背側)、同「脖」「項」 {人体(頭部)}
孛7+食9=総画数16 U+9911 [ホツ、ボチ/]
◆小麦粉などを捏(こ)ね丸く作り蒸した中華饅頭などに似た菓子、「餑餑ボォボォ」
◆茶を沸かしたときに浮いてくる細かい泡状のもの「【茶經:卷下:五之煮】…凡酌置諸盌令沫餑均(字書并本草餑均茗沫也蒲笏反)沫餑湯之華也華之薄者曰沫厚者曰餑細輕者曰花…」
孛7+食3=総画数10 U+997D [ホツ、ボチ/]
◆小麦粉などを捏(こ)ね丸く作り蒸した中華饅頭などに似た菓子、「餑餑ボォボォ」
◆茶を沸かしたときに浮いてくる細かい泡状のもの「【茶經:卷下:五之煮】…凡酌置諸盌令沫餑均(字書并本草餑均茗沫也蒲笏反)沫餑湯之華也華之薄者曰沫厚者曰餑細輕者曰花…」
孛7+香9=総画数16 U+999E [ホツ、ボチ/] 𩡒
◆香(かお)り、芳(かぐわ)しい香りが広がるさま、同「䭯」「【龍龕手鑑:卷一:香部第四十三:𩡒馞】蒲沒反大香也又普沒反亦香也」
◆「𩡕馞ホウホツ」、芳しい香りが立ち籠(こ)めるさま「【集韻:卷四:平聲四:庚第十二:𩡕】𩡕馞芬芳也」
𩣡孛7+馬10=総画数17 U+298E1 [ホツ、ボチ/]
◆獣名、姿はウマ(馬)に似て体は白く、一本の角(つの)があり、尾はウシ(牛)のようであるという「【山海經:北山經】又北三百五十里曰敦頭之山…旄水出焉而東流注于印澤其中多𩣡馬(音勃)牛尾而白身一角其音如呼」
𩷚孛7+魚11=総画数18 U+29DDA [ホツ、ボチ/]
◆魚名、未詳「【欽定續通志:卷一百七十九:昆蟲草木畧:魚類】魵一名鰕…(臣等謹案楊慎異魚圖贊注云䱡魵鱸𩷚鱳五魚皆出樂浪潘國見說文考說文魵出薉邪頭國䱡䲐䰽鱳出樂浪潘國楊氏合為一非是又誤䲐為鱸誤䰽為𩷚益非並附訂於此)」「【漢語大字典:魚部:𩷚】䰽鱼」
孛7+鳥11=総画数18 U+9D53 [ホツ、ボチ、ボツ/]
◆「鵓鳩ボツキュウ」、ハト科キジバト属の小形のハト(鳩)、同「斑鳩・鳻鳩ハンキュウ」「䳕鳩フキュウ」「【本草綱目:禽之三:斑鳩】《釋名》斑隹(音錐)錦鳩(范汪方)鵓鳩(左傳注)祝鳩」
◆「鵓鴣ボツコ」、ジュズカケバト(数珠掛鳩)やシラコバト(白子鳩)などのハト科キジバト属の鳥、小形で灰色(普通のハトに比べて白っぽい)の種、同「水鵓鴣スイボツコ」
孛7+鳥5=総画数12 U+9E41 [ホツ、ボチ、ボツ/]
◆「鹁鸠ボツキュウ」、ハト科キジバト属の小形のハト(鳩)、同「斑鳩・鳻鳩ハンキュウ」「䳕鳩フキュウ」「【本草綱目:禽之三:斑鳩】《釋名》斑隹(音錐)錦鳩(范汪方)鵓鳩(左傳注)祝鳩」
◆「鹁鸪ボツコ」、ジュズカケバト(数珠掛鳩)やシラコバト(白子鳩)などのハト科キジバト属の鳥、小形で灰色(普通のハトに比べて白っぽい)の種、同「水鵓鴣スイボツコ」
子3+4=総画数7 U+5B5C [シ/]
◆「孜孜シシ」◇力を(気を)抜くことなく励(はげ)む、ひたすら一つのことに打ち込む、同「孳孳」「汲汲キュウキュウ」◇ひたすら、ひたすらに、一心イッシンに
筆順
孜7+心4=総画数11 U+3935 [シ、ジ/いつく・しむ] 慈慈𩉋
◆母が子に対するように深い愛情を注ぐ、愛(いと)おしむ
◆大切にする、たっぷりの愛情を注ぐ
◆(たっぷりの愛情を注ぐ)母
子3+4=総画数7 U+5B5D [コウ、キョウ/]
◆父母の言い付けに従い心を尽くして大切にする
◆祖先を敬い大切にする
◆喪服、喪中に着る衣服、地域により黒であったり白であったりするという、「孝服コウフク」
筆順
孝7+人2=総画数9 U+4FBE [コウ、キョウ/]
◆「侾佬コウロウ」、大きいさま
𠭂孝7+又2=総画数9 U+20B42 [コウ、キョウ/おし・える、おそ・わる] 𡥉
◆教える、自分の持つ知識・技術などをそれを持たない他の人に授(さず)ける、また見習わせる、同「教」「【字彙補:寅集:子部:𡥉】加孝切音敎佩觿集𡥉導○與孝𡥈不同」
孝7+口3=総画数10 U+54EE [コウ、キョウ/たけ・る]
◆獣が威嚇イカクするように吼(ほ)える、同「嘋」
◆大きな声で吼える、大声で喚(わめ)く
◆「哮喘コウゼン」、喘息ゼンソク、気管支の炎症によって呼吸がしにくくなり「ぜいぜい」「ひゅーひゅー」といった咳(せき)が出る病気
筆順
孝7+宀3=総画数10 U+5BAF [コウ、キョウ/]
◆蒸気が立ち昇る、同「窙」
𡷸孝7+山3=総画数10 U+21DF8 [コウ、キョウ/]
◆「𡷸嵺コウリョウ」、山が高く聳(そび)え立つさま「【唐文粹:卷三:朝享太廟賦】𡷸嵺以岳峙」
孝7+广3=総画数10 U+5EA8 [キョウ/]
◆(宮殿が)高く大きいさま、奥深くがらんとしているさま
孝7+攴4=総画数11 U+6559 [コウ、キョウ/おし・える、おそ・わる] 敎𧧿𢻍𢼅
◆自分の持つ知識・技術などをそれを持たない他の人に授(さず)ける、また見習わせる、またその内容、教えを受け見て倣い習得することを「学」
◆神仏の説く道、道を示し導く
◆領主の指示や命令
◆~をして~せしむ、~をして~をさせる
筆順
孝7+水3=総画数10 U+6D8D [コウ、キョウ/]
◆川名
孝7+犬3=総画数10 U+3E72 [コウ、キョウ/]
◆犬や豕(いのこ、ブタ(豚)或いはイノシシ(猪))が驚いて吼(ほ)えるさま、また驚いて走り出すさま、同「𧱐」
𤥝孝7+玉4=総画数11 U+2495D [未詳/]
◆未詳
孝7+疒5=総画数12 U+75DA [キョウ/]
◆咳の出る病気
孝7+石5=総画数12 U+7863 [コウ、キョウ/]
◆「硣磟コウリク」、山が競(きそ)うように高く聳(そび)え立つさま「【何水部集:渡連圻】…絕壁駕崚嶒硣磟上爭險…」
孝7+穴5=総画数12 U+7A99 [コウ、キョウ/]
◆蒸気が立ち昇る
孝7+艸3=総画数10 U+44D4 [/こも]
◆[日]姓用字
孝7+言7=総画数14 U+8A9F [コウ、キョウ/]
◆大声を出す、大声で呼ぶ、大声で叫(さけ)ぶ、同「詨」
𧱐孝7+豕7=総画数14 U+27C50 [コウ、キョウ/]
◆豕(いのこ、ブタ(豚)或いはイノシシ(猪))が驚いて吼(ほ)えるさま、また驚いて走り出すさま、同「㹲」
孝7+足7=総画数14 U+8E0D [コウ、キョウ/]
◆脛(すね、膝から足首までの部分)、また脛の足首近くの細くなった部分、同「跤」「𨃤」「骹」
𨛨孝7+邑3=総画数10 U+286E8 [ト、ツ/みやこ] 都都𨟞𨜞𨛷𨜁
◆天子や天皇が主として住むところ、先君を祭る宗廟を置くところ
◆国の中心的な町、人が多く集まる大きな町
◆多くのものが集まる、多くのものが集まるところ
◆盛んなさま、雅(みやび)やかなさま
◆全て、みんな
孝7+酉7=総画数14 U+9175 [コウ、キョウ/] 𨡆𨢀𨣑
◆有機物が菌(酵母菌)の作用によって分解され変化すること、この菌はパンpão[葡]・酒類・ヨーグルトyoghurtなど多くの有用なもの(食用になるもの)にを作る際に利用される、「酵母コウボ(イーストyeast)」「発酵・醗酵ハッコウ」
◆酒を作る元となるもの、酒母シュボ(日本酒の場合は麹・水・米に酵母を加え培養したもの)
筆順
𩩉孝7+骨10=総画数17 U+29A49 [コウ、キョウ/]
◆音が出るように工夫した鏃(やじり、矢の先端部分)、鏑(かぶら)、鏑矢(かぶらや)、鳴鏑(メイテキ、なりかぶら)、同「髐」「骹」
文部
木部
𡥈子3+4=総画数7 U+21948 [未詳/]
◆未詳「【說文解字注:子部:𡥈】放也(放各本譌作效今依宋刻及集韵正放仿古通用許曰放逐也仿相似也𡥈訓放者謂隨之依之也今人則專用仿矣敎字學字皆以𡥈會意敎者與人以可放也學者放而像之也…)」「【集韻:卷三:平聲:爻第五:𡥈】說文倣也謂放效也」「【正字通:寅集上:子部:𡥈】同孝戴侗日說文𡥈在子部放也爻聲古肴切孝在老部善事父母也从老省从子子承老也呼教切侗謂爻人子之達道也…朱謀㙔以𡥈爲古傚字韻會敎古作效以𡥈爲敎本字𠀤非」「【字彙補:寅集:子部:𡥍】何校切音效養也○案即𡥈字」「【字彙補:寅集:子部:𡥉】加孝切音敎佩觿集𡥉導○與孝𡥈不同」
𧧿𡥈7+言7=総画数14 U+279FF [コウ、キョウ/おし・える、おそ・わる] 教敎𢻍𢼅
◆自分の持つ知識・技術などをそれを持たない他の人に授(さず)ける、また見習わせる、またその内容、教えを受け見て倣い習得することを「学」
◆神仏の説く道、道を示し導く
◆領主の指示や命令
◆~をして~せしむ、~をして~をさせる
𨡆𡥈7+酉7=総画数14 U+28846 [コウ、キョウ/] 酵𨢀𨣑
◆有機物が菌(酵母菌)の作用によって分解され変化すること、この菌はパンpão[葡]・酒類・ヨーグルトyoghurtなど多くの有用なもの(食用になるもの)にを作る際に利用される、「酵母コウボ(イーストyeast)」「発酵・醗酵ハッコウ」
◆酒を作る元となるもの、酒母シュボ(日本酒の場合は麹・水・米に酵母を加え培養したもの)
𡥉子3+4=総画数7 U+21949 [コウ、キョウ/おし・える、おそ・わる] 𠭂
◆教える、自分の持つ知識・技術などをそれを持たない他の人に授(さず)ける、また見習わせる、同「教」「【字彙補:寅集:子部:𡥉】加孝切音敎佩觿集𡥉導○與孝𡥈不同」
𡥉7+攴4=総画数11 U+654E [コウ、キョウ/おし・える、おそ・わる] 教𧧿𢻍𢼅
◆自分の持つ知識・技術などをそれを持たない他の人に授(さず)ける、また見習わせる、またその内容、教えを受け見て倣い習得することを「学」
◆神仏の説く道、道を示し導く
◆領主の指示や命令
◆~をして~せしむ、~をして~をさせる
子3+5=総画数8 U+5B5F [モウ、ミョウ/] 𥁪
◆兄弟の中の最年長者、最年少者は「季」、年長から順に「孟・仲・季」
◆四季(春夏秋冬)の最初の月、最後は「季」、「孟春モウシュン(春の最初の月、陰暦で正月)」
◆時・季節・年・時代などのはじめ
◆勉(つと)める、ひたすら励(はげ)む、「孟晋モウシン(ひたすら前に向かって進む、邁進マイシンする)」
◆「孟浪モウロウ」、同「𥁃浪ボウロウ」◇はっきりしないさま、あやふやなさま◇当てがないさま、当てもなく行動するさま
筆順
孟8+力2=総画数10 U+52D0 [モウ、ミョウ/]
◆力や勢いが激しい、猛々(たけだけ)しい、同「猛」
𡝹孟8+女3=総画数11 U+21779 [未詳/]
◆未詳
孟8+手3=総画数11 U+63B9 [モウ、ミョウ/]
◆引っ張る、引き抜く
𪹁孟8+火4=総画数12 U+2AE41 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:火部第四:𪹁】俗音猛」「【中華字海:火部:𪹁】同"猛"」
孟8+犬3=総画数11 U+731B [モウ、ミョウ/たけ・る] 𠩜
◆体力・気力が漲(みなぎ)っているさま、「勇猛ユウモウ」
◆気性キショウや勢いが激しい、脅(おび)えや恐れを覚える程に荒々しい、「猛烈モウレツ」
筆順
孟8+目5=総画数13 U+4045 [モウ、ミョウ/]
◆激しく怒るさま
◆「䁅盯モウテイ」、怒ったような目付きをするさま「【集韻:卷八:去聲下:映第四十三:䁅𥋝】䁅盯目怒皃」
孟8+舟6=総画数14 U+824B [モウ、ミョウ/]
◆「舴艋サクモウ」、小舟(こぶね)
孟8+艸3=総画数11 U+44DD [ボウ、モウ/]
◆チカラシバ(力芝・狼尾草)、イネ科チカラシバ属の草、同「蕫蓈トウロウ」「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:䓝】亡更切狼尾草」 {チカラシバ}
孟8+虫6=総画数14 U+8722 [モウ、ミョウ/]
◆「蚱蜢サクモウ」「虴蜢タクモウ」、イナゴ(蝗)・バッタ(飛蝗)・キリギリス(螽蟖・螽斯)などバッタ目の昆虫、別名「蜤螽シシュウ」「蜙䗥ショウショウ」「蚣蝑ショウショ」
𧩌孟8+言7=総画数15 U+27A4C [モウ、ミョウ/]
◆未詳「【正字通:酉集上:言部:𧮩】」…𧩌音猛…」
孟8+金8=総画数16 U+9333 [モウ/]
◆マンガンManganum[羅](Mn)、元素名 {マンガン}
孟8+金5=総画数13 U+9530 [モウ/]
◆マンガンManganum[羅](Mn)、元素名 {マンガン}
孟8+魚11=総画数19 U+9BED [モウ、ミョウ/]
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:梗第三十八:鯭】胡蜢蝦䗫屬通作蜢(「蝦䗫カマ・ガマ」はヒキガエル(蟾蜍、ヒキガエル科のカエル))
子3+5=総画数8 U+5B63 [キ/すえ] 𡦠𩐄𩐖
◆三カ月、一年を四分した春夏秋冬のそれぞれの期間(四季)、その最後の月、最初は「孟」
◆時・季節・年・時代や順序の末(すえ)、また末期
◆兄弟の中の最年少者、年長から順に「伯・仲・叔・季」
筆順
季8+人2=総画数10 U+3467 [キ、ギ/]
◆恐怖・不安・緊張・興奮・病気などによって拍動ハクドウ(心臓の脈動運動)が乱れる(速くなる、大きくなる、不規則になるなど)、胸がどきどきする、同「𢜽」「痵」、「動悸ドウキ」
◆(帯が垂れて)揺れ動く「【群經平議:卷七:毛詩一】垂帶悸兮(…悸之本義爲心動引申之則凡物之動者皆可…)」
季8+心3=総画数11 U+60B8 [キ、ギ/]
◆恐怖・不安・緊張・興奮・病気などによって拍動ハクドウ(心臓の脈動運動)が乱れる(速くなる、大きくなる、不規則になるなど)、胸がどきどきする、同「𢜽」「痵」、「動悸ドウキ」
◆(帯が垂れて)揺れ動く「【群經平議:卷七:毛詩一】垂帶悸兮(…悸之本義爲心動引申之則凡物之動者皆可…)」
筆順
季8+疒5=総画数13 U+75F5 [キ、ギ/]
◆動悸ドウキがする、恐怖・不安・緊張・興奮・病気などによって拍動ハクドウ(心臓の脈動運動)が乱れる(速くなる、大きくなる、不規則になるなど)、胸がどきどきする、またそのような症状の病気、同「悸」
季8+魚11=総画数19 U+9BDA [キ/]
◆魚名、未詳「【正字通:亥集中:魚部:鯚】古器切音季魚銳喙細鱗俗呼鯚魚」「【漢語大字典:魚部:鯚】鳜鱼」
子3+5=総画数8 U+5B64 [コ、ク/] 𦣮
◆幼くして父または両親を亡くした子
◆独(ひと)りぼっち
◆それ(そこ)だけ抜きん出ているさま
◆わたし(私)、われ(我)、君主や諸侯が自分を謙遜して言う言葉
◆恩義などに背く、また無にする「【後漢書:卷七十五:袁張韓周列傳】…臣孤恩負義自陷重刑…」
◆周代(前11世紀~前256年)に設けられた官職名、三公サンコウ(太師・太傅・太保)に次ぐ官職で、少師・少傅・少保を総称して「三孤サンコ」といった
筆順
孤9+竹6=総画数15 U+7B9B [コ、ク/]
◆葦笛(あしぶえ)、アシ(葦)の葉を巻いて作った途中に孔のない笛、同「笳」 {アシ}
◆「箛𥬸コタ」「筨𥬸・筨𥳔・䈄𥳔カンタ」、竹名、太さは足の(親)指程で、堅く、中は白く柔らかいものがぎっしりと詰まっており、生垣(いけがき)などに利用されるという「【竹譜(李衎):卷七】䈄𥳔竹戴凱之…大如足指堅厚修直腹中白膜闌隔狀如濕{⿺麥靣}…閩中記曰筨𥬸竹圓如指大可編藩籬筨𥬸即䈄𥳔也」
𦋆孤9+网5=総画数14 U+262C6 [コ、ク/] 罛𦊡
◆魚を捕(と)る網、中でも最も大きなもの、同「𦊬」
孤8+艸3=総画数11 U+83F0 [コ、ク/こも]
◆マコモ(真菰)、イネ科マコモ属の草、実はワイルドライスwild rice、肥大化した茎元(株元)は真菰筍(まこもたけ)と呼ばれ、いずれも食用とする他、葉は筵(むしろ)などに用いる、別名「茭白コウハク」、同「苽」 {マコモ}
◆マコモ(真菰)の葉を編んで作った敷物
筆順
𦣮孤9+臣7=総画数16 U+268EE [コ、ク/]
◆幼くして父または両親を亡くした子
◆独(ひと)りぼっち
◆それ(そこ)だけ抜きん出ているさま
◆わたし(私)、われ(我)、君主や諸侯が自分を謙遜して言う言葉
◆恩義などに背く、また無にする「【後漢書:卷七十五:袁張韓周列傳】…臣孤恩負義自陷重刑…」
◆周代(前11世紀~前256年)に設けられた官職名、三公サンコウ(太師・太傅・太保)に次ぐ官職で、少師・少傅・少保を総称して「三孤サンコ」といった
子3+5=総画数8 U+5B65 [ド、ヌ、ノ/]
◆自分の子、また妻子、同「帑」、「妻孥サイド(妻と子)」
◆召使い、使用人、同「奴」
筆順
𠩨孥8+厂2=総画数10 U+20A68 [ド、ヌ/] 砮𥑌𠪓
◆石製の鏃(やじり、矢の先端に取り付ける部品)、また鏃に用いる石
◆砥石(といし)、荒研ぎ用の砥石「【廣韻:上平聲:模第十一:奴:砮】礪也」
子3+5=総画数8 U+5B66 [カク、ガク/まな・ぶ] 學斈𢻯𡕕
◆(教えを受けながら、見て倣いながら)知識や技術などを身に付ける、習得する、またその内容、知識や技術などを授(さず)けることを「教」
◆教えを受け知識や技術などを習得するために設けられた場所
◆知識や技術などを習得した人、また習得しようと修練している人
筆順
学8+攴4=総画数12 U+6569 [コウ、ギョウ/] 斅斆𢽾
◆教える、教え導く、同「教」
◆学ぶ、教えを受ける、見て倣(なら)う、同「学」
𢽾学8+攴4=総画数12 U+22F7E [コウ、ギョウ/] 斅斆敩
◆教える、教え導く、同「教」
◆学ぶ、教えを受ける、見て倣(なら)う、同「学」
𤊀学8+火4=総画数12 U+24280 [ホツ、ボチ/] 㶿𤊹𤍗𤏮
◆煙や蒸気が立ち昇るさま、また立ち籠(こ)めるさま
子3+6=総画数9 U+3741 [シュン、ジュン/] 𢏔
◆(親や兄弟姉妹がいない)一人ぽっち、独(ひと)り、同「惸」「𡞦」「煢」
𠊫㝁9+人2=総画数11 U+202AB [シュン、ジュン、ケイ、ギョウ/]
◆速い、疾(はや)い、同「侚」「【玉篇:卷三:人部第二十三:侚】詞俊切疾也𠊫字書」
◆一人っ子、一人ぼっち、同「𡞦」「惸」「【正字通:子集中:人部:𠊫】同𡞦篇海音瓊孤子貌…」
𡞦㝁9+女3=総画数12 U+217A6 [ケイ、ギョウ/]
◆兄弟姉妹がいない一人っ子の女性、同「惸」
◆一人ぼっち、独(ひと)り、同「惸」
㝁9+心3=総画数12 U+60F8 [ケイ、ギョウ/] 𢝼
◆兄弟姉妹がいない一人っ子、一人ぼっち、独(ひと)り、同「𡞦」「嬛」「煢」
◆「惸惸・嬛嬛ケイケイ」、(一人ぼっちで)寂しい思いがするさま、心細いさま
㝁9+竹6=総画数15 U+7BB0 [シュン/] 𥰿
◆筍(たけのこ)、竹の若芽、同「筍」
𧪂㝁9+言7=総画数16 U+27A82 [シュン、ジュン/はか・る] 詢询
◆問(と)うて意見や助言を求める、諮(はか)る
㝁9+貝7=総画数16 U+8CEF [ケイ、キョウ/]
◆財産
◆儲け
子3+6=総画数9 U+5B68 [セン/]
◆弱い、弱々しい、同「孱」
◆謹(つつし)む、慎(つつし)み深い
𠊩孨9+人2=総画数11 U+202A9 [セン、ゼン、サン/]
◆出来栄えや功績を見せる
◆「𠊩僽サンシュウ」◇恨(うら)む◇迷い悩む◇悲しみや悩みなどで窶(やつ)れる
𣹏孨9+水3=総画数12 U+23E4F [未詳/]
◆未詳
𡥞子3+6=総画数9 U+2195E [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:子部第四十二:孛】俗𡥞通{⿳亠冖子}正蒲沒蒲昧二反孛星也」「【字彙補:寅集:子部:𡥞】與孛同○又古文季字」
𢾢𡥞9+攴4=総画数13 U+22FA2 [ホツ、ボチ/]
◆同「勃」
子3+7=総画数10 U+5B6B [ソン/まご]
◆子の子「【釋名:釋親屬】子…孫…曾孫…玄孫…來孫…昆孫…仍孫…雲孫(子の子を「孫」、孫の子を「曾孫」、以下同)
◆同じ血筋の子よりも後代の者(孫・曾孫・玄孫・來孫・昆孫・仍孫・雲孫…)、「子孫シソン」
◆蘖(ひこばえ)、切り株から生え出た新芽「【康熙字典:寅集上:子部:孫】…又物再生亦曰孫…」
◆遜(へりくだ)る、自ら一歩退(しりぞ)き控え目に振る舞う、同「遜」「【禮記注疏(禮記正義):卷三十六:學記】…入學鼓篋孫其業也(《注》鼓篋撃鼓警衆乃發篋出所治經業也孫猶恭順也)」
◆「公孫樹コウソンジュ」、イチョウ(銀杏)、イチョウ科イチョウ属の木 {イチョウ}
筆順
𠹀孫10+口3=総画数13 U+20E40 [ソン/]
◆口に含んでいる酒や水などを勢いよく吹き出す、噴(ふ)き出す、同「噀」「潠」
孫10+心4=総画数14 U+613B [ソン/へりくだ・る] 遜逊
◆へりくだ・る、他を敬って自ら一歩退(ひ)く、自ら一歩退(しりぞ)き控え目に振る舞う
◆自ら地位などを退(しりぞ)き他に譲る
◆逃(のが)れ身を隠す、同「遁」
孫10+手3=総画数13 U+640E [ソン/] 𢶛
◆手で撫(な)でる、手で触れる
孫10+木4=総画数14 U+69C2 [ソン/]
◆「公槂樹コウソンジュ」、イチョウ(銀杏)、イチョウ科イチョウ属の木 {イチョウ}
孫10+犬3=総画数13 U+733B [ソン/]
◆アカゲザル(赤毛猿)などのオナガザル科マカク属に属するサル、「猢猻コソン」「【續墨客揮犀:卷七:誦偈諦咒使漁人不得魚】漁家以猢猻毛置之網四角則多得魚云魚見之如人之見錦繡也」
𦥊孫10+至6=総画数16 U+2694A [シツ、シチ/] 懫𡒐𡏸
◆過激なさま、凶暴なさま、暴れる
孫10+艸3=総画数13 U+84C0 [ソン/] 荪䕖𦺈𦳪
◆ショウブ(菖蒲)、ショウブ科の草、同「荃」 {ショウブ}
◆「溪蓀ケイソン」、アヤメ(菖蒲・文目)、アヤメ科の草「【古今韻會舉要:十三】溪蓀者極似石菖蒲而葉無脊(アヤメはショウブに似るが、アヤメの葉にははっきりとした主脈がない) {アヤメ}
筆順
𧎤孫10+虫6=総画数16 U+273A4 [ソン/]
◆「蚟𧎤オウソン」、コオロギ(蟋蟀)、コオロギ上科の昆虫、別名「蜻蛚セイレツ」「蟋蟀シツシュツ」
孫10+辵4=総画数14 U+905C [ソン/へりくだ・る] 逊愻
◆へりくだ・る、他を敬って自ら一歩退(ひ)く、自ら一歩退(しりぞ)き控え目に振る舞う
◆自ら地位などを退(しりぞ)き他に譲る
◆逃(のが)れ身を隠す、同「遁」
筆順
𡥨子3+7=総画数10 U+21968 [ジュウ、ニュウ/] 孴𡦏
◆盛んなさま
◆大勢(おおぜい)の人、人がたくさん集まっているさま
𡦏𡥨10+子3=総画数13 U+2198F [ジュウ、ニュウ/] 孴𡥨
◆盛んなさま
◆大勢(おおぜい)の人、人がたくさん集まっているさま
子3+8=総画数11 U+5B70 [シュク、ジュク/いず・れ] 𠅩𩪿
◆いずれ、いずれか、いずれが~か?、どちらが~か?
◆誰、誰か、誰が~か?
◆食べ頃になるまで十分に火を通す、また煮る、また焼く、同「熟」
筆順
孰11+土3=総画数14 U+587E [シュク、ジュク/] 𡔊
◆門の両側にある建物、主君に謁見する前に衣服を改めたり作法・次第などを確認するための控えの建物であったようである、同「𨷙」「【古今注:卷上:都邑第二】塾門外之舍也臣來朝君至門外當就舍更衣熟詳所應對之事」
◆個人が自宅で教授するところ「【禮記:學記】古之教者家有塾黨有庠術有序國有學(「庠」「序」「學」はいずれも学校)
筆順
孰11+火4=総画数15 U+719F [シュク、ジュク、ズク/う・れる、こな・れる、こな・す] 𤍨𡦦𤒆𤒒𦏧
◆食べ頃になるまで十分に火を通す、また煮る、また焼く、同「孰」
◆十分に食べ頃になる、十分に良い状態になる、十分に成長する
◆十分な状態になるまで~する
筆順
𤍨孰11+火4=総画数15 U+24368 [シュク、ジュク、ズク/う・れる、こな・れる、こな・す] 熟𡦦𤒆𤒒𦏧
◆食べ頃になるまで十分に火を通す、また煮る、また焼く、同「孰」
◆十分に食べ頃になる、十分に良い状態になる、十分に成長する
◆十分な状態になるまで~する
𨶝孰11+門8=総画数19 U+28D9D [シュク、ジュク/] 𨷙
◆門の両側にある建物、主君に謁見する前に衣服を改めたり作法・次第などを確認するための控えの建物であったようである、同「塾」
子3+9=総画数12 U+5B71 [サン、セン、ゼン/]
◆弱い、弱々しい
筆順
孱12+人2=総画数14 U+50DD [セン、ゼン、サン/] 𠊩
◆出来栄えや功績を見せる
◆「僝僽サンシュウ」◇恨(うら)む◇迷い悩む◇悲しみや悩みなどで窶(やつ)れる
𠟉孱12+刀2=総画数14 U+207C9 [セン、サン/]
◆削り取る、平らにする
◆(家畜などを)去勢する
𢢁孱12+心3=総画数15 U+22881 [サン、ゼン/]
◆「𢢁僽サンシュウ」、同「僝僽」◇恨(うら)む◇迷い悩む◇悲しみや悩みなどで窶(やつ)れる
孱12+木4=総画数16 U+6A3C [シン/はしばみ、はり、はる]
◆ハシバミ(榛)、カバノキ科ハシバミ属の木、英名を「ヘーゼルhazel」といい実は「ヘーゼルナッツhazelnut」と呼ばれる {ハシバミ}
◆木や草が叢(むら)がり生えるさま、同「㰉」「𦿒」「蓁」
孱12+水3=総画数15 U+6F7A [セン、ゼン/]
◆「潺潺センセン」◇水がさらさらと流れるさま◇雨がはらはらと降るさま
◆「潺湲センエン」◇水が波立ちながらゆったりと流れるさま、またその音「【後漢書:張衡列傳】亂弱水之潺湲兮」◇涙がはらはらと流れ落ちるさま
筆順
孱12+車7=総画数19 U+8F4F [サン、ゼン/]
◆床や四周を竹や木を組んで作った兵士が乗る車、兵車、棧車(サンシャ)
◆人が横になれるように作った車、寝台車、霊柩車、臥車(ガシャ)、同「輚」
孱12+馬10=総画数22 U+9A4F [サン/]
◆裸馬(はだかうま、鞍くらなどの馬具を着けていない馬)に乗る
孱12+馬3=総画数15 U+9AA3 [サン/]
◆裸馬(はだかうま、鞍くらなどの馬具を着けていない馬)に乗る
子3+10=総画数13 U+3745 [コウ、ク/] 𣫌𡔵
◆牛や羊などの乳
𢢿㝅13+心4=総画数17 U+228BF [未詳/]
◆未詳「【中華字海:心部:𨞊】同"悫"」
子3+10=総画数13 U+5B74 [ジュウ、ニュウ/] 𡦏𡥨
◆盛んなさま
◆大勢(おおぜい)の人、人がたくさん集まっているさま
𡣁孴13+女3=総画数16 U+218C1 [ジツ、ニチ/]
◆「㛕𡣁オウジツ」、婦人の美しいさま、同「姶」「【集韻:卷十:入聲下:緝第二十六:𡣁】㛕𡣁婦皃」
孴13+水3=総画数16 U+3D6B [ジュウ、ニュウ/]
◆未詳「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:㵫】女立切水動皃」
◆水紋(すいもん)
◆「潗㵫シュウジュウ」、未詳「【宋高僧傳:巻二十:感通篇第六之三:唐池州九華山化城寺地藏傳】…視坐左右間潗㵫然…」「【廣韻:入聲:緝第二十六:孨:㵫】潗㵫水文皃」「【集韻:卷十:入聲下:緝第二十六:㵫】潗㵫沸聲」「【古儷府:卷十二:物類部】…攅文潗㵫疊輕蘂…」
子3+13=総画数16 U+5B78 [カク、ガク/まな・ぶ] 学斈𢻯𡕕
◆(教えを受けながら、見て倣いながら)知識や技術などを身に付ける、習得する、またその内容、知識や技術などを授(さず)けることを「教」
◆教えを受け知識や技術などを習得するために設けられた場所
◆知識や技術などを習得した人、また習得しようと修練している人
筆順
學16+土3=総画数19 U+367E [カク、ガク/]
◆土が硬(かた)い土地、同「埆」「塙」
◆石が多い土地、同「礐」「确」
學16+手3=総画数19 U+3A6D [コウ、キョウ/]
◆掻(か)き乱(みだ)す、入り乱れる、同「攪」
學16+攴4=総画数20 U+6585 [コウ、ギョウ/] 斆𢽾敩
◆教える、教え導く、同「教」
◆学ぶ、教えを受ける、見て倣(なら)う、同「学」
學16+攴4=総画数20 U+6586 [コウ、ギョウ/] 斅𢽾敩
◆教える、教え導く、同「教」
◆学ぶ、教えを受ける、見て倣(なら)う、同「学」
學16+水3=総画数19 U+3D85 [コウ、キョウ、サク、ザク、カク、ガク/] 澩泶
◆夏には水が湧(わ)き出るが冬になると涸(か)れる山上の泉「【爾雅注疏:釋山】夏有水冬無水澩(《注》有停潦…《疏》潦雨水也言山上汚下夏有停泉至冬竭涸者名澩)」
𥗙學16+石5=総画数21 U+255D9 [カク、コク/]
◆大きな石や岩がごろごろしているさま、同「硞」
◆ごろごろと転がっている大きな石や岩に水が激しく打ち当る音、同「硞」
𪈔學16+鳥11=総画数27 U+2A214 [カク、ガク/うそ] 鷽鸴雤
◆サンジャク(山鵲)、カラス科サンジャク属の鳥
◆「𪈔鳩カクキュウ」、姿はサンジャク(山鵲)に似て尾は短いという、同「鶻鵃コツチョウ」「鶻鳩コツキュウ」「鶌鳩クツキュウ」
◆[日]ウソ(鷽)、アトリ科ウソ属の鳥、中国では「灰雀カイシャク」
子3+13=総画数16 U+5B79 [ハク、ヒャク/]
◆(左右に引っ張って)裂(さ)く、引き裂く、張り裂ける、同「擘」「𢹐」
𡾤孹16+山3=総画数19 U+21FA4 [ゲツ、ゲチ/] 孼孽𦽆𡦣𡦯
◆庶子ショシ、正妻以外の女に産ませた子、同「㜸」
◆罪、罪作りな物事、災(わざわい)いや不幸をもたらすような物事
◆(獣や虫などがもたらす)得体(えたい)のしれない出来事・異変・災い、同「蠥」
◆切り株から生え出た芽、同「蘖(櫱)」
𡦡子3+14=総画数17 U+219A1 [ト、ツ/] 𩫭
◆土を壁状に盛って周囲を囲んだ垣(かき)、同「堵」
𨟞𡦡17+邑3=総画数20 U+287DE [ト、ツ/みやこ] 都都𨛨𨜞𨛷𨜁
◆天子や天皇が主として住むところ、先君を祭る宗廟を置くところ
◆国の中心的な町、人が多く集まる大きな町
◆多くのものが集まる、多くのものが集まるところ
◆盛んなさま、雅(みやび)やかなさま
◆全て、みんな
子3+16=総画数19 U+5B7D [ゲツ、ゲチ/] 孼𦽆𡦣𡾤𡦯
◆庶子ショシ、正妻以外の女に産ませた子、同「㜸」
◆罪、罪作りな物事、災(わざわい)いや不幸をもたらすような物事
◆(獣や虫などがもたらす)得体(えたい)のしれない出来事・異変・災い、同「蠥」
◆切り株から生え出た芽、同「蘖(櫱)」
筆順
𡿒孽19+山3=総画数22 U+21FD2 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:山部:𡿒】同"嶭"」
孽20+山3=総画数23 U+5DD5 [未詳/]
◆未詳
注解:{⿰山⿳薛子}と{⿰山⿱薛女}の二種の字形がある


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