総合目次のページ 辞典や用語集です 当サイトの全ページを一覧でご覧いただけます すべてのページの更新履歴です
[辞典・用語][漢字林][又部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 又部] [部首索引]



又2+0=総画数2 U+53C8
音読: ユウ[漢]、ウ[呉]
訓読: また、また・は
◆また、その上に、更に、再び、重(かさ)ねて、加えて(同じことが繰り返されること・同じことが以降も繰り返し続くことをいう)
◆[日]また・は、A或いはB、AかBのいずれか
◆[日]また、部首名
注解:金文キンブン・篆書テンショでは「右手」を象った字で、古くは「右、右手」の意があった {筆順(左右)}
漢字林(非部首部別)
筆順

又2+1=総画数3 U+53C9
音読: サ[漢]、シャ[呉]
訓読: また
◆交差(交叉)する、"X"字状になる、またそのような形になるもの
◆(フォークforkなどのように)一か所から幾つかに枝分かれしたもの、先端が"⊂∈"字状などに分かれるもの、またそれで突く、刺す
◆「夜叉ヤシャ」「藥叉ヤクシャ」、インドIndia神話に登場する悪鬼
漢字林(非部首部別)
筆順

又2+2=総画数4 U+355A
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
訓読: つめ
◆手足の指先の硬(かた)い部分、鳥獣の手足の先の硬い部分
◆指先で掴(つか)み取る、抓(つま)み取る
漢字林(非部首部別)
筆順
友𠬺𦫹𦐮𦐯
又2+2=総画数4 U+355B
音読: ユウ[漢]、ウ[呉]
訓読: とも
◆同じ思いや考えを持つ、またそのような人、「朋」は同じ師の教えを受ける人「【論語注疏:卷一:學而】有朋自逺方來不亦樂乎(…正義曰鄭𤣥注大司徒云同師曰朋同志曰友…)」
◆親しく交わる、気心が通じる、またそのような人
漢字林(非部首部別)
㕛𠬺𦫹𦐮𦐯
又2+2=総画数4 U+53CB
音読: ユウ[漢]、ウ[呉]
訓読: とも
◆同じ思いや考えを持つ、またそのような人、「朋」は同じ師の教えを受ける人「【論語注疏:卷一:學而】有朋自逺方來不亦樂乎(…正義曰鄭𤣥注大司徒云同師曰朋同志曰友…)」
◆親しく交わる、気心が通じる、またそのような人
漢字林(非部首部別)
筆順
雙䨇㕠𩀝
又2+2=総画数4 U+53CC
音読: ソウ[漢呉]
訓読: ふた
◆対ツイ、二つで一組になるものまたそれが並んでいるさま
◆対になるもの(対になって用をなすもの)を数える語
漢字林(非部首部別)
筆順
𠬡
又2+2=総画数4 U+53CD
音読: ハン[漢]、ホン[呉]、タン[慣]
訓読: そ・る、そ・らす、かえ・る、かえ・す
◆覆(くつがえ)る、表裏が逆になる、ひっくり返る
◆逆ギャク、逆である、「反対ハンタイ」「【韓非子:卷十八:六反】害者利之反也…亂者治之反也」
◆背(そむ)く、背(せ)を向ける、「反逆・叛逆ハンギャク」、同「叛」
◆顧(かえり)みる、振り返る「【孟子注疏:卷三上:公孫丑章句上】自反而縮雖千萬人吾往矣(…自省有義雖敵家千萬人我直往突之…)」
◆「反切ハンセツ」、二つの漢字を用い、先の漢字の声母(音節の初めの子音)と、後の漢字の韻母(音節の初めの子音を除いたもの)組み合わせて音を表す、「漢」は「呼旰切」で表され、「呼」の音「hū」の「h」と「旰」の音「gàn」の「àn」を合わせ「hànカン」と発音する
◆[日]そ・る、弓のような形に曲がる
◆[日]面積の単位 、1反=10畝 {各種単位}
◆[日]布の長さの単位 、1反=10m前後
漢字林(非部首部別)
筆順
夂部
𠚫刀部
𠨏卩部
𠬚宄𡧫𡧌
又2+2=総画数4 U+20B1A
音読: キ[漢呉]
◆正義や道義に反すること、また乱れること、「姦宄・奸宄カンキ」、一説に内部の乱れを「宄」、外部の乱れを「姦」「奸」「【說文解字注:宀部:宄】姦也(姦宄者通偁內外者析言之也)外爲盜內爲宄(凡盜起外爲姦中出爲宄成十七年左傳曰亂在外爲姦在內爲宄外傳晉語亦云亂在內爲宄在外爲姦魯語竊寶者爲宄用宄之財者爲姦…」
漢字林(非部首部別)
𠬛𠬸
又2+2=総画数4 U+20B1B
音読: ボツ[漢]、モツ、モチ[呉]
◆水中に潜(もぐ)る、沈む、同「没」
漢字林(非部首部別)
筆順
𠬜
又2+2=総画数4 U+20B1C
音読: ハン、ヘン
◆引く、手前に引っ張る、引き寄せる、同「攀」「扳」「𡴂」
𠬝
又2+2=総画数4 U+20B1D
音読: フク、ブク
◆物事の節目、区切り、同「節」
◆割符(「卩」)がぴったりと合う、ぴったりと収(おさ)まる、ぴったりと嵌まる、同「服」
漢字林(非部首部別)
筆順
𠬞
又2+2=総画数4 U+20B1E
音読: キョウ、ク
◆両手で捧(ささ)げる、両掌(てのひら)にものを載(の)せる、同「廾」
注解:「収」
漢字林(非部首部別)
𠬟肱厷𠫔𠃋
又2+2=総画数4 U+20B1F
音読: コウ[漢呉]
訓読: ひじ
◆肩から肘(ひじ)までの部分
𠬠
又2+2=総画数4 U+20B20
音読: モ、モッ[喃]
◆[喃]一(いち)、一(ひと)つ
注解:本来の𡨸喃(字喃、チュノム)では{⿱䒑乂}
收𠬧
又2+3=総画数5 U+53CE
音読: シュウ[漢]、ス[呉]
訓読: おさ・める、おさ・まる
◆あちこちから取り集めて一カ所に纏(まと)める
◆収穫したものを一カ所に集める、また役所がその一部を取り立てて公庫(政府の倉庫など)に入れる
◆罪人を捕(とら)らえる、捕らえて檻などに入れる
◆一つに纏める、一カ所に集める
◆手の中に入れる、受け入れる、受け取る
注解:「𠬞」
漢字林(非部首部別)
筆順
夬𡗒
又2+3=総画数5 U+53CF
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆分(わ)ける、区別する
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「𢎹」「弽」「韘」
◆六十四卦の一つ、䷪(U+4DEA、澤天夬タクテンカイ) {易経記号}
漢字林(非部首部別)

又2+3=総画数5 U+53D0
音読: ハツ[漢]、バツ、バチ[呉]
◆犬が走るさま、同「𡗜」
◆抜く、引き抜く、抜き取る、同「抜」
漢字林(非部首部別)

又2+3=総画数5 U+53D1
音読: ハツ、ホツ、ホチ
◆繁「發」
◆繁「髮」
漢字林(非部首部別)
土部
寸部
邑部
𠬡
又2+3=総画数5 U+20B21
音読: ハン[漢]、ホン[呉]、タン[慣]
訓読: そ・る、そ・らす、かえ・る、かえ・す
◆覆(くつがえ)る、表裏が逆になる、ひっくり返る
◆逆ギャク、逆である、「反対ハンタイ」「【韓非子:卷十八:六反】害者利之反也…亂者治之反也」
◆背(そむ)く、背(せ)を向ける、「反逆・叛逆ハンギャク」、同「叛」
◆顧(かえり)みる、振り返る「【孟子注疏:卷三上:公孫丑章句上】自反而縮雖千萬人吾往矣(…自省有義雖敵家千萬人我直往突之…)」
◆「反切ハンセツ」、二つの漢字を用い、先の漢字の声母(音節の初めの子音)と、後の漢字の韻母(音節の初めの子音を除いたもの)組み合わせて音を表す、「漢」は「呼旰切」で表され、「呼」の音「hū」の「h」と「旰」の音「gàn」の「àn」を合わせ「hànカン」と発音する
𠬢㞵𠬥
又2+3=総画数5 U+20B22
音読: トウ[漢呉]
◆未詳「【說文解字:又部:𠬢】滑也詩云𠬢兮達兮从又屮一曰取也」
◆未詳「【廣韻:下平聲:六:饕:𠬢】𠬢滑也又𦝫鼓大頭名」
漢字林(非部首部別)
𠬤睪𥇡𥇝𦎝
又2+3=総画数5 U+20B24
音読: エキ[漢]、ヤク[呉]
◆(罪人を)見付け出す、(罪人かどうかを)見定める
◆幾つかの中から選び出す、同「擇」「𢍰」
◆敗(やぶ)れる、失敗する、だめになる、同「斁」「殬」
漢字林(非部首部別)
𠬥𠬢㞵
又2+3=総画数5 U+20B25
音読: トウ[漢呉]
◆未詳「【說文解字:又部:𠬢】滑也詩云𠬢兮達兮从又屮一曰取也」
◆未詳「【廣韻:下平聲:六:饕:𠬢】𠬢滑也又𦝫鼓大頭名」
𠬦
又2+3=総画数5 U+20B26
音読: ドウ、ニョウ
◆「𠬦砂ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「硇」「𣲿」
漢字林(非部首部別)
𠬧収收
又2+3=総画数5 U+20B27
音読: シュウ[漢]、ス[呉]
訓読: おさ・める、おさ・まる
◆あちこちから取り集めて一カ所に纏(まと)める
◆収穫したものを一カ所に集める、また役所がその一部を取り立てて公庫(政府の倉庫など)に入れる
◆罪人を捕(とら)らえる、捕らえて檻などに入れる
◆一つに纏める、一カ所に集める
◆手の中に入れる、受け入れる、受け取る
𠬨𢻮
又2+3=総画数5 U+20B28
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆物事の節目、区切り、同「節」
◆割符(「卩」)がぴったりと合う、ぴったりと収(おさ)まる、ぴったりと付く、同「服」
𠮢口部
𡯅尢部

又2+4=総画数6 U+355C
音読: シ[漢呉]
◆記録、出来事などを記録した文書
◆記録係、記録(特に歴史書)を管掌する役人、またその役職名
𠭚𠭞
又2+4=総画数6 U+53D2
音読: ジャク、ニャク
◆「叒木・若木ジャクボク」、扶桑フソウ、榑桑フソウ、東方の陽が出るところにあるという神木
漢字林(非部首部別)
筆順
欠部
見部
𠬩
又2+4=総画数6 U+20B29
音読: フク、ブク
◆未詳「【字彙:又部:𠬩】同艮」「【正字通:子集:又部:𠬩】𠬝本字」
漢字林(非部首部別)
𠬪
又2+4=総画数6 U+20B2A
音読: ヒョウ[漢]、ビョウ[呉]
◆(物が)落ちる、弱り衰えて落ちる
漢字林(非部首部別)
𠬫
又2+4=総画数6 U+20B2B
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:𤣗第二十八:㼱𠤦{⿰韋兖}𠬫{(𢍅-廾+瓦)}{⿰𡰣(⿱コ■)}】說文柔韋也从北从皮省从𢿌省徐鉉曰北者反覆柔治之也夐營也或作𠤦{⿰韋兖}古作𠬫籕作{(𢍅-廾+瓦)}{⿰𡰣(⿱コ■)}」
𠬭怪恠𢘪𢚬
又2+4=総画数6 U+20B2D
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
訓読: あや・しい、あや・しむ
◆普通とは違っていてるさま、これまでに見たことがないさま、譬(たと)えようががないさま
◆得体が知れない、奇異な、不思議な
◆不審に思う、疑わしく思う
𠬮
又2+4=総画数6 U+20B2E
音読: セツ、セチ
◆未詳「【字彙補:子集:又部:𠬮】子結切音節理𠬮也」
𠬯
又2+4=総画数6 U+20B2F
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷一:平聲:微第八:希𠬯】香依切寡也望也施也亦姓古作𠬯」
𤆌火部

又2+5=総画数7 U+355D
音読: 未詳
◆未詳

又2+5=総画数7 U+53D3
音読: リ、シ、ジ
◆役人、特に実務を担う下級の役人、同「吏」「【說文解字:一部:叓】治人者也」
◆同「事」「【字彙:子集:又部:叓】古文事字」
漢字林(非部首部別)
鳥部
𠬱皮𤿌𠰎𡰻𤿤𥬖
又2+5=総画数7 U+20B31
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
訓読: かわ
◆体の表面を覆っている膜状のもの、動物の皮を剥いで平らに延ばし乾かしたりしたものは「革」、鞣(なめ)したものは「韋」
◆物事の表面を覆っている膜状のもの
𠬲叜𡨝𡨨𡨎𡨙𡨼
又2+5=総画数7 U+20B32
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆年老いた人、老人、「ご老人」などの老人の尊称、同「叟」
漢字林(非部首部別)
𠬳
又2+5=総画数7 U+20B33
音読: コウ
◆告げる、~であると(~であることを)知らせる、同「告」「誥」「【集韻:卷八:去聲下:号第三十七:誥𢍎𠬳】居號切說文告也」「【字彙補:子集:又部:𠬳】古號切音告謹告也」(【集韻】の「告」、【字彙補】の「謹告(誥)」はいずれも「告げる」の意)
漢字林(非部首部別)
𠬶
又2+5=総画数7 U+20B36
◆「侵」「浸」などの漢字の構成部分
漢字林(非部首部別)
筆順
𠬸𠬛
又2+5=総画数7 U+20B38
音読: ボツ[漢]、モツ、モチ[呉]
◆水中に潜(もぐ)る、沈む、同「没」
漢字林(非部首部別)
𣦻歹部
𣦼歹部
𤰖田部

又2+6=総画数8 U+355E
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆拭(ぬぐ)ってきれいにする、汚れを払(はら)い除く、同「刷」「𢼞」
漢字林(非部首部別)
筆順
𡬧𡬟𡭫𠁮𢆑𠦑
又2+6=総画数8 U+53D4
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆兄弟の上から三番目、兄弟は年長者から順に「伯・仲・叔・季」といい、「叔」は上から三番目に当たる
◆(妻の立場から)夫の弟
◆父親の弟、兄は「伯」
◆「叔父シュクフ(おじ)」◇父親の弟◇[日]父母の弟、父母の妹の夫
◆「叔母シュクボ(おば)」◇父親の弟の妻◇[日]父母の妹、父母の弟の妻
◆若い、年少の
◆末(すえ)、「叔世シュクセイ(末世、衰退して滅びる寸前の世)」
◆拾い上げる、同「掓」
漢字林(非部首部別)
筆順

又2+6=総画数8 U+53D5
音読: テツ[漢]、テチ[呉]
◆綴(つづ)る、綴り合わせる、綴り合わせて繋(つな)げる
漢字林(非部首部別)
筆順

又2+6=総画数8 U+53D6
音読: シュ[漢]、ス[呉]
訓読: と・る
◆捕(つか)まえる、捕(と)らえる、縄(なわ)を掛ける
◆手に入れる、手の中に収(おさ)める、手で受ける
◆(多くの中から一部を、或いは一つを)選ぶ、選択する
◆娶(めと)る、嫁(よめ)を貰(もら)う、同「娶」
注解:「耳」と「又(右手)」から成り、「敵を倒した証(あかし)である耳をしっかり手に持つさま」を象った字
漢字林(非部首部別)
筆順
𠭧
又2+6=総画数8 U+53D7
音読: シュウ[漢]、ズ[呉]、ジュ[慣]
訓読: う・ける、う・かる
◆他から渡されたものを掌(てのひら)に載(の)せる、また手に納(おさ)める
◆授(さず)かる、手渡しで与えられる
◆蒙(こうむ)る
◆容認する
漢字林(非部首部別)
筆順
變𠮓𦇥𣀵𢻝変𢒛𢒟𢒭㣐𢒪𢒦
又2+6=総画数8 U+53D8
音読: ヘン[漢呉]
訓読: か・える、か・わる
◆これまでとは違ったものになる、また改まる、これまでとは違ったものにする、また改める、まだ元の様子が分かる程度の変化・全体の中の一部だけの変化を指し、全く別のものに変化するのは「化」
◆これまでと違う、いつもと違う、おかしい、またその状態、またそのような出来事
漢字林(非部首部別)
艮部
𠬹
又2+6=総画数8 U+20B39
音読: 未詳
◆未詳「【正字通:子集下:又部:𠬹】舊註同希按希本篆作𢁫非从又从糸一曰紊字之譌」「【康熙字典:子集下:又部:𠬹】《集韻》希古作𠬹(【集韻:卷一:平聲:微第八:希𠬯】は「𠬹{⿱又糸}」ではなく「𠬯{⿱又𢆯}」)
𠬺友㕛𦫹𦐮𦐯
又2+6=総画数8 U+20B3A
音読: ユウ[漢]、ウ[呉]
訓読: とも
◆同じ思いや考えを持つ、またそのような人、「朋」は同じ師の教えを受ける人「【論語注疏:卷一:學而】有朋自逺方來不亦樂乎(…正義曰鄭𤣥注大司徒云同師曰朋同志曰友…)」
◆親しく交わる、気心が通じる、またそのような人
𠬻奉𢱵
又2+6=総画数8 U+20B3B
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
訓読: たてまつ・る
◆恭(うやうや)しく両手で捧(ささ)げ持つ、両手で捧げ持ち差し上げる、献上する、同「捧」
◆身を捧げ仕える、献身的に仕える
◆上位者からの授(さず)かりものや命令・意向を下位者が(ありがたく)受ける、承(うけたまわ)る、賜(たまわ)る、同「承」
◆「𠬻承ホウショウ」、相手を持ち上げる、煽(おだ)てる
◆「𠬻行ホウコウ・ブギョウ」、主君からの指示・命令に従う、また執(と)り行う
𠬼奔𢍃𥝯
又2+6=総画数8 U+20B3C
音読: ホン[漢呉]
訓読: はし・る
◆勢いよく(「走」よりも速く)走る、さっと駆ける、動きに勢いがあるさまをいう、「奔馳ホンチ」「奔流ホンリュウ」
◆一斉に駆け出す、一目散(いちもくさん)に逃げ出す、同古「犇」、「出奔シュッポン」
◆脇目(わきめ)も振らずに突き進む、がむしゃらに行動する、「奔走ホンソウ」「奔放ホンポウ」
◆婚姻の際の礼儀や作法を欠いたまま男女が一緒になる、駆け落ちする、「私奔シホン」「淫奔インポン」
𦤵至部

又2+7=総画数9 U+355F
音読: キ[漢呉]
◆息を吐く、大きく息を吐き出す、大きな溜息をつく、同「喟」「嘳」「欳」「𠣠」
漢字林(非部首部別)
敍敘𣁏
又2+7=総画数9 U+53D9
音読: ショ[漢]、ジョ[呉]
◆次第シダイ、順序、同「序」
◆序列(ジョレツ)、位階に従った順序
◆考えや思いを順序だてて述べる
◆書物の端書(はしが)き、同「序」
漢字林(非部首部別)
筆順
𠭊𠖊
又2+7=総画数9 U+53DA
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆同「假」
◆姓用字
漢字林(非部首部別)
筆順

又2+7=総画数9 U+53DB
音読: ハン[漢呉]
訓読: そむ・く
◆背(そむ)く、自分が属する集団の行動や意見に従えずにそこを離れる、また離れて自分の意に沿う集団のところへ行く、「叛逆・反逆ハンギャク」、同「反」「𧼦」
筆順
𡨝𡨨𡨎𡨙𡨼𠬲
又2+7=総画数9 U+53DC
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆年老いた人、老人、「ご老人」などの老人の尊称、同「叟」
漢字林(非部首部別)
𠫳
又2+7=総画数9 U+53DD
音読: キュウ、コウ
◆急ぐさま、慌てるさま、同「彶」「【集韻:卷十:入聲下:緝第二十六:彶𠫳】說文急行也」「【字彙補:子集:又部:𠫳】古日切音急役遽也」
見部
𠫳
又2+7=総画数9 U+20AF3
音読: キュウ、コウ
◆急ぐさま、慌てるさま、同「彶」「【集韻:卷十:入聲下:緝第二十六:彶𠫳】說文急行也」「【字彙補:子集:又部:𠫳】古日切音急役遽也」
𠬿兵𠦛𠈯𠉔
又2+7=総画数9 U+20B3F
音読: ヘイ[漢]、ヒョウ[呉]
訓読: つわもの
◆戦うための武器、「兵器ヘイキ」
◆武器を持って戦う者、「兵士ヘイシ」「兵卒ヘイソツ」
◆軍隊、戦(いくさ)を目的として組織化された集団
◆軍(いくさ)に関する物や人やこと、「兵法ヘイホウ」
𠭀
又2+7=総画数9 U+20B40
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:子集下:又部:𠭀】《精薀》若本字𠭀然詞猶云如是也从叒从口借爲相反之詞殊上事也又爲發語之詞起下文也亦爲且然而未必之詞又借而爲汝聲相通也」
𠭁
又2+7=総画数9 U+20B41
音読: 未詳
◆未詳「【六書正譌:卷五:入聲:𠭁】取也从貝从又以手持貝𠭁之意也隷作得」「【字彙補:子集拾遺:又部:𠭁】古文見字爻侗論六書曰𧰨諸其聲則𠭁𧰨諸其文則惑」
𠭂𡥉
又2+7=総画数9 U+20B42
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
訓読: おし・える、おそ・わる
◆教える、自分の持つ知識・技術などをそれを持たない他の人に授(さず)ける、また見習わせる、同「教」「【字彙補:寅集:子部:𡥉】加孝切音敎佩觿集𡥉導○與孝𡥈不同」
𠭃
又2+7=総画数9 U+20B43
音読: 未詳
◆未詳
𠭆𡷮𡥐
又2+7=総画数9 U+20B46
音読: シ
◆(使用人が主人に)仕える、同「使」「事」「【集韻:卷七:去聲上:志第七:事𠭆】仕吏切說文職也古作𠭆」「【康熙字典:子集中:人部:使】古文𡥐叓」
𠭇畝畆畒𤱈𤱔㽗畮畞𤱑亩
又2+7=総画数9 U+20B47
音読: ボウ[漢]、モ、ム[呉]、ホ[慣]
訓読: せ、うね
◆種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、「畎畝ケンポ(田畑の筋状の溝と畝、田畑、田舎いなか)」
◆田畑の面積の単位、史料により異同がある、古くは1畝=100歩であったが、今(唐代の頃)は1畝=240歩「【晉書:列傳第十七:傅𤣥】…古以步百為畆今以二百四十步為一畆…」「【農政全書:卷四:田制】司馬法六尺為歩歩百為畮…」 {各種単位}
尉㷉𤈫
又2+8=総画数10 U+53DE
音読: ①イ[漢呉]②ウツ[漢]、ウチ[呉]
訓読: じょう

◆軍事や警察を担当する役人、またその官職名
◆軍隊で最下級の階級、一般兵卒の上の階級

◆火熨斗(ひのし)、衣服などの皺を展(の)ばす炭火を入れた底の平らな道具、アイロン、同「熨」
漢字林(非部首部別)

又2+8=総画数10 U+53DF
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆年老いた人、老人、「ご老人」などの老人の尊称、「老叟ロウソウ」、同「叜」「傁」
◆「叟叟ソウソウ」、水で米を濯(すす)ぐ音、また磨(と)ぐ音、同「溞溞」
漢字林(非部首部別)
筆順
隹部
𠭊叚𠖊
又2+8=総画数10 U+20B4A
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆同「假」
◆姓用字
𠭋
又2+8=総画数10 U+20B4B
音読: シ
◆齧(かじ)る、大きく口を開けて齧(かぶ)り付く、同「欼」
𠭌桑桒𠭨𣕐
又2+8=総画数10 U+20B4C
音読: ソウ[漢呉]
訓読: くわ
◆クワ(桑)、クワ科の木、実は食べられ葉は蚕の餌になり根は薬になる、更に木は楽器や家具などに枝は弓に利用される {クワ}
◆養蚕ヨウサンする
𠭍
又2+8=総画数10 U+20B4D
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷三:又部第三:{⿱(雨-⺀+丶)又}𠭍】庚更二音」「【字彙補:子集:又部:𠭍】同更」
𠭎
又2+8=総画数10 U+20B4E
音読: ケイ、ケ
◆閉じていた戸や門を押し開く、押し広げる、覆っていたものを取り払って明け放つ、同「啓」「【字彙補:子集:又部:𠭎】同啟」
𠭏事亊𤔇𠁱
又2+8=総画数10 U+20B4F
音読: シ[漢]、ジ[呉]、ズ[慣]
訓読: こと
◆こと、動作・現象・状態など形のないものを指す語、形のあるものは「物」、「事情ジジョウ(ことの様子)」「無事ブジ(何事もないさま)」
◆職ショク、仕事や役割、業務や役目「【說文解字:史部:事】職也」
◆仕える、仕えて仕事や役目を果たす
𠭔阪坂𡊃
又2+8=総画数10 U+20B54
音読: ハン[漢]、ホン[呉]、バン[慣]
訓読: さか
◆傾斜した地形、傾斜した道、同「岅」「坡」「陂」「岥」
◆土手、堤(つつみ)、同「坡」「陂」「【說文解字:𨸏部:阪】坡者曰阪一曰澤障一曰山脅也」
𠭕奏𡙹𡴨𡴝𡘶𢽥
又2+8=総画数10 U+20B55
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
訓読: かな・でる
◆進める
◆物を両手に持ち前に差し出す、物を両手に捧(ささ)げ持ち神や君主に差し上げる、進献シンケンする、同「𡲯」「【集韻:卷八:去聲下:第第五十:𡴝奏𠭡𢽥𡲯】則候切說文奏進也从夲𠬞从屮屮上進之義…」
◆下位の者が上位の者に申し上げる、進言シンゲンする、「上奏ジョウソウ」「奏上ソウジョウ」
◆かな・でる、楽器を鳴らす
◆結果が出る、結果が現れる
𡷮山部
𠭖敢𢼿𣪏𣆸𢽤𢽿
又2+9=総画数11 U+20B56
音読: カン[漢呉]
訓読: あ・えて
◆(不安・周りからの反対・相手への気兼ねなどの)押し止(とど)めようとするものを撥(は)ね除(の)けて思うところをする、思い切って~する
漢字林(非部首部別)
𠭗𠭘
又2+9=総画数11 U+20B57
音読: セイ、ジョウ
◆獣などを捕えるための落とし穴、同「穽」
𠭘𠭗
又2+9=総画数11 U+20B58
音読: セイ、ジョウ
◆獣などを捕えるための落とし穴、同「穽」
𠭙申𦥔𤰶𦦀𤱓𢑚𣇗𠭜
又3+9=総画数12 U+20B59
音読: シン[漢呉]
訓読: さる、もう・す
◆さる、十二支の九番目、時刻では午後四時を中心とした二時間、方角では西南西、動物ではサル(猿)を当てる {十二支}
◆伸ばす、折れたり曲がっているものをまっすぐにする、同「伸」
◆引き締める、しっかりと縛(しば)る、固く結ぶ、「申命シンメイ(しっかりと命ずる、堅く命ずる)」「【說文解字注:申部:申】…韓子外儲說曰申之束之今本申譌紳申者引長束者約結…」「【釋名:釋天】身也物皆成其身體各申束之使備成也」
◆(特に上位者に対して、身なりを整えて)述べる、説明する
漢字林(非部首部別)
𠭚叒𠭞
又2+9=総画数11 U+20B5A
音読: ジャク、ニャク
◆「𠭚木・若木ジャクボク」、扶桑フソウ、榑桑フソウ、東方の陽が出るところにあるという神木「【玉篇:卷十二:叒部第一百六十一:叒】…𠭚籀文」
𠭛𢍍𢍙
又2+9=総画数11 U+20B5B
音読: ヘン、ベン
◆頭に被(かぶ)る冠(かんむり)や帽子、同「弁」
◆冕ベン、高位の人の正装用の冠、同「冕」「㝸」 {服飾(冕冠)}
◆冠や帽子を被(かぶ)る、同「弁」
𠭜申𦥔𤰶𦦀𤱓𢑚𠭙𣇗
又2+9=総画数11 U+20B5C
音読: シン[漢呉]
訓読: さる、もう・す
◆さる、十二支の九番目、時刻では午後四時を中心とした二時間、方角では西南西、動物ではサル(猿)を当てる {十二支}
◆伸ばす、折れたり曲がっているものをまっすぐにする、同「伸」
◆引き締める、しっかりと縛(しば)る、固く結ぶ、「申命シンメイ(しっかりと命ずる、堅く命ずる)」「【說文解字注:申部:申】…韓子外儲說曰申之束之今本申譌紳申者引長束者約結…」「【釋名:釋天】身也物皆成其身體各申束之使備成也」
◆(特に上位者に対して、身なりを整えて)述べる、説明する
𠭝
又3+9=総画数12 U+20B5D
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:子集:又部:𠭝】而兗切音蹨柔韋也見釋典」
𠭞叒𠭚
又2+9=総画数11 U+20B5E
音読: ジャク、ニャク
◆「𠭞木・若木ジャクボク」、扶桑フソウ、榑桑フソウ、東方の陽が出るところにあるという神木「【集韻:卷十:入聲下:藥第十八:叒𠭞】說文曰初出東方湯谷所登槫桑叒木也籀作𠭞」
𠭟𤔔𤔬𤔦𠧏𠧎𤕍𤔭𤔪𠮗𤔒𤔐𢮣𠦸
又2+9=総画数11 U+20B5F
音読: ラン[漢呉]
◆(乱れているものを)秩序ある状態にする、治(おさ)める、ごちゃごちゃしているものをすっきりさせる、同「亂(乱)」
𠭡
又2+9=総画数11 U+20B61
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:第第五十:𡴝奏𠭡𢽥𡲯】則候切說文奏進也从夲𠬞从屮屮上進之義一曰簡類晉法召王公以一尺奏王公以下用一尺版隷作奏或作𠭡𢽥𡲯」
𠭢
又2+9=総画数11 U+20B62
音読: 未詳
◆未詳
𠭣豚豘𧰭㹠𤜨𧱔𦜼
又2+9=総画数11 U+20B63
音読: トン[漢]、ドン[呉]
訓読: ぶた
◆ブタ(豚)、イノシシ(猪、イノシシ科の哺乳類)を(小形化し)家畜化した動物、同「𧱴」「𧱯」
𠭤
又2+9=総画数11 U+20B64
音読: チァ[喃]
◆[喃]返す、「𠭤𠳒チァロィ(問い掛けに返答する)」
𤈫火部
𤈬火部
𦒺老部
雙䨇𩀝双
又2+10=総画数12 U+3560
音読: ソウ[漢呉]
訓読: ふた
◆対ツイ、二つで一組になるものまたそれが並んでいるさま
◆対になるもの(対になって用をなすもの)を数える語
𠭥
又2+10=総画数12 U+20B65
音読: スイ[漢呉]、セイ[漢]、セ[呉]
◆吉凶を占う、同「𢿆」
漢字林(非部首部別)
𠭧
又2+10=総画数12 U+20B67
音読: シュウ[漢]、ズ[呉]、ジュ[慣]
訓読: う・ける、う・かる
◆他から渡されたものを掌(てのひら)に載(の)せる、また手に納(おさ)める
◆授(さず)かる、手渡しで与えられる
◆蒙(こうむ)る
◆容認する
𠭨桑桒𠭌𣕐
又2+10=総画数12 U+20B68
音読: ソウ[漢呉]
訓読: くわ
◆クワ(桑)、クワ科の木、実は食べられ葉は蚕の餌になり根は薬になる、更に木は楽器や家具などに枝は弓に利用される {クワ}
◆養蚕ヨウサンする
畳疊疂曡𣆹𤴁疉㬪
又2+11=総画数13 U+53E0
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: たたみ、たた・む
◆薄いものが何層にも積み重なる、何度も同じことが繰り返される
◆たた・む、薄いものを折って重ねる
◆[日]たたみ、藁の床の表面にイグサ(藺草)の筵を張った敷物、薄い敷物を折って重ね厚くしたもの
鳥部
𠭯
又2+11=総画数13 U+20B6F
音読: サ、シャ
◆摘(つま)まみ上げる、或いは掬(すく)い上げる「【說文解字注:又部:𠭯】叉卑也(各本作又取今依類篇作叉宋本作卑正叉卑者用手自高取下也…)」
𠭰
又2+11=総画数13 U+20B70
音読: リ[漢呉]
◆引く「【說文解字:又部:𠭰】引也」
𠭱
又2+11=総画数13 U+20B71
音読: リュウ、ル
◆古国名「【字彙補:子集:又部:𠭱】古劉字路史國名記𠭱康公邑在𦂐氏世作劉繆說文惟有鎦然古亦無之」「【路史:卷二十八:國名紀】𠭱康公邑在𦂐氏」
𠭲揚扬𢾙敭
又2+11=総画数13 U+20B72
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: あ・がる
◆高く上がる、高く上げる
◆(気持ちや声などが)高まる、高める
◆(名前や評判などが)高まり広まる、広く伝わる
◆[日]熱した油の中に食材を入れて調理する
𠭳
又2+11=総画数13 U+20B73
音読: コウ[漢呉]
訓読: やす・らか
◆何事もなく安らかなさま、心配するようなことが何もないさま、「健康ケンコウ」「小康ショウコウ(ひとまずは安定しているさま)」
◆穀物の実を覆う殻(から)、実を除いて残る殻、籾殻(もみがら)、籾糠(もみぬか)、同「糠」「穅」
◆五方に通じている道、大きな街道「【釋名:釋道】一達曰道(…)二達曰之歧旁(…)三達曰劇旁(…)四達曰衢(…)五達曰康(…)六達曰莊(…)七達曰劇驂(…)八達曰崇期(…)九達曰逵…」
𠭴𠮄𥏞
又2+11=総画数13 U+20B74
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆短いさま、(姿勢や背が)低いさま、同「䂐」「㑁」「【字彙補:子集:又部:𠮄】職悅切音拙韻會小補倔𠮄短貌」
𠭵壽寿夀𡔽𦓃𦓆𤕋
又2+11=総画数13 U+20B75
音読: シュウ[漢]、ジュ[呉]
訓読: ことぶき、ことほぎ、ことほ・ぐ
◆長く年齢を重ねる、長命、「長寿チョウジュ」
◆祝福の言葉や贈り物を送り長命を祝う
◆年齢、「寿命ジュミョウ」
◆[日]めでたいこと、祝いの言葉、祝いの言葉を述べる
漢字林(非部首部別)
𠭸
又2+11=総画数13 U+20B78
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷三:又部第三:𠭸】古代反𠭸深堅意又愚也(「㕢」の異体字か?)
𠭺
又2+11=総画数13 U+20B7A
音読: 未詳
◆「𠭺𦟆(音未詳)」、谷名、未詳「【穆天子傳:卷四:古文】…乙亥天子南征陽紆之東尾(尾山後也)乃遂絶𠭺𦟆之谷巳至于𣠴𤧱河之水北阿爰有𤃄溲之(闕)河…」
𣕒木部
𧮸
又2+12=総画数14 U+3561
音読: カク[漢呉]
◆溝(みぞ)、筋状に続く窪(くぼ)み、同「壑」
漢字林(非部首部別)
𠭶夂部
𠭽
又2+12=総画数14 U+20B7D
音読: 未詳
◆未詳「【穆天子傳:卷三】…天子北遊于𠭽子之澤…」「【中華字海:又部:𠭽】𠮇(㣈)的讹字」
𠭾㣈𠮇𨽼
又2+12=総画数14 U+20B7E
音読: シ[漢呉]
◆タヌキ(狸)や豕(いのこ、豚やイノシシ(猪))などの類、またその声
◆ネズミ(鼠)の名
𠮀
又2+12=総画数14 U+20B80
音読: 未詳
◆「𠮀奴」、人名
𠮁
又2+12=総画数14 U+20B81
音読: サツ、セツ
◆殺す、人や動物の生命を奪う、同「殺」「【類篇:殺部:𠮁】所八切史文殺作𠮁…」
𡪞
又2+12=総画数14 U+21A9E
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:子集:又部:𡪞】曉斡切音豁義闕」
𧮸谷部
𠮃
又2+13=総画数15 U+20B83
音読: ヘキ[漢]、ヒャク[呉]
◆法、法律や規則、基準や標準、同「辟」「【龍龕手鑑:卷三:又部第三:𠮃】卑亦反法也」「【說文解字注:辟部:辟】法也从卩从辛節制其辠也」
𠮄𠭴𥏞
又2+13=総画数15 U+20B84
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆短いさま、(姿勢や背が)低いさま、同「䂐」「㑁」「【字彙補:子集:又部:𠮄】職悅切音拙韻會小補倔𠮄短貌」
壡𡓝睿𧇖𥈠
又2+14=総画数16 U+53E1
音読: エイ[漢呉]
◆ものの奥深くまで見通すことができるさま、ものの本質を見極めることができるさま
◆聡明なさま
◆天子を敬(うやま)って用いる語
漢字林(非部首部別)
筆順
𠮇㣈𠭾𨽼
又2+14=総画数16 U+20B87
音読: シ[漢呉]
◆タヌキ(狸)や豕(いのこ、豚やイノシシ(猪))などの類、またその声
◆ネズミ(鼠)の名
𠮈
又2+14=総画数16 U+20B88
音読: 未詳
◆未詳
注解:「叡」の異体字か?
𠮉
又2+14=総画数16 U+20B89
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:{⿱𠮉土}】籀文𠮉字明冲敬太子名載{⿱𠮉土}」「【中華大字典:又部:𠮉】㕡俗字見《字彙》」
𠮋趣𧼈𧾉𧼝
又2+14=総画数16 U+20B8B
音読: ①シュ[漢]、ス[呉]②ショク[漢]、ソク[呉]
訓読: おもむ・く、おもむき

◆おもむ・く、足早(あしばや、「歩」よりは速く「走」よりは遅い速さ)に行く、さっさっと(すたすたと)行く、急いで行く、同「趨」「趍」
◆おもむき、目指す方向、目指すところ、意図するところ
◆目を向ける、関心を向ける
◆(人に目や関心を向けさせる)面白さ、面白み

◆急がせる、促(うなが)す
火部
𠮍搜捜𢯱摉𢅢
又2+15=総画数17 U+20B8D
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
訓読: さが・す
◆さが・す、隅々(すみずみ)まで探(さぐ)る、また探(さが)し求める、丹念タンネンに調べる
𠮎巫𢀣𢍦𢍮
又2+15=総画数17 U+20B8E
音読: ブ[漢]、ム[呉]、フ[慣]
◆舞いながら祈祷し神意シンイ(神の心、神の意志・考え)を問い伺い、それを人に伝える女性、男性は「覡ケキ・ゲキ」、周代(前11世紀~前256年)では、男性は「覡」以外に「巫フ・ブ」の名も用いられたが、女性は「巫」のみだったという「【周禮注疏:春官宗伯】…凡以神仕者掌三辰之灋…(《疏》…言在男曰覡在女曰巫者男子陽有兩稱名巫名覡女子陰不變直名巫無覡稱…)」
◆災(わざわ)いや穢(けが)れや病(やまい)を祓(はら)う祈祷師
漢字林(非部首部別)
𠮏
又2+15=総画数17 U+20B8F
音読: 未詳
◆未詳
注解:「叡」の異体字か?
樷丛
又2+16=総画数18 U+53E2
音読: ソウ[漢]、ズ[呉]
訓読: くさむら、むら・がる
◆草木が群がり生えるさま
◆多くの人やものが一か所に集まる、また集める、同「聚」
漢字林(非部首部別)
筆順
隹部
𠮑𡖁𩌽
又2+17=総画数19 U+20B91
音読: キク[漢呉]
◆蹴鞠(けまり)用の毬(まり)、同「鞠」「【玉海:卷一百四十五:兵制·講武 田獵:淳熈選徳殿觀擊毬】…漢志兵技巧家蹵𠮑二十五篇(𠮑以韋為之實以物蹵蹋之以為戯…)」
𧰍豆部
𠮓變𦇥𣀵𢻝変变𢒛𢒟𢒭㣐𢒪𢒦
又2+19=総画数21 U+20B93
音読: ヘン[漢呉]
訓読: か・える、か・わる
◆これまでとは違ったものになる、また改まる、これまでとは違ったものにする、また改める、まだ元の様子が分かる程度の変化・全体の中の一部だけの変化を指し、全く別のものに変化するのは「化」
◆これまでと違う、いつもと違う、おかしい、またその状態、またそのような出来事
𠮕憂㥑𢝊𢚧𢟜𢞘𩕂𠪍𨗫
又2+20=総画数22 U+20B95
音読: ユウ[漢]、ウ[呉]
訓読: う・い、う・さ、うれ・える
◆心配する、あれこれと思いが巡(めぐ)り悩む、心が揺れ動く、同「忧」
◆(特に親の)喪ソウ(も、死者を追悼するために家に籠って慎む、その一定の期間)「【商書:說命上】王宅憂亮陰三祀」
𠮖
又2+21=総画数23 U+20B96
音読: ハン[漢]、ヘン[呉]
訓読: よ・じる
◆引く、手前に引っ張る、引き寄せる、同「扳」「𢸅」「𡴂」「𠬜」
◆腹這い(はらばい)になって前に伸ばした手を手前に引き寄せる(手が支点となることから、結果体が前に進む)
◆縋(すが)る、体を摺(す)り寄せる
◆「𠮖附ハンプ」◇縋り付く、ものに体をしっかりと摺り寄せて掴(つか)まる◇立身出世のために地位や権力のある人に体を摺り寄せる(摺り寄せてねだる)こと「【宋史:卷二百六十八:列傳第二十七:張遜】…遜小心謹慎徒以攀附至貴顯…」
𠮗𤔔𤔬𤔦𠧏𠧎𤕍𤔭𤔪𤔒𤔐𢮣𠦸𠭟
又2+22=総画数24 U+20B97
音読: ラン[漢呉]
◆(乱れているものを)秩序ある状態にする、治(おさ)める、ごちゃごちゃしているものをすっきりさせる、同「亂(乱)」
𠮘
又2+22=総画数24 U+20B98
音読: サイ、セ
◆心身を戒(いまし)め清める、同「齋」「【字彙補:子集:又部:𠮘】𠮘與齋同道藏洞靈眞經師位版于𠮘室」


[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 又部] [部首索引]

総合目次のページ 辞典や用語集です 当サイトの全ページを一覧でご覧いただけます すべてのページの更新履歴です