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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 言部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 言部] [部首索引]


言7+0=総画数7 U+8A00 [ゲン、ゴン/い・う、こと]
◆相手に伝えたいことを声に出してはっきりと述べる、またその内容、またそのための語ゴ(互いに意思の疎通を図るための言葉)
◆字ジ、文字
◆我(われ)、自分を指す語
◆ことば、いう、げん、部首名
筆順
言7+人2=総画数9 U+4FE1 [シン/まこと] 㐰訫䚱𡥪孞
◆誠実なさま、嘘偽りがないさま、言ったことを違(たが)えないさま
◆確かであるとして疑わない、一点の疑いもない、「信用する」の意
◆確かな、間違いない、確かに、本当に
◆確かであること(約束したこと)の証(あかし)
◆任せる、為(な)すがままにさせる、「行動・行為を信頼している」の意
◆便(たよ)り、知らせ、「音信インシン・オンシン」
◆まっすぐに伸びる、伸ばす、同「伸」
◆二泊する、一泊は「宿」「舍」、「信信シンシン(四泊する)」
筆順
言7+口3=総画数10 U+5501 [ゲン/]
◆傷つき悲しみ悩み苦しむ人に労(いた)わりや慰(なぐさ)めの言葉を掛ける、遺族を訪ねて労わりや慰めの言葉を掛ける、弔問チョウモンする、同「諺」「喭」「𣨌」、死者に最後の言葉を掛けるのは「弔」「【玉篇:卷三:人部第二十三:弔】丁叫切弔生曰唁弔死曰弔又音的至也」
言7+囗3=総画数10 U+5701 [ギン/]
◆「圁陽ギンヨウ」、古地名
言7+女3=総画数10 U+5A2E [ゲン/]
◆女性名用字
𡥪言7+子3=総画数10 U+2196A [シン/まこと] 信㐰訫䚱孞
◆誠実なさま、嘘偽りがないさま、言ったことを違(たが)えないさま
◆確かであるとして疑わない、一点の疑いもない、「信用する」の意
◆確かな、間違いない、確かに、本当に
◆確かであること(約束したこと)の証(あかし)
◆任せる、為(な)すがままにさせる、「行動・行為を信頼している」の意
◆便(たよ)り、知らせ、「音信インシン・オンシン」
◆まっすぐに伸びる、伸ばす、同「伸」
◆二泊する、一泊は「宿」「舍」、「信信シンシン(四泊する)」
言7+心4=総画数11 U+60A5 [イ/] 𢡃
◆心の中にあって外(言葉や態度・行動など)には出さない思いや考え、同「意」
◆心が満たされる、心地よい
◆十万(一万の十倍で「下数」と呼ばれる十進法での数)、同「億」
𢚘言7+心3=総画数10 U+22698 [未詳/]
◆未詳
𣁎言7+文4=総画数11 U+2304E [ヨ/ほま・れ、ほ・める] 譽誉
◆ほま・れ、よい評判
◆ほ・める、褒(ほ)める、褒(ほ)め称(たた)える
𣨌言7+歹4=総画数11 U+23A0C [ゲン/] 𣨹
◆遺族を訪ねて労わりや慰めの言葉を掛ける、弔問チョウモンする、同「諺」「喭」「唁」
𣵧言7+水3=総画数10 U+23D67 [クン、キン/] 𧥿𧥥
◆同「訓」
◆人名用字
𪺞言7+爿4=総画数11 U+2AE9E [未詳/]
◆未詳
言7+犬3=総画数10 U+72FA [ギン、ゴン/]
◆「狺狺ギンギン」◇犬が吠(ほ)えるさま、またその声◇言い争うさま、啀(いが)み合うさま
言7+玉4=総画数11 U+7402 [ゲン、ゴン/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石、「琂𤦁ゲンエン」「【弇州四部稿:卷一:賦部:玄嶽太和山賦】……琂𤦁瑦琟㺿琢為扆座躨跜虬螭乃籍…」
言7+石5=総画数12 U+40B4 [ケン、ゲン/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:䂴】五堅反䂴孝也」「【字彙補:午集:石部:䂴】五堅切音研䂴考也」「【陝西通志:卷十二:山川:南宫觀山】在州西南百五十里石笋凌空四壁如削嵐河水經其下砰䂴如雷不通舟楫」
言7+竹6=総画数13 U+41FE [ゲン、ゴン/]
◆簫ショウよりも大きい縦笛の一種 {楽器(管楽器)}
𦎍言7+羊6=総画数13 U+2638D [セン、ゼン/よ・い] 善譱𧮟𦏯𠲘𠵊𧨅
◆(形・容姿・味・状態・関係・行為・技量などが)良い、優(すぐ)れている、美しい、立派である、好(この)ましい
◆よくする、(時に、度々、何時も)よく~する
𦫁言16+舟6=総画数22 U+26AC1 [未詳/]
◆未詳
𧗳言7+行6=総画数13 U+275F3 [ケン、ゲン/てら・う]
◆(売り声を発しながら)物を売り歩く、物売り、同「䝮」
◆てら・う、悪いものを良いものであるかのように(ないものをあるかのように)言う、或いは見せる、言葉巧みに騙(だま)す、誑(たぶら)かす、同「䝮」(この義は物売りが言葉巧みに粗悪品を売りつけることがあったことからという)「【說文解字注:行部:𧗳】行且賣也(…謂行且賣姦僞惡物者後鄭云謂使人行賣惡物於市巧飾之令欺誑買者)」
𧠻言7+見7=総画数14 U+2783B [ケン、ゲン、ショウ、ソウ、ドウ、ノウ/]
◆乳児が飲んだ乳を吐く、吐き気を伴わずに吐く、同「哯」「【龍龕手鑑:卷三:見部第一:䙹𧠻】二或作哯今音現小兒飲乳也又不顧而吐也」
◆「𤿐𧠻ヒケン」、口を大きく開くさま「【正字通:午集中:皮部:𤿐】匹依音披開張也又𤿐䙹開口貌王延壽王孫賦脣𥀏㗩以𤿐䙹」
言7+言7=総画数14 U+8AA9 [ケイ、ギョウ/] 𧮣
◆意見を戦わせる、言い争う
𧨟言7+言7=総画数14 U+27A1F [オウ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:言部第三:𧨟】烏合反」
言7+辵4=総画数11 U+9019 [シャ/は・う]
◆迎える、客を出迎える、同「訝」「迓」
◆これ、この、それ、その、this、「這麼シャマ・ジャマァ(~のような、~のように)」
◆[日]は・う、手足を地に着けて進む
筆順
𨧕言7+金8=総画数15 U+289D5 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:戌集:金部:𨧕】並面切音𧦬見篇韻」
言7+雨8=総画数15 U+9705 [ショウ、ソウ/]
◆雷光が走り雷鳴が轟(とどろ)くさま
◆叩き付けるような激しい雨が降るさま
◆大勢のがやがやと騒(さわ)がしい声
𪘎言7+齒15=総画数22 U+2A60E [ギン、ゴン/]
◆歯の付け根の部分の肉、歯茎(はぐき)、同「齗」
𪘙言7+齒15=総画数22 U+2A619 [ゲツ、ゲチ/]
◆歯で噛(か)む、齧(かじ)る「【焦氏易林:卷第十六:*䷼(兊下巽上)中孚:頥】𪙨𪙨𪘙𪘙貧鬼相責無有懽怡一日九結(𪙨玉篇無𪘙倪結切噬也與齧同)(*{六十四卦(中孚)})
言7+2=総画数9 U+46AF [キョウ、トウ/]
◆大きな声、大声で叫(さけ)ぶ、同「訆」「叫」「【山海經:北山經】…有獸焉其狀如麢羊而四角馬尾而有距其名曰䮝善還(…)其鳴自䚯…」
◆討(う)つ、同「討」「【呂氏春秋:卷二十三:貴直論第三:原亂】六曰亂必有第(第次也)大亂五小亂三䚯亂三(大亂五謂晉國廢長立小立而復殺之也小亂三謂殺里克之黨也䚯亂三謂於朝欒盈以兵盡入于絳也)」
䚯9+网5=総画数14 U+7F70 [ハツ、ボチ、バツ、バチ/] 罸罚𦋬𠟟𠟑
◆軽い悪行に対する懲(こら)らしめ、軽い罪に対する叱責や罰金や鞭打ちなどの仕置(しおき)、重い罪に対するものを「刑」
筆順
言7+2=総画数9 U+8A07 [コウ/] 𧥻𠣭
◆大きな音や叫び声の形容
◆「匉訇ホウコウ」、大きな声や音
訇9+手3=総画数12 U+63C8 [コウ、オウ/]
◆打つ、打って大きな音を立てる、またその音、同「㧦」
◆掬(すく)う、同「掬」
𣮴訇9+毛4=総画数13 U+23BB4 [キク/] 毱毩𣮓𣯲𣮕𣮥
◆毛などの柔らかい物を革で球状に包んだ蹴鞠(けまり)用の鞠(まり)、同「鞠」
訇9+水3=総画数12 U+6E39 [コウ、セイ、ショウ/]
◆水が(激しく)ぶつかり合う音、水が石に打ち当たる(大きな)音、同「𤃫」
◆冷たく寒いさま、同「㵾」「儬」
𥔀訇9+石5=総画数14 U+25500 [コウ/]
◆辺りに響き渡る大きな音、同「訇」「𥕗」「硡」
𦑟訇9+羽6=総画数15 U+2645F [コウ/]
◆翼(ヨク、つばさ)を羽撃(はばた)かせて鳥が群(む)れ飛ぶさま、またその音、同「䎕」「【龍龕手鑑:卷二:羽部第二十七:𦑟䎕】呼萌反羣鳥弄翊也」
訇9+車7=総画数16 U+8F37 [コウ/]
◆多くの車が行き来する時の「ごろごろ」「がらがら」という地を揺るがすような大きな音、同「轟」「【集韻:卷四:平聲四:耕第十三:轟輷𨊷𨋮】說文羣車聲也或作輷𨊷𨋮」
◆「輘輷リョウコウ」、車が地を激しく踏み付けるような「ごろごろ」「がらがら」という大きな音
訇9+金8=総画数17 U+9367 [コウ/] 𨰌
◆鐘(かね)や鼓(つづみ)などの大きな音、「鏗鍧コウコウ」
訇9+革9=総画数18 U+97AB [キク/]
◆窮める、突き詰める、その先がないところまで行き着く、同「鞠」
◆罪を突き詰める、罪人を徹底的に取り調べる、同「𥷚」「鞠」
◆川が曲がって山の奥深くまで入り込んだ所、隈(くま)
筆順
𩜺訇9+食8=総画数17 U+2973A [エツ、エチ/]
◆噎(む)せる、食べ物が咽喉インコウ(のど)に閊(つか)える、同「噎」
◆饐(す)える、飯などの食物が傷む、同「饐」
言7+3=総画数10 U+8A0E [トウ/う・つ]
◆非ヒや罪ザイ(つみ)を厳(きび)しく咎(とが)める
◆治(おさ)める、平(たい)らげる、攻(せ)めて敵を排除ハイジョする
◆尋(たず)ねる、探(さが)す、隅々まで探し尽(つ)くす、「討論トウロン」
筆順
討10+人2=総画数12 U+50A0 [ハツ、ボチ/]
◆討(う)つ、同「伐」「【太玄經:斷】次八勇佅之傠盜蒙決(無道爲佅反義爲傠八爲火毋恃在子家隂位之隂故爲盗也無道反義衆惡所歸故宜決也)」
討10+网5=総画数15 U+7F78 [ハツ、ボチ、バツ、バチ/] 罰罚𦋬𠟟𠟑
◆軽い悪行に対する懲(こら)らしめ、軽い罪に対する叱責や罰金や鞭打ちなどの仕置(しおき)、重い罪に対するものを「刑」
筆順
𧏛討10+虫6=総画数16 U+273DB [/きさ]
◆[日]「𧏛貝比売(きさがいひめ)」、日本神話に登場する女神
言7+3=総画数10 U+8A13 [クン、キン/おし・える]
◆分かりやすく説明し教える、順を追って教え悟らせる
◆上位者の下位者に対する教えや指示
◆字句の意味や読み
◆[日]漢字の日本での読み
筆順
訓10+目5=総画数15 U+7793 [フン/]
◆眠(ねむ)る、寝(ね)る
言7+3=総画数10 U+8A17 [タク/かこつ・ける]
◆自分のものを他人(ひと)に預(あず)け、その取り扱いをその人の裁量サイリョウに委(ゆだ)ねる、信頼して任(まか)せる、安心して委(ゆだ)ねる、同「乇」「仛」「侂」「托」
◆かこつ・ける、他のことを口実にする、他の物事に事寄(ことよ)せる、~を口実にして~する
筆順
託10+冖2=総画数12 U+34C3 [ト、ツ、ツイ、ズイ、サ、シャ/] 𨶃
◆酒を入れた爵シャク(祭礼用の酒器)を神前に供える、またそれを地に注いで神に捧げる祭礼 {食器(酒器)}
𨶃託10+門8=総画数18 U+28D83 [ト、ツ、ツイ、ズイ、サ、シャ/]
◆酒を入れた爵シャク(祭礼用の酒器)を神前に供える、またそれを地に注いで神に捧げる祭礼 {食器(酒器)}
𧥧言7+3=総画数10 U+27967 [未詳/]
◆せかせかと次から次へと話す、「謥詷ソウトウ」「【龍龕手鑑:卷一:言部第三:𧥧】古詷今因洞𧩟詷詞言急也」
𧥧10+辵3=総画数13 U+48A3 [ヨウ/はる・か] 遙遥𨗽𨔚𨔠𨖈𨓧
◆どこまでもどこまでも続いているさま、遠く遠く離れているさま
◆右へ左へ揺れるように続くさま、長く続くさま
◆「逍䢣・徜徉・倘佯ショウヨウ」◇思いのままに(気の向くままに)ぶらぶらと歩き回ること◇気儘(きまま)に楽しむこと
言7+4=総画数11 U+46B5 [トウ、ツ/]
◆誘(さそ)う
𪏡䚵11+黃11=総画数22 U+2A3E1 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:亥集:黃部:𪏡】與斢音義同」
言7+4=総画数11 U+46BB [ヨウ/]
◆楽器などの伴奏なしに歌う、一人(で)歌う、同「謠」
䚻11+人2=総画数13 U+347E [ヨウ/]
◆心地よいさま、和(なご)むさま、「㑾㑾ヨウヨウ」、同「陶」
◆人民に労役ロウエキを課す、同「傜」「【玉篇:卷三:人部第二十三:㑾】余招切㑾役也」
◆まっすぐでないさま、平らでないさま、揃(そろ)っていないさま、同「傜」「【說文解字:人部:㑾】…自關以西物大小不同謂之㑾余招切」
䚻11+手3=総画数14 U+3A31 [ヨウ/ゆ・れる、ゆ・らぐ、ゆ・する、ゆ・さぶる] 揺搖摇摿𢭊𢳘𢭌
◆上下・左右・前後に行きつ戻りつするように動く、また動かす
𣤍䚻11+欠4=総画数15 U+2390D [ヨウ/] 𣣳𣤣
◆未詳「【龍龕手鑑:卷三:欠部第五:𣤍】或作𣣳正音遙氣出貌也」
𨖈䚻11+辵3=総画数14 U+28588 [ヨウ/はる・か] 遙遥𨗽𨔚𨔠䢣𨓧
◆どこまでもどこまでも続いているさま、遠く遠く離れているさま
◆右へ左へ揺れるように続くさま、長く続くさま
◆「逍𨖈・徜徉・倘佯ショウヨウ」◇思いのままに(気の向くままに)ぶらぶらと歩き回ること◇気儘(きまま)に楽しむこと
言7+4=総画数11 U+8A2D [セツ、セチ/もう・ける、しつら・える]
◆作る、作って据(す)える、拵(こしら)える
◆据え置く、必要なものを揃えて並べ置く
◆もし~、if
筆順
設11+艸3=総画数14 U+850E [セツ、セチ/]
◆香(かお)りのよい草
◆「蔎蔎セツセツ」、よい香りがするさま
◆チャノキ(茶の木)、ツバキ科ツバキ属の木、また若葉を摘(つ)み煎(せん)じた茶チャ「【茶經:卷上:一茶之源】茶者南方之嘉木也…其名一曰茶二曰檟三曰蔎四曰茗五曰荈(周公云檟苦荼楊執戟云蜀西南人謂荼曰蔎郭弘農云早取為茶晚取為茗或一曰荈耳)」 {チャノキ}
言7+4=総画数11 U+8A31 [キョ、コ/ゆる・す、もと、ばか・り]
◆ゆる・す、願いや話を聞き入れる、受け入れる
◆ゆる・す、認める
◆もと、~のところ(処、所)
◆ばか・り、凡(おおよ)そ~、~程(ほど)
◆「何許カキョ」◇何処(いずこ、どこ)、何処の~◇如何許(いかばかり)り、どれ程
◆春秋時代(前770年~前5世紀)の古諸侯国名、現河南省許昌市付近、古くは「鄦」字が使われた「【史記:卷四十二:鄭世家第十二】悼公元年鄦公(《集解》徐廣曰鄦音許許公靈公也)惡鄭於楚」「【說文解字注:邑部:鄦】炎帝大嶽之胤甫矦所封(…鄦許古今字…)」 {河南省}
筆順
許11+水3=総画数14 U+6EF8 [コ、ク/]
◆岸辺(きしべ)、岸(水面から"厂"字状に切り立ったところ)の陸地側の平らなところ、同「汻」「淲」「滹」
筆順
言2+4=総画数6 U+8BB8 [キョ、コ/ゆる・す、もと、ばか・り]
◆ゆる・す、願いや話を聞き入れる、受け入れる
◆ゆる・す、認める
◆もと、~のところ(処、所)
◆ばか・り、凡(おおよ)そ~、~程(ほど)
◆「何許カキョ」◇何処(いずこ、どこ)、何処の~◇如何許(いかばかり)り、どれ程
◆春秋時代(前770年~前5世紀)の古諸侯国名、現河南省許昌市付近、古くは「鄦」字が使われた「【史記:卷四十二:鄭世家第十二】悼公元年鄦公(《集解》徐廣曰鄦音許許公靈公也)惡鄭於楚」「【說文解字注:邑部:鄦】炎帝大嶽之胤甫矦所封(…鄦許古今字…)」 {河南省}
许6+水3=総画数9 U+6D52 [コ、ク/]
◆岸辺(きしべ)、岸(水面から"厂"字状に切り立ったところ)の陸地側の平らなところ、同「汻」「淲」「滹」
言7+5=総画数12 U+8A36 [カ/] 诃㱒
◆大声で怒鳴る、同「呵」
◆厳(きび)しく問う、問い詰める、「譏訶キカ」、「訶止カシ(厳しい口調で止める、制止セイシする)」「【太平廣記:卷三百三十:鬼十五:華妃】…欲入春明門門吏訶止之…」
◆「摩訶マカ」、大きい、勝(まさ)っている、優(すぐ)れている、mahā[梵]の音写
筆順
𦺞訶12+艸3=総画数15 U+26E9E [カ/] 𦱕
◆菜サイ(食用にする草)名、未詳
言7+5=総画数12 U+8A48 [リ/] 𧧧𧩥
◆しきりに悪口を言う、罵(ののし)る、「罵詈バリ」
筆順
詈12+心3=総画数15 U+3992 [リ/] 𢤇
◆ぺらぺらとよく喋るさま、あれこれと言葉を弄(もてあそ)ぶさま、同「謧」
◆「㦒忚リケイ」、人を惑(まど)わし騙(だま)そうとするような話「【方言:卷十】譠謾㦒忚欺謾之語也」
言7+6=総画数13 U+8A3E [シ/]
◆謗(そし)る、悪口を言う、悪口を言って人を傷付ける、同「呰」「訿」
◆一時しのぎをするばかりで為すべきことを為さないさま、「訾訾シシ」「【說文解字注:言部:訾】訾訾(逗二字今補)不思稱意也(釋訓云翕翕訿訿莫供職也毛傳云潝潝然患其上訿訿然不思稱其上不思稱其上者謂不思報稱其上之恩也大雅傳云訿訿寙不供事也…)」
◆ものの軽重や多寡タカを量(はか)る、計(はか)る
◆財貨、資産、費用、資金、同「貲」
◆疵(きず)、瑕(きず)、欠点、同「疵」「呰」
𢋀訾13+广3=総画数16 U+222C0 [シ/]
◆謗(そし)る、悪口を言う、悪口を言って人を傷付ける、同「訾」「【龍龕手鑑:卷一:言部第三:𧬟𧩢𢋀】三古訿訾二今子爾茲此子栘三反罵言也毀訾也五」
𤺒訾13+疒5=総画数18 U+24E92 [シ/]
◆謗(そし)る、悪口を言う、悪口を言って人を傷付ける、同「訾」
言7+6=総画数13 U+8A79 [セン/] 𦧕
◆くどくどと話す、次から次へとよく喋(しゃべ)る、「詹詹センセン」、同「噡」
◆至(いた)る、到(いた)る、行き着く
◆「詹事センジ」、秦代(前221年~前207年)頃から設けられた官職の名、皇后コウゴウ(天子の正妻)や太子タイシ(天子の庶子ショシ)の家事を司(つかさど)る
◆「詹諸センショ」、同「蟾蜍センジョ」◇ヒキガエル(蟇・蟾蜍)、ヒキガエル科のカエル、別名「蝦蟆・蝦蟇カマ・ガマ」「蛤蟆コウマ」◇月、月にはヒキガエル(蟾蜍)が住んでいるという伝説による
筆順
詹13+人2=総画数15 U+510B [タン/]
◆荷を肩に載せる、荷を担(かつ)ぐ、同「擔」
◆重量の単位、「一儋」は「二石」、同「擔」
詹13+口3=総画数16 U+5661 [セン/]
◆くどくどと話す、話が煩(わずら)わしい、同「詹」
◆訳の分からないことを言う、戯言(たわごと)を言う、同「譫」
詹13+山3=総画数16 U+5DA6 [セン、ゼン/]
◆山の峰
◆山の坂道
詹13+巾3=総画数16 U+5E68 [セン/] 𢅐
◆車の周りに垂らす帷(とばり、目隠し用の幕)、同「襜」
詹13+心3=総画数16 U+61BA [タン、ダン/]
◆心が乱されるようなこともなく静かで穏やかなさま
筆順
詹13+手3=総画数16 U+64D4 [タン/かつ・ぐ、にな・う]
◆荷を肩に載せる、背に載せるのは「負」、同「担」
◆荷や仕事を引き受ける、またその責任を負う、同「担」
◆重量の単位、「一擔(担)」は「二石」、同「担」 {各種単位}
注解:「担」は本来「軽く叩(はた)く、叩(たた)くようにして払う」の意で「擔」とは別字だが、現在は「擔」の異体字(同音同義字)として用いる
筆順
𣀁詹13+攴4=総画数17 U+23001 [セン/]
◆未詳「【康熙字典:卯集下:攴部:𣀁】《集韻》職琰切音颭*𣀁{⿰夾攴}舉手貌 又止染切音黵義同(「【集韻:卷六:上聲下:琰第五十:{⿰詹支}】{⿰詹支}{⿰夾支}舉手皃」は「*{⿰詹支}{⿰夾支}」)
詹13+日4=総画数17 U+66D5 [エン/]
◆日光に晒(さら)す、光を当てる、同「曬(晒)」
◆「弘曕コウエン」、清朝(大清、1644年~1912年) 第五代皇帝の愛新覚羅アイシンカクラ雍正ヨウセイの第六子、1733年~1765年
詹13+月(肉)4=総画数17 U+81BD [タン/きも、い]
◆肝臓で作られる脂肪の消化吸収を助ける液体(胆汁)を貯える器官、「胆嚢タンノウ」 {人体(内臓)}
◆気力や勇気の源(みなもと)
◆ものの内部にあって、ものを入れることができもの
注解:本来「胆」は「脂、口に塗る脂」の意で「膽」とは別字だが古くから同じ意に用いられた
筆順
詹13+木4=総画数17 U+6A90 [エン/のき] 𤗻𤖝
◆軒(のき)、庇(ひさし)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分、建物に直接雨や日差しなどが当たらないようにするための屋根、同「簷」「梠」「櫺」 {建物}
◆廊下などの屋根
◆帽子の鍔(つば)などの物を覆うものの周りに張り出した部分
筆順
詹13+水3=総画数16 U+6FB9 [タン、ダン/] 𣽃
◆水面が静かなさま、また穏やかなさま、同「恬」
◆水面が穏やかに揺れ動くさま
◆豊かでゆったりとしているさま、同「贍」
◆「沖澹・祌禫チュウタン」「祌䄡チュウセン」、淡々としたさま、さっぱりとしたさま「【別雅:卷三】祌䄡祌禫沖澹也…註祌䄡當為沖澹謂其言澹薄也…」
筆順
𤖝詹13+爿4=総画数17 U+2459D [エン/のき] 檐𤗻
◆軒(のき)、庇(ひさし)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分、建物に直接雨や日差しなどが当たらないようにするための屋根、同「簷」「梠」「櫺」 {建物}
◆廊下などの屋根
◆帽子の鍔(つば)などの物を覆うものの周りに張り出した部分
𤗻詹13+片4=総画数17 U+245FB [エン/のき] 檐𤖝
◆軒(のき)、庇(ひさし)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分、建物に直接雨や日差しなどが当たらないようにするための屋根、同「簷」「梠」「櫺」 {建物}
◆廊下などの屋根
◆帽子の鍔(つば)などの物を覆うものの周りに張り出した部分
詹13+瓦5=総画数18 U+7514 [タン、トン/] 𦉜
◆口は小さく胴が膨(ふく)らんだ小さい瓶(かめ)の類、また大きな瓶、大小や形は諸説あるという「【康熙字典:午集上:瓦部:甔】《註》徐廣曰大罌缶○按《玉篇》《韻會》《正韻》以爲小甖與諸解異」 {器(甔・鈚・渣斗)}
詹13+疒5=総画数18 U+765A [タン/]
◆無知な
◆愚かな
詹13+目5=総画数18 U+77BB [セン/]
◆仰(あお)ぎ見る、視線を上に向けて見る、見上げる
◆臨(のぞ)む、視線を下に向けて見る、高い位置から下を(遠くを)見る
筆順
詹13+示4=総画数17 U+4121 [セン/] 襜𧞟
◆体の前を覆う前掛け、前垂れ
◆車の帷(とばり、目隠し用の幕)
◆垂らした幕や布がひらひらとはためくさま
◆「襜褕センユ」、直裾チョクキョ(裾(すそ)がまっすぐなもの)で単衣(ひとえ)の深衣シンイ(上下が一体で体の前で重ね合わせるように着る衣裳) {服飾(衣服)}
詹13+竹6=総画数19 U+7C37 [エン/のき]
◆軒(のき)、庇(ひさし)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分、建物に直接雨や日差しなどが当たらないようにするための屋根、同「檐」 {建物}
筆順
𦉜詹13+缶6=総画数19 U+2625C [タン、トン/]
◆口は小さく胴が膨(ふく)らんだ小さい瓶(かめ)の類、また大きな瓶、大小や形は諸説あるという「【康熙字典:午集上:瓦部:甔】《註》徐廣曰大罌缶○按《玉篇》《韻會》《正韻》以爲小甖與諸解異」 {器(甔・鈚・渣斗)}
詹13+耳6=総画数19 U+8078 [タン/] 𦗯
◆耳朶ジダ(みみたぶ)が垂(た)れ下がっているさま
詹13+舌6=総画数19 U+821A [テン/] 𦧻
◆舌を出すさま、「舚舑、舚䑙テンタン」、同「蚦䗊」
詹13+艸3=総画数16 U+859D [セン/]
◆「薝蔔センフク」、クチナシ(梔子)、アカネ科クチナシ属の木「【農政全書:卷三十八:種植:木部】梔子司馬相如賦曰鮮支黃礫(註曰即支子 佛書稱薝蔔又名林蘭又名越桃又名禪友…)」 {クチナシ}
◆「薝棘センキョク」、草名(或いは木名)、未詳「【山海經:中山經】…又北五十二里曰合谷之山是多薝棘(未詳音瞻)」
詹13+虫6=総画数19 U+87FE [セン、ゼン/]
◆「蟾蜍センジョ」◇ヒキガエル(蟇・蟾蜍)、ヒキガエル科のカエル、別名「蝦蟆・蝦蟇カマ・ガマ」「蛤蟆コウマ」◇月、月にはヒキガエル(蟾蜍)が住んでいるという伝説による「【淮南子:精神訓】…月中有蟾蜍(蟾蜍蝦蟆)」
◆「蟾光センコウ」、月の光
筆順
詹13+衣5=総画数18 U+895C [セン/] 䄡𧞟
◆体の前を覆う前掛け、前垂れ
◆車の帷(とばり、目隠し用の幕)
◆垂らした幕や布がひらひらとはためくさま
◆「襜褕センユ」、直裾チョクキョ(裾(すそ)がまっすぐなもの)で単衣(ひとえ)の深衣シンイ(上下が一体で体の前で重ね合わせるように着る衣裳) {服飾(衣服)}
詹13+言7=総画数20 U+8B6B [セン/]
◆訳の分からないことを言う、戯言(たわごと)を言う、同「噡」
◆次から次へとよく喋(しゃべ)る
筆順
詹13+言2=総画数15 U+8C35 [セン/]
◆訳の分からないことを言う、戯言(たわごと)を言う、同「噡」
◆次から次へとよく喋(しゃべ)る
詹13+貝7=総画数20 U+8D0D [セン、ゼン/] 𧸸赡
◆足りないものを補い満たす、また与える、また与え助ける
◆満ち足りた、豊かな
筆順
詹13+貝4=総画数17 U+8D61 [セン、ゼン/] 贍𧸸
◆足りないものを補い満たす、また与える、また与え助ける
◆満ち足りた、豊かな
詹13+足7=総画数20 U+4828 [セン/] 𨅧
◆(馬が)疾走シッソウする、同「趈」
𨊍詹13+身7=総画数20 U+2828D [タン、トン/] 𨊗𨈔𨈨𨈦
◆楽しむ、好(この)む
◆耽(ふけ)る、夢中になる、他のことを忘れてのめり込む、同「耽」「躭」「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷一:身部第三十三:𨊗𨊍𨈔*𨈡𨈢】五俗躭正丁含反好也翫也(《四部叢刊續編》本では「*𨈦𨈨」)
詹13+門8=総画数21 U+49B2 [エン/]
◆(宗廟の)門の軒(のき、屋根の建物の外に張り出した部分)、宗廟の門
◆門や扉を小さく開けてこっそりと外を窺う、隙間から覗き見る、同「闚」
詹13+革9=総画数22 U+97C2 [セン/]
◆障泥ショウデイ(あおり)、馬の両脇腹に垂らして泥(どろ)を除(よ)けるための馬具、同「𩍲」
詹13+韋9=総画数22 U+4A9C [セン/]
◆覆(おお)い、覆ったり遮(さえぎ)ったりするもの
◆体の前を覆う前掛け、前垂れ、同「襜」
◆屋根や帽子などの周りに張り出した部分、同「檐」
◆障泥ショウデイ(あおり)、馬の両脇腹に垂らして泥(どろ)を除(よ)けるための馬具、同「韂」
𩟋詹13+食7=総画数20 U+297CB [セン、ゼン/]
◆足りる、満ち足りる、同「贍」
詹13+黑12=総画数25 U+9EF5 [タン、セン/] 𪒧
◆黒、黒い
◆黒ずむ、汚(よご)れて黒くなる
◆「黵面タンメン」、罰として顔に入れ墨(いれずみ、刺青)をする「【通典:卷:一百六十四:刑二:刑制中:】…補兵遇赦降死黵面爲劫字…」
𦎍羊部
𧨅言7+6=総画数13 U+27A05 [セン、ゼン/よ・い] 善譱𧮟𦏯𦎍𠲘𠵊
◆(形・容姿・味・状態・関係・行為・技量などが)良い、優(すぐ)れている、美しい、立派である、好(この)ましい
◆よくする、(時に、度々、何時も)よく~する
𦢃𧨅14+月(肉)4=総画数18 U+26883 [セン、ゼン/]
◆よく吟味された食材で調理された美味(おい)しい食事、また美味(おい)しい食事を調(ととの)える、また食事を勧める
◆[日]用意した料理を載せる台
◆[日]飯を盛った茶碗の数、おかわりした回数を数える語
◆[日]箸の一対(二本で一組)を数える語
𦆶𧨅14+糸6=総画数20 U+261B6 [セン、ゼン/つくろ・う] 繕𦆇缮
◆衣服の綻(ほころ)びなどを元通りにする、補修する、同「敾」
◆間違いや欠けたところなどを補い修正しながら書き写す、同「𧭽」
言7+7=総画数14 U+46E3 [ヘイ、ヒョウ/]
◆言葉、口から声に出す意味のある音「【玉篇:卷九:言部第九十:䛣】匹丁切言也」
◆「䛣譠ヘイタン」、未詳「【集韻:卷四:平聲四:尤第不決:䛣】䛣譠不決」
𠏬䛣14+人2=総画数16 U+203EC [未詳/]
◆未詳「【字彙:子集:人部:𠏬】披經切聘平聲使也補也」「【正字通:子集中:人部:𠏬】俗俜字舊註使也義與俜同別訓補也誤」「【康熙字典:子集中:人部:𠏬】《集韻》同𥪁(「【集韻:卷四:平聲四:青第十五:𢖊𥪁】說文使也」は「𠏬」ではなく「𢖊」)
𢖊䛣14+彳3=総画数17 U+2258A [未詳/]
◆未詳、同「𢓳」「𥪁」「【玉篇:卷十:彳部第一百十九:𢖊】匹丁切使也𢓳同上俗」「【龍龕手鑑:卷四:彳部第十七:𢖊】或作𢓳正疋丁反使也與俜同」
言7+7=総画数14 U+8A93 [セイ、ゼ、ゼイ/ちか・う、ちか・い] 𣂶𣂯
◆固く守ることを約束する、忠誠や決心などの意思を言葉にして違(たが)うことがないことを約束する
◆戒(いまし)める、誡(いまし)める、間違い(手違い)がないよう約束させる
筆順
𡂉誓14+口3=総画数17 U+21089 [未詳/]
◆音写字(音オンを表す漢字)「【道法會元:卷一百五十九:三十六字祕呪】{⿰口曇}𡂉啼嚟啺嚂喤{⿰口⿳𠂊田日}吔𠿨𠷯𠿨{⿰口菩}喏嚄𡂻𠿞咃{⿰口朋}{⿰口鑑}咮㘆吜{⿰口乚}{⿰口覆}唓{⿰口仙}{⿰口聞}{⿰口閔}{⿰口狂}噯噂{⿰口勝}{⿰口翼}{⿰口品}𠸩急急如律令敕(道教の呪文、唱え祈る際の言葉)
言7+7=総画数14 U+8A9E [ギョ、ゴ/かた・る、かた・らう]
◆他に向かって述べる、また告げる、考えや思い・言い伝えなどを話す
◆意味を持つ言葉、話(はなし)
筆順
𡂂語14+口3=総画数17 U+21082 [未詳/]
◆音写字(音オンを表す漢字)「【東溟奏稿(テキスト版):卷之二:計開】…𡃳𡂂、𠮡貯、嚰■〈口㝉〉、■〈口目〉𠱃哩、驢𠱃、…」
言7+7=総画数14 U+8AA9 [ケイ、ギョウ/] 𧮣
◆意見を戦わせる、言い争う
誩14+言7=総画数21 U+8B76 [トウ、ドウ/] 𧭛𨑂
◆次から次へと喋(しゃべ)るさま、話が途切れないさま
◆「𢕬譶ソウトウ」、大勢の人の声が入り混じるさま、大勢の人の声が途切れないさま
𧭛誩14+言7=総画数21 U+27B5B [トウ、ドウ/] 譶𨑂
◆次から次へと喋(しゃべ)るさま、話が途切れないさま
◆「𢕬𧭛ソウトウ」、大勢の人の声が入り混じるさま、大勢の人の声が途切れないさま
調言7+8=総画数15 U+8ABF [チョウ、ジョウ/ととの・える、ととの・う、しら・べる]
◆整える、釣り合いを取る、バランスbalanceを取る、不均衡・不公平などでない状態にする、不快感・違和感などを感じない状態に整える、「調和チョウワ」
◆音律・音階の具合、音や声の抑揚ヨクヨウの具合、またそれを合わせる
◆揃える、取り揃える
◆古代の税「租・庸・調」の一つ、租ソ(穀物)・庸ヨウ(労役)以外の布などの現物
筆順
𤂂調15+水3=総画数18 U+24082 [テキ、ジャク/]
◆(揺すりながら)水で汚れを洗い流す、同「蕩」
言7+8=総画数15 U+8AF8 [ショ/もろもろ、もろ] 諸诸𧭷𢒕𣦁
◆多くの、様々の
◆これ、この、this、「之於シオ」「之乎シコ」を「諸」一字で表したもの
筆順
諸16+人2=総画数18 U+5132 [チョ、ジョ/もう・ける]
◆蓄(たくわ)える、貯(たくわ)える
◆用意しておく、準備しておく
◆天子や諸侯などの高位の人の後を継ぐ予定の世嗣セイシ(よつぎ)、「後継者として準備されている人」の意
◆[日]もう・ける、利益を得る
筆順
𢥃諸15+心3=総画数18 U+22943 [チョ/]
◆未詳「【禪宗永嘉集:三乘漸次第七(CBETA 中華電子佛典協會)】順情則嬉怡生愛。違意則𢛨𢥃懷瞋。」
諸16+木4=総画数20 U+6AE7 [ショ/かし]
◆「苦櫧クショ」、ブナ科シイ属の木、学名はCastanopsis sclerophylla、堅く腐りにくいことから建物の柱などに用いるという
◆「米櫧ベイショ」、タカサゴジイ(高砂椎)、ブナ科シイ属の木 {タカサゴジイ}
◆[日]カシ(樫)、ブナ科コナラ属の木 {カシ}
諸15+石5=総画数20 U+40F4 [ショ/]
◆「礛䃴カンショ」、宝石などを磨(みが)くための青い砥石(といし)
諸16+艸3=総画数19 U+85F7 [ショ/]
◆イモ(芋)類の総称 {イモ}
◆「甘藷カンショ」、サツマイモ(薩摩芋)、ヒルガオ科サツマイモ属の植物、またその根茎 {サツマイモ}
◆「藷藇ショヨ」、ナガイモ(長芋)、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の草、同「薯蕷」 {ナガイモ}
筆順
諸15+虫6=総画数21 U+8829 [ショ/]
◆「蟾蠩・蟾蜍センジョ」、ヒキガエル(蟾蜍)、ヒキガエル科のカエル
◆「蜛蠩キョショ」、虫名、未詳、姿はカイコ(蚕)に似て長さは二三尺、左右に足が伸び尾は幾つかに分かれ食用になるという「【御定歷代賦彙:卷二十五:江賦】…蜛蠩森衰以垂翹…」「【龍龕手鑑:卷二:䖝部第二:蠩】音諸蜛蠩一頭數尾大二三尺左右有脚狀如蚕可食也」
言2+8=総画数10 U+8BF8 [ショ/もろもろ、もろ] 諸諸𧭷𢒕𣦁
◆多くの、様々の
◆これ、この、this、「之於シオ」「之乎シコ」を「諸」一字で表したもの
诸10+人2=総画数12 U+50A8 [チョ、ジョ/もう・ける]
◆蓄(たくわ)える、貯(たくわ)える
◆用意しておく、準備しておく
◆天子や諸侯などの高位の人の後を継ぐ予定の世嗣セイシ(よつぎ)、「後継者として準備されている人」の意
◆[日]もう・ける、利益を得る
诸10+木4=総画数14 U+69E0 [ショ/かし]
◆「苦槠クショ」、ブナ科シイ属の木、学名はCastanopsis sclerophylla、堅く腐りにくいことから建物の柱などに用いるという
◆「米槠ベイショ」、タカサゴジイ(高砂椎)、ブナ科シイ属の木 {タカサゴジイ}
◆[日]カシ(樫)、ブナ科コナラ属の木 {カシ}
言2+8=総画数10 U+8C01 [スイ、ズイ/だれ、たれ]
◆だれ、「だれ?」「何という名の人?」「どのような人?」「どこの人?」などの人の名や素性(スジョウ)を問(と)う疑問代名詞、who
◆「誰何スイカ」◇誰だか分からない人◇あなたは誰なのかと問う
◆「ある人」「~の人」「だれか」などの不特定の人を表す語、someone
谁10+隹8=総画数18 U+96E0 [シュウ、ジュ/] 讎讐𩀕
◆相手の問いに答える、また働きかけに応(こた)える、同「𢢧」「𠵁」
◆対等に付き合う相手、行動を共にする人、二人で対したときの相手、同「𢛇」
◆相手に報(むく)いる
◆相手を怨(うら)む、怨みを持つ相手、同「仇」
◆字句の間違いを正す
言7+9=総画数16 U+8AFC [ケン、コン/]
◆言葉巧みに人を騙(だま)す、作り事(つくりごと)を言って欺(あざむ)く、同「詐」
◆忘れる、同「諠」
◆「諼草ケンソウ」、カンゾウ(萱草)、ススキノキ科ワスレグサ属の草、別名「ワスレグサ(忘れ草)」「忘憂草ボウユウソウ」 {カンゾウ}
諼16+艸3=総画数19 U+8610 [ケン、コン/]
◆「諼草ケンソウ」、カンゾウ(萱草)、ススキノキ科ワスレグサ属の草、同「萱草・藼草」「鹿葱・蔍葱ロクソウ」「萓莮ギダン」、別名「ワスレグサ(忘れ草)」「忘憂草ボウユウソウ」 {カンゾウ}
◆「蘐園ケンエン」、荻生徂徠オギュウソライ(1666年~1728年、江戸時代中期の儒学者)の号
言2+9=総画数11 U+8C12 [エツ、オチ/] 謁謁
◆身分の高い人に面会する、また面会して申し上げる、或いは願い事をする
◆名前を書いた札、名刺
谒11+艸3=総画数14 U+853C [アイ/] 藹譪
◆樹木が陽を遮(さえぎ)る程に生い茂っているさま
◆良い人材がたくさん揃っているさま
◆「蔼蔼アイアイ」◇草木が盛んに生い茂るさま◇多いさま、多く集まっているさま◇薄暗いさま◇和(なご)やかなさま
谒11+雨8=総画数19 U+972D [アイ/もや] 靄䨠
◆水蒸気や煙などの霧状のものが空気中に立ち籠めるさま、霧よりも薄いもの、気象学上では視程が1km以上10km未満の状態、1km未満は「霧」 {靄}
言7+9=総画数16 U+FA62 [エツ、オチ/] 謁谒
◆身分の高い人に面会する、また面会して申し上げる、或いは願い事をする
◆名前を書いた札、名刺
謁16+艸3=総画数19 U+85F9 [アイ/] 蔼譪
◆樹木が陽を遮(さえぎ)る程に生い茂っているさま
◆良い人材がたくさん揃っているさま
◆「藹藹アイアイ」◇草木が盛んに生い茂るさま◇多いさま、多く集まっているさま◇薄暗いさま◇和(なご)やかなさま
筆順
謁16+雨8=総画数24 U+9744 [アイ/もや] 霭䨠
◆水蒸気や煙などの霧状のものが空気中に立ち籠めるさま、霧よりも薄いもの、気象学上では視程が1km以上10km未満の状態、1km未満は「霧」 {靄}
筆順
言7+10=総画数17 U+8B07 [ケン/] 𠹟𠽱𡄓𡅶
◆吃(ども)る、言葉や声が閊(つか)える・同じ言葉を繰り返すなど、淀(よど)みなく話すことが難(むずか)しい、同「𧬯」「㔓」
◆率直に話す、直言する
筆順
𧮎謇17+言7=総画数24 U+27B8E [ケン/] 𧬯𧮈𧪤
◆吃(ども)る、言葉が閊(つか)える・同じ言葉を繰り返すなど、淀(よど)みなく話すことが難(むずか)しい、同「謇」「㔓」
言7+10=総画数17 U+8B08 [ハク、ホク、ボク/] 𧬉
◆(激しい痛みなどに)体を捩(よじ)って大声を上げる、同「𧭤」「【說文解字注:言部:謈】大嘑自冤也」
𡄗謈17+口3=総画数20 U+21117 [ハク、ホク/] 𡅜
◆大きな声、同「嚗」「【集韻:卷九:入聲上:覺第四:嚗𡄗】聲也荘子𡄗然放杖而笑」
𢥑謈17+心3=総画数20 U+22951 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:覺第四:𢥑懪】爾雅𢥑𢥑悶也(【爾雅】を引くが【爾雅注疏《武英殿十三經注疏》本】【爾雅注疏《乾隆御覽四庫全書薈要》本】【爾雅《四部叢刊初編》本】【爾雅疏《《四部叢刊續編》本】はいずれも「懪{⿰忄暴}」で「𢥑{⿰忄謈}」は見当たらなかった)
𤃵謈17+水3=総画数20 U+240F5 [ホウ、ボウ、ホク、ボク、バク/たき] 瀑𤄗
◆滝のように降る激しい雨
◆激しく水が流れ落ちる滝
◆水しぶきが飛び散る
𤜈謈17+牛4=総画数21 U+24708 [ハク、ボク、ホウ、ビョウ/] 犦𤜌
◆コブウシ(瘤牛)、ウシ科ウシ属の哺乳類、姿はウシ(牛)に似て項(うなじ、首から背にかけての部分)に大きな瘤のようなが突起がある、「犦牛ハクギュウ」、同「犎牛ホウギュウ」
言7+10=総画数17 U+8B22 [未詳/]
◆未詳
謢17+艸3=総画数20 U+4576 [コ、ゴ/]
◆草名、未詳「【酉陽雜俎:卷十九:廣動植類之四:草篇】䕶門草常山北草名䕶門寘諸門上夜有人(一曰物)過輒叱之」
◆同「護」
𧪵言7+10=総画数17 U+27AB5 [キ、カイ、ケ/] 謉𧫏
◆恥じる、恥じ入る、同「愧」
◆嘘を言う、嘘を言って騙(だま)す、同「詭」
◆「謉諢カイコン」、面白(おもしろ)おかしい冗談
𧮊𧪵17+言7=総画数24 U+27B8A [タイ、デ、ダイ/] 𧮓
◆大勢の人の声が入り乱れて喧(やかま)しい、騒(さわ)がしい、またその声
言7+12=総画数19 U+470C [ラン/]
◆(糸や紐などが)縺(もつ)れる、乱れる
◆縺れを解(と)く、(乱れているものを)秩序ある状態にする、治(おさ)める、同「亂(乱)」
◆切れ目なく繋(つな)がっている
筆順
𠙳䜌17+几2=総画数19 U+20673 [未詳/]
◆未詳
䜌19+十2=総画数21 U+535B [ソツ、シュツ、スイ、リツ、リチ/ひき・いる]
◆鳥を捕らえるための網、一網打尽にする網
◆ひき・いる、全体(集団)が乱れないよう一つに纏(まと)める、「統率トウソツ」
◆従う、纏まり・基準などからはみ出ないようにする、道を誤らないように導(みちび)く、同「䢦」「𧗿」
◆規範、基準
◆全体として不釣り合い(不公平)にならないよう配分・配置する
◆幾つかのものを比べた時のそれぞれの量、割合、「比率ヒリツ」
◆あるがまま、まじけがない
𠮓䜌19+又2=総画数21 U+20B93 [ヘン/か・える、か・わる] 變𦇥𣀵𢻝変变𢒛𢒟𢒭㣐𢒪𢒦
◆これまでとは違ったものになる、また改まる、これまでとは違ったものにする、また改める、まだ元の様子が分かる程度の変化・全体の中の一部だけの変化を指し、全く別のものに変化するのは「化」
◆これまでと違う、いつもと違う、おかしい、またその状態、またそのような出来事
䜌19+囗3=総画数22 U+571D [ラン/]
◆円(まる)くなる
◆「團圝・団圝ダンラン」◇丸いさま◇集まってぐるりと円エンを成すこと
䜌23+囗3=総画数26 U+571E [ラン/]
◆円(まる)くなる
◆「團圞・団圞ダンラン」◇丸いさま◇集まってぐるりと円エンを成すこと
䜌19+大3=総画数22 U+5971 [未詳/]
◆未詳「【說文解字注:𠬜部:奱】樊也(此與手部攣音義皆同玉篇云攀𠮖也)」「【康熙字典:丑集補遺:大部:奱】《篇海類編》閭員切音聯攀也亦作欒」
䜌19+女3=総画数22 U+5B4C [レン/] 𡢛娈𡤣㜻𡤨
◆美しい、愛らしい
◆慕(した)う、恋い慕う
筆順
𡤣䜌19+女3=総画数22 U+21923 [レン/] 孌𡢛娈㜻𡤨
◆美しい、愛らしい
◆慕(した)う、恋い慕う
𡤨䜌19+女3=総画数22 U+21928 [レン/] 孌𡢛娈𡤣㜻
◆美しい、愛らしい
◆慕(した)う、恋い慕う
孿䜌19+子3=総画数22 U+5B7F [レン/] 㝈孪
◆双生児、双子(ふたご)
筆順
䜌19+山3=総画数22 U+5DD2 [ラン/]
◆山が幾重(いくえ)にも連なっているさま
◆頂(いただき)が尖った小さな山「【說文解字:山部:巒】山小而銳」
筆順
𢍶䜌19+廾3=総画数22 U+22376 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:䜌部第四十四:{⿱䜌(𦭊-艹)}】古𢍶今卛正居願反卛旼物也又芳萬反量也」「【字彙:寅集:廾部:𢍶】與㪻同説文杼滿也○又與攣同攀𢍶也」「【正字通:寅集下:廾部:𢍶】與㪻通又與攣同攀𢍶也」
䜌19+弓3=総画数22 U+5F4E [ワン、エン/]
◆弓に矢を番(つが)えて引く
◆弓なりに曲がる
筆順
䜌19+心4=総画数23 U+6200 [レン/こい、こい・しい、こ・う] 恋𤕈
◆思いを断ち切れないさま、「恋恋レンレン」「恋慕レンボ(思い慕う気持ちを断ち切れないさま)」
◆異性に対して抱く愛情、また愛情を抱く
筆順
䜌19+手4=総画数23 U+6523 [レン/つ・る]
◆断ち切れずに繋(つな)がる、繋がりが断ち切れない
◆繋いで引っ張る、引っ張られる
◆つ・る、筋(すじ)が縮んで一緒に肉も縮むような感じになる、互いに繋がっていて片方を引くと一方も一緒に引っ張られる、「痙攣ケイレン」
筆順
𣀵䜌19+攴4=総画数23 U+23035 [ヘン/か・える、か・わる] 變𠮓𦇥𢻝変变𢒛𢒟𢒭㣐𢒪𢒦
◆これまでとは違ったものになる、また改まる、これまでとは違ったものにする、また改める、まだ元の様子が分かる程度の変化・全体の中の一部だけの変化を指し、全く別のものに変化するのは「化」
◆これまでと違う、いつもと違う、おかしい、またその状態、またそのような出来事
䜌19+斗4=総画数23 U+3ABB [ケン、コン、ハン、ホン/]
◆液体を汲(く)み上げ他の器に入れる、またそのための柄杓(ひしゃく)「【說文解字注:斗部:㪻】杼滿也(…今賣酒家汲酒於甕中之器名曰酒端傾入於屚篼而注於酒缾是其物也…)」
䜌19+日4=総画数23 U+66EB [ラン/]
◆陽が暮(く)れる頃、黄昏(たそがれ)
𦣐䜌19+月(肉)4=総画数23 U+268D0 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:比部:𣬐】又一云{⿱㲋■}字之譌石鼓文𦣐之𣬒𣬒」
䜌19+木4=総画数23 U+6B12 [ラン/] 栾𣡵
◆モクゲンジ、ムクロジ科モクゲンジ属の木 {モクゲンジ}
◆柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える役目をする"U"字形の木材、日本では「肘木(ひじき)」とも呼ばれる、同「栱」、方形の木材は「櫨」 {建物}
◆双生児、同「孿」
筆順
𣦱䜌19+止4=総画数23 U+239B1 [ヒ/くつわ] 轡辔𨏯𦆕𢥩𢢦𦇷𨏷
◆馬などを操(あやつ)るための手綱(たづな)
◆[日]銜(くつわ)、馬銜(はみ)、馬の口に咥(くわ)えさせる馬具で、金属製の棒(口に咥えさせる部分)とその両端の環状の金具(ここに手綱を繋ぐ)から成る {乗物(馬車)}
䜌19+水4=総画数23 U+7053 [ラン/] 𤅇
◆川から水が溢(あふ)れ出て辺りが水浸(みずびた)しになる「【戰國策校注:卷第七】灓水齧其墓(灓漏流也)」
𤅇䜌19+水3=総画数22 U+24147 [ラン/]
◆川から水が溢(あふ)れ出て辺りが水浸(みずびた)しになる「【戰國策校注:卷第七】灓水齧其墓(灓漏流也)」
𤓖䜌19+火4=総画数23 U+244D6 [未詳/]
◆未詳「【石屏詩集:卷第一:{⿰忄頼}不作書急口令寄{⿱宀竒}朝士】一願善調𤓖二願強加飯三願保太平官職日九轉」
𤼙䜌19+疒5=総画数24 U+24F19 [レン/] 癴𤼣癵𩪾
◆病気で体が曲がる
䜌19+目5=総画数24 U+77D5 [バン、メン、マン/]
◆視(み)る、じっと見る、見入(みい)る「【漢書(前漢書):卷一百上:敘傳第七十上】…矕龍虎之文舊矣(孟康曰矕被也易曰大人虎變其文炳也言文章之盛久也晉灼曰矕視也言目厭見其文久矣…)」
䜌19+网5=総画数24 U+7F89 [ラン/]
◆イノシシ(猪、イノシシ科の哺乳類)などを捕(と)らえる網
䜌19+肉6=総画数25 U+81E0 [レン/]
◆肉の塊を小さく切り分けたもの、細切り肉、薄切り肉
筆順
𧄶䜌19+艸3=総画数22 U+27136 [ラン、レン/] 䖂虊
◆ジュンサイ(蓴菜)、スイレン科ジュンサイ属の水草、同「茆」「𦽏葵フキ」 {ジュンサイ}
䜌19+虫6=総画数25 U+883B [バン、メン/] 𧖖蛮
◆南方の異民族を指す語、「南蠻ナンバン」、東は「夷イ、東夷トウイ」、西は「戎ジュウ、西戎セイジュウ」、北は「狄テキ、北狄ホクテキ」
◆自国(民族)以外の国(民族)を卑(いや)しめて呼ぶ語
◆文明が開けていないさま、粗野なさま、洗練されていないさま
◆「蠻蠻バンバン」、伝説上の鳥名、姿はカモ(鴨)に似て一つ目で片翼、二羽が一緒になって初めて飛ぶことができるという、同「𪈿𪈿」、別名「鶼鶼ケンケン」「比翼鳥ヒヨクチョウ」「【山海經:西山經】有鳥焉其狀如鳬而一翼一目相得乃飛名曰蠻蠻(比翼鳥也色青赤不比不能飛爾雅作鶼鶼鳥也)見則天下大水」
筆順
𧟏䜌19+衣6=総画数25 U+277CF [コン/] 衮袞𧙰𧚹䙛𧟗
◆天子や三公サンコウ(最も上位の三つの官職、またその職に就いている人)が公式行事の際に着用する龍(天子は昇竜、三公は降竜)の模様が描かれた衣服「【詩經:豳風:九罭】…我覯之子衮衣繡裳(《音義》…天子畫升龍於衣上公但畫降龍…)」
◆三公、別称「三槐サンカイ」、周代(前11世紀~前256年)・元(1271年~1368年)・明(1368年~1644年)・清(1644年~1912年)では太師タイシ・太傅タイフ・太保タイホ、秦(前221年~前206年)・前漢(西漢、前202年~8年)では丞相ジョウショウ(大司徒)・太尉タイイ(大司馬)・御史大夫ギョシタイフ(大司空)、後漢(東漢、25年~220年)から唐(618年~907年)では司徒シト・司空シクウ・太尉タイイ
𨏷䜌19+車7=総画数26 U+283F7 [ヒ/くつわ] 轡辔𨏯𦆕𣦱𢥩𢢦𦇷
◆馬などを操(あやつ)るための手綱(たづな)
◆[日]銜(くつわ)、馬銜(はみ)、馬の口に咥(くわ)えさせる馬具で、金属製の棒(口に咥えさせる部分)とその両端の環状の金具(ここに手綱を繋ぐ)から成る {乗物(馬車)}
䜌19+金8=総画数27 U+947E [ラン/]
◆天子の馬車の軛(くびき、牛馬の首に掛ける"へ"字状の馬具)に立てるように取り付ける金属製の飾り、鈴のようにな音が出るように作る、同「鸞」 {楽器(鈴)}
◆天子、天子の乗る馬車
筆順
𨷻䜌19+門8=総画数27 U+28DFB [ラン/]
◆脇門(わきもん)をすり抜け妄(みだ)りに宮中に入る、許しを得ずに入り込む
筆順
𩪾䜌19+骨10=総画数29 U+29ABE [レン/] 癴𤼙𤼣癵
◆病気で体が曲がる
䜌19+鳥11=総画数30 U+9E1E [ラン/] 鵉鸾
◆想像上の瑞鳥ズイチョウ(現れるとめでたいことがあるといわれる鳥)の名、「鳳凰ホウオウ」の別名、或いは「鳳凰」から生まれる瑞鳥とも「【小學紺珠:卷十:五鳯】赤者鳯 黃者鵷鶵 青者鸞 紫者鸑鷟 白者鵠」「【淮南鴻烈解:墬形訓】…羽嘉生飛龍(飛龍羽嘉飛蟲之先飛龍有翼)飛龍生鳳皇鳳皇生鸞鳥鸞鳥生庶鳥…」
◆天子の馬車の軛(くびき、牛馬の首に掛ける"へ"字状の馬具)に立てるように取り付ける金属製の飾り、鈴のような音が出るように作る、同「鑾」 {楽器(鈴)}
筆順
言7+12=総画数19 U+8B58 [ショク、シキ、シ/] 𧥾识𧨺𧬣𢨞
◆知ったことが他とどう違うのかを理解する
◆他との違いをはっきりと見分ける、またその働き、またその能力、またその内容
◆記(しる)す、書き記す、同「誌」
◆幟(のぼり)、(旗などの)目印
筆順
𧄹識19+艸3=総画数22 U+27139 [ショク、シキ/]
◆「苦𧄹クシキ」、クララ(苦参)、マメ科クララ属の草
𧬉言7+12=総画数19 U+27B09 [ハク、ホク、ボク/]
◆(激しい痛みなどに)体を捩(よじ)って大声を上げる、同「𧭤」「【說文解字注:言部:謈】大嘑自冤也」
𡅜𧬉19+口3=総画数22 U+2115C [ハク、ホク/] 𡄗
◆大きな声、同「嚗」「【集韻:卷九:入聲上:覺第四:嚗𡄗】聲也荘子𡄗然放杖而笑」
𤓊𧬉19+火4=総画数23 U+244CA [ハク、ホク、ホウ、ヒョウ、バク/は・ぜる] 爆𤒁𤒺𤑥𤋪
◆は・ぜる、火が弾(はじ)ける、火が勢いよく飛び散る
◆(熱を加えることで)物が破裂し激しい勢いで飛び散る、炸裂(さくれつ)する
◆急に膨(ふく)れる
◆食材を熱い油にさっと通す調理法、炒(いた)める
言7+13=総画数20 U+8B77 [コ、ゴ/まも・る]
◆周(まわ)りを囲んで中のものを守る、庇(かば)い守る、外からの災禍サイカや危害(キガイ)などを防ぎ守る、「保護ホゴ」
筆順
𧅰護21+艸3=総画数24 U+27170 [コ、ゴ/]
◆「神𧅰シンゴ」、草名、未詳「【康熙字典:申集上:艸部:𧅰】《篇海》胡故切音護《韻學集成》神𧅰草名○按本草作護」(「【本草綱目:草之十:名醫別錄】神護草(別錄曰生常山北八月采可使獨守叱咄人寇盜不敢入門時珍曰物類志謂之護門草一名靈草彼人以置門上人衣過草必叱之王筠詩云霜被守宮槐風驚護門草即此也…)」に「神護草」がある)
十部
言7+14=総画数21 U+8B76 [トウ、ドウ/] 𧭛𨑂
◆次から次へと喋(しゃべ)るさま、話が途切れないさま
◆「𢕬譶ソウトウ」、大勢の人の声が入り混じるさま、大勢の人の声が途切れないさま
𧮦譶21+言7=総画数28 U+27BA6 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:酉集:言部:𧮦】力曷切音剌見集韻(但し【集韻】には見当たらなかった)
言7+14=総画数21 U+8B7B [オウ、ヨウ/]
◆鳥の鳴く声、同「嚶」
◆「譻譻オウオウ」、鳥が美しい声で鳴くさま「【後漢書:張衡列傳】鳴玉鸞之譻譻」
𧮣譻21+言7=総画数28 U+27BA3 [ケイ、ギョウ/]
◆意見を戦わせる、言い争う
山部
弓部
言7+15=総画数22 U+8B80 [トク、ドク、トウ、ズ/よ・む] 読读
◆文章を内容が理解しやすいように区切りながら抑揚ヨクヨウをつけながら声に出す
◆文の中に置く読みの区切り、「、」で表す、コンマcomma、「読点・逗点トウテン」、文の区切りは「句点クテン」といい「。」で表す
◆[日]意味を理解する、推測する、察する
筆順
讀22+言7=総画数29 U+8B9F [トク、ドク/]
◆恨(うら)み憎(にく)む、同「㾄」
◆謗(そし)る、悪口をあれこれと言い立てる、誹謗ヒボウする
◆穢(けが)し傷付ける、辱(はずかし)める、同「讟」
心部
手部
木部
言7+16=総画数23 U+8B8A [ヘン/か・える、か・わる] 𠮓𦇥𣀵𢻝変变𢒛𢒟𢒭㣐𢒪𢒦
◆これまでとは違ったものになる、また改まる、これまでとは違ったものにする、また改める、まだ元の様子が分かる程度の変化・全体の中の一部だけの変化を指し、全く別のものに変化するのは「化」
◆これまでと違う、いつもと違う、おかしい、またその状態、またそのような出来事
筆順
𤅶變23+水3=総画数26 U+24176 [/] 𣷷
◆[喃]音「biểnビエン」
◆[喃]海(うみ)
言7+16=総画数23 U+8B8E [シュウ、ジュ/] 雠讐𩀕
◆相手の問いに答える、また働きかけに応(こた)える、同「𢢧」「𠵁」
◆対等に付き合う相手、行動を共にする人、二人で対したときの相手、同「𢛇」
◆相手に報(むく)いる
◆相手を怨(うら)む、怨みを持つ相手、同「仇」
◆字句の間違いを正す
筆順
𠧐讎23+十2=総画数25 U+209D0 [未詳/]
◆未詳
注解:「犫」の異体字か?
讎23+口3=総画数26 U+361C [シュウ、ジュ/]
◆対ツイ、対になる、対をなす「【正字通:丑集中:口部:㘜】讎字之譌…」「【西河集:卷二十九:景文沙門詩集序】…是必㘜枝{⿰口(尸(⿱千田))}葉仰之蟄之…」
讎23+牛4=総画数27 U+72AB [シュウ、シュ/]
◆牛の「はあはあ」と忙(せわ)しく息する声、喘(あえ)ぐような声
◆突き出る
◆「郤犫ゲキシュウ」、春秋時代(前770年~前5世紀)晋シン国の大夫タイフ(領地を与えられる身分の家臣)
言7+17=総画数24 U+8B92 [サン、ゼン、ザン/] 䜛谗
◆中傷する、悪口を言う
◆「讒言ザンゲン」、人を陥(おとしい)れたり名誉を傷付けたりするために悪く言う、また告げ口をする
筆順
𡿣讒24+山3=総画数27 U+21FE3 [サン、ゼン、ザン/] 巉𡽡𡷭𡺎𡸊
◆山が高く切り立っているさま
◆「𡿣巖ザンガン」、山が高く鋭く切り立っているさま、同「嶄巖」
肉部
虫部


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