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[辞典・用語][漢字林][糸部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 糸部] [部首索引]


糸6+0=総画数6 U+7CF8 [シ、ベキ、ミャク/いと]
◆蚕(かいこ)の繭(まゆ)から取り出した繊維(「忽コツ」という)五本を縒(よ)ったもの、十本を縒ったものが「絲シ」、中国で「縫物などに使う糸」をいう場合は「线セン(線)」「丝シ(絲)」を用いる「【說文解字通釋(說文解字繫傳):糸部:糸】細絲也象束絲之形凡糸之屬皆从糸讀若覛徐鍇曰一蠶所吐為忽十忽為絲糸五忽也」
◆綿などの繊維を縒ったもの、同「絲」
◆細い、細く長い、細く長く繋(つな)がる、同「絲」
◆弦楽器、またその弦、同「絲」
◆数の単位、1毫(毛)=10糸(絲)、1糸(絲)=10忽=10-4 {数字}
◆いと、部首名
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+0=総画数6 U+7CF9 [/]
◆いと、いとへん、部首名、「糸」が偏ヘン(漢字の左部)にあるときの字形
筆順
糸3+0=総画数3 U+7E9F [/]
◆いと、いとへん、部首名、「糸」が偏ヘン(漢字の左部)にあるときの字形、「糹」の簡体字
糸6+1=総画数7 U+7CFA [キュウ/ただ・す]
◆何本かの糸を縒(よ)り合せる、また縒り合せて紐や縄にする、同「糾」
◆寄せ集めて纏める、同「糾」
◆誤りや曲がりを(強く締め付けて)正す、罪を厳しく問い質(ただ)す、同「糾」
◆遼(リョウ、宋代の国名)や金(キン、宋代の国名)の軍隊の名、同「乣」
筆順
糸6+1=総画数7 U+7CFB [ケイ、ゲ/] 𢁴𦃟𦂞
◆切れている糸を(途切れているものを)繋(つな)ぐ、繋いで結び付ける、途切れないように継(つ)ぐ、同「繫」「係」
◆関わる、関わりを持つ、繋がりを持つ、同「係」
◆繁「繫」
◆繁「係」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+2=総画数8 U+42B5 [未詳/]
◆未詳「【廣韻:下平聲:尤第十八:𧚍:䊵】急引也」
糸6+2=総画数8 U+7CFC [コウ、ク/]
◆「女糼ジョコウ」、女性の仕事、針仕事や糸紡(いとつむ)ぎ・機織(はたおり)など、同「女功」「女紅」「【集韻:卷一:平聲:東第一:功糼紅】說文以勞定國也或作糼紅」「【正字通:未集中:糸部:糼】功工竝同集韻女工作女紅亦作糼舊註音功糼績也」
糸6+2=総画数8 U+7CFD [チョウ/]
◆紐や縄をぴんと引っ張る
糿糸6+2=総画数8 U+7CFF [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:糿】舊藏音幼在經音義」「【康熙字典:未集中:糸部:糿】《海篇》音糼出釋典○按卽糼字之譌」
糸3+2=総画数5 U+7EA0 [キュウ/あざな・う、ただ・す] 糾𥾆
◆何本かの糸(三本の縄)を縒(よ)り合せる、また縒り合せて紐や縄にする、同「糺」
◆寄り合わせて纏(まと)める、同「糺」
◆誤りや曲がりを(強く締め付けて)正す、罪を厳しく問い質(ただ)す、同「糺」
◆絡(から)み付く、縺(もつ)れる、同「丩」
𠛩刀部
𠬹又部
𥾆糸6+2=総画数8 U+25F86 [キュウ/あざな・う、ただ・す] 糾纠
◆何本かの糸(三本の縄)を縒(よ)り合せる、また縒り合せて紐や縄にする、同「糺」
◆寄り合わせて纏(まと)める、同「糺」
◆誤りや曲がりを(強く締め付けて)正す、罪を厳しく問い質(ただ)す、同「糺」
◆絡(から)み付く、縺(もつ)れる、同「丩」
糸6+3=総画数9 U+42B6 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:紖】直忍切索也絼䊶並同上」「【六書故:卷三十:工事六:綾】」力膺切䊶地而織文也」「【六書故:卷三十:工事六:䊶】商支切(徐曰即䌳字)」「【張氏拙軒集:卷四:領畧江山暫觧圍】…烏㡌䊶裙真野服…」「【正字通:未集中:糸部:䊶】同䌳徐鉉曰俗作䊶非亦作絁舊註與紖同又索也𠀤誤」
糸6+3=総画数9 U+42B7 [シ/] 緇缁𦃠䌶𥾒
◆黒色、黒い、黒く染める
◆黒い糸、黒い布、黒い衣服
糸6+3=総画数9 U+42B8 [ウ/] 紆纡
◆曲がる、折れ曲がる、曲がりくねる、「紆回ウカイ」
◆絡(から)む、縺(もつ)れる、巻き付く、「紆軫ウシン(絡み合うさま、縺れるさま)」「紆結ウケツ(絡み合って解けないさま)」
漢字林(非部首部別)
糸3+3=総画数6 U+4336 [シ/] 緇缁𦃠䊷𥾒
◆黒色、黒い、黒く染める
◆黒い糸、黒い布、黒い衣服
糸6+3=総画数9 U+7CFE [キュウ/あざな・う、ただ・す] 纠𥾆
◆何本かの糸(三本の縄)を縒(よ)り合せる、また縒り合せて紐や縄にする、同「糺」
◆寄り合わせて纏(まと)める、同「糺」
◆誤りや曲がりを(強く締め付けて)正す、罪を厳しく問い質(ただ)す、同「糺」
◆絡(から)み付く、縺(もつ)れる、同「丩」
筆順
糸6+3=総画数9 U+7D00 [キ、コ/のり] 𥿓纪
◆糸口、糸や物事の端緒
◆布の経糸(たていと)の数の単位、【西京雜記】によれば1紀=2𥿮=4升=8䌰=40絲(40本)、但し【儀禮】に1升=80縷とあり、いずれも布幅が示されていない「【西京雜記:第五】五絲為䌰倍䌰為升倍升為𥿮倍𥿮為紀倍紀為緵倍緵為襚」「【儀禮注疏:喪服】…布八十縷為升…」
◆物事の始めから順を追うための手順、決まりごと、「紀律キリツ」「綱紀コウキ」
◆一巡する年代の単位、区切りとなる年代の単位、十二支では一紀=十二年、一世紀=百年
◆物事の始まりから順を追って(年代順に)記す、またそのように記されたもの
筆順
糸6+3=総画数9 U+7D01 [サ、シャ/]
◆裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣裳)の裾(すそ)の部分のスリットslit(切り込み)、同「衩」
糸6+3=総画数9 U+7D02 [チュウ、ジュウ/]
◆尻繋・鞦しりがい、牛馬などの背から尻に掛けて渡す帯、同「緧」「𦃈」「䋺」、革製は「𩋰」「鞧」「鞦」
◆殷イン(約前17世紀~約前11世紀)の最後の王の名、暴虐の限りを尽くしたとされ、桀ケツ(夏カ国の王)と併せ「悪逆非道の暴君」の意に用いられる
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+3=総画数9 U+7D03 [シュン、ジュン/] 𥾖
◆断面が丸くなるように編んだ紐(ひも)、丸組紐まるくみひも、断面が扁平ヘンペイになるように編んだ平組紐(ひらくみひも)を「絛」
◆(道や道理・規則や先例などに)従う、同「順」「循」
糸6+3=総画数9 U+7D04 [ヤク/つづ・める]
◆束ねる、纏(まと)めて束ねる、小さく纏める、同「𠣩」
◆結ぶ、結び目、「約定ヤクジョウ(互いに取り決め結び合うこと)」
◆「約束ヤクソク」◇しっかりと縛(しば)り束ねる、ぐっと押さえ止める、抑(おさ)える◇互いがしっかりと守るべき取り決め
◆不要な部分を省略して必要な部分だけを残す、簡略にする
◆無駄がないように簡素にする
◆ほぼ、凡(おおよ)そ、大体
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+3=総画数9 U+7D05 [コウ、グ/べに、くれない、あか・い]
◆(やや)白色が混じった赤色、濃いピンクpink色、赤色(淡赤から深赤まで全般を指す)
◆(花や女性の)美しいさま、艶(あで)やかなさま
◆「女紅ジョコウ」、女性の仕事、針仕事や糸紡(いとつむ)ぎ・機織(はたおり)など
◆「大紅・大功ダイコウ」「小紅・小功ショウコウ」、麻製の喪服の名、「功」参照
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+3=総画数9 U+7D06 [ウ/] 䊸纡
◆曲がる、折れ曲がる、曲がりくねる、「紆回ウカイ」
◆絡(から)む、縺(もつ)れる、巻き付く、「紆軫ウシン(絡み合うさま、縺れるさま)」「紆結ウケツ(絡み合って解けないさま)」
筆順
糸6+3=総画数9 U+7D07 [コツ、ゴチ/] 纥𥾨
◆品質の劣る糸
◆「叔梁紇」、人名、孔子の父の名
◆「迴紇」、古代中国の西北部に住んでいた少数民族の名
糸6+3=総画数9 U+7D08 [ワン/]
◆純白の薄絹、高級な絹
◆「紈絝・紈袴・紈褲カンコ」◇上質な絹のズボンjupon[仏]状の衣裳イショウ、贅沢ゼイタクな衣裳◇(苦労することもなく贅沢な衣装を着る)富家の子「【全唐詩(御定全唐詩):卷二百十六:奉贈韋左丞丈二十二韻】紈袴不餓死儒冠多誤身…」
糸6+3=総画数9 U+7D09 [ジン、ニン/] 纫𥾠
◆糸を縒(よ)り合わせた紐また縄
◆繋ぎ合わせる、縫い合わせる、綴(つづ)る
糸6+3=総画数9 U+7D1A [キュウ、コウ/]
◆品質や地位などの程度
◆上下の順序、同「𨸚」「階」
◆切り取った敵の首(くび)
筆順
糸3+3=総画数6 U+7EA1 [ウ/] 紆䊸
◆曲がる、折れ曲がる、曲がりくねる、「紆回ウカイ」
◆絡(から)む、縺(もつ)れる、巻き付く、「紆軫ウシン(絡み合うさま、縺れるさま)」「紆結ウケツ(絡み合って解けないさま)」
糸3+3=総画数6 U+7EA2 [コウ、グ/べに、くれない、あか・い]
◆(やや)白色が混じった赤色、濃いピンクpink色、赤色(淡赤から深赤まで全般を指す)
◆(花や女性の)美しいさま、艶(あで)やかなさま
◆「女紅ジョコウ」、女性の仕事、針仕事や糸紡(いとつむ)ぎ・機織(はたおり)など
◆「大紅・大功ダイコウ」「小紅・小功ショウコウ」、麻製の喪服の名、「功」参照
漢字林(非部首部別)
糸3+3=総画数6 U+7EA3 [チュウ、ジュウ/]
◆尻繋・鞦しりがい、牛馬などの背から尻に掛けて渡す帯、同「緧」「𦃈」「䋺」、革製は「𩋰」「鞧」「鞦」
◆殷イン(約前17世紀~約前11世紀)の最後の王の名、暴虐の限りを尽くしたとされ、桀ケツ(夏カ国の王)と併せ「悪逆非道の暴君」の意に用いられる
漢字林(非部首部別)
糸3+3=総画数6 U+7EA4 [セン/] 繊纎纖
◆細(ほそ)い、細(こま)かい、小さい
◆細い絹糸で織った薄い布
◆金銭や損得に細かい
◆10の-7乗 {数字}
糸3+3=総画数6 U+7EA5 [コツ、ゴチ/] 紇𥾨
◆品質の劣る糸
◆「叔梁纥」、人名、孔子の父の名
◆「回纥」、古代中国の西北部に住んでいた少数民族の名
糸3+3=総画数6 U+7EA6 [ヤク/つづ・める]
◆束ねる、纏(まと)めて束ねる、小さく纏める、同「𠣩」
◆結ぶ、結び目、「约定ヤクジョウ(互いに取り決め結び合うこと)」
◆「约束ヤクソク」◇しっかりと縛(しば)り束ねる、ぐっと押さえ止める、抑(おさ)える◇互いがしっかりと守るべき取り決め
◆不要な部分を省略して必要な部分だけを残す、簡略にする
◆無駄がないように簡素にする
◆ほぼ、凡(おおよ)そ、大体
漢字林(非部首部別)
糸3+3=総画数6 U+7EA7 [キュウ、コウ/]
◆品質や地位などの程度
◆上下の順序、同「𨸚」「階」
◆切り取った敵の首(くび)
糸3+3=総画数6 U+7EA8 [ワン/]
◆純白の薄絹、高級な絹
◆「纨绔・纨袴・纨裤カンコ」◇上質な絹のズボンjupon[仏]状の衣裳イショウ、贅沢ゼイタクな衣裳◇(苦労することもなく贅沢な衣装を着る)富家の子「【全唐詩(御定全唐詩):卷二百十六:奉贈韋左丞丈二十二韻】紈袴不餓死儒冠多誤身…」
糸3+3=総画数6 U+7EA9 [コウ/] 纊絋
◆繭(まゆ)やワタ(綿、アオイ科ワタ属の草)などから糸を紡(つむ)ぐ時に出る細く短い糸、屑糸(くずいと)、またその細く短い糸を集め纏(まと)めた綿(わた)、同「絖」
糸3+3=総画数6 U+7EAA [キ、コ/のり] 紀𥿓
◆糸口、糸や物事の端緒
◆布の経糸(たていと)の数の単位、【西京雜記】によれば1紀=2𥿮=4升=8䌰=40絲(40本)、但し【儀禮】に1升=80縷とあり、いずれも布幅が示されていない「【西京雜記:第五】五絲為䌰倍䌰為升倍升為𥿮倍𥿮為紀倍紀為緵倍緵為襚」「【儀禮注疏:喪服】…布八十縷為升…」
◆物事の始めから順を追うための手順、決まりごと、「紀律キリツ」「綱紀コウキ」
◆一巡する年代の単位、区切りとなる年代の単位、十二支では一紀=十二年、一世紀=百年
◆物事の始まりから順を追って(年代順に)記す、またそのように記されたもの
糸3+3=総画数6 U+7EAB [ジン、ニン/] 紉𥾠
◆糸を縒(よ)り合わせた紐また縄
◆繋ぎ合わせる、縫い合わせる、綴(つづ)る
𥾍糸6+3=総画数9 U+25F8D [カン/]
◆押さえ摩(さす)って衣服や布の折り目や皺(しわ)を伸ばす
𥾎糸6+3=総画数9 U+25F8E [キ、ゴ/] 綦𥾟綨𥾦
◆深い青色の美しい絹布、同「綥」
◆履物が脱げないように縛る紐
◆極まる
◆極めて、非常に
◆「𥾎巾キキン」、未婚の女性用の衣服、同「綥巾」
𥾏糸6+3=総画数9 U+25F8F [未詳/]
◆未詳「【字彙補:未集:糸部:𥾏】與紀同漢祝睦碑𥾏頌興○又審卜切音縮見金鏡」
漢字林(非部首部別)
𥾑糸6+3=総画数9 U+25F91 [シュン、ジュン/] 純纯㝄𠄤
◆他の色が混じっていない単色の糸、単色の布や衣服
◆本来のもの以外の何ものも混じっていない、本来のままで何の手も加えられていない
𥾒糸6+3=総画数9 U+25F92 [シ/] 緇缁𦃠䊷䌶
◆黒色、黒い、黒く染める
◆黒い糸、黒い布、黒い衣服
𥾕糸6+3=総画数9 U+25F95 [ゴツ、ゴチ/]
◆未詳「【字彙補:未集:糸部:𥾕】五骨切音兀義未詳」
𥾖糸6+3=総画数9 U+25F96 [シュン、ジュン/]
◆断面が丸くなるように編んだ紐(ひも)、丸組紐まるくみひも、断面が扁平ヘンペイになるように編んだ平組紐(ひらくみひも)を「絛」
◆(道や道理・規則や先例などに)従う、同「順」「循」
糸6+4=総画数10 U+42BA [コ、ゴ/] 𥾙
◆紡(つむ)いだ糸(或いは撚った糸)を巻き取る道具、糸車、糸繰車(いとくりぐるま)、同「䇘」
糸6+4=総画数10 U+42BB [エン/]
◆未詳、「繊維や生糸を撚って糸にする」の意か?
糸6+4=総画数10 U+42BD [カイ、ケ/]
◆細い糸
糸6+4=総画数10 U+42BE [ボク、モク/]
◆縄(なわ)(同じ「縄」の義の「絉」の譌字或いは誤字か?)
糸6+4=総画数10 U+42BF [フ/]
◆同「衭」
◆人名用字「【【山堂肆考:卷八十五:科第:世家不私】…王䊿鹽鐵使明之子…」
糸6+4=総画数10 U+42C0 [カ、ケ/]
◆履物(はきもの)、藁(わら)などを編んで作る履物、同「㞜」「【方言:第四】屝屨麤履也…粗者謂之𡲾…西南梁益之間或謂之𡲾(…)或謂之䋀(…)…」
糸6+4=総画数10 U+42C1 [コウ、キョウ/] 綆绠䌄𥿒𥾚
◆釣瓶(つるべ、井戸の水を汲むための桶)を垂らすための縄(なわ)、同「繘」
糸6+4=総画数10 U+42C4 [ボウ、モウ/あみ] 網䋞
◆糸や紐(ひも)を格子状に目を粗(あら)く編んだ魚や鳥獣を捕(と)らえる道具、特に魚を捕る網を指す、鳥を捕る網は「羅」、「網羅モウラ(魚を捕る網と鳥を捕る網、残らず捕らえる)」「羅網ラモウ(鳥を捕る網と魚を捕る網、法の網、網に掛かる、罠に掛ける)」、同「网」
◆身動きができないように網を被(かぶ)せる、同「罔」
◆網の目のように縦横ジュウオウに張り巡(めぐ)らされたもの、ネットワークnetwork、同「网」
糸6+4=総画数10 U+42C5 [우ウ/]
◆[韓]未詳「【五洲衍文長箋散稿:詩文篇:論文類:文字:東國土俗字辨證說】䋅。【音牛。《麗史》。高麗忠烈王時。元賜金方慶䋅𦆒二百。】」
糸6+4=総画数10 U+42C6 [/かせ]
◆[日]姓用字、「䋆村(かせむら)」「䋆谷(かせや)」
糸3+4=総画数7 U+4338 [テン、デン、ケン/] 縳𦁆
◆鮮やかな白色、白く鮮やかな絹織物
◆巻いたものや丸く束ねたものを数える語
糸6+4=総画数10 U+7D0A [ブン、モン、ビン/みだ・れる、みだ・す]
◆入り乱れる、乱す
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D0B [モン、ブン/あや]
◆織物などの模様、「龍紋リュウモン(龍を象った紋様)」
◆ものの表面の凹凸、「水紋スイモン(水面の波模様)」
◆[日]家などの目印とする図柄、「家紋カモン」
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D0C [キュウ/]
◆蜀錦ショッキン(蜀で作られた美しい織物)の名「【揚子雲集(揚雄):蜀都賦】爾乃其人自造竒錦紌繏𦃄䋶縿緣盧中」
糸6+4=総画数10 U+7D0D [ドウ、ノウ、トウ、ナッ、ナ、ナン/おさ・める、おさ・まる]
◆外にあるものを内(うち)に入れる、建物や容器の中に入れる
◆他のものを受け入れる、自分のものを他へ渡す
◆ここで止(や)めて終わりにする、これまでのことを終わりにする、同「弭」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D0E [シ/]
◆黒色の織物、同「緇」「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:■紎緇】側持反黒也繒也」
糸6+4=総画数10 U+7D0F [トウ、ツ/]
◆黄色い糸「【集韻:卷六:上聲下:𠪋第四十五:紏】絲黃色」
◆束(たば)ねる、纏(まと)める、同「糾」「【風俗通義:第一卷:五伯】…言把持天子政令紏率同盟也…」
◆糾(ただ)す、誤りを正(ただ)す、罪を問い質(ただ)す、同「糾」「【中論:譴交】…昔聖王之治其民也任之以九職紏之以八刑導之以五禮…」
糸6+4=総画数10 U+7D10 [ジュウ、ニュウ、チュウ/ひも]
◆何本かの糸を縒(よ)り合わせた太い糸
◆(紐で)結ぶ、(紐で)束ねる
◆「紐扣チュウコウ」、紐を編んだボタンbutton(衣服の合わせ部分を留めるもの)
◆「龜紐キチュウ」、紐をカメ(亀)の形に編んだもの、印章インショウ(印鑑)の摘まみ(つまみ、指先で摘まむようにして持つ取っ手)などの飾りとして使われる
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D11 [フウ、フ/]
◆衣服が色鮮(あざ)やかなさま
糸6+4=総画数10 U+7D12 [ケイ、ケ/]
◆髪(かみ)を結(ゆ)う
◆未詳「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:紒】戸計切在心不了也」
糸6+4=総画数10 U+7D13 [ショ、ジョ/] 纾䋡
◆(ぴんと張っていたものを)緩(ゆる)める、緩む、(しっかりと結んだり編んであったものを)解(ほぐ)す、解れる
◆(押さえ付けようとするものがなく)ゆったりしたさま、のびのびとしたさま、同「舒」「忬」
糸6+4=総画数10 U+7D14 [シュン、ジュン/] 纯𥾑㝄𠄤
◆他の色が混じっていない単色の糸、単色の布や衣服
◆本来のもの以外の何ものも混じっていない、本来のままで何の手も加えられていない
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D15 [ヒ、ビ/]
◆白糸(しろいと)使った衣冠や旗などの縁飾り
◆衣服や布の縁(へり)が解(ほつ)れる、綻(ほころ)ぶ、同「𦀘」
◆乱れる、間違える、「紕繆ヒビュウ」
「氐テイ」族が作る獣毛を使った厚手の繊維製品、フェルトfeltの類、「紕𦋺ヒケイ」「【汲冢周書(逸周書):王會解】請令以丹青白旄紕𦋺江歴龍角神龜爲獻」
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D16 [チン、ジン/]
◆牛の鼻輪(はなわ)に繋(つな)ぐ縄(なわ)や紐(ひも)、同「絼」
糸6+4=総画数10 U+7D17 [サ、シャ/うすぎぬ] 纱𦀛𦀟
◆細い糸、絹糸ケンシ(きぬいと)・綿糸メンシ・麻糸(あさいと)などの細いもの、同「㠺」
◆細糸を使った薄く軽い布、またその布を使った布製品
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D18 [コウ、オウ/]
◆冕冠ベンカンの片側から顎の下をめぐらせ反対側で止めて垂らす飾り紐 {服飾(冕冠)}
◆磬ケイを下げる紐 {楽器(打楽器)}
◆周りを巡(めぐ)らすように張った綱(つな)、同「紭」
◆広大なさま、「州シュウ(領土、支配地)」の外を「殥イン」、その外を「紘」、更にその外を「垓ガイ」という
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D19 [シ/かみ] 纸帋
◆植物などの繊維を抄(す)き薄く平らにしたもの、paper
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D1B [フン/まぎ・れる、まぎ・らす、まぎ・らわしい]
◆旗などがひらひらと激しくはためくさま、馬の尾がひらひらと揺れ乱れるさま
◆細かいもの(細いもの、小さいもの)が入り乱れる、乱れて絡(から)み合う、縺(もつ)れ合う
◆入り乱れて(絡み合って、縺れて)どうなっているのか分からなくなる、「紛糾フンキュウ」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D1C [ウン/]
◆多くのものが入り乱れるさま、「紛紜フンウン」、同「𧶊」
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D1D [ジン、ニン/] 纴絍䋕
◆機織(はたおり)用の糸、またその糸を巻き付けた糸巻き
◆布を織る
漢字林(非部首部別)
糸6+4=総画数10 U+7D1E [タン/]
◆冕冠ベンカンに充耳ジュウジを付けるための紐(ひも)、冠から耳の辺りまで垂らす紐で、耳穴を塞(ふさ)ぐ位置に充耳を付ける {服飾(冕冠)}
◆鼓(つづみ)の音の形容
糸6+4=総画数10 U+7D1F [キン、コン/] 𦁌䋮
◆衣服の前がはだけないように(開かないように)留(と)めるための(ひも)や釦(ボタンbutton)の類、同「衿」
◆死者を覆(おお)う布「【儀禮註疏:卷第十二:士喪禮】…厥明滅燎陳衣於房南領西上綪絞紟衾二…(《注》紟單被也衾二者始死斂衾今又復制也…)」
糸6+4=総画数10 U+7D20 [ソ、ス/もと、もと・より、しろ] 𦃃𦃚𦅪𦁘
◆色を染める前の白い糸
◆白い、無地の
◆形は整えられているが、それ以上には手が加えられていない、本来の、元のままの、「素質ソシツ」
◆飾らない、飾り気のない、「質素シッソ」
◆何時もの通り、普段通り、「平素ヘイソ」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D21 [ホウ、ボウ/つむ・ぐ]
◆麻(あさ)や繭(まゆ)などから繊維を取り出し撚(よ)り合わせて糸にする
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D22 [サク/] 𦃦𡩡𥿟𣑇
◆ものに繋(つな)ぐ(ものを繋ぐ)太い縄(なわ)や綱(つな)、またそのような用途・形状のもの(紐・弦・鎖・ケーブルcableなど)、同「䌇」
◆(手蔓てづるを頼りに)捜(さが)す、探(さが)し求める、「捜索ソウサク」「思索シサク」
◆規律を維持するための決まり、制度や規則、「縄で縛る・規制する」の意
◆(繋いであったものが)解(ほど)ける、繋がりが解(と)ける、繋がりを解く
◆「索然サクゼン」◇涙がぽとぽとと流れ落ちるさま◇ばらばらと散るさま、散り散りになるさま◇散ってなくなるさま
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D23 [サイ、スイ/]
◆五色(「さまざまな色」の意)の糸を織り合わせる(織り成す)、またそのような織物
◆「紣縩・紣䌨・紣縩・紣縩サイサイ・スイサイ」、五色に彩られた(彩り豊かな)絹織物
筆順
糸6+4=総画数10 U+7D24 [キュウ/]
◆鏡
糸6+4=総画数10 U+7D25 [サツ、セチ/]
◆束(たば)ねる、解(ほど)けないようにしっかりと束ねる、同「扎」
◆束ねたものを数える語
◆軍隊や官吏カンリが地方に赴(おもむ)いた際に滞在する(駐屯チュウトンする)、「駐紥チュウサツ」
糸6+4=総画数10 U+7D26 [ハ/]
◆「紹紦ショウハ」、織りの技法の一つ
糸6+4=総画数10 U+7D27 [キン/] 緊𦂳𦃂
◆きつく縒(よ)り合わせる
◆隙間ができないように強く締める、堅く引き締める、弛(たる)みがないようにピンと張る
◆隙間がないさま、余裕がないさま
糸3+4=総画数7 U+7EAC [イ/よこいと]
◆よこいと、布の横方向の糸、縦糸は「経」
◆東西の方向に延びる線状のもの、南北は「経」
◆「谶纬シンイ」、主に漢代(前202年~220年)に広まった予言などについて述べた書
糸3+4=総画数7 U+7EAD [ウン/]
◆多くのものが入り乱れるさま、「纷纭フンウン」、同「𧶊」
糸3+4=総画数7 U+7EAE [コウ、オウ/]
◆冕冠ベンカンの片側から顎の下をめぐらせ反対側で止めて垂らす飾り紐 {服飾(冕冠)}
◆磬ケイを下げる紐 {楽器(打楽器)}
◆周りを巡(めぐ)らすように張った綱(つな)、同「紭」
◆広大なさま、「州シュウ(領土、支配地)」の外を「殥イン」、その外を「紘」、更にその外を「垓ガイ」という
糸3+4=総画数7 U+7EAF [シュン、ジュン/] 純𥾑㝄𠄤
◆他の色が混じっていない単色の糸、単色の布や衣服
◆本来のもの以外の何ものも混じっていない、本来のままで何の手も加えられていない
漢字林(非部首部別)
糸3+4=総画数7 U+7EB0 [ヒ、ビ/]
◆白糸(しろいと)使った衣冠や旗などの縁飾り
◆衣服や布の縁(へり)が解(ほつ)れる、綻(ほころ)ぶ、同「𦀘」
◆乱れる、間違える、「紕繆ヒビュウ」
「氐テイ」族が作る獣毛を使った厚手の繊維製品、フェルトfeltの類、「紕𦋺ヒケイ」「【汲冢周書(逸周書):王會解】請令以丹青白旄紕𦋺江歴龍角神龜爲獻」
糸3+4=総画数7 U+7EB1 [サ、シャ/うすぎぬ] 紗𦀛𦀟
◆細い糸、絹糸ケンシ(きぬいと)・綿糸メンシ・麻糸(あさいと)などの細いもの、同「㠺」
◆細糸を使った薄く軽い布、またその布を使った布製品
糸3+4=総画数7 U+7EB2 [コウ/つな] 綱𦂴䌉
◆網(あみ)が解(ほつ)れたり絡(から)まったりしないように網の周りを留める太く強い縄(なわ)、広げた網の口を締める役目も果たす
◆ものを繋(つな)ぎ止めたり引いたりするための太い縄、またそれで繋ぎ止める
◆全体を網羅し(口を閉じ)纏(まと)めたもの、物事の輪郭・概要・要旨・骨子、「纲领コウリョウ」「大纲タイコウ」
◆生物学上の分類の一つ、「門モン」よりも小分類で「目モク」よりも大分類
糸3+4=総画数7 U+7EB3 [ドウ、ノウ、トウ、ナッ、ナ、ナン/おさ・める、おさ・まる]
◆外にあるものを内(うち)に入れる、建物や容器の中に入れる
◆他のものを受け入れる、自分のものを他へ渡す
◆ここで止(や)めて終わりにする、これまでのことを終わりにする、同「弭」
糸3+4=総画数7 U+7EB4 [ジン、ニン/] 紝絍䋕
◆機織(はたおり)用の糸、またその糸を巻き付けた糸巻き
◆布を織る
糸3+4=総画数7 U+7EB5 [ショウ、シュ、ジュウ/ほしいまま、たて、よ・しんば] 縱縦𦂵𥾞𦄚𥾺
◆放(はな)つ、解(と)き放つ、放免(ホウメン)する、放任ホウニンする
◆ほしいまま、(拘束から解き放たれて)思いのままにする、勝手気儘(きまま)にする、「放縦ホウジュウ」
◆(水平に対して)垂直の方向、(左右に対して)前後の方向、(東西に対して)南北の方向、水平・左右・東西の方向を「横」
◆よ・しんば、たとえ~であっても
糸3+4=総画数7 U+7EB6 [リン、カン、ケン/]
◆青い印綬インジュ(色によって官位を表す組紐)
◆糸、糸を撚(よ)り合わせた紐(ひも)
◆糸をきちんと(太さや色糸の柄などが不揃いにならないように)撚る
◆「经纶ケイリン」、国家をきちんと整え治めること
◆「纶巾カンキン」、帽子ボウシの一種、諸葛亮孔明ショカツリョウコウメイ(181年~234年)が被(かぶ)っていたことで知られる
◆天子の行為や言葉に冠する語、「纶言リンゲン(王の言葉)」「【禮記注疏(禮記正義):卷五十五:緇衣】子曰王言如絲其出如綸王言如綸其出如綍」に依る
◆[日]「綸子リンズ」、光沢がある紋織物(もんおりもの)の一つ
糸3+4=総画数7 U+7EB7 [フン/まぎ・れる、まぎ・らす、まぎ・らわしい]
◆旗などがひらひらと激しくはためくさま、馬の尾がひらひらと揺れ乱れるさま
◆細かいもの(細いもの、小さいもの)が入り乱れる、乱れて絡(から)み合う、縺(もつ)れ合う
◆入り乱れて(絡み合って、縺れて)どうなっているのか分からなくなる、「紛糾フンキュウ」
糸3+4=総画数7 U+7EB8 [シ/かみ] 紙帋
◆植物などの繊維を抄(す)き薄く平らにしたもの、paper
糸3+4=総画数7 U+7EB9 [モン、ブン/あや]
◆織物などの模様、「龍紋リュウモン(龍を象った紋様)」
◆ものの表面の凹凸、「水紋スイモン(水面の波模様)」
◆[日]家などの目印とする図柄、「家紋カモン」
糸3+4=総画数7 U+7EBA [ホウ、ボウ/つむ・ぐ]
◆麻(あさ)や繭(まゆ)などから繊維を取り出し撚(よ)り合わせて糸にする
糸3+4=総画数7 U+7EBB [チョ、ジョ/] 紵𦂂
◆カラムシ(苧、イラクサ科カラムシ属の草)やイチビ(苘麻、アオイ科イチビ属の草)などの草の茎から作った白く細い繊維、またその糸で織った布「【周禮注疏:天官冢宰】典枲掌布緦縷紵之麻草之物…(《注》…白而細疏曰紵…《疏》釋曰云掌布緦縷紵之麻草之物者欲見布緦縷用麻之物紵用草之物布中可以兼用葛䔛之草為之…)」 {イチビ} {カラムシ}
糸3+4=総画数7 U+7EBC [チン、ジン/]
◆牛の鼻輪(はなわ)に繋(つな)ぐ縄(なわ)や紐(ひも)、同「絼」
糸3+4=総画数7 U+7EBD [ジュウ、ニュウ、チュウ/ひも]
◆何本かの糸を縒(よ)り合わせた太い糸
◆(紐で)結ぶ、(紐で)束ねる
◆「紐扣チュウコウ」、紐を編んだボタンbutton(衣服の合わせ部分を留めるもの)
◆「龜紐キチュウ」、紐をカメ(亀)の形に編んだもの、印章インショウ(印鑑)の摘まみ(つまみ、指先で摘まむようにして持つ取っ手)などの飾りとして使われる
糸3+4=総画数7 U+7EBE [ショ、ジョ/] 紓䋡
◆(ぴんと張っていたものを)緩(ゆる)める、緩む、(しっかりと結んだり編んであったものを)解(ほぐ)す、解れる
◆(押さえ付けようとするものがなく)ゆったりしたさま、のびのびとしたさま、同「舒」「忬」
𣑇木部
𥾙糸6+4=総画数10 U+25F99 [コ、ゴ/]
◆紡(つむ)いだ糸(或いは撚った糸)を巻き取る道具、糸車、糸繰車(いとくりぐるま)、同「䇘」
𥾚糸6+4=総画数10 U+25F9A [コウ、キョウ/] 綆绠䌄䋁𥿒
◆釣瓶(つるべ、井戸の水を汲むための桶)を垂らすための縄(なわ)、同「繘」
注解:「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:𥾚𥿒綆】音{⿱耿廾}索也」「【字彙補:未集:糸部:𥿒】姑等切音耿井索也」
𥾛糸6+4=総画数10 U+25F9B [ソツ/]
◆縄、紐
𥾜糸6+4=総画数10 U+25F9C [ソウ、ス/ふさ、す・べる、すべ・て] 總緫𦀙縂总𠂳
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「総」「揔」「惣」
◆すべ・て、全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「総」「揔」「惣」
◆ふさ、長い糸や紐の一方を束ね、もう片方を垂らしたもの、束ねていない方を「房」、同「総」
◆「𥾜角ソウカク(あげまき)」、髪を束ねて紐で結(ゆ)わえ角(つの)のように突き立てる(結わえた先が垂れない)結い方、多く男児の髪の結い方、同「総角」、同「𩮀」「𩭤」
𥾝糸6+4=総画数10 U+25F9D [ベツ、メチ/]
◆細い、細々とした糸、か細い糸、同「緬」
◆遥(はる)かなさま、遥か遠いさま、同「緬」「【臨川集:卷四十五:寒食節起居永定陵宣祖諸陵等處表】…𥾝慕無窮」
𥾞糸6+4=総画数10 U+25F9E [ショウ、シュ、ジュウ/ほしいまま、たて、よ・しんば] 縱縦𦂵𦄚𥾺纵
◆放(はな)つ、解(と)き放つ、放免(ホウメン)する、放任ホウニンする
◆ほしいまま、(拘束から解き放たれて)思いのままにする、勝手気儘(きまま)にする、「放縦ホウジュウ」
◆(水平に対して)垂直の方向、(左右に対して)前後の方向、(東西に対して)南北の方向、水平・左右・東西の方向を「横」
◆よ・しんば、たとえ~であっても
𥾟糸6+4=総画数10 U+25F9F [キ、ゴ/] 綦綨𥾦𥾎
◆深い青色の美しい絹布、同「綥」
◆履物が脱げないように縛る紐
◆極まる
◆極めて、非常に
◆「𥾟巾キキン」、未婚の女性用の衣服、同「綥巾」
𥾠糸6+4=総画数10 U+25FA0 [ジン、ニン/] 紉纫
◆糸を縒(よ)り合わせた紐また縄
◆繋ぎ合わせる、縫い合わせる、綴(つづ)る
𥾡糸6+4=総画数10 U+25FA1 [ケン/] 絢𦃜绚
◆色糸を使った美しい模様、模様が美しいさま「【儀禮註疏:卷八:聘禮】皆𤣥纁繋系長尺絢組(《注》采成文曰絢…今絢作𥾡)」
𥾢糸6+4=総画数10 U+25FA2 [ゼン、ネン/] 𥿛
◆膝を覆う前垂れ
𥾦糸6+4=総画数10 U+25FA6 [キ、ゴ/] 綦𥾟綨𥾎
◆深い青色の美しい絹布、同「綥」
◆履物が脱げないように縛る紐
◆極まる
◆極めて、非常に
◆「𥾦巾キキン」、未婚の女性用の衣服、同「綥巾」
𥾧糸6+4=総画数10 U+25FA7 [フツ、ホチ/] 紱绂𥿈
◆印章を帯から垂らすための綬ジュ(位階によって色が決まっている組紐)
𥾨糸6+4=総画数10 U+25FA8 [コツ、ゴチ/] 紇纥
◆品質の劣る糸
◆「叔梁𥾨」、人名、孔子の父の名
◆「迴𥾨」、古代中国の西北部に住んでいた少数民族の名
𥾩糸6+4=総画数10 U+25FA9 [シ、ジ/]
◆縄(なわ)を編んで作る履物(はきもの)「【廣韻:上聲:止第六:俟:𥾩】繩履」「【正字通:未集中:糸部:𥿅】俗字舊註鉏里切音侍繩履俗誤作𥾩不知𥾩𥿅皆贅文也」
𥾪糸6+4=総画数10 U+25FAA [オ、ウ/]
◆「おう」「ああ」などの感嘆の声、同「烏」「於」「【集韻:卷二:平聲:模第十一:烏於𡗃𥾪】汪胡切說文孝鳥也孔子曰鳥𥃳呼也取其助氣故以為烏呼古作於𡗃𥾪亦姓」
𥾫糸6+4=総画数10 U+25FAB [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:未集中:糸部:𥾫】《六書統》與結同」
𥾬糸6+4=総画数10 U+25FAC [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:未集中:糸部:𥾬】《字彙補》都兮切音低絲滓也一說俗紙字」
注解:フォントによっては旁が{⿱一幺}になる、本来は「幺」の最終画「丶」がない{𤣥-亠+一}
𥾰糸6+4=総画数10 U+25FB0 [セツ、セチ/] 紲绁
◆繋(つな)ぐ、繋いで束縛ソクバク(縛って自由を奪う)・制御セイギョ(動きを抑え操る)する、またそのための綱つな・縄なわ、同「緤」「絏」
◆「縲𥾰ルイセツ」、同「縲絏」◇罪人を縛(しば)る縄◇牢屋
𥾲糸6+4=総画数10 U+25FB2 [未詳/]
◆未詳
𥾴糸6+4=総画数10 U+25FB4 [未詳/]
◆未詳
𥾺糸6+4=総画数10 U+25FBA [ショウ、シュ、ジュウ/ほしいまま、たて、よ・しんば] 縱縦𦂵𥾞𦄚纵
◆放(はな)つ、解(と)き放つ、放免(ホウメン)する、放任ホウニンする
◆ほしいまま、(拘束から解き放たれて)思いのままにする、勝手気儘(きまま)にする、「放縦ホウジュウ」
◆(水平に対して)垂直の方向、(左右に対して)前後の方向、(東西に対して)南北の方向、水平・左右・東西の方向を「横」
◆よ・しんば、たとえ~であっても
𥾻糸6+4=総画数10 U+25FBB [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:糸部:𥾻】【中華字海:糸部:𥾻】同"綥"」
𥾾糸6+4=総画数10 U+25FBE [ボク/]
◆[喃]結び付ける
糸6+5=総画数11 U+42C8 [ジョ、ニョ/]
◆傷(いた)んだ繊維、短くなったり古くなったりした繊維、同「絮」
◆解(ほつ)れを繕(つくろ)う、破れを塞(ふさ)ぐ
漢字林(非部首部別)
糸6+5=総画数11 U+42C9 [ケツ、ゲチ/]
◆未詳「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:䋉】胡玦切縷一枚也褮也亦作袕」「【說文解字注:糸部:䋉】縷一枚也(一枚猶一箇也)」
糸6+5=総画数11 U+42CA [セイ/]
◆輿車の飾り
糸6+5=総画数11 U+42CB [ビン、ミン/]
◆罠わな、鳥獣を捕らえる網、同「罠」
◆魚を釣るための糸、釣り糸、同「緍」「緡」「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:䋋】或作緍正武巾反錢貫也又絲緒釣魚綸也」
糸6+5=総画数11 U+42CC [キョ、ゴ/]
◆厚手で目の粗い絹「【釋名:卷四】絹䋌也其絲䋌厚而踈也」
糸6+5=総画数11 U+42CE [タン、デン/]
◆綻(ほころ)ぶ、衣服が破れる、同「綻」「䘺」
◆衣服の綻びを繕(つくろ)う、同「䘺」
糸6+5=総画数11 U+42CF [サク、ザク/] 𦁎
◆(船や車などを曳く)太い紐、また綱
糸6+5=総画数11 U+42D0 [エツ、オチ/]
◆細い糸で美しい模様を織り込んだ絹織物、また麻布
糸6+5=総画数11 U+42D3 [スウ、シュ/] 縐绉𦆜𥿲
◆葛(くず)などの繊維で織った皺(しぼ、しわ)のある布
◆細かい皺のある布、縮羅(しじら)や縮緬(ちりめん)の類
◆縮(ちぢ)む、皺(しわ)になる、またその皺状の紋様、同「縬」
糸6+5=総画数11 U+42D4 [ヒ、ビ/]
◆極めて厚い布の一種「【廣東新語:卷十五:貨語:綿布】…有䨇䋔布甚厚實…」「【欽定大清會典則例:卷一百五十九:內務府】皇太后宮金銀各 上用段紗紬綾貂皮細布金線絨䋔線棉線棉花」
糸3+5=総画数8 U+4337 [チュウ、ジュウ/つむぎ]
◆繭の糸口(いとぐち、糸の先端)、繭の糸口を見付け、そこから糸を引き出す、同「抽」
◆繭や綿から引き出した節(ふし、紡いだ糸の途中にできる膨らみ)のある糸で織った布「【急就篇】絳緹絓紬絲絮綿(…抽引麤繭緒紡而織之曰紬…)」
糸3+5=総画数8 U+4339 [ケイ、キョウ/]
◆裏地(うらじ)のない単(ひとえ)の着物、同「𢄗」「襌」
◆未詳「【說文解字:糸部:絅】急引也」
糸6+5=総画数11 U+7D28 [フ/] 𦇁
◆節(ふし、紡いだ糸の途中にできる膨らみ)のある太い糸で織った布「【說文解字注:糸部:紨】布也(謂布名)一曰粗紬(謂大絲繒之粗者…)」
◆縄(なわ)、縄で縛る
糸6+5=総画数11 U+7D29 [チツ、ジチ/]
◆縫(ぬ)う
◆「紩衣チツイ」、解(ほつ)れや破れを縫(ぬ)い繕(つくろ)った衣服、継ぎ接ぎ(つきはぎ)した衣服「【方言:第四】楚謂無緣之衣曰襤紩衣謂之褸秦謂之緻自關而西秦晉之間無緣之衣謂之䘪䘿」
◆書物などを包むための布、同「帙」「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:紩】持栗切縫衣也又納也索也古作鉄」
糸6+5=総画数11 U+7D2C [チュウ、ジュウ/つむぎ]
◆繭の糸口(いとぐち、糸の先端)、繭の糸口を見付け、そこから糸を引き出す、同「抽」
◆繭や綿から引き出した節(ふし、紡いだ糸の途中にできる膨らみ)のある糸で織った布「【急就篇】絳緹絓紬絲絮綿(…抽引麤繭緒紡而織之曰紬…)」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D2D [コウ、オウ/]
◆周りを巡(めぐ)らすように張った綱(つな)、同「紘」
糸6+5=総画数11 U+7D2E [サツ、セチ/]
◆束(たば)ねる、解(ほど)けないようにしっかりと束ねる、同「扎」
◆束ねたものを数える語
◆軍隊や官吏カンリが地方に赴(おもむ)いた際に滞在する(駐屯チュウトンする)、「駐紮チュウサツ」
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D2F [ルイ/] 𤴈𤳻
◆同様のものごと(物・者や事・言など)が次へ次へと(以前のことに加えて更に同じことが)繰り返される、また積み重なる、同「纍」「絫」
◆次へ次へと繋(つな)がって行く、またそのようなこと、「累代ルイダイ(何代にも亘ること)」「連累レンルイ(巻き添えになること、累が及ぶこと)」
◆同じようなことが何度も繰り返されて(同じようなことを何度も繰り返さなくはならず)煩(わずら)わしい
◆繁「纍」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D30 [セイ、サイ/ほそ・い、ほそ・る、こま・か、こま・かい] 细𥿳
◆小さい
◆幅が狭い
◆(細く)弱々しいさま、しなやかなさま
◆(細部にまで亘って)詳(くわ)しい
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D31 [フツ、ホチ/] 绂𥿈𥾧
◆印章を帯から垂らすための綬ジュ(位階によって色が決まっている組紐)
糸6+5=総画数11 U+7D32 [セツ、セチ/] 绁𥾰
◆繋(つな)ぐ、繋いで束縛ソクバク(縛って自由を奪う)・制御セイギョ(動きを抑え操る)する、またそのための綱つな・縄なわ、同「緤」「絏」
◆「縲紲ルイセツ」、同「縲絏」◇罪人を縛(しば)る縄◇牢屋
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D33 [シン/] 绅𦁴
◆腰に巻いて体の正中セイチュウ(真ん中)で結び、結んだ先(さき)を垂らす大帯(おおおび、礼装用の長い帯)の、その垂れた部分、また広くその長い帯「【禮記注疏(禮記正義):卷二十九:玉藻】三寸長齊於帶紳長制士三尺有司二尺有五寸游曰參分帶下紳居二焉紳韠結三齊(《注》三寸謂約帶紐組之廣也長齊于帶與紳齊也紳帶之垂者也…三分帶下而三尺則帶髙於中也結約餘也…)」
◆「紳士シンシ」◇地方の官吏カンリ(役人)、また退官した官吏◇地方の有力者
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D34 [ハ、ヒ、ビ/]
◆糸や紐(ひも)の類「【農政全書:卷之三十六:蠶桑廣類:旋椎】掉麻紴具也…(「旋椎」図あり)
◆波(なみ)のような紋様モンヨウが織り込まれた織物
糸6+5=総画数11 U+7D35 [チョ、ジョ/] 纻𦂂
◆カラムシ(苧、イラクサ科カラムシ属の草)やイチビ(苘麻、アオイ科イチビ属の草)などの草の茎から作った白く細い繊維、またその糸で織った布「【周禮注疏:天官冢宰】典枲掌布緦縷紵之麻草之物…(《注》…白而細疏曰紵…《疏》釋曰云掌布緦縷紵之麻草之物者欲見布緦縷用麻之物紵用草之物布中可以兼用葛䔛之草為之…)」 {イチビ} {カラムシ}
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D36 [キョ、ゴ/]
◆継(つ)ぐ、結(むす)び繋(つな)げる、糸を結(ゆ)わく
◆未詳「【荀子:卷第五:王制篇第九】…東海則有紫紶魚鹽焉然而中國得而衣食之(紫紫具也紶未詳…)」
糸6+5=総画数11 U+7D37 [レイ、リョウ/]
◆細い練糸(ねりいと)
糸6+5=総画数11 U+7D38 [シュ、ス、チュウ/]
◆付(つ)ける、当(あ)てる
◆「紸纊シュコウ」、人の死に際して綿(わた、纊コウ)を鼻に当て、息があるかどうかをみること(息が絶えたことを確認すること)、同「屬纊ショクコウ」「【荀子:卷第十三:禮論篇第十九】…紸纊聽息之時則夫忠臣孝子亦知其閔矣(紸讀為注注纊即屬纊也…)」
糸6+5=総画数11 U+7D39 [ショウ、ジョウ/]
◆糸と糸の端同士を繋(つな)ぐ、同「綤」
◆受け継ぐ、継承ケイショウする、「紹繼ショウケイ」、同「綤」
◆人と人の間に立って関係を繋ぐ、人を引き合わせて取り持つ、「紹介ショウカイ」
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D3A [カン、コン/]
◆やや赤味がかった深い青色
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D3B [ヨウ、オウ/]
◆纓エイ、冠の顎紐(あごひも)、冠の両側から垂らし顎の下で結ぶ紐、またそれを結ぶ {服飾(冕冠)}
糸6+5=総画数11 U+7D3C [フツ、ホチ/] 绋𦂓𥿏
◆印章を帯から垂らすための綬ジュ(位階によって色が決まっている組紐)、同「紱」
◆太い綱(つな)
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を載せた車を引く綱、同「綍」「𩎛」
糸6+5=総画数11 U+7D3D [タ、ダ/]
◆未詳「【詩經集傳:卷一:國風一:行露三章一章三句二章章六句】羔羊之皮(叶蒲何反)素絲五紽(音駝)…(…素白也紽未詳…)」
糸6+5=総画数11 U+7D3E [シン、テン/] 𥿜
◆縒(よ)る、縒(よ)り合わせる
◆織り目が細かく緻密な単衣(ひとえ、裏地のない着物)、同「縝」
紿糸6+5=総画数11 U+7D3F [タイ、ダイ/] 緿绐
◆使い古されて伸びたり弱くなったりした糸
◆だれる、しまりがなくなる
◆誑(たぶら)かす、甘言で惑わし欺く、同「詒」
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D40 [チュツ、チュチ/]
◆縫(ぬ)う、縫い合わせる
◆退(しりぞ)ける、解任する、罷免ヒメンする、同「黜」
◆足りない、不足する、劣る
◆屈クッする、退(しりぞ)く、屈服する、同「詘」
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D41 [シ、セ/] 𦂛
◆節(ふし、紡いだ糸の途中にできる膨らみ)のある糸、またその糸を使った布、同「䌳」
糸6+5=総画数11 U+7D42 [シュウ、シュ/お・わる、お・える、つい・に、しま・う、しま・い] 𦄖终𣈩𣊜𣉉𣊂𤽬𤽫𤽘𦤒𢒣𡦿𢍐𠂂𠔾
◆途切れずに続いているものの後方の部分、始まりの部分は「始」
◆続いていたものが尽きる、これから先はないところにまで到(いた)る
◆最後に、ついに、しまいに、とうとう
◆(高貴な)人の死、同「𣧩」、一般の人は「死」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D43 [ケン、ゲン/]
◆琴(こと)・瑟シツなどの弦楽器の弦ゲン(つる)、同「弦」
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D44 [ソ、ス/く・む、くみ]
◆糸や紐(ひも)を編んだ紐、「組紐(くみひも)」
◆幾つかのものを合わせて一つに纏(まと)める、また一つに纏まったもの
◆「組織ソシキ」◇紐を編み糸を織ること◇(組み合わせて)一つに纏めること、また一つに纏まったもの◇同質のものの集まり(集合体・集団・団体)
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D45 [ケイ、キョウ/]
◆裏地(うらじ)のない単(ひとえ)の着物、同「𢄗」「襌」
◆未詳「【說文解字:糸部:絅】急引也」
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D46 [ハン、バン/きずな、ほだ・す]
◆馬を制御セイギョするために足に絡(から)める紐(ひも)・縄(なわ)・綱(つな)、首は「羈」
◆ほだ・す、自由に動けなくする、ほだ・される、身動きが思うようにできなくなる、「羈絆キハン」
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D47 [ク、グ/] 䋧𡳍
◆靴などの履物の先(指先の部分)の飾り紐、鼻緒はなお、同「𢂁」「𡱺」
◆麻布を裂き縒(よ)った紐(ひも)、同「𢂁」
◆鳥獣を捕える網、同「罟」「罥」
漢字林(非部首部別)
糸6+5=総画数11 U+7D48 [バク、ミャク/]
◆纏(まと)めた髪を包む(覆う)ための布、頭巾ズキン、「絈頭バクトウ」、同「絡頭ラクトウ」、同「絔」「袹」「帞」「幧」「幓」「𢂺」「㡑」
糸6+5=総画数11 U+7D49 [シュツ、ジュツ/]
◆縄(なわ)
糸6+5=総画数11 U+7D4A [サイ/]
◆鮮(あざ)やかなさま
糸6+5=総画数11 U+7D4B [コウ/] 纊纩
◆繭(まゆ)やワタ(綿、アオイ科ワタ属の草)などから糸を紡(つむ)ぐ時に出る細く短い糸、屑糸(くずいと)、またその細く短い糸を集め纏(まと)めた綿(わた)、同「絖」
筆順
糸6+5=総画数11 U+7D4C [ケイ、キョウ、キン/たていと、へ・る、た・つ] 經经𦀰𦀇𤔕坕𤔊
◆たていと、布の縦方向の糸、横は「緯」
◆南北の方向、東西は「緯」
◆筋道、筋が通っている
◆筋が通っていて変わることがない、常に
◆どんな場合も変わることがない方向や方法、道理
◆筋道に従って治める、管理する
◆へ・る、ある場所を通る
◆た・つ、時が通り過ぎる
筆順
线糸3+5=総画数8 U+7EBF [セン/]
◆糸や紐(ひも)、糸や紐のように細く長いもの、またその形状や状態、同「線」「𦇫」
糸3+5=総画数8 U+7EC0 [カン、コン/]
◆やや赤味がかった深い青色
糸3+5=総画数8 U+7EC1 [セツ、セチ/] 紲𥾰
◆繋(つな)ぐ、繋いで束縛ソクバク(縛って自由を奪う)・制御セイギョ(動きを抑え操る)する、またそのための綱つな・縄なわ、同「緤」「絏」
◆「缧绁ルイセツ」、同「縲絏」◇罪人を縛(しば)る縄◇牢屋
糸3+5=総画数8 U+7EC2 [フツ、ホチ/] 紱𥿈𥾧
◆印章を帯から垂らすための綬ジュ(位階によって色が決まっている組紐)
糸3+5=総画数8 U+7EC3 [レン/ね・る] 練練
◆生糸や絹布を灰汁(あく、草木などの灰を溶かしたアルカリ性の水)で煮て柔らかく白くする、同「湅」
◆熟(こな)れていないものを繰り返し鍛(きた)える、鍛えて良いものにする
◆習熟(シュウジュク)する、繰り返して(経験を積んで)上達する
糸3+5=総画数8 U+7EC4 [ソ、ス/く・む、くみ]
◆糸や紐(ひも)を編んだ紐、「組紐(くみひも)」
◆幾つかのものを合わせて一つに纏(まと)める、また一つに纏まったもの
◆「组织ソシキ」◇紐を編み糸を織ること◇(組み合わせて)一つに纏めること、また一つに纏まったもの◇同質のものの集まり(集合体・集団・団体)
糸3+5=総画数8 U+7EC5 [シン/] 紳𦁴
◆腰に巻いて体の正中セイチュウ(真ん中)で結び、結んだ先(さき)を垂らす大帯(おおおび、礼装用の長い帯)の、その垂れた部分、また広くその長い帯「【禮記注疏(禮記正義):卷二十九:玉藻】三寸長齊於帶紳長制士三尺有司二尺有五寸游曰參分帶下紳居二焉紳韠結三齊(《注》三寸謂約帶紐組之廣也長齊于帶與紳齊也紳帶之垂者也…三分帶下而三尺則帶髙於中也結約餘也…)」
◆「绅士シンシ」◇地方の官吏カンリ(役人)、また退官した官吏◇地方の有力者
糸3+5=総画数8 U+7EC6 [セイ、サイ/ほそ・い、ほそ・る、こま・か、こま・かい] 細𥿳
◆小さい
◆幅が狭い
◆(細く)弱々しいさま、しなやかなさま
◆(細部にまで亘って)詳(くわ)しい
糸3+5=総画数8 U+7EC7 [ショク、シキ、シ/お・る] 織𦃎𦀗綕𥿗𦁓𦁋
◆経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を"十"状に交差させて布を作る、またそのようにして作り上げた布、「機織(はたおり)」
◆幾つかのものを組み合わせて一つのものに作り上げる、幾つかのものが組み合わさって一つのものになる、「組織ソシキ」
糸3+5=総画数8 U+7EC8 [シュウ、シュ/お・わる、お・える、つい・に、しま・う、しま・い] 終𦄖𣈩𣊜𣉉𣊂𤽬𤽫𤽘𦤒𢒣𡦿𢍐𠂂𠔾
◆途切れずに続いているものの後方の部分、始まりの部分は「始」
◆続いていたものが尽きる、これから先はないところにまで到(いた)る
◆最後に、ついに、しまいに、とうとう
◆(高貴な)人の死、同「𣧩」、一般の人は「死」
糸3+5=総画数8 U+7EC9 [スウ、シュ/] 縐䋓𦆜𥿲
◆葛(くず)などの繊維で織った皺(しぼ、しわ)のある布
◆細かい皺のある布、縮羅(しじら)や縮緬(ちりめん)の類
◆縮(ちぢ)む、皺(しわ)になる、またその皺状の紋様、同「縬」
糸3+5=総画数8 U+7ECA [ハン、バン/きずな、ほだ・す]
◆馬を制御セイギョするために足に絡(から)める紐(ひも)・縄(なわ)・綱(つな)、首は「羈」
◆ほだ・す、自由に動けなくする、ほだ・される、身動きが思うようにできなくなる、「羈絆キハン」
糸3+5=総画数8 U+7ECB [フツ、ホチ/] 紼𦂓𥿏
◆印章を帯から垂らすための綬ジュ(位階によって色が決まっている組紐)、同「紱」
◆太い綱(つな)
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を載せた車を引く綱、同「綍」「𩎛」
糸3+5=総画数8 U+7ECC [チュツ、チュチ/]
◆縫(ぬ)う、縫い合わせる
◆退(しりぞ)ける、解任する、罷免ヒメンする、同「黜」
◆足りない、不足する、劣る
◆屈クッする、退(しりぞ)く、屈服する、同「詘」
糸3+5=総画数8 U+7ECD [ショウ、ジョウ/]
◆糸と糸の端同士を繋(つな)ぐ、同「綤」
◆受け継ぐ、継承ケイショウする、「紹繼ショウケイ」、同「綤」
◆人と人の間に立って関係を繋ぐ、人を引き合わせて取り持つ、「紹介ショウカイ」
糸3+5=総画数8 U+7ECE [エキ、ヤク/] 繹𦆎
◆糸口を引き出す、物事の端緒を引き出す
◆長く連なる、次から次へと続く
◆「演繹エンエキ」、既に明らかなことを基にして推論を重ね結論を得ること
◆正祭セイサイ(正規の祭礼)の翌日に行う祭礼、「繹祭エキサイ」、同「𥜃」「䭞」
糸3+5=総画数8 U+7ECF [ケイ、キョウ、キン/たていと、へ・る、た・つ] 経經𦀰𦀇𤔕坕𤔊
◆たていと、布の縦方向の糸、横は「緯」
◆南北の方向、東西は「緯」
◆筋道、筋が通っている
◆筋が通っていて変わることがない、常に
◆どんな場合も変わることがない方向や方法、道理
◆筋道に従って治める、管理する
◆へ・る、ある場所を通る
◆た・つ、時が通り過ぎる
糸3+5=総画数8 U+7ED0 [タイ、ダイ/] 紿緿
◆使い古されて伸びたり弱くなったりした糸
◆だれる、しまりがなくなる
◆誑(たぶら)かす、甘言で惑わし欺く、同「詒」
𥿃糸6+5=総画数11 U+25FC3 [ジョ、ニョ/]
◆糸が縺(もつ)れる、絡(から)み合う、同「䋾」
𥿄糸6+5=総画数11 U+25FC4 [テイ、タイ/]
◆糸の滓(かす)、未詳「【說文解字注:糸部:𥿄】絲滓也(滓者澱也因以爲凡物渣滓之稱)」
◆「𥿄鳶テイエン」未詳「【忠愍公詩集:卷中:𥿄鳶】碧落秋方靜騰空力尚㣲清風如可託終共白雲飛」
漢字林(非部首部別)
𥿅糸6+5=総画数11 U+25FC5 [未詳/]
◆未詳「【五音集韻:卷七:旨第四:𥿅】繩履(「【廣韻:上聲:止第六:俟:𥾩】繩履」の「𥾩」の義)「【正字通:未集中:糸部:𥿅】俗字舊註鉏里切音侍繩履俗誤作𥾩不知𥾩𥿅皆贅文也」
𥿇糸6+5=総画数11 U+25FC7 [ソ、ショ/]
◆通(つう)じる、通(とお)る、繋(つな)がる、同「疏」
𥿈糸6+5=総画数11 U+25FC8 [フツ、ホチ/] 紱绂𥾧
◆印章を帯から垂らすための綬ジュ(位階によって色が決まっている組紐)
𥿉糸6+5=総画数11 U+25FC9 [バツ、マツ、マチ、モチ/]
◆体(胸や腰など)を包(くる)む布、「袜肚バツト(腹巻)」
◆足や脚を包(くる)む靴下(くつした、ソックスsocks・ストッキングstockingsなど)や脚絆(きゃはん)の類、同「襪」「帓」、革製は「韈」
𥿊糸6+5=総画数11 U+25FCA [シャ/]
◆縄を繋いで持つ
𥿋糸6+5=総画数11 U+25FCB [ハン、ボン、ベン/] 𦃍𦅳
◆(馬の鬣たてがみの)房状の飾り、同「繁」「緐」
𥿌糸6+5=総画数11 U+25FCC [ヨウ、オウ/] 袎𢂊𢂅
◆靴下の足首から上の筒状の部分、同「靿」
𥿍糸6+5=総画数11 U+25FCD [コ、ク/]
◆「𥿍縷コル」、草名、未詳
𥿎糸6+5=総画数11 U+25FCE [エン、オン/]
◆冕冠ベンカンの両側から垂らす紐
◆黄色味を帯びた少しくすんだ赤色の衣服
𥿏糸6+5=総画数11 U+25FCF [フツ、ホチ/] 紼绋𦂓
◆印章を帯から垂らすための綬ジュ(位階によって色が決まっている組紐)、同「紱」
◆太い綱(つな)
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を載せた車を引く綱、同「綍」「𩎛」
𥿐糸6+5=総画数11 U+25FD0 [トウ、ドウ/な・う] 綯绹
◆何本かの糸や藁などを縒(よ)って一本にする、また縒った紐や縄
𥿑糸6+5=総画数11 U+25FD1 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:未集:糸部:𥿑】姑還切音關𥿑巾世誤作綸巾楊升菴說」
𥿒糸6+5=総画数11 U+25FD2 [コウ、キョウ/] 綆绠䌄䋁𥾚
◆釣瓶(つるべ、井戸の水を汲むための桶)を垂らすための縄(なわ)、同「繘」
注解:「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:𥾚𥿒綆】音{⿱耿廾}索也」「【字彙補:未集:糸部:𥿒】姑等切音耿井索也」
𥿓糸6+5=総画数11 U+25FD3 [キ、コ/のり] 紀纪
◆糸口、糸や物事の端緒
◆布の経糸(たていと)の数の単位、【西京雜記】によれば1紀=2𥿮=4升=8䌰=40絲(40本)、但し【儀禮】に1升=80縷とあり、いずれも布幅が示されていない「【西京雜記:第五】五絲為䌰倍䌰為升倍升為𥿮倍𥿮為紀倍紀為緵倍緵為襚」「【儀禮注疏:喪服】…布八十縷為升…」
◆物事の始めから順を追うための手順、決まりごと、「紀律キリツ」「綱紀コウキ」
◆一巡する年代の単位、区切りとなる年代の単位、十二支では一紀=十二年、一世紀=百年
◆物事の始まりから順を追って(年代順に)記す、またそのように記されたもの
𥿔糸6+5=総画数11 U+25FD4 [/ひきづな]
◆[日]歌舞伎の外題に用いる字
𥿗糸6+5=総画数11 U+25FD7 [ショク、シキ、シ/お・る] 織𦃎𦀗綕织𦁓𦁋
◆経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を"十"状に交差させて布を作る、またそのようにして作り上げた布、「機織(はたおり)」
◆幾つかのものを組み合わせて一つのものに作り上げる、幾つかのものが組み合わさって一つのものになる、「組織ソシキ」
𥿛糸6+5=総画数11 U+25FDB [ゼン、ネン/] 𥾢
◆膝を覆う前垂れ
𥿜糸6+5=総画数11 U+25FDC [シン、テン/]
◆縒(よ)る、縒(よ)り合わせる
◆織り目が細かく緻密な単衣(ひとえ、裏地のない着物)、同「縝」
𥿟糸6+5=総画数11 U+25FDF [サク/] 索𦃦𡩡𣑇
◆ものに繋(つな)ぐ(ものを繋ぐ)太い縄(なわ)や綱(つな)、またそのような用途・形状のもの(紐・弦・鎖・ケーブルcableなど)、同「䌇」
◆(手蔓てづるを頼りに)捜(さが)す、探(さが)し求める、「捜索ソウサク」「思索シサク」
◆規律を維持するための決まり、制度や規則、「縄で縛る・規制する」の意
◆(繋いであったものが)解(ほど)ける、繋がりが解(と)ける、繋がりを解く
◆「𥿟然サクゼン」◇涙がぽとぽとと流れ落ちるさま◇ばらばらと散るさま、散り散りになるさま◇散ってなくなるさま
注解:フォントによっては{⿱㞤糸}になる場合があるが本来は{⿱𣎵糸}「【正字通:未集中:糸部:索】…按說文艸有莖葉可為繩索从𣎵糸…从𣎵會意中象形本作索…」
𥿠糸6+5=総画数11 U+25FE0 [/かたびら]
◆[日]歌舞伎の外題に用いる字
𥿱糸6+5=総画数11 U+25FF1 [タ、ダ/] 𥿰𦀉
◆冕冠ベンカンの前に垂らす飾り
糸6+6=総画数12 U+42D5 [ジン、ニン/] 紝纴絍
◆機織(はたおり)用の糸、またその糸を巻き付けた糸巻き
◆布を織る
糸6+6=総画数12 U+42D6 [イツ、イチ/]
◆長いさま
糸6+6=総画数12 U+42D8 [ツイ、ズイ/]
◆縄(なわ)の先にものを結(なわ)わえ、高いところから垂(た)らす、縄でものを吊(つる)す、またその縄、同「縋」
糸6+6=総画数12 U+42DA [ヨク、イキ/]
◆空中を飛翔するための鳥の翼や虫の羽、同「翼」「𩙺」「𦐂」「翅」
糸6+6=総画数12 U+42DB [ベイ、マイ/] 𪓋𥽲
◆帝王などが着る礼服に刺繍シシュウされる十二の図柄(「十二章」「十二章紋」という)の一つで米粒(こめつぶ)を描(えが)いたもの、「粉米・黺𪓋フンベイ」 {服飾(十二章紋)}
糸6+6=総画数12 U+42DC [ケイ、ケ/] 𦄊䋯
◆戟ゲキ(槍状の武器)の刃に被(かぶ)せる布製の鞘さや、また鞘を被せた儀仗用の戟、同「綮」「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:{唘-口+糸}䋯】二或作䋜正康禮反戟也一曰戟衣」 {武器(刀剣槍)}
糸6+6=総画数12 U+42DD [エイ、ヨウ/] 纓缨
◆冠の顎紐(あごひも)、冠の両側から垂らし顎の下で結ぶ {服飾(冕冠)}
◆許嫁(いいなずけ)の印として女性が身に着ける飾り紐
◆房状の飾り紐
◆「䋝絡エイラク・ヨウラク」◇美しい珠シュ(たま)を連ねた首飾り、同「瓔絡」◇世俗の柵(しがらみ)、柵のようになかなか通り抜けられない世俗との関わり
◆[日]冠の後ろ付ける尾状の飾り、立纓リュウエイ(ぴんと立てたもの)や垂纓スイエイ(途中から下に垂れるもの)などがある
糸6+6=総画数12 U+42DE [ボウ、モウ/あみ] 網䋄
◆糸や紐(ひも)を格子状に目を粗(あら)く編んだ魚や鳥獣を捕(と)らえる道具、特に魚を捕る網を指す、鳥を捕る網は「羅」、「網羅モウラ(魚を捕る網と鳥を捕る網、残らず捕らえる)」「羅網ラモウ(鳥を捕る網と魚を捕る網、法の網、網に掛かる、罠に掛ける)」、同「网」
◆身動きができないように網を被(かぶ)せる、同「罔」
◆網の目のように縦横ジュウオウに張り巡(めぐ)らされたもの、ネットワークnetwork、同「网」
糸3+6=総画数9 U+433B [ヨク、イキ/]
◆空中を飛翔するための鳥の翼や虫の羽、同「翼」「𩙺」「𦐂」「翅」
糸6+6=総画数12 U+7D2A [シ/]
◆複雑に絡み合った模様が美しい絹織物
糸6+6=総画数12 U+7D2B [シ/むらさき]
◆赤味がかった青色、青味がかった赤色
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D4D [ジン、ニン/] 紝纴䋕
◆機織(はたおり)用の糸、またその糸を巻き付けた糸巻き
◆布を織る
糸6+6=総画数12 U+7D4E [コウ、ギョウ/く・ける]
◆(衣服や布の)縁(へり)
◆解(ほつ)れや破れを縫(ぬ)う
◆[日]く・ける、縫い目が表から見えないように縫う
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D4F [セツ、セチ/]
◆繋(つな)ぐ、繋いで束縛ソクバク(縛って自由を奪う)・制御セイギョ(動きを抑え操る)する、またそのための綱つな・縄なわ、同「紲」「緤」
◆「縲絏ルイセツ」、同「縲紲」◇罪人を縛(しば)る縄◇牢屋
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D50 [ケツ、ケチ/むす・ぶ、ゆ・う、ゆ・わえる]
◆糸や紐(ひも)・縄(なわ)・綱(つな)などの両端を繋(つな)いで解(ほど)けないようにする
◆解けたり緩(ゆる)んだりしないように締(し)める、しっかりと繋ぐ
◆締め括(くく)る
◆繋いだ部分にできる瘤(こぶ)状のもの(結び目)、固い瘤状のもの、「結果ケッカ」
◆しっかりと繋ぎ合わせる、組み合わせる
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D51 [シュ、ス/]
◆くすみのない明るく濃い(深い)赤色、丹朱タンシュ、同「朱」「【說文解字注:糸部:絑】純赤也(純同𨣶厚也赤南方色也按市下云天子朱市諸侯赤市然則朱與赤深淺不同…傳曰朱深纁也陽明也許云纁者淺絳絳者大赤葢純赤大赤其異者微矣…)」
◆赤色の絹布、また絹織物
糸6+6=総画数12 U+7D52 [シュウ、ジュ/]
◆純白でしなやかな輝くように美しい薄絹、同「紈」
糸6+6=総画数12 U+7D53 [カイ、ケ、エ/]
◆繭から糸口を引き出し始めた頃の粗い絹糸、節(ふし)が多く太さが不揃いな絹糸、「絓糸(しけいと)」
◆掛ける、引っ掛ける、掛けてぶら下げる、同「掛」「懸」
◆(障害となるものに)引っ掛かる、引っ掛かって動けない、同「𦁊」「罫」
糸6+6=総画数12 U+7D54 [ハク、ヒャク、バク、ミャク/]
◆衣服の綻(ほころ)びを繕(つくろ)う
◆結わえた髪を包むようにして巻く長い布、「絔頭バクトウ」、同「帞頭バクトウ」「帹帞ソウバク」「絡頭ラクトウ」、同「袹」「帞」「絈」
糸6+6=総画数12 U+7D55 [セツ、ゼツ、ゼチ/た・つ、た・える、た・やす] 絶绝
◆(一本の糸・続いているもの・繋がっているものを途中で)断(た)ち切る、切り離す、同「𢇍」「𠤉」
◆きっぱりと分(わ)かつ
◆(それまで続いていたもの・繋がっていたものが)途切れる、切れてその先が続いて行かない
◆(続いていたもの・繋がっていたものの)その先がない、その先には何もない
◆(続いていたもの・繋がっていたものが)尽(つ)きる、滅(ほろ)ぶ
◆それ以上はない、甚(はなは)だしい、非常に、極めて
糸6+6=総画数12 U+7D56 [コウ/ぬめ]
◆繭(まゆ)やワタ(綿、アオイ科ワタ属の草)などから糸を紡(つむ)ぐ時に出る細く短い糸、屑糸(くずいと)、またその細く短い糸を集め纏(まと)めた綿(わた)、同「纊」
◆糸の束を数える単位、1絖=80縷「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:纊】苦浪切細緜也絮也絖同上又八十縷也」
◆[日]「綜絖ソウコウ」、機織機(はたおりき)で経糸(たていと)を上下に開き杼(ひ、緯糸を通すための道具)を通す道を作る道具、同「綜」
◆[日]ぬめ、生糸を使った薄くて艶(つや)のある絹布
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D57 [コツ、ゴチ/]
◆糸が絡(から)む、縺(もつ)れる
糸6+6=総画数12 U+7D58 [シ/]
◆麻の繊維を撚って糸にする
糸6+6=総画数12 U+7D59 [コウ、カン、ガン/] 𦀞
◆太い綱(つな)、同「緪」
◆綬ジュ(官位を表す色糸で編んだ組紐(くみひも))の類「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:絙】胡官切絙綬也」「【說文解字注:糸部:絙】緩也(緩當作綬玉篇絙下曰絙綬也此亦綬之類也)」
糸6+6=総画数12 U+7D5A [コウ/] 緪縆
◆太い縄(なわ)また綱(つな)、太い糸また弦ゲン(つる)、同「絙」
◆縄・綱・糸・弦などを強く引っ張る、ぴんと張る、同「揯」
◆隅々(すみずみ)まで行き渡る
糸6+6=総画数12 U+7D5C [ケツ、ケチ、ゲチ/]
◆清(きよ)い、澄(す)んでいる、穢(けが)れがない、同「潔」
◆清める、(身を)清め整える
◆束ねる、束ねて結(ゆ)わえる
◆殷イン(約前17世紀~約前11世紀)の始祖の名、同「偰」「禼」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D5D [コ、ク/]
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳、同「袴」「褲」
◆「絝襠・褲襠コトウ」、股下が二つに分かれた衣裳の内股(うちまた)の部分、脚を入れる筒状の部分の縫い合わせの部分
◆糸や藁などを縒(よ)った紐や縄、古「綯」
糸6+6=総画数12 U+7D5E [コウ、キョウ/しぼ・る、し・める]
◆紐(ひも)などを交差させてその両端を引く、堅(かた)く縛(しば)る、強く締め付ける
◆周りから強く押え付ける
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D5F [セン/]
◆クズ(葛、マメ科クズ属)・アサ(麻、アサ科アサ属)などの繊維から作る細い糸、またそれで織った布
糸6+6=総画数12 U+7D60 [カイ/]
◆弦(つる)を引き絞る
◆縄を解く
糸6+6=総画数12 U+7D61 [ラク/から・む]
◆短い糸の繊維、同「絮」「【 說文解字:糸部:絡】絮也一曰麻未漚也」
◆短い糸(或いは糸状・筋状のもの)が縺(もつ)れる、縺れ繋(つな)がる
◆短い糸を繋げる、次々に繋げて行く、「連絡レンラク」
◆細い糸を横方向に繋いで行く、横方向に繋ぎ端で折り返して今度は逆方向にを繰り返して繋いで行く、縦方向は「経」
◆細い糸(或いは糸状・筋状のもの)が網状に入り組む
◆「経絡ケイラク」、中国の医学で気血が体内を流れる経路、「経」は縦の脈ミャク(気血の通り道)、「絡」は横の脈
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D62 [ケン/] 𦃜绚𥾡
◆色糸を使った美しい模様、模様が美しいさま「【儀禮註疏:卷八:聘禮】皆𤣥纁繋系長尺絢組(《注》采成文曰絢…今絢作𥾡)」
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D63 [ホウ、ヒョウ/かすり]
◆縄や弦をぴんと張る
◆墨を含ませた縄をぴんと張り弾くようにして直線を引く、同「𢆸」「𦴏」
◆途切れずに続く、途切れないように繋いでいく
◆縫い合わせる、同「絽」
◆[日]かすり(絣、飛白)、部分的に染め分けた糸(染め分けた境目がかすれたようになる)、またその糸で織った織物
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D64 [セン/]
◆細く長い糸や紐(ひも)、同「線」
糸6+6=総画数12 U+7D65 [フク、ブク/]
◆軾(ショク、車の前部の掴まったり寄り掛かったりするための手摺)の布製の飾り、同「𩊙」「𩎧」
糸6+6=総画数12 U+7D66 [キュウ、コウ/たま・う]
◆足りていないところ(加える必要があるところ)に足して繋(つな)ぎ合わせる
◆必要があるところに必要とするものを補(おぎな)う、足して足りるようにする
◆上位の人(足りている人)が下位の人(足りていない人)に与える
◆報酬、手当、「給与キュウヨ」
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D67 [トウ、ズウ/]
◆ゆっくりとまっすぐに歩くまた飛ぶさま
糸6+6=総画数12 U+7D68 [ジュウ、ニュウ/]
◆毛羽(けば、細く柔らかい毛や羽、またそのようなもの)が立った織物
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D69 [チョウ/]
◆糸の数
◆絹地が長いさま
◆五色の糸、さまざまな色の糸
糸6+6=総画数12 U+7D6A [イン/]
◆横になる時に体の下に敷く敷物、敷布団、また座る時に腰の下に敷く敷物、座布団、同「茵」
◆「絪縕インウン」、同「氤氳」「壹㚃イツウン」◇天の「気」と地の気◇天地(陽陰)の気が交じり満ちるさま、天地の気が漲(みなぎ)るさま◇もやもやとした気(雲や煙など)が立ち籠(こ)めるさま
糸6+6=総画数12 U+7D6B [ルイ/]
◆同様のものごと(物・者や事・言など)が次へ次へと(以前のことに加えて更に同じことが)繰り返される、また積み重なる、同「累」「纍」
◆穀物の重さの単位、一絫はキビ(黍)十粒、十絫は一銖で時代によって異なるが約0.6~1.7g程 {各種単位}「【孫子算經:卷上:絫】稱之所起起於黍十黍為一絫十絫為一銖二十四銖為一兩…)」
漢字林(非部首部別)
糸6+6=総画数12 U+7D6C [セツ、セチ/]
◆未詳「【說文解字注:糸部:絬】衣堅也(各本無此三字以論語曰絬衣長短右袂冠於从糸之上今補正玉篇注曰堅也廣韵注曰堅絬皆本諸說文古本非能杜撰也自淺人不知許有引經說叚借之例則訓論語絬衣爲堅衣而不可通…)」
糸6+6=総画数12 U+7D6D [ケン/]
◆(紐などを)巻いて縛(しば)る、束ね縛る、同「𡈢」
漢字林(非部首部別)
糸6+6=総画数12 U+7D6E [ショ、ジョ/]
◆ワタ(綿、アオイ科ワタ属の草)やキワタ(木棉、アオイ科キワタ属の木)などの植物から採(と)った繊維センイ、綿(わた)
◆繊維の短い(古い)綿、長い(新しい)ものを「綿メン(わた)」
◆綿毛(わたげ)、草木の細く柔らかいふわふわとした毛状のもの
◆裏地を付け中に綿を詰めた衣服、綿入れ
◆長々と(繰り返し)続くさま
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D6F [カイ/]
◆束ねる
糸6+6=総画数12 U+7D70 [テツ、デチ/] 绖𦥅
◆喪服を着た時に頭や腰に巻く麻縄「【儀禮注疏:喪服】…苴絰者麻之有實者也苴絰大搹左本在下去五分一以為帯…」
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D71 [トウ/す・べる] 统綂
◆糸口、糸や物事の端緒
◆一つの糸口に繋がって伸び広がる、また続いて行く、遡れば一つの端緒に行き着く、またそのような物事
◆一つの物事を端緒・頂点としてその下にばらばらになっている物事を纏める、一つに纏める
◆全て、ひとまとめ
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D72 [シ/いと] 丝𢇁
◆蚕(かいこ)の繭(まゆ)から取り出した繊維(「忽コツ」という)十本を縒(よ)ったもの、五本を縒ったものが「糸」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):糸部:糸】細絲也象束絲之形凡糸之屬皆从糸讀若覛徐鍇曰一蠶所吐為忽十忽為絲糸五忽也」
◆綿などの繊維を縒ったもの、同「糸」
◆生糸、絹糸
◆細い、細く長い、細く長く繋(つな)がる、同「糸」
◆弦楽器、またその弦、同「糸」
◆数の単位、重量の単位、1毫(毛)=10糸(絲)、1糸(絲)=10忽=10-4 {数字} {各種単位}
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D73 [コウ/] 绛𥿸
◆濃く深みのある赤、真紅シンク、またその色の布や衣服、この色に染めるのは難しいという「【釋名:釋綵帛】絳工也染之難得色以得色為工也」
◆県名、現山西省運城市 {山西省}
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D74 [ショウ/]
◆高い
糸6+6=総画数12 U+7D75 [カイ、エ/] 繪绘
◆布にさまざまな色糸を使って模様を刺繍する、また刺繍された布
◆さまざまな色を使って模様を描く、また描かれたもの
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D76 [セツ、ゼツ、ゼチ/た・つ、た・える、た・やす] 絕绝
◆(一本の糸・続いているもの・繋がっているものを途中で)断(た)ち切る、切り離す、同「𢇍」「𠤉」
◆きっぱりと分(わ)かつ
◆(それまで続いていたもの・繋がっていたものが)途切れる、切れてその先が続いて行かない
◆(続いていたもの・繋がっていたものの)その先がない、その先には何もない
◆(続いていたもの・繋がっていたものが)尽(つ)きる、滅(ほろ)ぶ
◆それ以上はない、甚(はなは)だしい、非常に、極めて
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+6=総画数12 U+7D77 [チュウ/] 縶𦅬
◆縄(なわ)や綱(つな)を絡(から)めて動かないようにする、またそのための縄や綱
◆繋(つな)ぎ止める
糸6+6=総画数12 U+7D7E [ショウ、ジョウ/]
◆未詳「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:絾】市征切織緘也」
糸3+6=総画数9 U+7ED2 [ジュウ、ニュウ/]
◆毛羽(けば、細く柔らかい毛や羽、またそのようなもの)が立った織物
糸3+6=総画数9 U+7ED3 [ケツ、ケチ/むす・ぶ、ゆ・う、ゆ・わえる]
◆糸や紐(ひも)・縄(なわ)・綱(つな)などの両端を繋(つな)いで解(ほど)けないようにする
◆解けたり緩(ゆる)んだりしないように締(し)める、しっかりと繋ぐ
◆締め括(くく)る
◆繋いだ部分にできる瘤(こぶ)状のもの(結び目)、固い瘤状のもの、「結果ケッカ」
◆しっかりと繋ぎ合わせる、組み合わせる
糸3+6=総画数9 U+7ED4 [コ、ク/]
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳、同「袴」「褲」
◆「绔裆コトウ」、同「褲襠」、股下が二つに分かれた衣裳の内股(うちまた)の部分、脚を入れる筒状の部分の縫い合わせの部分
◆糸や藁などを縒(よ)った紐や縄、古「綯」
糸3+6=総画数9 U+7ED5 [ジョウ、ニョウ/]
◆纏(まと)わり付く、巻き付く
◆ぐるりと回る、周りを回る、「绕远ジョウエン(回り道する)」、同「遶」
◆遠回りをする、迂回する、同「遶」
糸3+6=総画数9 U+7ED6 [テツ、デチ/] 絰𦥅
◆喪服を着た時に頭や腰に巻く麻縄「【儀禮注疏:喪服】…苴絰者麻之有實者也苴絰大搹左本在下去五分一以為帯…」
糸3+6=総画数9 U+7ED7 [コウ、ギョウ/く・ける]
◆(衣服や布の)縁(へり)
◆解(ほつ)れや破れを縫(ぬ)う
◆[日]く・ける、縫い目が表から見えないように縫う
糸3+6=総画数9 U+7ED8 [カイ、エ/] 繪絵
◆布にさまざまな色糸を使って模様を刺繍する、また刺繍された布
◆さまざまな色を使って模様を描く、また描かれたもの
糸3+6=総画数9 U+7ED9 [キュウ、コウ/たま・う]
◆足りていないところ(加える必要があるところ)に足して繋(つな)ぎ合わせる
◆必要があるところに必要とするものを補(おぎな)う、足して足りるようにする
◆上位の人(足りている人)が下位の人(足りていない人)に与える
◆報酬、手当、「給与キュウヨ」
糸3+6=総画数9 U+7EDA [ケン/] 絢𦃜𥾡
◆色糸を使った美しい模様、模様が美しいさま「【儀禮註疏:卷八:聘禮】皆𤣥纁繋系長尺絢組(《注》采成文曰絢…今絢作𥾡)」
糸3+6=総画数9 U+7EDB [コウ/] 絳𥿸
◆濃く深みのある赤、真紅シンク、またその色の布や衣服、この色に染めるのは難しいという「【釋名:釋綵帛】絳工也染之難得色以得色為工也」
◆県名、現山西省運城市 {山西省}
糸3+6=総画数9 U+7EDC [ラク/から・む]
◆短い糸の繊維、同「絮」「【 說文解字:糸部:絡】絮也一曰麻未漚也」
◆短い糸(或いは糸状・筋状のもの)が縺(もつ)れる、縺れ繋(つな)がる
◆短い糸を繋げる、次々に繋げて行く、「連絡レンラク」
◆細い糸を横方向に繋いで行く、横方向に繋ぎ端で折り返して今度は逆方向にを繰り返して繋いで行く、縦方向は「経」
◆細い糸(或いは糸状・筋状のもの)が網状に入り組む
◆「経絡ケイラク」、中国の医学で気血が体内を流れる経路、「経」は縦の脈ミャク(気血の通り道)、「絡」は横の脈
糸3+6=総画数9 U+7EDD [セツ、ゼツ、ゼチ/た・つ、た・える、た・やす] 絶絕
◆(一本の糸・続いているもの・繋がっているものを途中で)断(た)ち切る、切り離す、同「𢇍」「𠤉」
◆きっぱりと分(わ)かつ
◆(それまで続いていたもの・繋がっていたものが)途切れる、切れてその先が続いて行かない
◆(続いていたもの・繋がっていたものの)その先がない、その先には何もない
◆(続いていたもの・繋がっていたものが)尽(つ)きる、滅(ほろ)ぶ
◆それ以上はない、甚(はなは)だしい、非常に、極めて
糸3+6=総画数9 U+7EDE [コウ、キョウ/しぼ・る、し・める]
◆紐(ひも)などを交差させてその両端を引く、堅(かた)く縛(しば)る、強く締め付ける
◆周りから強く押え付ける
糸3+6=総画数9 U+7EDF [トウ/す・べる] 統綂
◆糸口、糸や物事の端緒
◆一つの糸口に繋がって伸び広がる、また続いて行く、遡れば一つの端緒に行き着く、またそのような物事
◆一つの物事を端緒・頂点としてその下にばらばらになっている物事を纏める、一つに纏める
◆全て、ひとまとめ
𥿨糸6+6=総画数12 U+25FE8 [メイ、ミョウ/]
◆糸、細い糸
𥿫糸6+6=総画数12 U+25FEB [ビ、ミ、イ/]
◆牛を操(あやつ)るための手綱(たづな)、同「縻」
◆次々に、次々と繰り返す、積み重なる、同「貤」
𥿬糸6+6=総画数12 U+25FEC [ゲキ、ギャク/]
◆綬(ジュ、色糸で編んだ帯状の組紐(くみひも))を繋(つな)ぐ組紐(くみひも)
𥿭糸6+6=総画数12 U+25FED [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷四:糸部第三:𥿭】去戟反絺𥿭葛衣也(【新修龍龕手鑑】では「{⿰糸(⿱又厷)}」)「【正字通:未集中:糸部:𥿭】俗綌字」
𥿮糸6+6=総画数12 U+25FEE [ショク、シキ/]
◆布を織る、同「織」
◆布の経糸(たていと)の数の単位、【西京雜記】によれば1𥿮=2升=4䌰=20絲(20本)、但し【儀禮】に1升=80縷とあり、いずれも布幅が示されていない「【西京雜記:第五】五絲為䌰倍䌰為升倍升為𥿮倍𥿮為紀倍紀為緵倍緵為襚」「【儀禮注疏:喪服】…布八十縷為升…」
◆「機𥿮キショク」、経糸(たていと)を張り整え緯糸(よこいと)を通していない状態の織機
𥿯糸6+6=総画数12 U+25FEF [ハイ、ヘ/]
◆縒(よ)り合わせる前の短い糸または繊維
𥿰糸6+6=総画数12 U+25FF0 [タ、ダ/] 𥿱𦀉
◆冕冠ベンカンの前に垂らす飾り
𥿲糸6+6=総画数12 U+25FF2 [スウ、シュ/] 縐䋓绉𦆜
◆葛(くず)などの繊維で織った皺(しぼ、しわ)のある布
◆細かい皺のある布、縮羅(しじら)や縮緬(ちりめん)の類
◆縮(ちぢ)む、皺(しわ)になる、またその皺状の紋様、同「縬」
𥿳糸6+6=総画数12 U+25FF3 [セイ、サイ/ほそ・い、ほそ・る、こま・か、こま・かい] 細细
◆小さい
◆幅が狭い
◆(細く)弱々しいさま、しなやかなさま
◆(細部にまで亘って)詳(くわ)しい
𥿴糸6+6=総画数12 U+25FF4 [キュウ、ク/]
◆黒い(或いは赤黒い、或いはやや黒みがかった赤色の)漆(うるし)、またその漆を塗る、同「䰍」
𥿸糸6+6=総画数12 U+25FF8 [コウ/] 絳绛
◆濃く深みのある赤、真紅シンク、またその色の布や衣服、この色に染めるのは難しいという「【釋名:釋綵帛】絳工也染之難得色以得色為工也」
◆県名、現山西省運城市 {山西省}
𥿻糸6+6=総画数12 U+25FFB [/きぬ]
◆人名用字
𥿾糸6+6=総画数12 U+25FFE [未詳/]
◆未詳
𥿿糸6+6=総画数12 U+25FFF [未詳/]
◆未詳
𦀇糸6+6=総画数12 U+26007 [ケイ、キョウ、キン/たていと、へ・る、た・つ] 経經经𦀰𤔕坕𤔊
◆たていと、布の縦方向の糸、横は「緯」
◆南北の方向、東西は「緯」
◆筋道、筋が通っている
◆筋が通っていて変わることがない、常に
◆どんな場合も変わることがない方向や方法、道理
◆筋道に従って治める、管理する
◆へ・る、ある場所を通る
◆た・つ、時が通り過ぎる
𦀉糸6+6=総画数12 U+26009 [タ、ダ/] 𥿰𥿱
◆冕冠ベンカンの前に垂らす飾り
𦀌糸6+6=総画数12 U+2600C [ショ/]
◆裏地を付け中に綿を詰めた衣服、綿入れ、同「絮」「【海壑吟稿:卷七:寒宵賦】…寒廬燼兮惡裳無𦀌…」
𦀏糸6+6=総画数12 U+2600F [未詳/]
◆未詳「【中華字海:糸部:𦀏】同"収"」
𦈉糸3+6=総画数9 U+26209 [コン、ウン/]
◆緯イ(よこいと)、布の横方向の糸
◆束ねた羽を数える語、百本の羽の束を一緷「【爾雅注疏:釋器】羽本謂之翮(《註》鳥羽根也一羽謂之箴十羽謂之糸縳百羽謂之緷)」
糸6+7=総画数13 U+42D7 [ケン/]
◆きつく縒(よ)り合わせる、堅く引き締める、同「緊」
糸6+7=総画数13 U+42E0 [ホ、フ/おぎな・う] 補补𢒏
◆衣服の綻(ほころ)びを繕(つくろ)う
◆割れ目や欠けたところや足りないところを埋める
◆力を貸し支え助ける
◆数の単位、10兆=1經、10經=1垓、10垓=1補
糸6+7=総画数13 U+42E1 [ショ、ジョ/] 紓纾
◆(ぴんと張っていたものを)緩(ゆる)める、緩む、(しっかりと結んだり編んであったものを)解(ほぐ)す、解れる
◆(押さえ付けようとするものがなく)ゆったりしたさま、のびのびとしたさま、同「舒」「忬」
糸6+7=総画数13 U+42E3 [ハン、ボン/しげ・る] 繁繁
◆(馬の鬣たてがみの)房状の飾り、同「緐」「𥿋」
◆数や回数が多いさま、夥(おびただ)しいさま
◆盛んなさま、勢いや活力があるさま、「繁華ハンカ(◇花が咲き乱れるさま◇賑にぎやかなさま)」
漢字林(非部首部別)
糸3+7=総画数10 U+433C [エイ/]
◆繭の糸口(いとぐち、糸の先端)のように細いさま
糸6+7=総画数13 U+7D5B [トウ、ジョウ/] 𠍞縧绦
◆糸や紐(ひも)を編んだ紐、組紐(くみひも)、同「縚」「幍」
◆断面が扁平ヘンペイになるように編んだ紐(ひも)、平組紐(ひらくみひも)、断面が丸くなるように編んだ丸組紐(まるくみひも)を「紃」
◆「絛蟲ジョウチュウ」、サナダムシ(真田虫・条虫)、体内に寄生する条虫類の総称
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+7=総画数13 U+7D78 [ケン/]
◆繭(まゆ)、蚕の蛹(さなぎ)を包み保護しているもの、同「繭」
糸6+7=総画数13 U+7D79 [ケン/きぬ]
◆蚕(かいこ)の繭(まゆ)から紡(つむ)ぎ出した繊維、またその繊維を撚(よ)った糸、生糸(きいと)、またそれで織(お)った織物
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+7=総画数13 U+7D7A [チ/]
◆クズ(葛、マメ科クズ属の草)の茎の繊維を織(お)った目の細かい布、「縐絺スウチ」、目の粗いものは「綌」 {クズ}
◆「絺綌チケキ」、葛布カップ(くずふ、くずぬの)製の衣服
糸6+7=総画数13 U+7D7B [ベン、モン、ブン/]
◆弔問の際に冠を脱ぎ髪を束ねるために使う布、同「㡈」
◆略式の喪服の一種、同「𧚇」
◆冕冠ベンカン、高位の人の正装用の冠
◆船を引く縄また綱
糸6+7=総画数13 U+7D7C [チ、ジ/] 𦄘
◆牛の鼻輪(はなわ)に繋(つな)ぐ縄(なわ)や紐(ひも)、同「紖」「【惠氏春秋說(春秋說):卷一:哀公】…周禮封人飾牛牲而設福于角設衡于鼻又以絼牽牲入廟…」
糸6+7=総画数13 U+7D7D [リョ、ロ/]
◆縫い合わせる、同「絣」
◆[日]奇数本の緯糸に二本の経糸を捩りながら織った薄く通気性の良い絹織物
筆順
絿糸6+7=総画数13 U+7D7F [キュウ、グ/]
◆せっかちなさま、ゆとりがないさま、慌てるさま
筆順
糸6+7=総画数13 U+7D80 [ソ、ショ/] 𦈌
◆粗(あら)い糸
◆クズ(葛、マメ科クズ属の草)やカラムシ(苧、イラクサ科カラムシ属の草)などの粗い糸で織った布、また目の粗い布
糸6+7=総画数13 U+7D81 [ホウ/]
◆縛(しば)る、縛り付ける、「捆綁コンポウ」
糸6+7=総画数13 U+7D82 [トウ/す・べる] 統统
◆糸口、糸や物事の端緒
◆一つの糸口に繋がって伸び広がる、また続いて行く、遡れば一つの端緒に行き着く、またそのような物事
◆一つの物事を端緒・頂点としてその下にばらばらになっている物事を纏める、一つに纏める
◆全て、ひとまとめ
漢字林(非部首部別)
糸6+7=総画数13 U+7D83 [ショウ/] 绡𦂚
◆生糸(きいと)、繭から紡(つむ)ぎ出した糸を撚(よ)り合わせて糸にしたもの、煮たり晒(さら)したりする前の糸
◆細糸で模様を織り出した絹織物
筆順
糸6+7=総画数13 U+7D84 [カン、ガン/] 𦆼
◆竿(さお)の先にニワトリ(鶏)の羽を取り付けた風向や風力を測る道具、風見かざみ、別名「五兩ゴリョウ」、同「俔」
◆纏(まと)めて括(くく)る、束ねて結(ゆ)う、同「綰」
糸6+7=総画数13 U+7D85 [シン、セン/] 𦃌
◆深みのある赤色の糸、またその糸で織った織物
◆経糸が白で緯糸が黒の織物
糸6+7=総画数13 U+7D86 [コウ、キョウ/] 绠䌄䋁𥿒𥾚
◆釣瓶(つるべ、井戸の水を汲むための桶)を垂らすための縄(なわ)、同「繘」
糸6+7=総画数13 U+7D87 [シュ、ス/] 𦈋
◆(馬などの)前両足を絡(から)める、またその紐、同「𦄼」
◆鎧(よろい)などの部品を綴じ繋ぐための紐
糸6+7=総画数13 U+7D88 [テイ、ダイ/]
◆厚手で品質的に低級な絹織物
糸6+7=総画数13 U+7D89 [シュウ、シュ、ツ/]
◆布に色糸を使って絵や模様を描(えが)く、縫(ぬ)い取る、刺繍シシュウする、またその絵や模様、同「繡」
◆綿の一片
筆順
糸6+7=総画数13 U+7D8A [キョウ、ギョウ/]
◆輿車の飾り
◆冕冠ベンカンの上の飾り
糸6+7=総画数13 U+7D8B [コウ/]
◆冕冠ベンカンの両側から垂らす紐、同「紘」
◆綱
糸6+7=総画数13 U+7D8C [ケキ、キャク/] 绤𦃁𦃛𢂲
◆クズ(葛、マメ科クズ属の草)の茎の繊維を織(お)った目の粗い布、目の細かいものは「絺」 {クズ}
◆「絺綌チケキ」、葛布カップ(くずふ、くずぬの)製の衣服
糸6+7=総画数13 U+7D8D [フツ、ホチ/]
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を載せた車を引く綱(つな)、同「紼」
糸6+7=総画数13 U+7D8E [テイ、チョウ/] 𦂃
◆綬(ジュ)、官位を表す色糸で編んだ組紐(くみひも)
糸6+7=総画数13 U+7D8F [スイ/]
◆車に乗っている時に掴(つか)まる紐(ひも)
◆座りがよい、落ち着く、安定している、同「妥」「𢼻」
◆安(やす)んずる、安らかにする
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+7=総画数13 U+7D90 [エイ/]
◆繭の糸口(いとぐち、糸の先端)のように細いさま
糸6+7=総画数13 U+7D91 [コン/]
◆経糸(たていと)の間を緯糸(よこいと)を通した後、とんとんとしっかり打って固く織る、同「捆」
◆紐や帯で縛(しば)る、同「裍」「捆」「梱」「𡈳」
糸6+7=総画数13 U+7D92 [フ/]
◆目の粗い網
糸6+7=総画数13 U+7D93 [ケイ、キョウ、キン/たていと、へ・る、た・つ] 経经𦀰𦀇𤔕坕𤔊
◆たていと、布の縦方向の糸、横は「緯」
◆南北の方向、東西は「緯」
◆筋道、筋が通っている
◆筋が通っていて変わることがない、常に
◆どんな場合も変わることがない方向や方法、道理
◆筋道に従って治める、管理する
◆へ・る、ある場所を通る
◆た・つ、時が通り過ぎる
筆順
糸6+7=総画数13 U+7D94 [コ、ゴ/]
◆腰に帯びるために印章に通す紐
糸6+7=総画数13 U+7D95 [ショク、シキ、シ/お・る] 織𦃎𦀗𥿗织𦁓𦁋
◆経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を"十"状に交差させて布を作る、またそのようにして作り上げた布、「機織(はたおり)」
◆幾つかのものを組み合わせて一つのものに作り上げる、幾つかのものが組み合わさって一つのものになる、「組織ソシキ」
糸6+7=総画数13 U+7D96 [エン、セン/]
◆冕冠ベンカンの方形の天板を包む黒い布、また黒い布で包んだ板、同「延」 {服飾(冕冠)}
◆冕冠の前後の垂れ飾り
◆細く長い糸や紐(ひも)、同「線」
◆だらりと延(の)びる、緩(ゆる)む「【呂氏春秋:卷第十七:審分覽:任數】…百官愼職而莫敢愉綖(愉解綖緩)…」
糸6+7=総画数13 U+7D97 [ケイ/]
◆布名
糸6+7=総画数13 U+7D98 [ホウ、ブ/ぬ・う] 縫缝
◆布などを糸で繋ぎ合わせる
◆繋ぎ合わせたところ、継(つ)ぎ目
糸6+7=総画数13 U+7D99 [ケイ、ケ/つ・ぐ、まま] 繼𦇓𦁚继
◆切れている糸を繋(つな)ぐ、途切れないように前にあるものの後に続ける(続く)、同「㡭」
◆前の物事を受けて続ける
◆[日]まま、法的には親子関係であるが親と子の間に血の繋がりがない関係
筆順
糸6+7=総画数13 U+7D9A [ショク、ゾク/つづ・く] 續续𦁱
◆切れることなく繋(つな)がる、また連(つら)なる
◆前との関係を保ちながら次々に繋がって行く、「継続ケイゾク」「連続レンゾク」
◆前の物事を受け、それを後の物事に継(つ)ぐ、継承する
◆前の人や物や事のすぐ後に付く
筆順
糸6+7=総画数13 U+7D9B [未詳/かせ、かすり]
◆未詳「【墨子:卷七:天志下第二十八】…有具其皮幣發其綛處使人饗賀焉…」「【全唐詩(欽定全唐詩):卷三百九十八:野節鞭】神鞭鞭宇宙玉鞭鞭騏驥緊綛野節鞭本用鞭贔屭…」
◆巻き取った糸を数える語
◆かすり、絣(かすり)、また絣模様
◆[日]かせ、紡(つむ)いだ糸を巻き取る道具、同「桛」
筆順
糸6+7=総画数13 U+7D9F [レイ、ライ/もじ、もじ・る]
◆草木から作った染料で染めた糸や布、「綠綟リョクレイ」「紫綟シレイ」「緺綟カレイ(青紫色)」などがある「【急就篇:卷二】縹綟綠紈皁紫硟(縹青白色也綟蒼艾色也東海有艸其名曰䓞以染此色因名綟云綠青黃色…)」
◆糸を捩(ね)じる、両端を持って逆方向に回す
◆[日]麻糸で織った目の粗い布、「綟織(もじおり)」「綟り織(もじりおり)」
注解:本来はの字形は{⿰糸戾}14画
筆順
糸3+7=総画数10 U+7ED1 [ホウ/]
◆縛(しば)る、縛り付ける、「捆綁コンポウ」
糸3+7=総画数10 U+7EE0 [コウ、キョウ/] 綆䌄䋁𥿒𥾚
◆釣瓶(つるべ、井戸の水を汲むための桶)を垂らすための縄(なわ)、同「繘」
糸3+7=総画数10 U+7EE1 [ショウ/] 綃𦂚
◆生糸(きいと)、繭から紡(つむ)ぎ出した糸を撚(よ)り合わせて糸にしたもの、煮たり晒(さら)したりする前の糸
◆細糸で模様を織り出した絹織物
糸3+7=総画数10 U+7EE2 [ケン/きぬ]
◆蚕(かいこ)の繭(まゆ)から紡(つむ)ぎ出した繊維、またその繊維を撚(よ)った糸、生糸(きいと)、またそれで織(お)った織物
糸3+7=総画数10 U+7EE3 [シュウ、シュ、ツ/]
◆布に色糸を使って絵や模様を描(えが)く、縫(ぬ)い取る、刺繍シシュウする、またその絵や模様、同「繡」
◆綿の一片
糸3+7=総画数10 U+7EE4 [ケキ、キャク/] 綌𦃁𦃛𢂲
◆クズ(葛、マメ科クズ属の草)の茎の繊維を織(お)った目の粗い布、目の細かいものは「絺」 {クズ}
◆「絺綌チケキ」、葛布カップ(くずふ、くずぬの)製の衣服
糸3+7=総画数10 U+7EE5 [スイ/]
◆車に乗っている時に掴(つか)まる紐(ひも)
◆座りがよい、落ち着く、安定している、同「妥」「𢼻」
◆安(やす)んずる、安らかにする
糸3+7=総画数10 U+7EE6 [トウ、ジョウ/] 絛𠍞縧
◆糸や紐(ひも)を編んだ紐、組紐(くみひも)、同「縚」「幍」
◆断面が扁平ヘンペイになるように編んだ紐(ひも)、平組紐(ひらくみひも)、断面が丸くなるように編んだ丸組紐(まるくみひも)を「紃」
◆「绦虫ジョウチュウ」、サナダムシ(真田虫・条虫)、体内に寄生する条虫類の総称
糸3+7=総画数10 U+7EE7 [ケイ、ケ/つ・ぐ、まま] 繼𦇓継𦁚
◆切れている糸を繋(つな)ぐ、途切れないように前にあるものの後に続ける(続く)、同「㡭」
◆前の物事を受けて続ける
◆[日]まま、法的には親子関係であるが親と子の間に血の繋がりがない関係
糸3+7=総画数10 U+7EE8 [テイ、ダイ/]
◆厚手で品質的に低級な絹織物
𦀒糸6+7=総画数13 U+26012 [ク/] 冔𠳲𠕮
◆中国殷代(約前17世紀~約前11世紀)の冠の名
𦀓糸6+7=総画数13 U+26013 [ソウ、ショウ、ゾウ/] 繒缯
◆(厚手の)絹布、また絹織物「【本草綱目:服器之一:帛】時珍曰素絲所織長狹如巾故字從白巾厚者曰繒…」
𦀖糸6+7=総画数13 U+26016 [キョウ、コウ/]
◆「𦀖䌜」、綻びを縫い繕う
𦀗糸6+7=総画数13 U+26017 [ショク、シキ、シ/お・る] 織𦃎綕𥿗织𦁓𦁋
◆経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を"十"状に交差させて布を作る、またそのようにして作り上げた布、「機織(はたおり)」
◆幾つかのものを組み合わせて一つのものに作り上げる、幾つかのものが組み合わさって一つのものになる、「組織ソシキ」
𦀘糸6+7=総画数13 U+26018 [ヒ、ビ/] 𦄕
◆衣服や布の縁(へり)が解(ほつ)れる、綻(ほころ)ぶ、同「紕」
◆乱れる、間違える、同「紕」
𦀙糸6+7=総画数13 U+26019 [ソウ、ス/ふさ、す・べる、すべ・て] 總緫縂总𥾜𠂳
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「総」「揔」「惣」
◆すべ・て、全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「総」「揔」「惣」
◆ふさ、長い糸や紐の一方を束ね、もう片方を垂らしたもの、束ねていない方を「房」、同「総」
◆「𦀙角ソウカク(あげまき)」、髪を束ねて紐で結(ゆ)わえ角(つの)のように突き立てる(結わえた先が垂れない)結い方、多く男児の髪の結い方、同「総角」、同「𩮀」「𩭤」
𦀛糸6+7=総画数13 U+2601B [サ、シャ/うすぎぬ] 紗纱𦀟
◆細い糸、絹糸ケンシ(きぬいと)・綿糸メンシ・麻糸(あさいと)などの細いもの、同「㠺」
◆細糸を使った薄く軽い布、またその布を使った布製品
𦀞糸6+7=総画数13 U+2601E [コウ、カン、ガン/]
◆太い綱(つな)、同「緪」
◆綬ジュ(官位を表す色糸で編んだ組紐(くみひも))の類「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:絙】胡官切絙綬也」「【說文解字注:糸部:絙】緩也(緩當作綬玉篇絙下曰絙綬也此亦綬之類也)」
𦀟糸6+7=総画数13 U+2601F [サ、シャ/うすぎぬ] 紗纱𦀛
◆細い糸、絹糸ケンシ(きぬいと)・綿糸メンシ・麻糸(あさいと)などの細いもの、同「㠺」
◆細糸を使った薄く軽い布、またその布を使った布製品
𦀠糸6+7=総画数13 U+26020 [リュウ、ル/]
◆旗の縁(ふち)に付けた房状の飾り、動きがなければ垂れているが動いたり風を受けたりすれば水が流れるように揺らめく」の意、同「旒」
𦀢糸6+7=総画数13 U+26022 [セン/]
◆動き回れるような長い縄や綱で牛を繋ぐ
𦀦糸6+7=総画数13 U+26026 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:未集拾遺:糸部:𦀦】𥿄字之譌呂涇野語錄序𦀦敝墨渝蓋誤𥿄帋二字為一也(【康熙字典(内府本)】は「俗𥿄字」とするが、他の【康熙字典】や【中華字海】【中文大辭典】などはいずれも「同紙」とする)
𦀧糸3+7=総画数10 U+26027 [ショウ、ジョウ/] 綤𢇊
◆糸と糸の端同士を繋(つな)ぐ、同「紹」
◆受け継ぐ、継承ケイショウする、同「紹」
𦀭糸6+7=総画数13 U+2602D [未詳/]
◆未詳「【中華字海:糸部:𦀭】同"綌"」
𦀰糸6+7=総画数13 U+26030 [ケイ、キョウ、キン/たていと、へ・る、た・つ] 経經经𦀇𤔕坕𤔊
◆たていと、布の縦方向の糸、横は「緯」
◆南北の方向、東西は「緯」
◆筋道、筋が通っている
◆筋が通っていて変わることがない、常に
◆どんな場合も変わることがない方向や方法、道理
◆筋道に従って治める、管理する
◆へ・る、ある場所を通る
◆た・つ、時が通り過ぎる
𦀳糸6+7=総画数13 U+26033 [チュウ、ジュウ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:䌧】俗音紬」「【正字通:未集中:糸部:䌧】俗紬字」「【漢語大字典:糸部:䌧】同"幬"」
𦀽糸6+7=総画数13 U+2603D [未詳/]
◆未詳
𦀾糸6+7=総画数13 U+2603E [未詳/]
◆[喃]未詳
𦁄糸6+7=総画数13 U+26044 [シン/] 𦁟
◆布を織るための麻糸、同「縝」
𦈋糸3+7=総画数10 U+2620B [シュ、ス/]
◆(馬などの)前両足を絡(から)める、またその紐、同「𦄼」
◆鎧(よろい)などの部品を綴じ繋ぐための紐
𦈌糸3+7=総画数10 U+2620C [ソ、ショ/]
◆粗(あら)い糸
◆クズ(葛、マメ科クズ属の草)やカラムシ(苧、イラクサ科カラムシ属の草)などの粗い糸で織った布、また目の粗い布
𦈐糸3+7=総画数10 U+26210 [レン/もつ・れる]
◆(糸や紐などが)絡(から)み合う、絡み合って解(と)けない
糸6+8=総画数14 U+42E7 [ク、グ/] 絇𡳍
◆靴などの履物の先(指先の部分)の飾り紐、鼻緒はなお、同「𢂁」「𡱺」
◆麻布を裂き縒(よ)った紐(ひも)、同「𢂁」
◆鳥獣を捕える網、同「罟」「罥」
糸6+8=総画数14 U+42E8 [フ/]
◆綿
◆古くなった綿を打ち直す、同「䌗」「【說文解字:糸部:䋨】治敝絮也」
糸6+8=総画数14 U+42EB [ソウ、ショウ/]
◆絡(から)める、巻き付ける、同「綪」
糸6+8=総画数14 U+42EE [キン、コン/] 紟𦁌
◆衣服の前がはだけないように(開かないように)留(と)めるための(ひも)や釦(ボタンbutton)の類、同「衿」
◆死者を覆(おお)う布「【儀禮註疏:卷第十二:士喪禮】…厥明滅燎陳衣於房南領西上綪絞紟衾二…(《注》紟單被也衾二者始死斂衾今又復制也…)」
糸6+8=総画数14 U+42EF [ケイ、ケ/] 𦄊䋜
◆戟ゲキ(槍状の武器)の刃に被(かぶ)せる布製の鞘さや、また鞘を被せた儀仗用の戟、同「綮」「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:{唘-口+糸}䋯】二或作䋜正康禮反戟也一曰戟衣」 {武器(刀剣槍)}
糸6+8=総画数14 U+42F0 [キョク、コク/]
◆未詳
糸6+8=総画数14 U+42F1 [ライ/]
◆硬い毛、剛毛ゴウモウ
糸6+8=総画数14 U+42F2 [ショウ、ジョウ/なわ] 繩縄绳
◆何本かの藁(わら)・糸・紐(ひも)などを捩(ねじ)りながら長くしたもの、ロープrope、一般には「紐」よりも太く「綱(つな)」よりも細く粗いもの
◆墨糸(すみいと、墨を含ませ直線を描く糸)、大工道具の一つ、「繩墨ジョウボク」
◆(直線が大工作業で規準となることから)規準、基準
◆(墨繩で描かれた線のように)まっすくにする、曲がりや歪みなどを正す、誤りを糺(ただ)す
糸3+8=総画数11 U+433D [サイ/]
◆彩(いろど)り豊かなさま、美しく彩られた模様、同「彩」
◆美しい模様に彩られた絹織物また絹製品
糸6+8=総画数14 U+7D9C [ソウ、ソ/へ]
◆(糸を)一つに纏(まと)める、纏めて一つにする、同「総」
◆へ、機織機(はたおりき)で経糸(たていと)を上下に開き杼(ひ、緯糸よこいとを通すための道具)を通す道を作る道具、日本では「綜絖ソウコウ」と呼ばれる
筆順
糸6+8=総画数14 U+7D9D [シン、チン/]
◆止(と)める
◆未詳「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:綝】丑林切善也止也」「【廣韻:下平聲:侵第二十一:琛:綝】繕也」
◆「綝纚シンシ」、衣裳イショウの飾りが垂れ下がるさま
筆順
糸6+8=総画数14 U+7D9E [タ/]
◆綾模様の織物
糸6+8=総画数14 U+7DA0 [リョク、ロク/みどり] 緑绿𢅞
◆青に黄が混じった色、草木の葉の色
◆澄んだ水の深みのような濃い青色
◆黒に近い深く濃い青色
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DA1 [リョウ、ロウ/]
◆冠を被る時に髪を包むようにして巻くための黒く長い絹布、同「纚」
糸6+8=総画数14 U+7DA2 [チュウ、ジュウ、トウ/]
◆纏(まと)う、しっかり巻き付ける、束ね縛(しば)る
◆細かいさま、細やかなさま、びっしりと詰まっているさま
◆目が細かく柔らかな絹織物
◆「綢繆チュウビュウ」◇纏わり付く、しっかりと隙間ができないように纏める◇隙(すき)がないさま◇途切れることなく続くさま◇奥が深いさま
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DA3 [ケン、コン/]
◆しっかりと束ね縛(しば)る
◆「繾綣ケンケン」◇しっかりと縛(しば)る、固く結ぶ◇固く結ばれて離れないさま、強く結びつくさま
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DA4 [ショウ、ジョウ/] 𢇊𦀧
◆糸と糸の端同士を繋(つな)ぐ、同「紹」
◆受け継ぐ、継承ケイショウする、同「紹」
糸6+8=総画数14 U+7DA5 [キ/] 𦁰
◆深い青色の美しい絹布、同「綦」「【說文解字:糸部:綥】帛蒼艾色」
◆「綥巾キキン」、未婚の女性用の衣服、同「綦巾」
糸6+8=総画数14 U+7DA6 [キ、ゴ/] 𥾟綨𥾦𥾎
◆深い青色の美しい絹布、同「綥」
◆履物が脱げないように縛る紐
◆極まる
◆極めて、非常に
◆「綦巾キキン」、未婚の女性用の衣服、同「綥巾」
漢字林(非部首部別)
糸6+8=総画数14 U+7DA7 [シュン/]
◆布の幅
◆長さの規準・標準「【管子:卷十:君臣上】…丈尺一綧制(…綧古准字准節律度量也謂丈尺各有准限也)」
糸6+8=総画数14 U+7DA8 [キ、ゴ/] 綦𥾟𥾦𥾎
◆深い青色の美しい絹布、同「綥」
◆履物が脱げないように縛る紐
◆極まる
◆極めて、非常に
◆「綨巾キキン」、未婚の女性用の衣服、同「綥巾」
糸6+8=総画数14 U+7DA9 [エン、オン/] 𥿎
◆冕冠ベンカンの両側から垂らす紐
◆黄色味を帯びた少しくすんだ赤色の衣服
糸6+8=総画数14 U+7DAA [セン、ソウ、ショウ/]
◆アカネ(茜)の根を染料に使った深い赤色の織物
◆茜(あかね)色、橙(だいだい)色がかった濃い赤色
◆絡(から)める、巻き付ける、同「䋫」
糸6+8=総画数14 U+7DAB [セン/] 线
◆糸や紐(ひも)、糸や紐のように細く長いもの、またその形状や状態、同「線」「𦇫」
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DAC [シュウ、ジュ/]
◆官位を表す色糸で編んだ帯状の組紐(くみひも)、「佩綬ハイジュ(佩と綬を組み合わせたもの)」
◆「綬草ジュソウ」、ネジバナ(捩花)、ラン科ネジバナ属の草 {ネジバナ}
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DAD [イ、ユイ/つな、これ]
◆(幕の四隅を)綱(つな)などで繋(つな)ぐ、繋ぎ止める、またその綱
◆(四隅を)繋いで動いたり外れたり緩んだりしないようにする
◆「四維シイ」◇四方(東西南北)の四隅、巽(たつみ、南東)・坤(ひつじさる、南西)・乾(いぬい、北西)・艮(うしとら、北東)◇国家存続の柱となるべき四つの大綱タイコウ(礼・義・廉・恥)
◆これ、「維新イシン(これ新たなり、これまでの物事を改め新しくすること)」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DAE [ケイ、ケ/]
◆戟ゲキ(槍状の武器)の刃に被(かぶ)せる布製の鞘さや、また鞘を被せた儀仗用の戟、同「𦄊」「【說文解字注:糸部:綮】致繒也(…)一曰幑識信也有齒(各本識作幟俗字也今正巾部曰幑者幑識也幑識信葢謂棨𢧢棨綮通用也…師古曰棨𢧢有衣之𢧢也以赤黑繒爲之…)」
◆「肯綮コウケイ」◇骨と肉・筋肉が結合しているところ◇重要なところ、肝心カンジンなところ
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DAF [トウ、ドウ/な・う] 绹𥿐
◆何本かの糸や藁などを縒(よ)って一本にする、また縒った紐や縄
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DB0 [ワン、エン/]
◆縄・紐などで繋(つな)ぐ
◆纏(まと)めて括(くく)る、束ねて結(ゆ)う、同「綄」
◆束ねる、一つに纏める、統(す)べる
◆色が悪い絳コウ(濃く深みのある赤、この色に染めるのは難しいといわれる)、またそのような色の絹織物「【說文解字:糸部:綰】惡也絳也…」「【說文解字注:糸部:綰】惡絳也(…謂絳色之惡者也)」
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DB1 [コウ/つな] 𦂴䌉纲
◆網(あみ)が解(ほつ)れたり絡(から)まったりしないように網の周りを留める太く強い縄(なわ)、広げた網の口を締める役目も果たす
◆ものを繋(つな)ぎ止めたり引いたりするための太い縄、またそれで繋ぎ止める
◆全体を網羅し(口を閉じ)纏(まと)めたもの、物事の輪郭・概要・要旨・骨子、「綱領コウリョウ」「大綱タイコウ」
◆生物学上の分類の一つ、「門モン」よりも小分類で「目モク」よりも大分類
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DB2 [ボウ、モウ/あみ] 䋞䋄
◆糸や紐(ひも)を格子状に目を粗(あら)く編んだ魚や鳥獣を捕(と)らえる道具、特に魚を捕る網を指す、鳥を捕る網は「羅」、「網羅モウラ(魚を捕る網と鳥を捕る網、残らず捕らえる)」「羅網ラモウ(鳥を捕る網と魚を捕る網、法の網、網に掛かる、罠に掛ける)」、同「网」
◆身動きができないように網を被(かぶ)せる、同「罔」
◆網の目のように縦横ジュウオウに張り巡(めぐ)らされたもの、ネットワークnetwork、同簡「网」
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DB3 [ホウ、ヒョウ/] 繃绷𦇜
◆紐や帯や布を解(ほど)けないようにしっかりと(ぴったりと)巻き付ける
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「䙖」「襁」
糸6+8=総画数14 U+7DB4 [テイ、タイ、テツ、テチ/つづ・る、と・じる]
◆糸で縫(ぬ)い繋(つな)ぎ合わせる、縫い合わせる
◆隙(すき)がないように繋ぐ、また連(つら)ねる
◆言葉を繋ぎ連ねて文章などを作る
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DB5 [サイ/]
◆彩(いろど)り豊かなさま、美しく彩られた模様、同「彩」
◆美しい模様に彩られた絹織物また絹製品
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DB6 [カ/]
◆糸を束ねる
糸6+8=総画数14 U+7DB7 [サイ、スイ/]
◆五色(「さまざまな色」の意)の糸を織り合わせる(織り成す)、またそのような織物
◆「綷縩・綷䌨・𪓌縩・𢃒縩サイサイ・スイサイ」、五色に彩られた(彩り豊かな)絹織物
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DB8 [リン、カン、ケン/]
◆青い印綬インジュ(色によって官位を表す組紐)
◆糸、糸を撚(よ)り合わせた紐(ひも)
◆糸をきちんと(太さや色糸の柄などが不揃いにならないように)撚る
◆「経綸ケイリン」、国家をきちんと整え治めること
◆「綸巾カンキン」、帽子ボウシの一種、諸葛亮孔明ショカツリョウコウメイ(181年~234年)が被(かぶ)っていたことで知られる
◆天子の行為や言葉に冠する語、「綸言リンゲン(王の言葉)」「【禮記注疏(禮記正義):卷五十五:緇衣】子曰王言如絲其出如綸王言如綸其出如綍」に依る
◆[日]「綸子リンズ」、光沢がある紋織物(もんおりもの)の一つ
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DB9 [リュウ、ル/]
◆糸や髪などの糸状のもの(細く長いもの)の束(たば)を数える語「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:綹】力九切緯十絲曰綹」
糸6+8=総画数14 U+7DBA [キ/]
◆細糸で模様を織り出した絹織物
◆美しい、優美な
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DBB [タン、デン/ほころ・ぶ、ほころ・びる]
◆衣服が破れる、解(ほど)けて中が見える、裂けて中が露(あらわ)になる
◆蕾が開く
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DBC [ヒ、ビ/]
◆裳ショウ(スカートskirt状の衣服)の側縁(へり)の部分の飾り、下縁(へり)の部分の飾りは「緆セキ」、この縁飾りを併せて「綼緆ヒセキ」
糸6+8=総画数14 U+7DBD [シャク/] 绰繛𦅕𦈀
◆ゆったりとしたさま、ゆとりがあるさま
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DBE [リョウ、リン/あや]
◆光沢があり凹凸感のある模様を織り込んだ薄絹、厚手のものは「緞子ドンス」
◆細かい(入り組んだ)模様が織り込まれた(描かれた)もの
◆[日]◇柄(がら)が斜めに見えるように織り上げた織物◇入り組んでいるさま
筆順
綿糸6+8=総画数14 U+7DBF [ベン、メン/わた] 绵緜
◆ワタ(綿、アオイ科ワタ属の草)やキワタ(木棉、アオイ科キワタ属の木)などの植物から採った繊維の総称、植物名のワタは中国では「棉」、日本では繭(まゆ)から採った繊維を「真綿(まわた)」と呼ぶのに対して、植物から採った繊維を「木綿・木棉(もめん)」と呼ぶ、また長い繊維を「綿」といい短いものを「絮」という {ワタ}
◆(ワタの繊維のように)細く長い
◆(ワタの繊維のように)細く長く(途切れずに)続く、「綿綿メンメン」
◆細い、小さい
◆(ワタのように)柔らかい、弱々しい
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DC0 [セイ、サイ/]
◆複雑に絡み合った模様が美しい絹織物
糸6+8=総画数14 U+7DC1 [ショウ/]
◆衣服の縁(へり)を縫(ぬ)う、衣服の表地と裏地(の縁へり同士)を縫い合わせる、同「䌌」「【說文解字注:糸部:緁】𦄱衣也(下文緶下曰緁衣也與此爲轉注衣部曰{⿵𠫼衣}者緶也喪服傳曰斬者何不緝也齊者何緝也齊卽{⿱𠫼衣}緝卽緁叚借字也緁者緶其邊也)」
糸6+8=総画数14 U+7DC2 [タン、セン/]
◆白地の布に色鮮やかな斑(まだら)模様を織り込んだ(また染めた)布また衣服
◆糸を撚(よ)る
◆生え出たばかりのオギ(荻)の色、青味を帯びた薄い緑色
糸6+8=総画数14 U+7DC3 [ショウ、シュ/]
◆馬車の飾り
糸6+8=総画数14 U+7DC4 [コン/]
◆模様(モヨウ)を織(お)り込んだ帯(おび)
◆ものを縛(しば)る紐(ひも)・縄(なわ)の類
糸6+8=総画数14 U+7DC5 [スウ、シュ/]
◆赤味がかった深い青色
糸6+8=総画数14 U+7DC6 [セキ、シャク/]
◆細い麻糸で織(お)った布、同「𪎥」
◆裳ショウ(スカートskirt状の衣服)の下縁(へり)の部分の飾り、側縁(へり)の部分の飾りは「綼ヒ」、この縁飾りを併せて「綼緆ヒセキ」
糸6+8=総画数14 U+7DC7 [シ/] 缁𦃠䊷䌶𥾒
◆黒色、黒い、黒く染める
◆黒い糸、黒い布、黒い衣服
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DC8 [コウ、ギョウ/] 𦂜𦃉
◆まっすぐな糸「【說文通訓定聲:鼎部弟十七:幸:緈】直也…按絲之直也」
◆未詳「【字彙補:未集:糸部:𦂜】與𦃉同絓𦂜」
糸6+8=総画数14 U+7DC9 [リョウ/]
◆履物などの対ツイ(二つで一組)になって用を成すものを数える語、同「䩫」
◆絞(しぼ)る、紐(ひも)などを交差させてその両端を引く
糸6+8=総画数14 U+7DCB [ヒ/あけ]
◆鮮やかで濃く深みのある赤色
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DCC [ズイ、ヌイ/] 𡱵
◆房状の飾り、冠の顎紐(あごひも、「纓エイ」という)の先の房飾り {服飾(冕冠)}
糸6+8=総画数14 U+7DCD [ビン、ミン/] 𦈏
◆魚を釣るための糸、釣り糸、同「緡」「䋋」
◆「緍緜ビンメン」、未詳「【方言:第六】緍緜施也秦曰緍趙曰緜吳越之間脫衣相被謂之緍緜(相覆及之名也音旻)」
糸6+8=総画数14 U+7DCE [ヨク、イキ/]
◆子羊の革のコート、またそれを縫う
◆糸の束を数える語
糸6+8=総画数14 U+7DCF [ソウ、ス/ふさ、す・べる、すべ・て]
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「總」「揔」「惣」
◆すべ・て、全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「總」「揔」「惣」
◆ふさ、長い糸や紐の一方を束ね、もう片方を垂らしたもの、束ねていない方を「房」、同「總」
◆「総角ソウカク(あげまき)」、髪を束ねて紐で結(ゆ)わえ角(つの)のように突き立てる(結わえた先が垂れない)結い方、多く男児の髪の結い方、同「總角」、同「𩮀」「𩭤」
◆青黄色、緑色、またそのような色の絹織物
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DD0 [ハン、ボン、バン/]
◆(馬の鬣たてがみの)房状の飾り、同「𥿋」「繁」
漢字林(非部首部別)
糸6+8=総画数14 U+7DD1 [リョク、ロク/みどり] 綠绿𢅞
◆青に黄が混じった色、草木の葉の色
◆澄んだ水の深みのような濃い青色
◆黒に近い深く濃い青色
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DD2 [チョ、ショ、ジョ/いとぐち、お] 緖绪
◆長い糸の先端、糸口(いとぐち)、「端緒タンショ・タンチョ」
◆物事などの始まり、発端ホッタン、「緒言ショゲン」
◆家系などの途切れずに続く繋(つな)がり
◆残余ザンヨ、余り、残り、「緒風ショフウ(前の季節の名残りの風)」
◆[日]お、紐(ひも)
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DD3 [エイ、ヨウ/]
◆飾り紐、同「纓」「【欽定歷代職官表:卷四十一】南鞍庫掌官用鞍轡各項皮張雨緓縧帶之事」
糸6+8=総画数14 U+7DD4 [ショウ/]
◆履物の足の甲を覆(おお)う部分(英語ではインステップinstep、日本ではアッパーupper)を靴底に縫(ぬ)い付ける、「緔鞋ショウカイ・ションシェ」、同「鞝鞋」「上鞋」、同「鞝」
糸6+8=総画数14 U+7DD5 [セイ、ザイ、シ/]
◆「緕縗シサイ」、裾(すそ)の下縁(へり)を縫った粗い麻製の喪服の名、祖父や兄弟などの近しい人が亡くなった際に着用する、同「齊衰」、縫わないものを「斬縗ザンサイ」、五服ゴフクの一つで、亡くなった人の近遠の順に「斬縗・斬衰ザンサイ」「纃縗・齊衰」「大功タイコウ」「小功ショウコウ」「緦麻シマ」「【禮記正義:間傳:丧服】斬衰三升齊衰四升五升六升大功七升八升九升小功十升十一升十二升緦麻十五升去其半(「升」は経糸数の単位、「升」参照)
◆[日]絣(かすり)、部分的に染め分けた糸で織った織物
筆順
糸6+8=総画数14 U+7DE2 [ビョウ、ミョウ/]
◆ヤクyak(チベットTibet周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類)の尾の細い毛
糸6+8=総画数14 U+7DF4 [レン/ね・る] 練练
◆生糸や絹布を灰汁(あく、草木などの灰を溶かしたアルカリ性の水)で煮て柔らかく白くする、同「湅」
◆熟(こな)れていないものを繰り返し鍛(きた)える、鍛えて良いものにする
◆習熟(シュウジュク)する、繰り返して(経験を積んで)上達する
注解:フォントによっては{⿰糸東}の字形になるが、本来は{⿰糸柬}
筆順
糸3+8=総画数11 U+7EE9 [セキ、シャク/う・む]
◆う・む、麻や綿などの短い繊維や生糸を継(つ)ぎながら撚(よ)って糸にする
◆(細かいことを一つ一つ継ぎながら)積み重ねてきたことの結果、成果、同「勣」
◆優れた働き、功績
糸3+8=総画数11 U+7EEA [チョ、ショ、ジョ/いとぐち、お] 緒緖
◆長い糸の先端、糸口(いとぐち)、「端緒タンショ・タンチョ」
◆物事などの始まり、発端ホッタン、「緒言ショゲン」
◆家系などの途切れずに続く繋(つな)がり
◆残余ザンヨ、余り、残り、「緒風ショフウ(前の季節の名残りの風)」
◆[日]お、紐(ひも)
糸3+8=総画数11 U+7EEB [リョウ、リン/あや]
◆光沢があり凹凸感のある模様を織り込んだ薄絹、厚手のものは「緞子ドンス」
◆細かい(入り組んだ)模様が織り込まれた(描かれた)もの
◆[日]◇柄(がら)が斜めに見えるように織り上げた織物◇入り組んでいるさま
糸3+8=総画数11 U+7EEC [エイ、ヨウ/]
◆飾り紐、同「纓」「【欽定歷代職官表:卷四十一】南鞍庫掌官用鞍轡各項皮張雨緓縧帶之事」
糸3+8=総画数11 U+7EED [ショク、ゾク/つづ・く] 続續𦁱
◆切れることなく繋(つな)がる、また連(つら)なる
◆前との関係を保ちながら次々に繋がって行く、「継続ケイゾク」「連続レンゾク」
◆前の物事を受け、それを後の物事に継(つ)ぐ、継承する
◆前の人や物や事のすぐ後に付く
糸3+8=総画数11 U+7EEE [キ/] 綺𦂶
◆細糸で模様を織り出した絹織物
◆美しい、優美な
糸3+8=総画数11 U+7EEF [ヒ/あけ]
◆鮮やかで濃く深みのある赤色
糸3+8=総画数11 U+7EF0 [シャク/] 綽繛𦅕𦈀
◆ゆったりとしたさま、ゆとりがあるさま
糸3+8=総画数11 U+7EF1 [ショウ/]
◆履物の足の甲を覆(おお)う部分(英語ではインステップinstep、日本ではアッパーupper)を靴底に縫(ぬ)い付ける、「绱鞋ショウカイ・ションシェ」、同「鞝鞋」「上鞋」、同「鞝」
糸3+8=総画数11 U+7EF2 [コン/]
◆模様(モヨウ)を織(お)り込んだ帯(おび)
◆ものを縛(しば)る紐(ひも)・縄(なわ)の類
糸3+8=総画数11 U+7EF3 [ショウ、ジョウ/なわ] 繩縄䋲
◆何本かの藁(わら)・糸・紐(ひも)などを捩(ねじ)りながら長くしたもの、ロープrope、一般には「紐」よりも太く「綱(つな)」よりも細く粗いもの
◆墨糸(すみいと、墨を含ませ直線を描く糸)、大工道具の一つ、「繩墨ジョウボク」
◆(直線が大工作業で規準となることから)規準、基準
◆(墨繩で描かれた線のように)まっすくにする、曲がりや歪みなどを正す、誤りを糺(ただ)す
糸3+8=総画数11 U+7EF4 [イ、ユイ/つな、これ]
◆(幕の四隅を)綱(つな)などで繋(つな)ぐ、繋ぎ止める、またその綱
◆(四隅を)繋いで動いたり外れたり緩んだりしないようにする
◆「四维シイ」◇四方(東西南北)の四隅、巽(たつみ、南東)・坤(ひつじさる、南西)・乾(いぬい、北西)・艮(うしとら、北東)◇国家存続の柱となるべき四つの大綱タイコウ(礼・義・廉・恥)
◆これ、「维新イシン(これ新たなり、これまでの物事を改め新しくすること)」
漢字林(非部首部別)
糸3+8=総画数11 U+7EF5 [ベン、メン/わた] 綿緜
◆ワタ(綿、アオイ科ワタ属の草)やキワタ(木棉、アオイ科キワタ属の木)などの植物から採った繊維の総称、植物名のワタは中国では「棉」、日本では繭(まゆ)から採った繊維を「真綿(まわた)」と呼ぶのに対して、植物から採った繊維を「木綿・木棉(もめん)」と呼ぶ、また長い繊維を「綿」といい短いものを「絮」という {ワタ}
◆(ワタの繊維のように)細く長い
◆(ワタの繊維のように)細く長く(途切れずに)続く、「綿綿メンメン」
◆細い、小さい
◆(ワタのように)柔らかい、弱々しい
糸3+8=総画数11 U+7EF6 [シュウ、ジュ/]
◆官位を表す色糸で編んだ帯状の組紐(くみひも)、「佩綬ハイジュ(佩と綬を組み合わせたもの)」
◆「綬草ジュソウ」、ネジバナ(捩花)、ラン科ネジバナ属の草 {ネジバナ}
糸3+8=総画数11 U+7EF7 [ホウ、ヒョウ/] 繃綳𦇜
◆紐や帯や布を解(ほど)けないようにしっかりと(ぴったりと)巻き付ける
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「䙖」「襁」
糸3+8=総画数11 U+7EF8 [チュウ、ジュウ、トウ/]
◆纏(まと)う、しっかり巻き付ける、束ね縛(しば)る
◆細かいさま、細やかなさま、びっしりと詰まっているさま
◆目が細かく柔らかな絹織物
◆「绸缪チュウビュウ」◇纏わり付く、しっかりと隙間ができないように纏める◇隙(すき)がないさま◇途切れることなく続くさま◇奥が深いさま
糸3+8=総画数11 U+7EF9 [トウ、ドウ/な・う] 綯𥿐
◆何本かの糸や藁などを縒(よ)って一本にする、また縒った紐や縄
糸3+8=総画数11 U+7EFA [リュウ、ル/]
◆糸や髪などの糸状のもの(細く長いもの)の束(たば)を数える語「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:綹】力九切緯十絲曰綹」
糸3+8=総画数11 U+7EFB [ケン、コン/]
◆しっかりと束ね縛(しば)る
◆「缱绻ケンケン」◇しっかりと縛(しば)る、固く結ぶ◇固く結ばれて離れないさま、強く結びつくさま
糸3+8=総画数11 U+7EFC [ソウ、ソ/へ]
◆(糸を)一つに纏(まと)める、纏めて一つにする、同「総」
◆へ、機織機(はたおりき)で経糸(たていと)を上下に開き杼(ひ、緯糸よこいとを通すための道具)を通す道を作る道具、日本では「綜絖ソウコウ」と呼ばれる
糸3+8=総画数11 U+7EFD [タン、デン/ほころ・ぶ、ほころ・びる]
◆衣服が破れる、解(ほど)けて中が見える、裂けて中が露(あらわ)になる
◆蕾が開く
糸3+8=総画数11 U+7EFE [ワン、エン/]
◆縄・紐などで繋(つな)ぐ
◆纏(まと)めて括(くく)る、束ねて結(ゆ)う、同「綄」
◆束ねる、一つに纏める、統(す)べる
◆色が悪い絳コウ(濃く深みのある赤、この色に染めるのは難しいといわれる)、またそのような色の絹織物「【說文解字:糸部:綰】惡也絳也…」「【說文解字注:糸部:綰】惡絳也(…謂絳色之惡者也)」
绿糸3+8=総画数11 U+7EFF [リョク、ロク/みどり] 緑綠𢅞
◆青に黄が混じった色、草木の葉の色
◆澄んだ水の深みのような濃い青色
◆黒に近い深く濃い青色
糸3+8=総画数11 U+7F00 [テイ、タイ、テツ、テチ/つづ・る、と・じる]
◆糸で縫(ぬ)い繋(つな)ぎ合わせる、縫い合わせる
◆隙(すき)がないように繋ぐ、また連(つら)ねる
◆言葉を繋ぎ連ねて文章などを作る
糸3+8=総画数11 U+7F01 [シ/] 緇𦃠䊷䌶𥾒
◆黒色、黒い、黒く染める
◆黒い糸、黒い布、黒い衣服
糸3+8=総画数11 U+7F0D [タ/]
◆綾模様の織物
𦁆糸6+8=総画数14 U+26046 [テン、デン、ケン/] 縳䌸
◆鮮やかな白色、白く鮮やかな絹織物
◆巻いたものや丸く束ねたものを数える語
𦁇糸6+8=総画数14 U+26047 [デン、ネン/] 𦁤
◆船を曳(ひ)く綱
𦁉糸6+8=総画数14 U+26049 [ショウ/]
◆糸を接(つ)ぐ、繋(つな)ぐ、同「𦂡」
𦁊糸6+8=総画数14 U+2604A [カイ、ケ/]
◆(障害となるものに)引っ掛かる、引っ掛かって動けない、同「絓」「罫」
𦁋糸6+8=総画数14 U+2604B [ショク、シキ、シ/お・る] 織𦃎𦀗綕𥿗织𦁓
◆経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を"十"状に交差させて布を作る、またそのようにして作り上げた布、「機織(はたおり)」
◆幾つかのものを組み合わせて一つのものに作り上げる、幾つかのものが組み合わさって一つのものになる、「組織ソシキ」
𦁌糸6+8=総画数14 U+2604C [キン、コン/] 紟䋮
◆衣服の前がはだけないように(開かないように)留(と)めるための(ひも)や釦(ボタンbutton)の類、同「衿」
◆死者を覆(おお)う布「【儀禮註疏:卷第十二:士喪禮】…厥明滅燎陳衣於房南領西上綪絞紟衾二…(《注》紟單被也衾二者始死斂衾今又復制也…)」
𦁎糸6+8=総画数14 U+2604E [サク、ザク/]
◆(船や車などを曳く)太い紐、また綱
𦁏糸6+8=総画数14 U+2604F [エン/]
◆繭を湯に漬け糸口(いとぐち、「緒」という)を引き出す、索緒(サクチョ)「【類篇:糸部:𦁏】於贍切繅絲以手振出緒也」
𦁐糸6+8=総画数14 U+26050 [ケツ、コチ/]
◆冠を固定するための紐(ひも)、項(うなじ、首の後ろ側)で結(ゆ)わくという「【儀禮集編:卷一:士冠禮第一之一】…項中有𦁐亦由固頍為之者頍之兩頭皆為𦁐別以繩穿𦁐中結之然後頍得牢固也…今俗呼衫紐曰𦁐…」
◆古代中国の北方の民族の衣服「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:𦁐】去月反狄人衣也又九勿反翟衣也」「【集韻:卷九:入聲上:月第十:𦁐屈】𦁐狄后失人之服或作屈」
◆翟衣テキイ、キジ(雉)の絵が描かれた衣服、皇后などが着る最高位の礼服「【字彙:未集:糸部:𦁐】丘月切音闕后服刻缯為衣不畵也」
𦁑糸6+8=総画数14 U+26051 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:𦁉】子葉切𦁉續也𦁑同上」
𦁒糸6+8=総画数14 U+26052 [ボウ、モウ/] 网𦉳𦉯𦉸𦉽𦉺𦊀𦉮𠕃𠕈𠕀𠔿𦋟
◆網(あみ)、糸や紐(ひも)を格子状に目を粗(あら)く編んだ魚や鳥獣を捕(と)らえる網、同「網」
𦁓糸6+8=総画数14 U+26053 [ショク、シキ、シ/お・る] 織𦃎𦀗綕𥿗织𦁋
◆経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を"十"状に交差させて布を作る、またそのようにして作り上げた布、「機織(はたおり)」
◆幾つかのものを組み合わせて一つのものに作り上げる、幾つかのものが組み合わさって一つのものになる、「組織ソシキ」
𦁖糸6+8=総画数14 U+26056 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:宥第四十九:𦁖】古今無極謂之𦁖通作宙」
𦁗糸6+8=総画数14 U+26057 [ショウ/]
◆絹織物の一種
𦁘糸6+8=総画数14 U+26058 [ソ、ス/もと、もと・より、しろ] 素𦃃𦃚𦅪
◆色を染める前の白い糸
◆白い、無地の
◆形は整えられているが、それ以上には手が加えられていない、本来の、元のままの、「素質ソシツ」
◆飾らない、飾り気のない、「質素シッソ」
◆何時もの通り、普段通り、「平素ヘイソ」
𦁚糸6+8=総画数14 U+2605A [ケイ、ケ/つ・ぐ、まま] 繼𦇓継继
◆切れている糸を繋(つな)ぐ、途切れないように前にあるものの後に続ける(続く)、同「㡭」
◆前の物事を受けて続ける
◆[日]まま、法的には親子関係であるが親と子の間に血の繋がりがない関係
𦁛糸6+8=総画数14 U+2605B [セツ、セチ/]
◆繋(つな)ぐ、繋いで束縛ソクバク(縛って自由を奪う)・制御セイギョ(動きを抑え操る)する、またそのための綱つな・縄なわ、同「紲」「絏」
𦁞糸6+8=総画数14 U+2605E [未詳/]
◆未詳「【字彙補:未集:糸部:𦁞】與橤同累也」
𦁟糸6+8=総画数14 U+2605F [シン/] 𦁄
◆布を織るための麻糸、同「縝」
𦁠糸6+8=総画数14 U+26060 [/あき、あけ]
◆[日]「𦁠田(あきた、あけた)」、姓
𦁤糸6+8=総画数14 U+26064 [デン、ネン/] 𦁇
◆船を曳(ひ)く綱
𦁥糸6+8=総画数14 U+26065 [シ/]
◆縫(ぬ)う、衣服を縫う、同「𧝉」「𧛢」「【集韻:卷五:上聲上:旨第五:𧝉𦁥𧛢】說文紩衣也或作𦁥𧛢」
𦁬糸6+8=総画数14 U+2606C [未詳/]
◆未詳
𦁮糸6+8=総画数14 U+2606E [未詳/]
◆未詳
𦁯糸6+8=総画数14 U+2606F [未詳/]
◆未詳
𦁰糸6+8=総画数14 U+26070 [キ/]
◆深い青色の美しい絹布、同「綦」「【說文解字:糸部:綥】帛蒼艾色」
◆「𦁰巾キキン」、未婚の女性用の衣服、同「綦巾」
𦁱糸6+8=総画数14 U+26071 [ショク、ゾク/つづ・く] 続續续
◆切れることなく繋(つな)がる、また連(つら)なる
◆前との関係を保ちながら次々に繋がって行く、「継続ケイゾク」「連続レンゾク」
◆前の物事を受け、それを後の物事に継(つ)ぐ、継承する
◆前の人や物や事のすぐ後に付く
𦁲糸6+8=総画数14 U+26072 [未詳/]
◆未詳「【廣川書跋:卷三:送窮圖】…人立曳薪舡行繩引䩖鞄颿繫栙䉶裏以■(一作牽)𦁲薦之醭䤍(一作{⿰酉冓})…」
𦁴糸6+8=総画数14 U+26074 [シン/] 紳绅
◆腰に巻いて体の正中セイチュウ(真ん中)で結び、結んだ先(さき)を垂らす大帯(おおおび、礼装用の長い帯)の、その垂れた部分、また広くその長い帯「【禮記注疏(禮記正義):卷二十九:玉藻】三寸長齊於帶紳長制士三尺有司二尺有五寸游曰參分帶下紳居二焉紳韠結三齊(《注》三寸謂約帶紐組之廣也長齊于帶與紳齊也紳帶之垂者也…三分帶下而三尺則帶髙於中也結約餘也…)」
◆「𦁴士シンシ」◇地方の官吏カンリ(役人)、また退官した官吏◇地方の有力者
𦁵糸6+8=総画数14 U+26075 [トウ、ドウ/]
◆糸や紐(ひも)を編んだ紐、組紐(くみひも)、同「絛」「幍」
◆弓や剣などを入れる袋、同「韜」
𦁷糸6+8=総画数14 U+26077 [コウ、オウ/]
◆周りを巡(めぐ)らすように張った綱(つな)、同「紘」「紭」「【字彙補:未集:糸部:𦁷】戸萌切音宏集韻網綱」「【漢語大字典:糸部:𦁷】同"紭"」
𦂝糸6+8=総画数14 U+2609D [シュウ/] 緝缉
◆麻(あさ)や繭(まゆ)などの繊維を撚(よ)って糸にする、「緝績シュウセキ」
◆衣服などの縁(へり)を縫(ぬ)う、また縫い合わせる
◆寄せ集める、寄せ集まる
◆「𦂝熙シュウキ」、(人徳ジントクが)光り輝(かがや)くさま「【毛詩正義(毛詩註疏):卷二十三:大雅:文王】穆穆文王於緝熙敬止…(《箋》…能敬其光明之德…)」
𦂲糸6+8=総画数14 U+260B2 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:糸部:𦂲】同"𧝉"(「𦁥」と同字としたものか)
𦈎糸3+8=総画数11 U+2620E [タン、ダン、セン/]
◆(帶が)ゆったりとしているさま、「繟然タンゼン」
𦈏糸3+8=総画数11 U+2620F [ビン、ミン/]
◆魚を釣るための糸、釣り糸、同「緡」「䋋」
◆「𦈏緜ビンメン」、未詳「【方言:第六】緍緜施也秦曰緍趙曰緜吳越之間脫衣相被謂之緍緜(相覆及之名也音旻)」
糸6+9=総画数15 U+42F3 [ハイ、ヘ/]
◆(女性用の)袖なしの厚手の上衣(うわぎ、上半身に着る服)、同「褙」
糸6+9=総画数15 U+42F4 [ジュウ、ニュウ/]
◆幾つかの色糸で織った絹織物
糸6+9=総画数15 U+42F5 [エツ、オチ/]
◆解(ほつ)れたり傷(いた)んだりした絹織物「【類篇:卷三十七:糸部:䋵】繒壞也」
◆未詳「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:䋵】急也一曰不成也」
注解:「𢇋」「㡫」「𤣨」にも同じように「未成」「不成」「急戾」「急綟」の義がある
糸6+9=総画数15 U+42F6 [シュ/]
◆蜀錦ショッキン(蜀の美しい織物)の名「【揚子雲集(揚雄):蜀都賦】爾乃其人自造竒錦紌繏𦃄䋶縿緣盧中」
◆(馬などの)前両足を絡(から)める、またその紐、同「𦄼」
漢字林(非部首部別)
糸6+9=総画数15 U+42F7 [ボウ、ム/]
◆縛(しば)る
糸6+9=総画数15 U+42F8 [シュン、ジュン/]
◆(衣服を)縫う、同「𦅑」
◆「繞䋸ジョウシュン」、衣服に仕立て上がったときに、布の縫い合わせがちょうど背の中心になるようにした衣服、同「𧞶裺トクエン」、同「裻」「𧝴」「【方言:卷四】繞䋸(音循)謂之𧞶裺(《注》衣督脊也)(「督」は「𧝴」)「【集韻:卷二:平聲:諄第十八:䋸】縫也方言繞䋸謂之𧞶裺郭璞曰謂衣𧝴脊」「【天中記:卷二十七:勇敢】…負䙉親聞語子緒曰勇可習也…」
糸6+9=総画数15 U+42F9 [フク/]
◆布幅、布の横方向の長さ、同「幅」、古代中国では1幅=2尺2寸(時代や国によって異なるが、秦代・漢代で1尺=23.1cm、日本でも時代によって異なるが、計量法施行法に従えば1尺=30.3cm)
糸6+9=総画数15 U+42FA [シュウ/] 𦂏
◆尻繋・鞦しりがい、牛馬などの背から尻に掛けて渡す帯、同「緧」「𦃈」「紂」、革製は「鞧」「鞦」「𩋰」
糸6+9=総画数15 U+42FB [ジン、ニン/]
◆布を織る
糸6+9=総画数15 U+42FD [ホウ/] 𦂌
◆草履(ぞうり)、藁(わら、植物の茎を乾燥させたもの)を編んで作った履物、同「𧛜」
◆小児用の(革製の、或いは底に革を張った)履物、足の甲(こう)を覆(おお)った履物、同「𥀂」「𧛜」「【急就篇:卷二】屐屩𦂌麤羸窶貧…𦂌圓頭掩上之履也…」
糸6+9=総画数15 U+42FE [タ、チャ/] 𦅁
◆糸が縺(もつ)れる、絡(から)み合う、同「𥿃」
糸6+9=総画数15 U+4301 [ヨウ/]
◆衣服が開(はだ)けないように留(と)めるための紐(ひも)、或いは留め具、同「襻」
糸6+9=総画数15 U+4302 [オウ、ウ/]
◆(古代の葬礼で)死者の手を握(にぎ)らせる、或いは束(たば)ねる、またその布
筆順
糸6+9=総画数15 U+4303 [ショウ、サク/]
◆生糸(きいと)、繭から紡(つむ)ぎ出した糸を撚(よ)り合わせて糸にしたもの、煮たり晒(さら)したりする前の糸、同「綃」
◆細糸で模様を織り出した絹織物、同「綃」
◆縄また紐、同「索」「𦂗」
糸6+9=総画数15 U+4304 [コウ、キョウ/] 綆绠䋁𥿒𥾚
◆釣瓶(つるべ、井戸の水を汲むための桶)を垂らすための縄(なわ)、同「繘」
糸6+9=総画数15 U+430B [未詳/] 𦈘
◆「褡褳トウレン」、幅広の帯の両端にポケットpocketが付いた物入れ、大きいものは肩に掛け小さいものは腰に帯びる、同「褡褳」
糸3+9=総画数12 U+433E [ジン、ニン/]
◆布を織る
糸3+9=総画数12 U+433F [フク/]
◆布幅、布の横方向の長さ、同「幅」、古代中国では1幅=2尺2寸(時代や国によって異なるが、秦代・漢代で1尺=23.1cm、日本でも時代によって異なるが、計量法施行法に従えば1尺=30.3cm)
糸6+9=総画数15 U+7DCA [キン/] 紧𦂳𦃂
◆きつく縒(よ)り合わせる
◆隙間ができないように強く締める、堅く引き締める、弛(たる)みがないようにピンと張る
◆隙間がないさま、余裕がないさま
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DD6 [チョ、ショ、ジョ/いとぐち、お] 緒绪
◆長い糸の先端、糸口(いとぐち)、「端緒タンショ・タンチョ」
◆物事などの始まり、発端ホッタン、「緒言ショゲン」
◆家系などの途切れずに続く繋(つな)がり
◆残余ザンヨ、余り、残り、「緒風ショフウ(前の季節の名残りの風)」
◆[日]お、紐(ひも)
糸6+9=総画数15 U+7DD7 [ショウ、ソウ/]
◆クワ(桑、クワ科の木)の新葉(若葉、生え出たばかりの葉)の色、やや緑色がかった薄黄色、またその色の布「【釋名:釋綵帛第十四】緗桑也如桑葉初生之色也」
糸6+9=総画数15 U+7DD8 [カン、ケン/]
◆箱の蓋が開かないように縛るための縄また紐
◆口を閉じる、(封書などの)袋の口を閉じる、封をする
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DD9 [カク/]
◆「緙絲カクシ」、綴織(つづれおり)、布に柄(がら)を織(お)り込む織り技法、中国では河北省定州市を中心に発達した「定州緙絲」が有名で、日本でも京都西陣の綴織などが有名
糸6+9=総画数15 U+7DDA [セン/]
◆糸や紐(ひも)、糸や紐のように細く長いもの、同「綫」「絤」「𦇫」「綖」
◆糸や紐のように途切れずに長く延びているもの、二つの点と点を結ぶもの、またその形状や状態
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DDB [ゼン、ネン/]
◆生地キジや衣服の皺(しぼ、しわ)
◆縮(ちぢ)む、皺ができる、またそのような生地の衣服
糸6+9=総画数15 U+7DDC [ベン、メン/わた] 綿绵
◆ワタ(綿、アオイ科ワタ属の草)やキワタ(木棉、アオイ科キワタ属の木)などの植物から採った繊維の総称、植物名のワタは中国では「棉」、日本では繭(まゆ)から採った繊維を「真綿(まわた)」と呼ぶのに対して、植物から採った繊維を「木綿・木棉(もめん)」と呼ぶ、また長い繊維を「綿」といい短いものを「絮」という {ワタ}
◆(ワタの繊維のように)細く長い
◆(ワタの繊維のように)細く長く(途切れずに)続く、「綿綿メンメン」
◆細い、小さい
◆(ワタのように)柔らかい、弱々しい
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DDD [シュウ/] 𦂝缉
◆麻(あさ)や繭(まゆ)などの繊維を撚(よ)って糸にする、「緝績シュウセキ」
◆衣服などの縁(へり)を縫(ぬ)う、また縫い合わせる
◆寄せ集める、寄せ集まる
◆「緝熙シュウキ」、(人徳ジントクが)光り輝(かがや)くさま「【毛詩正義(毛詩註疏):卷二十三:大雅:文王】穆穆文王於緝熙敬止…(《箋》…能敬其光明之德…)」
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DDE [タン、ダン、ドン/]
◆履物の踵(かかと)の部分、またそこに当てる厚手の布、革は「𩏇」
◆光沢があり凹凸感のある模様を織り込んだ厚手の織物、「緞子ドンス」、薄いものは「綾」
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DDF [チョウ、ジュウ/] 𦅅
◆重なる、積み重なる、何層にも繰り返す、同「重」
◆未詳「【廣韻:去聲:用第三:重:緟】繒縷」
糸6+9=総画数15 U+7DE0 [テイ、ダイ/し・める]
◆しっかりと結ぶ、解(ほど)けたり緩(ゆる)んだりしないように結ぶ、結び合わせる
◆しっかりと閉(と)じる、閉(し)める
◆[日]すっかりおしまいにする、合計する
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DE1 [ビン、ミン/さし]
◆魚を釣るための糸、釣り糸、同「緍」「䋋」
◆銭の穴に通して束ねる紐、また紐で束ねた銭、「緡錢ビンセン」
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DE3 [エン/ふち、へり、えにし、ゆかり] 縁缘
◆衣服の端(はじ)
◆面状のものの先端、物の周辺部、一般にはそこで途切れその先がないところを指す、その先も同じような状態で続いているものの境目は「辺」、線状・棒状のものの先端は「端」
◆繋がり、繋がりを辿る
◆原因となるきっかけ、そのような結果を生じさせる物事、「繋がりを頼りに原因まで辿る」の意
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DE4 [セツ、セチ/] 𦁛
◆繋(つな)ぐ、繋いで束縛ソクバク(縛って自由を奪う)・制御セイギョ(動きを抑え操る)する、またそのための綱つな・縄なわ、同「紲」「絏」
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DE5 [ホウ、ホ/]
◆小児や嬰児エイジを寝かせたり包(くる)んだりするのに用いる布、同「褓」
◆「襁緥キョウホウ」◇小児や嬰児を背負う紐と包(くる)む布、小児や嬰児を大切に庇(かば)い守るための衣類◇[日]むつき、おしめ、おむつ、小児や嬰児の股に当てて排便を受ける細長い布、同「襁褓」
糸6+9=総画数15 U+7DE6 [シ/] 缌𦃞𢇆𠅛𢆿
◆朝服チョウフク(朝廷に出仕する際に着る服、礼服)に用いるような細い麻糸を用い、朝服よりも目を粗く織った麻布、朝服は経糸(たていと)十五升の布、「緦」はその半分の七升半「【禮記:雜記上】朝服十五升去其半而緦(…正義曰朝服精細全用十五升布爲之去其半而緦者緦麻於朝服十五升布之内抽去其半以七升半用爲緦麻服之喪服也…)(「升」は経糸数の単位、「升」参照)
◆「緦麻シマ」、関係が遠い(薄い)人の場合に着用する細い麻糸を用い目を粗く織った喪服の名、亡くなった人の近遠の順に「斬衰・斬縗ザンサイ」「齊衰・纃縗シサイ」「大功タイコウ」「小功ショウコウ」「緦麻」があり「五服ゴフク」と呼ばれる
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DE7 [シュウ、シュ/]
◆尻繋・鞦しりがい、牛馬などの背から尻に掛けて渡す帯、同「𦃈」「䋺」「紂」、革製は「鞧」「鞦」「𩋰」
糸6+9=総画数15 U+7DE8 [ヘン/あ・む]
◆竹簡チクカンや木簡モッカンを一つの纏(まと)まった文書・記録・書物になるように順に並べ結(ゆ)わいて綴(と)じる、またそのための綴じ紐(ひも)
◆ばらばらのものを集め順序立てて並べ一つのものに組み上げる
◆糸や紐などを順に組みながら布を織(お)り上げる
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DE9 [カン、ガン/ゆる・い、ゆる・やか、ゆる・む、ゆる・める] 缓𦅻𦇻
◆ゆったりとした、きつくない
◆張り詰めていた力や締め付けていた力を抜く
◆負荷を軽くする、余裕を持たす
◆ゆっくりした、鈍(のろ)い
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DEA [コウ/] 縆絚
◆太い縄(なわ)また綱(つな)、太い糸また弦ゲン(つる)、同「絙」
◆縄・綱・糸・弦などを強く引っ張る、ぴんと張る、同「揯」
◆隅々(すみずみ)まで行き渡る
糸6+9=総画数15 U+7DEB [ソウ、ス/ふさ、す・べる、すべ・て] 總𦀙縂总𥾜𠂳
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「総」「揔」「惣」
◆すべ・て、全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「総」「揔」「惣」
◆ふさ、長い糸や紐の一方を束ね、もう片方を垂らしたもの、束ねていない方を「房」、同「総」
◆「緫角ソウカク(あげまき)」、髪を束ねて紐で結(ゆ)わえ角(つの)のように突き立てる(結わえた先が垂れない)結い方、多く男児の髪の結い方、同「総角」、同「𩮀」「𩭤」
糸6+9=総画数15 U+7DEC [ベン、メン/]
◆細々とした糸、か細い糸、同「𥾝」
◆遥(はる)かなさま、遥か遠いさま、「緬然メンゼン」、同「𥾝」
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DED [イ/]
◆絹織物
糸6+9=総画数15 U+7DEE [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:糸部:緮】同"𦂊"」
糸6+9=総画数15 U+7DEF [イ/よこいと]
◆よこいと、布の横方向の糸、縦糸は「経」
◆東西の方向に延びる線状のもの、南北は「経」
◆「讖緯シンイ」、主に漢代(前202年~220年)に広まった予言などについて述べた書
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DF0 [トウ/] 𦈕
◆「緰貲・緰㠿トウシ」、繊細で上質な麻布
糸6+9=総画数15 U+7DF1 [コウ、ク/] 缑𦂐
◆柄(つか、手で握る部分)に紐(ひも)や縄を巻き付けた刀剣、「蒯緱カイコウ」
◆「緱氏コウシ」、洛ラク州(現河南省洛陽市偃師区)にあった古地名、また古県名 {河南省}
糸6+9=総画数15 U+7DF2 [ビョウ、ミョウ/]
◆微(かす)かなさま、小さいさま、細(こま)かいさま
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DF3 [ケツ、ケチ/]
◆麻縄(あさなわ)、麻紐(あさひも)
糸6+9=総画数15 U+7DF5 [ソウ、ス/]
◆布の経糸(たていと)の数の単位、1緵=2紀=4𥿮=8升=16䌰=80絲(80本)「【西京雜記:第五】五絲為䌰倍䌰為升倍升為𥿮倍𥿮為紀倍紀為緵倍緵為襚」「【史記:孝景本紀】令徒𨽾衣七緵布(《正義》…緵八十縷也相似七升布用五百六十縫)」、但し【儀禮】に1升=80縷とある「【儀禮注疏:喪服】…布八十縷為升…」
◆「緵罟・䍟罟ソウコ」、魚を捕る目の細かい網、同「九罭キュウヨク」
糸6+9=総画数15 U+7DF6 [ヘン、ベン/] 缏𦄱
◆衣服を縫(ぬ)う
◆麻(あさ)や藁(わら)などを交差させるように平(ひら)たく編(あ)んだ紐(ひも)
◆衣服の裾(すそ)を掴(つま)んで持ち上げる、たくし上げる、同「𦄒」
糸6+9=総画数15 U+7DF7 [コン、ウン/] 𦈉
◆緯イ(よこいと)、布の横方向の糸
◆束ねた羽を数える語、百本の羽の束を一緷「【爾雅注疏:釋器】羽本謂之翮(《註》鳥羽根也一羽謂之箴十羽謂之糸縳百羽謂之緷)」
糸6+9=総画数15 U+7DF8 [イン/]
◆くねくねと曲がるさま
◆揺れ動くさま
糸6+9=総画数15 U+7DF9 [テイ、ダイ/]
◆黄色味を帯びた赤色、紅赤(べにあか)色、赤味の強い橙(だいだい)色、またその色の布
筆順
糸6+9=総画数15 U+7DFA [カ、ケ/]
◆青紫色の綬ジュ(官位を表す色糸で編んだ組紐)
糸6+9=総画数15 U+7DFC [ウン、オン/] 縕缊
◆ふんわりとした短い繊維の塊(かたまり)、縺(もつ)れた麻の繊維、同「褞」
◆もやもやとしたさま
◆「絪緼インウン」、同「氤氳」「壹㚃イツウン」◇天の「気」と地の気◇天地(陽陰)の気が交じり満ちるさま、天地の気が漲(みなぎ)るさま◇もやもやとした気(雲や煙など)が立ち籠(こ)めるさま
◆(赤に黄が混じった)茶色また朱色
漢字林(非部首部別)
糸6+9=総画数15 U+7DFD [テイ、チョウ/]
◆赤い、赤色、縓セン(ピンクpink色)より濃く纁クン(濃く深みのある赤)より明るいという、同「赬」
糸6+9=総画数15 U+7DFE [テン、デン/まと・う、まとい、まつ・る] 纏缠纒
◆周りから幾つかのものを解(ほつ)れないようにしっかりと付ける、「衣服を纏う」は「開(はだ)けたり脱げ落ちたりしないようにしっかりと身に着ける」の意
◆幾つかのものしっかりと束ねて解れないようにする
◆[日]まつ・る、布や衣服の縁(へり)を折り込んで縫う、「布の先が解れないようにする」の意
◆[日]まとい、棒の先に細長い布や革などを束ね房状に垂らしたもの、戦場で陣所などの目印とした
緿糸6+9=総画数15 U+7DFF [タイ、ダイ/] 紿绐
◆使い古されて伸びたり弱くなったりした糸
◆だれる、しまりがなくなる
◆誑(たぶら)かす、甘言で惑わし欺く、同「詒」
糸6+9=総画数15 U+7E00 [カ、ゲ/]
◆厚手の布「【聖祖仁皇帝親征平定朔漠方略:卷二】皮靴縀襪各一䨇」「【世宗憲皇帝聖訓:卷二十六:厚風俗:五月己未】…諸王內外大臣如黃龍繡縀之類…」
糸6+9=総画数15 U+7E01 [エン/ふち、へり、えにし、ゆかり] 緣缘
◆衣服の端(はじ)
◆面状のものの先端、物の周辺部、一般にはそこで途切れその先がないところを指す、その先も同じような状態で続いているものの境目は「辺」、線状・棒状のものの先端は「端」
◆繋がり、繋がりを辿る
◆原因となるきっかけ、そのような結果を生じさせる物事、「繋がりを頼りに原因まで辿る」の意
筆順
糸6+9=総画数15 U+7E02 [ソウ、ス/ふさ、す・べる、すべ・て] 總緫𦀙总𥾜𠂳
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「総」「揔」「惣」
◆すべ・て、全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「総」「揔」「惣」
◆ふさ、長い糸や紐の一方を束ね、もう片方を垂らしたもの、束ねていない方を「房」、同「総」
◆「縂角ソウカク(あげまき)」、髪を束ねて紐で結(ゆ)わえ角(つの)のように突き立てる(結わえた先が垂れない)結い方、多く男児の髪の結い方、同「総角」、同「𩮀」「𩭤」
糸6+9=総画数15 U+7E03 [ショ、ソ/]
◆「祖縃ソショ」、人名、北周(557年~581年)代の人という 「【周書:卷二十二:列傳第十四】祖縃宋同州別駕宋安郡守」
糸6+9=総画数15 U+7E04 [ショウ、ジョウ/なわ] 繩䋲绳
◆何本かの藁(わら)・糸・紐(ひも)などを捩(ねじ)りながら長くしたもの、ロープrope、一般には「紐」よりも太く「綱(つな)」よりも細く粗いもの
◆墨糸(すみいと、墨を含ませ直線を描く糸)、大工道具の一つ、「繩墨ジョウボク」
◆(直線が大工作業で規準となることから)規準、基準
◆(墨繩で描かれた線のように)まっすくにする、曲がりや歪みなどを正す、誤りを糺(ただ)す
筆順
糸6+9=総画数15 U+7E05 [/おどし]
◆[日]鎧(よろい)の各部材や特に札(さね)を綴(つづ)り合わせる紐(ひも)
筆順
糸6+9=総画数15 U+7E06 [コウ/] 緪絚
◆太い縄(なわ)また綱(つな)、太い糸また弦ゲン(つる)、同「絙」
◆縄・綱・糸・弦などを強く引っ張る、ぴんと張る、同「揯」
◆隅々(すみずみ)まで行き渡る
糸6+9=総画数15 U+7E07 [①セン②선ソン/]

◆未詳「【記纂淵海:卷七十八:樂部:樂:瑟】集縇瑟兮交鼓(楚詞)齊王好竽有…」「【御選歷代詩餘:卷十三:清平樂】西江霜後萬㸃縇晴晝璀璨寄来光…」

◆[韓]衣服・敷物などの縁(へり)、また縁取り(ふちどり)
糸6+9=総画数15 U+7E19 [ジュウ、ニュウ/]
◆鞍(くら)などに敷く厚手の敷物のふわふわとした毛の飾り、同「䩸」
◆糸飾り、紐飾り
糸3+9=総画数12 U+7F02 [カク/]
◆「缂丝カクシ」、綴織(つづれおり)、布に柄(がら)を織(お)り込む織り技法、中国では河北省定州市を中心に発達した「定州緙絲」が有名で、日本でも京都西陣の綴織などが有名
糸3+9=総画数12 U+7F03 [ショウ、ソウ/]
◆クワ(桑、クワ科の木)の新葉(若葉、生え出たばかりの葉)の色、やや緑色がかった薄黄色、またその色の布「【釋名:釋綵帛第十四】緗桑也如桑葉初生之色也」
糸3+9=総画数12 U+7F04 [カン、ケン/]
◆箱の蓋が開かないように縛るための縄また紐
◆口を閉じる、(封書などの)袋の口を閉じる、封をする
糸3+9=総画数12 U+7F05 [ベン、メン/]
◆細々とした糸、か細い糸、同「𥾝」
◆遥(はる)かなさま、遥か遠いさま、「缅然メンゼン」、同「𥾝」
糸3+9=総画数12 U+7F06 [ラン/ともずな] 纜䌫
◆ともずな、船を岸に繋ぎ止めるための綱(つな)
◆太い縄や綱
糸3+9=総画数12 U+7F07 [テイ、ダイ/]
◆黄色味を帯びた赤色、紅赤(べにあか)色、赤味の強い橙(だいだい)色、またその色の布
糸3+9=総画数12 U+7F08 [ビョウ、ミョウ/]
◆微(かす)かなさま、小さいさま、細(こま)かいさま
糸3+9=総画数12 U+7F09 [シュウ/] 緝𦂝
◆麻(あさ)や繭(まゆ)などの繊維を撚(よ)って糸にする、「緝績シュウセキ」
◆衣服などの縁(へり)を縫(ぬ)う、また縫い合わせる
◆寄せ集める、寄せ集まる
◆「缉熙シュウキ」、(人徳ジントクが)光り輝(かがや)くさま「【毛詩正義(毛詩註疏):卷二十三:大雅:文王】穆穆文王於緝熙敬止…(《箋》…能敬其光明之德…)」
糸3+9=総画数12 U+7F0A [ウン、オン/] 縕緼
◆ふんわりとした短い繊維の塊(かたまり)、縺(もつ)れた麻の繊維、同「褞」
◆もやもやとしたさま
◆「絪缊インウン」、同「氤氳」「壹㚃イツウン」◇天の「気」と地の気◇天地(陽陰)の気が交じり満ちるさま、天地の気が漲(みなぎ)るさま◇もやもやとした気(雲や煙など)が立ち籠(こ)めるさま
◆(赤に黄が混じった)茶色また朱色
漢字林(非部首部別)
糸3+9=総画数12 U+7F0B [カイ、エ/] 繢𦇣
◆模様を描(えが)くまた縫(ぬ)い取る、またその絵柄、またその人
◆織物の最初と最後の経糸(たていと)だけで緯糸(よこいと)がない部分、房飾りなどとしても利用するという、織餘キヨ、同「𦆠」「【說文解字注:糸部:𦇣】織餘也(此亦兼布帛言之也上文機縷爲機頭此織餘爲機尾。繢之言遺也。故訓爲織餘。織餘、今亦呼爲機頭。可用系物及飾物。急就篇絛繢總爲一類。是也…)」
糸3+9=総画数12 U+7F0C [シ/] 緦𦃞𢇆𠅛𢆿
◆朝服チョウフク(朝廷に出仕する際に着る服、礼服)に用いるような細い麻糸を用い、朝服よりも目を粗く織った麻布、朝服は経糸(たていと)十五升の布、「緦」はその半分の七升半「【禮記:雜記上】朝服十五升去其半而緦(…正義曰朝服精細全用十五升布爲之去其半而緦者緦麻於朝服十五升布之内抽去其半以七升半用爲緦麻服之喪服也…)(「升」は経糸数の単位、「升」参照)
◆「缌麻シマ」、関係が遠い(薄い)人の場合に着用する細い麻糸を用い目を粗く織った喪服の名、亡くなった人の近遠の順に「斬衰・斬縗ザンサイ」「齊衰・纃縗シサイ」「大功タイコウ」「小功ショウコウ」「緦麻」があり「五服ゴフク」と呼ばれる
糸3+9=総画数12 U+7F0E [タン、ダン、ドン/]
◆履物の踵(かかと)の部分、またそこに当てる厚手の布、革は「𩏇」
◆光沢があり凹凸感のある模様を織り込んだ厚手の織物、「緞子ドンス」、薄いものは「綾」
糸3+9=総画数12 U+7F0F [ヘン、ベン/] 緶𦄱
◆衣服を縫(ぬ)う
◆麻(あさ)や藁(わら)などを交差させるように平(ひら)たく編(あ)んだ紐(ひも)
◆衣服の裾(すそ)を掴(つま)んで持ち上げる、たくし上げる、同「𦄒」
糸3+9=総画数12 U+7F10 [セン/]
◆糸や紐(ひも)、糸や紐のように細く長いもの、同「綫」「絤」「𦇫」「綖」
◆糸や紐のように途切れずに長く延びているもの、二つの点と点を結ぶもの、またその形状や状態
糸3+9=総画数12 U+7F11 [コウ、ク/] 緱𦂐
◆柄(つか、手で握る部分)に紐(ひも)や縄を巻き付けた刀剣、「蒯緱カイコウ」
糸3+9=総画数12 U+7F12 [ツイ、ズイ/すが・る]
◆縄(なわ)の先にものを結(なわ)わえ、高いところから垂(た)らす、縄でものを吊(つる)す、またその縄、同「䋘」
◆[日](高い所に掛けた縄に)しがみ付く、しがみ付いて頼りにする
糸3+9=総画数12 U+7F13 [カン、ガン/ゆる・い、ゆる・やか、ゆる・む、ゆる・める] 緩𦅻𦇻
◆ゆったりとした、きつくない
◆張り詰めていた力や締め付けていた力を抜く
◆負荷を軽くする、余裕を持たす
◆ゆっくりした、鈍(のろ)い
糸3+9=総画数12 U+7F14 [テイ、ダイ/し・める]
◆しっかりと結ぶ、解(ほど)けたり緩(ゆる)んだりしないように結ぶ、結び合わせる
◆しっかりと閉(と)じる、閉(し)める
◆[日]すっかりおしまいにする、合計する
糸3+9=総画数12 U+7F15 [ロウ、ル/]
◆糸、縫糸(ぬいいと)
◆(糸のように)細く長い、長々と途切れなく続く、またそのようなもの、「縷縷ルル」
◆傷み綻(ほころ)んだ布また衣服、粗末な衣服、同「褸」
糸3+9=総画数12 U+7F16 [ヘン/あ・む]
◆竹簡チクカンや木簡モッカンを一つの纏(まと)まった文書・記録・書物になるように順に並べ結(ゆ)わいて綴(と)じる、またそのための綴じ紐(ひも)
◆ばらばらのものを集め順序立てて並べ一つのものに組み上げる
◆糸や紐などを順に組みながら布を織(お)り上げる
糸3+9=総画数12 U+7F17 [ビン、ミン/さし]
◆魚を釣るための糸、釣り糸、同「緍」「䋋」
◆銭の穴に通して束ねる紐、また紐で束ねた銭、「缗钱ビンセン」
糸3+9=総画数12 U+7F18 [エン/ふち、へり、えにし、ゆかり] 縁緣
◆衣服の端(はじ)
◆面状のものの先端、物の周辺部、一般にはそこで途切れその先がないところを指す、その先も同じような状態で続いているものの境目は「辺」、線状・棒状のものの先端は「端」
◆繋がり、繋がりを辿る
◆原因となるきっかけ、そのような結果を生じさせる物事、「繋がりを頼りに原因まで辿る」の意
漢字林(非部首部別)
糸6+9=総画数15 U+FA57 [レン/ね・る] 練练
◆生糸や絹布を灰汁(あく、草木などの灰を溶かしたアルカリ性の水)で煮て柔らかく白くする、同「湅」
◆熟(こな)れていないものを繰り返し鍛(きた)える、鍛えて良いものにする
◆習熟(シュウジュク)する、繰り返して(経験を積んで)上達する
𦂁糸6+9=総画数15 U+26081 [スイ、ズイ/]
◆佩玉ハイギョクなどに通す組紐
◆遺体を覆う衣服
𦂂糸6+9=総画数15 U+26082 [チョ、ジョ/] 紵纻
◆カラムシ(苧、イラクサ科カラムシ属の草)やイチビ(苘麻、アオイ科イチビ属の草)などの草の茎から作った白く細い繊維、またその糸で織った布「【周禮注疏:天官冢宰】典枲掌布緦縷紵之麻草之物…(《注》…白而細疏曰紵…《疏》釋曰云掌布緦縷紵之麻草之物者欲見布緦縷用麻之物紵用草之物布中可以兼用葛䔛之草為之…)」 {イチビ} {カラムシ}
𦂃糸6+9=総画数15 U+26083 [テイ、チョウ/]
◆綬(ジュ)、官位を表す色糸で編んだ組紐(くみひも)
𦂅糸6+9=総画数15 U+26085 [シ、セイ、ショウ/]
◆アサ(麻)の織物
𦂈糸6+9=総画数15 U+26088 [チュウ/]
◆未詳「【類篇:糸部:𦂈】直祐博雅{𡣘-女}也一曰緒也」「【集韻:卷八:去聲下:宥第四十九:𦂈紬】博雅業也一曰緒也或作紬」
𦂊糸6+9=総画数15 U+2608A [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:未集中:糸部:𦂊】《玉篇》扶又切義闕《篇海》絹𦂊」
𦂌糸6+9=総画数15 U+2608C [ホウ/]
◆草履(ぞうり)、藁(わら、植物の茎を乾燥させたもの)を編んで作った履物、同「𧛜」
◆小児用の(革製の、或いは底に革を張った)履物、足の甲(こう)を覆(おお)った履物、同「𥀂」「𧛜」「【急就篇:卷二】屐屩𦂌麤羸窶貧…𦂌圓頭掩上之履也…」
𦂎糸6+9=総画数15 U+2608E [シュク/]
◆縮羅(しじら)、細かい縮み皺がある絹織物、またその皺の紋様、同「縬」
𦂏糸6+9=総画数15 U+2608F [シュウ/]
◆尻繋・鞦しりがい、牛馬などの背から尻に掛けて渡す帯、同「緧」「𦃈」「紂」、革製は「鞧」「鞦」「𩋰」
𦂐糸6+9=総画数15 U+26090 [コウ、ク/] 緱缑
◆柄(つか、手で握る部分)に紐(ひも)や縄を巻き付けた刀剣、「蒯緱カイコウ」
𦂓糸6+9=総画数15 U+26093 [フツ、ホチ/] 紼绋𥿏
◆印章を帯から垂らすための綬ジュ(位階によって色が決まっている組紐)、同「紱」
◆太い綱(つな)
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を載せた車を引く綱、同「綍」「𩎛」
𦂔糸6+9=総画数15 U+26094 [バン、モン/]
◆船を引く縄また綱、同「絻」
𦂖糸6+9=総画数15 U+26096 [ヘイ、ハイ/]
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:霽第十二:𦂖】緝也」
𦂗糸6+9=総画数15 U+26097 [サク/]
◆縄また紐、同「索」
𦂙糸6+9=総画数15 U+26099 [トウ、ドウ/かが・る] 縢𦪝𦅌
◆縄や紐など、またそれで(巻き付けるようにして)縛る
◆脚絆キャハン、小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)に巻く帯状の布
◆[日]かが・る、布の端を巻き込むように螺旋状ラセンジョウに縫う
𦂚糸6+9=総画数15 U+2609A [ショウ/] 綃绡
◆生糸(きいと)、繭から紡(つむ)ぎ出した糸を撚(よ)り合わせて糸にしたもの、煮たり晒(さら)したりする前の糸
◆細糸で模様を織り出した絹織物
𦂛糸6+9=総画数15 U+2609B [シ、セ/]
◆節(ふし、紡いだ糸の途中にできる膨らみ)のある糸、またその糸を使った布、同「䌳」
𦂜糸6+9=総画数15 U+2609C [コウ、ギョウ/] 緈𦃉
◆まっすぐな糸「【說文通訓定聲:鼎部弟十七:幸:緈】直也…按絲之直也」
◆未詳「【字彙補:未集:糸部:𦂜】與𦃉同絓𦂜」
𦂞糸6+9=総画数15 U+2609E [ケイ、ゲ/] 系𢁴𦃟
◆切れている糸を(途切れているものを)繋(つな)ぐ、繋いで結び付ける、途切れないように継(つ)ぐ、同「繫」「係」
◆関わる、関わりを持つ、繋がりを持つ、同「係」
𦂟糸6+9=総画数15 U+2609F [ヘキ、ヒャク/] 繴𦌠
◆二本の棒の間に網を張り、鳥獣が掛かると包み込む(覆い被さる)ように工夫した仕掛け網、同「罿」「罬」「罦」「【爾雅注疏:卷五:釋器】繴謂之罿罿罬也罬謂之罦罦覆車也(《注》今之翻車也有兩轅中施罥以捕鳥展轉相解廣異語)」
𦂠糸6+9=総画数15 U+260A0 [ケイ、キョウ/]
◆未詳「【康熙字典:未集中:糸部:𦂠】《篇韻》音京冠系也」
𦂡糸6+9=総画数15 U+260A1 [ギュウ、ゴウ/]
◆糸を接(つ)ぐ、繋(つな)ぐ、同「𦁉」
𦂰糸6+9=総画数15 U+260B0 [未詳/]
◆未詳
𦂴糸6+9=総画数15 U+260B4 [コウ/つな] 綱䌉纲
◆網(あみ)が解(ほつ)れたり絡(から)まったりしないように網の周りを留める太く強い縄(なわ)、広げた網の口を締める役目も果たす
◆ものを繋(つな)ぎ止めたり引いたりするための太い縄、またそれで繋ぎ止める
◆全体を網羅し(口を閉じ)纏(まと)めたもの、物事の輪郭・概要・要旨・骨子、「綱領コウリョウ」「大綱タイコウ」
◆生物学上の分類の一つ、「門モン」よりも小分類で「目モク」よりも大分類
𦂵糸6+9=総画数15 U+260B5 [ショウ、シュ、ジュウ/ほしいまま、たて、よ・しんば] 縱縦𥾞𦄚𥾺纵
◆放(はな)つ、解(と)き放つ、放免(ホウメン)する、放任ホウニンする
◆ほしいまま、(拘束から解き放たれて)思いのままにする、勝手気儘(きまま)にする、「放縦ホウジュウ」
◆(水平に対して)垂直の方向、(左右に対して)前後の方向、(東西に対して)南北の方向、水平・左右・東西の方向を「横」
◆よ・しんば、たとえ~であっても
𦂶糸6+9=総画数15 U+260B6 [キ/] 綺绮
◆細糸で模様を織り出した絹織物
◆美しい、優美な
𦂷糸6+9=総画数15 U+260B7 [セン/]
◆細く長い糸や紐(ひも)、同「線」「【字彙補:未集:糸部:𦂷】六書統與線同」
𦂹糸6+9=総画数15 U+260B9 [비ピ/]
◆[韓]未詳
𦂺糸6+9=総画数15 U+260BA [未詳/]
◆未詳「【中華字海:糸部:𦂺】同"音"」
𦂼糸6+9=総画数15 U+260BC [/かすり]
◆姓用字
𦃁糸6+9=総画数15 U+260C1 [ケキ、キャク/] 綌绤𦃛𢂲
◆クズ(葛、マメ科クズ属の草)の茎の繊維を織(お)った目の粗い布、目の細かいものは「絺」 {クズ}
◆「絺綌チケキ」、葛布カップ(くずふ、くずぬの)製の衣服
𦃜糸6+9=総画数15 U+260DC [ケン/] 絢绚𥾡
◆色糸を使った美しい模様、模様が美しいさま「【儀禮註疏:卷八:聘禮】皆𤣥纁繋系長尺絢組(《注》采成文曰絢…今絢作𥾡)」
𦃝糸6+9=総画数15 U+260DD [ケイ、ゲ/]
◆帯(おび)、同「𧚃」「【集韻:卷六:上聲下:感第四十八:䙎𧚃𦃝】帶也」
𦃡糸6+9=総画数15 U+260E1 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:𦃡】音婆出漢書」「【漢語大字典:糸部:𦃡】…按疑为"縧"、"絛"的讹字」
𦈕糸3+9=総画数12 U+26215 [トウ/]
◆「𦈕貲・𦈕㠿トウシ」、繊細で上質な麻布
𦈘糸3+9=総画数12 U+26218 [未詳/]
◆「𦈘裢トウレン」、幅広の帯の両端にポケットpocketが付いた物入れ、大きいものは肩に掛け小さいものは腰に帯びる、同「褡褳」
糸6+10=総画数16 U+4306 [キ/]
◆絹布、絹織物、同「繒」
◆総(ふさ)、長い糸や紐の一方を束ねてもう片方を垂らしたもの
糸6+10=総画数16 U+4307 [サク、シャク/]
◆ものに繋(つな)ぐ(ものを繋ぐ)太い縄(なわ)や綱(つな)、またそのような用途・形状のもの(紐・弦・鎖・ケーブルcableなど)、同「索」「【字彙:未集:糸部:䌇】昔各切音索䋲也」
糸6+10=総画数16 U+4308 [トウ/] 𦈖
◆縄などを絡(から)める、絡め捕る
◆「𦇛䌈ラツトウ」、衣服が綻(ほころ)びるさま
糸6+10=総画数16 U+4309 [コウ/つな] 綱𦂴纲
◆網(あみ)が解(ほつ)れたり絡(から)まったりしないように網の周りを留める太く強い縄(なわ)、広げた網の口を締める役目も果たす
◆ものを繋(つな)ぎ止めたり引いたりするための太い縄、またそれで繋ぎ止める
◆全体を網羅し(口を閉じ)纏(まと)めたもの、物事の輪郭・概要・要旨・骨子、「綱領コウリョウ」「大綱タイコウ」
◆生物学上の分類の一つ、「門モン」よりも小分類で「目モク」よりも大分類
糸6+10=総画数16 U+430A [ヨウ/]
◆「鄭䌊テイヨウ」、人名、唐代(618年~907年)の人、宗正ソウセイ(唐代の官名で皇室・皇族に関する事柄を管掌した)の今でいう長官クラスの人「【唐大詔令集:卷七十四:命盧從愿等祭岳瀆勅】…宗正卿鄭䌊祭淮瀆…(「盧從愿ロショウゲン」は人名、「淮瀆ワイトク」は淮河ワイガ(長江・黄河・濟水セイスイと共に四瀆シトク(四大河)の一つ))
◆未詳「【普濟方:一百十四:諸風門:癬或■胗風瘙宜服】…䌊三宿後以火炒…」
◆未詳「【字彙補:未集拾遺:糸部:䌊】繇字之譌吳本後漢書五䌊之碩慮」
糸3+10=総画数13 U+4340 [ラン/] 襤褴繿
◆破(やぶ)れたり解(ほつ)れたりなどした衣服、襤褸ランル(ぼろ)、同「藍」
糸6+10=総画数16 U+7DFB [チ、ジ/]
◆肌理(きめ)が細かい、目がぎっしりと詰まっている、またそのような布、同簡「致」
◆解(ほつ)れや破れを縫(ぬ)い繕(つくろ)った衣服、継ぎ接ぎ(つきはぎ)した衣服「【方言:第四】楚謂無緣之衣曰襤紩衣謂之褸秦謂之緻自關而西秦晉之間無緣之衣謂之䘪䘿」
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E08 [エイ、ヨウ/]
◆巻き付く、ぐるぐると巻き付ける、巻き取る
漢字林(非部首部別)
糸6+10=総画数16 U+7E09 [シン/] 𦇢縉缙
◆浅い(薄い)赤色、またその色の布
◆(帯などに)挟(はさ)み込む、差し込む、同「搢」
◆「縉紳シンシン」◇官吏カンリ(役人)が笏(シャク、天子に拝謁ハイエツする際に手に持つ細長い板)を帯に差し込む◇官位や身分の高い人
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E0A [イ、エイ、アイ/くび・る、くび・れる]
◆吊り下げた縄(なわ)や紐(ひも)で自らの首を括(くく)る
◆首に縄や紐を括って絞める
◆「縊女イジョ・エイニョ」、チョウ(蝶)・ガ(蛾)類の蛹(さなぎ)、同「蜆」
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E0B [ツイ、ズイ/すが・る]
◆縄(なわ)の先にものを結(なわ)わえ、高いところから垂(た)らす、縄でものを吊(つる)す、またその縄、同「䋘」
◆[日](高い所に掛けた縄に)しがみ付く、しがみ付いて頼りにする
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E0C [ゲキ、ギャク/] 𥿬
◆綬(ジュ、色糸で編んだ帯状の組紐(くみひも))を繋(つな)ぐ組紐(くみひも)
糸6+10=総画数16 U+7E0D [ホウ/]
◆鞋カイ・アイ(短靴)の側面の部分、或いは靴底以外の足を包む部分、「旁」は「すぐ傍(そば)にある」の意、同「䩷」「幫」
◆荒縄(あらなわ)
糸6+10=総画数16 U+7E0E [コツ、コチ/] 𦈔
◆固(かた)く縛(しば)られてなかなか解(と)けない、囚(とら)われてそこから抜け出せない、「結縎ケツコツ」「【楚辭補注:卷一:哀郢】心鬱鬱之憂思兮(哀憤結縎慮煩冤也…)」
糸6+10=総画数16 U+7E0F [ハン、バン/]
◆小さな袋
糸6+10=総画数16 U+7E10 [スウ、シュ/] 䋓绉𦆜𥿲
◆葛(くず)などの繊維で織った皺(しぼ、しわ)のある布
◆細かい皺のある布、縮羅(しじら)や縮緬(ちりめん)の類
◆縮(ちぢ)む、皺(しわ)になる、またその皺状の紋様、同「縬」
糸6+10=総画数16 U+7E11 [ケン/]
◆経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を二本ずつにして織った目の非常に細かい絹布、同「繰」「【本草綱目:服器之一:帛】時珍曰素絲所織長狹如巾故字從白巾厚者曰繒雙絲者曰縑…」
糸6+10=総画数16 U+7E12 [シ、サ、サク/よ・る] 𦇈𦆧𦄙
◆布の糸が不揃いなさま「【類篇:糸部:縒】說文參縒也謂絲亂皃」
◆複雑に入り交(まじ)る、きちんと揃っていない、同「錯」
◆[日]よ・る、撚(よ)る、両掌(てのひら)で二本の糸や紐などを挟み左右の掌を逆方向に擦(こす)る、同「搓」
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E13 [セン/]
◆紅色、浅い赤色、ピンクpink色、またその色に染めた布「【爾雅注疏:釋器】一染謂之縓(《注》今之紅也)再染謂之赬(《注》染赤)三染謂之纁(《注》纁絳也)」
糸6+10=総画数16 U+7E14 [ソウ、ショウ/]
◆蔟(まぶし)の中の繭
糸6+10=総画数16 U+7E15 [ウン、オン/] 緼缊
◆ふんわりとした短い繊維の塊(かたまり)、縺(もつ)れた麻の繊維、同「褞」
◆もやもやとしたさま
◆「絪縕インウン」、同「氤氳」「壹㚃イツウン」◇天の「気」と地の気◇天地(陽陰)の気が交じり満ちるさま、天地の気が漲(みなぎ)るさま◇もやもやとした気(雲や煙など)が立ち籠(こ)めるさま
◆(赤に黄が混じった)茶色また朱色
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E16 [カツ、ゲチ/]
◆物を束ねる
糸6+10=総画数16 U+7E17 [サイ、セ/]
◆近しい人が亡くなった際に着用する粗い麻製の喪服の名、父や子などの場合は裾(すそ)の下縁(へり)を縫わない「斬縗・斬衰ザンサイ」、祖父や兄弟などの場合は縁を縫う「纃縗・齊衰シサイ」を着用する、亡くなった人の近遠の順に「斬縗・斬衰」「纃縗・齊衰」「大功タイコウ」「小功ショウコウ」「緦麻シマ」があり「五服ゴフク」と呼ばれる、同「衰」「【禮記正義:間傳:丧服】斬衰三升齊衰四升五升六升大功七升八升九升小功十升十一升十二升緦麻十五升去其半(「升」は経糸数の単位、「升」参照)
◆サギ(鷺、サギ科の鳥)の羽で飾った衣服
糸6+10=総画数16 U+7E18 [ケイ、ゲ/]
◆繋(つな)ぐ、同「繫」
◆荒縄(あらなわ)、「縘𦃇ケイレイ」「【類篇:糸部:縘】牽奚切繫𦃇也今惡絮」
糸6+10=総画数16 U+7E1A [トウ、ドウ/] 𦁵
◆糸や紐(ひも)を編んだ紐、組紐(くみひも)、同「絛」「幍」
◆弓や剣などを入れる袋、同「韜」
糸6+10=総画数16 U+7E1B [ハク、バク/しば・る、いまし・める]
◆ずれたり外(はず)れたり緩(ゆる)んだりしないようにぴったりと巻き付ける、またその紐や縄など
◆しっかり巻き付けて動かないようにする、拘束する、「束縛ソクバク」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E1C [イン/]
◆細い縄(なわ)、射侯シャコウ(矢の的)を張る紐(ひも)
糸6+10=総画数16 U+7E1D [シン/]
◆布を織るための麻糸、同「纑」
◆織り目が細かく緻密なさま、またその布、またその布で作った単衣(ひとえ、裏地のない着物)
糸6+10=総画数16 U+7E1E [コウ/しま]
◆細い絹糸で織った真っ白な布
◆白いさま
◆[日]しま、縦また横方向に同じ柄(がら)を繰り返すことで作りだされる紋様
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E1F [ジョク、ニク、ノク/]
◆多くの模様や色や飾りがびっしりと並んでいるさま
◆ごてごてしていて(ごたごたしていて)煩(わずら)わしいさま、煩雑なさま
◆褥(しとね)、寝たり座ったりする時に下に敷く柔らかい敷物、敷布団や座布団の類、同「褥」「蓐」
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E20 [コク、ゴク/] 𣪺𦇍
◆薄く軽い皺(しぼ、しわ)のある織物、縮羅(しじら)や縮緬(ちりめん)の類、同「縐」「【史記:列傳:司馬相如列傳】雜纖羅𡍮霧縠(集解郭璞曰言細如霧𡍮以覆頭)」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E21 [サイ/こと]
◆事(こと)、事柄(ことがら)、~に関する事
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E22 [トウ、ドウ/かが・る] 𦪝𦅌𦂙
◆縄や紐など、またそれで(巻き付けるようにして)縛る
◆脚絆キャハン、小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)に巻く帯状の布
◆[日]かが・る、布の端を巻き込むように螺旋状ラセンジョウに縫う
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E23 [ケン、ゲン/あがた] 県县
◆懸(か)ける、掛(か)ける、掛けてぶら下げる、同「懸」
◆懸け離れる、隔(へだ)たる、同「懸」
◆王畿オウキ、京畿ケイキ、天子の支配が及ぶ地、同「寰」「【禮記注疏(禮記正義):卷十一:王制】天子之縣內方百里之國九七十里之國二十有一五十里之國六十有三凡九十三國…(《注》縣內夏時天子所居州界名也…)」
◆行政区画名、周代(前11世紀~前771年)では都(みやこ)から千里以内の地を「百縣」に分け、縣の下に四郡を置いたという、後の秦代(前221年~前206年)では「郡」の下に「縣」を置いた、以降は時代によって行政区の名称や上下が変わる「【逸周書:作雒解】…因西土為方千里(西土岐周通爲圻内)分以百縣縣有四郡郡有(闕)鄙…」
◆[日]あがた、大和朝廷時代の皇室の直轄領、地方にある領地
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E24 [ソ、ス/]
◆練(ね)っていない絹(きぬ)の布、生帛セイハク
糸6+10=総画数16 U+7E25 [シン/]
◆水の流れが急なさま
糸6+10=総画数16 U+7E26 [ショウ、シュ、ジュウ/ほしいまま、たて、よ・しんば] 縱𦂵𥾞𦄚𥾺纵
◆放(はな)つ、解(と)き放つ、放免(ホウメン)する、放任ホウニンする
◆ほしいまま、(拘束から解き放たれて)思いのままにする、勝手気儘(きまま)にする、「放縦ホウジュウ」
◆(水平に対して)垂直の方向、(左右に対して)前後の方向、(東西に対して)南北の方向、水平・左右・東西の方向を「横」
◆よ・しんば、たとえ~であっても
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E28 [/ほろ]
◆[日]母衣(ほろ)、背負って風を受けて膨らませ、背後からの矢などを防ぐ防具、同「幌」
糸6+10=総画数16 U+7E2B [ホウ、ブ/ぬ・う] 缝綘
◆布などを糸で繋ぎ合わせる
◆繋ぎ合わせたところ、継(つ)ぎ目
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+10=総画数16 U+7E38 [①ボ、モ②バク、マク/]

◆繊維の短い粗悪ソアクな綿メン(わた)

◆網(あみ)を大きく広げる、「絡縸ラクバク」
糸6+10=総画数16 U+7E41 [ハン、ボン/しげ・る] 繁䋣
◆(馬の鬣たてがみの)房状の飾り、同「緐」「𥿋」
◆数や回数が多いさま、夥(おびただ)しいさま
◆盛んなさま、勢いや活力があるさま、「繁華ハンカ(◇花が咲き乱れるさま◇賑にぎやかなさま)」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸3+10=総画数13 U+7F19 [シン/] 縉𦇢縉
◆浅い(薄い)赤色、またその色の布
◆(帯などに)挟(はさ)み込む、差し込む、同「搢」
◆「缙绅シンシン」◇官吏カンリ(役人)が笏(シャク、天子に拝謁ハイエツする際に手に持つ細長い板)を帯に差し込む◇官位や身分の高い人
糸3+10=総画数13 U+7F1A [ハク、バク/しば・る、いまし・める]
◆ずれたり外(はず)れたり緩(ゆる)んだりしないようにぴったりと巻き付ける、またその紐や縄など
◆しっかり巻き付けて動かないようにする、拘束する、「束縛ソクバク」
糸3+10=総画数13 U+7F1B [ジョク、ニク、ノク/]
◆多くの模様や色や飾りがびっしりと並んでいるさま
◆ごてごてしていて(ごたごたしていて)煩(わずら)わしいさま、煩雑なさま
◆褥(しとね)、寝たり座ったりする時に下に敷く柔らかい敷物、敷布団や座布団の類、同「褥」「蓐」
糸3+10=総画数13 U+7F1C [シン/]
◆布を織るための麻糸、同「纑」
◆織り目が細かく緻密なさま、またその布、またその布で作った単衣(ひとえ、裏地のない着物)
糸3+10=総画数13 U+7F1D [ホウ、ブ/ぬ・う] 縫綘
◆布などを糸で繋ぎ合わせる
◆繋ぎ合わせたところ、継(つ)ぎ目
糸3+10=総画数13 U+7F1E [サイ、セ/]
◆近しい人が亡くなった際に着用する粗い麻製の喪服の名、父や子などの場合は裾(すそ)の下縁(へり)を縫わない「斬縗・斬衰ザンサイ」、祖父や兄弟などの場合は縁を縫う「纃縗・齊衰シサイ」を着用する、亡くなった人の近遠の順に「斬縗・斬衰」「纃縗・齊衰」「大功タイコウ」「小功ショウコウ」「緦麻シマ」があり「五服ゴフク」と呼ばれる、同「衰」「【禮記正義:間傳:丧服】斬衰三升齊衰四升五升六升大功七升八升九升小功十升十一升十二升緦麻十五升去其半(「升」は経糸数の単位、「升」参照)
◆サギ(鷺、サギ科の鳥)の羽で飾った衣服
糸3+10=総画数13 U+7F1F [コウ/しま]
◆細い絹糸で織った真っ白な布
◆白いさま
◆[日]しま、縦また横方向に同じ柄(がら)を繰り返すことで作りだされる紋様
糸3+10=総画数13 U+7F20 [テン、デン/まと・う、まとい、まつ・る] 纏纒緾
◆周りから幾つかのものを解(ほつ)れないようにしっかりと付ける、「衣服を纏う」は「開(はだ)けたり脱げ落ちたりしないようにしっかりと身に着ける」の意
◆幾つかのものしっかりと束ねて解れないようにする
◆[日]まつ・る、布や衣服の縁(へり)を折り込んで縫う、「布の先が解れないようにする」の意
◆[日]まとい、棒の先に細長い布や革などを束ね房状に垂らしたもの、戦場で陣所などの目印とした
糸3+10=総画数13 U+7F21 [リ/]
◆嫁入りの際に女性が腰から垂らす飾り紐、家を出る時に親が心構えを諭しながら結んでやるという
◆紐の先の房状の飾り、同「緌」
糸3+10=総画数13 U+7F22 [イ、エイ、アイ/くび・る、くび・れる]
◆吊り下げた縄(なわ)や紐(ひも)で自らの首を括(くく)る
◆首に縄や紐を括って絞める
◆「缢女イジョ・エイニョ」、チョウ(蝶)・ガ(蛾)類の蛹(さなぎ)、同「蜆」
糸3+10=総画数13 U+7F23 [ケン/]
◆経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を二本ずつにして織った目の非常に細かい絹布、同「繰」「【本草綱目:服器之一:帛】時珍曰素絲所織長狹如巾故字從白巾厚者曰繒雙絲者曰縑…」
糸3+10=総画数13 U+7F24 [ヒン/] 繽𦆯
◆数多いさま
◆「缤纷ヒンプン」、多くのものが入り乱れるさま、細かいもの(細いもの、小さいもの)が縺(もつ)れ合うさま、(花弁や羽毛などが)交錯しながら降り落ちるさま、同「𣰨𣬩」「𨷚𨷒、𨷚𨷹」
車部
糸6+10=総画数16 U+FA58 [シン/] 縉𦇢缙
◆浅い(薄い)赤色、またその色の布
◆(帯などに)挟(はさ)み込む、差し込む、同「搢」
◆「縉紳シンシン」◇官吏カンリ(役人)が笏(シャク、天子に拝謁ハイエツする際に手に持つ細長い板)を帯に差し込む◇官位や身分の高い人
𦂯糸6+10=総画数16 U+260AF [未詳/]
◆未詳「【中華字海:糸部:𦂯】同"纔"」
𦂳糸6+10=総画数16 U+260B3 [キン/] 緊紧𦃂
◆きつく縒(よ)り合わせる
◆隙間ができないように強く締める、堅く引き締める、弛(たる)みがないようにピンと張る
◆隙間がないさま、余裕がないさま
𦃂糸6+10=総画数16 U+260C2 [キン/] 緊紧𦂳
◆きつく縒(よ)り合わせる
◆隙間ができないように強く締める、堅く引き締める、弛(たる)みがないようにピンと張る
◆隙間がないさま、余裕がないさま
𦃃糸6+10=総画数16 U+260C3 [ソ、ス/もと、もと・より、しろ] 素𦃚𦅪𦁘
◆色を染める前の白い糸
◆白い、無地の
◆形は整えられているが、それ以上には手が加えられていない、本来の、元のままの、「素質ソシツ」
◆飾らない、飾り気のない、「質素シッソ」
◆何時もの通り、普段通り、「平素ヘイソ」
𦃄糸6+10=総画数16 U+260C4 [ヒ/] 𦈗
◆蜀錦ショッキン(蜀で作られた美しい織物)の名「【揚子雲集(揚雄):蜀都賦】爾乃其人自造竒錦紌繏𦃄䋶縿緣盧中」
𦃅糸6+10=総画数16 U+260C5 [ラク/]
◆短い糸の繊維、同「絡」「絮」
𦃆糸6+10=総画数16 U+260C6 [ラク/]
◆糸が絡(から)む、縺(もつ)れる、同「絡」
𦃇糸6+10=総画数16 U+260C7 [レイ、ライ/]
◆繋(つな)ぐ「【說文解字:糸部:𦃇】繫𦃇也一曰維也」
◆荒縄(あらなわ)、「縘𦃇ケイレイ」「【類篇:糸部:𦃇】憐題切說文繫𦃇也一曰維也又憐知切惡絮」
𦃈糸6+10=総画数16 U+260C8 [シュウ、シュ/]
◆尻繋・鞦しりがい、牛馬などの背から尻に掛けて渡す帯、同「緧」「䋺」「紂」、革製は「鞧」「鞦」「𩋰」
𦃉糸6+10=総画数16 U+260C9 [コウ、ギョウ/] 緈𦂜
◆まっすぐな糸「【說文通訓定聲:鼎部弟十七:幸:緈】直也…按絲之直也」
◆未詳「【字彙補:未集:糸部:𦂜】與𦃉同絓𦂜」
𦃌糸6+10=総画数16 U+260CC [シン、セン/]
◆深みのある赤色の糸、またその糸で織った織物
◆経糸が白で緯糸が黒の織物
𦃍糸6+10=総画数16 U+260CD [ハン、ボン、ベン/] 𥿋𦅳
◆(馬の鬣たてがみの)房状の飾り、同「繁」「緐」
𦃎糸6+10=総画数16 U+260CE [ショク、シキ、シ/お・る] 織𦀗綕𥿗织𦁓𦁋
◆経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を"十"状に交差させて布を作る、またそのようにして作り上げた布、「機織(はたおり)」
◆幾つかのものを組み合わせて一つのものに作り上げる、幾つかのものが組み合わさって一つのものになる、「組織ソシキ」
𦃐糸6+10=総画数16 U+260D0 [ソウ/] 繅缫𦃨
◆繭(まゆ)から糸を引き出す、糸を繰(く)る、同「繰」
◆色鮮やかな模様、色とりどりの糸を使って織り上げた模様、また編み上げた模様、同「藻」
◆色とりどりの糸を使って撚(よ)り上げた紐(ひも)、組紐、同「藻」 {服飾(冕冠)}
𦃖糸6+10=総画数16 U+260D6 [タン/]
◆生え出たばかりのオギ(荻)の色、青味を帯びた薄い緑色、同「緂」
◆白地の布に色鮮やかな斑(まだら)模様を織り込んだ(また染めた)厚手の衣服
𦃙糸6+10=総画数16 U+260D9 [ホク、ボク/]
◆黼(フ、斧の形の模様)を縫い取った襟、同「襮」
𦃚糸6+10=総画数16 U+260DA [ソ、ス/もと、もと・より、しろ] 素𦃃𦅪𦁘
◆色を染める前の白い糸
◆白い、無地の
◆形は整えられているが、それ以上には手が加えられていない、本来の、元のままの、「素質ソシツ」
◆飾らない、飾り気のない、「質素シッソ」
◆何時もの通り、普段通り、「平素ヘイソ」
𦃛糸6+10=総画数16 U+260DB [ケキ、キャク/] 綌绤𦃁𢂲
◆クズ(葛、マメ科クズ属の草)の茎の繊維を織(お)った目の粗い布、目の細かいものは「絺」 {クズ}
◆「絺綌チケキ」、葛布カップ(くずふ、くずぬの)製の衣服
𦃞糸6+10=総画数16 U+260DE [シ/] 緦缌𢇆𠅛𢆿
◆朝服チョウフク(朝廷に出仕する際に着る服、礼服)に用いるような細い麻糸を用い、朝服よりも目を粗く織った麻布、朝服は経糸(たていと)十五升の布、「緦」はその半分の七升半「【禮記:雜記上】朝服十五升去其半而緦(…正義曰朝服精細全用十五升布爲之去其半而緦者緦麻於朝服十五升布之内抽去其半以七升半用爲緦麻服之喪服也…)(「升」は経糸数の単位、「升」参照)
◆「𦃞麻シマ」、関係が遠い(薄い)人の場合に着用する細い麻糸を用い目を粗く織った喪服の名、亡くなった人の近遠の順に「斬衰・斬縗ザンサイ」「齊衰・纃縗シサイ」「大功タイコウ」「小功ショウコウ」「緦麻」があり「五服ゴフク」と呼ばれる
𦃟糸6+10=総画数16 U+260DF [ケイ、ゲ/] 系𢁴𦂞
◆切れている糸を(途切れているものを)繋(つな)ぐ、繋いで結び付ける、途切れないように継(つ)ぐ、同「繫」「係」
◆関わる、関わりを持つ、繋がりを持つ、同「係」
𦃠糸6+10=総画数16 U+260E0 [シ/] 緇缁䊷䌶𥾒
◆黒色、黒い、黒く染める
◆黒い糸、黒い布、黒い衣服
𦃣糸6+10=総画数16 U+260E3 [キョウ/]
◆股下が二つに分かれたズボンjupon[仏]状の衣裳の紐また帶、同「𢄹」
𦃦糸6+10=総画数16 U+260E6 [サク/] 索𡩡𥿟𣑇
◆ものに繋(つな)ぐ(ものを繋ぐ)太い縄(なわ)や綱(つな)、またそのような用途・形状のもの(紐・弦・鎖・ケーブルcableなど)、同「䌇」
◆(手蔓てづるを頼りに)捜(さが)す、探(さが)し求める、「捜索ソウサク」「思索シサク」
◆規律を維持するための決まり、制度や規則、「縄で縛る・規制する」の意
◆(繋いであったものが)解(ほど)ける、繋がりが解(と)ける、繋がりを解く
◆「𦃦然サクゼン」◇涙がぽとぽとと流れ落ちるさま◇ばらばらと散るさま、散り散りになるさま◇散ってなくなるさま
𦃧糸6+10=総画数16 U+260E7 [ヘキ、ヒャク/]
◆深い青色、緑がかった青色、同「碧」
𦃨糸6+10=総画数16 U+260E8 [ソウ/] 繅缫𦃐
◆繭(まゆ)から糸を引き出す、糸を繰(く)る、同「繰」
◆色鮮やかな模様、色とりどりの糸を使って織り上げた模様、また編み上げた模様、同「藻」
◆色とりどりの糸を使って撚(よ)り上げた紐(ひも)、組紐、同「藻」 {服飾(冕冠)}
𦃪糸6+10=総画数16 U+260EA [未詳/]
◆未詳「【新書:匈奴】尊翁{⿱亠上}重相室多其長吏衆門大夫皆謀士也必足之財且用吾人且用其尊觀其限窺其謀中外符節適𦃪拘也」「【中華字海:糸部:𦃪】同"鞲"」
𦃭糸6+10=総画数16 U+260ED [/しま]
◆[日]黄表紙(きびょうし、絵入りの読物)の題名に用いられた字
𦃱糸6+10=総画数16 U+260F1 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:糸部:𦃱】同"緈"」
𦃳糸6+10=総画数16 U+260F3 [未詳/]
◆未詳
注解:「纞」の異体字か?
𦃶糸6+10=総画数16 U+260F6 [未詳/]
◆未詳
𦃻糸6+10=総画数16 U+260FB [未詳/]
◆未詳
𦄅糸6+10=総画数16 U+26105 [未詳/]
◆未詳
𦈔糸3+10=総画数13 U+26214 [コツ、コチ/]
◆固(かた)く縛(しば)られてなかなか解(と)けない、囚(とら)われてそこから抜け出せない、「結縎ケツコツ」「【楚辭補注:卷一:哀郢】心鬱鬱之憂思兮(哀憤結縎慮煩冤也…)」
𦈖糸3+10=総画数13 U+26216 [トウ/]
◆縄などを絡(から)める、絡め捕る
◆「𦇛𦈖ラツトウ」、衣服が綻(ほころ)びるさま
𦈗糸3+10=総画数13 U+26217 [ヒ/] 𦃄
◆蜀錦ショッキン(蜀で作られた美しい織物)の名「【揚子雲集(揚雄):蜀都賦】爾乃其人自造竒錦紌繏𦃄䋶縿緣盧中」
𦈙糸3+10=総画数13 U+26219 [ショウ/]
◆布の経糸(たていと)の数の単位、1䌰=5絲(5本)「【西京雜記:第五】五絲為䌰倍䌰為升倍升為𥿮倍𥿮為紀倍紀為緵倍緵為襚」
◆未詳「【康熙字典:未集中:糸部:䌰】《六書故》尼輒切音攝絲接岐也」
糸6+11=総画数17 U+430C [ショウ、シュウ/]
◆衣服の縁(へり)を縫(ぬ)う、衣服の表地と裏地(の縁へり同士)を縫い合わせる、同「緁」
◆「緹䌌テイシュウ」、色鮮やかな衣服
糸6+11=総画数17 U+430E [リャク/]
◆縫い合わせる、同「絽」
糸6+11=総画数17 U+4313 [ハ、バ、ハン、ボン/]
◆姓用字「【字彙:未集:糸部:䌓】蒲禾切婆姓也吏魏相傅司直䌓君○按此字疑繁字乏譌」
◆同「繁」
糸6+11=総画数17 U+4314 [オウ、ウ/]
◆麻を柔らかくするなどのために長く水などに漬ける、同「漚」「【康熙字典:未集中:糸部:䌔】《字彙補》䌔麻也○按卽漚字之譌」
糸6+11=総画数17 U+4315 [ビ、ミ/]
◆牛を操るための手綱、同「𥿫」
◆繋(つな)ぐ、繋ぎ止める
糸6+11=総画数17 U+7E27 [トウ、ジョウ/] 絛𠍞绦
◆糸や紐(ひも)を編んだ紐、組紐(くみひも)、同「縚」「幍」
◆断面が扁平ヘンペイになるように編んだ紐(ひも)、平組紐(ひらくみひも)、断面が丸くなるように編んだ丸組紐(まるくみひも)を「紃」
◆「縧虫ジョウチュウ」、サナダムシ(真田虫・条虫)、体内に寄生する条虫類の総称
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E29 [サイ/]
◆薄絹(うすぎぬ)、薄く軽い絹織物
◆「綷縩・𪓌縩・𢃒縩サイサイ・スイサイ」、五色(「さまざまな色」の意)に彩(いろど)られた(彩り豊かな)絹織物
糸6+11=総画数17 U+7E2A [ヒツ、ヒチ/]
◆縫う、縫い付ける
◆組紐
◆膝の下まで届く盛装用の鞣革(なめしがわ)製の前垂れ、同「韠」
糸6+11=総画数17 U+7E2C [シュク、スク/しじら] 𦈚𦇰𦄉
◆縮(ちぢ)む、皺(しわ)になる、同「縐」
◆縮羅(しじら)、皺(しぼ、しわ)のある絹織物、またその皺状の紋様
糸6+11=総画数17 U+7E2D [リ/]
◆嫁入りの際に女性が腰から垂らす飾り紐、家を出る時に親が心構えを諭しながら結んでやるという
◆紐の先の房状の飾り、同「緌」
糸6+11=総画数17 U+7E2E [シュク、スク/ちぢ・む、ちぢ・まる、ちぢ・こまる、ちぢ・れる、ちぢ・み] 缩𦄲
◆縄を巻いてぎゅっと締め付ける、周りから締め付けて小さくする、「収縮シュウシュク」
◆酒の入った袋を周りから締め付けて小さくする、搾(しぼ)る
◆大きく広がっているものが元の形を維持したまま小さくなる(狭まる)、窄(すぼ)まる、その結果皺ができたり密度が高くなったりする、「萎縮イシュク(弱り小さくなる、衰え弱る)」
◆足りなくなる、不足する、「贏縮・盈縮エイシュク(あり余り或いは足りない、大きい或いは小さい、広がり或いは狭まる、伸縮)」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E2F [エン、イン/]
◆長い
糸6+11=総画数17 U+7E30 [シ/]
◆髪を包むようにして巻く細長い絹布
◆数多いさま
糸6+11=総画数17 U+7E31 [ショウ、シュ、ジュウ/ほしいまま、たて、よ・しんば] 縦𦂵𥾞𦄚𥾺纵
◆放(はな)つ、解(と)き放つ、放免(ホウメン)する、放任ホウニンする
◆ほしいまま、(拘束から解き放たれて)思いのままにする、勝手気儘(きまま)にする、「放縦ホウジュウ」
◆(水平に対して)垂直の方向、(左右に対して)前後の方向、(東西に対して)南北の方向、水平・左右・東西の方向を「横」
◆よ・しんば、たとえ~であっても
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E32 [ルイ/] 缧纝𦅍
◆絡(から)める
◆繋(つな)いで束縛ソクバク(縛って自由を奪う)・制御セイギョ(動きを抑え操る)する、またそのための綱つな・縄なわ、同「緤」「纍」
◆「縲紲・縲絏ルイセツ」◇罪人を縛(しば)る縄◇牢屋
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E33 [テン、デン、ケン/] 䌸𦁆
◆鮮やかな白色、白く鮮やかな絹織物
◆巻いたものや丸く束ねたものを数える語
糸6+11=総画数17 U+7E34 [ケン/]
◆船などを牽(ひ)く荒縄(あらなわ)
糸6+11=総画数17 U+7E35 [バン、マン/] 𦆅缦
◆縫い取りや模様がない無地の布、同「𢿜」
◆緩(ゆる)い、ゆったりとした、ゆっくりとした、同「慢」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E36 [チュウ/] 𦅬絷
◆縄(なわ)や綱(つな)を絡(から)めて動かないようにする、またそのための縄や綱
◆繋(つな)ぎ止める
糸6+11=総画数17 U+7E37 [ロウ、ル/]
◆糸、縫糸(ぬいいと)
◆(糸のように)細く長い、長々と途切れなく続く、またそのようなもの、「縷縷ルル」
◆傷み綻(ほころ)んだ布また衣服、粗末な衣服、同「褸」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E39 [ヒョウ/] 缥𦆝𦇳𦇐
◆薄い青色、またその色の織物「【釋名:釋綵帛】縹猶漂漂淺青色也有碧縹有天縹有骨縹各以其色所象言之也」
◆ふわりと軽やかなさま、「縹縹ヒョウヒョウ」
◆[日]薄い藍色(あいいろ)、「縹色(はなだいろ)」
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E3A [レン/もつ・れる] 𦈐
◆(糸や紐などが)絡(から)み合う、絡み合って解(と)けない
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E3B [ビ、ミ/]
◆牛を操るための手綱、同「𥿫」
◆繋(つな)ぐ、繋ぎ止める
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E3C [セン、ゼン/] 𦀢
◆長い縄(なわ)、牛馬を長い縄で繋(つな)ぎ動き回らせる、同「𢳄」
糸6+11=総画数17 U+7E3D [ソウ、ス/ふさ、す・べる、すべ・て] 緫𦀙縂总𥾜𠂳
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「総」「揔」「惣」
◆すべ・て、全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「総」「揔」「惣」
◆ふさ、長い糸や紐の一方を束ね、もう片方を垂らしたもの、束ねていない方を「房」、同「総」
◆「總角ソウカク(あげまき)」、髪を束ねて紐で結(ゆ)わえ角(つの)のように突き立てる(結わえた先が垂れない)結い方、多く男児の髪の結い方、同「総角」、同「𩮀」「𩭤」
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E3E [セキ、シャク/う・む]
◆う・む、麻や綿などの短い繊維や生糸を継(つ)ぎながら撚(よ)って糸にする
◆(細かいことを一つ一つ継ぎながら)積み重ねてきたことの結果、成果、同「勣」
◆優れた働き、功績
筆順
縿糸6+11=総画数17 U+7E3F [サン、セン/] 𧛡
◆旌旗セイキの縁(ふち)の房状の飾り、同「𩌰」
糸6+11=総画数17 U+7E40 [サイ/]
◆糸車、糸繰車(いとくりぐるま)、紡(つむ)ぎ出した糸を撚(よ)って巻き取る道具、同「轣轆レキロク」「【方言:第五】繀車(蘇對反)趙魏之間謂之轣轆車東齊海岱之間謂之道軌」
糸6+11=総画数17 U+7E42 [リツ、リチ/]
◆棺を墓穴に下ろす時に使う荒縄
糸6+11=総画数17 U+7E43 [ホウ、ヒョウ/] 綳绷𦇜
◆紐や帯や布を解(ほど)けないようにしっかりと(ぴったりと)巻き付ける
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「䙖」「襁」
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E44 [エイ、アイ/]
◆戟(ゲキ、槍のような長い武器)の刀身を入れる鞘
◆赤黒い色の織物
◆これ(是)、この、this
◆唯(ただ)、只(ただ)
糸6+11=総画数17 U+7E45 [ソウ/] 缫𦃨𦃐
◆繭(まゆ)から糸を引き出す、糸を繰(く)る、同「繰」
◆色鮮やかな模様、色とりどりの糸を使って織り上げた模様、また編み上げた模様、同「藻」
◆色とりどりの糸を使って撚(よ)り上げた紐(ひも)、組紐、同「藻」 {服飾(冕冠)}
糸6+11=総画数17 U+7E46 [ビュウ、ミュウ、ボウ、ム、ボク、モク/]
◆纏(まと)める、束ねる、同「纏」
◆纏わり付く、絡(から)み付く、同「纏」
◆誤る、違(たが)う、間違う、同「謬」
◆穏やかなさま、静かなさま、同「穆」
◆居住まいを正し敬い謹む、同「穆」
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E47 [ヨウ、ユウ、チュウ、ジュウ/]
◆道に従って行く、従って進むべき道、同「䌛」
◆人民に労役ロウエキを課す、同「𧪬」「徭」「傜」
◆草木が盛んに生い茂る、同「蘨」
◆占いの結果が意味するところを読み解く、また解説する、またその解釈・解説、同「𦅸」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E48 [キョウ、コウ/]
◆穴あき銭(あなあきせん、中央に穴のあいた銭)の穴に通して結わえるための紐、一定の額の穴あき銭に紐を通し結わえたものを「鏹」という
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「襁」
糸6+11=総画数17 U+7E49 [コン、ゴン/]
◆縫(ぬ)う、縫い合わせる
糸6+11=総画数17 U+7E4A [セン/] 纎纖纤
◆細(ほそ)い、細(こま)かい、小さい
◆細い絹糸で織った薄い布
◆金銭や損得に細かい
◆10の-7乗 {数字}
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E4B [ケイ、ゲ/つな・ぐ、かか・る]
◆切れている糸を(途切れているものを)結んで離れないようにする、結び付ける、同「系」
◆掛(か)かる、ぶら下がる
筆順
糸6+11=総画数17 U+7E4C [未詳/]
◆未詳「【中華字海:補遺:糸部:繌】同"緵"」
糸6+11=総画数17 U+7E4D [シュウ、シュ/]
◆布に色糸を使って絵や模様を描(えが)く、縫(ぬ)い取る、またその絵や模様、同「綉」
筆順
糸3+11=総画数14 U+7F25 [ヒョウ/] 縹𦆝𦇳𦇐
◆薄い青色、またその色の織物「【釋名:釋綵帛】縹猶漂漂淺青色也有碧縹有天縹有骨縹各以其色所象言之也」
◆ふわりと軽やかなさま、「縹縹ヒョウヒョウ」
◆[日]薄い藍色(あいいろ)、「縹色(はなだいろ)」
糸3+11=総画数14 U+7F26 [バン、マン/] 縵𦆅
◆縫い取りや模様がない無地の布、同「𢿜」
◆緩(ゆる)い、ゆったりとした、ゆっくりとした、同「慢」
糸3+11=総画数14 U+7F27 [ルイ/] 縲纝𦅍
◆絡(から)める
◆繋(つな)いで束縛ソクバク(縛って自由を奪う)・制御セイギョ(動きを抑え操る)する、またそのための綱つな・縄なわ、同「緤」「纍」
◆「缧绁、缧絏ルイセツ」◇罪人を縛(しば)る縄◇牢屋
糸3+11=総画数14 U+7F28 [エイ、ヨウ/] 纓䋝
◆冠の顎紐(あごひも)、冠の両側から垂らし顎の下で結ぶ {服飾(冕冠)}
◆許嫁(いいなずけ)の印として女性が身に着ける飾り紐
◆房状の飾り紐
◆「缨絡エイラク・ヨウラク」◇美しい珠シュ(たま)を連ねた首飾り、同「瓔絡」◇世俗の柵(しがらみ)、柵のようになかなか通り抜けられない世俗との関わり
◆[日]冠の後ろ付ける尾状の飾り、立纓リュウエイ(ぴんと立てたもの)や垂纓スイエイ(途中から下に垂れるもの)などがある
糸3+11=総画数14 U+7F29 [シュク、スク/ちぢ・む、ちぢ・まる、ちぢ・こまる、ちぢ・れる、ちぢ・み] 縮𦄲
◆縄を巻いてぎゅっと締め付ける、周りから締め付けて小さくする、「収縮シュウシュク」
◆酒の入った袋を周りから締め付けて小さくする、搾(しぼ)る
◆大きく広がっているものが元の形を維持したまま小さくなる(狭まる)、窄(すぼ)まる、その結果皺ができたり密度が高くなったりする、「萎縮イシュク(弱り小さくなる、衰え弱る)」
◆足りなくなる、不足する、「贏縮・盈縮エイシュク(あり余り或いは足りない、大きい或いは小さい、広がり或いは狭まる、伸縮)」
糸3+11=総画数14 U+7F2A [ビュウ、ミュウ、ボウ、ム、ボク、モク/]
◆纏(まと)める、束ねる、同「纏」
◆纏わり付く、絡(から)み付く、同「纏」
◆誤る、違(たが)う、間違う、同「謬」
◆穏やかなさま、静かなさま、同「穆」
◆居住まいを正し敬い謹む、同「穆」
糸3+11=総画数14 U+7F2B [ソウ/] 繅𦃨𦃐
◆繭(まゆ)から糸を引き出す、糸を繰(く)る、同「繰」
◆色鮮やかな模様、色とりどりの糸を使って織り上げた模様、また編み上げた模様、同「藻」
◆色とりどりの糸を使って撚(よ)り上げた紐(ひも)、組紐、同「藻」 {服飾(冕冠)}
糸6+11=総画数17 U+FA59 [ハン、ボン/しげ・る] 繁䋣
◆(馬の鬣たてがみの)房状の飾り、同「緐」「𥿋」
◆数や回数が多いさま、夥(おびただ)しいさま
◆盛んなさま、勢いや活力があるさま、「繁華ハンカ(◇花が咲き乱れるさま◇賑にぎやかなさま)」
漢字林(非部首部別)
𢑲彑部
𦃏糸6+11=総画数17 U+260CF [サツ、サチ/]
◆衣服が破れる、綻(ほころ)びる、同「襰𧜁・𢅭𢄌ライサイ」「𦇛䌈ラツトウ」
𦃤糸6+11=総画数17 U+260E4 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:未集:糸部:𦃤】名伏切音木繩也〇字彙作䋷」
𦃬糸6+11=総画数17 U+260EC [未詳/]
◆未詳「【中華字海:糸部:𦃬】同"絛"」
𦄉糸6+11=総画数17 U+26109 [シュク、スク/しじら] 縬𦈚𦇰
◆縮(ちぢ)む、皺(しわ)になる、同「縐」
◆縮羅(しじら)、皺(しぼ、しわ)のある絹織物、またその皺状の紋様
𦄊糸6+11=総画数17 U+2610A [ケイ、ケ/] 䋯䋜
◆戟ゲキ(槍状の武器)の刃に被(かぶ)せる布製の鞘さや、また鞘を被せた儀仗用の戟、同「綮」「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:{唘-口+糸}䋯】二或作䋜正康禮反戟也一曰戟衣」 {武器(刀剣槍)}
𦄌糸6+11=総画数17 U+2610C [ニョウ/]
◆糸か解(ほつ)れ絡まる
𦄍糸6+11=総画数17 U+2610D [ソウ、ショウ/] 𦆌
◆履物などを二つ一組にして縛(しば)る「【說文解字注:糸部:緉】方言緉𦄍絞也關之東西或謂之𦄍絞通語也」
𦄎糸6+11=総画数17 U+2610E [サツ、サチ/] 繓𦈛
◆結(ゆ)わえる
◆織物の名、未詳「【舊五代史:太祖紀六】又進南蠻通好金器六物、銀器十二并乾陁綾花繓棖越𣭻等雜織奇巧者各三十件」
◆腕が曲がって伸びない病気、未詳「【戰國策:卷七:秦五】匕首當死武安君曰繓病鉤身大臂短不能及地(繓李牧名)」
◆未詳「【類篇:糸部:繓】宗括切結也一曰縫餘」
𦄐糸6+11=総画数17 U+26110 [コン/]
◆束ねる、束ね縛(しば)る、同「稛」
漢字林(非部首部別)
𦄑糸6+11=総画数17 U+26111 [セイ、サイ/] 𦇀
◆細い糸で織(お)った布、古く蜀ショク国(現四川省を中心とした地)などで織られた麻布(蜀布ショクフと呼ばれた)などが代表的ものという
𦄒糸6+11=総画数17 U+26112 [ヘン/]
◆衣服の裾(すそ)を掴(つま)んで持ち上げる、たくし上げる、同「緶」
𦄔糸6+11=総画数17 U+26114 [テツ/]
◆結(むす)ぶ
𦄕糸6+11=総画数17 U+26115 [ヒ、ビ/] 𦀘
◆衣服や布の縁(へり)が解(ほつ)れる、綻(ほころ)ぶ、同「紕」
◆乱れる、間違える、同「紕」
𦄖糸6+11=総画数17 U+26116 [シュウ、シュ/お・わる、お・える、つい・に、しま・う、しま・い] 終终𣈩𣊜𣉉𣊂𤽬𤽫𤽘𦤒𢒣𡦿𢍐𠂂𠔾
◆途切れずに続いているものの後方の部分、始まりの部分は「始」
◆続いていたものが尽きる、これから先はないところにまで到(いた)る
◆最後に、ついに、しまいに、とうとう
◆(高貴な)人の死、同「𣧩」、一般の人は「死」
𦄗糸6+11=総画数17 U+26117 [リョウ/] 繚𦆖缭
◆纏(まと)わり付く、絡(から)み付く
◆絡み合う、入り乱れる、同「撩」
𦄘糸6+11=総画数17 U+26118 [チ、ジ/]
◆牛の鼻輪(はなわ)に繋(つな)ぐ縄(なわ)や紐(ひも)、同「紖」「【惠氏春秋說(春秋說):卷一:哀公】…周禮封人飾牛牲而設福于角設衡于鼻又以絼牽牲入廟…」
𦄙糸6+11=総画数17 U+26119 [シ、サ、サク/よ・る] 縒𦇈𦆧
◆布の糸が不揃いなさま「【類篇:糸部:縒】說文參縒也謂絲亂皃」
◆複雑に入り交(まじ)る、きちんと揃っていない、同「錯」
◆[日]よ・る、撚(よ)る、両掌(てのひら)で二本の糸や紐などを挟み左右の掌を逆方向に擦(こす)る、同「搓」
𦄚糸6+11=総画数17 U+2611A [ショウ、シュ、ジュウ/ほしいまま、たて、よ・しんば] 縱縦𦂵𥾞𥾺纵
◆放(はな)つ、解(と)き放つ、放免(ホウメン)する、放任ホウニンする
◆ほしいまま、(拘束から解き放たれて)思いのままにする、勝手気儘(きまま)にする、「放縦ホウジュウ」
◆(水平に対して)垂直の方向、(左右に対して)前後の方向、(東西に対して)南北の方向、水平・左右・東西の方向を「横」
◆よ・しんば、たとえ~であっても
𦄛糸6+11=総画数17 U+2611B [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:未集中:糸部:𦄛】《字彙補》同緇○按字形當卽𦃓字之譌字彙補同緇非是」
𦄱糸6+11=総画数17 U+26131 [ヘン、ベン/] 緶缏
◆衣服を縫(ぬ)う
◆麻(あさ)や藁(わら)などを交差させるように平(ひら)たく編(あ)んだ紐(ひも)
◆衣服の裾(すそ)を掴(つま)んで持ち上げる、たくし上げる、同「𦄒」
𦄲糸6+11=総画数17 U+26132 [シュク、スク/ちぢ・む、ちぢ・まる、ちぢ・こまる、ちぢ・れる、ちぢ・み] 縮缩
◆縄を巻いてぎゅっと締め付ける、周りから締め付けて小さくする、「収縮シュウシュク」
◆酒の入った袋を周りから締め付けて小さくする、搾(しぼ)る
◆大きく広がっているものが元の形を維持したまま小さくなる(狭まる)、窄(すぼ)まる、その結果皺ができたり密度が高くなったりする、「萎縮イシュク(弱り小さくなる、衰え弱る)」
◆足りなくなる、不足する、「贏縮・盈縮エイシュク(あり余り或いは足りない、大きい或いは小さい、広がり或いは狭まる、伸縮)」
𦄳糸6+11=総画数17 U+26133 [イ/] 彝彞彛彜𢍵𦇚𢑴𢑱𢑲𦆩𢇏𧤋𢁔
◆宗廟ソウビョウ(先祖を祀る建物)で使用する器の総称、「彝器イキ」 {食器(酒器 樽・卮・彝)}
◆常(つね)、どんな場合でも(何処でも、何時でも)変わることがない
◆「彝族イゾク」、中国西南部(主に四川省・雲南省・貴州省など)に居住する少数民族
𦅷糸6+11=総画数17 U+26177 [チョ/] 𦇃
◆「緼𦅷ウンチョ」、未詳「【文選:卷第六十:行狀】華衮與緼𦅷(張呂)同歸山藻與蓬茨俱逸」「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:𦅷】俗知呂反正{⿰礻者}𦅷反也」「【字彙補:未集:糸部:𦇃】與𦅷同白𦇃布也」「【正字通:未集中:糸部:𦅷】同紵文選齊竟陵王行狀云華衮與緼𦅷同歸从紵為正」「【康熙字典:未集中:糸部:𦅷】《篇海》𦅷亦作紵綿絮裝衣…」(綿入れのような防寒用の上着か?)
𦈚糸3+11=総画数14 U+2621A [シュク、スク/しじら] 縬𦇰𦄉
◆縮(ちぢ)む、皺(しわ)になる、同「縐」
◆縮羅(しじら)、皺(しぼ、しわ)のある絹織物、またその皺状の紋様
糸6+12=総画数18 U+4311 [ケン/]
◆きつく縒(よ)り合わせる、堅く引き締める、同「緊」
糸6+12=総画数18 U+4316 [ショウ、シュウ/]
◆寄せ集める、寄り合わさる
糸6+12=総画数18 U+4317 [フ/]
◆繭(まゆ)から糸を引き出した後に残ったもの、同「𦆞」「【集韻:卷七:去聲上:遇第十:𦆞】繅絲餘也」
◆糸
◆古くなった綿を打ち直す、同「䋨」
糸6+12=総画数18 U+431B [ヨウ/] 𧪬𦅹
◆道に従う、また従って行く、従って進むべき道、同「繇」「【玉篇:卷二十七:系部第四百二十六:䌛】與招切用也隨也過也又以周切」
◆人民に労役ロウエキを課す、徭役ヨウエキ(人民に課す労役)、同「徭」「繇」
漢字林(非部首部別)
糸6+12=総画数18 U+7E4E [ゼン、ネン/]
◆深紅
◆糸や紐が縺れる
糸6+12=総画数18 U+7E4F [セン/] 𦈝
◆㯂タイ(カイコ蚕を飼うための竹籠を置く台の横木)に蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を懸(か)けるための紐(ひも)・縄(なわ)、同「𦇗」「䌞」「【方言:第五】槌(縣蠶薄柱也度畏反)…所以縣㯂關西謂之䌞(力冉反)東齊海岱之間謂之繏(相卞反)宋魏陳楚江淮之間謂之繯(擐甲)或謂之環(檈)」「【廣韻:上聲:琰第五十:斂:䌞】懸蠶簿也」
◆蜀錦ショッキン(蜀ショクで作られる美しい織物)の名「【揚子雲集(揚雄):蜀都賦】爾乃其人自造竒錦紌繏𦃄䋶縿緣盧中」(「蜀」は現成都市を中心に盛衰はあるが221年~965年に存在した国の名)
糸6+12=総画数18 U+7E50 [ケイ、エ、スイ、ズイ/]
◆細い糸で目を粗(あら)く織(お)った軽く通気性の良い麻布、小功ショウコウ(祖父母などが亡くなった際に着用する喪服)」に使われるという
糸6+12=総画数18 U+7E51 [キョウ/] 𦃣
◆股下が二つに分かれたズボンjupon[仏]状の衣裳の紐また帶、同「𢄹」
糸6+12=総画数18 U+7E52 [ソウ、ショウ、ゾウ/] 缯𦀓
◆(厚手の)絹布、また絹織物「【本草綱目:服器之一:帛】時珍曰素絲所織長狹如巾故字從白巾厚者曰繒…」
筆順
糸6+12=総画数18 U+7E53 [サツ、サチ/] 𦈛𦄎
◆結(ゆ)わえる
◆織物の名、未詳「【舊五代史:太祖紀六】又進南蠻通好金器六物、銀器十二并乾陁綾花繓棖越𣭻等雜織奇巧者各三十件」
◆腕が曲がって伸びない病気、未詳「【戰國策:卷七:秦五】匕首當死武安君曰繓病鉤身大臂短不能及地(繓李牧名)」
◆未詳「【類篇:糸部:繓】宗括切結也一曰縫餘」
糸6+12=総画数18 U+7E54 [ショク、シキ、シ/お・る] 𦃎𦀗綕𥿗织𦁓𦁋
◆経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を"十"状に交差させて布を作る、またそのようにして作り上げた布、「機織(はたおり)」
◆幾つかのものを組み合わせて一つのものに作り上げる、幾つかのものが組み合わさって一つのものになる、「組織ソシキ」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+12=総画数18 U+7E55 [セン、ゼン/つくろ・う] 𦆇𦆶缮
◆衣服の綻(ほころ)びなどを元通りにする、補修する、同「敾」
◆間違いや欠けたところなどを補い修正しながら書き写す、同「𧭽」
筆順
糸6+12=総画数18 U+7E56 [サン/] 𦇕𢄻
◆雨や日差しを避けるための傘、綾絹(あやぎぬ)を張った傘、同「傘」
筆順
糸6+12=総画数18 U+7E57 [リン/]
◆受け継ぐ
糸6+12=総画数18 U+7E58 [イツ、イチ/] 𦇹𦈇
◆釣瓶(つるべ、井戸の水を汲むための桶)を垂らすための縄(なわ)、同「綆」
糸6+12=総画数18 U+7E59 [ハン、ホン/ひもと・く]
◆書物を頁(ページpage)を捲(めく)って読む
◆翻訳ホンヤクする
筆順
糸6+12=総画数18 U+7E5A [リョウ/] 𦆖𦄗缭
◆纏(まと)わり付く、絡(から)み付く
◆絡み合う、入り乱れる、同「撩」
筆順
糸6+12=総画数18 U+7E5B [シャク/] 綽绰𦅕𦈀
◆ゆったりとしたさま、ゆとりがあるさま
糸6+12=総画数18 U+7E5C [ソン/]
◆女性用の衣類、「布母繜フモソン」、下半身に穿(は)く単衣(ひとえ)の衣類でやや短めのものという「【急就篇:卷二】襌衣蔽膝布母繜(…)襌衣似深衣而褒大亦以其無裏故呼為襌衣蔽膝者於衣裳上著之以蔽前也一名韍又曰韠亦謂之幨…(…黄氏曰江東謂鷦鷯為布母布母繜小衣也猶*犢鼻耳)(「*犢鼻」は「犢襣褌トクビコン」で、下半身に穿(は)く肌着で股引(ももひき)の類)
糸6+12=総画数18 U+7E5D [カン、ケン/]
◆錦(にしき、美しい模様が織り込まれた織物)の模様
◆[日]「繧繝・暈繝うんげん」、同系色の色を濃い色から淡い色へ、淡い色から濃い色へ、繰り返し並べて濃淡の境目を暈(ぼか)した模様、そのような模様の織物
筆順
糸6+12=総画数18 U+7E5E [ジョウ、ニョウ/]
◆纏(まと)わり付く、巻き付く
◆ぐるりと回る、周りを回る、「繞遠ジョウエン(回り道する)」、同「遶」
◆遠回りをする、迂回する、同「遶」
筆順
糸6+12=総画数18 U+7E5F [タン、ダン、セン/] 𦈎
◆(帶が)ゆったりとしているさま、「繟然タンゼン」
糸6+12=総画数18 U+7E60 [ズイ、ヌイ/]
◆垂れ下がるさま、佩ハイ(身に着ける飾り、装身具)が垂れ下がるさま、同「橤」
漢字林(非部首部別)
糸6+12=総画数18 U+7E62 [カイ、エ/] 𦇣缋
◆模様を描(えが)くまた縫(ぬ)い取る、またその絵柄、またその人
◆織物の最初と最後の経糸(たていと)だけで緯糸(よこいと)がない部分、房飾りなどとしても利用するという、織餘キヨ、同「𦆠」「【說文解字注:糸部:𦇣】織餘也(此亦兼布帛言之也上文機縷爲機頭此織餘爲機尾。繢之言遺也。故訓爲織餘。織餘、今亦呼爲機頭。可用系物及飾物。急就篇絛繢總爲一類。是也…)」
糸6+12=総画数18 U+7E63 [カク、カイ、ケ/]
◆牛馬などを繋(つな)ぐ紐(ひも)
◆互いが食い違う、「緯繣イカイ」
糸6+12=総画数18 U+7E64 [サン/]
◆赤色の平打紐(ひらうちひも、平たい組紐)
◆(同種の文書や記録などを)集める、また集め整理し一つに纏める、「編纂ヘンサン」、同「篹」「撰」
糸6+12=総画数18 U+7E65 [キ/]
◆笑う、喜び顔を綻(ほころ)ばせる、楽しむ
糸6+12=総画数18 U+7E66 [キョウ、コウ/]
◆穴あき銭(あなあきせん、中央に穴のあいた銭)の穴に通して結わえるための紐、一定の額の穴あき銭に紐を通し結わえたものを「鏹」という
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「襁」
筆順
糸6+12=総画数18 U+7E67 [/うん]
◆[日]「繧繝・暈繝うんげん」、同系色の色を濃い色から淡い色へ、淡い色から濃い色へ、繰り返し並べて濃淡の境目を暈(ぼか)した模様、そのような模様の織物
筆順
糸6+12=総画数18 U+7E68 [タツ、タチ/]
◆紐や縄の結び目のような塊
糸6+12=総画数18 U+7E6D [ケン/まゆ]
◆蚕の蛹(さなぎ)を包み保護しているもの
◆たこ(胼胝ヘンチ)、摩擦や刺激が繰り返されて皮膚が硬くなったもの、「繭疤ケンハ」「老繭ロウケン」、同「𥀹」「𦢣」「𨇿」「趼」
◆簡「茧」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+12=総画数18 U+7E78 [スイ、ズイ/] 𦂁
◆佩玉ハイギョクなどに通す組紐
◆遺体を覆う衣服
糸3+12=総画数15 U+7F2C [ケツ、ゲチ、ケチ/]
◆布に模様を染める技法の一つ、絞り染め、「纐纈・絞纈コウケツ・コウケチ(布の所々を糸で縛り、縛っていないところだけを染める技法)」「蜡纈・蝋纈・﨟纈ロウケツ・ロウケチ(布に蠟で模様を描いて染料に浸し、蠟が付いていないところだけを染める技法)」「夾纈キョウケツ・キョウケチ(模様を彫り込んだ二枚の板を強く重ね合わせ、彫り込んだところだけを染める技法)」
◆斑点ハンテンのような模様
◆「缬草ケツソウ」、カノコソウ(鹿子草)、スイカズラ科カノコソウ属の草 {カノコソウ}
糸3+12=総画数15 U+7F2D [リョウ/] 繚𦆖𦄗
◆纏(まと)わり付く、絡(から)み付く
◆絡み合う、入り乱れる、同「撩」
糸3+12=総画数15 U+7F2E [セン、ゼン/つくろ・う] 繕𦆇𦆶
◆衣服の綻(ほころ)びなどを元通りにする、補修する、同「敾」
◆間違いや欠けたところなどを補い修正しながら書き写す、同「𧭽」
糸3+12=総画数15 U+7F2F [ソウ、ショウ、ゾウ/] 繒𦀓
◆(厚手の)絹布、また絹織物「【本草綱目:服器之一:帛】時珍曰素絲所織長狹如巾故字從白巾厚者曰繒…」
𦄼糸6+12=総画数18 U+2613C [シュ、ス/] 𦅓𦅨
◆(馬などの)前両足を絡(から)める、またその紐、同「綇」
𦄾糸6+12=総画数18 U+2613E [ホク、ボク/]
◆深衣シンイ(上下が一体で体の前で重ね合わせるように着る衣裳)の腰から下のスカートskirt状の部分、下裳(したも)、同「襆」「【爾雅注疏:釋器】裳削幅謂之纀(…《疏》…裳削殺其幅者名纀謂深衣之裳也…)」「【禮記注疏(禮記正義):卷五十八:三年問】…制十有二幅以應十有二月注○陳櫟曰深衣之裳以布六幅斜裁為十二幅三分之一皆在上三分之二皆在下要狹齊濶要不用襞積而旁有斜裁之殺縫」(布幅二尺二寸の六枚の布を、それぞれ上三分の一のところから縦に下三分の二のところまで斜めに"[/]"状に裁断して十二枚を作り、短辺同士・長辺同士をそれぞれ揃えて並べ、はみ出したところを切り落として縫い合わせる、これで裾が広がるスカート状になる)
𦄿糸6+12=総画数18 U+2613F [ボク、モク/]
◆二本また三本の紐を撚り合わせた紐、紐や縄の類
𦅀糸6+12=総画数18 U+26140 [シン、ジン/]
◆次(つ)いで、続いて、~に引き続いて、同「尋」
𦅁糸6+12=総画数18 U+26141 [タ、チャ/]
◆糸が縺(もつ)れる、絡(から)み合う、同「𥿃」
𦅃糸6+12=総画数18 U+26143 [ショウ/]
◆晒(さら)して白くする前のアサ(麻)、生麻(きあさ)
𦅅糸6+12=総画数18 U+26145 [チョウ、ジュウ/]
◆重なる、積み重なる、何層にも繰り返す、同「重」
◆未詳「【廣韻:去聲:用第三:重:緟】繒縷」
𦅇糸6+12=総画数18 U+26147 [ソウ/]
◆浅黄(あさぎ)色、またそのような色の布、同「緗」
𦅈糸6+12=総画数18 U+26148 [ホウ/]
◆結ぶ
𦅌糸6+12=総画数18 U+2614C [トウ、ドウ/かが・る] 縢𦪝𦂙
◆縄や紐など、またそれで(巻き付けるようにして)縛る
◆脚絆キャハン、小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)に巻く帯状の布
◆[日]かが・る、布の端を巻き込むように螺旋状ラセンジョウに縫う
𦅍糸6+12=総画数18 U+2614D [ルイ/] 縲缧纝
◆絡(から)める
◆繋(つな)いで束縛ソクバク(縛って自由を奪う)・制御セイギョ(動きを抑え操る)する、またそのための綱つな・縄なわ、同「緤」「纍」
◆「𦅍紲・𦅍絏ルイセツ」◇罪人を縛(しば)る縄◇牢屋
𦅎糸6+12=総画数18 U+2614E [シュ、ス、ジュ、ニュウ/] 繻𦅏𦈡
◆目の細かい薄絹、同「襦」
◆色糸で美しく織られた(厚手の)絹織物
◆布を裂いた割符
𦅏糸6+12=総画数18 U+2614F [シュ、ス、ジュ、ニュウ/] 繻𦅎𦈡
◆目の細かい薄絹、同「襦」
◆色糸で美しく織られた(厚手の)絹織物
◆布を裂いた割符
𦅐糸6+12=総画数18 U+26150 [ケイ、キョウ/]
◆草名、繊維を布にするカラムシ(苧)に似た草
◆麻製の裏地の付いていない単(ひとえ)の衣服
𦅑糸6+12=総画数18 U+26151 [シュン、ジュン/]
◆(衣服を)縫う、同「䋸」
𦅒糸6+12=総画数18 U+26152 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:未集:糸部:𦅒】與繅音義同」
注解:「叅」は多く「參」の異体であり、「巢」の異体とするものは確認できなかった、「縿(U+7E3F)」は存在する
𦅓糸6+12=総画数18 U+26153 [シュ、ス/] 𦄼𦅨
◆(馬などの)前両足を絡(から)める、またその紐、同「綇」
𦅕糸6+12=総画数18 U+26155 [シャク/] 綽绰繛𦈀
◆ゆったりとしたさま、ゆとりがあるさま
𦅜糸6+12=総画数18 U+2615C [未詳/]
◆未詳
𦅦糸6+12=総画数18 U+26166 [セン/]
◆未詳「【字彙補:未集:糸部:𦅦】子念切音僭出釋典弘明集」「【漢語大字典:糸部:𦅦】"僣"的讹字」「【中華字海:糸部:𦅦】同"僣"」
𦅧糸6+12=総画数18 U+26167 [チ/]
◆縫(ぬ)う、衣服を縫う、同「𧝉」「𧛢」「【中華字海:糸部:𦅧】同"𧝉"」「【中文大辭典:糸部:𦅧】與𧛢同《集韻》𦅧說文袟衣也或作𧛢」(「【集韻:卷五:上聲上:旨第五:𧝉𦁥𧛢】說文紩衣也或作𦁥𧛢」は「𦅧」ではなく「𧝉」、また「袟衣」ではなく「紩衣」)
𦅨糸6+12=総画数18 U+26168 [シュ、ス/] 𦄼𦅓
◆(馬などの)前両足を絡(から)める、またその紐、同「綇」
𦅪糸6+12=総画数18 U+2616A [ソ、ス/もと、もと・より、しろ] 素𦃃𦃚𦁘
◆色を染める前の白い糸
◆白い、無地の
◆形は整えられているが、それ以上には手が加えられていない、本来の、元のままの、「素質ソシツ」
◆飾らない、飾り気のない、「質素シッソ」
◆何時もの通り、普段通り、「平素ヘイソ」
𦅫糸6+12=総画数18 U+2616B [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:糸部:𦅫】同"紷"」
◆「𦅫鎛(音未詳)」、別名を「齊侯鏄セイコウハク」とされ、春秋時代(前770年~前5世紀)の楽器の名というが未詳
𦅬糸6+12=総画数18 U+2616C [チュウ/] 縶絷
◆縄(なわ)や綱(つな)を絡(から)めて動かないようにする、またそのための縄や綱
◆繋(つな)ぎ止める
𦅳糸6+12=総画数18 U+26173 [ハン、ボン、ベン/] 𥿋𦃍
◆(馬の鬣たてがみの)房状の飾り、同「繁」「緐」
𦈛糸3+12=総画数15 U+2621B [サツ、サチ/] 繓𦄎
◆結(ゆ)わえる
◆織物の名、未詳「【舊五代史:太祖紀六】又進南蠻通好金器六物、銀器十二并乾陁綾花繓棖越𣭻等雜織奇巧者各三十件」
◆腕が曲がって伸びない病気、未詳「【戰國策:卷七:秦五】匕首當死武安君曰繓病鉤身大臂短不能及地(繓李牧名)」
◆未詳「【類篇:糸部:繓】宗括切結也一曰縫餘」
𦈝糸3+12=総画数15 U+2621D [セン/]
◆㯂タイ(カイコ蚕を飼うための竹籠を置く台の横木)に蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を懸(か)けるための紐(ひも)・縄(なわ)、同「𦇗」「䌞」「【方言:第五】槌(縣蠶薄柱也度畏反)…所以縣㯂關西謂之䌞(力冉反)東齊海岱之間謂之繏(相卞反)宋魏陳楚江淮之間謂之繯(擐甲)或謂之環(檈)」「【廣韻:上聲:琰第五十:斂:䌞】懸蠶簿也」
◆蜀錦ショッキン(蜀ショクで作られる美しい織物)の名「【揚子雲集(揚雄):蜀都賦】爾乃其人自造竒錦紌繏𦃄䋶縿緣盧中」(「蜀」は現成都市を中心に盛衰はあるが221年~965年に存在した国の名)
糸6+13=総画数19 U+431C [ジョウ、ニョウ/]
◆(綻びを)縫い合わせる
◆綻びを繕う
◆縛る、結わく
糸6+13=総画数19 U+431D [キン、コン/] 𦈟
◆紺コン色、やや赤味がかった深い青色、また紺色の糸
糸6+13=総画数19 U+431E [レン/]
◆㯂タイ(カイコ蚕を飼うための竹籠を置く台の横木)に蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を懸(か)けるための紐(ひも)・縄(なわ)、同「繏」「【方言:第五】槌(縣蠶薄柱也度畏反)…所以縣㯂關西謂之䌞(力冉反)東齊海岱之間謂之繏(相卞反)宋魏陳楚江淮之間謂之繯(擐甲)或謂之環(檈)」「【廣韻:上聲:琰第五十:斂:䌞】懸蠶簿也」
糸6+13=総画数19 U+431F [ヘキ、ヒャク/] 𦈞
◆帯状に織(お)った紐(ひも)
糸6+13=総画数19 U+4320 [カン、ケン/] 𣤭𦆃
◆堅(かた)く口を閉ざす、言葉を慎む「【說文解字注:欠部:𣤭】堅持意(堅各本作監今依篇韵正从緘者三緘其口之意)口閉也(「三緘」は「三重に封をする、堅く封ずる」)
◆出し惜しみする「【廣韻:下平聲:咸第二十六:緘:䌠】慳悋又堅持意口閉也」
言部
糸6+13=総画数19 U+7E61 [シュウ、シュ/]
◆布に色糸を使って絵や模様を描(えが)く、縫(ぬ)い取る、またその絵や模様、同「綉」
糸6+13=総画数19 U+7E69 [ショウ、ジョウ/なわ] 縄䋲绳
◆何本かの藁(わら)・糸・紐(ひも)などを捩(ねじ)りながら長くしたもの、ロープrope、一般には「紐」よりも太く「綱(つな)」よりも細く粗いもの
◆墨糸(すみいと、墨を含ませ直線を描く糸)、大工道具の一つ、「繩墨ジョウボク」
◆(直線が大工作業で規準となることから)規準、基準
◆(墨繩で描かれた線のように)まっすくにする、曲がりや歪みなどを正す、誤りを糺(ただ)す
筆順
糸6+13=総画数19 U+7E6A [カイ、エ/] 絵绘
◆布にさまざまな色糸を使って模様を刺繍する、また刺繍された布
◆さまざまな色を使って模様を描く、また描かれたもの
筆順
糸6+13=総画数19 U+7E6B [ケイ、ゲ/つな・ぐ、かか・る]
◆切れている糸を(途切れているものを)結んで離れないようにする、結び付ける、同「系」
◆掛(か)かる、ぶら下がる
◆簡「系」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+13=総画数19 U+7E6C [ショク/]
◆縫い合わせる
糸6+13=総画数19 U+7E6E [キョウ、コウ/] 缰𦆊
◆手綱(たづな)、牛馬を操(あやつ)るための革製の紐(ひも)、同「韁」
糸6+13=総画数19 U+7E6F [カン、ゲン/] 𦇏缳
◆縄(なわ)・紐(ひも)などを環(わ)状にして絡(から)める
漢字林(非部首部別)
糸6+13=総画数19 U+7E70 [ソウ/く・る]
◆繭(まゆ)から糸を引き出す、同「繅」
◆色とりどりの糸を使って撚(よ)り上げた紐(ひも)、組紐、同「繅」
◆経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を二本ずつにして織った目の非常に細かい絹布、同「縑」
◆[日]く・る、右手と左手を交互に使って引く、途切れないように順々に(次々に)同じ動作をする
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+13=総画数19 U+7E71 [ソウ/] 𦇎
◆緑(みどり)がかった青色、ネギ(葱、ヒガンバナ科ネギ属)のような青白い色、またそのような色の絹布「【通雅:卷三十七:衣服】…緑曰𦇎…𦇎即蔥色說文𦇎淺青色今曰翠藍栁藍詩言蔥珩言其色也…」
糸6+13=総画数19 U+7E72 [カイ、ケ/]
◆衣服を洗濯する
◆衣服を仕立て直す
糸6+13=総画数19 U+7E73 [シャク、キョウ/]
◆飛ぶ鳥を捕(と)るための短い矢に結(ゆ)わえ付けた紐(ひも)、鳥がこの紐に触れると絡(から)むように工夫したもので、矢を「矰」といい、合わせて、「矰繳・矰𥐊ソウシャク(いぐるみ)」という、同「𦅾」「𥐊」
◆絡む、纏(まと)い付く、「繳繞キョウジョウ(さまざまに絡み合うこと)」、同「𦅾」
◆納(おさ)める、差し出す、「繳械キョウカイ(◇武器を差し出させる◇武装を解除する)」
筆順
糸6+13=総画数19 U+7E74 [ヘキ、ヒャク/] 𦂟𦌠
◆二本の棒の間に網を張り、鳥獣が掛かると包み込む(覆い被さる)ように工夫した仕掛け網、同「罿」「罬」「罦」「【爾雅注疏:卷五:釋器】繴謂之罿罿罬也罬謂之罦罦覆車也(《注》今之翻車也有兩轅中施罥以捕鳥展轉相解廣異語)」
糸6+13=総画数19 U+7E75 [タン、ダン、テン、デン/]
◆裏地の付いていない単衣(ひとえ)の衣服
◆腰に巻く幅広の帯
◆紫色
◆纏(まと)い付く
糸6+13=総画数19 U+7E76 [ヨク、オク/]
◆色糸を断面が扁平ヘンペイになるように編んだ紐(ひも)、平組紐ひらくみひも、同「繶」
◆「繶爵ヨクシャク・オクシャク」、(胴の部分に帯状に)夔龍紋キリュウモンが施(ほどこ)された爵シャク(二本の柱と注ぎ口が付いた三本足の祭礼用酒器)「【古今圖書集成:經濟彙編:考工典:第一百九十三卷:商繶爵圖考】…爵篆飾皆夔龍之象士虞禮所謂繶爵者其是歟爵繶則如履之繶蓋繶者紃底縫而文在其中故爵之 所飾著於口之下足之上…(「商繶爵圖」参照、「夔龍紋」については「夔」参照) {食器(酒器 爵・鈁)}
糸6+13=総画数19 U+7E77 [ジョウ、ニュウ、ドウ、ノウ/]
◆「紛繷フンジョウ・フンドウ」、あれこれが入り乱れるさま「【廣雅:卷六:釋訓】紛繷(女交奴孔二切)不善也」「【通雅:卷八:釋詁(謰語)】…漢如亭伯用紛繷公理用騫短…」「【駢體文鈔:卷二十七:崔亭伯達旨】…若夫紛繷塞路凶虐播流人有昏墊之戹…」
糸6+13=総画数19 U+7E79 [エキ、ヤク/] 𦆎绎
◆糸口を引き出す、物事の端緒を引き出す
◆長く連なる、次から次へと続く
◆「演繹エンエキ」、既に明らかなことを基にして推論を重ね結論を得ること
◆正祭セイサイ(正規の祭礼)の翌日に行う祭礼、「繹祭エキサイ」、同「𥜃」「䭞」
筆順
糸6+13=総画数19 U+7E7A [サツ、サチ/] 𦃏
◆衣服が破れる、綻(ほころ)びる、同「襰𧜁・𢅭𢄌ライサイ」「𦇛䌈ラツトウ」
糸3+13=総画数16 U+7F30 [キョウ、コウ/] 繮𦆊
◆手綱(たづな)、牛馬を操(あやつ)るための革製の紐(ひも)、同繁「繮」「韁」
糸3+13=総画数16 U+7F31 [ケン/] 繾𦇶
◆「缱绻ケンケン」◇しっかりと縛(しば)る、固く結ぶ◇固く結ばれて離れないさま、強く結びつくさま
糸3+13=総画数16 U+7F32 [ソウ/く・る]
◆繭(まゆ)から糸を引き出す、同「繅」
◆色とりどりの糸を使って撚(よ)り上げた紐(ひも)、組紐、同「繅」
◆経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を二本ずつにして織った目の非常に細かい絹布、同「縑」
◆[日]く・る、右手と左手を交互に使って引く、途切れないように順々に(次々に)同じ動作をする
糸3+13=総画数16 U+7F33 [カン、ゲン/] 繯𦇏
◆縄(なわ)・紐(ひも)などを環(わ)状にして絡(から)める
糸3+13=総画数16 U+7F34 [シャク、キョウ/]
◆飛ぶ鳥を捕(と)るための短い矢に結(ゆ)わえ付けた紐(ひも)、鳥がこの紐に触れると絡(から)むように工夫したもので、矢を「矰」といい、合わせて、「矰繳・矰𥐊ソウシャク(いぐるみ)」という、同「𦅾」「𥐊」
◆絡む、纏(まと)い付く、「繳繞キョウジョウ(さまざまに絡み合うこと)」、同「𦅾」
◆納(おさ)める、差し出す、「繳械キョウカイ(◇武器を差し出させる◇武装を解除する)」
𦅵糸6+13=総画数19 U+26175 [セイ、サイ/]
◆錬布レンプ、よく練(ね)られ柔らかでしなやかな布、練布(ねりぬの)「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:𦅵】音歳錬布也」
𦅸糸6+13=総画数19 U+26178 [チュウ、ジュウ/]
◆占いの結果が意味するところを読み解く、また解説する、またその解釈・解説、同「繇」
𦅹糸6+13=総画数19 U+26179 [ヨウ/] 䌛𧪬
◆道に従う、また従って行く、従って進むべき道、同「繇」「【玉篇:卷二十七:系部第四百二十六:䌛】與招切用也隨也過也又以周切」
◆人民に労役ロウエキを課す、徭役ヨウエキ(人民に課す労役)、同「徭」「繇」
𦅻糸6+13=総画数19 U+2617B [カン、ガン/ゆる・い、ゆる・やか、ゆる・む、ゆる・める] 緩缓𦇻
◆ゆったりとした、きつくない
◆張り詰めていた力や締め付けていた力を抜く
◆負荷を軽くする、余裕を持たす
◆ゆっくりした、鈍(のろ)い
𦅽糸6+13=総画数19 U+2617D [キョク、コク/] 𢍣
◆未詳「【說文解字:素部:𦅽】素屬」「【字彙:未集:糸部:𦅽】居玉切音菊索屬」
𦅾糸6+13=総画数19 U+2617E [シャク/]
◆飛ぶ鳥を捕(と)るための短い矢に結(ゆ)わえ付けた紐(ひも)、鳥がこの紐に触れると絡(から)むように工夫したもので、矢を「矰」といい、合わせて、「矰繳・矰𥐊ソウシャク(いぐるみ)」という、同「繳」「𥐊」
◆絡む、纏(まと)い付く、同「繳」
𦆃糸6+13=総画数19 U+26183 [カン、ケン/] 䌠𣤭
◆堅(かた)く口を閉ざす、言葉を慎む「【說文解字注:欠部:𣤭】堅持意(堅各本作監今依篇韵正从緘者三緘其口之意)口閉也(「三緘」は「三重に封をする、堅く封ずる」)
◆出し惜しみする「【廣韻:下平聲:咸第二十六:緘:䌠】慳悋又堅持意口閉也」
𦆅糸6+13=総画数19 U+26185 [バン、マン/] 縵缦
◆縫い取りや模様がない無地の布、同「𢿜」
◆緩(ゆる)い、ゆったりとした、ゆっくりとした、同「慢」
𦆇糸6+13=総画数19 U+26187 [セン、ゼン/つくろ・う] 繕𦆶缮
◆衣服の綻(ほころ)びなどを元通りにする、補修する、同「敾」
◆間違いや欠けたところなどを補い修正しながら書き写す、同「𧭽」
𦆈糸6+13=総画数19 U+26188 [サン/]
◆平打紐(ひらうちひも、平たい組紐)、同「纂」
𦆉糸6+13=総画数19 U+26189 [セン/] 𦇩
◆鞍(くら、人や荷を載せるために馬などの背に置く馬具)の下に敷く(布製の)敷物、同「韉」
𦆌糸6+13=総画数19 U+2618C [ソウ、ショウ/] 𦄍
◆履物などを二つ一組にして縛(しば)る「【說文解字注:糸部:緉】方言緉𦄍絞也關之東西或謂之𦄍絞通語也」
𦆍糸6+13=総画数19 U+2618D [未詳/]
◆未詳「【字彙補:未集:糸部:𦆍】七葉切音妾連緒也」「【康熙字典:未集中:糸部:𦆍】《字彙補》七葉切音妾連緒也○按音義與緁同當卽緁字之譌」
𦆎糸6+13=総画数19 U+2618E [エキ、ヤク/] 繹绎
◆糸口を引き出す、物事の端緒を引き出す
◆長く連なる、次から次へと続く
◆「演繹エンエキ」、既に明らかなことを基にして推論を重ね結論を得ること
◆正祭セイサイ(正規の祭礼)の翌日に行う祭礼、「繹祭エキサイ」、同「𥜃」「䭞」
𦆒糸6+13=総画数19 U+26192 [未詳/]
◆[韓]未詳「【五洲衍文長箋散稿:詩文篇:論文類:文字:東國土俗字辨證說】䋅。【音牛。《麗史》。高麗忠烈王時。元賜金方慶䋅𦆒二百。】」
𦆕糸6+13=総画数19 U+26195 [ヒ/くつわ] 轡辔𨏯𣦱𢥩𢢦𦇷𨏷
◆馬などを操(あやつ)るための手綱(たづな)
◆[日]銜(くつわ)、馬銜(はみ)、馬の口に咥(くわ)えさせる馬具で、金属製の棒(口に咥えさせる部分)とその両端の環状の金具(ここに手綱を繋ぐ)から成る {乗物(馬車)}
漢字林(非部首部別)
𦆖糸6+13=総画数19 U+26196 [リョウ/] 繚𦄗缭
◆纏(まと)わり付く、絡(から)み付く
◆絡み合う、入り乱れる、同「撩」
𦆘糸6+13=総画数19 U+26198 [未詳/]
◆未詳
𦆛糸6+13=総画数19 U+2619B [未詳/]
◆未詳
𦈞糸3+13=総画数16 U+2621E [ヘキ、ヒャク/]
◆帯状に織(お)った紐(ひも)
𦈟糸3+13=総画数16 U+2621F [キン、コン/]
◆紺コン色、やや赤味がかった深い青色、また紺色の糸
糸6+14=総画数20 U+4324 [シ、チ/]
◆節(ふし、紡いだ糸の途中にできる膨らみ)のある糸、またその糸を使った布、同「䌳」「𦆤」
糸6+14=総画数20 U+4327 [チュウ、ジュウ/] 𦀳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:䌧】俗音紬」「【正字通:未集中:糸部:䌧】俗紬字」「【漢語大字典:糸部:䌧】同"幬"」
糸6+14=総画数20 U+7E7B [シュ、ス、ジュ、ニュウ/] 𦅎𦅏𦈡
◆目の細かい薄絹、同「襦」
◆色糸で美しく織られた(厚手の)絹織物
◆布を裂いた割符
筆順
糸6+14=総画数20 U+7E7C [ケイ、ケ/つ・ぐ、まま] 𦇓継𦁚继
◆切れている糸を繋(つな)ぐ、途切れないように前にあるものの後に続ける(続く)、同「㡭」
◆前の物事を受けて続ける
◆[日]まま、法的には親子関係であるが親と子の間に血の繋がりがない関係
筆順
糸6+14=総画数20 U+7E7D [ヒン/] 𦆯缤
◆数多いさま
◆「繽紛ヒンプン」、多くのものが入り乱れるさま、細かいもの(細いもの、小さいもの)が縺(もつ)れ合うさま、(花弁や羽毛などが)交錯しながら降り落ちるさま、同「𣰨𣬩」「𨷚𨷒、𨷚𨷹」
筆順
糸6+14=総画数20 U+7E7E [ケン/] 𦇶缱
◆「繾綣ケンケン」◇しっかりと縛(しば)る、固く結ぶ◇固く結ばれて離れないさま、強く結びつくさま
糸6+14=総画数20 U+7E80 [ホク、ボク/] 𦄾
◆深衣シンイ(上下が一体で体の前で重ね合わせるように着る衣裳)の腰から下のスカートskirt状の部分、下裳(したも)、同「襆」「【爾雅注疏:釋器】裳削幅謂之纀(…《疏》…裳削殺其幅者名纀謂深衣之裳也…)」「【禮記注疏(禮記正義):卷五十八:三年問】…制十有二幅以應十有二月注○陳櫟曰深衣之裳以布六幅斜裁為十二幅三分之一皆在上三分之二皆在下要狹齊濶要不用襞積而旁有斜裁之殺縫」(布幅二尺二寸の六枚の布を、それぞれ上三分の一のところから縦に下三分の二のところまで斜めに"[/]"状に裁断して十二枚を作り、短辺同士・長辺同士をそれぞれ揃えて並べ、はみ出したところを切り落として縫い合わせる、これで裾が広がるスカート状になる)
糸6+14=総画数20 U+7E81 [クン/] 䌲䙧䵫
◆濃く深みのある赤、真紅シンク、同「絳」、或いは「絳」よりもやや明るい赤、またその色の布や衣服「【爾雅注疏:釋器】一染謂之縓(《注》今之紅也)再染謂之赬(《注》染赤)三染謂之纁(《注》纁絳也)」「【說文解字:糸部:纁】淺絳也」
◆太陽が沈んでまだ明るさが残っている頃の薄暗く赤い光、またその色、同「曛」
糸6+14=総画数20 U+7E82 [サン/]
◆赤色の平打紐(ひらうちひも、平たい組紐)
◆(同種の文書や記録などを)集める、また集め整理し一つに纏める、「編纂ヘンサン」、同「篹」「撰」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+14=総画数20 U+7E83 [セイ、ザイ、シ/]
◆「纃縗シサイ」、裾(すそ)の下縁(へり)を縫った粗い麻製の喪服の名、祖父や兄弟などの近しい人が亡くなった際に着用する、同「齊衰」、縫わないものを「斬縗ザンサイ」、五服ゴフクの一つで、亡くなった人の近遠の順に「斬縗・斬衰ザンサイ」「纃縗・齊衰」「大功タイコウ」「小功ショウコウ」「緦麻シマ」「【禮記正義:間傳:丧服】斬衰三升齊衰四升五升六升大功七升八升九升小功十升十一升十二升緦麻十五升去其半(「升」は経糸数の単位、「升」参照)
◆[日]絣(かすり)、部分的に染め分けた糸で織った織物
筆順
糸3+14=総画数17 U+8FAB [ヘン、ベン/]
◆(紐や髪などを)交差させるように編(あ)む
◆「辮髮ベンパツ」、髪(かみ)を交差させるように編む、またその髪型
糸6+14=総画数20 U+8FAE [ヘン、ベン/]
◆(紐や髪などを)交差させるように編(あ)む
◆「辮髮ベンパツ」、髪(かみ)を交差させるように編む、またその髪型
筆順
𦆜糸6+14=総画数20 U+2619C [スウ、シュ/] 縐䋓绉𥿲
◆葛(くず)などの繊維で織った皺(しぼ、しわ)のある布
◆細かい皺のある布、縮羅(しじら)や縮緬(ちりめん)の類
◆縮(ちぢ)む、皺(しわ)になる、またその皺状の紋様、同「縬」
𦆝糸6+14=総画数20 U+2619D [ヒョウ/] 縹缥𦇳𦇐
◆薄い青色、またその色の織物「【釋名:釋綵帛】縹猶漂漂淺青色也有碧縹有天縹有骨縹各以其色所象言之也」
◆ふわりと軽やかなさま、「縹縹ヒョウヒョウ」
𦆞糸6+14=総画数20 U+2619E [ブ、ム/]
◆繭(まゆ)から糸を引き出した後に残ったもの、同「䌗」「【廣韻:去聲:遇第十:務:𦆞】繅淹餘也」「【集韻:卷七:去聲上:遇第十:𦆞】繅絲餘也」
𦆠糸6+14=総画数20 U+261A0 [キ、ギ/]
◆織物の最初と最後の経糸(たていと)だけで緯糸(よこいと)がない部分、房飾りなどとしても利用するという、織餘キヨ、同「繢」
𦆡糸6+14=総画数20 U+261A1 [ケイ、ケ/] 𦇧𦆢𠫈
◆(「氐」族が作る)獣毛を使った厚手の繊維製品、フェルトfeltや毛織物、同「𣯅」「罽」「𦋺」
𦆢糸6+14=総画数20 U+261A2 [ケイ、ケ/] 𦇧𦆡𠫈
◆(「氐」族が作る)獣毛を使った厚手の繊維製品、フェルトfeltや毛織物、同「𣯅」「罽」「𦋺」
𦆧糸6+14=総画数20 U+261A7 [シ、サ、サク/よ・る] 縒𦇈𦄙
◆布の糸が不揃いなさま「【類篇:糸部:縒】說文參縒也謂絲亂皃」
◆複雑に入り交(まじ)る、きちんと揃っていない、同「錯」
◆[日]よ・る、撚(よ)る、両掌(てのひら)で二本の糸や紐などを挟み左右の掌を逆方向に擦(こす)る、同「搓」
𦆩糸6+14=総画数20 U+261A9 [イ/] 彝彞彛彜𢍵𦇚𢑴𢑱𦄳𢑲𢇏𧤋𢁔
◆宗廟ソウビョウ(先祖を祀る建物)で使用する器の総称、「彝器イキ」 {食器(酒器 樽・卮・彝)}
◆常(つね)、どんな場合でも(何処でも、何時でも)変わることがない
◆「彝族イゾク」、中国西南部(主に四川省・雲南省・貴州省など)に居住する少数民族
𦆪糸6+14=総画数20 U+261AA [カ/つつ・む] 裹褁䙨
◆包(つつ)む、包(くる)む、包み込む
𦆬糸6+14=総画数20 U+261AC [未詳/]
◆未詳「【字彙補:未集:糸部:𦆬】卽容切音宗𦆬橫也」
𦆯糸6+14=総画数20 U+261AF [ヒン/] 繽缤
◆数多いさま
◆「𦆯紛ヒンプン」、多くのものが入り乱れるさま、細かいもの(細いもの、小さいもの)が縺(もつ)れ合うさま、(花弁や羽毛などが)交錯しながら降り落ちるさま、同「𣰨𣬩」「𨷚𨷒、𨷚𨷹」
𦆵糸6+14=総画数20 U+261B5 [サイ、ザイ、サン、セン/わず・か]
◆僅(わず)か、たった(やっと、ほんの)~ばかり、同「才」「財」
◆僅かに黒みがかった青色、浅い紺色
𦆶糸6+14=総画数20 U+261B6 [セン、ゼン/つくろ・う] 繕𦆇缮
◆衣服の綻(ほころ)びなどを元通りにする、補修する、同「敾」
◆間違いや欠けたところなどを補い修正しながら書き写す、同「𧭽」
𦇃糸6+14=総画数20 U+261C3 [チョ/] 𦅷
◆「緼𦇃ウンチョ」、未詳「【文選:卷第六十:行狀】華衮與緼𦅷(張呂)同歸山藻與蓬茨俱逸」「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:𦅷】俗知呂反正{⿰礻者}𦅷反也」「【字彙補:未集:糸部:𦇃】與𦅷同白𦇃布也」「【正字通:未集中:糸部:𦅷】同紵文選齊竟陵王行狀云華衮與緼𦅷同歸从紵為正」「【康熙字典:未集中:糸部:𦅷】《篇海》𦅷亦作紵綿絮裝衣…」(綿入れのような防寒用の上着か?)
𦈡糸3+14=総画数17 U+26221 [シュ、ス、ジュ、ニュウ/] 繻𦅎𦅏
◆目の細かい薄絹、同「襦」
◆色糸で美しく織られた(厚手の)絹織物
◆布を裂いた割符
糸6+15=総画数21 U+4328 [サイ/]
◆薄絹(うすぎぬ)、薄く軽い絹織物
◆「綷䌨・𪓌䌨・𢃒䌨サイサイ・スイサイ」、五色(「さまざまな色」の意)に彩(いろど)られた(彩り豊かな)絹織物
糸6+15=総画数21 U+432D [ショウ/] 𦅃
◆晒(さら)して白くする前のアサ(麻)、生麻(きあさ)
十部
繿糸6+15=総画数21 U+7E7F [ラン/] 襤褴䍀
◆破(やぶ)れたり解(ほつ)れたりなどした衣服、襤褸ランル(ぼろ)、同「藍」
筆順
糸6+15=総画数21 U+7E84 [ホウ/]
◆頭を保護するために被る兜(かぶと)、同「鑝」「【經典釋文:卷二十八】蘕同頭蓬頭謂著兜鉾也」
糸6+15=総画数21 U+7E85 [ヤク、レキ/] 𦇬
◆光沢のある艶やかな糸
糸6+15=総画数21 U+7E86 [ボク、モク/] 𦄿
◆二本また三本の紐を撚り合わせた紐、紐や縄の類
糸6+15=総画数21 U+7E87 [ライ/]
◆糸を作る過程で捩(ねじ)れて瘤(こぶ)のように太くなった部分(節ふし)のある糸
◆疵(きず)、欠点
筆順
糸6+15=総画数21 U+7E88 [ケツ、ゲチ、ケチ/]
◆布に模様を染める技法の一つ、絞り染め、「纐纈・絞纈コウケツ・コウケチ(布の所々を糸で縛り、縛っていないところだけを染める技法)」「蜡纈・蝋纈・﨟纈ロウケツ・ロウケチ(布に蠟で模様を描いて染料に浸し、蠟が付いていないところだけを染める技法)」「夾纈キョウケツ・キョウケチ(模様を彫り込んだ二枚の板を強く重ね合わせ、彫り込んだところだけを染める技法)」
◆斑点ハンテンのような模様
◆「纈草ケツソウ」、カノコソウ(鹿子草)、スイカズラ科カノコソウ属の草 {カノコソウ}
筆順
糸6+15=総画数21 U+7E89 [サン/] 纘缵
◆受け継ぐ、継承する
筆順
糸6+15=総画数21 U+7E8A [コウ/] 絋纩
◆繭(まゆ)やワタ(綿、アオイ科ワタ属の草)などから糸を紡(つむ)ぐ時に出る細く短い糸、屑糸(くずいと)、またその細く短い糸を集め纏(まと)めた綿(わた)、同「絖」
糸6+15=総画数21 U+7E8B [ユウ、ウ/]
◆笄(こうがい、髪を留める棒状の簪)の中央部分の髪
糸6+15=総画数21 U+7E8C [ショク、ゾク/つづ・く] 続续𦁱
◆切れることなく繋(つな)がる、また連(つら)なる
◆前との関係を保ちながら次々に繋がって行く、「継続ケイゾク」「連続レンゾク」
◆前の物事を受け、それを後の物事に継(つ)ぐ、継承する
◆前の人や物や事のすぐ後に付く
筆順
糸6+15=総画数21 U+7E8D [ルイ、ライ/]
◆絡(から)み付く、巻き付く
◆ものを縛(しば)る、またその縄(なわ)・紐(ひも)の類、同「縲」「【前漢書:卷五十四:李廣蘇建傳】後愬之上…禹從落中以劒斫絕纍欲刺虎(…纍索也…)」
◆同様のものごと(物・者や事・言など)が次へ次へと(以前のことに加えて更に同じことが)繰り返される、また積み重なる、同「累」「絫」
◆次へ次へと繋(つな)がって行く、累が及ぶ、同「累」
◆簡「累」
漢字林(非部首部別)
筆順
糸6+15=総画数21 U+7E8E [セン/] 繊纖纤
◆細(ほそ)い、細(こま)かい、小さい
◆細い絹糸で織った薄い布
◆金銭や損得に細かい
◆10の-7乗 {数字}
筆順
糸6+15=総画数21 U+7E8F [テン、デン/まと・う、まとい、まつ・る] 缠纒緾
◆周りから幾つかのものを解(ほつ)れないようにしっかりと付ける、「衣服を纏う」は「開(はだ)けたり脱げ落ちたりしないようにしっかりと身に着ける」の意
◆幾つかのものしっかりと束ねて解れないようにする
◆[日]まつ・る、布や衣服の縁(へり)を折り込んで縫う、「布の先が解れないようにする」の意
◆[日]まとい、棒の先に細長い布や革などを束ね房状に垂らしたもの、戦場で陣所などの目印とした
筆順
糸6+15=総画数21 U+7E90 [/こう]
◆「纐纈・絞纈コウケツ・コウケチ」、布に模様を染める技法の一つで、布の所々を糸で縛(しば)り、縛っていないところだけを染める技法
筆順
𦆤糸6+15=総画数21 U+261A4 [チ/]
◆(厚手の)絹布、また絹織物の類
◆節(ふし、紡いだ糸の途中にできる膨らみ)のある糸、またその糸を使った布、同「䌤」「【康熙字典:未集中:糸部:𦆤】○按卽䌤字之譌」
𦆫糸6+15=総画数21 U+261AB [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:未集中:糸部:𦆫】《字彙補》方孔切音𦂌縛也○按卽綁字皆俗字也(「【字彙補:未集:糸部:{⿱⿲扌並丰糸}】方孔切音縶{⿱⿲扌並丰糸}縛也」冠部は{⿲扌並斗}ではなく{⿲扌並丰})
𦆼糸6+15=総画数21 U+261BC [カン、ガン/]
◆竿(さお)の先にニワトリ(鶏)の羽を取り付けた風向や風力を測る道具、風見かざみ、別名「五兩ゴリョウ」、同「俔」
◆纏(まと)めて括(くく)る、束ねて結(ゆ)う、同「綰」
𦆽糸6+15=総画数21 U+261BD [リツ/]
◆荒縄、綱
𦇀糸6+15=総画数21 U+261C0 [セイ、サイ/] 𦄑
◆細い糸で織(お)った布、古く蜀ショク国(現四川省を中心とした地)などで織られた麻布(蜀布ショクフと呼ばれた)などが代表的ものという
𦇁糸6+15=総画数21 U+261C1 [フ/]
◆節(ふし、紡いだ糸の途中にできる膨らみ)のある太い糸で織った布「【說文解字注:糸部:紨】布也(謂布名)一曰粗紬(謂大絲繒之粗者…)」
◆縄(なわ)、縄で縛る
𦇄糸6+15=総画数21 U+261C4 [未詳/]
◆「傀𦇄・傀儡カイライ」◇操人形(あやつりにんぎょう)◇(操人形は人が操るままに動き話すことから)他に操(あやつ)られている者、また組織
𦇆糸6+15=総画数21 U+261C6 [未詳/]
◆未詳
𦇈糸6+15=総画数21 U+261C8 [シ、サ、サク/よ・る] 縒𦆧𦄙
◆布の糸が不揃いなさま「【類篇:糸部:縒】說文參縒也謂絲亂皃」
◆複雑に入り交(まじ)る、きちんと揃っていない、同「錯」
◆[日]よ・る、撚(よ)る、両掌(てのひら)で二本の糸や紐などを挟み左右の掌を逆方向に擦(こす)る、同「搓」
𦇍糸6+15=総画数21 U+261CD [コク、ゴク/] 縠𣪺
◆薄く軽い皺(しぼ、しわ)のある織物、縮羅(しじら)や縮緬(ちりめん)の類、同「縐」「【史記:列傳:司馬相如列傳】雜纖羅𡍮霧縠(集解郭璞曰言細如霧𡍮以覆頭)」
𦇎糸6+15=総画数21 U+261CE [ソウ/]
◆緑(みどり)がかった青色、ネギ(葱、ヒガンバナ科ネギ属)のような青白い色、またそのような色の絹布「【通雅:卷三十七:衣服】…緑曰𦇎…𦇎即蔥色說文𦇎淺青色今曰翠藍栁藍詩言蔥珩言其色也…」
𦇏糸6+15=総画数21 U+261CF [カン、ゲン/] 繯缳
◆縄(なわ)・紐(ひも)などを環(わ)状にして絡(から)める
漢字林(非部首部別)
𦇐糸6+15=総画数21 U+261D0 [ヒョウ/] 縹缥𦆝𦇳
◆薄い青色、またその色の織物「【釋名:釋綵帛】縹猶漂漂淺青色也有碧縹有天縹有骨縹各以其色所象言之也」
◆ふわりと軽やかなさま、「縹縹ヒョウヒョウ」
𦇓糸6+15=総画数21 U+261D3 [ケイ、ケ/つ・ぐ、まま] 繼継𦁚继
◆切れている糸を繋(つな)ぐ、途切れないように前にあるものの後に続ける(続く)、同「㡭」
◆前の物事を受けて続ける
◆[日]まま、法的には親子関係であるが親と子の間に血の繋がりがない関係
糸6+16=総画数22 U+432A [エン/] 𦇾
◆途切れずに続く、切れずに繋がる
大部
女部
孿子部
山部
弓部
糸6+16=総画数22 U+7E91 [ロ、ル/]
◆布を織るための麻糸、同「縝」
◆麻糸を練る
筆順
糸6+16=総画数22 U+7E92 [テン、デン/まと・う、まとい、まつ・る] 纏缠緾
◆周りから幾つかのものを解(ほつ)れないようにしっかりと付ける、「衣服を纏う」は「開(はだ)けたり脱げ落ちたりしないようにしっかりと身に着ける」の意
◆幾つかのものしっかりと束ねて解れないようにする
◆[日]まつ・る、布や衣服の縁(へり)を折り込んで縫う、「布の先が解れないようにする」の意
◆[日]まとい、棒の先に細長い布や革などを束ね房状に垂らしたもの、戦場で陣所などの目印とした
筆順
糸3+16=総画数19 U+7F35 [サン/] 纘纉
◆受け継ぐ、継承する
車部
𡤨女部
𦇂糸6+16=総画数22 U+261C2 [ケン/] 𧅆𧅇
◆ゼンマイ(薇)、ゼンマイ科のシダ植物、同「紫萁・紫𦸀シキ」「迷蕨メイケツ」「月爾ゲツジ」 {ゼンマイ}
𦇕糸6+16=総画数22 U+261D5 [サン/] 繖𢄻
◆雨や日差しを避けるための傘、綾絹(あやぎぬ)を張った傘、同「傘」
𦇗糸6+16=総画数22 U+261D7 [セン/]
◆㯂タイ(カイコ蚕を飼うための竹籠を置く台の横木)に蚕箔・蚕薄サンパク(カイコ蚕を飼うための竹籠)を懸(か)けるための紐(ひも)・縄(なわ)、同「繏」
𦇚糸6+16=総画数22 U+261DA [イ/] 彝彞彛彜𢍵𢑴𢑱𦄳𢑲𦆩𢇏𧤋𢁔
◆宗廟ソウビョウ(先祖を祀る建物)で使用する器の総称、「彝器イキ」 {食器(酒器 樽・卮・彝)}
◆常(つね)、どんな場合でも(何処でも、何時でも)変わることがない
◆「彝族イゾク」、中国西南部(主に四川省・雲南省・貴州省など)に居住する少数民族
𦇛糸6+16=総画数22 U+261DB [ラツ、ラチ/]
◆「𦇛䌈ラツトウ」、衣服が綻(ほころ)びるさま
𦇡糸6+16=総画数22 U+261E1 [未詳/]
◆未詳
𦇢糸6+16=総画数22 U+261E2 [シン/] 縉縉缙
◆浅い(薄い)赤色、またその色の布
◆(帯などに)挟(はさ)み込む、差し込む、同「搢」
◆「𦇢紳シンシン」◇官吏カンリ(役人)が笏(シャク、天子に拝謁ハイエツする際に手に持つ細長い板)を帯に差し込む◇官位や身分の高い人
𦇣糸6+16=総画数22 U+261E3 [カイ、エ/] 繢缋
◆模様を描(えが)くまた縫(ぬ)い取る、またその絵柄、またその人
◆織物の最初と最後の経糸(たていと)だけで緯糸(よこいと)がない部分、房飾りなどとしても利用するという、織餘キヨ、同「𦆠」「【說文解字注:糸部:𦇣】織餘也(此亦兼布帛言之也上文機縷爲機頭此織餘爲機尾。繢之言遺也。故訓爲織餘。織餘、今亦呼爲機頭。可用系物及飾物。急就篇絛繢總爲一類。是也…)」
𦇤糸6+16=総画数22 U+261E4 [キョウ、コウ/]
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「繈」「襁」
𦇥糸6+16=総画数22 U+261E5 [ヘン/か・える、か・わる] 變𠮓𣀵𢻝変变𢒛𢒟𢒭㣐𢒪𢒦
◆これまでとは違ったものになる、また改まる、これまでとは違ったものにする、また改める、まだ元の様子が分かる程度の変化・全体の中の一部だけの変化を指し、全く別のものに変化するのは「化」
◆これまでと違う、いつもと違う、おかしい、またその状態、またそのような出来事
𦇦糸6+16=総画数22 U+261E6 [협ヒョプ/]
◆[韓]「𦇦纈(협힐ヒョピル)」、同「纐纈コウケツ・コウケチ」、「纐」の譌字「【三國史記:卷第三十三:雑志第二:色服】五頭品女…褙襠禁罽繡錦野草羅布紡羅金銀泥𦇦纈…」
𦇩糸6+16=総画数22 U+261E9 [セン/] 𦆉
◆鞍(くら、人や荷を載せるために馬などの背に置く馬具)の下に敷く(布製の)敷物、同「韉」
斗部
糸6+17=総画数23 U+432B [ラン/ともずな] 纜缆
◆ともずな、船を岸に繋ぎ止めるための綱(つな)
◆太い縄や綱
筆順
糸6+17=総画数23 U+4332 [クン/] 纁䙧䵫
◆濃く深みのある赤、真紅シンク、同「絳」、或いは「絳」よりもやや明るい赤、またその色の布や衣服「【爾雅注疏:釋器】一染謂之縓(《注》今之紅也)再染謂之赬(《注》染赤)三染謂之纁(《注》纁絳也)」「【說文解字:糸部:纁】淺絳也」
◆太陽が沈んでまだ明るさが残っている頃の薄暗く赤い光、またその色、同「曛」
心部
手部
日部
木部
水部
糸6+17=総画数23 U+7E93 [エイ、ヨウ/] 缨䋝
◆冠の顎紐(あごひも)、冠の両側から垂らし顎の下で結ぶ {服飾(冕冠)}
◆許嫁(いいなずけ)の印として女性が身に着ける飾り紐
◆房状の飾り紐
◆「纓絡エイラク・ヨウラク」◇美しい珠シュ(たま)を連ねた首飾り、同「瓔絡」◇世俗の柵(しがらみ)、柵のようになかなか通り抜けられない世俗との関わり
◆[日]冠の後ろ付ける尾状の飾り、立纓リュウエイ(ぴんと立てたもの)や垂纓スイエイ(途中から下に垂れるもの)などがある
筆順
糸6+17=総画数23 U+7E94 [サイ、ザイ、サン、セン/わず・か] 𦆵
◆僅(わず)か、たった(やっと、ほんの)~ばかり、同「才」「財」
◆僅かに黒みがかった青色、浅い紺色
筆順
糸6+17=総画数23 U+7E95 [ショウ、ソウ、ジョウ、ニョウ/]
◆帯(タイ、おび)
◆袖(そで)をたくし上げる(まくり上げる、めくり上げる)、またそれを留(と)める帯
糸6+17=総画数23 U+7E96 [セン/] 繊纎纤
◆細(ほそ)い、細(こま)かい、小さい
◆細い絹糸で織った薄い布
◆金銭や損得に細かい
◆10の-7乗 {数字}
筆順
言部
鳥部
𠮖又部
𣀵攴部
𣦱止部
𤓖火部
𦇧糸6+17=総画数23 U+261E7 [ケイ、ケ/] 𦆢𦆡𠫈
◆(「氐」族が作る)獣毛を使った厚手の繊維製品、フェルトfeltや毛織物、同「𣯅」「罽」「𦋺」
𦇨糸6+17=総画数23 U+261E8 [トウ、ドウ、トク、ドク/] 纛𦑢
◆長い柄の先にヤクyak(チベットTibet周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類)やキジ(雉、キジ科の鳥)の尾を飾り付けた大きな幟(のぼり)、葬儀や式典などの際に、また軍隊の旗印や儀仗用として、また天子の乗る車などに掲げる、羽葆幢ウホウトウ、同「翢」「翿」
𦇫糸6+17=総画数23 U+261EB [セン/]
◆細く長い糸や紐(ひも)、同「綫」「線」
𦇬糸6+17=総画数23 U+261EC [ヤク、レキ/]
◆光沢のある艶やかな糸
𦇯糸6+17=総画数23 U+261EF [ビ、ミ/]
◆「𦇯縫ビホウ」、綻(ほころ)びなどを縫(ぬ)い繕(つくろ)う、取り繕う「【容春堂後集:卷五:墓誌銘:鄒君肅端暨妻錢氏合葬銘】…君入承顏色出應門戶調劑𦇯縫歸於成務人殆不知輔之…」
𦇶糸6+17=総画数23 U+261F6 [ケン/] 繾缱
◆「𦇶綣ケンケン」◇しっかりと縛(しば)る、固く結ぶ◇固く結ばれて離れないさま、強く結びつくさま
𦣐月(肉)部
𪆋鳥部
糸6+18=総画数24 U+4330 [ショウ/] 𦈙
◆布の経糸(たていと)の数の単位、1䌰=5絲(5本)「【西京雜記:第五】五絲為䌰倍䌰為升倍升為𥿮倍𥿮為紀倍紀為緵倍緵為襚」
◆未詳「【康熙字典:未集中:糸部:䌰】《六書故》尼輒切音攝絲接岐也」
糸6+18=総画数24 U+7E97 [スイ/]
◆繋(つな)ぐ
◆紐(ひも)、帯(おび)
糸6+18=総画数24 U+7E9B [トウ、ドウ、トク、ドク/] 𦇨𦑢
◆長い柄の先にヤクyak(チベットTibet周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類)やキジ(雉、キジ科の鳥)の尾を飾り付けた大きな幟(のぼり)、葬儀や式典などの際に、また軍隊の旗印や儀仗用として、また天子の乗る車などに掲げる、羽葆幢ウホウトウ、同「翢」「翿」
筆順
𦇰糸6+18=総画数24 U+261F0 [シュク、スク/しじら] 縬𦈚𦄉
◆縮(ちぢ)む、皺(しわ)になる、同「縐」
◆縮羅(しじら)、皺(しぼ、しわ)のある絹織物、またその皺状の紋様
𦇲糸6+18=総画数24 U+261F2 [シ、セ/]
◆節(ふし、紡いだ糸の途中にできる膨らみ)のある糸、またその糸を使った布、同「絁」「䌤」「【通雅:卷三十七:衣服佩飾】…綈厚繒也䌳綿紬也紬之粗者曰絓精者曰綿甚粗曰絮」
𦇳糸6+18=総画数24 U+261F3 [ヒョウ/] 縹缥𦆝𦇐
◆薄い青色、またその色の織物「【釋名:釋綵帛】縹猶漂漂淺青色也有碧縹有天縹有骨縹各以其色所象言之也」
◆ふわりと軽やかなさま、「縹縹ヒョウヒョウ」
𦇷糸6+18=総画数24 U+261F7 [ヒ/くつわ] 轡辔𨏯𦆕𣦱𢥩𢢦𨏷
◆馬などを操(あやつ)るための手綱(たづな)
◆[日]銜(くつわ)、馬銜(はみ)、馬の口に咥(くわ)えさせる馬具で、金属製の棒(口に咥えさせる部分)とその両端の環状の金具(ここに手綱を繋ぐ)から成る {乗物(馬車)}
𦇹糸6+18=総画数24 U+261F9 [イツ、イチ/] 繘𦈇
◆釣瓶(つるべ、井戸の水を汲むための桶)を垂らすための縄(なわ)、同「綆」
𨏯車部
子部
糸6+19=総画数25 U+4333 [シ、セ/] 𦇲
◆節(ふし、紡いだ糸の途中にできる膨らみ)のある糸、またその糸を使った布、同「絁」「䌤」「【通雅:卷三十七:衣服佩飾】…綈厚繒也䌳綿紬也紬之粗者曰絓精者曰綿甚粗曰絮」
糸6+19=総画数25 U+7E98 [サン/] 纉缵
◆受け継ぐ、継承する
筆順
糸6+19=総画数25 U+7E99 [ラ/]
◆銭の穴に通して束ねる紐
糸6+19=総画数25 U+7E9A [シ/]
◆冠を被(かぶ)る時に髪を包むようにして巻くための黒く長い絹布
◆長く連(つら)なるさま、次から次へと続くさま
◆「綝纚シンシ」、衣裳イショウの飾りが垂れ下がるさま
筆順
肉部
虫部
𦇻糸6+19=総画数25 U+261FB [カン、ガン/ゆる・い、ゆる・やか、ゆる・む、ゆる・める] 緩缓𦅻
◆ゆったりとした、きつくない
◆張り詰めていた力や締め付けていた力を抜く
◆負荷を軽くする、余裕を持たす
◆ゆっくりした、鈍(のろ)い
𠨫卩部
𦇼糸6+20=総画数26 U+261FC [シ、セ/]
◆繭や綿から引き出した節(ふし、紡いだ糸の途中にできる膨らみ)のある糸、またその糸で織(お)った布、同「紬」
𨏷車部
糸6+21=総画数27 U+7E9D [ルイ/] 縲缧𦅍
◆絡(から)める
◆繋(つな)いで束縛ソクバク(縛って自由を奪う)・制御セイギョ(動きを抑え操る)する、またそのための綱つな・縄なわ、同「緤」「纍」
◆「纝紲・纝絏ルイセツ」◇罪人を縛(しば)る縄◇牢屋
金部
𦇾糸6+21=総画数27 U+261FE [エン/]
◆途切れずに続く、切れずに繋がる
𦈀糸6+21=総画数27 U+26200 [シャク/] 綽绰繛𦅕
◆ゆったりとしたさま、ゆとりがあるさま
糸6+22=総画数28 U+7E9C [ラン/ともずな] 䌫缆
◆ともずな、船を岸に繋ぎ止めるための綱(つな)
◆太い縄や綱
筆順
𦈃糸6+22=総画数28 U+26203 [ドウ、ノウ/]
◆大きくゆったりとしたさま、緩(ゆる)いさま、同「儾」
𦈄糸6+22=総画数28 U+26204 [シ、ジ/] 孳孶𡥝𢀐𢇖
◆(人や動物が)子を生む、子が生まれ大いに育つ、(植物が)芽を出し盛んに茂る
◆「𦈄乳ジニュウ」「𦈄生ジセイ」◇生長(成長)し次々に増える、繁殖ハンショクする◇派生する、次から次へと枝分かれする
◆「𦈄尾ジビ」、鳥獣が交尾して子を生む
◆「𦈄𦈄シシ」、力を(気を)抜くことなく励(はげ)むさま、ひたすら一つのことだけに力を(気を)注ぐさま、同「孜孜」
𪈜鳥部
糸6+23=総画数29 U+7E9E [レン/]
◆断(た)ち切れないさま
𩪾骨部
鳥部
𦈇糸6+25=総画数31 U+26207 [イツ、イチ/] 繘𦇹
◆釣瓶(つるべ、井戸の水を汲むための桶)を垂らすための縄(なわ)、同「綆」


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