総合目次のページ 辞典や用語集です 当サイトの全ページを一覧でご覧いただけます すべてのページの更新履歴です
[辞典・用語][漢字林][心部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 心部] [部首索引]


心4+0=総画数4 U+38FA [/]
◆したごころ、部首名、「心」が漢字の下にあって左右から囲まれる時(忝恭など)の字形
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+0=総画数4 U+5FC3 [シン/こころ]
◆血液を循環させる働きをする臓器で五臓(心シン・肝カン・脾ヒ・肺ハイ・腎ジン)の一つ {人体(内臓)}
◆ものの真(ま)ん中、真ん中(中心)にあるもの、ものの重要な部分、ものの本質
◆考えや思い、魂(たましい)、精神セイシンシ
◆二十八宿東方青龍セイリュウの一つ {二十八宿}
◆こころ、部首名 {筆順(心)}
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+0=総画数3 U+5FC4 [/]
◆りっしんべん、部首名、「心」が偏ヘン(漢字の左部)にあるときの字形
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+1=総画数5 U+5FC5 [ヒツ、ヒチ/かなら・ず]
◆かなら・ず、確実に~、間違いなく~、きっと~ {筆順(必)}
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+1=総画数4 U+5FC6 [ヨク、オク/おも・う、おぼ・える]
◆おも・う、ざまざまなことに思いを馳(は)せる
◆おぼ・える、忘れずに覚えている、心に留め忘れない
𠔂八部
𢖪心3+1=総画数4 U+225AA [エイ/] 𢘽怈𢖯
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢘽】正餘制反明也一曰習也」
心4+2=総画数6 U+38FB [ガイ/]
◆懲(こ)らしめる、処罰する
心3+2=総画数5 U+5FC7 [ロク/]
◆十人分に相当する功績、優れた働き
◆思う
心4+2=総画数6 U+5FC8 [ジン、ニン、ニ/ひと] 仁忎
◆人を思い遣(や)る、また愛する、またその心持ち
◆人、特に思い遣りの心のある人
◆果実の核カク(果実の殻に覆われた種の中身、中心にあるもの)「【字彙:子集:人部:仁】…子曰心譬如穀種生之性便是仁…果核中實曰仁…」
心3+2=総画数5 U+5FC9 [トウ/]
◆憂(うれ)えるさま、あれこれと思い悩むさま、「忉忉トウトウ」
◆「忉利天トウリテン」、須彌山シュミセン(仏教で世界の中心に聳え立つ高山で、中央に帝釈天タイシャクテン、中腹に四天王が住むという)の山頂にあるとされる天城,別名を「三十三天」
心3+2=総画数5 U+5FCA [テイ、ジョウ/]
◆「忊𢣙テイエイ」、不満なさま、残念なさま
𠇍人部
𠓣入部
𢖬心3+2=総画数5 U+225AC [ヒ/]
◆劣(おと)る
𢖭心3+2=総画数5 U+225AD [エン、オン/うら・む] 怨㤪𢛪𠈢𢘔𢘈𢘖𠨝
◆恨(うら)む、(思いが満たされずに)とても残念に思う、強く不満に思う、とても腹立たしい、同「恨」
◆恨み、受け入れがたいこと、「仇怨キュウエン」「怨仇エンキュウ」
𢖯心3+2=総画数5 U+225AF [エイ/] 𢘽怈𢖪
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢘽】正餘制反明也一曰習也」
心4+3=総画数7 U+38FC [ジン、ニン/しの・ぶ]
◆耐(た)える、厳しさや辛(つら)さに耐える、粘り強く持ち堪(こた)える
◆「残忍ザンニン」、人に苦痛を与えても平気なさま
◆[日]しの・ぶ、人目を避ける
心4+3=総画数7 U+38FD [ショ、ジョ/]
◆相手の心中(気持ち)を思い遣(や)る、またその心持ち、またその心を持って人に接する
◆寛大な心で罪を許す、「宥恕ユウジョ」
心3+3=総画数6 U+38FF [チョウ/]
◆憂(うれ)える、心を痛(いた)める、同「𢗇」
◆垂(た)れる、垂れ下がる「【隋書:卷二十一:志第十六:天文下】…㣿雲如繩…」「【廣韻:上聲:篠第二十九:鳥:㣿】垂心」
心4+3=総画数7 U+3900 [ボウ、モウ/わす・れる]
◆知っていたこと・覚えていたこと・為すべきことを思い出せない、失念する
口部
子部
心3+3=総画数6 U+5FCB [カイ/]
◆頼(たよ)りにする、頼みにする
心4+3=総画数7 U+5FCC [キ、ゴ/い・まわしい、い・む、いみ]
◆憎(にく)む、嫌(きら)う
◆嫌って避ける、憚(はばか)る、「忌諱キキ」、同「誋」「𢭄」
◆「忌日キジツ」、親の命日、行動や言葉を慎(つつし)む日
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+3=総画数7 U+5FCD [ジン、ニン/しの・ぶ]
◆耐(た)える、厳しさや辛(つら)さに耐える、粘り強く持ち堪(こた)える
◆「残忍ザンニン」、人に苦痛を与えても平気なさま
◆[日]しの・ぶ、人目を避ける
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+3=総画数7 U+5FCE [ジン、ニン、ニ/ひと] 仁忈
◆人を思い遣(や)る、また愛する、またその心持ち
◆人、特に思い遣りの心のある人
◆果実の核カク(果実の殻に覆われた種の中身、中心にあるもの)「【字彙:子集:人部:仁】…子曰心譬如穀種生之性便是仁…果核中實曰仁…」
心3+3=総画数6 U+5FCF [サン、セン、ザン/] 懺懴
◆犯した過ちを悔(く)いる、また悔いて告白する、「懺悔ザンゲ」
心4+3=総画数7 U+5FD0 [タン/]
◆「忐忑タントク」、心が安(やす)まらないさま、不安なさま、びくびく(はらはら)するさま、同「憳」
心4+3=総画数7 U+5FD1 [トク/]
◆「忐忑タントク」、心が安(やす)まらないさま、不安なさま、びくびく(はらはら)するさま、同「憳」
心4+3=総画数7 U+5FD2 [トク/] 𢖼
◆違(たが)う、違(ちが)う、同「差」
漢字林(非部首部別)
心3+3=総画数6 U+5FD3 [カン/]
◆犯(おか)す、上の意向に触(ふ)れる、同「干」
◆掻(か)き乱(みだ)す
心3+3=総画数6 U+5FD4 [キツ、コチ/]
◆(もうこれ以上は)欲(ほ)しくない、要(い)らない、同「忾」
◆「きゃきゃ」というような(笑い喜ぶ)声、同「忾」
心3+3=総画数6 U+5FD5 [セイ、ゼ、タイ/]
◆驕(おご)る、奢(おご)る、分限ブンゲン(身分や立場の限界)を弁(わきま)えずにそれを超える、同「忲」
心3+3=総画数6 U+5FD6 [ソン/]
◆相手の心中(思いや考え、またその深浅・軽重などの度合)を推(お)し測る(量る)、「忖度ソンタク」
筆順
心4+3=総画数7 U+5FD7 [シ/こころざし、こころざ・す] 𢖽𢗍
◆心が指し示す方向、遂(と)げようとする思いや考え
◆思いや考えを成し遂げようとする
◆記(しる)す、書き留(と)める、またその記録、同繁「誌」
◆[日]こころざし、相手(特に死者)に贈る気持
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+3=総画数7 U+5FD8 [ボウ、モウ/わす・れる]
◆知っていたこと・覚えていたこと・為すべきことを思い出せない、失念する
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+3=総画数6 U+5FD9 [ボウ、モウ/せわ・しい、いそが・しい]
◆あれこれとすべきことが多い、すべきことが多くゆとりがない、同「慌」「恾」
◆「急忙キュウボウ・ジィマン」、慌(あわただ)しいさま、他のことは差し置いて急ぐさま
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+3=総画数6 U+5FDA [ケイ、ケ、リョ/]
◆「㦒忚リケイ」、人を惑(まど)わし騙(だま)そうとするような話「【方言:卷十】譠謾㦒忚欺謾之語也」
◆「忚忚リョリョ」、未詳「【集韻:卷之六:上聲下:馬第三十五:忚】忚忚心不欲」
心3+3=総画数6 U+5FDB [ハン、ボン/]
◆帆(ほ)、風を受けて舟を進めるために張る布、訛「帆」
心4+3=総画数7 U+5FDC [ヨウ、オウ/こた・える] 應𤻮𧭭应
◆他からの問い掛けや働き掛けに対して自(みずか)らの意思を行為・態度で示す、言葉で返すのは「譍」
◆受け入れる、他からの(自らからの)求めを受け入れ自らが(他が)行為・態度で示す
◆当然~すべき、当然~であろう
◆「応鐘オウショウ」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ、「黃鐘コウショウ」よりも11律(11音)高い音階 {音楽(十二律1)}
筆順
𢖲心3+3=総画数6 U+225B2 [タク、ダク、タ、チャ/]
◆相手の心中(思いや考え、またその深浅・軽重などの度合)を推(お)し測る(量る)同「忖」「【集韻:卷十:入聲下:鐸第十九:㤞𢖲𢜬】忖也一曰企也」
◆願いや思いが叶(かな)わず気力を失う、同「侘」
◆「𢖲憏タテイ」、気落ちして進退が定まらない(どうしてよいか分からない)さま、同「侘傺」「【集韻:卷三:平聲:麻第九:㤞】㤞憏未定也」
𢖴心4+3=総画数7 U+225B4 [ギツ、ゴチ/]
◆無知なさま、愚かなさま、同「癡」
𢖶心4+3=総画数7 U+225B6 [キョウ、ク/おそ・れる、おそ・れ、おそ・らく、こわ・い] 恐𢙷𢝭𢟃𢙢㤟𢘠𢟈
◆おそ・れる、危害や不幸が及ぶかもしれないとびくびくする、また心配する、また不安になる
◆おそ・らく、おそ・れ、多分、~となるかもしれない、好ましくない状態になる可能性がある
𢖸心3+3=総画数6 U+225B8 [キュウ、ク/] 𢞏𢛙
◆憂える、思い悩む
𢖹心3+3=総画数6 U+225B9 [ショウ/]
◆心細いさま、心配で心穏やかでないさま
◆物淋(ものさび)しいさま
◆消え入りそうな声や音、声や音が小さく微かで静かなさま、「悄悄ショウショウ」
𢖻心4+3=総画数7 U+225BB [アイ/] 𢙴
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:代第十九:𢙴𢖻】說文行皃古省」「【正字通:卯集下:心部:𢙴】鳥蓋切音愛仿佛行貌正譌从夂㤅…」
𢖼心4+3=総画数7 U+225BC [トク/]
◆違(たが)う、違(ちが)う、同「差」
𢖽心4+3=総画数7 U+225BD [シ/こころざし、こころざ・す] 志𢗍
◆心が指し示す方向、遂(と)げようとする思いや考え
◆思いや考えを成し遂げようとする
◆記(しる)す、書き留(と)める、またその記録、同「誌」
𢖿心4+3=総画数7 U+225BF [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𢖿】照四切音志出海篇」
𢗀心4+3=総画数7 U+225C0 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𢗀】松金切音心義闕」「【漢語大字典:心部:𢗀】同"心"」
漢字林(非部首部別)
𢗁心4+3=総画数7 U+225C1 [デン、ネン/おも・う] 念𫝹
◆常に心に留めて思い考える、心の中に留まり去らない思いや考え
◆口をほとんど閉じた状態で低い声を長く伸ばして読む
◆二十、「廿」の大写字(「二」は「貳」、「三」は「參」のような大文字のこと) {数字}
𢗅心3+3=総画数6 U+225C5 [未詳/]
◆未詳「【玉樓春:第十五回:獅吼時炎京歷盡 鹿鳴日棣韡聠芳】…寅年弟來之安拜高同年𢗅進士…」
𢗇心3+3=総画数6 U+225C7 [シャク/]
◆憂(うれ)える、心を痛(いた)める、同「㣿」
心4+4=総画数8 U+3901 [テン/かたじけな・い]
◆辱(はずかし)める
◆(謙遜して)光栄なことだが自分には分不相応である、自分にはもったいない
◆(謙遜して)小身の自分には過分なことで大変有難い
心4+4=総画数8 U+3902 [キュウ、コウ/いそ・ぐ、せ・く] 急忣
◆ゆとりがないさま、余裕がないさま、ゆったりとしていないさま
◆せ・く、気持ちにゆとりがない、忙(せわ)しい
◆いそ・ぐ、間マを置かずに動く、早く動く、せかせかと動く
◆あっという間に~
◆(困難や危険などが)間近に迫(せま)る、差し迫る
心3+4=総画数7 U+3903 [ホウ、ボウ/]
◆嫌(きら)う、嫌って避ける
心3+4=総画数7 U+3904 [ハイ/] 𢘨
◆恨(うら)めしく腹立たしい、不快な
注解:旁は「一巾」の「市(U+U+5DFF、4画)」で「亠巾」の「市(U+5E02、5画)」の「𢘥」とは別字
心4+4=総画数8 U+3905 [アイ、オ/め・でる、いと・しい、いと・おしむ、まな] 愛爱𤔠𢜤𢛭
◆相手に心を寄せる、慕(した)う、またその気持
◆心から慈(いつく)しむ、優しく大切に可愛がる
◆心から好む、気に入る、気に入って手放せない
心3+4=総画数7 U+3906 [ハン、ホン/]
◆悪心オシン、気分が悪くなる、吐(は)きそうになる「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤆】芳萬切惡心也急性也」
◆急キュウに
心3+4=総画数7 U+3907 [オウ/]
◆心の奥深くに傷を懐(いだ)く、同「懊」
◆未詳「【字彙:卯集:心部:㤇】㤇怔之貌」
心3+4=総画数7 U+3909 [ガ、ゲ/] 𢗬
◆不安や恐れでびくびくする、懼(おそ)れる「【字彙:卯集:心部:㤉】恐懼也」
◆「㤍㤉コウガ」、本心を伏せて明らかにしないさま「【字彙:卯集:心部:㤉】㤉伏態也」「【類篇:卷三十:心部:㤍】丘交切㤍㤉伏態又口教切僞也」「【漢語大字典:心部:㤉】感情不外露」
心3+4=総画数7 U+390B [フン/]
◆「㤋然フンゼン」、入り乱れているさま、混乱しているさま、同「紛」「【列子:黃帝】㤋然而封戎(向秀曰眞不敵也戎或作哉)壹以是終」
漢字林(非部首部別)
心4+4=総画数8 U+3919 [オン/]
◆心からの情愛や配慮、恵(めぐ)み、慈(いつく)しみ
心4+4=総画数8 U+5FDD [テン/かたじけな・い]
◆辱(はずかし)める
◆(謙遜して)光栄なことだが自分には分不相応である、自分にはもったいない
◆(謙遜して)小身の自分には過分なことで大変有難い
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+4=総画数8 U+5FDE [ビン、ミン、ブン、モン/]
◆一心に勉(つと)める、励(はげ)む
◆「忞忞ビンビン・モンモン」、意味がよく理解できないさま「【揚子法言:問神:卷第五】彌綸天下之事記久明遠著古昔之㖧㖧傳千里之忞忞者莫如書(㖧㖧目所不見忞忞心所不了)」
心3+4=総画数7 U+5FDF [ビン、ミン、ブン、モン/]
◆一心に勉(つと)める、励(はげ)む
◆「忟忟ビンビン・モンモン」、意味がよく理解できないさま「【揚子法言:問神:卷第五】彌綸天下之事記久明遠著古昔之㖧㖧傳千里之忞忞者莫如書(㖧㖧目所不見忞忞心所不了)」
心4+4=総画数8 U+5FE0 [チュウ/]
◆心からの誠意(セイイ)、私心シシンがなく偽(いつ)りのない気持ちや態度
◆(主君に対し)私心を捨て一途(イチズ)に誠(まこと)を尽くす
◆[日]律令制で弾正台(ダンジョウダイ、京内の非違や官人の綱紀粛正を司る役所)の官位(尹・弼・忠・疏)の第三位
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+4=総画数7 U+5FE1 [チュウ/]
◆憂(うれ)える、あれこれと思いが巡(めぐ)り悩む、「忡忡チュウチュウ」、同「𢥞」「㤏」「【楚辭章句:卷二:雲中君】…極勞心兮𢥞𢥞(𢥞𢥞憂心貌…)…」
◆「怔忡セイチュウ」、動悸ドウキ、恐怖・不安・緊張・興奮・病気などによって拍動ハクドウ(心臓の脈動運動)が乱れる(速くなる、大きくなる、不規則になるなど)こと、胸がどきどきすること
漢字林(非部首部別)
心4+4=総画数8 U+5FE2 [ゴ、グ/さと・る] 悟𢛤𠵥𠼘𥄪𢤓𦤜
◆眠りから醒(さ)める
◆それまで見えなかったものが見えるようになる、迷いから覚(さ)める、ぼんやりしていた物事をはっきりと理解する(できる)ようになる
心3+4=総画数7 U+5FE3 [キュウ、コウ/いそ・ぐ、せ・く] 急㤂
◆ゆとりがないさま、余裕がないさま、ゆったりとしていないさま
◆せ・く、気持ちにゆとりがない、忙(せわ)しい
◆いそ・ぐ、間マを置かずに動く、早く動く、せかせかと動く
◆あっという間に~
◆(困難や危険などが)間近に迫(せま)る、差し迫る
心3+4=総画数7 U+5FE4 [ゴ、グ/]
◆逆ギャクの方を向く、向かうべき方に向かない、「忤視ゴシ(直視しない、まっすぐその方を見ないさま)」、同「迕」「逜」「啎」
◆「忤逆ゴギャク」、同「迕逆」「逜逆」◇従(したが)わないさま◇進むべき方に向かって進まないさま、背(そむ)く
筆順
心4+4=総画数8 U+5FE5 [キ/]
◆愚かなさま
◆休息する
◆「忥忥キキ」、喜ぶさま
漢字林(非部首部別)
心3+4=総画数7 U+5FE6 [カツ、ケチ/]
◆懼(おそ)れる、憂(うれ)える、不安や恐れでびくびくする
◆恨(うら)む、恨めしい「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:忦{⿰亻■}】古黠反恨也又憂也又音介亦懼也」
心3+4=総画数7 U+5FE7 [ユウ、ウ/] 㤑𪫦
◆憂(うれ)える、あれこれと思いが巡(めぐ)り心が揺れ動く、同繁「憂」
心3+4=総画数7 U+5FE8 [ガン/]
◆飽(あ)くまで手放さない、何時(いつ)までも手放さない、同「玩」「翫」
心4+4=総画数8 U+5FE9 [ソウ、ス/] 怱悤
◆慌ただしい、慌てる、気が急(せ)く、忙(せわ)しい、同「匆」
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+4=総画数7 U+5FEA [ショウ、シュ/] 𢪌
◆怯(おび)える、びくびくする、おどおどする
◆驚く、驚いて動揺する
心3+4=総画数7 U+5FEB [カイ、ケ/こころよ・い] 𢘦
◆こころよ・い、心がすっきりする、心地がよい、気持ちがよい、「爽快ソウカイ」
◆すっきりとするさま、さっぱりとしたさま、すっぱりとしたさま
◆動きが速い
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+4=総画数7 U+5FEC [ヨ、ショ/]
◆(押さえ付けようとするものがなく)ゆったりしたさま、のびのびとしたさま、同「舒」「紓」
◆ぐずぐずするさま
心3+4=総画数7 U+5FED [ヘン、ベン/]
◆喜び楽しむさま
心3+4=総画数7 U+5FEE [シ/]
◆妬(ねた)む
◆背く
◆人の言うことを聞き入れない
筆順
心3+4=総画数7 U+5FEF [キ、ギ/]
◆敬い愛する
◆頼りにする、頼みにする、同「恃」
◆「忯㥴キイ」、心配事や悩み事がないさま
心3+4=総画数7 U+5FF0 [スイ、ズイ/せがれ] 悴𢜙
◆苦労や心痛などで痩(や)せ衰(おとろ)える、「憔悴・癄瘁・顦顇ショウスイ」
◆[日]せがれ、自分の息子の謙称、但し「倅(伜)」の誤用
筆順
心3+4=総画数7 U+5FF1 [シン、ジン/] 𢗑𢗐
◆気持ち、心情シンジョウ、真心(まごころ)
◆誠実なさま、嘘偽(うそいつわ)りがないさま、同「愖」「訦」「諶」
筆順
心3+4=総画数7 U+5FF2 [タイ/]
◆驕(おご)る、奢(おご)る、分限ブンゲン(身分や立場の限界)を弁(わきま)えずにそれを超える、同「忕」
心3+4=総画数7 U+5FF3 [トン、ドン/]
◆憂(うれ)える、心配する
◆「忳忳トントン」◇見分けがつかないさま、見極めができないさま、同「沌沌」「【新書:卷七:先醒】彼世主不學道理則嘿然惛於得失不知治亂存亡之所由然忳忳猶醉也」◇丁寧テイネイに教え諭(さと)す、同「諄諄ジュンジュン」
筆順
心3+4=総画数7 U+5FF4 [ケン、キン/]
◆気が急(せ)く、せっかちな
◆未詳「【類篇:卷三十:心部:忴】渠金切忴㥍健了皃」
心4+4=総画数8 U+5FF5 [デン、ネン/おも・う] 𫝹𢗁
◆常に心に留めて思い考える、心の中に留まり去らない思いや考え
◆口をほとんど閉じた状態で低い声を長く伸ばして読む
◆二十、「廿」の大写字(「二」は「貳」、「三」は「參」のような大文字のこと) {数字}
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+4=総画数7 U+5FF6 [コン、ゴン/]
◆思い悩み苦しむ
心3+4=総画数7 U+5FF7 [キョウ、ク/] 恟𢗮
◆懼(おそ)れる、不安や恐れに怯(おび)える、胸騒(むなさわ)ぎがする、同「懼」「兇」
心3+4=総画数7 U+5FF8 [ジク、ニク/]
◆恥じる、恥じ入る、恥ずかしく思う、「忸怩ジクジ」、同「𩈇」
◆慣れる、習慣になる、同「狃」
筆順
心3+4=総画数7 U+5FF9 [オウ/]
◆歪(ゆが)める、曲げる、同「枉」
心3+4=総画数7 U+5FFA [ケン、コン/]
◆~したい、~になりたい、欲する、望む
◆嬉しい、愉快な
心3+4=総画数7 U+5FFB [キン、カン/]
◆顔を大きく綻(ほころ)ばせて喜ぶ、同「欣」「怬」
◆開(ひら)く、啓(ひら)く、同「闓」「【說文解字注:心部:忻】闓也(闓者開也言闓不言開者闓與忻…司馬灋曰善者忻民之善閉民之惡…)」
筆順
心3+4=総画数7 U+5FFC [コウ/]
◆感情(悲しみ・怒り・喜びなど)が高ぶる、意気が高ぶる
◆「忼慨コウガイ」、高まる、気分が高ぶる、意気が高揚する、同「慷慨」「慷愾」
筆順
心4+4=総画数8 U+5FFD [コツ、コチ/たちま・ち、ゆるがせ] 𢗘𡯖
◆すぐに、急に、あっという間に
◆軽(かろ)んじる、疎(おろそ)かにする、うっかり忘れる
◆蚕(かいこ)の繭(まゆ)から取り出した繊維の一本、五本を縒(よ)ったものが「糸」、十本を縒ったものが「絲」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):糸部:糸】細絲也象束絲之形凡糸之屬皆从糸讀若覛徐鍇曰一蠶所吐為忽十忽為絲糸五忽也」
◆数の単位、1糸(絲)=10忽、1忽=10微=10-5 {数字}
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+4=総画数7 U+5FFE [キ、ケ、カイ、キツ、コチ/]
◆心中に様々な感情(悲しみ・怒り・喜びなど)が満ちる、同「愾」
◆(心中に鬱積するものがあって)大きな溜息(ためいき)をつく、同「愾」
◆(心中に満ちたものを一気に吐き出すように)怒る、同「愾」
◆(もうこれ以上は)欲(ほ)しくない、要(い)らない、同「忔」
◆「きゃきゃ」というような(笑い喜ぶ)声、同「忔」
◆繁「愾」
忿心4+4=総画数8 U+5FFF [フン/]
◆憤(いきどお)る、怒(おこ)る、突然怒り出す
漢字林(非部首部別)
筆順
怀心3+4=総画数7 U+6000 [カイ、エ/ふところ、いだ・く、なつ・かしい、なつ・く] 懷懐
◆着物の前合わせ(体の前で重ね合わさったところ)や着物と下着の間、同「褱」
◆周りが覆われている内側、心の中、腹の中
◆包み込む、胸に抱(だ)く、心に思い抱(いだ)く
◆子を孕(はら)む、妊娠する
◆胸に抱(だ)いて大切にする、馴(な)れ親しむ
◆なつ・かしい、慕(した)わしく思う、過去のことが胸に浮かぶ
心4+4=総画数8 U+6001 [タイ/わざ・と] 態㑷
◆心中の思いや考えなどが表に(体の動きになって)現れ出る、またその様子、「態度タイド」「【說文解字注:心部:態】意態也(…意態者有是意因有是狀故曰意態…)」
◆様子、容姿や立ち振る舞いの様子、物事の有様ありさま
◆[日]わざ・と、故意に、ことさらに
心4+4=総画数8 U+6002 [ショウ、シュ/] 慫𢠰
◆驚く、驚き慌てる
◆「怂慂・怂恿ショウヨウ」、傍から相手を説いてやらせようとする、唆(そそのか)す、嗾(けしか)ける
心3+4=総画数7 U+6003 [ブ、ム/]
◆意に沿(そ)わず失望する、がっかりする、「怃然ブゼン」、同「㒇」
◆愛撫アイブする、愛(いと)おしむ、同「撫」
◆見目好(みめよ)いさま、愛らしいさま、同「嫵」
心3+4=総画数7 U+6004 [オウ/]
◆物惜しみする「【字彙:卯集:心部:慪】驅候切音摳悋也惜也…」
◆からかう、人を不愉快にさせる
◆「怄气オウキ」、腹が立つ、むかっとする
心3+4=総画数7 U+6005 [チョウ/]
◆意に叶(かな)わずがっかりする、失望する、落胆する
◆「惆怅チュウチョウ」、がっかりするさま、がっかりして気が抜けるさま
心3+4=総画数7 U+6006 [ソウ、ショウ/]
◆心が傷つく、心や身が切り刻まれるように痛む
◆「怆然ソウゼン」、傷つき悲しむさま
◆「悽怆・凄怆セイソウ」、寒さが(悲しみや辛さが)体に突き刺さるさま、また身に沁(し)みるさま
𢗊心4+4=総画数8 U+225CA [カイ/]
◆軽(かろ)んじる、関心カンシンを持たず注意も払わない、同「恝」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):卷第二十:心部:𢗊】忽也從心介声孟子曰孝子之心不若是𢗊也臣鍇曰忽略不省也宜介反」
𢗋心3+4=総画数7 U+225CB [ケイ、ギョウ、シュン、ジュン/]
◆憂(うれ)える、同「憌」
𢗌心3+4=総画数7 U+225CC [ハ、ヘ/] 怕𢘣𢥻
◆懼(おそ)れる、心配する、同「懼」
◆(断定はできないが)恐らく、多分
𢗍心4+4=総画数8 U+225CD [シ/こころざし、こころざ・す] 志𢖽
◆心が指し示す方向、遂(と)げようとする思いや考え
◆思いや考えを成し遂げようとする
◆記(しる)す、書き留(と)める、またその記録、同「誌」
𢗏心4+4=総画数8 U+225CF [キ、ゴ/] 惎𢤵㥍
◆毒する、毒殺する
◆画策する
◆教える
𢗐心4+4=総画数8 U+225D0 [シン、ジン/] 忱𢗑
◆気持ち、心情シンジョウ、真心(まごころ)
◆誠実なさま、嘘偽(うそいつわ)りがないさま、同「愖」「訦」「諶」
𢗑心3+4=総画数7 U+225D1 [シン、ジン/] 忱𢗐
◆気持ち、心情シンジョウ、真心(まごころ)
◆誠実なさま、嘘偽(うそいつわ)りがないさま、同「愖」「訦」「諶」
𢗒心3+4=総画数7 U+225D2 [ホウ、ボウ/]
◆「𢗒慃ホウオウ」、偏屈ヘンクツなさま、頑(かたくな)で素直(すなお)でないさま、ひねくれているさま「【集韻:卷五:上聲上:講第三:𢜗𢗒】𢜗慃很戾」
𢗓心4+4=総画数8 U+225D3 [ヨ/] 㦛懙
◆動作が速くもなく遅くもなくゆったりと落ち着いているさま
◆礼を尽くして敬う
𢗔心3+4=総画数7 U+225D4 [ベン、メン/]
◆勉(つと)める、ひたすら励(はげ)む、同「勔」
◆思う、想(おも)う
𢗕心3+4=総画数7 U+225D5 [コウ、ク/]
◆「𢗕愗コウボウ」、愚(おろ)かなさま、無知なさま
𢗖心3+4=総画数7 U+225D6 [ジン、ニン、イン/] 恁㤛
◆このような~、そのような~、どのような~
𢗗心3+4=総画数7 U+225D7 [セイ、ゼ/]
◆習(なら)わし、習慣、習慣になる、同「狃」「忸」「【史記:卷十七:漢興以來諸侯王年表】漢定百年之間親屬益疏諸侯或驕奢忲邪臣計謀為淫亂(忲音誓忲訓習言習於邪臣之謀計故爾雅云忲猶狃也狃亦訓習)」
𢗘心3+4=総画数7 U+225D8 [コツ、コチ/たちま・ち、ゆるがせ] 忽𡯖
◆すぐに、急に、あっという間に
◆軽(かろ)んじる、疎(おろそ)かにする、うっかり忘れる
◆蚕(かいこ)の繭(まゆ)から取り出した繊維の一本、五本を縒(よ)ったものが「糸」、十本を縒ったものが「絲」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):糸部:糸】細絲也象束絲之形凡糸之屬皆从糸讀若覛徐鍇曰一蠶所吐為忽十忽為絲糸五忽也」
◆数の単位、1糸(絲)=10忽、1忽=10微=10-5 {数字}
𢗝心3+4=総画数7 U+225DD [テイ、タイ/]
◆悶える、同「怟」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢗝】音帝悶也」
漢字林(非部首部別)
𢗣心4+4=総画数8 U+225E3 [未詳/]
◆未詳
𢗦心4+4=総画数8 U+225E6 [シツ、シチ/] 𢘤𢘻
◆悉(ことごと)く、全て、余すところなく、同「悉」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢗦𢘤𢘻】三俗悉」
𢗬心4+4=総画数8 U+225EC [ガ、ゲ/]
◆不安や恐れでびくびくする、懼(おそ)れる「【字彙:卯集:心部:㤉】恐懼也」
◆「㤍𢗬コウガ」、本心を伏せて明らかにしないさま「【字彙:卯集:心部:㤉】㤉伏態也」「【類篇:卷三十:心部:㤍】丘交切㤍㤉伏態又口教切僞也」「【漢語大字典:心部:㤉】感情不外露」
𢗭心4+4=総画数8 U+225ED [シャ/]
◆未詳
𢗮心4+4=総画数8 U+225EE [キョウ、ク/] 恟忷
◆懼(おそ)れる、不安や恐れに怯(おび)える、胸騒(むなさわ)ぎがする、同「懼」「兇」
𢗰心4+4=総画数8 U+225F0 [未詳/]
◆未詳「【張三丰先生全集:總持符】…十五三心𢗰寫心字要從中起…」「【字彙補:卯集:心部:𢗰】甫晩切音反見海篇」
漢字林(非部首部別)
𢗱心4+4=総画数8 U+225F1 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𢗱】古文志字慕也」「【康熙字典:卯集備考:心部:𢗱】《川篇》同志」
𢗲心3+4=総画数7 U+225F2 [フ/]
◆悦(よろこ)ぶ、和(なご)むさま、安らかで快いさま、同「怡」「【字彙補:卯集:心部:𢗲】敷鋪切音夫怡也」
𢗶心3+4=総画数7 U+225F6 [コウ/]
◆亘(わた)る、途切れることなく続く、同「恆」「【漢語大字典:心部:𢗶】同"亘"」「【中華字海:忄部:𢗶】同"恒"」
𢗹心4+4=総画数8 U+225F9 [キ、ゴ/]
◆未詳「【康熙字典:卯集:心部:𢗹】《搜眞玉鏡》渠記切音芰思也惡也」「【中華字海:斤部:𢗹】同"忌"」
𢗺心4+4=総画数8 U+225FA [チョウ/]
◆香草の名、未詳「【龍龕手鑑:卷四:必部第五十七:𢗺】俗{⿱(⿶必凵)上}正丑亮反巳{⿱(⿶必凵)上}又香草也」
𫝹心4+4=総画数8 U+2B779 [デン、ネン/おも・う] 念𢗁
◆常に心に留めて思い考える、心の中に留まり去らない思いや考え
◆口をほとんど閉じた状態で低い声を長く伸ばして読む
◆二十、「廿」の大写字(「二」は「貳」、「三」は「參」のような大文字のこと) {数字}
漢字林(非部首部別)
心3+5=総画数8 U+390C [カン/]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:談第二十三:㤌】心伏也通作甘」
心4+5=総画数9 U+390D [コウ、キョウ/]
◆「㤍㤉コウガ」、本心を伏せて明らかにしないさま、言葉巧みなさま「【字彙:卯集:心部:㤉】㤉伏態也」「【類篇:卷三十:心部:㤍】丘交切㤍㤉伏態又口教切僞也」「【漢語大字典:心部:㤉】感情不外露」
心3+5=総画数8 U+390F [トウ/]
◆憂(うれ)える、あれこれと思いが巡(めぐ)り悩む、同「𢥞」「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤏】徒冬切憂也恎㤏惶遽也𢦃同上𢦃𢦃憂也出楚辭」
◆「恎㤏テツトウ」、恐(おそ)れ慌(あわ)てるさま「【笛漁小稿:卷四:雨稼飲二十杯而腹痛竟夕委頓復欲止酒再以詩勸之】…敗眠百起倒氣轖神恎㤏…」
心4+5=総画数9 U+3910 [チョウ、セン/]
◆静(しず)める、静まり落ち着く
◆「㤐懘・惉懘センセイ」◇五声ゴセイ(五音ゴイン、宮キュウ・商ショウ・角カク・徵チ・羽ウ、日本や中国で用いられる音階)が乱れるさま、音が合わないさま {音楽(音階)}◇調和チョウワしていないさま、すらすらと運ばないさま
心3+5=総画数8 U+3911 [ユウ、ウ/] 忧𪫦
◆憂(うれ)える、あれこれと思いが巡(めぐ)り心が揺れ動く、同「憂」
注解:「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:㤑】玉篇𪫦俗于救反心動也忧仝上」
心3+5=総画数8 U+3913 [ホン、ボン/]
◆知恵がないさま、気が利かないさま、同「笨」
心3+5=総画数8 U+3915 [チュツ、チュチ/]
◆憂える、心配する、怖(おそ)れる
心3+5=総画数8 U+3916 [未詳/]
◆未詳「【廣雅:卷三:釋詁】㤖(竹呂立佇)」「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤖】竹與切知也愚也」「【正字通:卯集上:心部:㤖】之與切音主心有所待也…」「【明文海:卷二十六:大遊賦】…深㤖惑而眩悗殆愚固之莫憭兮…」
心4+5=総画数9 U+3917 [タイ/] 泰𡙥夳冭
◆大きくゆったりとしているさま、どっしりと落ち着いているさま
◆安らかなさま
◆驕(おご)る、高慢で自分勝手なさま
◆甚(はなは)だしい、非常に、極めて、あまりにも~過ぎる、同「太」、「太」は「泰(夳・冭)」の略字
◆山名、「泰山・岱山タイザン」、五嶽ゴガク(中国の代表的な五名山、「嶽」参照)の一つで別名を「東嶽トウガク」という、山東省泰安市 {山東省}
心3+5=総画数8 U+3918 [未詳/]
◆自分の考えに固執して人の言うことを聞き入れないさま
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:巧第三十一:㥮】心迫也」
心3+5=総画数8 U+6007 [①キョ、ゴ②キョウ、コウ/]

◆驕(おご)り高ぶるさま、高慢コウマンで自分勝手なさま

◆怯(おび)える、恐(おそ)れる、同「恇」「【通雅:卷七:釋詁(謰語)】…怇本恇之訛…」
心3+5=総画数8 U+6008 [エイ/] 𢘽𢖯𢖪
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢘽】正餘制反明也一曰習也」
心3+5=総画数8 U+6009 [ホウ/]
◆心に思い抱(いだ)く、胸に懐(いだ)く
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:怉】布絞切悖也」
心3+5=総画数8 U+600A [チョウ、ショウ/]
◆悲しむ、悲しみに力を落とす、「怊悵チョウチョウ」
心3+5=総画数8 U+600B [ビン、ミン、ボン、モン/]
◆思い悩み苦しむ、煩悶ハンモンする、同「惛」
◆(雲や霧に覆われているかのように)ぼんやりする、ぼうっとして理解や判断ができない、同「惛」
◆思いや悩みが入り交じって心が乱れる、混乱する
心3+5=総画数8 U+600C [ヒ、ハイ、ヘ/]
◆恐(おそ)れる
心3+5=総画数8 U+600D [サク、ザク/]
◆心から恥じる、恥じて顔色が変わる
心4+5=総画数9 U+600E [シン、ソ/]
◆「怎麼・怎么シンマ・センマァ」、なぜwhy、どのようにしてhow、どのように・どうゆうふうにin what way、なにwhat
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+5=総画数8 U+600F [ヨウ、オウ/]
◆意に叶(かな)わず不満なさま、満たされず鬱々ウツウツ(すっきりしないさま)とするさま、同「鞅」
筆順
心3+5=総画数8 U+6010 [コウ、ク/] 𢗕
◆「怐愗コウボウ」、愚(おろ)かなさま、無知なさま
筆順
心3+5=総画数8 U+6011 [ハン、バン/]
◆「怑愌ハンカン」、叛(そむ)く、自分が属する集団の行動や意見に従えずに反対する、またそこを離れる、同「叛」「【集韻:卷七:去聲上:換第二十九:怑】怑愌不順」「【集韻:卷七:去聲上:換第二十九:叛炍】愌也」
心4+5=総画数9 U+6012 [ド、ヌ/いか・る、おこ・る] 𢘂
◆腹を立てる、憤(いきどお)る
◆勢いよいさま、奮(ふる)い立つさま
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+5=総画数8 U+6013 [ドウ、ニョウ、ジュウ、ニュウ/] 𢘾𢜲𢞙
◆思い悩み心が乱れる「【說文解字注:心部:怓】亂也(大雅民勞毛傳曰惽怓大亂也惽當作怋)」
心3+5=総画数8 U+6014 [セイ、ショウ/]
◆「怔忪セイショウ」、驚(おどろ)き怯(おび)えるさま、怯えて手足が竦(すく)むさま、同「佂伀」
◆「怔忡セイチュウ」、動悸ドウキ、恐怖・不安・緊張・興奮・病気などによって拍動ハクドウ(心臓の脈動運動)が乱れる(速くなる、大きくなる、不規則になるなど)こと、胸がどきどきすること
心3+5=総画数8 U+6015 [ハ、ヘ/] 𢘣𢗌𢥻
◆懼(おそ)れる、心配する、同「懼」
◆(断定はできないが)恐らく、多分
筆順
心3+5=総画数8 U+6016 [ホ、フ/こわ・い、おそ・れる、お・じける]
◆(身に迫って来るものに対して)恐れる、畏(おそ)れる、おどおどする、びくびくする、身を竦(すく)ませる、同「惶」
◆お・じける、恐れで身が竦む
筆順
心3+5=総画数8 U+6017 [チョウ、セン/]
◆静(しず)める、静まり落ち着く
◆「怗懘・惉懘センセイ」◇五声ゴセイ(五音ゴイン、宮キュウ・商ショウ・角カク・徵チ・羽ウ、日本や中国で用いられる音階)が乱れるさま、音が合わないさま {音楽(音階)}◇調和チョウワしていないさま、すらすらと運ばないさま
漢字林(非部首部別)
心4+5=総画数9 U+6018 [コ、ク/]
◆固(かた)い、古「固」
心3+5=総画数8 U+6019 [コ、ゴ/] 𢛅
◆頼(たよ)る、頼りにする、頼みにする、同「恀」「恃」
◆(頼りにする)父親、母親は「恃」、或いは両親
筆順
心3+5=総画数8 U+601A [ショ、ソ、ス/]
◆驕る
◆粗忽な
◆妬(ねた)む
心3+5=総画数8 U+601B [タツ、タチ、ダツ/] 𢘇
◆不安になる、心配になる、心を痛(いた)める、「惻怛ソクダツ(人を思い遣やって心配すること)」「怛傷ダツショウ(心を痛めるさま)」、同「𢛁」
筆順
心3+5=総画数8 U+601C [レイ、リョウ/]
◆聡明な、賢い
◆憐れむ、愛(いと)おしく思う、同繁「憐」
筆順
心4+5=総画数9 U+601D [シ/おも・う、おぼ・しい、おぼ・す] 恖𢙦
◆心の中で考える、心に浮かぶ、心に浮かべる、想(おも)う、「思慮シリョ(あれこれと思いや考えを巡らすこと)」「相思ソウシ(互いに相手を思うこと、思い合うこと)」
◆心に浮かべ慕(した)う、「思慕シボ」
◆「于思ウシ」、顎鬚(あごひげ)がもじゃもじゃと生えているさま、同「䯱䰄フシ」
◆[日]おぼ・しい、~と考えられる
◆[日]おぼ・す、「思う」の丁寧語
注解:「田」は「囟シン(頭蓋)」の訛(なま)りで、「思う、思い」は脳と心の働きによるものと考えられた
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+5=総画数8 U+601E [ユウ、ユ、チュウ、ジュウ/]
◆憂える、心配する、あれこれ思いを巡らして心が揺れ動く、同「㾄」
心3+5=総画数8 U+601F [テイ、タイ/]
◆悶える
心4+5=総画数9 U+6020 [タイ、ダイ/おこた・る、なま・ける]
◆おこた・る、緊張感がなくすべきことをしない
◆なま・ける、気が緩(ゆる)んで進んでしようとしない、だらだらとして身が入らない、同「懈」
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+5=総画数8 U+6021 [イ/]
◆穏(おだ)やかで和(なご)やかなさま、「怡怡イイ」「【論語注疏:論語注疏三】《疏》…怡怡和順之貌」
筆順
心3+5=総画数8 U+6022 [トツ、トチ/]
◆拘(こだわ)りがないさま、気儘なさま、同「㥆」
◆すぐに忘れる、うっかりする、同「㥆」
心4+5=総画数9 U+6023 [ユウ、ウ/もっと・も、とが]
◆誤(あやま)り、過(あやま)ち
◆咎(とが)める、責(せ)める
◆その上に~、とび抜けて~、なかでも特に~
◆[日]もっと・も、その通りである、理リに適(かな)っている
心4+5=総画数9 U+6024 [フ/]
◆思う、思い
◆悦(よろこ)ぶ、心から楽しみ喜ぶ
心4+5=総画数9 U+6025 [キュウ、コウ/いそ・ぐ、せ・く] 㤂忣
◆ゆとりがないさま、余裕がないさま、ゆったりとしていないさま
◆せ・く、気持ちにゆとりがない、忙(せわ)しい
◆いそ・ぐ、間マを置かずに動く、早く動く、せかせかと動く
◆あっという間に~
◆(困難や危険などが)間近に迫(せま)る、差し迫る
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+5=総画数8 U+6026 [ホウ、ヒョウ/]
◆どきどきするさま、心臓が忙(せわ)しく脈ミャク打つさま
◆「怦怦ホウホウ」◇心臓がどきどきするさま◇どうしても安心・満足できずにあれこれと気を遣(つか)うさま「【楚辭(王逸):卷第八:九辯章句第八】…私自憐兮何極…心怦怦兮諒直(志行中正無所告也五臣云心在諒直終曰不足怦怦心不足皃補曰怦披繃切心急一曰忠謹皃)」
筆順
心3+5=総画数8 U+6027 [セイ、ショウ/さが] 𢘡𧢱
◆生まれながらに持っている能力・性格・習癖・運命などの無形のもの
◆男女・雄雌の別、男女間また雄雌間の本能的な関係
◆物事が具えている資質や能力
筆順
心4+5=総画数9 U+6028 [エン、オン/うら・む] 㤪𢛪𠈢𢘔𢘈𢘖𠨝𢖭
◆恨(うら)む、(思いが満たされずに)とても残念に思う、強く不満に思う、とても腹立たしい、同「恨」
◆恨み、受け入れがたいこと、「仇怨キュウエン」「怨仇エンキュウ」
注解:「【集韻《欽定四庫全書》本:卷七:去聲上:願第二十五:怨𢘖𠈢𢛪𢖭】紆願切說文恚也(《述古堂》《明州》本共に「{⿱𡖅心}𢘖𠈢{⿳𠆢死心}𢖭」と一部はやや字形が違う)
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+5=総画数8 U+6029 [ジ、ニ/] 𢘒
◆恥じる、恥じ入る、恥ずかしく思う、「忸怩ジクジ」
筆順
心3+5=総画数8 U+602A [カイ、ケ/あや・しい、あや・しむ] 恠𢘪𢚬𠬭
◆普通とは違っていてるさま、これまでに見たことがないさま、譬(たと)えようががないさま
◆得体が知れない、奇異な、不思議な
◆不審に思う、疑わしく思う
筆順
心3+5=総画数8 U+602B [フツ、ボチ/]
◆不満や不信が心中に鬱積ウッセキする
◆心中の不満や不信が一気に噴(ふ)き出る、憤(いきどお)る、顔や態度に現れる、同「憤」
筆順
心3+5=総画数8 U+602C [キ/]
◆休息する、同「呬」
◆心から喜ぶ、喜びで心が弾む、同「忻」「欣」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:怬】許異反忻也」
心3+5=総画数8 U+602D [ヒツ、ビチ/]
◆だらだらして締まりがないさま
◆「怭怭ヒツヒツ」、礼儀や作法が欠けているさま、だらしがないさま、同「佖佖」「【經典釋文:卷六:甫田之什第二十一:怭怭】毗必反又符筆反媟𡢚也說文作佖平一反」
心3+5=総画数8 U+602E [ヨウ、ユウ、ウ/]
◆憂(うれ)える、憂い悲しむ、「怮怮ヨウヨウ」「【新書(賈誼新書):卷第六:志色之經】…喪紀之容怮然懾然若不還(…怮音幽憂貌)」
心3+5=総画数8 U+602F [キョウ、コウ/おび・える、ひる・む]
◆恐がってびくびくする(おどおどする)、後込(しりご)みする、同「㹤」
◆小心なさま、臆病オクビョウなさま、肝(きも)が小さいさま、「怯懦キョウダ」
筆順
心3+5=総画数8 U+6030 [ケン、ゲン/]
◆売る、売り歩く
心4+5=総画数9 U+6031 [ソウ、ス/] 悤忩
◆慌ただしい、慌てる、気が急(せ)く、忙(せわ)しい、同「匆」
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+5=総画数8 U+6032 [ヘイ、ヒョウ/]
◆憂える、心配する
心3+5=総画数8 U+6033 [キョウ、コウ/]
◆ぼうっとして何も考えらないさま、ぼんやりするさま
◆「惝怳・惝恍ショウコウ」、気が抜けてぼんやりするさま、がっかりして気が抜けるさま、がっかりするさま
◆「𢠵怳ショウコウ」、驚くさま、驚いて頭が空っぽになるさま
心3+5=総画数8 U+6034 [キツ、キチ/]
◆気が狂う、精神が錯乱する、同「㤜」
◆愚直なさま、正直過ぎて融通が利かないさま、同「戇」
心3+5=総画数8 U+6035 [チュツ、チュチ、シュツ、シュチ/]
◆恐れる、不安や恐れでびくびくする
◆誘(さそ)う、誘惑ユウワクする、誘い込む、引き寄せる、同「訹」「鉥」「謏」
◆気が狂う、精神が錯乱する、同「㤜」
心3+5=総画数8 U+6036 [ヒ、ビ/]
◆言葉巧みに人に取り入る、阿(おもね)り諂(へつら)う「【宋文鑑:卷六十五:謝加端明表】…陛下憫久戍之勞排怶譛之侈雖遠…」
◆恐れる、憂(うれ)える、心配する「【玉篇:卷八:心部第八十七:怶】普皮切恐也」
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:怶】俗披義反正作帔衣帔」「【六藝之一錄:卷二百四十三:佩觿卷中:怶帔】上悲備翻險也下披義翻衣也」
心4+5=総画数9 U+6037 [シュツ、ジュツ/]
◆細かいものが隙間なく並んでいるさま
◆別「怸」
心4+5=総画数9 U+6038 [シツ、シチ/]
◆悉(ことごと)く、全て、余すところなく、あるものを残らず、同「悉」
◆牛膝ゴシツ、ヒユ科イノコヅチ属の草の根を乾燥させた生薬
注解:「怷」
心4+5=総画数9 U+6039 [タン/]
◆彼(かれ、第三者を指す語)の敬称
心3+5=総画数8 U+603A [ヨウ、ユウ/こら・える]
◆堪(こら)える、我慢する、耐え忍(しの)ぶ
注解:和製の漢字だが中国などでも同義に用いられる
筆順
心4+5=総画数9 U+603B [ソウ、ス/ふさ、す・べる、すべ・て] 總緫𦀙縂𥾜𠂳
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「総」「揔」「惣」
◆すべ・て、全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「総」「揔」「惣」
◆ふさ、長い糸や紐の一方を束ね、もう片方を垂らしたもの、束ねていない方を「房」、同「総」
◆「总角ソウカク(あげまき)」、髪を束ねて紐で結(ゆ)わえ角(つの)のように突き立てる(結わえた先が垂れない)結い方、多く男児の髪の結い方、同「総角」、同「𩮀」「𩭤」
漢字林(非部首部別)
心4+5=総画数9 U+603C [ツイ、ズイ、タイ、ダイ/] 懟𢥓
◆怨(うら)む、恨(うら)みを抱(いだ)く
心3+5=総画数8 U+603D [ミ/]
◆心を惑(まど)わされる
心3+5=総画数8 U+603E [/]
◆[韓]「怾怛山(기달산キダルサン)」、金剛山(금강산クムガンサン、朝鮮民主主義人民共和国江原道강원도カンウォンド高城郡고성군コソングン)の別名「【芝峯類說:卷二:地理部】楓嶽俗號皆骨僧謂之金剛亦名涅槃或曰怾怛…」
心3+5=総画数8 U+603F [エキ、ヤク/]
◆悦(よろこ)ぶ、喜(よろこ)ぶ
比部
𢗿心3+5=総画数8 U+225FF [バツ、マツ/]
◆忘れる
𢘀心3+5=総画数8 U+22600 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:夳第十四:㤄𢘀】博雅怒也或从犮」
𢘁心4+5=総画数9 U+22601 [セン/] 𢘼
◆言葉巧みに人に取り入る、阿(おもね)り諂(へつら)う、同「憸」
𢘂心4+5=総画数9 U+22602 [ド、ヌ/いか・る、おこ・る]
◆腹を立てる、憤(いきどお)る
◆勢いよいさま、奮(ふる)い立つさま
𢘃心3+5=総画数8 U+22603 [ブ、ム、ボ、モ/]
◆侮(あなど)る、相手を下に見る、見下す、同「侮」
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢘃】莫胡切受也」
𢘄心3+5=総画数8 U+22604 [シュウ、ジュ/]
◆慮(おもんばか)る、よく思いを巡らす
𢘅心4+5=総画数9 U+22605 [ボウ、モ、ム/]
◆(目的とするものに向かって)力を尽くし励(はげ)む、盛んに努力する
◆大きくなるさま、盛んなさま、盛大なさまさま、同「茂」「楙」
𢘆心3+5=総画数8 U+22606 [コウ、ゴウ/つね、つね・に] 恆恒𢛢𠄨㔰
◆(過去から現在・未来に亘って長い間、端から端まで)途切れることなく連なっている、変わることなく繋(つな)がっている、同「亙」
◆常に、常に一定の、変わることなく
𢘇心4+5=総画数9 U+22607 [タツ、タチ、ダツ/]
◆不安になる、心配になる、心を痛(いた)める、「𢝔𢘇ソクダツ(人を思い遣やって心配すること)」「𢘇傷ダツショウ(心を痛めるさま)」、同「𢛁」
𢘈心3+5=総画数8 U+22608 [エン、オン/うら・む] 怨㤪𢛪𠈢𢘔𢘖𠨝𢖭
◆恨(うら)む、(思いが満たされずに)とても残念に思う、強く不満に思う、とても腹立たしい、同「恨」
◆恨み、受け入れがたいこと、「仇怨キュウエン」「怨仇エンキュウ」
𢘋心4+5=総画数9 U+2260B [タイ/]
◆平常ではないさま
◆同じでない、違いがある、同「忒」
𢘌心3+5=総画数8 U+2260C [コウ、グ/]
◆「憕𢘌チョウコウ」、気が抜けるさま、ぼうっとするさま
𢘍心4+5=総画数9 U+2260D [フツ、ボチ、フツ、ホチ/]
◆不満や不信が心中に鬱積ウッセキする、心中の不満や不信が一気に噴(ふ)き出る、憤(いきどお)る、同「怫」
◆両脇から支え助ける、同「輔」
◆「放𢘍ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで~のよう」「~にそっくり」のような意◇同「方弗・仿佛・彷彿・㧍拂・眆䀟」「髣髴」「髣𩭬」
𢘎心3+5=総画数8 U+2260E [ゼン、ネン/]
◆弱いさま、弱々しいさま、同「愞」
注解:「【正字通:卯集上:心部:𢘎】同怶卽皮字篆形舊註沿篇海音軟訓愞弱誤」は「弱」の訓を誤りとする
𢘏心3+5=総画数8 U+2260F [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:卯集上:心部:𢘏】《集韻》烏快切音䵳惡也(【集韻】のどの部分を引いたのもであろうか?)
𢘐心3+5=総画数8 U+22610 [トウ、ツウ/] 𩜍
◆古館(やかた)名
𢘑心4+5=総画数9 U+22611 [シン、ジン/]
◆同「臣」、唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つ、「家臣に求められるのは忠ただ一つ」の意
𢘒心4+5=総画数9 U+22612 [ジ、ニ/]
◆恥じる、恥じ入る、恥ずかしく思う、「忸怩ジクジ」
𢘓心4+5=総画数9 U+22613 [ボウ、ム/]
◆あれこれと思いや考えを巡(めぐ)らす、同「呣」「𧦥」「謀」
漢字林(非部首部別)
𢘔心3+5=総画数8 U+22614 [エン、オン/うら・む] 怨㤪𢛪𠈢𢘈𢘖𠨝𢖭
◆恨(うら)む、(思いが満たされずに)とても残念に思う、強く不満に思う、とても腹立たしい、同「恨」
◆恨み、受け入れがたいこと、「仇怨キュウエン」「怨仇エンキュウ」
𢘕心3+5=総画数8 U+22615 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢘕】俗忬正羊恕反安也悅也」「【字彙補:卯集:心部:𢘕】與𢘅同見說文長箋」
𢘖心4+5=総画数9 U+22616 [エン、オン/うら・む] 怨㤪𢛪𠈢𢘔𢘈𠨝𢖭
◆恨(うら)む、(思いが満たされずに)とても残念に思う、強く不満に思う、とても腹立たしい、同「恨」
◆恨み、受け入れがたいこと、「仇怨キュウエン」「怨仇エンキュウ」
𢘗心4+5=総画数9 U+22617 [未詳/]
◆未詳
𢘙心3+5=総画数8 U+22619 [ロウ、ル/] 𢤱
◆「𢘙悷ロウレイ」、横暴オウボウなさま、暴(あば)れて手に負(お)えないさま「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:{⿰忄(⿸戶夭)}悷】正郎計反𢤱悷拙惡也…」「【廣韻:上聲:董第一:曨:𢤱】𢤱悷不調」
𢘠心4+5=総画数9 U+22620 [キョウ、ク/おそ・れる、おそ・れ、おそ・らく、こわ・い] 恐𢙷𢝭𢟃𢙢㤟𢖶𢟈
◆おそ・れる、危害や不幸が及ぶかもしれないとびくびくする、また心配する、また不安になる
◆おそ・らく、おそ・れ、多分、~となるかもしれない、好ましくない状態になる可能性がある
𢘡心4+5=総画数9 U+22621 [セイ、ショウ/さが] 性𧢱
◆生まれながらに持っている能力・性格・習癖・運命などの無形のもの
◆男女・雄雌の別、男女間また雄雌間の本能的な関係
◆物事が具えている資質や能力
𢘢心4+5=総画数9 U+22622 [未詳/]
◆未詳
注解:【龍龕手鑑】【字彙補】に{⿱𠆬心}はあるが「𢘢」は見当たらない
𢘣心4+5=総画数9 U+22623 [ハ、ヘ/] 怕𢗌𢥻
◆懼(おそ)れる、心配する、同「懼」
◆(断定はできないが)恐らく、多分
𢘤心4+5=総画数9 U+22624 [シツ、シチ/] 𢗦𢘻
◆悉(ことごと)く、全て、余すところなく、同「悉」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢗦𢘤𢘻】三俗悉」
𢘥心3+5=総画数8 U+22625 [シ、ジ/たの・む]
◆頼(たよ)る、頼りにする、頼みにする、当てにする
◆「矜𢘥キョウジ」、自分の力(能力や才能など)を誇(ほこ)る、自負する、自惚(うぬぼ)れる、同「矜持」
◆(頼りにする)母親、父親は「怙」
注解:旁は「亠巾」の「市(U+5E02、5画)」で「一巾」の「市(U+U+5DFF、4画)」の「㤄」とは別字
𢘦心3+5=総画数8 U+22626 [カイ、ケ/こころよ・い]
◆こころよ・い、心がすっきりする、心地がよい、気持ちがよい、「爽快ソウカイ」
◆すっきりとするさま、さっぱりとしたさま、すっぱりとしたさま
◆動きが速い
𢘧心3+5=総画数8 U+22627 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𢘧】篇韻與𢘎同愞弱也〇又乃亂切音偄義同」
𢘨心3+5=総画数8 U+22628 [ハイ/]
◆恨(うら)めしく腹立たしい、不快な
𢘩心3+5=総画数8 U+22629 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𢘩】■■切音■逆也」
𢘪心3+5=総画数8 U+2262A [カイ、ケ/あや・しい、あや・しむ] 怪恠𢚬𠬭
◆普通とは違っていてるさま、これまでに見たことがないさま、譬(たと)えようががないさま
◆得体が知れない、奇異な、不思議な
◆不審に思う、疑わしく思う
𢘫心4+5=総画数9 U+2262B [セイ、ショウ/]
◆同「正」、太平天国(1851年~1864年)が定めた漢字の一つ
𪫦心3+5=総画数8 U+2AAE6 [ユウ、ウ/] 忧㤑
◆憂(うれ)える、あれこれと思いが巡(めぐ)り心が揺れ動く、同「憂」
注解:「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:㤑】玉篇𪫦俗于救反心動也忧仝上」
心4+6=総画数10 U+391A [コウ、ゴウ/]
◆悦(よろこ)ぶ
◆人名用字「【山東通志:卷一百四十二:考義】郭㤚壺闗舉人父修例授三品…」
心3+6=総画数9 U+391B [ジン、ニン、イン/] 恁𢗖
◆このような~、そのような~、どのような~
心3+6=総画数9 U+391C [キツ、ケツ/]
◆気が狂う、精神が錯乱する、同「怴」
◆気を失い倒れる
心3+6=総画数9 U+391D [シュウ、シュ/]
◆思い悩んで心が乱れるさま
心3+6=総画数9 U+391E [タク、ダク、タ、チャ/] 𢖲
◆相手の心中(思いや考え、またその深浅・軽重などの度合)を推(お)し測る(量る)同「忖」「【集韻:卷十:入聲下:鐸第十九:㤞𢖲𢜬】忖也一曰企也」
◆願いや思いが叶(かな)わず気力を失う、同「侘」
◆「㤞憏タテイ」、気落ちして進退が定まらない(どうしてよいか分からない)さま、同「侘傺」「【集韻:卷三:平聲:麻第九:㤞】㤞憏未定也」
心4+6=総画数10 U+391F [キョウ、ク/おそ・れる、おそ・れ、おそ・らく、こわ・い] 恐𢙷𢝭𢟃𢙢𢖶𢘠𢟈
◆おそ・れる、危害や不幸が及ぶかもしれないとびくびくする、また心配する、また不安になる
◆おそ・らく、おそ・れ、多分、~となるかもしれない、好ましくない状態になる可能性がある
心4+6=総画数10 U+3920 [レツ、レチ/]
◆憂えるさま、心を悩ませるさま、同「㤡」
心3+6=総画数9 U+3921 [レイ、レ、レツ、レチ/]
◆驚く、同「𢤆」
◆憂えるさま、心を悩ませるさま、同「㤠」
心3+6=総画数9 U+3922 [イク/]
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤢】於六切心動也」
心4+6=総画数10 U+3923 [未詳/]
◆未詳「【黃帝內經:靈樞經:厥病】腸中有蟲瘕及蛟蛕…㤣腹憹痛形中上者」「【康熙字典:卯集上:心部:㤣】…〇按此字字書不載止靈樞經中云㤣腹憹痛註㤣滿也與玉篇廣韻等書中恲字形近義同當卽恲字重文字彙腹痛旣非正字通同怦尤爲無據」
心4+6=総画数10 U+3929 [カク/] 恪愘愙
◆敬(うやま)う、敬い慎(つつし)む
◆隅々まで心を配(くば)る、同「慎」「【毛詩注疏卷三十:商頌】溫恭朝夕執事有恪」
心4+6=総画数10 U+392A [エン、オン/うら・む] 怨𢛪𠈢𢘔𢘈𢘖𠨝𢖭
◆恨(うら)む、(思いが満たされずに)とても残念に思う、強く不満に思う、とても腹立たしい、同「恨」
◆恨み、受け入れがたいこと、「仇怨キュウエン」「怨仇エンキュウ」
心4+6=総画数10 U+392B [トク/]
◆県名、未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:{⿱工𢗭}{⿸ナ𠂇目⿱心}㤫】三俗惪古{⿰⿳十罒心}音徳下一縣名也(「𢛳」「惪」「𢜖」に未詳ながら「縣名」とある)
心3+6=総画数9 U+392C [イ、ケイ/]
◆憤(いきどお)る、怒(おこ)る、腹を立てる、「忿恚フンイ」
心3+6=総画数9 U+392D [キョウ/]
◆驕(おご)る、恣(ほしいまま)にする
◆高く仰(あお)ぐ
心3+6=総画数9 U+393A [コウ/あわ・てる、あわただ・しい]
◆あわ・てる、頭が混乱して狼狽(うろた)える
◆あわただ・しい、忙(せわ)しく落ち着けない、すべきことが多く忙しい、同「忙」
◆ぼんやりする
心3+6=総画数9 U+6040 [シ/]
◆頼(たよ)る、頼りにする、頼みにする、同「恀」「怙」「恃」
心4+6=総画数10 U+6041 [ジン、ニン、イン/] 㤛𢗖
◆このような~、そのような~、どのような~
筆順
心3+6=総画数9 U+6042 [シュン、ジュン/]
◆誠実なさま、嘘偽(うそいつわ)りがないさま
◆懇(ねんご)ろなさま、心がこもっているさま、「恂恂ジュンジュン」
◆「恂慄ジュンリツ」、恐れ竦(すく)むさま、厳(きび)しく身を引き締めるさま
筆順
心3+6=総画数9 U+6043 [シ、ジ/たの・む] 𢘥
◆頼(たよ)る、頼りにする、頼みにする、当てにする
◆「矜恃キョウジ」、自分の力(能力や才能など)を誇(ほこ)る、自負する、自惚(うぬぼ)れる、同「矜持」
◆(頼りにする)母親、父親は「怙」
筆順
心3+6=総画数9 U+6044 [キツ、キチ/]
◆怖(おそ)れる
漢字林(非部首部別)
心3+6=総画数9 U+6045 [ロウ/]
◆「愺恅ソウロウ」、心が乱れるさま
心3+6=総画数9 U+6046 [コウ、ゴウ/つね、つね・に] 恒𢘆𢛢𠄨㔰
◆(過去から現在・未来に亘って長い間、端から端まで)途切れることなく連なっている、変わることなく繋(つな)がっている、同「亙」
◆常に、常に一定の、変わることなく
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+6=総画数9 U+6047 [キョウ、コウ/] 𢝎
◆危害が及ぶかもしれないと恐れる、怯(おび)える
心3+6=総画数9 U+6048 [ボウ、ム/]
◆貪(むさぼ)る、あれもこれもと欲しがる、むやみに手に入れ手放さない、「恈恈ボウボウ」
心3+6=総画数9 U+6049 [シ/]
◆意図していること、意向、同「旨」
心3+6=総画数9 U+604A [キョウ、ギョウ、コウ/]
◆脅(おど)す、力で押え付けて迫る、また恐れさせる、威嚇イカクする、同「愶」
◆心を一つにして力を合わせる、同「協」
筆順
心4+6=総画数10 U+604B [レン/こい、こい・しい、こ・う] 戀𤕈
◆思いを断ち切れないさま、「恋恋レンレン」「恋慕レンボ(思い慕う気持ちを断ち切れないさま)」
◆異性に対して抱く愛情、また愛情を抱く
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+6=総画数9 U+604C [チョウ、ヨウ/]
◆薄っぺらなさま、軽薄なさま、軽はずみなさま、同「佻」「偸」
◆憂える、憂いで心が揺れ動く、惑う、同「愮」
筆順
心3+6=総画数9 U+604D [コウ/とぼ・ける]
◆心を奪われてぼうっとする、ぼんやりする
◆「恍惚コウコツ」◇頭が空っぽになって何も考えられないさま、ぼうっとするさま◇[日]心を奪われてうっとりするさま
◆「恍然コウゼン」、急に、突然に、はっと(「はっと思い付く」など)、さっと(「風がさっと吹く」など)
◆[日]とぼ・ける、知らないふりをする
筆順
心3+6=総画数9 U+604E [テツ、テチ、デチ/]
◆悪性(アクセイ)、質(たち)が悪いさま
◆「恎㤏テツトウ」、恐(おそ)れ慌(あわ)てるさま「【笛漁小稿:卷四:雨稼飲二十杯而腹痛竟夕委頓復欲止酒再以詩勸之】…敗眠百起倒氣轖神恎㤏…」
心4+6=総画数10 U+604F [コウ/]
◆欲望
心4+6=総画数10 U+6050 [キョウ、ク/おそ・れる、おそ・れ、おそ・らく、こわ・い] 𢙷𢝭𢟃𢙢㤟𢖶𢘠𢟈
◆おそ・れる、危害や不幸が及ぶかもしれないとびくびくする、また心配する、また不安になる
◆おそ・らく、おそ・れ、多分、~となるかもしれない、好ましくない状態になる可能性がある
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+6=総画数9 U+6051 [キ/]
◆変わっている、怪しい、一般に言われていること或いは自分が認識していることとは違っている、同「詭」
心3+6=総画数9 U+6052 [コウ、ゴウ/つね、つね・に] 恆𢘆𢛢𠄨㔰
◆(過去から現在・未来に亘って長い間、端から端まで)途切れることなく連なっている、変わることなく繋(つな)がっている、同「亙」
◆常に、常に一定の、変わることなく
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+6=総画数9 U+6053 [セイ、サイ/]
◆「恓惶セイコウ」、あれこれと思い悩むさま、思い惑(まど)うさま
心3+6=総画数9 U+6054 [コウ、ギョウ、キョウ/]
◆快い
◆聡明な
◆悪賢い、如才がない
心4+6=総画数10 U+6055 [ショ、ジョ/]
◆相手の心中(気持ち)を思い遣(や)る、またその心持ち、またその心を持って人に接する
◆寛大な心で罪を許す、「宥恕ユウジョ」
筆順
心4+6=総画数10 U+6056 [シ/おも・う、おぼ・しい、おぼ・す] 思𢙦
◆心の中で考える、心に浮かぶ、心に浮かべる、想(おも)う、「思慮シリョ(あれこれと思いや考えを巡らすこと)」「相思ソウシ(互いに相手を思うこと、思い合うこと)」
◆心に浮かべ慕(した)う、「思慕シボ」
◆「于恖ウシ」、顎鬚(あごひげ)がもじゃもじゃと生えているさま、同「䯱䰄フシ」
◆[日]おぼ・しい、~と考えられる
◆[日]おぼ・す、「思う」の丁寧語
漢字林(非部首部別)
心3+6=総画数9 U+6057 [コ/]
◆怯(おび)える
心3+6=総画数9 U+6058 [キュウ、ク/]
◆逆(さか)らう、背(そむ)く
心4+6=総画数10 U+6059 [ヨウ/つつが]
◆「恙虫ヨウチュウ」、ツツガム(恙虫)、シダニ目ツツガムシ科の虫
◆つつが、病気、心配ごと(病気や心配ごとはツツガムシの毒によるものと考えられたため)
◆「無恙ブヨウ」、恙無(つつがな)い、病気や心配ごとがない、「ツツガムシに刺されることなく無事」の意
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+6=総画数10 U+605A [イ、ケイ/]
◆憤(いきどお)る、怒(おこ)る、腹を立てる、「忿恚フンイ」
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+6=総画数9 U+605B [カイ/]
◆どうしてよいか分からないさま
心3+6=総画数9 U+605C [チョク、チキ/]
◆不安になる、心配する、「恜恜チョクチョク」、同「侙」
心4+6=総画数10 U+605D [カツ、ケチ/]
◆軽(かろ)んじる、関心カンシンを持たず注意も払わない、同「𢗊」
漢字林(非部首部別)
心3+6=総画数9 U+605E [イ/]
◆何事もなく心置きなく悦び楽しむ、気に掛かることもなく平安(「夷」)なさま
心3+6=総画数9 U+605F [キョウ、ク/] 忷𢗮
◆懼(おそ)れる、不安や恐れに怯(おび)える、胸騒(むなさわ)ぎがする、同「懼」「兇」
筆順
心3+6=総画数9 U+6060 [カイ、ケ/あや・しい、あや・しむ] 怪𢘪𢚬𠬭
◆普通とは違っていてるさま、これまでに見たことがないさま、譬(たと)えようががないさま
◆得体が知れない、奇異な、不思議な
◆不審に思う、疑わしく思う
筆順
心3+6=総画数9 U+6061 [リン/やぶさ・か] 悋𢙵
◆吝(しわ)い、物惜しみする、けちけちする、同「吝」「慳」
◆[日]「悋気リンキ」、嫉妬シット、やきもち
心3+6=総画数9 U+6062 [カイ、ケ/]
◆大きい、大きく広がる
◆「恢復カイフク」、失ったものや衰えたもの(悪い状態になったもの)が元の状態に戻ること、同「回復」
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+6=総画数10 U+6063 [シ/ほしいまま] 𢙊
◆気儘(きまま)なさま、思いのままにするさま、自分勝手なさま、またそのような振る舞い
◆「恣睢シスイ」、思うがままに振る舞うさま、自分勝手に振る舞うさま
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+6=総画数9 U+6064 [シュツ、シュチ、ジュツ/]
◆他人の苦難や不幸を哀れに思い心を痛める、同「卹」
◆気の毒に思い金品を分け与える、また救い助ける、同「賑」「賉」
◆顧(かえり)みる、周りに心を振り向ける、気を配る
筆順
心4+6=総画数10 U+6065 [チ/はじ、は・じる、は・じらう、は・ずかしい] 耻𦔺
◆面目メンモクない、顔向けできない、きまりが悪い、「恥辱チジョク」「羞恥シュウチ」
筆順
心3+6=総画数9 U+6066 [ショウ/]
◆念じる
心4+6=総画数10 U+6067 [ジク、ニク/]
◆恥(は)じる、恥じ入る、恥ずかしく思う、「恧怩・忸怩ジクジ」
心3+6=総画数9 U+6068 [コン、ゴン/うら・む、うら・めしい] 𢚉𢙃
◆(思いが満たされずに)とても残念に思う、とても腹立たしい、同「憾」「怨」「【正字通:卯集上:心部:恨】…怨極也…論語敝之無憾亦以𢚉訓憾未詳𢚉意深憾意淺𢚉音重憾音輕聲義微別也(【正字通】は「怨」よりも強い感情だという)
筆順
心4+6=総画数10 U+6069 [オン/]
◆心からの情愛や配慮、恵(めぐ)み、慈(いつく)しみ
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+6=総画数9 U+606A [カク/] 愘㤩愙
◆敬(うやま)う、敬い慎(つつし)む
◆隅々まで心を配(くば)る、同「慎」「【毛詩注疏卷三十:商頌】溫恭朝夕執事有恪」
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+6=総画数9 U+606B [トウ、ズウ、ドウ/]
◆痛む、呻(うめ)き苦しむ
◆恐れる、脅(おび)える、脅(おど)す、脅(おびや)かす
◆「憁恫ソウトウ」◇忙(せわ)しく落ち着きがないさま、深く考えずにそそっかしいさま◇うまく立ち回るさま、利益を得るために取り入るさま「【抱朴子:自敘】𢛌恫官府之間以窺掊剋之益內以誇妻妾外以釣名位」◇思い通りでないさま、満足でないさま「【字彙:卯集:心部:憁】憁恫不得意貌」
筆順
心3+6=総画数9 U+606C [テン、デン/]
◆静かなさま、穏(おだ)やかなさま、安らかなさま
◆落ち着いているさま
◆「恬淡テンタン」、淡白タンパクで物事に固執コシツしないさま
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+6=総画数10 U+606D [キョウ、ク/うやうや・しい] 𢙄㳟𢚈
◆敬い礼を尽くす、畏(かしこ)まり慎み深く振る舞う、敬う気持ちを「敬」といい、それを態度や行動で示すことを「恭」という
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+6=総画数9 U+606E [セン、ゼン/]
◆心から身を引き締める、謹む
心4+6=総画数10 U+606F [ショク、ソク/いき] 𢙆
◆いき、口や鼻で吐いたり吸ったりする空気
◆呼吸する、一度吐いて吸うことを「一息」という
◆生きている
◆止(や)む、鎮(しず)まる、落ち着く、同「熄」
◆休む、休憩する
◆自分の(特に男の)子供
◆元金から生まれた利子、「親から生まれた子供」の意
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+6=総画数9 U+6070 [コウ、キョウ/あたか・も]
◆あたか・も、丁度チョウド、正(まさ)しく、ぴったりと、「恰恰コウコウ(丁度、まさしく)」「恰当コウトウ(丁度よいさま、ぴったりと合うさま)」「恰好コウコウ(かっこう、丁度よいさま)」
筆順
心3+6=総画数9 U+6071 [エツ、エチ/よろこ・ぶ] 悦悅
◆喜ぶ、楽しい、心や体を煩(わずら)わせるものが何もなく安らかで快い、同「兌」
心3+6=総画数9 U+6072 [ホウ、ヒョウ/]
◆心中に様々な感情(悲しみ・怒り・喜びなど)が満ちる
◆感情が高ぶる
心4+6=総画数10 U+6073 [コン/ねんご・ろ] 懇𢡆𢢽
◆真心(まごころ)がこもったさま、「懇誠コンセイ」、同「豤」「悃」
心4+6=総画数10 U+6074 [トク/] 德徳悳㥁𢜖𢠀𢤊
◆生まれながらに備わっている性質、もの本来の性質、本性ホンショウ
◆本来の行いや考え、人として尊(とうと)び守るべき(進むべき)道、「道徳ドウトク」
◆自らは人としての道を会得エトクし、他人に恩恵オンケイを施(ほどこ)す「【說文解字注:彳部:德】𦫵也(𦫵當作登辵部曰遷登也此當同之德訓登者…)」「【說文解字注:心部:悳】外得於人内得於己也(…内得於己謂身心所自得也外得於人謂惠澤使人得之也…)」
◆恵み、恩恵
◆利得リトク、儲(もう)け
心4+6=総画数10 U+6075 [ケイ、エ/めぐ・む] 惠𢞯𢡘𢥁𦻇
◆慈(いつく)しみの心を持って金品を与える、相手に対し思いやりの気持ちを持って接する、「恩惠オンケイ」「惠風ケイフウ(恵みの風、穏おだやかで暖かい風)」
◆聡明ソウメイなさま、「知惠・智慧チケイ・チエ」
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+6=総画数10 U+6076 [アク、オ、ウ/わる・い、あし] 惡悪𢙣𢛫𢝏僫
◆良くない、劣る、好ましくない
◆憎む、好ましくない(良くない)感情を抱く
◆不快な、不吉な
◆忌(いま)まわしい、醜(みにく)い、またそのように行い
◆道を誤る、道義に反する、またそのように行い
心4+6=総画数10 U+6077 [未詳/やす、よし]
◆未詳
◆[日]人名用字
注解:【漢字源】は「烋」の異体字とする
筆順
心3+6=総画数9 U+6078 [トウ、ズウ、ドウ/] 慟𢣛憅
◆(体を震わせて)悲しむ、「慟哭ドウコク(体を震わせ声を張り上げて泣くさま)」
心3+6=総画数9 U+6079 [エン/]
◆意欲や気力が湧(わ)かないさま、気持ちが落ち込むさま「【情史類略:第二十一卷情妖類】僧體枯瘦氣息懨然漸無生意」
心3+6=総画数9 U+607A [カイ、ガイ/]
◆喜ぶさま、楽しむさま、和(なご)やかで心地良いさま、「愷樂、豈楽ガイラク」、同「凱」
◆「恺歌ガイカ」、(従軍した兵が歌う)戦いに勝利した時の喜びの歌、同「凱歌」「【周禮注疏:春官宗伯】凡軍大獻教愷歌遂倡之」
◆「恺悌ガイテイ」、穏(おだ)やかで和(やわ)らぐさま、同「豈弟」
心3+6=総画数9 U+607B [ソク、シキ/] 惻𢢥𢝔
◆心が痛む、心を痛める
◆「恻隐ソクイン」、人の不幸や悲しみを察し思いを同じにする
心3+6=総画数9 U+607C [ドウ、ノウ/なや・む] 悩惱𢚰𢙉
◆なや・む、迷い苦しむ、心が乱れる
心3+6=総画数9 U+607D [ウン/]
◆誠実なさま、心がこもっているさま
心3+6=総画数9 U+607E [ボウ、モウ/]
◆忙(せわ)しい、忙(いそが)しい、同「忙」
◆狼狽(うろた)える、慌(あわ)ててどうしたら良いか分からなくなる
心3+6=総画数9 U+6094 [カイ、ケ/く・いる、くや・む、くや・しい] 悔𢙽
◆過ちや失敗を残念に思う、過ちや失敗が気になって心が沈み込む
◆[日]くや・み、人の死を弔う
◆外卦ガイカ、六つの爻コウ(卦カ・ケを表す横棒)から成る六十四卦の内の上の三つ、「𠧩」ともいう、下の三つは「貞」 {易経記号}
筆順
𢘴心4+6=総画数10 U+22634 [リン/] 㤻𢘵𢚿
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤻】畽㤻行無廉隅」
𢘵心4+6=総画数10 U+22635 [リン/] 㤻𢘴𢚿
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤻】畽㤻行無廉隅」
𢘶心3+6=総画数9 U+22636 [タイ、テン、デン/] 㥆𢠮𢠻
◆拘(こだわ)りがないさま、気儘なさま、同「怢」
◆気が緩(ゆる)む、同「怢」
◆すぐに忘れる、うっかりする、同「怢」
𢘷心3+6=総画数9 U+22637 [チュウ/] 𢥞𢦃
◆憂(うれ)える、あれこれと思いが巡(めぐ)り悩む、「𢥞𢥞チュウチュウ」、同「忡」「㤏」「【楚辭章句:卷二:雲中君】…極勞心兮𢥞𢥞(𢥞𢥞憂心貌…)…」
𢘸心3+6=総画数9 U+22638 [コウ/]
◆恨(うら)む、とても残念に思う、恨めしい
𢘺心3+6=総画数9 U+2263A [ベイ、マイ、ビ、ミ/]
◆迷(まよ)う、どうしたらよいか分からなくなる、同「𢞞」「迷」
◆労(いた)わり落ち着かせる、また安(やす)らげる、同「侎」
𢘻心4+6=総画数10 U+2263B [シツ、シチ/] 𢗦𢘤
◆悉(ことごと)く、全て、余すところなく、同「悉」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢗦𢘤𢘻】三俗悉」
漢字林(非部首部別)
𢘼心4+6=総画数10 U+2263C [セン/] 𢘁
◆言葉巧みに人に取り入る、阿(おもね)り諂(へつら)う、同「憸」
𢘽心3+6=総画数9 U+2263D [エイ/] 怈𢖪
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢘽】正餘制反明也一曰習也」
𢘾心3+6=総画数9 U+2263E [ドウ、ニョウ、ジュウ、ニュウ/] 怓𢜲𢞙
◆思い悩み心が乱れる「【說文解字注:心部:怓】亂也(大雅民勞毛傳曰惽怓大亂也惽當作怋)」
𢘿心4+6=総画数10 U+2263F [サ/]
◆「𢘿題サダイ」、古県名、淸河セイガ郡(現河北省南部から山東省北西部にかけての地)にあったという「【漢書(前漢書):卷二十八上:地理志第八上】淸河郡…𢘿題(師古曰𢘿古莎字)」「【曝書亭集:卷第十三:古今詩:東峪寺】孤山指𢘿題馬力苦顚跋…」
注解:【玉篇:卷八:心部第八十七:𢘿】【集韻:卷三:平聲三:戈第八:𢘿】【康熙字典:卯集上:心部:𢘿】」は{⿱艸心}だが、【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢘿】【漢書(前漢書):卷二十八上:地理志第八上】【曝書亭集:卷第十三:古今詩:東峪寺】などは「{⿱屾心}」に作る。
𢙁心4+6=総画数10 U+22641 [オ、ウ/]
◆貪(むさぼ)る、同「𡜂」「【字彙:卯集:心部:𢙁】烏故切烏去聲貪也」
𢙃心3+6=総画数9 U+22643 [コン、ゴン/うら・む、うら・めしい] 恨𢚉
◆(思いが満たされずに)とても残念に思う、とても腹立たしい、同「憾」「怨」「【正字通:卯集上:心部:恨】…怨極也…論語敝之無憾亦以𢚉訓憾未詳𢚉意深憾意淺𢚉音重憾音輕聲義微別也(【正字通】は「怨」よりも強い感情だという)
𢙄心4+6=総画数10 U+22644 [キョウ、ク/うやうや・しい] 恭㳟𢚈
◆敬い礼を尽くす、畏(かしこ)まり慎み深く振る舞う、敬う気持ちを「敬」といい、それを態度や行動で示すことを「恭」という
𢙅心4+6=総画数10 U+22645 [キュウ、コウ/]
◆合う、ぴったりと合う「【太玄經:廓】陰氣㥷而𢙅之陽猶恢而廊之(行屬於水謂之廓者㥷猶恊也𢙅猶合也言是時陰氣和協而合同當上而合同陽恢廓未有{⿳亠𠀎𧘇}{⿰扌貟}之氣故謂廓也㥷𢙅二字皆心者故冝以和協言之也廓之…)」
𢙆心3+6=総画数9 U+22646 [ショク、ソク/いき]
◆いき、口や鼻で吐いたり吸ったりする空気
◆呼吸する、一度吐いて吸うことを「一息」という
◆生きている
◆止(や)む、鎮(しず)まる、落ち着く、同「熄」
◆休む、休憩する
◆自分の(特に男の)子供
◆元金から生まれた利子、「親から生まれた子供」の意
𢙈心4+6=総画数10 U+22648 [シン/] 吢吣唚
◆犬や猫が嘔吐する
𢙉心3+6=総画数9 U+22649 [ドウ、ノウ/なや・む] 悩惱𢚰恼
◆なや・む、迷い苦しむ、心が乱れる
𢙊心3+6=総画数9 U+2264A [シ/ほしいまま]
◆気儘(きまま)なさま、思いのままにするさま、自分勝手なさま、またそのような振る舞い
◆「恣睢シスイ」、思うがままに振る舞うさま、自分勝手に振る舞うさま
𢙍心4+6=総画数10 U+2264D [シツ、シチ/ことごと・く] 悉𢚊𢝕
◆ことごと・く、全て、余すところなく、あるものを残らず、「悉皆シッカイ(全て)」「悉心シッシン(心を尽くす)」「悉数シッスウ(あるだけ全てを列挙する)」「知悉チシツ(余すところなく知り尽くす)」、同「盡(尽)」
𢙎心4+6=総画数10 U+2264E [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𢙎】古文慶字見集韻(【集韻:卷八:去聲下:映第四十三:慶■】の字形とは異なる)
𢙐心3+6=総画数9 U+22650 [ドウ、ノウ/] 憹𢥯
◆悩む、悩み苦しむ、心が乱れる
𢙑心3+6=総画数9 U+22651 [未詳/]
◆未詳
𢙒心3+6=総画数9 U+22652 [キョウ/]
◆懼(おそ)れる、怯(おび)える、同「嘵」
◆勇ましく猛々(たけだけ)しいさま
𢙖心3+6=総画数9 U+22656 [未詳/]
◆未詳
𢙢心4+6=総画数10 U+22662 [キョウ、ク/おそ・れる、おそ・れ、おそ・らく、こわ・い] 恐𢙷𢝭𢟃㤟𢖶𢘠𢟈
◆おそ・れる、危害や不幸が及ぶかもしれないとびくびくする、また心配する、また不安になる
◆おそ・らく、おそ・れ、多分、~となるかもしれない、好ましくない状態になる可能性がある
𢙣心4+6=総画数10 U+22663 [アク、オ、ウ/わる・い、あし] 惡悪恶𢛫𢝏僫
◆良くない、劣る、好ましくない
◆憎む、好ましくない(良くない)感情を抱く
◆不快な、不吉な
◆忌(いま)まわしい、醜(みにく)い、またそのように行い
◆道を誤る、道義に反する、またそのように行い
漢字林(非部首部別)
𢙤心4+6=総画数10 U+22664 [デキ、ニャク/] 惄𧗂
◆食べ物が足りず腹を空(す)かす、同「飢」「饑」
◆思い通りにならずに(思いが満たされずに)心を悩ます、憂(うれ)える、同「愵」
𢙥心4+6=総画数10 U+22665 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢙥】或作𢞘」
𢙦心4+6=総画数10 U+22666 [シ/おも・う、おぼ・しい、おぼ・す] 思恖
◆心の中で考える、心に浮かぶ、心に浮かべる、想(おも)う、「思慮シリョ(あれこれと思いや考えを巡らすこと)」「相思ソウシ(互いに相手を思うこと、思い合うこと)」
◆心に浮かべ慕(した)う、「思慕シボ」
◆「于𢙦ウシ」、顎鬚(あごひげ)がもじゃもじゃと生えているさま、同「䯱䰄フシ」
◆[日]おぼ・しい、~と考えられる
◆[日]おぼ・す、「思う」の丁寧語
𢙧心3+6=総画数9 U+22667 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:忄部:𢙧】同"片"」
心4+7=総画数11 U+392E [キョウ、ゴウ/] 𢞪
◆人を惑(まど)わせ理解や判断などを誤(あやま)らせる、詐(いつわ)る、同「誑」
心4+7=総画数11 U+3930 [サク、ザク/]
◆心から恥じる、恥じて顔色が変わる
心3+7=総画数10 U+3931 [トウ、ズ、ホウ、フウ、フ/]
◆誑(たぶら)かす
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤱】徒候切候也誑也」
◆怒(いか)る、腹を立てる、同「㥉」「𢠲」(「𢜳」を誤ったものか?)
心4+7=総画数11 U+3932 [キョウ/]
◆思うさま「【說文解字:心部:㤲】思皃」
◆快(こころよ)いさま、心が満たされるさま、心穏(おだ)やかなさま、同「悏」「㥦」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:{⿱夹心}㤲】二或作苦叶反可也快也心伏也」
漢字林(非部首部別)
心3+7=総画数10 U+3934 [チョウ、ショウ/] 𢛏
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤴】丑葉切心動皃又休也」
◆「偛㤴ソウチョウ」、悪賢(わるがしこ)いさま「【玉篇:卷三:人部第二十三:偛】…一曰偛㤴鬼黠也」
心4+7=総画数11 U+3935 [シ、ジ/いつく・しむ] 慈慈𩉋
◆母が子に対するように深い愛情を注ぐ、愛(いと)おしむ
◆大切にする、たっぷりの愛情を注ぐ
◆(たっぷりの愛情を注ぐ)母
心3+7=総画数10 U+3938 [ケキ、キャク/]
◆畏(おそ)れる、びくびくする、同「㦦」
心3+7=総画数10 U+3939 [キュウ、グ/]
◆怨(うら)む、怨み、同「𢛃」「𢜥」
心4+7=総画数11 U+393B [リン/] 𢘴𢘵𢚿
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤻】畽㤻行無廉隅」
心3+7=総画数10 U+393C [겁コッp/]
◆[韓]怯(おび)える
心3+7=総画数10 U+393D [チュウ、ジュウ/]
◆深く憂(うれ)える、心配で心配で堪(たま)らない、「㤽㤽チュウチュウ」
心4+7=総画数11 U+607F [ヨウ、ユウ、ユ/]
◆勇(いさ)ましい、気力が満ちているさま、気力に満ちて恐れを知らないさま、同「勇」
◆「慫恿ショウヨウ」、傍(そば)から相手を説いてやらせようとする、唆(そそのか)す、嗾(けしか)ける、同「慫慂」
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+7=総画数10 U+6080 [ヨウ、ユウ/] 愑愹
◆満ち溢れる
◆怒りが噴き出る
◆喜ぶ
心3+7=総画数10 U+6081 [ケン、エン/] 𢞈𢛋
◆憂える、あれこれと思いが巡り悩む、同「㾓」
◆苛々(いらいら)する、気が急(せ)く「【說文解字注:心部:悁】忿也({⿰忄䏍}之言獧也獧急也澤陂曰中心{⿰忄䏍}{⿰忄䏍}傳曰{⿰忄䏍}{⿰忄䏍}猶悒悒也)…」「【康熙字典:卯集上:心部:悁】《集韻》《韻會》規掾切𠀤音絹躁急也」
筆順
心3+7=総画数10 U+6082 [ヒ、ビ/] 𢟵
◆誤(あやま)る、間違える、同「謬」「繆」
心3+7=総画数10 U+6083 [コン/]
◆真心(まごころ)がこもったさま、「悃愊コンヒョク」、同「懇」
筆順
心3+7=総画数10 U+6084 [ショウ/] 𢖹
◆心細いさま、心配で心穏やかでないさま
◆物淋(ものさび)しいさま
◆消え入りそうな声や音、声や音が小さく微かで静かなさま、「悄悄ショウショウ」
筆順
心3+7=総画数10 U+6085 [エツ、エチ/よろこ・ぶ] 悦恱
◆喜ぶ、楽しい、心や体を煩(わずら)わせるものが何もなく安らかで快い、同「兌」
心4+7=総画数11 U+6086 [ヨ、ショ/]
◆悦(よろこ)ぶ、楽しむ
◆ゆっくりとしたさま、ぐずぐずするさま、「不悆フヨ(急いで、ぐずぐずせずに)」「【北史:北史卷十:周本紀下第十】帝不悆還宮」
◆忘れる
◆貪(むさぼ)るさま、貪欲ドンヨクなさま「【說文解字注:心部:悆】嘾也嘾者含深也含深者欲之甚也」
心3+7=総画数10 U+6087 [ト、ツ/]
◆深く憂えるさま、憂い苦しむ
心3+7=総画数10 U+6088 [カイ、ケ/]
◆戒(いまし)める、気を引き締めて用心する、同「戒」
◆ゆとりがない、余裕がない、急(せ)く、忙(せわ)しい、同「急」「【爾雅注疏:釋言】悈褊急也(《注》皆急狹)」
心4+7=総画数11 U+6089 [シツ、シチ/ことごと・く] 𢚊𢝕𢙍
◆ことごと・く、全て、余すところなく、あるものを残らず、「悉皆シッカイ(全て)」「悉心シッシン(心を尽くす)」「悉数シッスウ(あるだけ全てを列挙する)」「知悉チシツ(余すところなく知り尽くす)」、同「盡(尽)」
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+7=総画数11 U+608A [テツ、テチ/]
◆智慧チエがあり道理に通じているさま、同「哲」
漢字林(非部首部別)
心3+7=総画数10 U+608B [リン/やぶさ・か] 恡𢙵
◆吝(しわ)い、物惜しみする、けちけちする、同「吝」「慳」
◆[日]「悋気リンキ」、嫉妬シット、やきもち
筆順
心3+7=総画数10 U+608C [テイ、ダイ/]
◆年長者や兄姉を敬い従う、同「弟」
◆兄弟姉妹の仲が良いさま
筆順
心3+7=総画数10 U+608D [カン、ガン/おぞ・ましい]
◆気が強く勇ましい
◆おぞ・ましい、気が強く荒々しい
◆[日]おぞ・ましい、気味が悪く不快なさま
筆順
心3+7=総画数10 U+608E [コウ、ゴウ/]
◆心が動く
◆懼(おそ)れる、びくびくする、おどおどする
漢字林(非部首部別)
心3+7=総画数10 U+608F [キョウ/]
◆快(こころよ)いさま、心が満たされるさま、心穏(おだ)やかなさま、同「㥦」「㤲」「【玉篇:卷八:心部第八十七:悏】苦協切快也」
心4+7=総画数11 U+6090 [テキ、チャク/] 𢙹
◆「悐悐テキテキ」◇(危険や苦痛などに襲われないかと)びくびくするさま、同「惕」◇憂い悲しむさま
心3+7=総画数10 U+6091 [ホ、フ/こわ・い、おそ・れる、お・じける]
◆(身に迫って来るものに対して)恐れる、畏(おそ)れる、おどおどする、びくびくする、身を竦(すく)ませる、同「惶」
◆お・じける、恐れで身が竦む
心3+7=総画数10 U+6092 [ユウ、オウ/]
◆気が塞(ふさ)ぐ、気分が内に籠(こも)って晴れない、鬱鬱ウツウツとする、同「𤶛」
筆順
心3+7=総画数10 U+6093 [ケン、ゲン/] 俔伣
◆譬(たと)える、比喩ヒユ
◆密(ひそ)かに敵の様子を探(さぐ)る、細作サイサク(間者カンジャ、スパイspy)、同「諜」
◆様子・状態を見る、見て様子・状態を知る
◆竿(さお)の先にニワトリ(鶏)の羽を取り付けた風向や風力を測る道具、風見かざみ、別名「五兩ゴリョウ」、同「綄」
心3+7=総画数10 U+6095 [キ、ケ/]
◆願う、希(こいねが)う、念ネンずる、同「希」
◆悲しむ
心3+7=総画数10 U+6096 [ハイ、バイ、ホツ、ボツ/もと・る] 𢚦
◆そうなるべき(そうあるべき)なのにそうなっていない、違っている、合っていない「【韓非子《欽定四庫全書》本:定法】利在故新相反前後相悖(《四部叢刊初編》本では「勃」)
◆迷う、戸惑(とまど)う、どうしていいか分からない、同「𢠜」「【荀子:卷十八:成相】門戶塞大迷惑悖亂昏莫不終極」
◆勢いがよいさま、同「勃」
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+7=総画数10 U+6097 [バン、マン、モン/]
◆どうしてよいか分からず迷う
◆ぼんやりして忘れる
筆順
心4+7=総画数11 U+6098 [エイ、エ、イ/]
◆言動の悉(ことごと)くが物静かで上品なさま、同「嫕」「【六臣註文選:卷十九:神女賦】…澹清靜其愔(…)嫕(一計切五臣作悘)兮性沈詳而不煩(善曰…嫕淑善也言志度靜而和淑也…濟曰悘閒雅也言澹然閒雅沈黙詳審不煩辭)」「【六書故:第十三:人六:悘】煙奚於計二切婉順也」
漢字林(非部首部別)
心3+7=総画数10 U+6099 [コウ、キョウ/]
◆「憉悙ホウコウ」、自らを堅く信じる、揺るぎない自信を持つ、自らを誇りに思う、自負する、同「矜持、矜恃キョウジ」「自矜ジキョウ」「【毛詩稽古編:蕩之什上:蕩】憉悙注云自彊也意皆同鄭」「【廣韻:下平聲:庚第十二:脝:悙】憉悙自強」「【集韻:卷四:平聲四:庚第十二:悙】憉悙自矜健皃」
◆「倀悙・䛫惇チョウコウ」、軽(かる)はずみなさま、大雑把(おおざっぱ)なさま
心3+7=総画数10 U+609A [ショウ、シュ/おそ・れる]
◆懼(おそ)れる、竦(すく)む、体を強張(こわば)らせる、同「竦」「𢥠」
◆身を(体を、気持ちを、姿勢を、態度を)ぐっと引き締める、同「捒」
筆順
心3+7=総画数10 U+609B [セン/]
◆それまで(これまで)のことを止(や)める、また改(あらた)める
筆順
心3+7=総画数10 U+609C [テイ、チョウ/]
◆「慏悜メイテイ」、もっと~、更に~、思いが尽きないさま「【廣韻:上聲:靜第四十:逞:悜】慏悜意不盡也」
心3+7=総画数10 U+609D [①カイ、ケ②リ/]

◆嘲(あざけ)る、人を馬鹿にする、からかう

◆憂(うれ)える、心を痛(いた)める、同「㾖」
心3+7=総画数10 U+609E [ゴ、グ/]
◆誤る、間違う、同「誤」
◆人を惑(まど)わす、惑わし欺(あざ)く、同「誤」
心3+7=総画数10 U+609F [ゴ、グ/さと・る] 忢𢛤𠵥𠼘𥄪𢤓𦤜
◆眠りから醒(さ)める
◆それまで見えなかったものが見えるようになる、迷いから覚(さ)める、ぼんやりしていた物事をはっきりと理解する(できる)ようになる
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+7=総画数11 U+60A0 [ユウ/] 𢚐𢟅
◆遥(はる)か遠いさま、どこまでも(いつまでも)続くさま
◆ゆったりとしたさま、長閑(のどか)なさま
漢字林(非部首部別)
筆順
心5+7=総画数12 U+60A1 [リ/]
◆同「㥎」「【正字通:卯集上:心部:悡】同㥎俗省」
◆未詳「【荊川先生文集:卷之三:詩:雪詩和蘇韻十首】巢風欲動始占鴉空裏悡翻…」
心3+7=総画数10 U+60A2 [リョウ、ロウ/]
◆(思い通りにならず)残念に思う、残念で心が痛む、同「𢝋」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:悢】音亮恨也悲也」
◆「悢悢ロウロウ」「懭悢コウロウ」、思い通りにならずがっかりするさま、気持ちが落ち込むさま、同「惆悵チュウチョウ」
心4+7=総画数11 U+60A3 [カン、ゲン/わずら・う、うれ・える] 𢤒𢡙𢠶𨴮
◆憂(うれ)える、悩み苦しむ
◆悩みや苦しみを齎(もたら)す災難、禍(わざわい)
◆病(や)む、病気になる
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+7=総画数11 U+60A4 [ソウ、ス/] 怱忩
◆慌ただしい、慌てる、気が急(せ)く、忙(せわ)しい、同「匆」
漢字林(非部首部別)
心4+7=総画数11 U+60A5 [イ/] 𢡃
◆心の中にあって外(言葉や態度・行動など)には出さない思いや考え、同「意」
◆心が満たされる、心地よい
◆十万(一万の十倍で「下数」と呼ばれる十進法での数)、同「億」
漢字林(非部首部別)
心3+7=総画数10 U+60A6 [エツ、エチ/よろこ・ぶ] 悅恱
◆喜ぶ、楽しい、心や体を煩(わずら)わせるものが何もなく安らかで快い、同「兌」
筆順
心3+7=総画数10 U+60A7 [リ/]
◆頭が切れる、頭の働きが素早い、賢い
筆順
心4+7=総画数11 U+60A8 [ニン/]
◆あなた、you、二人称代名詞、同「儞」
◆あなたさま、あなたの敬称
心3+7=総画数10 U+60A9 [ドウ、ノウ/なや・む] 惱𢚰恼𢙉
◆なや・む、迷い苦しむ、心が乱れる
筆順
心4+7=総画数11 U+60AA [アク、オ、ウ/わる・い、あし] 惡𢙣恶𢛫𢝏僫
◆良くない、劣る、好ましくない
◆憎む、好ましくない(良くない)感情を抱く
◆不快な、不吉な
◆忌(いま)まわしい、醜(みにく)い、またそのように行い
◆道を誤る、道義に反する、またそのように行い
筆順
心4+7=総画数11 U+60AB [カク、コク/] 愨慤𢡱𢢢
◆謹(つつし)む、過ぎることがない、慎(つつし)み深い、同「𢤶」「𧰕」「【說苑:卷第十六:談叢】默無過言愨無過事…」
心4+7=総画数11 U+60AC [ケン、ゲン、ケ/か・ける] 懸𢝝𠐴
◆掛ける、掛けてぶら下げる、同「縣」
◆長い間宙吊りのままになっている、物事が宙ぶらりんで落ち着かない
◆隔(へだ)たる、同「縣」
心3+7=総画数10 U+60AD [カン、ケン/]
◆吝(しわ)い、物惜しみする、けちけちする、同「吝」「悋」
◆「慳貪ケンドン」◇けちで欲張りなさま◇[日]意地が悪いさま
心3+7=総画数10 U+60AE [ゴ、グ/]
◆誤る、間違う、同「誤」
◆人を惑(まど)わす、惑わし欺(あざ)く、同「誤」
心3+7=総画数10 U+60AF [ビン、ミン/] 憫𢡥𢡻
◆同情して心を痛める、気の毒に思う、かわいそうに思う、同「閔」
穴部
心3+7=総画数10 U+FA3D [カイ、ケ/く・いる、くや・む、くや・しい] 悔𢙽
◆過ちや失敗を残念に思う、過ちや失敗が気になって心が沈み込む
◆[日]くや・み、人の死を弔う
◆外卦ガイカ、六つの爻コウ(卦カ・ケを表す横棒)から成る六十四卦の内の上の三つ、「𠧩」ともいう、下の三つは「貞」 {易経記号}
𠅤亠部
𢙌心4+7=総画数11 U+2264C [キョウ、ゴウ/] 𢚇
◆狂(くる)う、常軌ジョウキを逸イッしている、正気でない、普通でない、同「狂」
𢙱心3+7=総画数10 U+22671 [ロウ、ル/]
◆「𢙱倲ロウトウ」「𢙱戇ロウトウ」、愚かなさま
𢙴心4+7=総画数11 U+22674 [アイ/] 𢖻
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:代第十九:𢙴𢖻】說文行皃古省」「【正字通:卯集下:心部:𢙴】鳥蓋切音愛仿佛行貌正譌从夂㤅…」
𢙵心3+7=総画数10 U+22675 [リン/やぶさ・か] 悋恡
◆吝(しわ)い、物惜しみする、けちけちする、同「吝」「慳」
◆[日]「悋気リンキ」、嫉妬シット、やきもち
𢙶心4+7=総画数11 U+22676 [カン/]
◆自分のことだけを考えて道義・道理を軽んじる、また道義・道理に反する、また背(そむ)く「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢙶】古顔切私也慢也古姧字」「【正字通:卯集上:心部:𢙶】舊註古文姦按从旱無義朱謀㙔曰卽悍字…」
𢙷心4+7=総画数11 U+22677 [キョウ、ク/おそ・れる、おそ・れ、おそ・らく、こわ・い] 恐𢝭𢟃𢙢㤟𢖶𢘠𢟈
◆おそ・れる、危害や不幸が及ぶかもしれないとびくびくする、また心配する、また不安になる
◆おそ・らく、おそ・れ、多分、~となるかもしれない、好ましくない状態になる可能性がある
𢙸心4+7=総画数11 U+22678 [未詳/]
◆未詳「【字彙:卯集:心部:𢙸】古僾字徐鍇説文繫傳向風而行則氣𢙸吃故从㤅从口氣壅則𢙸也」
𢙹心3+7=総画数10 U+22679 [テキ、チャク/]
◆「𢙹𢙹テキテキ」◇(危険や苦痛などに襲われないかと)びくびくするさま、同「惕」◇憂い悲しむさま
𢙺心3+7=総画数10 U+2267A [シ/]
◆忘れる「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢙺】之吏切忘也」
𢙻心4+7=総画数11 U+2267B [シュク、スク/] 肅粛肃𦘡𦘝䏋𦘛
◆身や心を引き締める、また引き締まる、「肅正シュクセイ」
◆畏(おそ)れる、身を引き締めて畏(かしこ)まる
◆恭(うやうや)しい、慎(つつし)み深い
◆縮(ちち)む、縮こまる
注解:「【字彙:卯集:心部:𢙻】古文肅字」
𢙼心3+7=総画数10 U+2267C [ケイ、ギョウ/]
◆激しく腹を立てる、いらいらして怒る、同「悻」
𢙽心4+7=総画数11 U+2267D [カイ、ケ/く・いる、くや・む、くや・しい] 悔悔
◆過ちや失敗を残念に思う、過ちや失敗が気になって心が沈み込む
◆[日]くや・み、人の死を弔う
◆外卦ガイカ、六つの爻コウ(卦カ・ケを表す横棒)から成る六十四卦の内の上の三つ、「𠧩」ともいう、下の三つは「貞」 {易経記号}
漢字林(非部首部別)
𢚂心3+7=総画数10 U+22682 [サ/]
◆折れる、挫(くじ)く、挫ける、同「挫」
𢚃心3+7=総画数10 U+22683 [レツ、レチ/]
◆劣(おと)る、弱い、やや少ない、同「劣」
𢚇心3+7=総画数10 U+22687 [キョウ、ゴウ/] 𢙌
◆狂(くる)う、常軌ジョウキを逸イッしている、正気でない、普通でない、同「狂」
𢚈心4+7=総画数11 U+22688 [キョウ、ク/うやうや・しい] 恭𢙄㳟
◆敬い礼を尽くす、畏(かしこ)まり慎み深く振る舞う、敬う気持ちを「敬」といい、それを態度や行動で示すことを「恭」という
𢚉心3+7=総画数10 U+22689 [コン、ゴン/うら・む、うら・めしい] 恨𢙃
◆(思いが満たされずに)とても残念に思う、とても腹立たしい、同「憾」「怨」「【正字通:卯集上:心部:恨】…怨極也…論語敝之無憾亦以𢚉訓憾未詳𢚉意深憾意淺𢚉音重憾音輕聲義微別也(【正字通】は「怨」よりも強い感情だという)
𢚊心4+7=総画数11 U+2268A [シツ、シチ/ことごと・く] 悉𢝕𢙍
◆ことごと・く、全て、余すところなく、あるものを残らず、「悉皆シッカイ(全て)」「悉心シッシン(心を尽くす)」「悉数シッスウ(あるだけ全てを列挙する)」「知悉チシツ(余すところなく知り尽くす)」、同「盡(尽)」
𢚍心3+7=総画数10 U+2268D [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𢚍】與𡧯同惟仙作」
𢚏心4+7=総画数11 U+2268F [未詳/]
◆未詳「【管子:輕重戊】…周人之王循六𢚏合陰陽而天下化之…」
𢚐心4+7=総画数11 U+22690 [ユウ/] 悠𢟅
◆遥(はる)か遠いさま、どこまでも(いつまでも)続くさま
◆ゆったりとしたさま、長閑(のどか)なさま
𢚓心4+7=総画数11 U+22693 [ビン、ミン/] 愍㥸𢞰
◆他人の苦難や不幸を哀(あわ)れに思い心を痛める
◆心配する、心配して心が痛む
𢚗心3+7=総画数10 U+22697 [ソウ/]
◆「憛𢚗」、心配で不安なさま
𢚘心3+7=総画数10 U+22698 [未詳/]
◆未詳
𢚙心3+7=総画数10 U+22699 [未詳/]
◆未詳
𢚦心4+7=総画数11 U+226A6 [ハイ、バイ、ホツ、ボツ/もと・る]
◆そうなるべき(そうあるべき)なのにそうなっていない、違っている、合っていない「【韓非子《欽定四庫全書》本:定法】利在故新相反前後相悖(《四部叢刊初編》本では「勃」)
◆迷う、戸惑(とまど)う、どうしていいか分からない、同「𢠜」「【荀子:卷十八:成相】門戶塞大迷惑悖亂昏莫不終極」
◆勢いがよいさま、同「勃」
𢚧心4+7=総画数11 U+226A7 [ユウ、ウ/う・い、う・さ、うれ・える] 憂㥑𢝊𢟜𢞘𠮕𩕂𠪍𨗫
◆心配する、あれこれと思いが巡(めぐ)り悩む、心が揺れ動く、同「忧」
◆(特に親の)喪ソウ(も、死者を追悼するために家に籠って慎む、その一定の期間)「【商書:說命上】王宅憂亮陰三祀」
𢚩心4+7=総画数11 U+226A9 [キュウ、コウ/]
◆急(いそ)ぐ、急(せ)く、同「急」「【大學衍義補:卷二十二:治國平天下之要:制國用:貢賦之常】昭帝元鳯二年…緩𢚩之序矣…」
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢚩】音隱急謹也(「㥯」と混同したものか?)
漢字林(非部首部別)
𢚬心3+7=総画数10 U+226AC [カイ、ケ/あや・しい、あや・しむ] 怪恠𢘪𠬭
◆普通とは違っていてるさま、これまでに見たことがないさま、譬(たと)えようががないさま
◆得体が知れない、奇異な、不思議な
◆不審に思う、疑わしく思う
𢚯心3+7=総画数10 U+226AF [キョウ、ゴウ/]
◆慌てふためいて走って行くさま、同「俇」
𢚰心3+7=総画数10 U+226B0 [ドウ、ノウ/なや・む] 悩惱恼𢙉
◆なや・む、迷い苦しむ、心が乱れる
𢚱心4+7=総画数11 U+226B1 [ソウ、ス/ねぎ] 葱蔥𦯎䓗
◆ネギ(葱)、ヒガンバナ科ネギ属の野菜 {ネギ}
◆緑がかった青色
𢚸心4+7=総画数11 U+226B8 [ロン/]
◆[喃]心や心情を表す語、「𢞂𢚸ブゥォナン(気持ちが落ち込むさま、憂鬱なさま)」
𢚾心3+7=総画数10 U+226BE [カン、ガン/]
◆叛(そむ)く、自分が属する集団の行動や意見に従えずに反対する、またそこを離れる、「怑愌ハンカン」、同「叛」「【集韻:卷七:去聲上:換第二十九:叛炍】愌也」「【集韻:卷七:去聲上:換第二十九:愌】怑愌不順也」
𢚿心4+7=総画数11 U+226BF [リン/] 㤻𢘴𢘵
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤻】畽㤻行無廉隅」
𢛚心4+7=総画数11 U+226DA [ジョク、ニク、ノク/はずかし・める、かたじけな・い] 辱𢟲𢟹
◆恥(はじ)をかかせる、体面タイメンを汚(けが)す、泥(どろ)を塗(ぬ)る、「恥辱チジョク」
◆忝(かたじけな)い、(恥をかかせるようなことをして下さって)申し訳なくもありがたい
◆「辱臨ジョクリン」、このようなところへ恥を忍んでまで来て下さる、遜(へりくだ)って感謝の意を伝える言葉
心3+8=総画数11 U+393E [タン、ドン/]
◆心配して慌てるさま、心配で不安なさま
㤿心3+8=総画数11 U+393F [エン、オン/]
◆愛アイする、愛(いと)おしむ、同「𢜰」「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤿】於檢切愛也…」
◆満足する、心地よい、同「𢜰」「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤿】…甘心也」
◆言葉巧みに人に取り入る、阿(おもね)り諂(へつら)う、「譣詖・憸詖センピ」「【廣韻:下平聲:鹽第二十四:籤:憸】㤿憸詖也」
◆未詳「【備急千金要方:卷三十八:膽腑方:吐血第六】…吐血後體中但自㤿㤿然心中不悶者輙自愈…」「【蘭臺軌範:卷五:喘:病源】…凡吐血之後體恒㤿㤿然心裏煩躁悶亂紛紛顛倒不安…」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:㤿】英亷反㤿㥓不安意也…」
心3+8=総画数11 U+3940 [ショク、ジキ/]
◆未詳「【字彙:卯集:心部:㥀】常職切音植專也」「【正字通:卯集上:心部:㥀】俗悳字㥀㥁悳橫竪變體音義同舊註音植訓專誤」
心4+8=総画数12 U+3941 [トク/] 德徳悳恴𢜖𢠀𢤊
◆生まれながらに備わっている性質、もの本来の性質、本性ホンショウ
◆本来の行いや考え、人として尊(とうと)び守るべき(進むべき)道、「道徳ドウトク」
◆自らは人としての道を会得エトクし、他人に恩恵オンケイを施(ほどこ)す「【說文解字注:彳部:德】𦫵也(𦫵當作登辵部曰遷登也此當同之德訓登者…)」「【說文解字注:心部:悳】外得於人内得於己也(…内得於己謂身心所自得也外得於人謂惠澤使人得之也…)」
◆恵み、恩恵
◆利得リトク、儲(もう)け
心3+8=総画数11 U+3943 [ボン、モン/もだ・える] 悶𢛩𨴽闷𢛀
◆思い(悩み・悲しみ・憤り・不満・不安など)が心に満ちる、また満ちたものが吐き出せない、また吐き出せずに苦しむ、「悶絶モンゼツ(甚だしく悶えて気絶する)」
◆中に籠(こも)る、周りが塞がれて外に出られない
心3+8=総画数11 U+3944 [リョウ/]
◆憐(あわ)れむ、心から気の毒に思う
◆慄(おのの)く、恐れで身が竦(すく)む「【玉篇:卷八:心部第八十七:㥄】力升切憐也哀也慄也」
心3+8=総画数11 U+3946 [タイ、テン、デン/] 𢘶𢠮𢠻
◆拘(こだわ)りがないさま、気儘なさま、同「怢」
◆気が緩(ゆる)む、同「怢」
◆すぐに忘れる、うっかりする、同「怢」
心3+8=総画数11 U+3947 [サン、ザン/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:寒第二十五:㥇】忮也」
心4+8=総画数12 U+3948 [未詳/]
◆未詳「【廣韻:去聲:祭第十三:掣:懘】𢛈懘音不和也𢛈樂記作帖」「【集韻:卷十:入聲下:帖第三十一:㥈惵】安也」
心3+8=総画数11 U+3949 [ホウ、フウ、フ/]
◆怒(いか)る、腹を立てる「【玉篇:卷八:心部第八十七:㥉】芳九切怒也」「【遺山先生文集:卷第一:潁谷封人廟】…悔㥉時一語發…」
心4+8=総画数12 U+394B [イ/]
◆悲しみ嘆(なげ)く声
心3+8=総画数11 U+394D [キ、ゴ/] 惎𢗏𢤵
◆毒する、毒殺する
◆画策する
◆教える
心4+8=総画数12 U+394E [リ/] 𢤂
◆恨(うら)む
◆怠(なま)ける
心3+8=総画数11 U+394F [テン/]
◆恥じる、恥ずかしがる
心4+8=総画数12 U+3950 [未詳/]
◆未詳「【正字通:卯集上:心部:㥐】舊註同延太上作出亳州老君碑按凡釋道二藏多譌文未可盡信一說古文怨作■㥐卽𢛪之譌」
心4+8=総画数12 U+3951 [ユウ、ウ/う・い、う・さ、うれ・える] 憂𢝊𢚧𢟜𢞘𠮕𩕂𠪍𨗫
◆心配する、あれこれと思いが巡(めぐ)り悩む、心が揺れ動く、同「忧」
◆(特に親の)喪ソウ(も、死者を追悼するために家に籠って慎む、その一定の期間)「【商書:說命上】王宅憂亮陰三祀」
心3+8=総画数11 U+3952 [サイ/]
◆~ではないかと思う、疑わしく思う、同「猜」
◆とても残念に思う、同「恨」
◆決まりごとや道義に反する、同「姦」
心3+8=総画数11 U+3953 [キ/]
◆「𢜩㥓ケンキ」、未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:㥓】𢜩㥓儉急又儉意也」「【廣韻::上平聲:支第五:㩻:㥓】𢜩㥓儉急」「【集韻:卷四:平聲四:鹽第二十四:𢜩】𢜩㥓意不安皃」
心4+8=総画数12 U+3955 [レン/あわ・れむ] 憐𢣶𢠴
◆哀れに思う、かわいそうに思う
◆大事に大切にしたいと思う、愛(いと)おしく思う
心3+8=総画数11 U+3958 [겁コッp/]
◆[韓]怯(おび)える
心3+8=総画数11 U+60B0 [ソウ、ゾウ/]
◆悩みや苦しみがなく安らかなさま
心3+8=総画数11 U+60B1 [ヒ/]
◆言いたいことがうまく言えないさま、思うようにならずにいらいらするさま
心4+8=総画数12 U+60B2 [ヒ/かな・しい]
◆心が深く(ひりひりと)痛む、心が締め付けられているような感じがして苦しむ、声は出るが涙は出ない状態「【說文解字注:心部:悲】痛也(按憯者痛之深者也恫者痛之專者也悲者痛之上騰者也各從其聲而得之…)」「【康熙字典:卯集上:心部:悲】…有聲無淚曰悲…」
◆仏教で人の苦しみを取り除こうとする憐れみの心、「慈悲ジヒ」
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+8=総画数12 U+60B3 [トク/] 德徳㥁恴𢜖𢠀𢤊
◆生まれながらに備わっている性質、もの本来の性質、本性ホンショウ
◆本来の行いや考え、人として尊(とうと)び守るべき(進むべき)道、「道徳ドウトク」
◆自らは人としての道を会得エトクし、他人に恩恵オンケイを施(ほどこ)す「【說文解字注:彳部:德】𦫵也(𦫵當作登辵部曰遷登也此當同之德訓登者…)」「【說文解字注:心部:悳】外得於人内得於己也(…内得於己謂身心所自得也外得於人謂惠澤使人得之也…)」
◆恵み、恩恵
◆利得リトク、儲(もう)け
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+8=総画数11 U+60B4 [スイ、ズイ/せがれ] 忰𢜙
◆苦労や心痛などで痩(や)せ衰(おとろ)える、「憔悴・癄瘁・顦顇ショウスイ」
◆[日]せがれ、自分の息子の謙称、但し「倅(伜)」の誤用
筆順
心3+8=総画数11 U+60B5 [チョウ/]
◆意に叶(かな)わずがっかりする、失望する、落胆する
◆「惆悵チュウチョウ」、がっかりするさま、がっかりして気が抜けるさま
筆順
心4+8=総画数12 U+60B6 [ボン、モン/もだ・える] 𢛩𨴽闷㥃𢛀
◆思い(悩み・悲しみ・憤り・不満・不安など)が心に満ちる、また満ちたものが吐き出せない、また吐き出せずに苦しむ、「悶絶モンゼツ(甚だしく悶えて気絶する)」
◆中に籠(こも)る、周りが塞がれて外に出られない
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+8=総画数11 U+60B7 [レイ、ライ/]
◆悲しむ、心を痛(いた)める
◆「𢤱悷ロウレイ」、横暴オウボウなさま、暴(あば)れて手に負(お)えないさま「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:{⿰忄(⿸戶夭)}悷】正郎計反𢤱悷拙惡也…」「【廣韻:上聲:董第一:曨:𢤱】𢤱悷不調」
心3+8=総画数11 U+60B8 [キ、ギ/]
◆恐怖・不安・緊張・興奮・病気などによって拍動ハクドウ(心臓の脈動運動)が乱れる(速くなる、大きくなる、不規則になるなど)、胸がどきどきする、同「𢜽」「痵」、「動悸ドウキ」
◆(帯が垂れて)揺れ動く「【群經平議:卷七:毛詩一】垂帶悸兮(…悸之本義爲心動引申之則凡物之動者皆可…)」
筆順
心4+8=総画数12 U+60B9 [カン/]
◆憂える、心配して心を悩ませる
心3+8=総画数11 U+60BA [カン/]
◆憂える、心配して心を悩ませる
心3+8=総画数11 U+60BB [コウ、ギョウ/]
◆激しく腹を立てる、いらいらして怒る
心3+8=総画数11 U+60BC [トウ、ドウ/いた・む] 𢛂
◆死者を偲び心から悲しむ、死者に思いを致して心を痛める
筆順
心3+8=総画数11 U+60BD [セイ、サイ/]
◆悲しむ、心が痛む
◆「悽愴セイソウ」、寒さが(悲しみや辛さが)体に突き刺さるさま、また身に沁(し)みるさま、同「凄愴」
筆順
心3+8=総画数11 U+60BE [コウ、クウ/]
◆心が虚(うつ)ろなさま、頭が空っぽになって何も考えられない(どうしてよいかわからない)さま
◆「悾憁コウソウ」、(事態が切迫して)忙(せわ)しないさま、忙しなくおろおろするさま、同「倥傯」
◆愚直グチョクなさま
筆順
心3+8=総画数11 U+60BF [テン/]
◆弱まる
◆「悿𢣎テンタン」、惑(まど)う、心が乱れる、思い悩む
心3+8=総画数11 U+60C0 [リン/]
◆知りたいまた明らかにしたいと欲する心
◆悩みや悲しみが心に鬱積する
心4+8=総画数12 U+60C1 [セキ/]
◆敬(うやま)う、同「𢜣」
◆「惁惁セキセキ」、憂(うれ)えるさま
心3+8=総画数11 U+60C2 [カン、コン/]
◆憂(うれ)い苦しむ
心3+8=総画数11 U+60C3 [コン/] 𢟦
◆(思いが入り混じって)心が乱れる、混乱する「【康熙字典:卯集上:心部:𢟦】《集韻》古本切音袞《博雅》惃愂亂也與惃同」
◆思いや悩みで心が晴れないさま、「惃愂コンハイ」「【方言:第十】惃(袞衣)𢠜(音㪍)頓愍惽也(謂迷昏也)…江湘之間謂之頓愍(頓愍猶煩悶也)」
心4+8=総画数12 U+60C4 [デキ、ニャク/] 𢙤𧗂
◆食べ物が足りず腹を空(す)かす、同「飢」「饑」
◆思い通りにならずに(思いが満たされずに)心を悩ます、憂(うれ)える、同「愵」
心3+8=総画数11 U+60C5 [セイ、ジョウ/なさ・け]
◆物事(特に他の人)からの働き掛けで起こる喜怒哀楽愛好悪欲などの心の動き、「感情カンジョウ」
◆他に寄せる思い、「愛情アイジョウ」
◆異性に寄せる思い、好意や欲望、「情侶ジョウリョ(好意を寄せる異性、好意を寄せ合う男女)」
◆物事の様子・状態・趣(おもむき)、「情勢ジョウセイ」
◆[日]なさ・け、他を思い遣(や)る気持ち、「人情ニンジョウ」
筆順
心3+8=総画数11 U+60C6 [チュウ/]
◆意に叶(かな)わず気を落とす
◆「惆悵チュウチョウ」、がっかりするさま、がっかりして気が抜けるさま
筆順
心3+8=総画数11 U+60C7 [トン、シュン、ジュン/] 㥫𢤈
◆誠実で心がこもっているさま、手厚いさま
筆順
心3+8=総画数11 U+60C8 [カ/]
◆果敢カカンなさま、押し止めようとするものを撥(は)ね除(の)けて(思い切って)決断・実行するさま、「㒠惈カイカ」
漢字林(非部首部別)
心4+8=総画数12 U+60C9 [セン/] 𢛈
◆「惉懘センセイ」、同「怗懘」◇五声ゴセイ(五音ゴイン、宮キュウ・商ショウ・角カク・徵チ・羽ウ、日本や中国で用いられる音階)が乱れるさま、音が合わないさま {音楽(音階)}◇調和チョウワしていないさま、すらすらと運ばないさま「【史記:卷二十四:樂書第二】…五者不亂則無惉滯之音矣(《集解》鄭玄曰惉滯弊敗不和之貌也…《正義》惉弊也懘敗也君臣民事物五者各得其用不相壞亂則五音之響無弊敗也)」
心3+8=総画数11 U+60CA [リョウ/]
◆残念で心が痛む、悲しむ、同「悢」
◆驚く、不意のことにぎょっとする、びっくりする、同繁「驚」
◆怖(おじ)ける、畏(おそ)れる
心3+8=総画数11 U+60CB [ワン/]
◆残念がる、「憤惋フンワン(腹を立て残念がる)」
筆順
心4+8=総画数12 U+60CC [エン、オン/]
◆曲がる、くねる、緩(ゆる)やかに曲がる、同「宛」
◆小さい孔(あな)、孔が小さいさま
◆満たされない思いが鬱積ウッセキ(内に籠り溜まる)する、同「慍」
心3+8=総画数11 U+60CD [キン、コン/]
◆未詳「【玉篇:卷七:心部第八十七:惍】居吟切利也」
心4+8=総画数12 U+60CE [キ、ゴ/] 𢗏𢤵㥍
◆毒する、毒殺する
◆画策する
◆教える
心3+8=総画数11 U+60CF [ラン、リン/]
◆貪(むさぼ)る、慎むことなく欲しがる、同「婪」
◆「惏慄リンリツ」、身震いするほど寒いさま
◆「惏悷リンレイ」、悲しみに暮れるさま「【重刻昭明文選李善註:高唐賦】…於是調謳令人惏悷憯悽脅息增欷(竝悲傷貌脅息縮氣也…)」
心3+8=総画数11 U+60D0 [ヨク、イキ、イク/]
◆心を痛める
◆あれこれと迷い悩む
心4+8=総画数12 U+60D1 [コク、ワク/まど・う]
◆あれこれと心が乱れる、どうしてよいか分からずに迷う、判断や区別が定まらない
◆人を迷わせる
筆順
心4+8=総画数12 U+60D2 [ワ/]
◆梵語の音写字(音オンを表す漢字)、「阿摂惒経アショウワキョウ(アッサラーヤナスッタassalāyanasutta[梵]、アッサラーヤナ経)」「漚惒拘舍羅ウワクシャラ(upāya-kauśalya[梵]、教えを説く際に相手に応じて教え説くこと、善巧方便)」「揵沓惒ケントウワ(乾闥婆、ガンダルバGandharva[梵]、神の名)」
心3+8=総画数11 U+60D3 [ケン、ゲン/] 𢛗
◆丁寧で心がこもっているさま、「惓惓ケンケン」
◆疲れる、疲れて力が出ない、同「倦」
筆順
心3+8=総画数11 U+60D4 [タン、ダン/]
◆心が火で焼かれているかのような憂(うれ)い、心配で心が熱(あつ)くなるさま「【毛詩注疏:卷十九:小雅:節南山】…憂心如惔(《傳》…惔燔也)…」
◆「恬惔テンタン」、淡白タンパクで物事に固執コシツしないさま、同「恬淡」
◆人名用字「【南齊書:卷三十九:列傳第二十:劉瓛(弟巉)】劉瓛字子珪沛國相人晉丹陽尹惔六世孫也…」
心3+8=総画数11 U+60D5 [テキ、チャク/] 惖𢡕𢞫
◆不安や恐れで心が揺れる、不安になる、心配する
心4+8=総画数12 U+60D6 [テキ、チャク/] 惕𢡕𢞫
◆不安や恐れで心が揺れる、不安になる、心配する
心3+8=総画数11 U+60D7 [デン、ネン/]
◆愛する
心3+8=総画数11 U+60D8 [ボウ、モウ/]
◆志が遂(と)げられずに呆然ボウゼンとするさま、がっかりして気が抜けるさま
筆順
心3+8=総画数11 U+60D9 [テツ、テチ/]
◆あれこれと思いを巡らせて悩む、悩み疲れ果てる
心3+8=総画数11 U+60DA [コツ、コチ/ぼ・ける、ほ・れる] 𢝻
◆ぼうっとして思考や行動が鈍くなる、ぼんやりするさま
◆微(かす)かで見分けがつかないさま
◆「恍惚コウコツ」◇頭が空っぽになって何も考えられないさま、ぼうっとするさま◇[日]心を奪われてうっとりするさま
◆[日]ほ・れる、人に(特に異性に)好意を寄せる、好意を寄せて夢中になる
筆順
心3+8=総画数11 U+60DB [コン/]
◆(雲や霧に覆われているかのように)ぼんやりする、ぼうっとして理解や判断ができない、同「怋」
◆思い悩み苦しむ、煩悶ハンモンする、同「怋」
心3+8=総画数11 U+60DC [セキ、シャク/お・しい、お・しむ] 𢡽
◆残念に思う、心が痛む
◆お・しむ、手放しがたい、手の内から離れてしまわないように大切にする
筆順
心3+8=総画数11 U+60DD [ショウ/]
◆気が抜ける、がっかりして気が抜ける
◆「惝怳・惝恍ショウコウ」、気が抜けてぼんやりするさま、がっかりして気が抜けるさま、がっかりするさま
筆順
心3+8=総画数11 U+60DE [キン、コン、ゴン/]
◆(口を大きく開けて、何の悩みも気掛かりもなく)顔を大きく綻(ほころ)ばせて喜ぶ、同「俽」「忻」「訢」「【說文解字:欠部:欣】笑喜也」
◆喜ばしい、素晴らしい
注解:「欠」は「あくび」の意で「口を大きく開けて息をすること」
心3+8=総画数11 U+60DF [イ、ユイ/おも・う、これ、ただ] 𢛧
◆思う、考える
◆これ、それ、語頭に置いて語調を整える語
◆ただ、唯(ただ)、只(ただ)、ただ~だけ、only、範囲や内容を限定する語、「唯一ユイチ・ユイツ(ただ一つだけ)」
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+8=総画数12 U+60E0 [ケイ、エ/めぐ・む] 恵𢞯𢡘𢥁𦻇
◆慈(いつく)しみの心を持って金品を与える、相手に対し思いやりの気持ちを持って接する、「恩惠オンケイ」「惠風ケイフウ(恵みの風、穏おだやかで暖かい風)」
◆聡明ソウメイなさま、「知惠・智慧チケイ・チエ」
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+8=総画数12 U+60E1 [アク、オ、ウ/わる・い、あし] 悪𢙣恶𢛫𢝏僫
◆良くない、劣る、好ましくない
◆憎む、好ましくない(良くない)感情を抱く
◆不快な、不吉な
◆忌(いま)まわしい、醜(みにく)い、またそのように行い
◆道を誤る、道義に反する、またそのように行い
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+8=総画数12 U+60E2 [サ、ズイ、ヌイ/]
◆あれこれと疑う、判断や区別がつかずに迷う
◆蕊(しべ)、植物の生殖器官、雄蕊ユウズイ(おしべ)と雌蕊シズイ(めしべ)の総称、同「蕊」「蘂」 {蕊}
◆古代の祭礼の名「【管子:輕重十八】…秋至而禾熟天子祀於太惢…」
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+8=総画数12 U+60E3 [ソウ、ス/] 𢝰㹅𤙹
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「總」「総」「揔」
◆全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「總」「総」「揔」
筆順
心3+8=総画数11 U+60E4 [ケン、ゲン/]
◆漢代(前202年~220年)の古県名、東萊トウライ郡(現山東省煙台市)「【晉書:卷四:帝紀第四:惠帝】…東萊惤令劉柏根反自稱惤公…」「【後漢書:卷三十二:郡國志第二十二:郡國四】東萊郡…惤侯國…」(【漢書(前漢書):卷二十八上:地理志第八上】では「㡉」) {山東省}
◆「惤」に産する布の名「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:惤】古賢反布名」
注解:「忄」と偏にある「巾」は字形がよく似ており、「惤」は「㡉」を誤ったものと思われるが、示した各書に従った。
心4+8=総画数12 U+60E5 [ヨウ、ユウ、ユ/]
◆「慫惥ショウヨウ」、傍から相手を説いてやらせようとする、唆(そそのか)す、嗾(けしか)ける、同「慫恿」
心3+8=総画数11 U+60E6 [テン、デン/]
◆気に掛ける、心配する
心3+8=総画数11 U+60E7 [ク、グ/おそ・れる] 懼愳𢡔
◆不安や恐れでびくびくする、おどおどする
◆恐れる、心配する、同「恐」「怕」
筆順
心3+8=総画数11 U+60E8 [サン、ソン、ザン/みじ・め、むご・い、むご・たらしい] 慘𢠊𢡖
◆心が痛(いた)む、心を痛める
◆痛ましい、哀(あわ)れで痛々しい
◆(程度が)激しい、甚(はなは)だしい、酷(ひど)い
筆順
心4+8=総画数12 U+60E9 [チョウ、ジョウ/こ・らしめる、こ・らす、こ・りる] 懲懲
◆こ・らしめる、こ・らす、誡(いまし)める、同じような過(あやま)ちを繰り返さないよう改めさせる、「懲戒チョウカイ」
◆こ・りる、過ちを悔(く)いて大きな過ち(同じような過ち)をしないように反省し改める
心4+8=総画数12 U+60EA [トク/]
◆同「德(悳)」「【集韻:卷十:入聲下:德第二十五:惪𢜖】說文外得於人內得於己也古作𢜖通作德」
◆県名、未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:{⿱工𢗭}{⿸ナ𠂇目⿱心}㤫】三俗惪古{⿰⿳十罒心}音徳下一縣名也(「𢛳」「㤫」に未詳ながら「縣名」とある)
心4+8=総画数12 U+60EB [ハイ、バイ/] 憊𢣍𢞎𢟡
◆疲れ切る、疲れ果てる、「困憊コンパイ」、同「𢢞」「𤸶」
◆弱る、衰(おとろ)える「【列子:天瑞】…知老之憊未知老之佚…」
心3+8=総画数11 U+60EC [キョウ/] 㥦愜
◆快(こころよ)いさま、心が満たされるさま、心穏(おだ)やかなさま、同「悏」「㤲」「慊」「【前漢書:卷四:文帝紀】天下人民未有㥦志(應劭曰㥦音篋㥦滿也師古曰㥦快也)」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:㥦】謙叶反當也可也快也心伏也」
心3+8=総画数11 U+60ED [サン、ザン/] 慙慚
◆恥じる、心から恥じる、同「愧」
◆「惭愧ザンキ」、自分を恥じる、自分の至らなさや誤りなどついて恥じる
心3+8=総画数11 U+60EF [カン、ケン/な・れ、な・れる、な・らす、な・らう、なら・わし]
◆何度も繰り返す、何度も繰り返すことによって身に付ける、同「習」「摜」
◆なら・わし、繰り返されることで身に付いたこと、普段から繰り返し行われること、同「習」
心4+8=総画数12 U+60F9 [ジャク、ニャク、ジャ、ニャ/ひ・く]
◆ひ・く、他に働き掛けそれまで見えなかったもの・表に出ていなかったもの・なかったものを表に引き出す、人を誘って自分に気を向けさせる、また自分に注意を引き付ける
◆それまでは平穏だったところに騒ぎや厄介事を引き起こす
◆その気にさせておいて期待を裏切る、期待を裏切って苛立(いらだ)たせる、気分を害させる
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+8=総画数11 U+6125 [エイ/]
◆未詳
𢛀心4+8=総画数12 U+226C0 [ボン、モン/もだ・える] 悶𢛩𨴽闷㥃
◆思い(悩み・悲しみ・憤り・不満・不安など)が心に満ちる、また満ちたものが吐き出せない、また吐き出せずに苦しむ、「悶絶モンゼツ(甚だしく悶えて気絶する)」
◆中に籠(こも)る、周りが塞がれて外に出られない
𢛁心4+8=総画数12 U+226C1 [タツ、タチ/]
◆不安になる、心配になる、心を痛(いた)める、同「怛」
𢛂心4+8=総画数12 U+226C2 [トウ、ドウ/いた・む]
◆死者を偲び心から悲しむ、死者に思いを致して心を痛める
𢛃心4+8=総画数12 U+226C3 [キュウ、グ/]
◆怨(うら)む、怨み、同「𢜥」「㤹」
𢛄心3+8=総画数11 U+226C4 [ガイ、ゲ/]
◆恨む
𢛅心3+8=総画数11 U+226C5 [コ、ゴ/]
◆頼(たよ)る、頼りにする、頼みにする、同「恀」「恃」
◆(頼りにする)父親、母親は「恃」、或いは両親
𢛆心4+8=総画数12 U+226C6 [ケン、ゲン/]
◆性急な
𢛇心4+8=総画数12 U+226C7 [シュウ、ジュ/]
◆対等に付き合う相手、行動を共にする人、同「讎」「【字彙:卯集:心部:𢛇】市流切音讎匹也仇也」
𢛈心4+8=総画数12 U+226C8 [セン/]
◆「𢛈懘センセイ」、同「怗懘」◇五声ゴセイ(五音ゴイン、宮キュウ・商ショウ・角カク・徵チ・羽ウ、日本や中国で用いられる音階)が乱れるさま、音が合わないさま {音楽(音階)}◇調和チョウワしていないさま、すらすらと運ばないさま「【史記:卷二十四:樂書第二】…五者不亂則無惉滯之音矣(《集解》鄭玄曰惉滯弊敗不和之貌也…《正義》惉弊也懘敗也君臣民事物五者各得其用不相壞亂則五音之響無弊敗也)」
𢛋心4+8=総画数12 U+226CB [ケン、エン/] 悁𢞈
◆憂える、あれこれと思いが巡り悩む、同「㾓」
◆苛々(いらいら)する、気が急(せ)く「【說文解字注:心部:悁】忿也({⿰忄䏍}之言獧也獧急也澤陂曰中心{⿰忄䏍}{⿰忄䏍}傳曰{⿰忄䏍}{⿰忄䏍}猶悒悒也)…」「【康熙字典:卯集上:心部:悁】《集韻》《韻會》規掾切𠀤音絹躁急也」
𢛌心3+8=総画数11 U+226CC [ソウ、ス/] 憁愡
◆忙(せわ)しいさま
◆無知なさま
◆「𢛌恫ソウトウ」◇忙(せわ)しく落ち着きがないさま、深く考えずにそそっかしいさま◇うまく立ち回るさま、利益を得るために取り入るさま「【抱朴子:自敘】𢛌恫官府之間以窺掊剋之益內以誇妻妾外以釣名位」◇思い通りでないさま、満足でないさま「【字彙:卯集:心部:憁】憁恫不得意貌」
𢛏心3+8=総画数11 U+226CF [チョウ、ショウ/]
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤴】丑葉切心動皃又休也」
◆「偛𢛏ソウチョウ」、悪賢(わるがしこ)いさま「【玉篇:卷三:人部第二十三:偛】…一曰偛㤴鬼黠也」
𢛐心3+8=総画数11 U+226D0 [チョウ、ジョウ/]
◆不安なさま、恐れてびくびくする、同「𢜨」
𢛑心4+8=総画数12 U+226D1 [未詳/]
◆未詳「【通雅:卷七:釋詁(謰語)】怐愗一作怐瞀瞉霿怐{⿱務心}𢛑{⿰亻㡔}傋𠊮區霿備霿溝瞀」
𢛔心3+8=総画数11 U+226D4 [トウ、ズウ/]
◆愚かなさま
𢛕心3+8=総画数11 U+226D5 [キン/]
◆疲れ倦(う)む、疲れ果てる
𢛗心3+8=総画数11 U+226D7 [ケン、ゲン/]
◆丁寧で心がこもっているさま、「惓惓ケンケン」
◆疲れる、疲れて力が出ない、同「倦」
𢛙心3+8=総画数11 U+226D9 [キュウ、ク/] 𢞏𢖸
◆憂える、思い悩む
𢛛心3+8=総画数11 U+226DB [オウ/]
◆狡い、狡賢い、同「獪」
𢛝心4+8=総画数12 U+226DD [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢛝】音昌」「【康熙字典:卯集上:心部:𢛝】《篇海》音姦〇按篇海因𢙶字而譌六書無此字凡字不見經史者多傳寫之誤」
𢛞心3+8=総画数11 U+226DE [ヘイ、ハイ/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:佳第十三:𢛞】𢛞怐自容入也」「【字彙:卷二:平聲二:佳第十三:𢛞】𢛞悔自容人」
𢛠心3+8=総画数11 U+226E0 [ゲキ、ケキ、キャク/] 𢜭
◆疲れる、疲れ果てる、同「𠊬」
𢛡心3+8=総画数11 U+226E1 [ボウ、モウ/] 𢝌
◆貪(むさぼ)る
𢛢心3+8=総画数11 U+226E2 [コウ、ゴウ/つね、つね・に] 恆恒𢘆𠄨㔰
◆(過去から現在・未来に亘って長い間、端から端まで)途切れることなく連なっている、変わることなく繋(つな)がっている、同「亙」
◆常に、常に一定の、変わることなく
漢字林(非部首部別)
𢛣心4+8=総画数12 U+226E3 [ベツ、メツ、メチ/ほろ・びる] 滅㓕𣹹𢦹灭
◆火や明かりが消える、消える、尽きる、なくなる、同「烕」「𤇳」
◆消す、なくする、退治する、同「烕」
𢛤心4+8=総画数12 U+226E4 [ゴ、グ/さと・る] 悟忢𠵥𠼘𥄪𢤓𦤜
◆眠りから醒(さ)める
◆それまで見えなかったものが見えるようになる、迷いから覚(さ)める、ぼんやりしていた物事をはっきりと理解する(できる)ようになる
𢛥心4+8=総画数12 U+226E5 [シ/]
◆厚い
𢛧心4+8=総画数12 U+226E7 [イ、ユイ/おも・う、これ、ただ]
◆思う、考える
◆これ、それ、語頭に置いて語調を整える語
◆ただ、唯(ただ)、只(ただ)、ただ~だけ、only、範囲や内容を限定する語、「唯一ユイチ・ユイツ(ただ一つだけ)」
𢛨心3+8=総画数11 U+226E8 [ヨ、オ/]
◆未詳「【禪宗永嘉集:三乘漸次第七(CBETA 中華電子佛典協會)】順情則嬉怡生愛。違意則𢛨𢥃懷瞋。」
𢛩心4+8=総画数12 U+226E9 [ボン、モン/もだ・える] 悶𨴽闷㥃𢛀
◆思い(悩み・悲しみ・憤り・不満・不安など)が心に満ちる、また満ちたものが吐き出せない、また吐き出せずに苦しむ、「悶絶モンゼツ(甚だしく悶えて気絶する)」
◆中に籠(こも)る、周りが塞がれて外に出られない
𢛪心4+8=総画数12 U+226EA [エン、オン/うら・む] 怨㤪𠈢𢘔𢘈𢘖𠨝𢖭
◆恨(うら)む、(思いが満たされずに)とても残念に思う、強く不満に思う、とても腹立たしい、同「恨」
◆恨み、受け入れがたいこと、「仇怨キュウエン」「怨仇エンキュウ」
注解:「【集韻《欽定四庫全書》本:卷七:去聲上:願第二十五:怨𢘖𠈢𢛪𢖭】紆願切說文恚也(《述古堂》《明州》本共に「{⿱𡖅心}𢘖𠈢{⿲𠆢死心}𢖭」と一部はやや字形が違う)
𢛫心4+8=総画数12 U+226EB [アク、オ、ウ/わる・い、あし] 惡悪𢙣恶𢝏僫
◆良くない、劣る、好ましくない
◆憎む、好ましくない(良くない)感情を抱く
◆不快な、不吉な
◆忌(いま)まわしい、醜(みにく)い、またそのように行い
◆道を誤る、道義に反する、またそのように行い
𢛬心4+8=総画数12 U+226EC [ビツ、ミツ、ミチ/ひそ・か] 密宻𡪖𧶡
◆ぴったりとくっついて隙間がない
◆閉ざされていて或いは奥まっていて外から見えない、また窺い知れない
◆広く大きく物音や人の声が届いて来ない、ひっそりとした
◆山深く容易に近づけない建物、山のように大きな(大きくて内が窺い知れない)建物「【説文解字:山部:密】山如堂者」
𢛭心4+8=総画数12 U+226ED [アイ、オ/め・でる、いと・しい、いと・おしむ、まな] 愛爱𤔠𢜤㤅
◆相手に心を寄せる、慕(した)う、またその気持
◆心から慈(いつく)しむ、優しく大切に可愛がる
◆心から好む、気に入る、気に入って手放せない
𢛯心3+8=総画数11 U+226EF [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:心部:𢛯】"㦎"的类推简化字」
𢛱心4+8=総画数12 U+226F1 [シュウ、ジュ/うれ・える] 愁𢝲
◆もの悲しく思う、侘びしい、秋の心情
◆憂(うれ)える、あれこれと思いが巡(めぐ)り心が揺れ動く
𢛲心4+8=総画数12 U+226F2 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:心部:𢛲】"垂"的讹字」
𢛳心4+8=総画数12 U+226F3 [トク/]
◆県名、未詳「【廣韻:入聲:德第二十五:德:𢛳】觻𢛳縣名在張掖漢書作得(「惪」「𢜖」「㤫」も未詳ながら「縣名」とある)
漢字林(非部首部別)
筆順
𢜈心4+8=総画数12 U+22708 [未詳/]
◆未詳「【張三丰先生全集:大悲神咒】地唎 𢜈尼那(羅) (此是 寶幢菩薩手把鐵乂)」
𢜊心4+8=総画数12 U+2270A [未詳/]
◆未詳
𢜔心4+8=総画数12 U+22714 [チ/]
◆見知ったことを正しく理解する、智慧チエ・チケイ、同「智」「【墨子閒詁:卷十:經上第四十】…𢜔明也(…顧云𢜔卽智字案顧說是也此言知之用周禮大司徒鄭注云知明於事)」
𢜖心4+8=総画数12 U+22716 [トク/] 德徳悳㥁恴𢠀𢤊
◆生まれながらに備わっている性質、もの本来の性質、本性ホンショウ
◆本来の行いや考え、人として尊(とうと)び守るべき(進むべき)道、「道徳ドウトク」
◆自らは人としての道を会得エトクし、他人に恩恵オンケイを施(ほどこ)す「【說文解字注:彳部:德】𦫵也(𦫵當作登辵部曰遷登也此當同之德訓登者…)」「【說文解字注:心部:悳】外得於人内得於己也(…内得於己謂身心所自得也外得於人謂惠澤使人得之也…)」
◆恵み、恩恵
◆利得リトク、儲(もう)け
𢜗心3+8=総画数11 U+22717 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷五:上聲上:講第三:𢜗𢗒】𢜗慃很戾」
𢜘心3+8=総画数11 U+22718 [未詳/]
◆未詳「【元曲選:李雲英風送梧桐葉雜劇】〔混江龍〕法聰心𢜘(〔行者云〕徒弟也不𢜘一本心經讀了三年六個月就念的摩訶般若波羅蜜一句出來這也不筭𢜘〔正末唱〕)」「【中華字海:忄部:𢜘】同"笨"」
𢜙心3+8=総画数11 U+22719 [スイ、ズイ/せがれ] 悴忰
◆苦労や心痛などで痩(や)せ衰(おとろ)える、「憔悴・癄瘁・顦顇ショウスイ」
◆[日]せがれ、自分の息子の謙称、但し「倅(伜)」の誤用
𢜞心3+8=総画数11 U+2271E [未詳/]
◆未詳
𢜣心4+8=総画数12 U+22723 [セキ/]
◆敬(うやま)う、同「惁」
𢜤心4+8=総画数12 U+22724 [アイ、オ/め・でる、いと・しい、いと・おしむ、まな] 愛爱𤔠㤅𢛭
◆相手に心を寄せる、慕(した)う、またその気持
◆心から慈(いつく)しむ、優しく大切に可愛がる
◆心から好む、気に入る、気に入って手放せない
漢字林(非部首部別)
𢜥心3+8=総画数11 U+22725 [キュウ、グ/]
◆一か所に集める、また集まる「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:勼九𢜥救】說文聚也或作九𢜥古作救通作鳩」
◆怨(うら)む、怨み、同「𢛃」「㤹」「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:𢛃㤹】恕也或作㤹亦書作𢜥」
𢜪心3+8=総画数11 U+2272A [ダク、ニャク、ジャク/] 𢞇𢢟
◆切っ掛け(きっかけ)を与えてそれまでなかったものを引き出す、それまでは平穏だったところに騒ぎや厄介事を引き起こす、同「惹」
𢞇心3+8=総画数11 U+22787 [ダク、ニャク、ジャク/] 𢜪𢢟
◆切っ掛け(きっかけ)を与えてそれまでなかったものを引き出す、それまでは平穏だったところに騒ぎや厄介事を引き起こす、同「惹」
心3+9=総画数12 U+395A [ユウ/]
◆憂欝な
◆懼(おそ)れる
心3+9=総画数12 U+395B [キョク、コク/] 𢞳
◆(気持ちに)ゆとりがない、余裕がない、急(せ)く、忙(せわ)しい、同「急」
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢞳】俗㥛正紀力反息性相背也」「【廣韻:入聲:職第二十四:殛:㥛】急性相背說文曰疾也一曰謹重皃」
心3+9=総画数12 U+395C [イ/]
◆「㥜恲イホウ」、気持ちや感情が高ぶる、高揚する
◆「怫㥜フツイ」、不満や不信が心中に鬱積ウッセキして心中穏やかでないさま
心3+9=総画数12 U+395D [ビ、ミ/]
◆鍛(きた)える「【說文解字注:心部:㥝】厲也(葢淬厲之意)一曰止也(左傳弭兵之弭…)」
◆ここで止(や)めて終わりにする、これまでのことを終わりにする、同「弭」「納」
心3+9=総画数12 U+395E [スイ/] 𢢝𢤪
◆思いや考えが深いさま「【集韻:卷七:去聲上:至第六:㥞𢢝】說文深也一曰{⿰智亍}也或作𢢝」
漢字林(非部首部別)
心3+9=総画数12 U+395F [ケイ、エ/]
◆不満を抱く、残念に思う
心3+9=総画数12 U+3960 [ショ、ソ/] 𢝒
◆見知ったことを的確に理解し判定・判断する能力があるさま、またそのような人、同「諝」
心3+9=総画数12 U+3962 [シュウ、ジュ/]
◆慮(おもんぱか)る
心4+9=総画数13 U+3963 [ケイ、エ/]
◆「永㥣エイケイ」、1729年~1790年、清朝(1644年~1912年)の皇族の一人「【皇清書史:附録:皇清書人別號錄小引】延芬-宗室永㥣」
◆未詳「【康熙字典:卯集上:心部:㥣】《等韻》胡桂切音慧明也」「【正字通:卯集上:心部:㥣】俗恚字舊註音位訓明非」
心4+9=総画数13 U+3964 [キョウ/]
◆哀(あわ)れに思い心を痛める、同「矜」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:㥤】居陵反憐也慜也」
心3+9=総画数12 U+3965 [グ/]
◆喜ぶ
漢字林(非部首部別)
心4+9=総画数13 U+3966 [キョウ/] 愜惬
◆快(こころよ)いさま、心が満たされるさま、心穏(おだ)やかなさま、同「悏」「㤲」「慊」「【前漢書:卷四:文帝紀】天下人民未有㥦志(應劭曰㥦音篋㥦滿也師古曰㥦快也)」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:㥦】謙叶反當也可也快也心伏也」
心3+9=総画数12 U+3967 [シュン、ジュン/したが・う] 順顺
◆川や風の流れに逆(さから)らわずに進む
◆道筋(みちすじ、道や道理や規則など)に沿(そ)って進む、道理や規則に沿う、従(したが)う
◆従うべき道筋や道理、また基準や規則
◆逆らわずに従う
心3+9=総画数12 U+396B [トン、シュン、ジュン/] 惇𢤈
◆誠実で心がこもっているさま、手厚いさま
心3+9=総画数12 U+60EE [タン、ダン/はばか・る]
◆意に沿わないことを(意に沿わないことになるのではないかと恐れて)避ける、また嫌(きら)う、同「憚」
◆[日]気兼ね(きがね)する、気兼ねして差し控える
心3+9=総画数12 U+60F0 [タ、ダ/おこた・る] 憜𢞑𢣖𢣝𢡢𢢠
◆だらだらとして何もしようとはしない、怠(なま)ける、同「媠」
◆だらだらとして相手を敬う気持ちや態度に欠ける、同「伿」
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+9=総画数12 U+60F1 [ドウ、ノウ/なや・む] 悩𢚰恼𢙉
◆なや・む、迷い苦しむ、心が乱れる
筆順
心3+9=総画数12 U+60F2 [ウン/]
◆誠実なさま、心がこもっているさま
筆順
心4+9=総画数13 U+60F3 [ショウ、ソウ/おも・う]
◆~について考える、また考えを巡(めぐ)らす
◆~と思う、~ではないかと思う
◆~したいと思う
筆順
心3+9=総画数12 U+60F4 [スイ、ズイ/]
◆懼(おそ)れる、びくびくする、怯(おび)える、おどおどする、「惴惴ズイズイ」
筆順
心3+9=総画数12 U+60F5 [チョウ、ジョウ/] 𢛐
◆不安なさま、恐れてびくびくする、同「𢜨」
心3+9=総画数12 U+60F6 [コウ、オウ/]
◆恐(おそ)れる、畏(おそ)れる、びくびくする、おどおどする、「惶惶コウコウ(恐れてびくびくするさま)」「恐惶キョウコウ(畏れておどおどするさま)」「驚惶キョウコウ(驚きおどおどするさま)」
◆「慞惶・傽偟・傽遑ショウコウ」、懼(おそ)れるさま、恐(おそ)れてびくびくする、どうしてよいか分からず狼狽(うろた)える(おろおろする)さま
◆「恓惶セイコウ」、あれこれと思い悩むさま、思い惑(まど)うさま
筆順
心4+9=総画数13 U+60F7 [シュン/]
◆蠢(うごめ)く、もぞもぞと動く、同「蠢」、同「蠢」
◆愚かなさま、頭の働きや反応が鈍(にぶ)いさま、同「憃」
筆順
心3+9=総画数12 U+60F8 [ケイ、ギョウ/] 𢝼
◆兄弟姉妹がいない一人っ子、一人ぼっち、独(ひと)り、同「𡞦」「嬛」「煢」
◆「惸惸・嬛嬛ケイケイ」、(一人ぼっちで)寂しい思いがするさま、心細いさま
心3+9=総画数12 U+60FA [セイ、ショウ/] 㝭𡪟𢜫
◆悟(さと)る、はっきりと悟る
◆何時も同じように迷うことなく落ち着いているさま
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+9=総画数12 U+60FB [ソク、シキ/] 恻𢢥𢝔
◆心が痛む、心を痛める
◆「惻隠ソクイン」、人の不幸や悲しみを察し思いを同じにする
筆順
心3+9=総画数12 U+60FC [ヘン/]
◆心が狭(せま)い、度量や見識が狭く小さい
◆ゆとりがないさま、せっかちなさま、「愝惼エンヘン」、同「褊」
心3+9=総画数12 U+60FD [コン/]
◆(雲や霧に覆われているかのように)ぼんやりする、ぼうっとして理解や判断ができない、同「怋」
◆思い悩み苦しむ、煩悶ハンモンする、同「怋」
心3+9=総画数12 U+60FE [ソウ、ス/]
◆塞がる
心3+9=総画数12 U+60FF [テイ、ダイ、シ、ゼ/]
◆「惿𢠹テイセイ」、おどおどする、恐がってびくびくする
◆細部まで明らかにする、同「諟」
心3+9=総画数12 U+6100 [ショウ、シュウ、ジュ/]
◆(悲しみで)表情が変わる、顔色を変える
◆「愀愴シュウショウ」、憂(うれ)え悲しむさま
筆順
心4+9=総画数13 U+6101 [シュウ、ジュ/うれ・える] 𢝲𢛱
◆もの悲しく思う、侘びしい、秋の心情
◆憂(うれ)える、あれこれと思いが巡(めぐ)り心が揺れ動く
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+9=総画数13 U+6102 [ハイ、バイ/] 𢠜𢟥
◆迷う、戸惑(とまど)う、どうしていいか分からない、同「悖」「【方言:第十】惃(袞衣)𢠜(音㪍)頓愍惽也(謂迷昏也)…江湘之間謂之頓愍(頓愍猶煩悶也)」
心3+9=総画数12 U+6103 [セン、ケン、コン/]
◆度量が広く大きい
◆快(こころよ)い
筆順
心3+9=総画数12 U+6104 [ワイ、エ/]
◆未詳「【字彙:卯集:心部:愄】烏魁切音煨中善也」
心3+9=総画数12 U+6105 [カク、キャク/]
◆改(あらた)める、改まる、変える、変わる、同「革」「諽」
◆謹(つつし)む、隅々まで気を配(くば)る、同「諽」
心4+9=総画数13 U+6106 [ケン/]
◆過(あやま)ち、過つ、間違(まちが)える、しくじる、同「諐」
筆順
心3+9=総画数12 U+6107 [イ/]
◆恨む
◆是ゼとする、理に適っている、良しとして認める、同「韙」
心4+9=総画数13 U+6108 [ユ/] 𢠚𠏚𡩗𠃄
◆増々(ますます)、いよいよ
◆勝(まさ)る
◆病気が癒(い)える
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+9=総画数12 U+6109 [ユ/たの・しむ]
◆思い悩むことも気に掛かることもなく楽しい、また楽しむ、悦(よろこ)ぶ
筆順
心3+9=総画数12 U+610A [ヒョク、ヒキ/]
◆誠実なさま、誠意がこもっているさま、「悃愊コンヒョク」
◆心に思いが鬱積ウッセキする、また思いが入り乱れる
心3+9=総画数12 U+610B [ケン、コン/]
◆恨む「【玉篇:卷八:心部第八十七:愋】許素切恨也忘也」
◆忘れる
◆理解する、理解して受け入れる「【方言:第十二】愋諒知也」
心3+9=総画数12 U+610C [カン、ガン/] 𢚾
◆叛(そむ)く、自分が属する集団の行動や意見に従えずに反対する、またそこを離れる、「怑愌ハンカン」、同「叛」「【集韻:卷七:去聲上:換第二十九:叛炍】愌也」「【集韻:卷七:去聲上:換第二十九:愌】怑愌不順也」
心4+9=総画数13 U+610D [ビン、ミン/] 𢚓㥸𢞰
◆他人の苦難や不幸を哀(あわ)れに思い心を痛める
◆心配する、心配して心が痛む
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+9=総画数12 U+610E [ヒョク、ビキ、フク/]
◆頑(かたくな)で他人の言うことに耳を貸さない、聞き入れない
筆順
心4+9=総画数13 U+610F [イ/]
◆心の中にあって外(言葉や態度・行動など)には出さない思いや考え、心の動きや働き、気持ち
◆物事の内にあって表には現れ出ないもの、内に込められているもの
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+9=総画数12 U+6110 [ベン、メン/] 𢗔
◆勉(つと)める、ひたすら励(はげ)む、同「勔」
◆思う、想(おも)う
心3+9=総画数12 U+6111 [ヨウ、ユウ/] 悀愹
◆満ち溢れる
◆怒りが噴き出る
◆喜ぶ
心3+9=総画数12 U+6112 [ケイ、カイ/] 𢢚
◆一息(ひといき)つく、止(とど)まって一休みする、休息する、同「憩」
◆飽(あ)くまで手放さない、何時(いつ)までも手放さない、同「忨」
◆脅(おど)す、同「喝」
◆急(せ)いで、慌てて、同「渴」
心3+9=総画数12 U+6113 [トウ、ドウ、ショウ/]
◆勝手気儘(かってきまま)なさま、放逸ホウイツなさま、同「婸」「偒」「𢠽」「蕩」
◆「愓愓ショウショウ」、姿勢を正してすたすたと(足早に)行くさま「【禮記注疏(禮記正義):卷二十九:玉藻】凡行容愓愓(注愓愓直疾貌也凡行謂道路也…)廟中齊齊…朝庭濟濟翔翔…」
心3+9=総画数12 U+6114 [イン、オン/]
◆「愔愔インイン」、穏やかで静かなさま、ひっそりとしているさま
漢字林(非部首部別)
心3+9=総画数12 U+6115 [ガク/おどろ・く]
◆思い掛けないことで(不意のことで、意外なことで)驚く、びっくりする、「愕然ガクゼン」「驚愕キョウガク」、同「咢」「噩」
◆「愕愕・咢咢・諤諤ガクガク」、自ら信ずるところを憚(はばか)ることなく述べる、直言する
筆順
心3+9=総画数12 U+6116 [シン、ジン/]
◆誠実なさま、嘘偽(うそいつわ)りがないさま、同「諶」「忱」
◆耽(ふけ)る、夢中になる、他のことを忘れてのめり込む、同「湛」「眈」
◆「斟愖シンシン」、あれこれと迷う、躊躇(ためら)う
心4+9=総画数13 U+6117 [ボウ、モ、ム/]
◆愚(おろ)かなさま、無知なさま、「怐愗コウボウ」
心3+9=総画数12 U+6118 [カク/] 恪㤩愙
◆敬(うやま)う、敬い慎(つつし)む
◆隅々まで心を配(くば)る、同「慎」「【毛詩注疏卷三十:商頌】溫恭朝夕執事有恪」
心4+9=総画数13 U+6119 [カク/] 恪愘㤩
◆敬(うやま)う、敬い慎(つつし)む
◆隅々まで心を配(くば)る、同「慎」「【毛詩注疏卷三十:商頌】溫恭朝夕執事有恪」
心4+9=総画数13 U+611A [グ/おろ・か]
◆智慧チエが身に付いていない、頭の働きや反応が鈍(にぶ)い、またそのような人
◆自分や自分に関することを言う語の頭に付けて謙遜の意味を表す、相手に対する敬称は「賢」、自分の弟を「愚弟グテイ」、相手の弟を「賢弟ケンテイ」と言うなど
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+9=総画数13 U+611B [アイ、オ/め・でる、いと・しい、いと・おしむ、まな] 爱𤔠𢜤㤅𢛭
◆相手に心を寄せる、慕(した)う、またその気持
◆心から慈(いつく)しむ、優しく大切に可愛がる
◆心から好む、気に入る、気に入って手放せない
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+9=総画数12 U+611C [キョウ/] 㥦惬
◆快(こころよ)いさま、心が満たされるさま、心穏(おだ)やかなさま、同「悏」「㤲」「慊」「【前漢書:卷四:文帝紀】天下人民未有㥦志(應劭曰㥦音篋㥦滿也師古曰㥦快也)」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:㥦】謙叶反當也可也快也心伏也」
心3+9=総画数12 U+611D [エン/]
◆「愝惼エンヘン」、ゆとりがないさま、せっかちなさま
心3+9=総画数12 U+611E [ゼン、ネン、ダン、ナン、ダ、ナ/]
◆弱い、柔(やわ)らかい
◆弱々しい、小心で気が弱い、同「懦」「偄」
心4+9=総画数13 U+611F [カン、コン/] 𢦡
◆外部から受けた刺激を知覚する
◆外部からの刺激を受けて心や体が反応する、また動く
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+9=総画数12 U+6120 [ウン、オン/]
◆満たされない思いが鬱積ウッセキ(内に籠り溜まる)する、同「惌」
◆不満に思う、腹立たしく思う
心3+9=総画数12 U+6121 [ソウ、ス/] 憁𢛌
◆忙(せわ)しいさま
◆無知なさま
◆「愡恫ソウトウ」◇忙(せわ)しく落ち着きがないさま、深く考えずにそそっかしいさま◇うまく立ち回るさま、利益を得るために取り入るさま「【抱朴子:自敘】𢛌恫官府之間以窺掊剋之益內以誇妻妾外以釣名位」◇思い通りでないさま、満足でないさま「【字彙:卯集:心部:憁】憁恫不得意貌」
筆順
心3+9=総画数12 U+6122 [①サイ②シ/]

◆考えが合わない

◆「愢愢・偲偲シシ」、互いに励(はげ)まし合い高め合うさま、互いに切磋琢磨セッサタクマし合うさま
心3+9=総画数12 U+6123 [ロウ/]
◆呆気(アッケ)にとられる、呆然ボウゼンとする
◆向こう見ずなさま、そそっかしいさま
心3+9=総画数12 U+6124 [フン、ブン/いきどお・る] 憤𢡝𢤬𢟠
◆心に思いが満ちる、不平や不満が鬱積ウッセキし膨(ふく)れ上がる
◆内に満ちている感情を一気に吐き出す
◆怒る、突然怒り出す
心3+9=総画数12 U+6126 [カイ、ケ/] 憒𢤳
◆心が揺れ動く、思い煩い心が乱れる、同「愩」
心4+9=総画数13 U+6148 [シ、ジ/いつく・しむ] 慈㤵𩉋
◆母が子に対するように深い愛情を注ぐ、愛(いと)おしむ
◆大切にする、たっぷりの愛情を注ぐ
◆(たっぷりの愛情を注ぐ)母
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+9=総画数12 U+614C [コウ/あわ・てる、あわただ・しい]
◆あわ・てる、頭が混乱して狼狽(うろた)える
◆あわただ・しい、忙(せわ)しく落ち着けない、すべきことが多く忙しい、同「忙」
◆ぼんやりする
筆順
玉部
𢜨心4+9=総画数13 U+22728 [セツ、セチ/]
◆不安なさま、恐れてびくびくするさま、同「惵」「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢜨】私列切不安皃」
𢜩心3+9=総画数12 U+22729 [カン、ケン/]
◆「𢜩㥓ケンキ」、未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:㥓】𢜩㥓儉急又儉意也」「【廣韻::上平聲:支第五:㩻:㥓】𢜩㥓儉急」「【集韻:卷四:平聲四:鹽第二十四:𢜩】𢜩㥓意不安皃」
𢜫心3+9=総画数12 U+2272B [セイ、ショウ/] 惺㝭𡪟
◆悟(さと)る、はっきりと悟る
◆何時も同じように迷うことなく落ち着いているさま
𢜬心3+9=総画数12 U+2272C [タク、ダク/]
◆「忖𢜬ソンタク」、相手の心中(思いや考え、またその深浅・軽重などの度合)を推(お)し測る(量る)、同「忖度」「【集韻:卷十:入聲下:鐸第十九:㤞𢖲𢜬】忖也一曰企也」
𢜭心3+9=総画数12 U+2272D [ゲキ、ケキ、キャク/] 𢛠
◆疲れる、疲れ果てる、同「𠊬」
𢜮心3+9=総画数12 U+2272E [ブ、ム/]
◆愛(いと)おしい、愛おしく思う、愛する「【說文解字注:心部:𢜮】𢜮憮也(𢜮乃複字未刪者憮各本作撫今正方言𢜮憐也上文憮㤅也㤅與憐同義)」
𢜯心4+9=総画数13 U+2272F [ボウ、ム、ボ、モ/]
◆謀(はか)る、計画する、同「謀」「謨」
𢜰心3+9=総画数12 U+22730 [エン/]
◆愛アイする、愛(いと)おしむ、同「㤿」「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤿】於檢切愛也…又甘心也𢜰同上」
◆快(こころよ)い、心地よい、同「㤿」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢜰】于驗反意足也或作㤿」「【廣韻:去聲:豔第五十五:厭:𢜰】快也」
𢜲心3+9=総画数12 U+22732 [ドウ、ニョウ、ジュウ、ニュウ/] 怓𢘾𢞙
◆思い悩み心が乱れる「【說文解字注:心部:怓】亂也(大雅民勞毛傳曰惽怓大亂也惽當作怋)」
𢜳心3+9=総画数12 U+22733 [セイ、セ/]
◆小怒、腹を立てる
𢜴心3+9=総画数12 U+22734 [コウ、グ/]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:侯第十九:𢜴】𢜴慀怒皃」
𢜷心4+9=総画数13 U+22737 [デキ、ニャク/] 𢞤𧖷
◆思い通りにならずに(思いが満たされずに)心を悩ます、憂(うれ)える、同「惄」「愵」
𢜹心4+9=総画数13 U+22739 [未詳/]
◆未詳「【字彙:卯集:心部:𢜹】牙八切顔入聲賽也」「【正字通:卯集上:心部:𢜹】慁字之譌舊註顔入聲訓賽非」
𢜺心3+9=総画数12 U+2273A [アイ/あわ・れむ、あわ・れ、かな・しむ、かな・しい]
◆心を痛める、心が締め付けられる、悲しむ
◆かわいそうに思う
◆悲しみ悼(いた)む
◆父母の喪(も)
𢜽心3+9=総画数12 U+2273D [キ、ギ/]
◆体を強張(こわば)らせる、立ち竦(すく)む、同「悚」「【廣韻:上平聲:脂第六:葵:𢜽】悚也」
◆胸がどきどきする、同「悸」、「𢜽𢜽キキ」
𢝄心3+9=総画数12 U+22744 [未詳/]
◆未詳「【五音集韻:卷四:麻第十七:𢝄】怨也」「【康熙字典:卯集上:心部:𢝄】俗𢝅字」
𢝅心4+9=総画数13 U+22745 [カ、ゲ/]
◆「㦄𢝅バカ」、未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢝅】戶加切㦄𢝅難語」
𢝊心4+9=総画数13 U+2274A [ユウ、ウ/う・い、う・さ、うれ・える] 憂㥑𢚧𢟜𢞘𠮕𩕂𠪍𨗫
◆心配する、あれこれと思いが巡(めぐ)り悩む、心が揺れ動く、同「忧」
◆(特に親の)喪ソウ(も、死者を追悼するために家に籠って慎む、その一定の期間)「【商書:說命上】王宅憂亮陰三祀」
𢝋心3+9=総画数12 U+2274B [リョウ、ロウ/]
◆(思い通りにならず)残念に思う、残念で心が痛む、同「悢」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢝋】音亮憀𢝋也」「【正字通:卯集上:心部:𢝋】同悢从悢為正」
𢝌心3+9=総画数12 U+2274C [ボウ、モウ/] 𢛡
◆貪(むさぼ)る
𢝎心3+9=総画数12 U+2274E [キョウ、コウ/]
◆危害が及ぶかもしれないと恐れる、怯(おび)える
𢝏心4+9=総画数13 U+2274F [アク、オ、ウ/わる・い、あし] 惡悪𢙣恶𢛫僫
◆良くない、劣る、好ましくない
◆憎む、好ましくない(良くない)感情を抱く
◆不快な、不吉な
◆忌(いま)まわしい、醜(みにく)い、またそのように行い
◆道を誤る、道義に反する、またそのように行い
𢝐心4+9=総画数13 U+22750 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:卯集上:心部:𢝐】《集韻》與愆同(「【集韻:卷三:平聲三:㒨第二:愆㥶𠏘𨔃𢕆】丘虔切說文過也」は「𢕆{⿰彳(⿱幵心)}」、「𢝐{⿱(⿰彳幵)心}」とやや字形が異なる)
𢝑心4+9=総画数13 U+22751 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:卯集上:心部:𢝑】《篇海》與慶同(【集韻:卷八:去聲下:映第四十三:慶■】を引いたものと思われるが、やや字形が異なる)
𢝒心3+9=総画数12 U+22752 [ショ、ソ/]
◆見知ったことを的確に理解し判定・判断する能力があるさま、またそのような人、同「諝」
𢝔心4+9=総画数13 U+22754 [ソク、シキ/] 惻恻𢢥
◆心が痛む、心を痛める
◆「𢝔隠ソクイン」、人の不幸や悲しみを察し思いを同じにする
漢字林(非部首部別)
𢝕心4+9=総画数13 U+22755 [シツ、シチ/ことごと・く] 悉𢚊𢙍
◆ことごと・く、全て、余すところなく、あるものを残らず、「悉皆シッカイ(全て)」「悉心シッシン(心を尽くす)」「悉数シッスウ(あるだけ全てを列挙する)」「知悉チシツ(余すところなく知り尽くす)」、同「盡(尽)」
𢝗心4+9=総画数13 U+22757 [セイ、ショウ/ととの・える、ととの・う] 整𢿫𠢦𠢫𢿋𣦔愸
◆きちんとした状態や形にする、歪(ゆが)みや曲がりや乱れや偏(かたよ)りがないようにする、過不足がないように(凸凹がないように)する
◆あるべき(本来の)状態や形にする、定めに従った状態や形にする
𢝝心4+9=総画数13 U+2275D [ケン、ゲン、ケ/か・ける] 懸悬𠐴
◆掛ける、掛けてぶら下げる、同「縣」
◆長い間宙吊りのままになっている、物事が宙ぶらりんで落ち着かない
◆隔(へだ)たる、同「縣」
𢝠心3+9=総画数12 U+22760 [ボウ、モ、ム/] 𢝽
◆愚(おろ)かなさま、無知なさま、同「愗」「【集韻:卷八:去聲下:𠊱第五十:霿愗𠊮𢝽𠍢】瞉霿鄙吝也」
𢝫心4+9=総画数13 U+2276B [キ/] 憙憘
◆喜ぶ、悦(よろこ)ぶ、心から楽しむ
𢝭心4+9=総画数13 U+2276D [キョウ、ク/おそ・れる、おそ・れ、おそ・らく、こわ・い] 恐𢙷𢟃𢙢㤟𢖶𢘠𢟈
◆おそ・れる、危害や不幸が及ぶかもしれないとびくびくする、また心配する、また不安になる
◆おそ・らく、おそ・れ、多分、~となるかもしれない、好ましくない状態になる可能性がある
𢝮心4+9=総画数13 U+2276E [ケン、コン/のり] 憲𢞩宪𡩜
◆人が則(のっと)るべき決まり、人の行為の規範
𢝰心4+9=総画数13 U+22770 [ソウ、ス/] 惣㹅𤙹
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「總」「総」「揔」
◆全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「總」「総」「揔」
𢝲心4+9=総画数13 U+22772 [シュウ、ジュ/うれ・える] 愁𢛱
◆もの悲しく思う、侘びしい、秋の心情
◆憂(うれ)える、あれこれと思いが巡(めぐ)り心が揺れ動く
𢝶心3+9=総画数12 U+22776 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:心部:𢝶】同"煗"」
𢝺心3+9=総画数12 U+2277A [シュン、ジュン/]
◆未詳「【墨子:卷十:經說上】…使人視城得金佴與人遇人衆𢝺𧨜爲是爲是之台彼也…」
𢝻心3+9=総画数12 U+2277B [コツ、コチ/ぼ・ける、ほ・れる]
◆ぼうっとして思考や行動が鈍くなる、ぼんやりするさま
◆微(かす)かで見分けがつかないさま
◆「恍𢝻コウコツ」◇頭が空っぽになって何も考えられないさま、ぼうっとするさま◇[日]心を奪われてうっとりするさま
◆[日]ほ・れる、人に(特に異性に)好意を寄せる、好意を寄せて夢中になる
𢝼心3+9=総画数12 U+2277C [ケイ、ギョウ/]
◆兄弟姉妹がいない一人っ子、一人ぼっち、独(ひと)り、同「𡞦」「嬛」「煢」
◆「𢝼𢝼・嬛嬛ケイケイ」、(一人ぼっちで)寂しい思いがするさま、心細いさま
𢝽心3+9=総画数12 U+2277D [ボウ、モ、ム/] 𢝠
◆愚(おろ)かなさま、無知なさま、同「愗」「【集韻:卷八:去聲下:𠊱第五十:霿愗𠊮𢝽𠍢】瞉霿鄙吝也」
𢝾心3+9=総画数12 U+2277E [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢝾】正音揺憂悸邪惑也又他雕反輕薄貌」「【漢語大字典:心部:𢝾】同"淫"」「【中華字海:忄部:𢝾】"鬼"的讹字」
𢝿心3+9=総画数12 U+2277F [未詳/]
◆[韓]「非𢝿城(音未詳)」、古地名、未詳「【三國史記:卷第三十七:雜志第六:地理四 高句麗 百濟】三國有名未詳地分…非惱城…」
𢞂心3+9=総画数12 U+22782 [ブゥォン/]
◆[喃]悲しむ、気持ちが沈む、「𢞂𢚸ブゥォナン(気持ちが落ち込むさま、憂鬱なさま)」
𢞈心4+9=総画数13 U+22788 [ケン、エン/] 悁𢛋
◆憂える、あれこれと思いが巡り悩む、同「㾓」
◆苛々(いらいら)する、気が急(せ)く「【說文解字注:心部:悁】忿也({⿰忄䏍}之言獧也獧急也澤陂曰中心{⿰忄䏍}{⿰忄䏍}傳曰{⿰忄䏍}{⿰忄䏍}猶悒悒也)…」「【康熙字典:卯集上:心部:悁】《集韻》《韻會》規掾切𠀤音絹躁急也」
𢞊心3+9=総画数12 U+2278A [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:䘶】胡感反壅耳也與𢞊同」「【字彙補:卯集:心部:𢞊】紀力切音亟急性相背也」「【康熙字典:卯集補遺:心部:】《龍龕》紀力切音亟急性相背也(「《龍龕》…急性相背也」は「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢞳】俗㥛正紀力反息性相背也」の「息性相背也」を指すものか?)
𢞞心3+9=総画数12 U+2279E [ベイ、マイ/]
◆迷(まよ)う、どうしたらよいか分からなくなる、同「𢘺」
𢟉心3+9=総画数12 U+227C9 [トウ/]
◆「𢟉然トウゼン」、がっかりするさま、同「嗒然」「【子略:卷一:皮日休讀陰符經詩】…帝舜用以平洚水自禹及文武天機𢟉然弛…」
𣕾木部
心3+10=総画数13 U+396C [ホウ、ボウ/]
◆「㥬惶ボウコウ」、恐れるさま
心3+10=総画数13 U+396D [タイ/]
◆驕(おご)る、奢(おご)る、分限ブンゲン(身分や立場の限界)を弁(わきま)えずにそれを超える、同「忕」
心3+10=総画数13 U+396E [未詳/]
◆自分の考えに固執して人の言うことを聞き入れないさま
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:巧第三十一:㥮】心迫也」
心4+10=総画数14 U+396F [イン、オン/]
◆謹(つつし)む、人に対して心を配る
◆憂える、陰(かげ)ながら心配する、相手の身になって心を痛める、同「懚」「隱」「【集韻:卷五:上聲上:隱第十九:㥯懚】 憂病也哀也」
漢字林(非部首部別)
心3+10=総画数13 U+3971 [ヒ/]
◆言いたいことがうまく言えないさま、思うようにならずにいらいらするさま
心4+10=総画数14 U+3972 [シン/]
◆感情を抑(おさ)えきれずに激しい態度をとったり声を荒げたりする、激しく怒る、同「恚」
◆慎(つつし)む、隅々まで心を配(くば)る、気を配る、またそのように振る舞う、同「慎」
心3+10=総画数13 U+3973 [ゲン、ゴン/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:元第二十二:㥳】測量也」
心3+10=総画数13 U+3974 [イ/]
◆「㦦㥴ケキイ」、深く恥じる、同「慙愧ザンキ」
◆「忯㥴キイ」、心配事や悩み事がないさま
心3+10=総画数13 U+3975 [コン、ゴン/]
◆憂(うれ)える、心を患(わずら)わせる
◆乱(みだ)れる
◆辱(はずかし)める、汚(けが)す、恥(はじ)をかかせる
心4+10=総画数14 U+3976 [ソク/] 𢞝𢥛𢥜𢤑
◆ぎっしりと詰める、満たす、同「塞」
◆塞(ふさ)ぐ、隙間を埋める、同「塞」
心4+10=総画数14 U+3977 [キョウ/]
◆調和する「【太玄經:廓】陰氣㥷而𢙅之陽猶恢而廊之(行屬於水謂之廓者㥷猶恊也𢙅猶合也言是時陰氣和協而合同當上而合同陽恢廓未有{⿳亠𠀎𧘇}{⿰扌貟}之氣故謂廓也㥷𢙅二字皆心者故冝以和協言之也廓之…)」
漢字林(非部首部別)
心4+10=総画数14 U+3978 [ビン、ミン/] 愍𢚓𢞰
◆他人の苦難や不幸を哀(あわ)れに思い心を痛める
◆心配する、心配して心が痛む
心3+10=総画数13 U+397A [コウ、ゴウ/]
◆火を吹く、燃え上がる、炎(ほのお)「【龍龕手鑑:卷二:火部第四:𤐞熆{⿰火盇}㷿炎】五俗{⿰(稲-禾)炎}通㷔今省爓正羊贍反火光也火氣也…」「【字彙:巳集:火部:熆】胡閤切音合吹火○《玉篇》燒也」
心3+10=総画数13 U+397E [ジツ、ニチ/]
◆恥じる、恥じ入る、恥ずかしく思う、同「愧」
㥿心4+10=総画数14 U+397F [ゴウ/] 慠𢢡
◆思い上がる、威張る、驕る、同「傲」
心4+10=総画数14 U+3981 [レン/]
◆声を立てずにとめどなく涙を流す
心3+10=総画数13 U+6127 [キ/は・じる] 媿
◆恥じる、恥じ入る、同「慙」
◆「慙愧ザンキ」、自分を恥じる、自分の至らなさや誤りなどついて恥じる
筆順
心4+10=総画数14 U+6128 [カク、コク/] 慤𢡱𢢢悫
◆謹(つつし)む、過ぎることがない、慎(つつし)み深い、同「𢤶」「𧰕」「【說苑:卷第十六:談叢】默無過言愨無過事…」
筆順
心3+10=総画数13 U+6129 [コウ、ク/]
◆心が揺れ動く、思い煩い心が乱れる、同「憒」
◆意識が朦朧モウロウとするさま、ぼんやりするさま、同「𢦅」
◆自惚(うぬぼ)れる
心3+10=総画数13 U+612A [ウン、イン/]
◆憂(うれ)えるさま
心3+10=総画数13 U+612B [ソ、ス/]
◆真心、誠、素(す)のままの嘘偽りのない本心
心4+10=総画数14 U+612C [ソ、ス、サク/]
◆訴(うった)える、告げる、同「訴」
◆驚き慄(おのの)くさま、同「虩」
筆順
心3+10=総画数13 U+612D [キ、ギ/]
◆恭しい、敬い畏(かしこ)まる
心3+10=総画数13 U+612E [ヨウ/]
◆心配事や悩みを胸の内に抱える、憂いで心が揺れ動く、惑う、同「恌」
心3+10=総画数13 U+612F [ショウ、シュ/] 𢥠
◆竦(すく)む、懼(おそ)れる、体を強張(こわば)らせる、同「竦」「悚」
心3+10=総画数13 U+6130 [コウ、オウ/]
◆明(あ)かり、明(あか)るい「【天中記:卷十九:賢婦】…書愰誰憐夜獨吟…」「【江西通志:卷一百五十:藝文:重湖夜月】…上下天光映虛愰…」
◆心が揺(ゆ)れる「【樊川文集:第五:戰論】…三軍萬夫環旋翔佯愰駭之間…」
心3+10=総画数13 U+6131 [シツ、ジチ/] 𢞱
◆嫉(そね)む、嫉妬シットする、同「嫉」「𧪠」
◆未詳「【廣韻:入聲:質第五:疾:愱】愱毒苦也」
心3+10=総画数13 U+6132 [コツ、コチ/]
◆様々(さまざま)な思いが入り乱れる「【玉篇:卷八:心部第八十七:愲】古忽切憂也慮也悶也心亂也」
◆「結愲ケツコツ」、様々な思いが募(つの)って晴れないさま
心4+10=総画数14 U+6133 [ク、グ/おそ・れる] 懼惧𢡔
◆不安や恐れでびくびくする、おどおどする
◆恐れる、心配する、同「恐」「怕」
心3+10=総画数13 U+6134 [ソウ、ショウ/]
◆心が傷つく、心や身が切り刻まれるように痛む
◆「愴然ソウゼン」、傷つき悲しむさま
◆「悽愴・凄愴セイソウ」、寒さが(悲しみや辛さが)体に突き刺さるさま、また身に沁(し)みるさま
筆順
心3+10=総画数13 U+6135 [デキ、ニャク/] 𢞔
◆思い通りにならずに(思いが満たされずに)心を悩ます、憂(うれ)える、同「惄」
心3+10=総画数13 U+6136 [キョウ、コウ/]
◆脅(おど)す、力で押え付けて迫る、また恐れさせる、威嚇イカクする、同「脅」「恊」
◆脅(おび)える、懼(おそ)れる、同「脅」
心3+10=総画数13 U+6137 [カイ、ガイ/]
◆喜ぶさま、楽しむさま、和(なご)やかで心地良いさま、「愷樂・豈楽ガイラク」、同「凱」
◆「愷歌ガイカ」、(従軍した兵が歌う)戦いに勝利した時の喜びの歌、同「凱歌」「【周禮注疏:春官宗伯】凡軍大獻教愷歌遂倡之」
◆「愷悌ガイテイ」、穏(おだ)やかで和(やわ)らぐさま、同「豈弟」
心4+10=総画数14 U+6138 [セイ、ショウ/ととの・える、ととの・う] 整𢿫𠢦𠢫𢿋𣦔𢝗
◆きちんとした状態や形にする、歪(ゆが)みや曲がりや乱れや偏(かたよ)りがないようにする、過不足がないように(凸凹がないように)する
◆あるべき(本来の)状態や形にする、定めに従った状態や形にする
心3+10=総画数13 U+6139 [ヨウ、ユウ/] 悀愑
◆満ち溢れる
◆怒りが噴き出る
◆喜ぶ
心3+10=総画数13 U+613A [ソウ/]
◆「愺恅ソウロウ」、心が乱れるさま
心4+10=総画数14 U+613B [ソン/へりくだ・る] 遜逊
◆へりくだ・る、他を敬って自ら一歩退(ひ)く、自ら一歩退(しりぞ)き控え目に振る舞う
◆自ら地位などを退(しりぞ)き他に譲る
◆逃(のが)れ身を隠す、同「遁」
心3+10=総画数13 U+613C [シン、ジン/つつし・む]
◆謹(つつし)む、隅々まで心を配(くば)る、気を配る、またそのように振る舞う、同「㥲」「謹」
◆「愼重シンチョウ」、隅々まで配慮すること
筆順
心3+10=総画数13 U+613D [ハク、バク/] 博𩫯
◆広い、多い、大きい、普(あまね)く
◆知識道理に広く通じている、「博識ハクシキ」
筆順
心3+10=総画数13 U+613E [キ、ケ、カイ、ガイ/]
◆心中に様々な感情(悲しみ・怒り・喜びなど)が満ちる
◆(心中に鬱積するものがあって)大きな溜息(ためいき)をつく、「体の中(心)の気が口から出てくる」の意
◆(心中に満ちたものを一気に吐き出すように)怒る
◆簡「忾」
筆順
心4+10=総画数14 U+613F [ゲン、ゴン/]
◆慎み深いさま
◆誠実なさま
◆願う、願い望む、願い、同繁「願」
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+10=総画数13 U+6140 [ケイ、ゲ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:慀】胡計反恨足」「【廣韻:去聲:霽第十二:蒵:慀】恨足」「【集韻:卷二:平聲二:佳第十三:慀】𢠼慀心不平」「【集韻:卷四:平聲四:侯第十九:𢜴】𢜴慀怒皃」「【集韻:卷七:去聲上:霽第十二:慀】恨也」「【字彙:卯集:心部:慀】胡計切音係恨走貌〇又雄𣅜切音鞋𢠼慀心不平也」「【正字通:卯集上:心部:慀】俗字舊音係𢚉𧺆貌又雄孩切音鞋𢠼慀心不平誤」
心4+10=総画数14 U+6141 [コン、ゴン/]
◆憂(うれ)える、心を患(わずら)わせる
◆乱(みだ)れる
◆辱(はずかし)める、汚(けが)す、恥(はじ)をかかせる
心4+10=総画数14 U+6142 [ヨウ、ユウ、ユ/]
◆「慫慂ショウヨウ」、傍から相手を説いてやらせようとする、唆(そそのか)す、嗾(けしか)ける、同「慫恿」
筆順
心3+10=総画数13 U+6143 [オウ/]
◆偏屈ヘンクツなさま、頑(かたくな)で素直(すなお)でないさま、ひねくれているさま、「𢗒慃ホウオウ」、同「傟」「【玉篇:卷八:心部第八十七:慃】烏項切很戾也」「【廣韻:上聲:講第三:慃:慃】𢗒慃很戾」
心3+10=総画数13 U+6144 [リツ、リチ/おのの・く] 𢢙
◆恐れや寒さで体が震える、恐れで身が竦(すく)む
◆簡「栗」
筆順
心3+10=総画数13 U+6145 [ソウ/]
◆胸騒ぎがする、心配で落ち着かない、心配でそわそわする、同「懆」
心3+10=総画数13 U+6146 [トウ/]
◆「慆慢トウマン」、為(な)すべきことを為さないさま、成り行きまかせであるさま
◆ものの中にしまい込む、隠(かく)す、包み隠す、同、「韜」
◆疑(うたが)わしい、疑いがある、同「謟」
筆順
心4+10=総画数14 U+6147 [イン、オン/] 𢟝
◆心を痛める、気に掛ける、心配する、「慇慇インイン」
◆「慇懃・慇懄インギン」、丁寧テイネイなさま、細かいところまで心が行き届いているさま
筆順
心3+10=総画数13 U+6149 [キク/]
◆起(お)こす、手を貸し起こす、助け養(やしな)う、「【毛詩正義(毛詩註疏):卷三:國風:谷風】不我能慉反以我爲讎(《傳》慉養也)」
◆蓄(たくわ)える、「蘊慉ウンキク」
心3+10=総画数13 U+614A [ケン、キョウ/]
◆もの足りない、満足できない、同「歉」「嗛」
◆嫌う、どこか意に沿わないところがある、同「嫌」
◆引っ掛る(ひっかかる)ものがあってすっきりしない、疑わしい、同「嫌」
◆快(こころよ)いさま、心が満たされるさま、心穏(おだ)やかなさま、同「謙」「惬」
筆順
心4+10=総画数14 U+614B [タイ/わざ・と] 态㑷
◆心中の思いや考えなどが表に(体の動きになって)現れ出る、またその様子、「態度タイド」「【說文解字注:心部:態】意態也(…意態者有是意因有是狀故曰意態…)」
◆様子、容姿や立ち振る舞いの様子、物事の有様ありさま
◆[日]わざ・と、故意に、ことさらに
筆順
心3+10=総画数13 U+614D [ウン、オン/]
◆満たされない思いが鬱積ウッセキ(内に籠り溜まる)する、同「惌」
◆不満に思う、腹立たしく思う
筆順
心3+10=総画数13 U+614E [シン、ジン/つつし・む]
◆謹(つつし)む、隅々まで心を配(くば)る、気を配る、またそのように振る舞う、同「㥲」「謹」
◆「慎重シンチョウ」、隅々まで配慮すること
筆順
心3+10=総画数13 U+614F [メイ、ミョウ/] 𢟫
◆「慏悜メイテイ」、もっと~、更に~、思いが尽きないさま「【廣韻:上聲:靜第四十:逞:悜】慏悜意不盡也」
心4+10=総画数14 U+6150 [コウ、ク/]
◆心が揺れ動く、思い煩い心が乱れる、同「憒」
◆意識が朦朧モウロウとするさま、ぼんやりするさま、同「𢦅」
◆自惚(うぬぼ)れる
心3+10=総画数13 U+6151 [ショウ/]
◆気圧(けお)されて怖(お)じける、懼(おそ)れる、同「慴」
◆懼(おそ)れ平伏(ひれふ)す、服フクする、従う、心服シンプクする、同「㒤」
心3+10=総画数13 U+6154 [ボ、モ、ム/]
◆「慔慔」、勉めるさま、努力するさま
心4+10=総画数14 U+6155 [ボ、モ/した・う] 𢟽
◆(あるものを手に入れようと、あることを成したいと)ひたすら思う
◆大切に思っている人・憧(あこが)れている人・愛している人に思いを寄せる
筆順
心4+10=総画数14 U+615D [トク/] 𢤃
◆心中に人を恨み憎む気持ちを秘める、心中に邪(よこしま)な考えを抱く
◆人知れず企てられる悪事、陰湿な行為
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+10=総画数13 U+6168 [カイ、ガイ/]
◆心中に様々な感情(悲しみ・怒り・喜びなど)が満ちる
◆思いが詰まって思わず溜息(ためいき)をつく
◆「慷慨、忼慨コウガイ」、高まる、気分が高ぶる、意気が高揚する、同「慷愾」
筆順
心3+10=総画数13 U+6169 [レン/]
◆声を立てずにとめどなく涙を流す
𢞎心3+10=総画数13 U+2278E [ハイ、バイ/] 憊𢣍惫𢟡
◆疲れ切る、疲れ果てる、「困憊コンパイ」、同「𢢞」「𤸶」
◆弱る、衰(おとろ)える「【列子:天瑞】…知老之憊未知老之佚…」
𢞏心3+10=総画数13 U+2278F [キュウ、ク/] 𢛙𢖸
◆憂える、思い悩む
𢞐心3+10=総画数13 U+22790 [カイ、ガイ/]
◆快い「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢞐】胡代切快也」
𢞑心3+10=総画数13 U+22791 [タ、ダ/おこた・る] 惰憜𢣖𢣝𢡢𢢠
◆だらだらとして何もしようとはしない、怠(なま)ける、同「媠」
◆だらだらとして相手を敬う気持ちや態度に欠ける、同「伿」
𢞓心3+10=総画数13 U+22793 [リュウ、ル/]
◆怨(うら)む、同「懰」
𢞔心4+10=総画数14 U+22794 [デキ、ニャク/]
◆思い通りにならずに(思いが満たされずに)心を悩ます、憂(うれ)える、同「惄」
𢞘心4+10=総画数14 U+22798 [ユウ、ウ/う・い、う・さ、うれ・える] 憂㥑𢝊𢚧𢟜𠮕𩕂𠪍𨗫
◆心配する、あれこれと思いが巡(めぐ)り悩む、心が揺れ動く、同「忧」
◆(特に親の)喪ソウ(も、死者を追悼するために家に籠って慎む、その一定の期間)「【商書:說命上】王宅憂亮陰三祀」
𢞙心3+10=総画数13 U+22799 [ドウ、ニョウ、ジュウ、ニュウ/] 怓𢘾𢜲
◆思い悩み心が乱れる「【說文解字注:心部:怓】亂也(大雅民勞毛傳曰惽怓大亂也惽當作怋)」
𢞛心3+10=総画数13 U+2279B [シュン/] 𠣬
◆驚いた時の言葉
𢞝心4+10=総画数14 U+2279D [ソク/] 㥶𢥛𢥜𢤑
◆ぎっしりと詰める、満たす、同「塞」
◆塞(ふさ)ぐ、隙間を埋める、同「塞」
𢞡心3+10=総画数13 U+227A1 [コウ/]
◆偏屈ヘンクツなさま、頑(かたくな)で素直(すなお)でないさま、ひねくれているさま、同「慃」「【廣韻:上聲:講第三:傋:𢞡】慃𢞡很戾」
𢞢心4+10=総画数14 U+227A2 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:卯集上:心部:𢞢】《正字通》古文慶字(【正字通】のどの部分を引いたものか未詳)
𢞣心4+10=総画数14 U+227A3 [シュク、スク/] 𠐃
◆さっと走る、疾走する、同「跾」
𢞤心4+10=総画数14 U+227A4 [デキ、ニャク/] 𢜷𧖷
◆思い通りにならずに(思いが満たされずに)心を悩ます、憂(うれ)える、同「惄」「愵」
𢞥心4+10=総画数14 U+227A5 [ラン/] 𠓭
◆憂い悲しむさま
𢞧心3+10=総画数13 U+227A7 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𢞧】相倫切與恂同信也」
𢞨心4+10=総画数14 U+227A8 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢞨】古文恵字」「【康熙字典:卯集上:心部:𢞨】《集韻》同㥣詳㥣字註」
𢞩心4+10=総画数14 U+227A9 [ケン、コン/のり] 憲𢝮宪𡩜
◆人が則(のっと)るべき決まり、人の行為の規範
𢞪心4+10=総画数14 U+227AA [キョウ、ゴウ/]
◆人を惑(まど)わせ理解や判断などを誤(あやま)らせる、詐(いつわ)る、同「誑」
𢞫心4+10=総画数14 U+227AB [テキ、チャク/] 惕惖𢡕
◆不安や恐れで心が揺れる、不安になる、心配する
𢞯心4+10=総画数14 U+227AF [ケイ、エ/めぐ・む] 惠恵𢡘𢥁𦻇
◆慈(いつく)しみの心を持って金品を与える、相手に対し思いやりの気持ちを持って接する、「恩惠オンケイ」「惠風ケイフウ(恵みの風、穏おだやかで暖かい風)」
◆聡明ソウメイなさま、「知惠・智慧チケイ・チエ」
𢞰心4+10=総画数14 U+227B0 [ビン、ミン/] 愍𢚓㥸
◆他人の苦難や不幸を哀(あわ)れに思い心を痛める
◆心配する、心配して心が痛む
𢞱心4+10=総画数14 U+227B1 [シツ、ジチ/]
◆嫉(そね)む、嫉妬シットする、同「嫉」「𧪠」
◆未詳「【廣韻:入聲:質第五:疾:愱】愱毒苦也」
𢞳心3+10=総画数13 U+227B3 [キョク、コク/]
◆(気持ちに)ゆとりがない、余裕がない、急(せ)く、忙(せわ)しい、同「急」
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢞳】俗㥛正紀力反息性相背也」「【廣韻:入聲:職第二十四:殛:㥛】急性相背說文曰疾也一曰謹重皃」
𢞷心3+10=総画数13 U+227B7 [未詳/]
◆未詳
𢟃心4+10=総画数14 U+227C3 [キョウ、ク/おそ・れる、おそ・れ、おそ・らく、こわ・い] 恐𢙷𢝭𢙢㤟𢖶𢘠𢟈
◆おそ・れる、危害や不幸が及ぶかもしれないとびくびくする、また心配する、また不安になる
◆おそ・らく、おそ・れ、多分、~となるかもしれない、好ましくない状態になる可能性がある
𢟅心4+10=総画数14 U+227C5 [ユウ/] 悠𢚐
◆遥(はる)か遠いさま、どこまでも(いつまでも)続くさま
◆ゆったりとしたさま、長閑(のどか)なさま
𢟇心4+10=総画数14 U+227C7 [エイ、アイ/] 嫕𡡌
◆穏和で慎み深いさま
𢟈心3+10=総画数13 U+227C8 [キョウ、ク/おそ・れる、おそ・れ、おそ・らく、こわ・い] 恐𢙷𢝭𢟃𢙢㤟𢖶𢘠
◆おそ・れる、危害や不幸が及ぶかもしれないとびくびくする、また心配する、また不安になる
◆おそ・らく、おそ・れ、多分、~となるかもしれない、好ましくない状態になる可能性がある
𢟜心4+10=総画数14 U+227DC [ユウ、ウ/う・い、う・さ、うれ・える] 憂㥑𢝊𢚧𢞘𠮕𩕂𠪍𨗫
◆心配する、あれこれと思いが巡(めぐ)り悩む、心が揺れ動く、同「忧」
◆(特に親の)喪ソウ(も、死者を追悼するために家に籠って慎む、その一定の期間)「【商書:說命上】王宅憂亮陰三祀」
𢟝心3+10=総画数13 U+227DD [イン、オン/]
◆心を痛める、気に掛ける、心配する、「慇慇インイン」
◆「𢟝懃・𢟝懄インギン」、丁寧テイネイなさま、細かいところまで心が行き届いているさま
𢟡心3+10=総画数13 U+227E1 [ハイ、バイ/] 憊𢣍惫𢞎
◆疲れ切る、疲れ果てる、「困憊コンパイ」、同「𢢞」「𤸶」
◆弱る、衰(おとろ)える「【列子:天瑞】…知老之憊未知老之佚…」
𢟪心4+10=総画数14 U+227EA [アイ、キ、ケ/]
◆愛、愛する、同「愛」
◆息を付く、静(しず)まる、同「𡦎」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢟪】正許既反息也靜也」
𢟲心4+10=総画数14 U+227F2 [ジョク、ニク、ノク/はずかし・める、かたじけな・い] 辱𢛚𢟹
◆恥(はじ)をかかせる、体面タイメンを汚(けが)す、泥(どろ)を塗(ぬ)る、「恥辱チジョク」
◆忝(かたじけな)い、(恥をかかせるようなことをして下さって)申し訳なくもありがたい
◆「辱臨ジョクリン」、このようなところへ恥を忍んでまで来て下さる、遜(へりくだ)って感謝の意を伝える言葉
𢟹心3+10=総画数13 U+227F9 [ジョク、ニク、ノク/はずかし・める、かたじけな・い] 辱𢟲𢛚
◆恥(はじ)をかかせる、体面タイメンを汚(けが)す、泥(どろ)を塗(ぬ)る、「恥辱チジョク」
◆忝(かたじけな)い、(恥をかかせるようなことをして下さって)申し訳なくもありがたい
◆「辱臨ジョクリン」、このようなところへ恥を忍んでまで来て下さる、遜(へりくだ)って感謝の意を伝える言葉
𢟽心4+10=総画数14 U+227FD [ボ、モ/した・う]
◆(あるものを手に入れようと、あることを成したいと)ひたすら思う
◆大切に思っている人・憧(あこが)れている人・愛している人に思いを寄せる
𦁞糸部
慈心4+10=総画数14 U+2F8A6 [シ、ジ/いつく・しむ] 慈㤵𩉋
◆母が子に対するように深い愛情を注ぐ、愛(いと)おしむ
◆大切にする、たっぷりの愛情を注ぐ
◆(たっぷりの愛情を注ぐ)母
漢字林(非部首部別)
心3+11=総画数14 U+397D [サク、シャク/] 𢢻
◆節操が固いさま、なににも屈せず信念を貫くさま
◆果たすべきこと、為(な)すべきこと、同「責」
心3+11=総画数14 U+3980 [ホウ、ブ/]
◆悦ぶ、愛(め)でる
心4+11=総画数15 U+3982 [ショウ、ジョウ、トウ/]
◆常に、何時もと変わらない、変わることなく一定の、同「常」
心3+11=総画数14 U+3983 [サン、セン/]
◆全德、未詳
◆人名用字、「鄭惟㦃テイイサン(後黎コウレイ朝の大臣、現ベトナム北部壽春縣の人、?年~1516年)」「李㦃リサン(이산イサン「【朝鮮史略:卷九:高麗紀:置國學贍學錢】…李㦃李瑱為經史教授都監使…」)」
心4+11=総画数15 U+3984 [バ、メ/]
◆「㦄𢝅バカ」、未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢝅】戶加切㦄𢝅難語」
心3+11=総画数14 U+3985 [テツ、デチ、テイ、ダイ/]
◆不安なさま、心が安(やす)らがないさま、「㦅㦅テツテツ」「㦅忦テツカイ」
心3+11=総画数14 U+3986 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:麻第九:㦆】㦆忦無志」
心3+11=総画数14 U+6152 [ソウ、ゾウ/]
◆慮(おもんばか)る、よく思いを巡らす
心3+11=総画数14 U+6153 [ヒョウ/] 𢥡
◆素早いさま、すばしこいさま、同「剽」
◆「慓悍ヒョウカン」、素早い上に猛々(たけだけ)しいさま
筆順
心3+11=総画数14 U+6156 [カク、コク/]
◆恨む
◆惑う
心4+11=総画数15 U+6157 [チョク/]
◆従う
心3+11=総画数14 U+6158 [サン、ソン、ザン/みじ・め、むご・い、むご・たらしい] 惨𢠊𢡖
◆心が痛(いた)む、心を痛める
◆痛ましい、哀(あわ)れで痛々しい
◆(程度が)激しい、甚(はなは)だしい、酷(ひど)い
筆順
心4+11=総画数15 U+6159 [サン、ザン/] 慚惭
◆恥じる、心から恥じる、同「愧」
◆「慙愧ザンキ」、自分を恥じる、自分の至らなさや誤りなどついて恥じる
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+11=総画数14 U+615A [サン、ザン/] 慙惭
◆恥じる、心から恥じる、同「愧」
◆「慚愧ザンキ」、自分を恥じる、自分の至らなさや誤りなどついて恥じる
筆順
心3+11=総画数14 U+615B [サイ/]
◆憂いて心が痛む
心4+11=総画数15 U+615C [ビン、ミン/]
◆頭の働きが早く聡明なさま
◆哀(あわ)れに思い心を痛める、同「愍」「【正字通:卯集上:心部:慜】愍閔同…」
漢字林(非部首部別)
心3+11=総画数14 U+615E [ショウ/]
◆「慞惶・傽偟・傽遑ショウコウ」、懼(おそ)れるさま、恐(おそ)れてびくびくするさま、どうしてよいか分からず狼狽(うろた)える(おろおろする)さま
心3+11=総画数14 U+615F [トウ、ズウ、ドウ/] 恸𢣛憅
◆(体を震わせて)悲しむ、「慟哭ドウコク(体を震わせ声を張り上げて泣くさま)」
筆順
心3+11=総画数14 U+6160 [ゴウ/] 㥿𢢡
◆思い上がる、威張る、驕る、同「傲」
筆順
心3+11=総画数14 U+6161 [ソウ、ショウ/]
◆性格が明るく爽(さわ)やかななさま
心3+11=総画数14 U+6162 [バン、マン/] 𢢔
◆緩(ゆる)む、ゆっくりとしたさま、だらだらとしているさま
◆鈍(のろ)い、怠(なま)ける、だらだらとして締まりがない
◆気が回らない、緊張感がない、注意力や集中力が欠けている
◆敬う気持ちや態度に欠ける、払うべき礼を失する
◆(敬意や礼を失する態度が相手を軽視しているかのように見えることから)相手を軽んじる、侮(あなど)る、人を見下(みくだ)す
筆順
心3+11=総画数14 U+6163 [カン、ケン/な・れ、な・れる、な・らす、な・らう、なら・わし]
◆何度も繰り返す、何度も繰り返すことによって身に付ける、同「習」「摜」
◆なら・わし、繰り返されることで身に付いたこと、普段から繰り返し行われること、同「習」
筆順
心4+11=総画数15 U+6164 [カク、コク/] 愨𢡱𢢢悫
◆謹(つつし)む、過ぎることがない、慎(つつし)み深い、同「𢤶」「𧰕」「【說苑:卷第十六:談叢】默無過言愨無過事…」
心3+11=総画数14 U+6165 [ソウ、ゾウ/たし・か]
◆慌(あわただ)しいさま、忙(せわ)しいさま
◆「慥慥ソウソウ」◇言ったことにすぐ応(こた)えること◇忠実(チュウジツ)なさま
◆[日]確(たし)かに、多分、恐(おそ)らく
◆[日]拵(こしら)える
筆順
心4+11=総画数15 U+6166 [キュウ、ク/]
◆悦ぶ
◆謹む
心4+11=総画数15 U+6167 [ケイ、エ/さと・い]
◆賢(かしこ)い、物事を理解し判断する能力に長(た)けている
◆「智慧チエ・チケイ」、真偽(シンギ)や是非ゼヒを理解し判別できること、またそのような能力
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+11=総画数14 U+616A [オウ/]
◆物惜しみする「【字彙:卯集:心部:慪】驅候切音摳悋也惜也…」
◆からかう、人を不愉快にさせる
◆「慪氣オウキ」、腹が立つ、むかっとする
心4+11=総画数15 U+616B [ショウ、シュ/] 怂𢠰
◆驚く、驚き慌てる
◆「慫慂・慫恿ショウヨウ」、傍から相手を説いてやらせようとする、唆(そそのか)す、嗾(けしか)ける
筆順
心3+11=総画数14 U+616C [キン、ゴン/]
◆憂(えれ)える、心を痛める、同「懄」
◆勇(いさ)む、勇ましい「【淮南鴻烈解:卷之二十三:說山訓】…立慬者非學𨶜爭懂立而生不讓…」
◆慎み深いさま、同「謹」
◆僅(わず)か、ほんの少し、同「僅」
心4+11=総画数15 U+616D [ギン/なま・じ、なま・じっか] 憖憗
◆(自らの思いや考えに従い~であるよりむしろ)~でありたいと願う、(~するよりむしろ)~したいと思う「【說文解字注:心部:憖】肎也(…十月正義引憖肯從心也當是引憖肎也)」
◆心を痛める、憂える「【方言:第一】悼惄悴憖傷也(…)自關而東汝潁陳楚之間通語也汝謂之惄秦謂之悼宋謂之悴楚潁之間謂之憖」
◆歯を見せて笑うさま歯ぎしりする。残念がる
◆[日]なま・じ、なまじっか、中途半端に
心4+11=総画数15 U+616E [リョ、ロ/おもんぱか・る]
◆(あることについて)あれこれと思いや考えを巡(めぐ)らす
◆推(お)し量(はか)る、推測する、「慮外リョガイ(思っていたこととは違うこと、思い掛けないこと)」
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+11=総画数14 U+616F [ショウ/]
◆(傷のようにずきずきと或いはひりひりと)心が痛(いた)む、心を痛める、憂える、同「傷」
筆順
心4+11=総画数15 U+6170 [イ/なぐさ・める、なぐさ・み] 𢟬𢠢
◆気持ちを安(やす)らげ和(なご)ませる、宥(なだ)め落ち着かせる
◆心が安らぐ、安心する
◆[日]心を楽しませるもの(こと)
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+11=総画数14 U+6171 [タン、ダン/]
◆憂(うれ)える、心配する、「慱慱タンタン」
◆丸い、同「團(団)」
筆順
心3+11=総画数14 U+6172 [バン、マン/]
◆はっきりしないさま、ぼんやりするさま
心3+11=総画数14 U+6174 [ショウ/]
◆気圧(けお)されて怯(おび)える、懼(おそ)れる、同「懾」
筆順
心3+11=総画数14 U+6175 [ヨウ、ショウ/]
◆気力がなく自ら進んで何もしようとしない、怠(なま)ける、同「懶」
筆順
心4+11=総画数15 U+6176 [ケイ、キョウ/よろこ・ぶ]
◆喜(よろこ)ばしい、めでたい、またそのようなこと、またそれを祝福(シュクフク)する
◆福フク(豊かな恵みや幸せ)、またそれを授(さず)かる
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+11=総画数14 U+6177 [コウ/]
◆感情が激しく高ぶる
◆「慷慨・慷愾・忼慨コウガイ」、高まる、気分が高ぶる、意気が高揚する
筆順
心4+11=総画数15 U+6178 [テイ、ダイ、タイ/]
◆高く突き出ているさま「【說文解字注:心部:慸】高也(集韵曰岹嵽山形音義同)一曰極也(別一義)一曰困劣也(又一義樂記則無怗懘之音注云怗懘弊敗不和之皃懘卽慸之訛俗用殢字廣韵曰極困也亦卽慸之俗)」
◆困(こま)り果てるさま
◆「慸芥・𧀱芥・蔕芥タイカイ」◇細く小さな棘(とげ)や骨と小さな塵(ごみ、ちり)、同「袃蒯」「刺鯁シコウ」◇小さな閊(つか)え、閊えて取れないちょっとした引っ掛かり、蟠(わだかま)り
漢字林(非部首部別)
心4+11=総画数15 U+6179 [シュウ、ショウ/] 𢡶
◆怖(おそ)れて身を竦(すく)ませる
◆身動きをしないさま
心3+11=総画数14 U+617A [ロウ、ル/] 𢡌
◆「慺慺ルル」、心から相手を重んじるさま
心3+11=総画数14 U+617B [ケン/]
◆顧(かえり)みる、周りを(左右や後ろを)見る、同「顧」
◆気に掛ける、心を配る、同「眷」「顧」
心4+11=総画数15 U+617C [セキ、シャク/]
◆憂える、心配する、同「戚」
漢字林(非部首部別)
心3+11=総画数14 U+617D [セキ、シャク/]
◆憂える、心配する、同「戚」
心4+11=総画数15 U+617E [ヨク/]
◆欲(ほっ)する、欲(ほ)しがる、「貪慾・貪欲ドンヨク」、同「欲」
筆順
心4+11=総画数15 U+617F [ヒョウ、ビョウ/よ・る、たの・む、つ・く]
◆凭(もた)れる、凭れ掛る、体を預ける、同「凭」
◆依(よ)る、頼りにする、同「馮」「凭」
◆拠(よ)りどころにする、根拠にする
◆大いに、勢いよい、激しい、同「馮」
◆[日]霊などが取り付く、乗り移る、「憑依ヒョウイ」
心3+11=総画数14 U+6180 [リョウ/] 𢟺
◆頼(たよ)る、頼りにする
◆「無憀ブリョウ」◇依(よ)るものがないさま◇何もなく(退屈で)気が塞(ふさ)ぐさま
◆心寂(うらさび)しいさま
◆はっきりしているさま、「憀亮リョウコウ」
心3+11=総画数14 U+6181 [ソウ、ス/] 愡𢛌
◆忙(せわ)しいさま
◆無知なさま
◆「憁恫ソウトウ」◇忙(せわ)しく落ち着きがないさま、深く考えずにそそっかしいさま◇うまく立ち回るさま、利益を得るために取り入るさま「【抱朴子:自敘】𢛌恫官府之間以窺掊剋之益內以誇妻妾外以釣名位」◇思い通りでないさま、満足でないさま「【字彙:卯集:心部:憁】憁恫不得意貌」
心4+11=総画数15 U+6182 [ユウ、ウ/う・い、う・さ、うれ・える] 㥑𢝊𢚧𢟜𢞘𠮕𩕂𠪍𨗫
◆心配する、あれこれと思いが巡(めぐ)り悩む、心が揺れ動く、同簡「忧」
◆(特に親の)喪ソウ(も、死者を追悼するために家に籠って慎む、その一定の期間)「【商書:說命上】王宅憂亮陰三祀」
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+11=総画数15 U+6183 [ショウ、シュ/]
◆愚かなさま、頭の働きや反応が鈍(にぶ)いさま、「憃愚ショウグ」
心4+11=総画数15 U+6184 [チ/]
◆施す
心4+11=総画数15 U+6185 [トウ、ズウ、ドウ/] 慟恸𢣛
◆(体を震わせて)悲しむ、「慟哭ドウコク(体を震わせ声を張り上げて泣くさま)」
心3+11=総画数14 U+6186 [トウ、チョウ/]
◆目を瞠(みは)る、直視する、視線を逸(そ)らさずに見る、目を見開きしっかりと見る、同「瞠」
心4+11=総画数15 U+6187 [ケイ、カイ/いこ・う] 憩𦧯𢠾𦧰𦧗
◆一息(ひといき)つく、止(とど)まって一休みする、休息する、同「愒」
筆順
心3+11=総画数14 U+618E [ソウ、ゾウ/にく・む、にく・い、にく・しみ、にく・らしい] 憎
◆嫌悪感ケンオカンや反感ハンカンを抱(いだ)く、嫌(きら)う
筆順
心3+11=総画数14 U+618F [テイ、タイ/]
◆「㤞憏タテイ」、気落ちして進退が定まらない(どうしてよいか分からない)さま、同「侘傺」「【集韻:卷三:平聲:麻第九:㤞】㤞憏未定也」
𢞒心4+11=総画数15 U+22792 [テキ、チャク/]
◆戒(いまし)める、誡(いまし)める、同「敕(勅)」「【廣韻:入聲:錫第二十三:逖:𢞒】敕也」「【字彙:卯集:心部:𢞒】他歷切音剔敕也〇又苦擊切音喫義同」
𢟠心3+11=総画数14 U+227E0 [フン、ブン/いきどお・る] 憤愤𢡝𢤬
◆心に思いが満ちる、不平や不満が鬱積ウッセキし膨(ふく)れ上がる
◆内に満ちている感情を一気に吐き出す
◆怒る、突然怒り出す
𢟢心3+11=総画数14 U+227E2 [リ/] 𢥗
◆未詳「【集韻:卷一:平聲:支第五:𢟢𢥗】支𢟢多端也一曰思也或作𢥗」
𢟥心4+11=総画数15 U+227E5 [ハイ、バイ/] 𢠜愂
◆迷う、戸惑(とまど)う、どうしていいか分からない、同「悖」「【方言:第十】惃(袞衣)𢠜(音㪍)頓愍惽也(謂迷昏也)…江湘之間謂之頓愍(頓愍猶煩悶也)」
𢟦心3+11=総画数14 U+227E6 [コン/]
◆(思いが入り混じって)心が乱れる、混乱する「【康熙字典:卯集上:心部:𢟦】《集韻》古本切音袞《博雅》惃愂亂也與惃同」
◆思いや悩みで心が晴れないさま、「惃愂コンハイ」「【方言:第十】惃(袞衣)𢠜(音㪍)頓愍惽也(謂迷昏也)…江湘之間謂之頓愍(頓愍猶煩悶也)」
𢟫心3+11=総画数14 U+227EB [メイ、ミョウ/]
◆「𢟫悜メイテイ」、もっと~、更に~、思いが尽きないさま「【廣韻:上聲:靜第四十:逞:悜】慏悜意不盡也」
𢟬心4+11=総画数15 U+227EC [イ/なぐさ・める、なぐさ・み] 慰𢠢
◆気持ちを安(やす)らげ和(なご)ませる、宥(なだ)め落ち着かせる
◆心が安らぐ、安心する
◆[日]心を楽しませるもの(こと)
𢟮心4+11=総画数15 U+227EE [ボン、モン/]
◆悶(もだ)える、思い(悩み・悲しみ・考え・意欲など)が心に満ちる、同「懣」「㦖」
𢟯心4+11=総画数15 U+227EF [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:{⿱(⿰(⿱父羊)刃)心}】或作慹通𢟯正之渉奴叶二三不動皃也」「【洪武正韻:卷十:去聲:二寘:𢟯】情態與𢟯字不同慹从執从心音躡此从埶」
𢟰心3+11=総画数14 U+227F0 [ガイ/]
◆吝(しわ)い、物惜しみする、けちけちする
𢟱心3+11=総画数14 U+227F1 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:登第十七:𢟱】懵𢟱迷亂」
𢟵心3+11=総画数14 U+227F5 [ヒ、ビ/]
◆誤(あやま)る、間違える、同「謬」「繆」
𢟶心3+11=総画数14 U+227F6 [キョ、ゴ/]
◆怯(おび)える
◆恥じる
𢟷心3+11=総画数14 U+227F7 [ハン、ホン/]
◆(考えや思いや印象などが)それまでとは変わる(変化する、変動する)、また変える「【列子(冲虚至徳眞經:卷第三:列子):周穆王第三】老成子歸用尹文先生之言深思三月遂能存亡自在𢟷校四時…」
𢟸心3+11=総画数14 U+227F8 [カク/]
◆あるべき姿や道に(人の忠告に)背を向け従わない、(愚かで)頑(かたくな)なさま
𢟺心3+11=総画数14 U+227FA [リョウ/]
◆頼(たよ)る、頼りにする
◆「無憀ブリョウ」◇依(よ)るものがないさま◇何もなく(退屈で)気が塞(ふさ)ぐさま
◆心寂(うらさび)しいさま
◆はっきりしているさま、「憀亮リョウコウ」
𢟻心4+11=総画数15 U+227FB [ダン、ネン、タン/] 赧𧹠𢠱
◆顔を真っ赤にする、赤面セキメンする、恥じて顔を赤らめる、同「𧹞」「𩈑」「𩈶」
𢟼心3+11=総画数14 U+227FC [ボウ、ム/]
◆(夢のように)ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「儚」「懵」
◆(ぼんやりしていて)判断や理解ができない、道理に暗い、無知なさま、同「懵」
𢠀心4+11=総画数15 U+22800 [トク/] 德徳悳㥁恴𢜖𢤊
◆生まれながらに備わっている性質、もの本来の性質、本性ホンショウ
◆本来の行いや考え、人として尊(とうと)び守るべき(進むべき)道、「道徳ドウトク」
◆自らは人としての道を会得エトクし、他人に恩恵オンケイを施(ほどこ)す「【說文解字注:彳部:德】𦫵也(𦫵當作登辵部曰遷登也此當同之德訓登者…)」「【說文解字注:心部:悳】外得於人内得於己也(…内得於己謂身心所自得也外得於人謂惠澤使人得之也…)」
◆恵み、恩恵
◆利得リトク、儲(もう)け
𢠉心3+11=総画数14 U+22809 [未詳/]
◆未詳
𢠊心3+11=総画数14 U+2280A [サン、ソン、ザン/みじ・め、むご・い、むご・たらしい] 慘惨𢡖
◆心が痛(いた)む、心を痛める
◆痛ましい、哀(あわ)れで痛々しい
◆(程度が)激しい、甚(はなは)だしい、酷(ひど)い
𢠖心4+11=総画数15 U+22816 [未詳/]
◆未詳
注解:「𢠘」の譌字かと思われる
𢠘心4+11=総画数15 U+22818 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢠘愗𢘅】三俗懋正莫侯反盛也美也勉也與荗同又愚癡貌也」
𢠙心4+11=総画数15 U+22819 [未詳/]
◆未詳
𢠚心4+11=総画数15 U+2281A [ユ/] 愈𠏚𡩗𠃄
◆増々(ますます)、いよいよ
◆勝(まさ)る
◆病気が癒(い)える
𢠛心4+11=総画数15 U+2281B [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:卯集備考:心部:𢠛】《搜眞玉鏡》音廓」
𢠜心4+11=総画数15 U+2281C [ハイ、バイ/] 愂𢟥
◆迷う、戸惑(とまど)う、どうしていいか分からない、同「悖」「【方言:第十】惃(袞衣)𢠜(音㪍)頓愍惽也(謂迷昏也)…江湘之間謂之頓愍(頓愍猶煩悶也)」
𢠞心4+11=総画数15 U+2281E [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𢠞】古文惠字見集韻」
𢠡心3+11=総画数14 U+22821 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𢠡】蘇到切音噪快性也」「【康熙字典:卯集備考:心部:𢠡】《川篇》同懆」
𢠢心3+11=総画数14 U+22822 [イ/なぐさ・める、なぐさ・み] 慰𢟬
◆気持ちを安(やす)らげ和(なご)ませる、宥(なだ)め落ち着かせる
◆心が安らぐ、安心する
◆[日]心を楽しませるもの(こと)
𢠮心3+11=総画数14 U+2282E [タイ、テン、デン/] 㥆𢘶𢠻
◆拘(こだわ)りがないさま、気儘なさま、同「怢」
◆気が緩(ゆる)む、同「怢」
◆すぐに忘れる、うっかりする、同「怢」
𢠰心3+11=総画数14 U+22830 [ショウ、シュ/] 慫怂
◆驚く、驚き慌てる
◆「𢠰慂・𢠰恿ショウヨウ」、傍から相手を説いてやらせようとする、唆(そそのか)す、嗾(けしか)ける
𢠻心3+11=総画数14 U+2283B [タイ、テン、デン/] 㥆𢘶𢠮
◆拘(こだわ)りがないさま、気儘なさま、同「怢」
◆気が緩(ゆる)む、同「怢」
◆すぐに忘れる、うっかりする、同「怢」
𢡍心3+11=総画数14 U+2284D [未詳/]
◆未詳「【廣雅:卷三:釋詁】𢡍(革)覺叡」「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢡍】公厄切智也」
𢡳心4+11=総画数15 U+22873 [未詳/]
◆未詳
𥯱竹部
心3+12=総画数15 U+3989 [イ/] 懿㦤㱅𢤥𢢶𡕆
◆柔和で徳がある、品格共に優れている、(女性について)気品があって美しい
◆立派な、素晴らしい、非の打ち所がない
心4+12=総画数16 U+398C [セイ、サイ、コツ、コチ/]
◆愚直なさま、正直過ぎて融通が利かないさま
◆熟睡する
◆眠りから覚める
心3+12=総画数15 U+398D [ガク/おどろ・く]
◆思い掛けないことで(不意のことで、意外なことで)驚く、びっくりする、「愕然ガクゼン」「驚愕キョウガク」、同「咢」「噩」
◆「㦍㦍・咢咢・諤諤ガクガク」、自ら信ずるところを憚(はばか)ることなく述べる、直言する
心3+12=総画数15 U+398E [カク/] 𢟸
◆あるべき姿や道に(人の忠告に)背を向け従わない、(愚かで)頑(かたくな)なさま
心3+12=総画数15 U+3991 [カン/]
◆愚(おろ)かなさま、思慮シリョが足りないさま、同「憨」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:㦑】呼甘反㦑癡」
◆怒(いか)る
心3+12=総画数15 U+3992 [リ/] 𢤇
◆ぺらぺらとよく喋るさま、あれこれと言葉を弄(もてあそ)ぶさま、同「謧」
◆「㦒忚リケイ」、人を惑(まど)わし騙(だま)そうとするような話「【方言:卷十】譠謾㦒忚欺謾之語也」
心3+12=総画数15 U+3993 [ケン、ゲン/]
◆思いの通りにいかない(ならない)「【玉篇:卷八:心部第八十七:㦓】胡典切意難也」
心4+12=総画数16 U+3994 [エン/] 懕𢣽
◆満ち足りる、心から満足する、「㦔㦔エンエン」
心3+12=総画数15 U+3996 [ボン、モン/]
◆悶(もだ)える、思い(悩み・悲しみ・考え・意欲など)が心に満ちる、同「懣」
心3+12=総画数15 U+6173 [カン、ケン/]
◆吝(しわ)い、物惜しみする、けちけちする、同「吝」「悋」
◆「慳貪ケンドン」◇けちで欲張りなさま◇[日]意地が悪いさま
筆順
心3+12=総画数15 U+6188 [キョ、コ/]
◆臆病な、気が小さい
心3+12=総画数15 U+6189 [ホウ、ビョウ/]
◆「憉悙ホウコウ」、自らを堅く信じる、揺るぎない自信を持つ、自らを誇りに思う、自負する、同「矜持、矜恃キョウジ」「自矜ジキョウ」「【毛詩稽古編:蕩之什上:蕩】憉悙注云自彊也意皆同鄭」「【廣韻:下平聲:庚第十二:脝:悙】憉悙自強」「【集韻:卷四:平聲四:庚第十二:悙】憉悙自矜健皃」
心4+12=総画数16 U+618A [ハイ、バイ/] 𢣍惫𢞎𢟡
◆疲れ切る、疲れ果てる、「困憊コンパイ」、同「𢢞」「𤸶」
◆弱る、衰(おとろ)える「【列子:天瑞】…知老之憊未知老之佚…」
筆順
心4+12=総画数16 U+618B [ヘツ、ヘチ/] 𢠳
◆性急セイキュウなさま、忙(せわ)しく落ち着きがないさま、「憋懯ヘツフ」、同「𥡁」
◆心に思いが満ちる、満ちた思いが吐(は)き出せない、気が滅入(めい)る、同「𤺓」
心4+12=総画数16 U+618C [ケイ、ギョウ/]
◆憂(うれ)える、同「𢗋」
心3+12=総画数15 U+618D [キョウ/]
◆驕(おご)る、恣(ほしいまま)にする
◆高く仰(あお)ぐ
心3+12=総画数15 U+6190 [レン/あわ・れむ] 𢣶𢠴㥕
◆哀れに思う、かわいそうに思う
◆大事に大切にしたいと思う、愛(いと)おしく思う
◆簡「怜」
筆順
心4+12=総画数16 U+6191 [ヒョウ、ビョウ/よ・る、たの・む、つ・く]
◆凭(もた)れる、凭れ掛る、体を預ける、同「凭」
◆依(よ)る、頼りにする、同「馮」「凭」
◆拠(よ)りどころにする、根拠にする
◆大いに、勢いよい、激しい、同「馮」
◆簡「凭」
◆[日]霊などが取り付く、乗り移る、「憑依ヒョウイ」
筆順
心3+12=総画数15 U+6192 [カイ、ケ/] 愦𢤳
◆心が揺れ動く、思い煩い心が乱れる、同「愩」
筆順
心3+12=総画数15 U+6193 [ケイ、エ/]
◆逆(さか)らうことなく従(したが)う、同「譓」
心3+12=総画数15 U+6194 [ショウ、ジョウ/]
◆窶(やつ)れる、痩(や)せ細る
◆「憔悴・癄瘁・顦顇ショウスイ」、苦労や心痛などで痩せ衰(おとろ)える
筆順
心3+12=総画数15 U+6195 [チョウ、ジョウ/]
◆心平らかなさま、心穏やかなさま「【玉篇:卷八:心部第八十七:憕】直陵切心平也又直庚切失志也」
◆気が抜けるさま、ぼうっとするさま、「憕𢘌チョウコウ」
心4+12=総画数16 U+6196 [ギン/なま・じ、なま・じっか] 慭憗
◆(自らの思いや考えに従い~であるよりむしろ)~でありたいと願う、(~するよりむしろ)~したいと思う「【說文解字注:心部:憖】肎也(…十月正義引憖肯從心也當是引憖肎也)」
◆心を痛める、憂える「【方言:第一】悼惄悴憖傷也(…)自關而東汝潁陳楚之間通語也汝謂之惄秦謂之悼宋謂之悴楚潁之間謂之憖」
◆歯を見せて笑うさま歯ぎしりする。残念がる
◆[日]なま・じ、なまじっか、中途半端に
筆順
心4+12=総画数16 U+6197 [ギン/なま・じ、なま・じっか] 憖慭
◆(自らの思いや考えに従い~であるよりむしろ)~でありたいと願う、(~するよりむしろ)~したいと思う「【說文解字注:心部:憖】肎也(…十月正義引憖肯從心也當是引憖肎也)」
◆心を痛める、憂える「【方言:第一】悼惄悴憖傷也(…)自關而東汝潁陳楚之間通語也汝謂之惄秦謂之悼宋謂之悴楚潁之間謂之憖」
◆歯を見せて笑うさま歯ぎしりする。残念がる
◆[日]なま・じ、なまじっか、中途半端に
心3+12=総画数15 U+6198 [キ/] 憙𢝫
◆喜ぶ、悦(よろこ)ぶ、心から楽しむ
筆順
心4+12=総画数16 U+6199 [キ/] 𢝫憘
◆喜ぶ、悦(よろこ)ぶ、心から楽しむ
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+12=総画数15 U+619A [タン、ダン/はばか・る]
◆意に沿わないことを(意に沿わないことになるのではないかと恐れて)避ける、また嫌(きら)う、同「憚」
◆[日]気兼ね(きがね)する、気兼ねして差し控える
筆順
心3+12=総画数15 U+619B [タン、ドン/]
◆心配して慌てるさま、心配で不安なさま
心3+12=総画数15 U+619C [タ、ダ/おこた・る] 惰𢞑𢣖𢣝𢡢𢢠
◆だらだらとして何もしようとはしない、怠(なま)ける、同「媠」
◆だらだらとして相手を敬う気持ちや態度に欠ける、同「伿」
心4+12=総画数16 U+619D [タイ、ダイ/] 𢥲𢥦憞
◆恨(うら)みを抱(いだ)く、深く恨む、同「譈」
◆悪アク、悪人
心3+12=総画数15 U+619E [タイ、ダイ/] 憝𢥲𢥦
◆恨(うら)みを抱(いだ)く、深く恨む、同「譈」
◆悪アク、悪人
心3+12=総画数15 U+619F [ショク、ソク/]
◆相手の顔色を窺いながらそれに合わせて付き従う、追従する
心4+12=総画数16 U+61A0 [ケツ、コチ/]
◆強い、何ものにも屈することがない、同「勥」「【字彙:卯集:心部:憠】掘强也又直也○或作𠢤」
心3+12=総画数15 U+61A1 [サク、シャク/]
◆疼く、軽い痛み
◆懼(おそ)れる、立ち竦む
心3+12=総画数15 U+61A2 [キョウ/] 𢙒
◆懼(おそ)れる、怯(おび)える、同「嘵」
◆勇ましく猛々(たけだけ)しいさま
心3+12=総画数15 U+61A3 [ハン、ホン/] 𢟷
◆(考えや思いや印象などが)それまでとは変わる(変化する、変動する)、また変える「【列子(冲虚至徳眞經:卷第三:列子):周穆王第三】老成子歸用尹文先生之言深思三月遂能存亡自在𢟷校四時…」
心3+12=総画数15 U+61A4 [フン、ブン/いきどお・る] 愤𢡝𢤬𢟠
◆心に思いが満ちる、不平や不満が鬱積ウッセキし膨(ふく)れ上がる
◆内に満ちている感情を一気に吐き出す
◆怒る、突然怒り出す
筆順
心4+12=総画数16 U+61A5 [ロウ/]
◆体も心も疲れ果てる、同「憦」
心3+12=総画数15 U+61A6 [ロウ/]
◆体も心も疲れ果てる、同「憥」
◆「懊憦オウロウ」、悔(く)やみ悩む、後悔する
心3+12=総画数15 U+61A7 [シュウ、シュ、ドウ/あこが・れる]
◆(心が)揺れ動く、(気持ちが)定まらない、「憧憧ショウショウ・ドウドウ」
◆「憧憬ショウケイ・ドウケイ」、遠く離れたものにあれこれと思いを巡(めぐ)らす
◆愚かなさま
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+12=総画数16 U+61A8 [カン/] 𠐣
◆愚(おろ)かなさま、思慮シリョが足りないさま、同「㦑」「𤸕」
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+12=総画数16 U+61A9 [ケイ、カイ/いこ・う] 憇𦧯𢠾𦧰𦧗
◆一息(ひといき)つく、止(とど)まって一休みする、休息する、同「愒」
筆順
心3+12=総画数15 U+61AA [カン、ゲン/] 𢢀𢡿
◆ゆったりと愉(たの)しむ
◆心がゆったりとしているさま、心穏(おだ)やかなさま
◆猛(たけ)るさま、熱り立つ(いきりたつ)さま、気持ちが高(たか)ぶるさま、同「僩」「撊」
心3+12=総画数15 U+61AB [ビン、ミン/] 悯𢡥𢡻
◆同情して心を痛める、気の毒に思う、かわいそうに思う、同「閔」
注解:日本で「不憫フビン」は「かわいそうに思う」の意だが、本来「憫」のみでその意があり、「不」を冠するのはやや不適かと思われる
筆順
心3+12=総画数15 U+61AC [ケイ、キョウ/あこが・れる]
◆目覚める、はっきりと悟(さと)る、「憬然ケイゼン」
◆遠いさま、遠く離れたものを思うさま
◆「憧憬ショウケイ・ドウケイ」、遠く離れたものにあれこれと思いを巡(めぐ)らす
筆順
心3+12=総画数15 U+61AD [リョウ/]
◆聡明なさま、ものをはっきりと見極めることができるさま
◆曇りがないさま、澄んでいるさま
心3+12=総画数15 U+61AE [ブ、ム/]
◆意に沿(そ)わず失望する、がっかりする、「憮然ブゼン」、同「㒇」
◆愛撫アイブする、愛(いと)おしむ、同「撫」
◆見目好(みめよ)いさま、愛らしいさま、同「嫵」
筆順
心3+12=総画数15 U+61AF [サン、ソン/] 㦧𢡄𢡚
◆悲しむ、心を痛(いた)める、「憯怛サンダツ」
心3+12=総画数15 U+61B0 [ケツ、ケチ/]
◆人を騙(だま)す、言葉巧みに騙すのは「譎」
◆奇妙な、おかしい、怪しい、同「譎」
心3+12=総画数15 U+61B1 [シュウ/]
◆憂える、心配する
心4+12=総画数16 U+61B2 [ケン、コン/のり] 𢞩𢝮宪𡩜
◆人が則(のっと)るべき決まり、人の行為の規範
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+12=総画数15 U+61B3 [タン/]
◆心が安(やす)まらないさま、不安なさま、びくびく(はらはら)するさま、同「忐忑タントク」
心4+12=総画数16 U+61BC [ケイ、キョウ/]
◆戒(いまし)める、気を引き締めて用心する、憂えることがないように備(そな)える、同「儆」
◆敬う、同「敬」
心3+12=総画数15 U+FA3E [カイ、ガイ/]
◆心中に様々な感情(悲しみ・怒り・喜びなど)が満ちる
◆思いが詰まって思わず溜息(ためいき)をつく
◆「慷慨、忼慨コウガイ」、高まる、気分が高ぶる、意気が高揚する、同「慷愾」
憎心3+12=総画数15 U+FA3F [ソウ、ゾウ/にく・む、にく・い、にく・しみ、にく・らしい]
◆嫌悪感ケンオカンや反感ハンカンを抱(いだ)く、嫌(きら)う
筆順
𢠱心4+12=総画数16 U+22831 [ダン、ネン、タン/] 赧𧹠𢟻
◆顔を真っ赤にする、赤面セキメンする、恥じて顔を赤らめる、同「𧹞」「𩈑」「𩈶」
𢠲心3+12=総画数15 U+22832 [フウ、フ/]
◆怒(いか)る、腹を立てる、同「㤱」
𢠳心3+12=総画数15 U+22833 [ヘツ、ヘチ/]
◆性急セイキュウなさま、忙(せわ)しく落ち着きがないさま、「憋懯ヘツフ」、同「𥡁」
◆心に思いが満ちる、満ちた思いが吐(は)き出せない、気が滅入(めい)る、同「𤺓」
𢠴心4+12=総画数16 U+22834 [レン/あわ・れむ] 憐𢣶㥕
◆哀れに思う、かわいそうに思う
◆大事に大切にしたいと思う、愛(いと)おしく思う
𢠵心3+12=総画数15 U+22835 [トウ、ショウ/]
◆気が抜けてぼうっとする、ぼんやりする、同「戃」「惝」
◆「𢠵怳ショウコウ」、驚くさま、驚いて頭が空っぽになるさま
𢠶心4+12=総画数16 U+22836 [カン、ゲン/わずら・う、うれ・える] 患𢤒𢡙𨴮
◆憂(うれ)える、悩み苦しむ
◆悩みや苦しみを齎(もたら)す災難、禍(わざわい)
◆病(や)む、病気になる
𢠷心3+12=総画数15 U+22837 [コウ、ゴウ/]
◆「勜𢠷オウコウ」、力強いさま
𢠸心4+12=総画数16 U+22838 [タン、ダン/]
◆憚(はばか)る、意に沿わないことを(意に沿わないことになるのではないかと恐れて)避ける、また嫌(きら)う、同「憚」
◆「𢠸狐タンコ」、古邑(むら)名、洛陽ラクヨウ(河南省)から南へ百五十里の地という「【後漢書:卷二十九:郡國志第十九】新城(…史記秦遷西周公於𢠸狐徐廣曰與陽人聚相近在雒陽南百五十里梁新城之閒)」
𢠹心3+12=総画数15 U+22839 [シ、セイ、サイ/]
◆恐れで体が震える、怯える
𢠼心3+12=総画数15 U+2283C [バイ、マイ/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲二:佳第十三:慀】𢠼慀心不平」
𢠽心3+12=総画数15 U+2283D [トウ、ドウ/] 𢢘𢡓
◆勝手気儘(かってきまま)なさま、放逸ホウイツなさま、同「婸」「愓」「偒」
𢠾心4+12=総画数16 U+2283E [ケイ、カイ/いこ・う] 憩憇𦧯𦧰𦧗
◆一息(ひといき)つく、止(とど)まって一休みする、休息する、同「愒」
𢡂心4+12=総画数16 U+22842 [トウ、ドウ/]
◆「𢡂慂トウヨウ」、未詳、同「𧑘」「【康熙字典:卯集上:心部:𢡂】《博雅》𢡂慂動也」
𢡃心4+12=総画数16 U+22843 [イ/]
◆心の中にあって外(言葉や態度・行動など)には出さない思いや考え、同「意」
◆心が満たされる、心地よい
◆十万(一万の十倍で「下数」と呼ばれる十進法での数)、同「億」
漢字林(非部首部別)
𢡄心3+12=総画数15 U+22844 [サン、ソン/] 憯㦧𢡚
◆悲しむ、心を痛(いた)める、「憯怛サンダツ」
𢡊心3+12=総画数15 U+2284A [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:卯集上:心部:𢡊】《玉篇》俗愆字(「【玉篇:卷九:言部第九十:諐】袪言切過失也籀文愆字俗作𠍴」は「𠍴{⿰亻(⿱(⿰天天)心)}」、「𢡊{⿰忄(⿱(⿰天天)心)}」のように「忄」ではない)
𢡌心3+12=総画数15 U+2284C [ロウ、ル/]
◆「慺慺ルル」、心から相手を重んじるさま
𢡐心3+12=総画数15 U+22850 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢡐】俗懠正在計反愁也怒也」
𢡓心3+12=総画数15 U+22853 [トウ、ドウ/] 𢠽𢢘
◆勝手気儘(かってきまま)なさま、放逸ホウイツなさま、同「婸」「愓」「偒」
𢡔心4+12=総画数16 U+22854 [ク、グ/おそ・れる] 懼惧愳
◆不安や恐れでびくびくする、おどおどする
◆恐れる、心配する、同「恐」「怕」
𢡕心4+12=総画数16 U+22855 [テキ、チャク/] 惕惖𢞫
◆不安や恐れで心が揺れる、不安になる、心配する
𢡖心3+12=総画数15 U+22856 [サン、ソン、ザン/みじ・め、むご・い、むご・たらしい] 慘惨𢠊
◆心が痛(いた)む、心を痛める
◆痛ましい、哀(あわ)れで痛々しい
◆(程度が)激しい、甚(はなは)だしい、酷(ひど)い
𢡗心4+12=総画数16 U+22857 [モウ、ミョウ/]
◆未詳「【爾雅注疏:釋訓】存存萌萌在也(…《音義》萌郭武耕反施云朋反字或作蕄《疏》謂存在也易繫辭云成性存存萌萌字書作𢡗說文云作蕄郭云未見所出」
𢡘心4+12=総画数16 U+22858 [ケイ、エ/めぐ・む] 惠恵𢞯𢥁𦻇
◆慈(いつく)しみの心を持って金品を与える、相手に対し思いやりの気持ちを持って接する、「恩惠オンケイ」「惠風ケイフウ(恵みの風、穏おだやかで暖かい風)」
◆聡明ソウメイなさま、「知惠・智慧チケイ・チエ」
𢡙心4+12=総画数16 U+22859 [カン、ゲン/わずら・う、うれ・える] 患𢤒𢠶𨴮
◆憂(うれ)える、悩み苦しむ
◆悩みや苦しみを齎(もたら)す災難、禍(わざわい)
◆病(や)む、病気になる
𢡚心3+12=総画数15 U+2285A [サン、ソン/] 憯㦧𢡄
◆悲しむ、心を痛(いた)める、「憯怛サンダツ」
𢡛心4+12=総画数16 U+2285B [バン、マン、ボン、モン/] 懣懑
◆煩(わずら)う、あれこれと思い悩む
◆悶(もだ)える、思い(悩み・悲しみ・考え・意欲など)が心に満ちる、同「𢟮」「㦖」
𢡜心3+12=総画数15 U+2285C [未詳/]
◆未詳
𢡝心3+12=総画数15 U+2285D [フン、ブン/いきどお・る] 憤愤𢤬𢟠
◆心に思いが満ちる、不平や不満が鬱積ウッセキし膨(ふく)れ上がる
◆内に満ちている感情を一気に吐き出す
◆怒る、突然怒り出す
𢡠心3+12=総画数15 U+22860 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢙺】俗𢡠正昌志反志也」
𢡢心4+12=総画数16 U+22862 [タ、ダ/おこた・る] 惰憜𢞑𢣖𢣝𢢠
◆だらだらとして何もしようとはしない、怠(なま)ける、同「媠」
◆だらだらとして相手を敬う気持ちや態度に欠ける、同「伿」
𢡣心4+12=総画数16 U+22863 [キ/]
◆崩(くず)れる、崩れ落ちる、同「陊」「隓」「墮」
◆惰(おこた)る、怠(なま)ける、同「惰」「墮」
𢡥心4+12=総画数16 U+22865 [ビン、ミン/] 憫悯𢡻
◆同情して心を痛める、気の毒に思う、かわいそうに思う、同「閔」
𢡰心4+12=総画数16 U+22870 [ショウ/]
◆未詳「【字彙補:辰集:日部:𢡰】終笑切音照出篇韻」
𢡱心4+12=総画数16 U+22871 [カク、コク/] 愨慤𢢢悫
◆謹(つつし)む、過ぎることがない、慎(つつし)み深い、同「𢤶」「𧰕」「【說苑:卷第十六:談叢】默無過言愨無過事…」
𢡲心4+12=総画数16 U+22872 [カツ、カチ/] 聒𦕾𨈸𦗦𠅪
◆大勢がそれぞれに大きな声で話す、大勢の話し声が入り乱れて喧(やかま)しい、騒々しく
𢡶心4+12=総画数16 U+22876 [シュウ、ショウ/]
◆怖(おそ)れて身を竦(すく)ませる
◆身動きをしないさま
𢡸心4+12=総画数16 U+22878 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:午集:目部:𢡸】同眇」
𢡺心4+12=総画数16 U+2287A [未詳/]
◆変化する
𢡻心4+12=総画数16 U+2287B [ビン、ミン/] 憫悯𢡥
◆同情して心を痛める、気の毒に思う、かわいそうに思う、同「閔」
𢡼心3+12=総画数15 U+2287C [ダ、ナ、ジュ、ニュウ/]
◆弱い、弱々しい、小心で気が弱い、同「偄」
◆「怯𢡼キョウダ」「𢡼怯ダキョウ」、気が弱く臆病オクビョウなさま、肝(きも)が小さいさま
𢡽心3+12=総画数15 U+2287D [セキ、シャク/お・しい、お・しむ]
◆残念に思う、心が痛む
◆お・しむ、手放しがたい、手の内から離れてしまわないように大切にする
𢡾心3+12=総画数15 U+2287E [未詳/]
◆未詳「【字彙補:午集:目部:𢡾】與眇同見藏經字義」
𢡿心3+12=総画数15 U+2287F [カン、ゲン/] 憪𢢀
◆ゆったりと愉(たの)しむ
◆心がゆったりとしているさま、心穏(おだ)やかなさま
◆猛(たけ)るさま、熱り立つ(いきりたつ)さま、気持ちが高(たか)ぶるさま、同「僩」「撊」
𢢀心3+12=総画数15 U+22880 [カン、ゲン/] 憪𢡿
◆ゆったりと愉(たの)しむ
◆心がゆったりとしているさま、心穏(おだ)やかなさま
◆猛(たけ)るさま、熱り立つ(いきりたつ)さま、気持ちが高(たか)ぶるさま、同「僩」「撊」
𢢁心3+12=総画数15 U+22881 [サン、ゼン/]
◆「𢢁僽サンシュウ」、同「僝僽」◇恨(うら)む◇迷い悩む◇悲しみや悩みなどで窶(やつ)れる
𢢂心3+12=総画数15 U+22882 [未詳/]
◆未詳
𢢃心4+12=総画数16 U+22883 [ヘツ、ヘチ/] 𥡁
◆性急セイキュウなさま、忙(せわ)しく落ち着きがないさま、同「憋」「【龍龕手鑑:卷二:尒部第五十二:𥡁】俗并列反急性也正作憋」
𢢅心3+12=総画数15 U+22885 [未詳/]
◆未詳
𢢌心4+12=総画数16 U+2288C [チョウ/]
◆「𢢌懯チョウフ」、慌ただしいさま、せっかちなさま
注解:「憋懯ヘツフ」の誤りと思われるが「【字彙補:卯集:心部:𢢌】徹帳切音悵𢢌懯急速貌」に従い音を「チョウ」とし別字とした
𢢍心4+12=総画数16 U+2288D [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:卯集補遺:心部:𢢍】《龍龕》音折靜貌(【龍龕手鑑】ではなく「【字彙補:卯集:心部:𢢍】折聶二音靜貌」ではないかと思われる、ただ左上部の{⿱攵羊}が{⿱父羊}の字が「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:{⿱(⿰(⿱父羊)刃)心}】或作慹通𢟯正之渉奴叶二三不動皃也」にあり、「靜貌」も「不動皃」に通じる)
𢢐心4+12=総画数16 U+22890 [セイ、シ/] 狾𤠹𤢻
◆(犬が)狂う、狂ったように暴れる、同「瘈」
◆凶暴な犬、狂犬、同「猘」
𢢝心3+12=総画数15 U+2289D [スイ/] 㥞𢤪
◆思いや考えが深いさま「【集韻:卷七:去聲上:至第六:㥞𢢝】說文深也一曰{⿰智亍}也或作𢢝」
𢢧心4+12=総画数16 U+228A7 [シュウ、ジュ/]
◆相手の問いに答える、また働きかけに応(こた)える、同「讎」「譍」「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢢧】市由切譍也」
𢣍心4+12=総画数16 U+228CD [ハイ、バイ/] 憊惫𢞎𢟡
◆疲れ切る、疲れ果てる、「困憊コンパイ」、同「𢢞」「𤸶」
◆弱る、衰(おとろ)える「【列子:天瑞】…知老之憊未知老之佚…」
𢤪心3+12=総画数15 U+2292A [スイ/] 㥞𢢝
◆思いや考えが深いさま「【集韻:卷七:去聲上:至第六:㥞𢢝】說文深也一曰{⿰智亍}也或作𢢝」
心4+13=総画数17 U+3998 [キョウ、ケキ、キャク/]
◆思い掛けない幸せ、幸運、同「僥」
◆激しい、同「激」
心3+13=総画数16 U+61B4 [ショウ、ジョウ/]
◆過(あやま)たないように注意深く振る舞う
心4+13=総画数17 U+61B5 [ヘキ、ヒャク/]
◆急に、突然に、不意に
心3+13=総画数16 U+61B6 [ヨク、オク/おも・う、おぼ・える]
◆おも・う、ざまざまなことに思いを馳(は)せる
◆おぼ・える、忘れずに覚えている、心に留め忘れない
筆順
心3+13=総画数16 U+61B7 [ソ、ショ/]
◆痛(いた)む、同「𤻇」
◆びくびくする、恐(おそ)れる
心3+13=総画数16 U+61B8 [セン/]
◆言葉巧みに人に取り入る、阿(おもね)り諂(へつら)う、同「𢘼」「譣」「詖」
心3+13=総画数16 U+61B9 [ドウ、ノウ/] 𢙐𢥯
◆悩む、悩み苦しむ、心が乱れる
心3+13=総画数16 U+61BA [タン、ダン/]
◆心が乱されるようなこともなく静かで穏やかなさま
筆順
心3+13=総画数16 U+61BB [タン、ダン/]
◆感情の起伏がなくゆったりとしているさま、同「坦」
心3+13=総画数16 U+61BD [ショウ、シュウ/] 𢤄
◆「惺憽セイショウ」、悟りを開いた人、智慧のある人
心3+13=総画数16 U+61BE [カン、ゴン/]
◆恨(うら)む、(思いの通りにならないことを、或いはならなかったことを)残念に思う、思いが満たされない、同「恨」
◆「遺憾イカン」、満たされない思いが残る
筆順
心3+13=総画数16 U+61BF [キョウ、ケキ、キャク/]
◆思い掛けない幸せ、幸運、同「僥」
◆激しい、同「激」
心3+13=総画数16 U+61C0 [ワイ、エ/]
◆憎(にく)む、憎み嫌(きら)う
◆悶(もだ)える
心3+13=総画数16 U+61C1 [ケン、カン、ゲン/]
◆気短な、せっかちな
◆気難しい
心3+13=総画数16 U+61C2 [トウ、ツウ/] 𢤦
◆はっきりする、はっきりと分(わ)かる、「不懂フトウ(はっきりしない、はっきりとは分からない)」
◆「懵懂ボウトウ」、ぼんやりしてはっきりしないさま、どうしてよいか分からないさま
心4+13=総画数17 U+61C3 [キン、ゴン、ギン/]
◆勤(つと)める、すべきことに心を尽くす、細かいところにまで心を配る
◆「慇懃インギン」、丁寧テイネイなさま、細かいところまで心が行き届いているさま、同「慇懄」
筆順
心3+13=総画数16 U+61C4 [キン、ゴン/]
◆憂(えれ)える、心を痛める、同「慬」
◆「𢟝懄インギン」、丁寧テイネイなさま、細かいところまで心が行き届いているさま、同「慇懃」
心3+13=総画数16 U+61C5 [キョ、ゴ/] 𢟶
◆怯(おび)える
◆恥じる
心3+13=総画数16 U+61C6 [ソウ/] 𢥼
◆胸騒ぎがする、心配で落ち着かない、心配でそわそわする、同「慅」
筆順
心4+13=総画数17 U+61C7 [コン/ねんご・ろ] 𢡆恳𢢽
◆真心(まごころ)がこもったさま、「懇誠コンセイ」、同「豤」「悃」
筆順
心3+13=総画数16 U+61C8 [カイ、ケ、ゲ/] 𢢣
◆気が緩(ゆる)んで進んでしようとしない、気力がない、怠(なま)ける、同「怠」
筆順
心4+13=総画数17 U+61C9 [ヨウ、オウ/こた・える] 𤻮𧭭应応
◆他からの問い掛けや働き掛けに対して自(みずか)らの意思を行為・態度で示す、言葉で返すのは「譍」
◆受け入れる、他からの(自らからの)求めを受け入れ自らが(他が)行為・態度で示す
◆当然~すべき、当然~であろう
◆「應鐘オウショウ」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ、「黃鐘コウショウ」よりも11律(11音)高い音階 {音楽(十二律1)}
漢字林(非部首部別)
筆順
心3+13=総画数16 U+61CA [オウ/]
◆心の奥深くに傷を懐(いだ)く、同「㤇」
筆順
心4+13=総画数17 U+61CB [ボウ、モ、ム/] 𢘅
◆(目的とするものに向かって)力を尽くし励(はげ)む、盛んに努力する
◆大きくなるさま、盛んなさま、盛大なさまさま、同「茂」「楙」
筆順
心3+13=総画数16 U+61CC [エキ、ヤク/]
◆悦(よろこ)ぶ、喜(よろこ)ぶ
筆順
心3+13=総画数16 U+61CD [リン/] 懔𢤭
◆懼(おそ)れる、恐(おそ)れ怯(おび)える、恐れてびくびくする、同「伈」
◆敬い畏(かしこ)まる
筆順
心3+13=総画数16 U+61CE [ソク、シキ/]
◆とても残念で心が深く痛む
心3+13=総画数16 U+61CF [シュン/]
◆聡明なさま
心3+13=総画数16 U+61D0 [カイ、エ/ふところ、いだ・く、なつ・かしい、なつ・く] 懷怀
◆着物の前合わせ(体の前で重ね合わさったところ)や着物と下着の間、同「褱」
◆周りが覆われている内側、心の中、腹の中
◆包み込む、胸に抱(だ)く、心に思い抱(いだ)く
◆子を孕(はら)む、妊娠する
◆胸に抱(だ)いて大切にする、馴(な)れ親しむ
◆なつ・かしい、慕(した)わしく思う、過去のことが胸に浮かぶ
筆順
心4+13=総画数17 U+61D1 [バン、マン、ボン、モン/] 懣𢡛
◆煩(わずら)う、あれこれと思い悩む
◆悶(もだ)える、思い(悩み・悲しみ・考え・意欲など)が心に満ちる、同「𢟮」「㦖」
心3+13=総画数16 U+61D2 [ラン/] 懶𢤿
◆進んでしようという気がない、気力がない、無精ブショウなさま、怠(なま)けるさま、同「嬾」
心3+13=総画数16 U+61D3 [アイ/]
◆はっきりとしないさま、はっきりと見分けられない(聞き分けられない)さま、同「僾」「【易經衷論:卷下:渙】…敬萃祖考之精神故入室而懓乎如有所見愾乎…」「【湛園集:卷三:停舟書屋記】…於無見而懓然如有見無聞而愾然如有聞甚矣…」「【中華字海:忄部:懓】同"僾"」
心3+13=総画数16 U+61D4 [リン/] 懍𢤭
◆懼(おそ)れる、恐(おそ)れ怯(おび)える、恐れてびくびくする、同「伈」
◆敬い畏(かしこ)まる
心3+13=総画数16 U+61DE [ボウ、ム/]
◆周りが覆われていて薄暗い、辺りが薄暗く認識や判断ができない、同「蒙」
◆判断や理解ができない、道理に暗い、無知なさま、同「懵」
𢡆心4+13=総画数17 U+22846 [コン/ねんご・ろ] 懇恳𢢽
◆真心(まごころ)がこもったさま、「懇誠コンセイ」、同「豤」「悃」
𢢔心3+13=総画数16 U+22894 [バン、マン/]
◆緩(ゆる)む、ゆっくりとしたさま、だらだらとしているさま
◆鈍(のろ)い、怠(なま)ける、だらだらとして締まりがない
◆気が回らない、緊張感がない、注意力や集中力が欠けている
◆敬う気持ちや態度に欠ける、払うべき礼を失する
◆(敬意や礼を失する態度が相手を軽視しているかのように見えることから)相手を軽んじる、侮(あなど)る、人を見下(みくだ)す
𢢘心3+13=総画数16 U+22898 [トウ、ドウ/] 𢠽𢡓
◆勝手気儘(かってきまま)なさま、放逸ホウイツなさま、同「婸」「愓」「偒」
𢢙心3+13=総画数16 U+22899 [リツ、リチ/おのの・く]
◆恐れや寒さで体が震える、恐れで身が竦(すく)む、同「栗」
𢢚心3+13=総画数16 U+2289A [ケイ、カイ/]
◆一息(ひといき)つく、止(とど)まって一休みする、休息する、同「憩」
◆飽(あ)くまで手放さない、何時(いつ)までも手放さない、同「忨」
◆脅(おど)す、同「喝」
◆急(せ)いで、慌てて、同「渴」
𢢞心4+13=総画数17 U+2289E [ケイ/] 𢤙
◆疲れ切る、疲れ果てる、同「憊」
◆難(むずか)しいさま、困難なさま、同「𡢖」
◆怖(おそ)れる、あれこれと心配する
𢢟心3+13=総画数16 U+2289F [ダク、ニャク、ジャク/] 𢜪𢞇
◆切っ掛け(きっかけ)を与えてそれまでなかったものを引き出す、それまでは平穏だったところに騒ぎや厄介事を引き起こす、同「惹」
𢢠心4+13=総画数17 U+228A0 [タ、ダ/おこた・る] 惰憜𢞑𢣖𢣝𢡢
◆だらだらとして何もしようとはしない、怠(なま)ける、同「媠」
◆だらだらとして相手を敬う気持ちや態度に欠ける、同「伿」
𢢡心4+13=総画数17 U+228A1 [ゴウ/] 慠㥿
◆思い上がる、威張る、驕る、同「傲」
𢢢心4+13=総画数17 U+228A2 [カク、コク/] 愨慤𢡱悫
◆謹(つつし)む、過ぎることがない、慎(つつし)み深い、同「𢤶」「𧰕」「【說苑:卷第十六:談叢】默無過言愨無過事…」
𢢣心4+13=総画数17 U+228A3 [カイ、ケ、ゲ/]
◆気が緩(ゆる)んで進んでしようとしない、気力がない、怠(なま)ける、同「怠」
𢢤心4+13=総画数17 U+228A4 [ジョウ、ニョウ/]
◆未詳「【康熙字典:卯集上:心部:𢢤】《五音集韻》人矯切音繞遠也」「【漢語大字典:心部:𢢤】【中華字海:心部:𢢤】同"照"」
𢢥心3+13=総画数16 U+228A5 [ソク、シキ/] 惻恻𢝔
◆心が痛む、心を痛める
◆「𢢥隠ソクイン」、人の不幸や悲しみを察し思いを同じにする
𢢦心4+13=総画数17 U+228A6 [ヒ/くつわ] 轡辔𨏯𦆕𣦱𢥩𦇷𨏷
◆馬などを操(あやつ)るための手綱(たづな)
◆[日]銜(くつわ)、馬銜(はみ)、馬の口に咥(くわ)えさせる馬具で、金属製の棒(口に咥えさせる部分)とその両端の環状の金具(ここに手綱を繋ぐ)から成る {乗物(馬車)}
𢢫心4+13=総画数17 U+228AB [/たまつばき]
◆歌舞伎の外題に用いる字「【漢字源:心部:𢢫】」
筆順
𢢶心4+13=総画数17 U+228B6 [イ/] 懿㦤㱅𢤥𡕆㦉
◆柔和で徳がある、品格共に優れている、(女性について)気品があって美しい
◆立派な、素晴らしい、非の打ち所がない
𢢸心4+13=総画数17 U+228B8 [カ、ガ/] 𣄸旤
◆良くない出来事に驚く声の形容
◆良くない出来事、思い掛けない災い、同「禍」
𢢺心3+13=総画数16 U+228BA [ボウ、ム/] 懵𢅴
◆ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「懜」
◆(ぼんやりしていて)判断や理解ができない、道理に暗い、無知なさま、同「懜」
𢢻心3+13=総画数16 U+228BB [サク、シャク/]
◆節操が固いさま、なににも屈せず信念を貫くさま
◆果たすべきこと、為(な)すべきこと、同「責」
𢢽心3+13=総画数16 U+228BD [コン/ねんご・ろ] 懇𢡆恳
◆真心(まごころ)がこもったさま、「懇誠コンセイ」、同「豤」「悃」
𢢾心3+13=総画数16 U+228BE [シ/]
◆「天𢢾テンシ」、天性の(生まれつきの)能力や性格、同「天資」「【別雅:卷一:天𢢾】天資也 漢栁敏𥓓天𢢾鯁□字原云義作資字書無𢢾字僅見此𥓓」
𢢿心4+13=総画数17 U+228BF [未詳/]
◆未詳「【中華字海:心部:𨞊】同"悫"」
𢣊心3+13=総画数16 U+228CA [シュウ/]
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𢣊】楚九切音𩋄惡視也」
𢣏心3+13=総画数16 U+228CF [アイ、オ/]
◆謹(つつし)む、慎(つつし)む「【廣韻:去聲:泰第十四:藹:𢣏】淸謹」
𦡗心4+13=総画数17 U+26857 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𦡗】同上(𢣊楚九切音𩋄惡視也)」
心4+14=総画数18 U+399B [ヨ/] 𢗓懙
◆動作が速くもなく遅くもなくゆったりと落ち着いているさま
◆礼を尽くして敬う
心3+14=総画数17 U+399C [カク/]
◆驚く、びっくりする、ぎょっとする、同「戄」
心4+14=総画数18 U+399D [バク、マク/] 𢤧
◆美しい
◆~の上を行く、~よりも高い、凌駕リョウガする「【後漢書:卷八十一:李陳龎陳橋列傳第四十一】…國念明訓士思令謨幽靈潛翳㦝哉緬矣…」「【康熙字典:卯集上:心部:𢤧】《正字通》㦝本字見㦝字註 又陵也《後漢馮衍顯志賦》沮先聖之成論兮*𢤧名賢之高風…(「【後漢書:卷五十八下:列傳第十八下:馮衍傳第十八下】…沮先聖之成論兮*𨘷名賢之高風忽道德之珍麗兮…」は「𨘷」)
心4+14=総画数18 U+399E [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:㦞】或作{⿱竹㦞}正玉篇直又反憂也又同懤怨毒也香嚴又平聲二」
◆人名用字「【文憲集:卷十三:題顧主簿上蕭侍御書後】…李綱張㦞曾開胡銓諸公…(「李綱リコウ(1083年~1140年)」「胡銓コセン(1102年~1180年)」は南宋(1127年~1279年)の政治家、「張㦞(未詳)」「曾開(未詳)」)「【欽定勝朝殉節諸臣錄:卷七:通諡節愍諸臣中】隨州知州王㦞崑山人…」
心4+14=総画数18 U+61D5 [エン/] 㦔𢣽
◆満ち足りる、心から満足する、「懕懕エンエン」
筆順
心4+14=総画数18 U+61D6 [カツ、カチ/] 𢤌𦗾𦘉
◆独(ひと)り善(よ)がりなさま「【說文解字注:心部:懖】歫善自用之意也」
心3+14=総画数17 U+61D7 [カ/]
◆誑(たぶら)かす、甘言で惑わし欺く
心4+14=総画数18 U+61D8 [セイ、セ、シ/]
◆「惉懘・怗懘センセイ」◇五声ゴセイ(五音ゴイン、宮キュウ・商ショウ・角カク・徵チ・羽ウ、日本や中国で用いられる音階)が乱れるさま、音が合わないさま、同「怗懘」 {音楽(音階)}◇調和チョウワしていないさま、すらすらと運ばないさま「【史記:卷二十四:樂書第二】…五者不亂則無惉滯之音矣(《集解》鄭玄曰惉滯弊敗不和之貌也…《正義》惉弊也懘敗也君臣民事物五者各得其用不相壞亂則五音之響無弊敗也)」
心3+14=総画数17 U+61D9 [ヨ/] 㦛𢗓
◆動作が速くもなく遅くもなくゆったりと落ち着いているさま
◆礼を尽くして敬う
心3+14=総画数17 U+61DA [イン、オン/]
◆依(よ)る、頼(たよ)りにする、同「隱」「㒚」
◆憂える、陰(かげ)ながら心配する、相手の身になって心を痛める、同「㥯」「隱」「【集韻:卷七:去聲上:焮第二十四:懚】 懚{⿰忄㐱}煩懣也」
心3+14=総画数17 U+61DB [タイ、ダイ/]
◆動きが鈍(のろ)いさま
◆「懛獃・懛剴タイガイ」、思い通りに行かない(ならない)さま
心3+14=総画数17 U+61DC [ボウ、ム/] 𢟼
◆(夢のように)ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「儚」「懵」
◆(ぼんやりしていて)判断や理解ができない、道理に暗い、無知なさま、同「懵」
漢字林(非部首部別)
心3+14=総画数17 U+61DD [ガイ、ゲ/] 𢣕
◆愚かなさま、理解や判断がつかずにそこで行き詰まってしまうさま
◆(どうしてよいか分からずに)びくびくする、おどおどする
心4+14=総画数18 U+61DF [ツイ、ズイ、タイ、ダイ/] 怼𢥓
◆怨(うら)む、恨(うら)みを抱(いだ)く
心3+14=総画数17 U+61E0 [セイ、ザイ/]
◆怒(おこ)る、憤(いきどお)る
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:懠】在細切怒也疾也」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢡐】俗懠正在計反愁也怒也」
心3+14=総画数17 U+61E1 [バ、マ/] 𢣗
◆「𢣗㦬マラ」◇恥(は)じるさま、恥じ入るさま、同「䩋𩉙」「【集韻:卷六:上聲下:果第三十四:懡𩉌𩉚䩋】懡㦬慙也」◇微(かす)かなさま、僅(わず)かなさま、疎(まば)らなさま、同「䩋𩉙」「【海瓊白真人語錄:卷之四:泥丸眞人羅浮翠虛吟】…欺賢罔聖昧三光自視禍福皆懡㦬…」「【誠齋集:卷第十五:小溪至新曲】…人烟懡㦬不成村溪水㣲茫劣半分流…」
心4+14=総画数18 U+61E3 [バン、マン、ボン、モン/] 𢡛懑
◆煩(わずら)う、あれこれと思い悩む
◆悶(もだ)える、思い(悩み・悲しみ・考え・意欲など)が心に満ちる、同「𢟮」「㦖」
筆順
心3+14=総画数17 U+61E4 [チュウ、ジュウ/]
◆深く憂(うれ)える、心配で心配で堪(たま)らない、「懤懤チュウチュウ」
心3+14=総画数17 U+61E6 [ダ、ナ、ジュ、ニュウ/] 𢡼
◆弱い、弱々しい、小心で気が弱い、同「偄」
◆「怯懦キョウダ」「懦怯ダキョウ」、気が弱く臆病オクビョウなさま、肝(きも)が小さいさま
筆順
心3+14=総画数17 U+61E7 [未詳/]
◆小心で気が弱いさま、同「懦」、「懧愚(音未詳)」「【戰國策:卷第十一:齊四】…謝曰文倦於事憒於憂而性懧愚沉於國家之事開罪於先生…」
心3+14=総画数17 U+61E8 [エン/]
◆意欲や気力が湧(わ)かないさま、気持ちが落ち込むさま「【情史類略:第二十一卷情妖類】僧體枯瘦氣息懨然漸無生意」
心4+14=総画数18 U+61F2 [チョウ、ジョウ/こ・らしめる、こ・らす、こ・りる] 懲惩
◆こ・らしめる、こ・らす、誡(いまし)める、同じような過(あやま)ちを繰り返さないよう改めさせる、「懲戒チョウカイ」
◆こ・りる、過ちを悔(く)いて大きな過ち(同じような過ち)をしないように反省し改める
筆順
糸部
𢡉心3+14=総画数17 U+22849 [ソウ、シュウ/]
◆吝(しわ)い、物惜しみする、けちけちする、同「慳」
𢣎心3+14=総画数17 U+228CE [タン/]
◆「悿𢣎テンタン」、惑(まど)う、心が乱れる、思い悩む
𢣐心3+14=総画数17 U+228D0 [ヒン/]
◆従う、敬(うやま)う、心服シンプクする「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢣐】畢民切伏也又匹人切敬也」
𢣕心4+14=総画数18 U+228D5 [ガイ、ゲ/]
◆愚かなさま、理解や判断がつかずにそこで行き詰まってしまうさま
◆(どうしてよいか分からずに)びくびくする、おどおどする
𢣖心3+14=総画数17 U+228D6 [タ、ダ/おこた・る] 惰憜𢞑𢣝𢡢𢢠
◆だらだらとして何もしようとはしない、怠(なま)ける、同「媠」
◆だらだらとして相手を敬う気持ちや態度に欠ける、同「伿」
𢣗心3+14=総画数17 U+228D7 [バ、マ/]
◆「𢣗㦬マラ」◇恥(は)じるさま、恥じ入るさま、同「䩋𩉙」「【集韻:卷六:上聲下:果第三十四:懡𩉌𩉚䩋】懡㦬慙也」◇微(かす)かなさま、僅(わず)かなさま、疎(まば)らなさま、同「䩋𩉙」「【海瓊白真人語錄:卷之四:泥丸眞人羅浮翠虛吟】…欺賢罔聖昧三光自視禍福皆懡㦬…」「【誠齋集:卷第十五:小溪至新曲】…人烟懡㦬不成村溪水㣲茫劣半分流…」
𢣙心3+14=総画数17 U+228D9 [エイ、ヨウ/]
◆「忊𢣙テイエイ」、不満なさま、残念なさま
𢣛心3+14=総画数17 U+228DB [トウ、ズウ、ドウ/] 慟恸憅
◆(体を震わせて)悲しむ、「慟哭ドウコク(体を震わせ声を張り上げて泣くさま)」
𢣝心3+14=総画数17 U+228DD [タ、ダ/おこた・る] 惰憜𢞑𢣖𢡢𢢠
◆だらだらとして何もしようとはしない、怠(なま)ける、同「媠」
◆だらだらとして相手を敬う気持ちや態度に欠ける、同「伿」
𢣡心4+14=総画数18 U+228E1 [ホク、ボク/] 僰𠍷𠒧𤏡
◆古地名、四川省南部から雲南省北部(長江の南)一帯の地域、またそこに住む人、また民族
◆西漢代(前202年~8年)に現四川省宜賓市付近にあった県名、「僰道ホクドウ」「【說文解字注:人部:僰】犍爲蠻夷」「【廣韻:入聲:德第二十五:菔:僰】僰道縣在犍爲又丁壯皃亦醜也亦作𧟵…」 {四川省}
𢣢心4+14=総画数18 U+228E2 [キョウ、ギョウ/]
◆思いを同じにする
𢣤心3+14=総画数17 U+228E4 [未詳/]
◆未詳「【新書(賈誼新書):卷八:道術】欣𢣤可安謂之熅反熅為鷙(𢣤字無攷當是和悅意熅當謂溫藉也一云烟熅亦和意)」
𢣦心3+14=総画数17 U+228E6 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:心部:憉】[憉𢣦]同"澎濞"」
𢣭心4+14=総画数18 U+228ED [未詳/]
◆未詳
漢字林(非部首部別)
𢣱心4+14=総画数18 U+228F1 [未詳/]
◆鬼仙キセン(道教の「五仙、天仙・神仙・地仙・人仙・鬼仙」の一と思われる)の名「【酉陽雜俎《欽定四庫全書》本:卷十四:諾皐記上】太真科經有鬼仙丙戌鬼名日𪚣生 丙午日鬼名挻𢐪 乙卯日鬼名天陪 戊午日鬼名耳述 壬戌日鬼名𨕌 辛丑日鬼名䢑 乙酉日鬼名聶左 丙辰日鬼名夭𨗑 辛卯日鬼名𢣱 酉䖝鬼名髪廷𨑺 厠鬼名頊天竺(一曰笙)語忘敬遺二鬼名婦人臨產呼之不害人長三寸三分上下烏衣 馬鬼名賜 虵鬼名𠋙石圭(一曰𠪨) 井鬼名瓊 衣服鬼名甚遼 *神{𨝒-阝}鬱壘領萬鬼」(《崇文書局叢書》本は「*神茶鬱壘領萬鬼」、《摛藻堂四庫全書薈要》本は「*神荼鬱壘領萬鬼」)
𢣲心4+14=総画数18 U+228F2 [ジョウ、ニョウ/なぶ・る]
◆悪ふざけする、からかう、苛(いじ)める、同「嬈」「嫐」
◆相手が嫌がるのも構わずにあれやこれやと口や手を出す、うるさく付き纏(まと)う
𢣵心3+14=総画数17 U+228F5 [チョ、ジョ/]
◆「惆𢣵チュウチョ」、迷ってなかなか踏み出せないさま、同「躊躇」
𢣶心3+14=総画数17 U+228F6 [レン/あわ・れむ] 憐𢠴㥕
◆哀れに思う、かわいそうに思う
◆大事に大切にしたいと思う、愛(いと)おしく思う
𢤃心4+14=総画数18 U+22903 [トク/]
◆心中に人を恨み憎む気持ちを秘める、心中に邪(よこしま)な考えを抱く
◆人知れず企てられる悪事、陰湿な行為
𢤆心3+14=総画数17 U+22906 [レイ、レ、ラツ、ラチ/]
◆驚く、同「㤡」
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:曷第十二:𢤆】惡也」
𢤊心4+14=総画数18 U+2290A [トク/] 德徳悳㥁恴𢜖𢠀
◆生まれながらに備わっている性質、もの本来の性質、本性ホンショウ
◆本来の行いや考え、人として尊(とうと)び守るべき(進むべき)道、「道徳ドウトク」
◆自らは人としての道を会得エトクし、他人に恩恵オンケイを施(ほどこ)す「【說文解字注:彳部:德】𦫵也(𦫵當作登辵部曰遷登也此當同之德訓登者…)」「【說文解字注:心部:悳】外得於人内得於己也(…内得於己謂身心所自得也外得於人謂惠澤使人得之也…)」
◆恵み、恩恵
◆利得リトク、儲(もう)け
𧢅見部
心3+15=総画数18 U+39A1 [ラク/]
◆楽しむ、楽しい、同「樂(楽)」
心4+15=総画数19 U+39A3 [エイ、エ/]
◆寝言(ねごと)、睡眠中に発する声、同「讏」
心3+15=総画数18 U+61E2 [ラン/]
◆ひたすら貪る、慎むことなく欲しがる、同「婪」
心3+15=総画数18 U+61E5 [チ/]
◆怒(いか)る、腹を立てる
心3+15=総画数18 U+61E9 [ヨウ/]
◆~したいという思い、~したいという抑えきれない気持ち、同「癢」
心3+15=総画数18 U+61EA [ハク、ボク/] 𢥟
◆悶(もだ)える、思い(悩み・悲しみ・憤り・不満・不安などが)が心に満ちる、「𢥑𢥑ハクハク」
◆未詳「【唐文粹:卷八十八:書十:上王僕射書】…固無驚懪耳目延頸企踵而望之也…」「【曝書亭集:卷十三:古今詩:畢上舍(大生)止酒經年冬夜枉過勸之復飲賦三十韻】…我見尤懪懪是夕風最寒…」
心3+15=総画数18 U+61EB [シツ、シチ/] 𦥊𡒐𡏸
◆過激なさま、凶暴なさま、暴れる
心4+15=総画数19 U+61EC [コウ/]
◆広々としたさま、大きく広いさま
◆広々として何もないさま、間(あいだ、空間や時間など)が広く大きく空(あ)いているさま、同「曠」
心3+15=総画数18 U+61ED [コウ/]
◆広々としたさま、大きく広いさま、同「懬」
◆「懭悢コウロウ」、思い通りにならずがっかりするさま、がっかりして気が抜けるさま、同「惆悵チュウチョウ」
心3+15=総画数18 U+61EE [ユウ、ウ/]
◆憂える、あれこれ思いを巡らして心が揺れ動く、同「憂」「忧」
◆ゆったりとしたさま、ゆったりとして優美なさま
心4+15=総画数19 U+61EF [フ/]
◆「憋懯ヘツフ」、性急セイキュウなさま、忙(せわ)しく落ち着きがないさま「【列子(冲虚至徳眞經:卷第六:列子):力命第六】…墨(音眉)杘(勑夷)單(音戰)至(音咥)嘽(齒然)咺(許爰)憋(妨滅)懯(音敷此皆黙詐輕發汗緩急𨒪之貌)四人相與游於世胥如志也…」
心3+15=総画数18 U+61F0 [リュウ、ル/]
◆「懰慄リュウリツ」、悲しみ歎(なげ)くさま「【楚辭補註:卷第十五:九懷章句第十五:危俊】志懷逝兮心懰慄(心中欲去內傷悲也一無懰字補曰懰音畱懰慄憂貌)」
◆怨(うら)む、同「𢞓」
◆感じが良いさま、同「㚹」
心3+15=総画数18 U+61F1 [ベツ、メチ/]
◆軽(かろ)んずる、軽視ケイシする
心3+15=総画数18 U+61F3 [ケイ、エ/]
◆慎み深いさま、行動を慎む
心3+15=総画数18 U+61F4 [サン、セン、ザン/] 懺忏
◆犯した過ちを悔(く)いる、また悔いて告白する、「懺悔ザンゲ」
筆順
心4+15=総画数19 U+FA40 [チョウ、ジョウ/こ・らしめる、こ・らす、こ・りる] 懲惩
◆こ・らしめる、こ・らす、誡(いまし)める、同じような過(あやま)ちを繰り返さないよう改めさせる、「懲戒チョウカイ」
◆こ・りる、過ちを悔(く)いて大きな過ち(同じような過ち)をしないように反省し改める
𢣽心4+15=総画数19 U+228FD [エン/] 懕㦔
◆満ち足りる、心から満足する、「𢣽𢣽エンエン」
𢤂心4+15=総画数19 U+22902 [リ/]
◆恨(うら)む
◆怠(なま)ける
𢤄心3+15=総画数18 U+22904 [ショウ、シュウ/]
◆「惺𢤄セイショウ」、悟りを開いた人、智慧のある人
𢤅心4+15=総画数19 U+22905 [未詳/] 𢤔
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢗊】呼介切不和皃說文忽也懘同上又尺制切𢛈懘音不和也𢤔同上」「【集韻:卷七:去聲上:祭第十三:滯懘慸𢤅】音敗不和也或」
◆未詳「【讀書後:卷一:書呂不韋黃歇傳後】…韓非子以一富貴之𢤔而積慮處事…」「【弇州續稿:卷一百三十五:墓碑:中順大夫應天府府丞道山凌公墓碑】…吾乘命往而若以兒女子態𢤔我何為呼…」
𢤇心3+15=総画数18 U+22907 [リ/]
◆ぺらぺらとよく喋るさま、あれこれと言葉を弄(もてあそ)ぶさま、同「謧」
◆「𢤇忚リケイ」、人を惑(まど)わし騙(だま)そうとするような話「【方言:卷十】譠謾㦒忚欺謾之語也」
𢤉心4+15=総画数19 U+22909 [チュウ、ジュウ/] 𥲅𢥰
◆「𢤉箸チュウチョ」、躊躇(ためら)う、少し進んでは立ち止まり少し進んでは立ち止まる、同「躊躇」
𢤌心4+15=総画数19 U+2290C [カツ、カチ/] 懖𦗾𦘉
◆独(ひと)り善(よ)がりなさま「【說文解字注:心部:懖】歫善自用之意也」
𢤏心4+15=総画数19 U+2290F [イ、アイ、エ/] 噫䪰
◆「ああ」「おう」などの悲痛や嘆息の声を表す語、同「譩」
◆しゃっくり、げっぷ
𢤐心4+15=総画数19 U+22910 [リュウ、ル/]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:𢤐】定意」
𢤑心4+15=総画数19 U+22911 [ソク/] 㥶𢞝𢥛𢥜
◆ぎっしりと詰める、満たす、同「塞」
◆塞(ふさ)ぐ、隙間を埋める、同「塞」
𢤒心4+15=総画数19 U+22912 [カン、ゲン/わずら・う、うれ・える] 患𢡙𢠶𨴮
◆憂(うれ)える、悩み苦しむ
◆悩みや苦しみを齎(もたら)す災難、禍(わざわい)
◆病(や)む、病気になる
𢤓心3+15=総画数18 U+22913 [ゴ、グ/さと・る] 悟忢𢛤𠵥𠼘𥄪𦤜
◆眠りから醒(さ)める
◆それまで見えなかったものが見えるようになる、迷いから覚(さ)める、ぼんやりしていた物事をはっきりと理解する(できる)ようになる
𢤔心4+15=総画数19 U+22914 [未詳/] 𢤅
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢗊】呼介切不和皃說文忽也懘同上又尺制切𢛈懘音不和也𢤔同上」「【集韻:卷七:去聲上:祭第十三:滯懘慸𢤅】音敗不和也或」
◆未詳「【讀書後:卷一:書呂不韋黃歇傳後】…韓非子以一富貴之𢤔而積慮處事…」「【弇州續稿:卷一百三十五:墓碑:中順大夫應天府府丞道山凌公墓碑】…吾乘命往而若以兒女子態𢤔我何為呼…」
𢤖心4+15=総画数19 U+22916 [チョウ、ジョウ/] 𢤤
◆愚かなさま、愚かで頑(かたくな)なさま「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢤖】直絳切憨𢤖兇頑皃」「【類篇:心部:𢤖】大降切意不定也一曰愚皃」「【字彙補:卯集:心部:𢤤】直絳切音戇𢤤凶頑貌」
𢤙心4+15=総画数19 U+22919 [ケイ/] 𢢞
◆疲れ切る、疲れ果てる、同「憊」
◆難(むずか)しいさま、困難なさま、同「𡢖」
◆怖(おそ)れる、あれこれと心配する
𢤤心4+15=総画数19 U+22924 [チョウ、ジョウ/] 𢤖
◆愚かなさま、愚かで頑(かたくな)なさま「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢤖】直絳切憨𢤖兇頑皃」「【類篇:心部:𢤖】大降切意不定也一曰愚皃」「【字彙補:卯集:心部:𢤤】直絳切音戇𢤤凶頑貌」
𢤥心4+15=総画数19 U+22925 [イ/] 懿㦤㱅𢢶𡕆㦉
◆柔和で徳がある、品格共に優れている、(女性について)気品があって美しい
◆立派な、素晴らしい、非の打ち所がない
𢥃心3+15=総画数18 U+22943 [チョ/]
◆未詳「【禪宗永嘉集:三乘漸次第七(CBETA 中華電子佛典協會)】順情則嬉怡生愛。違意則𢛨𢥃懷瞋。」
𦻇心4+15=総画数19 U+26EC7 [ケイ、エ/めぐ・む] 惠恵𢞯𢡘𢥁
◆慈(いつく)しみの心を持って金品を与える、相手に対し思いやりの気持ちを持って接する、「恩惠オンケイ」「惠風ケイフウ(恵みの風、穏おだやかで暖かい風)」
◆聡明ソウメイなさま、「知惠・智慧チケイ・チエ」
𧸈貝部
心4+16=総画数20 U+39A4 [イ/] 懿㱅𢤥𢢶𡕆㦉
◆柔和で徳がある、品格共に優れている、(女性について)気品があって美しい
◆立派な、素晴らしい、非の打ち所がない
心3+16=総画数19 U+39A5 [ケン、コン/]
◆恨む「【玉篇:卷八:心部第八十七:愋】許素切恨也忘也」
◆忘れる
◆理解する、理解して受け入れる「【方言:第十二】愋諒知也」
心3+16=総画数19 U+39A6 [ケキ、キャク/]
◆畏(おそ)れる、びくびくする、同「㤸」
◆深く恥じる、同「㦦㥴ケキイ」「慙愧ザンキ」
心3+16=総画数19 U+39A7 [サン、ソン/] 憯𢡄𢡚
◆悲しむ、心を痛(いた)める、「憯怛サンダツ」
心3+16=総画数19 U+61F5 [ボウ、ム/] 𢢺𢅴
◆ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「懜」
◆(ぼんやりしていて)判断や理解ができない、道理に暗い、無知なさま、同「懜」
漢字林(非部首部別)
心3+16=総画数19 U+61F6 [ラン/] 懒𢤿
◆進んでしようという気がない、気力がない、無精ブショウなさま、怠(なま)けるさま、同「嬾」
筆順
心3+16=総画数19 U+61F7 [カイ、エ/ふところ、いだ・く、なつ・かしい、なつ・く] 懐怀
◆着物の前合わせ(体の前で重ね合わさったところ)や着物と下着の間、同「褱」
◆周りが覆われている内側、心の中、腹の中
◆包み込む、胸に抱(だ)く、心に思い抱(いだ)く
◆子を孕(はら)む、妊娠する
◆胸に抱(だ)いて大切にする、馴(な)れ親しむ
◆なつ・かしい、慕(した)わしく思う、過去のことが胸に浮かぶ
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+16=総画数20 U+61F8 [ケン、ゲン、ケ/か・ける] 悬𢝝𠐴
◆掛ける、掛けてぶら下げる、同「縣」
◆長い間宙吊りのままになっている、物事が宙ぶらりんで落ち着かない
◆隔(へだ)たる、同「縣」
筆順
心3+16=総画数19 U+61FB [キ/]
◆強情なさま
◆「懻忮キシ」、強情で人の言うことを聞き入れないさま
𢤈心3+16=総画数19 U+22908 [トン、シュン、ジュン/] 惇㥫
◆誠実で心がこもっているさま、手厚いさま
𢤦心3+16=総画数19 U+22926 [トウ、ツウ/]
◆はっきりする、はっきりと分(わ)かる、「不懂フトウ(はっきりしない、はっきりとは分からない)」
◆「懵𢤦ボウトウ」、ぼんやりしてはっきりしないさま、どうしてよいか分からないさま
𢤧心4+16=総画数20 U+22927 [バク、マク/]
◆美しい
◆~の上を行く、~よりも高い、凌駕リョウガする「【後漢書:卷八十一:李陳龎陳橋列傳第四十一】…國念明訓士思令謨幽靈潛翳㦝哉緬矣…」「【康熙字典:卯集上:心部:𢤧】《正字通》㦝本字見㦝字註 又陵也《後漢馮衍顯志賦》沮先聖之成論兮*𢤧名賢之高風…(「【後漢書:卷五十八下:列傳第十八下:馮衍傳第十八下】…沮先聖之成論兮*𨘷名賢之高風忽道德之珍麗兮…」は「𨘷」)
𢤬心3+16=総画数19 U+2292C [フン、ブン/いきどお・る] 憤愤𢡝𢟠
◆心に思いが満ちる、不平や不満が鬱積ウッセキし膨(ふく)れ上がる
◆内に満ちている感情を一気に吐き出す
◆怒る、突然怒り出す
𢤭心3+16=総画数19 U+2292D [リン/] 懍懔
◆懼(おそ)れる、恐(おそ)れ怯(おび)える、恐れてびくびくする、同「伈」
◆敬い畏(かしこ)まる
𢤮心3+16=総画数19 U+2292E [ケイ、エ/] 𢥘
◆二心ジシン(ふたごころ)がある、言葉や行為・態度の意味・意図が二つある、表(おもて)に出すものと出さないものの二つが異なる、心が離れる
𢤱心3+16=総画数19 U+22931 [ロウ、ル/] 𢘙
◆「𢤱悷ロウレイ」、横暴オウボウなさま、暴(あば)れて手に負(お)えないさま「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:{⿰忄(⿸戶夭)}悷】正郎計反𢤱悷拙惡也…」「【廣韻:上聲:董第一:曨:𢤱】𢤱悷不調」
𢤳心3+16=総画数19 U+22933 [カイ、ケ/] 憒愦
◆心が揺れ動く、思い煩い心が乱れる、同「愩」
𢤵心4+16=総画数20 U+22935 [キ、ゴ/] 惎𢗏㥍
◆毒する、毒殺する
◆画策する
◆教える
𢤶心4+16=総画数20 U+22936 [カク、コク/]
◆謹(つつし)む、過ぎることがない、慎(つつし)み深い、同「愨」「【字彙補:卯集:心部:𢤶】苦角切音郤謹誠也」
𢤿心4+16=総画数20 U+2293F [ラン/] 懶懒
◆進んでしようという気がない、気力がない、無精ブショウなさま、怠(なま)けるさま、同「嬾」
𢥀心4+16=総画数20 U+22940 [ユウ/] 𡔀𢥙
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡔀】說文長箋曰石鼓文所斿𡔀𡔀釋作憂或作夔並未詳定」「【中華字海:夂部:𡔀】同"悠"」「【中華字海:又部:𢥀】同"悠"」
𢥁心4+16=総画数20 U+22941 [ケイ、エ/めぐ・む] 惠恵𢞯𢡘𦻇
◆慈(いつく)しみの心を持って金品を与える、相手に対し思いやりの気持ちを持って接する、「恩惠オンケイ」「惠風ケイフウ(恵みの風、穏おだやかで暖かい風)」
◆聡明ソウメイなさま、「知惠・智慧チケイ・チエ」
𢥂心3+16=総画数19 U+22942 [トウ、ドウ/]
◆「懜𢥂ボウトウ」、ぼんやりしていているさま「【漢語大字典:心部:𢥂】【中華字海:忄部:𢥂】懜𢥂、朦胧貌」
𢥄心3+16=総画数19 U+22944 [未詳/]
◆未詳
心3+17=総画数20 U+39A8 [ラン/]
◆進んでしようという気がない、気力がない、無精ブショウなさま、怠(なま)けるさま、同「嬾」「懶」
心3+17=総画数20 U+39AA [未詳/]
◆未詳
心3+17=総画数20 U+61F9 [ジョウ、ニョウ/]
◆憚(はばか)る
◆懼れて避ける
心3+17=総画数20 U+61FA [サン、セン、ザン/] 懴忏
◆犯した過ちを悔(く)いる、また悔いて告白する、「懺悔ザンゲ」
筆順
心3+17=総画数20 U+61FD [カン/]
◆喜ぶ、同「歓」
◆「懽懽カンカン」、憂えるさま、心配で心穏やかでないさま
筆順
𢥍心4+17=総画数21 U+2294D [未詳/]
◆未詳「【正字通:卯集上:心部:𢥍】同懰舊註音畱定意也分二字非」「【康熙字典:卯集上:心部:𢥍】《正字通》同懰○按卽𢤐字之譌懰𢤐二字《集韻》同音異訓《正字通》溷爲一字非(【正字通】の「定意」は「𢤐」の義で、「懰」に「定意」の義はないようであることから、【康熙字典】の「卽𢤐字」が正しいように思われる)
𢥎心3+17=総画数20 U+2294E [未詳/]
◆疑(うたが)う、疑わしく思う「【廣韻:上平聲 :齊第十二:齎:𢥎】𢥎疑人方言云吳人云之」
𢥐心3+17=総画数20 U+22950 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:未第八:𢥐攈】用力極也或从手」「【五音集韻:卷十:未第六:{⿰巾麋}{⿰扌䴢}】用力極也」「【正字通:卯集上:心部:𢥐】俗字舊註音費用力極也誤」
𢥑心3+17=総画数20 U+22951 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:覺第四:𢥑懪】爾雅𢥑𢥑悶也(【爾雅】を引くが【爾雅注疏《武英殿十三經注疏》本】【爾雅注疏《乾隆御覽四庫全書薈要》本】【爾雅《四部叢刊初編》本】【爾雅疏《《四部叢刊續編》本】はいずれも「懪{⿰忄暴}」で「𢥑{⿰忄謈}」は見当たらなかった)
𢥒心4+17=総画数21 U+22952 [ロウ/いた・わる、ねぎら・う] 労勞劳𠣁𣬄𣬇
◆精一杯務める、力を尽くして働く、またそのような人
◆力を出し尽くして疲れる、困憊コンパイする
◆いた・わる、ねぎら・う、働きや骨折り・疲れや辛苦シンクを慰(なぐさ)める
𢥓心3+17=総画数20 U+22953 [ツイ、ズイ、タイ、ダイ/] 懟怼
◆怨(うら)む、恨(うら)みを抱(いだ)く
𢥕心3+17=総画数20 U+22955 [未詳/]
◆未詳
𢥙心4+17=総画数21 U+22959 [ユウ/] 𡔀𢥀
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡔀】說文長箋曰石鼓文所斿𡔀𡔀釋作憂或作夔並未詳定」「【中華字海:夂部:𡔀】同"悠"」「【中華字海:又部:𢥀】同"悠"」
心3+18=総画数21 U+61FC [ク、グ/おそ・れる] 惧愳𢡔
◆不安や恐れでびくびくする、おどおどする
◆恐れる、心配する、同「恐」「怕」
筆順
心3+18=総画数21 U+61FE [ショウ/]
◆気圧(けお)されて怖(お)じける、懼(おそ)れる、同「慴」
◆懼(おそ)れ平伏(ひれふ)す、服フクする、従う、心服シンプクする、同「㒤」
筆順
心4+18=総画数22 U+61FF [イ/] 㦤㱅𢤥𢢶𡕆㦉
◆柔和で徳がある、品格共に優れている、(女性について)気品があって美しい
◆立派な、素晴らしい、非の打ち所がない
漢字林(非部首部別)
筆順
𢥘心3+18=総画数21 U+22958 [ケイ、エ/] 𢤮
◆二心ジシン(ふたごころ)がある、言葉や行為・態度の意味・意図が二つある、表(おもて)に出すものと出さないものの二つが異なる、心が離れる
𢥛心4+18=総画数22 U+2295B [ソク/] 㥶𢞝𢥜𢤑
◆ぎっしりと詰める、満たす、同「塞」
◆塞(ふさ)ぐ、隙間を埋める、同「塞」
𢥜心4+18=総画数22 U+2295C [ソク/] 㥶𢞝𢥛𢤑
◆ぎっしりと詰める、満たす、同「塞」
◆塞(ふさ)ぐ、隙間を埋める、同「塞」
𢥞心3+18=総画数21 U+2295E [チュウ/] 𢦃𢘷
◆憂(うれ)える、あれこれと思いが巡(めぐ)り悩む、「𢥞𢥞チュウチュウ」、同「忡」「㤏」「【楚辭章句:卷二:雲中君】…極勞心兮𢥞𢥞(𢥞𢥞憂心貌…)…」
𢥟心3+18=総画数21 U+2295F [ハク、ボク/]
◆悶(もだ)える、思い(悩み・悲しみ・憤り・不満・不安などが)が心に満ちる、「𢥑𢥑ハクハク」
◆未詳「【唐文粹:卷八十八:書十:上王僕射書】…固無驚懪耳目延頸企踵而望之也…」「【曝書亭集:卷十三:古今詩:畢上舍(大生)止酒經年冬夜枉過勸之復飲賦三十韻】…我見尤懪懪是夕風最寒…」
𢥠心3+18=総画数21 U+22960 [ショウ、シュ/]
◆竦(すく)む、懼(おそ)れる、体を強張(こわば)らせる、同「竦」「悚」
𢥡心3+18=総画数21 U+22961 [ヒョウ/]
◆素早いさま、すばしこいさま、同「剽」
◆「𢥡悍ヒョウカン」、素早い上に猛々(たけだけ)しいさま
𨊘身部
心3+19=総画数22 U+39AC [ラ/]
◆「𢣗㦬マラ」◇恥(は)じるさま、恥じ入るさま、同「䩋𩉙」「【集韻:卷六:上聲下:果第三十四:懡𩉌𩉚䩋】懡㦬慙也」◇微(かす)かなさま、僅(わず)かなさま、疎(まば)らなさま、同「䩋𩉙」「【海瓊白真人語錄:卷之四:泥丸眞人羅浮翠虛吟】…欺賢罔聖昧三光自視禍福皆懡㦬…」「【誠齋集:卷第十五:小溪至新曲】…人烟懡㦬不成村溪水㣲茫劣半分流…」
心4+19=総画数23 U+6200 [レン/こい、こい・しい、こ・う] 恋𤕈
◆思いを断ち切れないさま、「恋恋レンレン」「恋慕レンボ(思い慕う気持ちを断ち切れないさま)」
◆異性に対して抱く愛情、また愛情を抱く
漢字林(非部首部別)
筆順
心4+19=総画数23 U+6201 [ダン、デン、ネン/]
◆敬(うやま)う、敬い恐(おそ)れる、敬い畏(かしこ)まる
心3+19=総画数22 U+6202 [ビ、ミ/]
◆散る
◆心を病む
𢥗心4+19=総画数23 U+22957 [リ/] 𢟢
◆未詳「【集韻:卷一:平聲:支第五:𢟢𢥗】支𢟢多端也一曰思也或作𢥗」
𢥥心3+19=総画数22 U+22965 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:卯集上:心部:𢥥】《集韻》悉協切音爕㤴*𢥥志輕也(「【集韻:卷十:入聲下:三十:㤴】㤴*{⿰忄𣀢}志輕也」は{⿰忄𣀢})
𢥧心4+19=総画数23 U+22967 [ゲン、ゴン、ガン/ねが・う、ねが・い、ねが・わくは] 願𩕮
◆ひたすら欲しいと思う、望みが叶(かな)って欲しいとひたすら思う
◆望むものが手に入るようにと希(こいねが)う、希望する
◆ねが・わくは、~したい、~して欲しい、~になって(~であって)欲しい、「望んでいることは~である」の意
◆頭(あたま)、同「𩕾」
𢥨心4+19=総画数23 U+22968 [コウ、ク、トウ、ドウ/] 戇戆戅𥫒
◆愚直なさま、正直過ぎて融通が利かないさま
𢥩心4+19=総画数23 U+22969 [ヒ/くつわ] 轡辔𨏯𦆕𣦱𢢦𦇷𨏷
◆馬などを操(あやつ)るための手綱(たづな)
◆[日]銜(くつわ)、馬銜(はみ)、馬の口に咥(くわ)えさせる馬具で、金属製の棒(口に咥えさせる部分)とその両端の環状の金具(ここに手綱を繋ぐ)から成る {乗物(馬車)}
心3+20=総画数23 U+6203 [トウ/]
◆気が抜けてぼうっとする、ぼんやりする、同「𢠵」
心3+20=総画数23 U+6204 [キャク、カク/]
◆驚く、びっくりする、ぎょっとする、「戄然キャクゼン・カクゼン」、同「㦜」
𢥦心4+20=総画数24 U+22966 [タイ、ダイ/] 憝𢥲憞
◆恨(うら)みを抱(いだ)く、深く恨む、同「譈」
◆悪アク、悪人
𢥯心3+20=総画数23 U+2296F [ドウ、ノウ/] 憹𢙐
◆悩む、悩み苦しむ、心が乱れる
𢥰心4+20=総画数24 U+22970 [チュウ、ジュウ/] 𥲅𢤉
◆「𢥰箸チュウチョ」、躊躇(ためら)う、少し進んでは立ち止まり少し進んでは立ち止まる、同「躊躇」
𢥲心4+20=総画数24 U+22972 [タイ、ダイ/] 憝𢥦憞
◆恨(うら)みを抱(いだ)く、深く恨む、同「譈」
◆悪アク、悪人
心4+21=総画数25 U+6205 [コウ、ク、トウ、ドウ/] 戇戆𥫒𢥨
◆愚直なさま、正直過ぎて融通が利かないさま
心4+21=総画数25 U+6206 [コウ、ク、トウ、ドウ/] 戇戅𥫒𢥨
◆愚直なさま、正直過ぎて融通が利かないさま
𢥻心3+21=総画数24 U+2297B [ハ、ヘ/] 怕𢘣𢗌
◆懼(おそ)れる、心配する、同「懼」
◆(断定はできないが)恐らく、多分
𢥼心3+21=総画数24 U+2297C [ソウ/]
◆胸騒ぎがする、心配で落ち着かない、心配でそわそわする、同「慅」
𢥾心3+21=総画数24 U+2297E [未詳/]
◆未詳「【增定國朝館課經世宏辭:卷之九:傳類:𢥾母傳 王鏊】𢥾母者蜀之魚鳬人也不知其世次自出相傳黃帝■■■自天降女身馬首人以其狀𢥾𢥾然也…」「【字彙補:卯集:心部:𢥾】㒩字之譌王鏊有𢥾母傳註云■也出荀子」
𢦃心3+23=総画数26 U+22983 [チュウ/] 𢥞𢘷
◆憂(うれ)える、あれこれと思いが巡(めぐ)り悩む、「𢥞𢥞チュウチュウ」、同「忡」「㤏」「【楚辭章句:卷二:雲中君】…極勞心兮𢥞𢥞(𢥞𢥞憂心貌…)…」
心3+24=総画数27 U+39AD [レイ、リョウ/]
◆聡明な、賢い
心4+24=総画数28 U+6207 [コウ、ク、トウ、ドウ/] 戆戅𥫒𢥨
◆愚直なさま、正直過ぎて融通が利かないさま
𢦅心3+24=総画数27 U+22985 [コウ、ク/]
◆意識が朦朧モウロウとするさま、ぼんやりするさま、同「愩」
𢦉心4+25=総画数29 U+22989 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𢦉】與空同涵虚子作」


[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 心部] [部首索引]

総合目次のページ 辞典や用語集です 当サイトの全ページを一覧でご覧いただけます すべてのページの更新履歴です