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[辞典・用語][漢字林][石部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 石部] [部首索引]


石5+0=総画数5 U+77F3 [セキ、ジャク、コク、シャク/いし] 𥐘䂖
◆地殻を構成する鉱物で硬(かた)く塊(かたまり)状をしたもの、堅く塊状をしたもの、多く岩(いわ、山のように大きな石)よりも小さく、砂(すな、小さな粒状の石)よりも大きい塊を指す
◆それに文字を彫り込んだもの、碑ヒ(いしぶみ)
◆またそれを使った治療用の針、砭ヘン(いしばり、石針)
◆またそれを使った打楽器、磬ケイ
◆硬い、使いものにならない
◆容量の単位、1石=10斗 {各種単位}
◆重量の単位、1石=4鈞=120斤 {各種単位}
◆いし、いしへん、部首名
漢字林(非部首部別)
筆順
石5+1=総画数6 U+4096 [セキ、ジャク、コク、シャク/いし] 石𥐘
◆地殻を構成する鉱物で硬(かた)く塊(かたまり)状をしたもの、堅く塊状をしたもの、多く岩(いわ、山のように大きな石)よりも小さく、砂(すな、小さな粒状の石)よりも大きい塊を指す
◆それに文字を彫り込んだもの、碑ヒ(いしぶみ)
◆またそれを使った治療用の針、砭ヘン(いしばり、石針)
◆またそれを使った打楽器、磬ケイ
◆硬い、使いものにならない
◆容量の単位、1石=10斗 {各種単位}
◆重量の単位、1石=4鈞=120斤 {各種単位}
乙部
𥐖石5+1=総画数6 U+25416 [未詳/]
◆未詳
注解:「𥐘(石)」の訛字か?
力部
石5+2=総画数7 U+77F4 [テイ、チョウ/いかり] 碇磸
◆船が流されないように綱で繋ぎ水底に沈める石製の重り、同「碠」、金属製は「錨」
◆重りを沈めて船を停める
石5+2=総画数7 U+77F5 [セイ、サイ/みぎり]
◆平らに切り揃えた煉瓦レンガ状・板状の石
◆(切り揃えた石を)積む、積み重ねる、「階砌カイセイ・砌階セイカイ(石を並べ積んだ石段・階段)」「砌牆セイショウ(石積みの障壁ショウヘキ)」「磚砌センセイ(煉瓦積み)」、同「磜」
◆[日]軒下(のきした)などに敷き詰めた石畳(いしだたみ)
◆[日]みぎり、~の頃、~の時
石5+2=総画数7 U+77F6 [キ、ケ/いそ]
◆石や岩に水が激しく打ち当たる
◆石や岩の多い水辺(みずべ)
𥐗石5+2=総画数7 U+25417 [ヘン/いしばり] 砭𥑁𥒟
◆治療のために皮膚に刺す石で作った針、石針(いしばり)
◆石針を刺す、針を刺して治療する
◆諭(さと)す、「針を刺して(注意して)治す」の意
𥐘石5+2=総画数7 U+25418 [セキ、ジャク、コク、シャク/いし] 石䂖
◆地殻を構成する鉱物で硬(かた)く塊(かたまり)状をしたもの、堅く塊状をしたもの、多く岩(いわ、山のように大きな石)よりも小さく、砂(すな、小さな粒状の石)よりも大きい塊を指す
◆それに文字を彫り込んだもの、碑ヒ(いしぶみ)
◆またそれを使った治療用の針、砭ヘン(いしばり、石針)
◆またそれを使った打楽器、磬ケイ
◆硬い、使いものにならない
◆容量の単位、1石=10斗 {各種単位}
◆重量の単位、1石=4鈞=120斤 {各種単位}
𥐛石5+2=総画数7 U+2541B [未詳/]
◆未詳
石5+3=総画数8 U+4098 [サイ、セ/] 𥐟
◆小石
石5+3=総画数8 U+4099 [未詳/] 𥒵
◆古地名、未詳「【唐元次山文集:卷第六:虎蛇頌】猗玗子逃亂在𥒵(英及反)南人云猗玗洞中是王虎之宫中䂙之隂」
山部
石5+3=総画数8 U+77F7 [シ/]
◆石名、未詳「【玉篇:卷二十二:石部第三百五十一:矷】音子石名」「【懷星堂集:卷二:石林賦】…恊符爾乃苖引矷磷柢磻礩硋楨樹礤礐葉布𥔭𥕸璇蘭琳蓀琛杶琬檜躬桓輯瑞…」
石5+3=総画数8 U+77F8 [カン/]
◆くすみや混じりものがない白い石
◆丹砂(たんさ)、朱色の砂
石5+3=総画数8 U+77F9 [ゴツ、ゴチ/]
◆石や岩が高く折り重なっているさま
◆「硉矹・𥓎矹ロツゴツ」◇岩や崖が今にも崩れ落ちそうに切り立っているさま◇石や岩が高く折り重なっているさま
石5+3=総画数8 U+77FA [タク、チャク/]
◆罪人の体を引き裂(さ)く、またその刑罰、同「磔」「【史記:卷八十七:李斯列傳】…公子十二人僇死咸陽市十公主矺死於杜(《集解》駟案史記音義矺音貯格反索隱吒音宅與磔同古今字異耳磔謂裂其肢體而殺之)」
◆(とんとんと短く繰り返し)ぶつける、また打ち付ける、またその音、同「䂝」「磓」「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:矺】陟革反槌也又都合反擲也又竹亞反」
石5+3=総画数8 U+77FB [コツ、コチ/]
◆「矻矻コツコツ」、骨を折って働くさま、労苦(ロウク)を厭(いと)わず働くさま
石5+3=総画数8 U+77FC [コウ/]
◆飛び石、川などを渡るために水の中に並べた石、丸太を並べたものを「杠コウ」
◆しっかりしているさま、まじめなさま
筆順
石5+3=総画数8 U+77FD [セキ/]
◆[台][呉]ケイ素(珪素、硅素、Silicon、Si)、元素名、中国(大陸)では「硅」 {ケイ素}
石5+3=総画数8 U+77FE [バン、ハン、ボン/] 礬𥖎
◆硫酸塩を含んだ結晶、一般には「明礬(ミョウバン)」と呼ばれる
◆「山矾サンバン」、クロバイ(黒灰)、ハイノキ科の木ハイノキ属の木、同「椗花テイカ」 {クロバイ}
石5+3=総画数8 U+77FF [コウ、キョウ/あらがね] 礦砿
◆掘り出したままで加工されていない有用な物質を含む天然の鉱石、同「磺」「鑛(鉱)」「𥐫」「卝」
石5+3=総画数8 U+7800 [トウ、ドウ/]
◆美しい紋様の入った石
◆(水が)揺れて飛び散る
◆「芒砀・𡵀砀ボウトウ」、山名、河南省商丘市永城市 {河南省}
石5+3=総画数8 U+7801 [バ、メ/]
◆「码碯・瑪瑙メノウ」、玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐ美しい石
◆「码头バトウ・マトウ」、波止場(はとば)、埠頭フトウ
◆ヤードyard、長さの単位
◆数を表す語、「数码スウバ・スウマ(数字)」「号码コウバ・コウマ(番号)」「编码ヘンバ・ヘンマ(コードcode化された番号)」など
◆「砝码ホウバ・ファマー」、分銅フンドウ、物の重さを量(はか)る際の基準とする錘(おもり)
𡊵土部
𡶪山部
𥐞石5+3=総画数8 U+2541E [ボウ、モウ/] 𡵀
◆「𥐞碭ボウトウ」、山名、河南省商丘市永城市、同「芒碭・𥐞碭」
𥐟石5+3=総画数8 U+2541F [サイ、セ/]
◆小石
𥐢石5+3=総画数8 U+25422 [未詳/]
◆未詳
𥐤石5+3=総画数8 U+25424 [カイ、ケ/] 砎𥔅
◆(石のように)硬いさま
◆「礣𥐤ベツカイ」◇石のように)硬いさま◇小石、堅い石
𥐥石5+3=総画数8 U+25425 [未詳/]
◆未詳
𥐦石5+3=総画数8 U+25426 [キ/]
◆「𥒸𥐦キュウキ」、同「求己」、人名、未詳「【伸蒙子:序】惟其所列六人之名…書求己為𥒸𥐦」
牛部
石5+4=総画数9 U+409C [ホウ、ボウ/]
◆ハマグリ(蛤)などの殻を円盤状に加工した美しい珠(たま)、穴をあけ紐を通して飾りとした、同「玤」
石5+4=総画数9 U+409D [タク、チャク/]
◆(とんとんと短く繰り返し)ぶつける、また打ち付ける、またその音、同「矺」「磓」「【廣韻:入聲:盍第二十八:㿴:矺】擲地聲又竹亞切亦作䂝」
漢字林(非部首部別)
石5+4=総画数9 U+409E [シャ/]
◆ハリグワ(針桑)、クワ科ハリグワ属の木、同「樜」 {ハリグワ}
◆「柘黄シャコウ」、ハリグワ(針桑)から作るやや赤みを帯びた黄色の染料、天子が着る服を染めるという
漢字林(非部首部別)
斤部
水部
水部
石5+4=総画数9 U+7802 [サ、シャ/すな]
◆細かい粒状の石、同「沙」
◆小さく硬い粒状のもの
筆順
石5+4=総画数9 U+7803 [タン/]
◆白い石
石5+4=総画数9 U+7804 [ケツ/]
◆石
石5+4=総画数9 U+7805 [レイ、ライ/]
◆水面に出ている石を伝いながら川を渡る、同「濿」
漢字林(非部首部別)
石5+4=総画数9 U+7806 [フ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石、「碔砆ブフ」
石5+4=総画数9 U+7807 [ビン、ミン/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石、同「玟」「珉」
石5+4=総画数9 U+7808 [ダ、ナ/] 𥑽
◆「䂺砈カダ」、未詳「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:䂺*𥑽】上烏火反下奴火反䂺𥑽石貌也上又苦罪反䂺礧(「【御定歷代賦彙:卷十四:衡嶽賦】…硱磳䂺*{⿰石巵}䃎䂦磊砢…」を引いたものと思われるが、字形はやや異なる)
石5+4=総画数9 U+7809 [ケキ、キャク、カク、キャク/] 𥒐𥒠
◆「ばりっ」「べりっ」「ぼきっ」などの裂けたり割れたりする時の大きな音、同「剨」
◆「砉然カクゼン」、さっと、あっという間に、一瞬のうちに、同「騞然」「𩦐然」
漢字林(非部首部別)
石5+4=総画数9 U+780A [コウ/]
◆「砊礚コウカイ」、辺りに響き渡る雷の大きな音の形容
石5+4=総画数9 U+780B [シ/]
◆布や衣の洗濯したり艶を出したりするために搗く石また石の台
石5+4=総画数9 U+780C [セイ、サイ/みぎり]
◆平らに切り揃えた煉瓦レンガ状・板状の石
◆(切り揃えた石を)積む、積み重ねる、「階砌カイセイ・砌階セイカイ(石を並べ積んだ石段・階段)」「砌牆セイショウ(石積みの障壁ショウヘキ)」「磚砌センセイ(煉瓦積み)」、同「磜」
◆[日]軒下(のきした)などに敷き詰めた石畳(いしだたみ)
◆[日]みぎり、~の頃、~の時
筆順
石5+4=総画数9 U+780D [カン、コン/]
◆(堅いものに刃物などを)ぐさっと刺し入れる、ずばっと切り込む、切り割(さ)く
石5+4=総画数9 U+780E [カイ、ケ/] 𥐤𥔅
◆(石のように)硬いさま
◆「礣砎ベツカイ」◇石のように)硬いさま◇小石、堅い石
石5+4=総画数9 U+780F [フン/]
◆「砏磤フンイン」、石がぶつかり合う大きな音、雷のような辺りに響(ひびき)き渡る大きな音
◆「砏汃フンヒン」、石に波が激しく打ち当る大きな音「【張河間集:卷之二:南都賦】…流湍投濈砏汃輣軋…」
漢字林(非部首部別)
石5+4=総画数9 U+7810 [ゴウ/]
◆「砐硪ゴウガ」◇大きな石、岩「【蕉軒隨錄:卷四:粵東舟人挽篙】…順流遇砐硪大石…」◇揺れるさま、ぐらぐらするさま「【六臣註文選:卷十二:江賦】陽侯砐(五合)硪(我)以岸起洪瀾涴(…砐硪揺動貌…)」◇山が高いさま「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:硪】音我砐硪山之髙貌動也」
◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:合第二十七:礘硆砐】礘礘石皃」
石5+4=総画数9 U+7811 [ガ、ゲ/]
◆石臼(いしうす)などでを平らに押し展(の)ばす、また轢き潰(ひきつぶ)す、同「𠚾」「㧎」
◆(きらきらと)光る石「【玉篇:卷二十二:石部第三百五十一:砑】音訝光石」
◆きらきらと光るさま、艶(つや)があるさま「【太平御覽:卷第五百八十三:樂部二十一:羯皷】…璡嘗戴砑綃帽打曲…」
◆「砑螺ガラ」、貝名、タカラガイ科の貝、【立夫中醫藥博物館:數位博物館:數位典藏】によれば Cypraea macula Erosaria caputserpentis Mauritia Arabica などの貝殻、別名「紫貝シバイ」「【太平御覽:卷第九百四十一: 鱗介部十三:貝】嶺表錄異曰紫貝即砑螺也儋振夷黎海畔彩以為貨」
石5+4=総画数9 U+7812 [ヘイ、ハイ、ヒ/]
◆砒素ヒソ(Arsenic、As)の旧名、現「砷」
◆ヒ素化合物
筆順
石5+4=総画数9 U+7813 [テツ/]
◆山が幾重にも重なって険しいさま
石5+4=総画数9 U+7814 [ケン、ゲン/みが・く、と・ぐ]
◆(石を使って)磨(みが)く、擦(こす)って表面を平らにする、同「揅」
◆硯(すずり)、硯で墨を磨(す)る
◆技術や学問に磨きをかける、またより深く究める、同「揅」
漢字林(非部首部別)
筆順
石5+4=総画数9 U+7815 [サイ/くだ・く、くだ・ける]
◆塊(かたまり)や形を成しているものが粉々に(ばらばらに)なる、また粉々にする、細かく(小さく)割る、壊して細かくする、「粉砕フンサイ」
◆細々(こまごま)している、纏(まと)まりがない
◆細かくて煩(わずら)わしい、くどい、くだくだしい
筆順
石5+4=総画数9 U+7816 [セン/] 磚磗
◆石を煉瓦レンガ状・薄い板状に切り揃えたもの、積み上げて壁にしたり、壁に貼り付けたり、通り道に敷き詰めたりする、同「塼」
◆煉瓦レンガ状のもの、長方体状のもの、「金磚キンセン(金塊)」「氷磚ヒョウセン(四角いアイスキャンデーice candy)」
石5+4=総画数9 U+7817 [シャ/] 硨𨋓
◆「砗磲・車渠シャキョ・シャコ」、シャゴウガイ(車螯貝)、シャコガイ亜科のカキ(牡蠣)に似た二枚貝、食用とされる他、殻は装飾品などに加工され玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐものといわれる、別名「蛼螯シャゴウ」
石5+4=総画数9 U+7818 [トン、ドン/]
◆種を播(ま)いた後に土を被せ、その土を固める石製の農具、二つの石製の輪(円盤状に作り、軸を通して回転させることができるようにしたもの)に軸を通した農具で、これを家畜や人が引く、「砘車トンシャ」「【王禎農書:卷十二:砘車】(図あり)
石5+4=総画数9 U+781A [ゲン、ケン/すずり]
◆研(みが)く、磨(す)る、同「䂩」
◆すずり、墨を磨るための石 {文具(硯)}
◆「筆硯ヒッケン」、(筆と硯を使うことから)学ぶ、文字を書く
石5+4=総画数9 U+781B [キン/]
◆[台](建物正面の)石段
石5+4=総画数9 U+781C [フウ/]
◆スルホンsulfone、有機化合物
石5+4=総画数9 U+782D [ヘン/いしばり] 𥐗𥑁𥒟
◆治療のために皮膚に刺す石で作った針、石針(いしばり)
◆石針を刺す、針を刺して治療する
◆諭(さと)す、「針を刺して(注意して)治す」の意
𥐪石5+4=総画数9 U+2542A [コウ、オウ/]
◆辺りに響き渡る大きな音、同「硡」
𥐫石5+4=総画数9 U+2542B [コウ/] 𥒩
◆掘り出したままで加工されていない有用な物質を含む天然の鉱石、同「磺」「礦」「卝」
𥐮石5+4=総画数9 U+2542E [/いしのこえ]
◆[日]石の音 {和製漢字の辞典:石部:𥐮}
𥐱石5+4=総画数9 U+25431 [未詳/]
◆未詳「【太平御覽:天部十三:電】張衡思玄賦曰凌驚雷之𥐱(苦浪反)礚(苦大反)兮弄狂電之揺裔(他本では「𥐱」ではなく「砊」とするものが多い)
𥐲石5+4=総画数9 U+25432 [未詳/]
◆未詳
𥐹石5+4=総画数9 U+25439 [タン、ダン/]
◆石が水に打ち当たる音「【嶺外代答:卷第四:風土門:俗字】𥐹東敢切言以石擊水之聲也」
𥐺石5+4=総画数9 U+2543A [シ/と、と・ぐ] 砥䂡
◆刃物を研(と)ぐための柔らかく肌理(きめ)の細かい石、同「厎」
◆刃物を研ぐ
◆研いで平らにする、同「厎」
◆「𥐺柱シチュウ」◇河南省三門峡市を流れる黄河の中に聳(そび)え立つ山の名◇固く信念を守りどのようなことにも揺らがないこと、またそのような人、「川の中に柱のように聳え立ち急流にも動じない」の意
𥐻石5+4=総画数9 U+2543B [ドウ、ニョウ/] 硇𥓁𥑩𥑨𥑚𥐼
◆「𥐻砂・𥐻沙ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「𠬦」「𣲿」「䃩」「碙」「磠」
◆「𥐻洲ドウシュウ」、島名、広東省湛江市、同「碙」「𥑪」「【元史:卷一百五十五:列傳第四十二】…進兵攻之淵子奔碙洲…」 {広東省}
𥐼石5+4=総画数9 U+2543C [ドウ、ニョウ/] 硇𥓁𥑩𥑨𥑚𥐻
◆「𥐼砂・𥐼沙ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「𠬦」「𣲿」「䃩」「碙」「磠」
◆「𥐼洲ドウシュウ」、島名、広東省湛江市、同「碙」「𥑪」「【元史:卷一百五十五:列傳第四十二】…進兵攻之淵子奔碙洲…」 {広東省}
𥐽石5+4=総画数9 U+2543D [未詳/]
◆未詳「【字彙補:午集:石部:𥐽】知革切音樀義未詳」
𥑁石5+4=総画数9 U+25441 [ヘン/いしばり] 砭𥐗𥒟
◆治療のために皮膚に刺す石で作った針、石針(いしばり)
◆石針を刺す、針を刺して治療する
◆諭(さと)す、「針を刺して(注意して)治す」の意
𥑄石5+4=総画数9 U+25444 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:午集:石部:*𥑄】苦八切音卻石狀(「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:*{⿰石(𠯡-口)}】或作硈今苦八反石狀也」を引いたのものと思われるが、【龍龕手鑑】は「𥑄{⿰石(⿱士乙)}」ではなく{⿰石(⿱上乙)})
石5+5=総画数10 U+40A1 [シ/と、と・ぐ] 砥𥐺
◆刃物を研(と)ぐための柔らかく肌理(きめ)の細かい石、同「厎」
◆刃物を研ぐ
◆研いで平らにする、同「厎」
◆「䂡柱シチュウ」◇河南省三門峡市を流れる黄河の中に聳(そび)え立つ山の名◇固く信念を守りどのようなことにも揺らがないこと、またそのような人、「川の中に柱のように聳え立ち急流にも動じない」の意
石5+5=総画数10 U+40A2 [トウ/]
◆石の落ちる音
石5+5=総画数10 U+40A5 [ビン、ミン/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)には劣るものの、玉に似て美しい石、同「䃉」「珉」
石5+5=総画数10 U+40A6 [シン/]
◆「䃎䂦タシン」、未詳「【御定歷代賦彙:卷十四:衡嶽賦】…漰湱其石則硱磳䂺{⿰石巵}䃎䂦磊砢凌兢…」
石5+5=総画数10 U+40A7 [シン/]
◆石や岩がごろごろと転がり重なりしているさま
石5+5=総画数10 U+7819 [ガ/]
◆「𥕿砙」、大きな板状の瓦
石5+5=総画数10 U+781D [キョウ、コウ/]
◆硬(かた)い
◆硬い石がぶつかり合う音
◆「砝碼ホウバ・ファマー」、分銅フンドウ、天秤(テンビン)で物の重さを量(はか)る際の基準とする錘(おもり)
石5+5=総画数10 U+781E [バツ、マチ/]
◆石を粉々に砕く
石5+5=総画数10 U+781F [サ、ジャ/]
◆(石や石のような硬い物を)砕いて細かくする、また細かくなったもの、小石
石5+5=総画数10 U+7820 [ショ、ソ/]
◆岩や石が積み上がってできたような山、岩や石が露(あら)わになっている山、同「岨」「【爾雅注疏:卷七:釋山】土戴石為砠(《注》土山上有石者)」
◆「砠𥒾ソゴ」、山がごつごつとして平らでない(なだらかでない)さま、同「齟齬」「岨峿」
筆順
石5+5=総画数10 U+7821 [ギク、ゴク/]
◆石が平らなさま、石が平らに揃(そろ)っているさま、「頵砡インギョク」「【御定歷代賦彙:卷九十五:長笛賦】…重巘增石簡積頵砡兀㟺…」
◆「砡𥒮ギョクビ」、磨(みが)く「【集韻:卷五:上聲上:尾第七:𥒮】砡𥒮磨也」
石5+5=総画数10 U+7822 [ラ、カ/] 𥗴
◆「磊砢ライラ」◇石がごろごろしているさま◇小さなことに拘(こだわ)らないさま◇同「磊落ライラク」
石5+5=総画数10 U+7823 [タ、ダ/]
◆円盤状に作り、軸を通して回転させることができるようにした石(或いは木)、同「碢」、「砣子タシ(回転させながら使う円盤状の砥石)」「碾砣テンタ(石臼の回転する方の石)」
◆棹秤(さおばかり)の重り、円盤状をした分銅フンドウ
◆飛甎戲ヒセンギ(瓦や石などを投げて競うゲームgame)に使う平たい石、同「堶」「𤬾」、「飛甎戲」は【漢語大辞典】が【俗言】を引いて「水切り(水面に向けて平たい石を投げて跳ねさせる遊び)」という「【集韻:卷三:平聲:戈第八:堶𥓿砣𤭨𤬾】飛甎戲也或作𥓿砣𤭨𤬾」「【漢語大字典:土部:堶】…明楊慎《俗言・抛堶》:"宋世寒食有抛堶之戯、兒童飛瓦石之戯、若今打瓦也。"」
石5+5=総画数10 U+7824 [タ、ダ/]
◆円盤状に作り、軸を通して回転させることができるようにした石(或いは木)、同「碢」、「砣子タシ(回転させながら使う円盤状の砥石)」「碾砣テンタ(石臼の回転する方の石)」
◆棹秤(さおばかり)の重り、円盤状をした分銅フンドウ
◆飛甎戲ヒセンギ(瓦や石などを投げて競うゲームgame)に使う平たい石、同「堶」「𤬾」、「飛甎戲」は【漢語大辞典】が【俗言】を引いて「水切り(水面に向けて平たい石を投げて跳ねさせる遊び)」という「【集韻:卷三:平聲:戈第八:堶𥓿砣𤭨𤬾】飛甎戲也或作𥓿砣𤭨𤬾」「【漢語大字典:土部:堶】…明楊慎《俗言・抛堶》:"宋世寒食有抛堶之戯、兒童飛瓦石之戯、若今打瓦也。"」
石5+5=総画数10 U+7825 [シ/と、と・ぐ] 䂡𥐺
◆刃物を研(と)ぐための柔らかく肌理(きめ)の細かい石、同「厎」
◆刃物を研ぐ
◆研いで平らにする、同「厎」
◆「砥柱シチュウ」◇河南省三門峡市を流れる黄河の中に聳(そび)え立つ山の名◇固く信念を守りどのようなことにも揺らがないこと、またそのような人、「川の中に柱のように聳え立ち急流にも動じない」の意
筆順
石5+5=総画数10 U+7827 [チン/きぬた]
◆布を柔らかくしたり艶を出したりするために叩(たた)いたり打ち付けたりする際に使う石の台
◆ものを叩いたり切ったり砕いたりする際に下に置く石製の台、木製は「枮」「椹」、金属製は「鍖」
筆順
石5+5=総画数10 U+7828 [アク、ヤク/] 𥑉
◆「砥砨シアク」、周国に産する美しい玉ギョク(美しく高貴な石)の名「【史記:列傳:范睢蔡澤列傳】且臣聞周有砥*砨宋有結綠梁有縣藜(集解薜綜曰縣藜一曰美玉)楚有和樸(正義縣音玄劉伯莊云珎玉璞也)此四寶者土之所生良工之所失也而為天下名器(《武英殿二十四史》本では*{⿰石⿸尸乙})
石5+5=総画数10 U+7829 [ハイ、フツ/]
◆蛍石(ほたるいし)
◆石を並べて水の流れを遮(さえぎ)る
◆石積みの堤防
石5+5=総画数10 U+782A [ボウ、ム、モ/]
◆雲母ウンモ・ウンボ
石5+5=総画数10 U+782B [シュ、ス/]
◆宗廟に置く位牌を納める石の函
石5+5=総画数10 U+782C [リュウ、ロウ/]
◆「砬礘リュウキュウ」、石がぶつかり合う音
◆解毒の効果があるとされる石薬セキヤク(鉱物質の薬)
石5+5=総画数10 U+782E [ド、ヌ/] 𥑌𠪓𠩨
◆石製の鏃(やじり、矢の先端に取り付ける部品)、また鏃に用いる石
◆砥石(といし)、荒研ぎ用の砥石「【廣韻:上平聲:模第十一:奴:砮】礪也」
石5+5=総画数10 U+782F [ヘイ、ヒョウ/] 𥒜
◆水が岩に打ち当たるときの大きな音の形容
石5+5=総画数10 U+7830 [ホウ、ヒョウ/] 硑𨺀
◆「ごつん」「がつん」というような石(重いもの)がぶつかり合う大きな音の形容、「どすん」というような石(重いもの)が落ちた時の大きな音の形容「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:砰】正普耕反石砰𥕤如雷聲也」「【客座贅語:卷一】…凡物之聲急疾曰忽剌又大曰砰磅(上音■下音行)…」
◆「砰𥕤ホウカイ」、辺りに響き渡る大きな音の形容「【晉書:列傳:第二十五】…鼓鼙硡{⿰石𢚩}以砰𥕤…」「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:砰】正普耕反石砰𥕤如雷聲也」
石5+5=総画数10 U+7831 [レイ、リョウ/]
◆石に孔(あな)を開ける
石5+5=総画数10 U+7832 [ホウ、ヒョウ/] 礮礟𥔰
◆大きな石を飛ばす兵器、投石器
◆弾丸を飛ばす円筒形の兵器、大筒(おおづつ)、同「炮」
◆火薬を用いて爆破する、炸裂サクレツする、同「炮」
◆爆竹バクチク、同「炮」
筆順
石5+5=総画数10 U+7833 [ラク/]
◆石がぶつかり合う音
漢字林(非部首部別)
石5+5=総画数10 U+7834 [ハ/やぶ・る、やぶ・れる]
◆石を砕(くだ)く
◆壊(こわ)す、壊れる、本来の形や状態でなくなる
◆限界(区切りとなる線や面)を突き抜ける、突いて穴をあける
◆敵の防御線を突き抜ける、敵を打ち負かす
◆やり抜く、やり果たす、使い果たす
筆順
石5+5=総画数10 U+7835 [ハツ、ハチ/]
◆石製の鉢ハチ「【易牙遺意:卷之下:籠造:大酵】…白糯米煑粥麺打碎糟和溫湯同入磁砵…」
◆「銅砵ドウハツ」、村名、在福建省漳州市東山県 {福建省}
◆未詳「【康熙字典:午集備考:石部:砵】《龍龕》於合切音遏」「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷四:石部第九:*砵】俗五合反又音碎(《宋刻本影印版》では「*{⿰石夲}」)
石5+5=総画数10 U+7836 [ハク、ヒャク/]
◆「琥砶コハク」、マツ(松)などの樹液が化石化したもの、多くは濃い黄色で透明、宝石や薬として重用される
石5+5=総画数10 U+7837 [シン/]
◆砒素ヒソ(Arsenic、As)、元素名 {ヒ素}
石5+5=総画数10 U+7838 [ソウ/]
◆(重いものを他のものに)打ち付ける、打ち当てる、ぶつける、「砸壞ソウカイ(ぶち壊す)」「砸碎ソウサイ(叩き潰す)」
石5+5=総画数10 U+7839 [ガイ/]
◆アスタチンAstatine(At)、元素名 {アスタチン}
石5+5=総画数10 U+783A [レイ、ライ/]
◆肌理(きめ)の粗(あら)い砥石(といし)、荒研ぎ用の砥石
◆刀などの刃物を研(と)ぐ、磨(みが)く
◆磨き上げる、鍛(きた)え上げる「【墨子:節葬下】…南有楚越之王而北有齊晉之君此皆砥礪其卒伍以攻伐并兼為政於天下…」
筆順
石5+5=総画数10 U+783B [ロウ、ル/] 礱礲
◆磨(みが)く、磨きを掛ける、表面を覆(おお)うものを削(けず)り取ってきれいにする、同「𤮨」
石5+5=総画数10 U+783C [トン/]
◆コンクリートconcrete(混凝土)
石5+5=総画数10 U+783D [未詳/]
◆未詳「【普濟方:卷三百九十四:嬰孩吐瀉門:治翻胃嘔逆方】硃砂 硵砂 砽砂(各半錢)…」
石5+5=総画数10 U+783E [レキ、リャク/] 礫䃯𥕴
◆小石(こいし)、石塊(いしころ)
◆砕けて小さくなった石、「瓦礫ガレキ」
石5+5=総画数10 U+783F [コウ、キョウ/あらがね] 礦矿
◆掘り出したままで加工されていない有用な物質を含む天然の鉱石、同「磺」「鑛(鉱)」「𥐫」「卝」
筆順
石5+5=総画数10 U+7840 [ソ、ショ/いしずえ] 礎𥗈
◆建物や橋などの構築物を支えるための柱の下に敷く大きな石、同「礩」「磶」「磌」「磩」「磉」
◆物事の土台(基礎、基本)となるもの
石5+5=総画数10 U+7841 [コウ、キョウ/]
◆石を叩(たた)いたときの(石のように堅いものを叩いたような)音、同「硻」
◆「硁硁コウコウ」◇堅(かた)いさま、石が(石のように)堅いさま「【鹽鐵論:卷第二:論儒第十一】…今硜硜然守一道…」◇小人ショウジン、人としての器(うつわ)が小さいさま、堅(かた)く融通ユウヅウが利(き)かないさま
𥑈石5+5=総画数10 U+25448 [テイ、チョウ/]
◆石碑などに用いる平板な石材
𥑉石5+5=総画数10 U+25449 [アク、ヤク/]
◆「砥𥑉シアク」、周国に産する美しい玉ギョク(美しく高貴な石)の名「【史記:列傳:范睢蔡澤列傳】且臣聞周有砥*砨宋有結綠梁有縣藜(集解薜綜曰縣藜一曰美玉)楚有和樸(正義縣音玄劉伯莊云珎玉璞也)此四寶者土之所生良工之所失也而為天下名器(《武英殿二十四史》本では*{⿰石⿸尸乙})
𥑊石5+5=総画数10 U+2544A [デン、ネン、テン/ひ・く] 碾𥗷𥗇
◆石臼(いしうす)、穀物などを平らに押し展(の)ばし磨り潰(すりつぶ)す道具
◆石臼を回して穀物などを磨り潰す、磨り潰して粉にする、同「輾」
𥑋石5+5=総画数10 U+2544B [カイ、ケ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石
𥑌石5+5=総画数10 U+2544C [ド、ヌ/] 砮𠪓𠩨
◆石製の鏃(やじり、矢の先端に取り付ける部品)、また鏃に用いる石
◆砥石(といし)、荒研ぎ用の砥石「【廣韻:上平聲:模第十一:奴:砮】礪也」
𥑍石5+5=総画数10 U+2544D [ハン、バン/]
◆大きな岩
𥑐石5+5=総画数10 U+25450 [コウ、キョウ/]
◆山が両側から迫(せま)っているところ、同「岬」
𥑑石5+5=総画数10 U+25451 [オウ、ヨウ/]
◆石がごろごろ凸凹(でこぼこ)しているさま
𥑒石5+5=総画数10 U+25452 [シン/]
◆未詳「【太玄經:釋文一卷:從瞢至養第六:𥑒】之人切又音磷石在湍澗」「【集韻:卷六:上聲下:馬第三十五:𥑒】䃎*𥑒石垂貌(「【御定歷代賦彙:卷十四:衡嶽賦】…䃎*䂦…」を引いたものと思われるが{⿰石尒}ではなく{⿰石㐱})
𥑖石5+5=総画数10 U+25456 [ヒツ、ヒチ/]
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:蕩第三十七:璗】說文金之美者與玉同色禮佩刀諸侯璗琫而磟𥑖通作瑒」「【中華字海:石部:𥑖】同"哔(嗶)"」
𥑚石5+5=総画数10 U+2545A [ドウ、ニョウ/] 硇𥓁𥑩𥑨𥐼𥐻
◆「𥑚砂・𥑚沙ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「𠬦」「𣲿」「䃩」「碙」「磠」
◆「𥑚洲ドウシュウ」、島名、広東省湛江市、同「碙」「𥑪」「【元史:卷一百五十五:列傳第四十二】…進兵攻之淵子奔碙洲…」 {広東省}
𥑛石5+5=総画数10 U+2545B [未詳/]
◆未詳
𥑟石5+5=総画数10 U+2545F [ト/]
◆未詳「【字彙補:午集:石部:𥑟】當故切音肚義未詳」「【漢語大字典:石部:𥑟】【中華字海:石部:𥑟】同"蠹"」
漢字林(非部首部別)
𥑠石5+5=総画数10 U+25460 [未詳/]
◆未詳
𥑤石5+5=総画数10 U+25464 [未詳/]
◆「碌𥑤ロクユウ」、古山名、現遼寧省錦州市「【遼東志:卷一:錦州】碌𥑤山(城北六十里)」 {遼寧省}
◆光沢コウタク、艶(つや)、同「油」「【晚晴簃詩匯:卷七十八:瓶山古瓶歌】汝定官哥陶器全遍體光𥑤觕其邊青銅里之色蔫然」
𥑦石5+5=総画数10 U+25466 [カク/]
◆未詳「【字彙補:午集:石部:𥑦】霍國切音或疑砉字之譌」
𥑨石5+5=総画数10 U+25468 [ドウ、ニョウ/] 硇𥓁𥑩𥑚𥐼𥐻
◆「𥑨砂・𥑨沙ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「𠬦」「𣲿」「䃩」「碙」「磠」
◆「𥑨洲ドウシュウ」、島名、広東省湛江市、同「碙」「𥑪」「【元史:卷一百五十五:列傳第四十二】…進兵攻之淵子奔碙洲…」 {広東省}
𥑩石5+5=総画数10 U+25469 [ドウ、ニョウ/] 硇𥓁𥑨𥑚𥐼𥐻
◆「𥑩砂・𥑩沙ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「𠬦」「𣲿」「䃩」「碙」「磠」
◆「𥑩洲ドウシュウ」、島名、広東省湛江市、同「碙」「𥑪」「【元史:卷一百五十五:列傳第四十二】…進兵攻之淵子奔碙洲…」 {広東省}
𥑪石5+5=総画数10 U+2546A [ドウ、ニョウ/] 𥒚
◆「𥑪洲ドウシュウ」、島名、広東省湛江市、同「硇」「碙」「【清耆獻類征選編(テキスト版):卷七下:範時崇】高州府吳川縣屬𥑪洲一島」 {広東省}
𥑭石5+5=総画数10 U+2546D [キョ、ゴ/] 磲𥓼
◆「硨𥑭・車渠シャキョ・シャコ」、シャゴウガイ(車螯貝)、シャコガイ亜科のカキ(牡蠣)に似た二枚貝、食用とされる他、殻は装飾品などに加工され玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐものといわれる、別名「蛼螯シャゴウ」
𥑮石5+5=総画数10 U+2546E [コ/]
◆「硓𥑮石・咾咕石ロウコセキ」、死んだ珊瑚サンゴが堆積し石化したもの、「𥑮硓石コロウセキ」とも呼ばれ「𥑮硓・咕咾」は珊瑚の英名coralの音写といわれる
𥑰石5+5=総画数10 U+25470 [カイ、ケ/] 𥒒
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:{⿰石𡉄}𥒒】二或作𥑰今古壊反石似玉」
𥑲石5+5=総画数10 U+25472 [タン/]
◆祭祀サイシや天子と諸侯の会見・会盟などを執(と)り行うために除草し整地したところ、同「墠」「【字彙補:午集:石部:𥑲】漢武梁碑墠字〇或作𥑲」
𥥔穴部
石5+6=総画数11 U+40A3 [シ/]
◆未詳「【字彙:午集:石部:䂣】此兹切音雌䂣黃石也」
◆未詳「【證治準繩:卷一百十二:附骨疽】一少年天寒極勞{⿰骨又}骨痛…(…用烏骨雞脛骨以䂣實…)」
石5+6=総画数11 U+40A9 [ゲン/]
◆研(みが)く、磨(す)る、同「硯」
◆「䂩䂩ゲンゲン」、石が擦(こす)れ合ったりぶつかり合ったりするさま
石5+6=総画数11 U+40AA [コウ、キョウ/]
◆山間部の田畑、同「磽」「䃵」
◆「磽䂪コウチョウ」、石名、未詳、同「磽䂽」「【集韻:卷六:上聲下:筱第二十九:䂽䂪】磽䂽石名或从兆」
石5+6=総画数11 U+40AB [コウ/]
◆石の崩れ落ちる音「【廣韻:上平聲:東第一:洪:䂫】石聲」「【集韻:卷一:平聲:東第一:䂫】䂫磅石隕聲」
石5+6=総画数11 U+40AC [キョウ、ク/]
◆未詳「【說文解字注:石部:䂬】水邊石也…春秋傳曰闕䂬之甲(左傳昭十五年定四年皆作鞏杜注闕鞏國所出鎧)」「【正字通:午集下:石部:䂬】…正韻一董䂬註水邊大石从説文訓也按…説文鞏固也䂬从石亦有堅固義…」
石5+6=総画数11 U+40AD [コウ、キョウ/]
◆「䂭磝コウゴウ」、古城名、未詳、【正字通】は同「碻磝」とする 「碻」参照「【廣韻(重修廣韻):下平聲:肴第五:敲:䂭】䂭磝城名今濟州是也出音譜(「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:䂭】口交反磝礉䂭戌名」「【廣韻:下平聲:肴第五:敲:䂭】䂭磝戍名今濟州是也出音譜」は「戌名」「戍名」)「【正字通:午集下:石部:䂭】舊註音敲正韻䂭磝城名䂭作碻」
◆石に打ち付ける波の音の形容「【南齊書:卷四十一:列傳第二十二:張融】…頓浪低波𦷦(苦降)䂭(苦交)硄(苦江)折嶺挫峯…」
石5+6=総画数11 U+40AE [リャク、ラク/]
◆刃物を研ぐ
◆奪う、奪い取る、同「略」
石5+6=総画数11 U+40AF [未詳/]
◆未詳「【字彙補:午集:石部:䂯】古外切音怪義與𥑰同」「【康熙字典:午集備考:石部:䂯】《龍龕》同𥑰」(「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:{⿰石𡉄}𥒒】二或作𥑰今古壊反石似玉」は「𥑰{⿰石左}」ではなく{⿰石𡉄})
石5+6=総画数11 U+7826 [サイ、ザイ/とりで] 𡎵𥓽𡍥
◆柵を巡(めぐ)らせて囲ったところ、家畜の飼育場や村落の囲い、同「寨」
◆周囲に柵や土塁・石垣を巡らせたところ、外敵の侵入を防ぐための構築物、兵士が宿営するところ、同「寨」
漢字林(非部首部別)
筆順
石5+6=総画数11 U+7842 [セン、ゼン/]
◆軽重・程度・能力などを量(はか)る、同「銓」
石5+6=総画数11 U+7843 [シュ、ス/]
◆丹砂(タンサ、タンシャ)、朱色の砂で顔料や薬として利用される
筆順
石5+6=総画数11 U+7844 [コウ/]
◆石に打ち付ける波の音の形容「【南齊書:卷四十一:列傳第二十二:張融】…頓浪低波𦷦(苦降)䂭(苦交)硄(苦江)折嶺挫峯…」
◆未詳「【正字通:午集下:石部:硄】…一説从石灮聲讀若灮石色之灮𤀎者改音{⿷匚壬}非」
石5+6=総画数11 U+7845 [カク、ケイ/]
◆破(やぶ)る「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:硅】虎伯反硅破」「【正字通:午集下:石部:硅】砉字之譌舊註音剨破也義近砉分二字非」
◆ケイ素(珪素、硅素、Silicon、Si)、元素名、台湾などでは「矽」 {ケイ素}
筆順
石5+6=総画数11 U+7846 [ゴウ/]
◆石がぶつかり合うさま、またその音
◆「硆硆ゴウゴウ」、揺れるさま、ぐらぐらするさま、同「礘礘」「【玉篇:卷二十二:石部第三百五十一:硆】五合切石硆硆」「【廣韻:入聲:合第二十七:㬎:礘】動礘礘亦作硆」「【字彙:午集:石部:礘】去急切音泣砬礘石聲〇又五合切岸入聲礘礘動貌」
石5+6=総画数11 U+7847 [ドウ、ニョウ/] 𥓁𥑩𥑨𥑚𥐼𥐻
◆「硇砂・硇沙ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「𠬦」「𣲿」「䃩」「碙」「磠」
◆「硇洲ドウシュウ」、島名、広東省湛江市、同「碙」「𥑪」「【元史:卷一百五十五:列傳第四十二】…進兵攻之淵子奔碙洲…」 {広東省}
石5+6=総画数11 U+7848 [カツ、ケチ/]
◆石が堅(かた)いさま、堅固ケンゴなさま
石5+6=総画数11 U+7849 [ロツ、ロチ/]
◆「硉矹ロツゴツ」、同「𥓎矹」「峍屼」◇岩や崖が今にも崩れ落ちそうに切り立っているさま◇石や岩が高く折り重なっているさま
石5+6=総画数11 U+784A [ギ/]
◆「磈硊カイギ」、石や岩が高く折り重なり危(あや)ういさま
石5+6=総画数11 U+784B [ガイ、ゲ/]
◆行(ゆ)く手を妨(さまた)げる、阻(はば)む、同「礙」
石5+6=総画数11 U+784C [ラク/]
◆(山の上の)大きな石
◆硬い、硬く大きな石
◆硬いものにぶつかって傷付く
◆「砟硌サラク」、小さな石や大きな石が転がっていて凸凹していてるさま
◆「磥硌ルイラク」、おおらかで細かいことに拘(こだわ)らないさま、同「磊落ライラク」
石5+6=総画数11 U+784D [コン/] 𥓀
◆「ごろごろ」というような石が転がる音「【釋名:釋天】雷硍也如轉物有所硍雷之聲也」
石5+6=総画数11 U+784E [ケイ、ギョウ/]
◆砥石(といし)
◆(砥石で)研(と)ぐ、研(みが)く
◆地面を掘り下げて作った深く大きな穴、同「阬」
石5+6=総画数11 U+784F [ケン、ゲン/みが・く、と・ぐ]
◆(石を使って)磨(みが)く、擦(こす)って表面を平らにする、同「揅」
◆硯(すずり)、硯で墨を磨(す)る
◆技術や学問に磨きをかける、またより深く究める、同「揅」
石5+6=総画数11 U+7850 [トウ、ズウ/]
◆(少しずつ)削(けず)って穴をあける、刳(く)り抜く、「鍯硐ソウトウ」
◆洞窟ドウクツ、洞穴(ほらあな)、同「洞」
石5+6=総画数11 U+7851 [ホウ、ヒョウ/] 砰𨺀
◆「ごつん」「がつん」というような石(重いもの)がぶつかり合う大きな音の形容、「どすん」というような石(重いもの)が落ちた時の大きな音の形容「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:砰】正普耕反石砰𥕤如雷聲也」「【客座贅語:卷一】…凡物之聲急疾曰忽剌又大曰砰磅(上音■下音行)…」
◆「硑𥕤ホウカイ」、辺りに響き渡る大きな音の形容「【晉書:列傳:第二十五】…鼓鼙硡{⿰石𢚩}以砰𥕤…」「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:砰】正普耕反石砰𥕤如雷聲也」
石5+6=総画数11 U+7852 [セイ、サイ/]
◆セレンSelen[独](Se)、元素名 {セレン}
石5+6=総画数11 U+7853 [ロウ/]
◆「硓𥑮石・咾咕石ロウコセキ」、死んだ珊瑚サンゴが堆積し石化したもの、「𥑮硓石コロウセキ」とも呼ばれ「𥑮硓・咕咾」は珊瑚の英名coralの音写といわれる
石5+6=総画数11 U+7854 [コウ、グ/]
◆深い窪(くぼ)み、深い谷(たに)や堀(ほり)や溝(みぞ)、同「谼」
石5+6=総画数11 U+7855 [セキ、ジャク/]
◆頭が石のように堅(かた)い
◆頭が大きい、大きな頭に知識がぎっしりと詰まっている、「碩学セキガク(学問・知識が広く深いさま)」
石5+6=総画数11 U+7856 [コウ、ギョウ/]
◆山や大きな岩が両側から迫って狭(せば)まっているところ、同「峽」「埉」「陜」「陿」
石5+6=総画数11 U+7857 [コウ、キョウ/]
◆硬(かた)い、石のように硬い
◆土が石のように硬い(石が多い)痩(や)せた土地、「磽确・墝埆コウカク」、同「墝」
◆山間部の田畑、「䂪」
◆「硗䂽、硗䂪コウチョウ」、石名、未詳「【集韻:卷六:上聲下:筱第二十九:䂽䂪】磽䂽石名或从兆」
石5+6=総画数11 U+7858 [/]
◆[台]「硘仔」、陶磁器
石5+6=総画数11 U+7859 [ガイ、ゲ/]
◆石臼(いしうす)、回転させながら穀物などを粉砕する道具、また石臼で磨(す)り潰す、同「磨」
◆「硙硙ガイガイ」◇ごつごつと堅いさま◇ごつごつとした岩山が高いさま
石5+6=総画数11 U+785A [キョウ、ギョウ/]
◆地名用字、「硚口キョウコウ(湖北省武漢市)」
石5+6=総画数11 U+785B [/]
◆「跡」「迹」などと同様の意味で用いられるようであるが詳細は不明
石5+6=総画数11 U+786D [ボウ、モウ/] 𥒴
◆「硭硝ボウショウ」、硫酸ナトリウムNa2SO4の10水和物、同「芒硝」
𥑴石5+6=総画数11 U+25474 [イ、エ/]
◆石の音「【集韻:卷五:上聲上:尾第七:𥑴】石聲」
𥑵石5+6=総画数11 U+25475 [タイ、テ/]
◆石が落ちる、また落とす、同「塠」
◆石を紐(ひも)で結(ゆ)わえて垂らす、またそれを落とす、同「硾」
◆(とんとんと短く繰り返し)ぶつかる、またぶつける、また打ち付ける、同「硾」
◆石が積み重なる、山のように積み上がる、同「堆」
𥑶石5+6=総画数11 U+25476 [ライ/]
◆大きな石がごろごろと折り重なっているさま、同「礧」「𥗬」
𥑺石5+6=総画数11 U+2547A [ガク、ギャク/]
◆「礋𥑺タクガク」、獣名、未詳、「【管城碩記:卷二十四:𥑺】注云舊注音額礋𥑺獸名按竒獸莫詳於山海經本草綱目未見名…按神異經曰西方有人長短如人羊頭猴尾名礋𥑺健行又駢雅曰猾褢如人而彘鬛礋𥑺獸身而羊首䐗注云同肚俗讀肚若䐗故从者作䐗舊注同豬誤俗書宜刪」
𥑽石5+6=総画数11 U+2547D [ダ、ナ/]
◆「䂺𥑽カダ」、未詳「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:䂺*𥑽】上烏火反下奴火反䂺𥑽石貌也上又苦罪反䂺礧(「【御定歷代賦彙:卷十四:衡嶽賦】…硱磳䂺*{⿰石巵}䃎䂦磊砢…」を引いたものと思われるが、字形はやや異なる)
𥑿石5+6=総画数11 U+2547F [未詳/]
◆石名
𥒂石5+6=総画数11 U+25482 [ヘキ、ヒャク/]
◆引き裂く、切り裂く、同「霹」
𥒎石5+6=総画数11 U+2548E [セン、サン、ゼン/]
◆山の坂道
◆桟道サンドウ、棒や板を横に並べて架け渡した山道
𥒐石5+6=総画数11 U+25490 [ケキ、キャク、カク、キャク/] 砉𥒠
◆「ばりっ」「べりっ」「ぼきっ」などの裂けたり割れたりする時の大きな音、同「剨」
◆「𥒐然カクゼン」、さっと、あっという間に、一瞬のうちに、同「騞然」「𩦐然」
漢字林(非部首部別)
𥒑石5+6=総画数11 U+25491 [サ/]
◆石(また骨などの堅いもの)を砕(くだ)く、細かく砕(くだ)く
注解:「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:𥒑】俗{⿰石㘴}通䂳二俗果反碎石」
𥒒石5+6=総画数11 U+25492 [カイ、ケ/] 𥑰
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:{⿰石𡉄}𥒒】二或作𥑰今古壊反石似玉」
𥒘石5+6=総画数11 U+25498 [未詳/]
◆未詳
𥒙石5+6=総画数11 U+25499 [ホウ、ヒョウ/]
◆(石を)抛(ほう)る、放り投げる、同「拋」「【字彙補:午集:石部:𥒙】音義與抛同○亦作{⿰石𡯄}」
𥒚石5+6=総画数11 U+2549A [ドウ、ニョウ/] 𥑪
◆「𥒚洲ドウシュウ」、島名、広東省湛江市、同「硇」「碙」「【清耆獻類征選編(テキスト版):卷七下:範時崇】高州府吳川縣屬𥑪洲一島」 {広東省}
𥒜石5+6=総画数11 U+2549C [ヘイ、ヒョウ/]
◆水が岩に打ち当たるときの大きな音の形容
𥒝石5+6=総画数11 U+2549D [シュウ、シュ/]
◆銃、弾丸を込めこれを発射する装置「【漢語大字典:石部:𥒝】【中華字海:石部:𥒝】同"銃"」
𥒟石5+6=総画数11 U+2549F [ヘン/いしばり] 砭𥐗𥑁
◆治療のために皮膚に刺す石で作った針、石針(いしばり)
◆石針を刺す、針を刺して治療する
◆諭(さと)す、「針を刺して(注意して)治す」の意
𥒠石5+6=総画数11 U+254A0 [ケキ、キャク、カク、キャク/] 砉𥒐
◆「ばりっ」「べりっ」「ぼきっ」などの裂けたり割れたりする時の大きな音、同「剨」
◆「𥒠然カクゼン」、さっと、あっという間に、一瞬のうちに、同「騞然」「𩦐然」
𥒢石5+6=総画数11 U+254A2 [ドウ、ノウ/] 碯𥒤𥓱𥖋
◆「碼𥒢・瑪瑙メノウ」、玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐ美しい石
𥒣石5+6=総画数11 U+254A3 [リン/]
◆薄くきらきらと輝く石、水中できらきらと輝く石
◆雲母ウンモ・ウンボ
◆リン燐(Phosphorus、P)、元素名、同「燐」 {リン}
𥒤石5+6=総画数11 U+254A4 [ドウ、ノウ/] 碯𥓱𥒢𥖋
◆「碼𥒤・瑪瑙メノウ」、玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐ美しい石
𥒥石5+6=総画数11 U+254A5 [/]
◆[喃]音「ダァ」
◆[喃]石(いし)、岩(いわ)
𥒩石5+6=総画数11 U+254A9 [コウ/] 𥐫
◆掘り出したままで加工されていない有用な物質を含む天然の鉱石、同「磺」「礦」「卝」
𥒴石5+6=総画数11 U+254B4 [ボウ、モウ/]
◆「𥒴硝ボウショウ」、硫酸ナトリウムNa2SO4の10水和物、同「芒硝」
石5+7=総画数12 U+40B3 [サ/] 𥒑
◆石(また骨などの堅いもの)を砕(くだ)く、細かく砕(くだ)く
石5+7=総画数12 U+40B4 [ケン、ゲン/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:䂴】五堅反䂴孝也」「【字彙補:午集:石部:䂴】五堅切音研䂴考也」「【陝西通志:卷十二:山川:南宫觀山】在州西南百五十里石笋凌空四壁如削嵐河水經其下砰䂴如雷不通舟楫」
石5+7=総画数12 U+785C [コウ、キョウ/]
◆石を叩(たた)いたときの(石のように堅いものを叩いたような)音、同「硻」
◆「硜硜コウコウ」◇堅(かた)いさま、石が(石のように)堅いさま「【鹽鐵論:卷第二:論儒第十一】…今硜硜然守一道…」◇小人ショウジン、人としての器(うつわ)が小さいさま、堅(かた)く融通ユウヅウが利(き)かないさま
石5+7=総画数12 U+785D [ショウ/]
◆「硝石ショウセキ」、白色また白濁色の硝酸カリウムKNO3の鉱石
◆「硭硝ボウショウ」、硫酸ナトリウムNa2SO4の10水和物
筆順
石5+7=総画数12 U+785E [コク、カク/]
◆大きな石や岩がごろごろしているさま、同「礐」
◆大きな石や岩がぶつかり合う音、まちその石や岩に水が激しく打ち当る音、同「礐」
石5+7=総画数12 U+7860 [ロウ/]
◆石がぶつかり合う音
◆「硠硠ロウロウ」◇石が転がりながらぶつかり合う音の形容◇大きな音の形容◇石の堅いさま
◆「硠礚、硠磕ロウカイ、硠硠礚礚ロウロウカイカイ」、辺りに響き渡る大きな音の形容「【史記:卷一百十七:司馬相如列傳】…礧石相擊硠硠礚礚若雷霆之聲聞乎數百里之外…」「【駢體文鈔:卷一:銘刻類:溫鵬舉寒陵山寺碑】…硠硠礚礚如激水之投深谷」
漢字林(非部首部別)
石5+7=総画数12 U+7861 [コウ、オウ/]
◆辺りに響き渡る大きな音、同「𥕗」「𥐪」「【晉書:列傳:第二十五】…鼓鼙硡{⿰石𢚩}以砰𥕤…」
◆石(重いもの)が落ちた時の大きな音、同「𥕗」
石5+7=総画数12 U+7862 [ヨ/]
◆石名
石5+7=総画数12 U+7863 [コウ、キョウ/]
◆「硣磟コウリク」、山が競(きそ)うように高く聳(そび)え立つさま「【何水部集:渡連圻】…絕壁駕崚嶒硣磟上爭險…」
石5+7=総画数12 U+7864 [コウ、ギョウ/]
◆山や大きな岩が両側から迫って狭(せば)まっているところ、同「峽」「埉」「陜」「陿」
石5+7=総画数12 U+7865 [ホウ、ボウ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい宝石、ハマグリ(蛤)などの殻を使い円盤状にして穴をあけ紐を通して飾りとしたもの、同「玤」「䂜」
◆「硥魚ホウギョ」、魚名、未詳、コイ(鯉)に似るという、同「𩷙魚」「【淮南鴻烈解:墬形訓】硥魚在其南(硥魚如鯉魚也有神聖者乗行九野在無継民之南硥讀如蚌也)」
石5+7=総画数12 U+7866 [ロウ/]
◆「礅硦」、大きな石がぶつかり合う音
◆洞穴
石5+7=総画数12 U+7867 [ヨウ、ユウ、トウ、ズウ/]
◆磨(みが)く
◆未詳「【初學記:卷二十:政理部:獄第十一】釋名曰獄硧也言實硧人情偽也又謂之牢言所在堅牢也…」「【喻林:卷九:尚實】…言而拂難堅硧非功也…」「【梅村家藏藁:卷第四十七:朱幼淸墓誌銘】仕俠則剛不硧不芒今之篤行…」
石5+7=総画数12 U+7868 [シャ/] 砗𨋓
◆「硨磲・車渠シャキョ・シャコ」、シャゴウガイ(車螯貝)、シャコガイ亜科のカキ(牡蠣)に似た二枚貝、食用とされる他、殻は装飾品などに加工され玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐものといわれる、別名「蛼螯シャゴウ」
筆順
石5+7=総画数12 U+7869 [テツ、テチ/] 𥓊
◆石を(目標に向けて)投げ付ける、投げ入れる、同「擿」「擲」
石5+7=総画数12 U+786A [ガ/]
◆大きな石、岩
◆「砐硪ゴウガ」◇大きな石、岩「【蕉軒隨錄:卷四:粵東舟人挽篙】…順流遇砐硪大石…」◇揺らすさま、揺れ動くさま「【六臣註文選:卷十二:江賦】陽侯砐(五合)硪(我)以岸起洪瀾涴(…砐硪揺動貌…)」◇山が高いさま「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:硪】音我砐硪山之髙貌動也」
◆「石硪セキガ」、大きな石を持ち上げ、落とすことで土を突き固めるなどする道具
石5+7=総画数12 U+786B [リュウ、ル/]
◆ 「硫黄リュウオウ(イオウ、Sulfur、S)」、元素名 {硫黄}
筆順
石5+7=総画数12 U+786C [ゴウ、ギョウ、コウ/かた・い]
◆ごつごつ(ごわごわ)としている、強(こわ)い、軟(やわ)らかさがない
注解:「固」「堅」
筆順
石5+7=総画数12 U+786E [カク、ガク/]
◆石のように硬(かた)い、同「確」
◆土が石のように硬い(石が多い)痩(や)せた土地、「磽确・墝埆コウカク」、同「埆」
◆確かな、堅(かた)く揺るがない、間違いない、同繁「確」
筆順
石5+7=総画数12 U+786F [ゲン、ケン/すずり]
◆研(みが)く、磨(す)る、同「䂩」
◆すずり、墨を磨るための石 {文具(硯)}
◆「筆硯ヒッケン」、(筆と硯を使うことから)学ぶ、文字を書く
筆順
石5+7=総画数12 U+7870 [サ、シャ/]
◆「硰石」、古地名、現山西省
石5+7=総画数12 U+7871 [コン/]
◆石や岩が高く折り重なっているさま、「硱磈コンカイ」
◆「硱磳コンソウ」、岩山が高く聳(そび)え立つさま、ごつごつした岩が高く折り重なって危(あや)ういさま、同「碅磳クンソウ」
石5+7=総画数12 U+7872 [ヨク/はざま]
◆谷、渓谷ケイコク、同「峪」「【御定歷代賦彙(テキスト版):補遺卷二:砥柱賦】…巖崖傾敧磵硲逶迤…」
筆順
石5+7=総画数12 U+7873 [적チョク/]
◆[韓]「硳城(적성チョクッソン)」、古県名、同「赤城」、現全羅北道(전라북도チョルラプクト)南原市(남원시ナムォンシ)「【高麗史:志卷第十一:高麗史五十七:全羅道:南原府】赤城縣(〈赤一作磧又作硳)本百濟礫坪縣新羅景德王改今名為淳化郡領縣高麗初來屬後還屬淳昌郡」
石5+7=総画数12 U+7874 [/かき]
◆[日]地名用字、「硴場(かきば、愛知県海部郡)」「硴江(かきえ、大分県臼杵市)」
筆順
石5+7=総画数12 U+7875 [ロ、ル/]
◆「硵砂ロシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「硇」
石5+7=総画数12 U+7876 [シン/] 磣碜𥕺𥕃𥓗
◆(食べ物などに)砂が混じる、異物が混じる、同「墋」
石5+7=総画数12 U+7877 [カン、ケン/]
◆塩基性、アルカリalkali性、またその物質、炭酸ナトリウムsodium carbonate(炭酸ソーダ)
◆繁「礆」
◆繁「鹼」
石5+7=総画数12 U+F9CE [リュウ、ル/]
◆ 「硫黄リュウオウ(イオウ、Sulfur、S)」、元素名 {硫黄}
𥒔石5+7=総画数12 U+25494 [セン/]
◆転がしながら押し延(の)ばして布の艶(つや)を出す(皴しわを延ばす)、またそのための石「【通雅:卷三十七:衣服】…石輾之曰硟…硟以石輾繒色光澤也…」
𥒪石5+7=総画数12 U+254AA [ロウ/]
◆煮炊きするための容器を作る原料となる石の名、同「䃕」「【御定駢字類編:卷二百二十一】其土少鐡以䃕石燒為器以烹」
𥒮石5+7=総画数12 U+254AE [ビ、ミ/]
◆石だらけで凸凹(でこぼこ)しているさま
◆「磥𥒮ルイビ」「砡𥒮ギョクビ」、磨(みが)く「【集韻:卷五:平聲一:微第八:𥒮】磥𥒮磨也齊人語」「【集韻:卷五:上聲上:尾第七:𥒮】砡𥒮磨也」
𥒯石5+7=総画数12 U+254AF [未詳/]
◆未詳「【大明萬曆乙亥重刊改併五音類聚四聲篇:火部:㶮】音焼太上作張忠添注釋曰从一从内从火爲㶮然与焼字同音理■有異一者坎也爲水也內者是身有水有火也不焼柴薪用自巳身內水火自焼𥒯去頑礦要其靖正㐤砂㶮𥒯自身心性不能散失得成大𤂼便得長命石老之術也」「【字彙:午集:石部:𥒯】與煉同」「【正字通:午集下:石部:𥒯】按𥒯與煉義難通」
𥒱石5+7=総画数12 U+254B1 [コウ、キョウ/]
◆「臨𥒱リンコウ」、山名、また谷名、また宮殿西門の名、現江蘇省蘇州市、同「臨硎リンケイ」「【集韻:卷四:平聲四:耕第十三:𥒱】臨𥒱山名在吳郡吳宮以為門名一曰磨石一曰谷名」
𥒳石5+7=総画数12 U+254B3 [ギョウ/] 𧇠
◆「𠿕𥒳」、道が凸凹しているさま
𥒵石5+7=総画数12 U+254B5 [未詳/]
◆古地名、未詳「【唐元次山文集:卷第六:虎蛇頌】猗玗子逃亂在𥒵(英及反)南人云猗玗洞中是王虎之宫中䂙之隂」
𥒸石5+7=総画数12 U+254B8 [キュウ/]
◆「𥒸𥐦キュウキ」、同「求己」、人名、未詳「【伸蒙子:序】惟其所列六人之名…書求己為𥒸𥐦」
𥒾石5+7=総画数12 U+254BE [ゴ、グ/]
◆「砠𥒾ソゴ」、山がごつごつとして平らでない(なだらかでない)さま、同「齟齬」「岨峿」
𥒿石5+7=総画数12 U+254BF [レイ、ライ/]
◆現河南省鹿邑県の東にあったという古地名、「𬒪{⿱石止⿰萬}(U+2C4AA)」の簡体字
𥓀石5+7=総画数12 U+254C0 [コン/]
◆「ごろごろ」というような石が転がる音「【釋名:釋天】雷硍也如轉物有所硍雷之聲也」
𥓁石5+7=総画数12 U+254C1 [ドウ、ニョウ/] 硇𥑩𥑨𥑚𥐼𥐻
◆「𥓁砂・𥓁沙ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「𠬦」「𣲿」「䃩」「碙」「磠」
◆「𥓁洲ドウシュウ」、島名、広東省湛江市、同「碙」「𥑪」「【元史:卷一百五十五:列傳第四十二】…進兵攻之淵子奔碙洲…」 {広東省}
𥓂石5+7=総画数12 U+254C2 [カン、コン/]
◆岩山が高く谷が深いさま、同「谽」「㟏」
𪿟石5+7=総画数12 U+2AFDF [未詳/]
◆未詳
𪿠石5+7=総画数12 U+2AFE0 [未詳/]
◆未詳
石5+8=総画数13 U+40BA [カ、ワ/]
◆未詳「【顔氏家訓:卷下:書證篇第十七】合口誦經聲璅璅眼中淚出珠子䂺其字雖異其音與義頗同」
◆「䂺𥑽カダ」、未詳「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:䂺*𥑽】上烏火反下奴火反䂺𥑽石貌也上又苦罪反䂺礧(「【御定歷代賦彙:卷十四:衡嶽賦】…硱磳䂺*{⿰石巵}䃎䂦磊砢…」を引いたものと思われるが、字形はやや異なる)
石5+8=総画数13 U+40BB [ショウ/]
◆磨かれて目映く光る
◆塞がる
石5+8=総画数13 U+40BD [チョウ、ジョウ/]
◆「磽䂽コウチョウ」、石名、未詳、同「磽䂪」「【集韻:卷六:上聲下:筱第二十九:䂽䂪】磽䂽石名或从兆」
石5+8=総画数13 U+40BE [ライ/]
◆磨く
石5+8=総画数13 U+40C0 [サイ/]
◆磨(す)り潰す、同「磑」
石5+8=総画数13 U+40C1 [ア、エ/]
◆「碨䃁ワイア」、地形が凸凹(でこぼこ)しているさま
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石の名、未詳「【玉篇:卷二十二:石部第三百五十一:䃁】烏加切石名」「【皇朝禮器圖式:卷十三:武備】皇帝大閱…金圓珠鏤龍三飾碧䃁㺨三珍珠四…」
石5+8=総画数13 U+40C2 [コン/]
◆(鐘のような)高い音、(石がぶつかるような)高く鈍い音「【周禮:卷第五:春官宗伯】典同掌六律六同之和…凡聲高聲䃂正聲緩下聲肆…(故書䃂作硍杜子春讀䃂爲鏗鎗之鏗髙謂鐘形容髙也…)」「【廣韻(重修廣韻):上聲:混第二十一:𩩌:䃂】石聲」
石5+8=総画数13 U+40C6 [キ、ゴ、ギ/]
◆方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgameの一つ、「囲碁イキ・イゴ」「囲棋イキ」
石5+8=総画数13 U+785F [セン/] 𥒔
◆転がしながら押し延(の)ばして布の艶(つや)を出す(皴しわを延ばす)、またそのための石「【通雅:卷三十七:衣服】…石輾之曰硟…硟以石輾繒色光澤也…」
石5+8=総画数13 U+7878 [ギャク/]
◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:藥第十八:硸】硸磭大脣皃一曰磑也」「【冲虛至德真經鬳齋口義:卷六:力命第六】巧佞愚直婩(魚踐午漢二切)斫(夬約切)便辟四人相與游於世…硸斫不解悟貌(「婩斫」の注を「硸斫」とするが如何)
石5+8=総画数13 U+7879 [シュウ/]
◆古地名
石5+8=総画数13 U+787A [タク/]
◆叩(たた)く
石5+8=総画数13 U+787C [ホウ、ヒョウ/]
◆ホウ素(硼素、Boron、B)、元素名 {ホウ素}
筆順
石5+8=総画数13 U+787D [エン/]
◆両側に山や岩が高く聳えるさま
石5+8=総画数13 U+787E [ツイ、ズイ/] 𥖌𥖴
◆石などの重いものを紐(ひも)の先に結(ゆ)わえて垂(た)らす、また沈める
◆(とんとんと短く繰り返し)ぶつかる、またぶつける、また打つ、同「磓」
石5+8=総画数13 U+787F [コウ、クウ/]
◆石が崩れ落ちる音の形容
◆「硿青コウセイ」、石薬の名
石5+8=総画数13 U+7880 [ショウ、ソウ/]
◆石がぶつかり合う音、また割れる音
石5+8=総画数13 U+7881 [キ、ゴ、ギ/]
◆方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgameの一つ、「囲碁イキ・イゴ」「囲棋イキ」
筆順
石5+8=総画数13 U+7882 [ソウ/]
◆石を砕く
石5+8=総画数13 U+7883 [セイ/]
◆石
石5+8=総画数13 U+7884 [リン/]
◆「碄碄」、深いさま
石5+8=総画数13 U+7885 [クン/]
◆「碅磳クンソウ」、岩山が高く聳(そび)え立つさま、ごつごつした岩が高く折り重なって危(あや)ういさま、同「硱磳コンソウ」
◆「碖碅ロンクン」、小石がぱらぱらと剥(はが)がれ落ちるさま「【御定駢字類編:卷一百四十七:采色門十四:斑】斑剥(周湞池口舟中見九華山詩嵁霞上斑剥石乳下碖碅)」
石5+8=総画数13 U+7886 [ハ/]
◆飛ぶ鳥を捕(と)るための長い紐(ひも、繳シャクという)を結(ゆ)わえた石、鳥がこの紐に触れると絡(から)むように工夫したもの、同「磻」「𥮯」、石の代わりに結わえる鏃(やじり)を「矰ソウ」という
筆順
石5+8=総画数13 U+7887 [テイ、チョウ/いかり] 磸矴
◆船が流されないように綱で繋ぎ水底に沈める石製の重り、同「碠」、金属製は「錨」
◆重りを沈めて船を停める
筆順
石5+8=総画数13 U+7888 [ビン、ミン/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)には劣るものの、玉に似て美しい石、同「䂥」「瑉」
石5+8=総画数13 U+7889 [チョウ/]
◆石を積んで作った構築物、「碉堡チョウホ(石積みのトーチカточка[露])」「碉楼チョウロウ(石積みの楼閣ロウカク)」
石5+8=総画数13 U+788A [セン、サン、ゼン/] 𥒎
◆山の坂道
◆桟道サンドウ、棒や板を横に並べて架け渡した山道
筆順
石5+8=総画数13 U+788B [カ/]
◆「𥗿碋ラカ」、未詳「【集韻:卷六:上聲下:哿第三十三:碋】𥗿碋山皃」
石5+8=総画数13 U+788C [ロク、リョク/]
◆小石がごろごろしているさま、「碌䃚ロクシュク」
◆「碌碌ロクロク」◇小石がごろごろしているさま◇平凡なさま、凡庸ボンヨウなさま◇「ごろごろ」と回転する音、同「轆轆」
◆(孔雀石くじゃくいしを使った)青緑色の顔料ガンリョウ
◆「碌碡・磟碡・䃙碡ロクドク」、田畑の土を平らに均(なら)すための農具、筋状の凹凸を施した円柱形の石(或いは木)に軸を通し、これを引いて転がす、整地用のローラーroller、この「碌碡」と構造はほぼ同じで(筋状の凹凸ではなく)突起や凹凸を施した農具を「礰礋レキタク」という「【農政全書:卷二十一:農器:圖譜一】磟碡又作䃙碡陸龜蒙耒耜經云耙而後有磟碡焉有礰礋焉自爬至礰礋皆有齒磟碡觚棱而咸以木為之堅而重者良(図あり)
筆順
石5+8=総画数13 U+788D [ガイ、ゲ/]
◆妨(さまた)げる、遮(さえぎ)る、同「礙」
筆順
石5+8=総画数13 U+788E [サイ/くだ・く、くだ・ける]
◆塊(かたまり)や形を成しているものが粉々に(ばらばらに)なる、また粉々にする、細かく(小さく)割る、壊して細かくする、「粉砕フンサイ」
◆細々(こまごま)している、纏(まと)まりがない
◆細かくて煩(わずら)わしい、くどい、くだくだしい
筆順
石5+8=総画数13 U+788F [シャク、サク/]
◆「石碏セキシャク」、人名、衛エイ(前11世紀~前209年、周代の諸侯国)の大夫タイフ(知識経験の豊富な重臣)
◆未詳「【說文解字:石部:碏】…《唐韻》云敬也从石未詳…」「【廣韻:入聲:藥第十八:鵲:碏】敬也…碏」「【集韻:卷二:平聲:眞第十七:磌】博雅礎碏磌礩也一曰磌然聲也」「【集韻:卷十:入聲下:藥第十八:碏】七約切石雜色一曰敬也」「【集韻:卷十:入聲下:㫺第二十二:碏】礙也」
石5+8=総画数13 U+7890 [リョウ、ロウ/]
◆「碐磳リョウソウ」、ごつごつした岩が辺り一面に転がっているさま
石5+8=総画数13 U+7892 [ギン、ゴン/]
◆高く険(けわ)しいさま、「䃢碒キンギン」
石5+8=総画数13 U+7893 [タイ/うす]
◆米などを搗(つ)く石製の杵(きね)、またその杵と臼(うす)を総じた装置(唐臼からうす、踏み臼)、またそれで搗く
漢字林(非部首部別)
筆順
石5+8=総画数13 U+7894 [ブ、ム/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石、「碔砆ブフ」、同「𥕻」
筆順
石5+8=総画数13 U+7895 [キ/] 𥔎
◆陸地が入り組んで崖状に切り立ったところ、同「崎」「埼」
◆高く切り立つさま、「碕岸キガン」「碕嶺キレイ」
◆「碕礒キギ」、ごつごつとした石や岩が高く折り重なるさま
筆順
石5+8=総画数13 U+7896 [リン、ロン/]
◆「碖碅ロンクン」、小石がぱらぱらと剥(はが)がれ落ちるさま「【御定駢字類編:卷一百四十七:采色門十四:斑】斑剥(周湞池口舟中見九華山詩嵁霞上斑剥石乳下碖碅)」
◆未詳「【廣韻:去聲:慁第二十六:論:碖】大小匀皃」
石5+8=総画数13 U+7897 [ワン/]
◆食べ物や飲み物を盛るための深めの器、同「盌」、特に石製のものを指す、陶製は「埦」、木製は「椀」、金属製は「鋺」 {食器(碗)}
筆順
石5+8=総画数13 U+7898 [テン/]
◆ヨウ素(沃素、Iodine、I)、元素名 {ヨウ素}
石5+8=総画数13 U+7899 [ドウ、ニョウ/]
◆「碙砂ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「硇」
◆「碙洲ドウシュウ」、島名、広東省湛江市、同「硇」「𥑪」「【元史:卷一百五十五:列傳第四十二】…進兵攻之淵子奔碙洲…」 {広東省}
石5+8=総画数13 U+789A [ハイ、バイ/]
◆「碚礌ハイライ」、大きな岩が壁のように高く折り重なっているさま「【陶庵夢憶:第二卷:燕子磯】閣旁僧院有峭壁千尋碚礌如鐵」
◆「北碚ホクバイ」、重慶市西部の行政区
筆順
石5+8=総画数13 U+789B [セキ、シャク/]
◆水底に砂や石が堆積して浅くなった所、浅瀬(あさせ)、同「瀬」
◆中洲(なかす)、川の中の砂や石が水面より高く堆積したところ
◆砂や石が堆積した砂漠
石5+8=総画数13 U+789C [シン/] 磣𥕺𥕃𥓗硶
◆(食べ物などに)砂が混じる、異物が混じる、同「墋」
石5+8=総画数13 U+78A1 [トク、ドク/] 𥖠𥖿
◆「磟碡・䃙碡・碌碡ロクドク」、田畑の土を平らに均(なら)すための農具、筋状の凹凸を施した円柱形の石(或いは木)に軸を通し、これを引いて転がす、整地用のローラーroller、この「磟碡」と構造はほぼ同じで(筋状の凹凸ではなく)突起や凹凸を施した農具を「礰礋レキタク」という「【農政全書:卷二十一:農器:圖譜一】磟碡又作䃙碡陸龜蒙耒耜經云耙而後有磟碡焉有礰礋焉自爬至礰礋皆有齒磟碡觚棱而咸以木為之堅而重者良(図あり)
石5+8=総画数13 U+78A4 [エイ、ヨウ/]
◆美しい紋様の入った石
石5+8=総画数13 U+FA4B [ヒ/いしぶみ] 碑𥓓
◆石柱セキチュウ、日時計(ひどけい)用の石柱、犠牲ギセイ(いけにえ)を繋(つな)ぐために宗廟ソウビョウの門の前に立てる石柱、棺(ひつぎ)を穴の中に降(お)ろす際に縄(なわ)を掛けたりなどする石柱
◆いしぶみ、功績を称(たた)えたり記念などのために文章や文字を彫り込んで建てた板状の石
筆順
𥓊石5+8=総画数13 U+254CA [テツ、テチ/]
◆石を(目標に向けて)投げ付ける、投げ入れる、同「擿」「擲」
𥓋石5+8=総画数13 U+254CB [未詳/]
◆「計𥓋ケイケン」、春秋時代前770年~前476年後期の浙江省紹興市を中心とした越国の王勾踐コウセン(前496年?~前464年?)の重臣、「計倪」「計然」とも「【吳越春秋:卷九:勾踐陰謀外傳】…越王曰何謂計𥓋曰夫官位財幣金賞者君之所輕也操鋒履刄艾(音刈)命投死者士之所重也…」 {浙江省}
𥓌石5+8=総画数13 U+254CC [キョウ、ゴウ/]
◆「𥓌礰キョウレキ」、石名、未詳、同「礓礫」、別名「薑石キョウセキ」「【本草綱目《欽定四庫全書》本:卷十:石部:石之四:薑石(唐本草)】《釋名》*1𥓌*2礰石(時珍曰薑石以形名或作𥗪礫邵伯温云天有至戾地有至幽石類得之則爲𥗪礫是也俗作*1𥓌*2礰…《氣味》鹹寒無毒…(別本では「*1𥔶」「*2{⿰石厯}」)
𥓍石5+8=総画数13 U+254CD [トク、ドク/]
◆石が落ちる、石を落とす、落石
𥓎石5+8=総画数13 U+254CE [ロツ、ロチ/]
◆(崖が)高く切り立っているさま、同「𡸒」
◆「𥓎矹ロツゴツ」、同「硉矹」「峍屼」◇岩や崖が今にも崩れ落ちそうに切り立っているさま◇石や岩が高く折り重なっているさま「【廣韻:入聲:没第十一:𠀽:𥓎】𥓎矹崖狀」
𥓏石5+8=総画数13 U+254CF [タイ、ダイ/]
◆水を堰(せ)き止めるために築いた堰(せき)、同「埭」「壩」
𥓐石5+8=総画数13 U+254D0 [ショウ、ジョウ/]
◆「䃳𥓐リョウショウ」、山が延々と連なっているさま、同「䃳崨」
𥓑石5+8=総画数13 U+254D1 [サク、ソク/]
◆石、石ころ、「𥓑礫サクレキ」
𥓒石5+8=総画数13 U+254D2 [カン、コン/]
◆壁のようにそそり立つ岩崖ガンガイ、またその下、同「磡」
𥓓石5+8=総画数13 U+254D3 [ヒ/いしぶみ] 碑碑
◆石柱セキチュウ、日時計(ひどけい)用の石柱、犠牲ギセイ(いけにえ)を繋(つな)ぐために宗廟ソウビョウの門の前に立てる石柱、棺(ひつぎ)を穴の中に降(お)ろす際に縄(なわ)を掛けたりなどする石柱
◆いしぶみ、功績を称(たた)えたり記念などのために文章や文字を彫り込んで建てた板状の石
𥓔石5+8=総画数13 U+254D4 [イ/]
◆ごろごろと石が転がっていて凸凹(でこぼこ)しているさま、「𥓔磈イカイ」、同「碨」「𥔃」
𥓕石5+8=総画数13 U+254D5 [未詳/]
◆未詳「【正字通:午集下:石部:𥓕】古文磬正譌…」
𥓗石5+8=総画数13 U+254D7 [シン/] 磣碜𥕺𥕃硶
◆(食べ物などに)砂が混じる、異物が混じる、同「墋」
𥓙石5+8=総画数13 U+254D9 [/うす]
◆[日]地名用字、「茶𥓙山(ちゃうすやま)、京都府城陽市市辺」
筆順
𥓜石5+8=総画数13 U+254DC [未詳/]
◆未詳
𥓝石5+8=総画数13 U+254DD [未詳/]
◆未詳
𥓨石5+8=総画数13 U+254E8 [ケン、ゲン/]
◆研(みが)ぐ、磨(みが)く、同「研」「揧」
◆技術や学問に磨きをかける、またより深く究める、同「研」
𥓩石5+8=総画数13 U+254E9 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:𥓩】川韻虎伯反同硅」
𥓯石5+8=総画数13 U+254EF [ホウ、ボウ、ヒョウ/]
◆「ぽん」というような石が落ちる音(石がぶつかる音)の形容
◆「𥓯礴ホウハク」、大きく広がる、広く覆われる、隅々まで満ちる
◆ポンドpound、重量の単位
◆[日]ポンドpound、イギリスの通貨の単位
𥓱石5+8=総画数13 U+254F1 [ドウ、ノウ/] 碯𥒤𥒢𥖋
◆「碼𥓱・瑪瑙メノウ」、玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐ美しい石
𥓳石5+8=総画数13 U+254F3 [/]
◆[喃]音「ベ」
◆[喃]未詳
𥓴石5+8=総画数13 U+254F4 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:石部:𥓴】"䃚"的讹字」
石5+9=総画数14 U+40C9 [ビン、ミン/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)には劣るものの、玉に似て美しい石、同「䂥」「瑉」
石5+9=総画数14 U+40CC [イン/]
◆石
◆山名、四川省
石5+9=総画数14 U+40CD [ツイ、ズイ/]
◆石が落ちる、落下する、同「墜」
石5+9=総画数14 U+40CE [タ、チャ/]
◆「䃎䂦タシン」、未詳「【御定歷代賦彙:卷十四:衡嶽賦】…漰湱其石則硱磳䂺{⿰石巵}䃎䂦磊砢凌兢…」「【集韻:卷六:上聲下:馬第三十五:𥑒】䃎𥑒石垂貌」
石5+9=総画数14 U+40D0 [돌トル/]
◆[韓]「温䃐(온돌オンドル・구들クドゥル)」、床下に暖気を通して部屋を温める朝鮮半島の伝統的な暖房法、同「温堗・温㷝・温㟮」
石5+9=総画数14 U+787B [コウ、キョウ/]
◆堅(かた)い、石が(石のように)堅い、同「䃘」
◆石を叩(たた)いたときの(石のように堅いものを叩いたような)音、同「硜」
石5+9=総画数14 U+7891 [ヒ/いしぶみ] 碑𥓓
◆石柱セキチュウ、日時計(ひどけい)用の石柱、犠牲ギセイ(いけにえ)を繋(つな)ぐために宗廟ソウビョウの門の前に立てる石柱、棺(ひつぎ)を穴の中に降(お)ろす際に縄(なわ)を掛けたりなどする石柱
◆いしぶみ、功績を称(たた)えたり記念などのために文章や文字を彫り込んで建てた板状の石
漢字林(非部首部別)
筆順
石5+9=総画数14 U+789D [ゼン、ネン/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石、透明で赤い紋様モンヨウが入っているという、同「礝」「瑌」
石5+9=総画数14 U+789E [カン、ゲン/]
◆ごつごつした大きな岩、同「岩」「巖」
◆岩が高く積み重なって険しいさま
石5+9=総画数14 U+789F [チョウ、ジョウ/]
◆食べ物を盛る浅く小さい皿、同「楪」 {食器(盞・碟)}
石5+9=総画数14 U+78A0 [テイ、チョウ/]
◆石造りの東屋(あずまや、屋根と柱だけで壁がない小さな建物)
◆船が流されないように綱で繋ぎ水底に沈める石製の重り、同「矴(碇)」「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:碠碇磸】三俗矴正丁定反石矴也」
石5+9=総画数14 U+78A2 [タ、ダ/]
◆円盤状に作り、軸を通して回転させることができるようにした石(或いは木)、石臼(いしうす、中国では「碾子」)・水碾(スイテン、水車を利用した脱穀・製粉などする装置)・砘車(トンシャ、種を播いた後に土を被せ土を固める農具)などに使われるもの、同「砣」
石5+9=総画数14 U+78A3 [ケツ、ゲチ/]
◆ひときわ高く聳(そび)え立つ岩、同「礍」
◆全体が丸い(或いは頭頂部が丸い)石碑セキヒ、方形の石碑は「碑」、同「嵑」
筆順
石5+9=総画数14 U+78A5 [ヘン/]
◆水の流れが速い川に向かって傾斜している所また道、険しいさま
石5+9=総画数14 U+78A6 [カク/]
◆石が堅いさま
石5+9=総画数14 U+78A7 [ヘキ、ヒャク/あお・い] 𤫅
◆青く美しい石
◆深い青色、緑がかった青色
筆順
石5+9=総画数14 U+78A8 [ワイ、エ、イ/]
◆ごろごろと石が転がっていて凸凹(でこぼこ)しているさま、「碨礧ワイライ」「碨磊ワイライ」、同「𥓔」「𥔃」
◆「碨䃁ワイア」、地形が凸凹(でこぼこ)しているさま
石5+9=総画数14 U+78A9 [セキ、ジャク/]
◆頭が石のように堅(かた)い
◆頭が大きい、大きな頭に知識がぎっしりと詰まっている、「碩学セキガク(学問・知識が広く深いさま)」
筆順
石5+9=総画数14 U+78AA [チン、カン、ゴン/]
◆砧(きぬた)、布を柔らかくしたり艶を出したりするために叩(たた)く際に使う石の台、同「砧」
◆「碪𥔲カンガク」、石がごろごろと折り重なっているさま
筆順
石5+9=総画数14 U+78AB [タン/]
◆砥石(といし)、刃物を研(と)ぐための柔らかく肌理(きめ)の細かい石
◆刃物を研(と)ぐ
石5+9=総画数14 U+78AC [カ、ゲ/]
◆「磍碬ガイカ」、未詳「【玉篇:卷二十二:石部第三百五十一:碬】下加切磍碬髙下也」
石5+9=総画数14 U+78AD [トウ、ドウ/]
◆美しい紋様の入った石
◆(水が)揺れて飛び散る
◆「芒碭・𡵀碭ボウトウ」、山名、河南省商丘市永城市 {河南省}
漢字林(非部首部別)
石5+9=総画数14 U+78AE [テイ、タイ、ダイ/]
◆堤防、川・湖・海の水が溢(あふ)れ出てくることを防ぐために土や石を高く盛ったところ、土手、同「堤」「隄」
◆砧(きぬた)、ものを叩いたり切ったりする際に使う石の台
石5+9=総画数14 U+78AF [ドウ、ノウ/] 𥒤𥓱𥒢𥖋
◆「碼碯・瑪瑙メノウ」、玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐ美しい石
筆順
石5+9=総画数14 U+78B0 [ホウ/]
◆(二つのものが)ぶつかり合う、突き当たる
◆触(ふ)れる、触れ合う
◆出会う、偶然出会う、出会(でくわ)す、同「䰃」
筆順
石5+9=総画数14 U+78B1 [カン/]
◆塩基性、アルカリalkali性、またその物質、炭酸ナトリウムsodium carbonate(炭酸ソーダ)
◆繁「鹼」
石5+9=総画数14 U+78B2 [テイ/]
◆テルルTellurium(Te)、元素名 {テルル}
石5+9=総画数14 U+78B3 [タン/]
◆炭素(Carbon、C)、元素名 {炭素}
石5+9=総画数14 U+78B4 [サ、シャ/]
◆細かく砕(くだ)けたもの、欠片(かけら)、破片ハヘン、断片ダンペン
石5+9=総画数14 U+78B5 [テン/せき、ひろ]
◆未詳
◆[日]人名用字 {和製漢字の辞典:石部:碵}
筆順
石5+9=総画数14 U+78B6 [①ケイ②계キェ/]

◆水の流れを調整する石積みの堰(せき)

◆[韓]未詳
石5+9=総画数14 U+78B7 [トン、ドン/]
◆未詳「【漢語大字典:石部:碷】同"楯"」
◆人名用字「【東槎紀略:卷三:*噶瑪蘭原始】…楊牛林碷簡東來…(「*噶瑪蘭カバラン」は台湾東北部に住む民族名)
石5+9=総画数14 U+78B8 [フウ/]
◆スルホンsulfone、有機化合物
石5+9=総画数14 U+78B9 [セン/]
◆アーチarch形、石や煉瓦レンガなどをアーチarch形に組んだ部分、同「䃠」
石5+9=総画数14 U+78C1 [シ、ジ/] 𥔵礠
◆鉄などを引き寄せる性質、またそのような性質のある石、「磁石ジシャク・ジセキ」
◆表面が透明なガラスglas[蘭]質で吸水性がなく緻密で硬い器、「磁器ジキ」、同「瓷」
筆順
𣗁木部
𥓺石5+9=総画数14 U+254FA [ボウ、モウ、ブ、ム/] 嵍𡻒𡺱
◆小高い山、また丘
◆「巏𥓺ケンボウ」、山名、河北省邢台市隆堯県、但し確認できなかった
𥓼石5+9=総画数14 U+254FC [キョ、ゴ/] 磲𥑭
◆「硨𥓼・車渠シャキョ・シャコ」、シャゴウガイ(車螯貝)、シャコガイ亜科のカキ(牡蠣)に似た二枚貝、食用とされる他、殻は装飾品などに加工され玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐものといわれる、別名「蛼螯シャゴウ」
𥓿石5+9=総画数14 U+254FF [タ、ダ/] 堶𤭨𡊵
◆飛甎戲ヒセンギ(瓦や石などを投げて競うゲームgame)に使う平たい石、「飛甎戲」は【漢語大辞典】が【俗言】を引いて「水切り(水面に向けて平たい石を投げて跳ねさせる遊び)」という、同「砣」「𤬾」「【漢語大字典:土部:堶】…明楊慎《俗言・抛堶》:"宋世寒食有抛堶之戯、兒童飛瓦石之戯、若今打瓦也。"」
𥔀石5+9=総画数14 U+25500 [コウ/]
◆辺りに響き渡る大きな音、同「訇」「𥕗」「硡」
𥔃石5+9=総画数14 U+25503 [イ/]
◆ごろごろと石が転がっていて凸凹(でこぼこ)しているさま、同「碨」「𥓔」
𥔅石5+9=総画数14 U+25505 [カイ、ケ/] 砎𥐤
◆(石のように)硬いさま
◆「礣𥔅ベツカイ」◇石のように)硬いさま◇小石、堅い石
𥔆石5+9=総画数14 U+25506 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:午集下:石部:𥔆】《正字通》古文席字(「【正字通:午集下:石部:𥔆】古文席六書統篆作{𥔆-石+{⿸𠂋𠮛}…」とは字形が異なる)
𥔇石5+9=総画数14 U+25507 [コウ/]
◆「𥔇𥔇コウコウ」、石がぶつかり合う大きな音の形容
𥔈石5+9=総画数14 U+25508 [テイ、ダイ/]
◆「唐𥔈トウテイ」、雲母ウンモ・ウンボに似た鉱石の名、別名「火齊カセイ」、同「唐厗」「鎕銻」「【說文解字注:厂部:厗】唐厗石也(…石名也廣韵齊韵唐韵皆作磄厗又曰鎕銻火齊也玉篇曰厗古銻字)」
𥔎石5+9=総画数14 U+2550E [キ/]
◆陸地が入り組んで崖状に切り立ったところ、同「崎」「埼」
◆高く切り立つさま、「碕岸キガン」「碕嶺キレイ」
◆「𥔎礒キギ」、ごつごつとした石や岩が高く折り重なるさま
筆順
𥔐石5+9=総画数14 U+25510 [カイ、カツ、カチ、コウ/]
◆石がぶつかり合う音、またその音の形容
◆「ぽん」「こつん」というような叩いたりぶつかったりした時の音の形容
◆「硠𥔐ロウカイ」、辺りに響き渡る大きな音の形容、同「硠礚」
𥔣石5+9=総画数14 U+25523 [キョウ、コウ/]
◆「𥔣䃰・礓䃰キョウサツ」、城門名、明朝(1368年~1644年)の首都北京を囲む城門の一つ、外城ガイジョウ南東に位置する左安門サアンモンの別称(俗称)「【酌中志:卷十七:大內規制紀畧】…歸極門所謂逍遙城者在六科廊後此門之西南𥔣䃰之下…」「【明宮史:卷二:京城內外十六門】…左安門即俗稱礓䃰門也…」
𥔧石5+9=総画数14 U+25527 [ショウ、シュ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:𥗦𥔧】二俗音鐘」「【治臺必告錄:卷三:條覆籌辦番社議】社…猫𥔧社…」
𥔨石5+9=総画数14 U+25528 [サツ、サチ/]
◆隙間がない程までに近づく、また近くに寄せる、同「拶」
𥔲石5+9=総画数14 U+25532 [ガク/]
◆「碪𥔲カンガク」、石がごろごろと折り重なっているさま
𥔵石5+9=総画数14 U+25535 [シ、ジ/] 磁礠
◆鉄などを引き寄せる性質、またそのような性質のある石、「磁石ジシャク・ジセキ」
◆表面が透明なガラスglas[蘭]質で吸水性がなく緻密で硬い器、「磁器ジキ」、同「瓷」
𥔽石5+9=総画数14 U+2553D [コウ/]
◆石がぶつかり合うさま、或いはその音「【南齊書:卷四十一:列傳:第二十二:張融:周顒】…窂浪硠(音浪)掊崩山相𥔽(苦合)…」
𪿪石5+9=総画数14 U+2AFEA [未詳/]
◆未詳「【金瓶梅詞話(テキスト版):第二十九回】…砰砰𪿪𪿪成一片…」
石5+10=総画数15 U+40D1 [ハン、バン/]
◆石の斑紋ハンモン、斑紋のある石
◆石が敷き詰められているさま
石5+10=総画数15 U+40D4 [コウ、グ/]
◆「䃔䃧コウリョウ」、石が崩れ落ちる音
石5+10=総画数15 U+40D5 [ロウ/]
◆堅い石がぶつかり合う音
◆煮炊きするための容器を作る原料となる石の名、同「磱」「【御定駢字類編:卷二百二十一】其土少鐡以䃕石燒為器以烹」
石5+10=総画数15 U+40D6 [オ、ウ/]
◆外からの侵入を遮(さえぎ)るための石垣(いしがき)などの構築物、村落の周囲に築くものなどの比較的小規模のものを指すという、同「塢」
石5+10=総画数15 U+40D7 [サク、ソク/] 𥓑
◆石、石ころ、「䃗礫サクレキ」
石5+10=総画数15 U+40DB [レン/]
◆精錬する前の鉛(なまり)を含む鉱石、同「鏈」
石5+10=総画数15 U+78BA [カク/たし・か]
◆石のように堅(かた)い、堅くしっかりとしていて揺るぎがない
◆間違いない
◆簡「确」
筆順
石5+10=総画数15 U+78BB [カク、コウ、キョウ/]
◆石のように堅い、堅くしっかりとしている、確かな、同「確」
◆「碻磝コウゴウ」、古城名、また古地名、山東省聊城市茌平県西南の古黄河南岸「【水經注:卷五:河水】又東北過茌平縣西…東北逕碻磝城西…述征記曰碻磝津名也自黃河泛舟而渡者皆為津也…」「【通典:卷一百七十一:州郡】…初文帝元嘉中遣將北伐水軍入河克魏碻磝滑臺武牢洛陽四城(碻磝卽今濟陽郡城…)」 {山東省}
石5+10=総画数15 U+78BC [バ、メ/]
◆「碼碯・瑪瑙メノウ」、玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐ美しい石
◆「碼頭バトウ・マトウ」、波止場(はとば)、埠頭フトウ
◆ヤードyard、長さの単位
◆数を表す語、「數碼スウバ・スウマ(数字)」「号碼コウバ・コウマ(番号)」「編碼ヘンバ・ヘンマ(コードcode化された番号)」など
◆「砝碼ホウバ・ファマー」、分銅フンドウ、物の重さを量(はか)る際の基準とする錘(おもり)
筆順
石5+10=総画数15 U+78BD [コウ、ク/]
◆石がぶつかり合う音の形容
石5+10=総画数15 U+78BE [デン、ネン、テン/ひ・く] 𥗷𥗇𥑊
◆石臼(いしうす)、穀物などを平らに押し展(の)ばし磨り潰(すりつぶ)す道具
◆石臼を回して穀物などを磨り潰す、磨り潰して粉にする、同「輾」
筆順
石5+10=総画数15 U+78BF [ソツ、ソチ、セツ/]
◆磨(みが)く
◆石を砕(くだ)く
石5+10=総画数15 U+78C0 [ガク、ギャク/] 𥑺
◆「礋磀タクガク」、獣名、未詳、「【管城碩記:卷二十四:𥑺】注云舊注音額礋𥑺獸名按竒獸莫詳於山海經本草綱目未見名…按神異經曰西方有人長短如人羊頭猴尾名礋𥑺健行又駢雅曰猾褢如人而彘鬛礋𥑺獸身而羊首䐗注云同肚俗讀肚若䐗故从者作䐗舊注同豬誤俗書宜刪」
石5+10=総画数15 U+78C2 [リュウ、ル/]
◆炊事用の釜(かま)、同「鎦」
◆「磂黄リュウオウ」、硫黄リュウオウ(イオウ、Sulfur、S)、元素名 {硫黄}
石5+10=総画数15 U+78C3 [シ、テイ、ダイ/]
◆「磃氏シシ」、上林苑ジョウリンエン(秦代・前漢代の皇帝の庭園の名)内の館名、上林苑は長安チョウアン(現陝西省西安市)の西南部に広がり、前漢代には周囲300里(約120km)にも及んだという「【禁扁:卷四:前漢】東館 甲館 柸館 桂館 繭館 鹿館 涿沐 射熊(長楊) 承光 建章 包陽 犬臺 當路 磃氏 飛亷 平樂 上蘭(已上十三館在上林)(十七館の名があり「已上十三館」がどれか未詳) {陝西省}
◆「磄磃トテイ」、怪石、未詳「【集韻:卷二:平聲:齊第十二:磃】…一曰磄磃怪石」
石5+10=総画数15 U+78C4 [トウ、ドウ/]
◆「磄磃トテイ」、怪石、未詳「【集韻:卷二:平聲:齊第十二:磃】…一曰磄磃怪石」
◆「磅磄ホウトウ」◇山名、未詳「【拾遺記:卷三:周穆王】…扶桑東五萬里有𥓯磄山…」◇大きく広がるさま、広大なさま「【古文苑:卷二:賦:宋玉:笛賦】…其處磅磄千仞(旁唐言盤薄也八尺曰仞)(「盤薄」は「盤礴バンハク」で「大きく広がるさま」の意)
石5+10=総画数15 U+78C5 [ホウ、ボウ、ヒョウ/] 𥓯
◆「ぽん」というような石が落ちる音(石がぶつかる音)の形容
◆「磅礴ホウハク」、大きく広がる、広く覆われる、隅々まで満ちる
◆ポンドpound、重量の単位
◆[日]ポンドpound、イギリスの通貨の単位
筆順
石5+10=総画数15 U+78C6 [カツ、ゲチ、カチ/]
◆「磆石・滑石カッセキ」、薬として利用される鉱物、英名タルクtalc
筆順
石5+10=総画数15 U+78C7 [ヘイ、ハイ、ヒ/]
◆砒素ヒソ(Arsenic、As)の旧名、現「砷」
◆ヒ素化合物
石5+10=総画数15 U+78C8 [カイ、ケ、ギ/]
◆石や岩が高く折り重なっているさま、「硱磈コンカイ」「磈硊カイギ」
筆順
石5+10=総画数15 U+78C9 [ソウ/]
◆礎(いしずえ)、建物や橋などの構築物を支えるための柱の下に敷く大きな石、同「礎」
石5+10=総画数15 U+78CA [ライ/] 𥗉
◆石がごろごろしているさま、たくさんの石が連なり重なり合っているさま、同「磥」「礌」
◆「磊落ライラク」、おおらかで小さなことに拘(こだわ)らないさま
漢字林(非部首部別)
筆順
石5+10=総画数15 U+78CB [サ/]
◆(象牙や玉などを)削り磨(みが)く、削り磨いて目的の形に仕上げる、学問や技芸などに磨きをかける、「切磋セッサ」
漢字林(非部首部別)
筆順
石5+10=総画数15 U+78CC [テン、デン/]
◆礎(いしずえ)、建物や橋などの構築物を支えるための柱の下に敷く大きな石、同「礎」「礩」
◆「どすん」という石の落ちる音
石5+10=総画数15 U+78CD [カツ、ゲチ、アツ、エチ/]
◆剥(は)ぐ
◆石がごろごろと転がり広がっているさま
◆「碣磍ケツカツ」、未詳「【漢書(前漢書):卷八十七下:揚雄傳第五十七下】…建碣磍之虡(孟康曰碣磍刻猛獸爲之故其形碣磍而盛怒也…)(「虡キョ」は神獣の名、頭は鹿に体は龍に似るという)
石5+10=総画数15 U+78CE [ケイ、ケ/]
◆細々と谷間を流れる川、同「谿」
筆順
石5+10=総画数15 U+78CF [レン、ケン/] 𥖝
◆赤色の砥石
◆自らを磨き鍛える
◆自らをしっかりと戒(いまし)めけじめを守る、同「廉」
石5+10=総画数15 U+78D0 [ハン、バン/いわ]
◆平たくどっしりとして容易に動かせない大きな岩
筆順
石5+10=総画数15 U+78D1 [ガイ、ゲ/]
◆石臼(いしうす)、回転させながら穀物などを粉砕する道具、また石臼で磨(す)り潰す、同「磨」
◆「磑磑ガイガイ」◇ごつごつと堅いさま◇ごつごつとした岩山が高いさま
筆順
石5+10=総画数15 U+78D2 [イン/]
◆高い所から(空中をまっすぐ下に)落ちる、同「隕」
石5+10=総画数15 U+78D3 [タイ、テ/] 𥑵
◆石が落ちる、また落とす、同「塠」
◆石を紐(ひも)で結(ゆ)わえて垂らす、またそれを落とす、同「硾」
◆(とんとんと短く繰り返し)ぶつかる、またぶつける、また打ち付ける、同「硾」
◆石が積み重なる、山のように積み上がる、同「堆」
石5+10=総画数15 U+78D4 [タク、チャク/はりつけ]
◆犠牲ギセイ(神などに供える家畜)を切り裂(さ)く、(厄災が市中に入り込まないように)切り裂いた犠牲を市門(シモン、市街の出入り口の門)に晒(さら)す「【禮記注疏(禮記正義):卷十四:月令】命國難九門磔攘以畢春氣(《注》…磔牲以攘於四方之神所以畢止其災也…)」
◆罪人の体を引き裂く、またその刑罰、同「矺」
◆永字八法の一つ、左上から右下に向かってのはらい、現代では「捺ナツ」 {永字八法}
筆順
石5+10=総画数15 U+78D5 [カイ、カツ、カチ、コウ/] 𥔐
◆石がぶつかり合う音、またその音の形容
◆「ぽん」「こつん」というような叩いたりぶつかったりした時の音の形容
◆「硠磕ロウカイ」、辺りに響き渡る大きな音の形容、同「硠礚」
石5+10=総画数15 U+78D7 [セン/] 磚砖
◆石を煉瓦レンガ状・薄い板状に切り揃えたもの、積み上げて壁にしたり、壁に貼り付けたり、通り道に敷き詰めたりする、同「塼」
◆煉瓦レンガ状のもの、長方体状のもの、「金磚キンセン(金塊)」「氷磚ヒョウセン(四角いアイスキャンデーice candy)」
石5+10=総画数15 U+78D8 [ヨウ/] 𥕬
◆「灰磘カイヨウ」、地名、台湾新北シンホク市蘆洲ロシュウ区 {台湾}
石5+10=総画数15 U+78D9 [コン/]
◆円柱形の石に軸を通したローラーroller、転がしながら石の重みを利用して地面や田畑などを平らにするための道具
◆ローラーで圧力を加えて平らにする
石5+10=総画数15 U+78E4 [イン、オン/]
◆辺りに響(ひびき)き渡る雷の音、雷のような大きな音、「磤磤インイン」
◆「砏磤フンイン」、石がぶつかり合う大きな音、雷のような辺りに響き渡る大きな音
筆順
𥓽石5+10=総画数15 U+254FD [サイ、ザイ/とりで] 砦𡎵𡍥
◆柵を巡(めぐ)らせて囲ったところ、家畜の飼育場や村落の囲い、同「寨」
◆周囲に柵や土塁・石垣を巡らせたところ、外敵の侵入を防ぐための構築物、兵士が宿営するところ、同「寨」
𥔭石5+10=総画数15 U+2552D [サ/]
◆小石
𥔰石5+10=総画数15 U+25530 [ホウ、ヒョウ/] 砲礮礟
◆大きな石を飛ばす兵器、投石器
◆弾丸を飛ばす円筒形の兵器、大筒(おおづつ)、同「炮」
◆火薬を用いて爆破する、炸裂サクレツする、同「炮」
◆爆竹バクチク、同「炮」
𥔳石5+10=総画数15 U+25533 [カク/]
◆堅い
𥔶石5+10=総画数15 U+25536 [キョウ、コウ/]
◆同「𥓌」「【本草綱目《欽定四庫全書》本:卷十:石部:石之四:薑石(唐本草)】《釋名》*1𥓌*2礰石(時珍曰薑石以形名或作𥗪礫邵伯温云天有至戾地有至幽石類得之則爲𥗪礫是也俗作*1𥓌*2礰…《氣味》鹹寒無毒…(別本では「*1𥔶」「*2{⿰石厯}」)
𥕂石5+10=総画数15 U+25542 [セキ、ジャク/]
◆石が多く痩(や)せた土地「【天台林公輔先生文集(テキスト版):荅徐始豊先生書】…磽𥕂者終不獲…」
𥕃石5+10=総画数15 U+25543 [シン/] 磣碜𥕺𥓗硶
◆(食べ物などに)砂が混じる、異物が混じる、同「墋」
𥕅石5+10=総画数15 U+25545 [ショ、ソ/]
◆岩や石が積み上がってできたような山、岩や石が露(あら)わになっている山、同「岨」「砠」「𥥐」「【集韻:卷一:平聲:魚第九:岨砠𥕅】說文石戴土也引詩陟彼岨矣或作砠𥕅」「【字彙補:午集:石部:𥕅】七余切音趨石山戴土也」
𥕆石5+10=総画数15 U+25546 [レキ、リャク/]
◆「礕𥕆ヘキレキ」、石の激しくぶつかり合う大きな音、同「礔礰」
𥕈石5+10=総画数15 U+25548 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:午集:石部:𥕈】楚扇切音懺碾繒石也」
𥕉石5+10=総画数15 U+25549 [サク/] 𥕒
◆砥石や鑢(やすり)などで磨く、また擦(こす)る、同「厝」「錯」
𥕓石5+10=総画数15 U+25553 [バク、マク/]
◆水のない砂や石だけの広大な地、「沙𥕓・沙漠・砂漠サバク」
𥕗石5+10=総画数15 U+25557 [コウ/] 𥗞
◆辺りに響き渡る大きな音、同「硡」
𥕬石5+10=総画数15 U+2556C [ヨウ/]
◆「灰𥕬カイヨウ」、地名、台湾新北シンホク市蘆洲ロシュウ区 {台湾}
𪿬石5+10=総画数15 U+2AFEC [未詳/]
◆未詳
石5+11=総画数16 U+40D9 [ロク/]
◆「䃙碡ロクドク」、田畑の土を平らに均(なら)すための農具、筋状の凹凸を施した円柱形の石(或いは木)に軸を通し、これを引いて転がす、整地用のローラーroller、同「磟碡・碌碡」、この「䃙碡」と構造はほぼ同じで(筋状の凹凸ではなく)突起や凹凸を施した農具を「礰礋レキタク」という「【農政全書:卷二十一:農器:圖譜一】磟碡又作䃙碡陸龜蒙耒耜經云耙而後有磟碡焉有礰礋焉自爬至礰礋皆有齒磟碡觚棱而咸以木為之堅而重者良(図あり)
石5+11=総画数16 U+40DA [シュク、スク/]
◆「碌䃚ロクシュク」、小石がごろごろしているさま
◆(青い)石製の鏃(やじり、矢尻、矢柄・矢幹(やがら)の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品)
石5+11=総画数16 U+40DC [エイ、アイ/]
◆黒く美しい石
石5+11=総画数16 U+40DD [コウ、キョウ/]
◆石がごろごろと転がっているさま、同「礉」
石5+11=総画数16 U+40E0 [セン/]
◆アーチarch形、石や煉瓦レンガなどをアーチarch形に組んだ部分、同「碹」
鳥部
石5+11=総画数16 U+78D6 [ロウ/]
◆「磖磼ロウソウ」、物が破れる(崩れる)音
石5+11=総画数16 U+78DA [セン/] 磗砖
◆石を煉瓦レンガ状・薄い板状に切り揃えたもの、積み上げて壁にしたり、壁に貼り付けたり、通り道に敷き詰めたりする、同「塼」
◆煉瓦レンガ状のもの、長方体状のもの、「金磚キンセン(金塊)」「氷磚ヒョウセン(四角いアイスキャンデーice candy)」
筆順
石5+11=総画数16 U+78DB [サン、ゼン、ザン/] 𥕌
◆岩山が高く険しいさま
石5+11=総画数16 U+78DC [セイ、サイ/]
◆(石を)積む、積み重ねる、同「砌」「【宋史:卷四百十九:列傳第一百七十八】…破潭瓦磜賊起之地…」「【閩縣鄉土志:(名將)趙紃夫】…石城寇黃元仲猖狂乃預葺城濠為守禦計賊至射退之復追擒元仲臠於市明年還職父老磨石紀功時儋亦知雩都平磜下賊…」「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:矵磜{⿰石(⿱厽(⿰小乚))}】三俗砌正七細反階砌也」
石5+11=総画数16 U+78DD [ゴウ、ギョウ、キョウ/]
◆山に小さな石がごろごろと転がっているさま、「磝磝ゴウゴウ」、同「嶅」
◆「碻磝コウゴウ」、古城名、また古地名、山東省聊城市茌平県西南の古黄河南岸「【水經注:卷五:河水】又東北過茌平縣西…東北逕碻磝城西…述征記曰碻磝津名也自黃河泛舟而渡者皆為津也…」「【通典:卷一百七十一:州郡】…初文帝元嘉中遣將北伐水軍入河克魏碻磝滑臺武牢洛陽四城(碻磝卽今濟陽郡城…)」 {山東省}
石5+11=総画数16 U+78DE [ホウ、ヒョウ/]
◆石が崩れ落ちるときの「ぼん」「どすん」などの大きな音
石5+11=総画数16 U+78DF [リク、ロク/]
◆「硣磟コウリク」、山が競(きそ)うように高く聳(そび)え立つさま「【何水部集:渡連圻】…絕壁駕崚嶒硣磟上爭險…」
◆「磟碡ロクドク」、田畑の土を平らに均(なら)すための農具、筋状の凹凸を施した円柱形の石(或いは木)に軸を通し、これを引いて転がす、整地用のローラーroller、同「䃙碡・碌碡」、この「磟碡」と構造はほぼ同じで(筋状の凹凸ではなく)突起や凹凸を施した農具を「礰礋レキタク」という「【農政全書:卷二十一:農器:圖譜一】磟碡又作䃙碡陸龜蒙耒耜經云耙而後有磟碡焉有礰礋焉自爬至礰礋皆有齒磟碡觚棱而咸以木為之堅而重者良(図あり)
漢字林(非部首部別)
石5+11=総画数16 U+78E0 [ロ、ル/]
◆「磠砂ロシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「硇」
石5+11=総画数16 U+78E1 [カン、コン/]
◆壁のようにそそり立つ岩崖ガンガイ、またその下、同「𥓒」
石5+11=総画数16 U+78E2 [ソウ、ショウ/]
◆汚れを洗い落とす、擦(こす)り落とす、削(けず)り落とす、同「㼽」「【御定全唐詩:卷三百三十六:韓愈:元和聖德詩】…滌濯剗磢(初兩切又此兩切瓦石冼物)磨滅瑕垢…」
石5+11=総画数16 U+78E3 [シン/] 碜𥕺𥕃𥓗硶
◆(食べ物などに)砂が混じる、異物が混じる、同「墋」
石5+11=総画数16 U+78E5 [ルイ/] 𥗼
◆石がごろごろと折り重なっているさま、同「礧」「𥗬」
◆「磥硌ルイラク」、おおらかで細かいことに拘(こだわ)らないさま、同「磊落ライラク」
石5+11=総画数16 U+78E6 [ヒョウ/]
◆山の峰(みね)また頂(いただき)、山の峰また頂が高く突き出ているさま、同「㟽」、一説に小高い峰「【字彙:午集:石部:磦】甫遥切音標小峯」
筆順
石5+11=総画数16 U+78E7 [セキ、シャク/]
◆水底に砂や石が堆積して浅くなった所、浅瀬(あさせ)、同「瀬」
◆中洲(なかす)、川の中の砂や石が水面より高く堆積したところ
◆砂や石が堆積した砂漠
筆順
石5+11=総画数16 U+78E8 [バ、マ/みが・く、と・ぐ、す・る] 䃺𥖤𢉳
◆研(みが)く、擦(こす)り合わせる、石や玉ギョク(美しく高貴な石)を擦って形を整える、また表面を滑らかにする
◆石臼(いしうす)、回転させながら穀物などを粉砕する道具、また石臼ですり潰す、同「磑」
◆擦(す)り減る、消耗する
漢字林(非部首部別)
筆順
石5+11=総画数16 U+78E9 [セキ、シャク/]
◆繊細で美しい紋様の入った玉ギョク(美しく高貴な石)に似た石
◆礎(いしずえ)、建物や橋などの構築物を支えるための柱の下に敷く大きな石、同「礎」
石5+11=総画数16 U+78EA [サイ、ザイ/]
◆山が高いさま、高く険(けわ)しいさま
◆「磪嵬・崔嵬サイカイ」、石や岩が折り重なって聳(そび)え立つさま、ごつごつした高い岩山
石5+11=総画数16 U+78EB [ショウ、シュ/]
◆「磫𥗫ショウク」、礪石レイセキ、肌理(きめ)の粗(あら)い砥石(といし)
◆石を敷いた路(みち)
石5+11=総画数16 U+78EC [ケイ、キョウ/]
◆石また玉ギョク(美しく高貴な石)製の(或いは金属製の)打楽器、板状の"へ"字形でこれを紐(ひも)で吊(つる)し叩(たた)いて音を出す、厚さや大きさを変えながら音階を整え、これを複数並べ吊したものを「編磬ヘンケイ」という {楽器(打楽器)}
◆畏(かしこ)まって"へ"字形に腰をかがめる
◆首を絞めて殺す
◆尽きる、全てが外に出て中が空(から)になる、同「罄」
筆順
石5+11=総画数16 U+78ED [ギャク、シャク、ギン、ゴン/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:磭】魚約反磑也」「【廣韻(重修廣韻):上聲:軫第十六:釿:磭】大脣」
石5+11=総画数16 U+78EE [リン、ロン/]
◆「磮碅ロンクン」、小石がぱらぱらと剥(はが)がれ落ちるさま「【御定駢字類編:卷一百四十七:采色門十四:斑】斑剥(周湞池口舟中見九華山詩嵁霞上斑剥石乳下碖碅)」
◆未詳「【廣韻:去聲:慁第二十六:論:碖】大小匀皃」
𥕌石5+11=総画数16 U+2554C [サン、ゼン、ザン/]
◆岩山が高く険しいさま
𥕒石5+11=総画数16 U+25552 [サク/] 𥕉
◆砥石や鑢(やすり)などで磨く、また擦(こす)る、同「厝」「錯」
𥕕石5+11=総画数16 U+25555 [カ、ケ/]
◆石が裂ける、罅(ひび)が入る
𥕖石5+11=総画数16 U+25556 [カク/]
◆棺(ひつぎ)を納めるための木製の外箱、外棺、木製は「椁」
◆「𥕖𨏒カクラク」、車の(「ごろごろ」「がらがら」というような)音
𥕘石5+11=総画数16 U+25558 [ソウ、ジョウ/]
◆附フ國(古国名、四川省北西部・青海省南東部・チベット自治区東部一帯を領した)付近に住む民族の石積みの住宅・倉庫兼用の建物「【方輿勝覽:卷五十五:雅州】事要郡名通化 汶山…風俗夷俗耐饑寒(圖經)疊石為𥕘(…如浮圖數重門內以梯上下貨藏于上人居其中畜圂于下高二三丈者謂之籠雞後漢書謂之邛籠十餘丈者謂之碉亦有板屋土屋者自汶州以東皆有屋宇不立碉𥕘豹嶺以西皆織毛毯蓋屋如穹廬)(「汶山ブンザン」「汶州ブンシュウ」は四川省北部の阿垻藏族羌族自治州・綿陽市一帯)「【集韻:卷三:平聲:爻第五:𥕘】附國之民壘石為巢而居曰𥕘」{四川省}
𥕚石5+11=総画数16 U+2555A [未詳/]
◆未詳「【字彙補:午集拾遺:石部補字:𥕚】疑犖字之譌」
𥕤石5+11=総画数16 U+25564 [カイ/]
◆「砰𥕤ホウカイ」、辺りに響き渡る大きな音の形容「【晉書:列傳:第二十五】…鼓鼙硡{⿰石𢚩}以砰𥕤…」「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:砰】正普耕反石砰𥕤如雷聲也」
𥕦石5+11=総画数16 U+25566 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:石部:𥕦】同"磙"」
𥖛石5+11=総画数16 U+2559B [シャク、ジャク/]
◆石などを(堅いものも)叩き削(けず)る、また叩き砕(くだ)く、同「𥗁」「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:𥖛】張畧反斫也與碏同」「【元詩紀事:卷八:潁州老翁歌】…山東建節開大府便宜斬𥖛揚天威…」
石5+12=総画数17 U+40D8 [コウ、キョウ/]
◆堅(かた)い、石が(石のように)堅い、同「硻」
◆石を叩(たた)いたときの(石のように堅いものを叩いたような)音、同「硻」
石5+12=総画数17 U+40DF [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:酉集中:走部:𧽾】《周秦石刻釋音》𧽾薛氏作散卽䃟字(「【六藝之一錄:卷二十六:石鼓文考】𧽾薛氏作散卽䃟字」を引いたもの、但し「【古文苑:卷一:周宣王】澫澫又𩵮其斿𧽾𧽾(澫鄭本云即漫以萬通作曼漫漫水之濔茫處也又通作有籀文省下同見詛椘文𩵮今作鯊魚名所加反斿今作游下同𧽾薛作散字鄭云𧽾即𨅖字相千反)」は「即𨅖字」とする)
石5+12=総画数17 U+40E1 [シン/]
◆石
◆石造りの門
石5+12=総画数17 U+40E2 [キン、コン/]
◆高く聳(そび)え立つさま、「䃢碒・嶔崟キンギン」
石5+12=総画数17 U+40E3 [キ/]
◆毀(こわ)す、壊(こわ)す、破(やぶ)る、傷付ける、同「毀」
石5+12=総画数17 U+40E6 [トン/]
◆礎(いしずえ)や台座などのために切り揃えられた大きな石
石5+12=総画数17 U+40E7 [リョウ、リュウ/]
◆「䃔䃧コウリョウ」、石が崩れ落ちる音
石5+12=総画数17 U+78EF [キ、ケ/いそ]
◆石や岩に水が激しく打ち当たる
◆石や岩の多い水辺(みずべ)
筆順
石5+12=総画数17 U+78F0 [セン、ゼン/]
◆白い土
石5+12=総画数17 U+78F1 [ロウ/] 𥒪
◆煮炊きするための容器を作る原料となる石の名、同「䃕」「【御定駢字類編:卷二百二十一】其土少鐡以䃕石燒為器以烹」
石5+12=総画数17 U+78F2 [キョ、ゴ/] 𥓼𥑭
◆「硨磲・車渠シャキョ・シャコ」、シャゴウガイ(車螯貝)、シャコガイ亜科のカキ(牡蠣)に似た二枚貝、食用とされる他、殻は装飾品などに加工され玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐものといわれる、別名「蛼螯シャゴウ」
石5+12=総画数17 U+78F3 [ソウ、ソ/]
◆「碅磳クンソウ」「硱磳コンソウ」、岩山が高く聳(そび)え立つさま、ごつごつした岩が高く折り重なって危(あや)ういさま
◆「碐磳リョウソウ」、ごつごつした岩が辺り一面に転がっているさま
石5+12=総画数17 U+78F4 [トウ/]
◆急で険しい石だらけの山道
◆石段、同「隥」
◆石橋、石の橋
筆順
石5+12=総画数17 U+78F5 [カン、ケン/]
◆山と山とに挟(はさ)まれた狭いところ、谷間、同「𡼏」「𧯎」
石5+12=総画数17 U+78F6 [セキ、シャク/] 𥖽
◆礎(いしずえ)、建物や橋などの構築物を支えるための柱の下に敷く大きな石、同「礎」
石5+12=総画数17 U+78F7 [リン/] 𥒣
◆薄くきらきらと輝く石、水中できらきらと輝く石
◆雲母ウンモ・ウンボ
◆リン燐(Phosphorus、P)、元素名、同「燐」 {リン}
筆順
石5+12=総画数17 U+78F8 [テイ、チョウ/いかり] 碇矴
◆船が流されないように綱で繋ぎ水底に沈める石製の重り、同「碠」、金属製は「錨」
◆重りを沈めて船を停める
石5+12=総画数17 U+78F9 [テン、デン/]
◆「䃸磹センテン」、稲妻(いなづま)、稲妻が走る
◆未詳「【南齊書:卷四十一:列傳第二十二:張融】…流柴磹(五感反)*{𠱏-口+山}(五窟)頓浪低波…(「*{𠱏-口+山}」は「㼘」)「【通玄秘術:太陽流珠丹】…先鎔半斤鉛磹藥缾子了以鐵條擒据定…」
石5+12=総画数17 U+78FA [コウ、オウ/]
◆掘り出したままで加工されていない有用な物質を含む天然の鉱石、同「礦」「鑛(鉱)」「𥐫」「卝」「【說文解字:石部:磺】銅鐵樸石也」
◆「硫磺リュウオウ(イオウ、Sulfur、S)」、元素名、同「硫黄」 {硫黄}
石5+12=総画数17 U+78FB [ハン、バン、ハ/]
◆「磻溪ハンケイ」、川名、陝西省宝鶏市東南を流れる {陝西省}
◆飛ぶ鳥を捕(と)るための長い紐(ひも、繳シャクという)を結(ゆ)わえた石、鳥がこの紐に触れると絡(から)むように工夫したもの、同「碆」、石の代わりに結わえる鏃(やじり)を「矰ソウ」という
石5+12=総画数17 U+78FC [ソウ、ゾウ/]
◆山が高いさま、「磼礏ソウギョウ」、同「㠎嶫シュウギョウ」
◆「磖磼ロウソウ」、物が破れる(崩れる)音
石5+12=総画数17 U+78FD [コウ、キョウ/]
◆硬(かた)い、石のように硬い
◆土が石のように硬い(石が多い)痩(や)せた土地、「磽确・墝埆コウカク」、同「墝」
◆山間部の田畑、「䂪」
◆「磽䂽、磽䂪コウチョウ」、石名、未詳「【集韻:卷六:上聲下:筱第二十九:䂽䂪】磽䂽石名或从兆」
筆順
石5+12=総画数17 U+78FE [テイ、タイ/]
◆絹を染めるために用いた黒い石
石5+12=総画数17 U+78FF [レキ、リャク/]
◆小石のぶつかり合う音の形容
漢字林(非部首部別)
石5+12=総画数17 U+7900 [カン、ケン/]
◆山と山とに挟(はさ)まれた狭いところ、谷間、同「𡼏」「𧯎」
石5+12=総画数17 U+7901 [ショウ/]
◆水面下にある(水中にあって見えない)突き出た岩、「暗礁アンショウ」
筆順
石5+12=総画数17 U+7902 [未詳/]
◆未詳
石5+12=総画数17 U+7903 [ショウ/]
◆石炭の採掘場
石5+12=総画数17 U+7904 [キョウ、ギョウ/]
◆地名用字、「礄口キョウコウ(湖北省武漢市)」
石5+12=総画数17 U+7905 [トン/]
◆礎(いしずえ)や台座などのために切り揃えられた大きな石
石5+12=総画数17 U+7908 [ツイ、ズイ/]
◆石が落ちる、落下する、同「墜」
石5+12=総画数17 U+790D [ケツ、ゲチ/]
◆ひときわ高く聳(そび)え立つ岩、同「碣」
𥕱石5+12=総画数17 U+25571 [ホウ、ヒョウ/]
◆ホウ酸塩を含む鉱物、同「硼」
◆石がぶつかり合うときの「ごろごろ」「どすん」などの大きな音、同「磞」
𥕴石5+12=総画数17 U+25574 [レキ、リャク/] 礫䃯砾
◆小石(こいし)、石塊(いしころ)
◆砕けて小さくなった石、「瓦礫ガレキ」
𥕷石5+12=総画数17 U+25577 [ゼン、ネン/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石、透明で赤い紋様モンヨウが入っているという、同「碝」「瑌」「【山海經:中山經】西五十里曰扶豬之山其上多礝石(音耎今鴈門山中出礝石白者如氷半中有赤色者)」
𥕸石5+12=総画数17 U+25578 [サイ/]
◆小石
𥕺石5+12=総画数17 U+2557A [シン/] 磣碜𥕃𥓗硶
◆(食べ物などに)砂が混じる、異物が混じる、同「墋」
𥕻石5+12=総画数17 U+2557B [ブ、ム/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石、「𥕻砆ブフ」、同「碔」
𥕽石5+12=総画数17 U+2557D [ホウ/]
◆「𥖬𥕽ヒョウホウ」、石のぶつかる音
𥕿石5+12=総画数17 U+2557F [ハン/]
◆「𥕿砙」、大きな板状の瓦
𥖋石5+12=総画数17 U+2558B [ドウ、ノウ/] 碯𥒤𥓱𥒢
◆「碼𥖋・瑪瑙メノウ」、玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐ美しい石
𥖌石5+12=総画数17 U+2558C [ツイ、ズイ/] 硾𥖴
◆石などの重いものを紐(ひも)の先に結(ゆ)わえて垂(た)らす、また沈める
◆(とんとんと短く繰り返し)ぶつかる、またぶつける、また打つ、同「磓」
𥖎石5+12=総画数17 U+2558E [バン、ハン、ボン/] 礬矾
◆硫酸塩を含んだ結晶、一般には「明礬(ミョウバン)」と呼ばれる
◆「山𥖎サンバン」、クロバイ(黒灰)、ハイノキ科の木ハイノキ属の木、同「椗花テイカ」 {クロバイ}
𥖤石5+12=総画数17 U+255A4 [バ、マ/みが・く、と・ぐ、す・る] 磨䃺𢉳
◆研(みが)く、擦(こす)り合わせる、石や玉ギョク(美しく高貴な石)を擦って形を整える、また表面を滑らかにする
◆石臼(いしうす)、回転させながら穀物などを粉砕する道具、また石臼ですり潰す、同「磑」
◆擦(す)り減る、消耗する
石5+13=総画数18 U+40E4 [シュク、スク/]
◆黒く平らな石「【山海經:中山經】…東北流注于河其中多玄䃤(黑砥石生水中)」
石5+13=総画数18 U+40E9 [ドウ、ニョウ/] 𥗰𥗸
◆「䃩砂ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「硇」
石5+13=総画数18 U+40EA [タン、ダン/]
◆壇ダン、周(まわ)りよりも一段と高く石を積み上を平らにしたところ、同「壇」
石5+13=総画数18 U+40EC [ギ/]
◆石や岩がごろごろと高く積み重なっているさま
石5+13=総画数18 U+40EF [レキ、リャク/] 礫𥕴砾
◆小石(こいし)、石塊(いしころ)
◆砕けて小さくなった石、「瓦礫ガレキ」
石5+13=総画数18 U+7906 [カン、ケン/]
◆山が高く切り立っている、険しい、同「険」
◆塩基性、アルカリalkali性、またその物質、炭酸ナトリウムsodium carbonate(炭酸ソーダ)、同「硷」
◆簡「硷」
石5+13=総画数18 U+7907 [イク/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石
筆順
石5+13=総画数18 U+7909 [コウ、キョウ/]
◆石がごろごろと転がっているさま、同「䃝」
◆厳(きび)しいさま、苛刻(カコク、苛酷)なさま
石5+13=総画数18 U+790A [カク/] 𥖳
◆(石が、石のように)硬(かた)い、同「磽」
石5+13=総画数18 U+790B [タク、ジャク/]
◆「礰礋レキタク」、田畑の(水を含んだ)土を平らに均(なら)すための農具、円柱形の石(或いは木)に突起や凹凸を施し、軸を通して転がすことで平らに均す、同「𥖪礋ラクタク」、この「礰礋」と構造はほぼ同じで(突起や凹凸ではなく)筋状の凹凸を施した農具を「磟碡・䃙碡・碌碡ロクドク」という「【農政全書:卷二十一:農器:圖譜一】礰礋又作𥖪礋與磟碡之制同但外有列齒獨用於水田破塊滓溷泥塗也(図あり)
◆「礋磀タクガク」、獣名、未詳、「【管城碩記:卷二十四:𥑺】注云舊注音額礋𥑺獸名按竒獸莫詳於山海經本草綱目未見名…按神異經曰西方有人長短如人羊頭猴尾名礋𥑺健行又駢雅曰猾褢如人而彘鬛礋𥑺獸身而羊首䐗注云同肚俗讀肚若䐗故从者作䐗舊注同豬誤俗書宜刪」
石5+13=総画数18 U+790C [ライ/]
◆石がごろごろしているさま、たくさんの石が連なり重なり合っているさま、同「磊」
◆城壁の上から攻撃してくる敵に向けて転がし落とす石、敵を突き落とすための丸太(まるた)は「檑」
◆「碚礌ハイライ」、大きな岩が壁のように高く折り重なっているさま「【陶庵夢憶:第二卷:燕子磯】閣旁僧院有峭壁千尋碚礌如鐵」
石5+13=総画数18 U+790E [ソ、ショ/いしずえ] 𥗈础
◆建物や橋などの構築物を支えるための柱の下に敷く大きな石、同「礩」「磶」「磌」「磩」「磉」
◆物事の土台(基礎、基本)となるもの
筆順
石5+13=総画数18 U+790F [ギョウ、ギュウ、ゴウ/]
◆山が高いさま、「磼礏ソウギョウ」、同「㠎嶫シュウギョウ」
石5+13=総画数18 U+7910 [カク、コク/] 𥗙
◆大きな石や岩がごろごろしているさま、同「硞」
◆ごろごろと転がっている大きな石や岩に水が激しく打ち当る音、同「硞」
石5+13=総画数18 U+7911 [トウ/はた・と]
◆未詳「【字彙:午集:石部:礑】丁浪切音擋底也」「【閩縣鄉土志】…上福星橋穿田礑鋪繞田礑洋田至二塊石橋與侯官分界…」
◆[日]はた・と、急に~
筆順
石5+13=総画数18 U+7912 [ギ/いそ]
◆石や岩がごつごつとしているさま
◆磯(いそ)、石や岩の多い水辺、同「磯」
筆順
石5+13=総画数18 U+7913 [キョウ、コウ/] 𥗪
◆小石(こいし)
◆「礓礫キョウレキ」、石名、未詳、同「𥓌礫」、別名「薑石キョウセキ」「【本草綱目《欽定四庫全書》本:卷十:石部:石之四:薑石(唐本草)】《釋名》*1𥔶*2礰石(時珍曰薑石以形名或作𥗪礫…《氣味》鹹寒無毒…(別本では「*1𥔶」「*2{⿰石厯}」)
◆「礓䃰・𥔣䃰キョウサツ」、城門名、明朝(1368年~1644年)の首都北京を囲む城門の一つ、外城ガイジョウ南東に位置する左安門サアンモンの別称(俗称)「【酌中志:卷十七:大內規制紀畧】…歸極門所謂逍遙城者在六科廊後此門之西南𥔣䃰之下…」「【明宮史:卷二:京城內外十六門】…左安門即俗稱礓䃰門也…」
石5+13=総画数18 U+7914 [ヘキ、ヒャク/]
◆「礔礰ヘキレキ」、同「霹靂」、突然切り裂くように響き渡る激しい雷
石5+13=総画数18 U+7915 [ヘキ、ヒャク/] 𥗲
◆「礕礰ヘキレキ」、石の激しくぶつかり合う大きな音
漢字林(非部首部別)
石5+13=総画数18 U+791A [カイ、コウ/]
◆「硠礚ロウカイ、硠硠礚礚ロウロウカイカイ」、辺りに響き渡る大きな音の形容、同「硠磕」「【史記:卷一百十七:司馬相如列傳】…礧石相擊硠硠礚礚若雷霆之聲聞乎數百里之外…」「【駢體文鈔:卷一:銘刻類:溫鵬舉寒陵山寺碑】…硠硠礚礚如激水之投深谷」
◆「砊礚コウカイ」、辺りに響き渡る雷の大きな音の形容
石5+13=総画数18 U+791C [ヨ/]
◆砒素ヒソ(Arsenic、As)を含む鉱物の一つ、「礜石ヨセキ」
筆順
石5+13=総画数18 U+791E [ボウ、ム、モウ/]
◆「礞石ボウセキ・モウセキ」、鉱物名、青礞石・金礞石があり、いずれも薬として利用される
艸部
鼠部
𡾏山部
𥖗石5+13=総画数18 U+25597 [未詳/]
◆未詳「【字彙:午集:石部:𥖗】同𥕽見集成」「【正字通:午集下:石部:𥖗】俗字一說礊字之譌舊註同𥕽見集成誤」
𥖚石5+13=総画数18 U+2559A [コツ、コチ/]
◆「𥖚屼コツゴツ」、ごつごつとした岩が露(あら)わな山、草木の生えていない山、同「𡼿屼」「【集韻(欽定四庫全書本):卷九:入聲上:沒第十一:𡼿𡶏崫𥖚】𡼿屼山皃一曰童山(述古堂本・明州本では「𡼿」ではなく{⿰出窟}、「童山」は「禿はげ山」)
𥖝石5+13=総画数18 U+2559D [レン、ケン/]
◆赤色の砥石
◆自らを磨き鍛える
◆自らをしっかりと戒(いまし)めけじめを守る、同「廉」
𥖠石5+13=総画数18 U+255A0 [トク、ドク/] 碡𥖿
◆「磟𥖠・䃙𥖠・碌𥖠ロクドク」、田畑の土を平らに均(なら)すための農具、筋状の凹凸を施した円柱形の石(或いは木)に軸を通し、これを引いて転がす、整地用のローラーroller、この「磟碡」と構造はほぼ同じで(筋状の凹凸ではなく)突起や凹凸を施した農具を「礰礋レキタク」という「【農政全書:卷二十一:農器:圖譜一】磟碡又作䃙碡陸龜蒙耒耜經云耙而後有磟碡焉有礰礋焉自爬至礰礋皆有齒磟碡觚棱而咸以木為之堅而重者良(図あり)
𥖡石5+13=総画数18 U+255A1 [キョウ、コウ/ひび・く] 響響㗽𩐢响𩐿𡪆𡪥
◆声や音、声や音を立てる
◆(声や音などの振動が)辺りに広がる、鳴り渡(わた)る
𥖧石5+13=総画数18 U+255A7 [/はし]
◆[日]姓用字、「鷹𥖧(たかのはし)」
𥖪石5+13=総画数18 U+255AA [ラク/]
◆「𥖪礋ラクタク」、田畑の(水を含んだ)土を平らに均(なら)すための農具、円柱形の石(或いは木)に突起や凹凸を施し、軸を通して転がすことで平らに均す、同「礰礋レキタク」、この「𥖪礋」と構造はほぼ同じで(突起や凹凸ではなく)筋状の凹凸を施した農具を「磟碡・䃙碡・碌碡ロクドク」という「【農政全書:卷二十一:農器:圖譜一】礰礋又作𥖪礋與磟碡之制同但外有列齒獨用於水田破塊滓溷泥塗也(図あり)
𪔑鼓部
石5+14=総画数19 U+40F0 [サツ、サチ/]
◆「礓䃰・𥔣䃰キョウサツ」、城門名、明朝(1368年~1644年)の首都北京を囲む城門の一つ、外城ガイジョウ南東に位置する左安門サアンモンの別称(俗称)「【酌中志:卷十七:大內規制紀畧】…歸極門所謂逍遙城者在六科廊後此門之西南𥔣䃰之下…」「【明宮史:卷二:京城內外十六門】…左安門即俗稱礓䃰門也…」
石5+14=総画数19 U+7916 [ヨ/]
◆未詳「【六書故:卷五:地理二:礖】羊茹切石之性熱者」
◆人名用字「【四川通志:卷九上:人物】呉礖(威州人…)」
石5+14=総画数19 U+7917 [ヒン/] 𥖶
◆石が砕(くだ)ける音
◆未詳「【皇甫持正文集:卷第三:䇿:制䇿一道】…僧道無爲而取資勞苦頓悴終嵗矻矻𥖶刑死而為農者亦愚亦少矣…」
石5+14=総画数19 U+7918 [ゴウ、キュウ、コウ/]
◆「礘礘ゴウゴウ」、揺れるさま、ぐらぐらするさま、同「硆硆」「【廣韻:入聲:合第二十七:㬎:礘】動礘礘亦作硆」「【字彙:午集:石部:礘】去急切音泣砬礘石聲〇又五合切岸入聲礘礘動貌」
◆「砬礘リュウキュウ」、石がぶつかり合う音
◆未詳「【宋高僧傳:巻十九:感通篇第六之二:唐嵩嶽閒居寺元珪傳】…隆棟壯宇岌礘將圮…」
石5+14=総画数19 U+7919 [ガイ、ゲ/]
◆妨(さまた)げる、行(ゆ)く手を阻(はば)む、遮(さえぎ)る、止める、同「碍」
筆順
石5+14=総画数19 U+791D [ゼン、ネン/] 𥕷
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石、透明で赤い紋様モンヨウが入っているという、同「碝」「瑌」「【山海經:中山經】西五十里曰扶豬之山其上多礝石(音耎今鴈門山中出礝石白者如氷半中有赤色者)」
石5+14=総画数19 U+791F [ホウ、ヒョウ/] 砲礮𥔰
◆大きな石を飛ばす兵器、投石器
◆弾丸を飛ばす円筒形の兵器、大筒(おおづつ)、同「炮」
◆火薬を用いて爆破する、炸裂サクレツする、同「炮」
◆爆竹バクチク、同「炮」
石5+14=総画数19 U+7920 [シ、ジ/] 磁𥔵
◆鉄などを引き寄せる性質、またそのような性質のある石、「磁石ジシャク・ジセキ」
◆表面が透明なガラスglas[蘭]質で吸水性がなく緻密で硬い器、「磁器ジキ」、同「瓷」
石5+14=総画数19 U+792A [レイ、ライ/]
◆肌理(きめ)の粗(あら)い砥石(といし)、荒研ぎ用の砥石
◆刀などの刃物を研(と)ぐ、磨(みが)く
◆磨き上げる、鍛(きた)え上げる「【墨子:節葬下】…南有楚越之王而北有齊晉之君此皆砥礪其卒伍以攻伐并兼為政於天下…」
筆順
𥖬石5+14=総画数19 U+255AC [ヒョウ、ビョウ/]
◆「𥖬𥕽ヒョウホウ」、石のぶつかる音
𥖳石5+14=総画数19 U+255B3 [カク/]
◆(石が、石のように)硬(かた)い、同「磽」
𥖴石5+14=総画数19 U+255B4 [ツイ、ズイ/] 硾𥖌
◆石などの重いものを紐(ひも)の先に結(ゆ)わえて垂(た)らす、また沈める
◆(とんとんと短く繰り返し)ぶつかる、またぶつける、また打つ、同「磓」
𥖶石5+14=総画数19 U+255B6 [ヒン/]
◆石が砕(くだ)ける音
◆未詳「【皇甫持正文集:卷第三:䇿:制䇿一道】…僧道無爲而取資勞苦頓悴終嵗矻矻𥖶刑死而為農者亦愚亦少矣…」
𥗁石5+14=総画数19 U+255C1 [チャク、ジャク/]
◆石などを(堅いものも)叩き削(けず)る、また叩き砕(くだ)く、同「𥖛」
石5+15=総画数20 U+40F1 [セン、シン/]
◆石製の楔(くさび)
◆「䃱磹センテン」、稲妻(いなづま)、稲妻が走る
石5+15=総画数20 U+40F2 [ハン、バン/]
◆平たくどっしりとして容易に動かせない大きな岩、同「磐」
石5+15=総画数20 U+40F3 [ロウ、リョウ/]
◆石が墜(お)ちるさま
◆「䃳𥓐、䃳崨リョウショウ」、山が延々と連なっているさま
石5+15=総画数20 U+40F4 [ショ/]
◆「礛䃴カンショ」、宝石などを磨(みが)くための青い砥石(といし)
石5+15=総画数20 U+791B [カン、ケン/]
◆宝石などを磨(みが)くための青い砥石(といし)、「礛䃴カンショ」、同「礷」
筆順
石5+15=総画数20 U+7922 [未詳/]
◆未詳
石5+15=総画数20 U+7923 [ベツ、メチ/] 𥗥
◆「礣砎ベツカイ」◇石のように)硬いさま◇小石、堅い石
石5+15=総画数20 U+7924 [サツ、シツ/]
◆ごつごつした石、同「礸」
◆摩(す)る、擦(こす)る、同「攃」
石5+15=総画数20 U+7926 [コウ、キョウ/あらがね] 矿砿
◆掘り出したままで加工されていない有用な物質を含む天然の鉱石、同「磺」「鑛(鉱)」「𥐫」「卝」
筆順
石5+15=総画数20 U+7927 [ライ/]
◆大きな石がごろごろと折り重なっているさま、同「礨」「𥗬」「磥」「𥑶」
◆石がごろごろと転がる、また転がり落ちる、また転がし落とす
石5+15=総画数20 U+7928 [ライ/]
◆大きな石がごろごろと折り重なっているさま、同「礧」
◆未詳「【莊子:外篇:秋水】計四海之在天地之間也不似礨空之在大澤乎…(…礨孔小穴也李云小封也一云娥冢也)」
石5+15=総画数20 U+7929 [シツ、シチ、チ/]
◆礎(いしずえ)、建物や橋などの構築物を支えるための柱の下に敷く大きな石、同「礎」
◆ぎっしりと隙間なく詰める、また、詰まる、塞(ふさ)ぐ、塞がる
石5+15=総画数20 U+792B [レキ、リャク/] 䃯𥕴砾
◆小石(こいし)、石塊(いしころ)
◆砕けて小さくなった石、「瓦礫ガレキ」
筆順
石5+15=総画数20 U+792C [バン、ハン、ボン/] 𥖎矾
◆硫酸塩を含んだ結晶、一般には「明礬(ミョウバン)」と呼ばれる
◆「山礬サンバン」、クロバイ(黒灰)、ハイノキ科の木ハイノキ属の木、同「椗花テイカ」 {クロバイ}
筆順
𡕎石5+15=総画数20 U+2154E [ト、ツ/] 蠹蠧𧋌𥗤𧖌
◆キクイムシ(木食い虫)、キクイムシ科の虫、同「螙」「蝎」「𧒤」「𧔄」
◆虫が草木や書籍・衣服などを食い荒らす、またそのような虫、同「螙」「蛀」
◆虫食う、蝕(むしば)む、またそのような人物
𥖽石5+15=総画数20 U+255BD [セキ、シャク/]
◆礎(いしずえ)、建物や橋などの構築物を支えるための柱の下に敷く大きな石、同「礎」
𥖿石5+15=総画数20 U+255BF [トク、ドク/] 碡𥖠
◆「磟𥖿・䃙𥖿・碌𥖿ロクドク」、田畑の土を平らに均(なら)すための農具、筋状の凹凸を施した円柱形の石(或いは木)に軸を通し、これを引いて転がす、整地用のローラーroller、この「磟碡」と構造はほぼ同じで(筋状の凹凸ではなく)突起や凹凸を施した農具を「礰礋レキタク」という「【農政全書:卷二十一:農器:圖譜一】磟碡又作䃙碡陸龜蒙耒耜經云耙而後有磟碡焉有礰礋焉自爬至礰礋皆有齒磟碡觚棱而咸以木為之堅而重者良(図あり)
𥗀石5+15=総画数20 U+255C0 [リョウ/]
◆石が(石の片方が突き出て、或いは引っ掛かって)垂れ下がっているさま「【玉篇:卷二十二:石部第三百五十一:𥗀】力皎切𥗀䲽石垂皃」「【廣韻:上聲:篠第二十九:了:𥗀】𥗀𢁕垂皃」「【正字通:午集下:石部:𥗀】磟字之譌舊註音蓼𢁕垂貌非」
𥗇石5+15=総画数20 U+255C7 [デン、ネン、テン/ひ・く] 碾𥗷𥑊
◆石臼(いしうす)、穀物などを平らに押し展(の)ばし磨り潰(すりつぶ)す道具
◆石臼を回して穀物などを磨り潰す、磨り潰して粉にする、同「輾」
𥗈石5+15=総画数20 U+255C8 [ソ、ショ/いしずえ] 礎础
◆建物や橋などの構築物を支えるための柱の下に敷く大きな石、同「礩」「磶」「磌」「磩」「磉」
◆物事の土台(基礎、基本)となるもの
𥗉石5+15=総画数20 U+255C9 [ライ/]
◆石がごろごろしているさま、たくさんの石が連なり重なり合っているさま、同「磥」「礌」
◆「𥗉落ライラク」、おおらかで小さなことに拘(こだわ)らないさま
𥗐石5+15=総画数20 U+255D0 [未詳/]
◆未詳
石5+16=総画数21 U+40F5 [ジョウ、ニョウ/] 𥗗
◆山間部の田畑、同「䂪」「【集韻:卷六:上聲下:筱第二十九:䃵】山田謂之䃵一曰䂪石(「【康熙字典:午集下:石部:䃵】…《集韻》乃了切𠀤音嫋山曲謂之䃵…」「【中華字海:石部:䃵】山势曲折」「【中華大字典:石部:䃵】…山曲…」「【中文大辭典:石部:䃵】山曲也」はいずれも【集韻】を引き「山曲」とするが【集韻】は《摛藻堂四庫全書薈要》本・《欽定四庫全書》本いずれも「山田」)
石5+16=総画数21 U+40F6 [カ、エ/]
◆石セキ(いし)
◆石が多く凸凹(でこぼこ)しているさま「【史記:卷百一十七:司馬相如列傳第五十七】…洞出鬼谷之崫礨嵬䃶(…《正義》…張云崫礨嵬䃶不平也)」「【御定歷代賦彙:卷二十四:海賦】…䃶碨磊山壟…」
石5+16=総画数21 U+7925 [ケン、ゲン、キン、ギン/]
◆思いの通りにいかない(ならない)さま、同「㘋」
◆堅(かた)い、強くしっかりしている
筆順
石5+16=総画数21 U+792D [カク/]
◆大きな石や岩がごろごろしているさま、同「礐」
◆大きな石や岩がぶつかり合う音、まちその石や岩に水が激しく打ち当る音、同「礐」
石5+16=総画数21 U+792E [ホウ、ヒョウ/] 砲礟𥔰
◆大きな石を飛ばす兵器、投石器
◆弾丸を飛ばす円筒形の兵器、大筒(おおづつ)、同「炮」
◆火薬を用いて爆破する、炸裂サクレツする、同「炮」
◆爆竹バクチク、同「炮」
石5+16=総画数21 U+792F [エイ/]
◆石
石5+16=総画数21 U+7930 [レキ、リャク/]
◆「礔礰ヘキレキ」、突然切り裂くように響き渡る激しい雷、同「霹靂」
◆「礰礋レキタク」、田畑の(水を含んだ)土を平らに均(なら)すための農具、円柱形の石(或いは木)に突起や凹凸を施し、軸を通して転がすことで平らに均す、同「𥖪礋ラクタク」、この「礰礋」と構造はほぼ同じで(突起や凹凸ではなく)筋状の凹凸を施した農具を「磟碡・䃙碡・碌碡ロクドク」という「【農政全書:卷二十一:農器:圖譜一】礰礋又作𥖪礋與磟碡之制同但外有列齒獨用於水田破塊滓溷泥塗也(図あり)
石5+16=総画数21 U+7931 [ロウ、ル/] 砻礲
◆磨(みが)く、磨きを掛ける、表面を覆(おお)うものを削(けず)り取ってきれいにする、同「𤮨」
石5+16=総画数21 U+7932 [ロウ、ル/] 礱砻
◆磨(みが)く、磨きを掛ける、表面を覆(おお)うものを削(けず)り取ってきれいにする、同「𤮨」
石5+16=総画数21 U+7933 [マ/]
◆「礳石渠マセキキョ」、地名、山西省にあるというが未詳
◆未詳「【太倉稊米集:卷三十六:北湖暮春十首】韋郎詩淡少人傳貪㸔仙書不愛眠閒礳小團新樣月撥灰重試古龍涎」
◆砕いた石や瓦などで磨(みが)く、洗う「【集韻:卷三:平聲三:麻第九:㼮】㼮㼽礳垢也」
石5+16=総画数21 U+7934 [ハク、バク/]
◆「磅礴ホウハク」、大きく広がる、広く覆(おお)われる、隅々まで満ちる
◆「盤礴ハンバク」◇膝(ひざ)を広げ両足を組んで座る、胡坐コザ(あぐら)をかく◇大きく広がるさま
𥗗石5+16=総画数21 U+255D7 [ジョウ、ニョウ/]
◆山間部の田畑、同「䂪」「【集韻:卷六:上聲下:筱第二十九:䃵】山田謂之䃵一曰䂪石(「【康熙字典:午集下:石部:䃵】…《集韻》乃了切𠀤音嫋山曲謂之䃵…」「【中華字海:石部:䃵】山势曲折」「【中華大字典:石部:䃵】…山曲…」「【中文大辭典:石部:䃵】山曲也」はいずれも【集韻】を引き「山曲」とするが【集韻】は《摛藻堂四庫全書薈要》本・《欽定四庫全書》本いずれも「山田」)
𥗙石5+16=総画数21 U+255D9 [カク、コク/]
◆大きな石や岩がごろごろしているさま、同「硞」
◆ごろごろと転がっている大きな石や岩に水が激しく打ち当る音、同「硞」
𥗚石5+16=総画数21 U+255DA [トウ、ドウ/] 𡄒
◆九十歳の老人、同「𦒺」
𥗪石5+16=総画数21 U+255EA [キョウ、コウ/]
◆小石(こいし)
◆「𥗪礫キョウレキ」、石名、未詳、同「𥓌礫」、別名「薑石キョウセキ」「【本草綱目《欽定四庫全書》本:卷十:石部:石之四:薑石(唐本草)】《釋名》*1𥔶*2礰石(時珍曰薑石以形名或作𥗪礫…《氣味》鹹寒無毒…(別本では「*1𥔶」「*2{⿰石厯}」)
◆「𥗪䃰・𥔣䃰キョウサツ」、城門名、明朝(1368年~1644年)の首都北京を囲む城門の一つ、外城ガイジョウ南東に位置する左安門サアンモンの別称(俗称)「【酌中志:卷十七:大內規制紀畧】…歸極門所謂逍遙城者在六科廊後此門之西南𥔣䃰之下…」「【明宮史:卷二:京城內外十六門】…左安門即俗稱礓䃰門也…」
石5+17=総画数22 U+40F8 [セン、シン/]
◆石製の楔(くさび)
◆「䃸磹センテン」、稲妻(いなづま)、稲妻が走る
石5+17=総画数22 U+7921 [ハク、バク/]
◆同「礴」
石5+17=総画数22 U+7935 [ソウ/]
◆「砒礵ヒソウ」、ヒ素を含む無機化合物
◆「四礵列島」、地名、福建省
石5+17=総画数22 U+7936 [カン/]
◆罐(カン、口はやや大きく腹が膨(ふく)らんだ容器)の類「【廣東新語:卷十八:舟語:戰船】…神砲數重及火磚灰礶烟毬之屬…」「【陶說:卷五:說器中:唐器:糊斗】考槃餘事有建窯外黑內白長罐定窯元肚幷蒜蒲長礶…」
𥗞石5+17=総画数22 U+255DE [コウ/] 𥕗
◆辺りに響き渡る大きな音、同「硡」
𥗤石5+17=総画数22 U+255E4 [ト、ツ/] 蠹蠧𧋌𡕎𧖌
◆キクイムシ(木食い虫)、キクイムシ科の虫、同「螙」「蝎」「𧒤」「𧔄」
◆虫が草木や書籍・衣服などを食い荒らす、またそのような虫、同「螙」「蛀」
◆虫食う、蝕(むしば)む、またそのような人物
𥗥石5+17=総画数22 U+255E5 [ベツ、メチ/]
◆「𥗥砎ベツカイ」◇石のように)硬いさま◇小石、堅い石
𥗦石5+17=総画数22 U+255E6 [ショウ、シュ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:𥗦𥔧】二俗音鐘」
石5+18=総画数23 U+7937 [カン、ケン、ラン/]
◆宝石などを磨(みが)くための青い砥石(といし)、「礷䃴カンショ・ランショ」、同「礛」
𥗫石5+18=総画数23 U+255EB [ク、グ/]
◆「磫𥗫ショウク」、礪石レイセキ、肌理(きめ)の粗(あら)い砥石(といし)
𥗬石5+18=総画数23 U+255EC [ライ/]
◆石がごろごろしているさま、同「磊」
◆大きな石がごろごろと折り重なっているさま、同「礧」「𥑶」
𥗭石5+18=総画数23 U+255ED [ソウ、ゾウ/] 𥗱
◆たくさんの大小さまざまな石がごろごろしているさま
𥗰石5+18=総画数23 U+255F0 [ドウ、ニョウ/] 䃩𥗸
◆「𥗰砂ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「硇」
𥗱石5+18=総画数23 U+255F1 [ソウ、ゾウ/] 𥗭
◆たくさんの大小さまざまな石がごろごろしているさま
𥗲石5+18=総画数23 U+255F2 [ヘキ、ヒャク/]
◆「𥗲礰ヘキレキ」、石の激しくぶつかり合う大きな音
石5+19=総画数24 U+40FA [バ、マ/みが・く、と・ぐ、す・る] 磨𥖤𢉳
◆研(みが)く、擦(こす)り合わせる、石や玉ギョク(美しく高貴な石)を擦って形を整える、また表面を滑らかにする
◆石臼(いしうす)、回転させながら穀物などを粉砕する道具、また石臼ですり潰す、同「磑」
◆擦(す)り減る、消耗する
石5+19=総画数24 U+7938 [サツ、シツ/]
◆ごつごつした石、同「礤」
𥗴石5+19=総画数24 U+255F4 [ラ、カ/]
◆「磊𥗴ライラ」◇石がごろごろしているさま◇小さなことに拘(こだわ)らないさま◇同「磊落ライラク」
𥗷石5+19=総画数24 U+255F7 [デン、ネン、テン/ひ・く] 碾𥗇𥑊
◆石臼(いしうす)、穀物などを平らに押し展(の)ばし磨り潰(すりつぶ)す道具
◆石臼を回して穀物などを磨り潰す、磨り潰して粉にする、同「輾」
𥗸石5+19=総画数24 U+255F8 [ドウ、ニョウ/] 䃩𥗰
◆「𥗸砂ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「硇」
石5+20=総画数25 U+7939 [ガン、ゲン/]
◆高く聳(そび)え立つ岩山(いわやま)、ごつごつした岩が高く切り立っているさま、同「巖」
石5+21=総画数26 U+40FB [ハ、ヘ/]
◆水を堰(せ)き止めるために築いた堰(せき)、同「壩」「𥓏」「垻」
𥗼石5+21=総画数26 U+255FC [ルイ/]
◆石がごろごろと折り重なっているさま、同「礧」「𥗬」
◆「𥗼硌ルイラク」、おおらかで細かいことに拘(こだわ)らないさま、同「磊落ライラク」
𥗾石5+22=総画数27 U+255FE [ドウ、ノウ/] 𡿝
◆山が湾曲して奥深く入り込んだところ
𥗿石5+22=総画数27 U+255FF [ラ/]
◆「𥗿碋ラカ」、未詳「【集韻:卷六:上聲下:哿第三十三:碋】𥗿碋山皃」
𧖌虫部


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