総合目次のページ 辞典や用語集です 当サイトの全ページを一覧でご覧いただけます すべてのページの更新履歴です
[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 匕部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

「漢字林(非部首部別) 匕部] [部首索引]


匕2+0=総画数2 U+5315 [ヒ/]
◆食べ物を掬(すく)い取る匙(さじ、スプーンspoon)、またその形
◆「匕首ヒシュ(あいくち)」、短剣タンケン、短い両刃の剣ケン(つるぎ)
◆さじ、さじのひ、部首名
注解:「𠤎」
筆順
匕2+人2=総画数4 U+4ED1 [リン/] 侖𠉙𠎚
◆きちんと筋(すじ)が通っているさま
注解:「文章が記された木簡や竹簡(冊サク)を集め(亼シュウ)、文章の筋が通るように順序正しく並べる、また並べたもの」を意味する会意文字
𠘩匕2+几2=総画数4 U+20629 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:子集:几部:𠘩】古無字」
匕2+勹2=総画数4 U+5302 [/にお・い、にお・う]
◆[日]よい香り、よい香りがする、よい香りが届いて来る
◆[日]美しさが目を引く、色合いが美しく引き立つ
◆[日]~のような感じがする
筆順
𠨬匕2+厂2=総画数4 U+20A2C [シ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:厂部第十三:𠨬】音支酒𠨬」「【中華字海:厂部:𠨬】同"卮"」
匕2+口3=総画数5 U+53F1 [シツ、シチ/しか・る]
◆大声で言う、怒鳴(どな)る、「叱咤シッタ」「叱呵シッカ」、同「呵」「𠮟」
◆「叱責シッセキ」、大声で為(な)すべきことを為すよう強く求める
筆順
𠮟匕2+口3=総画数5 U+20B9F [シツ、シチ/]
◆叱(しか)る、同「叱」
𡖅匕2+夕3=総画数5 U+21585 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:夕部:𡖅】同"鴛"」「【中華字海::𡖅】同"夗"」
𡚧匕2+女3=総画数5 U+216A7 [ヒ/]
◆母親
◆亡くなった母親に対する呼称、父親は「考」、妻は「嬪」「【禮記:曲禮下】生曰父曰母曰妻死曰考曰妣曰嬪」
注解:別「𡚨」
𡚨匕2+女3=総画数5 U+216A8 [シ/]
◆慎(つつし)みがないさま、心配りがないさま、またそのような女性
注解:別「𡚧」
匕2+宀3=総画数5 U+5B83 [タ/]
◆蛇、古「蛇」
◆それとは違って他の、別の、それ以外の、other、同「他」
◆それ、あれ、this、that
筆順
匕2+尸3=総画数5 U+5C3C [ジ、ニ/あま]
◆あま、出家して仏門に入った女性
◆「比丘尼ビクニ」、出家して仏門に入った女性、男性は「比丘」
◆近(ちか)しい、親(した)しい、同「昵」
◆「仲尼チュウジ」、孔子コウシ(姓は子、名は丘、前551?年~前479年)の字(あざな)
◆「尼丘ジキュウ」「尼山ジサン」、山名、山東省済寧市曲阜市、孔子の父母が祈祷キトウして孔子を授(さず)かったとされる、同「㞾丘」「屔丘」「𡲌丘」 {山東省}
筆順
匕2+巾3=総画数5 U+3832 [ヒ、ビ/] 𢁦
◆布を裂(さ)く、布が裂ける、同「㡜」
匕2+广3=総画数5 U+5E80 [ヒ/]
◆具(そな)える、必要なものを揃え備える、きちんと整える
◆庇(かば)う、覆い被(かぶ)さるようにして守る、同「庇」
𢖬匕2+心3=総画数5 U+225AC [ヒ/]
◆劣(おと)る
𢨩匕2+戸4=総画数6 U+22A29 [アク、ヤク/]
◆狭くてそれより先に進めないさま、同「阸」「阨」
◆行き詰まる、進退窮(きわ)まる、打つ手がなく困り果てる、同「厄」「阨」「阸」
◆木の節(ふし)、「行き止まりになっている」の意、同「厄」「枙」
𢺵匕2+支4=総画数6 U+22EB5 [キ/]
◆傾く、頭が傾く
匕2+日4=総画数6 U+3AD0 [ヨウ/]
◆薄暗い、「日(太陽)が木の下に沈む」の意、日が木に重なる(昇り始める)ことを「東」、日が木の上に昇ることを「杲」「【說文解字注:木部:東】(日在木中曰東在木上曰杲在木下曰杳)」
◆遥か遠いさま、奥深いさま、「はっきりと見えない」の意
匕2+日4=総画数6 U+65E8 [シ/うま・い、むね] 𠤔㫖
◆うま・い、美味(おい)しい、甘(あま)く美味しい
◆意図(イト)していること、意向イコウ、本意ホンイ
◆天子や上位者の指示や命令、またその考えや意向
筆順
匕2+木4=総画数6 U+673C [ヒ、ビ/]
◆鼎(かなえ、煮炊き用の器)から生贄を出すための大きな木製の匙(さじ)、同「枇」
匕2+止4=総画数6 U+6B64 [シ/この、これ、ここ]
◆この、これ、それ、その、this、近くのものを指す語、近くにないものを指す語は「彼ヒ(かの、かれ)」
◆こちらの、「彼此ヒシ(あれとこれ、あちらとこちら)」
◆斯(か)くて、則(すなわ)ち「【禮記注疏(禮記正義):卷六十:大學】…有德此有人有人此有土有土此有財有財此有用…(「A此B」は「Aならば則ちB」)
筆順
𣥅匕2+止4=総画数6 U+23945 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:止部:𣥅】倉里切音此亦作{⿱𠂒匕}」
匕2+歹4=総画数6 U+6B7B [シ/し・ぬ] 𣦾𣦸𣦹𣧇𠒁𠑾
◆細って尽(つ)きる
◆精気セイキがなくなる
◆動かなくなる、用を成(な)さなくなる
◆命が尽きる、天寿テンジュ(天から授かった寿命)を全(まっと)うすることなく命を失う、天寿を全うしての死を「終」「【禮記注疏(禮記正義):曲禮下】天子死曰崩諸侯曰薨大夫曰卒士曰不祿庶人曰死」「【周禮注疏:天官冢宰】凡民之有疾病者分而治之死終則各書其所以而入于醫師(《注》少者曰死老者曰終…《疏》…少者則曰死似不得壽終然故曰死老者則曰終謂雖治不愈似得壽終故曰終也…)」
◆命を懸(か)ける、「死を賭トす」の意
筆順
匕2+水3=総画数5 U+3CBA [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:水部第三:㲺】資悉反水濽也又音節亦水出也」「【廣韻:入聲:質第五:堲:㲺】水濱(【廣韻(重修廣韻)】では「水濳」)「【集韻:卷九:入聲上:質第五:㲺】灑也」
匕2+牛4=総画数6 U+725D [ヒン、ビン/めす] 𤘥
◆獣の母性、獣の父性は「牡(おす)」、鳥の母性は「雌(めす)」、鳥の父性は「雄(おす)」
◆鍵穴、錠前の鍵を刺し込む穴、ものを刺し入れる穴状のもの、刺し入れるものを「牡」「【禮記注疏(《武英殿十三經注疏》本):卷十七:月令】是月也天子始裘…坏城郭戒門閭脩鍵閉…(《注》正義曰鍵牡閉牝者凡鏁器入者謂之牡受者謂之牝若禽獸牝牡然…)」
◆谷、地の裂け目、突き出たところを「牡」
筆順
匕2+疒5=総画数7 U+7595 [ヒ、ビ/]
◆頭にできる腫(は)れ物、でき物
◆頭の痛み、痒(かゆ)み
◆瘡蓋(かさぶた)、傷や腫れ物が治るに従ってできる堅い外皮、同「痂」
匕2+白5=総画数7 U+7680 [ヒョク、ヒキ、キュウ、コウ/]
◆穀物の実の一粒
◆穀物の芳(かぐわ)しい香り、同「㿝(香)」
注解:「皂」
筆順
𥃩匕2+目5=総画数7 U+250E9 [コン、ゴン/うしとら] 艮㫔
◆八卦ハッカ(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)の一つ、山を表す {卦}
◆うしとら、方角では東北、時刻では2時~4時を表す {方位}
◆止まったままなかなか動かない
𥘇匕2+示4=総画数6 U+25607 [ヒ、ビ/]
◆司命神シメイシン(人間の命を司るとされる神)を祀(まつ)る祭礼、【說文解字】によれば豚を供(そな)え自分の命運を問うという「【說文解字注:示部:䃾】㠯豚祠司命也(鄭注周禮曰求福曰禱得求曰祠…祭法注曰司命小神居人之閒司察小過…)」
𥘈匕2+示5=総画数7 U+25608 [未詳/]
◆未詳
𥝓匕2+禾5=総画数7 U+25753 [ヒ/しいな]
◆しいな、殻の中に実がないか十分に大きくなっていない穀物、実の入りが悪い穀物、出来の悪い穀物、米は「粃」
◆形だけで実がない、出来が悪い、「秕政ヒセイ(形だけで中身のない政治、悪政)」、同「粃」
𦉮匕2+网4=総画数6 U+2626E [ボウ、モウ/] 网𦉳𦉯𦉸𦉽𦉺𦊀𠕃𠕈𠕀𠔿𦋟𦁒
◆網(あみ)、糸や紐(ひも)を格子状に目を粗(あら)く編んだ魚や鳥獣を捕(と)らえる網、同「網」
匕2+虍6=総画数8 U+4588 [ギャク/しいた・げる] 虐𧆧𧆩䖋𧆱𣑅𣑾
◆酷(むご)い仕打ちをする、苛(いじめ)め苦しめる
匕2+言7=総画数9 U+46B0 [ガ、カ/なま・る、なまり] 訛讹譌
◆本来のものとは違った使い方をする、意図して誤った使い方をする
◆偽(いつわ)る、騙(だま)す
◆文字・言葉・意味・発音などが時代・世代・地域・環境などの違いで変化する、またそのように変化した文字・言葉・意味・発音など
𧴦匕2+貝7=総画数9 U+27D26 [カ/] 貨货𧷴𧵰𣱷
◆品物を買うための金銭、「貨幣カヘイ」
◆金銭に交換できる(金銭と同じ価値がある)品物、財物
◆商品、売り物、(金銭に変えることができる)品物
◆賂(まいない)、自らの利益になるように便宜を図って貰おうという不正な意図を以って人に金銭(価値あるもの)を贈る
注解:金銭(「貝」)が品物に、また品物が金銭に形を変える(「化」)の意
𨤽匕2+金8=総画数10 U+2893D [ヒ/]
◆幅広で薄く長い鏃(やじり、矢の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品)、同「鈚」
匕2+頁9=総画数11 U+9803 [ケイ、キョウ/ころ]
◆頭を傾(かたむ)ける、頭を傾(かし)げる、同「傾」
◆傾く、斜めになる、片方に(一方に)偏(かたよ)る、同「傾」
◆僅(わず)かな時間、「頃刻ケイコク(僅かな間、片時)」
◆過去の凡そ(およそ、おおよそ)の時、「頃年ケイネン(近頃)」
◆(田畑の)面積の単位、1頃=100畝 {各種単位}
筆順
匕2+頁6=総画数8 U+9877 [ケイ、キョウ/ころ]
◆頭を傾(かたむ)ける、頭を傾(かし)げる、同「傾」
◆傾く、斜めになる、片方に(一方に)偏(かたよ)る、同「傾」
◆僅(わず)かな時間、「頃刻ケイコク(僅かな間、片時)」
◆過去の凡そ(およそ、おおよそ)の時、「頃年ケイネン(近頃)」
◆(田畑の)面積の単位、1頃=100畝 {各種単位}
𩫷匕2+髟10=総画数12 U+29AF7 [ボウ、モウ/] 髦𨱞
◆髪を眉(まゆ)の辺りまで垂らすさま、またそのような子供の髪形、同「𩭾」「髳」
◆馬などの鬣(たてがみ)
◆髪や毛の中で一本だけ長く伸びた毛
◆飛抜(とびぬ)けているさま、傑出ケッシュツしているさま
匕2+鹿11=総画数13 U+9E80 [ユウ、ユ/] 𪊯𪊛𪋎
◆牝鹿(めすじか)、シカ(鹿)の母性、シカの父性は「𪋂ボウ」
𪋼匕2+麥11=総画数13 U+2A2FC [キク/こうじ] 麹麴麯𪌗𪍚𪌲𥶶𥽧粬
◆米・麦・豆などを蒸して蛋白質タンパクシツなどを分解する働きのある黴(かび)の一種(麹菌)を繁殖させたもの
匕2+齒15=総画数17 U+9F54 [シン/] 龀齓𪗕𪗠𪗥
◆乳歯が抜けて永久歯が生(は)える、「齠齔チョウシン」「【龍龕手鑑:卷二:齒部第十八:{⿰齒戉}𪗥{⿰齒夫}】三俗𪗕或作齓今齔正初靳初謹二反毀齒也」
◆「童齔ドウシン」、歯の抜け代わる頃の子、童子ドウジ
筆順
匕2+齒8=総画数10 U+9F80 [シン/] 齔齓𪗕𪗠𪗥
◆乳歯が抜けて永久歯が生(は)える、「龆龀チョウシン」「【龍龕手鑑:卷二:齒部第十八:{⿰齒戉}𪗥{⿰齒夫}】三俗𪗕或作齓今齔正初靳初謹二反毀齒也」
◆「童龀ドウシン」、歯の抜け代わる頃の子、童子ドウジ
匕2+2=総画数4 U+5316 [カ、ケ/ば・ける] 㐶𠯒𠏁𠤎
◆性質・形状・状態などが元とは全く違ったものに変わる、まだ元の様子が分かる程度の変化は「変」
◆他の影響を受けて、また時間を経ることによって考えや態度などが変わる
◆教え導くことによって考えや態度などを変える
筆順
化4+十2=総画数6 U+534E [カ、ゲ、ケ/はな、はな・やか、はな・やぐ] 華蕐𦰗𦾓𦻏䔢𠌶𣓚
◆花(はな)、同「花」
◆花が咲き開くさま
◆花のように美しいさま、美しい光を放つさま、同「花」
◆栄えるさま、「栄華エイガ」
◆漢民族の国、中国、「華夏カカ」「中華チュウカ」
化4+口3=総画数7 U+542A [カ、ガ/]
◆訛(なま)る、言葉や発音が本来のものとは違う、同「訛」
◆何を言っているのか分からない
𠯒化4+口3=総画数7 U+20BD2 [カ、ケ/ば・ける] 化㐶𠏁𠤎
◆性質・形状・状態などが元とは全く違ったものに変わる、まだ元の様子が分かる程度の変化は「変」
◆他の影響を受けて、また時間を経ることによって考えや態度などが変わる
◆教え導くことによって考えや態度などを変える
化4+囗3=総画数7 U+56EE [ガ、カ/おとり]
◆鳥獣を誘(おび)き寄せ捕(つか)まえるために籠(かご)に入れた同類の鳥獣、同「㘥」「𡈸」
筆順
𢪎化4+手3=総画数7 U+22A8E [カ/]
◆未詳「【廣韻:下平聲:卷二:戈第八:𢪎】撝也」
化4+木4=総画数8 U+6779 [カ、ケ/]
◆フヨウ(芙蓉)、アオイ科フヨウ属の木、別名モクフヨウ(木芙蓉)、別名「拒霜花キョソウカ」 {フヨウ}
𣢉化4+欠4=総画数8 U+23889 [カ、ケ/] 𣢚
◆「歄𣢉カカ」、か弱いさま、弱々しいさま「【龍龕手鑑:卷三:欠部第五:𣢉】正五瓜反歄𣢉猶歄姽也」
化4+水3=総画数7 U+6C8E [カ/]
◆川名、未詳
化4+火4=総画数8 U+709B [コウ/]
◆光が辺りを明るく照らすさま、光がきらきらと輝(かがや)くさま、同「炚」「烡」「𤎫」「【龍龕手鑑:卷二:火部第四:烡{⿱炎共}𤎫】三古炚炛𤑋三俗{⿳火几}正音光明照瑩靜也」
化4+艸3=総画数7 U+82B1 [カ、ケ/はな、はな・やか、はな・やぐ]
◆種子植物の生殖のための器官、雌蕊シズイ(めしべ)や雄蕊ユウズイ(おしべ)やその外側にある部分を総じた名 {蕊}
◆(花のように)美しいさま、華(はな)やかなさま、同「華」
◆花のような形や姿
筆順
化4+言7=総画数11 U+8A1B [ガ、カ/なま・る、なまり] 讹譌䚰
◆本来のものとは違った使い方をする、意図して誤った使い方をする
◆偽(いつわ)る、騙(だま)す
◆文字・言葉・意味・発音などが時代・世代・地域・環境などの違いで変化する、またそのように変化した文字・言葉・意味・発音など
筆順
化4+言2=総画数6 U+8BB9 [ガ、カ/なま・る、なまり] 訛譌䚰
◆本来のものとは違った使い方をする、意図して誤った使い方をする
◆偽(いつわ)る、騙(だま)す
◆文字・言葉・意味・発音などが時代・世代・地域・環境などの違いで変化する、またそのように変化した文字・言葉・意味・発音など
化4+貝7=総画数11 U+8CA8 [カ/] 货𧴦𧷴𧵰𣱷
◆品物を買うための金銭、「貨幣カヘイ」
◆金銭に交換できる(金銭と同じ価値がある)品物、財物
◆商品、売り物、(金銭に変えることができる)品物
◆賂(まいない)、自らの利益になるように便宜を図って貰おうという不正な意図を以って人に金銭(価値あるもの)を贈る
注解:金銭(「貝」)が品物に、また品物が金銭に形を変える(「化」)の意
筆順
化4+貝4=総画数8 U+8D27 [カ/] 貨𧴦𧷴𧵰𣱷
◆品物を買うための金銭、「貨幣カヘイ」
◆金銭に交換できる(金銭と同じ価値がある)品物、財物
◆商品、売り物、(金銭に変えることができる)品物
◆賂(まいない)、自らの利益になるように便宜を図って貰おうという不正な意図を以って人に金銭(価値あるもの)を贈る
注解:金銭(「貝」)が品物に、また品物が金銭に形を変える(「化」)の意
化4+金8=総画数12 U+920B [ガ/] 𨱂
◆尖(とが)った角(かど)が削られて丸くなる、角を削って丸くする
𨱂化4+金5=総画数9 U+28C42 [ガ/]
◆尖(とが)った角(かど)が削られて丸くなる、角を削って丸くする
化4+革9=総画数13 U+9774 [カ、ケ/くつ]
◆(革製の履物で)踝(くるぶし)より上から足までを包む履物の総称、長靴、踝より上を覆わないものは「鞋」 {服飾(履物)}
筆順
𩑭化4+頁9=総画数13 U+2946D [ケイ、キョウ/かたむ・く] 傾倾
◆斜めになる、片方に(一方に)偏(かたよ)る
◆斜めにする、(器などの中身を出すように)横にし(出切らないようであれば)更に逆さにする
◆(直立しているものが傾き)崩れる、倒れる
化4+魚11=総画数15 U+9B64 [ガ/] 𩵡
◆魚名
𩾹化4+鳥11=総画数15 U+29FB9 [キュウ、ク/]
◆怪鳥、未詳「【字彙:亥集:鳥部:𩾹】虛尤切音休怪鳥」
注解:「【正字通:亥集中:鳥部:𩾹】鵂字之譌舊註怪鳥卽鵂鹠改从化誤」とあり、鵂鹠キュウリュウ(スズメフクロウ雀梟)という、また「怪鳥」が「【爾雅注疏:釋鳥】怪鴟(卽鴟鵂也…)」の「怪鴟」を指すのであれば、鴟鵂シキュウ(ミミズク木菟)で、いずれもフクロウ科の鳥ということになる
𠤏匕2+2=総画数4 U+2090F [ホウ/] 𠦀
◆保つ、そのままの状態を保ち続ける、同「保」
𨾙𠤏4+隹8=総画数12 U+28F99 [ホウ/とき] 鴇鸨
◆ノガン(野雁)、ノガン科の鳥、ガン(雁、カモ科ガン亜科に属する鳥)よりも大きい、同「䳈」「𪁣」「鳵」
◆黒毛に白毛が雑(まじ)じって斑(まだら)なさま、同「駂」
◆妓院キイン(妓楼ギロウ、遊女を置いて客に接待させるところ)で遊女を世話する老母、「老鴇ロウホウ」「鴇母ホウボ」
◆[日]トキ(朱鷺・鴇)、トキ科の鳥、中国では「朱䴉シュカン」
𠤏4+馬10=総画数14 U+99C2 [ホウ/] 𩢈𩣎
◆黒毛に白毛が雑(まじ)じった馬、同「鴇」
𩢈𠤏4+馬10=総画数14 U+29888 [ホウ/] 駂𩣎
◆黒毛に白毛が雑(まじ)じった馬、同「鴇」
𠤏4+鳥11=総画数15 U+9D07 [ホウ/とき] 鸨𨾙
◆ノガン(野雁)、ノガン科の鳥、ガン(雁、カモ科ガン亜科に属する鳥)よりも大きい、同「䳈」「𪁣」「鳵」
◆黒毛に白毛が雑(まじ)じって斑(まだら)なさま、同「駂」
◆妓院キイン(妓楼ギロウ、遊女を置いて客に接待させるところ)で遊女を世話する老母、「老鴇ロウホウ」「鴇母ホウボ」
◆[日]トキ(朱鷺・鴇)、トキ科の鳥、中国では「朱䴉シュカン」
筆順
𠤏4+鳥5=総画数9 U+9E28 [ホウ/とき] 鴇𨾙
◆ノガン(野雁)、ノガン科の鳥、ガン(雁、カモ科ガン亜科に属する鳥)よりも大きい、同「䳈」「𪁣」「鳵」
◆黒毛に白毛が雑(まじ)じって斑(まだら)なさま、同「駂」
◆妓院キイン(妓楼ギロウ、遊女を置いて客に接待させるところ)で遊女を世話する老母、「老鴇ロウホウ」「鴇母ホウボ」
◆[日]トキ(朱鷺・鴇)、トキ科の鳥、中国では「朱䴉シュカン」
匕2+3=総画数5 U+5317 [ホク/きた]
◆東トウ(ひがし、太陽が昇る方角)に向いたときに左の方角、右の方角を「南」
◆背(そむ)ける、背(せ)を向ける、背(そむ)く、同「背」
◆逃(に)げる、「敵に背を見せて走る」の意
筆順
北5+一1=総画数6 U+4E20 [キュウ、ク/おか] 丘坵𡊣𠤢㘳㐀𠀌𠀉𠀈
◆地面から高く盛り上がった所、「山」「阜」よりも小さく低いもの
◆高く土を盛り上げた墳墓
◆大きいさま
◆土地の広さを表す単位「【周禮:卷第三:地官司徒第二】乃經土地而井牧其田野九夫爲井四井爲邑四邑爲丘四丘爲甸四甸爲縣四縣爲都」
北5+土3=総画数8 U+3633 [キュウ、ク/おか] 丘坵𡊣𠤢丠㐀𠀌𠀉𠀈
◆地面から高く盛り上がった所、「山」「阜」よりも小さく低いもの
◆高く土を盛り上げた墳墓
◆大きいさま
◆土地の広さを表す単位「【周禮:卷第三:地官司徒第二】乃經土地而井牧其田野九夫爲井四井爲邑四邑爲丘四丘爲甸四甸爲縣四縣爲都」
𢘠北5+心4=総画数9 U+22620 [キョウ、ク/おそ・れる、おそ・れ、おそ・らく、こわ・い] 恐𢙷𢝭𢟃𢙢㤟𢖶𢟈
◆おそ・れる、危害や不幸が及ぶかもしれないとびくびくする、また心配する、また不安になる
◆おそ・らく、おそ・れ、多分、~となるかもしれない、好ましくない状態になる可能性がある
𢫣北5+手3=総画数8 U+22AE3 [未詳/]
◆未詳
北5+月(肉)4=総画数9 U+80CC [ハイ、バイ、ヘ、ベ/そむ・く、せい、せ]
◆体の後ろ側の肩から腰までの部分、腹の反対側、裏側、「自分からは見えない部分」をいう {人体(全身)}
◆荷や仕事などを担(にな)う、負(お)う
◆そむ・く、相手が見えない方を向く、相手が見えなくなる方に行く、(相手に背を見せて)離れて行く、気持ちが離れる
◆指示や命令や期待・予想などに反する
◆(書かれたものを見ずに)暗唱する
◆(背骨や屋根の棟のように)高みが連なっている所
◆[日]せい、せ、身長、高さ
筆順
𤘿北5+牛4=総画数9 U+2463F [ヒ、ビ/]
◆耕す、耕した後に種を植え土を被せる
𤤘北5+玉4=総画数9 U+24918 [未詳/]
◆未詳
北5+米6=総画数11 U+427E [ヒ/]
◆殻の中に実がないか十分に大きくなっていない米、実の入りが悪い米、出来の悪い米、同「粊」「𥺟」
◆魯国(前11世紀~前256年)にあった古地名、現山東省臨沂市費県付近、同「鄪」「費」「粊」 「【學林:卷二:粊】…粊亦作鄪亦作費許慎說文曰䉾音秘魯東郊地名也…」 {山東省})
北5+艸3=総画数8 U+82DD [ハイ、バイ/]
◆ノビル(野蒜)或いはヤマラッキョウ(山薤)の類、いずれもヒガンバナ科ネギ属の草 {ノビル}{ヤマラッキョウ}
𧉥北5+虫6=総画数11 U+27265 [ホク/]
◆北(方位の一つ)、同「北」
◆カニ(蟹)に似た四足の虫「【蟹譜:卷上:唐韻】𧉥虫似蟹四足音北」
𨀈北5+足7=総画数12 U+28008 [未詳/]
◆未詳
北5+車7=総画数12 U+8EF0 [ハイ、ヘ/ともがら、やから] 輩辈
◆車の数の単位、1輩=100輌
◆車列、車が列を成すさま、「輩出ハイシュツ(列を成して次々に現れ出るさま)」
◆ともがら、やから、同等・同類・同属・同世代などの同じグループgroupに属する人、「同輩ドウハイ(同じ世代・地位の人)」「先輩センパイ(年上の人、先に勤め学び始めた人)」
北5+邑3=総画数8 U+90B6 [ハイ、バイ/]
◆周(西周、前11世紀~前771年)が殷イン(別名商ショウ、前17世紀~前11世紀)を滅ぼした後、殷の都を三つに分け、北を「邶・鄁ハイ」、南を「庸・鄘ヨウ」、東を「衞エイ」と称した、「邶」は現河南省安陽市湯陰県付近とされる、同「𨚍」「【漢書(前漢書):卷二十八下:地理志第八下】…河內本殷之舊都周既滅殷分其畿內為三國…(師古曰自紂城而北謂之邶南謂之庸東謂之衞邶…或作鄁…)」 {河南省}
◆「邶殿ハイデン」、戦国時代(前5世紀~前221年)の齊国(田齊、前386年~前221年)の別都「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷三十八:襄公二十八年】…與晏子邶殿…(《注》邶殿齊別都以邶殿邉鄙六十邑與晏嬰)(「晏子アンシ(別名晏嬰アンエイ)むは齊国の政治家)
北5+金8=総画数13 U+9273 [ハイ、バイ/]
◆バークリウムBerkelium(Bk)、元素名、同「錇」 {バークリウム}
𨸾北5+阜3=総画数8 U+28E3E [未詳/]
◆未詳
𩚾北5+食8=総画数13 U+296BE [ハイ、バイ/]
◆未詳「【字彙補:戌集:食部:𩚾】北昧切音貝義闕」
𩿻北5+鳥11=総画数16 U+29FFB [未詳/]
◆未詳
白部
𠤕匕2+5=総画数7 U+20915 [ギ/] 𠤗𠤜𥎲𢁄𠤑
◆もしかしたらと惑(まど)いどちらとも決め兼ねる、推定や疑問を表す語、同「疑」「【說文解字:𠤎部:𠤗】未定也」
𠤗𠤕7+匕2=総画数9 U+20917 [ギ/] 𠤜𥎲𢁄𠤑𠤕
◆もしかしたらと惑(まど)いどちらとも決め兼ねる、推定や疑問を表す語、同「疑」「【說文解字:𠤎部:𠤗】未定也」
𢭠𠤕7+手3=総画数10 U+22B60 [未詳/]
◆未詳
𠤕7+欠4=総画数11 U+6B35 [未詳/]
◆未詳「【藝文類聚:卷第八:山部下:交廣諸山】…《賦》宋謝靈運嶺表賦曰若乃長山欵跨外內乖隔下無伏流上無夷跡…」「【康熙字典:辰集下:欠部:欵】俗款字」
𠤕7+聿6=総画数13 U+8084 [イ/] 𦘞𦘗𥏚𢑩𢄥𨽽
◆習(なら)う、学ぶ
◆精一杯務(つと)める、骨を折る、苦労する
◆蘖(ひこばえ)、刈り取った草や切り株から生え出た小さな葉や枝
筆順
𨽹𠤕7+隶8=総画数15 U+28F79 [イ、レイ、ライ/]
◆蘖(ひこばえ)、刈り取った草や切り株から生え出た芽、同「肄」
◆僕(しもべ)、下僕(ゲボク)、人に仕える身分の低い人、同「隷」
𥘈示部
頁部
月(肉)部
頁部


[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

「漢字林(非部首部別) 匕部] [部首索引]

総合目次のページ 辞典や用語集です 当サイトの全ページを一覧でご覧いただけます すべてのページの更新履歴です