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[辞典・用語][漢字林][木部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 木部] [部首索引]


木4+0=総画数4 U+6728 [ボク、モク/こ、き]
◆植物の一分類、例外もあるが一般に表皮が硬く寒暖差などによって年輪を生ずるもの、またそれを使ったもの
◆五行(水・火・木・金・土)の一つ {五行}
◆自然で飾り気がないさま、同「朴」
◆感覚がないさま、「麻木マボク(麻痺マヒする)」
◆き、きへん、部首名
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+0=総画数4 U+6729 [ヒン、ビン/] 𣎳
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎から皮を剥(は)ぐ、同「汖」
𣎳木4+0=総画数4 U+233B3 [ヒン、ビン/]
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎から皮を剥(は)ぐ、同「汖」
漢字林(非部首部別)
筆順
𣎴木4+0=総画数4 U+233B4 [トン/]
◆木を切り倒した後に残る切り株、同「枿」
木4+1=総画数5 U+672A [ビ、ミ/ひつじ、いま・だ、ま・だ]
◆十二支の八番目、方角では南南西、時刻では午後二時を中心とした二時間、動物では「羊」を当てる {十二支}
◆いま・だ、まだ~でない、まだ~しない、まだ~していない
◆ない、~ではない
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+1=総画数5 U+672B [バツ、マツ、マチ/すえ]
◆木の先(さき)の細い部分、端(はじ)、先端
◆物事の最後、終わり
◆細いさま、細(こま)かいさま、小さいさま
◆(端の方にあって或いは細かくて)取るに足りない、些細な
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+1=総画数5 U+672C [ホン/もと] 㮺楍𡴩𡴡
◆木の根(ね)
◆植物や物事の生まれ始まりの部分、ものの根源また起源、「本来ホンライ(元々、初めから)」
◆ものを支えているもの、基(もと)となるもの、拠(よ)りどころとなるもの
◆ものの中心にあるもの、中心的なもの
◆書物、「底本テイホン(翻訳や写本などの際にその基となる書物)」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+1=総画数5 U+672D [サツ、セチ/ふだ、さね]
◆薄く小さい木片、文字を書くための薄く細長い木片、同「扎」「劄」
◆信書、手紙、文書、公文書
◆[日]紙幣
◆[日]薄く小さい板状のもの
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+1=総画数5 U+672E [シュツ、ジュツ/おけら]
◆オケラ(朮)、キク科オケラ属の草、根茎は薬用として用いられ生薬名を「白朮ビャクジュツ」という {オケラ}
◆粘り気のあるアワ(粟、イネ科エノコログサ属の穀物)・コーリャン(高粱、モロコシ、イネ科モロコシ属の穀物)・イネ(稲、イネ科の草)・キビ(黍、イネ科キビ属の穀物)などの穀物の総称、同「秫」
注解:「术」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+1=総画数5 U+672F [シュツ、ジュツ、ズチ/すべ]
◆市中を通る道、行き方
◆やり方、方法・方策や手段、それを使いこなす能力
◆取るべき道、従うべき決まり
◆述べる、考えや思いを書き表す、或いは言い表す、同「述」
注解:「朮」
漢字林(非部首部別)
木4+1=総画数5 U+6730 [몰モル/]
◆[韓]未詳
𣎵木4+1=総画数5 U+233B5 [ハイ、ハツ、ハチ/]
◆草木から盛んに芽や枝葉が伸び出るさま
漢字林(非部首部別)
𣎶木4+1=総画数5 U+233B6 [ケツ、ゲチ/]
◆突出している、抜きん出ている、群を抜いて秀(ひい)でている、またそのような人、同「杰」「傑」
漢字林(非部首部別)
木4+2=総画数6 U+6731 [シュ、ス/あけ]
◆くすみのない明るく濃い(深い)赤色、「丹朱タンシュ」、同「絑」(日本で朱肉などに多く使われる色とはやや違う)
◆赤心木セキシンボク、心シン(幹の芯)が赤いマツ(松、マツ科の木)やカシワ(柏、ヒノキ科の木)などの木
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+2=総画数6 U+6732 [ジン、ニン/]
◆未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:朲】如神切屋上閒朲也」
木4+2=総画数6 U+6733 [ハツ、ハチ/]
◆土を掘り返し平らにする歯の付いていない農具、歯のあるものは「耙」「【方言・第五:𣏌(無齒爲朳)宋魏之間謂之渠挐…或謂之渠䟽」
木4+2=総画数6 U+6734 [ハク、ホク、ボク/ほう]
◆切り出されたままの手が加えられていない木、本来の姿のままで手が加えられていないさま、自然で飾り気がないさま、同繁「樸」
◆「厚朴コウボク」、モクレン科モクレン属の木 {コウボク}
◆エノキ(榎)、「朴樹ボクジュ」、アサ科エノキ属の木 {エノキ}
◆[日]ホオノキ(朴の木)、モクレン科モクレン属の木 {ホオノキ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+2=総画数6 U+6735 [タ、ダ/] 朶𣏻䒳𣎾𣎿
◆樹木の枝・葉・花・実などが垂れ下がるさま
◆垂れる、垂れ下がる、「耳朶ジダ(みみたぶ)」
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「桗」
漢字林(非部首部別)
木4+2=総画数6 U+6736 [タ、ダ/] 𣏻朵䒳𣎾𣎿
◆樹木の枝・葉・花・実などが垂れ下がるさま
◆垂れる、垂れ下がる、「耳朶ジダ(みみたぶ)」
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「桗」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+2=総画数6 U+6737 [トウ/]
◆木名、未詳
◆小枝を切り落とす「【釋文紀:卷三十六:後周二】…桑朷樹豈當盡杌」「【集韻:卷三:平聲三:蕭第三:朷】枝落也通作條」
◆木の芯シン、「枝を切り落とした幹」のことか?
◆地名用字「【山東通志:卷十八:河源:東漢後大河故瀆】…般縣樂陵朷郷…」
筆順
木4+2=総画数6 U+6738 [リョク、リキ、ロク/おうご]
◆木の目、木目(もくめ)
◆古地名,現山東省済南市商河県 {山東省}
◆[日]おうご、ものを担(にな)うための棒、天秤棒(てんびんぼう)
筆順
木4+2=総画数6 U+6739 [キュウ、グ/]
◆サンザシ(山樝子)、バラ科サンザシ属の木、漢名は「山樝サンサ」、「山樝子」はその実を指し薬用とする、同「檕梅ケイバイ」 {サンザシ}
◆穀物を盛る耳(取っ手)付きの祭器、同「簋」 {食器(簋)}
木4+2=総画数6 U+673A [キ/つくえ]
◆つくえ、テーブルtable、同「几」
◆木名、未詳、ニレ(楡、ニレ科の木)に似た木で、焼いたものを稲田の肥料にするという「【山海經:北山經】…單狐之山多机木(机木似楡可燒以糞稲田…)」
◆繁「機」
筆順
木4+2=総画数6 U+673B [キュウ/] 𣎹
◆高木、背の高い木
◆高い木の幹や枝が縺(もつ)れ合うように垂れるさま、同「樛」
木4+2=総画数6 U+673C [ヒ、ビ/]
◆鼎(かなえ、煮炊き用の器)から生贄を出すための大きな木製の匙(さじ)、同「枇」
木4+2=総画数6 U+673D [キュウ、ク/くち・る]
◆草木が腐(くさ)る
◆衰える、生気がなくなる
筆順
木4+2=総画数6 U+673E [トウ、ジョウ、テイ、チョウ/]
◆(ものの先で、棒状のものの先端で)撞(つ)く、突(つ)く、同「揨」「𢾊」
◆「朾螘トウギ」、赤い斑(まだら)のオオアリ大蟻の名「【爾雅注疏:釋蟲】蠪朾螘(《注》赤駮蚍蜉)」
◆「虛朾キョトウ」、古地名、春秋時代(前770年~前5世紀)の宋ソウ国(前11世紀~前286年)にあった、現山東省済寧市泗水システ県付近とも河南省周口市淮陽県付近ともいわれるが未詳「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷二十八:成公十八年】十有二月仲孫蔑會晉侯宋公衛侯邾子齊崔杼同盟于虛朾…十二月孟獻子㑹于虛朾謀救宋也…」 {春秋時代}
木4+2=総画数6 U+673F [シ/とげ]
◆草木の刺(とげ)、細く先が尖(とが)ったもの、同「𣐁」「刺」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+2=総画数6 U+6740 [サツ、セツ/そ・ぐ、ころ・す] 殺殺𣪩
◆ころ・す、人や動物の生命を奪う、同「𠮁」「煞」「𤋣」「𢼡」「𢿔」「𣪖」「𢽮」「𢽯」「𢽺」「𢽅」「𢾈」「𢽘」「𢽆」「𢼯」「𢼴」「𣪆」「𢁛」「𧤿」「𣀎」「𢿹」
◆そ・ぐ、削(けず)る、削(そ)ぎ取る、減らす、勢いを弱める、同「煞」
◆甚(はなは)だしく~、極めて~、非常に~、同「煞」
◆寒々しいさま、荒(すさ)んでいるさま
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+2=総画数6 U+6741 [/いり、えぶり]
◆[日]地名用字、「杁中(いりなか、愛知県名古屋市)」「杁ケ池(いりがいけ、愛知県愛知郡長久手町)」 {和製漢字の辞典:木部:杁}
筆順
木4+2=総画数6 U+6742 [ソウ、ゾウ、ザツ/ま・じる、ま・ざる、ま・ぜる] 雜雑襍𣠛𣜫𨿼
◆それぞれの性質は保ったままいろいろな物が寄せ集まる、また入り交る、入り交って元の性質が失われるのは「混」
◆入り交って纏(まと)まりがないさま、きちんと整っていないさま、「雑然ザツゼン」
◆本来の物事以外のさまざまなもの、「雑務ザツム」
◆「杂县ソウケン」、海鳥の名、鳳(おおとり)に似ているという、同「鶢鶋エンキョ」「【爾雅注疏:釋鳥】爰居雜縣(《注》國語海鳥爰居…《音義》爰本作鶢音𡊮居本或作鶋同李曰爰居海鳥也樊云似鳳雜字亦作𣠛)」
漢字林(非部首部別)
木4+2=総画数6 U+6743 [ケン、ゴン/] 權権
◆秤(はかり)、また秤に使う分銅フンドウ(重さの基準となる金属の塊)
◆重さを量(はか)る、状況を量りそれに応じて釣り合いを取る
◆釣り合いを左右することができる重み、また力、また立場
◆物事を左右できる力や立場を利用して支配・指揮する
◆仮の、一時的な、一時しのぎに、その場限りに、苟且コウショ
𠅅亠部
𠫡厶部
𣎹木4+2=総画数6 U+233B9 [キュウ/]
◆高木、背の高い木
◆高い木の幹や枝が縺(もつ)れ合うように垂れるさま、同「樛」
𣎻木4+2=総画数6 U+233BB [未詳/]
◆未詳
𣎼木4+2=総画数6 U+233BC [ホウ、ホ/たも・つ] 保𠈃𠊻𠌀𡥀𤔍
◆(子供などを)大切に守り育てる、「保護ホゴ」
◆傍(そば)に付き添い助け守る、「保母ホボ」、傍に付き添いながら助言・教育する、「太保タイホ(古代の官職名)」
◆(他からの侵害や関与などを防ぎ)守る、そのままの状態を維持する、「保守ホシュ」
◆(約束などを)変えずに守る、変わらないように守る、「保証ホショウ」
漢字林(非部首部別)
𣎽木4+2=総画数6 U+233BD [未詳/]
◆未詳
漢字林(非部首部別)
𣎾木4+2=総画数6 U+233BE [タ、ダ/] 朶𣏻朵䒳𣎿
◆樹木の枝・葉・花・実などが垂れ下がるさま
◆垂れる、垂れ下がる、「耳朶ジダ(みみたぶ)」
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「桗」
𣎿木4+2=総画数6 U+233BF [タ、ダ/] 朶𣏻朵䒳𣎾
◆樹木の枝・葉・花・実などが垂れ下がるさま
◆垂れる、垂れ下がる、「耳朶ジダ(みみたぶ)」
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「桗」
大部
木4+3=総画数7 U+3B42 [ショウ/]
◆木が忽然と高く聳えるさま、梢(こずえ)がすっくと高く聳えるさま
木4+3=総画数7 U+3B43 [コウ/]
◆綱(つな)、太く強い縄(なわ)
木4+3=総画数7 U+3B44 [シン/]
◆木名、未詳
木4+3=総画数7 U+3B46 [내말ネマル、내ネ/]
◆[韓]新羅シラギ(前57年~935年)の十七官等(官吏カンリの17等級)の一つという「【靑莊館全書:卷之五十五:盎葉記二:興法寺碑後】興法寺碑集唐太宗字碑後非太宗字而列書通玄上㘴廣休長老惠泰長老州官郞中旻會㭆侍郞興林㭐上㚓信希㚓金舜㭆秀英㭐凡八人而上㚓與侍郞同列則似是官名㭆㭐㚓等字不可究…」(【靑莊館全書】の「㭐」「㚓」は「【三國史記:雜志第七:職官上】新羅官號…儒理王九年置十七等…十曰大奈麻(或云奈末)自重奈麻至九重奈麻十一曰奈麻(或云奈末)…」の「奈麻(或云奈末)」によるものか?) {晋(東晋)代}
木4+3=総画数7 U+3B50 [말マル/]
◆[韓]新羅シラギ(前57年~935年)の十七官等(官吏カンリの17等級)の一つという「【靑莊館全書:卷之五十五:盎葉記二:興法寺碑後】興法寺碑集唐太宗字碑後非太宗字而列書通玄上㘴廣休長老惠泰長老州官郞中旻會㭆侍郞興林㭐上㚓信希㚓金舜㭆秀英㭐凡八人而上㚓與侍郞同列則似是官名㭆㭐㚓等字不可究…」(【靑莊館全書】の「㭐」「㚓」は「【三國史記:雜志第七:職官上】新羅官號…儒理王九年置十七等…十曰大奈麻(或云奈末)自重奈麻至九重奈麻十一曰奈麻(或云奈末)…」の「奈麻(或云奈末)」によるものか?) {晋(東晋)代}
邑部
口部
木4+3=総画数7 U+6744 [セン/]
◆「桾杄・桾櫏クンセン」、マメガキ(豆柿)、カキノキ科カキノキ属の木、別名「梬棗エイソウ」「軟棗・㮕棗ゼンソウ」「黒棗コクソウ」 {マメガキ}
◆「青杄セイセン」、ウィルソントウヒ、学名Picea wilsonii、マツ科トウヒ属の木
木4+3=総画数7 U+6745 [ウ/]
◆湯浴(ゆあ)み用の木製の盥(たらい)
◆スープや飲み物を入れる比較的浅い皿状の器、同「桙」
木4+3=総画数7 U+6746 [カン/]
◆長く真っ直ぐ(まっすぐ)な(丸い)木の棒、「旗杆・旗竿キカン」
◆「欄杆・欄干ランカン」、長い横木を渡した手摺(てすり)
◆盾(たて)、「干カン(盾)」に「木」を加えた字「【正字通:辰集中:木部:杆】…劉敞曰杆盾也劉説是杆卽干古作干俗加木泥」
◆木名、未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:杆】公旦切檀木也」「【類篇:木部:杆】居寒切僵木也又居案切柘也」
筆順
木4+3=総画数7 U+6747 [オ、ウ/] 𣏓𣑀
◆木鏝(きごて)、壁土を塗る木製の鏝(こて)、同「槾」「釫」、金属製のものは「鏝」
◆壁土を塗る、同「圬」
木4+3=総画数7 U+6748 [サ、シャ、サイ、セ/]
◆"Y"字形に枝分かれした枝、「椏杈アサ」
◆「杈枒サガ」「枒杈ガサ」、枝が交叉・交差コウサし入り組むように伸びるさま「【文選(文選注):宮殿:魯靈光殿賦】…芝栭欑羅以戢孴枝牚杈枒而斜據(…杈枒參差之貌…)」
◆先端を"⊂∈"字状のフォークfork状に作った道具、同「扠」
◆刈り取った穀物などを掬(すく)ったり持ち上げたりする農具、ピッチフォークpitchfork
◆先端を尖(とが)らせ突いて魚を獲る簎(やす)、同「扠」
木4+3=総画数7 U+6749 [サン、セン/すぎ]
◆コウヨウザン(広葉杉)、スギ科スギ属の木、同「柀」 {コウヨウザン}
◆[日]スギ(杉)、スギ科の木 {スギ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+3=総画数7 U+674A [シュン、ジュン/]
◆鋤や鍬などの柄に利用する木
木4+3=総画数7 U+674B [ハン、ボン/]
◆木名、未詳、樹皮を「水浮」或いは「水浮木」「水桴木」という「【字彙:辰集:木部:杋】符咸切音凡柴皮俗称水浮木」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:杋】扶嚴切北木皮俗呼為水桴木也」
漢字林(非部首部別)
木4+3=総画数7 U+674C [ゴツ、ゴチ/]
◆枝がない木、枝を切り払った木
◆僅かに頭が突き出た木、切り株
◆「杌陧ゴツゲツ」、突き出ていて危ういさま、不安定なさま、危(あや)ういさま、同「阢陧」
◆背凭れや肘掛のない低く小さい腰掛
木4+3=総画数7 U+674D [シ/]
◆キササゲ(木大角豆)、ノウゼンカズラ科の木、同「梓」 {キササゲ}
◆木材を加工する、またその職人、同「梓」
木4+3=総画数7 U+674E [リ/すもも]
◆スモモ(李)、バラ科サクラ属の果樹、またその果実、同「𣒶」 {スモモ}
◆裁判官、牢獄を管理する役人
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+3=総画数7 U+674F [コウ、ギョウ、アン、キョウ/あんず]
◆アンズ(杏・杏子)、バラ科スモモ属の果樹 {アンズ}
◆「杏仁キョウニン・アンニン」、アンズ(杏・杏子)の種子の殻を取ったもの、薬用とされる
◆「銀杏ギンナン」、イチョウ(銀杏・公孫樹・鴨脚樹)、イチョウ科の木、またその実 {イチョウ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+3=総画数7 U+6750 [サイ、ザイ/]
◆切り出した木、立木は「樹」
◆さまざまな構築物や工作物などに用いられる木、「木材モクザイ」
◆ものを作り上げるための元(もと)となるもの、ものの基本・基礎となるもの
◆有用なもの、有能なもの
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+3=総画数7 U+6751 [ソン/むら]
◆都から遠く離れた田舎(いなか)の集落、同「邨」「屯」
◆田舎染みたさま
筆順
木4+3=総画数7 U+6752 [ジン、ニン/]
◆木名
◆車輪止め用の木
◆小さい車の轅エン(ながえ)に巻きつけて飾りとする革帯
木4+3=総画数7 U+6753 [シャク、ジャク、ヒョウ/]
◆勺シャク(液体を汲み取る椀状の器)の柄(え、持ち手、取っ手)、また柄のついた勺、同「𣏐」
◆北斗七星の柄の部分の星
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+3=総画数7 U+6754 [タク、チャク/]
◆「杔櫨タクロ」、木名、酒を濾す道具
木4+3=総画数7 U+6755 [テイ、ダイ、タ、ダ/]
◆木が(一本だけ)ひときわ高く聳えるさま
◆船の進む方向を操作するための舵(かじ)
木4+3=総画数7 U+6756 [チョウ、ジョウ/つえ]
◆歩行を助けるための長い棒、棒を突いて体を支える
◆頼(たよ)る、頼りにする
◆長い棒、罪人を打ち据(す)えるための棒、突いたり叩(たた)いたりする武器としての棒
筆順
木4+3=総画数7 U+6757 [ボウ、モウ/]
◆屋根を支える太い梁(はり)
木4+3=総画数7 U+6758 [ジ、ニ、チ/] 𣐉
◆「嚜杘ビチ・ミェチュ」、狡賢(ずるがしこ)いさま「【列子(冲虚至徳眞經:卷第六:列子):力命第六】…墨(音眉)杘(勑夷)單(音戰)至(音咥)嘽(齒然)咺(許爰)憋(妨滅)懯(音敷此皆黙詐輕發汗緩急𨒪之貌)四人相與游於世胥如志也…」
◆機織ショッキ(はたおり)の糸巻き(糸車いとぐるま)を回転させたり止めたりするための取っ手、同「𣒺」「柅」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:杘𣐉𣒺】丑二切篗柄也或作𣐉𣒺亦書作柅」
漢字林(非部首部別)
木4+3=総画数7 U+6759 [ヨク、イキ/]
◆垂直に打ち込んだ(木製の)短い柱や棒、杭(くい)、同「樴」「橛」
筆順
木4+3=総画数7 U+675A [カイ、コツ、コチ/] 𣏙
◆斗掻(とかき)、枡掻(ますかき、升掻)、穀物を入れた枡(ます)から盛り上がった部分を削(けず)り落して平らにする(枡の高さと同じにする)棒、同「槩」「槪」「【集韻:卷七:去聲上:代第十九:槩𣏙】說文槩斗斛或作𣏙亦書作概」
木4+3=総画数7 U+675B [キュウ/]
◆木名
木4+3=総画数7 U+675C [ト、ズ/もり]
◆ヤマナシ(山梨)、バラ科ナシ属の果樹、野生のナシ(梨) {ヤマナシ}
◆「杜梨トウリ」、トウマメナシ唐豆梨、バラ科ナシ属の果樹 {トウマメナシ}
◆「杜仲トチュウ」、トチュウ科トチュウ属の木 {トチュウ}
◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)ざす、行き来ができないようにする、「杜絶トゼツ」、同「堵」「𢾅」
◆「杜撰トサン・ズサン」、根拠のない作り物、いい加減なさま(「杜撰」は「杜黙トモク(宋代の詩人)の詩」の意、その詩が韻インを踏んでいないなど誤りが多いことから「いい加減なさま」の意で用いられる)「【野客叢書:卷二十:杜撰】…杜默為詩多不合律故言事不合格為杜撰…」
◆[日]もり、神社の森
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+3=総画数7 U+675D [イ、チ、リ、タ、ダ/]
◆シナノキ(科木)、またシナノキ科シナノキ属の木、棺材に使われるという、同「椴」「柂」
◆竹や柴を編んで作った柵や垣根などの囲い、同「籬」
木4+3=総画数7 U+675E [キ、コ/]
◆「枸杞クコ」、ナス科クコ属の木、食用や薬用に用いられる {クコ}
◆「杞柳キリュウ」、イヌコリヤナギ(犬行李柳)、ヤナギ科ヤナギ属の木 {イヌコリヤナギ}
◆周代(前11世紀~前256年)の国名、現河南省開封市杞県付近、同「㠱」「𠶵」 {河南省}
筆順
木4+3=総画数7 U+675F [ショク、ソク/たば、たば・ねる、つか、つか・ねる]
◆(長いものを)縛(しば)って一つにする、一つに纏(まと)める、同「捒」
◆縛って一つにしたものの数を表す語
◆縛る、縛ってばらばらにならないようにする、自由を制限する
◆[日]つか、長さの単位、指四本をくっつけた時の幅
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+3=総画数7 U+6760 [コウ/]
◆長い棒、棹(さお)、同「槓」
◆木材
◆木を渡しただけの橋、小さな橋
筆順
木4+3=総画数7 U+6761 [チョウ、ジョウ/]
◆小枝、細く長い枝、同「樤」
◆細長いもの、筋(すじ)状のもの
◆筋、道筋、「条理ジョウリ(道理、筋道)」
◆一纏(ひとまと)まりごとに分けて(段ごとに区切って)記述した文章、項目
◆[日](纏まりのある一つの事を指して)~の事
◆[日]~によって
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+3=総画数7 U+6762 [/もく]
◆[日]木工(もく、こだくみ、もっこう)、木材を加工する職人 {和製漢字の辞典:木部:杢}
◆[日]とりわけ美しい(美しく加工した)木目(もくめ)
筆順
木4+3=総画数7 U+6763 [杣未詳/そま]
◆未詳「【農政全書:卷四十二:製造:營室】…所居瓦屋則用磚褁杣簷…」
◆[日]木材を切り出す山、「杣木(そまき、山から切り出した木)」「杣人(そまびと、山から木を切り出す人) {和製漢字の辞典:木部:杣}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+3=総画数7 U+6764 [/とち、とちのき]
◆[日]とち、とちのき、トチノキ(橡・栃・栃の木)、ムクロジ科トチノキ属の木、同「栃」 {トチノキ}
筆順
木4+3=総画数7 U+6765 [ライ/く・る、きた・る、きた・す]
◆(人や時間や物事が)向こうからこちらに近づく、「到来トウライ」、同「倈」「徠」「逨」「𧼛」
◆招き寄せる、「こちらに来させる」の意
◆ある時点から今まで、今に至る、「以来イライ」
◆きた・す、(~が原因・発端・理由で)~になる、「由来ユライ」
◆きた・る、これから先の
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+3=総画数7 U+6766 [/すぎ]
◆[日]スギ(杉)、スギ科の木、同「杉」 {スギ}
漢字林(非部首部別)
木4+3=総画数7 U+6767 [ボウ、モウ/] 𣙷
◆「杧果ボウカ」、マンゴーmango、ウルシ科マンゴー属の果樹、同「芒果」、別名「菴羅アンラ」「菴摩羅アンマラ」 {マンゴー}
木4+3=総画数7 U+6768 [ヨウ/やなぎ]
◆ヤナギ(楊)、枝の垂れないヤナギ科ヤマナラシ属の木の総称、枝が垂れるものは「柳」 {ヤマナラシ} {ヤナギ}
木4+3=総画数7 U+6769 [バ、メ/]
◆ベッドbed(寝台シンダイ)の頭部の横木、床(とこ、ゆか)状のものの横木
◆「杩槎・杩杈バサ」、棒ボウを三角錐(サンカクスイ)状に組んだもの、水の流れを止めたり調節したりするために用いる、用途や形状は現代のテトラポッドtetrapod(消波ブロック)に似る
𡉣土部
𡭢小部
𡵬山部
𣏁木4+3=総画数7 U+233C1 [バイ、マイ、メ/うめ] 梅梅楳𣕱槑𤯏𣒫
◆ウメ(梅)、バラ科サクラ属の木、またその実 {ウメ}
𣏂木4+3=総画数7 U+233C2 [未詳/]
◆未詳「【字彙:辰集:木部:𣏂】初戛切音察徐鉉曰未知所出〇又竝與殺同从术與木不同也」
注解:「剎(刹)」「殺(殺)」「弒(弑)」などに用いられている、本来「杀」は{⿱㐅朮}であることから、「𣏂」は「杀」の本字と考えられる
漢字林(非部首部別)
𣏃木4+3=総画数7 U+233C3 [シ/] 𢺶𠦙
◆枝(えだ)、幹(みき)となる部分から枝状に分かれ出たもの、同「支」
◆分かれる、分かれ出る、幹(みき)となる部分から分かれる、同「支」
◆支える、落ちたり倒れたりしないように手や棒などを当てる、また当てて押さえる、同「支」
◆(資金・財源などを使途ごとに)割り当てる、また割り当てられた金を出す、支出する、支払う、同「支」
𣏄木4+3=総画数7 U+233C4 [未詳/]
◆根(ね)、植物の主に土中や水中にあって茎(くき)や幹(みき)を通じて枝葉シヨウ(えだは)に水分・養分を送る役割を担(にな)う部分、同「根」
𣏅木4+3=総画数7 U+233C5 [未詳/]
◆未詳
注解:「𣏄」の異体字か?
𣏆木4+3=総画数7 U+233C6 [未詳/]
◆未詳
𣏈木4+3=総画数7 U+233C8 [未詳/]
◆未詳
𣏌木4+3=総画数7 U+233CC [シ、ジ/]
◆土を掘り返して土を砕き平らにする農具、同「㭒」「耜」「渠挐キョジョ」「渠䟽キョソ」「【方言・第五:𣏌】(無齒爲朳)宋魏之間謂之渠挐…或謂之渠䟽」
𣏍木4+3=総画数7 U+233CD [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣏍】古文孟字」
𣏏木4+3=総画数7 U+233CF [未詳/]
◆[韓]「𣏏山(音未詳)」、地名、未詳「【三國史記:卷第三十七:雜志第六:地理四】三國有名未詳地分…甁{⿰(⿱■开)(⿱厶■)}山 直朋 達伐 𣏏山 木出島 狗壤…」
漢字林(非部首部別)
𣏐木4+3=総画数7 U+233D0 [シャク、ジャク/]
◆勺シャク(液体を汲み取る椀状の器)の柄(え、持ち手、取っ手)、また柄のついた勺、同「杓」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣏐】誤杓正市若反木杓也(「勺」を「夕」に誤った字という)
𣏒木4+3=総画数7 U+233D2 [/くるみ]
◆[日]地名用字、「𣏒田(くるみだ、福島県東白川郡棚倉町大字中山本)」
𣏓木4+3=総画数7 U+233D3 [オ、ウ/] 杇𣑀
◆木鏝(きごて)、壁土を塗る木製の鏝(こて)、同「槾」「釫」、金属製のものは「鏝」
◆壁土を塗る、同「圬」
木4+4=総画数8 U+3B47 [エン/]
◆木名、未詳
木4+4=総画数8 U+3B48 [ケツ、ケチ/]
◆椀ワン、やや小形の半球形をした器
木4+4=総画数8 U+3B49 [カ、ゲ/]
◆土を掘り起こす農具で鍬ショウ(日本で鋤(すき)と呼ばれる農具)の類、同「鏵」「鋘」「釫」
木4+4=総画数8 U+3B4A [セキ、シャク/] 析𣂔
◆裂(さ)く、切り割(さ)く
◆分ける、別ける、切り分ける
◆ものの本質・性質を知るためにばらばらに分ける
漢字林(非部首部別)
木4+4=総画数8 U+3B4B [ホウ、ボウ/]
◆木の棒、同「棒」
木4+4=総画数8 U+3B4C [ウ、ボウ、ム/]
◆スープや飲み物を入れる比較的浅い皿状の器、同「杅」
木4+4=総画数8 U+3B4D [シツ、シチ/]
◆ウルシ(漆)、ウルシ科ウルシ属の木、またその木の樹液、その樹液を用いて作った塗料、同「漆」 {ウルシ}
◆七、「七」の大写字(「一」は「壹」・「二」は「貳」のような大文字のこと) {数字}
木4+4=総画数8 U+3B4E [コウ/ゆずり]
◆「青㭎セイコウ」、アラカシ(粗樫)、ブナ科コナラ属の木、同「青冈セイコウ」、別名「青冈栎・青刚栎セイコウレキ」 {アラカシ}
◆未詳「【通典:卷七十六:禮三十六:軍一】…隋大業七年征遼東…(…棡鼓金鉦各二具…)」(「【字彙:辰集:木部:棡】居郎切音綱橫牆木…」「【正字通:辰集中:木部:棡】居康切音岡高木又橫牆木」「【康熙字典:辰集中:木部:棡】《集韻》居郞切音岡本作{⿰木𡶬}《玉篇》橫牆木…」とある、但し【康熙字典】の引く「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:棡】古郎切」には「橫牆木」の義はない)
◆[日]ゆずり、地名用字、姓用字
木4+4=総画数8 U+4F86 [ライ/く・る、きた・る、きた・す]
◆(人や時間や物事が)向こうからこちらに近づく、「到来トウライ」、同「倈」「徠」「逨」「𧼛」
◆招き寄せる、「こちらに来させる」の意
◆ある時点から今まで、今に至る、「以来イライ」
◆きた・す、(~が原因・発端・理由で)~になる、「由来ユライ」
◆きた・る、これから先の
注解:「來」は、古くムギ(麥・麦)の芒(のぎ、毛のように細く尖ったもの)を象った字で「ムギ(小麦)」の意であったが、後にコムギ(小麦)は「麳{⿰麥來}」を用い、「來」は専ら「来る、来る」の意で用いられるようになった「【字源:來部:來】象形字。像麦子长有麦穗芒朿之形。…來的本义指小麦。…商代甲骨文常见"𣥌(往)來亡■"…往是前往、來是返回。…」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+676A [ビョウ、ミョウ/]
◆枝の先、梢(こずえ)、細い枝
◆細いさま、とても小さいさま、同「秒」
◆(「季節や一年が次第に細る」の意で)季節の終わり頃、年の終わり頃、「秋杪シュウビョウ(秋の暮れ)」
筆順
木4+4=総画数8 U+676B [シ/] 𣘩
◆俎板(まないた)、肉を載せて切るための台
◆小さなテーブル
木4+4=総画数8 U+676C [ゲン、ゴン、ガン/]
◆フジモドキ(藤擬)、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の木、別名「芫花ゲンカ」 {フジモドキ}
◆木名、未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:杬】魚袁切木名出豫章煎汁藏果及卵不壊也」
木4+4=総画数8 U+676D [コウ、ゴウ/くい]
◆船で川や海を渡る、同「航」「斻」「【楚辭:惜誦】昔余夢登天兮魂中道而無杭(杭度也詩曰一葦杭之魂一作䰟杭一作航…)」
◆浙江省杭州市の略称 {浙江省}
◆地中に打ち込んで直立させた棒「【康熙字典:辰集中:木部:杭】《禮記註引士喪禮下篇》陳器曰杭木葬者杭木在上茵在下」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+676E [ハイ、ホ/こけら] 𣏕
◆木簡モッカン・ボッカン(文書や手紙などを記すための木製の細長い札)の表面を削り取る
◆木屑(きくず)、木を削った時に出る屑
注解:本字は{⿰木巿(一巾)}で「柿(U+67FF、{⿰木市(亠巾)})」とは別字
木4+4=総画数8 U+676F [ハイ、ヘ/さかずき] 㮎盃桮𠤯𠥀𠥧
◆酒・茶・スープsoupなどの液状の飲み物を飲むための器の総称、一般に手に持てる程度の大きさのものでやや浅めの器 {食器(杯・盃)}
◆液体の入った容器の数また容器に液体を満たした回数を表す語
筆順
木4+4=総画数8 U+6770 [ケツ、ゲチ/]
◆突出している、抜きん出ている、群を抜いて秀(ひい)でている、またそのような人、同繁「傑」
◆「䨲杰バンケツ」、「𦋅闖ケイチン」「䴰䵎ショクタン」「仉䀾ショウト」と共に梁四公の一人「【太平廣記:卷八十一:異人一:梁四公】梁天監中有𦋅闖(上音攜下琛去)䨲杰(上萬下桀)䴰䵎(上蜀下湍)仉䀾(上掌下覩)四公謁武帝」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+6771 [トウ、ツウ/ひがし、あずま]
◆太陽が昇る方角、沈む方角を「西」
注解:木に昇り始めた太陽(日)が重なるの意、太陽が木の上に昇ることを「杲」、太陽が木の下に沈むことを「杳」「【說文解字注:木部:東】(日在木中曰東在木上曰杲在木下曰杳)」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+6772 [コウ/]
◆太陽が木よりも高く昇って明るい、木に太陽(「日」)が重なる(昇り始める)ことを「東」、太陽が木の下に沈むことを「杳」「【說文解字注:木部:東】(日在木中曰東在木上曰杲在木下曰杳)」
◆高い
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+6773 [ヨウ/]
◆薄暗い、「日(太陽)が木の下に沈む」の意、日が木に重なる(昇り始める)ことを「東」、日が木の上に昇ることを「杲」「【說文解字注:木部:東】(日在木中曰東在木上曰杲在木下曰杳)」
◆遥か遠いさま、奥深いさま、「はっきりと見えない」の意
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+6774 [ケン、コン/] 𣞘
◆鉄製・金属製(古くは木製・骨製など)の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「锨」 {農具(鋤鍬類)}
◆水を汲み出す桶などの類、同「檶」
◆簡「锨」
漢字林(非部首部別)
木4+4=総画数8 U+6775 [ショ/きね]
◆臼(うす)に入れた穀物を搗(つ)く木の棒、洗濯物を叩(たた)く棒
◆「金剛杵コンゴウショ」、古く武器の一種、また密教ミッキョウで用いられる法具の一つ {法器}
筆順
木4+4=総画数8 U+6776 [チュン/]
◆チャンチン(香椿)、センダン科チャンチン属の木、同「椿」「橁」「櫄」 {チャンチン}
筆順
木4+4=総画数8 U+6777 [ハ、ベ/]
◆熊手くまで、柄(え)の先に"¬"状の爪(つめ)を並べて取り付けたもので、落葉・枯草などを搔(か)き集めたりするための道具、「渠䟽キョソ」「淭𣖹キョジョ」「竹杷チクハ(さらい)」
◆「枇杷ビワ」、バラ科ビワ属の果樹、実の形が楽器の琵琶ビワに似ていることから「玨」を「木」に変え「枇杷」としたもの {ビワ}
筆順
木4+4=総画数8 U+6778 [シュ、ズ/]
◆殳シュ(棒の先に被せる筒状の金属製の武器)を装着した武器、近寄る敵を突いたり叩いたりする、同「殳」 {武器(刀剣槍)}
◆木名、未詳
木4+4=総画数8 U+6779 [カ、ケ/]
◆フヨウ(芙蓉)、アオイ科フヨウ属の木、別名モクフヨウ(木芙蓉)、別名「拒霜花キョソウカ」 {フヨウ}
木4+4=総画数8 U+677A [シン/]
◆木名、芯が黄色いという
木4+4=総画数8 U+677B [ジュウ、ニュウ、チュウ/]
◆木名、未詳、材質は堅(かた)く車輪の外枠(「車牙シャガ」という)や弓などに用いられるという、同「檍」「【爾雅注疏:釋木】杻檍(似棣細葉新生可飼牛材中車輞關西呼杻子一名土橿)」
◆手枷(てかせ)、両手に嵌(は)める刑具、同「杽」
木4+4=総画数8 U+677C [チョ、ジョ、ショ、ジョ/ひ]
◆ひ、緯糸(よこいと)を巻き付け経糸(たていと)の間を通す舟形の道具、これを往復させることで布にする機織(はたお)り道具の一つ、同「䇡」「梭」
◆コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などの団栗(どんぐり)の成るブナ科コナラ属の木、同「櫟」「栩」「杼」「𣏗」「芧」 {コナラ} {クヌギ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+677D [チュウ/]
◆手枷(てかせ)、両手に嵌(は)める刑具、同「杻」
木4+4=総画数8 U+677E [ショウ、シュ/まつ]
◆マツ(松)、マツ科の植物、同「㮤」「枩」 {マツ}
◆緩(ゆる)い、緩やか、きつくない、ゆとりがある、詰まっていない、間(あいだ)が空(あ)いている、緩む、弛(ゆる)める、同繁「鬆」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+677F [ハン、ヘン、バン/いた]
◆薄く平らな木、薄く平らなもの
◆印刷する文字や絵などを彫(ほ)り込んだ板、同「版」
◆(古くは板に書かれたことから)詔書ショウショ、文書「【後漢書:卷八十四:楊震列傳】…割用板之恩…(板謂詔書也…)」
◆(板のように)堅(かた)い、動かない、変化がない、「呆板ホウハン(融通が利かない、柔軟性がない)」
◆舞曲の間で取る拍子ヒョウシ、拍子を取る平たく細長い木
◆「老板ラオパン」、(小規模店・個人経営店の)社長、店主、店の主人、同「老闆」、繁「闆」
筆順
木4+4=総画数8 U+6780 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣙚枀】二或作榕今通切韻音松梓玉篇音容木名也」「【字彙:辰集:木部:松】…枀同上」(「榕」はガジュマルなどのクワ科の植物、「松」はマツ科の植物)
漢字林(非部首部別)
木4+4=総画数8 U+6781 [キュウ、ゴウ、キョク、ゴク/]
◆ロバ(驢馬)に荷物を背負わせるために背に置く木の板
◆繁「極」
木4+4=総画数8 U+6782 [ゲツ、ゴチ/]
◆木の皮を剥(は)ぐ
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:枂】音月鞍枂」
木4+4=総画数8 U+6783 [シン、イン/]
◆機織の経糸(たていと)を絡まないように揃える道具
木4+4=総画数8 U+6784 [コウ/]
◆カジノキ(梶の木)、クワ科コウゾ属の木、樹皮を紙の原料とする、「构樹・構樹コウジュ」、同繁「構」、同「楮」 {カジノキ}
◆曲がる、曲がった木
木4+4=総画数8 U+6785 [ケイ、ケ/] 𣓖
◆斗形(ますがた)、建物の柱の上端に置いてそれより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える方形の木材、同「枓」「欂」、"U"字形の木材(栱)と組み合わせた部材を「枓栱・斗栱トキョウ」という {建物}
筆順
木4+4=総画数8 U+6786 [ボウ、モウ/]
◆果樹名、未詳、冬に実が成るという、「冬桃トウトウ」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:㮘】莫刀切冬桃也枆同上」「【康熙字典:辰集中:木部:枆】桃之冬熟者亦作旄」「【爾雅:釋木】旄冬桃」
木4+4=総画数8 U+6787 [ヒ、ビ/]
◆鼎(かなえ、煮炊き用の器)から生贄を出すための大きな木製の匙(さじ)、同「朼」
◆歯の目が細かい櫛(くし)、同「篦」、目が粗いものは「梳」、総称して「櫛」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆「枇杷ビワ」、バラ科ビワ属の果樹、実の形が楽器の琵琶ビワに似ていることから「玨」を「木」に変え「枇杷」としたもの {ビワ}
筆順
木4+4=総画数8 U+6788 [ヒ、ビ/]
◆古地名「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:枈】音秘魯東郊地名也」
◆木名、未詳
漢字林(非部首部別)
木4+4=総画数8 U+6789 [オウ/ま・げる] 𣒈
◆曲(ま)げる、押し曲げる
◆歪(ゆが)める、歪曲ワイキョクする、「枉法オウホウ(法を曲げる)」
◆ま・げて、(法理や考えを曲げてでも)何とかして
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+678A [ゴウ/]
◆馬の手綱(たづな)を繋(つな)ぐ杭(くい)
◆しっかりと抑(おさ)える、同「抑」
木4+4=総画数8 U+678B [ホウ、ヘイ、ヒョウ/]
◆断面が方形の木材、角材
◆物を掬(すく)う杓子シャクシや匙(さじ)などの柄、同「柄」
◆「蘇枋スオウ・スホウ」、マメ科ジャケツイバラ属の木 {スオウ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+678C [フン、ブン/そぎ]
◆木名、ニレ(楡、ニレ科の木)の一種で皮が白い、白楡ハクユ {ニレ}
◆「枌楡フンユ」◇木名、ニレ(楡、ニレ科の木)の一種◇漢の高祖コウソ(劉邦リュウホウ、前漢の初代皇帝、前256年或前247年~前195年)の郷里の社(やしろ、土地の神を祀ったところ)の名、高祖が即位後に現陝西省西安市臨潼リンドウ区に移設したという「【史記:卷二十八:封禪書】漢興高祖…高祖初起禱豐枌榆社(《集解》張晏曰枌白榆也社在豐東北十五里或曰枌榆郷名高祖里社)」 {陝西省}◇郷里
◆[日]そぎ、削ぎ板(そぎいた)、木を削(そ)いで薄くした板
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+678D [エイ、アイ/]
◆「枍栺・枍詣エイゲイ」、漢代(前202年~220年)の宮殿の名、建章宮ケンショウキュウ内の宮殿の一つ、陝西省西安市 {陝西省}
木4+4=総画数8 U+678E [フ、ブ/]
◆「枎栘フイ」、ザイフリボク(采振木)、バラ科ザイフリボク属の木、また同属に属する木の一種、別名「唐棣トウテイ」「【清稗類鈔:植物類二:枎栘】枎栘爲落葉喬木幹高一二丈葉為橢圓形面有白毛春暮開白花五瓣狹長實赤色大如小豆舊說謂即唐棣…」 {ザイフリボク}
◆「枎疏・枎疎(フソ)」、枝葉が四方に大きく広がるさま、同「扶疏」
◆花の萼ガク(蕾・花・実を保護する役目をするもので通常小さな葉の形をしている)、同「柎」 {萼}
木4+4=総画数8 U+678F [ダン、ナン/くすのき] 楠𣔎柟
◆木名、学名Phoebe zhennan、クスノキ科Phoebe属の木
◆[日]クスノキ(樟)、クスノキ科ニッケイ属の木 {クスノキ}
木4+4=総画数8 U+6790 [セキ、シャク/] 㭊𣂔
◆裂(さ)く、切り割(さ)く
◆分ける、別ける、切り分ける
◆ものの本質・性質を知るためにばらばらに分ける
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+6791 [コ、ゴ/] 𣏛𣏳
◆行馬コウバ、人馬の通行を遮(さえぎ)るために門の前に置く柵サク("×"状に組んだ木を並べ横棒を渡したもの)、「梐枑ヘイゴ(幾重にも設けた柵)」「【周禮:卷第一:天官冢宰】掌舍掌王之會同之舍設梐枑再重(…梐枑謂行馬玄謂行馬再重者…)」
木4+4=総画数8 U+6792 [ガ、ゲ/]
◆ココヤシ(ココ椰子)、ヤシ科ココヤシ属の木、同「㭨(椰)」(日本ではヤシ科の木を「椰子」と呼ぶが、「椰子」は本来ココヤシの実ココナッツcoconutをいう) {ココヤシ}
◆「杈枒サガ」「枒杈ガサ」、枝が交叉・交差コウサし入り組むように伸びるさま「【文選(文選注):宮殿:魯靈光殿賦】…芝栭欑羅以戢孴枝牚杈枒而斜據(…杈枒參差之貌…)」
木4+4=総画数8 U+6793 [ハク/] 𣙞𣏸
◆酒や水などを汲む柄杓(ひしゃく)、同「斗」
◆屋根を支える桁(けた、建物正面に向かって左右方向に渡す横木)や梁(はり、建物正面に向かって手前から奥方向に渡す横木)を受けるための柱の上端に置く方形の木、斗形(ますがた)、同「欂」 {建物}
◆「枓栱トキョウ・トウキョウ」、同「斗栱」、方形の木材(枓)と"U"字形の木材(栱)を組み合わせ建物の柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える部材
木4+4=総画数8 U+6794 [シン、ジン/]
◆木の葉(このは)
木4+4=総画数8 U+6795 [シン、チン/まくら] 𣏝
◆身を横たえた時に頭の下に敷くもの、またそれを敷く
◆ものの下に敷く、またそのための木や台
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+6796 [ヨウ/] 𣓎
◆木から(若々しい枝葉が)盛んに伸びるさま、「枖枖ヨウヨウ」、同「夭夭」
◆木名、未詳
木4+4=総画数8 U+6797 [リン/はやし]
◆木や竹が叢(むら)がり生えている平地ヘイチ、また土地
◆同様のものがたくさん集まっているさま、またそのようなところ
◆野外ヤガイ(「野」の外側の地)、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆「林鐘リンショウ」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ、「黃鐘コウショウ」よりも7律(7音)高い音階 {音楽(十二律1)}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+6798 [ゼイ、ナイ/ほぞ]
◆二本の木材を繋(つな)ぐ時に一本の端を凸状に作り(「枘(ほぞ)」「筍ジュン」という)、もう一本の端は凹状に作って(「枘穴ほぞあな」という)これを繋(つな)ぎ合わせる、その凸状の部分、同「榫」「筍」
木4+4=総画数8 U+6799 [アク、ヤク/]
◆木の節(ふし)、「科枙カアク」、同「厄」
◆軛(くびき)、牛馬の項(うなじ)に掛ける"へ"字状の馬具、同「軛」
木4+4=総画数8 U+679A [バイ、マイ、メ/] 𣏽
◆杖(つえ)などに使う程度の太さの(枝よりも太い)木の幹(みき)、木の棒
◆馬を打つ鞭(むち)
◆馬が声を立てないようにするために口に咥(くわ)えさせる木の棒
◆個数(大珠九枚、大きな珠シュが九個)」、人数(縛人者數千枚、捕縛ホバクした者が数千人)」、本数・丁数(槍二十枚、槍が二十丁)」他、同じ物を数える語、同「个」「個」「箇」
◆[日]平たい物を数える語
◆「枚挙マイキョ」、一つ一つと数え上げる
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+679B [ソウ、ショウ/]
◆木の棘(とげ)
木4+4=総画数8 U+679C [カ/は・たす、は・てる、は・たして]
◆木の実、同「菓」
◆は・たす、最後まで成し遂げる
◆(芽を出し生長し花を咲かせ最終的には実が成ることから)物事の結末、最後まで成し遂げることによって得るもの、「結果ケッカ」「成果セイカ」
◆は・てる、それ以上は何もなくなる
◆は・たして、当然そう成ることは分かっていたが案の定、(疑問の表現を伴って)一体~だろうか
◆思い切って、「果敢カカン」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+679D [シ、キ、ギ/えだ]
◆木の幹(みき)から分かれ出たもの、同「支」「肢」
◆本(もと、根幹、基本、本体、主流)から分れ出たもの
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+4=総画数8 U+679E [ショウ、シュ/もみ]
◆モミ(樅)、マツ科モミ属の木、同「冷杉レイサン」 {モミ}
◆木が高く聳(そび)えるさま
木4+4=総画数8 U+679F [ウン/]
◆未詳「【康熙字典:辰集補遺:木部:枟】《篇海類編》于問切音運有所失」
木4+4=総画数8 U+67A0 [/わく]
◆[日]ものの周りを囲(かこ)うもの、ものの形を決める(固定する)ための囲い、フレームframe、「窓枠まどわく」「型枠かたわく」
◆[日]範囲、輪郭、周りが囲まれているものの全体の形、「枠組わくぐみ」
筆順
木4+4=総画数8 U+67A1 [未詳/ます]
◆窪(くぼ)み、穴「【廣雅:卷八:釋水】…欿窞(徒感)枡臽(陷)坑也…」
◆救い上げる「【周易象旨決錄:卷三:明夷䷣】…拯子夏作枡上舉也…」
◆[日]ます、升(ます)、容積を量る四角い容器、同「桝」
◆[日]ます、四角い、四角に区切った形、同「桝」
筆順
木4+4=総画数8 U+67A2 [シュ、ス、スウ/とぼそ、とまら、くるる]
◆開き戸(押したり引いたりして開閉する戸)を開閉する際に回転軸となる部分の、扉の上("∩"字状)下("∪"字状)の突起(「枢、とまら」という)とその突起を差し込む穴(「枢、とぼそ」という)、またそのような扉を開閉する仕掛け(「枢、くるる」という)、「戸枢コスウ」「枢軸スウジク」
◆物事を動かす(物事の動きの)中心となるところ、要(かなめ)となる部分、「枢要スウヨウ」「枢機スウキ」
筆順
木4+4=総画数8 U+67A3 [ソウ/なつめ] 棗𡗭栆𠂲𠐇𢄀𣕿
◆ナツメ(棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、またその実 {ナツメ}
◆「酸枣サンソウ」、サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木 {サネブトナツメ}
◆[日]なつめ、抹茶マッチャを入れる容器、容器の形がナツメ(棗)の実に似ていることから
木4+4=総画数8 U+67A4 [テイ、ダイ、タ、ダ/]
◆木が(一本だけ)ひときわ高く聳えるさま
◆船の進む方向を操作するための舵(かじ)
木4+4=総画数8 U+67A5 [レキ、リャク/くぬぎ] 櫪𣙽
◆飼葉桶(かいばおけ)、牛馬の餌を入れる桶
◆クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木、その実は団栗(どんぐり)と呼ばれる {クヌギ}
◆「櫪㯕レキセイ」、指の間に五本の木の棒(「拶子」という)を挟んで強く縛る拷問、特に女性に対して行われた、同「拶指サツシ」
木4+4=総画数8 U+67A6 [ロ、ル/はぜ] 櫨栌
◆枓栱・斗栱トキョウ、方形の木材(枓ト)と"U"字形の木材(栱キョウ)を組み合わせ建物の柱の上端に置いて、それより上部の桁(けた、建物正面に向かって左右方向に渡す横木)や梁(はり、建物正面に向かって手前から奥方向に渡す横木)を支える部材、別名「欂櫨ハクロ」 {建物}
◆「黄枦コウロ」、ケムリノキ(煙の木)、ウルシ科ハグマノキ属の木、別名「ハグマノキ(白熊の木)」「スモーク・ツリーsmoke tree」 {ケムリノキ}
◆[日]はぜ、ハゼノキ(黄櫨の木・櫨の木)、ウルシ科ウルシ属の木 {ハゼノキ}
筆順
木4+4=総画数8 U+67A7 [ケン、カン/]
◆筧(かけひ)、水を引くために竹や木を筒(つつ)状に組んだもの、或いは節(ふし)を刳(く)り抜いた竹筒(たけづつ)、同「筧」「【正字通:辰集中:木部:梘】同筧或以竹或合木爲之皆以通水也…又俗謂棺蓋曰梘」
◆棺(ひつぎ)の覆(おお)い
◆[俗]石鹸セッケン、中国では「肥皂ヒソウ・フェィゾゥ」
◆[俗]「枧水ケンスイ・カンスイ」、中華麺などを作る際に加える強いアルカリalkali性の水
木4+4=総画数8 U+67A8 [トウ、ジョウ/]
◆門の両側に立てて開いた扉が閉まらないように固定するための木の棒、同「楔」「【禮記:玉藻】君入門介拂闑大夫中棖與闑之間」
木4+4=総画数8 U+67A9 [/まつ]
◆[日]マツ(松)、マツ科の植物、同「松」 {マツ}
筆順
木4+4=総画数8 U+67AA [ショウ、ソウ/やり]
◆長い棒の先に矛(ほこ、両刃の剣)を付け、刀剣よりも離れた位置から突き刺す・斬(き)るなどができるようにした武器 {武器(刀剣槍)}
◆鉄砲、銃、同「鎗」
◆突く、突き進む
◆田畑の土を掘り起こして雑草を取り除く道具、鋤(すき)、同「耨」
木4+4=総画数8 U+67AB [ホウ、フウ/かえで]
◆フウ(楓)、「枫香フウコウ」、フウ科フウ属の木「【爾雅注疏:釋木】楓欇欇(《注》楓樹似白楊葉圓而𡵨有脂而香今之楓香是…)」 {フウ}
◆[日]カエデ(槭樹・楓)、ムクロジ科カエデ属の木 {カエデ}
木4+4=総画数8 U+67AC [セン/] 栴𣒰㮵𣑪
◆「枬檀センダン」、センダン科センダン属の木、芳香があり香木コウボクとして利用される「【皇朝通典:卷六十】㫖允行七年暹羅國入貢…珊瑚珠琥珀珠伽枬香…」「【太平御覽:卷第七百九十七:四夷部:西戎:拘私郍竭】…郍竭王乃作金棺枬𣞀車…」「【中華字海:木部:枬】同"栴"」 {センダン}
木4+4=総画数8 U+67AD [キョウ/ふくろう]
◆フクロウ(梟)、フクロウ科の鳥、同「鴟鴞シキョウ」「𩾣」、別名「貓頭鷹ミョウトウヨウ」、フクロウは子が巣立つ頃に母鳥を食い、その後に飛び立つといわれ「不孝鳥フコウチョウ(ふこうどり)」とも呼ばれる「【意林:卷三:新論十七卷】…丞相語次云梟生子子長食其母乃能飛…」
◆罪人の首を高く掲(かか)げて晒(さら)す、晒して見せしめにする、「梟首キョウシュ」
◆猛々(たけだけ)しいさま、荒々しいさま
◆飛び抜けているさま、「梟才キョウサイ(才智が傑出しているさま)」
◆集団の(特に悪党の)首領シュリョウ
木4+4=総画数8 U+67C9 [ハン、ボン/]
◆木の皮、縄などに編む、一説に木名、また一説に杯(さかずき)「【正字通:辰集中:木部:柉】舊註音凡木名皮可爲索或曰…博雅䀀杯也…」
网部
爪部
𣏋木4+4=総画数8 U+233CB [ヨウ/] 枼枽𣐂
◆薄い木の板、薄く平らなもの、同「葉」
◆植物の葉、同「葉」
◆塀や壁に開けられた窓、同「楪」
漢字林(非部首部別)
𣏔木4+4=総画数8 U+233D4 [コン/こま・る]
◆門の敷居、門の扉を閉めた時にそれ以上外に開かないように門の下に設ける短い杭(くい)、また横木、同「困」「梱」「閫」
𣏕木4+4=総画数8 U+233D5 [ハイ、ホ/こけら]
◆木簡モッカン・ボッカン(文書や手紙などを記すための木製の細長い札)の表面を削り取る
◆木屑(きくず)、木を削った時に出る屑
筆順
𣏖木4+4=総画数8 U+233D6 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷五:上聲上:準第十七:𣏖㮳】木名灰可以染(「木名灰可以染」は葉を焼いて灰にし染料とするクロバイ(黒灰)を指すものと思われるが、「栚」がそれに当たる、ただ「㮳」にはその義がない)
𣏗木4+4=総画数8 U+233D7 [チョ、ジョ/]
◆コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などの団栗(どんぐり)の成るブナ科コナラ属の木、同「芧」「杼」「櫟」「栩」 {コナラ} {クヌギ}
𣏘木4+4=総画数8 U+233D8 [フ/] 柎𣘧
◆花の萼ガク(蕾・花・実を保護する役目をするもので通常小さな葉の形をしている) {萼}
◆鐘ショウ(かね)・磬ケイ・鼔コ(つづみ)などを掛ける横木(「架」という)を支える脚(あし、支柱とその下の足)、器物の足、同「櫍」
◆木を組んで作った筏(いかだ)
𣏙木4+4=総画数8 U+233D9 [カイ、コツ、コチ/]
◆斗掻(とかき)、枡掻(ますかき、升掻)、穀物を入れた枡(ます)から盛り上がった部分を削(けず)り落して平らにする(枡の高さと同じにする)棒、同「槩」「槪」「【集韻:卷七:去聲上:代第十九:槩𣏙】說文槩斗斛或作𣏙亦書作概」
𣏚木4+4=総画数8 U+233DA [シ、ジ/]
◆唐臼(からうす)の棒
𣏛木4+4=総画数8 U+233DB [コ、ゴ/] 枑𣏳
◆行馬コウバ、人馬の通行を遮(さえぎ)るために門の前に置く柵サク("×"状に組んだ木を並べ横棒を渡したもの)、「梐枑ヘイゴ(幾重にも設けた柵)」「【周禮:卷第一:天官冢宰】掌舍掌王之會同之舍設梐枑再重(…梐枑謂行馬玄謂行馬再重者…)」
𣏜木4+4=総画数8 U+233DC [ベン、メン/]
◆キワタ(木棉)、アオイ科キワタ属の木、同「棉」 {キワタ}
𣏝木4+4=総画数8 U+233DD [シン、チン/まくら]
◆身を横たえた時に頭の下に敷くもの、またそれを敷く
◆ものの下に敷く、またそのための木や台
𣏟木4+4=総画数8 U+233DF [ハイ、ヘ/]
◆苧麻チョマ、カラムシ(苧、イラクサ科の草)の茎から作った繊維
漢字林(非部首部別)
筆順
𣏢木4+4=総画数8 U+233E2 [タン、ダン、セン、ゼン/]
◆寄せ集めて纏(まと)まる、寄せ集まって丸く一塊(ひとかたまり)になる
◆丸太を輪切りにしたり板を円形に切って作った車輪の車、古く柩(ひつぎ)を載せるのに用いた車、同「輇」「輲」
𣏤木4+4=総画数8 U+233E4 [/と]
◆[日]姓用字、「𣏤栂木(とがのき)」
𣏪木4+4=総画数8 U+233EA [未詳/]
◆未詳
𣏳木4+4=総画数8 U+233F3 [コ、ゴ/] 枑𣏛
◆行馬コウバ、人馬の通行を遮(さえぎ)るために門の前に置く柵サク("×"状に組んだ木を並べ横棒を渡したもの)、「梐枑ヘイゴ(幾重にも設けた柵)」「【周禮:卷第一:天官冢宰】掌舍掌王之會同之舍設梐枑再重(…梐枑謂行馬玄謂行馬再重者…)」
𣏴木4+4=総画数8 U+233F4 [ジン、ニン/]
◆「𣏴㮌ジンベン」、キヤニモモ(黄脂桃)、フクギ科フクギ属の木、別名「人面果ジンベンカ」「銀稔ギンジン」 {キヤニモモ}
𣏷木4+4=総画数8 U+233F7 [ボウ、ム/]
◆網
𣏸木4+4=総画数8 U+233F8 [トウ、ト、ツ/] 枓𣙞
◆酒や水などを汲む柄杓(ひしゃく)、同「斗」
◆屋根を支える桁(けた、建物正面に向かって左右方向に渡す横木)や梁(はり、建物正面に向かって手前から奥方向に渡す横木)を受けるための柱の上端に置く方形の木、斗形(ますがた)、同「欂」 {建物}
◆「𣏸栱トキョウ・トウキョウ」、同「斗栱」、方形の木材(枓)と"U"字形の木材(栱)を組み合わせ建物の柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える部材
𣏹木4+4=総画数8 U+233F9 [サイ/]
◆災(わざわ)い、同「災」「【龍龕手鑑:卷二:火部第四:𣏹災】二古文音灾」「【字彙補:辰集:木部:𣏹】子猜切音灾義同」
𣏻木4+4=総画数8 U+233FB [タ、ダ/] 朶朵䒳𣎾𣎿
◆樹木の枝・葉・花・実などが垂れ下がるさま
◆垂れる、垂れ下がる、「耳朶ジダ(みみたぶ)」
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「桗」
𣏼木4+4=総画数8 U+233FC [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:木部:𣏼】同"鏵"」
漢字林(非部首部別)
𣏽木4+4=総画数8 U+233FD [バイ、マイ、メ/]
◆杖(つえ)などに使う程度の太さの(枝よりも太い)木の幹(みき)、木の棒
◆馬を打つ鞭(むち)
◆馬が声を立てないようにするために口に咥(くわ)えさせる木の棒
◆個数(大珠九枚、大きな珠シュが九個)」、人数(縛人者數千枚、捕縛ホバクした者が数千人)」、本数・丁数(槍二十枚、槍が二十丁)」他、同じ物を数える語、同「个」「個」「箇」
◆[日]平たい物を数える語
◆「𣏽挙マイキョ」、一つ一つと数え上げる
漢字林(非部首部別)
𣏾木4+4=総画数8 U+233FE [未詳/]
◆木製の棒「【廣韻:入聲:月第十:厥:橜】説文𣏾也一曰門梱亦作橛」「【康熙字典:卯集中:戈部:戕】…《博雅》戕戙𣏾也…」
𣐀木4+4=総画数8 U+23400 [未詳/]
◆未詳
𣐁木4+4=総画数8 U+23401 [シ/]
◆木の刺(とげ)、細く先が尖(とが)ったもの、同「朿」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣐁】七賜反木芒也今作束(「束(たば)」は「朿(とげ)」であると思われる))」
漢字林(非部首部別)
𣐂木4+4=総画数8 U+23402 [ヨウ/] 枼枽𣏋
◆薄い木の板、薄く平らなもの、同「葉」
◆植物の葉、同「葉」
◆塀や壁に開けられた窓、同「楪」
漢字林(非部首部別)
𣐇木4+4=総画数8 U+23407 [ライ、ルイ/]
◆耜シ(土を掘り起こす農具の刃の部分)や犁レイ(牛などに引かせて土を起す農具の刃の部分)に取り付ける柄(え)「【說文解字注:耒部:耒】耕曲木也(各本耕上有手今依廣韵隊韵周易音義正下文云耕犁也謂犁之曲木也禮記音義引字林亦云耕曲木…注云庛讀爲棘刺之刺刺耒下前曲接耜…」
◆「耒耜ライシ」、「耜(刃の部分)」に「耒(柄の部分)」を取り付けたもの {農具(鋤鍬類)}
𦊋网部
𦍎羊部
𪱸木4+4=総画数8 U+2AC78 [未詳/]
◆未詳「【東維子集:卷九:序:送周處士還山序】…賀劌之言效𪱸魯非要…」
注解:「於」の訛字か?
𫞈木4+4=総画数8 U+2B788 [未詳/]
◆未詳
木4+5=総画数9 U+3B52 [シ、ジ/]
◆耜(シ、田畑の土を掘り起こす農具)、またその先の細長い台形状(シャベルshovel状)をした土に刺し入れる部分、同「耜」 {農具(鋤鍬類)}
◆水を汲み出す道具、同「𣐵」
木4+5=総画数9 U+3B53 [ヘン、ベン/]
◆枓栱・斗栱トキョウ、方形の木材(枓)と"U"字形の木材(栱)を組み合わせ建物の柱の上端に置いてそれより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える部材 {建物}
木4+5=総画数9 U+3B54 [ロ、ル/]
◆未詳「【廣韻:上平聲:卷第一:模第十一:盧:㭔】黃㭔木可染也」「【漢語大字典:木部:㭔】则㭔当为黄栌木」(「黄栌コウロ」はケムリノキ(煙の木、ウルシ科ハグマノキ属))
木4+5=総画数9 U+3B55 [キョ、コ/]
◆ロバ(驢馬)に荷物を背負わせるために背に置く木の板、同「极」
木4+5=総画数9 U+3B64 [チョウ/]
◆ツタ(蔦)、ブドウ科ツタ属の蔓性の木本、また樹木などに絡からまりながら根を張る蔓性植物の総称、同「蔦」 {ツタ}
石部
网部
亠部
木4+5=総画数9 U+67AE [チン、セン/]
◆木名、未詳
◆木を切ったり割ったり砕いたりするときに下に置く木製の台、同「椹」、石製は「砧」、金属製は「鍖」
木4+5=総画数9 U+67AF [コ、ク/か・れる]
◆草木が水分を失う、萎(しお)れる
◆涸(か)れる、水がなくなる
◆勢いがなくなる、衰(おとろ)える
◆[日]年を重ねて落ち着き渋(しぶ)くなる
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67B0 [ヘイ、ビョウ/]
◆碁や将棋などで使う四角で表面が平らな盤バン、平らな板
◆「枰仲ヘイチュウ」、木名、未詳
木4+5=総画数9 U+67B1 [シ、ジ、タイ、ダイ/]
◆土を掘り起こすシャベルshovel状の農具(日本で鋤(すき)と呼ばれる農具に似たもの)の刃の部分、同「耛」「耜」 {農具(鋤鍬類)}
◆鎌などの柄(え)、同「柌」
◆ものを載せるための上が平らな台、机、テーブルtable、同「檯」
木4+5=総画数9 U+67B2 [シ/]
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)の雄株、雌株は「苴」 {アサ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67B3 [シ、キ/]
◆カラタチ(枳・枳殻・枸橘)、ミカン科ミカン属の木 {カラタチ}
◆「枳枸シク」「枳椇シグ」、シナケンポナシ(支那玄圃梨)、クロウメモドキ科ケンポナシ属の木 {シナケンポナシ}
筆順
木4+5=総画数9 U+67B4 [カイ、ケ/]
◆体を支える(或いは打ち据える)木の棒、杖(つえ)、同「𣐷」「拐」
筆順
木4+5=総画数9 U+67B5 [キョウ/]
◆木の根コン(ね)
◆「玄枵ゲンキョウ」、十二次ジュウニジ(十二星次、天球を天の赤道帯にそって西から東に十二等分したもの)の一つ、二十八宿北方七宿のほぼ虚宿・危宿の方向に相当する {二十八宿}
木4+5=総画数9 U+67B6 [カ、ケ/か・ける]
◆か・ける、二本の支柱などの支えとなるものの上に、棒や板のような長い物を横に渡す
◆物を載せたり掛けたり吊ったりするするために、横に渡した横木や板、またそれを支えるための縦木(支柱)や台(足)などを含めた全体を指すことがある、「衣架イカ(衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具)」「書架ショカ(書物を載せる棚、本棚)」
◆「架空カクウ」◇高いところに横に渡す、「高架コウカ」◇空中に浮いている、根拠がない
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67B7 [カ、ケ/かせ]
◆かせ、板に穴をあけ、これを首に嵌(は)めて自由を奪う刑具、またそれを嵌(は)める
◆殻竿・唐棹(からざお)、二本の棒を紐(ひも)などで繋(つな)ぎ一方の棒を持って振り下ろし脱穀ダッコクする農具、「連枷レンガ」、同「柫」
◆衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67B8 [ク、コウ/] 𣕉𣙱𣕌
◆木や枝が曲がる、まっすぐにならない
◆「枸杞クコ」、ナス科クコ属の木、食用や薬用に用いられる、別名「枸檵クケイ」 {クコ}
◆「枸橘クキツ」、カラタチ(枳・枳殻・枸橘)、ミカン科ミカン属の木、別名「臭橘シュウキツ」 {カラタチ}
◆「枸櫞クエン」、シトロンcitron、ミカン科ミカン属の木 {シトロン}
◆「枸榾・枸骨クコツ」、ヤバネヒイラギモチ(矢羽根柊黐・矢羽柊黐)、モチノキ科モチノキ属の木 {ヤバネヒイラギモチ}
◆「枳枸シク」、シナケンポナシ(支那玄圃梨)、クロウメモドキ科ケンポナシ属の木、同「䅩䅓」、別名「枳椇シグ」 {シナケンポナシ}
筆順
木4+5=総画数9 U+67B9 [ホウ、ヒョウ、フ/ばち、なら]
◆ばち、鼓などを叩(たた)く棒、同「桴」
◆ナラ(楢・柞・枹)、コナラ(小楢)・ミズナラ(水楢)などのブナ科コナラ属の木の総称 {ナラ}
筆順
木4+5=総画数9 U+67BA [バツ、マツ、マチ/]
◆旗や標識などを掲げる棒また柱
◆ナンキンハゼ(南京黄櫨)、トウダイグサ科の木、別名「烏臼樹ウキュウジュ」
木4+5=総画数9 U+67BB [エイ、エ、セツ、セチ/]
◆舟を進めるために水を搔(か)く櫂(かい)、「鼓枻コエイ(櫂や櫓ロなどで舟を漕こぐ)」、同「栧」
◆弓矯(ゆだめ)、弓や弩ド(機械仕掛けの弓)の形を整えたり歪(ゆが)みを直(なお)したりするための道具、同「檠」
木4+5=総画数9 U+67BC [ヨウ/] 枽𣏋𣐂
◆薄い木の板、薄く平らなもの、同「葉」
◆植物の葉、同「葉」
◆塀や壁に開けられた窓、同「楪」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67BE [シ、ジ/かき] 柿𣐈柹
◆カキ(柿)、カキノキ科の木、またその果実 {カキ}
木4+5=総画数9 U+67BF [ガツ、ガチ、ゲツ、ゲチ/] 𣖂𣔏㮆𣕀
◆木を切り倒した後に残る切り株、同「蘖」
◆蘖(ひこばえ)、切り株から生え出た新芽、同「蘖」
木4+5=総画数9 U+67C0 [ヒ/]
◆コウヨウザン(広葉杉)、スギ科スギ属の木 {コウヨウザン}
木4+5=総画数9 U+67C1 [タ、ダ/]
◆舵(かじ)、船(や飛行機)の進む方向を操作するための(木製の)装置
筆順
木4+5=総画数9 U+67C2 [イ、タ、ダ/]
◆シナノキ(科木)、またシナノキ科シナノキ属の木、棺材に使われるという、同「椴」「杝」 {シナノキ}
◆船の進む方向を操作するための舵(かじ)、同「柁」
木4+5=総画数9 U+67C3 [レイ、リョウ/]
◆ヒサカキ(柃・姫榊)、モッコク科ヒサカキ属の木 {ヒサカキ}
◆欄干の横木
◆「柃𣒃レイケキ」、ムギ(麦)などの実を熬(い)る器「【說文解字注:木部:𣒃】…一曰燒麥柃𣒃也(燒猶熬也柃𣒃者熬麥器名)」
木4+5=総画数9 U+67C4 [ヘイ、ヒョウ/え、がら、つか]
◆茎や枝から伸びて花や葉を支えている枝状の部分、「花柄カヘイ」「葉柄ヨウヘイ」という
◆器物の手で握るための棒状の部分 {農具(鋤鍬類)}
◆手に握る、握って自由に操る、またその力、権力
◆[日]がら◇人の品格や性格◇布などの模様
筆順
木4+5=総画数9 U+67C5 [ジ、ニ/]
◆木名、ナシ(梨)のような実が成るという
◆動きを抑(おさ)える、押し止(とど)める、同「抳」
◆車輪の下に当てて車が動き出さないようにするための木製の車止め
◆機織ショッキ(はたおり)の糸巻き(糸車いとぐるま)を回転させたり止めたりするための取っ手、同「杘」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:杘𣐉𣒺】丑二切篗柄也或作𣐉𣒺亦書作柅」
◆「柅柅ジジ」、草木が盛んに生い茂るさま
木4+5=総画数9 U+67C6 [ロウ/]
◆折(お)れた木、また木を折る、木が折れる
筆順
木4+5=総画数9 U+67C7 [カ、ワ/] 𤖱𥞄
◆棺(ひつぎ)の前後(頭や足の先に当たる部分)の板「【廣雅:卷八:釋器】槥(衞)櫝(讀)櫬(楚覲)𣚑(導)柩棺也其當謂之𤖱」「【集韻:卷三:平聲:戈第八:𤖱柇】博雅棺常謂之𤖱或从木通作和」
木4+5=総画数9 U+67C8 [ハン、バン/]
◆食べ物などを載(の)せる木製の盆ボン、食べ物を盛る大きな皿状の器、大皿、同「盤」
木4+5=総画数9 U+67CA [シュウ、シュ/ひいらぎ]
◆「柊楑シュウキ」、槌(つち)、ものを打ちつける道具
◆ヒイラギ(柊)、モクセイ科モクセイ属の木 {ヒイラギ}
◆「柊葉ショウヨウ」、クズウコン科の植物、学名Phrynium capitatum、同「苳葉トウヨウ」
筆順
木4+5=総画数9 U+67CB [タイ、ダイ/]
◆蚕棚(カイコを飼うための竹籠を載せる棚)の柱、同「槌」
木4+5=総画数9 U+67CC [シ、ジ/]
◆鎌(かま)などの柄(え)、同「枱」
木4+5=総画数9 U+67CD [ヨウ、オウ/]
◆「柍梅・楧梅ヨウバイ」、ニワウメ(庭梅)、バラ科スモモ属の木、別名「郁李・薁李イクリ」「雀梅ジャクバイ」「車下李シャゲリ」「【說文解字注:木部:柍】梅也(柍梅合二字成木名今各本𠜂去柍字是柍卽枏矣釋木時英梅齊民要術引郭注云英梅未聞今本注云雀梅…)」「【爾雅注疏:釋木】時英梅(《注》雀梅《疏》時一名英梅郭云雀梅似梅而小者也)」 {ニワウメ}
◆未詳「【漢書(前漢書):卷八十七上:揚雄傳第五十七上】列宿乃施於上榮兮日月纔經於柍桭(服虔曰柍中央也桭屋梠也…)」
◆殻竿・唐棹(からざお)、連枷レンガ、二本の棒を紐(ひも)などで繋(つな)ぎ一方の棒を持って振り下ろし脱穀ダッコクする農具、同「柫」
木4+5=総画数9 U+67CE [フ/] 𣘧𣏘
◆花の萼ガク(蕾・花・実を保護する役目をするもので通常小さな葉の形をしている) {萼}
◆鐘ショウ(かね)・磬ケイ・鼔コ(つづみ)などを掛ける横木(「架」という)を支える脚(あし、支柱とその下の足)、器物の足、同「櫍」
◆木を組んで作った筏(いかだ)
筆順
木4+5=総画数9 U+67CF [ハク、ヒャク/かしわ]
◆ヒノキ科の木、スギ(杉、スギ属)・コノテガシワ(児手柏、コノテガシワ属)・ヒバ(檜葉、アスナロ属)などを含む、同「椈」
◆大きい「【釋名:釋車】柏車柏伯也大也丁夫服任之小車也」
◆[日]カシワ(柏・槲・檞)、ブナ科コナラ属の木 {カシワ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67D0 [ボウ、ム/それがし、なにがし]
◆なにがし、或る(人、こと、もの、ところ、とき)、そこにいる(そこにある)ことは確かだがはっきりと特定できない人や物事・場所・時などを指す語、また敢(あ)えてそれであることをはっきりさせたくないときに用いる語
◆それがし、私(わたくし)、自分を指す謙称、同「厶」「私」
注解:「梅(楳)」の本字
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67D1 [カン/]
◆ミカン科ミカン属の植物、ミカン(蜜柑)やオレンジorangeの類、その果実、「柑橘カンキツ」 {ミカン} {オレンジ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67D2 [シツ、シチ/]
◆ウルシ(漆)、ウルシ科ウルシ属の木、またその木の樹液、その樹液を用いて作った塗料、同「漆」 {ウルシ}
◆七、「七」の大写字(「一」は「壹」・「二」は「貳」のような大文字のこと) {数字}
木4+5=総画数9 U+67D3 [ゼン、ネン、セン/そ・める、そ・まる、し・みる、し・み] 𣑱
◆液体が小さな隙間に滲(し)み込む、布などを液体に浸(ひた)して着色する、色を滲み込ませる
◆色や匂いなどが付着する、またそれによってそれまでとは別のものになる、感化される
◆情報や病気などが次々に移って行く
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67D4 [ジュウ、ニュウ/やわ・らか] 𣐱
◆曲げても折れないさま、しなやかなさま
◆穏やかなさま、温和なさま
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67D5 [ボウ、モ、ム/] 楙㮊
◆木が大きく成長するさま
◆ボケ(木瓜)、バラ科ボケ属の木 {ボケ}
漢字林(非部首部別)
木4+5=総画数9 U+67D6 [ショウ、ジョウ/]
◆樹木が揺れるさま
◆弓や銃の練習用の的
◆浴室の休息用の細長い台
木4+5=総画数9 U+67D7 [未詳/]
◆「蒼柗(音未詳)」、古地名、武威ブイ郡(現甘粛省武威市)「【漢書(前漢書):卷二十八下:地理志第八下】蒼柗(南山柗陜水所出北至揟次入海莽曰射楚師古曰柗古松字也…)」「【字彙:辰集:木部:柗】與松同前漢地理志武威郡有蒼柗」 {甘粛省}
木4+5=総画数9 U+67D8 [シャ/]
◆ハリグワ(針桑)、クワ科ハリグワ属の木、同「樜」 {ハリグワ}
◆「柘黄シャコウ」、ハリグワ(針桑)から作るやや赤みを帯びた黄色の染料、天子が着る服を染めるという
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67D9 [コウ、ギョウ、キョウ/]
◆獣や罪人を閉じ込める檻(おり)、同「㘡」「𣘭」
◆押し込める、閉じ込める
◆物を収納するための蓋付きの箱、同「匣」「【漢書(前漢書):卷十二:平帝紀】…乙未義陵寑神衣在柙中…(…師古曰柙匱也…)」
◆香木名、未詳「【文選:卷四:京都中:南都賦】其木則檉(敕貞)松楔(更黠)㮨(即)槾(萬)栢杻(女九)橿(疆)楓柙(甲)櫨(盧)櫪(歴)帝女之桑(…劉逵吳都賦注曰柙香木也…)」
木4+5=総画数9 U+67DA [ユウ、ユ/ゆず]
◆ザボン(朱欒・香欒)、別名ブンタン(文旦)、ミカン科ミカン属の木、その果実を「柚子ユズ・ヨゥズ」という {ザボン}
◆「柚木ユウボク」、チークteak、シソ科チーク属の木 {チーク}
◆[日]ユズ(柚・柚子)、ミカン科ミカン属の木、またその果実、中国で「ユズ」は「香橙コウトウ」という {ユズ}
筆順
木4+5=総画数9 U+67DB [シン/]
◆木が朽(く)ちて(枯れて)倒れる
木4+5=総画数9 U+67DC [キョ、コ/]
◆物を収納するための蓋付きの箱、また扉の付いた戸棚や箪笥(たんす)、同「櫃」
◆「柜台キョダイ」、店などの受付や品物の受け渡しをするカウンターcounter
◆「柜柳キョリュウ」、シナサワグルミ(支那沢胡桃)、クルミ科サワグルミ属の木、同「欅柳」 {シナサワグルミ}
◆繁「櫃」
木4+5=総画数9 U+67DD [タク/]
◆夜警や見張りなどの際に打ち鳴らす拍子木(ひょうしぎ)、同「𣔳」「𣟄」
◆裂(さ)ける、裂けて(裂いて)開く、切り裂く、切り開く、同「拆」「坼」「𤖴」
筆順
木4+5=総画数9 U+67DE [サク、ザク/なら、ははそ、いすのき]
◆コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などの団栗(どんぐり)の成るブナ科コナラ属の木の総称 {コナラ} {クヌギ}
◆「柞櫟サクレキ」、カシワ(柏)、ブナ科コナラ属の木 {カシワ}
◆「柞木サクボク」、クスドイゲ、ヤナギ科クスドイゲ属の木 {クスドイゲ}
◆木を切る、伐採する
◆[日]ハハソ(柞)、別名コナラ(小楢)、ブナ科コナラ属の木
◆[日]イスノキ(柞・蚊母樹)、マンサク科イスノキ属の木 {イスノキ}
筆順
木4+5=総画数9 U+67DF [ダン、ナン/くすのき] 楠𣔎枏
◆木名、学名Phoebe zhennan、クスノキ科Phoebe属の木
◆[日]クスノキ(樟)、クスノキ科ニッケイ属の木 {クスノキ}
木4+5=総画数9 U+67E0 [チョ、ノウ、ネイ、ニョウ/]
◆ヒメコウゾ(姫楮)、クワ科コウゾ属の木、樹皮を紙の原料とする {ヒメコウゾ}
◆「柠檬・檸檬ネイモウ」、レモンlemon、ミカン科ミカン属の木、同K「檸」 {レモン}
◆繁「檸」
木4+5=総画数9 U+67E1 [エイ、ヨウ/]
◆木名、笏(しゃく)などを作る時に用いる
木4+5=総画数9 U+67E2 [テイ、タイ/]
◆木の根(ね)、根元(ねもと)
◆物事の根底コンテイにあるもの、根本(コンポン、ねもと)
筆順
木4+5=総画数9 U+67E3 [チツ、ジチ、セツ、セチ、テツ、デチ/]
◆門の敷居(しきい)、門の地上部に渡した横木
◆「桔柣・䦖𨳺ケツテツ」、鄭テイ国(紀元前806年~前375年)の城門の名
木4+5=総画数9 U+67E4 [サ、ショ、シャ、ゾ/]
◆柵・欄干・堰(せき)などの木を組んで他との間を遮(さえぎ)るもの、同「査」
◆遮(さえぎ)る、拒(こば)む
◆「山柤子・山樝子・山楂子サンザシ」、バラ科サンザシ属の木、またその実、実を薬用とする {サンザシ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67E5 [サ、ジャ、シャ/]
◆柵・欄干・堰(せき)などの木を組んで他との間を遮(さえぎ)るもの、同「柤」
◆木を組んで作った筏、同「槎」
◆調べる、「調査チョウサ」
◆「山查サンサ」、サンザシ(山楂子)、バラ科サンザシ属の木、またその実 {サンザシ}
漢字林(非部首部別)
木4+5=総画数9 U+67E6 [タン、ダン/]
◆物を載せる箱形で足がない台
木4+5=総画数9 U+67E7 [コ、ク/]
◆角材の稜リョウ、二つの面が合わさってできる線状の角(かど)、線状に角張ったところ、同「棱」「稜」
◆「柧棱コロウ・コリョウ」◇稜角リョウカク◇建物の棟(むね)、建物の屋根の面が交わる最も高い所「【後漢書:卷七十上:班彪列傳】…設璧門之鳳闕上柧棱而棲金雀(…説文曰柧棱殿堂上最高之處也…三輔故事曰建章宮闕上有銅鳳凰卽金雀也…)」
筆順
木4+5=総画数9 U+67E8 [ホ、フ/]
◆「蔽柨」、木名、未詳
木4+5=総画数9 U+67E9 [キュウ、グ/ひつぎ] 𠥂匛𣡛匶𠥬
◆遺体が収(おさ)められた棺(ひつぎ)、また棺に収められた遺体「【禮記注疏(禮記正義):卷四:曲禮下】在牀曰尸(《注》尸陳也言形體在也)在棺曰柩(《注》柩之言究也)」
筆順
木4+5=総画数9 U+67EA [オウ、ヨウ/]
◆木を曲げる「【類篇:卷十八:木部:柪】於交切曲木也又於教切木𠃏屈文一重音一」
木4+5=総画数9 U+67EB [フツ、フチ/]
◆連枷レンガ、殻竿・唐棹(からざお)、二本の棒を紐(ひも)などで繋(つな)ぎ一方の棒を持って振り下ろし脱穀ダッコクする農具
木4+5=総画数9 U+67EC [カン、ケン/]
◆札(ふだ)、名札、名刺、カード
◆書簡、手紙、文書、同「𥳑」
◆選り分ける、仕分けて選び出す、同「揀」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67ED [ハツ、ハチ、バツ/]
◆連枷レンガ、殻竿・唐棹(からざお)、二本の棒を紐(ひも)などで繋(つな)ぎ一方の棒を持って振り下ろし脱穀ダッコクする農具
◆未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:柭】蒲葛切矢末也」
木4+5=総画数9 U+67EE [トツ、トチ/]
◆榾ほた、火に焼(く)べる木の切れ端、木端(こっぱ)、「榾柮コツトツ」
◆「枸榾クコツ」、ヤバネヒイラギモチ(矢羽根柊黐・矢羽柊黐)、モチノキ科モチノキ属の木 {ヤバネヒイラギモチ}
筆順
木4+5=総画数9 U+67EF [カ/] 𣝺
◆斧(おの)や槍(やり)などの柄(え)
◆草木の茎や枝
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67F0 [ダイ、ナイ/]
◆リンゴ(林檎)、バラ科リンゴ属の果樹、またその実、同「㮈」「㮏」 {リンゴ}
◆マツリ(茉莉)、マツリカ(茉莉花)、モクセイ科ソケイ属(別名ジャスミンjasmine)の木 {ジャスミン}
◆如何(いかん)、どうして、どのように、どのような、同「奈」
漢字林(非部首部別)
木4+5=総画数9 U+67F1 [チュウ、ジュウ/はしら、じ]
◆建物上部の構造物を支える直立した木材 {建物}
◆上の者や物を下から支える、また支えとなるもの
◆じ、箏ショウ(こと)などの弦の途中を支える"M"字状の具、その位置を変えることで音程を調節する
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67F2 [ヒツ、ヒ/]
◆矛(ほこ、両刃の短い剣)や斧(おの)などの柄(え) {武器(刀剣槍)}
◆弓矯(ゆだめ)、弓の形を整えたり歪みを直す道具
木4+5=総画数9 U+67F3 [リュウ、ル/やなぎ] 桺栁桞𣓠
◆ヤナギ(柳)、ヤナギ科の木、一般に枝が垂れるもの、垂れないものは「ヤナギ(楊)」 {ヤナギ}
◆星名、二十八宿南方朱雀七宿の第三宿 {二十八宿}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67F5 [サク、シャク、サン、セン/しがらみ] 𣑭栅𨴕
◆木や竹を立て並べ"卌"状に組んだもの、隙間を設け通したいものだけを通るようにした仕切り
筆順
木4+5=総画数9 U+67F6 [①シ②사サ/]

◆祭礼の際に食べ物を掬(すく)うための匙(さじ、スプーンspoon)「【三禮圖集注:卷十三:鉶柶】(「鉶柶」図あり)醴有柶用角為之鉶有柶用木為之舊圗云柶長尺㯿博三寸(㯿音葉本又作二寸其醴柶宜為二寸)曲柄長六寸…」

◆[韓]「柶戯(사희サヒ)」「擲柶戯(척사희チョクサヒ)」、ユンノリ(윷놀이)、朝鮮伝統的な遊戯、また遊具名「【五洲衍文長箋散稿:詩文篇:論文類:文字:東國土俗字辨證說】柶。【音四。俗訓늇。取四木之戲具名。金文豹作《柶戲圖》。…】」
木4+5=総画数9 U+67F7 [シュク/]
◆蓋のない箱型に作り、演奏の始まりに内側を叩いて鳴らす打楽器の名、演奏の最後に鳴らすのは「敔」「【爾雅注疏:釋樂】所以鼓柷謂之止(《注》柷如漆桶方二尺四寸深一尺八寸中有椎柄連底挏之令左右撃止者其椎名)所以鼓敔謂之籈(《注》敔如伏虎背上有二十七鉏鋙刻以木長尺櫟之籈者其名)」 {楽器(打楽器)}
木4+5=総画数9 U+67F8 [ハイ、ヘ/]
◆杯(さかずき)、酒や茶やスープsoupなどの液状の飲み物を飲むための器、同「杯」
◆「柸治ハイチ」、快くないさま、不愉快なさま
木4+5=総画数9 U+67F9 [シ、ジ/かき] 柿枾𣐈
◆カキ(柿)、カキノキ科の木、またその果実 {カキ}
木4+5=総画数9 U+67FA [カイ、ケ/]
◆体を支える(或いは打ち据える)木の棒、杖(つえ)、同「𣐷」「拐」
木4+5=総画数9 U+67FB [サ、ジャ、シャ/]
◆柵・欄干・堰(せき)などの木を組んで他との間を遮(さえぎ)るもの、同「柤」
◆木を組んで作った筏、同「槎」
◆調べる、「調査チョウサ」
◆「山査サンサ」、サンザシ(山楂子)、バラ科サンザシ属の木、またその実 {サンザシ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+5=総画数9 U+67FC [ヨウ/]
◆物を引っ張る
木4+5=総画数9 U+67FD [テイ、チョウ/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:柽】其月切音撅出釋典」「【漢語大字典:木部:柽】(一)同"𣐍(橛)"…(二)"檉"的简化字」
◆「柽柳・檉柳テイリュウ」、ギョリュウ(御柳・檉柳)、ギョリュウ科の木 {ギョリュウ}
漢字林(非部首部別)
木4+5=総画数9 U+67FE [キュウ、グ/まさ]
◆柩(ひつぎ)、遺体が収(おさ)められた棺、同「柩」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:柾】俗柩正渠救反尸柩禮記云在床曰尸在棺曰柩柩之言乆也」
◆[日]まさ、木目(もくめ)がまっすぐに通っているさま、またそのような木材
筆順
木4+5=総画数9 U+67FF [シ、ジ/かき] 枾𣐈柹
◆カキ(柿)、カキノキ科の木、またその果実 {カキ}
注解:本字は{⿰木市(亠巾)}で「杮(U+676E、{⿰木巿(一巾)})」とは別字
筆順
木4+5=総画数9 U+6800 [シ/]
◆「栀子シシ」、クチナシ(梔子・巵子・山梔子)、アカネ科クチナシ属の木、またその実、実は黄色の着色料として、また生薬として利用される {クチナシ}
木4+5=総画数9 U+6801 [リュウ、ル/やなぎ] 柳桺桞𣓠
◆ヤナギ(柳)、ヤナギ科の木、一般に枝が垂れるもの、垂れないものは「ヤナギ(楊)」 {ヤナギ}
◆星名、二十八宿南方朱雀七宿の第三宿 {二十八宿}
木4+5=総画数9 U+6802 [バイ、マイ、メ/つが、とが]
◆未詳
◆[日]ツガ(栂)、トガ(栂)、マツ科ツガ属の木 {ツガ}
筆順
木4+5=総画数9 U+6803 [/とち、とちのき]
◆[日]とち、とちのき、トチノキ(橡・栃・栃の木)、ムクロジ科トチノキ属の木 、同「杤」F{トチノキ}
◆地名用字、「栃木(とちぎ、県名、市名)」
筆順
木4+5=総画数9 U+6804 [エイ、ヨウ/さか・える、は・える] 榮荣
◆草木が盛んに茂る、花が華やかに咲き盛る
◆繁盛する
◆華やかなさま、目立つさま
◆軒先(のきさき)の両端の反り上がった部分「【說文解字:木部:榮】屋梠之兩頭起者為榮」
◆キリ(桐)、キリ科の木 {キリ}
筆順
木4+5=総画数9 U+6805 [サク、シャク、サン、セン/しがらみ] 柵𣑭𨴕
◆木や竹を立て並べ"卌"状に組んだもの、隙間を設け通したいものだけを通るようにした仕切り
木4+5=総画数9 U+6806 [ソウ/なつめ] 棗枣𡗭𠂲𠐇𢄀𣕿
◆ナツメ(棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、またその実 {ナツメ}
◆「酸栆サンソウ」、サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木 {サネブトナツメ}
◆[日]なつめ、抹茶マッチャを入れる容器、容器の形がナツメ(棗)の実に似ていることから
木4+5=総画数9 U+6807 [ヒョウ/しるし、しるべ、しめ] 標𣠙
◆高く伸びた木の先の枝、梢(こずえ)
◆物事の先端
◆目印、場所を示す印(しるし)、案内や識別のための印
◆高く掲(かか)げる、はっきりと目立たせる
木4+5=総画数9 U+6808 [サン、セン/かけはし、さ] 桟棧
◆木や板を横に並べて架け渡した道、また橋、同「閣」、「桟道サンドウ」「桟橋(さんばし)」
◆板を並べて作ったもの、板張りの床や簀子サクシ(すのこ)
◆倉庫、宿屋、いずれも床が板敷であったことから
◆(家畜を飼育するための)木や板を渡した囲い
◆[日]屋根や床の下に張り渡す木、障子戸などの骨木、梯子の踏板、下支えしたり補強したりするための木
◆[日]「桟敷(さじき)」、板敷の見物席
漢字林(非部首部別)
木4+5=総画数9 U+6809 [シツ、シチ/くし]
◆毛髪を梳(す)き整える、またその道具の総称 {服飾(髪飾)}、歯の目が細かいものを「篦」「枇」、目が粗いものを「梳」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆(櫛の歯のように)びっしりと並ぶ
木4+5=総画数9 U+680A [ロウ、ル/] 櫳槞
◆木などを柵(さく)状に組んだ囲(かこ)い、獣(けもの)を閉じ込めるための檻(おり)
木4+5=総画数9 U+680B [トウ、ツウ/むね]
◆建物の屋根の面が交わる最も高いところ
◆桁コウ(けた、建物正面に向かって左右方向に渡す木)で最も高い位置にある木、「棟木むなぎ」 {建物}
◆建物の数を数える語
◆「棟梁トウリョウ」◇屋根の棟木とそれを支える梁(はり)◇重要な人、主要な人◇[日]大工の頭かしら
木4+5=総画数9 U+680C [ロ、ル/はぜ] 櫨枦
◆枓栱・斗栱トキョウ、方形の木材(枓ト)と"U"字形の木材(栱キョウ)を組み合わせ建物の柱の上端に置いて、それより上部の桁(けた、建物正面に向かって左右方向に渡す横木)や梁(はり、建物正面に向かって手前から奥方向に渡す横木)を支える部材、別名「欂櫨ハクロ」 {建物}
◆「黄栌コウロ」、ケムリノキ(煙の木)、ウルシ科ハグマノキ属の木、別名「ハグマノキ(白熊の木)」「スモーク・ツリーsmoke tree」 {ケムリノキ}
◆[日]はぜ、ハゼノキ(黄櫨の木・櫨の木)、ウルシ科ウルシ属の木 {ハゼノキ}
木4+5=総画数9 U+680D [생セン/]
◆[韓]「長栍(장생チャンセン)」、人の顔などを彫った木の柱、別名「長丞(장승チャンスン)」
木4+5=総画数9 U+680E [レキ、リャク/くぬぎ、いちい] 櫟檪
◆コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などの団栗(どんぐり)の成るブナ科コナラ属の木の総称 {コナラ} {クヌギ}
◆「枹栎ホウレキ」、コナラ(小楢)、ブナ科コナラ属の木 {コナラ}
◆「麻栎マレキ」、クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木 {クヌギ}
◆「栎阳レキヨウ」、秦代・漢代(前221年~220年)の古県名、現陝西省西安市 {陝西省}
◆[日]イチイ(櫟)、別名イチイガシ(一位樫)、ブナ科コナラ属の木 {イチイ}
木4+5=総画数9 U+680F [ラン/] 欄𣟬欄
◆橋の両側や廊下・窓・寝台などの縁に設ける手摺(てすり)
◆区切りを示す仕切り、また囲い、枠(わく)
◆新聞や雑誌などの枠などで仕切られた部分
木4+5=総画数9 U+6810 [エイ、ヨウ/]
◆木名、笏(しゃく)などを作る時に用いる
木4+5=総画数9 U+6811 [シュ、ジュ/き] 樹𣗳𡬾𣕒𣚤𢒳
◆木本モクホンの植物のうち地面から垂直に伸び立った木、立ち木、木本の植物の総称は「木」、切った木を「材」
◆木を植え大きく高く育てる
◆まっすぐに立てる、しっかりと立てる
木4+5=総画数9 U+6852 [ソウ/くわ] 桑𠭨𠭌𣕐
◆クワ(桑)、クワ科の木、実は食べられ葉は蚕の餌になり根は薬になる、更に木は楽器や家具などに枝は弓に利用される {クワ}
◆養蚕ヨウサンする
漢字林(非部首部別)
目部
𠚐凵部
𣏲木4+5=総画数9 U+233F2 [ヘイ、ヒョウ、ヒン/] 秉𦱮𥝐𥟱
◆穀物の束を数える単位、一(ひと)握り分を「1秉」、1秉=1把
◆片手で手に握る、握り持つ、両手は「兼」
𣐈木4+5=総画数9 U+23408 [シ、ジ/かき] 柿枾柹
◆カキ(柿)、カキノキ科の木、またその果実 {カキ}
𣐉木4+5=総画数9 U+23409 [ジ、ニ、チ/]
◆「嚜𣐉ビチ・ミェチュ」、狡賢(ずるがしこ)いさま「【列子(冲虚至徳眞經:卷第六:列子):力命第六】…墨(音眉)杘(勑夷)單(音戰)至(音咥)嘽(齒然)咺(許爰)憋(妨滅)懯(音敷此皆黙詐輕發汗緩急𨒪之貌)四人相與游於世胥如志也…」
◆機織ショッキ(はたおり)の糸巻き(糸車いとぐるま)を回転させたり止めたりするための取っ手、同「𣒺」「柅」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:杘𣐉𣒺】丑二切篗柄也或作𣐉𣒺亦書作柅」
漢字林(非部首部別)
𣐊木4+5=総画数9 U+2340A [コウ、キョク、コク/]
◆ゴシュユ(呉茱萸)、ミカン科サンショウ属の木、果実の表面には多くの疣(いぼ)状の突起が並ぶ、別名「茱萸シュユ」、同「榝」「【廣雅:卷十:釋木】𣐊(考)榝欓越𣐹茱萸也(「榝」はゴシュユ、「欓」「越𣐹(椒)」はショクシュユ) {シュユ}
◆滑り止め用に金属の突起を付けた山道や雪道用の履物、同「檋」「梮」
𣐌木4+5=総画数9 U+2340C [ソ、ショ/と・く、す・く、くしけず・る] 梳𣓜𤴜𣙳㧧
◆櫛(くし)、歯の目が比較的粗い櫛、目が細かいものは「篦」「枇」、総称して「櫛」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆櫛で髪の毛を整える
漢字林(非部首部別)
𣐍木4+5=総画数9 U+2340D [キツ、コチ/]
◆地面に突き刺した杭(くい)、同「橛」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣐍】古文其月反木入土也今作橛」
𣐐木4+5=総画数9 U+23410 [ジ、ニ、ビ、ミ/]
◆糸巻き、糸車、機織で糸を巻き取る道具、同「鑈」「篗」
◆「𣐐枸」、山名、玉ギョク(美しく高貴な石)を多く産するという
𣐓木4+5=総画数9 U+23413 [イ/]
◆船名、未詳
𣐕木4+5=総画数9 U+23415 [ケイ、キョウ/]
◆寝台の近くに置く小さな長方形のテーブルtable
◆木名、未詳、スギ(杉)に似て堅(かた)いという
◆「朱𣐕シュケイ」、人名、1386年~1415年、明朝(1368年~1644年)の始祖朱元璋シュゲンショウ(洪武帝コウブテイ、1328年~1398年)の第二十三子、唐トウ(現河南省南陽市)に封ぜられ、諡(おくりな)は「唐定王トウテイオウ」 {河南省}
𣐥木4+5=総画数9 U+23425 [未詳/]
◆未詳「【正字通:午集中:目部:相】…篆作相或作𣐥同文舉要作䍒{⿱木罒}…」
漢字林(非部首部別)
𣐩木4+5=総画数9 U+23429 [未詳/]
◆未詳
漢字林(非部首部別)
𣐪木4+5=総画数9 U+2342A [未詳/]
◆未詳
𣐭木4+5=総画数9 U+2342D [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:辰集備考:木部:𣐭】《五音篇海》音果」「【字彙補:辰集:木部:𣐭】音義同果」
𣐯木4+5=総画数9 U+2342F [シュウ、ズウ/]
◆未詳
𣐱木4+5=総画数9 U+23431 [ジュウ、ニュウ/やわ・らか]
◆曲げても折れないさま、しなやかなさま
◆穏やかなさま、温和なさま
𣑍木4+5=総画数9 U+2344D [カ、ケ/] 𣐷𣐶
◆体を支える木の棒、杖(つえ)、同「柺」
𦊧网部
厶部
木4+6=総画数10 U+3B58 [コウ、ゴウ、ギョウ/]
◆剣を収納する蓋付きの箱
◆「㭘棔ゴウコン」、ネムノキ(合歓木)、マメ科ネムノキ属の木 {ネムノキ}
木4+6=総画数10 U+3B59 [タク、チャク/]
◆蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を置く台の横木、同「㮳」「㯂」「棏」「㯖」「【方言:第五】槌(縣蠶薄柱也度畏反)…其橫關西曰㮳(音朕亦名校音交)宋魏陳楚江淮之間謂之㯂(音帶)齊部謂之㭙(丁革反)…」
木4+6=総画数10 U+3B5B [ハイ、ヘ/]
◆千切ちきり、機織で経糸(たていと)を巻き付ける筒状の道具、同「榺」
木4+6=総画数10 U+3B5D [キュウ、グ/]
◆未詳「【玉篇:卷十二:林部第一百五十九:㭝】巨允切荊㭝亭名」「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:㭝】亭名在新市一曰荊也」
◆未詳「【北郭集:卷之二:衍上人蕭然齋】…妍淸晨理㭝罷窓扉靄餘烟」
漢字林(非部首部別)
木4+6=総画数10 U+3B5F [キョウ、ク/]
◆両手を組ませて手枷(てかせ)を嵌(は)める、またその刑具、一説に穴が一つのもの(両手を嵌める)を指し、穴が二つのもの(両手を別々に嵌る)は「梏」という、足枷(あしかせ)は「桎」「【周禮註疏刪翼:卷二十四】鄭司農云拲者兩手共一木也𤣥謂在手曰梏在足曰桎中罪不拲手足各一木」
木4+6=総画数10 U+3B60 [セン/]
◆ナツメ(棗)、クロウメモドキ科の木、またその実 {ナツメ}
◆「𣑮㭠(音未詳)」、木名、未詳「【太平御覽:卷第七百七十:舟部三:舟下】預章𣑮㭠(音錢棗木)諸木皆以多曲理盤節為堅勁也(「預章」は「豫樟ヨショウ」でクスノキと思われる)
木4+6=総画数10 U+3B66 [①未詳②택テク/]

◆木名、未詳「【北戶錄:卷二:蚊母扇】…古度樹一呼郍子南人號曰㭦(日亞反)不華而實…」
◆未詳「【治臺必告錄 :卷八】修理倉厫…又挑沙塗買茶心炭鐵丁土㭦等錢*{⿱(⿰㐅(⿲文文文))千}去銀伍元肆角(「*{⿰㐅(⿲文文文)}千」と二字にすべきか?)

◆[韓]未詳
木5+6=総画数11 U+4152 [ボウ、モウ/のぎ、すすき] 芒𦬆𥝕𪌁
◆イネ科の植物の小穂から伸びる細く刺状の毛
◆穂先
◆限りなく広がっているさま、ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「茫」
◆[日]ススキ(薄・芒)、イネ科ススキ属の草 {ススキ}
木4+6=総画数10 U+67BD [ヨウ/] 枼𣏋𣐂
◆薄い木の板、薄く平らなもの、同「葉」
◆植物の葉、同「葉」
◆塀や壁に開けられた窓、同「楪」
漢字林(非部首部別)
木4+6=総画数10 U+67F4 [サイ、ゼ/しば]
◆薪(たきぎ)などに使う小枝が付いたままの枝、木材としては使えない細い木や枝、またそれを束ねたもの
◆束ねた細い木や枝を使った垣(かき)、「柴垣(しばがき)」
◆束ねた細い枝や草を燃やして天神を祭る儀式、同「祡」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+6=総画数10 U+6812 [シュン/] 𣕍
◆鐘ショウ(かね)・磬ケイ・鼔コ(つづみ)などの楽器を吊り下げる横木、同「𥯗」「筍」「簨」、それを支える縦木(支柱)は「簴」「虡」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」 {楽器(打楽器)}
◆木名、或いは木の枝(えだ)「【山海經:北山經】又北百里曰繡山…其木多栒(木中枝也音荀)」
木4+6=総画数10 U+6813 [セン/]
◆もののの口や穴をぴったりと塞ぐもの、また塞ぐように差し込むもの
◆[日]「栓の木(センノキ)」、ハリギリ(針桐)の別称、ウコギ科ハリギリ属の木 {ハリギリ}
筆順
木4+6=総画数10 U+6814 [ケイ、ケ、ケツ、ケチ/] 𣔘𣓇
◆刀で文字などを刻(きざ)み込む、また彫(ほ)る、また文字などを刻み込んだ札(ふだ)、同「㓞」「契」
木4+6=総画数10 U+6816 [セイ、サイ/す・む、す]
◆鳥の住処(すみか)、塒(ねぐら)、同「棲」
◆住処、住(す)まい、同「棲」
◆休む、休息する、同「棲」
◆「栖栖・棲棲セイセイ」、忙(せわ)しいさま、忙しく片時もじっとしていないさま
筆順
木4+6=総画数10 U+6817 [リツ、リチ/くり] 㮚𣗴𣡼𣡷
◆クリ(栗)、ブナ科クリ属の果樹、またその実 {クリ}
◆(栗の木は堅く腐りにくいことから)堅い
◆慄(おのの)く、恐れや寒さで体が震える、同「慄」
◆繁「慄」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+6=総画数10 U+6818 [イ/]
◆ザイフリボク(采振木)、バラ科ザイフリボク属の木、また同属に属する木の一種、「枎栘フイ」、別名「唐棣トウテイ」「【清稗類鈔:植物類二:枎栘】枎栘爲落葉喬木幹高一二丈葉為橢圓形面有白毛春暮開白花五瓣狹長實赤色大如小豆舊說謂即唐棣…」 {ザイフリボク}
木4+6=総画数10 U+6819 [コウ、ゴウ/]
◆「栙欆・栙䉶・栙𢅻コウソウ」、船の帆柱(ほばしら)「【廣川書跋:卷三:送窮圖】…颿繫栙䉶…」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):卷第十一:木部:栙】栙雙也從木夅聲臣鍇按字書栙雙帆上木也侯邦反」「【廣韻:上平聲:江第四:栙:栙】栙䉶帆未張…」「【集韻:卷一:平聲江第四:欆𢅻】栙欆未張帆…」
木4+6=総画数10 U+681A [チン、ジン/] 𣒁
◆蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を置く台の横木、同「㮳」
◆クロバイ(黒灰)、ハイノキ科の木、別名「山礬・山矾サンバン」、葉を焼いて灰にし染料とする {クロバイ}
木4+6=総画数10 U+681B [レイ、ライ、リ/]
◆木名、実はビワ(枇杷、バラ科ビワ属の果樹)に似ているという「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:栛】力帝切果似枇杷子」「【廣韻:去聲:霽第十二:麗:栛】小槤木名」
木4+6=総画数10 U+681C [シャク、ソク/]
◆木名、未詳「【康熙字典:辰集中:木部:栜】《爾雅·釋木註》赤栜皮理錯戾」「【爾雅注疏・釋木】桋赤梀白者梀(赤梀樹葉細而歧鋭皮理錯戾好叢生山中中車輞白梀葉圓而歧爲大木)」を引いたものと思われるが「栜」ではなく「梀」、引用の誤か?
木4+6=総画数10 U+681D [カツ、カチ、テン/]
◆矢筈やはず、矢を弦(つる)に番(つが)えるために矢柄・矢幹(やがら、矢の棒)の端に作る窪(くぼ)み、同「桰」 {武器(弓箭)}
◆矯木ためぎ、歪みや狂いをもとの形に戻す(矯正する)ための道具、同「桰」「檃」
◆火掻棒(ひかきぼう)や火箸(ひばし)などの類、同「㮇」「【說文解字注:木部:栝】炊竈木(今俗語云竈㮇是也廣韵云㮇火杖𣐸㮇古今字也)」
◆イブキ(伊吹)、ヒノキ科ビャクシン属の木、或いはその一種 {イブキ}
◆「栝樓カツロウ」、チョウセンカラスウリ(朝鮮烏瓜)、ウリ科カラスウリ属の蔓性の草、同「䒷蔞」 {チョウセンカラスウリ}
木4+6=総画数10 U+681E [カン/しおり] 𣓁
◆(林の中を行く時に道の目印とするために)枝を折ったり(切り落としたり)木に傷を付けたりする、またその(道であることの)印
◆「日」しおり◇読み掛けの本の読み進んだところに目印として挟(はさ)む札(ふだ)など◇手引き、案内
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+6=総画数10 U+681F [ヘイ、ヒョウ/]
◆「栟櫚ヘイリョ、ヘイロ」、別名「棕櫚シュロ」、ヤシ科シュロ属の木 {シュロ}
木4+6=総画数10 U+6820 [ジン、ニン/]
◆柔らかいさま、弱々しいさま、同「栣」「荏」
木4+6=総画数10 U+6821 [コウ、キョウ、ギョウ/]
◆木製の枷かせ、罪人の首・手・足などに嵌(は)めて自由を奪う刑具
◆(陣地の周囲に張り巡らせる、或いは狩猟の際に獲物を追い込む)格子状に組んだ柵さく
◆武官の位階名、「校尉コウイ(部隊の長、時代によって異なるが比較的下位の位階)」
◆あれとこれとを突き合わる、また照合する、また比較する、同「挍」
◆「校正コウセイ」◇馬に関する事柄を管掌カンショウ(担当)する役人、同「校人コウジン」「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷二十八:成公十六年盡十八年】弁糾御戎校正屬焉(《注》…校正主馬官…)」◇写本を原本と突き合わせ誤りを正すこと
◆やり返す、言い返す「【論語注疏:卷八:泰伯】…犯而不挍(《注》」包曰挍報也言見侵犯不報)」
◆教え学(まな)ぶところ、「学校ガッコウ」、夏代(前21世紀~前17世紀)の称、殷代(約前17世紀~約前11世紀)では「序」、周代(前11世紀~前3世紀)では「庠」
筆順
木4+6=総画数10 U+6822 [ハク、ヒャク/かしわ]
◆ヒノキ科の木、スギ(杉、スギ属)・コノテガシワ(児手柏、コノテガシワ属)・ヒバ(檜葉、アスナロ属)などを含む、同「椈」
◆大きい「【釋名:釋車】柏車柏伯也大也丁夫服任之小車也」
◆[日]カシワ(柏・槲・檞)、ブナ科コナラ属の木 {カシワ}
筆順
木4+6=総画数10 U+6823 [ジン、ニン/]
◆柔らかいさま、弱々しいさま、同「栠」「荏」
◆抑(おさ)える、抑制する、控(ひか)える「【春秋繁露:深察名號】衆惡於内弗使得發於外者心也故心之爲名栣也人之受氣苟無惡者心何栣哉」
木4+6=総画数10 U+6824 [ヘイ、ヒョウ/]
◆木や枝を引き裂く音
木4+6=総画数10 U+6825 [シ、ジ/]
◆斗形(ますがた)、建物の柱の上端に置いてそれより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える方形の木材、或いは"U"字形の木材(栱)と組み合わせた枓栱・斗栱トキョウ
木4+6=総画数10 U+6826 [シュウ、ジュ/]
◆木名
木4+6=総画数10 U+6827 [エイ、エ/]
◆舟を進めるために水を搔(か)く櫂トウ(かい)、「鼓栧コエイ(櫂や櫓ロなどで舟を漕こぐ)」、同「枻」
木4+6=総画数10 U+6828 [シ/]
◆出入口や窓の上に渡した横木
木4+6=総画数10 U+6829 [ク/とち]
◆クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)やコナラ(小楢)などの団栗(どんぐり)の成るブナ科の木、同「櫟」「杼」「𣏗」「芧」 {クヌギ} {コナラ}
◆「栩栩クク」、生き生きとしているさま
◆[日]とち、地名用字、姓用字
筆順
木4+6=総画数10 U+682A [チュウ、シュ/かぶ]
◆草木を切った後の地上に出ている部分
◆草木の根を単位とした数を数える語、同「棵」
◆[日]分相応な権利や役目、また身分や地位
筆順
木4+6=総画数10 U+682B [セン、ゼン、ソン、ゾン/]
◆柴(しば、木材としては使えない細い木や枝)を立て並べた柵(さく)や垣根(かきね)などの囲(かこ)い
◆水中に柴を積んで魚を捕(と)る仕掛け、同「橬」
筆順
木4+6=総画数10 U+682C [セイ、サイ/]
◆小さな木の杭
木4+6=総画数10 U+682D [ジ、ニ/]
◆斗形(ますがた)、建物の柱の上端に置いてそれより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える方形の木材、同「枓」「欂」
◆キクラゲ(木耳)、キクラゲ科キクラゲ属のキノコ(茸)、同「㮕」「𣚊」「檽」「栮」
◆「栭栗ジリツ」、シバグリ(柴栗)、ブナ科クリ属の木の一種、一般に栽培されるクリ(栗)の原種となった自生種、栽培種よりも実は小さい、学名Castanea seguinii、別名「茅栗ボウリツ」「栵栗レツリツ」
木4+6=総画数10 U+682E [ジ、ニ/]
◆キクラゲ(木耳)、キクラゲ科キクラゲ属のキノコ(茸)、同「檽」
木4+6=総画数10 U+682F [ユウ、イク/]
◆「栯李・郁李イクリ」、ニワウメ(庭梅)、バラ科スモモ属の木 {ニワウメ}
木4+6=総画数10 U+6830 [ハツ、ボチ/]
◆水の上を行き来するために木を平らに並べ組んだ筏(いかだ)、小さいものは「桴」、竹を組んだものは「筏」
木4+6=総画数10 U+6831 [キョウ、ク/]
◆太い杙(くい)
◆柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える役目をする"U"字形の木材、日本では「肘木(ひじき)」とも呼ばれる {建物}
◆「枓栱トキョウ・トウキョウ」、同「斗栱」、斗形(ますがた)、方形の木材(枓)と"U"字形の木材(栱)を組み合わせ建物の柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える部材
木4+6=総画数10 U+6832 [コウ/たえ] 𣑥
◆クリガシ(栗樫)、ブナ科シイ属(クリガシ属)の木 {クリガシ}
◆木名、ウルシ(漆、ウルシ科ウルシ属の木)の類という「【爾雅注疏:釋木】栲山樗(注栲似樗色小白生山中因名云亦類漆樹)」
◆「栲栳コウロウ」、ヤナギ(柳、ヤナギ科の木)などの枝を編んで作った籠(かご)、竹を編んだものは「𥬯䇭」
◆[日]たえ、コウゾ(楮)などの繊維、またそれで織った布
筆順
木4+6=総画数10 U+6833 [ロウ/]
◆「栲栳コウロウ」、ヤナギ(柳、ヤナギ科の木)などの枝を編んで作った籠(かご)、竹製のものは「𥬯䇭」
木4+6=総画数10 U+6834 [セン/] 𣒰枬㮵𣑪
◆「栴檀センダン」、センダン科センダン属の木、芳香があり香木コウボクとして利用される {センダン}
筆順
木4+6=総画数10 U+6835 [レツ、レチ/] 𣖊
◆シバグリ(柴栗)、ブナ科クリ属の木の一種、一般に栽培されるクリ(栗)の原種となった自生種、栽培種よりも実は小さい、「栵栗レツリツ」、学名Castanea seguinii、別名「栭栗ジリツ」「茅栗ボウリツ」「【農政全書:卷二十九:樹藝:果部上】栗《爾雅》曰櫟其實梂(…圓小如橡子者為莘栗小如指頂者為芽栗即所謂栭栗也一名栵栗…)」
◆比較的背の低い木が群がり生える「【說文解字注:木部:{⿰木𠜊}】栭也(大雅其灌其栵毛曰栵栭也栭與灌爲類非木名謂小木叢生者…)」
木4+6=総画数10 U+6836 [イン/]
◆木名
木4+6=総画数10 U+6837 [ヨウ/]
◆蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を置く台の柱、同「槌」「【方言:第五】槌(縣蠶薄柱也度畏反)宋魏陳楚江淮之間謂之植(音值)自關而西謂之槌齊謂之样(音陽)…」
◆繁「樣」
木4+6=総画数10 U+6838 [カク、ギャク/]
◆内果皮ナイカヒ、モモ(桃)やウメ(梅)などの果実の内部の種(たね)を包んでいる堅い殻、或いは種、同「覈」「𣝗」
◆物事の心シン(中心、核心、本質、真実)、同「覈」
◆調べて(堅い核を穿ち剥いで)物事の本質・真実を明らかにする、同「覈」
筆順
木4+6=総画数10 U+6839 [コン/ね]
◆植物の主に土中や水中にあって茎(くき)や幹(みき)を通じて枝葉シヨウ(えだは)に水分・養分を送る役割を担(にな)う部分
◆物事を支える基本・基礎となる部分、元(もと)となる物事
◆枝葉のように伸び広がる物事の始まり、起源キゲン
筆順
木4+6=総画数10 U+683A [ゲイ、ゲ、シ/]
◆「枍栺エイゲイ」、漢代(前202年~220年)の宮殿の名、建章宮ケンショウキュウ内の宮殿の一つ、陝西省西安市 {陝西省}
◆「栺栭シジ」◇木名、未詳◇建物の柱
木4+6=総画数10 U+683B [ショク、シキ、チョク、チキ/]
◆占いの時に使う円盤と方形の板を組み合わせた道具、日時の吉凶を占うという、使う道具を「栻盤・式盤シキバン」
木4+6=総画数10 U+683C [カク、キャク、コウ/]
◆長く伸びた木の枝、その枝が交差するさま
◆四角い枠(わく)、四角く枠をはめる
◆ものの外枠、規則や基準
◆限界(外枠)まで至る、行き着く、窮(きわ)まる、同「𢓜」
◆品位、人や物の良し悪しの程度
◆殴り合う、取っ組み合って殴り合う、同「挌」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+6=総画数10 U+683D [サイ/] 𣒭
◆草木を植(う)える、また手を加えて育てる、「栽培サイバイ」、同「㘽」
◆牆ショウ(かき、垣(かき)・塀(へい)・壁(かべ)・土塁ドルイなどの内と外を仕切り遮さえぎる構築物)を築く「【急就篇:卷三】榦楨板栽度圜方(榦楨築牆之植木謂竪立者也板牆板也栽築牆也度圜方者量計所宜先立基址然後築也…)」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+6=総画数10 U+683E [ラン/] 欒𣡵
◆モクゲンジ、ムクロジ科モクゲンジ属の木 {モクゲンジ}
◆柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える役目をする"U"字形の木材、日本では「肘木(ひじき)」とも呼ばれる、同「栱」、方形の木材は「櫨」 {建物}
◆双生児、同「孿」
漢字林(非部首部別)
木4+6=総画数10 U+683F [フク、ブク/]
◆梁(はり)、二本或いは複数の柱はしら・支柱シチュウ(上部のものを支えるために垂直に立てた柱)の上に横に架け渡す木、同「椺」
木4+6=総画数10 U+6840 [ケツ、ゲチ/]
◆ニワトリ(鶏)の止まり木、木製の杭(くい)、同「榤」
◆高く掲げる
◆罪人を柱に縛り付けて殺す、磔(はりつけ)にする
◆突出している、抜きん出ている、古くは良し悪しいずれの意でも用いられたが、後に「群を抜いて悪い」の意では「桀」を、「群を抜いて良い」の意では「傑」が用いられるようになった
◆凶暴な、悪逆非道な、同「𩣏」
◆夏の王の名、暴虐の限りを尽くしたとされ殷の紂と併せ「悪逆非道の暴君」の意に用いられる
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+6=総画数10 U+6841 [コウ、ギョウ、ゴウ/けた]
◆建物正面に向かって左右方向に渡す横木、同「檁」、一般に建物は柱を立て、その上に梁リョウ(はり)を渡し、その上に直角方向に桁コウ(けた)を渡す構造になる、棟木(むなぎ)は建物の屋根の最も高い位置にある桁 {建物}
◆支柱の上に架け渡す横木
◆「衣桁イコウ」、衣服を掛けるための家具
◆首枷(くびかせ)
◆[日]算盤(そろばん)の玉を貫く棒、数の位取(くらいど)り
筆順
木4+6=総画数10 U+6842 [ケイ、カイ/かつら]
◆「肉桂ニッケイ・ニッキ」、クスノキ科科ニッケイ属の木 {ニッケイ}
◆「桂花ケイカ」、モクセイ(木犀)、モクセイ科モクセイ属の木 {モクセイ}
◆「月桂ゲッケイ」、ゲッケイジュ(月桂樹)、クスノキ科ゲッケイジュ属の木 {ゲッケイジュ}
◆[日]カツラ(桂)、カツラ科の木 {カツラ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+6=総画数10 U+6843 [トウ、ドウ/もも] 𣑯
◆モモ(桃)、バラ科モモ属の木、またその果実 {モモ}
◆モモ(桃)の果実に似た形のものを形容する語、モモ(桃)の花に似た色を形容する語、モモ(桃)の花の咲く季節を指す語
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+6=総画数10 U+6844 [コウ/]
◆舟・車・床(ゆか)・梯子(はしご)などの横に渡す木
◆「桄子コウシ」、綛(かせ)、糸巻き、糸などを巻き取る道具
◆「桄榔コウロウ」、サトウヤシ(砂糖椰子)、ヤシ科クロツグ属の木 {サトウヤシ}
◆充(み)ちる、満(み)ちる
木4+6=総画数10 U+6845 [ガイ、ゲ、キ/]
◆高く立てた柱、船の帆を張るための柱、旗を掲げるための柱「【廣韻:上平聲:灰第十五:鮠:桅】小船上檣竿也」「【紀效新書:卷十七:應備什物】先於本城高處可以四面嘹視之地立桅竿一根粗徑一尺長五丈…」
漢字林(非部首部別)
木4+6=総画数10 U+6846 [キョウ、コウ/かまち]
◆窓や戸などの上に架け渡した横木 {建物}
◆窓や戸などの四方(上下左右)を囲む枠(わく)
◆周りを囲む、枠を嵌(は)める
◆[日]かまち、板の間の端(はじ)などを隠すように横に渡した木
筆順
木4+6=総画数10 U+6847 [ジョ、ニョ/]
◆木名
木4+6=総画数10 U+6848 [アン/]
◆机、テーブルtable、方形で比較的小さなものや低いものを指す、料理を載(の)せる脚付きの台や座った時に肘(ひじ)などを載せて体を凭(もた)れ掛ける脇息(キョウソク)など、同「几」
◆(机に向かって)よく考える、方策を練る
◆文書、記録、特に公文書
◆課題となっている事柄や事件
◆[日]心配する、気に掛かる
筆順
木4+6=総画数10 U+6849 [アン/]
◆机、テーブルtable、方形で比較的小さなものや低いもの、同「案」
◆ユーカリ、フトモモ科ユーカリ属の木、「桉樹アンジュ」 {ユーカリ}
木4+6=総画数10 U+684A [ケン、コン/] 𣗷
◆牛の鼻に通す木製また鉄製の輪、同「𢍕」
◆木を曲げて作った円形の器、同「𥁠」「棬」
漢字林(非部首部別)
木4+6=総画数10 U+684B [イ、テイ、ダイ/]
◆「桋桑イソウ」、クワ(桑、クワ科の木)の樹高が低く細長いもの、「小形種」か「幼木」かは未詳、同「女桑ニョソウ」「【爾雅注疏・釋木】女桑桋桑(今俗呼桑樹之小而條長者爲女桑樹)」
◆木名、未詳「【爾雅注疏・釋木】桋赤梀白者梀(赤梀樹葉細而歧鋭皮理錯戾好叢生山中中車輞白梀葉圓而歧爲大木)」「【草木疏校正:卷上:隰有杞桋】棟葉如柞皮厚而白(厚爾雅疏作薄陶本同)其木理赤者爲赤梀一名桋白者爲梀其木皆堅韌今人以爲車轂」
木4+6=総画数10 U+684C [タク/]
◆机、テーブルtable、用途や形状(大小・高低・方円など)を問わない
漢字林(非部首部別)
木4+6=総画数10 U+684D [コ、ク/]
◆木名、未詳
◆未詳「【金樓子:雜記篇十三下】元嘉中張永開玄武湖値古冢上有一銅斗有柄若酒桍…」「【中華字海:木部:桍】器具插柄的空筒部分(「【農政全書:卷二十二:農器:𨰉】𨰉刃形如半月而長下帶鉄{⿰木⿱大亐}以插木柄」を引くが「桍{⿰木⿱大亏}」ではなく{⿰木⿱大亐})
筆順
木4+6=総画数10 U+684E [シツ、シチ/]
◆足枷(あしかせ)、罪人の両足に嵌(は)める刑具、手枷(てかせ)は「梏」
◆「桎梏シッコク」「梏桎コクシツ」◇足枷と手枷◇自由に動けないようにすること、厳しく自由を制限すること
◆「桎木シツボク」、トキワマンサク(常磐満作)、マンサク科マンサク属の木 {トキワマンサク}
筆順
木4+6=総画数10 U+684F [キョウ/]
◆「柜桏キョキョウ」、シナサワグルミ(支那沢胡桃)、クルミ科サワグルミ属の木、同「柜柳キョリュウ」 {シナサワグルミ}
木4+6=総画数10 U+6850 [トウ、ズウ/きり]
◆キリ(桐)、ゴマノハグサ科キリ属の木 {キリ}
◆「梧桐ゴトウ」、アオギリ(青桐・梧桐)、アオギリ科の木 {アオギリ}
筆順
木4+6=総画数10 U+6851 [ソウ/くわ] 桒𠭨𠭌𣕐
◆クワ(桑)、クワ科の木、実は食べられ葉は蚕の餌になり根は薬になる、更に木は楽器や家具などに枝は弓に利用される {クワ}
◆養蚕ヨウサンする
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+6=総画数10 U+6853 [カン、ガン/] 𣒯
◆古く駅(エキ、届ける際に乗り継ぎ用の人馬を置いておいた所)などの前に立てた木柱、「桓表カンピョウ」、後に(一説に東漢代25年~220年以降)宮殿・廟堂・陵墓などにも立てられるようになり、石柱のものも作られ「華表カヒョウ」と呼ばれるようになった
◆大きいさま
◆「桓桓カンカン」、勇ましいさま、力強いさま
◆「盤桓バンカン」◇同じところに留(とど)まるさま◇同じところを動き回るばかりで先に進まないさま◇広大なさま
筆順
木4+6=総画数10 U+6854 [ケツ、ケチ、キツ、キチ/]
◆「桔梗キキョウ」、キキョウ科キキョウ属の草 {キキョウ}
◆「桔槹・桔𣓌ケッコウ」、棹(さお)の先に縄で吊るした桶(おけ)を取り付け水を汲み上げる仕掛け、はね釣瓶(つるべ)
◆マンダリン・オレンジmandarin orange、ミカン科ミカン属の木、別名「橘」「橘子」 {マンダリン・オレンジ}
筆順
木4+6=総画数10 U+6855 [キュウ、グ/]
◆「烏桕・烏臼・烏𣓌ウキュウ」、ナンキンハゼ(南京黄櫨)、トウダイグサ科ナンキンハゼ属の木 {ナンキンハゼ}
木4+6=総画数10 U+6856 [ケツ、ケチ/]
◆木名、血のように赤いという
木4+6=総画数10 U+6857 [タ、ダ/]
◆樹木の根
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「朶」
木4+6=総画数10 U+6858 [ツイ、ズイ/つち]
◆ものを打ちつける道具、ものを叩(たた)くための道具、木製の頭に柄(え)を付けたもの、ハンマーhammer、同「椎」、鉄製の頭のものは「鎚」「金槌(かなづち、鉄鎚)」
◆蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を置く台の柱、同「样」「【方言:第五】槌(縣蠶薄柱也度畏反)宋魏陳楚江淮之間謂之植(音值)自關而西謂之槌齊謂之样(音陽)…」
木4+6=総画数10 U+6859 [ウ、ボウ、ム/]
◆スープや飲み物を入れる比較的浅い皿状の器、同「杅」
筆順
木4+6=総画数10 U+685A [サツ、サチ/]
◆指の間に円柱形の木の棒を挟(はさ)んで縛る刑、またその棒、「桚指サッシ」、俗「拶指」「【清稗類鈔(テキスト版):兵刑類:五刑】…桚指,用之於婦人,以圓木五根為之,各長七寸,徑圓各四分五釐」
木4+6=総画数10 U+685B [/かせ]
◆[日]「桛田荘(かせだのしょう)」、地名、紀伊国
◆[日]かせ、紡(つむ)いだ糸を巻き取る道具、同「綛」
木4+6=総画数10 U+685C [オウ、ヨウ/さくら] 櫻樱
◆サクラ(桜)、バラ科サクラ属などの植物の称 {サクラ}
◆「桜桃オウトウ」、カラミザクラ(唐実桜)、別名シナミザクラ(支那実桜)、バラ科サクラ属の木、またその実(さくらんぼ・さくらんぼう、桜桃・桜ん坊)、日本では果実を食用とするサクラ類の植物を指す {カラミザクラ}
◆「毛桜桃モウオウトウ」、ユスラウメ(山桜桃・梅桃・桜桃)、バラ科スモモ属の木、またその実 {ユスラウメ}
筆順
木4+6=総画数10 U+685D [/ます]
◆[日]升(ます)、容積を量る四角い容器、同「枡」
◆[日]四角い、四角に区切った形、同「枡」
筆順
木4+6=総画数10 U+685E [リュウ、ル/やなぎ] 柳桺栁𣓠
◆ヤナギ(柳)、ヤナギ科の木、一般に枝が垂れるもの、垂れないものは「ヤナギ(楊)」 {ヤナギ}
◆星名、二十八宿南方朱雀七宿の第三宿 {二十八宿}
木4+6=総画数10 U+685F [サン、セン/かけはし、さ] 棧栈
◆木や板を横に並べて架け渡した道、また橋、同「閣」、「桟道サンドウ」「桟橋(さんばし)」
◆板を並べて作ったもの、板張りの床や簀子サクシ(すのこ)
◆倉庫、宿屋、いずれも床が板敷であったことから
◆(家畜を飼育するための)木や板を渡した囲い
◆[日]屋根や床の下に張り渡す木、障子戸などの骨木、梯子の踏板、下支えしたり補強したりするための木
◆[日]「桟敷(さじき)」、板敷の見物席
筆順
木4+6=総画数10 U+6860 [ア、エ/また]
◆"Y"字形に枝分かれした枝、「椏杈アサ」
木4+6=総画数10 U+6861 [ジョウ、ニョウ、ドウ、トウ/] 橈𣓤
◆撓(たわ)む、柔らかく弾力があって折れることなく曲る、同「撓」
◆しなやかなさま、弱々しいさま
◆折り曲がる、屈クッする
◆櫂(かい)、船の左右の舷ゲン(ふなべり、船縁)に座った状態で漕(こ)ぐための棒状の道具、同「𦪛」「【淮南子:主術訓】夫七尺之橈而制船之左右者以水為資」
木4+6=総画数10 U+6862 [テイ、チョウ/]
◆壁や塀の角(すみ)や両端に立てる丈夫な柱、壁や塀に設けられた窓や門などの両脇に立てる柱を「𠏉」
◆丈夫でしっかりした柱
◆トウネズミモチ(唐鼠黐)、モクセイ科イボタノキ属の木、「女桢ジョテイ」「桢木テイボク」 {トウネズミモチ}
木4+6=総画数10 U+6863 [トウ/]
◆窓や戸などの横木、棚・台・床などに渡す横板
◆書類などを収納する棚、また(棚に)分類・保管してある書類
◆等級、「同種のものを同じ棚に載せて分類する」の意から
筆順
木4+6=総画数10 U+6864 [キ/] 榿
◆ハンノキ(榛の木)、カバノキ科ハンノキ属の木 {ハンノキ}
木4+6=総画数10 U+6865 [キョウ、ギョウ/はし] 橋𣘺槗
◆川や谷などの深く"UV"字状になっている上を横切るように板・棒・綱などを架け人が渡れるようにしたもの
◆高いところに横に掛け渡した棒、またそのような形のもの
◆高いさま、同「喬」
◆人などを乗せる台や箱などの下に二本の棒を渡し担(かつ)ぎ上げて運ぶ乗り物、輿(こし)、同「轎」
木4+6=総画数10 U+6866 [カ、ゲ/かば、かんば] 樺𣛛
◆カバ(樺)、カバノキ(樺の木)、カバノキ科の木 {カバノキ}
◆[日]かば、赤味を帯びた茶色
木4+6=総画数10 U+6867 [カイ、ケ/ひのき]
◆柩(ひつぎ)の蓋の飾り
◆イブキ(伊吹)、ヒノキ科ビャクシン属の木、或いはその一種 {イブキ}
◆[日]ヒノキ(檜)、ヒノキ科の木 {ヒノキ}
筆順
木4+6=総画数10 U+6868 [ショウ、ソウ/] 槳㯍
◆舟を漕(こ)ぐ、漕いで舟を進める
◆舟を漕ぐカヌーcanoeのパドルpaddleのような先端(或いは両端)が篦(へら)状になった道具、通常船首に向かって座り、前から後ろに向かって水を搔(か)く、体の向きと同じ方向に船が進む、同「楫」、船尾に向かって座り後ろから前に向かって水を搔くものは「櫂」、船尾で立って漕ぐものは「櫓」「艪」
木4+6=総画数10 U+6869 [ショウ、シュ/]
◆地面などに垂直に打ち込んだ杭(くい)
◆舂(つ)く、撞(つ)く、同「舂」「摏」
◆事柄(ことがら)を数える語、同「件」
木4+6=総画数10 U+686A [シン、ジン/]
◆エンジュ(槐、マメ科エンジュ属)に似た木で最も大きいとされる伝説上の木、「尋木シンボク」
木4+6=総画数10 U+6885 [バイ、マイ、メ/うめ] 梅楳𣕱槑𤯏𣒫𣏁
◆ウメ(梅)、バラ科サクラ属の木、またその実 {ウメ}
筆順
自部
木4+6=総画数10 U+9FC4 [リョウ、ロウ/]
◆二本或いは複数の柱はしら・支柱シチュウ(上部のものを支えるために垂直に立てた柱)の上に横に架け渡す木、川などに架け渡した橋、同「梁」「【集韻:卷三:平聲:陽第十:鿄𣸑】說文水橋也一曰鿄棟古作𣸑梁又國名亦姓」
漢字林(非部首部別)
𠓭入部
𣐑木4+6=総画数10 U+23411 [シ、ジ/] 𣒽𣓄𣖲
◆木名、未詳「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣐑】疾移反無𣐑木一名榆」「【廣韻:上平聲:支第五:疵:𣐑】無𣐑木一名榆」(「【爾雅注疏:釋木】棆無疵(《注》棆木也無疵病因名之郭云棆楩屬似豫章案楩及豫章皆南方大木之名也)」とある、「無𣐑(𣖲)」と「無疵」、「榆」と「棆」の違いはあるが同一のものか?)
𣐶木4+6=総画数10 U+23436 [カ、ケ/] 𣐷𣑍
◆体を支える木の棒、杖(つえ)、同「柺」
𣐷木4+6=総画数10 U+23437 [カ、ケ/] 𣑍𣐶
◆体を支える木の棒、杖(つえ)、同「柺」
𣐸木4+6=総画数10 U+23438 [テン/]
◆火掻棒(ひかきぼう)や火箸(ひばし)などの類、同「栝」「㮇」「【集韻・卷八:去聲下:栝第五十六:栝𣐸㮇】他念切說文炊竈木」
𣐹木4+6=総画数10 U+23439 [ショウ/はじかみ] 椒𣒏𣓙
◆「山椒サンショウ」「花椒カショウ」「蓁椒シンショウ」、はじかみ(山椒の古名)、ミカン科サンショウ属の木、またその実 {サンショウ}
◆「胡椒コショウ」、コショウ科の植物 {コショウ}
𣐻木4+6=総画数10 U+2343B [カン、ゲン/]
◆門の地上部に渡した横木、門の扉をそれ以上外に開かないように止めるためのもの、内と外を区切る敷居(しきい)、同「䦘」「限」
𣐼木4+6=総画数10 U+2343C [タク/] 𣔳
◆夜警や見張りなどの際に打ち鳴らす拍子木(ひょうしぎ)、同「柝」
𣐽木4+6=総画数10 U+2343D [シン/はしばみ] 𣓀
◆ハシバミ(榛)、カバノキ科ハシバミ属の木、またその実、英名を「ヘーゼルhazel」といい実は「ヘーゼルナッツhazelnut」と呼ばれる、同「榛」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:𣐽】側詵切實似小栗榛同上」 {ハシバミ}
漢字林(非部首部別)
𣐾木4+6=総画数10 U+2343E [コウ/] 薅𦵢𦼸𢫩𢬺𢴅
◆田畑の雑草を引き抜く、除草する、同「茠」
𣐿木4+6=総画数10 U+2343F [イ、エ/]
◆「樿𣐿センイ」、木名、未詳、矢柄・矢幹(やがら、矢の棒)に用いられるという「【五音集韻:卷一:微第六:𣐿】樿𣐿木名可為箭笴一曰箭筩」
𣑁木4+6=総画数10 U+23441 [シュウ、シュ/]
◆樹木の種「【類篇:卷六中:𣑁】充仲切木種也」
𣑄木4+6=総画数10 U+23444 [カン/ひつぎ]
◆遺体を納(おさ)める箱、「棺」は箱やそれに付随するものを指し「柩」は「遺体が収められた棺」を指す
𣑅木4+6=総画数10 U+23445 [ギャク/しいた・げる] 虐䖈𧆧𧆩䖋𧆱𣑾
◆酷(むご)い仕打ちをする、苛(いじめ)め苦しめる
𣑇木4+6=総画数10 U+23447 [サク、シャク/] 索𦃦𡩡𥿟
◆ものに繋(つな)ぐ(ものを繋ぐ)太い縄(なわ)や綱(つな)、またそのような用途・形状のもの(紐・弦・鎖・ケーブルcableなど)、同「䌇」
◆(手蔓てづるを頼りに)捜(さが)す、探(さが)し求める、「捜索ソウサク」「思索シサク」
◆規律を維持するための決まり、制度や規則、「縄で縛る・規制する」の意
◆(繋いであったものが)解(ほど)ける、繋がりが解(と)ける、繋がりを解く
◆「𣑇然サクゼン」◇涙がぽとぽとと流れ落ちるさま◇ばらばらと散るさま、散り散りになるさま◇散ってなくなるさま
𣑊木4+6=総画数10 U+2344A [/やまぶき]
◆[日]ヤマブキ(山吹)、バラ科ヤマブキ属の木
𣑋木4+6=総画数10 U+2344B [/くれ]
◆[日]姓用字、「𣑋林(くればやし、確認できず)」
𣑑木4+6=総画数10 U+23451 [/する]
◆[日]姓用字、「𣑑子(するこ、確認できず)」
𣑠木4+6=総画数10 U+23460 [未詳/]
◆未詳
𣑥木4+6=総画数10 U+23465 [コウ/たえ]
◆クリガシ(栗樫)、ブナ科シイ属(クリガシ属)の木 {クリガシ}
◆木名、ウルシ(漆、ウルシ科ウルシ属の木)の類という「【爾雅注疏:釋木】栲山樗(注栲似樗色小白生山中因名云亦類漆樹)」
◆「𣑥栳コウロウ」、ヤナギ(柳、ヤナギ科の木)などの枝を編んで作った籠(かご)、竹を編んだものは「𥬯䇭」
◆[日]たえ、コウゾ(楮)などの繊維、またそれで織った布
𣑦木4+6=総画数10 U+23466 [未詳/]
◆未詳「【廣雅:卷三:釋詁】𣑦(卭)耦和諧也」
漢字林(非部首部別)
𣑧土部
𣑨木4+6=総画数10 U+23468 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:子集:辰部:𣑨】同無」
𣑪木4+6=総画数10 U+2346A [セン/] 栴𣒰枬㮵
◆「𣑪檀センダン」、センダン科センダン属の木、芳香があり香木コウボクとして利用される {センダン}
𣑭木4+6=総画数10 U+2346D [サク、シャク、サン、セン/しがらみ] 柵栅𨴕
◆木や竹を立て並べ"卌"状に組んだもの、隙間を設け通したいものだけを通るようにした仕切り
𣑮木4+6=総画数10 U+2346E [未詳/]
◆「𣑮㭠(音未詳)」、木名、未詳「【太平御覽:卷第七百七十:舟部三:舟下】預章𣑮㭠(音錢棗木)諸木皆以多曲理盤節為堅勁也(「預章」は「豫樟ヨショウ」でクスノキと思われる)
𣑯木4+6=総画数10 U+2346F [トウ、ドウ/もも]
◆モモ(桃)、バラ科モモ属の木、またその果実 {モモ}
◆モモ(桃)の果実に似た形のものを形容する語、モモ(桃)の花に似た色を形容する語、モモ(桃)の花の咲く季節を指す語
𣑰木4+6=総画数10 U+23470 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:𣑰】同"漆"」
𣑱木4+6=総画数10 U+23471 [ゼン、ネン、セン/そ・める、そ・まる、し・みる、し・み]
◆液体が小さな隙間に滲(し)み込む、布などを液体に浸(ひた)して着色する、色を滲み込ませる
◆色や匂いなどが付着する、またそれによってそれまでとは別のものになる、感化される
◆情報や病気などが次々に移って行く
𣑸木4+6=総画数10 U+23478 [トウ、ズウ/]
◆林、木や竹が叢(むら)がって生えている所
𣑼木4+6=総画数10 U+2347C [未詳/]
◆未詳
𣑽木4+6=総画数10 U+2347D [ハン、ボン/]
◆仏教や古代インドと関わりがある事柄を表す漢字
𣑾木4+6=総画数10 U+2347E [ギャク/しいた・げる] 虐䖈𧆧𧆩䖋𧆱𣑅
◆酷(むご)い仕打ちをする、苛(いじめ)め苦しめる
𧉓虫部
木4+7=総画数11 U+3B68 [ヤ/] 椰𣚋
◆ココヤシ(ココ椰子)、ヤシ科ココヤシ属の木、同「枒」(日本ではヤシ科の木を「椰子」と呼ぶが、「椰子」は本来ココヤシの実ココナッツcoconutをいう) {ココヤシ}
木4+7=総画数11 U+3B6B [サ、ザ、サン、ザン/] 𣖵
◆「𣖵接サセツ」、バラ科サクラ属(元スモモ属)の果樹の名、未詳、「櫖李」「麦李」とも呼ばれる
木4+7=総画数11 U+3B6C [タク/]
◆地面に垂直に立てる棒(ぼう)、杭(くい)「【集韻:卷一:平聲一:魚第九:㭬】木立死」「【農政全書:卷六:農事:營治上】…春𠉀地氣始通㭬橛木長尺二寸埋尺見其二寸…」
木4+7=総画数11 U+3B6D [ハツ、ハチ/]
◆木名
◆土の表面を均す農具
木4+7=総画数11 U+3B6E [サツ、サチ/]
◆指の間に円柱形の木の棒を挟(はさ)んで縛る刑、またその棒、「桚指サッシ」、俗「拶指」「【清稗類鈔(テキスト版):兵刑類:五刑】…桚指,用之於婦人,以圓木五根為之,各長七寸,徑圓各四分五釐」
木4+7=総画数11 U+3B70 [シ、スイ/]
◆鳥の嘴(くちばし)
◆治療用の石針
◆未詳「【說文解字:卷二上:此部:㭰】識也从此朿聲一曰藏也遵誄切」
漢字林(非部首部別)
木4+7=総画数11 U+3B71 [コウ、キョウ/]
◆物を収納するための蓋付きの木製の小箱、同「匣」
木4+7=総画数11 U+3B72 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:㭲】與极同見光遠集續」
木4+7=総画数11 U+3B74 [ケン/かし]
◆「㭴鸟カシドリ」、カケス(懸巣)の別名、カラス科カケス属の鳥
◆[日]カシ(樫)、ブナ科のアラカシ(粗樫)・シラカシ(白樫・白橿)などを指す {カシ}
木4+7=総画数11 U+3B77 [/おおこ]
◆[日]「㭷島(おおこじま)」、長崎県平戸市大島村前平
筆順
土部
女部
彡部
木4+7=総画数11 U+6815 [シン/]
◆建物の四角(よすみ)の軒(のき)、「柍桭ヨウシン」
◆未詳「【廣韻:上平聲:眞第十七:眞:桭】屋梠」「【廣韻:上平聲:眞第十七:辰:桭】兩楹閒又音眞」
注解:「𣐵」
木4+7=総画数11 U+686B [サ/]
◆「桫欏サラ」◇ヘゴ科(ヘゴ属)の木生シダ植物◇木名、未詳「【廣韻:下平聲:歌第七:娑:桫】桫欏木名出崐崘山」
◆木名、未詳「【女仙外史:第八十八回:二十皮鞭了夙緣 一枝禪杖還惡報】…一面整備桫木棺槨…」
木4+7=総画数11 U+686C [サ、シャ/]
◆「桬棠サトウ」、未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:桬】所加切桬棠華赤實味如李無核食之使人不弱可{⿲彳■亍}水(「【山海經廣注:卷二:西山經】黄華赤實其味如李而無核名曰沙棠可以禦火食之使人不溺(郭曰言體浮輕也沙棠為木不可得沉呂氏春秋曰果之美者沙棠之實銘曰安得沙棠刻以為舟泛彼滄海以遨以逰・・・)」を引いたものと思われるが「華赤」ではなく「黄華」)「【廣韻:下平聲:麻第九:鯊:桬】桬棠木名出崐崘山(「【廣韻:下平聲:歌第七:娑:桫】桫欏木名出崐崘山」に「桬棠」の字訓と同じ「桫欏」がある)
木4+7=総画数11 U+686D [シン/]
◆建物の四角(よすみ)の軒(のき)、「柍桭ヨウシン」
◆未詳「【廣韻:上平聲:眞第十七:眞:桭】屋梠」「【廣韻:上平聲:眞第十七:辰:桭】兩楹閒又音眞」
木4+7=総画数11 U+686E [ハイ、ヘ/さかずき] 杯㮎盃𠤯𠥀𠥧
◆酒・茶・スープsoupなどの液状の飲み物を飲むための器の総称、一般に手に持てる程度の大きさのものでやや浅めの器 {食器(杯・盃)}
◆液体の入った容器の数また容器に液体を満たした回数を表す語
木4+7=総画数11 U+686F [テイ、チョウ、エイ、ヨウ/]
◆寝台や榻トウ(体を横たえたり座ったりするための細長い台)の傍に置く小さく低い机キ(つくえ、テーブルtable)、同「椸」
◆横木、横に渡した木
◆(建物の正面入口の)太い柱、同「楹」
木4+7=総画数11 U+6870 [カツ、カチ/]
◆矯木ためぎ、歪みや狂いをもとの形に戻す(矯正する)ための道具、同「栝」「檃」
◆矢筈やはず、矢を弦(つる)に番(つが)えるために矢柄・矢幹(やがら、矢の棒)の端に作る窪(くぼ)み、同「栝」 {武器(弓箭)}
木4+7=総画数11 U+6871 [ケイ、キョウ/] 𣐕
◆寝台の近くに置く小さな長方形のテーブルtable
◆木名、未詳、スギ(杉)に似て堅(かた)いという
◆「朱桱シュケイ」、人名、1386年~1415年、明朝(1368年~1644年)の始祖朱元璋シュゲンショウ(洪武帝コウブテイ、1328年~1398年)の第二十三子、唐トウ(現河南省南陽市)に封ぜられ、諡(おくりな)は「唐定王トウテイオウ」 {河南省}
木4+7=総画数11 U+6872 [ホツ、ボチ/]
◆連枷レンガ、二本の棒を紐などで繋ぎ一方の棒を持って振り下ろし脱穀する農具
◆「榲桲オンホツ」 、マルメロmarmelo、バラ科マルメロ属の木、またその実 {マルメロ}
木4+7=総画数11 U+6873 [ホン、ハン、ボン/]
◆舟や車などを"∩"字状に覆(おお)う簾(すだれ、竹や藁を並べ紐で編んだもの)、またそのような覆いのある舟や車、同「㮥」
木4+7=総画数11 U+6874 [フウ、ブ、フ/ばち]
◆棟(むね)、建物の屋根の面が交わる最も高い所
◆ばち、太鼓などを叩(たた)く棒、同「枹」
◆木や竹を組んだ小さな筏(いかだ)、大きいものは「栰」「筏」
筆順
木4+7=総画数11 U+6875 [ズイ、ヌイ/]
◆「白桵・白㮃ハクズイ」、学名Prinsepia uniflora、バラ科Prinsepia属(中国では扁核木属)の木、低木で刺(とげ)があり、葉は細長く、花は白の五弁花、実は生薬として利用される、別名「蕤核ズイカク」「扁核木ヘンカクボク」
木4+7=総画数11 U+6876 [トウ、ツウ/おけ]
◆容量を量(はか)る木製の(方形の)枡(ます)、同「甬」
◆水・液体を入れる容器
筆順
木4+7=総画数11 U+6877 [カク/]
◆垂木(たるき)、棟(むね)から軒(のき)に渡し屋根を支える角材、同「椽」「榱」「【康熙字典:辰集中:木部:椽】《註》圓曰椽方曰桷」 {建物}
◆[日]ズミ(酸実・桷)、バラ科リンゴ属の木 {ズミ}
筆順
木4+7=総画数11 U+6878 [キ/]
◆水などを汲む杓子シャクシ
◆木名、未詳
木4+7=総画数11 U+6879 [ロウ/]
◆船縁(ふなべり)を叩いて魚を網に追い込む時に使う長い木の棒
◆「桄桹コウロウ」、サトウヤシ(砂糖椰子)、ヤシ科クロツグ属の木、同「桄榔」 {サトウヤシ}
木4+7=総画数11 U+687A [リュウ、ル/やなぎ] 柳栁桞𣓠
◆ヤナギ(柳)、ヤナギ科の木、一般に枝が垂れるもの、垂れないものは「ヤナギ(楊)」 {ヤナギ}
◆星名、二十八宿南方朱雀七宿の第三宿 {二十八宿}
木4+7=総画数11 U+687B [ホウ、フウ/]
◆梢(こずえ)、木の枝の先の細い部分
木4+7=総画数11 U+687C [シツ、シチ/]
◆ウルシ(漆)、ウルシ科ウルシ属の木、またその木の樹液、同「漆」 {ウルシ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+7=総画数11 U+687D [オン/]
◆どっしりと腰を落ち着ける、同「𡘫」「【中華字海:木部:桽】"𡘫(穩)"的讹字」
木4+7=総画数11 U+687E [クン/]
◆「桾櫏・桾杄クンセン」、マメガキ(豆柿)、カキノキ科カキノキ属の木、同「梬棗エイソウ」「軟棗・㮕棗ゼンソウ」「黒棗コクソウ」 {マメガキ}
筆順
木4+7=総画数11 U+687F [カン/]
◆長く真っ直ぐ(まっすぐ)な(丸い)木の棒、「旗桿・旗竿キカン」
◆「欄桿・欄干ランカン」、長い横木を渡した手摺(てすり)
◆盾(たて)、「干カン(盾)」に「木」を加えた字「【正字通:辰集中:木部:杆】…劉敞曰杆盾也劉説是杆卽干古作干俗加木泥」
◆木名、未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:杆】公旦切檀木也」「【類篇:木部:杆】居寒切僵木也又居案切柘也」
筆順
木4+7=総画数11 U+6880 [ソク、チョク/]
◆屋根の四隅の軒先に向かって張り出させた短い垂木(たるき、屋根を支える木)
◆木を束ねる
◆木名、未詳「【爾雅注疏・釋木】桋赤梀白者梀(赤梀樹葉細而歧鋭皮理錯戾好叢生山中中車輞白梀葉圓而歧爲大木)」「【草木疏校正:卷上:隰有杞桋】棟葉如柞皮厚而白(厚爾雅疏作薄陶本同)其木理赤者爲赤梀一名桋白者爲梀其木皆堅韌今人以爲車轂」
木4+7=総画数11 U+6881 [リョウ、ロウ/はり、やな] 𣹷
◆二本或いは複数の柱はしら・支柱シチュウ(上部のものを支えるために垂直に立てた柱)の上に横に架け渡す木、川などに架け渡した橋、同「鿄」
◆建物の柱の上に水平に渡す横木で、建物正面に向かって手前から奥方向に渡す横木、その上に左右方向に渡す横木を桁(けた)といい、建物の最も高い位置にある桁を棟木(むなぎ)という {建物}
◆体や物の中ほどで高く張り出した部分
◆木を柵状に組んで川水を堰き止め魚を捕まえる仕掛け、同「簗」
◆南北朝時代の王朝名、別名「南梁」 {南北朝時代}
◆五代十国時代の王朝名、別名「後梁」 {五代十国時代}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+7=総画数11 U+6882 [キュウ、グ/]
◆団栗(どんぐり)、クヌギ櫟(ブナ科の木)などの実 {クヌギ}
◆鑿(のみ)の柄(え)
◆「橨梂フンキュウ」、未詳「【集韻:卷五:上聲上:吻第十八:橨】博雅橨梂柎也」(「𤖘𤕾(音未詳)」「𤗸𤗂(音未詳)」も同様に「柎也」、更に「柎」にも幾つかの義があり未詳)
筆順
木4+7=総画数11 U+6883 [テイ、ジョウ、チョウ/てこ]
◆まっすぐな(丸い木の)棒、棍棒コンボウ(丸い木の棒)
◆長くまっすぐなものを数える語
◆[日]てこ、重い物を動かす時に使う棒
筆順
木4+7=総画数11 U+6884 [ユウ、ユ/] 槱𣜃𤍕𥟁𥙫禉
◆積み上げて燃やすための薪(たきぎ)、またそれを燃やして天神を祭る、またその祭礼
漢字林(非部首部別)
木4+7=総画数11 U+6886 [ホウ/]
◆木名、未詳
◆号令をかける時などに叩いて音を出す楽器、竹や木などを円筒形(また円柱形・四角柱形など)に作り、これを叩いて音を出す「【正字通:辰集中:木部:梆】斲木三尺許背上穿直孔今官衙説之爲號召之節或以竹截作筒兩頭畱竹節㫄𨯳小孔撃之有聲亦日梆似古之用𣔳」
木4+7=総画数11 U+6887 [ロウ/]
◆「梇棟ロウトウ」、漢代(前202年~220年)の益エキ州(現雲南省楚雄彝族自治州姚安県北)にあった古県名「【宋書:卷三十八:志第二十八:州郡四】梇棟令漢舊縣屬益州晉太康地志屬雲南」 {雲南省}
◆木名、未詳
木4+7=総画数11 U+6888 [ホウ、ヒョウ/]
◆木製の弩ド(機械仕掛けの弓)
◆人名用字、。「范梈ハンホウ(1272年~1330年、元代1271年~1368年の詩人「【江西通志:卷七十四:人物】范梈字德機清江人…)」
木4+7=総画数11 U+6889 [①ソウ、ショウ②チャン/]

◆木名、未詳「【集韻:卷三:平聲三:陽第十:梉】木名似豫章其小似桃故生七年乃知」「【正字通:辰集中:木部:梉】…按豫今枕木章今樟木…」

◆[喃]「鄭梉チンチャン」、1577年~1657年、後黎朝コウレイチョウ(1533年~1789年、現ベトナム北中部を領した王朝)の人「【大越史記全書:卷之十八:神宗淵皇帝上】冬十一月十一日册封節制太尉淸國公鄭梉為元帥統國政淸都王…」
木4+7=総画数11 U+688A [テイ、タイ、ダイ/] 摕𢰂
◆さっと撮(つま)み取る、両指でさっと掴(つか)み取る、掠(かす)め取る、同「梊」「【玉篇:卷六:手部第六十六:{⿱折示}】同摕字又兩指急持人也」「【集韻:卷七:去聲上:霽第十二:摕𢰂梊】說文撮取也或从折从示兩手急持人也」
木4+7=総画数11 U+688B [ケン、エン/]
◆木製の丸い小さな器、椀ワン、同「鋗」
◆未詳「【集韻:卷三:平聲:先第一:梋】椀謂之梋一曰車環」
木4+7=総画数11 U+688C [ト、ツ/]
◆木の刺(とげ)、刺のある木「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:梌】丈加切刺木也」
◆トウキササゲ(唐楸)、ノウゼンカズラ科キササゲ属の木、同「楸」「【集韻:卷二:平聲:模第十一:梚梌】木名楸也或作梌」
木4+7=総画数11 U+688D [ソウ、ゾウ/] 𣓛
◆サイカチ(梍・皂莢)、マメ科サイカチ属の木 {サイカチ}
◆団栗(どんぐり)、コナラ(小楢)・クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などのブナ科の木の実、その一部は食用や家畜の餌にする、同「皂」「橡」 {コナラ} {クヌギ}
筆順
木4+7=総画数11 U+688E [オウ、ヨウ/]
◆「梎柌オウシ」、鎌(かま)の柄(え)
木4+7=総画数11 U+688F [コク/]
◆手枷(てかせ)、両手に嵌(は)める刑具、足枷(あしかせ)は「桎シツ」
◆「梏桎コクシツ」「桎梏シッコク」◇手枷と足枷◇自由に動けないようにすること、厳しく自由を制限すること
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+7=総画数11 U+6890 [ヘイ、バイ/]
◆行馬コウバ、人馬の通行を遮(さえぎ)るために門の前に置く柵サク(木を"卌"状に組んだもの)、「梐枑ヘイゴ(幾重にも設けた柵)」「【周禮:卷第一:天官冢宰】掌舍掌王之會同之舍設梐枑再重(…梐枑謂行馬玄謂行馬再重者…)」
◆牢獄ロウゴク
木4+7=総画数11 U+6891 [テキ、ジャク/]
◆木名、未詳「【爾雅注疏:釋木】狄臧槹貢綦(注皆未詳)…」
木4+7=総画数11 U+6892 [ガン、ゴン/]
◆桜桃オウトウ、果実を食用とするサクラ類の植物を指し、中国では「カラミザクラ(唐実桜)、別名シナミザクラ(支那実桜)」をいう、バラ科サクラ属の木、またその実(「さくらんぼ・さくらんぼ、桜桃・桜ん坊」という) {カラミザクラ}
木4+7=総画数11 U+6893 [シ/あずさ]
◆キササゲ(木大角豆)、ノウゼンカズラ科キササゲ属の木、同「杍」 {キササゲ}
◆木材を加工する、またその職人、同「杍」
◆印刷用の版木、また版木を彫る
◆[日]アズサ(梓)、カバノキ科カバノキ属の木、別名「ミズメ(水目)」「ヨグソミネバリ(夜糞峰榛)」 {ミズメ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+7=総画数11 U+6894 [シ/]
◆「梔子シシ」、クチナシ(梔子・巵子・山梔子)、アカネ科クチナシ属の木、またその実、実は黄色の着色料として、また生薬として利用される {クチナシ}
筆順
木4+7=総画数11 U+6895 [ジン、ニン/]
◆木名
◆車輪止め用の木
◆小さい車の轅エン(ながえ)に巻きつけて飾りとする革帯
木4+7=総画数11 U+6896 [ハイ、バイ/]
◆「梖多羅・貝多羅バイタラ」、pattra[梵]の音写で「(植物の)葉」の意、別名「貝葉バイヨウ」、ヤシ科コウリバヤシ亜科などに属するヤシ(椰子)の葉で、この葉を傷つけると黒くなることから、古く文字を書くなどに用いた、この葉に記した仏教の経典キョウテンを「貝葉経バイヨウキョウ」という
筆順
木4+7=総画数11 U+6897 [コウ、キョウ/] 𣖀
◆木名、山枌楡サンフンユ、ニレ(楡、ニレ科の木)の一種 {ニレ}
◆木の枝や草の茎
◆まっすぐなさま、「梗直コウチョク(まっすぐなさま、堅く曲がらないさま)
◆草木の棘(とげ)
◆(棘が刺さっているかのように)閊(つか)える、すうっと(すんなりと)通らない、塞(ふさ)がる、「梗塞コウソク(塞がって滞る)」
◆「梗槩・梗概コウガイ」、あらまし、大略タイリャク
◆「桔梗キキョウ」、キキョウ科キキョウ属の草、根は生薬として利用される {キキョウ}
筆順
木4+7=総画数11 U+6898 [ケン、カン/]
◆筧(かけひ)、水を引くために竹や木を筒(つつ)状に組んだもの、或いは節(ふし)を刳(く)り抜いた竹筒(たけづつ)、同「筧」「【正字通:辰集中:木部:梘】同筧或以竹或合木爲之皆以通水也…又俗謂棺蓋曰梘」
◆棺(ひつぎ)の覆(おお)い
◆[俗]石鹸セッケン、中国では「肥皂ヒソウ・フェィゾゥ」
◆[俗]「梘水ケンスイ・カンスイ」、中華麺などを作る際に加える強いアルカリalkali性の水
筆順
木4+7=総画数11 U+6899 [カン、ゲン/]
◆ムクロジ(無患子)、「無槵ムカン」「木槵モクカン」ともいう、ムクロジ科の木、「槵子カンシ・木槵子モクカンシ」はムクロジの実或いは種を指し、種は黒く丸く硬(かた)いことから数珠ジュズなどに使われる他、種を包む殻(から)いは石鹸の代用にもする {ムクロジ}
木4+7=総画数11 U+689A [バン、モン/]
◆木名、未詳「【集韻:卷二:平聲:模第十一:梚梌】木名楸也或作梌(「【廣韻:上平聲:模第十一:徒:梌】木名㭸上同」は「㭸{⿰木兔}」とする)
木4+7=総画数11 U+689B [ダ、ナ/なぎ]
◆「枸梛クナ」、木名、未詳(「【桂海虞衡志:志花】枸那花葉瘦長略似楊柳夏開淡紅花一朶數十萼至秋深猶有之」に「枸那」がある)
◆[日]ナギ(梛)、マキ科ナギ属の木 {ナギ}
筆順
木4+7=総画数11 U+689C [コウ、キョウ/]
◆(竹札や木札に書かれ綴じ束ねた)文書の署名・封印が磨滅しないように上に被(かぶ)せ押える板、或いは箱「【說文解字通釋(說文解字通釋(說文解字繫傳)):卷第十一:木部:梜】檢柙也從木夾聲臣鍇曰謂書封凾之上恐磨滅文字更以一版於上柙護之今人作柙之封樿玉檢上用柙也今人言文書柙署是也」
◆物を挟(はさ)み取る二本一組の道具、箸(はし)、同「筴」
木4+7=総画数11 U+689D [チョウ、ジョウ/]
◆小枝、細く長い枝、同「樤」
◆細長いもの、筋(すじ)状のもの
◆筋、道筋、「条理ジョウリ(道理、筋道)」
◆一纏(ひとまと)まりごとに分けて(段ごとに区切って)記述した文章、項目
◆[日](纏まりのある一つの事を指して)~の事
◆[日]~によって
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+7=総画数11 U+689E [キ/]
◆「梞柎キフ」、花柄カヘイ、茎や枝から伸びて花を支える柄
木4+7=総画数11 U+689F [キョウ/ふくろう]
◆フクロウ(梟)、フクロウ科の鳥、同「鴟鴞シキョウ」「𩾣」、別名「貓頭鷹ミョウトウヨウ」、フクロウは子が巣立つ頃に母鳥を食い、その後に飛び立つといわれ「不孝鳥フコウチョウ(ふこうどり)」とも呼ばれる「【意林:卷三:新論十七卷】…丞相語次云梟生子子長食其母乃能飛…」
◆罪人の首を高く掲(かか)げて晒(さら)す、晒して見せしめにする、「梟首キョウシュ」
◆猛々(たけだけ)しいさま、荒々しいさま
◆飛び抜けているさま、「梟才キョウサイ(才智が傑出しているさま)」
◆集団の(特に悪党の)首領シュリョウ
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+7=総画数11 U+68A0 [リョ、ロ/]
◆軒(のき)や庇(ひさし)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分、またそれ支える木、同「檐」「櫺」 {建物}
注解:軒先で垂木(たるき、屋根を支える角材)の四角い先端が等間隔で並ぶさま(呂)を象った字
筆順
木4+7=総画数11 U+68A1 [カン/]
◆(祭礼の際に供物を載せる)足付きの台、同「俎」
◆切り出した時のままで全く手を加えていない(切ったり削ったり割ったりしていない)木
木4+7=総画数11 U+68A2 [ソウ、ショウ/こずえ]
◆細い枝、枝の先の細い部分
◆物事の先端の細い部分、物事や時間などの末端、先端に向かって次第に細り尖(とが)る形
◆船の舵(かじ)、舵棒
◆手に持ち舞い踊るための竹竿(たけざお)状の舞具、同「箾」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+7=総画数11 U+68A3 [シン、ジン/] 𣘕𣠟
◆トネリコ(梣)、モクセイ科トネリコ属の木、皮は「秦皮シンピ」と呼ばれ薬用として用いる、また木は堅く建材やバットbatなどに用いられる {トネリコ}
木4+7=総画数11 U+68A4 [フン、ブン/]
◆良い香りがする木、また香木コウボクの名、同「棻」
木4+7=総画数11 U+68A5 [ショウ、シュ/]
◆未詳「【集韻:卷一:平聲:鍾第三:松梥㮤】祥容切說文木也亦州名古作梥㮤或書作榕(「松」はマツ科の植物、「榕」はガジュマルなどのクワ科の植物)
◆人名用字「【愚菴小集:卷四:挽潘江如二首】…寂寞華山畿(今居乃樂府華山畿道)人亡井徑疑尺書來未久永逝訃相隨筆塜生秋草烏巢別故枝相逢邢顧(孟貞與治)在泉路續交期(梥之曰如么絃哀玉韻發天然清含衆妙)」「【江南通志:一百二十:選舉志:進士二:宋】…陳梥(鎮江人)…文梥(涇縣人)」
筆順
木4+7=総画数11 U+68A6 [ボウ、ム/ゆめ] 夢𦴋夣𦿛𧁌
◆睡眠中に見る幻覚・幻像、またそれを見る、同「㝱」「【周禮:卷第五:春官宗伯:占夢】以日月星辰占六夢之吉凶(…)一曰正夢(無所感動平安自夢)二曰噩夢(杜子春云噩當為驚愕之愕謂驚愕而夢)三曰思夢(覺時所思念之而夢)四曰寤夢(覺時道之而夢)五曰喜夢(喜{⿰言兊}而夢)六曰懼夢(恐懼而夢)」
◆ぼんやりとしてるさま
◆(現実のものとなるかどうか分からないが)実現させたいという思い、空想
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+7=総画数11 U+68A7 [ゴ、グ/]
◆上部のものを支える柱、支柱
◆斜め("\""/")や"×"字状に渡した柱、筋交い(すじかい)、斜交い(はすかい)、同「迕」「【營造法式:營造法式補遺:斜柱】其名有五一曰斜柱二曰梧三曰迕四曰枝柱五曰义手」
◆「梧桐ゴトウ」、アオギリ(青桐・梧桐)、アオギリ科の木 {アオギリ}
筆順
木4+7=総画数11 U+68A8 [リ/なし]
◆ナシ(梨)、バラ科ナシ属の木、またその実、同「棃」 {ナシ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+7=総画数11 U+68A9 [リ、シ、キ、コ/]
◆土に差し込んで掘り起こしたり掬い取ったりするスプーンspoon状の農具、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「鍬」「畚」
◆「枸梩クコ」、ナス科クコ属の木、食用や薬用に用いられる、同「枸杞」 {クコ}
木4+7=総画数11 U+68AA [トウ、ズ/]
◆食物を盛る木製の豆トウ(脚付きの皿状また盆状の器、高坏たかつき)、同「䄈」
◆「獨梪樹トクトウジュ」、木名、未詳「【太平廣記:卷四百六:草木:木:獨梪樹】獨梪樹頓邱南有應足山山上有一樹高十丈餘皮青滑似流碧枝幹上聳子若五綵囊葉如亡子鏡世名之仙人獨梪樹」
木4+7=総画数11 U+68AB [シン/]
◆ニッケイ(肉桂)、クスノキ科の木の一種
木4+7=総画数11 U+68AC [エイ、ヨウ/]
◆「梬棗エイソウ」、マメガキ(豆柿)、カキノキ科カキノキ属の木、同「軟棗・㮕棗ゼンソウ」「黒棗コクソウ」「桾櫏・桾杄クンセン」 {マメガキ}
木4+7=総画数11 U+68AD [サ/ひ] 𣜤
◆緯糸(よこいと)を巻き付け経糸(たていと)の間を通す舟形の道具、これを往復させることで布にする機織(はたお)り道具の一つ、同「䇡」「杼」
◆(「梭」のように)繰り返す、行き来する、「日月如梭(月日は梭の如し)」
◆木名、未詳
筆順
木4+7=総画数11 U+68AE [キョク/]
◆滑り止め用に金属の突起を付けた山道や雪道用の履物、同「檋」
◆二本の棒に土などを運ぶための籠や台を取り付けたもの、前後二人でこれを担(かつ)ぎ上げて運ぶ、同「梮」「䡞」
◆占いの時に使う円盤と方形の板を組み合わせた道具、日時の吉凶を占うという、同「栻」
◆未詳「【廣韻:卷第五:入聲:燭第三:輂:梮】輿食器也」
木4+7=総画数11 U+68AF [テイ、タイ/はしご]
◆はしご、長い二本の棒に短い横木を段状に組んだ高いところに登るための道具、「梯子テイシ(はしご)」、「雲梯ウンテイ(攻城用の梯子)」
◆段状(梯子状)のもの
筆順
木4+7=総画数11 U+68B0 [カイ、ゲ/]
◆枷かせ、手枷(てかせ)や足枷(あしかせ)、桎梏シッコク
◆ある仕事をさせるために作られた道具、仕掛け、装置、器具、武器、「器械キカイ(道具)」
◆兵器、「軍械グンカイ」
筆順
木4+7=総画数11 U+68B1 [コン/こり、こう・る]
◆門や入り口の扉がそれ以上外に開かないようにするための杭(くい)、また門や入り口の地上部に渡した敷居(しきい)、同「困」「閫」
◆束ねる、(紐や縄で)縛る、同「裍」「捆」「綑」「𡈳」
◆[日]荷を包んだり縛ったりなどして運べる状態にする、またその荷物
筆順
木4+7=総画数11 U+68B2 [セツ、セチ/うだつ、うだち]
◆うだつ、梁(はり)の上に立てて棟木(むなぎ)を支える短い柱、同「棳」 {建物}
◆(やや短めの)杖ジョウ(つえ)、木の棒ボウ、「梲杖セツジョウ」「【後漢書:卷一百十下:文苑列傳第七十下】…手持三尺梲杖…」
木4+7=総画数11 U+68B3 [ソ、ショ/と・く、す・く、くしけず・る] 𣐌𣓜𤴜𣙳㧧
◆櫛(くし)、歯の目が比較的粗い櫛、目が細かいものは「篦」「枇」、総称して「櫛」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆櫛で髪の毛を整える
筆順
木4+7=総画数11 U+68B4 [テン、エン/]
◆木が(枝が)長くまっすぐに伸びているさま、また長くまっすぐに伸びた木
木4+7=総画数11 U+68B5 [ハン、ボン/] 𣑽
◆仏教や古代インドと関わりがある事柄を表す漢字
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+7=総画数11 U+68B6 [ビ、ミ/かじ]
◆梢(こずえ)、木の枝の先の細い枝
◆[日]船を進めるための櫂(かい)や櫓ロなどの棒状の道具、舵(かじ、船尾の水中に取り付け船の進む方向を操作する道具)
◆[日]車を牽(ひ)くための車台の前に長く伸びた棒、「梶棒(かじぼう)」
◆[日]カジノキ(梶の木)、クワ科コウゾ属の木 {カジノキ}
筆順
木4+7=総画数11 U+68B7 [ケイ、キョウ/]
◆穢れがなく清らかなさま
木4+7=総画数11 U+68B8 [リ/なし]
◆ナシ(梨)、バラ科ナシ属の木、またその実、同「棃」 {ナシ}
木4+7=総画数11 U+68B9 [ビン、ヒン/] 檳㯽槟
◆「梹榔ビンロウ」、ヤシ科ビンロウ属の植物、またその実、「檳榔樹ビンロウジュ」 {ビンロウ}
◆「梹子ヒンシ」、果樹名、実はリンゴ(林檎)に似るがより小さい、またその実
筆順
木4+7=総画数11 U+68BA [/ふもと]
◆[日]麓(ふもと)
筆順
木4+7=総画数11 U+68BB [/しきみ]
◆[日]シキミ(樒)、マツブサ科シキミ属の木、同「樒」 {シキミ}
木4+7=総画数11 U+68BC [トウ、ドウ/] 檮𣚑𣝷
◆木の切り株(きりかぶ)、同「杌」
◆「梼昧トウマイ」、無知で愚かなさま
筆順
木4+7=総画数11 U+68BD [シ/]
◆「梽木シキ」、トキワマンサク(常磐満作)、マンサク科マンサク属の木 {トキワマンサク}
◆「梽木山シキサン」、湖南省邵陽市を流れる資江シコウ(長江の支流の一つ)河畔の山の名
木4+7=総画数11 U+68BE [ライ/]
◆「梾木ライボク」、クマノミズキ(熊野水木)、ミズキ科ミズキ属の木 {クマノミズキ}
木4+7=総画数11 U+68BF [レン/]
◆閂(かんぬき)、扉を閉め内側から横に渡して扉が開かないようにするための横木、同「關」
◆主殿シュデンや楼閣ロウカクの横に連なって建つ小さな建物、同「簃」
◆「梿枷レンガ」、二本の棒を紐などで繋(つな)ぎ一方の棒を持って振り下ろし脱穀する農具、同「連枷」
◆「榴梿リュウレン」、ドリアンdurian、アオイ科ドリアン属の木、またその果実、同「榴蓮」 {ドリアン}
木4+7=総画数11 U+68C0 [ケン/] 檢検
◆木簡・竹簡・文書箱などに貼る表題ヒョウダイを記した札(ふだ、ラベルlabel)、題簽ダイセン
◆木簡・竹簡・文書箱などを紐(ひも)で縛(しば)り、その結び目に粘土で封をし(「封泥フウデイ」という)、題簽を貼り、署名・押印すること、「檢封ケンプウ」
◆しっかりと(ぐっと)押さえ止める、抑(おさ)える、抑制ヨクセイする、「檢束ケンソク(身を引き締めること)」「檢制ケンセイ(言動を抑制すること)」
◆しっかりと確認する、詳しく調べる、同「撿」
木4+7=総画数11 U+68C1 [セツ、セチ/うだつ、うだち]
◆うだつ、梁(はり)の上に立てて棟木(むなぎ)を支える短い柱、同「棳」 {建物}
◆(やや短めの)杖ジョウ(つえ)、木の棒ボウ、「棁杖セツジョウ」「【後漢書:卷一百十下:文苑列傳第七十下】…手持三尺梲杖…」
木4+7=総画数11 U+68C2 [レイ、リョウ、レン/] 欞櫺𢸲㯪
◆窓や手摺(てすり)などに嵌(は)め込む細い木を組んだ格子、「欞子レンジ」
◆軒(のき)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分、同「檐」「梠」 {建物}
木4+7=総画数11 U+68FB [フン、ブン/]
◆良い香りがする木、また香木コウボクの名、同「梤」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+7=総画数11 U+691B [/もみじ、かば]
◆[日]紅葉もみじ、紅葉コウヨウしたカエデ(楓、ムクロジ科カエデ属の木) {カエデ}
◆[日]カバ(樺)、カバノキ(樺の木)、カバノキ科の木 {カバノキ}
◆[日]地名用字、姓用字
筆順
木4+7=総画数11 U+6956 [シツ、シチ、ショク、ソク/]
◆「楖栗シツリツ」◇木名、未詳、杖(つえ)に用いられるという◇杖
◆毛髪を梳(す)き整える櫛くし
邑部
木4+7=総画数11 U+FA44 [バイ、マイ、メ/うめ] 梅楳𣕱槑𤯏𣒫𣏁
◆ウメ(梅)、バラ科サクラ属の木、またその実 {ウメ}
筆順
𠁃一部
𠵂口部
𣐵木4+7=総画数11 U+23435 [イ/]
◆船に溜まった水を汲み出す道具
注解:「栕」
𣑀木4+7=総画数11 U+23440 [オ、ウ/] 杇𣏓
◆木鏝(きごて)、壁土を塗る木製の鏝(こて)、同「槾」「釫」、金属製のものは「鏝」
◆壁土を塗る、同「圬」
𣑿木4+7=総画数11 U+2347F [ホウ、ヒョウ/]
◆ばち、鼓などを叩(たた)く棒、同「枹」
𣒀木4+7=総画数11 U+23480 [セン、ゼン/]
◆狩(か)りの際に使うタカ(鷹)や犬に繋(つな)ぐ長い縄(なわ)「【集韻:卷八:去聲下:綫第三十三:㯀𣒀】鷹犬絏所繫或省」
◆人名用字「【大越史記全書:本記續編卷之三:神宗淵皇帝下】十一月鄭㯀陶光饒黎有德等…(鄭㯀テイセン」「陶光饒トウコウジョウ」「黎有德レイユウトク」、いずれも越南エツナン(現ベトナム社会主義共和国)の人)
𣒁木4+7=総画数11 U+23481 [チン、ジン/]
◆蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を置く台の横木、同「㮳」
◆クロバイ(黒灰)、ハイノキ科の木、別名「山礬・山矾サンバン」、葉を焼いて灰にし染料とする {クロバイ}
𣒃木4+7=総画数11 U+23483 [ケキ、ギャク/]
◆種を植える、またその農具 「耬」参照「【說文解字注:木部:𣒃】穜樓也(穜者今之種字樓者今之耬字廣韵曰耬種具也今北方謂所以耩者曰耬耩者種也小徐本樓作𣒃)」
◆「柃𣒃レイケキ」、ムギ(麦)などの実を熬(い)る器「【說文解字注:木部:𣒃】…一曰燒麥柃𣒃也(燒猶熬也柃𣒃者熬麥器名)」
𣒅木4+7=総画数11 U+23485 [シン/]
◆木名、未詳、汁は酒になるという、同「榐」
𣒆木4+7=総画数11 U+23486 [未詳/]
◆未詳「【字彙:辰集:木部:𣒆】苦角切殻枳𣒆藥也有實如柚」
𣒈木4+7=総画数11 U+23488 [オウ/ま・げる]
◆曲(ま)げる、押し曲げる
◆歪(ゆが)める、歪曲ワイキョクする、「枉法オウホウ(法を曲げる)」
◆ま・げて、(法理や考えを曲げてでも)何とかして
𣒉木4+7=総画数11 U+23489 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷五:上聲上:駭第十三:楷𣒉】說文木也孔子冡蓋樹之者一曰模法也古作𣒉」
𣒌木4+7=総画数11 U+2348C [カ/]
◆轂(こしき、車輪の中心にあって車輪と車軸を固定するための部品)に注(さ)す潤滑油を入れる容器、同「𨍋」「錁」
◆紡(つむ)いだ糸を回転させながら巻き取る道具
𣒏木4+7=総画数11 U+2348F [ショウ/はじかみ] 椒𣐹𣓙
◆「山椒サンショウ」「花椒カショウ」「蓁椒シンショウ」、はじかみ(山椒の古名)、ミカン科サンショウ属の木、またその実 {サンショウ}
◆「胡椒コショウ」、コショウ科の植物 {コショウ}
𣒘木4+7=総画数11 U+23498 [未詳/]
◆未詳
𣒞木4+7=総画数11 U+2349E [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:𣒞】同"枯"」
𣒨木4+7=総画数11 U+234A8 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣒨】與根同路史年𣒨地名」
𣒪木4+7=総画数11 U+234AA [コツ、コチ/] 𣓗
◆忽然と高く聳えるさま
𣒫木4+7=総画数11 U+234AB [バイ、マイ、メ/うめ] 梅梅楳𣕱槑𤯏𣏁
◆ウメ(梅)、バラ科サクラ属の木、またその実 {ウメ}
𣒬木4+7=総画数11 U+234AC [シツ、シチ/]
◆木名、未詳、杖などに利用されるという「【字彙補:辰集:木部:𣒬】親結切音切篇韻可為杖」
𣒭木4+7=総画数11 U+234AD [サイ/]
◆草木を植(う)える、また手を加えて育てる、「栽培サイバイ」、同「㘽」
◆牆ショウ(かき、垣(かき)・塀(へい)・壁(かべ)・土塁ドルイなどの内と外を仕切り遮さえぎる構築物)を築く「【急就篇:卷三】榦楨板栽度圜方(榦楨築牆之植木謂竪立者也板牆板也栽築牆也度圜方者量計所宜先立基址然後築也…)」
𣒮木4+7=総画数11 U+234AE [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:馬第三十五:社𡉹𣒮】常者切說文地主也…」
𣒯木4+7=総画数11 U+234AF [カン、ガン/]
◆古く駅(エキ、届ける際に乗り継ぎ用の人馬を置いておいた所)などの前に立てた木柱、「桓表カンピョウ」、後に(一説に東漢代25年~220年以降)宮殿・廟堂・陵墓などにも立てられるようになり、石柱のものも作られ「華表カヒョウ」と呼ばれるようになった
◆大きいさま
◆「𣒯𣒯カンカン」、勇ましいさま、力強いさま
◆「盤𣒯バンカン」◇同じところに留(とど)まるさま◇同じところを動き回るばかりで先に進まないさま◇広大なさま
𣒰木4+7=総画数11 U+234B0 [セン/] 栴枬㮵𣑪
◆「𣒰檀センダン」、センダン科センダン属の木、芳香があり香木コウボクとして利用される {センダン}
𣒶木4+7=総画数11 U+234B6 [リ/]
◆スモモ(李)、バラ科サクラ属の果樹、またその果実、同「李」 {スモモ}
𣒸木4+7=総画数11 U+234B8 [キョウ、コウ/]
◆門の四方(上下左右)を囲む枠、同「𨴑」
𣒺木4+7=総画数11 U+234BA [チ/]
◆機織ショッキ(はたおり)の糸巻き(糸車いとぐるま)を回転させたり止めたりするための取っ手、同「柅」「杘」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:杘𣐉𣒺】丑二切篗柄也或作𣐉𣒺亦書作柅」
𣒼木4+7=総画数11 U+234BC [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣒼】與條同山楸也見石鼓文」
𣒽木4+7=総画数11 U+234BD [シ、ジ/] 𣐑𣓄𣖲
◆木名、未詳「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣐑】疾移反無𣐑木一名榆」「【廣韻:上平聲:支第五:疵:𣐑】無𣐑木一名榆」(「【爾雅注疏:釋木】棆無疵(《注》棆木也無疵病因名之郭云棆楩屬似豫章案楩及豫章皆南方大木之名也)」とある、「無𣐑(𣖲)」と「無疵」、「榆」と「棆」の違いはあるが同一のものか?)
𣓀木4+7=総画数11 U+234C0 [シン/はしばみ] 𣐽
◆ハシバミ(榛)、カバノキ科ハシバミ属の木、またその実、英名を「ヘーゼルhazel」といい実は「ヘーゼルナッツhazelnut」と呼ばれる、同「榛」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:𣐽】側詵切實似小栗榛同上」 {ハシバミ}
漢字林(非部首部別)
𣓒木4+7=総画数11 U+234D2 [サン、セン/]
◆建物の角(かど)の軒(のき、屋根の建物から外に張り出した部分)、梁方向と桁方向が軒が接するところ
𣓿木4+7=総画数11 U+234FF [ロウ/]
◆細かくした土を平らに均(なら)すための農具、同「耮」「𥢒」
𣔌木4+7=総画数11 U+2350C [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:𣔌】"樤"的类推簡讹字」
𧴿貝部
𪲒木4+7=総画数11 U+2AC92 [未詳/]
◆[日]忍術書【萬川集海】にある忍者文字で「ら」という音を表す字 {忍者文字}
攴部
木4+8=総画数12 U+3B78 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:㭸】達胡切木枝四布」
◆木名、未詳「【廣韻:上平聲:模第十一:徒:梌】木名㭸上同(「【集韻:卷二:平聲:模第十一:梚梌】木名楸也或作梌」は「梚{⿰木免}」とする)
木4+8=総画数12 U+3B7A [エン/]
◆立ち枯れした木「【康熙字典:辰集:木部:㭺】《博雅》㭺藲柰(㮏)也」
◆木名、未詳、同「𣚖」「【集韻:卷四:平聲四:覃第二十二:𣚖㭺】木名或省」
◆「㭺𣟺エンレン」、木名、未詳「【康熙字典:辰集:木部:𣟺】《集韻》《類篇》𠀤力驗切音殮㭺𣟺木也葉可爲飮」
木4+8=総画数12 U+3B7B [トウ、ドウ/]
◆「㭻梨トウリ」「甘㭻カントウ」、マメナシ(豆梨、バラ科ナシ属)の類、或いは野生のナシ(梨) {マメナシ}
◆「海㭻カイドウ」、バラ科リンゴ属の木 {カイドウ}
◆「㭻棠テイトウ」、ヤマブキ(山吹・款冬)、バラ科ヤマブキ属の木 {ヤマブキ}
◆「沙㭻サトウ」、果樹名、未詳、材木は舟を造るのに用いられる
木4+8=総画数12 U+3B7C [トウ/]
◆斗形(ますがた)、建物の柱の上端に置いてそれより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える方形の木材、同「枓」「枅」「欂」、"U"字形の木材(栱)と組み合わせた部材を「枓栱・斗栱トキョウ」という {建物}
木4+8=総画数12 U+3B7D [テイ、タイ/]
◆軒(のき)、廂(ひさし)、屋根の建物の外に張り出した部分、同「樀」
◆木の根、同「柢」
㭿木4+8=総画数12 U+3B7F [ゴウ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:㭿】五郎反飛㭿斜桷也(屋根の角の斜めに渡した垂木(たるき)か?)
◆「林廷㭿リンテイゴウ」、明代(1368年~1644年)の人で、工部コウブ(建築・土木などを所管する部署)の尚書ショウショ(長官)「【明朝小史:十五卷:泰昌紀】工部尚書林廷㭿」
木4+8=総画数12 U+3B80 [カン、ゴン/]
◆物を入れる箱、収納箱、同「函」「椷」
◆箱に物を入れる、入れて蓋をする、また封をする、同「函」「椷」
木4+8=総画数12 U+3B81 [コウ、ギョウ/]
◆「㮁桃コウトウ」、クチナシ(梔子)、アカネ科クチナシ属の木、またその実、また実を乾燥させた生薬の名 {クチナシ}
木4+8=総画数12 U+3B82 [グ、ク、キョク、コク/]
◆生贄や供物を載せる足付きの台の名、同「椇」
木4+8=総画数12 U+3B83 [ズイ、ヌイ/]
◆「白㮃・白桵ハクズイ」、学名Prinsepia uniflora、バラ科Prinsepia属(中国では扁核木属)の木、低木で刺(とげ)があり、葉は細長く、花は白の五弁花、実は生薬として利用される、別名「蕤核ズイカク」「扁核木ヘンカクボク」
◆農具の一種、未詳
木4+8=総画数12 U+3B84 [ホウ、ヒョウ/]
◆(建物の正面入口上部や門の上部中央に掲げる)建物名や題目などを記した木の板(いた)、木の札(ふだ)、横長の額ガク、同「牓」
◆衆人シュウジン(多くの一般の人)に告示・告知するための立て札
◆弓や弩ド(機械仕掛けの弓)の狂いや歪みを整えるための当て木、弓矯(ゆだめ)
◆舟を漕(こ)ぐための櫓ロや櫂(かい)、これを使って舟を漕ぐことを「搒」
◆罪人を打ち叩く棒、これを使って叩くことを「搒」
木4+8=総画数12 U+3B85 [スイ/]
◆木名、未詳「【廣韻:上平聲:脂第六:錐:㮅】木名似桂」「【集韻:卷一:平聲:脂第六:椎】木名似栗而小或書作㮅」
木4+8=総画数12 U+3B86 [ガツ、ガチ、ゲツ、ゲチ/] 枿𣖂𣔏𣕀
◆木を切り倒した後に残る切り株、同「蘖」
◆蘖(ひこばえ)、切り株から生え出た新芽、同「蘖」
木4+8=総画数12 U+3B87 [テン/] 𣕊
◆火掻棒(ひかきぼう)や火箸(ひばし)などの類、同「栝」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:㮇】他念反火杖也」
木4+8=総画数12 U+3B88 [ダイ、ナイ/]
◆リンゴ(林檎)、バラ科リンゴ属の果樹、またその実、同「柰」「㮏」 {リンゴ}
木4+8=総画数12 U+3B8A [ボウ、モ、ム/] 楙柕
◆木が大きく成長するさま
◆ボケ(木瓜)、バラ科ボケ属の木 {ボケ}
火部
木4+8=総画数12 U+68C3 [リ/なし]
◆ナシ(梨)、バラ科ナシ属の木、またその実、同「梨」 {ナシ}
◆老(お)いる、凍梨トウリ(凍らせたナシ(梨)、黒ずんで皺ができる)を老人の顔に見立てたものという「【方言:第一】眉棃耋鮐老也東齊曰眉(言秀眉也)燕代之北鄙曰棃(言面似凍棃)宋衞兖豫之內曰耋(八十爲耋音絰)秦晉之郊陳兖之會曰耇鮐(言背皮如鮐魚耇音垢)」
漢字林(非部首部別)
木4+8=総画数12 U+68C5 [ヘイ、ヒョウ/え、がら]
◆手に握る、握って自由に操る、またその力、権力、同「柄」
◆柄(え)、器物に取り付けて手で握るための棒、同「柄」
木4+8=総画数12 U+68C6 [リン/]
◆木名、未詳「【說文解字:木部:棆】毋杶也」「【爾雅注疏:釋木】棆無疵(《注》棆木也無疵病因名之郭云棆楩屬似豫章案楩及豫章皆南方大木之名也)」
筆順
木4+8=総画数12 U+68C7 [ソウ、ス/]
◆小さな筒(つつ)状の容器、同「𣚜」「檧」「【方言:第五】箸筩(盛朼箸籫也)陳楚宋魏之間謂之筲(鞭鞘)或謂之籝(…)自𨵿而西謂之桶檧」「【正字通:辰集中:木部:棇】同𣚜俗省」
◆タラノキ(楤木)、ウコギ科タラノキ属の木、同「楤」 {タラノキ}
木4+8=総画数12 U+68C8 [セン/]
◆木名、未詳
◆「棈架(音未詳)」、未詳「【臺海使槎錄:卷二:赤嵌筆談:武備】水仔尾設有棈架地係修船之所郡守召募棈匠結繩應工不償工費棈架不限數目各商船戸自備椶藤及繩匠只用所豎棈架每一繩付賃值百錢」
◆[日]アベマキ(棈・阿部槙)、ブナ科コナラ属の落葉高木 {アベマキ}
◆[日]姓用字、「棈木(あべき)」「棈松(あべまつ)」
◆[日]忍術書【萬川集海】にある忍者文字で「ち」という音を表す字、【萬川集海】では{⿰木青} {忍者文字}
木4+8=総画数12 U+68C9 [ベン、メン/わた]
◆キワタ(木棉)、アオイ科キワタ属の木、同「㮌」「𣏜」 {キワタ}
◆ワタ(綿、アオイ科ワタ属の草)やキワタ(木棉、アオイ科キワタ属の木)の総称、またそれらから採った繊維を「綿」、日本では繭(まゆ)から採った繊維を「真綿(まわた)」と呼ぶのに対して、植物から採った繊維を「木綿・木棉(もめん)」と呼ぶ
筆順
木4+8=総画数12 U+68CA [キ、ゴ、ギ/] 棋㯦檱櫀
◆囲碁や将棋などの方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgame、またそれに使う石や駒、「囲棋イキ(囲碁)」「棋子キシ(碁石や将棋・チェスchessなどの駒)」
◆囲碁を打つ、将棋を指す
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+8=総画数12 U+68CB [キ、ゴ、ギ/] 棊㯦檱櫀
◆囲碁や将棋などの方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgame、またそれに使う石や駒、「囲棋イキ(囲碁)」「棋子キシ(碁石や将棋・チェスchessなどの駒)」
◆囲碁を打つ、将棋を指す
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+8=総画数12 U+68CC [サイ/]
◆カシワ(柏)、ブナ科コナラ属の木、別名「柞櫟サクレキ」 {カシワ}
筆順
木4+8=総画数12 U+68CD [コン、ゴン/]
◆丸い木の棒、「棍棒コンボウ(丸い木の棒)」
◆同じところに集まる、群がる、同「昆」
◆「棍徒コント」、無頼ブライの徒、ならず者
筆順
木4+8=総画数12 U+68CE [セン、ゼン/]
◆木名、未詳、実はナシ(梨)やリンゴ(林檎)に似て酸っぱいという
木4+8=総画数12 U+68CF [テキ、チャク、トク、ドク/]
◆蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を置く台の横木、同「㮳」「㯂」「㭙」「㯖」「【廣韻:入聲:麥第二十一:摘:棏】蠶棏或作𣚅」
◆木名、未詳
木4+8=総画数12 U+68D0 [ヒ/]
◆弓矯(ゆだめ)、両側から木などを当てて弓の形を整えたり歪みを直す道具
◆両側から支え助ける
◆蓋(ふた)付きの竹製の箱、同「篚」
◆カヤ(榧)、イチイ科カヤ属の木、同「榧」 {カヤ}
漢字林(非部首部別)
木4+8=総画数12 U+68D1 [ハイ、ベ、バイ/]
◆木を組んで作った筏(いかだ)
◆盾(たて)
◆未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:棑】皮拜切船後棑木也又歩街切棑筏也」
木4+8=総画数12 U+68D2 [ホウ、ボウ/]
◆(太さを問わず)まっすぐで丸く長い木、「棍棒コンボウ」「棒杖ボウジョウ」、同「㭋」「棓」
◆(棒で)打つ
◆[日](ある程度の太さのある)まっすぐな線
筆順
木4+8=総画数12 U+68D3 [ホウ、ボウ、ハイ、バイ/]
◆木の棒、また棒で打つ、同「棒」「𣘙」
◆連枷レンガ、殻竿・唐棹(からざお)、二本の棒を紐(ひも)などで繋(つな)ぎ一方の棒を持って振り下ろし脱穀ダッコクする農具、同「柫」「【方言:第五】僉…自關而西謂之棓或謂之柫…」
◆五星から成る星座の名、北極星を中心に北斗七星から時計回りに90度程の位置にある、「天棓(テンバイ)」「【史記:卷二十七:天官書第五】…紫宮左三星曰天槍右五星曰天棓(…《索隱》…詩緯云天槍三星天棓五星在斗杓左右主槍人棓人石氏星讚云天槍天棓八星備非常之變也)」
◆木の板、踏板(ふみいた)、堀や溝などに架ける渡り板
漢字林(非部首部別)
木4+8=総画数12 U+68D4 [コン/]
◆「㭘棔ゴウコン」、ネムノキ(合歓木)、マメ科ネムノキ属の木 {ネムノキ}
筆順
木4+8=総画数12 U+68D5 [ソウ、ス、シュ/] 椶㯶𣞡𣞛
◆「棕櫚シュロ」、ヤシ科シュロ属の木、樹皮は縄や敷物などに使われる他、葉や実などは漢方薬としても利用される {シュロ}
筆順
木4+8=総画数12 U+68D6 [トウ、ジョウ/]
◆門の両側に立てて開いた扉が閉まらないように固定するための木の棒、同「楔」「【禮記:玉藻】君入門介拂闑大夫中棖與闑之間」
木4+8=総画数12 U+68D7 [ソウ/なつめ] 枣𡗭栆𠂲𠐇𢄀𣕿
◆ナツメ(棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、またその実 {ナツメ}
◆「酸棗サンソウ」、サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木 {サネブトナツメ}
◆[日]なつめ、抹茶マッチャを入れる容器、容器の形がナツメ(棗)の実に似ていることから
筆順
木4+8=総画数12 U+68D8 [キョク、コク/とげ、いばら] 𣡍
◆サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、枝には棘(とげ)がある {サネブトナツメ}
◆刺(とげ)、先端が細く尖(とが)った形のもの
◆いばら、刺のある木、同「𣘐」「𣗥」
◆突き刺(さ)す、突き刺さる
◆突き刺さったように痛む、また苦しむ
◆戟ゲキ(ほこ)、長い柄の先に矛(ほこ、両刃の剣)と戈(ほこ、"「"字形をした刃物)を付けた武器、同「戟(㦸)」「【春秋左傳正義:卷一:隱公十一年】子都拔棘以逐之(《注》…棘㦸也…)」 {武器(刀剣槍)}
◆家臣の階位・職位、宮廷の前庭に整列する際に、その並ぶ位置に棘(いばら)が植えられたことから、「九棘キュウキョク」「【周禮注疏:秋官司寇】朝士掌建邦外朝之灋左九棘孤卿大夫位焉群士在其後右九棘公侯伯子男位焉」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+8=総画数12 U+68D9 [レイ、ライ/]
◆琵琶ビワの弦を弾(はじ)くもの、撥(ばち)
◆捩(よじ)る
木4+8=総画数12 U+68DA [ホウ、ビョウ、ボウ/たな]
◆竹や木を組んで上を覆った建物
◆粗末な小屋、掘建て(ほったて)小屋
◆棒や板を横に並べて架け渡した橋や道、同「桟」「閣」
◆[日]物を載せるために横に渡した板、またそのような形のもの
筆順
木4+8=総画数12 U+68DB [イク/] 𣚥
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:棛𣚥】覆欄也」
木4+8=総画数12 U+68DC [オ、ヨ/]
◆祭祀用の供物を載せる長方形の箱形の台
木4+8=総画数12 U+68DD [コ、ク/]
◆「棝斗コト」、鼠を射る器具
木4+8=総画数12 U+68DE [コン/]
◆木名、未詳
◆同「梱」
木4+8=総画数12 U+68DF [トウ、ツウ/むね]
◆建物の屋根の面が交わる最も高いところ
◆桁コウ(けた、建物正面に向かって左右方向に渡す木)で最も高い位置にある木、「棟木むなぎ」 {建物}
◆建物の数を数える語
◆「棟梁トウリョウ」◇屋根の棟木とそれを支える梁(はり)◇重要な人、主要な人◇[日]大工の頭かしら
筆順
木4+8=総画数12 U+68E0 [トウ、ドウ/]
◆「棠梨トウリ」「甘棠カントウ」、マメナシ(豆梨、バラ科ナシ属)の類、或いは野生のナシ(梨) {マメナシ}
◆「海棠カイドウ」、バラ科リンゴ属の木 {カイドウ}
◆「棣棠テイトウ」、ヤマブキ(山吹・款冬)、バラ科ヤマブキ属の木 {ヤマブキ}
◆「沙棠サトウ」、果樹名、未詳、材木は舟を造るのに用いられる
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+8=総画数12 U+68E1 [コウ/ゆずり]
◆「青棡セイコウ」、アラカシ(粗樫)、ブナ科コナラ属の木、同「青岡セイコウ」、別名「青岡櫟・青剛櫟セイコウレキ」 {アラカシ}
◆未詳「【通典:卷七十六:禮三十六:軍一】…隋大業七年征遼東…(…棡鼓金鉦各二具…)」(「【字彙:辰集:木部:棡】居郎切音綱橫牆木…」「【正字通:辰集中:木部:棡】居康切音岡高木又橫牆木」「【康熙字典:辰集中:木部:棡】《集韻》居郞切音岡本作{⿰木𡶬}《玉篇》橫牆木…」とある、但し【康熙字典】の引く「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:棡】古郎切」には「橫牆木」の義はない)
◆[日]ゆずり、地名用字、姓用字
筆順
木4+8=総画数12 U+68E2 [ボウ、モウ/]
◆車輪の外周を覆(おお)う枠(わく)、直接地に接する輪状の枠、同「輞」
木4+8=総画数12 U+68E3 [テイ、ダイ、タイ/]
◆「唐棣トウテイ」◇ザイフリボク(采振木)、バラ科ザイフリボク属の木、また同属に属する木の一種、別名「枎栘フイ」「【清稗類鈔:植物類二:枎栘】枎栘爲落葉喬木幹高一二丈葉為橢圓形面有白毛春暮開白花五瓣狹長實赤色大如小豆舊說謂即唐棣…」 {ザイフリボク}◇ニワウメ(庭梅)、バラ科スモモ属の木、同「栘」、別名「郁李・薁李イクリ」「雀梅ジャクバイ」「車下李シャゲリ」「【爾雅注疏:釋木】唐棣栘(《疏》舍人曰唐棣一名栘郭曰似白楊江東呼夫栘詩召南云唐棣之華陸機云奧李也一名雀梅亦曰車下李所在山皆有其華或白或赤六月中熟大如李子可食)」 {ニワウメ}
◆木名、「常棣ジョウテイ」、未詳、オウトウ(桜桃、別名カラミザクラ唐実桜、バラ科サクラ属の木)に似た実が成るという「【爾雅注疏:釋木】常棣棣(《疏》舍人曰常棣一名棣郭曰似今關西有棣樹子如櫻桃可食)」
◆「棣棠テイトウ」、ヤマブキ(山吹・款冬)、バラ科ヤマブキ属の木 {ヤマブキ}
筆順
木4+8=総画数12 U+68E4 [シャク、サク/]
◆樹皮が罅(ひび)割れてざらざらしているさま、またその皸(ひび)、罅割(ひびわ)れ、細かい裂け目、同「𣛵」「皵」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+8=総画数12 U+68E5 [ハン、ボン/]
◆木を組んだ垣根(かきね)や柵(さく)、多く敷地などの境界に設ける、同「樊」「藩」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+8=総画数12 U+68E6 [ソウ、ショウ/]
◆「本棦ホンソウ」、定州織テイシュウおり・定州緙絲テイシュウカクシで布に柄(がら)を織(お)り込む際に使う道具、未詳「【畿輔通志:卷五十七:刻絲】蓼花洲閒録定州織刻絲不用大機以熟色輕於本棦上隨所欲作花草禽獸狀以小梭布緯時先留其處以雜色線綴於經緯之上合以成文不相連承空視之如雕鏤之象故名刻絲」(「定州織」は古くから河北省定州市を中心に発達した織り技法、「刻絲コクシ」とも呼ばれる) {河北省}
◆未詳「【營造法式:卷第二:棟】西都賦列棼撩以布翼荷棟*棦而髙驤(棼*桴皆棟也)(「桴」を「棦」に誤ったものか? 「桴」には「棟(むね)」の義がある)
◆木の束(たば)「【廣韻:下平聲:耕第十三:琤:棦】木束」
木4+8=総画数12 U+68E7 [サン、セン/かけはし、さ] 桟栈
◆木や板を横に並べて架け渡した道、また橋、同「閣」、「桟道サンドウ」「桟橋(さんばし)」
◆板を並べて作ったもの、板張りの床や簀子サクシ(すのこ)
◆倉庫、宿屋、いずれも床が板敷であったことから
◆(家畜を飼育するための)木や板を渡した囲い
◆[日]屋根や床の下に張り渡す木、障子戸などの骨木、梯子の踏板、下支えしたり補強したりするための木
◆[日]「桟敷(さじき)」、板敷の見物席
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+8=総画数12 U+68E8 [ケイ、カイ/] 𣘼𣙅𢧊
◆木製の通行証、割符(わりふ)
◆王公が通行する際に先導する兵が持つ布製の鞘(さや)を被(かぶ)せた儀仗用の戟(ゲキ、長い柄の先に刃を付けた武器) {武器(刀剣槍)}
木4+8=総画数12 U+68EA [エン/]
◆木名、未詳、実はリンゴ(林檎、バラ科リンゴ属)に似て赤く食べられるという
木4+8=総画数12 U+68EB [ヨク、イキ/]
◆バラ科Prinsepia属(中国では扁核木属)の木、低木で刺があり、葉は細長く、花は白の五弁花、小さな実は食べることができる、別名「蕤核ズイカク」「扁核木ヘンカクボク」「白㮃・白桵ハクズイ」
◆コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などの団栗(どんぐり)の成るブナ科コナラ属の木の総称 {コナラ} {クヌギ}
木4+8=総画数12 U+68EC [ケン/]
◆木を曲げて作った円形の器、同「𥁠」「桊」
◆牛の鼻に通す木製また鉄製の輪、同「桊」
木4+8=総画数12 U+68ED [エキ、ヤク/]
◆木名、未詳
木4+8=総画数12 U+68EE [シン/もり]
◆たくさんの木が立ち並ぶさま、木がびっしりと生えているさま、またそのようなところ
◆木が茂(しげ)って薄暗いさま
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+8=総画数12 U+68EF [ジン、ニン/]
◆「棯棗ジンソウ」、ナツメ(棗、クロウメモドキ科ナツメ属)の一種「【齊民要術:卷四:種棗第三十三】爾雅曰…還味*棯棗(【齊民要術】【農政全書】【說文解字注】他は「*棯{⿰木念}」とするが「【爾雅:釋木】還味捻棗」は「*捻{⿰扌念}」)
筆順
木4+8=総画数12 U+68F0 [スイ/たるき]
◆短い木の棒、棍棒
◆棒で打つ、鞭(むち)打つ
◆[日]たるき、垂木(たるき)、棟(むね)から軒(のき)に渡し屋根を支える角材、同「椽」「榱」 {建物}
木4+8=総画数12 U+68F1 [ロウ、リョウ/]
◆角材、四角い木材、同「楞」
◆角材の角(かど)、二つの面が合わさってできる線状の角(かど)、線状に角張ったところ、筋状に盛り上がったところ、同「稜」「楞」「柧」
木4+8=総画数12 U+68F2 [セイ、サイ/す・む、す]
◆鳥の住処(すみか)、塒(ねぐら)、同「栖」
◆住処、住(す)まい、同「栖」
◆休む、休息する、同「栖」
◆「棲棲セイセイ」、忙(せわ)しいさま、忙しく片時もじっとしていないさま、同「栖栖」
筆順
木4+8=総画数12 U+68F3 [セツ、セチ/]
◆梲うだつ、梁(はり)の上に立てて棟木を支える短い柱、同「梲」
◆「毋棳ブセツ」、古県名、漢代から西晋代(前202年~316年)に現雲南省南東部付近に置かれた
木4+8=総画数12 U+68F4 [フク、ブク/]
◆木名、崑崙コンロン(中国西方域にあったという山)に産するという
木4+8=総画数12 U+68F5 [①カ②괘クェ/]

◆切り落とした木、切り落とした枝の束、薪(たきぎ)の束
◆草木の株数を数える語、「一棵」は「一株の木、一株の草」
◆犠牲ギセイ(いけにえ)や供物クモツを載せる足付きの台、同「俎」

◆[韓]「歧棵(기괘キクェ)」、雁足ガンソク(안족アンヂョク)、コムンゴ(거문고、箏ソウに似た朝鮮の伝統的な弦楽器、「玄鶴琴ゲンカクキン」「玄琴ゲンキン」と呼ばれる)の弦を支え、その位置を変えることで音階を調整するもの、琴(こと)でいう「琴柱(ことじ)」に当たるもの
木4+8=総画数12 U+68F6 [ライ/]
◆「棶木ライボク」、クマノミズキ(熊野水木)、ミズキ科ミズキ属の木 {クマノミズキ}
木4+8=総画数12 U+68F7 [スウ、シュ、ソウ、ス/]
◆薪(たきぎ)、柴(しば)、細い木の枝
◆藪(やぶ)、草木が生い茂ったところ(湿地や水辺など)
◆「棷樿(未詳)」、木名、未詳「【山海經:中山經】又東一百五十里…其木多棷樿(棷木未詳也樿木白理中擳騶善二音)…」
筆順
木4+8=総画数12 U+68F8 [スウ、ジュ/]
◆木名、未詳
◆人名用字「【舊唐書:卷一百八十四:列傳第一百三十四:宦官】…委*番棸蹶楀之徒…(「【宋史:卷四百五十八:列傳第二百一十七:隱逸中】…然後監*畨棸蹶楀之…」は「畨{⿱米田}」)「【客座贅語:卷九:畵蹟】朱王孫慶棸(山水小景)」
漢字林(非部首部別)
木4+8=総画数12 U+68F9 [トウ、ジョウ、タク/さお、さお・さす]
◆船を漕(こ)ぐ、漕いで舟を進める、同「䑲」
◆船を漕ぐ櫂トウ(かい、オールoar)や槳ショウ(パドルpaddle)のような道具、同「䑲」
◆机、テーブルtable、同「槕(桌)」
◆[日]長い棒、水底を突いて舟を動かす長い棒、三味線の柄(え)
◆[日]箪笥(たんす)や三味線などを数える語
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+8=総画数12 U+68FA [カン/ひつぎ] 𣑄
◆遺体を納(おさ)める箱、「棺」は箱やそれに付随するものを指し「柩」は「遺体が収められた棺」を指す
筆順
木4+8=総画数12 U+68FC [フン、ブン/]
◆二重屋根(屋根の上に更に屋根を重ねたもの)の最も高い位置にある棟木(むなぎ) {建物}
◆麻布
◆乱れる、入り乱れる
筆順
木4+8=総画数12 U+68FD [チン、シン/]
◆木の枝が覆い被さるように伸びるさま、また覆い被さるように垂れるさま
木4+8=総画数12 U+68FE [ケイ、ギョウ/]
◆木名、未詳
木4+8=総画数12 U+68FF [ゲイ、ゲ、ゲツ、ゲチ/]
◆轅エン(ながえ、車の両側から前方に向かって取り付ける二本の棒)の先端に衡コウ(轅の先端に取り付ける横棒)を取り付けるための部品、同「輗」 {乗物(馬車)}
◆「杌棿ゴツゲツ」、不安定なさま、危(あや)ういさま、同「杌陧」
木4+8=総画数12 U+6900 [ワン/まり]
◆食べ物や飲み物を盛るための深めの器、同「盌」、特に木製のものを指す、陶製は「埦」、石製は「碗」、金属製は「鋺」 {器}
筆順
木4+8=総画数12 U+6901 [カク/] 槨𣠐
◆棺(ひつぎ)を納めるための木製の外箱、外棺、石製は「𥕖」
筆順
木4+8=総画数12 U+6902 [ロク/]
◆木名、未詳
木4+8=総画数12 U+6903 [コウ、ゴウ/] 𣘫
◆木名、未詳
木4+8=総画数12 U+6904 [ショウ、セツ/]
◆切った枝を他の木に接(つ)ぐ、接ぎ木
◆「椄槢ショウシュウ」、木材を接ぎ組む、(しっかりと)組み合わせる、またその部品「【莊子注:外篇:在宥】吾未知聖知之不為桁楊椄槢也仁義之不為桎梏鑿枘也」
筆順
木4+8=総画数12 U+6905 [イ/]
◆イイギリ(飯桐)、ヤナギ科イイギリ属の木 {イイギリ}
◆背凭(せもた)れがある腰掛(こしかけ)
筆順
木4+8=総画数12 U+6906 [チュウ、ジュウ/]
◆木名、未詳
◆「椆水」、古川名、河南省
◆「木椆」、船を進める長い棹
木4+8=総画数12 U+6907 [グ、ク/]
◆生贄や供物を載せる足付きの台の名、足が曲がっているという
◆「枳椇シグ」、シナケンポナシ(支那玄圃梨)、クロウメモドキ科ケンポナシ属の木 {シナケンポナシ}
木4+8=総画数12 U+6908 [キク/ぶな]
◆ヒノキ科の木、スギ(杉、スギ属)・コノテガシワ(児手柏、コノテガシワ属)・ヒバ(檜葉、アスナロ属)などを含む、同「柏」
◆[日]ブナ(橅、椈、山毛欅)、ブナ科ブナ属の木 {ブナ}
筆順
木4+8=総画数12 U+6909 [ショウ、ジョウ/の・る、の・せる] 乘乗𠅞𠓲𣔕
◆高台(たかだい、周りからは一段と高く人や物が乗ることができるようなところ)に登(のぼ)る、馬や車・舟などの台ダイに上(あ)がる
◆(人が乗るための)馬や車・舟など(乗り物)
◆よい機会を捕(と)らえ(上に乗って)これを利用する
◆掛け算をする、掛け算
◆車一台を馬四頭で引く馬車・兵車ヘイシャ、また広く乗り物を指す、同「𨍱」「𨌤」
◆四つで一組になるもの「【管子:卷一:乘馬】…一乘者四馬也…」
◆史書、歴史書
◆仏教の教えの一つ、「大乘」「小乘」
漢字林(非部首部別)
木4+8=総画数12 U+690A [ソツ、ゾチ、スイ、ズイ/]
◆柱の枘(ほぞ)、二本の木材を繋ぐ時に一本の端は凹状に作り(「枘穴ほぞあな」という)もう一本の端は凸状に作ってこれを繋ぎ合わせる、その凸状の部分
◆「椊杌ソツゴツ」、柄(え、器物に取り付けて手で握るための棒)を穴に差し込む
◆木が朽(く)ちる、同「㯜」
◆脆(もろ)い、折れやすい、壊れやすい、同「脆」
筆順
木4+8=総画数12 U+690B [リョウ、ロウ/むく]
◆ミズキ(水木、ミズキ科ミズキ属の木)の類、未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:棶】力才切椋也」「【農政全書:卷五十四:木部:椋子樹】本草有椋子木舊不載所出州土今密縣山野中亦有之其樹有大者木則堅重材堪爲車輞初生作科條狀類荊條對生枝叉葉似柿葉而薄小兩葉相當對生開白花結子細圓如牛李子大如豌豆生青熟黒味甘鹹性平無毒葉味苦」
◆「椋鳥リョウチョウ」、ムクドリム(椋鳥)、クドリ科の鳥
◆[日]ムク(椋)、ムクノキ(椋木)、アサ科ムクノキ属の木 {ムクノキ}
筆順
木4+8=総画数12 U+690C [キョウ、コウ、ク/]
◆箱型に作り演奏の始まりに叩いて鳴らす打楽器の名、同「柷」、演奏の最後に鳴らす楽器を「敔」「楬」 {楽器(打楽器)}
筆順
木4+8=総画数12 U+690D [ショク、ジキ/う・える]
◆草木の根を土中に埋めて茎(くき)や幹カン(みき)の部分をまっすぐに立たせる
◆まっすぐに立てる、しっかりと立てる、しっかりと据(す)える、同「樹」「置」
◆地中に根を張り地上に茎や幹枝カンシ(幹と枝)を伸ばすもの、「植物ショクブツ」
◆根を張る、定着する、定住する
筆順
木4+8=総画数12 U+690E [ツイ、ズイ、スイ/つち、しい]
◆槌(つち)、ものを打ちつける道具、ものを叩(たた)くための木製の頭に柄(え)を付けた道具、木製のハンマーhammer、同「槌」
◆打つ、打ちつける、叩(たた)く、同「槌」
◆頭から腰までを貫く骨を構成する短い骨、頭から腰にかけて順に頸椎ケイツイ・胸椎キョウツイ・腰椎ヨウツイ・仙椎センツイ・尾椎ビツイ」という {人体(胴部)}
◆(反応が)鈍い、堅く融通が利かない
◆[日]シイ(椎)、ブナ科シイ属(クリガシ属)の木 {シイ}
筆順
木4+8=総画数12 U+690F [ア、エ/また]
◆"Y"字形に枝分かれした枝、「椏杈アサ」
筆順
木4+8=総画数12 U+6910 [キョ、コ/]
◆木名、別名「靈壽木」、未詳、竹のような節(ふし)があり堅く強いため杖などに用いられるという、同「樻」
◆竹や柴を編んで作った柵や垣根などの囲い
木4+8=総画数12 U+6911 [ヒ、ヘイ、バイ/]
◆カキ(柿)、カキノキ科カキノキ属の木、「椑柿ヒシ(渋柿の一種)」、「青椑セイヒ」「㮧椑ウヒ」などいずれもカキ(柿)の一種 {カキ}
◆酒などを飲むための円形の杯(さかずき)
◆斧(おの)の柄(え)
◆棺(ひつぎ)、「杝椑イヒ」「椑棺ヒカン」
漢字林(非部首部別)
木4+8=総画数12 U+6912 [ショウ/はじかみ] 𣐹𣒏𣓙
◆「山椒サンショウ」「花椒カショウ」「蓁椒シンショウ」、はじかみ(山椒の古名)、ミカン科サンショウ属の木、またその実 {サンショウ}
◆「胡椒コショウ」、コショウ科の植物 {コショウ}
筆順
木4+8=総画数12 U+6913 [タク/]
◆とんとんと叩(たた)く
◆叩き壊す
◆姦通などの刑罰として陰部を叩き潰(つぶ)す
木4+8=総画数12 U+6914 [シ、ジ/]
◆立ち枯れした木
木4+8=総画数12 U+6915 [ヒン、ビン/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:眞第十七:椕】木分也」
木4+8=総画数12 U+6916 [ホウ、ボウ/]
◆未詳
木4+8=総画数12 U+6917 [テイ/]
◆碇(いかり)
◆「椗花テイカ」、クロバイ(黒灰)、ハイノキ科の木ハイノキ属の木、同「山礬サンバン」「【正字通:午集下:石部:礬】…山礬花名俗名椗花木高數尺葉密枝肥冬不凋花白而香一名瑒花譌呼爲鄭花黃庭堅曰江南野中椗花土人采葉燒灰染紫爲黝不借礬而成因易名爲山礬…」 {クロバイ}
木4+8=総画数12 U+6918 [ソ、ショ/] 楚䠂
◆ニンジンボク(人参木)、シソ科ハマゴウ属の木、別名「牡荊ボケイ」 {ニンジンボク}
◆小枝が付いたままの枝、柴(しば)
◆木の鞭むち
◆(鞭で打たれたような)痛み、苦しみ、「楚楚ソソ」、同「𤻇」
◆すっきりとしたさま、「楚楚ソソ」「清楚セイソ」
◆周代(西周)から戦国時代にかけての古国名、前11世紀~前223年 {春秋時代}
◆古国名、別名「西楚」、前206年~前202年 {西楚代}
◆五代十国時代の十国の一つ、別名「馬楚バソ」、907年~951年 {五代十国時代}
◆湖北省・湖南省一帯(特に湖北省)の略称 {湖北省}
木4+8=総画数12 U+6919 [/すぎ]
◆[日]スギ(杉)、スギ科の木 {スギ}
筆順
木4+8=総画数12 U+691A [/くぬぎ]
◆[日]クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木、その実は団栗(どんぐり)と呼ばれる {クヌギ}
筆順
木4+8=総画数12 U+691C [ケン/] 檢检
◆木簡・竹簡・文書箱などに貼る表題ヒョウダイを記した札(ふだ、ラベルlabel)、題簽ダイセン
◆木簡・竹簡・文書箱などを紐(ひも)で縛(しば)り、その結び目に粘土で封をし(「封泥フウデイ」という)、題簽を貼り、署名・押印すること、「檢封ケンプウ」
◆しっかりと(ぐっと)押さえ止める、抑(おさ)える、抑制ヨクセイする、「檢束ケンソク(身を引き締めること)」「檢制ケンセイ(言動を抑制すること)」
◆しっかりと確認する、詳しく調べる、同「撿」
筆順
木4+8=総画数12 U+691D [キ/のり] 規规䂓槼
◆ぶんまわし(規)、コンパスcompass、正しく円を描く道具、直線や角度を描く道具は「矩」
◆基準・標準となるもの、基準・標準とすべき決まりごと
◆基準・標準となるものに従って長さや程度など測る
◆「椝榘キク」◇コンパスcompassと物差しruler◇行動や判断・評価などの則(のっと)るべき基準
木4+8=総画数12 U+691E [未詳/]
◆未詳「【類篇:卷十七:木部:椞】息入切持止也」
木4+8=総画数12 U+691F [トク、ドク/]
◆函(はこ)、(蓋付きの)小箱
◆棺(ひつぎ)
木4+8=総画数12 U+6920 [セン、ザン/]
◆文字を書くための木の板
◆書籍の版木(はんぎ)
◆木簡モッカン、文書や手紙
木4+8=総画数12 U+6921 [/くぬぎ]
◆[日]「三ツ椡(みつくぬぎ)」、地名、新潟県新発田市
筆順
木4+8=総画数12 U+6922 [カイ、ケ/くぬぎ]
◆竹製の四角い箱状の容器、籠(かご)、またその底箱(そこばこ)
◆婦人が頭を包む頭巾、その上に冠などを被(かぶ)り簪(かんざし)などで留めるという、同「幗」
◆[日]クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木 {クヌギ}
筆順
木4+8=総画数12 U+6923 [/しで]
◆[日]シデ(四手・椣)、カバノキ科クマシデ属の木、また、カバノキ属などの一部にも用いられる {シデ}
◆[日]地名用字、「椣原(しではら、奈良県生駒郡)」
筆順
木4+8=総画数12 U+6924 [ラ/]
◆「桫椤サラ」◇ヘゴ科(ヘゴ属)の木生シダ植物◇木名、未詳「【廣韻:下平聲:歌第七:娑:桫】桫欏木名出崐崘山」
◆木名、未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:欏】力多切檖木也(「【爾雅注疏:釋木】檖蘿(…《疏》檖一名蘿…)」の「蘿」を引いたものか?)「【康熙字典:辰集中:木部:欏】…《格物要論》欏木出湖廣及南安謂之倭羅又謂之草欏 又《博雅》欏落籬也…」
木4+8=総画数12 U+6925 [チ/なぎ]
◆「檳椥(Bến Treベンチェ)」、ベトナム社会主義共和国の省名、また市名、ベトナム南部
◆[日]なぎ、地名用字、姓用字
筆順
木4+8=総画数12 U+6926 [ケン/]
◆木を曲げて作った円形の器、同「𥁠」「桊」
◆牛の鼻に通す木製また鉄製の輪、同「桊」
筆順
木4+8=総画数12 U+6927 [명ミョン/はば]
◆[韓]樋(とい)、筧(かけい)
◆[韓]「椧洞(명동ミョンドン)」、地名、慶尚南道(경상남도キョンサンナムド)梁山市(양산시ヤンサンシ)「【五洲衍文長箋散稿:詩文篇:論文類:文字:東國土俗字辨證說】椧。【音명。筧也。方言簄。李芝峯《類說》曰。金時習 3) 《梅月堂集 4) ㆍ游金鰲錄》。有《北椧寺看壯丹詩》。寺在嶺南慶州府。】 」
◆[日]地名用字、「椧田(はばた、秋田県大仙市四ツ屋)」
木4+8=総画数12 U+6928 [フ/たぶ、たぶのき]
◆未詳「【尚史:卷九十三:天文志】太白散為天杵天俯伏靈大敗…」
◆[日]タブ(椨)、タブノキ(椨の木)、クスノキ科タブノキ属の木 {タブノキ}
◆[日]地名用字 {和製漢字の辞典:禾部:椨}
筆順
木4+8=総画数12 U+6929 [コウ、キョウ/]
◆未詳
木4+8=総画数12 U+692A [ポン/はえ]
◆ポンカン(椪柑)、ミカン科ミカン属の木、またその実
◆[日]地名用字、「三椪(みはえ、宮崎県延岡市)」
筆順
木4+8=総画数12 U+692B [セン/] 樿
◆木名、未詳、白い木目(もくめ)の通った木、櫛(くし)や棺(ひつぎ)などの材に用いられるという
◆「椫𣐿センイ」、木名、未詳、矢柄・矢幹(やがら、矢の棒)に用いられるという「【五音集韻:卷一:微第六:𣐿】樿𣐿木名可為箭笴一曰箭筩」
◆「棷椫(未詳)」、木名、未詳「【山海經:中山經】又東一百五十里…其木多棷樿(棷木未詳也樿木白理中擳騶善二音)…」
◆[日]ツゲ(黄楊・柘植・樿)、ツゲ科の常緑小喬木 {ツゲ}
木4+8=総画数12 U+692C [ギ/]
◆木名、未詳「【齊民要術《乾隆御覽四庫全書薈要》本:卷十:五䅽果蓏菜茹非中國物產者:椬】廣志曰椬查子甚酢出西方」」「【齊民要術《龍溪精舍叢書》本:卷第十:五䅽果蓏菜茹非中國物產者:{⿰木𠖇}】廣志曰又查其子甚酢出西方」」
◆「椬梧ギゴ」、地名、台湾雲林県口湖郷 {台湾}
木4+8=総画数12 U+692E [シン/] 槮𣚈𣟹
◆木がまっすぐに高く伸びるさま
◆「櫹椮ショウシン」◇草木が盛んに茂るさま◇花や葉が散って枝や幹だけになるさま
◆水中に柴などを積んで魚を捕る仕掛け、同「罧」
木4+8=総画数12 U+6949 [ジャク、ニャク/]
◆「楉榴ジャクリュウ」、ザクロ(石榴・柘榴・若榴)、ミソハギ科ザクロ属の木、またその果実 {ザクロ}
筆順
木4+8=総画数12 U+6967 [エイ、ヨウ、オウ/]
◆「楧梅・柍梅ヨウバイ」、ニワウメ(庭梅)、バラ科スモモ属の木、別名「郁李・薁李イクリ」「雀梅ジャクバイ」「車下李シャゲリ」「【廣韻:下平聲:庚第十二:霙:楧】楧梅今之雀梅」「【爾雅注疏:釋木】唐棣栘(《疏》舍人曰唐棣一名栘郭曰似白楊江東呼夫栘詩召南云唐棣之華陸機云奧李也一名雀梅亦曰車下李所在山皆有其華或白或赤六月中熟大如李子可食)」 {ニワウメ}
木4+8=総画数12 U+6975 [キョク、ゴク/きわ・み、きわ・まる、きわ・める、きわ・めて]
◆屋根の棟(むね)、最も高いところ、またそこに渡した木、棟木(むなぎ)
◆頂点、先端
◆これ以上はない、それより先はない、またそこに達する
◆究(きわ)まる、尽(つ)きる
◆最高の、最上の
◆10の48乗 {数字}
◆簡「极」
漢字林(非部首部別)
筆順
水部
火部
玉部
隹部
𠓲入部
𡙚大部
𢽳攴部
𣓁木4+8=総画数12 U+234C1 [カン/しおり]
◆(林の中を行く時に道の目印とするために)枝を折ったり(切り落としたり)木に傷を付けたりする、またその(道であることの)印
◆「日」しおり◇読み掛けの本の読み進んだところに目印として挟(はさ)む札(ふだ)など◇手引き、案内
𣓅木4+8=総画数12 U+234C5 [カン、ケン/]
◆家や部屋の出入り口の戸(と)、小さな片開きの扉、同「㦿」「槏」「【說文解字注:木部:槏】戶也(通俗文云小戸曰㦿口減反集韵槏㦿𣓅三同口減切戸也按許㦿爲古文戸不爲槏)」
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣓅】苦減反不安也」「【正字通:辰集中:木部:𣓅】俗㦿字舊註苦減切嵌上聲不安也誤」
𣓇木4+8=総画数12 U+234C7 [ケイ、ケ、ケツ、ケチ/] 栔𣔘
◆刀で文字などを刻(きざ)み込む、また彫(ほ)る、また文字などを刻み込んだ札(ふだ)、同「㓞」「契」
𣓈木4+8=総画数12 U+234C8 [リョウ/]
◆松脂(まつやに)
𣓌木4+8=総画数12 U+234CC [コウ、キュウ/]
◆「桔𣓌・桔槹ケッコウ」、棹(さお)の先に縄で吊るした桶(おけ)を取り付け水を汲み上げる仕掛け、はね釣瓶(つるべ)
◆「烏𣓌ウキュウ」、ナンキンハゼ(南京黄櫨)、トウダイグサ科ナンキンハゼ属の木、同「烏桕」「烏臼」 {ナンキンハゼ}
𣓍木4+8=総画数12 U+234CD [ボウ、モウ/] 𣔺
◆門や扉の上の横木
𣓎木4+8=総画数12 U+234CE [ヨウ/]
◆木から(若々しい枝葉が)盛んに伸びるさま、「枖枖ヨウヨウ」、同「夭夭」
◆木名、未詳
𣓏木4+8=総画数12 U+234CF [キン、コン/]
◆樽(たる、酒を入れるための壺)の載せる台
𣓐木4+8=総画数12 U+234D0 [ユウ、ユ/]
◆蘖(ひこばえ)、切り株から生え出た新芽、「由蘖ユウゲツ」
𣓑木4+8=総画数12 U+234D1 [イ/] 𢍚𤱿
◆草木が叢(むら)がり生い茂るさま
𣓕木4+8=総画数12 U+234D5 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷十二:林部第一百五十九:𣓕】烏候切地名又市由切」「【集韻:卷八:去聲下:𠊱第五十:𣓕㭝𣕽】地名在竟陵」
漢字林(非部首部別)
𣓖木4+8=総画数12 U+234D6 [ケイ、ケ/]
◆斗形(ますがた)、建物の柱の上端に置いてそれより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える方形の木材、同「枓」「欂」、"U"字形の木材(栱)と組み合わせた部材を「枓栱・斗栱トキョウ」という {建物}
𣓗木4+8=総画数12 U+234D7 [コツ、コチ/] 𣒪
◆忽然と高く聳えるさま
𣓘木4+8=総画数12 U+234D8 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:覺第四:榷𣓘】木名枳也有實如柚或作𣓘(「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:㰌】苦角切枳木有實似柚」は「㰌」で「榷」ではない、加えて「榷」「𣓘」は同音だが同義である根拠が示されていない)
𣓙木4+8=総画数12 U+234D9 [ショウ/はじかみ] 椒𣐹𣒏
◆「山椒サンショウ」「花椒カショウ」「蓁椒シンショウ」、はじかみ(山椒の古名)、ミカン科サンショウ属の木、またその実 {サンショウ}
◆「胡椒コショウ」、コショウ科の植物 {コショウ}
𣓚木4+8=総画数12 U+234DA [カ、ゲ、ケ/はな、はな・やか、はな・やぐ] 華蕐𦰗𦾓𦻏䔢𠌶华
◆花(はな)、同「花」
◆花が咲き開くさま
◆花のように美しいさま、美しい光を放つさま、同「花」
◆栄えるさま、「栄華エイガ」
◆漢民族の国、中国、「華夏カカ」「中華チュウカ」
𣓛木4+8=総画数12 U+234DB [ソウ、ゾウ/]
◆サイカチ(梍・皂莢)、マメ科サイカチ属の木 {サイカチ}
◆団栗(どんぐり)、コナラ(小楢)・クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などのブナ科の木の実、その一部は食用や家畜の餌にする、同「皂」「橡」 {コナラ} {クヌギ}
𣓜木4+8=総画数12 U+234DC [ソ、ショ/と・く、す・く、くしけず・る] 梳𣐌𤴜𣙳㧧
◆櫛(くし)、歯の目が比較的粗い櫛、目が細かいものは「篦」「枇」、総称して「櫛」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆櫛で髪の毛を整える
𣓞木4+8=総画数12 U+234DE [サク/] 槊𣔒
◆長い柄(え)の先に矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣)を取り付けた武器、同「㮶」「鎙」「矟」 {武器(刀剣槍)}
◆「棊𣓞キサク」、盤バン(ボードboard)を使うゲームgameの一種、バックギャモンbackgammon、或いはそれに似たボードゲームboard game、「棋」はその駒、「槊」はその盤
𣓟木4+8=総画数12 U+234DF [チョク、ジキ/ただ・ちに、じか、じき、す・ぐ、なお・す、なお・る、ひた] 直𥄂𡇛𣖇𠅺𣖈𣖴
◆ものをまっすぐによく見る
◆まっすぐなさま、曲がったり折れたり歪(ゆが)んだりしない(していない)さま、「正直ショウジキ(まっすぐなこと、嘘や偽りがないこと)」
◆まっすぐにする、曲がりや歪みや誤りなどを正(ただ)す
◆当たる、担当タントウする、「当直トウチョク(当番、交代で務める職務の番に当たること)」
◆値(あたい)、値(あたい)する、相当ソウトウする
注解:「直」は「十ジュウ(たくさん、全て)」「目」「𠃊イン・オン(隠れる)」で「隠れているものも見逃さないようによく見る」の意の会意文字
𣓠木4+8=総画数12 U+234E0 [リュウ、ル/やなぎ] 柳桺栁桞
◆ヤナギ(柳)、ヤナギ科の木、一般に枝が垂れるもの、垂れないものは「ヤナギ(楊)」 {ヤナギ}
◆星名、二十八宿南方朱雀七宿の第三宿 {二十八宿}
𣓡木4+8=総画数12 U+234E1 [コウ/]
◆綱(つな)、太く強い縄(なわ)
𣓣木4+8=総画数12 U+234E3 [未詳/]
◆未詳「【正字通:辰集中:木部:梆】…似古之用𣔳」「【康熙字典:辰集中:木部:梆】《正字通》…似古之用𣓣」(「𣔳」の訛字か?)
𣓤木4+8=総画数12 U+234E4 [ジョウ、ニョウ、ドウ、トウ/] 橈桡
◆撓(たわ)む、柔らかく弾力があって折れることなく曲る、同「撓」
◆しなやかなさま、弱々しいさま
◆折り曲がる、屈クッする
◆櫂(かい)、船の左右の舷ゲン(ふなべり、船縁)に座った状態で漕(こ)ぐための棒状の道具、同「𦪛」「【淮南子:主術訓】夫七尺之橈而制船之左右者以水為資」
𣓨木4+8=総画数12 U+234E8 [未詳/]
◆未詳
𣓩木4+8=総画数12 U+234E9 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:𣓩】同"畚"」
𣓸木4+8=総画数12 U+234F8 [未詳/]
◆未詳
𣔈木4+8=総画数12 U+23508 [未詳/]
◆未詳
𣔎木4+8=総画数12 U+2350E [ダン、ナン/くすのき] 楠柟枏
◆木名、学名Phoebe zhennan、クスノキ科Phoebe属の木
◆[日]クスノキ(樟)、クスノキ科ニッケイ属の木 {クスノキ}
𣔏木4+8=総画数12 U+2350F [ガツ、ガチ、ゲツ、ゲチ/] 枿𣖂㮆𣕀
◆木を切り倒した後に残る切り株、同「蘖」
◆蘖(ひこばえ)、切り株から生え出た新芽、同「蘖」
𣔑木4+8=総画数12 U+23511 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣔑】同𣞶」
𣔒木4+8=総画数12 U+23512 [サク/] 槊𣓞
◆長い柄(え)の先に矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣)を取り付けた武器、同「㮶」「鎙」「矟」 {武器(刀剣槍)}
◆「棋𣔒キサク」、盤バン(ボードboard)を使うゲームgameの一種、バックギャモンbackgammon、或いはそれに似たボードゲームboard game、「棋」はその駒、「槊」はその盤
注解:「扌」になるフォントがありますが、本来は「木」です
𣔓木4+8=総画数12 U+23513 [ヒ/]
◆木
𣔕木4+8=総画数12 U+23515 [ショウ、ジョウ/の・る、の・せる] 乘乗椉𠅞𠓲
◆高台(たかだい、周りからは一段と高く人や物が乗ることができるようなところ)に登(のぼ)る、馬や車・舟などの台ダイに上(あ)がる
◆(人が乗るための)馬や車・舟など(乗り物)
◆よい機会を捕(と)らえ(上に乗って)これを利用する
◆掛け算をする、掛け算
◆車一台を馬四頭で引く馬車・兵車ヘイシャ、また広く乗り物を指す、同「𨍱」「𨌤」
◆四つで一組になるもの「【管子:卷一:乘馬】…一乘者四馬也…」
◆史書、歴史書
◆仏教の教えの一つ、「大乘」「小乘」
注解:「𠓲U+204F2入部」と「𣔕U+23515木部」は同形、誤って重複したものか、どちらかが{⿳入(⿰歹㐄)木}を誤ったものか未詳、{⿳入(⿰歹㐄)木}は「【龍龕手鑑:卷四:入部第三十三:{⿳入(⿰歹㐄)木}𠓸{⿱入輦}{⿱入軰}】」に見える
𣔘木4+8=総画数12 U+23518 [ケイ、ケ、ケツ、ケチ/] 栔𣓇
◆刀で文字などを刻(きざ)み込む、また彫(ほ)る、また文字などを刻み込んだ札(ふだ)、同「㓞」「契」
𣔙木4+8=総画数12 U+23519 [ケン、コン/]
◆土を掘り起こすなどに使う木製の刃を取り付けたシャベル状の道具「【歙州硯譜:攻器第十】箕畚 銃 鐵大小鎚 長短鑿 鋼屑 鐓頭 鵶觜鋤 木𣔙」
◆下からぐっと掘り上げる
𣔬木4+8=総画数12 U+2352C [ヒ、ビ/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣔬】平移切音皮囨蓋漢書美酒一𣔬」
𣔮木4+8=総画数12 U+2352E [サイ/]
◆木を植(う)える「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣔮{⿰木栽}】音灾与栽同種也」
𣔴木4+8=総画数12 U+23534 [ユウ、ユ/] 㽕㕀
◆生え出たばかりの枝
◆蘖(ひこばえ)、切り株から生え出た枝、同「蘖」
𣔶木4+8=総画数12 U+23536 [ハン、ボン/]
◆舷ゲン、船縁(ふなべり)、船の側面、同「𦨲」
◆型枠(かたわく)、手本、同「範」
𣕈木4+8=総画数12 U+23548 [サ、シャ/]
◆「山𣕈子・山樝子・山楂子・山柤子サンザシ」、バラ科サンザシ属の木、またその実、実を薬用とする「【集韻:卷三:平聲三:麻第九:樝𣕈】莊加切說文果似棃而酢或作𣕈通作柤」 {サンザシ}
𣕉木4+8=総画数12 U+23549 [ク、コウ/] 枸𣙱𣕌
◆木や枝が曲がる、まっすぐにならない
◆「𣕉杞クコ」、ナス科クコ属の木、食用や薬用に用いられる、別名「𣕉檵クケイ」 {クコ}
◆「𣕉橘クキツ」、カラタチ(枳・枳殻・枸橘)、ミカン科ミカン属の木、別名「臭橘シュウキツ」 {カラタチ}
◆「枸櫞クエン」、シトロンcitron、ミカン科ミカン属の木 {シトロン}
◆「𣕉榾・𣕉骨クコツ」、ヤバネヒイラギモチ(矢羽根柊黐・矢羽柊黐)、モチノキ科モチノキ属の木 {ヤバネヒイラギモチ}
◆「枳𣕉シク」、シナケンポナシ(支那玄圃梨)、クロウメモドキ科ケンポナシ属の木、同「䅩䅓」、別名「枳椇シグ」 {シナケンポナシ}
𣕚木4+8=総画数12 U+2355A [/もて、たも]
◆[日]姓用字、[𣕚木(もてぎ)]「𣕚野木(たものき)」
◆[日]地名用字、[𣕚の木(たものぎ、岩手県久慈市、現「たもの木」)]
𤉲火部
𤴜木5+8=総画数13 U+24D1C [ソ、ショ/と・く、す・く、くしけず・る] 梳𣐌𣓜𣙳㧧
◆櫛(くし)、歯の目が比較的粗い櫛、目が細かいものは「篦」「枇」、総称して「櫛」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆櫛で髪の毛を整える
𥒯石部
木4+9=総画数13 U+3B8C [ベン、メン/]
◆キワタ(木棉)、アオイ科キワタ属の木、同「棉」 「【集韻:卷三:平聲:㒨第二:棉𣏜㮌】木名出交趾可爲布或作𣏜㮌」 {キワタ}
◆「𣏴㮌ジンベン」、キヤニモモ(黄脂桃)、フクギ科フクギ属の木、別名「人面果ジンベンカ」「銀稔ギンジン」 {キヤニモモ}
木4+9=総画数13 U+3B8D [サン、セン/]
◆木や板を横に並べて架け渡した道、桟道サンドウ、同「桟」
◆書物の表題や注記・覚書おぼえがき(メモmemo)などを記すために使う細長い札や用紙、同「牋」
筆順
木4+9=総画数13 U+3B8E [ハイ、ヘ/さかずき] 杯盃桮𠤯𠥀𠥧
◆酒・茶・スープsoupなどの液状の飲み物を飲むための器の総称、一般に手に持てる程度の大きさのものでやや浅めの器 {食器(杯・盃)}
◆液体の入った容器の数また容器に液体を満たした回数を表す語
木4+9=総画数13 U+3B8F [ダイ、ナイ/]
◆リンゴ(林檎)、バラ科リンゴ属の果樹、またその実、同「柰」「㮈」 {リンゴ}
◆立ち枯れした木
木4+9=総画数13 U+3B90 [セイ、ショウ/]
◆研いだ米の水を切るための三本の木を組んだ笊を載せる台
木4+9=総画数13 U+3B92 [エン/]
◆煙を立ち昇らせて天上帝(天の神)を祭る、またその祭礼、同「禋」
◆「㮒支エンシ」、同「橪支」、香草名、また木名、未詳
木4+9=総画数13 U+3B93 [コウ/] 𣘰𣕲
◆こちら側と向こう側の間に渡(わた)す、こちら側から向こう側に渡る、同「亙」
木4+9=総画数13 U+3B94 [トウ、ズウ/]
◆未詳「【類篇:卷六中:㮔】昌用切木梳也」「【集韻:去聲七:揰:㮔】木𣑁也」
木4+9=総画数13 U+3B95 [ジ、ニ、ゼン、ネン/]
◆キクラゲ(木耳)、キクラゲ科キクラゲ属のキノコ(茸)、同「𣚊」「栭」「栮」
◆「㮕棗ゼンソウ」、同「檽棗、軟棗」、マメガキ(豆柿)、カキノキ科カキノキ属の木、「梬棗エイソウ」「黒棗コクソウ」 {マメガキ}
木4+9=総画数13 U+3B97 [キン、ゴン/]
◆矛(ほこ、両刃の短い剣)などを取り付ける柄、同「矜」
木4+9=総画数13 U+3B98 [ボウ、モウ/]
◆果樹名、未詳、冬に実が成るという、「冬桃トウトウ」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:㮘】莫刀切冬桃也枆同上」「【康熙字典:辰集中:木部:枆】桃之冬熟者亦作旄」「【爾雅:釋木】旄冬桃」
木4+9=総画数13 U+3B99 [ガク/]
◆獣などを捕えるための落とし穴、同「穽」
木4+9=総画数13 U+3B9A [リツ、リチ/くり] 栗𣗴𣡼𣡷
◆クリ(栗)、ブナ科クリ属の果樹、またその実 {クリ}
◆(栗の木は堅く腐りにくいことから)堅い
◆慄(おのの)く、恐れや寒さで体が震える、同「慄」
漢字林(非部首部別)
木4+9=総画数13 U+3B9B [シ、ジ/]
◆木製の匙(さじ)
◆衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具、同「椸」「箷」「䈕」
木4+9=総画数13 U+3B9D [カク、キャク/]
◆木名、未詳
◆机の足
木4+9=総画数13 U+3B9E [セツ、セチ/]
◆斗形(ますがた)、建物の柱の上端に置いてそれより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える方形の木材
◆枓栱・斗栱トキョウ、方形(枓)と"U"字形(栱)の木材を組み合わせ建物の柱の上端に置いてそれより上部の梁(はり)や桁(けた)を支えるもの
木4+9=総画数13 U+3B9F [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:㮟】泥展切音撚㮟磨」
木4+9=総画数13 U+3BA0 [未詳/]
◆未詳
注解:「𣞁」の異体字か?
火部
木4+9=総画数13 U+3BB8 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:辰集中:木部:㮸】《集韻》同送」
口部
木4+9=総画数13 U+68C4 [キ/す・てる] 𣓪𠆉弃𠔚𠬇𢍞𨓋
◆捨(す)てる、投げ捨てる、放(ほう)り出す
◆忘れ去る
筆順
木4+9=総画数13 U+68E9 [エン/]
◆曲がった木
木4+9=総画数13 U+692D [タ、ダ/] 橢楕㰐㯐
◆円エン(中心から等距離にある全ての点を順に結んだ線が成す形)をやや押し潰した形、「楕円ダエン」
◆縁(へり)が長円チョウエン形の木製の椀
木4+9=総画数13 U+692F [セン、ゼン、タ/]
◆馬を打つ鞭(むち)
◆削(けず)る、削(そ)ぐ、同「剟」
◆木(き)、或いは木名、未詳、同「𣖃」「𣛹」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:椯】市専切木名又丁果切𣖃𣜅並同上」「【集韻:卷三:平聲:㒨第二:𣛹椯】說文木也或省亦書作𣖃」
木4+9=総画数13 U+6930 [ヤ/] 𣚋㭨
◆ココヤシ(ココ椰子)、ヤシ科ココヤシ属の木、同「枒」(日本ではヤシ科の木を「椰子」と呼ぶが、「椰子」は本来ココヤシの実ココナッツcoconutをいう) {ココヤシ}
筆順
木4+9=総画数13 U+6931 [フク、ブク/]
◆機織で織り上がった布を巻き取る丸い棒
木4+9=総画数13 U+6932 [イ、キ/]
◆木名、しなやかで鞣革(なめしがわ、「韋」)のように曲げやすいという
◆壁などに取り付けた衣服を掛けるフック
木4+9=総画数13 U+6933 [ワイ、エ/]
◆枢(とぼそ)、開き戸(押したり引いたりして開閉する戸)の扉の回転軸となる部分の突起(「枢、とまら」という)を差し込む穴
木4+9=総画数13 U+6934 [タン、ダン/]
◆シナノキ(科木)、シナノキ科シナノキ属の木、棺材に使われるという、同「杝」「柂」 {シナノキ}
◆ムクゲ(木槿)、アオイ科フヨウ属の木、同「葮」 {ムクゲ}
◆[日]トドマツ(椴松)、マツ科モミ属の木 {トドマツ}
筆順
木4+9=総画数13 U+6935 [カ、ケ/]
◆木名、ユズ(柚子、ミカン科ミカン属の木)の一種でその実は大きく皮が厚く味がないという、同「櫠」
◆首に填(は)める刑具、首枷(くびかせ)
木4+9=総画数13 U+6936 [ソウ、ス、シュ/] 棕㯶𣞡𣞛
◆「椶櫚シュロ」、ヤシ科シュロ属の木、樹皮は縄や敷物などに使われる他、葉や実などは漢方薬としても利用される {シュロ}
筆順
木4+9=総画数13 U+6937 [カン、ゲン、ゴン/]
◆物を収納するための(蓋付きの)箱、収納箱、同「㮭」
◆箱に物を入れる、入れて蓋をする、また封をする、同「㮭」
木4+9=総画数13 U+6938 [イ/] 𥠥𤖌𤕴𤕮
◆衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具、同「箷」「䈕」
◆榻トウ(体を横たえたり座ったりするための細長い台)の傍に置く小さく低い机キ(つくえ、テーブルtable)、同「箷」「桯」
木4+9=総画数13 U+6939 [チン、シン、ジン/さわら]
◆木を切ったり割ったりするときに下に置く木製の台、薪割り台、叩いたり切ったり砕いたりする際に下に置く木製の台、同「枮」、石製は「砧」、金属製は「鍖」
◆クワ(桑、クワ科の木)の実、同「葚」「黮」 {クワ}
◆[日]サワラ(椹)、ヒノキ科ヒノキ属の木 {サワラ}
筆順
木4+9=総画数13 U+693A [①ケキ、ギャク②보ポ/]

◆未詳

◆[韓]梁(はり)、二本或いは複数の柱はしら・支柱シチュウ(上部のものを支えるために垂直に立てた柱)の上に横に架け渡す木、同「栿」「【五洲衍文長箋散稿:詩文篇:論文類:文字:東國土俗字辨證說】椺。【音保。梁也。見《戶曹定例》。卽栿字之譌。…】」
木4+9=総画数13 U+693B [エン/]
◆木を積み上げ流れや通りを遮(さえぎ)る、またそのような障碍物(ショウガイブツ)「【正字通:辰集中:木部:椻】伊殿切音宴積木爲障通作匽堰」
木4+9=総画数13 U+693C [エン/]
◆木名、未詳
木4+9=総画数13 U+693D [テン、デン/]
◆垂木(たるき)、棟(むね)から軒(のき)に渡し屋根を支える丸材、同「桷」「榱」「【康熙字典:辰集中:木部:椽】《註》圓曰椽方曰桷」 {建物}
筆順
木4+9=総画数13 U+693E [サン、セン/]
◆木や板を横に並べて架け渡した道、桟道サンドウ、同「桟」
◆書物の表題や注記・覚書おぼえがき(メモmemo)などを記すために使う細長い札や用紙、同「牋」
椿木4+9=総画数13 U+693F [チュン、チン/つばき]
◆伝説上の長寿の木
◆伝説上の大きく長寿であるという木の名、(大きく長寿であることから)父「【莊子:逍遙遊】奚以知其然也…上古有大椿者以八千歲為春八千歲為秋…」
◆「香椿チャンチン」、センダン科チャンチン属の木、同「杶」「橁」「櫄」 {チャンチン}
◆[日]ツバキ(椿)、ツバキ科ツバキ属の木
◆[日]意外な、珍しい、不意の、「椿事チンジ」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+9=総画数13 U+6940 [ウ、ク/]
◆木名、未詳
◆人名用字「【舊唐書:卷一百八十四:列傳第一百三十四:宦官】…委番棸蹶楀之徒…」
木4+9=総画数13 U+6941 [カク、ガク/]
◆人が乗るための、また荷を載せるための横に渡す板
◆衣桁イコウ、衣架(イカ)、衣服を掛(か)けるために横に渡した木の棒
◆未詳「【靈臺祕苑:卷七:太陽:日旁氣】…青氣赤横在日上下為楁格鬬之象…(「横方向に線状に伸びる」の意か?)
木4+9=総画数13 U+6942 [サ、シャ/]
◆木製の筏いかだ
◆「山楂サンサ」「山楂子・山樝子・山柤子・山査子サンザシ」、バラ科サンザシ属の木、一般に「山楂」は植物名で、「山楂子」はその実を指し薬用とする {サンザシ}
◆「榠楂・榠樝メイサ」、カリン(花梨)、バラ科カリン属の木、またその実、別名「木瓜モッカ」(日本で「木瓜」はボケ(木瓜、バラ科ボケ属の木、学名Chaenomeles speciosa、中国名「皺皮木瓜シュウヒモッカ」)を指す」) {カリン}
木4+9=総画数13 U+6943 [アク/]
◆周りを囲むように垂らした木の帳(とばり)、「簾すだれ」のようなものか?
木4+9=総画数13 U+6944 [ヘン/]
◆短い角材の垂木(たるき)
◆建物の入口や門の上部に掲げる額ガク、同「匾」
木4+9=総画数13 U+6945 [フク、ヒョク、ヒキ/]
◆牛の角で人が怪我をしないように角の先に結(ゆ)わえた横木
◆矢を入れる容器
木4+9=総画数13 U+6946 [ヨウ/]
◆「楆棗ヨウソウ」、ナツメ(棗、クロウメモドキ科ナツメ属の木)の一種、未詳「【爾雅注疏:釋木】邊要棗(《注》子細腰今謂之鹿盧棗)」
木4+9=総画数13 U+6947 [カ/] 𣒌
◆轂(こしき、車輪の中心にあって車輪と車軸を固定するための部品)に注(さ)す潤滑油を入れる容器、同「𨍋」「錁」
◆紡(つむ)いだ糸を回転させながら巻き取る道具
木4+9=総画数13 U+6948 [ショ、ソ/]
◆「楈枒ショヤ」、ココヤシ(ココ椰子、ヤシ科ココヤシ属の木)、またヤシ(椰子、ヤシ科の木) {ヤシ}
木4+9=総画数13 U+694A [ヨウ/やなぎ]
◆ヤナギ(楊)、枝の垂れないヤナギ科ヤマナラシ属の木の総称、枝が垂れるものは「柳」 {ヤマナラシ} {ヤナギ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+9=総画数13 U+694B [ラツ、ラチ/]
◆木(き)、或いは木名、未詳
木4+9=総画数13 U+694C [ガン、ゲン/]
◆木名、未詳
木4+9=総画数13 U+694D [ホン/もと] 本㮺𡴩𡴡
◆木の根(ね)
◆植物や物事の生まれ始まりの部分、ものの根源また起源、「本来ホンライ(元々、初めから)」
◆ものを支えているもの、基(もと)となるもの、拠(よ)りどころとなるもの
◆ものの中心にあるもの、中心的なもの
◆書物、「底本テイホン(翻訳や写本などの際にその基となる書物)」
木4+9=総画数13 U+694E [キ、ケ/]
◆犂(すき)の上部の二頭の牛に牽かせるための横木
◆壁などに取り付けた衣服を掛けるフック
木4+9=総画数13 U+694F [ケイ、ケ/]
◆鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)などの柄(え)、同「橿」
木4+9=総画数13 U+6950 [カイ、ケ/]
◆食器や食べ物を置く棚、また戸棚
木4+9=総画数13 U+6951 [キ、ギ/]
◆木名、未詳
◆「柊楑シュウキ」、槌(つち)、ものを打ちつける道具
◆推(お)し量る、どの程度かを見積もる、同「楑」(今ではこの義で「楑」が使われることはなく、専ら「揆」を用いるという「【說文解字注:木部:楑】楑木也(未詳)…一曰度也(度徒落切此與手部揆音義皆同揆專行而楑廢矣)」)
木4+9=総画数13 U+6952 [シ/]
◆「相楒樹ソウシジュ」、マメ科アカシア属の木、同「相思樹」 {ソウシジュ}
木4+9=総画数13 U+6953 [ホウ、フウ/かえで]
◆フウ(楓)、「楓香フウコウ」、フウ科フウ属の木「【爾雅注疏:釋木】楓欇欇(《注》楓樹似白楊葉圓而𡵨有脂而香今之楓香是…)」 {フウ}
◆[日]カエデ(槭樹・楓)、ムクロジ科カエデ属の木 {カエデ}
筆順
木4+9=総画数13 U+6954 [セツ、セチ/くさび]
◆くさび、狭いところに刺し入れるために角材の先を削って尖らせたもの(マイナスドライバーの先端のような形)、差し込んで固定したり抉(こ)じ開けたりするために使う、同「揳」
◆開けた扉が閉まらないように固定するための木の棒
◆「櫗楔バイセツ」、(杭の先端や楔のように)材木の形が四角(直方体)になっていないさま「【通雅:卷四十九】木不方正曰櫗楔作事不方正曰㩢揳人不方正曰㒝偰」
◆カラミザクラ(唐実桜)、別名「シナミザクラ(支那実桜)」、バラ科サクラ属の木、またその実(さくらんぼ・さくらんぼう、桜桃・桜ん坊) {カラミザクラ}
筆順
木4+9=総画数13 U+6955 [タ、ダ/] 橢椭㰐㯐
◆円エン(中心から等距離にある全ての点を順に結んだ線が成す形)をやや押し潰した形、「楕円ダエン」
◆縁(へり)が長円チョウエン形の木製の椀
筆順
木4+9=総画数13 U+6957 [ケン、ゴン/]
◆閉じた門を開かないように固定するための縦棒、同「𨵭」、横棒は「閂」
◆水を堰き止めるために並べて立てた杭コウ(くい)、杭の隙間は芝や竹・草・土や石で塞ぐという、同「揵」「【史記:卷二十九:河渠書】則還自臨決河…是時東流郡燒草以故薪柴少而下淇園之竹(…)以為楗(《集解》如淳註樹竹塞水決之口稍稍布揷接樹之水稍弱補令密謂之楗以草塞其裏乃以土塡之有石以石爲之)」
木4+9=総画数13 U+6958 [ボク、モク/] 𣖶𨎸𨍎𥠪
◆轅エン(ながえ)に巻きつけ補強すると同時に飾りとする帯、同「鞪」
漢字林(非部首部別)
木4+9=総画数13 U+6959 [ボウ、モ、ム/] 㮊柕
◆木が大きく成長するさま
◆ボケ(木瓜)、バラ科ボケ属の木 {ボケ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+9=総画数13 U+695A [ソ、ショ/] 椘䠂
◆ニンジンボク(人参木)、シソ科ハマゴウ属の木、別名「牡荊ボケイ」 {ニンジンボク}
◆小枝が付いたままの枝、柴(しば)
◆木の鞭むち
◆(鞭で打たれたような)痛み、苦しみ、「楚楚ソソ」、同「𤻇」
◆すっきりとしたさま、「楚楚ソソ」「清楚セイソ」
◆周代(西周)から戦国時代にかけての古国名、前11世紀~前223年 {春秋時代}
◆古国名、別名「西楚」、前206年~前202年 {西楚代}
◆五代十国時代の十国の一つ、別名「馬楚バソ」、907年~951年 {五代十国時代}
◆湖北省・湖南省一帯(特に湖北省)の略称 {湖北省}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+9=総画数13 U+695B [コ、グ、ゴ/]
◆ニンジンボク(人参木)のような棘(とげ)のある木の名、未詳、箭杆センカン(矢柄・矢幹(やがら))に用いられる {武器(弓箭)}
◆お粗末(おそまつ)なさま、しっかりしていないさま
木4+9=総画数13 U+695C [コ/くるみ]
◆「楜椒コショウ」、コショウ科コショウ属の植物、またその実、同「胡椒」 {コショウ}
◆[日]クルミ(胡桃)、クルミ科クルミ属の木、またその実 {クルミ}
筆順
木4+9=総画数13 U+695D [レン/おうち、あふち]
◆センダン(栴檀)、センダン科センダン属の木、「おうち、あふち」はセンダンの古名 {センダン}
筆順
木4+9=総画数13 U+695E [ロウ/]
◆角材、同「棱」
◆角材の角(かど)、二つの面が合わさってできる線状の角(かど)、線状に角張ったところ、筋状に盛り上がったところ、同「棱」「稜」
筆順
木4+9=総画数13 U+695F [テイ、ジョウ/]
◆果樹、野生のナシ(梨、バラ科ナシ属)の類「【史記集解:卷一百十七:司馬相如列傳】於是乎盧橘夏孰…楟㮏厚朴(徐廣曰楟音亭山梨)」
木4+9=総画数13 U+6960 [ダン、ナン/くすのき] 𣔎柟枏
◆木名、学名Phoebe zhennan、クスノキ科Phoebe属の木
◆[日]クスノキ(樟)、クスノキ科ニッケイ属の木 {クスノキ}
筆順
木4+9=総画数13 U+6961 [ユ/にれ]
◆ニレ(楡)、ニレ科の木、緑色の若い実は蒸してじっくりと醸(かも)すと旨(うま)い酒になり、熟した実(始めは乳緑色をしているが熟すと乳白色になる)を乾かし砕いて醤(ひしお、濃い液状またペーストpaste状の調味料や食品)にするという「【齊民要術:種榆白楊第四十六】崔寔曰二月榆莢成及青收乾以為旨蓄(旨美也…司部收青莢小蒸曝之至冬以釀酒滑香宜養老…)色變白將落可作𨡭䤅隨節早晏勿失其適」 {ニレ}
◆「刺楡シユ」、ハリゲヤキ(針欅)、ニレ科ハリゲヤキ属の木 {ハリゲヤキ}
筆順
木4+9=総画数13 U+6962 [ユウ、ユ/なら]
◆車輪の輪に用いる柔らかい木、車輪の直接地に接する環状の部分を「輞」といい、その内側の環状の部分を「輪」という {乗物(車輪)}
◆薪(たきぎ)や柴(しば)を積み上げこれを燃やす、また燃やして天神を祭る、またその儀式、同「槱」
◆[日]ナラ(楢・柞・枹)、コナラ(小楢)・ミズナラ(水楢)などのブナ科コナラ属の木の総称 {ナラ}
筆順
木4+9=総画数13 U+6963 [ビ、ミ/]
◆庇(ひさし)、窓や扉の上に設けた雨や日差しを遮(さえぎ)るための小さな屋根
◆庇を支える横木、横梁(よこばり)
筆順
木4+9=総画数13 U+6964 [ソウ、ス/]
◆「楤木ソウボク」、学名Aralia chinensis、ウコギ科タラノキ属の木、別名「鵲不踏シャクフトウ」「【物理小識:卷九】楤丈餘莖有刺山人取頭茹食謂之吻頭」
◆[日]タラノキ(楤木)、ウコギ科タラノキ属の木、若芽を「タラノメ楤芽」と呼び古くから食用にされた {タラノキ}
漢字林(非部首部別)
木4+9=総画数13 U+6965 [ケン、コン、エン、オン/]
◆木製の靴型、同「楦」
◆シナサワグルミ(支那沢胡桃)、同「柜柳・欅柳キョリュウ」、クルミ科サワグルミ属の木 {シナサワグルミ}
木4+9=総画数13 U+6966 [ケン、コン/]
◆木製の靴型、同「楥」
◆中が空(から)の所に物を詰めて膨らます
木4+9=総画数13 U+6968 [テイ、チョウ/]
◆壁や塀の角(すみ)や両端に立てる丈夫な柱、壁や塀に設けられた窓や門などの両脇に立てる柱を「𠏉」
◆丈夫でしっかりした柱
◆トウネズミモチ(唐鼠黐)、モクセイ科イボタノキ属の木、「女楨ジョテイ」「楨木テイボク」 {トウネズミモチ}
筆順
木4+9=総画数13 U+6969 [ヘン、ベン/]
◆木名、未詳、クスノキ(樟、クスノキ科ニッケイ属の木)に似た大木という
木4+9=総画数13 U+696A [チョウ、ジョウ、ヨウ/]
◆寝台や長椅子などの下の細長い床板(ゆかいた)、簀子サクシ(すのこ)、同「牃」
◆食べ物を盛る浅く小さい皿、同「碟」
◆塀や壁に開けられた窓、同「牖」
◆[日]ユズリハ(譲葉・楪)、ユズリハ科ユズリハ属の木 {ユズリハ}
筆順
木4+9=総画数13 U+696B [シュウ、ジュウ、ショウ/かじ]
◆舟を進めるために水を搔(か)く、舟を漕(こ)ぐ、漕いで舟を進める
◆舟を漕ぐカヌーcanoeのパドルpaddleのような先端(或いは両端)が篦(へら)状になった道具、通常船首に向かって座り、前から後ろに向かって水を搔(か)く、体の向きと同じ方向に舟が進む、同「槳」、船尾に向かって座り後ろから前に向かって水を搔くものは「櫂」、船尾で立って漕ぐものは「櫓」「艪」
◆いろいろな材料を集める、同「輯」
◆[日]舵(かじ)、船尾の水中に取り付け船の進む方向を操作する道具
筆順
木4+9=総画数13 U+696C [ケツ、ゲチ、カツ、ケチ/]
◆立札(たてふだ)、標識ヒョウシキ、荷物などの中身を記した木札、同「櫫」
◆木の杭(くい)
◆虎が伏せた形に作り演奏の最後に鳴らす楽器の名、同「敔」「㮫」「䈓」「𥴭」、始まりに鳴らす楽器は「椌」「柷」 {楽器(打楽器)}
漢字林(非部首部別)
木4+9=総画数13 U+696D [ギョウ、ゴウ/わざ] 业𤎸𤑽
◆鍾ショウや磬ケイなどの打楽器を吊るすための横木(筍)の上の横板、吊るした楽器の位置が演奏中にずれないように凹みや突起がついていたという、「业」はそれを象ったもの、同「㸣」「𢄁」
◆(特に生活するための)仕事、仕事をする、それによって得た財産、「産業」は中国では「資産・私有財産」のこと
◆学問、技芸
◆行い、行為、それによって受ける報い
◆既に
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+9=総画数13 U+696E [チョ/こうぞ]
◆カジノキ(梶の木)、クワ科コウゾ属の木、樹皮を紙の原料とする、別名「構樹コウジュ」 {カジノキ}
◆コウゾ(楮)、ヒメコウゾ(姫楮)とカジノキ(梶の木)の交雑種、また同属の木の総称、また樹皮を紙の原料とするカジノキ・コウゾ・ヒメコウゾなどの総称 {コウゾ}
◆紙
◆紙幣
筆順
木4+9=総画数13 U+696F [シュン、ジュン/たて] 𣛝
◆相手の攻撃から身を守る盾(たて)、同「盾」
◆手摺(てすり)、欄檻ランカンの横木、縦木は「檻」「【康熙字典:辰集中:木部:檻】《註》縱曰檻橫曰楯」
◆引き抜く、抜き出す、抜擢する
筆順
木4+9=総画数13 U+6970 [ユ/]
◆木名、ノウゼンカズラ科キササゲ属の木の一種、未詳「【爾雅注疏:釋木】楰鼠梓(《疏》…郭云楸屬也…陸璣疏云其樹葉木里如楸山楸之異者今人謂之苦楸是也)」
木4+9=総画数13 U+6971 [ソウ、ス/]
◆木名、柑橘カンキツ類の果樹、未詳「【史記集解:卷一百十七:司馬相如列傳】於是乎盧橘夏孰(…)黃甘橙楱(徐廣曰音湊橘屬)」
◆「𨫒楱ロウソウ」、土を掘り起こすなどする農具の一種、【龍龕手鑑】は「鍬シュウ(日本で鋤(すき)と呼ばれる農具)」とする「【齊民要術:卷三:種苜蓿第二十九】…燒去枯葉地液輙耕壟以鐵齒𨫒楱𨫒楱之更以魯斫斸其科土則滋茂矣(不爾則痩)」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨫒】盧候反鍬金也」
木4+9=総画数13 U+6972 [イ/]
◆「楲窬イトウ」、便器
木4+9=総画数13 U+6973 [バイ、マイ、メ/うめ] 梅梅𣕱槑𤯏𣒫𣏁
◆ウメ(梅)、バラ科サクラ属の木、またその実 {ウメ}
筆順
木4+9=総画数13 U+6974 [テイ、タイ/]
◆髪を梳いたり飾ったりする櫛(くし)、同「揥」
◆木の根、同「柢」
筆順
木4+9=総画数13 U+6976 [セツ、セチ/]
◆斗形(ますがた)、建物の柱の上端に置いてそれより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える方形の木材
◆枓栱・斗栱トキョウ、柱の上端に方形(枓)と"U"字形(栱)の木材を組み合わせてそれより上部の構造物を支えるもの
木4+9=総画数13 U+6977 [カイ、ケ/]
◆「楷木カイボク・楷樹カイジュ」、カイノキ(楷樹)、ウルシ科カイノキ属の木、孔子コウシの弟子子貢トコウが孔子の墓に植えたとされる木、別名「爛心木ランシンボク」「黃連木オウレンボク」 {ランシンボク}
◆世代・時代を越えて基準となる手本、倣(なら)うべき手本
◆「楷書カイショ」、漢字の書体の一つ、文字(漢字)の標準的な書体
筆順
木4+9=総画数13 U+6978 [シュウ、シュ/]
◆トウキササゲ(唐楸)、ノウゼンカズラ科キササゲ属の木 {トウキササゲ}
◆「楸子シュウシ」、イヌリンゴ(犬林檎)、バラ科リンゴ属の果樹、実は小さい {イヌリンゴ}
◆「刺楸シシュウ」、ハリギリ(針桐)、ウコギ科ハリギリ属の木 {ハリギリ}
◆「楸枰シュウヘイ」、碁や将棋などで使う四角で表面が平らな盤バン
筆順
木4+9=総画数13 U+6979 [エイ、ヨウ/] 𣟅
◆(建物の正面入口の)太い柱、同「桯」
◆建物の数を表す語「【正字通:辰集中:木部:楹】量度屋數亦曰楹一列爲一楹」
筆順
木4+9=総画数13 U+697A [ジュウ、ニュウ/]
◆木を目的の形に曲げる、同「煣」
漢字林(非部首部別)
木4+9=総画数13 U+697B [コウ、オウ/]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:庚第十二:楻】楻畢撞柲也」「【天工開物:卷中:殺靑第十三:造竹紙】…載水十餘石上蓋楻桶其圍丈五尺…(「煮楻足火」図あり)「【福州府志:卷之二十六:貨之屬】鹽(…旁用蘆管引入滷楻楻在漏坵之下…)」「【漢語大字典:木部:楻】用同"艎"」
木4+9=総画数13 U+697C [ロウ、ル/] 樓𩫰
◆二階建て以上の高い建物、何層にも重なっているような高い建物、階数(建物内部の床の層数)と層数(建物外観の層数)は別で、ここでは二層以上になっているものを指す
◆構築物の上に建てた建物、城壁など上に建てた櫓(やぐら)
筆順
木4+9=総画数13 U+697D [ラク、ガク/たの・しい、たの・しむ] 樂𣠋乐
◆音を奏(かな)でる、「音楽オンガク」
◆調和が取れて心地よい、心や体を煩(わずら)わせるものが何もなく安らかで快い、悦(よろこ)ばしい
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+9=総画数13 U+697E [/はんぞう]
◆[日]長い注ぎ口が付いた湯や水などを注(つ)ぐ道具、長い注ぎ口は柄(え、取っ手)を兼ねる
◆[日]口や手などを洗う小さな盥(たらい)
筆順
楿木4+9=総画数13 U+697F [未詳/かつら、むろのき]
◆未詳「【字彙補:戌集:香部:𩡄】同楿」
◆[日]カツラ(桂)、カツラ科カツラ属の木 {カツラ}
◆[日]ムロノキ(榁の木・室の木)、別名「(ネズ杜松)」、ヒノキ科ビャクシン属の木 {和製漢字の辞典:木部:楿} {ネズ}
木4+9=総画数13 U+6980 [ヒン、ホン/しな]
◆未詳「【漢語大字典:木部:榀】量词。一个房架叫一榀」
◆未詳「【盤洲文集:附録:碑銘】…慶元府定海縣(槺)早亡(榀)通直郎…」
◆[日]地名用字、「榀谷(しなだに、新潟県糸魚川市)」「榀ノ木(しなのき、青森県むつ市大畑町)」 {和製漢字の辞典:木部:榀}
木4+9=総画数13 U+6981 [/むろ]
◆[日]ムロ(榁)、ムロノキ(榁の木)、ネズミサシ(鼠刺)・(ネズ杜松)の古名、ヒノキ科ビャクシン属の木 {ネズミサシ}
◆[日]姓用字、地名用字、「榁木(むろき、むろのき)」
筆順
木4+9=総画数13 U+6983 [タン/]
◆池、溜池(ためいけ)
◆地名用字「【廣東新語:卷七:人語:*1猺人】*2德慶有榃猺山榃翁山皆熟猺所居猺曰榃猺猺之長曰榃翁也又有榃馬山猺馬之所生故曰榃馬…(「*1猺人」は中国南部のからベトナム・ラオス・タイの北部などに住む猺族ヤオゾクの民、「*2德慶」は広東省肇慶市‡ {広東省})
木4+9=総画数13 U+6984 [ラン/] 欖㰖
◆「橄榄カンラン」、カンラン科の木 {カンラン}
◆「油橄榄ユカンラン」、オリーブolive、モクセイ科オリーブ属の木 {オリーブ}
木4+9=総画数13 U+6985 [オツ、オチ、オン/]
◆「榅桲オンホツ」 、マルメロmarmelo、バラ科マルメロ属の木、またその実 {マルメロ}
◆スギ(杉)、ヒノキ科スギ属の木 {スギ}
◆「橨榅フンオン」、城攻めに用いる四輪の兵車、城壁の上からの攻撃を防ぐための屋根を設けたもの、兵がこれに乗って城壁の下まで進み壁を突き崩すという、同「轒轀」
木4+9=総画数13 U+6986 [ユ/にれ]
◆ニレ(楡)、ニレ科の木、緑色の若い実は蒸してじっくりと醸(かも)すと旨(うま)い酒になり、熟した実(始めは乳緑色をしているが熟すと乳白色になる)を乾かし砕いて醤(ひしお、濃い液状またペーストpaste状の調味料や食品)にするという「【齊民要術:種榆白楊第四十六】崔寔曰二月榆莢成及青收乾以為旨蓄(旨美也…司部收青莢小蒸曝之至冬以釀酒滑香宜養老…)色變白將落可作𨡭䤅隨節早晏勿失其適」 {ニレ}
◆「刺榆シユ」、ハリゲヤキ(針欅)、ニレ科ハリゲヤキ属の木 {ハリゲヤキ}
漢字林(非部首部別)
木4+9=総画数13 U+6987 [シン/]
◆遺体を納(おさ)める棺カン(ひつぎ)、この棺を納める外箱を「椁・槨カク」という
◆アオギリ(青桐・梧桐)、アオギリ科の木 {アオギリ}
◆ムクゲ(木槿)、アオイ科フヨウ属の木、同「椴」「藽」「蕣」「葮」 {ムクゲ}
木4+9=総画数13 U+6988 [リョ、ロ/]
◆「棕榈シュロ」、ヤシ科シュロ属の木、樹皮は縄や敷物などに使われる他、葉や実などは漢方薬としても利用される {シュロ}
木4+9=総画数13 U+6989 [キョ、コ/けやき] 欅櫸𣟱﨔
◆ケヤキ(欅)、ニレ科ケヤキ属の木 {ケヤキ}
◆「欅柳キョリュウ」、シナサワグルミ(支那沢胡桃)、クルミ科サワグルミ属の木、同「柜柳」 {シナサワグルミ}
◆「山毛﨔サンモウキョ」、ブナ(橅)、ブナ科ブナ属の木、同「殼斗カクト」 {ブナ}
木4+9=総画数13 U+698B [未詳/]
◆未詳
木4+9=総画数13 U+698C [비ピ/]
◆[韓]梯子(はしご)
木4+9=総画数13 U+69B5 [ジョウ、ニョウ/]
◆木名、未詳「【廣韻:上平聲:卷第一:鍾第三:榵】木名似檀」
白部
示部
网部
木4+9=総画数13 U+FA13 [/たぶ]
◆[日]タブノキ(椨・椨木)、クスノキ科タブノキ属の木
𠹝口部
𣎋月部
𣓄木4+9=総画数13 U+234C4 [シ、ジ/] 𣐑𣒽𣖲
◆木名、未詳「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣐑】疾移反無𣐑木一名榆」「【廣韻:上平聲:支第五:疵:𣐑】無𣐑木一名榆」(「【爾雅注疏:釋木】棆無疵(《注》棆木也無疵病因名之郭云棆楩屬似豫章案楩及豫章皆南方大木之名也)」とある、「無𣐑(𣖲)」と「無疵」、「榆」と「棆」の違いはあるが同一のものか?)
𣓪木4+9=総画数13 U+234EA [キ/す・てる] 棄𠆉弃𠔚𠬇𢍞𨓋
◆捨(す)てる、投げ捨てる、放(ほう)り出す
◆忘れ去る
𣔱木4+9=総画数13 U+23531 [ソウ/] 艘䑹𦪁㮴
◆舟、船、船の総称
◆船を数える語
𣔳木4+9=総画数13 U+23533 [タク/] 𣐼
◆夜警や見張りなどの際に打ち鳴らす拍子木(ひょうしぎ)、同「柝」
𣔸木4+9=総画数13 U+23538 [イン/]
◆古地名、未詳「【集韻:卷六:上聲下:感第四十八:𣔸】郷名在濟北」
𣔺木4+9=総画数13 U+2353A [ボウ、モウ/] 𣓍
◆門や扉の上の横木
𣔻木4+9=総画数13 U+2353B [トツ/]
◆開き戸(押したり引いたりして開閉する扉)を開閉するために扉の上下に取り付けた突起(「枢、くるる、とまら」という)、またその突起を差し込む穴(「枢、とぼそ」という)、またそのような扉を開閉する仕掛け(「とまら」と「とぼそ」の総称)、同「枢」
𣔼木4+9=総画数13 U+2353C [カン/] 𣘠
◆柄(え)、器物に取り付けて手で握るための棒、まっすぐで長い棒、同「竿」
𣔾木4+9=総画数13 U+2353E [スイ、ズイ/]
◆実の小さいナシ(梨、バラ科ナシ属)で食べられるが酸(す)っぱいという、野生種のナシ「【爾雅注疏:釋木】檖蘿(…《疏》檖一名蘿郭云今楊檖也實似棃而小酢可食…陸璣疏云檖一名赤蘿一名山棃也今人謂之楊檖實如棃但小耳一名鹿棃一名䑕棃今人亦種之極有脆美者亦如棃之美者)」
𣕀木4+9=総画数13 U+23540 [ガツ、ガチ、ゲツ、ゲチ/] 枿𣖂𣔏㮆
◆木を切り倒した後に残る切り株、同「蘖」
◆蘖(ひこばえ)、切り株から生え出た新芽、同「蘖」
𣕁木4+9=総画数13 U+23541 [エイ、エ/]
◆「𣕁㯕エイセイ」、弩ド(機械仕掛けの弓)の楔(くさび)、未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:𣕁】於兮切𣕁㯕弩楔木也」 {武器(弩)}
𣕃木4+9=総画数13 U+23543 [グ/]
◆人の形に似せた人形、木偶モクグウ(でく)、同「偶」
𣕆木4+9=総画数13 U+23546 [ケイ、ケ/]
◆「榽𣕆ケイケイ」、木名、大木で葉が細く檀タン(白檀ビャクダン・紫檀シタン・黒檀コクタンなどの香木コウボク)に似るという「【爾雅注疏:釋木】魄榽橀(《注》魄大木細葉似檀…)」
𣕇木4+9=総画数13 U+23547 [ショウ/]
◆梢(こずえ)、枝の先の細い部分、同「梢」
◆削って先を尖(とが)らせる
𣕊木4+9=総画数13 U+2354A [テン/]
◆火掻棒(ひかきぼう)や火箸(ひばし)などの類、同「栝」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:㮇】他念反火杖也」
𣕋木4+9=総画数13 U+2354B [セツ、セチ/]
◆門や入り口の扉を止める杭(くい)や楔(くさび)、また敷居(しきい、門や入り口の地上部に渡す横木)
𣕌木4+9=総画数13 U+2354C [ク、コウ/] 枸𣕉𣙱
◆木や枝が曲がる、まっすぐにならない
◆「𣕌杞クコ」、ナス科クコ属の木、食用や薬用に用いられる、別名「𣕌檵クケイ」 {クコ}
◆「枸橘クキツ」、カラタチ(枳・枳殻・枸橘)、ミカン科ミカン属の木、別名「臭橘シュウキツ」 {カラタチ}
◆「𣕌櫞クエン」、シトロンcitron、ミカン科ミカン属の木 {シトロン}
◆「𣕌榾・𣕌骨クコツ」、ヤバネヒイラギモチ(矢羽根柊黐・矢羽柊黐)、モチノキ科モチノキ属の木 {ヤバネヒイラギモチ}
◆「枳𣕌シク」、シナケンポナシ(支那玄圃梨)、クロウメモドキ科ケンポナシ属の木、同「䅩䅓」、別名「枳椇シグ」 {シナケンポナシ}
𣕍木4+9=総画数13 U+2354D [シュン/]
◆鐘ショウ(かね)・磬ケイ・鼔コ(つづみ)などの楽器を吊り下げる横木、同「𥯗」「筍」「簨」、それを支える縦木(支柱)は「簴」「虡」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」 {楽器(打楽器)}
◆木名、或いは木の枝(えだ)「【山海經:北山經】又北百里曰繡山…其木多栒(木中枝也音荀)」
𣕐木4+9=総画数13 U+23550 [ソウ/くわ] 桑桒𠭨𠭌
◆クワ(桑)、クワ科の木、実は食べられ葉は蚕の餌になり根は薬になる、更に木は楽器や家具などに枝は弓に利用される {クワ}
◆養蚕ヨウサンする
𣕑木4+9=総画数13 U+23551 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:辰集中:木部:𣕑】《字彙補》古楚字見漢隷釋註詳本畫」
注解:「𣕪」の異体字或いは誤字か?
𣕒木4+9=総画数13 U+23552 [シュ、ジュ/き] 樹𣗳树𡬾𣚤𢒳
◆木本モクホンの植物のうち地面から垂直に伸び立った木、立ち木、木本の植物の総称は「木」、切った木を「材」
◆木を植え大きく高く育てる
◆まっすぐに立てる、しっかりと立てる
𣕓木4+9=総画数13 U+23553 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣕓】古文子字」
𣕕木4+9=総画数13 U+23555 [未詳/]
◆不安定なさま「【周禮疑義舉要:卷六】長轂者欲其安也此云大而短則𣙗𣙗者安之反郝氏訓𣕕杌是也…」
注解:「杌棿、杌陧(ゴツゲツ、不安定なさま)」の「棿」「陧」と同義か?
𣕗木4+9=総画数13 U+23557 [未詳/]
◆未詳、「槎」の訛字であろうか?
𣕛木4+9=総画数13 U+2355B [コウ、ク/かま・える、かま・う]
◆材木をしっかりと組んで建物を作る、また出来上がった建物
◆(建物・作品・組織など)幾つかの素材や要素を組み合わせて作り上げる、また組み立て上がったもの
◆組み立てる、成り立たせる
𣕧木4+9=総画数13 U+23567 [カ、ケ/]
◆衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具、同「椸」「箷」「【廣雅:卷八:釋器】箷(移)謂之𣕧(嫁)」
𣕪木4+9=総画数13 U+2356A [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:辰集中:木部:楚】古文𣕪…」
𣕱木4+9=総画数13 U+23571 [バイ、マイ、メ/うめ] 梅梅楳槑𤯏𣒫𣏁
◆ウメ(梅)、バラ科サクラ属の木、またその実 {ウメ}
𣕲木4+9=総画数13 U+23572 [コウ/] 㮓𣘰
◆こちら側と向こう側の間に渡(わた)す、こちら側から向こう側に渡る、同「亙」
𣕽木4+9=総画数13 U+2357D [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:𠊱第五十:𣓕㭝𣕽】地名在竟陵」
𣕾木4+9=総画数13 U+2357E [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣕾】俗音愁」「【字彙補:辰集:木部:𣕾】邦世切音秘出藏經或作■」
𣕿木4+9=総画数13 U+2357F [ソウ/なつめ] 棗枣𡗭栆𠂲𠐇𢄀
◆ナツメ(棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、またその実 {ナツメ}
◆「酸𣕿サンソウ」、サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木 {サネブトナツメ}
◆[日]なつめ、抹茶マッチャを入れる容器、容器の形がナツメ(棗)の実に似ていることから
𣖀木4+9=総画数13 U+23580 [コウ、キョウ/]
◆木名、山枌楡サンフンユ、ニレ(楡、ニレ科の木)の一種 {ニレ}
◆木の枝や草の茎
◆まっすぐなさま、「梗直コウチョク(まっすぐなさま、堅く曲がらないさま)
◆草木の棘(とげ)
◆(棘が刺さっているかのように)閊(つか)える、すうっと(すんなりと)通らない、塞(ふさ)がる、「梗塞コウソク(塞がって滞る)」
◆「梗槩・梗概コウガイ」、あらまし、大略タイリャク
◆「桔梗キキョウ」、キキョウ科キキョウ属の草、根は生薬として利用される {キキョウ}
𣖁木4+9=総画数13 U+23581 [コウ/]
◆蓋(ふた)付きの盃(さかずき)
◆樽(たる)や壺(つぼ)の類、同「𣙥」「醘」「𥃕」
◆蓋、蓋をする
◆「𣖁藤コウトウ」、ヒメモダマ(姫藻玉)、マメ科モダマ属の蔓性木本、同「㯼藤」 {ヒメモダマ}
𣖂木4+9=総画数13 U+23582 [ガツ、ガチ、ゲツ、ゲチ/] 枿𣔏㮆𣕀
◆木を切り倒した後に残る切り株、同「蘖」
◆蘖(ひこばえ)、切り株から生え出た新芽、同「蘖」
𣖃木4+9=総画数13 U+23583 [セン、ゼン/]
◆木(き)、或いは木名、未詳、同「椯」「𣛹」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:椯】市専切木名又丁果切𣖃𣜅並同上」「【集韻:卷三:平聲:㒨第二:𣛹椯】說文木也或省亦書作𣖃」
𣖇木4+9=総画数13 U+23587 [チョク、ジキ/ただ・ちに、じか、じき、す・ぐ、なお・す、なお・る、ひた] 直𥄂𡇛𠅺𣖈𣖴𣓟
◆ものをまっすぐによく見る
◆まっすぐなさま、曲がったり折れたり歪(ゆが)んだりしない(していない)さま、「正直ショウジキ(まっすぐなこと、嘘や偽りがないこと)」
◆まっすぐにする、曲がりや歪みや誤りなどを正(ただ)す
◆当たる、担当タントウする、「当直トウチョク(当番、交代で務める職務の番に当たること)」
◆値(あたい)、値(あたい)する、相当ソウトウする
注解:「直」は「十ジュウ(たくさん、全て)」「目」「𠃊イン・オン(隠れる)」で「隠れているものも見逃さないようによく見る」の意の会意文字
𣖈木4+9=総画数13 U+23588 [チョク、ジキ/ただ・ちに、じか、じき、す・ぐ、なお・す、なお・る、ひた] 直𥄂𡇛𣖇𠅺𣖴𣓟
◆ものをまっすぐによく見る
◆まっすぐなさま、曲がったり折れたり歪(ゆが)んだりしない(していない)さま、「正直ショウジキ(まっすぐなこと、嘘や偽りがないこと)」
◆まっすぐにする、曲がりや歪みや誤りなどを正(ただ)す
◆当たる、担当タントウする、「当直トウチョク(当番、交代で務める職務の番に当たること)」
◆値(あたい)、値(あたい)する、相当ソウトウする
注解:「直」は「十ジュウ(たくさん、全て)」「目」「𠃊イン・オン(隠れる)」で「隠れているものも見逃さないようによく見る」の意の会意文字
𣖊木4+9=総画数13 U+2358A [レツ、レチ/]
◆シバグリ(柴栗)、ブナ科クリ属の木の一種、一般に栽培されるクリ(栗)の原種となった自生種、栽培種よりも実は小さい、「栵栗レツリツ」、学名Castanea seguinii、別名「栭栗ジリツ」「茅栗ボウリツ」「【農政全書:卷二十九:樹藝:果部上】栗《爾雅》曰櫟其實梂(…圓小如橡子者為莘栗小如指頂者為芽栗即所謂栭栗也一名栵栗…)」
◆比較的背の低い木が群がり生える「【說文解字注:木部:{⿰木𠜊}】栭也(大雅其灌其栵毛曰栵栭也栭與灌爲類非木名謂小木叢生者…)」
𣖋木4+9=総画数13 U+2358B [未詳/]
◆未詳
𣖌木4+9=総画数13 U+2358C [シ/]
◆「𣖌𣕌シク」、同「䅩䅓」◇草木の枝葉がまっすぐに伸びないさま「【字彙補:午集:禾部:䅓】木曲枝又䅩䅓不伸之意」◇シナケンポナシ(支那玄圃梨)、クロウメモドキ科ケンポナシ属の木、同「枳枸シク」「枳椇シグ」 {シナケンポナシ}、シナケンポナシの実は豆形で"く""コ""𠃑"字形のように屈曲する「【廣韻:上聲:卷第三:紙第四:䅩】曲枝果也」
𣖎木4+9=総画数13 U+2358E [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:𣖎】同"本"」
𣖑木4+9=総画数13 U+23591 [トウ、ドウ/す・る]
◆中の物を手で探り取り出す、同「搯」「捾」
◆す・る、人の懐から金品を抜き取る
𣖒木4+9=総画数13 U+23592 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:木部:𣖒】同"棎"」
𣖔木4+9=総画数13 U+23594 [/ほう]
◆[日]「𣖔木作(ほうのきざく)」、地名、福島県いわき市常磐関船町、現「ほうの木作」
𣖥木4+9=総画数13 U+235A5 [コ、ク/]
◆木名、未詳、一説にニレ(楡、ニレ科の木)の類という「【周禮注疏:秋官司寇】…若欲殺其神則以牡橭午貫象齒而沈之則其神死淵爲陵(《疏》釋曰云以牡橭午貫象齒而沈之者…神謂水神龍罔象也橭讀爲枯枯榆木名以橭爲幹穿孔以象牙從橭貫之爲十字沈之水中…)」 {ニレ}
◆未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:橭】古胡切木名木四布也」
𣗩木4+9=総画数13 U+235E9 [未詳/]
◆未詳、「槎」の訛字か?「【中華字海】同"槎"」
𣘃木4+9=総画数13 U+23603 [ガイ/]
◆[喃]木、樹木
𤦲玉部
𥓙石部
𩠽香部
木4+10=総画数14 U+3BA3 [カイ、ガイ/おおむ・ね] 槩槪概
◆斗掻(とかき)、枡掻(ますかき、升掻)、穀物を入れた枡(ます)から盛り上がった部分を削(けず)り落して平らにする(枡の高さと同じにする)棒、同「𣏙」
◆おおむ・ね、全体を均(なら)してみると、凡(おおよ)そ
◆あらまし、大略タイリャク、大率(タイソツ)、「梗槩コウガイ」
◆(全体の)様子、有様(ありさま)
木4+10=総画数14 U+3BA4 [ショウ、シュ/]
◆マツ(松)、マツ科の植物、同「松」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:松】徐容切木名㮤古文」
木4+10=総画数14 U+3BA5 [フン、ブン/]
◆舟や車などを"∩"字状に覆(おお)う簾(すだれ、竹や藁を並べ紐で編んだもの)、またそのような覆いのある舟や車
木4+10=総画数14 U+3BA6 [サク/]
◆「赤㮦セキサク」「白㮦ハクサク」、いずれも木名、未詳
◆梢(こずえ)、枝の先の細い部分
木4+10=総画数14 U+3BA7 [オ、ウ/]
◆「㮧椑ウヒ」、カキ(柿、カキノキ科カキノキ属の木)の一種 {カキ}
◆「㮧槦ウヨウ」、木名、矢柄・矢幹(やがら)に用いられるという {武器(弓箭)}
木4+10=総画数14 U+3BAA [キョウ、グ/] 𦩺𦨰
◆「艇テイ」よりも小型で底の深い舟「【方言:第九】艇長而薄者謂之艜(衣帶)短而深者謂之䒀(今江東呼艖䒀者音歩)小而深者謂之㮪(即長舼也音卭竹)」
木4+10=総画数14 U+3BAB [カツ、ガチ/]
◆弓矯(ゆだめ)、木を当てて弓の形を整えたり歪(ゆが)みを直す道具
◆虎が伏せた形に作り演奏の最後に背中を叩き擦ることで音を出す楽器の名、同「敔」「楬」「䈓」「𥴭」
木4+10=総画数14 U+3BAD [カン、ゴン/]
◆物を入れる箱、収納箱、同「函」「椷」
◆箱に物を入れる、入れて蓋をする、また封をする、同「函」「椷」
木4+10=総画数14 U+3BAE [ケツ、ケチ/] 𣚃
◆「㮮槹ケッコウ」、同「桔槹」、縄の両端にそれぞれ桶と石を結わえて滑車に通した井戸の水を汲み上げるための仕掛け
木4+10=総画数14 U+3BAF [コン、ゴン、カン/]
◆切り出した時のままで全く手を加えていない(切ったり削ったり割ったりしていない)木、同「梡」
木4+10=総画数14 U+3BB0 [ヒ、ビ/] 𣗽
◆軒(のき)や庇(ひさし)、屋根の建物から先に張り出した部分、またそれを支える木、同「檐」「梠」
木4+10=総画数14 U+3BB1 [ショウ/]
◆草木が盛んに茂るさま、草木がびっしりと生えているさま
木4+10=総画数14 U+3BB3 [チン、ジン/]
◆蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を置く台の横木、同「栚」「㯂」「㭙」「棏」「㯖」「【方言:第五】槌(縣蠶薄柱也度畏反)…其橫關西曰㮳(音朕亦名校音交)宋魏陳楚江淮之間謂之㯂(音帶)齊部謂之㭙(丁革反)…」
木4+10=総画数14 U+3BB4 [ソウ/] 艘䑹𦪁𣔱
◆舟、船、船の総称
◆船を数える語
木4+10=総画数14 U+3BB5 [セン/] 栴𣒰枬𣑪
◆「㮵檀センダン」、センダン科センダン属の木、芳香があり香木コウボクとして利用される {センダン}
木4+10=総画数14 U+3BB6 [サク/]
◆柵(さく)、同「柵」
◆長い柄(え)の先に矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣)を取り付けた武器、同「槊」「矟」 {武器(刀剣槍)}
筆順
木4+10=総画数14 U+3BB9 [チ/]
◆棘(とげ)、刺さる、尖る
木4+10=総画数14 U+3BBA [ホン/もと] 本楍𡴩𡴡
◆木の根(ね)
◆植物や物事の生まれ始まりの部分、ものの根源また起源、「本来ホンライ(元々、初めから)」
◆ものを支えているもの、基(もと)となるもの、拠(よ)りどころとなるもの
◆ものの中心にあるもの、中心的なもの
◆書物、「底本テイホン(翻訳や写本などの際にその基となる書物)」
木4+10=総画数14 U+3BBB [未詳/]
◆未詳
木4+10=総画数14 U+3BBD [반バン/]
◆[韓]シナノキ(科木)、シナノキ科シナノキ属の木
木3+10=総画数13 U+3BBE [ロウ/]
◆「㮾梨ロウリ」、地名、湖南省長沙市長沙県 {湖南省}
木4+10=総画数14 U+6982 [カイ、ガイ/おおむ・ね] 槩㮣槪
◆斗掻(とかき)、枡掻(ますかき、升掻)、穀物を入れた枡(ます)から盛り上がった部分を削(けず)り落して平らにする(枡の高さと同じにする)棒、同「𣏙」
◆おおむ・ね、全体を均(なら)してみると、凡(おおよ)そ
◆あらまし、大略タイリャク、大率(タイソツ)、「梗槩コウガイ」
◆(全体の)様子、有様(ありさま)
筆順
木4+10=総画数14 U+698A [/さかき]
◆[日]サカキ(榊)、モッコク科サカキ属の木 {サカキ}
筆順
木4+10=総画数14 U+698D [セツ、セチ/] 𣕋
◆門や入り口の扉を止める杭(くい)や楔(くさび)、また敷居(しきい、門や入り口の地上部に渡す横木)
木4+10=総画数14 U+698E [カ、ケ/えのき]
◆キササゲ(木大角豆)、ノウゼンカズラ科キササゲ属の木、同「檟」 {キササゲ}
◆[日]エノキ(榎)、アサ科エノキ属の木 {エノキ}
筆順
木4+10=総画数14 U+698F [ゲキ、ギャク/]
◆船首、艗艏ゲキシュ、同「艗」
木4+10=総画数14 U+6990 [テン、デン、ネン/] 𣡃
◆小さな酒杯シュハイ、同「盞」
◆木名、未詳、汁は酒になるという、同「𣒅」
◆木臼(きうす)、穀物などを平らに押し展(の)ばし磨り潰(すりつぶ)す道具、同「碾」
◆「橏榐センテン」、木が長く伸びているさま
木4+10=総画数14 U+6991 [フ、ブ/くれ]
◆「榑桑フソウ」、東方の太陽が出るところにあるという神木、同「扶桑」
◆[日]切り出して枝を払っただけの(皮が残ったままの)丸太
◆[日]「節榑(ふしくれ)」、節(ふし)が多いさま
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+10=総画数14 U+6992 [ジャク、ニャク/]
◆木名、未詳「【韓詩外傳:卷十】…榒木為腦芷草為軀吹竅定腦死者復生…」
◆木が(幹が)撓(たわ)むさま、しなやかなさま「【學射錄:卷二:射經】前弱則俛後弱則翔中弱則紆中強則揚…橈之以眂其鴻殺之稱也(橈榒其幹則知幹之或鴻而强或殺而弱也)」
木4+10=総画数14 U+6993 [ビツ、ミツ、ミチ/]
◆香木の名、ジンコウ(沈香、ジンチョウゲ科ジンコウ属の常緑高木)の類とされる、同「樒」 {ジンコウ}「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:櫁】亡質切香木也取香皆當豫斫之久乃香出榓同上」
木4+10=総画数14 U+6994 [ロウ/]
◆「檳榔ビンロウ」「檳榔樹ビンロウジュ」、ヤシ科ビンロウ属の植物、またその実 {ビンロウ}
◆「桄榔コウロウ」、サトウヤシ(砂糖椰子)、ヤシ科クロツグ属の木 {サトウヤシ}
◆「榔楡ロウユ」、アキニレ(秋楡)、ニレ科ニレ属の木 {アキニレ}
◆「槺榔コウロウ」「槺榔樹コウロウジュ」、ソテツジュロ(蘇鉄棕櫚)、ヤシ科ナツメヤシ属の木 {ソテツジュロ}
筆順
木4+10=総画数14 U+6995 [ヨウ、ユウ/]
◆「榕樹ヨウジュ」、ガジュマル、クワ科イチジク属の木 {ガジュマル}
◆「孟加拉榕モウカラヨウ」、ベンガルボダイジュ(ベンガル菩提樹)、別名「バンヤン」「バンヤンツリー」、クワ科イチジク属の木 {ベンガルボダイジュ}
筆順
木4+10=総画数14 U+6996 [コク/] 𣖫
◆カジノキ(梶の木)、クワ科コウゾ属の木、樹皮を紙の原料とする、別名「构樹・構樹コウジュ」、同「楮」 {カジノキ}
注解:「穀」
筆順
木4+10=総画数14 U+6997 [セン、シン/]
◆木名、未詳
◆鼓の名
木4+10=総画数14 U+6998 [ク/のり、かね]
◆直線や直角を正しく描くまた測るための定規ジョウギ、「指矩さしがね」、正円を描く道具は「規」
◆基準・標準となるもの、基準・標準とすべき決まりごと
◆「槼榘キク」◇コンパスcompassと物差しruler◇行動や判断・評価などの則(のっと)るべき基準
木4+10=総画数14 U+6999 [トウ/]
◆「榙𣝋トウトウ」、果樹名、未詳、スモモ(李、バラ科サクラ属)に似た実が成るという
木4+10=総画数14 U+699A [ヨウ/]
◆木が長く伸びているさま
木4+10=総画数14 U+699B [シン/はしばみ、はり、はる]
◆ハシバミ(榛)、カバノキ科ハシバミ属の木、英名を「ヘーゼルhazel」といい実は「ヘーゼルナッツhazelnut」と呼ばれる {ハシバミ}
◆木や草が叢(むら)がり生えるさま、同「㰉」「𦿒」「蓁」
◆[日]ハンノキ(榛の木)、ハリノキ(榛の木)、カバノキ科ハンノキ属の木 {ハンノキ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+10=総画数14 U+699C [ホウ、ヒョウ/]
◆(建物の正面入口上部や門の上部中央に掲げる)建物名や題目などを記した木の板(いた)、木の札(ふだ)、横長の額ガク、同「牓」
◆衆人シュウジン(多くの一般の人)に告示・告知するための立て札
◆弓や弩ド(機械仕掛けの弓)の狂いや歪みを整えるための当て木、弓矯(ゆだめ)
◆舟を漕(こ)ぐための櫓ロや櫂(かい)、これを使って舟を漕ぐことを「搒」
◆罪人を打ち叩く棒、これを使って叩くことを「搒」
筆順
木4+10=総画数14 U+699D [サツ、セツ、セチ/] 樧𣛶
◆ゴシュユ(呉茱萸)、ミカン科サンショウ属の木、果実の表面には多くの疣(いぼ)状の突起が並ぶ、別名「茱萸シュユ」、同「蔱」「【爾雅翼:卷十一:釋木三:榝】一名藙今之茱茰也其味苦辛置之食中能去臭」 {ゴシュユ}
木4+10=総画数14 U+699E [ゲン、ゴン/]
◆果樹名、バナナbanana(甘蕉)に似た実が成り皮も食べられるという
木4+10=総画数14 U+699F [シ/あずさ]
◆キササゲ(木大角豆)、ノウゼンカズラ科キササゲ属の木、同「杍」 {キササゲ}
◆木材を加工する、またその職人、同「杍」
◆印刷用の版木、また版木を彫る
◆[日]アズサ(梓)、カバノキ科カバノキ属の木、別名「ミズメ(水目)」「ヨグソミネバリ(夜糞峰榛)」 {ミズメ}
木4+10=総画数14 U+69A0 [メイ、ミョウ/]
◆「榠楂・榠樝メイサ」、カリン(花梨)、バラ科カリン属の木、またその実 {カリン}
筆順
木4+10=総画数14 U+69A1 [ソ、ス/]
◆形はできているが飾りが施(ほどこ)されていないさま、またそのような木製の器
木4+10=総画数14 U+69A2 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:辰集中:木部·:榢】俗架字」
木4+10=総画数14 U+69A3 [ヨウ/]
◆木が揺れ動く
木4+10=総画数14 U+69A4 [ケツ、ゲチ/] 𡏝
◆ニワトリ(鶏)の止まり木、木製の杭(くい)、同「桀」
木4+10=総画数14 U+69A5 [コウ、オウ/]
◆読書用の机(つくえ)、書見台ショケンダイ
◆細い木を組んだ窓の格子コウシ、格子窓
◆門や窓や廊下の雨風を防ぐための覆(おお)い(簾すだれの類か?)、同「櫎」
木4+10=総画数14 U+69A6 [カン、ケン/] 𠏉𣘒
◆(壁や塀の一部を成す)扉・戸・窓・門などの両脇の柱、壁や塀の角(すみ)や両端に立てる丈夫な柱は「楨」
◆木の幹(みき)
漢字林(非部首部別)
木4+10=総画数14 U+69A7 [ヒ/かや]
◆カヤ(榧)、イチイ科カヤ属の木 {カヤ}
筆順
木4+10=総画数14 U+69A8 [サク、サ、シャ/]
◆強く締め付けたり圧(お)し付けたりすることで液体だけを(細かい穴を通して)外に出す、絞(しぼ)り出す、滲(にじ)み出させる、液体を取り除く、日本では「搾{⿰扌窄}」を用いる
木4+10=総画数14 U+69A9 [ケン、ゲン/] 𣖳
◆木を切ったり割ったりするときに下に置く台、同「椹」
◆穀物を保管する円形に木を組んだ倉庫、同「廪」
木4+10=総画数14 U+69AA [バ、メ/]
◆ベッドbed(寝台シンダイ)の頭部の横木、床(とこ、ゆか)状のものの横木
◆「榪槎・榪杈バサ」、棒ボウを三角錐(サンカクスイ)状に組んだもの、水の流れを止めたり調節したりするために用いる、用途や形状は現代のテトラポッドtetrapod(消波ブロック)に似る
木4+10=総画数14 U+69AB [シュン/] 𢲜㔼
◆枘(ほぞ)、二本の木材を繋(つな)ぐ時に一本の端は凸状に作り、もう一本の端は凹状に作って(「枘穴ほぞあな」という)、これを繋ぎ合わせる、その凸状の部分、同「枘」「筍」
木4+10=総画数14 U+69AC [エン、オン/]
◆糸巻き、糸車いとぐるま、紡(つむ)いだ糸を巻き取る道具、同「篗」
◆鍾ショウ・磬ケイ(いずれも叩いて鳴らす青銅製の打楽器)を吊(つ)るす架台カダイ
◆人名用字「【欽定續文獻通考:卷二百五:帝系考:代國宗屬】…俊榬子充{⿱(⿰弓吉)灬}…」
◆彗星スイセイ名「【晉書:志第二:〇】天槍 天根 天荊 真若 天榬 天樓 天垣 皆歲星所生也…」「【隋書:卷二十:志第十五:天文中:雜星氣】…榬星生婁宿中…」
木4+10=総画数14 U+69AD [シャ、ジャ/] 𣛘
◆高台に設けた屋根のある見晴らし台、「臺榭タイシャ」
◆倉庫や講堂のような小部屋に分かれていない大きな建物
◆楽器などの収蔵庫
木4+10=総画数14 U+69AE [エイ、ヨウ/さか・える、は・える] 栄荣
◆草木が盛んに茂る、花が華やかに咲き盛る
◆繁盛する
◆華やかなさま、目立つさま
◆軒先(のきさき)の両端の反り上がった部分「【說文解字:木部:榮】屋梠之兩頭起者為榮」
◆キリ(桐)、キリ科の木 {キリ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+10=総画数14 U+69AF [シ、ジ/]
◆樹木ジュモクがまっすぐに伸び立っているさま、まっすぐに(しっかりと)立つさま
木4+10=総画数14 U+69B0 [シ/]
◆柱の下に置く木製の土台
◆支える、物をしっかりと支える
木4+10=総画数14 U+69B1 [スイ/]
◆垂木(たるき)、棟(むね)から軒(のき)に渡し屋根を支える木材、同「椽」「桷」 {建物}
筆順
木4+10=総画数14 U+69B2 [オツ、オチ、オン/]
◆「榲桲オンホツ」 、マルメロmarmelo、バラ科マルメロ属の木、またその実 {マルメロ}
◆スギ(杉)、ヒノキ科スギ属の木 {スギ}
◆「橨榲フンオン」、城攻めに用いる四輪の兵車、城壁の上からの攻撃を防ぐための屋根を設けたもの、兵がこれに乗って城壁の下まで進み壁を突き崩すという、同「轒轀」
筆順
木4+10=総画数14 U+69B3 [テイ/]
◆棒状の木、木や木材が(細く)長いさま
木4+10=総画数14 U+69B4 [リュウ、ル/]
◆「石榴セキリュウ」、ザクロ(石榴・柘榴・若榴)、ミソハギ科ザクロ属の木、またその果実 {ザクロ}
◆「榴槤・榴蓮リュウレン」、ドリアンdurian、アオイ科ドリアン属の木、またその果実 {ドリアン}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+10=総画数14 U+69B6 [トウ、ドウ/]
◆「榶棣トウテイ」、ザイフリボク(采振木)、バラ科ザイフリボク属の木、また同属に属する木の一種、別名「枎栘フイ」「【清稗類鈔:植物類二:枎栘】枎栘爲落葉喬木幹高一二丈葉為橢圓形面有白毛春暮開白花五瓣狹長實赤色大如小豆舊說謂即唐棣…」 {ザイフリボク}
◆椀ワン、食べ物や飲み物を盛るための深めの器
木4+10=総画数14 U+69B7 [カク/] 𣙜
◆木を一本の渡した橋、一本橋(いっぽんばし)、丸木橋(まるきばし)
◆(その橋を管理している者が渡河料・税を)徴収チョウシュウする
◆(その橋を管理している者が)利益を独り占め(ひとりじめ)する、売買を独占する、同「搉」「攉」
木4+10=総画数14 U+69B8 [タイ、テ/]
◆枯れ木の根
◆木製の杭、同「樁」
木4+10=総画数14 U+69B9 [シ/]
◆サントウ(山桃)、バラ科スモモ属の木、果実はウメ(梅)やアンズ(杏子)に似る {サントウ}
◆木製の浅い皿状の器、木製のお盆、同「槃」
木4+10=総画数14 U+69BA [ショウ/] 𣚗
◆竹(或いは金属製)の細長い板を櫛(くし)の歯状に並べその隙間に経糸(たていと)を通す機織(はたお)り道具の一つ、仕上げる布の幅と経糸の本数(密度)を決める他、杼(ひ)を往復させながら通した緯糸(よこいと)を押さえ緯糸同士を密着させるための道具、筬(おさ)、同「筘」「筬」「【說文解字:木部:榺】機持經者」
◆[日]千切ちきり、機織(はたおり)で経糸(たていと)を巻き付ける筒状の道具
木4+10=総画数14 U+69BB [トウ/しじ]
◆一時(いっとき)体を横たえたり座ったりするための細長い台
◆糸が太く厚手の布
◆[日]しじ、牛馬を繋いでいないときに軛(くびき、車を曳かせるために牛馬の項うなじに掛ける"へ"字状の馬具)を支える台、車に乗り降りする際の踏み台としても使う {乗物(馬車)}
筆順
木4+10=総画数14 U+69BC [コウ/] 𣖁
◆蓋(ふた)付きの盃(さかずき)
◆樽(たる)や壺(つぼ)の類、同「𣙥」「醘」「𥃕」
◆蓋、蓋をする
◆「榼藤コウトウ」、ヒメモダマ(姫藻玉)、マメ科モダマ属の蔓性木本、同「㯼藤」 {ヒメモダマ}
木4+10=総画数14 U+69BD [ケイ、ゲ/]
◆「榽橀ケイケイ」、木名、大木で葉が細く檀タン(白檀ビャクダン・紫檀シタン・黒檀コクタンなどの香木コウボク)に似るという「【爾雅注疏:釋木】魄榽橀(《注》魄大木細葉似檀…)」
◆未詳「【廣韻:上平聲:佳第十三:㥟:榽】榽棱」
木4+10=総画数14 U+69BE [コツ、コチ/ほた]
◆ほた、火に焼(く)べる木の切れ端、木端(こっぱ)、「榾柮コツトツ」
◆「枸榾クコツ」、ヤバネヒイラギモチ(矢羽根柊黐・矢羽柊黐)、モチノキ科モチノキ属の木 {ヤバネヒイラギモチ}
筆順
榿木4+10=総画数14 U+69BF [キ/]
◆ハンノキ(榛の木)、カバノキ科ハンノキ属の木 {ハンノキ}
筆順
木4+10=総画数14 U+69C0 [コウ/]
◆木が枯(か)れる、枯木、水分を失って乾涸(ひから)びる、同「藁」
◆藁(わら)、穀物などの穂(ほ)や葉を除いた茎、また乾燥した茎、同「藁」「稿」
◆「槀本コウホン」、セリ科ミヤマセンキュウ属の草、またその根茎を乾燥させた生薬の名、同「藁本」 {コウホン}
◆矢柄・矢幹(やがら)、矢の柄(え、棒状の部分) {武器(弓箭)}
漢字林(非部首部別)
木4+10=総画数14 U+69C1 [コウ/]
◆木が枯(か)れる、枯木、水分を失って乾涸(ひから)びる、同「藁」
◆藁(わら)、穀物などの穂(ほ)や葉を除いた茎、また乾燥した茎、同「藁」「稿」
◆「槁本コウホン」、セリ科ミヤマセンキュウ属の草、またその根茎を乾燥させた生薬の名、同「藁本」 {コウホン}
◆矢柄・矢幹(やがら)、矢の柄(え、棒状の部分) {武器(弓箭)}
筆順
木4+10=総画数14 U+69C2 [ソン/]
◆「公槂樹コウソンジュ」、イチョウ(銀杏)、イチョウ科イチョウ属の木 {イチョウ}
木4+10=総画数14 U+69C3 [ハン、バン/]
◆木製の浅い盆ボンや皿状の器、同「盤」
◆ゆったりと楽(らく)にする
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+10=総画数14 U+69C4 [トウ、ドウ/]
◆木名、未詳、キササゲ(木大角豆)やトウキササゲ(唐楸)などのノウゼンカズラ科キササゲ属の木の類「【爾雅注疏:釋木】槄山榎(《疏》…陸璣疏云槄今之山楸也亦如下田楸耳皮葉白色亦白材理好宜爲車板能𣶖又可爲棺木…)」 {キササゲ}{トウキササゲ}
木4+10=総画数14 U+69C5 [カク、キャク/]
◆軛(くびき)、牛馬の項(うなじ)に掛ける"へ"字状の馬具、同「軛」
◆細い木を組んだもの、扉や窓の格子(こうし)、木を格子状に組んだ棚
◆果実の中心の硬い部分、果実の種、同「核」
木4+10=総画数14 U+69C6 [チュン/]
◆チャンチン(香椿)、センダン科チャンチン属の木、同「杶」「椿」「櫄」 {チャンチン}
木4+10=総画数14 U+69C7 [テン、シン/まき]
◆木の先の細い部分、梢(こずえ)
◆倒れた木
◆木目(もくめ)がびっしりと詰まっているさま「【類篇:卷十六:槇】一曰木理堅密」
◆イヌマキ(犬槇)、マキ科マキ属の常緑針葉高木、同「羅漢松ラカンショウ」 {イヌマキ}
◆[日]マキ(槇)、マキ科の木、またコウヤマキ科などの木 {マキ}
筆順
木4+10=総画数14 U+69C8 [ドウ、ヌ/]
◆土を掘り起こし雑草を取り除く農具、鋤ソ(すき、日本で鍬(くわ)と呼ばれれる農具)、同「鎒」「耨」
木4+10=総画数14 U+69C9 [シツ、ジチ/]
◆柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える役目をする"U"字形の木材、日本では「肘木(ひじき)」とも呼ばれる、同「栱」 {建物}
木4+10=総画数14 U+69CA [サク/] 𣓞𣔒
◆長い柄(え)の先に矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣)を取り付けた武器、同「㮶」「鎙」「矟」 {武器(刀剣槍)}
◆「棊槊キサク」、盤バン(ボードboard)を使うゲームgameの一種、バックギャモンbackgammon、或いはそれに似たボードゲームboard game、「棋」はその駒、「槊」はその盤
筆順
木4+10=総画数14 U+69CB [コウ、ク/かま・える、かま・う] 𣕛
◆材木をしっかりと組んで建物を作る、また出来上がった建物
◆(建物・作品・組織など)幾つかの素材や要素を組み合わせて作り上げる、また組み立て上がったもの
◆組み立てる、成り立たせる
◆簡「构」
◆[日]かま・える、身や心の形を整える
◆[日]かま・う、人にあれこれと関わる
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+10=総画数14 U+69CC [ツイ、ズイ/つち]
◆ものを打ちつける道具、ものを叩(たた)くための道具、木製の頭に柄(え)を付けたもの、ハンマーhammer、同「椎」、鉄製の頭のものは「鎚」「金槌(かなづち、鉄鎚)」
◆蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を置く台の柱、同「样」「【方言:第五】槌(縣蠶薄柱也度畏反)宋魏陳楚江淮之間謂之植(音值)自關而西謂之槌齊謂之样(音陽)…」
筆順
木4+10=総画数14 U+69CD [ショウ、ソウ/やり]
◆長い棒の先に矛(ほこ、両刃の剣)を付け、刀剣よりも離れた位置から突き刺す・斬(き)るなどができるようにした武器 {武器(刀剣槍)}
◆鉄砲、銃、同「鎗」
◆突く、突き進む
◆田畑の土を掘り起こして雑草を取り除く道具、鋤(すき)、同「耨」
筆順
木4+10=総画数14 U+69CE [サ、ジャ/] 𣞚
◆木を組んで作った筏(いかだ)
◆枝を大雑把(おおざっぱ)に払い落としただけの丸太(まるた)、製材する前のごつごつした木材
筆順
木4+10=総画数14 U+69CF [カン、ケン、レン/]
◆家や部屋の出入り口の戸(と)、小さな片開きの扉、同「𣓅」「㦿」「【說文解字注:木部:槏】戶也(通俗文云小戸曰㦿口減反集韵槏㦿𣓅三同口減切戸也按許㦿爲古文戸不爲槏)」
◆(壁や塀の一部を成す)扉・戸・窓などの両脇の柱、同「榦」
木4+10=総画数14 U+69D0 [カイ、エ/えんじゅ]
◆エンジュ(槐)、マメ科エンジュ属の木 {エンジュ}
◆「三槐サンカイ」、別称「三公サンコウ」、最高位の官位で、三人が任じられ、その並ぶ位置にエンジュが植えられたことから
筆順
木4+10=総画数14 U+69D1 [バイ、マイ、メ/うめ] 梅梅楳𣕱𤯏𣒫𣏁
◆ウメ(梅)、バラ科サクラ属の木、またその実 {ウメ}
木4+10=総画数14 U+69D2 [未詳/]
◆未詳「【墨池編:卷五:寳藏二】節日縈牽少睡…野鴨亦有云此魚所化乾蝸青黛主風槒榒良」「【字彙補:辰集:木部:槒】同慉」
木4+10=総画数14 U+69D3 [コウ/]
◆長い棒、棹(さお)、同「杠」
◆文章の一部分に引く傍線、「注意」「重要」などの意を示すための線
筆順
木4+10=総画数14 U+69D4 [コウ/] 槹橰
◆「桔槔・桔𣓌ケッコウ」、棹(さお)の先に縄で吊るした桶(おけ)を取り付け水を汲み上げる仕掛け、はね釣瓶(つるべ)
木4+10=総画数14 U+69D5 [タク/]
◆机、テーブルtable、用途や形状(大小・高低・方円など)を問わない
木4+10=総画数14 U+69D6 [タク/] 橐𢅍𢄿
◆筒(つつ)状で両端共に開いている袋、中に物を入れて両端を縛(しば)る袋、同「㯻」、開け口が一つの袋を「囊ノウ(ふくろ)」
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置
◆「橐駝タクダ」、ラクダ(駱駝)、ラクダ科の哺乳類
漢字林(非部首部別)
木4+10=総画数14 U+69D7 [キョウ、ギョウ/はし] 橋𣘺桥
◆川や谷などの深く"UV"字状になっている上を横切るように板・棒・綱などを架け人が渡れるようにしたもの
◆高いところに横に掛け渡した棒、またそのような形のもの
◆高いさま、同「喬」
◆人などを乗せる台や箱などの下に二本の棒を渡し担(かつ)ぎ上げて運ぶ乗り物、輿(こし)、同「轎」
木4+10=総画数14 U+69D8 [ヨウ/さま]
◆物事の性格や状態、また姿や形、あり方また見掛け
◆形や姿、状態やあり方、方法や方式、同「𢳌」
◆形や姿・状態やあり方・方法や方式などの種類を数える語
◆クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木 {クヌギ}
◆簡「样」
◆[日]人に対して敬意を表す接尾語
筆順
木4+10=総画数14 U+69D9 [テン、シン/まき]
◆木の先の細い部分、梢(こずえ)
◆倒れた木
◆木目(もくめ)がびっしりと詰まっているさま「【類篇:卷十六:槇】一曰木理堅密」
◆イヌマキ(犬槇)、マキ科マキ属の常緑針葉高木、同「羅漢松ラカンショウ」 {イヌマキ}
◆[日]マキ(槇)、マキ科の木、またコウヤマキ科などの木 {マキ}
筆順
木4+10=総画数14 U+69DA [カ、ケ/ひさぎ]
◆キササゲ(木大角豆)、ノウゼンカズラ科キササゲ属の木、同「榎」 {キササゲ}
◆チャノキ(茶の木)、ツバキ科ツバキ属の木、若葉を摘(つ)み煎(せん)じたものを「茶」、遅い時期に摘み取った茶葉を煎じたものは「茗」「荈」 {チャノキ}
木4+10=総画数14 U+69DB [カン、ゲン/おり]
◆猛獣や罪人などを閉じ込めておく囲い
◆手摺(てすり)、手摺の格子状に組んだ縦木、横木は「楯」、「欄檻ランカン」「【康熙字典:辰集中:木部:檻】《註》縱曰檻橫曰楯」
木4+10=総画数14 U+69DC [スイ/] 檇㰎
◆「槜李スイリ」、古地名、現浙江省嘉興市、春秋時代(前770年~前5世紀)に呉ゴ(前12世紀頃~前473年)と越エツ(?~前222年頃)が戦った(檇李の戦い)地として知られる {春秋時代} {浙江省}
木4+10=総画数14 U+69DD [/かし]
◆[日]地名用字、「槝之浦(かしのうら、鹿児島県阿久根市)」
筆順
木4+10=総画数14 U+69DE [ロウ、ル/] 櫳栊
◆木などを柵(さく)状に組んだ囲(かこ)い、獣(けもの)を閉じ込めるための檻(おり)
筆順
木4+10=総画数14 U+69DF [ビン、ヒン/] 檳㯽梹
◆「檳榔ビンロウ」、ヤシ科ビンロウ属の植物、またその実、「檳榔樹ビンロウジュ」 {ビンロウ}
◆「檳子ヒンシ」、果樹名、実はリンゴ(林檎)に似るがより小さい、またその実
木4+10=総画数14 U+69E0 [ショ/かし]
◆「苦槠クショ」、ブナ科シイ属の木、学名はCastanopsis sclerophylla、堅く腐りにくいことから建物の柱などに用いるという
◆「米槠ベイショ」、タカサゴジイ(高砂椎)、ブナ科シイ属の木 {タカサゴジイ}
◆[日]カシ(樫)、ブナ科コナラ属の木 {カシ}
木4+10=総画数14 U+69E1 [未詳/]
◆未詳
木4+10=総画数14 U+69E4 [レン/]
◆閂(かんぬき)、扉を閉め内側から横に渡して扉が開かないようにするための横木、同「關」
◆主殿シュデンや楼閣ロウカクの横に連なって建つ小さな建物、同「簃」
◆「槤枷レンガ」、二本の棒を紐などで繋(つな)ぎ一方の棒を持って振り下ろし脱穀する農具、同「連枷」
◆「榴槤リュウレン」、ドリアンdurian、アオイ科ドリアン属の木、またその果実、同「榴蓮」 {ドリアン}
木4+10=総画数14 U+69F0 [ホウ/] 𣟀𣝘
◆草木が盛んに繁るさま
木4+10=総画数14 U+6A21 [ボ、モ/]
◆目的の形に造るための木製の型かた、土製は「型」、竹製は「範」
◆手本、基本や標準となるもの
◆ものの形や大きさ
◆手本や基準となるものの形や大きさに似(に)せる、手本とするものに倣(なら)う
◆よく見えないものを手で触れて確かめる、同「摸」
◆「模糊モコ」、輪郭がぼやけてはっきりしないさま、同「糢糊」
筆順
木4+10=総画数14 U+6A2E [/ほくそ]
◆[日]地名用字、「樮川(ほくそがわ、和歌山県日高郡印南町)」
筆順
木4+10=総画数14 U+6A3A [カ、ゲ/かば、かんば] 桦𣛛
◆カバ(樺)、カバノキ(樺の木)、カバノキ科の木 {カバノキ}
◆[日]かば、赤味を帯びた茶色
筆順
髟部
木4+10=総画数14 U+FA14 [キョ、コ/けやき] 欅櫸𣟱榉
◆ケヤキ(欅)、ニレ科ケヤキ属の木 {ケヤキ}
◆「欅柳キョリュウ」、シナサワグルミ(支那沢胡桃)、クルミ科サワグルミ属の木、同「柜柳」 {シナサワグルミ}
◆「山毛﨔サンモウキョ」、ブナ(橅)、ブナ科ブナ属の木、同「殼斗カクト」 {ブナ}
𠓸入部
𠨇卜部
𣍃曰部
𣔿木4+10=総画数14 U+2353F [カン、ゲン/] 㯺𣠿
◆書物や衣類を収納するための大きな蓋付きの箱、また扉の付いた戸棚や箪笥(たんす)
◆田畑の土が堅いさま、同「𡒓」
𣕤木4+10=総画数14 U+23564 [未詳/]
◆未詳
𣖫木4+10=総画数14 U+235AB [コク/]
◆カジノキ(梶の木)、クワ科コウゾ属の木、樹皮を紙の原料とする、別名「构樹・構樹コウジュ」、同「楮」 {カジノキ}
𣖯木4+10=総画数14 U+235AF [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:沁第五十二:䈜𣖯】墨漬筆也」「【五音集韻:卷十二:沁第十:䈜𣖯】䈜墨工人具」
𣖱木4+10=総画数14 U+235B1 [サイ、セ/]
◆木の節(ふし)、同「樶」
𣖳木4+10=総画数14 U+235B3 [ケン、ゲン/]
◆木を切ったり割ったりするときに下に置く台、同「椹」
◆穀物を保管する円形に木を組んだ倉庫、同「廪」
𣖴木4+10=総画数14 U+235B4 [チョク、ジキ/ただ・ちに、じか、じき、す・ぐ、なお・す、なお・る、ひた] 直𥄂𡇛𣖇𠅺𣖈𣓟
◆ものをまっすぐによく見る
◆まっすぐなさま、曲がったり折れたり歪(ゆが)んだりしない(していない)さま、「正直ショウジキ(まっすぐなこと、嘘や偽りがないこと)」
◆まっすぐにする、曲がりや歪みや誤りなどを正(ただ)す
◆当たる、担当タントウする、「当直トウチョク(当番、交代で務める職務の番に当たること)」
◆値(あたい)、値(あたい)する、相当ソウトウする
注解:「直」は「十ジュウ(たくさん、全て)」「目」「𠃊イン・オン(隠れる)」で「隠れているものも見逃さないようによく見る」の意の会意文字
𣖵木4+10=総画数14 U+235B5 [サ、ザ、サン、ザン/]
◆「𣖵接サセツ」、バラ科サクラ属(元スモモ属)の果樹の名、未詳、「櫖李」「麦李」とも呼ばれる
𣖸木4+10=総画数14 U+235B8 [テイ、ダイ/]
◆米を磨(と)ぐための棒
𣖹木4+10=総画数14 U+235B9 [ジョ、ニョ/]
◆「淭𣖹キョジョ」、熊手くまで、柄(え)の先に"¬"状の爪(つめ)を並べて取り付けたもので、落葉・枯草などを搔(か)き集めたりするための道具、「渠䟽キョソ」「竹杷チクハ(さらい)」
𣖻木4+10=総画数14 U+235BB [カイ/]
◆酒器、同「𥁐」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:𣖻】呼改切酒𣖻也」「【集韻:卷五:上聲上:海第十五:𣖻𨡬𥁐】酒器」「【正字通:辰集中:木部:𣖻】呯改切音海洒器以木爲之」
𣖿木4+10=総画数14 U+235BF [シ/]
◆垂直に立てた(木製の)短い柱や棒、杭(くい)、同「杙」
𣗀木4+10=総画数14 U+235C0 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:辰集中:木部:𣒉】《類編》同楷(【類編:木部:𣒉】は「𣒉」)
𣗁木4+10=総画数14 U+235C1 [トン、ドン/]
◆農具、未詳「【字彙補:辰集:木部:𣗁】同悶切音鈍田器」
𣗂木4+10=総画数14 U+235C2 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣗂】與楚同出漢袁君碑」
𣗄木4+10=総画数14 U+235C4 [/たらのき]
◆[日]「𣗄代(たらのきだい)」、地名、山形県鶴岡市、現「たらのき代」
𣗆木4+10=総画数14 U+235C6 [ハン、バン/]
◆浅い盆ボンや皿状の器、また似た形の楽器(シンバルcymbalsのような楽器か?)、同「槃」「【六家詩名物疏:卷十六:考𣗆篇:𣗆】朱子引陳氏云考扣也𣗆器名蓋扣之以節歌如鼓盆拊𦈢之為樂也…○大學疏云沐浴之盤(按…盤有以銅為者史記毛遂奉銅𣗆是也…合諸侯之禮蓋以𣗆盛血)」
◆未詳「【後漢紀(嘉靖本):後漢孝靈皇帝紀:中卷第二十四】光和元年春二月…內親張仲外任山甫抑止*𣗆游留思…(《欽定四庫全書》本他では「*槃」)
𣗊木4+10=総画数14 U+235CA [バン、マン/]
◆木名、「樠木マンボク」、未詳「【漢書(前漢書):卷九十六下:西域傳第六十六下】烏孫國…山多松樠(…樠木名其心似松…)不田作種樹,…」
◆樹液や脂(やに)が木から滲(し)み出るさま、「樠樠マンマン」
◆「液樠エキマン」、松脂(まつやに)、同「𣓈」「【說文解字注:木部:樠】松心木(疑有奪誤當作松心也一曰樠木也…又松心有脂莊子所謂液樠廣韵養韵釋𣓈曰松脂正樠爲松脂之誤也…)」
𣗋木4+10=総画数14 U+235CB [トウ/]
◆カラスザンショウ(烏山椒)、ミカン科サンショウ属の木、別名「食茱萸ショクシュユ」「越椒エツショウ」「【爾雅翼:卷十一:釋木三:欓】風土記曰三香椒欓薑欓出閩中江東其木似椿莖間有刺子辛辣如椒」 {カラスザンショウ}
◆木製の桶(おけ)
𣗔木4+10=総画数14 U+235D4 [未詳/]
◆未詳
𣗖木4+10=総画数14 U+235D6 [未詳/]
◆団栗(どんぐり)、コナラ(小楢)・クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などのブナ科の木の実、同「橡」「【十六國春秋:卷十五:後趙錄五:石虎上】…山澤採橡(一作𣗖)捕魚…」
◆地名用字「【江西通志:卷一百十:邱墓:宋】知州胡敦實墓在靖安𣗖榔山」
𣗙木4+10=総画数14 U+235D9 [ダ、ナ/]
◆嫋(たお)やかなさま、木の枝が長くしなやかに伸びているさま、同「儺」
𣗜木4+10=総画数14 U+235DC [未詳/]
◆未詳
𣗥木4+10=総画数14 U+235E5 [キョク、コク/]
◆棘(いばら)、刺(とげ)のある木、同「棘」「【廣韻:去聲:霰第三十二:荐:栫】圍也左傳云栫之以𣗥」
漢字林(非部首部別)
𣗪木4+10=総画数14 U+235EA [タ、ジャ/]
◆チャ(茶)、チャノキ(茶の木)、ツバキ科ツバキ属の木、同「茶」 {チャノキ}
𣗳木4+10=総画数14 U+235F3 [シュ、ジュ/き] 樹树𡬾𣕒𣚤𢒳
◆木本モクホンの植物のうち地面から垂直に伸び立った木、立ち木、木本の植物の総称は「木」、切った木を「材」
◆木を植え大きく高く育てる
◆まっすぐに立てる、しっかりと立てる
𣗴木4+10=総画数14 U+235F4 [リツ、リチ/くり] 栗㮚𣡼𣡷
◆クリ(栗)、ブナ科クリ属の果樹、またその実 {クリ}
◆(栗の木は堅く腐りにくいことから)堅い
◆慄(おのの)く、恐れや寒さで体が震える、同「慄」
𣗵木4+10=総画数14 U+235F5 [コウ/]
◆担(かつ)ぐ、担ぎ上げる、同「掆」「舁」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣗵棡】二俗古浪古郎二反正從手作掆舁也」
◆硬い、硬く強い、同「剛」「【字彙補:辰集:木部:𣗵】同剛」
𣗶木4+10=総画数14 U+235F6 [トウ、ドウ/] 𣝋
◆「榙𣝋トウトウ」、果樹名、未詳、スモモ(李、バラ科サクラ属)に似た実が成るという、同「榙𣗶」
注解:「【史記集解:卷百一十七:司馬相如列傳第五十七】隱夫鬱棣榙{⿰木(⿱罒水)}荔枝(…榙{⿰木(⿱罒水)}似李…)」
𣗷木4+10=総画数14 U+235F7 [ケン、コン/]
◆牛の鼻に通す木製また鉄製の輪、同「𢍕」
◆木を曲げて作った円形の器、同「𥁠」「棬」
𣗽木4+10=総画数14 U+235FD [ヒ、ビ/]
◆軒(のき)や庇(ひさし)、屋根の建物から先に張り出した部分、またそれを支える木、同「檐」「梠」
𣘀木4+10=総画数14 U+23600 [未詳/]
◆人名用字「【苑洛集:卷十四:惡逆攅害尊長搆賊殺死多命賄官枉法故勘肆獄淹禁生靈乞恩差官急救以伸大寃以決乆訟等事】…輔國將軍表檬表桐表𣘀健訟…表𣘀平民被其打嚇…」
𣘏木4+10=総画数14 U+2360F [未詳/]
◆未詳
注解:「木」を含まないが「木部」に含める、「㮤」の異体字と考えてのことか?
𣘐木4+10=総画数14 U+23610 [キョク、コク/]
◆棘(いばら)、刺(とげ)のある木、同「棘」「【字彙補:辰集:木部:𣘐】俗棘字袁桷七觀不𣘐不茨」
漢字林(非部首部別)
𣘑木4+10=総画数14 U+23611 [ケイ、キョウ/] 檾𤍔
◆イチビ(苘麻)、アオイ科イチビ属の草、茎の皮から麻に似た白っぽい繊維を作る、同「苘」「𪎨」、同「白麻ハクマ」 {イチビ}
𣘒木4+10=総画数14 U+23612 [カン、ケン/] 榦𠏉
◆(壁や塀の一部を成す)扉・戸・窓・門などの両脇の柱、壁や塀の角(すみ)や両端に立てる丈夫な柱は「楨」
◆木の幹(みき)
𣘓木4+10=総画数14 U+23613 [ハイ、ヘ、ハ、ベ/] 𣞻
◆土を掘り返して土を砕き平らにする櫛状の歯を取り付けた農具、同「䎱」「䥯」「耙」「【農政全書:卷六:農事:營治上】…先以鐡齒𣞻縱横𣞻之然後插犂細耕…」 {農具(犂耙)}
𣘔木4+10=総画数14 U+23614 [未詳/]
◆未詳
𣘡木4+10=総画数14 U+23621 [未詳/]
◆木名、未詳「【集韻:卷三:平聲三:戈第八:𣘡】木名」「【正字通:辰集中:木部:𣘡】俗桫字」
𣘻木4+10=総画数14 U+2363B [タ、ジャ/]
◆チャ(茶)、チャノキ(茶の木)、ツバキ科ツバキ属の木 {チャノキ}
◆トウキササゲ(唐楸)、ノウゼンカズラ科キササゲ属の木 {トウキササゲ}
𣙘木4+10=総画数14 U+23658 [未詳/]
◆未詳
𣙷木4+10=総画数14 U+23677 [ボウ、モウ/]
◆「𣙷果ボウカ」、マンゴーmango、ウルシ科マンゴー属の果樹、同「芒果」、別名「菴羅アンラ」「菴摩羅アンマラ」 {マンゴー}
𥈸目部
𦋗网部
㮿木4+11=総画数15 U+3BBF [ヒツ、ヒチ/]
◆木名、未詳「【御定歷代賦彙:卷三十七:錢塘賦】…略言其木則…楈𪴛㮿㰋…莖裛葉喬杭樛垂蓊鬱…」
木4+11=総画数15 U+3BC0 [セン、ゼン/] 𣒀
◆狩(か)りの際に使うタカ(鷹)や犬に繋(つな)ぐ長い縄(なわ)「【集韻:卷八:去聲下:綫第三十三:㯀𣒀】鷹犬絏所繫或省」
◆人名用字「【大越史記全書:本記續編卷之三:神宗淵皇帝下】十一月鄭㯀陶光饒黎有德等…(鄭㯀テイセン」「陶光饒トウコウジョウ」「黎有德レイユウトク」、いずれも越南エツナン(現ベトナム社会主義共和国)の人)
木4+11=総画数15 U+3BC1 [未詳/]
◆未詳「【廣韻:上平聲:咍第十六:𤗏:㯁】姓出姓苑」「【康熙字典:辰集中:木部:㯁】《唐韻》扶來切音𤗏姓也出《姓苑》又板也○按《姓苑》有棓姓無㯁姓正字通云俗棓字」「【古今姓氏書辯證:卷六:㯁】姓苑云㯁音扶萊切」
木4+11=総画数15 U+3BC2 [タイ/]
◆蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を置く台の横木、同「㮳」「㭙」「棏」「㯖」「【方言:第五】槌(縣蠶薄柱也度畏反)…其橫關西曰㮳(音朕亦名校音交)宋魏陳楚江淮之間謂之㯂(音帶)齊部謂之㭙(丁革反)…」
木4+11=総画数15 U+3BC3 [シツ、シチ/]
◆ウルシ(漆)、ウルシ科ウルシ属の木、またその木の樹液、同「漆」 {ウルシ}
木4+11=総画数15 U+3BC5 [ヒ、ビ/]
◆「㯅㯕ヒセイ」、木の細い枝が垂れ下がって絡み合うさま「【玉篇:卷十二:木部一百五十七:㯅】扶支切㯅㯕木下枝也…」「【蠛蠓集・卷三】糾枝龓房㯅㯕」
木4+11=総画数15 U+3BC7 [ヘイ、バイ/]
◆行馬コウバ、人馬の通行を遮(さえぎ)るために門の前に置く柵サク(木を"卌"状に組んだもの)、「梐枑ヘイゴ(幾重にも設けた柵)」「【周禮:卷第一:天官冢宰】掌舍掌王之會同之舍設梐枑再重(…梐枑謂行馬玄謂行馬再重者…)」
◆牢獄ロウゴク
木4+11=総画数15 U+3BC8 [ソク/] 樕𣙙
◆「樸㯈ボクソク」◇木名、未詳、柱(はしら)また薪(たきぎ、まき)として利用されるという、別名「㯈樸ソクボク」「槲㯈コクソク」「【爾雅注疏:釋木】樕樸心(《注》槲樕別名…《疏》樸樕一名心某氏曰樸樕槲樕也有心能𤃁江河間以作柱是樸樕爲木名也…樸樕此作樕樸…)」「【書敘指南:卷十六:五穀薪蒸】樸樕碎木曰薪材」◇[日]コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などのブナ科コナラ属の木、樹皮は生薬として利用される {コナラ} {クヌギ}
◆「㯈𧑤ソクシュ」、山名、未詳「【山海經:東山經】東山經之首曰樕𧑤之山」
木4+11=総画数15 U+3BC9 [カク、ワク/] 𣛲
◆木名、未詳「【 廣韻:上平聲:卷第一:魚第九:攄:㯉】惡木」
木4+11=総画数15 U+3BCB [エイ、ヨウ/]
◆椅子に座った時に足を載せる台
◆長方形の小箱
木4+11=総画数15 U+3BCC [未詳/]
◆「樄㯌(音未詳)」、未詳「【古文苑:卷六:王孫賦】扶嶔崟以樄㯌(一作陳椽)…(史記貨殖傳樄椽其間得所欲司馬貞注椽逐緣反樄椽猶經營馳逐也…)」
木4+11=総画数15 U+3BCD [ショウ、ソウ/] 槳桨
◆舟を漕(こ)ぐ、漕いで舟を進める
◆舟を漕ぐカヌーcanoeのパドルpaddleのような先端(或いは両端)が篦(へら)状になった道具、通常船首に向かって座り、前から後ろに向かって水を搔(か)く、体の向きと同じ方向に船が進む、同「楫」、船尾に向かって座り後ろから前に向かって水を搔くものは「櫂」、船尾で立って漕ぐものは「櫓」「艪」
筆順
木4+11=総画数15 U+3BCF [ケイ、キョウ、コク/]
◆馨(かお)る、よい香りが遠くまで漂い広がる、同「馨」
◆穀物、同「穀」
木4+11=総画数15 U+3BD1 [탱テン/]
◆[韓]カラタチ(枳、枸橘、ミカン科ミカン属の木)の実 {カラタチ}
木4+11=総画数15 U+3BDC [スイ、ズイ/]
◆木が朽(く)ちる、同「椊」
足部
鳥部
木4+11=総画数15 U+69E2 [シュウ、ジュウ/]
◆「椄槢ショウシュウ」、木材を接(つ)ぎ組む、(しっかりと)組み合わせる、またその部品「【莊子注:外篇:在宥】吾未知聖知之不為桁楊椄槢也仁義之不為桎梏鑿枘也」
木4+11=総画数15 U+69E3 [キ/]
◆箸(はし)でものを挟(はさ)み取る、同「敧」
筆順
木4+11=総画数15 U+69E5 [エイ、エ/]
◆(戦死者の遺体を郷里に送り届けるための)小さな棺(ひつぎ)
木4+11=総画数15 U+69E6 [ヨウ、ユウ/]
◆「㮧槦ウヨウ」、木名、矢柄(やがら、矢の柄、矢の棒状の部分)に用いられるという {武器(弓箭)}
木4+11=総画数15 U+69E7 [セン、ザン/]
◆文字を書くための木の板
◆書籍の版木(はんぎ)
◆木簡モッカン、文書や手紙
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+11=総画数15 U+69E8 [カク/] 椁𣠐
◆棺(ひつぎ)を納めるための木製の外箱、外棺、石製は「𥕖」
筆順
木4+11=総画数15 U+69EB [タン、ダン、セン、ゼン/] 𣏢
◆寄せ集めて纏(まと)まる、寄せ集まって丸く一塊(ひとかたまり)になる
◆丸太を輪切りにしたり板を円形に切って作った車輪の車、古く柩(ひつぎ)を載せるのに用いた車、同「輇」「輲」
筆順
木4+11=総画数15 U+69EC [カ/] 摦𢶎
◆横に広いさま
木4+11=総画数15 U+69ED [シュク、スク、サク、シャク/]
◆カエデ(楓)、ムクロジ科カエデ属の木 {カエデ}
◆木の葉が散り落ちて枝だけになるさま
筆順
木4+11=総画数15 U+69EE [シン/] 椮𣚈𣟹
◆木がまっすぐに高く伸びるさま
◆「櫹槮ショウシン」◇草木が盛んに茂るさま◇花や葉が散って枝や幹だけになるさま
◆水中に柴などを積んで魚を捕る仕掛け、同「罧」
木4+11=総画数15 U+69EF [サイ/]
◆木名、未詳、杖などに用いるという
木4+11=総画数15 U+69F1 [ユウ、ユ/] 𣜃𤍕梄𥟁𥙫禉
◆積み上げて燃やすための薪(たきぎ)、またそれを燃やして天神を祭る、またその祭礼
木4+11=総画数15 U+69F2 [コク、ゴク/] 𣘳
◆カシワ(柏)、ブナ科コナラ属の木、別名「柞櫟サクレキ」 {カシワ}
◆「槲櫟コクレキ」、ナラガシワ(楢柏)、ブナ科コナラ属の木 {ナラガシワ}
◆「槲寄生コクキセイ」、ヤドリギ(宿木・寄生木)、他の木に寄生する植物、またヤドリギ属・ヒノキバヤドリギ属などの植物の称
筆順
木4+11=総画数15 U+69F3 [ショウ、ソウ/] 桨㯍
◆舟を漕(こ)ぐ、漕いで舟を進める
◆舟を漕ぐカヌーcanoeのパドルpaddleのような先端(或いは両端)が篦(へら)状になった道具、通常船首に向かって座り、前から後ろに向かって水を搔(か)く、体の向きと同じ方向に船が進む、同「楫」、船尾に向かって座り後ろから前に向かって水を搔くものは「櫂」、船尾で立って漕ぐものは「櫓」「艪」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+11=総画数15 U+69F4 [コ、ゴ、グ/]
◆文書などを入れる箱「【盤洲文集:卷六十三:跋登瀛圖】…書槴印室筆墨巾羃用之器…」
◆魚を獲(と)る道具「【漁洋山人精華録:卷三:午食得鱸】…錦湖岸日拋𣟹槴臨清渠」
木4+11=総画数15 U+69F5 [カン、ゲン/]
◆ムクロジ(無患子)、「無槵ムカン」「木槵モクカン」ともいう、ムクロジ科の木、「槵子カンシ・木槵子モクカンシ」はムクロジの実或いは種を指し、種は黒く丸く硬(かた)いことから数珠ジュズなどに使われる他、種を包む殻(から)いは石鹸の代用にもする {ムクロジ}
木4+11=総画数15 U+69F6 [カイ、ケ/くぬぎ]
◆竹製の四角い箱状の容器、籠(かご)、またその底箱(そこばこ)
◆婦人が頭を包む頭巾、その上に冠などを被(かぶ)り簪(かんざし)などで留めるという、同「幗」
◆[日]クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木 {クヌギ}
木4+11=総画数15 U+69F7 [ゲツ、ゲチ/]
◆木製の楔(くさび)
◆門の中央の地面に打ち込む短い杭(くい)、同「臬」「闑」
◆練習用の矢の的(まと)の中心、同「臬」
木4+11=総画数15 U+69F8 [ゲイ、ゲ/] 𣞕
◆枝が揺れて互いに擦(こす)れ合う
木4+11=総画数15 U+69F9 [コウ/] 槔橰
◆「桔槹・桔𣓌ケッコウ」、棹(さお)の先に縄で吊るした桶(おけ)を取り付け水を汲み上げる仕掛け、はね釣瓶(つるべ)
筆順
木4+11=総画数15 U+69FA [コウ/]
◆「槺梁コウロウ・コウリョウ」、中に何もなくがらんとしているさま、ぽっかりと空いているさま、同「䆲䆡・㝩㝗コウロウ」
◆「槺榔コウロウ」、ソテツジュロ(蘇鉄棕櫚)、ヤシ科ナツメヤシ属の木 {ソテツジュロ}
木4+11=総画数15 U+69FB [キ/つき]
◆木名、未詳、大変強靭で弓などに用いるという「【廣韻:上平聲:支第五:𩓸:槻】木名堪作弓材」「【漢語大字典:木部:槻】木名。木犀科梣属的几种植物」
◆[日]ツキ(槻)、ケヤキ(欅)の別称、ニレ科ケヤキ属の木 {ケヤキ}
筆順
木4+11=総画数15 U+69FC [キ/のり] 規规䂓椝
◆ぶんまわし(規)、コンパスcompass、正しく円を描く道具、直線や角度を描く道具は「矩」
◆基準・標準となるもの、基準・標準とすべき決まりごと
◆基準・標準となるものに従って長さや程度など測る
◆「槼榘キク」◇コンパスcompassと物差しruler◇行動や判断・評価などの則(のっと)るべき基準
木4+11=総画数15 U+69FD [ソウ、ゾウ/] 𣡘
◆飼葉桶(かいばおけ)、牛馬などの家畜の飼料シリョウを入れる桶(おけ)、同「皁」「櫪」「樎」
◆水や酒を入れる比較的大きな(方形の)容器、「水槽スイソウ」「酒槽シュソウ」
◆液体を溜(た)め置く窪(くぼ)み、或いは溝(みぞ)
筆順
木4+11=総画数15 U+69FE [バン、マン、モン/]
◆木鏝(きごて)、壁土を塗る木製の鏝(こて)、同「杇」
◆軒(のき)、屋根の建物から先に張り出した部分
筆順
槿木4+11=総画数15 U+69FF [キン、コン/むくげ]
◆「木槿モクキン」、ムクゲ(木槿)、アオイ科フヨウ属の木、またその花、同「椴」「櫬」「蕣」「葮」 {ムクゲ}
筆順
木4+11=総画数15 U+6A00 [テキ、チャク/] 𣚌
◆軒(のき)や庇(ひさし)、屋根の建物から先に張り出した部分、またそれを支える木、同「檐」「【營造法式:補遺:檐】其名有十四一曰宇二曰檐三曰樀四曰楣五曰屋垂六曰*㭒七曰櫺八曰聨櫋九曰橝十曰庌十一曰廡十二曰槾十三曰㮰十四曰庮(「*梠」の誤り)
木4+11=総画数15 U+6A01 [ショウ、シュ/]
◆地面などに垂直に打ち込んだ杭(くい)
◆舂(つ)く、撞(つ)く、同「舂」「摏」
◆事柄(ことがら)を数える語、同「件」
木4+11=総画数15 U+6A02 [ラク、ガク/たの・しい、たの・しむ] 楽𣠋乐
◆音を奏(かな)でる、「音楽オンガク」
◆調和が取れて心地よい、心や体を煩(わずら)わせるものが何もなく安らかで快い、悦(よろこ)ばしい
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+11=総画数15 U+6A03 [ロウ/]
◆果樹名、未詳、実はウメ(梅)・アンズ杏に似て、種はモモ(桃)に似るという「【本草綱目:卷二十九:果部:樃梅】《集解》時珍曰樃梅出均州太和山…樃木梅實杏形桃核…)」
木4+11=総画数15 U+6A04 [チン、ジン/]
◆「樄㯌(音未詳)」、未詳「【古文苑:卷六:王孫賦】扶嶔崟以樄㯌(一作陳椽)…(史記貨殖傳樄椽其間得所欲司馬貞注椽逐緣反樄椽猶經營馳逐也…)」
木4+11=総画数15 U+6A05 [ショウ、シュ/もみ]
◆モミ(樅)、マツ科モミ属の木、同「冷杉レイサン」 {モミ}
◆木が高く聳(そび)えるさま
筆順
木4+11=総画数15 U+6A06 [リ/]
◆ヤマナシ(山梨、バラ科ナシ属の木)、自生(野生)のナシ(梨)、植栽しているものは「梨」 {ヤマナシ}
◆未詳「【集韻:卷一:平聲聲:支第五:樆】布木也」
木4+11=総画数15 U+6A07 [シュウ、ス、シュ/]
◆木名、未詳
◆人名用字「【大越史記全書:卷之十八:神宗淵皇帝下】…鄭樇為副將…」「【江西通志:卷四十六:俱知筠州】洪樇(朝請大夫嘉定三年任)」
木4+11=総画数15 U+6A08 [キョウ/]
◆鑿(のみ、木に穴を掘る道具)の柄
木4+11=総画数15 U+6A09 [ソウ、ショウ/] 𣜪
◆木名、未詳
◆「朱樉シュソウ」、太祖タイソ(朱元璋シュゲンショウ、明朝初代皇帝)」の次男、1356年~1395年「【明史:卷一百十六:列傳第四:諸王】…秦愍王樉太祖第二子洪武三年封…」
木4+11=総画数15 U+6A0A [ハン、ボン/] 𤕩
◆木を組んだ垣根(かきね)や柵(さく)、同「棥」「藩」
◆囲い込む、取り囲む
◆鳥獣などが逃げ出さないように被(かぶ)せる籠(かご)
◆入り混じるさま、乱雑なさま、「樊然ハンゼン」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+11=総画数15 U+6A0B [トウ、ツウ/とい、ひ]
◆木名、未詳、【正字通】は「蓪」と同義とする、また一説に「木通」の合字で「アケビ(木通、アケビ科アケビ属の蔓性の木)」とする「【正字通:辰集中:木部:樋】俗字舊註音通汎云木名誤與艸部通艸作蓪同」
◆とい、ひ、水を通すための筒(つつ)状また筒を半分に割ったような形状のもの「【安平縣雜記:(農)工業:製造】…車下用桶收汁、付出樋管、流落澄清桶…」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+11=総画数15 U+6A0C [カン/]
◆枝がこんもりと茂る、はっきりとした幹がなく根元から何本かの枝を出す木、灌木カンボク、別名「低木」、同「灌」 {低木}
筆順
木4+11=総画数15 U+6A0D [サク/]
◆ギョリュウ(御柳・檉柳)、ギョリュウ科ギョリュウ属の木
木4+11=総画数15 U+6A0E [シュク、スク/]
◆飼葉桶(かいばおけ)、牛馬などの家畜の飼料シリョウを入れる桶(おけ)、皁櫪ソウレキ、「樎皁シュクソウ」、同「皁」「櫪」「槽」
木4+11=総画数15 U+6A0F [ルイ/わりご]
◆山道を行く時に乗る駕籠(かご)、或いは輿(こし)、同「欙」
◆わりご(破子、破籠、樏)、(仕切皿や絵具皿のような)仕切りが付いた皿状の器
◆木名、実は殻がなく皮があるという、未詳
木4+11=総画数15 U+6A10 [ロ/やぐら] 櫓橹㯭
◆城壁などに設けた高い物見台、望楼ボウロウ
◆壁のように木や板を組んだ大きな盾(たて)
◆(通常船尾で立った状態で)舟を漕(こ)ぐ棒状の道具、同「艪」
◆[日]木を高く組んだ構築物、四本足の台状のものや工事用の足場など
木4+11=総画数15 U+6A11 [リョウ、ロウ/]
◆二本或いは複数の柱はしら・支柱シチュウ(上部のものを支えるために垂直に立てた柱)の上に横に架け渡す木、建物の梁(はり)、同「梁」
木4+11=総画数15 U+6A12 [ビツ、ミツ、ミチ/しきみ]
◆香木の名、ジンコウ(沈香、ジンチョウゲ科ジンコウ属の常緑高木)の類とされる、同「櫁」F{ジンコウ}
◆人名用字「【弇山堂別集:卷七十:一字謚:靖】…崇王祐樒…」「【明史:卷一百十六:列傳第四:諸王】…新會王睦樒號於衆…」
◆[日]シキミ(樒)、マツブサ科シキミ属の木、同「梻」 {シキミ}
筆順
木4+11=総画数15 U+6A13 [ロウ、ル/] 楼𩫰
◆二階建て以上の高い建物、何層にも重なっているような高い建物、階数(建物内部の床の層数)と層数(建物外観の層数)は別で、ここでは二層以上になっているものを指す
◆構築物の上に建てた建物、城壁など上に建てた櫓(やぐら)
筆順
木4+11=総画数15 U+6A14 [ソウ、ジョウ/]
◆木や高く組んだ櫓の上に作った粗末な見張り小屋
◆掬(すく)うようにして魚を捕る笊(ざる)のような形の漁具、同「罺」
筆順
木4+11=総画数15 U+6A15 [ソク/] 𣙙㯈
◆「樸樕ボクソク」◇木名、未詳、柱(はしら)また薪(たきぎ、まき)として利用されるという、同「樕樸ソクボク」、別名「槲樕コクソク」「【爾雅注疏:釋木】樕樸心(《注》槲樕別名…《疏》樸樕一名心某氏曰樸樕槲樕也有心能𤃁江河間以作柱是樸樕爲木名也…樸樕此作樕樸…)」「【書敘指南:卷十六:五穀薪蒸】樸樕碎木曰薪材」◇[日]コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などのブナ科コナラ属の木、樹皮は生薬として利用される {コナラ} {クヌギ}
◆「樕𧑤ソクシュ」、山名、未詳「【山海經:東山經】東山經之首曰樕𧑤之山」
木4+11=総画数15 U+6A16 [コウ/]
◆木の枝が揺れて擦れ合う
木4+11=総画数15 U+6A17 [チョ/おうち、あふち]
◆ニワウルシ(庭漆)、ニガキ科ニワウルシ属の木 {ニワウルシ}
◆「樗櫟チョレキ」、(「樗」も「櫟」も用途がない木であることから)役に立たない人、自分を謙遜して言う場合に用いる
◆「樗蒲・摴蒲チョホ」、五枚の棒状の板を使う古代のボードゲームboard game 「摴」参照
◆[日]おうち、あふち、センダン(栴檀)の古名、センダン科センダン属の木 {センダン}
筆順
木4+11=総画数15 U+6A18 [トウ、ドウ/]
◆上部のものを支える柱、支柱、同「橖」
◆門や戸などの框(かまち、枠組み)
◆"□"字状の枠組みに"/""\""×"字状に斜めに渡し支える柱、斜交い(はすかい)、筋交い(すじかい)、同「橕」
木4+11=総画数15 U+6A19 [ヒョウ/しるし、しるべ、しめ] 𣠙标
◆高く伸びた木の先の枝、梢(こずえ)
◆物事の先端
◆目印、場所を示す印(しるし)、案内や識別のための印
◆高く掲(かか)げる、はっきりと目立たせる
筆順
木4+11=総画数15 U+6A1A [ロク/]
◆「樚櫨ロクロ」、井戸の釣瓶(つるべ)を上げ下げするための回転する円筒状(丸い棒状、或いは滑車状)の装置、同「轆轤」
◆「樚木ロクボク」、別名「醉魚草スイギョソウ」、トウフジウツギ(唐藤空木)、ゴマノハグサ科フジウツギ属の木 {トウフジウツギ}
木4+11=総画数15 U+6A1B [キュウ、リョウ/] 𣚉
◆木の枝が垂れる、縺(もつ)れ合うように垂れる、同「朻」
◆縺れ合う、絡(から)まる、同「繆」「糾」
◆「樛流キュウリュウ」、くねくねと絡み合い縺れ合うように行くさま、「剹流」
筆順
木4+11=総画数15 U+6A1C [シャ/] 𣙃
◆ハリグワ(針桑)、クワ科ハリグワ属の木、同「柘」 {ハリグワ}
木4+11=総画数15 U+6A1D [サ、シャ/] 𣙁
◆「山樝サンサ」「山樝子・山楂子・山柤子サンザシ」、バラ科サンザシ属の木、一般に「山樝」は植物名で、「山樝子」はその実を指し薬用とする {サンザシ}
◆「榠樝・榠楂メイサ」、カリン(花梨)、バラ科カリン属の木、またその実、別名「木瓜モッカ」」(日本で「木瓜」はボケ(木瓜、バラ科ボケ属の木、学名Chaenomeles speciosa、中国名「皺皮木瓜シュウヒモッカ」)を指す」) {カリン}
筆順
木4+11=総画数15 U+6A1E [シュ、ス、スウ/とぼそ、とまら、くるる]
◆開き戸(押したり引いたりして開閉する戸)を開閉する際に回転軸となる部分の、扉の上("∩"字状)下("∪"字状)の突起(「枢、とまら」という)とその突起を差し込む穴(「枢、とぼそ」という)、またそのような扉を開閉する仕掛け(「枢、くるる」という)、「戸樞コスウ」「樞軸スウジク」
◆物事を動かす(物事の動きの)中心となるところ、要(かなめ)となる部分、「樞要スウヨウ」「樞機スウキ」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+11=総画数15 U+6A1F [ショウ/くす、くすのき]
◆クスノキ(樟)、クスノキ科ニッケイ属の木、別名「櫲樟・豫樟・豫章ヨショウ」 {クスノキ}
◆「樟脳ショウノウ」、古くクスノキの枝や葉などを蒸留することで得らた結晶、薬用・防虫・防腐などとして利用される
筆順
木4+11=総画数15 U+6A20 [バン、マン/] 𣗊
◆木名、「樠木マンボク」、未詳「【漢書(前漢書):卷九十六下:西域傳第六十六下】烏孫國…山多松樠(…樠木名其心似松…)不田作種樹,…」
◆樹液や脂(やに)が木から滲(し)み出るさま、「樠樠マンマン」
◆「液樠エキマン」、松脂(まつやに)、同「𣓈」「【說文解字注:木部:樠】松心木(疑有奪誤當作松心也一曰樠木也…又松心有脂莊子所謂液樠廣韵養韵釋𣓈曰松脂正樠爲松脂之誤也…)」
木4+11=総画数15 U+6A22 [チョウ/]
◆ツタ(蔦)、ブドウ科ツタ属の蔓性の木本、また樹木などに絡からまりながら根を張る蔓性植物の総称、同「蔦」 {ツタ}
筆順
木4+11=総画数15 U+6A23 [ヨウ/さま]
◆物事の性格や状態、また姿や形、あり方また見掛け
◆形や姿、状態やあり方、方法や方式、同「𢳌」
◆形や姿・状態やあり方・方法や方式などの種類を数える語
◆クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木 {クヌギ}
◆簡「样」
◆[日]人に対して敬意を表す接尾語
筆順
木4+11=総画数15 U+6A24 [チョウ、ジョウ/]
◆小枝、細く長い枝、同「條」
◆未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:樤】徒彫切柚樤也亦作條」
◆「朱拱樤シュキョウチョウ」、明代(1368年~1644年)の王族朱宸澮シュシンカイ(1474年~1500年)の子「【欽定續文獻通考:卷二百五:寧國宗屬】…宸澮子拱樤…」
木4+11=総画数15 U+6A25 [ホウ/]
◆未詳「【類篇:卷六上:木部:樥】梁上槅」
木4+11=総画数15 U+6A26 [チュウ/]
◆楽器、弦楽器、楽器を演奏する
木4+11=総画数15 U+6A27 [サツ、セツ、セチ/] 榝𣛶
◆ゴシュユ(呉茱萸)、ミカン科サンショウ属の木、果実の表面には多くの疣(いぼ)状の突起が並ぶ、別名「茱萸シュユ」、同「蔱」「【爾雅翼:卷十一:釋木三:榝】一名藙今之茱茰也其味苦辛置之食中能去臭」 {ゴシュユ}
木4+11=総画数15 U+6A29 [ケン、ゴン/] 權权
◆秤(はかり)、また秤に使う分銅フンドウ(重さの基準となる金属の塊)
◆重さを量(はか)る、状況を量りそれに応じて釣り合いを取る
◆釣り合いを左右することができる重み、また力、また立場
◆物事を左右できる力や立場を利用して支配・指揮する
◆仮の、一時的な、一時しのぎに、その場限りに、苟且コウショ
筆順
木4+11=総画数15 U+6A2A [コウ、オウ/よこ]
◆(垂直に立つ柱に対して)水平に渡した木
◆(垂直に対して)水平の方向、(前後に対して)左右の方向、(南北に対して)東西の方向、上下・南北・前後の方向を「縦」
◆長く延(の)びているもの(線状のもの)の直角方向、「横断オウダン」
◆道筋から外(はず)れる、またはみ出る、道理から外れる
◆一面に広がる「【禮記注疏(禮記正義):卷五十一:孔子閒居】…以橫於天下…(《注》…横充也…)」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+11=総画数15 U+6A2C [ソウ、ス/]
◆小さな筒(つつ)状の容器、同「𣚜」「檧」「【方言:第五】箸筩(盛朼箸籫也)陳楚宋魏之間謂之筲(鞭鞘)或謂之籝(…)自𨵿而西謂之桶檧」「【正字通:辰集中:木部:棇】同𣚜俗省」
◆タラノキ(楤木)、ウコギ科タラノキ属の木、同「楤」 {タラノキ}
木4+11=総画数15 U+6A2D [未詳/]
◆未詳
木4+11=総画数15 U+6A2F [ショウ、ゾウ/] 檣𣞱𣝿𣞋𣞸
◆帆柱(ほばしら)、船の帆を張るための柱、同「艢」「𤕽」
木4+11=総画数15 U+6A30 [/たら]
◆[日]姓用字、「樰沢(たらさわ)」
木4+11=総画数15 U+6A31 [オウ、ヨウ/さくら] 櫻桜
◆サクラ(桜)、バラ科サクラ属などの植物の称 {サクラ}
◆「樱桃オウトウ」、カラミザクラ(唐実桜)、別名シナミザクラ(支那実桜)、バラ科サクラ属の木、またその実(さくらんぼ・さくらんぼう、桜桃・桜ん坊)、日本では果実を食用とするサクラ類の植物を指す {カラミザクラ}
◆「毛樱桃モウオウトウ」、ユスラウメ(山桜桃・梅桃・桜桃)、バラ科スモモ属の木、またその実 {ユスラウメ}
木4+11=総画数15 U+6A65 [チョ/]
◆木の杭(くい)
◆標識ヒョウシキや立札(たてふだ)、同「楬」
辰部
𣖲木4+11=総画数15 U+235B2 [シ、ジ/] 𣐑𣒽𣓄
◆木名、未詳「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣐑】疾移反無𣐑木一名榆」「【廣韻:上平聲:支第五:疵:𣐑】無𣐑木一名榆」(「【爾雅注疏:釋木】棆無疵(《注》棆木也無疵病因名之郭云棆楩屬似豫章案楩及豫章皆南方大木之名也)」とある、「無𣐑(𣖲)」と「無疵」、「榆」と「棆」の違いはあるが同一のものか?)
𣖶木4+11=総画数15 U+235B6 [ボク、モク/] 楘𨎸𨍎𥠪
◆轅エン(ながえ)に巻きつけ補強すると同時に飾りとする帯、同「鞪」
𣘕木4+11=総画数15 U+23615 [シン、ジン/] 梣𣠟
◆トネリコ(梣)、モクセイ科トネリコ属の木、皮は「秦皮シンピ」と呼ばれ薬用として用いる、また木は堅く建材やバットbatなどに用いられる {トネリコ}
𣘖木4+11=総画数15 U+23616 [ケン/] 𢳚
◆摴蒱チョホ(五枚の棒状の板を使う古代のボードゲームboard game)の組み合わせの一つ、「黒黒犢雉白」或いは「黒犢犢白白」の組み合わせ、「摴」参照「【五木經】𤱂采六開塞塔禿撅𢳚 𤱂賤也其采義未詳」(「𤱂采」は点数が低い組み合わせをいい、「開・塞・塔・禿・撅・𢳚(いずれも組み合わせの名)」が下位六組、但し【維基百科Wikipedia:樗蒲】によれば「開」は上位六組の一つとなっている)
𣘘木4+11=総画数15 U+23618 [シン/]
◆長い木の棒、同「杠」
◆寝台の座面の簀子サクシ(すのこ)状に渡した横木
◆ハシバミ(榛)、カバノキ科ハシバミ属の木、英名を「ヘーゼルhazel」といい実は「ヘーゼルナッツhazelnut」と呼ばれる、同「榛」 {ハシバミ}
𣘙木4+11=総画数15 U+23619 [ホウ、ボウ/]
◆木の棒、同「棓」
𣘛木4+11=総画数15 U+2361B [トウ/]
◆木名、未詳
◆草木を切った後の地上に出ている部分と根、同「蔸」「【正字通:辰集中:木部:𣘛】當鉤切音兜木{⿰木𥃩}入土無枝椏者俗曰𣘛」
𣘜木4+11=総画数15 U+2361C [チ/]
◆笞(むち、竹製の鞭むち)、タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)を割り薄く平らに削(けず)った棒、またそれで叩(たた)く、笞打つ、同「笞」「𢲹」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣘜】俗丑之反擊也正作笞」
𣘝木4+11=総画数15 U+2361D [セン/]
◆「桾𣘝・桾杄クンセン」、マメガキ(豆柿)、カキノキ科カキノキ属の木、別名「梬棗エイソウ」「軟棗・㮕棗ゼンソウ」「黒棗コクソウ」 {マメガキ}
𣘠木4+11=総画数15 U+23620 [カン/] 𣔼
◆柄(え)、器物に取り付けて手で握るための棒、まっすぐで長い棒、同「竿」
𣘤木4+11=総画数15 U+23624 [サツ、セチ/]
◆木名、未詳
◆草木が揺れて擦れ合う音
𣘥木4+11=総画数15 U+23625 [ヘイ/]
◆木名
𣘦木4+11=総画数15 U+23626 [エイ、アイ/]
◆木名、木は黒く艶があり堅いという、別名を「烏木ウボク」「【正字通:辰集中:木部:𣘦】同黟黑木一曰𨶲木俗名烏木王會篇𨶲木𨶲茲消切木生水中黑色而灮堅若鐵古今注𣘦作毉謂之烏文木南方艸木狀文木樹高七八尺色黑如水牛𧢲木草綱目載烏樠木南人呼文如樠故也」
𣘧木4+11=総画数15 U+23627 [フ/] 柎𣏘
◆花の萼ガク(蕾・花・実を保護する役目をするもので通常小さな葉の形をしている) {萼}
◆鐘ショウ(かね)・磬ケイ・鼔コ(つづみ)などを掛ける横木(「架」という)を支える脚(あし、支柱とその下の足)、器物の足、同「櫍」
◆木を組んで作った筏(いかだ)
𣘨木4+11=総画数15 U+23628 [ア/]
◆「𣘨橠アダ」、木の枝が長くしなやかに伸びているさま「【磻溪集:卷六:望蓬萊】…垂楊𣘨橠帶煙霞…」
𣘩木4+11=総画数15 U+23629 [シ/]
◆俎板(まないた)、肉を載せて切るための台
◆小さなテーブル
𣘫木4+11=総画数15 U+2362B [コウ、ゴウ/]
◆木名、未詳
𣘭木4+11=総画数15 U+2362D [コウ、ギョウ/]
◆獣や罪人を閉じ込める檻(おり)、同「柙」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:𣘭】胡夾切𣘭檻也」
𣘯木4+11=総画数15 U+2362F [コウ/] 𦊫
◆未詳、同「䍔」「【集韻:卷四:平聲四:庚第十二:𦊫䍔𣘯】罔滿也」
𣘰木4+11=総画数15 U+23630 [コウ/] 㮓𣕲
◆こちら側と向こう側の間に渡(わた)す、こちら側から向こう側に渡る、同「亙」
𣘳木4+11=総画数15 U+23633 [コク、ゴク/]
◆カシワ(柏)、ブナ科コナラ属の木、別名「柞櫟サクレキ」 {カシワ}
◆「𣘳櫟コクレキ」、ナラガシワ(楢柏)、ブナ科コナラ属の木 {ナラガシワ}
◆「𣘳寄生コクキセイ」、ヤドリギ(宿木・寄生木)、他の木に寄生する植物、またヤドリギ属・ヒノキバヤドリギ属などの植物の称
𣘷木4+11=総画数15 U+23637 [未詳/]
◆未詳
注解:「𣝕」の異体字か?
𣘸木4+11=総画数15 U+23638 [/べんと、べんど、べんどう、あ]
◆[日]姓用字
◆[日]忍術書【萬川集海】にある忍者文字で「あ」という音を表す字 {忍者文字}
𣘹木4+11=総画数15 U+23639 [/たら]
◆[日]「𣘹原山(たららやま)」、山名、長野県長野市大岡丙
𣘺木4+11=総画数15 U+2363A [キョウ、ギョウ/はし] 橋槗桥
◆川や谷などの深く"UV"字状になっている上を横切るように板・棒・綱などを架け人が渡れるようにしたもの
◆高いところに横に掛け渡した棒、またそのような形のもの
◆高いさま、同「喬」
◆人などを乗せる台や箱などの下に二本の棒を渡し担(かつ)ぎ上げて運ぶ乗り物、輿(こし)、同「轎」
𣘼木4+11=総画数15 U+2363C [ケイ、カイ/] 棨𣙅𢧊
◆木製の通行証、割符(わりふ)
◆王公が通行する際に先導する兵が持つ布製の鞘(さや)を被(かぶ)せた儀仗用の戟(ゲキ、長い柄の先に刃を付けた武器) {武器(刀剣槍)}
𣙁木4+11=総画数15 U+23641 [サ、シャ/]
◆「山𣙁サンサ」「山𣙁子・山楂子・山柤子サンザシ」、バラ科サンザシ属の木、一般に「山樝」は植物名で、「山樝子」はその実を指し薬用とする {サンザシ}
◆「榠𣙁・榠楂メイサ」、カリン(花梨)、バラ科カリン属の木、またその実、別名「木瓜モッカ」」(日本で「木瓜」はボケ(木瓜、バラ科ボケ属の木、学名Chaenomeles speciosa、中国名「皺皮木瓜シュウヒモッカ」)を指す」) {カリン}
𣙂木4+11=総画数15 U+23642 [ケン、ゲン/]
◆靴底(くつぞこ)の縁(へり)、またその縁を縫(ぬ)う、同「𣜨」「【集韻:卷八:去聲下:綫第三十三:𣜨𠢺𣙂】履縫飾…」「【字彙補:子集:力部:𠢺】渠眷切音倦靴縫也亦作𣜨𣙂」
𣙃木4+11=総画数15 U+23643 [シャ/]
◆ハリグワ(針桑)、クワ科ハリグワ属の木、同「柘」 {ハリグワ}
𣙅木4+11=総画数15 U+23645 [ケイ、カイ/] 棨𣘼𢧊
◆木製の通行証、割符(わりふ)
◆王公が通行する際に先導する兵が持つ布製の鞘(さや)を被(かぶ)せた儀仗用の戟(ゲキ、長い柄の先に刃を付けた武器) {武器(刀剣槍)}
𣙇木4+11=総画数15 U+23647 [未詳/つぐ]
◆未詳「【中華字海:木部:𣙇】同"㙫"」
◆[日]姓用字 {和製漢字の辞典:木部:𣙇}
筆順
𣙗木4+11=総画数15 U+23657 [ゲツ、ゲチ/]
◆不安定なさま、危(あや)ういさま、「𣙗𦤙ゲツゲツ」「【周禮疑義舉要:卷六】長轂者欲其安也此云大而短則𣙗𣙗者安之反郝氏訓𣕕杌是也…」
𣙙木4+11=総画数15 U+23659 [ソク/] 樕㯈
◆「樸𣙙ボクソク」◇木名、未詳、柱(はしら)また薪(たきぎ、まき)として利用されるという、同「𣙙樸ソクボク」、別名「槲𣙙コクソク」「【爾雅注疏:釋木】樕樸心(《注》槲樕別名…《疏》樸樕一名心某氏曰樸樕槲樕也有心能𤃁江河間以作柱是樸樕爲木名也…樸樕此作樕樸…)」「【書敘指南:卷十六:五穀薪蒸】樸樕碎木曰薪材」◇[日]コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などのブナ科コナラ属の木、樹皮は生薬として利用される {コナラ} {クヌギ}
◆「𣙙𧑤ソクシュ」、山名、未詳「【山海經:東山經】東山經之首曰樕𧑤之山」
𣙚木4+11=総画数15 U+2365A [ヨウ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣙚枀】二或作榕今通切韻音松梓玉篇音容木名也」
𣙛木4+11=総画数15 U+2365B [イ/]
◆「委𣙛イイ」、曲がりくねっているさま、同「逶迤」
𣙜木4+11=総画数15 U+2365C [カク/]
◆木を一本の渡した橋、一本橋(いっぽんばし)、丸木橋(まるきばし)
◆(その橋を管理している者が渡河料・税を)徴収チョウシュウする
◆(その橋を管理している者が)利益を独り占め(ひとりじめ)する、売買を独占する、同「搉」「攉」
𣙞木4+11=総画数15 U+2365E [トウ、ト、ツ/] 枓𣏸
◆酒や水などを汲む柄杓(ひしゃく)、同「斗」
◆屋根を支える桁(けた、建物正面に向かって左右方向に渡す横木)や梁(はり、建物正面に向かって手前から奥方向に渡す横木)を受けるための柱の上端に置く方形の木、斗形(ますがた)、同「欂」 {建物}
◆「𣙞栱トキョウ・トウキョウ」、同「斗栱」、方形の木材(枓)と"U"字形の木材(栱)を組み合わせ建物の柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える部材
𣙟木4+11=総画数15 U+2365F [未詳/すぎのき]
◆未詳
◆[日]すぎのき、スギ(杉)、スギ科の木 {スギ}
𣙡木4+11=総画数15 U+23661 [ジ、ニ/なんじ、しか・り、しか・る] 爾𤕨𠑂尔尓尒𡭗𠇍
◆汝なんじ、あなた、君
◆然(しか)り、正(まさ)しく、その通り、同意・肯定の意を表す
◆然(しか)る、そのように、そのような
◆(時間を指して)それ、この、「爾来ジライ(それ以来)」
𣙢木4+11=総画数15 U+23662 [ケン、ゴン/]
◆四周の囲(かこ)い「【月令廣義:卷之一:歲令一:祀典】物神(…厠神為紫姑而欄𣙢塹籬俗祀竹姑葦姑塘姑箕菷諸姑不可勝數…)(「紫姑シコ」は厠(かわや)の神、俗名は数えきれないほどあるという)
𣙣木4+11=総画数15 U+23663 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:木部:𣙣】同"榠"」
𣙤木4+11=総画数15 U+23664 [ギ/] 𣚘
◆「白𣙤ハクギ」、同「白𠌾・白儀・白義」、馬名、周第五代穆王ボクオウ(前992?年~前922?年)の所有する八駿ハッシュン(八頭の駿馬シュンメ)の内の一頭「【穆天子傳:卷之一】天子之駿…赤驥(世所謂騏驥)盜驪(標馬細頸驪黒色也)白義踰輪山子渠黃華騮(色如華而赤今名馬標赤者爲棗騮棗騮赤也)綠耳(綠耳曰北唐之君來見以一騮馬是生綠耳…八駿皆因其毛色以爲名號…)」
𣙥木4+11=総画数15 U+23665 [コウ/]
◆蓋(ふた)付きの酒樽(さかだる)や酒壺(さかつぼ)、同「榼」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣙥】音苦盍反酒器也俗榼」
◆樽(たる)や壺(つぼ)の類「【齊民要術:卷九:作葅藏生菜法第八十八:菘根𣙥𦵔法】」
𣙯木4+11=総画数15 U+2366F [未詳/]
◆未詳
𣙱木4+11=総画数15 U+23671 [ク、コウ/] 枸𣕉𣕌
◆木や枝が曲がる、まっすぐにならない
◆「𣙱杞クコ」、ナス科クコ属の木、食用や薬用に用いられる、別名「𣙱檵クケイ」 {クコ}
◆「枸橘クキツ」、カラタチ(枳・枳殻・枸橘)、ミカン科ミカン属の木、別名「臭橘シュウキツ」 {カラタチ}
◆「𣙱櫞クエン」、シトロンcitron、ミカン科ミカン属の木 {シトロン}
◆「𣙱榾・𣙱骨クコツ」、ヤバネヒイラギモチ(矢羽根柊黐・矢羽柊黐)、モチノキ科モチノキ属の木 {ヤバネヒイラギモチ}
◆「枳𣙱シク」、シナケンポナシ(支那玄圃梨)、クロウメモドキ科ケンポナシ属の木、同「䅩䅓」、別名「枳椇シグ」 {シナケンポナシ}
𣙲木4+11=総画数15 U+23672 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣙲】音未詳包也石鼓文何以𣙲之維楊及柳鄭漁仲作何以㯹之未識所据〇疑即㯱字」
𣙳木4+11=総画数15 U+23673 [ソ、ショ/と・く、す・く、くしけず・る] 梳𣐌𣓜𤴜㧧
◆櫛(くし)、歯の目が比較的粗い櫛、目が細かいものは「篦」「枇」、総称して「櫛」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆櫛で髪の毛を整える
𣙻木4+11=総画数15 U+2367B [スウ、シュ/]
◆草木の芽が纏(まと)まり生え出るさま「【類篇:木部:𣙻】甾尤切艸木子聚生」
𣙾木4+11=総画数15 U+2367E [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:月第十:樾𣙾】字林樹隂也」
𣚖木4+11=総画数15 U+23696 [アン、オン/]
◆木名、未詳、同「㭺」「【集韻:卷四:平聲四:覃第二十二:𣚖㭺】木名或省」
𣚜木4+11=総画数15 U+2369C [ソウ、ス/] 𣞷
◆小さな筒(つつ)状の容器、同「檧」「棇」「【方言:第五】箸筩(盛朼箸籫也)陳楚宋魏之間謂之筲(鞭鞘)或謂之籝(…)自𨵿而西謂之桶檧」
𣚣木4+11=総画数15 U+236A3 [コウ、キョウ/たがや・す] 耕𦓮𥝷畊
◆田畑の土を掘り返す、土を柔らかくし、掻(か)き混ぜ、土に空気を含ませる作業をいう
◆怠らず力を尽くす「【揚子法言:卷第一:學行】曰耕道而得道獵德而得德是穫饗已」「【正字通:未集:耒部:耕】…凡致力不怠計之耕…」
𣛎木4+11=総画数15 U+236CE [未詳/]
◆未詳
𣛰木4+11=総画数15 U+236F0 [チャク/]
◆撃(う)つ、強く打つ、また叩(たた)く、同「㨋」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣛰】張畧反擊也」
𥏳矢部
𧯴豆部
木4+12=総画数16 U+3BD0 [タ、ダ/] 橢椭楕㰐
◆円エン(中心から等距離にある全ての点を順に結んだ線が成す形)をやや押し潰した形、「楕円ダエン」
◆縁(へり)が長円チョウエン形の木製の椀
木4+12=総画数16 U+3BD3 [トウ/]
◆一時(いっとき)体を横たえたり座ったりするための細長い台、寝台のように幅広くはなく椅子のような背凭(せもた)れもない、同「榻」
木4+12=総画数16 U+3BD4 [セイ、サイ/]
◆収穫した麦を搗(つ)く
◆収穫を感謝する祭礼
木4+12=総画数16 U+3BD5 [セイ、サイ/]
◆「㯅㯕ヒセイ」、木の細い枝が垂れ下がって絡み合うさま
◆「櫪㯕レキセイ」、同「拶指サツシ」、指の間に五本の木の棒(「拶子」という)を挟んで強く縛る拷問、特に女性に対して行われた
木4+12=総画数16 U+3BD6 [トク、ドク/] 𣚅
◆蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を置く台の横木、同「㮳」「㯂」「㭙」「棏」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:㭙】陟革切槌橫木也闗西謂之㭙棏同上𣚅古文」
木4+12=総画数16 U+3BD7 [カン、ゲン/]
◆木名、未詳
木4+12=総画数16 U+3BD8 [カン/]
◆(祭礼の際に供物を載せる)足付きの台、同「俎」
◆切り出した時のままで全く手を加えていない(切ったり削ったり割ったりしていない)木
木4+12=総画数16 U+3BDF [ロク/ふもと] 麓𪋤
◆(木が生えている)山裾(やますそ)
◆山林を管理する役人
木4+12=総画数16 U+3BE1 [ホウ、ヒョウ/]
◆下地に垸(カン、灰汁あくを加えた漆うるし)を塗り、その上から漆を重ね塗りする
木4+12=総画数16 U+3BE2 [未詳/]
◆未詳「【說文解字注:木部:𣒁】槌之横者也關西謂之㯢(方言槌其横關西曰㮳宋魏陳楚江淮之閒謂之㯂音帶齊海岱之閒謂之繏…)(「【方言:第五】槌(縣蠶薄柱也度畏反)…其橫…宋魏陳楚江淮之間謂之㯂…所以縣㯂關西謂之䌞(力冉反)東齊海岱之間謂之繏…」とあり「【說文解字注】は【方言】の「所以縣㯂」を読み飛ばしている)
木4+12=総画数16 U+3BE3 [フン、ブン/]
◆良い香りがする木、また香木コウボクの名、同「棻」
木4+12=総画数16 U+3BE4 [リョク、リキ/]
◆木名、野生のナツメ(棗)の一種「【集韻:卷十:入聲下:職第二十四:㯤】木名野棗酸者江南山東曰㯤子」
漢字林(非部首部別)
木4+12=総画数16 U+3BE5 [未詳/]
◆未詳「【說文解字注:東部:㯥】二東(謂其形也)𣍘從此(謂𣍘以會意也)闕(謂義與音皆闕也鍇曰按說文舊本無音鉉亦不箸反語)」「【集韻:卷三:平聲:𩫞第六:㯥】日出明」「【呂氏家塾讀詩記:卷二十九:豐年一章七句】毛氏曰應小鞞也田大鼓也縣鼓周鼓也(孔氏曰釋樂云大鼓謂之田小者謂之應是應為小鼓也大射禮應鞞在建鼓東是為一器…鄭氏曰旧當作㯥㯥小鼓在大鼓旁應鞞之…㯥注云為大鼓先引故知田當為)」「【康熙字典:辰集中:木部:㯥】《字彙補》則刀切音遭《說文》一周天也今作遭贅」
漢字林(非部首部別)
木4+12=総画数16 U+3BE6 [キ、ゴ、ギ/] 棋棊檱櫀
◆囲碁や将棋などの方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgame、またそれに使う石や駒、「囲棋イキ(囲碁)」「棋子キシ(碁石や将棋・チェスchessなどの駒)」
◆囲碁を打つ、将棋を指す
木4+12=総画数16 U+3BED [ロ/やぐら] 櫓橹樐
◆城壁などに設けた高い物見台、望楼ボウロウ
◆壁のように木や板を組んだ大きな盾(たて)
◆(通常船尾で立った状態で)舟を漕(こ)ぐ棒状の道具、同「艪」
◆[日]木を高く組んだ構築物、四本足の台状のものや工事用の足場など
木4+12=総画数16 U+3BF3 [ケイ、ギョウ/]
◆弓矯(ゆだめ)、弓や弩ド(機械仕掛けの弓)の形を整えたり歪(ゆが)みを直(なお)す道具、同「檠」
木4+12=総画数16 U+69E9 [カイ、ガイ/おおむ・ね] 㮣槪概
◆斗掻(とかき)、枡掻(ますかき、升掻)、穀物を入れた枡(ます)から盛り上がった部分を削(けず)り落して平らにする(枡の高さと同じにする)棒、同「𣏙」
◆おおむ・ね、全体を均(なら)してみると、凡(おおよ)そ
◆あらまし、大略タイリャク、大率(タイソツ)、「梗槩コウガイ」
◆(全体の)様子、有様(ありさま)
漢字林(非部首部別)
木4+12=総画数16 U+69EA [カイ、ガイ/おおむ・ね] 槩㮣概
◆斗掻(とかき)、枡掻(ますかき、升掻)、穀物を入れた枡(ます)から盛り上がった部分を削(けず)り落して平らにする(枡の高さと同じにする)棒、同「𣏙」
◆おおむ・ね、全体を均(なら)してみると、凡(おおよ)そ
◆あらまし、大略タイリャク、大率(タイソツ)、「梗槩コウガイ」
◆(全体の)様子、有様(ありさま)
木4+12=総画数16 U+6A28 [サイ、セイ/]
◆「木樨・木犀モクセイ」、モクセイ科モクセイ属の木 {モクセイ}
木4+12=総画数16 U+6A2B [ケン/かし]
◆「樫鳥カシドリ」、カケス(懸巣)の別名、カラス科カケス属の鳥
◆[日]カシ(樫)、ブナ科のアラカシ(粗樫)・シラカシ(白樫・白橿)などを指す {カシ}
筆順
木4+12=総画数16 U+6A32 [ジ、ニ/]
◆サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、枝には棘(とげ)がある、「樲棘ジキョク」 {サネブトナツメ}
筆順
木4+12=総画数16 U+6A33 [シン、ジン/]
◆エンジュ(槐、マメ科エンジュ属)に似た木で最も大きいとされる伝説上の木、「尋木シンボク」
木4+12=総画数16 U+6A34 [ショク、シキ/]
◆垂直に立てた(木製の)短い柱や棒、杭(くい)、同「杙」
木4+12=総画数16 U+6A35 [ショウ、ジョウ/きこり] 𣛑藮櫵𣟶𦿕𧄡
◆薪(たきぎ)
◆薪にする細い木や枝を切ったり落ちているものを拾い集めたりする人、柴刈りをする人
◆門に設けた物見櫓、同「譙」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+12=総画数16 U+6A36 [サイ/]
◆木の節(ふし)、同「𣖱」
◆泥の上を移動するための履物、或いは底が平らな舟状の乗り物、同「橇」「【譚菀醍醐:卷六:四載】…樶即橇也如晉人登山屐今人之腳澁中用木故字從木上係用繩…」
筆順
木4+12=総画数16 U+6A37 [ソウ、ズ/くさむら、むら・がる] 叢丛
◆草木が群がり生えるさま
◆多くの人やものが一か所に集まる、また集める、同「聚」
木4+12=総画数16 U+6A38 [ハク、ホク、ボク/]
◆切り出されたままの手が加えられていない木、本来の姿のままで手が加えられていないさま、自然で飾り気がないさま、同簡「朴」
◆小さな木が叢(むら)がり生えているさま、同「㯷」
◆「樸樕ボクソク」◇木名、未詳、柱(はしら)また薪(たきぎ、まき)として利用されるという、同「樕樸ソクボク」、別名「槲樕コクソク」「【爾雅注疏:釋木】樕樸心(《注》槲樕別名…《疏》樸樕一名心某氏曰樸樕槲樕也有心能𤃁江河間以作柱是樸樕爲木名也…樸樕此作樕樸…)」「【書敘指南:卷十六:五穀薪蒸】樸樕碎木曰薪材」◇[日]コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などのブナ科コナラ属の木、樹皮は生薬として利用される {コナラ} {クヌギ}
筆順
木4+12=総画数16 U+6A39 [シュ、ジュ/き] 𣗳树𡬾𣕒𣚤𢒳
◆木本モクホンの植物のうち地面から垂直に伸び立った木、立ち木、木本の植物の総称は「木」、切った木を「材」
◆木を植え大きく高く育てる
◆まっすぐに立てる、しっかりと立てる
筆順
木4+12=総画数16 U+6A3B [キ、ギ/] 𣟨
◆木名、別名「靈壽木」、未詳、竹のような節(ふし)があり堅く強いため杖などに用いられるという、同「椐」
◆物を収納するための蓋付きの箱、また扉の付いた戸棚や箪笥(たんす)、同「櫃」
筆順
木4+12=総画数16 U+6A3C [シン/はしばみ、はり、はる]
◆ハシバミ(榛)、カバノキ科ハシバミ属の木、英名を「ヘーゼルhazel」といい実は「ヘーゼルナッツhazelnut」と呼ばれる {ハシバミ}
◆木や草が叢(むら)がり生えるさま、同「㰉」「𦿒」「蓁」
木4+12=総画数16 U+6A3D [ソン/たる]
◆酒器、酒を入れる容器、同「尊」「【御定全唐詩:卷一百六十二:李白:行路難三首】金樽清酒斗十千…」 {食器(酒器 樽・卮・彝)}
◆[日]熟成・貯蔵用の大形の木製の容器
筆順
木4+12=総画数16 U+6A3E [エツ、オチ/] 𣜀
◆木や枝が日差しを遮(さえぎ)る、木々(きぎ)の日陰(ひかげ)、木陰(こかげ)
◆道の両側に立ち並んで日差しを遮(さえぎ)る木
樿木4+12=総画数16 U+6A3F [セン/]
◆木名、未詳、白い木目(もくめ)の通った木、櫛(くし)や棺(ひつぎ)などの材に用いられるという
◆「樿𣐿センイ」、木名、未詳、矢柄・矢幹(やがら、矢の棒)に用いられるという「【五音集韻:卷一:微第六:𣐿】樿𣐿木名可為箭笴一曰箭筩」
◆「棷樿(未詳)」、木名、未詳「【山海經:中山經】又東一百五十里…其木多棷樿(棷木未詳也樿木白理中擳騶善二音)…」
◆[日]ツゲ(黄楊・柘植・樿)、ツゲ科の常緑小喬木 {ツゲ}
木4+12=総画数16 U+6A40 [ケイ、ケ/] 𣕆
◆「榽橀ケイケイ」、木名、大木で葉が細く檀タン(白檀ビャクダン・紫檀シタン・黒檀コクタンなどの香木コウボク)に似るという「【爾雅注疏:釋木】魄榽橀(《注》魄大木細葉似檀…)」
木4+12=総画数16 U+6A41 [チュン/]
◆チャンチン(香椿)、センダン科チャンチン属の木、同「杶」「椿」「櫄」 {チャンチン}
木4+12=総画数16 U+6A42 [テン、デン/]
◆木目(もくめ)がびっしりと詰まっているさま
木4+12=総画数16 U+6A43 [ハツ、ボチ/]
◆外洋を航行できる大型の船、同「𦪑」
◆木名、未詳、ユズ(柚子)に似ているという
◆未詳「【類篇:木部:橃】放吠切屋棟頭」
木4+12=総画数16 U+6A44 [カン/]
◆「橄欖カンラン」、カンラン科の木 {カンラン}
◆「油橄欖ユカンラン」、オリーブolive、モクセイ科オリーブ属の木 {オリーブ}
筆順
木4+12=総画数16 U+6A45 [ボ、モ/ぶな]
◆手本に倣(なら)って書く・描く、手本をなぞって書く・描く、同「模」「摸」
◆[日]ブナ(橅、椈、山毛欅)、ブナ科ブナ属の木 {ブナ}
筆順
木4+12=総画数16 U+6A46 [ブ、ム/]
◆たくさんの木が生い茂るさま、同「蕪」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+12=総画数16 U+6A47 [キョウ、セイ、サイ/そり、かんじき]
◆泥濘デイネイ(ぬかるみ)を行くための板状の履物、或いは底が平らな舟状の乗り物、同「毳」
◆雪の上を移動するための乗り物
筆順
木4+12=総画数16 U+6A48 [ジョウ、ニョウ、ドウ、トウ/] 𣓤桡
◆撓(たわ)む、柔らかく弾力があって折れることなく曲る、同「撓」
◆しなやかなさま、弱々しいさま
◆折り曲がる、屈クッする
◆櫂(かい)、船の左右の舷ゲン(ふなべり、船縁)に座った状態で漕(こ)ぐための棒状の道具、同「𦪛」「【淮南子:主術訓】夫七尺之橈而制船之左右者以水為資」
筆順
木4+12=総画数16 U+6A49 [リン/]
◆イヌザクラ(犬桜)、バラ科ウワミズザクラ属の木、「橉木リンボク」、同「橝」 {イヌザクラ}
◆門モン(出入口)の下に渡す敷居
筆順
木4+12=総画数16 U+6A4A [リュウ、ル/]
◆「石橊セキリュウ」、ザクロ(石榴・柘榴・若榴)、ミソハギ科ザクロ属の木、またその果実 {ザクロ}
◆「橊槤・橊蓮リュウレン」、ドリアンdurian、アオイ科ドリアン属の木、またその果実 {ドリアン}
木4+12=総画数16 U+6A4B [キョウ、ギョウ/はし] 𣘺槗桥
◆川や谷などの深く"UV"字状になっている上を横切るように板・棒・綱などを架け人が渡れるようにしたもの
◆高いところに横に掛け渡した棒、またそのような形のもの
◆高いさま、同「喬」
◆人などを乗せる台や箱などの下に二本の棒を渡し担(かつ)ぎ上げて運ぶ乗り物、輿(こし)、同「轎」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+12=総画数16 U+6A4C [カン、ゲン/]
◆大木タイボク、大樹タイジュ、木が高く大きく枝を延ばしているさま
木4+12=総画数16 U+6A4D [ジュン/]
◆木名、未詳
木4+12=総画数16 U+6A4E [ハン、ホン/]
◆木名、未詳
木4+12=総画数16 U+6A4F [セン/]
◆木の瘤(こぶ)
◆木名、未詳「【齊民要術:卷四:柰林檎第三十九】廣志曰橏㭺蓲柰也…」
◆「橏榐センテン」、木が長く伸びているさま
木4+12=総画数16 U+6A50 [タク/] 槖𢅍𢄿
◆筒(つつ)状で両端共に開いている袋、中に物を入れて両端を縛(しば)る袋、同「㯻」、開け口が一つの袋を「囊ノウ(ふくろ)」
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置
◆「橐駝タクダ」、ラクダ(駱駝)、ラクダ科の哺乳類
漢字林(非部首部別)
木4+12=総画数16 U+6A51 [リョウ/]
◆垂木(たるき)、棟から軒に渡し建物や車の屋根を支える木材
漢字林(非部首部別)
木4+12=総画数16 U+6A52 [ウン/]
◆木名、未詳
◆木目(もくめ)
木4+12=総画数16 U+6A53 [シュン/] 蕣𧂌
◆ムクゲ(木槿)、アオイ科フヨウ属の木、同「舜」 {ムクゲ}
◆[日]アサガオ(朝顔)、ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年草 {アサガオ}
木4+12=総画数16 U+6A54 [タイ、トン/]
◆棺の上を覆うもの
◆枯れる
木4+12=総画数16 U+6A55 [トウ、チョウ/] 𣛟
◆"□"字状の枠組みに"/""\""×"字状に斜めに渡し支える柱、斜交い(はすかい)、筋交い(すじかい)、同「牚」
◆柱や棒などを当て突っ張らせて支える、突っ支い(つっかい)棒
木4+12=総画数16 U+6A56 [トウ、ドウ、チョウ/]
◆車用の木材
◆上部のものを支える柱、支柱、同「樘」
筆順
木4+12=総画数16 U+6A57 [モウ、ミョウ/]
◆木名、未詳
◆未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:橗】莫耕切木心」
木4+12=総画数16 U+6A58 [キツ、キチ/たちばな]
◆マンダリン・オレンジmandarin orange、ミカン科ミカン属の木、別名「桔」「橘子」 {マンダリン・オレンジ}
◆「柑橘カンキツ」、ミカン科の主としてミカン属の木の総称、またその果実
◆[日]タチバナ(橘)、ミカン科ミカン属の木、学名Citrus tachibana {タチバナ}
筆順
木4+12=総画数16 U+6A59 [トウ、ジョウ/だいだい]
◆キンクネンボ、ミカン科ミカン属の木、またその果実、別名「アマダイダイ(甘橙)」「オレンジorange」「スイート・オレンジsweet orange」 {キンクネンボ}
◆「苦橙クトウ」、ダイダイ(橙)、ミカン科ミカン属の木、またその果実、別名「ビター・オレンジbitter orange」 {ダイダイ}
◆オレンジ色
◆背凭(せもた)れや肘掛(ひじかけ)のない腰掛け、同「櫈(凳)」
筆順
木4+12=総画数16 U+6A5B [ケツ、ゴチ/]
◆地面などに垂直に立てた(木製の)短い柱や棒、杭(くい)、同「杙」「樴」
◆木の切り株、草の刈り株
◆木製の馬銜(はみ、馬車を牽かせるために馬の口に咥えさせる道具)
筆順
木4+12=総画数16 U+6A5C [ケツ、ゴチ/]
◆地面などに垂直に立てた(木製の)短い柱や棒、杭(くい)、同「杙」「樴」
◆木の切り株、草の刈り株
◆木製の馬銜(はみ、馬車を牽かせるために馬の口に咥えさせる道具)
木4+12=総画数16 U+6A5D [タン、ドン/] 𣡣
◆蚕箔サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を並べる棚、蚕槌サンツイ
◆軒(のき)、庇(ひさし)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分「【營造法式:補遺:諸作異名:檐】其名有十四一曰宇二曰檐三曰樀四曰楣五曰屋垂六曰梠七曰■八曰聯𣝼九曰橝十曰庌十一曰廡十二曰槾十三曰㮰十四曰庮」「【說文解字注:木部:𣡣】屋梠前也(梠與𩅸之閒曰橝)」
◆イヌザクラ(犬桜)、バラ科ウワミズザクラ属の木、橉木リンボク、同「橝」 {イヌザクラ}
木4+12=総画数16 U+6A5E [ケイ、エ/]
◆木名、未詳
木4+12=総画数16 U+6A5F [キ、ケ/はた]
◆布を織る装置、「機織キショク(はたおり)」
◆ある仕事をさせる(する)ために人や部品を組み合わせて作り上げた仕組みや仕掛け(組織や装置)
◆「機関キカン」◇ある仕事をさせる(する)ための仕組みや仕掛け、絡繰(からくり、機関)◇ある仕事をするために設けた組織◇ある目的を達するための方法を考え組み立てること、企(たくら)み
◆「枢機スウキ」◇枢スウ(くるる、開き戸を開閉するために扉の上下に取り付けた突起)と機キ(機械仕掛けの弓の発射装置)◇物事の中心的・重要な部分、また重要な役職・部署
◆物事が起こったり変化したりする際の要(かなめ)となる部分やタイミングtiming
◆「機変キヘン」、その時や場に応じて巧(たく)みに対応すること、また対応が巧みなこと
◆簡「机」
筆順
木4+12=総画数16 U+6A60 [ダ、ナ/]
◆「𣘨橠アダ」、木の枝が長くしなやかに伸びているさま「【磻溪集:卷六:望蓬萊】…垂楊𣘨橠帶煙霞…」
木4+12=総画数16 U+6A61 [ショウ、ゾウ/くぬぎ、とち、とちのき]
◆団栗(どんぐり)、コナラ(小楢)・クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などのブナ科の木の実、その一部は食用や家畜の餌にする、「橡子ショウシ」 {コナラ} {クヌギ}
◆「橡膠、橡胶ショウコウ」、ゴムgom、ゴムノキ(ゴムの木、アラビアゴムノキ・インドゴムノキなどの総称)などから採取される柔らかく復元力が高い物資、また天然ゴム・合成ゴムの総称 {ゴム}
◆[日]トチノキ(橡・栃・栃の木)、ムクロジ科トチノキ属の木 {トチノキ}
筆順
木4+12=総画数16 U+6A62 [タ、ダ/] 椭楕㰐㯐
◆円エン(中心から等距離にある全ての点を順に結んだ線が成す形)をやや押し潰した形、「楕円ダエン」
◆縁(へり)が長円チョウエン形の木製の椀
筆順
木4+12=総画数16 U+6A63 [ネイ/] 𣜏
◆木名、未詳「【中華字海:木部:橣】同"柠(檸)"」
木4+12=総画数16 U+6A64 [ズイ、ヌイ/]
◆蕊(しべ)、植物の生殖器官、雄蕊ユウズイ(おしべ)と雌蕊シズイ(めしべ)の総称、同「蕊」「蘂」「惢」 {蕊}
◆花(の付いた枝や茎)が垂れ下がるさま、同「繠」
漢字林(非部首部別)
木4+12=総画数16 U+6A66 [トウ、ズウ、ドウ/]
◆キワタ(木棉、アオイ科キワタ属の木)、或いはパンヤノキ(パンヤの木、アオイ科セイバ属の木)、或いはそれらの類、花後はコットンボールcotton bollと呼ばれる丸い綿(わた)状になる、古くからこれを精製し綿(わた)として利用した {キワタ} {パンヤノキ}
◆長い木の棒、棹(さお)
◆衝(つ)く、突(つ)く
筆順
木4+12=総画数16 U+6A67 [ソウ/]
◆木の上に小枝などを組み敷いて作った住まい、また寝床、「橧巢ソウソウ」
◆藁(わら)などを敷いた豚の寝床
木4+12=総画数16 U+6A68 [フン、ブン/]
◆木名、別名「枰仲木ヘイチュウボク」、未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:橨】扶云切枰仲木別名」
◆「橨梂フンキュウ」、未詳「【集韻:卷五:上聲上:吻第十八:橨】博雅橨梂柎也」(「𤖘𤕾(音未詳)」「𤗸𤗂(音未詳)」も同様に「柎也」、更に「柎」にも幾つかの義があり未詳)
◆「橨榲フンオン」、城攻めに用いる四輪の兵車、城壁の上からの攻撃を防ぐための屋根を設けたもの、兵がこれに乗って城壁の下まで進み壁を突き崩すという、同「轒轀」
木4+12=総画数16 U+6A69 [ケイ、ギョウ/] 𣜧
◆木名、未詳
◆賭博やゲームgameに使う骰子トウシ(正六面体或いは板状・棒状のもので各面に数字や記号が記されたもの)、同「𢶇」「【演繁露:卷六:博】投五木𤪞橩玖骰(博之流為摴蒱…)」
木4+12=総画数16 U+6A6A [ゼン、ネン、エン/]
◆サネブトナツメ(核太棗、クロウメモドキ科ナツメ属の木)の種子、生薬として用いられ「酸棗仁サンソウニン」と呼ばれる {サネブトナツメ}
◆「橪支エンシ」、香草名、また木名、未詳
木4+12=総画数16 U+6A6B [コウ、オウ/よこ]
◆(垂直に立つ柱に対して)水平に渡した木
◆(垂直に対して)水平の方向、(前後に対して)左右の方向、(南北に対して)東西の方向、上下・南北・前後の方向を「縦」
◆長く延(の)びているもの(線状のもの)の直角方向、「横断オウダン」
◆道筋から外(はず)れる、またはみ出る、道理から外れる
◆一面に広がる「【禮記注疏(禮記正義):卷五十一:孔子閒居】…以橫於天下…(《注》…横充也…)」
木4+12=総画数16 U+6A6C [シン、ジン/]
◆水中に柴(しば、木材としては使えない細い木や枝)を積んで魚を捕(と)る仕掛け、同「槮」「栫」
木4+12=総画数16 U+6A6D [コ、ク/] 𣖥
◆木名、未詳、一説にニレ(楡、ニレ科の木)の類という「【周禮注疏:秋官司寇】…若欲殺其神則以牡橭午貫象齒而沈之則其神死淵爲陵(《疏》釋曰云以牡橭午貫象齒而沈之者…神謂水神龍罔象也橭讀爲枯枯榆木名以橭爲幹穿孔以象牙從橭貫之爲十字沈之水中…)」 {ニレ}
◆未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:橭】古胡切木名木四布也」
木4+12=総画数16 U+6A6E [リュウ、ル/]
◆「接橮ショウリュウ」、霊柩レイキュウ(遺体を納めた棺)の飾り、同「翣柳」「【周禮:卷第二:天官冢宰下】衣翣柳之材(必先纏衣其木乃以張飾也柳之言聚諸飾之所聚書曰分命和仲度西曰柳穀故書翣柳作接橮鄭司農云接讀為歰橮讀為柳皆棺飾…)」
木4+12=総画数16 U+6A6F [ロウ/] 𣓿
◆細かくした土を平らに均(なら)すための農具、同「耮」「𥢒」
木4+12=総画数16 U+6A70 [コウ/] 槹槔
◆「桔橰・桔𣓌ケッコウ」、棹(さお)の先に縄で吊るした桶(おけ)を取り付け水を汲み上げる仕掛け、はね釣瓶(つるべ)
木4+12=総画数16 U+6A71 [チュウ/] 櫉櫥
◆戸棚や箪笥(たんす)の類、収納用の家具 {什器(箱)}
木4+12=総画数16 U+6A72 [未詳/じさ、ずさ]
◆人名「【弇山堂別集:卷三十五:郡王】長壽王譽橲靖第八子薨壽三十九…」
◆[日]「橲原(じさばら)」、地名、福島県南相馬市
筆順
木4+12=総画数16 U+6A73 [/ぬで]
◆[日]姓用字、「橳島(ぬでしま)」
木4+12=総画数16 U+6A74 [자チャ/ゑ]
◆[韓]「橴木城(자목성チャモクソン)」、古城名、鴨緑江オウリョクコウ(압록강アムノッカン)の北にあったとされるが未詳「【三國史記:卷第三十七:雜志第六:地理四】鴨淥水以北 已降城十一…橴木城」
◆[日]忍術書【萬川集海】にある忍者文字で「ゑ」という音を表す字 {忍者文字}
木4+12=総画数16 U+6A75 [①サン②산サン/]

◆未詳「【徐仙翰藻:卷三:靈濟宮賦】…藏橵之要妙兮梨園之曲聲嗚嗚…」「【元詩體要:卷三:送人之四明效掲翰林長短句】…我曾去記得舟人說鄉語烏橵飯箬魚羮阿婆燒…」

◆[韓]屋根の垂木(たるき)の上に横棒を渡して編んだもの、「橵子(산자サンジャ)」
木4+12=総画数16 U+6A76 [ケキ、キャク/]
◆未詳、「舟を漕ぐ楫(かじ)」か?
木4+12=総画数16 U+6A77 [トウ/]
◆未詳
木4+12=総画数16 U+6A78 [/たる]
◆[日]地名用字、「石橸(いしだる、静岡県静岡市、但し確認できず)」
筆順
木4+12=総画数16 U+6A79 [ロ/やぐら] 櫓㯭樐
◆城壁などに設けた高い物見台、望楼ボウロウ
◆壁のように木や板を組んだ大きな盾(たて)
◆(通常船尾で立った状態で)舟を漕(こ)ぐ棒状の道具、同「艪」
◆[日]木を高く組んだ構築物、四本足の台状のものや工事用の足場など
木4+12=総画数16 U+6A7A [カン、ゲン/]
◆大木タイボク、大樹タイジュ、木が高く大きく枝を延ばしているさま
木4+12=総画数16 U+6A7B [추チュ/]
◆[韓]「橻城(추성チュソン)」、古地名、朝鮮半島南部の高麗(コウライ)・新羅(シラギ)の地と思われるが未詳「【三國遺事:卷第一:靺鞨(一作勿吉)渤海】…賈耽郡國志云渤海國之鴨淥南海扶餘橻城四府並是高麗舊地也自新羅泉井郡…至橻城府三十九驛…」 {唐代}
木4+12=総画数16 U+6A7C [エン/]
◆「枸橼クエン」、同「香橼コウエン」、シトロンcitron、ミカン科ミカン属の木 {シトロン}
木4+12=総画数16 U+6A7D [タツ、ダチ、タチ/]
◆未詳「【類篇:第六中:木部:橽】他達切所以洩水」「【五洲衍文長箋散稿:詩文篇:論文類:文字:東國土俗字辨證說】橽。【音達。俗訓朴橽木。卽檀也。見《戶曹定例》。】」
木4+12=総画数16 U+6A96 [スイ、ズイ/] 𣔾
◆実の小さいナシ(梨、バラ科ナシ属)で食べられるが酸(す)っぱいという、野生種のナシ「【爾雅注疏:釋木】檖蘿(…《疏》檖一名蘿郭云今楊檖也實似棃而小酢可食…陸璣疏云檖一名赤蘿一名山棃也今人謂之楊檖實如棃但小耳一名鹿棃一名䑕棃今人亦種之極有脆美者亦如棃之美者)」
木4+12=総画数16 U+6AA0 [ケイ、ギョウ/]
◆弓矯(ゆだめ)、弓や弩ド(機械仕掛けの弓)の形を整えたり歪(ゆが)みを直(なお)す道具、同「𢐧」「㯳」「擏」
◆スタンド型(立型)の燭台(ショクダイ、lampstand)「【朱文公校昌黎先生文集:卷五:古詩:短燈檠歌】長檠八尺空自長短檠二尺便且光…」
筆順
木4+12=総画数16 U+6AA4 [トウ、ドウ/] 𣜦
◆木名、未詳
火部
虫部
𠐇人部
𣘮木4+12=総画数16 U+2362E [ヘツ、ベチ/]
◆印(しるし)、目印(めじるし)、標識、同「標」「摽」
𣘲木4+12=総画数16 U+23632 [シン/]
◆木が多いさま「【字彙補:辰集:木部:𣘲】所臻切音森多也」
𣙼木4+12=総画数16 U+2367C [シ、ジ/] 𨐠
◆土を掘り起こしたりするシャベルshovel状の農具の刃の部分、同「枱」「耜」
𣙽木4+12=総画数16 U+2367D [レキ、リャク/くぬぎ] 櫪枥
◆飼葉桶(かいばおけ)、牛馬の餌を入れる桶
◆クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木、その実は団栗(どんぐり)と呼ばれる {クヌギ}
◆「櫪㯕レキセイ」、指の間に五本の木の棒(「拶子」という)を挟んで強く縛る拷問、特に女性に対して行われた、同「拶指サツシ」
𣚂木4+12=総画数16 U+23682 [イ/]
◆木名、未詳「【御定歷代賦彙:卷三十七:錢塘賦】…略言其木則…椵𣚂棆楈…莖裛葉喬杭樛垂蓊鬱…」
◆「𣚂椸イイ」、木の枝が長く伸びるさま、長く伸びた枝がしなやかに揺れ動くさま
𣚃木4+12=総画数16 U+23683 [ケツ、ケチ/]
◆「㮮槹ケッコウ」、同「桔槹」、縄の両端にそれぞれ桶と石を結わえて滑車に通した井戸の水を汲み上げるための仕掛け
𣚅木4+12=総画数16 U+23685 [トク、ドク/]
◆蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を置く台の横木、同「㮳」「㯂」「㭙」「棏」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:㭙】陟革切槌橫木也闗西謂之㭙棏同上𣚅古文」
𣚆木4+12=総画数16 U+23686 [チュン/]
◆泥濘デイネイ(ぬかるみ)を行くための道具
𣚇木4+12=総画数16 U+23687 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:号第三十七:𣚇㯱】囊張大皃」
𣚈木4+12=総画数16 U+23688 [シン/] 槮椮𣟹
◆木がまっすぐに高く伸びるさま
◆「櫹𣚈ショウシン」◇草木が盛んに茂るさま◇花や葉が散って枝や幹だけになるさま
◆水中に柴などを積んで魚を捕る仕掛け、同「罧」
𣚉木4+12=総画数16 U+23689 [キュウ、リョウ/]
◆木の枝が垂れる、縺(もつ)れ合うように垂れる、同「朻」
◆縺れ合う、絡(から)まる、同「繆」「糾」
◆「𣚉流キュウリュウ」、くねくねと絡み合い縺れ合うように行くさま、「剹流」
𣚊木4+12=総画数16 U+2368A [ジ、ニ/]
◆キクラゲ(木耳)、キクラゲ科キクラゲ属のキノコ(茸)、同「㮕」「檽」「栭」「栮」
𣚋木4+12=総画数16 U+2368B [ヤ/] 椰㭨
◆ココヤシ(ココ椰子)、ヤシ科ココヤシ属の木、同「枒」(日本ではヤシ科の木を「椰子」と呼ぶが、「椰子」は本来ココヤシの実ココナッツcoconutをいう) {ココヤシ}
𣚌木4+12=総画数16 U+2368C [テキ、チャク/]
◆軒(のき)や庇(ひさし)、屋根の建物から先に張り出した部分、またそれを支える木、同「檐」「【營造法式:補遺:檐】其名有十四一曰宇二曰檐三曰樀四曰楣五曰屋垂六曰*㭒七曰櫺八曰聨櫋九曰橝十曰庌十一曰廡十二曰槾十三曰㮰十四曰庮(「*梠」の誤り)
𣚍木4+12=総画数16 U+2368D [ヨク、オク/あおき] 檍𣟥𣟻
◆木名、未詳、材質は堅(かた)く車輪の外枠(「車牙シャガ」という)や弓などに用いられるという、同「杻」「【爾雅注疏:釋木】杻檍(似棣細葉新生可飼牛材中車輞關西呼杻子一名土橿)」(【漢字源:木部:檍】は「モチノキ(黐の木、モチノキ科の木)」とする)
◆[日]あおき、地名、宮崎県宮崎郡檍村、現宮崎県宮崎市檍地域自治区
𣚏木4+12=総画数16 U+2368F [キョ、コ/]
◆(土に差し込んで掘り起こす)鍬や鋤の類、同「臿」
𣚐木4+12=総画数16 U+23690 [ドウ、ヌ、ゼン、ネン、ジュ、ニュウ/]
◆キクラゲ(木耳)、キクラゲ科キクラゲ属のキノコ(茸)、同「栭」「㮕」「𣚊」「栮」
◆「𣚐棗・㮕棗・軟棗ゼンソウ」、マメガキ(豆柿)、カキノキ科カキノキ属の木、別名「梬棗エイソウ」「黒棗コクソウ」 {マメガキ}
𣚑木4+12=総画数16 U+23691 [トウ、ドウ/] 檮梼𣝷
◆木の切り株(きりかぶ)、同「杌」
◆「𣚑昧トウマイ」、無知で愚かなさま
𣚒木4+12=総画数16 U+23692 [未詳/]
◆未詳「【字彙:辰集:木部:𣚒】蒲巴切音琶棠也」「【正字通:辰集中:木部:𣚒】俗杷字」
𣚔木4+12=総画数16 U+23694 [セキ、シャク/]
◆木靴(きぐつ)、木製の短靴(たんぐつ)
𣚗木4+12=総画数16 U+23697 [ショウ/]
◆竹(或いは金属製)の細長い板を櫛(くし)の歯状に並べその隙間に経糸(たていと)を通す機織(はたお)り道具の一つ、仕上げる布の幅と経糸の本数(密度)を決める他、杼(ひ)を往復させながら通した緯糸(よこいと)を押さえ緯糸同士を密着させるための道具、筬(おさ)、同「筘」「筬」「【說文解字:木部:榺】機持經者」
◆[日]千切ちきり、機織(はたおり)で経糸(たていと)を巻き付ける筒状の道具
𣚘木4+12=総画数16 U+23698 [ギ/] 𣙤
◆「白𣚘ハクギ」、同「白𠌾・白儀・白義」、馬名、周第五代穆王ボクオウ(前992?年~前922?年)の所有する八駿ハッシュン(八頭の駿馬シュンメ)の内の一頭「【穆天子傳:卷之一】天子之駿…赤驥(世所謂騏驥)盜驪(標馬細頸驪黒色也)白義踰輪山子渠黃華騮(色如華而赤今名馬標赤者爲棗騮棗騮赤也)綠耳(綠耳曰北唐之君來見以一騮馬是生綠耳…八駿皆因其毛色以爲名號…)」
𣚚木4+12=総画数16 U+2369A [チョク、ショク、ソク/]
◆土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなどするための鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本で鍬(くわ)と呼ばれれる農具)の類、同「钁」「劚」「【農政全書:卷二十一:農器:钁】(図)斸田器也爾雅謂之鐯斫也又云魯斫說文云欘主以株除物根株也蓋農家開闢地土用以斸荒凡田園山野之間用之者又有闊狹大小之分然總名曰钁」
◆曲がった柄(え)「【周禮:卷第十一:冬官考工記】車人之事半矩謂之宣…一宣有半謂之欘(欘斲木柄長二尺爾雅曰句欘之定…)」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:欘】知錄切枝上曲一曰斤柄也又斫也或作斸」
𣚛木4+12=総画数16 U+2369B [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:{⿰木⿱龶皿}𣚛■】二俗檣正音墻船柱也」「【集韻:卷五:上聲上:語第八:𧇽𧆾鐻𨯼𣚛𥲤】說文鐘鼔之柎也飾為猛獸从庀異象其下足」「【字彙補:辰集:木部:𣝛】與虡𣚛同後漢輿服志𣝛文畫輈羽蓋華蚤」
𣚞木4+12=総画数16 U+2369E [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:木部:𣚞】"檐"的讹字」
𣚤木4+12=総画数16 U+236A4 [シュ、ジュ/き] 樹𣗳树𡬾𣕒𢒳
◆木本モクホンの植物のうち地面から垂直に伸び立った木、立ち木、木本の植物の総称は「木」、切った木を「材」
◆木を植え大きく高く育てる
◆まっすぐに立てる、しっかりと立てる
𣚥木4+12=総画数16 U+236A5 [イク/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:棛𣚥】覆欄也」
𣚦木4+12=総画数16 U+236A6 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣚦】集韻與弶同(「【集韻:卷八:去聲下:漾第四十一:弶摾】其亮切字林施罟於道一曰以弓罥鳥獸或作摾」とあり「𣚦」ではなく「摾」)
𣚨木4+12=総画数16 U+236A8 [ブ、ム/]
◆同「無」「【玉篇:卷二十九:亾部第四百八十五:無】武于切不有也古文作𣚨」
𣚰木4+12=総画数16 U+236B0 [未詳/]
◆未詳
𣛑木4+12=総画数16 U+236D1 [ショウ、ジョウ/きこり] 樵藮櫵𣟶𦿕𧄡
◆薪(たきぎ)
◆薪にする細い木や枝を切ったり落ちているものを拾い集めたりする人、柴刈りをする人
◆門に設けた物見櫓、同「譙」
𣛒木4+12=総画数16 U+236D2 [レイ、ライ/] 𥉆𥊨
◆ものを捜(さが)したり調べたりするように注意深く見るさま、同「䚕」
𣛕木4+12=総画数16 U+236D5 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣛕】■■切音■義闕」「【漢語大字典:木部:𣛕】《改併四聲篇海》引《玉篇》初瓦切。树分杈。明李實《蜀語》"木歧曰𣛕"」
𣛖木4+12=総画数16 U+236D6 [コウ/]
◆「𣛖䇭コウロウ」、柳の枝や竹を編んで作った籠、同「栲」
𣛗木4+12=総画数16 U+236D7 [ラク/]
◆「㰚𣛗リラク」、柴垣(しばがき)、垣根
𣛘木4+12=総画数16 U+236D8 [シャ、ジャ/]
◆高台に設けた屋根のある見晴らし台、「臺榭タイシャ」
◆倉庫や講堂のような小部屋に分かれていない大きな建物
◆楽器などの収蔵庫
𣛙木4+12=総画数16 U+236D9 [ヤク/くすり] 藥薬
◆病(やまい)や傷を治(なお)したり癒(いや)したりする効果のある物質
◆病や傷を治す、癒す
◆他に化学作用を及ぼす物質
◆「芍𣛙シャクヤク」、ボタン科ボタン属の草、根は生薬として利用される {シャクヤク}
𣛚木4+12=総画数16 U+236DA [ズイ、ヌイ/]
◆木名、未詳「【集韻:卷五:上聲上:紙第四:𣛚】木名」「【字彙補:辰集:木部:𣛚】乳捶切音橤六書略木名」
𣛛木4+12=総画数16 U+236DB [カ、ゲ/かば、かんば] 樺桦
◆カバ(樺)、カバノキ(樺の木)、カバノキ科の木 {カバノキ}
𣛜木4+12=総画数16 U+236DC [/あいおい]
◆[日]「初緑𣛜曾我(はつみどりあいおいそが)」、歌舞伎の外題 {和製漢字の辞典:木部:𣛜}
𣛝木4+12=総画数16 U+236DD [シュン、ジュン/たて]
◆相手の攻撃から身を守る盾(たて)、同「盾」
◆手摺(てすり)、欄檻ランカンの横木、縦木は「檻」「【康熙字典:辰集中:木部:檻】《註》縱曰檻橫曰楯」
◆引き抜く、抜き出す、抜擢する
𣛟木4+12=総画数16 U+236DF [トウ、チョウ/]
◆"□"字状の枠組みに"/""\""×"字状に斜めに渡し支える柱、斜交い(はすかい)、筋交い(すじかい)、同「牚」
◆柱や棒などを当て突っ張らせて支える、突っ支い(つっかい)棒
𣛣木4+12=総画数16 U+236E3 [/たらい]
◆[日]未詳 {和製漢字の辞典:木部:𣛣}
𣛧木4+12=総画数16 U+236E7 [チュォン/]
◆[喃][鄭𣛧・鄭森(チンチュォン)]、1739年~1782年、後黎朝コウレイチョウ(1533年~1789年、現ベトナム北中部を領した王朝)の人
𣛨木4+12=総画数16 U+236E8 [未詳/]
◆未詳「【廣東通志:卷五十七:嶺蠻志】廣州府清逺縣猺山一百有六(…自西北至四㑹縣界猺山三十五…曰大𣛨)」
𣜎木4+12=総画数16 U+2370E [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:𣜎】同"萷"」
𣜜木4+12=総画数16 U+2371C [/とち]
◆[日]トチノキ(橡、トチノキ科の木)とするが確認できず
◆[日]姓用字、「𣜜原(とちはら)」
注解:{和製漢字の辞典:木部:𣜜}参照
筆順
𣜦木4+12=総画数16 U+23726 [トウ、ドウ/]
◆木名、未詳
𣜿木4+12=総画数16 U+2373F [/ゆずりは]
◆[日]ユズリハ(譲葉・楪)、ユズリハ科ユズリハ属の木 {ユズリハ}
◆[日]地名用字、「楪(ゆずりは、山形県鶴岡市)」「梅木楪(うめのきゆずりは、大分県豊後高田市)」
𣝘木4+12=総画数16 U+23758 [ホウ/] 𣟀槰
◆草木が盛んに繁るさま
𤕩爻部
木4+13=総画数17 U+3BEA [レイ、リョウ、レン/] 欞櫺𢸲棂
◆窓や手摺(てすり)などに嵌(は)め込む細い木を組んだ格子、「欞子レンジ」
◆軒(のき)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分、同「檐」「梠」 {建物}
木4+13=総画数17 U+3BEB [未詳/]
◆未詳「【廣雅:釋室】㯫(巨於)栫(在見)藩篳(必)欏(羅)𥯛(洛)地籬也」「【廣韻:上平聲:魚第九:渠:㯫】㯫枯藩籬名」
木4+13=総画数17 U+3BEE [ショク/]
◆ヤナギ(柳)に似て葉が大きく赤い木の名
木4+13=総画数17 U+3BEF [カン、コン、コウ、ク/]
◆小さな杯ハイ(さかずき)、同「㔶」
◆未詳、「器などに被(かぶ)せる四角い枠木或いは板」か?、「㯯盨(コウシュ)」、同「㔶」「【說文解字注:皿部:盨】㯯盨(逗)負戴器也(㯯小桮也見匚部此㯯盨之㯯乃別一義廣韻一送云㯯格木也三十六養云㯯載器也…格木亦謂庋閣之木…)」「【漢語大字典:木部:㯯】[㯯盨]頂在頭上用以盛物的器具」
木4+13=総画数17 U+3BF0 [ショク、ジキ/う・える]
◆草木の根を土中に埋めて茎(くき)や幹カン(みき)の部分をまっすぐに立たせる
◆まっすぐに立てる、しっかりと立てる、しっかりと据(す)える、同「樹」「置」
◆地中に根を張り地上に茎や幹枝カンシ(幹と枝)を伸ばすもの、「植物ショクブツ」
◆根を張る、定着する、定住する
木4+13=総画数17 U+3BF1 [ヒョウ、ビョウ/] 𣞈
◆嚢ノウ(ふくろ)が大きく膨(ふく)らむ(膨らんでいる)さま
木4+13=総画数17 U+3BF2 [キン、コン/]
◆木や竹を格子状に組んだもの
木4+13=総画数17 U+3BF6 [ソウ、ス、シュ/] 棕椶𣞡𣞛
◆「㯶櫚シュロ」、ヤシ科シュロ属の木、樹皮は縄や敷物などに使われる他、葉や実などは漢方薬としても利用される {シュロ}
木4+13=総画数17 U+3BFC [コウ/]
◆「㯼藤コウトウ」、ヒメモダマ(姫藻玉)、マメ科モダマ属の蔓性木本、同「榼藤」「【普濟方:卷四百二十六:本草藥性異名:木部】…㯼藤子 一名象豆…」 {ヒメモダマ}
頁部
木4+13=総画数17 U+6A5A [シュク、スク、シュウ、シュ/]
◆木がまっすぐに高く伸びるさま
◆キハダ(黄檗)、ミカン科キハダ属の木 {キハダ}
木4+13=総画数17 U+6A7E [シュ、ス、ショウ/]
◆轂(こしき、車輪の中心にある部品)の中心の車軸を通す穴
◆土に差し込んで掘り起こしたり掬(すく)い取ったりするシャベルshovel状の農具、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「鍬」
筆順
橿木4+13=総画数17 U+6A7F [キョウ、コウ/かし]
◆木名、未詳、材質は堅(かた)く車輪の外枠(「車牙シャガ」という)や弓などに用いられるという(【漢字源:木部:橿】は「モチノキ(黐の木、モチノキ科の木)」とする)
◆鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)などの柄(え)、同「楏」
◆「[日]カシ(樫、橿、櫧)、カシ(樫)、アラカシ(粗樫)・シラカシ(白樫・白橿)などのブナ科の木 {カシ}
筆順
木4+13=総画数17 U+6A80 [タン、ダン/まゆみ] 𣞀
◆「白檀ビャクダン」、ビャクダン科ビャクダン属の木、芳香があり、香木コウボクとして、また仏像・仏具の材料などにも利用される、別名「檀香ダンコウ」
◆「栴檀センダン」、センダン科センダン属の木、芳香があり香木として利用される {センダン}
◆「白檀」「栴檀」「紫檀シタン(マメ科ツルサイカチ属)」「青檀セイタン(アサ科セイタン属)」「黒檀コクタン(カキノキ科カキノキ属)」など芳香を放つ木、同「𩠽」
◆[日]マユミ(檀・真弓)、ニシキギ科ニシキギ属の木 {マユミ}
筆順
木4+13=総画数17 U+6A81 [リン/]
◆建物正面に向かって左右方向に渡す横木、桁(けた)
木4+13=総画数17 U+6A82 [ドウ、ノウ/]
◆木名、未詳
漢字林(非部首部別)
木4+13=総画数17 U+6A83 [イン、オン/] 櫽𨽌
◆矯木ためぎ、歪みや狂いをもとの形に戻す(矯正する)ための道具、「檃栝インカツ」、同「栝」「桰」「檼」
木4+13=総画数17 U+6A84 [ケキ、ギャク、ゲキ/] 𣜥
◆(木簡モッカン製・木札きふだ製の)公文書、兵を召集したり、敵を糾弾キュウダンしたり、民に告知・命令するための文書
筆順
木4+13=総画数17 U+6A85 [サイ、セイ/]
◆小さな棺(ひつぎ)
木4+13=総画数17 U+6A86 [サン、セン/すぎ]
◆コウヨウザン(広葉杉)、スギ科スギ属の木、同「柀」 {コウヨウザン}
◆[日]スギ(杉)、スギ科の木 {スギ}
木4+13=総画数17 U+6A87 [スイ/] 槜㰎
◆「檇李スイリ」、古地名、現浙江省嘉興市、春秋時代(前770年~前5世紀)に呉ゴ(前12世紀頃~前473年)と越エツ(?~前222年頃)が戦った(檇李の戦い)地として知られる {春秋時代} {浙江省}
木4+13=総画数17 U+6A88 [セン、ゼン/] 𣞲
◆食物を盛る足付きの丸い台、また盤(バン、大きな皿)「【說文解字:木部:檈】圜案也」「【廣韻:上平聲:諄第十八:荀:檈】承食案也」「【禮説:卷十四:考工記】…說文檈爲圓案士昬禮之盛棗㮚也…」
◆ものを回転させながら削(けず)る道具、轆轤ロクロ、同「鏇」「【集韻:卷三:平聲:㒨第二:檈】說文圜案也一曰以繩轉軸裁木為器」
木4+13=総画数17 U+6A89 [テイ、チョウ/]
◆「檉柳テイリュウ」、ギョリュウ(御柳・檉柳)、ギョリュウ科の木 {ギョリュウ}
筆順
木4+13=総画数17 U+6A8A [カン/]
◆木名、未詳、同「杆」「【集韻:卷七:去聲上:翰第二十八:杆檊】木名柘也一曰檀也」
木4+13=総画数17 U+6A8B [キョク、コク/] 𣞶𣡴
◆人などを乗せる台や箱などの下に二本の棒を渡し担(かつ)ぎ上げて運ぶ乗り物、山道などで人を運ぶ簡便な輿(こし)、同「橋」「【康熙字典:辰集中:木部:橋】註橋一作𣞶直轅車也」「【會稽三賦(テキスト版)】陸行乘車水行乘舟泥行乘橇山行乘𣞶」
筆順
木4+13=総画数17 U+6A8C [サイ、ザイ/]
◆倒れて壊れる、また傷付く
木4+13=総画数17 U+6A8D [ヨク、オク/あおき] 𣟥𣟻𣚍
◆木名、未詳、材質は堅(かた)く車輪の外枠(「車牙シャガ」という)や弓などに用いられるという、同「杻」「【爾雅注疏:釋木】杻檍(似棣細葉新生可飼牛材中車輞關西呼杻子一名土橿)」(【漢字源:木部:檍】は「モチノキ(黐の木、モチノキ科の木)」とする)
◆[日]あおき、地名、宮崎県宮崎郡檍村、現宮崎県宮崎市檍地域自治区
筆順
木4+13=総画数17 U+6A8E [キン、ゴン、ゴ/]
◆「林檎リンゴ」、バラ科リンゴ属の木、また、その果実、別名「蘋果ヒンカ」「苹果ヘイカ」 {リンゴ}
筆順
木4+13=総画数17 U+6A8F [ハク、ホク、ボク/]
◆切り出されたままの手が加えられていない木、本来の姿のままで手が加えられていないさま、自然で飾り気がないさま、同簡「朴」
◆小さな木が叢(むら)がり生えているさま、同「㯷」
◆「檏樕ボクソク」◇木名、未詳、柱(はしら)また薪(たきぎ、まき)として利用されるという、同「樕檏ソクボク」、別名「槲樕コクソク」「【爾雅注疏:釋木】樕樸心(《注》槲樕別名…《疏》樸樕一名心某氏曰樸樕槲樕也有心能𤃁江河間以作柱是樸樕爲木名也…樸樕此作樕樸…)」「【書敘指南:卷十六:五穀薪蒸】樸樕碎木曰薪材」◇[日]コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などのブナ科コナラ属の木、樹皮は生薬として利用される {コナラ} {クヌギ}
木4+13=総画数17 U+6A90 [エン/のき] 𤗻𤖝
◆軒(のき)、庇(ひさし)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分、建物に直接雨や日差しなどが当たらないようにするための屋根、同「簷」「梠」「櫺」 {建物}
◆廊下などの屋根
◆帽子の鍔(つば)などの物を覆うものの周りに張り出した部分
筆順
木4+13=総画数17 U+6A91 [ライ/]
◆城壁の上から攻撃してくる敵を突き落とすための丸太(まるた)、両端を綱で吊るし上下させて城壁を攀(よ)じ登ろうとする敵を突き落すためのもの、「檑木ライボク」、投げ下ろす石は「礌」
木4+13=総画数17 U+6A92 [ホウ、フウ/]
◆風、古「風」
◆風が木の上を渡って行くさま
◆フウ(楓)、フウ科フウ属の木 {フウ}
木4+13=総画数17 U+6A93 [キ/]
◆サンショウ(山椒)、別名「花椒カショウ」、ミカン科サンショウ属の木、またその実、一説に特に実の大きい種を指すという {サンショウ}
木4+13=総画数17 U+6A94 [トウ/]
◆窓や戸などの横木、棚・台・床などに渡す横板
◆書類などを収納する棚、また(棚に)分類・保管してある書類
◆等級、「同種のものを同じ棚に載せて分類する」の意から
木4+13=総画数17 U+6A95 [ケイ、ケ/]
◆撥釣瓶(はねつるべ、井戸の水を汲むための設え)の横木
◆「檕梅ケイバイ」、サンザシ(山樝子)、バラ科サンザシ属の木、漢名は「山樝サンサ」、「山樝子」はその実を指し薬用とする、同「檕梅ケイバイ」、同「朹」 {サンザシ}
木4+13=総画数17 U+6A97 [ハク、ヒャク/] 檘蘗
◆「黄檗コウハク」、キハダ(黄檗)、ミカン科キハダ属の木 {キハダ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+13=総画数17 U+6A98 [ハク、ヒャク/] 檗蘗
◆「黄檘コウハク」、キハダ(黄檗)、ミカン科キハダ属の木 {キハダ}
木4+13=総画数17 U+6A99 [テイ、チョウ/]
◆未詳「【康熙字典:辰集中:木部:檙】《集韻》都挺切音鼎《廣雅》棓也」
◆人名用字「【弇山堂別集:卷三十四:郡王】翼城恭安王當澐莊第五子薨壽四十八子今王健檙嗣」「【明史:卷二百七十九:列傳第一百六十七:樊一蘅】…奉鎮國將軍朱平檙為蜀王…」
木4+13=総画数17 U+6A9A [ソ、ショ/]
◆未詳「【廣成集:卷七:莫庭乂本命醮詞】…督邦賦則庭施檟檚…」
木4+13=総画数17 U+6A9B [タ/]
◆(馬を打つ)鞭(むち)、鞭打つ
◆笙ショウ(長短十数本の竹筒を円状に組み下から息を吹き込んで鳴らす管楽器)の竹筒(たけづつ)、「修檛シュウタ」「【文選:卷十八:音樂:笙賦】修檛內辟餘簫外逶(修檛長管也辟開也餘簫并衆管也…)」 {楽器(管楽器)}
木4+13=総画数17 U+6A9C [カイ、ケ/ひのき]
◆柩(ひつぎ)の蓋の飾り
◆イブキ(伊吹)、ヒノキ科ビャクシン属の木、或いはその一種 {イブキ}
◆[日]ヒノキ(檜)、ヒノキ科の木 {ヒノキ}
筆順
木4+13=総画数17 U+6A9D [シュウ、ジュウ、ショウ/かじ]
◆舟を進めるために水を搔(か)く、舟を漕(こ)ぐ、漕いで舟を進める
◆舟を漕ぐカヌーcanoeのパドルpaddleのような先端(或いは両端)が篦(へら)状になった道具、通常船首に向かって座り、前から後ろに向かって水を搔(か)く、体の向きと同じ方向に舟が進む、同「槳」、船尾に向かって座り後ろから前に向かって水を搔くものは「櫂」、船尾で立って漕ぐものは「櫓」「艪」
◆いろいろな材料を集める、同「輯」
◆[日]舵(かじ)、船尾の水中に取り付け船の進む方向を操作する道具
筆順
木4+13=総画数17 U+6A9E [カイ、ケ/]
◆木名、未詳「【廣韻:上聲:蟹第十二:解:檞】松樠」
◆カシワ(柏)、「檞樹カイジュ」、ブナ科コナラ属の木 {カシワ}
筆順
木4+13=総画数17 U+6A9F [カ、ケ/ひさぎ]
◆キササゲ(木大角豆)、ノウゼンカズラ科キササゲ属の木、同「榎」 {キササゲ}
◆チャノキ(茶の木)、ツバキ科ツバキ属の木、若葉を摘(つ)み煎(せん)じたものを「茶」、遅い時期に摘み取った茶葉を煎じたものは「茗」「荈」 {チャノキ}
筆順
木4+13=総画数17 U+6AA1 [タク、ジャク、セキ、シャク、タク、ジャク、セキ、シャク、ト、ズ/]
◆「檡棘タクキョク」、木名、未詳、堅く強靭であることから矢柄やがら(矢の棒状の部分)の一部などに用いられるという
◆「於檡・於菟オト」、トラ(虎)の別称
木4+13=総画数17 U+6AA2 [ケン/] 検检
◆木簡・竹簡・文書箱などに貼る表題ヒョウダイを記した札(ふだ、ラベルlabel)、題簽ダイセン
◆木簡・竹簡・文書箱などを紐(ひも)で縛(しば)り、その結び目に粘土で封をし(「封泥フウデイ」という)、題簽を貼り、署名・押印すること、「檢封ケンプウ」
◆しっかりと(ぐっと)押さえ止める、抑(おさ)える、抑制ヨクセイする、「檢束ケンソク(身を引き締めること)」「檢制ケンセイ(言動を抑制すること)」
◆しっかりと確認する、詳しく調べる、同「撿」
筆順
木4+13=総画数17 U+6AA3 [ショウ、ゾウ/] 樯𣞱𣝿𣞋𣞸
◆帆柱(ほばしら)、船の帆を張るための柱、同「艢」「𤕽」
筆順
木4+13=総画数17 U+6AA5 [ギ/]
◆船を岸に着ける、同「艤」
木4+13=総画数17 U+6AA6 [ヒョウ/]
◆標識や目印(めじるし)などを掲(かか)げる棒、また支柱シチュウ
木4+13=総画数17 U+6AA7 [ショウ、シュ、ソウ/]
◆小さな籠(かご)、小さな筒(つつ)状の容器、同「棇」「䈰」「筲」、同「桶檧トウショウ」「【方言:第五】箸筩(盛朼箸籫也)陳楚宋魏之間謂之筲(鞭鞘)或謂之籝(…)自𨵿而西謂之桶檧」
木4+13=総画数17 U+6AA8 [シャ/]
◆マンゴーmango、ウルシ科マンゴー属の果樹、「芒果・杧果ボウカ」 {マンゴー}
木4+13=総画数17 U+6AA9 [リン/]
◆建物正面に向かって左右方向に渡す横木、桁(けた)
木4+13=総画数17 U+6AAA [レキ、リャク/くぬぎ、いちい] 櫟栎
◆コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などの団栗(どんぐり)の成るブナ科コナラ属の木の総称 {コナラ} {クヌギ}
◆「枹檪ホウレキ」、コナラ(小楢)、ブナ科コナラ属の木 {コナラ}
◆「麻檪マレキ」、クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木 {クヌギ}
◆「檪陽レキヨウ」、秦代・漢代(前221年~220年)の古県名、現陝西省西安市 {陝西省}
◆[日]イチイ(櫟)、別名イチイガシ(一位樫)、ブナ科コナラ属の木 {イチイ}
筆順
木4+13=総画数17 U+6AAC [ボウ、ム、モウ/]
◆「檸檬ネイモウ」、レモンlemon、ミカン科ミカン属の木、またその果実 {レモン}
筆順
木4+13=総画数17 U+6AB4 [カ、ワ、カク、ワク/]
◆木名、未詳、皮は強く剥(は)いで綱などに用い、木は杯(さかずき)などに加工されるという
木4+13=総画数17 U+6AE3 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:櫣】同"槤"」
𡒩土部
𣚀木4+13=総画数17 U+23680 [シ、ジ/] 𣚁
◆「𣚀欈シエイ」、木名、未詳、その実は食べられるという
𣚁木4+13=総画数17 U+23681 [シ、ジ/] 𣚀
◆「𣚁欈シエイ」、木名、未詳、その実は食べられるという
𣛱木4+13=総画数17 U+236F1 [タン、ダン/]
◆木名、未詳
𣛲木4+13=総画数17 U+236F2 [カク、ワク/]
◆木名、未詳「【 廣韻:上平聲:卷第一:魚第九:攄:㯉】惡木」
𣛵木4+13=総画数17 U+236F5 [シャク、サク/]
◆樹皮が罅(ひび)割れてざらざらしているさま、またその皸(ひび)、罅割(ひびわ)れ、細かい裂け目、同「棤」「皵」
𣛶木4+13=総画数17 U+236F6 [サツ、セツ、セチ/] 榝樧
◆ゴシュユ(呉茱萸)、ミカン科サンショウ属の木、果実の表面には多くの疣(いぼ)状の突起が並ぶ、別名「茱萸シュユ」、同「蔱」「【爾雅翼:卷十一:釋木三:榝】一名藙今之茱茰也其味苦辛置之食中能去臭」 {ゴシュユ}
𣛹木4+13=総画数17 U+236F9 [セン、ゼン/] 𣜅
◆木(き)、或いは木名、未詳、同「椯」「𣖃」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:椯】市専切木名又丁果切𣖃𣜅並同上」「【集韻:卷三:平聲:㒨第二:𣛹椯】說文木也或省亦書作𣖃」
𣛺木4+13=総画数17 U+236FA [シツ、シチ/]
◆未詳「【說文解字注:木部:𣛺】𣛺木可爲杖(小徐云今榔栗之屬)」「【正字通:辰集中:木部:𣛺】千悉切音七說文木可為杖〇俗作㯃 一曰㯃𣛺皆桼之譌說文不足信」
𣛻木4+13=総画数17 U+236FB [①チョウ、ジョウ②첩チョプ/]

◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:帖第三十:𣛻】屋笮板」

◆[韓]未詳
𣛼木4+13=総画数17 U+236FC [キ/] 𣟵㰕
◆ヒョウタン(瓢箪)などの実の内部を刳(く)り貫いて作った杓子シャクシ
𣛾木4+13=総画数17 U+236FE [未詳/] 𣝥
◆未詳(「【中華大字典:木部:𣛾】」「【漢語大字典:木部:𣛾】」共に「【集韻:卷八:去聲下:幼第五十:{⿱㮊厹}】地名在髙陵」を引いて「地名在高陵」とするが、【集韻】は{⿱㮊厹})
𣜀木4+13=総画数17 U+23700 [エツ、オチ/]
◆木や枝が日差しを遮(さえぎ)る、木々(きぎ)の日陰(ひかげ)、木陰(こかげ)
◆道の両側に立ち並んで日差しを遮(さえぎ)る木
𣜃木4+13=総画数17 U+23703 [ユウ、ユ/] 槱𤍕梄𥟁𥙫禉
◆積み上げて燃やすための薪(たきぎ)、またそれを燃やして天神を祭る、またその祭礼
𣜅木4+13=総画数17 U+23705 [セン、ゼン/] 𣛹
◆木(き)、或いは木名、未詳、同「椯」「𣖃」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:椯】市専切木名又丁果切𣖃𣜅並同上」「【集韻:卷三:平聲:㒨第二:𣛹椯】說文木也或省亦書作𣖃」
𣜆木4+13=総画数17 U+23706 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣜆】之善切音膳木名見廣雅」
𣜈木4+13=総画数17 U+23708 [シン、ジン/はた] 秦𥘿𥠼𥢮𥣠
◆周代(西周)後期から戦国時代にかけての古国名、前905年頃~前220年、後に諸国を統一して建った古王朝名、前221年~前207年 {戦国時代} {秦代}
◆晋代の古国名、氐テイ族の建てた「前秦(350年~394年)」 {晋(東晋)代}、羌キョウ族の建てた「後秦(384年~417年)」、鮮卑センピ族の建てた「西秦(385年~431年)」がある {晋(東晋)代}
◆陝西省の別称 {陝西省}
𣜌木4+13=総画数17 U+2370C [/くろべ]
◆[日]クロベ(黒檜・𣜌)、ヒノキ科クロベ属の木、別名「ネズコ(鼠子)」 {ネズコ}
𣜏木4+13=総画数17 U+2370F [ネイ/]
◆木名、未詳「【中華字海:木部:橣】同"柠(檸)"」
𣜡木4+13=総画数17 U+23721 [レイ、ライ/]
◆大きな川船、大きさは艖(さ、「舸カ」よりも小さく「艇テイ」よりも大きな船)程の舟、同「𦫈」「【方言:第九】東南丹陽會稽之間謂艖爲欚」
◆鳥獣を捕える網
𣜢禸部
𣜣木4+13=総画数17 U+23723 [チン、ジン/]
◆田畑を耕すための鍬や鋤の類
𣜤木4+13=総画数17 U+23724 [サ/ひ]
◆緯糸(よこいと)を巻き付け経糸(たていと)の間を通す舟形の道具、これを往復させることで布にする機織(はたお)り道具の一つ、同「䇡」「杼」
◆(「梭」のように)繰り返す、行き来する、「日月如梭(月日は梭の如し)」
◆木名、未詳
𣜥木4+13=総画数17 U+23725 [ケキ、ギャク、ゲキ/]
◆(木簡モッカン製・木札きふだ製の)公文書、兵を召集したり、敵を糾弾キュウダンしたり、民に告知・命令するための文書
𣜧木4+13=総画数17 U+23727 [ケイ、ギョウ/]
◆木名、未詳
◆賭博やゲームgameに使う骰子トウシ(正六面体或いは板状・棒状のもので各面に数字や記号が記されたもの)、同「𢶇」「【演繁露:卷六:博】投五木𤪞橩玖骰(博之流為摴蒱…)」
𣜨木4+13=総画数17 U+23728 [ケン、ゲン/]
◆靴底(くつぞこ)の縁(へり)、またその縁を縫(ぬ)う「【玉篇:卷十四:𣎵部第一百八十三:𣜨】渠眷切縁𣝜也」「【龍龕手鑑:卷二:枲部第四十一:𣜨】渠眷反縁鞾縫也」
𣜩木4+13=総画数17 U+23729 [レイ、ライ/] 隷隸𨾀𨽾𥛬𥛓𥻳𨾁
◆ぴったりと付く、付き従う
◆従う、属する、「隷属レイゾク」
◆僕(しもべ)、身分の低い人、同「𨽹」
◆漢字の書体の一つ、「隷書レイショ」
𣜪木4+13=総画数17 U+2372A [ソウ、ショウ/]
◆木名、未詳
◆「朱𣜪シュソウ」、太祖タイソ(朱元璋シュゲンショウ、明朝初代皇帝)」の次男、1356年~1395年「【明史:卷一百十六:列傳第四:諸王】…秦愍王樉太祖第二子洪武三年封…」
𣜫木4+13=総画数17 U+2372B [ソウ、ゾウ、ザツ/ま・じる、ま・ざる、ま・ぜる] 雜雑杂襍𣠛𨿼
◆それぞれの性質は保ったままいろいろな物が寄せ集まる、また入り交る、入り交って元の性質が失われるのは「混」
◆入り交って纏(まと)まりがないさま、きちんと整っていないさま、「雑然ザツゼン」
◆本来の物事以外のさまざまなもの、「雑務ザツム」
◆「𣜫縣ソウケン」、海鳥の名、鳳(おおとり)に似ているという、同「鶢鶋エンキョ」「【爾雅注疏:釋鳥】爰居雜縣(《注》國語海鳥爰居…《音義》爰本作鶢音𡊮居本或作鶋同李曰爰居海鳥也樊云似鳳雜字亦作𣠛)」
𣜰木4+13=総画数17 U+23730 [レン/]
◆木などを組んだ区切り、外と内を区切る戸や窓など、同「廉」「【字彙補:辰集:木部:槏】古廉字亦作𣜰」「【康熙字典:辰集中:木部:槏】…𠀤音廉𣜰櫳也省作槏…」
𣝾木4+13=総画数17 U+2377E [シン/]
◆木名、未詳
◆木が叢(むら)がり生えるさま、同「榛」「【類篇:木部:𣝾】緇詵切木也一曰菆也」
注解:「榛」の異体字か?
木4+14=総画数18 U+3BF7 [ハク、ホク、ボク/]
◆木名、未詳「【爾雅注疏:釋木】樕樸心○陸本樸作㯷」「【說文解字注:木部:㯷】㯷棗也(釋木言棗之名十有一繼之言櫬梧繼之言樸枹者是今爾雅樸不謂棗也疑許所據有不同故云尒…)」
◆同「樸」
木4+14=総画数18 U+3BF8 [シン、ジン/]
◆飯や水を盛る円形の器
木4+14=総画数18 U+3BF9 [ヒョウ/]
◆標識や目印(めじるし)などを掲(かか)げる棒、また支柱シチュウ
木4+14=総画数18 U+3BFB [コン/]
◆筒(つつ)状で両端共に口が開いている袋、中に物を入れて両端を縛(しば)る袋、同「橐」、開け口が一つの袋を「囊ノウ(ふくろ)」
木4+14=総画数18 U+3BFD [ビン、ヒン/] 檳槟梹
◆「檳榔ビンロウ」、ヤシ科ビンロウ属の植物、またその実、「檳榔樹ビンロウジュ」 {ビンロウ}
◆「檳子ヒンシ」、果樹名、実はリンゴ(林檎)に似るがより小さい、またその実
木4+14=総画数18 U+3C05 [テキ、チャク/]
◆未詳「【太平御覽:卷第八百一十四:布帛部一:素:槧】揚雄荅劉歆書曰以鈆㰅鈆槧二十七年矣」「【學齋佔畢:卷一:魚須笏辯】…漢制列侯夫人以魚須為㰅長一尺為簮珥則直以魚須為象耳尤可笑也」「【農桑輯要:卷之六:白楊】齊民要術白楊(一名高飛一名獨搖)性甚勁直堪為屋材…三年中爲蠶㰅(都格反蠶椽)」「【康熙字典:辰集中:木部:㰅】同樀」
木4+14=総画数18 U+6AAB [サツ、セチ/]
◆サッサフラスsassafras、クスノキ科サッサフラス属の木
木4+14=総画数18 U+6AAD [ギン、ゴン/]
◆イチョウ(銀杏)、イチョウ科の木
木4+14=総画数18 U+6AAE [トウ、ドウ/] 𣚑梼𣝷
◆木の切り株(きりかぶ)、同「杌」
◆「檮昧トウマイ」、無知で愚かなさま
筆順
木4+14=総画数18 U+6AAF [タイ、ダイ/]
◆ものを載せるための上が平らな台、机、テーブルtable、同「枱」
◆木名、未詳
◆簡「台」
木4+14=総画数18 U+6AB0 [ベン、メン/]
◆トチュウ(杜仲)、トチュウ科の木、同「㰃」 {トチュウ}
木4+14=総画数18 U+6AB1 [キ、ゴ、ギ/] 棋棊㯦櫀
◆囲碁や将棋などの方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgame、またそれに使う石や駒、「囲棋イキ(囲碁)」「棋子キシ(碁石や将棋・チェスchessなどの駒)」
◆囲碁を打つ、将棋を指す
木4+14=総画数18 U+6AB2 [タン、ダン/]
◆大きな木
木4+14=総画数18 U+6AB3 [ビン、ヒン/] 㯽槟梹
◆「檳榔ビンロウ」、ヤシ科ビンロウ属の植物、またその実、「檳榔樹ビンロウジュ」 {ビンロウ}
◆「檳子ヒンシ」、果樹名、実はリンゴ(林檎)に似るがより小さい、またその実
筆順
木4+14=総画数18 U+6AB5 [ケイ、ケ/]
◆「枸檵クケイ」、クコ(枸杞)、ナス科クコ属の木、食用や薬用に用いられる {クコ}
◆トキワマンサク(常磐満作)、マンサク科マンサク属の木 {トキワマンサク}
木4+14=総画数18 U+6AB6 [ケン、レン/]
◆水を汲み出す桶などの類、同「杴」
◆鏡などの化粧道具など身の回りの小物を入れる小さな箱、同「匳(籢)」
木4+14=総画数18 U+6AB7 [ジ、ニ、ビ、ミ/] 𣐐
◆糸巻き、糸車、機織で糸を巻き取る道具、同「鑈」「篗」
◆「檷枸」、山名、玉ギョク(美しく高貴な石)を多く産するという
木4+14=総画数18 U+6AB8 [ノウ、ネイ、ニョウ/]
◆「檸檬ネイモウ」、レモンlemon、ミカン科ミカン属の木、またその果実、同「柠檬」 {レモン}
◆簡「柠」
筆順
木4+14=総画数18 U+6AB9 [イ/] 𣚂
◆木名、未詳「【御定歷代賦彙:卷三十七:錢塘賦】…略言其木則…椵𣚂棆楈…莖裛葉喬杭樛垂蓊鬱…」
◆「𣚂椸イイ」、木の枝が長く伸びるさま、長く伸びた枝がしなやかに揺れ動くさま
木4+14=総画数18 U+6ABA [コウ/]
◆木名
木4+14=総画数18 U+6ABC [イン、オン/]
◆棟(むね)、建物の屋根の面が交わる最も高い所、またそこに渡す棟木(むなぎ)
◆矯木ためぎ、歪みや狂いをもとの形に戻す(矯正する)ための道具、「檼栝インカツ」、同「檃」
木4+14=総画数18 U+6ABD [ドウ、ヌ、ゼン、ネン、ジュ、ニュウ/] 𣚐
◆キクラゲ(木耳)、キクラゲ科キクラゲ属のキノコ(茸)、同「栭」「㮕」「𣚊」「栮」
◆「檽棗・㮕棗・軟棗ゼンソウ」、マメガキ(豆柿)、カキノキ科カキノキ属の木、別名「梬棗エイソウ」「黒棗コクソウ」 {マメガキ}
木4+14=総画数18 U+6ABE [ケイ、キョウ/] 𤍔𣘑
◆イチビ(苘麻)、アオイ科イチビ属の草、茎の皮から麻に似た白っぽい繊維を作る、同「苘」「𪎨」、同「白麻ハクマ」 {イチビ}
檿木4+14=総画数18 U+6ABF [エン/]
◆ヤマグワ(山桑)、クワ科クワ属の木、木は堅く車の轅エン(ながえ)などに利用され、その葉で育った蚕から採れる糸は強靭で琴瑟の弦に利用されるという {ヤマグワ}
木4+14=総画数18 U+6AC0 [キ、ゴ、ギ/] 棋棊㯦檱
◆囲碁や将棋などの方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgame、またそれに使う石や駒、「囲棋イキ(囲碁)」「棋子キシ(碁石や将棋・チェスchessなどの駒)」
◆囲碁を打つ、将棋を指す
木4+14=総画数18 U+6AC1 [ビツ、ミツ、ミチ/]
◆香木の名、ジンコウ(沈香、ジンチョウゲ科ジンコウ属の常緑高木)の類とされる、同「樒」 {ジンコウ}「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:櫁】亡質切香木也取香皆當豫斫之久乃香出榓同上」
筆順
木4+14=総画数18 U+6AC2 [トウ、ジョウ/かい]
◆船を漕(こ)ぐ、漕いで船を進める
◆船を漕(こ)ぐオールoarのような先端が篦(へら)状になった道具、通常船尾に向かって座り、体の後ろから前に向かって水を搔(か)く、体の向きとは反対方向に船が進む、船首に向かって座り前から後ろに向かって水を搔くものは「楫」「槳」、船尾で立って漕ぐものは「櫓」「艪」
◆木がまっすぐ上に向かって伸びているさま
筆順
木4+14=総画数18 U+6AC3 [キ、ギ/ひつ]
◆物を収納するための蓋付きの箱、また扉の付いた戸棚や箪笥(たんす)、「書櫃ショキ(書籍・書類を収納する箱や書棚)」「衣櫃イキ(衣類を収納する箱や箪笥)」 {什器(箱)}
◆簡「柜」
筆順
木4+14=総画数18 U+6AC4 [チュン/] 𣠍𣝙
◆チャンチン(香椿)、センダン科チャンチン属の木、同「杶」「椿」「橁」 {チャンチン}
木4+14=総画数18 U+6AC5 [セイ、ザイ/]
◆ナツメ(棗、クロウメモドキ科ナツメ属の木)の一種、未詳、【說文解字注】によれば「白熟するナツメ」という「【爾雅注疏:釋木】櫅白棗(《注》卽今棗子白乃熟)」「【說文解字注:木部:櫅】櫅木也(釋木曰櫅白棗按許不云白棗與爾雅異葢爾雅本作齊白棗今人所食棗白乃孰是也…)」
◆木名、未詳、ニレ(楡、ニレ科の木)の一種といい、大きな車の車軸に用いられるという「【說文解字注:木部:櫅】櫅木也(…廣韵曰櫅榆堪作車轂正與許合轂軸異耳楊雄蜀都賦枇櫅㭈楬章樵注云櫅榆屬)可㠯爲大車軸…」
木4+14=総画数18 U+6AC6 [カイ、ケ/]
◆羹(あつもの、肉や野菜などの具を煮込んだ吸物すいもの)などの熱い液体を汲(く)む杓子シャクシ
筆順
木4+14=総画数18 U+6AC7 [ハ、バ/]
◆木名、未詳「【字彙補:辰集:木部:櫇】平波切音婆㰋櫇果子名」(「㰋櫇」は「頻婆」に木を加えたものか? 「頻婆」は「蘋婆ヒンバ(ピンポンノキ、アオイ科ピンポンノキ属の木)」を指すものと思われる)
木4+14=総画数18 U+6AC8 [トウ、トン/]
◆背凭(せもた)れや肘掛(ひじかけ)のない腰掛け、同「橙」
木4+14=総画数18 U+6AC9 [チュウ/] 橱櫥
◆戸棚や箪笥(たんす)の類、収納用の家具 {什器(箱)}
木4+14=総画数18 U+6ACA [カク/]
◆未詳「【周易傳註:卷四:䷷艮下離上】初六旅瑣瑣…寄居櫊牖所踞纔尺寸…」
木4+14=総画数18 U+6ACF [セン/] 𣘝
◆「桾櫏・桾杄クンセン」、マメガキ(豆柿)、カキノキ科カキノキ属の木、別名「梬棗エイソウ」「軟棗・㮕棗ゼンソウ」「黒棗コクソウ」 {マメガキ}
木4+14=総画数18 U+6AD4 [レイ、ライ/]
◆木名、未詳、茎(幹か?)は角ばってい葉は丸く黄色の花が咲くという「【山海經廣注:卷五:中山經】又東二十里歴兒之山其上多橿多櫔木(郭曰音厲)是木也方莖而員葉黃華而毛其實如㨂…」
筆順
木4+14=総画数18 U+6AED [ケツ、ゲチ、ケイ、ゲ/]
◆物に打ち込んで(差し込んで)固定するもの、木製の楔(くさび)、或いは杭(くい)
𣝁木4+14=総画数18 U+23741 [ハイ、ベ、ヒ/]
◆木を組んだ筏(いかだ)
𣝃木4+14=総画数18 U+23743 [コウ、ク/] 箜𢷙
◆「𣝃篌コウコウ」、ハープharpなどの竪琴に似た弦楽器 {楽器(弦楽器)}
𣝅木4+14=総画数18 U+23745 [ガイ、ゲ/] 𣝆
◆門や扉を閉ざす、同「閡」
◆妨(さまた)げる、遮(さえぎ)る、同「礙」
𣝆木4+14=総画数18 U+23746 [ガイ、ゲ/] 𣝅
◆門や扉を閉ざす、同「閡」
◆妨(さまた)げる、遮(さえぎ)る、同「礙」
𣝉木4+14=総画数18 U+23749 [タイ/]
◆車台(車の人が乗る部分)の周りの手摺(てすり、横木・縦木だけのものや縦横に柵状・格子状に組んだもの)の横木、同「轛」「軨」
𣝋木4+14=総画数18 U+2374B [トウ、ドウ/]
◆「榙𣝋トウトウ」、果樹名、未詳、スモモ(李、バラ科サクラ属)に似た実が成るという、同「榙𣗶」
𣝍木4+14=総画数18 U+2374D [ヘキ/]
◆壁(かべ)部分の柱、壁枠(わく)内の柱、同「𣝍」
𣝎木4+14=総画数18 U+2374E [エン/]
◆「篕𣝎コウエン」、竹を編んで作った蓆(むしろ)、同「籧篨キョジョ」
𣝐木4+14=総画数18 U+23750 [未詳/]
◆未詳「【字彙:辰集:木部:𣝐】皮招切音瓢櫜也」
𣝔木4+14=総画数18 U+23754 [タク/] 𣟄
◆夜警や見張りなどの際に打ち鳴らす拍子木(ひょうしぎ)、同「柝」
𣝕木4+14=総画数18 U+23755 [セン/] 馢𥴈
◆香木コウボクの名、「𣝕香センコウ」、沈水香ジンスイコウと同じ木(或いは同類の木)という、同「𣝕」「【香譜:卷上:香之品:沈水香】唐本草注云出天竺單于二國與青桂雞骨馢香同是一樹…」
𣝖木4+14=総画数18 U+23756 [バイ、マイ、メ、バツ、マツ、マチ/] 韎𩎟
◆赤黄色(茜色)に染めた鞣(なめ)し革、またその革で作った前垂れ
◆「𣝖韐バツコウ」、周代(前11世紀~前771年)の諸侯の家臣の位階(卿・大夫・士)である士(最も下位の位階、一説に高位の武官)が着用する正装用の前垂れ
◆中国古代東方の民族の楽曲の名、同「𠇱」「【周禮:卷第五:春官宗伯】韎師下士二人府一人史一人舞者十有六人徒四十人(鄭司農説以明堂位曰東夷之樂…)…韎師掌教韎樂祭祀則帥其屬而舞之(舞之以東夷之舞)」
𣝗木4+14=総画数18 U+23757 [カク、ギャク/]
◆果実の核(かく)、或いは種(たね)、同「核」「【集韻:卷九:入聲上:沒第十一:𣝗核】果中實或作核」
𣝛木4+14=総画数18 U+2375B [キョ、ゴ/]
◆輈(チュウ、車に馬を繋ぐための棒で車台の中央から前方に向かって一本だけ取り付けたもの)や轅(エン、ながえ、車台の左右両側から前方に向かって取り付けたもの)などに描かれた模様「【晉書:志第十五】…並天子之法車皆朱班漆輪畫為𣝛文…𣝛文畫轅及轓…雲𣝛畫轅…雲𣝛畫輈…」「【字彙補:辰集:木部:𣝛】與虡𣚛同後漢輿服志𣝛文畫輈羽蓋華蚤」(「𣝛文」は「虡キョ」を象ったものと思われる、「虡」は、頭は鹿に体は龍に似るという神獣、ちなみにこの「虡」は鐘・磬などの楽器を吊り下げる架台の支柱や足の部分にも彫られる) {乗物(馬車)}
𣝜木4+14=総画数18 U+2375C [ヘン、ベン/] 𪓎
◆靴底(くつぞこ)、履・靴・鞋(くつ、長靴・短靴)の底
𣝝木4+14=総画数18 U+2375D [ソク/] 𣫎
◆「𣫔𣝝トクソク」、動物、未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:𣫔】都木切豰𣫎動物」
𣝢木4+14=総画数18 U+23762 [未詳/]
◆未詳
注解:「樸」の訛字か?
𣝣木4+14=総画数18 U+23763 [シャク、サク/] 爵𩰥𤔴𩰨𩰣𣡫𩰦𩰧𡭌𢋺𥥼𥧀𠕢𠙘𡬠
◆二本の柱と注(そそ)ぎ口が付いた三本足の祭礼用酒器 {食器(酒器 爵・鈁)}
◆「公・侯・伯・子・男」の五階級からなる貴族の位階
◆雀(すずめ)
漢字林(非部首部別)
𣝤木4+14=総画数18 U+23764 [/さい]
◆[日]姓用字、「𣝤賀(さいが)」
筆順
𣝥木4+14=総画数18 U+23765 [未詳/] 𣛾
◆未詳(「【中華大字典:木部:𣛾】」「【漢語大字典:木部:𣛾】」共に「【集韻:卷八:去聲下:幼第五十:{⿱㮊厹}】地名在髙陵」を引いて「地名在高陵」とするが、【集韻】は{⿱㮊厹})
𣝦木4+14=総画数18 U+23766 [スイ/]
◆「譽𣝦ヨスイ」、明代 (1368年~1644年)の人で遂安スイアン王であったという「【弇山堂別集:卷三十五:郡王】遂安王譽𣝦靖第七子薨壽三十無嗣除」
𣝧木4+14=総画数18 U+23767 [未詳/]
◆未詳
𣝨木4+14=総画数18 U+23768 [未詳/]
◆未詳
注解:「𣻏」の訛字か?
𣝬木4+14=総画数18 U+2376C [未詳/]
◆未詳
𣝯木4+14=総画数18 U+2376F [未詳/]
◆未詳
𣝴木4+14=総画数18 U+23774 [未詳/]
◆未詳
𣝶木4+14=総画数18 U+23776 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:𣝶】"模"的讹字」
𣝷木4+14=総画数18 U+23777 [トウ、ドウ/] 檮𣚑梼
◆木の切り株(きりかぶ)、同「杌」
◆「𣝷昧トウマイ」、無知で愚かなさま
𣝹木4+14=総画数18 U+23779 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣝹】同麓」
𣝺木4+14=総画数18 U+2377A [カ/]
◆斧(おの)や槍(やり)などの柄(え)
◆草木の茎や枝
𣝻木4+14=総画数18 U+2377B [ショウ/] 觴觞𨢩𤔰
◆酒が満たされた酒器シュキ(酒を入れる容器)の総称「【說文解字:角部:觴】觶實曰觴虚曰觶」
◆酒を注(つ)ぎ進める、酒を振る舞う
◆「濫𣝻ランショウ」、同「𨣨𨢩」◇杯から溢れた出た酒◇物事の始まり、発端、「大河も杯から溢(あふ)れ出た程の僅かな量の水から始まる」の意
𣝼木4+14=総画数18 U+2377C [ベン、メン/]
◆桁コウ(けた)や棟(トウ、むね)、建物正面に向かって左右方向に渡した木、「棟」はその一番高い位置にある木「【營造法式:補遺:諸作異名:棟】其名有九一曰棟二曰桴三曰檼四曰棼五曰甍六曰極七曰槫八曰檁九曰𣝼」
𣝿木4+14=総画数18 U+2377F [ショウ、ゾウ/] 檣樯𣞱𣞋𣞸
◆帆柱(ほばしら)、船の帆を張るための柱、同「艢」「𤕽」
𣞀木4+14=総画数18 U+23780 [タン、ダン/まゆみ]
◆「白𣞀ビャクダン」、ビャクダン科ビャクダン属の木、芳香があり、香木コウボクとして、また仏像・仏具の材料などにも利用される、別名「檀香ダンコウ」
◆「栴𣞀センダン」、センダン科センダン属の木、芳香があり香木として利用される {センダン}
◆「白𣞀」「栴𣞀」「紫𣞀シタン(マメ科ツルサイカチ属)」「青𣞀セイタン(アサ科セイタン属)」「黒𣞀コクタン(カキノキ科カキノキ属)」など芳香を放つ木、同「𩠽」
◆[日]マユミ(檀・真弓)、ニシキギ科ニシキギ属の木 {マユミ}
𣞁木4+14=総画数18 U+23781 [未詳/]
◆人名用字「【滎陽外史集:卷四十四:宋故光祿大夫建安郡開國朱公神道碑銘】…梣子三人𣞁字…」「【弇山堂別集:卷七十:謚法紀一:一字謚】懐…追封晉王表𣞁襄王祐材(俱弘治)…」
𣞆木4+14=総画数18 U+23786 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:辰集補遺:木部:𣞆】《字彙補》之善切音𦗢木名見《廣雅》(【字彙補】の「之善切音𦗢木名見《廣雅》」は「𣜆」の訓、「【字彙補:辰集:木部:{⿱屾(⿲木木木)}】與若同見古文苑石鼓文注」がある)
𣞈木4+14=総画数18 U+23788 [ヒョウ、ビョウ/]
◆嚢ノウ(ふくろ)が大きく膨(ふく)らむ(膨らんでいる)さま
𣞉木4+14=総画数18 U+23789 [未詳/]
◆未詳
注解:「㯱」の異体字(譌字)か?
𣞋木4+14=総画数18 U+2378B [ショウ、ゾウ/] 檣樯𣞱𣝿𣞸
◆帆柱(ほばしら)、船の帆を張るための柱、同「艢」「𤕽」
𣞓木4+14=総画数18 U+23793 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:𣞓】𣞓心柿名」「【正字通:辰集中:木部:𣞓】俗樚字舊註音鹿𣞓心𣐈名誤」
𣞷木4+14=総画数18 U+237B7 [ソウ、ス/] 𣚜
◆小さな(蓋付の四角い)籠、同「棇」「【方言:第五】箸筩(盛朼箸{⿱竹賛}也)陳楚宋魏之間謂之筲(鞭鞘)或謂之籝…自關而西謂之桶檧」
木4+15=総画数19 U+3BFA [カン、ゲン/] 𣔿𣠿
◆書物や衣類を収納するための大きな蓋付きの箱、また扉の付いた戸棚や箪笥(たんす)
◆田畑の土が堅いさま、同「𡒓」
木4+15=総画数19 U+3BFE [ソウ/]
◆木名、未詳「【集韻:卷三:平聲三:𩫞第六:槽㯾】果木華實相半也」
◆未詳「【正字通:辰集中:木部:㯾】俗𣡘字舊註改音遭木名誤」
㯿木4+15=総画数19 U+3BFF [ヨウ、リョウ/]
◆柶シ(酒などを掬すくうための匙さじ)の柄(え)の先端部分(取っ手部分、手で掴つかむ部分)「【三禮圖集注:卷十三:鉶柶】醴有柶用角為之鉶有柶用木為之舊圗云柶長尺㯿博三寸(㯿音葉本又作二寸其醴柶宜為二寸)曲柄長六寸…」
◆「㯿欇リョウショウ」、蔓(つる)性木本植物の名、未詳、別名「虎櫐コルイ」「【爾雅注疏:釋木】欇虎櫐(…《疏》欇一名虎櫐郭云今虎豆纒蔓林樹而生莢有刺今江東呼爲㯿欇或曰葛類也子如菉豆而葉大)」
木4+15=総画数19 U+3C00 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:齊第十二:㰀】木名」「【正字通:辰集中:木部:㰀】俗棃字」
木4+15=総画数19 U+3C01 [ラ/]
◆「㰁椏ラア」、木が斜(なな)めに傾(かたむ)いているさま
木4+15=総画数19 U+3C02 [シン/]
◆木名、未詳、この葉や花を使った酒を「㰂酒シンシュ」という「【齊民要術:卷七:笨麴并酒第六十六】作㰂酒法四月取㰂葉合花采之還即急抑著甕中六七日悉使烏熟曝之煮三四沸去滓內甕中下麴炊五斗米日中可燥手一兩抑之一宿復炊五斗米酘之便熟」
木4+15=総画数19 U+3C03 [ベン、メン/]
◆屋根の下地(したじ)に使う板、同「牑」
◆トチュウ(杜仲)、トチュウ科トチュウ属の木、同「檰」 {トチュウ}
木4+15=総画数19 U+3C06 [ハイ、バイ/] 𣡖𣠻
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置、同「韛」
漢字林(非部首部別)
木4+15=総画数19 U+3C07 [セン/]
◆楔(くさび)、角材の先を削って尖らせたもの「【齊民要術:卷四:插梨第三十七】斜攕竹為籤刺皮木之際令深一寸許」
◆コウヨウザン(広葉杉)、スギ科スギ属の木、同「檆(杉)」 {コウヨウザン}
◆「櫼櫨センロ」、枓栱・斗栱トキョウ、方形の木材(枓ト)と"U"字形の木材(栱キョウ)を組み合わせ建物の柱の上端に置いて、それより上部の桁(けた、建物正面に向かって左右方向に渡す横木)や梁(はり、建物正面に向かって手前から奥方向に渡す横木)を支える部材、別名「欂櫨ハクロ」「【漢語大字典:木部:櫼】《文選・何晏<景福殿賦>》:櫼櫨各落以相承,欒栱夭蟜而交結。」 {建物}
木4+15=総画数19 U+3C10 [タ、ダ/] 橢椭楕㯐
◆円エン(中心から等距離にある全ての点を順に結んだ線が成す形)をやや押し潰した形、「楕円ダエン」
◆縁(へり)が長円チョウエン形の木製の椀
木4+15=総画数19 U+6ABB [カン、ゲン/おり]
◆猛獣や罪人などを閉じ込めておく囲い
◆手摺(てすり)、手摺の格子状に組んだ縦木、横木は「楯」、「欄檻ランカン」「【康熙字典:辰集中:木部:檻】《註》縱曰檻橫曰楯」
筆順
木4+15=総画数19 U+6ACB [ベン、メン/] 𣝼
◆桁コウ(けた)や棟(トウ、むね)、建物正面に向かって左右方向に渡した木、「棟」はその一番高い位置にある木「【營造法式:補遺:諸作異名:棟】其名有九一曰棟二曰桴三曰檼四曰棼五曰甍六曰極七曰槫八曰檁九曰𣝼」
木4+15=総画数19 U+6ACC [ユウ、ウ/]
◆田畑の土を平らに均す農具
◆固い土を砕く鋤のような農具、同「耰」
木4+15=総画数19 U+6ACD [シツ、シチ/]
◆鐘ショウ(かね)・磬ケイ・鼔コ(つづみ)などを掛ける横木(「架」という)を支える脚(あし、支柱とその下の足)、器物の足、同「柎」
◆作業をする際に下に敷く台、石製は「砧(きぬた)」、金属製は「鉄床(かなとこ)」「鑕」
木4+15=総画数19 U+6ACE [コウ、オウ/]
◆ものを載(の)せるための板、物を整理し置くための台・棚「【說文解字注:木部:櫎】所㠯几器(謂所以庋閣物之器也几可庋物故凡庋曰几廣韵曰櫎兵闌)」
◆門や窓や廊下の雨風を防ぐための覆(おお)い(簾すだれの類か?)、同「榥」
木4+15=総画数19 U+6AD0 [ルイ/] 蘽𦶖𣡺
◆蔓(つる)性の植物、同「虆」「虆」「藟」
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+15=総画数19 U+6AD1 [ライ/]
◆雷雲を象(かたど)った幾何学模様(雷紋ライモン)を施した酒を入れる容器、「雷樽ライソン」、同「罍」「鑘」
◆剣の柄(つか)の先端(「首」という)に取り付ける(玉製の)飾り、またその飾りを付けた剣、「櫑具ライグ」「櫑具剣ライグケン」
筆順
木4+15=総画数19 U+6AD2 [サツ、セチ/] 𣘤
◆木名、未詳
◆草木が揺れて擦れ合う音
木4+15=総画数19 U+6AD3 [ロ/やぐら] 橹㯭樐
◆城壁などに設けた高い物見台、望楼ボウロウ
◆壁のように木や板を組んだ大きな盾(たて)
◆(通常船尾で立った状態で)舟を漕(こ)ぐ棒状の道具、同「艪」
◆[日]木を高く組んだ構築物、四本足の台状のものや工事用の足場など
筆順
木4+15=総画数19 U+6AD5 [サン、ザン/]
◆木や竹を並べたり重ねたりして組み上げる(一つの形に作り上げる)、寄木(よせぎ)「【禮記注疏(禮記正義):卷四十四:喪大記】君殯用輴欑至于上畢塗屋…(注欑猶菆也屋殯上覆如屋者也…)(本葬するまでの間、棺の上に木を寄せ並べ屋根状に組んで覆う)
◆木や竹を寄木(よせぎ)した杖(つえ)や矛戟ボウゲキ(長い柄の先に矛や戈を付けた武器)などの柄(え)
木4+15=総画数19 U+6AD6 [リョ、ロ、チョ/]
◆「諸櫖ショリョ」、木名、蔓性でクズ(葛、マメ科クズ属の草)に似ているが荒々しく太いという
◆ニワウルシ(庭漆)、ニガキ科ニワウルシ属の木
木4+15=総画数19 U+6AD7 [ベツ、メチ、バイ、マイ/]
◆木製の杭(くい)「【康熙字典:木部:十五:櫗】《玉篇》茫結切音篾木索也」
◆「櫗楔バイセツ」、(杭の先端や楔のように)材木の形が四角(直方体)になっていないさま「【通雅:卷四十九】木不方正曰櫗楔作事不方正曰㩢揳人不方正曰㒝偰」
木4+15=総画数19 U+6AD8 [エイ、エ/]
◆(戦死者の遺体を郷里に送り届けるための)小さな棺(ひつぎ)
木4+15=総画数19 U+6AD9 [オウ、ウ/]
◆ハリゲヤキ(針欅)、ニレ科ハリゲヤキ属の木、「櫙荎オウチ」、同「刺榆シユ」 {ハリゲヤキ}
◆立ち枯れした木
木4+15=総画数19 U+6ADA [リョ、ロ/]
◆「棕櫚シュロ」、ヤシ科シュロ属の木、樹皮は縄や敷物などに使われる他、葉や実などは漢方薬としても利用される {シュロ}
筆順
木4+15=総画数19 U+6ADB [シツ、シチ/くし]
◆毛髪を梳(す)き整える、またその道具の総称 {服飾(髪飾)}、歯の目が細かいものを「篦」「枇」、目が粗いものを「梳」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆(櫛の歯のように)びっしりと並ぶ
筆順
木4+15=総画数19 U+6ADC [コウ/] 𡒩
◆弓矢や剣などの武器を入れる大きな袋、甲冑カッチュウなどの武具を入れる大きな袋、同「𩏤」
木4+15=総画数19 U+6ADD [トク、ドク/]
◆函(はこ)、(蓋付きの)小箱
◆棺(ひつぎ)
筆順
木4+15=総画数19 U+6ADE [エン/]
◆「枸櫞クエン」、同「香櫞コウエン」、シトロンcitron、ミカン科ミカン属の木 {シトロン}
筆順
木4+15=総画数19 U+6ADF [レキ、リャク/くぬぎ、いちい] 檪栎
◆コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などの団栗(どんぐり)の成るブナ科コナラ属の木の総称 {コナラ} {クヌギ}
◆「枹櫟ホウレキ」、コナラ(小楢)、ブナ科コナラ属の木 {コナラ}
◆「麻櫟マレキ」、クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木 {クヌギ}
◆「櫟陽レキヨウ」、秦代・漢代(前221年~220年)の古県名、現陝西省西安市 {陝西省}
◆[日]イチイ(櫟)、別名イチイガシ(一位樫)、ブナ科コナラ属の木 {イチイ}
筆順
木4+15=総画数19 U+6AE0 [ハイ、ホ/]
◆木名、ユズ(柚子)の一種でその実は大きく皮が厚く味がないという、同「椵」
木4+15=総画数19 U+6AE1 [チャク、ジャク/]
◆大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「钁」「鐯」「𥗁」
◆食べ物を挟(はさ)んで持つための箸(はし)、同「箸」
木4+15=総画数19 U+6AE2 [ソウ、ス/]
◆「櫢檽ソウドウ」、木が盛んに茂るさま
木4+15=総画数19 U+6AE4 [/たも]
◆[日]地名用字、「櫤山(たもやま)」、山形県村山市
筆順
木4+15=総画数19 U+6AE5 [チュウ/] 橱櫉
◆戸棚や箪笥(たんす)の類、収納用の家具 {什器(箱)}
木4+15=総画数19 U+6AE6 [未詳/]
◆未詳
木4+15=総画数19 U+6AF5 [ショウ、ジョウ/きこり] 樵𣛑藮𣟶𦿕𧄡
◆薪(たきぎ)
◆薪にする細い木や枝を切ったり落ちているものを拾い集めたりする人、柴刈りをする人
◆門に設けた物見櫓、同「譙」
鹿部
𣝙木4+15=総画数19 U+23759 [チュン/] 櫄𣠍
◆チャンチン(香椿)、センダン科チャンチン属の木、同「杶」「椿」「橁」 {チャンチン}
𣞑木4+15=総画数19 U+23791 [ボウ、モウ/]
◆棟(むね)、屋根の面が交わる最も高いところ、またそこに渡す木、棟木(むなぎ)、同「甍」
𣞒木4+15=総画数19 U+23792 [フ/]
◆「𣞒檻フカン」、木名、未詳、吳蜀ゴショク(長江の南)の山谷中に生え、葉はチャンチン(香椿、センダン科チャンチン属の木)に似て実の表面には塩がふいたような白い点々があるという「【集韻:卷二:平聲二:虞第十:𣞒】𣞒𣞒檻木名葉如椿生吳蜀山谷中子上有鹽如霜」「【正字通:辰集中:木部:𣞒】俗枎字」
𣞕木4+15=総画数19 U+23795 [ゲイ、ゲ/]
◆枝が揺れて互いに擦(こす)れ合う
𣞖木4+15=総画数19 U+23796 [サイ/]
◆草、野草、草叢(くさむら)
◆周代(前11世紀~前256年)の国名、前11世紀~前447年、都は始め現河南省駐馬店市上蔡県付近に置いたが、後に安徽省淮南市鳳台県に移した {河南省} {安徽省}
◆亀卜キボク(亀の甲羅コウラを焼き、その割れ方で吉凶を占うこと)に使う大きなカメ(亀)、「蔡国」に産したことから
𣞘木4+15=総画数19 U+23798 [ケン、コン/]
◆鉄製・金属製(古くは木製・骨製など)の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「鍁」 {農具(鋤鍬類)}
◆水を汲み出す桶などの類、同「檶」
𣞚木4+15=総画数19 U+2379A [サ、ジャ/]
◆木を組んで作った筏(いかだ)
◆枝を大雑把(おおざっぱ)に払い落としただけの丸太(まるた)、製材する前のごつごつした木材
𣞛木4+15=総画数19 U+2379B [ソウ、ス、シュ/] 棕椶㯶𣞡
◆「𣞛櫚シュロ」、ヤシ科シュロ属の木、樹皮は縄や敷物などに使われる他、葉や実などは漢方薬としても利用される {シュロ}
𣞞木4+15=総画数19 U+2379E [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:辰集中:木部:𣞞】《字彙補》與朴同《石鼓文》𨖍驅其𣞞楊氏曰讀作僕」
注解:「樸」の異体字か?
𣞟木4+15=総画数19 U+2379F [シン/]
◆麻糸
𣞡木4+15=総画数19 U+237A1 [ソウ、ス、シュ/] 棕椶㯶𣞛
◆「𣞡櫚シュロ」、ヤシ科シュロ属の木、樹皮は縄や敷物などに使われる他、葉や実などは漢方薬としても利用される {シュロ}
𣞣木4+15=総画数19 U+237A3 [未詳/]
◆未詳
注解:「𣠮」の異体字か?
𣞤木4+15=総画数19 U+237A4 [ブ、ム/]
◆たくさんの木が生い茂るさま、同「橆」「【說文解字注:亾部:𣞤】豐也(釋詁曰蕪茂豐也釋文云蕪古本作{⿱大𣚨})…𣞤與庶同意(…按此蕃𣞤字也𣜩變為無遂借為有𣠮字而蕃無乃借廡或借蕪為之矣)」
漢字林(非部首部別)
𣞧木4+15=総画数19 U+237A7 [未詳/]
◆未詳
𣞱木4+15=総画数19 U+237B1 [ショウ、ゾウ/] 檣樯𣝿𣞋𣞸
◆帆柱(ほばしら)、船の帆を張るための柱、同「艢」「𤕽」
𣞲木4+15=総画数19 U+237B2 [セン、ゼン/]
◆食物を盛る足付きの丸い台、また盤(バン、大きな皿)「【說文解字:木部:檈】圜案也」「【廣韻:上平聲:諄第十八:荀:檈】承食案也」「【禮説:卷十四:考工記】…說文檈爲圓案士昬禮之盛棗㮚也…」
◆ものを回転させながら削(けず)る道具、轆轤ロクロ、同「鏇」「【集韻:卷三:平聲:㒨第二:檈】說文圜案也一曰以繩轉軸裁木為器」
𣞳木4+15=総画数19 U+237B3 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:𣞳】音靠、[逼𣞳]逼迫」
𣞵木4+15=総画数19 U+237B5 [シン、ジン/]
◆クワ(桑、クワ科の木)の実、同「椹」「黮」 {クワ}
𣞶木4+15=総画数19 U+237B6 [キョク、コク/] 檋𣡴
◆人などを乗せる台や箱などの下に二本の棒を渡し担(かつ)ぎ上げて運ぶ乗り物、山道などで人を運ぶ簡便な輿(こし)、同「橋」「【康熙字典:辰集中:木部:橋】註橋一作𣞶直轅車也」「【會稽三賦(テキスト版)】陸行乘車水行乘舟泥行乘橇山行乘𣞶」
𣞸木4+15=総画数19 U+237B8 [ショウ、ゾウ/] 檣樯𣞱𣝿𣞋
◆帆柱(ほばしら)、船の帆を張るための柱、同「艢」「𤕽」
𣞹木4+15=総画数19 U+237B9 [未詳/]
◆未詳
𣞺木4+15=総画数19 U+237BA [未詳/]
◆未詳「【南華真經循本:卷之五:內篇】刑就則…不可表𣞺於外而自{⿰矛仐}伐」
𣞻木4+15=総画数19 U+237BB [ハイ、ヘ、ハ、ベ/] 𣘓
◆土を掘り返して土を砕き平らにする櫛状の歯を取り付けた農具、同「䎱」「䥯」「耙」「【農政全書:卷六:農事:營治上】…先以鐡齒𣞻縱横𣞻之然後插犂細耕…」 {農具(犂耙)}
𣞿木4+15=総画数19 U+237BF [ユウ、ユ/] 櫾𣠡𣟾
◆ユズ(柚・柚子)、ミカン科ミカン属の木、またその果実 {ユズ}
𣟀木4+15=総画数19 U+237C0 [ホウ/] 槰𣝘
◆草木が盛んに繁るさま
木4+16=総画数20 U+3C09 [シン/]
◆木が叢(むら)がり生えるさま、同「榛」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:㰉】正音士臻反木叢生曰㰉與榛{⿰禾秦}」
木4+16=総画数20 U+3C0A [シュン、ジュン/]
◆木名、未詳、葉は細長いという
木4+16=総画数20 U+3C0B [ヒン、ビン/]
◆木名、未詳「【御定歷代賦彙:卷三十七:錢塘賦】…略言其木則…㮿㰋虆楮𣟗楤莖裛葉喬杭樛垂蓊鬱…」「【康熙字典:辰集中:木部:㰋】…《本草別錄》柰一名頻婆《採蘭雜誌》燕地有頻婆味雖平淡夜置枕邊微有香氣卽佛書所謂頻婆華言相思也《學圃餘疏》北地有頻婆卽花紅一種之變」(「頻婆」は「蘋婆ヒンバ(ピンポンノキ、アオイ科ピンポンノキ属の木)」を指すものと思われる、「㰋」は「頻婆」の「「頻」に木を加えたものか?)
木4+16=総画数20 U+3C0C [カク/]
◆カラタチ(枳・枳殻・枸橘)、ミカン科ミカン属の木「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:㰌】苦角切枳木有實似柚」 {カラタチ}
◆木を一本の渡した橋、一本橋(いっぽんばし)、丸木橋(まるきばし)、また(その橋を管理している者が渡河料・税を)徴収チョウシュウする、同「榷」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:㰌】音角以木渡水今呼峉勺是也」
木4+16=総画数20 U+3C0D [ロウ、ル/]
◆部屋の窓まど
木4+16=総画数20 U+3C0E [スイ/] 檇槜
◆「㰎李スイリ」、古地名、現浙江省嘉興市、春秋時代(前770年~前5世紀)に呉ゴ(前12世紀頃~前473年)と越エツ(?~前222年頃)が戦った(檇李の戦い)地として知られる {春秋時代} {浙江省}
木4+16=総画数20 U+3C0F [コウ/] 篙𥮑
◆竹竿たけざお、舟を進めたり操(あやつ)ったりするための棹さお
木4+16=総画数20 U+3C15 [キ/] 𣟵𣛼
◆ヒョウタン(瓢箪)などの実の内部を刳(く)り貫いて作った杓子シャクシ
木4+16=総画数20 U+3C16 [ラン/] 欖榄
◆「橄㰖カンラン」、カンラン科の木 {カンラン}
◆「油橄㰖ユカンラン」、オリーブolive、モクセイ科オリーブ属の木 {オリーブ}
木4+16=総画数20 U+6AE7 [ショ/かし]
◆「苦櫧クショ」、ブナ科シイ属の木、学名はCastanopsis sclerophylla、堅く腐りにくいことから建物の柱などに用いるという
◆「米櫧ベイショ」、タカサゴジイ(高砂椎)、ブナ科シイ属の木 {タカサゴジイ}
◆[日]カシ(樫)、ブナ科コナラ属の木 {カシ}
木4+16=総画数20 U+6AE8 [ロ、ル/はぜ] 栌枦
◆枓栱・斗栱トキョウ、方形の木材(枓ト)と"U"字形の木材(栱キョウ)を組み合わせ建物の柱の上端に置いて、それより上部の桁(けた、建物正面に向かって左右方向に渡す横木)や梁(はり、建物正面に向かって手前から奥方向に渡す横木)を支える部材、別名「欂櫨ハクロ」 {建物}
◆「黄櫨コウロ」、ケムリノキ(煙の木)、ウルシ科ハグマノキ属の木、別名「ハグマノキ(白熊の木)」「スモーク・ツリーsmoke tree」 {ケムリノキ}
◆[日]はぜ、ハゼノキ(黄櫨の木・櫨の木)、ウルシ科ウルシ属の木 {ハゼノキ}
筆順
木4+16=総画数20 U+6AE9 [エン/] 𣡞
◆軒(のき)、庇(ひさし)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分、建物に直接雨や日差しなどが当たらないようにするための屋根、同「檐」
◆建物の間を繋ぐ屋根付きの廊下、屋根付きの回廊(かいろう、建物や中庭を囲うように作る廊下)
木4+16=総画数20 U+6AEA [レキ、リャク/くぬぎ] 𣙽枥
◆飼葉桶(かいばおけ)、牛馬の餌を入れる桶
◆クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木、その実は団栗(どんぐり)と呼ばれる {クヌギ}
◆「櫪㯕レキセイ」、指の間に五本の木の棒(「拶子」という)を挟んで強く縛る拷問、特に女性に対して行われた、同「拶指サツシ」
筆順
木4+16=総画数20 U+6AEB [チョ/]
◆木の杭(くい)
◆標識ヒョウシキや立札(たてふだ)、同「楬」
木4+16=総画数20 U+6AEC [シン/]
◆遺体を納(おさ)める棺カン(ひつぎ)、この棺を納める外箱を「椁・槨カク」という
◆アオギリ(青桐・梧桐)、アオギリ科の木 {アオギリ}
◆ムクゲ(木槿)、アオイ科フヨウ属の木、同「椴」「藽」「蕣」「葮」 {ムクゲ}
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+16=総画数20 U+6AEE [ガク/]
◆花が盛んに咲いているさま
木4+16=総画数20 U+6AEF [ソ、ス/]
◆緋色の染料になるという木
木4+16=総画数20 U+6AF0 [カイ、エ/]
◆エンジュ(槐、マメ科エンジュ属の木)の類、エンジュよりも葉が大きく黒いという {エンジュ}
◆「櫰香カイコウ」、香木名、別名「兜婁婆香トウロウバコウ」「【本草綱目:木之一 :香木類:櫰香】釋名兠婁婆香(《集解》時珍曰櫰香江淮湖嶺山中有之木大者近丈許小者多被樵采葉青而長有鉅齒狀如小薊葉而香對節生其根狀如枸杞根而大煨之甚…)」
木4+16=総画数20 U+6AF1 [ゲツ、ゲチ/ひこばえ] 蘖𡾹
◆木を切り倒した後に残る切り株、同「枿」「𣡌」
◆ひこばえ、切り株から生え出た新芽、同「枿」「𣡌」
筆順
木4+16=総画数20 U+6AF2 [ヨ/]
◆「櫲樟ヨショウ」、クスノキ(樟)、クスノキ科ニッケイ属の木、別名「豫樟、豫章」 {クスノキ}
木4+16=総画数20 U+6AF3 [ロウ、ル/] 槞栊
◆木などを柵(さく)状に組んだ囲(かこ)い、獣(けもの)を閉じ込めるための檻(おり)
木4+16=総画数20 U+6AF4 [ライ/]
◆傾(かたむ)く「【太玄經:度】」…次三小度差差大櫴之階(木在火行母子之道差次以度故曰差差以金次之必見克害家性爲度被克失度故大傾也)」
木4+16=総画数20 U+6AF6 [ケン/]
◆「櫶木ケンボク」、シナノキ科の木、別名「蜆木ケンボク(Excentrodendron hsienmu)」といわれる
木4+16=総画数20 U+6B02 [ハク/]
◆斗形(ますがた)、屋根を支える桁(けた、建物正面に向かって左右方向に渡す横木)や梁(はり、建物正面に向かって手前から奥方向に渡す横木)を受けるための柱の上端に置く方形の木、同「枓」
◆「欂櫨ハクロ」、枓栱・斗栱トキョウ、方形の木材(枓ト)と"U"字形の木材(栱キョウ)を組み合わせ建物の柱の上端に置いて、それより上部の桁や梁を支える部材 {建物}
◆垂木(たるき)、棟(むね、屋根の頭頂部)から軒(のき、屋根の先端部)に渡し屋根を支える木材
木4+16=総画数20 U+6B04 [ラン/] 𣟬欄栏
◆橋の両側や廊下・窓・寝台などの縁に設ける手摺(てすり)
◆区切りを示す仕切り、また囲い、枠(わく)
◆新聞や雑誌などの枠などで仕切られた部分
注解:本来は「東」ではなく「柬」
筆順
石部
𣟄木4+16=総画数20 U+237C4 [タク/] 𣝔
◆夜警や見張りなどの際に打ち鳴らす拍子木(ひょうしぎ)、同「柝」
𣟅木4+16=総画数20 U+237C5 [エイ、ヨウ/]
◆(建物の正面入口の)太い柱、同「桯」
◆建物の数を表す語「【正字通:辰集中:木部:楹】量度屋數亦曰楹一列爲一楹」
𣟋木4+16=総画数20 U+237CB [ケン/] 𣟯
◆木名
𣟎木4+16=総画数20 U+237CE [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣟎】諾何切與那同見集韻」
𣟒木4+16=総画数20 U+237D2 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣟒】漢碑無字〇亦作■」
注解:「𣞤(橆)」の異体字か?
𣟗木4+16=総画数20 U+237D7 [未詳/]
◆木名、未詳「【御定歷代賦彙:卷三十七:錢塘賦】…略言其木則…虆楮𣟗楤莖裛葉喬杭樛垂蓊鬱…」「【類篇:卷六:木部:𣟗】延知切說文木也」
𣟚木4+16=総画数20 U+237DA [未詳/]
◆未詳
𣟥木4+16=総画数20 U+237E5 [ヨク、オク/あおき] 檍𣟻𣚍
◆木名、未詳、材質は堅(かた)く車輪の外枠(「車牙シャガ」という)や弓などに用いられるという、同「杻」「【爾雅注疏:釋木】杻檍(似棣細葉新生可飼牛材中車輞關西呼杻子一名土橿)」(【漢字源:木部:檍】は「モチノキ(黐の木、モチノキ科の木)」とする)
◆[日]あおき、地名、宮崎県宮崎郡檍村、現宮崎県宮崎市檍地域自治区
𣟧木4+16=総画数20 U+237E7 [/ひし]
◆[日]「𣟧輪田(ひしわだ)」、地名、岩手県一関市花泉町金沢、現在は「ひし輪田」
筆順
𣟨木4+16=総画数20 U+237E8 [キ、ギ/]
◆木名、別名「靈壽木」、未詳、竹のような節(ふし)があり堅く強いため杖などに用いられるという、同「椐」
◆物を収納するための蓋付きの箱、また扉の付いた戸棚や箪笥(たんす)、同「櫃」
𣟬木4+16=総画数20 U+237EC [ラン/] 欄欄栏
◆橋の両側や廊下・窓・寝台などの縁に設ける手摺(てすり)
◆区切りを示す仕切り、また囲い、枠(わく)
◆新聞や雑誌などの枠などで仕切られた部分
𣟿木4+16=総画数20 U+237FF [/なぎ]
◆[日]「𣟿良(なぎら)」、姓
木4+17=総画数21 U+6AF8 [キョ、コ/けやき] 欅𣟱﨔榉
◆ケヤキ(欅)、ニレ科ケヤキ属の木 {ケヤキ}
◆「欅柳キョリュウ」、シナサワグルミ(支那沢胡桃)、クルミ科サワグルミ属の木、同「柜柳」 {シナサワグルミ}
◆「山毛﨔サンモウキョ」、ブナ(橅)、ブナ科ブナ属の木、同「殼斗カクト」 {ブナ}
木4+17=総画数21 U+6AF9 [ショウ/]
◆木がまっすぐに高く伸びるさま、同「橚」
◆「櫹槮ショウシン」◇草木が盛んに茂るさま◇花や葉が散って枝や幹だけになるさま
木4+17=総画数21 U+6AFA [レイ、リョウ、レン/] 欞𢸲㯪棂
◆窓や手摺(てすり)などに嵌(は)め込む細い木を組んだ格子、「欞子レンジ」
◆軒(のき)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分、同「檐」「梠」 {建物}
筆順
木4+17=総画数21 U+6AFB [オウ、ヨウ/さくら] 樱桜
◆サクラ(桜)、バラ科サクラ属などの植物の称 {サクラ}
◆「櫻桃オウトウ」、カラミザクラ(唐実桜)、別名シナミザクラ(支那実桜)、バラ科サクラ属の木、またその実(さくらんぼ・さくらんぼう、桜桃・桜ん坊)、日本では果実を食用とするサクラ類の植物を指す {カラミザクラ}
◆「毛櫻桃モウオウトウ」、ユスラウメ(山桜桃・梅桃・桜桃)、バラ科スモモ属の木、またその実 {ユスラウメ}
筆順
木4+17=総画数21 U+6AFC [セン/]
◆楔(くさび)、角材の先を削って尖らせたもの「【齊民要術:卷四:插梨第三十七】斜攕竹為籤刺皮木之際令深一寸許」
◆コウヨウザン(広葉杉)、スギ科スギ属の木、同「檆(杉)」 {コウヨウザン}
◆「櫼櫨センロ」、枓栱・斗栱トキョウ、方形の木材(枓ト)と"U"字形の木材(栱キョウ)を組み合わせ建物の柱の上端に置いて、それより上部の桁(けた、建物正面に向かって左右方向に渡す横木)や梁(はり、建物正面に向かって手前から奥方向に渡す横木)を支える部材、別名「欂櫨ハクロ」「【漢語大字典:木部:櫼】《文選・何晏<景福殿賦>》:櫼櫨各落以相承,欒栱夭蟜而交結。」 {建物}
木4+17=総画数21 U+6AFD [イン、オン/] 檃𨽌
◆矯木ためぎ、歪みや狂いをもとの形に戻す(矯正する)ための道具、「檃栝インカツ」、同「栝」「桰」「檼」
木4+17=総画数21 U+6AFE [ユウ、ユ/] 𣠡𣞿𣟾
◆ユズ(柚・柚子)、ミカン科ミカン属の木、またその果実 {ユズ}
櫿木4+17=総画数21 U+6AFF [エイ、ヨウ/]
◆木名、未詳
木4+17=総画数21 U+6B00 [ショウ/]
◆木名
木4+17=総画数21 U+6B01 [ドウ、ノウ、ノ/] 農䢉𨑋辳𨑇𣊤𦦥𦦤𣎭𢖢𦱯农
◆田畑を耕し、作物の種を播(ま)き育て収穫する、またその仕事、またそれ従事する人、「農業ノウギョウ」「農夫ノウフ」
木4+17=総画数21 U+6B03 [サン、ゼン/]
◆ニシキギ科の木の一種
◆水門
◆星の名
木4+17=総画数21 U+6B05 [キョ、コ/けやき] 櫸𣟱﨔榉
◆ケヤキ(欅)、ニレ科ケヤキ属の木 {ケヤキ}
◆「欅柳キョリュウ」、シナサワグルミ(支那沢胡桃)、クルミ科サワグルミ属の木、同「柜柳」 {シナサワグルミ}
◆「山毛﨔サンモウキョ」、ブナ(橅)、ブナ科ブナ属の木、同「殼斗カクト」 {ブナ}
筆順
木4+17=総画数21 U+6B0A [ケン、ゴン/] 権权
◆秤(はかり)、また秤に使う分銅フンドウ(重さの基準となる金属の塊)
◆重さを量(はか)る、状況を量りそれに応じて釣り合いを取る
◆釣り合いを左右することができる重み、また力、また立場
◆物事を左右できる力や立場を利用して支配・指揮する
◆仮の、一時的な、一時しのぎに、その場限りに、苟且コウショ
漢字林(非部首部別)
筆順
木4+17=総画数21 U+6B0D [キュウ、グ/]
◆柩(ひつぎ)、遺体が納められた棺、同「柩」
木4+17=総画数21 U+F91D [ラン/] 欄𣟬栏
◆橋の両側や廊下・窓・寝台などの縁に設ける手摺(てすり)
◆区切りを示す仕切り、また囲い、枠(わく)
◆新聞や雑誌などの枠などで仕切られた部分
𣟯木4+17=総画数21 U+237EF [ケン/] 𣟋
◆木名
𣟱木4+17=総画数21 U+237F1 [キョ、コ/けやき] 欅櫸﨔榉
◆ケヤキ(欅)、ニレ科ケヤキ属の木 {ケヤキ}
◆「欅柳キョリュウ」、シナサワグルミ(支那沢胡桃)、クルミ科サワグルミ属の木、同「柜柳」 {シナサワグルミ}
◆「山毛﨔サンモウキョ」、ブナ(橅)、ブナ科ブナ属の木、同「殼斗カクト」 {ブナ}
𣟴木4+17=総画数21 U+237F4 [セン/] 𣠯
◆閂(かんぬき)、閉じた門扉モンピが開かないようにするために扉の内側に渡す横木、同「閂」「【廣韻:上平聲:刪第二十七:𣠯:𣠯】關門機出通俗文」
𣟵木4+17=総画数21 U+237F5 [キ/] 𣛼㰕
◆ヒョウタン(瓢箪)などの実の内部を刳(く)り貫いて作った杓子シャクシ
𣟶木4+17=総画数21 U+237F6 [ショウ、ジョウ/きこり] 樵𣛑藮櫵𦿕𧄡
◆薪(たきぎ)
◆薪にする細い木や枝を切ったり落ちているものを拾い集めたりする人、柴刈りをする人
◆門に設けた物見櫓、同「譙」
𣟷木4+17=総画数21 U+237F7 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:辰集中:木部:𣟷】字彙見揚雄蜀都賦音未詳○按賦杪作㯳曳鄭璞刻本作𣟷曳」
𣟹木4+17=総画数21 U+237F9 [シン/] 槮椮𣚈
◆木がまっすぐに高く伸びるさま
◆「櫹𣟹ショウシン」◇草木が盛んに茂るさま◇花や葉が散って枝や幹だけになるさま
◆水中に柴などを積んで魚を捕る仕掛け、同「罧」
𣟺木4+17=総画数21 U+237FA [レン/]
◆「㭺𣟺エンレン」、木名、未詳「【康熙字典:辰集:木部:𣟺】《集韻》《類篇》𠀤力驗切音殮㭺𣟺木也葉可爲飮」
𣟻木4+17=総画数21 U+237FB [ヨク、オク/あおき] 檍𣟥𣚍
◆木名、未詳、材質は堅(かた)く車輪の外枠(「車牙シャガ」という)や弓などに用いられるという、同「杻」「【爾雅注疏:釋木】杻檍(似棣細葉新生可飼牛材中車輞關西呼杻子一名土橿)」(【漢字源:木部:檍】は「モチノキ(黐の木、モチノキ科の木)」とする)
◆[日]あおき、地名、宮崎県宮崎郡檍村、現宮崎県宮崎市檍地域自治区
𣟼木4+17=総画数21 U+237FC [ショウ/]
◆晒(さら)して白くする前のアサ(麻)、生麻(きあさ)
𣟾木4+17=総画数21 U+237FE [ユウ、ユ/] 櫾𣠡𣞿
◆ユズ(柚・柚子)、ミカン科ミカン属の木、またその果実 {ユズ}
𣠁木4+17=総画数21 U+23801 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:亥集:鹵部:𪉺】與𣠁同見篇海〇亦作𥽽」
注解:「䊲」の譌字か?
𣠄木4+17=総画数21 U+23804 [未詳/]
◆未詳
𣠆木4+17=総画数21 U+23806 [未詳/]
◆未詳
𣠈木4+17=総画数21 U+23808 [未詳/]
◆未詳
𣠋木4+17=総画数21 U+2380B [ラク、ガク/たの・しい、たの・しむ] 楽樂乐
◆音を奏(かな)でる、「音楽オンガク」
◆調和が取れて心地よい、心や体を煩(わずら)わせるものが何もなく安らかで快い、悦(よろこ)ばしい
𣠌木4+17=総画数21 U+2380C [ゲツ、ゲチ/] 𣡌
◆木を切り倒した後に残る切り株、同「蘖」
◆蘖(ひこばえ)、切り株から生え出た新芽、同「蘖」
𣠍木4+17=総画数21 U+2380D [チュン/] 櫄𣝙
◆チャンチン(香椿)、センダン科チャンチン属の木、同「杶」「椿」「橁」 {チャンチン}
𣠏木4+17=総画数21 U+2380F [シュ、ス/]
◆苧殻(おがら)、カラムシ(苧、イラクサ科の草)やアサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎の皮を剥いで乾燥させたもの、同「黀」 {カラムシ} {アサ}
𣠐木4+17=総画数21 U+23810 [カク/] 椁槨
◆棺(ひつぎ)を納めるための木製の外箱、外棺、石製は「𥕖」
𣠔木4+17=総画数21 U+23814 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣠔】符消切音剽唐韻橐也〇又公混切音棍義同」「【漢語大字典:木部:𣠔】同"㯻"」
𨑋辰部
𩰦鬯部
𪴛木4+17=総画数21 U+2AD1B [未詳/]
◆未詳「【御定歷代賦彙:卷三十七:錢塘賦】…略言其木則…椵𣚂棆楈𪴛㮿㰋虆楮𣟗楤莖裛葉喬杭樛垂蓊鬱…」「【蜀中廣記:卷八十五:高僧記第五】…扇車闗𪴛良計斷」
木4+18=総画数22 U+3C17 [シュク、スク/]
◆カエデ(楓)、ムクロジ科カエデ属の木、同「槭」 {カエデ}
木4+18=総画数22 U+3C18 [イ/]
◆木名、未詳
◆人名用字「【弇山堂別集:卷三十二:伊厲王㰘】太祖第二十五子…」「【明史:卷一百十八:列伝第六:諸王三】伊王㰘」
木4+18=総画数22 U+3C1B [ヤク/]
◆木名、未詳「【普濟方:卷二百八十六:癰疽門:又方】用㰛子一枚以醋於青石上磨之以塗腫上乾易不過十度愈」
◆「㰛陽ヤクヨウ」、秦代・漢代(前221年~220年)の古県名、同「櫟陽レキヨウ」、現陝西省西安市「【集韻:卷十:入聲下:藥第十八:櫟㰛】櫟陽縣名在雍」 {陝西省}
木4+18=総画数22 U+6AF7 [귀クィ/]
◆[韓]木名、未詳「【五洲衍文長箋散稿:詩文篇○論文類:文字:東國土俗字辨證說:櫷】音귀。卽*櫰木。一名黃楡。늣틔나보。」(「*櫰」は「エンジュ(槐、マメ科エンジュ属の木)」の類とされ、またイヌエンジュ(犬槐、マメ科イヌエンジュ属)の漢名が「朝鮮槐」のであることから、イヌエンジュを指すものか? 「黃楡」は未詳)
木4+18=総画数22 U+6B06 [ソウ/]
◆船の帆(ほ)
◆「栙欆コウソウ」、船の帆柱(ほばしら)、同「栙䉶」「【廣川書跋:卷三:送窮圖】…颿繫栙䉶…」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):卷第十一:木部:栙】栙雙也從木夅聲臣鍇按字書栙雙帆上木也侯邦反」「【廣韻:上平聲:江第四:栙:栙】栙䉶帆未張…」「【集韻:卷一:平聲江第四:欆𢅻】栙欆未張帆…」
木4+18=総画数22 U+6B07 [ショウ/]
◆蔓(つる)性木本植物の名、未詳、別名「虎櫐コルイ」「㯿欇リョウショウ」「【爾雅注疏:釋木】欇虎櫐(…《疏》欇一名虎櫐郭云今虎豆纒蔓林樹而生莢有刺今江東呼爲㯿欇或曰葛類也子如菉豆而葉大)」
◆フウ(楓)、楓香フウコウ、フウ科フウ属の木、「欇欇ショウショウ」「【爾雅注疏:釋木】楓欇欇(《注》楓樹似白楊葉圓而𡵨有脂而香今之楓香是…)」 {フウ}
木4+18=総画数22 U+6B08 [エイ/]
◆「𣚀欈シエイ」、木名、未詳、その実は食べられるという
木4+18=総画数22 U+6B09 [ソウ/]
◆草木が叢(むら)がり生える、同「叢」
木4+18=総画数22 U+6B0B [ク、グ/]
◆(木の根が)曲がり絡(から)まり合っているさま
◆四本の歯の付いた熊手(くまで)
木4+18=総画数22 U+6B0E [ウツ、ウチ/] 鬱𣡸欝𣡡𦉠𦉚
◆木が辺りを塞(ふさ)ぐように生い茂るさま、同「鬰」「䖇」
◆樹木の香りが辺りに立ち籠(こ)める、籠(こ)もる、周りを塞がれて行き所がなくなる、「欎陶ウットウ」、同簡「郁」
◆「欎鬯ウッチョウ」「欎金香ウコンコウ」、チューリップtulip、ユリ科チューリップ属の草 {チューリップ}
𣠙木4+18=総画数22 U+23819 [ヒョウ/しるし、しるべ、しめ] 標标
◆高く伸びた木の先の枝、梢(こずえ)
◆物事の先端
◆目印、場所を示す印(しるし)、案内や識別のための印
◆高く掲(かか)げる、はっきりと目立たせる
𣠛木4+18=総画数22 U+2381B [ソウ、ゾウ、ザツ/ま・じる、ま・ざる、ま・ぜる] 雜雑杂襍𣜫𨿼
◆それぞれの性質は保ったままいろいろな物が寄せ集まる、また入り交る、入り交って元の性質が失われるのは「混」
◆入り交って纏(まと)まりがないさま、きちんと整っていないさま、「雑然ザツゼン」
◆本来の物事以外のさまざまなもの、「雑務ザツム」
◆「𣠛縣ソウケン」、海鳥の名、鳳(おおとり)に似ているという、同「鶢鶋エンキョ」「【爾雅注疏:釋鳥】爰居雜縣(《注》國語海鳥爰居…《音義》爰本作鶢音𡊮居本或作鶋同李曰爰居海鳥也樊云似鳳雜字亦作𣠛)」
𣠞木4+18=総画数22 U+2381E [ショウ/]
◆木の葉が揺れ動くさま
◆同「欇」
𣠟木4+18=総画数22 U+2381F [シン、ジン/] 梣𣘕
◆トネリコ(梣)、モクセイ科トネリコ属の木、皮は「秦皮シンピ」と呼ばれ薬用として用いる、また木は堅く建材やバットbatなどに用いられる {トネリコ}
𣠠木4+18=総画数22 U+23820 [ライ/]
◆「魁𣠠カイライ」、操人形(あやつりにんぎょう)、同「傀儡」
𣠡木4+18=総画数22 U+23821 [ユウ、ユ/] 櫾𣞿𣟾
◆ユズ(柚・柚子)、ミカン科ミカン属の木、またその果実 {ユズ}
𣠤木4+18=総画数22 U+23824 [カン/つき]
◆未詳「【漢字源:木部:欟𣠤】罐(缶)に同じ」
◆[日]ツキ(槻)、ケヤキ(欅)の別称、ニレ科ケヤキ属の木 {和製漢字の辞典:木部:𣠤} {和製漢字の辞典:木部:欟} {ケヤキ}
筆順
𣠬木4+18=総画数22 U+2382C [未詳/]
◆未詳
𣠭木4+18=総画数22 U+2382D [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣠭】丁管切音短義闕」「【康熙字典:辰集備考:木部:𣠭】《奚韻》同短」
𣠮木4+18=総画数22 U+2382E [未詳/]
◆未詳
注解:「【說文解字注:亾部:𣞤】豐也(釋詁曰蕪茂豐也釋文云蕪古本作{⿱大𣚨})…𣞤與庶同意(…按此蕃𣞤字也𣜩變為無遂借為有𣠮字而蕃無乃借廡或借蕪為之矣)」とあり、「𣞤(橆)」の異体字か?
𣠯木4+18=総画数22 U+2382F [セン/] 𣟴
◆閂(かんぬき)、閉じた門扉モンピが開かないようにするために扉の内側に渡す横木、同「閂」「【廣韻:上平聲:刪第二十七:𣠯:𣠯】關門機出通俗文」
𣠴木4+18=総画数22 U+23834 [未詳/]
◆「𣠴𤧱河(音未詳)」、川名、未詳「【穆天子傳:卷四:古文】…乙亥天子南征陽紆之東尾(尾山後也)乃遂絶𠭺𦟆之谷巳至于𣠴𤧱河之水北阿爰有𤃄溲之(闕)河…」
𣠷木4+18=総画数22 U+23837 [ケン/]
◆桟サン、板張りの棚
木4+19=総画数23 U+3C19 [ダ、ナ/] 𣗙
◆嫋(たお)やかなさま、木の枝が長くしなやかに伸びているさま、同「儺」
木4+19=総画数23 U+3C1A [リ/]
◆柴垣(しばがき)、柴を編んで作った柵や垣根などの囲い、同「籬」
木4+19=総画数23 U+6B0C [장チャン/]
◆[韓]「欌籠(장롱チャンノン)」、箪笥(たんす)
◆[韓]「衣欌(의장ウィジャン)」、衣服を収納する箪笥(たんす)
木4+19=総画数23 U+6B0F [ラ/]
◆「桫欏サラ」◇ヘゴ科(ヘゴ属)の木生シダ植物◇木名、未詳「【廣韻:下平聲:歌第七:娑:桫】桫欏木名出崐崘山」
◆木名、未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:欏】力多切檖木也(「【爾雅注疏:釋木】檖蘿(…《疏》檖一名蘿…)」の「蘿」を引いたものか?)「【康熙字典:辰集中:木部:欏】…《格物要論》欏木出湖廣及南安謂之倭羅又謂之草欏 又《博雅》欏落籬也…」
木4+19=総画数23 U+6B10 [レイ、ライ、リ/]
◆建物の屋根を支えるために横に渡す梁(はり)や棟木(むなぎ) {建物}
◆「欐佹リキ」、上のものを下から支える柱、支柱(「欐桅」の誤りか?「桅」には「柱」の意がある)
筆順
木4+19=総画数23 U+6B11 [サン、ザン/]
◆木や竹を並べたり重ねたりして組み上げる(一つの形に作り上げる)、寄木(よせぎ)「【禮記注疏(禮記正義):卷四十四:喪大記】君殯用輴欑至于上畢塗屋…(注欑猶菆也屋殯上覆如屋者也…)(本葬するまでの間、棺の上に木を寄せ並べ屋根状に組んで覆う)
◆木や竹を寄木(よせぎ)した杖(つえ)や矛戟ボウゲキ(長い柄の先に矛や戈を付けた武器)などの柄(え)
筆順
木4+19=総画数23 U+6B12 [ラン/] 栾𣡵
◆モクゲンジ、ムクロジ科モクゲンジ属の木 {モクゲンジ}
◆柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える役目をする"U"字形の木材、日本では「肘木(ひじき)」とも呼ばれる、同「栱」、方形の木材は「櫨」 {建物}
◆双生児、同「孿」
漢字林(非部首部別)
筆順
𣠸木4+19=総画数23 U+23838 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲二:刪第二十七:𣠸】手相關付也太玄𣠸神明而定摹」「【集韻:卷三:平聲三:㒨第二:{⿰木闗}】豎木杙」
𣠺木4+19=総画数23 U+2383A [ショウ/]
◆未詳「【廣韻:入聲:卷第五:葉第二十九:妾:𣠺】飯臿」「【集韻:卷十:入聲下:葉第二十九:妾:𣠺】飯喿也」
𣠻木4+19=総画数23 U+2383B [ハイ、バイ/] 𣡖㰆
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置、同「韛」
𣠽木4+19=総画数23 U+2383D [ハ、ヘ/]
◆取っ手(とって)、刀の柄(つか)や容器や道具の柄(え)などの手で握り持つ部分
𣠿木4+19=総画数23 U+2383F [カン、ゲン/] 㯺𣔿
◆書物や衣類を収納するための大きな蓋付きの箱、また扉の付いた戸棚や箪笥(たんす)
◆田畑の土が堅いさま、同「𡒓」
𣡀木4+19=総画数23 U+23840 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣡀】音未詳草名爾雅𣡀舎」
𣡂木4+19=総画数23 U+23842 [未詳/]
◆未詳
𣡃木4+19=総画数23 U+23843 [テン、デン、ネン/]
◆小さな酒杯シュハイ、同「盞」
◆木名、未詳、汁は酒になるという、同「𣒅」
◆木臼(きうす)、穀物などを平らに押し展(の)ばし磨り潰(すりつぶ)す道具、同「碾」
◆「橏榐センテン」、木が長く伸びているさま
𣡇木4+19=総画数23 U+23847 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:𣡇】同"鬱"」
𣡈木4+19=総画数23 U+23848 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣡈】音未詳東方朔罵鬼書有𣡈𣪣之名字書無𣡈字」
漢字林(非部首部別)
𣡛木4+19=総画数23 U+2385B [キュウ、グ/ひつぎ] 柩𠥂匛匶𠥬
◆遺体が収(おさ)められた棺(ひつぎ)、また棺に収められた遺体「【禮記注疏(禮記正義):卷四:曲禮下】在牀曰尸(《注》尸陳也言形體在也)在棺曰柩(《注》柩之言究也)」
木4+20=総画数24 U+6B13 [トウ/] 𣗋
◆カラスザンショウ(烏山椒)、ミカン科サンショウ属の木、別名「食茱萸ショクシュユ」「越椒エツショウ」「【爾雅翼:卷十一:釋木三:欓】風土記曰三香椒欓薑欓出閩中江東其木似椿莖間有刺子辛辣如椒」 {カラスザンショウ}
◆木製の桶(おけ)
木4+20=総画数24 U+6B14 [カク/]
◆土を掘り起こすなどする農具の類「【御定全唐詩:卷八百七十八:武后長夀元年民間謡】補闕連車載拾遺平斗量欔槌侍御史(欔一作杷齊魯謂*四齒杷曰欔)」「【正字通:辰集中:木部:欔】吉岳切音⻇鍫屬與钁同類用木用金小別舊註木名誤」(「【釋名:釋道】」四達曰衢齊魯謂四齒杷為欋欋杷地則有四處…」に「*四齒杷」とあり、「欔」「欋」は異体字の関係か?)
◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:藥第十八:欔】木名」「【大越史記全書:卷之八:陳記四】辛酉五年…六月奉引欔(音角)鄉太堂及龍興建昌諸陵神像…」
木4+20=総画数24 U+6B15 [엄オム/]
◆[韓]タイワンタラノキ(台湾楤木)、ウコギ科タラノキ属の木、別名「鵲不踏シャクフトウ」 {タイワンタラノキ}
𣡌木4+20=総画数24 U+2384C [ゲツ、ゲチ/] 𣠌
◆木を切り倒した後に残る切り株、同「蘖」
◆蘖(ひこばえ)、切り株から生え出た新芽、同「蘖」
𣡍木4+20=総画数24 U+2384D [キョク、コク/とげ、いばら]
◆サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、枝には棘(とげ)がある {サネブトナツメ}
◆刺(とげ)、先端が細く尖(とが)った形のもの
◆いばら、刺のある木、同「𣘐」「𣗥」
◆突き刺(さ)す、突き刺さる
◆突き刺さったように痛む、また苦しむ
◆戟ゲキ(ほこ)、長い柄の先に矛(ほこ、両刃の剣)と戈(ほこ、"「"字形をした刃物)を付けた武器、同「戟(㦸)」「【春秋左傳正義:卷一:隱公十一年】子都拔棘以逐之(《注》…棘㦸也…)」 {武器(刀剣槍)}
◆家臣の階位・職位、宮廷の前庭に整列する際に、その並ぶ位置に棘(いばら)が植えられたことから、「九棘キュウキョク」「【周禮注疏:秋官司寇】朝士掌建邦外朝之灋左九棘孤卿大夫位焉群士在其後右九棘公侯伯子男位焉」
漢字林(非部首部別)
𣡏木4+20=総画数24 U+2384F [未詳/] 𣡪𣡦
◆未詳、【說文解字】は「橐タク(筒状で両端共に口が開いている袋)」と同義とするが音は「囊ドウ・ノウ(開け口が一つの袋)」と同じ「奴當切」、【集韻】は「有底曰𣡦」で「囊」の異体字とする「【說文解字:㯻部:𣡦】橐也从㯻省襄省聲奴當切」「【集韻:卷三:平聲三:唐第十一:𣡦囊】奴當切說文槖也一曰有底曰𣡦無底曰槖亦姓隸作囊」
𣡕木4+20=総画数24 U+23855 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣡕】伊艶切音厭義闕」
𣡖木4+20=総画数24 U+23856 [ハイ、バイ/] 㰆𣠻
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置、同「韛」
𣡗木4+20=総画数24 U+23857 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:果部第八十:𣛕𣡗】初瓦反下又所瓦反二」「【字彙補:辰集:木部:𣡗】乳兗切音耎義闕」
𣡘木4+20=総画数24 U+23858 [ソウ、ゾウ/]
◆飼葉桶(かいばおけ)、牛馬などの家畜の飼料シリョウを入れる桶(おけ)、同「皁」「櫪」「樎」
◆水や酒を入れる比較的大きな(方形の)容器、「水槽スイソウ」「酒槽シュソウ」
◆液体を溜(た)め置く窪(くぼ)み、或いは溝(みぞ)
木4+21=総画数25 U+6B17 [ラン/]
◆木名「【類篇:第六上:木部:欗】木名桂類」「【正字通:辰集中:木部:欗】俗欄字」「【康熙字典:辰集中:木部:欗】本作木蘭」
木4+21=総画数25 U+6B18 [チョク、ショク、ソク/] 𣚚
◆土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなどするための鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本で鍬(くわ)と呼ばれれる農具)の類、同「钁」「劚」「【農政全書:卷二十一:農器:钁】(図)斸田器也爾雅謂之鐯斫也又云魯斫說文云欘主以株除物根株也蓋農家開闢地土用以斸荒凡田園山野之間用之者又有闊狹大小之分然總名曰钁」
◆曲がった柄(え)「【周禮:卷第十一:冬官考工記】車人之事半矩謂之宣…一宣有半謂之欘(欘斲木柄長二尺爾雅曰句欘之定…)」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:欘】知錄切枝上曲一曰斤柄也又斫也或作斸」
木4+21=総画数25 U+6B19 [ルイ/かんじき]
◆山道を行く時に乗る駕籠(かご)、或いは輿(こし)、同「樏」
◆かんじき、滑り止めの金属や木製の突起を付けた山道用の履物、同「樏」「梮」
◆木名、実は殻がなく皮があるという、未詳、同「樏」
木4+21=総画数25 U+6B1A [レイ、ライ/] 𣜡
◆大きな川船、大きさは艖(さ、「舸カ」よりも小さく「艇テイ」よりも大きな船)程の舟、同「𦫈」「【方言:第九】東南丹陽會稽之間謂艖爲欚」
◆鳥獣を捕える網
木4+21=総画数25 U+6B1B [ハ、ヘ/] 𣠽
◆取っ手(とって)、刀の柄(つか)や容器や道具の柄(え)などの手で握り持つ部分
木4+21=総画数25 U+6B1D [ウツ、ウチ/] 鬱𣡸欎𣡡𦉠𦉚
◆木が辺りを塞(ふさ)ぐように生い茂るさま、同「鬰」「䖇」
◆樹木の香りが辺りに立ち籠(こ)める、籠(こ)もる、周りを塞がれて行き所がなくなる、「欝陶ウットウ」、同簡「郁」
◆「欝鬯ウッチョウ」「欝金香ウコンコウ」、チューリップtulip、ユリ科チューリップ属の草 {チューリップ}
漢字林(非部首部別)
筆順
𣡞木4+21=総画数25 U+2385E [エン/]
◆軒(のき)、庇(ひさし)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分、建物に直接雨や日差しなどが当たらないようにするための屋根、同「檐」
◆建物の間を繋ぐ屋根付きの廊下、屋根付きの回廊(かいろう、建物や中庭を囲うように作る廊下)
𣡠木4+21=総画数25 U+23860 [ベン、メン/]
◆未詳「【廣韻:下平聲:仙第二:緜:𣡠】𣡠密也」
𣡡木4+21=総画数25 U+23861 [ウツ、ウチ/] 鬱𣡸欝欎𦉠𦉚
◆木が辺りを塞(ふさ)ぐように生い茂るさま、同「鬰」「䖇」
◆樹木の香りが辺りに立ち籠(こ)める、籠(こ)もる、周りを塞がれて行き所がなくなる、「𣡡陶ウットウ」、同簡「郁」
◆「𣡡鬯ウッチョウ」「𣡡金香ウコンコウ」、チューリップtulip、ユリ科チューリップ属の草 {チューリップ}
𣡣木4+21=総画数25 U+23863 [タン、ドン/]
◆蚕箔サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を並べる棚、蚕槌サンツイ
◆軒(のき)、庇(ひさし)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分「【營造法式:補遺:諸作異名:檐】其名有十四一曰宇二曰檐三曰樀四曰楣五曰屋垂六曰梠七曰■八曰聯𣝼九曰橝十曰庌十一曰廡十二曰槾十三曰㮰十四曰庮」「【說文解字注:木部:𣡣】屋梠前也(梠與𩅸之閒曰橝)」
◆イヌザクラ(犬桜)、バラ科ウワミズザクラ属の木、橉木リンボク、同「橝」 {イヌザクラ}
𣡥木4+21=総画数25 U+23865 [未詳/]
◆水星の別名「【字彙補·:辰集:木部:𣡥】史天官書註引天官占辰星一名𣡥星音未詳」
𣡦木4+21=総画数25 U+23866 [未詳/] 𣡪𣡏
◆未詳、【說文解字】は「橐タク(筒状で両端共に口が開いている袋)」と同義とするが音は「囊ドウ・ノウ(開け口が一つの袋)」と同じ「奴當切」、【集韻】は「有底曰𣡦」で「囊ドウ・ノウ(開け口が一つの袋)」の異体字とする「【說文解字:㯻部:𣡦】橐也从㯻省襄省聲奴當切」「【集韻:卷三:平聲三:唐第十一:𣡦囊】奴當切說文槖也一曰有底曰𣡦無底曰槖亦姓隸作囊」
𩏴韋部
木4+22=総画数26 U+6B16 [ラン/] 㰖榄
◆「橄欖カンラン」、カンラン科の木 {カンラン}
◆「油橄欖ユカンラン」、オリーブolive、モクセイ科オリーブ属の木 {オリーブ}
筆順
木4+22=総画数26 U+6B1C [ドウ、ノウ/]
◆木名、未詳
◆未詳「【圖書編:卷一百十七:國朝兵制】…警堅壼欜之守…」「【康熙字典:辰集中:木部:欜】…《六書故》盛物器」
𣡪木4+22=総画数26 U+2386A [未詳/] 𣡦𣡏
◆未詳、【說文解字】は「橐タク(筒状で両端共に口が開いている袋)」と同義とするが音は「囊ドウ・ノウ(開け口が一つの袋)」と同じ「奴當切」、【集韻】は「有底曰𣡦」で「囊ドウ・ノウ(開け口が一つの袋)」の異体字とする「【說文解字:㯻部:𣡦】橐也从㯻省襄省聲奴當切」「【集韻:卷三:平聲三:唐第十一:𣡦囊】奴當切說文槖也一曰有底曰𣡦無底曰槖亦姓隸作囊」
𣡫木4+22=総画数26 U+2386B [シャク、サク/] 爵𩰥𤔴𩰨𩰣𣝣𩰦𩰧𡭌𢋺𥥼𥧀𠕢𠙘𡬠
◆二本の柱と注(そそ)ぎ口が付いた三本足の祭礼用酒器 {食器(酒器 爵・鈁)}
◆「公・侯・伯・子・男」の五階級からなる貴族の位階
◆雀(すずめ)
𣡬木4+22=総画数26 U+2386C [未詳/]
◆未詳
𣡱木4+22=総画数26 U+23871 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:𣡱】同"鬱"」
𣡳夕部
𣡴木4+23=総画数27 U+23874 [キョク、コク/] 檋𣞶
◆人などを乗せる台や箱などの下に二本の棒を渡し担(かつ)ぎ上げて運ぶ乗り物、山道などで人を運ぶ簡便な輿(こし)、同「橋」「【康熙字典:辰集中:木部:橋】註橋一作𣞶直轅車也」「【會稽三賦(テキスト版)】陸行乘車水行乘舟泥行乘橇山行乘𣞶」
𣡵木4+23=総画数27 U+23875 [ラン/] 欒栾
◆モクゲンジ、ムクロジ科モクゲンジ属の木 {モクゲンジ}
◆柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える役目をする"U"字形の木材、日本では「肘木(ひじき)」とも呼ばれる、同「栱」、方形の木材は「櫨」 {建物}
◆双生児、同「孿」
𣡸木4+23=総画数27 U+23878 [ウツ、ウチ/] 鬱欝欎𣡡𦉠𦉚
◆木が辺りを塞(ふさ)ぐように生い茂るさま、同「鬰」「䖇」
◆樹木の香りが辺りに立ち籠(こ)める、籠(こ)もる、周りを塞がれて行き所がなくなる、「𣡸陶ウットウ」、同簡「郁」
◆「𣡸鬯ウッチョウ」「𣡸金香ウコンコウ」、チューリップtulip、ユリ科チューリップ属の草 {チューリップ}
木4+24=総画数28 U+6B1E [レイ、リョウ、レン/] 櫺𢸲㯪棂
◆窓や手摺(てすり)などに嵌(は)め込む細い木を組んだ格子、「欞子レンジ」
◆軒(のき)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分、同「檐」「梠」 {建物}
木4+24=総画数28 U+6B1F [カン/つき] 𣠤
◆未詳「【漢字源:木部:欟𣠤】罐(缶)に同じ」
◆[日]ツキ(槻)、ケヤキ(欅)の別称、ニレ科ケヤキ属の木 {和製漢字の辞典:木部:𣠤} {和製漢字の辞典:木部:欟} {ケヤキ}
筆順
𣡷木4+24=総画数28 U+23877 [リツ、リチ/くり] 栗㮚𣗴𣡼
◆クリ(栗)、ブナ科クリ属の果樹、またその実 {クリ}
◆(栗の木は堅く腐りにくいことから)堅い
◆慄(おのの)く、恐れや寒さで体が震える、同「慄」
鬯部
𣡺木4+26=総画数30 U+2387A [ルイ/] 蘽櫐𦶖
◆蔓(つる)性の植物、同「虆」「虆」「藟」
𣡼木4+27=総画数31 U+2387C [リツ、リチ/くり] 栗㮚𣗴𣡷
◆クリ(栗)、ブナ科クリ属の果樹、またその実 {クリ}
◆(栗の木は堅く腐りにくいことから)堅い
◆慄(おのの)く、恐れや寒さで体が震える、同「慄」
𣡽木4+28=総画数32 U+2387D [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣡽】失札切音殺出西江賦〇又琴基切音其義闕」
𣡾木4+28=総画数32 U+2387E [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣡾】虎姑切音呼見篇韻」
𪈻鳥部


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