嚴 口3+17=総画数20 U+56B4
[ゲン、ゴン/おごそ・か、いか・めしい、いか・つい、きび・しい]
◆堂々としたさま、圧倒されるさま、気圧(けお)されるさま
◆妥協を許さないさま、人を寄せつけないさま
◆ぴったりとして隙がないさま
◆激しいさま、甚(はなは)だしいさま
儼人2+20=総画数22 U+513C
[ゲン、ゴン/]
◆厳(おごそ)かなさま、大きくどっしりとしたさま、同「嚴」
◆(姿や態度に)揺らぎがないさま、隙(すき)がないさま、「儼然ゲンゼン」
巖山3+20=総画数23 U+5DD6
[ガン、ゲン/いわお、いわ]
◆いわお、いわ、ごつごつした大きな岩、同「岩」「壧」
◆ごつごつした岩が高く切り立っているさま、同「礹」
◆「嶄巖・巉巖ザンガン」、山が高く鋭く切り立っているさま
矍 目5+15=総画数20 U+77CD
[キャク、カク/]
◆驚き慌ててさっと周りを見る、また忙(せわ)しく目をきょろきょろさせる
◆素早く反応するさま
◆「矍鑠カクシャク」、老人が溌剌ハツラツとしているさま
攫手3+20=総画数23 U+652B
[キャク、カク/つか・む、さら・う]
◆つか・む、掴(つか)み取る、手の中に入れて持つ、手中シュチュウにする、同「㩴」
◆囲いに追い込んで捕(と)らえる、同「爴」
◆さら・う、捕(つか)まえて持ち去る(連れ去る)
钁金8+20=総画数28 U+9481
[カク、キャク/]
◆堅い土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなど荒れ地を切り拓(ひら)くための大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「鐯」「鐝」「欘」「【農政全書:卷二十一:農器:钁】 (注:図)斸田器也爾雅謂之鐯斫也又云魯斫說文云欘主以株除物根株也蓋農家開闢地土用以斸荒凡田園山野之間用之者又有闊狹大小之分然總名曰钁」
◆叩き付けるようにして(振り下ろすようにして堅いものに)ぐさっと差し込む、ずばっと切る、同「斫」
覺 見7+13=総画数20 U+89BA
[カク、コウ、キョウ/おぼ・える、さ・める]
◆目を醒(さ)ます、眠りから醒める、正常な認識や判断ができない状態から抜け出る
◆迷いや暗がりから抜け出る、明るみに出る
◆辺りの状況が意識・認識できるようになる、迷いがなくなる、悟(さと)る
◆[日]記憶する
黨 黑12+8=総画数20 U+9EE8
[トウ/]
◆同じ目的を持った人の集まり、志を同じくする仲間
◆同じ村里に居住する人々、古代中国の行政単位で五百戸を一党とした
◆同じ親族の人々
屬 尸3+18=総画数21 U+5C6C
[ショク、ゾク、ソク/]
◆関(かか)わりがある、繋(つな)がりがある、関連する
◆関わりのある事柄、同じ種類のもの
◆関わりのある者、関わりのある者の集まり、「親属シンゾク(血縁や婚姻の関係にある者)」
◆関りを持ちながら続く、連(つら)なる、「連属レンゾク(連続する)」
◆他のものに連なり従う、付き従う、「従属ジュウゾク(他の者の下に付き従う)」
◆(酒などを)注(そそ)ぐ、(注意や関心などを)注(そそ)ぐ
◆(自分の希望を他に、後々のことを他に)託(たく)す、頼(たの)む、同「嘱」
囑口3+21=総画数24 U+56D1
[ショク、ソク/]
◆(自分の希望を他に、後々のことを他に)託(たく)す、頼(たの)む、同「属」、「嘱託ショクタク(託す、頼む)」
◆付ける、寄せる、「嘱咐ショクフ(~しなさいと言い付ける)」「嘱望ショクボウ(期待を寄せる)」
矚目5+21=総画数26 U+77DA
[ショク、ソク/]
◆目を凝(こ)らして見る、興味や関心のある物事に目を止め、そこから目を離さない、注目チュウモクする、「矚目ショクモク」
◆「矚望ショクボウ」、期待して注目する
齧 齒15+6=総画数21 U+9F67
[ゲツ、ゲチ/かじ・る、か・む]
◆上下の歯で物を挟(はさ)み強く咬(か)む、同「齦」
聽 耳6+16=総画数22 U+807D
[テイ、チョウ/き・く]
◆耳を傾けて言わんとするところをしっかりと聞く、同簡「听」
◆聞いたことを受け入れる、聞き入れる
◆聞き入れてその通りにさせる、思い通りにさせる
攬手3+22=総画数25 U+652C
[ラン/]
◆手元に寄せ集める、掻(か)き集める、同「擥」
◆寄せ集めたものを纏めて持つ、同「㩜」
欖木4+22=総画数26 U+6B16
[ラン/]
◆「橄欖カンラン」、カンラン科の木
◆「油橄欖ユカンラン」、オリーブolive、モクセイ科オリーブ属の木
纜糸6+22=総画数28 U+7E9C
[ラン/ともずな]
◆ともずな、船を岸に繋ぎ止めるための綱(つな)
◆太い縄や綱
24画
觀 見7+17=総画数24 U+89C0
[カン/み・る]
◆隅々までしっかりと見る、余すところなく見尽くす、「觀察カンサツ(細部まで詳しく見て調べる)」「【說文解字注:見部:觀】諦視也(宷諦之視也穀梁傳曰常事曰視非常曰觀…)」
◆辺りを見渡す、見回す
◆辺りを監視するための見張り櫓ロ(やぐら)、辺りの景色を見晴らす望楼ボウロウ
◆見回したときに見える景色や様相、「壯觀・壮観ソウカン(壮大な堂々とした眺め)」
◆他に細部まで見せる、詳しく示す、「觀兵カンペイ(兵を揃えその威容を見せる)」「【春秋左傳要義:宣公】…觀兵以威諸侯…」
欟木4+24=総画数28 U+6B1F
[カン/つき]
◆未詳「【漢字源:木部:欟𣠤】罐(缶)に同じ」
◆[日]ツキ(槻)、ケヤキ(欅)の別称、ニレ科ケヤキ属の木 {和製漢字の辞典:木部:𣠤} {和製漢字の辞典:木部:欟}