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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 癶部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 癶部] [部首索引]


癶5+0=総画数5 U+7676 [ハツ、ハチ/] 𠇿𣥠
◆足を左右に開く、二人が背を向け逆の方に向かう
◆はつがしら、部首名
筆順
𥙊癶5+示5=総画数10 U+2564A [セイ、サイ/まつ・る、まつ・り、まつり]
◆神や先祖や死者に供え物(そなえもの)を捧(ささ)げる、またその儀式、「祭祀サイシ」、同「祀」
◆[日]大勢の人が集まって行う催(もよお)し
注解:「祭」の左上の「夕」に似た字は「月(にくづき)」で「祭壇に供える犠牲ギセイの肉」、左上は「手」で「捧げる」、下の「示」は「祭壇」を表す
𧦴癶5+言7=総画数12 U+279B4 [サツ、セツ、セチ/]
◆余すところなくその本質を知るために詳しく見て調べる、詳しく見調べてその本質を余すところなく明らかにする、また余すところなく知る、形勢・状態などを見極める、同「察」
◆見たり調べたことを事細かにそのまま話す「【說文解字:言部:詧】言微親詧也」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):言部:詧】言微親𧦴也從言祭省聲臣鍇曰論語云察言而観色是也又黃帝毎問事先問馬次及牛以微言𧦴其情也測戞反」
癶5+4=総画数9 U+7678 [キ/みずのと] 𤼩
◆みずのと、十干ジッカン(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)の十番目 {十干}
◆月経ゲッケイ、成熟した女性の子宮の内膜が剥(は)がれ落ちて腟チツから出血すること、「天癸テンキ」「癸水キスイ」
筆順
𠊾癸9+人2=総画数11 U+202BE [キ、ギ/] 𠋳
◆左右を(周りを)見る「【說文解字:人部:𠊾】左右兩視」
𢑣癸9+彑3=総画数12 U+22463 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷三:彑部第二十三:{⿰彐癸}】俗{⿰彐(⿲土矢凡)}正直例反豖也又姓」「【康熙字典:寅集下:彐部:𢑣】《海篇》同彘」
𢜽癸9+心3=総画数12 U+2273D [キ、ギ/]
◆体を強張(こわば)らせる、立ち竦(すく)む、同「悚」「【廣韻:上平聲:脂第六:葵:𢜽】悚也」
◆胸がどきどきする、同「悸」、「𢜽𢜽キキ」
癸9+戈4=総画数13 U+6223 [キ、ギ/]
◆戟ゲキ(長い柄の先に矛や戈を付けた武器)の一種、東廂トウショウ(東側の建物)の階段の前で守備する兵士が持つ武器「【尚書正義:尚書正義九】一人冕執劉立于東堂一人冕執鉞立于西堂(《傳》冕皆大夫也劉鉞屬立於東西廂之前堂)一人冕執戣立于東垂一人冕執瞿立于西垂(《傳》戣瞿皆戟屬立于東西下之階)」 {四合院}
癸9+手3=総画数12 U+63C6 [キ、ギ/] 𢲕
◆推(お)し量る、どの程度かを見積もる、同「楑」
◆(全体を推し量って立てた)方法や企画、謀はかりごと、「百揆ヒャッキ(あらゆる企画、国の政まつりごとを行う際のあらゆる事務)」「首揆シュキ(宰相サイショウ、行政を統轄管理する者の長)」
筆順
癸9+日4=総画数13 U+668C [ケイ、ケ/]
◆違(ちが)う、向きが合っていない(合わない)、同「睽」
◆「暌違ケイイ」◇方向・向きが合わない◇食い違う、考えや意見が合わない
◆「暌隔ケイカク」、方向が逆で間(あいだ)が広がる
𣉉癸9+日4=総画数13 U+23249 [シュウ、シュ/お・わる、お・える、つい・に、しま・う、しま・い] 終𦄖终𣈩𣊜𣊂𤽬𤽫𤽘𦤒𢒣𡦿𢍐𠂂𠔾
◆途切れずに続いているものの後方の部分、始まりの部分は「始」
◆続いていたものが尽きる、これから先はないところにまで到(いた)る
◆最後に、ついに、しまいに、とうとう
◆(高貴な)人の死、同「𣧩」、一般の人は「死」
𦝢癸9+月(肉)4=総画数13 U+26762 [キ、ギ/]
◆「啳𦝢・䑏𦝢ケンキ」、顔の形が醜いさま「【淮南鴻烈解:卷第十九:脩務訓】啳𦝢哆噅籧蒢戚施雖粉白黛黑弗能爲美者嫫母仳倠也(啳讀權衡之權急氣言之𦝢讀𧅄哆讀大口之哆噅讀楚𨘏氏之𨘏蒢戚施僂皆醜嫫母仳倠吉之醜女…)」
癸9+木4=総画数13 U+6951 [キ、ギ/]
◆木名、未詳
◆「柊楑シュウキ」、槌(つち)、ものを打ちつける道具
◆推(お)し量る、どの程度かを見積もる、同「楑」(今ではこの義で「楑」が使われることはなく、専ら「揆」を用いるという「【說文解字注:木部:楑】楑木也(未詳)…一曰度也(度徒落切此與手部揆音義皆同揆專行而楑廢矣)」)
癸9+水3=総画数12 U+6E40 [キ、ケイ、ケ/]
◆水が川筋(かわすじ)を切り開きながら(低いところを縫うように)流れる、「湀辟・湀闢キヘキ」
癸9+犬3=総画数12 U+7324 [キ、ギ/]
◆勇ましく猛々(たけだけ)しいさま
𤬉癸9+瓜5=総画数14 U+24B09 [ケイ/]
◆「𤬉菇・藈菇ケイコ」、カラスウリ(烏瓜)、ウリ科カラスウリ属の草、別名「王瓜オウカ」「𤫱𤬏・𤬈𤬏コウロウ」 {カラスウリ}
癸9+目5=総画数14 U+777D [ケイ、ケ/]
◆目を背(そむ)ける、視線を外す
◆離れる、背く
◆「睽睽ケイケイ」、目を見開いて見るさま
𥯫癸9+竹6=総画数15 U+25BEB [キ、ギ/]
◆竹名、未詳
癸9+耳6=総画数15 U+8067 [ケイ、ケ/]
◆耳が悪く声や音が全く聞き取れない、「聾ロウ」よりも重症の状態という
癸9+艸3=総画数12 U+8475 [キ、ギ/あおい] 𦷡𦮙
◆アオイ(葵)、アオイ科・フウロソウ科テンジクアオイ属・ウマノスズクサ科カンアオイ属などの植物の称 {アオイ}
◆「野葵ヤキ」、フユアオイ(冬葵)、アオイ科ゼニアオイ属の草 {フユアオイ}
◆「天竺葵テンジクキ」、テンジクアオイ(天竺葵)、フウロソウ科テンジクアオイ属の草 {テンジクアオイ}
◆「向日葵コウジツキ」、ヒマワリ(向日葵)、キク科ヒマワリ属の草 {ヒマワリ}
◆[日]「双葉葵フタバアオイ」、ウマノスズクサ科カンアオイ属の草、徳川家の家紋はこの葉をデザインしたもの、漢名は「雙葉細辛ソウヨウサイシン」 {フタバアオイ}
筆順
癸9+衣5=総画数14 U+4646 [ケイ、ケ/]
◆衣服の裾に入れた切れ目(スリット)
𧡫癸9+見7=総画数16 U+2786B [ケイ、ケ、キ/]
◆視る、未詳、同「瞡」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:𧡫瞡】視也亦作瞡」
◆視る、未詳「【正字通:酉集上:見部:𧡫】丘{⿰亻𡗓}切音匱視也與睽通」
癸9+足7=総画数16 U+480F [キ/]
◆足「【玉篇:卷七:足部第七十六:䠏】葵淚切足」
◆同「䟸」「【集韻:卷一:平聲一:脂第六:䟸䠏】說文脛肉也一曰曲脛」
癸9+邑3=総画数12 U+9108 [キ、ギ/]
◆河東カトウ臨汾リンフンにあった古地名、現山西省臨汾市付近 {山西省}
癸9+酉7=総画数16 U+4906 [キ/]
◆酒が澄んでいるさま、濁りのない澄んだ酒、清酒、同「醥」「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:䤆】音揆醥也」
◆未詳「【字彙:酉集:酉部:䤆】巨委切音跪醳也〇又古委切癸醥也」「【正字通:酉集下:酉部:䤆】醱字之譌」
癸9+金8=総画数17 U+9368 [キ、ギ/]
◆長い刃と斧が付いた槍のような武器
◆同「戣」
癸9+門8=総画数17 U+95CB [ケツ、ケチ/] 𨶫𨶋阕
◆(それまで開けていた門を)閉じる、(それまで続いていた物事が)終わる、最後まで行き着いて止まる
◆空(から)になる、何もなくなる
◆歌曲や詩歌を数える語「【禮記:郊特牲】樂三闋」
癸9+門3=総画数12 U+9615 [ケツ、ケチ/] 闋𨶫𨶋
◆(それまで開けていた門を)閉じる、(それまで続いていた物事が)終わる、最後まで行き着いて止まる
◆空(から)になる、何もなくなる
◆歌曲や詩歌を数える語「【禮記:郊特牲】樂三闋」
𩀁癸9+隹8=総画数17 U+29001 [キ、ギ/] 𪆴䳫
◆「𩀁鳩キキュウ」、小形のハト(鳩、ハト科の鳥)「【方言:第八】鳩…其小者謂之𪅨鳩(今■鳩也)或謂䳫鳩(音葵)」「【本草綱目:禽之三:斑鳩】《釋名》斑隹(音錐)錦鳩(范汪方)鵓鳩(左傳注)祝鳩(…者其小而無斑者曰隹曰𪆴音葵…)」
癸9+馬10=総画数19 U+9A24 [キ、ギ/]
◆馬が力強く堂々と進むさま
癸9+馬3=総画数12 U+9A99 [キ、ギ/]
◆馬が力強く堂々と進むさま
癸9+鳥11=総画数20 U+4CEB [キ、ギ/] 𪆴𩀁
◆「䳫鳩キキュウ」、小形のハト(鳩、ハト科の鳥)「【方言:第八】鳩…其小者謂之𪅨鳩(今■鳩也)或謂䳫鳩(音葵)」「【本草綱目:禽之三:斑鳩】《釋名》斑隹(音錐)錦鳩(范汪方)鵓鳩(左傳注)祝鳩(…者其小而無斑者曰隹曰𪆴音葵…)」
癶5+4=総画数9 U+7679 [ハツ、バチ/]
◆草を踏み付け平らにする、同「𤼯」
◆「癹骫ハツイ」、草木が絡(から)み合うさま「【史記索隱:卷二十六:司馬相如列傳第五十七】崔錯癹骩(郭璞云蟠戾相摎楚詞云林木癹音跋骩音委)」
𠷑癹9+口3=総画数12 U+20DD1 [ハツ、ハチ/]
◆妄言ボウゲン・モウゲン、戯言(たわごと)、作り話、同「㗶」
𡍰癹9+土3=総画数12 U+21370 [ハツ、ボチ/]
◆土を掘り起こす(掘り返す)、耕(たがや)す、同「坺」「垡」
𢯸癹9+手3=総画数12 U+22BF8 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:末第十三:癹𨂩𢯸】說文以足蹋夷艸引春秋傳癹夷蘊崇之或从足从手(《欽定四庫全書》本では「𨂩」ではなく「蹳」)「【正字通:卯集中:手部:𢯸】同癹本作撥」
𣸍癹9+水3=総画数12 U+23E0D [ハツ、ハチ/] 潑溌泼
◆水が零(こぼ)れる、水が零れ跳(は)ね散る
◆水をぱらぱと撒(ま)く
◆「𣸍剌ハツラツ」、「ぱちゃ」などの魚などが勢いよく跳ねる音
◆「𣸍辣ハツラツ」◇気が強いさま、気が荒いさま◇大胆なさま、度胸があるさま
◆[日]「溌溂ハツラツ」、元気のよいさま
𧤔癹9+角7=総画数16 U+27914 [ハイ、ホ/] 䚨𧢿
◆射(い)った繳シャク(飛ぶ鳥を捕るための短い矢に結わえ付ける紐)を巻き取る(回収する)道具
𨂩癹9+足7=総画数16 U+280A9 [未詳/]
◆未詳「【廣韻:入聲:末第十三:鏺:𨂩】蹋草聲」「【正字通:酉集中:足部:𨂩】同蹳」「【康熙字典:酉集中:足部:𨂩】《廣韻》《集韻》𠀤普活切音鏺癹或从足以足蹋夷草」
𨡩癹9+酉7=総画数16 U+28869 [ハツ、ハチ/] 醱醗酦
◆酒を再び醸(かも)す、同「酘」参照
◆「𨡩酵ハッコウ」、酵母や細菌などの微生物が有機物を分解すること、同「発酵」
𨨻癹9+金8=総画数17 U+28A3B [ハツ、ハチ/] 鏺𨫁䥽
◆左右に振り払うようにして草を刈る長い柄(え)を付けた両刃の鎌(かま)、またそれで草を刈る、同「㔇」
𩸿癹9+魚11=総画数20 U+29E3F [ハツ、ハチ/]
◆魚が盛んに尾を揺らしながら泳ぐさま、同「鮁」
癶5+4=総画数9 U+767A [ハツ、ホツ、ホチ/た・つ、あば・く] 發𤼲彂𤼦
◆矢を放つ、外(離れて行く方向)に向かって勢いよく飛び出る
◆動いていなかったものが勢いよく動き出す、物事が動き出す、物事が始まる、行動を起こす
◆隠れていたものが突然に現れ出る
◆隠れていたものが表に現れ出る、現れてぱっと大きく広がる
◆広く公(おおやけ)にする
筆順
発9+广3=総画数12 U+5EC3 [ハイ、ホ/すた・る] 廢废
◆建物が傾(かたむ)き倒(たお)れる、崩(くず)れる
◆(そこに住むことを)止(や)める、それまでしていたことを止める、使うことを止める
◆すた・る、使えなくなる、使われなくなる、役に立たなくなる
◆捨(す)てる、捨て置(お)く、放(ほう)って置く、放置ホウチする
筆順
発9+水3=総画数12 U+6E8C [ハツ、ハチ/] 潑𣸍泼
◆水が零(こぼ)れる、水が零れ跳(は)ね散る
◆水をぱらぱと撒(ま)く
◆「溌剌ハツラツ」、「ぱちゃ」などの魚などが勢いよく跳ねる音
◆「溌辣ハツラツ」◇気が強いさま、気が荒いさま◇大胆なさま、度胸があるさま
◆[日]「溌溂ハツラツ」、元気のよいさま
筆順
発9+疒5=総画数14 U+3FB1 [ハイ、ホ/]
◆長期にわたって治癒チユしない疾病シッペイ(障害や病気)、またそのような状態になる
発9+酉7=総画数16 U+9197 [ハツ、ハチ/] 醱酦𨡩
◆酒を再び醸(かも)す、同「酘」参照
◆「醗酵ハッコウ」、酵母や細菌などの微生物が有機物を分解すること、同「発酵」
筆順
𤼩癶5+5=総画数10 U+24F29 [キ/みずのと]
◆みずのと、十干ジッカン(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)の十番目 {十干}
◆月経ゲッケイ、成熟した女性の子宮の内膜が剥(は)がれ落ちて腟チツから出血すること、「天癸テンキ」「癸水キスイ」
𠋳𤼩10+人2=総画数12 U+202F3 [キ、ギ/] 𠊾
◆左右を(周りを)見る「【說文解字:人部:𠊾】左右兩視」
𢲕𤼩10+手3=総画数13 U+22C95 [キ、ギ/]
◆推(お)し量る、どの程度かを見積もる、同「楑」
◆(全体を推し量って立てた)方法や企画、謀はかりごと、「百揆ヒャッキ(あらゆる企画、国の政まつりごとを行う際のあらゆる事務)」「首揆シュキ(宰相サイショウ、行政を統轄管理する者の長)」
𦷡𤼩10+艸3=総画数13 U+26DE1 [キ、ギ/あおい] 葵𦮙
◆アオイ(葵)、アオイ科・フウロソウ科テンジクアオイ属・ウマノスズクサ科カンアオイ属などの植物の称 {アオイ}
◆「野𦷡ヤキ」、フユアオイ(冬葵)、アオイ科ゼニアオイ属の草 {フユアオイ}
◆「天竺𦷡テンジクキ」、テンジクアオイ(天竺葵)、フウロソウ科テンジクアオイ属の草 {テンジクアオイ}
◆「向日𦷡コウジツキ」、ヒマワリ(向日葵)、キク科ヒマワリ属の草 {ヒマワリ}
◆[日]「双葉葵フタバアオイ」、ウマノスズクサ科カンアオイ属の草、徳川家の家紋はこの葉をデザインしたもの、漢名は「雙葉細辛ソウヨウサイシン」 {フタバアオイ}
𥙊示部
癶5+7=総画数12 U+767B [トウ、ト/のぼ・る] 𤼪𤼷𤼼𧰍
◆高いところに上がる、高い方(上の方)に進む、同「陞」、一般に道や階段や梯子(はしご)などの足場を伝いながら上がることをいい、足場がなく浮くように上がるのは「昇」
◆高いところに乗る、上に乗る
◆高い地位に就く、高い地位に引き上げる
◆書類に載(の)せる、記載する、同「載」
◆穀物が実る、また熟す、同「升」
筆順
登12+人2=総画数14 U+50DC [トウ、ドウ、チョウ/]
◆疲れて酔ったようによろよろと(ふらふらと)歩くさま
登12+几2=総画数14 U+51F3 [トウ、トン/]
◆背凭(せもた)れや肘掛(ひじかけ)のない腰掛け、同「橙」
登12+口3=総画数15 U+5654 [トウ/]
◆人名用字「【舊五代史:卷九十七:晉書第二十三:列傳十二】*楊光逺…父阿噔啜…(「*楊光逺ヨウコウエン」は晉シン(後晉、936年~946年)代の人 )
◆「とん」「どん」「どすん」というような重いものが落ちたりぶつかったりした時の音を表す語
登12+土3=総画数15 U+58B1 [トウ/]
◆階段状になっている坂道、同「磴」
◆建物に通じる階段
◆分水するための細い水路
登12+女3=総画数15 U+5B01 [トウ/]
◆女性が美しいさま
𡪺登12+宀3=総画数15 U+21ABA [トウ、ジョウ/]
◆洞穴や屋内などの空間が広く大きく奥深いさま
◆「𡪺𥥈トウコウ」、大きく奥深い洞穴や屋内などの空間、またそこに音が響くさま、同「䆵𥥈」
登12+山3=総画数15 U+5D9D [トウ/]
◆見上げるような急な山道、同「隥」
筆順
登12+巾3=総画数15 U+3860 [テイ、チョウ/] 幀帧㡧𢅃
◆書画の皺(しわ)や弛(たる)みをぴんと伸ばす
◆書画を裏打ち(うらうち、裏面に布・紙などを貼り付け皺や弛みを防ぐこと)する、また裏打ちした書画、画幅ガフク、同「𢂰」
◆表装(裏打ち)した書画を数える語
登12+心3=総画数15 U+6195 [チョウ、ジョウ/]
◆心平らかなさま、心穏やかなさま「【玉篇:卷八:心部第八十七:憕】直陵切心平也又直庚切失志也」
◆気が抜けるさま、ぼうっとするさま、「憕𢘌チョウコウ」
登12+手3=総画数15 U+649C [ショウ、ジョウ/]
◆手を貸して救う、救い出す、(溺れた者などを)救い上げる、同「拯」
𣃆登12+斤4=総画数16 U+230C6 [タク/] 斲斵𣂪𣃋𣃃
◆(刃物などを)ぐさっと刺し入れる、刺し入れて掘る、彫(ほ)る、刻(きざ)む、削(そ)ぎ取る、同「𨮕」「𣃏」
登12+月(肉)4=総画数16 U+81AF [トウ/] 𦡪
◆飽(あ)く、腹がいっぱいになる、満ち足りる
登12+木4=総画数16 U+6A59 [トウ、ジョウ/だいだい]
◆キンクネンボ、ミカン科ミカン属の木、またその果実、別名「アマダイダイ(甘橙)」「オレンジorange」「スイート・オレンジsweet orange」 {キンクネンボ}
◆「苦橙クトウ」、ダイダイ(橙)、ミカン科ミカン属の木、またその果実、別名「ビター・オレンジbitter orange」 {ダイダイ}
◆オレンジ色
◆背凭(せもた)れや肘掛(ひじかけ)のない腰掛け、同「櫈(凳)」
筆順
𣩟登12+歹4=総画数16 U+23A5F [トウ/]
◆「㱥𣩟リョウトウ」、病(や)み苦しむさま
登12+毛4=総画数16 U+3CAA [トウ/] 𣰆
◆「毾㲪トウトウ」、細く柔らかい毛を使った織物、毛布や絨毯の類
𣰆登12+毛4=総画数16 U+23C06 [トウ/]
◆「㲩𣰆トウトウ」、細く柔らかい毛を使った織物、毛布や絨毯の類
登12+水3=総画数15 U+6F84 [チョウ、ジョウ/す・む]
◆泥などの汚(よご)れが沈んで水が透(す)き通る、同「澂」「瀓」
筆順
登12+火4=総画数16 U+71C8 [トウ/ともしび、あかし、あかり、ひ] 𧺄
◆高く掲(かか)げ暗闇(くらやみ)を照らす明かり、据(す)え置いて使う照明具、同簡「灯」
注解:本来「灯」には「明かり(燈)」の意はなく「火、烈火」の意だったが、古くから「燈」の俗用字として用いられ今に至っている
筆順
登12+玉4=総画数16 U+7492 [トウ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石
登12+目5=総画数17 U+77AA [トウ、ジョウ/]
◆直視する、視線を逸(そ)らさずに見る、同「瞠」
◆ぐっと目を見開き見る、目を見開き睨(にら)む
登12+石5=総画数17 U+78F4 [トウ/]
◆急で険しい石だらけの山道
◆石段、同「隥」
◆石橋、石の橋
筆順
登12+穴5=総画数17 U+41B8 [トウ、ジョウ/] 𡪺
◆洞穴や屋内などの空間が広く大きく奥深いさま
◆「䆸𥥈トウコウ」、大きく奥深い洞穴や屋内などの空間、またそこに音が響くさま、同「䆵𥥈」
登12+立5=総画数17 U+7AF3 [トウ/]
◆「竳竳」、まっすぐに立つさま
登12+竹6=総画数18 U+7C26 [トウ/]
◆傘(かさ)、頭上に翳(かざ)し雨や日差しを遮(さえぎ)るためのもので、手で持つための柄(え)が付いているもの、同「傘」、柄がなく頭に直接被(かぶ)るものを「笠リュウ(かさ)」「【急就篇:卷三】竹噐簦笠簟籧篨(竹噐揔言織竹為器也簦笠皆所以禦雨也大而有把手執以行謂之簦小而無把首戴以行謂之笠…)」
登12+舟6=総画数18 U+8260 [/よふね、いかだ、おおふね]
◆[日]歌舞伎の外題ゲダイに用いる字、「三十石艠始(さんじっこくよふねのはじまり、宝暦8年(1758)12月初演)」「花艠淀川話(はないかだよどがわばなし、寛政12年(1800)1月初演)」・「三千石艠始(さんぜんごくおおふねのはじまり、享和2年(1802)11月初演)」 {和製漢字の辞典:舟部:艠}
登12+艸3=総画数15 U+4532 [トウ、ジョウ/]
◆「菳䔲キントウ」、草名、未詳
◆「苦䔲コトウ」、草名、未詳、ダイダイ(橙)の漢名が「苦橙」であることからダイダイのことか?
登12+虫6=総画数18 U+45F3 [/ひおむし、ひとりむし、ひむし]
◆[日]燈火に集まる蛾(が)の類 {和製漢字の辞典:虫部:䗳}
登12+見7=総画数19 U+89B4 [トウ/]
◆視線を逸(そ)らさずにじっと見詰める、同「眙」
登12+言7=総画数19 U+8B49 [ショウ/] 证䥌𨭧𨨾𦷘𦹨𧁅𧁆
◆正当であること(事実であること)を根拠を示して明らかにする、また上申する、同「証」
◆正当であること(事実であること)を示すための根拠となるもの、証(あかし)、証拠、同「証」
◆[仏]悟(さと)る、はっきりと理解する、同「証」
注解:「證」と「証」は本来別字だが、現在は「證」の意で「証」が使われる、そのため「證」の簡体字は「证」となる
筆順
𧰐登12+豆7=総画数19 U+27C10 [トウ/]
◆祭礼用の供物を盛る蓋付き脚付きの器、同「豋」 {食器}
登12+足7=総画数19 U+8E6C [トウ、ドウ/]
◆足で踏む、同「踏」「履」
◆道を履(ふ)む、同「履」
◆「蹭蹬ソウトウ」◇道が悪い(険しい、歩きにくい、道がない)さま、道が悪く思い通りに進めないさま◇(障害となる物事に突き当たって)それまで通りに行かなくなるさま、思い通りにならないさま、同「𨇽䟶ラサ」
𨎤登12+車7=総画数19 U+283A4 [トウ/]
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:隥第四十八:𨎤】車羽」
登12+辵3=総画数15 U+9086 [トウ、ドウ/]
◆「邆賧詔」、唐代現中国南部に大きな勢力を誇っていた六つの王国の一つ
登12+邑3=総画数15 U+9127 [トウ、ドウ/]
◆商代(別名殷イン、前17世紀~前11世紀)頃から春秋時代(前770年~前5世紀)かけて現河南省南陽市付近にあった古国名 {商(殷)代} {河南省}
◆春秋時代(前770年~前5世紀)の魯国(前11世紀~前256年)にあった古地名、現山東省南西部 {春秋時代} {山東省}
登12+金8=総画数20 U+9419 [トウ/あぶみ] 镫𨭕
◆あぶみ、鞍から両側に吊るし騎手が足を載せるための馬具
◆食物を盛る蓋付き脚付きの素焼きの器、同「豆」 {食器}
◆明かりを灯(とも)すため照明具、同簡「灯」 {什器(照明具)}
筆順
登12+金5=総画数17 U+956B [トウ/あぶみ] 鐙𨭕
◆あぶみ、鞍から両側に吊るし騎手が足を載せるための馬具
◆食物を盛る蓋付き脚付きの素焼きの器、同「豆」 {食器}
◆明かりを灯(とも)すため照明具、同簡「灯」 {什器(照明具)}
𨶿登12+門8=総画数20 U+28DBF [未詳/]
◆未詳「【中華字海:門部:𨶿】同"屯"、驻扎」
登12+阜3=総画数15 U+96A5 [トウ/]
◆見上げるような急な坂道、同「嶝」
◆石段、同「磴」
登12+雨8=総画数20 U+972F [トウ/]
◆大雨、「霯霯トウトウ(大雨が降るさま)」
𩍐登12+革9=総画数21 U+29350 [トウ/]
◆鐙(あぶみ)、鞍から両側に吊るし騎手が足を載せるための馬具、同「鐙」「【樊山政書(テキスト版):卷二十】截𩍐留靴」
𩏠登12+韋9=総画数21 U+293E0 [チョウ/]
◆未詳「【廣韻:去聲:映第四十三:倀:𩏠】張皮也」
𩘼登12+風9=総画数21 U+2963C [テイ、チョウ/]
◆「𩘼𩖢テイコウ」、風の音「【集韻:卷四:平聲四:耕第十三:𩘼】𩘼𩖢風聲」
𩙄登12+風9=総画数21 U+29644 [リュウ、ル/] 䬟𩙗𩗌𩙔
◆上空を吹き渡る風、またその音、同「飂」「飅」「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:飂飀䬟】說文高風也或从留从劉通作翏」
◆「𩙄𩙄・飂飂リュウリュウ」、風の吹くさま
◆「䬀𩙄・䬀𩖴ユウリュウ」「餘風・余風ヨフウ」「緒風ショフウ」◇季節の名残(なごり)の風、前の季節の気配を残した風、またその音◇風が止んだ後に残る微かな風、またその音「【集韻:卷六:上聲下:有第四十四:䬀】緒風謂之䬀𩖴」
登12+馬10=総画数22 U+4BB4 [トウ/]
◆馬が歩こうとするが倒れてしまう
◆「䮚䮴」、馬が餌を食べて病気に罹る、(脚気のような病気か?)
登12+鼓13=総画数25 U+9F1F [トウ/]
◆「とんとん」などの鼓の音の形容
𫜣登12+鼠13=総画数25 U+2B723 [未詳/]
◆未詳
癶5+7=総画数12 U+767C [ハツ、ホツ、ホチ/た・つ、あば・く] 発𤼲彂𤼦
◆矢を放つ、外(離れて行く方向)に向かって勢いよく飛び出る
◆動いていなかったものが勢いよく動き出す、物事が動き出す、物事が始まる、行動を起こす
◆隠れていたものが突然に現れ出る
◆隠れていたものが表に現れ出る、現れてぱっと大きく広がる
◆広く公(おおやけ)にする
◆簡「发」
筆順
發12+刀2=総画数14 U+3507 [ハツ、ハチ/]
◆左右に振り払うようにして草を刈る長い柄(え)を付けた両刃の鎌(かま)、またそれで草を刈る、同「鏺」
發12+口3=総画数15 U+35F6 [ハツ、ハチ/]
◆妄言ボウゲン・モウゲン、戯言(たわごと)、作り話、同「𠷑」「【字彙:丑集:口部:㗶】同𠷑」
◆音写字(音オンを表す漢字)「【懺法大觀:卷二:金光神咒】…啼㗶哽𠷈 {⿰口旭}{⿰口順}噒嗗…」
發12+土3=総画数15 U+58A2 [ハツ、ボチ/] 𡍰
◆土を掘り起こす(掘り返す)、耕(たがや)す、同「坺」「垡」
發12+广3=総画数15 U+5EE2 [ハイ、ホ/すた・る] 廃废
◆建物が傾(かたむ)き倒(たお)れる、崩(くず)れる
◆(そこに住むことを)止(や)める、それまでしていたことを止める、使うことを止める
◆すた・る、使えなくなる、使われなくなる、役に立たなくなる
◆捨(す)てる、捨て置(お)く、放(ほう)って置く、放置ホウチする
筆順
發12+手3=総画数15 U+64A5 [ハツ、ハチ、バチ/は・ねる]
◆草を刈り土を均(なら)す、乱れを治(おさ)める
◆指や棒のような細長いものの先で動かす、突(つつ)いて動かす
◆ぱっと開く、ぱっと跳ね上げる
◆「撥剌ハツラツ」、いっぱいに弓を引き絞る、今にも弾けそうに力が漲(みなぎ)る
筆順
發12+木4=総画数16 U+6A43 [ハツ、ボチ/]
◆外洋を航行できる大型の船、同「𦪑」
◆木名、未詳、ユズ(柚子)に似ているという
◆未詳「【類篇:木部:橃】放吠切屋棟頭」
發12+水3=総画数15 U+6F51 [ハツ、ハチ/] 𣸍溌泼
◆水が零(こぼ)れる、水が零れ跳(は)ね散る
◆水をぱらぱと撒(ま)く
◆「潑剌ハツラツ」、「ぱちゃ」などの魚などが勢いよく跳ねる音
◆「潑辣ハツラツ」◇気が強いさま、気が荒いさま◇大胆なさま、度胸があるさま
◆[日]「溌溂ハツラツ」、元気のよいさま
發12+疒5=総画数17 U+7648 [ハイ、ホ/]
◆長期にわたって治癒チユしない疾病シッペイ(障害や病気)、またそのような状態になる
筆順
𥳊發12+竹6=総画数18 U+25CCA [ハイ/]
◆竹製の粗末な莚
𦪑發12+舟6=総画数18 U+26A91 [ハツ、ボチ/]
◆外洋を航行できる大形の船、同「橃」
◆竹や木を組んだ筏(いかだ)「【通俗文(服虔)】𦪑扶月反(…)謂編竹木浮於河以運物者也」
發12+艸3=総画数15 U+855F [ハイ、ホ/]
◆莚(むしろ)、「籧篨キョジョ」、同「䉬」
發12+衣5=総画数17 U+894F [ハツ、ハチ/]
◆「襏襫ハツセキ」、背中に羽織って雨雪を防ぐ藁(わら)などで作った雨具、蓑(みの)、多く農作業をする際に着るという
發12+角7=総画数19 U+46A8 [ハイ、ホ/] 𧤔𧢿
◆射(い)った繳シャク(飛ぶ鳥を捕るための短い矢に結わえ付ける紐)を巻き取る(回収する)道具
發12+足7=総画数19 U+8E73 [ハツ、ハチ/]
◆足で蹴(け)る、足でものを蹴る
發12+酉7=総画数19 U+91B1 [ハツ、ハチ/] 醗酦𨡩
◆酒を再び醸(かも)す、同「酘」参照
◆「醱酵ハッコウ」、酵母や細菌などの微生物が有機物を分解すること、同「発酵」
發12+金8=総画数20 U+93FA [ハツ、ハチ/] 𨨻𨫁䥽
◆左右に振り払うようにして草を刈る長い柄(え)を付けた両刃の鎌(かま)、またそれで草を刈る、同「㔇」
𩞽發12+食8=総画数20 U+297BD [ハク/] 餺馎䭦𩟛䬪
◆「𩞽飥ハクタク」◇小麦粉などに水を加えて捏(こ)ねて平たく延ばしたもの、またそれを細く切った平打ち饂飩(うどん)の類◇[日]ほうとう(餺飥)、うどんに野菜などを加えて煮る郷土料理
發12+馬10=総画数22 U+9A4B [ハツ、ハチ/]
◆馬が怒ったように走る
◆馬が首を揺らすさま
𩯌發12+髟10=総画数22 U+29BCC [ハツ、ハチ/]
◆「𩯌𩯳ハツサン」、鬢ヒン・ビン(顔の両側の耳際の髪)が多いさま
發12+魚11=総画数23 U+9C4D [ハツ、ハチ/] 𩸿
◆魚が盛んに尾を揺らしながら泳ぐさま、同「鮁」
𪖆發12+鼠13=総画数25 U+2A586 [ハツ、バツ、バチ/]
◆「鼧𪖆ダバツ」、マーモットmarmot(リス科マーモット属の哺乳類)の古名、現在は「旱獺カンダツ・ハンタァ」、別名「土撥鼠トバツソ・トボォショゥ」「【集韻:卷七:去聲上:廢第二十:鼥𪖆】鼠名其鳴如犬吠」「【集韻:卷九:入聲上:末第十三:鼥𪖆】鼠肥者」
几部


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