夷弓3+大3=総画数6 U+5937 [イ/えびす] 𢎯
◆えびす、東方の異民族を指す語、「東夷トウイ」、西方の異民族を「戎ジュウ、西戎セイジュウ」、南を「蠻バン、南蠻ナンバン」、北を「狄テキ、北狄ホクテキ」
◆自国(民族)以外の国(民族)を卑(いや)しめて呼ぶ語、外国、外国人
◆平らかにする、平定ヘイテイする、「夷世イセイ(平穏・太平の世)」
◆平らなさま、平坦ヘイタンなさま、「夷道イドウ(平らな道、平坦な道)」
◆蹲(うずくま)る、しゃがむ、膝(ひざ)を折り姿勢を低くする、同「跠」
◆「夷則イソク」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ、「黃鐘コウショウ」よりも8律(8音)高い音階 {音楽(十二律1)}
筆順

𡗝弓3+大3=総画数6 U+215DD [未詳/]
◆未詳「【唐文粹:卷十四:效古】…古今無盡時𡗝父亦何愚…」「【敬業堂詩集:卷第四十一:林鹿原餉武𡗝茶】」「【晚晴簃詩匯:卷一百六十七:開■行】…覬覦焉許小𡗝誇驕…」

宆弓3+宀3=総画数6 U+5B86 [キュウ、ク/] 穹
◆半球状に(或いは弓状に)大きく張り広がるさま、「穹窿キュウリュウ(高く大きく盛り上がるさま)」
◆高く大きく広がり地を覆(おお)う天テン、天空テンクウ、「穹蒼キュウソウ(頭上高く大きく広がる青々とした空、天空テンクウ)」

𡰬弓3+尸3=総画数6 U+21C2C [未詳/]
◆未詳「【字彙補:寅集:尸部:𡰬】失人切音身古文」

𢀶弓3+己3=総画数6 U+22036 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:寅集:己部:{⿰弓巳}】道書眞陽之炁曰𢀶龍音竢考」

弜弓3+弓3=総画数6 U+5F1C [キョウ、ゴウ/]
◆弓が強いさま、強靭キョウジンなさま、また強力なさま

𢖸弓3+心3=総画数6 U+225B8 [キュウ、ク/] 𢞏𢛙
◆憂える、思い悩む

㧈弓3+手3=総画数6 U+39C8 [イン/]
◆引く、引っ張る、同「引」「【集韻:卷五:上聲上:準第十七:引㧈】以忍切說文開弓也一曰導也古从手」

杛弓3+木4=総画数7 U+675B [キュウ/]
◆木名

矤弓3+矢5=総画数8 U+77E4 [シン/] 𥎪𥎧𥎯
◆況(いわ)んや、ましてや～、同「矧」

𥝙弓3+禾5=総画数8 U+25759 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:禾部:𥝙】同"秀"」

穹弓3+穴5=総画数8 U+7A79 [キュウ、ク/] 宆
◆半球状に(或いは弓状に)大きく張り広がるさま、「穹窿キュウリュウ(高く大きく盛り上がるさま)」
◆高く大きく広がり地を覆(おお)う天テン、天空テンクウ、「穹蒼キュウソウ(頭上高く大きく広がる青々とした空、天空テンクウ)」
筆順

𥫤弓3+竹6=総画数9 U+25AE4 [/や]
◆[日]姓用字

𥸲弓3+米6=総画数9 U+25E32 [キュウ、ク、クウ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:米部第十五:𥸲】音弓」

𥾏弓3+糸6=総画数9 U+25F8F [未詳/]
◆未詳「【字彙補:未集:糸部:𥾏】與紀同漢祝睦碑𥾏頌興○又審卜切音縮見金鏡」

芎弓3+艸3=総画数6 U+828E [キュウ、ク/]
◆「川芎センキュウ」、セリ科ハマゼリ属の草、根茎は薬用 {センキュウ}
◆「芎藭キュウキュウ」、センキュウ(川芎)の根茎を乾燥させた生薬の名
◆「芎蕉キュウショウ」、バナナbanana、バショウ科バショウ属の植物のうち果実を食用とする植物、またその果実、別名「香蕉コウショウ」「甘蕉カンショウ」 {バナナ}

𧘏弓3+衣5=総画数8 U+2760F [キュウ、ク/]
◆和服の身頃(みごろ)に当たる部分、衣服の袖(そで)や襟などを除いた体を覆う部分、同「裑」「裀」「袾」

𧢺弓3+角7=総画数10 U+278BA [ジャク、ニャク/] 䚥𧣚𧣏
◆(木や竹を曲げて形を整え磨いて)弓を作る「【玉篇:卷二十六:角部第四百二十:䚥】女卓切調弓也摩弓也𧣚同上」「【龍龕手鑑:卷四:角部第二十一:𧣚𧣏】二俗𧢺𧣺䚥三正女角反屋䚥亦調弓也」「【說文解字注:角部:𧣚】調弓也(手部云搦按也鄭注矢人云撓搦其幹亦是調意弓人曰和弓𣪠摩注和猶調也將用弓必先調之拂之摩之…)」
◆未詳「【廣雅:卷一:釋詁】挺秀䚥拔揠擢湧溢𢧭(出允)䔞茁(側劣)裔生出也」

躬弓3+身7=総画数10 U+8EAC [キュウ、ク、クウ/] 躳𨈴
◆身(み)、(頭部を除いた)体(からだ)、同「身」
◆自身ジシン、自身で、自(みずか)ら、同「身」
◆(お辞儀をするように)背を曲げて前に屈(かが)む
筆順

䩑弓3+革9=総画数12 U+4A51 [コウ、グ/] 鞃𩉦
◆革を巻いた軾ショク(車の前部の横に渡した手摺)、同「䡏」

𠮤𢎘2+口3=総画数5 U+20BA4 [カン、ゴン/] 𢎘𠯖
◆草木の蕾(つぼみ)が今にも咲き出しそうに膨らんでいるさま

𡴰𢎘2+山3=総画数5 U+21D30 [未詳/]
◆未詳「【說文解字注:阜部:𡴰】古文扈从山𢎘(此未詳其右所從也鍇曰從辰巳之巳竊謂當從戸而轉寫失之)」

𤜛𢎘2+犬3=総画数5 U+2471B [ハン、ボン/おか・す] 犯𤝑𢒿
◆触(ふ)れるべきではないものに触れる、入るべきところではないところに入り込む、侵(おか)す、決められた範囲や限度を越(こ)える
◆守るべきことを守らない、法律や命令などを破る

㽕𢎘2+田5=総画数7 U+3F55 [ユウ、ユ/] 㕀𣔴
◆生え出たばかりの枝
◆蘖(ひこばえ)、切り株から生え出た枝、同「蘖」

伄弔4+人2=総画数6 U+4F04 [チョウ/]
◆「伄儅チョウトウ」、何時もとは違うさま、稀(まれ)なさま

𤝠弔5+犬3=総画数8 U+24760 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:𤢜𤟩𤝠】𤢜𤞞獸名如虎而豕𩯓古作𤟩𤝠通作獨(「【玉篇:卷二十三:犬部第三百六十四:獨】犬卜切犬相得而鬭也故羊為羣犬爲獨也又獨俗獸名出山海經𤠢𤝠二古文」とあり、【玉篇】の「獨…𤠢𤝠二古文」と続けて読んだものと思われるが如何?)」

盄弔4+皿5=総画数9 U+76C4 [チョウ/] 𥁏𥁜𥁛
◆吊るして火に掛けたり持ち運んだりできる持ち手(「銚子」という)の付いた器
注解:「弔」には「吊るす」の義がある

𥝼弔4+禾5=総画数9 U+2577C [未詳/]
◆未詳「【字彙補:午集:禾部:𥝼】稊字之譌」

𨑩弔4+辵3=総画数7 U+28469 [テキ、チャク、チョウ/] 𨒝
◆至る、行き着く「【說文解字注:辵部:𨑩】至也从辵弔聲(…釋詁毛傳皆云弔至也至者弔中引伸之義加辵乃後人爲之…)」

鈟弔4+金8=総画数12 U+921F [チョウ/]
◆吊(つ)る、吊るす
◆魚を釣(つ)る、同「釣」

吲引4+口3=総画数7 U+5432 [シン、イン/]
◆微(かす)かに笑う、含み笑い(ふくみわらい)する、同「哂」「【康熙字典:丑集上:口部:吲】《集韻》矢忍切音矧本作弞《說文》笑不壞顏曰弞或作哂吲《晉書王猛載記》田千秋一言致相匈奴吲之」
◆「吲哚インドァ」、インドールIndole、有機化合物名、C₈H₇N

𢪉引4+手3=総画数7 U+22A89 [未詳/]
◆未詳「【正字通:卯集中:手部:𢪉】俗引字舊註挽弓與說文引訓同分引𢪉爲二非集韻引或作𢎢古作𢪉亦非」

䏖引4+月(肉)4=総画数8 U+43D6 [イン/] 𦙢
◆傷(きず)や腫れ物(はれもの)が治(なお)った後に残る痕(あと)、傷痕(きずあと)や染(し)み、同「瘢」

𣏖引4+木4=総画数8 U+233D6 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷五:上聲上:準第十七:𣏖㮳】木名灰可以染(「木名灰可以染」は葉を焼いて灰にし染料とするクロバイ(黒灰)を指すものと思われるが、「栚」がそれに当たる、ただ「㮳」にはその義がない)」

䀕引4+目5=総画数9 U+4015 [チン、ジン/]
◆怒ったような目付き
◆眼球、目玉(めだま)

矧引4+矢5=総画数9 U+77E7 [シン/]
◆況(いわ)んや、ましてや～、同「訠」「矤」
◆歯茎(はぐき)
◆[日]竹に羽をつけて矢を作る
筆順

粌引4+米6=総画数10 U+7C8C [イン/]
◆ヘクトメートルhectometer(hectometre, hm)、長さの単位、1hm=100m、「粌」は旧単位で現在は「百米」「公引(台湾)」

紖引4+糸6=総画数10 U+7D16 [チン、ジン/] 纼
◆牛の鼻輪(はなわ)に繋(つな)ぐ縄(なわ)や紐(ひも)、同「絼」

纼引4+糸3=総画数7 U+7EBC [チン、ジン/] 紖
◆牛の鼻輪(はなわ)に繋(つな)ぐ縄(なわ)や紐(ひも)、同「絼」

𦙢引4+肉6=総画数10 U+26662 [イン/] 䏖
◆傷(きず)や腫れ物(はれもの)が治(なお)った後に残る痕(あと)、傷痕(きずあと)や染(し)み、同「瘢」

蚓引4+虫6=総画数10 U+8693 [イン/]
◆「蚯蚓キュウイン」、ミミズ(蚯蚓)、環形動物門貧毛綱の動物、別名「蜿蟺エンセン」「蛐蟮キョクセン」「螼蚓キンイン」「蜸蠶・蜸蚕ケンサン」
筆順

訠引4+言7=総画数11 U+8A20 [シン/]
◆況(いわ)んや、ましてや～、同「矧」

鈏引4+金8=総画数12 U+920F [イン/]
◆スズ(錫、Stannum[羅]、Sn)の別名

靷引4+革9=総画数13 U+9777 [イン/] 𩍟𩍱
◆牛馬の軛(くびき)と車台を繋ぐ革紐 {乗物(馬車)}

𡉶弖4+土3=総画数7 U+21276 [チ、ジ/] 坘𡉬𡌟𡉳𡊆𡊈𡊓
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」

𢪕弖4+手3=総画数7 U+22A95 [キ、ゴ/] 𢭄
◆忌(い)む、憚(はばか)る、避ける、同「忌」

𦙠弖4+月(肉)4=総画数8 U+26660 [チ/] 胝𦙁𦙘𦝔𦛪
◆同じところに摩擦マサツや圧迫アッパクが繰り返し加えられて皮膚が厚く硬(かた)くなったもの、「胼胝ヘンチ(たこ)」

𧦒弖4+言7=総画数11 U+27992 [テイ、タイ/] 詆诋𧧫
◆貶(けな)す、謗(そし)る、悪く言う、「詆諆・詆娸テイキ」
◆人を陥(おとしい)れようとして事実ではないこと言う、狡賢(ずるがしこ)い、同「𧨱」
◆大声で怒鳴り責める、詰(なじ)る、同「呧」

佛弗5+人2=総画数7 U+4F5B [フツ、ブツ、ホチ/ほとけ] 仏
◆真理に目覚めた人、悟(さと)りを開いた人、「佛陀ブッダ(buddha[梵])」の略
◆釈迦シャカ、釈迦牟尼シャカムニ(Śākyamuni[梵])、古代インドの人で仏教の開祖
◆「仿佛ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで～のよう」「～にそっくり」のような意◇同「方弗・彷彿・㧍拂・眆䀟・髣髴・髣𩭬」
◆[日]死者、故人
◆[日](仏のように)慈悲深い人
筆順

刜弗5+刀2=総画数7 U+521C [フツ、ボチ/]
◆叩(たた)き切る、断(た)ち切る、同「斫」

㔗弗5+力2=総画数7 U+3517 [ヒ/] 𠢥
◆挟(はさ)む、両側から押え付ける
◆力強く勇ましいさま、力が強いさま「【玉篇:巻七:力部第八十三:㔗】符沸切勇壯也」「【康熙字典:子集下:力部:𠢥】《博雅》挾也一曰壯也 或省作㔗」

𠡂弗5+力2=総画数7 U+20842 [ヒツ、ヒチ、ヒ/]
◆両脇から支え助ける、補佐する、同「弼」
◆両側から押え付ける、挟(はさ)む、同「㔗」

咈弗5+口3=総画数8 U+5488 [フツ、ボチ/]
◆違(たが)う、背(そむ)く、逆(さか)らう、同「拂」
◆「いや」「だめ」というような不同意を表す語

坲弗5+土3=総画数8 U+5772 [フツ/]
◆「坲𡋯」、土埃が舞い上がるさま

㚕弗5+大3=総画数8 U+3695 [フツ、ホチ/] 𡘉𡗻
◆大きい

𡗻弗5+大3=総画数8 U+215FB [フツ、ホチ/] 㚕𡘉
◆大きい

𡘉弗5+大3=総画数8 U+21609 [フツ、ホチ/] 㚕𡗻
◆大きい

岪弗5+山3=総画数8 U+5CAA [フツ、ブツ/] 𡶒
◆山が両側から迫(せま)って狭(せば)まっているところ、深い谷筋(たにすじ)
筆順

𡶒弗5+山3=総画数8 U+21D92 [フツ、ブツ/] 岪
◆山が両側から迫(せま)って狭(せば)まっているところ、深い谷筋(たにすじ)

𢏇弗5+弓3=総画数8 U+223C7 [ヒツ、ビチ/] 弼弻𢏺𢐀𢐑𢐜𢐡𢐈𢐝𢐤㢶㢸𠨒𢼥
◆弓矯(ゆだめ)、弓の狂いや歪みを整えるための当て木
◆主君が道を逸(そ)れたり誤ったりした時に両脇から正し助ける、両脇から支え助けるのは「輔」「【康熙字典:寅集下:弓部:弼】《註》相道爲輔矯過爲弼」

𢒍弗5+彡3=総画数8 U+2248D [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:弗部第四十八:𢒍】方味反」

彿弗5+彳3=総画数8 U+5F7F [フツ、ホチ/]
◆「彷彿ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで～のよう」「～にそっくり」のような意◇同「方弗・仿佛・㧍拂・眆䀟・髣髴・髣𩭬」
筆順

怫弗5+心3=総画数8 U+602B [フツ、ボチ/]
◆不満や不信が心中に鬱積ウッセキする
◆心中の不満や不信が一気に噴(ふ)き出る、憤(いきどお)る、顔や態度に現れる、同「憤」
筆順

𢘍弗5+心4=総画数9 U+2260D [フツ、ボチ、フツ、ホチ/]
◆不満や不信が心中に鬱積ウッセキする、心中の不満や不信が一気に噴(ふ)き出る、憤(いきどお)る、同「怫」
◆両脇から支え助ける、同「輔」
◆「放𢘍ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで～のよう」「～にそっくり」のような意◇同「方弗・仿佛・彷彿・㧍拂・眆䀟」「髣髴」「髣𩭬」

拂弗5+手3=総画数8 U+62C2 [フツ、ホチ、ヒツ/はら・う]
◆手(や用具)を左右に振って不要なものや邪魔なものを他に追いやる、同「払」(本来「払」は別字だが古くから「拂」の異体字として「払」が用いられた)
◆違(たが)う、背(そむ)く、逆(さか)らう、同「咈」
◆[日]代金を渡す、同「払」
筆順

昲弗5+日4=総画数9 U+6632 [ヒ/]
◆日光が当たる、同「昲」
◆日光に当てる、日光に当てて乾(かわ)かす

胇弗5+月(肉)4=総画数9 U+80C7 [ハイ、ホ、ヒツ、ヒチ/]
◆肺ハイ、呼吸を掌(つかさど)る臓器で五臓(心・肝・脾・肺・腎)の一つ、同「肺」
◆「胇肸ヒツキツ」、(声・音・香り・噂・影響などが)辺りに広がる(広まる)さま、同「肸蠁キツキョウ」

柫弗5+木4=総画数9 U+67EB [フツ、フチ/]
◆連枷レンガ、殻竿・唐棹(からざお)、二本の棒を紐(ひも)などで繋(つな)ぎ一方の棒を持って振り下ろし脱穀ダッコクする農具

氟弗5+气4=総画数9 U+6C1F [フツ/]
◆フッ素(弗素、Fluorine、F)、元素名 {フッ素}

沸弗5+水3=総画数8 U+6CB8 [ヒ、フツ/わ・く、わ・かす] 𣲴
◆水が勢いよく湧(わ)き出る、湧き上がる、同「㵒」
◆(声などが)涌(わ)き上がる
◆液体に熱が加わりぼこぼこと泡が立つ状態になる
筆順

𣲴弗5+水4=総画数9 U+23CB4 [ヒ、フツ/わ・く、わ・かす] 沸
◆水が勢いよく湧(わ)き出る、湧き上がる、同「㵒」
◆(声などが)涌(わ)き上がる
◆液体に熱が加わりぼこぼこと泡が立つ状態になる

炥弗5+火4=総画数9 U+70A5 [フツ、ブツ/]
◆ものが激しく燃えるさま、またその音「【御定歷代賦彙:卷十一:溽暑賦】…火以薪熚炥烜烈兮…」
◆熱(ねつ)、体温が平常よりも高い状態「【普濟方:卷一百十四:諸風門:諸風雜治】…腸胃炥欝…」

𤇝弗5+火4=総画数9 U+241DD [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:弗部第四十八:𤇝】古文皮冀反」「【字彙補:巳集:火部:𤇝】皮兾切音庇義與炥同」

狒弗5+犬3=総画数8 U+72D2 [ヒ、ビ/] 𤝟𥝃𥝈𥝋𦦻𦦷𥜿𥝇𦦔𤲳𥝆𥝊𪒵𢀏𥍈
◆「狒狒ヒヒ」、ヒヒ(狒狒・狒々)、オナガザル科ヒヒ属の哺乳類、別名「嘄陽・梟羊キョウヨウ」
筆順

𤝟弗5+犬5=総画数10 U+2475F [ヒ、ビ/] 狒𥝃𥝈𥝋𦦻𦦷𥜿𥝇𦦔𤲳𥝆𥝊𪒵𢀏𥍈
◆「𤝟𤝟ヒヒ」、ヒヒ(狒狒・狒々)、オナガザル科ヒヒ属の哺乳類、別名「嘄陽・梟羊キョウヨウ」

𤫰弗5+瓜5=総画数10 U+24AF0 [テツ、デチ/] 瓞𤫼𤬎
◆ウリ(瓜、ウリ科の草)の一種で果実が小形のもの、またその果実、同「瓝」「瓟」「【爾雅注疏:釋草】瓞瓝其紹瓞(《注》俗呼瓝瓜爲瓞紹者瓜蔓緒亦著子但小如瓝…《疏》瓞一名瓝小瓜也紹繼也瓜之蔓紹緒月{薉-止}之瓜必小亦名瓞故云紹瓞)」

疿弗5+疒5=総画数10 U+75BF [ヒ/]
◆熱が原因でできる小さな腫物はれもの、汗疹(カンシン、あせも)、発疹ホッシン・ハッシン、同「疹」

䀟弗5+目5=総画数10 U+401F [ヒ/] 𥄱𧠤
◆はっきり見えないさま
◆「眆䀟ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで～のよう」「～にそっくり」のような意◇同「方弗・仿佛・彷彿・㧍拂・髣髴・髣𩭬」

𥄱弗5+目5=総画数10 U+25131 [ヒ/] 䀟𧠤
◆はっきり見えないさま
◆「眆𥄱ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで～のよう」「～にそっくり」のような意◇同「方弗・仿佛・彷彿・㧍拂・髣髴・髣𩭬」

砩弗5+石5=総画数10 U+7829 [ハイ、フツ/]
◆蛍石(ほたるいし)
◆石を並べて水の流れを遮(さえぎ)る
◆石積みの堤防

𥘬弗5+示4=総画数9 U+2562C [フツ、ホチ/はら・う] 祓
◆神に除災招福ジョサイショウフク(災いを避け除き福を招くこと)を求めて祈る、またその儀式
◆「祓禊フッケイ」、沐浴モクヨク(水を浴びて身体を清めること)する、またその儀式

䄶弗5+禾5=総画数10 U+4136 [ホツ、ボチ、ヒツ、ヒチ/]
◆「䄶稡ホツソツ」、穀物の穂(ほ)は出てても実が入らず(実が入って垂れることなく)上を向くさま、同「𥞳稡」「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷一:禾部第二十七:䄶】蒲没反䄶^*1稡禾秀不成^*2藂向上貌也又平宻反䄶𥠈禾重生也(【新修龍龕手鑑(《四部叢刊續編》)】では「蒲没反䄶^*1神禾秀不成^*2聚向上皃也又平宻反䄶𥠈禾重生也」)」
◆「䄶𥠈ヒツシツ」、穀物のこほれ種(収穫する際にこぼれ落ちた実・種)から再び芽が出るさま

笰弗5+竹6=総画数11 U+7B30 [フツ、ホチ/]
◆竹製の矢
◆輿の後ろの扉
◆笄(こうがい)

紼弗5+糸6=総画数11 U+7D3C [フツ、ホチ/] 绋𦂓𥿏
◆印章を帯から垂らすための綬ジュ(位階によって色が決まっている組紐)、同「紱」
◆太い綱(つな)
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を載せた車を引く綱、同「綍」「𩎛」

绋弗5+糸3=総画数8 U+7ECB [フツ、ホチ/] 紼𦂓𥿏
◆印章を帯から垂らすための綬ジュ(位階によって色が決まっている組紐)、同「紱」
◆太い綱(つな)
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を載せた車を引く綱、同「綍」「𩎛」

𥿏弗5+糸6=総画数11 U+25FCF [フツ、ホチ/] 紼绋𦂓
◆印章を帯から垂らすための綬ジュ(位階によって色が決まっている組紐)、同「紱」
◆太い綱(つな)
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を載せた車を引く綱、同「綍」「𩎛」

羛弗5+羊6=総画数11 U+7F9B [キ、ギ/]
◆「羛陽キヨウ・ギヨウ」、古地名、現河南省安陽市内黄県付近「【後漢書:卷五十二:朱景王杜馬劉傅堅馬列傳】…都尉臧宮等從擊破五校於羛陽(聚名也…)」「【資治通鑑:卷四十:漢紀三十二:世祖光武皇帝上之上】…大破五校於羛陽降其衆五萬人(賢曰羛陽縣名屬魏郡故城在今相州堯城縣東…晉荀盈如齊逆女還卒於戲陽杜預註內黃縣北有戲陽城堯城縣本漢內黃縣隋開皇十八年更名唐末改宋定縣戲與羛同…)」 {河南省}

艴弗5+色6=総画数11 U+8274 [フツ、ホチ、ホツ、ボチ/] 𦫛
◆腹を立てて顔色や表情を変えるさま、「艴然フツゼン」「【孟子注疏:卷三上:公孫丑章句上】…曾西艴然不悅…(《注》艴然慍怒色也…)」「【玉篇:卷四:色部第四十二:艴】…𦫛同上俗」

茀弗5+艸3=総画数8 U+8300 [フツ、ホチ、ホツ、ボチ/]
◆(道に)草が生い茂って通れないさま、行く道を塞ぐように生い茂る草
◆(車の周りに垂らす)外からは見えないように覆う目隠し、覆(おおい)い隠す
◆婦人の首飾り、同「髴」
◆箒星(ほうきぼし)、彗星スイセイ、「孛星ボツセイ」

𧙂弗5+衣5=総画数10 U+27642 [ヒ/]
◆腰から下に垂らす膝の下まで届く前垂(まえだ)れ、前掛け、跪拝キハイ(両膝を地に着け膝から上は直立さる拝礼)の際に膝の下に敷く、「蔽膝ヘイシツ」、同「褘」「袚」
◆夷狄イテキ(周辺の異民族)の衣服、左衽サジン(左前、左を先に体の前に当て、その上に右を当てる着方)の衣服、古く夷狄の着方(衣服)とされた、同「袚」「𧘟」「【集韻:卷七:去聲上:未第八:袚𧙂𧘟襏】蠻夷衣也一曰蔽厀」

𧠤弗5+見7=総画数12 U+27824 [ヒ/] 䀟𥄱
◆はっきり見えないさま
◆「眆𧠤ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで～のよう」「～にそっくり」のような意◇同「方弗・仿佛・彷彿・㧍拂・髣髴・髣𩭬」

費弗5+貝7=総画数12 U+8CBB [ヒ/つい・やす、つい・える] 费
◆金銭・品物・労力などを使う、時間・手間などがかかる
◆ものなどを買うために用いる金銭、「費用ヒヨウ」
◆使い減らす、「浪費ロウヒ」
◆魯国(前11世紀～前256年)にあった古地名、現山東省済寧市魚台県付近{山東省}
◆魯国にあった古地名、現山東省臨沂市費県付近、同「鄪」
筆順

费弗5+貝4=総画数9 U+8D39 [ヒ/つい・やす、つい・える] 費
◆金銭・品物・労力などを使う、時間・手間などがかかる
◆ものなどを買うために用いる金銭、「費用ヒヨウ」
◆使い減らす、「浪費ロウヒ」
◆魯国(前11世紀～前256年)にあった古地名、現山東省済寧市魚台県付近{山東省}
◆魯国にあった古地名、現山東省臨沂市費県付近、同「鄪」

𧿳弗5+足7=総画数12 U+27FF3 [フツ/]
◆急に走り出す、急に飛び出す
◆踏み越えて行く、踏み付けて行く

𨋥弗5+車7=総画数12 U+282E5 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:酉集:車部:𨋥】北海相景君碑宜叅鼎𨋥隷釋云字書無𨋥字當是借作拂取輔拂之義」

𨚓弗5+邑3=総画数8 U+28693 [ヒ/] 𨚭
◆魯国(前11世紀～前256年)にあった古地名、現山東省臨沂市費県付近、同「鄪」「費」 {山東省}

𨚭弗5+邑7=総画数12 U+286AD [ヒ/] 𨚓
◆魯国(前11世紀～前256年)にあった古地名、現山東省臨沂市費県付近、同「鄪」「費」 {山東省}

鉘弗5+金8=総画数13 U+9258 [フツ、ブチ、ブツ/]
◆未詳「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鉘】浮勿切飾也」「【吾汶藁:卷之三:字說:戴石玉字說】…堅勁之物銛鑿之䧟剗鉘之則銷惟玉也…」
◆人名用字「【家藏集:卷三十三:周孝子廟記】…進士趙必鉘…」「【千頃堂書目:卷二十九:宋】趙崇鉘鷗渚微吟一卷(字元治宋宗室)」
◆イリニウムIllinium、元素番号61に当てられた元素名、元素番号61はそれ以前にフロレンチウムFlorentiumと命名されていたが、後に誤りとされイリニウムIlliniumに改名された、ただこれも後に誤りとされて現在はプロメチウムPromethium(Pm)が正式名称、現「鉕」

𨱰弗5+長7=総画数12 U+28C70 [フツ、ホチ/] 髴𠔘
◆髪が乱れるさま、乱れた髪
◆婦人の首飾り、同「䭮」
◆「髣𨱰ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで～のよう」「～にそっくり」のような意◇同「方弗・仿佛・彷彿・㧍拂・眆䀟」「髣𩭬」

𩎛弗5+韋9=総画数14 U+2939B [フツ、ホチ/] 𩎡
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を載せた車を引く綱、同「紼」
◆膝の下まで届く盛装用の革製の前垂れ、同「韍」「韠」「【集韻:卷九:入聲上:術第八:巿韍𩎛】說文韠也上古衣蔽前而已巿以象之天子朱巿諸侯赤巿大夫葱𢖍从巾象連帶之形或从韋犮亦从弗通作芾」

𩎡弗5+韋9=総画数14 U+293A1 [フツ、ホチ/] 𩎛
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を載せた車を引く綱、同「紼」
◆膝の下まで届く盛装用の革製の前垂れ、同「韍」「韠」「【集韻:卷九:入聲上:術第八:巿韍𩎛】說文韠也上古衣蔽前而已巿以象之天子朱巿諸侯赤巿大夫葱𢖍从巾象連帶之形或从韋犮亦从弗通作芾」

𩖼弗5+風9=総画数14 U+295BC [フツ、ホチ/]
◆さっと吹き抜ける強い風、さっと吹き抜ける弱い風

髴弗5+髟10=総画数15 U+9AF4 [フツ、ホチ/] 𨱰𠔘
◆髪が乱れるさま、乱れた髪
◆婦人の首飾り、同「䭮」
◆「髣髴ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで～のよう」「～にそっくり」のような意◇同「方弗・仿佛・彷彿・㧍拂・眆䀟」「髣𩭬」
筆順

鮄弗5+魚11=総画数16 U+9B84 [フツ/]
◆「魴鮄ホウフツ」、ホウボウ(魴鮄・竹麦魚)、ホウボウ科・キホウボウ科・セミホウボウ科の海水魚

𠰈弘5+口3=総画数8 U+20C08 [オウ/]
◆ウシ(牛)の鳴き声、また人の声や物音、辺りに響(ひび)き広がる音「【堅瓠集:二十九:佛印見東坡】…靜聽流水響嚶𠰈…」

宖弘5+宀3=総画数8 U+5B96 [コウ、オウ/]
◆洞穴や屋内などの空間が広く大きく奥深いさま、またそこに音が響くさま、同「𥥈」
◆もの静かなさま

𢘌弘5+心3=総画数8 U+2260C [コウ、グ/]
◆「憕𢘌チョウコウ」、気が抜けるさま、ぼうっとするさま

泓弘5+水3=総画数8 U+6CD3 [オウ/]
◆水が深いさま、同「𣴦」
◆「泓汯オウコウ」、水が勢いよく渦(うず)巻くさま
◆古川名、「泓水オウスイ」、春秋時代(前770年～前5世紀)の前638年に宋の襄ジョウ公と楚の成セイ王が戦った地、現河南省商丘市柘城県「【史記:卷三十八:宋微子世家第八】…襄公與楚成王戰于泓(《集解》駰案穀梁傳曰戰于泓水之上)…」 {春秋時代} {河南省}
筆順

𥥈弘5+穴5=総画数10 U+25948 [コウ、オウ/]
◆洞穴や屋内などの空間が広く大きく奥深いさま、またそこに音が響くさま、同「宖」、同「䆵𥥈、䆸𥥈トウコウ」

紭弘5+糸6=総画数11 U+7D2D [コウ、オウ/]
◆周りを巡(めぐ)らすように張った綱(つな)、同「紘」

苰弘5+艸3=総画数8 U+82F0 [コウ、グ/]
◆「藤苰トウコウ」、ゴマ(胡麻、ゴマ科の草)の別名 {ゴマ}

䡏弘5+車7=総画数12 U+484F [コウ/] 䡌
◆革を巻いた軾ショク(車の前部の横に渡した手摺)、同「鞃」

𨥺弘5+金8=総画数13 U+2897A [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:金部:𨥺】人名用字。清徐鼒《小腆紀年附考》巻二:"方國安之部將岳宗文、譚𨥺破賊於三尖峰。"(「【小腆紀年:卷二】方國安之部將岳宗文譚{⿲金弓口}破賊於三尖峰…」とあり、{⿲金弓厶}ではなく{⿲金弓口}のようである)」

䨎弘5+雨8=総画数13 U+4A0E [オウ/] 霐
◆奥深いさま

鞃弘5+革9=総画数14 U+9783 [コウ、グ/] 䩑𩉦
◆革を巻いた軾ショク(車の前部の横に渡した手摺)、同「䡏」

𥁜𢎨5+皿5=総画数10 U+2505C [チョウ/] 盄𥁏𥁛
◆吊るして火に掛けたり持ち運んだりできる持ち手(「銚子」という)の付いた器
注解:「弔」には「吊るす」の義がある

第𢎨5+竹6=総画数11 U+7B2C [テイ、ダイ/]
◆階段のように段々に区切られているさま
◆高低の並び、順序、順位、順番、序列、等級
◆(昇進・採用のための等級ごとに行われる)試験
◆大きな屋敷
筆順

苐𢎨5+艸3=総画数8 U+82D0 [テイ、ダイ/]
◆姓用字
◆草木の葉が芽生える、同「荑」「𦯔」「【正字通:申集上:艸部:苐】梯尼切音題但也與宅第次第第字音同義別訓艸名者疑荑字之譌」

𠱳弜6+口3=総画数9 U+20C73 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:口部:𠱳】羽敏切音喗言也」

𢏝弜6+弓3=総画数9 U+223DD [シュウ、ス/]
◆未詳

𢐨弜13+弓3=総画数16 U+22428 [ソウ、ショウ/いた・める、い・る] 炒㶤𤊛𤈓𤑡
◆鍋などに油を引き食材を入れて掻(か)き混ぜがら熱を加える、基本的にはじっくりと時間をかけて食材に火を通することではなく高温でさっと火を通すこと、「煎」参照

𤙗弜6+牛4=総画数10 U+24657 [ホウ/かた] 方
◆四角、四角いさま、角(かど)が直角になっているさま、「方形ホウケイ」
◆数学で二つの数を掛け合わせた数(正方形・長方形の一つの角を成す二辺を掛け合わせた数)=面積、「平方ヘイホウ」
◆(曲がることなく)まっすぐな、正しい、「方正ホウセイ」
◆前後・左右・上下などの向き、向かう先、向かう側、「方向ホウコウ」「四方シホウ」「方面ホウメン」
◆(中心となる場所から見て)向こうにある土地、「地方チホウ」「方言ホウゲン」
◆あるところに向かう手立て、何かを行うための手段、技(わざ)、術(すべ)、「方法ホウホウ」
◆他のものと比べる、「比方ヒホウ」
◆今、たった今、ちょうど今

𦭲弜6+艸3=総画数9 U+26B72 [キ、ギ/]
◆繭(まゆ)から糸口を引き出し糸を繰(く)る

𧙭弜6+衣6=総画数12 U+2766D [セン/]
◆未詳「【字彙補:申集:衣部:𧙭】照彥切音戰衣引也」

𩰲弜6+鬲10=総画数16 U+29C32 [レキ、リャク/] 䰛𤮄𩱔㽁䰜
◆鼎(かなえ、二つの取っ手と三本の足のある青銅器)の一種で足が中空のもの、その足に水を入れこれを沸かして蒸したり炊いたりする、鼎は同じ三本足だが中空ではない、同「鬲」「鎘」「䥶」 「鬲」参照

俤弟7+人2=総画数9 U+4FE4 [テイ、ダイ/おもかげ]
◆人名用字「【資治通鑑考異:卷第三:晉紀】五月丁亥朔孫皓至(…春秋四月甲子王渾斬張俤…)」「【劉向古列女傳:卷第四:貞順傳:齊𣏌梁妻】…城下而𡘜內諴動人道路過者莫不為之揮俤十日而城為之…」
◆[日]面影(おもかげ)、思い浮かぶ姿(すがた)、思い起こさせる物事(ものごと)
筆順

剃弟7+刀2=総画数9 U+5243 [テイ、タイ/そ・る]
◆刃物で毛髪を根元から切り取る
筆順

㖒弟7+口3=総画数10 U+3592 [テイ、ダイ/]
◆泣(な)く、鳴(な)く、叫(さけ)ぶ、吼(ほ)える、同「啼」

娣弟7+女3=総画数10 U+5A23 [テイ、ダイ/]
◆弟(或いは夫の弟)の妻、兄(或いは夫の兄)の妻は「姒」
◆兄弟(或いは夫の兄弟)のうちの年長の妻が年少の妻を呼ぶ語、多妻の夫の年長の妻が年少の妻を呼ぶ語「【爾雅注疏:釋親】女子同出謂先生為姒後生為娣(《注》同出謂倶嫁事一夫…)…長婦謂稚婦為娣婦娣婦謂長婦為姒婦(《注》今相呼先後或云妯娌)」
◆諸侯(天子から国の所管を認められた者)に嫁(とつ)ぐ娘の供(とも)をし、そのまま婚家に入る妹や従妹(いとこ、親の兄弟の自分より年下の女の子供)、後に同じ夫の妻(側室、妾)となる、同「媵」「【六書故:卷九:妾】七接切側室也妾有貴賤古之貴者娶必有姪娣諸侯娶於一國其國以姪娣從他國亦以女媵自正室而下皆妾也…」

悌弟7+心3=総画数10 U+608C [テイ、ダイ/]
◆年長者や兄姉を敬い従う、同「弟」
◆兄弟姉妹の仲が良いさま
筆順

挮弟7+手3=総画数10 U+632E [テイ、タイ/]
◆涙や鼻水を拭(ぬぐ)う、拭(ふ)く、同「䶏」

晜弟7+日4=総画数11 U+665C [コン/] 𣋥
◆兄、「晜弟コンテイ、兄弟」、同「昆」
◆子孫

䏲弟7+月(肉)4=総画数11 U+43F2 [テツ、デチ、タイ/]
◆(骨や肉が)凸状に出っ張る、突き出る、突き出た尻(しり)、臀部、同「胅」
◆「䐔䏲ヘンタイ」、同「匾㔸」、物の薄いさま、扁平なさま

梯弟7+木4=総画数11 U+68AF [テイ、タイ/はしご]
◆はしご、長い二本の棒に短い横木を段状に組んだ高いところに登るための道具、「梯子テイシ(はしご)」、「雲梯ウンテイ(攻城用の梯子)」
◆段状(梯子状)のもの
筆順

涕弟7+水3=総画数10 U+6D95 [テイ、タイ/なみだ]
◆涙(なみだ)、涙を流す
◆涙を流して泣く
筆順

焍弟7+火4=総画数11 U+710D [テイ、ダイ/]
◆亀卜キボク(亀の甲羅コウラを焼き、その割れ方で吉凶を占うこと)に使う大きなカメ(亀)用の火を点けるための刺のある木

珶弟7+玉4=総画数11 U+73F6 [テイ、ダイ/]
◆佩玉ハイギョク、腰帯に掛けて垂らす宝石を連ねた飾り、「瓊珶ケイテイ(玉ギョク製の佩玉)」

𤫼弟7+瓜5=総画数12 U+24AFC [テツ、デチ/] 瓞𤫰𤬎
◆ウリ(瓜、ウリ科の草)の一種で果実が小形のもの、またその果実、同「瓝」「瓟」「【爾雅注疏:釋草】瓞瓝其紹瓞(《注》俗呼瓝瓜爲瓞紹者瓜蔓緒亦著子但小如瓝…《疏》瓞一名瓝小瓜也紹繼也瓜之蔓紹緒月{薉-止}之瓜必小亦名瓞故云紹瓞)」

𤭌弟7+瓦5=総画数12 U+24B4C [テイ、ダイ/]
◆小形の甌(おう、飲み物や食べ物を盛る口の広がった深めの容器、碗)や甂(へん、口が広く比較的浅い容器、盆)の類、同「㼵」

睇弟7+目5=総画数12 U+7747 [テイ、ダイ/]
◆ちらっと見る、上目(うわめ)や横目でちらっと見る「【說文解字:目部:睇】目小視也」
筆順

祶弟7+示4=総画数11 U+7976 [テイ、ダイ/] 禘
◆古代天子や諸侯が祖先を祭(まつ)るために五年に一度行う大祭「【後漢書:列傳: 張曹鄭列傳】純奏曰禮三年一祫五年一禘」
◆天子が執(と)り行う祭礼の名、夏代(約前21世紀～前16世紀)・商代(前17世紀～前11世紀)で夏の祭礼、春は「礿・禴ヤク」、秋は「嘗ショウ」、冬は「烝ジョウ」

稊弟7+禾5=総画数12 U+7A0A [テイ、ダイ/] 䅠
◆ヒエ(稗、イネ科ヒエ属の草)に似た雑草の名、一面に生え群がり、実はヒエよりも小さいという、同「蕛」「䄺」
◆蘖(ひこばえ)、切り株から新たに生え出る芽、特にヤナギ(柳・楊、ヤナギ科の木)の若芽

綈弟7+糸6=総画数13 U+7D88 [テイ、ダイ/] 绨
◆厚手で品質的に低級な絹織物

绨弟7+糸3=総画数10 U+7EE8 [テイ、ダイ/] 綈
◆厚手で品質的に低級な絹織物

罤弟7+网5=総画数12 U+7F64 [テイ、ダイ/]
◆兔を捕(と)らえる網
◆兄、同「昆」「晜」

𦯔弟7+艸3=総画数10 U+26BD4 [テイ、ダイ/]
◆草名、未詳
◆草木の葉が芽生える、同「荑」「苐」

𧋘弟7+虫6=総画数13 U+272D8 [テイ、ダイ/]
◆「螗𧋘トウテイ」、小形のセミ(蝉、セミ科の昆虫)の一種

𧯪弟7+豆7=総画数14 U+27BEA [ヘイ、ハイ、ヘン/] 豍𧰆
◆エンドウ(豌豆)、マメ科エンドウ属の草 {エンドウ}
◆フジマメ(藤豆)、マメ科フジマメ属の蔓性の草、同「藊豆・稨豆・扁豆ヘントウ」 {フジマメ}

𧳋弟7+豸7=総画数14 U+27CCB [チ、ジ/]
◆「𧳊𧳋・解𢊁・獬豸カイチ」、神獣の名、姿はヒツジ(羊)或いはウシ(牛)に似て角(つの)が一本あり、曲直キョクチョク(正邪)をよく判断するとされ、争(あらそ)いごとがあると理リ(道理、正当性)のない方を角で触れるという

递弟7+辵3=総画数10 U+9012 [テイ、ダイ/] 遞逓𨔄𨕑遆𨓠𨓝𨒾
◆次へ次へと、代わる代わるに、次々に、順々に、順繰り(じゅんぐり)に、同「𨔛」
◆届いたもの(送られてきたもの、伝わってきたもの)を次に届ける(送る、伝える)

銻弟7+金8=総画数15 U+92BB [テイ、ダイ/] 锑
◆「鎕銻トウテイ」、雲母ウンモ・ウンボに似た鉱石の名、別名「火齊カセイ」「玫瑰マイカイ」「【說文解字注:金部:鎕】鎕銻(…)火齊也(玉部曰玟瑰火齊也然則鎕銻卽玫瑰也廣韵火齊似雲母重沓而開色黃赤似金出日南…)」
◆アンチモンAntimon[独](Stibium[羅]、Sb)、元素名 {アンチモン}

锑弟7+金5=総画数12 U+9511 [テイ、ダイ/] 銻
◆「鎕锑トウテイ」、雲母ウンモ・ウンボに似た鉱石の名、別名「火齊カセイ」「玫瑰マイカイ」「【說文解字注:金部:鎕】鎕銻(…)火齊也(玉部曰玟瑰火齊也然則鎕銻卽玫瑰也廣韵火齊似雲母重沓而開色黃赤似金出日南…)」
◆アンチモンAntimon[独](Stibium[羅]、Sb)、元素名 {アンチモン}

𨿘弟7+隹8=総画数15 U+28FD8 [チ、ジ/きじ] 雉鴙𨿝𪁩
◆キジ(雉)、キジ科の鳥、同「𪅊」
◆城壁
◆城壁の面積の単位、1雉=幅3丈×高1丈

𨿝弟7+隹8=総画数15 U+28FDD [チ、ジ/きじ] 雉鴙𨿘𪁩
◆キジ(雉)、キジ科の鳥、同「𪅊」
◆城壁
◆城壁の面積の単位、1雉=幅3丈×高1丈

𩓂弟7+頁9=総画数16 U+294C2 [テイ、タイ/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:齊第十二:𩓂】𩓨𩓂頭不正」
◆髪を剃(そ)る、毛を剃る、同「鬀」「【龍龕手鑑:卷四:頁部第十五:𩓂𨲙】音剃二同」

䬾弟7+食8=総画数15 U+4B3E [テイ、ダイ/]
◆「餹䬾トウテイ」、米や豆の粉に砂糖などを加えて甘く作った食べ物

鬀弟7+髟10=総画数17 U+9B00 [テイ、タイ/]
◆(子どもの)髪を剃(そ)る、大人の場合は「髡」「【說文解字:髟部:鬀】𩮜髪也髟弟聲大人曰髡小人曰鬀盡及身毛曰𩮜」
◆毛を剃る、同「剃」

鮷弟7+魚11=総画数18 U+9BB7 [テイ、ダイ/]
◆ナマズ(鯰)、大形のナマズ、ナマズ科の淡水魚、同「鯷」

鵜弟7+鳥11=総画数18 U+9D5C [テイ、ダイ/う] 鹈
◆ペリカンpelican、ペリカン科の水鳥、同「鵜鶘・、鴺鶘テイコ」「鴮鸅オタク」
◆「鵜鴂・鶗鴂・鷤鴂テイケツ」、カッコウ(郭公)、またホトトギス(杜鵑)、カッコウ科の鳥、別名「杜鵑トケン」「秭鳺シフ」「子巂・子規シキ」
◆「鸊鵜ヘキテイ」、カイツブリ(鳰)、カイツブリ科の水鳥、同「鸊鷈」
◆[日]ウ(鵜)、ウ科の水鳥
筆順

鹈弟7+鳥5=総画数12 U+9E48 [テイ、ダイ/う] 鵜
◆ペリカンpelican、ペリカン科の水鳥、同「鵜鶘・、鴺鶘テイコ」「鴮鸅オタク」
◆「鹈鴂・鶗鴂・鷤鴂テイケツ」、カッコウ(郭公)、またホトトギス(杜鵑)、カッコウ科の鳥、別名「杜鵑トケン」「秭鳺シフ」「子巂・子規シキ」
◆「鸊鵜ヘキテイ」、カイツブリ(鳰)、カイツブリ科の水鳥、同「鸊鷈」
◆[日]ウ(鵜)、ウ科の水鳥

𪁩弟7+鳥11=総画数18 U+2A069 [チ、ジ/きじ] 雉鴙𨿝𨿘
◆キジ(雉)、キジ科の鳥、同「𪅊」
◆城壁
◆城壁の面積の単位、1雉=幅3丈×高1丈

𪕧弟7+鼠13=総画数20 U+2A567 [テイ、ダイ/]
◆「鼢𪕧フンテイ」、キヌゲネズミ科ハタネズミ亜科などに属するネズミ(鼠)、別名「田鼠デンソ」、同「鼶」「【淮南鴻烈解:卷五:時則訓】其數八其味酸其臭羶其祀戶祭先脾桐始華田䑕化為鴽(桐梧桐也田鼠鼢𪕧鼠也鴽鶉也)」

䶏弟7+鼻14=総画数21 U+4D8F [テイ、タイ/]
◆鼻汁(はなじる)、鼻から出る汁、同「洟」
◆涙や鼻水を拭(ぬぐ)う、拭(ふ)く、同「挮」

𪖦弟7+鼻14=総画数21 U+2A5A6 [テイ/]
◆「𪖯𪖦ヘンテイ」、物の薄いさま、扁平なさま、同「匾𠥶」「【龍龕手鑑:卷三:鼻部第十二:𪖯𪖦】俗上布典反下土兮反正作匾𠥶薄貌」

涨张7+水3=総画数10 U+6DA8 [チョウ/みなぎ・る] 漲
◆水が川や池や器(うつわ)などから今にも溢(あふ)れ出しそうな程にいっぱいになる、同「涱」
◆はち切れんばかりにいっぱいになる、まさに限界を超える程になる
◆水位が高くなる

𡸅𢎿7+山3=総画数10 U+21E05 [未詳/]
◆人名用字、「【文憲集:卷十九:元故湛淵先生白公墓銘】…範生子二弦𡸅…」「【巵林:卷七:申董:灄字】…晉書愍帝記建興二年杜𡸅…」

㢸𢎿7+弓3=総画数10 U+38B8 [ヒツ、ビチ/] 弼弻𢏺𢐀𢐑𢐜𢐡𢐈𢐝𢐤㢶𢏇𠨒𢼥
◆弓矯(ゆだめ)、弓の狂いや歪みを整えるための当て木
◆主君が道を逸(そ)れたり誤ったりした時に両脇から正し助ける、両脇から支え助けるのは「輔」「【康熙字典:寅集下:弓部:弼】《註》相道爲輔矯過爲弼」

𤼲𢎿7+癶5=総画数12 U+24F32 [ハツ、ホツ、ホチ/た・つ、あば・く] 発發彂𤼦
◆矢を放つ、外(離れて行く方向)に向かって勢いよく飛び出る
◆動いていなかったものが勢いよく動き出す、物事が動き出す、物事が始まる、行動を起こす
◆隠れていたものが突然に現れ出る
◆隠れていたものが表に現れ出る、現れてぱっと大きく広がる
◆広く公(おおやけ)にする

𠵸弥8+口3=総画数11 U+20D78 [カン、ガン、ビ、ミ/]
◆鼾(いびき)、睡眠中の鼻息(ビソク、はないき)の音、また寝息(ねいき)の音、同「鼾」「【龍龕手鑑:卷二:口部第七:吀𠵸𠱢哻嚊】昔俗音汗正作鼾嚊睡也下一又疋秘反喘聲也」「【龍龕手鑑:卷二:口部第七:𠵸】俗音弥」

㳽弥8+水3=総画数11 U+3CFD [ビ、ミ/] 瀰𤅤
◆水が一面に満ち広がるさま、同「濔」

猕弥8+犬3=総画数11 U+7315 [ビ、ミ/] 獼𤝝
◆「猕猴ビコウ」、アカゲザル(赤毛猿)などのオナガザル科マカク属に属するサル

𤦀弥8+玉5=総画数13 U+24980 [ビ、ミ/] 瓕
◆玉ギョク(美しく高貴な石)名、同「㣆」
◆張っていた弓の弦(つる)を弛(ゆる)める、同「彌」「㣆」

𥇎弥8+目5=総画数13 U+251CE [ビ、ミ/] 𥌃
◆目を細める、同「眯」「𥅘」「【集韻:卷一:平聲:支第五:𥇎𥌃眯】眇目也」

𥮜弥8+竹6=総画数14 U+25B9C [ビ、ミ/] 䉲
◆竹を割り削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、同「𥵨」「篾」

𪋈弥8+鹿9=総画数17 U+2A2C8 [ベイ、マイ/] 麛𪋃𪋸
◆シカ(鹿)の子、鹿の子(かのこ)、子鹿、同「麑」
◆獣(けもの)の子

娹弦8+女3=総画数11 U+5A39 [ケン、ゲン/] 婱
◆度を超すことなく守るべきことを守る、節度セツド・礼節レイセツを守る「【少谷集:卷二十三:附錄上:志傳類:明南京吏部驗封司郎申鄭少谷先生墓輝】…完婱節葬母屬二十二人…」

婱弦8+女3=総画数11 U+5A71 [ケン、ゲン/] 娹
◆度を超すことなく守るべきことを守る、節度セツド・礼節レイセツを守る「【少谷集:卷二十三:附錄上:志傳類:明南京吏部驗封司郎申鄭少谷先生墓輝】…完婱節葬母屬二十二人…」

㡉弦8+巾3=総画数11 U+3849 [ケン/]
◆漢代(前202年～220年)の古県名、東萊トウライ郡(現山東省煙台市)「【漢書(前漢書):卷二十八上:地理志第八上】東萊郡…㡉(有百支萊王祠有鹽官師古曰㡉音堅」(【晉書:卷四:帝紀第四:惠帝】【後漢書:卷三十二:郡國志第二十二:郡國四】では「惤」) {山東省}
◆「㡉」に産する布の名「【廣韻:下平聲:先第一:堅:㡉】布名」

惤弦8+心3=総画数11 U+60E4 [ケン、ゲン/]
◆漢代(前202年～220年)の古県名、東萊トウライ郡(現山東省煙台市)「【晉書:卷四:帝紀第四:惠帝】…東萊惤令劉柏根反自稱惤公…」「【後漢書:卷三十二:郡國志第二十二:郡國四】東萊郡…惤侯國…」(【漢書(前漢書):卷二十八上:地理志第八上】では「㡉」) {山東省}
◆「惤」に産する布の名「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:惤】古賢反布名」
注解:「忄」と偏にある「巾」は字形がよく似ており、「惤」は「㡉」を誤ったものと思われるが、示した各書に従った。

𢛆弦8+心4=総画数12 U+226C6 [ケン、ゲン/]
◆性急な

誸弦8+言7=総画数15 U+8AB8 [ケン、ゲン/]
◆思案するよりも先に行動する、また言葉が出る

𥏩弧8+矢5=総画数13 U+253E9 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:午集:矢部:𥏩】洪盧切音弧義同」「【中文大辞典:矢部:𥏩】義未詳《川篇》𥏩音胡」

𠊨㢲9+人2=総画数11 U+202A8 [セン、ゼン/] 僎
◆必要な物を選び揃える、同「撰」「選」
◆儀式などに際に主人の(右)傍にあって作法を助言・補佐する人「【禮記注疏(禮記正義):卷三十五:少儀】介爵酢爵僎爵皆居右(《注》三爵飮爵也介賓之輔也酢所以酢主人也古文禮僎作遵謂鄉人爲卿大夫來觀禮者酢或爲作僎或爲騶)」

𠸃㢲9+口3=総画数12 U+20E03 [ソン/] 噀
◆口に含んでいる酒や水などを勢いよく吹き出す、噴(ふ)き出す、同「𠹀」「潠」

𢰅㢲9+手3=総画数12 U+22C05 [セン、ゼン、サン/えら・ぶ] 撰
◆選ぶ、多くのものの中から目的のものを選び出す、同「選」
◆文書や記録などを選び整理し一つに纏める、編纂ヘンサンする、同「纂」「篹」
◆文章を著(あらわ)す、著述チョジュツする、同「籑」「篹」

𣹎㢲9+水3=総画数12 U+23E4E [セン/] 潠𤂿
◆口に含んでいる酒や水などを勢いよく吹き出す、噴(ふ)き出す、同「噀」「𠹀」

𦳪㢲9+艸3=総画数12 U+26CEA [ソン/] 蓀荪䕖𦺈
◆ショウブ(菖蒲)、ショウブ科の草、同「荃」 {ショウブ}
◆「溪𦳪ケイソン」、アヤメ(菖蒲・文目)、アヤメ科の草「【古今韻會舉要:十三】溪蓀者極似石菖蒲而葉無脊(アヤメはショウブに似るが、アヤメの葉にははっきりとした主脈がない)」 {アヤメ}

𧩿㢲9+言7=総画数16 U+27A7F [セン、ゼン/] 譔
◆文書や記録などを選び整理し一つに纏める、同「撰」「篹」
◆先祖の徳行・善行・功績・勲功・顕彰・名声などを記す、また述べる、また伝え教える、またそれが記された銘文や書物「【禮記注疏(禮記正義):卷四十九:祭統】銘者論𧩿其先祖之有德善功烈勲勞慶賞聲名列於天下而酌之祭器自成其名焉以祀其先祖者也顯揚先祖所以崇孝也身比焉順也明示後世教也」「【說文解字:言部:譔】專教也」「【廣韻:下平聲:仙第二:詮:譔】善言」
◆幾つかの言葉や文章から選び纏(まと)めたもの、選集センシュウ

𨂳㢲9+足7=総画数16 U+280B3 [セン、ケン/] 𦌔𦋭𦋠𦌮䠣𨃿𦍅𦌻
◆鳥獣や魚を捕らえる網
◆鳥獣の足が絡(から)むように仕掛ける網

𨕖㢲9+辵3=総画数12 U+28556 [セン/えら・ぶ、え・る、よ・る] 選𨓟选
◆多くのものを基準に従って仕分ける、また仕分けて目的のものを抜き出す、「選択センタク」「選抜センバツ」、同「撰」
◆仕分け抜き出したものを纏(まと)めたもの、「選集センシュウ(幾つかの作品の中から選び纏めた書物、作品集)」
◆「少𨕖ショウセン」、暫(しば)し、少しの間

𨩸㢲9+金8=総画数17 U+28A78 [セン/] 鐉
◆枢(すう、扉の開閉時に回転軸となる上下にある突起)を受ける鉄製の輪

𩜹㢲9+食8=総画数17 U+29739 [セン、ゼン/] 饌馔𩝁
◆選び調(ととの)えられた料理、ご馳走(ごちそう)
◆膳ゼンを整えてご馳走する、同「籑」

𡍯㢴9+土3=総画数12 U+2136F [イン/] 垔𡊹𡌓𡍏𡎱
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「堙」「陻」「湮」

𢰕㢴9+手3=総画数12 U+22C15 [セン/] 拪𢫥
◆今の場所・地位から高い場所・地位に移る、また移す、上(のぼ)る、同「遷」「䙴」
◆今の場所から他の場所に移る、また移す、移る、同「遷」「移」「【遺山先生文集:卷第十六】…乃置家相下買田{⿰阝⿱夂𦈢}慮借二寺為拪息之地…」

𣹍㢴9+水3=総画数12 U+23E4D [サ、シャ、セイ、サイ、セ/そそ・ぐ、すす・ぐ] 洒𣶓𣳳
◆水を振り撒(ま)く、水を撒き散らす
◆水を流し掛ける、水を上から注ぐ、水を掛けて汚れや穢れなどを洗い流す、また清める、同「灑」
◆こだわりがないさま、さっぱりしているさま、同「灑」
◆繁「灑」

𦂷㢴9+糸6=総画数15 U+260B7 [セン/]
◆細く長い糸や紐(ひも)、同「線」「【字彙補:未集:糸部:𦂷】六書統與線同」

𦴛㢴9+艸3=総画数12 U+26D1B [セン/あかね] 茜
◆アカネ(茜)、アカネ科の草、別名「茅蒐ボウシュウ」、同「蒨」 {アカネ}
◆アカネ(茜)の根から作った染料、やや橙(だいだい)色がかった濃い赤色、同「蒨」

弼㢶9+弓3=総画数12 U+5F3C [ヒツ、ビチ/] 弻𢏺𢐀𢐑𢐜𢐡𢐈𢐝𢐤㢶㢸𢏇𠨒𢼥
◆弓矯(ゆだめ)、弓の狂いや歪みを整えるための当て木
◆主君が道を逸(そ)れたり誤ったりした時に両脇から正し助ける、両脇から支え助けるのは「輔」「【康熙字典:寅集下:弓部:弼】《註》相道爲輔矯過爲弼」
筆順

𢐈㢶9+弓3=総画数12 U+22408 [ヒツ、ビチ/] 弼弻𢏺𢐀𢐑𢐜𢐡𢐝𢐤㢶㢸𢏇𠨒𢼥
◆弓矯(ゆだめ)、弓の狂いや歪みを整えるための当て木
◆主君が道を逸(そ)れたり誤ったりした時に両脇から正し助ける、両脇から支え助けるのは「輔」「【康熙字典:寅集下:弓部:弼】《註》相道爲輔矯過爲弼」

㢽弭9+弓3=総画数12 U+38BD [ジ、ニ/] 𩱓
◆小麦粉や米粉などに水などを加え蒸して柔らかくした食べ物、同「餌」

㥝弭9+心3=総画数12 U+395D [ビ、ミ/]
◆鍛(きた)える「【說文解字注:心部:㥝】厲也(葢淬厲之意)一曰止也(左傳弭兵之弭…)」
◆ここで止(や)めて終わりにする、これまでのことを終わりにする、同「弭」「納」

渳弭9+水3=総画数12 U+6E33 [ビ、ミ/]
◆飲む

葞弭9+艸3=総画数12 U+845E [ビ、ミ/]
◆草名、未詳「【爾雅註疏:卷八:釋草第十三:葞】春草(《註》一名芒草本草云(○葞音尾)《疏》藥草也郭云一名芒草本草芒草一名葞一名春草陶註云今是處皆有葉靑辛烈者良今俗呼為菵草也郭云芒草者所見本異也(「菵草」は「カズノコグサ(数の子草、イネ科カズノコグサ属の草)」、「芒草」は「ススキ(薄・芒、イネ科ススキ属の草)」)」

麛弭9+鹿11=総画数20 U+9E9B [ベイ、マイ/] 𪋈𪋃𪋸
◆シカ(鹿)の子、鹿の子(かのこ)、子鹿、同「麑」
◆獣(けもの)の子

𪓯弭9+黽13=総画数22 U+2A4EF [ベイ、マイ/] 𪓬𪓢𪓦𪓥𦦁
◆「𪓯𪓹ベイバ」、カメ(亀)に似て海辺に棲み脂が多く美味だという「【漢語大字典:黽部:𪓬】李善注引《臨海水土物志》曰"𪓬𪓹與鼅辟相似、形大如䕠…生乳海邊沙中、肉極好、中啖。"」

塆弯9+土3=総画数12 U+5846 [ワン、エン/] 壪
◆山間の狭い土地
◆地名用字「【雲南通志:卷三:山川:雲南府:太和縣】…温泉(有三…一曰波羅壪在城西北十五里…)」

湾弯9+水3=総画数12 U+6E7E [ワン/] 灣
◆川が大きく弓のように曲がっているところ
◆水(湖や海など)が陸地を大きく抉(えぐ)るように入り込んだところ、大きな入り江(いりえ)
筆順

𨜬𢏔9+邑3=総画数12 U+2872C [未詳/]
◆未詳

𠷎𢏚9+口3=総画数12 U+20DCE [チュウ、ジュウ、シュウ、ジュ/] 𠼡𠃬
◆野生のキジ(雉)の一種、南方での呼称、同「𪆇(𪇘)」「𪇘」「【爾雅注疏:釋鳥】南方曰𠷎東方曰鶅北方曰鵗西方曰鷷(…𠷎本或作𪆇…)」
◆(誰と特定できない)誰か、同「疇」「【說文解字:口部:𠼡】誰也」
◆同「壽」

𤲮𢏚9+田5=総画数14 U+24CAE [チュウ、ジュウ/] 疇畴𢑔𢑜𢏚
◆(麻を栽培する)耕作地、畑
◆田畑の畦(あぜ、田畑を区切るために土を盛り上げた所)、畝(うね、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げた所)
◆類(たぐい)、同類、「範疇ハンチュウ」
◆以前から続いている、代々と続く
◆(誰と特定できない)誰か、同「𠷎」

𤾊𢏚9+白5=総画数14 U+24F8A [チュウ、ジュウ/] 㿧𤾦𤽯
◆言葉、同「詞」「嚋」「譸」「【說文解字注:白部:㿧】䛐也(凡毛傳之例云辭也…)」「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:𤾊㿧嚋譸】說文詞也引虞書帝曰𤾊咨」
◆(誰と特定できない)誰か、同「疇」

𥛇𢏚9+示4=総画数13 U+256C7 [トウ/いの・る、いの・り] 禱𥜣祷𥛈𥙸𥙤𥚜𥜹
◆神に望み(願い)を告げる、また告げ祈る、「祈禱キトウ」

𩤫𢏚9+馬10=総画数19 U+2992B [トウ/] 䮻𩦑
◆馬が大きく丈夫に育つようにと願い祈る祭礼の名、同「禂」

霛𢏝9+雨8=総画数17 U+971B [レイ、リョウ/たま、たましい] 霊𩂳䨩靈𩆜𩇎𤫊𩄇𤴤𩃞𩅶𩃏𧈀𡀓𢩙𢩝灵㚑
◆直接に見たり触れたりはできないが確かに存在していることを感じられるもの、またその働き、またその働きが人間にもたらすもの、神
◆神秘的な現象、不思議なはたらきをするもの
◆生セイあるものの内に宿りその生長・活動などの働きを司ると考えられたもの、魂、精神
◆舞いながら祈祷し神や霊のお告げを聞き、また神や霊に人の願いを伝える女性、同「巫」

𡎳弱10+土3=総画数13 U+213B3 [ダク、ニャク/]
◆土に水が混じる

嫋弱10+女3=総画数13 U+5ACB [ジョウ、ニョウ/たお・やか] 嬝
◆ほっそりとしてしなやかなさま
筆順

𡲳弱10+尸3=総画数13 U+21CB3 [ジョウ、ニョウ/ゆばり] 尿𡲘𡱤𡱴
◆小便、同「㞙」「溺」「【龍龕手鑑:卷一:尸部第三十四:{⿰尿尾}】古𡱤𡲳𡱴三俗尿今𡲘正奴弔反腹中水也」

嵶弱10+山3=総画数13 U+5D76 [/たお、たわ]
◆[日]「扇の嵶口(おぎのたわぐち、バス停、岡山県倉敷市児島赤崎)」、「才ノ嵶(さいのたわ、地名、岡山県岡山市東区)」
筆順

愵弱10+心3=総画数13 U+6135 [デキ、ニャク/] 𢞔
◆思い通りにならずに(思いが満たされずに)心を悩ます、憂(うれ)える、同「惄」

𢞔弱10+心4=総画数14 U+22794 [デキ、ニャク/] 愵
◆思い通りにならずに(思いが満たされずに)心を悩ます、憂(うれ)える、同「惄」

搦弱10+手3=総画数13 U+6426 [ダク、ニャク/から・む、から・める] 𢾲𢾼
◆そっと手に持つ、優しく柔らかく手に持つ、同「搻」
◆軽く押さえる
◆[日]から・む、から・める、軽く巻き付ける、始めは軽く巻き付けて次第に身動きができないようにする
筆順

𢾲弱10+攴4=総画数14 U+22FB2 [ダク、ニャク/から・む、から・める] 搦𢾼
◆そっと手に持つ、優しく柔らかく手に持つ、同「搻」
◆軽く押さえる
◆[日]から・む、から・める、軽く巻き付ける、始めは軽く巻き付けて次第に身動きができないようにする

𢾼弱10+攴4=総画数14 U+22FBC [ダク、ニャク/から・む、から・める] 搦𢾲
◆そっと手に持つ、優しく柔らかく手に持つ、同「搻」
◆軽く押さえる
◆[日]から・む、から・める、軽く巻き付ける、始めは軽く巻き付けて次第に身動きができないようにする

䐞弱10+月(肉)4=総画数14 U+441E [ジャク、ニャク/]
◆膜(まく)、皮(かわ)と肉(にく)の間の薄い膜、「肌䐞キジャク(皮膚ヒフ)」「【說文解字注:肉部:䐞】肉表革裏也(考工記注曰今人謂蒲本在水中者爲弱按蒻在莖之下根之上肉表革裏名䐞亦猶是也)」「【廣雅:卷八:釋器】䐼(乎結)䐞(弱)膜(莫)也」

榒弱10+木4=総画数14 U+6992 [ジャク、ニャク/]
◆木名、未詳「【韓詩外傳:卷十】…榒木為腦芷草為軀吹竅定腦死者復生…」
◆木が(幹が)撓(たわ)むさま、しなやかなさま「【學射錄:卷二:射經】前弱則俛後弱則翔中弱則紆中強則揚…橈之以眂其鴻殺之稱也(橈榒其幹則知幹之或鴻而强或殺而弱也)」

溺弱10+水3=総画数13 U+6EBA [デキ、ニャク、ジョウ、ニョウ/おぼ・れる]
◆水中に沈(しず)む、没ボッする、同「㲻」
◆沈んで水から抜け出せなくなる
◆節度を忘れて物事に耽(ふけ)る、また心を奪われそこから抜け出せなくなる
◆尿ニョウ、小便、小便をする、同「尿」
筆順

𤲹弱10+田5=総画数15 U+24CB9 [テイ、タイ、テツ、テチ/なわて] 畷
◆田畑を区切るように縦横に通る小道、畔道(あぜみち、畦道)𤲹
注解:「【龍龕手鑑:卷一:田部第三十:𤲹】舊藏作畷」

𥉧弱10+目5=総画数15 U+25267 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:午集:目部:𥉧】日略切音若義同」

篛弱10+竹6=総画数16 U+7BDB [ジョク、ニャク/]
◆「篛葉ジャクヨウ」、オオバヤダケ(大葉矢竹)、別名「箬竹ジョクチク」、イネ科インドカラムス属のタケ、草丈は竹に比べてやや低く葉はササ笹(イネ科ササ属)に似て幅広で大きい {オオバヤダケ}
◆筍ジュン(たけのこ)、タケ(竹)の若芽

糑弱10+米6=総画数16 U+7CD1 [ダク、ニャク/]
◆穀物の粉、またそれを使って作った食べ物

蒻弱10+艸3=総画数13 U+84BB [ジャク、ニャク/]
◆若々しく柔らかいガマ(蒲、ガマ科の草)、またその根茎の白く柔らかい部分 {ガマ}
◆柔らかいガマの葉や茎を編んだ筵(むしろ)
◆「蒟蒻クジャク」、コンニャク(蒟蒻)、サトイモ科コンニャク属の草 {コンニャク}
筆順

䚥弱10+角7=総画数17 U+46A5 [ジャク、ニャク/] 𧣚𧣏𧢺
◆(木や竹を曲げて形を整え磨いて)弓を作る「【玉篇:卷二十六:角部第四百二十:䚥】女卓切調弓也摩弓也𧣚同上」「【龍龕手鑑:卷四:角部第二十一:𧣚𧣏】二俗𧢺𧣺䚥三正女角反屋䚥亦調弓也」「【說文解字注:角部:𧣚】調弓也(手部云搦按也鄭注矢人云撓搦其幹亦是調意弓人曰和弓𣪠摩注和猶調也將用弓必先調之拂之摩之…)」
◆未詳「【廣雅:卷一:釋詁】挺秀䚥拔揠擢湧溢𢧭(出允)䔞茁(側劣)裔生出也」

鰯弱10+魚11=総画数21 U+9C2F [/いわし]
◆[日]イワシ(鰯)、ニシン目の海水魚、同「鰮(鰛)」
筆順

鶸弱10+鳥11=総画数21 U+9DB8 [ジャク、ニャク/ひわ]
◆鳥名、未詳「【字彙:亥集:鳥部:鶸】而灼切音弱昆鳥」「【正字通:亥集中:鳥部:鶸】俗字舊註如灼切音弱昆鳥誤」「【康熙字典:亥集中:鳥部:鶸】《篇》】而灼切音弱昆鳥」(「昆鳥」は「鵾雞コンケイ(大形のニワトリ鶏の名)」のことか?)
◆[日]ヒワ(鶸)、「マヒワ(真鶸)」「カワラヒワ(河原鶸)」などアトリ科の一部の鳥の名に用いられる
筆順

㙣張11+土3=総画数14 U+3663 [チョウ/]
◆砂が盛り上がっているさま、同「㙊」

𢊜張11+广3=総画数14 U+2229C [ヘイ、ビョウ/] 𢉟
◆人の目が届かないところ、人から見えないところ、同「偋」「【龍龕手鑑:卷二:广部第十二:𢉟𢊜】二俗庰正防正蒲徑二反隱僻無人處也又厠也」
◆厠(かわや)、便所、同「庰」

𢐓張11+弓3=総画数14 U+22413 [ショウ、ソウ/] 鏘锵𨪙
◆金や玉ギョク(美しく高貴な石)などがぶつかり合って鳴る音、高く澄んだ音や声、淀みなく鳴る音や声、またその音や声の形容、「鏘鏘ソウソウ・ショウショウ」

㯑張11+木4=総画数15 U+3BD1 [탱テン/]
◆[韓]カラタチ(枳、枸橘、ミカン科ミカン属の木)の実 {カラタチ}

漲張11+水3=総画数14 U+6F32 [チョウ/みなぎ・る] 涨
◆水が川や池や器(うつわ)などから今にも溢(あふ)れ出しそうな程にいっぱいになる、同「涱」
◆はち切れんばかりにいっぱいになる、まさに限界を超える程になる
◆水位が高くなる
筆順

瘬張11+疒5=総画数16 U+762C [チョウ/] 痮
◆腹が膨(ふく)れる、腹が張る、またそのような症状の病気

勥強11+力2=総画数13 U+52E5 [キョウ、ゴウ/] 𠣃𠣀
◆強く迫(せま)る、力の限りを尽くす「【廣韻:上聲:養:勥】追也勉力也」
◆力が強い、屈強な

嵹強11+山3=総画数14 U+5D79 [キョウ、ゴウ/]
◆「嵹臺キョウダイ」、山名、別名「西傾セイケイ山」、青海省黄南藏族自治州南部と甘肅省甘南藏族自治州西部にまたがる {青海省}

摾強11+手3=総画数14 U+647E [キョウ、ゴウ/] 弶𢐻
◆鳥獣が通る道に網を仕掛ける、またその仕掛け、(「【集韻:卷八:去聲下:漾第四十一:弶摾】其亮切字林施罟於道一曰以弓罥鳥獸或作摾」とある、「罥」を参照)
◆弓や網で鳥獣を捕(とら)える、同「𢐷」

膙強11+月(肉)4=総画数15 U+8199 [キョウ、コウ/]
◆胼胝(たこ)、摩擦や刺激が繰り返されて皮膚が固くなった所

𣚦強12+木4=総画数16 U+236A6 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣚦】集韻與弶同(「【集韻:卷八:去聲下:漾第四十一:弶摾】其亮切字林施罟於道一曰以弓罥鳥獸或作摾」とあり「𣚦」ではなく「摾」)」

漒強11+水3=総画数14 U+6F12 [キョウ、ゴウ/]
◆「漒川キョウセン」、古地名、現甘粛省甘南藏族自治州迭部县「【十六國春秋:卷七十二:前涼録三:張駿】…置武衛石門侯和{⿰氵强}川甘松五屯…」

犟強12+牛4=総画数16 U+729F [キョウ、ゴウ/] 𠎦
◆強情なさま、頑固なさま、他のいうことを聞かないさま

糨強11+米6=総画数17 U+7CE8 [キョウ/]
◆穀物の粉に水などを加えて練ったペーストpaste状の食品
◆濃く粘りがある

繈強11+糸6=総画数17 U+7E48 [キョウ、コウ/] 繦
◆穴あき銭(あなあきせん、中央に穴のあいた銭)の穴に通して結わえるための紐、一定の額の穴あき銭に紐を通し結わえたものを「鏹」という
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「襁」

繦強12+糸6=総画数18 U+7E66 [キョウ、コウ/] 繈
◆穴あき銭(あなあきせん、中央に穴のあいた銭)の穴に通して結わえるための紐、一定の額の穴あき銭に紐を通し結わえたものを「鏹」という
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「襁」
筆順

蔃強11+艸3=総画数14 U+8503 [キョウ、ゴウ/]
◆未詳「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:蔃】渠兩切儉年人食其根」
◆「蔃莍キョウキュウ」、ユリ(百合)、ユリ科の植物「【類篇:卷一:艸部:蔃】渠良切蔃莍百合也…」 {ユリ}

襁強11+衣5=総画数16 U+8941 [キョウ、コウ/] 𧚴𧟂𧝿
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「繈」
◆「襁褓キョウホウ」◇小児や嬰児エイジを背負う紐と包(くる)む布、小児や嬰児を大切に庇(かば)い守るための衣類◇[日]むつき、おしめ、おむつ、小児や嬰児の股に当てて排便を受ける細長い布
筆順

謽強11+言7=総画数18 U+8B3D [キョウ、ゴウ/]
◆言葉を曲げない

鏹強11+金8=総画数19 U+93F9 [キョウ、コウ/] 镪
◆一定の額の穴あき銭(あなあきせん、中央に穴のあいた銭)に紐を通し結わえたもの、穴あき銭に通す紐を「繈」という
◆金(かね)、金銭、おかね「【西京雜記:第三】藏鏹巨萬」

镪強12+金5=総画数17 U+956A [キョウ、コウ/] 鏹
◆一定の額の穴あき銭(あなあきせん、中央に穴のあいた銭)に紐を通し結わえたもの、穴あき銭に通す紐を「繈」という
◆金(かね)、金銭、おかね「【西京雜記:第三】藏鏹巨萬」

𩱓㢽12+鬲10=総画数22 U+29C53 [ジ、ニ/] 㢽
◆小麦粉や米粉などに水などを加え蒸して柔らかくした食べ物、同「餌」

𠎦强12+人2=総画数14 U+203A6 [キョウ、ゴウ/] 犟
◆強情なさま、頑固なさま、他のいうことを聞かないさま

𠥚彀12+匚2=総画数14 U+2095A [コウ、ク/] 彀
◆弓や弩ド(機械仕掛けの弓)を一杯に引く
◆弓の的(まと)、狙(ねら)いとするところ、目的とするところ

𩱖𢐌13+鬲10=総画数23 U+29C56 [ソク/] 𩱫
◆鼎(かなえ、二つの"∩"字状の取っ手と三本或いは四本の脚のある器)に入れられた(美味しい)食べ物、同「餗」「𢐌」

𦿶彅14+艸3=総画数17 U+26FF6 [/なぎ]
◆[日]姓用字、「草𦿶(くさなぎ)」
筆順

𢐲𢐠15+弓3=総画数18 U+22432 [ハン、ボン、イク/] 𢐮𢐠
◆養生ヨウジョウする、弓から外した弦を物に巻き付けて絡まないようにする、同「𢑈」

𠣀彊16+力2=総画数18 U+208C0 [キョウ、ゴウ/] 勥𠣃
◆強く迫(せま)る、力の限りを尽くす「【廣韻:上聲:養:勥】追也勉力也」
◆力が強い、屈強な

𠣃彊16+力2=総画数18 U+208C3 [キョウ、ゴウ/] 勥𠣀
◆強く迫(せま)る、力の限りを尽くす「【廣韻:上聲:養:勥】追也勉力也」
◆力が強い、屈強な

𦇤彊16+糸6=総画数22 U+261E4 [キョウ、コウ/]
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「繈」「襁」

䕬彊16+艸3=総画数19 U+456C [キョウ、コウ/はじかみ] 薑𦷗𧅁
◆ショウガ(生姜・生薑・薑)、ショウガ科の草、「はじかみ」はショウガの古称 {ショウガ}

𧟂彊16+衣5=総画数21 U+277C2 [キョウ、コウ/] 襁𧚴𧝿
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「繈」
◆「𧟂褓キョウホウ」、小児や嬰児エイジを背負う紐と包(くる)む布、小児や嬰児を大切に庇(かば)い守るための衣類

𤑵𢐨16+火4=総画数20 U+24475 [ソウ、ショウ/] 煼𤌉𤊝𤌝𤈗𤌽𤌖
◆炙(あぶ)る、焼く

𩱦𢐨16+鬲10=総画数26 U+29C66 [ソウ、ショウ/] 𩱈𩱂𩰸
◆釜や鍋などで煮る、じっくりと煮込む、同「熬」

𡄣彌17+口3=総画数20 U+21123 [ビ、ミ/]
◆仏教の呪文に使われれる音を表す音写字「【重刋道藏輯要:元始上帝毘盧遮矢耶說大洞救劫尊經:大洞救轟劫:第十四章】至尊旣說洞章已又宣秘咒曰 達納達納 無方覺 有方覺 吧𡄣噠 吧𡄣噠 唵 吽哩喇 嘛唎叭 嗎唎叭」

𡓭彌17+土3=総画数20 U+214ED [ビ、ミ/] 㣆𢑃
◆張っていた弓の弦(つる)を弛(ゆる)める、同「彌」「瓕」
◆遥(はる)か遠いさま、はるか遠くまで続いているさま、同「彌」
◆玉ギョク(美しく高貴な石)名、同「瓕」

瀰彌17+水3=総画数20 U+7030 [ビ、ミ/] 𤅤㳽
◆水が一面に満ち広がるさま、同「濔」
筆順

獼彌17+犬3=総画数20 U+737C [ビ、ミ/] 猕𤝝
◆「獼猴ビコウ」、アカゲザル(赤毛猿)などのオナガザル科マカク属に属するサル

瓕彌17+玉5=総画数22 U+74D5 [ビ、ミ/] 𤦀
◆玉ギョク(美しく高貴な石)名、同「㣆」
◆張っていた弓の弦(つる)を弛(ゆる)める、同「彌」「㣆」

䉲彌17+竹6=総画数23 U+4272 [ビ、ミ/] 𥮜
◆竹を割り削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、同「𥵨」「篾」

𦇯彌17+糸6=総画数23 U+261EF [ビ、ミ/]
◆「𦇯縫ビホウ」、綻(ほころ)びなどを縫(ぬ)い繕(つくろ)う、取り繕う「【容春堂後集:卷五:墓誌銘:鄒君肅端暨妻錢氏合葬銘】…君入承顏色出應門戶調劑𦇯縫歸於成務人殆不知輔之…」

𩱭𢐷18+鬲10=総画数28 U+29C6D [ソウ、ショウ/こしき] 甑𣍎䰝
◆蒸し器として使うために下からの蒸気が通るように底が開いている器、鍋や釜状の口が大きく深みのある器で、"∩"字状の取っ手が二つ付いたもの、簀子サクシ(すのこ)を敷き食材を載せ、鬲レキ(湯を沸かすための器)の上に乗せる、この「甑」と「鬲」を合わせたものを「甗ゲン」という {食器(炊事器 甑・鍑)} {食器(炊事器 鬲・甗)}

壪彎22+土3=総画数25 U+58EA [ワン、エン/] 塆
◆山間の狭い土地
◆地名用字「【雲南通志:卷三:山川:雲南府:太和縣】…温泉(有三…一曰波羅壪在城西北十五里…)」

𡿞彎22+山3=総画数25 U+21FDE [未詳/]
◆未詳「【中華字海:山部:𡿞】同"湾"」

灣彎22+水3=総画数25 U+7063 [ワン/] 湾
◆川が大きく弓のように曲がっているところ
◆水(湖や海など)が陸地を大きく抉(えぐ)るように入り込んだところ、大きな入り江(いりえ)
筆順

䘎彎22+虫6=総画数28 U+460E [ワン/]
◆「䗡䘎エンワン」、虫名、未詳「【廣韻:上平聲:刪第二十七:彎:䘎】䗡䘎蟲名」「【集韻:卷三:平聲三:㒨第二:䗡】䗡䘎蟲曲息皃」
◆「䘎𧊲(音未詳)」、未詳「【菽園雜記:卷二】古諸器物異名…䘎𧊲其形似龍性好風雨故用於殿脊上…(「䘎{⿰虫彎}」は「𧖣{⿰虫蠻}」の異体字かと思われる「𧖣」参照)」