木木4+0=総画数4 U+6728
音読: ボク[漢]、モク[呉]
訓読: こ、き
◆植物の一分類、例外もあるが一般に表皮が硬く寒暖差などによって年輪を生ずるもの、またそれを使ったもの
◆五行(水・火・木・金・土)の一つ
{五行}◆自然で飾り気がないさま、同「朴」
◆感覚がないさま、「麻木マボク(麻痺マヒする)」
◆[日]き、きへん、部首名
筆順
𠅅
亠2+4=総画数6 U+20145
◆未詳「【中華字海:亠部:𠅅】同"末"」
休𠇾人2+4=総画数6 U+4F11
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
訓読: やす・む、やす・み、やす・まる、やす・める
◆連続した動きや働きの途中で一旦その動きや働きを止(や)める、再開するために息を整えたり力を蓄(たくわ)えることをいう
◆止める、止む、終わる
「【歸去來辭】羨萬物之得時、感吾生之行休」◆(再び活動するための力を蓄えるために)寛(くつろ)ぐ、睡眠をとる
◆良いこと、めでたいこと、喜(よろこ)ばしいこと、「良き働きに対して報(むく)われるべきもの」の意
注解:「人(亻)が木陰(木)にいるさま」の象形で「木陰で休息する」の意
筆順
凩几2+4=総画数6 U+51E9
訓読: こがらし
◆[日]こがらし、晩秋から初冬にかけて吹く強く冷たい風
筆順
𠫡
厶2+4=総画数6 U+20AE1
◆未詳
呆口3+4=総画数7 U+5446
音読: ①ホウ[漢]、ホ[呉]、ボウ[慣]②ガイ[漢呉]、タイ[慣]
訓読: あき・れる
①◆同
「保」②◆(動きや反応や切れ味が)鈍(にぶ)い、ぼんやりしている、同繁
「獃」◆[日]あき・れる、咄嗟トッサのことでどうしてよいか分からない、あまりのことにどう反応してよいかわからない
筆順
困囗3+4=総画数7 U+56F0
音読: コン[漢呉]
訓読: こま・る
◆周りを囲まれていて手足の伸ばしようがない
◆行き詰まる、身動きができない、苦しむ
◆門や入り口の扉がそれ以上外に開かないようにするための杭(くい)、また門や入り口の地上部に渡した敷居(しきい)、同「梱」「閫」
◆繁
「睏」筆順
𡉣
土3+4=総画数7 U+21263
◆未詳
𡏪𡎽
土3+10=総画数13 U+213EA
音読: フ
◆(日本の城下町に当たる)都市を二重に囲む高い壁のうちの外側の壁、外城ガイジョウ、またその壁で囲まれた市街、同「郭」「郛」、内側の壁を「城」という
㚓大3+4=総画数7 U+3693
音読: ライ
◆未詳
「【字彙:丑集:大部:㚓】力攺切來上聲小船梢木」◆[韓]新羅シラギ(前57年~935年)の十七官等(官吏カンリの17等級)の一つという
「【靑莊館全書:卷之五十五:盎葉記二:興法寺碑後】興法寺碑集唐太宗字碑後非太宗字而列書通玄上㘴廣休長老惠泰長老州官郞中旻會㭆侍郞興林㭐上㚓信希㚓金舜㭆秀英㭐凡八人而上㚓與侍郞同列則似是官名㭆㭐㚓等字不可究…」 {晋(東晋)代}
宋宀3+4=総画数7 U+5B8B
音読: ソウ[漢]、ソ[呉]
◆周(西周)代から戦国時代にかけての古国名、前11世紀~前286年
{春秋時代}◆南北朝時代の古王朝名 、別名「劉宋リュウソウ」、420年~479年
{南北朝時代}◆古王朝名、「北宋(960年~1127年)」と後の「南宋(1127年~1279年)」がある
{宋(北宋)代} {宋(南宋)代}筆順
𡭢
小3+4=総画数7 U+21B62
音読: ハイ、バイ
◆未詳
𡵬
山3+4=総画数7 U+21D6C
音読: ボク、モク
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:山部第五:𡵬】音木」
床广3+4=総画数7 U+5E8A
音読: ソウ[漢]、ジョウ[呉]、ショウ[慣]
訓読: とこ、ゆか、ゆか・しい
◆寝台や椅子、一段高く平らで横になったり座ったりできるようにしたもの、同「牀」
◆一段高く平らなのところ、またそのような(台状、ベッドbed状)もの、同「牀」
◆[日]とこ、寝るための設(しつら)えをしたところ
◆[日]ゆか、屋内の地面より高くして平らに板を張ったところ
◆[日]ゆか・しい、何となく心が引かれる、上品で落ち着いている
筆順
𢌑𩞇
广3+20=総画数23 U+22311
音読: バ、マ
◆米麦などの穀物を柔らかく煮込んだ粥(かゆ)、濃いスープsoup状の粥、同「糜」「𩞁」
𢗦𢘤𢘻
心4+4=総画数8 U+225E6
音読: シツ、シチ
◆悉(ことごと)く、全て、余すところなく、同「悉」「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢗦𢘤𢘻】三俗悉」
㦿
戸4+4=総画数8 U+39BF
音読: コ、グ、ゴ、カン、ケン
◆家や部屋の出入り口の戸(と)、小さな片開きの扉、同「𣓅」「槏」「【說文解字注:木部:槏】戶也(通俗文云小戸曰㦿口減反集韵槏㦿𣓅三同口減切戸也按許㦿爲古文戸不爲槏)」
◆通気や採光のための窓(まど)、同「牖」「【廣韻:上聲:豏第五十三:㦿:㦿】牖也一曰小戸苦減切」
𢪮𢩱
手3+4=総画数7 U+22AAE
音読: ホウ、ボウ
◆打つ、同「𢪋」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢪮𢩱】二俗𢪋通音棒打也」
林木4+4=総画数8 U+6797
音読: リン[漢呉]
訓読: はやし
◆木や竹が叢(むら)がり生えている平地ヘイチ、また土地
◆同様のものがたくさん集まっているさま、またそのようなところ
◆野外ヤガイ(「野」の外側の地)、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった
「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」◆「林鐘リンショウ」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ、「黃鐘コウショウ」よりも7律(7音)高い音階
{音楽(十二律1)}筆順
𣏕杮木4+4=総画数8 U+233D5
音読: ハイ[漢]、ホ[呉]
訓読: こけら
◆木簡モッカン・ボッカン(文書や手紙などを記すための木製の細長い札)の表面を削り取る
◆木屑(きくず)、木を削った時に出る屑
筆順
𣏟木4+4=総画数8 U+233DF
音読: ハイ、ヘ
◆苧麻チョマ、カラムシ(苧、イラクサ科の草)の茎から作った繊維
筆順
𣑦
木4+6=総画数10 U+23466
◆未詳「【廣雅:卷三:釋詁】𣑦(卭)耦和諧也」
沐水3+4=総画数7 U+6C90
音読: ボク[漢]、モク[呉]
◆頭から水や湯を被(かぶ)る、上から水や湯を注(そそ)いで髪を洗う、「沐浴モクヨク(頭から水や湯を流し掛けて髪や体を洗うこと、身体を清めること)」
◆浴ヨクする、蒙(こうむ)る、(恩恵などを)受ける
◆「洗沐センモク」◇頭から水や湯を被って髪を洗うこと◇「沐浴」するために役人に与えられた休日、古くは五日毎(後に十日毎)に一日与えられた
筆順
炑
火4+4=総画数8 U+7091
音読: ボク、モク
◆火が燃え盛るさま
采爪4+4=総画数8 U+91C7
音読: サイ[漢呉]
◆指先で摘(つま)み取る、選び取る、同簡
「採」◆彩(いろど)り、様子、姿、同「彩」
◆重臣や重職に就いている者に与えられる領地、「采地サイチ」「采邑サイユウ」、同繁
「埰」、同「寀」
◆「喝采カッサイ」、大きな声を出したり大げさな身振りでやんやと誉(ほ)めそやす、同「喝啋」
筆順
牀爿4+4=総画数8 U+7240
音読: ソウ[漢]、ジョウ[呉]、ショウ[慣]
◆寝台、座ったり横になったりできる椅子(いす)、同「床」
◆一段高く平らなのところ、またそのような(台状、ベッドbed状)もの、同「床」
筆順
𤘬
牛4+4=総画数8 U+2462C
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:牛部第十二:𤘬】俗士莊反𤘬榻也」
狇
犬3+4=総画数7 U+72C7
音読: ボク
◆「狇狫ボクロウ」、貴州省周辺に住む山岳少数民族の名、「木佬、木老」
𤴷㾁
疒5+4=総画数9 U+24D37
音読: コツ[漢]、コチ[呉]
◆気が狂(くる)ったように走るさま(走り出すさま)、またそのような症状の病気
相目5+4=総画数9 U+76F8
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
訓読: あい
◆(対象となるものを)よく見る
◆互(たが)いに~(しあう)、「互相ゴソウ(相互ソウゴ)」
◆二つのものの間に起こること、また関係し合うこと、片方から他方へ働き掛ける動作
◆姿形(すがたかたち)や様子・有様(ありさま)、「相貌ソウボウ」
◆二つのものの間に立って取り持つ、また助ける、「輔相(ホショウ、補佐すること)」
◆官職の長、「丞相ジョウショウ(宰相サイショウ、君主を補佐する官吏カンリの最高位)」
筆順
𥄢
目5+4=総画数9 U+25122
◆未詳「【正字通:午集中:目部:相】…相俗作𥄢六書略互體別聲轉注相思將切省視也𥄢莫卜切目不明也分𥄢相為二…」
䂞柘石5+4=総画数9 U+409E
音読: シャ[漢呉]
◆ハリグワ(針桑)、クワ科ハリグワ属の木、同「樜」
{ハリグワ}◆「柘黄シャコウ」、ハリグワ(針桑)から作るやや赤みを帯びた黄色の染料、天子が着る服を染めるという
𥝰
禾5+4=総画数9 U+25770
◆未詳「【欽定授時通考《欽定四庫全書》本:卷二十:榖種:稻】…早秫曰晚秫曰大冬秫曰赤蒡秫曰牛頭秫曰好殻曰白秋秫曰白占秫曰花眉秫曰虎皮𥝰曰近山香秫」
穼
穴5+4=総画数9 U+7A7C
音読: シン[漢呉]
◆竈(かまど)の煙突エントツ、同「𥥿」
◆深い、奥深い「【十六品經:三品經:高虛淸明天主留開經偈】…敝屣厞(音費)跡穼(音森)谷窅窱之間罔所㕧(音咦)嗁(音題)於是…」
䊾
糸6+4=総画数10 U+42BE
音読: ボク、モク
◆縄(なわ)
䍒𦋡𦊋𦊎
网5+4=総画数9 U+4352
音読: ボウ、ム
◆網(あみ)
罙网4+4=総画数8 U+7F59
音読: シン
◆深い、深く入り込む、同「深」
筆順
𦊋𦋡䍒𦊎
网4+4=総画数8 U+2628B
音読: ボウ、ム
◆網(あみ)
𦊧
网5+4=総画数9 U+262A7
音読: コ、ゴ
◆網(あみ)
臬
自6+4=総画数10 U+81EC
音読: ゲツ、ゲチ
◆門の中央の地面に打ち込む短い杭(くい)、門の扉を閉めた時にそれ以上外に開かないようにするためのもの、同「闑」
◆(動かないように立てた)杭、柱、棒
◆練習用の矢の的(まと)の中心、同「槷」
◆時刻を測るために立てた棒、日時計の棒
◆基準・標準となるもの、法ホウ
蚞
虫6+4=総画数10 U+869E
音読: ボク[漢]、モク[呉]
◆「蜓蚞テイボク」、ニイニイゼミ(蟪蛄)、セミ科ニイニイゼミ属のセミ(蝉)、小形で体が青紫色の秋に鳴くという、同「螇螰ケイロク」「蟪蛄ケイコ」「蛁蟧チョウリョウ」「蝭蟧テイリョウ」「【方言:第十一】蛥蚗(…)齊謂之螇螰(…)楚謂之蟪蛄(…)或謂之蛉蛄(…)秦謂之蛥蚗自關而東謂之虭蟧(…)或謂之蝭蟧(…)或謂之蜓蚞(廷木二音)…」
𧉓
虫6+4=総画数10 U+27253
◆未詳「【中華字海:木部:𧉓】同"蠹"」
䝗貅𧲷㹯
豸7+4=総画数11 U+4757
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
◆「貔䝗ヒキュウ」◇伝説上の神獣で姿はシカ(鹿)またはリュウ(龍)に似るという◇キツネ(狐)またヒョウ(豹)に似るという白い獣、戦ができるように調教したとされる◇勇猛な兵士、また軍隊◇「天䴪テンロク(天からの恵みを齎す神獣とされる)」と「辟邪ヘキシャ・ヘキジャ(災禍を避ける神獣とされる)」を併せた呼称(別称)とされるが未詳、【維基百科:貔貅】参照
𧴿
貝7+4=総画数11 U+27D3F
◆未詳
䢶
邑3+4=総画数7 U+48B6
◆未詳「【字彙補:酉集:邑部:䢶】同邦」
鈢
金8+4=総画数12 U+9222
音読: キ
◆天子や諸侯の印鑑、同「璽」「鉩」
閑闲䦥門8+4=総画数12 U+9591
音読: カン[漢]、ゲン[呉]
訓読: ひま、しず・か
◆間(あいだ)が空いているさま
◆何もなくゆったりとしているさま
◆(隙間のある)柵(さく)、遮(さえぎ)る
◆境目、境界、区切り、けじめ
◆越えてはならないこと、守るべきこと、決まり、習(なら)わし、しきたり
筆順
闲閑䦥
門3+4=総画数7 U+95F2
音読: カン[漢]、ゲン[呉]
訓読: ひま、しず・か
◆間(あいだ)が空いているさま
◆何もなくゆったりとしているさま
◆(隙間のある)柵(さく)、遮(さえぎ)る
◆境目、境界、区切り、けじめ
◆越えてはならないこと、守るべきこと、決まり、習(なら)わし、しきたり
集雧隹8+4=総画数12 U+96C6
音読: シュウ[漢]、ジュウ[呉]
訓読: あつ・まる、つど・う、あつ・める
◆多くのものが同じところに寄り合う、多くの人が同じところに会カイする
◆多くのものが一つになる、また一つにする、また一つになったもの、また一つにしたもの
◆多くのものを一つに纏(まと)める、纏まる
◆(人や物が多く集まることから)定期的に立つ市(いち)
注解:「木に多くの隹スイ(鳥、尾の短い鳥)が止まっているさま」を意味する会意文字
筆順
雬
雨8+4=総画数12 U+96EC
音読: フ
◆霧
𩠽
香9+4=総画数13 U+2983D
音読: タン、ダン
◆香木コウボク、芳香を放つ木、同「檀」
髤髹𩭘
髟10+4=総画数14 U+9AE4
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
◆黒い(或いは赤黒い、或いはやや黒みがかった赤色の)漆(うるし)、またその漆を塗る、同「䰍」「𥿴」
𩲙
鬼10+4=総画数14 U+29C99
◆未詳「【字彙補:亥集:鬼部:𩲙】同魁」
䲷
鳥11+4=総画数15 U+4CB7
◆鳥名、未詳「【詩識名解:卷二:鵙】…顔師古漢書注謂為子規方言謂為鶡鴠遯齋閒覧謂為䲷…」
注解:【說文解字:鳥部:梟】の篆書字は「梟{⿹(鳥-灬)木}」だが【說文解字注:鳥部:梟】は「䲷{⿹鳥木}」
䴢麋
鹿11+4=総画数15 U+4D22
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
◆シフゾウ(四不像)、シカ科シフゾウ属のシカ(鹿)、頭部はシカ(鹿)・蹄(ひづめ)はウシ(牛)・尾はロバ(驢馬)・頸はラクダ(駱駝)に似ていることに因む、牡は「麔キュウ」、牝は「麎シン」、子は「䴠オウ」
◆眉(まゆ)、眉毛(まゆげ)、同「眉」
𪌎䴭
麥11+4=総画数15 U+2A30E
音読: サイ[漢]、ザイ[呉]
◆餅麹ヘイキク(餠麯もちこうじ)、穀類を生(なま)のまま粗く砕き、水で練って煉瓦状・切餅状などの形に作り、麹菌(こうじきん)を繁殖させたもの、酒造用などに用いられる、「𪌣䴮カクセン」、同「䴳」「【方言:第十三】{⿺(⿳士冖麥)殳}(音𡘈)䴭(音才)䴳(于八反)麰(音牟大麥麴){⿺麥𤰞}(音𦜉𥿳餅麴)䵆(音蒙有衣麴)䴹(䚠音小麥爲䴹即{⿺麥㒵}也)麴也」
𣎳朩木4+0=総画数4 U+233B3
音読: ヒン、ビン
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎から皮を剥(は)ぐ、同「汖」
筆順
𢻾㪔𢽳
攴4+4=総画数8 U+22EFE
音読: サン[漢呉]
◆分け離す、固まっていたり纏(まと)まっていたりしたものをばらばらにする、同「散」
◆(麻の皮を)剥(は)ぐ、剥いでばらばらにする
㳈
水3+4=総画数7 U+3CC8
◆未詳
𤘱牛4+4=総画数8 U+24631
◆未詳
注解:「𤙍」の異体字か?
未木4+1=総画数5 U+672A
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
訓読: ひつじ、いま・だ、ま・だ
◆十二支の八番目、方角では南南西、時刻では午後二時を中心とした二時間、動物では「羊」を当てる
{十二支}◆いま・だ、まだ~でない、まだ~しない、まだ~していない
◆ない、~ではない
筆順
𠃥
乙1+5=総画数6 U+200E5
◆未詳「【龍龕手鑑《新修龍龕手鑑》本:卷四:乙部第五十三:𠃥】古文音{⿱𦥯手}」「【字彙補:子集:乙部:𠃥】古文舉字」
佅
人2+5=総画数7 U+4F45
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]
◆古代中国周辺の異民族の音楽(楽曲・歌舞・楽人など)の一つ「【文選(文選注):卷第一:賦甲:東都賦】四夷間奏德廣所及僸佅兠離罔不具集(…孝經鉤命決曰東夷之樂曰佅…)」
◆「僸佅兜離キンバイトウリ」、古代中国周辺の異民族の音楽(楽曲・歌舞・楽人など)の総称
𠛐制𠜔𠛯𠜿𠝦𠝁
刀2+5=総画数7 U+206D0
音読: セイ[漢]、セ[呉]
◆断(た)つ、切る
◆断って目的とする形にする、また形を整(ととの)える、同「製」「剬」
◆決まり、規則、法ホウ
◆枠(わく)をはみ出さないように押さえる、勝手に動かないように抑(おさ)える
味口3+5=総画数8 U+5473
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
訓読: あじ、あじ・わう、あじ・わい
◆舌で感じる、舌の感覚
◆「五味ゴミ」、舌の感覚(味)を五つに大別したもの、酸(酸っぱい味)苦(苦い味)辛(辛い味)鹹(塩辛い味)甘(甘い味)
「【禮記注疏(禮記正義):卷二十二:禮運】…五味六和十二食…(注…五味酸苦辛鹹甘也…)」◆あじ・わう、(舌で味を)感じ分ける、(味や物事の)程度や加減や具合をみる
◆あじ・わい、面白さ、面白み
筆順
妹女3+5=総画数8 U+59B9
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]
訓読: いもうと、いも
◆同じ父母・父・母から生まれた自分よりも年下の女子、自分よりも年上の女子は「姉シ(あね)」
◆自分よりも(やや)年下の女子に対する呼称、親戚の中で自分よりも年下の女子
筆順
𡥒
子3+5=総画数8 U+21952
◆未詳
怽
心3+5=総画数8 U+603D
音読: ミ
◆心を惑(まど)わされる
抺手3+5=総画数8 U+62BA
音読: バイ、マイ
◆手で撫(な)でる、手で擦(こす)る、同「摸」
注解:別
「抹」
昧𣆜日4+5=総画数9 U+6627
音読: バイ[漢]、マイ[呉]
◆夜が明けようとしているがまだすっかりとは明け切らないさま
◆薄暗い、はっきりとしない、ぼんやりとしている、「曖昧アイマイ」、同「昩」
◆道理をよく理解できない、「愚昧グマイ」
◆「三昧サンマイ」◇[仏]サマーディSamādhi[梵](三昧、三摩地、雑念を遠ざけ平静な状態になること)の音写◇脇目も振らず一つのことに没頭するさま
筆順
沬水3+5=総画数8 U+6CAC
音読: バイ[漢]、マイ[呉]
◆水で顔を洗う、同「湏」「頮」
◆薄暗いさま、同「昧」
注解:別
「沫」
皌白5+5=総画数10 U+768C
音読: バツ、マツ、マチ
◆米を臼(うす)に入れ搗(つ)く、舂(うすづ)く
「【集韻:卷九:入聲上:末第十三:皌】舂米砕也」注解:「【康熙字典:午集中:白部:𤽌】《集韻》普活切音潑𤽌*皌淺白色」に「皌{⿰白末}」とあるが
「【集韻:卷九:入聲上:末第十三:𤽌】𤽌*𤽜淺白色」は「𤽜{⿰白未}」、別
「𤽜」
𤽜白5+5=総画数10 U+24F5C
◆未詳
「【集韻:卷九:入聲上:末第十三:𤽌】𤽌𤽜淺白色」注解:別
「皌」
眛目5+5=総画数10 U+771B
音読: バイ[漢]、マイ[呉]
◆ぼんやりしてよく見えない
◆(ぼんやりして)判断や理解ができない
筆順
祙
示4+5=総画数9 U+7959
音読: ビ、ミ
◆得体の知れない怪しいもの、物の怪(もののけ)、妖怪ヨウカイ、同「魅」
𥞊
禾5+5=総画数10 U+2578A
◆未詳
𥥘穴5+5=総画数10 U+25958
◆未詳
注解:「𡧯」の訛字か?
苿菋艸3+5=総画数8 U+82FF
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
◆チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)、同「五味子ゴミシ・ゴミン」「五味ゴミ」、マツブサ科マツブサ属の木
{チョウセンゴミシ}
𧙕衣5+5=総画数10 U+27655
◆未詳
注解:「袜」の訛字か?
跊
足7+5=総画数12 U+8DCA
音読: バイ、マイ
◆足をしっかりと地面に着けて歩く、同「践」
𨚘
邑3+5=総画数8 U+28698
音読: ビ、ミ
◆古地名、未詳「【玉篇:卷二:邑部第二十:𨚘】無沸切地名」「【路史:卷三十:國名紀:雜國上】…郮{⿰(⿳𠆢ユ口)阝}酀郘𨝂𨝎䣐𨞛𨜶𨞕{⿰冝阝}䣁𨛶郲䣇𨚰𨙺𨚘邒郂𨛹𨜙郁𨙹何等俗繆而顧不能…」
𩎟韎𣝖
韋9+5=総画数14 U+2939F
音読: ①バツ[漢]、マツ、マチ[呉]②バイ[漢]、メ、マイ[呉]
①
◆赤黄色(茜色)に染めた鞣(なめ)し革、またその革で作った前垂れ
◆「𩎟韐バツコウ」、周代(前11世紀~前771年)の諸侯の家臣の位階(卿・大夫・士)である士(最も下位の位階、一説に高位の武官)が着用する正装用の前垂れ
②
◆中国古代東方の民族の楽曲の名、同「𠇱」「【周禮:卷第五:春官宗伯】韎師下士二人府一人史一人舞者十有六人徒四十人(鄭司農説以明堂位曰東夷之樂…)…韎師掌教韎樂祭祀則帥其屬而舞之(舞之以東夷之舞)」
𩑵
頁9+5=総画数14 U+29475
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
◆顔、面(めん)
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:未第八:𩑵】面俯前也」
魅鬼10+5=総画数15 U+9B45
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
◆人の心を引き付けて惑わす
◆得体の知れない怪しいもの、物の怪(もののけ)、妖怪ヨウカイ、同「鬽」
◆山林の精気から生じ人に災(わざわ)いを齎(もたら)すという妖怪ヨウカイ、「魑魅チミ(すだま)」
筆順
鮇魚11+5=総画数16 U+9B87
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
訓読: いわな
◆魚名、未詳、別名「嘉魚カギョ」「拙魚セツギョ」「丙穴魚ヘイケツギョ」、一説にコイ科の淡水魚で学名
Schizothorax davidiという、同「寐」
「【山海經:東山經】又南水行五百里曰諸鈎之山…多寐魚(即鮇魚音味)」「【本草綱目:鱗之四:嘉魚】釋名鮇魚(音味)拙魚(綱目)丙穴魚(藏器日左思蜀都賦云嘉魚出於丙穴…嘉魚常以三月出穴十月入穴…集解志曰嘉魚乃乳火內小魚也…如鯉而鱗細如轉肉肥而美大者五六觔…志云嘉魚春社前出秋社後歸首有黑點長身綱鱗肉白如玉味頗鹹食鹽泉故也…志云嘉魚狀如鰣而多脂味極美…嘉魚似鱒而肥美…」◆[日]イワナ(岩魚・嘉魚・鮇)、サケ科イワナ属の魚
注解:別
「䱅」
末木4+1=総画数5 U+672B
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
訓読: すえ
◆木の先(さき)の細い部分、端(はじ)、先端
◆物事の最後、終わり
◆細いさま、細(こま)かいさま、小さいさま
◆(端の方にあって或いは細かくて)取るに足りない、些細な
筆順
𪜑
乙1+5=総画数6 U+2A711
◆未詳
𠇱
人2+5=総画数7 U+201F1
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆「𠇱㒓バツタツ」、肥えているさま「【廣韻:入聲:末第十三:末:𠇱】𠇱㒓肥皃又西夷樂名」
◆中国古代東方(一説に西方)の民族の楽曲の名「【字彙:戌集:韋部:𩎟】與𠇱同東夷之樂也」
𠖾
冫2+5=総画数7 U+205BE
◆未詳
𠰌
口3+5=総画数8 U+20C0C
音読: バツ、マチ
◆薄暗いさま、同「昩」「【正字通:丑集上:口部:𠰌】舊註音末黑灮也按説文曰昩音末日中不明昩即昩字之譌」
𡊉
土3+5=総画数8 U+21289
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆塵(ちり)、細かい土
妺女3+5=総画数8 U+59BA
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆「妺嬉バツキ」、夏カ朝(前21世紀~前17世紀)最後の君主桀ケツの妃(きさき)の名
{夏代}注解:別
「妹」
帓
巾3+5=総画数8 U+5E13
音読: バツ、マツ、マチ、モチ
◆頭を包(くる)む布、頭巾ズキン、同「帞」
◆帯(おび)、細長く幅広の布「【說略:卷二十一】…領上蒲桃繡腰中合歡綺是也其繡帶亦名帓帶今襴帬在內有袖者曰主腰領襟之緣上繡…」「【玉篇:卷二十八:巾部第四百三十二:帓】亡撥莫瞎二切帓巾也」「【廣韻:入聲:鎋第十五:𥗥:帓】帓帶」
◆足や脚を包(くる)む靴下(くつした、ソックスsocks・ストッキングstockingsなど)や脚絆(きゃはん)の類、同「袜」「襪」、革製は「韈」
𢗿
心3+5=総画数8 U+225FF
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆忘れる
抹手3+5=総画数8 U+62B9
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆手で擦(こす)るように拭(ふ)く、拭(ぬぐ)う
◆刷毛(はけ)で掃(は)くように塗(ぬ)る、全体が見えなくなるように塗る
◆「抹摋・抹殺マッサツ」◇塗って見えなくする◇消す、消し去る、なかったことにする
◆細かくする、細かいさま
注解:別
「抺」筆順
昩
日4+5=総画数9 U+6629
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆日中にもかかわらず薄暗いさま、同「昧」
枺
木4+5=総画数9 U+67BA
音読: バツ、マツ、マチ
◆旗や標識などを掲げる棒また柱
◆ナンキンハゼ(南京黄櫨)、トウダイグサ科の木、別名「烏臼樹ウキュウジュ」
𣧣
歹4+5=総画数9 U+239E3
音読: バツ、マツ、マチ
◆未詳「【類篇:歺部:𣧣】莫葛切朽餘也」
沫水3+5=総画数8 U+6CAB
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆小さな水滴、空中に浮くほどの非常に細かい水滴、「飛沫ヒマツ」
◆唾(つばき、つば)
◆川名、「沫水マッスイ」、青海省を源として四川省を流れる、現「大渡河ダイトガ」
{青海省}注解:別
「沬」筆順
㶬
火4+5=総画数9 U+3DAC
音読: バツ、マツ、マチ
◆火の色、未詳「【集韻:卷九:入聲上:末第十三:㶬】火色」
𤿗韤韈𥀯
皮5+5=総画数10 U+24FD7
音読: バツ[漢]、モチ[呉]、ベツ[慣]
◆革製の靴下(くつした、足や脚に履くもの)、布製は「襪」「袜」「帓」
眜
目5+5=総画数10 U+771C
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆よく見えない、はっきりと見えない
砞
石5+5=総画数10 U+781E
音読: バツ、マチ
◆石を粉々に砕く
𥘯
示4+5=総画数9 U+2562F
音読: ビ、ミ
◆「䄜𥘯チミ」、山林の精気から生じ人に災(わざわ)いを齎(もたら)すという妖怪ヨウカイ、同「魑魅」
秣禾5+5=総画数10 U+79E3
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
訓読: まぐさ
◆穀物などの茎を乾燥させ短く切った牛馬の飼料シリョウ、またそれを牛馬に与える、同「䬴」
筆順
𥬎
竹6+5=総画数11 U+25B0E
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆魚を捕る竹籠、筌(うえ、うけ)
粖
米6+5=総画数11 U+7C96
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]、ベツ[漢]、メチ[呉]
◆米麦などの穀物を柔らかく煮込んだ粥(かゆ)、同「糜」「粥」「𥹅」
𥿉袜
糸6+5=総画数11 U+25FC9
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆体(胸や腰など)を包(くる)む布、「袜肚バツト(腹巻)」
◆足や脚を包(くる)む靴下(くつした、ソックスsocks・ストッキングstockingsなど)や脚絆(きゃはん)の類、同「襪」「帓」、革製は「韈」
茉艸3+5=総画数8 U+8309
音読: バツ、マツ、マチ
◆「茉莉マツリ」「茉莉花マツリカ」、アラビア・ジャスミンArabian jasmine、モクセイ科ソケイ属の木
{マツリカ}筆順
袜𥿉
衣5+5=総画数10 U+889C
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆体(胸や腰など)を包(くる)む布、「袜肚バツト(腹巻)」
◆足や脚を包(くる)む靴下(くつした、ソックスsocks・ストッキングstockingsなど)や脚絆(きゃはん)の類、同「襪」「帓」、革製は「韈」
𧿴
足7+5=総画数12 U+27FF4
音読: バツ、マツ、マチ
◆未詳「【類篇:足部:𧿴】莫葛切行過也」
靺革9+5=総画数14 U+977A
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆「靺鞨マッカツ」、ツングース系民族、隋代(581年~618年)・唐代(618年~907年)に極東ロシアの沿海地方から中国東北部の黒竜江省・吉林省一帯に居住した民族、同「靺𩏌」
{隋代}◆底に革などを当て二重にした靴、同「舄(舃)」
「【隋書:卷十一:志第六:禮儀六】赤舄絳靺」筆順
韎𩎟𣝖
韋9+5=総画数14 U+97CE
音読: ①バツ[漢]、マツ、マチ[呉]②バイ[漢]、メ、マイ[呉]
①
◆赤黄色(茜色)に染めた鞣(なめ)し革、またその革で作った前垂れ
◆「韎韐バツコウ」、周代(前11世紀~前771年)の諸侯の家臣の位階(卿・大夫・士)である士(最も下位の位階、一説に高位の武官)が着用する正装用の前垂れ
②
◆中国古代東方の民族の楽曲の名、同「𠇱」「【周禮:卷第五:春官宗伯】韎師下士二人府一人史一人舞者十有六人徒四十人(鄭司農説以明堂位曰東夷之樂…)…韎師掌教韎樂祭祀則帥其屬而舞之(舞之以東夷之舞)」
𩑷
頁9+5=総画数14 U+29477
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆健やかなさま
䬴
食8+5=総画数13 U+4B34
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆秣(まぐさ)、穀物などの茎を乾燥させ短く切った牛馬の飼料シリョウ、同「秣」
𩠿
香9+5=総画数14 U+2983F
音読: ヘツ、ヘチ
◆ほのかな香(かお)り、同「䭱」「𩡅」「【玉篇:卷十五:香部第一百九十七:𩠿】匹結切小香」
𩢖
馬10+5=総画数15 U+29896
音読: バツ、マツ、マチ
◆馬が走るさま
䱅魚11+5=総画数16 U+4C45
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆海水魚名、未詳
「【玉篇:卷二十四:魚部第三百九十七:䱅】莫括莫結二切海中魚似鮑也」注解:別
「鮇」
𩿣
鳥11+5=総画数16 U+29FE3
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆「𩿣鴄バツヒツ」、カモ(鴨)、カモ科の水鳥、またアヒル(家鴨・鶩、マガモ真鴨を家禽化した鳥)「【本草綱目:禽之一:鶩】釋名鴨(說文)舒鳬(爾雅)家鳬(綱目)𩿣鴄(音末匹時…)」
本㮺楍𡴩𡴡木4+1=総画数5 U+672C
音読: ホン[漢呉]
訓読: もと
◆木の根(ね)
◆植物や物事の生まれ始まりの部分、ものの根源また起源、「本来ホンライ(元々、初めから)」
◆ものを支えているもの、基(もと)となるもの、拠(よ)りどころとなるもの
◆ものの中心にあるもの、中心的なもの
◆書物、「底本テイホン(翻訳や写本などの際にその基となる書物)」
筆順
体人2+5=総画数7 U+4F53
音読: ①テイ[漢]、タイ[呉]②ホン[漢]、ボン[呉]
訓読: からだ
①◆同繁
「體」②◆粗末ソマツなさま、みすぼらしいさま、(姿や能力が)劣(おと)っているさま
筆順
呠
口3+5=総画数8 U+5460
音読: ホン
◆噴く、一気に飛び散るように吹き出る
𡊖
土3+5=総画数8 U+21296
◆未詳
𡿶
巛3+5=総画数8 U+21FF6
◆未詳「【中華字海:巛部:𡿶】同"笨"」
㤓
心3+5=総画数8 U+3913
音読: ホン、ボン
◆知恵がないさま、気が利かないさま、同「笨」
𢫆
手3+5=総画数8 U+22AC6
◆未詳
泍
水3+5=総画数8 U+6CCD
音読: ホン、ボン
◆水が勢いよく流れるさま
◆泉から水が湧き出るさま
㶱
火4+5=総画数9 U+3DB1
音読: 본ポン、발パル[韓]
訓読: ほん、ほ
◆[韓]「答㶱春初トウホンシュンソ(답본춘초タッポンチュンチョ)」、百濟クダラ(백제ペクッチェ)の人
◆[韓]「比自㶱ヒジホ・ヒシホ(지바발チババル)」、現慶尚南道(경상남도キョンサンナムド)にあった古地名「【日本書紀:卷第九:氣長足姬尊 神功皇后】四十九年春三月…平定比自㶱南加羅{⿰口(⿱彐水)}國安羅多羅■淳加羅七國…」
砵石5+5=総画数10 U+7835
音読: ハツ、ハチ
◆石製の鉢ハチ
「【易牙遺意:卷之下:籠造:大酵】…白糯米煑粥麺打碎糟和溫湯同入磁砵…」◆「銅砵ドウハツ」、村名、在福建省漳州市東山県
{福建省}◆未詳
「【康熙字典:午集備考:石部:砵】《龍龕》於合切音遏」「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷四:石部第九:*砵】俗五合反又音碎」
𥥑牢窂𤘰𡘠𡕘
穴5+5=総画数10 U+25951
音読: ロウ[漢呉]
◆家畜を飼うための屋根のある小屋
◆罪人を閉じ込める監獄カンゴク
◆しっかりした、堅固ケンゴな
◆祭礼に際に供える家畜
笨竹6+5=総画数11 U+7B28
音読: ホン[漢呉]、ボン[呉]
◆知恵がないさま、気が利かないさま、不器用なさま、不格好ブカッコウなさま、お粗末ソマツなさま、同「体」「㤓」
◆「笨伯ホンハク」、愚鈍グドンなさま、動きが鈍く間が抜けているさま
◆竹の稈カン(内部が空洞になっている茎)の内側、外側を「笢」
「【陸氏詩疏廣要:卷上之上:菉竹猗猗】…竹田曰篁竹胎曰筍竹膚曰笢竹皮曰筠竹裏曰笨竹枚曰箇竹約曰節剖竹未去節曰䉃竹死曰䈙…」筆順
絊
糸6+5=総画数11 U+7D4A
音読: サイ
◆鮮(あざ)やかなさま
缽鉢钵缶6+5=総画数11 U+7F3D
音読: ハツ[漢]、ハチ[呉]
◆僧侶が食事などに使う器
{器(鉢・缽・缸)}◆口が大きく開いた陶製或いは金属製の深めの器、「碗ワン」に似る、同「盋」
{器}
𦊚
网5+5=総画数10 U+2629A
音読: ボン[喃]
◆[喃]四(よん)、四つ
翉
羽6+5=総画数11 U+7FC9
音読: ホン
◆飛び立つ、走り出す
苯
艸3+5=総画数8 U+82EF
音読: ①ホン[漢呉]②バェン[中]
①
◆草木が盛んに生え伸び育つさま、「苯䔿ホンソン」
②
◆ベンゼンbenzene、芳香族炭化水素、C6H6
𧙄
衣5+5=総画数10 U+27644
音読: ハツ[漢]、ハチ[呉]
◆腰から下に垂らす膝の下まで届く前垂(まえだ)れ、前掛け、跪拝キハイ(両膝を地に着け膝から上は直立さる拝礼)の際に膝の下に敷く、「蔽膝ヘイシツ」、同「袚」「褘」
𧿾跨𨀗𨁣
足7+5=総画数12 U+27FFE
音読: ①コ[漢]、ク[呉]②カ[漢]、ケ[呉]、コ[慣]
訓読: また・ぐ、またが・る
①
◆股(また)の内側の部分、股間コカン、同「胯」
②
◆股を広げてものの上を越える、股を広げてものの上に乗る
躰體𩪆骵軆𨉦身7+5=総画数12 U+8EB0
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
訓読: からだ
◆頭から足の先までの全身、ものの全部、ものの主要な部分、またその姿形や様子、「身體・身体シンタイ(体、肉体)」「本體・本体ホンタイ(ものの本当の姿、ものの中心的部分)」
◆ものを構成する部分、個々の部分の形や配置・位置関係、個々の部分が組み合わさって出来上がった全体の形や様子、形式、「四體・四体シタイ(両手足)」「合體・合体ガッタイ(個々の部分が纏まり一つになること)」「體裁・体裁テイサイ(ものの外観・様子)」
筆順
鉢钵缽金8+5=総画数13 U+9262
音読: ハツ[漢]、ハチ[呉]
◆僧侶が食事などに使う器
{器(鉢・缽・缸)}◆口が大きく開いた陶製或いは金属製の深めの器、「碗ワン」に似る、同「盋」
{器}筆順
钵鉢缽金5+5=総画数10 U+94B5
音読: ハツ[漢]、ハチ[呉]
◆僧侶が食事などに使う器
{器(鉢・缽・缸)}◆口が大きく開いた陶製或いは金属製の深めの器、「碗ワン」に似る、同「盋」
{器}
𩇶我𢦐𢦴㦱𢦠𢦓𢦖𠨂𨈟
非8+5=総画数13 U+291F6
音読: ガ[漢呉]
訓読: われ、わ・が
◆自分の、主に所有格myや目的格meで用いられ、主格Iでは「吾」が用いられる、「我見ガケン(私見、わたしの見解)」
◆自分、自分を指す語、同「吾」「余」「予」
𩒅
頁9+5=総画数14 U+29485
◆未詳
䬱
食8+5=総画数13 U+4B31
音読: ホン、ボン
◆粗末な食事
𩢕
馬10+5=総画数15 U+29895
音読: ホ[漢]、ブ[呉]
◆馬名
骵體𩪆軆𨉦躰
骨10+5=総画数15 U+9AB5
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
訓読: からだ
◆頭から足の先までの全身、ものの全部、ものの主要な部分、またその姿形や様子、「身體・身体シンタイ(体、肉体)」「本體・本体ホンタイ(ものの本当の姿、ものの中心的部分)」
◆ものを構成する部分、個々の部分の形や配置・位置関係、個々の部分が組み合わさって出来上がった全体の形や様子、形式、「四體・四体シタイ(両手足)」「合體・合体ガッタイ(個々の部分が纏まり一つになること)」「體裁・体裁テイサイ(ものの外観・様子)」
札木4+1=総画数5 U+672D
音読: サツ[漢]、セチ[呉]
訓読: ふだ、さね
◆薄く小さい木片、文字を書くための薄く細長い木片、同「扎」「劄」
◆信書、手紙、文書、公文書
◆[日]紙幣
◆[日]薄く小さい板状のもの
筆順
𡥑
子3+5=総画数8 U+21951
◆未詳「【康熙字典:寅集上:子部:𡥑】《五音集韻》與㦼同」
㳐
水3+5=総画数8 U+3CD0
音読: サツ[漢]、サチ[呉]
◆水の流れる音
𤵦
疒5+5=総画数10 U+24D66
◆未詳「【釋名:釋天】𤵦截也氣傷人如有斷截也」「【中華字海:疒部:𤵦】夭折而死」「【中文大辭典:疒部:𤵦】札之俗字」
紮紥糸6+5=総画数11 U+7D2E
音読: サツ[漢]、セチ[呉]
◆束(たば)ねる、解(ほど)けないようにしっかりと束ねる、同「扎」
◆束ねたものを数える語
◆軍隊や官吏カンリが地方に赴(おもむ)いた際に滞在する(駐屯チュウトンする)、「駐紮チュウサツ」
筆順
蚻𧉒𧊢
虫6+5=総画数11 U+86BB
音読: サツ[漢]、セチ[呉]
◆小形のセミ(蝉、セミ科の昆虫)の一種で体は青いという、「麥蚻バクサツ」、別名「麥蠽バクセツ」「𧓿蠽・茅蠽ボウセツ」「【方言:第十一】蟬…其大者謂之蟧或謂之蝒馬(…)其小者謂之麥蚻(如蟬而小青色今關西呼麥蠽音{⿸疒(⿰■隹)}𤻵之𤻵)」
𩿤
鳥11+5=総画数16 U+29FE4
音読: サツ[漢]、セチ[呉]
◆種々の毛色が入り交った鳥の称、特に水鳥の称
◆鳥名、姿はモズ百舌に似て嘴(くちばし)が長くよく魚を捕るという
◆「水𩿤スイサツ」、カイツブリ(鳰)、カイツブリ科の水鳥、同「鸊鷈ヘキテイ」「【通雅:卷四十五:動物:鳥】鸊鷉須鸁即今之䴇𩾚油鴨也 爾雅鸊鷉須鸁(音螺)注以為鸊鵜水鳥今時珍作須鸁一名水𩿤古以其血塗刀劍孫愐則曰鸁桑飛鳥也直翁刪之」
朮木4+1=総画数5 U+672E
音読: チュツ[漢]、チュチ[呉]、シュツ[漢]、ジュツ、ズチ[呉]
訓読: おけら
◆オケラ(朮)、キク科オケラ属の草、根茎は薬用として用いられ生薬名を「白朮ビャクジュツ」という
{オケラ}◆粘り気のあるアワ(粟、イネ科エノコログサ属の穀物)・コーリャン(高粱、モロコシ、イネ科モロコシ属の穀物)・イネ(稲、イネ科の草)・キビ(黍、イネ科キビ属の穀物)などの穀物の総称、同「秫」
注解:別
「术」筆順
怵
心3+5=総画数8 U+6035
音読: チュツ[漢]、チュチ[呉]、ジュツ[慣]
◆恐れる、不安や恐れでびくびくする
◆誘(さそ)う、誘惑ユウワクする、誘い込む、引き寄せる、同「訹」「鉥」「謏」
◆気が狂う、精神が錯乱する、同「㤜」
怷心4+5=総画数9 U+6037
音読: シュツ[漢]、ジュツ、ズチ[呉]
◆細かいものが隙間なく並んでいるさま
◆別
「怸」
怸心4+5=総画数9 U+6038
音読: シツ、シチ
◆悉(ことごと)く、全て、余すところなく、あるものを残らず、同「悉」
◆牛膝ゴシツ、ヒユ科イノコヅチ属の草の根を乾燥させた生薬
注解:別
「怷」
沭𣻚水3+5=総画数8 U+6CAD
音読: シュツ[漢]、ジュツ、ズチ[呉]
◆川名、「沭水ジュツスイ」、川名、現山東省を源とし南流して江蘇省に至る川
{山東省}◆「沭陽ジュツヨウ」、地名、江蘇省宿遷市沭陽県
{五代十国時代}
炢
火4+5=総画数9 U+70A2
音読: チュツ
◆灰に埋(うず)めた火、またそこから立ち昇る煙、同「烼」
𤇍
火4+5=総画数9 U+241CD
◆未詳
𤝂
犬3+4=総画数7 U+24742
◆未詳
㺷珬
玉4+5=総画数9 U+3EB7
音読: シュツ[漢]、シュチ[呉]
◆珂カ(白い瑪瑙)に似た玉ギョク(美しく高貴な石)の名
㾁𤴷
疒5+5=総画数10 U+3F81
音読: コツ[漢]、コチ[呉]
◆気が狂(くる)ったように走るさま(走り出すさま)、またそのような症状の病気
𥄵
目5+5=総画数10 U+25135
音読: キツ
◆目を大きく見開くさま、同「𥅛」「瞲」「【集韻:卷九:入聲上:質第五:瞲𥅛𥄵】目深皃或作𥅛𥄵亦書作𥅜」
秫𥟲
禾5+5=総画数10 U+79EB
音読: シュツ[漢]、ジュツ、ズチ[呉]
◆粘り気のあるコーリャン(高粱、モロコシ、イネ科モロコシ属の穀物)、また粘り気のあるイネ(稲、イネ科の草)・アワ(粟、イネ科エノコログサ属の穀物)・キビ(黍、イネ科キビ属の穀物)などを含めた穀物の総称、同「朮」
◆長い針、長い縫い針、同「鉥」
𥥇𥤼
穴5+5=総画数10 U+25947
音読: スイ
◆奥深い、同「邃」
絉
糸6+5=総画数11 U+7D49
音読: シュツ、ジュツ
◆縄(なわ)
𦈭越𧻂缶6+5=総画数11 U+2622D
音読: エツ[漢]、エチ、オチ[呉]
訓読: こ・える、こ・す
◆行く手(ゆくて)を阻(はば)んでいるものの上を跨(また)ぐようにしてその先に行く、区切りや障害となっているものの先に行く、同「逾」
◆度ド(区切り・限度・程度・規準・規則など)の先に出る、分(ぶ、身の程、分限)を過ぎる、同「逾」
◆春秋時代(前770年~前5世紀)に現浙江省付近にあった古国名
{春秋時代}◆五代十国時代(907年~979年)に現浙江省付近にあった古国名、春秋時代の「呉」と区別するため「呉越ゴエツ」と呼ばれる
{五代十国時代}
𦬸艸3+5=総画数8 U+26B38
音読: シュツ、ジュツ
◆オケラ(朮)、キク科オケラ属の草、同「朮」
「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:𦬸】儲律切𦬸山葪與朮同」 {オケラ}
術术行6+5=総画数11 U+8853
音読: シュツ[漢]、ジュツ、ズチ[呉]
訓読: すべ
◆市中を通る道、行き方
◆やり方、方法・方策や手段、それを使いこなす能力
◆取るべき道、従うべき決まり
◆述べる、考えや思いを書き表す、或いは言い表す、同「述」
筆順
訹𧧐
言7+5=総画数12 U+8A39
音読: ショウ[漢呉]、シュツ[漢]、シュチ[呉]
◆誘(さそ)う、誘惑ユウワクする、誘い込む、引き寄せる、同「謏」「𧩮」
䟣
足7+5=総画数12 U+47E3
音読: チュツ[漢]、チュチ[呉]
◆獣の足跡
◆「䟣踢チュツテキ」、獣名、左右に首(頭)があるという「【山海經:大荒南經】南海之外赤水之西𣴑沙之東(赤水出崑崙山𣴑沙出鐘山也)有獸左右有首名曰䟣踢(出𤟇名國黜愓兩音)」
述䢤辵3+5=総画数8 U+8FF0
音読: シュツ[漢]、ジュツ、ズチ[呉]
訓読: の・べる
◆既に道筋が付いているものや頼りになるものに沿って行く、先例などに従う、同「循」
◆先人の事績を受け継ぎ伝える、そのために文章に書き表す、或いは言葉で言い表す
◆考えや思いを書き表す、或いは言い表す、同「術」「𠰲」
筆順
鉥
金8+5=総画数13 U+9265
音読: シュツ[漢]、ジュツ、ズチ[呉]
◆長い針、長い縫い針、同「錰」「秫」
◆誘(さそ)う、誘惑ユウワクする、誘い込む、引き寄せる、同「怵」「訹」「謏」
𩖶
風9+5=総画数14 U+295B6
音読: ケツ、ケチ
◆そよ風(弱い風)が吹くさま
术術木4+1=総画数5 U+672F
音読: シュツ[漢]、ジュツ、ズチ[呉]
訓読: すべ
◆市中を通る道、行き方
◆やり方、方法・方策や手段、それを使いこなす能力
◆取るべき道、従うべき決まり
◆述べる、考えや思いを書き表す、或いは言い表す、同「述」
注解:別
「朮」
𠇲
人2+5=総画数7 U+201F2
◆未詳「【字彙補:子集:人部:𠇲】虚呂切音煦和煦也見玉篇」「【康熙字典:子集備考:人部:𠇲】○按和煦係休字義从木不从术玉篇無此字字彙補誤引」
𠰲
口3+5=総画数8 U+20C32
音読: シュツ、ジュツ、ズチ
◆述べる、考えや思いを書き表す、或いは言い表す、同「述」「術」
𧉱
虫6+5=総画数11 U+27271
◆「蜓蚞(音未詳)」、ニイニイゼミ(蟪蛄、セミ科ニイニイゼミ属)、またニイニイゼミなどの小形のセミ(蝉)の一種、別名「蜓蚞テイボク」「螇螰ケイロク」
𧲷貅䝗㹯
豸7+5=総画数12 U+27CB7
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
◆「貔𧲷ヒキュウ」◇伝説上の神獣で姿はシカ(鹿)またはリュウ(龍)に似るという◇キツネ(狐)またヒョウ(豹)に似るという白い獣、戦ができるように調教したとされる◇勇猛な兵士、また軍隊◇「天䴪テンロク(天からの恵みを齎す神獣とされる)」と「辟邪ヘキシャ・ヘキジャ(災禍を避ける神獣とされる)」を併せた呼称(別称)とされるが未詳、【維基百科:貔貅】参照
𣎵
木4+1=総画数5 U+233B5
音読: ハイ、ハツ、ハチ
◆草木から盛んに芽や枝葉が伸び出るさま
𢘨㤄
心3+5=総画数8 U+22628
音読: ハイ[漢呉]、ホ[呉]、ハツ[漢]、ハチ[呉]
◆恨(うら)めしく腹立たしい、不快な
𢪹㧊手3+5=総画数8 U+22AB9
音読: ハツ、ハチ
◆拭(ぬぐ)う、拂・払(はら)う
注解:本字の字形は{⿰氵巿}(
「巿(⿻一巾、4画)」)か{⿰氵市}(
「市(⿱亠巾、5画)」)かが分かりにくいが、【說文解字:手部:㧊】の篆書字(「𢪹」が近い字形)に従いここでは4画の「巿」とした、但し【康熙字典:卯集中:手部:㧊】の引く
「【淮南鴻烈解:卷第十七:說林訓】…游者以足蹶以手㧊不得其數愈蹶愈敗…」が本来の字形であるとすれば5画の「市」となる
𥿟索𦃦𡩡𣑇
糸6+5=総画数11 U+25FDF
音読: サク[漢呉]、シャク[呉]
◆ものに繋(つな)ぐ(ものを繋ぐ)太い縄(なわ)や綱(つな)、またそのような用途・形状のもの(紐・弦・鎖・ケーブルcableなど)、同「䌇」
◆(手蔓てづるを頼りに)捜(さが)す、探(さが)し求める、「捜索ソウサク」「思索シサク」
◆規律を維持するための決まり、制度や規則、「縄で縛る・規制する」の意
◆(繋いであったものが)解(ほど)ける、繋がりが解(と)ける、繋がりを解く
◆「𥿟然サクゼン」◇涙がぽとぽとと流れ落ちるさま◇ばらばらと散るさま、散り散りになるさま◇散ってなくなるさま
注解:フォントによっては{⿱㞤糸}になる場合があるが本来は{⿱𣎵糸}「【正字通:未集中:糸部:索】…按說文艸有莖葉可為繩索从𣎵糸…从𣎵會意中象形本作索…」
𨒠䟛䢌𧺡
辵7+5=総画数12 U+284A0
音読: ハツ[漢]、ハチ[呉]
◆突然走り出す、不意に飛び出す、同「猝」
◆踏み越えて行く、踏み付ける、踏みにじる、同「跋」
𩶚䰽
魚11+5=総画数16 U+29D9A
音読: ハイ[漢呉]
◆フグ(河豚)、フグ科の魚
𣎶
木4+1=総画数5 U+233B6
音読: ケツ、ゲチ
◆突出している、抜きん出ている、群を抜いて秀(ひい)でている、またそのような人、同「杰」「傑」
𠇾休
人2+5=総画数7 U+201FE
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
訓読: やす・む
◆連続した動きや働きの途中で一旦その動きや働きを止(や)める、再開するために息を整えたり力を蓄(たくわ)えることをいう
◆止める、止む、終わる「【歸去來辭】羨萬物之得時、感吾生之行休」
◆(再び活動するための力を蓄えるために)寛(くつろ)ぐ、睡眠をとる
◆良いこと、めでたいこと、喜(よろこ)ばしいこと、「良き働きに対して報(むく)われるべきもの」の意
注解:「人(亻)が木陰(木)にいるさま」の象形で「木陰で休息する」の意
朱木4+2=総画数6 U+6731
音読: シュ[漢]、ス[呉]
訓読: あけ
◆くすみのない明るく濃い(深い)赤色
█、「丹朱タンシュ」、同「絑」(日本で朱肉などに多く使われる色とはやや違う)
◆赤心木セキシンボク、心シン(幹の芯)が赤いマツ(松、マツ科の木)やカシワ(柏、ヒノキ科の木)などの木
筆順
侏人2+6=総画数8 U+4F8F
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆丈が低い、(縦方向の長さが)短い
◆「侏儒シュジュ」◇背丈が低い人◇梁はり(建物の柱の上に水平に渡す横木で、建物の棟と直交するように渡す木)の上に立てる短い柱、梲うだつ
筆順
咮口3+6=総画数9 U+54AE
音読: チュウ[漢呉]
◆鳥の嘴(くちばし)、同「𠰍」「噣」「喙」
◆「讋咮ショウチュウ」、ぺちゃくちゃとよく喋(しゃべ)るさま
◆二十八宿南方朱雀の柳宿の別称、同「噣」
{二十八宿}筆順
𠱒吺
口3+6=総画数9 U+20C52
音読: トウ[漢]、ト、ツ[呉]
◆「讘𠱒ジョウトウ」、同「囉唆ラサ」、くどくどと話すが要領を得ないさま、話が回りくどいさま
◆「囁𠱒ショウジュ」、同「囁嚅」、言い掛けては止(や)めるさま、しどろもどなさま、口籠(くちごも)るさま
姝𡚾女3+6=総画数9 U+59DD
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆淑(しと)やかで(上品で)美しいさま、またそのような女性
「【方言:第一】娥㜲(音盈)好也…趙魏燕代之間曰姝(昌朱反音株亦四方通語)…」筆順
𡥛殊
子3+6=総画数9 U+2195B
音読: シュ[漢]、ジュ、ズ[呉]
訓読: こと、こと・に
◆(罪を咎めて)切り殺す、死ぬ
◆(それまで繋がっていたものやことを)断(た)つ、絶(た)つ、(それまで続いていたものやことが)絶える
◆異(こと)なる、普通でない
◆特に、非常に、極めて
𡱖尸3+6=総画数9 U+21C56
訓読: つび、くぼ
◆[日]女性の性器、女陰(ジョイン)
筆順
㦵戈4+6=総画数10 U+39B5
音読: チュウ[漢呉]
◆戈(ほこ)、ほぼ"T"字形をした刃物
{武器(刀剣槍)}
株木4+6=総画数10 U+682A
音読: チュウ[漢呉]、シュ[慣]
訓読: かぶ
◆草木を切った後の地上に出ている部分
◆草木の根を単位とした数を数える語、同「棵」
◆[日]分相応な権利や役目、また身分や地位
筆順
殊𡥛歹4+6=総画数10 U+6B8A
音読: シュ[漢]、ジュ、ズ[呉]
訓読: こと、こと・に
◆(罪を咎めて)切り殺す、死ぬ
◆(それまで繋がっていたものやことを)断(た)つ、絶(た)つ、(それまで続いていたものやことが)絶える
◆異(こと)なる、普通でない
◆特に、非常に、極めて
筆順
洙水3+6=総画数9 U+6D19
音読: シュ[漢]、ジュ、ズ[呉]
◆「洙水シュスイ」、山東省中央部を源とする川、西北に流れて泗水シスイに注ぐ
{山東省}筆順
珠玉4+6=総画数10 U+73E0
音読: シュ[漢]、ス[呉]
訓読: たま
◆貝などの中にできる乳白色の丸く美しい玉(たま)、玉状の宝石
◆「珠母シュボ」、珠シュ(真珠シンジュ)を産する貝の総称
◆丸い粒(つぶ)、丸い粒状のもの
筆順
㼡
瓦5+6=総画数11 U+3F21
音読: シュ[漢]、ジュ、ズ[呉]
◆首が細く(長く)口が広がり胴が膨らんだ小さい瓶(かめ)或いは甕(かめ)
硃石5+6=総画数11 U+7843
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆丹砂(タンサ、タンシャ)、朱色の砂で顔料や薬として利用される
筆順
祩
示5+6=総画数11 U+7969
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆呪(のろ)う、人に災いが降りかかるようにと神に祈る
◆「祩子シュシ」、祭祀を司(つかさど)る人、祭司サイシ、祝史シュクシ
秼
禾5+6=総画数11 U+79FC
◆未詳「【宋名臣奏議:卷一百三十六】…今厲兵秼馬欲慿陵…」「【廣韻:上平聲:虞第十:朱:秼】詛也」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):卷第十四:巾部:帴】…椒榝之榝帔也臣鍇曰今謂之秼」
䇬
竹6+6=総画数12 U+41EC
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆竹を割り棒状にしたもの、竹籤たけひご
◆竹を編んで作った船の帆(ほ)
絑
糸6+6=総画数12 U+7D51
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆くすみのない明るく濃い(深い)赤色、丹朱タンシュ、同「朱」█「【說文解字注:糸部:絑】純赤也(純同𨣶厚也赤南方色也按市下云天子朱市諸侯赤市然則朱與赤深淺不同…傳曰朱深纁也陽明也許云纁者淺絳絳者大赤葢純赤大赤其異者微矣…)」
◆赤色の絹布、また絹織物
𦐣
羽6+6=総画数12 U+26423
音読: チュ
◆飛ぶさま、未詳「【玉篇:卷二十六:羽部第四百九:𦐣】丑俱切飛皃」
◆人名用字「【江西通志:卷一百四十二:五荆傳】蕭氏有五兄弟…其長者曰翀次者曰翴曰𦐣曰翪曰翬…」
𦐨
羽6+6=総画数12 U+26428
音読: シ
◆飛ぶさま、未詳「【玉篇:卷二十六:羽部第四百九:𦐨】初巳切飛皃」
茱艸3+6=総画数9 U+8331
音読: シュ[漢]、ジュ、ズ[呉]
◆「茱萸シュユ」、ゴシュユ(呉茱萸)、ミカン科サンショウ属の木、またサンシュユ(山茱萸、ミズキ科ミズキ属)やカラスザンショウ(烏山椒、ミカン科サンショウ属、別名ショクシュユ食茱萸)などの総称
{シュユ} {ゴシュユ}◆[日]「茱萸シュユ」、グミ(茱萸・胡頽子)、グミ科の木
{グミ}筆順
蛛虫6+6=総画数12 U+86DB
音読: チュウ[漢呉]
◆「蜘蛛チチュウ」、クモ(蜘蛛)、クモ目の節足動物、同「鼅鼄」
筆順
袾𧘣衣5+6=総画数11 U+88BE
音読: チュウ[漢呉]、シュ[漢]、ス[呉]
◆朱色の衣服
◆華やかで美しい、同「姝」
◆和服の身頃(みごろ)に当たる部分、衣服の袖(そで)や襟などを除いた体を覆う部分、同「裑」「裀」「𧘏」
筆順
誅诛言7+6=総画数13 U+8A85
音読: チュウ[漢呉]
◆罪などを厳(きび)しく咎(とが)める、責(せ)める
◆咎め罰する
◆討(う)つ、罪を責めて殺す、関係する者を皆殺しにする
◆取り除く、(草木などを)切り払う
筆順
诛誅
言2+6=総画数8 U+8BDB
音読: チュウ[漢呉]
◆罪などを厳(きび)しく咎(とが)める、責(せ)める
◆咎め罰する
◆討(う)つ、罪を責めて殺す、関係する者を皆殺しにする
◆取り除く、(草木などを)切り払う
趎
走7+6=総画数13 U+8D8E
音読: チュウ[漢]、ジュウ[呉]
◆「南榮趎ナンソチュウ」、人名、楚国(前11世紀~前223年)の人という「【南華真經(莊子):卷之四:雜篇庚桑楚第二十三】…南榮趎贏糧七日七夜至老子之所老子曰子自楚之所來乎南榮趎曰唯…」
◆未詳、「足を踏み外す」「足を取られる」の意か?「【淮南鴻烈解《四部叢刊初編》本:卷第一:原道訓】…足蹪趎*{⿰止舀}頭抵植木而不自知也…」
跦
足7+6=総画数13 U+8DE6
音読: チュウ[漢呉]
◆「跦跦チュウチュウ」、(鳥がぴょんぴょんと)飛び跳ねるように行くさま「【漢書(前漢書):卷二十七中之上:五行志第七中之上】…鴝鵒跦跦公在乾侯(…師古曰跦跦跳行貌也…)」
◆「跢跦・踟躕チチュウ」、少し行っては立ち止まり、また少し行っては立ち止まるさま、なかなか先(さき)に進めないさま
𨒲
辵3+6=総画数9 U+284B2
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:辵部第十六:𨒲】舊藏作迷又郭氏俗呼角反在廣弘明集第二十四卷中」
邾邑3+6=総画数9 U+90BE
音読: チュウ[漢呉]、シュ[慣]
◆春秋時代(前770年~前5世紀)の古国名、別名「邾婁シュル」、後の戦国時代(前5世紀~前221年)に「鄒」に改名された、魯ロ國鄒スウ縣(現山東省済寧市鄒城市付近)
{山東省}◆古地名、黃州コウシュウ)黃岡コウコウ縣(現湖北省武漢市)
{湖北省}筆順
銖铢金8+6=総画数14 U+9296
音読: シュ[漢]、ジュ、ズ[呉]
◆重量の単位、1銖=1/24両、時代によって異なるが約0.6~1.7g程
{各種単位}◆ごく僅か
◆(刃の切れ味が)鈍い
筆順
铢銖金5+6=総画数11 U+94E2
音読: シュ[漢]、ジュ、ズ[呉]
◆重量の単位、1銖=1/24両、時代によって異なるが約0.6~1.7g程
{各種単位}◆ごく僅か
◆(刃の切れ味が)鈍い
陎
阜3+6=総画数9 U+964E
音読: シュ[漢]、ジュ、ズ[呉]
◆「陎𨻻」、古地名
駯
馬10+6=総画数16 U+99EF
音読: ショク
◆口元が黒い馬
鮢
魚11+6=総画数17 U+9BA2
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆未詳、姿はエビ(蝦・海老)に似て足がないという
◆未詳「【正字通:亥集中:魚部:鮢】専于切音朱魚似蝦無足雜俎負朱魚毎鱗有一點朱俗作鮢…」
鴸
鳥11+6=総画数17 U+9D38
音読: シュ[漢]、ス[呉]、チュウ[漢呉]
◆雌のウズラ(鶉)
◆その声は人を痺れさせるというフクロウ(梟)などに似た鳥
𪎡
麻11+6=総画数17 U+2A3A1
音読: チュウ
◆アサ(麻、アサ科の草)の実、同「𪎰」「【廣雅:卷十:釋草】𪎰(扶云)𪎡(誅)也」「【集韻:卷二:平聲二:痕第二十四:𪎡】穀名博雅𪎰𪎡也」
鼄
黽13+6=総画数19 U+9F04
音読: チュウ[漢呉]
◆「鼅鼄チチュウ」、クモ(蜘蛛)、クモ目の節足動物、同「蜘蛛」
朴木4+2=総画数6 U+6734
音読: ハク[漢]、ホク[呉]、ボク[慣]
訓読: ほう
◆切り出されたままの手が加えられていない木、本来の姿のままで手が加えられていないさま、自然で飾り気がないさま、同繁
「樸」◆「厚朴コウボク」、モクレン科モクレン属の木
{コウボク}◆エノキ(榎)、「朴樹ボクジュ」、アサ科エノキ属の木
{エノキ}◆[日]ホオノキ(朴の木)、モクレン科モクレン属の木
{ホオノキ}筆順
烞
火4+6=総画数10 U+70DE
音読: ハク、ホク
◆火が激しいさま、ものが激しく燃え弾(はじ)けるさま、またその音、「𤐙烞ヘキハク」「【揚州十日記(明季稗史彙編)】…赤光相映如霞電𤐙烞聲轟耳不絕…」
朵朶𣏻䒳𣎾𣎿
木4+2=総画数6 U+6735
音読: タ[漢呉]、ダ[慣]
◆樹木の枝・葉・花・実などが垂れ下がるさま
◆垂れる、垂れ下がる、「耳朶ジダ(みみたぶ)」
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「桗」
剁刴
刀2+6=総画数8 U+5241
音読: ダ、タ
◆斧や鍬(くわ)などの重い刃物で切る、刃物を振り下ろすようにして切る
哚
口3+6=総画数9 U+54DA
音読: タ、ドァ
◆「吲哚インドァ」、インドールIndole、有機化合物名、C8H7N
垛垜
土3+6=総画数9 U+579B
音読: タ[漢]、ダ[呉]
訓読: あずち
◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土(もりつち)、安土(あずち)、同「垜」「𨹃」
◆小さな盛り土
㛊㛆
女3+6=総画数9 U+36CA
音読: タ、ダ
◆弱々しく垂れる花のように美しいさま
◆量(はか)る、重さを量る、同「挅」
𡷔山3+6=総画数9 U+21DD4
◆未詳
注解:「𡶲」の異体字か?
挆挅
手3+6=総画数9 U+6306
音読: タ[漢呉]
◆見当をつける、推(お)し量る、同「揣」
◆揺れる
◆未詳「【廣韻:去聲:過第三十九:桗:挅】落帆」
𦚩
月(肉)4+6=総画数10 U+266A9
音読: ワ、エ
◆「*𦚩𦛐ワジョ」、肥(こ)える(肥えている)さま「【集韻:卷六:上聲下:馬第三十五:{⿰月朶}】{⿰月朶}𦛐肥皃」
注解:本字「*𦚩」はいずれの字書も{⿰月朶}、「朶」と「朵」は同字(異体字の関係にある)
𤬾
瓦5+6=総画数11 U+24B3E
音読: タ[漢]、ダ[呉]
◆飛甎戲ヒセンギ(瓦や石などを投げて競うゲームgame)に使う平たい石、「飛甎戲」は【漢語大辞典】が【俗言】を引いて「水切り(水面に向けて平たい石を投げて跳ねさせる遊び)」という、同「砣」「堶」「【漢語大字典:土部:堶】…明楊慎《俗言・抛堶》:"宋世寒食有抛堶之戯、兒童飛瓦石之戯、若今打瓦也。"」
◆小さい瓶(かめ)或いは甕(かめ)、同「甌」
𤱧
禾5+6=総画数11 U+24C67
◆未詳
注解:「【康熙字典:午集上:田部:{⿰田朶}】《集韻》吐火切音妥{⿰田朶}𤱍小高貌」他に{⿰田朶}がある、「朵」は「朶」の異体字であることから、「𤱧」を{⿰田朶}の異体字とするか?
𥬲𥬸
竹6+6=総画数12 U+25B32
音読: タ[漢]、テ[呉]
◆竹製の鞭(むち)、また鞭打つ、同「簻」「【廣韻:下平聲:麻第九:檛:檛】捶也…簻上同𥬸上同」
◆「箛𥬲コタ」「筨𥬲・筨𥳔・䈄𥳔カンタ」、竹名、太さは足の(親)指程で、堅く、中は白く柔らかいものがぎっしりと詰まっており、生垣(いけがき)などに利用されるという「【竹譜(李衎):卷七】䈄𥳔竹戴凱之…大如足指堅厚修直腹中白膜闌隔狀如濕{⿺麥靣}…閩中記曰筨𥬸竹圓如指大可編藩籬筨𥬸即䈄𥳔也」
𦀉𥿰𥿱
糸6+6=総画数12 U+26009
音読: タ[漢呉]
◆冕冠ベンカンの前に垂らす飾り
𧙤
衣5+6=総画数11 U+27664
音読: タ
◆衣服の袖(そで)「【廣雅:卷七:釋器】裪(桃)𧝃(決)袿(圭)襡(大口)䘶(含)𧙤(妬禾)袔(賀)䘸(亦)衪(夷)袼(各)𧛫(胡)䙎(乎佳)袂衽袖也」
趓𧻞
走7+6=総画数13 U+8D93
音読: タ、ダ
◆身を躱(かわ)す、体を反(そら)らして避(さ)ける、避(よ)ける、同「躱」「【燕石集:卷十三:雜著:建言救荒】…男子𧻞避逃匿…」
跺
足7+6=総画数13 U+8DFA
音読: タ、ダ
◆足でぐっと踏み付ける、足でとんとんと叩くように踏む
躲躱
身7+6=総画数13 U+8EB2
音読: タ
訓読: かわ・す
◆体を反(そら)らして避(さ)ける、やり過ごす、避(よ)ける、同「𩒜」
◆人目を避けて隠れる、同「𩒜」
䤪𨦃
金8+6=総画数14 U+492A
音読: タ[漢呉]
◆斧や鍬(くわ)などの重い刃物で切る、刃物を振り下ろすようにして切る、同「刴」
◆欠ける
𨹄𨹃𨸳
阜3+6=総画数9 U+28E44
音読: タ[漢]、ダ[呉]
◆小さな盛り土(もりつち)
◆弓の的(まと)を置くための盛り土、安土(あずち)、同「垜」「堋」
𩊜
革9+6=総画数15 U+2929C
音読: タ[漢]、ダ[呉]
◆履物の踵(かかと)の縁(へり)、同「𩎫」「䩔」
𩎫
韋9+6=総画数15 U+293AB
音読: タ、ダ
◆履物の踵(かかと)の縁(へり)、同「𩊜」「【廣韻:上聲:果第三十四:墮:𩊜】履跟縁也或作{⿰韋朶}」
𩬻
髟10+6=総画数16 U+29B3B
音読: タ、ダ
◆小児の頭髪トウハツの一部を残して剃(そ)る、またその剃り残した部分の髪、またその髪形、同「鬌」
◆髪が垂れるさま
朶𣏻朵䒳𣎾𣎿木4+2=総画数6 U+6736
音読: タ[漢呉]、ダ[慣]
◆樹木の枝・葉・花・実などが垂れ下がるさま
◆垂れる、垂れ下がる、「耳朶ジダ(みみたぶ)」
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「桗」
筆順
刴剁
刀2+6=総画数8 U+5234
音読: タ、ダ
◆斧や鍬(くわ)などの重い刃物で切る、刃物を振り下ろすようにして切る
垜垛土3+6=総画数9 U+579C
音読: タ[漢]、ダ[呉]
訓読: あずち
◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土(もりつち)、安土(あずち)、同「垜」「𨹃」
◆小さな盛り土
筆順
㛆㛊
女3+6=総画数9 U+36C6
音読: タ、ダ
◆弱々しく垂れる花のように美しいさま
◆量(はか)る、重さを量る、同「挅」
尮
尢3+6=総画数9 U+5C2E
音読: タ、ダ
◆背を丸める、背が曲がる
𡶲
山3+6=総画数9 U+21DB2
音読: タ、ダ
◆未詳「【玉篇:卷二十二:山部第三百四十三:𡶲】托卧切又音朶」「【集韻:卷六:上聲下:果第三十四:崜𡶲】山皃」
挅挆
手3+6=総画数9 U+6305
音読: タ[漢呉]
◆見当をつける、推(お)し量る、同「揣」
◆揺れる
◆未詳「【廣韻:去聲:過第三十九:桗:挅】落帆」
桗木4+6=総画数10 U+6857
音読: タ、ダ
◆樹木の根
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「朶」
筆順
𥬸𥬲
竹6+6=総画数12 U+25B38
音読: タ[漢]、テ[呉]
◆竹製の鞭(むち)、また鞭打つ、同「簻」「【廣韻:下平聲:麻第九:檛:檛】捶也…簻上同𥬸上同」
◆「箛𥬸コタ」「筨𥬸・筨𥳔・䈄𥳔カンタ」、竹名、太さは足の(親)指程で、堅く、中は白く柔らかいものがぎっしりと詰まっており、生垣(いけがき)などに利用されるという「【竹譜(李衎):卷七】䈄𥳔竹戴凱之…大如足指堅厚修直腹中白膜闌隔狀如濕{⿺麥靣}…閩中記曰筨𥬸竹圓如指大可編藩籬筨𥬸即䈄𥳔也」
𥿰𥿱𦀉
糸6+6=総画数12 U+25FF0
音読: タ[漢呉]
◆冕冠ベンカンの前に垂らす飾り
䒳朶𣏻朵𣎾𣎿
艸3+6=総画数9 U+44B3
音読: タ[漢呉]、ダ[慣]
◆樹木の枝・葉・花・実などが垂れ下がるさま
◆垂れる、垂れ下がる、「耳朶ジダ(みみたぶ)」
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「桗」
𧻞趓
走7+6=総画数13 U+27EDE
音読: タ、ダ
◆身を躱(かわ)す、体を反(そら)らして避(さ)ける、避(よ)ける、同「躱」「【燕石集:卷十三:雜著:建言救荒】…男子𧻞避逃匿…」
跥
足7+6=総画数13 U+8DE5
音読: タ、ダ
◆行くさま、未詳「【玉篇:卷七:足部第七十六:跥】都果他果二切行皃」
躱躲身7+6=総画数13 U+8EB1
音読: タ
訓読: かわ・す
◆体を反(そら)らして避(さ)ける、やり過ごす、避(よ)ける、同「𩒜」
◆人目を避けて隠れる、同「𩒜」
筆順
𨦃䤪
金8+6=総画数14 U+28983
音読: タ[漢呉]
◆斧や鍬(くわ)などの重い刃物で切る、刃物を振り下ろすようにして切る、同「刴」
◆欠ける
𨹃𨹄𨸳
阜3+6=総画数9 U+28E43
音読: タ[漢]、ダ[呉]
◆小さな盛り土(もりつち)
◆弓の的(まと)を置くための盛り土、安土(あずち)、同「垜」「堋」
𩒜
頁9+6=総画数15 U+2949C
音読: タ
◆身を躱(かわ)す、体を反(そら)らして避(さ)ける、避(よ)ける、同「躱」
◆人目を避けて隠れる、同「躱」
朿木4+2=総画数6 U+673F
音読: シ[漢呉]
訓読: とげ
◆草木の刺(とげ)、細く先が尖(とが)ったもの、同「𣐁」「刺」
筆順
𠄬
二2+6=総画数8 U+2012C
◆未詳
刺刀2+6=総画数8 U+523A
音読: シ[漢呉]、セキ[漢]、シャク[呉]
訓読: さ・す、とげ
◆さ・す、針などの細く先端が尖(とが)ったものでまっすぐに突く、また突き入れる、同「㓨」
◆(痛いところを)ちくりと突く、「諷刺フウシ」「譏刺キシ」
◆棘(とげ)、細く先端が尖った形のもの、棘状・針状のもの
◆(表からは窺えないものの中まで入り込んで)探(さぐ)る、「刺候シコウ(敵地に入り込んで敵情を探る)」「刺史シシ(所領地に赴いて民情を探る役人、またその官職名)」
筆順
𠲋
口3+6=総画数9 U+20C8B
音読: シ
◆鳥の嘴(くちばし)、同「觜」「嘴」「𠾋」「𠲿」「【集韻:卷五:上聲上:紙第四:觜𠲋嘴𠾋】祖委切鴟舊頭上角觜一曰觜觽星名或作𠲋嘴𠾋」
㞖
尸3+6=総画数9 U+3796
音読: シ
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:寘第五:㞖】㞖𡳆足前却也」
㢀
广3+6=総画数9 U+3880
音読: シ[漢呉]
◆未詳「【玉篇:卷二十二:广部第三百四十七:*1㢀】千漬切下屋也」「【廣韻:去聲聲:寘第五:刺:*1㢀】偏*2𢈠舎也」「【營造法式:卷一:總釋上】義訓…偏舍謂之𢋃(音亶)𢋃謂之*2𢈠(音次)…」
拺手3+6=総画数9 U+62FA
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆鞭(むち)打つ
「【玉篇:卷六:手部第六十六:拺】初革切馬箠也…」◆支(ささ)える、支え助ける
◆「抖拺トウサク」、未詳、「抖擻トウソウ(振り払う、払い除のける)」の誤りか?
「【喻林:卷八十一:德行門】…抖*拺煩惱去離…」◆「貓霧拺ハブザ」、台湾中西部(台中市・彰化県・雲林県一帯)に居住していた台湾原住民の一つ
「【臺海使槎錄:卷六:北路諸羅畨八】貓霧拺(一名麻務拺)」 {台湾}
敇
攴4+6=総画数10 U+6547
音読: サク、シャク
◆鞭(むち)打つ、同「策」
栜
木4+6=総画数10 U+681C
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆木名、未詳「【康熙字典:辰集中:木部:栜】《爾雅·釋木註》赤栜皮理錯戾」は「【爾雅注疏・釋木】桋赤梀白者梀(赤梀樹葉細而歧鋭皮理錯戾好叢生山中中車輞白梀葉圓而歧爲大木)」を引いたものと思われるが「栜」ではなく「梀」、引用の誤か?
𣨁𣧨
歹4+6=総画数10 U+23A01
音読: シ
◆(鳥獣が食べ荒らした後の)肉が僅(わず)かに残っている(ばらばらになった)骨、同「骴」「【集韻:卷七:去聲上:寘第五:骴胔髊{⿰歺責}{⿰歺朿}】說文鳥獸殘骨曰骴骴可惡也引明堂月令掩骼薶骴或从肉亦作髊{⿰歺責}{⿰歺朿}或書作𩨱」
洓𣽤
水3+6=総画数9 U+6D13
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆小雨が(細かい雨が)降るさま、同「𩂴」
𤤹㻷
玉4+6=総画数10 U+24939
音読: キョク[漢]、コク[呉]
◆「垂𤤹スイキョク」、古地名、未詳、またそこに産する玉ギョク(美しく高貴な石)の名
㾊𤶬
疒5+6=総画数11 U+3F8A
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆痩せ衰える、痩せ細る
◆寒さが原因する皸(あかぎれ)や霜焼(しもやけ)の類「【吳郡志:卷十八】肌上生瘮㾊」「【原本韓集考異:卷三】寒謂之㾕㾊」
策䇿筞竹6+6=総画数12 U+7B56
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆(竹製の)鞭(むち)、鞭打つ、同「敇」「箠」
◆文字(文章)を記すための細長い竹製の札、竹簡チクカン
◆符命フメイ、天子の意であることの証(あかし、署名や押印)のある札(ふだ、文書)、天子が下す命令書・指示書・辞令書、特に諸侯の領土・爵位・官位などの任免の文書、同「冊」
◆謀(はかりごと)、ことを成すための方法、またそれを記した文書、計画書、同「𥮮」
◆謀(はか)る、ことを成すために手を打つ、同「籌」
◆筮(めどぎ)、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒、同「筮」「筴」
◆永字八法の一つ、右上へ向かってのはねの書き方、現代中国では「提」「挑」
{永字八法}筆順
䊂米6+6=総画数12 U+4282
◆未詳、
「𥹵」の譌字か?
「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:䊂】䊂䊞壞也」「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:䊂】䊞*1䊂壊米」「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:䊞】䊞*2𥹵壞米」「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:𪐏䊞】博雅*3博也黏也」「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:䊞】博雅*4搏也」
茦
艸3+6=総画数9 U+8326
音読: シ
◆草木の細く尖った芒(のぎ)や刺(とげ)、同「莿」
𧊸𧌐
虫6+6=総画数12 U+272B8
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆「𧊸𧐎シベキ」、ゴキブリ(蜚蠊)、ゴキブリ目の昆虫
𧙞
衣5+6=総画数11 U+2765E
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆「𧙞𧜝・𧙞膝セキシツ」、裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣裳)の前の部分のスリットslit(切り込み)、同「衩」「袥」「衸」
𧠵𧠥䙻
見7+6=総画数13 U+27835
音読: シ[漢呉]
◆「𧠵覰シショ」、盗み見る、こっそりと見る、同「𡰾𡳆」「【廣韻:上平聲:脂第六:郪:{⿰束見}】盗視」
𧵩責责𧶌
貝7+6=総画数13 U+27D69
音読: サク[漢]、シャク[呉]、セキ[慣]
訓読: せめ、せ・める
◆強く求められる務(つと)め、果たすべきこと、為(な)すべきこと
◆(果たすべきことを果たすよう)強く求める、(為すべきことを為さないことを)厳(きび)しく咎(とが)める、「責備セキビ」
𧻕𧼕
走7+6=総画数13 U+27ED5
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆小刻みにそろそろと歩く、同「蹐」
䟱跡足7+6=総画数13 U+47F1
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
訓読: あと
◆歩いたところに残る足の印(しるし)、同簡
「迹」◆嘗(かつ)て物や出来事があったところに残る印(しるし)、同「迹」「蹟」
𨒪迹𨒏辵3+6=総画数9 U+284AA
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
訓読: あと
◆歩いたところに残る足跡、同繁
「跡」◆嘗(かつ)て物や出来事があったところに残る痕跡コンセキ、同「跡」「蹟」
◆跡を辿(たど)る
𩂴𩂺
雨8+6=総画数14 U+290B4
音読: サク、シャク
◆小雨が(細かい雨が)降るさま、同「洓」
𪀜鵣
鳥11+6=総画数17 U+2A01C
音読: ライ[漢呉]
◆鳥名、未詳
杀殺殺𣪩木4+2=総画数6 U+6740
音読: ①サツ[漢]、セチ[呉]②サイ[漢]、セイ[呉]、サツ[慣]
訓読: そ・ぐ、ころ・す
①◆ころ・す、人や動物の生命を奪う、同「𠮁」「煞」「𤋣」「𢼡」「𢿔」「𣪖」「𢽮」「𢽯」「𢽺」「𢽅」「𢾈」「𢽘」「𢽆」「𢼯」「𢼴」「𣪆」「𢁛」「𧤿」「𣀎」「𢿹」
◆甚(はなは)だしく~、極めて~、非常に~、同「煞」
◆寒々しいさま、荒(すさ)んでいるさま
②◆そ・ぐ、削(けず)る、削(そ)ぎ取る、減らす、勢いを弱める、同「煞」
筆順
刹剎刀2+6=総画数8 U+5239
音読: サツ[漢]、セチ[呉]、セツ[慣]
◆仏寺ブツジ、仏塔ブットウ
◆「羅剎ラセツ」「羅刹天ラセツテン」、インド仏教の鬼神の一、rākṣasa[梵]の音写
筆順
𢼢𢼡
攴4+6=総画数10 U+22F22
音読: サツ、セツ
◆殺す、人や動物の生命を奪う、同「殺」「【集韻:卷九:入聲上:黠第十四:殺𢽆𢼡𢿔𢁛𧤿𢽅𤋣】山戛切說文戮也古作𢽆𢼡𢿔𧤿𢽅或作煞」
脎
月(肉)4+6=総画数10 U+810E
音読: サツ
◆オサゾンosazone、有機化合物
殺殺𣪩杀殳4+6=総画数10 U+6BBA
音読: ①サツ[漢]、セチ[呉]②サイ[漢]、セイ[呉]、サツ[慣]
訓読: そ・ぐ、ころ・す
①◆ころ・す、人や動物の生命を奪う、同「𠮁」「煞」「𤋣」「𢼡」「𢿔」「𣪖」「𢽮」「𢽯」「𢽺」「𢽅」「𢾈」「𢽘」「𢽆」「𢼯」「𢼴」「𣪆」「𢁛」「𧤿」「𣀎」「𢿹」
◆甚(はなは)だしく~、極めて~、非常に~、同「煞」
◆寒々しいさま、荒(すさ)んでいるさま
②◆そ・ぐ、削(けず)る、削(そ)ぎ取る、減らす、勢いを弱める、同「煞」
注解:「殺」の偏ヘン(漢字の左側の部分)は{⿱㐅木}ではなく{⿱㐅朮}
筆順
铩鎩𨭝𨨽𨦅
金5+6=総画数11 U+94E9
音読: サツ[漢]、セチ[呉]、サイ[漢]、セイ[呉]
◆矛(ほこ、両刃の剣)に柄(え)を取り付けた小形の武器、同「鈒」
◆長柄の先に戈(ほこ)や矛(ほこ、両刃の剣)を取り付けた武器
◆傷つける、傷つく
𨦅鎩𨭝𨨽铩
金8+6=総画数14 U+28985
音読: サツ[漢]、セチ[呉]、サイ[漢]、セイ[呉]
◆矛(ほこ、両刃の剣)に柄(え)を取り付けた小形の武器、同「鈒」
◆長柄の先に戈(ほこ)や矛(ほこ、両刃の剣)を取り付けた武器
◆傷つける、傷つく
𩲺𩴳𩳘𩳋
鬼10+6=総画数16 U+29CBA
音読: サツ[漢]、セチ[呉]
◆未詳「【說文解字:鬼部:䰧】鬼皃」
𩳃𩴇𩳙
鬼10+6=総画数16 U+29CC3
音読: サイ、セ
◆鬼名、未詳
𪀣
鳥11+6=総画数17 U+2A023
音読: キョク、ゴク
◆ハト(鳩)、ハト科の鳥「【玉篇:卷二十四:鳥部第三百九十:𪀣】巨六切𪀣鳩也」
杂雜雑襍𣠛𣜫𨿼
木4+2=総画数6 U+6742
音読: ソウ[漢]、ゾウ[呉]、ザツ[慣]
訓読: ま・じる、ま・ざる、ま・ぜる
◆それぞれの性質は保ったままいろいろな物が寄せ集まる、また入り交る、入り交って元の性質が失われるのは「混」
◆入り交って纏(まと)まりがないさま、きちんと整っていないさま、「雑然ザツゼン」
◆本来の物事以外のさまざまなもの、「雑務ザツム」
◆「杂县ソウケン」、海鳥の名、鳳(おおとり)に似ているという、同「鶢鶋エンキョ」「【爾雅注疏:釋鳥】爰居雜縣(《注》國語海鳥爰居…《音義》爰本作鶢音𡊮居本或作鶋同李曰爰居海鳥也樊云似鳳雜字亦作𣠛)」
𡜉媣
女3+6=総画数9 U+21709
音読: カン[漢呉]、ゼン[漢]、ネン[呉]
◆女性がすらりとして美しいさま、同「㚩」「【正字通:丑集下:女部:媣】詩大雅荏染柔木是也加女贅一説㚩俗作媣音義同」
雑雜杂襍𣠛𣜫𨿼隹8+6=総画数14 U+96D1
音読: ソウ[漢]、ゾウ[呉]、ザツ[慣]
訓読: ま・じる、ま・ざる、ま・ぜる
◆それぞれの性質は保ったままいろいろな物が寄せ集まる、また入り交る、入り交って元の性質が失われるのは「混」
◆入り交って纏(まと)まりがないさま、きちんと整っていないさま、「雑然ザツゼン」
◆本来の物事以外のさまざまなもの、「雑務ザツム」
◆「雑縣ソウケン」、海鳥の名、鳳(おおとり)に似ているという、同「鶢鶋エンキョ」
「【爾雅注疏:釋鳥】爰居雜縣(《注》國語海鳥爰居…《音義》爰本作鶢音𡊮居本或作鶋同李曰爰居海鳥也樊云似鳳雜字亦作𣠛)」筆順
𣎼保𠈃𠊻𠌀𡥀𤔍
木4+2=総画数6 U+233BC
音読: ホウ[漢呉]、ホ[呉]
訓読: たも・つ
◆(子供などを)大切に守り育てる、「保護ホゴ」
◆傍(そば)に付き添い助け守る、「保母ホボ」、傍に付き添いながら助言・教育する、「太保タイホ(古代の官職名)」
◆(他からの侵害や関与などを防ぎ)守る、そのままの状態を維持する、「保守ホシュ」
◆(約束などを)変えずに守る、変わらないように守る、「保証ホショウ」
𠈃保𠊻𠌀𡥀𣎼𤔍
人2+6=総画数8 U+20203
音読: ホウ[漢呉]、ホ[呉]
訓読: たも・つ
◆(子供などを)大切に守り育てる、「保護ホゴ」
◆傍(そば)に付き添い助け守る、「保母ホボ」、傍に付き添いながら助言・教育する、「太保タイホ(古代の官職名)」
◆(他からの侵害や関与などを防ぎ)守る、そのままの状態を維持する、「保守ホシュ」
◆(約束などを)変えずに守る、変わらないように守る、「保証ホショウ」
𦬽葆
艸3+6=総画数9 U+26B3D
音読: ホウ[漢呉]、ホ[呉]
◆草木が叢(むら)がり生(は)え伸びるさま、頭を覆うほどに伸びるさま
◆車蓋シャガイ(車の日除け雨除け用の大きな傘)や傘蓋サンガイ(日除け雨除け用の大きな傘)などの覆(おお)い、「羽葆ウホウ(羽飾りの付いた覆い)」「【廣韻:去聲:霽第十二:翳:翳】羽葆也又隱也奄也鄣也」
◆覆って大切に守る、同「保」
◆小児や嬰児エイジを覆い包(くる)む布、同「褓」
◆大切なもの、大切に扱うもの、同「寶(宝)」
◆蘖(ひこばえ)、草木の切り株から生え出た新芽
𣎽
木4+2=総画数6 U+233BD
音読: 未詳
◆未詳
𠜀㓼𠞘𠟴
刀2+6=総画数8 U+20700
音読: シツ、シチ、セキ、シャク
◆割(さ)く、またその音
𠱟
口3+6=総画数9 U+20C5F
音読: チ
◆笑う、嘲笑う(あざわらう)「【正字通:丑集上:口部:𠱟】俗嗤字」
𥿴
糸6+6=総画数12 U+25FF4
音読: キュウ、ク
◆黒い(或いは赤黒い、或いはやや黒みがかった赤色の)漆(うるし)、またその漆を塗る、同「䰍」
杉檆木4+3=総画数7 U+6749
音読: サン[漢]、セン[呉]
訓読: すぎ
◆コウヨウザン(広葉杉)、スギ科スギ属の木、同「柀」
{コウヨウザン}◆[日]スギ(杉)、スギ科の木
{スギ}筆順
涁滲渗㵕
水3+7=総画数10 U+6D81
音読: シン[漢呉]
訓読: し・みる、にじ・む
◆液体が少しずつ中に入り込む、また外に(表に、下に)出てくる、同「沁」
杋
木4+3=総画数7 U+674B
音読: ハン、ボン
◆木名、未詳、樹皮を「水浮」或いは「水浮木」「水桴木」という「【字彙:辰集:木部:杋】符咸切音凡柴皮俗称水浮木」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:杋】扶嚴切北木皮俗呼為水桴木也」
𩛳食9+7=総画数16 U+296F3
音読: サン
◆同
「餐」「【字彙補:戌集:食部:𩛳】音義與餐同」◆未詳
「【漢語大字典:食部:𩛳】【中華字海:食部:𩛳】装饰」
李木4+3=総画数7 U+674E
音読: リ[漢呉]
訓読: すもも
◆スモモ(李)、バラ科サクラ属の果樹、またその果実、同「𣒶」
{スモモ}◆裁判官、牢獄を管理する役人
筆順
𣒶木4+7=総画数11 U+234B6
音読: リ
◆スモモ(李)、バラ科サクラ属の果樹、またその果実、同「李」
{スモモ}
𣵎
水3+7=総画数10 U+23D4E
◆未詳「【中華字海:氵部:𣵎】同"浮"」
杏木4+3=総画数7 U+674F
音読: コウ[漢]、ギョウ[呉]、アン[唐]、キョウ[慣]
訓読: あんず
◆アンズ(杏・杏子)、バラ科スモモ属の果樹
{アンズ}◆「杏仁キョウニン・アンニン」、アンズ(杏・杏子)の種子の殻を取ったもの、薬用とされる
◆「銀杏ギンナン」、イチョウ(銀杏・公孫樹・鴨脚樹)、イチョウ科の木、またその実
{イチョウ}筆順
莕荇䓷艸3+7=総画数10 U+8395
音読: コウ[漢]、ギョウ[呉]
◆「莕菜コウサイ」、アサザ(莕菜・荇菜)、ミツガシワ科アサザ属の水草
{アサザ}
𨛢
邑3+7=総画数10 U+286E2
◆未詳「【字彙補:酉集拾遺:邑部:𨛢】音義未詳爻洞論六書篇𨛢居殽雜」
𨡋
酉7+7=総画数14 U+2884B
◆未詳
𨿟
隹8+7=総画数15 U+28FDF
◆未詳
材木4+3=総画数7 U+6750
音読: サイ[漢]、ザイ[呉]
◆切り出した木、立木は「樹」
◆さまざまな構築物や工作物などに用いられる木、「木材モクザイ」
◆ものを作り上げるための元(もと)となるもの、ものの基本・基礎となるもの
◆有用なもの、有能なもの
筆順
𩭘髤髹
髟10+7=総画数17 U+29B58
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
◆黒い(或いは赤黒い、或いはやや黒みがかった赤色の)漆(うるし)、またその漆を塗る、同「䰍」「𥿴」
杓木4+3=総画数7 U+6753
音読: ①ヒョウ[漢呉]②シャク[漢]、ジャク[呉]
①◆北斗七星の柄(え、持ち手、取っ手)の部分の星
◆勺シャク(液体を汲み取る椀状の器)の柄
②◆柄のついた勺、同「𣏐」
筆順
𦯪艸3+7=総画数10 U+26BEA
音読: コウ、ギョウ
◆イヌクログワイ(犬黒慈姑)、カヤツリグサ科ハリイ属の草、別名「シログワイ(白慈姑)」、別名「𦽏茈フシ」「荸薺ホツシ」、同「芍」
{イヌクログワイ}
杘𣐉
木4+3=総画数7 U+6758
音読: チ[漢呉]
◆「嚜杘ビチ・ミェチュ」、狡賢(ずるがしこ)いさま「【列子(冲虚至徳眞經:卷第六:列子):力命第六】…墨(音眉)杘(勑夷)單(音戰)至(音咥)嘽(齒然)咺(許爰)憋(妨滅)懯(音敷此皆黙詐輕發汗緩急𨒪之貌)四人相與游於世胥如志也…」
◆機織ショッキ(はたおり)の糸巻き(糸車いとぐるま)を回転させたり止めたりするための取っ手、同「𣒺」「柅」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:杘𣐉𣒺】丑二切篗柄也或作𣐉𣒺亦書作柅」
𣒺
木4+7=総画数11 U+234BA
音読: チ
◆機織ショッキ(はたおり)の糸巻き(糸車いとぐるま)を回転させたり止めたりするための取っ手、同「柅」「杘」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:杘𣐉𣒺】丑二切篗柄也或作𣐉𣒺亦書作柅」
𧨇誺
言7+7=総画数14 U+27A07
音読: チ[漢呉]
◆(問われたことに対して)「知らない」「承知していない」という意味の返答、同「䜉」「𧩴」「【方言:第十】誺(…)不知也沅澧(…)之間(…)凡相問而不知荅曰誺使之而不肎荅曰吂…」
◆騙(だま)そうとして嘘をつく「【正字通:酉集上:言部:誺】…以言相欺曰謾以言相誣曰誺…」
杜木4+3=総画数7 U+675C
音読: ト[漢]、ズ[呉]
訓読: もり
◆ヤマナシ(山梨)、バラ科ナシ属の果樹、野生のナシ(梨)
{ヤマナシ}◆「杜梨トウリ」、トウマメナシ唐豆梨、バラ科ナシ属の果樹
{トウマメナシ}◆「杜仲トチュウ」、トチュウ科トチュウ属の木
{トチュウ}◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)ざす、行き来ができないようにする、「杜絶トゼツ」、同「堵」「𢾅」
◆「杜撰トサン・ズサン」、根拠のない作り物、いい加減なさま
「【野客叢書:卷二十:杜撰】…杜默為詩多不合律故言事不合格為杜撰…」◆[日]もり、神社の森
筆順
荰
艸3+7=総画数10 U+8370
音読: ト[漢]、ズ[呉]
◆「荰蘅トコウ」、ウマノスズクサ科カンアオイ属の草
𨧀金8+7=総画数15 U+289C0
音読: ト、ズ
◆ドブニウムDubnium(Db)、元素名
{ドブニウム}
束木4+3=総画数7 U+675F
音読: ショク[漢]、ソク[呉]
訓読: たば、たば・ねる、つか、つか・ねる
◆(長いものを)縛(しば)って一つにする、一つに纏(まと)める、同「捒」
◆縛って一つにしたものの数を表す語
◆縛る、縛ってばらばらにならないようにする、自由を制限する
◆[日]つか、長さの単位、指四本をくっつけた時の幅
筆順
㑛
人2+7=総画数9 U+345B
音読: ソク[漢呉]、ショク[漢]、ソク[呉]
◆「㒔㑛ショクソク・トクソク」◇短く醜(みにく)いさま「【御定歴代題畫詩類:卷九十四:薛九宅觀雕狐圖】…短尾㒔㑛窮蹄鋪雕爭…」◇頭を揺(ゆ)らすさま「【玉篇:卷三:人部第二十三:㒔】時束切㒔㑛動頭皃」
𠔗中𠁧𠁦𠁩𠔈
八2+7=総画数9 U+20517
音読: チュウ[漢呉]
訓読: なか
◆ものとものの間にあってどちらにも偏(かたよ)らない位置
◆上下・高低・大小などの間(あいだ)に位置する人や物や場所、同「仲」
◆始点(出発地)から終点(目的地)までの範囲の間、半(なか)ば、「途中トチュウ」
◆閉じられた範囲・領域の内側、同「内」
◆ある範囲に含まれるもの、またその全て
◆(物の真ん中に)当てる、当たる
注解:「中(𠁧𠁦𠁩)」はたなびく旗(口)とその真ん中に立つ旗竿(丨)を象ったもので「物の真ん中」、また旗のたなびく方向で風向きを「当てる」の意味を持つ
凁𠘂
冫2+7=総画数9 U+51C1
音読: ソウ
◆冷える、凍(こお)る
剌刀2+7=総画数9 U+524C
音読: ラツ[漢]、ラチ[呉]
◆背(そむ)く、逆方向を向く、逆向きに跳(は)ね返る
◆「乖剌カイラツ」◇逆向きに離れる◇逆(さか)らう
◆「撥剌ハツラツ」◇弓がいっぱいに引き絞(しぼ)られているさま◇(魚が弓なりになって)勢いよく飛び跳ねるさま◇力が漲(みなぎ)っているさま、元気が良いさま
筆順
勅敕𢽟𠡅力2+7=総画数9 U+52C5
音読: チョク[漢]、チキ[呉]
訓読: みことのり
◆戒(いまし)める、誡(いまし)める、同「飭」「𢞒」
◆正(ただ)す、しっかりと整える、整理する
「【前漢紀:髙后紀:卷第六】荀恱曰…勅身正巳…」◆天子の(誡めの)言葉、詔(みことのり)
「【廣韻:入聲:職第二十四:敕:敕】誡也正也固也勞也理也書也急也今相承用勑勑本音賚恥力切」筆順
𠲿
口3+7=総画数10 U+20CBF
音読: ソウ、ス、ソク
◆鳥の嘴(くちばし)、同「𠲋」「𠾋」「嘴」
◆口を窄(すぼ)ませて啜(すす)る、少しずつ飲む、同「吮」
𡇯
囗3+7=総画数10 U+211EF
音読: コン、ゴン
◆混じり合って一つになる、同「混」「【漢語大字典:囗部:𡇯】同"混"。混合。《馬王堆漢墓帛書・老子甲・道經》三者不可至計,故𡇯而為一。」
娕𡣒𡠑
女3+7=総画数10 U+5A15
音読: サク[漢呉]
◆相手を敬い慎(つつし)み深く振る舞うさま、丁重テイチョウなさま、同「娖」
𢈠广3+7=総画数10 U+22220
音読: ①ラツ[漢]、ラチ[呉]②シ[漢呉]
①◆庵(いおり)、小さく質素な家、同「𢉨」
「【龍龕手鑑:卷二:广部第十二:𢉨】或作𢈠正盧葛反庵也亦獄室也又七賜反亦偏𢈠舍也」◆罪人を閉じ込める小屋、同「𢉨」
②◆未詳
「㢀」参照
「【營造法式:卷一:總釋上】義訓…偏舍謂之𢋃(音亶)𢋃謂之𢈠(音次)…」
𢑧
彑3+10=総画数13 U+22467
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:束部第五十六:𢑧】私七反經音義作膝經文作𢑧非也」
悚心3+7=総画数10 U+609A
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]
訓読: おそ・れる
◆懼(おそ)れる、竦(すく)む、体を強張(こわば)らせる、同「竦」「𢥠」
◆身を(体を、気持ちを、姿勢を、態度を)ぐっと引き締める、同「捒」
筆順
捒
手3+7=総画数10 U+6352
音読: シュ、ショク、ソク
◆束(たば)ねる、一つに纏(まと)める、縛(しば)って一つにする、同「束」
◆装(よそお)う、装束(ショウゾク、衣裳や装身具などを始めとする身の回りのもの)を整える
◆身を(体を、気持ちを、姿勢を、態度を)ぐっと引き締める、体を強張(こわば)らせる、同「竦」「悚」
㩽
支4+7=総画数11 U+3A7D
音読: キ、ギ
◆寄生木(やどりぎ)、他の樹木に寄生して生育する木、同「𢺷」
敕𢽟勅𠡅攴4+7=総画数11 U+6555
音読: チョク[漢]、チキ[呉]
訓読: みことのり
◆戒(いまし)める、誡(いまし)める、同「飭」「𢞒」
◆正(ただ)す、しっかりと整える、整理する
「【前漢紀:髙后紀:卷第六】荀恱曰…勅身正巳…」◆天子の(誡めの)言葉、詔(みことのり)
「【廣韻:入聲:職第二十四:敕:敕】誡也正也固也勞也理也書也急也今相承用勑勑本音賚恥力切」筆順
脨
月(肉)4+7=総画数11 U+8128
音読: ショク、ソク
◆肉を炙(あぶ)るために刺す串(くし)、同「𦠁」
◆痩(や)せ衰える、痩せ細る
梀
木4+7=総画数11 U+6880
音読: ソク[漢呉]
◆屋根の四隅の軒先に向かって張り出させた短い垂木(たるき、屋根を支える木)
◆木を束ねる
◆木名、未詳「【爾雅注疏・釋木】桋赤梀白者梀(赤梀樹葉細而歧鋭皮理錯戾好叢生山中中車輞白梀葉圓而歧爲大木)」「【草木疏校正:卷上:隰有杞桋】棟葉如柞皮厚而白(厚爾雅疏作薄陶本同)其木理赤者爲赤梀一名桋白者爲梀其木皆堅韌今人以爲車轂」
欶
欠4+7=総画数11 U+6B36
音読: ①サク[漢呉]②ソウ[漢]、ス[呉]
①
◆口を窄(すぼ)めて啜(すす)る、少しずつ飲む
②
◆嗽(くちすす)ぐ、うがいをする、同「嗽」
殐
歹4+7=総画数11 U+6B90
音読: ソク[漢呉]
◆「𣨍殐コクソク」、死シ、死ぬさま
𣭴𣭵
毛4+7=総画数11 U+23B74
音読: シュ、ス
◆毛織の敷物、絨毯ジュウタンの類、同「氍毹クシュ」「【龍龕手鑑:卷一:毛部第二十二:𣰎㲙𣭴𣭵㲣毺】六俗毹正霜俱反氍毹也」
𣭵𣭴
毛4+11=総画数15 U+23B75
音読: シュ、ス
◆毛織の敷物、絨毯ジュウタンの類、同「氍毹クシュ」「【龍龕手鑑:卷一:毛部第二十二:𣰎㲙𣭴𣭵㲣毺】六俗毹正霜俱反氍毹也」
涑
水3+7=総画数10 U+6D91
音読: ソウ[漢]、ス[呉]、ソク[漢呉]
◆濯(すす)いで汚れを洗い落とす
◆嗽(うがい)をする、同「漱」
𤙨
牛4+7=総画数11 U+24668
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:牛部第十二:𤙨】俗音束」「【字彙補:巳集:牛部:𤙨】俗束字」
㻋
玉4+7=総画数11 U+3ECB
音読: ラツ
◆玉ギョク(美しく高貴な石)、また玉の名、同「㻝」
◆「和世㻋コシラ」、モンゴル帝国の第13代汗カアン・ハーン(皇帝の称号)、1300年~1329年
疎踈疋5+7=総画数12 U+758E
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
訓読: うと・い、まば・ら、おろそ・か
◆隙間があるさま、間(あいだ)が空(あ)いているさま、ぎっしりと詰まっていないさま
◆間(ま)を取って深く関わろうとしない、関心や関係が薄い、よく知らない
◆間が空いていて粗い、行き届かない
◆間が空いていて透ける
注解:本字は「疏」と同音同義字だが「隙間がある」の意では「疎」を、「間が空いて流れがよい」の意では「疏」を用いることが多い
筆順
𤴚
疋5+7=総画数12 U+24D1A
◆未詳
𤶬㾊
疒5+7=総画数12 U+24DAC
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆痩せ衰える、痩せ細る
◆寒さが原因する皸(あかぎれ)や霜焼(しもやけ)の類「【吳郡志:卷十八】肌上生瘮㾊」「【原本韓集考異:卷三】寒謂之㾕㾊」
䀳𥈙
目5+7=総画数12 U+4033
音読: ラツ[漢]、ラチ[呉]
◆瞳(ひとみ、瞳孔)が不正なさま「【玉篇:卷四:目部第四十八:𥈙】力末切目不正」
竦立5+7=総画数12 U+7AE6
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]
訓読: すく・む
◆体を強張(こわば)らせる、同「捒」「𢷜」「𢖗」
◆敬い畏(かしこ)まる、身を(体を、気持ちを、姿勢を、態度を)ぐっと引き締めて畏まる
筆順
䇿策筞竹6+7=総画数13 U+41FF
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆(竹製の)鞭(むち)、鞭打つ、同「敇」「箠」
◆文字(文章)を記すための細長い竹製の札、竹簡チクカン
◆符命フメイ、天子の意であることの証(あかし、署名や押印)のある札(ふだ、文書)、天子が下す命令書・指示書・辞令書、特に諸侯の領土・爵位・官位などの任免の文書、同「冊」
◆謀(はかりごと)、ことを成すための方法、またそれを記した文書、計画書、同「𥮮」
◆謀(はか)る、ことを成すために手を打つ、同「籌」
◆筮(めどぎ)、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒、同「筮」「筴」
◆永字八法の一つ、右上へ向かってのはねの書き方、現代中国では「提」「挑」
{永字八法}
𥹵
米6+7=総画数13 U+25E75
音読: チョク
◆「䊞𥹵タクチョク」、損米ソンマイ、未詳、「米を粘りが出るまで煮る或いは蒸すなどしたもの」の意か?「【玉篇:卷十五:米部第二百:𥹵】丑厄切字書云䊞𥹵損米又所責切餅相粘」
綀𦈌
糸6+7=総画数13 U+7D80
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
◆粗(あら)い糸
◆クズ(葛、マメ科クズ属の草)やカラムシ(苧、イラクサ科カラムシ属の草)などの粗い糸で織った布、また目の粗い布
𦈌綀
糸3+7=総画数10 U+2620C
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
◆粗(あら)い糸
◆クズ(葛、マメ科クズ属の草)やカラムシ(苧、イラクサ科カラムシ属の草)などの粗い糸で織った布、また目の粗い布
𦎏
羊6+7=総画数13 U+2638F
◆未詳「【東溟奏稿:卷之三】聖鑒事竊道光二十二年正月三十日…望結仔𡁃叻卽息𦎏…」「【帝京景物畧略:卷之一:崇國寺】…西天大𦎏麻桑渴已𦎏行實碑其一…」
注解:音写字かと思われるが音未詳「【漢語大字典:羊部:𦎏】用同"喇"」は「lǎ」の音を当てる
𦐾
羽6+7=総画数13 U+2643E
音読: シ
◆さっと飛ぶさま
𧋐
虫6+7=総画数13 U+272D0
音読: セキ、ソウ
◆虫名、未詳「【字彙:申集:虫部:𧋐】思積切音昔蝮䖤也又𧋐𧐎○又■奏切音嗽䗱𧋐蟲名」
觫𧥆角7+7=総画数14 U+89EB
音読: ソク
◆「觳觫コクソク」、恐れるさま、懼(おそ)れ慄(おのの)くさま
「【孟子注疏:卷一上:梁惠王章句上】舍之吾不忍其觳觫若無罪而就死地」筆順
誎
言7+7=総画数14 U+8A8E
音読: ショク[漢]、ソク[呉]
◆促(うなが)す、急(せ)かす、急(せ)き立てる、同「𧫣」「【正字通:酉集上:言部:誎】蘇谷切音速說文餔旋促也廣雅督促也誎音促篆作誎」
趚
走7+7=総画数14 U+8D9A
音読: ソク
◆「趚趚ソクソク」、地を蹴(け)って駆(か)ける、またその音
◆「𧽥趚ロクソク」、走る音
踈疎足7+7=総画数14 U+8E08
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
訓読: うと・い、まば・ら、おろそ・か
◆隙間があるさま、間(あいだ)が空(あ)いているさま、ぎっしりと詰まっていないさま
◆間(ま)を取って深く関わろうとしない、関心や関係が薄い、よく知らない
◆間が空いていて粗い、行き届かない
◆間が空いていて透ける
注解:本字は「疏」と同音同義字だが「隙間がある」の意では「疎」を、「間が空いて流れがよい」の意では「疏」を用いることが多い
筆順
辢辣𨐜
辛7+7=総画数14 U+8FA2
音読: ラツ[漢]、ラチ[呉]
◆ぴりっと辛(から)い、辛くてひりひりする
◆甚(はなは)だしい、きつい、度を超えている
辣辢𨐜辛7+7=総画数14 U+8FA3
音読: ラツ[漢]、ラチ[呉]
◆ぴりっと辛(から)い、辛くてひりひりする
◆甚(はなは)だしい、きつい、度を超えている
筆順
速辵3+7=総画数10 U+901F
音読: ソク[漢呉]
訓読: はや・い、はや・める、すみ・やか
◆あっという間に、瞬(またた)く間に、間を置かずに、さっと
◆疾(はや)い、あっという間に位置が変わる、また通り過ぎて行く、同「遬」
◆間を置かずに動作・反応・対応する
筆順
鋉
金8+7=総画数15 U+92C9
音読: ソク
◆腕環や足環などの装飾用の環(わ)「【諸蕃志:卷上:南毗國】…足圈金鋉…」
𨴨
門8+7=総画数15 U+28D28
音読: チク
◆人や物が多いさま、同「閦」
𩂺𩂴
雨8+7=総画数15 U+290BA
音読: サク、シャク
◆小雨が(細かい雨が)降るさま、同「洓」
𩇹
非8+7=総画数15 U+291F9
◆未詳「【管子:輕重甲第八十】…管子對曰…彼十鈞之弩不得𩇹擏不能自正故三月解𠣗而弓弩無匡䡔者此何故也…」「【字彙補:子集:勹部:𩇹】管子彼十鈞之弩不得𩇹擏不能自正音未詳」
𩐫
音9+7=総画数16 U+2942B
音読: ソク[漢呉]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:音部第三十九:𩐼𩐫】二音速」
頼賴赖𩓃頁9+7=総画数16 U+983C
音読: ライ[漢呉]
訓読: たよ・る、たの・む、たの・もしい
◆他に任(まか)せ切りにする、他を当てにする
◆仕事や責任などを他に押し付ける、他のせいにする
◆「無頼ブライ」◇他を当てにしない◇嘘ばかりで狡賢(ずるがしこ)く立ち回る者◇ならず者、悪党
◆利益、儲(もう)け
◆[日]たの・む、他にお願いする
◆[日]たの・もしい、任せても大丈夫(安心)である
筆順
餗食9+7=総画数16 U+9917
音読: ソク[漢呉]
◆鼎(かなえ、二つの"∩"字状の取っ手と三本或いは四本の脚のある器)に入れられた(美味しい)食べ物、同「𩞌」「𩱫」「𢐌」
◆「覆餗(フクソク)」◇鼎の足が折れ入っていた食べ物が流れ出てしまうこと◇公コウ(きみ)を支えるべき者が、その大任タイニン(重要な任務)に堪(た)えられないこと
「【周易集解:卷八:下經】九四鼎折足覆公餗其形渥凶(《注》…旣覆公餗體爲渥沾知小謀大不堪其任受其辱災及其身…)象日覆公餗信如何也(《疏》正義曰鼎折足覆公餗者餗糝也八珍之膳鼎之實也…)」筆順
駷馬10+7=総画数17 U+99F7
音読: ソウ[漢]、ス[呉]、ショウ[漢]、シュ[呉]
◆馬が銜(くつわ、口に咥えさせる馬具、口に咥えさせる棒とその両端の手綱などを繋ぐための環から成る)を揺らしながら疾駆するさま
{乗物(馬車)}
𩳒
鬼10+7=総画数17 U+29CD2
◆鬼名、未詳「【五音集韻:卷十三:屋第一:𩳒】鬼名」
鵣𪀜
鳥11+7=総画数18 U+9D63
音読: ライ[漢呉]
◆鳥名、未詳
条條木4+3=総画数7 U+6761
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆小枝、細く長い枝、同「樤」
◆細長いもの、筋(すじ)状のもの
◆筋、道筋、「条理ジョウリ(道理、筋道)」
◆一纏(ひとまと)まりごとに分けて(段ごとに区切って)記述した文章、項目
◆[日](纏まりのある一つの事を指して)~の事
◆[日]~によって
筆順
𣔌
木4+7=総画数11 U+2350C
◆未詳「【中華字海:木部:𣔌】"樤"的类推簡讹字」
涤滌𣼝
水3+7=総画数10 U+6DA4
音読: テキ[漢]、ジャク[呉]、ジョウ[慣]
◆水を注(そそ)ぎ洗う
◆水を注いで汚れを洗い除く
◆「涤涤テキテキ」◇旱(ひでり)で水が涸(か)れ草木が枯(か)れるさま◇笛の音が辺りに鳴り渡(わた)るさま「【釋名:釋樂器】篴滌也其聲滌滌然也」
𤶫𤶔
疒4+7=総画数11 U+24DAB
音読: キュウ、ク
◆病(や)む、病(やまい)「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷四:疒部第十三:𤶔(俗)疚(正)】音救病也」」
筿篠筱𥴽𥭪竹6+7=総画数13 U+7B7F
音読: ショウ[漢呉]
訓読: しの
◆幹カン(みき)が細い竹の一種、細いが堅く強いため矢柄・矢幹(やがら)に利用される
{武器(弓箭)}筆順
绦絛𠍞縧
糸3+7=総画数10 U+7EE6
音読: トウ[漢呉]、ジョウ[慣]
◆糸や紐(ひも)を編んだ紐、組紐(くみひも)、同「縚」「幍」
◆断面が扁平ヘンペイになるように編んだ紐(ひも)、平組紐(ひらくみひも)、断面が丸くなるように編んだ丸組紐(まるくみひも)を「紃」
◆「绦虫ジョウチュウ」、サナダムシ(真田虫・条虫)、体内に寄生する条虫類の総称
𦰏
艸3+7=総画数10 U+26C0F
◆未詳
鲦鰷䱔
魚8+7=総画数15 U+9CA6
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆カワイワシ、学名Hemiculter leucisculus、ウグイ(鯎・石斑魚)やアユ(鮎・香魚・年魚)などに似た小形でやや細身のコイ科カワイワシ属の淡水魚、同「鮂」、同「白鰷ハクジョウ」「白鱎ハクキョウ」「黑鰦コクシ」
杣木4+3=総画数7 U+6763
音読: 未詳
訓読: そま
◆未詳
「【農政全書:卷四十二:製造:營室】…所居瓦屋則用磚褁杣簷…」◆[日]木材を切り出す山、「杣木(そまき、山から切り出した木)」「杣人(そまびと、山から木を切り出す人)
{和製漢字の辞典:木部:杣}筆順
𡷻
山3+7=総画数10 U+21DFB
◆未詳「【字彙補:寅集:山部:𡷻】烏甲切音軋義未詳」
来來木4+3=総画数7 U+6765
音読: ライ[漢呉]
訓読: く・る、きた・る、きた・す
◆(人や時間や物事が)向こうからこちらに近づく、「到来トウライ」、同「倈」「徠」「逨」「𧼛」
◆招き寄せる、「こちらに来させる」の意
◆ある時点から今まで、今に至る、「以来イライ」
◆きた・す、(~が原因・発端・理由で)~になる、「由来ユライ」
◆きた・る、これから先の
筆順
𠂲棗枣𡗭栆𠐇𢄀𣕿丿1+7=総画数8 U+200B2
音読: ソウ[漢呉]
訓読: なつめ
◆ナツメ(棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、またその実
{ナツメ}◆「酸𠂲サンソウ」、サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木
{サネブトナツメ}◆[日]なつめ、抹茶マッチャを入れる容器、容器の形がナツメ(棗)の実に似ていることから
俫倈
人2+7=総画数9 U+4FEB
音読: ライ[漢呉]、リ[漢呉]
◆人が来る、やって来る、同「来」「徠」
◆中国の雑劇ザツゲキでの子役、「倈兒(倈儿ライジ・ライアル)」
𠡠勑
力2+7=総画数9 U+20860
音読: ライ、チョク、チキ
◆労苦を厭(いと)わず勤(つと)める、またその勤労に対して感謝の気持ちを伝え労(ねぎら)う「【字彙:子集:力部:勑】洛代切音賴勞勑也答其勤曰勞撫其至曰勑…與飭同馬援傳謹勑之士…」
◆戒(いまし)める、誡(いまし)める、同「敕(勅)」「【說文解字注:力部:勑】…一部俗誤用爲敕字」
崃崍山3+7=総画数10 U+5D03
音読: ライ[漢呉]
◆「邛崃キョウライ」、古地名、山名(山脈名、別名「崍山」)、同「邛郲」、四川省成都市・邛崍市・雅安市西方
{四川省}
徕徠彳3+7=総画数10 U+5F95
音読: ライ[漢呉]
◆同
「来」◆「招徕ショウライ」、招(まね)く、招き寄せる
◆感謝の気持ちを伝え労(ねぎら)う、同「勑」
「【隋書:卷十七志第十二:律歷中】…於是高祖引孝孫胄玄等親自勞徠…」◆「徂徕ソライ」◇行き来、往来◇山名、山東省泰安市南東
{山東省}◇[日]人名、荻生徂徠(おぎゅうそらい)、江戸中期の儒学者
梾棶木4+7=総画数11 U+68BE
音読: ライ[漢呉]
◆「梾木ライボク」、クマノミズキ(熊野水木)、ミズキ科ミズキ属の木
{クマノミズキ}
𣘐
木4+10=総画数14 U+23610
音読: キョク、コク
◆棘(いばら)、刺(とげ)のある木、同「棘」「【字彙補:辰集:木部:𣘐】俗棘字袁桷七觀不𣘐不茨」
涞淶水3+7=総画数10 U+6D9E
音読: ライ[漢呉]
◆「涞水ライスイ」、川名、山西省大同市・河北省中西部付近を源とする
「【說文解字注:水部:淶】淶水起北地廣昌東入河(北地當作代郡代郡廣昌…水經曰巨馬河出代郡廣昌縣淶山巨馬河卽淶水也…)」 {山西省}
睐睞
目5+7=総画数12 U+7750
音読: ライ
◆藪睨(やぶにら)み、斜視シャシ、瞳(ひとみ)が見るものの方に向かないさま
◆見る、横目で見る
𥟂䅘
禾5+7=総画数12 U+257C2
音読: ライ[漢呉]
◆コムギ(小麦)、イネ科の穀物、またムギ類の中で用途が限られたり品質が劣っているもの、同「麳」
莱萊艸3+7=総画数10 U+83B1
音読: ライ[漢呉]
◆アカザ(藜)またシロザ(白藜)、ヒユ科アカザ属の草、同「藜」
{アカザ} {シロザ}◆(郊外の)耕作していない田畑、休耕田、雑草に覆われて荒れた田畑、同「𤲓」
筆順
𧳕猍𧳟𧳥
豸7+7=総画数14 U+27CD5
音読: ライ[漢呉]
◆タヌキ(狸)、イヌ科タヌキ属の哺乳類、同「狸」「貍」
◆ヤマネコ(山猫)やベンガルヤマネコ(ベンガル山猫)などのネコ科に属する哺乳類、また野生のネコ、同「狸」「貍」
赉賚𧶘𧷖𧶛
貝4+7=総画数11 U+8D49
音読: ライ
◆賜(たま)う、上位の者が下位の者に物や位などを与える、同「賜」
◆賜(たまわ)りもの、授(さず)かりもの、同「賜」
铼錸金5+7=総画数12 U+94FC
音読: ライ
◆人名用字
「【隨園詩話:卷十三】…歸安姚汝金字念慈初名世錸…」◆レニウムRhenium(Re)、元素名
{レニウム}
𩓋頁9+7=総画数16 U+294CB
◆未詳
「【中華字海:頁部:𩓋】同"賚"」注解:「顂」の異体字か?
𪎌麳𪎂
麥7+7=総画数14 U+2A38C
音読: ライ[漢呉]
◆コムギ(小麦)、イネ科の穀物、またムギ類の中で用途が限られたり品質が劣っているもの
杦木4+3=総画数7 U+6766
訓読: すぎ
◆[日]スギ(杉)、スギ科の木、同「杉」
{スギ}
𠥂柩匛𣡛匶𠥬
匚2+7=総画数9 U+20942
音読: キュウ[漢]、グ[呉]
訓読: ひつぎ
◆遺体が収(おさ)められた棺(ひつぎ)、また棺に収められた遺体「【禮記注疏(禮記正義):卷四:曲禮下】在牀曰尸(《注》尸陳也言形體在也)在棺曰柩(《注》柩之言究也)」
𣏂
木4+3=総画数7 U+233C2
音読: 未詳
◆未詳「【字彙:辰集:木部:𣏂】初戛切音察徐鉉曰未知所出〇又竝與殺同从术與木不同也」
注解:「剎(刹)」「殺(殺)」「弒(弑)」などに用いられている、本来「杀」は{⿱㐅朮}であることから、「𣏂」は「杀」の本字と考えられる
剎刹
刀2+7=総画数9 U+524E
音読: サツ[漢]、セチ[呉]、セツ[慣]
◆仏寺ブツジ、仏塔ブットウ
◆「羅剎ラセツ」「羅刹天ラセツテン」、インド仏教の鬼神の一、rākṣasa[梵]の音写
殺殺𣪩杀
殳4+7=総画数11 U+F970
音読: ①サツ[漢]、セチ[呉]②サイ[漢]、セイ[呉]、サツ[慣]
訓読: そ・ぐ、ころ・す
①
◆ころ・す、人や動物の生命を奪う、同「𠮁」「煞」「𤋣」「𢼡」「𢿔」「𣪖」「𢽮」「𢽯」「𢽺」「𢽅」「𢾈」「𢽘」「𢽆」「𢼯」「𢼴」「𣪆」「𢁛」「𧤿」「𣀎」「𢿹」
◆甚(はなは)だしく~、極めて~、非常に~、同「煞」
◆寒々しいさま、荒(すさ)んでいるさま
②
◆そ・ぐ、削(けず)る、削(そ)ぎ取る、減らす、勢いを弱める、同「煞」
注解:「殺」の偏ヘン(漢字の左側の部分)は{⿱㐅木}ではなく{⿱㐅朮}
𨦾金8+7=総画数15 U+289BE
◆未詳
注解:「𨦅」の異体字か?
𩳘𩴳𩲺𩳋
鬼10+7=総画数17 U+29CD8
音読: サツ[漢]、セチ[呉]
◆未詳「【說文解字:鬼部:䰧】鬼皃」
𩳙𩴇𩳃
鬼10+7=総画数17 U+29CD9
音読: サイ、セ
◆鬼名、未詳
𣏏
木4+3=総画数7 U+233CF
音読: 未詳
◆[韓]「𣏏山(音未詳)」、地名、未詳「【三國史記:卷第三十七:雜志第六:地理四】三國有名未詳地分…甁{⿰(⿱■开)(⿱厶■)}山 直朋 達伐 𣏏山 木出島 狗壤…」
𦰧葉𦹁𦶫𦯧
艸3+7=総画数10 U+26C27
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: は
◆植物の茎や枝から伸び出る薄く平らなもの、主に光を受け成長に必要な養分を合成(光合成コウゴウセイ)する役割を担う
◆(葉のように)薄いもの
◆紙などのような薄いものを数える語、「一葉イチヨウ(一枚、頁数では表裏で二頁分に当たる、小舟一艘)」、同「叶」
◆時代、頃、「20世紀中葉(20世紀の中頃)」
𧋝
虫6+7=総画数13 U+272DD
音読: チョウ、ジョウ
◆チョウ(蝶)、チョウ目のうちガ(蛾)を除いた虫の総称「【直音篇(重訂直音篇):虫部第○:{⿰虫(⿱丗木)}】音牒蝴蝶蝶𧋝𧋞並同上」
㭊析𣂔
木4+4=総画数8 U+3B4A
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆裂(さ)く、切り割(さ)く
◆分ける、別ける、切り分ける
◆ものの本質・性質を知るためにばらばらに分ける
𢜣
心4+8=総画数12 U+22723
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆敬(うやま)う、同「惁」
𣶁淅水3+8=総画数11 U+23D81
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆水で米を濯(すす)ぐ、揺り動かすようにして塵(ごみ)などを取り去る、同「𥺚」
◆「𣶁川セキセン」「𣶁水セキスイ」、河南省洛陽市欒川県を源とする川
{河南省}
𥯻
竹6+8=総画数14 U+25BFB
◆筮(めどぎ、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒)、或いは数を数えるための細い竹棒、同「𥮥」「【康熙字典:未集上:竹部:𥯻】《歸有光易圖論後》龍虎之經金石草木之卜軌𥯻占算之術音義未詳」「【漢語大字典:竹部:𥯻】同"策"」「【中華字海:竹部:𥯻】同"𥮥"」
𣇮晳
艸4+8=総画数12 U+231EE
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆明らかなさま、明白なさま、はっきりしているさま、同「晰」
𧌨蜥𧌥𧈼𧎀
虫6+8=総画数14 U+27328
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆「𧌨蜴セキエキ」、トカゲ(蜥蜴)やヤモリ(守宮)などのトカゲ亜目の爬虫類、またトカゲに似た両生類の称、別名「蜤蜴シエキ」
𧎀蜥𧌥𧌨𧈼
虫6+8=総画数14 U+27380
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆「𧎀蜴セキエキ」、トカゲ(蜥蜴)やヤモリ(守宮)などのトカゲ亜目の爬虫類、またトカゲに似た両生類の称、別名「蜤蜴シエキ」
來来木4+4=総画数8 U+4F86
音読: ライ[漢呉]
訓読: く・る、きた・る、きた・す
◆(人や時間や物事が)向こうからこちらに近づく、「到来トウライ」、同「倈」「徠」「逨」「𧼛」
◆招き寄せる、「こちらに来させる」の意
◆ある時点から今まで、今に至る、「以来イライ」
◆きた・す、(~が原因・発端・理由で)~になる、「由来ユライ」
◆きた・る、これから先の
注解:「來」は、古くムギ(麥・麦)の芒(のぎ、毛のように細く尖ったもの)を象った字で「ムギ(小麦)」の意であったが、後にコムギ(小麦)は「麳{⿰麥來}」を用い、「來」は専ら「来る、来る」の意で用いられるようになった
「【字源:來部:來】象形字。像麦子长有麦穗芒朿之形。…來的本义指小麦。…商代甲骨文常见"𣥌(往)來亡■"…往是前往、來是返回。…」筆順
倈俫
人2+8=総画数10 U+5008
音読: ライ[漢呉]、リ[漢呉]
◆人が来る、やって来る、同「来」「徠」
◆中国の雑劇ザツゲキでの子役、「倈兒(倈儿ライジ・ライアル)」
勑𠡠
力2+8=総画数10 U+52D1
音読: ライ、チョク、チキ
◆労苦を厭(いと)わず勤(つと)める、またその勤労に対して感謝の気持ちを伝え労(ねぎら)う「【字彙:子集:力部:勑】洛代切音賴勞勑也答其勤曰勞撫其至曰勑…與飭同馬援傳謹勑之士…」
◆戒(いまし)める、誡(いまし)める、同「敕(勅)」「【說文解字注:力部:勑】…一部俗誤用爲敕字」
𠩬
厂2+8=総画数10 U+20A6C
音読: リ[漢呉]、ライ[漢呉]
◆硬い毛、剛毛ゴウモウ、硬く縮(ちぢ)れた毛、同「斄」
唻
口3+8=総画数11 U+553B
音読: ライ
◆「ライ」などの音オンを表す漢字(音写字)「【東溟奏稿(テキスト版):卷之二:計開】…喝凜、咮唻、叻哩、阿哩、奇瘦、沛食哩、…」
婡
女3+8=総画数11 U+5A61
音読: ライ
◆未詳「【廣韻:上聲:琰第五十:險:㛍】㛍{⿰女(⿱大亐)}性不端良又棄葉切少氣也」「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:{⿰女(⿱大亐)}】性不端良謂之婡{⿰女(⿱大亐)}」
崍崃山3+8=総画数11 U+5D0D
音読: ライ[漢呉]
◆「邛崍キョウライ」、古地名、山名(山脈名、別名「崍山」)、同「邛郲」、四川省成都市・邛崍市・雅安市西方
{四川省}筆順
庲
广3+8=総画数11 U+5EB2
音読: ライ[漢呉]
◆「長庲」、建物の名
◆「庲降」、蜀国の地名
徠徕彳3+8=総画数11 U+5FA0
音読: ライ[漢呉]
◆同
「来」◆「招徕ショウライ」、招(まね)く、招き寄せる
◆感謝の気持ちを伝え労(ねぎら)う、同「勑」
「【隋書:卷十七志第十二:律歷中】…於是高祖引孝孫胄玄等親自勞徠…」◆「徂徠ソライ」◇行き来、往来◇山名、山東省泰安市南東
{山東省}◇[日]人名、荻生徂徠(おぎゅうそらい)、江戸中期の儒学者
筆順
𢜞
心3+8=総画数11 U+2271E
◆未詳
𢯦
手3+8=総画数11 U+22BE6
音読: ライ
◆未詳
𢽟敕勅𠡅
攴4+8=総画数12 U+22F5F
音読: チョク[漢]、チキ[呉]
訓読: みことのり
◆戒(いまし)める、誡(いまし)める、同「飭」「𢞒」
◆正(ただ)す、しっかりと整える、整理する「【前漢紀:髙后紀:卷第六】荀恱曰…勅身正巳…」
◆天子の(誡めの)言葉、詔(みことのり)「【廣韻:入聲:職第二十四:敕:敕】誡也正也固也勞也理也書也急也今相承用勑勑本音賚恥力切」
𣍿
月(肉)4+8=総画数12 U+2337F
◆未詳「【太平御覽:服用部一:帳】卞便開帳𧙂褥羊逕上卞大床枕入被下乃廻坐傾𣍿」
棶梾木4+8=総画数12 U+68F6
音読: ライ[漢呉]
◆「棶木ライボク」、クマノミズキ(熊野水木)、ミズキ科ミズキ属の木
{クマノミズキ}
𣮉
毛4+8=総画数12 U+23B89
音読: リ[漢呉]、ライ[漢呉]
◆硬い毛、剛毛ゴウモウ、硬く縮(ちぢ)れた毛、同「斄」
淶涞水3+8=総画数11 U+6DF6
音読: ライ[漢呉]
◆「淶水ライスイ」、川名、山西省大同市・河北省中西部付近を源とする
「【說文解字注:水部:淶】淶水起北地廣昌東入河(北地當作代郡代郡廣昌…水經曰巨馬河出代郡廣昌縣淶山巨馬河卽淶水也…)」 {山西省}
猌
犬4+8=総画数12 U+730C
音読: ギン[漢呉]
◆犬が牙を剥(む)き出して怒るさま
猍𧳟𧳕𧳥
犬3+8=総画数11 U+730D
音読: ライ[漢呉]
◆タヌキ(狸)、イヌ科タヌキ属の哺乳類、同「狸」「貍」
◆ヤマネコ(山猫)やベンガルヤマネコ(ベンガル山猫)などのネコ科に属する哺乳類、また野生のネコ、同「狸」「貍」
琜
玉4+8=総画数12 U+741C
音読: ライ
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の類、同「𤦃」
◆人名用字「【明史:卷二百五十一:列傳第一百三十九:錢龍錫】…劉斯琜繼言之…」「【海塘錄:卷十七:奏議五】…前効力光祿寺署正陳琜等…」
𤦃
玉4+8=総画数12 U+24983
音読: ライ[漢呉]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の類、同「琜」「【說文解字:玉部:𤦃】𤦃瓄玉也」「【玉篇:卷一:玉部第七:𤦃】力才切玉屬也」
𤲓
田5+8=総画数13 U+24C93
音読: ライ[漢呉]
◆(郊外の)耕作していない田畑、休耕田、雑草に覆われて荒れた田畑、同「萊」
𤲝嗇𠹫啬𠾂𠻮𤲷𤳋
田5+8=総画数13 U+24C9D
音読: ソク[漢]、シキ[呉]、ショク[慣]
◆収穫した米などの食糧を倉庫に収(おさ)める、「吝嗇リンショク(貯め込むばかりで出し惜しみすること)」、同「穡」「𠎸」
◆農耕、農業、農作業、同「穡」
◆「𤲝夫ショクフ」、同「農夫ノウフ」◇農業に関わる物事を指導・監督する下級の役人◇農夫、農民
㾢
疒5+8=総画数13 U+3FA2
音読: ライ[漢呉]
◆疫病エキビョウ、悪性の伝染病、同「癘」
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:咍第十六:㾢】久疾也」
睞睐
目5+8=総画数13 U+775E
音読: ライ
◆藪睨(やぶにら)み、斜視シャシ、瞳(ひとみ)が見るものの方に向かないさま
◆見る、横目で見る
䂾
石5+8=総画数13 U+40BE
音読: ライ
◆磨く
𥓜
石5+8=総画数13 U+254DC
◆未詳
𥚒
示4+8=総画数12 U+25692
◆未詳
䅘𥟂
禾5+8=総画数13 U+4158
音読: ライ[漢呉]
◆コムギ(小麦)、イネ科の穀物、またムギ類の中で用途が限られたり品質が劣っているもの、同「麳」
箂
竹6+8=総画数14 U+7B82
音読: ライ
◆タケ(竹)の一種、或いは竹名、未詳
䋱
糸6+8=総画数14 U+42F1
音読: ライ[漢呉]
◆硬い毛、剛毛ゴウモウ
萊莱艸3+8=総画数11 U+840A
音読: ライ[漢呉]
◆アカザ(藜)またシロザ(白藜)、ヒユ科アカザ属の草、同「藜」
{アカザ} {シロザ}◆(郊外の)耕作していない田畑、休耕田、雑草に覆われて荒れた田畑、同「𤲓」
𧍍
虫6+8=総画数14 U+2734D
◆未詳
䚅𧡛
見7+8=総画数15 U+4685
音読: ライ
◆未詳「【說文解字:見部:䚅】內視也」「【龍龕手鑑:卷三:見部第一:䚅】正洛代反內目童子視也」
𧡛䚅
見7+8=総画数15 U+2785B
音読: ライ
◆未詳「【說文解字:見部:䚅】內視也」「【龍龕手鑑:卷三:見部第一:䚅】正洛代反內目童子視也」
䚞
角7+8=総画数15 U+469E
◆未詳「【玉篇:卷二十六:角部第四百二十:䚞】多改切音歹角心也」
誺𧨇
言7+8=総画数15 U+8ABA
音読: チ[漢呉]
◆(問われたことに対して)「知らない」「承知していない」という意味の返答、同「䜉」「𧩴」「【方言:第十】誺(…)不知也沅澧(…)之間(…)凡相問而不知荅曰誺使之而不肎荅曰吂…」
◆騙(だま)そうとして嘘をつく「【正字通:酉集上:言部:誺】…以言相欺曰謾以言相誣曰誺…」
𧳟猍𧳕𧳥
豸7+8=総画数15 U+27CDF
音読: ライ[漢呉]
◆タヌキ(狸)、イヌ科タヌキ属の哺乳類、同「狸」「貍」
◆ヤマネコ(山猫)やベンガルヤマネコ(ベンガル山猫)などのネコ科に属する哺乳類、また野生のネコ、同「狸」「貍」
賚赉𧶘𧷖𧶛貝7+8=総画数15 U+8CDA
音読: ライ
◆賜(たま)う、上位の者が下位の者に物や位などを与える、同「賜」
◆賜(たまわ)りもの、授(さず)かりもの、同「賜」
筆順
𧶛賚赉𧶘𧷖
貝7+8=総画数15 U+27D9B
音読: ライ
◆賜(たま)う、上位の者が下位の者に物や位などを与える、同「賜」
◆賜(たまわ)りもの、授(さず)かりもの、同「賜」
𧼛
走7+8=総画数15 U+27F1B
音読: ライ
◆来る、やって来る、到来する、同「来」「逨」
𨂐
足7+8=総画数15 U+28090
音読: ライ
◆未詳
逨
辵4+8=総画数12 U+9028
音読: ライ[漢呉]
◆来る、やって来る、到来する、同「来」「𧼛」
郲邑3+8=総画数11 U+90F2
音読: ライ[漢呉]
◆「邛郲キョウライ」、古地名、山名(山脈名、別名「崍山」)、現市名、同「邛崍」、四川省成都市・邛崍市・雅安市西方
{四川省}◆春秋時代(前770年~前5世紀)の古地名、滎陽ケイヨウ縣の東、現河南省鄭州市滎陽市付近
{河南省}◆「𨝀郲ワイライ」、石がごろごろしていて凸凹(でこぼこ)しているさま、同「𩱺𦓥」
「【廣韻:上聲:賄第十四:猥:𨝀】𨝀郲不平」
𨤭釐𨤺𨤲𡪂里7+8=総画数15 U+2892D
音読: リ[漢呉]
◆物事の正しい筋道に沿って治める、道理に照らして正す、あるべき姿・本来の姿にする
◆祭の供(そな)え物の余り
◆天や神の恵み、幸福
◆寡婦、未亡人、同「嫠」
◆長さの単位、重量の単位、面積の単位、百分の一、10の-2乗、1尺=10分=100釐(厘)、同「厘」
{各種単位} {各種単位}
錸铼金8+8=総画数16 U+9338
音読: ライ
◆人名用字
「【隨園詩話:卷十三】…歸安姚汝金字念慈初名世錸…」◆レニウムRhenium(Re)、元素名
{レニウム}
䧒
阜3+8=総画数11 U+49D2
音読: ライ
◆階段、梯子
顂
頁9+8=総画数17 U+9842
音読: ライ
◆「顂𩪂ライガイ」、頭(顔)が長いさま
◆頼(たよ)る、頼りにされる、同「頼」
騋
馬10+8=総画数18 U+9A0B
音読: ライ[漢呉]
◆丈(たけ)が七尺以上ある馬、八尺以上は「駥」、六尺以上は「馬」「【周禮注疏:夏官司馬】…馬八尺以上爲龍七尺以上爲騋六尺以上爲馬」
𩭷
髟10+8=総画数18 U+29B77
音読: ビン、ミン
◆土を掘るさま「【字彙補:亥集:髟部:𩭷】眉吟切泯平聲掘土貌」
鯠
魚11+8=総画数19 U+9BE0
音読: ライ[漢呉]
◆魚名、未詳、一説にジギョ(鰣魚、ニシン科シャッド亜科の海水魚)「【正字通:亥集中:魚部:鯠】郎才切音來鰣魚別名爾雅鯬鯠郭注未詳」
◆「鯬鯠レイライ」、魚名、未詳、ナマズ(鯰、ナマズ目の淡水魚)の類「【爾雅注疏:釋魚】鯬鯠(《注》未詳)」「【集韻:卷二:平聲:咍第十六:鯠】鯬鯠魚名魾也」
鶆
鳥11+8=総画数19 U+9D86
音読: ライ[漢呉]
◆「鶆鳩ライキュウ」、タカ(鷹)、タカ科の鳥
◆「鶆䴈ライオウ」、レア科のダチョウ(駝鳥)に似た大形の鳥
麳𪎌𪎂
麥11+8=総画数19 U+9EB3
音読: ライ[漢呉]
◆コムギ(小麦)、イネ科の穀物、またムギ類の中で用途が限られたり品質が劣っているもの
𪑚
黑12+8=総画数20 U+2A45A
音読: ライ[漢呉]
◆赤黒い、赤黒い黒色
◆「𪑚𪒴ライタイ」、真っ黒いさま
𪘨
齒15+8=総画数23 U+2A628
音読: タイ、テ
◆齧(かじ)る、齧る音
杭木4+4=総画数8 U+676D
音読: コウ[漢]、ゴウ[呉]
訓読: くい
◆船で川や海を渡る、同「航」「斻」
「【楚辭:惜誦】昔余夢登天兮魂中道而無杭(杭度也詩曰一葦杭之魂一作䰟杭一作航…)」◆浙江省杭州市の略称
{浙江省}◆地中に打ち込んで直立させた棒
「【康熙字典:辰集中:木部:杭】《禮記註引士喪禮下篇》陳器曰杭木葬者杭木在上茵在下」筆順
𥮕
竹6+8=総画数14 U+25B95
音読: コウ[漢]、ゴウ[呉]
◆竹竿
◆衣桁
杰木4+4=総画数8 U+6770
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆突出している、抜きん出ている、群を抜いて秀(ひい)でている、またそのような人、同繁
「傑」◆「䨲杰バンケツ」、「𦋅闖ケイチン」「䴰䵎ショクタン」「仉䀾ショウト」と共に梁四公の一人
「【太平廣記:卷八十一:異人一:梁四公】梁天監中有𦋅闖(上音攜下琛去)䨲杰(上萬下桀)䴰䵎(上蜀下湍)仉䀾(上掌下覩)四公謁武帝」筆順
錰
金8+8=総画数16 U+9330
音読: シュツ、ジュツ、ズチ
◆長い針、長い縫い針、同「鉥」「秫」
東东木4+4=総画数8 U+6771
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
訓読: ひがし、あずま
◆太陽が昇る方角、沈む方角を「西」
注解:木に昇り始めた太陽(日)が重なるの意、太陽が木の上に昇ることを「杲」、太陽が木の下に沈むことを「杳」
「【說文解字注:木部:東】(日在木中曰東在木上曰杲在木下曰杳)」筆順
倲㑈𠍀
人2+8=総画数10 U+5032
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆「儱倲ロウトウ」、弱く劣っているさま、弱って力が出ないさま
◆「㑝倲ロウトウ」、愚かなさま
凍冻冫2+8=総画数10 U+51CD
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
訓読: こお・る、こご・える、い・つ
◆液体が個体になる、氷が張る
◆寒さで体がきかなくなる、また感覚がなくなる
筆順
㖦
口3+8=総画数11 U+35A6
音読: トウ、ツウ
◆多弁なさま、言葉数が多いさま、同「諌」
埬
土3+8=総画数11 U+57EC
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆古地名、未詳「【廣韻:上平聲:東第一:東:埬】上埬地名」「【列朝詩集:甲集第十九:送何彥文歸埬水】東海何郎雪滿頭…」
◆「朱仕堜シュシトウ」、明代(1368年~1644年)の潞城ロジョウ(古県名、現山西省長治市潞城区)王朱遜𤆼シュソンチョの子で安簡アンカン王、?年~1490年「【弇山堂別集:卷七十四:諡法五】安簡(郡王)代府潞城王仕埬…」「【山西通志:卷六十三:封爵二:明】潞城王遜𤆼代簡王第三子諡僖順子安簡王仕埬…」「【欽定續文獻通考:卷二百八:封建考】潞城王遜𤆼桂嫡三子…仕埬(成化九年襲𢎞治三年薨)」
娻
女3+8=総画数11 U+5A3B
音読: トウ、ツウ
◆古国名、未詳「【路史:卷三十:國名紀:雜國上:娻】見王篇云國名徳紅切韻無地理志東郡有𩜍舘宜是集並收東」
◆女性名用字、未詳「【集韻:卷七:去聲上:送第一:娻】女字」
崠
山3+8=総画数11 U+5D20
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆山の背(せ)、山の尾根(おね)
◆川名、尋鄔ジンウ水(江西省贛州市尋烏県を源とする川)が東南流して合流する川という「【清史稿:志四十一:地理十三:江西】贛州府…長甯(…尋鄔水出尋鄔堡新窖路山屈東南合馬伏崠水…)」
崬岽
山3+8=総画数11 U+5D2C
音読: トウ、ツウ
◆[壮]樹林や森林、山深い「【古壮字字典:n:崬】樹林、森林、深山」
𢔅
彳3+8=総画数11 U+22505
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆未詳「【集韻:卷一:平聲:東第一:𢔅】𢔅然行貌」
𢛔
心3+8=総画数11 U+226D4
音読: トウ、ズウ
◆愚かなさま
㨂
手3+8=総画数11 U+3A02
音読: トウ、ツウ
◆打つ
𢽬
攴4+8=総画数12 U+22F6C
音読: チン、ジン
◆順に並べる、一列に並べる、広げ並べる、また並ぶ、同「陳」「【集韻:卷二:平聲:真第十七:敶𢽬】列也或作通作陳」
◆順を追って述べる、よく分かるように述べる、同「陳」「【黃帝內經:素問:五常政大論】發生之紀是謂啓{⿰東攴}(物乗木氣以發生而啓陳其容質也…{⿰東攴}古陳字)」
腖胨
月(肉)4+8=総画数12 U+8156
音読: トウ
◆未詳「【字彙補:未集:肉部:腖】都弄切音凍肉腖也」
◆「蛋白腖タンハクトウ・タンパイドン」、ペプトンpeptone、蛋白質が分解されたもの
棟栋木4+8=総画数12 U+68DF
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
訓読: むね
◆建物の屋根の面が交わる最も高いところ、そこに渡す木を「棟木(むなぎ)}
◆桁コウ(けた、建物の棟と平行に渡す木)で最も高い位置にある木、「棟木(むなぎ)」
{建物}◆建物の数を数える語
◆「棟梁トウリョウ」◇屋根の棟木とそれを支える梁(はり)◇重要な人、主要な人◇[日]大工の頭かしら
筆順
氭𣱝气4+8=総画数12 U+6C2D
音読: トウ
◆ラドンRadon(Rn)の旧名、現
「氡」
𤟈
犬3+8=総画数11 U+247C8
◆未詳「【集韻:卷一:平聲一:東第一:䍶𤟈】山海經泰戲之山有獸狀如羊一角一目目在耳後其名䍶を確認したが【集韻】のいう「𤟈」はなかった」
𤦪
玉4+8=総画数12 U+249AA
◆未詳
㼯
瓦5+8=総画数13 U+3F2F
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆未詳、口が大きく胴が膨(ふく)らんだ容器の類か?「【廣雅:卷七:釋器】㼯(棟)甈(去滯)𤮭(初鑑)也」
𤷆
疒5+8=総画数13 U+24DC6
音読: トウ、ツウ
◆病名「【集韻:卷一:平聲:東第一:𤷆】吳俗謂惡氣所傷爲𤷆病」
𥓝
石5+8=総画数13 U+254DD
◆未詳
練練练糸6+8=総画数14 U+7DF4
音読: レン[漢呉]
訓読: ね・る
◆生糸や絹布を灰汁(あく、草木などの灰を溶かしたアルカリ性の水)で煮て柔らかく白くする、同「湅」
◆熟(こな)れていないものを繰り返し鍛(きた)える、鍛えて良いものにする
◆習熟(シュウジュク)する、繰り返して(経験を積んで)上達する
注解:フォントによっては{⿰糸東}の字形になるが、本来は{⿰糸柬}
筆順
䍶
羊6+8=総画数14 U+4376
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆「䍶䍶トウトウ」、獣名、姿はヒツジ(羊)に似て一角イッカクで目は一つ、その目は耳の後ろにあるという
菄
艸3+8=総画数11 U+83C4
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆「菄風菜トウフウサイ」、シラヤマギク(白山菊)、キク科の草
蝀
虫6+8=総画数14 U+8740
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆「螮蝀テイトウ」、空に架かる虹(にじ)、別名「蝃蝀セツトウ」
諌言7+8=総画数15 U+8ACC
音読: トウ、ツウ、カン、ケン
訓読: いさ・める
◆多弁なさま、言葉数が多いさま、同「㖦」
◆諫(いさ)める、(目上の人に)非ヒ(正しくないこと)や過(あやま)ちを正すよう意見する、同「諫」
筆順
𨌿
車7+8=総画数15 U+2833F
◆未詳
錬鍊金8+8=総画数16 U+932C
音読: レン[漢呉]
訓読: ね・る
◆金属を溶かし不純物を取り除く、また不純物を取り除いて質を高める、同「煉」
◆鍛(きた)える、鍛練タンレンする、修練や訓練を重ねて精神や技術を研(みが)く、同「煉」
◆金属を輪状に作り繋いだ鎖(くさり)、同「鏈」
◆「錬𨬍レンタ」、轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)の一部である「軹端シタン(車輪の外側に突き出た部分)」や「賢端ケンタン(内側に突き出た部分)」の円筒状の部品、同「輨」「軑」
{乗物(車輪)}筆順
䦨闌阑
門8+8=総画数16 U+49A8
音読: ラン[漢呉]
訓読: たけなわ、た・ける
◆たけなわ、盛りを過ぎた頃、半ばを過ぎた頃
◆遮(さえぎ)る
◆門の前の柵(さく)、欄干ランカン、手摺や柵などの防護用の遮蔽物、同「欄」
◆妄(みだ)りに、勝手に、恣(ほしいまま)に
◆「䦨入ランニュウ」、勝手に入る、許しを得ずに入り込む
陳陈𨻰阜3+8=総画数11 U+9673
音読: チン[漢]、ジン[呉]
訓読: の・べる
◆順に並べる、一列に並べる、広げ並べる、また並ぶ、同「敶」「𨸬」「𢽬」
◆順を追って述べる、よく分かるように述べる、同「𨸬」「𢽬」
◆古い、旧式な、長い時が経っている
◆周代(西周)から春秋時代にかけての古国名、前1046年~前478年、現河南省周口市淮陽ジュンヨウ区一帯
{河南省}◆南北朝時代の南朝最後の王朝、557年~589年、別名「南陳」
{南北朝時代}筆順
𩜍
食8+8=総画数16 U+2970D
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆古館(やかた)名、未詳「【廣韻:上平聲:東第一:東:𩜍】地理志云東郡館名」
𩭩
髟10+8=総画数18 U+29B69
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆「𩭩鬆トウショウ」、髪がばらばらと乱れるさま「【龍龕手鑑:卷一:長部第七:𩭩】多弄反𩭩鬆毛𩬇亂貌」
鯟
魚11+8=総画数19 U+9BDF
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆魚名、コイ(鯉)に似るという
鶇鸫𪂝鳥11+8=総画数19 U+9D87
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
訓読: つぐみ
◆ツグミ(鶇・鶫)、ツグミ科の鳥
筆順
𪂝鶇鸫
鳥11+8=総画数19 U+2A09D
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
訓読: つぐみ
◆ツグミ(鶇・鶫)、ツグミ科の鳥
杲木4+4=総画数8 U+6772
音読: コウ[漢呉]
◆太陽が木よりも高く昇って明るい、木に太陽(「日」)が重なる(昇り始める)ことを「東」、太陽が木の下に沈むことを「杳」
「【說文解字注:木部:東】(日在木中曰東在木上曰杲在木下曰杳)」◆高い
筆順
𣈁
日4+8=総画数12 U+23201
◆未詳「【中華字海:日部:𣈁】同"皎"」
菒
艸3+8=総画数11 U+83D2
音読: コウ
◆枯草(かれくさ)、また草の茎
杳㫐木4+4=総画数8 U+6773
音読: ヨウ[漢呉]
◆薄暗い、「日(太陽)が木の下に沈む」の意、日が木に重なる(昇り始める)ことを「東」、日が木の上に昇ることを「杲」
「【說文解字注:木部:東】(日在木中曰東在木上曰杲在木下曰杳)」◆遥か遠いさま、奥深いさま、「はっきりと見えない」の意
筆順
𤉲
火4+8=総画数12 U+24272
◆未詳「【中華字海:木部:𤉲】同"燎"」
𨓳
辵3+8=総画数11 U+284F3
音読: ヨウ
◆遠いさま、遥(はる)か遠いさま
杴𣞘木4+4=総画数8 U+6774
音読: ケン[漢呉]
◆鉄製・金属製(古くは木製・骨製など)の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「锨」
{農具(鋤鍬類)}◆水を汲み出す桶などの類、同「檶」
◆簡
「锨」
𠩱璹𤩈𤩇𤩉厂2+8=総画数10 U+20A71
音読: シュウ[漢]、ジュ[呉]、シュク[漢]、ジュク[呉]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の名
◆玉器の名
「【說文解字注:玉部:璹】玉器也(徐鍇曰爾雅璋大八寸謂之琡說文有璹無琡宜同也)」 {礼器(圭)}
杼木4+4=総画数8 U+677C
音読: ①チョ[漢]、ジョ[呉]②ショ[漢]、ジョ[呉]
訓読: ひ
①◆ひ、緯糸(よこいと)を巻き付け経糸(たていと)の間を通す舟形の道具、これを往復させることで布にする機織(はたお)り道具の一つ、同「䇡」「梭」
②◆コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などの団栗(どんぐり)の成るブナ科コナラ属の木、同「櫟」「栩」「杼」「𣏗」「芧」
{コナラ} {クヌギ}筆順
㮊楙柕木4+8=総画数12 U+3B8A
音読: ボウ[漢]、モ、ム[呉]
◆木が大きく成長するさま
◆ボケ(木瓜)、バラ科ボケ属の木
{ボケ}
松木4+4=総画数8 U+677E
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]
訓読: まつ
◆マツ(松)、マツ科の植物、同「㮤」「枩」
{マツ}◆緩(ゆる)い、緩やか、きつくない、ゆとりがある、詰まっていない、間(あいだ)が空(あ)いている、緩む、弛(ゆる)める、同繁
「鬆」筆順
倯
人2+8=総画数10 U+502F
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]
◆「𠌖倯キョウショウ」、忌々(いまいま)しく思うさま、憎(にく)たらく思うさま、悪口が口を衝(つ)いて出るさま、罵(ののし)るさま「【方言:第三】庸謂之倯轉語也」「【方言:第七】𠌖倯罵也(羸小可憎之名也音卭竹)燕之北郊曰𠌖倯」「【廣韻:上平聲:鍾第三:蛩:𠌖】𠌖倯可憎之皃」
凇
冫2+8=総画数10 U+51C7
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]
◆氷柱ヒョウチュウ(つらら)
◆空気中の水蒸気が凍ったもの、霜
𡨭
宀3+8=総画数11 U+21A2D
◆未詳
㟣
山3+8=総画数11 U+37E3
◆未詳
崧山3+8=総画数11 U+5D27
音読: シュウ[漢]、スウ[呉]
◆山が高く聳(そび)え立つさま、山が屹立キツリツしているさま
◆「崧山スウザン」、五嶽ゴガク(中国の代表的な五名山、
「嶽」参照)の一つで「中嶽チュウガク」と呼ばれる、河南省鄭州市登封市、同「嵩山」
{河南省}筆順
𢃓𢃪
巾3+8=総画数11 U+220D3
音読: ショウ
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、同「𢃭」「㡓」
𢃪𢃓
巾3+8=総画数11 U+220EA
音読: ショウ
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、同「𢃭」「㡓」
𢔋
彳3+8=総画数11 U+2250B
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]
◆未詳「【玉篇:卷十:彳部第一百十九:𢔋】先恭切小行恐皃」「【集韻:卷一:平聲一:鍾第三:倯𢔋】方言𠋕倯罵也郭璞曰羸小可憎之名一曰嬾也或从彳」「【蠛蠓集:卷三:賦:㠠昆山賦】…長風中號𩙈𩖨蕭瑟虧岸瀺瀺𢔋𢔸鳥翐屏營超…」
淞水3+8=総画数11 U+6DDE
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]
◆「淞江ショウコウ」、太タイ湖から流れ出る川、現名「呉淞江ゴショウコウ」、東流し上海市で黄浦江コウホコウ・長江チョウコウに合流し東海トウカイ(東シナ海)に注ぐ
{江蘇省}筆順
硹
石5+8=総画数13 U+7879
音読: シュウ[漢]、スウ[呉]
◆古地名、遼リョウ(国名と思われるが未詳)にあったという
𥯆
竹6+8=総画数14 U+25BC6
◆未詳「【中華字海:竹部:𥯆】"菘"的訛字」
菘艸3+8=総画数11 U+83D8
音読: シュウ[漢]、スウ[呉]
◆タイサイ(体菜、別名チンゲンサイ、漢名「小白菜」)或いはハクサイ(白菜、漢名「大白菜」)、アブラナ科アブラナ属の野菜、「菘菜シュウサイ」
{タイサイ} {ハクサイ}◆「菘藍シュウラン」、タイセイ(大青)或いはホソバタイセイ(細葉大青)、アブラナ科タイセイ属の草
{タイセイ} {ホソバタイセイ}筆順
蜙𧌻虫6+8=総画数14 U+8719
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]
◆「蜙蝑・蚣蝑ショウショ」、キリギリス(螽蟖・螽斯)やコオロギ(蟋蟀)を含むキリギリス亜目・キリギリス科の昆虫、別名「蜤螽シシュウ」
筆順
𧌻蜙
虫6+8=総画数14 U+2733B
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]
◆「𧌻蝑・蚣蝑ショウショ」、キリギリス(螽蟖・螽斯)やコオロギ(蟋蟀)を含むキリギリス亜目・キリギリス科の昆虫、別名「蜤螽シシュウ」
䘴衳䙂
衣5+8=総画数13 U+4634
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]
◆下半身に穿(は)く短い内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類
◆「𧘿䘴セイショウ」、小児の衣服
鬆䯳髟10+8=総画数18 U+9B06
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]、ソウ[漢]、ス[呉]
訓読: す
◆「髼鬆・鬅鬆ホウショウ」「𩬰鬆キョウショウ」「𩭩鬆トウショウ」、髪がばらばらと乱れるさま
◆(髪が)疎(まば)らなさま
◆緩(ゆる)い、緩やか、きつくない、ゆとりがある、詰まっていない、間(あいだ)が空(あ)いている、緩む、弛(ゆる)める、同簡
「松」◆[日]す、大根などの芯(しん)にできる細孔(サイコウ、細い穴、小さい空間)
筆順
𩸝
魚11+8=総画数19 U+29E1D
◆未詳「【漢語大字典:魚部:𩸝】松鱼。又名海鱅、今海鮎科鱼类。…」
𪁿
鳥11+8=総画数19 U+2A07F
音読: シュウ、スウ
◆タカ(鷹、タカ科の鳥)の類
枀
木4+4=総画数8 U+6780
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣙚枀】二或作榕今通切韻音松梓玉篇音容木名也」「【字彙:辰集:木部:松】…枀同上」
庺
广3+8=総画数11 U+5EBA
◆未詳「【康熙字典:寅集下:广部:庺】《海篇》古文松字」
枈
木4+4=総画数8 U+6788
音読: ヒ、ビ
◆古地名「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:枈】音秘魯東郊地名也」
◆木名、未詳
𨹼
阜3+8=総画数11 U+28E7C
音読: ヒ、ビ
◆階段、同「陛」「【字彙:戌集:阜部:𨹼】𠊓禮切音避階𨹼也」
枉𣒈木4+4=総画数8 U+6789
音読: オウ[漢呉]
訓読: ま・げる
◆曲(ま)げる、押し曲げる
◆歪(ゆが)める、歪曲ワイキョクする、「枉法オウホウ(法を曲げる)」
◆ま・げて、(法理や考えを曲げてでも)何とかして
筆順
㳹水3+8=総画数11 U+3CF9
音読: オウ[漢呉]
◆水が深くどこまでも広がっているさま、水が溢(あふ)れるようにあるさま、同「汪」
◆「㳹陶オウトウ」、古地名、雁門ガンモン郡(現山西省朔州市北西部の内モンゴル自治区省境近く)
「【晉書:志第四:地理上】雁門郡…㳹陶…」 {山西省}
枋木4+4=総画数8 U+678B
音読: ①ホウ[漢呉]②ヘイ[漢]、ヒョウ[呉]
①◆断面が方形の木材、角材
◆「蘇枋スオウ・スホウ」、マメ科ジャケツイバラ属の木
{スオウ}②◆物を掬(すく)う杓子シャクシや匙(さじ)などの柄(え)、同「柄」
筆順
堏
土3+8=総画数11 U+580F
音読: ホウ[漢呉]
◆未詳
枌木4+4=総画数8 U+678C
音読: フン[漢]、ブン[呉]
訓読: そぎ
◆木名、ニレ(楡、ニレ科の木)の一種で皮が白い、白楡ハクユ
{ニレ}◆「枌楡フンユ」◇木名、ニレ(楡、ニレ科の木)の一種◇漢の高祖コウソ(劉邦リュウホウ、前漢の初代皇帝、前256年或前247年~前195年)の郷里の社(やしろ、土地の神を祀ったところ)の名、高祖が即位後に現陝西省西安市臨潼リンドウ区に移設したという
「【史記:卷二十八:封禪書】漢興高祖…高祖初起禱豐枌榆社(《集解》張晏曰枌白榆也社在豐東北十五里或曰枌榆郷名高祖里社)」 {陝西省}◇郷里
◆[日]そぎ、削ぎ板(そぎいた)、木を削(そ)いで薄くした板
筆順
椕
木4+8=総画数12 U+6915
音読: ヒン、ビン
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:眞第十七:椕】木分也」
析㭊𣂔木4+4=総画数8 U+6790
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆裂(さ)く、切り割(さ)く
◆分ける、別ける、切り分ける
◆ものの本質・性質を知るためにばらばらに分ける
筆順
唽
口3+8=総画数11 U+553D
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆「唽唽セキセキ」、鳥の鳴く声、同「𠴭𠴭」
𠵍
口3+8=総画数11 U+20D4D
◆未詳
惁
心4+8=総画数12 U+60C1
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆敬(うやま)う、同「𢜣」
◆「惁惁セキセキ」、憂(うれ)えるさま
晰日4+8=総画数12 U+6670
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆明らかなさま、明白なさま、はっきりしているさま、同「晳」
筆順
晳𣇮日4+8=総画数12 U+6673
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆明らかなさま、明白なさま、はっきりしているさま、同「晰」
注解:別
「皙」
椞
木4+8=総画数12 U+691E
◆未詳「【類篇:卷十七:木部:椞】息入切持止也」
淅𣶁水3+8=総画数11 U+6DC5
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆水で米を濯(すす)ぐ、揺り動かすようにして塵(ごみ)などを取り去る、同「𥺚」
◆「淅川セキセン」「淅水セキスイ」、河南省洛陽市欒川県を源とする川
{河南省}筆順
皙白5+8=総画数13 U+7699
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆肌の色が白い、白い
注解:別
「晳」筆順
𥓊硩
石5+8=総画数13 U+254CA
音読: テツ[漢]、テチ[呉]
◆石を(目標に向けて)投げ付ける、投げ入れる、同「擿」「擲」
𥮥
竹6+8=総画数14 U+25BA5
音読: シャク
◆筮(めどぎ、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒)、或いは数を数えるための細い竹棒、同「𥯻」「【字彙補:未集:竹部:𥮥】之若切音灼䉛𥮥也」「【漢語大字典:竹部:𥮥】筹策」「【中華字海:竹部:𥮥】同"策"」
𥺚𥼔
米6+8=総画数14 U+25E9A
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆水で米を濯(すす)ぐ、揺り動かすようにして塵(ごみ)などを取り去る、同「淅」
菥艸3+8=総画数11 U+83E5
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆「菥蓂セキベキ」、グンバイナズナ(軍配薺)、アブラナ科グンバイナズナ属の草
{グンバイナズナ}
蜤
虫6+8=総画数14 U+8724
音読: シ[漢呉]
◆「蜤螽シシュウ」、キリギリス(螽蟖・螽斯)やコオロギ(蟋蟀)を含むキリギリス亜目・キリギリス科の昆虫、別名「蜙蝑ショウショ」
◆「蜤蜴シエキ」、トカゲ(蜥蜴)やヤモリ(守宮)などのトカゲ亜目の爬虫類、またトカゲに似た両生類の称、別名「蜥蜴セキエキ」
蜥𧌥𧌨𧈼𧎀虫6+8=総画数14 U+8725
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆「蜥蜴セキエキ」、トカゲ(蜥蜴)やヤモリ(守宮)などのトカゲ亜目の爬虫類、またトカゲに似た両生類の称、別名「蜤蜴シエキ」
筆順
䨛𩄜
雨8+8=総画数16 U+4A1B
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆霰(あられ)が降るさま
𪁻𪁊
鳥11+8=総画数19 U+2A07B
音読: シ、セツ、セチ
◆鳥や獣を襲い捕える猛鳥、ワシ(鷲)やタカ(鷹)などのタカ科の鳥、同「鷙」
枕𣏝木4+4=総画数8 U+6795
音読: シン[漢呉]、チン[慣]
訓読: まくら
◆身を横たえた時に頭の下に敷くもの、またそれを敷く
◆ものの下に敷く、またそのための木や台
筆順
萙
艸3+8=総画数11 U+8419
訓読: くたびれ
◆[日]草臥(くたび)れる
林木4+4=総画数8 U+6797
音読: リン[漢呉]
訓読: はやし
◆木や竹が叢(むら)がり生えている平地ヘイチ、また土地
◆同様のものがたくさん集まっているさま、またそのようなところ
◆野外ヤガイ(「野」の外側の地)、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった
「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」◆「林鐘リンショウ」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ、「黃鐘コウショウ」よりも7律(7音)高い音階
{音楽(十二律1)}筆順
㑣人2+8=総画数10 U+3463
音読: ①ラン②リン
①◆「㑣儓ランタイ」、動作や反応が鈍(にぶ)いさま
②◆「㑣鐘リンショウ」、十二律の一つ「林鐘リンショウ」の1オクターブoctave低い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照
{音楽(十二律2)}
𠓭𢞥
入2+8=総画数10 U+204ED
音読: ラン
◆憂い悲しむさま
冧
冖2+8=総画数10 U+51A7
音読: リン
◆蕾(つぼみ)
𠩵
厂2+8=総画数10 U+20A75
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:厂部第十三:𠩵】音歷」
啉
口3+8=総画数11 U+5549
音読: ①ラン[漢呉]②リン[漢呉]
①
◆「啉尾・𠵂尾・婪尾ランビ」、宴の席で首席の者から末席の者へ順に杯を回して一巡する(末席まで至る)
②
◆「喹啉キリン・クィリン」、キノリンquinoline、有機化合物
𠵂
口3+8=総画数11 U+20D42
音読: ラン[漢呉]
◆「𠵂尾・啉尾・婪尾ランビ」、宴の席で首席の者から末席の者へ順に杯を回して一巡する(末席まで至る)
埜野壄𡐨𡌛㙒土3+8=総画数11 U+57DC
音読: ヤ[漢呉]
訓読: の
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった
「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」◆都から離れているところ、(周りに遮(さえぎ)るものがない)広々としたところ、またその区域・範囲
◆民間ミンカン、「都(朝廷)の外にある」の意
◆自然のままであるさま、田舎びたさま、洗練されていないさま
筆順
婪女3+8=総画数11 U+5A6A
音読: ラン[漢呉]
◆貪(むさぼ)る、必要以上に欲しがる
◆「婪尾ランビ」◇宴の席で首席の者から末席の者へ順に杯を回して一巡する(末席まで至る)、同「啉」
「【論語注疏:卷下】今人以酒巡匝為婪尾…」◇最後、末尾
筆順
崊
山3+8=総画数11 U+5D0A
音読: リン
◆石や岩の山
彬𢒹彡3+8=総画数11 U+5F6C
音読: ヒン[漢呉]
◆文ブン(紋様や文章など表面に現れ目に見えるもの)と質シツ(外からは見えない中身、内容)が共に優れているさま、文と質が調和しているさま、同「斌」「份」、「文質彬彬ブンシツヒンピン」
筆順
㣩彳3+8=総画数11 U+38E9
音読: リン
◆「㣩鐘リンショウ」、十二律の一つ「林鐘リンショウ」の2オクターブoctave低い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照
{音楽(十二律2)}
惏
心3+8=総画数11 U+60CF
音読: ラン[漢呉]
◆貪(むさぼ)る、慎むことなく欲しがる、同「婪」
◆「惏慄リンリツ」、身震いするほど寒いさま
◆「惏悷リンレイ」、悲しみに暮れるさま「【重刻昭明文選李善註:高唐賦】…於是調謳令人惏悷憯悽脅息增欷(竝悲傷貌脅息縮氣也…)」
㨆
手3+8=総画数11 U+3A06
音読: リン
◆惨(むご)たらしい、惨たらしく殺す
㪔𢽳𢻾
攴4+8=総画数12 U+3A94
音読: サン[漢呉]
◆分け離す、固まっていたり纏(まと)まっていたりしたものをばらばらにする、同「散」
◆(麻の皮を)剥(は)ぐ、剥いでばらばらにする
晽
日4+8=総画数12 U+667D
音読: リン
◆「晽晽リンリン」、はっきりと知りたいと思うさま
𣈅
日4+8=総画数12 U+23205
音読: ソウ、ゾウ
◆未詳
森木4+8=総画数12 U+68EE
音読: シン[漢呉]
訓読: もり
◆たくさんの木が立ち並ぶさま、木がびっしりと生えているさま、またそのようなところ
◆木が茂(しげ)って薄暗いさま
筆順
𣓏
木4+8=総画数12 U+234CF
音読: キン、コン
◆樽(たる、酒を入れるための壺)の載せる台
淋水3+8=総画数11 U+6DCB
音読: リン[漢呉]
訓読: さび・しい
◆雨や涙などが絶え間なく滴(したた)る
◆長雨、長く降り続く雨、同「霖」
◆水を掛ける、水を注ぐ
◆「淋病・痳病リンビョウ」、淋菌リンキンの感染による尿道の炎症を伴う病気
◆「淋巴リンバ」、リンパlymph、リンパ管を流れる液、「淋巴」は「lymph」の音写
◆「淋鐘リンショウ」、十二律の一つ「林鐘リンショウ」の1オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照
{音楽(十二律2)}◆[日]さび・しい、寂しい
筆順
㷊焚燓
火4+8=総画数12 U+3DCA
音読: フン[漢]、ブン[呉]
訓読: た・く
◆焼(や)く、燃(も)やす
◆山や田畑の雑草や雑木を焼く
焚㷊燓火4+8=総画数12 U+711A
音読: フン[漢]、ブン[呉]
訓読: た・く
◆焼(や)く、燃(も)やす
◆山や田畑の雑草や雑木を焼く
筆順
琳玉4+8=総画数12 U+7433
音読: リン[漢呉]
◆ひときわ美しい玉ギョク(美しく高貴な石)
◆「琳琅リンロウ」◇ひときわ美しい玉◇美しいさま、貴重なさま◇玉の触れ合う澄んだ音
筆順
痳疒5+8=総画数13 U+75F3
音読: リン[漢呉]
◆淋菌リンキンの感染による尿道ニョウドウの炎症を伴う病気、同「痳病・淋病リンビョウ」
筆順
碄
石5+8=総画数13 U+7884
音読: リン
◆(水が、谷が、穴が)深いさま、「碄碄リンリン」「【後漢書:卷八十九:張衡列傳第四十九】…*摽通淵之碄碄(…碄音林亦深貌也旣遊四方又入地下)」
𥓙石5+8=総画数13 U+254D9
訓読: うす
◆[日]地名用字、「茶𥓙山(ちゃうすやま)、京都府城陽市市辺」
筆順
禁示5+8=総画数13 U+7981
音読: キン[漢]、コン[呉]
◆吉凶キッキョウの忌キ、忌(い)み避ける
◆止(と)める、押し止(とど)める、制セイする
◆戒(いまし)める、慎(つつし)む、「軽々とした行いを禁じる」の意
◆天子の住むところ、「禁中キンチュウ」、「みだりに出入りすることが禁じられているところ」の意
筆順
箖
竹6+8=総画数14 U+7B96
音読: リン[漢呉]
◆「箖箊リンオ」、竹名、葉は薄く幅広で、筍(たけのこ)は食べられるという「【筍譜:二之出:箖箊筍】左思吳都賦曰竹則篔簹箖箊今詳其筍可食」
綝糸6+8=総画数14 U+7D9D
音読: チン[漢呉]
◆止(と)める
◆未詳
「【玉篇:卷二十七:糸部第四百二十五:綝】丑林切善也止也」「【廣韻:下平聲:侵第二十一:琛:綝】繕也」◆「綝纚シンシ」、衣裳イショウの飾りが垂れ下がるさま
筆順
罧𦋗网5+8=総画数13 U+7F67
音読: シン[漢呉]
訓読: ふしづけ
◆水中に柴(しば)などを沈め、そこに入り込んだ魚を捕(と)る仕掛け、同「筌」「荃」
筆順
𦋗罧
网6+8=総画数14 U+262D7
音読: シン[漢呉]
訓読: ふしづけ
◆水中に柴(しば)などを沈め、そこに入り込んだ魚を捕(と)る仕掛け、同「筌」「荃」
菻艸3+8=総画数11 U+83FB
音読: リン[漢呉]
◆ヨモギ(蓬・艾、キク科ヨモギ属の草)の類
{ヨモギ}◆「拂菻フツリン」、東ローマ帝国(別称ビザンツ帝国、凡そギリシア以東、最盛期にはトルコ・シリア・エジプトなど地中海東部沿岸一帯を支配した)を指すといわれる、ただ
「【北史:卷三十八:列傳第二十六】…發自燉煌至于西海…北道從伊吾經蒲類海鐵勒部突厥可汗庭度北流河水至拂菻國達于西海…」とある、「燉煌・敦煌トンコウ」「蒲類海(バルクル湖)」「鐵勒テツロク」「突厥トッケツ」「可汗カカン(可汗庭は首都)」は、いずれも6~7世紀にかけて現モンゴル西部・カザフスタン南部・中国新疆ウイグル自治区・キルギス・タジキスタン一帯の遊牧民族の名で、「拂菻」は「西海(カスピ海か?)」以東ということになる、東ローマ帝国の支配は最盛期でも黒海南部までであった
筆順
𧇥𧇨
虍6+8=総画数14 U+271E5
音読: ハン
◆トラ(虎)の体の縞(しま)模様、またそのような模様
𧛀
衣6+8=総画数14 U+276C0
◆未詳
諃
言7+8=総画数15 U+8AC3
音読: チン[漢呉]
◆善(よ)い言葉
𧩋
言7+8=総画数15 U+27A4B
◆未詳
𧯴
豆7+8=総画数15 U+27BF4
◆未詳「【王常宗集:指柏軒】行道出深𧯴空庭秋颯然風來…」
䠂楚椘足7+8=総画数15 U+4802
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
◆ニンジンボク(人参木)、シソ科ハマゴウ属の木、別名「牡荊ボケイ」
{ニンジンボク}◆小枝が付いたままの枝、柴(しば)
◆木の鞭むち
◆(鞭で打たれたような)痛み、苦しみ、「楚楚ソソ」、同「𤻇」
◆すっきりとしたさま、「楚楚ソソ」「清楚セイソ」
◆周代(西周)から戦国時代にかけての古国名、前11世紀~前223年
{春秋時代}◆古国名、別名「西楚」、前206年~前202年
{西楚代}◆五代十国時代の十国の一つ、別名「馬楚バソ」、907年~951年
{五代十国時代}◆湖北省・湖南省一帯(特に湖北省)の略称
{湖北省}
辳農䢉𨑋欁𨑇𣊤𦦥𦦤𣎭𢖢𦱯农
辰7+8=総画数15 U+8FB3
音読: ドウ[漢]、ノウ、ノ[呉]
◆田畑を耕し、作物の種を播(ま)き育て収穫する、またその仕事、またそれ従事する人、「農業ノウギョウ」「農夫ノウフ」
郴邑3+8=総画数11 U+90F4
音読: チン[漢呉]
◆「郴州チンシュウ」、地名、現湖南省郴州市
{湖南省}筆順
醂酉7+8=総画数15 U+9182
音読: ラン、リン
訓読: さわ・す
◆熟す前に収穫した(渋い・堅いなどで食べるのには適さない)果実を熟させる(食べられるようにする)、水(温水)に漬けるなどする、「醂柿リンシ(熟していない硬いカキ(柿)を温水に数日漬けて熟させること)」
「【救荒本草:卷七:柿樹】…柿未軟者摘取以温水醂(音攬)熟食之…」「【救荒本草:卷七:軟棗】…救飢採取軟棗成熟者食之其未熟結硬時摘取以温水漬養醂(盧感切)去澁味另以水煮熟食之」◆[日]カキ(柿)などの果実の渋みを取る
◆[日]「味醂ミリン」、糯米(もちごめ)に米麹(こめこうじ)とアルコールを加え醸造したもの、主として調味料として利用される
筆順
䦥閑闲
門8+8=総画数16 U+49A5
音読: カン[漢]、ゲン[呉]
訓読: ひま、しず・か
◆間(あいだ)が空いているさま
◆何もなくゆったりとしているさま
◆(隙間のある)柵(さく)、遮(さえぎ)る
◆境目、境界、区切り、けじめ
◆越えてはならないこと、守るべきこと、決まり、習(なら)わし、しきたり
霖雨8+8=総画数16 U+9716
音読: リン
◆長雨(ながあめ)、長く(三日以上)降り続く雨、同「淋」、十日以上も続く雨は「霪」
筆順
麓𪋤㯟鹿11+8=総画数19 U+9E93
音読: ロク[漢呉]
訓読: ふもと
◆(木が生えている)山裾(やますそ)
◆山林を管理する役人
筆順
枚𣏽木4+4=総画数8 U+679A
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]
◆杖(つえ)などに使う程度の太さの(枝よりも太い)木の幹(みき)、木の棒
◆馬を打つ鞭(むち)
◆馬が声を立てないようにするために口に咥(くわ)えさせる木の棒
◆個数(大珠九枚、大きな珠シュが九個)」、人数(縛人者數千枚、捕縛ホバクした者が数千人)」、本数・丁数(槍二十枚、槍が二十丁)」他、同じ物を数える語、同「个」「個」「箇」
◆[日]平たい物を数える語
◆「枚挙マイキョ」、一つ一つと数え上げる
筆順
𠶣
口3+8=総画数11 U+20DA3
◆未詳
𤷠
疒5+8=総画数13 U+24DE0
◆未詳「【字彙補:午集:疒部:𤷠】瘀字之譌出篇韻」
𧛉
衣6+8=総画数14 U+276C9
音読: 未詳[喃]
◆[喃]未詳
𩃝
雨8+8=総画数16 U+290DD
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:霰第三十二:霰𩆵䨘𩃝】先見切說文稷雪也」
果木4+4=総画数8 U+679C
音読: カ[漢呉]
訓読: は・たす、は・てる、は・たして
◆木の実、同「菓」
◆は・たす、最後まで成し遂げる
◆(芽を出し生長し花を咲かせ最終的には実が成ることから)物事の結末、最後まで成し遂げることによって得るもの、「結果ケッカ」「成果セイカ」
◆は・てる、それ以上は何もなくなる
◆は・たして、当然そう成ることは分かっていたが案の定、(疑問の表現を伴って)一体~だろうか
◆思い切って、「果敢カカン」
筆順
倮
人2+8=総画数10 U+502E
音読: ラ[漢呉]
◆裸(はだか)、何も身に着けていないさま、覆(おお)うものがなく中身が剥(む)き出しであるさま、同「裸」
◆「倮蟲・倮虫ラチュウ」、古く動物を五つに分類した五虫の一つで、羽蟲(羽がある)・毛蟲(毛がある)・甲蟲(甲羅・殻がある)・鱗蟲(鱗がある)以外の動物、人類はこの「倮蟲」に含まれる「【孔子家語:卷六:執轡】…羽蟲三百有六十而鳯為之長毛蟲三百有六十而麟為之長甲蟲三百有六十而龜為之長鱗蟲三百有六十而龍為之長倮蟲三百有六十而人為之長…」
堁
土3+8=総画数11 U+5801
音読: カ[漢呉]、カイ[漢]、ケ[呉]
◆塵(ちり)が舞う
◆小さく丸い粒状の土埃
婐
女3+8=総画数11 U+5A50
音読: ワ[漢呉]、ア[漢呉]
◆「婐㛂アダ」、月の光に似て弱々しく、それでいて人を魅ミするように美しいさま「【御定全唐詩:卷三百三十六:韓愈:元和聖德詩】…日君月妃煥赫婐㛂(婐鳥果切㛂五果切身弱好也謂月妃)」
㞅
尢3+8=総画数11 U+3785
◆未詳「【玉篇:卷二十一:尢部第三百三十五:㞅】郎臥切㞅不止」
𡱼尸3+8=総画数11 U+21C7C
音読: カ[漢呉]
◆大腿骨ダイタイコツ、腰(こし)から膝(ひざ)からの部分の骨、同「髁」
{人体(下肢)}◆股(また)、腰から"Λ"字状に分かれる部分
𡸖
山3+8=総画数11 U+21E16
◆山が高く険(けわ)しいさま
巢巣𤔥巛3+8=総画数11 U+5DE2
音読: ソウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: す
◆木の上に作られた栖(す、鳥の巣)、動物の凹状・穴状の住処(すみか)、またそれを造る
◆(他からは見えにくい、探しにくい)特に悪人などの住処、隠れ家(が)
◆「巢菜ソウサイ」、スズメノエンドウ(雀野豌豆)、マメ科ソラマメ属の草、別名「苕菜チョウサイ」
{スズメノエンドウ}筆順
巣巢𤔥巛3+8=総画数11 U+5DE3
音読: ソウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: す
◆木の上に作られた栖(す、鳥の巣)、動物の凹状・穴状の住処(すみか)、またそれを造る
◆(他からは見えにくい、探しにくい)特に悪人などの住処、隠れ家(が)
◆「巣菜ソウサイ」、スズメノエンドウ(雀野豌豆)、マメ科ソラマメ属の草、別名「苕菜チョウサイ」
{スズメノエンドウ}筆順
𢑥彙彚𢑷𢑺𢑭𢑯𢑤𣉰
彑3+9=総画数12 U+22465
音読: イ[漢呉]
◆ハリネズミ(針鼠)、ハリネズミ亜科の哺乳類、針のように尖った毛を持つ小形の動物、同「蝟(猬)」
◆類(たぐい)、同類(同様)のもの、またその集まり、同「類」
◆同様のものが集まり一つになる、同様のものを一つに纏(まと)める、また一つに纏めたもの、同「汇」
惈
心3+8=総画数11 U+60C8
音読: カ[漢呉]
◆果敢カカンなさま、押し止めようとするものを撥(は)ね除(の)けて(思い切って)決断・実行するさま、「㒠惈カイカ」
捰
手3+8=総画数11 U+6370
音読: ワ[漢呉]
◆「捰𢫷ワワ」、摘(つま)む、摘み取る
㪙敤
攴4+8=総画数12 U+3A99
音読: カ[漢呉]
◆研(と)いで刃毀れ(はこぼれ)を直す「【說文解字:攴部:敤】研治也…」「【玉篇:卷十八:攴部第二百七十:敤】口果口卧二切研理也」
敤㪙
攴4+8=総画数12 U+6564
音読: カ[漢呉]
◆研(と)いで刃毀れ(はこぼれ)を直す「【說文解字:攴部:敤】研治也…」「【玉篇:卷十八:攴部第二百七十:敤】口果口卧二切研理也」
𣇫
日4+8=総画数12 U+231EB
音読: カ[漢呉]
◆明るいさま
腂月(肉)4+8=総画数12 U+8142
音読: カ[漢呉]
◆赤く腫(は)れる、赤い腫れ
◆踝(くるぶし)、足首の両側にある骨が丸く突起している部分、同「踝」
{人体(下肢)}◆薬草名、未詳
「【御定佩文齋廣羣芳譜:卷九十九:藥譜:腂】増《名醫別録》腂味甘無毒主益氣延年生山谷中白順理十月采」
棵
木4+8=総画数12 U+68F5
音読: ①カン[漢呉]、ガン[呉]②괘クェ[韓][漢呉]
①
◆切り落とした木、切り落とした枝の束、薪(たきぎ)の束
◆草木の株数を数える語、「一棵」は「一株の木、一株の草」
◆犠牲ギセイ(いけにえ)や供物クモツを載せる足付きの台、同「俎」
②
◆[韓]「歧棵(기괘キクェ)」、雁足ガンソク(안족アンヂョク)、コムンゴ(거문고、箏ソウに似た朝鮮の伝統的な弦楽器、「玄鶴琴ゲンカクキン」「玄琴ゲンキン」と呼ばれる)の弦を支え、その位置を変えることで音階を調整するもの、琴(こと)でいう「琴柱(ことじ)」に当たるもの
𣮔
毛4+8=総画数12 U+23B94
音読: ク[漢]、グ[呉]
◆獣毛やワタ(綿、アオイ科ワタ属やキワタ属の植物)を使った毛織の敷物、絨毯ジュウタンの類
淉
水3+8=総画数11 U+6DC9
音読: ①カ[漢呉]②カン[漢呉]
①
◆川名
②
◆灌祭カンサイ、地に酒を注(そそ)ぐ祭礼、同「祼」
㷄
火4+8=総画数12 U+3DC4
音読: カイ[漢]、ケ[呉]、カン[漢呉]
◆ものが燃える時に発生する火、同「火」「【方言:第十】㷄火也(呼隗反)楚轉語也猶齊言𤈦火也(音毀)」
𤔖
爪4+8=総画数12 U+24516
◆未詳「【漢語大字典:爪部:𤔖】【中華字海:爪部:𤔖】掻痒」
𤖇
爿4+8=総画数12 U+24587
音読: カ[漢呉]
◆犠牲ギセイ(いけにえ)や供物クモツを載せる足付きの台、同「俎」「棵」
猓
犬3+8=総画数11 U+7313
音読: カ[漢呉]
◆「猓𤡮カゼン」、オナガザル科に属するサルの一種
◆「猓玀カラ」、同「玀玀ララ」、彝族イゾク(多く中国南東部に居住する民族の名)の旧称
𤬁瓜5+8=総画数13 U+24B01
音読: カ[漢呉]
◆ウリ(瓜、ウリ科の蔓性の草)またウリの果実
「【正字通:午集上:瓜部:𤬁】舊註音禍瓜也或曰昔人以瓜爲菹享祖考燕賓客謂之瓜果俗因从瓜作𤬁𤬁與果同…」 {ウリ}◆「𤬁𤫶(音未詳)」、未詳
「【全唐詩:卷七百九十一:征蜀聯句】怒鬚猶鬇鬡斷臂仍𤬁𤫶(愈)」
䂺
石5+8=総画数13 U+40BA
音読: カ、ワ
◆未詳「【顔氏家訓:卷下:書證篇第十七】合口誦經聲璅璅眼中淚出珠子䂺其字雖異其音與義頗同」
◆「䂺𥑽カダ」、未詳「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:䂺*𥑽】上烏火反下奴火反䂺𥑽石貌也上又苦罪反䂺礧」
祼
示5+8=総画数13 U+797C
音読: カン[漢呉]
◆灌祭カンサイ、地に酒を注(そそ)ぐ祭礼、同「淉」
◆客に鬯チョウ(香りのよい酒)をふるまう
稞𥠁禾5+8=総画数13 U+7A1E
音読: カ[漢呉]
◆「青稞セイカ」、ハダカムギ裸麦、殻(から、ムギ類の場合は細く刺状の芒(のぎ)が伸びる)が取りやすいオオムギ(大麦)の一品種
{ハダカムギ}
窠䆼
穴5+8=総画数13 U+7AA0
音読: カ[漢呉]
◆丸い窪(くぼ)み、穴
◆(木の上の)真ん中が丸く窪んだ鳥の巣、同「窼」
粿
米6+8=総画数14 U+7CBF
音読: カ[漢呉]
◆米粉ベイフン(こめこ)、米(こめ、イネ科イネ属の穀物の実)を碾(ひ)いて粉状にしたもの、また米粉を使った食品
◆殻(から、籾殻もみがら)を取り去った米、精米した米
綶
糸6+8=総画数14 U+7DB6
音読: カ[漢呉]
◆糸を束ねる
菓艸3+8=総画数11 U+83D3
音読: カ[漢呉]
◆食用となる草木の実や果実、同「果」
◆[日]食事以外に食ショクする食べ物、「菓子(かし)」
筆順
蜾𧒘𧓞𧓠𧔽
虫6+8=総画数14 U+873E
音読: カ[漢呉]
◆「蜾蠃カラ」、ジガバチ(似我蜂)、 ハチ亜目(細腰亜目)スズメバチ上科ツチバチ科(別名ジガバチ科)のハチ(蜂)、腰の部分が細く地中に巣を作る、別名「細腰蜂サイヨウホウ」「蠮螉エツオウ」
裸衣5+8=総画数13 U+88F8
音読: ラ[漢呉]
訓読: はだか
◆肌が露(あら)わになっているさま、衣服をはだけて肌を露(あら)わにする、何も身に着けていない、同「躶」「倮」「𧝹」
◆覆(おお)うものがなく中身が剥(む)き出しであるさま
筆順
裹褁䙨𦆪衣6+8=総画数14 U+88F9
音読: カ[漢呉]
訓読: つつ・む
◆包(つつ)む、包(くる)む、包み込む
筆順
褁裹䙨𦆪
衣6+8=総画数14 U+8901
音読: カ[漢呉]
訓読: つつ・む
◆包(つつ)む、包(くる)む、包み込む
課课言7+8=総画数15 U+8AB2
音読: カ[漢呉]
◆成果セイカ・結果ケッカがどうか(どうなるか)を調べる、試(ため)す
◆官吏カンリ登用の試験シケン
◆税ゼイ、国や領主に納(おさ)める金銭・収穫物・労役ロウエキなど、またそれを割り当てる
◆為(な)すべきこと、すべきこと
◆同じ仕事・役割を単位とする組織
筆順
课課
言2+8=総画数10 U+8BFE
音読: カ[漢呉]
◆成果セイカ・結果ケッカがどうか(どうなるか)を調べる、試(ため)す
◆官吏カンリ登用の試験シケン
◆税ゼイ、国や領主に納(おさ)める金銭・収穫物・労役ロウエキなど、またそれを割り当てる
◆為(な)すべきこと、すべきこと
◆同じ仕事・役割を単位とする組織
踝足7+8=総画数15 U+8E1D
音読: カ[漢]、エ[呉]
訓読: くるぶし
◆足首の両側にある骨が丸く突起している部分、同「腂」
{人体(下肢)}筆順
躶
身7+8=総画数15 U+8EB6
音読: ラ[漢呉]
◆裸(はだか)、裸になる、衣服をはだけて肌を露(あら)わにする、同「裸」
輠𨍋
車7+8=総画数15 U+8F20
音読: カ[漢呉]
◆轂(こしき、車輪の中心にあって車輪と車軸を固定するための部品)に注(さ)す潤滑油を入れる容器、同「楇」「錁」
◆轂や車軸が回転する
錁锞金8+8=総画数16 U+9301
音読: カ[漢呉]
◆銭として用いる金や銀の小さな塊
◆轂(こしき、車輪の中心にあって車輪と車軸を固定するための部品)に注(さ)す潤滑油を入れる容器、同「楇」「輠」
◆帯或いはベルトbeltに付ける装飾品、位階により形や材質が定められていた、同「銙」
◆ガリウムGallium(Ga)の旧称、現在は「鎵」、元素名
{ガリウム}
锞錁金5+8=総画数13 U+951E
音読: カ[漢呉]
◆銭として用いる金や銀の小さな塊
◆轂(こしき、車輪の中心にあって車輪と車軸を固定するための部品)に注(さ)す潤滑油を入れる容器、同「楇」「輠」
◆帯或いはベルトbeltに付ける装飾品、位階により形や材質が定められていた、同「銙」
◆ガリウムGallium(Ga)の旧称、現在は「鎵」、元素名
{ガリウム}
𨺁隅𨺷
阜3+8=総画数11 U+28E81
音読: グ[漢呉]、グウ[慣]
訓読: すみ
◆"<"字状になっているところの内側、同「隈」
◆奥まったところ、中心から離れた角(すみ)
顆颗頁9+8=総画数17 U+9846
音読: カ[漢呉]
◆頭が小さいさま
◆丸く小さいもの、丸く小さい粒状のもの、またそれを数える語
筆順
颗顆
頁6+8=総画数14 U+9897
音読: カ[漢呉]
◆頭が小さいさま
◆丸く小さいもの、丸く小さい粒状のもの、またそれを数える語
餜馃食9+8=総画数17 U+991C
音読: カ[漢呉]
◆小麦粉や米粉などを捏(こ)ね、丸めたり餡アンを包んだり、またそれを蒸(む)したり焼いたり油で揚(あ)げたりなどした食べ物、広く菓子カシ類をいう
筆順
馃餜
食3+8=総画数11 U+9983
音読: カ[漢呉]
◆小麦粉や米粉などを捏(こ)ね、丸めたり餡アンを包んだり、またそれを蒸(む)したり焼いたり油で揚(あ)げたりなどした食べ物、広く菓子カシ類をいう
騍骒
馬10+8=総画数18 U+9A0D
音読: カ[漢呉]
◆牝馬ヒンバ(めうま)
骒騍
馬3+8=総画数11 U+9A92
音読: カ[漢呉]
◆牝馬ヒンバ(めうま)
髁骨10+8=総画数18 U+9AC1
音読: カ[漢呉]
◆大腿骨ダイタイコツ、腰(こし)から膝(ひざ)からの部分の骨
{人体(下肢)}
𩸄
魚11+8=総画数19 U+29E04
音読: カ[漢呉]
◆魚名、未詳、ナマズ(鯰、ナマズ科の淡水魚)、或いはナマズ目の魚の類
䴹
麥11+8=総画数19 U+4D39
音読: カ[漢呉]
◆麦麹(むぎこうじ)、小麦を生(なま)のまま(砕かずに)水で練り、黴(かび)を繁殖ハンショクさせた麴(こうじ)の一種、同「䴷」「【集韻:卷二:平聲:魂第二十三:䴹䴷𪌽】方言麴也一曰麥不破也」「【類篇:麥部:䴹䴷𪌽】胡昆切方言麴也一曰麥下破也或从完从昆䴷又胡官切女麴也小麥爲之一名䴷子又戶衮切全麥𥶶又戶管切又戶版切黄蒸𪍺子䴹又魯果切麪也…」
枝木4+4=総画数8 U+679D
音読: ①シ[漢呉]②キ[漢]、ギ[呉]
訓読: えだ
①◆木の幹(みき)から分かれ出たもの、同「支」「肢」
②◆本(もと、根幹、基本、本体、主流)から分れ出たもの
筆順
㟚岐𡵨㞿
山3+8=総画数11 U+37DA
音読: キ[漢]、ギ[呉]
◆本道から枝分かれした道、同「歧」、「岐路キロ」
◆もとになるものから(幾つもに)枝分かれする、離れていく、同「歧」
𩓡𩓠𩓸
頁9+8=総画数17 U+294E1
音読: キ[漢呉]
◆頭が小さいさま
◆円を描く「【廣雅:卷四:釋詁】𩓠(規)圖彫刻畫也】」
𣏋枼枽𣐂
木4+4=総画数8 U+233CB
音読: ヨウ[漢呉]
◆薄い木の板、薄く平らなもの、同「葉」
◆植物の葉、同「葉」
◆塀や壁に開けられた窓、同「楪」
𠉪偞
人2+8=総画数10 U+2026A
音読: ヨウ[漢呉]、ショウ[漢呉]
◆美しいさま、姿形(すがたかたち)が美しいさま、同「僷」「奕」
◆未詳「【說苑:卷第十一:善{⿰言兊}】…齊短衣而遂偞之冠管仲隰朋出焉…」
◆「𠉪卑ショウヒ」、未詳「【禮記注疏(禮記正義):卷二十九:玉藻】唯水漿不祭若祭為己𠉪卑(《疏》…若祭為己𠉪卑巳大也𠉪厭也此解不祭水漿之意若祭水漿爲大厭降𤰞微有所畏迫也)」「【禮書:卷八十四:六飲(水漿醴凉醫酏)五飲(水漿酒醴酏)】…玉藻言水漿不𥙊若祭為巳偞𤰞則水漿與醴…」「【經說:卷六:玉藻】…若祭為已𠉪𤰞為侍食之禮十八章記…」
𠴬喋𠿚
口3+8=総画数11 U+20D2C
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: しゃべ・る
◆考えもなしにぺらぺらと話す、舌がよく回る
◆舌先でぺろぺろと舐(な)める
𡍕堞𡑢𡐽
土3+8=総画数11 U+21355
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
𡝥媟𡤏𡜄
女3+8=総画数11 U+21765
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆馴(な)れ馴れしいさま、不躾(ぶしつけ)なさま、軽んじ侮(あなど)るさま、「媟嬻セツトク」
◆穢(けが)らわしいさま、「媟語セツゴ(穢らわしい話、卑猥な話)」
𢏲弽𢏼𢐇弓3+8=総画数11 U+223F2
音読: ショウ[漢呉]
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「韘」「㢵」「玦」、同「射決シャケツ」「扳指ハンシ」
{武器(弓)}◆[日]弓懸(ゆがけ)、弓を射るときに弦(つる)を引く手に着(つ)ける手袋状の防具、同「弽」「韘」
𢛐惵
心3+8=総画数11 U+226D0
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆不安なさま、恐れてびくびくする、同「𢜨」
𢮕揲
手3+8=総画数11 U+22B95
音読: ①セツ[漢]、ゼチ[呉]②チョウ[漢]、ジョウ[呉]
①
◆筮竹ゼイチク(占いに使う棒)などを手に持ち一つ二つと数える、同「𢶅」
②
◆畳(たた)む、折り畳む
𢽫壊壞𡎯𣀤𣀩𢾣
攴4+8=総画数12 U+22F6B
音読: カイ[漢]、エ[呉]
訓読: こわ・れる、こわ・す
◆毀(こぼ)れる、崩れる、損(そこ)なう、破れる、欠ける、潰(つぶ)れる、元来ガンライの或いは本来の形や状態でなくなる
𢾣壊壞𡎯𣀤𣀩𢽫
攴4+8=総画数12 U+22FA3
音読: カイ[漢]、エ[呉]
訓読: こわ・れる、こわ・す
◆毀(こぼ)れる、崩れる、損(そこ)なう、破れる、欠ける、潰(つぶ)れる、元来ガンライの或いは本来の形や状態でなくなる
𦜈䐑𦜫𦜪
月(肉)4+8=総画数12 U+26708
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆肉を薄く切る、薄切り肉、同「𠝝」「𦣀」
𣨚殜𣩨𣩣
歹4+8=総画数12 U+23A1A
音読: ヨウ[漢呉]、チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆「殗𣨚ヨウヨウ・ヨウチョウ」、臥(ふ)せったり起きたりの状態を繰り返す軽度の病気、同「殗𣩫ヨウヨウ」「【方言:第二】殗(於怯切)殜(音葉)微也宋衛之間曰殗自關而西秦晉之間凡病而不甚曰殗殜(病半臥半起也)」
㳿渫
水3+8=総画数11 U+3CFF
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
訓読: さら・う
◆水底の泥や土砂を取り除く、同「浚」
◆液体や気体などが外に漏れ出る、少しずつゆっくりと外に流れ出る、同「泄」
𤉬煠
火4+8=総画数12 U+2426C
音読: ヨウ[漢呉]、ソウ[漢]、ジョウ[呉]
◆湯に通す、茹(ゆ)でる
𤗊牒𤗥𤗣
片4+8=総画数12 U+245CA
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆文字を書くための薄く細長い札(ふだ)
◆文書、記録
◆公文書、証書
𥇱䁋
目5+8=総画数13 U+251F1
音読: ショウ[漢呉]、チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆片目を閉じる、片目を閉じて見る、片目で見る
𥮧䈎
竹6+8=総画数14 U+25BA7
音読: ヨウ[漢呉]
◆紙や板などのような薄く平らなものを数える語、同「葉」、「一䈎イチヨウ(一葉、一枚)」「【說文解字注:竹部:䈎】籥也(小兒所書寫每一笘謂之一䈎今書一紙謂之一頁或作葉其實當作此䈎)」
𦁛緤
糸6+8=総画数14 U+2605B
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆繋(つな)ぐ、繋いで束縛ソクバク(縛って自由を奪う)・制御セイギョ(動きを抑え操る)する、またそのための綱(つな)・縄(なわ)、同「紲」「絏」
𦧢
舌6+8=総画数14 U+269E2
音読: チョウ
◆ぺろぺろと舐(な)める、同「䑜」
𦯧葉𦹁𦶫𦰧
艸3+8=総画数11 U+26BE7
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: は
◆植物の茎や枝から伸び出る薄く平らなもの、主に光を受け成長に必要な養分を合成(光合成コウゴウセイ)する役割を担う
◆(葉のように)薄いもの
◆紙などのような薄いものを数える語、「一葉イチヨウ(一枚、頁数では表裏で二頁分に当たる、小舟一艘)」、同「叶」
◆時代、頃、「20世紀中葉(20世紀の中頃)」
𧤇䚢𧤈角7+8=総画数15 U+27907
音読: タク、チャク
◆角(つの)
◆先が二つ(或いは三つ)に分かれている簪(かんざし)、同「釵」「𧢷」
{服飾(髪飾)}◆「鉤𧤇コウタク」、帯の留具(とめぐ)、「鉤」は"J"字形などに先を曲げたもので、「䚢」はそれを引っ掛けるための穴
「【大雲山房文稾:說鉤】…漢鞶帶玉鉤䚢䚢者鉤牝也…」
𧨯諜谍
言7+8=総画数15 U+27A2F
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆密(ひそ)かに敵の様子を探(さぐ)る、またその人、細作サイサク、「間諜カンチョウ」
◆文字を書くための薄く細長い札(ふだ)、文書、記録、同「牒」
◆ぺらぺらと喋る、同「喋」
𨁻蹀𨅈𨂏
足7+8=総画数15 U+2807B
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆足でとんとんと踏む、足踏みする、同「蹨」
◆「𨁻𨁻チョウチョウ」◇一歩また一歩と進むさま◇ゆっくりと右へ左へと動くさま、また行きつ戻りつするさま
◆「𨁻躞チョウショウ」◇小股(こまた)で歩くさま、歩幅を狭めて歩くさま、同「躞𨁻ショウチョウ」◇次から次へ続いて行くさま◇ゆらゆらと揺れ動くさま、またそのような作りの帯飾り
◆「踕𨁻ショウチョウ」、小走りに(小股で足早に)進むさま
◆「踥𨁻ショウチョウ」、一歩一歩と歩(ほ、ふ)を刻みながら進むさま
𨓫𨒉𨒘
辵3+8=総画数11 U+284EB
音読: スイ、ズイ、ツイ
◆とんと突き当たる、行き止りのところまで辿り着く、同「遂」「【類篇:辵部:遂𨒉𨓸】徐醉切説文亡也一曰因也達也古作𨒉𨓸又陟利切前頓也又追萃切足不前也」
𨧲鍱
金8+8=総画数16 U+289F2
音読: ヨウ[漢呉]
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、同「䥡」「鋌」
𩋑鞢𩎃
革9+8=総画数17 U+292D1
音読: ショウ[漢呉]
◆「䩞𩋑・䪓韘チョウショウ」◇鞍(くら、人や荷を載せるために馬や牛の背に置く馬具)の飾り「【皇明典故紀聞:卷十五】騎坐則僭描金鞍䩞減銀鞦轡」◇武官が用いる飾りの付いた腰帯「【唐會要:卷三十一】武官咸帶䩞鞢七事(謂佩刀刀子磨石契苾真噦厥計筒火石袋等)」
𪑘𪑧𪑞
黑12+8=総画数20 U+2A458
音読: リョウ[漢呉]、チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆タケ(竹)の内側が黒いさま
𣏟木4+4=総画数8 U+233DF
音読: ハイ、ヘ
◆苧麻チョマ、カラムシ(苧、イラクサ科の草)の茎から作った繊維
筆順
𢽳㪔𢻾
攴4+8=総画数12 U+22F73
音読: サン[漢呉]
◆分け離す、固まっていたり纏(まと)まっていたりしたものをばらばらにする、同「散」
◆(麻の皮を)剥(は)ぐ、剥いでばらばらにする
痲疒5+8=総画数13 U+75F2
音読: バ[漢]、メ[呉]、マ[唐]
◆痺(しび)れる、痺れて感覚がなくなる、「痲痺・麻痺マヒ」
◆「痲疹マシン(はしか)」、麻疹ウイルスvirusによる急性の感染症、同「麻疹」
◆「痲瘋マフウ」、ハンセン病Hansen's disease、癩菌ライキンによる感染症
筆順
𦱍麻蔴𦲬艸3+8=総画数11 U+26C4D
音読: バ[漢]、メ[呉]、マ[唐]
訓読: あさ
◆アサ(麻)、アサ科の草
{アサ}◆「苧麻チョマ」「亜麻アマ」「大麻タイマ」など繊維を採(と)る植物の総称
◆「胡麻ゴマ」、ゴマ科の草、種を搾り油を採る
{ゴマ}◆痺(しび)れる、感覚が鈍くなる、或いはなくなる、「麻痺マヒ」
◆天子の綸旨リンジ、詔書ショウショ、唐代(618年~907年)に詔書・勅書に麻で漉(す)いた紙が用いられたことから
「【康熙字典:亥集下:麻部:麻】…朝廷綸命曰麻《翰林志》唐中書用黃白二麻爲綸命其後翰林專掌白麻中書獨用黃麻…」
𦲬麻蔴𦱍艸6+8=総画数14 U+26CAC
音読: バ[漢]、メ[呉]、マ[唐]
訓読: あさ
◆アサ(麻)、アサ科の草
{アサ}◆「苧麻チョマ」「亜麻アマ」「大麻タイマ」など繊維を採(と)る植物の総称
◆「胡麻ゴマ」、ゴマ科の草、種を搾り油を採る
{ゴマ}◆痺(しび)れる、感覚が鈍くなる、或いはなくなる、「麻痺マヒ」
◆天子の綸旨リンジ、詔書ショウショ、唐代(618年~907年)に詔書・勅書に麻で漉(す)いた紙が用いられたことから
「【康熙字典:亥集下:麻部:麻】…朝廷綸命曰麻《翰林志》唐中書用黃白二麻爲綸命其後翰林專掌白麻中書獨用黃麻…」
𣏼
木4+4=総画数8 U+233FC
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:木部:𣏼】同"鏵"」
𢏼弽𢐇𢏲弓3+8=総画数11 U+223FC
音読: ショウ[漢呉]
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「韘」「㢵」「玦」、同「射決シャケツ」「扳指ハンシ」
{武器(弓)}◆[日]弓懸(ゆがけ)、弓を射るときに弦(つる)を引く手に着(つ)ける手袋状の防具、同「弽」「韘」
𦜪䐑𦜫𦜈
月(肉)4+8=総画数12 U+2672A
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆肉を薄く切る、薄切り肉、同「𠝝」「𦣀」
𣷞
水3+8=総画数11 U+23DDE
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:水部第三:渫𣷞】私列反持牛又除去又姓二同」「【古文苑:卷一:石鼓文】迄湧盄𣷞{⿰氵(⿳亠厸林)}(…𣷞鄭云今作潗私列反{⿰氵(⿳亠厸林)}鄭云今作滋郭云濕)」
𦧤
舌6+8=総画数14 U+269E4
◆未詳「【康熙字典:未集備考:舌部:𦧤】《搜眞玉鏡》同䑜」「【字彙補:未集:舌部:𦧤】丁劫切音喋血流也」
𧤈䚢𧤇角7+8=総画数15 U+27908
音読: タク、チャク
◆角(つの)
◆先が二つ(或いは三つ)に分かれている簪(かんざし)、同「釵」「𧢷」
{服飾(髪飾)}◆「鉤𧤈コウタク」、帯の留具(とめぐ)、「鉤」は"J"字形などに先を曲げたもので、「䚢」はそれを引っ掛けるための穴
「【大雲山房文稾:說鉤】…漢鞶帶玉鉤䚢䚢者鉤牝也…」
𧩜
言7+8=総画数15 U+27A5C
◆未詳「【康熙字典:酉集補遺:言部:𧩜】《搜眞玉鏡》同諜」
𨂏蹀𨅈𨁻
足7+8=総画数15 U+2808F
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆足でとんとんと踏む、足踏みする、同「蹨」
◆「𨂏𨂏チョウチョウ」◇一歩また一歩と進むさま◇ゆっくりと右へ左へと動くさま、また行きつ戻りつするさま
◆「𨂏躞チョウショウ」◇小股(こまた)で歩くさま、歩幅を狭めて歩くさま、同「躞𨂏ショウチョウ」◇次から次へ続いて行くさま◇ゆらゆらと揺れ動くさま、またそのような作りの帯飾り
◆「踕𨂏ショウチョウ」、小走りに(小股で足早に)進むさま
◆「踥𨂏ショウチョウ」、一歩一歩と歩(ほ、ふ)を刻みながら進むさま
𩋞
革9+8=総画数17 U+292DE
音読: チョウ
◆裁縫の際に指先に被せる指サック、或いは指に嵌める環状の指貫(ゆびぬき)、同「㧺」「【字彙補:戌集:革部:𩋞】徒協切音𦯧指㧺也」
𩸏鰈鲽
魚11+8=総画数19 U+29E0F
音読: チョウ[漢呉]、トウ[漢呉]
訓読: かれい
◆カレイ(鰈)、カレイ科の海水魚、目が右に寄っているもの、左に寄っているものはヒラメ(鮃)
◆体が扁平なヒラメ(鮃)やカレイ(鰈)の類、別名「比目魚ヒモクギョ」
𪑞𪑧𪑘
黑12+8=総画数20 U+2A45E
音読: リョウ[漢呉]、チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆タケ(竹)の内側が黒いさま
𣏽枚
木4+4=総画数8 U+233FD
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]
◆杖(つえ)などに使う程度の太さの(枝よりも太い)木の幹(みき)、木の棒
◆馬を打つ鞭(むち)
◆馬が声を立てないようにするために口に咥(くわ)えさせる木の棒
◆個数(大珠九枚、大きな珠シュが九個)」、人数(縛人者數千枚、捕縛ホバクした者が数千人)」、本数・丁数(槍二十枚、槍が二十丁)」他、同じ物を数える語、同「个」「個」「箇」
◆[日]平たい物を数える語
◆「𣏽挙マイキョ」、一つ一つと数え上げる
𧇆虡𧇽𧆾虍6+8=総画数14 U+271C6
音読: キョ[漢]、ゴ[呉]
◆神獣の名、頭は鹿に体は龍に似るという
「【後漢書:卷一下:光武帝記】…壞五銖錢更鑄小錢悉取洛陽及長安銅人鍾虡飛廉銅馬之屬以充鑄焉(…鍾虡前書音義日虡鹿頭龍身神獸也說文鐘鼓之跗以猛獸馬飾也…音義云飛廉神禽身似鹿頭如爵有角蛇尾文如豹文…)」◆鐘ショウ(かね)や磬ケイなどの楽器を吊り下げる横木(「簨・𥯗・筍シュン」という)を支える縦木(支柱)、支柱や台(足)の部分には人や獣などが彫り込まれた、同「簴」「鐻」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」
「【說文解字注:虍部:𧇽】鐘𡔷之柎也(木部曰柎咢足也靈臺有瞽{⿱𡔷目}傳皆曰植者曰虡橫者曰栒考工記曰梓人爲𥯗虡)飾爲猛獸」 {楽器(打楽器)}
𣐁
木4+4=総画数8 U+23401
音読: シ
◆木の刺(とげ)、細く先が尖(とが)ったもの、同「朿」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣐁】七賜反木芒也今作束)」
𣣙
欠4+8=総画数12 U+238D9
◆未詳「【字彙補:辰集:欠部:𣣙】同{⿰(⿱上示)欠}」
𥮮
竹6+8=総画数14 U+25BAE
音読: サク、シャク
◆謀(はかりごと)、ことを成すための方法、謀(はか)る、ことを成すために手を打つ、同「策」「【康熙字典:未集上:竹部:𥮮】《海篇》音策謀也籌也」
𣐂枼枽𣏋
木4+4=総画数8 U+23402
音読: ヨウ[漢呉]
◆薄い木の板、薄く平らなもの、同「葉」
◆植物の葉、同「葉」
◆塀や壁に開けられた窓、同「楪」
𩏁韘韋9+8=総画数17 U+293C1
音読: ショウ[漢呉]
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「弽」「㢵」「玦」、同「射決シャケツ」「扳指ハンシ」
{武器(弓)}◆[日]弓懸(ゆがけ)、弓を射るときに弦(つる)を引く手に着(つ)ける手袋状の防具、同「弽」「韘」
◆「䪓𩏁チョウショウ」、同「䩞鞢」◇鞍(くら、人や荷を載せるために馬や牛の背に置く馬具)の飾り◇武官が用いる飾りの付いた腰帯
枯木4+5=総画数9 U+67AF
音読: コ[漢]、ク[呉]
訓読: か・れる
◆草木が水分を失う、萎(しお)れる
◆涸(か)れる、水がなくなる
◆勢いがなくなる、衰(おとろ)える
◆[日]年を重ねて落ち着き渋(しぶ)くなる
筆順
喖
口3+9=総画数12 U+5596
音読: コ、ゴ
◆「㗇喖カコ」、咽イン(のど)「【太玄經:卷第八:太玄數第十一】九體一爲手足二爲臂脛(…)三爲股肱(…)四爲要(…)五爲腹六爲肩七爲㗇喖(謂唐湖也)八爲面九爲顙(…)」
枲䢄木4+5=総画数9 U+67B2
音読: シ[漢呉]
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)の雄株、雌株は「苴」
{アサ}筆順
㷘炱𤆃炲㸀
火4+9=総画数13 U+3DD8
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
◆煤すす、ものを燃やした時に出る煙の粒子が飛散せずに黒く溜(た)まったもの、同「煤」
䈢
竹6+9=総画数15 U+4222
音読: サイ、シ
◆竹名、未詳「【集韻:卷五:上聲上:海第十五:䈢】竹名」
◆竹を割り内側を削(そ)いで薄くしたもの、また細くしたもの、竹籤(たけひご)、そのまま紐や骨組みなどに使う他、編んで籠・敷物・縄・塀などに作ったり、束ねて大小の箒(ほうき)などに作る、用途は多種で用途に合わせて幅や厚みを加減する、同「篾」「【集韻:卷五:上聲上:止第六:䈢】竹篾」
𦂅
糸6+9=総画数15 U+26085
音読: シ、セイ、ショウ
◆アサ(麻)の織物
𦥅絰绖
至6+9=総画数15 U+26945
音読: テツ[漢]、デチ[呉]
◆喪服を着た時に頭や腰に巻く麻縄「【儀禮注疏:喪服】…苴絰者麻之有實者也苴絰大搹左本在下去五分一以為帯…」
葈艸3+9=総画数12 U+8448
音読: シ
◆「葈耳シジ」、オナモミ(葈耳・巻耳)、キク科オナモミ属の草、別名「菤耳ケンジ」「蒼耳ソウジ」「苓耳レイジ」
{オナモミ}筆順
𨐠𣙼
辛7+9=総画数16 U+28420
音読: シ、ジ
◆土を掘り起こしたりするシャベルshovel状の農具の刃の部分、同「枱」「耜」
𨽿𨾃
隶8+9=総画数17 U+28F7F
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
◆及ぶ、~の状態が継続してここに(今に)至る、同「迨」「及」
架木4+5=総画数9 U+67B6
音読: カ[漢]、ケ[呉]
訓読: か・ける
◆か・ける、二本の支柱などの支えとなるものの上に、棒や板のような長い物を横に渡す
◆物を載せたり掛けたり吊ったりするするために、横に渡した横木や板、またそれを支えるための縦木(支柱)や台(足)などを含めた全体を指すことがある、「衣架イカ(衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具)」「書架ショカ(書物を載せる棚、本棚)」
◆「架空カクウ」◇高いところに横に渡す、「高架コウカ」◇空中に浮いている、根拠がない
筆順
𢉤
广3+9=総画数12 U+22264
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆建物に屋根を架(か)ける
𢱌
手3+9=総画数12 U+22C4C
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆架(か)ける、棒や板のような長い物を横に渡す、「中華字海:扌部:𢱌】同"架"」
𣕧
木4+9=総画数13 U+23567
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具、同「椸」「箷」「【廣雅:卷八:釋器】箷(移)謂之𣕧(嫁)」
枷木4+5=総画数9 U+67B7
音読: カ[漢]、ケ[呉]
訓読: かせ
◆かせ、板に穴をあけ、これを首に嵌(は)めて自由を奪う刑具、またそれを嵌(は)める
◆殻竿・唐棹(からざお)、二本の棒を紐(ひも)などで繋(つな)ぎ一方の棒を持って振り下ろし脱穀ダッコクする農具、「連枷レンガ」、同「柫」
◆衣桁イコウ、衣服を掛けるための家具
筆順
𨔣
辵3+9=総画数12 U+28523
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆未詳「【玉篇:卷十:辵部第一百二十七:𨔣】古遐切𨔣牙令不得進也」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):卷第四:辵部:𨔣】𨔣互令不得行從辵枷聲臣鍇曰迦互猶曰犬牙左右制也」
◆「𨔣枒カガ」、木名、未詳「【集韻:卷八:去聲下:禡第四十:𨔣】𨔣枒木如蒺藜上下相{⿰足(能-厶月)}」「【集韻:卷八:去聲下:禡第四十:枒】木名一曰𨔣枒木相拒」
枼枽𣏋𣐂木4+5=総画数9 U+67BC
音読: ヨウ[漢呉]
◆薄い木の板、薄く平らなもの、同「葉」
◆植物の葉、同「葉」
◆塀や壁に開けられた窓、同「楪」
筆順
偞𠉪
人2+9=総画数11 U+505E
音読: ヨウ[漢呉]、ショウ[漢呉]
◆美しいさま、姿形(すがたかたち)が美しいさま、同「僷」「奕」
◆未詳「【說苑:卷第十一:善{⿰言兊}】…齊短衣而遂偞之冠管仲隰朋出焉…」
◆「偞卑ショウヒ」、未詳「【禮記注疏(禮記正義):卷二十九:玉藻】唯水漿不祭若祭為己𠉪卑(《疏》…若祭為己𠉪卑巳大也𠉪厭也此解不祭水漿之意若祭水漿爲大厭降𤰞微有所畏迫也)」「【禮書:卷八十四:六飲(水漿醴凉醫酏)五飲(水漿酒醴酏)】…玉藻言水漿不𥙊若祭為巳偞𤰞則水漿與醴…」「【經說:卷六:玉藻】…若祭為已𠉪𤰞為侍食之禮十八章記…」
𠗨𠗛
冫2+9=総画数11 U+205E8
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆凍る
◆「𠗉𠗨キョウチョウ」、凍って固まる、凍り付く
𠝝
刀2+9=総画数11 U+2075D
音読: チョウ、ジョウ
◆草を切る刀、【集韻】‡によれば「䥷サツ」と同義で「押切(おしき)り、刃の先端を固定し、ものを挟(はさ)んで押し切る道具」という「【集韻:卷九:入聲上:舝第十五:𠝝䥷】槎轄切斷艸刀也」
◆肉を薄く切る、薄切り肉、同「䐑」
喋𠿚𠴬口3+9=総画数12 U+558B
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: しゃべ・る
◆考えもなしにぺらぺらと話す、舌がよく回る
◆舌先でぺろぺろと舐(な)める
筆順
堞𡑢𡐽𡍕
土3+9=総画数12 U+581E
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
媟𡝥𡤏𡜄
女3+9=総画数12 U+5A9F
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆馴(な)れ馴れしいさま、不躾(ぶしつけ)なさま、軽んじ侮(あなど)るさま、「媟嬻セツトク」
◆穢(けが)らわしいさま、「媟語セツゴ(穢らわしい話、卑猥な話)」
屟屧
尸3+9=総画数12 U+5C5F
音読: ショウ[漢呉]
◆靴カ(くつ、長靴)や鞋カイ(短靴)などの履物(はきもの)の底に敷(し)く藁(わら)製の敷物(しきもの)、中敷き(なかじき)
◆底が木製の(木底きぞこ)の履物、同「屧」
𡺑
山3+9=総画数12 U+21E91
音読: テツ、デチ
◆山が高いさま「【列朝詩集:丙集第十二:黃山雜詩】…黃山奠南服𡺑嶭分楚望…」「【漢語大字典:山部:𡺑】[𡺑嵲]高山」
幉
巾3+9=総画数12 U+5E49
訓読: たづな
◆[日]「娼妓畫幉ショウギガチョウ(けいせいえほん)」、奥村政信による絵本の題名
◆[日]たづな、歌舞伎の外題ゲダイ(題名)に用いる字
弽𢏼𢐇𢏲弓3+9=総画数12 U+5F3D
音読: ショウ[漢呉]
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「韘」「㢵」「玦」、同「射決シャケツ」「扳指ハンシ」
{武器(弓)}◆[日]弓懸(ゆがけ)、弓を射るときに弦(つる)を引く手に着(つ)ける手袋状の防具、同「弽」「韘」
惵𢛐
心3+9=総画数12 U+60F5
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆不安なさま、恐れてびくびくする、同「𢜨」
𢜨
心4+9=総画数13 U+22728
音読: セツ、セチ
◆不安なさま、恐れてびくびくするさま、同「惵」「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢜨】私列切不安皃」
揲𢮕
手3+9=総画数12 U+63F2
音読: ①セツ[漢]、ゼチ[呉]②チョウ[漢]、ジョウ[呉]
①
◆筮竹ゼイチク(占いに使う棒)などを手に持ち一つ二つと数える、同「𢶅」
②
◆畳(たた)む、折り畳む
䐑𦜫𦜪𦜈
月(肉)4+9=総画数13 U+4411
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆肉を薄く切る、薄切り肉、同「𠝝」「𦣀」
楪木4+9=総画数13 U+696A
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]、ヨウ[漢呉]
◆寝台や長椅子などの下の細長い床板(ゆかいた)、簀子サクシ(すのこ)、同「牃」
◆食べ物を盛る浅く小さい皿、同「碟」
◆塀や壁に開けられた窓、同「牖」
◆[日]ユズリハ(譲葉・楪)、ユズリハ科ユズリハ属の木
{ユズリハ}筆順
殜𣩨𣩣𣨚
歹4+9=総画数13 U+6B9C
音読: ヨウ[漢呉]、チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆「殗殜ヨウヨウ・ヨウチョウ」、臥(ふ)せったり起きたりの状態を繰り返す軽度の病気、同「殗𣩫ヨウヨウ」「【方言:第二】殗(於怯切)殜(音葉)微也宋衛之間曰殗自關而西秦晉之間凡病而不甚曰殗殜(病半臥半起也)」
渫㳿水3+9=総画数12 U+6E2B
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
訓読: さら・う
◆水底の泥や土砂を取り除く、同「浚」
◆液体や気体などが外に漏れ出る、少しずつゆっくりと外に流れ出る、同「泄」
筆順
煠𤉬
火4+9=総画数13 U+7160
音読: ヨウ[漢呉]、ソウ[漢]、ジョウ[呉]
◆湯に通す、茹(ゆ)でる
牃
爿4+9=総画数13 U+7243
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆寝台や長椅子などの下の細長い床板(ゆかいた)、簀子サクシ(すのこ)、同「楪」
牒𤗊𤗥𤗣片4+9=総画数13 U+7252
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆文字を書くための薄く細長い札(ふだ)
◆文書、記録
◆公文書、証書
筆順
䁋𥇱
目5+9=総画数14 U+404B
音読: ショウ[漢呉]、チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆片目を閉じる、片目を閉じて見る、片目で見る
𥏭
矢5+9=総画数14 U+253ED
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁、同「堞」「【漢語大字典:矢部:𥏭】同"堞"」「【台灣志略(テキスト版):卷一:地志:勝跡】赤嵌樓…周方四十五丈三尺,無雉𥏭…」「【淡水廳築城案卷】東城董事…經手分建東段城垣。計長二百四十丈,𥏭二百七十六垛…」
碟石5+9=総画数14 U+789F
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆食べ物を盛る浅く小さい皿、同「楪」
{食器(盞・碟)}
䈎𥮧
竹6+9=総画数15 U+420E
音読: ヨウ[漢呉]
◆紙や板などのような薄く平らなものを数える語、同「葉」、「一䈎イチヨウ(一葉、一枚)」「【說文解字注:竹部:䈎】籥也(小兒所書寫每一笘謂之一䈎今書一紙謂之一頁或作葉其實當作此䈎)」
緤𦁛糸6+9=総画数15 U+7DE4
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆繋(つな)ぐ、繋いで束縛ソクバク(縛って自由を奪う)・制御セイギョ(動きを抑え操る)する、またそのための綱(つな)・縄(なわ)、同「紲」「絏」
筆順
䑜
舌6+9=総画数15 U+445C
音読: チョウ[漢呉]
◆啜(すす)る、同「𦧱」「歠」
◆ぺろぺろと舐(な)める、同「𦧢」「𤝓」
艓
舟6+9=総画数15 U+8253
音読: チョウ、ジョウ
◆小形の船「【通雅:卷三十四】最小曰艓」
葉𦹁𦶫𦯧𦰧艸3+9=総画数12 U+8449
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: は
◆植物の茎や枝から伸び出る薄く平らなもの、主に光を受け成長に必要な養分を合成(光合成コウゴウセイ)する役割を担う
◆(葉のように)薄いもの
◆紙などのような薄いものを数える語、「一葉イチヨウ(一枚、頁数では表裏で二頁分に当たる、小舟一艘)」、同「叶」
◆時代、頃、「20世紀中葉(20世紀の中頃)」
◆簡
「叶」筆順
蝶虫6+9=総画数15 U+8776
音読: チョウ[漢呉]、チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆チョウ(蝶)、チョウ目のうちガ(蛾)を除いた虫の総称、「蝴蝶・胡蝶コチョウ」
筆順
褋𧝵
衣5+9=総画数14 U+890B
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆裏地の付いていない単(ひとえ)の衣服
䚢𧤇𧤈角7+9=総画数16 U+46A2
音読: タク、チャク
◆角(つの)
◆先が二つ(或いは三つ)に分かれている簪(かんざし)、同「釵」「𧢷」
{服飾(髪飾)}◆「鉤䚢コウタク」、帯の留具(とめぐ)、「鉤」は"J"字形などに先を曲げたもので、「䚢」はそれを引っ掛けるための穴
「【大雲山房文稾:說鉤】…漢鞶帶玉鉤䚢䚢者鉤牝也…」
諜谍𧨯言7+9=総画数16 U+8ADC
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆密(ひそ)かに敵の様子を探(さぐ)る、またその人、細作サイサク、「間諜カンチョウ」
◆文字を書くための薄く細長い札(ふだ)、文書、記録、同「牒」
◆ぺらぺらと喋る、同「喋」
筆順
谍諜𧨯
言2+9=総画数11 U+8C0D
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆密(ひそ)かに敵の様子を探(さぐ)る、またその人、細作サイサク、「間諜カンチョウ」
◆文字を書くための薄く細長い札(ふだ)、文書、記録、同「牒」
◆ぺらぺらと喋る、同「喋」
蹀𨅈𨁻𨂏
足7+9=総画数16 U+8E40
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆足でとんとんと踏む、足踏みする、同「蹨」
◆「蹀蹀チョウチョウ」◇一歩また一歩と進むさま◇ゆっくりと右へ左へと動くさま、また行きつ戻りつするさま
◆「蹀躞チョウショウ」◇小股(こまた)で歩くさま、歩幅を狭めて歩くさま、同「躞蹀ショウチョウ」◇次から次へ続いて行くさま◇ゆらゆらと揺れ動くさま、またそのような作りの帯飾り
◆「踕蹀ショウチョウ」、小走りに(小股で足早に)進むさま
◆「踥蹀ショウチョウ」、一歩一歩と歩(ほ、ふ)を刻みながら進むさま
䢡𨔘𨔋
辵3+9=総画数12 U+48A1
音読: ツイ、ズイ、キョウ
◆とんと突き当たる、行き止りのところまで辿り着く、同「遂」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:𨒉𧿲𨓫䢡】足不前也」
◆「𨓊䢡チョウキョウ」、走るさま
鍱𨧲
金8+9=総画数17 U+9371
音読: ヨウ[漢呉]
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、同「䥡」「鋌」
鞢𩋑𩎃
革9+9=総画数18 U+97A2
音読: ショウ[漢呉]
◆「䩞鞢・䪓韘チョウショウ」◇鞍(くら、人や荷を載せるために馬や牛の背に置く馬具)の飾り「【皇明典故紀聞:卷十五】騎坐則僭描金鞍䩞減銀鞦轡」◇武官が用いる飾りの付いた腰帯「【唐會要:卷三十一】武官咸帶䩞鞢七事(謂佩刀刀子磨石契苾真噦厥計筒火石袋等)」
韘𩏁韋9+9=総画数18 U+97D8
音読: ショウ[漢呉]
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「弽」「㢵」「玦」、同「射決シャケツ」「扳指ハンシ」
{武器(弓)}◆[日]弓懸(ゆがけ)、弓を射るときに弦(つる)を引く手に着(つ)ける手袋状の防具、同「弽」「韘」
◆「䪓韘チョウショウ」、同「䩞鞢」◇鞍(くら、人や荷を載せるために馬や牛の背に置く馬具)の飾り◇武官が用いる飾りの付いた腰帯
𩐱
音9+9=総画数18 U+29431
音読: ヨウ
◆楽器「【廣韻:入聲:業第三十三:殜:𩐱】樂器」
䮜
馬10+9=総画数19 U+4B9C
音読: ソウ、ショウ
◆馬が疾走するさま
◆馬が軽快に駈けるさま
𩳶
鬼10+9=総画数19 U+29CF6
音読: ショウ
◆醜(みにく)いさま
鰈鲽𩸏魚11+9=総画数20 U+9C08
音読: チョウ[漢呉]、トウ[漢呉]
訓読: かれい
◆カレイ(鰈)、カレイ科の海水魚、目が右に寄っているもの、左に寄っているものはヒラメ(鮃)
◆体が扁平なヒラメ(鮃)やカレイ(鰈)の類、別名「比目魚ヒモクギョ」
筆順
鲽鰈𩸏
魚8+9=総画数17 U+9CBD
音読: チョウ[漢呉]、トウ[漢呉]
訓読: かれい
◆カレイ(鰈)、カレイ科の海水魚、目が右に寄っているもの、左に寄っているものはヒラメ(鮃)
◆体が扁平なヒラメ(鮃)やカレイ(鰈)の類、別名「比目魚ヒモクギョ」
𪍐
麥11+9=総画数20 U+2A350
◆未詳「【字彙:亥集下:麥部:𪍐】同𪍛」
𪑧𪑘𪑞
黑12+9=総画数21 U+2A467
音読: リョウ[漢呉]、チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆タケ(竹)の内側が黒いさま
柏栢木4+5=総画数9 U+67CF
音読: ハク[漢]、ヒャク[呉]
訓読: かしわ
◆ヒノキ科の木、スギ(杉、スギ属)・コノテガシワ(児手柏、コノテガシワ属)・ヒバ(檜葉、アスナロ属)などを含む、同「椈」
◆大きい
「【釋名:釋車】柏車柏伯也大也丁夫服任之小車也」◆[日]カシワ(柏・槲・檞)、ブナ科コナラ属の木
{カシワ}筆順
湐洦
水3+9=総画数12 U+6E50
音読: ハク[漢]、ヒャク[呉]
◆水が浅いさま、水の浅いところ、浅瀬(あさせ)、同「泊」
某木4+5=総画数9 U+67D0
音読: ボウ[漢]、モ、ム[呉]
訓読: それがし、なにがし
◆なにがし、或る(人、こと、もの、ところ、とき)、そこにいる(そこにある)ことは確かだがはっきりと特定できない人や物事・場所・時などを指す語、また敢(あ)えてそれであることをはっきりさせたくないときに用いる語
◆それがし、私(わたくし)、自分を指す謙称、同「厶」「私」
注解:「梅(楳)」の本字
筆順
㖼
口3+9=総画数12 U+35BC
音読: ボウ、ム
◆あれこれと思いや考えを巡(めぐ)らす、同「謀」「呣」
媒女3+9=総画数12 U+5A92
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]
訓読: なかだち、なこうど
◆結婚の仲立ちをする、またその人、仲人(なこうど)、「媒妁・媒酌バイシャク」
◆種類の違うものの間に立って引き合わせる、双方の間を取り持つ、「媒介バイカイ」
◆囮(おとり)、誘(おび)き寄せるためのものや手段、「触媒ショクバイ」
筆順
𢜮
心3+9=総画数12 U+2272E
音読: ブ[漢]、ム[呉]
◆愛(いと)おしい、愛おしく思う、愛する「【說文解字注:心部:𢜮】𢜮憮也(𢜮乃複字未刪者憮各本作撫今正方言𢜮憐也上文憮㤅也㤅與憐同義)」
𢜯
心4+9=総画数13 U+2272F
音読: ボウ、ム、ボ、モ
◆謀(はか)る、計画する、同「謀」「謨」
腜
月(肉)4+9=総画数13 U+815C
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]
◆身籠(みごも)る、懐妊カイニンする
◆「腜腜バイバイ」、(土地が)肥(こ)えて豊かなさま、(作物が育ち)美しく豊かなさま
楳梅梅𣕱槑𤯏𣒫𣏁木4+9=総画数13 U+6973
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]
訓読: うめ
◆ウメ(梅)、バラ科サクラ属の木、またその実
{ウメ}筆順
𣨴
歹4+9=総画数13 U+23A34
音読: バイ、マイ
◆崩れる、倒れる、死ぬ、同「湈」
湈水3+9=総画数12 U+6E48
音読: バイ、マイ
◆崩れる、倒れる、崩す、倒す、同「𣨴」
筆順
煤火4+9=総画数13 U+7164
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]
訓読: すす
◆すす、ものを燃やした時に出る煙の粒子が飛散せずに黒く溜(た)まったもの、同「炱」
◆石炭、「煤炭バイタン」「煤田バイデン(炭田)」
筆順
禖示5+9=総画数14 U+7996
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]
◆天子が子(男子)を授(さず)かるようにと祈願キガンする祭礼サイレイ、またその神
「【禮記注疏(禮記正義):卷十四:月令】是月也玄鳥至至之日以太牢祠于高禖天子親往(…)后妃帥九嬪御(…)乃禮天子所御帶以弓韣授以弓矢于高禖之前(《注》…帶以弓韣授以弓矢求男之祥也…帶以弓韣禮之禖下其子必得天材)」筆順
𦋡䍒𦊋𦊎
网5+9=総画数14 U+262E1
音読: ボウ、ム
◆網(あみ)
䗋𧋟
虫6+9=総画数15 U+45CB
音読: ボウ、ム
◆「蝤䗋・蝤蛑シュウボウ」、ガザミ(蝤蛑)、別名ワタリガニ(渡り蟹)、ワタリガニ科またワタリガニ科ノコギリガザミ属・ガザミ属などに属する海棲のカニ(蟹)、別名「梭子蟹サシカイ」、同「蟳」
謀谋言7+9=総画数16 U+8B00
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
訓読: はか・る、はかりごと、たばか・る
◆(あることについて、あることをするに先立って)どうしたらよいか思案する、あれこれと考えを巡(めぐ)らす、同「㖼」「呣」
◆(あることについて、あることをするに先立って)どうしたらよいか話し合う
◆図(はか)る、計画・設計する、またそのための方策ホウサクを練(ね)る
筆順
谋謀
言2+9=総画数11 U+8C0B
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
訓読: はか・る、はかりごと、たばか・る
◆(あることについて、あることをするに先立って)どうしたらよいか思案する、あれこれと考えを巡(めぐ)らす、同「㖼」「呣」
◆(あることについて、あることをするに先立って)どうしたらよいか話し合う
◆図(はか)る、計画・設計する、またそのための方策ホウサクを練(ね)る
䤂
酉7+9=総画数16 U+4902
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味、同「醋」
𩹮
魚11+9=総画数20 U+29E6E
音読: ボウ、ム
◆イシモチ(石首魚・石持)やニベ(鮸)などのニベ科の海水魚、またその一種、別名「石首魚セキシュギョ・シショゥユゥ」、同「䱕」「【雨航雜錄:卷下】鯼魚即石首魚也小者曰𩹮魚又名鰌魚最小者名梅首又名梅童…又有䱟形相似左右三牙如鐵鋸或曰石首雄䱟其雌也…」「【欽定續通志(續通志):卷一百七十八:昆蟲草木畧:魚類】梅魚(一作𩹮魚)一名䠓水(一作䠓魚)似石首而小黃金色味頗佳頭大於身人呼為梅大頭出四明梅山洋故名…」
柑木4+5=総画数9 U+67D1
音読: カン[漢呉]
◆ミカン科ミカン属の植物、ミカン(蜜柑)やオレンジorangeの類、その果実、「柑橘カンキツ」
{ミカン} {オレンジ}筆順
䈤
竹6+9=総画数15 U+4224
音読: ケン、ゲン
◆ピンセットpincet[蘭]の類、"<"字状に開いた先端で物を挟(はさ)む道具、同「箝」
◆("<"字状に開いたものの先を)閉じる、ぐっと挟む、同「箝」「鉗」
𦴑
艸3+9=総画数12 U+26D11
音読: ケン、ゲン
◆悖(もと)る、背(そむ)く、道理に反している「【太玄經:干】次三𦴑鍵挈挈匪貞(貞正也𦴑乖也鍵折也家性爲干動則干時故乖乖折之𨵿故曰非正也)測曰𦴑鍵挈挈干禄回也(求禄不正故回邪也)」
染𣑱木4+5=総画数9 U+67D3
音読: ゼン[漢]、ネン[呉]、セン[慣]
訓読: そ・める、そ・まる、し・みる、し・み
◆液体が小さな隙間に滲(し)み込む、布などを液体に浸(ひた)して着色する、色を滲み込ませる
◆色や匂いなどが付着する、またそれによってそれまでとは別のものになる、感化される
◆情報や病気などが次々に移って行く
筆順
媣𡜉
女3+9=総画数12 U+5AA3
音読: カン[漢呉]、ゼン[漢]、ネン[呉]
◆女性がすらりとして美しいさま、同「㚩」「【正字通:丑集下:女部:媣】詩大雅荏染柔木是也加女贅一説㚩俗作媣音義同」
蒅艸3+9=総画数12 U+8485
訓読: すくも
◆アイ(藍、タデ科の草)の葉を発酵ハッコウさせて作った染料センリョウ
筆順
𩃵
雨8+9=総画数17 U+290F5
音読: ゼン[漢]、ネン[呉]
◆雨に濡れる、湿(しめ)る
柔𣐱木4+5=総画数9 U+67D4
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
訓読: やわ・らか
◆曲げても折れないさま、しなやかなさま
◆穏やかなさま、温和なさま
筆順
㑱𧳨
人2+9=総画数11 U+3471
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆獣名、姿はサル(猿)に似るが小形でよく鼠を捕るという、別名「獴𤡱ボウケイ」
㖻
口3+9=総画数12 U+35BB
音読: ジュウ、ニュウ
◆悪口を言う
◆「㖻呢」、小児の小さく囁くような声
媃
女3+9=総画数12 U+5A83
音読: ジュウ、ニュウ
◆しなやかで人を惹き付けるような美しさ
𢔟
彳3+9=総画数12 U+2251F
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆習(なら)わし、習慣、何度も繰り返すことによって慣(な)れる
揉手3+9=総画数12 U+63C9
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
訓読: も・む
◆曲げたり伸ばしたりする、またそうして柔らかくする
◆おとなしくさせる、懐柔(カイジュウ)する
筆順
腬
月(肉)4+9=総画数13 U+816C
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆柔(やわ)らかく良質な肉、よく肥(こ)えておいしい肉、同「䏔」
楺
木4+9=総画数13 U+697A
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆木を目的の形に曲げる、同「煣」
𣮪毧
毛4+9=総画数13 U+23BAA
音読: ジュウ、ニュウ
◆細く柔らかい毛
渘
水3+9=総画数12 U+6E18
音読: ジュウ、ニュウ
◆川名、未詳
◆柔らかいさま、同「柔」
煣
火4+9=総画数13 U+7163
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆木を火に当てて目的の形に曲げる、同「楺」
猱
犬3+9=総画数12 U+7331
音読: ドウ[漢]、ノウ[呉]
◆サル(猿)、またオナガザル科或いはテナガザル科に属するサル(猿)、「猿猱エンドウ(サル)」
瑈
玉4+9=総画数13 U+7448
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の名
◆人名用字、「李瑈リジュウ(이유イユ、李氏朝鮮第七代国王、1455年~1468年)」
㽥
田5+9=総画数14 U+3F65
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆肥えた田畑
糅米6+9=総画数15 U+7CC5
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆いろいろなおかずを飯に混ぜたもの、飯の上にいろいろなおかずを盛ったもの、飯とおかずを混ぜて食べる、同「𩜷」「𩚖」「粈」
◆いろいろなものが入り混じる
筆順
䋴
糸6+9=総画数15 U+42F4
音読: ジュウ、ニュウ
◆幾つかの色糸で織った絹織物
𦎤鞣
羊6+9=総画数15 U+263A4
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
訓読: なめ・す
◆革(毛や脂を取り平らに延ばして乾かした皮)を柔らかくする、また柔らかくなった革
葇艸3+9=総画数12 U+8447
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆「香葇コウジュウ」、ナギナタコウジュ(薙刀香薷)、シソ科ナギナタコウジュ属の草、同「香薷コウジュ」
{ナギナタコウジュ}◆「䖆葇ジョウジュウ」、未詳、シソ(紫蘇、シソ科の草)の類で小さいものという
「【方言:第三】蘇亦荏也…其小者謂之䖆葇」
蝚
虫6+9=総画数15 U+875A
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆ヒル(蛭)、別名「水蛭スイシツ」「螞蟥・螞蝗バコウ」、ヒル綱の動物
◆ケラ・オケラ(螻蛄、ケラ科の昆虫)の類
𧳨㑱
豸7+9=総画数16 U+27CE8
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆獣名、姿はサル(猿)に似るが小形でよく鼠を捕るという、別名「獴𤡱ボウケイ」
蹂足7+9=総画数16 U+8E42
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆足で踏みぐりぐりと擦(こす)り付ける、踏み躙(にじ)る
◆「蹂躙ジュウリン」◇踏み付けて砕(くだ)く◇人や国を踏み付けにする、踏み付けて粉々にする
筆順
輮車7+9=総画数16 U+8F2E
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆車輪の外周を覆(おお)う枠(わく)、直接地に接する輪状の枠、同「輞」
{乗物(車輪)}◆ぐりぐりと揉(も)むようにして踏み付ける、同「蹂」
◆柔らかくして曲げる、同「揉」
𨜙
邑3+9=総画数12 U+28719
音読: ジュウ、ニュウ
◆古郷ゴウ(地方の町や村)名、未詳「【集韻:卷四:平聲:登第十七:𨛶𨜙】郷名」「【路史:卷三十:國名紀:雜國上】…郮{⿰(⿳𠆢ユ口)阝}酀郘𨝂𨝎䣐𨞛𨜶𨞕{⿰冝阝}䣁𨛶郲䣇𨚰𨙺𨚘邒郂𨛹𨜙郁𨙹何等俗繆而顧不能…」
鍒
金8+9=総画数17 U+9352
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆鍛(きた)えて柔(やわ)らかくした(しなやかだが強靭キョウジンな)鉄
鞣𦎤革9+9=総画数18 U+97A3
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
訓読: なめ・す
◆革(毛や脂を取り平らに延ばして乾かした皮)を柔らかくする、また柔らかくなった革
筆順
韖
韋9+9=総画数18 U+97D6
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆柔らかで強い
𩜷
食8+9=総画数17 U+29737
音読: ジュウ、ニュウ
◆いろいろなおかずを飯に混ぜたもの、飯の上にいろいろなおかずを盛ったもの、飯とおかずを混ぜて食べる、同「糅」
◆蒸し直す、一度蒸した飯(「饙」という)を再び蒸す、同「餾」
騥
馬10+9=総画数19 U+9A25
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆鬣(たてがみ)がふさふさとした青黒い毛色の馬
䰆
髟10+9=総画数19 U+4C06
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆馬の首筋の長くふさふさとした鬣(たてがみ)
◆黄色い髪(かみ、頭髪)
鰇
魚11+9=総画数20 U+9C07
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆イカ(烏賊)、海生の軟体動物
鶔
鳥11+9=総画数20 U+9D94
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆「鶝鶔フクジュウ」、同「鸛鷒カンタン」、姿はカササギ(鵲)に似て尾が短い鳥、大変素早く射った矢を口で捕えその矢を口で射返してくるという
𪍚麹麴麯𪋼𪌗𪌲𥶶𥽧粬
麥11+9=総画数20 U+2A35A
音読: キク[漢呉]
訓読: こうじ
◆米・麦・豆などを蒸して蛋白質タンパクシツなどを分解する働きのある黴(かび)の一種(麹菌)を繁殖させたもの
柕楙㮊木4+5=総画数9 U+67D5
音読: ボウ[漢]、モ、ム[呉]
◆木が大きく成長するさま
◆ボケ(木瓜)、バラ科ボケ属の木
{ボケ}
楙㮊柕木4+9=総画数13 U+6959
音読: ボウ[漢]、モ、ム[呉]
◆木が大きく成長するさま
◆ボケ(木瓜)、バラ科ボケ属の木
{ボケ}筆順
柘䂞木4+5=総画数9 U+67D8
音読: シャ[漢呉]
◆ハリグワ(針桑)、クワ科ハリグワ属の木、同「樜」
{ハリグワ}◆「柘黄シャコウ」、ハリグワ(針桑)から作るやや赤みを帯びた黄色の染料、天子が着る服を染めるという
筆順
㮟
木4+9=総画数13 U+3B9F
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:㮟】泥展切音撚㮟磨」
柤木4+5=総画数9 U+67E4
音読: ①サ[漢]、ジャ[呉]②サ[漢]、シャ[呉]
①◆柵(さく)・欄干ランカン・堰(せき)などの木を組んで他との間を遮(さえぎ)るもの、同「査」
◆遮(さえぎ)る、拒(こば)む
②◆「山柤子・山樝子・山楂子サンザシ」、バラ科サンザシ属の木、またその実、実を薬用とする
{サンザシ}筆順
𦳏艸3+9=総画数12 U+26CCF
音読: サ[漢]、シャ[呉]
◆セリ(芹)、セリ科の草、別名「水芹スイキン」「楚葵ソキ」
「【廣韻:下平聲:麻第九:樝:𦳏】芹楚葵生水中」「【集韻:卷三:平聲:麻第九:蔖𦳏】艸名楚葵也」 {セリ}◆草名、未詳
「【古今注:草木第六】荆州人謂為𦳏為蕺」「【正字通:未集中:糸部:𦳏】葅字之譌」
查査木4+5=総画数9 U+67E5
音読: ①サ[漢]、ジャ[呉]②サ[漢]、シャ[呉]
①◆柵(さく)・欄干ランカン・堰(せき)などの木を組んで他との間を遮(さえぎ)るもの、同「柤」
◆木を組んで作った筏(いかだ)、同「槎」
◆調べる、「調査チョウサ」
②◆「山查サンサ」、サンザシ(山楂子)、バラ科サンザシ属の木、またその実
{サンザシ}
𦉆
缶6+9=総画数15 U+26246
◆未詳「【漢語大字典:缶部:𦉆】同"碴"」
𨩨
金8+9=総画数17 U+28A68
◆未詳「【漢語大字典:金部:𨩨】1.明人创制的一种兵器。周纬《中国兵器史稿》第三章…2.戳;刺…3.同鑔…」
柬木4+5=総画数9 U+67EC
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆札(ふだ)、名札、名刺、カード
◆書簡、手紙、文書、同「𥳑」
◆選り分ける、仕分けて選び出す、同「揀」
筆順
𠋖
人2+9=総画数11 U+202D6
音読: レン
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:霰第三十二:𠋖】雞未成也」
堜
土3+9=総画数12 U+581C
音読: レン[漢呉]
◆「堜塘レントウ」、古地名、未詳「【廣韻:去聲聲:霰第二十二:練:堜】堜塘墟名在吳郡」「【集韻:卷八:去聲下:霰第三十二:堜】墟名在博平」
媡
女3+9=総画数12 U+5AA1
音読: レン
◆女性名用字、未詳「【集韻:卷八:去聲下:霰第三十二:媡】女字」
𢃿
巾3+9=総画数12 U+220FF
◆未詳
𢒞
彡3+9=総画数12 U+2249E
音読: ラン[漢呉]
◆文様モンヨウがくっきりとしているさま、鮮明センメイなさま
徚
彳3+9=総画数12 U+5F9A
音読: トウ
◆選ぶ、選び出す
揀拣手3+9=総画数12 U+63C0
音読: カン[漢]、ケン[呉]、レン[漢呉]
◆選(よ)り分ける、選択する、仕分けて選び出す、同「簡」「柬」
◆拾(ひろ)い上げる、拾い出す
筆順
㪝
攴4+9=総画数13 U+3A9D
音読: レン[漢呉]
◆選り分ける、仕分けて選び出す、同「揀」
◆ものを叩(たた)く、打ちつける
暕
日4+9=総画数13 U+6695
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆(それまで暗かったところに陽が差し始めて)明るくなる
楝木4+9=総画数13 U+695D
音読: レン[漢呉]
訓読: おうち、あふち
◆センダン(栴檀)、センダン科センダン属の木、「おうち、あふち」はセンダンの古名
{センダン}筆順
㱫𣩼
歹4+9=総画数13 U+3C6B
音読: ラン[漢呉]
◆爛(ただ)れる、形が崩れる、柔らかくなって元の形がなくなる、同「爛」
𣱨
气4+9=総画数13 U+23C68
◆未詳
湅
水3+9=総画数12 U+6E45
音読: レン[漢呉]
◆練(ね)る、生糸や絹布を灰汁(あく、草木などの灰を溶かしたアルカリ性の水)で煮て柔らかく白くする、同「練」
煉炼𧹯火4+9=総画数13 U+7149
音読: レン[漢呉]
訓読: ね・る
◆鉱石を火で熱し目的の金属を取り出す、高熱を加え不純物を取り除く、また質を高める、同「鍊」
◆鍛(きた)える、鍛錬タンレンする、修練や訓練を重ねて精神や技術を研(みが)く、同「鍊」
筆順
瑓
玉4+9=総画数13 U+7453
音読: レン
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の名
𥈵
目5+9=総画数14 U+25235
音読: 未詳[喃]
◆[喃]未詳
𥻂糷𥽭𥽼
米6+9=総画数15 U+25EC2
音読: ラン[漢呉]
◆飯(めし)が柔らかくてくっつく、飯が粘り付く
練練练
糸6+9=総画数15 U+FA57
音読: レン[漢呉]
訓読: ね・る
◆生糸や絹布を灰汁(あく、草木などの灰を溶かしたアルカリ性の水)で煮て柔らかく白くする、同「湅」
◆熟(こな)れていないものを繰り返し鍛(きた)える、鍛えて良いものにする
◆習熟(シュウジュク)する、繰り返して(経験を積んで)上達する
萰艸3+9=総画数12 U+8430
音読: レン[漢呉]
◆カガミグサ(鏡草)、ブドウ科ノブドウ属の蔓性の草、根は生薬、同「白蘞・白薟ビャクレン」
{カガミグサ}◆「芊萰センレン」、草が青々と茂るさま
𧍴
虫6+9=総画数15 U+27374
音読: レン
◆未詳「【字彙:申集:虫部:𧍴】郎殿切音練赤𧍴蛇名」「【本草綱目:鱗之二】黄頷蛇(綱目)附赤楝蛇(釋名黄喉蛇(俗名)赤楝蛇一名桑根蛇(時珍曰頷喉下也以色名赤楝桑根象形陶氏作赤𧐖)」「【正字通:申集中:虫部:𧍴】舊註音練赤𧍴蛇按本草作赤楝蛇非作𧍴見後𧐖註」
諫谏言7+9=総画数16 U+8AEB
音読: カン[漢]、ケン[呉]
訓読: いさ・める
◆(目上の人に)非ヒ(正しくないこと)や過(あやま)ちを正すよう意見する、同「諌」「諍」
筆順
谏諫
言2+9=総画数11 U+8C0F
音読: カン[漢]、ケン[呉]
訓読: いさ・める
◆(目上の人に)非ヒ(正しくないこと)や過(あやま)ちを正すよう意見する、同「諌」「諍」
𧹯煉炼
赤7+9=総画数16 U+27E6F
音読: レン[漢呉]
訓読: ね・る
◆鉱石を火で熱し目的の金属を取り出す、高熱を加え不純物を取り除く、また質を高める、同「鍊」
◆鍛(きた)える、鍛錬タンレンする、修練や訓練を重ねて精神や技術を研(みが)く、同「鍊」
鍊錬金8+9=総画数17 U+934A
音読: レン[漢呉]
訓読: ね・る
◆金属を溶かし不純物を取り除く、また不純物を取り除いて質を高める、同「煉」
◆鍛(きた)える、鍛練タンレンする、修練や訓練を重ねて精神や技術を研(みが)く、同「煉」
◆金属を輪状に作り繋いだ鎖(くさり)、同「鏈」
◆「鍊𨬍レンタ」、轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)の一部である「軹端シタン(車輪の外側に突き出た部分)」や「賢端ケンタン(内側に突き出た部分)」の円筒状の部品、同「輨」「軑」
{乗物(車輪)}
闌阑䦨門8+9=総画数17 U+95CC
音読: ラン[漢呉]
訓読: たけなわ、た・ける
◆たけなわ、盛りを過ぎた頃、半ばを過ぎた頃
◆遮(さえぎ)る
◆門の前の柵(さく)、欄干ランカン、手摺や柵などの防護用の遮蔽物、同「欄」
◆妄(みだ)りに、勝手に、恣(ほしいまま)に
◆「闌入ランニュウ」、勝手に入る、許しを得ずに入り込む
筆順
阑闌䦨
門3+9=総画数12 U+9611
音読: ラン[漢呉]
訓読: たけなわ、た・ける
◆たけなわ、盛りを過ぎた頃、半ばを過ぎた頃
◆遮(さえぎ)る
◆門の前の柵(さく)、欄干ランカン、手摺や柵などの防護用の遮蔽物、同「欄」
◆妄(みだ)りに、勝手に、恣(ほしいまま)に
◆「阑入ランニュウ」、勝手に入る、許しを得ずに入り込む
鰊魚11+9=総画数20 U+9C0A
音読: レン[漢呉]
訓読: にしん
◆魚名、未詳
「【文選:卷第十二:江賦】…鰊(練)…(…舊說曰鰊似繩…)」「【廣韻:去聲:霰第三十二:練:鰊】魚名似鱦」◆[日]ニシン(鯡・鰊)、ニシン科の海水魚
筆順
鶫鳥11+9=総画数20 U+9DAB
訓読: つぐみ
◆[日]ツグミ(鶫)、ツグミ科の鳥
筆順
柯𣝺木4+5=総画数9 U+67EF
音読: カ[漢呉]
◆斧(おの)や槍(やり)などの柄(え)
◆草木の茎や枝
筆順
柰木4+5=総画数9 U+67F0
音読: ダイ[漢]、ナイ[呉]
◆リンゴ(林檎)、バラ科リンゴ属の果樹、またその実、同「㮈」「㮏」
{リンゴ}◆マツリ(茉莉)、マツリカ(茉莉花)、モクセイ科ソケイ属(別名ジャスミンjasmine)の木
{ジャスミン}◆如何(いかん)、どうして、どのように、どのような、同「奈」
㮏木4+9=総画数13 U+3B8F
音読: ダイ[漢]、ナイ[呉]
◆リンゴ(林檎)、バラ科リンゴ属の果樹、またその実、同「柰」「㮈」
{リンゴ}◆立ち枯れした木
歀
欠4+9=総画数13 U+6B40
◆未詳「【玉篇:卷九:欠部第一百十一:款】…歀同上」「【說文解字注:欠部:歀】款或从柰(取柰何之意)」
渿
水3+9=総画数12 U+6E3F
音読: ダイ[漢]、ナイ[呉]
◆水が勢いよく流れるさま、またその音「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:渿】奴太切渿沛水波皃又水聲」
𤸏
疒5+9=総画数14 U+24E0F
◆未詳「【玉篇:卷十一:疒部第一百四十八:*𤸏】奴曷切痛皃」「【正字通:午集中:疒部:𤸏】舊註同𤷈不知𤷈𤸏𠀤俗書宐刪」
隸隷𨾀𨽾𥛬𥛓𣜩𥻳𨾁隶8+9=総画数17 U+96B8
音読: レイ[漢]、ライ[呉]
◆ぴったりと付く、付き従う
◆従う、属する、「隷属レイゾク」
◆僕(しもべ)、身分の低い人、同「𨽹」
◆漢字の書体の一つ、「隷書レイショ」
◆簡
「隶」筆順
𩈶𩈫
面9+9=総画数18 U+29236
音読: ダン、ネン
◆顔を真っ赤にする、赤面セキメンする、恥じて顔を赤らめる、同「𩈑」「赧」
◆「䩆𩈶サンダン」◇老いる◇顔にできる皺(しわ)◇恥じるさま
柱木4+5=総画数9 U+67F1
音読: チュウ[漢]、ジュ[呉]
訓読: はしら、じ
◆建物上部の構造物を支える直立した木材
{建物}◆上の者や物を下から支える、また支えとなるもの
◆じ、箏ショウ(こと)などの弦の途中を支える"M"字状の具、その位置を変えることで音程を調節する
筆順
嵀
山3+9=総画数12 U+5D40
音読: チュウ[漢]、ジュ[呉]
◆山が高く聳(そび)え立つつま、「天嵀テンチョ(天に向かって高く聳そびえ立つさま)」「【爾雅注疏:釋山】…泰山為東嶽華山為西嶽霍山為南嶽(《注》)即天柱山…」「【御定歷代賦彙:補遺巻二:地理:齊雲山賦】…河津岟嵒嵒之崱嵀兮…」
柳桺栁桞𣓠木4+5=総画数9 U+67F3
音読: リュウ[漢]、ル[呉]
訓読: やなぎ
◆ヤナギ(柳)、ヤナギ科の木、一般に枝が垂れるもの、垂れないものは「ヤナギ(楊)」
{ヤナギ}◆星名、二十八宿南方朱雀七宿の第三宿
{二十八宿}筆順
𩋶
革9+9=総画数18 U+292F6
◆未詳「【字彙補:戌集:革部:𩋶】音義未詳見唐椿原病集釋音〇疑卽𩊅字之譌」
査查木4+5=総画数9 U+67FB
音読: ①サ[漢]、ジャ[呉]②サ[漢]、シャ[呉]
①◆柵(さく)・欄干ランカン・堰(せき)などの木を組んで他との間を遮(さえぎ)るもの、同「柤」
◆木を組んで作った筏(いかだ)、同「槎」
◆調べる、「調査チョウサ」
②◆「山査サンサ」、サンザシ(山楂子)、バラ科サンザシ属の木、またその実
{サンザシ}筆順
喳
口3+9=総画数12 U+55B3
音読: サ、ジャ、シャ
◆古く「はい」という目上の人に対する返事の声
◆「喳喳ササ」◇「ぴっぴっ」などのような鳥の鳴き声◇「ひそひそ」などのような囁(ささや)く声、囁くように話す
嵖
山3+9=総画数12 U+5D56
音読: サ
◆「嵖岈・嵯峨サガ」、高低不揃いの山が鋸の歯のようにぎざぎざと連なっているさま
揸
手3+9=総画数12 U+63F8
音読: サ、シャ
◆摘(つま)み取る、掴(つか)み取る
楂木4+9=総画数13 U+6942
音読: サ[漢]、ジャ[呉]
◆木製の筏いかだ
◆「山楂サンサ」「山楂子・山樝子・山柤子・山査子サンザシ」、バラ科サンザシ属の木、一般に「山楂」は植物名で、「山楂子」はその実を指し薬用とする
{サンザシ}◆「榠楂・榠樝メイサ」、カリン(花梨)、バラ科カリン属の木、またその実、別名「木瓜モッカ」
{カリン}
渣水3+9=総画数12 U+6E23
音読: サ[漢]、シャ[呉]
◆水分を(必要なものを)取り除いた後に残るもの、屑(くず)、滓(かす)
◆「渣斗サト」、古くは食膳ショクゼンに置かれ口の中に残る骨や食べ物の残り滓などを入れる壺(つぼ)、後に置物などとして使われる器
{器(甔・鈚・渣斗)}筆順
猹
犬3+9=総画数12 U+7339
音読: サ
◆アナグマ(穴熊、イタチ科の哺乳類)に似た野生動物
㾴
疒5+9=総画数14 U+3FB4
音読: サ、シャ
◆「酒㾴シュサ」、赤いぶつぶつの斑点ハンテン、赤い吹き出物「【普濟方:卷五十七:鼻門:鼻皰酒㾴】夫面生皻者由飲酒勢衝面而遇風冷之氣相摶所生也故令鼻面生皻赤皰匝匝然也」
皶皻
皮5+9=総画数14 U+76B6
音読: サ[漢]、シャ[呉]
◆皮膚にできる赤いぶつぶつの斑点ハンテン、また赤い吹き出物、酒㾴シュサ、酒糟鼻シュソウビ、同「𦟰」
◆皹(ひび)、皸(あかぎれ)、皮膚にできるひび割れ、同「皸」「𤿚」
碴
石5+9=総画数14 U+78B4
音読: サ、シャ
◆細かく砕(くだ)けたもの、欠片(かけら)、破片ハヘン、断片ダンペン
𦳘
艸3+9=総画数12 U+26CD8
音読: サ、ジャ
◆浮草(うきくさ、水面に浮かんでいる草)
蹅
足7+9=総画数16 U+8E45
音読: サ、シャ
◆足取り重く歩いて行く
餷馇
食8+9=総画数17 U+9937
音読: サ、シャ
◆掻(か)き混ぜながら煮る、煮て掻き混ぜまた煮て掻き混ぜる
馇餷
食3+9=総画数12 U+9987
音読: サ、シャ
◆掻(か)き混ぜながら煮る、煮て掻き混ぜまた煮て掻き混ぜる
齄齇𪖸
鼻14+9=総画数23 U+9F44
音読: サ、シャ
◆鼻にできる赤いぶつぶつの斑点、また赤い吹き出物、石榴鼻(ざくろばな)、酒糟鼻シュソウビ
𪙁䶥𪙵
齒15+9=総画数24 U+2A641
音読: サ[漢]、シャ[呉]
◆上下の歯が噛(か)み合わない、歯が牙(きば、肉食系動物などに見られる尖った歯)のようにぎざぎざしている
柽木4+5=総画数9 U+67FD
音読: テイ、チョウ
◆未詳
「【字彙補:辰集:木部:柽】其月切音撅出釋典」「【漢語大字典:木部:柽】(一)同"𣐍(橛)"…(二)"檉"的简化字」◆「柽柳・檉柳テイリュウ」、ギョリュウ(御柳・檉柳)、ギョリュウ科の木
{ギョリュウ}
𣕪
木4+9=総画数13 U+2356A
◆未詳「【康熙字典:辰集中:木部:楚】古文𣕪…」
栈桟棧
木4+5=総画数9 U+6808
音読: ①サン[漢]、ゼン[呉]②セン[漢]、ゼン[呉]
訓読: かけはし、さ
①
◆木や板を横に並べて架け渡した道、また橋、同「閣」、「桟道サンドウ」「桟橋(さんばし)」
◆板を並べて作ったもの、板張りの床や簀子サクシ(すのこ)
◆倉庫、宿屋、いずれも床が板敷であったことから
②
◆(家畜を飼育するための)木や板を渡した囲い
◆[日]屋根や床の下に張り渡す木、障子戸などの骨木、梯子の踏板、下支えしたり補強したりするための木
◆[日]「桟敷(さじき)」、板敷の見物席
𡺄嶘𡸚
山3+9=総画数12 U+21E84
音読: サン[漢]、ゼン[呉]
◆山が飛び抜けて高く聳(そび)えるさま、同「㟞」「【龍龕手鑑:卷一:山部第五:𡸚(俗)嶘(或作)㟞(正)】士限反㟞嵃山貌也」
桒桑𠭨𠭌𣕐木4+5=総画数9 U+6852
音読: ソウ[漢呉]
訓読: くわ
◆クワ(桑)、クワ科の木、実は食べられ葉は蚕の餌になり根は薬になる、更に木は楽器や家具などに枝は弓に利用される
{クワ}◆養蚕ヨウサンする
𢐇弽𢏼𢏲弓3+9=総画数12 U+22407
音読: ショウ[漢呉]
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、同「韘」「㢵」「玦」、同「射決シャケツ」「扳指ハンシ」
{武器(弓)}◆[日]弓懸(ゆがけ)、弓を射るときに弦(つる)を引く手に着(つ)ける手袋状の防具、同「弽」「韘」
𤗥牒𤗊𤗣
片4+10=総画数14 U+245E5
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆文字を書くための薄く細長い札(ふだ)
◆文書、記録
◆公文書、証書
𩐷
音9+10=総画数19 U+29437
音読: ソウ[漢呉]
◆未詳「【字彙補:戌集:音部:𩐷】先倉切音桑見篇韻」
䫙顙颡
頁9+9=総画数18 U+4AD9
音読: ソウ[漢呉]
◆額(ひたい)、髪の生え際から眉の上まで部分
◆「稽䫙ケイソウ」、跪(ひざまず)き額を地や床に着けるおじぎ
◆咽喉インコウ(のど)、咽イン(口の奥から食道の入口までの部分)と喉コウ(咽の途中から分かれ気管までの部分)の総称、同「嗓」
𣐉杘
木4+5=総画数9 U+23409
音読: チ[漢呉]
◆「嚜𣐉ビチ・ミェチュ」、狡賢(ずるがしこ)いさま「【列子(冲虚至徳眞經:卷第六:列子):力命第六】…墨(音眉)杘(勑夷)單(音戰)至(音咥)嘽(齒然)咺(許爰)憋(妨滅)懯(音敷此皆黙詐輕發汗緩急𨒪之貌)四人相與游於世胥如志也…」
◆機織ショッキ(はたおり)の糸巻き(糸車いとぐるま)を回転させたり止めたりするための取っ手、同「𣒺」「柅」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:杘𣐉𣒺】丑二切篗柄也或作𣐉𣒺亦書作柅」
𢾂𡳨𡳭𧖛
攴4+9=総画数13 U+22F82
音読: チ[漢呉]
◆蚕を蔟(まぶし)に移す
𧩴
言7+9=総画数16 U+27A74
音読: チ
◆(問われたことに対して)「知らない」「承知していない」という意味の返答、同「誺」
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:至第六:𧩴】言緩也」
𣐌梳𣓜𤴜𣙳㧧
木4+5=総画数9 U+2340C
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
訓読: と・く、す・く、くしけず・る
◆櫛(くし)、歯の目が比較的粗い櫛、目が細かいものは「篦」「枇」、総称して「櫛」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆櫛で髪の毛を整える
𣓜梳𣐌𤴜𣙳㧧
木4+8=総画数12 U+234DC
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
訓読: と・く、す・く、くしけず・る
◆櫛(くし)、歯の目が比較的粗い櫛、目が細かいものは「篦」「枇」、総称して「櫛」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆櫛で髪の毛を整える
𤴜梳𣐌𣓜𣙳㧧
木5+8=総画数13 U+24D1C
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
訓読: と・く、す・く、くしけず・る
◆櫛(くし)、歯の目が比較的粗い櫛、目が細かいものは「篦」「枇」、総称して「櫛」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆櫛で髪の毛を整える
𣐥
木4+5=総画数9 U+23425
音読: 未詳
◆未詳「【正字通:午集中:目部:相】…篆作相或作𣐥同文舉要作䍒{⿱木罒}…」
𡩈苗
宀3+9=総画数12 U+21A48
音読: ビョウ[漢]、ミョウ[呉]
訓読: なえ
◆生え出たばかりの草、蒔いた種が発芽してから植え替えるまでの間の若い作物、生長させるために大切に育てられる若芽
◆血筋、代々と血筋を受け継いでいく子孫
◆「苗族ミャオゾク」、中国東南部からインドシナ北部の山岳地帯に住む少数民族の名
𣕱梅梅楳槑𤯏𣒫𣏁木4+9=総画数13 U+23571
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]
訓読: うめ
◆ウメ(梅)、バラ科サクラ属の木、またその実
{ウメ}
𨜑
邑3+9=総画数12 U+28711
◆未詳「【字彙:酉集:邑部:郻】輕彫切音敲鉅鹿郡有𨜑縣」
𣐩
木4+5=総画数9 U+23429
音読: 未詳
◆未詳
𡩕
宀3+9=総画数12 U+21A55
◆未詳
𣎋
月4+9=総画数13 U+2338B
◆未詳
㭝
木4+6=総画数10 U+3B5D
音読: キュウ[漢]、グ[呉]
◆未詳「【玉篇:卷十二:林部第一百五十九:㭝】巨允切荊㭝亭名」「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:㭝】亭名在新市一曰荊也」
◆未詳「【北郭集:卷之二:衍上人蕭然齋】…妍淸晨理㭝罷窓扉靄餘烟」
𠹝
口3+10=総画数13 U+20E5D
音読: オウ、ウ
◆地名、未詳
枽枼𣏋𣐂
木4+6=総画数10 U+67BD
音読: ヨウ[漢呉]
◆薄い木の板、薄く平らなもの、同「葉」
◆植物の葉、同「葉」
◆塀や壁に開けられた窓、同「楪」
𦹁葉𦶫𦯧𦰧
艸3+11=総画数14 U+26E41
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: は
◆植物の茎や枝から伸び出る薄く平らなもの、主に光を受け成長に必要な養分を合成(光合成コウゴウセイ)する役割を担う
◆(葉のように)薄いもの
◆紙などのような薄いものを数える語、「一葉イチヨウ(一枚、頁数では表裏で二頁分に当たる、小舟一艘)」、同「叶」
◆時代、頃、「20世紀中葉(20世紀の中頃)」
柴木4+6=総画数10 U+67F4
音読: サイ[漢]、ゼ[呉]
訓読: しば
◆薪(たきぎ)などに使う小枝が付いたままの枝、木材としては使えない細い木や枝、またそれを束ねたもの
◆束ねた細い木や枝を使った垣(かき)、「柴垣(しばがき)」
◆柴(しば)を燃(も)やして天神テンジンを祭(まつ)る儀式、同「祡」
筆順
偨
人2+10=総画数12 U+5068
音読: シ[漢呉]
◆「偨傂シシ」、不揃(ふぞろ)いなさま
喍
口3+10=総画数13 U+558D
音読: サイ[漢]、ゼ[呉]
◆「啀喍ガイサイ」、犬が互いに歯を剥(む)き吠(ほ)え合うさま、犬が争うさま
𡍥砦𡎵𥓽
土3+10=総画数13 U+21365
音読: サイ[漢]、ゼ[呉]
訓読: とりで
◆柵を巡(めぐ)らせて囲ったところ、家畜の飼育場や村落の囲い、同「寨」
◆周囲に柵や土塁・石垣を巡らせたところ、外敵の侵入を防ぐための構築物、兵士が宿営するところ、同「寨」
𢉪庛𢊳
广3+10=総画数13 U+2226A
音読: シ[漢呉]
◆犂(すき)の先の部分
𤠌
犬3+10=総画数13 U+2480C
◆未詳「【字彙補:巳集:犬部:𤠌】崇齋切音柴見金鏡」
㾹
疒5+10=総画数15 U+3FB9
音読: サイ[漢]、ゼ[呉]
◆痩(や)せる、痩せ細る、同「𤸍」「【龍龕手鑑:卷四:疒部第十三:𤸍(俗)㾹(通)㾹(正)】士佳反瘦也又士賣反疾也」
𥈐眥眦
目5+10=総画数15 U+25210
音読: シ[漢]、ジ[呉]、セイ[漢]、ザイ[呉]、サイ[漢]、ゼ[呉]
訓読: まなじり
◆目の左右の端(はじ)、目の上瞼(うえまぶた)と下瞼(したまぶた)が合わさるところ、目尻(めじり、目の耳に近い方の端、外眦ガイシ)と目頭(めがしら、鼻に近い方の端、内眦ナイシ)
◆「睚𥈐ガイシ・ガイサイ」◇目に角を立てて睨(にら)む◇僅(わず)かなさま「【史記:卷七十八:范睢蔡澤列傳】…一飯之徳必償睚眦之怨必報(…睚眦謂相嗔怒而見齒也)」「【新書:卷第八:官人】柔色傴僂唯諛之行唯言之聽以睚眦之間事君者廝役也」
◆襟(えり)が頸(くび、首の正面側)の下で合わさるところ「【爾雅:卷中:釋器】衣眥謂之襟(交領)」「【字彙:午集:目部:眥】…爾雅衣眥謂之襟謂領交處如人眼脣㫮頭也」
◆[日]まなじり、目尻(めじり)、目の耳に近い方の端
𥓽砦𡎵𡍥
石5+10=総画数15 U+254FD
音読: サイ[漢]、ゼ[呉]
訓読: とりで
◆柵を巡(めぐ)らせて囲ったところ、家畜の飼育場や村落の囲い、同「寨」
◆周囲に柵や土塁・石垣を巡らせたところ、外敵の侵入を防ぐための構築物、兵士が宿営するところ、同「寨」
䓱
艸3+10=総画数13 U+44F1
音読: サイ
◆「䓱葫・柴胡サイコ」、ミシマサイコ(三島柴胡)、セリ科の薬草
𪘿齜龇𪗶
齒15+10=総画数25 U+2A63F
音読: シ[漢]、ジ[呉]
◆歯を剥(む)き出しにするさま、開いた口から歯が見えるさま、同「呲」
◆歯が不揃いなさま、同「𪘫」「𪘬」
栗㮚𣗴𣡼𣡷木4+6=総画数10 U+6817
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
訓読: くり
◆クリ(栗)、ブナ科クリ属の果樹、またその実
{クリ}◆(栗の木は堅く腐りにくいことから)堅い
◆慄(おのの)く、恐れや寒さで体が震える、同「慄」
◆繁
「慄」筆順
傈
人2+10=総画数12 U+5088
音読: リツ、リチ、リ
◆宗廟に安置する位牌に用いられる木材
◆「傈僳リス」、リス族、中国雲南省・ミャンマー・タイなどに住む少数民族、同「𤠫𤢂」
凓𠘍
冫2+10=総画数12 U+51D3
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆寒い、冷たい、「凓冽リツレツ」
𠞉𠟫𠜒𠜥
刀2+10=総画数12 U+20789
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆削る、削り取る
㗚
口3+10=総画数13 U+35DA
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆「嘍㗚ロウリツ」、話が回りくどいさま、同「囉唆ラサ」
塛
土3+10=総画数13 U+585B
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆(泥状の土を塗り込んで)塞ぐ
慄𢢙心3+10=総画数13 U+6144
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
訓読: おのの・く
◆恐れや寒さで体が震える、恐れで身が竦(すく)む
◆簡
「栗」筆順
搮
手3+10=総画数13 U+642E
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆手で物を整える、また揃える
𣗖
木4+10=総画数14 U+235D6
◆団栗(どんぐり)、コナラ(小楢)・クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などのブナ科の木の実、同「橡」「【十六國春秋:卷十五:後趙錄五:石虎上】…山澤採橡(一作𣗖)捕魚…」
◆地名用字「【江西通志:卷一百十:邱墓:宋】知州胡敦實墓在靖安𣗖榔山」
溧𣿚水3+10=総画数13 U+6EA7
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆「溧陽リツヨウ」、古県名また現市名、丹陽タンヨウ溧陽縣(現江蘇省常州市溧陽市)
{江蘇省}◆「溧水リッスイ」、古県名また現区名、現江蘇省南京市
𤠫
犬3+10=総画数13 U+2482B
音読: リ
◆「𤠫𤢂・傈僳リス」、リス族、中国雲南省・ミャンマー・タイなどに住む少数民族
瑮𤩰
玉4+10=総画数14 U+746E
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の紋様モンヨウが規則正しく並んでいるさま
篥竹6+10=総画数16 U+7BE5
音読: リツ[漢]、リチ[呉]、リキ[慣]
◆「觱篥・𥷑篥・篳篥ヒチリキ」、竹製の縦笛
{楽器(管楽器)}筆順
𩘟
風9+10=総画数19 U+2961F
音読: リツ、リチ
◆強く激しい雨風、同「䬆」「【五音集韻:卷十四:質第一:䬆】䬆颲暴風𩘟同上」「【晚晴簃詩匯:卷二十二:題新安劉孝子卷】…風雨來𩘟𩘟…」
鷅
鳥11+10=総画数21 U+9DC5
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆「鶹鷅リュウリツ」、スズメフクロウ(雀梟、フクロウ科スズメフクロウ属の鳥)、また広くフクロウ(梟、フクロウ科の鳥)、別名「鵂鶹キュウリュウ」「鴝鵅クラク」
麜
鹿11+10=総画数21 U+9E9C
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆牝(めす)のキバノロ(牙獐、シカ科キバノロ属のシカ鹿)、牡(おす)は「麌ゴ」、子は「麆ソ」「【爾雅注疏:釋獸第十八】麕牡麌(…)牝麜其子麆」
栞𣓁木4+6=総画数10 U+681E
音読: カン[漢呉]
訓読: しおり
◆(林の中を行く時に道の目印とするために)枝を折ったり(切り落としたり)木に傷を付けたりする、またその(道であることの)印
◆「日」しおり◇読み掛けの本の読み進んだところに目印として挟(はさ)む札(ふだ)など◇手引き、案内
筆順
𩔛𩔣𩕇
頁9+10=総画数19 U+2951B
音読: セン[漢呉]
◆額(ひたい)、髪の生え際から眉の上まで部分
格木4+6=総画数10 U+683C
音読: カク[漢]、キャク[呉]、コウ[慣]
◆長く伸びた木の枝、その枝が交差するさま
◆四角い枠(わく)、四角く枠をはめる
◆ものの外枠、規則や基準
◆限界(外枠)まで至る、行き着く、窮(きわ)まる、同「𢓜」
◆品位、人や物の良し悪しの程度
◆殴り合う、取っ組み合って殴り合う、同「挌」
筆順
䈷
竹6+10=総画数16 U+4237
音読: ラク[漢呉]
◆竹を組んだ柵サクや垣根(かきね)などの囲(かこ)い
𩹿
魚11+10=総画数21 U+29E7F
音読: カク[漢]、キャク[呉]
◆海魚名、未詳「【集韻:卷十:入聲下:陌第二十:𩹿鮥】魚名」「【龍龕手鑑:卷一:魚部第三十五:𩹿】音格海魚似鯾肥美」
栽𣒭木4+6=総画数10 U+683D
音読: サイ[漢呉]
◆草木を植(う)える、また手を加えて育てる、「栽培サイバイ」、同「㘽」
◆牆ショウ(かき、垣(かき)・塀(へい)・壁(かべ)・土塁ドルイなどの内と外を仕切り遮さえぎる構築物)を築く
「【急就篇:卷三】榦楨板栽度圜方(榦楨築牆之植木謂竪立者也板牆板也栽築牆也度圜方者量計所宜先立基址然後築也…)」筆順
溨
水3+10=総画数13 U+6EA8
音読: サイ[漢]、ザイ[呉]
◆川名、未詳「【廣韻:上平聲:咍第十六:裁:溨】水名」
◆人名用字「【陝西通志:卷三十一:選舉二:舉人:崇禎六年癸酉科】朱誼溨(咸寧人知縣)」
栾欒𣡵木4+6=総画数10 U+683E
音読: ラン[漢呉]
◆モクゲンジ、ムクロジ科モクゲンジ属の木
{モクゲンジ}◆柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える役目をする"U"字形の木材、日本では「肘木(ひじき)」とも呼ばれる、同「栱」、方形の木材は「櫨」
{建物}◆双生児、同「孿」
滦灤水3+10=総画数13 U+6EE6
音読: ラン[漢呉]
◆「滦河ランガ」、川名、河北省北部を源(みなもと)とし南流して渤海ボッカイに注(そそ)ぐ
{河北省}◆「滦州ランシュウ」、州名、現市名、河北省唐山市灤州市
桀㘶木4+6=総画数10 U+6840
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆ニワトリ(鶏)の止まり木、木製の杭(くい)、同「榤」
◆高く掲げる
◆罪人を柱に縛り付けて殺す、磔(はりつけ)にする
◆突出している、抜きん出ている、古くは良し悪しいずれの意でも用いられたが、後に「群を抜いて悪い」の意では「桀」を、「群を抜いて良い」の意では「傑」が用いられるようになった
◆凶暴な、悪逆非道な、同「𩣏」
◆夏の王の名、暴虐の限りを尽くしたとされ殷の紂と併せ「悪逆非道の暴君」の意に用いられる
筆順
傑𠎀人2+10=総画数12 U+5091
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆突出している、抜きん出ている、群を抜いて秀(ひい)でている、またそのような人、「英」は万人、「俊」は千人、「傑」は百人、「豪」は十人に一人の逸材、同簡
「杰」「【春秋繁露:卷八:爵國第二十八】…萬人者曰英千人者曰俊百人者曰傑十人者曰豪…」筆順
𠓲乘乗椉𠅞𣔕
入2+10=総画数12 U+204F2
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: の・る、の・せる
◆高台(たかだい、周りからは一段と高く人や物が乗ることができるようなところ)に登(のぼ)る、馬や車・舟などの台ダイに上(あ)がる
◆(人が乗るための)馬や車・舟など(乗り物)
◆よい機会を捕(と)らえ(上に乗って)これを利用する
◆掛け算をする、掛け算
◆車一台を馬四頭で引く馬車・兵車ヘイシャ、また広く乗り物を指す、同「𨍱」「𨌤」
◆四つで一組になるもの「【管子:卷一:乘馬】…一乘者四馬也…」
◆史書、歴史書
◆仏教の教えの一つ、「大乘」「小乘」
注解:「𠓲U+204F2入部」と「𣔕U+23515木部」は同形、誤って重複したものか、どちらかが{⿳入(⿰歹㐄)木}を誤ったものか未詳、{⿳入(⿰歹㐄)木}は「【龍龕手鑑:卷四:入部第三十三:{⿳入(⿰歹㐄)木}𠓸{⿱入輦}{⿱入軰}】」に見える
𡏝榤
土3+10=総画数13 U+213DD
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆ニワトリ(鶏)の止まり木、木製の杭(くい)、同「桀」
嵥
山3+10=総画数13 U+5D65
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆山が高く鋭く聳(そび)え立つさま
搩
手3+10=総画数13 U+6429
音読: ①ケツ[漢]、ゲチ[呉]②タク[漢]、チャク[呉]
①
◆持ち上げる、抱(かか)え上げる、抱え持つ「【說郛續:俗呼小錄】抱持人物曰搩(音傑出紀聞錄)」
②
◆親指と中指を開いて長さを測る、同「𢫰」
榤𡏝
木4+10=総画数14 U+69A4
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆ニワトリ(鶏)の止まり木、木製の杭(くい)、同「桀」
滐
水3+10=総画数13 U+6ED0
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆ひときわ高く波立つさま「【文選(文選注):卷十二:海賦】…盤𥁡(乙干)激而成窟𣺰(七笑)𣶞(土含)滐(桀)而為魁(盤旋遶也𣺰𣶞峻波也毛萇詩傳曰傑特立也滐與傑同賈逵國語注曰川阜曰魁)」
磔石5+10=総画数15 U+78D4
音読: タク[漢]、チャク[呉]
訓読: はりつけ
◆犠牲ギセイ(神などに供える家畜)を切り裂(さ)く、(厄災が市中に入り込まないように)切り裂いた犠牲を市門(シモン、市街の出入り口の門)に晒(さら)す
「【禮記注疏(禮記正義):卷十四:月令】命國難九門磔攘以畢春氣(《注》…磔牲以攘於四方之神所以畢止其災也…)」◆罪人の体を引き裂く、またその刑罰、同「矺」
◆永字八法の一つ、左上から右下に向かってのはらい、現代では「捺ナツ」
{永字八法}筆順
𧎩
虫6+10=総画数16 U+273A9
音読: ケツ
◆「土𧎩ドケツ」、イナゴ(蝗)やバッタ(飛蝗)などに似た小形の虫
𧤠
角7+10=総画数17 U+27920
音読: セツ
◆皮革を延ばし柔らかくする、鞣(なめ)す、同「㓭」「𠞃」「鞨」
謋
言7+10=総画数17 U+8B0B
音読: カク[漢]、キャク[呉]
◆刀がものを切るような「さっ」「ぱっ」という素早い動きを表す語、「謋然カクゼン(一瞬のうちに、ぱっと)」「【莊子集解:內篇】動刀甚微謋然已解(謋與磔同解脫貌)」
𨃥𨃮
足7+10=総画数17 U+280E5
音読: タク、チャク
◆開く、大きく開く「【龍龕手鑑:卷四:足部第十二:𨃮𨃥】二俗陟格反正作{⿰石舛}開張也」「【字彙補:酉集:足部:𨃮】與磔同○或作𨃥」
䮪𩦆
馬10+10=総画数20 U+4BAA
音読: ショウ、ジョウ
◆馬を去勢キョセイ(生殖器を切り取ること)する、去勢した馬、同「騬」
桂木4+6=総画数10 U+6842
音読: ケイ[漢]、カイ[呉]
訓読: かつら
◆「肉桂ニッケイ・ニッキ」、クスノキ科科ニッケイ属の木
{ニッケイ}◆「桂花ケイカ」、モクセイ(木犀)、モクセイ科モクセイ属の木
{モクセイ}◆「月桂ゲッケイ」、ゲッケイジュ(月桂樹)、クスノキ科ゲッケイジュ属の木
{ゲッケイジュ}◆[日]カツラ(桂)、カツラ科の木
{カツラ}筆順
溎
水3+10=総画数13 U+6E8E
音読: エン[漢呉]
◆川の水が多いさま
蓕
艸3+10=総画数13 U+84D5
音読: ケイ、カイ
◆草名、未詳「【集韻:卷七:去聲上:霽第十二:蓕茥】艸名」
桃𣑯木4+6=総画数10 U+6843
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
訓読: もも
◆モモ(桃)、バラ科モモ属の木、またその果実
{モモ}◆モモ(桃)の果実に似た形のものを形容する語、モモ(桃)の花に似た色を形容する語、モモ(桃)の花の咲く季節を指す語
筆順
𥰜
竹6+10=総画数16 U+25C1C
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:宵第四:𥰜】𥰜支竹名」「【正字通:未集上:竹部:𥰜】…按竹譜本作桃又音姚誤」
桅
木4+6=総画数10 U+6845
音読: ガイ[漢]、ゲ[呉]、キ[漢呉]
◆高く立てた柱、船の帆を張るための柱、旗を掲げるための柱「【廣韻:上平聲:灰第十五:鮠:桅】小船上檣竿也」「【紀效新書:卷十七:應備什物】先於本城高處可以四面嘹視之地立桅竿一根粗徑一尺長五丈…」
臲𦤞
自6+10=総画数16 U+81F2
音読: ゲツ、ゲチ
◆「臲卼ゲツゴツ」、今にも崩れそうで危(あや)ういさま、ぐらぐらして不安定なさま
桊𣗷
木4+6=総画数10 U+684A
音読: ケン[漢呉]
◆牛の鼻に通す木製また鉄製の輪、同「𢍕」
◆木を曲げて作った円形の器、同「𥁠」「棬」
𧏪蟘𧎢𧑰𧈺𧈱𧈩𧎬
虫6+10=総画数16 U+273EA
音読: トク、ドク
◆苗や葉を食い荒らす害虫、バッタ(飛蝗)やイナゴ(蝗)の類、同「螣」、茎の髄ズイを食い荒らす害虫は「螟」、節や茎を食い荒らす害虫は「蠈」、根を食い荒らす害虫は「蟊」「【爾雅注疏:釋蟲】食苗心螟食葉蟘食節賊食根蟊」
桌槕
木4+6=総画数10 U+684C
音読: タク[漢呉]
◆机、テーブルtable、用途や形状(大小・高低・方円など)を問わない
槕桌
木4+10=総画数14 U+69D5
音読: タク[漢呉]
◆机、テーブルtable、用途や形状(大小・高低・方円など)を問わない
桑桒𠭨𠭌𣕐木4+6=総画数10 U+6851
音読: ソウ[漢呉]
訓読: くわ
◆クワ(桑)、クワ科の木、実は食べられ葉は蚕の餌になり根は薬になる、更に木は楽器や家具などに枝は弓に利用される
{クワ}◆養蚕ヨウサンする
筆順
嗓𠼙
口3+10=総画数13 U+55D3
音読: ソウ[漢呉]
◆咽喉インコウ(のど)、咽イン(口の奥から食道の入口までの部分)と喉コウ(咽の途中から分かれ気管までの部分)の総称
◆馬などの鼻から粘液が流れ出る病気
搡
手3+10=総画数13 U+6421
音読: ソウ[漢呉]
◆力を入れて押す
槡
木4+10=総画数14 U+69E1
◆未詳
磉
石5+10=総画数15 U+78C9
音読: ソウ[漢呉]
◆礎(いしずえ)、建物や橋などの構築物を支えるための柱の下に敷く大きな石、同「礎」
縔
糸6+10=総画数16 U+7E14
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆蔟(まぶし)の中の繭
褬
衣5+10=総画数15 U+892C
音読: ソウ[漢呉]
◆「𧚅褬ロウソウ」、衣服がぼろぼろになるさま
鎟
金8+10=総画数18 U+939F
音読: ソウ[漢呉]
◆鈴の音
顙颡䫙頁9+10=総画数19 U+9859
音読: ソウ[漢呉]
◆額(ひたい)、髪の生え際から眉の上まで部分
◆「稽顙ケイソウ」、跪(ひざまず)き額を地や床に着けるおじぎ
◆咽喉インコウ(のど)、咽イン(口の奥から食道の入口までの部分)と喉コウ(咽の途中から分かれ気管までの部分)の総称、同「嗓」
筆順
颡顙䫙
頁6+10=総画数16 U+98A1
音読: ソウ[漢呉]
◆額(ひたい)、髪の生え際から眉の上まで部分
◆「稽颡ケイソウ」、跪(ひざまず)き額を地や床に着けるおじぎ
◆咽喉インコウ(のど)、咽イン(口の奥から食道の入口までの部分)と喉コウ(咽の途中から分かれ気管までの部分)の総称、同「嗓」
鿄
木4+6=総画数10 U+9FC4
音読: リョウ、ロウ
◆二本或いは複数の柱はしら・支柱シチュウ(上部のものを支えるために垂直に立てた柱)の上に横に架け渡す木、川などに架け渡した橋、同「梁」「【集韻:卷三:平聲:陽第十:鿄𣸑】說文水橋也一曰鿄棟古作𣸑梁又國名亦姓」
𥱋簗
竹6+10=総画数16 U+25C4B
訓読: やな
◆[日]竹や木を柵状に組んで川水を堰き止め魚を捕まえる仕掛け、同「梁」
𣐽𣓀木4+6=総画数10 U+2343D
音読: シン[漢呉]
訓読: はしばみ
◆ハシバミ(榛)、カバノキ科ハシバミ属の木、またその実、英名を「ヘーゼルhazel」といい実は「ヘーゼルナッツhazelnut」と呼ばれる、同「榛」
「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:𣐽】側詵切實似小栗榛同上」 {ハシバミ}
𣂺新斤4+10=総画数14 U+230BA
音読: シン[漢呉]
訓読: あたら・しい、あら・た、にい
◆切ったばかりの木、切ったばかりで何の手も加えられていない木
◆それまでにはなかった形状・状態・様子・性質になるさま、それまではなかったものが初めて現れるさま
◆改(あらた)まる、改める、形状・状態・様子・性質などが変わる(変える)
◆改まって(或いは始まって)間もないさま
◆王朝名、9年~23年、王莽オウモウが建てたことから別名「新莽」
{新代}
𣑦
木4+6=総画数10 U+23466
音読: 未詳
◆未詳「【廣雅:卷三:釋詁】𣑦(卭)耦和諧也」
𠌖𠋸𠋕
人2+10=総画数12 U+20316
音読: キョウ[漢]、グ、グウ[呉]
◆「𠌖倯キョウショウ」、忌々(いまいま)しく思うさま、憎(にく)たらく思うさま、悪口が口を衝(つ)いて出るさま、罵(ののし)るさま「【方言:第三】庸謂之倯轉語也」「【方言:第七】𠌖倯罵也(羸小可憎之名也音卭竹)燕之北郊曰𠌖倯」「【廣韻:上平聲:鍾第三:蛩:𠌖】𠌖倯可憎之皃」
㮪𦩺𦨰
木4+10=総画数14 U+3BAA
音読: キョウ[漢]、グ、グウ[呉]
◆「艇テイ」よりも小型で底の深い舟「【方言:第九】艇長而薄者謂之艜(衣帶)短而深者謂之䒀(今江東呼艖䒀者音歩)小而深者謂之㮪(即長舼也音卭竹)」
築𥲒𥭰𥯹𥰺𥲔𥲓𥵭竹6+10=総画数16 U+7BC9
音読: チク[漢呉]
訓読: きず・く、つき
◆土を搗(つ)き固める、しっかりした土台を造(つく)る
◆しっかりした土台の上に建造物を造る、またものを作り上げる
◆簡
「築」筆順
𦩺㮪𦨰
舟6+10=総画数16 U+26A7A
音読: キョウ[漢]、グ、グウ[呉]
◆「艇テイ」よりも小型で底の深い舟「【方言:第九】艇長而薄者謂之艜(衣帶)短而深者謂之䒀(今江東呼艖䒀者音歩)小而深者謂之㮪(即長舼也音卭竹)」
𦵶茿𦯋𧏤艸3+10=総画数13 U+26D76
音読: チク[漢呉]
◆「萹𦵶ヘンチク」、ミチヤナギ(道柳)、タデ科ミチヤナギ属の草
{ミチヤナギ}
㭰
木4+7=総画数11 U+3B70
音読: ①スイ[漢呉]②セイ[漢]、ザイ[呉]③シ[漢呉]
①
◆鳥の嘴(くちばし)
②
◆治療用の石針
③
◆未詳「【說文解字:卷二上:此部:㭰】識也从此朿聲一曰藏也遵誄切」
𦸺
艸3+11=総画数14 U+26E3A
音読: セイ[漢]、ザイ[呉]
◆地面に生えるキノコ(茸)の類
桼㯃木4+7=総画数11 U+687C
音読: シツ[漢]、シチ[呉]
◆ウルシ(漆)、ウルシ科ウルシ属の木、またその木の樹液、同「漆」
{ウルシ}筆順
𠞘㓼𠟴𠜀
刀2+10=総画数12 U+20798
音読: シツ、シチ、セキ、シャク
◆割(さ)く、またその音
㓼𠞘𠟴𠜀
刀2+11=総画数13 U+34FC
音読: シツ、シチ、セキ、シャク
◆割(さ)く、またその音
厀膝𦡀𦞃𦜔𦡩卩2+11=総画数13 U+5380
音読: シツ[漢]、シチ[呉]
訓読: ひざ
◆足の大腿ダイタイ(腰の下から膝までの部分)と小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)を繋ぐ関節の部分
{人体(下肢)}
𠻟
口3+11=総画数14 U+20EDF
音読: シツ、シチ
◆大声で叱(しか)る声
膝𦡀𦞃𦜔厀𦡩月(肉)4+11=総画数15 U+819D
音読: シツ[漢]、シチ[呉]
訓読: ひざ
◆足の大腿ダイタイ(腰の下から膝までの部分)と小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)を繋ぐ関節の部分
{人体(下肢)}筆順
㯃桼木4+11=総画数15 U+3BC3
音読: シツ[漢]、シチ[呉]
◆ウルシ(漆)、ウルシ科ウルシ属の木、またその木の樹液、同「漆」
{ウルシ}
漆𣾰水3+11=総画数14 U+6F06
音読: シツ[漢]、シチ[呉]
訓読: うるし
◆ウルシ(漆)、ウルシ科ウルシ属の木、またその木の樹液、その樹液を用いて作った塗料、同「桼」「柒」
{ウルシ}◆(漆のように)黒い、真っ黒い、「漆黒シッコク(漆のように光沢があり真っ黒なさま)」
◆川名、陝西省宝鶏市麟游県を源として渭河イガ(渭水イスイ)に注ぐ、現「漆水河シツスイガ」
「【說文解字:水部:漆】水出右扶風杜陵岐山東入渭…」 {陝西省}筆順
𥣥䊍𪐅
禾5+14=総画数19 U+258E5
音読: リ
◆一般の人々、庶民、同「黎」
◆濃くとろみのある粥、同「饘」
𧜝
衣5+11=総画数16 U+2771D
音読: シツ[漢]、シチ[呉]
◆「𧙞𧜝シャクシツ」、裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣裳)の前の部分のスリットslit(切り込み)、同「𧙞膝」、同「衩」「袥」「衸」「【康熙字典:申集下:衣部:𧜝】《博雅》衸袥𧙞𧜝也」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:𧙞】且席切𧙞膝裙衸也」
䜉𧬠
言7+11=総画数18 U+4709
音読: チ、シツ、シチ
◆(問われたことに対して)「知らない」「承知していない」という意味の返答、同「誺」
◆「謅䜉スウシツ」、ひそひそと話す、ひそひそ話「【龍龕手鑑:卷一:言部第三:𧩖】楚尤反𧩖𧬠隂私小言也𧬠音初栗反」
䣛𨞢
邑3+11=総画数14 U+48DB
音読: シツ[漢]、シチ[呉]
◆古地名、未詳「【說文解字:邑部:䣛】齊地也从邑桼聲」
䰍𩮥
髟10+11=総画数21 U+4C0D
音読: キュウ[漢]、ク[呉]、シ[漢呉]
◆黒い(或いは赤黒い、或いはやや黒みがかった赤色の)漆(うるし)、またその漆を塗る、同「髤」
𪄭
鳥11+11=総画数22 U+2A12D
音読: シツ[漢]、シチ[呉]
◆鳥名、未詳
梁𣹷木4+7=総画数11 U+6881
音読: リョウ[漢]、ロウ[呉]
訓読: はり、やな
◆二本或いは複数の柱はしら・支柱シチュウ(上部のものを支えるために垂直に立てた柱)の上に横に架け渡す木、川などに架け渡した橋、同「鿄」
◆建物の柱の上に水平に渡す横木で、建物の棟と直交するように渡す木、棟と平行に渡す木を桁(けた)といい、建物の最も高い位置にある桁を棟木(むなぎ)という
{建物}◆体や物の中ほどで高く張り出した部分
◆木を柵状に組んで川水を堰き止め魚を捕まえる仕掛け、同「簗」
◆南北朝時代の王朝名、別名「南梁」
{南北朝時代}◆五代十国時代の王朝名、別名「後梁」
{五代十国時代}筆順
墚
土3+11=総画数14 U+589A
音読: リョウ[漢]、ロウ[呉]
◆黄土高原コウドコウゲン(中国北部の黄河中上流域一帯の高原)の地形の一つで、帯状に続く台地、「黄土墚、黄土梁コウドリョウ・ファントゥリョウ」、広く平坦な台地を「黄土塬コウドゲン・ファントゥユァン」、円形の台地を「黄土峁コウドミョウ・ファントゥマァオ」
樑
木4+11=総画数15 U+6A11
音読: リョウ[漢]、ロウ[呉]
◆二本或いは複数の柱はしら・支柱シチュウ(上部のものを支えるために垂直に立てた柱)の上に横に架け渡す木、建物の梁(はり)、同「梁」
簗𥱋竹6+11=総画数17 U+7C17
訓読: やな
◆[日]竹や木を柵状に組んで川水を堰き止め魚を捕まえる仕掛け、同「梁」
筆順
𨎛車7+11=総画数18 U+2839B
音読: リョウ[漢]、ロウ[呉]
◆車の梁(はり)、二本の轅(ながえ、車と馬を繋ぐ二本一組の棒)を繋ぐ横木
{乗物(馬車)}
梄
木4+7=総画数11 U+6884
音読: ユウ[漢]、ユ[呉]
◆柴(しば)や薪(まき、たきぎ)、またそれを積む、同「槱」
◆木名、未詳「【廣韻:上聲:有第四十四:酉:梄】柞梄木」
𤍕
火4+11=総画数15 U+24355
音読: ユウ[漢]、ユ[呉]
◆積んだ柴(しば)や薪(まき、たきぎ)を燃(も)やす、同「𣜃」
梏木4+7=総画数11 U+688F
音読: コク[漢呉]
◆手枷(てかせ)、両手に嵌(は)める刑具、足枷(あしかせ)は「桎シツ」
◆「梏桎コクシツ」「桎梏シッコク」◇手枷と足枷◇自由に動けないようにすること、厳しく自由を制限すること
筆順
𠻧口3+11=総画数14 U+20EE7
音読: コク[漢呉]
◆未詳、
「喖」の譌字か?
「【集韻:卷九:入聲上:𣵽第二:𠻧】喉𠻧咽也」「【康熙字典:丑集上:口部:𠻧】《集韻》姑沃切音梏{⿰口段}𠻧咽也○按𠻧與喖義同音異疑必有誤」
梓榟木4+7=総画数11 U+6893
音読: シ[漢呉]
訓読: あずさ
◆キササゲ(木大角豆)、ノウゼンカズラ科キササゲ属の木、同「杍」
{キササゲ}◆木材を加工する、またその職人、同「杍」
◆印刷用の版木、また版木を彫る
◆[日]アズサ(梓)、カバノキ科カバノキ属の木、別名「ミズメ(水目)」「ヨグソミネバリ(夜糞峰榛)」
{ミズメ}筆順
𣘲
木4+12=総画数16 U+23632
音読: シン
◆木が多いさま「【字彙補:辰集:木部:𣘲】所臻切音森多也」
條条木4+7=総画数11 U+689D
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆小枝、細く長い枝、同「樤」
◆細長いもの、筋(すじ)状のもの
◆筋、道筋、「条理ジョウリ(道理、筋道)」
◆一纏(ひとまと)まりごとに分けて(段ごとに区切って)記述した文章、項目
◆[日](纏まりのある一つの事を指して)~の事
◆[日]~によって
筆順
𠥑𠤼
匚3+10=総画数13 U+20951
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆農作業に使う籠(かご)、刈り取った収穫物や除草した草などを入れて運ぶためのもの、同「蓧」「莜」「【說文解字注:匚部:𠤼】田器也(艸部曰莜𦶮田器也𠤼與莜音義皆同葢一物也)」「【集韻:卷八:去聲下:嘯第三十四:莜蓧𠤼𠥑𥁮】說文艸田器引論語以杖荷莜或从條」
𡠊
女3+10=総画数13 U+2180A
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆「媌𡠊ミョウチョウ・ビョウジョウ」、女性がほっそりとしてしなやかなさま「【六十種曲:四十三:琴心記】香遍滿…勝伴俏媌𡠊…」「【中華字海:女部:𡠊】音条[媌~]同"苗条"、細長柔美」
𡩢窱𥧽𥨑
宀3+10=総画数13 U+21A62
音読: チョウ[漢呉]
◆「窈𡩢・杳𡩢・𥦒𡩢・窈窕ヨウチョウ」「䆗𡩢キョウチョウ」、奥深いさま、深遠なさま、遥か遠いさま
樤
木4+11=総画数15 U+6A24
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆小枝、細く長い枝、同「條」
◆未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:樤】徒彫切柚樤也亦作條」
◆「朱拱樤シュキョウチョウ」、明代(1368年~1644年)の王族朱宸澮シュシンカイ(1474年~1500年)の子「【欽定續文獻通考:卷二百五:寧國宗屬】…宸澮子拱樤…」
滌𣼝涤水3+11=総画数14 U+6ECC
音読: テキ[漢]、ジャク[呉]、ジョウ[慣]
◆水を注(そそ)ぎ洗う
◆水を注いで汚れを洗い除く
◆「滌滌テキテキ」◇旱(ひでり)で水が涸(か)れ草木が枯(か)れるさま◇笛の音が辺りに鳴り渡(わた)るさま
「【釋名:釋樂器】篴滌也其聲滌滌然也」筆順
𥉉𥉈𥊕𥈌𠊹
目5+11=総画数16 U+25249
音読: テキ[漢]、チャク[呉]
◆がっかりして目を下に向ける、同「眣」「【說文解字:目部:𥉈】失意視也」
窱𥧽𥨑𡩢
穴5+11=総画数16 U+7AB1
音読: チョウ[漢呉]
◆「窈窱・杳窱・𥦒窱・窈窕ヨウチョウ」「䆗窱キョウチョウ」、奥深いさま、深遠なさま、遥か遠いさま
篠筱筿𥴽𥭪竹6+11=総画数17 U+7BE0
音読: ショウ[漢呉]
訓読: しの
◆幹カン(みき)が細い竹の一種、細いが堅く強いため矢柄・矢幹(やがら)に利用される
{武器(弓箭)}筆順
縧絛𠍞绦糸6+11=総画数17 U+7E27
音読: トウ[漢呉]、ジョウ[慣]
◆糸や紐(ひも)を編んだ紐、組紐(くみひも)、同「縚」「幍」
◆断面が扁平ヘンペイになるように編んだ紐(ひも)、平組紐(ひらくみひも)、断面が丸くなるように編んだ丸組紐(まるくみひも)を「紃」
◆「縧虫ジョウチュウ」、サナダムシ(真田虫・条虫)、体内に寄生する条虫類の総称
筆順
蓧𦺰艸3+11=総画数14 U+84E7
音読: チョウ[漢呉]
◆ギシギシ(羊蹄)、タデ科スイバ属の草、同「蓨」「苖」
{ギシギシ}◆農作業に使う籠(かご)、刈り取った収穫物や除草した草などを入れて運ぶためのもの、同「莜」「𠤼」「𥁮」
筆順
螩
虫6+11=総画数17 U+87A9
音読: ジョウ
◆[日]サナダムシ(真田虫、絛虫)、人や動物の体内に寄生する虫
𨃜
足7+10=総画数17 U+280DC
◆未詳「【集韻:卷三:平聲:蕭第三:跳𨃜】說文蹶也一曰躍也或从條」
鎥
金8+11=総画数19 U+93A5
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆未詳「【字彙:戌集:金部:鎥】田聊切音條金石」
𩌜
革9+11=総画数20 U+2931C
◆革製の紐(ひも)、革紐(かわひも)「【中華字海:革部:𩌜】同"绦"」
鰷䱔鲦魚11+11=総画数22 U+9C37
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆カワイワシ、学名
Hemiculter leucisculus、ウグイ(鯎・石斑魚)やアユ(鮎・香魚・年魚)などに似た小形でやや細身のコイ科カワイワシ属の淡水魚、同「鮂」、同「白鰷ハクジョウ」「白鱎ハクキョウ」「黑鰦コクシ」
筆順
梟枭木4+7=総画数11 U+689F
音読: キョウ[漢呉]
訓読: ふくろう
◆フクロウ(梟)、フクロウ科の鳥、同「鴟鴞シキョウ」「𩾣」、別名「貓頭鷹ミョウトウヨウ」、フクロウは子が巣立つ頃に母鳥を食い、その後に飛び立つといわれ「不孝鳥フコウチョウ(ふこうどり)」とも呼ばれる
「【意林:卷三:新論十七卷】…丞相語次云梟生子子長食其母乃能飛…」◆罪人の首を高く掲(かか)げて晒(さら)す、晒して見せしめにする、「梟首キョウシュ」
◆猛々(たけだけ)しいさま、荒々しいさま
◆飛び抜けているさま、「梟才キョウサイ(才智が傑出しているさま)」
◆集団の(特に悪党の)首領シュリョウ
筆順
嘄𡂢
口3+11=総画数14 U+5604
音読: キョウ
◆辺りに響き渡るような甲高(かんだか)い声
◆「嘄陽キョウヨウ」、同「狒狒・狒々ヒヒ」、顔は人に似ているが色は黒く長く大きい、全身毛に覆われ踵(きびす)は逆向き、人を見ると大笑いするという山中に棲む妖獣
𡠿
女3+11=総画数14 U+2183F
◆女性名用字「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…名女字姣嬥妖妙嫖姚婹𡠿嬋姢嫽嬈嫸㜣奵𡡊嬛嬗{⿰女奕}娩…」
◆未詳「【漢語大字典:女部:𡠿】"𡠿𡠿"揺曳貌。也作"嬝嬝""裊裊"。」
𢳚𣘖手3+11=総画数14 U+22CDA
音読: ケン[漢]、コン[呉]
◆摴蒱チョホ(五枚の棒状の板を使う古代のボードゲームboard game)の組み合わせの一つ、「黒黒犢雉白」或いは「黒犢犢白白」の組み合わせ、
「摴」参照
「【五木經】𤱂采六開塞塔禿撅𢳚 𤱂賤也其采義未詳」(「𤱂采」は点数が低い組み合わせをいい、「開・塞・塔・禿・撅・𢳚(いずれも組み合わせの名)」が下位六組、但し【維基百科Wikipedia:樗蒲】によれば「開」は上位六組の一つとなっている)
𣘖𢳚木4+11=総画数15 U+23616
音読: ケン[漢]、コン[呉]
◆摴蒱チョホ(五枚の棒状の板を使う古代のボードゲームboard game)の組み合わせの一つ、「黒黒犢雉白」或いは「黒犢犢白白」の組み合わせ、
「摴」参照
「【五木經】𤱂采六開塞塔禿撅𢳚 𤱂賤也其采義未詳」(「𤱂采」は点数が低い組み合わせをいい、「開・塞・塔・禿・撅・𢳚(いずれも組み合わせの名)」が下位六組、但し【維基百科Wikipedia:樗蒲】によれば「開」は上位六組の一つとなっている)
𣻏𤀴
水3+11=総画数14 U+23ECF
音読: キョウ
◆(田畑などに水を薄く広く)流し入れる、隅々まで行き渡らせる、同「澆」
◆薄い、深みがない、薄情な、同「澆」
𤡔
犬3+11=総画数14 U+24854
音読: キョウ
◆「𤡔獍キョウケイ」、(梟フクロウも獍ケイもどちらも親を食うといわれることから)親不孝な人、恩知らずな人、同「梟獍」「【元詩選:孝子行】…孝德還堪耀今古烏乎薄俗𤡔獍同墓上請看純孝子」
蟂
虫6+11=総画数17 U+87C2
音読: キョウ
◆水棲動物の名、姿はヘビひ(蛇)に似て四足で、よく人や魚に害を及ぼすという、カワウソ(獺)の類「【本草綱目:鱗之一:蛟龍】…《附録蜃》類書云蛇與雉交而生子曰蟂似蛇四足能害人陸禋云蟂音梟即蛟也或曰蜃池」「【集韻:卷三:平聲:蕭第三:蟂䳋】獺屬害魚者或作䳋…」
◆「蟂蟧キョウロウ」、小形のセミ(蝉)の一種、ニイニイゼミ(蟪蛄)やツクツクボウシ寒蝉の類「【方言:第十一】蛥蚗(…)齊謂之螇螰(…)楚謂之蟪蛄(…)或謂之蛉蛄(…)秦謂之蛥蚗自關而東謂之虭蟧(…)或謂之蝭蟧(…)或謂之蜓蚞(…)西楚與秦通名也(江東人呼蟂蟧)」
鄡邑3+11=総画数14 U+9121
音読: キョウ[漢呉]
◆古地名、冀州キシュウ鉅鹿キョロク郡(現河北省邢台市付近)、同「郻」
{河北省}◆「鄡陽キョウヨウ」、古地名、豫章郡(ヨショウ、現江西省南昌ナンショウ市)
{江西省}◆「鄡單キョウタン」、人名、孔子の弟子、同「鄥單」
「【史記:卷六十七:仲尼弟子列傳】鄡單字子家(《集解》駰案鄡苦堯反單音善徐廣曰一云鄔單鉅鹿有鄡縣太原有鄔縣)」
梢木4+7=総画数11 U+68A2
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
訓読: こずえ
◆細い枝、枝の先の細い部分
◆物事の先端の細い部分、物事や時間などの末端、先端に向かって次第に細り尖(とが)る形
◆船の舵(かじ)、舵棒
◆手に持ち舞い踊るための竹竿(たけざお)状の舞具、同「箾」
筆順
䈾
竹6+11=総画数17 U+423E
音読: ショウ、ソウ
◆舵(かじ)、舟を漕ぐ櫓ロ
◆竹を細く割り束ねた食器などを洗う箒(ほうき)状の道具
䔠艸3+11=総画数14 U+4520
音読: ソウ、ショウ
◆先を細らせた木の棒
◆草木の細い根
◆長い柄(え)の先に矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣)を取り付けた武器、同「矟」
{武器(刀剣槍)}
梦夢𦴋夣𦿛𧁌木4+7=総画数11 U+68A6
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
訓読: ゆめ
◆睡眠中に見る幻覚・幻像、またそれを見る、同「㝱」
「【周禮:卷第五:春官宗伯:占夢】以日月星辰占六夢之吉凶(…)一曰正夢(無所感動平安自夢)二曰噩夢(杜子春云噩當為驚愕之愕謂驚愕而夢)三曰思夢(覺時所思念之而夢)四曰寤夢(覺時道之而夢)五曰喜夢(喜{⿰言兊}而夢)六曰懼夢(恐懼而夢)」◆ぼんやりとしてるさま
◆(現実のものとなるかどうか分からないが)実現させたいという思い、空想
筆順
𡪎㝱
宀3+11=総画数14 U+21A8E
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆夢(ゆめ)、睡眠中に見る幻覚・幻像、またそれを見る、同「夢」
𢟼懜
心3+11=総画数14 U+227FC
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆(夢のように)ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「儚」「懵」
◆(ぼんやりしていて)判断や理解ができない、道理に暗い、無知なさま、同「懵」
梨梸木4+7=総画数11 U+68A8
音読: リ[漢呉]
訓読: なし
◆ナシ(梨)、バラ科ナシ属の木、またその実、同「棃」
{ナシ}筆順
䔧蔾艸3+11=総画数14 U+4527
音読: リ[漢呉]、レイ[漢]、ライ[呉]
◆「蒺䔧シツリ」、同「蒺藜シツレイ」◇ハマビシ(浜菱)、ハマビシ科ハマビシ属の草
{ハマビシ}◇鉄菱(てつびし)、鋭い刺(とげ)があるハマビシの果実の形に似せた武器、通り道に撒(ま)いて敵の進行を妨害する
蟍䖿𧑇
虫6+11=総画数17 U+87CD
音読: リ[漢呉]
◆「螏蟍シツリ」、ムカデ(百足)、ムカデ綱の節足動物、また多足の虫、別名「蜈蚣ゴコウ」
鏫鑗錅鋫
金8+11=総画数19 U+93EB
音読: リ[漢呉]
◆剥ぐ、剥ぎ取る
𩦀𩧋𩧠𩧞𩦅
馬10+11=総画数21 U+29980
音読: レイ[漢]、ライ[呉]
◆「駣𩦀トウレイ」、駿馬シュンバ・シュンメ(優れた馬、名馬)の名、同「駣𩥴トウリ」「【龍龕手鑑:卷二:馬部第十:𩦀𩧋】郎奚反馬屬二同」「【集韻:卷一:平聲:脂第六:𩥴𩧋𩧠】博雅駣𩥴馬屬或从黎从𤛿」
𩻌鯬𩸢𩼽𩻳䱘𩺸
魚11+11=総画数22 U+29ECC
音読: ①リ[漢呉]②レイ[漢]、ライ[呉]
①
◆魚名、未詳、一説にジギョ(鰣魚、ニシン科シャッド亜科の海水魚「【正字通:亥集中:魚部:鯠】郎才切音來鰣魚別名爾雅鯬鯠郭注未詳」
②
◆「𩻌鯠レイライ」、魚名、未詳、ナマズ(鯰、ナマズ目の淡水魚)の類「【爾雅注疏:釋魚】鯬鯠(《注》未詳)」「【集韻:卷二:平聲:咍第十六:鯠】鯬鯠魚名魾也」
𪅌鸝𪇾𪈹鹂𪈳𪅗
鳥11+11=総画数22 U+2A14C
音読: リ[漢呉]
◆「黄𪅌コウリ」「𪅌黄・鵹黄リコウ」、コウライウグイス(高麗鶯)、コウライウグイス科の鳥、別名「黄鶯コウオウ」
梵𣑽木4+7=総画数11 U+68B5
音読: ハン[漢]、ボン[呉]
◆仏教や古代インドと関わりがある事柄を表す漢字
筆順
滼
水3+11=総画数14 U+6EFC
音読: ハン[漢]、ボン[呉]
◆浮(う)く、浮かぶ「【字彙:巳集:水部:滼】符諫切音梵浮貌見釋藏」
棻木4+7=総画数11 U+68FB
音読: フン[漢]、ブン[呉]
◆良い香りがする木、また香木コウボクの名、同「梤」
筆順
㯣梤
木4+12=総画数16 U+3BE3
音読: フン[漢]、ブン[呉]
◆良い香りがする木、また香木コウボクの名、同「棻」
𣓀𣐽木4+7=総画数11 U+234C0
音読: シン[漢呉]
訓読: はしばみ
◆ハシバミ(榛)、カバノキ科ハシバミ属の木、またその実、英名を「ヘーゼルhazel」といい実は「ヘーゼルナッツhazelnut」と呼ばれる、同「榛」
「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:𣐽】側詵切實似小栗榛同上」 {ハシバミ}
𡪔寴𡩁
宀3+11=総画数14 U+21A94
音読: シン[漢呉]
◆近い、近づく、近しい、親(した)しい、「寴𡫁シンセキ」、同「親」
◆屋内が空っぽなさま
𦸯莘艸3+11=総画数14 U+26E2F
音読: シン[漢呉]
◆長いさま
「【毛詩注疏:卷二十二:小雅:魚藻】…魚在在藻有莘其尾(《傳》莘長貌)」◆人や物が多いさま、「莘莘シンシン」
◆古国名、夏カ代(前21世紀~前17世紀)に現山東省菏澤市南一帯を本拠とした「有莘・有㜪・有姺・有侁・有𨐍ユウシン(氏族名)」の国、後に分散して各地に本拠を構えたという
「【路史:卷二十七:夏后氏後:莘】姒姓(…)文王妃母家今同之夏陽漢郃陽…(…*1郃陽南二十有城古莘國)昔散宜生求有莘氏…陜石鎮西十五莘原也(在陜州*2陜縣)然大名之莘縣有莘亭(…)亦國也隨為*3莘州而齊(…*4愽州武壯西北有故莘城)…濟隂(元和志古莘仲國*5濟隂縣東南三十古莘國…)…*6陳留俱用莘字作兟甡㜪𨐍同(集辟)」◆「細𦸯・細辛サイシン」、ウスバサイシン(薄葉細辛、ウマノスズクサ科カンアオイ属)などの根茎を乾燥した生薬の名
{ウスバサイシン}
棃木4+8=総画数12 U+68C3
音読: リ[漢呉]
訓読: なし
◆ナシ(梨)、バラ科ナシ属の木、またその実、同「梨」
{ナシ}◆老(お)いる、凍梨トウリ(凍らせたナシ(梨)、黒ずんで皺ができる)を老人の顔に見立てたものという
「【方言:第一】眉棃耋鮐老也東齊曰眉(言秀眉也)燕代之北鄙曰棃(言面似凍棃)宋衞兖豫之內曰耋(八十爲耋音絰)秦晉之郊陳兖之會曰耇鮐(言背皮如鮐魚耇音垢)」
蔾䔧艸3+12=総画数15 U+853E
音読: リ[漢呉]、レイ[漢]、ライ[呉]
◆「蒺蔾シツリ」、同「蒺藜シツレイ」◇ハマビシ(浜菱)、ハマビシ科ハマビシ属の草
{ハマビシ}◇鉄菱(てつびし)、鋭い刺(とげ)があるハマビシの果実の形に似せた武器、通り道に撒(ま)いて敵の進行を妨害する
𧑇䖿蟍
虫6+12=総画数18 U+27447
音読: リ[漢呉]
◆「螏𧑇シツリ」、ムカデ(百足)、ムカデ綱の節足動物、また多足の虫、別名「蜈蚣ゴコウ」
𩦅𩧋𩧠𩧞𩦀
馬10+12=総画数22 U+29985
音読: レイ[漢]、ライ[呉]
◆「駣𩦅トウレイ」、駿馬シュンバ・シュンメ(優れた馬、名馬)の名、同「駣𩥴トウリ」「【龍龕手鑑:卷二:馬部第十:𩦀𩧋】郎奚反馬屬二同」「【集韻:卷一:平聲:脂第六:𩥴𩧋𩧠】博雅駣𩥴馬屬或从黎从𤛿」
𩻳鯬𩸢𩼽䱘𩻌𩺸
魚11+12=総画数23 U+29EF3
音読: ①リ[漢呉]②レイ[漢]、ライ[呉]
①
◆魚名、未詳、一説にジギョ(鰣魚、ニシン科シャッド亜科の海水魚「【正字通:亥集中:魚部:鯠】郎才切音來鰣魚別名爾雅鯬鯠郭注未詳」
②
◆「𩻳鯠レイライ」、魚名、未詳、ナマズ(鯰、ナマズ目の淡水魚)の類「【爾雅注疏:釋魚】鯬鯠(《注》未詳)」「【集韻:卷二:平聲:咍第十六:鯠】鯬鯠魚名魾也」
棊棋㯦檱櫀木4+8=総画数12 U+68CA
音読: キ[漢]、ゴ、ギ[呉]
◆圍碁・囲碁イゴや将棋(しょうぎ)などの方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgame、またそれに使う石や駒、「囲棋イキ(囲碁)」「棋子キシ(碁石や将棋・チェスchessなどの駒)」
◆囲碁を打つ、将棋を指す
筆順
㯦棋棊檱櫀
木4+12=総画数16 U+3BE6
音読: キ[漢]、ゴ、ギ[呉]
◆圍碁・囲碁イゴや将棋(しょうぎ)などの方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgame、またそれに使う石や駒、「囲棋イキ(囲碁)」「棋子キシ(碁石や将棋・チェスchessなどの駒)」
◆囲碁を打つ、将棋を指す
𦻆藄𦸀艸3+12=総画数15 U+26EC6
音読: キ[漢]、ゴ[呉]
◆「紫𦻆・紫萁シキ」、ゼンマイ(薇)、ゼンマイ科のシダ植物、別名「迷蕨メイケツ」
{ゼンマイ}
𧬗諅𧥽𧬔
言7+12=総画数19 U+27B17
音読: キ[漢呉]
◆忌(い)む、嫌い避ける「【劉子新論:卷第六:傷讒第三十二】妒才智之在己前諅富貴之在已上」
◆謀(はか)る「【廣韻:上平聲:之第七:姬:諅】謀也」
◆未詳「【廣韻:去聲:志第七:忌:諅】志也」
棋棊㯦檱櫀木4+8=総画数12 U+68CB
音読: キ[漢]、ゴ、ギ[呉]
◆圍碁・囲碁イゴや将棋(しょうぎ)などの方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgame、またそれに使う石や駒、「囲棋イキ(囲碁)」「棋子キシ(碁石や将棋・チェスchessなどの駒)」
◆囲碁を打つ、将棋を指す
筆順
簯
竹6+12=総画数18 U+7C2F
◆未詳
𦻊莊荘𤖄𤖈𤕶𠗎
艸3+12=総画数15 U+26ECA
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆(草が)大きく立派なさま、(姿形が)きれいに整っているさま
◆厳格なさま、ゆるがせにしないさま
◆君主や貴族などの別荘
◆四方八方に通じる道
◆田舎、田舎の家、田舎の集落、同「庄」「庒」
棐木4+8=総画数12 U+68D0
音読: ヒ[漢呉]
◆弓矯(ゆだめ)、両側から木などを当てて弓の形を整えたり歪みを直す道具
◆両側から支え助ける
◆蓋(ふた)付きの竹製の箱、同「篚」
◆カヤ(榧)、イチイ科カヤ属の木、同「榧」
{カヤ}筆順
𥼠𥺟𥺘𥽑
米6+12=総画数18 U+25F20
音読: ヒ[漢呉]
◆出来の悪い米、実の入りが悪い米、同「粊」「粃」「【五音集韻:卷十:至第五:𥺟𥺘】惡米也通作粊」
䕁
艸3+12=総画数15 U+4541
音読: ヒ[漢呉]
◆草
◆不意に
棓
木4+8=総画数12 U+68D3
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆木の棒、また棒で打つ、同「棒」「𣘙」
◆連枷レンガ、殻竿・唐棹(からざお)、二本の棒を紐(ひも)などで繋(つな)ぎ一方の棒を持って振り下ろし脱穀ダッコクする農具、同「柫」「【方言:第五】僉…自關而西謂之棓或謂之柫…」
◆五星から成る星座の名、北極星を中心に北斗七星から時計回りに90度程の位置にある、「天棓(テンボウ)」「【史記:卷二十七:天官書第五】…紫宮左三星曰天槍右五星曰天棓(…《索隱》…詩緯云天槍三星天棓五星在斗杓左右主槍人棓人石氏星讚云天槍天棓八星備非常之變也)」
◆木の板、踏板(ふみいた)、堀や溝などに架ける渡り板
𥳖
竹6+12=総画数18 U+25CD6
◆竹器、未詳「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:𥳖】竹器」
棘𣡍木4+8=総画数12 U+68D8
音読: キョク[漢]、コク[呉]
訓読: とげ、いばら
◆サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、枝には棘(とげ)がある
{サネブトナツメ}◆刺(とげ)、先端が細く尖(とが)った形のもの
◆いばら、刺のある木、同「𣘐」「𣗥」
◆突き刺(さ)す、突き刺さる
◆突き刺さったように痛む、また苦しむ
◆戟ゲキ(ほこ)、長い柄の先に矛(ほこ、両刃の剣)と戈(ほこ)を付けた武器、同「戟(㦸)」
「【春秋左傳正義:卷一:隱公十一年】子都拔棘以逐之(《注》…棘㦸也…)」 {武器(刀剣槍)}◆家臣の階位・職位、宮廷の前庭に整列する際に、その並ぶ位置に棘(いばら)が植えられたことから、「九棘キュウキョク」
「【周禮注疏:秋官司寇】朝士掌建邦外朝之灋左九棘孤卿大夫位焉群士在其後右九棘公侯伯子男位焉」筆順
僰𠍷𠒧𢣡𤏡人2+12=総画数14 U+50F0
音読: ホク[漢]、ボク[呉]
◆古地名、四川省南部から雲南省北部(長江の南)一帯の地域、またそこに住む人、また民族
◆西漢代(前202年~8年)に現四川省宜賓市付近にあった県名、「僰道ホクドウ」
「【說文解字注:人部:僰】犍爲蠻夷」「【廣韻:入聲:德第二十五:菔:僰】僰道縣在犍爲又丁壯皃亦醜也亦作𧟵…」 {四川省}
𠍷僰𠒧𢣡𤏡人2+12=総画数14 U+20377
音読: ホク[漢]、ボク[呉]
◆古地名、四川省南部から雲南省北部(長江の南)一帯の地域、またそこに住む人、また民族
◆西漢代(前202年~8年)に現四川省宜賓市付近にあった県名、「僰道ホクドウ」
「【說文解字注:人部:僰】犍爲蠻夷」「【廣韻:入聲:德第二十五:菔:僰】僰道縣在犍爲又丁壯皃亦醜也亦作𧟵…」 {四川省}
𠒧僰𠍷𢣡𤏡儿2+12=総画数14 U+204A7
音読: ホク[漢]、ボク[呉]
◆古地名、四川省南部から雲南省北部(長江の南)一帯の地域、またそこに住む人、また民族
◆西漢代(前202年~8年)に現四川省宜賓市付近にあった県名、「僰道ホクドウ」
「【說文解字注:人部:僰】犍爲蠻夷」「【廣韻:入聲:德第二十五:菔:僰】僰道縣在犍爲又丁壯皃亦醜也亦作𧟵…」 {四川省}
𤏡僰𠍷𠒧𢣡火4+12=総画数16 U+243E1
音読: ホク[漢]、ボク[呉]
◆古地名、四川省南部から雲南省北部(長江の南)一帯の地域、またそこに住む人、また民族
◆西漢代(前202年~8年)に現四川省宜賓市付近にあった県名、「僰道ホクドウ」
「【說文解字注:人部:僰】犍爲蠻夷」「【廣韻:入聲:德第二十五:菔:僰】僰道縣在犍爲又丁壯皃亦醜也亦作𧟵…」 {四川省}
㻷𤤹
玉4+12=総画数16 U+3EF7
音読: キョク[漢]、コク[呉]
◆「垂㻷スイキョク」、古地名、未詳、またそこに産する玉ギョク(美しく高貴な石)の名
蕀艸3+12=総画数15 U+8540
音読: キョク[漢]、コク[呉]
◆「蕀蒬キョクエン」、イトヒメハギ(糸姫萩)、ヒメハギ科ヒメハギ属の草、別名「葽繞ヨウジョウ」「遠志オンジ」
{イトヒメハギ}◆「顚蕀(テンキョク)」、クサスギカズラ(草杉蔓)、キジカクシ科クサスギカズラ属の草、またその根から作られる生薬の名、別名「天門冬テンモンドウ」
{クサスギカズラ}筆順
襋𧛘
衣5+12=総画数17 U+894B
音読: キョク[漢]、コク[呉]
◆衣領イリョウ、衣服の首周りの部分の「えり」
䪂𩎎
革9+12=総画数21 U+4A82
音読: カク[漢]、キャク[呉]
◆頭絡(トウラク、馬などの家畜の頭部に着ける革紐製の用具)と銜(はみ、口に咥えさせる棒状の金具とその両端に取り付けた環状の金具)とそれらを固定するための金具や紐の総称、同「轡」「勒」、またそこに繋ぐ手綱
棠㭻木4+8=総画数12 U+68E0
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆「棠梨トウリ」「甘棠カントウ」、マメナシ(豆梨、バラ科ナシ属)の類、或いは野生のナシ(梨)
{マメナシ}◆「海棠カイドウ」、バラ科リンゴ属の木
{カイドウ}◆「棣棠テイトウ」、ヤマブキ(山吹・款冬)、バラ科ヤマブキ属の木
{ヤマブキ}◆「沙棠サトウ」、果樹名、未詳、材木は舟を造るのに用いられる
筆順
㒉
人2+12=総画数14 U+3489
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆気が抜けてぼうっとする、ぼんやりする、同「戃」
𢿧
攴4+12=総画数16 U+22FE7
音読: トウ、ジョウ
◆突(つ)く、同「𢿵」「【龍龕手鑑:卷一:殳部第六十五:𣪿】俗宅耕反正作𢿧」「【康熙字典:卯集下:攴部:𢿧】《廣韻》長庚切音棖揬也又《集韻》除耕切音橙義同」
𢿵
攴4+12=総画数16 U+22FF5
◆突(つ)く、同「𢿧」「【五音集韻:卷五:庚第三:𢿵㲂】揬也」「【康熙字典:辰集下:殳部:㲂】…推也一曰揬也《集韻》同𢿵」
橖木4+12=総画数16 U+6A56
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆車用の木材
◆上部のものを支える柱、支柱、同「樘」
筆順
𣪿
殳4+12=総画数16 U+23ABF
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:殳部第六十五:𣪿】俗宅耕反正作𢿧」「【字彙補:辰集:殳部:𣪿】同橖」
𥊲瞠
目5+12=総画数17 U+252B2
音読: トウ[漢]、チョウ[呉]、ドウ[慣]
訓読: みは・る
◆直視する、視線を逸(そ)らさずに見る、目を見開きしっかりと見る、同「憆」「瞪」「𥊼」「䁎」「𥊰」「覴」
𨅨𨅝
足7+12=総画数19 U+28168
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆車の両脇に取り付けて日除け(目隠し)用の垂れ幕が風に煽(あお)られて開かないように押さえるもの、どのようなものかは未詳「【通雅:釋車】棠𨅨也在車兩旁幰使不得進𨚫也幰憲也禦熱也」
鏿
金8+12=総画数20 U+93FF
音読: ショウ
◆金属が打ち当たる音、同「鎗」
𩘽𩙆風9+12=総画数21 U+2963D
音読: チョウ[漢呉]
◆狂風(キョウフウ)、暴風ボウフウ
◆南方から北西に移動する暴風、台風タイフウ(颱風、typhoon)
「【廣東新語:卷一:天語:風】南粵之風當寒時天明無雨從西北暴至為頹為猋其名曰𩘽亦曰䬆」 {台風}
𩙆𩘽風9+12=総画数21 U+29646
音読: チョウ[漢呉]
◆狂風(キョウフウ)、暴風ボウフウ
◆南方から北西に移動する暴風、台風タイフウ(颱風、typhoon)
「【廣東新語:卷一:天語:風】南粵之風當寒時天明無雨從西北暴至為頹為猋其名曰𩘽亦曰䬆」 {台風}
饓
食8+12=総画数20 U+9953
音読: トウ、チョウ
◆腹を壊すほど食べる
棤木4+8=総画数12 U+68E4
音読: サク[漢呉]、シャク[漢]、サク[呉]
◆樹皮が罅(ひび)割れてざらざらしているさま、またその皸(ひび)、罅割(ひびわ)れ、細かい裂け目、同「𣛵」「皵」
筆順
𥳯
竹6+12=総画数18 U+25CEF
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥳯】音義與策同」
棥木4+8=総画数12 U+68E5
音読: ハン[漢]、ボン[呉]
◆木を組んだ垣根(かきね)や柵(さく)、多く敷地などの境界に設ける、同「樊」「藩」
筆順
𡑀
土3+12=総画数15 U+21440
音読: ヤ、ショ、ジョ
◆郊外、同「埜(野)」
◆田畑の中に建つ(農作業用の道具や資材を置いたり監視や休息をするための)小さな小屋、同「墅」
燓焚㷊火4+12=総画数16 U+71D3
音読: フン[漢]、ブン[呉]
訓読: た・く
◆焼(や)く、燃(も)やす
◆山や田畑の雑草や雑木を焼く
筆順
𥖎礬矾石5+12=総画数17 U+2558E
音読: ハン[漢]、ボン[呉]、バン[慣]
◆硫酸塩を含んだ結晶、一般には「明礬(ミョウバン)」と呼ばれる
◆「山𥖎サンバン」、クロバイ(黒灰)、ハイノキ科の木ハイノキ属の木、同「椗花テイカ」
{クロバイ}
鐢
金8+12=総画数20 U+9422
音読: ハン、ボン
◆未詳
𪋤麓㯟
鹿11+12=総画数23 U+2A2E4
音読: ロク[漢呉]
訓読: ふもと
◆(木が生えている)山裾(やますそ)
◆山林を管理する役人
棧桟栈木4+8=総画数12 U+68E7
音読: ①サン[漢]、ゼン[呉]②セン[漢]、ゼン[呉]
訓読: かけはし、さ
①◆木や板を横に並べて架け渡した道、また橋、同「閣」、「桟道サンドウ」「桟橋(さんばし)」
◆板を並べて作ったもの、板張りの床や簀子サクシ(すのこ)
◆倉庫、宿屋、いずれも床が板敷であったことから
②◆(家畜を飼育するための)木や板を渡した囲い
◆[日]屋根や床の下に張り渡す木、障子戸などの骨木、梯子の踏板、下支えしたり補強したりするための木
◆[日]「桟敷(さじき)」、板敷の見物席
筆順
嶘𡺄𡸚
山3+12=総画数15 U+5D98
音読: サン[漢]、ゼン[呉]
◆山が飛び抜けて高く聳(そび)えるさま、同「㟞」「【龍龕手鑑:卷一:山部第五:𡸚(俗)嶘(或作)㟞(正)】士限反㟞嵃山貌也」
𥴈馢𣝕
竹6+12=総画数18 U+25D08
音読: セン[漢呉]
◆香木コウボクの名、「𥴈香センコウ」、沈水香ジンスイコウと同じ木(或いは同類の木)という、同「𣝕」「【香譜:卷上:香之品:沈水香】唐本草注云出天竺單于二國與青桂雞骨馢香同是一樹…」
森木4+8=総画数12 U+68EE
音読: シン[漢呉]
訓読: もり
◆たくさんの木が立ち並ぶさま、木がびっしりと生えているさま、またそのようなところ
◆木が茂(しげ)って薄暗いさま
筆順
𠘆
冫2+12=総画数14 U+20606
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:𡪢第四十七:𠘆𠘏】凚𠘆寒皃」
𠾣
口3+12=総画数15 U+20FA3
音読: キン、コン
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:口部第七:𠾬𠾣】二俗竒欽反」
𣛧
木4+12=総画数16 U+236E7
音読: チュォン[喃]
◆[喃][鄭𣛧・鄭森チンチュォン]、1739年~1782年、後黎朝コウレイチョウ(1533年~1789年、現ベトナム北中部を領した王朝)の人
潹潺
水3+12=総画数15 U+6F79
音読: サン[漢]、ゼン[呉]、セン[漢]、ゼン[呉]
◆「潹潹センセン」◇水がさらさらと流れるさま◇雨がはらはらと降るさま
◆「潹湲センエン」◇水が波立ちながらゆったりと流れるさま、またその音「【後漢書:張衡列傳】亂弱水之潺湲兮」◇涙がはらはらと流れ落ちるさま
棸
木4+8=総画数12 U+68F8
音読: チュウ[漢]、ジュウ[呉]
◆木名、未詳
◆人名用字「【舊唐書:卷一百八十四:列傳第一百三十四:宦官】…委*番棸蹶楀之徒…」「【客座贅語:卷九:畵蹟】朱王孫慶棸(山水小景)」
𠟕㔌
刀2+12=総画数14 U+207D5
音読: ソウ、ズ
◆細かく切る
𦺵
艸3+12=総画数15 U+26EB5
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆タカ(鷹)やワシ(鷲)などのタカ科の鳥の巣、同「菆」
𨝮郰鄹邑7+12=総画数19 U+2876E
音読: スウ[漢]、シュ[呉]、シュ[漢]、ス[呉]
◆春秋時代(前770年~前5世紀)に魯国にあった地名、現山東省曲阜市、孔子の生誕地として知られる
{山東省}
棹木4+8=総画数12 U+68F9
音読: ①トウ[漢]、ジョウ[呉]②タク[漢呉]
訓読: さお、さお・さす
①◆船を漕(こ)ぐ、漕いで舟を進める、同「䑲」
◆船を漕ぐ櫂トウ(かい、オールoar)や槳ショウ(パドルpaddle)のような道具、同「䑲」
②◆机、テーブルtable、同「槕(桌)」
◆[日]長い棒、水底を突いて舟を動かす長い棒、三味線の柄(え)
◆[日]箪笥(たんす)や三味線などを数える語
筆順
椉乘乗𠅞𠓲𣔕
木4+8=総画数12 U+6909
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: の・る、の・せる
◆高台(たかだい、周りからは一段と高く人や物が乗ることができるようなところ)に登(のぼ)る、馬や車・舟などの台ダイに上(あ)がる
◆(人が乗るための)馬や車・舟など(乗り物)
◆よい機会を捕(と)らえ(上に乗って)これを利用する
◆掛け算をする、掛け算
◆車一台を馬四頭で引く馬車・兵車ヘイシャ、また広く乗り物を指す、同「𨍱」「𨌤」
◆四つで一組になるもの「【管子:卷一:乘馬】…一乘者四馬也…」
◆史書、歴史書
◆仏教の教えの一つ、「大乘」「小乘」
𠟇剩剰
刀2+12=総画数14 U+207C7
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: あまつさ・え、あま・る
◆余(あま)る、余り、必要な分を除いた後の残り、残る
◆あまつさ・え、その上に
𣽘溗
水3+12=総画数15 U+23F58
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
◆後から寄せる波が前の波を乗り越えるさま
◆水が流れないさま
𩦆䮪
馬10+12=総画数22 U+29986
音読: ショウ、ジョウ
◆馬を去勢キョセイ(生殖器を切り取ること)する、去勢した馬、同「騬」
椑木4+8=総画数12 U+6911
音読: ①ヒ[漢呉]②ヘイ[漢]、バイ[呉]③ヘキ[漢]、ビャク[呉]
①◆カキ(柿)、カキノキ科カキノキ属の木、「椑柿ヒシ(渋柿の一種)」、「青椑セイヒ」「㮧椑ウヒ」などいずれもカキ(柿)の一種
{カキ}②◆酒などを飲むための円形の杯(さかずき)
◆斧(おの)の柄(え)
③◆棺(ひつぎ)、「杝椑イヘキ」「椑棺ヘキカン」
𥴖𥱼
竹6+12=総画数18 U+25D16
音読: ハイ[漢]、ベ[呉]、ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆竹や木を組んだ筏(いかだ)、同「箄」「簰」
極木4+8=総画数12 U+6975
音読: キョク[漢]、ゴク[呉]
訓読: きわ・み、きわ・まる、きわ・める、きわ・めて
◆屋根の棟(むね)、最も高いところ、またそこに渡した木、棟木(むなぎ)
◆頂点、先端
◆これ以上はない、それより先はない、またそこに達する
◆究(きわ)まる、尽(つ)きる
◆最高の、最上の
◆10の48乗
{数字}◆簡
「极」筆順
𣓕
木4+8=総画数12 U+234D5
音読: 未詳
◆未詳「【玉篇:卷十二:林部第一百五十九:𣓕】烏候切地名又市由切」「【集韻:卷八:去聲下:𠊱第五十:𣓕㭝𣕽】地名在竟陵」
𣽕
水3+12=総画数15 U+23F55
音読: オウ、ウ
◆水中に柴(しば)などを沈め、そこに入り込んだ魚を捕(と)る仕掛け、同「罧」「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:𣽕】於候切罧也冬月以疊草水中」
㮚栗𣗴𣡼𣡷木4+9=総画数13 U+3B9A
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
訓読: くり
◆クリ(栗)、ブナ科クリ属の果樹、またその実
{クリ}◆(栗の木は堅く腐りにくいことから)堅い
◆慄(おのの)く、恐れや寒さで体が震える、同「慄」
𠘍凓
冫2+13=総画数15 U+2060D
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆寒い、冷たい、「凓冽リツレツ」
𠟫𠞉𠜒𠜥
刀2+13=総画数15 U+207EB
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆削る、削り取る
𢢙慄
心3+13=総画数16 U+22899
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
訓読: おのの・く
◆恐れや寒さで体が震える、恐れで身が竦(すく)む、同「栗」
𣿚溧水3+13=総画数16 U+23FDA
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆「𣿚陽リツヨウ」、古県名また現市名、丹陽タンヨウ溧陽縣(現江蘇省常州市溧陽市)
{江蘇省}◆「𣿚水リッスイ」、古県名また現区名、現江蘇省南京市
𤩰瑮
玉4+13=総画数17 U+24A70
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の紋様モンヨウが規則正しく並んでいるさま
椿木4+9=総画数13 U+693F
音読: チュン[漢呉]、チン[慣]
訓読: つばき
◆伝説上の長寿の木
◆伝説上の大きく長寿であるという木の名、(大きく長寿であることから)父
「【莊子:逍遙遊】奚以知其然也…上古有大椿者以八千歲為春八千歲為秋…」◆「香椿チャンチン」、センダン科チャンチン属の木、同「杶」「橁」「櫄」
{チャンチン}◆[日]ツバキ(椿)、ツバキ科ツバキ属の木
◆[日]意外な、珍しい、不意の、「椿事チンジ」
筆順
𢢫心4+13=総画数17 U+228AB
訓読: たまつばき
◆歌舞伎の外題に用いる字
「【漢字源:心部:𢢫】」筆順
楊杨木4+9=総画数13 U+694A
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: やなぎ
◆ヤナギ(楊)、枝の垂れないヤナギ科ヤマナラシ属の木の総称、枝が垂れるものは「柳」
{ヤマナラシ} {ヤナギ}筆順
𣿘
水3+13=総画数16 U+23FD8
音読: トウ、ドウ
◆「𣿘隂トウイン」、同「蕩隂」、地名、現河南省安陽市湯陰県
𥂸
皿5+13=総画数18 U+250B8
音読: ヨウ[漢呉]
◆杯(さかずき)
𩁒鸉𪇚𪃌
隹8+13=総画数21 U+29052
音読: ヨウ[漢呉]
◆鳥名、タカ科チュウヒ属に属する鳥、同「白鷂ハクヨウ」「白鷢ハクケツ」「【爾雅註疏:釋鳥】楊鳥白鷢(《音義》鸉音楊…《疏》楊鳥一名白鷢郭云似鷹尾上白)」
鸉𪇚𩁒𪃌
鳥11+13=総画数24 U+9E09
音読: ヨウ[漢呉]
◆鳥名、タカ科チュウヒ属に属する鳥、同「白鷂ハクヨウ」「白鷢ハクケツ」「【爾雅註疏:釋鳥】楊鳥白鷢(《音義》鸉音楊…《疏》楊鳥一名白鷢郭云似鷹尾上白)」
楘𣖶𨎸𨍎𥠪
木4+9=総画数13 U+6958
音読: ボク[漢]、モク[呉]
◆轅エン(ながえ)に巻きつけ補強すると同時に飾りとする帯、同「鞪」
𨎸楘𣖶𨍎𥠪
車7+13=総画数20 U+283B8
音読: ボク[漢]、モク[呉]
◆轅エン(ながえ)に巻きつけ補強すると同時に飾りとする帯、同「鞪」
楙㮊柕木4+9=総画数13 U+6959
音読: ボウ[漢]、モ、ム[呉]
◆木が大きく成長するさま
◆ボケ(木瓜)、バラ科ボケ属の木
{ボケ}筆順
懋𢘅心4+13=総画数17 U+61CB
音読: ボウ[漢]、モ、ム[呉]
◆(目的とするものに向かって)力を尽くし励(はげ)む、盛んに努力する
◆大きくなるさま、盛んなさま、盛大なさまさま、同「茂」「楙」
筆順
𧝺袤𧞉
衣6+13=総画数19 U+2777A
音読: ボウ[漢]、モ、ム[呉]
◆丈(たけ)が帯までの衣服、上半身に纏(まと)う着物(「衣」という、下半身に纏う着物は「裳」)
◆南北方向の長さ、東西方向は「広」
◆南北方向に広い、東西方向は「広」
𧞉袤𧝺
衣6+13=総画数19 U+27789
音読: ボウ[漢]、モ、ム[呉]
◆丈(たけ)が帯までの衣服、上半身に纏(まと)う着物(「衣」という、下半身に纏う着物は「裳」)
◆南北方向の長さ、東西方向は「広」
◆南北方向に広い、東西方向は「広」
楚椘䠂木4+9=総画数13 U+695A
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
◆ニンジンボク(人参木)、シソ科ハマゴウ属の木、別名「牡荊ボケイ」
{ニンジンボク}◆小枝が付いたままの枝、柴(しば)
◆木の鞭むち
◆(鞭で打たれたような)痛み、苦しみ、「楚楚ソソ」、同「𤻇」
◆すっきりとしたさま、「楚楚ソソ」「清楚セイソ」
◆周代(西周)から戦国時代にかけての古国名、前11世紀~前223年
{春秋時代}◆古国名、別名「西楚」、前206年~前202年
{西楚代}◆五代十国時代の十国の一つ、別名「馬楚バソ」、907年~951年
{五代十国時代}◆湖北省・湖南省一帯(特に湖北省)の略称
{湖北省}筆順
儊
人2+13=総画数15 U+510A
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
◆滑らかでない
憷
心3+13=総画数16 U+61B7
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
◆痛(いた)む、同「𤻇」
◆びくびくする、恐(おそ)れる
檚
木4+13=総画数17 U+6A9A
音読: ソ、ショ
◆未詳「【廣成集:卷七:莫庭乂本命醮詞】…督邦賦則庭施檟檚…」
濋
水3+13=総画数16 U+6FCB
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
◆古川名、濟水セイスイ(現河南省済源市を源とする古川名)の支流、「濋水ソスイ」「【爾雅注疏:釋水】濟為濋…(《疏》此十者皆大水分出別爲小水之名)」
璴
玉4+13=総画数17 U+74B4
◆未詳
𤻇
疒5+13=総画数18 U+24EC7
音読: ソ、ショ
◆痛(いた)む、同「憷」
礎𥗈础石5+13=総画数18 U+790E
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
訓読: いしずえ
◆建物や橋などの構築物を支えるための柱の下に敷く大きな石、同「礩」「磶」「磌」「磩」「磉」
◆物事の土台(基礎、基本)となるもの
筆順
𨆄跙
足7+13=総画数20 U+28184
音読: ショ[漢]、ゾ[呉]
◆なかなか前に進めないさま、進んでは止まり進んでは止まるさま、同「趄」
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:御第九:跙𨆄阻】行不正也一曰馬蹄痛病或作𨆄阻」「【字彙:酉集:足部:𨆄】莊助切阻去聲馬阻蹄」
齼
齒15+13=総画数28 U+9F7C
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
◆歯がずきずき・しくしくと疼(うず)く、同「齭」
楤木4+9=総画数13 U+6964
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆「楤木ソウボク」、学名
Aralia chinensis、ウコギ科タラノキ属の木、別名「鵲不踏シャクフトウ」
「【物理小識:卷九】楤丈餘莖有刺山人取頭茹食謂之吻頭」◆[日]タラノキ(楤木)、ウコギ科タラノキ属の木、若芽を「タラノメ楤芽」と呼び古くから食用にされた
{タラノキ}
𥵅
竹6+13=総画数19 U+25D45
音読: ショウ、シュ、ソウ
◆小さな竹製の籠かご(容器)、同「檧」「【集韻:卷五:上聲上:董第一:𥵅{⿱艹楤}】方言箸筩自闗而西謂之桶𥵅或作{⿱艹楤}」
楬木4+9=総画数13 U+696C
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆立札(たてふだ)、標識ヒョウシキ、荷物などの中身を記した木札、同「櫫」
◆木の杭(くい)
◆虎が伏せた形に作り演奏の最後に鳴らす楽器の名、同「敔」「㮫」「䈓」「𥴭」、始まりに鳴らす楽器は「椌」「柷」
{楽器(打楽器)}
𥴭竹6+13=総画数19 U+25D2D
音読: ツ[漢]、ケチ[呉]
◆虎が伏せた形に作り演奏の最後に背中を叩き擦ることで音を出す楽器の名、同「敔」「楬」「㮫」「䈓」、演奏の始まりに鳴らすのは「柷」
{楽器(打楽器)}
𦼰
艸3+13=総画数16 U+26F30
音読: ケツ[漢]、ケチ[呉]、ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆「𦼰車・藒車・䔾車ケッシャ」、香草名、古く脱臭や防虫に用いたとされ、一説に葉は黄色で白い花が咲くという、同「芞藇キヨ」「【玉篇《摛藻堂四庫全書薈要》本:卷十三:艸部第一百六十二:𦼰】去竭切䔾車香草藒同上」
業业𤎸𤑽木4+9=総画数13 U+696D
音読: ギョウ[漢]、ゴウ[呉]
訓読: わざ
◆鍾ショウや磬ケイなどの打楽器を吊るすための横木(筍)の上の横板、吊るした楽器の位置が演奏中にずれないように凹みや突起がついていたという、「业」はそれを象ったもの、同「㸣」「𢄁」
◆(特に生活するための)仕事、仕事をする、それによって得た財産、「産業」は中国では「資産・私有財産」のこと
◆学問、技芸
◆行い、行為、それによって受ける報い
◆既に
筆順
㒒僕𢖃䑑
人2+13=総画数15 U+3492
音読: ホク[漢]、ボク[呉]
訓読: しもべ
◆個人の家に仕(つか)え主(あるじ)の身の回りの世話をする男子、召し使い、同「仆」、君主などの大身に仕える者は「臣」
◆他の家に仕え馬を御する者、御車ギョシャ(馭者)
◆(男性が自らを卑下して)私、我(われ)
𠟪
刀2+13=総画数15 U+207EA
音読: ギョウ[漢]、ゴウ[呉]、ショウ[漢呉]
◆途切れずに続く、切れずに繋がる
𡑿墣㙸𡓙
土3+13=総画数16 U+2147F
音読: ホク[漢呉]、ハク[漢]
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「圤」
嶪嶫
山3+13=総画数16 U+5DAA
音読: ギョウ[漢]、ゴウ[呉]
◆山が高く聳(そび)えるさま、「岌嶪ギュウギョウ」
◆山が高いさま、山が高く険しいさま、「㠍嶪シュウギョウ」、同「磼礏ソウギョウ」
嶫嶪
山3+13=総画数16 U+5DAB
音読: ギョウ[漢]、ゴウ[呉]
◆山が高く聳(そび)えるさま、「岌嶪ギュウギョウ」
◆山が高いさま、山が高く険しいさま、「㠎嶫シュウギョウ」、同「磼礏ソウギョウ」
擈撲手3+13=総画数16 U+64C8
音読: ホク[漢呉]、ボク[慣]
訓読: なぐ・る、う・つ、ぶ・つ
◆なぐ・る、打(う)つ、短く「ぽん」「ぱん」「ばん」と叩(たた)く、同「攴」「𢷏」、同簡
「扑」◆「ぱん」「ぱっ」「さっ」と叩き払(はら)う、また押さえる
◆ぶつかる、ぶつける
◆ぶつかって倒れる
◆「擈地・𢷏地プゥディ」、「ぽん」「ぱっ」「ぎゅ」などという短い動きを表す副詞、「擈地生・𢷏地生プゥディシャン(ぽんと生まれ出る)」「擈地把・𢷏地把プゥディバァ(ぱっと握る)」
曗曄晔𣋌曅𣋓
日4+13=総画数17 U+66D7
音読: ヨウ[漢呉]
◆盛んに光る、明るく光る、同「燁」
檏樸木4+13=総画数17 U+6A8F
音読: ホク、ハク[漢]、ボク[呉]
◆切り出されたままの手が加えられていない木、本来の姿のままで手が加えられていないさま、自然で飾り気がないさま、同簡
「朴」◆小さな木が叢(むら)がり生えているさま、同「㯷」
◆「檏樕ボクソク」◇木名、未詳、柱(はしら)また薪(たきぎ、まき)として利用されるという、同「樕檏ソクボク」、別名「槲樕コクソク」
「【爾雅注疏:釋木】樕樸心(《注》槲樕別名…《疏》樸樕一名心某氏曰樸樕槲樕也有心能𤃁江河間以作柱是樸樕爲木名也…樸樕此作樕樸…)」「【書敘指南:卷十六:五穀薪蒸】樸樕碎木曰薪材」◇[日]コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などのブナ科コナラ属の木、樹皮は生薬として利用される
{コナラ} {クヌギ}
𣩫
歹4+13=総画数17 U+23A6B
音読: ヨウ
◆「殗𣩫ヨウヨウ」、臥(ふ)せったり起きたりの状態を繰り返す軽度の病気、同「殗殜ヨウヨウ・ヨウチョウ」
澲
水3+13=総画数16 U+6FB2
音読: ギョウ[漢]、ゴウ[呉]
◆未詳「【廣韻:入聲:卷第五:業第三十三:澲】橫水大版」
㸁熯𤑆
火3+13=総画数16 U+3E01
音読: ①カン[漢呉]②ゼン[漢]、ネン[呉]
①
◆火に当たって乾く、水分が蒸発する、同「焊」
②
◆火に当てて焼く
◆畏(かしこ)まり恐れ入るさま
㸣
片4+13=総画数17 U+3E23
音読: ギョウ[漢]、ゴウ[呉]
◆鐘ショウ・磬ケイ・鼓などの打楽器を吊るすための横木、同「業」
𤾧
白5+13=総画数18 U+24FA7
◆未詳「【康熙字典:午集中:白部:𤾧】《篇海》魚怯切音業草木白花」
礏
石5+13=総画数18 U+790F
音読: ギョウ、ギュウ、ゴウ
◆山が高いさま、「磼礏ソウギョウ」、同「㠎嶫シュウギョウ」
䌜
糸6+13=総画数19 U+431C
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆(綻びを)縫い合わせる
◆綻びを繕う
◆縛る、結わく
𧬬
言7+13=総画数20 U+27B2C
音読: ガ、ゲ
◆「䛽𧬬ソウガ」、冗談を言うさま、面白おかしい冗談
𨗩𨖐
辵3+13=総画数16 U+285E9
音読: サク、ザク
◆岩や石に孔(あな)を穿(うが)つ、穴を掘り向こう側まで貫き通す、同「鑿」
鄴邺邑3+13=総画数16 U+9134
音読: ギョウ[漢]、ゴウ[呉]
◆古地名、春秋時代(前770年~前5世紀)の齊セイ(別名姜齊キョウセイ、 前11世紀~前379年)に城が築かれた、現河北省邯鄲市臨漳県付近
{河北省}◆「建鄴ケンギョウ」、古地名、呉ゴ(別名孫呉ソンゴ、222年~280年)の都城トジョウ(首都)、晋代(別名東晋トウシン、317年~420年)に「建康ケンコウ」と改められ、以降宋ソウ・齊セイ・梁リョウ・陳チンに至るまで都城であった、現江蘇省南京市
{三国時代}
䧨𨼙
阜3+13=総画数16 U+49E8
音読: ギョウ[漢]、ゴウ[呉]
◆(崖などが)切り立って危険なさま
𩕟𩪤
頁9+13=総画数22 U+2955F
音読: ギョウ、ゴウ
◆「𩨞𩕟ソウギョウ」、頭が動くさま、或いは頭を動かすさま「【集韻:卷十:入聲下:盇第二十八:𩪤𩕟】𩨞𩪤首動皃」
驜
馬10+13=総画数23 U+9A5C
音読: ギョウ[漢]、ゴウ[呉]
◆馬が大きく逞しいさま
𩪤𩕟
骨10+13=総画数23 U+29AA4
音読: ギョウ、ゴウ
◆「𩨞𩪤ソウギョウ」、頭が動くさま、或いは頭を動かすさま「【集韻:卷十:入聲下:盇第二十八:𩪤𩕟】𩨞𩪤首動皃」
鸈
鳥11+13=総画数24 U+9E08
音読: ギョウ[漢]、ゴウ[呉]
◆人の吉凶を知るといわれる鳥
𪖊
鼠13+13=総画数26 U+2A58A
◆未詳「【字彙:亥集:鼠部:𪖊】五耋切音業出海篇」
楺
木4+9=総画数13 U+697A
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆木を目的の形に曲げる、同「煣」
𡀐
口3+13=総画数16 U+21010
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:口部第七:𡀐{⿰口杼}】俗直呂反正作佇」
𦽩
艸3+13=総画数16 U+26F69
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆揉(も)む、揉んで柔らかくする、同「揉」
楽樂𣠋乐木4+9=総画数13 U+697D
音読: ①ガク[漢呉]②ラク[漢呉]
訓読: たの・しい、たの・しむ
①◆音を奏(かな)でる、「音楽オンガク」
②◆調和が取れて心地よい、心や体を煩(わずら)わせるものが何もなく安らかで快い、悦(よろこ)ばしい
筆順
檪櫟栎木4+13=総画数17 U+6AAA
音読: レキ[漢]、リャク[呉]
訓読: くぬぎ、いちい
◆コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などの団栗(どんぐり)の成るブナ科コナラ属の木の総称
{コナラ} {クヌギ}◆「枹檪ホウレキ」、コナラ(小楢)、ブナ科コナラ属の木
{コナラ}◆「麻檪マレキ」、クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木
{クヌギ}◆「檪陽レキヨウ」、秦代・漢代(前221年~220年)の古県名、現陝西省西安市
{陝西省}◆[日]イチイ(櫟)、別名イチイガシ(一位樫)、ブナ科コナラ属の木
{イチイ}筆順
䃯礫𥕴砾
石5+13=総画数18 U+40EF
音読: レキ[漢]、リャク[呉]
◆小石(こいし)、石塊(いしころ)
◆砕けて小さくなった石、「瓦礫ガレキ」
薬藥𣛙艸3+13=総画数16 U+85AC
音読: ヤク[漢呉]
訓読: くすり
◆病(やまい)や傷を治(なお)したり癒(いや)したりする効果のある物質
◆病や傷を治す、癒す
◆他に化学作用を及ぼす物質
◆「芍薬シャクヤク」、ボタン科ボタン属の草、根は生薬として利用される
{シャクヤク}筆順
榆楡木4+9=総画数13 U+6986
音読: ユ[漢呉]
訓読: にれ
◆ニレ(楡)、ニレ科に属する木、緑色の若い実は蒸してじっくりと醸(かも)すと旨(うま)い酒になり、熟した実(始めは乳緑色をしているが熟すと乳白色になる)を乾かし砕いて醤(ひしお、濃い液状またペーストpaste状の調味料や食品)にするという
「【齊民要術:種榆白楊第四十六】崔寔曰二月榆莢成及青收乾以為旨蓄(旨美也…司部收青莢小蒸曝之至冬以釀酒滑香宜養老…)色變白將落可作𨡭䤅隨節早晏勿失其適」 {ニレ}◆「刺榆シユ」、ハリゲヤキ(針欅)、ニレ科ハリゲヤキ属の木
{ハリゲヤキ}
䕆
艸3+13=総画数16 U+4546
音読: トウ[漢]、ズ[呉]
◆座る時に腰の下に敷く円形の藁で作った敷物
榑木4+10=総画数14 U+6991
音読: フ[漢]、ブ[呉]
訓読: くれ
◆「榑桑フソウ」、東方の太陽が出るところにあるという神木、同「扶桑」
◆[日]切り出して枝を払っただけの(皮が残ったままの)丸太
◆[日]「節榑(ふしくれ)」、節(ふし)が多いさま
筆順
𦼭艸3+14=総画数17 U+26F2D
音読: ハク
◆壁(かべ)部分の柱、壁枠(わく)内の柱、同「𣝍」
◆同
「欂」参照
榛樼木4+10=総画数14 U+699B
音読: シン[漢呉]
訓読: はしばみ、はり、はる
◆ハシバミ(榛)、カバノキ科ハシバミ属の木、英名を「ヘーゼルhazel」といい実は「ヘーゼルナッツhazelnut」と呼ばれる
{ハシバミ}◆木や草が叢(むら)がり生えるさま、同「㰉」「𦿒」「蓁」
◆[日]ハンノキ(榛の木)、ハリノキ(榛の木)、カバノキ科ハンノキ属の木
{ハンノキ}筆順
𦿒
艸3+14=総画数17 U+26FD2
音読: シン[漢呉]
◆草木が叢(むら)がり生えるさま、同「榛」「【龍龕手鑑:卷二:草部第八:𦿒】士臻反木藂生也」
榦𠏉𣘒
木4+10=総画数14 U+69A6
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆(壁や塀の一部を成す)扉・戸・窓・門などの両脇の柱、壁や塀の角(すみ)や両端に立てる丈夫な柱は「楨」
◆木の幹(みき)
𦾮𧁀𦼮
艸3+14=総画数17 U+26FAE
音読: カン[漢呉]
◆イネ科(イネ稲・タケ竹など)の植物にみられる内部が空洞になっている茎(くき)、同「稈」
榮栄荣木4+10=総画数14 U+69AE
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
訓読: さか・える、は・える
◆草木が盛んに茂る、花が華やかに咲き盛る
◆繁盛する
◆華やかなさま、目立つさま
◆軒先(のきさき)の両端の反り上がった部分
「【說文解字:木部:榮】屋梠之兩頭起者為榮」◆キリ(桐)、キリ科の木
{キリ}筆順
儝
人2+14=総画数16 U+511D
音読: ケイ、ギョウ
◆未詳「【方言:第六】絓(音乖)挈(口八反)𠎽(古焭字)介特也楚曰儝晉曰絓秦曰挈物無耦曰特獸無耦曰介」
嬫
女3+14=総画数17 U+5B2B
音読: エイ、ヨウ
◆女性名用字
嶸嵘山3+14=総画数17 U+5DB8
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]、コウ[漢]、オウ[呉]
◆山が高く聳(そび)え立つさま、同「峵」
◆「崢嶸ソウエイ・ソウコウ」、高い山が競い立つさま
筆順
㩞
手3+14=総画数17 U+3A5E
◆策サク、方策ホウサク、手法シュホウ「【古文苑:卷五:圍棊賦】…勝負之㩞兮(㩞一作策)」
檾𤍔𣘑木4+14=総画数18 U+6ABE
音読: ケイ[漢]、キョウ[呉]
◆イチビ(苘麻)、アオイ科イチビ属の草、茎の皮から麻に似た白っぽい繊維を作る、同「苘」「𪎨」、同「白麻ハクマ」
{イチビ}
𣞁
木4+14=総画数18 U+23781
◆人名用字「【滎陽外史集:卷四十四:宋故光祿大夫建安郡開國朱公神道碑銘】…梣子三人𣞁字…」「【弇山堂別集:卷七十:謚法紀一:一字謚】懐…追封晉王表𣞁襄王祐材(俱弘治)…」
濚溁
水3+14=総画数17 U+6FDA
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆水が湧き出るさま、同「濴」
◆「澴濚カンエイ」、水が渦巻くさま
爃
火4+14=総画数18 U+7203
音読: エイ
◆「朱日爃シュジツエイ」、人名、明代(1368年~1644年)の人「【明季南略:卷之五:南都公檄】…主事朱日爃…」
蠑蝾虫6+14=総画数20 U+8811
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆「蠑螺エイラ」、サザエ(栄螺・拳螺)、サザエ科の巻貝
◆「蠑螈エイゲン」、イモリ(井守・蠑螈)、イモリ科の両生類、別名「蛇醫シャイ」
筆順
𨏍車7+14=総画数21 U+283CD
訓読: いえづと
◆[日]いえづと、家に持ち帰る土産(みやげ)、「家苞・家裹(いえづと)」
筆順
鑅
金8+14=総画数22 U+9445
音読: コウ、オウ
◆鐘ショウ(かね)の音
榴橊木4+10=総画数14 U+69B4
音読: リュウ[漢]、ル[呉]
◆「石榴セキリュウ」、ザクロ(石榴・柘榴・若榴)、ミソハギ科ザクロ属の木、またその果実
{ザクロ}◆「榴槤・榴蓮リュウレン」、ドリアンdurian、アオイ科ドリアン属の木、またその果実
{ドリアン}筆順
籕籀籒
竹6+14=総画数20 U+7C55
音読: チュウ[漢]、ジュウ[呉]
◆書ショを読む、読み解(と)く
◆漢字の書体の一つ、西周セイシュウ(前11世紀~前771年)後期に作られた書体とされる、「籀文チュウブン」、別名「大篆ダイテン」
槀槁木4+10=総画数14 U+69C0
音読: コウ[漢呉]
◆木が枯(か)れる、枯木、水分を失って乾涸(ひから)びる、同「藁」
◆藁(わら)、穀物などの穂(ほ)や葉を除いた茎、また乾燥した茎、同「藁」「稿」
◆「槀本コウホン」、セリ科ミヤマセンキュウ属の草、またその根茎を乾燥させた生薬の名、同「藁本」
{コウホン}◆矢柄・矢幹(やがら)、矢の柄(え、棒状の部分)
{武器(弓箭)}
燺
火4+14=総画数18 U+71FA
音読: コウ[漢呉]
◆火で熱し乾(かわ)かす、また乾く
藁藳艸3+14=総画数17 U+85C1
音読: コウ[漢呉]
訓読: わら
◆穀物などの穂(ほ)や葉を除いた茎、また乾燥した茎、同「槀」「稿」
◆枯(か)れる、水分を失って乾涸(ひから)びる、同「槀」
◆「藁本コウホン」、セリ科ミヤマセンキュウ属の草、またその根茎を乾燥させた生薬の名、同「槀本」
{コウホン}筆順
槃木4+10=総画数14 U+69C3
音読: ハン[漢]、バン[呉]
◆木製の浅い盆ボンや皿状の器、同「盤」
◆ゆったりと楽(らく)にする
筆順
𤻧瘢
疒5+14=総画数19 U+24EE7
音読: ハン[漢]、バン[呉]
◆傷(きず)や腫れ物(はれもの)が治(なお)った後に残る痕(あと)、傷痕(きずあと)や染(し)み、同「㾻」「疤」
◆傷や染み、瑕疵カシ、欠点
𧓙蟠𧑪
虫6+14=総画数20 U+274D9
音読: ハン[漢]、ボン、バン[呉]
訓読: わだかま・る
◆塒(とぐろ)を巻く、体を丸くする
◆塒(とぐろ)を巻いてじっと動かない、どっしりと腰を据(す)えて動かない
◆ダンゴムシ(団子虫)、ワラジムシ目の虫で団子のように体を丸くする虫の総称、別名「鼠婦・鼠負ソフ」「𧑓蝜ショフ」「蛜蝛イイ」「【爾雅注疏:釋蟲】蟠鼠負(《注》甕器底蟲)」
◆「𧓙曲ハンキョク」◇くねくねと曲がる◇心中に重くのしかかるものがどっしりと腰を据えて動かない
構𣕛木4+10=総画数14 U+69CB
音読: コウ[漢]、ク[呉]
訓読: かま・える、かま・う
◆材木をしっかりと組んで建物を作る、また出来上がった建物
◆(建物・作品・組織など)幾つかの素材や要素を組み合わせて作り上げる、また組み立て上がったもの
◆組み立てる、成り立たせる
◆簡
「构」◆[日]かま・える、身や心の形を整える
◆[日]かま・う、人にあれこれと関わる
筆順
𥵡簼
竹6+14=総画数20 U+25D61
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆伏籠(ふせご)、薫籠クンロウ、火の上に伏せて被(かぶ)せる半球状の籠(かご)、同「篝」
槖橐𢅍𢄿
木4+10=総画数14 U+69D6
音読: タク[漢呉]
◆筒(つつ)状で両端共に開いている袋、中に物を入れて両端を縛(しば)る袋、同「㯻」、開け口が一つの袋を「囊ノウ(ふくろ)」
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置
◆「橐駝タクダ」、ラクダ(駱駝)、ラクダ科の哺乳類
𢷌拓𢸨𢫳
手3+14=総画数17 U+22DCC
音読: タク[漢呉]
訓読: ひら・く
◆切り開く、押し広げる、広げる
◆凹凸があるものに紙を当て上からたんぽ(綿などを丸め棒の先に取り付け墨を含ませたもの)で叩きながら文字や絵柄を写し取る、石摺(いしずり)、同「搨」
𣝔𣟄
木4+14=総画数18 U+23754
音読: タク[漢呉]
◆夜警や見張りなどの際に打ち鳴らす拍子木(ひょうしぎ)、同「柝」
𧓜𧔬𧑠
虫6+14=総画数20 U+274DC
音読: ト、ツ
◆キクイムシ(木食い虫)、キクイムシ科の虫、同「蠹」「螙」
𩏮䪔𩏵
韋9+14=総画数23 U+293EE
音読: フ[漢]、ブ[呉]
◆車に輿(こし)を固定するための鞣(なめ)し革製の紐、同「𩌏」
◆座る時に腰の下に敷く鞣(なめ)し革製の敷物、同「䪙」
驝𩧐
馬10+14=総画数24 U+9A5D
音読: タク[漢呉]
◆「驝駝・馲駝タクダ」、ラクダ(駱駝)、ラクダ科の哺乳類
𣗥
木4+10=総画数14 U+235E5
音読: キョク、コク
◆棘(いばら)、刺(とげ)のある木、同「棘」「【廣韻:去聲:霰第三十二:荐:栫】圍也左傳云栫之以𣗥」
𢣱
心4+14=総画数18 U+228F1
◆鬼仙キセン(道教の「五仙、天仙・神仙・地仙・人仙・鬼仙」の一と思われる)の名「【酉陽雜俎《欽定四庫全書》本:卷十四:諾皐記上】太真科經有鬼仙丙戌鬼名日𪚣生 丙午日鬼名挻𢐪 乙卯日鬼名天陪 戊午日鬼名耳述 壬戌日鬼名𨕌 辛丑日鬼名䢑 乙酉日鬼名聶左 丙辰日鬼名夭𨗑 辛卯日鬼名𢣱 酉䖝鬼名髪廷𨑺 厠鬼名頊天竺(一曰笙)語忘敬遺二鬼名婦人臨產呼之不害人長三寸三分上下烏衣 馬鬼名賜 虵鬼名𠋙石圭(一曰𠪨) 井鬼名瓊 衣服鬼名甚遼 *神{𨝒-阝}鬱壘領萬鬼」」
𣠆
木4+17=総画数21 U+23806
◆未詳
𣘐
木4+10=総画数14 U+23610
音読: キョク、コク
◆棘(いばら)、刺(とげ)のある木、同「棘」「【字彙補:辰集:木部:𣘐】俗棘字袁桷七觀不𣘐不茨」
𢣡僰𠍷𠒧𤏡心4+14=総画数18 U+228E1
音読: ホク[漢]、ボク[呉]
◆古地名、四川省南部から雲南省北部(長江の南)一帯の地域、またそこに住む人、また民族
◆西漢代(前202年~8年)に現四川省宜賓市付近にあった県名、「僰道ホクドウ」
「【說文解字注:人部:僰】犍爲蠻夷」「【廣韻:入聲:德第二十五:菔:僰】僰道縣在犍爲又丁壯皃亦醜也亦作𧟵…」 {四川省}
𧀃
艸3+14=総画数17 U+27003
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:草部第八:𧀃】俗音{⿱艹𣗥}」「【字彙補:申集:艸部:𧀃】同蕀」
槧椠木4+11=総画数15 U+69E7
音読: セン[漢呉]、
◆文字を書くための木の板
◆書籍の版木(はんぎ)
◆木簡モッカン、文書や手紙
筆順
𧀵蔪𦾶
艸3+15=総画数18 U+27035
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆草や穀物の穂が伸び揃っているさま
◆草木を刈る
槳桨㯍木4+11=総画数15 U+69F3
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
◆舟を漕(こ)ぐ、漕いで舟を進める
◆舟を漕ぐカヌーcanoeのパドルpaddleのような先端(或いは両端)が篦(へら)状になった道具、通常船首に向かって座り、前から後ろに向かって水を搔(か)く、体の向きと同じ方向に船が進む、同「楫」、船尾に向かって座り後ろから前に向かって水を搔くものは「櫂」、船尾で立って漕ぐものは「櫓」「艪」
筆順
𥷃𥶝
竹6+15=総画数21 U+25DC3
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
◆舟を漕ぐカヌーcanoeのパドルpaddleのような先端(或いは両端)が篦(へら)状になった道具、通常船首に向かって座り、前から後ろに向かって水を搔(か)く、体の向きと同じ方向に船が進む、同「槳」「楫」
樂楽𣠋乐木4+11=総画数15 U+6A02
音読: ①ガク[漢呉]②ラク[漢呉]
訓読: たの・しい、たの・しむ
①◆音を奏(かな)でる、「音楽オンガク」
②◆調和が取れて心地よい、心や体を煩(わずら)わせるものが何もなく安らかで快い、悦(よろこ)ばしい
筆順
嚛𪠸
口3+15=総画数18 U+569B
音読: コク[漢呉]
◆食べ物の味が辛(から)い(辛すぎる)、また味が濃い(濃すぎる)、そのような食べ物
◆未詳、「大いに飲む」か「大きな音を立てて飲む」か?「【玉篇:卷五:口部第五十六:嚛】火沃切大啜…」「【龍龕手鑑:卷二:口部第七:嚛】…一曰大歠聲」
㦡
心3+15=総画数18 U+39A1
音読: ラク
◆楽しむ、楽しい、同「樂(楽)」
擽攊㧰手3+15=総画数18 U+64FD
音読: リャク[漢]、ラク[呉]
訓読: くすぐ・る
◆打つ、ぴしゃりと叩(たた)く
◆[日]くすぐ・る、軽く触れて撫(な)でる、こそばゆい感じにさせる
筆順
𣀝
攴4+15=総画数19 U+2301D
音読: シャク
◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:藥第十八:𣀝】{⿰夾攴}𣀝不定皃」
櫟檪栎木4+15=総画数19 U+6ADF
音読: レキ[漢]、リャク[呉]
訓読: くぬぎ、いちい
◆コナラ(小楢)やクヌギ(櫟・椚・橡・櫪)などの団栗(どんぐり)の成るブナ科コナラ属の木の総称
{コナラ} {クヌギ}◆「枹櫟ホウレキ」、コナラ(小楢)、ブナ科コナラ属の木
{コナラ}◆「麻櫟マレキ」、クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木
{クヌギ}◆「櫟陽レキヨウ」、秦代・漢代(前221年~220年)の古県名、現陝西省西安市
{陝西省}◆[日]イチイ(櫟)、別名イチイガシ(一位樫)、ブナ科コナラ属の木
{イチイ}筆順
濼泺水3+15=総画数18 U+6FFC
音読: ①ラク[漢呉]②レキ[漢]、リャク[呉]
①◆古国名、現山東省済南市歴城区付近にあった、同「㴖」「䨰」
「【集韻:卷十:入聲下:鐸第十九:濼䨰㴖】陂澤或作䨰亦省濼古國名」 {山東省}②◆テリハヤブソテツ(照葉藪蘇鉄)、オシダ科ヤブソテツ属のシダ植物
「【爾雅:釋草】濼貫衆」 {テリハヤブソテツ}
爍烁火4+15=総画数19 U+720D
音読: シャク[漢呉]
◆明々(あかあか)と光り輝(かがや)くさま、明々と燃え盛るさま、「灼爍シャクシャク」
◆火で焼かれように熱(あつ)いさま
◆金属などを熱(ネッ)して溶(と)かす、同「鑠」
筆順
𤢴
犬3+15=総画数18 U+248B4
音読: シャク、レキ
◆犬が驚くさま、また怯(おび)えるさま、同「𤡯」
◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:錫第二十三:{⿰豸歴}{⿰犭歴}𤢴{⿰犭𠩵}】獸名」
瓅
玉4+15=総画数19 U+74C5
音読: レキ[漢]、リャク[呉]
◆「玓瓅テキレキ」、珠シュ(たま、真珠などの球状の宝石)のように白く輝くさま、同「的皪」「的㿨」
𤻲
疒5+15=総画数20 U+24EF2
音読: リョウ[漢呉]
◆肉体的・精神的な病(やまい)・傷(きず)や飢(う)え・渇(かわ)きなどを治(なお)す、癒(いや)す、同「療」「【廣雅:卷一:釋詁】…𤻲(始藥以灼)…病也」
皪
白5+15=総画数20 U+76AA
音読: レキ[漢]、リャク[呉]
◆「的礫テキレキ」、白いさま、白く輝くさま、同「的㿨」「玓瓅」「【史記:卷一百十七:司馬相如列傳】…皓齒粲爛宜笑的礫(索隱郭璞曰鮮明貌也楚詞曰美人皓齒以姱又曰蛾眉笑以的皪音礫也)」「【玉篇:卷二十:白部第三百三:皪】來的切玓皪明珠也」「【廣韻:入聲:錫第二十三:靂:皪】的皪白狀」
𤾾
白5+18=総画数23 U+24FBE
◆未詳「【廣川書跋:卷二:石鼓文】…𩵮(所加反今作鯊)其斿(今作游)𧽾𧽾(薛作散鄭作𨅖相闗反)帛(古文泊字下同泊)魚𤾾𤾾(音洛薛作鱳)其𦿘(鄭云{⿲艹次皿}亦作𦿘讀與俎豆之俎同)…」
礫䃯𥕴砾石5+15=総画数20 U+792B
音読: レキ[漢]、リャク[呉]
◆小石(こいし)、石塊(いしころ)
◆砕けて小さくなった石、「瓦礫ガレキ」
筆順
纅𦇬
糸6+15=総画数21 U+7E85
音読: ヤク[漢呉]
◆光沢のある艶やかな糸
𦘈聯聨䏈聮𦕱聫𦖹联
耳6+15=総画数21 U+26608
音読: レン[漢呉]
◆繋(つな)がって一続(ひとつづ)きになる、途切れずに繋がる、連(つら)なる、同「䏈」「連」
◆結び付く、繋がり合う
◆「𦘈句レンク」、複数人が一句ずつ作詩し、それを一つに纏(まと)めた漢詩
藥薬𣛙艸3+15=総画数18 U+85E5
音読: ヤク[漢呉]
訓読: くすり
◆病(やまい)や傷を治(なお)したり癒(いや)したりする効果のある物質
◆病や傷を治す、癒す
◆他に化学作用を及ぼす物質
◆「芍藥シャクヤク」、ボタン科ボタン属の草、根は生薬として利用される
{シャクヤク}◆簡
「药」筆順
𧔉
虫6+15=総画数21 U+27509
◆「蝭𧔉(音未詳)」、晩夏から初秋にかけて鳴く小形のセミ(蝉)、別名「寒蝉カンセン(かんぜみ)」「【大戴禮記:夏小正】寒蟬鳴蟬也者蝭𧔉也」
觻角7+15=総画数22 U+89FB
音読: ①レキ[漢]、リャク[呉]②ロク[漢呉]
①◆鋭く尖(とが)った獣の角(つの)
②◆「觻得ロクトク」、漢代(前202年~220年)に置かれた古県名、現甘粛省張掖市西北付近
{甘粛省}
𧭥
言7+15=総画数22 U+27B65
音読: ラク[漢呉]
◆「𧭥詤ラクコウ」、狂言キョウゲン、つじつまの合わない話、戯言(たわごと)
䟏
走7+15=総画数22 U+47CF
音読: レキ[漢]、リャク[呉]、シャク[漢呉]
◆飛ぶように駆(か)ける、同「躒」
躒跞
足7+15=総画数22 U+8E92
音読: ①レキ[漢]、リャク[呉]②ラク[呉]
①
◆跳(と)び越える、大きく跳んで前に進む
◆飛ぶように駆(か)ける、同「䟏」
②
◆「逴躒・踔躒・逴犖タクラク」、抜きん出ているさま、群を抜いているさま、同「卓越タクエツ」「【文選(文選注):賦甲:西都賦】封畿之內厥土千里逴躒諸夏兼其所有(…逴躒猶超絕也…)」
轢轹車7+15=総画数22 U+8F62
音読: レキ[漢]、リャク[呉]、ラク[漢呉]
訓読: ひ・く
◆車輪が人や物の上を踏み付けるように転がって行く、踏み潰(つぶ)す
◆踏み付けにする、踏み躙(にじ)る
筆順
䤕
酉7+15=総画数22 U+4915
音読: カク[漢呉]
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味
鑠𨰤铄金8+15=総画数23 U+9460
音読: シャク[漢呉]
◆金属などを熱して溶(と)かす
◆明るく輝(かがや)くさま、いきいきと輝くさま、美しいさま、同「𡤤」
筆順
𩟧
食8+15=総画数23 U+297E7
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:食部第十八:𩟧】舊藏作鑠音式若反銷𩟧」
鱳
魚11+15=総画数26 U+9C73
音読: ラク
◆魚名、未詳「【說文解字:魚部:鱳】魚名出樂浪潘國」「【集韻:卷十:入聲下:錫第二十三:𩹺𩽏鱳】魚名博雅䰲也」
𪇱
鳥11+15=総画数26 U+2A1F1
音読: ラク[漢呉]
◆タカ科のトビ(鳶)或いはタカ(鷹)の類、一説では体は黒く斑(まだら)紋があり頭は赤いという「【山海經:西山經】…有鳥焉一首而三身其狀如𪇱其名曰鴟(𪇱似雕黑文赤頸音洛…)」
樊𤕩木4+11=総画数15 U+6A0A
音読: ハン[漢]、ボン[呉]
◆木を組んだ垣根(かきね)や柵(さく)、同「棥」「藩」
◆囲い込む、取り囲む
◆鳥獣などが逃げ出さないように被(かぶ)せる籠(かご)
◆入り混じるさま、乱雑なさま、「樊然ハンゼン」
筆順
攀𠮖手4+15=総画数19 U+6500
音読: ハン[漢]、ヘン[呉]
訓読: よ・じる
◆引く、手前に引っ張る、引き寄せる、同「扳」「𢸅」「𡴂」「𠬜」
◆腹這い(はらばい)になって前に伸ばした手を手前に引き寄せる(手が支点となることから、結果体が前に進む)
◆縋(すが)る、体を摺(す)り寄せる
◆「攀附ハンプ」◇縋り付く、ものに体をしっかりと摺り寄せて掴(つか)まる◇立身出世のために地位や権力のある人に体を摺り寄せる(摺り寄せてねだる)こと
「【宋史:卷二百六十八:列傳第二十七:張遜】…遜小心謹慎徒以攀附至貴顯…」筆順
𢸅
手3+15=総画数18 U+22E05
音読: ハン、ヘン
◆引く、手前に引っ張る、引き寄せる、同「攀」「扳」
礬𥖎矾石5+15=総画数20 U+792C
音読: ハン[漢]、ボン[呉]、バン[慣]
◆硫酸塩を含んだ結晶、一般には「明礬(ミョウバン)」と呼ばれる
◆「山礬サンバン」、クロバイ(黒灰)、ハイノキ科の木ハイノキ属の木、同「椗花テイカ」
{クロバイ}筆順
蠜
虫6+15=総画数21 U+881C
音読: ハン、ボン
◆バッタ(飛蝗)・イナゴ(蝗)などのバッタ目の昆虫の称、別名「蛗螽フシュウ」
𩧅
馬10+15=総画数25 U+299C5
音読: ハン、ボン
◆「𩧅駤ハンチ」、馬が躊躇(ためら)ってなかなか前に進まないさま
樋木4+11=総画数15 U+6A0B
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
訓読: とい、ひ
◆木名、未詳、【正字通】は「蓪」と同義とする、また一説に「木通」の合字で「アケビ(木通、アケビ科アケビ属の蔓性の木)」とする
「【正字通:辰集中:木部:樋】俗字舊註音通汎云木名誤與艸部通艸作蓪同」◆とい、ひ、水を通すための筒(つつ)状また筒を半分に割ったような形状のもの
「【安平縣雜記:(農)工業:製造】…車下用桶收汁、付出樋管、流落澄清桶…」筆順
𥶥
竹6+15=総画数21 U+25DA5
◆未詳
𨯁𨫤金8+15=総画数23 U+28BC1
訓読: ひ
◆[日]鉱脈コウミャク
「【漢字源:金部:𨯁】鉱脈」◆[日]「高𨯁(たかひ)」、地名、山形県寒河江市大字幸生字高𨫤、同「高樋」
筆順
樞枢木4+11=総画数15 U+6A1E
音読: シュ[漢]、ス[呉]、スウ[慣]
訓読: とぼそ、とまら、くるる
◆開き戸(押したり引いたりして開閉する戸)を開閉する際に回転軸となる部分の、扉の上("∩"字状)下("∪"字状)の突起(「枢、とまら」という)とその突起を差し込む穴(「枢、とぼそ」という)、またそのような扉を開閉する仕掛け(「枢、くるる」という)、「戸樞コスウ」「樞軸スウジク」
◆物事を動かす(物事の動きの)中心となるところ、要(かなめ)となる部分、「樞要スウヨウ」「樞機スウキ」
筆順
藲櫙艸3+15=総画数18 U+85F2
音読: オウ[漢]、ウ[呉]
◆ハリゲヤキ(針欅)、ニレ科ハリゲヤキ属の木、「藲荎オウチ」、同「刺榆シユ」
{ハリゲヤキ}◆立ち枯れした木
横橫木4+11=総画数15 U+6A2A
音読: コウ[漢]、オウ[呉]
訓読: よこ
◆(垂直に立つ柱に対して)水平に渡した木
◆(垂直に対して)水平の方向、(前後に対して)左右の方向、(南北に対して)東西の方向、上下・南北・前後の方向を「縦」
◆長く延(の)びているもの(線状のもの)の直角方向、「横断オウダン」
◆道筋から外(はず)れる、またはみ出る、道理から外れる
◆一面に広がる
「【禮記注疏(禮記正義):卷五十一:孔子閒居】…以橫於天下…(《注》…横充也…)」筆順
㶇
水3+15=総画数18 U+3D87
音読: コウ[漢]、オウ[呉]
◆小さな渡し場、人や荷物を対岸に運ぶ船の発着する所
◆船で川を渡る
◆筏(いかだ)、同「𦪗」
㯤
木4+12=総画数16 U+3BE4
音読: リョク、リキ
◆木名、野生のナツメ(棗)の一種「【集韻:卷十:入聲下:職第二十四:㯤】木名野棗酸者江南山東曰㯤子」
𪎂麳𪎌
麥11+16=総画数27 U+2A382
音読: ライ[漢呉]
◆コムギ(小麦)、イネ科の穀物、またムギ類の中で用途が限られたり品質が劣っているもの
㯥
木4+12=総画数16 U+3BE5
音読: 未詳
◆未詳「【說文解字注:東部:㯥】二東(謂其形也)𣍘從此(謂𣍘以會意也)闕(謂義與音皆闕也鍇曰按說文舊本無音鉉亦不箸反語)」「【集韻:卷三:平聲:𩫞第六:㯥】日出明」「【呂氏家塾讀詩記:卷二十九:豐年一章七句】毛氏曰應小鞞也田大鼓也縣鼓周鼓也(孔氏曰釋樂云大鼓謂之田小者謂之應是應為小鼓也大射禮應鞞在建鼓東是為一器…鄭氏曰旧當作㯥㯥小鼓在大鼓旁應鞞之…㯥注云為大鼓先引故知田當為)」「【康熙字典:辰集中:木部:㯥】《字彙補》則刀切音遭《說文》一周天也今作遭贅」
𣍘曹曺
曰4+16=総画数20 U+23358
音読: ソウ[漢]、ゾウ[呉]
◆裁判の原告と被告、「兩曹リョウソウ(原告と被告)」
◆役所の部署、また官職
◆輩(やから)、仲間、同じグループgroupに属する人の集まり、「我曹ガソウ(我等われら)」
◆周代(西周、前11世紀~前771年)から戦国時代(前5世紀~前221年)にかけての古国名、姬キ姓を名乗った周文王ブンオウの子振鐸シンタクが封じられた国名、振鐸の子孫はその国名に因(ちな)んで氏シ(うじ)名を「曹」とした、現山東省西南部といわれる
𨣹醩𨤇𨠷𨤈
酉7+16=総画数23 U+288F9
音読: ソウ[漢呉]
訓読: かす
◆酒などを搾(しぼ)った後に残る粕(かす)、酒粕(さけかす)、同「糟」
◆酒粕の漬物、同「糟」
◆透明な酒、白酒ハイシュウ・ハクシュ・パイチュウ、黍酒ショシュ、キビ(黍)やモロコシ(唐黍・蜀黍)などから作った酒、同「䤇(醙)」「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:䤇𨤇】白酒也一曰黍酒古作𨤇」
槩㮣槪概
木4+12=総画数16 U+69E9
音読: カイ[漢呉]、ガイ[慣]
訓読: おおむ・ね
◆斗掻(とかき)、枡掻(ますかき、升掻)、穀物を入れた枡(ます)から盛り上がった部分を削(けず)り落して平らにする(枡の高さと同じにする)棒、同「𣏙」
◆おおむ・ね、全体を均(なら)してみると、凡(おおよ)そ
◆あらまし、大略タイリャク、大率(タイソツ)、「梗槩コウガイ」
◆(全体の)様子、有様(ありさま)
𢷽摡𢪑
手3+16=総画数19 U+22DFD
音読: ①カイ[漢呉]②キ[漢]、ケ[呉]
①
◆洗(あら)う、汚(よご)れを洗い流す
②
◆汚れを拭(ふ)き取る、汚れを落とす
樵𣛑藮櫵𣟶𦿕𧄡木4+12=総画数16 U+6A35
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: きこり
◆薪(たきぎ)
◆薪にする細い木や枝を切ったり落ちているものを拾い集めたりする人、柴刈りをする人
◆門に設けた物見櫓、同「譙」
筆順
藮樵𣛑櫵𣟶𦿕𧄡
艸3+16=総画数19 U+85EE
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: きこり
◆薪(たきぎ)
◆薪にする細い木や枝を切ったり落ちているものを拾い集めたりする人、柴刈りをする人
◆門に設けた物見櫓、同「譙」
橆木4+12=総画数16 U+6A46
音読: ブ、ム
◆たくさんの木が生い茂るさま、同「蕪」
筆順
𢋰廡𢋑𢌋庑𢇜
广3+16=総画数19 U+222F0
音読: ブ[漢]、ム[呉]
◆本堂(幾つかの建物群の中で最も重要な建物で北側に建ち南側には広い庭などがある)から伸び前庭を囲むように走る回廊
◆回廊に沿って建てられた建物、外部からの侵入などを防ぐための壁の役割を担う建物で一般的には道路に面した側には窓がない
◆ものを覆うほどに伸び放題の雑草、同「蕪」
𢸮撫抚𢻬𢻲
手3+16=総画数19 U+22E2E
音読: フ[漢呉]、ブ[慣]
訓読: な・でる
◆手を滑らすようにして軽く摩(さす)る
◆摩るようにして愛(いと)おしむ、「愛撫アイブ」
◆摩るようにして優しく労(いた)わる、「慰撫イブ」
◆物の上に手を置く、手で軽く押える
◆軽くぽんぽんと叩(たた)く、同「拊」
◆手本をなぞって書く・描く、手本とするものに倣(なら)って書く・描く、同「摸」
橋𣘺槗桥木4+12=総画数16 U+6A4B
音読: キョウ[漢]、ギョウ[呉]
訓読: はし
◆川や谷などの深く"UV"字状になっている上を横切るように板・棒・綱などを架け人が渡れるようにしたもの
◆高いところに横に掛け渡した棒、またそのような形のもの
◆高いさま、同「喬」
◆人などを乗せる台や箱などの下に二本の棒を渡し担(かつ)ぎ上げて運ぶ乗り物、輿(こし)、同「轎」
筆順
𡳯屩屫
尸3+16=総画数19 U+21CEF
音読: キャク[漢]、カク[呉]
◆草履(ぞうり)やサンダルsandal状の藁(わら)製の履物(はきもの)、木製は「屐」
橐槖𢅍𢄿
木4+12=総画数16 U+6A50
音読: タク[漢呉]
◆筒(つつ)状で両端共に開いている袋、中に物を入れて両端を縛(しば)る袋、同「㯻」、開け口が一つの袋を「囊ノウ(ふくろ)」
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置
◆「橐駝タクダ」、ラクダ(駱駝)、ラクダ科の哺乳類
𢸨拓𢷌𢫳
手3+16=総画数19 U+22E28
音読: タク[漢呉]
訓読: ひら・く
◆切り開く、押し広げる、広げる
◆凹凸があるものに紙を当て上からたんぽ(綿などを丸め棒の先に取り付け墨を含ませたもの)で叩きながら文字や絵柄を写し取る、石摺(いしずり)、同「搨」
𣟄𣝔
木4+16=総画数20 U+237C4
音読: タク[漢呉]
◆夜警や見張りなどの際に打ち鳴らす拍子木(ひょうしぎ)、同「柝」
𧔬𧓜𧑠
虫6+16=総画数22 U+2752C
音読: ト、ツ
◆キクイムシ(木食い虫)、キクイムシ科の虫、同「蠹」「螙」
𩟰飥饦
食8+16=総画数24 U+297F0
音読: タク[漢呉]
◆「餺𩟰ハクタク」◇小麦粉などに水を加えて捏(こ)ねて平たく延ばしたもの、またそれを細く切った平打ち饂飩(うどん)の類◇[日]ほうとう(餺飥)、うどんに野菜などを加えて煮る郷土料理
𩧐驝
馬10+16=総画数26 U+299D0
音読: タク[漢呉]
◆「𩧐駝・馲駝タクダ」、ラクダ(駱駝)、ラクダ科の哺乳類
橑
木4+12=総画数16 U+6A51
音読: ①ロウ[漢呉]②リョウ[漢呉]
①
◆垂木(たるき)、棟(むね)から軒(のき)に渡し屋根を支える木、同「椽」
②
◆雨や日差しを遮(さえぎ)るための傘(かさ)状の傘蓋サンガイ・車蓋シャガイの中央から放射状に渡す弓状の骨(ほね、蓋弓ガイキュウという)、同「轑」
䕩
艸3+16=総画数19 U+4569
音読: ロウ[漢呉]
◆干したウメ(梅)の実
橤木4+12=総画数16 U+6A64
音読: ズイ[漢]、ヌイ[呉]
◆蕊(しべ)、植物の生殖器官、雄蕊ユウズイ(おしべ)と雌蕊シズイ(めしべ)の総称、同「蕊」「蘂」「惢」
{蕊}◆花(の付いた枝や茎)が垂れ下がるさま、同「繠」
𡾚𡼊𡽭
山3+16=総画数19 U+21F9A
音読: ルイ、ライ
◆山が幾重にも重なり連なっているさま、同「𡻭」
蘂蘃艸3+16=総画数19 U+8602
音読: ズイ[漢]、ヌイ[呉]
訓読: しべ
◆蕊(しべ)、植物の生殖器官、雄蕊ユウズイ(おしべ)と雌蕊シズイ(めしべ)の総称、同「蕊」「惢」「橤」「𧄜」
{蕊}筆順
檂
木4+13=総画数17 U+6A82
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆木名、未詳
欁農䢉𨑋辳𨑇𣊤𦦥𦦤𣎭𢖢𦱯农
木4+17=総画数21 U+6B01
音読: ドウ[漢]、ノウ、ノ[呉]
◆田畑を耕し、作物の種を播(ま)き育て収穫する、またその仕事、またそれ従事する人、「農業ノウギョウ」「農夫ノウフ」
檗檘蘗木4+13=総画数17 U+6A97
音読: ハク[漢]、ヒャク[呉]
◆「黄檗コウハク」、キハダ(黄檗)、ミカン科キハダ属の木
{キハダ}筆順
𢹐
手3+17=総画数20 U+22E50
音読: ハク[漢]、ヒャク[呉]
◆(左右に引っ張って)裂(さ)く、引き裂く、張り裂ける、同「擘」
蘗檗檘艸3+17=総画数20 U+8617
音読: ハク[漢]、ヒャク[呉]
◆「黄蘗コウハク」、キハダ(黄檗)、ミカン科キハダ属の木
{キハダ}筆順
𣝣爵𩰥𤔴𩰨𩰣𣡫𩰦𩰧𡭌𢋺𥥼𥧀𠕢𠙘𡬠木4+14=総画数18 U+23763
音読: シャク[漢]、サク[呉]
◆二本の柱と注(そそ)ぎ口が付いた三本足の祭礼用酒器
{食器(酒器 爵・鈁)}◆「公・侯・伯・子・男」の五階級からなる貴族の位階
◆雀(すずめ)
𥤏穱
禾5+18=総画数23 U+2590F
音読: サク[漢]、ソク[呉]
◆早く熟する穀物、早く収穫できる穀物の品種、早稲(わせ)、同「穛」
◆粘り気が少ない品種のキビ(黍)
㰆𣡖𣠻
木4+15=総画数19 U+3C06
音読: ハイ[漢]、バイ[呉]
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置、同「韛」
𣠻𣡖㰆
木4+19=総画数23 U+2383B
音読: ハイ[漢]、バイ[呉]
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置、同「韛」
櫐蘽𦶖𣡺木4+15=総画数19 U+6AD0
音読: ルイ[漢呉]
◆蔓(つる)性の植物、同「虆」「虆」「藟」
筆順
蘽櫐𦶖𣡺
艸3+19=総画数22 U+863D
音読: ルイ[漢呉]
◆蔓(つる)性の植物、同「虆」「虆」「藟」
𣞤
木4+15=総画数19 U+237A4
音読: ブ、ム
◆たくさんの木が生い茂るさま、同「橆」「【說文解字注:亾部:𣞤】豐也(釋詁曰蕪茂豐也釋文云蕪古本作{⿱大𣚨})…𣞤與庶同意(…按此蕃𣞤字也𣜩變為無遂借為有𣠮字而蕃無乃借廡或借蕪為之矣)」
𦣌
月(肉)4+19=総画数23 U+268CC
◆未詳
𤅅潕𣲘㵲水3+19=総画数22 U+24145
音読: ブ[漢]、ム[呉]
◆「𤅅水ブスイ」、川名、河南省南陽市方城県を源とし東流して汝水ジョスイ(同省洛陽市嵩県付近を源とする川)に注ぐ
{河南省}◆「𤅅溪ブケイ」、現湖北省・湖南省・貴州省・四川省の省境一帯に住んでいた少数民族の名
「【後漢書:卷五十四:列傳第十四】…武威將軍劉尚擊武陵五溪蠻夷(酈元注水經云武陵有五溪謂雄溪樠溪酉溪潕溪辰溪悉是蠻夷所居故謂五溪蠻…)」
𦨅舞
舛6+19=総画数25 U+26A05
音読: ブ[漢]、ム[呉]
訓読: まい、ま・う
◆手足や体を動かし踊(おど)り喜怒哀楽(キドアイラク)を表現する、同「儛」「𦐀」
◆(舞うように)飛ぶ、(舞うように)揺(ゆ)らす
◆弄(いじ)くって変えてしまう
櫬榇木4+16=総画数20 U+6AEC
音読: シン
◆遺体を納(おさ)める棺カン(ひつぎ)、この棺を納める外箱を「椁・槨カク」という
◆アオギリ(青桐・梧桐)、アオギリ科の木
{アオギリ}◆ムクゲ(木槿)、アオイ科フヨウ属の木、同「椴」「藽」「蕣」「葮」
{ムクゲ}筆順
𧅜藽艸3+17=総画数20 U+2715C
音読: シン
◆ムクゲ(木槿)、アオイ科フヨウ属の木、同「櫬」「椴」「蕣」「葮」
{ムクゲ}
權権权木4+17=総画数21 U+6B0A
音読: ケン[漢]、ゴン[呉]
◆秤(はかり)、また秤に使う分銅フンドウ(重さの基準となる金属の塊)
◆重さを量(はか)る、状況を量りそれに応じて釣り合いを取る
◆釣り合いを左右することができる重み、また力、また立場
◆物事を左右できる力や立場を利用して支配・指揮する
◆仮の、一時的な、一時しのぎに、その場限りに、苟且コウショ
筆順
𪈻
鳥11+22=総画数33 U+2A23B
音読: ケン[漢]、ゴン[呉]
◆「𪈻鵒ケンヨク」、同「鴝鵒クヨク」、ハッカチョウ(八哥鳥)、ムクドリ科ハッカチョウ属の鳥
欒栾𣡵木4+19=総画数23 U+6B12
音読: ラン[漢呉]
◆モクゲンジ、ムクロジ科モクゲンジ属の木
{モクゲンジ}◆柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える役目をする"U"字形の木材、日本では「肘木(ひじき)」とも呼ばれる、同「栱」、方形の木材は「櫨」
{建物}◆双生児、同「孿」
筆順
𣡵欒栾木4+23=総画数27 U+23875
音読: ラン[漢呉]
◆モクゲンジ、ムクロジ科モクゲンジ属の木
{モクゲンジ}◆柱の上端に置き、それより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える役目をする"U"字形の木材、日本では「肘木(ひじき)」とも呼ばれる、同「栱」、方形の木材は「櫨」
{建物}◆双生児、同「孿」
灤滦水3+23=総画数26 U+7064
音読: ラン[漢呉]
◆「灤河ランガ」、川名、河北省北部を源(みなもと)とし南流して渤海ボッカイに注(そそ)ぐ
{河北省}◆「灤州ランシュウ」、州名、現市名、河北省唐山市灤州市
筆順
虊䖂𧄶艸3+23=総画数26 U+864A
音読: ラン[漢呉]
◆ジュンサイ(蓴菜)、スイレン科ジュンサイ属の水草、同「茆」「𦽏葵フキ」
{ジュンサイ}
𣡈
木4+19=総画数23 U+23848
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣡈】音未詳東方朔罵鬼書有𣡈𣪣之名字書無𣡈字」
𧅾虋𧄸
艸3+22=総画数25 U+2717E
音読: ボン[漢]、モン[呉]
◆粱リョウ(アワ粟の実から殻を取り除いた小さな粒)の一種で、苗が赤い(或いは実が赤い)もの、同「穈」「𥡹」「【爾雅注疏:卷八:釋草】虋赤苗(《註》今赤粱粟)」
◆「麥𧅾冬・麦門冬バクモンドウ」、ジャノヒゲ(蛇の鬚)などのユリ科の草の根を乾燥させた生薬の名
𣡍棘木4+20=総画数24 U+2384D
音読: キョク[漢]、コク[呉]
訓読: とげ、いばら
◆サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、枝には棘(とげ)がある
{サネブトナツメ}◆刺(とげ)、先端が細く尖(とが)った形のもの
◆いばら、刺のある木、同「𣘐」「𣗥」
◆突き刺(さ)す、突き刺さる
◆突き刺さったように痛む、また苦しむ
◆戟ゲキ(ほこ)、長い柄の先に矛(ほこ、両刃の剣)と戈(ほこ)を付けた武器、同「戟(㦸)」
「【春秋左傳正義:卷一:隱公十一年】子都拔棘以逐之(《注》…棘㦸也…)」 {武器(刀剣槍)}◆家臣の階位・職位、宮廷の前庭に整列する際に、その並ぶ位置に棘(いばら)が植えられたことから、「九棘キュウキョク」
「【周禮注疏:秋官司寇】朝士掌建邦外朝之灋左九棘孤卿大夫位焉群士在其後右九棘公侯伯子男位焉」
𩎎䪂
革9+24=総画数33 U+2938E
音読: カク[漢]、キャク[呉]
◆頭絡(トウラク、馬などの家畜の頭部に着ける革紐製の用具)と銜(はみ、口に咥えさせる棒状の金具とその両端に取り付けた環状の金具)とそれらを固定するための金具や紐の総称、同「轡」「勒」、またそこに繋ぐ手綱
欝鬱𣡸欎𣡡𦉠𦉚木4+21=総画数25 U+6B1D
音読: ウツ[漢]、ウチ[呉]
◆木が辺りを塞(ふさ)ぐように生い茂るさま、同「鬰」「䖇」
◆樹木の香りが辺りに立ち籠(こ)める、籠(こ)もる、周りを塞がれて行き所がなくなる、「欝陶ウットウ」、同簡
「郁」◆「欝鬯ウッチョウ」「欝金香ウコンコウ」、チューリップtulip、ユリ科チューリップ属の草
{チューリップ}筆順
𤓭爩
火4+25=総画数29 U+244ED
音読: ウツ[漢]、ウチ[呉]
◆煙が立ち昇るさま、煙が立ち籠(こ)めるさま、「炪爩チュツウツ」