種子から発芽し、成長し、花を開き、実を結び、枯死(こし)まで、一年以上二年未満の植物を、二年生植物といいます。
草本の場合は、二年草・二年生草本とも呼ばれます。
木本は、基本的には長期にわたって成長するため、このような分類を用いることは稀で、多くの場合は草本に用いられます。
同じ年に発芽し枯死する植物は、
一年生植物・一年草・一年生草本といいます。
一年以内に、発芽し枯死する植物で、冬を越す(年をまたぐ)植物は、
越年生植物・越年草・越年生草本といいます。
更に、二年以上枯死せずに生存する植物は、
多年生植物・多年草・多年生草本といいます。
この多年生植物には、地上部(茎や葉)が枯れるものと、地上部も枯死しないものとがあり、地上部(茎や葉)が枯れるものは、
宿根性植物・宿根草・宿根生草本といいます。