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[辞典・用語][漢字林][土部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 土部] [部首索引]


土3+0=総画数3 U+571F [ト、ツ、ド/つち] 𡈽圡
◆泥や細かい砂などから成るもの
◆生セイあるものを生み出すもの「【說文解字:巻一三下:土部:土】地之吐生物者也二象地之下地之中物出形」
◆地に根差したもの、その地に根差したもの
◆五行(木・火・土・金・水)の一つ {五行}
◆つち、部首名
漢字林(非部首部別)
筆順
乙部
土3+1=総画数4 U+5720 [アツ、エチ/]
◆山裾(やますそ)が奥まったり突き出たりしているさま、山の隈(くま)、同「𡴭」
◆「坱圠オウアツ」◇地勢が高くなったり低くなったりしているさま◇限りなく続くさま、果てしないさま
漢字林(非部首部別)
土3+1=総画数4 U+5721 [ト、ツ、ド/つち] 土𡈽
◆泥や細かい砂などから成るもの
◆生セイあるものを生み出すもの「【說文解字:巻一三下:土部:土】地之吐生物者也二象地之下地之中物出形」
◆地に根差したもの、その地に根差したもの
◆五行(木・火・土・金・水)の一つ {五行}
漢字林(非部首部別)
土3+1=総画数4 U+9FB6 [/]
◆漢字の構成部分
漢字林(非部首部別)
筆順
𡈼土3+1=総画数4 U+2123C [テイ、ジョウ/]
◆上に向かってまっすぐに立つさま
注解:「【玉篇:卷十五:𡈼部第二百二十七:𡈼】他并切善也證也召也成也驗也審也虛也」とあるが、これは「𡈼」の字義ではなく、「𡈼」を含む字(「呈」「廷」など)の字義を列挙したものではないかと思われる
注解:「壬」
漢字林(非部首部別)
筆順
𡈽土3+1=総画数4 U+2123D [ト、ツ、ド/つち] 土圡
◆泥や細かい砂などから成るもの
◆生セイあるものを生み出すもの「【說文解字:巻一三下:土部:土】地之吐生物者也二象地之下地之中物出形」
◆地に根差したもの、その地に根差したもの
◆五行(木・火・土・金・水)の一つ {五行}
𡈾土3+1=総画数4 U+2123E [エイ、アイ/]
◆埋める、埋めて土で覆う、同「瘞」
土3+2=総画数5 U+3626 [キン、ゴン/]
◆土壁(つちかべ)「【玉篇:卷二:土部第九:㘦】渠銀切㘦土壁」「【正字通:丑集中:土部:㘦】譌字舊註音勤引玉篇土壁誤」
厶部
土3+2=総画数5 U+5722 [テイ、チョウ/]
◆凸凹がなく平らなさま、平坦なさま、同「坦」
◆田畑を区切る細い道、土を盛って人が通れるように平らにした畦道(あぜみち)、同「町」「䵺」
土3+2=総画数5 U+5723 [コツ、コチ、セイ、ショウ/]
◆力を尽くす、同「𡉄」「【說文解字注:土部:圣】汝潁之閒謂致力於地曰圣(此方俗殊語也致力必以手故其字从又土會意)」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡉄圣】苦沒反汝南人云致力於地中曰𡉄」
◆繁「聖」
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+2=総画数5 U+5724 [ホク/]
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「墣」
漢字林(非部首部別)
土3+2=総画数5 U+5725 [ロク/] 𡴆𠒶𡴪𡴫
◆「菌圥キンロク」、田などの地面に生えるキノコ(茸)の類
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+2=総画数5 U+5726 [/いり]
◆[日]堤(つつみ)に埋めて水を通すための樋(とい)
◆[日]地名用字
◆[日]姓用字
注解:{和製漢字の辞典:土部:圦}
筆順
土3+2=総画数5 U+5727 [オウ、ヨウ、アツ/お・す、おさ・える、へ・す] 壓𡑅𡒦压
◆上から下に向けて押え付けるように力を加える
◆力で押え付ける、押え付けて従わせる
注解:「圧」は日本・韓国などで用いられる「壓」の簡体字、中国では「压」
筆順
𡈿土3+2=総画数5 U+2123F [シン/]
◆「𡈿鄩シンシン」、未詳「【玉篇:卷二:土部第九:𡈿】之深切𡈿鄩古國名」「【正字通:丑集中:土部:𡈿】㘰字之譌舊註音針𡈿鄩古國名…(【正字通】は「㘰」の訛字とする 「㘰」参照)
𡉀土3+2=総画数5 U+21240 [未詳/]
◆未詳
漢字林(非部首部別)
𡉂土3+2=総画数5 U+21242 [未詳/]
◆未詳
注解:「𡈼」の訛字か?
𡉄土3+2=総画数5 U+21244 [コツ、コチ、サイ、ザイ/]
◆力を尽くす、同「圣」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡉄圣】苦沒反汝南人云致力於地中曰𡉄」
◆未詳「【康熙字典:丑集備考:土部:𡉄】《龍龕》同聖」
漢字林(非部首部別)
𡉅土3+2=総画数5 U+21245 [ガ/]
◆「𡉅𡉆ガロウ」、部屋や塀の内側の隅、同「旮旯」
𡉆土3+2=総画数5 U+21246 [ロウ/]
◆「𡉅𡉆ガロウ」、部屋や塀の内側の隅、同「旮旯」
𡉇土3+2=総画数5 U+21247 [カイ、ケ/]
◆同「塊」、太平天国(1851年~1864年)が定めた漢字の一つ
𤯓生部
土3+3=総画数6 U+5728 [サイ、ザイ/あ・る、いま・す] 扗𡉈𥩴
◆そこに居(い)る、同じ状態で一定のところに留(とど)まっている、またその場所
◆~に於(お)いて、~(場所)で(at)
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+3=総画数6 U+5729 [ウ/]
◆田畑に水が流れ込まないようにするための堤防、土手(どて)
土3+3=総画数6 U+572A [ギツ、ゴチ/]
◆土が高く盛り上げられているさま、牆ショウ(土や石を積み上げて内と外を仕切り遮る構築物)が高いさま、「圪圪ギツギツ」
土3+3=総画数6 U+572B [オウ、イク/] 墺𡋮𡋸𡌱𡐟
◆川などが"<"字状に大きく湾曲して奥深くまで入り込んだところ、またその岸辺、同「隩」
◆四方を山や丘に囲まれ奥まったところで住居を構えるに適したところ「【玉篇:卷二:土部第九:墺】四方之土可居夏書曰四墺既宅本亦作隩」
漢字林(非部首部別)
土3+3=総画数6 U+572C [オ、ウ/]
◆壁土などを塗る鏝(こて)、金属製のものは「鏝、釫」、木製のものは「杇」
◆壁土を塗る、同「杇」
土3+3=総画数6 U+572D [ケイ、ケ/]
◆君主が執(と)り行う式典の際などに諸侯や重臣が手に持つ細長い五角形(細長い板の先端が山形になった形)をした板状の礼器、諸侯を封ずる際に証(あか)しとして与えたもの、位によって大小や品質が違っていた、同「珪」 {礼器(圭)} {礼器(圭)}
◆漢代(前202年~220年)の容量の単位、1撮=4圭=2mL {各種単位}
◆「圭臬ケイゲツ」◇水平の板(「圭」という)と垂直に立てた柱(「臬」「表」という)を組み合わせ、その柱の影の長さ(角度)や方向で緯度・季節・時間を知ることができる、「圭表ケイヒョウ」◇標準、基準
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+3=総画数6 U+572E [ヒ、ビ/] 𡉏
◆壊(こわ)れる、毀(こぼ)れる、崩(くず)れる
◆崩(くず)れ滅(ほろ)ぶ
注解:「圯」
土3+3=総画数6 U+572F [イ/]
◆橋はし、土橋どばし・つちばし、また橋の名「【廣韻:上平聲:之第七:飴:圯】土橋名在泗州」
注解:「圮」「𡉏」
土3+3=総画数6 U+5730 [チ、ジ/つち]
◆重い陰気が(下に沈み)集まるところ、万物が居並ぶ(存在する)ところ、軽い陽気が(上に浮き)集まるところを「天テン」「【說文解字注:土部:地】元气初分輕清陽爲天重濁侌爲地萬物所陳𠛱也…」
◆(「天」に対する語で)下にあるもの、足元に広がっているところ、天に覆(おお)われているところ
◆ものを下から支えているもの、ものの拠(よ)りどころになるもの、またそのような場所
◆海や川などの水がある所を除いた部分、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、陸
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+3=総画数6 U+5731 [セン/]
◆未詳「【廣韻:下平聲:巻第二:第一:圱】三里爲圱」「【集韻:巻三:平聲三:先第一:圱】三里四爲圱或書作圲」
◆南北に通じる畦(あぜ)道、同「阡」「【玉篇:卷二十二:阜部第三百五十四:阡】青田切阡陌也道也南北曰阡東西曰陌或作𧮮圱」
土3+3=総画数6 U+5732 [セン/]
◆未詳「【廣韻:下平聲:巻第二:第一:圱】三里爲圱」「【集韻:巻三:平聲三:先第一:圱】三里四爲圱或書作圲」
◆南北に通じる畦(あぜ)道、同「阡」「【玉篇:卷二十二:阜部第三百五十四:阡】青田切阡陌也道也南北曰阡東西曰陌或作𧮮圱」
土3+3=総画数6 U+5733 [シン/]
◆田畑の間の水路、用水路、同「甽」「畎」
◆「深圳シンシン・シンセン」、地名、広東省 {広東省}
土3+3=総画数6 U+5734 [シャク/]
◆土に付いた跡
漢字林(非部首部別)
土3+3=総画数6 U+5735 [トウ、ドウ/]
◆未詳「【玉篇:巻二:土部第九:圵】高田也」
土3+3=総画数6 U+5736 [コウ、キョウ/]
◆地名、未詳「【篇海類編:卷之三:地理類:土部:圶】苦洽切音恰地名」
漢字林(非部首部別)
土3+3=総画数6 U+5737 [/あくつ]
◆[日]低い土地
◆[日]姓用字
◆[日]「下圷(しもあくつ)」、地名、茨城県東茨城郡
筆順
土3+3=総画数6 U+5738 [/まま]
◆[日]「圸の上(ままのうえ)」、地名、山形県長井市、現在は「ままの上」
筆順
土3+3=総画数6 U+5739 [コウ/]
◆墓穴ボケツ(はかあな)、穴
◆何もなくがらんとしているさま
◆広々として何もない原野
土3+3=総画数6 U+573A [チョウ、ジョウ/ば] 場塲㘯
◆(日当たりのよい、収穫した穀物の乾燥・脱穀などをする、また多くの人やものが集まる)広く平らなところ、「広場」、同「塲」
◆一段と高くし上を平らに作ったところ、台状になっているところ、「壇場ダンジョウ」
◆祭事や行事が行われるところ、人が集まるところ、同「㙊」、「会場」「市場」
◆ところ、所、「場所」
◆アリ(蟻)やモグラ土竜などが作った土盛り、同「𤳈」「【集韻:卷三:平聲:陽第十:塲場𤳈𧐀】方言蚍蜉犂鼠之塲謂之坁塲一曰浮壤或作場𤳈𧐀」
寸部
小部
𠮷口部
𡉈土3+3=総画数6 U+21248 [サイ、ザイ/あ・る、いま・す] 在扗𥩴
◆そこに居(い)る、同じ状態で一定のところに留(とど)まっている、またその場所
◆~に於(お)いて、~(場所)で(at)
𡉉土3+3=総画数6 U+21249 [未詳/]
◆未詳「【正字通:丑集中:土部:𡉉】舊註音羌幬帳之𧰼又乞約切音却義同穀殻字从此按說文𠔼部𠕓篆作𠕓孫愐苦江切从𠔼𡳿其飾也𡳿即之字周伯琦日幬帳旛旗之𧰼又帳極也𧰼形隷作橦俗作幢舊本不𧨢考古篆因俗𠕓篆作𠕓誤附土部增音却𠀤非又六書統日說文未𧨢…」
注解:「𠕓」の訛字か?
𡉊土3+3=総画数6 U+2124A [キ、コ/もと、もと・づく、もとい] 基𡉝𡋵𡉨𨄎
◆構築物を建てる時に最初に築く部分、構築物を支える土台
◆物事の始まりとなるところ、物事の拠(よ)りどころとなるもの、物事の根本のところ
漢字林(非部首部別)
𡉌土3+3=総画数6 U+2124C [未詳/]
◆未詳
𡉏土3+3=総画数6 U+2124F [ヒ、ビ/]
◆壊(こわ)れる、毀(こぼ)れる、崩(くず)れる
◆崩(くず)れ滅(ほろ)ぶ
注解:「圯」
𡉒土3+3=総画数6 U+21252 [トン、ドン/] 坉𡉫
◆土(或いは俵に土を入れたもの)を積んで水を堰き止める、流れ込まないようにする
◆田畑の境界とする畦(あぜ)
𡉓土3+3=総画数6 U+21253 [アイ/]
◆品行ヒンコウの良くない人(女)、同「毐」「【集韻:卷二:平聲:咍第十六:毐𡉓】人無行」
𡉕土3+3=総画数6 U+21255 [/くろ、ぐろ]
◆[喃]音「ファム」
◆[喃]丘(おか)、土が盛り上がったところ、或いはそのような形、「𡉕島ファムドァゥ(小さな島)」
◆[日]姓用字
◆[日]地名用字、「一丁𡉕古墳群(いっちょうぐろこふんぐん、岡山県総社市秦)」「七つ𡉕古墳群(ななつぐろこふんぐん、岡山県岡山市北区)」
𡕟夂部
𢦏戈部
土3+4=総画数7 U+3627 [ショ、ジョ/]
◆中庭を囲むように東西南北に家屋を配する中国の伝統的様式で東西側に建てられた家屋(「廂」という)、屋敷の東西側の塀(へい)、同「序」 {四合院}
土3+4=総画数7 U+3628 [ジョウ、ニョウ/]
◆奥深いさま、静かなさま「【廣雅:卷四:釋詁】…㘨(乃頰)安情靜也」「【玉篇:卷二:土部第九:㘨】乃篋切㘨莫也」
土3+4=総画数7 U+3629 [ヒ、ビ/]
◆同じものが途切れずにきちんと並ぶ、順序よく連(つら)なり並ぶ、また途切れずに繰り返される、同「坒」「【太玄經:玄首都序】陰陽㘩叅(叅三也㘩比也以陰陽相次而三三相乗轉爲九矣)」
土3+4=総画数7 U+362A [コウ/]
◆地味の瘠(や)せた土地「【康熙字典:丑集中:土部:㘪】《註》鹵瀉曰㘪一曰土之麤疏也」
◆大まかなさま、いい加減なさま「【孔子家語:卷第六:執轡第二十五】堅土之人剛弱土之人柔墟土之人大沙土之人細息土之人美㘪土之人醜(㘪耗字也息土細緻㘪土麤䟱者也)」
土3+4=総画数7 U+362B [セイ、ジョウ/]
◆獣などを捕えるための落とし穴、同「阱」「穽」
土3+4=総画数7 U+362C [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:㘬】舊藏作㘭」「【字彙補:丑集:土部:㘬】微弗切音物見藏經」
土3+4=総画数7 U+362D [オウ、ヨウ/] 坳𡌝垇
◆両側に岩などが高く聳(そび)えているところ、窪地(くぼち)
土3+4=総画数7 U+362F [チョウ、ジョウ/ば] 場场塲
◆(日当たりのよい、収穫した穀物の乾燥・脱穀などをする、また多くの人やものが集まる)広く平らなところ、「広場」、同「塲」
◆一段と高くし上を平らに作ったところ、台状になっているところ、「壇場ダンジョウ」
◆祭事や行事が行われるところ、人が集まるところ、同「㙊」、「会場」「市場」
◆ところ、所、「場所」
◆アリ(蟻)やモグラ土竜などが作った土盛り、同「𤳈」「【集韻:卷三:平聲:陽第十:塲場𤳈𧐀】方言蚍蜉犂鼠之塲謂之坁塲一曰浮壤或作場𤳈𧐀」
土3+4=総画数7 U+3630 [①シン②두トゥ/] 𡉜

◆「㘰尋シンシン」、未詳「【史記索隱:卷十:呉太伯系家】斟灌斟尋注夏同姓(…按地理志北海夀光縣應劭曰古斟灌亭是也平夀縣復云故北㘰尋禹後今㘰城也然㘰與斟同)(【史記索隱】は「斟鄩シンシン(古諸侯国名、現山東省煙台市)」のことではないかという)

◆[韓]田地デンジ・デンチの面積の単位、1㘰は種1斗を播(ま)く広さで250歩、1歩フ・ブは6尺四方の土地「【海鶴遺書:卷一:田制忘言:田結】…每田下種一斗者, 命之曰㘰, …古者周尺六尺爲一步, 百步爲畝, …今定田積二百五十步爲一㘰, 二十五步爲一𡉧, 二步半爲一垥…」
土3+4=総画数7 U+573B [キ、ギン、ゴン/]
◆都(みやこ)から千里以内の地域、同「畿」
◆崖(がけ)などのように地形が大きく変わるところ、地(土地、地形)の境目、同「堮」
筆順
土3+4=総画数7 U+573C [デツ、ネチ/]
◆人名用字「【華陽國志:卷十上:先賢士女摠讚】仲圼免師 仲圼成都人也」
◆同「涅」「【廣韻:入聲:屑第十六:涅:㘿】塞也圼上同」
漢字林(非部首部別)
土3+4=総画数7 U+573D [ボツ、モチ/]
◆歿ボッする、人が死ぬ、同「歿」「歾」
◆死者を埋葬マイソウする、同「埋」
土3+4=総画数7 U+573E [ギュウ、ゴウ/]
◆危(あや)ういさま、同「岋」
◆「垃圾ラーチイ」、塵(ごみ)、塵芥(ちりあくた)
土3+4=総画数7 U+573F [カツ、ケチ/]
◆積もった垢(あか)や汚れ
土3+4=総画数7 U+5740 [シ/あと]
◆建物などの土台
◆曾(かつ)てあった建物などの土台の跡、またその場所、同「趾」
筆順
土3+4=総画数7 U+5741 [シ/]
◆行き着く、行き止(ど)まる、同「坻」
◆土手(どて)、堤(つつみ)、同「坻」
土3+4=総画数7 U+5742 [ハン、ホン、バン/さか] 阪𠭔𡊃
◆傾斜した地形、傾斜した道、同「岅」「坡」「陂」「岥」
◆土手、堤(つつみ)、同「坡」「陂」「【說文解字:𨸏部:阪】坡者曰阪一曰澤障一曰山脅也」
筆順
土3+4=総画数7 U+5743 [ケン、クン/] 壎塤𡎖埙
◆卵形の陶製の笛、同「壦」 {楽器(管楽器)}
土3+4=総画数7 U+5744 [エキ、ヤク/]
◆陶器トウキや煉瓦レンガなどを焼く窯(かま、陶窯トウヨウ)の通気口ツウキコウ、同「炈」
土3+4=総画数7 U+5745 [キン、コン/]
◆穴を掘る、また掘った穴、「坅坎キンカン」
土3+4=総画数7 U+5746 [フン、ブン、ホン、ボン/] 墳𡏶坟𡼝
◆土を丸く盛り上げて造った墓、ほぼ平らか比較的低い土盛りものものは「墓」
◆土を高く盛り上げたところ、堤防
◆丸く盛り上がった土
◆「三坆サンプン」、伏羲・神農・黄帝の書、但し異説あり
注解:いずれも「丸く盛り上がったさま(賁)」をいう
土3+4=総画数7 U+5747 [キン、イン/ひとし・い、なら・す] 𡉲
◆(土地を)平等に或いは公平に分配する
◆どれも同じように揃っている、偏(かたより)りがない、凹凸・大小・軽重などがない
◆等しく、同じように
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+4=総画数7 U+5748 [ジョウ、ニュウ、コウ/]
◆古地名、未詳
◆地面を掘り下げて作った穴、地中に掘った穴、同「坑」
土3+4=総画数7 U+5749 [トン、ドン/] 𡉒𡉫
◆土(或いは俵に土を入れたもの)を積んで水を堰き止める、流れ込まないようにする
◆田畑の境界とする畦(あぜ)
土3+4=総画数7 U+574A [ホウ、ボウ/]
◆市街を区画クカクする道、街巷ガイコウ、里巷リコウ
◆市街の道で区切られた区画
◆住まい、住居、同「房」「𠩝」
◆防(ふせ)ぐ、遮(さえぎ)る、同「防」
◆[日]僧侶ソウリョ、「坊主(ぼうず)」
◆[日]男児を親しんで呼ぶ語、「坊ちゃん」
◆[日]親しみ或いは嘲(あざけ)りを込めて「~な人」
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+4=総画数7 U+574B [フン、ブン、ホン、ボン/]
◆塵(ちり)、塵が舞い上がる、舞い上がった塵が降りかかる、同「坌」
土3+4=総画数7 U+574C [ホン、ボン/] 𡛑
◆(ものや人が)たくさん集まる
◆塵(ちり)、塵が舞い上がる、舞い上がった塵が降りかかる、同「坋」
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+4=総画数7 U+574D [タン/] 㘱𡉱
◆水が打ち当たって岸や土手が壊(こわ)れる、崩(くず)れる、同「𣲕」
筆順
土3+4=総画数7 U+574E [カン、コン/] 埳塪
◆道や地面の凹(へこ)み、窪(くぼ)み、穴を掘る
◆「坎坷カンカ」、同「堿坷」「㙳坷」◇道などが凸凹しているさま、凸凹していてなかなか進めないさま◇思うようにならないさま
◆八卦ハッカ(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)の一つ {卦}
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+4=総画数7 U+574F [ハイ、ヒ、ビ、カイ、エ/つき]
◆一段と盛り上げた土盛り、また小さな丘、同「坯」
◆焼く前の瓦や器、同「坯」
◆繁「壞」
◆[日]「高坏(たかつき)」、物を盛る比較的浅い皿状また盆状の素焼きの器に足が付いたもの
筆順
土3+4=総画数7 U+5750 [サ、ザ/すわ・る、いま・す、ましま・す、ま・す、いなが・ら、すず・ろ、そぞ・ろ] 㘴𡋑𡋐𡉡𡋲𡊎
◆座る、膝を折り尻を踵の上に載せて座る(正座)、また椅子などの上に腰を下ろす、席に着く、「坐」は座るという動作を指す語で「座」は座るための席や場所・位置を指す語
◆向かい合って座る
◆同じ席に座っていたことで罪に問われる
◆座ったままで成すところがないさま
◆何することもなく、ただ何となく
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+4=総画数7 U+5751 [コウ、キョウ/] 𡊬𡌖
◆底深い穴、或いは奥深い穴、同「阬」
◆陥(おとしい)れる、穴に入れる
筆順
土3+4=総画数7 U+5752 [ヒ、ビ/]
◆同じものが途切れずにきちんと並ぶ、順序よく連(つら)なり並ぶ、また途切れずに繰り返される、同「㘩」
◆階段、同「陛」「㙄」
漢字林(非部首部別)
土3+4=総画数7 U+5753 [ケイ、ギョウ、セイ、ジョウ/]
◆型かた、これから作ろうとする物の形に作ったもの、溶かした金属を流し入れて目的の形に造るためのもの、同「型」
◆獣などを捕えるための落とし穴、同「㘫」「【字彙補:丑集:土部:㘫】坈㘫也坓同上」
漢字林(非部首部別)
土3+4=総画数7 U+5754 [チ、ジ/つち] 墬𡏇𨻐𡑸𡒰𡒿𡓬嶳𡍑
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
漢字林(非部首部別)
土3+4=総画数7 U+5755 [ケイ、キョウ、キン/たていと、へ・る、た・つ] 経經经𦀰𦀇𤔕𤔊
◆たていと、布の縦方向の糸、横は「緯」
◆南北の方向、東西は「緯」
◆筋道、筋が通っている
◆筋が通っていて変わることがない、常に
◆どんな場合も変わることがない方向や方法、道理
◆筋道に従って治める、管理する
◆へ・る、ある場所を通る
◆た・つ、時が通り過ぎる
土3+4=総画数7 U+5756 [未詳/]
◆人名用字「【名山藏:卷之二十九:典謨記:穆宗莊皇帝】穆宗皇帝御諱載坖世宗皇帝第三子也」
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:志第七:忌坖】渠記切說文憎惡也亦姓古作坖」
土3+4=総画数7 U+5757 [カイ、ケ/かたまり、くれ] 塊㙕
◆かたまり、土の固まり、元はばらばらなものが固まって一つになったもの、ばらばらなものが纏(まと)まって一つになったもの
◆周りとはちがってそこだけ、一つだけ、一人だけ
土3+4=総画数7 U+5758 [チ、ジ/] 𡉬𡌟𡉶𡉳𡊆𡊈𡊓
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
土3+4=総画数7 U+5759 [ケイ、キョウ/] 巠𢀖𡿱
◆水脈、地中を流れる川、「一(大地)」の下に「巛(川)」が流れているさまを象ったもの
◆細く長く脈々と続いているもの、同「経」「陘」
土3+4=総画数7 U+575A [ケン/かた・い]
◆しっかりしている、しっかりしていて揺(ゆ)るがない、また緩(ゆる)まない
注解:「固」「硬」
漢字林(非部首部別)
土3+4=総画数7 U+575B [タン、ダン、ドン/]
◆周(まわ)りよりも一段と高く土を盛り上を平らにした所、また周りよりも一段と高く上が平らなところ、同繁「壇」
◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ容器、同繁「罈」
土3+4=総画数7 U+575C [レキ、リャク/] 壢𡐰
◆底深い穴、或いは奥深い穴、同「坑」
土3+4=総画数7 U+575D [ハ、ヘ/]
◆水を堰(せ)き止めるために築いた堰(せき)、同「䃻」「𥓏」「垻」
土3+4=総画数7 U+575E [オ、ウ/]
◆外からの侵入を遮(さえぎ)るための土塁(どるい)などの構築物、村落の周囲に築くものなどの比較的小規模のものを指すという、同「䃖」
土3+4=総画数7 U+575F [フン、ブン、ホン、ボン/] 墳𡏶坆𡼝
◆土を丸く盛り上げて造った墓、ほぼ平らか比較的低い土盛りものものは「墓」
◆土を高く盛り上げたところ、堤防
◆丸く盛り上がった土
◆「三坟サンプン」、伏羲・神農・黄帝の書、但し異説あり
注解:いずれも「丸く盛り上がったさま(賁)」をいう
𡉘土3+4=総画数7 U+21258 [ホウ、フウ/] 封𡊽𡊋𡉚
◆君主が諸侯や重臣に領地を与える、また領有することを認める
◆諸侯や重臣の領土、またその領主
◆土を盛り上げる、土を盛り上げた祭壇、また墓
◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)じる、自由に出入り(また出し入れ)ができないようにする
𡉙土3+4=総画数7 U+21259 [キ、ケ/] 𡒖𡍳
◆屋根や壁などに泥(壁土)を塗る、同「墍」
𡉚土3+4=総画数7 U+2125A [ホウ、フウ/] 封𡉘𡊽𡊋
◆君主が諸侯や重臣に領地を与える、また領有することを認める
◆諸侯や重臣の領土、またその領主
◆土を盛り上げる、土を盛り上げた祭壇、また墓
◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)じる、自由に出入り(また出し入れ)ができないようにする
注解:「【說文解字注:土部:封】…𡉚古文封省(無寸也从㞢土…)」、本字は{⿱㞢土}で「㞷{⿱屮王}」とは別字
漢字林(非部首部別)
𡉜土3+4=総画数7 U+2125C [シン/]
◆「𡉜尋シンシン」、未詳「【史記索隱:卷十:呉太伯系家】斟灌斟尋注夏同姓(…按地理志北海夀光縣應劭曰古斟灌亭是也平夀縣復云故北㘰尋禹後今㘰城也然㘰與斟同)(【史記索隱】は「斟鄩シンシン(古諸侯国名、現山東省煙台市)」のことではないかという)
𡉝土3+4=総画数7 U+2125D [キ、コ/もと、もと・づく、もとい] 基𡉊𡋵𡉨𨄎
◆構築物を建てる時に最初に築く部分、構築物を支える土台
◆物事の始まりとなるところ、物事の拠(よ)りどころとなるもの、物事の根本のところ
𡉟土3+4=総画数7 U+2125F [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:巳集中:爿部:爿】…象人衺身有所倚著至於牆𡉟戕狀之屬…」
注解:「壯」
𡉠土3+4=総画数7 U+21260 [未詳/]
◆未詳
𡉡土3+4=総画数7 U+21261 [サ、ザ/すわ・る、いま・す、ましま・す、ま・す、いなが・ら、すず・ろ、そぞ・ろ] 坐㘴𡋑𡋐𡋲𡊎
◆座る、膝を折り尻を踵の上に載せて座る(正座)、また椅子などの上に腰を下ろす、席に着く、「坐」は座るという動作を指す語で「座」は座るための席や場所・位置を指す語
◆向かい合って座る
◆同じ席に座っていたことで罪に問われる
◆座ったままで成すところがないさま
◆何することもなく、ただ何となく
𡉢土3+4=総画数7 U+21262 [未詳/]
◆未詳
𡉣土3+4=総画数7 U+21263 [未詳/]
◆未詳
漢字林(非部首部別)
𡉤土3+4=総画数7 U+21264 [未詳/]
◆未詳
漢字林(非部首部別)
𡉧土3+4=総画数7 U+21267 [승スン/]
◆[韓]田地デンジ・デンチの面積の単位、1𡉧は種1升を播(ま)く広さで25歩、1歩フ・ブは6尺四方の土地「【海鶴遺書:卷一:田制忘言:田結】…每田下種一斗者, 命之曰㘰, …古者周尺六尺爲一步, 百步爲畝, …今定田積二百五十步爲一㘰, 二十五步爲一𡉧, 二步半爲一垥…」
𡉨土3+4=総画数7 U+21268 [キ、コ/もと、もと・づく、もとい] 基𡉝𡉊𡋵𨄎
◆構築物を建てる時に最初に築く部分、構築物を支える土台
◆物事の始まりとなるところ、物事の拠(よ)りどころとなるもの、物事の根本のところ
𡉫土3+4=総画数7 U+2126B [トン、ドン/] 坉𡉒
◆土(或いは俵に土を入れたもの)を積んで水を堰き止める、流れ込まないようにする
◆田畑の境界とする畦(あぜ)
𡉬土3+4=総画数7 U+2126C [チ、ジ/] 坘𡌟𡉶𡉳𡊆𡊈𡊓
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
𡉮土3+4=総画数7 U+2126E [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:丑集備考:土部:𡉮】《五音篇海》同𠕀」
𡉯土3+4=総画数7 U+2126F [ボウ、ム、モ、ボ/おす] 牡𤚴
◆獣の父性、獣の母性は「牝(めす)」、鳥の父性は「雄(おす)」、鳥の母性は「雌(めす)」
◆錠前の鍵穴に刺し込む鍵(かぎ)、穴状の部分に刺し入れるもの、刺し入れる穴を「牝」
◆丘、地の突き出たところ、地の裂け目を「牝」
𡉰土3+4=総画数7 U+21270 [シ/いた・る] 至𦤳𦤵𦤴𡊏
◆目指すところに行き着く(達する、届く)、ある時間・状態になる(達する、届く)、同「到」
◆自分ところに届く、やって来る
◆それより先がない(これ以上はない)ところまで行き着く、極まる、同「到」
◆(隅々まで、限界まで)行き届く
◆極めて、非常に、この上なく
漢字林(非部首部別)
𡉱土3+4=総画数7 U+21271 [タン/] 坍㘱
◆水が打ち当たって岸や土手が壊(こわ)れる、崩(くず)れる、同「𣲕」
𡉲土4+4=総画数8 U+21272 [キン、イン/ひとし・い、なら・す]
◆(土地を)平等に或いは公平に分配する
◆どれも同じように揃っている、偏(かたより)りがない、凹凸・大小・軽重などがない
◆等しく、同じように
𡉳土3+4=総画数7 U+21273 [チ、ジ/] 坘𡉬𡌟𡉶𡊆𡊈𡊓
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
𡉴土3+4=総画数7 U+21274 [ロ、ル/] 壚垆
◆粘り気がない黒く固い土
◆酒を温める土製の竈かまど
◆(酒屋は酒を温める竈を設けていたことから)酒屋
𡉵土3+4=総画数7 U+21275 [チョウ、ジョウ/きざ・す、きざ・し] 兆𡊥
◆カメ(亀)の甲羅コウラを焼いた時にできる亀裂キレツの形、またその形で吉凶キッキョウを占う、「卜兆ボクチョウ」、同「𠧞」
◆きざ・す、きざ・し、前触(まえぶ)れや気配ケハイ、ことが起こる前に表れる現象
◆一億の一万倍、1兆=1012 {数字}、古くは十億(一億の十倍、「下数」と呼ばれる十進法での数) {数字}
◆数が多いさま、「億兆オクチョウ」「兆民チョウミン(多くの人民)」
◆墓地
漢字林(非部首部別)
𡉶土3+4=総画数7 U+21276 [チ、ジ/] 坘𡉬𡌟𡉳𡊆𡊈𡊓
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
𡉸土3+4=総画数7 U+21278 [セイ、セ/]
◆未詳
𡉻土3+4=総画数7 U+2127B [サイ、スイ、ソツ、ソチ/そね]
◆粘り気のない土
◆土がばらばらと落ちる、剥(は)げ落ちる
筆順
𡉼土3+4=総画数7 U+2127C [未詳/]
◆未詳「【中華字海:土部:𡉼】同"基"」
漢字林(非部首部別)
𡊀土3+4=総画数7 U+21280 [タイ、ダイ/]
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡊀】通葢切音太澗也」「【漢語大字典:土部:𡊀】同"汰"」
𡊃土3+4=総画数7 U+21283 [ハン、ホン、バン/さか] 阪𠭔坂
◆傾斜した地形、傾斜した道、同「岅」「坡」「陂」「岥」
◆土手、堤(つつみ)、同「坡」「陂」「【說文解字:𨸏部:阪】坡者曰阪一曰澤障一曰山脅也」
𣏄木部
𣏅木部
土3+5=総画数8 U+3631 [タン/] 坍𡉱
◆水が打ち当たって岸や土手が壊(こわ)れる、崩(くず)れる、同「𣲕」
土3+5=総画数8 U+3632 [キク/] 𨸰
◆山が抉(えぐ)られたように奥深くまで入り込んだところ、同「隩」「隈」、水(川)が山の奥深くまで入り込んだところを「泦」「【廣韻:入聲:屋第一:菊:𨸰】曲岸水外曰𨸰㘲同上」
土3+5=総画数8 U+3633 [キュウ、ク/おか] 丘坵𡊣𠤢丠㐀𠀌𠀉𠀈
◆地面から高く盛り上がった所、「山」「阜」よりも小さく低いもの
◆高く土を盛り上げた墳墓
◆大きいさま
◆土地の広さを表す単位「【周禮:卷第三:地官司徒第二】乃經土地而井牧其田野九夫爲井四井爲邑四邑爲丘四丘爲甸四甸爲縣四縣爲都」
土3+5=総画数8 U+3634 [サ、ザ/すわ・る、いま・す、ましま・す、ま・す、いなが・ら、すず・ろ、そぞ・ろ] 坐𡋑𡋐𡉡𡋲𡊎
◆座る、膝を折り尻を踵の上に載せて座る(正座)、また椅子などの上に腰を下ろす、席に着く、「坐」は座るという動作を指す語で「座」は座るための席や場所・位置を指す語
◆向かい合って座る
◆同じ席に座っていたことで罪に問われる
◆座ったままで成すところがないさま
◆何することもなく、ただ何となく
卜部
土3+5=総画数8 U+5760 [ツイ、ズイ/おち・る] 墜𨽎
◆高い所から(ごろごろと転がりながら落ちるのではなく空中をまっすぐ下に)落ちる、落下する
土3+5=総画数8 U+5761 [ハ/]
◆坂(さか)、傾斜した地形、同「陂」「岥」「坂」「阪」「岅」
◆土手、堤(つつみ)、「坡塘ハトウ」、同「阪」
筆順
土3+5=総画数8 U+5762 [ハン/]
◆平坦な
◆糞などの肥料を撒く
土3+5=総画数8 U+5763 [トウ、ドウ/] 堂㙶
◆賓客の接待や重要な行事などに使われる最も正式な建物、高く大きな建物、重要な建物、どちらも南向きで前が大きく開けているものをいう
◆政(まつりごと)や祭礼を行うための高く大きな建物、また広い部屋
◆大きく立派で威厳のあるさま
◆「北堂ホクドウ」◇母、母親、主(あるじ)は主殿(南に大きく開けた建物)に住み、母(主婦)はその北側の建物に住んだことから◇他人の母(はは)を指す尊敬語
◆「堂上ドウジョウ」◇目上の人が住むところ、またそこに住む人◇父母が住むところ、父母◇[日]宮中で昇殿を許された人
土3+5=総画数8 U+5764 [コン/ひつじさる]
◆八卦ハッカ(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)の一つ、同「𡿦」「𡿭」 {卦}
◆地チ、大地、「乾坤ケンコン(天と地)」、伏羲フクギ八卦(先天八卦)での解釈(文王ブンオウ八卦(後天八卦)では「南西、未申ひつじさる」を表す)
◆女性、「坤德コントク(婦徳、夫人の徳)」「坤伶コンレイ(女性の俳優)」
筆順
土3+5=総画数8 U+5765 [ショ、ソ/]
◆ミミズ(蚯蚓)が吐き出した土で小高くなったところ、ミミズの糞(フン、くそ)「【說文解字注:土部:坥】益州部謂螾場曰坥(…螾場謂其外吐之土方言曰梁宋之閒蚍蜉*䵓鼠之場謂之坻螾場謂之坥郭云其糞曰坥…)(【方言:第六】では「䵓」を「*{⿰黎牛}與犁同舊本誤作䵓」としている)
土3+5=総画数8 U+5766 [タン/]
◆凸凹がなく平らなさま
◆広く平らなさま、感情の起伏がなくゆったりとしているさま、同「憻」
筆順
土3+5=総画数8 U+5767 [セキ、シャク/]
◆建物の基礎、土台
土3+5=総画数8 U+5768 [タ、ダ/]
◆塊(かたまり)
土3+5=総画数8 U+5769 [カン/]
◆陶製また土製の容器「【世說新語:卷下之上:賢媛第十九】陶公少時作魚梁吏嘗以坩{䱹-工+口}餉母…」「【廣韻:下平聲:談第二十三:坩:坩】坩甒」
◆「坩堝カンカ(るつぼ)」◇金属などを溶(と)かすための耐熱性の容器◇[日]熱く沸(わ)き上がるさま、沸き立つさま◇[日]さまざまなものが入り混じっているさま
筆順
土3+5=総画数8 U+576A [ヘイ、ビョウ/つぼ]
◆(起伏のある土地でそこだけが)平らなところ、平らな土地、同「𡊞」
◆[日]六尺を一辺とする面積の単位、30坪(歩)=1畝、同「歩」 {各種単位}
筆順
土3+5=総画数8 U+576B [テン/] 𡊜
◆土製の台、酒を酌み交わした後に酒杯を置くために部屋の隅に置いた土製の台
◆料理や食べ終わった食器を置く台、「反坫ハンテン(飲み終わったり食べ終わったりした食器を返すこと)」
◆商品を並べる陳列棚、売り手と買い手を隔(へだ)てるカウンター
◆遮(さえぎ)る
◆部屋の隅(すみ)、同「垝」「㙐」
漢字林(非部首部別)
土3+5=総画数8 U+576C [カ、ケ/]
◆土を積み上げて固めたところ
◆堤防
土3+5=総画数8 U+576D [デイ、ナイ/]
◆泥(どろ)、同「泥」
◆地名用字
土3+5=総画数8 U+576E [タイ、ダイ/うてな] 臺䑓㙜𡔼𡎲𡌬𡌫𡋛㙵𡐬𡐉
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
土3+5=総画数8 U+576F [ハイ、ヘ/]
◆焼く前の瓦や陶器、出来上がる途中のもの
◆山の上に更にもう一段山が重なっているさま「【爾雅注疏:釋山】一成坯(《疏》案此文則山上更有一山重累者名坯…)」
土3+5=総画数8 U+5770 [ケイ、キョウ/] 埛𡹫
◆遥(はる)か遠く離れた土地、同「冂」「冋」、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「坰ケイ」といった「【爾雅:釋地】邑外謂之郊郊外謂之牧牧外謂之野野外謂之林林外謂之坰」
土3+5=総画数8 U+5771 [ヨウ、オウ/]
◆塵(ちり)や埃(ほこり)
◆「坱圠オウアツ」◇地勢が高くなったり低くなったりしているさま◇限りなく続くさま、果てしないさま
土3+5=総画数8 U+5772 [フツ/]
◆「坲𡋯」、土埃が舞い上がるさま
土3+5=総画数8 U+5773 [オウ、ヨウ/] 㘭𡌝垇
◆両側に岩などが高く聳(そび)えているところ、窪地(くぼち)
土3+5=総画数8 U+5774 [リク、ロク/]
◆高く土が盛り上がったところ
◆「坴坴リクリク」、土の塊(かたまり)が広がっているさま
◆陸地、同「陸」
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+5=総画数8 U+5775 [キュウ、ク/おか] 丘𡊣𠤢㘳丠㐀𠀌𠀉𠀈
◆地面から高く盛り上がった所、「山」「阜」よりも小さく低いもの
◆高く土を盛り上げた墳墓
◆大きいさま
◆土地の広さを表す単位「【周禮:卷第三:地官司徒第二】乃經土地而井牧其田野九夫爲井四井爲邑四邑爲丘四丘爲甸四甸爲縣四縣爲都」
土3+5=総画数8 U+5776 [ボク、モク、ム/]
◆「坶野ボクヤ」、古地名、朝歌チョウカ(現河南省鶴壁市淇県)の南という、同「㙁野・𡎧野」「【竹書紀年:周武王】十二年辛卯王率西夷諸侯伐殷敗之于坶野…」「【水經注:卷九:清水】…東南歷坶野自朝歌以南…郡國志曰朝歌縣南有牧野竹書紀年曰周武王率西夷諸侯伐殷敗之于坶野…」 {河南省}
◆「壚坶ロームloam」、砂と粘土から成る柔らかい土
土3+5=総画数8 U+5777 [カ/]
◆「堿坷・坎坷・㙳坷カンカ」◇道などが凸凹しているさま、凸凹していてなかなか進めないさま◇思うようにならないさま
◆「坷垃カラ」、土塊(つちくれ)、土の塊
土3+5=総画数8 U+5778 [コウ、ク/] 𡊦
◆塵(ちり)や埃(ほこり)、ものの表面に付着する汚(よご)れや穢(けが)れ、同「垢」
漢字林(非部首部別)
土3+5=総画数8 U+5779 [ケツ、ケチ、ゲチ/]
◆穴(あな)、穴が深く空(うつ)ろなさま、同「穴」
土3+5=総画数8 U+577A [ハツ、バチ/]
◆土を掘り起こす(掘り返す)、耕(たがや)す、同「墢」「垡」
土3+5=総画数8 U+577B [チ、ジ、テイ、タイ/]
◆小さな中洲(なかす)、「沚」よりも小さく低いもの「【爾雅:釋水】水中可居者曰洲小洲曰陼小渚曰沚小沚曰坻人所爲爲潏」
◆坂(さか)、山や丘などの傾斜ケイシャしたところ
◆行き着く、行き止(ど)まる、同「坁」
土3+5=総画数8 U+577C [タク、チャク/] 𡍩𡍔
◆裂(さ)ける、裂けて(裂いて)開く、切り裂く、切り開く、同「拆」
土3+5=総画数8 U+577D [レイ、リョウ/]
◆切り立った崖
土3+5=総画数8 U+577E [チョ、ジョ/]
◆塵(ちり、細かい土や砂など)が積もる、積もった塵
土3+5=総画数8 U+577F [フ、ブ/]
◆土を足して高くする、土を盛る
◆「白坿ハクフ」、石英セキエイ、乳白色(或いは透明)の鉱石
筆順
土3+5=総画数8 U+5780 [コ/]
◆煩(うるさ)く絡み付く
◆古県名
土3+5=総画数8 U+5781 [チ、ジ/]
◆城壁の面積の単位、一垁は長三丈×高一丈、同「雉」
土3+5=総画数8 U+5782 [スイ、ズイ/た・れる、なんなん・とする、し・ずる、しだ・れる] 埀𡍮𡷩𡸁
◆(紐・糸などの線状のものや布・紙などの平面状のものの)片方がぶら下がる、繋(つな)がっているものの片方がだらりと下がる
◆連(つら)なりながら下に落ちる、伝わり落ちる
◆上の者(上位者・上級者・年長者など)が下の者に与える、また伝える、また継(つ)ぐ
◆なんなん・とする、今にも~になりそうである
◆辺境ヘンキョウ、辺遠ヘンエンの地、同「陲」
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+5=総画数8 U+5783 [ラー/]
◆「垃圾ラーチイ」、塵(ごみ)、塵芥(ちりあくた)
土3+5=総画数8 U+5784 [リョウ、ル、ロウ/] 壠垅壟
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「隴」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「隴」
土3+5=総画数8 U+5785 [リョウ、ル、ロウ/] 壠壟垄
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「隴」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「隴」
土3+5=総画数8 U+5786 [ロ、ル/] 壚𡉴
◆粘り気がない黒く固い土
◆酒を温める土製の竈かまど
◆(酒屋は酒を温める竈を設けていたことから)酒屋
土3+5=総画数8 U+5787 [オウ、ヨウ/] 坳㘭𡌝
◆両側に岩などが高く聳(そび)えているところ、窪地(くぼち)
土3+5=総画数8 U+5788 [①タイ、ダイ②대テ/ぬた]

◆田畑に水路・溝(みぞ)を作る「【道德真經廣聖義:卷之二十二:重為輕根章第二十六】…畝廣六尺以一尺耦耕垈為畎以通水流畎然因名畎也…」

◆[韓]家の跡地、敷地
◆[日]ぬた、湿田、沼田
筆順
土3+5=総画数8 U+5789 [ホウ、ボウ/ほう]
◆「包垉壩ホウホウハ」、古地名、凉州リョウシュウ府古浪コロウ縣(現甘粛省武威市)東北三十里「【甘肅通志:卷十五:凉州府】大河上頭壩 在古浪縣東北三十里…西北二十五里為包垉壩…」 {甘粛省}
◆未詳「【蠛蠓集:卷三:賦:水亭賦】…下無垉而崝嵤涉…」
◆[日]「垉六(ほうろく)」、地名、愛知県豊田市東保見町
注解:音は「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:垉】步交反」に依った
筆順
土3+5=総画数8 U+578A [ミン/]
◆未詳
夂部
干部
𡊄土3+5=総画数8 U+21284 [フン/] 𠬁𡊅𡍊𥻎𡏙𢍨𥹻𥽒𡊯𡏰𡓴𣀲𣀰𣀱
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「糞」
𡊅土3+5=総画数8 U+21285 [フン/] 𡊄𠬁𡍊𥻎𡏙𢍨𥹻𥽒𡊯𡏰𡓴𣀲𣀰𣀱
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「糞」
𡊆土3+5=総画数8 U+21286 [チ、ジ/] 坘𡉬𡌟𡉶𡉳𡊈𡊓
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
𡊇土3+5=総画数8 U+21287 [チ、ジ/]
◆「坡𡊇ハチ」、坂(さか)、山や丘などの傾斜ケイシャしたところ
𡊈土3+5=総画数8 U+21288 [チ、ジ/] 坘𡉬𡌟𡉶𡉳𡊆𡊓
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
𡊉土3+5=総画数8 U+21289 [バツ、マツ、マチ/]
◆塵(ちり)、細かい土
𡊊土3+5=総画数8 U+2128A [タイ、テ/] 𡌙
◆土が高く盛り上がった丘(おか)、阜(おか)「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:塠{⿰土(⿺辶㠯)}𡊊】三俗𡌙通堆正都囘反土聚丘阜也」
𡊋土3+5=総画数8 U+2128B [ホウ、フウ/] 封𡉘𡊽𡉚
◆君主が諸侯や重臣に領地を与える、また領有することを認める
◆諸侯や重臣の領土、またその領主
◆土を盛り上げる、土を盛り上げた祭壇、また墓
◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)じる、自由に出入り(また出し入れ)ができないようにする
注解:「【字彙:丑集:土部:𡊋】卽封字六書正譌聚土爲封从又手也諸侯守土取其增高之義或一見而曰从寸者非未達説文之旨矣」
𡊌土3+5=総画数8 U+2128C [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:夳第十四:汰𡊀】說文浙㶕也」「【漢語大字典:土部:𡊌】同"汰"」
𡊎土3+5=総画数8 U+2128E [サ、ザ/すわ・る、いま・す、ましま・す、ま・す、いなが・ら、すず・ろ、そぞ・ろ] 坐㘴𡋑𡋐𡉡𡋲
◆座る、膝を折り尻を踵の上に載せて座る(正座)、また椅子などの上に腰を下ろす、席に着く、「坐」は座るという動作を指す語で「座」は座るための席や場所・位置を指す語
◆向かい合って座る
◆同じ席に座っていたことで罪に問われる
◆座ったままで成すところがないさま
◆何することもなく、ただ何となく
𡊏土3+5=総画数8 U+2128F [シ/いた・る] 至𦤳𦤵𦤴𡉰
◆目指すところに行き着く(達する、届く)、ある時間・状態になる(達する、届く)、同「到」
◆自分ところに届く、やって来る
◆それより先がない(これ以上はない)ところまで行き着く、極まる、同「到」
◆(隅々まで、限界まで)行き届く
◆極めて、非常に、この上なく
𡊒土3+5=総画数8 U+21292 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡊒】【中華字海:土部:𡊒】同"璽"」
𡊓土3+5=総画数8 U+21293 [チ、ジ/] 坘𡉬𡌟𡉶𡉳𡊆𡊈
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
𡊖土3+5=総画数8 U+21296 [未詳/]
◆未詳
𡊙土3+5=総画数8 U+21299 [未詳/]
◆未詳
𡊚土3+5=総画数8 U+2129A [未詳/]
◆「垌𡊚(音未詳)」、川名、未詳、【维基百科wikipedia】によればミャンマーのエーヤワディー川「【小腆紀傳:卷第三十七:列傳第三十:李定國】…還兵至孟艮會定國合兵進逼錫箔江卽垌𡊚也…」
◆[日]忍術書【萬川集海】にある忍者文字で「け」という音を表す字 {忍者文字}
𡊜土3+5=総画数8 U+2129C [テン/]
◆土製の台、酒を酌み交わした後に酒杯を置くために部屋の隅に置いた土製の台
◆料理や食べ終わった食器を置く台、「反坫ハンテン(飲み終わったり食べ終わったりした食器を返すこと)」
◆商品を並べる陳列棚、売り手と買い手を隔(へだ)てるカウンター
◆遮(さえぎ)る
◆部屋の隅(すみ)、同「垝」「㙐」
𡊞土3+5=総画数8 U+2129E [ヘイ、ビョウ/]
◆(起伏のある土地でそこだけが)平らなところ、平らな土地、同「坪」
𡊠土3+5=総画数8 U+212A0 [コウ、キョウ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡊠】音甲土𡊠也」
◆[韓]「夲骨尸𡊠(音未詳)」、古城名、鴨緑江オウリョクコウ(압록강アムノッカン)の北にあったとされるが未詳「【三國史記:卷第三十七:雜志第六:地理四】鴨淥水以北 已降城十一…夲骨尸𡊠…」
𡊢土3+5=総画数8 U+212A2 [タン/]
◆水が打ち当たって岸や土手が壊(こわ)れる、崩(くず)れる、同「坍」「【今獻備遺:卷十:陳瑄】…海溢𡊢沒堤岸…」「【字彙補:丑集:土部:𡊢】他甘切音坍字疑誤」
𡊣土3+5=総画数8 U+212A3 [キュウ、ク/おか] 丘坵𠤢㘳丠㐀𠀌𠀉𠀈
◆地面から高く盛り上がった所、「山」「阜」よりも小さく低いもの
◆高く土を盛り上げた墳墓
◆大きいさま
◆土地の広さを表す単位「【周禮:卷第三:地官司徒第二】乃經土地而井牧其田野九夫爲井四井爲邑四邑爲丘四丘爲甸四甸爲縣四縣爲都」
𡊤土3+5=総画数8 U+212A4 [ホウ/あずち] 堋𡐐
◆死者を土中に葬(ほうむ)る、土葬する、同「塴」「𥦜」「窆」
◆水の量や流れを調整するための堰(せき、土盛り)
◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土もりつち、安土(あずち)、同「垜」
𡊥土3+5=総画数8 U+212A5 [チョウ、ジョウ/きざ・す、きざ・し] 兆𡉵
◆カメ(亀)の甲羅コウラを焼いた時にできる亀裂キレツの形、またその形で吉凶キッキョウを占う、「卜兆ボクチョウ」、同「𠧞」
◆きざ・す、きざ・し、前触(まえぶ)れや気配ケハイ、ことが起こる前に表れる現象
◆一億の一万倍、1兆=1012 {数字}、古くは十億(一億の十倍、「下数」と呼ばれる十進法での数) {数字}
◆数が多いさま、「億兆オクチョウ」「兆民チョウミン(多くの人民)」
◆墓地
漢字林(非部首部別)
𡊦土3+5=総画数8 U+212A6 [コウ、ク/]
◆塵(ちり)や埃(ほこり)、ものの表面に付着する汚(よご)れや穢(けが)れ、同「垢」
𡊨土3+5=総画数8 U+212A8 [未詳/]
◆未詳「【北堂書鈔:卷第一百四十八:酒食部七】有酒如淮(…有肉如𡊨…○今案昭十二年傳𡊨作坻荀吳作穆子又本鈔氐每作*■故誤作𡊨…)(原書の「𡊨」は{⿰土𤣥}、*は「𠀉」か?)「【徐仙真錄:卷之三】元帥七土地一科名司二衆神二共十二{⿰土(⿱面旦)}壇每𡊨」
𡊩土3+5=総画数8 U+212A9 [未詳/]
◆未詳
𡊪土3+5=総画数8 U+212AA [ギョウ/] 堯尭𠒖尧𡋰
◆高いさま、高く聳(そび)えるさま
◆名君との誉(ほま)れ高い伝説上の人物の名
𡊬土3+5=総画数8 U+212AC [コウ、キョウ/] 坑𡌖
◆底深い穴、或いは奥深い穴、同「阬」
◆陥(おとしい)れる、穴に入れる
𡊭土3+5=総画数8 U+212AD [ビツ、ミツ、ミチ/ひそ・か] 𡶇
◆山深く容易に近づけない建物、山のように大きな(大きくて内が窺い知れない)建物、同「密」
漢字林(非部首部別)
𡊮土3+5=総画数8 U+212AE [エン、オン/] 袁𡋡
◆衣服が長いさま、衣服がゆったりとしているさま
◆姓用字
𡊯土3+5=総画数8 U+212AF [フン/] 𡊄𠬁𡊅𡍊𥻎𡏙𢍨𥹻𥽒𡏰𡓴𣀲𣀰𣀱
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「糞」
𡊴土3+5=総画数8 U+212B4 [デイ、ナイ/どろ、なず・む]
◆水を含んだ土、同「埿」「淖」「𥩥」
◆どろっとした、どろどろした、またそのようなもの
◆(泥に足を取られて)動けない、囚(とら)われて抜け出せない、拘(こだわ)る、「拘泥コウデイ」
𡊵土3+5=総画数8 U+212B5 [タ、ダ/] 堶𥓿𤭨
◆飛甎戲ヒセンギ(瓦や石などを投げて競うゲームgame)に使う平たい石、「飛甎戲」は【漢語大辞典】が【俗言】を引いて「水切り(水面に向けて平たい石を投げて跳ねさせる遊び)」という、同「砣」「𤬾」「【漢語大字典:土部:堶】…明楊慎《俗言・抛堶》:"宋世寒食有抛堶之戯、兒童飛瓦石之戯、若今打瓦也。"」
𤬪瓦部
𦉷网部
𦤴土3+5=総画数8 U+26934 [シ/いた・る] 至𦤳𦤵𡉰𡊏
◆目指すところに行き着く(達する、届く)、ある時間・状態になる(達する、届く)、同「到」
◆自分ところに届く、やって来る
◆それより先がない(これ以上はない)ところまで行き着く、極まる、同「到」
◆(隅々まで、限界まで)行き届く
◆極めて、非常に、この上なく
土3+6=総画数9 U+3636 [ケツ、ゲチ/]
◆ニワトリ(鶏)の止まり木、木製の杭(くい)、同「榤」
◆高く掲げる
◆罪人を柱に縛り付けて殺す、磔(はりつけ)にする
◆突出している、抜きん出ている、古くは良し悪しいずれの意でも用いられたが、後に「群を抜いて悪い」の意では「桀」を、「群を抜いて良い」の意では「傑」が用いられるようになった
◆凶暴な、悪逆非道な、同「𩣏」
◆夏の王の名、暴虐の限りを尽くしたとされ殷の紂と併せ「悪逆非道の暴君」の意に用いられる
土3+6=総画数9 U+3637 [ガイ、ゲ/よもぎ、もぐさ] 艾𦫿
◆「艾蒿ガイコウ」、チョウセンヨモギ(朝鮮蓬)、キク科ヨモギ属の草 {チョウセンヨモギ}
◆もぐさ、ヨモギ(蓬・艾)の葉を乾燥させ揉(も)み砕いたもの、灸キュウに利用される他食用などにもする、別名「冰臺ヒョウダイ」
◆草を刈り取る、絶やす、絶える、同「刈」
◆(五十歳の)老人「【禮記:曲禮上】四十曰強而仕五十曰艾服官政(《注》艾老也)」
◆(若く)美しい人「【莊子:齊物論】麗之姬艾封人之子也」
◆安(やす)んずる、落ち着く「【漢書:王莽傳:王莽傳第六十九下】世祖卽位然後宗廟社稷復立天下艾安」
土3+6=総画数9 U+3638 [サ、ザ、ソウ/]
◆葬(ほうむ)る、遺体を土に埋める、同「葬」
漢字林(非部首部別)
土3+6=総画数9 U+3639 [シ、ジ/]
◆道に土を盛る「【說文解字:土部:垐】以土增大道上从土次聲」
土3+6=総画数9 U+363A [ハツ、ボチ/]
◆土を掘り起こす(掘り返す)、耕(たがや)す、同「墢」「坺」
土3+6=総画数9 U+363B [イン/] 堙𡋘
◆土を盛って築いた土塁ドルイ
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「垔」
土3+6=総画数9 U+363D [サイ/]
◆草木を植(う)える、また手を加えて育てる、同「栽」
又部
口部
土3+6=総画数9 U+578B [ケイ、ギョウ/かた] 𡌒𡌑
◆これから作ろうとする物の形に作ったもの、溶かした金属を流し入れて目的の形に造るためのもの、「鋳型(いがた)」、木製は「模」、竹製は「範」
◆模範モハン、手本、基本や標準になる形、様式、タイプtype
筆順
土3+6=総画数9 U+578C [①トウ②동トン/]

◆田畑
◆地名用字

◆[韓]未詳
土3+6=総画数9 U+578D [キ、ギ/]
◆堅い土
土3+6=総画数9 U+578E [カク、ガク/]
◆土が乾(かわ)く、乾いた土、「堅垎ケンカク(堅く乾燥した土)」
土3+6=総画数9 U+578F [リツ、リチ/]
◆畔(あぜ)
土3+6=総画数9 U+5790 [シ、ジ/]
◆道に土を盛る「【說文解字:土部:垐】以土增大道上从土次聲」
土3+6=総画数9 U+5791 [シ、ジ/] 𡋝
◆未詳「【說文解字注:一三篇下:垑】恃土地者自多其土地故字」「【廣韻:上聲:巻第三:紙第四:垑】恃土地也」
◆未詳「【字彙:土部:垑】尺氏切音齒治土也」
土3+6=総画数9 U+5792 [ルイ/] 塁壘壨㙼
◆(防御・防護のために)土や石を積み上げたもの、「土塁ドルイ」
◆積み上げる
◆「郁垒ウツルイ」、「神荼シント」と共に神の名、二人は兄弟で度朔山山頂の桃の木の下で辺りを見張り、鬼が入り込んで禍を成そうとすれば、縄で縛り虎に食わせるという、後に悪鬼・厄災を払う門神として、門に二神の像を描いた紙を貼るようになった「【論衡:亂龍】上古之人有神荼鬱壘者昆弟二人性能執鬼居東海度朔山上立桃樹下簡閱百鬼鬼無道理妄為人禍荼與鬱壘縛以盧索執以食虎」
漢字林(非部首部別)
土3+6=総画数9 U+5793 [カイ、ガイ/]
◆辺境ヘンキョウの地、最果(さいは)ての地、州シュウ(領土、支配地)の外を「殥イン」、その外を「紘コウ」、更にその外を「垓ガイ」という、同「畡」「陔」「【淮南鴻烈解:卷第四:墬形訓】…九州之外乃有八{⿰歹夤}殥亦方千里…八殥之外而有八紘…八紘之外乃有八極…」「【說文解字注:土部:垓】兼晐八極地也(晐各本作垓今正…八到所至謂之八極淮南書曰八紘之外乃有八極非此義也兼備八極之地謂之垓)」
◆数の単位名、(中数、万進法)1垓=10,000京ケイ=100,000,000兆チョウ {数字}、古くは(下数、十進法)1垓=10京=100兆 {数字}
筆順
土3+6=総画数9 U+5794 [イン/] 𡊹𡌓𡍏𡎱𡍯
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「堙」「陻」「湮」
漢字林(非部首部別)
土3+6=総画数9 U+5795 [コウ、グ/]
◆古同「厚」
◆「神垕シンコウ」、地名、河南省許昌市禹州市 {河南省}
土3+6=総画数9 U+5796 [タイ、テ、ツイ/うずたか・い]
◆(土などが)積み重なる、(土などを)積み上げる、山のように積み上がる、同「㕍」
◆こんもりと盛り上がった地形、(「𨸏」よりも低く小さい)小高い丘
土3+6=総画数9 U+5797 [チョウ、ジョウ/]
◆墓場、墓場の四周に境界として作った土盛り
土3+6=総画数9 U+5798 [フク、ブク/]
◆土砂が溜まって川が塞がる
◆崩れる
土3+6=総画数9 U+5799 [コウ/] 𨹂𤱳
◆田の間の畦道
土3+6=総画数9 U+579A [ギョウ/]
◆土がうず高く盛られているさま、高いさま
漢字林(非部首部別)
土3+6=総画数9 U+579B [タ、ダ/あずち]
◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土もりつち、安土(あずち)、同「垜」「𨹃」
◆小さな盛り土
土3+6=総画数9 U+579C [タ、ダ/あずち]
◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土もりつち、安土(あずち)、同「垜」「𨹃」
◆小さな盛り土
土3+6=総画数9 U+579D [キ/]
◆(塀や垣根などが)崩れそうなさま、同「陒」
◆部屋の隅(すみ)、同「坫」
土3+6=総画数9 U+579E [タ、ジャ/]
◆小高い丘、同「𨼑」
◆「垞城タジョウ」、地名、現江蘇省徐州市付近 {江蘇省}
土3+6=総画数9 U+579F [ヨウ/]
◆土の精セイ、未詳「【玉篇:卷二:土部第九:垟】余章切土精也」
◆田地
◆人名用字「【欽定續文獻通考:卷二百五:帝系考:晉國宗屬】…孟爚子季垟…季垟子均鏼…」
土3+6=総画数9 U+57A0 [ギン、ゴン/] 𡋳㙬𡑃𡏴𡊷
◆限界ゲンカイ、限(かぎ)り、同「圻」「【通雅:卷八:釋詁】無㙬無圻即無垠 楚辭其大無垠…」
◆土地の境界、境目(さかいめ)
筆順
土3+6=総画数9 U+57A1 [ハツ、ボチ/]
◆土を掘り起こす(掘り返す)、耕(たがや)す、同「墢」「坺」
土3+6=総画数9 U+57A2 [コウ、ク/あか]
◆塵(ちり)や埃(ほこり)、ものの表面に付着する汚(よご)れや穢(けが)れ、少しずつ積もりたまっていく不浄・不潔なもの、同「坸」
◆体面を汚(けが)す、辱(はずかし)める、同「詬」
◆「解垢カイコウ」、無理な(怪しげな)理屈をつけること、こじつけること
筆順
土3+6=総画数9 U+57A3 [エン、オン/かき]
◆土を高く盛って周りを囲んだ土塁ドルイ、比較的低いものを指す、高いものは「墉」「【字彙:丑集:土部:垣】于權切音員牆也卑曰垣高曰墉釋名垣援也人所依阻以為援衛也…」
◆周囲に廻(めぐ)らせた壁(かべ)や柵(さく)、同「𥥣」「𩫧」
筆順
土3+6=総画数9 U+57A4 [テツ、デチ/]
◆土が盛り上がったところ、小高い丘
◆蟻塚(ありづか)、アリ(蟻)が巣を作るために運び出した地中の土が、出入口を中心として積み上げられ山のような形になったもの、同「䵺」
筆順
土3+6=総画数9 U+57A5 [①キョウ、コウ②협ヒョプ/]

◆未詳「【康熙字典:丑集:土部:垥】《篇海類編》虛業切音脅堤水」

◆[韓]田地デンジ・デンチの面積の単位、1垥は種1合を播(ま)く広さで2歩半、1歩フ・ブは6尺四方の土地「【海鶴遺書:卷一:田制忘言:田結】…每田下種一斗者, 命之曰㘰, …古者周尺六尺爲一步, 百步爲畝, …今定田積二百五十步爲一㘰, 二十五步爲一𡉧, 二步半爲一垥…」
土3+6=総画数9 U+57A6 [コン/] 墾𡓚𡍭
◆荒れ地を田畑にするために(新たな田畑を切り開くために)耕す
土3+6=総画数9 U+57A7 [ショウ/]
◆土地の面積の単位、清代(1644年~1911年)では1垧=10畝=6666.6m2、但し時代や地域により違いがある、同「埫」
土3+6=総画数9 U+57A8 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:垨】誤坾正玉篇直呂反器也香嚴小土也」「【字彙補:丑集:土部:垨】音義與守同」「【欽定歷代職官表:御製詩】中丞銜帶內臺霜(…朝委任特隆例加兵部侍郎及右副都御史銜職任與總督相垨)」
土3+6=総画数9 U+57A9 [アク、ア/] 堊𡌥
◆壁の上塗りなどに用いる粘土ネンド(ねばつち)状の土、またそれを塗る、「亞」は「次」の意で「下地を塗り次いでその上に塗る、その壁土」の意
土3+6=総画数9 U+57AA [未詳/は]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:垪】音坈」「【雲笈七籤:卷二十四:日月星辰部:北斗九星職位總主】第三真人星天之司空主…真人號主仙華神君姓歸垪…」「【河南集:卷十三:實封一千户趙公墓誌銘】…開封府判官判三司開垪司車駕西祀為東京…」
◆[日]「垪和(はが)」◇地名、岡山県久米郡美咲町◇姓 {和製漢字の辞典:土部:垪}
筆順
土3+6=総画数9 U+57AB [テン/]
◆衝撃を減らしたり高さを合わせるなどのために下に敷く、また下に当てて支える、「垫子テンシ(座布団・敷布団など)」「垫款テンカン(一時的に金を用立てること)」
◆底に着く、底を突く
◆窪(くぼ)み、窪む
土3+6=総画数9 U+57AC [コウ、グ/]
◆土で作った堰(せき)
土3+6=総画数9 U+57AD [オ、ウ、ア/]
◆地名用字「【宋史紀事本末:卷二十五:蒙古連兵】…帥兵迎拒於歸州大埡砦…」「【埋憂集:卷四:鐵兒】…陳父戰歿於松門埡…」「【蜀碧:第一卷:起戊辰止癸未】…追敗於留馬埡…」
◆壁の上塗りなどに用いる粘土ネンド(ねばつち)質の土、同「堊」「【正字通:丑集中:土部:埡】舊註同塢集韻隖或作埡埤倉作䲽舉要埡與堊同一以為同塢一以為同堊皆未詳埡卽俗堊字䲧當从說文作隖」
土3+6=総画数9 U+57AE [コウ/]
◆崩れ落ちる、壊れる
土3+6=総画数9 U+57AF [タツ、ダチ、タチ/]
◆場所、所
土3+6=総画数9 U+57B0 [/たお、とうげ]
◆[日]「垰(たお)」、地名、山口県周南市
◆[日]「山伏垰(やまぶしとうげ)」、地名、山梨県南都留郡
◆[日]峠(とうげ)
筆順
土3+6=総画数9 U+57B1 [トウ、ドウ/]
◆土を盛って作った灌漑用の小さな堤
土3+6=総画数9 U+57B2 [カイ/]
◆高台で爽(さわ)やかなさま
◆「蕈垲川水シンカイセンスイ」、川名、蕈川シンセンの西を北流して洮水トウスイ(現甘粛省定西市臨洮県を源とする川)に注ぐ「【水經注:卷二:河水】…蕈塏川水水東南出石底橫下北歴蕈塏川西北注洮水…(「石底橫セキテイオウ」は地名で蕈川の東方)
土3+6=総画数9 U+57B3 [/がけ]
◆[日]「垳(がけ)」、地名、埼玉県八潮市 {和製漢字の辞典:土部:垳}
筆順
土3+6=総画数9 U+57B4 [ノウ/]
◆小さな山、丘
◆脳
土3+6=総画数9 U+57B5 [アン/]
◆種を埋め込むための小さな穴、穴を掘り種を入れて土で覆う
土3+6=総画数9 U+57CE [セイ、ジョウ/しろ] 𩫨
◆外敵からの攻撃を防ぐために都市(日本の城下町に当たる)を囲むように築かれた高い壁、またその壁で囲まれた都市、二重に壁を巡(めぐ)らせてある場合は、内側を「城」、外側を「郭カク」「外城ガイジョウ」という
◆[日]外敵からの攻撃を防くために石垣や濠(ほり)などを廻らせた構築物、また石垣や濠(ほり)などで囲まれた一画
筆順
𠫳又部
𡉔土3+6=総画数9 U+21254 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:土部:𡉔】同"涩"」
𡊷土3+6=総画数9 U+212B7 [ギン、ゴン/] 垠𡋳㙬𡑃𡏴
◆限界ゲンカイ、限(かぎ)り、同「圻」「【通雅:卷八:釋詁】無㙬無圻即無垠 楚辭其大無垠…」
◆土地の境界、境目(さかいめ)
𡊸土3+6=総画数9 U+212B8 [ジュウ、ニュウ/]
◆古地名、未詳
𡊹土3+6=総画数9 U+212B9 [イン/] 垔𡌓𡍏𡎱𡍯
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「堙」「陻」「湮」
𡊺土3+6=総画数9 U+212BA [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡊺】同"汗"」「【中華字海:土部:𡊺】同"瀚"」「【中華大辞典:土部:𡊺】𣴱籒文見」(いずれも《石鼓文》を引くが、【石鼓文定本】によれば{𡊺-于+⿻丫一}で、「干」の部分が「¥-一」のような字形になっている)
𡊽土3+6=総画数9 U+212BD [ホウ、フウ/] 封𡉘𡊋𡉚
◆君主が諸侯や重臣に領地を与える、また領有することを認める
◆諸侯や重臣の領土、またその領主
◆土を盛り上げる、土を盛り上げた祭壇、また墓
◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)じる、自由に出入り(また出し入れ)ができないようにする
𡊾土3+6=総画数9 U+212BE [タク、ジャク/] 宅𡧪𡧜㡯
◆身を託タクすところ、住まい、住むための建物、住居ジュウキョ
◆住まう、居住キョジュウする
◆落ち着く
◆墓、墓地、「宅兆タクチョウ」
𡋍土3+6=総画数9 U+212CD [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡋍】同"㘫"(「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:㘫{⿱艹𡉊}】才性反坈㘫也」は{⿱艹𡉊})「【中華字海:土部:𡋍】同"筮"」
漢字林(非部首部別)
𡋐土3+6=総画数9 U+212D0 [サ、ザ/すわ・る、いま・す、ましま・す、ま・す、いなが・ら、すず・ろ、そぞ・ろ] 坐㘴𡋑𡉡𡋲𡊎
◆座る、膝を折り尻を踵の上に載せて座る(正座)、また椅子などの上に腰を下ろす、席に着く、「坐」は座るという動作を指す語で「座」は座るための席や場所・位置を指す語
◆向かい合って座る
◆同じ席に座っていたことで罪に問われる
◆座ったままで成すところがないさま
◆何することもなく、ただ何となく
𡋑土3+6=総画数9 U+212D1 [サ、ザ/すわ・る、いま・す、ましま・す、ま・す、いなが・ら、すず・ろ、そぞ・ろ] 坐㘴𡋐𡉡𡋲𡊎
◆座る、膝を折り尻を踵の上に載せて座る(正座)、また椅子などの上に腰を下ろす、席に着く、「坐」は座るという動作を指す語で「座」は座るための席や場所・位置を指す語
◆向かい合って座る
◆同じ席に座っていたことで罪に問われる
◆座ったままで成すところがないさま
◆何することもなく、ただ何となく
𡋗土3+6=総画数9 U+212D7 [/くれ]
◆[日]地名用字、宮城県栗原市一迫柳目字持𡋗沢(もちくれざわ)
筆順
𡋘土3+6=総画数9 U+212D8 [イン/] 堙㘻
◆土を盛って築いた土塁ドルイ
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「垔」
𡋛土3+6=総画数9 U+212DB [タイ、ダイ/うてな] 臺䑓㙜𡔼𡎲𡌬𡌫㙵𡐬𡐉坮
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
𡋜月(肉)部
𡋝土3+6=総画数9 U+212DD [シ、ジ/]
◆未詳「【說文解字注:一三篇下:垑】恃土地者自多其土地故字」「【廣韻:上聲:巻第三:紙第四:垑】恃土地也」
◆未詳「【字彙:土部:垑】尺氏切音齒治土也」
𡋞土3+6=総画数9 U+212DE [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡋞】姑切音乎出藏經」
𡋠土3+6=総画数9 U+212E0 [ホウ、ホ/] 堢㙅
◆土や石を積んで築いた砦(とりで)、同「堡」
◆土を盛り上げて高くしたところ、土が盛り上がって高いところ、同「壔」
𡋡土3+6=総画数9 U+212E1 [エン、オン/] 袁𡊮
◆衣服が長いさま、衣服がゆったりとしているさま
◆姓用字
𡋢土3+6=総画数9 U+212E2 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡋢】同"幽"」
𡋣土3+6=総画数9 U+212E3 [未詳/]
◆未詳
𡋤土3+6=総画数9 U+212E4 [/まま]
◆簡「壗」、「壗」は国字、「𡋤」は中国で「壗」の簡体字
𥸮米部
土3+7=総画数10 U+363F [デツ、ネチ/] 𡍤
◆(柱などの)下に敷く、ぴったりと当てて隙間(ゲキカン、すきま)を塞(ふさ)ぐ「【揚子雲集:卷三:方言】㘿墊下也凡柱而下曰㘿屋而下曰墊」
土3+7=総画数10 U+3640 [リュウ、ル/]
◆種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げた畝(うね)、畝を作る、同「畂」
土3+7=総画数10 U+3641 [バイ、マイ、メ、ボク、モク/]
◆塵(ちり)、風などによって宙に舞い上がる細かい土や砂など、同「塺」
◆「㙁野ボクヤ」、古地名、朝歌チョウカ(現河南省鶴壁市淇県)の南という、同「坶野」「𡎧野」「【玉篇:卷二:土部第九:坶】莫六切說文曰朝歌南七十里地周書曰武王伐紂至於坶野古文尚書作㙁」「【復古編:下:坶】坶周書武王與紂戰于坶野从土母別作㙁非」
土3+7=総画数10 U+3643 [ヒン/]
◆冢(つか、塚、土を高く盛り上げた大きな墓)の穴の入り口
土3+7=総画数10 U+3644 [ヘイ、バイ/]
◆階段、同「坒」「陛」「【廣韻:上聲:薺第十一:陛:㙄】下也」「【集韻:卷五:上聲上:薺第十一:陛㙄】部禮切說文升髙階也或从土」
土3+7=総画数10 U+3645 [ホウ、ホ/] 堢𡋠
◆土や石を積んで築いた砦(とりで)、同「堡」
◆土を盛り上げて高くしたところ、土が盛り上がって高いところ、同「壔」
土3+7=総画数10 U+57B6 [セイ、ショウ/]
◆赤く堅(かた)い土、同「㙚」
土3+7=総画数10 U+57B7 [ケン、ゲン/]
◆泥を塗る
土3+7=総画数10 U+57B8 [カン、ガン/] 𡌗
◆骨を焼いた灰汁(あく)を混ぜた漆(うるし)、またそれを塗る、同「䯘」
◆未詳、鄭司農によれば重量の単位という「【周禮:卷第十一:冬官考工記第六】冶氏爲殺矢刃長寸圍寸鋌十之重三垸(…鄭司農云鋌箭足入稾中者也垸量名讀爲丸…)」
土3+7=総画数10 U+57B9 [ホウ、ボウ/]
◆土の中に棲むという妖怪
土3+7=総画数10 U+57BA [フ、ホウ、ハイ、ヘ/]
◆(日本の城下町に当たる)都市を二重に囲む高い壁のうちの外側の壁、外城ガイジョウ、またその壁で囲まれた市街、同「郭」「郛」、内側の壁を「城」という
◆盛んなさま、盛大なさま「【莊子集解:外篇】夫精小之微也垺大之殷也(宣云垺音孚郭也殷盛也)」
◆未詳「【周禮注疏:冬官考工記下】膊崇四尺方四寸(《注》凡器髙於此則垺不能相勝厚於此…(《疏》注釋曰高於此謂崇四尺有餘也厚於此謂厚於此四寸謂垺拊四畔各一寸也垺厚火氣不交埒不熟則易破者也)」「【漢語大字典:土部:垺】【漢語大詞典:土部:垺】制陶器的模型」
土3+7=総画数10 U+57BB [ハ、ヘ/]
◆水を堰(せ)き止めるために築いた堰(せき)、同「壩」「䃻」「𥓏」
土3+7=総画数10 U+57BC [エキ、ヤク/]
◆食物を煮炊きする竈(かまど)「【周禮注疏:卷十六】喪紀共飯米熬穀(《疏》…祝淅米管人受潘煮于垼外御者沐…)」
土3+7=総画数10 U+57BD [ギン/]
◆澱(おり)、水底に溜(たま)まった沈殿物
土3+7=総画数10 U+57BE [カン、ガン/]
◆小さな堤(テイ、つつみ)
土3+7=総画数10 U+57BF [ショ、ジョ/]
◆酒を酌み交わした後に酒杯を置くために部屋の隅に置いた台、同「坫」
土3+7=総画数10 U+57C0 [スイ、ズイ/た・れる、なんなん・とする、し・ずる、しだ・れる] 垂𡍮𡷩𡸁
◆(紐・糸などの線状のものや布・紙などの平面状のものの)片方がぶら下がる、繋(つな)がっているものの片方がだらりと下がる
◆連(つら)なりながら下に落ちる、伝わり落ちる
◆上の者(上位者・上級者・年長者など)が下の者に与える、また伝える、また継(つ)ぐ
◆なんなん・とする、今にも~になりそうである
◆辺境ヘンキョウ、辺遠ヘンエンの地、同「陲」
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+7=総画数10 U+57C1 [シン/]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:侵第二十一:埁】土也」「【康熙字典:丑集中:土部:埁】《集韻》才淫切音埐土也一曰岑字之譌」
土3+7=総画数10 U+57C2 [コウ、キョウ/] 𡎩
◆穴(あな)、窪(くぼ)み
◆畦(あぜ)や堤(つつみ)のように土を盛り上げたところ
土3+7=総画数10 U+57C3 [アイ/ほこり]
◆ほこり、風などによって宙に舞い上がる細かい土や砂、塵(ちり)、「塵埃ジンアイ」、同「塵」
◆10の-10乗 {数字}
◆オングストロームangstrom、長さの単位、100億分の1m
筆順
土3+7=総画数10 U+57C4 [ホウ、ブ/]
◆塵(ちり、土埃つちぼこりや砂埃すなぼこり)が舞い上がるさま、同「埲」
◆田畑の境界を示す標識、またその標識を建てる土盛り、同「埲」「【蒙齋集:卷二:知徽州奏便民五事狀】…躬行阡陌建土埄牌以為標識…」
土3+7=総画数10 U+57C5 [ホウ、ボウ/] 𨹛
◆水が溢(あふ)れ出てくることを防ぐための土盛り、堤防テイボウ
◆地チ、土地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、古「地」
土3+7=総画数10 U+57C6 [カク/]
◆土が硬(かた)く痩(や)せた土地、「墝埆・磽确コウカク」、同「确」
筆順
土3+7=総画数10 U+57C7 [ヨウ、ユウ/]
◆甬道ヨウドウ、両側が壁(かべ)・塀(へい)・崖(がけ)などで遮(さえぎ)られた道、同「埇」
◆「埇橋ヨウキョウ」、地名、現区名、安徽省宿州市 {安徽省}
筆順
土3+7=総画数10 U+57C8 [シュン/]
◆高くそそり立つさま、高く険(けわ)しいさま、同「峻」「陖」
筆順
土3+7=総画数10 U+57C9 [コウ、ギョウ/]
◆山間(やまあい)の深い谷、山が両側から迫って狭(せば)まっているところ、同「峽」「硤」「陜」「陿」、またそこを流れる川の水辺
土3+7=総画数10 U+57CA [チ、ジ/]
◆同「地」、唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つ
土3+7=総画数10 U+57CB [バイ、マイ、メ/う・める、う・まる、う・もれる、うず・める、うず・もれる]
◆ものを中に入れて塞(ふさ)ぐ、土などで覆(おお)って外から見えなくする、「埋葬マイソウ」、同「薶」
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+7=総画数10 U+57CC [ロウ/]
◆土を高く盛り上げた土盛り
◆「壙埌コウロウ」、広々として何もないさま
土3+7=総画数10 U+57CD [ケン、ゲン/]
◆労役囚が入る泥土で造った牢
◆女の罪人を入れる牢
土3+7=総画数10 U+57CF [エン、セン/]
◆地の果て、「八埏ハチエン(国の八方の果て)」
◆陵墓リョウボの墓に通じる通路
◆土に水を加えて柔らかくする
土3+7=総画数10 U+57D0 [シン、ジン/]
◆古地名
土3+7=総画数10 U+57D1 [テツ、テチ/]
◆智慧チエがあり道理に通じているさま、同「哲」「【鶡冠子:王鉄第九】…鉤(此字上有毎字一本鉤作均)於內哲(或作埑○智足以及之)固於所守…」
土3+7=総画数10 U+57D2 [レツ、レチ、ラチ、ラツ/]
◆(池などの)周りを取り囲む背の低い土手(どて)、堤(つつみ)
◆際(きわ)、他のものとの境目、限界、同「浖」
◆等しい、同じ
筆順
土3+7=総画数10 U+57D3 [レツ、レチ、ラチ、ラツ/]
◆(池などの)周りを取り囲む背の低い土手(どて)、堤(つつみ)
◆際(きわ)、他のものとの境目、限界、同「浖」
◆等しい、同じ
筆順
土3+7=総画数10 U+57D4 [ホ/]
◆「黄埔コウホ」、区名、広東省広州市 {広東省}
◆「大埔ダイホ」、区名、香港 {香港・マカオ特別行政区}
◆「北埔ホクホ・ペイプー」、地名、台湾新竹県 {台湾}
筆順
土3+7=総画数10 U+57D5 [テイ、ジョウ/]
◆「沙埕サテイ」、地名、福建省寧徳市 {福建省}
◆「大稻埕ダイトウテイ」、地名、台湾台北市大同区 {台湾}
◆酒を入れる甕(かめ)
土3+7=総画数10 U+57D6 [/ごみ]
◆[日]塵(ごみ)
◆[日]地名用字、「埖渡(ごみわたり、青森県三戸郡)」「埖溜(ごみたまり、岩手県岩手郡)」
筆順
土3+7=総画数10 U+57D7 [ホ、ブ/]
◆埠頭フトウ、波止場(はとば)、船着き場、同「埠」
土3+7=総画数10 U+57D8 [ジ、シ/ねぐら、とぐろ]
◆ねぐら、鳥などの出入り口だけが開いた洞穴(ほらあな)状の住み家(すみか)
◆[日]とぐろ、細長いものが渦巻状になった形
土3+7=総画数10 U+57D9 [ケン、クン/] 壎塤𡎖坃
◆卵形の陶製の笛、同「壦」 {楽器(管楽器)}
土3+7=総画数10 U+57DA [カ/]
◆「坩埚カンカ(るつぼ)」◇金属などを溶(と)かすための耐熱性の容器◇[日]熱く沸(わ)き上がるさま、沸き立つさま◇[日]さまざまなものが入り混じっているさま
土3+7=総画数10 U+57DB [ケイ、キョウ/] 坰𡹫
◆遥(はる)か遠く離れた土地、同「冂」「冋」、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「坰ケイ」といった「【爾雅:釋地】邑外謂之郊郊外謂之牧牧外謂之野野外謂之林林外謂之坰」
大部
火部
老部
衣部
車部
土3+7=総画数10 U+FA0F [/さこ、えき]
◆[日]姓用字
𡋮土3+7=総画数10 U+212EE [オウ、イク/] 墺圫𡋸𡌱𡐟
◆川などが"<"字状に大きく湾曲して奥深くまで入り込んだところ、またその岸辺、同「隩」
◆四方を山や丘に囲まれ奥まったところで住居を構えるに適したところ「【玉篇:卷二:土部第九:墺】四方之土可居夏書曰四墺既宅本亦作隩」
𡋯土2+7=総画数9 U+212EF [ボツ/] 𡍧
◆塵(ちり)、塵や埃(ほこり)が舞い上がるさま
𡋰土3+7=総画数10 U+212F0 [ギョウ/] 堯尭𠒖𡊪尧
◆高いさま、高く聳(そび)えるさま
◆名君との誉(ほま)れ高い伝説上の人物の名
𡋲土3+7=総画数10 U+212F2 [サ、ザ/すわ・る、いま・す、ましま・す、ま・す、いなが・ら、すず・ろ、そぞ・ろ] 坐㘴𡋑𡋐𡉡𡊎
◆座る、膝を折り尻を踵の上に載せて座る(正座)、また椅子などの上に腰を下ろす、席に着く、「坐」は座るという動作を指す語で「座」は座るための席や場所・位置を指す語
◆向かい合って座る
◆同じ席に座っていたことで罪に問われる
◆座ったままで成すところがないさま
◆何することもなく、ただ何となく
漢字林(非部首部別)
𡋳土3+7=総画数10 U+212F3 [ギン、ゴン/] 垠㙬𡑃𡏴𡊷
◆限界ゲンカイ、限(かぎ)り、同「圻」「【通雅:卷八:釋詁】無㙬無圻即無垠 楚辭其大無垠…」
◆土地の境界、境目(さかいめ)
𡋴土3+7=総画数10 U+212F4 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡋴】集韻與峻同」
𡋵土3+7=総画数10 U+212F5 [キ、コ/もと、もと・づく、もとい] 基𡉝𡉊𡉨𨄎
◆構築物を建てる時に最初に築く部分、構築物を支える土台
◆物事の始まりとなるところ、物事の拠(よ)りどころとなるもの、物事の根本のところ
𡋶土3+7=総画数10 U+212F6 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡋶】回蘭切音韓字義總略姓也元草書韓字」
𡋷土3+7=総画数10 U+212F7 [サ、シャ/]
◆砂、細かい砂、同「沙」
𡋸土3+7=総画数10 U+212F8 [オウ、イク/] 墺圫𡋮𡌱𡐟
◆川などが"<"字状に大きく湾曲して奥深くまで入り込んだところ、またその岸辺、同「隩」
◆四方を山や丘に囲まれ奥まったところで住居を構えるに適したところ「【玉篇:卷二:土部第九:墺】四方之土可居夏書曰四墺既宅本亦作隩」
𡋽土3+7=総画数10 U+212FD [/はけ]
◆[日]「𡋽下(はけした)」、地名、埼玉県狭山市
◆[日]忍術書【萬川集海】にある忍者文字で「う」という音を表す字 {忍者文字}
𡌁土3+7=総画数10 U+21301 [未詳/]
◆未詳
𡌆土3+7=総画数10 U+21306 [未詳/]
◆未詳
𡌑土3+7=総画数10 U+21311 [ケイ、ギョウ/かた] 型𡌒
◆これから作ろうとする物の形に作ったもの、溶かした金属を流し入れて目的の形に造るためのもの、「鋳型(いがた)」、木製は「模」、竹製は「範」
◆模範モハン、手本、基本や標準になる形、様式、タイプtype
𡌒土3+7=総画数10 U+21312 [ケイ、ギョウ/かた] 型𡌑
◆これから作ろうとする物の形に作ったもの、溶かした金属を流し入れて目的の形に造るためのもの、「鋳型(いがた)」、木製は「模」、竹製は「範」
◆模範モハン、手本、基本や標準になる形、様式、タイプtype
𡌓土3+7=総画数10 U+21313 [イン/] 垔𡊹𡍏𡎱𡍯
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「堙」「陻」「湮」
𡌔土3+7=総画数10 U+21314 [ショウ/]
◆未詳「【管子:卷二十四:輕重戊】…一樹而百乘息其下者以其不𡌔也…(「【鐵琴銅劍樓藏書目錄:卷十四:法家類:管子二十四卷】輕重戊第八十四以其不捎也捎不作𡌔(王曰捎當爲俏俏與肖同)」)
𡌕土3+7=総画数10 U+21315 [コウ/ひさぎ]
◆山の尾根、高みが連なっているところ、同「岡」
◆堰(せき)、堤防
◆[日]ひさぎ、地名用字
𡌖土3+7=総画数10 U+21316 [コウ、キョウ/] 坑𡊬
◆底深い穴、或いは奥深い穴、同「阬」
◆陥(おとしい)れる、穴に入れる
𡌗土3+7=総画数10 U+21317 [カン、ガン/]
◆骨を焼いた灰汁(あく)を混ぜた漆(うるし)、またそれを塗る、同「䯘」
◆未詳、鄭司農によれば重量の単位という「【周禮:卷第十一:冬官考工記第六】冶氏爲殺矢刃長寸圍寸鋌十之重三垸(…鄭司農云鋌箭足入稾中者也垸量名讀爲丸…)」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:堄】或作垸正胡貫反漆骨垸也」
𡌘土3+7=総画数10 U+21318 [未詳/]
◆未詳「【墨子:卷六】必捶𡌘差通壟雖凡山陵此為輟民之事」
𡌙土3+7=総画数10 U+21319 [タイ、テ/] 𡊊
◆土が高く盛り上がった丘(おか)、阜(おか)「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:塠{⿰土(⿺辶㠯)}𡊊】三俗𡌙通堆正都囘反土聚丘阜也」
𡌛土3+7=総画数10 U+2131B [ヤ/の] 野埜壄𡐨㙒
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆都から離れているところ、(周りに遮(さえぎ)るものがない)広々としたところ、またその区域・範囲
◆民間ミンカン、「都(朝廷)の外にある」の意
◆自然のままであるさま、田舎びたさま、洗練されていないさま
𡌝土3+7=総画数10 U+2131D [オウ、ヨウ/] 坳㘭垇
◆両側に岩などが高く聳(そび)えているところ、窪地(くぼち)
𡌟土3+7=総画数10 U+2131F [チ、ジ/] 坘𡉬𡉶𡉳𡊆𡊈𡊓
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
𡌠土3+7=総画数10 U+21320 [未詳/]
◆未詳
𡌤土3+7=総画数10 U+21324 [ケイ、ケ/]
◆星名、二十八宿西方白虎ビャッコの一つ、同「奎」 {二十八宿}
𡌥土3+7=総画数10 U+21325 [アク、ア/] 堊垩
◆壁の上塗りなどに用いる粘土ネンド(ねばつち)状の土、またそれを塗る、「亞」は「次」の意で「下地を塗り次いでその上に塗る、その壁土」の意
漢字林(非部首部別)
𣑧土3+7=総画数10 U+23467 [タ、ダ/]
◆未詳
土3+8=総画数11 U+3647 [チョク/]
◆牛や馬の踏み付けた所
土3+8=総画数11 U+3648 [カ、カン/]
◆古地名、未詳「【集韻:卷八:去聲下:禡第四十】地名在晉」
土3+8=総画数11 U+3649 [テン/]
◆手厚い、行き届いている、同「腆」
土3+8=総画数11 U+364A [チョウ、ジョウ/]
◆砂が盛り上がっているさま、同「㙣」
◆一段と高くし上を平らに作ったところ、台状になっているところ、同「場」「【集韻:卷三:平聲:陽第十:場㙊畼】說文祭神道也」
土3+8=総画数11 U+364B [未詳/]
◆未詳「【蘭庭集:巻上】旅泊奔牛㙋下次錢經韻」
◆人名「【東維子集:卷二十六】…不知其後時我銘其人維髙有㙋維髙有㙋維逺有遺」
土3+8=総画数11 U+57DC [ヤ/の] 野壄𡐨𡌛㙒
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆都から離れているところ、(周りに遮(さえぎ)るものがない)広々としたところ、またその区域・範囲
◆民間ミンカン、「都(朝廷)の外にある」の意
◆自然のままであるさま、田舎びたさま、洗練されていないさま
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+8=総画数11 U+57DD [テン、ネン/]
◆地面が窪(くぼ)む
◆土を盛った低い堤(つつみ)や畦(あぜ)
土3+8=総画数11 U+57DE [テイ、タイ/つつみ] 堤𡐾
◆川・湖・海の水が溢(あふ)れ出てくることを防ぐために土や石を高く盛ったところ、土手、同「隄」「碮」、「堤防テイボウ」
◆瓶ビン(かめ)などの底の平らな部分「【淮南鴻烈解:卷第十四:詮言訓】瓶甌有堤(是瓶甌下安也)」
筆順
土3+8=総画数11 U+57DF [ヨク、イキ/] 𡌳㽣䧕𢨊
◆境界、区切り
◆境界の内側、周りを囲った内側、範囲
◆邦(くに)、領土、国土
筆順
土3+8=総画数11 U+57E0 [ホ、ブ、フ/]
◆波止場(はとば)、荷物の積み下ろしをするための船着き場、同「埗」
◆(交易のための波止場がある)商業の拠点となる都市
筆順
土3+8=総画数11 U+57E1 [オ、ウ、ア/]
◆地名用字「【宋史紀事本末:卷二十五:蒙古連兵】…帥兵迎拒於歸州大埡砦…」「【埋憂集:卷四:鐵兒】…陳父戰歿於松門埡…」「【蜀碧:第一卷:起戊辰止癸未】…追敗於留馬埡…」
◆壁の上塗りなどに用いる粘土ネンド(ねばつち)質の土、同「堊」「【正字通:丑集中:土部:埡】舊註同塢集韻隖或作埡埤倉作䲽舉要埡與堊同一以為同塢一以為同堊皆未詳埡卽俗堊字䲧當从說文作隖」
土3+8=総画数11 U+57E2 [ケン/]
◆土を盛り上げ周(まわ)りを取り囲むように築いた垣(かき)、「埢垣ケンエン」
土3+8=総画数11 U+57E3 [サイ、スイ、ソツ、ソチ/そね] 𡉻
◆粘り気のない土
◆土がばらばらと落ちる、剥(は)げ落ちる
◆[日]そね、地名用字、姓用字、「大埣(おおそね、宮城県登米市南方町)」「倉埣(くらぞね、宮城県石巻市桃生町)」
筆順
土3+8=総画数11 U+57E4 [ヘイ、ヒ、ビ/] 𡌨𡌸𡌹𡐕
◆低い垣や塀
◆姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上から見張ったり攻撃したりするために窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁、高いものは「垣」、同「堄」
◆付け足す、付け加えて厚くする
土3+8=総画数11 U+57E5 [セイ、ショウ/]
◆田畑を耕す、同「埩」
◆未詳「【玉篇:卷二:土部第九:埥】七盈切青精土也(「手入れの行き届いた青黒く地味の良い土」の意か)
◆[日]忍術書【萬川集海】にある忍者文字で「ぬ」という音を表す字 {忍者文字}
土3+8=総画数11 U+57E6 [ワン/]
◆食べ物や飲み物を盛るための深めの器、同「盌」、特に陶製のものを指す、石製は「碗」、木製は「椀」、金属製は「鋺」 {器}
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:桓第二十六:埦】穴也」
筆順
土3+8=総画数11 U+57E7 [ク、グ/]
◆堰(せき)、水を堰(せき)止めるための土盛り「【康熙字典:丑集中:土部:埧】《字彙》忌遇切音具堤塘《正字通》譌字按堤塘無埧名」「【玉堂叢語:卷之二:籌策】…陂塘閘埧皆令修復…」
土3+8=総画数11 U+57E8 [リン/] 𤲕
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「壟」
土3+8=総画数11 U+57E9 [ソウ、ショウ/]
◆田畑を耕す
◆魯城(魯国の都城)北門にあった池の名
土3+8=総画数11 U+57EA [コウ、クウ/]
◆仏像などを安置する小さな洞(ほら)
土3+8=総画数11 U+57EB [チョウ、ショウ/]
◆「埫塎チョウヨウ」、安(やす)らかでないさま、不安なさま「【集韻:巻五:上聲上:腫第二:埫】埫塎不寜」
◆土地の面積の単位、清代(1644年~1911年)では一垧=十畝=6666.6m2、但し時代や地域により違いがある、同「垧」
土3+8=総画数11 U+57EC [トウ/]
◆古地名、未詳「【廣韻:上平聲:東第一:東:埬】上埬地名」「【列朝詩集:甲集第十九:送何彥文歸埬水】東海何郎雪滿頭…」
◆「朱仕堜シュシトウ」、明代(1368年~1644年)の潞城ロジョウ(古県名、現山西省長治市潞城区)王朱遜𤆼シュソンチョの子で安簡アンカン王、?年~1490年「【弇山堂別集:卷七十四:諡法五】安簡(郡王)代府潞城王仕埬…」「【山西通志:卷六十三:封爵二:明】潞城王遜𤆼代簡王第三子諡僖順子安簡王仕埬…」「【欽定續文獻通考:卷二百八:封建考】潞城王遜𤆼桂嫡三子…仕埬(成化九年襲𢎞治三年薨)」
土3+8=総画数11 U+57ED [タイ、ダイ/] 𡍖𡐡
◆水を堰(せ)き止めるために築いた堰(せき)、同「𥓏」
◆堰き止められた水の出入り口の両岸に滑車のようなものを設け、船の船尾に綱を繋ぎ人や牛がこれを牽いて渡河させる仕組み、渡し銭を徴収したという「【通典:雜稅】大唐開元十八年御史大夫李朝隱奏請薄百姓一年稅錢充本依舊令高戶及典正等捉隨月收利將供官人料錢(…上元中敕江淮堰塘商旅牽船過處準斛納錢謂之埭程…)」
土3+8=総画数11 U+57EE [タン、ダン/]
◆「壏埮カンタン」、平坦で細長い土地
◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ容器、同「壜」
土3+8=総画数11 U+57EF [アン/]
◆種を埋め込むための小さな穴、穴を掘り種を入れて土で覆う
土3+8=総画数11 U+57F0 [サイ/]
◆土を高く盛った大きな墓、墳墓フンボ
◆重臣や重職に就いている者に与えられる領地、同簡「采」、同「寀」
筆順
土3+8=総画数11 U+57F1 [シュク/]
◆地中から水蒸気が噴き出る
◆始まり、最初、同「俶」
土3+8=総画数11 U+57F2 [ホウ、ブ/]
◆塵(ちり、土埃つちぼこりや砂埃すなぼこり)が舞い上がるさま、同「埄」「塕」
◆田畑の境界を示す標識、またその標識を建てる土盛り、同「埄」「【廣西通志:卷九十三:諸蠻】東蘭州轄四埲十三哨…」
◆未詳「【御定歴代題畫詩類:卷六十六:和江鄰㡬學士畫鬼拔河篇】…勢助勇努眼圓臂裊張拳擊埲首似與暴謔意態…」
土3+8=総画数11 U+57F3 [カン、コン/] 坎塪
◆道や地面の凹(へこ)み、窪(くぼ)み、穴を掘る
◆「埳坷カンカ」、同「堿坷」「㙳坷」◇道などが凸凹しているさま、凸凹していてなかなか進めないさま◇思うようにならないさま
◆八卦ハッカ(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)の一つ {卦}
土3+8=総画数11 U+57F4 [ショク、ジキ、シ/はに] 𡍠
◆粘土ネンド(ねばつち)
筆順
土3+8=総画数11 U+57F5 [タ、ダ/]
◆固い土、土を積んで固める
◆堤防
土3+8=総画数11 U+57F6 [ゲイ、ゲ、セイ、セ/] 𡎐
◆種を播(ま)く、草木を植え育てる、同「蓺」
◆勢い、同「勢」
漢字林(非部首部別)
土3+8=総画数11 U+57F7 [シュウ、シツ/と・る] 𠙜𡘺𡙕𦎃𠌷执𥝡
◆手に取りしっかりと握る、しっかりと手や目や頭などの中に入れる、掴(つか)まえて離さない
◆ぴったりと付く、ぴったりと付いて離れない、心が捉(とら)われる
◆しっかりと握り守る
◆自分のすべきことをしっかりと手に収めて行う
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+8=総画数11 U+57F8 [エキ、ヤク/]
◆界カイ(さかい)、境さかい、境目(さかいめ)、境界キョウカイ、「疆キョウ」よりも狭い領域の境、「疆埸キョウエキ(国境、領地の境)」
◆田の畔(あぜ)
土3+8=総画数11 U+57F9 [ハイ、バイ、ベ、ホウ、ブ/つちか・う] 𡌮
◆植物の根元に土を盛り上げる、よって生育を助ける
◆知識や能力を養い育てる
◆「培塿ハイロウ」、土を重ね盛った小さな丘、同「㟝嶁」「【廣韻:上聲:巻第三:厚第四十五:培】培塿小阜或作㟝」
筆順
土3+8=総画数11 U+57FA [キ、コ/もと、もと・づく、もとい] 𡉝𡉊𡋵𡉨𨄎
◆構築物を建てる時に最初に築く部分、構築物を支える土台
◆物事の始まりとなるところ、物事の拠(よ)りどころとなるもの、物事の根本のところ
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+8=総画数11 U+57FB [シュン/] 𡓑𡓣
◆弓の的(まと)、弓の的を置く(或いは弓の的とする)盛り土もりつち、安土(あずち)
◆「埻端シュンタン」、古国名、崑崙コンロン(現中国西部にあったとされる山、崑崙虛、崑崙山、崑崙丘)の東南の砂漠にあったという「【山海經:海內東經】國在流沙中者埻端(音敦)璽㬇(音喚或作繭㬉)在崑崙墟東南一曰海內之郡不為郡縣在流沙中」「【玉篇:卷二:土部第九:{⿰土𩫖}】古獲切{⿰土𩫖}端國名」「【集韻:卷十:入聲下:陌第二十:𡓣埻】𡓣端國名隷作埻」
土3+8=総画数11 U+57FC [キ、ギ/さき]
◆陸地が入り組んで崖状に切り立ったところ、同「崎」「碕」
筆順
土3+8=総画数11 U+57FD [ソウ/]
◆箒(ほうき)などで掃(は)く、また払ってきれいにする、同「掃」
筆順
土3+8=総画数11 U+57FE [シュ、ジュ/] 𡒍
◆土を寄せ集める、また寄せ集めて積み上げる、盛り土をする
土3+8=総画数11 U+57FF [デイ、ナイ/] 𡌰
◆泥(どろ)、泥濘デイネイ(ぬかるみ)、同「泥」「淖」「𥩥」
◆(壁などに)泥を塗る
土3+8=総画数11 U+5800 [コツ、コチ、クツ/ほり] 𡑥𡒈
◆土や岩などを"⊂"字状(水平方向)・"U"字状(垂直方向)に掘って造(つく)った穴、地中に掘った土室(つちむろ)や岩などに穴を掘って岩屋(いわや)など、同「窟」、またそのような穴を掘る、同「掘」
◆[日]地面を掘って作った筋状の窪(くぼ)み(丸い穴ではなく長さがあるもの)
筆順
土3+8=総画数11 U+5801 [カ/]
◆塵(ちり)が舞う
◆小さく丸い粒状の土埃
土3+8=総画数11 U+5802 [トウ、ドウ/] 坣㙶
◆賓客の接待や重要な行事などに使われる最も正式な建物、高く大きな建物、重要な建物、どちらも南向きで前が大きく開けているものをいう
◆政(まつりごと)や祭礼を行うための高く大きな建物、また広い部屋
◆大きく立派で威厳のあるさま
◆「北堂ホクドウ」◇母、母親、主(あるじ)は主殿(南に大きく開けた建物)に住み、母(主婦)はその北側の建物に住んだことから◇他人の母(はは)を指す尊敬語
◆「堂上ドウジョウ」◇目上の人が住むところ、またそこに住む人◇父母が住むところ、父母◇[日]宮中で昇殿を許された人
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+8=総画数11 U+5803 [コン/]
◆人名用字「【晚晴簃詩匯:卷一百六十】劉秉堃字敦山萬縣人」「【出使英法義比四國日記:卷三:初五日記】…沈壽堃…」
土3+8=総画数11 U+5804 [ゲイ、ゲ/]
◆姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上から見張ったり攻撃したりするために窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁、同「埤」
土3+8=総画数11 U+5806 [タイ、テ、ツイ/うずたか・い]
◆(土などが)積み重なる、(土などを)積み上げる、山のように積み上がる、同「㕍」
◆こんもりと盛り上がった地形、(「𨸏」よりも低く小さい)小高い丘
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+8=総画数11 U+5807 [キン、ゴン/] 菫蓳𡐳𦻍𦸨𨤬𡏳𡎸𦹆𦸧𦻋䒺
◆スミレ(菫)、スミレ科の草 {スミレ}
◆粘土ネンド(ねばつち)、粘土を塗る、粘土を塗って隙間を塞ぐ、同「墐」
◆ほんの少し、同「僅」
◆トリカブト(鳥兜)、同「烏頭ウズ」、キンポウゲ科トリカブト属の草、強い毒性がある {トリカブト}
◆「堇菜キンサイ」「堇堇菜キンキンサイ」、ツボスミレ(坪菫・菫菜)、スミレ科スミレ属の草 {ツボスミレ}
◆「紫堇シキン」、キケマン(黄華鬘)、ケシ科キケマン属の一種 {キケマン}
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+8=総画数11 U+5808 [コウ/]
◆大きな甕(かめ)、同「罁」
土3+8=総画数11 U+5809 [イク、ヨク/]
◆肥沃ヒヨクな土地、あらゆるものを生み育てる土地
◆「朱友堉シュユウイク」、朱悅熑シュエツレン(1388年~1409年)の長子、1401年~1431年「【明史:卷一百十七:列傳第五:諸王二:蜀獻王椿】…永樂…二十一年世子悅熑先卒孫靖王友堉嗣…」
土3+8=総画数11 U+580A [アク、ア/] 垩𡌥
◆壁の上塗りなどに用いる粘土ネンド(ねばつち)状の土、またそれを塗る、「亞」は「次」の意で「下地を塗り次いでその上に塗る、その壁土」の意
筆順
土3+8=総画数11 U+580B [ホウ/あずち] 𡐐𡊤
◆死者を土中に葬(ほうむ)る、土葬する、同「塴」「𥦜」「窆」
◆水の量や流れを調整するための堰(せき、土盛り)
◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土もりつち、安土(あずち)、同「垜」
筆順
土3+8=総画数11 U+580C [コ/]
◆土を高く盛って築いた砦(とりで)
◆土を高く盛ったところ、多く地名に用いられる「【滋溪文稿:卷第三:新升徐州路記】…邳州之北黃堌城…(「邳州ヒシュウ」は現山東省南部から江蘇省北部にかけての地を領した古国名)「【春秋地名考略:卷二:費】…移後漢移薛堌…(「費ヒ」は魯国(前11世紀~前256年)にあった古地名、現山東省済寧市付近)
土3+8=総画数11 U+580D [ト/]
◆橋の袂(たもと)
土3+8=総画数11 U+580E [リョウ/]
◆土が積み上がった所
土3+8=総画数11 U+580F [ホウ/]
◆未詳
土3+8=総画数11 U+5810 [ガイ/]
◆未詳、「切り立った崖」の意か?
土3+8=総画数11 U+5811 [セン、ザン/] 塹壍𡐛
◆城の周りに掘(ほ)り巡らせた深く広い濠ゴウ(ほり、水堀)、防御用の濠、また壕ゴウ(ほり、空堀)、同「㟻」
◆(穴や堀を)掘る
土3+8=総画数11 U+5812 [コン/]
◆未詳
土3+8=総画数11 U+5813 [ガン/きし] 岸㟁
◆水面から"厂"字状に高く切り立っているところの水際スイサイ(みずぎわ)、水崖スイガイ、汀テイ(みぎわ)のように波が寄せて引くたびに水と陸地の境目が変わるようなところではなく、水面と陸地に高低差があり(或いは仕切られていて)波が寄せて引いても、その境目が変わらないところ、同「漄」「涯」
◆高く切り立っているさま、突き出ているさま、角立っているさま
◆「傲堓ゴウガン」、気位(きぐらい)が高いさま
土3+8=総画数11 U+5814 [シン/]
◆未詳
火部
𡌦土3+8=総画数11 U+21326 [ヒ/]
◆塵(ちり)、風などによって宙に舞い上がる細かい土や砂など
漢字林(非部首部別)
𡌧土3+8=総画数11 U+21327 [ヨ、オ/]
◆水の底に沈殿チンデンして溜(た)まった泥など、浅くなって流れや船の行き来を妨(さまた)げるもの、同「淤」
𡌨土3+8=総画数11 U+21328 [ヘイ、ヒ、ビ/] 埤𡌸𡌹𡐕
◆低い垣や塀
◆姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上から見張ったり攻撃したりするために窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁、高いものは「垣」、同「堄」
◆付け足す、付け加えて厚くする
𡌩土3+8=総画数11 U+21329 [トウ/]
◆物が落ちる音、同「𨰏」
◆未詳「【字彙:丑集:土部:𡌩】達合切踏累土也」
𡌪土3+8=総画数11 U+2132A [カイ、ケ/] 㷇𡖨
◆大きい、多い
𡌫土3+8=総画数11 U+2132B [タイ、ダイ/うてな] 臺䑓㙜𡔼𡎲𡌬𡋛㙵𡐬𡐉坮
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
𡌬土3+8=総画数11 U+2132C [タイ、ダイ/うてな] 臺䑓㙜𡔼𡎲𡌫𡋛㙵𡐬𡐉坮
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
𡌮土3+8=総画数11 U+2132E [ハイ、バイ、ベ、ホウ、ブ/つちか・う]
◆植物の根元に土を盛り上げる、よって生育を助ける
◆知識や能力を養い育てる
◆「𡌮塿ハイロウ」、土を重ね盛った小さな丘、同「㟝嶁」「【廣韻:上聲:巻第三:厚第四十五:培】培塿小阜或作㟝」
𡌯土3+8=総画数11 U+2132F [ヤ/]
◆泥濘デイネイ(ぬかるみ)
𡌰土3+8=総画数11 U+21330 [デイ、ナイ/]
◆泥(どろ)、泥濘デイネイ(ぬかるみ)、同「泥」「淖」「𥩥」
◆(壁などに)泥を塗る
𡌱土3+8=総画数11 U+21331 [オウ、イク/] 墺圫𡋮𡋸𡐟
◆川などが"<"字状に大きく湾曲して奥深くまで入り込んだところ、またその岸辺、同「隩」
◆四方を山や丘に囲まれ奥まったところで住居を構えるに適したところ「【玉篇:卷二:土部第九:墺】四方之土可居夏書曰四墺既宅本亦作隩」
𡌲土3+8=総画数11 U+21332 [ケイ、ケ/]
◆未詳「【玉篇:卷二十九:句部第四百八十二:𡌲】古迷切則也」
◆裂(さ)く、裂け目「【集韻:卷二:平聲:佳第十二:𡌲】𧯠𡌲裂也」
𡌳土3+8=総画数11 U+21333 [ヨク、イキ/] 域㽣䧕𢨊
◆境界、区切り
◆境界の内側、周りを囲った内側、範囲
◆邦(くに)、領土、国土
𡌴土3+8=総画数11 U+21334 [ショク、ジキ/]
◆粘土ネンド(ねばつち)、同「埴」「戠」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡍠𡌴】二俗埴正常職反黏土也又和也埏直打瓦器也」
◆「李𡌴リショク」、同「李埴」、?年~1238年、成都路セイトロ(現四川省成都市)の提刑テイケイ(監察カンサツ・訴訟ソショウなどを司つかさどる官職)の長に任じられた「【宋史:卷三十九:本紀第三十九:寧宗三】…四川制置大使司置安邊司以經制蠻事命成都路提刑李𡌴…」
𡌶土3+8=総画数11 U+21336 [/はが]
◆[日]姓用字
◆[日]泥(どろ)、泥濘デイネイ(ぬかるみ)
筆順
𡌸土3+8=総画数11 U+21338 [ヘイ、ヒ、ビ/] 埤𡌨𡌹𡐕
◆低い垣や塀
◆姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上から見張ったり攻撃したりするために窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁、高いものは「垣」、同「堄」
◆付け足す、付け加えて厚くする
𡌹土3+8=総画数11 U+21339 [ヘイ、ヒ、ビ/] 埤𡌨𡌸𡐕
◆低い垣や塀
◆姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上から見張ったり攻撃したりするために窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁、高いものは「垣」、同「堄」
◆付け足す、付け加えて厚くする
𡍀土3+8=総画数11 U+21340 [未詳/]
◆未詳
𡍄土3+8=総画数11 U+21344 [/どい]
◆[日]「𡍄田(どいだ)」、姓
𡍊土3+8=総画数11 U+2134A [フン/] 𡊄𠬁𡊅𥻎𡏙𢍨𥹻𥽒𡊯𡏰𡓴𣀲𣀰𣀱
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「糞」
𡍋土3+8=総画数11 U+2134B [ホン/]
◆奔走する、目的のためにあちこちと駆け回る「【古本董解元西廂記(弦索西廂):卷四】…使了千百貫見錢下了五七年𡍋功…」
𡍎土3+8=総画数11 U+2134E [タク、チャク/]
◆開く、開いて大きく広げる、同「𡏫」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:{𡑙-水+木}𡏫𡍎】三俗陟格反正作傑張也開也」
𡍏土3+8=総画数11 U+2134F [イン/] 垔𡊹𡌓𡎱𡍯
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「堙」「陻」「湮」
𡍑土3+8=総画数11 U+21351 [チ、ジ/つち] 墬𡏇𨻐𡑸𡒰𡒿𡓬嶳坔
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
𡍒土3+8=総画数11 U+21352 [トウ、ドウ/]
◆土を捏(こ)ねて形を作り焼く、またそうして作ったもの、陶器トウキ(素焼きのものや釉薬ユウヤクを塗ったものの総称)、同「陶」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡍒】音陶」「【景德鎮陶錄:卷十:陶錄餘論】陶有遙逃二音燒造塼埴皆可稱也正字通陶輿匋同又陶即窯字通作窰𡍒匋等字說文匋瓦器從缶包省聲蓋古字雙音(並義)後始陶窯分稱」
𡍓土3+8=総画数11 U+21353 [テイ、タイ/]
◆坂(さか)、山や丘などの傾斜ケイシャしたところ「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡍓{⿰土㡳}】二或作坁正都礼反隴阪也又音紙」
𡍔土3+8=総画数11 U+21354 [タク、チャク/] 坼𡍩
◆裂(さ)ける、裂けて(裂いて)開く、切り裂く、切り開く、同「拆」
𡍕土3+8=総画数11 U+21355 [チョウ、ジョウ/] 堞𡑢𡐽
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
𡍖土3+8=総画数11 U+21356 [タイ、ダイ/] 埭𡐡
◆水を堰(せ)き止めるために築いた堰(せき)、同「𥓏」
◆堰き止められた水の出入り口の両岸に滑車のようなものを設け、船の船尾に綱を繋ぎ人や牛がこれを牽いて渡河させる仕組み、渡し銭を徴収したという「【通典:雜稅】大唐開元十八年御史大夫李朝隱奏請薄百姓一年稅錢充本依舊令高戶及典正等捉隨月收利將供官人料錢(…上元中敕江淮堰塘商旅牽船過處準斛納錢謂之埭程…)」
𡍗土3+8=総画数11 U+21357 [ドウ、ノウ/] 脳腦脑𦛁𦠤𦠊𦝶𦛳𦞄𠟞𠜶匘𦭣𩩀
◆頭蓋骨に覆われた動物の活動全般を司る中枢器官、またその機能
◆ものの全体を制御・維持するために欠かせない主要なもの、またそのような人
𡍠土3+8=総画数11 U+21360 [ショク、ジキ、シ/はに]
◆粘土ネンド(ねばつち)
𡎘土3+8=総画数11 U+21398 [エイ、ヨウ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)が光り輝くさま
◆透き通ってきらきらと輝く石、石英、水晶
𣨑歹部
𥅰目部
𦚙肉部
土3+9=総画数12 U+364F [フク、ブク/] 𥨍𡐣𡑉
◆先が行き止まりの住居用の洞穴ドウケツ(ほらあな)、岩屋(いわや)
土3+9=総画数12 U+3650 [タ、ダ/]
◆部屋の隅(すみ)、同「坫」
◆垂れ下がる
土3+9=総画数12 U+3651 [ウ/] 𢉠㝢
◆陽射しや雨を防ぐための建物から外に張り出した屋根、庇(ひさし)、同「宇」「【正字通:丑集中:土部:㙑】同宇屋𨘢也見鐘鼎文六書統別作㝢序𢉠舊本闕」
土3+9=総画数12 U+3652 [ヤ/の] 野埜壄𡐨𡌛
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆都から離れているところ、(周りに遮(さえぎ)るものがない)広々としたところ、またその区域・範囲
◆民間ミンカン、「都(朝廷)の外にある」の意
◆自然のままであるさま、田舎びたさま、洗練されていないさま
土3+9=総画数12 U+3653 [キ/]
◆土「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:㙓】渠追反玉篇土也」
◆「傅世㙓デンセイキ」、人名「【四川通志:卷三十一:皇清職官:資陽縣知縣】傅世㙓(河南歲貢康熙二十一年任)(「歲貢(サイコウ)」は優秀な者を各地から選抜し國子監コクシカン(国の最高学府)に送る制度)
漢字林(非部首部別)
土3+9=総画数12 U+3654 [イ、カン、ガン/]
◆「朱謀㙔シュボウイ」、明代の人、1564年~1624年、《邃古記》《水經注箋(水経注箋)》などを著した
◆俗「韓」「【康熙字典:丑集補遺:土部:㙔】《五音集韻》俗韓字…」
土3+9=総画数12 U+3655 [カイ、ケ/かたまり、くれ] 塊块
◆かたまり、土の固まり、元はばらばらなものが固まって一つになったもの、ばらばらなものが纏(まと)まって一つになったもの
◆周りとはちがってそこだけ、一つだけ、一人だけ
土3+9=総画数12 U+3657 [イ、エ/]
◆「㙗𡔁イライ」、土地が平坦ヘイタンでないさま「【管子:卷第二十四:輕重乙第八十一】…山閒㙗𡔁不為用之壤…」
土3+9=総画数12 U+5805 [ケン/かた・い]
◆しっかりしている、しっかりしていて揺(ゆ)るがない、また緩(ゆる)まない
注解:「固」「硬」
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+9=総画数12 U+5815 [タ、ダ、キ/お・ちる] 墮𡐦𨼢墯
◆壊(こわ)れる、破(やぶ)れる、同「隓」
◆崩(くず)れる、崩れ落ちる、同「陊」「隓」「隳」
◆落ちる、落下する
◆惰(おこた)る、怠(なま)ける、同「惰」「隳」
筆順
土3+9=総画数12 U+5816 [ノウ/]
◆小さな山、丘
◆脳
土3+9=総画数12 U+5817 [トツ、ドチ/]
◆(屋根から突き出た)煙突
◆[韓]「温堗オントツ(온돌オンドル・구들クドゥル)」、床下に暖気を通して部屋を温める朝鮮半島の伝統的な暖房法、同「温䃐・温㷝・温㟮」
土3+9=総画数12 U+5818 [ショウ、ジョウ/]
◆畦(あぜ)、田を区切るために土を盛り上げたところ、同「塍」
土3+9=総画数12 U+5819 [イン/] 㘻𡋘
◆土を盛って築いた土塁ドルイ
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「垔」
筆順
土3+9=総画数12 U+581A [コン、ゴン/] 𡍦
◆土の塊
土3+9=総画数12 U+581B [ヒョク、ヒキ/]
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)
漢字林(非部首部別)
土3+9=総画数12 U+581C [レン/]
◆「堜塘レントウ」、古地名、未詳「【廣韻:去聲聲:霰第二十二:練:堜】堜塘墟名在吳郡」「【集韻:卷八:去聲下:霰第三十二:堜】墟名在博平」
土3+9=総画数12 U+581D [カ/]
◆「坩堝カンカ(るつぼ)」◇金属などを溶(と)かすための耐熱性の容器◇[日]熱く沸(わ)き上がるさま、沸き立つさま◇[日]さまざまなものが入り混じっているさま
筆順
土3+9=総画数12 U+581E [チョウ、ジョウ/] 𡑢𡐽𡍕
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
土3+9=総画数12 U+581F [テン、デン/]
◆田畑を耕す
◆田畑の畦(あぜ)、或いは畝(うね)
土3+9=総画数12 U+5820 [コウ、グ/] 𡎇
◆街道の五里ごとに設けた土盛り、里程標リテイヒョウ「【玉篇:卷二:土部第九:堠】胡遘切牌堠五里一堠」
◆見張り・偵察テイサツ・防御ボウギョなどのための高い土盛り
土3+9=総画数12 U+5821 [ホウ、ホ/]
◆土や石を積んで築いた砦(とりで)、同「堢」
筆順
土3+9=総画数12 U+5822 [ホウ、ホ/] 㙅𡋠
◆土や石を積んで築いた砦(とりで)、同「堡」
◆土を盛り上げて高くしたところ、土が盛り上がって高いところ、同「壔」
土3+9=総画数12 U+5823 [グ/]
◆「堣夷グウイ」、別名を「暘谷ヨウコク」といい「東方の陽の出(い)ずるところ」といわれた、一説では現山東半島東端を指すといい、また特定の地名ではなく単に「陽の出ずるところ」を指すともいう、同「嵎夷、嵎峓」「【廣韻:上平聲:巻第一:虞第十:堣】堣夷日所出處書亦作嵎」
土3+9=総画数12 U+5824 [テイ、タイ/つつみ] 𡐾埞
◆川・湖・海の水が溢(あふ)れ出てくることを防ぐために土や石を高く盛ったところ、土手、同「隄」「碮」、「堤防テイボウ」
◆瓶ビン(かめ)などの底の平らな部分「【淮南鴻烈解:卷第十四:詮言訓】瓶甌有堤(是瓶甌下安也)」
筆順
土3+9=総画数12 U+5825 [ボウ、ム、モウ/]
◆土が盛り上がったところ、小さな丘(おか)
◆「堥敦ボウトン」、小さな土山(つちやま)
◆土製の器(うつわ)、薬の調合などに用いるという
土3+9=総画数12 U+5826 [カイ、ケ/]
◆階段カイダン、同「階」「【字彙:丑集:土部:堦】居諧切音皆砌也或作階」
土3+9=総画数12 U+5827 [ゼン、ネン/] 𡑂
◆宮殿や宗廟などの敷地の境の垣(かき、土塁や塀や壁などの構築物)「【史記:張丞相列傳】南出者太上皇廟堧垣」
◆川沿いの土地、同「壖」「𤲬」「【康熙字典:丑集中:土部:堧】《集韻》《韻會》《正韻》而宣切𠀤同壖韋昭曰河邊地張晏曰城旁地一曰城下田 又廟外垣內游地」
土3+9=総画数12 U+5828 [アツ、アチ、アイ/]
◆壁の隙間、亀裂キレツ
◆土を盛って塞(ふさ)ぐ、また水の流れを止める、堰(せき)止める
◆埃(ほこり)「【淮南鴻烈解:卷第十五:兵略訓】…曳梢肆柴揚塵起堨(梢小柴也堨埃)」
◆青土、未詳「【集韻:卷七:去聲上:夳第十四:堨】青土謂之堨一曰壁間隙」
土3+9=総画数12 U+5829 [コウ/] 𡍷
◆墓に通じる道、墓所の道
土3+9=総画数12 U+582A [カン、コン、タン/た・える、こた・える、こら・える]
◆耐え難いこと(困難・重圧・攻撃・誘惑・欲求・苦痛など)に耐える、困難や苦難に耐えてそれを乗り越える、我慢する
◆土地が高く突き出ているさま「【說文解字:土部:堪】地突也」
筆順
土3+9=総画数12 U+582B [ソウ/]
◆種、種を土に埋める、同「䎫」
土3+9=総画数12 U+582C [ユ/]
◆土を高く盛り上げたところ
土3+9=総画数12 U+582D [コウ、オウ/]
◆「堂堭・堂皇ドウコウ」◇四方に壁のない広い部屋、大きな広間(ひろま)◇大きく堂々としたさま
◆城壁の外側に巡(めぐ)らせた空堀(からぼり)、壕(ほり)、同「隍」
土3+9=総画数12 U+582E [ガク/] 𡑇𡓐
◆崖(がけ)などのように地形が大きく変わるところ、地(土地、地形)の境目、同「圻」「鄂」
◆崖(がけ)、"厂"字形に急角度で落ち込む縁(へり)の部分
土3+9=総画数12 U+582F [ギョウ/] 尭𠒖𡊪尧𡋰
◆高いさま、高く聳(そび)えるさま
◆名君との誉(ほま)れ高い伝説上の人物の名
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+9=総画数12 U+5830 [エン、オン/せき]
◆水の流れを止めたり調節したりするための土盛り、水を溜めたり、水の流れを幾つかに分けたり、その量を変えたりするための土盛り、また水の流れを止める、同「隁」「𨻳」
筆順
土3+9=総画数12 U+5831 [ホウ、ホ/むく・い、むく・いる、しら・せ] 𡙈报
◆相手から受けた物事に対して相応ソウオウの物事で返す、相手に与えた物事に対して相応の物事が返ってくる、罪科の程度に相応する罰を与える(「罪を犯せば相応の罰が返ってくる」の意)
◆受けた命令や指示の結果を伝える、回答する、返答する
◆しら・せ、知らせる、伝える
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+9=総画数12 U+5832 [ショク、ソク/]
◆墓穴の中で薪(まき)を燃やし、壁面を燻(いぶ)し固める「【禮記注疏(禮記正義):卷六:檀弓上】…夏后氏堲周(《注》火熟日堲燒土冶以周於棺也或謂之土周凷是也…《音義》…何云冶土為甎四周於棺…)」
◆火の燃え残り、燃え止し(もえさし)、同「㸅」
◆憎(にく)む、嫌(きら)う、気に入らない「【說文解字:土部:堲】古文垐从土卽虞書曰龍朕堲讒說殄行堲疾惡也」
土3+9=総画数12 U+5833 [ビ、ミ/]
◆祭壇(土を盛って上を平らにした祭壇)の周りを囲む低い土盛り
土3+9=総画数12 U+5834 [チョウ、ジョウ/ば] 场塲㘯
◆(日当たりのよい、収穫した穀物の乾燥・脱穀などをする、また多くの人やものが集まる)広く平らなところ、「広場」、同「塲」
◆一段と高くし上を平らに作ったところ、台状になっているところ、「壇場ダンジョウ」
◆祭事や行事が行われるところ、人が集まるところ、同「㙊」、「会場」「市場」
◆ところ、所、「場所」
◆アリ(蟻)やモグラ土竜などが作った土盛り、同「𤳈」「【集韻:卷三:平聲:陽第十:塲場𤳈𧐀】方言蚍蜉犂鼠之塲謂之坁塲一曰浮壤或作場𤳈𧐀」
筆順
土3+9=総画数12 U+5835 [ト、ツ/]
◆土を壁状に盛った垣(かき)、またそれで囲う、同「𩫭」
◆垣や壁の大きさの単位、長さ一丈(10尺=2m~3m)×幅2尺(0.4m~0.6cm)の板を五枚並べた一丈四方の広さを「一堵」という
◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)ざす、遮(さえぎ)る、同「杜」
◆「安堵アンド」、周りを囲ったところ(外から脅かされることのないところ)に安心して住む
筆順
土3+9=総画数12 U+5836 [タ、ダ/] 𥓿𤭨𡊵
◆飛甎戲ヒセンギ(瓦や石などを投げて競うゲームgame)に使う平たい石、「飛甎戲」は【漢語大辞典】が【俗言】を引いて「水切り(水面に向けて平たい石を投げて跳ねさせる遊び)」という、同「砣」「𤬾」「【漢語大字典:土部:堶】…明楊慎《俗言・抛堶》:"宋世寒食有抛堶之戯、兒童飛瓦石之戯、若今打瓦也。"」
漢字林(非部首部別)
土3+9=総画数12 U+5837 [イン、オン/]
◆地下室、同「窨」
土3+9=総画数12 U+5838 [ホウ、フウ/]
◆虫の巣
土3+9=総画数12 U+5839 [チョウ、チュウ/]
◆池の土手
土3+9=総画数12 U+583A [カイ、ケ/さかい]
◆境さかい、境目(さかいめ)、境界キョウカイ、同「界」「𨺬」
筆順
土3+9=総画数12 U+583B [シン/]
◆潤い光るさま
土3+9=総画数12 U+583C [コウ、ギョウ/]
◆「堼店コウテン」、古地名、現湖南省永州市祁陽市にあったという「【太平廣記:卷四百二十五:龍八:安天龍】後唐同光中滄州民有子母苦於科徭流移近界堼店…」「【康熙字典:丑集中:土部:堼】《篇海》何鄧切音幸地名在祁陽」 {湖南省}
◆「肖家堼ショウカコウ」「東堼頭トウコウトウ」「西堼頭セイコウトウ」「北堼ホクコウ」、いずれも地名、天津市宝坻区 {天津市}
土3+9=総画数12 U+583E [セン、シュン/]
◆食い違う、合わない、ちぐはぐなさま、同「踳」「舛」「僢」「【集韻:卷五:上聲上:準第十七:踳舛僢蝽】雜也」
◆「載堾(音未詳)」、人名、未詳「【弇山堂別集:卷三十六:郡王】髙安恭僖王厚炅莊第二子薨夀四十五子今王載堾嗣」
土3+9=総画数12 U+583F [カン/]
◆道や地面の凹(へこ)み、窪(くぼ)み、同「坎」「㙳」
◆「堿坷カンカ」、同「坎坷」「㙳坷」◇道などが凸凹しているさま、凸凹していてなかなか進めないさま◇思うようにならないさま
土3+9=総画数12 U+5840 [ヘイ/]
◆「朱{⿺辶𡩙}塀、朱邃塀シュスイヘイ」、人名、1448年~1491年、明代(1368年~1644年)の慶国ケイコク第四代国主「【欽定續文獻通考:卷二百五:慶國宗屬】一世太祖庶十六子…三世秩煃子{⿺辶𡩙}𡓱{⿺辶𡩙}塀…」
◆[日]建物や土地の境界キョウカイに立てる仕切り、境界であることを示したり目隠しなどのために立てる、「板塀(いたべい、板を並べ作った塀)」「土塀(どべい、土塗りの塀)」「石塀(いしべい、石積みの塀)」
筆順
土3+9=総画数12 U+5841 [ルイ/] 壘壨垒㙼
◆(防御・防護のために)土や石を積み上げたもの、「土塁ドルイ」
◆積み上げる
◆「鬱塁ウツルイ」、「神荼シント」と共に神の名、二人は兄弟で度朔山山頂の桃の木の下で辺りを見張り、鬼が入り込んで禍を成そうとすれば、縄で縛り虎に食わせるという、後に悪鬼・厄災を払う門神として、門に二神の像を描いた紙を貼るようになった「【論衡:亂龍】上古之人有神荼鬱壘者昆弟二人性能執鬼居東海度朔山上立桃樹下簡閱百鬼鬼無道理妄為人禍荼與鬱壘縛以盧索執以食虎」
筆順
土3+9=総画数12 U+5842 [コウ/]
◆丘陵
土3+9=総画数12 U+5844 [ロン/]
◆田畑の畦(あぜ)
土3+9=総画数12 U+5845 [タン、ダン/]
◆広く平坦ヘイタンな土地「【臺海見聞録(テキスト版):卷一:田賦】台地田園…其丘塅之方圓曲直寬狹不等…」
◆「竹鶏塅チクケイタン」、地名、湖南省湘潭市韶山市 {湖南省}
◆「金盆塅キンボンタン」、地名、湖南省岳陽市平江県
土3+9=総画数12 U+5846 [ワン、エン/]
◆山間の狭い土地
◆地名用字「【雲南通志:卷三:山川:雲南府:太和縣】…温泉(有三…一曰波羅壪在城西北十五里…)」
土3+9=総画数12 U+5847 [ケン/]
◆柔らかい、ふかふかした
土3+9=総画数12 U+5854 [トウ/] 墖𩫊
◆舎利シャリ(釈迦の遺骨)を安置するための高層の建物、「仏塔ブットウ」
◆高く聳(そび)え立つ建造物
◆「卒塔婆ソトバ」「塔婆トウバ」、仏陀の遺骨などを納める土盛りまた建物、日本では多く木の板を用いた板塔婆を指す
筆順
土3+9=総画数12 U+585A [チョウ、チュウ/つか]
◆土を高く盛り上げた大きな墓、同「冢」
◆[日]土を丸く盛り上げたもの、高く盛り上がったところ
注解:「塜」
筆順
土3+9=総画数12 U+5860 [タイ、テ/]
◆土が積み重なる、積み重なって盛り上がる、土を積み上げる、同「堆」
◆落ちる、落とす、同「磓」
士部
肉部
至部
虫部
𠬁厶部
𡍤土3+9=総画数12 U+21364 [デツ、ネチ/]
◆(柱などの)下に敷く、ぴったりと当てて隙間(ゲキカン、すきま)を塞(ふさ)ぐ「【揚子雲集:卷三:方言】㘿墊下也凡柱而下曰㘿屋而下曰墊」
𡍦土3+9=総画数12 U+21366 [コン、ゴン/]
◆土の塊
𡍧土3+9=総画数12 U+21367 [ボツ/] 𡋯
◆塵(ちり)、塵や埃(ほこり)が舞い上がるさま
𡍨土3+9=総画数12 U+21368 [ト、ズ/]
◆開いているところを(隙間を)塞ぐ
𡍩土3+9=総画数12 U+21369 [タク、チャク/] 坼𡍔
◆裂(さ)ける、裂けて(裂いて)開く、切り裂く、切り開く、同「拆」
𡍪土3+9=総画数12 U+2136A [ソウ、ショウ/]
◆「𡍪㙷ソウチュウ」、土を積(つ)み重(かさ)ねる、また重なる「【玉篇:卷二:土部第九:𡍪】初戢切𡍪㙷累土也」
𡍬土3+9=総画数12 U+2136C [ボク、モク/むつ・む、むつ・まじい] 睦𡐑𡻲𥄈
◆互いに相手を思い仲良くする、仲が良い
◆和(なご)やかに親(した)しみ合う
漢字林(非部首部別)
𡍭土3+9=総画数12 U+2136D [コン/] 墾𡓚垦
◆荒れ地を田畑にするために(新たな田畑を切り開くために)耕す
𡍮土3+9=総画数12 U+2136E [スイ、ズイ/た・れる、なんなん・とする、し・ずる、しだ・れる] 垂埀𡷩𡸁
◆(紐・糸などの線状のものや布・紙などの平面状のものの)片方がぶら下がる、繋(つな)がっているものの片方がだらりと下がる
◆連(つら)なりながら下に落ちる、伝わり落ちる
◆上の者(上位者・上級者・年長者など)が下の者に与える、また伝える、また継(つ)ぐ
◆なんなん・とする、今にも~になりそうである
◆辺境ヘンキョウ、辺遠ヘンエンの地、同「陲」
漢字林(非部首部別)
𡍯土3+9=総画数12 U+2136F [イン/] 垔𡊹𡌓𡍏𡎱
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「堙」「陻」「湮」
漢字林(非部首部別)
𡍰土3+9=総画数12 U+21370 [ハツ、ボチ/]
◆土を掘り起こす(掘り返す)、耕(たがや)す、同「坺」「垡」
𡍱土3+9=総画数12 U+21371 [ソウ、ゾウ/]
◆しまう、周りが囲まれていて外からは見えないところ(箱や蔵など)に入れる、また中に入れて隠す、同「蔵」
𡍳土3+9=総画数12 U+21373 [キ、ケ/] 𡒖𡉙
◆屋根や壁などに泥(壁土)を塗る、同「墍」
𡍴土3+9=総画数12 U+21374 [チョウ、ジュウ/おも・い、かさ・なる、え] 重𡍺𨤣𡒀𡔌𡔅
◆層になる、上に載る、下になったものに上から大きな力が掛かる、負担が大きい
◆再び、繰り返して、何度も、何層にも
◆何層にも心配りがされていて手厚い、丁寧な
◆何層にも注意や配慮が必要な、大切な、主要な
◆非常に、甚だしい
𡍷土3+9=総画数12 U+21377 [コウ/]
◆墓に通じる道、墓所の道
𡍸土3+9=総画数12 U+21378 [タン/]
◆[壮]短いというほどではないが長くはない、背が低い「【古壮字字典:D:𨱥】矮、低」
漢字林(非部首部別)
𡍺土3+9=総画数12 U+2137A [チョウ、ジュウ/おも・い、かさ・なる、え] 重𡍴𨤣𡒀𡔌𡔅
◆層になる、上に載る、下になったものに上から大きな力が掛かる、負担が大きい
◆再び、繰り返して、何度も、何層にも
◆何層にも心配りがされていて手厚い、丁寧な
◆何層にも注意や配慮が必要な、大切な、主要な
◆非常に、甚だしい
𡍼土3+9=総画数12 U+2137C [ト、ズ/ぬ・る、まみ・れる]
◆泥(どろ)
◆ぬ・る、ものの表面に泥や絵具などの粘土状のものを平らに延ばすようにして付着させる、また付着させて平らにする、また付着させて表面を覆う、同簡「涂」
◆まみ・れる、泥で汚(よご)れる、また汚す、汚(けが)れる、汚す
◆平らに均(なら)した道、同「途」
𡎇土3+9=総画数12 U+21387 [コウ、グ/]
◆街道の五里ごとに設けた土盛り、里程標リテイヒョウ「【玉篇:卷二:土部第九:堠】胡遘切牌堠五里一堠」
◆見張り・偵察テイサツ・防御ボウギョなどのための高い土盛り
𡎈土3+9=総画数12 U+21388 [未詳/]
◆未詳「【弇山堂別集:卷三十四:郡王】封丘康懿王有…子溫和王子𡎈嗣薨壽六十七…」「【字彙補:丑集:土部:𡎈】夫松切音封義同」
𡎉土3+9=総画数12 U+21389 [未詳/]
◆未詳「【新唐書糾謬:卷二十:誤用字:安金藏傳】安金藏傳云桑𡎉紩之 今案𡎉字字書所未見疑當作𥀁(「𥀁」は「クワ(桑)の皮」)
𡎋土3+9=総画数12 U+2138B [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡎋】【中華字海:土部:𡎋】同"厚"(いずれも「【墨子:卷十四:備城門:備穴】…壘石外{⿰土𫝗}髙七尺加堞…」を引くが、{⿰土厚}ではなく{⿰土𫝗})
𡎌土3+9=総画数12 U+2138C [アイ/] 壒𡏖𡑷
◆埃(ほこり)、塵(ちり)や埃
◆埃に塗(まみ)れる、また汚れる
𡎎土3+9=総画数12 U+2138E [セイ、サイ/むこ] 壻𦖜聟
◆娘(むすめ、女子)の夫、同「婿」「𦕓」
◆妻の夫に対する呼称
𡎐土3+9=総画数12 U+21390 [ゲイ、ゲ、セイ、セ/]
◆種を播(ま)く、草木を植え育てる、同「蓺」
◆勢い、同「勢」
漢字林(非部首部別)
𡎓土3+9=総画数12 U+21393 [カク、キャク/] 赫𧹘
◆火が赤々と燃えるさま、真っ赤なさま、同「焃」「奭」
◆明るい、明白な
◆勢いがあるさま、盛んなさま、同「奭」
◆顔を真っ赤にして怒(いか)るさま、同「嚇」
𡎕土3+9=総画数12 U+21395 [ギ/あり] 蟻蚁𧕶𧍽𧑢
◆アリ(蟻)、アリ科の昆虫、同「螘」
𡎖土3+9=総画数12 U+21396 [ケン、クン/] 壎塤埙坃
◆卵形の陶製の笛、同「壦」 {楽器(管楽器)}
𡎙土3+9=総画数12 U+21399 [未詳/]
◆未詳
𡎚土3+9=総画数12 U+2139A [未詳/]
◆未詳
𡎜土3+9=総画数12 U+2139C [未詳/]
◆未詳
𡎧土3+9=総画数12 U+213A7 [ボク、モク/]
◆「𡎧野ボクヤ」、古地名、朝歌チョウカ(現河南省鶴壁市淇県)の南という、同「坶野」「㙁野」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:㙁𡎧】音梅玉篇㙁野地名」
𡎨土3+9=総画数12 U+213A8 [未詳/] 𡴠
◆「崇𡴠(音未詳)」、南嶽ナンガク(道教の五岳の一つで湖南省衡陽市南嶽区にある山の名、別名「衡山」)の地神チジン(天に対しての地の神)の名「【山海經廣注:中山經】又東四十五里曰衡山(郭曰今衡山在衡陽湘南縣南嶽也…南嶽姓崇名𡴠河圗云南嶽衡山君神姓丹名靈峙雲笈七籖云南嶽姓爛名洋…)」 {湖南省}
注解:「【太清金液神氣經(《正統道藏》洞神部衆術類):卷中第二:地神姓名字秘文】…南嶽姓榮名𣋎君…」
𡎩土3+9=総画数12 U+213A9 [コウ、キョウ/]
◆穴(あな)、窪(くぼ)み
◆畦(あぜ)や堤(つつみ)のように土を盛り上げたところ
𡎪土3+9=総画数12 U+213AA [コウ、ゴウ/]
◆土製の釜(かま)、同「㙱」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:㙱】正𡎪今胡老反土釡也」
𡎫土3+9=総画数12 U+213AB [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡎫】側甲切音䰖不淨貌〇又初戢切音𡍪㙷重累土也」
𡎺土3+9=総画数12 U+213BA [シュク/]
◆塞がる
𡏆土3+9=総画数12 U+213C6 [/こやし] 𡒶
◆[日]地名用字 {和製漢字の辞典:土部:𡒶}
𡏗土3+9=総画数12 U+213D7 [タ/]
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡏗】梵語音譯用字」
𡴠屮部
𤯧生部
土3+10=総画数13 U+3659 [ロウ/]
◆塗る
土3+10=総画数13 U+365A [セイ、ショウ/]
◆赤く堅(かた)い土、同「垶」
土3+10=総画数13 U+365B [ホ、フ/]
◆人名「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:㙛】闕人名衞有石㙛」
漢字林(非部首部別)
土3+10=総画数13 U+365C [タイ、ダイ/うてな] 臺䑓𡔼𡎲𡌬𡌫𡋛㙵𡐬𡐉坮
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
漢字林(非部首部別)
土3+10=総画数13 U+365F [ロウ/]
◆川や湖の辺(ほとり)の低く窪(くぼ)んだ土地、同「塱」
火部
土3+10=総画数13 U+583D [コウ/ひさぎ] 𡌕
◆山の尾根、高みが連なっているところ、同「岡」
◆堰(せき)、堤防
◆[日]ひさぎ、地名用字
筆順
土3+10=総画数13 U+5843 [コウ/]
◆掘り出した鉱石コウセキ
土3+10=総画数13 U+5848 [キ、ケ/] 墍𡏲
◆屋根や壁などの高いところに泥(壁土)を塗る、同「𡒖」
◆(高いところのものを)取る「【詩經:國風:召南:摽有梅】…摽有梅頃筐塈之…(高いところに成っている梅の実を箱を傾け取る、取って箱に入れる)
◆一息(ひといき)つく、止(とど)まって一休みする、同「憩」「𡳅」
土3+10=総画数13 U+5849 [セキ、ジャク/]
◆痩(や)せた土また土地、耕作地に向かない土また土地
土3+10=総画数13 U+584A [カイ、ケ/かたまり、くれ] 㙕块
◆かたまり、土の固まり、元はばらばらなものが固まって一つになったもの、ばらばらなものが纏(まと)まって一つになったもの
◆周りとはちがってそこだけ、一つだけ、一人だけ
筆順
土3+10=総画数13 U+584B [エイ、ヨウ/]
◆墓、墓地、墓を作る区域
筆順
土3+10=総画数13 U+584C [トウ/] 𡓲
◆崩れ落ちる、倒れ落ちる
◆下に(地に)着く、安定した状態になる「【康熙字典:丑集中:土部:塌】《同文備考》塌牀著地而安也从土𦐇聲近地之意」
筆順
土3+10=総画数13 U+584D [ショウ、ジョウ/] 𣎒
◆畦(あぜ)、田を区切るために土を盛り上げたところ、同「堘」「畻」「𦩱」
土3+10=総画数13 U+584E [ヨウ、ユウ/]
◆「埫塎チョウヨウ」、安(やす)らかでないさま、不安なさま「【集韻:巻五:上聲上:腫第二:埫】埫塎不寜」
土3+10=総画数13 U+584F [カイ/]
◆高台で爽(さわ)やかなさま
◆「蕈塏川水シンカイセンスイ」、川名、蕈川シンセンの西を北流して洮水トウスイ(現甘粛省定西市臨洮県を源とする川)に注ぐ「【水經注:卷二:河水】…蕈塏川水水東南出石底橫下北歴蕈塏川西北注洮水…(「石底橫セキテイオウ」は地名で蕈川の東方)
土3+10=総画数13 U+5850 [ソ、ス/]
◆粘土などで物の形を作る、またそれで作った像ゾウ、「塑像ソゾウ」
◆軟らかく容易に変形させることができ、且つ大きな力を加えるなどをしなければそのままの状態を保つことができる性質のもの、「塑性ソセイ」
土3+10=総画数13 U+5851 [ソ、ス/]
◆粘土などで物の形を作る、またそれで作った像ゾウ、「塑像ソゾウ」
◆軟らかく容易に変形させることができ、且つ大きな力を加えるなどをしなければそのままの状態を保つことができる性質のもの、「塑性ソセイ」
筆順
土3+10=総画数13 U+5852 [ジ、シ/ねぐら、とぐろ]
◆ねぐら、鳥などの出入り口だけが開いた洞穴(ほらあな)状の住み家(すみか)
◆[日]とぐろ、細長いものが渦巻状になった形
筆順
土3+10=総画数13 U+5853 [ベキ、ミャク/]
◆壁を塗る
土3+10=総画数13 U+5855 [オウ、ウ/]
◆塵(ちり、土埃つちぼこりや砂埃すなぼこり)が舞い上がるさま、同「埲」
◆風の音
土3+10=総画数13 U+5856 [ショウ、ジョウ/]
◆畦(あぜ)、田を区切るために土を盛り上げたところ、同「塍」
土3+10=総画数13 U+5857 [ト、ズ/ぬ・る、まみ・れる] 𡍼
◆泥(どろ)
◆ぬ・る、ものの表面に泥や絵具などの粘土状のものを平らに延ばすようにして付着させる、また付着させて平らにする、また付着させて表面を覆う、同簡「涂」
◆まみ・れる、泥で汚(よご)れる、また汚す、汚(けが)れる、汚す
◆平らに均(なら)した道、同「途」
筆順
土3+10=総画数13 U+5858 [トウ、ドウ/]
◆水を溜(た)めるために土を盛り上げ築いた土手や堤(つつみ)、またそれでできた池、「池塘チトウ・水塘スイトウ(溜池、貯水池)」、同「溏」「䧜」
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+10=総画数13 U+5859 [カク/はなわ、ばん]
◆(土に作物を育てるために必要な養分が含まれていない、土が固い・石が多いなど耕作地に向かない)痩(や)せた土地、同「𡒋」「墧」「墽」「墝」
◆土が盛り上がり小高くなっているところ、同「𣤇」
◆[日]はなわ、山の小高く突き出たところ
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+10=総画数13 U+585B [リツ/]
◆(泥状の土を塗り込んで)塞ぐ
土3+10=総画数13 U+585C [ホウ、ブ/]
◆塵(ちり)、土埃(つちぼこり)、砂埃(すなぼこり)、小さい土や砂などが風で舞い上がる
注解:「塚」
土3+10=総画数13 U+585D [ホウ、ボウ/]
◆田畑の畦(あぜ)や用水路などの境目
土3+10=総画数13 U+585E [ソク、サイ/ふさ・ぐ] 塞𡺶𡫼𡔂𥤧
◆隙間を埋める、空いている所に物を詰め込む、同「窒」
◆ぎっしりと詰める、満たす
◆隙間を埋めて行き来ができないようにする
◆(道を塞いで外敵の侵入を防ぐための)砦
◆険要ケンヨウの地
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+10=総画数13 U+585F [ソウ/]
◆葬(ほうむ)る、死者を土に埋める、埋葬マイソウする、同「葬」
土3+10=総画数13 U+5861 [テン、デン、チン/う・める、うず・める、は・める] 填𡒆
◆空いているところを埋める、埋めて塞ぐ、同「窴」
◆埋める、満たす、空いているところがなくなるようにする
◆乱れを静める、安定させる、同「鎮」
土3+10=総画数13 U+5862 [オ、ウ/]
◆外からの侵入を遮(さえぎ)るための土塁(どるい)などの構築物、村落の周囲に築くものなどの比較的小規模のものを指すという、同「䃖」
筆順
土3+10=総画数13 U+5863 [テイ、チョウ/] 𣹽𣵹
◆泥などが底に沈み水が透き通る、同「浧」
土3+10=総画数13 U+5864 [ケン、クン/] 壎𡎖埙坃
◆卵形の陶製の笛、同「壦」 {楽器(管楽器)}
筆順
土3+10=総画数13 U+5865 [カク/]
◆砂地
土3+10=総画数13 U+5866 [チン、ジン/]
◆戦いのために兵や兵車を配置したところ、陣地、同「陣」「【路史:卷二十四:陳】今陳治宛丘攷古字作陣𨽻繆為陳(車列官傍所以為陣…亦或用塦…)」
土3+10=総画数13 U+5867 [アイ、エ/]
◆(山などが両側から迫っていて)狭くなっているところ、同「隘」
土3+10=総画数13 U+5868 [キョウ/]
◆「李塨リキョウ」、清代(1644年~1912年)初期の学者、1659年~1733年、河北省保定市蠡県の出身 {河北省}
土3+10=総画数13 U+5869 [エン/しお] 𥂁䀋𪉹𪉩鹽𪉟盐𨣎
◆海水などに含まれる苦く辛い成分が結晶化したもの、土中の塩分が結晶化した天然のものは「鹵」
◆五味(甘・酸・鹹・苦・辛)の一つ
筆順
土3+10=総画数13 U+586A [カン、コン/] 坎埳
◆道や地面の凹(へこ)み、窪(くぼ)み、穴を掘る
◆「塪坷カンカ」、同「堿坷」「㙳坷」◇道などが凸凹しているさま、凸凹していてなかなか進めないさま◇思うようにならないさま
◆八卦ハッカ(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)の一つ {卦}
土3+10=総画数13 U+586B [テン、デン、チン/う・める、うず・める、は・める] 塡𡒆
◆空いているところを埋める、埋めて塞ぐ、同「窴」
◆埋める、満たす、空いているところがなくなるようにする
◆乱れを静める、安定させる、同「鎮」
筆順
土3+10=総画数13 U+586C [ゲン、ゴン/]
◆黄土高原コウドコウゲン(中国北部の黄河中上流域一帯の高原)の地形の一つで、広く比較的平坦な台地で辺縁部が崖状になっているところ、「黄土塬コウドゲン・ファントゥユァン」、円形の台地を「黄土峁コウドミョウ・ファントゥマァオ」、帯状に続く台地を「黄土墚、黄土梁コウドリョウ・ファントゥリョウ」
土3+10=総画数13 U+586D [オン/]
◆「塭港オンコウ」「新塭シンオン」、いずれも地名、台湾嘉義県 {台湾}
土3+10=総画数13 U+586E [シャ、ジャ/]
◆家畜の糞尿フンニョウから作った肥料ヒリョウ
土3+10=総画数13 U+586F [リュウ、ル/]
◆食べ物・飲み物(一説に飯器とする)を盛る陶製の器(うつわ)「【墨子:卷之六:節用中第二十一】…飲於土塯啜於圡形斗以酌…」「【史記:卷六:秦始皇本紀第六】…茅茨不翦飯土塯(《集解》徐廣曰呂靜云飯器謂之簋)」「【陶說:卷四:說器上:唐虞器:土塯(一作土簋) 土刑(一作土型)】…《按》考工記旊人為簋原是陶器然簋之為名或其形與簠簋之簋相似而後人加之其初則名塯也…」
土3+10=総画数13 U+5870 [/あま]
◆[日]地名用字、「塰泊(あまどまり、鹿児島県西之表市)」
筆順
土3+10=総画数13 U+5871 [ロウ/]
◆川や湖の辺(ほとり)の低く窪(くぼ)んだ土地、同「㙟」
土3+10=総画数13 U+5873 [ホウ、ブ/]
◆塵(ちり)、土埃(つちぼこり)、砂埃(すなぼこり)、小さい土や砂などが風で舞い上がる
土3+10=総画数13 U+587B [バク、マク/]
◆塵埃ジンアイ、塵(ちり)や埃(ほこり)、細かい土や砂
◆広大なさま、見渡す限り広がっているさま、同「漠」「【鐵崖先生古樂府:卷第十四:{⿰目(⿱丷丁)}{⿰目(⿱丷丁)}】…向西𨹧望塻田」楊維楨
土3+10=総画数13 U+5893 [ボ、モ/はか]
◆はか、死者を埋葬マイソウしたところ、大きなものは「冢塚チョウ(つか)」
筆順
土3+10=総画数13 U+58B7 [ヨウ/]
◆「朱謨墷シュボヨウ」、?~1558年、明代の人「【明諡紀彙編:卷十一】韓府長洲王謨墷」「【康熙字典:丑集補遺:土部:㙔】《五音集韻》俗韓字 又《字彙補》人名朱謀㙔著易象通邃古記水經注箋諸書 又《篇海類編》于鬼切韋上聲㙔墷也」
酉部
土3+10=総画数13 U+F96C [ソク、サイ/ふさ・ぐ] 塞𡺶𡫼𡔂𥤧
◆隙間を埋める、空いている所に物を詰め込む、同「窒」
◆ぎっしりと詰める、満たす
◆隙間を埋めて行き来ができないようにする
◆(道を塞いで外敵の侵入を防ぐための)砦
◆険要ケンヨウの地
土3+10=総画数13 U+FA10 [チョウ、チュウ/つか]
◆土を高く盛り上げた大きな墓、同「冢」
◆[日]土を丸く盛り上げたもの、高く盛り上がったところ
𡍥土3+10=総画数13 U+21365 [サイ、ザイ/とりで] 砦𡎵𥓽
◆柵を巡(めぐ)らせて囲ったところ、家畜の飼育場や村落の囲い、同「寨」
◆周囲に柵や土塁・石垣を巡らせたところ、外敵の侵入を防ぐための構築物、兵士が宿営するところ、同「寨」
𡍵土3+10=総画数13 U+21375 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:稕第二十二:𡺲峻𡍵𡼕】須閏切說文髙也」
𡎯土3+10=総画数13 U+213AF [カイ、エ/こわ・れる、こわ・す] 壊壞𣀤𣀩𢽫𢾣
◆毀(こぼ)れる、崩れる、損(そこ)なう、破れる、欠ける、潰(つぶ)れる、元来ガンライの或いは本来の形や状態でなくなる
𡎰土3+10=総画数13 U+213B0 [チ、ジ/]
◆(宮殿などの)赤く塗られた階段や通路
𡎱土3+10=総画数13 U+213B1 [イン/] 垔𡊹𡌓𡍏𡍯
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「堙」「陻」「湮」
𡎲土3+10=総画数13 U+213B2 [タイ、ダイ/うてな] 臺䑓㙜𡔼𡌬𡌫𡋛㙵𡐬𡐉坮
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
𡎳土3+10=総画数13 U+213B3 [ダク、ニャク/]
◆土に水が混じる
𡎶土3+10=総画数13 U+213B6 [エイ、アイ/] 𨻊𨻏
◆埋める、埋めて土で覆う、同「瘞」
𡎸土3+10=総画数13 U+213B8 [キン、ゴン/] 堇菫蓳𡐳𦻍𦸨𨤬𡏳𦹆𦸧𦻋䒺
◆スミレ(菫)、スミレ科の草 {スミレ}
◆粘土ネンド(ねばつち)、粘土を塗る、粘土を塗って隙間を塞ぐ、同「墐」
◆ほんの少し、同「僅」
◆トリカブト(鳥兜)、同「烏頭ウズ」、キンポウゲ科トリカブト属の草、強い毒性がある {トリカブト}
◆「𡎸菜キンサイ」「𡎸𡎸菜キンキンサイ」、ツボスミレ(坪菫・菫菜)、スミレ科スミレ属の草 {ツボスミレ}
◆「紫𡎸シキン」、キケマン(黄華鬘)、ケシ科キケマン属の一種 {キケマン}
𡎼土3+10=総画数13 U+213BC [キ/]
◆切り立って険しいところ、切り立った崖(がけ)、同「隑」「【字彙補:丑集:土部:𡎼】巨依切與隑同曲岸也轉注古音曰隑陭圻磯埼𡎼六字同物同音…」
𡎽土3+10=総画数13 U+213BD [フ/] 𡏪
◆(日本の城下町に当たる)都市を二重に囲む高い壁のうちの外側の壁、外城ガイジョウ、またその壁で囲まれた市街、同「郭」「郛」、内側の壁を「城」という
𡎿土3+10=総画数13 U+213BF [デイ、ナイ/]
◆雨水を溜(た)めるために中央部を窪(くぼ)ませた丘、同「屔」「【集韻:卷二:平聲:齊第十二:屔𡎿】說文反頂受水丘或作𡎿俗作𥩥非是」
𡏀土3+10=総画数13 U+213C0 [チユウ、ジュウ/]
◆湿り気の多い土地、同「隰」「【說文解字注:土部:㙷】下入也(此與下溼曰隰義略同吳都賦曰𡍪㙷鱗接李注曰𡍪㙷枝柯相重㬪皃也…)」
◆未詳「【齊民要術:卷一:耕田第一:耕田第一】秋耕待白背勞(秋多風若不尋勞地必虛燥秋田㙷(長劫反)實濕勞令地硬・・・)」
◆「𡍪𡏀ソウチュウ」、土を積(つ)み重(かさ)ねる、また重なる「【玉篇:卷二:土部第九:𡍪】初戢切𡍪㙷累土也」
𡏂土3+10=総画数13 U+213C2 [テン、デン/] 廛𢋨㢆㕓𠪨㙻壥鄽𢌅𨞬䣑
◆一世帯に割り当てられた城下の宅地、またそこに建てられた住宅
◆「市𡏂シテン」、城下の割り当てられた宅地に構えた店、その店舗兼住宅には税が課せられたが商売による利益は税が免除された
𡏃土3+10=総画数13 U+213C3 [エイ、アイ/]
◆塵(ちり)が舞い上がり陽が陰(かげ)るさま、薄暗くなるさま
𡏄土3+10=総画数13 U+213C4 [/そ]
◆[日]姓用字
𡏇土3+10=総画数13 U+213C7 [チ、ジ/つち] 墬𨻐𡑸𡒰𡒿𡓬嶳𡍑坔
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
𡏈土3+10=総画数13 U+213C8 [未詳/]
◆未詳
𡏎土3+10=総画数13 U+213CE [未詳/]
◆未詳
𡏕土3+10=総画数13 U+213D5 [未詳/]
◆未詳
𡏖土3+10=総画数13 U+213D6 [アイ/] 壒𡑷𡎌
◆埃(ほこり)、塵(ちり)や埃
◆埃に塗(まみ)れる、また汚れる
𡏙土3+10=総画数13 U+213D9 [フン/] 𡊄𠬁𡊅𡍊𥻎𢍨𥹻𥽒𡊯𡏰𡓴𣀲𣀰𣀱
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「糞」
𡏛土3+10=総画数13 U+213DB [ケイ、ゲ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡏛】音奚」「【字彙補:丑集:土部:𡏛】紅皮切音奚義闕」
𡏜土3+10=総画数13 U+213DC [ショク、ゾク/]
◆「𡏜䵎ショクタン」、「𦋅闖ケイチン」「䨲杰バンケツ」「仉䀾ショウト」と共に梁四公の一人「【太平廣記:卷八十一:異人一:梁四公】梁天監中有𦋅闖(上音攜下琛去)䨲杰(上萬下桀)䴰䵎(上蜀下湍)仉䀾(上掌下覩)四公謁武帝」
𡏝土3+10=総画数13 U+213DD [ケツ、ゲチ/]
◆ニワトリ(鶏)の止まり木、木製の杭(くい)、同「桀」
𡏟土3+10=総画数13 U+213DF [ヨウ/]
◆地名用字
𡏪土3+10=総画数13 U+213EA [フ/] 𡎽
◆(日本の城下町に当たる)都市を二重に囲む高い壁のうちの外側の壁、外城ガイジョウ、またその壁で囲まれた市街、同「郭」「郛」、内側の壁を「城」という
𡏫土3+10=総画数13 U+213EB [タク、チャク/] 𡑙
◆開く、開いて大きく広げる、同「𡍎」「𨃮」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:{𡑙-水+木}𡏫𡍎】三俗陟格反正作傑張也開也」
𡺻山部
𥹿米部
𨚵邑部
𩫽髟部
土3+11=総画数14 U+3660 [エイ、アイ/]
◆塵(ちり)や埃(ほこり)、風などによって宙に舞い上がる細かい土や砂
土3+11=総画数14 U+3662 [ボン、モン、バン、マン/]
◆壁土を塗る、壁土を塗るための鏝(こて)
土3+11=総画数14 U+3663 [チョウ/]
◆砂が盛り上がっているさま、同「㙊」
土3+11=総画数14 U+3664 [カ、ケ/]
◆裂ける、割れる、罅(ひび)、裂け目、同「罅」「𤗭」
土3+11=総画数14 U+5872 [チョウ、ジョウ/ば] 場场㘯
◆(日当たりのよい、収穫した穀物の乾燥・脱穀などをする、また多くの人やものが集まる)広く平らなところ、「広場」、同「塲」
◆一段と高くし上を平らに作ったところ、台状になっているところ、「壇場ダンジョウ」
◆祭事や行事が行われるところ、人が集まるところ、同「㙊」、「会場」「市場」
◆ところ、所、「場所」
◆アリ(蟻)やモグラ土竜などが作った土盛り、同「𤳈」「【集韻:卷三:平聲:陽第十:塲場𤳈𧐀】方言蚍蜉犂鼠之塲謂之坁塲一曰浮壤或作場𤳈𧐀」
筆順
土3+11=総画数14 U+5874 [ホウ、ヒョウ/]
◆死者を土中に葬(ほうむ)る、土葬する、同「堋」
土3+11=総画数14 U+5875 [チン、ジン/ちり、ごみ]
◆ちり、風などによって宙に舞い上がる細かい土や砂など、「塵埃ジンアイ」、同「埃」「𪋻」「𡒲」「𦧄」「𡐪」
◆ものに纏わり付く穢(けが)れ、汚(よご)れ、穢れた、不浄フジョウな
◆さまざまな柵(しがらみ、纏わり付いて行いや考えを妨げようとするものやこと)から逃(のが)れられない世、俗世、世俗
◆10の-9乗 {数字}
◆[日]ごみ、役に立たないもの、使わなくなって捨てるもの
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+11=総画数14 U+5876 [ロク/]
◆地名用字「【丹淵集:卷七:詩四十首】過高塶城」「【資治通鑑:卷一百六十七:陳紀一:高祖武皇帝】歐陽頠等出南康…據蹠口城(蹠之石翻周文育傳作塶)」
◆人名用字「【弇山堂別集:卷七十二:謚法三:昭安】(郡王)遼府沅陵王豪塶(弘治)…」
漢字林(非部首部別)
土3+11=総画数14 U+5877 [ロ/]
◆塩分を含んだ土、また土地、同「鹵」「𪉖」
土3+11=総画数14 U+5878 [オウ、ウ/]
◆(区画された)墓地
◆区画された土地
◆碗ワン、飲み物や食べ物を盛る口の広がった深めの容器、同「甌」
◆砂が集まり積もった所「【廣韻:上聲:巻第三:厚第四十五:塸】聚沙」
土3+11=総画数14 U+5879 [セン、ザン/] 壍堑𡐛
◆城の周りに掘(ほ)り巡らせた深く広い濠ゴウ(ほり、水堀)、防御用の濠、また壕ゴウ(ほり、空堀)、同「㟻」
◆(穴や堀を)掘る
筆順
土3+11=総画数14 U+587A [バイ、マイ、メ/]
◆塵(ちり)、風などによって宙に舞い上がる細かい土や砂など、同「㙁」
土3+11=総画数14 U+587C [セン、タン、ダン/]
◆煉瓦レンガや敷瓦(しきがわら)、積み上げて壁にしたり、壁に貼り付けたり、道に敷き詰めたりするもので、薄板(スレートslate、タイルtile)状のものや煉瓦レンガ(ブロックblock)状のもの、角(かど)があるものや丸いもの・半円柱状のものなど多様、同「磚」
土3+11=総画数14 U+587D [ソウ、ショウ/] 𡑽
◆日当たりが良い高台
土3+11=総画数14 U+587E [シュク、ジュク/] 𡔊
◆門の両側にある建物、主君に謁見する前に衣服を改めたり作法・次第などを確認するための控えの建物であったようである、同「𨷙」「【古今注:卷上:都邑第二】塾門外之舍也臣來朝君至門外當就舍更衣熟詳所應對之事」
◆個人が自宅で教授するところ「【禮記:學記】古之教者家有塾黨有庠術有序國有學(「庠」「序」「學」はいずれも学校)
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+11=総画数14 U+587F [ロウ、ル/]
◆小さな塚(つか)、土を丸く盛り上げた小さな土盛り、大きいものは「丘」
◆「培塿ハイロウ」、土を重ね盛った小さな丘、同「㟝嶁」「【廣韻:上聲:巻第三:厚第四十五:培】培塿小阜或作㟝」
土3+11=総画数14 U+5881 [バン、マン/] 𡑦
◆壁土を塗る
土3+11=総画数14 U+5882 [ヒョウ/]
◆土を高く盛り上げて目印としたもの、目印とする土盛り
土3+11=総画数14 U+5883 [ケイ、キョウ/さかい]
◆他の所有者の土地と接するところ、区切り、同「竟」「疆」
◆(限られた、特定の)ところ、場所、地域
◆状態、状況、様子
筆順
土3+11=総画数14 U+5884 [セキ、シャク/]
◆階段の段
土3+11=総画数14 U+5885 [ショ、ジョ、ヤ/]
◆田畑の中に建つ(農作業用の道具や資材を置いたり監視や休息をするための)小さな小屋、同「𡑀」
◆別荘、「別墅(ベッショ)」「【新唐書(テキスト版):列傳第一百七】兄弟偕隱家墅,晝講經,夜著書,終年不出戶」
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」といい、その外の地、同「野」
筆順
土3+11=総画数14 U+5886 [テイ、ダイ/]
◆(富を)蓄える、貯まったまま滞る
◆高いさま
土3+11=総画数14 U+5887 [ショウ/]
◆(土を盛って)仕切る、仕切り塞(ふさ)ぐ
土3+11=総画数14 U+5888 [カン、コン/]
◆切り立った崖、高く切り立った岸や土手
土3+11=総画数14 U+5889 [ヨウ、ユウ/]
◆壁のよう土を高く盛った土塁ドルイ、特に城(城下)の周囲の土塁、同「䧡」「牅」「𤰎」
◆高い土塁、低いものを「垣」「【御定全唐詩:卷六十八:登東陽沈隱侯八詠樓】旦登西北樓樓峻石墉厚…」「【字彙:丑集:土部:垣】于權切音員牆也卑曰垣高曰墉釋名垣援也人所依阻以為援衛也…」
土3+11=総画数14 U+588A [テン/]
◆衝撃を減らしたり高さを合わせるなどのために下に敷く、また下に当てて支える、「墊子テンシ(座布団・敷布団など)」「墊款テンカン(一時的に金を用立てること)」
◆底に着く、底を突く
◆窪(くぼ)み、窪む
漢字林(非部首部別)
土3+11=総画数14 U+588B [シン/] 𡑐
◆砂混じりの土
◆(食べ物に)砂が混じる、同「磣」
◆(砂のような固形物が混じって)濁る、濁ってはっきりしない、ぼんやりしている
土3+11=総画数14 U+588C [セキ、シャク/]
◆建物の基礎、土台
土3+11=総画数14 U+588D [キ、ケ/] 塈𡏲
◆屋根や壁などの高いところに泥(壁土)を塗る、同「𡒖」
◆(高いところのものを)取る「【詩經:國風:召南:摽有梅】…摽有梅頃筐塈之…(高いところに成っている梅の実を箱を傾け取る、取って箱に入れる)
◆一息(ひといき)つく、止(とど)まって一休みする、同「憩」「𡳅」
土3+11=総画数14 U+588E [カク/くるわ] 郭𨞥𨟍𩫩𩫏𩫖𨽏
◆城の外側に発達した街の外周に築いた壁、またその壁で取り囲まれた区画
◆壁などで囲まれた区画
◆中心から外方向に広げる、同「拡」
土3+11=総画数14 U+588F [ショウ/]
◆建物の基礎・土台
筆順
土3+11=総画数14 U+5890 [キン、ゴン/] 𡒣
◆粘土ネンド(ねばつち)、粘土を塗る、粘土を塗って隙間を塞ぐ、同「堇」
◆土に埋める、埋葬する
土3+11=総画数14 U+5891 [テキ、チャク/]
◆土を階段状に盛ったもの
◆弓で矢を射(い)る時の的(まと)、同「的」
土3+11=総画数14 U+5892 [ショウ/]
◆種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、畝(うね)、「墒壠ショウロウ」
◆田畑の土壌(ドジョウ)の湿り具合
土3+11=総画数14 U+5894 [サイ、ザイ、ゼ/]
◆堆(うずたか)いさま、土が(山のように、丘のように)高く盛り上がっているさま、「堆墔タイサイ」「墔堆サイタイ」
土3+11=総画数14 U+5895 [エン、オン/せき]
◆水の流れを止めたり調節したりするための土盛り、水を溜めたり、水の流れを幾つかに分けたり、その量を変えたりするための土盛り、また水の流れを止める、同「隁」「𨻳」
土3+11=総画数14 U+5896 [トウ/] 塔𩫊
◆舎利シャリ(釈迦の遺骨)を安置するための高層の建物、「仏塔ブットウ」
◆高く聳(そび)え立つ建造物
◆「卒墖婆ソトバ」「墖婆トウバ」、仏陀の遺骨などを納める土盛りまた建物、日本では多く木の板を用いた板塔婆を指す
土3+11=総画数14 U+5897 [ソウ、ゾウ/ふ・える、ふ・やす、ま・す]
◆同質のものが積み重(かさ)なる、また繰り返される、同「曾」「層」
◆付け加わる、大きくなる、多くなる
筆順
土3+11=総画数14 U+5898 [ケン/]
◆付近
◆物の縁(ふち)
土3+11=総画数14 U+5899 [ショウ、ゾウ/かき] 墻𡓜𡒅
◆土や石を積んだ土塀(どべい)・石垣(いしがき)などの内と外を仕切り遮(さえぎ)る構築物、障壁ショウヘキ、「垣墻エンショウ」、同「牆」
土3+11=総画数14 U+589A [リョウ/]
◆黄土高原コウドコウゲン(中国北部の黄河中上流域一帯の高原)の地形の一つで、帯状に続く台地、「黄土墚、黄土梁コウドリョウ・ファントゥリョウ」、広く平坦な台地を「黄土塬コウドゲン・ファントゥユァン」、円形の台地を「黄土峁コウドミョウ・ファントゥマァオ」
土3+11=総画数14 U+589B [イ/]
◆未詳
土3+11=総画数14 U+58A8 [ボク、モク/すみ]
◆文字や絵を書く(描く)ための黒い液体、またそれを用いて書いた(描いた)書や絵画
◆松脂や菜種油などの植物性油脂を燻(くす)ぶらせ、発生した煤(すす)を採取し、これを膠(にかわ)と合わせ練り固めたもの
◆黒色、黒い
◆罪人(の顔)の皮膚に彫り込んだ罰を受けたことを示す印、「入れ墨」、墨を用いたことから、同「黥」
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+11=総画数14 U+58AD [セイ、ジョウ/]
◆塩を(ものを)盛る器「【玉篇:卷二:土部第九:墭】食政切墭鹽器也」「【廣韻:去聲聲:勁第四十五:盛:墭】塸器」
土3+11=総画数14 U+FA39 [ヘイ/へい]
◆「朱{⿺辶𡩙}塀、朱邃塀シュスイヘイ」、人名、1448年~1491年、明代(1368年~1644年)の慶国ケイコク第四代国主「【欽定續文獻通考:卷二百五:慶國宗屬】一世太祖庶十六子…三世秩煃子{⿺辶𡩙}𡓱{⿺辶𡩙}塀…」
◆[日]建物や土地の境界キョウカイに立てる仕切り、境界であることを示したり目隠しなどのために立てる、「板塀(いたべい、板を並べ作った塀)」「土塀(どべい、土塗りの塀)」「石塀(いしべい、石積みの塀)」
𡎵土3+11=総画数14 U+213B5 [サイ、ザイ/とりで] 砦𥓽𡍥
◆柵を巡(めぐ)らせて囲ったところ、家畜の飼育場や村落の囲い、同「寨」
◆周囲に柵や土塁・石垣を巡らせたところ、外敵の侵入を防ぐための構築物、兵士が宿営するところ、同「寨」
𡏰土3+11=総画数14 U+213F0 [フン/] 𡊄𠬁𡊅𡍊𥻎𡏙𢍨𥹻𥽒𡊯𡓴𣀲𣀰𣀱
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「糞」
𡏱土3+11=総画数14 U+213F1 [ラ/]
◆蔓を編んで作った土を運ぶための畚もっこ、同「虆」
𡏲土3+11=総画数14 U+213F2 [キ、ケ/] 墍塈
◆屋根や壁などの高いところに泥(壁土)を塗る、同「𡒖」
◆(高いところのものを)取る「【詩經:國風:召南:摽有梅】…摽有梅頃筐塈之…(高いところに成っている梅の実を箱を傾け取る、取って箱に入れる)
◆一息(ひといき)つく、止(とど)まって一休みする、同「憩」「𡳅」
𡏳土3+11=総画数14 U+213F3 [キン、ゴン/] 堇菫蓳𡐳𦻍𦸨𨤬𡎸𦹆𦸧𦻋䒺
◆スミレ(菫)、スミレ科の草 {スミレ}
◆粘土ネンド(ねばつち)、粘土を塗る、粘土を塗って隙間を塞ぐ、同「墐」
◆ほんの少し、同「僅」
◆トリカブト(鳥兜)、同「烏頭ウズ」、キンポウゲ科トリカブト属の草、強い毒性がある {トリカブト}
◆「𡏳菜キンサイ」「𡏳𡏳菜キンキンサイ」、ツボスミレ(坪菫・菫菜)、スミレ科スミレ属の草 {ツボスミレ}
◆「紫𡏳シキン」、キケマン(黄華鬘)、ケシ科キケマン属の一種 {キケマン}
漢字林(非部首部別)
𡏴土3+11=総画数14 U+213F4 [ギン、ゴン/] 垠𡋳㙬𡑃𡊷
◆限界ゲンカイ、限(かぎ)り、同「圻」「【通雅:卷八:釋詁】無㙬無圻即無垠 楚辭其大無垠…」
◆土地の境界、境目(さかいめ)
𡏶土3+11=総画数14 U+213F6 [フン、ブン、ホン、ボン/] 墳坟坆𡼝
◆土を丸く盛り上げて造った墓、ほぼ平らか比較的低い土盛りものものは「墓」
◆土を高く盛り上げたところ、堤防
◆丸く盛り上がった土
◆「三𡏶サンプン」、伏羲・神農・黄帝の書、但し異説あり
注解:いずれも「丸く盛り上がったさま(賁)」をいう
𡏸土3+11=総画数14 U+213F8 [シツ、シチ/] 懫𦥊𡒐
◆過激なさま、凶暴なさま、暴れる
𡐀土3+11=総画数14 U+21400 [未詳/]
◆未詳
𡐉土3+11=総画数14 U+21409 [タイ、ダイ/うてな] 臺䑓㙜𡔼𡎲𡌬𡌫𡋛㙵𡐬坮
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
𡐊土3+11=総画数14 U+2140A [ケキ、キャク/] 墼𡒼𡑼
◆粘土を(焼かずに)乾燥させ煉瓦状に固めたもの、日干しレンガ、泥レンガ
𡐍土3+11=総画数14 U+2140D [カク、ガク/]
◆深く落ち窪(くぼ)んだところ、谷(たに)
◆溝(みぞ)、筋状に続く窪み、同「㕡」
𡐎土3+11=総画数14 U+2140E [未詳/]
◆未詳「【字彙補:午集:皿部:𥁖】與壺同見漢碑」
𡐏土3+11=総画数14 U+2140F [タ/]
◆「倭𡐏ワタ」、未詳「【集韻:卷六:上聲下:三十四:𡐏】倭𡐏髻皃」
𡐐土3+11=総画数14 U+21410 [ホウ/あずち] 堋𡊤
◆死者を土中に葬(ほうむ)る、土葬する、同「塴」「𥦜」「窆」
◆水の量や流れを調整するための堰(せき、土盛り)
◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土もりつち、安土(あずち)、同「垜」
𡐑土3+11=総画数14 U+21411 [ボク、モク/むつ・む、むつ・まじい] 睦𡍬𡻲𥄈
◆互いに相手を思い仲良くする、仲が良い
◆和(なご)やかに親(した)しみ合う
𡐒土3+11=総画数14 U+21412 [コウ、ゴウ/ほり]
◆都市や城の周りに巡らせた堀(ほり)、堀(ほり)、窪(くぼ)み、同「濠」
注解:水がない堀を「壕」、水を湛えた堀を「濠」にすることが多い
𡐔土3+11=総画数14 U+21414 [イン/]
◆未詳「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷二:土部第五:𡐔】音寅𡐔*場也(《宋刻本影印版》では「*{⿰土(⿱亠昜)}」)
◆「朱幼𡐔シュヨウイン」、人名、?年~1517年、明朝(1368年~1644年)第二代瀋王朱佶焞シュキツトン(1407年~1457年)の子「【弇山堂別集:卷七十二:謚法三:恭僖】…瀋府內丘王幼𡐔…」
◆「李𡐔リイン(이인イイン)」、人名、1660年頃に義州ギシュウ(現朝鮮民主主義人民共和国平安北道の東部)府の長官を務(つと)めた「【朝鮮王朝實錄:顯宗純文肅武敬仁彰孝大王改修實錄:四年辛亥(十月十七日)】… 前義州府尹李𡐔…」
𡐕土3+11=総画数14 U+21415 [ヘイ、ヒ、ビ/] 埤𡌨𡌸𡌹
◆低い垣や塀
◆姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上から見張ったり攻撃したりするために窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁、高いものは「垣」、同「堄」
◆付け足す、付け加えて厚くする
𡐛土3+11=総画数14 U+2141B [セン、ザン/] 塹壍堑
◆城の周りに掘(ほ)り巡らせた深く広い濠ゴウ(ほり、水堀)、防御用の濠、また壕ゴウ(ほり、空堀)、同「㟻」
◆(穴や堀を)掘る
𡐜土3+11=総画数14 U+2141C [未詳/]
◆未詳「【穆天子傳《龍溪精舍叢書》本:卷四】…天子使造父受之口乃賜之銀木𡐜采(〇𡐜采疑卽上文𤧜采)采黃金之嬰…(「黃金之嬰」は他本では「黃金之罌」)「【字彙補:丑集:土部:𡐜】見穆天子傳音未詳」
𡐡土3+11=総画数14 U+21421 [タイ、ダイ/] 埭𡍖
◆水を堰(せ)き止めるために築いた堰(せき)、同「𥓏」
◆堰き止められた水の出入り口の両岸に滑車のようなものを設け、船の船尾に綱を繋ぎ人や牛がこれを牽いて渡河させる仕組み、渡し銭を徴収したという「【通典:雜稅】大唐開元十八年御史大夫李朝隱奏請薄百姓一年稅錢充本依舊令高戶及典正等捉隨月收利將供官人料錢(…上元中敕江淮堰塘商旅牽船過處準斛納錢謂之埭程…)」
𡐢土3+11=総画数14 U+21422 [フン/くそ] 糞粪𥻔𥻪𥼢𥻰𥼇𥼈𨤚𨤝𤲲
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「𡊄」
◆動物が排泄する食べ物などの滓(かす)、大便、同「屎」
◆肥料を施(ほどこ)す、土地を肥(こ)やす
𡔸土3+11=総画数14 U+21538 [エイ、アイ/たお・れる、たお・す] 殪𣨑𣩉
◆死ぬ、倒れる
◆殺す、倒す
◆命が尽きる、絶える、尽きる
𦥂至部
𪉖鹵部
土3+12=総画数15 U+3667 [リュウ、ル/]
◆食べ物・飲み物(一説に飯器とする)を盛る陶製の器(うつわ)「【墨子:卷之六:節用中第二十一】…飲於土塯啜於圡形斗以酌…」「【史記:卷六:秦始皇本紀第六】…茅茨不翦飯土塯(《集解》徐廣曰呂靜云飯器謂之簋)」「【陶說:卷四:說器上:唐虞器:土塯(一作土簋) 土刑(一作土型)】…《按》考工記旊人為簋原是陶器然簋之為名或其形與簠簋之簋相似而後人加之其初則名塯也…」
土3+12=総画数15 U+3668 [キ/]
◆都(みやこ)から千里(或いは五百里)以内の地域、それ以遠を「鄙」、都から千里は遠近の境目とされ、「近畿キンキ」はそれに由来する、同「圻」
◆国主の直轄地、「国畿コッキ」「王畿オウキ」
◆「九㙨キュウキ」、国主の直轄地(都から千里以内)以遠の国主の統治権が及ぶ地、五百里毎に九つに分けたもの、同「九服キュウフク」「【周禮注疏:夏官司馬】乃以九畿之籍施邦國之政職方千里曰國畿其外方五百里曰侯畿又其外方五百里曰甸畿又其外方五百里曰男畿又其外方五百里曰采畿又其外方五百里曰衛畿又其外方五百里曰蠻畿又其外方五百里曰夷畿又其外方五百里曰鎮畿又其外方五百里曰蕃畿(《注》畿猶限也自王城以外五千里為界…)」
土3+12=総画数15 U+3669 [リョウ/]
◆建物の周りの垣(かき)・塀(へい)・壁などの構築物
土3+12=総画数15 U+366A [エイ、アイ/] 𡏃
◆塵(ちり)が舞い上がり陽が陰(かげ)るさま、薄暗くなるさま
土3+12=総画数15 U+366B [シュウ/]
◆地中から水が地上に湧(わ)き出る
土3+12=総画数15 U+366C [ギン、ゴン/] 垠𡋳𡑃𡏴𡊷
◆限界ゲンカイ、限(かぎ)り、同「圻」「【通雅:卷八:釋詁】無㙬無圻即無垠 楚辭其大無垠…」
◆土地の境界、境目(さかいめ)
土3+12=総画数15 U+366E [トウ/]
◆高く聳(そび)え立つ建造物、同「塔」「【寶刻叢編:卷七】…訪古周覽㙮上層層見之字畫遒麗俱有楷法…」
土3+12=総画数15 U+366F [ゲイ、ゲ/] 藝兿萟艺
◆種を播(ま)き育てる、草木を植え育てる、同「蓺」、「園芸エンゲイ」
◆技術や技能、またそれによって作り出される(表現される)もの、「芸術ゲイジュツ」、「藝」の省画字として日本では「芸」を用いるが、本来「芸」には「藝」の意はない、「芸」参照
漢字林(非部首部別)
土3+12=総画数15 U+5880 [チ、ジ/] 𡎰
◆(宮殿などの)赤く塗られた階段や通路
土3+12=総画数15 U+589C [ツイ、ズイ/おち・る] 坠𨽎
◆高い所から(ごろごろと転がりながら落ちるのではなく空中をまっすぐ下に)落ちる、落下する
筆順
土3+12=総画数15 U+589D [コウ、キョウ/]
◆(土に作物を育てるために必要な養分が含まれていない、土が固い・石が多いなど耕作地に向かない)痩(や)せた土地、「墝埆・磽确コウカク」、同「磽」「塙」
土3+12=総画数15 U+589E [ソウ、ゾウ/ふ・える、ふ・やす、ま・す]
◆同質のものが積み重(かさ)なる、また繰り返される、同「曾」「層」
◆付け加わる、大きくなる、多くなる
筆順
土3+12=総画数15 U+589F [キョ、コ/]
◆曾(かつ)てあった町や建物などが荒れ果てたところ、曾てあった町や建物などの跡(あと)
◆頂(いただき)が窪(くぼ)んだ大きな丘
◆市(いち)が立つところ、物を売り買いするために人や物が集まるところ
筆順
土3+12=総画数15 U+58A0 [セン、ゼン/]
◆祭祀サイシや天子と諸侯の会見・会盟などを執(と)り行うために除草し整地したところ、同「𥑲」、ここに土を盛り上を平らにした場所が「壇ダン」
土3+12=総画数15 U+58A1 [セン、ゼン/]
◆白い粘土状の土、同「堊」
土3+12=総画数15 U+58A2 [ハツ、ボチ/] 𡍰
◆土を掘り起こす(掘り返す)、耕(たがや)す、同「坺」「垡」
土3+12=総画数15 U+58A3 [ホク/] 㙸𡑿𡓙
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「圤」
土3+12=総画数15 U+58A4 [カイ、ケ、タイ、ダイ/] 𡓤
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「塊」
◆崩れる、崩れ落ちる、同「隤」
土3+12=総画数15 U+58A5 [トウ、ツウ、タン/]
◆町や村の外(はず)れで、シカ(鹿)などの動物が出没する普段は人が行かないようなところ、同「疃」「畽」
◆「䵺墥テイタン」、蟻塚(ありづか)、アリ(蟻)が巣を作るために運び出した地中の土が、出入口を中心として積み上げられ山のような形になったもの、同「䵺疃」「蟻封ギホウ」、同「垤」
土3+12=総画数15 U+58A6 [ハン、ボン/]
◆土を盛り上げた墓
土3+12=総画数15 U+58A7 [キョウ、ギョウ/]
◆土が堅い、同「塙」
◆橋、同「橋」
土3+12=総画数15 U+58A9 [トン/] 𡔋墪
◆土盛り、平らなところに土を丸く盛り上げた所
◆ものの土台になるような厚みのある石や木、「墩台トンタイ(礎石、土台石)」「橋墩キョウトン(橋脚)」「樹墩ジュトン(切り株)」
土3+12=総画数15 U+58AA [トン/] 墩𡔋
◆土盛り、平らなところに土を丸く盛り上げた所
◆ものの土台になるような厚みのある石や木、「墩台トンタイ(礎石、土台石)」「橋墩キョウトン(橋脚)」「樹墩ジュトン(切り株)」
土3+12=総画数15 U+58AB [ソン/]
◆酒器、酒を入れる容器、同「尊」
注解:本字は「土部{⿰土尊}」で「士部」の「壿({⿰士尊})」とは別字
筆順
土3+12=総画数15 U+58AC [チ、ジ/つち] 𡏇𨻐𡑸𡒰𡒿𡓬嶳𡍑坔
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
土3+12=総画数15 U+58AE [タ、ダ、キ/お・ちる] 堕𡐦𨼢墯
◆壊(こわ)れる、破(やぶ)れる、同「隓」
◆崩(くず)れる、崩れ落ちる、同「陊」「隓」「隳」
◆落ちる、落下する
◆惰(おこた)る、怠(なま)ける、同「惰」「隳」
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+12=総画数15 U+58AF [タ、ダ、キ/お・ちる] 墮堕𡐦𨼢
◆壊(こわ)れる、破(やぶ)れる、同「隓」
◆崩(くず)れる、崩れ落ちる、同「陊」「隓」「隳」
◆落ちる、落下する
◆惰(おこた)る、怠(なま)ける、同「惰」「隳」
土3+12=総画数15 U+58B0 [タン、ドン/] 𡐧
◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ容器、同「罈」「壜」
土3+12=総画数15 U+58B1 [トウ/]
◆階段状になっている坂道、同「磴」
◆建物に通じる階段
◆分水するための細い水路
土3+12=総画数15 U+58B2 [ブ、ム/]
◆墓地
土3+12=総画数15 U+58B3 [フン、ブン、ホン、ボン/] 𡏶坟坆𡼝
◆土を丸く盛り上げて造った墓、ほぼ平らか比較的低い土盛りものものは「墓」
◆土を高く盛り上げたところ、堤防
◆丸く盛り上がった土
◆「三墳サンプン」、伏羲・神農・黄帝の書、但し異説あり
注解:いずれも「丸く盛り上がったさま(賁)」をいう
筆順
土3+12=総画数15 U+58B4 [コウ/]
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:唐第十一:堭墴】博雅堂堭壂也」
◆人名用字「【弇山堂別集:卷五:皇明盛事述五】…工部左侍郎郝墴…」
土3+12=総画数15 U+58B5 [タン、ドン/]
◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ容器、同「壜」
◆人名用字
◆地名用字
土3+12=総画数15 U+58B6 [タツ、ダチ、タチ/]
◆場所、所
土3+12=総画数15 U+58B8 [チョ/]
◆未詳「【漢語大字典:土部:墸】同"躇"」
筆順
土3+12=総画数15 U+58B9 [/ま、まま]
◆[日]地名用字、「墹之上(まのうえ、静岡県伊豆の国市)」
◆[日]姓用字 {和製漢字の辞典:土部:墹}
筆順
土3+12=総画数15 U+58C4 [ヤ/の] 野埜𡐨𡌛㙒
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆都から離れているところ、(周りに遮(さえぎ)るものがない)広々としたところ、またその区域・範囲
◆民間ミンカン、「都(朝廷)の外にある」の意
◆自然のままであるさま、田舎びたさま、洗練されていないさま
士部
韭部
土3+12=総画数15 U+FA3A [ボク、モク/すみ]
◆文字や絵を書く(描く)ための黒い液体、またそれを用いて書いた(描いた)書や絵画
◆松脂や菜種油などの植物性油脂を燻(くす)ぶらせ、発生した煤(すす)を採取し、これを膠(にかわ)と合わせ練り固めたもの
◆黒色、黒い
◆罪人(の顔)の皮膚に彫り込んだ罰を受けたことを示す印、「入れ墨」、墨を用いたことから、同「黥」
漢字林(非部首部別)
𠬑厶部
𡐖土3+12=総画数15 U+21416 [カン、ゲン/]
◆田畑の土が堅いさま、同「𡒓」
◆「𡐖埮カンタン」、平坦で細長い土地
𡐟土3+12=総画数15 U+2141F [オウ、イク/] 墺圫𡋮𡋸𡌱
◆川などが"<"字状に大きく湾曲して奥深くまで入り込んだところ、またその岸辺、同「隩」
◆四方を山や丘に囲まれ奥まったところで住居を構えるに適したところ「【玉篇:卷二:土部第九:墺】四方之土可居夏書曰四墺既宅本亦作隩」
𡐣土3+12=総画数15 U+21423 [フク、ブク/] 𥨍㙏𡑉
◆先が行き止まりの住居用の洞穴ドウケツ(ほらあな)、岩屋(いわや)
𡐤土3+12=総画数15 U+21424 [ケツ、ケチ/]
◆未詳「【玉篇:卷二:土部第九:𡐤】去竭切𡐤界也」
◆「朱志𡐤シュシケツ」、明朝初代皇帝朱元璋シュゲンショウの次男朱樉シュソウ」の孫、1404年~1455年「【明史:卷一百十六:列傳第四:諸王】…懷王志均…弟康王志𡐤嗣好古嗜學…」
𡐦土3+12=総画数15 U+21426 [タ、ダ、キ/お・ちる] 墮堕𨼢墯
◆壊(こわ)れる、破(やぶ)れる、同「隓」
◆崩(くず)れる、崩れ落ちる、同「陊」「隓」「隳」
◆落ちる、落下する
◆惰(おこた)る、怠(なま)ける、同「惰」「隳」
𡐧土3+12=総画数15 U+21427 [タン、ドン/]
◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ容器、同「罈」「壜」
𡐨土3+12=総画数15 U+21428 [ヤ/の] 野埜壄𡌛㙒
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆都から離れているところ、(周りに遮(さえぎ)るものがない)広々としたところ、またその区域・範囲
◆民間ミンカン、「都(朝廷)の外にある」の意
◆自然のままであるさま、田舎びたさま、洗練されていないさま
𡐩土3+12=総画数15 U+21429 [シュン/] 舜䑞
◆ヒルガオ科ヒルガオ属の蔓性の草 、同「葍」「藑」 {ヒルガオ}
◆ムクゲ(木槿)、アオイ科フヨウ属の木、同「蕣」 {ムクゲ}
◆名君との誉(ほま)れ高い伝説上の人物の名、「帝舜テイシュン」
𡐪土3+12=総画数15 U+2142A [チン、ジン/]
◆塵(ちり)、風などによって宙に舞い上がった細かい土や砂など、同「塵」「𪋻」
𡐫土3+12=総画数15 U+2142B [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡐫】古文子字見扶風縣夫子廟碑唐程浩𧩿」
𡐬土3+12=総画数15 U+2142C [タイ、ダイ/うてな] 臺䑓㙜𡔼𡎲𡌬𡌫𡋛㙵𡐉坮
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
𡐰土3+12=総画数15 U+21430 [レキ、リャク/] 壢坜
◆底深い穴、或いは奥深い穴、同「坑」
𡐲土3+12=総画数15 U+21432 [ケイ、エ/]
◆「𡐲闖ケイチン」、梁四公の一人、同「𦋅闖」「【名疑:巻三】梁四公子名甚異後裔各以爲姓一曰仉齊一曰䨲本一曰𦋅闖一曰䴰䵎…𦋅戸圭切音攜或作毒又作𡸔又作䙵義同闖敕蔭切音趁…(「䨲本」は「䨲杰バンケツ」、「毒」は未詳)
𡐳土3+12=総画数15 U+21433 [キン、ゴン/] 堇菫蓳𦻍𦸨𨤬𡏳𡎸𦹆𦸧𦻋䒺
◆スミレ(菫)、スミレ科の草 {スミレ}
◆粘土ネンド(ねばつち)、粘土を塗る、粘土を塗って隙間を塞ぐ、同「墐」
◆ほんの少し、同「僅」
◆トリカブト(鳥兜)、同「烏頭ウズ」、キンポウゲ科トリカブト属の草、強い毒性がある {トリカブト}
◆「𡐳菜キンサイ」「𡐳𡐳菜キンキンサイ」、ツボスミレ(坪菫・菫菜)、スミレ科スミレ属の草 {ツボスミレ}
◆「紫𡐳シキン」、キケマン(黄華鬘)、ケシ科キケマン属の一種 {キケマン}
𡐼土3+12=総画数15 U+2143C [未詳/]
◆未詳
𡐽土3+12=総画数15 U+2143D [チョウ、ジョウ/] 堞𡑢𡍕
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
𡐾土3+12=総画数15 U+2143E [テイ、タイ/つつみ] 堤埞
◆川・湖・海の水が溢(あふ)れ出てくることを防ぐために土や石を高く盛ったところ、土手、同「隄」「碮」、「堤防テイボウ」
◆瓶ビン(かめ)などの底の平らな部分「【淮南鴻烈解:卷第十四:詮言訓】瓶甌有堤(是瓶甌下安也)」
𡑀土3+12=総画数15 U+21440 [ヤ、ショ、ジョ/]
◆郊外、同「埜(野)」
◆田畑の中に建つ(農作業用の道具や資材を置いたり監視や休息をするための)小さな小屋、同「墅」
𡑁土3+12=総画数15 U+21441 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:土部:𡑁】同"尘"」
𡑂土3+12=総画数15 U+21442 [ゼン、ネン/]
◆宮殿や宗廟などの敷地の境の垣(かき、土塁や塀や壁などの構築物)「【史記:張丞相列傳】南出者太上皇廟堧垣」
◆川沿いの土地、同「壖」「𤲬」「【康熙字典:丑集中:土部:堧】《集韻》《韻會》《正韻》而宣切𠀤同壖韋昭曰河邊地張晏曰城旁地一曰城下田 又廟外垣內游地」
𡑃土3+12=総画数15 U+21443 [ギン、ゴン/] 垠𡋳㙬𡏴𡊷
◆限界ゲンカイ、限(かぎ)り、同「圻」「【通雅:卷八:釋詁】無㙬無圻即無垠 楚辭其大無垠…」
◆土地の境界、境目(さかいめ)
𡑅土3+12=総画数15 U+21445 [オウ、ヨウ、アツ/お・す、おさ・える、へ・す] 壓𡒦压圧
◆上から下に向けて押え付けるように力を加える
◆力で押え付ける、押え付けて従わせる
𡑇土3+12=総画数15 U+21447 [ガク/] 堮𡓐
◆崖(がけ)などのように地形が大きく変わるところ、地(土地、地形)の境目、同「圻」「鄂」
◆崖(がけ)、"厂"字形に急角度で落ち込む縁(へり)の部分
𡑉土3+12=総画数15 U+21449 [フク、ブク/] 𥨍𡐣㙏
◆先が行き止まりの住居用の洞穴ドウケツ(ほらあな)、岩屋(いわや)
𡑋土3+12=総画数15 U+2144B [未詳/]
◆未詳
𡑌土3+12=総画数15 U+2144C [シ/] 𡑠𢨀
◆赤土(あかつち)「【玉篇:卷二:土部第九:𡑠】齒志切赤土也」「【廣韻:去聲:志第七:熾:𢨀】赤土」
𡑏土3+12=総画数15 U+2144F [トウ/] 壔𡑹
◆土を盛り上げて高くしたところ、土が盛り上がって高いところ、同「堡」「堢」
𡑐土3+12=総画数15 U+21450 [シン/]
◆砂混じりの土
◆(食べ物に)砂が混じる、同「磣」
◆(砂のような固形物が混じって)濁る、濁ってはっきりしない、ぼんやりしている
𡑑土3+12=総画数15 U+21451 [未詳/]
◆未詳
𡑒土3+12=総画数15 U+21452 [カン/]
◆地名用字
𡑙土3+12=総画数15 U+21459 [タク、チャク/] 𡏫
◆開く、開いて大きく広げる、同「𡍎」「𨃮」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:{𡑙-水+木}𡏫𡍎】三俗陟格反正作傑張也開也」
𡑛土3+12=総画数15 U+2145B [コウ、キョウ/] 窖𥦿𥧦𡇪
◆地中の穴、穴を掘る
◆食料や財物などを貯蔵するための地中の穴蔵(あなぐら)、同「窌」
◆深く奥まっているさま、奥深く人知れないさま
𡑜土3+12=総画数15 U+2145C [リン/]
◆野菜畑の畝(うね、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げた所)
𡑞土3+12=総画数15 U+2145E [スイ、ズイ/]
◆陵墓リョウボに通じる通路、同「隧」
◆地中の通路、トンネル、同「隧」
𡑟土3+12=総画数15 U+2145F [ワ/]
◆地に掘った穴「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡑟】烏禾反地𡑟窟也」
𡑢土3+12=総画数15 U+21462 [チョウ、ジョウ/] 堞𡐽𡍕
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
𡑪土3+12=総画数15 U+2146A [未詳/]
◆未詳「【正字通:丑集中:土部:堨】…堨別作𡑪」
𡑽土3+12=総画数15 U+2147D [ソウ、ショウ/]
◆日当たりが良い高台
𡒃土3+12=総画数15 U+21483 [未詳/]
◆未詳
𡔼土3+12=総画数15 U+2153C [タイ、ダイ/うてな] 臺䑓㙜𡎲𡌬𡌫𡋛㙵𡐬𡐉坮
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
𩫊高部
土3+13=総画数16 U+3671 [コウ、ゴウ/]
◆土製の釜(かま)、同「𡎪」「𧇼」
◆人名用字「【欽定續文獻通考:卷二百五:帝系考:晉國宗屬】…孟炬子季㙱…季㙱子均鋷…」「【廣東通志:卷二十七:職官志(二):右布政使】林㙱(福建人進士十年任)」
土3+13=総画数16 U+3672 [ヨウ、ユ/ふさ・ぐ] 壅𡓱
◆塞(ふさ)ぐ、土を盛って塞ぐ、土で蔽(おお)う
◆植物や堤防などの根元に土を盛る
◆「雞壅、鷄壅ケイヨウ」、芡實(芡実、ケンジツ)、オニバスの種子、生薬として利用され強壮効果があるという未詳、同「雞雍、鷄雍」、別名「鶏頭ケイトウ」「【玉篇:卷二:田部第十三:㽫】於容切鷄頭也」
土3+13=総画数16 U+3673 [カン/]
◆道や地面の凹(へこ)み、窪(くぼ)み、同「坎」「堿」
◆「㙳坷カンカ」、同「坎坷」「堿坷」◇道などが凸凹しているさま、凸凹していてなかなか進めないさま◇思うようにならないさま
土3+13=総画数16 U+3675 [タイ、ダイ/うてな] 臺䑓㙜𡔼𡎲𡌬𡌫𡋛𡐬𡐉坮
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
土3+13=総画数16 U+3676 [トウ、ドウ/] 堂坣
◆賓客の接待や重要な行事などに使われる最も正式な建物、高く大きな建物、重要な建物、どちらも南向きで前が大きく開けているものをいう
◆政(まつりごと)や祭礼を行うための高く大きな建物、また広い部屋
◆大きく立派で威厳のあるさま
◆「北堂ホクドウ」◇母、母親、主(あるじ)は主殿(南に大きく開けた建物)に住み、母(主婦)はその北側の建物に住んだことから◇他人の母(はは)を指す尊敬語
◆「堂上ドウジョウ」◇目上の人が住むところ、またそこに住む人◇父母が住むところ、父母◇[日]宮中で昇殿を許された人
土3+13=総画数16 U+3679 [ボウ、ム/]
◆「雲㙹澤ウンボウタク」、古く湖北省南部の江漢平原にあった淡水湖の名、同「雲夢澤」「雲瞢澤」「【爾雅注疏:釋地】…楚有雲夢(《注》今南郡華容縣東南巴丘湖是也…《疏》周禮荆州云其澤藪曰雲瞢鄭注云雲瞢在華容禹貢云雲土夢作…)」
鼎部
土3+13=総画数16 U+58BA [オウ、イク/] 圫𡋮𡋸𡌱𡐟
◆川などが"<"字状に大きく湾曲して奥深くまで入り込んだところ、またその岸辺、同「隩」
◆四方を山や丘に囲まれ奥まったところで住居を構えるに適したところ「【玉篇:卷二:土部第九:墺】四方之土可居夏書曰四墺既宅本亦作隩」
筆順
土3+13=総画数16 U+58BB [ショウ、ゾウ/かき] 墙𡓜𡒅
◆土や石を積んだ土塀(どべい)・石垣(いしがき)などの内と外を仕切り遮(さえぎ)る構築物、障壁ショウヘキ、「垣墻エンショウ」、同「牆」
筆順
土3+13=総画数16 U+58BC [ケキ、キャク/] 𡐊𡒼𡑼
◆粘土を(焼かずに)乾燥させ煉瓦状に固めたもの、日干しレンガ、泥レンガ
土3+13=総画数16 U+58BD [キョウ/]
◆(土に作物を育てるために必要な養分が含まれていない、土が固い・石が多いなど耕作地に向かない)痩(や)せた土地、同「墝」「塙」「𡒋」
土3+13=総画数16 U+58BE [コン/] 𡓚𡍭垦
◆荒れ地を田畑にするために(新たな田畑を切り開くために)耕す
筆順
土3+13=総画数16 U+58BF [エキ、ヤク、ト、ズ/]
◆道(みち)、途(みち)、道筋
土3+13=総画数16 U+58C0 [ヘキ、ヒャク/]
◆姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上から見張ったり攻撃したりするために窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁、同「埤」
土3+13=総画数16 U+58C1 [ヘキ、ヒャク/かべ] 𨐧
◆敷地と外部・部屋と部屋などを仕切るための直立した平板状の固定式の遮蔽物(シャヘツブツ)
◆敵や風などを遮(さえぎ)る構築物
◆内(手前、こちら)と外(向こう、あちら)を隔てる仕切り
◆行く手を遮(さえぎ)る障害物
◆二十八宿北方玄武ゲンブの一つ {二十八宿}
筆順
土3+13=総画数16 U+58C2 [テン、デン/]
◆高く大きく堂々とした建物、「堂堭・堂皇ドウコウ」、同「殿」
◆大きな建物の基礎キソ(土台)
◆水底に溜まった泥や塵、沈殿物、同「澱」
土3+13=総画数16 U+58C3 [キョウ、コウ/] 疆疅畺
◆境さかい、界さかい、境目(さかいめ)、境界キョウカイ
筆順
土3+13=総画数16 U+58C5 [ヨウ、ユ/ふさ・ぐ] 㙲𡓱
◆塞(ふさ)ぐ、土を盛って塞ぐ、土で蔽(おお)う
◆植物や堤防などの根元に土を盛る
◆「雞壅、鷄壅ケイヨウ」、芡實(芡実、ケンジツ)、オニバスの種子、生薬として利用され強壮効果があるという未詳、同「雞雍、鷄雍」、別名「鶏頭ケイトウ」「【玉篇:卷二:田部第十三:㽫】於容切鷄頭也」
筆順
土3+13=総画数16 U+58C6 [カク、ガク/]
◆固い土
◆器の亀裂
◆大きな石がごろごろしている山
土3+13=総画数16 U+58C7 [タン、ダン/]
◆周(まわ)りよりも一段と高く土を盛り上を平らにしたところ、祭祀サイシや天子と諸侯の会見・会盟などを執(と)り行う際に上る台
◆周りよりも一段と高く上が平らなところ
◆同簡「坛」
筆順
土3+13=総画数16 U+58C8 [ラン/] 𡒄𡓔
◆「坎壈カンラン」◇平坦ヘイタンでないさま◇思い通りにいかない(ならない)さま
土3+13=総画数16 U+58C9 [キョ/]
◆古地名
土3+13=総画数16 U+58CA [カイ、エ/こわ・れる、こわ・す] 壞𡎯𣀤𣀩𢽫𢾣
◆毀(こぼ)れる、崩れる、損(そこ)なう、破れる、欠ける、潰(つぶ)れる、元来ガンライの或いは本来の形や状態でなくなる
筆順
土3+13=総画数16 U+58CB [トウ、ドウ/]
◆土を盛って作った灌漑用の小さな堤
土3+13=総画数16 U+58CC [ジョウ、ニョウ/]
◆柔らかい土、耕(たがや)して柔らかくした土
◆土地、大地
◆作物が豊かに実る、同「穰」
筆順
土3+13=総画数16 U+58D2 [アイ/] 𡏖𡑷𡎌
◆埃(ほこり)、塵(ちり)や埃
◆埃に塗(まみ)れる、また汚れる
土3+13=総画数16 U+9FB3 [未詳/]
◆未詳
𡑠土3+13=総画数16 U+21460 [シ/] 𡑌𢨀
◆赤土(あかつち)「【玉篇:卷二:土部第九:𡑠】齒志切赤土也」「【廣韻:去聲:志第七:熾:𢨀】赤土」
𡑡土3+13=総画数16 U+21461 [カン、ゲン/]
◆「環堵カント」、周りに築き廻(めぐ)らせた土塁
𡑣土3+13=総画数16 U+21463 [コツ、コチ/]
◆地に穴を掘る、同「掘」「【玉篇:卷二:土部第九:𡑣】口忽切𡑣地為室也」
𡑤土3+13=総画数16 U+21464 [ラ/]
◆裸(はだか)「【玉篇:卷二:土部第九:𡑤】力果切古文裸或爲𡑤倮」「【正字通:丑集中:土部:𡑤】譌字舊註古文裸非說文𧝹从衣非从土」「【康熙字典:丑集中:土部:𡑤】《玉篇》古文裸字註詳衣部八畫《正字通》譌字說文从衣非从土○按字本玉篇字彙亦非無據」
𡑥土3+13=総画数16 U+21465 [コツ、コチ、クツ/ほり] 堀𡒈
◆土や岩などを"⊂"字状(水平方向)・"U"字状(垂直方向)に掘って造(つく)った穴、地中に掘った土室(つちむろ)や岩などに穴を掘って岩屋(いわや)など、同「窟」、またそのような穴を掘る、同「掘」
◆[日]地面を掘って作った筋状の窪(くぼ)み(丸い穴ではなく長さがあるもの)
𡑦土3+13=総画数16 U+21466 [バン、マン/]
◆壁土を塗る
𡑭土3+13=総画数16 U+2146D [/くれ]
◆[日]姓用字、「木𡑭(こぐれ)」
筆順
𡑮土3+13=総画数16 U+2146E [/そく]
◆[日]漆工芸の技法の一つ
𡑴土3+13=総画数16 U+21474 [未詳/]
◆未詳
注解:「【欽定續文獻通考:卷二百五:帝系考:皇族:遼國宗屬】一世太祖庶十五子植 二世植子…貴熠…貴熠子豪*壂…豪*𡑴子恩錢…」とあり、「壂」の誤字か?
𡑷土3+13=総画数16 U+21477 [アイ/] 壒𡏖𡎌
◆埃(ほこり)、塵(ちり)や埃
◆埃に塗(まみ)れる、また汚れる
𡑸土3+13=総画数16 U+21478 [チ、ジ/つち] 墬𡏇𨻐𡒰𡒿𡓬嶳𡍑坔
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
𡑹土3+13=総画数16 U+21479 [トウ/] 壔𡑏
◆土を盛り上げて高くしたところ、土が盛り上がって高いところ、同「堡」「堢」
𡑼土3+13=総画数16 U+2147C [ケキ、キャク/] 墼𡐊𡒼
◆粘土を(焼かずに)乾燥させ煉瓦状に固めたもの、日干しレンガ、泥レンガ
𡑾土3+13=総画数16 U+2147E [未詳/]
◆未詳「【墨子《摛藻堂四庫全書薈要》本:卷十四:備蛾傅】有𡑾厚十尺殺(「【墨子(《正統道藏》本):卷十四:備梯】有一鬲鬲厚十尺殺」では「鬲」)
𡑿土3+13=総画数16 U+2147F [ホク/] 墣㙸𡓙
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「圤」
𡒀土3+13=総画数16 U+21480 [チョウ、ジュウ/おも・い、かさ・なる、え] 重𡍴𡍺𨤣𡔌𡔅
◆層になる、上に載る、下になったものに上から大きな力が掛かる、負担が大きい
◆再び、繰り返して、何度も、何層にも
◆何層にも心配りがされていて手厚い、丁寧な
◆何層にも注意や配慮が必要な、大切な、主要な
◆非常に、甚だしい
𡒂土3+13=総画数16 U+21482 [キ/]
◆壊(こわ)す、壊れる、破(やぶ)る、破れる、同「毀」
◆悲しみや心労で衰弱する、体を壊す、同「毀」「【明文衡:巻九十五】喪亂家𡒂母又死無誰為教恒恐其失」
𡒄土3+13=総画数16 U+21484 [ラン/] 壈𡓔
◆「坎𡒄カンラン」◇平坦ヘイタンでないさま◇思い通りにいかない(ならない)さま
𡒅土3+13=総画数16 U+21485 [ショウ、ゾウ/かき] 墻墙𡓜
◆土や石を積んだ土塀(どべい)・石垣(いしがき)などの内と外を仕切り遮(さえぎ)る構築物、障壁ショウヘキ、「垣墻エンショウ」、同「牆」
𡒆土3+13=総画数16 U+21486 [テン、デン、チン/う・める、うず・める、は・める] 填塡
◆空いているところを埋める、埋めて塞ぐ、同「窴」
◆埋める、満たす、空いているところがなくなるようにする
◆乱れを静める、安定させる、同「鎮」
𡒈土3+13=総画数16 U+21488 [コツ、コチ、クツ/ほり] 堀𡑥
◆土や岩などを"⊂"字状(水平方向)・"U"字状(垂直方向)に掘って造(つく)った穴、地中に掘った土室(つちむろ)や岩などに穴を掘って岩屋(いわや)など、同「窟」、またそのような穴を掘る、同「掘」
◆[日]地面を掘って作った筋状の窪(くぼ)み(丸い穴ではなく長さがあるもの)
𡒌土3+13=総画数16 U+2148C [ケン/]
◆小さな丘(おか)「【玉篇:卷二:土部第九:𡒌】袪輦切小塠𡒌也」
𡕀土3+13=総画数16 U+21540 [サイ、ザイ/] 𠧋𢀃𠁘𡙚
◆同「載」、唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つ「【字彙補:丑集:士部:𡕀】唐武后所製載字○或作𢀃■」「【康熙字典:寅集備考:巛部:𢀃】《龍龕》同載同𡕀𠁘武后所造載字」
𧏔虫部
𪔌鼓部
土3+14=総画数17 U+3677 [チユウ、ジュウ/] 𡏀
◆湿り気の多い土地、同「隰」「【說文解字注:土部:㙷】下入也(此與下溼曰隰義略同吳都賦曰𡍪㙷鱗接李注曰𡍪㙷枝柯相重㬪皃也…)」
◆未詳「【齊民要術:卷一:耕田第一:耕田第一】秋耕待白背勞(秋多風若不尋勞地必虛燥秋田㙷(長劫反)實濕勞令地硬・・・)」
◆「𡍪㙷ソウチュウ」、土を積(つ)み重(かさ)ねる、また重なる「【玉篇:卷二:土部第九:𡍪】初戢切𡍪㙷累土也」
土3+14=総画数17 U+3678 [ホク/] 墣𡑿𡓙
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「圤」
土3+14=総画数17 U+367A [キ、ギ/]
◆道が四方八方に通じているさま、四方八方に通じている主要な道、同「逵」「馗」
◆土を盛る、盛り土
鳥部
土3+14=総画数17 U+58CD [セン、ザン/] 塹堑𡐛
◆城の周りに掘(ほ)り巡らせた深く広い濠ゴウ(ほり、水堀)、防御用の濠、また壕ゴウ(ほり、空堀)、同「㟻」
◆(穴や堀を)掘る
筆順
土3+14=総画数17 U+58CE [ケン、クン/] 塤𡎖埙坃
◆卵形の陶製の笛、同「壦」 {楽器(管楽器)}
土3+14=総画数17 U+58D0 [シ、ジ/しるし] 璽𤫆玺
◆天子や諸侯の印鑑、後に天子の印鑑
◆天子であることの印(しるし)
漢字林(非部首部別)
土3+14=総画数17 U+58D1 [カク、ガク/] 𡐍
◆深く落ち窪(くぼ)んだところ、谷(たに)
◆溝(みぞ)、筋状に続く窪み、同「㕡」
筆順
土3+14=総画数17 U+58D3 [オウ、ヨウ、アツ/お・す、おさ・える、へ・す] 𡑅𡒦压圧
◆上から下に向けて押え付けるように力を加える
◆力で押え付ける、押え付けて従わせる
注解:中国での簡体字は「压」、日本・韓国などでは「圧」
筆順
土3+14=総画数17 U+58D4 [トウ/] 𡑏𡑹
◆土を盛り上げて高くしたところ、土が盛り上がって高いところ、同「堡」「堢」
土3+14=総画数17 U+58D5 [コウ、ゴウ/ほり] 𡐒
◆都市や城の周りに巡らせた堀(ほり)、堀(ほり)、窪(くぼ)み、同「濠」
注解:水がない堀を「壕」、水を湛えた堀を「濠」にすることが多い
筆順
土3+14=総画数17 U+58D6 [ゼン、ネン/]
◆川沿いの土地、同「堧」「【通典:巻十:食貨十:漕運】故盡河壖棄地(壖而緣反謂緣河邊地)」
土3+14=総画数17 U+58D7 [/まま]
◆[日]「壗下(まました)」、地名、神奈川県南足柄市
◆簡「𡋤」、「𡋤」は中国で「壗」の簡体字
筆順
𡒋土3+14=総画数17 U+2148B [キョウ/]
◆(土に作物を育てるために必要な養分が含まれていない、土が固い・石が多いなど耕作地に向かない)痩(や)せた土地、同「墽」「塙」「磽」
𡒍土3+14=総画数17 U+2148D [シュ、ジュ/]
◆土を寄せ集める、また寄せ集めて積み上げる、盛り土をする
𡒎土3+14=総画数17 U+2148E [ト、ズ/]
◆(目的とするところにまで通じている)道、経路、同「途」「【故司隸校尉犍為楊君頌(故司隸校尉楗為楊君頌)】𡒎路歮難」
𡒐土3+14=総画数17 U+21490 [シツ、シチ/] 懫𦥊𡏸
◆過激なさま、凶暴なさま、暴れる
𡒑土3+14=総画数17 U+21491 [未詳/]
◆北嶽ホクガク(道教の五岳の一つで山西省大同市渾源県にある山の名、別名「恆山コウザン」)の地神チジン(天に対しての地の神)の姓、名は「𠨤君(音未詳)」「【太清金液神氣經(《正統道藏》洞神部衆術類):卷中第二:地神姓名字秘文】…北嶽姓𡒑名𠨤君…」「【字彙補:丑集:土部:𡒑】音未詳太淸金液神氣經北岳姓𡒑」 {山西省})
𡒒土3+14=総画数17 U+21492 [シュク、ジュク、ズク/]
◆食べ頃になるまで十分に火を通す、また煮る、また焼く、同「熟」
◆祭礼の際に神前に生きたままの姿で供(そな)える牛などの家畜、生け贄(いけにえ)、同「牲」
𡒔土3+14=総画数17 U+21494 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:亥集下:鹿部:麈】《恩平郡譜》麈謂之荒鹿謂之𡒔」
𡒖土3+14=総画数17 U+21496 [キ、ケ/] 𡉙𡍳
◆屋根や壁などに泥(壁土)を塗る、同「墍」
𡒡鼓部
𡒣土3+14=総画数17 U+214A3 [キン、ゴン/]
◆粘土ネンド(ねばつち)、粘土を塗る、粘土を塗って隙間を塞ぐ、同「堇」
◆土に埋める、埋葬する
𡒦土3+14=総画数17 U+214A6 [オウ、ヨウ、アツ/お・す、おさ・える、へ・す] 壓𡑅压圧
◆上から下に向けて押え付けるように力を加える
◆力で押え付ける、押え付けて従わせる
𡒨土3+14=総画数17 U+214A8 [ヒン/] 殯𣩵殡
◆死者を埋葬するまでの間、遺体を棺に納めて安置し手厚く弔う、同「殮」
𡒩土3+14=総画数17 U+214A9 [コウ/]
◆弓矢や剣などの武器を入れる大きな袋、甲冑カッチュウなどの武具を入れる大きな袋、同「𩏤」
𡒲土3+14=総画数17 U+214B2 [チン、ジン/]
◆塵(ちり)、風などによって宙に舞い上がった細かい土や砂など、同「塵」「𪋻」
𡓄土3+14=総画数17 U+214C4 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:{⿰土(莑-丰+羊)}𡓄】敷容反」
土3+15=総画数18 U+367B [テン、デン/] 廛𢋨㢆㕓𠪨𡏂壥鄽𢌅𨞬䣑
◆一世帯に割り当てられた城下の宅地、またそこに建てられた住宅
◆「市㙻シテン」、城下の割り当てられた宅地に構えた店、その店舗兼住宅には税が課せられたが商売による利益は税が免除された
土3+15=総画数18 U+367C [ルイ/] 塁壘壨垒
◆(防御・防護のために)土や石を積み上げたもの、「土塁ドルイ」
◆積み上げる
◆「鬱㙼ウツルイ」、「神荼シント」と共に神の名、二人は兄弟で度朔山山頂の桃の木の下で辺りを見張り、鬼が入り込んで禍を成そうとすれば、縄で縛り虎に食わせるという、後に悪鬼・厄災を払う門神として、門に二神の像を描いた紙を貼るようになった「【論衡:亂龍】上古之人有神荼鬱壘者昆弟二人性能執鬼居東海度朔山上立桃樹下簡閱百鬼鬼無道理妄為人禍荼與鬱壘縛以盧索執以食虎」
言部
土3+15=総画数18 U+58CF [カン、ゲン/] 𡐖
◆田畑の土が堅いさま、同「𡒓」
◆「壏埮カンタン」、平坦で細長い土地
土3+15=総画数18 U+58D8 [ルイ/] 塁壨垒㙼
◆(防御・防護のために)土や石を積み上げたもの、「土塁ドルイ」
◆積み上げる
◆「鬱壘ウツルイ」、「神荼シント」と共に神の名、二人は兄弟で度朔山山頂の桃の木の下で辺りを見張り、鬼が入り込んで禍を成そうとすれば、縄で縛り虎に食わせるという、後に悪鬼・厄災を払う門神として、門に二神の像を描いた紙を貼るようになった「【論衡:亂龍】上古之人有神荼鬱壘者昆弟二人性能執鬼居東海度朔山上立桃樹下簡閱百鬼鬼無道理妄為人禍荼與鬱壘縛以盧索執以食虎」
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+15=総画数18 U+58D9 [コウ/]
◆墓穴ボケツ(はかあな)、穴
◆何もなくがらんとしているさま
◆広々として何もない原野
筆順
白部
𡒉土3+15=総画数18 U+21489 [ソウ、ゾウ/] 𡒤
◆「克𡒉コクソウ」、人名、姓は「鄭テイ」、1662年~1681年
𡒓土3+15=総画数18 U+21493 [カン、ゲン/] 𥃆
◆田畑の土が堅いさま、同「壏」
𡒤土3+15=総画数18 U+214A4 [ソウ、ゾウ/] 𡒉
◆「克𡒤コクソウ」、人名、姓は「鄭テイ」、1662年~1681年
𡒥土3+15=総画数18 U+214A5 [ソウ、ゾウ/] 臧𤖔
◆善い、良い、うまくいく
◆男の奴隷
◆しまう、中に入れて隠す、同「蔵」
◆賄賂ワイロ、同「贓」
𡒰土3+15=総画数18 U+214B0 [チ、ジ/つち] 墬𡏇𨻐𡑸𡒿𡓬嶳𡍑坔
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
𡒳土3+15=総画数18 U+214B3 [ベン、メン/]
◆土地を平らに均(なら)す道具
𡒴土3+15=総画数18 U+214B4 [未詳/]
◆未詳
注解:「𡑸」の異体字か?
𡒶土3+15=総画数18 U+214B6 [/こやし] 𡏆
◆[日]地名用字 {和製漢字の辞典:土部:𡒶}
𡒼土3+15=総画数18 U+214BC [ケキ、キャク/] 墼𡐊𡑼
◆粘土を(焼かずに)乾燥させ煉瓦状に固めたもの、日干しレンガ、泥レンガ
𡒽土3+15=総画数18 U+214BD [カイ、ケ/] 凷𠙽𠚛
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)
𡒿土3+15=総画数18 U+214BF [チ、ジ/つち] 墬𡏇𨻐𡑸𡒰𡓬嶳𡍑坔
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
𡓉土3+15=総画数18 U+214C9 [タ、ダ/] 𡓷
◆落ちる、落下する、崩れ落ちる、同「墮」
◆野菜や米などの食材や食べ終わった後の食器などを洗った食材の切れ端や残飯などが混じった水「【字彙補:丑集:土部:𡓉】徒果切音舵落也泔也◯或作𡓷」
𡓊土3+15=総画数18 U+214CA [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:廢第二十:墢𡓊】坡也或不省」
土3+16=総画数19 U+367E [カク、ガク/]
◆土が硬(かた)い土地、同「埆」「塙」
◆石が多い土地、同「礐」「确」
土3+16=総画数19 U+58DA [ロ、ル/] 垆𡉴
◆粘り気がない黒く固い土
◆酒を温める土製の竈かまど
◆(酒屋は酒を温める竈を設けていたことから)酒屋
筆順
土3+16=総画数19 U+58DB [エン/]
◆「歩壛」、建物を繋ぐ廊下
土3+16=総画数19 U+58DC [タン、ドン/びん]
◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ容器、同「墵」「埮」「罎」「瓶」
◆[日]瓶(ぴん)、液体を入れる容器、同「瓶」「罎」
筆順
土3+16=総画数19 U+58DD [イ、ユイ/]
◆低い土盛り、土を盛って上を平らにした祭壇の周りを囲む低い土盛り、同「堳」
土3+16=総画数19 U+58DE [カイ、エ/こわ・れる、こわ・す] 壊𡎯𣀤𣀩𢽫𢾣
◆毀(こぼ)れる、崩れる、損(そこ)なう、破れる、欠ける、潰(つぶ)れる、元来ガンライの或いは本来の形や状態でなくなる
◆簡「坏」
漢字林(非部首部別)
筆順
土3+16=総画数19 U+58DF [リョウ、ル、ロウ/] 壠垅垄
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「隴」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「隴」
筆順
土3+16=総画数19 U+58E0 [リョウ、ル、ロウ/] 垅壟垄
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「隴」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「隴」
土3+16=総画数19 U+58E1 [エイ/] 叡𡓝睿𧇖𥈠
◆ものの奥深くまで見通すことができるさま、ものの本質を見極めることができるさま
◆聡明なさま
◆天子を敬(うやま)って用いる語
土3+16=総画数19 U+58E2 [レキ、リャク/] 坜𡐰
◆底深い穴、或いは奥深い穴、同「坑」
𡓐土3+16=総画数19 U+214D0 [ガク/] 堮𡑇
◆崖(がけ)などのように地形が大きく変わるところ、地(土地、地形)の境目、同「圻」「鄂」
◆崖(がけ)、"厂"字形に急角度で落ち込む縁(へり)の部分
𡓑土3+16=総画数19 U+214D1 [シュン/] 埻𡓣
◆弓の的(まと)、弓の的を置く(或いは弓の的とする)盛り土もりつち、安土(あずち)
◆「𡓑端シュンタン」、古国名、崑崙コンロン(現中国西部にあったとされる山、崑崙虛、崑崙山、崑崙丘)の東南の砂漠にあったという「【山海經:海內東經】國在流沙中者埻端(音敦)璽㬇(音喚或作繭㬉)在崑崙墟東南一曰海內之郡不為郡縣在流沙中」「【玉篇:卷二:土部第九:{⿰土𩫖}】古獲切{⿰土𩫖}端國名」「【集韻:卷十:入聲下:陌第二十:𡓣埻】𡓣端國名隷作埻」
𡓒土3+16=総画数19 U+214D2 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:夳第十四:𡓒】博雅墮也」「【康熙字典:丑集中:土部:𡓒】《字彙補》落代切音賴《博雅》益也」
𡓓土3+16=総画数19 U+214D3 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡓓】玉篇古文垔字鐘鼎文多借為寅字古寅與垔通」
𡓔土3+16=総画数19 U+214D4 [ラン/] 壈𡒄
◆「坎𡓔カンラン」◇平坦ヘイタンでないさま◇思い通りにいかない(ならない)さま
𡓙土3+16=総画数19 U+214D9 [ホク/] 墣㙸𡑿
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「圤」
𡓚土3+16=総画数19 U+214DA [コン/] 墾𡍭垦
◆荒れ地を田畑にするために(新たな田畑を切り開くために)耕す
𡓛谷部
𡓜土3+16=総画数19 U+214DC [ショウ、ゾウ/かき] 墻墙𡒅
◆土や石を積んだ土塀(どべい)・石垣(いしがき)などの内と外を仕切り遮(さえぎ)る構築物、障壁ショウヘキ、「垣墻エンショウ」、同「牆」
𡓝土3+16=総画数19 U+214DD [エイ/] 叡壡睿𧇖𥈠
◆ものの奥深くまで見通すことができるさま、ものの本質を見極めることができるさま
◆聡明なさま
◆天子を敬(うやま)って用いる語
注解:「【玉篇:卷二:土部第九:𡓝】餘贅切智也明也聖也古睿字」
𡓣土3+16=総画数19 U+214E3 [シュン/] 埻𡓑
◆弓の的(まと)、弓の的を置く(或いは弓の的とする)盛り土もりつち、安土(あずち)
◆「𡓣端シュンタン」、古国名、崑崙コンロン(現中国西部にあったとされる山、崑崙虛、崑崙山、崑崙丘)の東南の砂漠にあったという「【山海經:海內東經】國在流沙中者埻端(音敦)璽㬇(音喚或作繭㬉)在崑崙墟東南一曰海內之郡不為郡縣在流沙中」「【玉篇:卷二:土部第九:{⿰土𩫖}】古獲切{⿰土𩫖}端國名」「【集韻:卷十:入聲下:陌第二十:𡓣埻】𡓣端國名隷作埻」
𡓤土3+16=総画数19 U+214E4 [カイ、ケ、タイ、ダイ/]
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「塊」
◆崩れる、崩れ落ちる、同「隤」
土3+17=総画数20 U+3680 [キ、ギ/]
◆丘や山などが崩(くず)れそうで危(あや)ういさま、同「隵」
◆(丘や山などが)崩れる、同「虧」「𡓰」
土3+17=総画数20 U+58E3 [リン/] 𡑜
◆野菜畑の畝(うね、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げた所)
土3+17=総画数20 U+58E4 [ジョウ、ニョウ/]
◆柔らかい土、耕(たがや)して柔らかくした土
◆土地、大地
◆作物が豊かに実る、同「穰」
筆順
土3+17=総画数20 U+58E5 [テン、デン/] 廛𢋨㢆㕓𠪨㙻𡏂鄽𢌅𨞬䣑
◆一世帯に割り当てられた城下の宅地、またそこに建てられた住宅
◆「市壥シテン」、城下の割り当てられた宅地に構えた店、その店舗兼住宅には税が課せられたが商売による利益は税が免除された
筆順
土3+17=総画数20 U+58E6 [ケン、コン/]
◆「壦務ケンム」、山名、未詳「【書蕉:卷下:壦務(音權旄)】栢人城東北有一孤山…城西有碑漢桓帝時徐整所立銘曰上有壦務山王喬所仙收爲莊嚴寺碑壦務之精即用此事」
◆卵形の陶製の笛、同「壎」「【玉篇:卷二:土部第九:壎】・・・𡎖同坃壦並古文」 {楽器(管楽器)}
𡓨土3+17=総画数20 U+214E8 [未詳/]
◆未詳
𡓬土3+17=総画数20 U+214EC [チ、ジ/つち] 墬𡏇𨻐𡑸𡒰𡒿嶳𡍑坔
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
𡓭土3+17=総画数20 U+214ED [ビ、ミ/] 㣆𢑃
◆張っていた弓の弦(つる)を弛(ゆる)める、同「彌」「瓕」
◆遥(はる)か遠いさま、はるか遠くまで続いているさま、同「彌」
◆玉ギョク(美しく高貴な石)名、同「瓕」
𡓰土3+17=総画数20 U+214F0 [キ、ギ/]
◆(丘や山などが)崩れる、同「虧」「𡓰」
𡓴土3+17=総画数20 U+214F4 [フン/] 𡊄𠬁𡊅𡍊𥻎𡏙𢍨𥹻𥽒𡊯𡏰𣀲𣀰𣀱
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「糞」
𡓱土3+18=総画数21 U+214F1 [ヨウ、ユ/ふさ・ぐ] 壅㙲
◆塞(ふさ)ぐ、土を盛って塞ぐ、土で蔽(おお)う
◆植物や堤防などの根元に土を盛る
◆「雞壅、鷄壅ケイヨウ」、芡實(芡実、ケンジツ)、オニバスの種子、生薬として利用され強壮効果があるという未詳、同「雞雍、鷄雍」、別名「鶏頭ケイトウ」「【玉篇:卷二:田部第十三:㽫】於容切鷄頭也」
𡓲土3+18=総画数21 U+214F2 [トウ/]
◆崩れ落ちる、倒れ落ちる
◆下に(地に)着く、安定した状態になる「【康熙字典:丑集中:土部:塌】《同文備考》塌牀著地而安也从土𦐇聲近地之意」
𡓵土3+18=総画数21 U+214F5 [イン/とら] 寅㝙𡩟
◆十二支の三番目、方角では東北東、時刻では午前四時を中心とした二時間、日の出の方角また時刻 {十二支}
◆敬う、敬い慎(つつし)む、同「夤」
𡓶土3+18=総画数21 U+214F6 [ギン、ゴン/] 嚚𠽺𠿦𡅚𡂨𡓿𡁬
◆愚(おろ)かなさま、道理をわきまえないさま、またそのような言葉
𡓼土3+18=総画数21 U+214FC [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:丑集備考:土部:𡓼】《奚韻》同壑」
𡓿土3+18=総画数21 U+214FF [ギン、ゴン/] 嚚𠽺𠿦𡅚𡂨𡓶𡁬
◆愚(おろ)かなさま、道理をわきまえないさま、またそのような言葉
𡔀土3+18=総画数21 U+21500 [ユウ/] 𢥀𢥙
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡔀】說文長箋曰石鼓文所斿𡔀𡔀釋作憂或作夔並未詳定」「【中華字海:夂部:𡔀】同"悠"」「【中華字海:又部:𢥀】同"悠"」
𡔁土3+18=総画数21 U+21501 [ライ/]
◆「㙗𡔁イライ」、土地が平坦ヘイタンでないさま「【管子:卷第二十四:輕重乙第八十一】…山閒㙗𡔁不為用之壤…」
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:堞{⿰土𣏼}】二俗𡐽𡍕二正徒𦯧反城上垣也即女牆也四堞𡔁二俗同上」
𡔂土3+19=総画数22 U+21502 [ソク、サイ/ふさ・ぐ] 塞塞𡺶𡫼𥤧
◆隙間を埋める、空いている所に物を詰め込む、同「窒」
◆ぎっしりと詰める、満たす
◆隙間を埋めて行き来ができないようにする
◆(道を塞いで外敵の侵入を防ぐための)砦
◆険要ケンヨウの地
𡔅土3+19=総画数22 U+21505 [チョウ、ジュウ/おも・い、かさ・なる、え] 重𡍴𡍺𨤣𡒀𡔌
◆層になる、上に載る、下になったものに上から大きな力が掛かる、負担が大きい
◆再び、繰り返して、何度も、何層にも
◆何層にも心配りがされていて手厚い、丁寧な
◆何層にも注意や配慮が必要な、大切な、主要な
◆非常に、甚だしい
𡔈土3+19=総画数22 U+21508 [ショ、ソ/] 𢀯𢀰
◆同「初」、唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つ、当初は「𡔈」だったという
𡔉土3+19=総画数22 U+21509 [リ、レイ/]
◆地中で草木の種の根が生える、また根が生え芽が出る
𡔋土3+19=総画数22 U+2150B [トン/] 墩墪
◆土盛り、平らなところに土を丸く盛り上げた所
◆ものの土台になるような厚みのある石や木、「墩台トンタイ(礎石、土台石)」「橋墩キョウトン(橋脚)」「樹墩ジュトン(切り株)」
𪚝龍部
土3+20=総画数23 U+58E7 [ガン、ゲン/]
◆巌(いわお)、ごつごつした大きな岩、同「巖」
土3+20=総画数23 U+58E8 [ルイ/] 塁壘垒㙼
◆(防御・防護のために)土や石を積み上げたもの、「土塁ドルイ」
◆積み上げる
◆「鬱壨ウツルイ」、「神荼シント」と共に神の名、二人は兄弟で度朔山山頂の桃の木の下で辺りを見張り、鬼が入り込んで禍を成そうとすれば、縄で縛り虎に食わせるという、後に悪鬼・厄災を払う門神として、門に二神の像を描いた紙を貼るようになった「【論衡:亂龍】上古之人有神荼鬱壘者昆弟二人性能執鬼居東海度朔山上立桃樹下簡閱百鬼鬼無道理妄為人禍荼與鬱壘縛以盧索執以食虎」
𡔊土3+20=総画数23 U+2150A [シュク、ジュク/]
◆門の両側にある建物、主君に謁見する前に衣服を改めたり作法・次第などを確認するための控えの建物であったようである、同「𨷙」「【古今注:卷上:都邑第二】塾門外之舍也臣來朝君至門外當就舍更衣熟詳所應對之事」
◆個人が自宅で教授するところ「【禮記:學記】古之教者家有塾黨有庠術有序國有學(「庠」「序」「學」はいずれも学校)
𡔌土3+20=総画数23 U+2150C [チョウ、ジュウ/おも・い、かさ・なる、え] 重𡍴𡍺𨤣𡒀𡔅
◆層になる、上に載る、下になったものに上から大きな力が掛かる、負担が大きい
◆再び、繰り返して、何度も、何層にも
◆何層にも心配りがされていて手厚い、丁寧な
◆何層にも注意や配慮が必要な、大切な、主要な
◆非常に、甚だしい
土3+21=総画数24 U+3681 [キョウ、ギョウ/]
◆高く上げる、高く掲(かか)げる、同「翹」
土3+21=総画数24 U+58E9 [ハ、ヘ/]
◆水を堰(せ)き止めるために築いた堰(せき)、同「䃻」「𥓏」「垻」
𡔏土3+21=総画数24 U+2150F [ヨウ、ユ/]
◆塞(ふさ)がる「【楚辭(劉向):卷十六:九歎:逢紛】…願承閒而自恃兮徑淫曀而道𡔏(…径路闇昧遂以壅塞…𡔏音雍)」
土3+22=総画数25 U+3682 [ジョウ、ニョウ/]
◆土埃(つちぼこり)
◆土窟(ドクツ)、土を掘って作った洞穴
土3+22=総画数25 U+58EA [ワン、エン/]
◆山間の狭い土地
◆地名用字「【雲南通志:卷三:山川:雲南府:太和縣】…温泉(有三…一曰波羅壪在城西北十五里…)」
𡔗土3+26=総画数29 U+21517 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡔗{⿱(⿰𡧱谷)土}{⿱(⿰(⿱宀𠮷)殳)土}{⿱(⿰𡧱谷)土}{⿱(⿰(⿳士冖谷)殳)土}】四俗{⿱(⿰(⿱止谷)又)土}正呼各反溝也谷也坑𡔗丘墟也」「【字彙補:丑集:土部:𡔗】呼各切音■荅也丘墟也溝坑也」
𡔘土3+27=総画数30 U+21518 [未詳/]
◆未詳
𡔙土3+33=総画数36 U+21519 [チン、ジン/] 𪋻𡔚
◆鹿が塵(ちり)を巻き上げながら暴れる、また一目散に駆けて行く
◆塵(ちり)、風などによって宙に舞い上がった細かい土や砂など、同「塵」
𡔚土3+36=総画数39 U+2151A [チン、ジン/] 𪋻𡔙
◆鹿が塵(ちり)を巻き上げながら暴れる、また一目散に駆けて行く
◆塵(ちり)、風などによって宙に舞い上がった細かい土や砂など、同「塵」


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