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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 虍部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 虍部] [部首索引]


虍6+0=総画数6 U+864D [コ、ク/]
◆とら、とらがしら、とらかんむり、部首名
筆順
虍6+豕7=総画数13 U+8C66 [キョ、ゴ/]
◆トラ(虎)とイノシシ(猪、豕いのこ)が組み合い争うさま
◆大きなイノシシ(猪、豕いのこ)、「封豕ホウシ」
◆獣名、大きさはイヌ(狗・犬)程、体は黄黒色で毛深い、頭を勢いよく振って石を飛ばし人に当てるという「【爾雅注疏:釋獸】豦迅頭(《注》今建平出中有豦大如狗似獼猴黃黑色多髯鬣好奮迅其頭能舉石擿人貜類也)(「獼猴ビコウ」は「オナガザル科マカク属に属するサル」、「髯鬣ゼンリョウ」は「長くふさふさとした毛」)
筆順
虍6+隹8=総画数14 U+96D0 [コ/]
◆鳥、或いは鳥名、未詳
虍6+鬲10=総画数16 U+9B33 [ゲン、ゴン/]
◆鬲(レキ、三本の空洞の足が付いた蒸し器)の類 「鬲」参照
𩲼虍6+鬼10=総画数16 U+29CBC [コ、ク/] 䰧𩳰
◆未詳「【說文解字:鬼部:䰧】鬼皃」
虍6+2=総画数8 U+864E [コ、ク/とら] 𧆞虝𧇂
◆トラ(虎)、ネコ科ヒョウ属の動物、同「俿」「乕」
◆勇猛ユウモウなさま、猛猛(たけだけ)しいさま
◆凶暴なさま
筆順
俿虎8+人2=総画数10 U+4FFF [チ、ジ、コ、ク/]
◆輪リン(わ、車の輪)
◆トラ(虎)、ネコ科ヒョウ属の動物、同「虎」「【墨子閒詁:經說上】畢云俿虎字異文」
𠥶虎8+匚2=総画数10 U+20976 [テイ、タイ/] 㔸𠥃
◆「匾𠥶ヘンテイ」、物の薄いさま、扁平なさま、同「匾𨔛」
虎8+口3=総画数11 U+552C [コ、ク/]
◆声を張り上げる、大声で脅(おど)す
虎8+土3=総画数11 U+3648 [カ、カン/]
◆古地名、未詳「【集韻:卷八:去聲下:禡第四十】地名在晉」
虎8+女3=総画数11 U+5A4B [コウ、キョウ/]
◆聡明で美しい女性
𢈶虎8+广3=総画数11 U+22236 [未詳/]
◆未詳「【明文衡:卷三:騷:思𡠾人辭】…莽山川之縱橫樹輪盤糾而柴𢈶兮…」「【蓬窗日錄:卷之三:京畿水利】…載觀盂縣龍化河水向北流慮𢈶雲中牧馬與夫大鳴泉流爲韓河…」「【康熙字典:寅集下:广部:𢈶】《類篇》酉字切音異邪也 又《海篇》音斯𢈶祁地名○按左傳𢈶本作虒海篇誤」
𢏯虎8+弓3=総画数11 U+223EF [コ/]
◆弓
虎8+彡3=総画数11 U+5F6A [ヒュウ、ヒョウ/] 𢒜
◆トラ(虎)の体表のくっきりとした縞(しま)模様
◆(模様・文章・言葉などが)くっきりとして鮮(あざ)やかなさま
筆順
𢮎虎8+手3=総画数11 U+22B8E [カク、キャク/つか・む] 摑掴𢹖𢐚𢧷𧤯
◆(耳や頬の辺りを)平手で殴る、びんたを食らわす
◆[日]つか・む、手の中に包み入れて握る、掌と指全体を使って握る
虎8+木4=総画数12 U+6903 [コウ、ゴウ/] 𣘫
◆木名、未詳
𣣍虎8+欠4=総画数12 U+238CD [コ、ク/] 歑𣣕
◆「はぁ」と息を吐く、(温かい)息を吐き出す
◆「歍歑オコ」、「ああ」「おう」というような感嘆の声、同「嗚呼」
虎8+水3=総画数11 U+6DF2 [ヒョウ、コ/]
◆水の流れるさま
◆岸辺、岸(水と陸地が接するところ)の陸地側の平らな土地、同「滸」
◆「淲沱コダ」「淲池コチ」、山西省忻州市五台県の五台山を源とする川、同「滹」「【集韻:卷二:平聲:模第十一:滹𤀶𣿋惡淲泘】淲池水名或作𤀶𣿋惡淲泘通作虖」 {山西省}
𤗑虎8+片4=総画数12 U+245D1 [カ、ケ/] 𤗭𤗕
◆裂ける、割れる、罅(ひび)、裂け目、同「罅」「㙤」
虎8+犬3=総画数11 U+7307 [コウ、キョウ/]
◆トラ(虎)が噛(か)み付こうとして吠(ほ)える声
◆古侯国(諸侯が統治する国)名、現山東省済南市付近「【漢書(前漢書):卷二十八上:地理志第八上】濟南郡…縣十四…猇(侯國…)」
◆「猇亭コウテイ」、古地名、現区名、湖北省宜昌市猇亭区「【三國志:蜀志卷二:先主(劉備)】二年春…二月先主自秭歸率諸將進軍緣山截嶺於*夷道猇(許交反)亭駐營…(「*夷道」は現宜昌市の古名)
虎8+玉4=総画数12 U+7425 [コ、ク/] 𤦣
◆トラ(虎)の形をした或いはトラのような紋様のある玉器
◆トラ(虎)の形に作った割符(わりふ)、主君がその片方を将軍らに下賜、将軍らは軍を動かす際にそれを君命(クンメイ)であることの証とした
◆「琥珀コハク」、マツ(松)などの樹液が化石化したもの、多くは濃い黄色で透明、宝石や薬として重用される
筆順
虎8+甘5=総画数13 U+751D [カン、ゴン/]
◆白虎ビャッコ、白いトラ(虎)
𤷡虎8+疒5=総画数13 U+24DE1 [セイ、サイ/]
◆「痠𤷡サンセイ」、疼痛トウツウ、疼(うず)く、「ずきずき」「しくしく」とした(脈を打つような)痛み、疼痛トウツウ、同「痠疼サントウ」
虎8+竹6=総画数14 U+7B8E [チ、ジ、コ、ク/]
◆七孔の竹製の横笛、同「篪」
◆竹名、高さが百丈もあるという「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:箎】竹名髙百丈」
𦁲虎8+糸6=総画数14 U+26072 [未詳/]
◆未詳「【廣川書跋:卷三:送窮圖】…人立曳薪舡行繩引䩖鞄颿繫栙䉶裏以■(一作牽)𦁲薦之醭䤍(一作{⿰酉冓})…」
𧇍虎8+缶6=総画数14 U+271CD [カ、ケ/ひび] 罅𦉌𦉄𦉏𦉑𦉋
◆裂ける、裂けて隙間ができる
◆(器の)割れ目、裂け目
虎8+艸3=総画数11 U+8400 [コ/]
◆形はハッショウマメ(マメ科の草)に似てそれよりも大きい豆が成る草
虎8+虫6=総画数14 U+45C2 [コ/]
◆「蠅䗂ヨウコ」、ハエトリグモ(蠅捕蜘蛛)、ハエトリグモ科のクモ(蜘蛛)
虎8+衣5=総画数13 U+88ED [チ、ジ/]
◆衣服などの身に着けているものを脱(ぬ)ぐ
◆剥(は)ぐ、剥ぎ取る、剥奪(ハクダツ)する
虎8+見7=総画数15 U+89A4 [ケキ、キャク/]
◆(トラに出会ったりトラの尾を踏んでしまったりして)驚き恐れるさま、びくびくするさま、「覤覤ケキケキ」、同「虩」
𧣾虎8+角7=総画数15 U+278FE [チ、ジ/]
◆「觟𧣾カイチ」、神獣の名、姿はヒツジ(羊)或いはウシ(牛)に似て角(つの)が一本あり、曲直キョクチョク(正邪)をよく判断するとされ、争(あらそ)いごとがあると理リ(道理、正当性)のない方を角で触れるという、同「觟䚦」「解𢊁」「獬豸」「【論衡:是應】…儒者說云觟𧣾者一角之羊也性知有罪皐陶治獄其罪疑者令羊觸之有罪則觸無罪則不觸…」
虎8+言7=総画数15 U+8AD5 [コウ、ゴウ、カ、ゲ/] 𧩐𧬵𧫒
◆大きな声を出す、声を張り上げる
◆大声で怒鳴(どな)り付ける、また脅(おど)す
◆騙(だま)す
𧮽虎8+谷7=総画数15 U+27BBD [ケン、コン/]
◆トラ(虎)が怒るさま
虎8+豸7=総画数15 U+475E [未詳/]
◆「禺䝞」、未詳「【山海經:大荒東經】東海之渚中(渚島)有神人面鳥身珥兩黃蛇(以蛇貫耳)踐兩黃蛇名曰禺䝞」
𨔛虎8+辵3=総画数11 U+2851B [テイ、タイ/]
◆次へ次へと、代わる代わるに、次々に、順々に、順繰り(じゅんぐり)に、同「遞(逓)」
◆「匾𨔛ヘンテイ」、同「匾㔸」、物の薄いさま、扁平なさま
𨛵虎8+邑3=総画数11 U+286F5 [コ、ク/] 𨝘
◆地名、未詳「【正字通:酉集下:邑部:𨝘】呼古切音虎說文地名篆作鄠沂原𨝘同扈以鄠為𨝘之譌按此說非說文分駟止商切音章說文分𨝘鄠扈為三或日鄠𨝘別扈與鄠通」
𨛸虎8+邑7=総画数15 U+286F8 [コ、グ、ゴ/] 𨝞
◆「有𨛸ユウコ」、夏代(前21世紀~前17世紀)に現陝西省西安市鄠邑区北部一帯を領した部族名、またその地名、同「有扈」「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:扈屺𨝞】說文夏后同姓所封戰於甘者在鄠有扈谷甘亭亦姓古作屺或作𨝞」 {陝西省}
虎8+金8=総画数16 U+933F [コ、ク/]
◆未詳「【隸釋:卷九:堂邑令費鳳碑】…錿若夫…」
虎8+鬼10=総画数18 U+4C27 [コ、ク/] 𩳰𩲼
◆未詳「【說文解字:鬼部:䰧】鬼皃」
虎8+魚11=総画数19 U+9BF1 [コ、ク/しゃち、しゃちほこ] 𩾇
◆[日]シャチ(鯱)、マイルカ科シャチ属の哺乳類、別名サカマタ(逆叉・逆戟)
◆[日]しゃちほこ、大きな建物の棟の両端に取り付ける魚の形をした飾り
筆順
𩾇虎8+魚8=総画数16 U+29F87 [コ、ク/しゃち、しゃちほこ]
◆[日]シャチ(鯱)、マイルカ科シャチ属の哺乳類、別名サカマタ(逆叉・逆戟)
◆[日]しゃちほこ、大きな建物の棟の両端に取り付ける魚の形をした飾り
𪂬虎8+鳥11=総画数19 U+2A0AC [テイ、タイ/] 鷈𪁦𪁯鷉䴘𩀗
◆「鸊𪂬ヘキテイ」、カイツブリ(鳰)、カイツブリ科の水鳥
𪘰虎8+齒15=総画数23 U+2A630 [ガク/] 齶𪘽
◆口蓋コウガイ、口腔コウコウ(口の中の空洞部分)の上の部分、日本でいう上顎(うわあご)、同「腭」「顎」 {人体(頭部)}
◆歯茎(はぐき)、歯を支える肉、同「齦」
𪛌虎8+龠17=総画数25 U+2A6CC [チ、ジ/] 篪𥰽竾𥬌筂䶵𪛍𪛔
◆七孔の竹製の横笛、七つの指孔(ゆびあな、指で押さえる孔、音孔ともいう)と歌口(うたぐち、息を吹き込む孔、吹き口ともいう)を合わせ八孔と数えることもある、同「箎」「【爾雅注疏:釋樂】大篪謂之沂(《疏》…孫炎曰篪聲悲沂悲也…篪以竹爲長尺四寸圍三寸一孔上出寸三分名翹横吹之…廣雅云八孔鄭司農注周禮云篪七空蓋不數其上出者故七空)」 {楽器(管楽器)}
虍6+2=総画数8 U+864F [ロ、ル、リョ/とりこ] 虜虜
◆生きたまま捕(つかま)える、また捕まえて縄(なわ)を掛ける、生け捕り(いけどり)にする、殺して捕まえるのは「獲」「【康熙字典:申集中:虍部:虜】…《漢書·晉灼註》生得曰虜斬首曰獲…」
◆奴隷ドレイ、使用人
◆敵の蔑称(ベッショウ)「【荀子:卷第十九:大略篇】…氐羌之虜也…(「氐テイ」「羌キョウ」はいずれも古代中国西方の少数民族) {三国時代}
虏8+手3=総画数11 U+63B3 [ロ、ル、リョ/]
◆捕(と)らえる、捕(つかま)える、同「虜」
◆さっと掠(かす)め取る、「掳掠ロリャク・リョリャク」
虍6+3=総画数9 U+4589 [ク/] 𧆜
◆トラ(虎)が吼(ほ)える、同「虖」
𦉄䖉9+缶6=総画数15 U+26244 [カ、ケ/ひび] 罅𦉌𧇍𦉏𦉑𦉋
◆裂ける、裂けて隙間ができる
◆(器の)割れ目、裂け目
虍6+3=総画数9 U+8650 [ギャク/しいた・げる] 䖈𧆧𧆩䖋𧆱𣑅𣑾
◆酷(むご)い仕打ちをする、苛(いじめ)め苦しめる
筆順
虐9+口3=総画数12 U+35B8 [キャク、ガク/] 噱㘌𠽁𠼥𠻔
◆喉(のど)を鳴らしながら大笑いする、またその声
◆「嗢㖸オツキャク」、(愉快で)笑い声が止まらないさま
虐9+疒5=総画数14 U+7627 [ギャク、ヤク/おこり]
◆激しい悪寒オカンと高熱を繰り返す病気
◆マラリアmalaria、「瘧疾ギャクシツ」
筆順
虐9+言7=総画数16 U+8B14 [キャク、カク、ギャク/] 谑𧫪
◆おどける、戯(おど)けて冗談を言う、からかう、場を和(なご)ませるような悪意のない面白おかしい言葉や話を指す、そのような行為を「戯」
筆順
虐9+言2=総画数11 U+8C11 [キャク、カク、ギャク/] 謔𧫪
◆おどける、戯(おど)けて冗談を言う、からかう、場を和(なご)ませるような悪意のない面白おかしい言葉や話を指す、そのような行為を「戯」
𨩽虐9+金8=総画数17 U+28A7D [カ、ケ/]
◆裂ける、割れる、罅(ひび)、裂け目、同「罅」「鏬」
𪘽虐9+齒15=総画数24 U+2A63D [ガク/] 齶𪘰
◆口蓋コウガイ、口腔コウコウ(口の中の空洞部分)の上の部分、日本でいう上顎(うわあご)、同「腭」「顎」 {人体(頭部)}
◆歯茎(はぐき)、歯を支える肉、同「齦」
𧆞虍6+3=総画数9 U+2719E [コ、ク/とら] 虎虝𧇂
◆トラ(虎)、ネコ科ヒョウ属の動物、同「俿」「乕」
◆勇猛ユウモウなさま、猛猛(たけだけ)しいさま
◆凶暴なさま
𢯯𧆞9+手3=総画数12 U+22BEF [チ、ジ、イ/] 搋𢲽
◆手で揉(も)む、手で押したり揉んだりして柔らかくする
◆裂(さ)く、切り割(さ)く、同「析」
◆曳(ひ)く、引っ張る、同「扡」
◆「搋子トェィズィ」、排水管などの詰まりを取るための柄(え)の先に椀状のカップcupを付けた道具
𨂶𧆞9+足7=総画数16 U+280B6 [テイ、ダイ/] 蹏𨄪𨀭
◆蹄(ひづめ)、ウマ(馬)やウシ(牛)などの獣(けもの)の足、脚(あし)の先の堅(かた)い部分、同「蹄」
◆ウサギ(兎・兔)を捕(と)らえる道具、同「蹄」
𨕑𧆞9+辵3=総画数12 U+28551 [テイ、ダイ/] 遞逓𨔄遆𨓠𨓝𨒾递
◆次へ次へと、代わる代わるに、次々に、順々に、順繰り(じゅんぐり)に、同「𨔛」
◆届いたもの(送られてきたもの、伝わってきたもの)を次に届ける(送る、伝える)
𪑷𧆞9+黑12=総画数21 U+2A477 [ガイ、ゲ/]
◆トラ(虎)、ネコ科ヒョウ属の動物
虍6+4=総画数10 U+458D [ケン、ゲン/] 虔𠧘
◆がっしりとしている、しっかりしている、固く揺るがない
◆相手を尊(とうと)び隅々まで心を配る、またそのように振る舞う、「敬虔ケイケン」、同「𡨊」
◆むりやり奪い取る
𦞬䖍10+月(肉)4=総画数14 U+267AC [キン、ケン、コン/]
◆筋肉、動物の肉(皮膚と骨を繋いで一定の形や位置を保つ役割を担う組織、筋肉と脂肪とからなる)を構成する伸縮性のある強靱な線状の組織、同「筋」「【集韻:卷二:平聲:欣第二十一:筋竻腱𦞬肋】說文肉之力也从竹竹物之多筋者又姓古作竻或作腱𦞬亦省俗作䈥非是」
◆腱(けん)、随意筋ズイイキン(自分の意志で動かすことができる筋肉、骨格筋など)の両端にあり筋肉が骨に繋がる部分の組織、同「腱」「【集韻:卷二:平聲:元第二十二:腱𦞬䇟】博雅膂腱肉也一曰{⿰𥭊力}之大者或作𦞬䇟」
𣖳䖍10+木4=総画数14 U+235B3 [ケン、ゲン/]
◆木を切ったり割ったりするときに下に置く台、同「椹」
◆穀物を保管する円形に木を組んだ倉庫、同「廪」
𧛓䖍10+衣5=総画数15 U+276D3 [ケン/] 褰𧞼𧝱䙭
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳、同「袴」
◆衣服の裾(すそ)を掴(つま)んで持ち上げる、たくし上げる、同「搴」「攐」
𧪤䖍10+言7=総画数17 U+27AA4 [ケン/] 𧬯𧮎𧮈
◆吃(ども)る、言葉が閊(つか)える・同じ言葉を繰り返すなど、淀(よど)みなく話すことが難(むずか)しい、同「謇」「㔓」
虍6+4=総画数10 U+8651 [リョ、ロ/おもんぱか・る]
◆(あることについて)あれこれと思いや考えを巡(めぐ)らす
◆推(お)し量(はか)る、推測する、「慮外リョガイ(思っていたこととは違うこと、思い掛けないこと)」
虑10+手3=総画数13 U+6445 [チョ/]
◆(心の中にある)考えや思いを言葉や態度で表す、考えや思いを述べる、同「抒」「捈」
虑10+水3=総画数13 U+6EE4 [リョ、ロ/こ・す]
◆液体を網・布・紙などの目の細かいものに通し、その目よりも大きいものと小さいものとに分ける、液体から塵(ちり)や滓(かす)などの不要なものを取り除く
虍6+4=総画数10 U+8652 [シ/]
◆「委虒イシ」、トラ(虎)に似て角があるという伝説上の動物
虒10+人2=総画数12 U+5082 [シ、チ、ジ/]
◆「偨傂シシ」、不揃(ふぞろ)いなさま
◆「傂奚シケイ」、古地名、同「厗奚」、漁陽ギョヨウ郡(現北京市・天津市周辺の地という)「【畿輔通志:卷五十三:古跡】厗奚故城 在宻雲縣東北塞外獷平城東北漢置屬漁陽郡後漢因之曰傂奚晉廢後魏宻雲郡治…」 {北京市}
◆「傂祁シキ」、古宮殿名、同「虒祁」、春秋時代(前770年~前5世紀)の晉国(前11世紀~前376) の平公ヘイコウが築いた、現山西省臨汾市侯馬市 {山西省}
𠞄虒10+刀2=総画数12 U+20784 [テイ、チ、ジ/]
◆削る、剥ぎ取る
虒10+匚2=総画数12 U+3538 [テイ、タイ/] 𠥶𠥃
◆「匾㔸ヘンテイ」、物の薄いさま、扁平なさま、同「匾𨔛」
虒10+口3=総画数13 U+55C1 [テイ、ダイ/]
◆泣(な)く、鳴(な)く、叫(さけ)ぶ、吼(ほ)える、同「啼」
𢊀虒10+广3=総画数13 U+22280 [未詳/] 𢊐
◆未詳「【玉篇:卷二十二:广部第三百四十七:𢊀】思移切地名」「【龍龕手鑑:卷二:广部第十二:𢊐】正{⿸广虐}俗音斯{⿸广虐}祁地名」「【康熙字典:寅集下:广部:𢊀】…○按諸韻書皆無𢊀字左傳有虒祁宮…疑是虒字之譌(「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷四十四:昭七年,盡八年】…晉侯方築虒祈之宮(《注》虒祁地名在絳西四十里臨汾水《音義》虒音斯本又作{⿸𠂆𧆞}同…)」)「【康熙字典:寅集備考:广部:𢊐】《篇海類編》同𢈶」
𢐋虒10+弓3=総画数13 U+2240B [シ、チ/ゆる・める、ゆる・む、たる・む] 弛㢮𢐏
◆ぴんと張っていた弦を緩(ゆる)める、張り詰めていた力や気を抜く
虒10+心3=総画数13 U+3974 [イ/]
◆「㦦㥴ケキイ」、深く恥じる、同「慙愧ザンキ」
◆「忯㥴キイ」、心配事や悩み事がないさま
虒10+手3=総画数13 U+640B [チ、ジ、イ/] 𢲽𢯯
◆手で揉(も)む、手で押したり揉んだりして柔らかくする
◆裂(さ)く、切り割(さ)く、同「析」
◆曳(ひ)く、引っ張る、同「扡」
◆「搋子トェィズィ」、排水管などの詰まりを取るための柄(え)の先に椀状のカップcupを付けた道具
虒10+木4=総画数14 U+69B9 [シ/]
◆サントウ(山桃)、バラ科スモモ属の木、果実はウメ(梅)やアンズ(杏子)に似る {サントウ}
◆木製の浅い皿状の器、木製のお盆、同「槃」
虒10+欠4=総画数14 U+6B4B [イ、ヤ/]
◆「歋歈ヤユ」、からかう、弄(もてあそ)ぶ、困らせたり怒らせたりして面白がる、同「揶揄」
虒10+疒5=総画数15 U+3FB7 [セイ、サイ/] 𤷡
◆「痠㾷サンセイ」、疼痛トウツウ、疼(うず)く、「ずきずき」「しくしく」とした(脈を打つような)痛み、疼痛トウツウ、同「痠疼サントウ」
𥉘虒10+目5=総画数15 U+25258 [テイ、ダイ/]
◆はっきりと見る、まっすぐに目を向けて見る
虒10+石5=総画数15 U+78C3 [シ、テイ、ダイ/]
◆「磃氏シシ」、上林苑ジョウリンエン(秦代・前漢代の皇帝の庭園の名)内の館名、上林苑は長安チョウアン(現陝西省西安市)の西南部に広がり、前漢代には周囲300里(約120km)にも及んだという「【禁扁:卷四:前漢】東館 甲館 柸館 桂館 繭館 鹿館 涿沐 射熊(長楊) 承光 建章 包陽 犬臺 當路 磃氏 飛亷 平樂 上蘭(已上十三館在上林)(十七館の名があり「已上十三館」がどれか未詳) {陝西省}
◆「磄磃トテイ」、怪石、未詳「【集韻:卷二:平聲:齊第十二:磃】…一曰磄磃怪石」
虒10+示4=総画数14 U+79A0 [シ/]
◆開運を祈願する
虒10+竹6=総画数16 U+7BEA [チ、ジ/] 𥰽竾𥬌筂䶵𪛌𪛍𪛔
◆七孔の竹製の横笛、七つの指孔(ゆびあな、指で押さえる孔、音孔ともいう)と歌口(うたぐち、息を吹き込む孔、吹き口ともいう)を合わせ八孔と数えることもある、同「箎」「【爾雅注疏:釋樂】大篪謂之沂(《疏》…孫炎曰篪聲悲沂悲也…篪以竹爲長尺四寸圍三寸一孔上出寸三分名翹横吹之…廣雅云八孔鄭司農注周禮云篪七空蓋不數其上出者故七空)」 {楽器(管楽器)}
𦃇虒10+糸6=総画数16 U+260C7 [レイ、ライ/]
◆繋(つな)ぐ「【說文解字:糸部:𦃇】繫𦃇也一曰維也」
◆荒縄(あらなわ)、「縘𦃇ケイレイ」「【類篇:糸部:𦃇】憐題切說文繫𦃇也一曰維也又憐知切惡絮」
虒10+虫6=総画数16 U+8794 [イ、シ/] 𧓗𧏕𧌭
◆「螔蝓イユ」、別名「蚹蠃フラ」、カタツムリ(蝸牛)、貝を背負う陸棲の虫の総称
◆「螔䗔シコウ」、ヤモリ(守宮)、ヤモリ科の爬虫類、別名「蝎虎カツコ」「壁虎ヘキコ」
虒10+衣5=総画数15 U+892B [チ、ジ/]
◆衣服などの身に着けているものを脱(ぬ)ぐ
◆剥(は)ぐ、剥ぎ取る、剥奪(ハクダツ)する
筆順
虒10+角7=総画数17 U+46A6 [チ、ジ/] 𧤫𧤧
◆未詳「【列子:湯問】䚦俞師曠方夜擿耳俛首而聽之弗聞其聲(䚦俞未聞也師曠晉平公時人…聽者未能見至微之物也)」
◆「觟䚦カイチ」、神獣の名、姿はヒツジ(羊)或いはウシ(牛)に似て角(つの)が一本あり、曲直キョクチョク(正邪)をよく判断するとされ、争(あらそ)いごとがあると理リ(道理、正当性)のない方を角で触れるという、同「觟𧣾」「獬豸」
◆角(つの)が傾(かたむ)くさま、或いは「觟䚦カイチ」から「理のない方に向く、頭・角を傾ける」の意か?「【說文解字:角部:䚦】角傾也」「【玉篇:卷二十六:角部第四百二十:䚦】除倚切角中」
虒10+言7=総画数17 U+8B15 [テイ、ダイ/] 𧪥
◆大きな声を出して泣く、同「嗁」
◆大声で叫ぶ、同「諦」
虒10+足7=総画数17 U+8E4F [テイ、ダイ/] 𨄪𨂶𨀭
◆蹄(ひづめ)、ウマ(馬)やウシ(牛)などの獣(けもの)の足、脚(あし)の先の堅(かた)い部分、同「蹄」
◆ウサギ(兎・兔)を捕(と)らえる道具、同「蹄」
虒10+辵4=総画数14 U+905E [テイ、ダイ/] 逓𨔄𨕑遆𨓠𨓝𨒾递
◆次へ次へと、代わる代わるに、次々に、順々に、順繰り(じゅんぐり)に、同「𨔛」
◆届いたもの(送られてきたもの、伝わってきたもの)を次に届ける(送る、伝える)
筆順
𨪉虒10+金8=総画数18 U+28A89 [テイ、ダイ/]
◆釜の類
𩀗虒10+隹8=総画数18 U+29017 [テイ、タイ/] 鷈𪁦𪁯鷉䴘𪂬
◆「𩁊𩀗ヘキテイ」、カイツブリ(鳰)、カイツブリ科の水鳥
虒10+頁9=総画数19 U+4AE2 [シ/]
◆未詳「【玉篇:卷四:頁部第三十六:䫢】思移切䫢*靚頭不正也(《欽定四庫全書》本では「𩓨」)「【玉篇:卷四:頁部第三十六:𩓨】子庭切䫢𩓨」「【龍龕手鑑:卷四:頁部第十五:䫢】音斯好也」
虒10+鳥5=総画数15 U+4D18 [テイ、タイ/] 鷈𪁦𪁯鷉𪂬𩀗
◆「䴙䴘ヘキテイ」、カイツブリ(鳰)、カイツブリ科の水鳥
虒10+鳥11=総画数21 U+9DC8 [テイ、タイ/] 𪁦𪁯鷉䴘𪂬𩀗
◆「鷿鷈ヘキテイ」、カイツブリ(鳰)、カイツブリ科の水鳥
虒10+鳥11=総画数21 U+9DC9 [テイ、タイ/] 鷈𪁦𪁯䴘𪂬𩀗
◆「鸊鷉ヘキテイ」、カイツブリ(鳰)、カイツブリ科の水鳥
虒10+鼠13=総画数23 U+9F36 [シ、テイ、ダイ/]
◆キヌゲネズミ科ハタネズミ亜科などに属するネズミ(鼠)、別名「鼢𪕧フンテイ」「田鼠デンソ」
虒10+龠17=総画数27 U+4DB5 [チ、ジ/] 篪𥰽竾𥬌筂𪛌𪛍𪛔
◆七孔の竹製の横笛、七つの指孔(ゆびあな、指で押さえる孔、音孔ともいう)と歌口(うたぐち、息を吹き込む孔、吹き口ともいう)を合わせ八孔と数えることもある、同「箎」「【爾雅注疏:釋樂】大篪謂之沂(《疏》…孫炎曰篪聲悲沂悲也…篪以竹爲長尺四寸圍三寸一孔上出寸三分名翹横吹之…廣雅云八孔鄭司農注周禮云篪七空蓋不數其上出者故七空)」 {楽器(管楽器)}
虍6+4=総画数10 U+8654 [ケン、ゲン/] 䖍𠧘
◆がっしりとしている、しっかりしている、固く揺るがない
◆相手を尊(とうと)び隅々まで心を配る、またそのように振る舞う、「敬虔ケイケン」、同「𡨊」
◆むりやり奪い取る
筆順
虔10+刀2=総画数12 U+34FA [ケン、コン/]
◆削(そ)ぐ、削ぎ落す
◆牡牛を去勢する、同「犍」
虔10+口3=総画数13 U+35D4 [ケン/]
◆楽しそうに笑うさま、同「嘕」
虔10+手3=総画数13 U+3A1C [ケン/]
◆互いに助け合う
虔10+木4=総画数14 U+69A9 [ケン、ゲン/] 𣖳
◆木を切ったり割ったりするときに下に置く台、同「椹」
◆穀物を保管する円形に木を組んだ倉庫、同「廪」
𤚳虔10+牛4=総画数14 U+246B3 [ケン、コン/] 犍㸫
◆牡牛を去勢する
𧽐虔10+走7=総画数17 U+27F50 [ケン/]
◆体を揺(ゆ)らすように行くさま、「𧽐𧽐ケンケン」
𩤾虔10+馬10=総画数20 U+2993E [未詳/]
◆未詳「【正字通:亥集上:馬部:𩤾】舊註見石鼓文鄭云作馭按略字記始石鼓無𩤾从虔非馭義鄭說不足信六書統有■註石鼓文音義未詳一作𩤳同上據此說𩤳譌作■■又譌作𩤾不知𩤳卽石鼓文騈字也从騈爲正」
虔10+魚11=総画数21 U+9C2C [ケン、ゲン/]
◆大形のナマズ(鯰)の一種
𧆠虍6+4=総画数10 U+271A0 [未詳/]
◆未詳
𦉋𧆠6+缶7=総画数13 U+2624B [カ、ケ/ひび] 罅𦉌𦉄𧇍𦉏𦉑
◆裂ける、裂けて隙間ができる
◆(器の)割れ目、裂け目
𦉌𧆠10+缶6=総画数16 U+2624C [カ、ケ/ひび] 罅𦉄𧇍𦉏𦉑𦉋
◆裂ける、裂けて隙間ができる
◆(器の)割れ目、裂け目
𧆠10+金8=総画数18 U+93BC [カ、ゲ/]
◆金属製の器などの割れ目
虍6+5=総画数11 U+458F [ショ/ところ、お・る、お・く、こ] 處𧇤𠙚𠁅処处
◆腰を落ち着ける、居(い)る、止(とど)まる、またその場所
◆腰を落ち着けて留(とど)まっているさま、「処士ショシ(能力がありながら出仕しない人)」「処女ショジョ(嫁がずに家にいる女性)」
◆あるべきところに置く、しかるべきところに落ち着ける、「処分ショブン」
◆(場所・時・物事・状態などの)ところ
𠼥䖏11+口3=総画数14 U+20F25 [キャク、ガク/] 噱㘌𠽁𠻔㖸
◆喉(のど)を鳴らしながら大笑いする、またその声
◆「嗢𠼥オツキャク」、(愉快で)笑い声が止まらないさま
䖏11+手3=総画数14 U+3A40 [キョ、コ/よ・る] 據㨿𢴃𢷛拠
◆依(よ)る、「依據・依拠イキョ(よりどころとすること)」「憑據・憑拠ヒョウコ(証拠ショウコ、正当であることを証明するための根拠)」、同簡「据」
◆「根據・根拠コンキョ」◇軍隊が攻撃・守備のための基点とする場所、集団が活動の基点とする場所◇物事が存在する(成立する)ための基本・根本となるもの
◆「據法・拠法キョホウ」、法に則(のっと)ること、法に従うこと
𦸵䖏11+艸3=総画数14 U+26E35 [キョ、ゴ/] 𦼫
◆「苦𦸵・苦苣クキョ」、ニガナ(苦菜)、キク科ニガナ属の草、別名「苦蕒菜クバイサイ」「【嘉泰會稽志:會稽志卷第十七:草部】苦蕒即苦𦼫字書云苦𦼫江東人呼為苦蕒…」「【菽園雜記:第五卷】病痔者用苦𦼫菜…𦼫一作苣」 {ニガナ}
彡部
虍6+5=総画数11 U+8655 [ショ/ところ、お・る、お・く、こ] 䖏𧇤𠙚𠁅処处
◆腰を落ち着ける、居(い)る、止(とど)まる、またその場所
◆腰を落ち着けて留(とど)まっているさま、「処士ショシ(能力がありながら出仕しない人)」「処女ショジョ(嫁がずに家にいる女性)」
◆あるべきところに置く、しかるべきところに落ち着ける、「処分ショブン」
◆(場所・時・物事・状態などの)ところ
筆順
𠽁處11+口3=総画数14 U+20F41 [キャク、ガク/] 噱㘌𠼥𠻔㖸
◆喉(のど)を鳴らしながら大笑いする、またその声
◆「嗢𠽁オツキャク」、(愉快で)笑い声が止まらないさま
𡼆處11+山3=総画数14 U+21F06 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:山部:𡼆】【中華字海:山部:𡼆】同"嶇"(いずれも「【御定歷代賦彙:卷三十八:東平賦】…其北有連岡崺𡿐﨑{⿰山豦}…」を引くが《欽定四庫全書》《摛藻堂四庫全書薈要》本いずれも「𡼆」ではなく{⿰山豦})
㨿處11+手3=総画数14 U+3A3F [キョ、コ/よ・る] 據㩀𢴃𢷛拠
◆依(よ)る、「依據・依拠イキョ(よりどころとすること)」「憑據・憑拠ヒョウコ(証拠ショウコ、正当であることを証明するための根拠)」、同簡「据」
◆「根據・根拠コンキョ」◇軍隊が攻撃・守備のための基点とする場所、集団が活動の基点とする場所◇物事が存在する(成立する)ための基本・根本となるもの
◆「據法・拠法キョホウ」、法に則(のっと)ること、法に従うこと
𥱿處11+竹6=総画数17 U+25C7F [キョ、コ/]
◆竹製の籠(かご)或いは笊(ざる)、同「筥」「【方言:第一】箄(方氏反)簍(音縷)籅(音餘)䈱(弓弢)𥴧也(古筥字)江沔之間謂之籅趙代之間謂之䈱淇衞之間謂之井筐(淇水名也)𥱿其通語也 𥱿小者南楚謂之簍自𨵿而西秦晉之間謂之箄(今江南亦名籠為箄)」
𩌲處11+革9=総画数20 U+29332 [未詳/] 𩍳
◆古地名、鄭テイ国(春秋時代の国名、紀元前806年~前375年)の領地の名「【呂氏春秋:呂氏春秋第十二巻:季冬紀第十二:十二月紀:介立】鄭人之下𩌲也」「【字彙補:革部:𩌲】音未詳《呂氏春秋》鄭人之下𩌲也《註》邑名一本作𩍳見下」
虍6+5=総画数11 U+8656 [コ、ク/] 𧆪
◆トラ(虎)が吼(ほ)える、同「𧆜」
◆声を張り上げる、大声で呼ぶ、大声で叫ぶ、同「嘑」
◆「ああ」「おう」などの感嘆の声、同「乎」、「嗚虖、烏乎・烏呼アア」
◆~か、文末に付いて疑問(~か?)・反問(~であるか?、~ではないだろうか)・推測(~であろうか)などの意を表す語、同「乎」
◆~や、強調(~である)などの意を表す語、同「乎」
虖11+口3=総画数14 U+5611 [コ、ク/] 𠻢
◆声を張り上げる、大声で呼ぶ、同「虖」
虖11+土3=総画数14 U+3664 [カ、ケ/]
◆裂ける、割れる、罅(ひび)、裂け目、同「罅」「𤗭」
虖11+女3=総画数14 U+5AED [コ、グ、ゴ/] 𡢙
◆美しいさま、素晴(すば)らしいさま、同「嫮」
𡻻虖11+山3=総画数14 U+21EFB [ト/]
◆山名、浙江省紹興市付近「【水經注:卷四十:漸江水】…𡻻山與嵊山接二山…(「漸江」は現在の「浙江(現銭塘江セントウコウ)」) {浙江省}
虖11+心3=総画数14 U+3986 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:麻第九:㦆】㦆忦無志」
𢧶虖11+戈4=総画数15 U+229F6 [コ、ク/]
◆大声を上げる、大声で叫ぶ、喚(わめ)く、同「虖」「嘑」「謼」
虖11+手3=総画数14 U+6462 [コ、ゴ/]
◆抱え込むようにして遮(さえぎ)る、庇(かば)い護(まも)る「【集韻:卷七:去聲上:莫第十一:摢】擁障也」
虖11+木4=総画数15 U+3BC9 [カク、ワク/] 𣛲
◆木名、未詳「【 廣韻:上平聲:卷第一:魚第九:攄:㯉】惡木」
虖11+欠4=総画数15 U+6B51 [コ、ク/] 𣣍𣣕
◆「はぁ」と息を吐く、(温かい)息を吐き出す
◆「歍歑オコ」、「ああ」「おう」というような感嘆の声、同「嗚呼」
虖11+水3=総画数14 U+6EF9 [コ、ク/]
◆「滹沱コダ」「滹池コチ」、山西省忻州市五台県の五台山を源とする川、同「淲」「𤀶」 {山西省}
◆岸辺、岸(水と陸地が接するところ)の陸地側の平らな土地、同「滸」
𤗭虖11+片4=総画数15 U+245ED [カ、ケ/] 𤗕𤗑
◆裂ける、割れる、罅(ひび)、裂け目、同「罅」「㙤」
虖11+玉4=総画数15 U+3EEF [ト、ズ/] 㻬𤨹
◆「㻯琈トフ」、玉ギョク(美しく高貴な石)の名
𤹣虖11+疒5=総画数16 U+24E63 [コ、ク/]
◆病が治(なお)る「【集韻:卷七:去聲上:莫第十一:𤹣】江淮謂治病為𤹣」
𥕕虖11+石5=総画数16 U+25555 [カ、ケ/]
◆石が裂ける、罅(ひび)が入る
虖11+缶6=総画数17 U+7F45 [カ、ケ/ひび] 𦉌𦉄𧇍𦉏𦉑𦉋
◆裂ける、裂けて隙間ができる
◆(器の)割れ目、裂け目
筆順
𦉑虖11+缶6=総画数17 U+26251 [カ、ケ/ひび] 罅𦉌𦉄𧇍𦉏𦉋
◆裂ける、裂けて隙間ができる
◆(器の)割れ目、裂け目
虖11+言7=総画数18 U+8B3C [コ、ク/]
◆声を張り上げる、大声で呼ぶ、また呼び掛ける「【前漢書:卷五十一:賈鄒枚路傳】一夫大謼天下嚮應者陳勝是也(師古曰謼字與呼同謼呌也…)」
𨝘虖11+邑3=総画数14 U+28758 [コ、ク/] 𨛵
◆地名、未詳「【正字通:酉集下:邑部:𨝘】呼古切音虎說文地名篆作鄠沂原𨝘同扈以鄠為𨝘之譌按此說非說文分駟止商切音章說文分𨝘鄠扈為三或日鄠𨝘別扈與鄠通」
虖11+金8=総画数19 U+93EC [カ、ゲ/]
◆(木の実の皮が)裂ける
𨻲虖11+阜3=総画数14 U+28EF2 [カ、ケ/]
◆裂ける、割れる、罅(ひび)、裂け目、同「罅」「𤗭」「㙤」
虍6+5=総画数11 U+8657 [キョ、コ/うつ・ろ、むな・しい、そら] 虚虛𧆳𣦄𠧝
◆外から見える部分はそれらしく見えるが中には何もないさま、中身が空っぽなさま
◆外からは見えないが内部は細り衰えているさま
◆外見は立派だが中身がそれに伴わないさま
◆あるべきものがなく空っぽなさま
◆二十八宿北方玄武ゲンブの第四宿 {二十八宿}
𩴛虗11+鬼10=総画数21 U+29D1B [キョ、コ/] 魖𩴥𧴆𥛳
◆人の財産を減らし空っぽにしてしまうという悪鬼
虍6+5=総画数11 U+8658 [サ、ザ/]
◆荒々しく油断できない「【說文解字:虍部:虘】虎不柔不信也…」
𠭯虘11+又2=総画数13 U+20B6F [サ、シャ/]
◆摘(つま)まみ上げる、或いは掬(すく)い上げる「【說文解字注:又部:𠭯】叉卑也(各本作又取今依類篇作叉宋本作卑正叉卑者用手自高取下也…)」
虘11+女3=総画数14 U+3718 [ショ、ソ/]
◆驕(おご)る「【廣韻:下平聲:麻第九:嗟:㜘】憍也」
◆妬(ねた)む
𡳆虘11+尸3=総画数14 U+21CC6 [ショ、ソ/]
◆こっそりと見る、密(ひそ)かに様子を窺(うかが)う、同「覷」
◆「𡰾𡳆シショ」、盗み見る、こっそりと見る、同「𧠥覰」
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:寘第五:㞖】㞖𡳆足前却也」
虘11+手3=総画数14 U+6463 [サ、シャ/] 𢸉
◆掬(すく)い取る、掬い上げる、同「抯」「【五燈會元:卷第十二:南嶽下十世】節使李端愿居士…手摣水月…」
虘11+攴4=総画数15 U+3AA5 [サ、シャ/]
◆指で押(お)さえる、指で摘(つま)む「【玉篇:卷十八:攴部第二百七十:㪥】側加切取也」「【廣韻:下平聲:麻第九:樝:㪥】以指按也」
𦟰虘11+月(肉)4=総画数15 U+267F0 [サ/] 𦟚
◆皮膚にできる(鼻にできる)赤いぶつぶつの斑点ハンテン、また赤い吹き出物、酒㾴シュサ、酒糟鼻シュソウビ、同「皻」「齇」「【玉篇:卷七:肉部第八十一:𦟰】壯加切鼻上皰也本作皻」
虘11+木4=総画数15 U+6A1D [サ、シャ/] 𣙁
◆「山樝サンサ」「山樝子・山楂子・山柤子サンザシ」、バラ科サンザシ属の木、一般に「山樝」は植物名で、「山樝子」はその実を指し薬用とする {サンザシ}
◆「榠樝・榠楂メイサ」、カリン(花梨)、バラ科カリン属の木、またその実、別名「木瓜モッカ」」(日本で「木瓜」はボケ(木瓜、バラ科ボケ属の木、学名Chaenomeles speciosa、中国名「皺皮木瓜シュウヒモッカ」)を指す」) {カリン}
筆順
虘11+皮5=総画数16 U+76BB [サ、シャ/]
◆皮膚にできる赤いぶつぶつの斑点ハンテン、また赤い吹き出物、酒㾴シュサ、酒糟鼻シュソウビ、同「𦟰」
◆皹(ひび)、皸(あかぎれ)、皮膚にできるひび割れ、同「皸」「𤿚」
虘11+目5=総画数16 U+4066 [ショ、ソ/] 覰覻𧠢
◆こっそりと見る、密(ひそ)かに様子を窺(うかが)う、同「覷」
𥛜虘11+示4=総画数15 U+256DC [ソ、ショ/] 𧇘
◆人に災いが降りかかるようにと(神に)唱え祈る、呪(のろ)う、同「謯」「詛」
𦋾虘11+网5=総画数16 U+262FE [シャ、サ/] 罝𦊨𦊕𦊩𦊥
◆ウサギ(兎・兔)を捕(と)らえる網
◆網で捕らえる
虘11+艸3=総画数14 U+8516 [サ、ザ/]
◆草名、イネ科やカヤツリグサ科などの植物、茎が細く丸く履物(はきもの)の底に使われるという、同「蓾」「【爾雅注疏:釋草】蓾蔖(《註》作履苴草…《疏》蓾說文云蓾草也可以束一名蔖即蒯類也中作履底字苑云𩎺苴履底故云作履苴草也)」
◆草名、未詳「【集韻:卷三:平聲:麻第九:蔖𦳏】艸名楚葵也或作𦳏」
◆未詳、同「𦷔」「【龍龕手鑑:卷一:尸部第三十四:𦷔】俗蔖正蔖今倉古反草死也」
𧐅虘11+虫6=総画数17 U+27405 [ショ、ソ/うじ] 蛆𧏏
◆ウジ(蛆)、ウジムシ(蛆虫)、ハエ蝿の幼虫、またウジ(蛆)に似た虫
◆「蝍𧐅ショクショ」、ムカデ(百足)、ムカデ綱の節足動物、また多足の虫、別名「蜈蚣ゴコウ」
虘11+見7=総画数18 U+89B0 [ショ、ソ/] 覻䁦𧠢
◆こっそりと見る、密(ひそ)かに様子を窺(うかが)う、同「覷」
筆順
虘11+言7=総画数18 U+8B2F [サ、シャ/]
◆人に災いが降りかかるようにと(神に)唱え祈る、呪う、同「詛」「【集韻:卷七:去聲上:御第九:詛謯𥛜𧇘】荘助切說文詶也或作謯𥛜古作𧇘」
◆未詳「【廣韻:下平聲:麻第九:嗟:謯】說文詠也」
◆未詳「【說文解字注:言部:謯】娽也(廣雅曰謯𧨹也篇韵皆曰謯𧨹也𧨹謯也按許書有娽無𧨹故仍之其義則未聞謯娽當是古語許當是三字句)」
◆「謯𧧝サガ」、未詳、同「𧨊𧧝」「【集韻:卷六:上聲下:馬第三十五:𧨊謯】𧨊𧧝言戾或从虘」「【龍龕手鑑:卷一:言部第三:謯】側雅反謯訝訶貌又子邪反謯詠也」
虘11+足7=総画数18 U+4821 [サ、ザ/]
◆足で踏む音
◆よろよろと歩く
𨖆虘11+辵3=総画数14 U+28586 [ソ、ショ、ゾ/] 䢐𨒚
◆「𨒮𨖆シショ」、(恐れて、疑って、迷って、決めかねて)なかなか前に進めないさま、進んでは止まり進んでは止まるさま、躊躇(ためら)うさま、同「趑趄」「𨀥跙」
◆往(い)く、同「徂」
虘11+邑3=総画数14 U+48DC [サ、ザ/]
◆古県名、秦代(前221年~前207年)の沛ハイ國にあった、同「酇」、現河南省商丘市永城市 {河南省}
𪓐虘11+黹12=総画数23 U+2A4D0 [ソ、ショ/]
◆衣裳の縫(ぬ)い取り(刺繍シシュウ)がすっきりと鮮(あざ)やかなさま、「𪓐𪓐ソソ」
虘11+鼻14=総画数25 U+9F47 [サ、シャ/] 𪖸齄
◆鼻にできる赤いぶつぶつの斑点、また赤い吹き出物、石榴鼻(ざくろばな)、酒糟鼻シュソウビ
𪖸虘11+鼻14=総画数25 U+2A5B8 [サ、シャ/] 齇齄
◆鼻にできる赤いぶつぶつの斑点、また赤い吹き出物、石榴鼻(ざくろばな)、酒糟鼻シュソウビ
虘11+齒15=総画数26 U+4DA5 [サ、シャ、ク、グ/] 𪙁𪙵
◆上下の歯が噛(か)み合わない、歯が牙(きば、肉食系動物などに見られる尖った歯)のようにぎざぎざしている
虍6+5=総画数11 U+865A [キョ、コ/うつ・ろ、むな・しい、そら] 虛𧆳虗𣦄𠧝
◆外から見える部分はそれらしく見えるが中には何もないさま、中身が空っぽなさま
◆外からは見えないが内部は細り衰えているさま
◆外見は立派だが中身がそれに伴わないさま
◆あるべきものがなく空っぽなさま
◆二十八宿北方玄武ゲンブの第四宿 {二十八宿}
筆順
虚11+口3=総画数14 U+5618 [キョ、コ/うそ]
◆「はぁ」「ふう」と弱く(ゆっくりと)息を吐き出す、勢いよく吹くのは「吹」
◆「はぁ」「ふう」と溜息をつく
◆「しーっ」という「静かに」「だめ」という制止の意味を表す語
◆「吹嘘スイキョ」◇息を吐き出す◇吹聴フイチョウする、言いふらす◇大袈裟(おおげさ)に言う
◆[日]うそ、偽(いつわ)り、事実でないこと
筆順
虚11+戈4=総画数15 U+622F [キ、ケ、ギ、ゲ/たわむ・れる、ざ・れる、おど・ける] 戲戱戏
◆面白(おもしろ)おかしく遊ぶ、手に取ってしつこく触れたり眺めたりして喜ぶ、ふざける、「戯」はそうした行為を指し言葉を弄ぶのは「謔」
◆舞踊や芝居、「愉快に楽しむもの」の意
◆戦で指揮する大将の旗印、同「麾」
◆「ああ」「はあ」という溜息
筆順
虚11+見4=総画数15 U+89D1 [ショ、ソ/]
◆目を細めてよく見る、目標をじっと見つめる
◆こっそりと見る、密(ひそ)かに様子を窺(うかが)う、同「覷」「【漢書:卷四十:張陳王周傳】…良與客狙擊秦皇帝(師古注狙謂密伺之音千豫反字本作覷)誤中副車…」
𩴥虚11+鬼10=総画数21 U+29D25 [キョ、コ/] 魖𩴛𧴆𥛳
◆人の財産を減らし空っぽにしてしまうという悪鬼
𧆥虍6+5=総画数11 U+271A5 [コウ、ギョウ/]
◆トラ(虎、ネコ科ヒョウ属の動物)を飼(か)い馴(な)らす「【玉篇:卷二十三:虍部第三百八十二:𧆥】胡甲切今作狎」「【龍龕手鑑:卷一:虍部第八十三:𧆥】音匣虎習貌也」
𣘭𧆥11+木4=総画数15 U+2362D [コウ、ギョウ/]
◆獣や罪人を閉じ込める檻(おり)、同「柙」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:𣘭】胡夾切𣘭檻也」
𧆨虍6+5=総画数11 U+271A8 [ロ/] 𧆣𧆭𧇄𧇏𧇕
◆胴が膨らみ口が窄まった首が細長い瓶(かめ)、同「𦉈」
◆虎の紋様が彫り込まれた器
◆飯を盛る器
𧆨11+心4=総画数15 U+616E [リョ、ロ/おもんぱか・る]
◆(あることについて)あれこれと思いや考えを巡(めぐ)らす
◆推(お)し量(はか)る、推測する、「慮外リョガイ(思っていたこととは違うこと、思い掛けないこと)」
筆順
𢿊𧆨11+攴4=総画数15 U+22FCA [テン、デン/]
◆狩(か)り、狩りをする、同「佃」「【集韻:卷三:平聲:先第一:畋𤝗甸𢿊】說文平田也引周書畋爾田或从犬亦作甸𢿊」「【字彙:卯集:攴部:𢿊】徒年切音田與佃同取禽獸也又攻也」
𧆨11+月(肉)4=総画数15 U+819A [フ/はだ] 𦢚肤
◆肌(はだ)、皮、ものの表面を覆(おお)う薄い膜状のもの、同「膚」
◆表面的な、深みがなく薄っぺらな
◆大きく広がる
◆(中身がぎっしりと詰まっていて)良い、優(すぐ)れている、美しい
◆薄切りの(豚)肉
◆古代の長さの単位、一膚は四本の指をぴったりと付けて平らにした時の幅、指一本の幅を一寸といった
筆順
𧆨11+皿5=総画数16 U+76E7 [ロ、ル/] 𥃈卢
◆食べ物や食事の仕度に使うものを入れる竹製の大きな籠(かご)、同「籚」
◆炭や薪を燃やす炉、同「鑪」
◆酒を温める土製の竈(かまど)、同「壚」
◆黒い、黒色、同「黸」
◆瞳(ひとみ)、黒い瞳、同「矑」
◆古代中国の韓カン(現河南省の北部)に産した良犬の名、同「獹」
◆頭蓋、頭蓋骨、同「顱」
筆順
𧆩虍6+5=総画数11 U+271A9 [ギャク/しいた・げる] 虐䖈𧆧䖋𧆱𣑅𣑾
◆酷(むご)い仕打ちをする、苛(いじめ)め苦しめる
𧫪𧆩11+言7=総画数18 U+27AEA [キャク、カク、ギャク/] 謔谑
◆おどける、戯(おど)けて冗談を言う、からかう、場を和(なご)ませるような悪意のない面白おかしい言葉や話を指す、そのような行為を「戯」
虍6+6=総画数12 U+865B [キョ、コ/うつ・ろ、むな・しい、そら] 虚𧆳虗𣦄𠧝
◆外から見える部分はそれらしく見えるが中には何もないさま、中身が空っぽなさま
◆外からは見えないが内部は細り衰えているさま
◆外見は立派だが中身がそれに伴わないさま
◆あるべきものがなく空っぽなさま
◆二十八宿北方玄武ゲンブの第四宿 {二十八宿}
虛12+口3=総画数15 U+5653 [キョ、コ/うそ]
◆「はぁ」「ふう」と弱く(ゆっくりと)息を吐き出す、勢いよく吹くのは「吹」
◆「はぁ」「ふう」と溜息をつく
◆「しーっ」という「静かに」「だめ」という制止の意味を表す語
◆「吹噓スイキョ」◇息を吐き出す◇吹聴フイチョウする、言いふらす◇大袈裟(おおげさ)に言う
◆[日]うそ、偽(いつわ)り、事実でないこと
虛12+土3=総画数15 U+589F [キョ、コ/]
◆曾(かつ)てあった町や建物などが荒れ果てたところ、曾てあった町や建物などの跡(あと)
◆頂(いただき)が窪(くぼ)んだ大きな丘
◆市(いち)が立つところ、物を売り買いするために人や物が集まるところ
筆順
虛12+心3=総画数15 U+6188 [キョ、コ/]
◆臆病な、気が小さい
虛12+戈4=総画数16 U+6231 [キ、ケ、ギ、ゲ/たわむ・れる、ざ・れる、おど・ける] 戯戲戏
◆面白(おもしろ)おかしく遊ぶ、手に取ってしつこく触れたり眺めたりして喜ぶ、ふざける、「戯」はそうした行為を指し言葉を弄ぶのは「謔」
◆舞踊や芝居、「愉快に楽しむもの」の意
◆戦で指揮する大将の旗印、同「麾」
◆「ああ」「はあ」という溜息
𣚛虛12+木4=総画数16 U+2369B [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:{⿰木⿱龶皿}𣚛■】二俗檣正音墻船柱也」「【集韻:卷五:上聲上:語第八:𧇽𧆾鐻𨯼𣚛𥲤】說文鐘鼔之柎也飾為猛獸从庀異象其下足」「【字彙補:辰集:木部:𣝛】與虡𣚛同後漢輿服志𣝛文畫輈羽蓋華蚤」
虛12+欠4=総画数16 U+6B54 [キョ、コ/] 𡃧
◆啜(すす)り上げるように泣く、啜り泣く、同「欷」
筆順
𤡣虛12+犬3=総画数15 U+24863 [キョ、コ/]
◆「𤝙𤡣キョキョ」、獣名、姿はラバ(騾馬)に似て小形だという
𥛳虛12+示4=総画数16 U+256F3 [キョ、コ/] 魖𩴛𩴥𧴆
◆人の財産を減らし空っぽにしてしまうという悪鬼
𥳁虛11+竹6=総画数17 U+25CC1 [未詳/]
◆未詳
注解:フォントによっては「𥲤{⿱竹虛}」と同形になるが、本来は「虍」の「⺊」の部分が「丶」の形になる
𥲤虛12+竹6=総画数18 U+25CA4 [キョ、ゴ/]
◆鐘ショウ(かね)や磬ケイなどの楽器を吊り下げる横木(「簨・𥯗・筍シュン」という)を支える縦木(支柱)、支柱や台(足)の部分には人や獣などが彫り込まれた、同「虡」「鐻」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」 {楽器(打楽器)}
虛12+見7=総画数19 U+89B7 [ショ、ソ/]
◆目を細めてよく見る、目標をじっと見つめる
◆こっそりと見る、密(ひそ)かに様子を窺(うかが)う、同「覷」「【漢書:卷四十:張陳王周傳】…良與客狙擊秦皇帝(師古注狙謂密伺之音千豫反字本作覷)誤中副車…」
虛12+言7=総画数19 U+8B43 [ク/]
◆嘘(うそ)を言う、話を誇張する、同「𧪮」
𧴆虛12+豸7=総画数19 U+27D06 [キョ、コ/] 魖𩴛𩴥𥛳
◆人の財産を減らし空っぽにしてしまうという悪鬼
虛12+馬10=総画数22 U+9A49 [キョ、コ/] 𤡣
◆「駏驉キョキョ」、獣名、姿はラバ(騾馬)に似て小形だという
虛12+鬼10=総画数22 U+9B56 [キョ、コ/] 𩴛𩴥𧴆𥛳
◆人の財産を減らし空っぽにしてしまうという悪鬼
虛12+魚11=総画数23 U+9C4B [キョ、コ/]
◆体が扁平なヒラメ(鮃)やカレイ(鰈)の類、同「比目魚ヒモクギョ」
虍6+7=総画数13 U+4592 [キ、ケ/]
◆(古代の)陶トウ製の器
䖒13+戈4=総画数17 U+6232 [キ、ケ、ギ、ゲ/たわむ・れる、ざ・れる、おど・ける] 戯戱戏
◆面白(おもしろ)おかしく遊ぶ、手に取ってしつこく触れたり眺めたりして喜ぶ、ふざける、「戯」はそうした行為を指し言葉を弄ぶのは「謔」
◆舞踊や芝居、「愉快に楽しむもの」の意
◆戦で指揮する大将の旗印、同「麾」
◆「ああ」「はあ」という溜息
筆順
𢶐䖒13+手3=総画数16 U+22D90 [キ/] 𢹍㩬𢸤
◆撃つ
𦟚䖒13+月(肉)4=総画数17 U+267DA [サ/] 𦟰
◆皮膚にできる(鼻にできる)赤いぶつぶつの斑点ハンテン、また赤い吹き出物、酒㾴シュサ、酒糟鼻シュソウビ、同「皻」「齇」「【玉篇:卷七:肉部第八十一:𦟰】壯加切鼻上皰也本作皻」
𣛼䖒13+木4=総画数17 U+236FC [キ/] 𣟵㰕
◆ヒョウタン(瓢箪)などの実の内部を刳(く)り貫いて作った杓子シャクシ
䖒13+見7=総画数20 U+89BB [ショ、ソ/] 覰䁦𧠢
◆こっそりと見る、密(ひそ)かに様子を窺(うかが)う、同「覷」
虍6+7=総画数13 U+865C [ロ、ル、リョ/とりこ] 虜虏
◆生きたまま捕(つかま)える、また捕まえて縄(なわ)を掛ける、生け捕り(いけどり)にする、殺して捕まえるのは「獲」「【康熙字典:申集中:虍部:虜】…《漢書·晉灼註》生得曰虜斬首曰獲…」
◆奴隷ドレイ、使用人
◆敵の蔑称(ベッショウ)「【荀子:卷第十九:大略篇】…氐羌之虜也…(「氐テイ」「羌キョウ」はいずれも古代中国西方の少数民族) {三国時代}
筆順
虜12+手3=総画数15 U+64C4 [ロ、ル、リョ/]
◆捕(と)らえる、捕(つかま)える、同「虜」
◆さっと掠(かす)め取る、「擄掠ロリャク・リョリャク」
筆順
虜12+木4=総画数16 U+3BED [ロ/やぐら] 櫓橹樐
◆城壁などに設けた高い物見台、望楼ボウロウ
◆壁のように木や板を組んだ大きな盾(たて)
◆(通常船尾で立った状態で)舟を漕(こ)ぐ棒状の道具、同「艪」
◆[日]木を高く組んだ構築物、四本足の台状のものや工事用の足場など
𤺿虜12+疒5=総画数17 U+24EBF [ロ、ル/] 𤻱
◆「𤸵𤺿ホロ」、胸が閊(つか)えたり腹が張ったりするする病気、同「痞」
虜12+舟6=総画数18 U+8263 [ロ、ル/]
◆(通常船尾で立った状態で)舟を漕(こ)ぐ棒状の道具、同「櫓」
筆順
虜12+金8=総画数20 U+942A [ロ/]
◆動物の皮や角(つの)を煮詰め膠(にかわ)を作るための釜(かま)の類、同「鏀」
◆刀の柄(つか)、同「鏀」
◆プルトニウムPlutonium(Pu、元素名)の旧称、中国(大陸)では「鈈」、中国(台湾)などでは「鈽」 {プルトニウム}
虜13+魚11=総画数24 U+4C90 [ロ、ル/]
◆魚名、未詳「【欽定續通志:卷一百七十九:昆蟲草木畧:魚類】魵一名鰕…(臣等謹案楊慎異魚圖贊注云䱡魵鱸𩷚鱳五魚皆出樂浪潘國見說文考說文魵出薉邪頭國䱡䲐䰽鱳出樂浪潘國楊氏合為一非是又誤䲐為鱸誤䰽為𩷚益非並附訂於此)」
虍6+7=総画数13 U+865E [グ/おそれ]
◆先のことをあれこれと考える
◆先のことに気をめぐらして心配する
◆周代(前11世紀~前256年)の始めに設けられた山や沢(さわ)の草木・鳥獣を管理する官職名「【前漢書:卷十九上:百官公卿表上】𠍳作朕虞育草木鳥獸(應劭曰𠍳伯益也虞掌山澤禽獸官名也師古曰𠍳古益字也虞度也主商度山川之事)」
◆古朝名、舜シュン(五帝の一人)の代にあったとされる、現山西省運城市平陸県付近 {山西省}
◆「騶虞スウグ」、獣名、姿は虎に似て体は白く黒い紋があり尾が長いという、「騶」参照
筆順
虞13+口3=総画数16 U+5673 [グ/]
◆「噳噳ググ」、シカ(鹿)などの動物が群れ集まるさま、またその鳴き声の形容
𡑾虞13+土3=総画数16 U+2147E [未詳/]
◆未詳「【墨子《摛藻堂四庫全書薈要》本:卷十四:備蛾傅】有𡑾厚十尺殺(「【墨子(《正統道藏》本):卷十四:備梯】有一鬲鬲厚十尺殺」では「鬲」)
虞13+水3=総画数16 U+6F9E [ギョ、ゴ/]
◆小高い丘に挟まれたて流れる川、山の間は「㵎」
虞13+鳥11=総画数24 U+9E06 [グ/]
◆「鸅鸆タクグ」、沢(さわ、湿地)を好み人が近づくと飛び去らずに大きな声で鳴くという鳥、山林・沼沢の管理を担う古代の官名を「澤虞タクグ」といい、あたかもこの役人のようだということから「鳥」を加え「鸅鸆」と呼ばれ、沢地を守ろうとしているかのようだということから「護田鳥コテンチョウ」、沢地が恋しく離れたくないようだということから「婟澤コタク」の名がある、同「鶭」「鴋」「【爾雅注疏:釋鳥】鶭澤虞(《疏》澤虞一名鶭郭云今婟澤鳥似水鴞蒼黑色常在澤中見人輒鳴喚不去有象主守之官因名云俗呼為護田鳥說文云婟嫪也聲類云婟嫪戀惜也以此鳥戀惜池澤見人不去因名婟澤鳥也)」
◆「蒼鸆ソウグ」、伝説上の鳥名、別名「鬼車鳥キシャチョウ」「九頭鳥キュウトウチョウ」
𪋬虞13+鹿11=総画数24 U+2A2EC [ゴ、グ/]
◆牡(おす)のキバノロ(牙獐、シカ科キバノロ属のシカ鹿)、牝(めす)は「麜リツ」、子は「麆ソ」「【爾雅注疏:釋獸第十八】麕牡麌(…)牝麜其子麆」
◆「𪋬𪋬ゴゴ」、シカ(鹿)が群れ集まるさま
虍6+7=総画数13 U+865F [コウ、ゴウ/] 号𠳯
◆大声を出す、大声で呼ぶ、「号令ゴウレイ」「怒号ドゴウ」
◆大きな声で泣く、また鳴く、また吼(ほ)える、「号泣ゴウキュウ」
◆名付ける、正式な名前、「称号ショウゴウ」
◆正式な名前以外の呼び名、名称、「記号キゴウ」「屋号ヤゴウ」
◆数字などの後ろに添えて順番・順位を表す語、「番号バンゴウ」「年号ネンゴウ」
筆順
號13+土3=総画数16 U+3671 [コウ、ゴウ/]
◆土製の釜(かま)、同「𡎪」「𧇼」
◆人名用字「【欽定續文獻通考:卷二百五:帝系考:晉國宗屬】…孟炬子季㙱…季㙱子均鋷…」「【廣東通志:卷二十七:職官志(二):右布政使】林㙱(福建人進士十年任)」
𤩭號13+玉4=総画数17 U+24A6D [コウ、ゴウ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石
𧰑號13+豆7=総画数20 U+27C11 [コウ、ゴウ/] 𧇼
◆土製の釜(かま)、同「㙱」
號13+食9=総画数22 U+9955 [トウ/] 飸𩞣𩞂𧈐
◆財ザイ(金品や土地などの価値あるもの)を余すところなく欲しがる、また必要以上に貯め込む、貪(むさぼ)る、食べ物は「餮」
◆「饕餮トウテツ」◇財を貪り食を貪るさま、貪欲なさま、またそのような人◇怪獣の名、貪食タンショク・ドンショクで凶悪だという、またそれを彫り込んだ器(「貪食であることから邪気さえも喰ってしまう」の意のようである)
筆順
豕部
虍6+8=総画数14 U+8661 [キョ、ゴ/] 𧇽𧆾𧇆
◆神獣の名、頭は鹿に体は龍に似るという「【後漢書:卷一下:光武帝記】…壞五銖錢更鑄小錢悉取洛陽及長安銅人鍾虡飛廉銅馬之屬以充鑄焉(…鍾虡前書音義日虡鹿頭龍身神獸也說文鐘鼓之跗以猛獸馬飾也…音義云飛廉神禽身似鹿頭如爵有角蛇尾文如豹文…)」
◆鐘ショウ(かね)や磬ケイなどの楽器を吊り下げる横木(「簨・𥯗・筍シュン」という)を支える縦木(支柱)、支柱や台(足)の部分には人や獣などが彫り込まれた、同「簴」「鐻」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」「【說文解字注:虍部:𧇽】鐘𡔷之柎也(木部曰柎咢足也靈臺有瞽{⿱𡔷目}傳皆曰植者曰虡橫者曰栒考工記曰梓人爲𥯗虡)飾爲猛獸」 {楽器(打楽器)}
𣝛虡14+木4=総画数18 U+2375B [キョ、ゴ/]
◆輈(チュウ、車に馬を繋ぐための棒で車台の中央から前方に向かって一本だけ取り付けたもの)や轅(エン、ながえ、車台の左右両側から前方に向かって取り付けたもの)などに描かれた模様「【晉書:志第十五】…並天子之法車皆朱班漆輪畫為𣝛文…𣝛文畫轅及轓…雲𣝛畫轅…雲𣝛畫輈…」「【字彙補:辰集:木部:𣝛】與虡𣚛同後漢輿服志𣝛文畫輈羽蓋華蚤」(「𣝛文」は「虡キョ」を象ったものと思われる、「虡」は、頭は鹿に体は龍に似るという神獣、ちなみにこの「虡」は鐘・磬などの楽器を吊り下げる架台の支柱や足の部分にも彫られる) {乗物(馬車)}
虡14+竹6=総画数20 U+7C34 [キョ、ゴ/] 𥲤
◆鐘ショウ(かね)や磬ケイなどの楽器を吊り下げる横木(「簨・𥯗・筍シュン」という)を支える縦木(支柱)、支柱や台(足)の部分には人や獣などが彫り込まれた、同「虡」「鐻」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」 {楽器(打楽器)}
𨮗虡14+金8=総画数22 U+28B97 [キョ、ゴ/] 鐻𨯼
◆鐘ショウ(かね)や磬ケイなどの楽器を吊り下げる横木(「簨・𥯗・筍シュン」という)を支える金属製の支柱、支柱や台(足)の部分は人や獣などが刻み込まれた、同「簴」「虡」
◆金銀器の名、未詳「【山海經:中山經】䰠武羅司之(武羅神名䰠即神字)其狀人面而豹文小腰而白齒(或作首)而穿耳以鐻(鐻金銀器之名未詳也音渠)其鳴如鳴玉…」
隹部
心部
月(肉)部
虍6+9=総画数15 U+8662 [カク、キャク/] 𧇧𣂭
◆トラ(虎)の五本の爪(寽リツ)の痕(あと)
◆周代(前11世紀~前256年)の国名、「東虢トウカク、現河南省鄭州市滎陽市 {河南省}」「西虢セイカク、現陝西省宝鶏市 {陝西省}」「南虢ナンカク、現河南省三門峡市陝州区」「北虢ホクカク、現山西省運城市平陸県 {山西省}
筆順
虢15+水3=総画数18 U+3D81 [カク/]
◆水が激しくぶつかり合いながら流れる、またその音「【說文解字注:水部:㶁】水裂去也(謂水分裂而去也韓愈文用㶁㶁字)」「【康熙字典:巳集上:水部:㶁】…《揚子·方言》激水也 又《集韻》霍虢切音砉與湱同水聲…」
𧭣虢15+言7=総画数22 U+27B63 [カク、キャク/]
◆「𧭣𧭣」、よく喋るさま
𧇖虍6+9=総画数15 U+271D6 [エイ/] 叡壡𡓝睿𥈠
◆ものの奥深くまで見通すことができるさま、ものの本質を見極めることができるさま
◆聡明なさま
◆天子を敬(うやま)って用いる語
𠮏𧇖15+又2=総画数17 U+20B8F [未詳/]
◆未詳
注解:「叡」の異体字か?
𤪽𧇖15+玉4=総画数19 U+24ABD [セン、ゼン/]
◆美しい玉ギョク(美しく高貴な石)、またその名、同「𤩅」「𤩋」「𤫀」
◆「𤪽璣センキ」、天球儀、渾天儀コンテンギ、地球を中心に置いて天体の方向や軌道を示した球状の器具、同「璇璣」
皿部
虍6+10=総画数16 U+8663 [ホウ、ボウ/] 𧇭𧇒𧇑
◆粗野な、粗野で荒々しい、凶暴な、同「暴」
◆虐(しいた)げる、力ずくで人を苦しめる
𧹁虣16+貝7=総画数23 U+27E41 [ケン/] 𧸾𧹂
◆姿は犬に似て力が強く獰猛な獣の名、同「贙」
◆粗野な、粗野で荒々しい、同「虣」「暴」
虍6+10=総画数16 U+8664 [ガン、ゲン/]
◆トラ(虎)が怒る、またそのさま
虤16+貝7=総画数23 U+8D19 [ケン/] 𧷠
◆姿は犬に似て力が強く獰猛な獣の名
鬲部
𧇩虍6+10=総画数16 U+271E9 [未詳/]
◆未詳
𤃒𧇩16+水3=総画数19 U+240D2 [未詳/]
◆未詳
𧇭虍6+10=総画数16 U+271ED [ホウ、ボウ/] 虣𧇒𧇑
◆粗野な、粗野で荒々しい、凶暴な、同「暴」
◆虐(しいた)げる、力ずくで人を苦しめる
𧸾𧇭16+貝7=総画数23 U+27E3E [ケン/] 𧹂𧹁
◆姿は犬に似て力が強く獰猛な獣の名、同「贙」
◆粗野な、粗野で荒々しい、同「虣」「暴」
𧇽虍6+11=総画数17 U+271FD [キョ、ゴ/] 虡𧆾𧇆
◆神獣の名、頭は鹿に体は龍に似るという「【後漢書:卷一下:光武帝記】…壞五銖錢更鑄小錢悉取洛陽及長安銅人鍾虡飛廉銅馬之屬以充鑄焉(…鍾虡前書音義日虡鹿頭龍身神獸也說文鐘鼓之跗以猛獸馬飾也…音義云飛廉神禽身似鹿頭如爵有角蛇尾文如豹文…)」
◆鐘ショウ(かね)や磬ケイなどの楽器を吊り下げる横木(「簨・𥯗・筍シュン」という)を支える縦木(支柱)、支柱や台(足)の部分には人や獣などが彫り込まれた、同「簴」「鐻」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」「【說文解字注:虍部:𧇽】鐘𡔷之柎也(木部曰柎咢足也靈臺有瞽{⿱𡔷目}傳皆曰植者曰虡橫者曰栒考工記曰梓人爲𥯗虡)飾爲猛獸」 {楽器(打楽器)}
𧃢𧇽16+艸3=総画数19 U+270E2 [キョ、ゴ/]
◆未詳、【廣雅】は「苦蕒クバイ」であろうとする、「苦蕒菜クバイサイ」は別名「苦𦼫・苦苣クキョ」といい、ニガナ(苦菜、キク科ニガナ属の草)を指す「【廣雅:卷十:釋草】蕒(麥蟹張揖云蕒𧃢也案白𧃢與苦蕒大異恐非)𧃢(巨)也」
𨯼𧇽16+金8=総画数24 U+28BFC [キョ、ゴ/] 鐻𨮗
◆鐘ショウ(かね)や磬ケイなどの楽器を吊り下げる横木(「簨・𥯗・筍シュン」という)を支える金属製の支柱、支柱や台(足)の部分は人や獣などが刻み込まれた、同「簴」「虡」
◆金銀器の名、未詳「【山海經:中山經】䰠武羅司之(武羅神名䰠即神字)其狀人面而豹文小腰而白齒(或作首)而穿耳以鐻(鐻金銀器之名未詳也音渠)其鳴如鳴玉…」
𧈅虍8+11=総画数19 U+27205 [ケキ、キャク/] 虩𡄼𡅗
◆(トラに出会ったりトラの尾を踏んでしまったりして)恐れ慄(おのの)くさま、びくびくするさま、「虩虩ケキケキ」、同「覤」
◆ハエトリグモ(蠅取蜘蛛)、ハエトリグモ科のクモ(蜘蛛)、「蠅虎・蠅狐ヨウコ」
𡅗𧈅19+口3=総画数22 U+21157 [ケキ、キャク/] 虩𧈅𡄼
◆(トラに出会ったりトラの尾を踏んでしまったりして)恐れ慄(おのの)くさま、びくびくするさま、「虩虩ケキケキ」、同「覤」
◆ハエトリグモ(蠅取蜘蛛)、ハエトリグモ科のクモ(蜘蛛)、「蠅虎・蠅狐ヨウコ」
虍6+12=総画数18 U+8669 [ケキ、キャク/] 𧈅𡄼𡅗
◆(トラに出会ったりトラの尾を踏んでしまったりして)恐れ慄(おのの)くさま、びくびくするさま、「虩虩ケキケキ」、同「覤」
◆ハエトリグモ(蠅取蜘蛛)、ハエトリグモ科のクモ(蜘蛛)、「蠅虎・蠅狐ヨウコ」
𡄼虩18+口3=総画数21 U+2113C [ケキ、キャク/] 虩𧈅𡅗
◆(トラに出会ったりトラの尾を踏んでしまったりして)恐れ慄(おのの)くさま、びくびくするさま、「虩虩ケキケキ」、同「覤」
◆ハエトリグモ(蠅取蜘蛛)、ハエトリグモ科のクモ(蜘蛛)、「蠅虎・蠅狐ヨウコ」


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