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[辞典・用語][漢字林][巾部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 巾部] [部首索引]


巾3+0=総画数3 U+5DFE [キン、コン/はば]
◆ものを拭(ふ)いたりするための長方形の布、「手巾シュキン(手拭てぬぐい)」「佩巾ハイキン(帯に挟んで垂らす手拭)」
◆(整えた髪を包むために)頭に巻く長めの布、「幘巾サクキン(整えた髪を包む頭巾ズキン)」
◆[日]はば、「幅」の省画字
◆はば、はばへん、部首名
漢字林(非部首部別)
筆順
巿巾3+1=総画数4 U+5DFF [フツ、ホチ/]
◆膝の下まで届く盛装用の前垂れ、同「韍」「韠」「芾」
注解:本字は「一巾」の「市(U+U+5DFF、4画)」で「亠巾」の「市」とは別字
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+1=総画数4 U+5E00 [ソウ/]
◆周(めぐ)る、一回(ひとまわ)りする、同「匝」
◆満遍マンベンなく広がる、隅々まで行き渡る
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+1=総画数4 U+5E01 [ヘイ、ベ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:巾部第二十四:币】隨函云合作印字」
◆同繁「幣」
巾3+2=総画数5 U+3832 [ヒ、ビ/] 𢁦
◆布を裂(さ)く、布が裂ける、同「㡜」
巾3+2=総画数5 U+5E02 [シ、ジ/いち]
◆人が多く集まり物品などを売買・交換する、またその場所
◆人が多く集まる所
◆「町」よりも大きな行政区画
注解:本字は「亠巾」で「一巾」の「巿」とは別字
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+2=総画数5 U+5E03 [ホ、フ/ぬの、きれ、し・く] 𢁙
◆経糸(よこいと)と緯糸(たていと)を"十"状に交差させながら織ったもの、一般にはアサ(麻)やワタ(綿)などの植物繊維で織ったものを指し、繭(まゆ)から紡(つむ)いだ糸で織ったものは「帛ハク」という
◆平らに敷き並べる、平面上に広く配置する
◆平らに広く撒(ま)く、「散布サンプ」「配布ハイフ」
◆広く漏れなく行き渡る、また行き渡らせる、同「佈」、「布告フコク」
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+2=総画数5 U+5E04 [テイ、チョウ/]
◆衣服の綻びを繕う
巾3+2=総画数5 U+5E05 [スイ、ソツ、シュツ/]
◆軍を統率・指揮する、率(ひき)いる、またその長、同「將」
◆集団の長
◆道を誤らないように率いる、導(みちび)く、同「率」
𠬥又部
𢁒巾3+2=総画数5 U+22052 [キ、ギ/]
◆未詳「【集韻:卷一:平聲一:脂第六:𢁒𨸒飢】伊𢁒古天子號亦地名或作𨸒飢通作耆」
𢁓巾3+2=総画数5 U+22053 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷二十三:豕部第三百六十六:豕】式爾切豬豬之總名𢁓古文」
𢁔巾3+2=総画数5 U+22054 [イ/] 彝彞彛彜𢍵𦇚𢑴𢑱𦄳𢑲𦆩𢇏𧤋
◆宗廟ソウビョウ(先祖を祀る建物)で使用する器の総称、「彝器イキ」 {食器(酒器 樽・卮・彝)}
◆常(つね)、どんな場合でも(何処でも、何時でも)変わることがない
◆「彝族イゾク」、中国西南部(主に四川省・雲南省・貴州省など)に居住する少数民族
𪩲巾3+2=総画数5 U+2AA72 [シ/] 𠂔
◆止める、盛んに上に伸びようとする草木に「ノ」を加えて「伸びを止める」の意を表す、同「𠥽」
漢字林(非部首部別)
巾2+3=総画数5 U+3833 [막マク/]
◆[韓]幕(まく)
巾3+3=総画数6 U+3835 [コウ/]
◆布(ぬの)、ものを覆(おお)い隠(かく)す布「【集韻:卷三:平聲三:唐第十一:㠵𢂠】博雅㠵幞帳也」「【廣韻:下平聲:唐第十一:荒:㠵】𢅵也」
巾3+3=総画数6 U+3836 [ハン、ボン/ほ] 帆𤖫䑺𩗋
◆風を受けて舟を進めるために張る布、またそれに風を受けて走るさま
口部
巾3+3=総画数6 U+5E06 [ハン、ボン/ほ] 㠶𤖫䑺𩗋
◆風を受けて舟を進めるために張る布、またそれに風を受けて走るさま
筆順
巾3+3=総画数6 U+5E07 [ジョウ、ニョウ/] 𦘒
◆手さばきが素早く巧(たく)みであるさま「【說文解字:寅集:𦘒部:𦘒】手之疌巧也从又持巾凡𦘒之屬皆从𦘒(尼輒切)」
漢字林(非部首部別)
巾3+3=総画数6 U+5E08 [シ/] 師𠦵𠵀𢃋𢂖𩇱
◆兵士数を基にした軍隊の規模の単位、軍隊、周朝(西周、前11世紀~前771年)では2,500人を単位とした「【周禮:卷第三:地官司徒】乃會萬民之卒伍而用之五人爲伍五伍爲兩四兩爲卒五卒爲旅五旅爲師五師爲軍…(用謂使民事之伍兩卒旅師軍皆衆之名兩二十五人卒百人旅五百人師二千五百人軍萬二千五百人…)(人数や呼称は時代や国によって異なる)
◆多くの人々
◆人が多く集まり賑(にぎ)やかな所、「京師ケイシ(人が多く賑やかな都みやこ)」
◆(多くの人を)教え導く、またそのような人、(多くの人を教導する)技芸に秀でている、またそのような人、(多くの人が)手本とすべきこと、またそのような人
漢字林(非部首部別)
𢁕巾3+3=総画数6 U+22055 [チョウ/]
◆髪を(巻き)包むための絹布製の細長い布、頭巾ズキン、同「𢄦」
𢁗巾3+3=総画数6 U+22057 [カン/]
◆布製の袋
◆車の周りに垂らした目隠し用の布
𢁘巾3+3=総画数6 U+22058 [サン/] 𢒌
◆衣服が破(やぶ)れたり解(ほつ)れたりなどする「【玉篇:卷二十八:巾部第四百三十二:𢁘】蘇甘切衫破皃」「【龍龕手鑑:卷一:彡部第五十四:𢁘】俗𢒌正音三衫被襤𢒌也」
𢁙巾3+3=総画数6 U+22059 [ホ、フ/ぬの、きれ、し・く]
◆経糸(よこいと)と緯糸(たていと)を"十"状に交差させながら織ったもの、一般にはアサ(麻)やワタ(綿)などの植物繊維で織ったものを指し、繭(まゆ)から紡(つむ)いだ糸で織ったものは「帛ハク」という
◆平らに敷き並べる、平面上に広く配置する
◆平らに広く撒(ま)く、「散布サンプ」「配布ハイフ」
◆広く漏れなく行き渡る、また行き渡らせる、同「佈」、「布告フコク」
漢字林(非部首部別)
𢁚巾3+3=総画数6 U+2205A [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:談第二十三:𢁘𢁚】衣破」
𢁛巾3+3=総画数6 U+2205B [サツ、セツ/]
◆殺す、人や動物の生命を奪う、同「殺」「【集韻:卷九:入聲上:黠第十四:殺𢽆𢼡𢿔𢁛𧤿𢽅𤋣】山戛切說文戮也古作𢽆𢼡𢿔𧤿𢽅或作煞」
𢁝巾3+3=総画数6 U+2205D [未詳/]
◆未詳「【字彙補:寅集:巾部:𢁝】除昌切音長義闕」
漢字林(非部首部別)
𢁟巾3+3=総画数6 U+2205F [ベン、メン/]
◆相当する、互いに均衡キンコウしている、(賭事などで)優劣・勝負がつかない「【龍龕手鑑:卷一:巾部第二十四:𢁟】音棉与芇同又音帝」
漢字林(非部首部別)
𢁡巾3+3=総画数6 U+22061 [ハ、ヘ/]
◆布幅が二幅フク(秦代・漢代では1幅=約50cm)或いは三幅の布、同「幞」
◆頭や体を包んだり覆ったりするための布「【廣韻:去聲:禡第四十:帊:帊】帊幞通俗文曰帛三幅曰帊帊衣幞也」
◆帳チョウ(とばり)、目隠しや仕切りなどのために垂らす布、同「袙」
𢁢巾3+3=総画数6 U+22062 [オ、ウ、コ、ク/]
◆投(な)げる、未詳「【玉篇:卷二十八:巾部第四百三十二:𢁢】於乎口孤二切投也亦作𢎰」
𢁣巾3+3=総画数6 U+22063 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:唐第十一:㡛㡆𢁣】周禮㡛氏掌涷絲帛」
巾3+4=総画数7 U+3837 [コウ/]
◆ガマ(蒲)の茎などを編んで作った籠、また車に敷く敷物
巾3+4=総画数7 U+3838 [フ/]
◆衽(おくみ)、襟キン(衣服の胸元を覆う部分)を重ね合わせる、またその部分「【正字通:申集下:衣部:衭】撫孤切音夫衽也六書故衣前裨幅今俗通謂之衭…」
◆上に重ねて穿(は)く股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:衭】方于切襲袴也或作㠸」
◆「㠸襓フジョウ」、剣ケン(つるぎ)を入れる袋
巾3+4=総画数7 U+383A [サ、シャ、ビョウ、ミョウ/]
◆細糸を使った(目の粗い)薄く軽い布、同「紗」
巾3+4=総画数7 U+383B [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:巾部第二十四:㠻{⿱文巾}】二俗音希」「【康熙字典:寅集備考:巾部:㠻】《龍龕》同希」
巾3+4=総画数7 U+5E09 [フン/] 𢁥
◆大きな布
◆「帉帨フンセイ」、帯や襟元(えりもと)に挟(はさ)んで垂らす長い布、多く女性が体の左側に帯びるといい、手を拭(ぬぐ)ったりする他、装飾としての用途もあったという
巾3+4=総画数7 U+5E0A [ハ、ヘ/] 𢁡
◆布幅が二幅フク(秦代・漢代では1幅=約50cm)或いは三幅の布、同「幞」
◆頭や体を包んだり覆ったりするための布「【廣韻:去聲:禡第四十:帊:帊】帊幞通俗文曰帛三幅曰帊帊衣幞也」
◆帳チョウ(とばり)、目隠しや仕切りなどのために垂らす布、同「袙」
巾3+4=総画数7 U+5E0B [シ/かみ] 紙纸
◆植物などの繊維を抄(す)き薄く平らにしたもの、paper
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+4=総画数7 U+5E0C [キ、ケ/まれ、ねが・う、こいねが・う] 𢁫
◆稀(まれ)な、少ない(薄い)、めったにない(珍しい)、同「稀」
◆ねが・う、こいねが・う、望む、願い望む、同「睎」
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+4=総画数7 U+5E0D [コ、グ、ゴ/]
◆婦人用の頭に被るスカーフのような布
巾3+4=総画数7 U+5E0E [タン、ダン/]
◆未詳、「冠を目深(まぶか)に被(かぶ)る」の意か?「【康熙字典:寅集中:巾部:帎】丁紺切音馾冠俯前也」
巾3+4=総画数7 U+5E0F [イ/]
◆帷(とばり)、目隠しや仕切りなどのために周りを囲うように垂らす布、上部を覆う布は「幕」「【說文解字:巾部:幕】帷在上曰幕」
◆香袋(こうぶくろ)、香コウを入れる携帯できる程度の小さな袋
巾3+4=総画数7 U+5E10 [チョウ/とばり]
◆帷(とばり)、目隠しや仕切りなどのために垂らす布、同「幔」「帷」「幬」
◆幕を張る
◆文字を書き付けるために紙を綴じたもの、ノートnote
𢁥巾3+4=総画数7 U+22065 [フン/]
◆大きな布
◆「𢁥帨フンセイ」、帯や襟元(えりもと)に挟(はさ)んで垂らす長い布、多く女性が体の左側に帯びるといい、手を拭(ぬぐ)ったりする他、装飾としての用途もあったという
𢁦巾3+4=総画数7 U+22066 [ヒ、ビ/]
◆布を裂(さ)く、布が裂ける、同「㡜」
𢁨巾3+4=総画数7 U+22068 [イン/] 尹𢂫𢃵𢃂𢃹𢃁
◆治(おさ)める、正(ただ)す、秩序チツジョある状態にする
◆行政区の長官、「府尹フイン(州の下に置かれた府の長官)」
𢁪巾3+4=総画数7 U+2206A [ケツ/]
◆佩巾ハイキン、帯に挟(はさ)んで垂らす長い布
𢁫巾3+4=総画数7 U+2206B [キ、ケ/まれ、ねが・う、こいねが・う]
◆稀(まれ)な、少ない(薄い)、めったにない(珍しい)、同「稀」
◆ねが・う、こいねが・う、望む、願い望む、同「睎」
𢁬巾3+4=総画数7 U+2206C [ソウ、ショウ/]
◆未詳「【廣韻:上聲:巧第三十一:爪:𢁬】𢁬頭」
𢁭巾3+4=総画数7 U+2206D [未詳/]
◆未詳‡「【集韻:卷七:去聲上:卦第二十五:萬{⿱〔谷ー口〕〔曼ー曰〕}𢁭𤍚】無販切說文蟲也一曰舞也亦姓古作{⿱〔谷ー口〕〔曼ー曰〕}𢁭𤍚」「【類篇:鬥部:鬧𢁭】女敎切擾也或作{⿱𠆢帀}」「【字彙:寅集:巾部:𢁭】無販切音萬姓也」
𢁮巾3+4=総画数7 U+2206E [ケン、ゲン/]
◆絹布
𢁰巾3+4=総画数7 U+22070 [ウ/] 禹𥜼
◆夏カ(古国名、前21世紀~前17世紀)の始祖とされる王の名、大禹ダイウ・夏禹カウとも称される {夏代}
◆「禹域ウイキ」、中国チュウゴク(我が国)、「禹が黄河流域の治水を成し遂げ全国を九州キュウシュウ(九つの国)に分け統治した地域」の意「【尚書注疏:卷五:夏書(禹貢)】《序》禹別九州(…)隨山濬川(…)任土作貢(《傳》任其土地所有定其貢賦之差…)…(《疏》…冀州帝都於九州近北故首從冀起而東南次兖而東南次青而南次徐而南次揚從揚而西次荊從荊而北次豫從豫而西次梁從梁而北次雍…)」(【尚書注疏】によれば九州は冀キ・兗エン・青セイ・徐ジョ・揚ヨウ・荊ケイ・豫ヨ・梁リョウ・雍ヨウ、但し【爾雅注疏:釋地】【周禮注疏:夏官司馬:職方氏】等とやや異同がある)
𢁳巾3+4=総画数7 U+22073 [カイ、ガイ/い]
◆十二支の十二番目、動物ではイノシシ(猪)、時間は午後十時を中心とした二時間、方角は北北西を当てる {十二支}
𢁴巾3+4=総画数7 U+22074 [ケイ、ゲ/] 系𦃟𦂞
◆切れている糸を(途切れているものを)繋(つな)ぐ、繋いで結び付ける、途切れないように継(つ)ぐ、同「繫」「係」
◆関わる、関わりを持つ、繋がりを持つ、同「係」
𢁵巾3+4=総画数7 U+22075 [フツ、ホチ/]
◆祭礼の際に舞う時に手に持つ五色の絹布を垂らした舞具、これを持った舞を帗舞(フツブ)という
◆幅が一幅(時代によって異なるが約二尺二寸、一尺は時代によって異なり約23cm~30cm程)の布、古く帗舞の際に用いる舞具の絹布の幅であったという、同「帴」「【說文解字注:巾部:帗】一幅巾也幅布帛廣也一幅巾者巾廣二尺二寸其長當亦同也此與鄭注周禮帗舞義絕殊」
𢁹巾3+4=総画数7 U+22079 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:寅集:巾部:𢁹】虎光切音荒幭𢁣也〇亦作𣥈」
𢁺巾3+4=総画数7 U+2207A [コ、ク/] 𠂰
◆人名用字、同「虎」「乕」「【字彙補:寅集拾遺:巾部補字:𠂰】與虎同三國志馮序魯魚帝𠂰」「【康熙字典:寅集補遺:巾部:𢁺】《字彙補》與虎同《三國志馮序》魯魚帝𢁺」「【金石文字辨異:卷七:虎:𢁺】漢北海相景君銘再命𢁺將」
漢字林(非部首部別)
𣥈止部
𣬢毛部
𤜧犬部
巾3+5=総画数8 U+383E [エン/]
◆汚れを拭う布
瓦部
巾3+5=総画数8 U+5E11 [トウ、ド、ヌ/]
◆金銭や財宝をしまっておくところ、「帑蔵トウゾウ(金蔵かねぐら)」
◆自分の子、また妻子、同「孥」、「妻帑サイド(妻と子)」
◆鳥の尾
筆順
巾3+5=総画数8 U+5E12 [タイ、ダイ/ふくろ]
◆開け口が一つの(底がある)もの入れ、入れたものが飛び出ないようにしたもの、同「嚢」
筆順
巾3+5=総画数8 U+5E13 [バツ、マツ、マチ、モチ/]
◆頭を包(くる)む布、頭巾ズキン、同「帞」
◆帯(おび)、細長く幅広の布「【說略:卷二十一】…領上蒲桃繡腰中合歡綺是也其繡帶亦名帓帶今襴帬在內有袖者曰主腰領襟之緣上繡…」「【玉篇:卷二十八:巾部第四百三十二:帓】亡撥莫瞎二切帓巾也」「【廣韻:入聲:鎋第十五:𥗥:帓】帓帶」
◆足や脚を包(くる)む靴下(くつした、ソックスsocks・ストッキングstockingsなど)や脚絆(きゃはん)の類、同「袜」「襪」、革製は「韈」
巾3+5=総画数8 U+5E14 [ヒ、ビ/]
◆下半身に身に着ける衣裳、袴(はかま)やズボンjupon[仏]・スカートskirtの類、同「裳」「裙」「襬」
◆肩に掛け胸や背を覆う布、肩掛け、仏僧の袈裟ケサやショールshawlの類
◆「霞帔カヒ」、首から肩に掛け胸(体の前)に垂らす女性用の幅広帯状の服飾品
筆順
巾3+5=総画数8 U+5E15 [ハ、ヘ、バツ、マチ、ハク/]
◆首に掛けたり帯に挟んで垂らしたりする布、「帕首ハシュ(首に掛け胸に垂らす飾りとする布)」「手帕シュハ(手拭てぬぐい)」、同「帊」
◆額から後頭部にかけて巻く鉢巻(はちまき)状の細長い布、「帕額ハガク」、同「袙」
巾3+5=総画数8 U+5E16 [チョウ、ジョウ/]
◆布や紙に書いたもの
◆拓本タクホン、文字や絵などが彫り込まれた石碑セキヒなどに、湿らせた紙を貼り、墨を含ませた拓包(たんぽ)で擦(こす)ることで、彫り込まれた文字や絵を紙に写し取ったもの、学習・習字の手本などに使われる
◆ぴったりと貼(は)る、貼り付ける
◆ぴったりする、定まる、良い具合に落ち着く、「妥帖ダチョウ」「安帖アンチョウ」
◆[日]紙や海苔(のり)などの枚数の単位
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+5=総画数8 U+5E17 [フツ、ホチ/] 𢁵
◆祭礼の際に舞う時に手に持つ五色の絹布を垂らした舞具、これを持った舞を帗舞(フツブ)という
◆幅が一幅(時代によって異なるが約二尺二寸、一尺は時代によって異なり約23cm~30cm程)の布、古く帗舞の際に用いる舞具の絹布の幅であったという、同「帴」「【說文解字注:巾部:帗】一幅巾也幅布帛廣也一幅巾者巾廣二尺二寸其長當亦同也此與鄭注周禮帗舞義絕殊」
巾3+5=総画数8 U+5E18 [レン/]
◆扉や戸や窓などに垂らす簾(すだれ)や帷(とばり)、垂れ幕、同繁「簾」
◆酒屋などの目印として掲げる幟(のぼり)、同「幌」「𣄐」
巾3+5=総画数8 U+5E19 [チツ、ジチ/] 𢂮
◆書物などを包む布、或いは厚紙に布を張って作った箱、同「袟」「袠」
◆一包みにした(一つの箱に入れた)書物などを数える語、同「袟」
◆小さな袋
筆順
巾3+5=総画数8 U+5E1A [シュウ、ス、ソウ/ほうき]
◆箒(ほうき)、またそれで掃(は)く、同「菷」「箒」
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+5=総画数8 U+5E1B [ハク、ビャク/]
◆(厚手の)絹布、絹織物の総称
◆白い、白い布、「布帛フハク(白い布の総称)」
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+5=総画数8 U+5E1C [シ/のぼり] 幟𢂴旘𣄞
◆目印のために立てる旗、日本では縦長の旗を指すことが多い
𢁻巾3+5=総画数8 U+2207B [ホ、フ/]
◆布(ぬの)
𢁽巾3+5=総画数8 U+2207D [ヒツ、ビチ/]
◆帷(とばり)、目隠(めかく)しや仕切りなどのために垂らす幕マク「【五音集韻:卷十四:質第一:𢁽】幔也」
𢂁巾3+5=総画数8 U+22081 [ク、グ/] 𢄠
◆靴などの履物の先(指先の部分)の飾り紐、鼻緒はなお、同「絇」
◆布を裂き縒(よ)った紐(ひも)、同「絇」
𢂂巾3+5=総画数8 U+22082 [ドウ、ニョウ/] 鬧閙闹𠆴𠅈𡗚𠇰
◆騒がしい、喧(やかま)しい、がやがやしている
◆入り乱れる、ざわざわしている、落ち着かない
𢂅巾3+5=総画数8 U+22085 [ヨウ、オウ/] 袎𥿌𢂊
◆靴下の足首から上の筒状の部分、同「靿」
𢂇巾3+5=総画数8 U+22087 [テイ、タイ/みかど]
◆天を司(つかさど)る神、「天帝テンテイ」「上帝ジョウテイ」
◆みかど、天の神の命メイを受けて国を治(おさ)める者、「皇帝コウテイ」「帝王テイオウ」
𢂉巾3+5=総画数8 U+22089 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:寅集:巾部:𢂉】公水切音癸見篇韻雜部」「【漢語大字典:巾部:𢂉】【中華字海:巾部:𢂉】同"草"」
𢂊巾3+5=総画数8 U+2208A [ヨウ、オウ/] 袎𥿌𢂅
◆靴下の足首から上の筒状の部分、同「靿」
𢂋巾3+5=総画数8 U+2208B [ケイ、キョウ/みやこ] 京𡬱𦣿
◆高台(たかだい)、小高い丘
◆(多く高台に宮城があったことから)首都、王宮や中央政府の所在地、都みやこ、同「亰」
◆一兆の一万倍 {数字}、古くは千万(一万の千倍で「下数」と呼ばれる十進法での数) {数字}
漢字林(非部首部別)
𢂏巾3+5=総画数8 U+2208F [ハイ、バイ/]
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:夳第十四:𢂏】行皃」
注解:「一巾」の「市(U+U+5DFF、4画)」で「亠巾」の「市(U+5E02、5画)」とは別字
巾3+6=総画数9 U+383F [シ/] 𢃌
◆「緰㠿トウシ」、同「緰貲」、繊細で上質な麻布
巾3+6=総画数9 U+3841 [カ、ケ/]
◆短い単(ひとえ)の衣服
巾3+6=総画数9 U+3842 [レイ、レ/] 𢂥
◆裁断した後に残る布、端切れ(はぎれ)、同「𧙩」「裂」
◆布が裂(さ)ける、破(やぶ)ける、同「𧙷」
巾4+6=総画数10 U+3843 [コウ、ボウ、モウ/] 㡛㡆𢂩𢂾
◆生糸(きいと)を練(ね)る職人、練糸レンシ(ねりいと、生糸を草木などの灰を溶かしたアルカリ性の灰汁あくで煮て柔らかく白くすること)職人「【周禮:卷第十一:冬官考工記第六】㡛氏湅絲以涚水漚其絲七日去地尺暴之(故書涗作湄鄭司農云湄水温水也玄謂涗水以灰所泲水也…)」
◆もの覆(おお)う布、同「幪」
巾3+6=総画数9 U+3844 [シュン、ジュン/]
◆首周りの襟(えり)、同「䘩」
巾3+6=総画数9 U+3845 [ダ、ナ/] 𢄴𣆚𠕝𣍓𠕰
◆書籍や文書の保管庫、同「宬」
巾3+6=総画数9 U+3846 [コウ、ボウ、モウ/] 㡃㡛𢂩𢂾
◆生糸(きいと)を練(ね)る職人、練糸レンシ(ねりいと、生糸を草木などの灰を溶かしたアルカリ性の灰汁あくで煮て柔らかく白くすること)職人「【周禮:卷第十一:冬官考工記第六】㡛氏湅絲以涚水漚其絲七日去地尺暴之(故書涗作湄鄭司農云湄水温水也玄謂涗水以灰所泲水也…)」
◆もの覆(おお)う布、同「幪」
巾3+6=総画数9 U+3847 [チョウ/] 𢃣𧚊
◆首周りの部分の襟(えり)、同「領」「【說文解字:巾部:㡇】領耑也」
巾3+6=総画数9 U+5E1D [テイ、タイ/みかど] 𢂇
◆天を司(つかさど)る神、「天帝テンテイ」「上帝ジョウテイ」
◆みかど、天の神の命メイを受けて国を治(おさ)める者、「皇帝コウテイ」「帝王テイオウ」
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+6=総画数9 U+5E1E [バク、ミャク/]
◆纏(まと)めた髪を包む(覆う)ための布、頭巾ズキン、「帞頭バクトウ」、同「絡頭ラクトウ」、同「幧」「幓」「𢂺」「㡑」「【方言:第四】絡頭帞頭也(音貊)紗繢䰎帶(羌位反)䰂帶(音菜)𢂺(音綪亦千)㡋(於怯反)幧頭也自關以西秦晉之郊曰絡頭南楚江湘之間曰帞頭自河以北趙魏之間曰幧頭或謂之𢂺或謂之㡋其遍者謂之䰎帶(今之偏曡幧頭也)或謂之䰂帶(䰂亦結也)覆結謂之幘巾或謂承露或謂之覆䰂(結籠是也)皆趙魏之間通語也」
◆「帹帞ソウバク」、頭を包み先端を顔に垂らすための布、同「㒾𣈯シユ」「【類篇:巾部:帞】莫轄切邪巾袹頭始喪之服或从巾又莫白切博雅㒾𣈯謂之帹帞」
巾3+6=総画数9 U+5E1F [エキ、ヤク/]
◆上を覆うように張る幕、天幕テンマク、周りに垂らす幕は「帷」
巾3+6=総画数9 U+5E20 [ゲイ、ゲ/]
◆「何帠カゲイ」、どのようにして、何故(なぜ、なにゆえ)「【南華真經:南華真經二:應帝王】汝又何帠以治天下感予之心爲」
巾3+6=総画数9 U+5E21 [ヘイ、ビョウ/]
◆上から垂らすように張る幕、目隠し用のカーテン
◆「帡幪ヘイモウ」、全体を覆う幕、周りに張る幕(「帲」)と上を覆う幕(「幪」)
巾3+6=総画数9 U+5E22 [コウ、キョウ/]
◆士シ(下級の役人、「士」参照)が被(かぶ)る正装用の冠、冕冠ベンカン(長方形の天板を載せた正装用の冠)に似るが、板の四隅の角(かど)がなく布張りで簡便な(普段使いの)もので、上士・中士・下士の階位毎に色分けしたという、魏ギ(220年~265年)の武帝ブテイ(曹操ソウソウの謚おくりな)によって定められた、同「㡊」「幍」「𧚧」「𠕣」「【集韻:卷十:入聲下:洽第三十二:帢𩉉𢂿𢃫𠕣𧚧㡊】弁缺四隅謂之帢帢士服也」「【三國志:魏志:卷一:武帝紀】二十五年春正月…(…魏太祖以天下凶荒資財乏匱擬古皮弁裁縑帛以為帢合于簡易隨時之義以色別其貴賤…)」 {服飾(冕冠)}
巾3+6=総画数9 U+5E23 [ケン/]
◆袖(そで)をたくしあげて縛(しば)る、或いは帯などに挟(はさ)み込む
◆囊ノウ(ふくろ)、口が一つの袋
巾3+6=総画数9 U+5E24 [ジョ、ニョ/]
◆細長い旗に使う布
◆体に羽織る大きな布
◆ぼろぼろになった布
◆弓の強さを調節するために真ん中辺りに添える木
巾3+6=総画数9 U+5E25 [スイ、ソツ、シュツ/]
◆軍を統率・指揮する、率(ひき)いる、またその長、同「將」
◆集団の長
◆道を誤らないように率いる、導(みちび)く、同「率」
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+6=総画数9 U+5E26 [タイ/おび、お・びる] 帶帯𢃄𢂸
◆衣服が開(はだ)けないように胸の下に辺りに巻いて結ぶ長く幅広の布、またそれを巻く {服飾(衣服)}
◆(帯に挟んだり、帯のように巻いたり結わえたりして)身に着ける、着用する
◆(帯のようにぴたりと)付く、また付き随(したが)う
◆(帯のように)細く長いもの、またそのような形のもの
漢字林(非部首部別)
巾3+6=総画数9 U+5E27 [テイ、チョウ/] 幀㡧㡠𢅃
◆書画の皺(しわ)や弛(たる)みをぴんと伸ばす
◆書画を裏打ち(うらうち、裏面に布・紙などを貼り付け皺や弛みを防ぐこと)する、また裏打ちした書画、画幅ガフク、同「𢂰」
◆表装(裏打ち)した書画を数える語
𢂑巾3+6=総画数9 U+22091 [ショク、シキ/]
◆布などで拭(ふ)く、拭(ぬぐ)う、きれいにする、同「拭」
𢂖巾3+6=総画数9 U+22096 [シ/] 師师𠦵𠵀𢃋𩇱
◆兵士数を基にした軍隊の規模の単位、軍隊、周朝(西周、前11世紀~前771年)では2,500人を単位とした「【周禮:卷第三:地官司徒】乃會萬民之卒伍而用之五人爲伍五伍爲兩四兩爲卒五卒爲旅五旅爲師五師爲軍…(用謂使民事之伍兩卒旅師軍皆衆之名兩二十五人卒百人旅五百人師二千五百人軍萬二千五百人…)(人数や呼称は時代や国によって異なる)
◆多くの人々
◆人が多く集まり賑(にぎ)やかな所、「京師ケイシ(人が多く賑やかな都みやこ)」
◆(多くの人を)教え導く、またそのような人、(多くの人を教導する)技芸に秀でている、またそのような人、(多くの人が)手本とすべきこと、またそのような人
𢂚巾3+6=総画数9 U+2209A [タク/] 卓㔬𠤚𢂦𠤟𠤞
◆ひときわ大きいさま、ひときわ高いさま、抜きん出ているさま
◆[日]机、テーブルtable、中国では「桌」
𢂜巾3+6=総画数9 U+2209C [ブァ/]
◆[喃]未詳
注解:「𤤰」の異体字か?
𢂝巾3+6=総画数9 U+2209D [チ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:巾部第二十四:𢂝】丑例反習也」
𢂞巾3+6=総画数9 U+2209E [未詳/]
◆未詳
𢂟巾3+6=総画数9 U+2209F [未詳/]
◆未詳「【中文大辭典:巾部:𢂟】尹之古字」
𢂠巾3+6=総画数9 U+220A0 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:唐第十一:㠵𢂠】博雅㠵幞帳也」
𢂤巾3+6=総画数9 U+220A4 [ハイ、バイ、ロツ、ロチ/] 𠀽
◆払う、払い取る、払い除(の)ける「【廣韻:去聲:十八:𢂤】拂取」
◆袖箭(シュウセン、筒に矢を仕込み発射する武器、袖の中に入れ持つことからこの名がある)に使う矢、同「𢻵」「【集韻:卷九:入聲上:沒第十一:𢻵𢂤】勒沒切筩䠶之矢謂之𢻵或作𢂤」
𢂥巾3+6=総画数9 U+220A5 [レイ、レ/]
◆裁断した後に残る布、端切れ(はぎれ)、同「𧙩」「裂」
◆布が裂(さ)ける、破(やぶ)ける、同「𧙷」
𢂦巾3+6=総画数9 U+220A6 [タク/] 卓㔬𠤚𠤟𠤞𢂚
◆ひときわ大きいさま、ひときわ高いさま、抜きん出ているさま
◆[日]机、テーブルtable、中国では「桌」
𢂧巾3+6=総画数9 U+220A7 [未詳/]
◆未詳
𢂩巾3+6=総画数9 U+220A9 [コウ、ボウ、モウ/] 㡃㡛㡆𢂾
◆生糸(きいと)を練(ね)る職人、練糸レンシ(ねりいと、生糸を草木などの灰を溶かしたアルカリ性の灰汁あくで煮て柔らかく白くすること)職人「【周禮:卷第十一:冬官考工記第六】㡛氏湅絲以涚水漚其絲七日去地尺暴之(故書涗作湄鄭司農云湄水温水也玄謂涗水以灰所泲水也…)」
◆もの覆(おお)う布、同「幪」
𢂪巾3+6=総画数9 U+220AA [未詳/]
◆未詳「【字彙補:寅集:巾部:𢂪】與𢂾同」
𢂫巾3+6=総画数9 U+220AB [イン/] 尹𢁨𢃵𢃂𢃹𢃁
◆治(おさ)める、正(ただ)す、秩序チツジョある状態にする
◆行政区の長官、「府尹フイン(州の下に置かれた府の長官)」
𢂬巾3+6=総画数9 U+220AC [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:寅集備考:巾部:𢂬】《餘文》同尹」
注解:「𢃂」の訛字か?
𢂭巾3+6=総画数9 U+220AD [未詳/]
◆未詳
𢂮巾3+6=総画数9 U+220AE [チツ、ジチ/]
◆書物などを包む布、或いは厚紙に布を張って作った箱、同「袟」「袠」
◆一包みにした(一つの箱に入れた)書物などを数える語、同「袟」
◆小さな袋
𢂯巾3+6=総画数9 U+220AF [エキ、ヤク/また] 亦𠅃𡗕
◆また、~もまた~、ある物事と別の同様な物事を指す語「【論語注疏:學而】子曰學而時習之不亦說乎(《注》馬曰子者男子之通稱謂孔子也王曰時者學者以時誦習之誦習以時學無廢業所以爲說懌)(学び、時には同じことを学び直す、(これも)また悦ばしいことではないだろうか、「說懌」は「悦ばしい、善い」の意)
◆腋エキ(わき)、腋の下、腕の付け根の窪(くぼ)んだところ、同「腋」
𢂰巾3+6=総画数9 U+220B0 [テイ、チョウ/]
◆裏打ち(うらうち、裏面に布・紙などを貼り付けること)した書画、画幅ガフク、同「幀」
𢂾巾3+6=総画数9 U+220BE [コウ、ボウ、モウ/] 㡃㡛㡆𢂩
◆生糸(きいと)を練(ね)る職人、練糸レンシ(ねりいと、生糸を草木などの灰を溶かしたアルカリ性の灰汁あくで煮て柔らかく白くすること)職人「【周禮:卷第十一:冬官考工記第六】㡛氏湅絲以涚水漚其絲七日去地尺暴之(故書涗作湄鄭司農云湄水温水也玄謂涗水以灰所泲水也…)」
◆もの覆(おお)う布、同「幪」
巾3+7=総画数10 U+3848 [ベン、メン/]
◆弔問の際に冠を脱ぎ髪を束ねるために使う布、同「絻」
◆冕冠ベンカン、高位の人の正装用の冠
巾3+7=総画数10 U+5E28 [セイ、ゼイ/]
◆佩巾ハイキン、帯に挟(はさ)んで垂らす長い布、多く女性が体の左側に帯びるといい、手を拭(ぬぐ)ったりする他、装飾としての用途もあったという
巾3+7=総画数10 U+5E29 [ショウ/]
◆「帩頭ショウトウ」、結わえた髪を包むようにして巻く長い布、同「幧頭ショウトウ」「絡頭ラクトウ」「帞頭バクトウ」、同「幧」「帞」「幓」「𢂺」「㡑」
巾3+7=総画数10 U+5E2A [シン/]
◆馬の頭に被(かぶ)せる袋、一説に口に被せる袋
◆馬の飼葉(かいば、飼料)を入れる袋、一説に馬に与える水を入れる袋、同「㡋」「【輶軒使者絕代語釋別國方言:五】飤馬橐自闗而西謂之裺囊(裺音䳺)或謂之裺篼或謂之㡞篼(㡞音樓)燕齊之閒謂之帪」「【方言:第五】飲馬橐自關而西謂之裺囊(音䨄)或謂之裺{⿱竹兠}或謂之㡞{⿱竹兠}(音樓)燕齊之間謂之帪」
巾3+7=総画数10 U+5E2B [シ/] 师𠦵𠵀𢃋𢂖𩇱
◆兵士数を基にした軍隊の規模の単位、軍隊、周朝(西周、前11世紀~前771年)では2,500人を単位とした「【周禮:卷第三:地官司徒】乃會萬民之卒伍而用之五人爲伍五伍爲兩四兩爲卒五卒爲旅五旅爲師五師爲軍…(用謂使民事之伍兩卒旅師軍皆衆之名兩二十五人卒百人旅五百人師二千五百人軍萬二千五百人…)(人数や呼称は時代や国によって異なる)
◆多くの人々
◆人が多く集まり賑(にぎ)やかな所、「京師ケイシ(人が多く賑やかな都みやこ)」
◆(多くの人を)教え導く、またそのような人、(多くの人を教導する)技芸に秀でている、またそのような人、(多くの人が)手本とすべきこと、またそのような人
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+7=総画数10 U+5E2C [クン、グン/] 裙裠𢂽𢃆𧛬
◆下半身に身に着ける衣裳、袴(はかま)やズボンjupon[仏]・スカートskirtの類、同「裙」「襬」「帔」
◆「襦帬ジュクン」、上下が分かれた衣服
◆スッポン(鼈)の甲羅の辺縁部
◆[日]衣裳の裾(すそ)
漢字林(非部首部別)
巾3+7=総画数10 U+5E2D [セキ、ジャク/むしろ] 𠩛𠩌
◆むしろ、竹や藁(わら、乾燥させた草の茎)を並べ紐(ひも)で編んだ敷物、人が座ったり横になったりするところに敷くもの、同「蓆」
◆座るところ、居並ぶ時の座る位置
◆居並ぶものの中での位置、位(くらい)、地位、「席次セキジ(人が並ぶ時の席の順序)」
◆「席捲セッケン」、むしろ(筵・席・蓆)を巻き上げるように、端(はし)から端まで巻き上げる(手中に収める)こと
◆[日]座布団や椅子などの座る場所を設けた会場
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+7=総画数10 U+5E2E [ホウ/] 幫幚幇
◆両脇(また周り)から支え助ける、手助けする、「帮助ホウジョ」
◆鞋カイ・アイ(短靴)の側面の部分、或いは靴底以外の足を包む部分、同「鞤」「䩷」「縍」
巾3+7=総画数10 U+5E2F [タイ/おび、お・びる] 帶带𢃄𢂸
◆衣服が開(はだ)けないように胸の下に辺りに巻いて結ぶ長く幅広の布、またそれを巻く {服飾(衣服)}
◆(帯に挟んだり、帯のように巻いたり結わえたりして)身に着ける、着用する
◆(帯のようにぴたりと)付く、また付き随(したが)う
◆(帯のように)細く長いもの、またそのような形のもの
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+7=総画数10 U+5E30 [キ、ケ/かえ・る、かえ・す] 歸㱕𡚖归
◆女性が他家に嫁(とつ)ぐ、嫁(よめ)に行く、女性を自家に迎えることを「來歸・来帰ライキ」
◆元の(本来の)状態や位置に戻る、同「皈」「𢅨」「䢜」「𣦨」
◆元の(本来の)状態や位置に戻す、返(かえ)す
◆最終的には~になる、結局は~ということになる、~のところに(~というところに)落ち着く「【論語注疏:卷一:學而】曾子曰愼終追遠民德歸厚矣」
◆「帰蔵キゾウ」、同「𤾤藏」、卦ケを用いた占卜(センボク)についての三つの書(三易 サンエキ )の一つ、三易  は「連山 レンザン 」「歸藏 キゾウ 」「周易 シュウエキ 」
筆順
巾3+7=総画数10 U+5E31 [チュウ、ジュウ、トウ、ドウ/] 幬𢃖𢄛𢅂𢅱
◆帳(とばり)、目隠しや仕切りなどのために垂らす布、カーテンcurtain、同「帳」
◆覆う、覆い隠す
𢂙巾3+7=総画数10 U+22099 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:寅集中:巾部:𢂙】《類篇》同㠵」
𢂲巾3+7=総画数10 U+220B2 [ケキ、キャク/] 綌绤𦃁𦃛
◆クズ(葛、マメ科クズ属の草)の茎の繊維を織(お)った目の粗い布、目の細かいものは「絺」 {クズ}
◆「絺綌チケキ」、葛布カップ(くずふ、くずぬの)製の衣服
𢂳巾3+7=総画数10 U+220B3 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:模第十一:𡠜𢂳】說文𡠜母都醜也或作𢂳亦書作嫫」
𢂴巾3+7=総画数10 U+220B4 [シ/のぼり] 幟帜旘𣄞
◆目印のために立てる旗、日本では縦長の旗を指すことが多い
𢂸巾3+7=総画数10 U+220B8 [タイ/おび、お・びる] 帶帯带𢃄
◆衣服が開(はだ)けないように胸の下に辺りに巻いて結ぶ長く幅広の布、またそれを巻く {服飾(衣服)}
◆(帯に挟んだり、帯のように巻いたり結わえたりして)身に着ける、着用する
◆(帯のようにぴたりと)付く、また付き随(したが)う
◆(帯のように)細く長いもの、またそのような形のもの
𢂹巾3+7=総画数10 U+220B9 [ボウ、ビョウ/]
◆婦人が髪を覆う飾り用の布、同「幗」
𢂺巾3+7=総画数10 U+220BA [セン/]
◆纏(まと)めた髪を包む(覆う)ための布、頭巾ズキン、同「絡頭ラクトウ」、同「帞」「幧」「幓」「㡑」「【方言:第四】絡頭帞頭也(音貊)紗繢䰎帶(羌位反)䰂帶(音菜)𢂺(音綪亦千)㡋(於怯反)幧頭也自關以西秦晉之郊曰絡頭南楚江湘之間曰帞頭自河以北趙魏之間曰幧頭或謂之𢂺或謂之㡋其遍者謂之䰎帶(今之偏曡幧頭也)或謂之䰂帶(䰂亦結也)覆結謂之幘巾或謂承露或謂之覆䰂(結籠是也)皆趙魏之間通語也」
𢂽巾3+7=総画数10 U+220BD [クン、グン/] 裙裠帬𢃆𧛬
◆下半身に身に着ける衣裳、袴(はかま)やズボンjupon[仏]・スカートskirtの類、同「裙」「襬」「帔」
◆「襦𢂽ジュクン」、上下が分かれた衣服
◆スッポン(鼈)の甲羅の辺縁部
◆[日]衣裳の裾(すそ)
𢂿巾3+7=総画数10 U+220BF [コウ、キョウ/] 㡊𢃫
◆士シ(下級の役人、「士」参照)が被(かぶ)る正装用の冠、同「帢」参照、同「幍」「𧚧」
𢃀巾3+7=総画数10 U+220C0 [ブ、ム/]
◆「𢅡𢃀ランブ」、毛織(けおり)の衣類「【方言:第二】揄鋪(音敷)𢅡(音藍)𢃀帗(音拂)縷葉褕(音臾)毳也(音脆皆謂物之扞蔽也)荆揚江湖之閒曰揄鋪楚曰𢅡𢃀陳宋鄭衛之閒謂之帗縷燕之北郊朝鮮洌水之閒曰葉褕(今名短度絹爲葉褕也)」
◆未詳「【廣韻:上平聲:虞第十:無:𢃀】嵌空之皃」
𢃁巾3+7=総画数10 U+220C1 [イン/] 尹𢁨𢂫𢃵𢃂𢃹
◆治(おさ)める、正(ただ)す、秩序チツジョある状態にする
◆行政区の長官、「府尹フイン(州の下に置かれた府の長官)」
𢃂巾3+7=総画数10 U+220C2 [イン/] 尹𢁨𢂫𢃵𢃹𢃁
◆治(おさ)める、正(ただ)す、秩序チツジョある状態にする
◆行政区の長官、「府尹フイン(州の下に置かれた府の長官)」
𢃄巾3+7=総画数10 U+220C4 [タイ/おび、お・びる] 帶帯带𢂸
◆衣服が開(はだ)けないように胸の下に辺りに巻いて結ぶ長く幅広の布、またそれを巻く {服飾(衣服)}
◆(帯に挟んだり、帯のように巻いたり結わえたりして)身に着ける、着用する
◆(帯のようにぴたりと)付く、また付き随(したが)う
◆(帯のように)細く長いもの、またそのような形のもの
漢字林(非部首部別)
𢃅巾3+7=総画数10 U+220C5 [ソウ、ジョウ/]
◆寝台や椅子、一段高く平らで横になったり座ったりできるようにしたもの、同「床」「牀」
◆一段高く平らなのところ、またそのような(台状、ベッドbed状)もの、同「床」「牀」
𢃆巾3+7=総画数10 U+220C6 [クン、グン/] 裙裠帬𢂽𧛬
◆下半身に身に着ける衣裳、袴(はかま)やズボンjupon[仏]・スカートskirtの類、同「裙」「襬」「帔」
◆「襦𢃆ジュクン」、上下が分かれた衣服
◆スッポン(鼈)の甲羅の辺縁部
◆[日]衣裳の裾(すそ)
𢃊巾3+7=総画数10 U+220CA [ブァ/]
◆[喃]未詳
𢃋巾3+7=総画数10 U+220CB [シ/] 師师𠦵𠵀𢂖𩇱
◆兵士数を基にした軍隊の規模の単位、軍隊、周朝(西周、前11世紀~前771年)では2,500人を単位とした「【周禮:卷第三:地官司徒】乃會萬民之卒伍而用之五人爲伍五伍爲兩四兩爲卒五卒爲旅五旅爲師五師爲軍…(用謂使民事之伍兩卒旅師軍皆衆之名兩二十五人卒百人旅五百人師二千五百人軍萬二千五百人…)(人数や呼称は時代や国によって異なる)
◆多くの人々
◆人が多く集まり賑(にぎ)やかな所、「京師ケイシ(人が多く賑やかな都みやこ)」
◆(多くの人を)教え導く、またそのような人、(多くの人を教導する)技芸に秀でている、またそのような人、(多くの人が)手本とすべきこと、またそのような人
巾3+8=総画数11 U+3849 [ケン/]
◆漢代(前202年~220年)の古県名、東萊トウライ郡(現山東省煙台市)「【漢書(前漢書):卷二十八上:地理志第八上】東萊郡…㡉(有百支萊王祠有鹽官師古曰㡉音堅」(【晉書:卷四:帝紀第四:惠帝】【後漢書:卷三十二:郡國志第二十二:郡國四】では「惤」) {山東省}
◆「㡉」に産する布の名「【廣韻:下平聲:先第一:堅:㡉】布名」
巾3+8=総画数11 U+384A [コウ、キョウ/] 𢂿𢃫
◆士シ(下級の役人、「士」参照)が被(かぶ)る正装用の冠、同「帢」参照、同「幍」「𧚧」
巾3+8=総画数11 U+384B [アン、オン、ヤ/]
◆纏(まと)めた髪を包む(覆う)ための布、頭巾ズキン、同「絡頭ラクトウ」、同「帞」「幧」「幓」「𢂺」「㡑」「【方言:第四】絡頭帞頭也(音貊)紗繢䰎帶(羌位反)䰂帶(音菜)𢂺(音綪亦千)㡋(於怯反)幧頭也自關以西秦晉之郊曰絡頭南楚江湘之間曰帞頭自河以北趙魏之間曰幧頭或謂之𢂺或謂之㡋…」
◆馬の飼葉(かいば、飼料)を入れる袋、一説に馬に与える水を入れる袋、同「帪」「【輶軒使者絕代語釋別國方言:五】飤馬橐自闗而西謂之裺囊(裺音䳺)或謂之裺篼或謂之㡞篼(㡞音樓)燕齊之閒謂之帪」「【方言:第五】飲馬橐自關而西謂之裺囊(音䨄)或謂之裺{⿱竹兠}或謂之㡞{⿱竹兠}(音樓)燕齊之間謂之帪」
巾3+8=総画数11 U+384C [ボウ、モウ/]
◆頭巾ズキン、頭に被(かぶ)るものの総称
◆物の頭に被せるもの、キャップcap
巾3+8=総画数11 U+384D [未詳/]
◆未詳
巾3+8=総画数11 U+384E [サン、セン、ショウ/]
◆旗の縁(ふち)に付けた房状の飾り、同「縿」「旒」
◆衣裳や車に垂らすよう付けた羽飾り
◆纏(まと)めた髪を包む(覆う)ための布、頭巾ズキン、同「絡頭ラクトウ」、同「帞」「幧」「𢂺」「㡑」
巾3+8=総画数11 U+3855 [エイ、ヨウ/]
◆(旌旗セイキが)色鮮やかなさま
巾3+8=総画数11 U+5E32 [ヘイ、ビョウ/]
◆上から垂らすように張る幕、目隠し用のカーテン
◆「帲幪ヘイモウ」、全体を覆う幕、周りに張る幕(「帲」)と上を覆う幕(「幪」)
巾3+8=総画数11 U+5E33 [チョウ/とばり]
◆帷(とばり)、目隠しや仕切りなどのために垂らす布、同「幔」「帷」「幬」
◆幕を張る
◆文字を書き付けるために紙を綴じたもの、ノートnote
筆順
巾3+8=総画数11 U+5E34 [セン、サン、ザン/]
◆ストールstoleやショールshawlなどの肩に掛け体の前で合わせるもの、同「褿」
◆嬰児エイジや小児を寝かせたり包(くる)んだりするのに用いる布、同「䙁」「褿」「【廣韻:下平聲:先:箋:帴】小兒藉也」
◆鞍(くら、人や荷を載せるために馬などの背に置く馬具)の下に敷く敷物
◆幅が一幅(時代によって異なるが約二尺二寸、一尺は時代によって異なり約23cm~30cm程)の布、古く帗舞の際に用いる舞具の絹布の幅であったという、同「帗」
巾3+8=総画数11 U+5E35 [ワン、エン/]
◆裁断した後に残る布切れ、端(は)切れ
巾3+8=総画数11 U+5E36 [タイ/おび、お・びる] 帯带𢃄𢂸
◆衣服が開(はだ)けないように胸の下に辺りに巻いて結ぶ長く幅広の布、またそれを巻く {服飾(衣服)}
◆(帯に挟んだり、帯のように巻いたり結わえたりして)身に着ける、着用する
◆(帯のようにぴたりと)付く、また付き随(したが)う
◆(帯のように)細く長いもの、またそのような形のもの
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+8=総画数11 U+5E37 [イ/とばり] 𠥎𠥛
◆目隠しや仕切りなどのために周りを囲うように垂らす布、上部を覆い被(かぶ)せるように張る布は「幕」、同「幃」「【說文解字:巾部:幕】帷在上曰幕覆食案亦曰幕」
筆順
巾3+8=総画数11 U+5E38 [ショウ、ジョウ/つね、つね・に、とこ]
◆何時も、何時もと変わらない
◆変わることなく一定の、長い間変わることがない
◆普通の、一般的な
◆長さの単位、1常=2尋、1尋=8尺、「尋常」は「普通の、一般的な」の意
◆「五常ゴジョウ」、人が常に重んずべき五つの徳目(仁・義・礼・智・信)
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+8=総画数11 U+5E39 [ソウ、ショウ/]
◆「帹帞ソウバク」、頭を包み先端を顔に垂らすための布、喪の際に使われるという、同「㒾𠕦シユ」「【廣雅:卷七:釋室】㒾(夫䜴)𠕦(夫俞)謂之帹帞(陌)頭𢂺(七見又七年)𩯿(去位)帶䰂(采)帶絡頭幧(七消)頭也」「【類篇:巾部:帞】莫轄切邪巾袹頭始喪之服或从巾又莫白切博雅㒾𣈯謂之帹帞」
巾3+8=総画数11 U+5E3A [キ/] 𢃛褀𧚈
◆(婦人が)頭に巻く幅広で長めの布、同「巾」「幗」「【太平御覽:巻第五百四十八:禮儀部二十七:幗髽】廣雅曰幗謂之帺」
◆未詳「【廣韻:去聲:志第七:忌:帺】繫也」
巾3+8=総画数11 U+5E3B [サク、シャク/] 幘𢅙
◆整えた髪を包む頭巾ズキン
巾3+8=総画数11 U+5E3C [カク、キャク/]
◆婦人の頭巾ズキン(頭を包む幅広で長めの布)、美しく結(ゆ)わえたり垂らしたりして飾りとした、同「簂」
𢂷巾3+8=総画数11 U+220B7 [コウ、キョウ/]
◆赤黄色(茜色)に染めた鞣(なめ)し革で作った前垂れ、同「韐」
𢃌巾3+8=総画数11 U+220CC [シ/]
◆「緰𢃌トウシ」、同「緰貲」、繊細で上質な麻布
𢃏巾3+8=総画数11 U+220CF [ソウ、ゾウ/]
◆布(ぬの)、また布名、【集韻】によれば「賨・賩ソウ(古代中国南方の少数民族の税)」の一つで「税として納める布」という「【集韻:卷一:平聲一:冬第二:賨𢃏】徂宗切說文南蠻*賊也或从巾亦書作賩(「*賦」の誤り)
𢃒巾3+8=総画数11 U+220D2 [サイ、スイ/]
◆「𢃒縩・𢃒䌨・綷縩・綷䌨サイサイ・スイサイ」、五色(「さまざまな色」の意)に彩(いろど)られた(彩り豊かな)絹織物
𢃓巾3+8=総画数11 U+220D3 [ショウ/] 𢃪
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、同「𢃭」「㡓」
𢃔巾3+8=総画数11 U+220D4 [セン/]
◆車の窓などに垂らす帷(とばり、目隠し用の幕)、同「裧」
𢃖巾3+8=総画数11 U+220D6 [チュウ、ジュウ、トウ、ドウ/] 幬帱𢄛𢅂𢅱
◆帳(とばり)、目隠しや仕切りなどのために垂らす布、カーテンcurtain、同「帳」
◆覆う、覆い隠す
𢃗巾3+8=総画数11 U+220D7 [カン、ゴン/] 𢄜
◆耳を覆(おお)い塞(ふさ)ぐ布、同「䘶」「【玉篇:卷二十八:巾部第四百三十二:𢃗】乎坎切壅耳也或作䘶」「【集韻:卷六:上聲下:感第四十八:𢄜𧜄】巾擁耳也」
𢃙巾3+8=総画数11 U+220D9 [カン/かんむり] 冠𠜍𠖌𠙙
◆髪を整えその上に被(かぶ)る、髪が解(ほつ)れないように被る
◆頭に被るものの総称、帽子状のものや細長い布を巻いて髪をまとめる頭巾ズキンなどを含む
◆ものの頂や先頭を覆う
◆ものの先頭にあるさま
𢃚巾3+8=総画数11 U+220DA [コン/]
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、同「褌」「𢃭」「𢃓」
𢃛巾3+8=総画数11 U+220DB [キ/] 帺褀𧚈
◆(婦人が)頭に巻く幅広で長めの布、同「巾」「幗」「【太平御覽:巻第五百四十八:禮儀部二十七:幗髽】廣雅曰幗謂之帺」
◆未詳「【廣韻:去聲:志第七:忌:帺】繫也」
𢃜巾3+8=総画数11 U+220DC [チョク、ジキ/]
◆布などの縁(へり)、同「犆」「【集韻:巻十:入聲下:職第二十四:𢃜】縁也禮羔幦虎犆」
𢃝巾3+8=総画数11 U+220DD [未詳/]
◆未詳
𢃟巾3+8=総画数11 U+220DF [未詳/]
◆未詳
𢃣巾3+8=総画数11 U+220E3 [チョウ/] 㡇𧚊
◆首周りの部分の襟(えり)、同「領」「【說文解字:巾部:㡇】領耑也」
𢃧巾3+8=総画数11 U+220E7 [ショウ/] 𢃭幒
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、同「褌」「𧛤」「㡓」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:𧛤】且勇切褌也或作𢃭」
𢃩巾3+8=総画数11 U+220E9 [コン、ケン/]
◆捲(まく)り上げる、巻き丸める、同「捲」「【白虎通德論:卷第十:紼冕】…所以有冠者𢃩也所以𢃩持其髮也…」
𢃪巾3+8=総画数11 U+220EA [ショウ/] 𢃓
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、同「𢃭」「㡓」
𢃶巾3+8=総画数11 U+220F6 [トク、ドク/]
◆長い柄の先に鳥などの羽を飾り付けた大きな幟(のぼり)、羽葆幢ウホウトウ、同「纛」
𢑞彑部
𩇪非部
巾3+9=総画数12 U+384F [トウ/]
◆布を裂いた割符、同「繻」
◆袖の短い上半身に着る下着(上着の下に着る衣服)、同「褕」
巾3+9=総画数12 U+3851 [ショウ/]
◆纏(まと)めた髪を包む(覆う)ための布、頭巾ズキン、同「幧頭ショウトウ」「絡頭ラクトウ」「帞頭バクトウ」、同「帞」「幧」「幓」「𢂺」
巾3+9=総画数12 U+3852 [チュン、ジュン/]
◆米などの穀物を載(の)せ盛る、またそこに敷く布「【廣雅:卷八:釋器】㡒(丈旬豬旬)褽(畏)𤲑(陟呂)也」
巾3+9=総画数12 U+3853 [コン/] 𢃚
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、同「褌」「𢃭」「𢃓」
巾3+9=総画数12 U+3854 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷二十八:巾部第四百三十二:㡔】亡遇切又莫乎切䰍布也覆車衡衣也」「【廣韻:去聲:遇第十:務:㡔】髮巾」「【廣韻:入聲:屋第一:木:㡔】轅上絲也」「【說文解字注:巾部:㡔】䰍布也(䰍者桼也廣韵集韵十遇作髮巾)一曰車衡上衣(衡上各本誤倒今依小徐及廣韵玉篇集韵類篇訂廣韵曰㡔轅上絲)…」
巾3+9=総画数12 U+3856 [チョウ、ジュウ/]
◆上を覆う幕、天幕テンマク、同「幪」「幪」
巾3+9=総画数12 U+385B [コウ、ボウ、モウ/] 㡃㡆𢂩𢂾
◆生糸(きいと)を練(ね)る職人、練糸レンシ(ねりいと、生糸を草木などの灰を溶かしたアルカリ性の灰汁あくで煮て柔らかく白くすること)職人「【周禮:卷第十一:冬官考工記第六】㡛氏湅絲以涚水漚其絲七日去地尺暴之(故書涗作湄鄭司農云湄水温水也玄謂涗水以灰所泲水也…)」
◆もの覆(おお)う布、同「幪」
巾3+9=総画数12 U+5E3D [ボウ、モウ/]
◆頭巾ズキン、頭に被(かぶ)るものの総称
◆物の頭に被せるもの、キャップcap
筆順
巾3+9=総画数12 U+5E3E [ト、ツ/]
◆柩(ひつぎ)を覆(おお)う赤い布、同「褚」
◆立てて目印にする幟(のぼり)、同「旛」
帿巾3+9=総画数12 U+5E3F [コウ、グ/]
◆弓で矢を射るときの的(まと)、同「侯」
巾3+9=総画数12 U+5E40 [テイ、チョウ/] 帧㡧㡠𢅃
◆書画の皺(しわ)や弛(たる)みをぴんと伸ばす
◆書画を裏打ち(うらうち、裏面に布・紙などを貼り付け皺や弛みを防ぐこと)する、また裏打ちした書画、画幅ガフク、同「𢂰」
◆表装(裏打ち)した書画を数える語
筆順
巾3+9=総画数12 U+5E41 [シュ、ス/]
◆頭巾ズキン
巾3+9=総画数12 U+5E42 [ベキ、ミャク/]
◆覆(おお)う、覆い被(かぶ)せる、同「冖」「羃」
◆ものを覆う(覆い隠す)ための布、同「羃」
◆「幂人ベキジン」「女幂ジョベキ」、周代(前11世紀~前256年)の官職名、幂(祭器を覆う布)を扱う役を担うという「【周禮:卷第一:天官冢宰】幂人掌共巾幂(共巾可以覆物)祭祀以疏布巾幂八尊(以疏布者天地之神尚質)以畫布巾幂六彝(宗廟可以文畫者畫其雲氣與)…」
◆同じ数を繰返し掛ける、anで表され、aは定数、nは指数
巾3+9=総画数12 U+5E43 [イ/]
◆帷(とばり)、目隠しや仕切りなどのために周りを囲うように垂らす布、上部を覆う布は「幕」「【說文解字:巾部:幕】帷在上曰幕」
◆香袋(こうぶくろ)、香コウを入れる携帯できる程度の小さな袋
筆順
巾3+9=総画数12 U+5E44 [アク/] 𢄰
◆雨風を防ぐだめに上部と四周を覆い家屋(設営・解体が容易な仮設の家屋)のような形に作る布、テントtent
◆引幕、左右に開閉する帷(とばり)
筆順
巾3+9=総画数12 U+5E45 [フク/はば]
◆布の横方向の長さ、同「䋹」「畐」、古代中国では1幅=2尺2寸(時代や国によって異なるが、秦代・漢代で1尺=23.1cm、日本でも時代によって異なるが、計量法施行法に従えば1尺=30.3cm)「【漢書:志:食貨志下】…布帛廣二尺二寸為幅長四丈為匹…」
◆面の横方向(短い方)の長さ
◆縁(へり、ふち)
◆書画の数の単位
◆行縢コウトウ、脚絆キャハン、小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)に巻く布、同「偪」
筆順
巾3+9=総画数12 U+5E46 [イ/]
◆直領チョクリョウ、首元から下の襟(えり)が体の前で重なり合わない衣服「【廣雅:卷七:釋器】…直袊(領)謂之幆(於例)」 {服飾(衣服)}
巾3+9=総画数12 U+5E47 [ホウ/] 幫幚帮
◆両脇(また周り)から支え助ける、手助けする、「幇助ホウジョ」
◆鞋カイ・アイ(短靴)の側面の部分、或いは靴底以外の足を包む部分、同「鞤」「䩷」「縍」
筆順
巾3+9=総画数12 U+5E48 [ヘイ、ビョウ/]
◆帷(とばり)、目隠しや仕切りなどのために垂らす布「【上清太玄集:卷六:五言全篇】…迎君對圈幈…」「【字彙補:寅集拾遺:巾部:幈】與屏同幈幛也…」
巾3+9=総画数12 U+5E49 [/たづな]
◆[日]「娼妓畫幉ショウギガチョウ(けいせいえほん)」、奥村政信による絵本の題名
◆[日]たづな、歌舞伎の外題ゲダイ(題名)に用いる字(「【漢字源:巾部:幉】たずな、歌舞伎の外題に用いる」とあり)
𢃫巾3+9=総画数12 U+220EB [コウ、キョウ/] 㡊𢂿
◆士シ(下級の役人、「士」参照)が被(かぶ)る正装用の冠、同「帢」参照、同「幍」「𧚧」
𢃭巾3+9=総画数12 U+220ED [ショウ/] 幒𢃧
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、同「褌」「𧛤」「㡓」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:𧛤】且勇切褌也或作𢃭」
𢃮巾3+9=総画数12 U+220EE [ベン、メン/]
◆幕マク、上から覆(おお)う布
𢃰巾3+9=総画数12 U+220F0 [シ、ゼ/]
◆布(ぬの)、長方形の布
𢃵巾3+9=総画数12 U+220F5 [イン/] 尹𢁨𢂫𢃂𢃹𢃁
◆治(おさ)める、正(ただ)す、秩序チツジョある状態にする
◆行政区の長官、「府尹フイン(州の下に置かれた府の長官)」
𢃷巾3+9=総画数12 U+220F7 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:巾部第二十四:𢃷】音牟」「【字彙補:寅集:巾部:𢃷】談薈古牟字」
𢃸巾3+9=総画数12 U+220F8 [スウ、シュ/]
◆皺(しぼ、しわ)のある織物、またその布を使った衣服、同「縐」「𧛸」「【字彙補:寅集:巾部:𢃸】側救切音縐衣不伸也」
𢃹巾3+9=総画数12 U+220F9 [イン/] 尹𢁨𢂫𢃵𢃂𢃁
◆治(おさ)める、正(ただ)す、秩序チツジョある状態にする
◆行政区の長官、「府尹フイン(州の下に置かれた府の長官)」
𢃻巾3+9=総画数12 U+220FB [未詳/]
◆未詳
𢃿巾3+9=総画数12 U+220FF [未詳/]
◆未詳
𢄀巾3+9=総画数12 U+22100 [ソウ/なつめ] 棗枣𡗭栆𠂲𠐇𣕿
◆ナツメ(棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、またその実 {ナツメ}
◆「酸𢄀サンソウ」、サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木 {サネブトナツメ}
◆[日]なつめ、抹茶マッチャを入れる容器、容器の形がナツメ(棗)の実に似ていることから
𢄁巾3+9=総画数12 U+22101 [ギョウ、ゴウ/]
◆鍾ショウや磬ケイなどの打楽器を吊るすための横木(筍)の上の横板、吊るした楽器の位置が演奏中にずれないように凹みや突起がついていたという、同「業」「㸣」
𢄆巾3+9=総画数12 U+22106 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:寅集:巾部:𢄆】與策同漢夏承碑𢄆薰著于王室薰與勛同」
𢄉巾3+9=総画数12 U+22109 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:巾部:𢄉】同"豚"」
𢑢彑部
巾3+10=総画数13 U+3858 [レン/] 𢅏
◆戸や窓の垂らす目隠し用の布製の幕、竹製は「簾」
巾3+10=総画数13 U+3859 [ヒ、ビ/]
◆車の窓などに垂らす帷(とばり、目隠し用の幕)
巾3+10=総画数13 U+385A [コウ、ク/]
◆肩から袖口までほぼ真っ直ぐで袖がない単(ひとえ)の衣服、同「褠」
巾3+10=総画数13 U+5E4A [コウ、ク/]
◆未詳「【字彙:寅集:巾部:幊】古紅切音工衣巾」
巾3+10=総画数13 U+5E4B [ハン、バン/]
◆衣服の上から羽織る大きな布
◆頭巾ズキン、髪を包む布
巾3+10=総画数13 U+5E4C [コウ、オウ/ほろ]
◆もの(窓や髪など)を覆(おお)う布
◆酒屋などの目印として掲げる幟(のほり)、「幌子コウシ・ホォンズ」、同「帘」「𣄐」
◆看板、見せ掛け、外見ガイケン
◆[日]母衣(ほろ)、矢などを防ぐために背負う布また袋、同「縨」
筆順
巾3+10=総画数13 U+5E4D [トウ、ドウ/]
◆糸や紐(ひも)を編んだ紐、組紐(くみひも)、同「絛」「縚」
◆士シ(下級の役人、「士」参照)が被(かぶ)る正装用の冠、同「帢」参照、同「㡊」「【類篇:巾部:幍】他刀切巾袟也」「【字彙:寅集:巾部:幍】他刀切叨巾帽士服」
巾3+10=総画数13 U+5E4E [ベキ、ミャク/]
◆目隠(めかく)しなどのために周(まわ)りを覆(おお)う帷(とばり、帳)
◆覆う、覆い布
◆死者の顔を覆う布、四角い布の四角(よすみ)に紐をつけ、布で顔を覆い頭の後ろで結ぶという「【禮記注疏(禮記正義):卷十二:士喪禮】幎目用緇方尺二寸䞓里著組繫(《疏》…組繫爲可結也者以四角有繫於後結之故有組繫也)」
筆順
巾3+10=総画数13 U+5E4F [カ、ケ/]
◆古代中国南方の少数民族の税(「賨ソウ」という)の一つで、税として納める布、「賨幏ソウカ」「【說文解字注:巾部:幏】南郡蠻夷賨布…」
巾3+10=総画数13 U+5E50 [トウ、ドウ/]
◆口を閉じることができる袋、特に携帯できるようにした香袋(こうぶくろ)
巾3+10=総画数13 U+5E55 [バク、マク/]
◆上から覆い被(かぶ)せるように張る布、周りを囲うように垂らす布は「帷」「幃」「【說文解字:巾部:幕】帷在上曰幕覆食案亦曰幕」
◆舞台などの左右に開閉する垂れ幕
◆外から中が見えないように仕切る
◆戦地で雨風を防ぐだめに上部と四周を覆い家屋(設営・解体が容易な仮設の家屋)のような形に作る布、テントtent
◆戦地で軍将が構えるところ、幕を張り雨露を防いだことから
◆軍事に関する政務を執(と)り行う役所、またその長の陣営、「幕府」
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+10=総画数13 U+5E59 [バク、マク/]
◆上から覆い被(かぶ)せるように張る布、周りを囲うように垂らす布は「帷」「幃」「【說文解字:巾部:幕】帷在上曰幕覆食案亦曰幕」
◆舞台などの左右に開閉する垂れ幕
◆外から中が見えないように仕切る
◆戦地で雨風を防ぐだめに上部と四周を覆い家屋(設営・解体が容易な仮設の家屋)のような形に作る布、テントtent
◆戦地で軍将が構えるところ、幕を張り雨露を防いだことから
◆軍事に関する政務を執(と)り行う役所、またその長の陣営、「幕府」
𢄋巾3+10=総画数13 U+2210B [エイ、ヨウ/] 𦭬𠡋
◆ぐるぐると巻き付ける、同「縈」
◆(巻き付けて)覆(おお)う
𢄍巾3+10=総画数13 U+2210D [未詳/]
◆未詳「【字彙:寅集:巾部:𢄍】胡閤切音合吹火𢄍○又於蓋切音隘義同」「【正字通:寅集中:巾部:𢄍】俗𢂷字舊註音合吹火𢄍又音隘義同𠀤非」
𢄎巾3+10=総画数13 U+2210E [ホウ、ボウ/]
◆書き留めるための帳面、ノートnote
𢄏巾3+10=総画数13 U+2210F [ボク、モク/]
◆「𢄏俟ボクキ」、姓、同「万俟」、「万俟卨ボクキセツ(宋代の人、1083年~1157年)」
𢄐巾3+10=総画数13 U+22110 [ボウ、ム/]
◆衣服の上から羽織る大きな布
◆上を覆う幕、天幕テンマク、同「幪」
𢄒巾3+10=総画数13 U+22112 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷二十八:巾部第四百三十二:𢄒】音扇」「【字彙補:寅集:巾部:𢄒】世面切音扇義同」
𢄓巾3+10=総画数13 U+22113 [オ、ウ/]
◆頭巾ズキン、頭を(巻き)包むための細長い布「【廣韻:上聲:姥第十:隖:𢄓】頭巾」
𢄔巾3+10=総画数13 U+22114 [タイ/]
◆「𢄔方タイホウ」◇山名、未詳◇古郡名、幽州ユウシュウ(古代中国の九州(九つの行政区)の一つ)に属していたというが未詳
漢字林(非部首部別)
𢄕巾3+10=総画数13 U+22115 [キン、ゴン/とり] 禽𠎘
◆羽(翼)を持つ二足の動物、鳥類、四足は「獣」
◆鳥獣や人を捕(と)らえる、また捕らえた鳥獣や人、虜(とりこ)、同「擒」
𢄖巾3+10=総画数13 U+22116 [イ/こと・なる] 異𠔱
◆こと・なる、(あれとは、これとは)別の、違った、同じでない
◆普通(平常、一般)とは違っている、怪しい
◆別々にする、分ける
𢄗巾3+10=総画数13 U+22117 [ケイ、キョウ/]
◆裏地(うらじ)のない単(ひとえ)の着物、同「絅」
𢄘巾3+10=総画数13 U+22118 [チク、ジク/]
◆(獲物を)追う、追い掛ける、次第次第に追い詰める
◆追い払う
◆一つずつ順を追って、「逐次チクジ」
𢄚巾3+10=総画数13 U+2211A [未詳/] 𦥱
◆未詳「【康熙字典:寅集備考:巾部:𦥱】《海篇》音義狸子也」
𢄜巾3+10=総画数13 U+2211C [カン、ゴン/] 𢃗
◆耳を覆(おお)い塞(ふさ)ぐ布、同「䘶」「【玉篇:卷二十八:巾部第四百三十二:𢃗】乎坎切壅耳也或作䘶」「【集韻:卷六:上聲下:感第四十八:𢄜𧜄】巾擁耳也」
𢄞巾3+10=総画数13 U+2211E [ヘイ、ベ/]
◆神前シンゼンに供(そな)える白い絹布、同「幣」
𣮳毛部
巾3+11=総画数14 U+385C [セツ、セチ/]
◆絹布の端切れ(はぎれ)、裁断した後に残る布、同「裂」
◆絹布を裂(さ)く、絹布が裂ける、同「㠲」
巾3+11=総画数14 U+385E [ロウ、ル、ルイ/]
◆「㡞篼ロウトウ」、馬の飼葉(かいば、飼料)を入れる袋、一説に馬に与える水を入れる袋、同「㡋」「【輶軒使者絕代語釋別國方言:五】飤馬橐自闗而西謂之裺囊(裺音䳺)或謂之裺篼或謂之㡞篼(㡞音樓)燕齊之閒謂之帪」「【方言:第五】飲馬橐自關而西謂之裺囊(音䨄)或謂之裺{⿱竹兠}或謂之㡞{⿱竹兠}(音樓)燕齊之間謂之帪」
巾3+11=総画数14 U+385F [ソウ、ゾウ/]
◆小児を寝かせたり包(くる)んだりするのに用いる布、同「褿」
巾3+11=総画数14 U+5E51 [キ/]
◆目印(めじるし)のために立てる幟(のぼり)、同「㫎」
◆印(しるし)、目印(めじるし)、同「徽」
巾3+11=総画数14 U+5E52 [ショウ/] 𢃭𢃧
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、同「褌」「𧛤」「㡓」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:𧛤】且勇切褌也或作𢃭」
巾3+11=総画数14 U+5E53 [サン、セン、ショウ/]
◆旗の縁(ふち)に付けた房状の飾り、同「縿」「旒」
◆衣裳や車に垂らすよう付けた羽飾り
◆纏(まと)めた髪を包む(覆う)ための布、頭巾ズキン、同「絡頭ラクトウ」、同「帞」「幧」「𢂺」「㡑」
巾3+11=総画数14 U+5E54 [バン、マン/]
◆横に連なるように張られた帷(とばり、目隠しや仕切りなどのために垂らす布)
筆順
巾3+11=総画数14 U+5E56 [ヒョウ/] 𢅽
◆目印に掲げる幟(のぼり)
◆目印、標識ヒョウシキ
筆順
巾3+11=総画数14 U+5E57 [カク、キャク/]
◆婦人の頭巾ズキン(頭を包む幅広で長めの布)、美しく結(ゆ)わえたり垂らしたりして飾りとした、同「簂」
筆順
巾3+11=総画数14 U+5E58 [サク、シャク/] 帻𢅙
◆整えた髪を包む頭巾ズキン
筆順
巾3+11=総画数14 U+5E5B [ショウ/]
◆慶弔ケイチョウの言葉を記した布帛フハク(白い布)、礼物レイモツ・レイブツとしてこれを贈る、「幛子ショウシ」
◆帷(とばり)、目隠しや仕切りなどのために垂らす布「【通典:卷一百二十二:禮八十二:同牢】將夕尚寢設皇帝御幄…席重茵施屏幛…」
𠚙凵部
𢄌巾3+11=総画数14 U+2210C [サイ、セ/]
◆「𢅭𢄌ライサイ」、衣服が綻(ほころ)びるさま、同「襰𧜁」「𦇛䌈ラツトウ」
𢄛巾3+11=総画数14 U+2211B [チュウ、ジュウ、トウ、ドウ/] 幬帱𢃖𢅂𢅱
◆帳(とばり)、目隠しや仕切りなどのために垂らす布、カーテンcurtain、同「帳」
◆覆う、覆い隠す
𢄠巾3+11=総画数14 U+22120 [ク、グ/] 𢂁
◆靴などの履物の先(指先の部分)の飾り紐、鼻緒はなお、同「絇」
◆布を裂き縒(よ)った紐(ひも)、同「絇」
𢄥巾3+11=総画数14 U+22125 [イ/] 肄𦘞𦘗𥏚𢑩𨽽
◆習(なら)う、学ぶ
◆精一杯務(つと)める、骨を折る、苦労する
◆蘖(ひこばえ)、刈り取った草や切り株から生え出た小さな葉や枝
𢄦巾3+11=総画数14 U+22126 [チョウ/]
◆髪を(巻き)包むための細長い布、頭巾ズキン、同「𢁕」、同「袹頭バクトウ」「幞頭ボクトウ」「【玉篇:卷二十八:巾部第四百三十二:𢄦】都了切絹𢄦也」「【資治通鑑:卷六十六:漢紀五十八:孝獻皇帝辛】…朝𢌜遣南陽張津為交州刺史…常著絳帕頭(…帕莫白翻項安世家說頭巾一名𢄦音隖一名帕陸游曰袹頭者巾幘之類猶今言幞頭…)」
注解:【廣韻】【集韻】等には未載、「𢄓」の譌字(誤字)か?
𢄫巾3+11=総画数14 U+2212B [リョウ、リュウ、ロウ/たつ] 龍㡣𢅛𥫈𥫆𥪢竜𥪖𥪐𥪑𦱉𦱸𠊋𠉒𢀀龙
◆角(つの)と鬚(ひげ)を持ち体は細長く鱗(うろこ)があり、春分に天に昇り秋分に淵(ふち)に潜むという想像上の動物
◆天子・君主・皇帝を指す語、「龍飛リュウヒ(天子の即位)」「龍体リュウタイ(天子のお体)」
◆ひときわ優れたものを指す語
◆十二章紋の一つ {服飾(十二章紋)}
◆背が高く(八尺以上の)大きな馬、駿馬シュンメ
𢄬巾3+11=総画数14 U+2212C [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:巾部第二十四:𢄬】古文紀力反同𣗥」
𢄭巾3+11=総画数14 U+2212D [シュウ、ジュウ/] 褶𧚻
◆衣類の襞(ひだ、角張った山状や緩やかな波状の折り皺)
◆表地と裏地を重ねた袷(あわせ)
◆外衣ガイイ、襲(かさね)、衣服の上に羽織る(重ねて着る)衣服、同「襲」「【急就篇】襜褕袷複褶袴褌(…褶謂重衣之最在上者也其形若袍短身而廣袖一曰左衽之袍也…)」
𢄮巾3+11=総画数14 U+2212E [ヨ/] 豫𠄛𠄝
◆大きなゾウ(象、ゾウ科の哺乳類)
◆ゆったりしたさま、のびのびとしたさま、安楽なさま、同「舒」「紓」
◆預(あず)かる、関(かか)わる、関与カンヨする、同「与」「預」
◆予(あらかじ)め、前もって、同「予」「預」
◆河南省の別称 {河南省}
𢄰巾3+11=総画数14 U+22130 [アク/]
◆雨風を防ぐだめに上部と四周を覆い家屋(設営・解体が容易な仮設の家屋)のような形に作る布、テントtent
◆引幕、左右に開閉する帷(とばり)
巾3+12=総画数15 U+3860 [テイ、チョウ/] 幀帧㡧𢅃
◆書画の皺(しわ)や弛(たる)みをぴんと伸ばす
◆書画を裏打ち(うらうち、裏面に布・紙などを貼り付け皺や弛みを防ぐこと)する、また裏打ちした書画、画幅ガフク、同「𢂰」
◆表装(裏打ち)した書画を数える語
巾3+12=総画数15 U+3861 [チュウ、ズ、ジュウ/] 幮𢅥
◆寝台などの四隅に支柱を立て箱形に組んで、その四周に垂らす帳(とばり、布・幕など)、同「裯」
巾3+12=総画数15 U+5E5A [ホウ/] 幫幇帮
◆両脇(また周り)から支え助ける、手助けする、「幚助ホウジョ」
◆鞋カイ・アイ(短靴)の側面の部分、或いは靴底以外の足を包む部分、同「鞤」「䩷」「縍」
巾3+12=総画数15 U+5E5C [ケイ、キョウ/]
◆衣服の上に羽織(はお)る絹布、またそれを羽織る
巾3+12=総画数15 U+5E5D [セン/]
◆車の窓に垂らした目隠し
◆擦り切れ破れるさま
巾3+12=総画数15 U+5E5E [ホク、ボク/]
◆布幅が二幅フク(秦代・漢代では1幅=約50cm)或いは三幅の布、同「帊」
◆「幞頭ボクトウ」、頭を覆う布、一枚物の布で頭を包むものや帽子状に作ったものなどがある、頭巾ズキン、時代によって或いは貴賎によって違いがあるようである、同「襆頭」「帊幞ハホク」
筆順
巾3+12=総画数15 U+5E5F [シ/のぼり] 帜𢂴旘𣄞
◆目印のために立てる旗、日本では縦長の旗を指すことが多い
筆順
巾3+12=総画数15 U+5E60 [コ、ク/] 𢅿
◆覆(おお)う「【禮記注疏(禮記正義):卷四十四:喪大記】始死遷尸于牀幠用斂衾去死衣…(《注》…幠用斂衾去死衣病時所加新布及復衣也…《疏》…幠用斂衾者幠覆也斂衾者將擬大斂之時衾被也既遷尸在牀而用斂衾覆之也…)」
◆大きいさま、広大なさま
◆未詳「【禮記注疏(禮記正義):卷五十八:投壺】魯令弟子辭曰毋幠毋敖毋偝立毋逾踰言…」
巾3+12=総画数15 U+5E61 [ハン、ホン/はた]
◆長い棒の先に吊(つ)るすように掲げる細長い旗(はた)、幟(のぼり)、同「旛」
◆(幟が)翻(ひるがえ)る、ひらひらと靡(なび)く、同「旛」
◆「幢幡・𣄢旛・𣄢旛トウハン」、仏堂ブツドウに立てる円筒形の飾り、或いは細長い幟
筆順
巾3+12=総画数15 U+5E62 [トウ、ドウ/]
◆傘蓋サンガイ(傘、日傘)や幟(のぼり)などを支える長い棒
◆長い柄の先に取り付け垂らした円筒形の(或いは細長い)幟(のぼり)、軍隊の旗印や儀仗用の幟などに使われる、同「𣄢」
◆「経幢キョトウ」、仏号ブツゴウ(仏の名前)や経文などを記した布製の円筒形の飾り
◆「石幢セキトウ」、仏号や経文などを彫り込んだ石柱
◆「幢幡・𣄢旛トウハン」、仏堂ブツドウに立てる円筒形の飾り、或いは細長い幟
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+12=総画数15 U+5E63 [ヘイ、ベ/ぬさ、しで]
◆神前シンゼンに供(そな)える白い絹布、同「𧝬」「𢄞」
◆君主や賓客ヒンキャクへの礼物レイブツ・レイモツ(お礼の品物)
◆財物ザイブツ・ザイモツ、大切な(価値のある)金銭や品物
◆銭ぜに、「貨幣カヘイ」、古く絹布は高価で通貨と同じ役を果たしていたことから、同「𧸁」
◆同簡「币」
◆[日]ぬさ、紙垂(かみしで、紙などで作った垂)を棒に結(ゆ)わえた祭祀用の用具、「御幣ゴヘイ」
漢字林(非部首部別)
筆順
巾3+12=総画数15 U+5E64 [ヘイ、ベ/ぬさ、しで]
◆神前シンゼンに供(そな)える白い絹布、同「𧝬」「𢄞」
◆君主や賓客ヒンキャクへの礼物レイブツ・レイモツ(お礼の品物)
◆財物ザイブツ・ザイモツ、大切な(価値のある)金銭や品物
◆銭ぜに、「貨幣カヘイ」、古く絹布は高価で通貨と同じ役を果たしていたことから、同「𧸁」
◆[日]ぬさ、紙垂(かみしで、紙などで作った垂)を棒に結(ゆ)わえた祭祀用の用具、「御幣ゴヘイ」
筆順
巾3+12=総画数15 U+5E65 [ショウ/]
◆未詳
巾3+12=総画数15 U+5E69 [フン、ブン/]
◆馬銜(はみ)の両端に付けて羽ばたかせる細長い飾り布、「扇汗」という
𢄴巾3+12=総画数15 U+22134 [ダ、ナ/] 㡅𣆚𠕝𣍓𠕰
◆書籍や文書の保管庫、同「宬」
𢄶巾3+12=総画数15 U+22136 [カク/]
◆布(絹布)が裂(さ)ける音
𢄹巾3+12=総画数15 U+22139 [キョウ/]
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳の紐また帶、同「繑」
𢄻巾3+12=総画数15 U+2213B [サン/] 繖𦇕
◆雨や日差しを避けるための傘、綾絹(あやぎぬ)を張った傘、同「傘」
𢄼巾3+12=総画数15 U+2213C [シュ、ス/] 𩒧
◆髪を束ねる細長い布、「頭𢄼トウシュ」「【家禮(朱子家禮):卷一:司馬氏居家雜儀】凡子事…櫛(阻瑟切梳頭也)緫(所以束髮今之頭𢄼)…」「【國朝喪禮補編:圖說:頭𢄼(內喪所用)】[頭𢄼図]頭𢄼(一名首冠或首帊)表用冒緞裏紫土紬糊紙爲之長尺三寸(用布帛尺)廣七寸前屈三寸後垂一尺摺其屈處左右兩隅斜疊向裏各寸五分縫兩端虛其中別用冒緞帶廣一分繞自前面斜接于後合縫兩端」
𢄽巾3+12=総画数15 U+2213D [ジ、ニ/]
◆飾り
𢄾巾3+12=総画数15 U+2213E [メイ、ミョウ/ちか・う、ちか・い] 盟𥂗𥁰𧖽𧖸
◆はっきりと誓う、堅く約束する、古く犠牲ギセイ(いけにえ)の血を皿に注いで互いにそれを啜(すす)ることで約束を違えないことの証(あかし)とした
𢄿巾3+12=総画数15 U+2213F [タク/] 橐槖𢅍
◆筒(つつ)状で両端共に開いている袋、中に物を入れて両端を縛(しば)る袋、同「㯻」、開け口が一つの袋を「囊ノウ(ふくろ)」
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置
◆「橐駝タクダ」、ラクダ(駱駝)、ラクダ科の哺乳類
𢅂巾3+12=総画数15 U+22142 [チュウ、ジュウ、トウ、ドウ/] 幬帱𢃖𢄛𢅱
◆帳(とばり)、目隠しや仕切りなどのために垂らす布、カーテンcurtain、同「帳」
◆覆う、覆い隠す
𢅃巾3+12=総画数15 U+22143 [テイ、チョウ/] 幀帧㡧㡠
◆書画の皺(しわ)や弛(たる)みをぴんと伸ばす
◆書画を裏打ち(うらうち、裏面に布・紙などを貼り付け皺や弛みを防ぐこと)する、また裏打ちした書画、画幅ガフク、同「𢂰」
◆表装(裏打ち)した書画を数える語
𢅈巾3+12=総画数15 U+22148 [ニョウ/]
◆騒がしい、賑やかな、同「鬧」
𢅊巾3+12=総画数15 U+2214A [テイ、タイ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:巾部第二十四:𢅊】經音義音帝與䠠同項𢅊大名也」「【字彙補:寅集:巾部:𢅊】丁寄切音帝與䠠同須𢅊天名見釋典應法師」
𢅋巾3+12=総画数15 U+2214B [ソウ、ショウ/]
◆絹布、絹織物、同「繒」
𢅕巾3+12=総画数15 U+22155 [スイ/]
◆深い赤色「【龍龕手鑑:卷一:巾部第二十四:𢅕】雖遂反深赤色也」
巾3+13=総画数16 U+3862 [バン、マン/]
◆横に連なるように張られた帷(とばり、目隠しや仕切りなどのために垂らす布)
巾3+13=総画数16 U+3863 [リョウ、リュウ、ロウ/たつ] 龍𢄫𢅛𥫈𥫆𥪢竜𥪖𥪐𥪑𦱉𦱸𠊋𠉒𢀀龙
◆角(つの)と鬚(ひげ)を持ち体は細長く鱗(うろこ)があり、春分に天に昇り秋分に淵(ふち)に潜むという想像上の動物
◆天子・君主・皇帝を指す語、「龍飛リュウヒ(天子の即位)」「龍体リュウタイ(天子のお体)」
◆ひときわ優れたものを指す語
◆十二章紋の一つ {服飾(十二章紋)}
◆背が高く(八尺以上の)大きな馬、駿馬シュンメ
彑部
巾3+13=総画数16 U+5E66 [ベキ、ミャク/]
◆車の覆(おお)い、同「𧜀」
◆軾ショク(車の前部の手摺)などに掛ける覆い
巾3+13=総画数16 U+5E67 [ショウ/]
◆纏(まと)めた髪を包む(覆う)ための布、頭巾ズキン、「幧頭ショウトウ」、同「絡頭ラクトウ」、同「帞」「幓」「㡑」「𢂺」「【方言:第四】絡頭帞頭也(音貊)紗繢䰎帶(羌位反)䰂帶(音菜)𢂺(音綪亦千)㡋(於怯反)幧頭也自關以西秦晉之郊曰絡頭南楚江湘之間曰帞頭自河以北趙魏之間曰幧頭或謂之𢂺或謂之㡋其遍者謂之䰎帶(今之偏曡幧頭也)或謂之䰂帶(䰂亦結也)覆結謂之幘巾或謂承露或謂之覆䰂(結籠是也)皆趙魏之間通語也」
巾3+13=総画数16 U+5E68 [セン/] 𢅐
◆車の周りに垂らす帷(とばり、目隠し用の幕)、同「襜」
巾3+13=総画数16 U+5E6A [ボウ、ム/]
◆上を覆う幕、天幕テンマク、同「𢄐」
◆「帲幪ヘイモウ」、全体を覆う幕、周りに張る幕(「帲」)と上を覆う幕(「幪」)
◆「幪幪ボウボウ」、草木が盛んに茂って辺りを覆うさま
巾3+13=総画数16 U+5E6F [セツ、セチ/]
◆拭(ぬぐ)う、拭(ふ)く、同「擳」
𢅍巾3+13=総画数16 U+2214D [タク/] 橐槖𢄿
◆筒(つつ)状で両端共に開いている袋、中に物を入れて両端を縛(しば)る袋、同「㯻」、開け口が一つの袋を「囊ノウ(ふくろ)」
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置
◆「橐駝タクダ」、ラクダ(駱駝)、ラクダ科の哺乳類
𢅎巾3+13=総画数16 U+2214E [コウ、キョウ/]
◆脚絆キャハン、旅に出る時などに脛に巻く布
𢅏巾3+13=総画数16 U+2214F [レン/]
◆戸や窓の垂らす目隠し用の布製の幕、竹製は「簾」
𢅐巾3+13=総画数16 U+22150 [セン/]
◆車の周りに垂らす帷(とばり、目隠し用の幕)、同「襜」
𢅒巾3+13=総画数16 U+22152 [タン、ダン/]
◆衣服をはだけて肌(肩などの肌の一部)を露(あら)わにする、片肌脱ぐ、同「袒」
◆「𢅒㡈タンベン」、略式の喪服の一種
𢅓巾3+13=総画数16 U+22153 [ベキ、ミャク/] 簚𢅵
◆軾ショク(車の前部の手摺)などに掛ける簾(すだれ)や蓆(むしろ)の類「【禮記注疏(禮記正義):卷四:曲禮下】大夫士去國…素衣素裳素冠徹緣鞮屨素簚乘髦馬…(《注》…簚覆笭…《音義》…簚本又作幭…)」
𢅙巾3+13=総画数16 U+22159 [サク、シャク/] 幘帻
◆整えた髪を包む頭巾ズキン
𢅚巾3+13=総画数16 U+2215A [未詳/] 𧝼
◆未詳「【康熙字典:申集下:衣部:𧝼】《正字通》同𢅚○按隋書以藻爲領褾無刀旁」
𢅛巾3+13=総画数16 U+2215B [リョウ、リュウ、ロウ/たつ] 龍㡣𢄫𥫈𥫆𥪢竜𥪖𥪐𥪑𦱉𦱸𠊋𠉒𢀀龙
◆角(つの)と鬚(ひげ)を持ち体は細長く鱗(うろこ)があり、春分に天に昇り秋分に淵(ふち)に潜むという想像上の動物
◆天子・君主・皇帝を指す語、「龍飛リュウヒ(天子の即位)」「龍体リュウタイ(天子のお体)」
◆ひときわ優れたものを指す語
◆十二章紋の一つ {服飾(十二章紋)}
◆背が高く(八尺以上の)大きな馬、駿馬シュンメ
𢅜巾3+13=総画数16 U+2215C [未詳/]
◆未詳
𢅞巾3+13=総画数16 U+2215E [リョク、ロク/みどり] 緑綠绿
◆青に黄が混じった色、草木の葉の色
◆澄んだ水の深みのような濃い青色
◆黒に近い深く濃い青色
巾3+14=総画数17 U+5E6B [ホウ/] 幚幇帮
◆両脇(また周り)から支え助ける、手助けする、「幫助ホウジョ」
◆鞋カイ・アイ(短靴)の側面の部分、或いは靴底以外の足を包む部分、同「鞤」「䩷」「縍」
巾3+14=総画数17 U+5E6C [チュウ、ジュウ、トウ、ドウ/] 帱𢃖𢄛𢅂𢅱
◆帳(とばり)、目隠しや仕切りなどのために垂らす布、カーテンcurtain、同「帳」
◆覆う、覆い隠す
𢅢巾3+14=総画数17 U+22162 [ソウ、シュ/さが・す] 搜捜摉𢯱𢱻𠮍
◆さが・す、隅々まで探(さぐ)る、また探(さが)し求める、丹念に調べる
𢅥巾3+14=総画数17 U+22165 [チュウ、ズ、ジュウ/] 幮㡡
◆寝台などの四隅に支柱を立て箱形に組んで、その四周に垂らす帳(とばり、布・幕など)、同「裯」
𢅦巾3+14=総画数17 U+22166 [キ、ソウ/] 𢅨
◆帰る、元の(本来の)状態や位置に戻る、同「歸(帰)」
𢅨巾3+14=総画数17 U+22168 [キ、ソウ/] 𢅦
◆帰る、元の(本来の)状態や位置に戻る、同「歸(帰)」
巾3+15=総画数18 U+5E6D [ベツ、メチ/]
◆頭を包んだり頭に巻いたりする布、或いは頭巾、同「帊幞ハホク」
◆物を覆う布
◆軾ショク(車の前部の手摺)などに掛ける布
巾3+15=総画数18 U+5E6E [チュウ、ズ、ジュウ/] 𢅥㡡
◆寝台などの四隅に支柱を立て箱形に組んで、その四周に垂らす帳(とばり、布・幕など)、同「裯」
𢅡巾3+15=総画数18 U+22161 [ラン/]
◆縁(へり)が纏(まつ)られていない粗末な衣服、同「襤」
◆「𢅡𢃀ランブ」、毛織(けおり)の衣類「【方言:第二】揄鋪(音敷)𢅡(音藍)𢃀帗(音拂)縷葉褕(音臾)毳也(音脆皆謂物之扞蔽也)荆揚江湖之閒曰揄鋪楚曰𢅡𢃀陳宋鄭衛之閒謂之帗縷燕之北郊朝鮮洌水之閒曰葉褕(今名短度絹爲葉褕也)」
𢅩巾3+15=総画数18 U+22169 [ヒ、ビ/]
◆馬銜(はみ)の両端に付けて羽ばたかせる細長い飾り布、同「幩」
𢅴巾3+15=総画数18 U+22174 [ボウ、ム/] 懵𢢺
◆ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「懜」
◆(ぼんやりしていて)判断や理解ができない、道理に暗い、無知なさま、同「懜」
𢅷巾3+15=総画数18 U+22177 [ヘイ、ヘ/おお・う] 蔽𦽗𦿔𦿝𦷥
◆上から被(かぶ)せて全体を覆(おお)う、周りから見えないように覆(おお)って隠す
◆遮(さえぎ)る、阻(はば)む
◆全体を一つにまとめる
巾3+16=総画数19 U+5E70 [ケン、コン/]
◆車や輿(こし)の周りに垂らす帷(とばり、日除けや目隠しなどのために垂らす布、カーテンcurtain)、同「𨏥」
𢅭巾3+16=総画数19 U+2216D [ライ/]
◆「𢅭𢄌ライサイ」、衣服が綻(ほころ)びるさま、同「襰𧜁」「𦇛䌈ラツトウ」
𢅯巾3+16=総画数19 U+2216F [フン/]
◆穀物などを詰め過ぎて袋が破れる
𢅱巾3+16=総画数19 U+22171 [チュウ、ジュウ、トウ、ドウ/] 幬帱𢃖𢄛𢅂
◆帳(とばり)、目隠しや仕切りなどのために垂らす布、カーテンcurtain、同「帳」
◆覆う、覆い隠す
𢅵巾3+16=総画数19 U+22175 [ベキ、ミャク/] 簚𢅓
◆軾ショク(車の前部の手摺)などに掛ける簾(すだれ)や蓆(むしろ)の類「【禮記注疏(禮記正義):卷四:曲禮下】大夫士去國…素衣素裳素冠徹緣鞮屨素簚乘髦馬…(《注》…簚覆笭…《音義》…簚本又作幭…)」
𢅶巾3+16=総画数19 U+22176 [未詳/]
◆未詳
𢑷彑部
𢑺彑部
巾3+17=総画数20 U+3867 [テイ、チョウ/] 幀帧㡠𢅃
◆書画の皺(しわ)や弛(たる)みをぴんと伸ばす
◆書画を裏打ち(うらうち、裏面に布・紙などを貼り付け皺や弛みを防ぐこと)する、また裏打ちした書画、画幅ガフク、同「𢂰」
◆表装(裏打ち)した書画を数える語
巾3+17=総画数20 U+3868 [セン/]
◆拭(ぬぐ)う
◆目印、標識、目印に掲げる幟(のぼり)
巾3+17=総画数20 U+5E71 [ラン/] 襴襕襽𢆄
◆衣イ(上半身に着る衣服)と裳ショウ(腰から下に穿く衣服)が別れていない単(ひとえ)の衣服、「襴衫ランサン」
◆[日]裳や裾(すそ、丈の長い衣服の帯よりも下の部分)の先に継ぎ足した部分、足の運びを良くするため広がるように大きめに作る
𢅸巾3+17=総画数20 U+22178 [レン/]
◆蓋付きの箱、同「籢」「奩」「【集韻:卷四:平聲四:鹽第二十四:{⿱竹𣫍}籢匳匲𡙗𢅸】說文鏡{⿱竹𣫍}也({⿱竹𣫍}は「𣫢」と同字かどうか未詳)
𢅻巾3+18=総画数21 U+2217B [ソウ/]
◆布製や莚(むしろ)製の船の帆(ほ)、竹製は「䉶」
◆「栙𢅻コウソウ」、船の帆柱(ほばしら)、同「栙欆」「【廣川書跋:卷三:送窮圖】…颿繫栙䉶…」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):卷第十一:木部:栙】栙雙也從木夅聲臣鍇按字書栙雙帆上木也侯邦反」「【廣韻:上平聲:江第四:栙:栙】栙䉶帆未張…」「【集韻:卷一:平聲江第四:欆𢅻】栙欆未張帆…」
筆順
𢅽巾3+18=総画数21 U+2217D [ヒョウ/]
◆目印に掲げる幟(のぼり)
◆目印、標識ヒョウシキ
巾3+19=総画数22 U+386A [ダイ、ナイ/] 𢅼𢆃𢆆
◆通路などに塗った粘土などを磨いたり拭いたりするための布、或いは仕上げ塗りするための布「【說文解字:巾部:𢅼】𡎰地以巾𢵢之」「【康熙字典:巾部:十八:𢅼】《類篇》以巾拭墀」
𢅼巾3+19=総画数22 U+2217C [ダイ、ナイ/] 𢆃𢆆㡪
◆通路などに塗った粘土などを磨いたり拭いたりするための布、或いは仕上げ塗りするための布「【說文解字:巾部:𢅼】𡎰地以巾𢵢之」「【康熙字典:巾部:十八:𢅼】《類篇》以巾拭墀」
𢅿巾3+19=総画数22 U+2217F [コ、ク/]
◆覆(おお)う「【禮記注疏(禮記正義):卷四十四:喪大記】始死遷尸于牀幠用斂衾去死衣…(《注》…幠用斂衾去死衣病時所加新布及復衣也…《疏》…幠用斂衾者幠覆也斂衾者將擬大斂之時衾被也既遷尸在牀而用斂衾覆之也…)」
◆大きいさま、広大なさま
◆未詳「【禮記注疏(禮記正義):卷五十八:投壺】魯令弟子辭曰毋幠毋敖毋偝立毋逾踰言…」
𢆃巾3+21=総画数24 U+22183 [ダイ、ナイ/] 𢅼𢆆㡪
◆通路などに塗った粘土などを磨いたり拭いたりするための布、或いは仕上げ塗りするための布「【說文解字:巾部:𢅼】𡎰地以巾𢵢之」「【康熙字典:巾部:十八:𢅼】《類篇》以巾拭墀」
𢆄巾3+21=総画数24 U+22184 [ラン/] 襴襕襽幱
◆衣イ(上半身に着る衣服)と裳ショウ(腰から下に穿く衣服)が別れていない単(ひとえ)の衣服、「襴衫ランサン」
◆[日]裳や裾(すそ、丈の長い衣服の帯よりも下の部分)の先に継ぎ足した部分、足の運びを良くするため広がるように大きめに作る
𢆆巾3+21=総画数24 U+22186 [ダイ、ナイ/] 𢅼𢆃㡪
◆通路などに塗った粘土などを磨いたり拭いたりするための布、或いは仕上げ塗りするための布「【說文解字:巾部:𢅼】𡎰地以巾𢵢之」「【康熙字典:巾部:十八:𢅼】《類篇》以巾拭墀」
𧖂虫部
𢆇巾3+24=総画数27 U+22187 [ラク/] 駱骆𩦼
◆黒い鬣(たてがみ)の白馬
◆「𢆇駝ラクダ」、ラクダ科の哺乳類


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