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[辞典・用語][植物用語集][あ行]

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一年生植物(いちねんせいしょくぶつ)

同じ年(年を越さない)に種子から発芽し、成長し、花を開き、実を結び、枯死(こし)する植物を、一年生植物といいます。
草本の場合は、一年草・一年生草本とも呼ばれます。
木本は、基本的には長期にわたって成長するため、このような分類を用いることは稀で、多くの場合は草本に用いられます。
イネ、アサガオ、ホウセンカ、ナス、ヒマワリ、などがあります。
同じ一年でも、発芽し枯死する植物で、冬を越す(年をまたぐ)植物は、越年生植物といい、越年草・越年生草本とも呼ばれます。
また、発芽から枯死まで、一年以上二年未満の植物は、二年生植物といい、二年草・二年生草本とも呼ばれます。
更に、二年以上枯死せずに生存する植物は、多年生植物といい、多年草・多年生草本とも呼ばれます。
この多年生植物には、地上部(茎や葉)が枯れるものと、地上部も枯死しないものとがあり、地上部(茎や葉)が枯れるものを、宿根性植物といい、宿根草・多年生草本とも呼ばれます。

一年生草本(いちねんせいそうほん)

一年生植物(いちねんせいしょくぶつ)

一年草(いちねんそう)

一年生植物(いちねんせいしょくぶつ)

羽状複葉(うじょうふくよう)

一枚の葉が全裂(ぜんれつ)して、複数の独立した葉のように見える葉を複葉(ふくよう)といい、その一つ一つの葉を小葉(しょうよう)といいます。
この小葉は、全体が一枚の葉のように(本来は一枚の葉ですので当然といえば当然ですが)、平面になります。
小葉には、

があります。
この小葉が三枚以上で、羽状に並ぶものを、羽状複葉といいます。
羽状複葉には、

があります。
葉軸(ようじく)から左右に葉が広がるものでも、全体が一枚の葉のように平面にならないものは、単葉(たんよう)といいます。
羽状複葉

羽状裂(うじょうれつ)

欠刻(けっこく、葉の切れ込み)の形状を表す語で、葉が羽状に両側に広がり並ぶものを、羽状裂といいます。
羽状裂は、切れ込みの深さから、
に分類されます。
掌(てのひら)状に中心から放射状に広がるものを、掌状裂(しょうじょうれつ)といいます。
羽状裂は、葉の切れ込みの形状を指し、葉の縁の形状の分類とは別です。
葉の縁の形状の分類は、葉縁(ようえん)といいます。
羽状裂 掌状裂

腋芽(えきが)

葉腋(ようえき、葉の付け根の部分)にできる芽を、腋芽といいます。
腋芽

越年生植物(えつねんせいしょくぶつ)

一年以内に、種子から発芽し、成長し、花を開き、実を結び、枯死(こし)する植物で、冬を越す(年をまたぐ)植物。
草本の場合は、越年草・越年生草本とも呼ばれます。
木本は、基本的には長期にわたって成長するため、このような分類を用いることは稀で、多くの場合は草本に用いられます。
ナズナ、ハルジオン、などがあります。
同じ年(年を越さない)に発芽し枯死する植物は、一年生植物といい、一年草・一年生草本とも呼ばれます。
また、発芽から枯死まで、一年以上二年未満の植物は、二年生植物といい、二年草・二年生草本とも呼ばれます。
更に、二年以上枯死せずに生存する植物は、多年生植物といい、多年草・多年生草本とも呼ばれます。
この多年生植物には、地上部(茎や葉)が枯れるものと、地上部も枯死しないものとがあり、地上部(茎や葉)が枯れるものを、宿根性植物といい、宿根草・宿根生草本とも呼ばれます。

越年生草本(えつねんせいそうほん)

越年生植物(えつねんせいしょくぶつ)

越年草(えつねんそう)

越年生植物(えつねんせいしょくぶつ)

雄蕊(おしべ、ゆうずい)

被子植物の花の生殖器官の一部で、花粉を作る部分です。
雄蕊は、花粉が入っている葯(やく)と、葯を支える花糸(かし)から成っています。
この花粉を受けて果実や種子になる部分を、雌蕊(めしべ、しずい)と呼びます。
雌蕊は、花粉を受ける柱頭(ちゅうとう)、受精して発育し果実や種子になる子房(しぼう)、子房から伸びて柱頭を支える花柱(かちゅう)から成っています。
雌蕊・雄蕊 雌蕊・雄蕊


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