総合目次のページ 辞典や用語集です 当サイトの全ページを一覧でご覧いただけます すべてのページの更新履歴です
[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 木部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

「漢字林(非部首部別) 木部] [部首索引]


木4+0=総画数4 U+6728 [ボク、モク/こ、き]
◆植物の一分類、例外もあるが一般に表皮が硬く寒暖差などによって年輪を生ずるもの、またそれを使ったもの
◆五行(水・火・木・金・土)の一つ {五行}
◆自然で飾り気がないさま、同「朴」
◆感覚がないさま、「麻木マボク(麻痺マヒする)」
◆き、きへん、部首名
筆順
𠅅木4+亠2=総画数6 U+20145 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:亠部:𠅅】同"末"」
木4+人2=総画数6 U+4F11 [キュウ、ク/やす・む、やす・み、やす・まる、やす・める] 𠇾
◆連続した動きや働きの途中で一旦その動きや働きを止(や)める、再開するために息を整えたり力を蓄(たくわ)えることをいう
◆止める、止む、終わる「【歸去來辭】羨萬物之得時、感吾生之行休」
◆(再び活動するための力を蓄えるために)寛(くつろ)ぐ、睡眠をとる
◆良いこと、めでたいこと、喜(よろこ)ばしいこと、「良き働きに対して報(むく)われるべきもの」の意
注解:「人(亻)が木陰(木)にいるさま」の象形で「木陰で休息する」の意
筆順
木4+几2=総画数6 U+51E9 [/こがらし]
◆[日]こがらし、晩秋から初冬にかけて吹く強く冷たい風
筆順
𠫡木4+厶2=総画数6 U+20AE1 [未詳/]
◆未詳
木4+口3=総画数7 U+5446 [ホウ、ホ、ボウ、ガイ/あき・れる]
◆(動きや反応や切れ味が)鈍(にぶ)い、ぼんやりしている、同繁「獃」
◆[日]あき・れる、咄嗟トッサのことでどうしてよいか分からない、あまりのことにどう反応してよいかわからない
筆順
木4+囗3=総画数7 U+56F0 [コン/こま・る]
◆周りを囲まれていて手足の伸ばしようがない
◆行き詰まる、身動きができない、苦しむ
◆門や入り口の扉がそれ以上外に開かないようにするための杭(くい)、また門や入り口の地上部に渡した敷居(しきい)、同「梱」「閫」
◆繁「睏」
筆順
𡉣木4+土3=総画数7 U+21263 [未詳/]
◆未詳
𡏪木10+土3=総画数13 U+213EA [フ/] 𡎽
◆(日本の城下町に当たる)都市を二重に囲む高い壁のうちの外側の壁、外城ガイジョウ、またその壁で囲まれた市街、同「郭」「郛」、内側の壁を「城」という
木4+大3=総画数7 U+3693 [ライ/]
◆未詳「【字彙:丑集:大部:㚓】力攺切來上聲小船梢木」
◆[韓]新羅シラギ(前57年~935年)の十七官等(官吏カンリの17等級)の一つという「【靑莊館全書:卷之五十五:盎葉記二:興法寺碑後】興法寺碑集唐太宗字碑後非太宗字而列書通玄上㘴廣休長老惠泰長老州官郞中旻會㭆侍郞興林㭐上㚓信希㚓金舜㭆秀英㭐凡八人而上㚓與侍郞同列則似是官名㭆㭐㚓等字不可究…」(【靑莊館全書】の「㭐」「㚓」は「【三國史記:雜志第七:職官上】新羅官號…儒理王九年置十七等…十曰大奈麻(或云奈末)自重奈麻至九重奈麻十一曰奈麻(或云奈末)…」の「奈麻(或云奈末)」によるものか?) {晋(東晋)代}
木4+宀3=総画数7 U+5B8B [ソウ/]
◆周(西周)代から戦国時代にかけての古国名、前11世紀~前286年 {春秋時代}
◆南北朝時代の古王朝名 、別名「劉宋リュウソウ」、420年~479年 {南北朝時代}
◆古王朝名、「北宋(960年~1127年)」と後の「南宋(1127年~1279年)」がある {宋(北宋)代} {宋(南宋)代}
筆順
𡭢木4+小3=総画数7 U+21B62 [ハイ、バイ/]
◆未詳
𡵬木4+山3=総画数7 U+21D6C [ボク、モク/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:山部第五:𡵬】音木」
木4+广3=総画数7 U+5E8A [ソウ、ジョウ、ショウ/とこ、ゆか、ゆか・しい]
◆寝台や椅子、一段高く平らで横になったり座ったりできるようにしたもの、同「牀」
◆一段高く平らなのところ、またそのような(台状、ベッドbed状)もの、同「牀」
◆[日]とこ、寝るための設(しつら)えをしたところ
◆[日]ゆか、屋内の地面より高くして平らに板を張ったところ
◆[日]ゆか・しい、何となく心が引かれる、上品で落ち着いている
筆順
𢌑木20+广3=総画数23 U+22311 [バ、マ/] 𩞇
◆米麦などの穀物を柔らかく煮込んだ粥(かゆ)、濃いスープsoup状の粥、同「糜」「𩞁」
𢗦木4+心4=総画数8 U+225E6 [シツ、シチ/] 𢘤𢘻
◆悉(ことごと)く、全て、余すところなく、同「悉」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢗦𢘤𢘻】三俗悉」
㦿木4+戸4=総画数8 U+39BF [コ、グ、ゴ、カン、ケン/]
◆家や部屋の出入り口の戸(と)、小さな片開きの扉、同「𣓅」「槏」「【說文解字注:木部:槏】戶也(通俗文云小戸曰㦿口減反集韵槏㦿𣓅三同口減切戸也按許㦿爲古文戸不爲槏)」
◆通気や採光のための窓(まど)、同「牖」「【廣韻:上聲:豏第五十三:㦿:㦿】牖也一曰小戸苦減切」
𢪮木4+手3=総画数7 U+22AAE [ホウ、ボウ/] 𢩱
◆打つ、同「𢪋」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢪮𢩱】二俗𢪋通音棒打也」
木4+木4=総画数8 U+6797 [リン/はやし]
◆木や竹が叢(むら)がり生えている平地ヘイチ、また土地
◆同様のものがたくさん集まっているさま、またそのようなところ
◆野外ヤガイ(「野」の外側の地)、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆「林鐘リンショウ」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ、「黃鐘コウショウ」よりも7律(7音)高い音階 {音楽(十二律1)}
筆順
𣏕木4+木4=総画数8 U+233D5 [ハイ、ホ/こけら]
◆木簡モッカン・ボッカン(文書や手紙などを記すための木製の細長い札)の表面を削り取る
◆木屑(きくず)、木を削った時に出る屑
筆順
𣏟木4+木4=総画数8 U+233DF [ハイ、ヘ/]
◆苧麻チョマ、カラムシ(苧、イラクサ科の草)の茎から作った繊維
筆順
𣑦木6+木4=総画数10 U+23466 [未詳/]
◆未詳「【廣雅:卷三:釋詁】𣑦(卭)耦和諧也」
木4+水3=総画数7 U+6C90 [ボク、モク/]
◆頭から水や湯を被(かぶ)る、上から水や湯を注(そそ)いで髪を洗う、「沐浴モクヨク(頭から水や湯を流し掛けて髪や体を洗うこと、身体を清めること)」
◆浴ヨクする、蒙(こうむ)る、(恩恵などを)受ける
◆「洗沐センモク」◇頭から水や湯を被って髪を洗うこと◇「沐浴」するために役人に与えられた休日、古くは五日毎(後に十日毎)に一日与えられた
筆順
木4+火4=総画数8 U+7091 [ボク、モク/]
◆火が燃え盛るさま
木4+爪4=総画数8 U+91C7 [サイ/]
◆指先で摘(つま)み取る、選び取る、同簡「採」
◆彩(いろど)り、様子、姿、同「彩」
◆重臣や重職に就いている者に与えられる領地、「采地サイチ」「采邑サイユウ」、同繁「埰」、同「寀」
◆「喝采カッサイ」、大きな声を出したり大げさな身振りでやんやと誉(ほ)めそやす、同「喝啋」
筆順
木4+爿4=総画数8 U+7240 [ソウ、ジョウ、ショウ/]
◆寝台、座ったり横になったりできる椅子(いす)、同「床」
◆一段高く平らなのところ、またそのような(台状、ベッドbed状)もの、同「床」
筆順
𤘬木4+牛4=総画数8 U+2462C [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:牛部第十二:𤘬】俗士莊反𤘬榻也」
木4+犬3=総画数7 U+72C7 [ボク/]
◆「狇狫ボクロウ」、貴州省周辺に住む山岳少数民族の名、「木佬、木老」
𤴷木4+疒5=総画数9 U+24D37 [コツ、クツ、コチ、シュツ、ジュツ/]
◆気が狂(くる)ったように走るさま(走り出すさま)、またそのような症状の病気
木4+目5=総画数9 U+76F8 [ショウ、ソウ/あい]
◆(対象となるものを)よく見る
◆互(たが)いに~(しあう)、「互相ゴソウ(相互ソウゴ)」
◆二つのものの間に起こること、また関係し合うこと、片方から他方へ働き掛ける動作
◆姿形(すがたかたち)や様子・有様(ありさま)、「相貌ソウボウ」
◆二つのものの間に立って取り持つ、また助ける、「輔相(ホショウ、補佐すること)」
◆官職の長、「丞相ジョウショウ(宰相サイショウ、君主を補佐する官吏カンリの最高位)」
筆順
𥄢木4+目5=総画数9 U+25122 [未詳/]
◆未詳「【正字通:午集中:目部:相】…相俗作𥄢六書略互體別聲轉注相思將切省視也𥄢莫卜切目不明也分𥄢相為二…」
木4+石5=総画数9 U+409E [シャ/]
◆ハリグワ(針桑)、クワ科ハリグワ属の木、同「樜」 {ハリグワ}
◆「柘黄シャコウ」、ハリグワ(針桑)から作るやや赤みを帯びた黄色の染料、天子が着る服を染めるという
𥝰木4+禾5=総画数9 U+25770 [未詳/]
◆未詳「【欽定授時通考《欽定四庫全書》本:卷二十:榖種:稻】…早秫曰晚秫曰大冬秫曰赤蒡秫曰牛頭秫曰好殻曰白秋秫曰白占秫曰花眉秫曰虎皮𥝰曰近山香秫(「虎皮𥝰」以外は「秫」で、《摛藻堂四庫全書薈要》本では「虎皮秫」とあり、「秫」の訛字か?)
木4+穴5=総画数9 U+7A7C [シン/]
◆竈(かまど)の煙突エントツ、同「𥥿」
◆深い、奥深い「【十六品經:三品經:高虛淸明天主留開經偈】…敝屣厞(音費)跡穼(音森)谷窅窱之間罔所㕧(音咦)嗁(音題)於是…」
木4+糸6=総画数10 U+42BE [ボク、モク/]
◆縄(なわ)(同じ「縄」の義の「絉」の譌字或いは誤字か?)
木4+网5=総画数9 U+4352 [ボウ、ム/] 𦋡𦊋𦊎
◆網(あみ)
木4+网4=総画数8 U+7F59 [シン/]
◆深い、深く入り込む、同「深」
筆順
𦊋木4+网4=総画数8 U+2628B [ボウ、ム/] 𦋡䍒𦊎
◆網(あみ)
𦊧木4+网5=総画数9 U+262A7 [コ、ゴ/]
◆網(あみ)
木4+自6=総画数10 U+81EC [ゲツ、ゲチ/]
◆門の中央の地面に打ち込む短い杭(くい)、門の扉を閉めた時にそれ以上外に開かないようにするためのもの、同「闑」
◆(動かないように立てた)杭、柱、棒
◆練習用の矢の的(まと)の中心、同「槷」
◆時刻を測るために立てた棒、日時計の棒
◆基準・標準となるもの、法ホウ
木4+虫6=総画数10 U+869E [ボク、モク/]
◆「蜓蚞テイボク」、ニイニイゼミ(蟪蛄)、セミ科ニイニイゼミ属のセミ(蝉)、小形で体が青紫色の秋に鳴くという、同「螇螰ケイロク」「蟪蛄ケイコ」「蛁蟧チョウリョウ」「蝭蟧テイリョウ」「【方言:第十一】蛥蚗(…)齊謂之螇螰(…)楚謂之蟪蛄(…)或謂之蛉蛄(…)秦謂之蛥蚗自關而東謂之虭蟧(…)或謂之蝭蟧(…)或謂之蜓蚞(廷木二音)…」
𧉓木4+虫6=総画数10 U+27253 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:𧉓】同"蠹"」
木4+豸7=総画数11 U+4757 [キュウ、ク/] 貅𧲷㹯
◆「貔䝗ヒキュウ」◇伝説上の神獣で姿はシカ(鹿)またはリュウ(龍)に似るという◇キツネ(狐)またヒョウ(豹)に似るという白い獣、戦ができるように調教したとされる◇勇猛な兵士、また軍隊◇「天䴪テンロク(天からの恵みを齎す神獣とされる)」と「辟邪ヘキシャ・ヘキジャ(災禍を避ける神獣とされる)」を併せた呼称(別称)とされるが未詳、【維基百科:貔貅】参照
𧴿木4+貝7=総画数11 U+27D3F [未詳/]
◆未詳
木4+邑3=総画数7 U+48B6 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:酉集:邑部:䢶】同邦」
木4+金8=総画数12 U+9222 [キ/]
◆天子や諸侯の印鑑、同「璽」「鉩」
木4+門8=総画数12 U+9591 [カン、ゲン/ひま、しず・か] 闲䦥
◆間(あいだ)が空いているさま
◆何もなくゆったりとしているさま
◆(隙間のある)柵(さく)、遮(さえぎ)る
◆境目、境界、区切り、けじめ
◆越えてはならないこと、守るべきこと、決まり、習(なら)わし、しきたり
筆順
木4+門3=総画数7 U+95F2 [カン、ゲン/ひま、しず・か] 閑䦥
◆間(あいだ)が空いているさま
◆何もなくゆったりとしているさま
◆(隙間のある)柵(さく)、遮(さえぎ)る
◆境目、境界、区切り、けじめ
◆越えてはならないこと、守るべきこと、決まり、習(なら)わし、しきたり
木4+隹8=総画数12 U+96C6 [シュウ、ジュウ/あつ・まる、つど・う、あつ・める]
◆多くのものが同じところに寄り合う、多くの人が同じところに会カイする
◆多くのものが一つになる、また一つにする、また一つになったもの、また一つにしたもの
◆多くのものを一つに纏(まと)める、纏まる
◆(人や物が多く集まることから)定期的に立つ市(いち)
注解:「木に多くの隹スイ(鳥、尾の短い鳥)が止まっているさま」を意味する会意文字
筆順
木4+雨8=総画数12 U+96EC [フ/]
◆霧
𩠽木4+香9=総画数13 U+2983D [タン、ダン/]
◆香木コウボク、芳香を放つ木、同「檀」
木4+髟10=総画数14 U+9AE4 [キュウ、ク/] 髹𩭘
◆黒い(或いは赤黒い、或いはやや黒みがかった赤色の)漆(うるし)、またその漆を塗る、同「䰍」「𥿴」
𩲙木4+鬼10=総画数14 U+29C99 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:亥集:鬼部:𩲙】同魁」
木4+鳥11=総画数15 U+4CB7 [未詳/]
◆鳥名、未詳「【詩識名解:卷二:鵙】…顔師古漢書注謂為子規方言謂為鶡鴠遯齋閒覧謂為䲷…(「鵙ゲキ(モズ百舌、モズ科の鳥)」「子規シキ(カッコウ郭公やホトトギス杜鵑などカッコウ科の鳥)」「鶡鴠カツタン(鳥名、未詳)」「䲷キョウ(フクロウ梟、フクロウ科の鳥)」)
注解:【說文解字:鳥部:梟】の篆書字は「梟{⿹(鳥-灬)木}」だが【說文解字注:鳥部:梟】は「䲷{⿹鳥木}」
木4+鹿11=総画数15 U+4D22 [ビ、ミ/]
◆シフゾウ(四不像)、シカ科シフゾウ属のシカ(鹿)、頭部はシカ(鹿)・蹄(ひづめ)はウシ(牛)・尾はロバ(驢馬)・頸はラクダ(駱駝)に似ていることに因む、牡は「麔キュウ」、牝は「麎シン」、子は「䴠オウ」
◆眉(まゆ)、眉毛(まゆげ)、同「眉」
𪌎木4+麥11=総画数15 U+2A30E [サイ、ザイ/]
◆餅麹ヘイキク(餠麯もちこうじ)、穀類を生(なま)のまま粗く砕き、水で練って煉瓦状・切餅状などの形に作り、麹菌(こうじきん)を繁殖させたもの、酒造用などに用いられる、「𪌣䴮カクセン」、同「䴳」「【方言:第十三】{⿺(⿳士冖麥)殳}(音𡘈)䴭(音才)䴳(于八反)麰(音牟大麥麴){⿺麥𤰞}(音𦜉𥿳餅麴)䵆(音蒙有衣麴)䴹(䚠音小麥爲䴹即{⿺麥㒵}也)麴也」
𣎳木4+0=総画数4 U+233B3 [ヒン、ビン/]
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎から皮を剥(は)ぐ、同「汖」
筆順
𢻾𣎳4+攴4=総画数8 U+22EFE [サン/] 㪔𢽳
◆分け離す、固まっていたり纏(まと)まっていたりしたものをばらばらにする、同「散」
◆(麻の皮を)剥(は)ぐ、剥いでばらばらにする
𣎳4+水3=総画数7 U+3CC8 [未詳/]
◆未詳
木4+1=総画数5 U+672A [ビ、ミ/ひつじ、いま・だ、ま・だ]
◆十二支の八番目、方角では南南西、時刻では午後二時を中心とした二時間、動物では「羊」を当てる {十二支}
◆いま・だ、まだ~でない、まだ~しない、まだ~していない
◆ない、~ではない
筆順
𠃥未5+乙1=総画数6 U+200E5 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑《新修龍龕手鑑》本:卷四:乙部第五十三:𠃥】古文音{⿱𦥯手}(《欽定四庫全書》本では「古文音㪯」)「【字彙補:子集:乙部:𠃥】古文舉字」
未5+人2=総画数7 U+4F45 [バイ、マイ、メ/]
◆古代中国周辺の異民族の音楽(楽曲・歌舞・楽人など)の一つ「【文選(文選注):卷第一:賦甲:東都賦】四夷間奏德廣所及僸佅兠離罔不具集(…孝經鉤命決曰東夷之樂曰佅…)(但し「東夷之樂」は【白虎通義】では「離」、【禮記注疏】では「昧」、【周禮注疏】【樂書】では「韎」)
◆「僸佅兜離キンバイトウリ」、古代中国周辺の異民族の音楽(楽曲・歌舞・楽人など)の総称
𠛐未5+刀2=総画数7 U+206D0 [セイ、セ/] 制𠜔𠛯𠜿𠝦𠝁
◆断(た)つ、切る
◆断って目的とする形にする、また形を整(ととの)える、同「製」「剬」
◆決まり、規則、法ホウ
◆枠(わく)をはみ出さないように押さえる、勝手に動かないように抑(おさ)える
未5+口3=総画数8 U+5473 [ビ、ミ/あじ、あじ・わう、あじ・わい]
◆舌で感じる、舌の感覚
◆「五味ゴミ」、舌の感覚(味)を五つに大別したもの、酸(酸っぱい味)苦(苦い味)辛(辛い味)鹹(塩辛い味)甘(甘い味)「【禮記注疏(禮記正義):卷二十二:禮運】…五味六和十二食…(注…五味酸苦辛鹹甘也…)」
◆あじ・わう、(舌で味を)感じ分ける、(味や物事の)程度や加減や具合をみる
◆あじ・わい、面白さ、面白み
筆順
未5+女3=総画数8 U+59B9 [バイ、マイ、メ/いもうと、いも]
◆同じ父母・父・母から生まれた自分よりも年下の女子、自分よりも年上の女子は「姉シ(あね)」
◆自分よりも(やや)年下の女子に対する呼称、親戚の中で自分よりも年下の女子
筆順
𡥒未5+子3=総画数8 U+21952 [未詳/]
◆未詳
未5+心3=総画数8 U+603D [ミ/]
◆心を惑(まど)わされる
未5+手3=総画数8 U+62BA [バイ、マイ/]
◆手で撫(な)でる、手で擦(こす)る、同「摸」
注解:「抹」
未5+日4=総画数9 U+6627 [バイ、マイ/] 𣆜
◆夜が明けようとしているがまだすっかりとは明け切らないさま
◆薄暗い、はっきりとしない、ぼんやりとしている、「曖昧アイマイ」、同「昩」
◆道理をよく理解できない、「愚昧グマイ」
◆「三昧サンマイ」◇[仏]サマーディSamādhi[梵](三昧、三摩地、雑念を遠ざけ平静な状態になること)の音写◇脇目も振らず一つのことに没頭するさま
筆順
未5+水3=総画数8 U+6CAC [バイ、マイ/]
◆水で顔を洗う、同「湏」「頮」
◆薄暗いさま、同「昧」
注解:「沫」
未5+白5=総画数10 U+768C [バツ、マツ、マチ/]
◆米を臼(うす)に入れ搗(つ)く、舂(うすづ)く「【集韻:卷九:入聲上:末第十三:皌】舂米砕也」
注解:「【康熙字典:午集中:白部:𤽌】《集韻》普活切音潑𤽌*皌淺白色」に「皌{⿰白末}」とあるが「【集韻:卷九:入聲上:末第十三:𤽌】𤽌*𤽜淺白色」は「𤽜{⿰白未}」、別「𤽜」
𤽜未5+白5=総画数10 U+24F5C [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:末第十三:𤽌】𤽌𤽜淺白色」
注解:「皌」
未5+目5=総画数10 U+771B [バイ、マイ/]
◆ぼんやりしてよく見えない
◆(ぼんやりして)判断や理解ができない
筆順
未5+示4=総画数9 U+7959 [ビ、ミ/]
◆得体の知れない怪しいもの、物の怪(もののけ)、妖怪ヨウカイ、同「魅」
𥞊未5+禾5=総画数10 U+2578A [未詳/]
◆未詳
𥥘未5+穴5=総画数10 U+25958 [未詳/]
◆未詳
注解:「𡧯」の訛字か?
未5+艸3=総画数8 U+82FF [ビ、ミ/]
◆チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)、同「五味子ゴミシ・ゴミン」「五味ゴミ」、マツブサ科マツブサ属の木 {チョウセンゴミシ}
𧙕未5+衣5=総画数10 U+27655 [未詳/]
◆未詳
注解:「袜」の訛字か?
未5+足7=総画数12 U+8DCA [バイ、マイ/]
◆足をしっかりと地面に着けて歩く、同「践」
𨚘未5+邑3=総画数8 U+28698 [ビ、ミ/]
◆古地名、未詳「【玉篇:卷二:邑部第二十:𨚘】無沸切地名」「【路史:卷三十:國名紀:雜國上】…郮{⿰(⿳𠆢ユ口)阝}酀郘𨝂𨝎䣐𨞛𨜶𨞕{⿰冝阝}䣁𨛶郲䣇𨚰𨙺𨚘邒郂𨛹𨜙郁𨙹何等俗繆而顧不能…」
𩎟未5+韋9=総画数14 U+2939F [バイ、マイ、メ、バツ、マツ、マチ/] 韎𣝖
◆赤黄色(茜色)に染めた鞣(なめ)し革、またその革で作った前垂れ
◆「𩎟韐バツコウ」、周代(前11世紀~前771年)の諸侯の家臣の位階(卿・大夫・士)である士(最も下位の位階、一説に高位の武官)が着用する正装用の前垂れ
◆中国古代東方の民族の楽曲の名、同「𠇱」「【周禮:卷第五:春官宗伯】韎師下士二人府一人史一人舞者十有六人徒四十人(鄭司農説以明堂位曰東夷之樂…)…韎師掌教韎樂祭祀則帥其屬而舞之(舞之以東夷之舞)」
𩑵未5+頁9=総画数14 U+29475 [ビ、ミ/]
◆顔、面(めん)
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:未第八:𩑵】面俯前也」
未5+鬼10=総画数15 U+9B45 [ビ、ミ/]
◆人の心を引き付けて惑わす
◆得体の知れない怪しいもの、物の怪(もののけ)、妖怪ヨウカイ、同「鬽」
◆山林の精気から生じ人に災(わざわ)いを齎(もたら)すという妖怪ヨウカイ、「魑魅チミ(すだま)」
筆順
未5+魚11=総画数16 U+9B87 [ビ、ミ/いわな]
◆魚名、未詳、別名「嘉魚カギョ」「拙魚セツギョ」「丙穴魚ヘイケツギョ」、一説にコイ科の淡水魚で学名Schizothorax davidiという、同「寐」「【山海經:東山經】又南水行五百里曰諸鈎之山…多寐魚(即鮇魚音味)」「【本草綱目:鱗之四:嘉魚】釋名鮇魚(音味)拙魚(綱目)丙穴魚(藏器日左思蜀都賦云嘉魚出於丙穴…嘉魚常以三月出穴十月入穴…集解志曰嘉魚乃乳火內小魚也…如鯉而鱗細如轉肉肥而美大者五六觔…志云嘉魚春社前出秋社後歸首有黑點長身綱鱗肉白如玉味頗鹹食鹽泉故也…志云嘉魚狀如鰣而多脂味極美…嘉魚似鱒而肥美…」
◆[日]イワナ(岩魚・嘉魚・鮇)、サケ科イワナ属の魚
注解:「䱅」
木4+1=総画数5 U+672B [バツ、マツ、マチ/すえ]
◆木の先(さき)の細い部分、端(はじ)、先端
◆物事の最後、終わり
◆細いさま、細(こま)かいさま、小さいさま
◆(端の方にあって或いは細かくて)取るに足りない、些細な
筆順
𪜑末5+乙1=総画数6 U+2A711 [未詳/]
◆未詳
𠇱末5+人2=総画数7 U+201F1 [バツ、マチ/]
◆「𠇱㒓バツタツ」、肥えているさま「【廣韻:入聲:末第十三:末:𠇱】𠇱㒓肥皃又西夷樂名」
◆中国古代東方(一説に西方)の民族の楽曲の名「【字彙:戌集:韋部:𩎟】與𠇱同東夷之樂也」
𠖾末5+冫2=総画数7 U+205BE [未詳/]
◆未詳
𠰌末5+口3=総画数8 U+20C0C [バツ、マチ/]
◆薄暗いさま、同「昩」「【正字通:丑集上:口部:𠰌】舊註音末黑灮也按説文曰昩音末日中不明昩即昩字之譌」
𡊉末5+土3=総画数8 U+21289 [バツ、マツ、マチ/]
◆塵(ちり)、細かい土
末5+女3=総画数8 U+59BA [バツ、マチ、マツ/]
◆「妺嬉」、夏の王桀の妃の名
注解:別「妹」
末5+巾3=総画数8 U+5E13 [バツ、マツ、マチ、モチ/]
◆頭を包(くる)む布、頭巾ズキン、同「帞」
◆帯(おび)、細長く幅広の布「【說略:卷二十一】…領上蒲桃繡腰中合歡綺是也其繡帶亦名帓帶今襴帬在內有袖者曰主腰領襟之緣上繡…」「【玉篇:卷二十八:巾部第四百三十二:帓】亡撥莫瞎二切帓巾也」「【廣韻:入聲:鎋第十五:𥗥:帓】帓帶」
◆足や脚を包(くる)む靴下(くつした、ソックスsocks・ストッキングstockingsなど)や脚絆(きゃはん)の類、同「袜」「襪」、革製は「韈」
𢗿末5+心3=総画数8 U+225FF [バツ、マツ/]
◆忘れる
末5+手3=総画数8 U+62B9 [バツ、マツ、マチ/]
◆手で擦(こす)るように拭(ふ)く、拭(ぬぐ)う
◆刷毛(はけ)で掃(は)くように塗(ぬ)る、全体が見えなくなるように塗る
◆「抹摋・抹殺マッサツ」◇塗って見えなくする◇消す、消し去る、なかったことにする
◆細かくする、細かいさま
注解:「抺」
筆順
末5+日4=総画数9 U+6629 [バツ、マチ/]
◆日中にもかかわらず薄暗いさま、同「昧」
末5+木4=総画数9 U+67BA [バツ、マツ、マチ/]
◆旗や標識などを掲げる棒また柱
◆ナンキンハゼ(南京黄櫨)、トウダイグサ科の木、別名「烏臼樹ウキュウジュ」
𣧣末5+歹4=総画数9 U+239E3 [バツ、マツ、マチ/]
◆未詳「【類篇:歺部:𣧣】莫葛切朽餘也」
末5+水3=総画数8 U+6CAB [バツ、マツ、マチ/]
◆小さな水滴、空中に浮くほどの非常に細かい水滴、「飛沫ヒマツ」
◆唾(つばき、つば)
◆川名、「沫水マッスイ」、青海省を源として四川省を流れる、現「大渡河ダイトガ」 {青海省}
注解:「沬」
筆順
末5+火4=総画数9 U+3DAC [バツ、マツ、マチ/]
◆火の色、未詳「【集韻:卷九:入聲上:末第十三:㶬】火色」
𤿗末5+皮5=総画数10 U+24FD7 [ベツ、バツ、モチ/] 韤韈𥀯
◆革製の靴下(くつした、足や脚に履くもの)、布製は「襪」「袜」「帓」
末5+目5=総画数10 U+771C [バツ、マツ、マチ、ベツ、メチ/]
◆よく見えない、はっきりと見えない
末5+石5=総画数10 U+781E [バツ、マチ/]
◆石を粉々に砕く
𥘯末5+示4=総画数9 U+2562F [ビ、ミ/]
◆「䄜𥘯チミ」、山林の精気から生じ人に災(わざわ)いを齎(もたら)すという妖怪ヨウカイ、同「魑魅」
末5+禾5=総画数10 U+79E3 [バツ、マツ、マチ/まぐさ]
◆穀物などの茎を乾燥させ短く切った牛馬の飼料シリョウ、またそれを牛馬に与える、同「䬴」
筆順
𥬎末5+竹6=総画数11 U+25B0E [バツ、マツ、マチ/]
◆魚を捕る竹籠、筌(うえ、うけ)
末5+米6=総画数11 U+7C96 [バツ、マツ、マチ/]
◆米麦などの穀物を柔らかく煮込んだ粥(かゆ)、同「糜」「粥」「𥹅」
𥿉末5+糸6=総画数11 U+25FC9 [バツ、マツ、マチ、モチ/]
◆体(胸や腰など)を包(くる)む布、「袜肚バツト(腹巻)」
◆足や脚を包(くる)む靴下(くつした、ソックスsocks・ストッキングstockingsなど)や脚絆(きゃはん)の類、同「襪」「帓」、革製は「韈」
末5+艸3=総画数8 U+8309 [バツ、マツ、マチ/]
◆「茉莉マツリ」「茉莉花マツリカ」、アラビア・ジャスミンArabian jasmine、モクセイ科ソケイ属の木 {マツリカ}
筆順
末5+衣5=総画数10 U+889C [バツ、マツ、マチ、モチ/] 𥿉
◆体(胸や腰など)を包(くる)む布、「袜肚バツト(腹巻)」
◆足や脚を包(くる)む靴下(くつした、ソックスsocks・ストッキングstockingsなど)や脚絆(きゃはん)の類、同「襪」「帓」、革製は「韈」
𧿴末5+足7=総画数12 U+27FF4 [バツ、マツ、マチ/]
◆未詳「【類篇:足部:𧿴】莫葛切行過也」
末5+革9=総画数14 U+977A [バツ、マツ、マチ/]
◆「靺鞨マッカツ」、ツングース系民族、隋代(581年~618年)・唐代(618年~907年)に極東ロシアの沿海地方から中国東北部の黒竜江省・吉林省一帯に居住した民族、同「靺𩏌」 {隋代}
◆底に革などを当て二重にした靴、同「舄(舃)」「【隋書:卷十一:志第六:禮儀六】赤舄絳靺」
筆順
末5+韋9=総画数14 U+97CE [バイ、マイ、メ、バツ、マツ、マチ/] 𩎟𣝖
◆赤黄色(茜色)に染めた鞣(なめ)し革、またその革で作った前垂れ
◆「韎韐バツコウ」、周代(前11世紀~前771年)の諸侯の家臣の位階(卿・大夫・士)である士(最も下位の位階、一説に高位の武官)が着用する正装用の前垂れ
◆中国古代東方の民族の楽曲の名、同「𠇱」「【周禮:卷第五:春官宗伯】韎師下士二人府一人史一人舞者十有六人徒四十人(鄭司農説以明堂位曰東夷之樂…)…韎師掌教韎樂祭祀則帥其屬而舞之(舞之以東夷之舞)」
𩑷末5+頁9=総画数14 U+29477 [バツ、マツ、マチ/]
◆健やかなさま
末5+食8=総画数13 U+4B34 [バツ、マツ、マチ/]
◆秣(まぐさ)、穀物などの茎を乾燥させ短く切った牛馬の飼料シリョウ、同「秣」
𩠿末5+香9=総画数14 U+2983F [ヘツ、ヘチ/]
◆ほのかな香(かお)り、同「䭱」「𩡅」「【玉篇:卷十五:香部第一百九十七:𩠿】匹結切小香」
𩢖末5+馬10=総画数15 U+29896 [バツ、マツ、マチ/]
◆馬が走るさま
末5+魚11=総画数16 U+4C45 [バツ、マツ、マチ/]
◆海水魚名、未詳「【玉篇:卷二十四:魚部第三百九十七:䱅】莫括莫結二切海中魚似鮑也」
注解:「鮇」
𩿣末5+鳥11=総画数16 U+29FE3 [バツ、マツ、マチ/]
◆「𩿣鴄バツヒツ」、カモ(鴨)、カモ科の水鳥、またアヒル(家鴨・鶩、マガモ真鴨を家禽化した鳥)「【本草綱目:禽之一:鶩】釋名鴨(說文)舒鳬(爾雅)家鳬(綱目)𩿣鴄(音末匹時…)」
木4+1=総画数5 U+672C [ホン/もと] 㮺楍𡴩𡴡
◆木の根(ね)
◆植物や物事の生まれ始まりの部分、ものの根源また起源、「本来ホンライ(元々、初めから)」
◆ものを支えているもの、基(もと)となるもの、拠(よ)りどころとなるもの
◆ものの中心にあるもの、中心的なもの
◆書物、「底本テイホン(翻訳や写本などの際にその基となる書物)」
筆順
本5+人2=総画数7 U+4F53 [テイ、タイ/からだ] 體𩪆骵軆𨉦躰
◆頭から足の先までの全身、ものの全部、ものの主要な部分、またその姿形や様子、「身体シンタイ(体、肉体)」「本体ホンタイ(ものの本当の姿、ものの中心的部分)」
◆ものを構成する部分、個々の部分の形や配置・位置関係、個々の部分が組み合わさって出来上がった全体の形や様子、形式、「四体シタイ(両手足)」「合体ガッタイ(個々の部分が纏まり一つになること)」「体裁テイサイ(ものの外観)」
注解:「体」は本来「笨」と同音同義だが、古くから「體」の略体字として用いられて来た
筆順
本5+口3=総画数8 U+5460 [ホン/]
◆噴く、一気に飛び散るように吹き出る
𡊖本5+土3=総画数8 U+21296 [未詳/]
◆未詳
𡿶本5+巛3=総画数8 U+21FF6 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:巛部:𡿶】同"笨"」
本5+心3=総画数8 U+3913 [ホン、ボン/]
◆知恵がないさま、気が利かないさま、同「笨」
𢫆本5+手3=総画数8 U+22AC6 [未詳/]
◆未詳
本5+水3=総画数8 U+6CCD [ホン、ボン/]
◆水が勢いよく流れるさま
◆泉から水が湧き出るさま
本5+火4=総画数9 U+3DB1 [/ほん、ほ]
◆[韓]「答㶱春初トウホンシュンソ(답본춘초タッポンチュンチョ)」、百濟クダラ(백제ペクッチェ)の人
◆[韓]「比自㶱ヒジホ・ヒシホ(지바발チババル)」、現慶尚南道(경상남도キョンサンナムド)にあった古地名「【日本書紀:卷第九:氣長足姬尊 神功皇后】四十九年春三月…平定比自㶱南加羅{⿰口(⿱彐水)}國安羅多羅■淳加羅七國…」
本5+石5=総画数10 U+7835 [ハツ、ハチ/]
◆石製の鉢ハチ「【易牙遺意:卷之下:籠造:大酵】…白糯米煑粥麺打碎糟和溫湯同入磁砵…」
◆「銅砵ドウハツ」、村名、在福建省漳州市東山県 {福建省}
◆未詳「【康熙字典:午集備考:石部:砵】《龍龕》於合切音遏」「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷四:石部第九:*砵】俗五合反又音碎(《宋刻本影印版》では「*{⿰石夲}」)
𥥑本5+穴5=総画数10 U+25951 [ロウ/] 牢窂𤘰𡘠𡕘
◆家畜を飼うための屋根のある小屋
◆罪人を閉じ込める監獄カンゴク
◆しっかりした、堅固ケンゴな
◆祭礼に際に供える家畜
本5+竹6=総画数11 U+7B28 [ホン、ボン/]
◆知恵がないさま、気が利かないさま、不器用なさま、不格好ブカッコウなさま、お粗末ソマツなさま、同「体」「㤓」
◆「笨伯ホンハク」、愚鈍グドンなさま、動きが鈍く間が抜けているさま
◆竹の稈カン(内部が空洞になっている茎)の内側、外側を「笢」「【陸氏詩疏廣要:卷上之上:菉竹猗猗】…竹田曰篁竹胎曰筍竹膚曰笢竹皮曰筠竹裏曰笨竹枚曰箇竹約曰節剖竹未去節曰䉃竹死曰䈙…」
筆順
本5+糸6=総画数11 U+7D4A [サイ/]
◆鮮(あざ)やかなさま
本5+缶6=総画数11 U+7F3D [ハツ、ハチ/] 鉢钵
◆僧侶が食事などに使う器 {器(鉢・缽・缸)}
◆口が大きく開いた陶製或いは金属製の深めの器、「碗ワン」に似る、同「盋」 {器}
𦊚本5+网5=総画数10 U+2629A [/]
◆[喃]音「bốnボン」
◆[喃]四(よん)、四つ
本5+羽6=総画数11 U+7FC9 [ホン/]
◆飛び立つ、走り出す
本5+艸3=総画数8 U+82EF [①ホン②ベン/]

◆草木が盛んに生え伸び育つさま、「苯䔿ホンソン」

◆ベンゼンbenzene、芳香族炭化水素、C6H6
𧙄本5+衣5=総画数10 U+27644 [ハツ、ハチ/]
◆腰から下に垂らす膝の下まで届く前垂(まえだ)れ、前掛け、跪拝キハイ(両膝を地に着け膝から上は直立さる拝礼)の際に膝の下に敷く、「蔽膝ヘイシツ」、同「袚」「褘」
𧿾本5+足7=総画数12 U+27FFE [コ、カ、ケ/また・ぐ、またが・る] 跨𨂍𨀗𨁣
◆股(また)の内側の部分、股間、同「胯」
◆股を広げてものの上を越える、股を広げてものの上に乗る
本5+身7=総画数12 U+8EB0 [テイ、タイ/からだ] 体體𩪆骵軆𨉦
◆頭から足の先までの全身、ものの全部、ものの主要な部分、またその姿形や様子、「身体シンタイ(体、肉体)」「本体ホンタイ(ものの本当の姿、ものの中心的部分)」
◆ものを構成する部分、個々の部分の形や配置・位置関係、個々の部分が組み合わさって出来上がった全体の形や様子、形式、「四体シタイ(両手足)」「合体ガッタイ(個々の部分が纏まり一つになること)」「体裁テイサイ(ものの外観)」
筆順
本5+金8=総画数13 U+9262 [ハツ、ハチ/] 钵缽
◆僧侶が食事などに使う器 {器(鉢・缽・缸)}
◆口が大きく開いた陶製或いは金属製の深めの器、「碗ワン」に似る、同「盋」 {器}
筆順
本5+金5=総画数10 U+94B5 [ハツ、ハチ/] 鉢缽
◆僧侶が食事などに使う器 {器(鉢・缽・缸)}
◆口が大きく開いた陶製或いは金属製の深めの器、「碗ワン」に似る、同「盋」 {器}
𩇶本5+非8=総画数13 U+291F6 [ガ/われ、わ・が] 我𢦐𢦴㦱𢦠𢦓𢦖𠨂𨈟
◆自分の、主に所有格myや目的格meで用いられ、主格Iでは「吾」が用いられる、「我見ガケン(私見、わたしの見解)」
◆自分、自分を指す語、同「吾」「余」「予」
𩒅本5+頁9=総画数14 U+29485 [未詳/]
◆未詳
本5+食8=総画数13 U+4B31 [ホン、ボン/]
◆粗末な食事
𩢕本5+馬10=総画数15 U+29895 [ホ、ブ/]
◆馬名
本5+骨10=総画数15 U+9AB5 [テイ、タイ/からだ] 体體𩪆軆𨉦躰
◆頭から足の先までの全身、ものの全部、ものの主要な部分、またその姿形や様子、「身体シンタイ(体、肉体)」「本体ホンタイ(ものの本当の姿、ものの中心的部分)」
◆ものを構成する部分、個々の部分の形や配置・位置関係、個々の部分が組み合わさって出来上がった全体の形や様子、形式、「四体シタイ(両手足)」「合体ガッタイ(個々の部分が纏まり一つになること)」「体裁テイサイ(ものの外観)」
木4+1=総画数5 U+672D [サツ、セチ/ふだ、さね]
◆薄く小さい木片、文字を書くための薄く細長い木片、同「扎」「劄」
◆信書、手紙、文書、公文書
◆[日]紙幣
◆[日]薄く小さい板状のもの
筆順
𡥑札5+子3=総画数8 U+21951 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:寅集上:子部:𡥑】《五音集韻》與㦼同(「㦼{⿰舂戈}」ではなく{⿰春戈}とも見え、【漢語大字典:子部:𡥑】【中華字海:子部:𡥑】は共に「同"𢧔(蠢)"」とする、【五音集韻】で確認することはできなかった)
札5+水3=総画数8 U+3CD0 [サツ、サチ/]
◆水の流れる音
𤵦札5+疒5=総画数10 U+24D66 [未詳/]
◆未詳「【釋名:釋天】𤵦截也氣傷人如有斷截也」「【中華字海:疒部:𤵦】夭折而死」「【中文大辭典:疒部:𤵦】札之俗字」
札5+糸6=総画数11 U+7D2E [サツ、セチ/]
◆束(たば)ねる、解(ほど)けないようにしっかりと束ねる、同「扎」
◆束ねたものを数える語
◆軍隊や官吏カンリが地方に赴(おもむ)いた際に滞在する(駐屯チュウトンする)、「駐紮チュウサツ」
筆順
札5+虫6=総画数11 U+86BB [サツ、サチ/] 𧉒𧊢
◆小形のセミ(蝉、セミ科の昆虫)の一種で体は青いという、「麥蚻バクサツ」、別名「麥蠽バクセツ」「𧓿蠽・茅蠽ボウセツ」「【方言:第十一】蟬…其大者謂之蟧或謂之蝒馬(…)其小者謂之麥蚻(如蟬而小青色今關西呼麥蠽音{⿸疒(⿰■隹)}𤻵之𤻵)」
𩿤札5+鳥11=総画数16 U+29FE4 [サツ、セチ/]
◆種々の毛色が入り交った鳥の称、特に水鳥の称
◆鳥名、姿はモズ百舌に似て嘴(くちばし)が長くよく魚を捕るという
◆「水𩿤スイサツ」、カイツブリ(鳰)、カイツブリ科の水鳥、同「鸊鷈ヘキテイ」「【通雅:卷四十五:動物:鳥】鸊鷉須鸁即今之䴇𩾚油鴨也 爾雅鸊鷉須鸁(音螺)注以為鸊鵜水鳥今時珍作須鸁一名水𩿤古以其血塗刀劍孫愐則曰鸁桑飛鳥也直翁刪之」
木4+1=総画数5 U+672E [シュツ、ジュツ/おけら]
◆オケラ(朮)、キク科オケラ属の草、根茎は薬用として用いられ生薬名を「白朮ビャクジュツ」という {オケラ}
◆粘り気のあるアワ(粟、イネ科エノコログサ属の穀物)・コーリャン(高粱、モロコシ、イネ科モロコシ属の穀物)・イネ(稲、イネ科の草)・キビ(黍、イネ科キビ属の穀物)などの穀物の総称、同「秫」
注解:「术」
筆順
朮5+心3=総画数8 U+6035 [チュツ、チュチ、シュツ、シュチ/]
◆恐れる、不安や恐れでびくびくする
◆誘(さそ)う、誘惑ユウワクする、誘い込む、引き寄せる、同「訹」「鉥」「謏」
◆気が狂う、精神が錯乱する、同「㤜」
朮5+心4=総画数9 U+6037 [シュツ、ジュツ/]
◆細かいものが隙間なく並んでいるさま
◆別「怸」
朮5+心4=総画数9 U+6038 [シツ、シチ/]
◆悉(ことごと)く、全て、余すところなく、あるものを残らず、同「悉」
◆牛膝ゴシツ、ヒユ科イノコヅチ属の草の根を乾燥させた生薬
注解:「怷」
朮5+水3=総画数8 U+6CAD [シュツ、ジュツ/] 𣻚
◆川名、「沭水ジュツスイ」、川名、現山東省を源とし南流して江蘇省に至る川 {山東省}
◆「沭陽ジュツヨウ」、地名、江蘇省宿遷市沭陽県 {五代十国時代}
朮5+火4=総画数9 U+70A2 [チュツ/]
◆灰に埋(うず)めた火、またそこから立ち昇る煙、同「烼」
𤇍朮5+火4=総画数9 U+241CD [未詳/]
◆未詳
𤝂朮4+犬3=総画数7 U+24742 [未詳/]
◆未詳
朮5+玉4=総画数9 U+3EB7 [ク/]
◆珂カ(白い瑪瑙)に似た玉ギョク(美しく高貴な石)の名
朮5+疒5=総画数10 U+3F81 [コツ、クツ、コチ、シュツ、ジュツ/] 𤴷
◆気が狂(くる)ったように走るさま(走り出すさま)、またそのような症状の病気
𥄵朮5+目5=総画数10 U+25135 [キツ/]
◆目を大きく見開くさま、同「𥅛」「瞲」「【集韻:卷九:入聲上:質第五:瞲𥅛𥄵】目深皃或作𥅛𥄵亦書作𥅜」
朮5+禾5=総画数10 U+79EB [シュツ、ジョツ、ズチ/] 𥟲
◆粘り気のあるコーリャン(高粱、モロコシ、イネ科モロコシ属の穀物)、また粘り気のあるイネ(稲、イネ科の草)・アワ(粟、イネ科エノコログサ属の穀物)・キビ(黍、イネ科キビ属の穀物)などを含めた穀物の総称、同「朮」
◆長い針、長い縫い針、同「鉥」
𥥇朮5+穴5=総画数10 U+25947 [スイ/] 𥤼
◆奥深い、同「邃」
朮5+糸6=総画数11 U+7D49 [シュツ、ジュツ/]
◆縄(なわ)
𦈭朮5+缶6=総画数11 U+2622D [エツ、エチ、オチ/こ・える、こ・す] 越𧻂
◆行く手(ゆくて)を阻(はば)んでいるものの上を跨(また)ぐようにしてその先に行く、区切りや障害となっているものの先に行く、同「逾」
◆度ド(区切り・限度・程度・規準・規則など)の先に出る、分(ぶ、身の程、分限)を過ぎる、同「逾」
◆春秋時代(前770年~前5世紀)に現浙江省付近にあった古国名 {春秋時代}
◆五代十国時代(907年~979年)に現浙江省付近にあった古国名、春秋時代の「呉」と区別するため「呉越ゴエツ」と呼ばれる {五代十国時代}
𦬸朮5+艸3=総画数8 U+26B38 [シュツ、ジュツ/]
◆オケラ(朮)、キク科オケラ属の草、同「朮」「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:𦬸】儲律切𦬸山葪與朮同」 {オケラ}
朮5+行6=総画数11 U+8853 [シュツ、ジュツ、ズチ/すべ]
◆市中を通る道、行き方
◆やり方、方法・方策や手段、それを使いこなす能力
◆取るべき道、従うべき決まり
◆述べる、考えや思いを書き表す、或いは言い表す、同「述」
筆順
朮5+言7=総画数12 U+8A39 [シュツ、シュチ/] 𧧐
◆誘(さそ)う、誘惑ユウワクする、誘い込む、引き寄せる、同「謏」「𧩮」
朮5+足7=総画数12 U+47E3 [チュツ、チュチ/]
◆獣の足跡
◆「䟣踢チュツテキ」、獣名、左右に首(頭)があるという「【山海經:大荒南經】南海之外赤水之西𣴑沙之東(赤水出崑崙山𣴑沙出鐘山也)有獸左右有首名曰䟣踢(出𤟇名國黜愓兩音)」
朮5+辵3=総画数8 U+8FF0 [シュツ、ジュツ、ズチ/の・べる]
◆既に道筋が付いているものや頼りになるものに沿って行く、先例などに従う、同「循」
◆先人の事績を受け継ぎ伝える、そのために文章に書き表す、或いは言葉で言い表す
◆考えや思いを書き表す、或いは言い表す、同「術」「𠰲」
筆順
朮5+金8=総画数13 U+9265 [シュツ、ジュツ、ズチ/]
◆長い針、長い縫い針、同「錰」「秫」
◆誘(さそ)う、誘惑ユウワクする、誘い込む、引き寄せる、同「怵」「訹」「謏」
𩖶朮5+風9=総画数14 U+295B6 [ケツ、ケチ/]
◆そよ風(弱い風)が吹くさま
木4+1=総画数5 U+672F [シュツ、ジュツ、ズチ/すべ]
◆市中を通る道、行き方
◆やり方、方法・方策や手段、それを使いこなす能力
◆取るべき道、従うべき決まり
◆述べる、考えや思いを書き表す、或いは言い表す、同「述」
注解:「朮」
𠇲术5+人2=総画数7 U+201F2 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:子集:人部:𠇲】虚呂切音煦和煦也見玉篇」「【康熙字典:子集備考:人部:𠇲】○按和煦係休字義从木不从术玉篇無此字字彙補誤引」
𠰲术5+口3=総画数8 U+20C32 [シュツ、ジュツ、ズチ/]
◆述べる、考えや思いを書き表す、或いは言い表す、同「述」「術」
𧉱术5+虫6=総画数11 U+27271 [未詳/]
◆「蜓蚞(音未詳)」、ニイニイゼミ(蟪蛄、セミ科ニイニイゼミ属)、またニイニイゼミなどの小形のセミ(蝉)の一種、別名「蜓蚞テイボク」「螇螰ケイロク」
𧲷术5+豸7=総画数12 U+27CB7 [キュウ、ク/] 貅䝗㹯
◆「貔𧲷ヒキュウ」◇伝説上の神獣で姿はシカ(鹿)またはリュウ(龍)に似るという◇キツネ(狐)またヒョウ(豹)に似るという白い獣、戦ができるように調教したとされる◇勇猛な兵士、また軍隊◇「天䴪テンロク(天からの恵みを齎す神獣とされる)」と「辟邪ヘキシャ・ヘキジャ(災禍を避ける神獣とされる)」を併せた呼称(別称)とされるが未詳、【維基百科:貔貅】参照
𣎵木4+1=総画数5 U+233B5 [ハイ、ハツ、ハチ/]
◆草木から盛んに芽や枝葉が伸び出るさま
𢘨𣎵5+心3=総画数8 U+22628 [ハイ/]
◆恨(うら)めしく腹立たしい、不快な
𢪹𣎵5+手3=総画数8 U+22AB9 [ハツ、ハチ/]
◆拭(ぬぐ)う、拂・払(はら)う
注解:本字の字形は{⿰氵巿}(「巿(⿻一巾、4画)」)か{⿰氵市}(「市(⿱亠巾、5画)」)かが分かりにくいが、【說文解字:手部:㧊】の篆書字(「𢪹」が近い字形)に従いここでは4画の「巿」とした、但し【康熙字典:卯集中:手部:㧊】の引く「【淮南鴻烈解:卷第十七:說林訓】…游者以足蹶以手㧊不得其數愈蹶愈敗…」が本来の字形であるとすれば5画の「市」となる
𥿟𣎵5+糸6=総画数11 U+25FDF [サク/] 索𦃦𡩡𣑇
◆ものに繋(つな)ぐ(ものを繋ぐ)太い縄(なわ)や綱(つな)、またそのような用途・形状のもの(紐・弦・鎖・ケーブルcableなど)、同「䌇」
◆(手蔓てづるを頼りに)捜(さが)す、探(さが)し求める、「捜索ソウサク」「思索シサク」
◆規律を維持するための決まり、制度や規則、「縄で縛る・規制する」の意
◆(繋いであったものが)解(ほど)ける、繋がりが解(と)ける、繋がりを解く
◆「𥿟然サクゼン」◇涙がぽとぽとと流れ落ちるさま◇ばらばらと散るさま、散り散りになるさま◇散ってなくなるさま
注解:フォントによっては{⿱㞤糸}になる場合があるが本来は{⿱𣎵糸}「【正字通:未集中:糸部:索】…按說文艸有莖葉可為繩索从𣎵糸…从𣎵會意中象形本作索…」
𨒠𣎵5+辵7=総画数12 U+284A0 [ハツ、バツ/] 䟛䢌𧺡
◆突然走り出す、不意に飛び出す、同「猝」
◆踏み越えて行く、踏み付ける、踏みにじる、同「跋」
𩶚𣎵5+魚11=総画数16 U+29D9A [ハイ/]
◆フグ(河豚)、フグ科の魚
𣎶木4+1=総画数5 U+233B6 [ケツ、ゲチ/]
◆突出している、抜きん出ている、群を抜いて秀(ひい)でている、またそのような人、同「杰」「傑」
𠇾𣎶5+人2=総画数7 U+201FE [キュウ、ク/やす・む]
◆連続した動きや働きの途中で一旦その動きや働きを止(や)める、再開するために息を整えたり力を蓄(たくわ)えることをいう
◆止める、止む、終わる「【歸去來辭】羨萬物之得時、感吾生之行休」
◆(再び活動するための力を蓄えるために)寛(くつろ)ぐ、睡眠をとる
◆良いこと、めでたいこと、喜(よろこ)ばしいこと、「良き働きに対して報(むく)われるべきもの」の意
注解:「人(亻)が木陰(木)にいるさま」の象形で「木陰で休息する」の意
木4+2=総画数6 U+6731 [シュ、ス/あけ]
◆くすみのない明るく濃い(深い)赤色、「丹朱タンシュ」、同「絑」(日本で朱肉などに多く使われる色とはやや違う)
◆赤心木セキシンボク、心シン(幹の芯)が赤いマツ(松、マツ科の木)やカシワ(柏、ヒノキ科の木)などの木
筆順
朱6+人2=総画数8 U+4F8F [シュ、ス/]
◆丈が低い、(縦方向の長さが)短い
◆「侏儒シュジュ」◇背丈が低い人◇梁はり(建物の柱の上に水平に渡す横木で、建物正面に向かって手前から奥方向に渡す横木)の上に立てる短い柱、梲うだつ
筆順
朱6+口3=総画数9 U+54AE [チュウ/]
◆鳥の嘴(くちばし)、同「𠰍」「噣」「喙」
◆「讋咮ショウチュウ」、ぺちゃくちゃとよく喋(しゃべ)るさま
◆二十八宿南方朱雀の柳宿の別称、同「噣」 {二十八宿}
筆順
𠱒朱6+口3=総画数9 U+20C52 [トウ、ジュ、ニュウ/]
◆「讘𠱒ジョウトウ」、同「囉唆ラサ」、くどくどと話すが要領を得ないさま、話が回りくどいさま
◆「囁𠱒ショウジュ」、同「囁嚅」、言い掛けては止(や)めるさま、しどろもどなさま、口籠(くちごも)るさま
朱6+女3=総画数9 U+59DD [シュ、ス/] 𡚾
◆淑(しと)やかで(上品で)美しいさま、またそのような女性「【方言:第一】娥㜲(音盈)好也…趙魏燕代之間曰姝(昌朱反音株亦四方通語)…」
筆順
𡥛朱6+子3=総画数9 U+2195B [シュ、ジュ、ズ/こと、こと・に]
◆(罪を咎めて)切り殺す、死ぬ
◆(それまで繋がっていたものやことを)断(た)つ、絶(た)つ、(それまで続いていたものやことが)絶える
◆異(こと)なる、普通でない
◆特に、非常に、極めて
𡱖朱6+尸3=総画数9 U+21C56 [/つび、くぼ]
◆[日]女性の性器、女陰(ジョイン)
筆順
朱6+戈4=総画数10 U+39B5 [チュウ/]
◆戈(ほこ)、ほぼ"T"字形をした刃物 {武器(刀剣槍)}
朱6+木4=総画数10 U+682A [チュウ、シュ/かぶ]
◆草木を切った後の地上に出ている部分
◆草木の根を単位とした数を数える語、同「棵」
◆[日]分相応な権利や役目、また身分や地位
筆順
朱6+歹4=総画数10 U+6B8A [シュ、ジュ、ズ/こと、こと・に] 𡥛
◆(罪を咎めて)切り殺す、死ぬ
◆(それまで繋がっていたものやことを)断(た)つ、絶(た)つ、(それまで続いていたものやことが)絶える
◆異(こと)なる、普通でない
◆特に、非常に、極めて
筆順
朱6+水3=総画数9 U+6D19 [シュ、ズ/]
◆「洙水シュスイ」、山東省中央部を源とする川、西北に流れて泗水シスイに注ぐ {山東省}
筆順
朱6+玉4=総画数10 U+73E0 [シュ、ス/たま]
◆貝などの中にできる乳白色の丸く美しい玉(たま)、玉状の宝石
◆「珠母シュボ」、珠シュ(真珠シンジュ)を産する貝の総称
◆丸い粒(つぶ)、丸い粒状のもの
筆順
朱6+瓦5=総画数11 U+3F21 [シュ、ズ、ジュ/]
◆首が細く(長く)口が広がり胴が膨らんだ小さい瓶(かめ)或いは甕(かめ)
朱6+石5=総画数11 U+7843 [シュ、ス/]
◆丹砂(タンサ、タンシャ)、朱色の砂で顔料や薬として利用される
筆順
朱6+示5=総画数11 U+7969 [シュ/]
◆呪(のろ)う、人に災いが降りかかるようにと神に祈る
◆「祩子シュシ」、祭祀を司(つかさど)る人、祭司サイシ、祝史シュクシ
朱6+禾5=総画数11 U+79FC [未詳/]
◆未詳「【宋名臣奏議:卷一百三十六】…今厲兵秼馬欲慿陵…」「【廣韻:上平聲:虞第十:朱:秼】詛也」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):卷第十四:巾部:帴】…椒榝之榝帔也臣鍇曰今謂之秼」
朱6+竹6=総画数12 U+41EC [シュ、ス/]
◆竹を割り棒状にしたもの、竹籤たけひご
◆竹を編んで作った船の帆(ほ)
朱6+糸6=総画数12 U+7D51 [シュ、ス/]
◆くすみのない明るく濃い(深い)赤色、丹朱タンシュ、同「朱」「【說文解字注:糸部:絑】純赤也(純同𨣶厚也赤南方色也按市下云天子朱市諸侯赤市然則朱與赤深淺不同…傳曰朱深纁也陽明也許云纁者淺絳絳者大赤葢純赤大赤其異者微矣…)」
◆赤色の絹布、また絹織物
朱6+艸3=総画数9 U+8331 [シュ、ジュ/]
◆「茱萸シュユ」、ゴシュユ(呉茱萸)、ミカン科サンショウ属の木、またサンシュユ(山茱萸、ミズキ科ミズキ属)やカラスザンショウ(烏山椒、ミカン科サンショウ属、別名ショクシュユ食茱萸)などの総称 {シュユ} {ゴシュユ}
◆[日]「茱萸シュユ」、グミ(茱萸・胡頽子)、グミ科の木 {グミ}
筆順
朱6+虫6=総画数12 U+86DB [チュウ/]
◆「蜘蛛チチュウ」、クモ(蜘蛛)、クモ目の節足動物、同「鼅鼄」
筆順
朱6+衣5=総画数11 U+88BE [シュ、ス/] 𧘣
◆朱色の衣服
◆華やかで美しい、同「姝」
◆和服の身頃(みごろ)に当たる部分、衣服の袖(そで)や襟などを除いた体を覆う部分、同「裑」「裀」「𧘏」
筆順
朱6+言7=総画数13 U+8A85 [チュウ/]
◆罪などを厳(きび)しく咎(とが)める、責(せ)める
◆咎め罰する
◆討(う)つ、罪を責めて殺す、関係する者を皆殺しにする
◆取り除く、(草木などを)切り払う
筆順
朱6+言2=総画数8 U+8BDB [チュウ/]
◆罪などを厳(きび)しく咎(とが)める、責(せ)める
◆咎め罰する
◆討(う)つ、罪を責めて殺す、関係する者を皆殺しにする
◆取り除く、(草木などを)切り払う
朱6+走7=総画数13 U+8D8E [チュウ/]
◆「南榮趎ナンソチュウ」、人名、楚国(前11世紀~前223年)の人という「【南華真經(莊子):卷之四:雜篇庚桑楚第二十三】…南榮趎贏糧七日七夜至老子之所老子曰子自楚之所來乎南榮趎曰唯…」
◆未詳、「足を踏み外す」「足を取られる」の意か?「【淮南鴻烈解《四部叢刊初編》本:卷第一:原道訓】…足蹪趎*{⿰止舀}頭抵植木而不自知也…(《摛藻堂四庫全書薈要》本では「*埳」、《正統道藏》本では「*{埳-臼+日}、「埳カン(地面の凹み、窪み)」であろうと思われる)
朱6+足7=総画数13 U+8DE6 [チュウ/]
◆「跦跦チュウチュウ」、(鳥がぴょんぴょんと)飛び跳ねるように行くさま「【漢書(前漢書):卷二十七中之上:五行志第七中之上】…鴝鵒跦跦公在乾侯(…師古曰跦跦跳行貌也…)(「鴝鵒クヨク」はハッカチョウ(八哥鳥、ムクドリ科ハッカチョウ属の鳥))
◆「跢跦・踟躕チチュウ」、少し行っては立ち止まり、また少し行っては立ち止まるさま、なかなか先(さき)に進めないさま
𨒲朱6+辵3=総画数9 U+284B2 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:辵部第十六:𨒲】舊藏作迷又郭氏俗呼角反在廣弘明集第二十四卷中」
朱6+邑3=総画数9 U+90BE [シュ、ス/]
◆春秋時代(前770年~前5世紀)の古国名、別名「邾婁シュル」、後の戦国時代(前5世紀~前221年)に「鄒」に改名された、魯ロ國鄒スウ縣(現山東省済寧市鄒城市付近) {山東省}
◆古地名、黃州コウシュウ)黃岡コウコウ縣(現湖北省武漢市) {湖北省}
筆順
朱6+金8=総画数14 U+9296 [シュ、ジュ/]
◆重量の単位、1銖=1/24両、時代によって異なるが約0.6~1.7g程 {各種単位}
◆ごく僅か
◆(刃の切れ味が)鈍い
筆順
朱6+金5=総画数11 U+94E2 [シュ、ジュ/]
◆重量の単位、1銖=1/24両、時代によって異なるが約0.6~1.7g程 {各種単位}
◆ごく僅か
◆(刃の切れ味が)鈍い
朱6+阜3=総画数9 U+964E [シュ/]
◆「陎𨻻」、古地名
朱6+馬10=総画数16 U+99EF [ショク/]
◆口元が黒い馬
朱6+魚11=総画数17 U+9BA2 [シュ/]
◆「鮢鱬」、エビ(海老)のような姿で足のない魚或いは動物
朱6+鳥11=総画数17 U+9D38 [シュ、チュ/]
◆雌のウズラ(鶉)
◆その声は人を痺れさせるというフクロウ(梟)などに似た鳥
𪎡朱6+麻11=総画数17 U+2A3A1 [チュウ/]
◆アサ(麻、アサ科の草)の実、同「𪎰」「【廣雅:卷十:釋草】𪎰(扶云)𪎡(誅)也」「【集韻:卷二:平聲二:痕第二十四:𪎡】穀名博雅𪎰𪎡也」
朱6+黽13=総画数19 U+9F04 [チュウ/]
◆「鼅鼄チチュウ」、クモ(蜘蛛)、クモ目の節足動物、同「蜘蛛」
木4+2=総画数6 U+6734 [ハク、ホク、ボク/ほう]
◆切り出されたままの手が加えられていない木、本来の姿のままで手が加えられていないさま、自然で飾り気がないさま、同繁「樸」
◆「厚朴コウボク」、モクレン科モクレン属の木 {コウボク}
◆エノキ(榎)、「朴樹ボクジュ」、アサ科エノキ属の木 {エノキ}
◆[日]ホオノキ(朴の木)、モクレン科モクレン属の木 {ホオノキ}
筆順
朴6+火4=総画数10 U+70DE [ハク、ホク/]
◆火が激しいさま、ものが激しく燃え弾(はじ)けるさま、またその音、「𤐙烞ヘキハク」「【揚州十日記(明季稗史彙編)】…赤光相映如霞電𤐙烞聲轟耳不絕…」
木4+2=総画数6 U+6735 [タ、ダ/] 朶𣏻䒳𣎾𣎿
◆樹木の枝・葉・花・実などが垂れ下がるさま
◆垂れる、垂れ下がる、「耳朶ジダ(みみたぶ)」
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「桗」
朵6+刀2=総画数8 U+5241 [ダ、タ/]
◆斧や鍬(くわ)などの重い刃物で切る、刃物を振り下ろすようにして切る
朵6+口3=総画数9 U+54DA [タ、ドァ/]
◆「吲哚インドァ」、インドールIndole、有機化合物名、C8H7N
朵6+土3=総画数9 U+579B [タ、ダ/あずち]
◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土もりつち、安土(あずち)、同「垜」「𨹃」
◆小さな盛り土
朵6+女3=総画数9 U+36CA [タ、ダ/]
◆弱々しく垂れる花のように美しいさま
◆量(はか)る、重さを量る、同「挅」
𡷔朵6+山3=総画数9 U+21DD4 [未詳/]
◆未詳
注解:「𡶲」の異体字か?
朵6+手3=総画数9 U+6306 [タ、ダ/]
◆見当をつける、推(お)し量る、同「揣」
◆揺れる
◆未詳「【廣韻:去聲:過第三十九:桗:挅】落帆」
𦚩朵6+月(肉)4=総画数10 U+266A9 [ワ、エ/]
◆「*𦚩𦛐ワジョ」、肥(こ)える(肥えている)さま「【集韻:卷六:上聲下:馬第三十五:{⿰月朶}】{⿰月朶}𦛐肥皃」
注解:本字「*𦚩」はいずれの字書も{⿰月朶}、「朶」と「朵」は同字(異体字の関係にある)
𤬾朵6+瓦5=総画数11 U+24B3E [タ、ダ/]
◆飛甎戲ヒセンギ(瓦や石などを投げて競うゲームgame)に使う平たい石、「飛甎戲」は【漢語大辞典】が【俗言】を引いて「水切り(水面に向けて平たい石を投げて跳ねさせる遊び)」という、同「砣」「堶」「【漢語大字典:土部:堶】…明楊慎《俗言・抛堶》:"宋世寒食有抛堶之戯、兒童飛瓦石之戯、若今打瓦也。"」
◆小さい瓶(かめ)或いは甕(かめ)、同「甌」
𤱧朵6+禾5=総画数11 U+24C67 [タ/]
◆「𤱧𤱍」、小高いさま
𥬲朵6+竹6=総画数12 U+25B32 [タ/] 𥬸
◆竹製の鞭(むち)、また鞭打つ、同「簻」「【廣韻:下平聲:麻第九:檛:檛】捶也…簻上同𥬸上同」
◆「箛𥬲コタ」「筨𥬲・筨𥳔・䈄𥳔カンタ」、竹名、太さは足の(親)指程で、堅く、中は白く柔らかいものがぎっしりと詰まっており、生垣(いけがき)などに利用されるという「【竹譜(李衎):卷七】䈄𥳔竹戴凱之…大如足指堅厚修直腹中白膜闌隔狀如濕{⿺麥靣}…閩中記曰筨𥬸竹圓如指大可編藩籬筨𥬸即䈄𥳔也」
𦀉朵6+糸6=総画数12 U+26009 [タ、ダ/] 𥿰𥿱
◆冕冠ベンカンの前に垂らす飾り
朵6+走7=総画数13 U+8D93 [タ、ダ/] 𧻞
◆身を躱(かわ)す、体を反(そら)らして避(さ)ける、避(よ)ける、同「躱」「【燕石集:卷十三:雜著:建言救荒】…男子𧻞避逃匿…」
朵6+足7=総画数13 U+8DFA [タ、ダ/]
◆足でぐっと踏み付ける、足でとんとんと叩くように踏む
朵6+身7=総画数13 U+8EB2 [タ/かわ・す]
◆体を反(そら)らして避(さ)ける、やり過ごす、避(よ)ける、同「𩒜」
◆人目を避けて隠れる、同「𩒜」
朵6+金8=総画数14 U+492A [タ/] 𨦃
◆斧や鍬(くわ)などの重い刃物で切る、刃物を振り下ろすようにして切る、同「刴」
◆欠ける
𨹄朵6+阜3=総画数9 U+28E44 [タ、ダ/] 𨹃𨸳
◆小さな盛り土(もりつち)
◆弓の的(まと)を置くための盛り土、安土(あずち)、同「垜」「堋」
𩊜朵6+革9=総画数15 U+2929C [タ、ダ/]
◆靴の踵(かかと)の縁(へり)
◆旌旗セイキや鞍(くら)の縁の房状の飾り、同「𩌰」
𩬻朵6+髟10=総画数16 U+29B3B [タ、ダ/]
◆小児の頭髪トウハツの一部を残して剃(そ)る、またその剃り残した部分の髪、またその髪形、同「鬌」
◆髪が垂れるさま
木4+2=総画数6 U+6736 [タ、ダ/] 𣏻朵䒳𣎾𣎿
◆樹木の枝・葉・花・実などが垂れ下がるさま
◆垂れる、垂れ下がる、「耳朶ジダ(みみたぶ)」
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「桗」
筆順
朶6+刀2=総画数8 U+5234 [ダ、タ/]
◆斧や鍬(くわ)などの重い刃物で切る、刃物を振り下ろすようにして切る
朶6+土3=総画数9 U+579C [タ、ダ/あずち]
◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土もりつち、安土(あずち)、同「垜」「𨹃」
◆小さな盛り土
朶6+女3=総画数9 U+36C6 [タ、ダ/]
◆弱々しく垂れる花のように美しいさま
◆量(はか)る、重さを量る、同「挅」
朶6+尢3=総画数9 U+5C2E [ダ/]
◆足が曲がって不自由な人
◆背骨が曲がっているさま
𡶲朶6+山3=総画数9 U+21DB2 [タ、ダ/]
◆未詳「【玉篇:卷二十二:山部第三百四十三:𡶲】托卧切又音朶」「【集韻:卷六:上聲下:果第三十四:崜𡶲】山皃」
朶6+手3=総画数9 U+6305 [タ、ダ/]
◆見当をつける、推(お)し量る、同「揣」
◆揺れる
◆未詳「【廣韻:去聲:過第三十九:桗:挅】落帆」
朶6+木4=総画数10 U+6857 [タ、ダ/]
◆樹木の根
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「朶」
𥬸朶6+竹6=総画数12 U+25B38 [タ/] 𥬲
◆竹製の鞭(むち)、また鞭打つ、同「簻」「【廣韻:下平聲:麻第九:檛:檛】捶也…簻上同𥬸上同」
◆「箛𥬸コタ」「筨𥬸・筨𥳔・䈄𥳔カンタ」、竹名、太さは足の(親)指程で、堅く、中は白く柔らかいものがぎっしりと詰まっており、生垣(いけがき)などに利用されるという「【竹譜(李衎):卷七】䈄𥳔竹戴凱之…大如足指堅厚修直腹中白膜闌隔狀如濕{⿺麥靣}…閩中記曰筨𥬸竹圓如指大可編藩籬筨𥬸即䈄𥳔也」
𥿰朶6+糸6=総画数12 U+25FF0 [タ、ダ/] 𥿱𦀉
◆冕冠ベンカンの前に垂らす飾り
朶6+艸3=総画数9 U+44B3 [タ、ダ/] 朶𣏻朵𣎾𣎿
◆樹木の枝・葉・花・実などが垂れ下がるさま
◆垂れる、垂れ下がる、「耳朶ジダ(みみたぶ)」
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「桗」
𧙤朶6+衣5=総画数11 U+27664 [タ/]
◆衣服の袖(そで)「【廣雅:卷七:釋器】裪(桃)𧝃(決)袿(圭)襡(大口)䘶(含)𧙤(妬禾)袔(賀)䘸(亦)衪(夷)袼(各)𧛫(胡)䙎(乎佳)袂衽袖也」
𧻞朶6+走7=総画数13 U+27EDE [タ、ダ/]
◆身を躱(かわ)す、体を反(そら)らして避(さ)ける、避(よ)ける、同「躱」「【燕石集:卷十三:雜著:建言救荒】…男子𧻞避逃匿…」
朶6+足7=総画数13 U+8DE5 [タ、ダ/]
◆行くさま、未詳「【玉篇:卷七:足部第七十六:跥】都果他果二切行皃」
朶6+身7=総画数13 U+8EB1 [タ/かわ・す]
◆体を反(そら)らして避(さ)ける、やり過ごす、避(よ)ける、同「𩒜」
◆人目を避けて隠れる、同「𩒜」
筆順
𨦃朶6+金8=総画数14 U+28983 [タ/]
◆斧や鍬(くわ)などの重い刃物で切る、刃物を振り下ろすようにして切る、同「刴」
◆欠ける
𨹃朶6+阜3=総画数9 U+28E43 [タ、ダ/] 𨹄𨸳
◆小さな盛り土(もりつち)
◆弓の的(まと)を置くための盛り土、安土(あずち)、同「垜」「堋」
𩒜朶6+頁9=総画数15 U+2949C [タ/]
◆身を躱(かわ)す、体を反(そら)らして避(さ)ける、避(よ)ける、同「躱」
◆人目を避けて隠れる、同「躱」
木4+2=総画数6 U+673F [シ/とげ]
◆草木の刺(とげ)、細く先が尖(とが)ったもの、同「𣐁」「刺」
筆順
𠄬朿6+二2=総画数8 U+2012C [未詳/]
◆未詳
朿6+刀2=総画数8 U+523A [シ/さ・す、とげ]
◆さ・す、針などの細く先端が尖(とが)ったものでまっすぐに突く、また突き入れる、同「㓨」
◆(痛いところを)ちくりと突く、「諷刺フウシ」「譏刺キシ」
◆棘(とげ)、細く先端が尖った形のもの、棘状・針状のもの
◆(表からは窺えないものの中まで入り込んで)探(さぐ)る、「刺候シコウ(敵地に入り込んで敵情を探る)」「刺史シシ(所領地に赴いて民情を探る役人、またその官職名)」
筆順
𠲋朿6+口3=総画数9 U+20C8B [シ/]
◆鳥の嘴(くちばし)、同「觜」「嘴」「𠾋」「𠲿」「【集韻:卷五:上聲上:紙第四:觜𠲋嘴𠾋】祖委切鴟舊頭上角觜一曰觜觽星名或作𠲋嘴𠾋」
朿6+尸3=総画数9 U+3796 [シ/]
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:寘第五:㞖】㞖𡳆足前却也」
朿6+广3=総画数9 U+3880 [シ/]
◆未詳「【玉篇:卷二十二:广部第三百四十七:*1㢀】千漬切下屋也(《欽定四庫全書》本では「*2𢈠」)「【廣韻:去聲聲:寘第五:刺:*1㢀】偏*2𢈠舎也」「【營造法式:卷一:總釋上】義訓…偏舍謂之𢋃(音亶)𢋃謂之*2𢈠(音次)…」(「*1㢀{⿸广朿}」「*2𢈠{⿸广束}」の二字があり、音が「千漬切」「刺」「次」であることから「*1㢀」が正字であろうか?)
朿6+手3=総画数9 U+62FA [サク、シャク/]
◆手を貸して助ける
◆突き刺して獲物を獲る
朿6+攴4=総画数10 U+6547 [サク、シャク/]
◆鞭(むち)打つ、同「策」
朿6+木4=総画数10 U+681C [シャク、ソク/]
◆木名、未詳「【康熙字典:辰集中:木部:栜】《爾雅·釋木註》赤栜皮理錯戾」「【爾雅注疏・釋木】桋赤梀白者梀(赤梀樹葉細而歧鋭皮理錯戾好叢生山中中車輞白梀葉圓而歧爲大木)」を引いたものと思われるが「栜」ではなく「梀」、引用の誤か?
𣨁朿6+歹4=総画数10 U+23A01 [シ/] 𣧨
◆(鳥獣が食べ荒らした後の)肉が僅(わず)かに残っている(ばらばらになった)骨、同「骴」「【集韻:卷七:去聲上:寘第五:骴胔髊{⿰歺責}{⿰歺朿}】說文鳥獸殘骨曰骴骴可惡也引明堂月令掩骼薶骴或从肉亦作髊{⿰歺責}{⿰歺朿}或書作𩨱」
朿6+水3=総画数9 U+6D13 [サク、シャク/] 𣽤
◆小雨が(細かい雨が)降るさま、同「𩂴」
𤤹朿6+玉4=総画数10 U+24939 [キョク、コク/]
◆「垂𤤹スイキョク」、古地名、未詳、またそこに産する玉ギョク(美しく高貴な石)の名
朿6+疒5=総画数11 U+3F8A [セキ、ジャク/] 𤶬
◆痩せ衰える、痩せ細る
◆寒さが原因する皸(あかぎれ)や霜焼(しもやけ)の類「【吳郡志:卷十八】肌上生瘮㾊」「【原本韓集考異:卷三】寒謂之㾕㾊」
朿6+竹6=総画数12 U+7B56 [サク、シャク/] 䇿筞
◆(竹製の)鞭(むち)、鞭打つ、同「敇」「箠」
◆文字(文章)を記すための細長い竹製の札、竹簡チクカン
◆符命フメイ、天子の意であることの証(あかし、署名や押印)のある札(ふだ、文書)、天子が下す命令書・指示書・辞令書、特に諸侯の領土・爵位・官位などの任免の文書、同「冊」
◆謀はかりごと、ことを成すための方法、またそれを記した文書、計画書、同「𥮮」
◆謀(はか)る、ことを成すために手を打つ、同「籌」
◆筮(めどぎ)、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒、同「筮」「筴」
◆永字八法の一つ、右上へ向かってのはねの書き方、現代中国では「提」「挑」 {永字八法}
筆順
朿6+米6=総画数12 U+4282 [未詳/]
◆未詳、「𥹵」の譌字か?「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:䊂】䊂䊞壞也」「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:䊂】䊞*1䊂壊米」「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:䊞】䊞*2𥹵壞米」「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:𪐏䊞】博雅*3博也黏也」「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:䊞】博雅*4搏也」(*1{⿰米朿}、*2{⿰米束}、*3{⿰十尃}、*4{⿰扌尃})
朿6+艸3=総画数9 U+8326 [シ/]
◆草木の細く尖った芒(のぎ)や刺(とげ)、同「莿」
𧊸朿6+虫6=総画数12 U+272B8 [シ/] 𧌐
◆「𧊸𧐎シベキ」、ゴキブリ(蜚蠊)、ゴキブリ目の昆虫
𧙞朿6+衣5=総画数11 U+2765E [シャク/]
◆「𧙞𧜝・𧙞膝シャクシツ」、裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣裳)の前の部分のスリットslit(切り込み)、同「衩」「袥」「衸」
𧠵朿6+見7=総画数13 U+27835 [シ/] 𧠥䙻
◆「𧠵覰シショ」、盗み見る、こっそりと見る、同「𡰾𡳆」「【廣韻:上平聲:脂第六:郪:{⿰束見}】盗視」
𧵩朿6+貝7=総画数13 U+27D69 [サク、シャク、サイ、セ、セキ/せめ、せ・める] 責责𧶌
◆強く求められる務(つと)め、果たすべきこと、為(な)すべきこと
◆(果たすべきことを果たすよう)強く求める、(為すべきことを為さないことを)厳(きび)しく咎(とが)める、「責備セキビ」
𧻕朿6+走7=総画数13 U+27ED5 [セキ、シャク/] 𧼕
◆小刻みにそろそろと歩く、同「蹐」
朿6+足7=総画数13 U+47F1 [セキ、シャク/あと]
◆歩いたところに残る足の印(しるし)、同簡「迹」
◆嘗(かつ)て物や出来事があったところに残る印(しるし)、同「迹」「蹟」
𨒪朿6+辵3=総画数9 U+284AA [セキ、シャク/あと] 迹𨒏
◆歩いたところに残る足跡、同繁「跡」
◆嘗(かつ)て物や出来事があったところに残る痕跡コンセキ、同「跡」「蹟」
◆跡を辿(たど)る
𩂴朿6+雨8=総画数14 U+290B4 [サク、シャク/] 𩂺
◆小雨が(細かい雨が)降るさま、同「洓」
𪀜朿6+鳥11=総画数17 U+2A01C [ライ、チョク、チキ/]
◆「鸂𪀜ケイチョク」、オシドリ(鴛鴦)よりもやや大型で雌雄の仲睦まじいという紫がかった色の水鳥
木4+2=総画数6 U+6740 [サツ、セツ/そ・ぐ、ころ・す] 殺殺𣪩
◆ころ・す、人や動物の生命を奪う、同「𠮁」「煞」「𤋣」「𢼡」「𢿔」「𣪖」「𢽮」「𢽯」「𢽺」「𢽅」「𢾈」「𢽘」「𢽆」「𢼯」「𢼴」「𣪆」「𢁛」「𧤿」「𣀎」「𢿹」
◆そ・ぐ、削(けず)る、削(そ)ぎ取る、減らす、勢いを弱める、同「煞」
◆甚(はなは)だしく~、極めて~、非常に~、同「煞」
◆寒々しいさま、荒(すさ)んでいるさま
筆順
杀6+刀2=総画数8 U+5239 [サツ、セチ、セツ/]
◆仏寺ブツジ、仏塔ブットウ
◆「羅剎ラセツ」「羅刹天ラセツテン」、インド仏教の鬼神の一、rākṣasa[梵]の音写
筆順
𢼢杀6+攴4=総画数10 U+22F22 [サツ、セツ/] 𢼡
◆殺す、人や動物の生命を奪う、同「殺」「【集韻:卷九:入聲上:黠第十四:殺𢽆𢼡𢿔𢁛𧤿𢽅𤋣】山戛切說文戮也古作𢽆𢼡𢿔𧤿𢽅或作煞」
杀6+月(肉)4=総画数10 U+810E [サツ/]
◆オサゾンosazone、有機化合物
杀6+殳4=総画数10 U+6BBA [サツ、セツ/そ・ぐ、ころ・す] 殺𣪩杀
◆ころ・す、人や動物の生命を奪う、同「𠮁」「煞」「𤋣」「𢼡」「𢿔」「𣪖」「𢽮」「𢽯」「𢽺」「𢽅」「𢾈」「𢽘」「𢽆」「𢼯」「𢼴」「𣪆」「𢁛」「𧤿」「𣀎」「𢿹」
◆そ・ぐ、削(けず)る、削(そ)ぎ取る、減らす、勢いを弱める、同「煞」
◆甚(はなは)だしく~、極めて~、非常に~、同「煞」
◆寒々しいさま、荒(すさ)んでいるさま
注解:「殺」の偏ヘン(漢字の左側の部分)は{⿱㐅木}ではなく{⿱㐅朮}
筆順
杀6+金5=総画数11 U+94E9 [サツ、セツ、サイ、セ/] 鎩𨭝𨨽𨦅
◆矛(ほこ、両刃の剣)に柄(え)を取り付けた小形の武器、同「鈒」
◆長柄の先に戈(ほこ、"「"字形をした刃物)や矛(ほこ、両刃の剣)を取り付けた武器
◆傷つける、傷つく
𨦅杀6+金8=総画数14 U+28985 [サツ、セツ、サイ、セ/] 鎩𨭝𨨽铩
◆矛(ほこ、両刃の剣)に柄(え)を取り付けた小形の武器、同「鈒」
◆長柄の先に戈(ほこ、"「"字形をした刃物)や矛(ほこ、両刃の剣)を取り付けた武器
◆傷つける、傷つく
𩲺杀6+鬼10=総画数16 U+29CBA [サツ、セチ/] 𩴳𩳘𩳋
◆未詳「【說文解字:鬼部:䰧】鬼皃」
𩳃杀6+鬼10=総画数16 U+29CC3 [サイ、セ/] 𩴇𩳙
◆鬼名、未詳
𪀣杀6+鳥11=総画数17 U+2A023 [キョク、ゴク/]
◆ハト(鳩)、ハト科の鳥「【玉篇:卷二十四:鳥部第三百九十:𪀣】巨六切𪀣鳩也」
木4+2=総画数6 U+6742 [ソウ、ゾウ、ザツ/ま・じる、ま・ざる、ま・ぜる] 雜雑襍𣠛𣜫𨿼
◆それぞれの性質は保ったままいろいろな物が寄せ集まる、また入り交る、入り交って元の性質が失われるのは「混」
◆入り交って纏(まと)まりがないさま、きちんと整っていないさま、「雑然ザツゼン」
◆本来の物事以外のさまざまなもの、「雑務ザツム」
◆「杂县ソウケン」、海鳥の名、鳳(おおとり)に似ているという、同「鶢鶋エンキョ」「【爾雅注疏:釋鳥】爰居雜縣(《注》國語海鳥爰居…《音義》爰本作鶢音𡊮居本或作鶋同李曰爰居海鳥也樊云似鳳雜字亦作𣠛)」
𡜉杂6+女3=総画数9 U+21709 [ゼン、ネン/]
◆女性がすらりとして美しいさま、同「㚩」「【正字通:丑集下:女部:媣】詩大雅荏染柔木是也加女贅一説㚩俗作媣音義同」
杂6+隹8=総画数14 U+96D1 [ソウ、ゾウ、ザツ/ま・じる、ま・ざる、ま・ぜる] 雜杂襍𣠛𣜫𨿼
◆それぞれの性質は保ったままいろいろな物が寄せ集まる、また入り交る、入り交って元の性質が失われるのは「混」
◆入り交って纏(まと)まりがないさま、きちんと整っていないさま、「雑然ザツゼン」
◆本来の物事以外のさまざまなもの、「雑務ザツム」
◆「雑縣ソウケン」、海鳥の名、鳳(おおとり)に似ているという、同「鶢鶋エンキョ」「【爾雅注疏:釋鳥】爰居雜縣(《注》國語海鳥爰居…《音義》爰本作鶢音𡊮居本或作鶋同李曰爰居海鳥也樊云似鳳雜字亦作𣠛)」
筆順
𠫡厶部
𣎼木4+2=総画数6 U+233BC [ホウ、ホ/たも・つ] 保𠈃𠊻𠌀𡥀𤔍
◆(子供などを)大切に守り育てる、「保護ホゴ」
◆傍(そば)に付き添い助け守る、「保母ホボ」、傍に付き添いながら助言・教育する、「太保タイホ(古代の官職名)」
◆(他からの侵害や関与などを防ぎ)守る、そのままの状態を維持する、「保守ホシュ」
◆(約束などを)変えずに守る、変わらないように守る、「保証ホショウ」
𠈃𣎼6+人2=総画数8 U+20203 [ホウ、ホ/たも・つ] 保𠊻𠌀𡥀𣎼𤔍
◆(子供などを)大切に守り育てる、「保護ホゴ」
◆傍(そば)に付き添い助け守る、「保母ホボ」、傍に付き添いながら助言・教育する、「太保タイホ(古代の官職名)」
◆(他からの侵害や関与などを防ぎ)守る、そのままの状態を維持する、「保守ホシュ」
◆(約束などを)変えずに守る、変わらないように守る、「保証ホショウ」
𦬽𣎼6+艸3=総画数9 U+26B3D [ホウ、ホ/]
◆草木が叢(むら)がり生(は)え伸びるさま、頭を覆うほどに伸びるさま
◆車蓋シャガイ(車の日除け雨除け用の大きな傘)や傘蓋サンガイ(日除け雨除け用の大きな傘)などの覆(おお)い、「羽葆ウホウ(羽飾りの付いた覆い)」「【廣韻:去聲:霽第十二:翳:翳】羽葆也又隱也奄也鄣也(「鄣」は「障ショウ(遮さえぎる)」の誤りと思われる)
◆覆って大切に守る、同「保」
◆小児や嬰児エイジを覆い包(くる)む布、同「褓」
◆大切なもの、大切に扱うもの、同「寶(宝)」
◆蘖(ひこばえ)、草木の切り株から生え出た新芽
𣎽木4+2=総画数6 U+233BD [未詳/]
◆未詳
𠜀𣎽6+刀2=総画数8 U+20700 [シツ、シチ、セキ、シャク/] 㓼𠞘𠟴
◆割(さ)く、またその音
𠱟𣎽6+口3=総画数9 U+20C5F [チ/]
◆笑う、嘲笑う(あざわらう)「【正字通:丑集上:口部:𠱟】俗嗤字」
𥿴𣎽6+糸6=総画数12 U+25FF4 [キュウ、ク/]
◆黒い(或いは赤黒い、或いはやや黒みがかった赤色の)漆(うるし)、またその漆を塗る、同「䰍」
大部
口部
木4+3=総画数7 U+6749 [サン、セン/すぎ]
◆コウヨウザン(広葉杉)、スギ科スギ属の木、同「柀」 {コウヨウザン}
◆[日]スギ(杉)、スギ科の木 {スギ}
筆順
杉7+水3=総画数10 U+6D81 [シン/し・みる、にじ・む] 滲渗㵕
◆液体が少しずつ中に入り込む、また外に(表に、下に)出てくる、同「沁」
木4+3=総画数7 U+674B [ハン、ボン/]
◆木名、未詳、樹皮を「水浮」或いは「水浮木」「水桴木」という「【字彙:辰集:木部:杋】符咸切音凡柴皮俗称水浮木」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:杋】扶嚴切北木皮俗呼為水桴木也」
𩛳杋7+食9=総画数16 U+296F3 [サン/]
◆同「餐」「【字彙補:戌集:食部:𩛳】音義與餐同」
◆未詳「【漢語大字典:食部:𩛳】【中華字海:食部:𩛳】装饰(いずれも【龍龕手鑑】を引くが、《欽定四庫全書》本では{⿱机食}、《四部叢刊續編》本では{⿱(⿰木⿵几二)食}で、{⿱杋食}とは字形が異なる)
木4+3=総画数7 U+674E [リ/すもも]
◆スモモ(李)、バラ科サクラ属の果樹、またその果実、同「𣒶」 {スモモ}
◆裁判官、牢獄を管理する役人
筆順
𣒶李7+木4=総画数11 U+234B6 [リ/]
◆スモモ(李)、バラ科サクラ属の果樹、またその果実、同「李」 {スモモ}
𣵎李7+水3=総画数10 U+23D4E [未詳/]
◆未詳「【中華字海:氵部:𣵎】同"浮"」
木4+3=総画数7 U+674F [コウ、ギョウ、アン、キョウ/あんず]
◆アンズ(杏・杏子)、バラ科スモモ属の果樹 {アンズ}
◆「杏仁キョウニン・アンニン」、アンズ(杏・杏子)の種子の殻を取ったもの、薬用とされる
◆「銀杏ギンナン」、イチョウ(銀杏・公孫樹・鴨脚樹)、イチョウ科の木、またその実 {イチョウ}
筆順
杏7+艸3=総画数10 U+8395 [コウ、ギョウ/] 荇䓷
◆「莕菜コウサイ」、アサザ(莕菜・荇菜)、ミツガシワ科アサザ属の水草 {アサザ}
𨛢杏7+邑3=総画数10 U+286E2 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:酉集拾遺:邑部:𨛢】音義未詳爻洞論六書篇𨛢居殽雜」
𨡋杏7+酉7=総画数14 U+2884B [未詳/]
◆未詳
𨿟杏7+隹8=総画数15 U+28FDF [未詳/]
◆未詳
木4+3=総画数7 U+6750 [サイ、ザイ/]
◆切り出した木、立木は「樹」
◆さまざまな構築物や工作物などに用いられる木、「木材モクザイ」
◆ものを作り上げるための元(もと)となるもの、ものの基本・基礎となるもの
◆有用なもの、有能なもの
筆順
𩭘材7+髟10=総画数17 U+29B58 [キュウ、ク/] 髤髹
◆黒い(或いは赤黒い、或いはやや黒みがかった赤色の)漆(うるし)、またその漆を塗る、同「䰍」「𥿴」
木4+3=総画数7 U+6753 [シャク、ジャク、ヒョウ/]
◆勺シャク(液体を汲み取る椀状の器)の柄(え、持ち手、取っ手)、また柄のついた勺、同「𣏐」
◆北斗七星の柄の部分の星
筆順
𦯪杓7+艸3=総画数10 U+26BEA [コウ、ギョウ/]
◆イヌクログワイ(犬黒慈姑)、カヤツリグサ科ハリイ属の草、別名「シログワイ(白慈姑)」、別名「𦽏茈フシ」「荸薺ホツシ」、同「芍」 {イヌクログワイ}
木4+3=総画数7 U+6758 [ジ、ニ、チ/] 𣐉
◆「嚜杘ビチ・ミェチュ」、狡賢(ずるがしこ)いさま「【列子(冲虚至徳眞經:卷第六:列子):力命第六】…墨(音眉)杘(勑夷)單(音戰)至(音咥)嘽(齒然)咺(許爰)憋(妨滅)懯(音敷此皆黙詐輕發汗緩急𨒪之貌)四人相與游於世胥如志也…」
◆機織ショッキ(はたおり)の糸巻き(糸車いとぐるま)を回転させたり止めたりするための取っ手、同「𣒺」「柅」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:杘𣐉𣒺】丑二切篗柄也或作𣐉𣒺亦書作柅」
𣒺杘7+木4=総画数11 U+234BA [チ/]
◆機織ショッキ(はたおり)の糸巻き(糸車いとぐるま)を回転させたり止めたりするための取っ手、同「柅」「杘」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:杘𣐉𣒺】丑二切篗柄也或作𣐉𣒺亦書作柅」
𧨇杘7+言7=総画数14 U+27A07 [チ/]
◆(問われたことに対して)「知らない」「承知していない」という意味の返答、同「䜉」「𧩴」「【方言:第十】誺(…)不知也沅澧(…)之間(…)凡相問而不知荅曰誺使之而不肎荅曰吂…」
◆騙(だま)そうとして嘘をつく「【正字通:酉集上:言部:誺】…以言相欺曰謾以言相誣曰誺…」
木4+3=総画数7 U+675C [ト、ズ/もり]
◆ヤマナシ(山梨)、バラ科ナシ属の果樹、野生のナシ(梨) {ヤマナシ}
◆「杜梨トウリ」、トウマメナシ唐豆梨、バラ科ナシ属の果樹 {トウマメナシ}
◆「杜仲トチュウ」、トチュウ科トチュウ属の木 {トチュウ}
◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)ざす、行き来ができないようにする、「杜絶トゼツ」、同「堵」「𢾅」
◆「杜撰トサン・ズサン」、根拠のない作り物、いい加減なさま(「杜撰」は「杜黙トモク(宋代の詩人)の詩」の意、その詩が韻インを踏んでいないなど誤りが多いことから「いい加減なさま」の意で用いられる)「【野客叢書:卷二十:杜撰】…杜默為詩多不合律故言事不合格為杜撰…」
◆[日]もり、神社の森
筆順
杜7+艸3=総画数10 U+8370 [ト、ズ/]
◆「荰蘅トコウ」、ウマノスズクサ科カンアオイ属の草
𨧀杜7+金8=総画数15 U+289C0 [ト、ズ/]
◆ドブニウムDubnium(Db)、元素名 {ドブニウム}
木4+3=総画数7 U+675F [ショク、ソク/たば、たば・ねる、つか、つか・ねる]
◆(長いものを)縛(しば)って一つにする、一つに纏(まと)める、同「捒」
◆縛って一つにしたものの数を表す語
◆縛る、縛ってばらばらにならないようにする、自由を制限する
◆[日]つか、長さの単位、指四本をくっつけた時の幅
筆順
束7+人2=総画数9 U+345B [ソク、ショク/]
◆「㒔㑛ショクソク・トクソク」◇短く醜(みにく)いさま「【御定歴代題畫詩類:卷九十四:薛九宅觀雕狐圖】…短尾㒔㑛窮蹄鋪雕爭…」◇頭を揺(ゆ)らすさま「【玉篇:卷三:人部第二十三:㒔】時束切㒔㑛動頭皃」
𠔗束7+八2=総画数9 U+20517 [チュウ/なか] 中𠁧𠁦𠁩𠔈
◆ものとものの間にあってどちらにも偏(かたよ)らない位置
◆上下・高低・大小などの間(あいだ)に位置する人や物や場所、同「仲」
◆始点(出発地)から終点(目的地)までの範囲の間、半(なか)ば、「途中トチュウ」
◆閉じられた範囲・領域の内側、同「内」
◆ある範囲に含まれるもの、またその全て
◆(物の真ん中に)当てる、当たる
注解:「中(𠁧𠁦𠁩)」はたなびく旗(口)とその真ん中に立つ旗竿(丨)を象ったもので「物の真ん中」、また旗のたなびく方向で風向きを「当てる」の意味を持つ
束7+冫2=総画数9 U+51C1 [ソウ/] 𠘂
◆冷える、凍(こお)る
束7+刀2=総画数9 U+524C [ラツ、ラチ/]
◆背(そむ)く、逆方向を向く、逆向きに跳(は)ね返る
◆「乖剌カイラツ」◇逆向きに離れる◇逆(さか)らう
◆「撥剌ハツラツ」◇弓がいっぱいに引き絞(しぼ)られているさま◇(魚が弓なりになって)勢いよく飛び跳ねるさま◇力が漲(みなぎ)っているさま、元気が良いさま
筆順
束7+力2=総画数9 U+52C5 [チョク、チキ/みことのり] 敕𢽟𠡅
◆戒(いまし)める、誡(いまし)める、同「飭」「𢞒」
◆正(ただ)す、しっかりと整える、整理する「【前漢紀:髙后紀:卷第六】荀恱曰…勅身正巳…(「巳」は「己」と思われる)
◆天子の(誡めの)言葉、詔(みことのり)「【廣韻:入聲:職第二十四:敕:敕】誡也正也固也勞也理也書也急也今相承用勑勑本音賚恥力切」
筆順
𠲿束7+口3=総画数10 U+20CBF [ソウ、ス、ソク/]
◆鳥の嘴(くちばし)、同「𠲋」「𠾋」「嘴」
◆口を窄(すぼ)ませて啜(すす)る、少しずつ飲む、同「吮」
𡇯束7+囗3=総画数10 U+211EF [コン、ゴン/]
◆混じり合って一つになる、同「混」「【漢語大字典:囗部:𡇯】同"混"。混合。《馬王堆漢墓帛書・老子甲・道經》三者不可至計,故𡇯而為一。」
束7+女3=総画数10 U+5A15 [サク/] 𡣒𡠑
◆相手を敬い慎(つつし)み深く振る舞うさま、丁重テイチョウなさま、同「娖」
𢈠束7+广3=総画数10 U+22220 [①ラツ、ラチ②シ/]

◆庵(いおり)、小さく質素な家、同「𢉨」「【龍龕手鑑:卷二:广部第十二:𢉨】或作𢈠正盧葛反庵也亦獄室也又七賜反亦偏𢈠舍也」
◆罪人を閉じ込める小屋、同「𢉨」

◆未詳「㢀」参照「【營造法式:卷一:總釋上】義訓…偏舍謂之𢋃(音亶)𢋃謂之𢈠(音次)…」
𢑧束10+彑3=総画数13 U+22467 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:束部第五十六:𢑧】私七反經音義作膝經文作𢑧非也」
束7+心3=総画数10 U+609A [ショウ、シュ/おそ・れる]
◆懼(おそ)れる、竦(すく)む、体を強張(こわば)らせる、同「竦」「𢥠」
◆身を(体を、気持ちを、姿勢を、態度を)ぐっと引き締める、同「捒」
筆順
束7+手3=総画数10 U+6352 [シュ、ショク、ソク/]
◆束(たば)ねる、一つに纏(まと)める、縛(しば)って一つにする、同「束」
◆装(よそお)う、装束(ショウゾク、衣裳や装身具などを始めとする身の回りのもの)を整える
◆身を(体を、気持ちを、姿勢を、態度を)ぐっと引き締める、体を強張(こわば)らせる、同「竦」「悚」
束7+支4=総画数11 U+3A7D [キ、ギ/]
◆寄生木(やどりぎ)、他の樹木に寄生して生育する木、同「𢺷」
束7+攴4=総画数11 U+6555 [チョク、チキ/みことのり] 𢽟勅𠡅
◆戒(いまし)める、誡(いまし)める、同「飭」「𢞒」
◆正(ただ)す、しっかりと整える、整理する「【前漢紀:髙后紀:卷第六】荀恱曰…勅身正巳…(「巳」は「己」と思われる)
◆天子の(誡めの)言葉、詔(みことのり)「【廣韻:入聲:職第二十四:敕:敕】誡也正也固也勞也理也書也急也今相承用勑勑本音賚恥力切」
筆順
束7+月(肉)4=総画数11 U+8128 [ショク、ソク/]
◆肉を炙(あぶ)るために刺す串(くし)、同「𦠁」
◆痩(や)せ衰える、痩せ細る
束7+木4=総画数11 U+6880 [ソク、チョク/]
◆屋根の四隅の軒先に向かって張り出させた短い垂木(たるき、屋根を支える木)
◆木を束ねる
◆木名、未詳「【爾雅注疏・釋木】桋赤梀白者梀(赤梀樹葉細而歧鋭皮理錯戾好叢生山中中車輞白梀葉圓而歧爲大木)」「【草木疏校正:卷上:隰有杞桋】棟葉如柞皮厚而白(厚爾雅疏作薄陶本同)其木理赤者爲赤梀一名桋白者爲梀其木皆堅韌今人以爲車轂」
束7+欠4=総画数11 U+6B36 [サク、ソク、ソウ、ス/]
◆口を窄(すぼ)めて啜(すす)る、少しずつ飲む
◆ごほごほと咳をする、同「嗽」
束7+歹4=総画数11 U+6B90 [ソク/]
◆「𣨍殐コクソク」、死シ、死ぬさま
𣭴束7+毛4=総画数11 U+23B74 [シュ、ス/] 𣭵
◆毛織の敷物、絨毯ジュウタンの類、同「氍毹クシュ」「【龍龕手鑑:卷一:毛部第二十二:𣰎㲙𣭴𣭵㲣毺】六俗毹正霜俱反氍毹也」
𣭵束11+毛4=総画数15 U+23B75 [シュ、ス/] 𣭴
◆毛織の敷物、絨毯ジュウタンの類、同「氍毹クシュ」「【龍龕手鑑:卷一:毛部第二十二:𣰎㲙𣭴𣭵㲣毺】六俗毹正霜俱反氍毹也」
束7+水3=総画数10 U+6D91 [ソク、ソウ/]
◆濯(すす)いで汚れを洗い落とす
◆嗽(うがい)をする、同「漱」
𤙨束7+牛4=総画数11 U+24668 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:牛部第十二:𤙨】俗音束」「【字彙補:巳集:牛部:𤙨】俗束字」
束7+玉4=総画数11 U+3ECB [ラツ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)、また玉の名、同「㻝」
◆「和世㻋コシラ」、モンゴル帝国の第13代汗カアン・ハーン(皇帝の称号)、1300年~1329年
束7+疋5=総画数12 U+758E [ソ、ショ/うと・い、まば・ら、おろそ・か]
◆隙間があるさま、間(あいだ)が空(あ)いているさま、ぎっしりと詰まっていないさま
◆間(ま)を取って深く関わろうとしない、関心や関係が薄い、よく知らない
◆間が空いていて粗い、行き届かない
◆間が空いていて透ける
注解:本字は「疏」と同音同義字だが「隙間がある」の意では「疎」を、「間が空いて流れがよい」の意では「疏」を用いることが多い
筆順
𤴚束7+疋5=総画数12 U+24D1A [未詳/]
◆未詳
𤶬束7+疒5=総画数12 U+24DAC [セキ、ジャク/]
◆痩せ衰える、痩せ細る
◆寒さが原因する皸(あかぎれ)や霜焼(しもやけ)の類「【吳郡志:卷十八】肌上生瘮㾊」「【原本韓集考異:卷三】寒謂之㾕㾊」
束7+目5=総画数12 U+4033 [ラツ、ラチ/] 𥈙
◆瞳(ひとみ、瞳孔)が不正なさま「【玉篇:卷四:目部第四十八:𥈙】力末切目不正」
束7+立5=総画数12 U+7AE6 [ショウ、シュ/すく・む]
◆体を強張(こわば)らせる、同「捒」「𢷜」「𢖗」
◆敬い畏(かしこ)まる、身を(体を、気持ちを、姿勢を、態度を)ぐっと引き締めて畏まる
筆順
束7+竹6=総画数13 U+41FF [サク、シャク/] 策筞
◆(竹製の)鞭(むち)、鞭打つ、同「敇」「箠」
◆文字(文章)を記すための細長い竹製の札、竹簡チクカン
◆符命フメイ、天子の意であることの証(あかし、署名や押印)のある札(ふだ、文書)、天子が下す命令書・指示書・辞令書、特に諸侯の領土・爵位・官位などの任免の文書、同「冊」
◆謀はかりごと、ことを成すための方法、またそれを記した文書、計画書、同「𥮮」
◆謀(はか)る、ことを成すために手を打つ、同「籌」
◆筮(めどぎ)、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒、同「筮」「筴」
◆永字八法の一つ、右上へ向かってのはねの書き方、現代中国では「提」「挑」 {永字八法}
𥹵束7+米6=総画数13 U+25E75 [チョク/]
◆「䊞𥹵タクチョク」、損米ソンマイ、未詳、「米を粘りが出るまで煮る或いは蒸すなどしたもの」の意か?「【玉篇:卷十五:米部第二百:𥹵】丑厄切字書云䊞𥹵損米又所責切餅相粘」
束7+糸6=総画数13 U+7D80 [ソ、ショ/] 𦈌
◆粗(あら)い糸
◆クズ(葛、マメ科クズ属の草)やカラムシ(苧、イラクサ科カラムシ属の草)などの粗い糸で織った布、また目の粗い布
𦈌束7+糸3=総画数10 U+2620C [ソ、ショ/]
◆粗(あら)い糸
◆クズ(葛、マメ科クズ属の草)やカラムシ(苧、イラクサ科カラムシ属の草)などの粗い糸で織った布、また目の粗い布
𦎏束7+羊6=総画数13 U+2638F [未詳/]
◆未詳「【東溟奏稿:卷之三】聖鑒事竊道光二十二年正月三十日…望結仔𡁃叻卽息𦎏…」「【帝京景物畧略:卷之一:崇國寺】…西天大𦎏麻桑渴已𦎏行實碑其一…」
注解:音写字かと思われるが音未詳「【漢語大字典:羊部:𦎏】用同"喇"」は「lǎ」の音を当てる
𦐾束7+羽6=総画数13 U+2643E [シ/]
◆さっと飛ぶさま
𧋐束7+虫6=総画数13 U+272D0 [セキ、ソウ/]
◆虫名、未詳「【字彙:申集:虫部:𧋐】思積切音昔蝮䖤也又𧋐𧐎○又■奏切音嗽䗱𧋐蟲名(「𧋐𧐎」は「𧌐𧐎・𧊸𧐎シベキ(ゴキブリ(蜚蠊))」、「䗱𧋐」は「䗱𧐒ホクソク(未詳)」であろうと思われる)
束7+角7=総画数14 U+89EB [ソク/] 𧥆
◆「觳觫コクソク」、恐れるさま、懼(おそ)れ慄(おのの)くさま「【孟子注疏:卷一上:梁惠王章句上】舍之吾不忍其觳觫若無罪而就死地」
筆順
束7+言7=総画数14 U+8A8E [ショク、ソク/]
◆促(うなが)す、急(せ)かす、急(せ)き立てる、同「𧫣」「【正字通:酉集上:言部:誎】蘇谷切音速說文餔旋促也廣雅督促也誎音促篆作誎」
束7+走7=総画数14 U+8D9A [ソク/]
◆「趚趚ソクソク」、地を蹴(け)って駆(か)ける、またその音
◆「𧽥趚ロクソク」、走る音
束7+足7=総画数14 U+8E08 [ソ、ショ/うと・い、まば・ら、おろそ・か]
◆隙間があるさま、間(あいだ)が空(あ)いているさま、ぎっしりと詰まっていないさま
◆間(ま)を取って深く関わろうとしない、関心や関係が薄い、よく知らない
◆間が空いていて粗い、行き届かない
◆間が空いていて透ける
注解:本字は「疏」と同音同義字だが「隙間がある」の意では「疎」を、「間が空いて流れがよい」の意では「疏」を用いることが多い
筆順
束7+辛7=総画数14 U+8FA2 [ラツ、ラチ/] 辣𨐜
◆ぴりっと辛(から)い、辛くてひりひりする
◆甚(はなは)だしい、きつい、度を超えている
束7+辛7=総画数14 U+8FA3 [ラツ、ラチ/] 辢𨐜
◆ぴりっと辛(から)い、辛くてひりひりする
◆甚(はなは)だしい、きつい、度を超えている
筆順
束7+辵3=総画数10 U+901F [ソク/はや・い、はや・める、すみ・やか]
◆あっという間に、瞬(またた)く間に、間を置かずに、さっと
◆疾(はや)い、あっという間に位置が変わる、また通り過ぎて行く、同「遬」
◆間を置かずに動作・反応・対応する
筆順
束7+金8=総画数15 U+92C9 [ソク/]
◆腕環や足環などの装飾用の環(わ)「【諸蕃志:卷上:南毗國】…足圈金鋉…」
𨴨束7+門8=総画数15 U+28D28 [チク/]
◆人や物が多いさま、同「閦」
𩂺束7+雨8=総画数15 U+290BA [サク、シャク/] 𩂴
◆小雨が(細かい雨が)降るさま、同「洓」
𩇹束7+非8=総画数15 U+291F9 [未詳/]
◆未詳「【管子:輕重甲第八十】…管子對曰…彼十鈞之弩不得𩇹擏不能自正故三月解𠣗而弓弩無匡䡔者此何故也…」「【字彙補:子集:勹部:𩇹】管子彼十鈞之弩不得𩇹擏不能自正音未詳」
𩐫束7+音9=総画数16 U+2942B [ソク/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:音部第三十九:𩐼𩐫】二音速」
束7+頁9=総画数16 U+983C [ライ/たよ・る、たの・む、たの・もしい] 賴赖𩓃
◆他に任(まか)せ切りにする、他を当てにする
◆仕事や責任などを他に押し付ける、他のせいにする
◆「無頼ブライ」◇他を当てにしない◇嘘ばかりで狡賢(ずるがしこ)く立ち回る者◇ならず者、悪党
◆利益、儲(もう)け
◆[日]たの・む、他にお願いする
◆[日]たの・もしい、任せても大丈夫(安心)である
筆順
束7+食9=総画数16 U+9917 [ソク/]
◆鼎(かなえ、二つの"∩"字状の取っ手と三本或いは四本の脚のある器)に入れられた(美味しい)食べ物、同「𩞌」「𩱫」「𢐌」
◆「覆餗(フクソク)」◇鼎の足が折れ入っていた食べ物が流れ出てしまうこと◇公コウ(きみ)を支えるべき者が、その大任タイニン(重要な任務)に堪(た)えられないこと「【周易集解:卷八:下經】九四鼎折足覆公餗其形渥凶(《注》…旣覆公餗體爲渥沾知小謀大不堪其任受其辱災及其身…)象日覆公餗信如何也(《疏》正義曰鼎折足覆公餗者餗糝也八珍之膳鼎之實也…)」
束7+馬10=総画数17 U+99F7 [ソウ、ス/]
◆馬が銜(くつわ、口に咥えさせる馬具、口に咥えさせる棒とその両端の手綱などを繋ぐための環から成る)を揺らしながら疾駆するさま {乗物(馬車)}
𩳒束7+鬼10=総画数17 U+29CD2 [未詳/]
◆鬼名、未詳「【五音集韻:卷十三:屋第一:𩳒】鬼名」
束7+鳥11=総画数18 U+9D63 [ライ、チョク、チキ/] 𪀜
◆「鸂鵣ケイチョク」、オシドリ(鴛鴦)よりもやや大型で雌雄の仲睦まじいという紫がかった色の水鳥
木4+3=総画数7 U+6761 [チョウ、ジョウ/]
◆小枝、細く長い枝、同「樤」
◆細長いもの、筋(すじ)状のもの
◆筋、道筋、「条理ジョウリ(道理、筋道)」
◆一纏(ひとまと)まりごとに分けて(段ごとに区切って)記述した文章、項目
◆[日](纏まりのある一つの事を指して)~の事
◆[日]~によって
筆順
𣔌条7+木4=総画数11 U+2350C [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:𣔌】"樤"的类推簡讹字」
条7+水3=総画数10 U+6DA4 [テキ、ジャク、ジョウ/] 滌𣼝
◆水を注(そそ)ぎ洗う
◆水を注いで汚れを洗い除く
◆「涤涤テキテキ」◇旱(ひでり)で水が涸(か)れ草木が枯(か)れるさま◇笛の音が辺りに鳴り渡(わた)るさま「【釋名:釋樂器】篴滌也其聲滌滌然也」
𤶫条7+疒4=総画数11 U+24DAB [キュウ、ク/] 𤶔
◆病(や)む、病(やまい)「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷四:疒部第十三:𤶔】俗疚正音救病也」(《欽定四庫全書》本は「𤶔{⿸病⿱夂小}」ではなく「𤶫{⿸病⿱夂木}」)
筿条7+竹6=総画数13 U+7B7F [ショウ/しの] 篠筱𥴽𥭪
◆幹カン(みき)が細い竹の一種、細いが堅く強いため矢柄・矢幹(やがら)に利用される {武器(弓箭)}
筆順
条7+糸3=総画数10 U+7EE6 [トウ、ジョウ/] 絛𠍞縧
◆糸や紐(ひも)を編んだ紐、組紐(くみひも)、同「縚」「幍」
◆断面が扁平ヘンペイになるように編んだ紐(ひも)、平組紐(ひらくみひも)、断面が丸くなるように編んだ丸組紐(まるくみひも)を「紃」
◆「绦虫ジョウチュウ」、サナダムシ(真田虫・条虫)、体内に寄生する条虫類の総称
𦰏条7+艸3=総画数10 U+26C0F [未詳/]
◆未詳
条7+魚8=総画数15 U+9CA6 [チョウ、ジョウ/] 鰷䱔
◆カワイワシ、学名Hemiculter leucisculus、ウグイ(鯎・石斑魚)やアユ(鮎・香魚・年魚)などに似た小形でやや細身のコイ科カワイワシ属の淡水魚、同「鮂」、同「白鰷ハクジョウ」「白鱎ハクキョウ」「黑鰦コクシ」
木4+3=総画数7 U+6763 [杣未詳/そま]
◆未詳「【農政全書:卷四十二:製造:營室】…所居瓦屋則用磚褁杣簷…」
◆[日]木材を切り出す山、「杣木(そまき、山から切り出した木)」「杣人(そまびと、山から木を切り出す人) {和製漢字の辞典:木部:杣}
筆順
𡷻杣7+山3=総画数10 U+21DFB [未詳/]
◆未詳「【字彙補:寅集:山部:𡷻】烏甲切音軋義未詳」
木4+3=総画数7 U+6765 [ライ/く・る、きた・る、きた・す]
◆(人や時間や物事が)向こうからこちらに近づく、「到来トウライ」、同「倈」「徠」「逨」「𧼛」
◆招き寄せる、「こちらに来させる」の意
◆ある時点から今まで、今に至る、「以来イライ」
◆きた・す、(~が原因・発端・理由で)~になる、「由来ユライ」
◆きた・る、これから先の
筆順
𠂲来7+丿1=総画数8 U+200B2 [ソウ/なつめ] 棗枣𡗭栆𠐇𢄀𣕿
◆ナツメ(棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、またその実 {ナツメ}
◆「酸𠂲サンソウ」、サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木 {サネブトナツメ}
◆[日]なつめ、抹茶マッチャを入れる容器、容器の形がナツメ(棗)の実に似ていることから
来7+人2=総画数9 U+4FEB [ライ、リ/]
◆人が来る、やって来る、同「来」「徠」
◆中国の雑劇ザツゲキでの子役、「倈兒(倈儿ライジ・ライアル)」
𠡠来7+力2=総画数9 U+20860 [ライ、チョク、チキ/]
◆労苦を厭(いと)わず勤(つと)める、またその勤労に対して感謝の気持ちを伝え労(ねぎら)う「【字彙:子集:力部:勑】洛代切音賴勞勑也答其勤曰勞撫其至曰勑…與飭同馬援傳謹勑之士…」
◆戒(いまし)める、誡(いまし)める、同「敕(勅)」「【說文解字注:力部:勑】…一部俗誤用爲敕字」
来7+山3=総画数10 U+5D03 [ライ/]
◆「邛崃キョウライ」、古地名、山名(山脈名、別名「崍山」)、同「邛郲」、四川省成都市・邛崍市・雅安市西方 {四川省}
来7+彳3=総画数10 U+5F95 [ライ/]
◆同「来」
◆「招徕ショウライ」、招(まね)く、招き寄せる
◆感謝の気持ちを伝え労(ねぎら)う、同「勑」「【隋書:卷十七志第十二:律歷中】…於是高祖引孝孫胄玄等親自勞徠…」
◆「徂徕ソライ」◇行き来、往来◇山名、山東省泰安市南東 {山東省}◇[日]人名、荻生徂徠(おぎゅうそらい)、江戸中期の儒学者
来7+木4=総画数11 U+68BE [ライ/]
◆「梾木ライボク」、クマノミズキ(熊野水木)、ミズキ科ミズキ属の木 {クマノミズキ}
𣘐来10+木4=総画数14 U+23610 [キョク、コク/]
◆棘(いばら)、刺(とげ)のある木、同「棘」「【字彙補:辰集:木部:𣘐】俗棘字袁桷七觀不𣘐不茨」
来7+水3=総画数10 U+6D9E [ライ/]
◆「涞水ライスイ」、川名、山西省大同市・河北省中西部付近を源とする「【說文解字注:水部:淶】淶水起北地廣昌東入河(北地當作代郡代郡廣昌…水經曰巨馬河出代郡廣昌縣淶山巨馬河卽淶水也…)」 {山西省}
来7+目5=総画数12 U+7750 [ライ/]
◆藪睨(やぶにら)み、斜視シャシ、瞳(ひとみ)が見るものの方に向かないさま
◆見る、横目で見る
𥟂来7+禾5=総画数12 U+257C2 [ライ/]
◆コムギ(小麦)、イネ科の穀物、またムギ類の中で用途が限られたり品質が劣っているもの、同「麳」
来7+艸3=総画数10 U+83B1 [ライ/]
◆アカザ(藜)またシロザ(白藜)、ヒユ科アカザ属の草、同「藜」 {アカザ} {シロザ}
◆(郊外の)耕作していない田畑、休耕田、雑草に覆われて荒れた田畑、同「𤲓」
筆順
𧳕来7+豸7=総画数14 U+27CD5 [ライ/] 猍𧳟𧳥
◆タヌキ(狸)、イヌ科タヌキ属の哺乳類、同「狸」「貍」
◆ヤマネコ(山猫)やベンガルヤマネコ(ベンガル山猫)などのネコ科に属する哺乳類、また野生のネコ、同「狸」「貍」
来7+貝4=総画数11 U+8D49 [ライ/] 賚𧶘𧷖𧶛
◆賜(たま)う、上位の者が下位の者に物や位などを与える、同「賜」
◆賜(たまわ)りもの、授(さず)かりもの、同「賜」
来7+金5=総画数12 U+94FC [ライ/]
◆人名用字「【隨園詩話:卷十三】…歸安姚汝金字念慈初名世錸…(「歸安キアン」は浙江省湖州市に置かれた県名、「姚汝金ヨウジョキン」は清代(1644年~1911年)の人)
◆レニウムRhenium(Re)、元素名 {レニウム}
𩓋来7+頁9=総画数16 U+294CB [未詳/]
◆未詳「【中華字海:頁部:𩓋】同"賚"」
注解:「顂」の異体字か?
𪎌来7+麥7=総画数14 U+2A38C [ライ/] 麳𪎂
◆コムギ(小麦)、イネ科の穀物、またムギ類の中で用途が限られたり品質が劣っているもの
木4+3=総画数7 U+6766 [/すぎ]
◆[日]スギ(杉)、スギ科の木、同「杉」 {スギ}
𠥂杦7+匚2=総画数9 U+20942 [キュウ、グ/ひつぎ] 柩匛𣡛匶𠥬
◆遺体が収(おさ)められた棺(ひつぎ)、また棺に収められた遺体「【禮記注疏(禮記正義):卷四:曲禮下】在牀曰尸(《注》尸陳也言形體在也)在棺曰柩(《注》柩之言究也)」
𡉣土部
𣏂木4+3=総画数7 U+233C2 [未詳/]
◆未詳「【字彙:辰集:木部:𣏂】初戛切音察徐鉉曰未知所出〇又竝與殺同从术與木不同也」
注解:「剎(刹)」「殺(殺)」「弒(弑)」などに用いられている、本来「杀」は{⿱㐅朮}であることから、「𣏂」は「杀」の本字と考えられる
𣏂7+刀2=総画数9 U+524E [サツ、セチ、セツ/]
◆仏寺ブツジ、仏塔ブットウ
◆「羅剎ラセツ」「羅刹天ラセツテン」、インド仏教の鬼神の一、rākṣasa[梵]の音写
𣏂7+殳4=総画数11 U+F970 [サツ、セツ/そ・ぐ、ころ・す] 殺𣪩杀
◆ころ・す、人や動物の生命を奪う、同「𠮁」「煞」「𤋣」「𢼡」「𢿔」「𣪖」「𢽮」「𢽯」「𢽺」「𢽅」「𢾈」「𢽘」「𢽆」「𢼯」「𢼴」「𣪆」「𢁛」「𧤿」「𣀎」「𢿹」
◆そ・ぐ、削(けず)る、削(そ)ぎ取る、減らす、勢いを弱める、同「煞」
◆甚(はなは)だしく~、極めて~、非常に~、同「煞」
◆寒々しいさま、荒(すさ)んでいるさま
注解:「殺」の偏ヘン(漢字の左側の部分)は{⿱㐅木}ではなく{⿱㐅朮}
𨦾𣏂7+金8=総画数15 U+289BE [未詳/]
◆未詳
注解:「𨦅」の異体字か?
𩳘𣏂7+鬼10=総画数17 U+29CD8 [サツ、セチ/] 𩴳𩲺𩳋
◆未詳「【說文解字:鬼部:䰧】鬼皃」
𩳙𣏂7+鬼10=総画数17 U+29CD9 [サイ、セ/] 𩴇𩳃
◆鬼名、未詳
𣏏木4+3=総画数7 U+233CF [未詳/]
◆[韓]「𣏏山(音未詳)」、地名、未詳「【三國史記:卷第三十七:雜志第六:地理四】三國有名未詳地分…甁{⿰(⿱■开)(⿱厶■)}山 直朋 達伐 𣏏山 木出島 狗壤…」
𦰧𣏏7+艸3=総画数10 U+26C27 [ヨウ/は] 葉𦹁𦶫𦯧
◆植物の茎や枝から伸び出る薄く平らなもの、主に光を受け成長に必要な養分を合成(光合成コウゴウセイ)する役割を担う
◆(葉のように)薄いもの
◆紙などのような薄いものを数える語、「一葉イチヨウ(一枚、頁数では表裏で二頁分に当たる、小舟一艘)」、同「叶」
◆時代、頃、「20世紀中葉(20世紀の中頃)」
𧋝𣏏7+虫6=総画数13 U+272DD [チョウ、ジョウ/]
◆チョウ(蝶)、チョウ目のうちガ(蛾)を除いた虫の総称「【直音篇(重訂直音篇):虫部第○:{⿰虫(⿱丗木)}】音牒蝴蝶蝶𧋝𧋞並同上」
木4+4=総画数8 U+3B4A [セキ、シャク/] 析𣂔
◆裂(さ)く、切り割(さ)く
◆分ける、別ける、切り分ける
◆ものの本質・性質を知るためにばらばらに分ける
𢜣㭊8+心4=総画数12 U+22723 [セキ/]
◆敬(うやま)う、同「惁」
𣶁㭊8+水3=総画数11 U+23D81 [セキ、シャク/]
◆水で米を濯(すす)ぐ、揺り動かすようにして塵(ごみ)などを取り去る、同「𥺚」
◆「𣶁川セキセン」「𣶁水セキスイ」、河南省洛陽市欒川県を源とする川 {河南省}
𥯻㭊8+竹6=総画数14 U+25BFB [未詳/]
◆筮(めどぎ、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒)、或いは数を数えるための細い竹棒、同「𥮥」「【康熙字典:未集上:竹部:𥯻】《歸有光易圖論後》龍虎之經金石草木之卜軌𥯻占算之術音義未詳」「【漢語大字典:竹部:𥯻】同"策"」「【中華字海:竹部:𥯻】同"𥮥"」
𣇮㭊8+艸4=総画数12 U+231EE [セキ、シャク/]
◆明らかなさま、明白なさま、はっきりしているさま、同「晰」
𧌨㭊8+虫6=総画数14 U+27328 [セキ、シャク/] 蜥𧌥𧈼𧎀
◆「𧌨蜴セキエキ」、トカゲ(蜥蜴)やヤモリ(守宮)などのトカゲ亜目の爬虫類、またトカゲに似た両生類の称、別名「蜤蜴シエキ」
𧎀㭊8+虫6=総画数14 U+27380 [セキ、シャク/] 蜥𧌥𧌨𧈼
◆「𧎀蜴セキエキ」、トカゲ(蜥蜴)やヤモリ(守宮)などのトカゲ亜目の爬虫類、またトカゲに似た両生類の称、別名「蜤蜴シエキ」
木4+4=総画数8 U+4F86 [ライ/く・る、きた・る、きた・す]
◆(人や時間や物事が)向こうからこちらに近づく、「到来トウライ」、同「倈」「徠」「逨」「𧼛」
◆招き寄せる、「こちらに来させる」の意
◆ある時点から今まで、今に至る、「以来イライ」
◆きた・す、(~が原因・発端・理由で)~になる、「由来ユライ」
◆きた・る、これから先の
注解:「來」は、古くムギ(麥・麦)の芒(のぎ、毛のように細く尖ったもの)を象った字で「ムギ(小麦)」の意であったが、後にコムギ(小麦)は「麳{⿰麥來}」を用い、「來」は専ら「来る、来る」の意で用いられるようになった「【字源:來部:來】象形字。像麦子长有麦穗芒朿之形。…來的本义指小麦。…商代甲骨文常见"𣥌(往)來亡■"…往是前往、來是返回。…」
筆順
來8+人2=総画数10 U+5008 [ライ、リ/]
◆人が来る、やって来る、同「来」「徠」
◆中国の雑劇ザツゲキでの子役、「倈兒(倈儿ライジ・ライアル)」
來8+力2=総画数10 U+52D1 [ライ、チョク、チキ/] 𠡠
◆労苦を厭(いと)わず勤(つと)める、またその勤労に対して感謝の気持ちを伝え労(ねぎら)う「【字彙:子集:力部:勑】洛代切音賴勞勑也答其勤曰勞撫其至曰勑…與飭同馬援傳謹勑之士…」
◆戒(いまし)める、誡(いまし)める、同「敕(勅)」「【說文解字注:力部:勑】…一部俗誤用爲敕字」
𠩬來8+厂2=総画数10 U+20A6C [レイ、ライ/]
◆硬い毛、剛毛ゴウモウ、硬く縮(ちぢ)れた毛、同「斄」
來8+口3=総画数11 U+553B [ライ/]
◆「ライ」などの音オンを表す漢字(音写字)「【東溟奏稿(テキスト版):卷之二:計開】…喝凜、咮唻、叻哩、阿哩、奇瘦、沛食哩、…」
來8+女3=総画数11 U+5A61 [ライ/]
◆可愛らしいさま、感じが良いさま
◆女性名用字
來8+山3=総画数11 U+5D0D [ライ/]
◆「邛崍キョウライ」、古地名、山名(山脈名、別名「崍山」)、同「邛郲」、四川省成都市・邛崍市・雅安市西方 {四川省}
筆順
來8+广3=総画数11 U+5EB2 [ライ/]
◆「長庲」、建物の名
◆「庲降」、蜀国の地名
來8+彳3=総画数11 U+5FA0 [ライ/]
◆同「来」
◆「招徕ショウライ」、招(まね)く、招き寄せる
◆感謝の気持ちを伝え労(ねぎら)う、同「勑」「【隋書:卷十七志第十二:律歷中】…於是高祖引孝孫胄玄等親自勞徠…」
◆「徂徠ソライ」◇行き来、往来◇山名、山東省泰安市南東 {山東省}◇[日]人名、荻生徂徠(おぎゅうそらい)、江戸中期の儒学者
筆順
𢜞來8+心3=総画数11 U+2271E [未詳/]
◆未詳
𢯦來8+手3=総画数11 U+22BE6 [ライ/]
◆未詳
𢽟來8+攴4=総画数12 U+22F5F [チョク、チキ/みことのり] 敕勅𠡅
◆戒(いまし)める、誡(いまし)める、同「飭」「𢞒」
◆正(ただ)す、しっかりと整える、整理する「【前漢紀:髙后紀:卷第六】荀恱曰…勅身正巳…(「巳」は「己」と思われる)
◆天子の(誡めの)言葉、詔(みことのり)「【廣韻:入聲:職第二十四:敕:敕】誡也正也固也勞也理也書也急也今相承用勑勑本音賚恥力切」
𣍿來8+月(肉)4=総画数12 U+2337F [未詳/]
◆未詳「【太平御覽:服用部一:帳】卞便開帳𧙂褥羊逕上卞大床枕入被下乃廻坐傾𣍿」
來8+木4=総画数12 U+68F6 [ライ/]
◆「棶木ライボク」、クマノミズキ(熊野水木)、ミズキ科ミズキ属の木 {クマノミズキ}
𣮉來8+毛4=総画数12 U+23B89 [リ/]
◆硬い毛、剛毛ゴウモウ、硬く縮(ちぢ)れた毛、同「斄」
來8+水3=総画数11 U+6DF6 [ライ/]
◆「淶水ライスイ」、川名、山西省大同市・河北省中西部付近を源とする「【說文解字注:水部:淶】淶水起北地廣昌東入河(北地當作代郡代郡廣昌…水經曰巨馬河出代郡廣昌縣淶山巨馬河卽淶水也…)」 {山西省}
來8+犬4=総画数12 U+730C [ギン/]
◆犬が牙を剥(む)き出して怒るさま
來8+犬3=総画数11 U+730D [ライ/] 𧳟𧳕𧳥
◆タヌキ(狸)、イヌ科タヌキ属の哺乳類、同「狸」「貍」
◆ヤマネコ(山猫)やベンガルヤマネコ(ベンガル山猫)などのネコ科に属する哺乳類、また野生のネコ、同「狸」「貍」
來8+玉4=総画数12 U+741C [ライ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の類、同「𤦃」
◆人名用字「【明史:卷二百五十一:列傳第一百三十九:錢龍錫】…劉斯琜繼言之…」「【海塘錄:卷十七:奏議五】…前効力光祿寺署正陳琜等…」
𤦃來8+玉4=総画数12 U+24983 [ライ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の類、同「琜」「【說文解字:玉部:𤦃】𤦃瓄玉也(熟語「𤦃瓄」か同義異字「𤦃」「瓄」か未詳)「【玉篇:卷一:玉部第七:𤦃】力才切玉屬也」
𤲓來8+田5=総画数13 U+24C93 [ライ/]
◆(郊外の)耕作していない田畑、休耕田、雑草に覆われて荒れた田畑、同「萊」
𤲝來8+田5=総画数13 U+24C9D [ソク、シキ、ショク/] 嗇𠹫啬𠾂𠻮𤲷𤳋
◆収穫した米などの食糧を倉庫に収(おさ)める、「吝嗇リンショク(貯め込むばかりで出し惜しみすること)」、同「穡」「𠎸」
◆農耕、農業、農作業、同「穡」
◆「𤲝夫ショクフ」、同「農夫ノウフ」◇農業に関わる物事を指導・監督する下級の役人◇農夫、農民
來8+疒5=総画数13 U+3FA2 [ライ/]
◆疫病エキビョウ、悪性の伝染病、同「癘」
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:咍第十六:㾢】久疾也」
來8+目5=総画数13 U+775E [ライ/]
◆藪睨(やぶにら)み、斜視シャシ、瞳(ひとみ)が見るものの方に向かないさま
◆見る、横目で見る
來8+石5=総画数13 U+40BE [ライ/]
◆磨く
𥓜來8+石5=総画数13 U+254DC [未詳/]
◆未詳
𥚒來8+示4=総画数12 U+25692 [未詳/]
◆未詳
來8+禾5=総画数13 U+4158 [ライ/] 𥟂
◆コムギ(小麦)、イネ科の穀物、またムギ類の中で用途が限られたり品質が劣っているもの、同「麳」
來8+竹6=総画数14 U+7B82 [ライ/]
◆タケ(竹)の一種、或いは竹名、未詳
來8+糸6=総画数14 U+42F1 [ライ/]
◆硬い毛、剛毛ゴウモウ
來8+艸3=総画数11 U+840A [ライ/]
◆アカザ(藜)またシロザ(白藜)、ヒユ科アカザ属の草、同「藜」 {アカザ} {シロザ}
◆(郊外の)耕作していない田畑、休耕田、雑草に覆われて荒れた田畑、同「𤲓」
𧍍來8+虫6=総画数14 U+2734D [未詳/]
◆未詳
來8+見7=総画数15 U+4685 [ライ/] 𧡛
◆未詳「【說文解字:見部:䚅】內視也」「【龍龕手鑑:卷三:見部第一:䚅】正洛代反內目童子視也」
𧡛來8+見7=総画数15 U+2785B [ライ/]
◆未詳「【說文解字:見部:䚅】內視也」「【龍龕手鑑:卷三:見部第一:䚅】正洛代反內目童子視也」
來8+角7=総画数15 U+469E [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷二十六:角部第四百二十:䚞】多改切音歹角心也」
來8+言7=総画数15 U+8ABA [チ/] 𧨇
◆(問われたことに対して)「知らない」「承知していない」という意味の返答、同「䜉」「𧩴」「【方言:第十】誺(…)不知也沅澧(…)之間(…)凡相問而不知荅曰誺使之而不肎荅曰吂…」
◆騙(だま)そうとして嘘をつく「【正字通:酉集上:言部:誺】…以言相欺曰謾以言相誣曰誺…」
𧳟來8+豸7=総画数15 U+27CDF [ライ/] 猍𧳕𧳥
◆タヌキ(狸)、イヌ科タヌキ属の哺乳類、同「狸」「貍」
◆ヤマネコ(山猫)やベンガルヤマネコ(ベンガル山猫)などのネコ科に属する哺乳類、また野生のネコ、同「狸」「貍」
來8+貝7=総画数15 U+8CDA [ライ/] 赉𧶘𧷖𧶛
◆賜(たま)う、上位の者が下位の者に物や位などを与える、同「賜」
◆賜(たまわ)りもの、授(さず)かりもの、同「賜」
筆順
𧶛來8+貝7=総画数15 U+27D9B [ライ/] 賚赉𧶘𧷖
◆賜(たま)う、上位の者が下位の者に物や位などを与える、同「賜」
◆賜(たまわ)りもの、授(さず)かりもの、同「賜」
𧼛來8+走7=総画数15 U+27F1B [ライ/]
◆来る、やって来る、到来する、同「来」「逨」
𨂐來8+足7=総画数15 U+28090 [ライ/]
◆未詳
來8+辵4=総画数12 U+9028 [ライ/]
◆来る、やって来る、到来する、同「来」「𧼛」
來8+邑3=総画数11 U+90F2 [ライ/]
◆「邛郲キョウライ」、古地名、山名(山脈名、別名「崍山」)、現市名、同「邛崍」、四川省成都市・邛崍市・雅安市西方 {四川省}
◆春秋時代(前770年~前5世紀)の古地名、滎陽ケイヨウ縣の東、現河南省鄭州市滎陽市付近 {河南省}
◆「𨝀郲ワイライ」、石がごろごろしていて凸凹(でこぼこ)しているさま、同「𩱺𦓥」「【廣韻:上聲:賄第十四:猥:𨝀】𨝀郲不平」
𨤭來8+里7=総画数15 U+2892D [リ/] 釐𨤺𨤲𡪂
◆物事の正しい筋道に沿って治める、道理に照らして正す、あるべき姿・本来の姿にする
◆祭の供(そな)え物の余り
◆天や神の恵み、幸福
◆寡婦、未亡人、同「嫠」
◆長さの単位、重量の単位、面積の単位、百分の一、10の-2乗、1尺=10分=100釐(厘)、同「厘」 {各種単位} {各種単位}
來8+金8=総画数16 U+9338 [ライ/]
◆人名用字「【隨園詩話:卷十三】…歸安姚汝金字念慈初名世錸…(「歸安キアン」は浙江省湖州市に置かれた県名、「姚汝金ヨウジョキン」は清代(1644年~1911年)の人)
◆レニウムRhenium(Re)、元素名 {レニウム}
來8+阜3=総画数11 U+49D2 [ライ/]
◆階段、梯子
來8+頁9=総画数17 U+9842 [ライ/]
◆「顂𩪂ライガイ」、頭(顔)が長いさま
◆頼(たよ)る、頼りにされる、同「頼」
來8+馬10=総画数18 U+9A0B [ライ/]
◆丈(たけ)が七尺以上ある馬、八尺以上は「駥」、六尺以上は「馬」「【周禮注疏:夏官司馬】…馬八尺以上爲龍七尺以上爲騋六尺以上爲馬」
𩭷來8+髟10=総画数18 U+29B77 [ビン、ミン/]
◆土を掘るさま「【字彙補:亥集:髟部:𩭷】眉吟切泯平聲掘土貌」
來8+魚11=総画数19 U+9BE0 [ライ/]
◆魚名、未詳、一説にジギョ(鰣魚、ニシン科シャッド亜科の海水魚)「【爾雅注疏:釋魚】鯬鯠(《注》未詳)」「【正字通:亥集中:魚部:鯠】郎才切音來鰣魚別名爾雅鯬鯠郭注未詳」
◆「鯬鯠レイライ」、魚名、未詳、ナマズ(鯰、ナマズ目の淡水魚)の類「【集韻:卷二:平聲:咍第十六:鯠】鯬鯠魚名魾也」
來8+鳥11=総画数19 U+9D86 [ライ/]
◆「鶆鳩ライキュウ」、タカ(鷹)、タカ科の鳥
◆「鶆䴈ライオウ」、レア科のダチョウ(駝鳥)に似た大形の鳥
來8+麥11=総画数19 U+9EB3 [ライ/] 𪎌𪎂
◆コムギ(小麦)、イネ科の穀物、またムギ類の中で用途が限られたり品質が劣っているもの
𪑚來8+黑12=総画数20 U+2A45A [ライ、リ/]
◆赤黒い、赤黒い黒色
◆「𪑚𪒴ライタイ」、真っ黒いさま
𪘨來8+齒15=総画数23 U+2A628 [タイ、テ/]
◆齧(かじ)る、齧る音
木4+4=総画数8 U+676D [コウ、ゴウ/くい]
◆船で川や海を渡る、同「航」「斻」「【楚辭:惜誦】昔余夢登天兮魂中道而無杭(杭度也詩曰一葦杭之魂一作䰟杭一作航…)」
◆浙江省杭州市の略称 {浙江省}
◆地中に打ち込んで直立させた棒「【康熙字典:辰集中:木部:杭】《禮記註引士喪禮下篇》陳器曰杭木葬者杭木在上茵在下」
筆順
𥮕杭8+竹6=総画数14 U+25B95 [コウ、ゴウ/]
◆竹竿
◆衣桁
木4+4=総画数8 U+6770 [ケツ、ゲチ/]
◆突出している、抜きん出ている、群を抜いて秀(ひい)でている、またそのような人、同繁「傑」
◆「䨲杰バンケツ」、「𦋅闖ケイチン」「䴰䵎ショクタン」「仉䀾ショウト」と共に梁四公の一人「【太平廣記:卷八十一:異人一:梁四公】梁天監中有𦋅闖(上音攜下琛去)䨲杰(上萬下桀)䴰䵎(上蜀下湍)仉䀾(上掌下覩)四公謁武帝」
筆順
杰8+金8=総画数16 U+9330 [シュツ、ジュツ、ズチ/]
◆長い針、長い縫い針、同「鉥」「秫」
木4+4=総画数8 U+6771 [トウ、ツウ/ひがし、あずま]
◆太陽が昇る方角、沈む方角を「西」
注解:木に昇り始めた太陽(日)が重なるの意、太陽が木の上に昇ることを「杲」、太陽が木の下に沈むことを「杳」「【說文解字注:木部:東】(日在木中曰東在木上曰杲在木下曰杳)」
筆順
東8+人2=総画数10 U+5032 [トウ/] 㑈𠍀
◆「儱倲ロウトウ」、弱く劣っているさま、弱って力が出ないさま
◆「㑝倲ロウトウ」、愚かなさま
東8+冫2=総画数10 U+51CD [トウ、ツウ/こお・る、こご・える、い・つ]
◆液体が個体になる、氷が張る
◆寒さで体がきかなくなる、また感覚がなくなる
筆順
東8+口3=総画数11 U+35A6 [トウ、ツウ/]
◆多弁なさま、言葉数が多いさま、同「諌」
東8+土3=総画数11 U+57EC [トウ/]
◆古地名、未詳「【廣韻:上平聲:東第一:東:埬】上埬地名」「【列朝詩集:甲集第十九:送何彥文歸埬水】東海何郎雪滿頭…」
◆「朱仕堜シュシトウ」、明代(1368年~1644年)の潞城ロジョウ(古県名、現山西省長治市潞城区)王朱遜𤆼シュソンチョの子で安簡アンカン王、?年~1490年「【弇山堂別集:卷七十四:諡法五】安簡(郡王)代府潞城王仕埬…」「【山西通志:卷六十三:封爵二:明】潞城王遜𤆼代簡王第三子諡僖順子安簡王仕埬…」「【欽定續文獻通考:卷二百八:封建考】潞城王遜𤆼桂嫡三子…仕埬(成化九年襲𢎞治三年薨)」
東8+女3=総画数11 U+5A3B [トウ/]
◆古国名
◆女性名用字
東8+山3=総画数11 U+5D20 [トウ、ツウ/]
◆山の背(せ)、山の尾根(おね)
◆川名、尋鄔ジンウ水(江西省贛州市尋烏県を源とする川)が東南流して合流する川という「【清史稿:志四十一:地理十三:江西】贛州府…長甯(…尋鄔水出尋鄔堡新窖路山屈東南合馬伏崠水…)」
東8+山3=総画数11 U+5D2C [トウ、ツウ/]
◆[壮]樹林や森林、山深い「【古壮字字典:n:崬】樹林、森林、深山」
𢔅東8+彳3=総画数11 U+22505 [トウ、ドウ/]
◆未詳「【集韻:卷一:平聲:東第一:𢔅】𢔅然行貌」
𢛔東8+心3=総画数11 U+226D4 [トウ、ズウ/]
◆愚かなさま
東8+手3=総画数11 U+3A02 [トウ、ツウ/]
◆打つ
𢽬東8+攴4=総画数12 U+22F6C [チン、ジン/]
◆順に並べる、一列に並べる、広げ並べる、また並ぶ、同「陳」「【集韻:卷二:平聲:真第十七:敶𢽬】列也或作通作陳」
◆順を追って述べる、よく分かるように述べる、同「陳」「【黃帝內經:素問:五常政大論】發生之紀是謂啓{⿰東攴}(物乗木氣以發生而啓陳其容質也…{⿰東攴}古陳字)」
東8+月(肉)4=総画数12 U+8156 [トウ/]
◆未詳「【字彙補:未集:肉部:腖】都弄切音凍肉腖也」
◆「蛋白腖タンハクトウ・タンパイドン」、ペプトンpeptone、蛋白質が分解されたもの
東8+木4=総画数12 U+68DF [トウ、ツウ/むね]
◆建物の屋根の面が交わる最も高いところ
◆桁コウ(けた、建物正面に向かって左右方向に渡す木)で最も高い位置にある木、「棟木むなぎ」 {建物}
◆建物の数を数える語
◆「棟梁トウリョウ」◇屋根の棟木とそれを支える梁(はり)◇重要な人、主要な人◇[日]大工の頭かしら
筆順
東8+气4=総画数12 U+6C2D [トウ/] 𣱝
◆ラドンRadon(Rn)の旧名、現「氡」
𤟈東8+犬3=総画数11 U+247C8 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷一:平聲一:東第一:䍶𤟈】山海經泰戲之山有獸狀如羊一角一目目在耳後其名䍶(【山海經】の《四部叢刊初編》本・《龍溪精舍叢書》本・《欽定四庫全書》本・《古今逸史》本)を確認したが【集韻】のいう「𤟈」はなかった」
𤦪東8+玉4=総画数12 U+249AA [未詳/]
◆未詳
東8+瓦5=総画数13 U+3F2F [トウ、ツウ/]
◆未詳、口が大きく胴が膨(ふく)らんだ容器の類か?「【廣雅:卷七:釋器】㼯(棟)甈(去滯)𤮭(初鑑)也」
𤷆東8+疒5=総画数13 U+24DC6 [トウ、ツウ/]
◆病名「【集韻:卷一:平聲:東第一:𤷆】吳俗謂惡氣所傷爲𤷆病」
𥓝東8+石5=総画数13 U+254DD [未詳/]
◆未詳
東8+糸6=総画数14 U+7DF4 [レン/ね・る] 練练
◆生糸や絹布を灰汁(あく、草木などの灰を溶かしたアルカリ性の水)で煮て柔らかく白くする、同「湅」
◆熟(こな)れていないものを繰り返し鍛(きた)える、鍛えて良いものにする
◆習熟(シュウジュク)する、繰り返して(経験を積んで)上達する
注解:フォントによっては{⿰糸東}の字形になるが、本来は{⿰糸柬}
筆順
東8+羊6=総画数14 U+4376 [トウ、ツウ/]
◆「䍶䍶トウトウ」、獣名、姿はヒツジ(羊)に似て一角イッカクで目は一つ、その目は耳の後ろにあるという
東8+艸3=総画数11 U+83C4 [トウ、ドウ/]
◆「菄風菜トウフウサイ」、シラヤマギク(白山菊)、キク科の草
東8+虫6=総画数14 U+8740 [トウ/]
◆「螮蝀テイトウ」、空に架かる虹(にじ)、別名「蝃蝀セツトウ」
東8+言7=総画数15 U+8ACC [トウ、ツウ、カン、ケン/いさ・める]
◆多弁なさま、言葉数が多いさま、同「㖦」
◆諫(いさ)める、(目上の人に)非ヒ(正しくないこと)や過(あやま)ちを正すよう意見する、同「諫」(「【字彙:酉集:言部:諌】多動切音董多言〇與諫不同俗誤以爲諌」は俗用・誤用とする)
筆順
𨌿東8+車7=総画数15 U+2833F [未詳/]
◆未詳
東8+金8=総画数16 U+932C [レン/ね・る]
◆金属を溶かし不純物を取り除く、また不純物を取り除いて質を高める、同「煉」
◆鍛(きた)える、鍛練タンレンする、修練や訓練を重ねて精神や技術を研(みが)く、同「煉」
◆金属を輪状に作り繋いだ鎖(くさり)、同「鏈」
◆「錬𨬍レンタ」、轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)の一部である「軹端シタン(車輪の外側に突き出た部分)」や「賢端ケンタン(内側に突き出た部分)」の円筒状の部品、同「輨」「軑」 {乗物(車輪)}
筆順
東8+門8=総画数16 U+49A8 [ラン/たけなわ、た・ける] 闌阑
◆たけなわ、盛りを過ぎた頃、半ばを過ぎた頃
◆遮(さえぎ)る
◆門の前の柵(さく)、欄干ランカン、手摺や柵などの防護用の遮蔽物、同「欄」
◆妄(みだ)りに、勝手に、恣(ほしいまま)に
◆「䦨入ランニュウ」、勝手に入る、許しを得ずに入り込む
東8+阜3=総画数11 U+9673 [チン、ジン/の・べる] 陈𨻰
◆順に並べる、一列に並べる、広げ並べる、また並ぶ、同「敶」「𨸬」「𢽬」
◆順を追って述べる、よく分かるように述べる、同「𨸬」「𢽬」
◆古い、旧式な、長い時が経っている
◆周代(西周)から春秋時代にかけての古国名、前1046年~前478年、現河南省周口市淮陽ジュンヨウ区一帯 {河南省}
◆南北朝時代の南朝最後の王朝、557年~589年、別名「南陳」 {南北朝時代}
筆順
𩜍東8+食8=総画数16 U+2970D [トウ、ツウ/] 𢘐
◆古館(やかた)名
𩭩東8+髟10=総画数18 U+29B69 [トウ、ツウ/]
◆「𩭩鬆トウショウ」、髪がばらばらと乱れるさま「【龍龕手鑑:卷一:長部第七:𩭩】多弄反𩭩鬆毛𩬇亂貌」
東8+魚11=総画数19 U+9BDF [トウ、ツウ/]
◆魚名、コイ(鯉)に似るという
東8+鳥11=総画数19 U+9D87 [トウ、ツウ/つぐみ] 鸫𪂝
◆ツグミ(鶇・鶫)、ツグミ科の鳥
筆順
𪂝東8+鳥11=総画数19 U+2A09D [トウ、ツウ/つぐみ] 鶇鸫
◆ツグミ(鶇・鶫)、ツグミ科の鳥
木4+4=総画数8 U+6772 [コウ/]
◆太陽が木よりも高く昇って明るい、木に太陽(「日」)が重なる(昇り始める)ことを「東」、太陽が木の下に沈むことを「杳」「【說文解字注:木部:東】(日在木中曰東在木上曰杲在木下曰杳)」
◆高い
筆順
𣈁杲8+日4=総画数12 U+23201 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:日部:𣈁】同"皎"」
杲8+艸3=総画数11 U+83D2 [コウ/]
◆枯草(かれくさ)、また草の茎
木4+4=総画数8 U+6773 [ヨウ/]
◆薄暗い、「日(太陽)が木の下に沈む」の意、日が木に重なる(昇り始める)ことを「東」、日が木の上に昇ることを「杲」「【說文解字注:木部:東】(日在木中曰東在木上曰杲在木下曰杳)」
◆遥か遠いさま、奥深いさま、「はっきりと見えない」の意
筆順
𤉲杳8+火4=総画数12 U+24272 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:𤉲】同"燎"」
𨓳杳8+辵3=総画数11 U+284F3 [ヨウ/]
◆遠いさま、遥(はる)か遠いさま
木4+4=総画数8 U+6774 [ケン、コン/] 𣞘
◆鉄製・金属製(古くは木製・骨製など)の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「锨」 {農具(鋤鍬類)}
◆水を汲み出す桶などの類、同「檶」
◆簡「锨」
𠩱杴8+厂2=総画数10 U+20A71 [シュク、ジュク、シュウ、ジュ/] 璹𤩈𤩇𤩉
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の名
◆玉器の名「【說文解字注:玉部:璹】玉器也(徐鍇曰爾雅璋大八寸謂之琡說文有璹無琡宜同也)(「琡シュク」は「長さ八寸の璋ショウ(圭ケイと呼ばれる板状の礼器の一種で刀の形に似たもの)) {礼器(圭)}
木4+4=総画数8 U+677C [チョ、ジョ、ショ、ジョ/ひ]
◆ひ、緯糸(よこいと)を巻き付け経糸(たていと)の間を通す舟形の道具、これを往復させることで布にする機織(はたお)り道具の一つ、同「䇡」「梭」
◆コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などの団栗(どんぐり)の成るブナ科コナラ属の木、同「櫟」「栩」「杼」「𣏗」「芧」 {コナラ} {クヌギ}
筆順
杼8+木4=総画数12 U+3B8A [ボウ、モ、ム/] 楙柕
◆木が大きく成長するさま
◆ボケ(木瓜)、バラ科ボケ属の木 {ボケ}
木4+4=総画数8 U+677E [ショウ、シュ/まつ]
◆マツ(松)、マツ科の植物、同「㮤」「枩」 {マツ}
◆緩(ゆる)い、緩やか、きつくない、ゆとりがある、詰まっていない、間(あいだ)が空(あ)いている、緩む、弛(ゆる)める、同繁「鬆」
筆順
松8+人2=総画数10 U+502F [ショウ、シュ/]
◆「𠌖倯キョウショウ」、忌々(いまいま)しく思うさま、憎(にく)たらく思うさま、悪口が口を衝(つ)いて出るさま、罵(ののし)るさま「【方言:第三】庸謂之倯轉語也」「【方言:第七】𠌖倯罵也(羸小可憎之名也音卭竹)燕之北郊曰𠌖倯」「【廣韻:上平聲:鍾第三:蛩:𠌖】𠌖倯可憎之皃」
松8+冫2=総画数10 U+51C7 [ショウ、シュ/]
◆氷柱ヒョウチュウ(つらら)
◆空気中の水蒸気が凍ったもの、霜
𡨭松8+宀3=総画数11 U+21A2D [未詳/]
◆未詳
松8+山3=総画数11 U+37E3 [未詳/]
◆未詳
松8+山3=総画数11 U+5D27 [シュウ、スウ/]
◆山が高く聳(そび)え立つさま、山が屹立キツリツしているさま
◆「崧山スウザン」、五嶽ゴガク(中国の代表的な五名山、「嶽」参照)の一つで「中嶽チュウガク」と呼ばれる、河南省鄭州市登封市、同「嵩山」 {河南省}
筆順
𢃓松8+巾3=総画数11 U+220D3 [ショウ/] 𢃪
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、同「𢃭」「㡓」
𢃪松8+巾3=総画数11 U+220EA [ショウ/] 𢃓
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、同「𢃭」「㡓」
𢔋松8+彳3=総画数11 U+2250B [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷十:彳部第一百十九:𢔋】先恭切小行恐皃」「【集韻:卷一:平聲一:鍾第三:倯𢔋】方言𠋕倯罵也郭璞曰羸小可憎之名一曰嬾也或从彳」「【蠛蠓集:卷三:賦:㠠昆山賦】…長風中號𩙈𩖨蕭瑟虧岸瀺瀺𢔋𢔸鳥翐屏營超…」
松8+水3=総画数11 U+6DDE [ショウ、シュ/]
◆「淞江ショウコウ」、太タイ湖から流れ出る川、現名「呉淞江ゴショウコウ」、東流し上海市で黄浦江コウホコウ・長江チョウコウに合流し東海トウカイ(東シナ海)に注ぐ {江蘇省}
筆順
松8+石5=総画数13 U+7879 [シュウ/]
◆古地名
𥯆松8+竹6=総画数14 U+25BC6 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:竹部:𥯆】"菘"的訛字」
松8+艸3=総画数11 U+83D8 [シュウ、スウ/]
◆タイサイ(体菜、別名チンゲンサイ、漢名「小白菜」)或いはハクサイ(白菜、漢名「大白菜」)、アブラナ科アブラナ属の野菜、「菘菜シュウサイ」 {タイサイ} {ハクサイ}
◆「菘藍シュウラン」、タイセイ(大青)或いはホソバタイセイ(細葉大青)、アブラナ科タイセイ属の草 {タイセイ} {ホソバタイセイ}
筆順
松8+虫6=総画数14 U+8719 [ショウ、シュ/] 𧌻
◆「蜙蝑・蚣蝑ショウショ」、キリギリス(螽蟖・螽斯)やコオロギ(蟋蟀)を含むキリギリス亜目・キリギリス科の昆虫、別名「蜤螽シシュウ」
筆順
𧌻松8+虫6=総画数14 U+2733B [ショウ、シュ/]
◆「𧌻蝑・蚣蝑ショウショ」、キリギリス(螽蟖・螽斯)やコオロギ(蟋蟀)を含むキリギリス亜目・キリギリス科の昆虫、別名「蜤螽シシュウ」
松8+衣5=総画数13 U+4634 [ショウ/] 衳䙂
◆下半身に穿(は)く短い内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類
◆「𧘿䘴セイショウ」、小児の衣服
松8+髟10=総画数18 U+9B06 [ショウ、シュ、ソウ/す]
◆「髼鬆・鬅鬆ホウショウ」「𩬰鬆キョウショウ」「𩭩鬆トウショウ」、髪がばらばらと乱れるさま
◆(髪が)疎(まば)らなさま
◆緩(ゆる)い、緩やか、きつくない、ゆとりがある、詰まっていない、間(あいだ)が空(あ)いている、緩む、弛(ゆる)める、同簡「松」
◆[日]す、大根などの芯(しん)にできる細孔(サイコウ、細い穴、小さい空間)
筆順
𩸝松8+魚11=総画数19 U+29E1D [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:魚部:𩸝】松鱼。又名海鱅、今海鮎科鱼类。…」
𪁿松8+鳥11=総画数19 U+2A07F [シュウ、スウ/]
◆タカ(鷹、タカ科の鳥)の類
木4+4=総画数8 U+6780 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣙚枀】二或作榕今通切韻音松梓玉篇音容木名也」「【字彙:辰集:木部:松】…枀同上」(「榕」はガジュマルなどのクワ科の植物、「松」はマツ科の植物)
枀8+广3=総画数11 U+5EBA [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:寅集下:广部:庺】《海篇》古文松字」
木4+4=総画数8 U+6788 [ヒ、ビ/]
◆古地名「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:枈】音秘魯東郊地名也」
◆木名、未詳
𨹼枈8+阜3=総画数11 U+28E7C [ヒ、ビ/]
◆階段、同「陛」「【字彙:戌集:阜部:𨹼】𠊓禮切音避階𨹼也」
木4+4=総画数8 U+6789 [オウ/ま・げる] 𣒈
◆曲(ま)げる、押し曲げる
◆歪(ゆが)める、歪曲ワイキョクする、「枉法オウホウ(法を曲げる)」
◆ま・げて、(法理や考えを曲げてでも)何とかして
筆順
枉8+水3=総画数11 U+3CF9 [オウ/]
◆水が深くどこまでも広がっているさま、水が溢(あふ)れるようにあるさま、同「汪」
◆「㳹陶オウトウ」、古地名、雁門ガンモン郡(現山西省朔州市北西部の内モンゴル自治区省境近く)「【晉書:志第四:地理上】雁門郡…㳹陶…」 {山西省}
木4+4=総画数8 U+678B [ホウ、ヘイ、ヒョウ/]
◆断面が方形の木材、角材
◆物を掬(すく)う杓子シャクシや匙(さじ)などの柄、同「柄」
◆「蘇枋スオウ・スホウ」、マメ科ジャケツイバラ属の木 {スオウ}
筆順
枋8+土3=総画数11 U+580F [ホウ/]
◆未詳
木4+4=総画数8 U+678C [フン、ブン/そぎ]
◆木名、ニレ(楡、ニレ科の木)の一種で皮が白い、白楡ハクユ {ニレ}
◆「枌楡フンユ」◇木名、ニレ(楡、ニレ科の木)の一種◇漢の高祖コウソ(劉邦リュウホウ、前漢の初代皇帝、前256年或前247年~前195年)の郷里の社(やしろ、土地の神を祀ったところ)の名、高祖が即位後に現陝西省西安市臨潼リンドウ区に移設したという「【史記:卷二十八:封禪書】漢興高祖…高祖初起禱豐枌榆社(《集解》張晏曰枌白榆也社在豐東北十五里或曰枌榆郷名高祖里社)」 {陝西省}◇郷里
◆[日]そぎ、削ぎ板(そぎいた)、木を削(そ)いで薄くした板
筆順
枌8+木4=総画数12 U+6915 [ヒン、ビン/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:眞第十七:椕】木分也」
木4+4=総画数8 U+6790 [セキ、シャク/] 㭊𣂔
◆裂(さ)く、切り割(さ)く
◆分ける、別ける、切り分ける
◆ものの本質・性質を知るためにばらばらに分ける
筆順
析8+口3=総画数11 U+553D [セキ、シャク/]
◆「唽唽セキセキ」、鳥の鳴く声、同「𠴭𠴭」
𠵍析8+口3=総画数11 U+20D4D [未詳/]
◆未詳
析8+心4=総画数12 U+60C1 [セキ/]
◆敬(うやま)う、同「𢜣」
◆「惁惁セキセキ」、憂(うれ)えるさま
析8+日4=総画数12 U+6670 [セキ、シャク/]
◆明らかなさま、明白なさま、はっきりしているさま、同「晳」
筆順
析8+日4=総画数12 U+6673 [セキ、シャク/] 𣇮
◆明らかなさま、明白なさま、はっきりしているさま、同「晰」
注解:「皙」
析8+木4=総画数12 U+691E [未詳/]
◆未詳「【類篇:卷十七:木部:椞】息入切持止也」
析8+水3=総画数11 U+6DC5 [セキ、シャク/] 𣶁
◆水で米を濯(すす)ぐ、揺り動かすようにして塵(ごみ)などを取り去る、同「𥺚」
◆「淅川セキセン」「淅水セキスイ」、河南省洛陽市欒川県を源とする川 {河南省}
筆順
析8+白5=総画数13 U+7699 [セキ、シャク/]
◆肌の色が白い、白い
注解:「晳」
筆順
𥓊析8+石5=総画数13 U+254CA [テツ、テチ/]
◆石を(目標に向けて)投げ付ける、投げ入れる、同「擿」「擲」
𥮥析8+竹6=総画数14 U+25BA5 [シャク/]
◆筮(めどぎ、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒)、或いは数を数えるための細い竹棒、同「𥯻」「【字彙補:未集:竹部:𥮥】之若切音灼䉛𥮥也」「【漢語大字典:竹部:𥮥】筹策」「【中華字海:竹部:𥮥】同"策"」
𥺚析8+米6=総画数14 U+25E9A [セキ、シャク/] 𥼔
◆水で米を濯(すす)ぐ、揺り動かすようにして塵(ごみ)などを取り去る、同「淅」
析8+艸3=総画数11 U+83E5 [セキ、シャク/]
◆「菥蓂セキベキ」、グンバイナズナ(軍配薺)、アブラナ科グンバイナズナ属の草 {グンバイナズナ}
析8+虫6=総画数14 U+8724 [シ/]
◆「蜤螽シシュウ」、キリギリス(螽蟖・螽斯)やコオロギ(蟋蟀)を含むキリギリス亜目・キリギリス科の昆虫、別名「蜙蝑ショウショ」
◆「蜤蜴シエキ」、トカゲ(蜥蜴)やヤモリ(守宮)などのトカゲ亜目の爬虫類、またトカゲに似た両生類の称、別名「蜥蜴セキエキ」
析8+虫6=総画数14 U+8725 [セキ、シャク/] 𧌥𧌨𧈼𧎀
◆「蜥蜴セキエキ」、トカゲ(蜥蜴)やヤモリ(守宮)などのトカゲ亜目の爬虫類、またトカゲに似た両生類の称、別名「蜤蜴シエキ」
筆順
析8+雨8=総画数16 U+4A1B [サク/] 𩄜
◆霰(あられ)が降るさま
𪁻析8+鳥11=総画数19 U+2A07B [シ、セツ、セチ/] 𪁊
◆鳥や獣を襲い捕える猛鳥、ワシ(鷲)やタカ(鷹)などのタカ科の鳥、同「鷙」
木4+4=総画数8 U+6795 [シン、チン/まくら] 𣏝
◆身を横たえた時に頭の下に敷くもの、またそれを敷く
◆ものの下に敷く、またそのための木や台
筆順
枕8+艸3=総画数11 U+8419 [/くたびれ]
◆[日]草臥(くたび)れる
木4+4=総画数8 U+6797 [リン/はやし]
◆木や竹が叢(むら)がり生えている平地ヘイチ、また土地
◆同様のものがたくさん集まっているさま、またそのようなところ
◆野外ヤガイ(「野」の外側の地)、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆「林鐘リンショウ」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ、「黃鐘コウショウ」よりも7律(7音)高い音階 {音楽(十二律1)}
筆順
林8+人2=総画数10 U+3463 [①ラン②リン/]

◆「㑣儓ランタイ」、動作や反応が鈍(にぶ)いさま

◆「㑣鐘リンショウ」、十二律の一つ「林鐘リンショウ」の1オクターブoctave低い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
𠓭林8+入2=総画数10 U+204ED [ラン/] 𢞥
◆憂い悲しむさま
林8+冖2=総画数10 U+51A7 [リン/]
◆蕾(つぼみ)
𠩵林8+厂2=総画数10 U+20A75 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:厂部第十三:𠩵】音歷」
林8+口3=総画数11 U+5549 [ラン、リン/] 𠵂
◆「啉尾・婪尾ランビ」、宴の席で首席の者から末席の者へ順に杯を回して一巡する(末席まで至る)
◆「喹啉キリン・クィリン」、キノリンquinoline、有機化合物
𠵂林8+口3=総画数11 U+20D42 [ラン、リン/]
◆「𠵂尾・婪尾ランビ」、宴の席で首席の者から末席の者へ順に杯を回して一巡する(末席まで至る)
◆「喹啉キリン・クィリン」、キノリンquinoline、有機化合物
林8+土3=総画数11 U+57DC [ヤ/の] 野壄𡐨𡌛㙒
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆都から離れているところ、(周りに遮(さえぎ)るものがない)広々としたところ、またその区域・範囲
◆民間ミンカン、「都(朝廷)の外にある」の意
◆自然のままであるさま、田舎びたさま、洗練されていないさま
筆順
林8+女3=総画数11 U+5A6A [ラン/]
◆貪(むさぼ)る、必要以上に欲しがる
◆「婪尾ランビ」◇宴の席で首席の者から末席の者へ順に杯を回して一巡する(末席まで至る)、同「啉」「【論語注疏:卷下】今人以酒巡匝為婪尾…」◇最後、末尾
筆順
林8+山3=総画数11 U+5D0A [リン/]
◆石や岩の山
林8+彡3=総画数11 U+5F6C [ヒン/] 𢒹
◆文ブン(紋様や文章など表面に現れ目に見えるもの)と質シツ(外からは見えない中身、内容)が共に優れているさま、文と質が調和しているさま、同「斌」「份」、「文質彬彬ブンシツヒンピン」
筆順
林8+彳3=総画数11 U+38E9 [リン/]
◆「㣩鐘リンショウ」、十二律の一つ「林鐘リンショウ」の2オクターブoctave低い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
林8+心3=総画数11 U+60CF [ラン、リン/]
◆貪(むさぼ)る、慎むことなく欲しがる、同「婪」
◆「惏慄リンリツ」、身震いするほど寒いさま
◆「惏悷リンレイ」、悲しみに暮れるさま「【重刻昭明文選李善註:高唐賦】…於是調謳令人惏悷憯悽脅息增欷(竝悲傷貌脅息縮氣也…)」
林8+手3=総画数11 U+3A06 [リン/]
◆惨(むご)たらしい、惨たらしく殺す
林8+攴4=総画数12 U+3A94 [サン/] 𢽳𢻾
◆分け離す、固まっていたり纏(まと)まっていたりしたものをばらばらにする、同「散」
◆(麻の皮を)剥(は)ぐ、剥いでばらばらにする
林8+日4=総画数12 U+667D [リン/]
◆「晽晽リンリン」、はっきりと知りたいと思うさま
𣈅林8+日4=総画数12 U+23205 [ソウ、ゾウ/]
◆未詳
林8+木4=総画数12 U+68EE [シン/もり]
◆たくさんの木が立ち並ぶさま、木がびっしりと生えているさま、またそのようなところ
◆木が茂(しげ)って薄暗いさま
筆順
𣓏林8+木4=総画数12 U+234CF [キン、コン/]
◆樽(たる、酒を入れるための壺)の載せる台
林8+水3=総画数11 U+6DCB [リン/さび・しい]
◆雨や涙などが絶え間なく滴(したた)る
◆長雨、長く降り続く雨、同「霖」
◆水を掛ける、水を注ぐ
◆「淋病・痳病リンビョウ」、淋菌リンキンの感染による尿道の炎症を伴う病気
◆「淋巴リンバ」、リンパlymph、リンパ管を流れる液、「淋巴」は「lymph」の音写
◆「淋鐘リンショウ」、十二律の一つ「林鐘リンショウ」の1オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
◆[日]さび・しい、寂しい
筆順
林8+火4=総画数12 U+3DCA [フン、ブン/た・く] 焚燓
◆焼(や)く、燃(も)やす
◆山や田畑の雑草や雑木を焼く
林8+火4=総画数12 U+711A [フン、ブン/た・く] 㷊燓
◆焼(や)く、燃(も)やす
◆山や田畑の雑草や雑木を焼く
筆順
林8+玉4=総画数12 U+7433 [リン/]
◆ひときわ美しい玉ギョク(美しく高貴な石)
◆「琳琅リンロウ」◇ひときわ美しい玉◇美しいさま、貴重なさま◇玉の触れ合う澄んだ音
筆順
林8+疒5=総画数13 U+75F3 [リン/]
◆淋菌リンキンの感染による尿道の炎症を伴う病気、同「痳病・淋病リンビョウ」
筆順
林8+石5=総画数13 U+7884 [リン/]
◆「碄碄」、深いさま
𥓙林8+石5=総画数13 U+254D9 [/うす]
◆[日]地名用字、「茶𥓙山(ちゃうすやま)、京都府城陽市市辺」
筆順
林8+示5=総画数13 U+7981 [キン、コン/]
◆吉凶キッキョウの忌キ、忌(い)み避ける
◆止(と)める、押し止(とど)める、制セイする
◆戒(いまし)める、慎(つつし)む、「軽々とした行いを禁じる」の意
◆天子の住むところ、「禁中キンチュウ」、「みだりに出入りすることが禁じられているところ」の意
筆順
林8+竹6=総画数14 U+7B96 [リン/]
◆「箖箊リンオ」、竹名、葉は薄く幅広で、筍(たけのこ)は食べられるという「【筍譜:二之出:箖箊筍】左思吳都賦曰竹則篔簹箖箊今詳其筍可食(「篔簹ウントウ」も竹名)
林8+糸6=総画数14 U+7D9D [シン、チン/]
◆止(と)める
◆未詳「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:綝】丑林切善也止也」「【廣韻:下平聲:侵第二十一:琛:綝】繕也」
◆「綝纚シンシ」、衣裳イショウの飾りが垂れ下がるさま
筆順
林8+网5=総画数13 U+7F67 [シン/ふしづけ] 𦋗
◆水中に柴(しば)などを沈め、そこに入り込んだ魚を捕(と)る仕掛け、同「筌」「荃」
筆順
𦋗林8+网6=総画数14 U+262D7 [シン/ふしづけ]
◆水中に柴(しば)などを沈め、そこに入り込んだ魚を捕(と)る仕掛け、同「筌」「荃」
林8+艸3=総画数11 U+83FB [リン/]
◆ヨモギ(蓬・艾、キク科ヨモギ属の草)の類 {ヨモギ}
◆「拂菻フツリン」、東ローマ帝国(別称ビザンツ帝国、凡そギリシア以東、最盛期にはトルコ・シリア・エジプトなど地中海東部沿岸一帯を支配した)を指すといわれる、ただ「【北史:卷三十八:列傳第二十六】…發自燉煌至于西海…北道從伊吾經蒲類海鐵勒部突厥可汗庭度北流河水至拂菻國達于西海…」とある、「燉煌・敦煌トンコウ」「蒲類海(バルクル湖)」「鐵勒テツロク」「突厥トッケツ」「可汗カカン(可汗庭は首都)」は、いずれも6~7世紀にかけて現モンゴル西部・カザフスタン南部・中国新疆ウイグル自治区・キルギス・タジキスタン一帯の遊牧民族の名で、「拂菻」は「西海(カスピ海か?)」以東ということになる、東ローマ帝国の支配は最盛期でも黒海南部までであった
筆順
𧇥林8+虍6=総画数14 U+271E5 [ハン/] 𧇨
◆トラ(虎)の体の縞(しま)模様、またそのような模様
𧛀林8+衣6=総画数14 U+276C0 [未詳/]
◆未詳
林8+言7=総画数15 U+8AC3 [チン/]
◆めでたい言葉
𧯴林8+豆7=総画数15 U+27BF4 [未詳/]
◆未詳「【王常宗集:指柏軒】行道出深𧯴空庭秋颯然風來…」
林8+足7=総画数15 U+4802 [ソ、ショ/] 楚椘
◆ニンジンボク(人参木)、シソ科ハマゴウ属の木、別名「牡荊ボケイ」 {ニンジンボク}
◆小枝が付いたままの枝、柴(しば)
◆木の鞭むち
◆(鞭で打たれたような)痛み、苦しみ、「楚楚ソソ」、同「𤻇」
◆すっきりとしたさま、「楚楚ソソ」「清楚セイソ」
◆周代(西周)から戦国時代にかけての古国名、前11世紀~前223年 {春秋時代}
◆古国名、別名「西楚」、前206年~前202年 {西楚代}
◆五代十国時代の十国の一つ、別名「馬楚バソ」、907年~951年 {五代十国時代}
◆湖北省・湖南省一帯(特に湖北省)の略称 {湖北省}
林8+辰7=総画数15 U+8FB3 [ドウ、ノウ、ノ/] 農䢉𨑋欁𨑇𣊤𦦥𦦤𣎭𢖢𦱯农
◆田畑を耕し、作物の種を播(ま)き育て収穫する、またその仕事、またそれ従事する人、「農業ノウギョウ」「農夫ノウフ」
林8+邑3=総画数11 U+90F4 [チン/]
◆「郴州チンシュウ」、地名、現湖南省郴州市 {湖南省}
筆順
林8+酉7=総画数15 U+9182 [ラン、リン/さわ・す]
◆熟す前に収穫した(渋い・堅いなどで食べるのには適さない)果実を熟させる(食べられるようにする)、水(温水)に漬けるなどする、「醂柿リンシ(熟していない硬いカキ(柿)を温水に数日漬けて熟させること)」「【救荒本草:卷七:柿樹】…柿未軟者摘取以温水醂(音攬)熟食之…」「【救荒本草:卷七:軟棗】…救飢採取軟棗成熟者食之其未熟結硬時摘取以温水漬養醂(盧感切)去澁味另以水煮熟食之」
◆[日]カキ(柿)などの果実の渋みを取る
◆[日]「味醂ミリン」、糯米(もちごめ)に米麹(こめこうじ)とアルコールを加え醸造したもの、主として調味料として利用される
筆順
林8+門8=総画数16 U+49A5 [カン、ゲン/ひま、しず・か] 閑闲
◆間(あいだ)が空いているさま
◆何もなくゆったりとしているさま
◆(隙間のある)柵(さく)、遮(さえぎ)る
◆境目、境界、区切り、けじめ
◆越えてはならないこと、守るべきこと、決まり、習(なら)わし、しきたり
林8+雨8=総画数16 U+9716 [リン/]
◆長く(三日以上)降り続く雨、同「淋」、十日以上も続く雨は「霪」
筆順
林8+鹿11=総画数19 U+9E93 [ロク/ふもと] 𪋤㯟
◆(木が生えている)山裾(やますそ)
◆山林を管理する役人
筆順
木4+4=総画数8 U+679A [バイ、マイ、メ/] 𣏽
◆杖(つえ)などに使う程度の太さの(枝よりも太い)木の幹(みき)、木の棒
◆馬を打つ鞭(むち)
◆馬が声を立てないようにするために口に咥(くわ)えさせる木の棒
◆個数(大珠九枚、大きな珠シュが九個)」、人数(縛人者數千枚、捕縛ホバクした者が数千人)」、本数・丁数(槍二十枚、槍が二十丁)」他、同じ物を数える語、同「个」「個」「箇」
◆[日]平たい物を数える語
◆「枚挙マイキョ」、一つ一つと数え上げる
筆順
𠶣枚8+口3=総画数11 U+20DA3 [未詳/]
◆未詳
𤷠枚8+疒5=総画数13 U+24DE0 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:午集:疒部:𤷠】瘀字之譌出篇韻」
𩃝枚8+雨8=総画数16 U+290DD [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:霰第三十二:霰𩆵䨘𩃝】先見切說文稷雪也」
木4+4=総画数8 U+679C [カ/は・たす、は・てる、は・たして]
◆木の実、同「菓」
◆は・たす、最後まで成し遂げる
◆(芽を出し生長し花を咲かせ最終的には実が成ることから)物事の結末、最後まで成し遂げることによって得るもの、「結果ケッカ」「成果セイカ」
◆は・てる、それ以上は何もなくなる
◆は・たして、当然そう成ることは分かっていたが案の定、(疑問の表現を伴って)一体~だろうか
◆思い切って、「果敢カカン」
筆順
果8+人2=総画数10 U+502E [ラ/]
◆裸(はだか)、何も身に着けていないさま、覆(おお)うものがなく中身が剥(む)き出しであるさま、同「裸」
◆「倮蟲・倮虫ラチュウ」、古く動物を五つに分類した五虫の一つで、羽蟲(羽がある)・毛蟲(毛がある)・甲蟲(甲羅・殻がある)・鱗蟲(鱗がある)以外の動物、人類はこの「倮蟲」に含まれる「【孔子家語:卷六:執轡】…羽蟲三百有六十而鳯為之長毛蟲三百有六十而麟為之長甲蟲三百有六十而龜為之長鱗蟲三百有六十而龍為之長倮蟲三百有六十而人為之長…」
果8+土3=総画数11 U+5801 [カ/]
◆塵(ちり)が舞う
◆小さく丸い粒状の土埃
果8+女3=総画数11 U+5A50 [ワ、ア/]
◆「婐㛂アダ」、月の光に似て弱々しく、それでいて人を魅ミするように美しいさま「【御定全唐詩:卷三百三十六:韓愈:元和聖德詩】…日君月妃煥赫婐㛂(婐鳥果切㛂五果切身弱好也謂月妃)」
果8+尢3=総画数11 U+3785 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷二十一:尢部第三百三十五:㞅】郎臥切㞅不止」
𡱼果8+尸3=総画数11 U+21C7C [カ、ケ/]
◆尻の部分の骨
◆股間
𡸖果8+山3=総画数11 U+21E16 [ガイ、ゲ/]
◆山が高く険(けわ)しいさま
果8+巛3=総画数11 U+5DE2 [ソウ、ジョウ/す] 巣𤔥
◆木の上に作られた栖(す、鳥の巣)、動物の凹状・穴状の住処(すみか)、またそれを造る
◆(他からは見えにくい、探しにくい)特に悪人などの住処、隠れ家(が)
◆「巢菜ソウサイ」、スズメノエンドウ(雀野豌豆)、マメ科ソラマメ属の草、別名「苕菜チョウサイ」 {スズメノエンドウ}
筆順
果8+巛3=総画数11 U+5DE3 [ソウ、ジョウ/す] 巢𤔥
◆木の上に作られた栖(す、鳥の巣)、動物の凹状・穴状の住処(すみか)、またそれを造る
◆(他からは見えにくい、探しにくい)特に悪人などの住処、隠れ家(が)
◆「巣菜ソウサイ」、スズメノエンドウ(雀野豌豆)、マメ科ソラマメ属の草、別名「苕菜チョウサイ」 {スズメノエンドウ}
筆順
𢑥果9+彑3=総画数12 U+22465 [イ/] 彙彚𢑷𢑺𢑭𢑯𢑤𣉰
◆ハリネズミ(針鼠)、ハリネズミ亜科の哺乳類、針のように尖った毛を持つ小形の動物、同「蝟(猬)」
◆類(たぐい)、同類(同様)のもの、またその集まり、同「類」
◆同様のものが集まり一つになる、同様のものを一つに纏(まと)める、また一つに纏めたもの、同「汇」
果8+心3=総画数11 U+60C8 [カ/]
◆果敢カカンなさま、押し止めようとするものを撥(は)ね除(の)けて(思い切って)決断・実行するさま、「㒠惈カイカ」
果8+手3=総画数11 U+6370 [ワ/]
◆「捰𢫷ワワ」、摘(つま)む、摘み取る
果8+攴4=総画数12 U+3A99 [カ/]
◆研(と)いで刃毀れ(はこぼれ)を直す「【說文解字:攴部:敤】研治也…」「【玉篇:卷十八:攴部第二百七十:敤】口果口卧二切研理也」
果8+攴4=総画数12 U+6564 [カ/]
◆研(と)いで刃毀れ(はこぼれ)を直す「【說文解字:攴部:敤】研治也…」「【玉篇:卷十八:攴部第二百七十:敤】口果口卧二切研理也」
𣇫果8+日4=総画数12 U+231EB [カ/]
◆明るいさま
果8+月(肉)4=総画数12 U+8142 [カ/]
◆赤く腫(は)れる、赤い腫れ
◆踝(くるぶし)、足首の両側にある骨が丸く突起している部分、同「踝」 {人体(下肢)}
◆薬草名、未詳「【御定佩文齋廣羣芳譜:卷九十九:藥譜:腂】増《名醫別録》腂味甘無毒主益氣延年生山谷中白順理十月采」
果8+木4=総画数12 U+68F5 [①カ②괘クェ/]

◆切り落とした木、切り落とした枝の束、薪(たきぎ)の束
◆草木の株数を数える語、「一棵」は「一株の木、一株の草」
◆犠牲ギセイ(いけにえ)や供物クモツを載せる足付きの台、同「俎」

◆[韓]「歧棵(기괘キクェ)」、雁足ガンソク(안족アンヂョク)、コムンゴ(거문고、箏ソウに似た朝鮮の伝統的な弦楽器、「玄鶴琴ゲンカクキン」「玄琴ゲンキン」と呼ばれる)の弦を支え、その位置を変えることで音階を調整するもの、琴(こと)でいう「琴柱(ことじ)」に当たるもの
𣮔果8+毛4=総画数12 U+23B94 [ク、グ/]
◆獣毛やワタ(綿、アオイ科ワタ属やキワタ属の植物)を使った毛織の敷物、絨毯ジュウタンの類
果8+水3=総画数11 U+6DC9 [カ、カン/]
◆川名
◆灌祭カンサイ、田畑が潤うようにと酒を注ぐ祭礼
果8+火4=総画数12 U+3DC4 [カイ、ケ/]
◆ものが燃える時に発生する火、同「火」「【方言:第十】㷄火也(呼隗反)楚轉語也猶齊言𤈦火也(音毀)」
𤔖果8+爪4=総画数12 U+24516 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:爪部:𤔖】【中華字海:爪部:𤔖】掻痒」
𤖇果8+爿4=総画数12 U+24587 [カ/]
◆犠牲ギセイ(いけにえ)や供物クモツを載せる足付きの台、同「俎」「棵」
果8+犬3=総画数11 U+7313 [カ/]
◆「猓𤡮カゼン」、オナガザル科に属するサルの一種
◆「猓玀カラ」、同「玀玀ララ」、彝族イゾク(多く中国南東部に居住する民族の名)の旧称
𤬁果8+瓜5=総画数13 U+24B01 [カ、ラ/]
◆ウリ(瓜、ウリ科の蔓性の草)またウリの果実「【正字通:午集上:瓜部:𤬁】舊註音禍瓜也或曰昔人以瓜爲菹享祖考燕賓客謂之瓜果俗因从瓜作𤬁𤬁與果同…」 {ウリ}
◆「𤬁𤫶(音未詳)」、未詳「【全唐詩:卷七百九十一:征蜀聯句】怒鬚猶鬇鬡斷臂仍𤬁𤫶(愈)」
果8+石5=総画数13 U+40BA [カ、ワ/]
◆未詳「【顔氏家訓:卷下:書證篇第十七】合口誦經聲璅璅眼中淚出珠子䂺其字雖異其音與義頗同」
◆「䂺𥑽カダ」、未詳「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:䂺*𥑽】上烏火反下奴火反䂺𥑽石貌也上又苦罪反䂺礧(「【御定歷代賦彙:卷十四:衡嶽賦】…硱磳䂺*{⿰石巵}䃎䂦磊砢…」を引いたものと思われるが、字形はやや異なる)
果8+示5=総画数13 U+797C [カン/]
◆灌祭カンサイ、田畑が潤うようにと酒を注ぐ祭り
果8+禾5=総画数13 U+7A1E [カ/] 𥠁
◆「青稞セイカ」、ハダカムギ裸麦、殻(から、ムギ類の場合は細く刺状の芒(のぎ)が伸びる)が取りやすいオオムギ(大麦)の一品種 {ハダカムギ}
果8+穴5=総画数13 U+7AA0 [カ/]
◆丸い窪(くぼ)み、穴
◆(木の上の)真ん中が丸く窪んだ鳥の巣、同「窼」
粿果8+米6=総画数14 U+7CBF [カ/]
◆米粉ベイフン(こめこ)、米(こめ、イネ科イネ属の穀物の実)を碾(ひ)いて粉状にしたもの、また米粉を使った食品
◆殻(から、籾殻もみがら)を取り去った米、精米した米
果8+糸6=総画数14 U+7DB6 [カ/]
◆糸を束ねる
果8+艸3=総画数11 U+83D3 [カ/]
◆食用となる草木の実や果実、同「果」
◆[日]食事以外に食ショクする食べ物、「菓子(かし)」
筆順
果8+虫6=総画数14 U+873E [カ/] 𧒘𧓞𧓠𧔽
◆「蜾蠃カラ」、ジガバチ(似我蜂)、 ハチ亜目(細腰亜目)スズメバチ上科ツチバチ科(別名ジガバチ科)のハチ(蜂)、腰の部分が細く地中に巣を作る、別名「細腰蜂サイヨウホウ」「蠮螉エツオウ」
果8+衣5=総画数13 U+88F8 [ラ/はだか]
◆肌が露(あら)わになっているさま、衣服をはだけて肌を露(あら)わにする、何も身に着けていない、同「躶」「倮」「𧝹」
◆覆(おお)うものがなく中身が剥(む)き出しであるさま
筆順
果8+衣6=総画数14 U+88F9 [カ/つつ・む] 褁䙨𦆪
◆包(つつ)む、包(くる)む、包み込む
筆順
果8+衣6=総画数14 U+8901 [カ/つつ・む] 裹䙨𦆪
◆包(つつ)む、包(くる)む、包み込む
果8+言7=総画数15 U+8AB2 [カ/]
◆成果セイカ・結果ケッカがどうか(どうなるか)を調べる、試(ため)す
◆官吏カンリ登用の試験シケン
◆税ゼイ、国や領主に納(おさ)める金銭・収穫物・労役ロウエキなど、またそれを割り当てる
◆為(な)すべきこと、すべきこと
◆同じ仕事・役割を単位とする組織
筆順
果8+言2=総画数10 U+8BFE [カ/]
◆成果セイカ・結果ケッカがどうか(どうなるか)を調べる、試(ため)す
◆官吏カンリ登用の試験シケン
◆税ゼイ、国や領主に納(おさ)める金銭・収穫物・労役ロウエキなど、またそれを割り当てる
◆為(な)すべきこと、すべきこと
◆同じ仕事・役割を単位とする組織
果8+足7=総画数15 U+8E1D [カ、エ/くるぶし]
◆足首の両側にある骨が丸く突起している部分、同「腂」 {人体(下肢)}
筆順
果8+身7=総画数15 U+8EB6 [ラ/]
◆裸(はだか)、裸になる、衣服をはだけて肌を露(あら)わにする、同「裸」
果8+車7=総画数15 U+8F20 [カ/] 𨍋
◆轂(こしき、車輪の中心にあって車輪と車軸を固定するための部品)に注(さ)す潤滑油を入れる容器、同「楇」「錁」
◆轂や車軸が回転する
果8+金8=総画数16 U+9301 [カ/]
◆銭として用いる金や銀の小さな塊
◆轂(こしき、車輪の中心にあって車輪と車軸を固定するための部品)に注(さ)す潤滑油を入れる容器、同「楇」「輠」
◆帯或いはベルトbeltに付ける装飾品、位階により形や材質が定められていた、同「銙」
◆ガリウムGallium(Ga)の旧称、現在は「鎵」、元素名 {ガリウム}
果8+金5=総画数13 U+951E [カ/]
◆銭として用いる金や銀の小さな塊
◆轂(こしき、車輪の中心にあって車輪と車軸を固定するための部品)に注(さ)す潤滑油を入れる容器、同「楇」「輠」
◆帯或いはベルトbeltに付ける装飾品、位階により形や材質が定められていた、同「銙」
◆ガリウムGallium(Ga)の旧称、現在は「鎵」、元素名 {ガリウム}
𨺁果8+阜3=総画数11 U+28E81 [グ、グウ/すみ] 隅𨺷
◆"<"字状になっているところの内側、同「隈」
◆奥まったところ、中心から離れた角(すみ)
果8+頁9=総画数17 U+9846 [カ/]
◆頭が小さいさま
◆丸く小さいもの、丸く小さい粒状のもの、またそれを数える語
筆順
果8+頁6=総画数14 U+9897 [カ/]
◆頭が小さいさま
◆丸く小さいもの、丸く小さい粒状のもの、またそれを数える語
果8+食9=総画数17 U+991C [カ/]
◆小麦粉を捏ね丸めたり餡を包んだりして油で揚げた食べ物の総称
果8+食3=総画数11 U+9983 [カ/]
◆小麦粉を捏ね丸めたり餡を包んだりして油で揚げた食べ物の総称
果8+馬10=総画数18 U+9A0D [カ/]
◆牝馬ヒンバ(めうま)
果8+馬3=総画数11 U+9A92 [カ/]
◆牝馬ヒンバ(めうま)
果8+骨10=総画数18 U+9AC1 [カ、ケ/]
◆先端が大きく丸い骨、大腿骨、膝の骨
𩸄果8+魚11=総画数19 U+29E04 [コ、カ/]
◆カマツカ(鎌柄)やライギョ(雷魚)などに似た魚
果8+麥11=総画数19 U+4D39 [カ、ラ/]
◆麦麹(むぎこうじ)、小麦を生(なま)のまま(砕かずに)水で練り、黴(かび)を繁殖ハンショクさせた麴(こうじ)の一種、同「䴷」「【集韻:卷二:平聲:魂第二十三:䴹䴷𪌽】方言麴也一曰麥不破也」「【類篇:麥部:䴹䴷𪌽】胡昆切方言麴也一曰麥下破也或从完从昆䴷又胡官切女麴也小麥爲之一名䴷子又戶衮切全麥𥶶又戶管切又戶版切黄蒸𪍺子䴹又魯果切麪也…」
木4+4=総画数8 U+679D [シ、キ、ギ/えだ]
◆木の幹(みき)から分かれ出たもの、同「支」「肢」
◆本(もと、根幹、基本、本体、主流)から分れ出たもの
筆順
枝8+山3=総画数11 U+37DA [キ、ギ/] 岐𡵨㞿
◆本道から枝分かれした道、同「歧」、「岐路キロ」
◆もとになるものから(幾つもに)枝分かれする、離れていく、同「歧」
𩓡枝8+頁9=総画数17 U+294E1 [キ/] 𩓠𩓸
◆頭が小さいさま
◆円を描く「【廣雅:卷四:釋詁】𩓠(規)圖彫刻畫也】」
网部
爪部
𣏋木4+4=総画数8 U+233CB [ヨウ/] 枼枽𣐂
◆薄い木の板、薄く平らなもの、同「葉」
◆植物の葉、同「葉」
◆塀や壁に開けられた窓、同「楪」
𠉪𣏋8+人2=総画数10 U+2026A [ショウ/]
◆美しいさま、姿形(すがたかたち)が美しいさま、同「僷」「奕」
◆未詳「【說苑:卷第十一:善{⿰言兊}】…齊短衣而遂偞之冠管仲隰朋出焉…」
◆「𠉪卑ショウヒ」、未詳「【禮記注疏(禮記正義):卷二十九:玉藻】唯水漿不祭若祭為己𠉪卑(《疏》…若祭為己𠉪卑巳大也𠉪厭也此解不祭水漿之意若祭水漿爲大厭降𤰞微有所畏迫也)(「水漿スイショウ」は広く「飲み物」、「厭降エンコウ」は「古代の喪礼で母が亡くなった後に子が三年の喪に服すこと」)「【禮書:卷八十四:六飲(水漿醴凉醫酏)五飲(水漿酒醴酏)】…玉藻言水漿不𥙊若祭為巳偞𤰞則水漿與醴…」「【經說:卷六:玉藻】…若祭為已𠉪𤰞為侍食之禮十八章記…」
𠴬𣏋8+口3=総画数11 U+20D2C [チョウ、ジョウ/しゃべ・る] 喋𠿚
◆考えもなしにぺらぺらと話す、舌がよく回る
◆舌先でぺろぺろと舐(な)める
𡍕𣏋8+土3=総画数11 U+21355 [チョウ、ジョウ/] 堞𡑢𡐽
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
𡝥𣏋8+女3=総画数11 U+21765 [セツ、セチ/] 媟𡤏𡜄
◆馴(な)れ馴れしいさま、不躾(ぶしつけ)なさま、軽んじ侮(あなど)るさま、「媟嬻セツトク」
◆穢(けが)らわしいさま、「媟語セツゴ(穢らわしい話、卑猥な話)」
𢏲𣏋8+弓3=総画数11 U+223F2 [ショウ/] 弽𢏼𢐇
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「韘」「㢵」「玦」、同「射決シャケツ」「扳指ハンシ」 {武器(弓)}
◆[日]弓懸(ゆがけ)、弓を射るときに弦(つる)を引く手に着(つ)ける手袋状の防具、同「弽」「韘」
𢛐𣏋8+心3=総画数11 U+226D0 [チョウ、ジョウ/]
◆不安なさま、恐れてびくびくする、同「𢜨」
𢮕𣏋8+手3=総画数11 U+22B95 [セツ、ゼチ、チョウ、ジョウ/]
◆筮竹ゼイチク(占いに使う棒)などを手に持ち一つ二つと数える、同「𢶅」
◆畳(たた)む、折り畳む
𢽫𣏋8+攴4=総画数12 U+22F6B [カイ、エ/こわ・れる、こわ・す] 壊壞𡎯𣀤𣀩𢾣
◆毀(こぼ)れる、崩れる、損(そこ)なう、破れる、欠ける、潰(つぶ)れる、元来ガンライの或いは本来の形や状態でなくなる
𢾣𣏋8+攴4=総画数12 U+22FA3 [カイ、エ/こわ・れる、こわ・す] 壊壞𡎯𣀤𣀩𢽫
◆毀(こぼ)れる、崩れる、損(そこ)なう、破れる、欠ける、潰(つぶ)れる、元来ガンライの或いは本来の形や状態でなくなる
𦜈𣏋8+月(肉)4=総画数12 U+26708 [チョウ/] 䐑𦜫𦜪
◆肉を薄く切る、薄切り肉、同「𠝝」「𦣀」
𣨚𣏋8+歹4=総画数12 U+23A1A [ヨウ、チョウ、ジョウ/] 殜𣩨𣩣
◆「殗𣨚ヨウヨウ・ヨウチョウ」、寝たり起きたりの状態の軽度の病気、同「殗𣩫ヨウヨウ」「【方言:第二】殗(於怯切)殜(音葉)微也宋衛之間曰殗自關而西秦晉之間凡病而不甚曰殗殜(病半臥半起也)」
㳿𣏋8+水3=総画数11 U+3CFF [セツ、セチ/さら・う]
◆水底の泥や土砂を取り除く、同「浚」
◆液体や気体などが外に漏れ出る、少しずつゆっくりと外に流れ出る、同「泄」
𤉬𣏋8+火4=総画数12 U+2426C [ヨウ、ソウ、ジョウ/]
◆焼く
◆湯で茹でる
𤗊𣏋8+片4=総画数12 U+245CA [チョウ、ジョウ/] 牒𤗥𤗣
◆文字を書くための薄く細長い札(ふだ)
◆文書、記録
◆公文書、証書
𥇱𣏋8+目5=総画数13 U+251F1 [キョウ、コウ、チョウ、ジョウ/]
◆片目を閉じる、片目を閉じて見る、片目で見る
𥮧𣏋8+竹6=総画数14 U+25BA7 [ヨウ/]
◆紙や板などのような薄く平らなものを数える語、同「葉」、「一䈎イチヨウ(一葉、一枚)」「【說文解字注:竹部:䈎】籥也(小兒所書寫每一笘謂之一䈎今書一紙謂之一頁或作葉其實當作此䈎)」
𦁛𣏋8+糸6=総画数14 U+2605B [セツ、セチ/]
◆繋(つな)ぐ、繋いで束縛ソクバク(縛って自由を奪う)・制御セイギョ(動きを抑え操る)する、またそのための綱つな・縄なわ、同「紲」「絏」
𦧢𣏋8+舌6=総画数14 U+269E2 [チョウ/]
◆ぺろぺろと舐(な)める、同「䑜」
𦯧𣏋8+艸3=総画数11 U+26BE7 [ヨウ/は] 葉𦹁𦶫𦰧
◆植物の茎や枝から伸び出る薄く平らなもの、主に光を受け成長に必要な養分を合成(光合成コウゴウセイ)する役割を担う
◆(葉のように)薄いもの
◆紙などのような薄いものを数える語、「一葉イチヨウ(一枚、頁数では表裏で二頁分に当たる、小舟一艘)」、同「叶」
◆時代、頃、「20世紀中葉(20世紀の中頃)」
𧤇𣏋8+角7=総画数15 U+27907 [タク、チャク/] 䚢𧤈
◆角(つの)
◆先が二つ(或いは三つ)に分かれている簪(かんざし)、同「釵」「𧢷」 {服飾(髪飾)}
◆「鉤𧤇コウタク」、帯の留具(とめぐ)、「鉤」は"J"字形などに先を曲げたもので、「䚢」はそれを引っ掛けるための穴「【大雲山房文稾:說鉤】…漢鞶帶玉鉤䚢䚢者鉤牝也…(「鞶帶」は幅広の帯)
𧨯𣏋8+言7=総画数15 U+27A2F [チョウ、ジョウ/] 諜谍
◆密(ひそ)かに敵の様子を探(さぐ)る、またその人、細作サイサク、「間諜カンチョウ」
◆文字を書くための薄く細長い札(ふだ)、文書、記録、同「牒」
◆ぺらぺらと喋る、同「喋」
𨁻𣏋8+足7=総画数15 U+2807B [チョウ、ジョウ/] 蹀𨅈𨂏
◆足でとんとんと踏む、足踏みする、同「蹨」
◆「𨁻𨁻チョウチョウ」◇一歩また一歩と進むさま◇ゆっくりと右へ左へと動くさま、また行きつ戻りつするさま
◆「𨁻躞チョウショウ」◇小股(こまた)で歩くさま、歩幅を狭めて歩くさま、同「躞𨁻ショウチョウ」◇次から次へ続いて行くさま◇ゆらゆらと揺れ動くさま、またそのような作りの帯飾り
◆「踕𨁻ショウチョウ」、小走りに(小股で足早に)進むさま
◆「踥𨁻ショウチョウ」、一歩一歩と歩(ほ、ふ)を刻みながら進むさま
𨓫𣏋8+辵3=総画数11 U+284EB [スイ、ズイ、ツイ/] 𨒉𨒘
◆とんと突き当たる、行き止りのところまで辿り着く、同「遂」「【類篇:辵部:遂𨒉𨓸】徐醉切説文亡也一曰因也達也古作𨒉𨓸又陟利切前頓也又追萃切足不前也」
𨧲𣏋8+金8=総画数16 U+289F2 [ヨウ/]
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、同「䥡」「鋌」
𩋑𣏋8+革9=総画数17 U+292D1 [ショウ/] 鞢𩎃
◆「䩞𩋑・䪓韘チョウショウ」◇鞍(くら、人や荷を載せるために馬や牛の背に置く馬具)の飾り「【皇明典故紀聞:卷十五】騎坐則僭描金鞍䩞減銀鞦轡」◇武官が用いる飾りの付いた腰帯「【唐會要:卷三十一】武官咸帶䩞鞢七事(謂佩刀刀子磨石契苾真噦厥計筒火石袋等)」
𪑘𣏋8+黑12=総画数20 U+2A458 [リョウ、チョウ、ジョウ/] 𪑧𪑞
◆タケ(竹)の内側が黒いさま
𣏟木4+4=総画数8 U+233DF [ハイ、ヘ/]
◆苧麻チョマ、カラムシ(苧、イラクサ科の草)の茎から作った繊維
筆順
𢽳𣏟8+攴4=総画数12 U+22F73 [サン/] 㪔𢻾
◆分け離す、固まっていたり纏(まと)まっていたりしたものをばらばらにする、同「散」
◆(麻の皮を)剥(は)ぐ、剥いでばらばらにする
𣏟8+疒5=総画数13 U+75F2 [マ、バ、メ/]
◆痺(しび)れる、痺れて感覚がなくなる、「痲痺・麻痺マヒ」
◆「痲疹マシン(はしか)」、麻疹ウイルスvirusによる急性の感染症、同「麻疹」
◆「痲瘋マフウ」、ハンセン病Hansen's disease、癩菌ライキンによる感染症
筆順
𦱍𣏟8+艸3=総画数11 U+26C4D [バ、メ、マ/あさ] 麻蔴𦲬
◆アサ(麻)、アサ科の草 {アサ}
◆「苧麻チョマ」「亜麻アマ」「大麻タイマ」など繊維を採(と)る植物の総称
◆「胡麻ゴマ」、ゴマ科の草、種を搾り油を採る {ゴマ}
◆痺(しび)れる、感覚が鈍くなる、或いはなくなる、「麻痺マヒ」
◆天子の綸旨リンジ、詔書ショウショ、唐代(618年~907年)に詔書・勅書に麻で漉(す)いた紙が用いられたことから「【康熙字典:亥集下:麻部:麻】…朝廷綸命曰麻《翰林志》唐中書用黃白二麻爲綸命其後翰林專掌白麻中書獨用黃麻…(「翰林カンリン」は「翰林院」「翰林学士院」の略、唐代に創設された役所で詔勅の起草を管掌した)
𦲬𣏟8+艸6=総画数14 U+26CAC [バ、メ、マ/あさ] 麻蔴𦱍
◆アサ(麻)、アサ科の草 {アサ}
◆「苧麻チョマ」「亜麻アマ」「大麻タイマ」など繊維を採(と)る植物の総称
◆「胡麻ゴマ」、ゴマ科の草、種を搾り油を採る {ゴマ}
◆痺(しび)れる、感覚が鈍くなる、或いはなくなる、「麻痺マヒ」
◆天子の綸旨リンジ、詔書ショウショ、唐代(618年~907年)に詔書・勅書に麻で漉(す)いた紙が用いられたことから「【康熙字典:亥集下:麻部:麻】…朝廷綸命曰麻《翰林志》唐中書用黃白二麻爲綸命其後翰林專掌白麻中書獨用黃麻…(「翰林カンリン」は「翰林院」「翰林学士院」の略、唐代に創設された役所で詔勅の起草を管掌した)
𣏼木4+4=総画数8 U+233FC [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:木部:𣏼】同"鏵"」
𢏼𣏼8+弓3=総画数11 U+223FC [ショウ/] 弽𢐇𢏲
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「韘」「㢵」「玦」、同「射決シャケツ」「扳指ハンシ」 {武器(弓)}
◆[日]弓懸(ゆがけ)、弓を射るときに弦(つる)を引く手に着(つ)ける手袋状の防具、同「弽」「韘」
𦜪𣏼8+月(肉)4=総画数12 U+2672A [チョウ/] 䐑𦜫𦜈
◆肉を薄く切る、薄切り肉、同「𠝝」「𦣀」
𣷞𣏼8+水3=総画数11 U+23DDE [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:水部第三:渫𣷞】私列反持牛又除去又姓二同(《欽定四庫全書》本では「持牛」を「特牛」とする)「【古文苑:卷一:石鼓文】迄湧盄𣷞{⿰氵(⿳亠厸林)}(…𣷞鄭云今作潗私列反{⿰氵(⿳亠厸林)}鄭云今作滋郭云濕)」
𦧤𣏼8+舌6=総画数14 U+269E4 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:未集備考:舌部:𦧤】《搜眞玉鏡》同䑜」「【字彙補:未集:舌部:𦧤】丁劫切音喋血流也」
𧤈𣏼8+角7=総画数15 U+27908 [タク、チャク/] 䚢𧤇
◆角(つの)
◆先が二つ(或いは三つ)に分かれている簪(かんざし)、同「釵」「𧢷」 {服飾(髪飾)}
◆「鉤𧤈コウタク」、帯の留具(とめぐ)、「鉤」は"J"字形などに先を曲げたもので、「䚢」はそれを引っ掛けるための穴「【大雲山房文稾:說鉤】…漢鞶帶玉鉤䚢䚢者鉤牝也…(「鞶帶」は幅広の帯)
𧩜𣏼8+言7=総画数15 U+27A5C [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:酉集補遺:言部:𧩜】《搜眞玉鏡》同諜」
𨂏𣏼8+足7=総画数15 U+2808F [チョウ、ジョウ/] 蹀𨅈𨁻
◆足でとんとんと踏む、足踏みする、同「蹨」
◆「𨂏𨂏チョウチョウ」◇一歩また一歩と進むさま◇ゆっくりと右へ左へと動くさま、また行きつ戻りつするさま
◆「𨂏躞チョウショウ」◇小股(こまた)で歩くさま、歩幅を狭めて歩くさま、同「躞𨂏ショウチョウ」◇次から次へ続いて行くさま◇ゆらゆらと揺れ動くさま、またそのような作りの帯飾り
◆「踕𨂏ショウチョウ」、小走りに(小股で足早に)進むさま
◆「踥𨂏ショウチョウ」、一歩一歩と歩(ほ、ふ)を刻みながら進むさま
𩋞𣏼8+革9=総画数17 U+292DE [チョウ/]
◆裁縫の際に指先に被せる指サック、或いは指に嵌める環状の指貫(ゆびぬき)、同「㧺」「【字彙補:戌集:革部:𩋞】徒協切音𦯧指㧺也」
𩸏𣏼8+魚11=総画数19 U+29E0F [チョウ、トウ/かれい] 鰈鲽
◆カレイ(鰈)、カレイ科の海水魚、目が右に寄っているもの、左に寄っているものはヒラメ(鮃)
◆体が扁平なヒラメ(鮃)やカレイ(鰈)の類、別名「比目魚ヒモクギョ」
𪑞𣏼8+黑12=総画数20 U+2A45E [リョウ、チョウ、ジョウ/] 𪑧𪑘
◆タケ(竹)の内側が黒いさま
𣏽木4+4=総画数8 U+233FD [バイ、マイ、メ/]
◆杖(つえ)などに使う程度の太さの(枝よりも太い)木の幹(みき)、木の棒
◆馬を打つ鞭(むち)
◆馬が声を立てないようにするために口に咥(くわ)えさせる木の棒
◆個数(大珠九枚、大きな珠シュが九個)」、人数(縛人者數千枚、捕縛ホバクした者が数千人)」、本数・丁数(槍二十枚、槍が二十丁)」他、同じ物を数える語、同「个」「個」「箇」
◆[日]平たい物を数える語
◆「𣏽挙マイキョ」、一つ一つと数え上げる
𧇆𣏽8+虍6=総画数14 U+271C6 [キョ、ゴ/] 虡𧇽𧆾
◆神獣の名、頭は鹿に体は龍に似るという「【後漢書:卷一下:光武帝記】…壞五銖錢更鑄小錢悉取洛陽及長安銅人鍾虡飛廉銅馬之屬以充鑄焉(…鍾虡前書音義日虡鹿頭龍身神獸也說文鐘鼓之跗以猛獸馬飾也…音義云飛廉神禽身似鹿頭如爵有角蛇尾文如豹文…)」
◆鐘ショウ(かね)や磬ケイなどの楽器を吊り下げる横木(「簨・𥯗・筍シュン」という)を支える縦木(支柱)、支柱や台(足)の部分には人や獣などが彫り込まれた、同「簴」「鐻」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」「【說文解字注:虍部:𧇽】鐘𡔷之柎也(木部曰柎咢足也靈臺有瞽{⿱𡔷目}傳皆曰植者曰虡橫者曰栒考工記曰梓人爲𥯗虡)飾爲猛獸」 {楽器(打楽器)}
𣐁木4+4=総画数8 U+23401 [シ/]
◆木の刺(とげ)、細く先が尖(とが)ったもの、同「朿」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣐁】七賜反木芒也今作束(「束(たば)」は「朿(とげ)」であると思われる))」
𣣙𣐁8+欠4=総画数12 U+238D9 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:欠部:𣣙】同{⿰(⿱上示)欠}」
𥮮𣐁8+竹6=総画数14 U+25BAE [サク、シャク/]
◆謀はかりごと、ことを成すための方法、謀(はか)る、ことを成すために手を打つ、同「策」「【康熙字典:未集上:竹部:𥮮】《海篇》音策謀也籌也」
𣐂木4+4=総画数8 U+23402 [ヨウ/] 枼枽𣏋
◆薄い木の板、薄く平らなもの、同「葉」
◆植物の葉、同「葉」
◆塀や壁に開けられた窓、同「楪」
𩏁𣐂8+韋9=総画数17 U+293C1 [ショウ/]
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「弽」「㢵」「玦」、同「射決シャケツ」「扳指ハンシ」 {武器(弓)}
◆[日]弓懸(ゆがけ)、弓を射るときに弦(つる)を引く手に着(つ)ける手袋状の防具、同「弽」「韘」
◆「䪓𩏁チョウショウ」、同「䩞鞢」◇鞍(くら、人や荷を載せるために馬や牛の背に置く馬具)の飾り◇武官が用いる飾りの付いた腰帯
𦊋网部
石部
亠部
木4+5=総画数9 U+67AF [コ、ク/か・れる]
◆草木が水分を失う、萎(しお)れる
◆涸(か)れる、水がなくなる
◆勢いがなくなる、衰(おとろ)える
◆[日]年を重ねて落ち着き渋(しぶ)くなる
筆順
枯9+口3=総画数12 U+5596 [コ、ゴ/]
◆「㗇喖カコ」、咽イン(のど)「【太玄經:卷第八:太玄數第十一】九體一爲手足二爲臂脛(…)三爲股肱(…)四爲要(…)五爲腹六爲肩七爲㗇喖(謂唐湖也)八爲面九爲顙(…)」
木4+5=総画数9 U+67B2 [シ/]
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)の雄株、雌株は「苴」 {アサ}
筆順
枲9+火4=総画数13 U+3DD8 [タイ、ダイ/] 炱𤆃炲㸀
◆煤すす、ものを燃やした時に出る煙の粒子が飛散せずに黒く溜(た)まったもの、同「煤」
枲9+竹6=総画数15 U+4222 [サイ、シ/]
◆竹名、未詳「【集韻:卷五:上聲上:海第十五:䈢】竹名」
◆竹を割り内側を削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、竹籤(たけひご)、そのまま紐や骨組みなどに使う他、編んで籠・敷物・縄・塀などに作ったり、束ねて大小の箒(ほうき)などに作る、用途は多種で用途に合わせて幅や厚みを加減する、同「篾」「【集韻:卷五:上聲上:止第六:䈢】竹篾」
𦂅枲9+糸6=総画数15 U+26085 [シ、セイ、ショウ/]
◆アサ(麻)の織物
𦥅枲9+至6=総画数15 U+26945 [テツ、デチ/] 絰绖
◆喪服を着た時に頭や腰に巻く麻縄「【儀禮注疏:喪服】…苴絰者麻之有實者也苴絰大搹左本在下去五分一以為帯…」
枲9+艸3=総画数12 U+8448 [シ/]
◆「葈耳シジ」、オナモミ(葈耳・巻耳)、キク科オナモミ属の草、別名「菤耳ケンジ」「蒼耳ソウジ」「苓耳レイジ」 {オナモミ}
筆順
𨐠枲9+辛7=総画数16 U+28420 [シ、ジ/] 𣙼
◆土を掘り起こしたりするシャベルshovel状の農具の刃の部分、同「枱」「耜」
𨽿枲9+隶8=総画数17 U+28F7F [タイ、ダイ/] 𨾃
◆及ぶ、~の状態が継続してここに(今に)至る、同「迨」「及」
木4+5=総画数9 U+67B6 [カ、ケ/か・ける]
◆か・ける、二本の支柱などの支えとなるものの上に、棒や板のような長い物を横に渡す
◆物を載せたり掛けたり吊ったりするするために、横に渡した横木や板、またそれを支えるための縦木(支柱)や台(足)などを含めた全体を指すことがある、「衣架イカ(衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具)」「書架ショカ(書物を載せる棚、本棚)」
◆「架空カクウ」◇高いところに横に渡す、「高架コウカ」◇空中に浮いている、根拠がない
筆順
𢉤架9+广3=総画数12 U+22264 [カ、ケ/]
◆建物に屋根を架(か)ける
𢱌架9+手3=総画数12 U+22C4C [カ、ケ/]
◆架(か)ける、棒や板のような長い物を横に渡す、「中華字海:扌部:𢱌】同"架"」
𣕧架9+木4=総画数13 U+23567 [カ、ケ/]
◆衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具、同「椸」「箷」「【廣雅:卷八:釋器】箷(移)謂之𣕧(嫁)」
木4+5=総画数9 U+67B7 [カ、ケ/かせ]
◆かせ、板に穴をあけ、これを首に嵌(は)めて自由を奪う刑具、またそれを嵌(は)める
◆殻竿・唐棹(からざお)、二本の棒を紐(ひも)などで繋(つな)ぎ一方の棒を持って振り下ろし脱穀ダッコクする農具、「連枷レンガ」、同「柫」
◆衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具
筆順
𨔣枷9+辵3=総画数12 U+28523 [カ、ケ/]
◆未詳「【玉篇:卷十:辵部第一百二十七:𨔣】古遐切𨔣牙令不得進也」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):卷第四:辵部:𨔣】𨔣互令不得行從辵枷聲臣鍇曰迦互猶曰犬牙左右制也」
◆「𨔣枒カガ」、木名、未詳「【集韻:卷八:去聲下:禡第四十:𨔣】𨔣枒木如蒺藜上下相{⿰足(能-厶月)}」「【集韻:卷八:去聲下:禡第四十:枒】木名一曰𨔣枒木相拒」
木4+5=総画数9 U+67BC [ヨウ/] 枽𣏋𣐂
◆薄い木の板、薄く平らなもの、同「葉」
◆植物の葉、同「葉」
◆塀や壁に開けられた窓、同「楪」
筆順
枼9+人2=総画数11 U+505E [ショウ/] 𠉪
◆美しいさま、姿形(すがたかたち)が美しいさま、同「僷」「奕」
◆未詳「【說苑:卷第十一:善{⿰言兊}】…齊短衣而遂偞之冠管仲隰朋出焉…」
◆「偞卑ショウヒ」、未詳「【禮記注疏(禮記正義):卷二十九:玉藻】唯水漿不祭若祭為己𠉪卑(《疏》…若祭為己𠉪卑巳大也𠉪厭也此解不祭水漿之意若祭水漿爲大厭降𤰞微有所畏迫也)(「水漿スイショウ」は広く「飲み物」、「厭降エンコウ」は「古代の喪礼で母が亡くなった後に子が三年の喪に服すこと」)「【禮書:卷八十四:六飲(水漿醴凉醫酏)五飲(水漿酒醴酏)】…玉藻言水漿不𥙊若祭為巳偞𤰞則水漿與醴…」「【經說:卷六:玉藻】…若祭為已𠉪𤰞為侍食之禮十八章記…」
𠗨枼9+冫2=総画数11 U+205E8 [チョウ/] 𠗛
◆凍る
◆「𠗉𠗨キョウチョウ」、凍って固まる、凍り付く
𠝝枼9+刀2=総画数11 U+2075D [チョウ、ジョウ/]
◆草を切る刀、【集韻】‡によれば「䥷サツ」と同義で「押切(おしき)り、刃の先端を固定し、ものを挟(はさ)んで押し切る道具」という「【集韻:卷九:入聲上:舝第十五:𠝝䥷】槎轄切斷艸刀也」
◆肉を薄く切る、薄切り肉、同「䐑」
枼9+口3=総画数12 U+558B [チョウ、ジョウ/しゃべ・る] 𠿚𠴬
◆考えもなしにぺらぺらと話す、舌がよく回る
◆舌先でぺろぺろと舐(な)める
筆順
枼9+土3=総画数12 U+581E [チョウ、ジョウ/] 𡑢𡐽𡍕
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
枼9+女3=総画数12 U+5A9F [セツ、セチ/] 𡝥𡤏𡜄
◆馴(な)れ馴れしいさま、不躾(ぶしつけ)なさま、軽んじ侮(あなど)るさま、「媟嬻セツトク」
◆穢(けが)らわしいさま、「媟語セツゴ(穢らわしい話、卑猥な話)」
枼9+尸3=総画数12 U+5C5F [ショウ/] 屧𧀢
◆履物の藁製の中敷、また藁製の中敷を敷いた履物
◆下駄(げた)などの木製の履物で藁を畳状に編んだものを表に張ったもの、畳表の下駄の類
𡺑枼9+山3=総画数12 U+21E91 [テツ、デチ/]
◆山が高いさま「【列朝詩集:丙集第十二:黃山雜詩】…黃山奠南服𡺑嶭分楚望…」「【漢語大字典:山部:𡺑】[𡺑嵲]高山」
枼9+巾3=総画数12 U+5E49 [/たづな]
◆[日]「娼妓畫幉ショウギガチョウ(けいせいえほん)」、奥村政信による絵本の題名
◆[日]たづな、歌舞伎の外題ゲダイ(題名)に用いる字(「【漢字源:巾部:幉】たずな、歌舞伎の外題に用いる」とあり)
枼9+弓3=総画数12 U+5F3D [ショウ/] 𢏼𢐇𢏲
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「韘」「㢵」「玦」、同「射決シャケツ」「扳指ハンシ」 {武器(弓)}
◆[日]弓懸(ゆがけ)、弓を射るときに弦(つる)を引く手に着(つ)ける手袋状の防具、同「弽」「韘」
枼9+心3=総画数12 U+60F5 [チョウ、ジョウ/] 𢛐
◆不安なさま、恐れてびくびくする、同「𢜨」
𢜨枼9+心4=総画数13 U+22728 [セツ、セチ/]
◆不安なさま、恐れてびくびくするさま、同「惵」「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢜨】私列切不安皃」
枼9+手3=総画数12 U+63F2 [セツ、ゼチ、チョウ、ジョウ/] 𢮕
◆筮竹ゼイチク(占いに使う棒)などを手に持ち一つ二つと数える、同「𢶅」
◆畳(たた)む、折り畳む
枼9+月(肉)4=総画数13 U+4411 [チョウ/] 𦜫𦜪𦜈
◆肉を薄く切る、薄切り肉、同「𠝝」「𦣀」
枼9+木4=総画数13 U+696A [チョウ、ジョウ、ヨウ/]
◆寝台や長椅子などの下の細長い床板(ゆかいた)、簀子サクシ(すのこ)、同「牃」
◆食べ物を盛る浅く小さい皿、同「碟」
◆塀や壁に開けられた窓、同「牖」
◆[日]ユズリハ(譲葉・楪)、ユズリハ科ユズリハ属の木 {ユズリハ}
筆順
枼9+歹4=総画数13 U+6B9C [ヨウ、チョウ、ジョウ/] 𣩨𣩣𣨚
◆「殗殜ヨウヨウ・ヨウチョウ」、寝たり起きたりの状態の軽度の病気、同「殗𣩫ヨウヨウ」「【方言:第二】殗(於怯切)殜(音葉)微也宋衛之間曰殗自關而西秦晉之間凡病而不甚曰殗殜(病半臥半起也)」
枼9+水3=総画数12 U+6E2B [セツ、セチ/さら・う] 㳿
◆水底の泥や土砂を取り除く、同「浚」
◆液体や気体などが外に漏れ出る、少しずつゆっくりと外に流れ出る、同「泄」
筆順
枼9+火4=総画数13 U+7160 [ヨウ、ソウ、ジョウ/] 𤉬
◆焼く
◆沸騰した湯に通す、茹でる
枼9+爿4=総画数13 U+7243 [チョウ、ジョウ/]
◆寝台や長椅子などの下の細長い床板(ゆかいた)、簀子サクシ(すのこ)、同「楪」
枼9+片4=総画数13 U+7252 [チョウ、ジョウ/] 𤗊𤗥𤗣
◆文字を書くための薄く細長い札(ふだ)
◆文書、記録
◆公文書、証書
筆順
枼9+目5=総画数14 U+404B [キョウ、コウ、チョウ、ジョウ/] 𥇱
◆片目を閉じる、片目を閉じて見る、片目で見る
𥏭枼9+矢5=総画数14 U+253ED [未詳/]
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁、同「堞」「【漢語大字典:矢部:𥏭】同"堞"」「【台灣志略(テキスト版):卷一:地志:勝跡】赤嵌樓…周方四十五丈三尺,無雉𥏭…(「赤嵌樓セキカンロウ」は1653年に建てられた建築物、台湾台南市中西区)「【淡水廳築城案卷】東城董事…經手分建東段城垣。計長二百四十丈,𥏭二百七十六垛…」
枼9+石5=総画数14 U+789F [チョウ、ジョウ/]
◆食べ物を盛る浅く小さい皿、同「楪」 {食器(盞・碟)}
枼9+竹6=総画数15 U+420E [ヨウ/] 𥮧
◆紙や板などのような薄く平らなものを数える語、同「葉」、「一䈎イチヨウ(一葉、一枚)」「【說文解字注:竹部:䈎】籥也(小兒所書寫每一笘謂之一䈎今書一紙謂之一頁或作葉其實當作此䈎)」
枼9+糸6=総画数15 U+7DE4 [セツ、セチ/] 𦁛
◆繋(つな)ぐ、繋いで束縛ソクバク(縛って自由を奪う)・制御セイギョ(動きを抑え操る)する、またそのための綱つな・縄なわ、同「紲」「絏」
筆順
枼9+舌6=総画数15 U+445C [トウ、チョウ/]
◆啜(すす)る、同「𦧱」「歠」
◆ぺろぺろと舐(な)める、同「𦧢」「𤝓」
枼9+舟6=総画数15 U+8253 [チョウ、ジョウ/]
◆小形の船「【通雅:卷三十四】最小曰艓」
枼9+艸3=総画数12 U+8449 [ヨウ/は] 𦹁𦶫𦯧𦰧
◆植物の茎や枝から伸び出る薄く平らなもの、主に光を受け成長に必要な養分を合成(光合成コウゴウセイ)する役割を担う
◆(葉のように)薄いもの
◆紙などのような薄いものを数える語、「一葉イチヨウ(一枚、頁数では表裏で二頁分に当たる、小舟一艘)」、同「叶」
◆時代、頃、「20世紀中葉(20世紀の中頃)」
◆簡「叶」
筆順
枼9+虫6=総画数15 U+8776 [チョウ、ジョウ/]
◆チョウ(蝶)、チョウ目のうちガ(蛾)を除いた虫の総称、「蝴蝶、胡蝶コチョウ」
筆順
枼9+衣5=総画数14 U+890B [チョウ、ジョウ/] 𧝵
◆裏地の付いていない単(ひとえ)の衣服
枼9+角7=総画数16 U+46A2 [タク、チャク/] 𧤇𧤈
◆角(つの)
◆先が二つ(或いは三つ)に分かれている簪(かんざし)、同「釵」「𧢷」 {服飾(髪飾)}
◆「鉤䚢コウタク」、帯の留具(とめぐ)、「鉤」は"J"字形などに先を曲げたもので、「䚢」はそれを引っ掛けるための穴「【大雲山房文稾:說鉤】…漢鞶帶玉鉤䚢䚢者鉤牝也…(「鞶帶」は幅広の帯)
枼9+言7=総画数16 U+8ADC [チョウ、ジョウ/] 谍𧨯
◆密(ひそ)かに敵の様子を探(さぐ)る、またその人、細作サイサク、「間諜カンチョウ」
◆文字を書くための薄く細長い札(ふだ)、文書、記録、同「牒」
◆ぺらぺらと喋る、同「喋」
筆順
枼9+言2=総画数11 U+8C0D [チョウ、ジョウ/] 諜𧨯
◆密(ひそ)かに敵の様子を探(さぐ)る、またその人、細作サイサク、「間諜カンチョウ」
◆文字を書くための薄く細長い札(ふだ)、文書、記録、同「牒」
◆ぺらぺらと喋る、同「喋」
枼9+足7=総画数16 U+8E40 [チョウ、ジョウ/] 𨅈𨁻𨂏
◆足でとんとんと踏む、足踏みする、同「蹨」
◆「蹀蹀チョウチョウ」◇一歩また一歩と進むさま◇ゆっくりと右へ左へと動くさま、また行きつ戻りつするさま
◆「蹀躞チョウショウ」◇小股(こまた)で歩くさま、歩幅を狭めて歩くさま、同「躞蹀ショウチョウ」◇次から次へ続いて行くさま◇ゆらゆらと揺れ動くさま、またそのような作りの帯飾り
◆「踕蹀ショウチョウ」、小走りに(小股で足早に)進むさま
◆「踥蹀ショウチョウ」、一歩一歩と歩(ほ、ふ)を刻みながら進むさま
枼9+辵3=総画数12 U+48A1 [ツイ、ズイ、キョウ/] 𨔘𨔋
◆とんと突き当たる、行き止りのところまで辿り着く、同「遂」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:𨒉𧿲𨓫䢡】足不前也」
◆「𨓊䢡チョウキョウ」、走るさま
枼9+金8=総画数17 U+9371 [ヨウ/] 𨧲
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、同「䥡」「鋌」
枼9+革9=総画数18 U+97A2 [ショウ/] 𩋑𩎃
◆「䩞鞢・䪓韘チョウショウ」◇鞍(くら、人や荷を載せるために馬や牛の背に置く馬具)の飾り「【皇明典故紀聞:卷十五】騎坐則僭描金鞍䩞減銀鞦轡」◇武官が用いる飾りの付いた腰帯「【唐會要:卷三十一】武官咸帶䩞鞢七事(謂佩刀刀子磨石契苾真噦厥計筒火石袋等)」
枼9+韋9=総画数18 U+97D8 [ショウ/] 𩏁
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「弽」「㢵」「玦」、同「射決シャケツ」「扳指ハンシ」 {武器(弓)}
◆[日]弓懸(ゆがけ)、弓を射るときに弦(つる)を引く手に着(つ)ける手袋状の防具、同「弽」「韘」
◆「䪓韘チョウショウ」、同「䩞鞢」◇鞍(くら、人や荷を載せるために馬や牛の背に置く馬具)の飾り◇武官が用いる飾りの付いた腰帯
𩐱枼9+音9=総画数18 U+29431 [ヨウ/]
◆楽器「【廣韻:入聲:業第三十三:殜:𩐱】樂器」
枼9+馬10=総画数19 U+4B9C [ソウ、ショウ/]
◆馬が疾走するさま
◆馬が軽快に駈けるさま
𩳶枼9+鬼10=総画数19 U+29CF6 [ショウ/]
◆醜(みにく)いさま
枼9+魚11=総画数20 U+9C08 [チョウ、トウ/かれい] 鲽𩸏
◆カレイ(鰈)、カレイ科の海水魚、目が右に寄っているもの、左に寄っているものはヒラメ(鮃)
◆体が扁平なヒラメ(鮃)やカレイ(鰈)の類、別名「比目魚ヒモクギョ」
筆順
枼9+魚8=総画数17 U+9CBD [チョウ、トウ/かれい] 鰈𩸏
◆カレイ(鰈)、カレイ科の海水魚、目が右に寄っているもの、左に寄っているものはヒラメ(鮃)
◆体が扁平なヒラメ(鮃)やカレイ(鰈)の類、別名「比目魚ヒモクギョ」
𪍐枼9+麥11=総画数20 U+2A350 [未詳/]
◆未詳「【字彙:亥集下:麥部:𪍐】同𪍛」
𪑧枼9+黑12=総画数21 U+2A467 [リョウ、チョウ、ジョウ/] 𪑘𪑞
◆タケ(竹)の内側が黒いさま
木4+5=総画数9 U+67CF [ハク、ヒャク/かしわ]
◆ヒノキ科の木、スギ(杉、スギ属)・コノテガシワ(児手柏、コノテガシワ属)・ヒバ(檜葉、アスナロ属)などを含む、同「椈」
◆大きい「【釋名:釋車】柏車柏伯也大也丁夫服任之小車也」
◆[日]カシワ(柏・槲・檞)、ブナ科コナラ属の木 {カシワ}
筆順
柏9+水3=総画数12 U+6E50 [ハク、ヒャク/]
◆水が浅いさま、水の浅いところ、浅瀬(あさせ)、同「泊」
木4+5=総画数9 U+67D0 [ボウ、ム/それがし、なにがし]
◆なにがし、或る(人、こと、もの、ところ、とき)、そこにいる(そこにある)ことは確かだがはっきりと特定できない人や物事・場所・時などを指す語、また敢(あ)えてそれであることをはっきりさせたくないときに用いる語
◆それがし、私(わたくし)、自分を指す謙称、同「厶」「私」
注解:「梅(楳)」の本字
筆順
某9+口3=総画数12 U+35BC [ボウ、ム/]
◆あれこれと思いや考えを巡(めぐ)らす、同「謀」「呣」
某9+女3=総画数12 U+5A92 [バイ、マイ/なかだち、なこうど]
◆結婚の仲立ちをする、またその人、仲人(なこうど)、「媒妁・媒酌バイシャク」
◆種類の違うものの間に立って引き合わせる、双方の間を取り持つ、「媒介バイカイ」
◆囮(おとり)、誘(おび)き寄せるためのものや手段、「触媒ショクバイ」
筆順
𢜮某9+心3=総画数12 U+2272E [ブ、ム/]
◆愛(いと)おしい、愛おしく思う、愛する「【說文解字注:心部:𢜮】𢜮憮也(𢜮乃複字未刪者憮各本作撫今正方言𢜮憐也上文憮㤅也㤅與憐同義)」
𢜯某9+心4=総画数13 U+2272F [ボウ、ム、ボ、モ/]
◆謀(はか)る、計画する、同「謀」「謨」
某9+月(肉)4=総画数13 U+815C [バイ、マイ、メ/]
◆身籠(みごも)る、懐妊カイニンする
◆「腜腜バイバイ」、(土地が)肥(こ)えて豊かなさま、(作物が育ち)美しく豊かなさま
某9+木4=総画数13 U+6973 [バイ、マイ、メ/うめ] 梅梅𣕱槑𤯏𣒫𣏁
◆ウメ(梅)、バラ科サクラ属の木、またその実 {ウメ}
筆順
𣨴某9+歹4=総画数13 U+23A34 [バイ、マイ/]
◆崩れる、倒れる、死ぬ、同「湈」
某9+水3=総画数12 U+6E48 [バイ、マイ/]
◆崩れる、倒れる、崩す、倒す、同「𣨴」
某9+火4=総画数13 U+7164 [バイ、マイ、メ/すす]
◆すす、ものを燃やした時に出る煙の粒子が飛散せずに黒く溜(た)まったもの、同「炱」
◆石炭、「煤炭バイタン」「煤田バイデン(炭田)」
筆順
某9+示5=総画数14 U+7996 [バイ、マイ/]
◆天子が子供を授かるように祈願する祭礼
𦋡某9+网5=総画数14 U+262E1 [ボウ、ム/] 䍒𦊋𦊎
◆網(あみ)
某9+虫6=総画数15 U+45CB [ボウ、ム/] 𧋟
◆「蝤䗋・蝤蛑シュウボウ」、ガザミ(蝤蛑)、別名ワタリガニ(渡り蟹)、ワタリガニ科またワタリガニ科ノコギリガザミ属・ガザミ属などに属する海棲のカニ(蟹)、別名「梭子蟹サシカイ」、同「蟳」
某9+言7=総画数16 U+8B00 [ボウ、ム/はか・る、はかりごと、たばか・る]
◆(あることについて、あることをするに先立って)どうしたらよいか思案する、あれこれと考えを巡(めぐ)らす、同「㖼」「呣」
◆(あることについて、あることをするに先立って)どうしたらよいか話し合う
◆図(はか)る、計画・設計する、またそのための方策ホウサクを練(ね)る
筆順
某9+言2=総画数11 U+8C0B [ボウ、ム/はか・る、はかりごと、たばか・る]
◆(あることについて、あることをするに先立って)どうしたらよいか思案する、あれこれと考えを巡(めぐ)らす、同「㖼」「呣」
◆(あることについて、あることをするに先立って)どうしたらよいか話し合う
◆図(はか)る、計画・設計する、またそのための方策ホウサクを練(ね)る
某9+酉7=総画数16 U+4902 [バイ、マイ/]
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味、同「醋」
𩹮某9+魚11=総画数20 U+29E6E [ボウ、ム/]
◆イシモチ(石首魚・石持)やニベ(鮸)などのニベ科の海水魚、またその一種、別名「石首魚セキシュギョ・シショゥユゥ」、同「䱕」「【雨航雜錄:卷下】鯼魚即石首魚也小者曰𩹮魚又名鰌魚最小者名梅首又名梅童…又有䱟形相似左右三牙如鐵鋸或曰石首雄䱟其雌也…」「【欽定續通志(續通志):卷一百七十八:昆蟲草木畧:魚類】梅魚(一作𩹮魚)一名䠓水(一作䠓魚)似石首而小黃金色味頗佳頭大於身人呼為梅大頭出四明梅山洋故名…」
木4+5=総画数9 U+67D1 [カン/]
◆ミカン科ミカン属の植物、ミカン(蜜柑)やオレンジorangeの類、その果実、「柑橘カンキツ」 {ミカン} {オレンジ}
筆順
柑9+竹6=総画数15 U+4224 [ケン、ゲン/]
◆ピンセットpincet[蘭]の類、"<"字状に開いた先端で物を挟(はさ)む道具、同「箝」
◆("<"字状に開いているものの先を)閉じる、同「箝」「鉗」
𦴑柑9+艸3=総画数12 U+26D11 [ケン、ゲン/]
◆悖(もと)る、背(そむ)く、道理に反している「【太玄經:干】次三𦴑鍵挈挈匪貞(貞正也𦴑乖也鍵折也家性爲干動則干時故乖乖折之𨵿故曰非正也)測曰𦴑鍵挈挈干禄回也(求禄不正故回邪也)」
木4+5=総画数9 U+67D3 [ゼン、ネン、セン/そ・める、そ・まる、し・みる、し・み] 𣑱
◆液体が小さな隙間に滲(し)み込む、布などを液体に浸(ひた)して着色する、色を滲み込ませる
◆色や匂いなどが付着する、またそれによってそれまでとは別のものになる、感化される
◆情報や病気などが次々に移って行く
筆順
染9+女3=総画数12 U+5AA3 [ゼン、ネン/] 𡜉
◆女性がすらりとして美しいさま、同「㚩」「【正字通:丑集下:女部:媣】詩大雅荏染柔木是也加女贅一説㚩俗作媣音義同」
染9+艸3=総画数12 U+8485 [/すくも]
◆アイ(藍、タデ科の草)の葉を発酵させて作った染料
𩃵染9+雨8=総画数17 U+290F5 [ゼン、ネン/]
◆雨に濡れる、湿(しめ)る
木4+5=総画数9 U+67D4 [ジュウ、ニュウ/やわ・らか] 𣐱
◆曲げても折れないさま、しなやかなさま
◆穏やかなさま、温和なさま
筆順
柔9+人2=総画数11 U+3471 [ジョウ、ニョウ/] 𧳨
◆獣名、姿はサル(猿)に似るが小形でよく鼠を捕るという、別名「獴𤡱ボウケイ」
柔9+口3=総画数12 U+35BB [ジュウ、ニュウ/]
◆悪口を言う
◆「㖻呢」、小児の小さく囁くような声
柔9+女3=総画数12 U+5A83 [ジュウ、ニュウ/]
◆しなやかで人を惹き付けるような美しさ
𢔟柔9+彳3=総画数12 U+2251F [ジュウ、ニュウ/]
◆習(なら)わし、習慣、何度も繰り返すことによって慣(な)れる
柔9+手3=総画数12 U+63C9 [ジュウ、ニュウ/も・む]
◆曲げたり伸ばしたりする、またそうして柔らかくする
◆おとなしくさせる、懐柔(カイジュウ)する
筆順
柔9+月(肉)4=総画数13 U+816C [ジュウ、ニュウ/]
◆柔(やわ)らかく良質な肉、よく肥(こ)えておいしい肉、同「䏔」
柔9+木4=総画数13 U+697A [ジュウ、ニュウ/]
◆木を目的の形に曲げる、同「煣」
𣮪柔9+毛4=総画数13 U+23BAA [ジュウ、ニュウ/]
◆細く柔らかい毛
柔9+水3=総画数12 U+6E18 [ジュウ、ニュウ/]
◆川名、未詳
◆柔らかいさま、同「柔」
柔9+火4=総画数13 U+7163 [ジュウ、ニュウ/]
◆木を火に当てて目的の形に曲げる、同「楺」
柔9+犬3=総画数12 U+7331 [ドウ、ノウ/]
◆サル(猿)、またオナガザル科或いはテナガザル科に属するサル(猿)、「猿猱エンドウ(サル)」
柔9+玉4=総画数13 U+7448 [ジュウ、ニュウ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の名
◆人名用字、「李瑈リジュウ(이유イユ、李氏朝鮮第七代国王、1455年~1468年)」
柔9+田5=総画数14 U+3F65 [ジュウ、ニュウ/]
◆肥えた田畑
柔9+米6=総画数15 U+7CC5 [ジュウ、ニュウ/]
◆いろいろなおかずを飯に混ぜたもの、飯の上にいろいろなおかずを盛ったもの、飯とおかずを混ぜて食べる、同「𩜷」「𩚖」「粈」
◆いろいろなものが入り混じる
筆順
柔9+糸6=総画数15 U+42F4 [ジュウ、ニュウ/]
◆幾つかの色糸で織った絹織物
𦎤柔9+羊6=総画数15 U+263A4 [ジュウ、ニュウ/なめ・す]
◆革(毛や脂を取り平らに延ばして乾かした皮)を柔らかくする、また柔らかくなった革
柔9+艸3=総画数12 U+8447 [ジュウ、ニュウ/]
◆「香葇コウジュウ」、ナギナタコウジュ(薙刀香薷)、シソ科ナギナタコウジュ属の草、同「香薷コウジュ」 {ナギナタコウジュ}
◆「䖆葇ジョウジュウ」、未詳、シソ科シソ属の草で小さいものという「【方言:第三】蘇亦荏也…其小者謂之䖆葇」
柔9+虫6=総画数15 U+875A [ジュウ、ニュウ/]
◆ヒル(蛭)、別名「水蛭スイシツ」「螞蟥・螞蝗バコウ」、ヒル綱の動物
◆ケラ・オケラ(螻蛄、ケラ科の昆虫)の類
𧳨柔9+豸7=総画数16 U+27CE8 [ジョウ、ニョウ/]
◆獣名、姿はサル(猿)に似るが小形でよく鼠を捕るという、別名「獴𤡱ボウケイ」
柔9+足7=総画数16 U+8E42 [ジュウ、ニュウ/]
◆足で踏みぐりぐりと擦(こす)り付ける、踏み躙(にじ)る
◆「蹂躙ジュウリン」◇踏み付けて砕(くだ)く◇人や国を踏み付けにする、踏み付けて粉々にする
筆順
柔9+車7=総画数16 U+8F2E [ジュウ、ニュウ/]
◆車輪の外周を覆(おお)う枠(わく)、直接地に接する輪状の枠、同「輞」 {乗物(車輪)}
◆ぐりぐりと揉(も)むようにして踏み付ける、同「蹂」
◆柔らかくして曲げる、同「揉」
𨜙柔9+邑3=総画数12 U+28719 [ジュウ、ニュウ/]
◆古郷ゴウ(地方の町や村)名、未詳「【集韻:卷四:平聲:登第十七:𨛶𨜙】郷名」「【路史:卷三十:國名紀:雜國上】…郮{⿰(⿳𠆢ユ口)阝}酀郘𨝂𨝎䣐𨞛𨜶𨞕{⿰冝阝}䣁𨛶郲䣇𨚰𨙺𨚘邒郂𨛹𨜙郁𨙹何等俗繆而顧不能…」
柔9+金8=総画数17 U+9352 [ジュウ、ニュウ/]
◆鍛(きた)えて柔(やわ)らかくした(しなやかだが強靭キョウジンな)鉄
柔9+革9=総画数18 U+97A3 [ジュウ、ニュウ/なめ・す] 𦎤
◆革(毛や脂を取り平らに延ばして乾かした皮)を柔らかくする、また柔らかくなった革
筆順
柔9+韋9=総画数18 U+97D6 [ジュウ、ニュウ/]
◆柔らかで強い
𩜷柔9+食8=総画数17 U+29737 [ジュウ、ニュウ/]
◆いろいろなおかずを飯に混ぜたもの、飯の上にいろいろなおかずを盛ったもの、飯とおかずを混ぜて食べる、同「糅」
◆蒸し直す、一度蒸した飯(「饙」という)を再び蒸す、同「餾」
柔9+馬10=総画数19 U+9A25 [ジュウ、ニュウ/]
◆美しい鬣(たてがみ)がふさふさとした青黒い毛色の馬
柔9+髟10=総画数19 U+4C06 [ジュウ、ニュウ/]
◆馬の首筋の長くふさふさとした鬣(たてがみ)
◆黄色い髪(かみ、頭髪)
柔9+魚11=総画数20 U+9C07 [ジュウ、ニュウ/]
◆イカ(烏賊)、海生の軟体動物
柔9+鳥11=総画数20 U+9D94 [ジュウ、ニュウ/]
◆「鶝鶔フクジュウ」、同「鸛鷒カンタン」、姿はカササギ(鵲)に似て尾が短い鳥、大変素早く射った矢を口で捕えその矢を口で射返してくるという
𪍚柔9+麥11=総画数20 U+2A35A [キク/こうじ] 麹麴麯𪋼𪌗𪌲𥶶𥽧粬
◆米・麦・豆などを蒸して蛋白質タンパクシツなどを分解する働きのある黴(かび)の一種(麹菌)を繁殖させたもの
木4+5=総画数9 U+67D5 [ボウ、モ、ム/] 楙㮊
◆木が大きく成長するさま
◆ボケ(木瓜)、バラ科ボケ属の木 {ボケ}
柕9+木4=総画数13 U+6959 [ボウ、モ、ム/] 㮊柕
◆木が大きく成長するさま
◆ボケ(木瓜)、バラ科ボケ属の木 {ボケ}
筆順
木4+5=総画数9 U+67D8 [シャ/]
◆ハリグワ(針桑)、クワ科ハリグワ属の木、同「樜」 {ハリグワ}
◆「柘黄シャコウ」、ハリグワ(針桑)から作るやや赤みを帯びた黄色の染料、天子が着る服を染めるという
筆順
柘9+木4=総画数13 U+3B9F [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:㮟】泥展切音撚㮟磨」
木4+5=総画数9 U+67E4 [サ、ショ、シャ、ゾ/]
◆柵・欄干・堰(せき)などの木を組んで他との間を遮(さえぎ)るもの、同「査」
◆遮(さえぎ)る、拒(こば)む
◆「山柤子・山樝子・山楂子サンザシ」、バラ科サンザシ属の木、またその実、実を薬用とする {サンザシ}
筆順
𦳏柤9+艸3=総画数12 U+26CCF [サ、シャ/]
◆セリ(芹)、セリ科の草、別名「水芹スイキン」「楚葵ソキ」「【廣韻:下平聲:麻第九:樝:𦳏】芹楚葵生水中」「【集韻:卷三:平聲:麻第九:蔖𦳏】艸名楚葵也」 {セリ}
◆草名、未詳「【古今注:草木第六】荆州人謂為𦳏為蕺」「【正字通:未集中:糸部:𦳏】葅字之譌(「蒩」の誤りか?)
木4+5=総画数9 U+67E5 [サ、ジャ、シャ/]
◆柵・欄干・堰(せき)などの木を組んで他との間を遮(さえぎ)るもの、同「柤」
◆木を組んで作った筏、同「槎」
◆調べる、「調査チョウサ」
◆「山查サンサ」、サンザシ(山楂子)、バラ科サンザシ属の木、またその実 {サンザシ}
𦉆查9+缶6=総画数15 U+26246 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:缶部:𦉆】同"碴"」
𨩨查9+金8=総画数17 U+28A68 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:金部:𨩨】1.明人创制的一种兵器。周纬《中国兵器史稿》第三章…2.戳;刺…3.同鑔…」
木4+5=総画数9 U+67EC [カン、ケン/]
◆札(ふだ)、名札、名刺、カード
◆書簡、手紙、文書、同「𥳑」
◆選り分ける、仕分けて選び出す、同「揀」
筆順
𠋖柬9+人2=総画数11 U+202D6 [レン/]
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:霰第三十二:𠋖】雞未成也」
柬9+土3=総画数12 U+581C [レン/]
◆「堜塘レントウ」、古地名、未詳「【廣韻:去聲聲:霰第二十二:練:堜】堜塘墟名在吳郡」「【集韻:卷八:去聲下:霰第三十二:堜】墟名在博平」
柬9+女3=総画数12 U+5AA1 [レン/]
◆女性名用字
𢃿柬9+巾3=総画数12 U+220FF [未詳/]
◆未詳
𢒞柬9+彡3=総画数12 U+2249E [ラン/]
◆文様モンヨウがくっきりとしているさま、鮮明センメイなさま
柬9+彳3=総画数12 U+5F9A [トウ/]
◆選ぶ、選び出す
柬9+手3=総画数12 U+63C0 [カン、ケン/]
◆選(よ)り分ける、選択する、仕分けて選び出す、同「簡」「柬」
◆拾(ひろ)い上げる、拾い出す
筆順
柬9+攴4=総画数13 U+3A9D [レン/]
◆選り分ける、仕分けて選び出す、同「揀」
◆ものを叩(たた)く、打ちつける
柬9+日4=総画数13 U+6695 [カン、ケン/]
◆(それまで暗かったところに陽が差し始めて)明るくなる
柬9+木4=総画数13 U+695D [レン/おうち、あふち]
◆センダン(栴檀)、センダン科センダン属の木、「おうち、あふち」はセンダンの古名 {センダン}
筆順
柬9+歹4=総画数13 U+3C6B [ラン/] 𣩼
◆爛(ただ)れる、形が崩れる、柔らかくなって元の形がなくなる、同「爛」
𣱨柬9+气4=総画数13 U+23C68 [未詳/]
◆未詳
柬9+水3=総画数12 U+6E45 [レン/]
◆練(ね)る、生糸や絹布を灰汁(あく、草木などの灰を溶かしたアルカリ性の水)で煮て柔らかく白くする、同「練」
柬9+火4=総画数13 U+7149 [レン/ね・る] 炼𧹯
◆鉱石を火で熱し目的の金属を取り出す、高熱を加え不純物を取り除く、また質を高める、同「鍊」
◆鍛(きた)える、鍛錬タンレンする、修練や訓練を重ねて精神や技術を研(みが)く、同「鍊」
筆順
柬9+玉4=総画数13 U+7453 [レン/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の名
𥈵柬9+目5=総画数14 U+25235 [未詳/]
◆[喃]、未詳
𥻂柬9+米6=総画数15 U+25EC2 [ラン/] 糷𥽭𥽼
◆飯(めし)が柔らかくてくっつく、飯が粘り付く
柬9+糸6=総画数15 U+FA57 [レン/ね・る] 練练
◆生糸や絹布を灰汁(あく、草木などの灰を溶かしたアルカリ性の水)で煮て柔らかく白くする、同「湅」
◆熟(こな)れていないものを繰り返し鍛(きた)える、鍛えて良いものにする
◆習熟(シュウジュク)する、繰り返して(経験を積んで)上達する
柬9+艸3=総画数12 U+8430 [レン/]
◆カガミグサ(鏡草)、ブドウ科ノブドウ属の蔓性の草、根は生薬、同「白蘞・白薟ビャクレン」 {カガミグサ}
◆「芊萰センレン」、草が青々と茂るさま
𧍴柬9+虫6=総画数15 U+27374 [レン/]
◆未詳「【字彙:申集:虫部:𧍴】郎殿切音練赤𧍴蛇名」「【本草綱目:鱗之二】黄頷蛇(綱目)附赤楝蛇(釋名黄喉蛇(俗名)赤楝蛇一名桑根蛇(時珍曰頷喉下也以色名赤楝桑根象形陶氏作赤𧐖)」「【正字通:申集中:虫部:𧍴】舊註音練赤𧍴蛇按本草作赤楝蛇非作𧍴見後𧐖註」
柬9+言7=総画数16 U+8AEB [カン、ケン/いさ・める]
◆(目上の人に)非ヒ(正しくないこと)や過(あやま)ちを正すよう意見する、同「諌」「諍」
筆順
柬9+言2=総画数11 U+8C0F [カン、ケン/いさ・める]
◆(目上の人に)非ヒ(正しくないこと)や過(あやま)ちを正すよう意見する、同「諌」「諍」
𧹯柬9+赤7=総画数16 U+27E6F [レン/ね・る] 煉炼
◆鉱石を火で熱し目的の金属を取り出す、高熱を加え不純物を取り除く、また質を高める、同「鍊」
◆鍛(きた)える、鍛錬タンレンする、修練や訓練を重ねて精神や技術を研(みが)く、同「鍊」
柬9+金8=総画数17 U+934A [レン/ね・る]
◆金属を溶かし不純物を取り除く、また不純物を取り除いて質を高める、同「煉」
◆鍛(きた)える、鍛練タンレンする、修練や訓練を重ねて精神や技術を研(みが)く、同「煉」
◆金属を輪状に作り繋いだ鎖(くさり)、同「鏈」
◆「鍊𨬍レンタ」、轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)の一部である「軹端シタン(車輪の外側に突き出た部分)」や「賢端ケンタン(内側に突き出た部分)」の円筒状の部品、同「輨」「軑」 {乗物(車輪)}
柬9+門8=総画数17 U+95CC [ラン/たけなわ、た・ける] 阑䦨
◆たけなわ、盛りを過ぎた頃、半ばを過ぎた頃
◆遮(さえぎ)る
◆門の前の柵(さく)、欄干ランカン、手摺や柵などの防護用の遮蔽物、同「欄」
◆妄(みだ)りに、勝手に、恣(ほしいまま)に
◆「闌入ランニュウ」、勝手に入る、許しを得ずに入り込む
筆順
柬9+門3=総画数12 U+9611 [ラン/たけなわ、た・ける] 闌䦨
◆たけなわ、盛りを過ぎた頃、半ばを過ぎた頃
◆遮(さえぎ)る
◆門の前の柵(さく)、欄干ランカン、手摺や柵などの防護用の遮蔽物、同「欄」
◆妄(みだ)りに、勝手に、恣(ほしいまま)に
◆「阑入ランニュウ」、勝手に入る、許しを得ずに入り込む
柬9+魚11=総画数20 U+9C0A [レン/にしん]
◆魚名、未詳「【文選:卷第十二:江賦】…鰊(練)…(…舊說曰鰊似繩…)」「【廣韻:去聲:霰第三十二:練:鰊】魚名似鱦」
◆[日]ニシン(鯡・鰊)、ニシン科の海水魚
筆順
柬9+鳥11=総画数20 U+9DAB [/つぐみ]
◆[日]ツグミ(鶫)、ツグミ科の鳥
筆順
木4+5=総画数9 U+67EF [カ/] 𣝺
◆斧(おの)や槍(やり)などの柄(え)
◆草木の茎や枝
筆順
𫈥柯9+艸3=総画数12 U+2B225 [未詳/]
◆未詳
木4+5=総画数9 U+67F0 [ダイ、ナイ/]
◆リンゴ(林檎)、バラ科リンゴ属の果樹、またその実、同「㮈」「㮏」 {リンゴ}
◆マツリ(茉莉)、マツリカ(茉莉花)、モクセイ科ソケイ属(別名ジャスミンjasmine)の木 {ジャスミン}
◆如何(いかん)、どうして、どのように、どのような、同「奈」
柰9+木4=総画数13 U+3B8F [ダイ、ナイ/]
◆リンゴ(林檎)、バラ科リンゴ属の果樹、またその実、同「柰」「㮈」 {リンゴ}
◆立ち枯れした木
柰9+欠4=総画数13 U+6B40 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷九:欠部第一百十一:款】…歀同上」「【說文解字注:欠部:歀】款或从柰(取柰何之意)」
渿柰9+水3=総画数12 U+6E3F [ダイ、ナイ/]
◆水が勢いよく流れるさま、またその音「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:渿】奴太切渿沛水波皃又水聲」
𤸏柰9+疒5=総画数14 U+24E0F [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷十一:疒部第一百四十八:*𤸏】奴曷切痛皃(《欽定四庫全書》本では「*𤷈」)「【正字通:午集中:疒部:𤸏】舊註同𤷈不知𤷈𤸏𠀤俗書宐刪」
柰9+隶8=総画数17 U+96B8 [レイ、ライ/] 隷𨾀𨽾𥛬𥛓𣜩𥻳𨾁
◆ぴったりと付く、付き従う
◆従う、属する、「隷属レイゾク」
◆僕(しもべ)、身分の低い人、同「𨽹」
◆漢字の書体の一つ、「隷書レイショ」
◆簡「隶」
筆順
𩈶柰9+面9=総画数18 U+29236 [ダン、ネン/] 𩈫
◆顔を真っ赤にする、赤面セキメンする、恥じて顔を赤らめる、同「𩈑」「赧」
◆「䩆𩈶サンダン」◇老いる◇顔にできる皺(しわ)◇恥じるさま
木4+5=総画数9 U+67F1 [チュウ、ジュウ/はしら、じ]
◆建物上部の構造物を支える直立した木材 {建物}
◆上の者や物を下から支える、また支えとなるもの
◆じ、箏ショウ(こと)などの弦の途中を支える"M"字状の具、その位置を変えることで音程を調節する
筆順
柱9+山3=総画数12 U+5D40 [チョ、ジョ/]
◆山が高く聳(そび)え立つつま、「天嵀テンチョ(天に向かって高く聳そびえ立つさま)」「【爾雅注疏:釋山】…泰山為東嶽華山為西嶽霍山為南嶽(《注》)即天柱山…」「【御定歷代賦彙:補遺巻二:地理:齊雲山賦】…河津岟嵒嵒之崱嵀兮…」
木4+5=総画数9 U+67F3 [リュウ、ル/やなぎ] 桺栁桞𣓠
◆ヤナギ(柳)、ヤナギ科の木、一般に枝が垂れるもの、垂れないものは「ヤナギ(楊)」 {ヤナギ}
◆星名、二十八宿南方朱雀七宿の第三宿 {二十八宿}
筆順
𩋶柳9+革9=総画数18 U+292F6 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:戌集:革部:𩋶】音義未詳見唐椿原病集釋音〇疑卽𩊅字之譌」
木4+5=総画数9 U+67FB [サ、ジャ、シャ/]
◆柵・欄干・堰(せき)などの木を組んで他との間を遮(さえぎ)るもの、同「柤」
◆木を組んで作った筏、同「槎」
◆調べる、「調査チョウサ」
◆「山査サンサ」、サンザシ(山楂子)、バラ科サンザシ属の木、またその実 {サンザシ}
筆順
査9+口3=総画数12 U+55B3 [サ、ジャ、シャ/]
◆古く「はい」という目上の人に対する返事の声
◆「喳喳ササ」◇「ぴっぴっ」などのような鳥の鳴き声◇「ひそひそ」などのような囁(ささや)く声、囁くように話す
査9+山3=総画数12 U+5D56 [サ/]
◆「嵖岈・嵯峨サガ」、高低不揃いの山が鋸の歯のようにぎざぎざと連なっているさま
査9+手3=総画数12 U+63F8 [サ、シャ/]
◆摘(つま)み取る、掴(つか)み取る
査9+木4=総画数13 U+6942 [サ、シャ/]
◆木製の筏いかだ
◆「山楂サンサ」「山楂子・山樝子・山柤子・山査子サンザシ」、バラ科サンザシ属の木、一般に「山楂」は植物名で、「山楂子」はその実を指し薬用とする {サンザシ}
◆「榠楂・榠樝メイサ」、カリン(花梨)、バラ科カリン属の木、またその実、別名「木瓜モッカ」(日本で「木瓜」はボケ(木瓜、バラ科ボケ属の木、学名Chaenomeles speciosa、中国名「皺皮木瓜シュウヒモッカ」)を指す」) {カリン}
査9+水3=総画数12 U+6E23 [サ、シャ/]
◆水分を(必要なものを)取り除いた後に残るもの、屑(くず)、滓(かす)
◆「渣斗サト」、古くは食膳ショクゼンに置かれ口の中に残る骨や食べ物の残り滓などを入れる壺(つぼ)、後に置物などとして使われる器 {器(甔・鈚・渣斗)}
筆順
査9+犬3=総画数12 U+7339 [サ/]
◆アナグマ(穴熊、イタチ科の哺乳類)に似た野生動物
査9+疒5=総画数14 U+3FB4 [サ、シャ/]
◆「酒㾴シュサ」、赤いぶつぶつの斑点ハンテン、赤い吹き出物「【普濟方:卷五十七:鼻門:鼻皰酒㾴】夫面生皻者由飲酒勢衝面而遇風冷之氣相摶所生也故令鼻面生皻赤皰匝匝然也」
査9+皮5=総画数14 U+76B6 [サ、シャ/]
◆皮膚にできる赤いぶつぶつの斑点ハンテン、また赤い吹き出物、酒㾴シュサ、酒糟鼻シュソウビ、同「𦟰」
◆皹(ひび)、皸(あかぎれ)、皮膚にできるひび割れ、同「皸」「𤿚」
査9+石5=総画数14 U+78B4 [サ、シャ/]
◆細かく砕(くだ)けたもの、欠片(かけら)、破片ハヘン、断片ダンペン
𦳘査9+艸3=総画数12 U+26CD8 [サ、ジャ/]
◆浮草(うきくさ、水面に浮かんでいる草)
査9+足7=総画数16 U+8E45 [サ、シャ/]
◆足取り重く歩いて行く
査9+食8=総画数17 U+9937 [サ、シャ/]
◆掻(か)き混ぜながら煮る、煮て掻き混ぜまた煮て掻き混ぜる
査9+食3=総画数12 U+9987 [サ、シャ/]
◆掻(か)き混ぜながら煮る、煮て掻き混ぜまた煮て掻き混ぜる
査9+鼻14=総画数23 U+9F44 [サ、シャ/] 齇𪖸
◆鼻にできる赤いぶつぶつの斑点、また赤い吹き出物、石榴鼻(ざくろばな)、酒糟鼻シュソウビ
𪙁査9+齒15=総画数24 U+2A641 [サ、シャ、ク、グ/] 䶥𪙵
◆上下の歯が噛(か)み合わない、歯が牙(きば、肉食系動物などに見られる尖った歯)のようにぎざぎざしている
木4+5=総画数9 U+67FD [テイ、チョウ/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:柽】其月切音撅出釋典」「【漢語大字典:木部:柽】(一)同"𣐍(橛)"…(二)"檉"的简化字」
◆「柽柳・檉柳テイリュウ」、ギョリュウ(御柳・檉柳)、ギョリュウ科の木 {ギョリュウ}
𣕪柽9+木4=総画数13 U+2356A [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:辰集中:木部:楚】古文𣕪…」
木4+5=総画数9 U+6808 [サン、セン/かけはし、さ] 桟棧
◆木や板を横に並べて架け渡した道、また橋、同「閣」、「桟道サンドウ」「桟橋(さんばし)」
◆板を並べて作ったもの、板張りの床や簀子サクシ(すのこ)
◆倉庫、宿屋、いずれも床が板敷であったことから
◆(家畜を飼育するための)木や板を渡した囲い
◆[日]屋根や床の下に張り渡す木、障子戸などの骨木、梯子の踏板、下支えしたり補強したりするための木
◆[日]「桟敷(さじき)」、板敷の見物席
𡺄栈9+山3=総画数12 U+21E84 [サン、ゼン/] 嶘𡸚
◆山が飛び抜けて高く聳(そび)えるさま、同「㟞」「【龍龕手鑑:卷一:山部第五:𡸚】俗嶘或作㟞正士限反㟞嵃山貌也」
木4+5=総画数9 U+6852 [ソウ/くわ] 桑𠭨𠭌𣕐
◆クワ(桑)、クワ科の木、実は食べられ葉は蚕の餌になり根は薬になる、更に木は楽器や家具などに枝は弓に利用される {クワ}
◆養蚕ヨウサンする
𢐇桒9+弓3=総画数12 U+22407 [ショウ/] 弽𢏼𢏲
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「韘」「㢵」「玦」、同「射決シャケツ」「扳指ハンシ」 {武器(弓)}
◆[日]弓懸(ゆがけ)、弓を射るときに弦(つる)を引く手に着(つ)ける手袋状の防具、同「弽」「韘」
𤗥桒10+片4=総画数14 U+245E5 [チョウ、ジョウ/] 牒𤗊𤗣
◆文字を書くための薄く細長い札(ふだ)
◆文書、記録
◆公文書、証書
𩐷桒10+音9=総画数19 U+29437 [ソウ/]
◆未詳「【字彙補:戌集:音部:𩐷】先倉切音桑見篇韻」
桒9+頁9=総画数18 U+4AD9 [ソウ/] 顙颡
◆額(ひたい)、髪の生え際から眉の上まで部分
◆「稽䫙ケイソウ」、跪(ひざまず)き額を地や床に着けるおじぎ
◆咽喉インコウ(のど)、咽イン(口の奥から食道の入口までの部分)と喉コウ(咽の途中から分かれ気管までの部分)の総称、同「嗓」
目部
𣐉木4+5=総画数9 U+23409 [ジ、ニ、チ/]
◆「嚜𣐉ビチ・ミェチュ」、狡賢(ずるがしこ)いさま「【列子(冲虚至徳眞經:卷第六:列子):力命第六】…墨(音眉)杘(勑夷)單(音戰)至(音咥)嘽(齒然)咺(許爰)憋(妨滅)懯(音敷此皆黙詐輕發汗緩急𨒪之貌)四人相與游於世胥如志也…」
◆機織ショッキ(はたおり)の糸巻き(糸車いとぐるま)を回転させたり止めたりするための取っ手、同「𣒺」「柅」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:杘𣐉𣒺】丑二切篗柄也或作𣐉𣒺亦書作柅」
𢾂𣐉9+攴4=総画数13 U+22F82 [ギ/] 𡳨𡳭𧖛
◆蚕を蔟(まぶし)に移す
𧩴𣐉9+言7=総画数16 U+27A74 [チ/]
◆(問われたことに対して)「知らない」「承知していない」という意味の返答、同「誺」
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:至第六:𧩴】言緩也」
𣐌木4+5=総画数9 U+2340C [ソ、ショ/と・く、す・く、くしけず・る] 梳𣓜𤴜𣙳㧧
◆櫛(くし)、歯の目が比較的粗い櫛、目が細かいものは「篦」「枇」、総称して「櫛」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆櫛で髪の毛を整える
𣓜𣐌8+木4=総画数12 U+234DC [ソ、ショ/と・く、す・く、くしけず・る] 梳𣐌𤴜𣙳㧧
◆櫛(くし)、歯の目が比較的粗い櫛、目が細かいものは「篦」「枇」、総称して「櫛」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆櫛で髪の毛を整える
𤴜𣐌8+木5=総画数13 U+24D1C [ソ、ショ/と・く、す・く、くしけず・る] 梳𣐌𣓜𣙳㧧
◆櫛(くし)、歯の目が比較的粗い櫛、目が細かいものは「篦」「枇」、総称して「櫛」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆櫛で髪の毛を整える
𣐥木4+5=総画数9 U+23425 [未詳/]
◆未詳「【正字通:午集中:目部:相】…篆作相或作𣐥同文舉要作䍒{⿱木罒}…」
𡩈𣐥9+宀3=総画数12 U+21A48 [ビョウ、ミョウ/なえ]
◆生え出たばかりの草、蒔いた種が発芽してから植え替えるまでの間の若い作物、生長させるために大切に育てられる若芽
◆血筋、代々と血筋を受け継いでいく子孫
◆「苗族ミャオゾク」、中国東南部からインドシナ北部の山岳地帯に住む少数民族の名
𣕱𣐥9+木4=総画数13 U+23571 [バイ、マイ、メ/うめ] 梅梅楳槑𤯏𣒫𣏁
◆ウメ(梅)、バラ科サクラ属の木、またその実 {ウメ}
𨜑𣐥9+邑3=総画数12 U+28711 [未詳/]
◆未詳「【字彙:酉集:邑部:郻】輕彫切音敲鉅鹿郡有𨜑縣(「【玉篇:卷二:邑部第二十:{⿰(⿱目𡭕)阝}】輕彫切鉅鹿郡有{⿰(⿱目𡭕)阝}縣」を引いたものと思われるが、字形がやや異なる)
𣐩木4+5=総画数9 U+23429 [未詳/]
◆未詳
𡩕𣐩9+宀3=総画数12 U+21A55 [未詳/]
◆未詳
𣎋𣐩9+月4=総画数13 U+2338B [未詳/]
◆未詳
厶部
木4+6=総画数10 U+3B5D [キュウ、グ/]
◆未詳「【玉篇:卷十二:林部第一百五十九:㭝】巨允切荊㭝亭名」「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:㭝】亭名在新市一曰荊也」
◆未詳「【北郭集:卷之二:衍上人蕭然齋】…妍淸晨理㭝罷窓扉靄餘烟」
𠹝㭝10+口3=総画数13 U+20E5D [オウ、ウ/]
◆地名、未詳
木4+6=総画数10 U+67BD [ヨウ/] 枼𣏋𣐂
◆薄い木の板、薄く平らなもの、同「葉」
◆植物の葉、同「葉」
◆塀や壁に開けられた窓、同「楪」
𦹁枽11+艸3=総画数14 U+26E41 [ヨウ/は] 葉𦶫𦯧𦰧
◆植物の茎や枝から伸び出る薄く平らなもの、主に光を受け成長に必要な養分を合成(光合成コウゴウセイ)する役割を担う
◆(葉のように)薄いもの
◆紙などのような薄いものを数える語、「一葉イチヨウ(一枚、頁数では表裏で二頁分に当たる、小舟一艘)」、同「叶」
◆時代、頃、「20世紀中葉(20世紀の中頃)」
木4+6=総画数10 U+67F4 [サイ、ゼ/しば]
◆薪(たきぎ)などに使う小枝が付いたままの枝、木材としては使えない細い木や枝、またそれを束ねたもの
◆束ねた細い木や枝を使った垣(かき)、「柴垣(しばがき)」
◆束ねた細い枝や草を燃やして天神を祭る儀式、同「祡」
筆順
柴10+人2=総画数12 U+5068 [シ/]
◆「偨傂シシ」、不揃(ふぞろ)いなさま
柴10+口3=総画数13 U+558D [サイ、ゼ/]
◆「啀喍ガイサイ」、犬が互いに歯を剥(む)き吠(ほ)え合うさま、犬が争うさま
𡍥柴10+土3=総画数13 U+21365 [サイ、ザイ/とりで] 砦𡎵𥓽
◆柵を巡(めぐ)らせて囲ったところ、家畜の飼育場や村落の囲い、同「寨」
◆周囲に柵や土塁・石垣を巡らせたところ、外敵の侵入を防ぐための構築物、兵士が宿営するところ、同「寨」
𢉪柴10+广3=総画数13 U+2226A [シ/] 庛𢊳
◆犂(すき)の先の部分
𤠌柴10+犬3=総画数13 U+2480C [未詳/]
◆未詳「【字彙補:巳集:犬部:𤠌】崇齋切音柴見金鏡」
柴10+疒5=総画数15 U+3FB9 [サイ、ゼ/]
◆痩(や)せる、痩せ細る、同「𤸍」「【龍龕手鑑:卷四:疒部第十三:𤸍】俗㾹通㾹正士佳反瘦也又士賣反疾也」
𥈐柴10+目5=総画数15 U+25210 [シ、ジ、サイ、ゼ/まなじり] 眥眦
◆目の左右の端(はじ)、目の上瞼(うえまぶた)と下瞼(したまぶた)が合わさるところ、目尻(めじり、目の耳に近い方の端、外眦ガイシ)と目頭(めがしら、鼻に近い方の端、内眦ナイシ)
◆「睚𥈐ガイシ・ガイサイ」◇目に角を立てて睨(にら)む◇僅(わず)かなさま「【史記:卷七十八:范睢蔡澤列傳】…一飯之徳必償睚眦之怨必報(…睚眦謂相嗔怒而見齒也)」「【新書:卷第八:官人】柔色傴僂唯諛之行唯言之聽以睚眦之間事君者廝役也」
◆襟(えり)が頸(くび、首の正面側)の下で合わさるところ「【爾雅:卷中:釋器】衣眥謂之襟(交領)」「【字彙:午集:目部:眥】…爾雅衣眥謂之襟謂領交處如人眼脣㫮頭也」(「㫮」は未詳、【正字通】は「眥」とする)
◆[日]まなじり、目尻(めじり)、目の耳に近い方の端
𥓽柴10+石5=総画数15 U+254FD [サイ、ザイ/とりで] 砦𡎵𡍥
◆柵を巡(めぐ)らせて囲ったところ、家畜の飼育場や村落の囲い、同「寨」
◆周囲に柵や土塁・石垣を巡らせたところ、外敵の侵入を防ぐための構築物、兵士が宿営するところ、同「寨」
柴10+艸3=総画数13 U+44F1 [サイ/]
◆「䓱葫・柴胡サイコ」、ミシマサイコ(三島柴胡)、セリ科の薬草
𪘿柴10+齒15=総画数25 U+2A63F [シ、ジ/] 齜龇𪗶
◆歯を剥(む)き出しにするさま、開いた口から歯が見えるさま、同「呲」
◆歯が不揃いなさま、同「𪘫」「𪘬」
木4+6=総画数10 U+6817 [リツ、リチ/くり] 㮚𣗴𣡼𣡷
◆クリ(栗)、ブナ科クリ属の果樹、またその実 {クリ}
◆(栗の木は堅く腐りにくいことから)堅い
◆慄(おのの)く、恐れや寒さで体が震える、同「慄」
◆繁「慄」
筆順
栗10+人2=総画数12 U+5088 [リツ、リチ、リ/]
◆宗廟に安置する位牌に用いられる木材
◆「傈僳リス」、リス族、中国雲南省・ミャンマー・タイなどに住む少数民族、同「𤠫𤢂」
栗10+冫2=総画数12 U+51D3 [リツ、リチ/] 𠘍
◆寒い、冷たい、「凓冽リツレツ」
𠞉栗10+刀2=総画数12 U+20789 [リツ、リチ/] 𠟫𠜒𠜥
◆削る、削り取る
栗10+口3=総画数13 U+35DA [リツ、リチ/]
◆「嘍㗚ロウリツ」、話が回りくどいさま、同「囉唆ラサ」
栗10+土3=総画数13 U+585B [リツ/]
◆(泥状の土を塗り込んで)塞ぐ
栗10+心3=総画数13 U+6144 [リツ、リチ/おのの・く] 𢢙
◆恐れや寒さで体が震える、恐れで身が竦(すく)む
◆簡「栗」
筆順
栗10+手3=総画数13 U+642E [リツ、リチ/]
◆手で物を整える、また揃える
𣗖栗10+木4=総画数14 U+235D6 [未詳/]
◆団栗(どんぐり)、コナラ(小楢)・クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などのブナ科の木の実、同「橡」「【十六國春秋:卷十五:後趙錄五:石虎上】…山澤採橡(一作𣗖)捕魚…」
◆地名用字「【江西通志:卷一百十:邱墓:宋】知州胡敦實墓在靖安𣗖榔山」
栗10+水3=総画数13 U+6EA7 [リツ、リチ/] 𣿚
◆「溧陽リツヨウ」、古県名また現市名、丹陽タンヨウ溧陽縣(現江蘇省常州市溧陽市) {江蘇省}
◆「溧水リッスイ」、古県名また現区名、現江蘇省南京市
𤠫栗10+犬3=総画数13 U+2482B [リ/]
◆「𤠫𤢂・傈僳リス」、リス族、中国雲南省・ミャンマー・タイなどに住む少数民族
栗10+玉4=総画数14 U+746E [リツ、リチ/] 𤩰
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の紋様モンヨウが規則正しく並んでいるさま
栗10+竹6=総画数16 U+7BE5 [リツ、リチ、リキ/]
◆「觱篥・𥷑篥・篳篥ヒチリキ」、竹製の縦笛 {楽器(管楽器)}
筆順
𩘟栗10+風9=総画数19 U+2961F [リツ、リチ/]
◆強く激しい雨風、同「䬆」「【五音集韻:卷十四:質第一:䬆】䬆颲暴風𩘟同上」「【晚晴簃詩匯:卷二十二:題新安劉孝子卷】…風雨來𩘟𩘟…」
栗10+鳥11=総画数21 U+9DC5 [リツ、リチ/]
◆「鶹鷅リュウリツ」、スズメフクロウ(雀梟、フクロウ科スズメフクロウ属の鳥)、また広くフクロウ(梟、フクロウ科の鳥)、別名「鵂鶹キュウリュウ」「鴝鵅クラク」
栗10+鹿11=総画数21 U+9E9C [リツ、リチ/]
◆牝(めす)のキバノロ(牙獐、シカ科キバノロ属のシカ鹿)、牡(おす)は「麌ゴ」、子は「麆ソ」「【爾雅注疏:釋獸第十八】麕牡麌(…)牝麜其子麆」
木4+6=総画数10 U+681E [カン/しおり] 𣓁
◆(林の中を行く時に道の目印とするために)枝を折ったり(切り落としたり)木に傷を付けたりする、またその(道であることの)印
◆「日」しおり◇読み掛けの本の読み進んだところに目印として挟(はさ)む札(ふだ)など◇手引き、案内
筆順
𩔛栞10+頁9=総画数19 U+2951B [セン/] 𩔣𩕇
◆額(ひたい)、髪の生え際から眉の上まで部分
木4+6=総画数10 U+683C [カク、キャク、コウ/]
◆長く伸びた木の枝、その枝が交差するさま
◆四角い枠(わく)、四角く枠をはめる
◆ものの外枠、規則や基準
◆限界(外枠)まで至る、行き着く、窮(きわ)まる、同「𢓜」
◆品位、人や物の良し悪しの程度
◆殴り合う、取っ組み合って殴り合う、同「挌」
筆順
格10+竹6=総画数16 U+4237 [ラク/]
◆竹を組んだ柵サクや垣根(かきね)などの囲(かこ)い
𩹿格10+魚11=総画数21 U+29E7F [カク、キャク/]
◆海魚名、未詳「【集韻:卷十:入聲下:陌第二十:𩹿鮥】魚名」「【龍龕手鑑:卷一:魚部第三十五:𩹿】音格海魚似鯾肥美」
木4+6=総画数10 U+683D [サイ/] 𣒭
◆草木を植(う)える、また手を加えて育てる、「栽培サイバイ」、同「㘽」
◆牆ショウ(かき、垣(かき)・塀(へい)・壁(かべ)・土塁ドルイなどの内と外を仕切り遮さえぎる構築物)を築く「【急就篇:卷三】榦楨板栽度圜方(榦楨築牆之植木謂竪立者也板牆板也栽築牆也度圜方者量計所宜先立基址然後築也…)」
筆順
栽10+水3=総画数13 U+6EA8 [サイ/]
◆川名、未詳「【廣韻:上平聲:咍第十六:裁:溨】水名」
◆人名用字「【陝西通志:卷三十一:選舉二:舉人:崇禎六年癸酉科】朱誼溨(咸寧人知縣)」
木4+6=総画数10 U+683E [ラン/] 欒𣡵
◆モクゲンジ、ムクロジ科モクゲンジ属の木 {モクゲンジ}
◆柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える役目をする"U"字形の木材、日本では「肘木(ひじき)」とも呼ばれる、同「栱」、方形の木材は「櫨」 {建物}
◆双生児、同「孿」
栾10+水3=総画数13 U+6EE6 [ラン/]
◆「滦河ランガ」、川名、河北省北部を源(みなもと)とし南流して渤海ボッカイに注(そそ)ぐ {河北省}
◆「滦州ランシュウ」、州名、現市名、河北省唐山市灤州市
木4+6=総画数10 U+6840 [ケツ、ゲチ/]
◆ニワトリ(鶏)の止まり木、木製の杭(くい)、同「榤」
◆高く掲げる
◆罪人を柱に縛り付けて殺す、磔(はりつけ)にする
◆突出している、抜きん出ている、古くは良し悪しいずれの意でも用いられたが、後に「群を抜いて悪い」の意では「桀」を、「群を抜いて良い」の意では「傑」が用いられるようになった
◆凶暴な、悪逆非道な、同「𩣏」
◆夏の王の名、暴虐の限りを尽くしたとされ殷の紂と併せ「悪逆非道の暴君」の意に用いられる
筆順
桀10+人2=総画数12 U+5091 [ケツ、ゲチ/] 𠎀
◆突出している、抜きん出ている、群を抜いて秀(ひい)でている、またそのような人、「英」は万人、「俊」は千人、「傑」は百人、「豪」は十人に一人の逸材、同簡「杰」「【春秋繁露:卷八:爵國第二十八】…萬人者曰英千人者曰俊百人者曰傑十人者曰豪…」
筆順
𠓲桀10+入2=総画数12 U+204F2 [ショウ、ジョウ/の・る、の・せる] 乘乗椉𠅞𣔕
◆高台(たかだい、周りからは一段と高く人や物が乗ることができるようなところ)に登(のぼ)る、馬や車・舟などの台ダイに上(あ)がる
◆(人が乗るための)馬や車・舟など(乗り物)
◆よい機会を捕(と)らえ(上に乗って)これを利用する
◆掛け算をする、掛け算
◆車一台を馬四頭で引く馬車・兵車ヘイシャ、また広く乗り物を指す、同「𨍱」「𨌤」
◆四つで一組になるもの「【管子:卷一:乘馬】…一乘者四馬也…」
◆史書、歴史書
◆仏教の教えの一つ、「大乘」「小乘」
注解:「𠓲U+204F2入部」と「𣔕U+23515木部」は同形、誤って重複したものか、どちらかが{⿳入(⿰歹㐄)木}を誤ったものか未詳、{⿳入(⿰歹㐄)木}は「【龍龕手鑑:卷四:入部第三十三:{⿳入(⿰歹㐄)木}𠓸{⿱入輦}{⿱入軰}】」に見える
𡏝桀10+土3=総画数13 U+213DD [ケツ、ゲチ/]
◆ニワトリ(鶏)の止まり木、木製の杭(くい)、同「桀」
桀10+山3=総画数13 U+5D65 [ケツ、ゲチ/]
◆山が高く鋭く聳(そび)え立つさま
桀10+手3=総画数13 U+6429 [ケツ、ゲチ、タク、チャク/]
◆持ち上げる、抱(かか)え上げる、抱え持つ「【說郛續:俗呼小錄】抱持人物曰搩(音傑出紀聞錄)」
◆親指と中指を開いて長さを測る、同「𢫰」
桀10+木4=総画数14 U+69A4 [ケツ、ゲチ/] 𡏝
◆ニワトリ(鶏)の止まり木、木製の杭(くい)、同「桀」
桀10+水3=総画数13 U+6ED0 [ケツ、ゴチ/]
◆ひときわ高く波立つさま「【文選(文選注):卷十二:海賦】…盤𥁡(乙干)激而成窟𣺰(七笑)𣶞(土含)滐(桀)而為魁(盤旋遶也𣺰𣶞峻波也毛萇詩傳曰傑特立也滐與傑同賈逵國語注曰川阜曰魁)」
桀10+石5=総画数15 U+78D4 [タク、チャク/はりつけ]
◆犠牲ギセイ(神などに供える家畜)を切り裂(さ)く、(厄災が市中に入り込まないように)切り裂いた犠牲を市門(シモン、市街の出入り口の門)に晒(さら)す「【禮記注疏(禮記正義):卷十四:月令】命國難九門磔攘以畢春氣(《注》…磔牲以攘於四方之神所以畢止其災也…)」
◆罪人の体を引き裂く、またその刑罰、同「矺」
◆永字八法の一つ、左上から右下に向かってのはらい、現代では「捺ナツ」 {永字八法}
筆順
𧎩桀10+虫6=総画数16 U+273A9 [ケツ/]
◆「土𧎩ドケツ」、イナゴ(蝗)やバッタ(飛蝗)などに似た小形の虫
𧤠桀10+角7=総画数17 U+27920 [セツ/]
◆皮革を延ばし柔らかくする、鞣(なめ)す、同「㓭」「𠞃」「鞨」
桀10+言7=総画数17 U+8B0B [カク/]
◆刀がものを切るような「さっ」「ぱっ」という素早い動きを表す語、「謋然カクゼン(一瞬のうちに、ぱっと)」「【莊子集解:內篇】動刀甚微謋然已解(謋與磔同解脫貌)」
𨃥桀10+足7=総画数17 U+280E5 [タク、チャク/] 𨃮
◆開く、大きく開く「【龍龕手鑑:卷四:足部第十二:𨃮𨃥】二俗陟格反正作{⿰石舛}開張也」「【字彙補:酉集:足部:𨃮】與磔同○或作𨃥」
桀10+馬10=総画数20 U+4BAA [ショウ、ジョウ/] 𩦆
◆馬を去勢キョセイ(生殖器を切り取ること)する、去勢した馬、同「騬」
木4+6=総画数10 U+6842 [ケイ、カイ/かつら]
◆「肉桂ニッケイ・ニッキ」、クスノキ科科ニッケイ属の木 {ニッケイ}
◆「桂花ケイカ」、モクセイ(木犀)、モクセイ科モクセイ属の木 {モクセイ}
◆「月桂ゲッケイ」、ゲッケイジュ(月桂樹)、クスノキ科ゲッケイジュ属の木 {ゲッケイジュ}
◆[日]カツラ(桂)、カツラ科の木 {カツラ}
筆順
桂10+水3=総画数13 U+6E8E [ケイ、カイ/]
◆川の水が多いさま
桂10+艸3=総画数13 U+84D5 [ケイ、カイ/]
◆草名、未詳「【集韻:卷七:去聲上:霽第十二:蓕茥】艸名」
木4+6=総画数10 U+6843 [トウ、ドウ/もも] 𣑯
◆モモ(桃)、バラ科モモ属の木、またその果実 {モモ}
◆モモ(桃)の果実に似た形のものを形容する語、モモ(桃)の花に似た色を形容する語、モモ(桃)の花の咲く季節を指す語
筆順
𥰜桃10+竹6=総画数16 U+25C1C [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:宵第四:𥰜】𥰜支竹名」「【正字通:未集上:竹部:𥰜】…按竹譜本作桃又音姚誤」
木4+6=総画数10 U+6845 [ガイ、ゲ、キ/]
◆高く立てた柱、船の帆を張るための柱、旗を掲げるための柱「【廣韻:上平聲:灰第十五:鮠:桅】小船上檣竿也」「【紀效新書:卷十七:應備什物】先於本城高處可以四面嘹視之地立桅竿一根粗徑一尺長五丈…」
桅10+自6=総画数16 U+81F2 [ゲツ、ゲチ/] 𦤞
◆「臲卼ゲツゴツ」、今にも崩れそうで危(あや)ういさま、ぐらぐらして不安定なさま
木4+6=総画数10 U+684A [ケン、コン/] 𣗷
◆牛の鼻に通す木製また鉄製の輪、同「𢍕」
◆木を曲げて作った円形の器、同「𥁠」「棬」
𧏪桊10+虫6=総画数16 U+273EA [トク、ドク/] 蟘𧎢𧑰𧈺𧈱𧈩𧎬
◆苗や葉を食い荒らす害虫、バッタ(飛蝗)やイナゴ(蝗)の類、同「螣」、茎の髄ズイを食い荒らす害虫は「螟」、節や茎を食い荒らす害虫は「蠈」、根を食い荒らす害虫は「蟊」「【爾雅注疏:釋蟲】食苗心螟食葉蟘食節賊食根蟊」
木4+6=総画数10 U+684C [タク/]
◆机、テーブルtable、用途や形状(大小・高低・方円など)を問わない
桌10+木4=総画数14 U+69D5 [タク/]
◆机、テーブルtable、用途や形状(大小・高低・方円など)を問わない
木4+6=総画数10 U+6851 [ソウ/くわ] 桒𠭨𠭌𣕐
◆クワ(桑)、クワ科の木、実は食べられ葉は蚕の餌になり根は薬になる、更に木は楽器や家具などに枝は弓に利用される {クワ}
◆養蚕ヨウサンする
筆順
桑10+口3=総画数13 U+55D3 [ソウ/] 𠼙
◆咽喉インコウ(のど)、咽イン(口の奥から食道の入口までの部分)と喉コウ(咽の途中から分かれ気管までの部分)の総称
◆馬などの鼻から粘液が流れ出る病気
桑10+手3=総画数13 U+6421 [ソウ/]
◆力を入れて押す
桑10+木4=総画数14 U+69E1 [未詳/]
◆未詳
桑10+石5=総画数15 U+78C9 [ソウ/]
◆礎(いしずえ)、建物や橋などの構築物を支えるための柱の下に敷く大きな石、同「礎」
桑10+糸6=総画数16 U+7E14 [ソウ、ショウ/]
◆蔟(まぶし)の中の繭
桑10+衣5=総画数15 U+892C [ソウ/]
◆「𧚅褬ロウソウ」、衣服がぼろぼろになるさま
桑10+金8=総画数18 U+939F [ソウ/]
◆鈴の音
桑10+頁9=総画数19 U+9859 [ソウ/] 颡䫙
◆額(ひたい)、髪の生え際から眉の上まで部分
◆「稽顙ケイソウ」、跪(ひざまず)き額を地や床に着けるおじぎ
◆咽喉インコウ(のど)、咽イン(口の奥から食道の入口までの部分)と喉コウ(咽の途中から分かれ気管までの部分)の総称、同「嗓」
筆順
桑10+頁6=総画数16 U+98A1 [ソウ/] 顙䫙
◆額(ひたい)、髪の生え際から眉の上まで部分
◆「稽颡ケイソウ」、跪(ひざまず)き額を地や床に着けるおじぎ
◆咽喉インコウ(のど)、咽イン(口の奥から食道の入口までの部分)と喉コウ(咽の途中から分かれ気管までの部分)の総称、同「嗓」
自部
木4+6=総画数10 U+9FC4 [リョウ、ロウ/]
◆二本或いは複数の柱はしら・支柱シチュウ(上部のものを支えるために垂直に立てた柱)の上に横に架け渡す木、川などに架け渡した橋、同「梁」「【集韻:卷三:平聲:陽第十:鿄𣸑】說文水橋也一曰鿄棟古作𣸑梁又國名亦姓」
𥱋鿄10+竹6=総画数16 U+25C4B [/やな]
◆[日]竹や木を柵状に組んで川水を堰き止め魚を捕まえる仕掛け、同「梁」
𠓭入部
𣐽木4+6=総画数10 U+2343D [シン/はしばみ] 𣓀
◆ハシバミ(榛)、カバノキ科ハシバミ属の木、またその実、英名を「ヘーゼルhazel」といい実は「ヘーゼルナッツhazelnut」と呼ばれる、同「榛」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:𣐽】側詵切實似小栗榛同上」 {ハシバミ}
𣂺𣐽10+斤4=総画数14 U+230BA [シン/あたら・しい、あら・た、にい]
◆切ったばかりの木、切ったばかりで何の手も加えられていない木
◆それまでにはなかった形状・状態・様子・性質になるさま、それまではなかったものが初めて現れるさま
◆改(あらた)まる、改める、形状・状態・様子・性質などが変わる(変える)
◆改まって(或いは始まって)間もないさま
◆王朝名、9年~23年、王莽オウモウが建てたことから別名「新莽」 {新代}
𣑦木4+6=総画数10 U+23466 [未詳/]
◆未詳「【廣雅:卷三:釋詁】𣑦(卭)耦和諧也」
𠌖𣑦10+人2=総画数12 U+20316 [キョウ/] 𠋸𠋕
◆「𠌖倯キョウショウ」、忌々(いまいま)しく思うさま、憎(にく)たらく思うさま、悪口が口を衝(つ)いて出るさま、罵(ののし)るさま「【方言:第三】庸謂之倯轉語也」「【方言:第七】𠌖倯罵也(羸小可憎之名也音卭竹)燕之北郊曰𠌖倯」「【廣韻:上平聲:鍾第三:蛩:𠌖】𠌖倯可憎之皃」
𣑦10+木4=総画数14 U+3BAA [キョウ、グ/] 𦩺𦨰
◆「艇テイ」よりも小型で底の深い舟「【方言:第九】艇長而薄者謂之艜(衣帶)短而深者謂之䒀(今江東呼艖䒀者音歩)小而深者謂之㮪(即長舼也音卭竹)」
𣑦10+竹6=総画数16 U+7BC9 [チク/きず・く、つき] 𥲒𥭰𥯹𥰺𥲔𥲓𥵭
◆土を搗(つ)き固める、しっかりした土台を造(つく)る
◆しっかりした土台の上に建造物を造る、またものを作り上げる
◆簡「築」
筆順
𦩺𣑦10+舟6=総画数16 U+26A7A [キョウ、グ/] 㮪𦨰
◆「艇テイ」よりも小型で底の深い舟「【方言:第九】艇長而薄者謂之艜(衣帶)短而深者謂之䒀(今江東呼艖䒀者音歩)小而深者謂之㮪(即長舼也音卭竹)」
𦵶𣑦10+艸3=総画数13 U+26D76 [チク/] 茿𦯋𧏤
◆「萹𦵶ヘンチク」、ミチヤナギ(道柳)、タデ科ミチヤナギ属の草 {ミチヤナギ}
木4+7=総画数11 U+3B70 [シ、スイ/]
◆鳥の嘴(くちばし)
◆治療用の石針
◆未詳「【說文解字:卷二上:此部:㭰】識也从此朿聲一曰藏也遵誄切」
𦸺㭰11+艸3=総画数14 U+26E3A [サイ/]
◆地面に生えるキノコ(茸)の類
土部
女部
彡部
木4+7=総画数11 U+687C [シツ、シチ/]
◆ウルシ(漆)、ウルシ科ウルシ属の木、またその木の樹液、同「漆」 {ウルシ}
筆順
𠞘桼10+刀2=総画数12 U+20798 [シツ、シチ、セキ、シャク/] 㓼𠟴𠜀
◆割(さ)く、またその音
桼11+刀2=総画数13 U+34FC [シツ、シチ、セキ、シャク/] 𠞘𠟴𠜀
◆割(さ)く、またその音
桼11+卩2=総画数13 U+5380 [シツ、シチ/ひざ] 膝𦡀𦞃𦜔𦡩
◆足の大腿ダイタイ(腰の下から膝までの部分)と小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)を繋ぐ関節の部分 {人体(下肢)}
𠻟桼11+口3=総画数14 U+20EDF [シツ、シチ/]
◆大声で叱(しか)る声
桼11+月(肉)4=総画数15 U+819D [シツ、シチ/ひざ] 𦡀𦞃𦜔厀𦡩
◆足の大腿ダイタイ(腰の下から膝までの部分)と小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)を繋ぐ関節の部分 {人体(下肢)}
筆順
桼11+木4=総画数15 U+3BC3 [シツ、シチ/]
◆ウルシ(漆)、ウルシ科ウルシ属の木、またその木の樹液、同「漆」 {ウルシ}
桼11+水3=総画数14 U+6F06 [シツ、シチ/うるし] 𣾰
◆ウルシ(漆)、ウルシ科ウルシ属の木、またその木の樹液、その樹液を用いて作った塗料、同「桼」「柒」 {ウルシ}
◆(漆のように)黒い、真っ黒い、「漆黒シッコク(漆のように光沢があり真っ黒なさま)」
◆川名、陝西省宝鶏市麟游県を源として渭河イガ(渭水イスイ)に注ぐ、現「漆水河シツスイガ」「【說文解字:水部:漆】水出右扶風杜陵岐山東入渭…」 {陝西省}
筆順
𥣥桼14+禾5=総画数19 U+258E5 [リ/] 䊍𪐅
◆一般の人々、庶民、同「黎」
◆濃くとろみのある粥、同「饘」
𧜝桼11+衣5=総画数16 U+2771D [シツ、シチ/]
◆「𧙞𧜝シャクシツ」、裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣裳)の前の部分のスリットslit(切り込み)、同「𧙞膝」、同「衩」「袥」「衸」「【康熙字典:申集下:衣部:𧜝】《博雅》衸袥𧙞𧜝也」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:𧙞】且席切𧙞膝裙衸也」
桼11+言7=総画数18 U+4709 [チ、シツ、シチ/] 𧬠
◆(問われたことに対して)「知らない」「承知していない」という意味の返答、同「誺」
◆「謅䜉スウシツ」、ひそひそと話す、ひそひそ話「【龍龕手鑑:卷一:言部第三:𧩖】楚尤反𧩖𧬠隂私小言也𧬠音初栗反」
桼11+邑3=総画数14 U+48DB [シツ、シチ/] 𨞢
◆古地名、未詳「【說文解字:邑部:䣛】齊地也从邑桼聲」
桼11+髟10=総画数21 U+4C0D [キュウ、ク/] 𩮥
◆黒い(或いは赤黒い、或いはやや黒みがかった赤色の)漆(うるし)、またその漆を塗る、同「髤」
𪄭桼11+鳥11=総画数22 U+2A12D [シツ、シチ/]
◆鳥名、未詳
木4+7=総画数11 U+6881 [リョウ、ロウ/はり、やな] 𣹷
◆二本或いは複数の柱はしら・支柱シチュウ(上部のものを支えるために垂直に立てた柱)の上に横に架け渡す木、川などに架け渡した橋、同「鿄」
◆建物の柱の上に水平に渡す横木で、建物正面に向かって手前から奥方向に渡す横木、その上に左右方向に渡す横木を桁(けた)といい、建物の最も高い位置にある桁を棟木(むなぎ)という {建物}
◆体や物の中ほどで高く張り出した部分
◆木を柵状に組んで川水を堰き止め魚を捕まえる仕掛け、同「簗」
◆南北朝時代の王朝名、別名「南梁」 {南北朝時代}
◆五代十国時代の王朝名、別名「後梁」 {五代十国時代}
筆順
梁11+土3=総画数14 U+589A [リョウ/]
◆黄土高原コウドコウゲン(中国北部の黄河中上流域一帯の高原)の地形の一つで、帯状に続く台地、「黄土墚、黄土梁コウドリョウ・ファントゥリョウ」、広く平坦な台地を「黄土塬コウドゲン・ファントゥユァン」、円形の台地を「黄土峁コウドミョウ・ファントゥマァオ」
梁11+木4=総画数15 U+6A11 [リョウ、ロウ/]
◆二本或いは複数の柱はしら・支柱シチュウ(上部のものを支えるために垂直に立てた柱)の上に横に架け渡す木、建物の梁(はり)、同「梁」
梁11+竹6=総画数17 U+7C17 [/やな] 𥱋
◆[日]竹や木を柵状に組んで川水を堰き止め魚を捕まえる仕掛け、同「梁」
筆順
𨎛梁11+車7=総画数18 U+2839B [リョウ、ロウ/]
◆車の梁(はり)、二本の轅(ながえ、車と馬を繋ぐ二本一組の棒)を繋ぐ横木 {乗物(馬車)}
木4+7=総画数11 U+6884 [ユウ、ユ/] 槱𣜃𤍕𥟁𥙫禉
◆積み上げて燃やすための薪(たきぎ)、またそれを燃やして天神を祭る、またその祭礼
𤍕梄11+火4=総画数15 U+24355 [ユウ、ユ/] 槱𣜃梄𥟁𥙫禉
◆積み上げて燃やすための薪(たきぎ)、またそれを燃やして天神を祭る、またその祭礼
木4+7=総画数11 U+688F [コク/]
◆手枷(てかせ)、両手に嵌(は)める刑具、足枷(あしかせ)は「桎シツ」
◆「梏桎コクシツ」「桎梏シッコク」◇手枷と足枷◇自由に動けないようにすること、厳しく自由を制限すること
筆順
𠻧梏11+口3=総画数14 U+20EE7 [コク/]
◆未詳、「喖」の譌字か?「【集韻:卷九:入聲上:𣵽第二:𠻧】喉𠻧咽也」「【康熙字典:丑集上:口部:𠻧】《集韻》姑沃切音梏{⿰口段}𠻧咽也○按𠻧與喖義同音異疑必有誤」
木4+7=総画数11 U+6893 [シ/あずさ]
◆キササゲ(木大角豆)、ノウゼンカズラ科キササゲ属の木、同「杍」 {キササゲ}
◆木材を加工する、またその職人、同「杍」
◆印刷用の版木、また版木を彫る
◆[日]アズサ(梓)、カバノキ科カバノキ属の木、別名「ミズメ(水目)」「ヨグソミネバリ(夜糞峰榛)」 {ミズメ}
筆順
𣘲梓12+木4=総画数16 U+23632 [シン/]
◆木が多いさま「【字彙補:辰集:木部:𣘲】所臻切音森多也」
木4+7=総画数11 U+689D [チョウ、ジョウ/]
◆小枝、細く長い枝、同「樤」
◆細長いもの、筋(すじ)状のもの
◆筋、道筋、「条理ジョウリ(道理、筋道)」
◆一纏(ひとまと)まりごとに分けて(段ごとに区切って)記述した文章、項目
◆[日](纏まりのある一つの事を指して)~の事
◆[日]~によって
筆順
𠥑條10+匚3=総画数13 U+20951 [チョウ、ジョウ/] 𠤼
◆農作業に使う籠(かご)、刈り取った収穫物や除草した草などを入れて運ぶためのもの、同「蓧」「莜」「【說文解字注:匚部:𠤼】田器也(艸部曰莜𦶮田器也𠤼與莜音義皆同葢一物也)」「【集韻:卷八:去聲下:嘯第三十四:莜蓧𠤼𠥑𥁮】說文艸田器引論語以杖荷莜或从條」
𡠊條10+女3=総画数13 U+2180A [チョウ、ジョウ/]
◆「媌𡠊ミョウチョウ・ビョウジョウ」、女性がほっそりとしてしなやかなさま「【六十種曲:四十三:琴心記】香遍滿…勝伴俏媌𡠊…」「【中華字海:女部:𡠊】音条[媌~]同"苗条"、細長柔美」
𡩢條10+宀3=総画数13 U+21A62 [チョウ/] 窱𥧽𥨑
◆「窈𡩢・杳𡩢・𥦒𡩢・窈窕ヨウチョウ」「䆗𡩢キョウチョウ」、奥深いさま、深遠なさま、遥か遠いさま
條11+木4=総画数15 U+6A24 [チョウ、ジョウ/]
◆小枝、細く長い枝、同「條」
◆未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:樤】徒彫切柚樤也亦作條」
◆「朱拱樤シュキョウチョウ」、明代(1368年~1644年)の王族朱宸澮シュシンカイ(1474年~1500年)の子「【欽定續文獻通考:卷二百五:寧國宗屬】…宸澮子拱樤…」
條11+水3=総画数14 U+6ECC [テキ、ジャク、ジョウ/] 𣼝涤
◆水を注(そそ)ぎ洗う
◆水を注いで汚れを洗い除く
◆「滌滌テキテキ」◇旱(ひでり)で水が涸(か)れ草木が枯(か)れるさま◇笛の音が辺りに鳴り渡(わた)るさま「【釋名:釋樂器】篴滌也其聲滌滌然也」
筆順
𥉉條11+目5=総画数16 U+25249 [テキ、チャク/] 𥉈𥊕𥈌𠊹
◆がっかりして目を下に向ける、同「眣」「【說文解字:目部:𥉈】失意視也」
條11+穴5=総画数16 U+7AB1 [チョウ/] 𥧽𥨑𡩢
◆「窈窱・杳窱・𥦒窱・窈窕ヨウチョウ」「䆗窱キョウチョウ」、奥深いさま、深遠なさま、遥か遠いさま
條11+竹6=総画数17 U+7BE0 [ショウ/しの] 筱筿𥴽𥭪
◆幹カン(みき)が細い竹の一種、細いが堅く強いため矢柄・矢幹(やがら)に利用される {武器(弓箭)}
筆順
條11+糸6=総画数17 U+7E27 [トウ、ジョウ/] 絛𠍞绦
◆糸や紐(ひも)を編んだ紐、組紐(くみひも)、同「縚」「幍」
◆断面が扁平ヘンペイになるように編んだ紐(ひも)、平組紐(ひらくみひも)、断面が丸くなるように編んだ丸組紐(まるくみひも)を「紃」
◆「縧虫ジョウチュウ」、サナダムシ(真田虫・条虫)、体内に寄生する条虫類の総称
筆順
條11+艸3=総画数14 U+84E7 [チョウ/] 𦺰
◆ギシギシ(羊蹄)、タデ科スイバ属の草、同「蓨」「苖」 {ギシギシ}
◆農作業に使う籠(かご)、刈り取った収穫物や除草した草などを入れて運ぶためのもの、同「莜」「𠤼」「𥁮」
筆順
條11+虫6=総画数17 U+87A9 [ジョウ/]
◆[日]サナダムシ(真田虫、絛虫)、人や動物の体内に寄生する虫
𨃜條10+足7=総画数17 U+280DC [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷三:平聲:蕭第三:跳𨃜】說文蹶也一曰躍也或从條」
條11+金8=総画数19 U+93A5 [チョウ、ジョウ/]
◆未詳「【字彙:戌集:金部:鎥】田聊切音條金石」
𩌜條11+革9=総画数20 U+2931C [未詳/]
◆革製の紐(ひも)、革紐(かわひも)「【中華字海:革部:𩌜】同"绦"」
條11+魚11=総画数22 U+9C37 [チョウ、ジョウ/] 䱔鲦
◆カワイワシ、学名Hemiculter leucisculus、ウグイ(鯎・石斑魚)やアユ(鮎・香魚・年魚)などに似た小形でやや細身のコイ科カワイワシ属の淡水魚、同「鮂」、同「白鰷ハクジョウ」「白鱎ハクキョウ」「黑鰦コクシ」
筆順
木4+7=総画数11 U+689F [キョウ/ふくろう]
◆フクロウ(梟)、フクロウ科の鳥、同「鴟鴞シキョウ」「𩾣」、別名「貓頭鷹ミョウトウヨウ」、フクロウは子が巣立つ頃に母鳥を食い、その後に飛び立つといわれ「不孝鳥フコウチョウ(ふこうどり)」とも呼ばれる「【意林:卷三:新論十七卷】…丞相語次云梟生子子長食其母乃能飛…」
◆罪人の首を高く掲(かか)げて晒(さら)す、晒して見せしめにする、「梟首キョウシュ」
◆猛々(たけだけ)しいさま、荒々しいさま
◆飛び抜けているさま、「梟才キョウサイ(才智が傑出しているさま)」
◆集団の(特に悪党の)首領シュリョウ
筆順
梟11+口3=総画数14 U+5604 [キョウ/] 𡂢
◆辺りに響き渡るような甲高(かんだか)い声
◆「嘄陽キョウヨウ」、同「狒狒・狒々ヒヒ」、顔は人に似ているが色は黒く長く大きい、全身毛に覆われ踵(きびす)は逆向き、人を見ると大笑いするという山中に棲む妖獣
𡠿梟11+女3=総画数14 U+2183F [未詳/]
◆女性名用字「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…名女字姣嬥妖妙嫖姚婹𡠿嬋姢嫽嬈嫸㜣奵𡡊嬛嬗{⿰女奕}娩…」
◆未詳「【漢語大字典:女部:𡠿】"𡠿𡠿"揺曳貌。也作"嬝嬝""裊裊"。」
𢳚梟11+手3=総画数14 U+22CDA [ケン/] 𣘖
◆摴蒱チョホ(五枚の棒状の板を使う古代のボードゲームboard game)の組み合わせの一つ、「黒黒犢雉白」或いは「黒犢犢白白」の組み合わせ、「摴」参照「【五木經】𤱂采六開塞塔禿撅𢳚 𤱂賤也其采義未詳」(「𤱂采」は点数が低い組み合わせをいい、「開・塞・塔・禿・撅・𢳚(いずれも組み合わせの名)」が下位六組、但し【維基百科Wikipedia:樗蒲】によれば「開」は上位六組の一つとなっている)
𣘖梟11+木4=総画数15 U+23616 [ケン/] 𢳚
◆摴蒱チョホ(五枚の棒状の板を使う古代のボードゲームboard game)の組み合わせの一つ、「黒黒犢雉白」或いは「黒犢犢白白」の組み合わせ、「摴」参照「【五木經】𤱂采六開塞塔禿撅𢳚 𤱂賤也其采義未詳」(「𤱂采」は点数が低い組み合わせをいい、「開・塞・塔・禿・撅・𢳚(いずれも組み合わせの名)」が下位六組、但し【維基百科Wikipedia:樗蒲】によれば「開」は上位六組の一つとなっている)
𣻏梟11+水3=総画数14 U+23ECF [キョウ/] 𤀴
◆(田畑などに水を薄く広く)流し入れる、隅々まで行き渡らせる、同「澆」
◆薄い、深みがない、薄情な、同「澆」
𤡔梟11+犬3=総画数14 U+24854 [キョウ/]
◆「𤡔獍キョウケイ」、(梟フクロウも獍ケイもどちらも親を食うといわれることから)親不孝な人、恩知らずな人、同「梟獍」「【元詩選:孝子行】…孝德還堪耀今古烏乎薄俗𤡔獍同墓上請看純孝子」
梟11+虫6=総画数17 U+87C2 [キョウ/]
◆水棲動物の名、姿はヘビひ(蛇)に似て四足で、よく人や魚に害を及ぼすという、カワウソ(獺)の類「【本草綱目:鱗之一:蛟龍】…《附録蜃》類書云蛇與雉交而生子曰蟂似蛇四足能害人陸禋云蟂音梟即蛟也或曰蜃池」「【集韻:卷三:平聲:蕭第三:蟂䳋】獺屬害魚者或作䳋…」
◆「蟂蟧キョウロウ」、小形のセミ(蝉)の一種、ニイニイゼミ(蟪蛄)やツクツクボウシ寒蝉の類「【方言:第十一】蛥蚗(…)齊謂之螇螰(…)楚謂之蟪蛄(…)或謂之蛉蛄(…)秦謂之蛥蚗自關而東謂之虭蟧(…)或謂之蝭蟧(…)或謂之蜓蚞(…)西楚與秦通名也(江東人呼蟂蟧)」
梟11+邑3=総画数14 U+9121 [キョウ/]
◆古地名、冀州キシュウ鉅鹿キョロク郡(現河北省邢台市付近)、同「郻」 {河北省}
◆「鄡陽キョウヨウ」、古地名、豫章郡(ヨショウ、現江西省南昌ナンショウ市) {江西省}
◆「鄡單キョウタン」、人名、孔子の弟子、同「鄥單」「【史記:卷六十七:仲尼弟子列傳】鄡單字子家(《集解》駰案鄡苦堯反單音善徐廣曰一云鄔單鉅鹿有鄡縣太原有鄔縣)(「仲尼チュウジ」は「孔子」の字あざな)
木4+7=総画数11 U+68A2 [ソウ、ショウ/こずえ]
◆細い枝、枝の先の細い部分
◆物事の先端の細い部分、物事や時間などの末端、先端に向かって次第に細り尖(とが)る形
◆船の舵(かじ)、舵棒
◆手に持ち舞い踊るための竹竿(たけざお)状の舞具、同「箾」
筆順
梢11+竹6=総画数17 U+423E [ショウ、ソウ/]
◆舵(かじ)、舟を漕ぐ櫓ロ
◆竹を細く割り束ねた食器などを洗う箒(ほうき)状の道具
梢11+艸3=総画数14 U+4520 [ソウ、ショウ/]
◆先を細らせた木の棒
◆草木の細い根
◆長い柄(え)の先に矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣)を取り付けた武器、同「矟」 {武器(刀剣槍)}
木4+7=総画数11 U+68A6 [ボウ、ム/ゆめ] 夢𦴋夣𦿛𧁌
◆睡眠中に見る幻覚・幻像、またそれを見る、同「㝱」「【周禮:卷第五:春官宗伯:占夢】以日月星辰占六夢之吉凶(…)一曰正夢(無所感動平安自夢)二曰噩夢(杜子春云噩當為驚愕之愕謂驚愕而夢)三曰思夢(覺時所思念之而夢)四曰寤夢(覺時道之而夢)五曰喜夢(喜{⿰言兊}而夢)六曰懼夢(恐懼而夢)」
◆ぼんやりとしてるさま
◆(現実のものとなるかどうか分からないが)実現させたいという思い、空想
筆順
𡪎梦11+宀3=総画数14 U+21A8E [ボウ、ム/]
◆夢(ゆめ)、睡眠中に見る幻覚・幻像、またそれを見る、同「夢」
𢟼梦11+心3=総画数14 U+227FC [ボウ、ム/]
◆(夢のように)ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「儚」「懵」
◆(ぼんやりしていて)判断や理解ができない、道理に暗い、無知なさま、同「懵」
木4+7=総画数11 U+68A8 [リ/なし]
◆ナシ(梨)、バラ科ナシ属の木、またその実、同「棃」 {ナシ}
筆順
梨11+艸3=総画数14 U+4527 [リ、レイ、ライ/]
◆「蒺䔧シツリ」、同「蒺藜シツレイ」◇ハマビシ(浜菱)、ハマビシ科ハマビシ属の草 {ハマビシ}◇鉄菱(てつびし)、鋭い刺(とげ)があるハマビシの果実の形に似せた武器、通り道に撒(ま)いて敵の進行を妨害する
梨11+虫6=総画数17 U+87CD [リ/] 䖿𧑇
◆「螏蟍シツリ」、ムカデ(百足)、ムカデ綱の節足動物、また多足の虫、別名「蜈蚣ゴコウ」
梨11+金8=総画数19 U+93EB [レイ、リ/] 鑗錅鋫
◆剥ぐ、剥ぎ取る
𩦀梨11+馬10=総画数21 U+29980 [レイ、ライ/] 𩧋𩧠𩧞𩦅
◆「駣𩦀トウレイ」、駿馬シュンバ・シュンメ(優れた馬、名馬)の名、同「駣𩥴トウリ」「【龍龕手鑑:卷二:馬部第十:𩦀𩧋】郎奚反馬屬二同」「【集韻:卷一:平聲:脂第六:𩥴𩧋𩧠】博雅駣𩥴馬屬或从黎从𤛿」
𩻌梨11+魚11=総画数22 U+29ECC [レイ、リ/] 鯬𩸢𩼽𩻳䱘𩺸
◆魚名、未詳、一説にジギョ(鰣魚、ニシン科シャッド亜科の海水魚)「【爾雅注疏:釋魚】鯬鯠(《注》未詳)」「【正字通:亥集中:魚部:鯠】郎才切音來鰣魚別名爾雅鯬鯠郭注未詳」
◆「𩻌鯠レイライ」、魚名、未詳、ナマズ(鯰、ナマズ目の淡水魚)の類「【集韻:卷二:平聲:咍第十六:鯠】鯬鯠魚名魾也」
𪅌梨11+鳥11=総画数22 U+2A14C [リ/] 鸝𪇾𪈹鹂𪈳𪅗
◆「黄𪅌コウリ」「𪅌黄・鵹黄リコウ」、コウライウグイス(高麗鶯)、コウライウグイス科の鳥、別名「黄鶯コウオウ」
木4+7=総画数11 U+68B5 [ハン、ボン/] 𣑽
◆仏教や古代インドと関わりがある事柄を表す漢字
筆順
梵11+水3=総画数14 U+6EFC [ハン、ボン/]
◆浮(う)く、浮かぶ「【字彙:巳集:水部:滼】符諫切音梵浮貌見釋藏」
木4+7=総画数11 U+68FB [フン、ブン/]
◆良い香りがする木、また香木コウボクの名、同「梤」
筆順
棻12+木4=総画数16 U+3BE3 [フン、ブン/]
◆良い香りがする木、また香木コウボクの名、同「棻」
𣓀木4+7=総画数11 U+234C0 [シン/はしばみ] 𣐽
◆ハシバミ(榛)、カバノキ科ハシバミ属の木、またその実、英名を「ヘーゼルhazel」といい実は「ヘーゼルナッツhazelnut」と呼ばれる、同「榛」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:𣐽】側詵切實似小栗榛同上」 {ハシバミ}
𡪔𣓀11+宀3=総画数14 U+21A94 [シン/] 寴𡩁
◆近い、近づく、近しい、親(した)しい、「寴𡫁シンセキ」、同「親」
◆屋内が空っぽなさま
𦸯𣓀11+艸3=総画数14 U+26E2F [シン/]
◆長いさま「【毛詩注疏:卷二十二:小雅:魚藻】…魚在在藻有莘其尾(《傳》莘長貌)」
◆人や物が多いさま、「莘莘シンシン」
◆古国名、夏カ代(前21世紀~前17世紀)に現山東省菏澤市南一帯を本拠とした「有莘・有㜪・有姺・有侁・有𨐍ユウシン(氏族名)」の国、後に分散して各地に本拠を構えたという 「【路史:卷二十七:夏后氏後:莘】姒姓(…)文王妃母家今同之夏陽漢郃陽…(…*1郃陽南二十有城古莘國)昔散宜生求有莘氏…陜石鎮西十五莘原也(在陜州*2陜縣)然大名之莘縣有莘亭(…)亦國也隨為*3莘州而齊(…*4愽州武壯西北有故莘城)…濟隂(元和志古莘仲國*5濟隂縣東南三十古莘國…)…*6陳留俱用莘字作兟甡㜪𨐍同(集辟)(「*1郃陽コウヨウ(現陝西省渭南市合陽県 {陝西省})」「*2陝セン縣(現河南省三門峡市陜州区 {河南省})」「*3莘シン州(現山東省菏澤市曹県付近 {山東省})」「*4愽ハク州(現山東省聊城市莘県)」「*5濟隂サイイン(現山東省菏澤市曹県付近)」「*6陳留チンリュウ(現山東省開封市付近)」)
◆「細𦸯・細辛サイシン」、ウスバサイシン(薄葉細辛、ウマノスズクサ科カンアオイ属)などの根茎を乾燥した生薬の名 {ウスバサイシン}
攴部
火部
木4+8=総画数12 U+68C3 [リ/なし]
◆ナシ(梨)、バラ科ナシ属の木、またその実、同「梨」 {ナシ}
◆老(お)いる、凍梨トウリ(凍らせたナシ(梨)、黒ずんで皺ができる)を老人の顔に見立てたものという「【方言:第一】眉棃耋鮐老也東齊曰眉(言秀眉也)燕代之北鄙曰棃(言面似凍棃)宋衞兖豫之內曰耋(八十爲耋音絰)秦晉之郊陳兖之會曰耇鮐(言背皮如鮐魚耇音垢)」
棃12+艸3=総画数15 U+853E [リ、レイ、ライ/]
◆「蒺蔾シツリ」、同「蒺藜シツレイ」◇ハマビシ(浜菱)、ハマビシ科ハマビシ属の草 {ハマビシ}◇鉄菱(てつびし)、鋭い刺(とげ)があるハマビシの果実の形に似せた武器、通り道に撒(ま)いて敵の進行を妨害する
𧑇棃12+虫6=総画数18 U+27447 [リ/] 䖿蟍
◆「螏𧑇シツリ」、ムカデ(百足)、ムカデ綱の節足動物、また多足の虫、別名「蜈蚣ゴコウ」
𩦅棃12+馬10=総画数22 U+29985 [レイ、ライ/] 𩧋𩧠𩧞𩦀
◆「駣𩦅トウレイ」、駿馬シュンバ・シュンメ(優れた馬、名馬)の名、同「駣𩥴トウリ」「【龍龕手鑑:卷二:馬部第十:𩦀𩧋】郎奚反馬屬二同」「【集韻:卷一:平聲:脂第六:𩥴𩧋𩧠】博雅駣𩥴馬屬或从黎从𤛿」
𩻳棃12+魚11=総画数23 U+29EF3 [レイ、リ/] 鯬𩸢𩼽䱘𩻌𩺸
◆魚名、未詳、一説にジギョ(鰣魚、ニシン科シャッド亜科の海水魚)「【爾雅注疏:釋魚】鯬鯠(《注》未詳)」「【正字通:亥集中:魚部:鯠】郎才切音來鰣魚別名爾雅鯬鯠郭注未詳」
◆「𩻳鯠レイライ」、魚名、未詳、ナマズ(鯰、ナマズ目の淡水魚)の類「【集韻:卷二:平聲:咍第十六:鯠】鯬鯠魚名魾也」
木4+8=総画数12 U+68CA [キ、ゴ、ギ/] 棋㯦檱櫀
◆囲碁や将棋などの方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgame、またそれに使う石や駒、「囲棋イキ(囲碁)」「棋子キシ(碁石や将棋・チェスchessなどの駒)」
◆囲碁を打つ、将棋を指す
筆順
棊12+木4=総画数16 U+3BE6 [キ、ゴ、ギ/] 棋棊檱櫀
◆囲碁や将棋などの方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgame、またそれに使う石や駒、「囲棋イキ(囲碁)」「棋子キシ(碁石や将棋・チェスchessなどの駒)」
◆囲碁を打つ、将棋を指す
𦻆棊12+艸3=総画数15 U+26EC6 [キ、ゴ/] 藄𦸀
◆「紫𦻆・紫萁シキ」、ゼンマイ(薇)、ゼンマイ科のシダ植物、別名「迷蕨メイケツ」 {ゼンマイ}
𧬗棊12+言7=総画数19 U+27B17 [キ/] 諅𧥽𧬔
◆忌(い)む、嫌い避ける「【劉子新論:卷第六:傷讒第三十二】妒才智之在己前諅富貴之在已上」
◆謀(はか)る「【廣韻:上平聲:之第七:姬:諅】謀也」
◆未詳「【廣韻:去聲:志第七:忌:諅】志也」
木4+8=総画数12 U+68CB [キ、ゴ、ギ/] 棊㯦檱櫀
◆囲碁や将棋などの方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgame、またそれに使う石や駒、「囲棋イキ(囲碁)」「棋子キシ(碁石や将棋・チェスchessなどの駒)」
◆囲碁を打つ、将棋を指す
筆順
棋12+竹6=総画数18 U+7C2F [未詳/]
◆未詳
𦻊棋12+艸3=総画数15 U+26ECA [ソウ、ショウ/] 莊荘𤖄𤖈𤕶𠗎
◆(草が)大きく立派なさま、(姿形が)きれいに整っているさま
◆厳格なさま、ゆるがせにしないさま
◆君主や貴族などの別荘
◆四方八方に通じる道
◆田舎、田舎の家、田舎の集落、同「庄」「庒」
木4+8=総画数12 U+68D0 [ヒ/]
◆弓矯(ゆだめ)、両側から木などを当てて弓の形を整えたり歪みを直す道具
◆両側から支え助ける
◆蓋(ふた)付きの竹製の箱、同「篚」
◆カヤ(榧)、イチイ科カヤ属の木、同「榧」 {カヤ}
𥼠棐12+米6=総画数18 U+25F20 [ヒ/] 𥺟𥺘𥽑
◆出来の悪い米、実の入りが悪い米、同「粊」「粃」「【五音集韻:卷十:至第五:𥺟𥺘】惡米也通作粊」
棐12+艸3=総画数15 U+4541 [ヒ/]
◆草
◆不意に
木4+8=総画数12 U+68D3 [ホウ、ボウ、ハイ、バイ/]
◆木の棒、また棒で打つ、同「棒」「𣘙」
◆連枷レンガ、殻竿・唐棹(からざお)、二本の棒を紐(ひも)などで繋(つな)ぎ一方の棒を持って振り下ろし脱穀ダッコクする農具、同「柫」「【方言:第五】僉…自關而西謂之棓或謂之柫…」
◆五星から成る星座の名、北極星を中心に北斗七星から時計回りに90度程の位置にある、「天棓(テンバイ)」「【史記:卷二十七:天官書第五】…紫宮左三星曰天槍右五星曰天棓(…《索隱》…詩緯云天槍三星天棓五星在斗杓左右主槍人棓人石氏星讚云天槍天棓八星備非常之變也)」
◆木の板、踏板(ふみいた)、堀や溝などに架ける渡り板
𥳖棓12+竹6=総画数18 U+25CD6 [未詳/]
◆竹器、未詳「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:𥳖】竹器」
木4+8=総画数12 U+68D8 [キョク、コク/とげ、いばら] 𣡍
◆サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、枝には棘(とげ)がある {サネブトナツメ}
◆刺(とげ)、先端が細く尖(とが)った形のもの
◆いばら、刺のある木、同「𣘐」「𣗥」
◆突き刺(さ)す、突き刺さる
◆突き刺さったように痛む、また苦しむ
◆戟ゲキ(ほこ)、長い柄の先に矛(ほこ、両刃の剣)と戈(ほこ、"「"字形をした刃物)を付けた武器、同「戟(㦸)」「【春秋左傳正義:卷一:隱公十一年】子都拔棘以逐之(《注》…棘㦸也…)」 {武器(刀剣槍)}
◆家臣の階位・職位、宮廷の前庭に整列する際に、その並ぶ位置に棘(いばら)が植えられたことから、「九棘キュウキョク」「【周禮注疏:秋官司寇】朝士掌建邦外朝之灋左九棘孤卿大夫位焉群士在其後右九棘公侯伯子男位焉」
筆順
棘12+人2=総画数14 U+50F0 [ホク、ボク/] 𠍷𠒧𢣡𤏡
◆古地名、四川省南部から雲南省北部(長江の南)一帯の地域、またそこに住む人、また民族
◆西漢代(前202年~8年)に現四川省宜賓市付近にあった県名、「僰道ホクドウ」「【說文解字注:人部:僰】犍爲蠻夷」「【廣韻:入聲:德第二十五:菔:僰】僰道縣在犍爲又丁壯皃亦醜也亦作𧟵…」 {四川省}
𠍷棘12+人2=総画数14 U+20377 [ホク、ボク/] 僰𠒧𢣡𤏡
◆古地名、四川省南部から雲南省北部(長江の南)一帯の地域、またそこに住む人、また民族
◆西漢代(前202年~8年)に現四川省宜賓市付近にあった県名、「僰道ホクドウ」「【說文解字注:人部:僰】犍爲蠻夷」「【廣韻:入聲:德第二十五:菔:僰】僰道縣在犍爲又丁壯皃亦醜也亦作𧟵…」 {四川省}
𠒧棘12+儿2=総画数14 U+204A7 [ホク、ボク/] 僰𠍷𢣡𤏡
◆古地名、四川省南部から雲南省北部(長江の南)一帯の地域、またそこに住む人、また民族
◆西漢代(前202年~8年)に現四川省宜賓市付近にあった県名、「僰道ホクドウ」「【說文解字注:人部:僰】犍爲蠻夷」「【廣韻:入聲:德第二十五:菔:僰】僰道縣在犍爲又丁壯皃亦醜也亦作𧟵…」 {四川省}
𤏡棘12+火4=総画数16 U+243E1 [ホク、ボク/] 僰𠍷𠒧𢣡
◆古地名、四川省南部から雲南省北部(長江の南)一帯の地域、またそこに住む人、また民族
◆西漢代(前202年~8年)に現四川省宜賓市付近にあった県名、「僰道ホクドウ」「【說文解字注:人部:僰】犍爲蠻夷」「【廣韻:入聲:德第二十五:菔:僰】僰道縣在犍爲又丁壯皃亦醜也亦作𧟵…」 {四川省}
棘12+玉4=総画数16 U+3EF7 [キョク、コク/] 𤤹
◆「垂㻷スイキョク」、古地名、未詳、またそこに産する玉ギョク(美しく高貴な石)の名
棘12+艸3=総画数15 U+8540 [キョク、コク/]
◆「蕀蒬キョクエン」、イトヒメハギ(糸姫萩)、ヒメハギ科ヒメハギ属の草、別名「葽繞ヨウジョウ」「遠志オンジ」 {イトヒメハギ}
◆「顚蕀(テンキョク)」、クサスギカズラ(草杉蔓)、キジカクシ科クサスギカズラ属の草、またその根から作られる生薬の名、別名「天門冬テンモンドウ」 {クサスギカズラ}
筆順
棘12+衣5=総画数17 U+894B [キョク、コク/] 𧛘
◆衣領イリョウ、衣服の首周りの部分の「えり」
棘12+革9=総画数21 U+4A82 [カク/] 𩎎
◆頭絡(トウラク、馬などの家畜の頭部に着ける革紐製の用具)と銜(はみ、口に咥えさせる棒状の金具とその両端に取り付けた環状の金具)とそれらを固定するための金具や紐の総称、同「轡」「勒」、またそこに繋ぐ手綱
木4+8=総画数12 U+68E0 [トウ、ドウ/]
◆「棠梨トウリ」「甘棠カントウ」、マメナシ(豆梨、バラ科ナシ属)の類、或いは野生のナシ(梨) {マメナシ}
◆「海棠カイドウ」、バラ科リンゴ属の木 {カイドウ}
◆「棣棠テイトウ」、ヤマブキ(山吹・款冬)、バラ科ヤマブキ属の木 {ヤマブキ}
◆「沙棠サトウ」、果樹名、未詳、材木は舟を造るのに用いられる
筆順
棠12+人2=総画数14 U+3489 [トウ、ドウ/]
◆気が抜けてぼうっとする、ぼんやりする、同「戃」
𢿧棠12+攴4=総画数16 U+22FE7 [トウ、ジョウ/]
◆突(つ)く、同「𢿵」「【龍龕手鑑:卷一:殳部第六十五:𣪿】俗宅耕反正作𢿧」「【康熙字典:卯集下:攴部:𢿧】《廣韻》長庚切音棖揬也又《集韻》除耕切音橙義同」
𢿵棠12+攴4=総画数16 U+22FF5 [未詳/]
◆突(つ)く、同「𢿧」「【五音集韻:卷五:庚第三:𢿵㲂】揬也」「【康熙字典:辰集下:殳部:㲂】…推也一曰揬也《集韻》同𢿵(「【集韻:卷四:平聲四:耕第十三:𣪼㲂】揬也」は「𣪼」)
棠12+木4=総画数16 U+6A56 [トウ、ドウ、チョウ/]
◆車用の木材
◆上部のものを支える柱、支柱、同「樘」
筆順
𣪿棠12+殳4=総画数16 U+23ABF [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:殳部第六十五:𣪿】俗宅耕反正作𢿧」「【字彙補:辰集:殳部:𣪿】同橖」
𥊲棠12+目5=総画数17 U+252B2 [トウ、チョウ、ドウ/みは・る]
◆直視する、視線を逸(そ)らさずに見る、目を見開きしっかりと見る、同「憆」「瞪」「𥊼」「䁎」「𥊰」「覴」
𨅨棠12+足7=総画数19 U+28168 [トウ、ドウ/] 𨅝
◆車の両脇に取り付けて日除け(目隠し)用の垂れ幕が風に煽(あお)られて開かないように押さえるもの、どのようなものかは未詳「【通雅:釋車】棠𨅨也在車兩旁幰使不得進𨚫也幰憲也禦熱也」
棠12+金8=総画数20 U+93FF [ショウ/]
◆金属が打ち当たる音、同「鎗」
𩘽棠12+風9=総画数21 U+2963D [チョウ/] 𩙆
◆狂風(キョウフウ)、暴風ボウフウ
◆南方から北西に移動する暴風、台風タイフウ(颱風、typhoon)「【廣東新語:卷一:天語:風】南粵之風當寒時天明無雨從西北暴至為頹為猋其名曰𩘽亦曰䬆」 {台風}
𩙆棠12+風9=総画数21 U+29646 [チョウ/] 𩘽
◆狂風(キョウフウ)、暴風ボウフウ
◆南方から北西に移動する暴風、台風タイフウ(颱風、typhoon)「【廣東新語:卷一:天語:風】南粵之風當寒時天明無雨從西北暴至為頹為猋其名曰𩘽亦曰䬆」 {台風}
棠12+食8=総画数20 U+9953 [トウ、チョウ/]
◆腹を壊すほど食べる
木4+8=総画数12 U+68E4 [シャク、サク/]
◆樹皮が罅(ひび)割れてざらざらしているさま、またその皸(ひび)、罅割(ひびわ)れ、細かい裂け目、同「𣛵」「皵」
筆順
𥳯棤12+竹6=総画数18 U+25CEF [サク、シャク/]
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥳯】音義與策同」
木4+8=総画数12 U+68E5 [ハン、ボン/]
◆木を組んだ垣根(かきね)や柵(さく)、多く敷地などの境界に設ける、同「樊」「藩」
筆順
𡑀棥12+土3=総画数15 U+21440 [ヤ、ショ、ジョ/]
◆郊外、同「埜(野)」
◆田畑の中に建つ(農作業用の道具や資材を置いたり監視や休息をするための)小さな小屋、同「墅」
棥12+火4=総画数16 U+71D3 [フン、ブン/た・く] 焚㷊
◆焼(や)く、燃(も)やす
◆山や田畑の雑草や雑木を焼く
筆順
𥖎棥12+石5=総画数17 U+2558E [バン、ハン、ボン/] 礬矾
◆硫酸塩を含んだ結晶、一般には「明礬(ミョウバン)」と呼ばれる
◆「山𥖎サンバン」、クロバイ(黒灰)、ハイノキ科の木ハイノキ属の木、同「椗花テイカ」 {クロバイ}
棥12+金8=総画数20 U+9422 [ハン、ボン/]
◆未詳
𪋤棥12+鹿11=総画数23 U+2A2E4 [ロク/ふもと] 麓㯟
◆(木が生えている)山裾(やますそ)
◆山林を管理する役人
木4+8=総画数12 U+68E7 [サン、セン/かけはし、さ] 桟栈
◆木や板を横に並べて架け渡した道、また橋、同「閣」、「桟道サンドウ」「桟橋(さんばし)」
◆板を並べて作ったもの、板張りの床や簀子サクシ(すのこ)
◆倉庫、宿屋、いずれも床が板敷であったことから
◆(家畜を飼育するための)木や板を渡した囲い
◆[日]屋根や床の下に張り渡す木、障子戸などの骨木、梯子の踏板、下支えしたり補強したりするための木
◆[日]「桟敷(さじき)」、板敷の見物席
筆順
棧12+山3=総画数15 U+5D98 [サン、ゼン/] 𡺄𡸚
◆山が飛び抜けて高く聳(そび)えるさま、同「㟞」「【龍龕手鑑:卷一:山部第五:𡸚】俗嶘或作㟞正士限反㟞嵃山貌也」
𥴈棧12+竹6=総画数18 U+25D08 [セン/] 馢𣝕
◆香木コウボクの名、「𥴈香センコウ」、沈水香ジンスイコウと同じ木(或いは同類の木)という、同「𣝕」「【香譜:卷上:香之品:沈水香】唐本草注云出天竺單于二國與青桂雞骨馢香同是一樹…」
木4+8=総画数12 U+68EE [シン/もり]
◆たくさんの木が立ち並ぶさま、木がびっしりと生えているさま、またそのようなところ
◆木が茂(しげ)って薄暗いさま
筆順
𠘆森12+冫2=総画数14 U+20606 [シン/] 𠘏
◆寒いさま、凍えるさま
𠾣森12+口3=総画数15 U+20FA3 [キン、コン/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:口部第七:𠾬𠾣】二俗竒欽反」
𣛧森12+木4=総画数16 U+236E7 [チュォン/]
◆[喃][鄭𣛧・鄭森(チンチュォン)]、1739年~1782年、後黎朝コウレイチョウ(1533年~1789年、現ベトナム北中部を領した王朝)の人
森12+水3=総画数15 U+6F79 [セン、ゼン/]
◆「潹潹センセン」◇水がさらさらと流れるさま◇雨がはらはらと降るさま
◆「潹湲センエン」◇水が波立ちながらゆったりと流れるさま、またその音「【後漢書:張衡列傳】亂弱水之潺湲兮」◇涙がはらはらと流れ落ちるさま
木4+8=総画数12 U+68F8 [スウ、ジュ/]
◆木名、未詳
◆人名用字「【舊唐書:卷一百八十四:列傳第一百三十四:宦官】…委*番棸蹶楀之徒…(「【宋史:卷四百五十八:列傳第二百一十七:隱逸中】…然後監*畨棸蹶楀之…」は「畨{⿱米田}」)「【客座贅語:卷九:畵蹟】朱王孫慶棸(山水小景)」
𠟕棸12+刀2=総画数14 U+207D5 [ソウ、ズ/]
◆細かく切る
𦺵棸12+艸3=総画数15 U+26EB5 [スウ、シュ/]
◆タカ(鷹)やワシ(鷲)などのタカ科の鳥の巣、同「𦺵」
𨝮棸12+邑7=総画数19 U+2876E [スウ、シュ/] 郰鄹
◆春秋時代(前770年~前5世紀)に魯国にあった地名、現山東省曲阜市、孔子の生誕地として知られる {山東省}
木4+8=総画数12 U+68F9 [トウ、ジョウ、タク/さお、さお・さす]
◆船を漕(こ)ぐ、漕いで舟を進める、同「䑲」
◆船を漕ぐ櫂トウ(かい、オールoar)や槳ショウ(パドルpaddle)のような道具、同「䑲」
◆机、テーブルtable、同「槕(桌)」
◆[日]長い棒、水底を突いて舟を動かす長い棒、三味線の柄(え)
◆[日]箪笥(たんす)や三味線などを数える語
筆順
𥴙棹12+竹6=総画数18 U+25D19 [未詳/]
◆未詳
木4+8=総画数12 U+6909 [ショウ、ジョウ/の・る、の・せる] 乘乗𠅞𠓲𣔕
◆高台(たかだい、周りからは一段と高く人や物が乗ることができるようなところ)に登(のぼ)る、馬や車・舟などの台ダイに上(あ)がる
◆(人が乗るための)馬や車・舟など(乗り物)
◆よい機会を捕(と)らえ(上に乗って)これを利用する
◆掛け算をする、掛け算
◆車一台を馬四頭で引く馬車・兵車ヘイシャ、また広く乗り物を指す、同「𨍱」「𨌤」
◆四つで一組になるもの「【管子:卷一:乘馬】…一乘者四馬也…」
◆史書、歴史書
◆仏教の教えの一つ、「大乘」「小乘」
𠟇椉12+刀2=総画数14 U+207C7 [ショウ、ジョウ/あまつさ・え、あま・る] 剩剰
◆余(あま)る、余り、必要な分を除いた後の残り、残る
◆あまつさ・え、その上に
𣽘椉12+水3=総画数15 U+23F58 [ジョウ/]
◆後から寄せる波が前の波を乗り越えるさま
◆水が流れないさま
𩦆椉12+馬10=総画数22 U+29986 [ショウ、ジョウ/]
◆馬を去勢キョセイ(生殖器を切り取ること)する、去勢した馬、同「騬」
木4+8=総画数12 U+6911 [ヒ、ヘイ、バイ/]
◆カキ(柿)、カキノキ科カキノキ属の木、「椑柿ヒシ(渋柿の一種)」、「青椑セイヒ」「㮧椑ウヒ」などいずれもカキ(柿)の一種 {カキ}
◆酒などを飲むための円形の杯(さかずき)
◆斧(おの)の柄(え)
◆棺(ひつぎ)、「杝椑イヒ」「椑棺ヒカン」
𥴖椑12+竹6=総画数18 U+25D16 [ハイ、ベ/] 𥱼
◆竹や木を組んだ筏(いかだ)、同「箄」「簰」
木4+8=総画数12 U+6975 [キョク、ゴク/きわ・み、きわ・まる、きわ・める、きわ・めて]
◆屋根の棟(むね)、最も高いところ、またそこに渡した木、棟木(むなぎ)
◆頂点、先端
◆これ以上はない、それより先はない、またそこに達する
◆究(きわ)まる、尽(つ)きる
◆最高の、最上の
◆10の48乗 {数字}
◆簡「极」
筆順
𦽯極12+艸3=総画数15 U+26F6F [未詳/]
◆未詳
水部
隹部
𣓕木4+8=総画数12 U+234D5 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷十二:林部第一百五十九:𣓕】烏候切地名又市由切」「【集韻:卷八:去聲下:𠊱第五十:𣓕㭝𣕽】地名在竟陵」
𣽕𣓕12+水3=総画数15 U+23F55 [オウ、ウ/]
◆水中に柴(しば)などを沈め、そこに入り込んだ魚を捕(と)る仕掛け、同「罧」「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:𣽕】於候切罧也冬月以疊草水中」
木4+9=総画数13 U+3B9A [リツ、リチ/くり] 栗𣗴𣡼𣡷
◆クリ(栗)、ブナ科クリ属の果樹、またその実 {クリ}
◆(栗の木は堅く腐りにくいことから)堅い
◆慄(おのの)く、恐れや寒さで体が震える、同「慄」
𠘍㮚13+冫2=総画数15 U+2060D [リツ、リチ/]
◆寒い、冷たい、「凓冽リツレツ」
𠟫㮚13+刀2=総画数15 U+207EB [リツ、リチ/] 𠞉𠜒𠜥
◆削る、削り取る
𢢙㮚13+心3=総画数16 U+22899 [リツ、リチ/おのの・く]
◆恐れや寒さで体が震える、恐れで身が竦(すく)む、同「栗」
𣿚㮚13+水3=総画数16 U+23FDA [リツ、リチ/]
◆「𣿚陽リツヨウ」、古県名また現市名、丹陽タンヨウ溧陽縣(現江蘇省常州市溧陽市) {江蘇省}
◆「𣿚水リッスイ」、古県名また現区名、現江蘇省南京市
𤩰㮚13+玉4=総画数17 U+24A70 [リツ、リチ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の紋様モンヨウが規則正しく並んでいるさま
口部
椿木4+9=総画数13 U+693F [チュン、チン/つばき]
◆伝説上の長寿の木
◆伝説上の大きく長寿であるという木の名、(大きく長寿であることから)父「【莊子:逍遙遊】奚以知其然也…上古有大椿者以八千歲為春八千歲為秋…」
◆「香椿チャンチン」、センダン科チャンチン属の木、同「杶」「橁」「櫄」 {チャンチン}
◆[日]ツバキ(椿)、ツバキ科ツバキ属の木
◆[日]意外な、珍しい、不意の、「椿事チンジ」
筆順
𢢫椿13+心4=総画数17 U+228AB [/たまつばき]
◆歌舞伎の外題に用いる字「【漢字源:心部:𢢫】」
筆順
木4+9=総画数13 U+694A [ヨウ/やなぎ]
◆ヤナギ(楊)、枝の垂れないヤナギ科ヤマナラシ属の木の総称、枝が垂れるものは「柳」 {ヤマナラシ} {ヤナギ}
筆順
𣿘楊13+水3=総画数16 U+23FD8 [トウ、ドウ/]
◆「𣿘隂トウイン」、同「蕩隂」、地名、現河南省安陽市湯陰県
𥂸楊13+皿5=総画数18 U+250B8 [ヨウ/]
◆杯(さかずき)
𩁒楊13+隹8=総画数21 U+29052 [ヨウ/] 鸉𪇚𪃌
◆鳥名、タカ科チュウヒ属に属する鳥、同「白鷂ハクヨウ」「白鷢ハクケツ」「【爾雅註疏:釋鳥】楊鳥白鷢(《音義》鸉音楊…《疏》楊鳥一名白鷢郭云似鷹尾上白)」
楊13+鳥11=総画数24 U+9E09 [ヨウ/] 𪇚𩁒𪃌
◆鳥名、タカ科チュウヒ属に属する鳥、同「白鷂ハクヨウ」「白鷢ハクケツ」「【爾雅註疏:釋鳥】楊鳥白鷢(《音義》鸉音楊…《疏》楊鳥一名白鷢郭云似鷹尾上白)」
木4+9=総画数13 U+6958 [ボク、モク/] 𣖶𨎸𨍎𥠪
◆轅エン(ながえ)に巻きつけ補強すると同時に飾りとする帯、同「鞪」
𨎸楘13+車7=総画数20 U+283B8 [ボク、モク/] 楘𣖶𨍎𥠪
◆轅エン(ながえ)に巻きつけ補強すると同時に飾りとする帯、同「鞪」
木4+9=総画数13 U+6959 [ボウ、モ、ム/] 㮊柕
◆木が大きく成長するさま
◆ボケ(木瓜)、バラ科ボケ属の木 {ボケ}
筆順
楙13+心4=総画数17 U+61CB [ボウ、モ、ム/] 𢘅
◆(目的とするものに向かって)力を尽くし励(はげ)む、盛んに努力する
◆大きくなるさま、盛んなさま、盛大なさまさま、同「茂」「楙」
筆順
𧝺楙13+衣6=総画数19 U+2777A [ボウ、モ、ム/] 袤𧞉
◆丈(たけ)が帯までの衣服、上半身に纏(まと)う着物(「衣」という、下半身に纏う着物は「裳」)
◆南北方向の長さ、東西方向は「広」
◆南北方向に広い、東西方向は「広」
𧞉楙13+衣6=総画数19 U+27789 [ボウ、モ、ム/] 袤𧝺
◆丈(たけ)が帯までの衣服、上半身に纏(まと)う着物(「衣」という、下半身に纏う着物は「裳」)
◆南北方向の長さ、東西方向は「広」
◆南北方向に広い、東西方向は「広」
木4+9=総画数13 U+695A [ソ、ショ/] 椘䠂
◆ニンジンボク(人参木)、シソ科ハマゴウ属の木、別名「牡荊ボケイ」 {ニンジンボク}
◆小枝が付いたままの枝、柴(しば)
◆木の鞭むち
◆(鞭で打たれたような)痛み、苦しみ、「楚楚ソソ」、同「𤻇」
◆すっきりとしたさま、「楚楚ソソ」「清楚セイソ」
◆周代(西周)から戦国時代にかけての古国名、前11世紀~前223年 {春秋時代}
◆古国名、別名「西楚」、前206年~前202年 {西楚代}
◆五代十国時代の十国の一つ、別名「馬楚バソ」、907年~951年 {五代十国時代}
◆湖北省・湖南省一帯(特に湖北省)の略称 {湖北省}
筆順
楚13+人2=総画数15 U+510A [ソ、ショ/]
◆滑らかでない
楚13+心3=総画数16 U+61B7 [ソ、ショ/]
◆痛(いた)む、同「𤻇」
◆びくびくする、恐(おそ)れる
楚13+木4=総画数17 U+6A9A [ソ、ショ/]
◆未詳「【廣成集:卷七:莫庭乂本命醮詞】…督邦賦則庭施檟檚…」
楚13+水3=総画数16 U+6FCB [ソ、ショ/]
◆古川名、濟水セイスイ(現河南省済源市を源とする古川名)の支流、「濋水ソスイ」「【爾雅注疏:釋水】濟為濋…(《疏》此十者皆大水分出別爲小水之名)」
楚13+玉4=総画数17 U+74B4 [未詳/]
◆未詳
𤻇楚13+疒5=総画数18 U+24EC7 [ソ、ショ/]
◆痛(いた)む、同「憷」
楚13+石5=総画数18 U+790E [ソ、ショ/いしずえ] 𥗈础
◆建物や橋などの構築物を支えるための柱の下に敷く大きな石、同「礩」「磶」「磌」「磩」「磉」
◆物事の土台(基礎、基本)となるもの
筆順
𨆄楚13+足7=総画数20 U+28184 [ショ、ゾ/]
◆なかなか前に進めないさま、進んでは止まり進んでは止まるさま、同「趄」
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:御第九:跙𨆄阻】行不正也一曰馬蹄痛病或作𨆄阻」「【字彙:酉集:足部:𨆄】莊助切阻去聲馬阻蹄」
楚13+齒15=総画数28 U+9F7C [ソ、ショ/]
◆歯がずきずき・しくしくと疼(うず)く、同「齭」
木4+9=総画数13 U+6964 [ソウ、ス/]
◆「楤木ソウボク」、学名Aralia chinensis、ウコギ科タラノキ属の木、別名「鵲不踏シャクフトウ」「【物理小識:卷九】楤丈餘莖有刺山人取頭茹食謂之吻頭」
◆[日]タラノキ(楤木)、ウコギ科タラノキ属の木、若芽を「タラノメ楤芽」と呼び古くから食用にされた {タラノキ}
𥵅楤13+竹6=総画数19 U+25D45 [ショウ、シュ、ソウ/]
◆小さな竹製の籠かご(容器)、同「檧」「【集韻:卷五:上聲上:董第一:𥵅{⿱艹楤}】方言箸筩自闗而西謂之桶𥵅或作{⿱艹楤}」
木4+9=総画数13 U+696C [ケツ、ゲチ、カツ、ケチ/]
◆立札(たてふだ)、標識ヒョウシキ、荷物などの中身を記した木札、同「櫫」
◆木の杭(くい)
◆虎が伏せた形に作り演奏の最後に鳴らす楽器の名、同「敔」「㮫」「䈓」「𥴭」、始まりに鳴らす楽器は「椌」「柷」 {楽器(打楽器)}
𥴭楬13+竹6=総画数19 U+25D2D [ケイ/]
◆虎が伏せた形に作り演奏の最後に背中を叩き擦ることで音を出す楽器の名、同「敔」「楬」「㮫」「䈓」、演奏の始まりに鳴らすのは「柷」 {楽器(打楽器)}
𦼰楬13+艸3=総画数16 U+26F30 [ケツ、ケチ/]
◆「𦼰車ケッシャ」、香草名、古く脱臭や防虫に用いたとされ、一説に葉は黄色で白い花が咲くという、同「藒車」「䔾車」「芞藇キヨ」「【玉篇《摛藻堂四庫全書薈要》本:卷十三:艸部第一百六十二:𦼰】去竭切䔾車香草藒同上(《欽定四庫全書》本は「𦼰{⿱艹楬}」ではなく「䔾{⿱艹揭}」)
木4+9=総画数13 U+696D [ギョウ、ゴウ/わざ] 业𤎸𤑽
◆鍾ショウや磬ケイなどの打楽器を吊るすための横木(筍)の上の横板、吊るした楽器の位置が演奏中にずれないように凹みや突起がついていたという、「业」はそれを象ったもの、同「㸣」「𢄁」
◆(特に生活するための)仕事、仕事をする、それによって得た財産、「産業」は中国では「資産・私有財産」のこと
◆学問、技芸
◆行い、行為、それによって受ける報い
◆既に
筆順
業13+人2=総画数15 U+3492 [ホク、ボク/しもべ] 僕𢖃䑑
◆個人の家に仕(つか)え主(あるじ)の身の回りの世話をする男子、召し使い、同「仆」、君主などの大身に仕える者は「臣」
◆他の家に仕え馬を御する者、御車ギョシャ(馭者)
◆(男性が自らを卑下して)私、我(われ)
𠟪業13+刀2=総画数15 U+207EA [ギョウ/]
◆途切れずに続く、切れずに繋がる
𡑿業13+土3=総画数16 U+2147F [ホク/] 墣㙸𡓙
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「圤」
業13+山3=総画数16 U+5DAA [ギョウ、ゴウ/]
◆山が高く聳(そび)えるさま、「岌嶪ギュウギョウ」
◆山が高いさま、山が高く険しいさま、「㠍嶪シュウギョウ」、同「磼礏ソウギョウ」
業13+山3=総画数16 U+5DAB [ギョウ、ゴウ/]
◆山が高く聳(そび)えるさま、「岌嶪ギュウギョウ」
◆山が高いさま、山が高く険しいさま、「㠎嶫シュウギョウ」、同「磼礏ソウギョウ」
業13+手3=総画数16 U+64C8 [ホク、ボク/なぐ・る、う・つ、ぶ・つ]
◆なぐ・る、打(う)つ、短く「ぽん」「ぱん」「ばん」と叩(たた)く、同「攴」「𢷏」、同簡「扑」
◆「ぱん」「ぱっ」「さっ」と叩き払(はら)う、また押さえる
◆ぶつかる、ぶつける
◆ぶつかって倒れる
◆「擈地・𢷏地プゥディ」、「ぽん」「ぱっ」「ぎゅ」などという短い動きを表す副詞、「擈地生・𢷏地生プゥディシャン(ぽんと生まれ出る)」「擈地把・𢷏地把プゥディバァ(ぱっと握る)」
業13+日4=総画数17 U+66D7 [ヨウ/] 曄晔𣋌曅𣋓
◆盛んに光る、明るく光る、同「燁」
業13+木4=総画数17 U+6A8F [ハク、ホク、ボク/]
◆切り出されたままの手が加えられていない木、本来の姿のままで手が加えられていないさま、自然で飾り気がないさま、同簡「朴」
◆小さな木が叢(むら)がり生えているさま、同「㯷」
◆「檏樕ボクソク」◇木名、未詳、柱(はしら)また薪(たきぎ、まき)として利用されるという、同「樕檏ソクボク」、別名「槲樕コクソク」「【爾雅注疏:釋木】樕樸心(《注》槲樕別名…《疏》樸樕一名心某氏曰樸樕槲樕也有心能𤃁江河間以作柱是樸樕爲木名也…樸樕此作樕樸…)」「【書敘指南:卷十六:五穀薪蒸】樸樕碎木曰薪材」◇[日]コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などのブナ科コナラ属の木、樹皮は生薬として利用される {コナラ} {クヌギ}
𣩫業13+歹4=総画数17 U+23A6B [ヨウ/]
◆「殗𣩫ヨウヨウ」、寝たり起きたりの状態の軽度の病気、同「殗殜ヨウヨウ・ヨウチョウ」
業13+水3=総画数16 U+6FB2 [ギョウ、ゴウ/]
◆未詳「【廣韻:入聲:卷第五:業第三十三:澲】橫水大版」
業13+火3=総画数16 U+3E01 [カン、ゼン、ネン/] 熯𤑆
◆火に当たって乾く、水分が蒸発する、同「焊」
◆火に当てて焼く
◆畏(かしこ)まり恐れ入るさま
業13+片4=総画数17 U+3E23 [ギョウ、ゴウ/]
◆鐘ショウ・磬ケイ・鼓などの打楽器を吊るすための横木、同「業」
𤾧業13+白5=総画数18 U+24FA7 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:午集中:白部:𤾧】《篇海》魚怯切音業草木白花」(「曄{⿰日華}」の異体字に「曗{⿰日業}」があることから、「𤾧{⿰白業}」を「皣{⿰白華}」の異体字としたものか? 「【龍龕手鑑:卷四:白部第七:*{⿰白(業-业+龷)}】俗皣正為輒反草木白華也(別本では「*𤾣」)」がある)
業13+石5=総画数18 U+790F [ギョウ、ギュウ、ゴウ/]
◆山が高いさま、「磼礏ソウギョウ」、同「㠎嶫シュウギョウ」
業13+糸6=総画数19 U+431C [ジョウ、ニョウ/]
◆(綻びを)縫い合わせる
◆綻びを繕う
◆縛る、結わく
𧬬業13+言7=総画数20 U+27B2C [ガ、ゲ/]
◆「䛽𧬬ソウガ」、冗談を言うさま、面白おかしい冗談
𨗩業13+辵3=総画数16 U+285E9 [サク、ザク/] 𨖐
◆岩や石に孔(あな)を穿(うが)つ、穴を掘り向こう側まで貫き通す、同「鑿」
業13+邑3=総画数16 U+9134 [ギョウ、ゴウ/]
◆古地名、春秋時代(前770年~前5世紀)の齊セイ(別名姜齊キョウセイ、 前11世紀~前379年)に城が築かれた、現河北省邯鄲市臨漳県付近 {河北省}
◆「建鄴ケンギョウ」、古地名、呉ゴ(別名孫呉ソンゴ、222年~280年)の都城トジョウ(首都)、晋代(別名東晋トウシン、317年~420年)に「建康ケンコウ」と改められ、以降宋ソウ・齊セイ・梁リョウ・陳チンに至るまで都城であった、現江蘇省南京市 {三国時代}
業13+阜3=総画数16 U+49E8 [ギョウ、ゴウ/] 𨼙
◆(崖などが)切り立って危険なさま
𩕟業13+頁9=総画数22 U+2955F [ギョウ、ゴウ/] 𩪤
◆「𩨞𩕟ソウギョウ」、頭が動くさま、或いは頭を動かすさま「【集韻:卷十:入聲下:盇第二十八:𩪤𩕟】𩨞𩪤首動皃」
業13+馬10=総画数23 U+9A5C [ギョウ/]
◆馬が大きく逞しいさま
𩪤業13+骨10=総画数23 U+29AA4 [ギョウ、ゴウ/] 𩕟
◆「𩨞𩪤ソウギョウ」、頭が動くさま、或いは頭を動かすさま「【集韻:卷十:入聲下:盇第二十八:𩪤𩕟】𩨞𩪤首動皃」
業13+鳥11=総画数24 U+9E08 [ギョウ、ゴウ/]
◆人の吉凶を知るといわれる鳥
𪖊業13+鼠13=総画数26 U+2A58A [未詳/]
◆未詳「【字彙:亥集:鼠部:𪖊】五耋切音業出海篇」
木4+9=総画数13 U+697A [ジュウ、ニュウ/]
◆木を目的の形に曲げる、同「煣」
𡀐楺13+口3=総画数16 U+21010 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:口部第七:𡀐{⿰口杼}】俗直呂反正作佇」
𦽩楺13+艸3=総画数16 U+26F69 [ジュウ、ニュウ/]
◆揉(も)む、揉んで柔らかくする、同「揉」
木4+9=総画数13 U+697D [ラク、ガク/たの・しい、たの・しむ] 樂𣠋乐
◆音を奏(かな)でる、「音楽オンガク」
◆調和が取れて心地よい、心や体を煩(わずら)わせるものが何もなく安らかで快い、悦(よろこ)ばしい
筆順
楽13+木4=総画数17 U+6AAA [レキ、リャク/くぬぎ、いちい] 櫟栎
◆コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などの団栗(どんぐり)の成るブナ科コナラ属の木の総称 {コナラ} {クヌギ}
◆「枹檪ホウレキ」、コナラ(小楢)、ブナ科コナラ属の木 {コナラ}
◆「麻檪マレキ」、クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木 {クヌギ}
◆「檪陽レキヨウ」、秦代・漢代(前221年~220年)の古県名、現陝西省西安市 {陝西省}
◆[日]イチイ(櫟)、別名イチイガシ(一位樫)、ブナ科コナラ属の木 {イチイ}
筆順
楽13+石5=総画数18 U+40EF [レキ、リャク/] 礫𥕴砾
◆小石(こいし)、石塊(いしころ)
◆砕けて小さくなった石、「瓦礫ガレキ」
楽13+艸3=総画数16 U+85AC [ヤク/くすり] 藥𣛙
◆病(やまい)や傷を治(なお)したり癒(いや)したりする効果のある物質
◆病や傷を治す、癒す
◆他に化学作用を及ぼす物質
◆「芍薬シャクヤク」、ボタン科ボタン属の草、根は生薬として利用される {シャクヤク}
筆順
木4+9=総画数13 U+6986 [ユ/にれ]
◆ニレ(楡)、ニレ科の木、緑色の若い実は蒸してじっくりと醸(かも)すと旨(うま)い酒になり、熟した実(始めは乳緑色をしているが熟すと乳白色になる)を乾かし砕いて醤(ひしお、濃い液状またペーストpaste状の調味料や食品)にするという「【齊民要術:種榆白楊第四十六】崔寔曰二月榆莢成及青收乾以為旨蓄(旨美也…司部收青莢小蒸曝之至冬以釀酒滑香宜養老…)色變白將落可作𨡭䤅隨節早晏勿失其適」 {ニレ}
◆「刺榆シユ」、ハリゲヤキ(針欅)、ニレ科ハリゲヤキ属の木 {ハリゲヤキ}
榆13+艸3=総画数16 U+4546 [トウ、ツ/]
◆座る時に腰の下に敷く円形の藁で作った敷物
示部
网部
木4+10=総画数14 U+6991 [フ、ブ/くれ]
◆「榑桑フソウ」、東方の太陽が出るところにあるという神木、同「扶桑」
◆[日]切り出して枝を払っただけの(皮が残ったままの)丸太
◆[日]「節榑(ふしくれ)」、節(ふし)が多いさま
筆順
𦼭榑14+艸3=総画数17 U+26F2D [ハク/]
◆壁(かべ)部分の柱、壁枠(わく)内の柱、同「𣝍」
◆同「欂」参照
木4+10=総画数14 U+699B [シン/はしばみ、はり、はる]
◆ハシバミ(榛)、カバノキ科ハシバミ属の木、英名を「ヘーゼルhazel」といい実は「ヘーゼルナッツhazelnut」と呼ばれる {ハシバミ}
◆木や草が叢(むら)がり生えるさま、同「㰉」「𦿒」「蓁」
◆[日]ハンノキ(榛の木)、ハリノキ(榛の木)、カバノキ科ハンノキ属の木 {ハンノキ}
筆順
𦿒榛14+艸3=総画数17 U+26FD2 [シン/]
◆草木が叢(むら)がり生えるさま、同「榛」「【龍龕手鑑:卷二:草部第八:𦿒】士臻反木藂生也」
木4+10=総画数14 U+69A6 [カン、ケン/] 𠏉𣘒
◆(壁や塀の一部を成す)扉・戸・窓・門などの両脇の柱、壁や塀の角(すみ)や両端に立てる丈夫な柱は「楨」
◆木の幹(みき)
𦾮榦14+艸3=総画数17 U+26FAE [カン/] 𧁀𦼮
◆イネ科(イネ稲・タケ竹など)の植物にみられる内部が空洞になっている茎(くき)、同「稈」
木4+10=総画数14 U+69AE [エイ、ヨウ/さか・える、は・える] 栄荣
◆草木が盛んに茂る、花が華やかに咲き盛る
◆繁盛する
◆華やかなさま、目立つさま
◆軒先(のきさき)の両端の反り上がった部分「【說文解字:木部:榮】屋梠之兩頭起者為榮」
◆キリ(桐)、キリ科の木 {キリ}
筆順
榮14+人2=総画数16 U+511D [ケイ、ギョウ/]
◆未詳「【方言:第六】絓(音乖)挈(口八反)𠎽(古焭字)介特也楚曰儝晉曰絓秦曰挈物無耦曰特獸無耦曰介」
榮14+女3=総画数17 U+5B2B [エイ、ヨウ/]
◆女性名用字
榮14+山3=総画数17 U+5DB8 [エイ、ヨウ/]
◆山が高く聳(そび)え立つさま、同「峵」
◆「崢嶸ソウエイ」、高い山が競い立つさま
筆順
榮14+木4=総画数18 U+6ABE [ケイ、キョウ/] 𤍔𣘑
◆イチビ(苘麻)、アオイ科イチビ属の草、茎の皮から麻に似た白っぽい繊維を作る、同「苘」「𪎨」、同「白麻ハクマ」 {イチビ}
𣞁榮14+木4=総画数18 U+23781 [未詳/]
◆人名用字「【滎陽外史集:卷四十四:宋故光祿大夫建安郡開國朱公神道碑銘】…梣子三人𣞁字…」「【弇山堂別集:卷七十:謚法紀一:一字謚】懐…追封晉王表𣞁襄王祐材(俱弘治)…」
榮14+水3=総画数17 U+6FDA [エイ、ヨウ/]
◆水が湧き出るさま、同「濴」
◆「澴濚カンエイ」、水が渦巻くさま
榮14+火4=総画数18 U+7203 [エイ/]
◆「朱日爃シュジツエイ」、人名、明代(1368年~1644年)の人「【明季南略:卷之五:南都公檄】…主事朱日爃…」
榮14+虫6=総画数20 U+8811 [エイ、ヨウ/]
◆「蠑螺エイラ」、サザエ(栄螺・拳螺)、サザエ科の巻貝
◆「蠑螈エイゲン」、イモリ(井守・蠑螈)、イモリ科の両生類、別名「蛇醫シャイ」
筆順
𨏍榮14+車7=総画数21 U+283CD [/いえづと]
◆[日]いえづと、家に持ち帰る土産(みやげ)、「家苞・家裹(いえづと)」
筆順
榮14+金8=総画数22 U+9445 [コウ、オウ/]
◆鐘ショウ(かね)の音
木4+10=総画数14 U+69B4 [リュウ、ル/]
◆「石榴セキリュウ」、ザクロ(石榴・柘榴・若榴)、ミソハギ科ザクロ属の木、またその果実 {ザクロ}
◆「榴槤・榴蓮リュウレン」、ドリアンdurian、アオイ科ドリアン属の木、またその果実 {ドリアン}
筆順
榴14+竹6=総画数20 U+7C55 [チュウ、ジュウ/] 籀籒
◆書ショを読む、読み解(と)く
◆漢字の書体の一つ、西周セイシュウ(前11世紀~前771年)後期に作られた書体とされる、別名「籀文チュウブン」「大篆ダイテン」
木4+10=総画数14 U+69C0 [コウ/]
◆木が枯(か)れる、枯木、水分を失って乾涸(ひから)びる、同「藁」
◆藁(わら)、穀物などの穂(ほ)や葉を除いた茎、また乾燥した茎、同「藁」「稿」
◆「槀本コウホン」、セリ科ミヤマセンキュウ属の草、またその根茎を乾燥させた生薬の名、同「藁本」 {コウホン}
◆矢柄・矢幹(やがら)、矢の柄(え、棒状の部分) {武器(弓箭)}
槀14+火4=総画数18 U+71FA [コウ/]
◆火で熱し乾(かわ)かす、また乾く
槀14+艸3=総画数17 U+85C1 [コウ/わら]
◆穀物などの穂(ほ)や葉を除いた茎、また乾燥した茎、同「槀」「稿」
◆枯(か)れる、水分を失って乾涸(ひから)びる、同「槀」
◆「藁本コウホン」、セリ科ミヤマセンキュウ属の草、またその根茎を乾燥させた生薬の名、同「槀本」 {コウホン}
筆順
木4+10=総画数14 U+69C3 [ハン、バン/]
◆木製の浅い盆ボンや皿状の器、同「盤」
◆ゆったりと楽(らく)にする
筆順
𤻧槃14+疒5=総画数19 U+24EE7 [ハン、バン/]
◆傷(きず)や腫れ物(はれもの)が治(なお)った後に残る痕(あと)、傷痕(きずあと)や染(し)み、同「㾻」「疤」
◆傷や染み、瑕疵カシ、欠点
𧓙槃14+虫6=総画数20 U+274D9 [ハン、バン、ボン/わだかま・る] 蟠𧑪
◆塒(とぐろ)を巻く、体を丸くする
◆塒(とぐろ)を巻いてじっと動かない、どっしりと腰を据(す)えて動かない
◆ダンゴムシ(団子虫)、ワラジムシ目の虫で団子のように体を丸くする虫の総称、別名「鼠婦・鼠負ソフ」「𧑓蝜ショフ」「蛜蝛イイ」「【爾雅注疏:釋蟲】蟠鼠負(《注》甕器底蟲)」
◆「𧓙曲ハンキョク」◇くねくねと曲がる◇心中に重くのしかかるものがどっしりと腰を据えて動かない
木4+10=総画数14 U+69CB [コウ、ク/かま・える、かま・う] 𣕛
◆材木をしっかりと組んで建物を作る、また出来上がった建物
◆(建物・作品・組織など)幾つかの素材や要素を組み合わせて作り上げる、また組み立て上がったもの
◆組み立てる、成り立たせる
◆簡「构」
◆[日]かま・える、身や心の形を整える
◆[日]かま・う、人にあれこれと関わる
筆順
𥵡構14+竹6=総画数20 U+25D61 [コウ、ク/]
◆伏籠(ふせご)、薫籠クンロウ、火の上に伏せて被(かぶ)せる半球状の籠(かご)、同「篝」
木4+10=総画数14 U+69D6 [タク/] 橐𢅍𢄿
◆筒(つつ)状で両端共に開いている袋、中に物を入れて両端を縛(しば)る袋、同「㯻」、開け口が一つの袋を「囊ノウ(ふくろ)」
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置
◆「橐駝タクダ」、ラクダ(駱駝)、ラクダ科の哺乳類
𢷌槖14+手3=総画数17 U+22DCC [タク/ひら・く] 拓𢸨𢫳
◆切り開く、押し広げる、広げる
◆凹凸があるものに紙を当て上からたんぽ(綿などを丸め棒の先に取り付け墨を含ませたもの)で叩きながら文字や絵柄を写し取る、石摺(いしずり)、同「搨」
𣝔槖14+木4=総画数18 U+23754 [タク/] 𣟄
◆夜警や見張りなどの際に打ち鳴らす拍子木(ひょうしぎ)、同「柝」
𧓜槖14+虫6=総画数20 U+274DC [ト、ツ/] 𧔬𧑠
◆キクイムシ(木食い虫)、キクイムシ科の虫、同「蠹」「螙」
𩏮槖14+韋9=総画数23 U+293EE [ホ、ブ/] 䪔𩏵
◆車に輿(こし)を固定するための鞣(なめ)し革製の紐、同「𩌏」
◆座る時に腰の下に敷く鞣(なめ)し革製の敷物、同「䪙」
槖14+馬10=総画数24 U+9A5D [タク/] 𩧐
◆「驝駝タクダ」、同「馲駝」、ラクダ(駱駝)、ラクダ科の哺乳類
𣗥木4+10=総画数14 U+235E5 [キョク、コク/]
◆棘(いばら)、刺(とげ)のある木、同「棘」「【廣韻:去聲:霰第三十二:荐:栫】圍也左傳云栫之以𣗥」
𢣱𣗥14+心4=総画数18 U+228F1 [未詳/]
◆鬼仙キセン(道教の「五仙、天仙・神仙・地仙・人仙・鬼仙」の一と思われる)の名「【酉陽雜俎《欽定四庫全書》本:卷十四:諾皐記上】太真科經有鬼仙丙戌鬼名日𪚣生 丙午日鬼名挻𢐪 乙卯日鬼名天陪 戊午日鬼名耳述 壬戌日鬼名𨕌 辛丑日鬼名䢑 乙酉日鬼名聶左 丙辰日鬼名夭𨗑 辛卯日鬼名𢣱 酉䖝鬼名髪廷𨑺 厠鬼名頊天竺(一曰笙)語忘敬遺二鬼名婦人臨產呼之不害人長三寸三分上下烏衣 馬鬼名賜 虵鬼名𠋙石圭(一曰𠪨) 井鬼名瓊 衣服鬼名甚遼 *神{𨝒-阝}鬱壘領萬鬼」(《崇文書局叢書》本は「*神茶鬱壘領萬鬼」、《摛藻堂四庫全書薈要》本は「*神荼鬱壘領萬鬼」)
𣠆𣗥17+木4=総画数21 U+23806 [未詳/]
◆未詳
𣘐木4+10=総画数14 U+23610 [キョク、コク/]
◆棘(いばら)、刺(とげ)のある木、同「棘」「【字彙補:辰集:木部:𣘐】俗棘字袁桷七觀不𣘐不茨」
𢣡𣘐14+心4=総画数18 U+228E1 [ホク、ボク/] 僰𠍷𠒧𤏡
◆古地名、四川省南部から雲南省北部(長江の南)一帯の地域、またそこに住む人、また民族
◆西漢代(前202年~8年)に現四川省宜賓市付近にあった県名、「僰道ホクドウ」「【說文解字注:人部:僰】犍爲蠻夷」「【廣韻:入聲:德第二十五:菔:僰】僰道縣在犍爲又丁壯皃亦醜也亦作𧟵…」 {四川省}
𧀃𣘐14+艸3=総画数17 U+27003 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:草部第八:𧀃】俗音{⿱艹𣗥}」「【字彙補:申集:艸部:𧀃】同蕀」
足部
木4+11=総画数15 U+69E7 [セン、ザン/]
◆文字を書くための木の板
◆書籍の版木(はんぎ)
◆木簡モッカン、文書や手紙
筆順
𧀵槧15+艸3=総画数18 U+27035 [セン/] 蔪𦾶
◆草や穀物の穂が伸び揃っているさま
◆草木を刈る
木4+11=総画数15 U+69F3 [ショウ、ソウ/] 桨㯍
◆舟を漕(こ)ぐ、漕いで舟を進める
◆舟を漕ぐカヌーcanoeのパドルpaddleのような先端(或いは両端)が篦(へら)状になった道具、通常船首に向かって座り、前から後ろに向かって水を搔(か)く、体の向きと同じ方向に船が進む、同「楫」、船尾に向かって座り後ろから前に向かって水を搔くものは「櫂」、船尾で立って漕ぐものは「櫓」「艪」
筆順
𥷃槳15+竹6=総画数21 U+25DC3 [ショウ、ソウ/] 𥶝
◆舟を漕ぐカヌーcanoeのパドルpaddleのような先端(或いは両端)が篦(へら)状になった道具、通常船首に向かって座り、前から後ろに向かって水を搔(か)く、体の向きと同じ方向に船が進む、同「槳」「楫」
木4+11=総画数15 U+6A02 [ラク、ガク/たの・しい、たの・しむ] 楽𣠋乐
◆音を奏(かな)でる、「音楽オンガク」
◆調和が取れて心地よい、心や体を煩(わずら)わせるものが何もなく安らかで快い、悦(よろこ)ばしい
筆順
樂15+口3=総画数18 U+569B [コク、カク/] 𪠸
◆食べ物の味が辛(から)い(辛すぎる)、また味が濃い(濃すぎる)、そのような食べ物
◆未詳、「大いに飲む」か「大きな音を立てて飲む」か?「【玉篇:卷五:口部第五十六:嚛】火沃切大啜…」「【龍龕手鑑:卷二:口部第七:嚛】…一曰大歠聲」
樂15+心3=総画数18 U+39A1 [ラク/]
◆楽しむ、楽しい、同「樂(楽)」
樂15+手3=総画数18 U+64FD [リャク、ラク/くすぐ・る] 攊㧰
◆打つ、ぴしゃりと叩(たた)く
◆[日]くすぐ・る、軽く触れて撫(な)でる、こそばゆい感じにさせる
筆順
𣀝樂15+攴4=総画数19 U+2301D [シャク/]
◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:藥第十八:𣀝】{⿰夾攴}𣀝不定皃」
樂15+木4=総画数19 U+6ADF [レキ、リャク/くぬぎ、いちい] 檪栎
◆コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などの団栗(どんぐり)の成るブナ科コナラ属の木の総称 {コナラ} {クヌギ}
◆「枹櫟ホウレキ」、コナラ(小楢)、ブナ科コナラ属の木 {コナラ}
◆「麻櫟マレキ」、クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木 {クヌギ}
◆「櫟陽レキヨウ」、秦代・漢代(前221年~220年)の古県名、現陝西省西安市 {陝西省}
◆[日]イチイ(櫟)、別名イチイガシ(一位樫)、ブナ科コナラ属の木 {イチイ}
筆順
樂15+水3=総画数18 U+6FFC [ハク、ラク/]
◆古国名、現山東省済南市歴城区付近にあった、同「㴖」「䨰」「【集韻:卷十:入聲下:鐸第十九:濼䨰㴖】陂澤或作䨰亦省濼古國名」 {山東省}
◆川名、山東省済南市を源とする川
◆テリハヤブソテツ(照葉藪蘇鉄)、オシダ科ヤブソテツ属のシダ植物「【爾雅:釋草】濼貫衆」 {テリハヤブソテツ}
樂15+火4=総画数19 U+720D [シャク/]
◆明々(あかあか)と光り輝(かがや)くさま、明々と燃え盛るさま、「灼爍シャクシャク」
◆火で焼かれように熱(あつ)いさま
◆金属などを熱(ネッ)して溶(と)かす、同「鑠」
筆順
𤢴樂15+犬3=総画数18 U+248B4 [シャク、レキ/]
◆犬が驚くさま、また怯(おび)えるさま、同「𤡯」
◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:錫第二十三:{⿰豸歴}{⿰犭歴}𤢴{⿰犭𠩵}】獸名」
樂15+玉4=総画数19 U+74C5 [レキ、リャク/]
◆「玓瓅テキレキ」、珠シュ(たま、真珠などの球状の宝石)のように白く輝くさま、同「的皪」「的㿨」
𤻲樂15+疒5=総画数20 U+24EF2 [リョウ、ラク/]
◆病(やまい)や傷を治(なお)す、癒(いや)す、同「療」
樂15+白5=総画数20 U+76AA [レキ、リャク/]
◆「的礫テキレキ」、白いさま、白く輝くさま、同「的㿨」「玓瓅」「【史記:卷一百十七:司馬相如列傳】…皓齒粲爛宜笑的礫(索隱郭璞曰鮮明貌也楚詞曰美人皓齒以姱又曰蛾眉笑以的皪音礫也)」「【玉篇:卷二十:白部第三百三:皪】來的切玓皪明珠也」「【廣韻:入聲:錫第二十三:靂:皪】的皪白狀」
𤾾樂18+白5=総画数23 U+24FBE [未詳/]
◆未詳「【廣川書跋:卷二:石鼓文】…𩵮(所加反今作鯊)其斿(今作游)𧽾𧽾(薛作散鄭作𨅖相闗反)帛(古文泊字下同泊)魚𤾾𤾾(音洛薛作鱳)其𦿘(鄭云{⿲艹次皿}亦作𦿘讀與俎豆之俎同)…」
樂15+石5=総画数20 U+792B [レキ、リャク/] 䃯𥕴砾
◆小石(こいし)、石塊(いしころ)
◆砕けて小さくなった石、「瓦礫ガレキ」
筆順
樂15+糸6=総画数21 U+7E85 [ヤク、レキ/] 𦇬
◆光沢のある艶やかな糸
𦘈樂15+耳6=総画数21 U+26608 [レン/] 聯聨䏈聮𦕱聫𦖹联
◆繋(つな)がって一続(ひとつづ)きになる、途切れずに繋がる、連(つら)なる、同「䏈」「連」
◆結び付く、繋がり合う
◆「𦘈句レンク」、複数人が一句ずつ作詩し、それを一つに纏(まと)めた漢詩
樂15+艸3=総画数18 U+85E5 [ヤク/くすり] 薬𣛙
◆病(やまい)や傷を治(なお)したり癒(いや)したりする効果のある物質
◆病や傷を治す、癒す
◆他に化学作用を及ぼす物質
◆「芍藥シャクヤク」、ボタン科ボタン属の草、根は生薬として利用される {シャクヤク}
◆簡「药」
筆順
𧔉樂15+虫6=総画数21 U+27509 [未詳/]
◆「蝭𧔉(音未詳)」、晩夏から初秋にかけて鳴く小形のセミ(蝉)、別名「寒蝉カンセン(かんぜみ)」「【大戴禮記:夏小正】寒蟬鳴蟬也者蝭𧔉也」
樂15+角7=総画数22 U+89FB [ロク/]
◆鋭く尖(とが)った獣の角(つの)
◆「觻得ロクトク」、漢代(前202年~220年)に置かれた古県名、現甘粛省張掖市西北付近 {甘粛省}
𧭥樂15+言7=総画数22 U+27B65 [ラク/]
◆「𧭥詤ラクコウ」、狂言キョウゲン、つじつまの合わない話、戯言(たわごと)
樂15+走7=総画数22 U+47CF [レキ、リャク/]
◆飛ぶように駆(か)ける、同「躒」
樂15+足7=総画数22 U+8E92 [レキ、リャク、ラク/]
◆跳(と)び越える、大きく跳んで前に進む
◆飛ぶように駆(か)ける、同「䟏」
◆「逴躒・踔躒タクラク」、抜きん出ているさま、群を抜いているさま、同「逴犖」「卓越タクエツ」「【文選(文選注):賦甲:西都賦】封畿之內厥土千里逴躒諸夏兼其所有(…逴躒猶超絕也…)」
樂15+車7=総画数22 U+8F62 [レキ、リャク/ひ・く]
◆車輪が人や物の上を踏み付けるように転がって行く、踏み潰(つぶ)す
◆踏み付けにする、踏み躙(にじ)る
筆順
樂15+酉7=総画数22 U+4915 [カク/]
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味
樂15+金8=総画数23 U+9460 [シャク/] 𨰤铄
◆金属などを熱して溶(と)かす
◆明るく輝(かがや)くさま、いきいきと輝くさま、美しいさま、同「𡤤」
筆順
𩟧樂15+食8=総画数23 U+297E7 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:食部第十八:𩟧】舊藏作鑠音式若反銷𩟧」
樂15+魚11=総画数26 U+9C73 [ラク/]
◆魚名、未詳「【說文解字:魚部:鱳】魚名出樂浪潘國」「【集韻:卷十:入聲下:錫第二十三:𩹺𩽏鱳】魚名博雅䰲也」
𪇱樂15+鳥11=総画数26 U+2A1F1 [ラク/]
◆タカ科のトビ(鳶)或いはタカ(鷹)の類、一説では体は黒く斑(まだら)紋があり頭は赤いという「【山海經:西山經】…有鳥焉一首而三身其狀如𪇱其名曰鴟(𪇱似雕黑文赤頸音洛…)」
木4+11=総画数15 U+6A0A [ハン、ボン/] 𤕩
◆木を組んだ垣根(かきね)や柵(さく)、同「棥」「藩」
◆囲い込む、取り囲む
◆鳥獣などが逃げ出さないように被(かぶ)せる籠(かご)
◆入り混じるさま、乱雑なさま、「樊然ハンゼン」
筆順
樊15+手4=総画数19 U+6500 [ハン、ヘン/よ・じる] 𠮖
◆引く、手前に引っ張る、引き寄せる、同「扳」「𢸅」「𡴂」「𠬜」
◆腹這い(はらばい)になって前に伸ばした手を手前に引き寄せる(手が支点となることから、結果体が前に進む)
◆縋(すが)る、体を摺(す)り寄せる
◆「攀附ハンプ」◇縋り付く、ものに体をしっかりと摺り寄せて掴(つか)まる◇立身出世のために地位や権力のある人に体を摺り寄せる(摺り寄せてねだる)こと「【宋史:卷二百六十八:列傳第二十七:張遜】…遜小心謹慎徒以攀附至貴顯…」
筆順
𢸅樊15+手3=総画数18 U+22E05 [ハン、ヘン/]
◆引く、手前に引っ張る、引き寄せる、同「攀」「扳」
樊15+石5=総画数20 U+792C [バン、ハン、ボン/] 𥖎矾
◆硫酸塩を含んだ結晶、一般には「明礬(ミョウバン)」と呼ばれる
◆「山礬サンバン」、クロバイ(黒灰)、ハイノキ科の木ハイノキ属の木、同「椗花テイカ」 {クロバイ}
筆順
樊15+虫6=総画数21 U+881C [ハン、ボン/]
◆バッタ(飛蝗)・イナゴ(蝗)などのバッタ目の昆虫の称、別名「蛗螽フシュウ」
𩧅樊15+馬10=総画数25 U+299C5 [ハン、ボン/]
◆「𩧅駤ハンチ」、馬が躊躇(ためら)ってなかなか前に進まないさま
木4+11=総画数15 U+6A0B [トウ、ツウ/とい、ひ]
◆木名、未詳、【正字通】は「蓪」と同義とする、また一説に「木通」の合字で「アケビ(木通、アケビ科アケビ属の蔓性の木)」とする「【正字通:辰集中:木部:樋】俗字舊註音通汎云木名誤與艸部通艸作蓪同」
◆とい、ひ、水を通すための筒(つつ)状また筒を半分に割ったような形状のもの「【安平縣雜記:(農)工業:製造】…車下用桶收汁、付出樋管、流落澄清桶…」
筆順
𥶥樋15+竹6=総画数21 U+25DA5 [未詳/]
◆未詳
𨯁樋15+金8=総画数23 U+28BC1 [/ひ] 𨫤
◆[日]鉱脈コウミャク「【漢字源:金部:𨯁】鉱脈」
◆[日]「高𨯁(たかひ)」、地名、山形県寒河江市大字幸生字高𨫤、同「高樋」
筆順
木4+11=総画数15 U+6A1E [シュ、ス、スウ/とぼそ、とまら、くるる]
◆開き戸(押したり引いたりして開閉する戸)を開閉する際に回転軸となる部分の、扉の上("∩"字状)下("∪"字状)の突起(「枢、とまら」という)とその突起を差し込む穴(「枢、とぼそ」という)、またそのような扉を開閉する仕掛け(「枢、くるる」という)、「戸樞コスウ」「樞軸スウジク」
◆物事を動かす(物事の動きの)中心となるところ、要(かなめ)となる部分、「樞要スウヨウ」「樞機スウキ」
筆順
樞15+艸3=総画数18 U+85F2 [オウ、ウ/]
◆ハリゲヤキ(針欅)、ニレ科ハリゲヤキ属の木、「藲荎オウチ」、同「刺榆シユ」 {ハリゲヤキ}
◆立ち枯れした木
木4+11=総画数15 U+6A2A [コウ、オウ/よこ]
◆(垂直に立つ柱に対して)水平に渡した木
◆(垂直に対して)水平の方向、(前後に対して)左右の方向、(南北に対して)東西の方向、上下・南北・前後の方向を「縦」
◆長く延(の)びているもの(線状のもの)の直角方向、「横断オウダン」
◆道筋から外(はず)れる、またはみ出る、道理から外れる
◆一面に広がる「【禮記注疏(禮記正義):卷五十一:孔子閒居】…以橫於天下…(《注》…横充也…)」
筆順
横15+水3=総画数18 U+3D87 [コウ、オウ/]
◆小さな渡し場、人や荷物を対岸に運ぶ船の発着する所
◆船で川を渡る
◆筏(いかだ)、同「𦪗」
木4+12=総画数16 U+3BE4 [リョク、リキ/]
◆木名、野生のナツメ(棗)の一種「【集韻:卷十:入聲下:職第二十四:㯤】木名野棗酸者江南山東曰㯤子」
𪎂㯤16+麥11=総画数27 U+2A382 [ライ/] 麳𪎌
◆コムギ(小麦)、イネ科の穀物、またムギ類の中で用途が限られたり品質が劣っているもの
木4+12=総画数16 U+3BE5 [未詳/]
◆未詳「【說文解字注:東部:㯥】二東(謂其形也)𣍘從此(謂𣍘以會意也)闕(謂義與音皆闕也鍇曰按說文舊本無音鉉亦不箸反語)」「【集韻:卷三:平聲:𩫞第六:㯥】日出明」「【呂氏家塾讀詩記:卷二十九:豐年一章七句】毛氏曰應小鞞也田大鼓也縣鼓周鼓也(孔氏曰釋樂云大鼓謂之田小者謂之應是應為小鼓也大射禮應鞞在建鼓東是為一器…鄭氏曰旧當作㯥㯥小鼓在大鼓旁應鞞之…㯥注云為大鼓先引故知田當為)」「【康熙字典:辰集中:木部:㯥】《字彙補》則刀切音遭《說文》一周天也今作遭贅」
𣍘㯥16+曰4=総画数20 U+23358 [ソウ、ゾウ/] 曹曺
◆裁判の原告と被告、「兩曹リョウソウ(原告と被告)」
◆役所の部署、また官職
◆輩(やから)、仲間、同じグループgroupに属する人の集まり、「我曹ガソウ(我等われら)」
◆周代(西周、前11世紀~前771年)から戦国時代(前5世紀~前221年)にかけての古国名、姬キ姓を名乗った周文王ブンオウの子振鐸シンタクが封じられた国名、振鐸の子孫はその国名に因(ちな)んで氏シ(うじ)名を「曹」とした、現山東省西南部といわれる
𨣹㯥16+酉7=総画数23 U+288F9 [ソウ/かす] 醩𨤇𨠷𨤈
◆酒などを搾(しぼ)った後に残る粕(かす)、酒粕(さけかす)、同「糟」
◆酒粕の漬物、同「糟」
◆透明な酒、白酒ハイシュウ・ハクシュ・パイチュウ、黍酒ショシュ、キビ(黍)やモロコシ(唐黍・蜀黍)などから作った酒、同「䤇(醙)」「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:䤇𨤇】白酒也一曰黍酒古作𨤇」
木4+12=総画数16 U+69E9 [カイ、ガイ/おおむ・ね] 㮣槪概
◆斗掻(とかき)、枡掻(ますかき、升掻)、穀物を入れた枡(ます)から盛り上がった部分を削(けず)り落して平らにする(枡の高さと同じにする)棒、同「𣏙」
◆おおむ・ね、全体を均(なら)してみると、凡(おおよ)そ
◆あらまし、大略タイリャク、大率(タイソツ)、「梗槩コウガイ」
◆(全体の)様子、有様(ありさま)
𢷽槩16+手3=総画数19 U+22DFD [カイ、キ、ケ/] 摡𢪑
◆洗う、汚れを洗い流す
◆汚れを拭(ふ)き取る、汚れを落とす
木4+12=総画数16 U+6A35 [ショウ、ジョウ/きこり] 𣛑藮櫵𣟶𦿕𧄡
◆薪(たきぎ)
◆薪にする細い木や枝を切ったり落ちているものを拾い集めたりする人、柴刈りをする人
◆門に設けた物見櫓、同「譙」
筆順
樵16+艸3=総画数19 U+85EE [ショウ、ジョウ/きこり] 樵𣛑櫵𣟶𦿕𧄡
◆薪(たきぎ)
◆薪にする細い木や枝を切ったり落ちているものを拾い集めたりする人、柴刈りをする人
◆門に設けた物見櫓、同「譙」
木4+12=総画数16 U+6A46 [ブ、ム/]
◆たくさんの木が生い茂るさま、同「蕪」
筆順
𢋰橆16+广3=総画数19 U+222F0 [ブ、ム/] 廡𢋑𢌋庑𢇜
◆本堂(幾つかの建物群の中で最も重要な建物で北側に建ち南側には広い庭などがある)から伸び前庭を囲むように走る回廊
◆回廊に沿って建てられた建物、外部からの侵入などを防ぐための壁の役割を担う建物で一般的には道路に面した側には窓がない
◆ものを覆うほどに伸び放題の雑草、同「蕪」
𢸮橆16+手3=総画数19 U+22E2E [フ、ブ/な・でる] 撫抚𢻬𢻲
◆手を滑らすようにして軽く摩(さす)る
◆摩るようにして愛(いと)おしむ、「愛撫アイブ」
◆摩るようにして優しく労(いた)わる、「慰撫イブ」
◆物の上に手を置く、手で軽く押える
◆軽くぽんぽんと叩(たた)く、同「拊」
◆手本をなぞって書く・描く、手本とするものに倣(なら)って書く・描く、同「摸」
木4+12=総画数16 U+6A4B [キョウ、ギョウ/はし] 𣘺槗桥
◆川や谷などの深く"UV"字状になっている上を横切るように板・棒・綱などを架け人が渡れるようにしたもの
◆高いところに横に掛け渡した棒、またそのような形のもの
◆高いさま、同「喬」
◆人などを乗せる台や箱などの下に二本の棒を渡し担(かつ)ぎ上げて運ぶ乗り物、輿(こし)、同「轎」
筆順
𡳯橋16+尸3=総画数19 U+21CEF [キャク、カク/] 屩屫
◆草履(ぞうり)やサンダルsandal状の藁(わら)製の履物(はきもの)、木製は「屐」
木4+12=総画数16 U+6A50 [タク/] 槖𢅍𢄿
◆筒(つつ)状で両端共に開いている袋、中に物を入れて両端を縛(しば)る袋、同「㯻」、開け口が一つの袋を「囊ノウ(ふくろ)」
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置
◆「橐駝タクダ」、ラクダ(駱駝)、ラクダ科の哺乳類
𢸨橐16+手3=総画数19 U+22E28 [タク/ひら・く] 拓𢷌𢫳
◆切り開く、押し広げる、広げる
◆凹凸があるものに紙を当て上からたんぽ(綿などを丸め棒の先に取り付け墨を含ませたもの)で叩きながら文字や絵柄を写し取る、石摺(いしずり)、同「搨」
𣟄橐16+木4=総画数20 U+237C4 [タク/] 𣝔
◆夜警や見張りなどの際に打ち鳴らす拍子木(ひょうしぎ)、同「柝」
𧔬橐16+虫6=総画数22 U+2752C [ト、ツ/] 𧓜𧑠
◆キクイムシ(木食い虫)、キクイムシ科の虫、同「蠹」「螙」
𩟰橐16+食8=総画数24 U+297F0 [タク/] 飥饦
◆「餺𩟰ハクタク」◇小麦粉などに水を加えて捏(こ)ねて平たく延ばしたもの、またそれを細く切った平打ち饂飩(うどん)の類◇[日]ほうとう(餺飥)、うどんに野菜などを加えて煮る郷土料理
𩧐橐16+馬10=総画数26 U+299D0 [タク/]
◆「𩧐駝タクダ」、同「馲駝」、ラクダ(駱駝)、ラクダ科の哺乳類
木4+12=総画数16 U+6A51 [リョウ/]
◆垂木(たるき)、棟から軒に渡し建物や車の屋根を支える木材
橑16+艸3=総画数19 U+4569 [ロウ/]
◆干したウメ(梅)の実
木4+12=総画数16 U+6A64 [ズイ、ヌイ/]
◆蕊(しべ)、植物の生殖器官、雄蕊ユウズイ(おしべ)と雌蕊シズイ(めしべ)の総称、同「蕊」「蘂」「惢」 {蕊}
◆花(の付いた枝や茎)が垂れ下がるさま、同「繠」
𡾚橤16+山3=総画数19 U+21F9A [ルイ、ライ/] 𡼊𡽭
◆山が幾重にも重なり連なっているさま、同「𡻭」
橤16+艸3=総画数19 U+8602 [ズイ、ヌイ/しべ]
◆蕊(しべ)、植物の生殖器官、雄蕊ユウズイ(おしべ)と雌蕊シズイ(めしべ)の総称、同「蕊」「惢」「橤」「𧄜」 {蕊}
筆順
木4+13=総画数17 U+6A82 [ドウ、ノウ/]
◆木名、未詳
檂17+木4=総画数21 U+6B01 [ドウ、ノウ、ノ/] 農䢉𨑋辳𨑇𣊤𦦥𦦤𣎭𢖢𦱯农
◆田畑を耕し、作物の種を播(ま)き育て収穫する、またその仕事、またそれ従事する人、「農業ノウギョウ」「農夫ノウフ」
木4+13=総画数17 U+6A97 [ハク、ヒャク/] 檘蘗
◆「黄檗コウハク」、キハダ(黄檗)、ミカン科キハダ属の木 {キハダ}
筆順
𢹐檗17+手3=総画数20 U+22E50 [ハク、ヒャク/]
◆(左右に引っ張って)裂(さ)く、引き裂く、張り裂ける、同「擘」
檗17+艸3=総画数20 U+8617 [ハク、ヒャク/] 檗檘
◆「黄蘗コウハク」、キハダ(黄檗)、ミカン科キハダ属の木 {キハダ}
筆順
𣝣木4+14=総画数18 U+23763 [シャク、サク/] 爵𩰥𤔴𩰨𩰣𣡫𩰦𩰧𡭌𢋺𥥼𥧀𠕢𠙘𡬠
◆二本の柱と注(そそ)ぎ口が付いた三本足の祭礼用酒器 {食器(酒器 爵・鈁)}
◆「公・侯・伯・子・男」の五階級からなる貴族の位階
◆雀(すずめ)
𥤏𣝣18+禾5=総画数23 U+2590F [サク/]
◆早く熟する穀物、早く収穫できる穀物の品種、早稲(わせ)、同「穛」
◆粘り気が少ない品種のキビ(黍)
木4+15=総画数19 U+3C06 [ハイ、バイ/] 𣡖𣠻
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置、同「韛」
𣠻㰆19+木4=総画数23 U+2383B [ハイ、バイ/] 𣡖㰆
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置、同「韛」
木4+15=総画数19 U+6AD0 [ルイ/] 蘽𦶖𣡺
◆蔓(つる)性の植物、同「虆」「虆」「藟」
筆順
櫐19+艸3=総画数22 U+863D [ルイ/] 櫐𦶖𣡺
◆蔓(つる)性の植物、同「虆」「虆」「藟」
鹿部
𣞤木4+15=総画数19 U+237A4 [ブ、ム/]
◆たくさんの木が生い茂るさま、同「橆」「【說文解字注:亾部:𣞤】豐也(釋詁曰蕪茂豐也釋文云蕪古本作{⿱大𣚨})…𣞤與庶同意(…按此蕃𣞤字也𣜩變為無遂借為有𣠮字而蕃無乃借廡或借蕪為之矣)」
𦣌𣞤19+月(肉)4=総画数23 U+268CC [未詳/]
◆未詳
𤅅𣞤19+水3=総画数22 U+24145 [ブ、ム/] 潕𣲘㵲
◆「𤅅水ブスイ」、川名、河南省南陽市方城県を源とし東流して汝水ジョスイ(同省洛陽市嵩県付近を源とする川)に注ぐ {河南省}
◆「𤅅溪ブケイ」、現湖北省・湖南省・貴州省・四川省の省境一帯に住んでいた少数民族の名「【後漢書:卷五十四:列傳第十四】…武威將軍劉尚擊武陵五溪蠻夷(酈元注水經云武陵有五溪謂雄溪樠溪酉溪潕溪辰溪悉是蠻夷所居故謂五溪蠻…)」
𦨅𣞤19+舛6=総画数25 U+26A05 [ブ、ム/まい、ま・う]
◆手足や体を動かし踊(おど)り喜怒哀楽(キドアイラク)を表現する、同「儛」「𦐀」
◆(舞うように)飛ぶ、(舞うように)揺(ゆ)らす
◆弄(いじ)くって変えてしまう
木4+16=総画数20 U+6AEC [シン/]
◆遺体を納(おさ)める棺カン(ひつぎ)、この棺を納める外箱を「椁・槨カク」という
◆アオギリ(青桐・梧桐)、アオギリ科の木 {アオギリ}
◆ムクゲ(木槿)、アオイ科フヨウ属の木、同「椴」「藽」「蕣」「葮」 {ムクゲ}
筆順
𧅜櫬17+艸3=総画数20 U+2715C [シン/]
◆ムクゲ(木槿)、アオイ科フヨウ属の木、同「櫬」「椴」「蕣」「葮」 {ムクゲ}
木4+17=総画数21 U+6B0A [ケン、ゴン/] 権权
◆秤(はかり)、また秤に使う分銅フンドウ(重さの基準となる金属の塊)
◆重さを量(はか)る、状況を量りそれに応じて釣り合いを取る
◆釣り合いを左右することができる重み、また力、また立場
◆物事を左右できる力や立場を利用して支配・指揮する
◆仮の、一時的な、一時しのぎに、その場限りに、苟且コウショ
筆順
𪈻權22+鳥11=総画数33 U+2A23B [ケン、ゴン/]
◆「𪈻鵒ケンヨク」、同「鴝鵒クヨク」、ハッカチョウ(八哥鳥)、ムクドリ科ハッカチョウ属の鳥
木4+19=総画数23 U+6B12 [ラン/] 栾𣡵
◆モクゲンジ、ムクロジ科モクゲンジ属の木 {モクゲンジ}
◆柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える役目をする"U"字形の木材、日本では「肘木(ひじき)」とも呼ばれる、同「栱」、方形の木材は「櫨」 {建物}
◆双生児、同「孿」
筆順
𣡵欒23+木4=総画数27 U+23875 [ラン/] 欒栾
◆モクゲンジ、ムクロジ科モクゲンジ属の木 {モクゲンジ}
◆柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える役目をする"U"字形の木材、日本では「肘木(ひじき)」とも呼ばれる、同「栱」、方形の木材は「櫨」 {建物}
◆双生児、同「孿」
欒23+水3=総画数26 U+7064 [ラン/]
◆「灤河ランガ」、川名、河北省北部を源(みなもと)とし南流して渤海ボッカイに注(そそ)ぐ {河北省}
◆「灤州ランシュウ」、州名、現市名、河北省唐山市灤州市
筆順
欒23+艸3=総画数26 U+864A [ラン、レン/] 䖂𧄶
◆ジュンサイ(蓴菜)、スイレン科ジュンサイ属の水草、同「茆」「𦽏葵フキ」 {ジュンサイ}
𣡈木4+19=総画数23 U+23848 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣡈】音未詳東方朔罵鬼書有𣡈𣪣之名字書無𣡈字」
𧅾𣡈22+艸3=総画数25 U+2717E [ボン、モン/] 虋𧄸
◆粱リョウ(アワ粟の実から殻を取り除いた小さな粒)の一種で、苗が赤い(或いは実が赤い)もの、同「穈」「𥡹」「【爾雅注疏:卷八:釋草】虋赤苗(《註》今赤粱粟)」
◆「麥𧅾冬・麦門冬バクモンドウ」、ジャノヒゲ(蛇の鬚)などのユリ科の草の根を乾燥させた生薬の名
𣡍木4+20=総画数24 U+2384D [キョク、コク/とげ、いばら]
◆サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、枝には棘(とげ)がある {サネブトナツメ}
◆刺(とげ)、先端が細く尖(とが)った形のもの
◆いばら、刺のある木、同「𣘐」「𣗥」
◆突き刺(さ)す、突き刺さる
◆突き刺さったように痛む、また苦しむ
◆戟ゲキ(ほこ)、長い柄の先に矛(ほこ、両刃の剣)と戈(ほこ、"「"字形をした刃物)を付けた武器、同「戟(㦸)」「【春秋左傳正義:卷一:隱公十一年】子都拔棘以逐之(《注》…棘㦸也…)」 {武器(刀剣槍)}
◆家臣の階位・職位、宮廷の前庭に整列する際に、その並ぶ位置に棘(いばら)が植えられたことから、「九棘キュウキョク」「【周禮注疏:秋官司寇】朝士掌建邦外朝之灋左九棘孤卿大夫位焉群士在其後右九棘公侯伯子男位焉」
𩎎𣡍24+革9=総画数33 U+2938E [カク/]
◆頭絡(トウラク、馬などの家畜の頭部に着ける革紐製の用具)と銜(はみ、口に咥えさせる棒状の金具とその両端に取り付けた環状の金具)とそれらを固定するための金具や紐の総称、同「轡」「勒」、またそこに繋ぐ手綱
木4+21=総画数25 U+6B1D [ウツ、ウチ/] 鬱𣡸欎𣡡𦉠𦉚
◆木が辺りを塞(ふさ)ぐように生い茂るさま、同「鬰」「䖇」
◆樹木の香りが辺りに立ち籠(こ)める、籠(こ)もる、周りを塞がれて行き所がなくなる、「欝陶ウットウ」、同簡「郁」
◆「欝鬯ウッチョウ」「欝金香ウコンコウ」、チューリップtulip、ユリ科チューリップ属の草 {チューリップ}
筆順
𤓭欝25+火4=総画数29 U+244ED [ウツ/]
◆煙が立ち昇るさま、煙が立ち籠(こ)めるさま、「炪爩チュツウツ」
鬯部


[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

「漢字林(非部首部別) 木部] [部首索引]

総合目次のページ 辞典や用語集です 当サイトの全ページを一覧でご覧いただけます すべてのページの更新履歴です