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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 又部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

「漢字林(非部首部別) 又部] [部首索引]



又2+0=総画数2 U+53C8
音読: ユウ[漢]、ウ[呉]
訓読: また、また・は
◆また、その上に、更に、再び、重(かさ)ねて、加えて(同じことが繰り返されること・同じことが以降も繰り返し続くことをいう)
◆[日]また・は、A或いはB、AかBのいずれか
◆[日]また、部首名
注解:金文キンブン・篆書テンショでは「右手」を象った字で、古くは「右、右手」の意があった {筆順(左右)}
筆順

人2+2=総画数4 U+4EC5
音読: キン、ゴン
◆手ずから授(さず)ける、付与する、同「付」
◆僅(わず)か、ほんの少し、僅かに、ほんの少しだけ、やっと~だけ、「必要とする分にほんの少し足りない」「目的としたものにほんの少し及ばない(届かない)状態」を指す、同繁「僅」
𠕀网𦉳𦉯𦉸𦉽𦉺𦊀𦉮𠕃𠕈𠔿𦋟𦁒
冂2+2=総画数4 U+20540
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆網(あみ)、糸や紐(ひも)を格子状に目を粗(あら)く編んだ魚や鳥獣を捕(と)らえる網、同「網」
鳳鳯
几2+2=総画数4 U+51E4
音読: ホウ[漢]、ブ、ブウ[呉]
訓読: おおとり
◆想像上の瑞鳥ズイチョウ(良いことの象徴とされる鳥)の雄(おす)、雌(めす)は「凰」、雌雄併(あわ)せて「鳳凰ホウオウ」「【說文解字:鳥部:鳳】神鳥也天老曰鳳之象也鴻前麐後蛇頸魚尾鸛顙鴛思龍文龜背燕頷雞喙五色備舉出於東方君子之國翺翔四海之外過崐崘飲砥柱濯羽弱水莫宿風穴見則天下大安寕…」
◆天子や皇帝、また天子や皇帝に関する事柄を意味する語
𠚝
凵2+14=総画数16 U+2069D
◆未詳「【字彙補:卯集:心部:𠚝】籀文乃字(「【四聲篇海(《成化丁亥重刊》改併五音類聚四聲篇):卷八:匚部第六:𠚝{⿺𠃊(𣦵-一+又)}】籀文音乃」を引いたものと思われるが「音乃」とあるのみで字義を示していない)
𠚫刈𠛄
刀2+2=総画数4 U+206AB
音読: ガイ[漢]、ゲ[呉]
訓読: か・る
◆刃物で草木を切る、同「乂」「艾」「苅」
◆切る、切り取る、切り払う、切り落とす「【孔子家語:卷第四:六本】…斬刈黎民如草芥焉…」
勸勧
力2+2=総画数4 U+529D
音読: ケン[漢]、コン[呉]、カン[慣]
訓読: すす・める
◆手を貸し励(はげ)まし促(うなが)す、繰返し促す
𠨏
卩2+2=総画数4 U+20A0F
◆未詳
友𠬺𦫹𦐮𦐯
又2+2=総画数4 U+355B
音読: ユウ[漢]、ウ[呉]
訓読: とも
◆同じ思いや考えを持つ、またそのような人、「朋」は同じ師の教えを受ける人「【論語注疏:卷一:學而】有朋自逺方來不亦樂乎(…正義曰鄭𤣥注大司徒云同師曰朋同志曰友…)」
◆親しく交わる、気心が通じる、またそのような人
雙䨇㕠𩀝
又2+2=総画数4 U+53CC
音読: ソウ[漢呉]
訓読: ふた
◆対ツイ、二つで一組になるものまたそれが並んでいるさま
◆対になるもの(対になって用をなすもの)を数える語
筆順
嘆嘆𡂥
口3+2=総画数5 U+53F9
音読: タン[漢呉]
訓読: なげ・く、なげ・かわしい
◆大きく息を吐(は)く、悲しんで(悲嘆ヒタン)・心を痛めて(哀嘆アイタン)・あれこれと思い煩(わずら)って(憂嘆ユウタン)・胸が詰まって(慨嘆ガイタン)・心が揺さぶられて(感嘆カンタン)・驚き感心して(驚嘆キョウタン)・褒(ほ)め称(たた)えて(賞嘆ショウタン)大きく息を吐く、同「歎」(「嘆」と「歎」は同音同義字だが、古くは「歎(喜樂の際の嘆息)」と「嘆(怒哀の際の嘆息)」とは別義であったという「【說文解字注:口部:嘆】…嘆歎二字今人通用毛詩中㒳體錯出依說文則義異歎近於喜嘆近於哀…」)
𠮢
口3+2=総画数5 U+20BA2
音読: ユウ[漢]、ウ[呉]
訓読: みぎ
◆左と対ツイになる片方 {筆順(左右)}
◆南を向いた時の西の方向、西、西の方向、東は「左」
◆上(うえ)、上にある、高い、上位、上位のもの、下は「左」
◆(右手のように力が強い者が左手のように力が弱い者に手を貸し力を貸し)助ける、同「佑」「祐」、逆は「左」「佐」「𥙀」
◆正しい、逆は「左」
◆[俗]保守的な、守旧的な
𡆴𢬻
囗3+2=総画数5 U+361D
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆中に取り込む、同「囡」

土3+2=総画数5 U+5723
音読: コツ、コチ、セイ、ショウ
◆力を尽くす、同「𡉄」「【說文解字注:土部:圣】汝潁之閒謂致力於地曰圣(此方俗殊語也致力必以手故其字从又土會意)」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡉄圣】苦沒反汝南人云致力於地中曰𡉄」
◆繁「聖」
筆順

女3+2=総画数5 U+5974
音読: ド[漢]、ヌ[呉]
訓読: やつ、め、やっこ
◆卑(いや)しい、身分が低い、同「㚢」
◆やつ、め、人を卑しめて言う語
◆やつがれ、自分を謙(へりくだ)って言う語
◆(特に男性の)召使い、使用人、女性は「婢」
◆[日]やっこ、武家の下僕
筆順
𡚩
女3+2=総画数5 U+216A9
◆未詳

宀3+2=総画数5 U+374A
◆未詳「【六書故:卷十二:人五:𪱙】陟桺切說文臂節也(說文从肉寸寸者手寸口也按𪱙𡉈尺上从寸無義乃又聲也又之譌為寸者不一㝊𪱙{⿰酉又}皆㠯又爲聲…)」「【六書故:卷二十五:工事一:守】書九切居守也(…㝊官法度)」(【六書故】は「守」の異体字とする)
◆未詳「【字彙補:寅集:宀部:𡧕】何交切皛平聲亦作㝊」
対對𡭊
寸3+2=総画数5 U+5BF9
音読: タイ[漢]、ツイ[呉]
訓読: むか・う
◆向かい合う、向き合う
◆二つで一組になるもの
◆二つを並べ比較する
◆問いに答える、依頼や指示に応(こた)える、相手からの働きかけに応(おう)じた結果を返す
𡯅
尢3+2=総画数5 U+21BC5
◆未詳
注解:「𡯉」の訛字か?
𡯉
尢3+2=総画数5 U+21BC9
◆未詳「【字彙補:寅集:尢部:𡯉】以授切音又古文」「【康熙字典:寅集備考:尢部:𡯉】《五音篇海》同又」

尸3+2=総画数5 U+378B
音読: ゼン[漢]、ネン[呉]
◆柔らかい皮、柔らかく鞣(なめ)した革、同「𡰫」
𢎤
弓3+2=総画数5 U+223A4
音読: シャ、ジャ
◆射(い)る、弓を引き絞って番(つが)えた矢を放つ、敵や的(まと)に向かって矢や弾(たま)などを放つ、同「射」
戯戲戱
戈4+2=総画数6 U+620F
音読: キ[漢]、ケ[呉]、ギ、ゲ[慣]
訓読: たわむ・れる、ざ・れる、おど・ける
◆面白(おもしろ)おかしく遊ぶ、手に取ってしつこく触れたり眺めたりして喜ぶ、ふざける、「戯」はそうした行為を指し言葉を弄ぶのは「謔」
◆舞踊や芝居、「愉快に楽しむもの」の意
◆戦で指揮する大将の旗印、同「麾」
◆「ああ」「はあ」という溜息
𪱙
月(肉)4+2=総画数6 U+2AC59
◆未詳「【六書故:卷十二:人五:𪱙】陟桺切說文臂節也(說文从肉寸寸者手寸口也按𪱙𡉈尺上从寸無義乃又聲也又之譌為寸者不一㝊𪱙{⿰酉又}皆㠯又爲聲…)」
權権
木4+2=総画数6 U+6743
音読: ケン[漢]、ゴン[呉]
◆秤(はかり)、また秤に使う分銅フンドウ(重さの基準となる金属の塊)
◆重さを量(はか)る、状況を量りそれに応じて釣り合いを取る
◆釣り合いを左右することができる重み、また力、また立場
◆物事を左右できる力や立場を利用して支配・指揮する
◆仮の、一時的な、一時しのぎに、その場限りに、苟且コウショ
歡歓𧆒
欠4+2=総画数6 U+6B22
音読: カン[漢呉]
訓読: よろこ・ぶ
◆大いに喜び楽しむ、賑(にぎ)やかに楽しむ、また楽しませる
◆相愛の二人が相手を呼ぶ語、「愛(いと)しい人」の意
𣦻𣦼
歹5+2=総画数7 U+239BB
音読: サン[漢]、ザン[呉]
◆穿(うが)つ「【字彙:辰集:歹部:𣦻】昨于切音殘{⿰𣦵攵}穿也𣦼與上同…」
𣦼𣦻
歹5+2=総画数7 U+239BC
音読: サン[漢]、ザン[呉]
◆穿(うが)つ「【字彙:辰集:歹部:𣦻】昨于切音殘{⿰𣦵攵}穿也𣦼與上同…」
筆順
漢漢𤁉㵄𣶔
水3+2=総画数5 U+6C49
音読: カン[漢呉]
訓読: から
◆陝西省漢中市西北部を源とする川名、西流し湖北省武漢市で長江に注ぐ {陝西省}
◆王朝名、前202年~9年、別名「西漢」「前漢」 {漢代}
◆王朝名、25年~220年、別名「東漢」「後漢」 {漢代}
◆三国時代の古国名、221年~263年、別名「蜀漢」 {三国時代}
◆「成漢セイカン」、晋代の古国名、303年~349年、元「成」と称した、別名「後蜀ゴショク」 {晋(東晋)代}
◆五代十国時代の古国名、「南漢(917年~971年)」「後漢(947年~950年)」「北漢(951年~979年)」 {五代十国時代}
◆中国最大の民族の名
◆男、男性
◆[日]中国、中国に関することを指す語
𤆆
火4+2=総画数6 U+24186
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
訓読: はい、あく
◆ものが燃え尽(つ)きて再び燃やすことができない状態のもの、再び燃やすことができるものは「炭」
◆ものを高温で燃やし尽くした後に残ったものの色、黒と白の中間の色
◆(燃え尽きて)勢いや元気を失う
𤆌
火4+2=総画数6 U+2418C
◆未詳「【中華字海:火部:𤆌】同"炎"」
𤕭將将
爿4+2=総画数6 U+2456D
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
訓読: ひきい・る、まさ・に、はた
◆軍を統帥トウスイ(統率・指揮)する、率(ひき)いる、またその長、同「帥」
◆行く、率いて行く、連れて行く、送って行く
◆まさ・に、今にも~しようとする(なろうとする)、~に近い状態になる
◆はた、もしかしたら、或いは
𤰖
田5+2=総画数7 U+24C16
◆未詳「【中華字海:田部:𤰖】同"畋"。见朝鲜本《龙龛》(「【龍龕手鑑:卷一:田部第三十:𤱞{⿰田攴}】二俗畋正音田獵也又音殿平也」には「𤰖」が見当らない)
𤴨
疒5+2=総画数7 U+24D28
音読: ユウ[漢]、ウ[呉]
◆頭が揺れ動く、揺れて一定しない、またそのような病気、同「𤴧」「𩑣」
𤼦発發𤼲彂
癶5+2=総画数7 U+24F26
音読: ハツ[漢]、ホツ、ホチ[呉]
訓読: た・つ、あば・く
◆矢を放つ、外(離れて行く方向)に向かって勢いよく飛び出る
◆動いていなかったものが勢いよく動き出す、物事が動き出す、物事が始まる、行動を起こす
◆隠れていたものが突然に現れ出る
◆隠れていたものが表に現れ出る、現れてぱっと大きく広がる
◆広く公(おおやけ)にする
𥃫
目5+2=総画数7 U+250EB
音読: セキ
◆目の病
𥝐秉𦱮𥟱𣏲
禾5+2=総画数7 U+25750
音読: ヘイ[漢]、ヒョウ[呉]、ヒン[慣]
◆穀物の束を数える単位、一(ひと)握り分を「1秉」、1秉=1把
◆片手で手に握る、握り持つ、両手は「兼」
𦘬肴餚𦙩
肉6+2=総画数8 U+2662C
音読: コウ[漢]、ギョウ[呉]
訓読: さかな
◆魚肉などを調理した食べ物、穀類以外の食べ物
◆[日]飲酒の時に供される食べ物
𦤵至𦤳𦤴𡉰𡊏
至6+2=総画数8 U+26935
音読: シ[漢呉]
訓読: いた・る
◆目指すところに行き着く(達する、届く)、ある時間・状態になる(達する、届く)、同「到」
◆自分ところに届く、やって来る
◆それより先がない(これ以上はない)ところまで行き着く、極まる、同「到」
◆(隅々まで、限界まで)行き届く
◆極めて、非常に、この上なく
艱𦫒𥌵𡅸𡅤囏𡆒𡆐
艮6+2=総画数8 U+8270
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆思い通りにならない、難(むずか)しい、困難な
◆思い通りにならずに辛(つら)い思いをする、また苦しむ
𦫿艾㘷
艸3+2=総画数5 U+26AFF
音読: ガイ[漢]、ゲ[呉]
訓読: よもぎ、もぐさ
◆「艾蒿ガイコウ」、チョウセンヨモギ(朝鮮蓬)、キク科ヨモギ属の草 {チョウセンヨモギ}
◆もぐさ、ヨモギ(蓬・艾)の葉を乾燥させ揉(も)み砕いたもの、灸キュウに利用される他食用などにもする、別名「冰臺ヒョウダイ」
◆草を刈り取る、絶やす、絶える、同「刈」
◆(五十歳の)老人「【禮記:曲禮上】四十曰強而仕五十曰艾服官政(《注》艾老也)」
◆(若く)美しい人「【莊子:齊物論】麗之姬艾封人之子也」
◆安(やす)んずる、落ち着く「【漢書:王莽傳:王莽傳第六十九下】世祖卽位然後宗廟社稷復立天下艾安」
𧆛
虍6+2=総画数8 U+2719B
音読: ケン、ゲン
◆未詳「【崇文總目:卷二:春秋纂要十卷(闕)】僞唐人姜𧆛嗣撰以春秋左氏公糓三家之傳學者抄集之文」「【隸釋:卷十:外黃令髙彪碑】…外黄令聖朝宗𧆛特加禮饋(闕)以(闕)刀祖錢三萬(闕七字)」「【中華字海:虍部:𧆛】同"虔"」
𧈡
虫6+2=総画数8 U+27221
◆未詳
注解:「𧈡」の譌字か?

臣7+2=総画数9 U+81E4
音読: ①カン[漢]、ケン[呉]②ケン[漢]、ゲン[呉]

◆堅(かた)い、同「堅」

◆賢(かしこ)い、同「賢」
筆順
觀観观𧢪𥍕𥍄𥸑𥍊𩁰𥍅𥷯
見7+2=総画数9 U+898C
音読: カン[漢呉]
訓読: み・る
◆隅々までしっかりと見る、余すところなく見尽くす、「觀察カンサツ(細部まで詳しく見て調べる)」「【說文解字注:見部:觀】諦視也(宷諦之視也穀梁傳曰常事曰視非常曰觀…)」
◆辺りを見渡す、見回す
◆辺りを監視するための見張り櫓ロ(やぐら)、辺りの景色を見晴らす望楼ボウロウ
◆見回したときに見える景色や様相、「壯觀・壮観ソウカン(壮大な堂々とした眺め)」
◆他に細部まで見せる、詳しく示す、「觀兵カンペイ(兵を揃えその威容を見せる)」「【春秋左傳要義:宣公】…觀兵以威諸侯…」
觀観覌𧢪𥍕𥍄𥸑𥍊𩁰𥍅𥷯
見4+2=総画数6 U+89C2
音読: カン[漢呉]
訓読: み・る
◆隅々までしっかりと見る、余すところなく見尽くす、「觀察カンサツ(細部まで詳しく見て調べる)」「【說文解字注:見部:觀】諦視也(宷諦之視也穀梁傳曰常事曰視非常曰觀…)」
◆辺りを見渡す、見回す
◆辺りを監視するための見張り櫓ロ(やぐら)、辺りの景色を見晴らす望楼ボウロウ
◆見回したときに見える景色や様相、「壯觀・壮観ソウカン(壮大な堂々とした眺め)」
◆他に細部まで見せる、詳しく示す、「觀兵カンペイ(兵を揃えその威容を見せる)」「【春秋左傳要義:宣公】…觀兵以威諸侯…」
𧺉
走7+2=総画数9 U+27E89
音読: チョウ、ジョウ
◆同「趙」「【中華字海:走部:𧺉】曾作"趙"的简化字、后停用。」

邑3+2=総画数5 U+9093
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆商代(別名殷イン、前17世紀~前11世紀)頃から春秋時代(前770年~前5世紀)かけて現河南省南陽市付近にあった古国名 {商(殷)代} {河南省}
◆春秋時代(前770年~前5世紀)の魯国(前11世紀~前256年)にあった古地名、現山東省南西部 {春秋時代} {山東省}
𨥁
金8+2=総画数10 U+28941
◆未詳
𨾏
隹8+2=総画数10 U+96BB
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
訓読: ひとつ
◆鳥の一羽
◆一つ、それだけ、同簡「只」
◆対ツイ(二つで一組になるもの)の片方だけ、僅(わず)か
◆鳥獣や船などを数える語
筆順
難難
隹8+2=総画数10 U+96BE
音読: ①ダン[漢]、ナン[呉]②ダ[漢]、ナ[呉]
訓読: むずか・しい、かた・い

◆思いの通りにいかない(ならない)、~するのは容易でない、~しにくい、~しづらい、同「艱」
◆災(わざわ)い、禍カ(わざわい)、手の施(ほどこ)しようのない(思い通りにはならない)災い
◆やりにくい~、厄介ヤッカイな~、面倒な~
◆(返答・対応が困難になるような)強い調子で(繰り返し)問い詰(つ)める、強く迫(せま)る、「非難ヒナン」
◆鳥(とり)、鳥名、未詳、同「𪄿」「𪅀」

◆厄ヤク(災い、災禍)を祓(はら)う行事、「追儺ツイナ」、「鬼遣らい(おにやらい)」、同「儺」
𩎮𩏉
韋9+7=総画数16 U+293AE
音読: イ[漢呉]
◆正しくない、本来の形やあり方でない、同「衺」
𩑌𩑣𩑲
頁9+2=総画数11 U+2944C
音読: ユウ[漢]、ウ[呉]
◆頭が揺れ動く、揺れて一定しない、またそのような病気、同「𤴨」「𤴧」「【說文解字注:頁部:𩑣】顫也(…元應引說文云謂掉動不定也…)」

馬10+2=総画数12 U+99AD
音読: ギョ[漢]、ゴ[呉]
◆(馬などを)意のままに操(あやつ)る、またその人、同「御」
筆順

馬3+2=総画数5 U+9A6D
音読: ギョ[漢]、ゴ[呉]
◆(馬などを)意のままに操(あやつ)る、またその人、同「御」
𩵎
魚11+2=総画数13 U+29D4E
音読: ギョ、ゴ
◆水中に竹や枝を柵状に組んで囲った生簀(いけす)、同「籞」
鶏鷄雞𨿸鸡
鳥11+2=総画数13 U+9CEE
音読: ケイ[漢]、ケ[呉]
訓読: にわとり
◆ニワトリ(鶏)、家禽化されたキジ科ヤケイ属の鳥
◆「雉鳮チケイ」「野鳮ヤケイ」、キジ(雉)、またコウライキジ(高麗雉)、キジ科キジ属の鳥
鶏鷄雞𨿸鳮
鳥5+2=総画数7 U+9E21
音読: ケイ[漢]、ケ[呉]
訓読: にわとり
◆ニワトリ(鶏)、家禽化されたキジ科ヤケイ属の鳥
◆「雉鸡チケイ」「野鸡ヤケイ」、キジ(雉)、またコウライキジ(高麗雉)、キジ科キジ属の鳥
𪗅𪗈
齊14+2=総画数16 U+2A5C5
音読: セイ、ザイ
◆病む、病(やまい)

又2+1=総画数3 U+53C9
音読: サ[漢]、シャ[呉]
訓読: また
◆交差(交叉)する、"X"字状になる、またそのような形になるもの
◆(フォークforkなどのように)一か所から幾つかに枝分かれしたもの、先端が"⊂∈"字状などに分かれるもの、またそれで突く、刺す
◆「夜叉ヤシャ」「藥叉ヤクシャ」、インドIndia神話に登場する悪鬼
筆順
𡰫𡰦
尸3+3=総画数6 U+21C2B
音読: デン、ネン
◆柔らかい
◆柔らかい皮、柔らかく鞣(なめ)した革、同「𥀫」
𢩩
手3+3=総画数6 U+6260
音読: サ[漢]、シャ[呉]
訓読: さて
◆物を突き刺して取る先端が枝分かれしたフォークfork状の道具、またそれで突き刺す、また突き刺して取る、同「杈」
◆簎(やす)、柄の先に先端を尖らせた"⊂∈"字状の金属(古くは骨など)を取り付けた突いて魚介を獲(と)るための漁具、またこれを使って魚介を獲る、同「杈」「簎」
◆未詳「【廣韻:上平聲:佳第十三:扠:扠】以拳加人亦作搋」
◆[日]さて、話を始める或いは話題を変える際に用いる言葉、同「扨」
筆順

木4+3=総画数7 U+6748
音読: サ[漢]、シャ[呉]、サイ[漢]、セ[呉]
◆"Y"字形に枝分かれした枝、「椏杈アサ」
◆「杈枒サガ」「枒杈ガサ」、枝が交叉・交差コウサし入り組むように伸びるさま「【文選(文選注):宮殿:魯靈光殿賦】…芝栭欑羅以戢孴枝牚杈枒而斜據(…杈枒參差之貌…)」
◆先端を"⊂∈"字状のフォークfork状に作った道具、同「扠」
◆刈り取った穀物などを掬(すく)ったり持ち上げたりする農具、ピッチフォークpitchfork
◆先端を尖(とが)らせ突いて魚を獲る簎(やす)、同「扠」

水3+3=総画数6 U+6C4A
音読: サ、シャ
◆川が枝分かれするところ、川が枝分かれする
𥄗
目5+3=総画数8 U+4011
音読: ワツ、ワチ
◆目を抉り出す
𥐟
石5+3=総画数8 U+4098
音読: サイ、セ
◆小石
𥘓
示4+3=総画数7 U+25613
◆未詳「【漢語大字典:示部:𥘓】"衩"的讹字」

糸6+3=総画数9 U+7D01
音読: サ、シャ
◆裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣裳)の裾(すそ)の部分のスリットslit(切り込み)、同「衩」
艖𦪮𦫅𦪸
舟6+3=総画数9 U+4461
音読: サ[漢]、シャ[呉]、サ[漢]、ザ[呉]
◆「舸カ」よりも小さく「艇テイ」よりも大きな船、別名「艒䑿ボクシュク」「【方言:第九】南楚江湘凡船大者謂之舸(…)小舸謂之艖(今江東呼艖小底者也音叉)艖謂之艒䑿(…)小艒䑿謂之艇(𦨴也)」

艸3+3=総画数6 U+8286
音読: サイ[漢]、セ[呉]
◆「鬼芆」、草名

衣5+3=総画数8 U+8869
音読: サ、シャ
◆裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣裳)の両側のスリットslit(切り込み)、同「紁」「袥」「衸」
𧢷
角7+3=総画数10 U+278B7
音読: サ、シャ
◆先が二つ(或いは三つ)に分かれている簪(かんざし)、同「釵」「䚢」 {服飾(髪飾)}

言7+3=総画数10 U+8A0D
音読: サ、シャ
◆人の秘密や欠点を暴く、またそれを突いて責める、同「訐」
◆未詳「【廣韻:去聲:卦第十五:差:訍】訍持短又疑心名也(「【集韻:卷八:去聲下:禡第四十:{⿰言义}】疑也一曰{⿰言义}持人短」では{⿰言叉}ではなく{⿰言义})
◆未詳「【康熙字典:酉集上:言部:訍】《集韻》楚嫁切𠀤音汊異言也與𧫗同(「【集韻:卷八:去聲下:禡第四十:𧫗{⿰言义}】異言或作{⿰言义}」では{⿰言叉}ではなく{⿰言义})

金8+3=総画数11 U+91F5
音読: サイ[漢]、セ[呉]、サ[慣]
訓読: かんざし
◆先が二つ(或いは三つ)に分かれている笄(こうがい)や簪(かんざし)、棒状のものは「笄」「簪」 {服飾(髪飾)}
筆順

金5+3=総画数8 U+9497
音読: サイ[漢]、セ[呉]、サ[慣]
訓読: かんざし
◆先が二つ(或いは三つ)に分かれている笄(こうがい)や簪(かんざし)、棒状のものは「笄」「簪」 {服飾(髪飾)}
𩉠
革9+3=総画数12 U+976B
音読: サイ[漢]、セ[呉]、サ[漢]、シャ[呉]
訓読: うつぼ、ゆぎ
◆矢を入れる筒(つつ)状の革袋
筆順

又2+2=総画数4 U+355A
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
訓読: つめ
◆手足の指先の硬(かた)い部分、鳥獣の手足の先の硬い部分
◆指先で掴(つか)み取る、抓(つま)み取る
筆順
𥄗
目5+4=総画数9 U+25117
音読: ワツ、ワチ
◆目を抉り出す
𧎮𧈠䖣䗢
虫6+4=総画数10 U+86A4
音読: ソウ[漢呉]
訓読: のみ
◆ノミ(蚤)、ノミ目の虫
◆爪、爪で掻(か)く
◆(時間が)早い、早い時間
筆順
友𠬺𦫹𦐮𦐯
又2+2=総画数4 U+355B
音読: ユウ[漢]、ウ[呉]
訓読: とも
◆同じ思いや考えを持つ、またそのような人、「朋」は同じ師の教えを受ける人「【論語注疏:卷一:學而】有朋自逺方來不亦樂乎(…正義曰鄭𤣥注大司徒云同師曰朋同志曰友…)」
◆親しく交わる、気心が通じる、またそのような人
𠚿剗刬𣂧
刀2+4=総画数6 U+206BF
音読: サン、セン
◆削り取る、削って平らにする、同「剷」
◆刈り取る、刈り揃える
𡥍
子3+4=総画数7 U+2194D
◆未詳「【字彙補:寅集:子部:𡥍】何校切音效養也○案即𡥈字」「【中華字海:又部:𡥍】同"孝"」
𡧕
宀3+4=総画数7 U+219D5
◆未詳「【字彙補:寅集:宀部:𡧕】何交切皛平聲亦作㝊」
𢼅教敎𧧿𢻍
攴4+4=総画数8 U+22F05
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
訓読: おし・える、おそ・わる
◆自分の持つ知識・技術などをそれを持たない他の人に授(さず)ける、また見習わせる、またその内容、教えを受け見て倣い習得することを「学」
◆神仏の説く道、道を示し導く
◆領主の指示や命令
◆~をして~せしむ、~をして~をさせる
𧦀
言7+4=総画数11 U+27980
◆未詳「【字彙補:酉集:言部:𧦀】女加切音拏語不正貌」
𨊿較较䡈
車7+4=総画数11 U+282BF
音読: ①カク[漢呉]②コウ[漢]、キョウ[呉]、カク[慣]
訓読: くら・べる

◆車台(車の人が乗る部分)の両側の手摺(てすり)「【後漢書:卷三十九:輿服志:輿服上】鳥旟七斿五仞齊較(鄭玄曰較者車高檻木也)…金薄繆龍為輿倚較(…俗文曰車箱爲較)」 {乗物(馬車)}
◆角(つの)を突き合わせる、競(きそ)う

◆突き合わせて比べる
◆凡(おおよ)そ、やや、割合に
◆明らか
𩢃
馬10+4=総画数14 U+29883
◆未詳「【集韻(《述古堂影宋紗本》):卷九:入聲上:覺第四:𩢃䮡】說文馬色或从复(《欽定四庫全書》本では「駁」)
㕛𠬺𦫹𦐮𦐯
又2+2=総画数4 U+53CB
音読: ユウ[漢]、ウ[呉]
訓読: とも
◆同じ思いや考えを持つ、またそのような人、「朋」は同じ師の教えを受ける人「【論語注疏:卷一:學而】有朋自逺方來不亦樂乎(…正義曰鄭𤣥注大司徒云同師曰朋同志曰友…)」
◆親しく交わる、気心が通じる、またそのような人
筆順

人2+4=総画数6 U+4F16
◆未詳「【字彙補:子集:人部:伖】韻會與帑同」
𡵢
山3+4=総画数7 U+21D62
訓読: なぎ
◆[日]地名用字、「𡵢ノ下(なぎのした、愛知県東加茂郡下山村花沢、現在は崩ノ下)」 {和製漢字の辞典:山部:𡵢}
𢇬
广3+4=総画数7 U+221EC
◆未詳「【康熙字典:申集上:艸部:苃】古文𢇬《字彙補》以久切音友草名」
拔㧞𢬌𢪺
手3+4=総画数7 U+629C
音読: ハツ[漢]、バチ[呉]、バツ[慣]
訓読: ぬ・く、ぬ・ける、ぬ・かす、ぬ・かる
◆多くの中で一部だけが見えているところを掴んで引っ張り出す
◆多くの中から必要なもの或いは不必要なものを選んで取り出す
◆多くの中でそこだけ(それだけ)が突き出ている、他よりそこだけ(それだけ)が優れている
◆[日]肝心なところを見落とす
筆順
𥁊盋𥁈
皿5+4=総画数9 U+2504A
音読: ハツ[漢]、ハチ[呉]
◆口が大きく開いた陶製或いは金属製の深めの器、「碗ワン」に似る、同「鉢」

艸3+4=総画数7 U+82C3
音読: ユウ、ウ
◆草名、未詳
髮𩬇𩬕𩬃𨱳𩠖𩠙𩠕𩑱𡞝㛲𩑛𤕥
髟10+4=総画数14 U+9AEA
音読: ハツ[漢]、ホチ[呉]
訓読: かみ
◆人の頭部の毛 {毛(頭部)}
◆(山に生える草木が頭に生える髪に似ていることから)草木
筆順
雙䨇㕠𩀝
又2+2=総画数4 U+53CC
音読: ソウ[漢呉]
訓読: ふた
◆対ツイ、二つで一組になるものまたそれが並んでいるさま
◆対になるもの(対になって用をなすもの)を数える語
筆順
𦉳网𦉯𦉸𦉽𦉺𦊀𦉮𠕃𠕈𠕀𠔿𦋟𦁒
冂6+0=総画数6 U+26273
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆網(あみ)、糸や紐(ひも)を格子状に目を粗(あら)く編んだ魚や鳥獣を捕(と)らえる網、同「網」
𠭚𠭞
又2+4=総画数6 U+53D2
音読: ジャク、ニャク
◆「叒木・若木ジャクボク」、扶桑フソウ、榑桑フソウ、東方の陽が出るところにあるという神木
筆順
𡇄
囗3+4=総画数7 U+211C4
音読: コク、ボウ、モウ
◆網(あみ)、同「网」「【漢語大字典:囗部:𡇄】【中華字海:囗部:𡇄】同"网"」
𡛒㛑𡛝
女3+4=総画数7 U+216D2
音読: サン[漢呉]
◆(女性が)美しいさま
𣏪
木4+4=総画数8 U+233EA
◆未詳
𤘩
牛4+4=総画数8 U+24629
訓読: ぐし
◆[日]姓用字、「𤘩宮城(ぐしみやぎ)」

耳6+4=総画数10 U+8042
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]、ショウ[慣]
◆口を耳に近づけてひそひそと小声で話す
轟軣𨋌
車4+4=総画数8 U+8F70
音読: コウ、ゴウ
訓読: とどろ・く
◆多くの車が行き来する時の「ごろごろ」「がらがら」という地を揺るがすような大きな音
◆音が地を揺るがすように大きく激しいさま、大きな音が鳴り響くさま、大きな音が広く響き渡るさま
𨋌轟軣轰
車7+4=総画数11 U+282CC
音読: コウ、ゴウ
訓読: とどろ・く
◆多くの車が行き来する時の「ごろごろ」「がらがら」という地を揺るがすような大きな音
◆音が地を揺るがすように大きく激しいさま、大きな音が鳴り響くさま、大きな音が広く響き渡るさま
𨥖
金8+4=総画数12 U+28956
◆未詳
𨳦
門8+4=総画数12 U+28CE6
◆未詳
𩐂
韭9+4=総画数13 U+29402
音読: カイ[漢]、ゲ[呉]
◆「𩐂惈カイカ」、果敢カカンなさま、押し止めようとするものを撥(は)ね除(の)けて(思い切って)決断・実行するさま、同「㒠惈」
𠬡
又2+2=総画数4 U+53CD
音読: ハン[漢]、ホン[呉]、タン[慣]
訓読: そ・る、そ・らす、かえ・る、かえ・す
◆覆(くつがえ)る、表裏が逆になる、ひっくり返る
◆逆ギャク、逆である、「反対ハンタイ」「【韓非子:卷十八:六反】害者利之反也…亂者治之反也」
◆背(そむ)く、背(せ)を向ける、「反逆・叛逆ハンギャク」、同「叛」
◆顧(かえり)みる、振り返る「【孟子注疏:卷三上:公孫丑章句上】自反而縮雖千萬人吾往矣(…自省有義雖敵家千萬人我直往突之…)」
◆「反切ハンセツ」、二つの漢字を用い、先の漢字の声母(音節の初めの子音)と、後の漢字の韻母(音節の初めの子音を除いたもの)組み合わせて音を表す、「漢」は「呼旰切」で表され、「呼」の音「hū」の「h」と「旰」の音「gàn」の「àn」を合わせ「hànカン」と発音する
◆[日]そ・る、弓のような形に曲がる
◆[日]面積の単位 、1反=10畝 {各種単位}
◆[日]布の長さの単位 、1反=10m前後
筆順

人2+4=総画数6 U+4EEE
音読: カ[漢]、ケ[呉]
訓読: かり
◆他から(他のものを)一時的に借りる、他に一時的に貸す、同「叚」
◆実際とは違うが一時的に他のものを用いる、足りないところに他のものを借りて当てる、他のもので間に合わせる
◆取り敢えず~する、一時的に~する
◆(実際はどうか分からないが)もしも~であるならば、もしも~とするならば、if
◆暇(いとま)、(仕事などの合間の)何もすることがない時間、同「暇」
筆順
𠠻𠡀
力2+4=総画数6 U+2083B
音読: カ、ガ
◆「銠𠠻ロウカ」、唐代(618年~907年)に鋳造された通貨「開元通寶カイゲンツウホウ」の俗称「【泉志:卷之三:開元通寶(図)】…俗謂之銠𠡀(賀)…」
𠨹𠨸
厂2+4=総画数6 U+20A39
音読: ヒ、ビ
◆本流から枝分かれした流れ、同「派」
𠯘
口3+4=総画数7 U+20BD8
音読: ハン[漢呉]
◆「𠯘喭ハンゲン」、言葉や態度がぶっきらぼうなさま、礼を失シッするようなところがあるさま「【論語注疏:先進】柴也愚…參也魯…師也辟…由也喭…(…《注》鄭曰子路之行失於畔喭○正義曰舊注作𠯘喭字書𠯘喭失容也言子路性行剛彊常𠯘喭失於禮容也今本𠯘作畔王弼云剛猛也…)(「由」は孔門十哲の一人「仲由チュウユウ」を指し、字を「子路シロ」という)
阪𠭔𡊃
土3+4=総画数7 U+5742
音読: ハン[漢]、ホン[呉]、バン[慣]
訓読: さか
◆傾斜した地形、傾斜した道、同「岅」「坡」「陂」「岥」
◆土手、堤(つつみ)、同「坡」「陂」「【說文解字:𨸏部:阪】坡者曰阪一曰澤障一曰山脅也」
筆順
𡊃阪𠭔坂
土3+4=総画数7 U+21283
音読: ハン[漢]、ホン[呉]、バン[慣]
訓読: さか
◆傾斜した地形、傾斜した道、同「岅」「坡」「陂」「岥」
◆土手、堤(つつみ)、同「坡」「陂」「【說文解字:𨸏部:阪】坡者曰阪一曰澤障一曰山脅也」

山3+4=総画数7 U+5C85
音読: ハン、バン
◆坂(さか)、山や丘などの傾斜した地形、同「坂」「阪」「坡」「陂」「岥」
𢇪
广3+4=総画数7 U+221EA
音読: ハン、ホン
◆順に並んでいるものを次々に入れ替えながら繰り返すこと、またその順位、またその順位に当たること、同「番」
𢓉
彳3+4=総画数7 U+224C9
音読: ハン、ホン
◆帰る、行った先から出発したところに戻る、同「返」
◆工尺譜コウセキフ・コウシャクフ(楽譜の表記法の一つ)で、粤劇エツゲキ(広東・広西などを中心とした中国東南部で演じられた戯曲)で1オクターブoctave高い「ファ」の音を表す {音楽(音階)}

心3+4=総画数7 U+3906
音読: ハン[漢]、ホン[呉]
◆悪心オシン、気分が悪くなる、吐(は)きそうになる「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤆】芳萬切惡心也急性也」
◆急キュウに

手3+4=総画数7 U+6273
音読: ハン[漢]、ヘン[呉]
◆引く、手前に引っ張る、引き寄せる、同「攀」「𢸅」
◆(去ろうとするものを、離れて行こうとするものを)引き留める「【楚辭:卷第十四:哀時命】往者不可扳援兮徠者不可與期(…扳一作攀徠一作來補曰扳與攀同引也)」
◆「扳指ハンシ」、弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、射決シャケツ、同「韘」 {武器(弓)}

日4+4=総画数8 U+6604
音読: ハン[漢]、ヘン[呉]
◆大きいさま「【毛詩正義(毛詩註疏):卷二十四:卷阿】爾土宇昄章亦孔之厚矣(《傳》昄大也)」

木4+4=総画数8 U+677F
音読: ハン[漢]、ヘン[呉]、バン[慣]
訓読: いた
◆薄く平らな木、薄く平らなもの
◆印刷する文字や絵などを彫(ほ)り込んだ板、同「版」
◆(古くは板に書かれたことから)詔書ショウショ、文書「【後漢書:卷八十四:楊震列傳】…割用板之恩…(板謂詔書也…)」
◆(板のように)堅(かた)い、動かない、変化がない、「呆板ホウハン(融通が利かない、柔軟性がない)」
◆舞曲の間で取る拍子ヒョウシ、拍子を取る平たく細長い木
◆「老板ラオパン」、(小規模店・個人経営店の)社長、店主、店の主人、同「老闆」、繁「闆」
筆順

水3+4=総画数7 U+6C73
音読: ハン[漢]、ホン[呉]、ヘン[漢]、ベン[呉]
◆「汳水ベンスイ」、川名、「反」の字を避け「卞」に変えたといわれ、現在は「汴水」の名が用いられる、河南省「【宋史:卷九十三:河渠志第四十六:河渠】…汴字古人避反字改從汴字…」 {河南省}
筆順

火4+4=総画数8 U+708D
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:換第二十九:叛炍】愌也或从火」「【類篇:火部:炍】普半切煥也」「【五音集韻:卷十一:換第九:叛炍】换也」「【字彙:巳集:火部:炍】普半切判煥也」

片4+4=総画数8 U+7248
音読: ハン[漢]、ヘン[呉]
◆印刷する文字や絵などを彫(ほ)り込んだ板、同「板」
◆印刷物用の板(版)に関する語、「出版シュッパン(出版物の印刷が出来上がること、書籍・出版物を刊行すること)」「再版サイハン(同じ出版物の版を彫り直して刊行すること)」「版次ハンジ(版を彫り直した回数)」
◆薄い木の板(いた)、同「板」「㸞」
◆木の札(ふだ、薄く細長い板)、また札状のもの
◆戸籍、(札に戸籍などを書いたことから)
◆「版図ハント」◇宮中に勤める官吏とその子の戸籍簿(版)と王や皇后や世子の居宅の位置図(図)「【周禮注疏:卷七:司書掌】内宰掌書版圖之灋…(《注》版謂宫中閽寺之屬及其子弟録籍也圖王及后世子之宫中吏官府之形象也…)」◇戸籍や所有他の位置・大きさ・形状の図「【周禮注疏:天官冢宰】…書契版圖…(《注》…契要云版戸籍也者漢之戸籍皆以版書之故以漢法況云圖土地形象田地廣狹者…)」◇支配下にある国名とその領地を図にしたもの、領域図、領土
筆順

瓦5+4=総画数9 U+74EA
音読: ハン[漢]、ヘン[呉]
◆牝瓦(めがわら)、"∪"字形の半円筒形の屋根瓦、牝瓦(めがわら)の継(つ)ぎ目を覆(おお)う"∩"字形の瓦を「㼧トウ(牡瓦おがわら)」で「【營造法式:卷二:瓦】…牝瓦謂之瓪(音敢)…」

田5+4=総画数9 U+7548
音読: ハン、ホン
◆田(た)、農作物を栽培する土地
◆田が一面に広がっているところ、平疇ヘイチュウ

疒5+4=総画数9 U+3F79
音読: ハン[漢]、ホン[呉]
◆悪心アクシン、むかむかして吐(は)きそうになる、或いは吐く「【方言:第十】㽹(㽹恎惡腹也妨反反)…南楚凡人殘罵謂之鉗(殘猶惡也)又謂之㽹」
◆悪性アクセイの、質(たち)が悪い

白5+4=総画数9 U+7688
音読: キ[漢呉]
◆帰る、元の(本来の)状態や位置に戻る、同「歸(帰)」
◆「皈依キエ」、神仏に縋(すが)ること、神仏の教えを信じ従うこと、仏教では仏門に入ること、またその儀式、同「帰依」
筆順

目5+4=総画数9 U+7705
音読: ハン[漢]、ヘン[呉]
◆(瞳が小さく)白目の部分が多いさま
䉽𥹎𥽴
米6+4=総画数10 U+7C84
音読: ハン、バン
◆米粉ベイフン(こめこ)・麦粉バクフン(むぎこ)などで作る餅(もち)状の食べ物、同「䬳」
𥾩
糸6+4=総画数10 U+25FA9
音読: シ[漢]、ジ[呉]
◆縄(なわ)を編んで作る履物(はきもの)「【廣韻:上聲:止第六:俟:𥾩】繩履」「【正字通:未集中:糸部:𥿅】俗字舊註鉏里切音侍繩履俗誤作𥾩不知𥾩𥿅皆贅文也」
𦤇
自5+4=総画数9 U+26907
◆未詳「【字彙補:未集:自部:𦤇】居虧切音歸見篇海疑與皈為一字」

舟6+4=総画数10 U+8228
音読: ハン、ヘン
◆「舢舨サンバン」、櫂で漕ぐ木製の小舟
贩𧶶
貝7+4=総画数11 U+8CA9
音読: ハン、ホン
訓読: ひさ・ぐ
◆品物を安く買い高く売る「【說文解字:貝部:販】買賤賣貴者」
◆市場に行って品物を売る、商売する「【周禮:地官司徒】…夕市夕時而市販夫販婦爲主(…販夫販婦朝資夕賣…)」
筆順
販𧶶
貝4+4=総画数8 U+8D29
音読: ハン、ホン
訓読: ひさ・ぐ
◆品物を安く買い高く売る「【說文解字:貝部:販】買賤賣貴者」
◆市場に行って品物を売る、商売する「【周禮:地官司徒】…夕市夕時而市販夫販婦爲主(…販夫販婦朝資夕賣…)」
𧿨
足7+4=総画数11 U+27FE8
音読: チョ[喃]
◆[喃]踵(きびす)を返す、逆方向に向く、返る

車7+4=総画数11 U+484A
音読: ハン[漢]、ホン[呉]
◆陽射し・雨風・泥・塵などを除(よ)けるために車箱シャソウ(くるまばこ、中に人や荷物が乗せられるように周りを箱形に囲った設しつらえ)の左右両側に垂らした蔽(おお)い、簾(すだれ)や革などを用いる、耳のように両側に垂れることから「車耳」ともいう、またそのような(立派な)車、同「轓」

辵3+4=総画数7 U+8FD4
音読: ハン[漢]、ホン[呉]、ヘン[慣]
訓読: かえ・る、かえ・す
◆帰る、行った先から出発したところに戻る、同「𢓉」
◆元に戻る、元に戻す
◆[日]反対向きにする、反対向きになる
筆順

金8+4=総画数12 U+9211
音読: ハン[漢]、ヘン[呉]、バン[慣]
◆金属の板(いた)、金属を叩いて薄く平らに延ばしたもの、「鈑金・板金バンキン」
筆順

金5+4=総画数9 U+94A3
音読: ハン[漢]、ヘン[呉]、バン[慣]
◆金属の板(いた)、金属を叩いて薄く平らに延ばしたもの、「钣金・板金バンキン」
𠭔坂𡊃
阜3+4=総画数7 U+962A
音読: ハン[漢]、ホン[呉]、バン[慣]
訓読: さか
◆傾斜した地形、傾斜した道、同「岅」「坡」「陂」「岥」
◆土手、堤(つつみ)、同「坡」「陂」「【說文解字:𨸏部:阪】坡者曰阪一曰澤障一曰山脅也」
筆順
飯飰𩚳饭
食8+4=総画数12 U+98EF
音読: ハン[漢]、ボン[呉]
訓読: めし、いい
◆米などの穀物を煮たり炊(た)いたりして柔らかくした(食べやすくした)もの
◆(毎日定期的に摂とる)食事
◆食べ物を食べる、食べ物を与える
筆順
飯飯飰𩚳
食3+4=総画数7 U+996D
音読: ハン[漢]、ボン[呉]
訓読: めし、いい
◆米などの穀物を煮たり炊(た)いたりして柔らかくした(食べやすくした)もの
◆(毎日定期的に摂とる)食事
◆食べ物を食べる、食べ物を与える
飯飰𩚳饭
食9+4=総画数13 U+FA2A
音読: ハン[漢]、ボン[呉]
訓読: めし、いい
◆米などの穀物を煮たり炊(た)いたりして柔らかくした(食べやすくした)もの
◆(毎日定期的に摂とる)食事
◆食べ物を食べる、食べ物を与える

魚11+4=総画数15 U+9B6C
音読: ハン、バン
◆魚名、未詳、【正字通】は比目魚(ヒモクギョ、カレイ科のカレイ或いはヒラメ科のヒラメの類)とする「【吳郡圖經續記:卷下:雜錄】…鯔皮魬䱜鴨胞肚魚魚子…」「【野記:四卷】嘗得公牒列海味名…魬魚…」「【正字通:亥集中:魚部:魬】譌字比目魚名版魚俗改作魬…」
夂部
𠬚宄𡧫𡧌
又2+2=総画数4 U+20B1A
音読: キ[漢呉]
◆正義や道義に反すること、また乱れること、「姦宄・奸宄カンキ」、一説に内部の乱れを「宄」、外部の乱れを「姦」「奸」「【說文解字注:宀部:宄】姦也(姦宄者通偁內外者析言之也)外爲盜內爲宄(凡盜起外爲姦中出爲宄成十七年左傳曰亂在外爲姦在內爲宄外傳晉語亦云亂在內爲宄在外爲姦魯語竊寶者爲宄用宄之財者爲姦…」
𡧌宄𡧫𠬚
宀3+4=総画数7 U+219CC
音読: キ[漢呉]
◆正義や道義に反すること、また乱れること、「姦宄・奸宄カンキ」、一説に内部の乱れを「宄」、外部の乱れを「姦」「奸」「【說文解字注:宀部:宄】姦也(姦宄者通偁內外者析言之也)外爲盜內爲宄(凡盜起外爲姦中出爲宄成十七年左傳曰亂在外爲姦在內爲宄外傳晉語亦云亂在內爲宄在外爲姦魯語竊寶者爲宄用宄之財者爲姦…」
𠬛𠬸
又2+2=総画数4 U+20B1B
音読: ボツ[漢]、モツ、モチ[呉]
◆水中に潜(もぐ)る、沈む、同「没」
筆順
歿殁𣨨𣨏
歹4+4=総画数8 U+6B7F
音読: ボツ[漢]、モチ[呉]
◆人が死ぬ、没ボッする、同「沒(没)」
筆順
没𣴬𣳚
水3+4=総画数7 U+6C92
音読: ①ボツ[漢]、モツ、モチ[呉]②メイ[中]

◆水中に沈む、沈んで姿が見えなくなる
◆(高いところにあったものが下に落ちて)ものの陰(かげ)に隠れて見えなくなる
◆なくなる、なくす
◆「没収ボッシュウ」、私有財産の所有権をなくし(取り上げ)国の所有物とすること
◆歿ボッする、人が死ぬ、同「歿」

◆~ない(存在しない)、~がない(有していない)、~しない(為さない)、「没有メイユウ(有していない、存在しない)」
筆順
𧰱
豕7+4=総画数11 U+27C31
音読: ボツ[漢]、モツ、モチ[呉]
◆豬チョ(豕いのこ、イノシシ猪またブタ豚)の別名「【字彙:酉集:豕部:𧰱】莫孛切音沒豬別名」「【正字通:酉集中:豕部:𧰱】豛字之譌舊註音沒豬別名非」
𠬝
又2+2=総画数4 U+20B1D
音読: フク、ブク
◆物事の節目、区切り、同「節」
◆割符(「卩」)がぴったりと合う、ぴったりと収(おさ)まる、ぴったりと嵌まる、同「服」
筆順
報𡙈
手3+4=総画数7 U+62A5
音読: ホウ[漢呉]
訓読: むく・い、むく・いる、しら・せ
◆相手から受けた物事に対して相応ソウオウの物事で返す、相手に与えた物事に対して相応の物事が返ってくる、罪科の程度に相応する罰を与える(「罪を犯せば相応の罰が返ってくる」の意)
◆受けた命令や指示の結果を伝える、回答する、返答する
◆しら・せ、知らせる、伝える
𣍞𦨕𦨋𦨈𦨊
月(舟)4+4=総画数8 U+670D
音読: フク[漢]、ブク[呉]
◆命令や指示に沿い合わせる、命令や指示に従う
◆自分の考えにぴったりと収まる、納得する、納得して従う
◆仕事や道具などが手に合う、馴染む、慣れる
◆何時もと同じようにする、また用いる
◆体や用途に合わせて作った衣裳、衣裳を着る、ただ羽織るだけのものや体に巻き付けるものは「服」とはいわない
◆三頭立ての馬車の中央の一頭、四頭立ての馬車の中央の二頭、「両外側からぴったりと挟まれている」の意、両外側の二頭を「騑馬」という
注解:いずれも「合う、嵌まる、収まるさま(𠬝)」の意
筆順
𦨕服𣍞𦨋𦨈𦨊
舟6+4=総画数10 U+26A15
音読: フク[漢]、ブク[呉]
◆命令や指示に沿い合わせる、命令や指示に従う
◆自分の考えにぴったりと収まる、納得する、納得して従う
◆仕事や道具などが手に合う、馴染む、慣れる
◆何時もと同じようにする、また用いる
◆体や用途に合わせて作った衣裳、衣裳を着る、ただ羽織るだけのものや体に巻き付けるものは「服」とはいわない
◆三頭立ての馬車の中央の一頭、四頭立ての馬車の中央の二頭、「両外側からぴったりと挟まれている」の意、両外側の二頭を「騑馬」という
注解:いずれも「合う、嵌まる、収まるさま(𠬝)」の意
𨈞
身7+4=総画数11 U+2821E
音読: フク、ブク
◆体や用途に合わせて作った衣裳、衣裳を着る、同「服」
𨋁𨋚
車7+4=総画数11 U+282C1
音読: デン、ネン、ゼン
◆車輪で物を轢(ひ)く
◆碾(ひ)く、引き展(の)ばす
𠬞
又2+2=総画数4 U+20B1E
音読: キョウ、ク
◆両手で捧(ささ)げる、両掌(てのひら)にものを載(の)せる、同「廾」
注解:「収」
𦥠舁𢪓𦥹
臼6+4=総画数10 U+26960
音読: ヨ[漢呉]
◆ものに棒を渡し二人で(複数人で)担(かつ)ぐ、また担ぎ上げる、また持ち上げる、同「扛」「𢱫」「掆」
𨤑𢍏𢍊
釆7+4=総画数11 U+28911
音読: ケン
◆握り飯
收𠬧
又2+3=総画数5 U+53CE
音読: シュウ[漢]、ス[呉]
訓読: おさ・める、おさ・まる
◆あちこちから取り集めて一カ所に纏(まと)める
◆収穫したものを一カ所に集める、また役所がその一部を取り立てて公庫(政府の倉庫など)に入れる
◆罪人を捕(とら)らえる、捕らえて檻などに入れる
◆一つに纏める、一カ所に集める
◆手の中に入れる、受け入れる、受け取る
注解:「𠬞」
筆順

艸3+7=総画数10 U+834D
音読: キョウ、ギョウ
◆ゼニアオイ(銭葵)、アオイ科ゼニアオイ属の草、同「荆葵ケイキ」「錦葵キンキ」「芘苤ヒフ」 {ゼニアオイ}
𨳟
門8+4=総画数12 U+28CDF
◆未詳「【字彙補:戌集:門部:𨳟】便亦切音弼開也啓也」
夬𡗒
又2+3=総画数5 U+53CF
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆分(わ)ける、区別する
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「𢎹」「弽」「韘」
◆六十四卦の一つ、䷪(U+4DEA、澤天夬タクテンカイ) {易経記号}
𢘦
心3+5=総画数8 U+22626
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
訓読: こころよ・い
◆こころよ・い、心がすっきりする、心地がよい、気持ちがよい、「爽快ソウカイ」
◆すっきりとするさま、さっぱりとしたさま、すっぱりとしたさま
◆動きが速い
𦚀
月(肉)4+5=総画数9 U+26680
音読: ケツ[漢]、ケチ[呉]
◆孔(あな)、反対側に突き抜けている穴、「孔䏐コウケツ」
𣲺決决
水3+5=総画数8 U+23CBA
音読: ケツ[漢]、ケチ[呉]
訓読: き・まる、き・まり、き・まって
◆堤(つつみ)などが破(やぶ)れる、また(堤防などが破れて)水が流れ出る
◆破る、突き破る
◆(妨げとなっている物や事を突き破って、押し退けて)きっぱりと、「決断ケツダン(すぱっと断ち切る、きっぱりと決める)」「決心ケッシン(きっぱりと心を決める)」
◆(迷いを振り払って、迷いがないように)はっきりと、「決定ケッテイ(はっきりと定める)」「判決ハンケツ(どちらが正当なものかを見分けて決める)」
◆き・まって、必ず、間違いなく
𤆿
火4+5=総画数9 U+241BF
音読: ケイ、ケ
◆煙が立ち昇るさま、同「炔」
◆(火が)きらきらと光り輝くさま、同「炔」
𤤏
玉4+5=総画数9 U+2490F
音読: ケツ[漢]、ケチ[呉]
◆環(わ)の一部が途切れた環状の飾り、耳飾りや組佩ソハイ(幾つかの佩ハイを組み合わせた装身具)などにも利用する {礼器(玦)}
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「弽」「韘」、同「射決シャケツ」「扳指ハンシ」 {武器(弓)}
𦈫
缶6+5=総画数11 U+2622B
音読: ケツ[漢]、ケチ[呉]
◆(器が)欠ける、割れて一部が損(そこ)なわれる、同「欠」
◆欠(か)ける、あるべきものの一部がない、同「欠」「𡙇」
◆足(た)りない、満(み)たない、同「欠」
𧦾訣诀
言7+5=総画数12 U+279BE
音読: ケツ[漢]、ケチ[呉]
◆長い別れ、永遠の別れ、きっぱりと分かれる、「訣別ケツベツ」
◆別れの言葉
◆技術や方法などを韻を踏んだ文句モンクに纏(まと)めたもの、こつ、極意ゴクイ、「口訣コウケツ」「秘訣ヒケツ」
𨥻
金8+5=総画数13 U+2897B
音読: ケツ[漢]、ケチ[呉]
◆突き刺す
◆「釕𨥻チョウケツ」、髪に刺す飾り
◆欠(か)ける、同「缺」
◆未詳「【蔡中郎集:卷一:黃鉞銘】…眎事三年馬不帶鈌(鈌鈔本作缺)…」「【清史稿:災異志五】…巫山民家牛產一犢三目四耳舌端有鈌胸列四蹄脊後分為二身各二蹄一尾…」

又2+3=総画数5 U+53D0
音読: ハツ[漢]、バツ、バチ[呉]
◆犬が走るさま、同「𡗜」
◆抜く、引き抜く、抜き取る、同「抜」
抜拔𢬌𢪺
手3+5=総画数8 U+39DE
音読: ハツ[漢]、バチ[呉]、バツ[慣]
訓読: ぬ・く、ぬ・ける、ぬ・かす、ぬ・かる
◆多くの中で一部だけが見えているところを掴んで引っ張り出す
◆多くの中から必要なもの或いは不必要なものを選んで取り出す
◆多くの中でそこだけ(それだけ)が突き出ている、他よりそこだけ(それだけ)が優れている
◆[日]肝心なところを見落とす
𣐪
木4+5=総画数9 U+2342A
◆未詳
𤤣
玉4+5=総画数9 U+24923
◆未詳
𥥜
穴5+5=総画数10 U+2595C
◆未詳「【漢語大字典:穴部:𥥜】【中華字海:穴部:𥥜】同"突"」
𥿈紱绂𥾧
糸6+5=総画数11 U+25FC8
音読: フツ[漢]、ホチ[呉]
◆印章を帯から垂らすための綬ジュ(位階によって色が決まっている組紐)
𦭞
艸3+5=総画数8 U+26B5E
音読: ハツ[漢]、ハチ、バツ、バチ[呉]
◆草の根、同「茷」
◆草深い野山を踏み越えて行く、同「跋」
◆草深い道の途中で野宿する、同「𢇷」
◆「蓽𦭞・蓽拔ヒハツ」、インドナガコショウ(印度長胡椒)、コショウ科の蔓性植物、香辛料として利用される {インドナガコショウ}
◆「𦭞葀・菝葀バツカツ」、ハッカ(薄荷)、シソ科ハッカ属の草 {ハッカ}
跋𧿡
足7+5=総画数12 U+47E6
音読: ハツ[漢]、バツ、バチ[呉]
◆野山の草を踏み越えて行く
◆踏み付ける、踏みにじる
◆文書の最後に記す文章、後書(あとがき)、最初に記す文章は「序」
𩚿
食8+5=総画数13 U+296BF
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:食部第十八:𩜢𩚿】二俗𩜈{⿰飠𪱸}𩚿二遍飫𩜏二今依𢴃反賜也飽也{⿸广猒}也又賜也」「【康熙字典:戌集備考:食部:𩚿】《五音篇海》與飫同」
𩢚
馬10+5=総画数15 U+2989A
音読: ハツ、バツ、バチ
◆「𩢚䮧ハツカン」、馬名、外国の大馬の名という「【字彙:亥集上:馬部:𩢚】蒲撥切音跋𩢚䮧蕃中大馬名」

又2+3=総画数5 U+53D1
音読: ハツ、ホツ、ホチ
◆繁「發」
◆繁「髮」
廢廃
广3+5=総画数8 U+5E9F
音読: ハイ[漢]、ホ[呉]
訓読: すた・る
◆建物が傾(かたむ)き倒(たお)れる、崩(くず)れる
◆(そこに住むことを)止(や)める、それまでしていたことを止める、使うことを止める
◆すた・る、使えなくなる、使われなくなる、役に立たなくなる
◆捨(す)てる、捨て置(お)く、放(ほう)って置く、放置ホウチする

手3+5=総画数8 U+62E8
音読: ハツ[漢]、ハチ[呉]、バチ[慣]
訓読: は・ねる
◆草を刈り土を均(なら)す、乱れを治(おさ)める
◆指や棒のような細長いものの先で動かす、突(つつ)いて動かす
◆ぱっと開く、ぱっと跳ね上げる
◆「撥剌ハツラツ」、いっぱいに弓を引き絞る、今にも弾けそうに力が漲(みなぎ)る
潑𣸍溌
水3+5=総画数8 U+6CFC
音読: ハツ[漢]、ハチ[呉]
◆水が零(こぼ)れる、水が零れ跳(は)ね散る
◆水をぱらぱと撒(ま)く
◆「泼剌ハツラツ」、「ぱちゃ」などの魚などが勢いよく跳ねる音
◆「泼辣ハツラツ」◇気が強いさま、気が荒いさま◇大胆なさま、度胸があるさま
◆[日]「溌溂ハツラツ」、元気のよいさま

衣5+6=総画数11 U+88AF
音読: ハツ[漢]、ハチ[呉]
◆「袯襫ハツセキ」、背中に羽織って雨雪を防ぐ藁(わら)などで作った雨具、蓑(みの)、多く農作業をする際に着るという
醱醗𨡩
酉7+6=総画数13 U+9166
音読: ハツ[漢]、ハチ[呉]
◆酒を再び醸(かも)す、同「酘」参照
◆「酦酵ハッコウ」、酵母や細菌などの微生物が有機物を分解すること、同「発酵」
鏺𨨻𨫁
金5+5=総画数10 U+497D
音読: ハツ[漢]、ハチ[呉]
◆左右に振り払うようにして草を刈る長い柄(え)を付けた両刃の鎌(かま)、またそれで草を刈る、同「㔇」
土部
寸部
𠬢㞵𠬥
又2+3=総画数5 U+20B22
音読: トウ[漢呉]
◆未詳「【說文解字:又部:𠬢】滑也詩云𠬢兮達兮从又屮一曰取也」
◆未詳「【廣韻:下平聲:六:饕:𠬢】𠬢滑也又𦝫鼓大頭名」
𢎼
弓3+5=総画数8 U+5F22
音読: トウ[漢呉]
◆弓や剣などを入れる革製の袋、同「㢭」「韜」
◆旌セイ(飾りのついた旗や幟のぼり)を入れる袋
𤘸𤚈𤙎
牛4+5=総画数9 U+24638
音読: トウ[漢呉]
◆ウシ(牛)がゆっくりと進むさま
𤵟
疒5+5=総画数10 U+24D5F
◆未詳「【類篇:卷二十一:疒部:𤵟】徒刀切疾也(「【集韻:卷三:平聲三:𩫞第六:{⿸疒㞵}】疾也」は{⿸疒㞵})

言7+5=総画数12 U+8A5C
音読: トウ[漢呉]
◆同じ話を何度も繰り返す、幼児のように(呪文のように)同じ言葉を(声を)絶え間なく繰り返す、同「䛌」「啕」「䛬」
𩎢
韋9+5=総画数14 U+293A2
音読: トウ[漢呉]
◆弓などを入れる革製の袋、同「弢」「【增廣註釋音辯唐柳先生集:卷第十:誌:唐故邕管經略招討等使朝散大夫持節都督邕州諸軍事守邕州刺史兼御史中丞賜紫金魚袋李公墓誌銘】…𩎢弓槖甲(𩎢与弢同它刀切弓衣也槖音託嚢也)」
𠬤睪𥇡𥇝𦎝
又2+3=総画数5 U+20B24
音読: エキ[漢]、ヤク[呉]
◆(罪人を)見付け出す、(罪人かどうかを)見定める
◆幾つかの中から選び出す、同「擇」「𢍰」
◆敗(やぶ)れる、失敗する、だめになる、同「斁」「殬」
嶧𡵸
山3+5=総画数8 U+5CC4
音読: エキ[漢]、ヤク[呉]
◆山が長く連なっているさま
◆「峄山エキサン」、山名、別名「邹峄山スウエキサン」、山東省鄒城市 {山東省}

心3+5=総画数8 U+603F
音読: エキ[漢]、ヤク[呉]
◆悦(よろこ)ぶ、喜(よろこ)ぶ
擇択
手3+5=総画数8 U+62E9
音読: タク[漢]、ジャク[呉]
訓読: えら・ぶ
◆仕分けて選び出す、幾つかの中から選び出す、同「睪」「𢍰」
◆選(よ)り分ける
澤𤀎沢
水3+5=総画数8 U+6CFD
音読: タク[漢]、ジャク[呉]
訓読: さわ
◆水の近くの草が生い茂った湿地
◆表面が滑らかできらきらと光るさま、水分を含んで艶々(つやつや)しているさま、同「㚖」
◆潤(うるお)う、恵(めぐ)み、「潤沢ジュンタク」「【忠經:聖君章】惠澤長久黎民咸懷」「【獨斷:卷上】民臣被其德澤以侥倖」
繹𦆎
糸3+5=総画数8 U+7ECE
音読: エキ[漢]、ヤク[呉]
◆糸口を引き出す、物事の端緒を引き出す
◆長く連なる、次から次へと続く
◆「演繹エンエキ」、既に明らかなことを基にして推論を重ね結論を得ること
◆正祭セイサイ(正規の祭礼)の翌日に行う祭礼、「繹祭エキサイ」、同「𥜃」「䭞」「肜」
譯𧬳訳
言2+5=総画数7 U+8BD1
音読: エキ[漢]、ヤク[呉]
訓読: わけ
◆言葉・文章や文字を、意味が通じるように(理解できるように、分かりやすいように)他の(別の)言葉・文章や文字に置き換える(言い換える)、またそれができる人(通訳)
◆[日](そうすることの)意味、(そうなった)理由や事情
釋釈
釆7+5=総画数12 U+91CA
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆解(と)く、縛られ固定されているものの縛りを解く、締め付けていたものを外して解き放つ
◆固まって動かなかったものが解(ほぐ)れて動くようになる、氷解ヒョウカイする
◆疑問などを解消する、難しいものを平易にする
◆「释迦シャカ」、仏教の開祖の名、古代インド北部の部族शाक्यシャーカャの出身であることからの名で、「釋迦」はその音写、「釋迦牟尼シャカムニ」
鐸鈬
金5+5=総画数10 U+94CE
音読: タク[漢]、ダク[呉]
◆下向きにして揺らして鳴らす大きな鈴(すず)、揺らすことで内部に吊るした舌ゼツ(した)が内壁にぶつかり音が出る、金属製の舌のものは「金鐸」といい軍事に関する通知・通達の際に用い、木製のものを「木鐸」といい文事ブンジ(軍事以外のこと)に関する通知・通達の際に用いるという「【說文解字注:金部:鐸】大鈴也(𡔷人以金鐸通𡔷注鐸大鈴也謂鈴之大者說者謂軍法所用金鈴金舌謂之金鐸施令時所用金鈴木舌則謂之木鐸…)」 {楽器(打楽器)}
◆牛などの首に掛ける鈴
𩏽𩏪
韋4+5=総画数9 U+293FD
音読: タク[漢]、ジャク[呉]
◆「䪝𩏽ゴタク」、刀の飾り、未詳、「韄」と同義で「刀を腰に下げるための革紐(かわひも)」の意か?「【玉篇:卷二十六:革部第四百二十三:䪝】於白切䪝𩏪刀飾」
◆「𩏽𩏺タクキャク」、刀の柄(つか、握り手の部分)の革紐(かわひも)「【集韻:卷十:入聲下:藥第十八:𩏺】𩏪𩏺刀靶韋」
驿驛𩦯駅
馬3+5=総画数8 U+9A7F
音読: エキ[漢]、ヤク[呉]
◆宿場(しゅくば)、街道の要所に置かれる旅人の宿泊所・休息所や荷物・人が乗り継ぐための人馬の手配所が設けられたところ、中継所
◆宿場ごとに配置しておく乗り継ぎ用の馬、「驛馬エキマ」
◆「骆驿ラクエキ」、人馬が次から次へと絶えることがないさま、同「絡繹」
𠬦
又2+3=総画数5 U+20B26
音読: ドウ、ニョウ
◆「𠬦砂ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「硇」「𣲿」
𣲿
水3+5=総画数8 U+23CBF
音読: ドウ、ニョウ
◆「𣲿砂ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「硇」「𠬦」
𥑩硇𥓁𥑨𥑚𥐼𥐻
石5+5=総画数10 U+25469
音読: ドウ、ニョウ
◆「𥑩砂・𥑩沙ドウサ・ドウシャ」、鉱物に含まれる塩化アンモニウム NH4Cl、同「𠬦」「𣲿」「䃩」「碙」「磠」
◆「𥑩洲ドウシュウ」、島名、広東省湛江市、同「碙」「𥑪」「【元史:卷一百五十五:列傳第四十二】…進兵攻之淵子奔碙洲…」 {広東省}
𠮢口部
𠭚𠭞
又2+4=総画数6 U+53D2
音読: ジャク、ニャク
◆「叒木・若木ジャクボク」、扶桑フソウ、榑桑フソウ、東方の陽が出るところにあるという神木
筆順

又2+6=総画数8 U+53D5
音読: テツ[漢]、テチ[呉]
◆綴(つづ)る、綴り合わせる、綴り合わせて繋(つな)げる
筆順
桒𠭨𠭌𣕐
木4+6=総画数10 U+6851
音読: ソウ[漢呉]
訓読: くわ
◆クワ(桑)、クワ科の木、実は食べられ葉は蚕の餌になり根は薬になる、更に木は楽器や家具などに枝は弓に利用される {クワ}
◆養蚕ヨウサンする
筆順
𠬩
又2+4=総画数6 U+20B29
音読: フク、ブク
◆未詳「【字彙:又部:𠬩】同艮」「【正字通:子集:又部:𠬩】𠬝本字」
𤵷𤴿㾆
疒5+6=総画数11 U+24D77
音読: ゼン[漢]、ネン[呉]
◆皮膚が剥がれる病気
𩈝𩈑
面9+6=総画数15 U+2921D
音読: ダン、ネン
◆顔を真っ赤にする、赤面セキメンする、恥じて顔を赤らめる、同「𩈶」「赧」
𠬪
又2+4=総画数6 U+20B2A
音読: ヒョウ[漢]、ビョウ[呉]
◆(物が)落ちる、弱り衰えて落ちる
𣧶殍𣨈𦖀
歹4+6=総画数10 U+239F6
音読: ヒョウ[漢]、ビョウ[呉]、フ[漢呉]、ヒ[漢]、ビ[呉]
◆飢え死にする、餓死した人
◆草木が枯れる、枯れ落ちる、同「莩」「𦭼」
𦭼
艸3+6=総画数9 U+26B7C
音読: ヒョウ[漢呉]
◆草木が枯れる、枯れ落ちる、同「莩」「殍」
𨋻
車7+6=総画数13 U+282FB
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:車部第六:𨋻{⿰車受}】二俗{⿰車⿳口又口}正苦擊反同喫」
𤆌火部

又2+5=総画数7 U+53D3
音読: リ、シ、ジ
◆役人、特に実務を担う下級の役人、同「吏」「【說文解字:一部:叓】治人者也」
◆同「事」「【字彙:子集:又部:叓】古文事字」
𠉕使
人2+7=総画数9 U+20255
音読: シ[漢呉]
訓読: つか・う、つか・い、つか・わす
◆つか・う、人や家畜を働かせる、道具などを用いる
◆つか・い、用事をする
◆つか・わす、用事などを伝えるために人を差し向ける
◆~に~させる
◆もし~、仮に~
𩣬駛驶𩢲
馬10+7=総画数17 U+298EC
音読: シ[漢呉]
◆馬が疾走する、駆けて行く
◆迅速なさま
𠬲叜𡨝𡨨𡨎𡨙𡨼
又2+5=総画数7 U+20B32
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆年老いた人、老人、「ご老人」などの老人の尊称、同「叟」
𤶟
疒5+7=総画数12 U+24D9F
◆未詳「【正字通:午集中:疒部:𤶟】𤸃字之譌舊本九画𤸃不誤省作𤶟非」
𠬳
又2+5=総画数7 U+20B33
音読: コウ
◆告げる、~であると(~であることを)知らせる、同「告」「誥」「【集韻:卷八:去聲下:号第三十七:誥𢍎𠬳】居號切說文告也」「【字彙補:子集:又部:𠬳】古號切音告謹告也」(【集韻】の「告」、【字彙補】の「謹告(誥)」はいずれも「告げる」の意)
𦛬
月(肉)4+7=総画数11 U+266EC
◆未詳
𠬶
又2+5=総画数7 U+20B36
◆「侵」「浸」などの漢字の構成部分
筆順
㑴𢔀
人2+7=総画数9 U+4FB5
音読: シン[漢呉]
訓読: おか・す
◆少しずつ(じわじわと)入り込む、また入ってくる、同「浸」
筆順
𠜘
刀2+7=総画数9 U+20718
◆未詳「【玉篇:卷十七:刀部第二百六十六:𠜘】七鴆切剋也」
吢𢙈吣
口3+7=総画数10 U+551A
音読: シン[漢呉]
◆犬や猫が嘔吐する

土3+7=総画数10 U+57D0
音読: シン[漢]、ジン[呉]
◆古地名
𡨞寝寢𡫒𡪢寑𡩠𡪷𡨦𥨊𠖗
宀3+7=総画数10 U+21A1E
音読: シン[漢呉]
訓読: ね・る
◆体を横にして休む、「寝台・寝床・寝室などで横になり休む」ことをいう
◆体を横にして眠る
◆睡眠をとるところ、ゆっくりと寛(くつろ)ぐ部屋や建物、「寢殿シンデン(天子が起居する建物)」「燕寢エンシン(ゆっくりと寛いだり休んだりする部屋また建物)」
◆(それまでのことを止めて)休む、止める
𢔀侵㑴
彳3+7=総画数10 U+22500
音読: シン[漢呉]
訓読: おか・す
◆少しずつ(じわじわと)入り込む、また入ってくる、同「浸」
𢬶𢽪
手3+7=総画数10 U+22B36
音読: シン
◆撃(う)つ
𣖽
木4+7=総画数11 U+68AB
音読: シン[漢呉]
◆ニッケイ(肉桂)、クスノキ科科ニッケイ属の木「【爾雅注疏:釋木】梫木桂(《疏》…桂樹葉似枇杷而大白華華而不著子…安本草謂之牡桂者是也)」 {ニッケイ}
𣹰𣺎
水3+7=総画数10 U+6D78
音読: シン[漢呉]
訓読: ひた・す、ひた・る、つ・かる、つ・ける、し・みる
◆ひた・す、ひた・る、漬(つ)ける、水の中にすっぽりと入れる、水を張(は)る、水を満たす、漬かる、ものが水の中に隠(かく)れる、同「寖」「濅」
◆し・みる、水がじわじわと滲(し)み込む、じわじわと中に入り込む、同「寖」「濅」
◆じわじわと、徐々ジョジョに、少しずつ、同「寖」「濅」
筆順
𩒸
疒5+7=総画数12 U+3F9B
音読: シン[漢呉]
◆体付きが醜い
𥍯
矛5+7=総画数12 U+2536F
音読: シン[漢呉]
◆先が鋭(するど)く尖(とが)る、先を鋭く尖らせた錐(きり)
𥛆𥛀
示5+7=総画数12 U+7972
音読: シン[漢呉]
◆良くない気配ケハイがするさま
◆盛んなさま
𦃌
糸6+7=総画数13 U+7D85
音読: ①シン[漢呉]②セン[漢呉]

◆深みのある赤色の糸、またその糸で織った織物

◆経糸(たていと)が白で緯糸(よこいと)が黒の織物

言7+7=総画数14 U+8A9B
音読: シン
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:侵第二十一:誛】私語」「【正字通:酉集上:言部:誛】七星切音侵私語一説以言相侵犯」

金8+7=総画数15 U+92DF
音読: シン[漢呉]、セン[漢呉]
◆彫(ほ)る、刻(きざ)み込む

金5+7=総画数12 U+9513
音読: シン[漢呉]、セン[漢呉]
◆彫(ほ)る、刻(きざ)み込む
𩒸
頁9+7=総画数16 U+294B8
音読: シン[漢呉]
◆体付きが醜い
骎𩤿𩤨
馬10+7=総画数17 U+99F8
音読: シン[漢呉]
◆(馬が)さっさっと駆(か)けて行くさま、(物事の進み具合が)足早(あしばや)なさま、「駸駸シンシン」
筆順
駸𩤿𩤨
馬3+7=総画数10 U+9A8E
音読: シン[漢呉]
◆(馬が)さっさっと駆(か)けて行くさま、(物事の進み具合が)足早(あしばや)なさま、「駸駸シンシン」

魚11+7=総画数18 U+9BBC
音読: シン
◆魚名
𠬸𠬛
又2+5=総画数7 U+20B38
音読: ボツ[漢]、モツ、モチ[呉]
◆水中に潜(もぐ)る、沈む、同「没」
𣴬没沒𣳚
水3+7=総画数10 U+23D2C
音読: ①ボツ[漢]、モツ、モチ[呉]②メイ[中]

◆水中に沈む、沈んで姿が見えなくなる
◆(高いところにあったものが下に落ちて)ものの陰(かげ)に隠れて見えなくなる
◆なくなる、なくす
◆「没収ボッシュウ」、私有財産の所有権をなくし(取り上げ)国の所有物とすること
◆歿ボッする、人が死ぬ、同「歿」

◆~ない(存在しない)、~がない(有していない)、~しない(為さない)、「没有メイユウ(有していない、存在しない)」
𤥜𤣻𤤄
玉4+7=総画数11 U+2495C
音読: ボツ[漢]、モツ、モチ[呉]
◆「𤥜瑶ボツヨウ」、玉ギョク(美しく高貴な石)の名「【穆天子傳:卷四】…有采石之山(出文采之石也)…𤥞瑶(亦玉名瑶音遙)…(《龍溪精舍叢書》本では「𤣻瑶」)
𩓔𩑦
頁9+7=総画数16 U+294D4
音読: ボツ[漢]、モツ、モチ[呉]
◆頭が水中に没ボッする、沈む、同「没」
𣦼歹部
𤰖田部

又2+6=総画数8 U+355E
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆拭(ぬぐ)ってきれいにする、汚れを払(はら)い除く、同「刷」「𢼞」
筆順
𠴪
口3+8=総画数11 U+20D2A
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆鳥が羽の手入れをする
𡬧𡬟𡭫𠁮𢆑𠦑
又2+6=総画数8 U+53D4
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆兄弟の上から三番目、兄弟は年長者から順に「伯・仲・叔・季」といい、「叔」は上から三番目に当たる
◆(妻の立場から)夫の弟
◆父親の弟、兄は「伯」
◆「叔父シュクフ(おじ)」◇父親の弟◇[日]父母の弟、父母の妹の夫
◆「叔母シュクボ(おば)」◇父親の弟の妻◇[日]父母の妹、父母の弟の妻
◆若い、年少の
◆末(すえ)、「叔世シュクセイ(末世、衰退して滅びる寸前の世)」
◆拾い上げる、同「掓」
筆順

人2+8=総画数10 U+4FF6
音読: ①シュク[漢呉]②テキ[漢]、チャク[呉]

◆始まり、最初、同「埱」
◆善(よ)い、良い、好ましい、同「淑」
◆整える、整備する、「俶装シュクソウ(出掛ける準備をする、身なりを整える)」

◆「俶儻・倜儻テキトウ」、(才気サイキや度量ドリョウが)際立(きわだ)っているさま、傑出ケッシュツしているさま
筆順
𠴫
口3+8=総画数11 U+20D2B
音読: ①セキ[漢]、ジャク[呉]②シュク[漢]、スク[呉]

◆声がなくひっそりとしているさま、「𠴫嗼・寂寞セキバク」

◆「𠴫𠴫シュクシュク」、歎(なげ)きの声

土3+8=総画数11 U+57F1
音読: シュク[漢呉]
◆地中から水蒸気が噴き出る
◆始まり、最初、同「俶」

女3+8=総画数11 U+5A4C
音読: シュク[漢]、ジュク[呉]
◆後宮コウキュウの女官名「【十六國春秋:卷九十二:西涼録二:李歆】…宮𡣕𡚱婌諸夷子女躬受分田身勸蠶績以清儉素德爲…」「【十六國春秋:卷二十:後趙錄十:石邃】…夜出于宮臣家淫其妻妾粧飾宮人美婌者斬首…」
◆未詳「【皇明文徵(皇明文征):卷四:賦四:王廷陳:左賦】…醜女專憐婌媛不御…」「【上清衆經諸真聖秘:卷一:修洞房紫房中事及存九元七元法】第七星中名關會宮宮中有帝君分景萬形斗中少女名太一郁墨字天凡婌」
𡨜𡧯
宀3+8=総画数11 U+5BC2
音読: セキ[漢]、ジャク[呉]
訓読: さび、さび・しい、さび・れる
◆声や音がすることもなくひっそりとしているさま、同「諔」
◆「寂寥セキリョウ」◇何もなく空虚なさま◇声や音がすることもなくひっそりとしているさま
◆「寂寞・寂漠セキバク」、人の姿も声や音もなくひっそりとしているさま
◆[仏]悟(さと)りの境地
◆[仏]「円寂エンジャク」「寂滅ジャクメツ」、同「涅槃ネハン(Nirvāṇa[梵])」◇悟りの境地に至ること◇釈迦シャカや仏陀ブッダbuddha[梵]の死
筆順
𢃝
巾3+8=総画数11 U+220DD
◆未詳
𢙤𧗂
心4+8=総画数12 U+60C4
音読: デキ[漢]、ニャク[呉]
◆食べ物が足りず腹を空(す)かす、同「飢」「饑」
◆思い通りにならずに(思いが満たされずに)心を悩ます、憂(うれ)える、同「愵」

手3+8=総画数11 U+6393
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆拾い上げる、同「叔」
𣈉督𥆳
日4+8=総画数12 U+23209
音読: トク[漢呉]
◆見張る、取り締まる、不正を正(ただ)す、「監督カントク」
◆集団を率(ひき)いる、統率・指揮する
◆中心となって統率・指揮する、またその人、その官職名
𣐹𣒏𣓙
木4+8=総画数12 U+6912
音読: ショウ[漢呉]
訓読: はじかみ
◆「山椒サンショウ」「花椒カショウ」「蓁椒シンショウ」、はじかみ(山椒の古名)、ミカン科サンショウ属の木、またその実 {サンショウ}
◆「胡椒コショウ」、コショウ科の植物 {コショウ}
筆順
𣥹
止4+8=総画数12 U+23979
音読: シュク[漢呉]
◆至る、到達する

水3+8=総画数11 U+6DD1
音読: シュク[漢]、ジュク[呉]
訓読: しと・やか
◆善(よ)い、良い、好ましい、同「俶」
◆穢(けが)れがなく透き通っているさま、慎(つつし)み深く清らかなさま、同「𣻪」
筆順
𤟏倏倐
犬4+8=総画数12 U+247CF
音読: シュク[漢呉]
◆あっという間に、さっと、同「儵」
◆犬がさっと走る

玉4+8=総画数12 U+7421
音読: シュク[漢呉]
◆長さ八寸の璋(ショウ、「圭」と呼ばれる板状の礼器の一種で刀の形に似たもの) {礼器(圭)}
𣈉𥆳
目5+8=総画数13 U+7763
音読: トク[漢呉]
◆見張る、取り締まる、不正を正(ただ)す、「監督カントク」
◆集団を率(ひき)いる、統率・指揮する
◆中心となって統率・指揮する、またその人、その官職名
筆順
𥓍
石5+8=総画数13 U+254CD
音読: トク[漢呉]
◆石が落ちる、石を落とす、落石
𥺤粲𥹏
米6+8=総画数14 U+25EA4
音読: サン[漢呉]
◆よく搗(つ)いて真っ白にした米
◆真っ白なさま、白く光るさま
◆明らかな、明白な
𦯂
艸3+8=総画数11 U+83FD
音読: シュク[漢]、スク[呉]
訓読: まめ
◆豆、豆類の総称、同「尗」
◆「菽粟シュクゾク」◇豆類と穀類◇食糧
筆順
𧚛
衣6+8=総画数14 U+88FB
音読: トク[漢呉]
◆衣服に仕立て上がったときに、布の縫い合わせがちょうど背の中心になるようにした衣服、「偏裻ヘントク」、同「繞䋸ジョウシュン」「𧞶裺トクエン」、同「𧝴」「【國語:晉語:第七】…衣之偏裻之衣佩之以金玦(裻在中左右異故曰偏…)…(「左右異」は「体に巻き付けるような形の深衣の場合に左右の合わせの部分の形が違う」ことを指しているものと思われる)

言7+8=総画数15 U+8AD4
音読: シュク、ソク、セキ、ジャク
◆「諔詭シュクキ」、どうも怪(あや)しいさま、何とも理解・説明ができないさまむ、奇妙キミョウなさま
◆(話し声などが聞こえることもなく)ひっそりとしているさま、同「𧧌」「寂」
𨀚𨁕
足7+8=総画数15 U+8E27
音読: ①シュク[漢]、スク[呉]②テキ[漢]、ジャク[呉]

◆歩幅が狭いさま、小刻みに歩くさま
◆「踧踖シュクセキ」、畏(かしこ)まってしずしずと小股(こまた)で進むさま
◆「踧䠐シュクケキ」、足を曲げ伸ばしするさま「【集韻:卷十:入聲下:㫺第二十二:䠐】弃役切踧䠐屈申皃」

◆「踧踧テキテキ」、行く道が平坦なさま、淀みなく進むさま

金8+8=総画数16 U+9316
音読: トク[漢呉]
◆觼ケツ(帯や紐などを繋ぎ留める輪状の留具、バックルbuckle状の留具)の内側に向かって作る突起
𨺏
阜3+8=総画数11 U+28E8F
◆未詳「【聲類:卷一:釋言】風𣲆也散也(釋名…青徐言風𨺏口開脣推氣言之…)」
𩜂
食8+8=総画数16 U+29702
音読: シ
◆よく調理され整えられたご馳走チソウ、おいしい酒食、同「饎」「【集韻:卷七:去聲上:志第七:饎𩛉𩜮𩞡糦喜𩜂】說文酒食也一說炊黍稷曰饎」
𩾈
魚11+8=総画数19 U+4C59
音読: シュク、スク
◆小形のチョウザメ(蝶鮫、チョウザメ科の魚)或いはヘラチョウザメ(箆蝶鮫、ヘラチョウザメ科の魚)、同「鮛」
◆「𩶰䱙(音未詳)」、魚名、未詳、毒を持つという「【論衡:言毒篇】…毒螫渥者…在魚則為鮭與𩶰䱙故人食鮭肝而死爲𩶰䱙螫有毒…」
𩾈
魚8+8=総画数16 U+29F88
音読: シュク、スク
◆小形のチョウザメ(蝶鮫、チョウザメ科の魚)或いはヘラチョウザメ(箆蝶鮫、ヘラチョウザメ科の魚)、同「鮛」
◆「𩶰𩾈(音未詳)」、魚名、未詳、毒を持つという「【論衡:言毒篇】…毒螫渥者…在魚則為鮭與𩶰䱙故人食鮭肝而死爲𩶰䱙螫有毒…」

又2+6=総画数8 U+53D5
音読: テツ[漢]、テチ[呉]
◆綴(つづ)る、綴り合わせる、綴り合わせて繋(つな)げる
筆順

刀2+8=総画数10 U+525F
音読: タツ[漢]、タチ[呉]、テツ[漢]、テチ[呉]
◆削(けず)る、削(そ)ぐ、削り取る、剥(は)ぎ取る、同「刊」
◆刺す

口3+8=総画数11 U+555C
音読: ①セツ[漢]、セチ[呉]②テツ[漢]、テチ[呉]
訓読: すす・る

◆液体を少しずつ間(ま)を開けずに飲む、「叕(繋ぐ、連ねる)」の意
◆止(とど)まることなくしゃべるさま、同「諁」

◆鼻汁を小刻みに吸うようにして泣く、噦(しゃく)り上げるように泣く、同「涰」
筆順

女3+8=総画数11 U+5A3A
音読: テツ[漢]、テチ[呉]
◆素早(すばや)くて勇(いさ)ましい
◆怒(いか)る「【玉篇:卷三:女部第三十五:娺】陟滑切怒也」
◆「婠娺カンテツ」、未詳「【廣韻:入聲:黠第十四:窡:娺】婠娺好皃」「【晚晴簃詩匯:卷八十二:龍翻石】…回頭雲外乘攜手娛婠娺」

心3+8=総画数11 U+60D9
音読: テツ[漢]、テチ[呉]
◆あれこれと思いを巡らせて悩む、悩み疲れ果てる

手3+8=総画数11 U+6387
音読: テツ[漢]、テチ[呉]
◆あちこちから拾い集める、また選び集める
◆「攛掇サンダ・サンドゥア」、嗾(けしか)ける、煽(あお)り立ててある事をさせる、唆(そそのか)す

攴4+8=総画数12 U+6560
音読: タツ[漢]、タチ[呉]
◆断つ、絶(た)つ
◆「敠𣀒タツソウ」、(招かれてもいないのに)押し掛ける「【廣韻:去聲:送第一:𣀒】敠𣀒不迎自來也」
◆「敁敠テンタツ」◇ものの軽重や多寡タカ(多少)を量(はか)る◇推(お)し量る、見当をつける◇斟酌シンシャクする

攴4+8=総画数12 U+656A
音読: タツ[漢]、タチ[呉]
◆断つ、絶(た)つ
◆「敪𣀒タツソウ」、(招かれてもいないのに)押し掛ける「【廣韻:去聲:送第一:𣀒】敠𣀒不迎自來也」
◆「敁敪テンタツ」◇ものの軽重や多寡タカ(多少)を量(はか)る◇推(お)し量る、見当をつける◇斟酌シンシャクする

月(肉)4+8=総画数12 U+814F
音読: テイ[漢]、タイ[呉]、テツ[漢]、テチ[呉]
◆骨の間の肉を削(けず)り取る、またその肉
◆神酒(みき)を地に注(そそ)いで死者や神を祭(まつ)る、またその祭礼、「叕」は「繋ぐ、連ねる」の意、同「餟」「醊」「酹」

木4+8=総画数12 U+68F3
音読: セツ、セチ
◆梲うだつ、梁(はり)の上に立てて棟木を支える短い柱、同「梲」
◆「毋棳ブセツ」、古県名、漢代から西晋代(前202年~316年)に現雲南省南東部付近に置かれた
㱀𣣯
欠4+8=総画数12 U+6B3C
音読: シ、サイ
◆齧(かじ)る、大きく口を開けて齧(かぶ)り付く、同「𣤌」

毛4+8=総画数12 U+6BF2
音読: タツ、タチ
◆毛氈モウセン、フェルトfelt、「毞毲ヒタツ」「罽毲ケイタツ」

水3+8=総画数11 U+6DB0
音読: テツ[漢]、テチ[呉]
◆啜(すす)り泣く、同「啜」
𤲹
田5+8=総画数13 U+7577
音読: テイ[漢]、タイ[呉]、テツ[漢]、テチ[呉]
訓読: なわて
◆田畑を区切るように縦横に通る小道、畔道(あぜみち、畦道)
筆順
𥏞𠭴𠮄
矢5+8=総画数13 U+253DE
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆短いさま、(姿勢や背が)低いさま、同「䂐」「㑁」「【字彙補:子集:又部:𠮄】職悅切音拙韻會小補倔𠮄短貌」

示4+8=総画数12 U+410C
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
◆祀る神々の数だけ祭壇を設け次々に祭りを執(と)り行うこと、同「餟」「醊」
𥟒
禾5+8=総画数13 U+257D2
音読: テイ、タイ
◆稲や麦などの穀物が一面に連なり広がっているさま、「叕(繋がる、連なる)」の意

穴5+8=総画数13 U+7AA1
音読: テツ[漢]、テチ[呉]
◆穴の中を覗(のぞ)き込む
◆洞窟ドウクツ、洞穴(ほらあな)、「窟窡クツテツ」「【嶺南逸史:第二十四回:五軍會剿 〸縣同殃】窟窡穴中虎豹」

糸6+8=総画数14 U+7DB4
音読: テイ[漢]、タイ[呉]、テツ[漢]、テチ[呉]
訓読: つづ・る、と・じる
◆糸で縫(ぬ)い繋(つな)ぎ合わせる、縫い合わせる
◆隙(すき)がないように繋ぐ、また連(つら)ねる
◆言葉を繋ぎ連ねて文章などを作る
筆順

糸3+8=総画数11 U+7F00
音読: テイ[漢]、タイ[呉]、テツ[漢]、テチ[呉]
訓読: つづ・る、と・じる
◆糸で縫(ぬ)い繋(つな)ぎ合わせる、縫い合わせる
◆隙(すき)がないように繋ぐ、また連(つら)ねる
◆言葉を繋ぎ連ねて文章などを作る
𦋖
网5+8=総画数13 U+7F6C
音読: テツ[漢]、テチ[呉]
◆二本の棒の間に網を張り、鳥獣が掛かると包み込む(覆い被さる)ように工夫した仕掛け網、同「繴」「罿」「罦」「【爾雅注疏:卷五:釋器】繴謂之罿罿罬也罬謂之罦罦覆車也(《注》今之翻車也有兩轅中施罥以捕鳥展轉相解廣異語)」
𦋖
网6+8=総画数14 U+262D6
音読: テツ[漢]、テチ[呉]
◆二本の棒の間に網を張り、鳥獣が掛かると包み込む(覆い被さる)ように工夫した仕掛け網、同「繴」「罿」「罦」「【爾雅注疏:卷五:釋器】繴謂之罿罿罬也罬謂之罦罦覆車也(《注》今之翻車也有兩轅中施罥以捕鳥展轉相解廣異語)」

羊6+8=総画数14 U+4373
音読: ケツ、ケチ、コチ
◆病(やまい)、未詳、一説にヒツジ(羊)の病気「【玉篇:卷二十三:羊部第三百六十:䍳】九劣切病也跳皃也」

虫6+8=総画数14 U+8743
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆「蝃蟊セツボウ」、クモ(蜘蛛)、クモ目の節足動物
◆「蝃蝀セツトウ」、空に架かる虹(にじ)、別名「螮蝀テイトウ」

衣5+8=総画数13 U+88F0
音読: タツ[漢]、タチ[呉]、トツ[唐]
◆破れた衣服を縫い繕う
𧚰
衣6+8=総画数14 U+276B0
◆未詳「【康熙字典:申集下:衣部:𧚰】《正字通》同綴」

言7+8=総画数15 U+8AC1
音読: テツ、テチ
◆止(とど)まることなくしゃべるさま、同「啜」

豕7+8=総画数15 U+474C
音読: ケツ、コチ
◆豕(いのこ)、イノシシ(猪)、またブタ(豚、家禽化されたイノシシ猪)、イノシシ科の哺乳類
◆豕(いのこ、イノシシ猪またブタ豚)が土を掘(ほ)る、豕が餌(えさ)を探して穴を掘る、同「𧱝」
𧱝
豕7+8=総画数15 U+27C5D
音読: クツ[漢]、クチ、ゴチ[呉]
◆豕(いのこ、イノシシ猪またブタ豚)が土を掘(ほ)る、豕が餌(えさ)を探して穴を掘る、同「䝌」

走7+8=総画数15 U+47B5
音読: チツ、チチ、ケツ、コチ
◆小さく跳(と)ぶ、跳(は)ねる、同「䟾」

足7+8=総画数15 U+47FE
音読: チツ[漢]、チチ[呉]
◆躓(つまづ)く、障害ショウガイに突き当たって行き詰(ゆきづ)まる「【抱朴子:外篇卷三十九:廣譬】…凌風蹈雲不䟾不閡…」「【抱朴子:外篇卷四十四:百家】…學者專守一業游井忽海遂䟾躓於泥濘之中…」「【抱朴子:外篇卷四十八:詰鮑】…富者無知止之心貴者有無限之用耳豈可以一䟾…」
◆跳(と)ぶ、跳(は)ねる、同「䞵」
辍𨌸
車7+8=総画数15 U+8F1F
音読: テイ[漢]、タイ[呉]、テツ[漢]、テチ[呉]
◆(連続・継続している物事が)止(と)まる、止(や)む、止める
筆順
輟𨌸
車4+8=総画数12 U+8F8D
音読: テイ[漢]、タイ[呉]、テツ[漢]、テチ[呉]
◆(連続・継続している物事が)止(と)まる、止(や)む、止める

辵3+8=総画数11 U+902B
音読: チュツ[漢]、チュチ[呉]
◆走って行くさま

酉7+8=総画数15 U+918A
音読: テイ[漢]、タイ[呉]、テツ[漢]、テチ[呉]
◆祀(まつ)る神々の数だけ祭壇を設け次々に祭りを執(と)り行う、またその祭礼、同「餟」
◆神酒(みき)を土に注いで死者や神を祀る、またその祭礼、同「酹」「餟」「腏」

金8+8=総画数16 U+9323
音読: テイ[漢]、タイ[呉]、テツ[漢]、テチ[呉]
訓読: しころ
◆鉄製の針
◆馬の鞭(むち)の先端に付けた鉄製の針、同「𨧨」
◆[日]錏・錣・𩊱(しころ)、首回りを守るために兜(かぶと)から両肩と首筋を覆うように垂らした部分
筆順

食9+8=総画数17 U+991F
音読: テイ[漢]、タイ[呉]、テツ[漢]、テチ[呉]
◆神酒(みき)を土に注いで死者や神を祀(まつ)る、またその祭礼、同「醊」「腏」「酹」
◆祀(まつ)る神々の数だけ祭壇を設け次々に祭りを執(と)り行う、またその祭礼、同「醊」
◆啜(すす)る、液体を少しずつ間(ま)を開けずに飲む、同「啜」

鳥11+8=総画数19 U+9D7D
音読: テツ[漢]、テチ[呉]、タツ[漢]、タチ[呉]
◆「鵽鳩テツキュウ」、鳥名、未詳、姿は大形のハト(鳩、ハト科の鳥)で雌のキジ(雉、キジ科の鳥)に似る、ネズミ(鼠)のような脚で指がなく、尾は二つに分かれるという「【爾雅注疏:釋鳥】鵽鳩寇雉(《注》鵽大如鴿似雌雉䑕脚無後指岐尾爲鳥憨急羣飛出北方沙漠地)」「【玉篇:卷二十四:鳥部第三百九十:鵽】知刮切鵽鳩一名冠雉」(「冠雉カンチ」は今キジ目ホウカンチョウ科シャクケイ属の鳥を指す)
◆「鵽雀テツジャク」、サケイ(沙鶏)、サケイ科の鳥、別名「突厥雀トッケツジャク」「【太平廣記:卷一百三十九:徵應五:大烏】…鵽雀亦名突厥雀…」(「突厥トッケツ」は主に現モンゴル国南部に居住した民族の名、またその領域の名)
𪓭
黽13+8=総画数21 U+2A4ED
◆未詳「【中華大字典:黽部:𪓭】同䖦見[本草綱目]」

又2+6=総画数8 U+53D6
音読: シュ[漢]、ス[呉]
訓読: と・る
◆捕(つか)まえる、捕(と)らえる、縄(なわ)を掛ける
◆手に入れる、手の中に収(おさ)める、手で受ける
◆(多くの中から一部を、或いは一つを)選ぶ、選択する
◆娶(めと)る、嫁(よめ)を貰(もら)う、同「娶」
注解:「耳」と「又(右手)」から成り、「敵を倒した証(あかし)である耳をしっかり手に持つさま」を象った字
筆順
𠉧
人2+8=総画数10 U+20267
音読: シュ、シュウ
◆体を曲げて縮こまる

冖2+8=総画数10 U+51A3
音読: サイ[漢呉]
◆多くのものが同じところに集まる、また集める、同「最」
筆順

口3+8=総画数11 U+35A9
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆犬に指示する(あることをさせる)時の掛け声、嗾(けしか)ける、同「嗾」
◆同じ言葉(掛け声)を繰り返す、同「𠲷」「【龍龕手鑑:卷二:口部第七:㖩𠲷】丁叶反多言也又吃一頓也」
◆「𡄑㖩センシュ」、未詳「【龍龕手鑑:卷二:口部第七:𡄑】正子亷將焰二反𡄑取不亷又資悉反鼠聲也」「【集韻:卷四:平聲四:鹽第二十四:𡄑】𡄑㖩不廉」
𡒍
土3+8=総画数11 U+57FE
音読: シュ[漢]、ジュ[呉]
◆土を寄せ集める、また寄せ集めて積み上げる、盛り土をする

女3+8=総画数11 U+5A35
音読: シュ[漢]、ス[呉]
訓読: よめ
◆「娵訾・娵觜シュシ」、十二次ジュウニジ(天体の運行軌道を12等分したもの)の一つ、凡(おおよ)そ二十八宿の「室」「壁」を中心とした位置に相当する {二十八宿}
◆「娵隅シュグウ」、魚(さかな)「【太平御覽:卷第二百四十九:職官部四十七:府叅軍】又曰郝隆爲桓公南蠻叅軍…隆初以不能受罰旣飲覽筆便作其一句云娵(子瑜反)隅躍清池桓問娵隅是何語荅云蠻名魚爲娵隅…」
◆[日]嫁(よめ)、息子の妻
筆順

女3+8=総画数11 U+5A36
音読: シュ[漢]、ス[呉]
訓読: めと・る
◆妻とするために他家の女性を自分の家に迎える、嫁(よめ)を貰(もら)う、同「取」
筆順
最𥦡𣤜
宀3+8=総画数11 U+3761
音読: サイ[漢呉]
訓読: もっと・も
◆もっと・も、比べるものの中で一番の、第一の、極めて
◆多くの(幾つかの)ものの中で先頭であるさま、一番優れているさま
◆多くのものが同じところに集まる、また集める、同「冣」「撮」
筆順
𡸘𡸨
山3+8=総画数11 U+21E18
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆「𡸘嵎シュグ」、山が高く切り立つさま、高く切り立った崖(がけ)
𡸨𡸘
山3+8=総画数11 U+21E28
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆「𡸨嵎シュグ」、山が高く切り立つさま、高く切り立った崖(がけ)
𢃣㡇𧚊
巾3+8=総画数11 U+220E3
音読: チョウ[漢呉]
◆首周りの部分の襟(えり)、同「領」「【說文解字:巾部:㡇】領耑也」
𢛏
心3+8=総画数11 U+226CF
音読: チョウ、ショウ
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:㤴】丑葉切心動皃又休也」
◆「偛𢛏ソウチョウ」、悪賢(わるがしこ)いさま「【玉篇:卷三:人部第二十三:偛】…一曰偛㤴鬼黠也」

手3+8=総画数11 U+63AB
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆警戒のために夜回りをする
◆多く集まる
◆麻幹(あさがら)、アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎の皮を剥いで乾燥させたもの、同「黀」 {アサ}
筆順
𢮝
手4+8=総画数12 U+22B9D
音読: ダ、ナ
◆手で取る、手前に引く、手で引っ張る、同「拏」
㝡𥦡𣤜
曰4+8=総画数12 U+6700
音読: サイ[漢呉]
訓読: もっと・も
◆もっと・も、比べるものの中で一番の、第一の、極めて
◆多くの(幾つかの)ものの中で先頭であるさま、一番優れているさま
◆多くのものが同じところに集まる、また集める、同「冣」「撮」
注解:「最」の「曰」は本来「冃」、そのため「曰部」ではなく本来は「冂部」
筆順

木4+8=総画数12 U+68F7
音読: ①スウ[漢]、シュ[呉]②ソウ[漢]、ス[呉]

◆薪(たきぎ)、柴(しば)、細い木の枝
◆「棷樿(未詳)」、木名、未詳「【山海經:中山經】又東一百五十里…其木多棷樿(棷木未詳也樿木白理中擳騶善二音)…」

◆藪(やぶ)、草木が生い茂ったところ(湿地や水辺など)
筆順

木4+8=総画数12 U+68F8
音読: チュウ[漢]、ジュウ[呉]
◆木名、未詳
◆人名用字「【舊唐書:卷一百八十四:列傳第一百三十四:宦官】…委*番棸蹶楀之徒…(「【宋史:卷四百五十八:列傳第二百一十七:隱逸中】…然後監*畨棸蹶楀之…」は「畨{⿱米田}」)「【客座贅語:卷九:畵蹟】朱王孫慶棸(山水小景)」
焣𤈨
火4+8=総画数12 U+3DC5
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆(穀物などを釜や鍋などに入れ)熱を加えて水分を飛ばす、水分がなくなるまで熱する、同「𩱦」
㷅𤈨
火4+8=総画数12 U+7123
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆(穀物などを釜や鍋などに入れ)熱を加えて水分を飛ばす、水分がなくなるまで熱する、同「𩱦」
𥦡最㝡𣤜
穴5+8=総画数13 U+259A1
音読: サイ[漢呉]
訓読: もっと・も
◆もっと・も、比べるものの中で一番の、第一の、極めて
◆多くの(幾つかの)ものの中で先頭であるさま、一番優れているさま
◆多くのものが同じところに集まる、また集める、同「冣」「撮」

竹6+8=総画数14 U+7B83
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆薪(たきぎ)用の竹の小枝

糸6+8=総画数14 U+7DC5
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆赤味がかった深い青色
𦮆𦰨
艸3+8=総画数11 U+83C6
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆麻蒸マショウ、アサ(麻)の茎を乾燥させたもの、麻幹(あさがら)
◆矢柄・矢幹(やがら)、良質の矢
◆寝たり座ったりする時に敷く、草の茎を並べて編んだ敷物、同「蓐」
◆草が叢(むら)がり生えるさま、同「叢」
◆集める、集めて積む「【禮記注疏(禮記正義):卷七:檀弓上】天子之殯也菆塗龍輴以槨(《注》菆木以周)…」
◆タカ(鷹)やワシ(鷲)などのタカ科の鳥の巣、同「𦺵」
𧚥襊𧜮𧜱
衣5+8=総画数13 U+276A5
音読: サイ[漢呉]
◆首周りの衿えり(中国では「領リョウ」) {服飾(衣服)}
◆黒い冠(かんむり)「【類篇:衣部:襊】麤括切緇布冠謂之襊」
◆衣服の襞(ひだ、波状の折り目、プリーツ)
诹𧩞
言7+8=総画数15 U+8ACF
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆人が集まって(人に)相談する、政(まつりごと)などについての意見や助言を求める
筆順
諏𧩞
言2+8=総画数10 U+8BF9
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆人が集まって(人に)相談する、政(まつりごと)などについての意見や助言を求める
𧩞諏诹
言7+8=総画数15 U+27A5E
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆人が集まって(人に)相談する、政(まつりごと)などについての意見や助言を求める
𧼈𧾉𧼝𠮋
走7+8=総画数15 U+8DA3
音読: ①シュ[漢]、ス[呉]②ショク[漢]、ソク[呉]
訓読: おもむ・く、おもむき

◆おもむ・く、足早(あしばや、「歩」よりは速く「走」よりは遅い速さ)に行く、さっさっと(すたすたと)行く、急いで行く、同「趨」「趍」
◆おもむき、目指す方向、目指すところ、意図するところ
◆目を向ける、関心を向ける
◆(人に目や関心を向けさせる)面白さ、面白み

◆急がせる、促(うなが)す
筆順

足7+8=総画数15 U+8E19
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆足を交互に前に伸ばし進むことができないさま
輒辄
車7+8=総画数15 U+8F19
音読: チョウ[漢呉]
◆車台(車の人が乗る部分)の左右両側の板、同「輢」 {乗物(馬車)}
◆すなわち、~する時は何時(いつ)も~、何時でも~
筆順
𨓭
辵3+8=総画数11 U+284ED
音読: ソウ、シュ、ス
◆走る「【正字通:酉集下:辵部:𨓭】俗驟字舊註音湊𧺆也又音取義同」
鄹𨝮
邑3+8=総画数11 U+90F0
音読: スウ[漢]、シュ[呉]、シュ[漢]、ス[呉]
◆春秋時代(前770年~前5世紀)に魯国にあった地名、現山東省曲阜市、孔子の生誕地として知られる {山東省}
𨛿聚𨞮𦕦𦖏𧅞
邑7+8=総画数15 U+286FF
音読: シュ[漢]、ズ[呉]、シュウ、ジュ[慣]
訓読: あつ・まる、あつ・める
◆多くの人やものが一か所に集まる、また集める
◆大勢が同じところに会カイする、またそのようなところ

金8+8=総画数16 U+92F7
音読: ①サイ[漢呉]②ジョウ[漢]、ニョウ[呉]

◆錐スイ(きり)の類
◆人名用字「【欽定續文獻通考:卷二百五:帝系考:晉國宗屬】…季㙱子均鋷…均鋷子榮漠…」

◆ピンセットpincet[蘭]や毛抜(けぬき)のような"∧"字状をした物を挟(はさ)む金属製の道具、同「鋷」
筆順
𨽁
阜3+8=総画数11 U+966C
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆町や集落などの区域の中心から離れた隅(すみ)、角(かど)
◆中心地から離れた田舎(いなか)の集落
筆順
𩋄
革9+8=総画数17 U+292C4
音読: シュウ、シュ
◆束(たば)ねる、同「𩌄」

魚11+8=総画数19 U+9BEB
音読: ソウ[漢]、ズ[呉]
◆小さな魚、小魚(こざかな)、雑魚(ざこ)
◆人物が小さいさま、小人ショウニン、「鯫生ソウセイ」、他人を卑(いや)しめて、また自分を謙(へりくだ)って言う語
筆順

魚8+8=総画数16 U+9CB0
音読: ソウ[漢]、ズ[呉]
◆小さな魚、小魚(こざかな)、雑魚(ざこ)
◆人物が小さいさま、小人ショウニン、「鲰生ソウセイ」、他人を卑(いや)しめて、また自分を謙(へりくだ)って言う語
𪎪
麻11+8=総画数19 U+9EC0
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆麻幹(あさがら)、アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎の皮を剥いで乾燥させたもの、同「掫」 {アサ}
𪘸
齒15+8=総画数23 U+9F71
音読: ①スウ[漢]、シュ[呉]②サク[漢呉]

◆「齱齵スウグウ」、歯が噛(か)み合わないさま

◆「齷齱アクサク」、忙(せわ)しなく(せかせかとして、こせこせとして)ゆとりがないさま
𪘸
齒15+8=総画数23 U+2A638
音読: ①スウ[漢]、シュ[呉]②サク[漢呉]

◆「𪘸齵スウグウ」、歯が噛(か)み合わないさま

◆「齷𪘸アクサク」、忙(せわ)しなく(せかせかとして、こせこせとして)ゆとりがないさま
𠭧
又2+6=総画数8 U+53D7
音読: シュウ[漢]、ズ[呉]、ジュ[慣]
訓読: う・ける、う・かる
◆他から渡されたものを掌(てのひら)に載(の)せる、また手に納(おさ)める
◆授(さず)かる、手渡しで与えられる
◆蒙(こうむ)る
◆容認する
筆順
𠃶乱亂𠃹𠃿
乙1+8=総画数9 U+200F6
音読: ラン[漢呉]、ロン{唐}
訓読: みだ・れる、みだ・す
◆平穏でなくなる、均衡が失われ不安定になる、秩序がなくなる、ごちゃごちゃする、同「𢿢」
◆ばらばらになる、脈絡ミャクラクがなくなる、訳が分からなくなる
◆縺(もつ)れる、絡(から)み合う
◆(乱れているものを)秩序ある状態にする、治(おさ)める、ごちゃごちゃしているものをすっきりさせる、同「𤔔」
◆楽曲の纏(まと)めとなる最後の一章節

口3+8=総画数11 U+359F
音読: シュウ[漢]、ジュ[呉]
◆口授(コウジュ、クジュ)する、口で(言葉を口に出して)直接に教える
𢔏後𨒥
彳3+8=総画数11 U+2250F
音読: コウ[漢]、グ[呉]、ゴ[慣]
訓読: のち、うしろ、あと、おく・れる
◆位置的には背の方向、時間的には未来の方向、順位・順序では下位の方向、逆は「前」「先」
◆遅れる、遅れて来る
◆家を継ぐ子、子孫

手3+8=総画数11 U+6388
音読: シュウ[漢]、ジュ[呉]
訓読: さず・ける、さず・かる
◆上位者が下位者に直接(手渡しで)与える、また教える、下位者が上位者から直接(手渡しで)賜(たまわ)る、また給(たま)わる
筆順
𣄁
方4+8=総画数12 U+23101
◆未詳「【康熙字典:卯集下:方部:𣄁】《東觀餘論》弡仲𠤱銘用盛諸𣄁𥼚〇按鐘鼎款識作受(「【東觀餘論:卷上:弡仲𠤱辨】…用盛諸𣄁{⿰方⿱𠂉受}𥼚…」とあり旁は「受」ではなく{⿱𠂉受})

水3+8=総画数11 U+6DAD
音読: シュウ、ジュ、トウ、ドウ
◆大きな波、同「濤」「【龍龕手鑑:卷二:水部第三:涭(俗)濤(正)】徒刀反大波曰濤也」
𤊐
火4+8=総画数12 U+24290
◆未詳
◆人名用字、「朱貴𤊐(音未詳、生没未詳、明太祖朱元璋シュゲンショウの第十五子遼簡王朱植シュショクの子)」
𤟗
犬3+8=総画数11 U+247D7
音読: エン[漢]、オン[呉]
◆サル(猿)、同「猿」
◆テナガザル(手長猿)、テナガザル科のサル、同「𧳭」「蝯」「𤝌」

糸6+8=総画数14 U+7DAC
音読: シュウ[漢]、ジュ[呉]
◆色糸で編んだ組紐(くみひも)、「組綬ソジュ」、位階イカイによって糸の色や本数が決められており、佩ハイ(身に着ける装飾品)や印イン(印鑑)などに用いた「【後漢書:卷四十:輿服志第三十:輿服下】*乘輿黃赤綬四采黃赤縹紺五百首…諸侯王赤綬四采赤黃縹紺三百首…諸國貴人相國皆綠綬三采綠紫紺二百四十首…公侯將軍紫綬二采紫白百八十首…九卿中二千石二千石靑綬三采靑白紅百二十首…千石六百石黑綬三采靑赤紺八十首…四百石三百石二百石黃綬一采六十首…凡先合單紡為一系四系為一扶五扶為一首五首成一文文采淳為一圭首多者系細少者系麤皆廣尺六寸(「*乘輿」は天子)
◆「綬草ジュソウ」、ネジバナ(捩花)、ラン科ネジバナ属の草、別名「綬草じュソウ」 {ネジバナ}
筆順

糸3+8=総画数11 U+7EF6
音読: シュウ[漢]、ジュ[呉]
◆色糸で編んだ組紐(くみひも)、「組綬ソジュ」、位階イカイによって糸の色や本数が決められており、佩ハイ(身に着ける装飾品)や印イン(印鑑)などに用いた「【後漢書:卷四十:輿服志第三十:輿服下】*乘輿黃赤綬四采黃赤縹紺五百首…諸侯王赤綬四采赤黃縹紺三百首…諸國貴人相國皆綠綬三采綠紫紺二百四十首…公侯將軍紫綬二采紫白百八十首…九卿中二千石二千石靑綬三采靑白紅百二十首…千石六百石黑綬三采靑赤紺八十首…四百石三百石二百石黃綬一采六十首…凡先合單紡為一系四系為一扶五扶為一首五首成一文文采淳為一圭首多者系細少者系麤皆廣尺六寸(「*乘輿」は天子)
◆「绶草ジュソウ」、ネジバナ(捩花)、ラン科ネジバナ属の草、別名「綬草じュソウ」 {ネジバナ}
𦧦辭𤔲𤔧𨐲辞辝辤
舌6+8=総画数14 U+269E6
音読: シ[漢]、ジ[呉]
訓読: ことば、や・める
◆説(と)く、分かるように順序立てて話す、説明する「【說文解字注:辛部:辭】說也(…說者釋也)𤔬辛猶理辜也」
◆丁寧に分かり易く述べる、また説明する、またその言葉や文章
◆挨拶アイサツをして去る、暇乞(いとまご)いをする、同「辞去ジキョ」
◆誘いや求めを丁寧に理由を述べて断る、「辞退ジタイ」
𧡓覶覼
見7+8=総画数15 U+27853
音読: ラ[漢呉]
◆視(み)る、よく見る、注意深く見る、同「覼」
◆「𧡓縷ラロウ」、細かいことまで漏(も)らさずに述べる

言7+8=総画数15 U+46F5
音読: シュウ[漢]、ジュ[呉]
◆口授(コウジュ、クジュ)する、口で(言葉を口に出して)直接に教える
辭𤔲𤔧𨐲辞辝𦧦
辛7+8=総画数15 U+8FA4
音読: シ[漢]、ジ[呉]
訓読: ことば、や・める
◆説(と)く、分かるように順序立てて話す、説明する「【說文解字注:辛部:辭】說也(…說者釋也)𤔬辛猶理辜也」
◆丁寧に分かり易く述べる、また説明する、またその言葉や文章
◆挨拶アイサツをして去る、暇乞(いとまご)いをする、同「辞去ジキョ」
◆誘いや求めを丁寧に理由を述べて断る、「辞退ジタイ」
筆順
𨛶
邑3+8=総画数11 U+286F6
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆古郷ゴウ(地方の町や村)名、未詳「【集韻:卷四:平聲:登第十七:𨛶𨜙】郷名」

門8+8=総画数16 U+95BF
音読: ブン、モン
◆「閿郷ブンゴウ」、古地名、同「闅郷」「閺郷」、弘農コウノウ湖コ縣(現河南省三門峡市霊宝市付近)「【說文解字注:邑部:闅】…从𥄎門聲(無分切十三部俗作閿)宏農湖縣有䦩鄉(後漢書鄭興客授䦩鄉注曰䦩建安中改作聞)…」 {河南省}

門3+8=総画数11 U+960C
音読: ブン、モン
◆「阌乡ブンゴウ」、古地名、同「闅郷」「閺郷」、弘農コウノウ湖コ縣(現河南省三門峡市霊宝市付近)「【說文解字注:邑部:闅】…从𥄎門聲(無分切十三部俗作閿)宏農湖縣有䦩鄉(後漢書鄭興客授䦩鄉注曰䦩建安中改作聞)…」 {河南省}
變𠮓𦇥𣀵𢻝変𢒛𢒟𢒭㣐𢒪𢒦
又2+6=総画数8 U+53D8
音読: ヘン[漢呉]
訓読: か・える、か・わる
◆これまでとは違ったものになる、また改まる、これまでとは違ったものにする、また改める、まだ元の様子が分かる程度の変化・全体の中の一部だけの変化を指し、全く別のものに変化するのは「化」
◆これまでと違う、いつもと違う、おかしい、またその状態、またそのような出来事
𣷷𤅶
水3+8=総画数11 U+23DF7
音読: ビエン[喃]
◆[喃]海(うみ)

又2+7=総画数9 U+355F
音読: キ[漢呉]
◆息を吐く、大きく息を吐き出す、大きな溜息をつく、同「喟」「嘳」「欳」「𠣠」
𣸎
水3+9=総画数12 U+23E0E
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆「𤃫𣸎コウカイ」、水が激しくぶつかり合うさま、水が激しくぶつかり合って高く逆巻(さかま)くさま「【文選(文選注):卷十二:江賦】…㵗(蒲冰)㶔(蒲拜)𤃫(火宏)𣸎(呼拜)潰濩(穫)𣳡(呼活)漷(呼郭反皆水勢相激洶湧之貌)」
𦖥聵聩𦘋𦘄𦗿𦘃
耳6+9=総画数15 U+265A5
音読: ガイ[漢]、ゲ[呉]、カイ[慣]
◆(生まれながらにして)耳が悪く声や音が聞こえない
◆(見たり聞いたりできずに)道理に暗い
𦳋
艸3+9=総画数12 U+26CCB
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆草名、未詳、茎が莚(むしろ)などの敷物や履物(はきもの)の底などに利用されるアサ科・イネ科・カヤツリグサ科・イグサ科などの草のようである「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:𦳋】苦怪切草中爲索左氏傳云無棄菅𦳋」「【廣韻:去聲:怪第十六:怪:𦳋】草名」「【字彙:申集:艸部:𦳋】苦怪切音快艸也麻枲之屬菅𦳋可以織席…」
𩔒
頁9+9=総画数18 U+29512
◆未詳
注解:「【龍龕手鑑:卷四:頁部第十五:𩔀】俗{⿱㕟頁}𩔒正顡今五恠魚旣二反頭蒯顡也又不聰明也」に{⿱㕟頁}がある
敍敘𣁏
又2+7=総画数9 U+53D9
音読: ショ[漢]、ジョ[呉]
◆次第シダイ、順序、同「序」
◆序列(ジョレツ)、位階に従った順序
◆考えや思いを順序だてて述べる
◆書物の端書(はしが)き、同「序」
筆順
漵潊
水3+9=総画数12 U+6E86
音読: ショ[漢]、ジョ[呉]
◆水辺(みずべ)、水際スイサイ(みずぎわ)
◆「溆浦ジョホ」、県名、湖南省懐化市、「溆水ジョスイ」は同県を流れる川の名、同「㵰水」 {湖南省}
𠭊𠖊
又2+7=総画数9 U+53DA
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆同「假」
◆姓用字
筆順

人2+9=総画数11 U+5047
音読: カ[漢]、ケ[呉]
訓読: かり
◆他から(他のものを)一時的に借りる、他に一時的に貸す、同「叚」
◆実際とは違うが一時的に他のものを用いる、足りないところに他のものを借りて当てる、他のもので間に合わせる
◆取り敢えず~する、一時的に~する
◆(実際はどうか分からないが)もしも~であるならば、もしも~とするならば、if
◆暇(いとま)、(仕事などの合間の)何もすることがない時間、同「暇」
筆順
𠪅
厂2+9=総画数11 U+20A85
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:厂部第十二:𠪅】古文徙亂反」

口3+9=総画数12 U+35C7
音読: カ
◆咽イン(のど)、「㗇喖カコ」「【太玄經:卷第八:太玄數第十一】九體一爲手足二爲臂脛(…)三爲股肱(…)四爲要(…)五爲腹六爲肩七爲㗇喖(謂唐湖也)八爲面九爲顙(…)」「【名醫類案:卷三:欬嗽】梅師治久患㗇呷咳嗽喉中…」

女3+9=総画数12 U+5A7D
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆好(よ)い「【廣雅:卷一:釋詁】…妍婽(古雅)…好也」

彳3+9=総画数12 U+5FA6
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆至(いた)る、到(いた)る、到達する、行き着く、同「𢓜」「至」「到」
𢝄
心3+9=総画数12 U+22744
◆未詳「【五音集韻:卷四:麻第十七:𢝄】怨也」「【康熙字典:卯集上:心部:𢝄】俗𢝅字」
𢝅
心4+9=総画数13 U+22745
音読: カ、ゲ
◆「㦄𢝅バカ」、未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢝅】戶加切㦄𢝅難語」

日4+9=総画数13 U+6687
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
訓読: ひま、いとま
◆(仕事などの合間の)空いた時間、何もすることがない時間、同「假」
◆[日]いとま、職を辞(や)める、訪問先を去る
筆順

月(肉)4+9=総画数13 U+8175
音読: カ、ケ
◆腸の病気

木4+9=総画数13 U+6935
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆木名、ユズ(柚子、ミカン科ミカン属の木)の一種でその実は大きく皮が厚く味がないという、同「櫠」
◆首に填(は)める刑具、首枷(くびかせ)
𣮫
毛4+9=総画数13 U+23BAB
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆「𣮫㲚ケサ(kāṣāya[梵]の音写)」、僧侶の衣服、一枚の布を左肩に掛け右脇の下から体全体を巻き包むように着る、同「袈裟」
𣮱
毛5+9=総画数14 U+23BB1
◆未詳「【字彙補:辰集:毛部:𣮱】篇韻與𣮫同」
注解:「𣮫」の異体字か?
波𣴫
水3+9=総画数12 U+6E8A
音読: ハ[漢呉]
訓読: なみ
◆(水が撹拌されることによって)水面が上下に揺れ動きながら(うねりながら)流れるさま、またその動き、またその形「【爾雅注疏:釋地】河水清且瀾漪大波為瀾…小波為淪…」
◆(波のように)起伏・強弱を繰り返しながら進むさま、また押し寄せて来るさま、またそのような事柄
◆(波のように)起伏・強弱を繰り返しながら次々に伝わり広がるさま、「波及ハキュウ」

火4+9=総画数13 U+7146
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆(強い火で)熱する、焼く

牛4+9=総画数13 U+728C
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆非常に力の強い牛

犬3+9=総画数12 U+7333
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆豕(いのこ、イノシシ猪またブタ豚)、牡(おす)の豕

玉4+9=総画数13 U+7455
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
訓読: きず
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の小さな斑点や傷などの汚れ
◆欠点、不完全な点
◆小さな過ち
筆順
𤹱
疒5+9=総画数14 U+7615
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆女性の腹の中(腸内)に塊(かたまり、結石)ができる病気「【靈樞經:卷九:水脹】…石瘕何如岐伯曰石瘕生于胞中寒氣客于子門子門閉塞氣不得通…」「【正字通:午集中:疒部:瘕】…癥瘕腹中積塊堅者曰癥有物形曰瘕…」
◆喉コウ(のど)の病気、同「疨」

目5+9=総画数14 U+7771
音読: カ、ゲ
◆未詳「【玉篇:卷四:目部第四十八:睱】胡駕切閑睱視也」「【字彙:午集:目部:睱】胡駕切音下緩視」

石5+9=総画数14 U+78AC
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆「磍碬ガイカ」、未詳「【玉篇:卷二十二:石部第三百五十一:碬】下加切磍碬髙下也」

竹6+9=総画数15 U+4214
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆葦笛(あしぶえ)、アシ(葦)の葉を巻いて作った途中に孔のない笛、同「箛」 {アシ}

糸6+9=総画数15 U+7E00
音読: カ、ゲ
◆厚手の布「【聖祖仁皇帝親征平定朔漠方略:卷二】皮靴縀襪各一䨇」「【世宗憲皇帝聖訓:卷二十六:厚風俗:五月己未】…諸王內外大臣如黃龍繡縀之類…」

艸3+9=総画数12 U+846D
音読: カ、ケ
訓読: あし、よし
◆花穂カスイ(稲や麦などのように穂状になっている花)が十分に発育していない若いアシ(葦、イネ科ヨシ属の草) {アシ} {花穂}
◆葦笛(あしぶえ)、アシ(葦)の葉を巻いて作った途中に孔のない笛、同「笳」「箛」
筆順
虾𧎂
虫6+9=総画数15 U+8766
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
訓読: えび
◆エビ(海老・蝦)、エビ目の内ヤドカリ・カニ類を除いた動物、同「鰕」
◆「蝦蟆・蝦蟇ガマ」、ヒキガエル(蟾蜍)、ヒキガエル科のカエル(蛙)、別名「蟾蜍・蟾蠩センジョ」
◆「蝦虎・鰕虎カコ」、ハゼ(沙魚・鯊・蝦虎魚)、ハゼ亜目の魚
筆順
𧎂蝦虾
虫6+9=総画数15 U+27382
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
訓読: えび
◆エビ(海老・蝦)、エビ目の内ヤドカリ・カニ類を除いた動物、同「鰕」
◆「𧎂蟆・𧎂蟇ガマ」、ヒキガエル(蟾蜍)、ヒキガエル科のカエル(蛙)、別名「蟾蜍・蟾蠩センジョ」
◆「𧎂虎・鰕虎カコ」、ハゼ(沙魚・鯊・蝦虎魚)、ハゼ亜目の魚
𧛣
衣6+9=総画数15 U+276E3
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆「𧛣裟ケサ(kāṣāya[梵]の音写)」、僧侶の衣服、一枚の布を左肩に掛け右脇の下から体全体を巻き包むように着る、同「毠㲚」

豕7+9=総画数16 U+8C6D
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆豕(いのこ、イノシシ猪またブタ豚)、牡(おす)の豕

豸7+9=総画数16 U+8C91
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆「貑羆カヒ」、ヒグマ(羆)、クマ科クマ属の哺乳類、またヒグマ(羆)の類
◆「貑貜カキャク」、姿は獼猴ビコウ(アカゲザル赤毛猿、オナガザル科マカク属)に似て大形だという、但し【正字通】は「貑貜」を誤りとする「【正字通:酉集中:豸部:貑】…舊註又貑貜誤」

赤7+9=総画数16 U+8D6E
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆朝焼け
◆夜明けや夕焼けのような赤、赤色、同「霞」
𨉣
身7+9=総画数16 U+28263
音読: カ
◆少し腰を折って前傾する、上半身を少し前傾させてお辞儀をする、「鞠」や「躬」よりも屈(かが)め方は浅い

辵4+9=総画数13 U+9050
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆場所や時間が遠く離れている、遠い、遠く、遠くに~、遠くにまで~
◆何、何ぞ、どうして
筆順

金8+9=総画数17 U+935C
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆「錏鍜アカ」、錏・錣・𩊱(しころ)、首回りを守るために兜(かぶと)から両肩と首筋を覆うように垂らした部分、同「錏」「鐚」、同「鏂銗オウコウ」
筆順

雨8+9=総画数17 U+971E
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
訓読: かすみ、かす・む
◆空中の微細な水滴や粒子のために先が見えにくいさま、またぼんやりと見えるさま
◆朝夕に空中の微細な水滴や粒子のために日光を受けて赤く見える現象、朝焼けや夕焼け
筆順
𩋥䪗𩐀
革9+9=総画数18 U+292E5
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆履物の踵(かかと)の部分、またそこに当てる革、同「𩏇」
◆未詳「【說文解字:韋部:䪗】履也…」
𩐀𩋥
韋9+9=総画数18 U+4A97
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆履物の踵(かかと)の部分、またそこに当てる革、同「𩏇」
◆未詳「【說文解字:韋部:䪗】履也…」
𩐀䪗𩋥
韋4+9=総画数13 U+29400
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆履物の踵(かかと)の部分、またそこに当てる革、同「𩏇」
◆未詳「【說文解字:韋部:䪗】履也…」

頁9+9=総画数18 U+4AD7
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆「䫛䫗コウカ」、未詳「【玉篇:卷四:頁部第三十六:䫛】胡鉤切䫛䫗言不正也」「【廣韻:下平聲:卷二:麻第九:䫗】䫛䫗言語無度」
◆「𩔶䫗バカ」、未詳「【廣韻:下平聲:麻第九:麻:𩔶】𩔶䫗難語出陸善經字林」

馬10+9=総画数19 U+9A22
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆赤褐色と白色の毛色の交った馬
𩩱髂𦝣𨂥
骨10+9=総画数19 U+29A71
音読: カ、ケ
◆腸骨チョウコツ、骨盤を成す骨(仙骨・腸骨・恥骨・坐骨)の一つ、腰の両側に張り出した大きな骨、「髂骨カコツ」、同「䯊」 {人体(下腹部)}

魚11+9=総画数20 U+9C15
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆エビ(海老・蝦)、エビ目の内ヤドカリ・カニ類を除いた動物、同「蝦」
◆オオサンショウウオ(大山椒魚)、オオサンショウウオ科に分類される両生類、同「大鯢タイゲイ」
◆雌のクジラ(鯨、クジラ目の水棲哺乳類)、雄は「鯨」
◆「鰕虎カコ」、ハゼ(沙魚・鯊・蝦虎魚)、ハゼ亜目の魚、口や鰓(えら)から砂を吐き出す小形の魚、同「蝦虎」
筆順

鹿11+9=総画数20 U+9E9A
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆牡(おす、雄)のシカ(鹿)、同「䴥」
𡨝𡨨𡨎𡨙𡨼𠬲
又2+7=総画数9 U+53DC
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆年老いた人、老人、「ご老人」などの老人の尊称、同「叟」
𠊯傁𠋢
人2+9=総画数11 U+202AF
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆年老いた人、老人、同「叟」
𠋢傁𠊯
人2+9=総画数11 U+202E2
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆年老いた人、老人、同「叟」
𠩹𠪇
厂2+9=総画数11 U+20A79
音読: ソウ、ス
◆老人、老人の尊称、同「傁」
◆隈(くま)、川などが"<"字状に大きく湾曲して奥深くまで入り込んだところ、奥まったところ、隅(すみ)っこ、同「隈」
𠷃
口3+9=総画数12 U+20DC3
音読: ソウ、シュ
◆「さっ」「さっー」という速く通り過ぎる音を表す語
◆笑うさま、笑い声

女3+9=総画数12 U+36EE
音読: ソウ[漢呉]
訓読: あによめ
◆あによめ、兄の妻、同「㛐」
◆中年の(既婚の)女性を親しみを込めて呼ぶ言葉、姉(あね)さま

广3+9=総画数12 U+5EC0
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆山の隈(くま)山の縁(へり)の一部が水(川)などに抉(えぐ)られて奥深くまで入り込んだところ
◆隅(すみ)の方に(奥まった方に、)退(しりぞ)く、ものの陰(かげ)に隠(かく)れる、同「廋」
𢯱搜捜摉𢅢𠮍
手3+9=総画数12 U+22BF1
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
訓読: さが・す
◆さが・す、隅々(すみずみ)まで探(さぐ)る、また探(さが)し求める、丹念タンネンに調べる
𢾐
攴4+9=総画数13 U+22F90
音読: ソウ、ショウ
◆さっと払うように打つ、同「捎」「【集韻:卷六:上聲下:巧第三十一:𢾐捎】擊也或作渻」
◆未詳「【玉篇:卷十八:攴部第二百七十:𢾐】山巧切攪𢾐也」
𣔱艘䑹𦪁㮴
木4+9=総画数13 U+23531
音読: ソウ[漢呉]
◆舟、船、船の総称
◆船を数える語
𣮬𣮯𣮸𣯜㲣
毛4+9=総画数13 U+23BAC
音読: ソウ、ス
◆「𣰞𣮬クソウ」、紋様を織り込んだ毛織の敷物、絨毯ジュウタン「【康熙字典:辰集下:毛部:𣮬】…《異物志》大秦國以野繭絲織成氍㲣以羣獸五色毛雜之爲鳥獸人物草木雲氣千奇萬變惟意所作…」
𣮯𣮬𣮸𣯜㲣
毛4+9=総画数13 U+23BAF
音読: ソウ、ス
◆「氍𣮯クソウ」、紋様を織り込んだ毛織の敷物、絨毯ジュウタン「【康熙字典:辰集下:毛部:𣮬】…《異物志》大秦國以野繭絲織成氍㲣以羣獸五色毛雜之爲鳥獸人物草木雲氣千奇萬變惟意所作…」
𣮸𣮬𣮯𣯜㲣
毛4+9=総画数13 U+23BB8
音読: ソウ、ス
◆「氍𣮸クソウ」、紋様を織り込んだ毛織の敷物、絨毯ジュウタン「【康熙字典:辰集下:毛部:𣮬】…《異物志》大秦國以野繭絲織成氍㲣以羣獸五色毛雜之爲鳥獸人物草木雲氣千奇萬變惟意所作…」
𣸈溲𦦼
水3+9=総画数12 U+23E08
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆水に浸(つ)ける、水に浸けてふやかす(柔らかくしたり膨らませたりする)
◆小便や大便、小便をする、排便する
𤚔
牛4+9=総画数13 U+24694
音読: シュウ、ス
◆三歳のウシ(牛)
𤟫獀𤡗
犬3+9=総画数12 U+247EB
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆(天子や領主が)春に行う狩り、同「蒐」、夏は「猫ビョウ」、秋は「獮セン」、冬は「狩シュウ」
◆「𤟫獀・獶獀ノウソウ」、中国南部からベトナム北部一帯に産する名犬の名
𤸃瘦痩𤶯𤻯
疒5+9=総画数14 U+24E03
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
訓読: や・せる、こ・ける
◆瘠(や)せる、瘠せ細る、同「瘠」
◆細くなる、細る
◆地味チミ(作物などを育てるための土壌の質)が衰(おとろ)える、同「瘠」
注解:「【廣韻:去聲:宥第四十九:𤸃:𤸃】𤸃損說文臞也」
𥈃
目5+9=総画数14 U+25203
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆瞳がない人、またそのために目が見えないさま
◆長老、年老いた男性
𥯴
竹6+9=総画数15 U+25BF4
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆容量の単位、1𥯴=16斗、同「籔」
艘𦪁㮴𣔱
舟6+9=総画数15 U+4479
音読: ソウ[漢呉]
◆舟、船、船の総称
◆船を数える語

虫6+9=総画数15 U+45CF
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆「蠼䗏クソウ」「蛷䗏キュウソウ」、ハサミムシ(鋏虫)、ハサミムシ目に属する虫、別名「𧐙蛷ブキュウ」
𧩮𧨠
言7+9=総画数16 U+27A6E
音読: ショウ[漢]、ソウ[漢]、ス[呉]
◆誘(さそ)う、誘い入れる、引き寄せる、同「訹」「謏」
𧼭𧽏
走7+9=総画数16 U+27F2D
音読: ①シュク[漢]、スク[呉]②ソウ[漢]、シュ[呉]

◆「趜𧼭キクシュク」、縮(ちぢ)こまる、体を屈(かが、こご)める

◆「𧻖𧼭チュウソウ」、前に進まない(進めない)さま「【集韻:卷四:平聲四:蒸第十八:𧻖】𧻖𧽏行不進也」
◆未詳「【玉篇:卷十:走部第一百二十六:𧽏】所留切欲跳皃」
𨜛
邑3+9=総画数12 U+2871B
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆「𨜛瞞ソウマン」、別名「長狄・長翟チョウテキ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の部族名、現山西省・山東省南部一帯を領していたという「【玉篇:卷二:邑部第二十:𨜛】所留切狄國名在夏爲防風氏」
醙𨡻
酉7+9=総画数16 U+4907
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆透明な酒、白酒ハイシュウ・ハクシュ・パイチュウ、同「醩」
◆黍酒ショシュ、キビ(黍)やモロコシ(唐黍・蜀黍)などから作った酒 {キビ} {モロコシ}
𨡻醙䤇
酉7+9=総画数16 U+2887B
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆透明な酒、白酒ハイシュウ・ハクシュ・パイチュウ、同「醩」
◆黍酒ショシュ、キビ(黍)やモロコシ(唐黍・蜀黍)などから作った酒 {キビ} {モロコシ}
鎪锼𨫂
金8+9=総画数17 U+4939
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆細かい模様を彫(ほ)る、同「鏉」
◆馬具の金属製の(垂れ)飾り「【廣韻:下平聲:卷第二:尤第十八:𢯱:𢑶】馬金耳飾」
颼𩘦𩘌飕
風9+9=総画数18 U+4B12
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆「䬒䬒ソウソウ」◇さぁっと(涼しい、或いは冷たい)風が吹き抜けるさま、またその音の形容◇冷たい雨が降る音の形容◇寒いさま、涼しいさま
◆「䬒飀・䬒飂ソウリュウ」、冷たい風が木々の葉を揺らし大きな音を立てながら吹くさま、またその音「【御定全唐詩:卷八:九月十日偶書】紅葉颼飀競鼓聲」
𩜯餿馊
食8+9=総画数17 U+2972F
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆食べ物が傷む、食べ物が饐(す)える
◆つまらない、下らない
騪𩨄
馬10+9=総画数19 U+4B9F
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆「𩢸䮟チュウソウ」、大きなウマ(馬)「【廣韻:下平聲:尤第十八:輈:𩢸】𩢸䮟*蕃中大馬(「*蕃中」の意が未詳)
◆「䮟粟都尉・捜粟都尉ソウゾクトイ」、前漢カン(前202年~9年)の武帝ブテイ(前156年~前87年)代に必要に応じて置かれた官職名、その職務は後に大司農ダイシノウ(徴収した穀類などの管理を担当する官職)の移ったという「【漢書(前漢書):卷十九上:百官公卿表第七上】…騪粟都尉(服虔曰騪音蒐狩之蒐蒐索也)武帝軍官不常置王莽改大司農…」
𩮃𩮶𩮸
髟10+9=総画数19 U+29B83
音読: ソウ、ス
◆「𩮷𩮃トウソウ」◇白髪の人、白髪「【廣韻:下平聲:侯第十九:涑:𩮶】𩮷𩮶白頭人也」◇髪が乱れる「【集韻:卷四:平聲四:侯第十九:𩮷】𩮷𩮶髮亂」
𩹔
魚11+9=総画数20 U+29E54
音読: シュウ、シュ
◆姓用字
𪂸𪄑
鳥11+9=総画数20 U+2A0B8
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆「𪂸鷞シュクソウ」、想像上の神鳥(五方神鳥)の一つ、同「鷫鷞、鷫鸘」「【說文解字:鳥部:鷫】鷫鷞也五方神鳥也東方發明南方焦明西方鷫鷞北方幽昌中央鳳皇」
尉㷉𤈫
又2+8=総画数10 U+53DE
音読: ①イ[漢呉]②ウツ[漢]、ウチ[呉]
訓読: じょう

◆軍事や警察を担当する役人、またその官職名
◆軍隊で最下級の階級、一般兵卒の上の階級

◆火熨斗(ひのし)、衣服などの皺を展(の)ばす炭火を入れた底の平らな道具、アイロン、同「熨」
𦵥
艸3+10=総画数13 U+26D65
音読: ①ウツ[漢]、ウチ[呉]②イ[漢呉]

◆草木が鬱蒼ウッソウと生い茂るさま、同「鬱」
◆文様モンヨウが華やかなさま「【周易:易經:䷰革】君子豹變其文蔚也」「【蔡中郎集:卷十一:胡廣黃瓊頌】衮職龍章其文有蔚」
◆オトコヨモギ(牡蒿)、キク科ヨモギ属の草 {オトコヨモギ}

◆「茺𦵥・茺藯ジュウイ」、メハジキ(目弾)、シソ科メハジキ属の草、別名「ヤクモソウ(益母草)」 {メハジキ}
𧛽褽𧜷
衣6+10=総画数16 U+276FD
音読: イ[漢呉]
◆体の下に敷く敷物、同「衽」

又2+8=総画数10 U+53DF
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆年老いた人、老人、「ご老人」などの老人の尊称、「老叟ロウソウ」、同「叜」「傁」
◆「叟叟ソウソウ」、水で米を濯(すす)ぐ音、また磨(と)ぐ音、同「溞溞」
筆順
𠋢𠊯
人2+10=総画数12 U+5081
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆年老いた人、老人、同「叟」
𠪇𠩹
厂2+10=総画数12 U+20A87
音読: ソウ、ス
◆老人、老人の尊称、同「傁」
◆隈(くま)、川などが"<"字状に大きく湾曲して奥深くまで入り込んだところ、奥まったところ、隅(すみ)っこ、同「隈」
𠷃
口3+10=総画数13 U+55D6
音読: ソウ、シュ
◆「さっ」「さっー」という速く通り過ぎる音を表す語
◆笑うさま、笑い声

女3+10=総画数13 U+5AC2
音読: ソウ[漢呉]
訓読: あによめ
◆あによめ、兄の妻、同「㛐」
◆中年の(既婚の)女性を親しみを込めて呼ぶ言葉、姉(あね)さま
筆順

山3+10=総画数13 U+37EC
音読: ソウ、シュ、ショ
◆「㟬崮ソウコ」◇川名「【水經注:卷二十五:沂水】…又東南與㟬崮水合水有二源雙會東導一川俗謂之汶水也…」◇山名、山東省臨沂市蒙陰県、「崮」参照「【 欽定大清一統志:卷一百四十:沂州府:㟬崮山】在䝉隂縣西南七里」 {山東省}

广3+10=総画数13 U+5ECB
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆ものの陰(かげ)に隠(かく)す、また隠(かく)れる、同「廀」
◆捜(さが)す、同「搜」
筆順
捜𢯱摉𢅢𠮍
手3+10=総画数13 U+641C
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
訓読: さが・す
◆さが・す、隅々(すみずみ)まで探(さぐ)る、また探(さが)し求める、丹念タンネンに調べる
筆順
𢾐
攴4+10=総画数14 U+3AA2
音読: ソウ、ショウ
◆さっと払うように打つ、同「捎」「【集韻:卷六:上聲下:巧第三十一:𢾐捎】擊也或作渻」
◆未詳「【玉篇:卷十八:攴部第二百七十:𢾐】山巧切攪𢾐也」

月(肉)4+10=総画数14 U+8184
音読: ソウ、シュ
◆痩(や)せる、痩せ細る、同「痩」
艘䑹𦪁𣔱
木4+10=総画数14 U+3BB4
音読: ソウ[漢呉]
◆舟、船、船の総称
◆船を数える語
𣮬𣮯𣮸𣯜
毛4+9=総画数13 U+3CA3
音読: ソウ、ス
◆「氍㲣クソウ」、紋様を織り込んだ毛織の敷物、絨毯ジュウタン「【康熙字典:辰集下:毛部:𣮬】…《異物志》大秦國以野繭絲織成氍㲣以羣獸五色毛雜之爲鳥獸人物草木雲氣千奇萬變惟意所作…」
𣯜𣮬𣮯𣮸㲣
毛4+9=総画数13 U+23BDC
音読: ソウ、ス
◆「𣰞𣯜クソウ」、紋様を織り込んだ毛織の敷物、絨毯ジュウタン「【康熙字典:辰集下:毛部:𣮬】…《異物志》大秦國以野繭絲織成氍㲣以羣獸五色毛雜之爲鳥獸人物草木雲氣千奇萬變惟意所作…」
𣸈𦦼
水3+10=総画数13 U+6EB2
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆水に浸(つ)ける、水に浸けてふやかす(柔らかくしたり膨らませたりする)
◆小便や大便、小便をする、排便する
筆順
𤟫𤡗
犬3+10=総画数13 U+7340
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆(天子や領主が)春に行う狩り、同「蒐」、夏は「猫ビョウ」、秋は「獮セン」、冬は「狩シュウ」
◆「獿獀・獶獀ノウソウ」、中国南部からベトナム北部一帯に産する名犬の名
痩𤸃𤶯𤻯
疒5+10=総画数15 U+7626
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
訓読: や・せる、こ・ける
◆瘠(や)せる、瘠せ細る、同「瘠」
◆細くなる、細る
◆地味チミ(作物などを育てるための土壌の質)が衰(おとろ)える、同「瘠」
𥈃
目5+10=総画数15 U+778D
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆瞳がない人、またそのために目が見えないさま
◆長老、年老いた男性
𥰞
竹6+10=総画数16 U+25C1E
音読: ソウ、スウ、シュ
◆米を研(と)いだり蒸したりするための笊(ざる)、同「籔」「䉛」「𥯩」「𥯴」「𠤰」
◆酒から滓(おり、沈殿物)を取り除く(濾す)、またそのための竹製の笊(ざる)
𦃈
糸6+10=総画数16 U+260C8
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]
◆尻繋・鞦(しりがい)、牛馬などの背から尻に掛けて渡す帯、同「緧」「䋺」「紂」、革製は「鞧」「鞦」「𩋰」
䑹𦪁㮴𣔱
舟6+10=総画数16 U+8258
音読: ソウ[漢呉]
◆舟、船、船の総称
◆船を数える語
筆順

艸3+10=総画数13 U+84C3
音読: ソウ、シュ
◆「蓃莍ソウキュウ」、サンショウ(山椒、ミカン科サンショウ属の木)やゴシュユ(呉茱萸、ミカン科サンショウ属の木)の実のような、表面に多くの疣(いぼ)状の突起が並ぶ外皮 {サンショウ} {ゴシュユ}
◆藪(やぶ)、草木が生い茂ったところ

虫6+10=総画数16 U+878B
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆「蠼螋クソウ」「蛷螋キュウソウ」、ハサミムシ(鋏虫)、ハサミムシ目に属する虫、別名「𧐙蛷ブキュウ」

言7+10=総画数17 U+8B0F
音読: ショウ[漢呉]、ソウ[漢]、ス[呉]
◆小さい、少ない「【禮記注疏(禮記正義):卷三十六:學記】發慮憲求善良足以謏聞不足以動眾(《注》…謏之言小也…)」
◆誘(さそ)う、誘い入れる、同「訹」「𧩮」
◆「諵謏ナンショウ」、陰で悪口を言う
𧽏𧼭
走7+10=総画数17 U+27F4F
音読: ①シュク[漢]、スク[呉]②ソウ[漢]、シュ[呉]

◆「趜𧽏キクシュク」、縮(ちぢ)こまる、体を屈(かが、こご)める

◆「𧻖𧽏チュウソウ」、前に進まない(進めない)さま「【集韻:卷四:平聲四:蒸第十八:𧻖】𧻖𧽏行不進也」
◆未詳「【玉篇:卷十:走部第一百二十六:𧽏】所留切欲跳皃」

辵3+10=総画数13 U+905A
音読: ショウ
◆前に進まないさま
𨜛
邑3+10=総画数13 U+910B
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆「鄋瞞ソウマン」、別名「長狄・長翟チョウテキ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の部族名、現山西省・山東省南部一帯を領していたという「【玉篇:卷二:邑部第二十:𨜛】所留切狄國名在夏爲防風氏」
䤇𨡻
酉7+10=総画数17 U+9199
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆透明な酒、白酒ハイシュウ・ハクシュ・パイチュウ、同「醩」
◆黍酒ショシュ、キビ(黍)やモロコシ(唐黍・蜀黍)などから作った酒 {キビ} {モロコシ}
鎪䤹𨫂
金5+9=総画数14 U+953C
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆細かい模様を彫(ほ)る、同「鏉」
◆馬具の金属製の(垂れ)飾り「【廣韻:下平聲:卷第二:尤第十八:𢯱:𢑶】馬金耳飾」
锼䤹𨫂
金8+10=総画数18 U+93AA
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆細かい模様を彫(ほ)る、同「鏉」
◆馬具の金属製の(垂れ)飾り「【廣韻:下平聲:卷第二:尤第十八:𢯱:𢑶】馬金耳飾」
䬒𩘦𩘌飕
風9+10=総画数19 U+98BC
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆「颼颼ソウソウ」◇さぁっと(涼しい、或いは冷たい)風が吹き抜けるさま、またその音の形容◇冷たい雨が降る音の形容◇寒いさま、涼しいさま
◆「颼飀・颼飂ソウリュウ」、冷たい風が木々の葉を揺らし大きな音を立てながら吹くさま、またその音「【御定全唐詩:卷八:九月十日偶書】紅葉颼飀競鼓聲」
颼䬒𩘦𩘌
風4+10=総画数14 U+98D5
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆「飕飕ソウソウ」◇さぁっと(涼しい、或いは冷たい)風が吹き抜けるさま、またその音の形容◇冷たい雨が降る音の形容◇寒いさま、涼しいさま
◆「飕飗・飕飂ソウリュウ」、冷たい風が木々の葉を揺らし大きな音を立てながら吹くさま、またその音「【御定全唐詩:卷八:九月十日偶書】紅葉颼飀競鼓聲」
餿𩜯
食3+9=総画数12 U+998A
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆食べ物が傷む、食べ物が饐(す)える
◆つまらない、下らない
餿馊𩜯
食8+10=総画数18 U+993F
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆食べ物が傷む、食べ物が饐(す)える
◆つまらない、下らない
䮟𩨄
馬10+10=総画数20 U+9A2A
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆「𩢸騪チュウソウ」、大きなウマ(馬)「【廣韻:下平聲:尤第十八:輈:𩢸】𩢸䮟*蕃中大馬(「*蕃中」の意が未詳)
◆「騪粟都尉・捜粟都尉ソウゾクトイ」、前漢カン(前202年~9年)の武帝ブテイ(前156年~前87年)代に必要に応じて置かれた官職名、その職務は後に大司農ダイシノウ(徴収した穀類などの管理を担当する官職)の移ったという「【漢書(前漢書):卷十九上:百官公卿表第七上】…騪粟都尉(服虔曰騪音蒐狩之蒐蒐索也)武帝軍官不常置王莽改大司農…」
𩨄騪䮟
馬3+12=総画数15 U+29A04
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
◆「𩧳𩨄チュウソウ」、大きなウマ(馬)「【廣韻:下平聲:尤第十八:輈:𩢸】𩢸䮟*蕃中大馬(「*蕃中」の意が未詳)
◆「𩨄粟都尉・捜粟都尉ソウゾクトイ」、前漢カン(前202年~9年)の武帝ブテイ(前156年~前87年)代に必要に応じて置かれた官職名、その職務は後に大司農ダイシノウ(徴収した穀類などの管理を担当する官職)の移ったという「【漢書(前漢書):卷十九上:百官公卿表第七上】…騪粟都尉(服虔曰騪音蒐狩之蒐蒐索也)武帝軍官不常置王莽改大司農…」
𩹔
魚11+10=総画数21 U+4C78
音読: シュウ、シュ
◆姓用字
隹部
𠭖敢𢼿𣪏𣆸𢽤𢽿
又2+9=総画数11 U+20B56
音読: カン[漢呉]
訓読: あ・えて
◆(不安・周りからの反対・相手への気兼ねなどの)押し止(とど)めようとするものを撥(は)ね除(の)けて思うところをする、思い切って~する
𠪔
厂2+11=総画数13 U+20A94
◆未詳「【字彙:子集:厂部:𠪔】與𠪚同魚今切」
𠭙申𦥔𤰶𦦀𤱓𢑚𣇗𠭜
又3+9=総画数12 U+20B59
音読: シン[漢呉]
訓読: さる、もう・す
◆さる、十二支の九番目、時刻では午後四時を中心とした二時間、方角では西南西、動物ではサル(猿)を当てる {十二支}
◆伸ばす、折れたり曲がっているものをまっすぐにする、同「伸」
◆引き締める、しっかりと縛(しば)る、固く結ぶ、「申命シンメイ(しっかりと命ずる、堅く命ずる)」「【說文解字注:申部:申】…韓子外儲說曰申之束之今本申譌紳申者引長束者約結…」「【釋名:釋天】身也物皆成其身體各申束之使備成也」
◆(特に上位者に対して、身なりを整えて)述べる、説明する
𥋀眒𥆓
目5+12=総画数17 U+252C0
音読: シン[漢呉]
◆(驚いて)目を大きく見開く
◆さっと、あっという間に、驚いた時などの反応や動作を指す
𤈫火部
𠭥
又2+10=総画数12 U+20B65
音読: スイ[漢呉]、セイ[漢]、セ[呉]
◆吉凶を占う、同「𢿆」

宀3+12=総画数15 U+376E
音読: スイ、セイ、セ
◆塞(ふさ)ぐ
𥨒
穴5+12=総画数17 U+25A12
◆未詳「【玉篇:卷十一:穴部第一百五十四:𥨒】千外切塞也」「【廣韻:去聲:泰第十四:襊:𥨒】塞外道也」「【集韻:卷七:去聲上:換第二十九:{⿱穴𣆎}𥨒】取亂切說文匿也从鼠在穴中古作𥨒({⿱穴𣆎}は別本では「竄」)
𧸆贅赘𧸟𧸞𧷌
貝7+12=総画数19 U+27E06
音読: セイ[漢]、セ[呉]、ゼイ[慣]
◆余分なもの、不必要なもの、「贅肉ゼイニク」
◆(余計なものを)継ぎ足す、付け足す、「贅述ゼイジュツ(余計なことをくどくどと話す)」
◆疣(いぼ)、皮膚の表面にできる小さな肉の突起、「余計なもの」であることから、「贅疣ゼイユウ」
◆借金のかた(抵当・担保)に物や人を預ける、「証文以外に余分な保証を付け足す」ことから
◆娘の嫁入りの際に息子も一緒に養子として出す、「贅壻・贅婿ゼイセイ(入り婿)」
𠭵壽寿夀𡔽𦓃𦓆𤕋
又2+11=総画数13 U+20B75
音読: シュウ[漢]、ジュ[呉]
訓読: ことぶき、ことほぎ、ことほ・ぐ
◆長く年齢を重ねる、長命、「長寿チョウジュ」
◆祝福の言葉や贈り物を送り長命を祝う
◆年齢、「寿命ジュミョウ」
◆[日]めでたいこと、祝いの言葉、祝いの言葉を述べる
𤃕濤𤁟𣾭涛
水3+16=総画数19 U+240D5
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
訓読: なみ
◆大きな波
◆大きな波が打ち当たる音
𧮸
又2+12=総画数14 U+3561
音読: カク[漢呉]
◆溝(みぞ)、筋状に続く窪(くぼ)み、同「壑」
𡐍
土3+14=総画数17 U+58D1
音読: カク[漢呉]、ガク[慣]
◆深く落ち窪(くぼ)んだところ、谷(たに)
◆溝(みぞ)、筋状に続く窪み、同「㕡」
筆順
壡𡓝睿𧇖𥈠
又2+14=総画数16 U+53E1
音読: エイ[漢呉]
◆ものの奥深くまで見通すことができるさま、ものの本質を見極めることができるさま
◆聡明なさま
◆天子を敬(うやま)って用いる語
筆順
叡𡓝睿𧇖𥈠
土3+16=総画数19 U+58E1
音読: エイ[漢呉]
◆ものの奥深くまで見通すことができるさま、ものの本質を見極めることができるさま
◆聡明なさま
◆天子を敬(うやま)って用いる語
𡓝叡壡睿𧇖𥈠
土3+16=総画数19 U+214DD
音読: エイ[漢呉]
◆ものの奥深くまで見通すことができるさま、ものの本質を見極めることができるさま
◆聡明なさま
◆天子を敬(うやま)って用いる語
注解:「【玉篇:卷二:土部第九:𡓝】餘贅切智也明也聖也古睿字」
𤫀
玉5+16=総画数21 U+24AC0
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆美しい玉ギョク(美しく高貴な石)、またその名、同「璿」
火部
𠮎巫𢀣𢍦𢍮
又2+15=総画数17 U+20B8E
音読: ブ[漢]、ム[呉]、フ[慣]
◆舞いながら祈祷し神意シンイ(神の心、神の意志・考え)を問い伺い、それを人に伝える女性、男性は「覡ケキ・ゲキ」、周代(前11世紀~前256年)では、男性は「覡」以外に「巫フ・ブ」の名も用いられたが、女性は「巫」のみだったという「【周禮注疏:春官宗伯】…凡以神仕者掌三辰之灋…(《疏》…言在男曰覡在女曰巫者男子陽有兩稱名巫名覡女子陰不變直名巫無覡稱…)」
◆災(わざわ)いや穢(けが)れや病(やまい)を祓(はら)う祈祷師
𥷣筮𥰫𥵼𥰰𥷂
竹6+17=総画数23 U+25DE3
音読: セイ[漢]、ゼ[呉]、ゼイ[慣]
訓読: めどぎ
◆吉凶を占う時に使う(竹の)棒、古くはノコギリソウ(鋸草、キク科ノコギリソウ属の草)の茎を使った {ノコギリソウ}
◆蓍(めどぎ)で吉凶を占う
樷丛
又2+16=総画数18 U+53E2
音読: ソウ[漢]、ズ[呉]
訓読: くさむら、むら・がる
◆草木が群がり生えるさま
◆多くの人やものが一か所に集まる、また集める、同「聚」
筆順

木4+18=総画数22 U+6B09
音読: ソウ[漢]、ズ[呉]
◆草木が叢(むら)がり生える、同「叢」

水3+18=総画数21 U+7047
音読: ソウ[漢]、ズ[呉]
◆小さな川が大きな川に注ぐ、合流する、またその音、同「𣽇」「潨」
筆順

火4+18=総画数22 U+721C
音読: ソウ、ズ
◆火のさま、未詳「【集韻:卷一:平聲一:東第一:爜】火貌」
隹部


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