竹竹6+0=総画数6 U+7AF9
音読: チク[漢呉]、シツ[唐]
訓読: たけ
◆タケ(竹)、イネ科タケ亜科のうち稈カン(内部が空洞になっている茎)が木質化し隆起した節(ふし)のある多年生常緑木本
◆(竹製の)笛
◆「竹簡チクカン」、書簡ショカン、書物、古く竹を細長く割り、内側を平らに削って文章を記した
◆[日]たけ、たけかんむり、部首名
漢字林(非部首部別)筆順
𥫗
竹6+0=総画数6 U+25AD7
◆[日]たけ、たけかんむり、部首名、「竹」が冠(かんむり、漢字の上部)にあるときの字形
竺笁竹6+2=総画数8 U+7AFA
音読: ①チク[漢呉]、ジク[慣]②トク[漢呉]
①◆タケ(竹)、イネ科タケ亜科のうち稈カン(内部が空洞になっている茎)が木質化し隆起した節(ふし)のある多年生常緑木本、同「竹」
◆「天竺テンジク」、インドIndiaの古称
◆インド発祥の仏教に関することを表す字、「竺法ジクホウ(仏法、仏の教え)」「竺僧ジクソウ(仏僧、僧侶)」
②◆厚い、篤(あつ)い、心が籠(こ)もっているさま、情けが深いさま、同「篤」
筆順
竻
竹6+2=総画数8 U+7AFB
音読: ロク[漢呉]
◆竹の地下茎
◆竹名、堅い刺があり、外敵や獣の侵入を防ぐためにも植えられるという、「刺竹シチク」「【朱子語類:朱子三:漳州】聞廣中都無城郭其處種竻木為城枝節生刺刀火不能破」
◆動物の肉(皮膚と骨を繋いで一定の形や位置を保つ役割を担う組織、筋肉と脂肪とからなる)を構成する伸縮性のある強靱な線状の組織、同「筋」「【集韻:卷二:平聲:欣第二十一:筋竻腱𦞬肋】說文肉之力也从竹竹物之多筋者又姓古作竻或作腱𦞬亦省俗作䈥非是」
𥫙
竹6+2=総画数8 U+25AD9
音読: テイ、チョウ
◆竹製の小箱
𥫚箕𥫶𠀠𠔋𠀮𡿸𠔛𠔐𠔝𢍌𢌰𠴩𠵶𠷛𦋊𠥊𠥩竹6+2=総画数8 U+25ADA
音読: キ[漢呉]
訓読: み
◆穀類を入れ上下に揺すりながら、軽い糠(ぬか)や殻(から)や塵(ごみ)などを取り除くための籠(かご)
◆二十八宿東方青龍セイリュウの第七宿
{二十八宿}◆「𥫚踞キキョ」、腰を下ろし両足を前へ投げ出すようにして座る、膝を曲げることはあっても足は組まない座り方、同「踑踞」
{姿勢(座)}
𫁰
竹6+2=総画数8 U+2B070
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:竹部:𫁰】同"策"」
竼篷𥭗
竹6+3=総画数9 U+7AFC
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
訓読: とま
◆舟や車などの覆いに使う竹製の簾(すだれ)
◆竹製の簾を屋根の形("∧""∩"字状)に覆った軽便(けいべん)な舟、小さな舟、同「𦪪」
◆舟の帆
竽𥫡竹6+3=総画数9 U+7AFD
音読: ウ[漢呉]
◆長短三十六本の竹管を円状に組み下から息を吹き込んで鳴らす管楽器、笙ショウに似る
{楽器(管楽器)}注解:別
「竿」
竾篪𥰽𥬌筂䶵𪛌𪛍𪛔竹6+3=総画数9 U+7AFE
音読: チ[漢]、ジ[呉]
◆七孔の竹製の横笛、七つの指孔(ゆびあな、指で押さえる孔、音孔ともいう)と歌口(うたぐち、息を吹き込む孔、吹き口ともいう)を合わせ八孔と数えることもある、同「箎」
「【爾雅注疏:釋樂】大篪謂之沂(《疏》…孫炎曰篪聲悲沂悲也…篪以竹爲長尺四寸圍三寸一孔上出寸三分名翹横吹之…廣雅云八孔鄭司農注周禮云篪七空蓋不數其上出者故七空)」 {楽器(管楽器)}
竿竹6+3=総画数9 U+7AFF
音読: カン[漢呉]
訓読: さお
◆まっすぐで長い(竹の)棒
◆長い竹筒(たけづつ)
◆竹簡チクカン、文字などを書くための竹製の札(ふだ)、同「簡」
注解:別
「竽」漢字林(非部首部別)筆順
笀
竹6+3=総画数9 U+7B00
音読: ボウ、モウ
◆芒(のぎ)、イネ科の植物の小穂から伸びる細く刺状の毛、同「芒」
◆姓用字
笁竺
竹6+3=総画数9 U+7B01
音読: ①チク[漢呉]、ジク[慣]②トク[漢呉]
①
◆タケ(竹)、イネ科タケ亜科のうち稈カン(内部が空洞になっている茎)が木質化し隆起した節(ふし)のある多年生常緑木本、同「竹」
◆「天笁テンジク」、インドIndiaの古称
◆インド発祥の仏教に関することを表す字、「竺法ジクホウ(仏法、仏の教え)」「竺僧ジクソウ(仏僧、僧侶)」
②
◆厚い、篤(あつ)い、心が籠(こ)もっているさま、情けが深いさま、同「篤」
笂竹6+3=総画数9 U+7B02
訓読: うつぼ
◆[日]「笂井(うつぼい)」、地名、群馬県前橋市
筆順
笃篤
竹6+3=総画数9 U+7B03
音読: トク[漢呉]
訓読: あつ・い
◆厚いさま、厚みがあるさま、手厚いさま、心が籠(こ)もっているさま、情けが深いさま、「篤実トクジツ」、同「䈞」「竺」
◆一つのことに打ち込むさま
◆病気が重いさま
𥫞
竹6+3=総画数9 U+25ADE
音読: 未詳
◆未詳「【字彙:未集:竹部:𥫞】祖此切音子笙別名也」「【正字通:未集上:竹部:𥫞】竿字之譌舊註音子笙別名誤」
𥫠
竹6+3=総画数9 U+25AE0
音読: 未詳
◆未詳「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:簊】居其切竹名𥫠同上」
𥫡竽竹6+3=総画数9 U+25AE1
音読: ウ[漢呉]
◆長短三十六本の竹管を円状に組み下から息を吹き込んで鳴らす管楽器、笙ショウに似る
{楽器(管楽器)}
𥫤
竹6+3=総画数9 U+25AE4
訓読: や
◆[日]姓用字
𥫧𥫮
竹6+3=総画数9 U+25AE7
音読: キ、ギ
◆不揃(ふぞろ)いなさま、同「𠁭」「【正字通:子集上:丨部:𠁭】欠衣切音欺六書統參差也象三小竹枝並𠂹齊之也…」
𥫪
竹6+3=総画数9 U+25AEA
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:竹部:𥫪】【中華字海:竹部:𥫪】同"策"」
𥫫
竹6+3=総画数9 U+25AEB
音読: 未詳
◆数(かず)、数(かず)を数(かぞ)える、同「算」「【老子想爾注(テキスト版)】善計不用籌𥫫。」
◆未詳「【齊民要術:卷九:作葅藏生菜法第八十八:梅瓜法】用大冬瓜去皮穰𥫫子細切長二寸麤細如研生布薄絞去汁即下杬汁令小煖經宿漉出…」
𥫬竹6+3=総画数9 U+25AEC
音読: 未詳
◆未詳
「【康熙字典:未集補遺:竹部:𥫬】《字彙補》音未詳《呂氏春秋註》車𥫬」注解:「【漢語大字典:竹部:𥫬】同"籧"」「【中華字海:竹部:𥫬】同"𥫱"」共に
「【龍龕手鑑:卷四:竹部第二:{⿱竹乇}】徒損反籧也」を引くが字形が異なる、ただ{𥫬-竹}は「𡉒(坉)・扥(扽)・𣲃(沌)・𤆚(炖)・𥾑(純)・𧥫(訰)・䣨(䣩)・𪎴(𪎶)」などと「屯」の省画字であることから、「𥫬」が
「𥫱」の異体字である可能性はあるかと思われる
𥫮𥫧
竹6+3=総画数9 U+25AEE
音読: キ、ギ
◆不揃(ふぞろ)いなさま、同「𠁭」「【正字通:子集上:丨部:𠁭】欠衣切音欺六書統參差也象三小竹枝並𠂹齊之也…」
䇘𥫻
竹6+4=総画数10 U+41D8
音読: コ[漢]、ゴ[呉]
◆紡(つむ)いだ糸(或いは撚った糸)を巻き取る道具、糸車、糸繰車(いとくりぐるま)、またその輪の部分、同「䊺」「【格致鏡原:卷四十八:機】紺珠䇘子織器說文䇘所以{⿰丬攵}繩也」「【禮說:卷十四:考工記】籆云𠬧絲者即紡車之輪所謂䇘也」「【廣雅:卷八:釋器】𨌂(狂)謂之䇘(護)」
◆竹名、筍(たけのこ)は皮を剥(は)ぎ灰汁(あく)で煮ると金色となり苦みも減って美味という「【類篇:卷四】䇘竹生浙東縉雲以南多有之自七月生筍至十月味苦而節踈筍大於箭筍土人採剥以灰汁熟煮之都為金色然後苦味减而甘味出食之甚美…」
䇜
竹6+4=総画数10 U+41DC
音読: レン
◆小さな竹
◆竹名
笄筓竹6+4=総画数10 U+7B04
音読: ケイ[漢]、ケ[呉]
訓読: こうがい
◆髪に刺して整えた髪や冠などを固定するための道具、それに飾りを付けたものが簪(かんざし)
{服飾(髪飾)}◆女子の成年、古く女子が十五歳になると髪を結い笄(こうがい)を刺したことから
◆[日]日本刀の鞘(さや)に差し込む短い箆(へら)状の道具、身嗜(みだしな)みを整えるためのものという
漢字林(非部首部別)筆順
笅
竹6+4=総画数10 U+7B05
音読: コウ[漢]、ギョウ[呉]
◆小形の簫ショウ(竹製の縦笛)、同「筊」
笆竹6+4=総画数10 U+7B06
音読: ハ[漢]、ヘ[呉]
◆竹名、棘(とげ)があり、防御用に城の周りに巡(めぐ)らせるという、「笆竹(ハチク)」、別名「棘竹キョクチク」
「【佩文齋廣羣芳譜:卷八十三:竹譜】…棘竹駢深一叢爲林根若推輪節若朿鍼亦日笆竹城固是任…」「【酉陽雜俎:卷十八:廣動植之三】棘竹一名芭竹節皆有刺數十莖為叢南夷種以為城卒不可攻…」◆竹を組んだ柵や垣根、「笆籬ハリ」、同「䈈」
筆順
笇竹6+4=総画数10 U+7B07
音読: サン
◆計算する、同「算」
◆竹製の器、同「𥳪」
筆順
笈竹6+4=総画数10 U+7B08
音読: キュウ[漢]、ゴウ[呉]、ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆(書物などを入れる)竹製などの背負い箱
「【抱朴子:內篇:極言】…彼莫不負笈隨師…」漢字林(非部首部別)筆順
笉
竹6+4=総画数10 U+7B09
音読: キン
◆笑うさま
◆小さな竹笛
笊竹6+4=総画数10 U+7B0A
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
訓読: ざる
◆細く割った竹を編んだ(比較的小さく浅い)籠(かご)、「笊籬ソウリ」
注解:別
「笟」筆順
笋筍𥰴𥳦竹6+4=総画数10 U+7B0B
音読: シュン[漢呉]、ジュン[慣]
訓読: たけのこ
◆竹の若芽、柔らかい竹、同「箰」
◆枘(ほぞ)、二本の木材を繋(つな)ぐ時に一本の端は凹状に作り(「枘穴ほぞあな」という)、もう一本の端は凸状に作って(「枘ほぞ」「筍ジュン」という)これを繋ぎ合わせる、その凸状の部分、同「榫」「枘」
◆鍾ショウや磬ケイなどの打楽器を吊るすための横木、同「𥯗」「栒」「簨」、それを支える縦木(支柱)は「簴」「虡」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」
{楽器(打楽器)}漢字林(非部首部別)筆順
笌
竹6+4=総画数10 U+7B0C
音読: ガ
◆竹の若芽
◆筍
笍
竹6+4=総画数10 U+7B0D
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
◆先端に尖った竹針を付けた鞭
笎
竹6+4=総画数10 U+7B0E
音読: ゲン、ガン
◆表面が黒く紋様の入った竹の名
笏竹6+4=総画数10 U+7B0F
音読: コツ[漢]、コチ[呉]
訓読: しゃく
◆天子に拝謁ハイエツする際に手に持つ細長い板、古くは竹製・木製で天子の指示・命令を書き留めるためのものだったが、後には単に拝謁する際の携帯品となった、同「𡇉」
{礼器(璋・笏)}筆順
笐
竹6+4=総画数10 U+7B10
音読: コウ[漢呉]、コウ[漢]、ゴウ[呉]
◆穀物などを干すために竹竿を段状に架けた棚
◆竹竿
◆衣桁
笑竹6+4=総画数10 U+7B11
音読: ショウ[漢呉]
訓読: わら・う、え・む
◆喜び顔を綻(ほころ)ばせる、顔を綻ばせ歯を見せる、同「𥬇」「㗛」「咲」
◆面白(おもしろ)おかしい
◆侮(あなど)って小さく口を開く、嘲笑う(あざわらう)
◆花が咲く、蕾(つぼみ)が綻(ほころ)ぶ、同「咲」
「【史通:卷十六:外篇:雜説上:春秋二條】…鳥鳴為啼花發為笑…」漢字林(非部首部別)筆順
笒
竹6+4=総画数10 U+7B12
音読: シン[漢]、ジン[呉]
◆竹製の籤(くじ)
笓𦊁
竹6+4=総画数10 U+7B13
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
◆エビ(海老)を獲(と)るための竹を筒状に編んだ道具、一旦入ると出られないようにしたもの
◆竹製の歯の目が細かい櫛(くし)、同「篦」
笔筆竹6+4=総画数10 U+7B14
音読: ヒツ[漢]、ヒチ[呉]
訓読: ふで
◆墨や絵の具を穂先に含ませて字を書いたり絵を描いたりする道具、またそれで字を書く、また絵を描く、またそれで書いた(描いた)字や絵
漢字林(非部首部別)
笕筧
竹6+4=総画数10 U+7B15
音読: ケン[漢呉]
訓読: かけひ
◆水を引くために節(ふし)を刳(く)り抜いた竹筒(たけづつ)、これを繋ぎ合わせて必要な長さにする、同「梘」
𥫣籅
竹6+4=総画数10 U+25AE3
音読: ヨ
◆竹製の籠(かご)或いは笊(ざる)「【方言:第一】箄(方氏反)簍(音縷)籅(音餘)䈱(弓弢)𥴧也(古筥字)江沔之間謂之籅趙代之間謂之䈱淇衞之間謂之井筐(淇水名也)𥱿其通語也」
𥫰
竹6+4=総画数10 U+25AF0
音読: リク、ロク
◆タケ(竹)、イネ科タケ亜科のうち稈カン(内部が空洞になっている茎)が木質化し隆起した節(ふし)のある多年生常緑木本、同「竹」
𥫱𥭒𦯁竹6+4=総画数10 U+25AF1
音読: トン[漢]、ドン[呉]
訓読: いざる
◆穀物を入れる竹製の大型の円柱状の籠(かご)、同「𥳙」
筆順
𥫲
竹6+4=総画数10 U+25AF2
音読: キョウ、コウ
◆未詳「【正字通:未集上:竹部:𥫲】俗字舊註音况覓魚具泥」「【康熙字典:未集上:竹部:𥫲】《字彙》虛放切音况覓魚具」
𥫵
竹6+4=総画数10 U+25AF5
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
◆輦(こし、天子などが乗る人が曳く車)を覆う(籠を伏せたような形の)竹製の骨組、同「筤」「【廣韻:去聲:霽第十二:替:𥫵】車節也」「【廣韻:下平聲:唐第十一:郎:筤】車籃一名𥫵𥫵音替」
𥫶箕𥫚𠀠𠔋𠀮𡿸𠔛𠔐𠔝𢍌𢌰𠴩𠵶𠷛𦋊𠥊𠥩竹6+4=総画数10 U+25AF6
音読: キ[漢呉]
訓読: み
◆穀類を入れ上下に揺すりながら、軽い糠(ぬか)や殻(から)や塵(ごみ)などを取り除くための籠(かご)
◆二十八宿東方青龍セイリュウの第七宿
{二十八宿}◆「𥫶踞キキョ」、腰を下ろし両足を前へ投げ出すようにして座る、膝を曲げることはあっても足は組まない座り方、同「踑踞」
{姿勢(座)}
𥫻䇘
竹6+4=総画数10 U+25AFB
音読: コ[漢]、ゴ[呉]
◆紡(つむ)いだ糸(或いは撚った糸)を巻き取る道具、糸車、糸繰車(いとくりぐるま)、またその輪の部分、同「䊺」「【格致鏡原:卷四十八:機】紺珠䇘子織器說文䇘所以{⿰丬攵}繩也」「【禮說:卷十四:考工記】籆云𠬧絲者即紡車之輪所謂䇘也」「【廣雅:卷八:釋器】𨌂(狂)謂之䇘(護)」
◆竹名、筍(たけのこ)は皮を剥(は)ぎ灰汁(あく)で煮ると金色となり苦みも減って美味という「【類篇:卷四】䇘竹生浙東縉雲以南多有之自七月生筍至十月味苦而節踈筍大於箭筍土人採剥以灰汁熟煮之都為金色然後苦味减而甘味出食之甚美…」
𥫽
竹6+4=総画数10 U+25AFD
音読: シ、ジ
◆扉や戸を閉じて開かないようにするための道具(中国では「鎖」、日本では「錠前」)を開けるための鍵(かぎ)、同「鑰匙ヤクシ」、同「匙」
𥬀
竹6+4=総画数10 U+25B00
音読: 未詳
◆未詳
𥬇竹6+4=総画数10 U+25B07
音読: ショウ[漢呉]
◆笑う、喜び顔を綻(ほころ)ばせる、同「笑」
漢字林(非部首部別)
𥬈
竹6+4=総画数10 U+25B08
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥬈】門管切音滿義闕」
𥬗筅箲
竹6+4=総画数10 U+25B17
音読: セン[漢呉]
◆食器などを洗う竹製の箒状の道具、細かく割った竹を束ねたものや先端だけを細かく割り筒状の部分を残したものなどがある、同「箲」
䇞
竹6+5=総画数11 U+41DE
音読: カン[漢呉]
◆竹名、未詳、大変甘く、太いものは径が三四寸、小さいものは筆管(ひつかん)程、細いものは箒などに利用されるという、別名「甜竹」「【竹譜(李衎):卷四:竹品譜】甜竹生河內衛輝孟津皆有之葉類淡竹亦繁密大者徑三四寸小者中筆管尤細者可作掃箒筍味極甘美以司竹監禁制故人罕得而食又名䇞竹戴凱之云下節味甘宜入湯劑」
䇟腱
竹6+5=総画数11 U+41DF
音読: ケン[漢]、コン[呉]
◆随意筋ズイイキン(自分の意志で動かすことができる筋肉、骨格筋など)の両端にあり筋肉が骨に繋がる部分の組織「【集韻:卷二:平聲:元第二十二:腱𦞬䇟】博雅膂腱肉也一曰{⿰𥭊力}之大者或作𦞬䇟」
䇠樦竹6+5=総画数11 U+41E0
音読: チュウ、ジュウ
◆未詳、【集韻】は「弦楽器の弦ゲンの張り(テンション)を調整するところ」という
「【集韻:卷五:上聲上:噳第九:䇠樦】樂也所以調絃」漢字林(非部首部別)
䇡
竹6+5=総画数11 U+41E1
音読: チョ、ジョ
◆機織道具の一つで緯糸(よこいと)を巻き付け経糸(たていと)の間を通す舟形の道具、同「筘」「杼」「梭」
䇢𥯶
竹6+5=総画数11 U+41E2
音読: コ[漢]、ク[呉]
◆竹名、未詳、一説に「苦竹Pleioblastus amarus」
◆魚を捕る竹製の籠、同「𥶈」
䇣
竹6+5=総画数11 U+41E3
音読: ドウ、ノウ、ジョウ、ニョウ
◆ピンセットpincet[蘭]やトングtongsのような"∧"字状をした物を挟(はさ)む竹製の道具、同「籋」
◆「竹䇣チクドウ」、竹製の小箱
◆竹名、未詳「【康熙字典:未集上:竹部:䇣】…《揚雄蜀都賦》其竹則籠籦䇣𥯑…」「【正字通:未集上:竹部:䇣】…䇣𥯑竹名皮白如霜大者宐爲篙…」
䇥笮𥬛𥬚竹6+5=総画数11 U+41E5
音読: ①サク[漢]、シャク[呉]②サク[漢]、ザク[呉]
①◆窄(すぼ)める、隙間ができないようにぎゅっと強く締め付ける
◆竹を編んで作った箙(えびら、矢を入れて背負う筒状の容器)
②◆竹を縒(よ)って作った縄、同「筰」
漢字林(非部首部別)
䇦
竹6+5=総画数11 U+41E6
音読: オウ[漢呉]
◆竹名
◆筍
笖
竹6+5=総画数11 U+7B16
音読: イ
◆筍ジュン(たけのこ、竹の若芽)が生(は)え出る「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:笖】羊委切生筍」
笗
竹6+5=総画数11 U+7B17
音読: トウ[漢呉]
◆竹名、未詳「【竹譜(李衎):卷六】{⿱竹𢈔}(音與)竹 元竹實中 太極竹長百丈 䉁竹 䈈竹 笗竹 簡竹 胥竹 觀系竹 𥳉竹 {薎-艹+竹}籋(音彌)竹」
笘竹6+5=総画数11 U+7B18
音読: チョウ[漢呉]
◆竹製の笞(むち)、竹を折り(形を整えたりせずに)そのまま笞にしたもの
◆子供が書写の練習に使う竹製の板、表面に白泥を塗り、練習後にこれを削って再び使えるようにしたもの、同「䉉」「籥」「𥷗」
「【說文解字注:竹部:籥】書僮竹笘也(笘下曰潁川人名小兒所書寫爲笘按笘謂之籥亦謂之觚葢以白墡染之可拭去再書者其拭觚之布曰幡)」筆順
笙𤯛竹6+5=総画数11 U+7B19
音読: セイ[漢]、ショウ[呉]
◆長短十数本の竹筒を円状に組み下から息を吹き込んで鳴らす管楽器
{楽器(管楽器)}◆細いさま
筆順
笚
竹6+5=総画数11 U+7B1A
音読: ①コウ[漢]、ギョウ[呉]②ドウ[漢]、ノウ[呉]
①
◆竹名、未詳、同「筪」
◆竹がぶつかり合う音
②
◆船を繋ぐための竹を編んで作った綱、同「笝」
笛竹6+5=総画数11 U+7B1B
音読: テキ[漢]、ジャク[呉]
訓読: ふえ
◆竹などの円筒形のものに幾つかの孔(あな)をあけ、その一つから息を吹き込み、他の孔を指で押さえたり離したりすることで音階を表現する楽器の総称、同「篴」「𥴦」
{楽器(管楽器)})
筆順
笜
竹6+5=総画数11 U+7B1C
音読: チュツ、チュチ
◆筍ジュン(たけのこ)、タケ(竹)の若芽「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:笜】丁律切筍」「【詩傳名物集覽:卷十:維筍及蒲】…筍青緑色萌篛𥴢笜{⿱竹𦤃}皆筍别名…」
笝䇱
竹6+5=総画数11 U+7B1D
音読: ドウ[漢]、ノウ[呉]
◆船を繋ぐための竹を編んで作った綱
笞竹6+5=総画数11 U+7B1E
音読: チ[漢呉]
訓読: むち
◆タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)を割り薄く平らに削(けず)った棒、またそれで叩(たた)く、鞭(むち)打つ、同「𣘜」「𣘜」
◆鞭打ちの刑
漢字林(非部首部別)筆順
笟竹6+5=総画数11 U+7B1F
音読: コ、ク
◆箍たが、緩(ゆる)んだり外(はず)れたりしないように固定するための輪状のもの、割った竹を縄状・帯状に編み輪状にしたものや帯状の金属を輪状にしたものがあり、木の板などを組んで作る樽(たる)や桶(おけ)などの外側に嵌(は)めて固定するなどに使う、同「箍」
注解:別
「笊」
笠竹6+5=総画数11 U+7B20
音読: リュウ[漢呉]
訓読: かさ
◆雨や日差しを遮(さえぎ)るために頭に直接被(かぶ)る被り物(かぶりもの)、手で持つための柄(え)が付いているものを「簦トウ」「傘サン(かさ)」
「【急就篇:卷三】竹噐簦笠簟籧篨(竹噐揔言織竹為器也簦笠皆所以禦雨也大而有把手執以行謂之簦小而無把首戴以行謂之笠…)」漢字林(非部首部別)筆順
笡
竹6+5=総画数11 U+7B21
音読: セツ、セチ
◆斜めに渡した棒、突っ支い(つっかい)棒、同「𥷼」
◆傾(かたむ)く
笢
竹6+5=総画数11 U+7B22
音読: ビン[漢]、ミン[呉]
◆竹の稈カン(内部が空洞になっている茎)の外側、内側を「笨」「【陸氏詩疏廣要:卷上之上:菉竹猗猗】…竹田曰篁竹胎曰筍竹膚曰笢竹皮曰筠竹裏曰笨竹枚曰箇竹約曰節剖竹未去節曰䉃竹死曰䈙…」
笣
竹6+5=総画数11 U+7B23
音読: ホウ、ヒョウ
◆竹名、未詳「【竹譜(戴凱之)】萌筍笣籜夏多春鮮…」「【竹譜(李衎):卷四】陀笣竹生安南山中春出筍味苦亦可煮食節髙而宻類淡竹葉稍長中屋椽雜用亦佳」
笤
竹6+5=総画数11 U+7B24
音読: チョウ
◆竹を細く割り束ねた食器などを洗う箒状の道具
笥𥯱竹6+5=総画数11 U+7B25
音読: シ[漢呉]
◆(竹製の)四角い箱、飯や衣類を収納する、同「㔯」、丸いものは「箪」
筆順
符竹6+5=総画数11 U+7B26
音読: フ[漢]、ブ[呉]
◆真正シンセイな相手であることを確認し合うための二つに割った札(ふだ)、これを双方が持ち、当人自身が相手に会うことができないような場合に使者にこれを持たせて確認し合う、「割符カップ(わりふ)」「符節フセツ」
◆合う、ぴったりと合う、「符合フゴウ」
◆特定の意味を持つ印(しるし)、記号、「符瑞フズイ(めでたい印、めでたいことの前兆)」
漢字林(非部首部別)筆順
笧𥮫竹6+5=総画数11 U+7B27
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆文字(文章)が記された細長い竹製・木製の札(竹簡や木簡)を順序正しく並べ綴じたもの、同「冊」
◆符命フメイ、天子の意であることの証(あかし、署名や押印)のある札(ふだ、文書)、天子が下す命令書・指示書・辞令書、同「冊」「策」
「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:冊册笧】說文符命也諸侯進受於王象其札一長一短中有二編之形或作册古作笧通作策筴」◆竹を立て並べた柵(さく)、同「柵」「𥬰」
筆順
笨竹6+5=総画数11 U+7B28
音読: ホン[漢呉]、ボン[呉]
◆知恵がないさま、気が利かないさま、不器用なさま、不格好ブカッコウなさま、お粗末ソマツなさま、同「体」「㤓」
◆「笨伯ホンハク」、愚鈍グドンなさま、動きが鈍く間が抜けているさま
◆竹の稈カン(内部が空洞になっている茎)の内側、外側を「笢」
「【陸氏詩疏廣要:卷上之上:菉竹猗猗】…竹田曰篁竹胎曰筍竹膚曰笢竹皮曰筠竹裏曰笨竹枚曰箇竹約曰節剖竹未去節曰䉃竹死曰䈙…」筆順
笩
竹6+5=総画数11 U+7B29
音読: ハイ、バイ
◆「笩笩ハイハイ」、(旗などが)翻(ひるがえ)るさま「【詩傳大全:卷二十:魯頌】其旂笩笩」
笪
竹6+5=総画数11 U+7B2A
音読: タツ、タチ
◆竹を並べ紐(ひも)で編(あ)んだ筵(むしろ)、敷いたり簾(すだれ)のように垂らして日除けなどにも使う
◆船を繋(つな)ぎ泊(と)めたり曳(ひ)いたりするための竹を編んで作った綱(あみ)、同「𥷨」「纜」
◆笞(むち)で打つ
笫
竹6+5=総画数11 U+7B2B
音読: シ[漢呉]
◆寝床に敷く竹製の簀子サクシ(すのこ)
◆寝台、座ったり横になったりできる長椅子
第竹6+5=総画数11 U+7B2C
音読: テイ[漢]、ダイ[呉]
◆階段のように段々に区切られているさま
◆高低の並び、順序、順位、順番、序列、等級
◆(昇進・採用のための等級ごとに行われる)試験
◆大きな屋敷
筆順
笭
竹6+5=総画数11 U+7B2D
音読: レイ[漢]、リョウ[呉]
◆竹製の籠(かご)、「笭箵レイセイ(獲った魚などを入れる竹製の小さな籠)」「笭箐レイセイ(竹製の小さな籠)」、同「𥵝」
◆竹を組んだ筵(むしろ)や簀子サクシ(すのこ)や簾(すだれ)の類、「笭䇸レイテイ(車に敷く簀子)」
◆「車笭シャレイ」、輿(こし、車の人が乗るところ)前部の細長い箱「【北京大学汉画研究所 #学术研究#任江:四川资阳市雁江区兰家坡汉墓初步研究】笭又名"籝"、"篚",是一种竹编长方槽形的车附件,横置于舆辕交接处…」
笮䇥𥬛𥬚
竹6+5=総画数11 U+7B2E
音読: ①サク[漢]、シャク[呉]②サク[漢]、ザク[呉]
①
◆窄(すぼ)める、隙間ができないようにぎゅっと強く締め付ける
◆竹を編んで作った箙(えびら、矢を入れて背負う筒状の容器)
②
◆竹を縒(よ)って作った縄、同「筰」
笯
竹6+5=総画数11 U+7B2F
音読: ド[漢]、ヌ[呉]
◆鳥籠
笰
竹6+5=総画数11 U+7B30
音読: フツ[漢]、ホチ[呉]
◆竹製の矢
◆輿の後ろの扉
◆笄(こうがい)
笱𦊒竹6+5=総画数11 U+7B31
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆竹篾チクベツ(竹を割り削いで細く薄くしたもの)を筒状に編み、魚が一旦入ると出られないように工夫した漁具、筌(うえ、うけ)
漢字林(非部首部別)
笲
竹6+5=総画数11 U+7B32
音読: ハン[漢]、ボン[呉]、ヘン[漢]、ベン[呉]
◆(贈り物や手土産などを入れる)竹製(或いは枝蔓製・藁製)の蓋(ふた)付きの器「【禮記注疏(禮記正義):卷第二:士昬禮第二】婦執笲棗栗自門入升自西階進拜奠于席…」
笳䈔竹6+5=総画数11 U+7B33
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆葦笛(あしぶえ)、アシ(葦)の葉を巻いて作った途中に孔のない笛、同「箛」
{アシ}筆順
笴𥯽竹6+5=総画数11 U+7B34
音読: カン[漢呉]、カ[漢呉]
◆矢柄・矢幹(やがら)、矢の柄(え、棒状の部分)、また竹製の矢
{武器(弓箭)}漢字林(非部首部別)
笵竹6+5=総画数11 U+7B35
音読: ハン[漢]、ボン[呉]
◆竹製の型かた、型枠(かたわく)、土製は「型」、金属製は「鎔」、木製は「模」、同「範」「范」
◆手本、決(きま)り、「型枠のように基準となるもの」の意、同「範」
筆順
笶𥬘竹6+5=総画数11 U+7B36
音読: シ[漢呉]
◆弓や弩ド(機械仕掛けの弓)に使う矢(や)、同「矢」
筆順
笷
竹6+5=総画数11 U+7B37
音読: ボウ、ミョウ
◆竹名、未詳、山中に生え水竹(タケの一種と思われるが未詳)に似る、竹を割って削ったものは柔らかく強いため様々ななものに利用されるという「【竹譜(李衎):卷四】笷(音卯)竹生天台鴈蕩樂清諸山中形狀類水竹但葉梢尖似桃李作篾柔靱雜用亦佳俗名笆籬竹」
笸
竹6+5=総画数11 U+7B38
音読: ハ
◆竹製の比較的浅い籠(かご)や笊(ざる)の類、「笸籮・箥籮・簸籮ハラ」「笸籃ハラン」
笹竹6+5=総画数11 U+7B39
訓読: ささ
◆[日]ササ(笹)、イネ科ササ属の植物
{ササ}筆順
笺箋䇳竹6+5=総画数11 U+7B3A
音読: セン[漢呉]
◆書物の表題や注記・覚書(おぼえがき、メモmemo)などを記すために使う小さい札や紙片
◆手紙や詩文・書画などを書くために使われる札や用紙、同「牋」
◆手紙
漢字林(非部首部別)
笻筇
竹6+5=総画数11 U+7B3B
音読: キョウ[漢]、グ、グウ[呉]
◆竹名、未詳、一説に茎(くき)の内部が空洞ではなく節セツ(ふし)が大きく膨(ふく)らむという、杖ジョウ(つえ)などに用いられる、またその杖
笼籠篭𦌼
竹6+5=総画数11 U+7B3C
音読: ロウ[漢]、ル[呉]
訓読: かご、こ・める、こ・もる
◆竹を編んで作った入れ物(盆状・桶状・笊状・筒状のものなど)の総称、またそれに入れる
◆箙えびら、矢を入れて背負う竹製筒状(箱形・筒形・袋形など)の容器
◆中に入(い)れる、閉じ込める、中に入(はい)る
笽
竹6+5=総画数11 U+7B3D
訓読: そうけ
◆[日]「笽島(そうけじま)」、姓
笾籩𥸅𨙢𨘚𠥣𠥫
竹6+5=総画数11 U+7B3E
音読: ヘン[漢呉]
◆食物を盛る竹製や藤製の高坏(たかつき、碗状また盆状の器に脚を付けたもの、「豆」という)
𥬌篪𥰽竾筂䶵𪛌𪛍𪛔竹6+5=総画数11 U+25B0C
音読: チ[漢]、ジ[呉]
◆七孔の竹製の横笛、七つの指孔(ゆびあな、指で押さえる孔、音孔ともいう)と歌口(うたぐち、息を吹き込む孔、吹き口ともいう)を合わせ八孔と数えることもある、同「箎」
「【爾雅注疏:釋樂】大篪謂之沂(《疏》…孫炎曰篪聲悲沂悲也…篪以竹爲長尺四寸圍三寸一孔上出寸三分名翹横吹之…廣雅云八孔鄭司農注周禮云篪七空蓋不數其上出者故七空)」 {楽器(管楽器)}
𥬎
竹6+5=総画数11 U+25B0E
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆魚を捕る竹籠、筌(うえ、うけ)
𥬏
竹6+5=総画数11 U+25B0F
音読: コ、ゴ
◆未詳「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:𥬏】戶烏切竹也」「【集韻:卷二:平聲二:模第十一:箶𥬏】竹名或作𥬏」
𥬑筑𥬶𥬾
竹6+5=総画数11 U+25B11
音読: チク[漢呉]
◆琴に似た細長い弦楽器、細くなった首を持って抱え竹片を弦に打ち当てて音を出す
◆古川名、現陝西省付近を流れていた川、同「𣽆」
◆築く、同「築」
𥬒
竹6+5=総画数11 U+25B12
音読: ハツ、ハチ
◆魚を掬(すく)い捕(と)る笊(ざる、浅めの竹製の籠かご)状の漁具、同「䈇」「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:𥬒】普末切䈇」「【集韻:卷九:入聲上:末第十三:𥬒】䈇也」
◆未詳「【語錄大觀:顚倒】…三問我修持還自𥬒不從世士口如藍」
𥬓
竹6+5=総画数11 U+25B13
音読: ヨウ、オウ
◆竹の節(ふし)、同「箹」
𥬔
竹6+5=総画数11 U+25B14
音読: キョ[漢]、コ[呉]
◆食べ物を入れる蓋(ふた)付きの籠(かご)「【禮記注疏(禮記正義):卷第二:士昬禮第二】婦執笲棗栗自門入升自西階進拜奠于席(笲竹噐而衣者其形蓋如今之筥𥬔蘆矣…)」
◆(山間で)獣(けもの)などの侵入を防ぐための竹製の柵(さく)「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:𥬔】丘於切闗也山谷遮獸也又飯器也」
𥬖皮𤿌𠰎𡰻𠬱𤿤
竹6+5=総画数11 U+25B16
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
訓読: かわ
◆体の表面を覆っている膜状のもの、動物の皮を剥いで平らに延ばし乾かしたりしたものは「革」、鞣(なめ)したものは「韋」
◆物事の表面を覆っている膜状のもの
𥬘笶
竹6+5=総画数11 U+25B18
音読: シ[漢呉]
◆弓や弩ド(機械仕掛けの弓)に使う矢(や)、同「矢」
𥬙
竹6+5=総画数11 U+25B19
音読: キョ、ゴ
◆松明(たいまつ)、燃えやすい木の細い枝(マツ松・スギ杉などの脂分の多い枝)やアシ(葦)などの茎を束ねてその先に火を点け明かりとするもの、同「炬」「苣」
𥬚笮䇥𥬛
竹6+5=総画数11 U+25B1A
音読: ①サク[漢]、シャク[呉]②サク[漢]、ザク[呉]
①
◆窄(すぼ)める、隙間ができないようにぎゅっと強く締め付ける
◆竹を編んで作った箙(えびら、矢を入れて背負う筒状の容器)
②
◆竹を縒(よ)って作った縄、同「筰」
𥬛笮䇥𥬚
竹6+5=総画数11 U+25B1B
音読: ①サク[漢]、シャク[呉]②サク[漢]、ザク[呉]
①
◆窄(すぼ)める、隙間ができないようにぎゅっと強く締め付ける
◆竹を編んで作った箙(えびら、矢を入れて背負う筒状の容器)
②
◆竹を縒(よ)って作った縄、同「筰」
𥬞
竹6+5=総画数11 U+25B1E
音読: デツ、ネチ
◆疲れてぐったりするさま、同「𦬼(苶)」「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷四:竹部第二:𥭧𥬞】奴結反𥭧然疲役也」
𥬟竹6+5=総画数11 U+25B1F
音読: 未詳
◆未詳
注解:「𥬘」の訛字か?
𥬠篘𥮢𥭛
竹6+5=総画数11 U+25B20
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆酒から滓(おり、沈殿物)を取り除く(濾す)ための竹製の笊(ざる)
◆酒を濾(こ)す、同「醔」「𨡲」
◆滓を濾した透明な酒、清酒
𥬡
竹6+5=総画数11 U+25B21
音読: 未詳
◆未詳
𥬢
竹6+5=総画数11 U+25B22
音読: 未詳
◆未詳
𥬥
竹6+5=総画数11 U+25B25
音読: 未詳
◆未詳
䇧
竹6+6=総画数12 U+41E7
音読: チョ、ジョ
◆箕(み)、穀物を入れ振ったり風を送ったりしながら糠や塵を取り除く笊(ざる)状の道具、古「箕」
◆竹で箕や籠などの綻(ほころ)びを繕(つくろ)う
䇨
竹6+6=総画数12 U+41E8
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆杯ハイ(茶碗・カップcupなどの器)などを入れる竹製の籠(かご)
◆箸箱(はしばこ)、箸を入れる竹筒また竹を編んで作った箱状の籠
䇬
竹6+6=総画数12 U+41EC
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆竹を割り棒状にしたもの、竹籤たけひご
◆竹を編んで作った船の帆(ほ)
䇭
竹6+6=総画数12 U+41ED
音読: ロウ
◆「𥬯䇭コウロウ」、竹製の籠(かご)、ヤナギ(柳、ヤナギ科の木)などの枝を編んだものは「栲栳コウロウ」
䇮
竹6+6=総画数12 U+41EE
音読: ジン[漢]、ニン[呉]
◆座る際に腰の下に敷く竹製の敷物、また寝る際に体の下に敷く敷物「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:䇮】音任單席也」「【集韻:卷八:去聲下:沁第五十二:䇮】臥蓆也通作衽」
◆竹名、「𥯨シ」と同じように、それによって傷付くと死ぬという毒があるという「【筍譜:二之出:𥯨竹筍】…又有䇮筍同此毒…」
䇱笝
竹6+6=総画数12 U+41F1
音読: ドウ[漢]、ノウ[呉]
◆船を繋ぐための竹を編んで作った綱
䇲筴
竹6+6=総画数12 U+41F2
音読: ①コウ[漢]、キョウ[呉]②サク[漢]、シャク[呉]
①
◆物を両側から押え挟(はさ)む、またそのための二本一組の道具、箸(はし)、同「梜」
②
◆筮(めどぎ)、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒、同「筮」「策」
◆文章を書き付ける竹の札(ふだ)、竹簡、同「策」
◆謀(はかりごと)、ことを成すための方法、同「策」
䇳箋笺竹6+6=総画数12 U+41F3
音読: セン[漢呉]
◆書物の表題や注記・覚書(おぼえがき、メモmemo)などを記すために使う小さい札や紙片
◆手紙や詩文・書画などを書くために使われる札や用紙、同「牋」
◆手紙
筆順
䇴
竹6+6=総画数12 U+41F4
音読: 未詳
◆未詳、「先を尖らせた細い竹の棒」の意か?、先に綿(わた)などを絡(から)めたもの(綿棒のようなもの)で、耳の中を掃除したり、これに薬を含ませ耳の中に塗るなどするという「【仁齋直指:卷二十一:耳】右為細末用綿纏竹䇴拭耳換綿蘸藥入耳」
䈂
竹6+6=総画数12 U+4202
音読: ヘイ[漢]、ビョウ[呉]
◆竹名、未詳
◆未詳「【集韻:卷四:平聲:青第十五:䈂】竹名一曰䈂𥭗戶扇」
笿竹6+6=総画数12 U+7B3F
音読: ラク[漢呉]
◆竹製の籠(かご)、杯や皿などの器を入れる籠(かご)、同「𥯛」
漢字林(非部首部別)
筀
竹6+6=総画数12 U+7B40
音読: ケイ[漢]、カイ[呉]
◆竹名、未詳「【筍譜:一之名:筀竹筍】今春二月已去吳越多生」「【夢溪筆談:卷二十六:藥議】…始筀竹笋有二月生者有三四月生者有五月方生者謂之晚筀…」「【画繼:卷第二:矦王貴戚】士安長於墨竹不遵川派好作筀竹殊秀潤…」「【廣東新語:卷二十七:艸語:竹】…有筀竹葉細節疎宐作蔤絲…」
筁
竹6+6=総画数12 U+7B41
音読: キョク、コク
◆蚕箔サンパク、竹などを網状に編んだ蚕を飼うための平らな籠(かご)、同「曲」「䒼」
筂篪𥰽竾𥬌䶵𪛌𪛍𪛔竹6+6=総画数12 U+7B42
音読: チ[漢]、ジ[呉]
◆七孔の竹製の横笛、七つの指孔(ゆびあな、指で押さえる孔、音孔ともいう)と歌口(うたぐち、息を吹き込む孔、吹き口ともいう)を合わせ八孔と数えることもある、同「箎」
「【爾雅注疏:釋樂】大篪謂之沂(《疏》…孫炎曰篪聲悲沂悲也…篪以竹爲長尺四寸圍三寸一孔上出寸三分名翹横吹之…廣雅云八孔鄭司農注周禮云篪七空蓋不數其上出者故七空)」 {楽器(管楽器)}
筃
竹6+6=総画数12 U+7B43
音読: イン
◆竹名、未詳
◆座る時に腰の下に敷く敷物、座布団、同「茵」
筄𥬻竹6+6=総画数12 U+7B44
音読: ヨウ[漢呉]
◆垂木(たるき、棟から軒先に向かって渡し屋根を支える木材)とその上の屋根瓦の間に敷く竹を組んだもの、同「𥯧」
漢字林(非部首部別)
筅𥬗箲竹6+6=総画数12 U+7B45
音読: セン[漢呉]
◆食器などを洗う竹製の箒状の道具、細かく割った竹を束ねたものや先端だけを細かく割り筒状の部分を残したものなどがある、同「箲」
筆順
筆笔竹6+6=総画数12 U+7B46
音読: ヒツ[漢]、ヒチ[呉]
訓読: ふで
◆墨や絵の具を穂先に含ませて字を書いたり絵を描いたりする道具、またそれで字を書く、また絵を描く、またそれで書いた(描いた)字や絵
漢字林(非部首部別)筆順
筇笻
竹6+6=総画数12 U+7B47
音読: キョウ[漢]、グ、グウ[呉]
◆竹名、未詳、一説に茎(くき)の内部が空洞ではなく節セツ(ふし)が大きく膨(ふく)らむという、杖ジョウ(つえ)などに用いられる、またその杖
筈竹6+6=総画数12 U+7B48
音読: カツ[漢]、カチ[呉]
訓読: はず
◆矢の手元側にある弦につがえる部分にある窪み
{武器(弓箭)}◆[日]はず、~となることは当然である
筆順
等䓁䒭竹6+6=総画数12 U+7B49
音読: トウ[漢呉]、タイ[漢呉]
訓読: ひと・しい、など、ら
◆きちんと揃(そろ)え整(ととの)えられた竹簡(チクカン、竹の札に記された文書)
◆凸凹せずにきちんと揃う、また揃える、また整える
◆数・量・大きさ・程度などが同じ、どれも同じように揃っている
◆天秤テンビン(ものの重さを量る道具)の分銅フンドウ(おもり、錘、重り)
◆同類、同様、同種
◆~など、同類・同様・同種のものを幾つか列挙する際に用いる語
◆~ら、複数のものを指す語、「我等ガトウ(われら)」「此等シトウ(これら)」
◆待つ、待ち受ける
漢字林(非部首部別)筆順
筊
竹6+6=総画数12 U+7B4A
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]、コウ[漢]、ギョウ[呉]
◆竹を縒(よ)って作った縄、同「笮」
◆小形の簫ショウ(竹製の縦笛)、同「笅」「䉰」
◆「杯筊ハイコウ」、吉凶を占う三日月形や貝殻形の竹製或いは木製の器具、二つ一組で手に持ち投げ落とした時の表裏や位置関係で吉凶を占う、同「筊杯コウハイ」、同「珓」
筋竹6+6=総画数12 U+7B4B
音読: キン[漢]、コン[呉]
訓読: すじ
◆動物の肉(皮膚と骨を繋いで一定の形や位置を保つ役割を担う組織、筋肉と脂肪とからなる)を構成する伸縮性のある強靱な線状の組織
「【集韻:卷二:平聲:欣第二十一:筋竻腱𦞬肋】說文肉之力也从竹竹物之多筋者又姓古作竻或作腱𦞬亦省俗作䈥非是」◆線状のもの、線状に繋がっているもの、細く長いもの、またそのような形
◆[日]血の繋がり、血統、「血筋(ちすじ)」
◆[日]物事の道理、物事を行う手順、「筋道(すじみち)」
筆順
筌𥮡竹6+6=総画数12 U+7B4C
音読: セン[漢呉]
訓読: うえ、うけ
◆竹篾チクベツ(竹を割り削いで細く薄くしたもの)を筒状に編み、魚が一旦入ると出られないように工夫した漁具、同「笱」
◆水中に柴(しば)などを沈め、そこに入り込んだ魚を捕(と)る仕掛け、同「罧」「荃」
筆順
筍笋𥰴𥳦竹6+6=総画数12 U+7B4D
音読: シュン[漢呉]、ジュン[慣]
訓読: たけのこ
◆竹の若芽、柔らかい竹、同「箰」
◆枘(ほぞ)、二本の木材を繋(つな)ぐ時に一本の端は凹状に作り(「枘穴ほぞあな」という)、もう一本の端は凸状に作って(「枘ほぞ」「筍ジュン」という)これを繋ぎ合わせる、その凸状の部分、同「榫」「枘」
◆鍾ショウや磬ケイなどの打楽器を吊るすための横木、同「𥯗」「栒」「簨」、それを支える縦木(支柱)は「簴」「虡」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」
{楽器(打楽器)}漢字林(非部首部別)筆順
筎
竹6+6=総画数12 U+7B4E
音読: ジョ、ニョ
◆竹の稈カン(内部が空洞になっている茎)の表皮を削り取り、白或いは薄黄緑色の部分を繊維状にしたもの、生薬として、また舟などの漏水を防ぐためなどに用いられる
筏𦨷竹6+6=総画数12 U+7B4F
音読: ハツ[漢]、ボチ、ハチ[呉]
訓読: いかだ
◆水の上を行き来するために竹を平らに並べ組んだもの、木を組んだものは「栰」
筆順
筐筺𥮟竹6+6=総画数12 U+7B50
音読: キョウ[漢]、コウ[呉]
訓読: かご、かたみ
◆竹製の四角い箱状の容器、籠(かご)、丸いものは「筥キョ」
◆周りを囲む、四方を囲む枠(わく)、同「框」
筆順
筑𥬑𥬶𥬾竹6+6=総画数12 U+7B51
音読: チク[漢呉]
◆琴に似た細長い弦楽器、細くなった首を持って抱え竹片を弦に打ち当てて音を出す
◆古川名、現陝西省付近を流れていた川、同「𣽆」
◆築く、同「築」
◆繁
「築」漢字林(非部首部別)筆順
筒竹6+6=総画数12 U+7B52
音読: トウ[漢]、ズウ[呉]
訓読: つつ
◆竹の茎の中空の部分、同「筩」
◆細長い円柱状で内部が空洞になっている形のもの、同「筩」
筆順
筓笄竹6+6=総画数12 U+7B53
音読: ケイ[漢]、ケ[呉]
訓読: こうがい
◆髪に刺して整えた髪や冠などを固定するための道具、それに飾りを付けたものが簪(かんざし)
{服飾(髪飾)}◆女子の成年、古く女子が十五歳になると髪を結い笄(こうがい)を刺したことから
◆[日]日本刀の鞘(さや)に差し込む短い箆(へら)状の道具、身嗜(みだしな)みを整えるためのものという
答竹6+6=総画数12 U+7B54
音読: トウ[漢呉]
訓読: こたえ、こた・える
◆相手からの問い掛けや働き掛けに対して自分の意思を言葉や態度で返す、返事をする
◆相手からの問い掛けや働き掛けに応対する、応(こた)える
◆相手の心遣いなどに言葉や物で報(むく)いる
◆「答布トウフ」、目の粗い厚手の布
漢字林(非部首部別)筆順
筕
竹6+6=総画数12 U+7B55
音読: コウ[漢]、ギョウ、ゴウ[呉]
◆「筕篖・筕簹コウトウ」、竹を並べ編(あ)んだ目の粗(あら)い筵(むしろ)、同「倚佯イヨウ」
策䇿筞竹6+6=総画数12 U+7B56
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆(竹製の)鞭(むち)、鞭打つ、同「敇」「箠」
◆文字(文章)を記すための細長い竹製の札、竹簡チクカン
◆符命フメイ、天子の意であることの証(あかし、署名や押印)のある札(ふだ、文書)、天子が下す命令書・指示書・辞令書、特に諸侯の領土・爵位・官位などの任免の文書、同「冊」
◆謀(はかりごと)、ことを成すための方法、またそれを記した文書、計画書、同「𥮮」
◆謀(はか)る、ことを成すために手を打つ、同「籌」
◆筮(めどぎ)、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒、同「筮」「筴」
◆永字八法の一つ、右上へ向かってのはねの書き方、現代中国では「提」「挑」
{永字八法}漢字林(非部首部別)筆順
筗
竹6+6=総画数12 U+7B57
音読: チュウ、ジュウ
◆竹(たけ)、竹の一種
◆籥ヤク(竹製の笛)の一種で中形のもの、大形のものを「簅サン」、小形のものを「箹ヤク」「【爾雅注疏:釋樂】大籥謂之產(《注》籥如笛三孔而短小廣雅云七孔)其中謂之仲小者謂之箹(《音義》籥羊灼反管三孔也本或作龠簅音産字又作産笛徒歴反字或作篴仲或作筗同箹烏角反又音約)」
筘簆𥲃
竹6+6=総画数12 U+7B58
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆筬(おさ)、竹(或いは金属製)の細長い板を櫛(くし)の歯状に並べその隙間に経糸(たていと)を通す機織(はたお)り道具の一つ、仕上げる布の幅と経糸の本数(密度)を決める他、杼(ひ)を往復させながら通した緯糸(よこいと)を押さえ緯糸同士を密着させるための道具、同「筬」
筙
竹6+6=総画数12 U+7B59
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:竹部:筙】同"箂"」
筚篳𥴂竹6+6=総画数12 U+7B5A
音読: ヒツ[漢]、ヒチ[呉]
◆竹や柴(しば)を編んだもの、筵(むしろ)や垣根(かきね)など
◆「筚篥・觱篥・𥷑篥ヒチリキ」、竹製の縦笛
{楽器(管楽器)}
筛篩竹6+6=総画数12 U+7B5B
音読: サイ[漢]、セ[呉]、シ[漢呉]
訓読: ふるい
◆網(あみ)目を通して大きいものと小さいものを選(え、よ)り分ける、またその籠(かご)状また笊(ざる)状の道具同「籭」「簁」「簛」
◆小さな隙間(すきま)を通ってくる、(篩にかけたように)ぱらぱらと(はらはらと、ぽたぽと)落ちて来る
「【全唐詩(欽定全唐詩):卷八百三十二:送廬山衲僧】…凍天方篩雪…」◆「筛草シソウ」、コウボウムギ(弘法麦)、カヤツリグサ科スゲ属の草
{コウボウムギ}
筜簹
竹6+6=総画数12 U+7B5C
音読: トウ[漢呉]
◆「筼筜ウントウ」、竹名、大きな竹で、水辺に生え高さは数丈(1丈=約3m)、幹回りは一尺五六寸(1尺=約30cm)あるという「【筍譜:二之出:篔簹筍】曹毗湘中賦云其竹則篔簹今詳其筍亦洪大竹節長四尺」
◆「筕筜・筕篖コウトウ」、竹を並べ編(あ)んだ目の粗(あら)い筵(むしろ)、同「倚佯イヨウ」
筝箏竹6+6=総画数12 U+7B5D
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
訓読: こと
◆長い箱状の弦楽器、琴柱(ことじ)の位置を変えることで音程を調節する
{楽器(弦楽器)}、胴が板状で琴柱がないものは「琴」
筆順
筬竹6+6=総画数12 U+7B6C
音読: セイ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: おさ
◆竹(或いは金属製)の細長い板を櫛(くし)の歯状に並べその隙間に経糸(たていと)を通す機織(はたお)り道具の一つ、仕上げる布の幅と経糸の本数(密度)を決める他、杼(ひ)を往復させながら通した緯糸(よこいと)を押さえ緯糸同士を密着させるための道具、同「筘」
筆順
𥬪
竹6+6=総画数12 U+25B2A
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆小さな(細くてまっすぐな)竹、矢に用いるという、【野古集】によれば「細い竹の種」ではなく「竹の細くてまっすぐな枝」を言うようである:「【野古集:七言絕句:題畫】竹樹𥬪𥬪過雨…」
𥬬
竹6+6=総画数12 U+25B2C
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆ピンセットpincet[蘭]やトングtongsのような"∧"字状をした物を挟(はさ)む竹製の道具、同「籋」
𥬯竹6+6=総画数12 U+25B2F
音読: コウ
◆「𥬯䇭コウロウ」、竹製の籠(かご)、ヤナギ(柳、ヤナギ科の木)などの枝を編んだものは「栲栳コウロウ」
漢字林(非部首部別)
𥬰竹6+6=総画数12 U+25B30
音読: サク、シャク
◆同
「冊」◆竹を立て並べた柵(さく)、同「柵」「笧」
◆謀(はか)る、策(サク、ことを成すための方法)を講ずる、同「策」
𥬲𥬸
竹6+6=総画数12 U+25B32
音読: タ[漢]、テ[呉]
◆竹製の鞭(むち)、また鞭打つ、同「簻」「【廣韻:下平聲:麻第九:檛:檛】捶也…簻上同𥬸上同」
◆「箛𥬲コタ」「筨𥬲・筨𥳔・䈄𥳔カンタ」、竹名、太さは足の(親)指程で、堅く、中は白く柔らかいものがぎっしりと詰まっており、生垣(いけがき)などに利用されるという「【竹譜(李衎):卷七】䈄𥳔竹戴凱之…大如足指堅厚修直腹中白膜闌隔狀如濕{⿺麥靣}…閩中記曰筨𥬸竹圓如指大可編藩籬筨𥬸即䈄𥳔也」
𥬵篅𥳙𦵓竹6+6=総画数12 U+25B35
音読: セン[漢]、ゼン[呉]、スイ[漢]、ズイ[呉]
◆穀物を入れる竹製の円柱状の籠(かご)、同「圌」「囤」「𥫱」
漢字林(非部首部別)
𥬶筑𥬑𥬾
竹6+6=総画数12 U+25B36
音読: チク[漢呉]
◆琴に似た細長い弦楽器、細くなった首を持って抱え竹片を弦に打ち当てて音を出す
◆古川名、現陝西省付近を流れていた川、同「𣽆」
◆築く、同「築」
𥬷𥯗𫂎𥬹竹6+6=総画数12 U+25B37
音読: シュン[漢呉]
◆鐘ショウ(かね)・磬ケイ・鼔コ(つづみ)などの楽器を吊り下げる横木、同「筍」「栒」「簨」、それを支える縦木(支柱)は「簴」「虡」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」
{楽器(打楽器)}
𥬸𥬲
竹6+6=総画数12 U+25B38
音読: タ[漢]、テ[呉]
◆竹製の鞭(むち)、また鞭打つ、同「簻」「【廣韻:下平聲:麻第九:檛:檛】捶也…簻上同𥬸上同」
◆「箛𥬸コタ」「筨𥬸・筨𥳔・䈄𥳔カンタ」、竹名、太さは足の(親)指程で、堅く、中は白く柔らかいものがぎっしりと詰まっており、生垣(いけがき)などに利用されるという「【竹譜(李衎):卷七】䈄𥳔竹戴凱之…大如足指堅厚修直腹中白膜闌隔狀如濕{⿺麥靣}…閩中記曰筨𥬸竹圓如指大可編藩籬筨𥬸即䈄𥳔也」
𥬹𥯗𫂎𥬷竹6+6=総画数12 U+25B39
音読: シュン[漢呉]
◆鐘ショウ(かね)・磬ケイ・鼔コ(つづみ)などの楽器を吊り下げる横木、同「筍」「栒」「簨」、それを支える縦木(支柱)は「簴」「虡」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」
{楽器(打楽器)}
𥬻筄
竹6+6=総画数12 U+25B3B
音読: ヨウ[漢呉]
◆垂木(たるき、棟から軒先に向かって渡し屋根を支える木材)とその上の屋根瓦の間に敷く竹を組んだもの、同「𥯧」
𥬾筑𥬑𥬶
竹6+6=総画数12 U+25B3E
音読: チク[漢呉]
◆琴に似た細長い弦楽器、細くなった首を持って抱え竹片を弦に打ち当てて音を出す
◆古川名、現陝西省付近を流れていた川、同「𣽆」
◆築く、同「築」
𥭀
竹6+6=総画数12 U+25B40
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:竹部:𥭀】同"𥭓"」
𥭅
竹6+6=総画数12 U+25B45
音読: 未詳
◆未詳
𥭊
竹6+6=総画数12 U+25B4A
音読: 未詳
◆未詳「【風俗通義:愆禮】公車徵士豫章徐孺子…瓊薨旣葬負𥭊𢌲涉齎一盤醊哭於墳前…」「【漢語大字典:竹部:𥭊】音义未详。一说"笈"的讹字」「【中華字海:竹部:𥭊】"笈"的讹字」
𥭱䇫
竹6+6=総画数12 U+25B71
音読: キ[漢呉]
◆歯が細かい櫛(くし)、髪を梳(す)く他、フケ(頭垢)やシラミ(虱)などを取るという「【六書故:卷二十三:植物三:䇫】居之切去頭垢及蟣蝨比也」
䇫𥭱
竹6+7=総画数13 U+41EB
音読: キ[漢呉]
◆歯が細かい櫛(くし)、髪を梳(す)く他、フケ(頭垢)やシラミ(虱)などを取るという「【六書故:卷二十三:植物三:䇫】居之切去頭垢及蟣蝨比也」
䇵
竹6+7=総画数13 U+41F5
音読: ギ、ギン、ゴン
◆大きな箎(チ、七孔の竹笛の一種)、同「𪛊」
䇶
竹6+7=総画数13 U+41F6
音読: カク
◆竹稈(チクカン)、内部が空洞になっている竹の幹(みき)
◆竹筒(たけづつ)、同「筩」「【龍龕手鑑:卷四:竹部第二:䇶】俗筩正音仝竹筩也」
䇷竹6+7=総画数13 U+41F7
音読: ヘツ、ヘチ
◆竹を裂(さ)く、割(わ)る、別(わ)ける
◆割符(わりふ)にする、(竹札などに文字・署名などを書いて、それを割き、それぞれを互いに持ち合って真正なものであることの証あかしとする)、同「𧧸」「莂」
「【集韻:卷九:入聲上:薛第十七:䇷】筆別切分契也」漢字林(非部首部別)
䇸
竹6+7=総画数13 U+41F8
音読: テイ[漢]、ジョウ[呉]
◆竹製の筵(むしろ、人が座る敷物)、「笭䇸レイテイ(車に敷く竹製の筵(むしろ))」
◆竹の一種、堅く表面には白い点々があり、太いものは舟の棹(さお)に、細いものは笛などに利用されるという、同「篁」「【竹譜(戴凱之)】篁任篙笛體特堅圓(篁竹堅而促節體圓而質堅皮白如霜粉大者宜行船細者為笛…)」「【竹譜(李衎):卷六】䇸竹戴凱之竹譜曰䇸任篙笛(按竹譜原本䇸作篁)體特堅圓埤蒼曰䇸竹堅而促節體圓而質堅皮白如霜粉大者宜行船細者為笛」
䇹竹6+7=総画数13 U+41F9
音読: クン[漢呉]
◆細いが堅く強い篠竹(しのだけ)の類で、箭杆センカン(矢柄・矢幹(やがら))に用いられるタケ(竹)の名、同「箘」
{武器(弓箭)}
䇺
竹6+7=総画数13 U+41FA
音読: トウ、ズ
◆食物を盛る竹製(籐製)の豆トウ(脚付きの皿状また盆状の器、高坏(たかつき))、「籩䇺ヘントウ」「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:䇺】音豆禮器」
䇻
竹6+7=総画数13 U+41FB
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
◆竹名、未詳
◆箒(ほうき)
◆「𥳣䇻サイビ」、未詳「【集韻:卷七:去聲上:夳第十四:𥳣】𥳣䇻竹器」
䇾竹6+7=総画数13 U+41FE
音読: ゲン[漢]、ゴン[呉]
◆簫ショウよりも大きい縦笛の一種
{楽器(管楽器)}
䇿策筞竹6+7=総画数13 U+41FF
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆(竹製の)鞭(むち)、鞭打つ、同「敇」「箠」
◆文字(文章)を記すための細長い竹製の札、竹簡チクカン
◆符命フメイ、天子の意であることの証(あかし、署名や押印)のある札(ふだ、文書)、天子が下す命令書・指示書・辞令書、特に諸侯の領土・爵位・官位などの任免の文書、同「冊」
◆謀(はかりごと)、ことを成すための方法、またそれを記した文書、計画書、同「𥮮」
◆謀(はか)る、ことを成すために手を打つ、同「籌」
◆筮(めどぎ)、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒、同「筮」「筴」
◆永字八法の一つ、右上へ向かってのはねの書き方、現代中国では「提」「挑」
{永字八法}
䈀𥮚
竹6+7=総画数13 U+4200
音読: サン[漢呉]
◆竹器、未詳「【廣雅:卷六:釋器】䈰謂之䈀(素典素管)」「【說文解字注:竹部:䈀】竹器也(玉篇曰似箱而麤)…」「【路史:卷八:前紀八:禪通紀:尊盧氏】…成陽得慶都之䈀于…」「【正字通:未集上:竹部:䈀】同䈀省舊註分爲二非或與笧同路史云于成陽得慶都之䈀䈀卽笧笧也按此説亦非見後䈀註」
筞策䇿竹6+7=総画数13 U+7B5E
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆(竹製の)鞭(むち)、鞭打つ、同「敇」「箠」
◆文字(文章)を記すための細長い竹製の札、竹簡チクカン
◆符命フメイ、天子の意であることの証(あかし、署名や押印)のある札(ふだ、文書)、天子が下す命令書・指示書・辞令書、特に諸侯の領土・爵位・官位などの任免の文書、同「冊」
◆謀(はかりごと)、ことを成すための方法、またそれを記した文書、計画書、同「𥮮」
◆謀(はか)る、ことを成すために手を打つ、同「籌」
◆筮(めどぎ)、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒、同「筮」「筴」
◆永字八法の一つ、右上へ向かってのはねの書き方、現代中国では「提」「挑」
{永字八法}
筟
竹6+7=総画数13 U+7B5F
音読: フ[漢呉]
◆糸を巻き付けておく筒(つつ)状の用具、糸巻き、「筟車フシャ(回転しながら糸を巻き付けたり、機織はたおり機で糸を送り出したりする用具)」、同「筳」「筦」「【說文解字注:竹部:筟】筳也(筵筦筟三名一物也方言曰繀車趙魏之閒謂之轣轆車東齊海岱之閒謂之道軌按自其轉旋言之謂之厤鹿亦謂之道軌亦謂之鹿車自其箸絲之筳言之謂之繀車亦謂之筟車實卽今之籆車也)」
筠竹6+7=総画数13 U+7B60
音読: イン[漢呉]
◆竹の皮
「【陸氏詩疏廣要:卷上之上:菉竹猗猗】…竹田曰篁竹胎曰筍竹膚曰笢竹皮曰筠竹裏曰笨竹枚曰箇竹約曰節剖竹未去節曰䉃竹死曰䈙…」筆順
筡
竹6+7=総画数13 U+7B61
音読: ト[漢]、ド、ズ[呉]
◆竹を割り削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、また竹籤(たけひご)を作る、同「篾」「【說文解字注:竹部:筡】析竹笢也(…方言筡析也析竹謂之筡…按此注謂巳析之蔑…爾雅簢筡中葢此義之引伸肉薄好大者謂之筡中如析去靑皮而薄也…)」
◆中空の竹の一種、未詳、【筍譜】は「節(ふし)がないもの」という、同「簢」「【筍譜:二之出:簢筍】爾雅云簢筡中郭注其中空今詳竹皆空中或自根至梢空中則無節竹也疑簢竹一名筡中一云其中䎡曰筡可以為席如此者則其竹内隔䎡與常竹不同故云筡中為筍嫩而節䎡薄也」
筢
竹6+7=総画数13 U+7B62
音読: ハ、ベ
◆草など掻(か)き取る竹製の熊手(くまで)
筣
竹6+7=総画数13 U+7B63
音読: ①レイ[漢]、ライ[呉]②リ[漢呉]
①
◆広州に産する竹の名、同「䉫」
②
◆竹垣(たけがき)、竹を編んで作った柵や垣根などの囲い、同「籬」
筤竹6+7=総画数13 U+7B64
音読: ロウ[漢呉]
◆青々として若々しい竹
◆輦(こし、天子などが乗る人が曳く車)を覆う(籠を伏せたような形の)竹製の骨組、同「𥫵」
「【廣韻:下平聲:唐第十一:郎:筤】車籃一名𥫵𥫵音替」◆「蒼筤ショウロウ」、若々しい竹のような青緑色、またそのような色の竹
筆順
筥竹6+7=総画数13 U+7B65
音読: キョ[漢]、コ[呉]
訓読: はこ
◆竹製の円筒形の籠(かご)、四角いものは「筐キョウ」
◆穀物の束(たば)を数える単位、1稯ソウ=10筥、1筥=4秉ヘイ=4把ハ(1把は一握り分を束ねたもの)
「【儀禮:聘禮】四秉曰筥(…)十筥曰稯十稯曰秅四百秉為一秅」筆順
筦竹6+7=総画数13 U+7B66
音読: カン[漢呉]
◆同
「管」◆糸を巻き付けておく筒(つつ)状の用具、糸巻き、同「筟」「筳」
筧笕竹6+7=総画数13 U+7B67
音読: ケン[漢呉]
訓読: かけひ
◆水を引くために節(ふし)を刳(く)り抜いた竹筒(たけづつ)、これを繋ぎ合わせて必要な長さにする、同「梘」
筆順
筨
竹6+7=総画数13 U+7B68
音読: カン[漢]、ゴン[呉]
◆「筨𥳔カンタ」、竹名、太さは足の(親)指程で、堅く、中は白く柔らかいものがぎっしりと詰まっており、生垣(いけがき)などに利用されるという、同「䈄𥳔、笒𥳔、筨𥬸」「箛𥬸コタ」「【竹譜(李衎):卷七】䈄𥳔竹戴凱之…大如足指堅厚修直腹中白膜闌隔狀如濕{⿺麥靣}…閩中記曰筨𥬸竹圓如指大可編藩籬筨𥬸即䈄𥳔也」
筩竹6+7=総画数13 U+7B69
音読: トウ[漢]、ズウ[呉]
◆竹筒(たけづつ)、同「筒」
◆筒状のもの、細長い円柱状で内部が空洞になっている形のもの、同「筒」
筆順
筪
竹6+7=総画数13 U+7B6A
音読: コウ[漢]、ギョウ[呉]
◆竹名、未詳、同「笚」
◆物を収納するための蓋付きの小箱、同「匣」
筫竹6+7=総画数13 U+7B6B
音読: チ、シ
◆竹製の容器、未詳
◆同
「質」「【龍龕手鑑:卷三:貝部第四:筫】俗質正之日反村謹正信也又音致資質也」漢字林(非部首部別)
筭𢌺竹6+7=総画数13 U+7B6D
音読: サン
◆数を計算する(本数や置き方によって数を表す)ための竹の棒、同「算」
◆数(かず)を数(かぞ)える、計算する、同「算」
漢字林(非部首部別)
筮𥰫𥵼𥷣𥰰𥷂竹6+7=総画数13 U+7B6E
音読: セイ[漢]、ゼ[呉]、ゼイ[慣]
訓読: めどぎ
◆吉凶を占う時に使う(竹の)棒、古くはノコギリソウ(鋸草、キク科ノコギリソウ属の草)の茎を使った
{ノコギリソウ}◆蓍(めどぎ)で吉凶を占う
漢字林(非部首部別)筆順
筯
竹6+7=総画数13 U+7B6F
音読: チョ[漢]、ジョ[呉]
◆食べ物を挟(はさ)んで掴(つか)み取るための二本一組の棒状の箸(はし)の類、同「箸」
筰竹6+7=総画数13 U+7B70
音読: サク[漢]、ザク[呉]
◆竹を縒(よ)って作った縄、同「笮」「筊」
◆古地名、在越嶲エツスイ(現四川省凉山彝族自治州)
「【史記集解:卷一百十六:西南夷列傳】自嶲以東北君長以什數徙筰都最大(《集解》徐廣曰徙在漢嘉筰音昨在越嶲)」 {四川省}筆順
筱篠筿𥴽𥭪竹6+7=総画数13 U+7B71
音読: ショウ[漢呉]
訓読: しの
◆幹カン(みき)が細い竹の一種、細いが堅く強いため矢柄・矢幹(やがら)に利用される
{武器(弓箭)}筆順
筲竹6+7=総画数13 U+7B72
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆米(こめ)などの穀物を入れる円筒形の竹籠たけかご、同「𥳓」「䈰」「𥰠」
「【廣雅:卷七:釋器】筲(所交)𥰠(呂)也」◆「斗筲トショウ」◇1斗2升入りの竹製の籠◇小さくて多くは入らないさま、器量(キリョウ、度量や見識など)が小さいさま
◆小さな籠(かご)、小さな筒(つつ)状の容器、同「䈰」「檧」
「【方言:第五】箸筩(盛朼箸籫也)陳楚宋魏之間謂之筲(鞭鞘)或謂之籝(…)自𨵿而西謂之桶檧」◆戦国時代(前11世紀~前221年)の楚国の容量の単位、1筲=5升
{各種単位} {戦国時代}筆順
筳
竹6+7=総画数13 U+7B73
音読: テイ[漢]、ジョウ[呉]
◆糸を巻き付けておく筒(つつ)状の用具、糸巻き、同「筟」「筦」「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:筳】徒丁切小破竹也小簪也籠也」
◆小さい(細く短い)竹の棒、「筳篿テイセン(竹の棒を使った占いの一種)」「【楚辭(劉向):卷第一:離騷經】索藑茅以筳篿兮(索取也藑茅靈草也筳小折竹也楚人名結草折竹以卜曰篿文選藑作瓊五臣云筳竹筭也補曰索所革切藑音瓊爾雅云葍藑茅注云藑葍一種花有赤者爲藑筳音𢌜篿音專後漢方術傳曰挺專折竹注云挺八叚竹也音同)命靈氛爲余占之…」
筴䇲竹6+7=総画数13 U+7B74
音読: ①コウ[漢]、キョウ[呉]②サク[漢]、シャク[呉]
①◆物を両側から押え挟(はさ)む、またそのための二本一組の道具、箸(はし)、同「梜」
②◆筮(めどぎ)、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒、同「筮」「策」
◆文章を書き付ける竹の札(ふだ)、竹簡、同「策」
◆謀(はかりごと)、ことを成すための方法、同「策」
漢字林(非部首部別)筆順
筵竹6+7=総画数13 U+7B75
音読: エン[漢呉]
訓読: むしろ
◆竹を並べ紐(ひも)で編んだ敷物、またそれを敷く、またそれが敷いてあるところ、人が座ったり横になったりするところに敷くもの
筆順
筶
竹6+7=総画数13 U+7B76
音読: コウ[漢呉]
◆占卜センボク・卜占ボクセン(占い)用具「【皇朝經世文編:卷八十三:兵政十四海防上:廣州大虎山新建礮臺碑銘】…無奈禱筶棹退潮吉…」「【喻世明言(古今小說):第十八卷:楊八老越國奇逢】…楊八老私向廟中祈禱問筶得個大吉之兆…」
筷
竹6+7=総画数13 U+7B77
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆食べ物を挟(はさ)み取る箸(はし)
筸竹6+7=総画数13 U+7B78
音読: カン
◆「鎮筸チンカン」、古地名、現湖南省湘西土家族苗族自治州鳳凰県
{湖南省}
筹籌𥵽竹6+7=総画数13 U+7B79
音読: チュウ[漢]、ジュウ[呉]
◆離れた壺に向かって矢を投げ入れる遊びに使う竹製の矢
◆数を計算する(本数や置き方によって数を表す)ための竹の棒、同「算」
◆計画する、方策を考える
筆順
筺筐𥮟竹6+7=総画数13 U+7B7A
音読: キョウ[漢]、コウ[呉]
訓読: かご、かたみ
◆竹製の四角い箱状の容器、籠(かご)、丸いものは「筥キョ」
◆周りを囲む、四方を囲む枠(わく)、同「框」
筆順
筻竹6+7=総画数13 U+7B7B
音読: コウ
◆「筻口コウコウ」、地名、湖南省岳陽市岳陽県
{湖南省}
筼篔
竹6+7=総画数13 U+7B7C
音読: ウン[漢呉]
◆「筼筜ウントウ」、竹名、大きな竹で、水辺に生え高さは数丈(1丈=約3m)、幹回りは一尺五六寸(1尺=約30cm)あるという「【筍譜:二之出:篔簹筍】曹毗湘中賦云其竹則篔簹今詳其筍亦洪大竹節長四尺」
筽
竹6+7=総画数13 U+7B7D
音読: 오オ[韓]
◆[韓]「筽篒島(오식도オシット)」、地名、全羅北道(전라북도チョルラプクト)群山市(군산시クンサンシ)
签簽
竹6+7=総画数13 U+7B7E
音読: セン[漢呉]
◆文書や書物の内容や題を書き記した札やラベルlabel、「題簽ダイセン」
◆竹を編んで作った(蓋付の四角い)籠、同「籯」
筿篠筱𥴽𥭪竹6+7=総画数13 U+7B7F
音読: ショウ[漢呉]
訓読: しの
◆幹カン(みき)が細い竹の一種、細いが堅く強いため矢柄・矢幹(やがら)に利用される
{武器(弓箭)}筆順
简𥳑簡
竹6+7=総画数13 U+7B80
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆文字(文章)を記すための竹製の細長い札(ふだ)、多くは一枚一行で、これを順に紐で綴じたものが一つの文書や手紙となる
◆信書、手紙、文書、同「柬」
◆仕分けて選び出す、選り分ける、同「柬」「揀」
◆大まかな、手短(てみじか)な
節節节竹6+7=総画数13 U+7BC0
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
訓読: ふし
◆タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)の中空の茎が途中で区切られ外側に硬く盛り上がっているところ、イネ科の植物に多くみられる
◆区切り、変わり目、段落、けじめ
◆区切りで(節目で)一旦止める、一旦抑(おさ)える、区切りをつける
◆度を越さない、度を弁(わきま)える、またそのような振る舞い
◆六十四卦の一つ、䷻(U+4DFB、水澤節スイタクセツ)
◆割符(わりふ)、一つの札を二つに割って互いに持ち合い、使いの者や代理の者を立てる際にこれを持たせ、二つの札が合うことで真正な者であることの証(あかし)とするもの、同「卩」「卪」
漢字林(非部首部別)筆順
𥭐箻
竹6+7=総画数13 U+25B50
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆鳥を射る吹き矢を飛ばす竹の筒
𥭒𥫱𦯁
竹6+7=総画数13 U+25B52
音読: トン[漢]、ドン[呉]
訓読: いざる
◆穀物を入れる竹製の大型の円柱状の籠(かご)、同「𥳙」
𥭓
竹6+7=総画数13 U+25B53
音読: ハク[漢]、ボク[呉]、サク[漢呉]
◆車などを"∩"字状に覆(おお)う簾(すだれ、竹や藁を並べ紐で編んだもの)を支える骨組み、枸簍クロウ、同「䈿」「【方言:第九】車枸簍…其上約謂之𥭓(即軬帶也音瓜瓝)或謂之䈿(音脉)秦晉之間自關而西謂之枸簍西隴謂之㮥(即畚字薄晩反)南楚之外謂之篷…」
𥭖𩐟
竹6+7=総画数13 U+25B56
音読: ハク[漢]、ホク[呉]
◆手足の指の関節が鳴る、また鳴らす、またその音、同「肑」「𤕝」
𥭗篷竼竹6+7=総画数13 U+25B57
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
訓読: とま
◆舟や車などの覆いに使う竹製の簾(すだれ)
◆竹製の簾を屋根の形("∧""∩"字状)に覆った軽便(けいべん)な舟、小さな舟、同「𦪪」
◆舟の帆
漢字林(非部首部別)
𥭘
竹6+7=総画数13 U+25B58
音読: チ[漢呉]
◆竹製の器、未詳「【廣韻:上平聲:脂第六:絺:𥭘】竹器」
𥭙
竹6+7=総画数13 U+25B59
音読: ジョウ、ニョウ
◆ピンセットpincet[蘭]やトングtongsのような"∧"字状をした物を挟(はさ)む竹製の道具、同「籋」
𥭛篘𥮢𥬠
竹6+7=総画数13 U+25B5B
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆酒から滓(おり、沈殿物)を取り除く(濾す)ための竹製の笊(ざる)
◆酒を濾(こ)す、同「醔」「𨡲」
◆滓を濾した透明な酒、清酒
𥭜
竹6+7=総画数13 U+25B5C
音読: キ
◆竹名、未詳
𥭝
竹6+7=総画数13 U+25B5D
音読: ビョウ、ミョウ
◆薬名、未詳
𥭟
竹6+7=総画数13 U+25B5F
音読: サ
訓読: ひ
◆緯糸(よこいと)を巻き付け経糸(たていと)の間を通す舟形の道具、これを往復させることで布にする機織(はたお)り道具の一つ、同「梭」
𥭣良𣌣𡆨𡰩𥭷
竹6+7=総画数13 U+25B63
音読: リョウ[漢]、ロウ[呉]
訓読: よ・い
◆自分或いは多くの人の判断基準より上である、(「優ユウ」には及ばないが)一般的・標準的な水準・程度を超えている、善(よ)い、勝(まさ)る、好(この)ましい、多い、大きい、強い、美しい、賢(かしこ)い
◆とても~、大変~、甚(はなは)だ~、自分或いは多くの人の判断基準や一般的・標準的な水準・程度との差がある
𥭤䈽
竹6+7=総画数13 U+25B64
音読: キン、コン
◆竹名、表面は霜が降ったような白で堅く節の間隔が短いという
𥭥
竹6+7=総画数13 U+25B65
音読: チュウ
◆草名、未詳、同「茧」
◆草が萎(しお)れる、同「茧」
𥭦
竹6+7=総画数13 U+25B66
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷二:平聲二:欣第二十一:𪛊䇵𥭦】大篪」
𥭧
竹6+7=総画数13 U+25B67
音読: デツ[漢]、ネチ[呉]
◆篪チに似た笛(ふえ)の一種、「簥キョウ」と「篎ビョウ」の中間の大きさのもの、同「篞」
𥭩
竹6+7=総画数13 U+25B69
音読: 未詳
◆未詳「【穆天子傳:卷四:古文】𥭩箭(○震煊云𥭩當作{⿱竹卣}古文攸通作卣作竹下卣者因作竹下攸耳筱箭類也)」「【漢語大字典:竹部:𥭩】【中華字海:竹部:𥭩】同"筍"」「【中文大辭典:竹部:𥭩】義未詳」
𥭪篠筱筿𥴽竹6+7=総画数13 U+25B6A
音読: ショウ[漢呉]
訓読: しの
◆幹カン(みき)が細い竹の一種、細いが堅く強いため矢柄・矢幹(やがら)に利用される
{武器(弓箭)}
𥭫
竹6+7=総画数13 U+25B6B
音読: ベイ、マイ
◆竹籤(たけひご)、竹を割り内側を削(そ)いで薄くしたもの、同「篾」
𥭬
竹6+7=総画数13 U+25B6C
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥭬】扶微切音肥竹名」「【中華字海:竹部:𥭬】"䈈"」
𥭭
竹6+7=総画数13 U+25B6D
音読: サ
◆竹
𥭯
竹6+7=総画数13 U+25B6F
音読: サ、ザ
◆竹製の籠(かご)「【字彙補:未集:竹部:𥭯】倉何切音嵯籠也」「【康熙字典:未集上:竹部:𥭯】《字彙補》倉何切音嵯籠也〇按卽篘字譌文」
𥭰築𥲒𥯹𥰺𥲔𥲓𥵭
竹6+7=総画数13 U+25B70
音読: チク[漢呉]
訓読: きず・く、つき
◆土を搗(つ)き固める、しっかりした土台を造(つく)る
◆しっかりした土台の上に建造物を造る、またものを作り上げる
𥭷良𣌣𡆨𡰩𥭣
竹6+7=総画数13 U+25B77
音読: リョウ[漢]、ロウ[呉]
訓読: よ・い
◆自分或いは多くの人の判断基準より上である、(「優ユウ」には及ばないが)一般的・標準的な水準・程度を超えている、善(よ)い、勝(まさ)る、好(この)ましい、多い、大きい、強い、美しい、賢(かしこ)い
◆とても~、大変~、甚(はなは)だ~、自分或いは多くの人の判断基準や一般的・標準的な水準・程度との差がある
𥭸
竹6+7=総画数13 U+25B78
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥭸】韻鑰同篠」
注解:「【龍龕手鑑:卷四:竹部第二:𥭪篠】先鳥反細竹也」
𥭼竹6+7=総画数13 U+25B7C
音読: 未詳
◆未詳
注解:「箓」の異体字か?
𥭽竹6+7=総画数13 U+25B7D
音読: 未詳
◆未詳
漢字林(非部首部別)
𥮄
竹6+7=総画数13 U+25B84
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:竹部:𥮄】同"䈈"」
𥮅
竹6+7=総画数13 U+25B85
音読: 未詳
◆数(かず)、数(かぞ)える「【弔伐錄:録上:囘賜誓書】…稅利五六分中只𥮅一分計…」
𥮉
竹6+7=総画数13 U+25B89
音読: 未詳
◆未詳「【四明續志(開慶四明續志):卷八:榜】…今春𥮉夏綱己行了畢…」「【宋史:卷四百十四:列傳一百七十三:史彌遠】…毀萬載旗𥮉村淫祠…」「【漢語大字典:竹部:𥮉】同䈻」
𫂁
竹6+7=総画数13 U+2B081
音読: 未詳
◆未詳
䈄𥲌
竹6+8=総画数14 U+4204
音読: カン[漢]、ゴン[呉]
◆「䈄𥳔カンタ」、竹名、太さは足の(親)指程で、堅く、中は白く柔らかいものがぎっしりと詰まっており、生垣(いけがき)などに利用されるという、同「筨𥳔、筨𥬸」「箛𥬸コタ」「【竹譜(李衎):卷七】䈄𥳔竹戴凱之…大如足指堅厚修直腹中白膜闌隔狀如濕{⿺麥靣}…閩中記曰筨𥬸竹圓如指大可編藩籬筨𥬸即䈄𥳔也」「【廣韻:下平聲:覃第二十二:含:䈄】實中竹名」
䈅
竹6+8=総画数14 U+4205
音読: ワク
◆糸巻き、糸車いとぐるま、紡(つむ)いだ糸を巻き取る道具、同「篗」
◆竹が叢(むら)がり生えているさま
䈆
竹6+8=総画数14 U+4206
音読: 未詳
◆未詳「【示兒編:卷二十二:字說】…車䈆之䈆音朁有類乎…」「【集韻:卷七:去聲上:夳第十四:䈆】海隅謂籃淺而長者曰䈆」
䈇𥵢𥵤
竹6+8=総画数14 U+4207
音読: トウ[漢]、チョウ[呉]
◆魚を掬(すく)い捕(と)る笊(ざる、浅めの竹製の籠かご)状の漁具、同「罩」「篧」
䈈
竹6+8=総画数14 U+4208
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
◆竹名、未詳「【竹譜(李衎):卷六】{⿱竹𢈔}(音與)竹 元竹實中 太極竹長百丈 䉁竹 䈈竹 笗竹 簡竹 胥竹 觀系竹 𥳉竹 {薎-艹+竹}籋(音彌)竹」
◆竹を組んだ柵や垣根、同「笆」
䈉𥵳
竹6+8=総画数14 U+4209
音読: ショウ[漢呉]、ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆長い竹製の柄(え)を付けた大きな扇(おうぎ、日本でいう団扇うちわ)、同「翣」「箑」
箁
竹6+8=総画数14 U+7B81
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
◆稈鞘カンショウ、タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)の皮、同「箬」
箂
竹6+8=総画数14 U+7B82
音読: ライ
◆タケ(竹)の一種、或いは竹名、未詳
箃
竹6+8=総画数14 U+7B83
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆薪(たきぎ)用の竹の小枝
箄竹6+8=総画数14 U+7B84
音読: ヘイ[漢]、ハイ[呉]、ヒ[漢呉]
◆小さい籠、また笊(ざる)、また簀子サクシ(すのこ)、竹を編んだもの
◆竹を筒状に編んだ魚を捕る竹籠
◆竹や木を組んだ(大きな)筏(いかだ)、同「𥱼」「簰」
◆冠の飾り、同「𨲋」
「【廣韻:上平聲:齊第十二:豍:箄】冠飾」漢字林(非部首部別)
箅竹6+8=総画数14 U+7B85
音読: ヘイ、ハイ
◆蒸し器の底に敷く簀子サクシ(すのこ)
漢字林(非部首部別)
箆篦竹6+8=総画数14 U+7B86
音読: ヘイ[漢]、ハイ[呉]、ヒ[慣]
訓読: の、へら
◆歯の目が細かい竹製の櫛(くし)、またそれで髪を梳(す)く、比較的目が粗いものは「梳」、総称して「櫛」
「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」 {服飾(髪飾)}◆[日]の、矢柄・矢幹(やがら)、矢の棒の部分
{武器(弓箭)}◆[日]へら、漆や糊などを均一に塗るなどのための道具
筆順
箇竹6+8=総画数14 U+7B87
音読: カ[漢呉]、コ[慣]
◆形のあるものや一塊(ひとかたまり)になっているものの数を数える語、「一箇(個)」「二箇条」「三箇月」など、同「個」「个」
漢字林(非部首部別)筆順
箈
竹6+8=総画数14 U+7B88
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
◆筍(たけのこ)、芽生えたばかりの竹、同「筍」「䈚」
◆湿ったところや濡れたものの表面に貼り付くように生える植物、胞子によって繁殖する植物のうちシダ植物を除く植物の総称、同「苔」「菭」
箉
竹6+8=総画数14 U+7B89
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆笱(筒状の漁具)に用いる竹製の道具
箊
竹6+8=総画数14 U+7B8A
音読: ヨ[漢]、オ[呉]
◆「箖箊リンオ」、竹名、葉は薄く幅広で、筍(たけのこ)は食べられるという「【筍譜:二之出:箖箊筍】左思吳都賦曰竹則篔簹箖箊今詳其筍可食」
箋䇳笺竹6+8=総画数14 U+7B8B
音読: セン[漢呉]
◆書物の表題や注記・覚書(おぼえがき、メモmemo)などを記すために使う小さい札や紙片
◆手紙や詩文・書画などを書くために使われる札や用紙、同「牋」
◆手紙
漢字林(非部首部別)筆順
箌
竹6+8=総画数14 U+7B8C
音読: トウ、ドウ
◆魚を捕(と)る竹製の漁具
箍篐竹6+8=総画数14 U+7B8D
音読: コ[漢]、ク[呉]
訓読: たが
◆緩(ゆる)んだり外(はず)れたりしないように固定するための輪状のもの、割った竹を縄状・帯状に編み輪状にしたものや帯状の金属を輪状にしたものがあり、木の板などを組んで作る樽(たる)や桶(おけ)などの外側に嵌(は)めて固定するなどに使う、同「笟」
◆しっかりと束ねる、しっかりと纏(まと)める
筆順
箎竹6+8=総画数14 U+7B8E
音読: チ、ジ、コ、ク
◆七孔の竹製の横笛、同
「篪」◆竹名、高さが百丈もあるという
「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:箎】竹名髙百丈」
箏筝竹6+8=総画数14 U+7B8F
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
訓読: こと
◆長い箱状の弦楽器、琴柱(ことじ)の位置を変えることで音程を調節する
{楽器(弦楽器)}、胴が板状で琴柱がないものは「琴」
筆順
箐
竹6+8=総画数14 U+7B90
音読: セイ[漢]、ショウ[呉]
◆竹が鬱蒼ウッソウと茂っているさま
◆「笭箐レイセイ」、竹製の小さな籠(かご)
箑
竹6+8=総画数14 U+7B91
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆長い竹製の柄(え)を付けた大きな扇(おうぎ、日本でいう団扇うちわ)、同「䈉」「翣」
◆楷書カイショを崩した(点画を略したり繋いだりした)書体で行書ギョウショと草書ソウショの間程の書体、同「𨖷」「𥯦」「【集韻:卷十:入聲下:洽第三十二:𨖷箑】行書也秦使徒隸助官書艸𨖷以爲行事謂艸行之間取其疾速不留意楷法也」
箒竹6+8=総画数14 U+7B92
音読: シュウ[漢]、ス[呉]、ソウ[慣]
訓読: ほうき
◆埃(ほこり)や塵(ちり)などを掃(は)く用具、またそれで掃く、同「帚」
筆順
箓竹6+8=総画数14 U+7B93
音読: ロク[漢呉]
◆竹製の背の高い箱、同「簏」
◆繁
「籙」
箔竹6+8=総画数14 U+7B94
音読: ハク[漢]、バク[呉]
◆竹を平行に並べて紐などで編んだ簾(すだれ)
◆蚕(かいこ)を飼(か)うために竹などを網状に編んだもの、「蚕箔サンパク」、同「簿」
◆金属を叩(たた)いて薄く延(の)ばしたもの
筆順
箕𥫶𥫚𠀠𠔋𠀮𡿸𠔛𠔐𠔝𢍌𢌰𠴩𠵶𠷛𦋊𠥊𠥩竹6+8=総画数14 U+7B95
音読: キ[漢呉]
訓読: み
◆穀類を入れ上下に揺すりながら、軽い糠(ぬか)や殻(から)や塵(ごみ)などを取り除くための籠(かご)
◆二十八宿東方青龍セイリュウの第七宿
{二十八宿}◆「箕踞キキョ」、腰を下ろし両足を前へ投げ出すようにして座る、膝を曲げることはあっても足は組まない座り方、同「踑踞」
{姿勢(座)}漢字林(非部首部別)筆順
箖
竹6+8=総画数14 U+7B96
音読: リン[漢呉]
◆「箖箊リンオ」、竹名、葉は薄く幅広で、筍(たけのこ)は食べられるという「【筍譜:二之出:箖箊筍】左思吳都賦曰竹則篔簹箖箊今詳其筍可食」
算竹6+8=総画数14 U+7B97
音読: サン[漢]、ソン[呉]
◆数(かず)を数(かぞ)える、同「筭」
◆数を計算する(本数や置き方によって数を表す)ための竹の棒、占いにも用いる、同「籌」、「算籌サンチュウ(計算また占いに用いる竹の棒)」「籌算チュウサン(算籌を使った計算法また占い)」
◆占う、予測する、凡(おおよ)そのところを見積もる
◆「算命サンメイ」、運勢を占う、運命を予測する
漢字林(非部首部別)筆順
箘竹6+8=総画数14 U+7B98
音読: キン[漢]、コン[呉]、キン[漢]、ゴン[呉]
◆細いが堅く強い篠竹(しのだけ)の類で、箭杆センカン(矢柄・矢幹(やがら))に用いられるタケ(竹)の名、「箘簬キンロ」、同「䇹」「箟」
{武器(弓箭)}◆筍ジュン(たけのこ)の名
筆順
箙竹6+8=総画数14 U+7B99
音読: フク[漢]、ブク[呉]
訓読: えびら
◆矢を入れて背負う筒状(箱型・籠型・袋型など、竹製・革製など)の容器
筆順
箚劄竹6+8=総画数14 U+7B9A
音読: トウ[漢]、チョウ[呉]
◆札(ふだ)、薄く小さい木片、文字を書くための薄く細長い木片、同「札」
◆(下位の者が上位のものに提出する)報告書や意見書などの文書、(上位の者が下位の者に下す)通達・命令などの文書
◆針などを突き刺す、同「扎」
筆順
箜𣝃𢷙竹6+8=総画数14 U+7B9C
音読: コウ[漢]、クウ[呉]
◆「箜篌コウコウ」、ハープharpなどの竪琴に似た弦楽器
{楽器(弦楽器)}漢字林(非部首部別)筆順
箝𥮠竹6+8=総画数14 U+7B9D
音読: ケン[漢]、ゲン[呉]、カン[慣]
◆首枷(くびかせ)、罪人の首に嵌(は)めて自由を奪う刑具
◆ピンセットpincet[蘭]の類、"<"字状に開いた先端で物を挟(はさ)む道具、またそれで挟む、挟み取る
◆("<"字状に開いたものの先を)閉じる、ぐっと挟む、同「鉗」
筆順
箞
竹6+8=総画数14 U+7B9E
音読: ケン[漢呉]
◆曲(まが)がりながら伸びる竹「【竹譜(李衎):卷三:竹態譜】…生而曲曰箞…此其名目之大略也…」
箟竹6+8=総画数14 U+7B9F
音読: キン[漢]、コン[呉]
◆細いが堅く強い篠竹(しのだけ)の類で、箭杆センカン(矢柄・矢幹(やがら))に用いられるタケ(竹)の名、同「箘」
{武器(弓箭)}筆順
箠𥴓
竹6+8=総画数14 U+7BA0
音読: ツイ[漢呉]
◆竹製の鞭(むち)
◆鞭打つ、打ち据(す)える
◆竹名、未詳
管竹6+8=総画数14 U+7BA1
音読: カン[漢呉]
訓読: くだ
◆息を吹き込んで音を出す笛(ふえ)などの細長い筒(つつ)状の楽器
◆細長い円柱状で内部が空洞になっているもの、またそのような形のもの
◆「管鍵カンケン」、鍵穴(かぎあな)
◆中心となってことに当たる、また受け持つ、「管理カンリ」
◆同
「筦」漢字林(非部首部別)筆順
箢
竹6+8=総画数14 U+7BA2
音読: エン[漢]、オン[呉]
◆竹を編んで作った籠(かご)・笊(ざる)・箕(み)など
箣𥰍
竹6+8=総画数14 U+7BA3
音読: シ
◆竹名、未詳「【嶺表錄異:卷中】箣竹筍其竹枝上刺南人呼為刺勒…」「【笋譜:二之出:𥰍竹筍】嶺表録云其竹枝上剌南人呼為𥰍…」「【漢語大字典:竹部:箣】【漢語大詞典:竹部:箣】箣竹。又名大簕竹。」
◆占う「【史記:卷一百二十八:龜策列傳】夫子玉靈荊灼而心令而先知而上行於天下行於淵諸靈數{⿰策刂}(…《索隱》數音所具反{⿰策刂}音近策或{⿰策刂}是策之別名此卜筮之書其字亦無可覈他皆放此)」
注解:「箣」「𥰍」は、旁「刺(朿刂)」「剌(束刂)」の違いや竹冠の位置{⿰策刂}{⿰䇿刂}が明確に区別されていないように見受けられる、そのため当字典では同字扱いとした
箤
竹6+8=総画数14 U+7BA4
音読: ソツ、ソチ
◆竹製の籠(かご)
◆竹名、未詳「【物理小識:卷九:草木類】竹…(…漢陽有{⿱竹楓}箤竹…)」
箥
竹6+8=総画数14 U+7BA5
音読: ハ
◆竹製の比較的浅い籠(かご)や笊(ざる)の類、「箥籮・簸籮・笸籮ハラ」
箦簀𥴹
竹6+8=総画数14 U+7BA6
音読: サク[漢]、シャク[呉]
訓読: す
◆竹や細長い板を間(あいだ)を少し開けながら並べたもの、寝台の床板や椅子の座面などに使う、「簀子サクシ(すのこ)」
箧篋
竹6+8=総画数14 U+7BA7
音読: キョウ[漢呉]
訓読: はこ
◆竹製の(或いは比較的小さい、或いは蓋付きの)直方形(或いは方形)の箱、衣類や書物などを入れる、同「匧」
箨籜
竹6+8=総画数14 U+7BA8
音読: タク[漢呉]
◆筍(たけのこ)の皮、竹の稈鞘カンショウ
箩籮
竹6+8=総画数14 U+7BA9
音読: ラ
◆穀物などを盛り枡(ます)などの器に移し入れる箕(み)・笊(ざる)の類、取っ手はなくやや小さく深いという、同「䈪」「【方言:第五】…所以注斛(…《注》盛米穀寫斛中者也…)陳魏宋楚之間謂之䈪(…)自𨵿而西謂之注箕(…)陳魏宋楚之間謂之籮(《注》䈪亦籮屬也形小而髙無耳)」
箫簫簘𪛕𪛖竹6+8=総画数14 U+7BAB
音読: ショウ[漢呉]
訓読: ふえ
◆竹製の縦笛、音孔(おとあな、音の高さを変えるための指で押さえる孔)がない長短複数本の竹筒を並べた楽器、底が塞(ふさ)がっていないものを「洞簫トウショウ」という、唐代(618年~907年)頃からは一本で音孔のあるものを「簫」と呼び、それまでの「簫」を「排簫ハイショウ」と呼ぶようになった
{楽器(管楽器)}◆弓弭(ゆはず)、弓の両端の弦をかける部分
{武器(弓箭)}
箬竹6+8=総画数14 U+7BAC
音読: ジャク[漢]、ニャク[呉]
◆「箬竹ジョクチク」、オオバヤダケ(大葉矢竹)、別名「篛葉ジャクヨウ」、イネ科インドカラムス属のタケ、草丈は竹に比べてやや低く葉はササ笹(イネ科ササ属)に似て幅広で大きい
{オオバヤダケ}◆「箬笠ジャクリュウ」、頭に直接被(かぶ)る笠リュウ(かさ)
◆稈鞘カンショウ、タケ(竹)の皮、同「箁」
𥮏竹6+8=総画数14 U+25B8F
音読: テン[漢呉]
◆同
「典」「【集韻:卷六:上聲下:銑第二十七:𥮏】多殄切說文五帝之書也从𠕋在丌上尊閣之也莊都說典大冊也一曰常也」◆大きな長方形の竹製の箱
𥮐
竹6+8=総画数14 U+25B90
音読: チョウ
◆「柣𥮐」、山名
𥮑篙㰏
竹6+8=総画数14 U+25B91
音読: コウ[漢呉]
◆竹竿(たけざお)、舟を進めたり操(あやつ)ったりするための棹(さお)
𥮒𥮓𥷰
竹6+8=総画数14 U+25B92
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆紙の原料となる繊維を漉(す)くための簀(す)「【說文解字注:竹部:𥮒】潎絮簀也(潎各本作蔽今正廣韵曰𥮒漂絮簀也漂與潎同義水部曰潎於水中擊絮也潎絮簀卽今做紙密緻竹簾也潎絮莊子所謂洴澼纊卽做紙之事糸部曰紙絮一𥮒也謂絮一𥮒成一紙也紙之初起用敝布魚网為之用水中擊絮之法成之)」
𥮓𥮒𥷰
竹6+8=総画数14 U+25B93
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆紙の原料となる繊維を漉(す)くための簀(す)「【說文解字注:竹部:𥮒】潎絮簀也(潎各本作蔽今正廣韵曰𥮒漂絮簀也漂與潎同義水部曰潎於水中擊絮也潎絮簀卽今做紙密緻竹簾也潎絮莊子所謂洴澼纊卽做紙之事糸部曰紙絮一𥮒也謂絮一𥮒成一紙也紙之初起用敝布魚网為之用水中擊絮之法成之)」
𥮔篿
竹6+8=総画数14 U+25B94
音読: ①タン[漢]、ダン[呉]②セン[漢呉]
①
◆竹製の丸い器
②
◆「筳𥮔テイセン」、竹の棒を使った占いの一種「【楚辭(劉向):卷第一:離騷經】索藑茅以筳篿兮(索取也藑茅靈草也筳小折竹也楚人名結草折竹以卜曰篿文選藑作瓊五臣云筳竹筭也補曰索所革切藑音瓊爾雅云葍藑茅注云藑葍一種花有赤者爲藑筳音𢌜篿音專後漢方術傳曰挺專折竹注云挺八叚竹也音同)命靈氛爲余占之…」
𥮕
竹6+8=総画数14 U+25B95
音読: コウ[漢]、ゴウ[呉]
◆竹竿
◆衣桁
𥮖
竹6+8=総画数14 U+25B96
音読: ショク、ジキ
◆笙ショウ、管楽器の一種
𥮗竹6+8=総画数14 U+25B97
音読: キク[漢呉]
◆竹の根
漢字林(非部首部別)
𥮘𥵮
竹6+8=総画数14 U+25B98
音読: ネン
◆竹を割いて撚った船を引っ張る縄また綱
𥮙箭𥳭𥲫竹6+8=総画数14 U+25B99
音読: セン[漢呉]
訓読: や
◆矢、特に竹製の矢
{武器(弓箭)}◆矢柄やがら(矢の棒状の部分)に用いる節の間が長く細いが堅く強い竹、篠竹(しのだけ)
◆水時計の時刻を指す針、矢の形をしていることから
◆「𥮙萌センモウ」、筍(たけのこ)、芽生えたばかりの竹、同「筍」
𥮚䈀
竹6+8=総画数14 U+25B9A
音読: サン[漢呉]
◆竹器、未詳「【廣雅:卷六:釋器】䈰謂之䈀(素典素管)」「【說文解字注:竹部:䈀】竹器也(玉篇曰似箱而麤)…」「【路史:卷八:前紀八:禪通紀:尊盧氏】…成陽得慶都之䈀于…」「【正字通:未集上:竹部:䈀】同䈀省舊註分爲二非或與笧同路史云于成陽得慶都之䈀䈀卽笧笧也按此説亦非見後䈀註」
𥮛䈱
竹6+8=総画数14 U+25B9B
音読: トウ[漢呉]
◆竹製の籠(かご)或いは笊(ざる)「【方言:第一】箄(方氏反)簍(音縷)籅(音餘)䈱(弓弢)𥴧也(古筥字)江沔之間謂之籅趙代之間謂之䈱淇衞之間謂之井筐(淇水名也)𥱿其通語也」
𥮜䉲
竹6+8=総画数14 U+25B9C
音読: ビ、ミ
◆竹を割り削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、同「𥵨」「篾」
𥮝
竹6+8=総画数14 U+25B9D
音読: コツ、コチ
◆竹製の箒(ほうき)、埃(ほこり)や塵(ちり、ごみ)などを掃(は)く道具、またそれで掃く、同「䓛」
𥮞
竹6+8=総画数14 U+25B9E
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:未集上:竹部:𥮞】《篇海》蘇貫切音算器也○按卽匴字之譌」
𥮟筐筺
竹6+8=総画数14 U+25B9F
音読: キョウ[漢]、コウ[呉]
訓読: かご、かたみ
◆竹製の四角い箱状の容器、籠(かご)、丸いものは「筥キョ」
◆周りを囲む、四方を囲む枠(わく)、同「框」
𥮠箝
竹6+8=総画数14 U+25BA0
音読: ケン[漢]、ゲン[呉]、カン[慣]
◆首枷(くびかせ)、罪人の首に嵌(は)めて自由を奪う刑具
◆ピンセットpincet[蘭]の類、"<"字状に開いた先端で物を挟(はさ)む道具、またそれで挟む、挟み取る
◆("<"字状に開いたものの先を)閉じる、ぐっと挟む、同「鉗」
𥮡筌
竹6+8=総画数14 U+25BA1
音読: セン[漢呉]
訓読: うえ、うけ
◆竹篾チクベツ(竹を割り削いで細く薄くしたもの)を筒状に編み、魚が一旦入ると出られないように工夫した漁具、同「笱」
◆水中に柴(しば)などを沈め、そこに入り込んだ魚を捕(と)る仕掛け、同「罧」「荃」
𥮢篘𥭛𥬠
竹6+8=総画数14 U+25BA2
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆酒から滓(おり、沈殿物)を取り除く(濾す)ための竹製の笊(ざる)
◆酒を濾(こ)す、同「醔」「𨡲」
◆滓を濾した透明な酒、清酒
𥮣
竹6+8=総画数14 U+25BA3
音読: タ
◆馬を打つ竹製の鞭(むち)の名、同「簻」
𥮥
竹6+8=総画数14 U+25BA5
音読: シャク
◆筮(めどぎ、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒)、或いは数を数えるための細い竹棒、同「𥯻」「【字彙補:未集:竹部:𥮥】之若切音灼䉛𥮥也」「【漢語大字典:竹部:𥮥】筹策」「【中華字海:竹部:𥮥】同"策"」
𥮦
竹6+8=総画数14 U+25BA6
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥮦】同𥱾」
𥮧䈎
竹6+8=総画数14 U+25BA7
音読: ヨウ[漢呉]
◆紙や板などのような薄く平らなものを数える語、同「葉」、「一䈎イチヨウ(一葉、一枚)」「【說文解字注:竹部:䈎】籥也(小兒所書寫每一笘謂之一䈎今書一紙謂之一頁或作葉其實當作此䈎)」
𥮩𥲈𥵥
竹6+8=総画数14 U+25BA9
音読: バン[漢]、マン[呉]
◆「𥮩䈠バンカン」、同「篰」、竹を割って平らに削った文字などを書くための札(ふだ)、竹簡チクカン
𥮪
竹6+8=総画数14 U+25BAA
音読: ショ、ソ、シュウ、ジュウ
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥮪】心趨切音胥竹也○又從輯切音集覆也」
𥮫笧
竹6+8=総画数14 U+25BAB
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆文字(文章)が記された細長い竹製・木製の札(竹簡や木簡)を順序正しく並べ綴じたもの、同「冊」
◆符命フメイ、天子の意であることの証(あかし、署名や押印)のある札(ふだ、文書)、天子が下す命令書・指示書・辞令書、同「冊」「策」「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:冊册笧】說文符命也諸侯進受於王象其札一長一短中有二編之形或作册古作笧通作策筴」
◆竹を立て並べた柵(さく)、同「柵」「𥬰」
𥮬
竹6+8=総画数14 U+25BAC
音読: ケキ、キャク
◆竹製の籠(かご)・笊(ざる)の類「【齊民要術:卷九:糭饐第八十三:食經云粟{⿱禾𠇍}法】先取稻漬之使釋計二升米以成粟一斗著竹𥮬內…」「【宋史:卷:第四百五十六:列傳第二百十五:孝義】方綱池州青陽人…嘗出稻五千𥮬賑貸貧民…」「【康熙字典:未集上:竹部:𥮬】《篇海》迄逆切音鬩栲楮籮𥮬出《四言雜字》」
𥮮
竹6+8=総画数14 U+25BAE
音読: サク、シャク
◆謀(はかりごと)、ことを成すための方法、謀(はか)る、ことを成すために手を打つ、同「策」「【康熙字典:未集上:竹部:𥮮】《海篇》音策謀也籌也」
𥮯
竹6+8=総画数14 U+25BAF
音読: ハ
◆飛ぶ鳥を捕(と)るための長い紐(ひも、繳シャクという)を結(ゆ)わえた石、鳥がこの紐に触れると絡(から)むように工夫したもの、同「碆」、石の代わりに結わえる鏃(やじり)を「矰ソウ」という
𥮲
竹6+8=総画数14 U+25BB2
訓読: おさ
◆[日]「𥮲ヶ作(おさがさく)」、地名、福島県いわき市、確認できず
𥮵
竹6+8=総画数14 U+25BB5
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:竹部:𥮵】同"策"」
𥮾篸竹6+8=総画数14 U+25BBE
音読: サン、ソン、シン
◆髪に刺す笄(こうがい)や簪(かんざし)、同「簪」
{服飾(髪飾)}◆縫い針
◆「𥮾𥰭シンシ」◇長さが不揃いなさま、同「参差」◇竹製の縦笛で底が塞(ふさ)がっていないもの、音孔(おとあな、音の高さを変えるための指で押さえる孔)がない長短複数本の竹筒を並べた楽器、同「洞簫トウショウ」
「【楚辭:九歌:湘君】君不行兮夷猶…吹參差兮誰思(參差洞簫也…一作篸𥰭…其形參差象鳳翼參差不齊之皃…簫之無底者篸𥰭竹皃)」
𥯂
竹6+8=総画数14 U+25BC2
音読: 未詳
◆未詳
𥯃
竹6+8=総画数14 U+25BC3
音読: 未詳
◆未詳「【農政全書:卷之二十四:農器】種簞盛種竹器也…形如圓甕上有𥯃口農家用貯穀種…」
𥯄
竹6+8=総画数14 U+25BC4
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:竹部:𥯄】"箸"的讹字」
𥯆
竹6+8=総画数14 U+25BC6
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:竹部:𥯆】"菘"的訛字」
𥯻
竹6+8=総画数14 U+25BFB
音読: 未詳
◆筮(めどぎ、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒)、或いは数を数えるための細い竹棒、同「𥮥」「【康熙字典:未集上:竹部:𥯻】《歸有光易圖論後》龍虎之經金石草木之卜軌𥯻占算之術音義未詳」「【漢語大字典:竹部:𥯻】同"策"」「【中華字海:竹部:𥯻】同"𥮥"」
䈎𥮧
竹6+9=総画数15 U+420E
音読: ヨウ[漢呉]
◆紙や板などのような薄く平らなものを数える語、同「葉」、「一䈎イチヨウ(一葉、一枚)」「【說文解字注:竹部:䈎】籥也(小兒所書寫每一笘謂之一䈎今書一紙謂之一頁或作葉其實當作此䈎)」
䈐
竹6+9=総画数15 U+4210
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆車の覆い、竹を簾(すだれ)状・網状に編み屋根の形("∧""∩"字状)に覆ったもの、同「𥳎籠キョウロウ」「車篷シャホウ」「車枸簍シャクロウ」
䈒
竹6+9=総画数15 U+4212
音読: ダン[漢]、ナン[呉]
◆しなやかな(柔らかい)竹「【竹譜(李衎):卷三:竹態譜】…弱曰䈒(上聲)此其名目之大略也…」
◆二本の竹竿(たけざお)の先に籠(かご)状の網(あみ)を取り付け、"X"字状に組み(ハサミのように)開閉させて水草や川の泥などを取る道具、「竹䈒チクダン」、同「罱」
䈓竹6+9=総画数15 U+4213
音読: カツ[漢]、カチ[呉]
◆「䈓䉈カツサン」、竹名、枝が桃色をしているという、同「𥴴𥵣コウタン」
「【廣雅:卷十:釋草】䈓𥷭(素但)𥴴(鉤)𥵣(端)桃支也」◆虎が伏せた形に作り演奏の最後に背中を叩き擦ることで音を出す楽器の名、同「敔」「楬」「㮫」「𥴭」
{楽器(打楽器)}
䈔笳竹6+9=総画数15 U+4214
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆葦笛(あしぶえ)、アシ(葦)の葉を巻いて作った途中に孔のない笛、同「箛」
{アシ}
䈕
竹6+9=総画数15 U+4215
音読: シ、ジ
◆リードreedの一種、笛や笙ショウなどの管楽器の息を吹き込む部分に付ける薄い板状のもの、息を吹き入れこれを振動させて音を出す、同「簧」
◆衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具、同「椸」「箷」
◆竹名、未詳、同「𥶛」
◆竹器、未詳、同「𥶛」
䈗竹6+9=総画数15 U+4217
音読: ソ、サ
◆竹名、未詳
◆竹を並べ紐(ひも)で編んだ敷物、「䉃䈗ショウサ」
◆「䈗人・葰人サジン」、秦代に鴈門郡(現山西省朔州市右玉県付近)に置かれた県名
{山西省}◆魚を掬(すく)い捕(と)る笊(ざる、浅めの竹製の籠かご)状の漁具、同「䈇」
䈙
竹6+9=総画数15 U+4219
音読: チュウ[漢]、ジュウ[呉]
◆竹が枯れ死ぬ「【陸氏詩疏廣要:卷上之上:菉竹猗猗】…竹田曰篁竹胎曰筍竹膚曰笢竹皮曰筠竹裏曰笨竹枚曰箇竹約曰節剖竹未去節曰䉃竹死曰䈙…」
䈚
竹6+9=総画数15 U+421A
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]、シ[漢呉]
◆筍(たけのこ)、芽生えたばかりの竹、同「筍」
䈜
竹6+9=総画数15 U+421C
音読: シン[漢呉]
◆未詳「【廣韻:去聲:沁第五十二:沁:䈜】䈜墨工人具」「【集韻:卷八:去聲下:沁第五十二:䈜𣖯】墨漬筆也」「【遵生八牋:卷七:起居安樂箋上】…凡木匠魘人必挿木䈜在首不令挿之即不靈矣」
䈝
竹6+9=総画数15 U+421D
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷一:平聲:魚第九:䈝】竹名一曰箕屬」
䈞
竹6+9=総画数15 U+421E
音読: トク
◆厚いさま、厚みがあるさま、手厚いさま、心が籠(こ)もっているさま、情けが深いさま、同「篤」「【字彙:未集:竹部:䈞】冬毒切音篤厚也六書正譌从亯竹聲燕亯厚之道也會意俗用篤」
䈟
竹6+9=総画数15 U+421F
音読: ソク、シキ
◆竹名、嶺南レイナン(現中国南東部)に産するという「【貴州通志:卷十五:物産:鎮逺府】竻竹(䈟竻嶺南竹也…竹譜曰笆竹有刺可作籓落…)」
䈠
竹6+9=総画数15 U+4220
音読: カン[漢]、ガン[呉]
◆竹を細く切ったもの
◆「𥲈䈠バンカン」、同「篰」、竹を割って平らに削った文字などを書くための札(ふだ)、竹簡チクカン
䈡竹6+9=総画数15 U+4221
音読: ソウ、ス
◆「籠䈡竹ロウソウチク」、竹名、羅浮山(広東省恵州市博羅県)に産することから、別名を「羅浮竹ラフチク」という
「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:䈡】千弄切竹名」「【竹譜(李衎):卷四】籠䈡竹生羅浮山因名羅浮竹…番禺志籠䈡竹葉大如手徑二三尺兩節相去丈餘産羅浮山」 {広東省}
䈢
竹6+9=総画数15 U+4222
音読: サイ、シ
◆竹名、未詳「【集韻:卷五:上聲上:海第十五:䈢】竹名」
◆竹を割り内側を削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、竹籤(たけひご)、そのまま紐や骨組みなどに使う他、編んで籠・敷物・縄・塀などに作ったり、束ねて大小の箒(ほうき)などに作る、用途は多種で用途に合わせて幅や厚みを加減する、同「篾」「【集韻:卷五:上聲上:止第六:䈢】竹篾」
䈤
竹6+9=総画数15 U+4224
音読: ケン、ゲン
◆ピンセットpincet[蘭]の類、"<"字状に開いた先端で物を挟(はさ)む道具、同「箝」
◆("<"字状に開いたものの先を)閉じる、ぐっと挟む、同「箝」「鉗」
䈥
竹6+9=総画数15 U+4225
音読: キン[漢]、コン[呉]
◆筋肉、動物の肉(皮膚と骨を繋いで一定の形や位置を保つ役割を担う組織、筋肉と脂肪とからなる)を構成する伸縮性のある強靱な線状の組織、同「筋」
◆竹名、大変強靭で弓の弦にも使われるという「【笋譜(筍譜):䈥竹筍】天台圖經云五縣皆有言其竹韌也日{⿱十⿵冂午}九眞炙生可作彈弓絃也」
箛竹6+9=総画数15 U+7B9B
音読: コ[漢]、ク[呉]
◆葦笛(あしぶえ)、アシ(葦)の葉を巻いて作った途中に孔のない笛、同「笳」
{アシ}◆「箛𥬸コタ」「筨𥬸・筨𥳔・䈄𥳔カンタ」、竹名、太さは足の(親)指程で、堅く、中は白く柔らかいものがぎっしりと詰まっており、生垣(いけがき)などに利用されるという
「【竹譜(李衎):卷七】䈄𥳔竹戴凱之…大如足指堅厚修直腹中白膜闌隔狀如濕{⿺麥靣}…閩中記曰筨𥬸竹圓如指大可編藩籬筨𥬸即䈄𥳔也」
箪簞竹6+9=総画数15 U+7BAA
音読: タン[漢呉]
◆割った竹を編んだ飯(めし)などを入れる円形蓋(ふた)付きの箱、四角いものは「笥」
◆「箪笥タンシ・タンス」◇飯などを入れる竹製で蓋付きの小箱、小さな箱◇[日]衣服などをしまう家具
筆順
箭𥳭𥲫𥮙竹6+9=総画数15 U+7BAD
音読: セン[漢呉]
訓読: や
◆矢、特に竹製の矢
{武器(弓箭)}◆矢柄やがら(矢の棒状の部分)に用いる節の間が長く細いが堅く強い竹、篠竹(しのだけ)
◆水時計の時刻を指す針、矢の形をしていることから
◆「箭萌センモウ」、筍(たけのこ)、芽生えたばかりの竹、同「筍」
漢字林(非部首部別)筆順
箮
竹6+9=総画数15 U+7BAE
音読: ケン、コン
◆竹の花
箯𥲼
竹6+9=総画数15 U+7BAF
音読: ヘン[漢呉]
◆竹を編んだ作った台や箱などの下に二本の棒を渡し担(かつ)ぎ上げて人などを乗せて運ぶ乗り物、輿(こし)、「箯輿ヘンヨ」、同「篼」
◆竹製の籠、「箯筥ヘンキョ(飯を入れる竹製の箱)」
箰𥰿
竹6+9=総画数15 U+7BB0
音読: シュン[漢呉]
◆筍(たけのこ)、竹の若芽、同「筍」
箱竹6+9=総画数15 U+7BB1
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
訓読: はこ
◆ものを収納(収蔵)する方形の入れ物、四周が囲われ上面・下面が塞(ふさ)がれているもの、小形のものは「篋キョウ(はこ)」、またそのような形のもの
◆人や物を入れる車台上の室シツ、屋根があり四周が囲われているもの
◆母屋(おもや)の左右(東西)に建てられた部屋、同「廂」
筆順
箲筅𥬗
竹6+9=総画数15 U+7BB2
音読: セン[漢呉]
◆食器などを洗う竹製の箒状の道具、細かく割った竹を束ねたものや先端だけを細かく割り筒状の部分を残したものなどがある、同「箲」
箳簈
竹6+9=総画数15 U+7BB3
音読: ヘイ[漢]、ヒョウ、ビョウ[呉]
◆「箳篂ヘイセイ」、埃(ほこり)や泥(どろ)を除(よ)けるために車箱シャソウ(くるまばこ、中に人や荷物が乗せられるように周りを箱形に囲った設しつらえ)の前を覆(おお)う竹を並べ編(あ)んだ簾(すだれ)状のもの、またそれを張った車
箴竹6+9=総画数15 U+7BB4
音読: シン[漢呉]
◆(竹製の)縫い針
◆鍼灸シンキュウ治療に用いる鍼(はり)、針状のものや細長いメス状のものなどがある、同「鍼」
◆戒(いまし)める、また戒めの言葉、「箴言シンゲン」
漢字林(非部首部別)筆順
箵
竹6+9=総画数15 U+7BB5
音読: セイ[漢]、ショウ[呉]
◆魚などを入れる竹製の小さな籠(かご)、「笭箵レイセイ(びく)」「【字彙:未集:竹部:箵】息井切音省笭箵小籠…」
箶
竹6+9=総画数15 U+7BB6
音読: コ[漢]、ゴ、グ[呉]
◆「箶簏・胡簏・箶簶・胡簶・箶𩌫・胡𩌫・䩴䩮・胡祿コロク」、矢を入れる筒(つつ)状の道具、やなぐい(胡簶・胡籙)、背負うなどする
◆竹名、未詳「【集韻:卷二:平聲二:模第十一:箶𥬏】竹名或作𥬏」
箷
竹6+9=総画数15 U+7BB7
音読: イ[漢呉]
◆衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具、同「椸」「䈕」
◆榻トウ(体を横たえたり座ったりするための細長い台)の傍に置く小さく低い机キ(つくえ、テーブルtable)、同「椸」「桯」
◆竹名、未詳
箸竹6+9=総画数15 U+7BB8
音読: ①チョ[漢]、ジョ[呉]②チャク[漢]、ジャク[呉]
訓読: はし
①◆食べ物を挟(はさ)んで持つための二本一組の竹製の棒、同「櫡」「筯」
◆はっきりと示す、明らかにする、書き表す、明らかなさま、同「著」
②◆着(つ)く、到着する、同「着」
漢字林(非部首部別)筆順
箹
竹6+9=総画数15 U+7BB9
音読: ①ヤク[漢呉]②ヨウ[漢]、オウ[呉]
①
◆籥ヤク(竹製の笛)の一種で中形のもの、大形のものを「簅サン」、中形のものを「筗チュウ」「【爾雅注疏:釋樂】大籥謂之產(《注》籥如笛三孔而短小廣雅云七孔)其中謂之仲小者謂之箹(《音義》籥羊灼反管三孔也本或作龠簅音産字又作産笛徒歴反字或作篴仲或作筗同箹烏角反又音約)」
②
◆竹の節(ふし)、同「𥬓」「【竹譜(李衎):卷三:竹態譜】…竹之節曰箹(乙孝反)」
箺
竹6+9=総画数15 U+7BBA
音読: シュン[漢呉]
◆竹名
箻𥭐
竹6+9=総画数15 U+7BBB
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆鳥を射る吹き矢を飛ばす竹の筒
箼竹6+9=総画数15 U+7BBC
音読: オク
◆未詳
「【康熙字典:未集上:竹部:箼】…《玉篇》竹密」筆順
箽𥳘
竹6+9=総画数15 U+7BBD
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆竹製の器
◆竹名、未詳
箾
竹6+9=総画数15 U+7BBE
音読: ①ショウ[漢呉]②サク[漢呉]
①
◆手に持ち舞い踊るための竹竿(たけざお)状の舞具、「韶箾ショウショウ」「【文選:卷十八:長笛賦】上擬法於韶箾南籥(左氏傅昭二十九年呉公子札來聘魯人為奏四代樂見舞韶箾者曰德至哉杜預曰舜樂也音簫又曰見舞象箾南籥者曰美哉杜預曰象箾舞者析執南籥舞也文王樂也…籥如笛三孔而短小廣雅曰七孔箾音簫)」
②
◆竿(さお)で人を打つ
箿
竹6+9=総画数15 U+7BBF
音読: シュウ[漢]、ジュウ[呉]
◆竹を編んだ入れ物の縁(へり)
篁竹6+9=総画数15 U+7BC1
音読: コウ[漢]、オウ[呉]
訓読: たかむら
◆たかむら、(管理された)竹林、竹藪
◆竹の一種、堅く表面には白い点々があり、太いものは舟の棹(さお)に、細いものは笛などに利用されるという、同「䇸」
「【竹譜(戴凱之)】篁任篙笛體特堅圓(篁竹堅而促節體圓而質堅皮白如霜粉大者宜行船細者為笛…)」筆順
篂
竹6+9=総画数15 U+7BC2
音読: セイ[漢]、ショウ[呉]
◆「簈篂ヘイセイ」、埃(ほこり)や泥(どろ)を除(よ)けるために車箱シャソウ(くるまばこ、中に人や荷物が乗せられるように周りを箱形に囲った設しつらえ)の前を覆(おお)う竹を並べ編(あ)んだ簾(すだれ)状のもの、またそれを張った車
篃竹6+9=総画数15 U+7BC3
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
◆矢柄・矢幹(やがら)に用いられる葉が非常に大きい大きい竹の名
{武器(弓箭)}
範竹6+9=総画数15 U+7BC4
音読: ハン[漢]、ボン[呉]
訓読: のり
◆目的の形に造るための竹製の型かた、土製は「型」、金属製は「鎔」、木製は「模」、同簡
「范」、同「笵」
◆枠(わく)、枠で限られたところ、またその内側、「範圍・範囲ハンイ」
◆型の通りにする、手本、決(きま)り
筆順
篅𥬵𥳙𦵓
竹6+9=総画数15 U+7BC5
音読: セン[漢]、ゼン[呉]、スイ[漢]、ズイ[呉]
◆穀物を入れる竹製の円柱状の籠(かご)、同「圌」「囤」「𥫱」
篆蒃竹6+9=総画数15 U+7BC6
音読: テン[漢]、デン[呉]
◆漢字の書体名の一つ、西周(前11世紀~前771年)後期に作られたとされる「大篆ダイテン」と、後の秦代(前221年~前206年)に簡略化された「小篆ショウテン」の総称
◆(多く篆書体が用いられたことから)印章
◆彫(ほ)り込む、刻(きざ)む
漢字林(非部首部別)筆順
篇竹6+9=総画数15 U+7BC7
音読: ヘン[漢呉]
◆幾つかの竹簡や木簡を一つに綴じた文書・手紙・記録
◆一つに纏(まと)まった詩歌や文章、またそれを数える語
筆順
篈
竹6+9=総画数15 U+7BC8
音読: ホウ、フウ
◆竹名
篊
竹6+9=総画数15 U+7BCA
音読: コウ、グ
◆魚を捕るための竹を組だ簗(やな)
◆竹製の樋(とい)
篋箧竹6+9=総画数15 U+7BCB
音読: キョウ[漢呉]
訓読: はこ
◆竹製の(或いは比較的小さい、或いは蓋付きの)直方形(或いは方形)の箱、衣類や書物などを入れる、同「匧」
筆順
篌竹6+9=総画数15 U+7BCC
音読: コウ[漢]、グ[呉]
◆「箜篌コウコウ」、ハープharpなどの竪琴に似た弦楽器
{楽器(弦楽器)}筆順
篍𥰂
竹6+9=総画数15 U+7BCD
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]
◆竹製の笛、警告や合図のために鳴らす笛
篎𥰚竹6+9=総画数15 U+7BCE
音読: ビョウ[漢]、ミョウ[呉]
◆篪チに似た笛(ふえ)の一種、「篎」より大きいものを「簥キョウ」、「簥」「篎」の中間の大きさのものを「篞デツ」、
「簥」を参照
「【爾雅注疏:卷五:釋樂】大管謂之簥(管長尺圍寸倂漆之…如箎六孔)其中謂之{⿱竹𣵀}小者謂之篎(《疏》別管小大之名也…其中不大不小者名{⿱竹𣵀}小者名篎)」
篏竹6+9=総画数15 U+7BCF
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆嵌(は)める、嵌め込む、窪(くぼ)みや空(あ)いたところ(空いているところ)に物を入れ込む、同「嵌」
筆順
篐箍
竹6+9=総画数15 U+7BD0
音読: コ[漢]、ク[呉]
訓読: たが
◆緩(ゆる)んだり外(はず)れたりしないように固定するための輪状のもの、割った竹を縄状・帯状に編み輪状にしたものや帯状の金属を輪状にしたものがあり、木の板などを組んで作る樽(たる)や桶(おけ)などの外側に嵌(は)めて固定するなどに使う、同「笟」
◆しっかりと束ねる、しっかりと纏(まと)める
注解:「【南詔野史:上卷:南詔各種蠻夷:苦蔥】…所佩環手篐自㓜幼至老不釋死以殉」
篑簣籄
竹6+9=総画数15 U+7BD1
音読: キ[漢]、ギ[呉]
訓読: あじか
◆土を運ぶための竹製の笊(ざる)、「土籠ドロウ」
篒
竹6+9=総画数15 U+7BD2
音読: 식シク[韓]
◆[韓]「筽篒島(오식도オシット)」、地名、全羅北道(전라북도チョルラプクト)群山市(군산시クンサンシ)
篓簍
竹6+9=総画数15 U+7BD3
音読: ロウ[漢]、ル[呉]
◆竹製の目の粗い籠
◆「𥯔篓クロウ」、車輪の形や位置(輪は正円か・軸の位置は正中かなど)が正しいかどうかを調べる器具、同「萬蔞バンロウ」「【周禮注疏:冬官考工記】萬之以眡其匡也(注等爲萬蔞以運輪上輪中萬蔞則不匡剌也…疏注釋曰云等爲萬蔞以運輪上者見今車近萬蔞於輪一邊置輪上是等爲萬蔞以運輪上也輪一轉一帀不高不下中於萬蔞則輪不匡剌)」「【集韻:卷五:上聲上:噳第九:𥯔】𥯔簍規車輞則也」「【漢語大字典:竹部:𥯔】[𥯔簍]校正车轮的器具。也(他)作"萬蔞"」
◆「枸篓クロウ」、車などを"∩"字状に覆(おお)う簾(すだれ、竹や藁を並べ紐で編んだもの)を支える骨組み、同「𥭓」
節節节竹6+9=総画数15 U+FA56
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
訓読: ふし
◆タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)の中空の茎が途中で区切られ外側に硬く盛り上がっているところ、イネ科の植物に多くみられる
◆区切り、変わり目、段落、けじめ
◆区切りで(節目で)一旦止める、一旦抑(おさ)える、区切りをつける
◆度を越さない、度を弁(わきま)える、またそのような振る舞い
◆六十四卦の一つ、䷻(U+4DFB、水澤節スイタクセツ)
◆割符(わりふ)、一つの札を二つに割って互いに持ち合い、使いの者や代理の者を立てる際にこれを持たせ、二つの札が合うことで真正な者であることの証(あかし)とするもの、同「卩」「卪」
漢字林(非部首部別)
𥯑
竹6+9=総画数15 U+25BD1
音読: キン
◆竹名、未詳「【古文苑:卷四:蜀都賦】其竹則鍾龍{⿱竹𠇍}𥯑野篠紛𢀺(戴凱之竹譜曰籠籦竹名伶倫吹以為律…皮白如霜大者宜爲篙條出魯郚山堪爲笙宋玉笛賦見竒篠異幹)」「【正字通:未集上:竹部:䇣】舊註音湼䇣𥯑竹名皮白如霜大者宐爲篙揚雄蜀都賦其竹則鍾龍䇣𥯑…」「【康熙字典:未集上:竹部:𥯑】…《揚雄蜀都賦》其竹則籠籦{⿱竹𠇍}𥯑野篠紛𢀺」
𥯒
竹6+9=総画数15 U+25BD2
音読: 未詳
◆未詳「【字彙:未集:竹部:𥯒】俗栽字」
◆[壮]大葉竹、「大きな葉の竹」を指すものか固有名詞なのか未詳「【古壮字字典:F:𥯒】大叶竹子」
𥯓
竹6+9=総画数15 U+25BD3
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷四:平聲:侵第二十一:兂簪𥸢𥯓篸】緇岑切說文首笄也或作簪𥸢篸古作𥯓」
𥯔
竹6+9=総画数15 U+25BD4
音読: ク[漢呉]
◆「𥯔簍クロウ」、車輪の形や位置(輪は正円か・軸の位置は正中かなど)が正しいかどうかを調べる器具、同「萬蔞バンロウ」「【周禮注疏:冬官考工記】萬之以眡其匡也(注等爲萬蔞以運輪上輪中萬蔞則不匡剌也…疏注釋曰云等爲萬蔞以運輪上者見今車近萬蔞於輪一邊置輪上是等爲萬蔞以運輪上也輪一轉一帀不高不下中於萬蔞則輪不匡剌)」「【集韻:卷五:上聲上:噳第九:𥯔】𥯔簍規車輞則也」「【漢語大字典:竹部:𥯔】[𥯔簍]校正车轮的器具。也(他)作"萬蔞"」
𥯕竹6+9=総画数15 U+25BD5
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)の別名、節(ふし)の間が長い竹、笙ショウ(長短十数本の竹筒を円状に組み息を吹き込んで鳴らす管楽器)や簫ショウ(長短十数本の竹筒を並べて息を吹き込んで鳴らす管楽器)などに使われるという、同「簜」
{楽器(管楽器)}◆酒を飲むための竹筒、節(ふし)を容器の底に利用したもの
𥯖竹6+9=総画数15 U+25BD6
音読: ト[漢]、ド[呉]
◆髪に刺す笄(こうがい)や簪(かんざし)、同「簪」「𥸢」
{服飾(髪飾)}
𥯗𫂎𥬷𥬹竹6+9=総画数15 U+25BD7
音読: シュン[漢呉]
◆鐘ショウ(かね)・磬ケイ・鼔コ(つづみ)などの楽器を吊り下げる横木、同「筍」「栒」「簨」、それを支える縦木(支柱)は「簴」「虡」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」
{楽器(打楽器)}
𥯚
竹6+9=総画数15 U+25BDA
音読: カク
◆竹製の籠
◆杯(さかずき)
𥯛
竹6+9=総画数15 U+25BDB
音読: ラク[漢呉]
◆竹製の籠(かご)、同「笿」「【龍龕手鑑:卷四:竹部第二:𥯛】或作笿今音洛籠笿也」
◆「桮𥯛ハイラク」、杯ハイ・豆トウ(高坏(たかつき)、蓋付き脚付きの器)などの器を入れる籠(かご)「【方言:第五】桮𥯛(盛桮器籠也)陳楚宋衛之間謂之桮𥯛又謂之豆筥…」
𥯤
竹6+9=総画数15 U+25BE4
音読: イ[漢呉]
◆アシ(葦)、イネ科ヨシ属の草
◆竹名、未詳
𥯦
竹6+9=総画数15 U+25BE6
音読: ソウ[漢]、ジョウ[呉]
◆楷書カイショを崩した(点画を略したり繋いだりした)書体で行書ギョウショと草書ソウショの間程の書体、同「箑」「𨖷」「【集韻:卷十:入聲下:洽第三十二:𨖷箑】行書也秦使徒隸助官書艸𨖷以爲行事謂艸行之間取其疾速不留意楷法也」
◆竹名、未詳「【齊民要術:卷三:雜說第三十】及臘日祀炙𥯦(𥯦一作𦾚燒飲治刺入肉中及樹瓜田中四角去䗣蟲)」
𥯧
竹6+9=総画数15 U+25BE7
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆垂木(たるき、棟から軒先に向かって渡し屋根を支える木材)とその上の屋根瓦の間に敷く竹を組んだもの、同「筄」
𥯨
竹6+9=総画数15 U+25BE8
音読: シ[漢呉]
◆竹名、毛で覆(おお)われ毒があり、それによって傷付くと死ぬという「【筍譜:二之出:𥯨竹筍】生海畔山而竹與筍悉有毛傷人則死泊船海嶼慎勿取毛筍食又有䇮筍同此毒廣志云𥯨竹堪作笛既有毒豈可作笛此同名而殊實也」
◆「𥯨簩シロウ」、竹名、未詳「【湧幢小品:卷之十八:𥯨簩】韻書四豪簩字下注云𥯨簩竹名而不詳其說按異物志南方思牢國產竹可礪指甲竹譜云可挫爪是也…」
𥯩
竹6+9=総画数15 U+25BE9
音読: シャク[漢呉]
◆米を研(と)いだり蒸したりするための笊(ざる)、同「䉛」「籔」「𥯴」「𠤰」
𥯫
竹6+9=総画数15 U+25BEB
音読: キ、ギ
◆竹名、未詳
𥯭
竹6+9=総画数15 U+25BED
音読: サク、ザク
◆竹を縒(よ)って作った縄、同「筰」
𥯰籯籝
竹6+9=総画数15 U+25BF0
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆竹製の籠(かご)
𥯱笥
竹6+9=総画数15 U+25BF1
音読: シ[漢呉]
◆(竹製の)四角い箱、飯や衣類を収納する、同「㔯」、丸いものは「箪」
𥯲
竹6+9=総画数15 U+25BF2
音読: シ
◆竹名、未詳「【字彙補:未集:竹部:𥯲】息里切音徙竹名」
𥯴䈹
竹6+9=総画数15 U+25BF4
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆容量の単位、1𥯴=16斗、同「籔」
𥯵蠡蟸䗍𧋠𢍝𧱤
竹6+9=総画数15 U+25BF5
音読: ①レイ[漢]、ライ[呉]②リ[漢呉]、レイ[慣]
①
◆虫が樹木の芯シンを食い荒らす、また樹木の芯を食い荒らす虫
②
◆ヒョウタン(瓢箪)やユウガオ(夕顔)などの果実の種や果肉を取り除いて作った容器、瓠(ひさご、ふくべ)、同「瓠」「瓢」「匏」「盠」
◆「𥯵𥯵レイレイ」、どこまでも連なり続くさま
◆「𤑺𥯵・熐𥯵ベキリ」、匈奴キョウド(前3世紀~4世紀、秦代から西晋代にかけて現モンゴル南部東部を勢力範囲とした遊牧騎馬民族)の集落
𥯶䇢
竹6+9=総画数15 U+25BF6
音読: コ[漢]、ク[呉]
◆竹名、未詳、一説に「苦竹Pleioblastus amarus」
◆魚を捕る竹製の籠、同「𥶈」
𥯹築𥲒𥭰𥰺𥲔𥲓𥵭
竹6+9=総画数15 U+25BF9
音読: チク[漢呉]
訓読: きず・く、つき
◆土を搗(つ)き固める、しっかりした土台を造(つく)る
◆しっかりした土台の上に建造物を造る、またものを作り上げる
𥯺
竹6+9=総画数15 U+25BFA
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥯺】居六切音鞠字學大成窮治罪人也」
𥯽笴竹6+9=総画数15 U+25BFD
音読: カン[漢呉]、カ[漢呉]
◆矢柄・矢幹(やがら)、矢の柄(え、棒状の部分)、また竹製の矢
{武器(弓箭)}
𥯿
竹6+9=総画数15 U+25BFF
音読: コウ、ク
◆伏籠(ふせご)、薫籠クンロウ、火や香炉コウロの上に伏せて被(かぶ)せる半球状の籠、同「篝」「【康熙字典:未集上:竹部:𥯿】《海篇》音溝燻籠也」
𥰀
竹6+9=総画数15 U+25C00
音読: 未詳
◆未詳
𥰂篍
竹6+9=総画数15 U+25C02
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]
◆竹製の笛、警告や合図のために鳴らす笛
𥰉
竹6+9=総画数15 U+25C09
音読: 未詳
◆未詳
𥰋
竹6+9=総画数15 U+25C0B
音読: カク、キャク
◆未詳「【中華字海:竹部:𥰋】同"格"」
𥰍箣
竹6+9=総画数15 U+25C0D
音読: シ
◆竹名、未詳「【嶺表錄異:卷中】箣竹筍其竹枝上刺南人呼為刺勒…」「【笋譜:二之出:𥰍竹筍】嶺表録云其竹枝上剌南人呼為𥰍…」「【漢語大字典:竹部:箣】【漢語大詞典:竹部:箣】箣竹。又名大簕竹。」
◆占う「【史記:卷一百二十八:龜策列傳】夫子玉靈荊灼而心令而先知而上行於天下行於淵諸靈數{⿰策刂}(…《索隱》數音所具反{⿰策刂}音近策或{⿰策刂}是策之別名此卜筮之書其字亦無可覈他皆放此)」
注解:「箣」「𥰍」は、旁「刺(朿刂)」「剌(束刂)」の違いや竹冠の位置{⿰策刂}{⿰䇿刂}が明確に区別されていないように見受けられる、そのため当字典では同字扱いとした
𥰓
竹6+9=総画数15 U+25C13
音読: 未詳
◆未詳
𥱀
竹6+9=総画数15 U+25C40
音読: フ、ブ
◆竹の稈(カン、内部が空洞になっているもの茎)
𫂎𥯗𥬷𥬹竹6+9=総画数15 U+2B08E
音読: シュン[漢呉]
◆鐘ショウ(かね)・磬ケイ・鼔コ(つづみ)などの楽器を吊り下げる横木、同「筍」「栒」「簨」、それを支える縦木(支柱)は「簴」「虡」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」
{楽器(打楽器)}
䈪
竹6+10=総画数16 U+422A
音読: ケキ、キャク
◆穀物などを盛り枡(ます)などの器に移し入れる箕(み)・笊(ざる)の類、取っ手はなくやや小さく深いという、同「籮」「【方言:第五】…所以注斛(…《注》盛米穀寫斛中者也…)陳魏宋楚之間謂之䈪(…)自𨵿而西謂之注箕(…)陳魏宋楚之間謂之籮(《注》䈪亦籮屬也形小而髙無耳)」
䈫
竹6+10=総画数16 U+422B
音読: ドウ、ノウ
◆船を繋ぐための竹を編んで作った綱、同「笝」
䈬
竹6+10=総画数16 U+422C
音読: ホ、ブ
◆細い(或いは細く割った)タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)を編んだ網(あみ)
䈰
竹6+10=総画数16 U+4230
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]、ショウ[漢呉]
◆米(こめ)などの穀物を入れる竹製の円筒形の籠(かご)、飯筥(ハンキョ)、五升ほどの大きさという、同「𥳓」「筲」
◆小さな籠(かご)、小さな筒(つつ)状の容器、同「筲」「檧」、同「桶䈰トウショウ」
◆竹を細く割って箒(ほうき)状にした汚れを掃(は)き落とす道具
䈱𥮛
竹6+10=総画数16 U+4231
音読: トウ[漢呉]
◆竹製の籠(かご)或いは笊(ざる)「【方言:第一】箄(方氏反)簍(音縷)籅(音餘)䈱(弓弢)𥴧也(古筥字)江沔之間謂之籅趙代之間謂之䈱淇衞之間謂之井筐(淇水名也)𥱿其通語也」
䈲
竹6+10=総画数16 U+4232
音読: ハン[漢]、バン[呉]
◆竹篾チクベツ(竹を割り削いで細く薄くしたもの)を筒状に編み、魚が一旦入ると出られないように工夫した漁具、筌(うえ、うけ)、同「笱」
◆「䈲籛ハンセン」、竹名、未詳「【康熙字典:未集上:竹部:䈲】…《篇海》䈲籛竹名…」
䈳
竹6+10=総画数16 U+4233
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆窓
䈷
竹6+10=総画数16 U+4237
音読: ラク[漢呉]
◆竹を組んだ柵サクや垣根(かきね)などの囲(かこ)い
䈿
竹6+10=総画数16 U+423F
音読: ベキ[漢]、ミャク[呉]
◆車などを"∩"字状に覆(おお)う簾(すだれ、竹や藁を並べ紐で編んだもの)を支える骨組み、枸簍クロウ、同「𥭓」「【方言:第九】車枸簍…其上約謂之𥭓(即軬帶也音瓜瓝)或謂之䈿(音脉)秦晉之間自關而西謂之枸簍西隴謂之㮥(即畚字薄晩反)南楚之外謂之篷…」
築𥲒𥭰𥯹𥰺𥲔𥲓𥵭竹6+10=総画数16 U+7BC9
音読: チク[漢呉]
訓読: きず・く、つき
◆土を搗(つ)き固める、しっかりした土台を造(つく)る
◆しっかりした土台の上に建造物を造る、またものを作り上げる
◆簡
「築」筆順
篔筼竹6+10=総画数16 U+7BD4
音読: ウン[漢呉]
◆「篔簹ウントウ」、竹名、大きな竹で、水辺に生え高さは数丈(1丈=約3m)、幹回りは一尺五六寸(1尺=約30cm)あるという
「【筍譜:二之出:篔簹筍】曹毗湘中賦云其竹則篔簹今詳其筍亦洪大竹節長四尺」筆順
篕
竹6+10=総画数16 U+7BD5
音読: コウ[漢]、ゴウ[呉]
◆「篕𣝎コウエン」、竹を編んで作った蓆(むしろ)、同「籧篨キョジョ」
篖
竹6+10=総画数16 U+7BD6
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆「筕篖・筕簹コウトウ」、竹を並べ編(あ)んだ目の粗(あら)い筵(むしろ)、同「倚佯イヨウ」
◆「篖䒁トウシュウ」、未詳「【龍龕手鑑:卷一:舟部第二十一:䒁】或作音習篖䒁脩舩具也正作𥱵篖音唐」
篗籰籆竹6+10=総画数16 U+7BD7
音読: ワク[漢呉]
◆糸巻き、糸車いとぐるま、紡(つむ)いだ糸を巻き取る道具
漢字林(非部首部別)筆順
篘𥮢𥭛𥬠
竹6+10=総画数16 U+7BD8
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆酒から滓(おり、沈殿物)を取り除く(濾す)ための竹製の笊(ざる)
◆酒を濾(こ)す、同「醔」「𨡲」
◆滓を濾した透明な酒、清酒
篙𥮑㰏竹6+10=総画数16 U+7BD9
音読: コウ[漢呉]
◆竹竿(たけざお)、舟を進めたり操(あやつ)ったりするための棹(さお)
漢字林(非部首部別)
篚竹6+10=総画数16 U+7BDA
音読: ヒ[漢呉]
◆蓋(ふた)付きの長方形の竹製の箱、「筐篚キョウヒ」
「【康熙字典:未集上:竹部:篚】《孟子註疏》篚以竹爲之長三尺廣一尺深六寸足高三寸上有蓋也」◆車笭シャレイ、輿(こし、車の人が乗るところ)前部の細長い箱
「【說文解字:竹部:篚】車笭也」「【北京大学汉画研究所 #学术研究#任江:四川资阳市雁江区兰家坡汉墓初步研究】笭又名"籝"、"篚",是一种竹编长方槽形的车附件,横置于舆辕交接处…」筆順
篛竹6+10=総画数16 U+7BDB
音読: ジャク[漢]、ニャク[呉]
◆「篛葉ジャクヨウ」、オオバヤダケ(大葉矢竹)、別名「箬竹ジョクチク」、イネ科インドカラムス属のタケ、草丈は竹に比べてやや低く葉はササ笹(イネ科ササ属)に似て幅広で大きい
{オオバヤダケ}◆筍ジュン(たけのこ)、タケ(竹)の若芽
篜
竹6+10=総画数16 U+7BDC
音読: ショウ[漢呉]
◆竹
篝𥱏𥲙竹6+10=総画数16 U+7BDD
音読: コウ[漢]、ク[呉]
訓読: かがり
◆伏籠(ふせご)、薫籠クンロウ、火や香炉コウロの上に伏せて被(かぶ)せる半球状の籠、その上に衣類などを置いて乾かしたり(温めたり)香りを移したりなどする、同「簼」「笿」
◆かがり、木を組み重ねて焚(た)く、「篝火コウカ(かがりび)」
◆背負って荷を運ぶための竹製の籠(かご)
筆順
篞竹6+10=総画数16 U+7BDE
音読: デツ[漢]、ネチ[呉]
◆篪チに似た笛(ふえ)の一種、「簥キョウ」と「篎ビョウ」の中間の大きさのもの、同「𥭧」、
「簥」を参照「【廣韻:入聲:屑第十六:涅:篞】爾雅云大管曰簥其中曰篞小者曰篎」
篟
竹6+10=総画数16 U+7BDF
音読: セン[漢呉]
◆竹が盛んに茂るさま
◆青竹
篡簒竹6+10=総画数16 U+7BE1
音読: サン[漢]、セン[呉]
◆奪(うば)い取る、無理やり(力ずくで、不当な方法で)他人のものを取る
漢字林(非部首部別)
篢
竹6+10=総画数16 U+7BE2
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆竹を編んで作った頭に被(かぶ)る笠(かさ)
篣
竹6+10=総画数16 U+7BE3
音読: ①ホウ[漢]、ボウ[呉]②ホウ[漢]、ビョウ[呉]
①
◆箕(み)の類
②
◆竹製の籠(かご)
◆鞭(むち)打つ
篤笃竹6+10=総画数16 U+7BE4
音読: トク[漢呉]
訓読: あつ・い
◆厚いさま、厚みがあるさま、手厚いさま、心が籠(こ)もっているさま、情けが深いさま、「篤実トクジツ」、同「䈞」「竺」
◆一つのことに打ち込むさま
◆病気が重いさま
漢字林(非部首部別)筆順
篥竹6+10=総画数16 U+7BE5
音読: リツ[漢]、リチ[呉]、リキ[慣]
◆「觱篥・𥷑篥・篳篥ヒチリキ」、竹製の縦笛
{楽器(管楽器)}筆順
篦箆竹6+10=総画数16 U+7BE6
音読: ヘイ[漢]、ハイ[呉]、ヒ[慣]
訓読: の、へら
◆歯の目が細かい竹製の櫛(くし)、またそれで髪を梳(す)く、比較的目が粗いものは「梳」、総称して「櫛」
「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」 {服飾(髪飾)}◆[日]の、矢柄・矢幹(やがら)、矢の棒の部分
{武器(弓箭)}◆[日]へら、漆や糊などを均一に塗るなどのための道具
漢字林(非部首部別)筆順
篧籗籱
竹6+10=総画数16 U+7BE7
音読: カク[漢呉]、サク[漢]、ザク[呉]
◆魚を掬(すく)い捕(と)る笊(ざる、浅めの竹製の籠かご)状の漁具、同「䉟」「罩」
篨
竹6+10=総画数16 U+7BE8
音読: チョ[漢]、ジョ[呉]
◆「籧篨キョジョ」、竹を編んで作った蓆(むしろ)、同「蘧蒢キョジョ(アシ(葦)などの草製の蓆)」
篩筛竹6+10=総画数16 U+7BE9
音読: サイ[漢]、セ[呉]、シ[漢呉]
訓読: ふるい
◆網(あみ)目を通して大きいものと小さいものを選(え、よ)り分ける、またその籠(かご)状また笊(ざる)状の道具同「籭」「簁」「簛」
◆小さな隙間(すきま)を通ってくる、(篩にかけたように)ぱらぱらと(はらはらと、ぽたぽと)落ちて来る
「【全唐詩(欽定全唐詩):卷八百三十二:送廬山衲僧】…凍天方篩雪…」◆「篩草シソウ」、コウボウムギ(弘法麦)、カヤツリグサ科スゲ属の草
{コウボウムギ}筆順
篪𥰽竾𥬌筂䶵𪛌𪛍𪛔竹6+10=総画数16 U+7BEA
音読: チ[漢]、ジ[呉]
◆七孔の竹製の横笛、七つの指孔(ゆびあな、指で押さえる孔、音孔ともいう)と歌口(うたぐち、息を吹き込む孔、吹き口ともいう)を合わせ八孔と数えることもある、同「箎」
「【爾雅注疏:釋樂】大篪謂之沂(《疏》…孫炎曰篪聲悲沂悲也…篪以竹爲長尺四寸圍三寸一孔上出寸三分名翹横吹之…廣雅云八孔鄭司農注周禮云篪七空蓋不數其上出者故七空)」 {楽器(管楽器)}筆順
篫
竹6+10=総画数16 U+7BEB
音読: チク
◆手で物を搗(つ)く
篬
竹6+10=総画数16 U+7BEC
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
◆若々しい竹のような青緑色、またそのような色の竹
篭籠笼𦌼竹6+10=総画数16 U+7BED
音読: ロウ[漢]、ル[呉]
訓読: かご、こ・める、こ・もる
◆竹を編んで作った入れ物(盆状・桶状・笊状・筒状のものなど)の総称、またそれに入れる
◆箙えびら、矢を入れて背負う竹製筒状(箱形・筒形・袋形など)の容器
◆中に入(い)れる、閉じ込める、中に入(はい)る
漢字林(非部首部別)筆順
篮籃
竹6+10=総画数16 U+7BEE
音読: ラン[漢呉]
◆竹を編んで作った大きな籠、取っ手の付いた大きな籠、バスケットbasket、同「𢉧」
◆「篮球ランキュウ」、バスケットボールbasketball、球技の一つ
篯籛
竹6+10=総画数16 U+7BEF
音読: セン[漢呉]
◆「篯鏗センコウ」、別名「彭祖ホウソ」、760歳になっても衰えることはなかったという伝説上の仙人の名「【神仙傳:卷一:彭祖】彭祖者姓籛名鏗帝顓頊之𤣥孫至殷末世年七百六十歲而不衰…」
◆「䈲篯ハンセン」、竹名、未詳「【廣韻:上聲:獮第二十八:翦:籛】竹名又姓」「【康熙字典:未集上:竹部:䈲】…《篇海》䈲籛竹名…」
簑蓑簔竹6+10=総画数16 U+7C11
音読: サイ[漢呉]、サ[漢呉]
訓読: みの
◆背中に羽織って雨雪を防ぐ藁などで作った雨具、同「衰」
◆上から草で覆う
筆順
𥯣篾𥴸𥱡
竹6+10=総画数16 U+25BE3
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆竹の皮
◆竹を割り内側を削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、そのまま紐や骨組みなどに使う他、編んで籠・敷物・縄・塀などに作ったり、束ねて大小の箒(ほうき)などに作る、用途は多種で用途に合わせて幅や厚みを加減する
𥰚篎竹6+10=総画数16 U+25C1A
音読: ビョウ[漢]、ミョウ[呉]
◆篪チに似た笛(ふえ)の一種、「篎」より大きいものを「簥キョウ」、「簥」「篎」の中間の大きさのものを「篞デツ」、
「簥」を参照
「【爾雅注疏:卷五:釋樂】大管謂之簥(管長尺圍寸倂漆之…如箎六孔)其中謂之{⿱竹𣵀}小者謂之篎(《疏》別管小大之名也…其中不大不小者名{⿱竹𣵀}小者名篎)」
𥰛
竹6+10=総画数16 U+25C1B
音読: フウ[漢]、ブ[呉]
◆紋様の入った竹の名
𥰜
竹6+10=総画数16 U+25C1C
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:宵第四:𥰜】𥰜支竹名」「【正字通:未集上:竹部:𥰜】…按竹譜本作桃又音姚誤」
𥰞
竹6+10=総画数16 U+25C1E
音読: ソウ、スウ、シュ
◆米を研(と)いだり蒸したりするための笊(ざる)、同「籔」「䉛」「𥯩」「𥯴」「𠤰」
◆酒から滓(おり、沈殿物)を取り除く(濾す)、またそのための竹製の笊(ざる)
𥰟
竹6+10=総画数16 U+25C1F
音読: エン
◆糸巻き、機織で糸を巻き取る道具
𥰠𥲬
竹6+10=総画数16 U+25C20
音読: リョ[漢]、ロ[呉]
◆米(こめ)などの穀物を入れる円筒形の竹籠たけかご、同「筲」「𥱾」
𥰡
竹6+10=総画数16 U+25C21
音読: サク、シャク
◆触れ合う、ぶつかり合う「【北墅抱瓮錄:朝鮮牡丹】朝鮮牡丹卽本草當歸又名文無弱枝嫩葉不勝風日中心抽細莖花生莖末一條十餘朶麗𥰡下垂狀似小囊俗呼荷包牡丹亦草花中之艶品也」
𥰢
竹6+10=総画数16 U+25C22
音読: セン[漢呉]
◆扇(おうぎ)、団扇(ダンセン、うちわ)、扇(あお)いで風を起こし涼リョウをとる道具、同「扇」
𥰥𦩶
竹6+10=総画数16 U+25C25
音読: ケイ[漢]、ゲ[呉]
◆未詳「【廣韻:上聲:薺第十一:徯:𥰥】所以安重船」「【集韻:卷五:上聲上:薺第十一:𥰥𦩶】所以安船」
𥰩
竹6+10=総画数16 U+25C29
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷一:平聲一:魚第九:籅𥰩】博雅𥴧也或作𥰩」
𥰪
竹6+10=総画数16 U+25C2A
音読: コ、ゴ
◆未詳「【康熙字典:未集上:竹部:𥰪】《篇海》戸吳切音胡𥰪被也」
𥰫筮𥵼𥷣𥰰𥷂竹6+10=総画数16 U+25C2B
音読: セイ[漢]、ゼ[呉]、ゼイ[慣]
訓読: めどぎ
◆吉凶を占う時に使う(竹の)棒、古くはノコギリソウ(鋸草、キク科ノコギリソウ属の草)の茎を使った
{ノコギリソウ}◆蓍(めどぎ)で吉凶を占う
𥰬竹6+10=総画数16 U+25C2C
音読: 未詳
◆未詳
「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:𥷚𥰬𥯺鞫諊】說文窮理罪人也」漢字林(非部首部別)
𥰭
竹6+10=総画数16 U+25C2D
音読: ①サ[漢]、ザ[呉]②シ[漢呉]
①
◆壺形の籠(かご)「【農政全書:卷之二十四:農器:𥰭】𥰭亦籮屬比籮稍匾而小用亦不同𥰭則造酒造飯用之漉米又可盛食物葢籮盛其粗者而𥰭盛其精者精粗各適所受不可易也」
②
◆「篸𥰭・参差シンシ」◇長さが不揃いなさま◇竹製の縦笛で底が塞(ふさ)がっていないもの、音孔(おとあな、音の高さを変えるための指で押さえる孔)がない長短複数本の竹筒を並べた楽器、同「洞簫トウショウ」「【楚辭:九歌:湘君】君不行兮夷猶…吹參差兮誰思(參差洞簫也…一作篸𥰭…其形參差象鳳翼參差不齊之皃…簫之無底者篸𥰭竹皃)」
𥰰筮𥰫𥵼𥷣𥷂竹6+10=総画数16 U+25C30
音読: セイ[漢]、ゼ[呉]、ゼイ[慣]
訓読: めどぎ
◆吉凶を占う時に使う(竹の)棒、古くはノコギリソウ(鋸草、キク科ノコギリソウ属の草)の茎を使った
{ノコギリソウ}◆蓍(めどぎ)で吉凶を占う
𥰴筍笋𥳦竹6+10=総画数16 U+25C34
音読: シュン[漢呉]、ジュン[慣]
訓読: たけのこ
◆竹の若芽、柔らかい竹、同「箰」
◆枘(ほぞ)、二本の木材を繋(つな)ぐ時に一本の端は凹状に作り(「枘穴ほぞあな」という)、もう一本の端は凸状に作って(「枘ほぞ」「筍ジュン」という)これを繋ぎ合わせる、その凸状の部分、同「榫」「枘」
◆鍾ショウや磬ケイなどの打楽器を吊るすための横木、同「𥯗」「栒」「簨」、それを支える縦木(支柱)は「簴」「虡」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」
{楽器(打楽器)}
𥰵
竹6+10=総画数16 U+25C35
音読: ホウ[漢]、フ[呉]
◆竹を割って平らに削った文字などを書くための板、竹簡チクカン、同「篰」、別名「𥲈䈠バンカン」
𥰸竹6+10=総画数16 U+25C38
音読: セン[漢呉]
◆矢柄やがら(矢の棒状の部分)に用いる節の間が長く細いが堅く強い竹、篠竹(しのだけ)、同「箭」
{武器(弓箭)}
𥰹䉰𥳴
竹6+10=総画数16 U+25C39
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆竹を縒(よ)って作った縄、同「筊」
◆小形の簫ショウ(竹製の縦笛)、同「筊」
◆筍(たけのこ)
𥰺築𥲒𥭰𥯹𥲔𥲓𥵭
竹6+10=総画数16 U+25C3A
音読: チク[漢呉]
訓読: きず・く、つき
◆土を搗(つ)き固める、しっかりした土台を造(つく)る
◆しっかりした土台の上に建造物を造る、またものを作り上げる
𥰽篪竾𥬌筂䶵𪛌𪛍𪛔竹6+10=総画数16 U+25C3D
音読: チ[漢]、ジ[呉]
◆七孔の竹製の横笛、七つの指孔(ゆびあな、指で押さえる孔、音孔ともいう)と歌口(うたぐち、息を吹き込む孔、吹き口ともいう)を合わせ八孔と数えることもある、同「箎」
「【爾雅注疏:釋樂】大篪謂之沂(《疏》…孫炎曰篪聲悲沂悲也…篪以竹爲長尺四寸圍三寸一孔上出寸三分名翹横吹之…廣雅云八孔鄭司農注周禮云篪七空蓋不數其上出者故七空)」 {楽器(管楽器)}
𥰾
竹6+10=総画数16 U+25C3E
音読: サイ、セ
◆強く押(お)さえ付けて酒などを搾(しぼ)る簀子サクシ(すのこ)
𥰿箰
竹6+10=総画数16 U+25C3F
音読: シュン[漢呉]
◆筍(たけのこ)、竹の若芽、同「筍」
𥱄𥳋𥶟
竹6+10=総画数16 U+25C44
音読: サン[漢呉]
◆衣服(布)を縫う、縫い合わせる
𥱅竹6+10=総画数16 U+25C45
音読: 未詳
◆
「𢍩」の訛字
𥱊
竹6+10=総画数16 U+25C4A
音読: セキ、ジャク
◆むしろ、竹を並べ紐(ひも)で編んだ敷物、同「蓆」「席」「【五音集韻:卷九:琰第十二:簟】徒玷切竹𥱊」
𥱋簗
竹6+10=総画数16 U+25C4B
訓読: やな
◆[日]竹や木を柵状に組んで川水を堰き止め魚を捕まえる仕掛け、同「梁」
𥱎
竹6+10=総画数16 U+25C4E
音読: 未詳
◆未詳
𥱏篝𥲙
竹6+10=総画数16 U+25C4F
音読: コウ[漢]、ク[呉]
訓読: かがり
◆伏籠(ふせご)、薫籠クンロウ、火や香炉コウロの上に伏せて被(かぶ)せる半球状の籠、その上に衣類などを置いて乾かしたり(温めたり)香りを移したりなどする、同「簼」「笿」
◆かがり、木を組み重ねて焚(た)く、「篝火コウカ(かがりび)」
◆背負って荷を運ぶための竹製の籠(かご)
𥱐
竹6+10=総画数16 U+25C50
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:竹部:𥱐】"𥱐(筑)"的讹字」
𥱑
竹6+10=総画数16 U+25C51
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:竹部:𥱑】同"羗"」
𥱕
竹6+10=総画数16 U+25C55
音読: 未詳
◆未詳
𥱡篾𥴸𥯣竹6+10=総画数16 U+25C61
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆竹の皮
◆竹を割り内側を削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、そのまま紐や骨組みなどに使う他、編んで籠・敷物・縄・塀などに作ったり、束ねて大小の箒(ほうき)などに作る、用途は多種で用途に合わせて幅や厚みを加減する
漢字林(非部首部別)
𥱤竹6+10=総画数16 U+25C64
訓読: いざき、いさざ、いざさ、しの
◆[日]姓用字
{和製漢字の辞典:竹部:𥱤}
𥱩𥷚𥷤𥲩竹6+10=総画数16 U+25C69
音読: キク[漢呉]
◆法に則(のっと)って審理シンリを尽くし厳正ゲンセイに罪人を裁(さば)く、同「諊」
「【說文解字注:幸部:𥷚】竆治辠人也(…謂以法律平斷其罪…)」漢字林(非部首部別)
𥲆
竹6+10=総画数16 U+25C86
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆竹名、未詳、節(ふし)のないタケ(竹)で、溱州(シンシュウ、同名の地名があり未詳)では「竹」と呼ばれているという「【康熙字典:未集上:竹部:𥲆】《類篇》《海篇》𠀤他東切音通竹名《本草》竹空心直上無節出溱州謂之通竹俗作𥲆」
𫂑
竹6+10=総画数16 U+2B091
音読: 未詳
◆未詳
䈹𥯴
竹6+11=総画数17 U+4239
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆容量の単位、1𥯴=16斗、同「籔」
䈻
竹6+11=総画数17 U+423B
音読: ホ[漢]、ブ[呉]
◆竹を編(あ)んで水に沈め魚を捕(と)る漁具、未詳「【廣韻:上平聲:模第十一:酺:䈻】竹笪沈水取魚之具」
䈼
竹6+11=総画数17 U+423C
音読: ベツ、メチ、ビツ、ミチ
◆竹を割り内側を削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、竹籤(たけひご)、そのまま紐や骨組みなどに使う他、編んで籠・敷物・縄・塀などに作ったり、束ねて大小の箒(ほうき)などに作る、用途は多種で用途に合わせて幅や厚みを加減する、同「篾」
◆竹名、未詳「【集韻:卷九:入聲上:質第五:䈼】竹名空小而有穰」
䈽𥭤
竹6+11=総画数17 U+423D
音読: キン、コン
◆竹名、表面は霜が降ったような白で堅く節の間隔が短いという
䈾
竹6+11=総画数17 U+423E
音読: ショウ、ソウ
◆舵(かじ)、舟を漕ぐ櫓ロ
◆竹を細く割り束ねた食器などを洗う箒(ほうき)状の道具
䉀
竹6+11=総画数17 U+4240
音読: ショ
◆未詳「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:䉀】失御切筐」
䉁
竹6+11=総画数17 U+4241
音読: レイ[漢]、リョウ[呉]
◆竹名、同「䉹」、未詳「【竹譜(李衎):卷六】{⿱竹𢈔}(音與)竹 元竹實中 太極竹長百丈 䉁竹 䈈竹 笗竹 簡竹 胥竹 觀系竹 𥳉竹 {薎-艹+竹}籋(音彌)竹」「【廣韻:下平聲:靑第十五:靈:䉹】竹名」「【集韻:卷四:平聲四:青第十五:䉁䉹】竹名一曰竹器」
◆竹器、未詳、同「䉹」「【尚書正義:卷五:夏書禹貢】惟菌簵楛三邦厎貢厥名(《疏》傳正義曰箘簵美竹…鄭云箘簵䉁風也…)」
䉂
竹6+11=総画数17 U+4242
音読: ルイ
◆法ホウ、法律ホウリツ「【太平御覽:卷第六百三十七:刑法部三:律令上】釋名曰法逼也…律䉂(音累)也䉂人心使不得放肆也」
䉃
竹6+11=総画数17 U+4243
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
◆切って節(ふし)を残したままの竹「【陸氏詩疏廣要:卷上之上:菉竹猗猗】…竹田曰篁竹胎曰筍竹膚曰笢竹皮曰筠竹裏曰笨竹枚曰箇竹約曰節剖竹未去節曰䉃竹死曰䈙…」
◆(節を残したままの)竹を並べ紐(ひも)で編んだ敷物、「䉃䈗ショウサ」
䉅竹6+11=総画数17 U+4245
音読: シ
◆矢柄・矢幹(やがら)に用いられる竹の名
漢字林(非部首部別)
篠筱筿𥴽𥭪竹6+11=総画数17 U+7BE0
音読: ショウ[漢呉]
訓読: しの
◆幹カン(みき)が細い竹の一種、細いが堅く強いため矢柄・矢幹(やがら)に利用される
{武器(弓箭)}筆順
篰
竹6+11=総画数17 U+7BF0
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
◆竹を割って平らに削った文字などを書くための札(ふだ)、竹簡チクカン、同「𥰵」、別名「𥲈䈠バンカン」
◆竹を細く切って編んだ籠
◆古代の暦法の単位、1篰=4章(1章=19年)=76年、同「蔀」
篱籬
竹6+11=総画数17 U+7BF1
音読: リ[漢呉]
訓読: まがき
◆竹や柴(しば)を編んで作った柵(さく)や垣根(かきね)などの囲(かこ)い、同「㰚」
篲
竹6+11=総画数17 U+7BF2
音読: スイ[漢]、ズイ[呉]
◆竹製の箒(ほうき)、同「彗」「𥶙」「𥱵」
◆(箒で)掃(は)く
◆「篲星・彗星スイセイ」、箒星(ほうきぼし)、古く中国では「妖星ヨウセイ」と呼ばれ不吉な星とされた
篳𥴂筚竹6+11=総画数17 U+7BF3
音読: ヒツ[漢]、ヒチ[呉]
◆竹や柴(しば)を編んだもの、筵(むしろ)や垣根(かきね)など
◆「篳篥・觱篥・𥷑篥ヒチリキ」、竹製の縦笛
{楽器(管楽器)}筆順
篴
竹6+11=総画数17 U+7BF4
音読: ①テキ[漢]、ジャク[呉]②チク[漢]、ジク[呉]
①
◆笛(ふえ)、竹などの円筒形のものに幾つかの孔(あな)をあけ、その一つから息を吹き込み、他の孔を指で押さえたり離したりすることで音階を表現する楽器の総称、同「𥴦」「笛」
②
◆竹名、未詳
篵
竹6+11=総画数17 U+7BF5
音読: ヨウ[漢]、ユ[呉]
◆病(や)んだ竹、痛(いた)んだ竹「【竹譜(李衎):卷三】…實竹有病謂之篵(乙公反)」「【御製(御定)佩文齋書畫譜:卷十四:論畫:竹態譜】…實竹有病謂之篵(二公反)…」
◆竹名、「龍篵竹リュウヨウチク「【明文海:卷三百十五:圖畫:書羅浮圖】…山有龍篵竹其大數圍…」」
篶竹6+11=総画数17 U+7BF6
音読: エン[漢呉]
訓読: すず
◆幹が黒い竹
◆[日]すず、細い竹
筆順
篷𥭗竼竹6+11=総画数17 U+7BF7
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
訓読: とま
◆舟や車などの覆いに使う竹製の簾(すだれ)
◆竹製の簾を屋根の形("∧""∩"字状)に覆った軽便(けいべん)な舟、小さな舟、同「𦪪」
◆舟の帆
筆順
篸𥮾竹6+11=総画数17 U+7BF8
音読: サン、ソン、シン
◆髪に刺す笄(こうがい)や簪(かんざし)、同「簪」
{服飾(髪飾)}◆縫い針
◆「篸𥰭シンシ」◇長さが不揃いなさま、同「参差」◇竹製の縦笛で底が塞(ふさ)がっていないもの、音孔(おとあな、音の高さを変えるための指で押さえる孔)がない長短複数本の竹筒を並べた楽器、同「洞簫トウショウ」
「【楚辭:九歌:湘君】君不行兮夷猶…吹參差兮誰思(參差洞簫也…一作篸𥰭…其形參差象鳳翼參差不齊之皃…簫之無底者篸𥰭竹皃)」漢字林(非部首部別)
篹𥲻
竹6+11=総画数17 U+7BF9
音読: サン[漢]、ソン[呉]
◆物を盛る竹製の高坏(たかつき)、碗状また盆状の笊(ざる)に脚を付けたもの、同「𥶊」
◆箸や匙などを入れる竹製の筒、また筒状の籠、同「籫」「筥」
◆選び整えられた料理、ご馳走(ごちそう)、ご馳走する、また祭壇に供える、同「饌」
◆文書や記録などを選び整理し一つに纏める、編纂ヘンサンする、同「撰」「纂」
◆文章を著(あらわ)す、著述チョジュツする、同「撰」「籑」
篺
竹6+11=総画数17 U+7BFA
音読: ハイ、ベ
◆「史篺シハイ」、人名、楚(~紀元前223年)の人、蔡公の家臣で大夫タイフ(官職名)、同「史猈」「【春秋左傳:昭公十三年】蔡公使須務牟與史猈先入因正僕人殺大子祿及公子罷敵(須務牟史猈楚大夫蔡公之黨也正僕大子之近官…本或作篺…)」
篻
竹6+11=総画数17 U+7BFB
音読: ヒョウ[漢呉]
◆竹名、未詳、茎(くき)の内部が空洞ではなく強靱キョウジンで矢柄・矢幹(やがら、矢の棒)などに使われるという「【筍譜:二之出:篻竹筍】其竹實中𥳞屬見吳都賦中筍堅大可食篻出韶州徑五六寸中為弓弩筍堪食自秋生至於冬末春即不生矣」
◆「篻簩ヒョウロウ」、竹名、別名「石𥷊(音未詳)」、(石のように)堅く細いが筍ジュン(たけのこ、竹の若芽)は食べられるという「【筍譜:二之出:石𥷊竹筍】一名篻簩生閩中竹似石而小吳都賦曰篻簩有叢筍可食也」
篼
竹6+11=総画数17 U+7BFC
音読: トウ[漢]、ト、ツ[呉]
◆馬の飼葉(かいば、飼料)を入れる籠(かご)
◆竹を編んで作った台や箱などの下に二本の棒を渡し担(かつ)ぎ上げて人などを乗せて運ぶ乗り物、輿(こし)、同「箯」
◆竹製の籠、「背篼ハイトウ(背負い籠)」
篾𥴸𥱡𥯣竹6+11=総画数17 U+7BFE
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆竹の皮
◆竹を割り内側を削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、そのまま紐や骨組みなどに使う他、編んで籠・敷物・縄・塀などに作ったり、束ねて大小の箒(ほうき)などに作る、用途は多種で用途に合わせて幅や厚みを加減する
漢字林(非部首部別)
篿𥮔
竹6+11=総画数17 U+7BFF
音読: ①タン[漢]、ダン[呉]②セン[漢呉]
①
◆竹製の丸い器
②
◆「筳篿テイセン」、竹の棒を使った占いの一種「【楚辭(劉向):卷第一:離騷經】索藑茅以筳篿兮(索取也藑茅靈草也筳小折竹也楚人名結草折竹以卜曰篿文選藑作瓊五臣云筳竹筭也補曰索所革切藑音瓊爾雅云葍藑茅注云藑葍一種花有赤者爲藑筳音𢌜篿音專後漢方術傳曰挺專折竹注云挺八叚竹也音同)命靈氛爲余占之…」
簀箦𥴹竹6+11=総画数17 U+7C00
音読: サク[漢]、シャク[呉]
訓読: す
◆竹や細長い板を間(あいだ)を少し開けながら並べたもの、寝台の床板や椅子の座面などに使う、「簀子サクシ(すのこ)」
筆順
簁𥳧
竹6+11=総画数17 U+7C01
音読: サイ[漢]、セ[呉]、シ[漢呉]
◆篩(ふるい)、網(あみ)目を通して大きいものと小さいものを選(え、よ)り分ける籠(かご)状また笊(ざる)状の道具、同「篩」
簂
竹6+11=総画数17 U+7C02
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆竹製の四角い箱状の容器、籠(かご)、同「筐」
◆婦人が頭巾ズキン(頭を包む幅広で長めの布)で髪を包んだ後、それを留めるために髪に刺す飾りの付いた簪(かんざし)などの髪飾り、同「蔮」「【後漢書:烏桓鮮卑列傳:烏桓】婦人至嫁時乃養髮分為髻著句決飾以金碧猶中國有簂步搖(簂音吉悔反字或爲幗婦人首飾也」
◆婦人が喪中(もちゅう、死者を悼み慎む期間)に被(かぶ)る頭巾や帽子の類、同「幗」
簃
竹6+11=総画数17 U+7C03
音読: イ[漢呉]
◆主殿シュデンや楼閣ロウカクの横に連なって建つ小さな建物、同「槤」
簄
竹6+11=総画数17 U+7C04
音読: コ[漢]、ゴ、グ[呉]
◆水中に沈め魚を捕(と)る竹製の漁具
簅𦸰
竹6+11=総画数17 U+7C05
音読: サン[漢]、セン[呉]
◆音孔が三つの籥ヤク(竹製の笛)、籥よりも太く短いという、中形のものを「筗チュウ」、小形のものを「箹ヤク」、同「産」「【爾雅注疏:釋樂】大籥謂之產(《注》籥如笛三孔而短小廣雅云七孔)其中謂之仲小者謂之箹(《音義》籥羊灼反管三孔也本或作龠簅音産字又作産笛徒歴反字或作篴仲或作筗同箹烏角反又音約)」
簆筘𥲃
竹6+11=総画数17 U+7C06
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆筬(おさ)、竹(或いは金属製)の細長い板を櫛(くし)の歯状に並べその隙間に経糸(たていと)を通す機織(はたお)り道具の一つ、仕上げる布の幅と経糸の本数(密度)を決める他、杼(ひ)を往復させながら通した緯糸(よこいと)を押さえ緯糸同士を密着させるための道具、同「筬」
簇竹6+11=総画数17 U+7C07
音読: ①ソク[漢呉]、ゾク[慣]②ソウ[漢]、ス[呉]
①◆篠竹(しのだけ)、小さな竹
②◆同じところに集まる、叢(むら)がる、同「族」「蔟」
◆「太簇・太蔟タイソウ」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ
{音楽(十二律1)}筆順
簈箳
竹6+11=総画数17 U+7C08
音読: ヘイ[漢]、ヒョウ、ビョウ[呉]
◆「簈篂ヘイセイ」、埃(ほこり)や泥(どろ)を除(よ)けるために車箱シャソウ(くるまばこ、中に人や荷物が乗せられるように周りを箱形に囲った設しつらえ)の前を覆(おお)う竹を並べ編(あ)んだ簾(すだれ)状のもの、またそれを張った車
簉
竹6+11=総画数17 U+7C09
音読: ソウ、ショウ
◆主となるものに副(そ)う、付き随(したが)う
簊
竹6+11=総画数17 U+7C0A
音読: キ、コ
◆竹名、未詳
簋𦹧𥁬𣌽㔲㔳𠥗𣪘𣪕竹6+11=総画数17 U+7C0B
音読: キ[漢呉]
◆穀物などを盛る耳(取っ手)付きの円形の祭器
{食器(簋)}漢字林(非部首部別)筆順
簌
竹6+11=総画数17 U+7C0C
音読: ソク
◆「簌簌ソクソク」◇風で葉が触れ合う音の形容◇(花や涙が)はらはらと散り落ちるさま
◆「簏簌ロクソウ」、同「䍡𦌊ロクス」、垂れ下がるさま、「簪(かんざし)の飾りが揺れる動くさま」「紐の先に付けた玉ギョク(美しく高貴な石)などが揺れてぶつかり合って澄んだ音がするさま」などを指す
簍篓竹6+11=総画数17 U+7C0D
音読: ロウ[漢]、ル[呉]
◆竹製の目の粗い籠
◆「𥯔簍クロウ」、車輪の形や位置(輪は正円か・軸の位置は正中かなど)が正しいかどうかを調べる器具、同「萬蔞バンロウ」
「【周禮注疏:冬官考工記】萬之以眡其匡也(注等爲萬蔞以運輪上輪中萬蔞則不匡剌也…疏注釋曰云等爲萬蔞以運輪上者見今車近萬蔞於輪一邊置輪上是等爲萬蔞以運輪上也輪一轉一帀不高不下中於萬蔞則輪不匡剌)」「【集韻:卷五:上聲上:噳第九:𥯔】𥯔簍規車輞則也」「【漢語大字典:竹部:𥯔】[𥯔簍]校正车轮的器具。也(他)作"萬蔞"」◆「枸簍クロウ」、車などを"∩"字状に覆(おお)う簾(すだれ、竹や藁を並べ紐で編んだもの)を支える骨組み、同「𥭓」
筆順
簎𥶪竹6+11=総画数17 U+7C0E
音読: セキ[漢]、シャク[呉]、サク[漢]、ザク[呉]
訓読: やす
◆先端を尖(とが)らせた"⊂∈"字状の金属(古くは骨など)を柄(え)の先に取り付けた漁具、これで突いて魚介を獲(と)る、同「扠」
筆順
簏竹6+11=総画数17 U+7C0F
音読: ロク[漢呉]
◆竹を編んで作った背の高い方形の箱
◆「簏簌ロクソウ」、同「䍡𦌊ロクス」、垂れ下がるさま、「簪(かんざし)の飾りが揺れる動くさま」「紐の先に付けた玉ギョク(美しく高貴な石)などが揺れてぶつかり合って澄んだ音がするさま」などを指す
◆「箶簏・胡簏・箶簶・胡簶・箶𩌫・胡𩌫・䩴䩮・胡祿コロク」、矢を入れる筒(つつ)状の道具、やなぐい(胡簶・胡籙)、背負うなどする
筆順
簐
竹6+11=総画数17 U+7C10
音読: デン、ネン
◆「恭簐弓(音未詳)」、未詳「【字彙補:未集:竹部:簐】乃典切年上聲魏人呼釣曰簐弓」
簒篡竹6+11=総画数17 U+7C12
音読: サン[漢]、セン[呉]
◆奪(うば)い取る、無理やり(力ずくで、不当な方法で)他人のものを取る
筆順
簓竹6+11=総画数17 U+7C13
訓読: ささら
◆[日]竹の先を細かく裂いたもの、これで叩(たた)いたり擦(こす)ったりして音を出す楽器、田楽舞・獅子舞などの郷土芸能で使われる
◆[日]竹を細く割って束ねたもの、食器などを洗う道具、同「筅」
筆順
簔蓑簑竹6+11=総画数17 U+7C14
音読: サイ[漢呉]、サ[漢呉]
訓読: みの
◆背中に羽織って雨雪を防ぐ藁などで作った雨具、同「衰」
◆上から草で覆う
筆順
簕
竹6+11=総画数17 U+7C15
音読: ロク
◆「簕竹ロクチク」、イネ科ホウライチク属のタケの一種、学名Bambusa blumeana
簖籪
竹6+11=総画数17 U+7C16
音読: タン[漢]、ダン[呉]
◆水中に竹などを柵(さく)状に組み、入り込んだ魚や蟹(かに)などが出られないようにした仕掛け、同「滬」「【三才圖會:器用五卷:{⿱觧虫}簖】…簖者断也織竹如曲簿屈曲圍水中以断魚{⿱觧虫}之逸其名曰{⿱觧虫}簖不專取{⿱觧虫}也」
簗𥱋竹6+11=総画数17 U+7C17
訓読: やな
◆[日]竹や木を柵状に組んで川水を堰き止め魚を捕まえる仕掛け、同「梁」
筆順
簘簫箫𪛕𪛖竹6+11=総画数17 U+7C18
音読: ショウ[漢呉]
訓読: ふえ
◆竹製の縦笛、音孔(おとあな、音の高さを変えるための指で押さえる孔)がない長短複数本の竹筒を並べた楽器、底が塞(ふさ)がっていないものを「洞簫トウショウ」という、唐代(618年~907年)頃からは一本で音孔のあるものを「簫」と呼び、それまでの「簫」を「排簫ハイショウ」と呼ぶようになった
{楽器(管楽器)}◆弓弭(ゆはず)、弓の両端の弦をかける部分
{武器(弓箭)}
𥱵
竹6+11=総画数17 U+25C75
音読: ①スイ[漢]、ズイ[呉]②シュウ[漢]、ジュウ[呉]
①
◆竹製の箒(ほうき)、同「篲」
②
◆「簷𥱵エンシュウ」、未詳「【廣韻:入聲:緝第二十六:習:𥱵】簷𥱵修舩具也」
𥱻竹6+11=総画数17 U+25C7B
音読: ト、ド、ズ、チ
◆竹名、未詳
「【廣韻:去聲:霽第十二:𥱻:𥱻】胡竹名也杖也」◆竹の棒
◆中空の竹の一種、未詳、同
「筡」参照
𥱼𥴖
竹6+11=総画数17 U+25C7C
音読: ハイ[漢]、ベ[呉]、ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆竹や木を組んだ筏(いかだ)、同「箄」「簰」
𥱽
竹6+11=総画数17 U+25C7D
音読: ケン
◆竹などを編んで作った囲い
𥱾
竹6+11=総画数17 U+25C7E
音読: リョ[漢]、ロ[呉]
◆米(こめ)などの穀物を入れる円筒形の竹籠たけかご、同「𥰠」「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:𥰠】力渚切盛飯器也𥱾同上」
𥱿
竹6+11=総画数17 U+25C7F
音読: キョ、コ
◆竹製の籠(かご)或いは笊(ざる)、同「筥」「【方言:第一】箄(方氏反)簍(音縷)籅(音餘)䈱(弓弢)𥴧也(古筥字)江沔之間謂之籅趙代之間謂之䈱淇衞之間謂之井筐(淇水名也)𥱿其通語也 𥱿小者南楚謂之簍自𨵿而西秦晉之間謂之箄(今江南亦名籠為箄)」
𥲃筘簆
竹6+11=総画数17 U+25C83
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆筬(おさ)、竹(或いは金属製)の細長い板を櫛(くし)の歯状に並べその隙間に経糸(たていと)を通す機織(はたお)り道具の一つ、仕上げる布の幅と経糸の本数(密度)を決める他、杼(ひ)を往復させながら通した緯糸(よこいと)を押さえ緯糸同士を密着させるための道具、同「筬」
𥲅𢤉𢥰
竹6+11=総画数17 U+25C85
音読: チュウ[漢]、ジュウ[呉]
◆「𥲅箸チュウチョ」、躊躇(ためら)う、少し進んでは立ち止まり少し進んでは立ち止まる、同「躊躇」
𥲈𥮩𥵥
竹6+11=総画数17 U+25C88
音読: バン[漢]、マン[呉]
◆「𥲈䈠バンカン」、同「篰」、竹を割って平らに削った文字などを書くための札(ふだ)、竹簡チクカン
𥲌䈄
竹6+11=総画数17 U+25C8C
音読: カン[漢]、ゴン[呉]
◆「𥲌𥳔カンタ」、竹名、太さは足の(親)指程で、堅く、中は白く柔らかいものがぎっしりと詰まっており、生垣(いけがき)などに利用されるという、同「筨𥳔、筨𥬸」「箛𥬸コタ」「【竹譜(李衎):卷七】䈄𥳔竹戴凱之…大如足指堅厚修直腹中白膜闌隔狀如濕{⿺麥靣}…閩中記曰筨𥬸竹圓如指大可編藩籬筨𥬸即䈄𥳔也」「【廣韻:下平聲:覃第二十二:含:䈄】實中竹名」
𥲏
竹6+11=総画数17 U+25C8F
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:未集上:竹部:𥲏】《篇海》初患切音篡小舂也」
𥲒築𥭰𥯹𥰺𥲔𥲓𥵭
竹6+11=総画数17 U+25C92
音読: チク[漢呉]
訓読: きず・く、つき
◆土を搗(つ)き固める、しっかりした土台を造(つく)る
◆しっかりした土台の上に建造物を造る、またものを作り上げる
𥲔築𥲒𥭰𥯹𥰺𥲓𥵭
竹6+11=総画数17 U+25C94
音読: チク[漢呉]
訓読: きず・く、つき
◆土を搗(つ)き固める、しっかりした土台を造(つく)る
◆しっかりした土台の上に建造物を造る、またものを作り上げる
𥲙篝𥱏
竹6+11=総画数17 U+25C99
音読: コウ[漢]、ク[呉]
訓読: かがり
◆伏籠(ふせご)、薫籠クンロウ、火や香炉コウロの上に伏せて被(かぶ)せる半球状の籠、その上に衣類などを置いて乾かしたり(温めたり)香りを移したりなどする、同「簼」「笿」
◆かがり、木を組み重ねて焚(た)く、「篝火コウカ(かがりび)」
◆背負って荷を運ぶための竹製の籠(かご)
注解:「【字彙補:未集:竹部:𥲙】古候切音遘籠笿也〇案即篝字亦作𥯿」
𥲝𥶈
竹6+11=総画数17 U+25C9D
音読: スウ、シュ
◆魚を捕る竹製の籠、同「䇢」
𥲣
竹6+11=総画数17 U+25CA3
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥲣】吐苪切音退斷也〇亦作𥲨」
𥲦
竹6+11=総画数17 U+25CA6
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥲦】卑遙切音標竹名」
𥲨
竹6+11=総画数17 U+25CA8
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥲣】吐苪切音退斷也〇亦作𥲨」
𥲩𥷚𥷤𥱩
竹6+11=総画数17 U+25CA9
音読: キク[漢呉]
◆法に則(のっと)って審理シンリを尽くし厳正ゲンセイに罪人を裁(さば)く、同「諊」「【說文解字注:幸部:𥷚】竆治辠人也(…謂以法律平斷其罪…)」
𥲫箭𥳭𥮙竹6+11=総画数17 U+25CAB
音読: セン[漢呉]
訓読: や
◆矢、特に竹製の矢
{武器(弓箭)}◆矢柄やがら(矢の棒状の部分)に用いる節の間が長く細いが堅く強い竹、篠竹(しのだけ)
◆水時計の時刻を指す針、矢の形をしていることから
◆「𥲫萌センモウ」、筍(たけのこ)、芽生えたばかりの竹、同「筍」
𥲬𥰠
竹6+11=総画数17 U+25CAC
音読: リョ[漢]、ロ[呉]
◆米(こめ)などの穀物を入れる円筒形の竹籠たけかご、同「筲」「𥱾」
𥲮毒𡹆𡴛𤯟𧉉𦸕
竹6+11=総画数17 U+25CAE
音読: ①トク[漢]、ドク[呉]②タイ[漢]、ダイ[呉]
①
◆生命や健康に害を及ぼす、またそうしたもの
◆禍(わざわい)や苦しみを齎(もたら)す、またそうしたもの
◆酷(ひど)い
②
◆「𥲮冒・瑇瑁・玳瑁タイマイ」、ウミガメ科のカメ、甲羅コウラは鼈甲ベッコウと呼ばれ装飾品などに用いられる
𥲯珓
竹6+11=総画数17 U+25CAF
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆「杯𥲯ハイコウ」、同「𥲯杯コウハイ」、吉凶を占う三日月形や貝殻形の竹製或いは木製の器具、二つ一組で手に持ち投げ落とした時の表裏や位置関係で吉凶を占う、同「筊」
𥲻篹
竹6+11=総画数17 U+25CBB
音読: サン[漢]、ソン[呉]
◆物を盛る竹製の高坏(たかつき)、碗状また盆状の笊(ざる)に脚を付けたもの、同「𥶊」
◆箸や匙などを入れる竹製の筒、また筒状の籠、同「籫」「筥」
◆選び整えられた料理、ご馳走(ごちそう)、ご馳走する、また祭壇に供える、同「饌」
◆文書や記録などを選び整理し一つに纏める、編纂ヘンサンする、同「撰」「纂」
◆文章を著(あらわ)す、著述チョジュツする、同「撰」「籑」
𥲼箯
竹6+11=総画数17 U+25CBC
音読: ヘン[漢呉]
◆竹を編んだ作った台や箱などの下に二本の棒を渡し担(かつ)ぎ上げて人などを乗せて運ぶ乗り物、輿(こし)、「箯輿ヘンヨ」、同「篼」
◆竹製の籠、「箯筥ヘンキョ(飯を入れる竹製の箱)」
𥲾
竹6+11=総画数17 U+25CBE
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:戌集中:革部:鞫】…《集韻》本作𥷚或作*𥲾𥲩」
𥳁
竹6+11=総画数17 U+25CC1
音読: 未詳
◆未詳
注解:フォントによっては「𥲤{⿱竹虛}」と同形になるが、本来は「虍」の「⺊」の部分が「丶」の形になる
𥳉
竹6+11=総画数17 U+25CC9
音読: ト[漢]、ツ[呉]
◆竹名、未詳「【竹譜(李衎):卷六】{⿱竹𢈔}(音與)竹 元竹實中 太極竹長百丈 䉁竹 䈈竹 笗竹 簡竹 胥竹 觀系竹 𥳉竹 {薎-艹+竹}籋(音彌)竹」
䉈𥷭
竹6+12=総画数18 U+4248
音読: サン[漢呉]
◆「䈓䉈カツサン」、竹名、枝が桃色をしているという、同「𥴴𥵣コウタン」「【廣雅:卷十:釋草】䈓𥷭(素但)𥴴(鉤)𥵣(端)桃支也」
䉉
竹6+12=総画数18 U+4249
音読: コ[漢]、ク[呉]
◆子供が書写の練習に使う竹製の板、表面に白泥を塗り、練習後にこれを削って再び使えるようにしたもの、同「笘」「籥」「𥷗」「【說文解字注:竹部:籥】書僮竹笘也(笘下曰潁川人名小兒所書寫爲笘按笘謂之籥亦謂之觚葢以白墡染之可拭去再書者其拭觚之布曰幡)」
䉋竹6+12=総画数18 U+424B
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
◆矢柄・矢幹(やがら)に用いられる節(ふし)の間隔が長い竹の名
{武器(弓箭)}
䉌𥶼
竹6+12=総画数18 U+424C
音読: スイ[漢]、ズイ[呉]
◆竹製の蓆(むしろ)、別名「籧篨キョジョ」、草製は「䔹」「蘧蒢」
䉍
竹6+12=総画数18 U+424D
音読: カン、ケン
◆未詳「【說文解字:心部:䉍】䉍存也」
䉑
竹6+12=総画数18 U+4251
音読: ブ[漢]、ム[呉]
◆黒い竹
䉒籓𥶋
竹6+12=総画数18 U+4252
音読: ハン[漢]、ホン[呉]
◆大きな箕(み)
◆竹を組んだ垣根(かきね)や柵(さく)、同「藩」
◆周りを囲(かこ)う、また覆(おお)う
䉔𥴷
竹6+12=総画数18 U+4254
音読: サン[漢呉]
◆竹を切り削り細長くしたもの、竹籤(たけひご)、同「籤」「𥵞」
䉖
竹6+12=総画数18 U+4256
音読: レイ[漢]、リョウ[呉]
◆竹製の籠(かご)、同「笭」「𥵝」
䉙
竹6+12=総画数18 U+4259
音読: ウン[漢呉]
◆竹名、未詳「【廣韻:上平聲:文第二十:雲:䉙】竹名」
䉛
竹6+12=総画数18 U+425B
音読: イク[漢呉]
◆米を研(と)いだり蒸したりするための笊(ざる)、同「籔」「𥯴」「𥯩」「𠤰」
◆カイコ(蚕)を移すための笊
䉣𥶘
竹6+12=総画数18 U+4263
音読: シャ[漢]、サ[呉]
◆竹簡(チクカン、細長く切り揃え内側を平らに削った竹の板、文章を書き紐で綴じ合わせて一つの文書・書物とした)「【廣雅:卷八:釋器】篇章䉣(司夜)程也」
篽籞
竹6+12=総画数18 U+7BFD
音読: ギョ[漢]、ゴ[呉]
◆竹を組んだ柵、水中に竹を柵状に組んで囲った生簀(いけす)、庭園などの周囲に巡らせた柵
◆禁苑(キンエン)、皇居内にある庭園
簙𥴾
竹6+12=総画数18 U+7C19
音読: ハク[漢呉]
◆サイコロ(賽子・骰子トウシ)状の駒(こま、「棋キ」という)を使い、その出た目で競う盤ゲームboard game、「六簙リクハク」、同「𥴮」
簚𢅓𢅵
竹6+12=総画数18 U+7C1A
音読: ベキ、ミャク
◆軾ショク(車の前部の手摺)などに掛ける簾(すだれ)や蓆(むしろ)の類「【禮記注疏(禮記正義):卷四:曲禮下】大夫士去國…素衣素裳素冠徹緣鞮屨素簚乘髦馬…(《注》…簚覆笭…《音義》…簚本又作幭…)」
簛
竹6+12=総画数18 U+7C1B
音読: サイ[漢]、セ[呉]、シ[漢呉]
◆篩(ふるい)、網(あみ)目を通して大きいものと小さいものを選(え、よ)り分ける籠(かご)状また笊(ざる)状の道具、同「籭」「篩」
簜竹6+12=総画数18 U+7C1C
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)の別名、節(ふし)の間が長い竹、笙ショウ(長短十数本の竹筒を円状に組み息を吹き込んで鳴らす管楽器)や簫ショウ(長短十数本の竹筒を並べて息を吹き込んで鳴らす管楽器)などに使われるという、同「𥯕」
「【爾雅注疏:釋草】簜竹(《注》竹別名儀禮曰簜在建鼓之間謂簫管之属…《疏》簜則竹之別名李巡曰竹節相去一丈曰簜孫炎曰竹闊節者曰簜…)」 {楽器(管楽器)}
簝
竹6+12=総画数18 U+7C1D
音読: リョウ[漢呉]
◆宗廟や祭礼の際に供える肉を盛るための盆のような形の竹製の籠
簞箪
竹6+12=総画数18 U+7C1E
音読: タン[漢呉]
◆割った竹を編んだ飯(めし)などを入れる円形蓋(ふた)付きの箱、四角いものは「笥」
◆「簞笥タンシ・タンス」◇飯などを入れる竹製で蓋付きの小箱、小さな箱◇[日]衣服などをしまう家具
簟𥷦𥸖竹6+12=総画数18 U+7C1F
音読: テン[漢]、デン[呉]、タン[慣]
訓読: たかむしろ
◆竹を編んで作った簀子サクシ(すのこ)や筵(むしろ)などの敷物
◆竹名、マツ(松)ほどの高さになるという
漢字林(非部首部別)筆順
簠𦻌𧁔盙𠤱𠤳竹6+12=総画数18 U+7C20
音読: フ[漢呉]、ホ[慣]
◆穀物などの食物を盛る足付きの長方形の祭器
{食器(簠)}
簡𥳑简竹6+12=総画数18 U+7C21
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆文字(文章)を記すための竹製の細長い札(ふだ)、多くは一枚一行で、これを順に紐で綴じたものが一つの文書や手紙となる
◆信書、手紙、文書、同「柬」
◆仕分けて選び出す、選り分ける、同「柬」「揀」
◆大まかな、手短(てみじか)な
漢字林(非部首部別)筆順
簢
竹6+12=総画数18 U+7C22
音読: ビン[漢]、ミン[呉]
◆中空の竹の一種、【筍譜】は「節(ふし)がないもの」という「【筍譜:二之出:簢筍】爾雅云簢筡中郭注其中空今詳竹皆空中或自根至梢空中則無節竹也疑簢竹一名筡中一云其中䎡曰筡可以為席如此者則其竹内隔䎡與常竹不同故云筡中為筍嫩而節䎡薄也」
簣篑籄竹6+12=総画数18 U+7C23
音読: キ[漢]、ギ[呉]
訓読: あじか
◆土を運ぶための竹製の笊(ざる)、「土籠ドロウ」
筆順
簤
竹6+12=総画数18 U+7C24
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷五:上聲上:駭第十三:䈆簤】徙駭切竹器」
簥竹6+12=総画数18 U+7C25
音読: キョウ[漢呉]
◆篪チに似た笛(ふえ)の一種、長さが1尺、太さ(円周、或いは径)が1寸、六孔(指で押さえる孔が六つ)で底部が塞がっているという、「簥」よりも小さいものを「篎ビョウ」、「簥」「篎」の中間の大きさのものを「篞デツ」、
「篪」参照
「【爾雅注疏:卷五:釋樂】大管謂之簥(管長尺圍寸倂漆之…如箎六孔)其中謂之{⿱竹𣵀}小者謂之篎(《疏》別管小大之名也…其中不大不小者名{⿱竹𣵀}小者名篎)」◆農具の一種、未詳
「【集韻:卷三:平聲:宵第四:簥】大管一曰田器」「【農政全書:卷之十一:農事:占候】西山及南海不斫簥竿」
簦
竹6+12=総画数18 U+7C26
音読: トウ[漢呉]
◆傘(かさ)、頭上に翳(かざ)し雨や日差しを遮(さえぎ)るためのもので、手で持つための柄(え)が付いているもの、同「傘」、柄がなく頭に直接被(かぶ)るものを「笠リュウ(かさ)」「【急就篇:卷三】竹噐簦笠簟籧篨(竹噐揔言織竹為器也簦笠皆所以禦雨也大而有把手執以行謂之簦小而無把首戴以行謂之笠…)」
簧竹6+12=総画数18 U+7C27
音読: コウ[漢]、オウ[呉]
訓読: した
◆した、リードreed、篳篥ヒチリキや笙ショウなどの管楽器の息を吹き込む部分に付ける薄い板状のもの、息を吹き入れこれを振動させて音を出す
{楽器(管楽器)}◆篳篥ヒチリキや笙ショウなどの管楽器
筆順
簨竹6+12=総画数18 U+7C28
音読: シュン[漢呉]
◆鐘ショウ(かね)・磬ケイ・鼔コ(つづみ)などの楽器を吊り下げる横木、同「栒」「𥯗」「筍」、それを支える縦木(支柱)は「簴」「虡」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」
{楽器(打楽器)}◆物を盛る竹製の高坏(たかつき、脚付きの器)、同「篹」
「【禮記注疏(禮記正義):卷四十四:喪大記】食粥於盛不盥食於篹者盥食菜…(《注》…篹竹筥也…篹或作簨)」
簩
竹6+12=総画数18 U+7C29
音読: ロウ[漢呉]
◆「篻簩ヒョウロウ」、竹名、別名「石𥷊(音未詳)」、(石のように)堅く細いが筍ジュン(たけのこ、竹の若芽)は食べられるという「【筍譜:二之出:石𥷊竹筍】一名篻簩生閩中竹似石而小吳都賦曰篻簩有叢筍可食也」
◆「𥯨簩シロウ」、竹名、未詳、毒を持つという竹の名「【湧幢小品:卷之十八:𥯨簩】韻書四豪簩字下注云𥯨簩竹名而不詳其說按異物志南方思牢國產竹可礪指甲竹譜云可挫爪是也…」
簪簮竹6+12=総画数18 U+7C2A
音読: サン[漢]、ソン[呉]、シン[漢呉]
訓読: かんざし
◆髪に刺す髪飾り、笄(こうがい、整えた髪や冠などを固定するための道具)としての役目を兼ねるものがある
{服飾(髪飾)}◆(簪を髪に)刺す
筆順
簭
竹6+12=総画数18 U+7C2D
音読: セイ[漢]、ゼ[呉]
◆吉凶を占う時に使う竹の棒、筮竹ゼイチク、同「筮」
◆噛(か)む、齧(かじ)る、同「噬」
簮簪竹6+12=総画数18 U+7C2E
音読: サン[漢]、ソン[呉]、シン[漢呉]
訓読: かんざし
◆髪に刺す髪飾り、笄(こうがい、整えた髪や冠などを固定するための道具)としての役目を兼ねるものがある
{服飾(髪飾)}◆(簪を髪に)刺す
簯
竹6+12=総画数18 U+7C2F
音読: 未詳
◆未詳
簰
竹6+12=総画数18 U+7C30
音読: ハイ[漢]、ベ[呉]
◆竹や木を組んだ筏(いかだ)、同「𥱼」「箄」
簱竹6+12=総画数18 U+7C31
訓読: はた
◆[日]姓用字、「簱(はた)」「降簱(ふりはた)」
◆[日]地名用字、「向簱屋(むかいはたや、青森県上北郡東北町)」「大籏屋(おおはたや、青森県上北郡東北町)」
筆順
簲
竹6+12=総画数18 U+7C32
音読: 未詳
◆未詳
𥲤簴竹6+12=総画数18 U+25CA4
音読: キョ[漢]、ゴ[呉]
◆鐘ショウ(かね)や磬ケイなどの楽器を吊り下げる横木(「簨・𥯗・筍シュン」という)を支える縦木(支柱)、支柱や台(足)の部分には人や獣などが彫り込まれた、同「虡」「鐻」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」
{楽器(打楽器)}
𥳇
竹6+12=総画数18 U+25CC7
音読: フク[漢呉]
◆竹の実
𥳈
竹6+12=総画数18 U+25CC8
音読: サイ
◆搗(つ)く、舂(うすづ)く
𥳊䉬
竹6+12=総画数18 U+25CCA
音読: ハイ[漢]、ホ[呉]
◆竹製の粗末な莚
𥳋𥶟𥱄
竹6+12=総画数18 U+25CCB
音読: サン[漢呉]
◆衣服(布)を縫う、縫い合わせる
𥳍
竹6+12=総画数18 U+25CCD
音読: シン、ジン
◆大竹(おおだけ)の名、根の長さは千丈にも及び一節(ひとふし)で船を作れる程の大きさだという「【竹譜:竹品譜】𥳍竹生濵海山中本根千丈斷一節可為船竹萌數丈猶是筍」
𥳎
竹6+12=総画数18 U+25CCE
音読: キユウ、キョウ[漢]、ク、グ[呉]
◆「𥳎籠キョウロウ」、車の覆い、竹を簾(すだれ)状・網状に編み屋根の形("∧""∩"字状)に覆ったもの、同「車篷シャホウ」「車枸簍シャクロウ」
𥳐𥴥
竹6+12=総画数18 U+25CD0
音読: ケン[漢呉]
◆「𥳐䉳ケンセン」、人や土地などの公的な記録や文書、戸籍「【廣韻:上聲:獮第二十八:獮:䉳】𥳐䉳今人戸版籍也」
𥳑簡简竹6+12=総画数18 U+25CD1
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆文字(文章)を記すための竹製の細長い札(ふだ)、多くは一枚一行で、これを順に紐で綴じたものが一つの文書や手紙となる
◆信書、手紙、文書、同「柬」
◆仕分けて選び出す、選り分ける、同「柬」「揀」
◆大まかな、手短(てみじか)な
漢字林(非部首部別)
𥳒
竹6+12=総画数18 U+25CD2
音読: ケン、ゲン
◆竹名、未詳「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:𥳒】古斬切竹名」
𥳓
竹6+12=総画数18 U+25CD3
音読: ソウ、ショウ
◆米(こめ)などの穀物を入れる竹製の円筒形の籠(かご)、飯筥(ハンキョ)、五升ほどの大きさという、同「䈰」
𥳔𥶴
竹6+12=総画数18 U+25CD4
音読: タ[漢]、ダ[呉]
◆「䈄𥳔・筨𥳔・筨𥬸カンタ」、竹名、太さは足の(親)指程で、堅く、中は白く柔らかいものがぎっしりと詰まっており、生垣(いけがき)などに利用されるという、同「箛𥬸コタ」「【竹譜(李衎):卷七】䈄𥳔竹戴凱之…大如足指堅厚修直腹中白膜闌隔狀如濕{⿺麥靣}…閩中記曰筨𥬸竹圓如指大可編藩籬筨𥬸即䈄𥳔也」
𥳕
竹6+12=総画数18 U+25CD5
音読: ショ[漢呉]
◆未詳「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:𥳕】式余切竹」「【集韻:卷一:平聲:魚第九:𥳕】竹名」
𥳖
竹6+12=総画数18 U+25CD6
音読: 未詳
◆竹器、未詳「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:𥳖】竹器」
𥳗
竹6+12=総画数18 U+25CD7
音読: シュ、ス
◆竹篾チクベツ(竹を割り削いで細く薄くしたもの)を筒状に編み、魚が一旦入ると出られないように工夫した漁具、同「笱」「【集韻:卷二:平聲:虞第十:𥳗】魚笱」
𥳘箽
竹6+12=総画数18 U+25CD8
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆竹製の器
◆竹名、未詳
𥳙篅𥬵𦵓
竹6+12=総画数18 U+25CD9
音読: セン[漢]、ゼン[呉]、スイ[漢]、ズイ[呉]
◆穀物を入れる竹製の円柱状の籠(かご)、同「圌」「囤」「𥫱」
𥳛𥷼𥷛
竹6+12=総画数18 U+25CDB
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆斜めに渡した棒、突っ支い(つっかい)棒、同「笡」
𥳝
竹6+12=総画数18 U+25CDD
音読: ズイ、ヌイ
◆柔らかい筍(たけのこ)、芽を出したばかりの筍
◆竹の葉が再び生(は)え出る
𥳞𥶒𥷖
竹6+12=総画数18 U+25CDE
音読: リン[漢呉]
◆タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)の類、茎(くき)の内部が空洞ではないもの
𥳣
竹6+12=総画数18 U+25CE3
音読: サイ[漢]、ザイ[呉]
◆「𥳣䇻サイビ」、未詳「【集韻:卷七:去聲上:夳第十四:𥳣】𥳣䇻竹器」
◆未詳「【字彙:未集:竹部:𥳣】疾外切竹萃帚也〇或作{⿱竹㝡}非」
𥳤𥴦
竹6+12=総画数18 U+25CE4
音読: スイ[漢]、ズイ[呉]
◆笛(ふえ)、竹などの円筒形のものに幾つかの孔(あな)をあけ、その一つから息を吹き込み、他の孔を指で押さえたり離したりすることで音階を表現する楽器の総称、同「篴」「笛」
𥳥
竹6+12=総画数18 U+25CE5
音読: ネイ、ニョウ
◆「𥳥𥵝ネイレイ」、竹製の籠(かご)
𥳦筍笋𥰴竹6+12=総画数18 U+25CE6
音読: シュン[漢呉]、ジュン[慣]
訓読: たけのこ
◆竹の若芽、柔らかい竹、同「箰」
◆枘(ほぞ)、二本の木材を繋(つな)ぐ時に一本の端は凹状に作り(「枘穴ほぞあな」という)、もう一本の端は凸状に作って(「枘ほぞ」「筍ジュン」という)これを繋ぎ合わせる、その凸状の部分、同「榫」「枘」
◆鍾ショウや磬ケイなどの打楽器を吊るすための横木、同「𥯗」「栒」「簨」、それを支える縦木(支柱)は「簴」「虡」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」
{楽器(打楽器)}
𥳧簁
竹6+12=総画数18 U+25CE7
音読: サイ[漢]、セ[呉]、シ[漢呉]
◆篩(ふるい)、網(あみ)目を通して大きいものと小さいものを選(え、よ)り分ける籠(かご)状また笊(ざる)状の道具、同「篩」
𥳪
竹6+12=総画数18 U+25CEA
音読: サン
◆竹製の器、同「笇」
𥳫腆䐌𣇺𥶚𥵶
竹6+12=総画数18 U+25CEB
音読: テン[漢呉]
◆手厚い、行き届いている、至れり尽せりである、同「倎」「㙉」
◆多いさま、たくさんなさま、「腆腆テンテン」
◆善(よ)い
◆「腼𥳫ベンテン」、恥じらうさま、同「靦覥」、同「婖」「【康熙字典:丑集下:女部:婖】…又他點切音忝女靦覥貌」
𥳭箭𥲫𥮙竹6+12=総画数18 U+25CED
音読: セン[漢呉]
訓読: や
◆矢、特に竹製の矢
{武器(弓箭)}◆矢柄やがら(矢の棒状の部分)に用いる節の間が長く細いが堅く強い竹、篠竹(しのだけ)
◆水時計の時刻を指す針、矢の形をしていることから
◆「𥳭萌センモウ」、筍(たけのこ)、芽生えたばかりの竹、同「筍」
𥳯
竹6+12=総画数18 U+25CEF
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥳯】音義與策同」
𥳱
竹6+12=総画数18 U+25CF1
音読: シン
◆竹製の簀子や莚などの敷物
𥳳
竹6+12=総画数18 U+25CF3
音読: テイ[漢]、ダイ[呉]
◆竹名、未詳
𥳴䉰𥰹
竹6+12=総画数18 U+25CF4
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆竹を縒(よ)って作った縄、同「筊」
◆小形の簫ショウ(竹製の縦笛)、同「筊」
◆筍(たけのこ)
𥳷
竹6+12=総画数18 U+25CF7
音読: セン[漢呉]
◆竹名、未詳「【字彙補:未集:竹部:𥳷】子淺切音剪竹名」
𥳽
竹6+12=総画数18 U+25CFD
音読: キ
◆「𥳽𧑆キショウ」、イナゴ(蝗)、バッタ科イナゴ属の昆虫
𥴀
竹6+12=総画数18 U+25D00
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥴀】古文築字」
𥴂篳筚竹6+12=総画数18 U+25D02
音読: ヒツ[漢]、ヒチ[呉]
◆竹や柴(しば)を編んだもの、筵(むしろ)や垣根(かきね)など
◆「𥴂篥・觱篥・𥷑篥ヒチリキ」、竹製の縦笛
{楽器(管楽器)}
𥴄
竹6+12=総画数18 U+25D04
音読: 未詳
◆未詳
𥴈馢𣝕
竹6+12=総画数18 U+25D08
音読: セン[漢呉]
◆香木コウボクの名、「𥴈香センコウ」、沈水香ジンスイコウと同じ木(或いは同類の木)という、同「𣝕」「【香譜:卷上:香之品:沈水香】唐本草注云出天竺單于二國與青桂雞骨馢香同是一樹…」
𥴌
竹6+12=総画数18 U+25D0C
音読: 未詳
◆未詳
𥴒竹6+12=総画数18 U+25D12
音読: チ
◆竹が鬱蒼ウッソウと生い茂るさま
「【元詩選:題複古秋山對月圖】天𡚌𡚌兮月朤朤山{⿰岀岀}{⿰岀岀}兮水㵘㵘木森森兮竹𥴒𥴒勢𡬜𡬜兮墨鱻鱻」漢字林(非部首部別)
𥴓箠
竹6+12=総画数18 U+25D13
音読: ツイ[漢呉]
◆竹製の鞭(むち)
◆鞭打つ、打ち据(す)える
◆竹名、未詳
𥴖𥱼
竹6+12=総画数18 U+25D16
音読: ハイ[漢]、ベ[呉]、ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆竹や木を組んだ筏(いかだ)、同「箄」「簰」
𥴙
竹6+12=総画数18 U+25D19
音読: 未詳
◆未詳
𥴦𥳤
竹6+12=総画数18 U+25D26
音読: スイ[漢]、ズイ[呉]
◆笛(ふえ)、竹などの円筒形のものに幾つかの孔(あな)をあけ、その一つから息を吹き込み、他の孔を指で押さえたり離したりすることで音階を表現する楽器の総称、同「篴」「笛」
𥴪
竹6+12=総画数18 U+25D2A
音読: ク、グ
◆竹器、未詳「【字彙:未集:竹部:𥴪】其據切具竹器」「【正字通:未集上:竹部:𥴪】簻字之譌」
䉜
竹6+13=総画数19 U+425C
音読: チ[漢]、ジ[呉]
◆筍ジュン(たけのこ)、タケ(竹)の若芽、同「𥴢」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:䉜】幼竹」「【竹譜(李衎):卷三】…梢葉開盡名䉜方為成竹…」
䉟
竹6+13=総画数19 U+425F
音読: カク、ワク
◆魚を掬(すく)い捕(と)る笊(ざる、浅めの竹製の籠かご)状の漁具、同「篧」「罩」
䉤籔
竹6+13=総画数19 U+4264
音読: ①ス[漢]、シュ[呉]、スウ[慣]②ソウ[漢]、ス[呉]
①
◆「窶䉤クス」、物を頭に載(の)せて運ぶための竹を環(わ)状に編んだもの
②
◆容量の単位、1籔=16斗、同「𥯴」
◆米を研(と)いだり蒸したりするための笊(ざる)、同「䉛」「𥯩」「𠤰」
簫箫簘𪛕𪛖竹6+13=総画数19 U+7C2B
音読: ショウ[漢呉]
訓読: ふえ
◆竹製の縦笛、音孔(おとあな、音の高さを変えるための指で押さえる孔)がない長短複数本の竹筒を並べた楽器、底が塞(ふさ)がっていないものを「洞簫トウショウ」という、唐代(618年~907年)頃からは一本で音孔のあるものを「簫」と呼び、それまでの「簫」を「排簫ハイショウ」と呼ぶようになった
{楽器(管楽器)}◆弓弭(ゆはず)、弓の両端の弦をかける部分
{武器(弓箭)}漢字林(非部首部別)筆順
簬簵竹6+13=総画数19 U+7C2C
音読: ロ[漢]、ル[呉]
◆細いが堅く強い篠竹(しのだけ)の類で、箭杆センカン(矢柄・矢幹(やがら))に用いられるタケ(竹)の名、「箘簬キンロ」
{武器(弓箭)}
簳竹6+13=総画数19 U+7C33
音読: カン[漢呉]
◆矢柄・矢幹(やがら)、矢の棒の部分
{武器(弓箭)}◆矢柄に用いられるような細い竹
簵簬竹6+13=総画数19 U+7C35
音読: ロ[漢]、ル[呉]
◆細いが堅く強い篠竹(しのだけ)の類で、箭杆センカン(矢柄・矢幹(やがら))に用いられるタケ(竹)の名、「箘簵キンロ」
{武器(弓箭)}
簶竹6+13=総画数19 U+7C36
音読: ロク[漢呉]
◆「箶簶・胡簶・箶簏・胡簏・箶𩌫・胡𩌫・䩴䩮・胡祿コロク」、やなぐい(胡簶・胡籙)、矢を入れる筒(つつ)状の道具、背負うなどする
「【龍龕手鑑:卷四:竹部第二:簶】音鹿箶簶箭室也」筆順
簷竹6+13=総画数19 U+7C37
音読: エン[漢呉]
訓読: のき
◆軒(のき)、庇(ひさし)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分、建物に直接雨や日差しなどが当たらないようにするための屋根、同「檐」
{建物}筆順
簸竹6+13=総画数19 U+7C38
音読: ハ[漢呉]
訓読: ひ・る
◆竹製の比較的浅い籠(かご)や笊(ざる)の類、「簸籮・箥籮・笸籮ハラ」
◆箕(み)、「簸箕ハキ」
◆ひ・る、箕に穀物を入れ振り上げながら糠(ぬか)・殻(から)・塵(ごみ)などを取り除く
◆揺り動かし風を送って上げる、煽(あお)り上げる
筆順
簹筜
竹6+13=総画数19 U+7C39
音読: トウ[漢呉]
◆「篔簹ウントウ」、竹名、大きな竹で、水辺に生え高さは数丈(1丈=約3m)、幹回りは一尺五六寸(1尺=約30cm)あるという「【筍譜:二之出:篔簹筍】曹毗湘中賦云其竹則篔簹今詳其筍亦洪大竹節長四尺」
◆「筕簹・筕篖コウトウ」、竹を並べ編(あ)んだ目の粗(あら)い筵(むしろ)、同「倚佯イヨウ」
簺
竹6+13=総画数19 U+7C3A
音読: サイ[漢呉]
◆古代の盤上ゲームgame、詳しいルールruleは未詳、同「格五カクゴ」
◆簗(やな)、竹や木を柵状に組んで川水を堰き止め魚を捕まえる仕掛け、同「簗」
簻
竹6+13=総画数19 U+7C3B
音読: タ[漢]、テ[呉]
◆馬を打つ竹製の鞭(むち)、同「𥬸」「𥮣」「【廣韻:下平聲:麻第九:檛:檛】棰也左氏傳曰繞朝贈之以䇿杜預云馬檛也或作簻」
注解:「【通雅:卷三十:樂器】笛簻非馬策也 馬融笛賦裁以當簻李善注簻馬策也裁笛以當馬簻便易持夢溪筆談曰簻管也古人謂樂之管為簻…」は「【馬季長集:賦:長笛賦】…截竹吹之聲相似剡其上孔通洞之裁以當簻便易持…」を引いて「馬檛(馬簻)」は「鞭」ではなく、「竹を切り削り上の孔から息を吹き込んで鳴らす簡易な笛」だとする
簼𥵡
竹6+13=総画数19 U+7C3C
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆伏籠(ふせご)、薫籠クンロウ、火の上に伏せて被(かぶ)せる半球状の籠(かご)、同「篝」
簽签竹6+13=総画数19 U+7C3D
音読: セン[漢呉]
◆文書や書物の内容や題を書き記した札やラベルlabel、「題簽ダイセン」
◆竹を編んで作った(蓋付の四角い)籠、同「籯」
漢字林(非部首部別)筆順
簾竹6+13=総画数19 U+7C3E
音読: レン[漢呉]
訓読: すだれ
◆竹や葦(あし)などを平行に並べ紐(ひも)で編み、扉や戸や窓などに垂らす目隠し、同簡
「帘」筆順
簿竹6+13=総画数19 U+7C3F
音読: ①ホ[漢]、ブ[呉]、ボ[慣]②ハク[漢]、バク[呉]
①◆竹の札(ふだ)、文書・記録などを綴(と)じたもの
◆天子などが外出する際に付き従う侍従シジュウ
◆「鹵簿ロボ」、天子などが外出する際の儀仗ギジョウ(武具・武器などの装具)とそれを身に着けた儀仗隊
②◆蚕(かいこ)を飼(か)うために竹などを網状に編んだもの、蚕箔サンパク、同「箔」
漢字林(非部首部別)筆順
籀籒籕竹6+13=総画数19 U+7C40
音読: チュウ[漢]、ジュウ[呉]
◆書ショを読む、読み解(と)く
◆漢字の書体の一つ、西周セイシュウ(前11世紀~前771年)後期に作られた書体とされる、「籀文チュウブン」、別名「大篆ダイテン」
筆順
籁籟竹6+13=総画数19 U+7C41
音読: ライ[漢呉]
◆音孔(おとあな、音の高さを変えるための指で押さえる孔)が三つの縦笛
◆簫ショウ、長短複数本の竹筒を並べた竹製の縦笛
{楽器(管楽器)}◆笛の音、風が木などの間を吹き抜ける音
籂
竹6+13=総画数19 U+7C42
音読: ショク[漢]、シキ[呉]
◆人名用字、「錢籂センショク「【四庫全書總目提要:集部四十五:總集類存目二:吳越錢氏傳芳集】明錢筠錢籂同編」」
籅𥫣竹6+13=総画数19 U+7C45
音読: ヨ
◆竹製の籠(かご)或いは笊(ざる)
「【方言:第一】箄(方氏反)簍(音縷)籅(音餘)䈱(弓弢)𥴧也(古筥字)江沔之間謂之籅趙代之間謂之䈱淇衞之間謂之井筐(淇水名也)𥱿其通語也」筆順
籆篗籰
竹6+13=総画数19 U+7C46
音読: ワク[漢呉]
◆糸巻き、糸車いとぐるま、紡(つむ)いだ糸を巻き取る道具
𥲓築𥲒𥭰𥯹𥰺𥲔𥵭
竹6+13=総画数19 U+25C93
音読: チク[漢呉]
訓読: きず・く、つき
◆土を搗(つ)き固める、しっかりした土台を造(つく)る
◆しっかりした土台の上に建造物を造る、またものを作り上げる
𥴢
竹6+13=総画数19 U+25D22
音読: チ、ジ
◆筍ジュン(たけのこ)、タケ(竹)の若芽、同「䉜」「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:𥴢】直利切竹」「【詩傳名物集覽:卷十:維筍及蒲】…筍青緑色萌篛𥴢笜{⿱竹𦤃}皆筍别名…」
𥴣𦪪
竹6+13=総画数19 U+25D23
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
◆竹製の簾(すだれ)を屋根の形("∧"字状や"∩"字状)に覆った軽便(けいべん)な舟、同「篷」
𥴤
竹6+13=総画数19 U+25D24
音読: ケン[漢]、ゴン[呉]
◆未詳「【廣韻:上平聲:元第二十二:𥴤:𥴤】筋鳴也巨言切」
𥴥𥳐
竹6+13=総画数19 U+25D25
音読: ケン[漢呉]
◆「𥳐䉳ケンセン」、人や土地などの公的な記録や文書、戸籍「【廣韻:上聲:獮第二十八:獮:䉳】𥳐䉳今人戸版籍也」
𥴧
竹6+13=総画数19 U+25D27
音読: キョ[漢]、コ[呉]
◆竹製の円筒形の籠(かご)、同「筥」「【農政全書:卷二十四:農器:圖譜四】筥亦作𥴧竹器之圓者注曰筥圓而長…」
◆蚕(かいこ)を飼(か)う籠或いは笊(ざる)
𥴭竹6+13=総画数19 U+25D2D
音読: ツ[漢]、ケチ[呉]
◆虎が伏せた形に作り演奏の最後に背中を叩き擦ることで音を出す楽器の名、同「敔」「楬」「㮫」「䈓」、演奏の始まりに鳴らすのは「柷」
{楽器(打楽器)}
𥴮
竹6+13=総画数19 U+25D2E
音読: ハク[漢呉]
◆サイコロ(賽子・骰子トウシ)状の駒(こま、「棋キ」という)を使い、その出た目で競う盤ゲームboard game、六簙リクハク、同「簙」、またそれで賭けゲームをする、「𥴮奕ハクエキ」
𥴲𥵴竹6+13=総画数19 U+25D32
音読: ビン[漢]、ミン[呉]
◆中空の竹の一種、同
「簢」参照
「【集韻:卷五:上聲上:準第十七:簢𥴲𥵴】艸名爾雅簢筡中中空類竹」
𥴳
竹6+13=総画数19 U+25D33
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:竹部:𥴳】同"𥲅"」「【中華字海:竹部:𥴳】同"踌"」
𥴴
竹6+13=総画数19 U+25D34
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆「𥴴𥵣コウタン」、竹名、枝が桃色をしているという、同「䈓𥷭カツサン」「【廣雅:卷十:釋草】䈓𥷭(素但)𥴴(鉤)𥵣(端)桃支也」
𥴷䉔
竹6+13=総画数19 U+25D37
音読: サン[漢呉]
◆竹を切り削り細長くしたもの、竹籤(たけひご)、同「籤」「𥵞」
𥴸篾𥱡𥯣
竹6+13=総画数19 U+25D38
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆竹の皮
◆竹を割り内側を削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、そのまま紐や骨組みなどに使う他、編んで籠・敷物・縄・塀などに作ったり、束ねて大小の箒(ほうき)などに作る、用途は多種で用途に合わせて幅や厚みを加減する
𥴹簀箦
竹6+13=総画数19 U+25D39
音読: サク[漢]、シャク[呉]
訓読: す
◆竹や細長い板を間(あいだ)を少し開けながら並べたもの、寝台の床板や椅子の座面などに使う、「簀子サクシ(すのこ)」
𥴽篠筱筿𥭪竹6+13=総画数19 U+25D3D
音読: ショウ[漢呉]
訓読: しの
◆幹カン(みき)が細い竹の一種、細いが堅く強いため矢柄・矢幹(やがら)に利用される
{武器(弓箭)}注解:「【字彙補:未集拾遺:竹部:𥭸】篠字之譌庾信宿國公碑𥴽簜既敷瑶琨即序」
𥴾簙
竹6+13=総画数19 U+25D3E
音読: ハク[漢呉]
◆サイコロ(賽子・骰子トウシ)状の駒(こま、「棋キ」という)を使い、その出た目で競う盤ゲームboard game、「六簙リクハク」、同「𥴮」
𥵅
竹6+13=総画数19 U+25D45
音読: ショウ、シュ、ソウ
◆小さな竹製の籠かご(容器)、同「檧」「【集韻:卷五:上聲上:董第一:𥵅{⿱艹楤}】方言箸筩自闗而西謂之桶𥵅或作{⿱艹楤}」
𥵋
竹6+13=総画数19 U+25D4B
音読: 未詳
◆未詳
𥵓𥶵𥸋𥸃
竹6+13=総画数19 U+25D53
音読: キ[漢呉]
◆米を搗(つ)く、玄米(げんまい)を搗いて精白する、同「毇」
𥵔
竹6+13=総画数19 U+25D54
音読: 배ベ[韓]
◆[韓]未詳
𥵙
竹6+13=総画数19 U+25D59
音読: 未詳
◆未詳
𥵵
竹6+13=総画数19 U+25D75
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥵵】戰國策其自羃繫也完矣註云羃元作𥵵」
䉥
竹6+14=総画数20 U+4265
音読: 未詳
◆未詳「【類篇:卷十三:竹部:䉥】損動切方言箸*1𥮉自關而西謂之桶*2䉥」
簴𥲤竹6+14=総画数20 U+7C34
音読: キョ[漢]、ゴ[呉]
◆鐘ショウ(かね)や磬ケイなどの楽器を吊り下げる横木(「簨・𥯗・筍シュン」という)を支える縦木(支柱)、支柱や台(足)の部分には人や獣などが彫り込まれた、同「虡」「鐻」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」
{楽器(打楽器)}
籄簣篑
竹6+14=総画数20 U+7C44
音読: キ[漢]、ギ[呉]
訓読: あじか
◆土を運ぶための竹製の笊(ざる)、「土籠ドロウ」
籇
竹6+14=総画数20 U+7C47
音読: コウ[漢]、ゴウ[呉]
◆舟を進めたり操ったりするための(竹の)棹(さお)
籈竹6+14=総画数20 U+7C48
音読: シン[漢呉]、ケン[漢呉]
◆敔(ゴ、楽器の名)を叩き擦る竹また木の棒
{楽器(打楽器)}
籉
竹6+14=総画数20 U+7C49
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
◆竹製の編み笠
籊
竹6+14=総画数20 U+7C4A
音読: テキ[漢]、チャク[呉]、テキ[漢]、ジャク[呉]
◆「籊籊テキテキ」、竹が細長く伸びているさま
籋竹6+14=総画数20 U+7C4B
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆ピンセットpincet[蘭]やトングtongsのような"∧"字状をした物を挟(はさ)む竹製の道具、またそれで挟み取る、同「鑈」「鑷」
漢字林(非部首部別)
籌筹𥵽竹6+14=総画数20 U+7C4C
音読: チュウ[漢]、ジュウ[呉]
◆離れた壺に向かって矢を投げ入れる遊びに使う竹製の矢
◆数を計算する(本数や置き方によって数を表す)ための竹の棒、同「算」
◆計画する、方策を考える
漢字林(非部首部別)筆順
籍𥷸竹6+14=総画数20 U+7C4D
音読: セキ[漢]、ジャク[呉]
訓読: ふみ
◆書物、文書
◆人(家族・家族関係・居住所など)や土地(場所・位置・所有者など)などの明細を記録した文書、所属や所有関係を記した文書
◆「門籍モンセキ」、その人の血縁関係などを証する札、通行証、審査を受けたうえで発行された
「【通典:卷二十三:職官五:尚書下:刑部尚書】司門郎中一人(…掌門籍關橋及道路過所闌遺物事)」◆登記する、記載する
◆書き記(しる)す、記録する
◆(天子や諸侯が祭礼用の穀物を)耕す、耕作する、同「藉」
◆「籍田セキデン」、天子や諸侯が祭祀の際に供える穀物を収穫するための田
漢字林(非部首部別)筆順
籎
竹6+14=総画数20 U+7C4E
音読: 未詳
◆未詳
籏竹6+14=総画数20 U+7C4F
訓読: はた
◆[日]地名用字、「籏居(はたい、埼玉県秩父郡小鹿野町)」
筆順
籕籀籒
竹6+14=総画数20 U+7C55
音読: チュウ[漢]、ジュウ[呉]
◆書ショを読む、読み解(と)く
◆漢字の書体の一つ、西周セイシュウ(前11世紀~前771年)後期に作られた書体とされる、「籀文チュウブン」、別名「大篆ダイテン」
𥵝
竹6+14=総画数20 U+25D5D
音読: レイ[漢]、リョウ[呉]
◆竹製の籠(かご)、同「笭」「䉖」
𥵞
竹6+14=総画数20 U+25D5E
音読: セツ、ゼチ
◆竹を切り削り細長くしたもの、竹籤(たけひご)、同「籤」「䉔」「𥷪」
𥵡簼
竹6+14=総画数20 U+25D61
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆伏籠(ふせご)、薫籠クンロウ、火の上に伏せて被(かぶ)せる半球状の籠(かご)、同「篝」
𥵢䈇𥵤
竹6+14=総画数20 U+25D62
音読: トウ[漢]、チョウ[呉]
◆魚を掬(すく)い捕(と)る笊(ざる、浅めの竹製の籠かご)状の漁具、同「罩」「篧」
𥵣
竹6+14=総画数20 U+25D63
音読: タン[漢呉]
◆「𥴴𥵣コウタン」、竹名、枝が桃色をしているという、同「䈓𥷭カツサン」「【廣雅:卷十:釋草】䈓𥷭(素但)𥴴(鉤)𥵣(端)桃支也」
𥵤䈇𥵢
竹6+14=総画数20 U+25D64
音読: トウ[漢]、チョウ[呉]
◆魚を掬(すく)い捕(と)る笊(ざる、浅めの竹製の籠かご)状の漁具、同「罩」「篧」
𥵥𥲈𥮩
竹6+14=総画数20 U+25D65
音読: バン[漢]、マン[呉]
◆「𥵥䈠バンカン」、同「篰」、竹を割って平らに削った文字などを書くための札(ふだ)、竹簡チクカン
𥵧
竹6+14=総画数20 U+25D67
音読: シン[漢]、ジン[呉]
◆小さな竹笛
𥵩
竹6+14=総画数20 U+25D69
音読: フク[漢呉]
◆箙えびら、矢を入れて背負う筒状の容器
𥵭築𥲒𥭰𥯹𥰺𥲔𥲓
竹6+14=総画数20 U+25D6D
音読: チク[漢呉]
訓読: きず・く、つき
◆土を搗(つ)き固める、しっかりした土台を造(つく)る
◆しっかりした土台の上に建造物を造る、またものを作り上げる
𥵮𥮘
竹6+14=総画数20 U+25D6E
音読: ネン
◆竹を割いて撚った船を引っ張る縄また綱
𥵱𢱬𡙳
竹6+14=総画数20 U+25D71
音読: キク[漢呉]
◆摘(つ)まむ、摘まみ取る、同「撮」
𥵳䈉
竹6+14=総画数20 U+25D73
音読: ショウ[漢呉]、ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆長い竹製の柄(え)を付けた大きな扇(おうぎ、日本でいう団扇うちわ)、同「翣」「箑」
𥵶腆䐌𣇺𥳫𥶚
竹6+14=総画数20 U+25D76
音読: テン[漢呉]
◆手厚い、行き届いている、至れり尽せりである、同「倎」「㙉」
◆多いさま、たくさんなさま、「腆腆テンテン」
◆善(よ)い
◆「腼𥵶ベンテン」、恥じらうさま、同「靦覥」、同「婖」「【康熙字典:丑集下:女部:婖】…又他點切音忝女靦覥貌」
𥵸𥵨竹6+14=総画数20 U+25D78
音読: ビ、ミ
◆竹を割り削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、同「筡」「篾」「䉲」「𥸀」「篾」
漢字林(非部首部別)
𥵼筮𥰫𥷣𥰰𥷂竹6+14=総画数20 U+25D7C
音読: セイ[漢]、ゼ[呉]、ゼイ[慣]
訓読: めどぎ
◆吉凶を占う時に使う(竹の)棒、古くはノコギリソウ(鋸草、キク科ノコギリソウ属の草)の茎を使った
{ノコギリソウ}◆蓍(めどぎ)で吉凶を占う
𥵽籌筹
竹6+14=総画数20 U+25D7D
音読: チュウ[漢]、ジュウ[呉]
◆離れた壺に向かって矢を投げ入れる遊びに使う竹製の矢
◆数を計算する(本数や置き方によって数を表す)ための竹の棒、同「算」
◆計画する、方策を考える
𥶒𥳞𥷖
竹6+14=総画数20 U+25D92
音読: リン[漢呉]
◆タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)の類、茎(くき)の内部が空洞ではないもの
䉫
竹6+15=総画数21 U+426B
音読: レイ[漢]、ライ[呉]
◆広州に産する竹の名、同「筣」
䉬𥳊
竹6+15=総画数21 U+426C
音読: ハイ[漢]、ホ[呉]
◆竹製の莚(むしろ)、「籧篨キョジョ」、同「䕠」
籃篮竹6+15=総画数21 U+7C43
音読: ラン[漢呉]
◆竹を編んで作った大きな籠、取っ手の付いた大きな籠、バスケットbasket、同「𢉧」
◆「籃球ランキュウ」、バスケットボールbasketball、球技の一つ
筆順
籐籘竹6+15=総画数21 U+7C50
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆蔓性の植物、またその幹また枝、柔軟で器や家具などに加工される、同「藤」
筆順
籑䉵𥶉𧃊竹6+15=総画数21 U+7C51
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆選び整えられた料理、膳ゼンを整えてご馳走(ごちそう)する、同「饌」
◆文章を著(あらわ)す、著述チョジュツする、同「撰」「篹」
筆順
籒籀籕
竹6+15=総画数21 U+7C52
音読: チュウ[漢]、ジュウ[呉]
◆書ショを読む、読み解(と)く
◆漢字の書体の一つ、西周セイシュウ(前11世紀~前771年)後期に作られた書体とされる、「籀文チュウブン」、別名「大篆ダイテン」
籓䉒𥶋
竹6+15=総画数21 U+7C53
音読: ハン[漢]、ホン[呉]
◆大きな箕(み)
◆竹を組んだ垣根(かきね)や柵(さく)、同「藩」
◆周りを囲(かこ)う、また覆(おお)う
籔䉤竹6+15=総画数21 U+7C54
音読: ①ス[漢]、シュ[呉]、スウ[慣]②ソウ[漢]、ス[呉]
①◆「窶籔クス」、物を頭に載(の)せて運ぶための竹を環(わ)状に編んだもの
②◆容量の単位、1籔=16斗、同「𥯴」
◆米を研(と)いだり蒸したりするための笊(ざる)、同「䉛」「𥯩」「𠤰」
筆順
籖籤竹6+15=総画数21 U+7C56
音読: セン[漢呉]
訓読: くじ、ひご
◆竹を切り削り細長くしたもの、竹籤(たけひご)、同「䉔」「𥵞」「𥷪」
◆竹を切り削り細長くして先を尖らせたもの、竹串(たけぐし)
◆将来・未来(現在が続いて行ったその先)に起こること、同「驗」
◆文字や番号が書いてある吉凶を占う細長い竹の札また棒
漢字林(非部首部別)筆順
𥵨𥵸
竹6+15=総画数21 U+25D68
音読: ビ、ミ
◆竹を割り削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、同「筡」「篾」「䉲」「𥸀」「篾」
𥵴𥴲竹6+15=総画数21 U+25D74
音読: ビン[漢]、ミン[呉]
◆中空の竹の一種、同
「簢」参照
「【集韻:卷五:上聲上:準第十七:簢𥴲𥵴】艸名爾雅簢筡中中空類竹」
𥶈𥲝
竹6+15=総画数21 U+25D88
音読: スウ、シュ
◆魚を捕る竹製の籠、同「䇢」
𥶉䉵籑𧃊
竹6+15=総画数21 U+25D89
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆選び整えられた料理、膳ゼンを整えてご馳走(ごちそう)する、同「饌」
◆文章を著(あらわ)す、著述チョジュツする、同「撰」「篹」
𥶊
竹6+15=総画数21 U+25D8A
音読: サン[漢]、ソン[呉]
◆物を盛る竹製の高坏(たかつき)、碗状また盆状の笊(ざる)に脚を付けたもの、同「篹」
𥶋籓䉒
竹6+15=総画数21 U+25D8B
音読: ハン[漢]、ホン[呉]
◆大きな箕(み)
◆竹を組んだ垣根(かきね)や柵(さく)、同「藩」
◆周りを囲(かこ)う、また覆(おお)う
𥶎
竹6+15=総画数21 U+25D8E
音読: 未詳
◆未詳「【正字通:未集上:竹部:𥶎】石鼓文葅作𥶎…石鼓多譌文也附記」
𥶕
竹6+15=総画数21 U+25D95
音読: セン
◆未詳「【康熙字典:未集上:竹部:𥶕】「《五音篇海》支尖切音詹玉也」「【漢語大字典:竹部:𥶕】《改併四聲篇海》引《川篇》音詹。至。」「【中華字海:竹部:𥶕】"簷"的讹字。」
𥶘䉣
竹6+15=総画数21 U+25D98
音読: シャ[漢]、サ[呉]
◆竹簡(チクカン、細長く切り揃え内側を平らに削った竹の板、文章を書き紐で綴じ合わせて一つの文書・書物とした)「【廣雅:卷八:釋器】篇章䉣(司夜)程也」
𥶙
竹6+15=総画数21 U+25D99
音読: セイ、ゼイ
◆竹製の箒(ほうき)、同「篲」「彗」
𥶚腆䐌𣇺𥳫𥵶
竹6+15=総画数21 U+25D9A
音読: テン[漢呉]
◆手厚い、行き届いている、至れり尽せりである、同「倎」「㙉」
◆多いさま、たくさんなさま、「腆腆テンテン」
◆善(よ)い
◆「腼𥶚ベンテン」、恥じらうさま、同「靦覥」、同「婖」「【康熙字典:丑集下:女部:婖】…又他點切音忝女靦覥貌」
𥶝𥷃
竹6+15=総画数21 U+25D9D
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
◆舟を漕ぐカヌーcanoeのパドルpaddleのような先端(或いは両端)が篦(へら)状になった道具、通常船首に向かって座り、前から後ろに向かって水を搔(か)く、体の向きと同じ方向に船が進む、同「槳」「楫」
𥶞
竹6+15=総画数21 U+25D9E
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥶞】與孂同郭忠恕佩觿云𥶞字今篇韻不載亦作{⿳竹(⿰女艮)皿)}」
𥶟𥳋𥱄
竹6+15=総画数21 U+25D9F
音読: サン[漢呉]
◆衣服(布)を縫う、縫い合わせる
𥶡竹6+15=総画数21 U+25DA1
訓読: たが
◆[日]姓用字
◆[日]箍たが、緩(ゆる)んだり外(はず)れたりしないように固定するための輪状のもの、割った竹を縄状・帯状に編み輪状にしたものや帯状の金属を輪状にしたものがあり、木の板などを組んで作る樽(たる)や桶(おけ)などの外側に嵌(は)めて固定するなどに使う
筆順
𥶥
竹6+15=総画数21 U+25DA5
音読: 未詳
◆未詳
𥶪簎
竹6+15=総画数21 U+25DAA
音読: セキ[漢]、シャク[呉]、サク[漢]、ザク[呉]
訓読: やす
◆先端を尖(とが)らせた"⊂∈"字状の金属(古くは骨など)を柄(え)の先に取り付けた漁具、これで突いて魚介を獲(と)る、同「扠」
𥶬
竹6+15=総画数21 U+25DAC
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:竹部:𥶬】同"彗"」
𥶴𥳔
竹6+15=総画数21 U+25DB4
音読: タ[漢]、ダ[呉]
◆「䈄𥶴、筨𥶴・筨𥬸カンタ」、竹名、太さは足の(親)指程で、堅く、中は白く柔らかいものがぎっしりと詰まっており、生垣(いけがき)などに利用されるという、同「箛𥬸コタ」「【竹譜(李衎):卷七】䈄𥳔竹戴凱之…大如足指堅厚修直腹中白膜闌隔狀如濕{⿺麥靣}…閩中記曰筨𥬸竹圓如指大可編藩籬筨𥬸即䈄𥳔也」
𥷃𥶝
竹6+15=総画数21 U+25DC3
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
◆舟を漕ぐカヌーcanoeのパドルpaddleのような先端(或いは両端)が篦(へら)状になった道具、通常船首に向かって座り、前から後ろに向かって水を搔(か)く、体の向きと同じ方向に船が進む、同「槳」「楫」
𥷊
竹6+15=総画数21 U+25DCA
音読: 未詳
◆「石𥷊(音未詳)」、竹名、別名「篻簩ヒョウロウ」、(石のように)堅く細いが筍ジュン(たけのこ、竹の若芽)は食べられるという「【筍譜:二之出:石𥷊竹筍】一名篻簩生閩中竹似石而小吳都賦曰篻簩有叢筍可食也」
䉦
竹6+16=総画数22 U+4266
音読: 未詳
◆竹名、未詳、「䇹䉦クンセン」
䉰𥰹𥳴
竹6+16=総画数22 U+4270
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆竹を縒(よ)って作った縄、同「筊」
◆小形の簫ショウ(竹製の縦笛)、同「筊」
◆筍(たけのこ)
籗籱篧
竹6+16=総画数22 U+7C57
音読: カク[漢呉]、サク[漢]、ザク[呉]
◆魚を掬(すく)い捕(と)る笊(ざる、浅めの竹製の籠かご)状の漁具、同「䉟」「罩」
籘籐竹6+16=総画数22 U+7C58
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆蔓性の植物、またその幹また枝、柔軟で器や家具などに加工される、同「藤」
筆順
籙竹6+16=総画数22 U+7C59
音読: リョク[漢]、ロク[呉]
◆記録や文字・絵図などが書かれた(描かれた)ものを綴(と)じたもの、書籍ショセキ・書物ショモツ
◆符号フゴウや咒(まじな)いの言葉が書かれた道教のお札(ふだ)、「符籙フロク」
◆簡
「箓」筆順
籚
竹6+16=総画数22 U+7C5A
音読: ロ[漢]、ル[呉]
◆食べ物を入れる竹製の大きな籠(かご)、同「盧」
◆矛(ほこ、両刃の短い剣、またそれを長い柄の先に付けた槍のような武器)などの槍形の武器の柄
籛篯
竹6+16=総画数22 U+7C5B
音読: セン[漢呉]
◆「籛鏗センコウ」、別名「彭祖ホウソ」、760歳になっても衰えることはなかったという伝説上の仙人の名「【神仙傳:卷一:彭祖】彭祖者姓籛名鏗帝顓頊之𤣥孫至殷末世年七百六十歲而不衰…」
◆「䈲籛ハンセン」、竹名、未詳「【廣韻:上聲:獮第二十八:翦:籛】竹名又姓」「【康熙字典:未集上:竹部:䈲】…《篇海》䈲籛竹名…」
籜箨
竹6+16=総画数22 U+7C5C
音読: タク[漢呉]
◆筍(たけのこ)の皮、竹の稈鞘カンショウ
籝籯𥯰
竹6+16=総画数22 U+7C5D
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆竹製の籠(かご)
籟籁竹6+16=総画数22 U+7C5F
音読: ライ[漢呉]
◆音孔(おとあな、音の高さを変えるための指で押さえる孔)が三つの縦笛
◆簫ショウ、長短複数本の竹筒を並べた竹製の縦笛
{楽器(管楽器)}◆笛の音、風が木などの間を吹き抜ける音
筆順
籠笼篭𦌼竹6+16=総画数22 U+7C60
音読: ロウ[漢]、ル[呉]
訓読: かご、こ・める、こ・もる
◆竹を編んで作った入れ物(盆状・桶状・笊状・筒状のものなど)の総称、またそれに入れる
◆箙えびら、矢を入れて背負う竹製筒状(箱形・筒形・袋形など)の容器
◆中に入(い)れる、閉じ込める、中に入(はい)る
筆順
籡竹6+16=総画数22 U+7C61
訓読: しんし
◆[日]布を洗ったり染色した後に皺(しわ)ができないように張り伸ばす竹の棒、「伸子シンシ」ともいう
筆順
𥶛
竹6+16=総画数22 U+25D9B
音読: テイ[漢]、ダイ[呉]
◆竹名、未詳、同「䈕」
◆竹器、未詳、同「䈕」
𥶵𥸋𥸃𥵓
竹6+16=総画数22 U+25DB5
音読: キ[漢呉]
◆米を搗(つ)く、玄米(げんまい)を搗いて精白する、同「毇」
𥶶麹麴麯𪋼𪌗𪍚𪌲𥽧粬
竹6+16=総画数22 U+25DB6
音読: キク[漢呉]
訓読: こうじ
◆米・麦・豆などを蒸して蛋白質タンパクシツなどを分解する働きのある黴(かび)の一種(麹菌)を繁殖させたもの
𥶷
竹6+16=総画数22 U+25DB7
音読: セン[漢呉]
◆未詳「【說苑:雜言】智伯厨人亡炙𥶷而知之韓魏反而不知邯鄲子陽園人亡桃而知之其亡也不知務小者亦忘大也」「【廣韻:上聲:獮第二十八:選:𥶷】竹縁」
◆竹名「【集韻:卷六:上聲下:𤣗第二十八:𥶷】竹名」
𥶸
竹6+16=総画数22 U+25DB8
音読: セン
◆土を捏(こ)ね焼き固めた板状の敷瓦(しきがわら)、床や通路に敷く板状の敷石(しきいし)、同「甎」
𥶼䉌
竹6+16=総画数22 U+25DBC
音読: スイ[漢]、ズイ[呉]
◆竹製の蓆(むしろ)、別名「籧篨キョジョ」、草製は「䔹」「蘧蒢」
𥶾𥷗
竹6+16=総画数22 U+25DBE
音読: レイ[漢]、ライ[呉]
◆子供が書写の練習に使う竹製の板、表面に白泥を塗り、練習後にこれを削って再び使えるようにしたもの、同「䉉」「笘」「籥」
◆竹製の笞(むち)
𥷂筮𥰫𥵼𥷣𥰰竹6+16=総画数22 U+25DC2
音読: セイ[漢]、ゼ[呉]、ゼイ[慣]
訓読: めどぎ
◆吉凶を占う時に使う(竹の)棒、古くはノコギリソウ(鋸草、キク科ノコギリソウ属の草)の茎を使った
{ノコギリソウ}◆蓍(めどぎ)で吉凶を占う
𥷋
竹6+16=総画数22 U+25DCB
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:竹部:𥷋】"蘄"的讹字」
𥷐竹6+16=総画数22 U+25DD0
音読: 未詳
◆未詳
注解:「籜」の異体字か?
𥷑竹6+16=総画数22 U+25DD1
音読: ヒツ[漢]、ヒチ[呉]
◆「𥷑篥・觱篥・篳篥ヒチリキ」、竹製の縦笛
{楽器(管楽器)}
𥽧麹麴麯𪋼𪌗𪍚𪌲𥶶粬
竹6+16=総画数22 U+25F67
音読: キク[漢呉]
訓読: こうじ
◆米・麦・豆などを蒸して蛋白質タンパクシツなどを分解する働きのある黴(かび)の一種(麹菌)を繁殖させたもの
䉲𥮜
竹6+17=総画数23 U+4272
音読: ビ、ミ
◆竹を割り削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、同「𥵨」「篾」
䉳
竹6+17=総画数23 U+4273
音読: セン[漢呉]
◆竹名、未詳
◆「𥳐䉳ケンセン」、人や土地などの公的な記録や文書、戸籍「【廣韻:上聲:獮第二十八:獮:䉳】𥳐䉳今人戸版籍也」
䉴
竹6+17=総画数23 U+4274
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆米を研(と)いだり蒸したりするための笊(ざる)、同「䉛」「籔」「𥯴」「𥯩」
◆物を入れる竹製の籠(かご)
籞篽
竹6+17=総画数23 U+7C5E
音読: ギョ[漢]、ゴ[呉]
◆竹を組んだ柵、水中に竹を柵状に組んで囲った生簀(いけす)、庭園などの周囲に巡らせた柵
◆禁苑(キンエン)、皇居内にある庭園
籢籨
竹6+17=総画数23 U+7C62
音読: レン[漢呉]
◆蓋付きの箱、身の回りの品を入れる箱、「鏡籢キョウレン(鏡や化粧道具を入れる箱)」「香籢コウレン(香コウを入れる箱)」、同「奩」
籣
竹6+17=総画数23 U+7C63
音読: ラン[漢呉]
◆矢を入れる容器、紐(ひも)を付け背負(せお)えるようにしたもの、同「䪍」
籤籖竹6+17=総画数23 U+7C64
音読: セン[漢呉]
訓読: くじ、ひご
◆竹を切り削り細長くしたもの、竹籤(たけひご)、同「䉔」「𥵞」「𥷪」
◆竹を切り削り細長くして先を尖らせたもの、竹串(たけぐし)
◆将来・未来(現在が続いて行ったその先)に起こること、同「驗」
◆文字や番号が書いてある吉凶を占う細長い竹の札また棒
筆順
籥竹6+17=総画数23 U+7C65
音読: ヤク[漢呉]
◆長さの異なる何本かの竹筒を並べた笛、「排簫ハイショウ」の前身とされる
{楽器(管楽器)}、同「龠」、後に一本で音孔のあるものも「籥」と呼ばれ、ほぼ「簫」と同義に用いられる
◆ふいごの息を吹き込むための竹筒
◆閉じた扉や戸を開けるための道具、鍵(かぎ)、「鑰匙ヤクシ」
◆子供が書写の練習に使う竹製の板、表面に白泥を塗り、練習後にこれを削って再び使えるようにしたもの、同「䉉」「笘」
「【說文解字注:竹部:籥】書僮竹笘也(笘下曰潁川人名小兒所書寫爲笘按笘謂之籥亦謂之觚葢以白墡染之可拭去再書者其拭觚之布曰幡)」漢字林(非部首部別)筆順
籦
竹6+17=総画数23 U+7C66
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]
◆「籦籠ショウロウ」、竹名、笛などに使われる「【御定駢字類編:卷二百:籦】籦籠(竹譜籦籠之美爰自崑崙注籦籠竹名黄帝使伶倫伐之於崑崙之墟吹以應律)」
籧
竹6+17=総画数23 U+7C67
音読: キョ、ゴ
◆「籧篨キョジョ」、竹を編んで作った蓆(むしろ)、同「蘧蒢キョジョ(アシ(葦)などの草製の蓆)」
◆蚕箔サンパク(蚕を飼育するための平らな籠)
籨籢
竹6+17=総画数23 U+7C68
音読: レン[漢呉]
◆蓋付きの箱、身の回りの品を入れる箱、「鏡籢キョウレン(鏡や化粧道具を入れる箱)」「香籢コウレン(香コウを入れる箱)」、同「奩」
𥷖𥳞𥶒
竹6+17=総画数23 U+25DD6
音読: リン[漢呉]
◆タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)の類、茎(くき)の内部が空洞ではないもの
𥷗𥶾
竹6+17=総画数23 U+25DD7
音読: レイ[漢]、ライ[呉]
◆子供が書写の練習に使う竹製の板、表面に白泥を塗り、練習後にこれを削って再び使えるようにしたもの、同「䉉」「笘」「籥」
◆竹製の笞(むち)
𥷘
竹6+17=総画数23 U+25DD8
音読: 未詳
◆未詳「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:𥷘】池卓切竹」「【集韻:卷九:入聲上:覺第四:𥷘】竹名」
𥷚𥷤𥱩𥲩
竹6+17=総画数23 U+25DDA
音読: キク[漢呉]
◆法に則(のっと)って審理シンリを尽くし厳正ゲンセイに罪人を裁(さば)く、同「諊」「【說文解字注:幸部:𥷚】竆治辠人也(…謂以法律平斷其罪…)」
𥷛𥷼𥳛
竹6+17=総画数23 U+25DDB
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆斜めに渡した棒、突っ支い(つっかい)棒、同「笡」
𥷟
竹6+17=総画数23 U+25DDF
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥷟】同菹見石鼓文」
𥷠
竹6+17=総画数23 U+25DE0
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:未集上:竹部:𥱾】《玉篇》力渚切《類篇》兩舉切盛飯器也《集韻》作*𥷠」
𥷣筮𥰫𥵼𥰰𥷂竹6+17=総画数23 U+25DE3
音読: セイ[漢]、ゼ[呉]、ゼイ[慣]
訓読: めどぎ
◆吉凶を占う時に使う(竹の)棒、古くはノコギリソウ(鋸草、キク科ノコギリソウ属の草)の茎を使った
{ノコギリソウ}◆蓍(めどぎ)で吉凶を占う
𥷤𥷚𥱩𥲩
竹6+17=総画数23 U+25DE4
音読: キク[漢呉]
◆法に則(のっと)って審理シンリを尽くし厳正ゲンセイに罪人を裁(さば)く、同「諊」「【說文解字注:幸部:𥷚】竆治辠人也(…謂以法律平斷其罪…)」
𥷥
竹6+17=総画数23 U+25DE5
音読: 未詳
◆未詳「【文章辨體彚選:卷二百七:與揚雄求方言書】…爾雅者詁𥷥為病及諸經氏之屬皆無證騐…」
𥷦簟𥸖
竹6+17=総画数23 U+25DE6
音読: テン[漢]、デン[呉]、タン[慣]
訓読: たかむしろ
◆竹を編んで作った簀子サクシ(すのこ)や筵(むしろ)などの敷物
◆竹名、マツ(松)ほどの高さになるという
𥷯觀観观覌𧢪𥍕𥍄𥸑𥍊𩁰𥍅
竹6+17=総画数23 U+25DEF
音読: カン[漢呉]
訓読: み・る
◆隅々までしっかりと見る、余すところなく見尽くす、「觀察カンサツ(細部まで詳しく見て調べる)」「【說文解字注:見部:觀】諦視也(宷諦之視也穀梁傳曰常事曰視非常曰觀…)」
◆辺りを見渡す、見回す
◆辺りを監視するための見張り櫓ロ(やぐら)、辺りの景色を見晴らす望楼ボウロウ
◆見回したときに見える景色や様相、「壯觀・壮観ソウカン(壮大な堂々とした眺め)」
◆他に細部まで見せる、詳しく示す、「觀兵カンペイ(兵を揃えその威容を見せる)」「【春秋左傳要義:宣公】…觀兵以威諸侯…」
䉶
竹6+18=総画数24 U+4276
音読: ソウ[漢呉]
◆竹を編んで作った船の帆(ほ)、布製や莚(むしろ)製は「𢅻」
◆「栙䉶コウソウ」、船の帆柱(ほばしら)、同「栙欆」「【廣川書跋:卷三:送窮圖】…颿繫栙䉶…」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):卷第十一:木部:栙】栙雙也從木夅聲臣鍇按字書栙雙帆上木也侯邦反」「【廣韻:上平聲:江第四:栙:栙】栙䉶帆未張…」「【集韻:卷一:平聲江第四:欆𢅻】栙欆未張帆…」
◆竹製の笊(ざる)
籪簖
竹6+18=総画数24 U+7C6A
音読: タン[漢]、ダン[呉]
◆水中に竹などを柵(さく)状に組み、入り込んだ魚や蟹(かに)などが出られないようにした仕掛け、同「滬」「【三才圖會:器用五卷:{⿱觧虫}簖】…簖者断也織竹如曲簿屈曲圍水中以断魚{⿱觧虫}之逸其名曰{⿱觧虫}簖不專取{⿱觧虫}也」
𥷨
竹6+18=総画数24 U+25DE8
音読: リョウ
◆船を繋ぎ泊めたり曳(ひ)いたりするための竹を編んで作った綱、同「笪」「纜」
𥷪
竹6+18=総画数24 U+25DEA
音読: セン
◆竹を切り削り細長くしたもの、竹籤(たけひご)、同「籤」「䉔」「𥵞」
𥷭䉈
竹6+18=総画数24 U+25DED
音読: サン[漢呉]
◆「䈓𥷭カツサン」、竹名、枝が桃色をしているという、同「𥴴𥵣コウタン」「【廣雅:卷十:釋草】䈓𥷭(素但)𥴴(鉤)𥵣(端)桃支也」
𥷮
竹6+18=総画数24 U+25DEE
音読: サク[漢]、ソク[呉]
◆掬うようにして魚を捕る笊のような形の籠
𥷰𥮒𥮓
竹6+18=総画数24 U+25DF0
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆紙の原料となる繊維を漉(す)くための簀(す)「【說文解字注:竹部:𥮒】潎絮簀也(潎各本作蔽今正廣韵曰𥮒漂絮簀也漂與潎同義水部曰潎於水中擊絮也潎絮簀卽今做紙密緻竹簾也潎絮莊子所謂洴澼纊卽做紙之事糸部曰紙絮一𥮒也謂絮一𥮒成一紙也紙之初起用敝布魚网為之用水中擊絮之法成之)」
𥷴
竹6+18=総画数24 U+25DF4
音読: 未詳
◆未詳
𥷸籍
竹6+18=総画数24 U+25DF8
音読: セキ[漢]、ジャク[呉]
訓読: ふみ
◆書物、文書
◆人(家族・家族関係・居住所など)や土地(場所・位置・所有者など)などの明細を記録した文書、所属や所有関係を記した文書
◆「門𥷸モンセキ」、その人の血縁関係などを証する札、通行証、審査を受けたうえで発行された「【通典:卷二十三:職官五:尚書下:刑部尚書】司門郎中一人(…掌門籍關橋及道路過所闌遺物事)」
◆登記する、記載する
◆書き記(しる)す、記録する
◆(天子や諸侯が祭礼用の穀物を)耕す、耕作する、同「藉」
◆「𥷸田セキデン」、天子や諸侯が祭祀の際に供える穀物を収穫するための田
𥷹
竹6+18=総画数24 U+25DF9
音読: 未詳
◆未詳
籩𥸅𨙢𨘚笾𠥣𠥫
竹6+19=総画数25 U+7C69
音読: ヘン[漢呉]
◆食物を盛る竹製や藤製の高坏(たかつき、碗状また盆状の器に脚を付けたもの、「豆」という)
籫
竹6+19=総画数25 U+7C6B
音読: サン[漢呉]
◆箸や匙などを入れる竹製の筒、また筒状の籠、同「篹」「筥」
籬篱竹6+19=総画数25 U+7C6C
音読: リ[漢呉]
訓読: まがき
◆竹や柴(しば)を編んで作った柵(さく)や垣根(かきね)などの囲(かこ)い、同「㰚」
筆順
籭竹6+19=総画数25 U+7C6D
音読: サイ[漢]、セ[呉]、シ[漢呉]
◆篩(ふるい)、網(あみ)目を通して大きいものと小さいものを選(え、よ)り分ける籠(かご)状また笊(ざる)状の道具、同「簁」「簛」「篩」
筆順
籮箩竹6+19=総画数25 U+7C6E
音読: ラ
◆穀物などを盛り枡(ます)などの器に移し入れる箕(み)・笊(ざる)の類、取っ手はなくやや小さく深いという、同「䈪」
「【方言:第五】…所以注斛(…《注》盛米穀寫斛中者也…)陳魏宋楚之間謂之䈪(…)自𨵿而西謂之注箕(…)陳魏宋楚之間謂之籮(《注》䈪亦籮屬也形小而髙無耳)」漢字林(非部首部別)筆順
𥷼𥷛𥳛
竹6+19=総画数25 U+25DFC
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆斜めに渡した棒、突っ支い(つっかい)棒、同「笡」
𥸀
竹6+19=総画数25 U+25E00
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
◆竹を割り削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、同「𥵨」「篾」
𥸂䉷竹6+19=総画数25 U+25E02
音読: ゲン[漢]、ゴン[呉]
◆弓で弋(ヨク、長い紐を結わえ付けた矢)を射(い)って鳥を捕(と)る時に身を隠すための覆(おお)い、
「隿」参照
𥸃𥶵𥸋𥵓
竹6+19=総画数25 U+25E03
音読: キ[漢呉]
◆米を搗(つ)く、玄米(げんまい)を搗いて精白する、同「毇」
𥸇
竹6+19=総画数25 U+25E07
音読: 未詳
◆未詳
𥸋𥶵𥸃𥵓
竹6+19=総画数25 U+25E0B
音読: キ[漢呉]
◆米を搗(つ)く、玄米(げんまい)を搗いて精白する、同「毇」
䉷𥸂竹6+20=総画数26 U+4277
音読: ゲン[漢]、ゴン[呉]
◆弓で弋(ヨク、長い紐を結わえ付けた矢)を射(い)って鳥を捕(と)る時に身を隠すための覆(おお)い、
「隿」参照
籯籝𥯰竹6+20=総画数26 U+7C6F
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆竹製の籠(かご)
筆順
籰篗籆竹6+20=総画数26 U+7C70
音読: ワク[漢呉]
◆糸巻き、糸車いとぐるま、紡(つむ)いだ糸を巻き取る道具
筆順
𥸅籩𨙢𨘚笾𠥣𠥫
竹6+20=総画数26 U+25E05
音読: ヘン[漢呉]
◆食物を盛る竹製や藤製の高坏(たかつき、碗状また盆状の器に脚を付けたもの、「豆」という)
𥸈
竹6+20=総画数26 U+25E08
音読: トウ、ドウ
◆竹名、未詳
𥸌
竹6+20=総画数26 U+25E0C
音読: 未詳
◆未詳
𥸐
竹6+21=総画数27 U+25E10
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:莫第十一:簬簵𥸐】竹名說文箘簬也引夏書惟箘簬𥟾古作簵或从露」
𥸑觀観观覌𧢪𥍕𥍄𥍊𩁰𥍅𥷯
竹6+21=総画数27 U+25E11
音読: カン[漢呉]
訓読: み・る
◆隅々までしっかりと見る、余すところなく見尽くす、「觀察カンサツ(細部まで詳しく見て調べる)」「【說文解字注:見部:觀】諦視也(宷諦之視也穀梁傳曰常事曰視非常曰觀…)」
◆辺りを見渡す、見回す
◆辺りを監視するための見張り櫓ロ(やぐら)、辺りの景色を見晴らす望楼ボウロウ
◆見回したときに見える景色や様相、「壯觀・壮観ソウカン(壮大な堂々とした眺め)」
◆他に細部まで見せる、詳しく示す、「觀兵カンペイ(兵を揃えその威容を見せる)」「【春秋左傳要義:宣公】…觀兵以威諸侯…」
𥸓
竹6+21=総画数27 U+25E13
音読: 未詳
◆未詳
𥸕
竹6+21=総画数27 U+25E15
音読: 未詳
◆未詳
𥸖簟𥷦
竹6+21=総画数27 U+25E16
音読: テン[漢]、デン[呉]、タン[慣]
訓読: たかむしろ
◆竹を編んで作った簀子サクシ(すのこ)や筵(むしろ)などの敷物
◆竹名、マツ(松)ほどの高さになるという
𥸜
竹7+22=総画数29 U+25E1C
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥸜】同𥸡」
𥸘
竹6+23=総画数29 U+25E18
音読: ワク[漢呉]
◆魚を捕る竹製の器具
䉹
竹6+24=総画数30 U+4279
音読: レイ[漢]、リョウ[呉]
◆竹名、同「䉁」、未詳「【廣韻:下平聲:靑第十五:靈:䉹】竹名」「【集韻:卷四:平聲四:青第十五:䉁䉹】竹名一曰竹器」
◆竹器、未詳、同「䉁」
籱籗篧
竹6+24=総画数30 U+7C71
音読: カク[漢呉]、サク[漢]、ザク[呉]
◆魚を掬(すく)い捕(と)る笊(ざる、浅めの竹製の籠かご)状の漁具、同「䉟」「罩」
𥸡
竹6+24=総画数30 U+25E21
音読: カン[漢]、コン[呉]
◆竹名、未詳「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:𥸡】古禫切竹也又箱類」「【齊民要術:卷十:五㯏果蓏菜茹非中國物產者:竹】𥸡(音感)竹有毛」
𥸢
竹6+24=総画数30 U+25E22
音読: サン、ソン、シン
◆髪に刺す笄(こうがい)や簪(かんざし)、同「簪」
◆衣服(布)を縫う、縫い合わせる
籲𥸤龥
竹6+26=総画数32 U+7C72
音読: ユ[漢呉]
◆呼ぶ、呼び掛ける、訴える「【尚書正義:盤庚上】率𥸤衆慼出矢言(《傳》𥸤和也率和衆憂之人出正直之言)」「【說文解字注:頁部:𥸤】…商書率籲衆戚出矢言某氏曰籲和也率和衆憂之人出正直之言按和之訓未知何出葢謂籲同龠龠以和衆聲也夫下文自我王來至底綏四方皆民不欲徙之言姚氏鼐之說是也籲衆戚出矢言正謂不欲徙之民相𧦝急出誓言…」
𥸤籲龥
竹6+26=総画数32 U+25E24
音読: ユ[漢呉]
◆呼ぶ、呼び掛ける、訴える「【尚書正義:盤庚上】率𥸤衆慼出矢言(《傳》𥸤和也率和衆憂之人出正直之言)」「【說文解字注:頁部:𥸤】…商書率籲衆戚出矢言某氏曰籲和也率和衆憂之人出正直之言按和之訓未知何出葢謂籲同龠龠以和衆聲也夫下文自我王來至底綏四方皆民不欲徙之言姚氏鼐之說是也籲衆戚出矢言正謂不欲徙之民相𧦝急出誓言…」