「総画数索引」
【冀】
八2+14=総画数16 U+5180 [キ/こいねが・う、こいねが・わくは]
◆切望する、是非そうなって欲しいと思う
◆どうか~、切に願うことは~、何卒~
◆夏代(カ、前21世紀~前17世紀)の九州(キュウシュウ、九つの国)の一つ、「冀州(キシュウ)」、現河北省・北京市・天津市一帯の地 (注:【尚書注疏:卷五:夏書(禹貢)】によれば九州は冀キ・兗エン・青セイ・徐ジョ・揚ヨウ・荊ケイ・豫ヨ・梁リョウ・雍ヨウ、但し【爾雅注疏:釋地】【周禮注疏:夏官司馬:職方氏】等とやや異同がある)
◆河北省の別名
【驥】馬10+16=総画数26 U+9A65 [キ/]
◆一日に千里を駆けるという良馬、優れた馬
◆優れた才能を持つさま、またそのような人
◆「赤驥(セッキ)」、馬名、周第五代穆王(ボクオウ、前992?年~前922?年)の所有する八駿(ハッシュン、八頭の駿馬シュンメ)の内の一頭、「【穆天子傳:卷之一】天子之駿…赤驥(世所謂騏驥)盜驪(標馬細頸驪黒色也)白義踰輪山子渠黃華騮(色如華而赤今名馬標赤者爲棗騮棗騮赤也)綠耳(綠耳曰北唐之君來見以一騮馬是生綠耳…八駿皆因其毛色以爲名號…)」
【曇】
日4+12=総画数16 U+66C7 [タン、ドン/くもり、くも・る]
◆雲が広がる、空が雲に覆われる
◆[日]日光が雲に遮られる、光が少なくはっきり見えない、ぼんやりする、すっきりしない
【壜】土3+16=総画数19 U+58DC [タン、ドン/びん]
◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ容器、同「墵」「埮」「罎」「瓶」
◆[日]瓶(ビン)、液体を入れる容器、同「瓶」「罎」
【罎】缶6+16=総画数22 U+7F4E [タン、ドン、ビン/]
◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ容器、同「壜」「罈」
◆[日]瓶(ビン)、液体を入れる容器、同「瓶」「壜」
【歷】
止4+12=総画数16 U+6B77 [レキ、リャク/]
◆通過点(時・時間や場所・位置など)を通(とお)って行く、また踏み越えて行く、通り過ぎる、経(へ)る、経過(ケイカ)する
◆過ぎ去ったこと、通り過ぎたこと
◆明らかなさま、はっきりしているさま、「歷歷(レキレキ)」「歷然(レキゼン)」
◆簡「历」
【櫪】木4+16=総画数20 U+6AEA [レキ、リャク/くぬぎ]
◆飼葉桶(かいばおけ)、牛馬の餌を入れる桶
◆クヌギ(櫟、椚、橡、櫪)、ブナ科コナラ属の木、その実はドングリ(団栗)と呼ばれる
◆「櫪㯕(レキセイ)」、指の間に五本の木の棒(「拶子」という)を挟んで強く縛る拷問、特に女性に対して行われた、同「拶指(サツシ)」
【瀝】水3+16=総画数19 U+701D [レキ、リャク/]
◆漉(こ)す、液体を目の細かい布などに通す
◆滴(したた)る、液体が水滴となってぽたぽたと落ちる
◆ぽたぽたと落ちる液体、滴(しずく)
【癧】疒5+16=総画数21 U+7667 [レキ、リャク/]
◆「瘰癧(ルイレキ)」、リンパ節lymph node炎、リンパ節の炎症が原因で(多く首に)できる腫れ物(はれもの)
【轣】車7+16=総画数23 U+8F63 [レキ、リャク/]
◆「轣轆(レキロク)」◇車輪などの回転する「ごろごろ」「がらがら」という音◇糸車、糸繰車(いとくりぐるま)、紡(つむ)ぎ出した糸を撚(よ)って巻き取る道具、同「繀車(サイシャ)」、「【方言:第五】繀車(蘇對反)趙魏之間謂之轣轆車東齊海岱之間謂之道軌」◇筋状に続く二本の車輪の跡、二本の轍(わだち)
【靂】雨8+16=総画数24 U+9742 [レキ、リャク/]
◆「霹靂(ヘキレキ)」、突然切り裂くように響き渡る激しい雷、同「礔礰」
【滕】
水5+11=総画数16 U+6ED5 [トウ、ドウ/]
◆水が勢いよく涌(わ)き上がる、また噴(ふ)き上がる、同「𤂵」「𣹸」
◆大袈裟に話す
◆周代(シュウ、前11世紀~前256年)の国名、現山東省棗荘ソウソウ市滕州トウシュウ市、同「𣎌」
【籐】竹6+15=総画数21 U+7C50 [トウ、ドウ/]
◆蔓性の植物、またその幹また枝、柔軟で器や家具などに加工される、同「藤」
【藤】艸3+15=総画数18 U+85E4 [トウ、ドウ/ふじ]
◆蔓性の植物、またその幹また枝、柔軟で器や家具などに加工される、同「籐」
◆[日]マメ科フジ属の木の総称
【澡】
水3+13=総画数16 U+6FA1 [ソウ/]
◆水を振り注ぐようにして手や体(や心)などを洗い清める
◆冕(ベン、正装用の冠)の前後に垂らす珠(たま)を連ねた飾り、同「璪」、珠を連ねた飾りの揺れる姿が水が水滴となって降り注ぐ姿に似ていることから
【藻】艸3+16=総画数19 U+85FB [ソウ/も]
◆水中に生息する植物などの総称、また「藻類(ソウルイ)」「海草(カイソウ)」「水草(スイソウ、みずくさ)」などの水中に生える草の総称
◆色鮮やかな模様、同「繅」
◆表現が巧(たく)みで美しいさま
◆十二章紋の一つ、水草を象(かたど)ったもの
◆色とりどりの糸を使って撚(よ)り上げた紐(ひも)、組紐、同「繅」
【燕】
火4+12=総画数16 U+71D5 [エン/つばめ]
◆ツバメ(燕)、ツバメ科の鳥、また同科の鳥の称
◆人が集まり飲食しながら大いに楽しむ、またそのようなもてなし、同「宴」
◆周代から戦国時代(前11世紀~前221年)かけての国名、前11世紀~前222年、またその中心地河北省の別称
◆晋代の国名、「前燕(337年~370年)」 、「後燕(337年~370年)」 、「北燕(407年~436年)」「南燕(398年~410年)」があった
【嚥】口3+16=総画数19 U+56A5 [エン/]
◆飲み込む、食べ物を口から食道・胃に送り出す、同「咽」
【臙】月(肉)4+16=総画数20 U+81D9 [エン/]
◆「臙脂(エンジ)」、(唇や頬に塗る化粧用の)黒みがかった紅色の顔料
◆咽喉(インコウ、口の奥から食道の入口までの部分)の内の口の奥から喉頭蓋までの部分、同「咽」
【讌】言7+16=総画数23 U+8B8C [エン/]
◆人が集まり飲食しながら大いに楽しむ、またそのようなもてなし、酒宴(シュエン)、宴会(エンカイ)、同「燕」「醼」「宴」
【醼】酉7+16=総画数23 U+91BC [エン/]
◆人が集まり飲食しながら大いに楽しむ、またそのようなもてなし、酒宴(シュエン)、宴会(エンカイ)、同「讌」「燕」「宴」
【盧】
皿5+11=総画数16 U+76E7 [ロ、ル/]
◆食べ物や食事の仕度に使うものを入れる竹製の大きな籠(かご)、同「籚」
◆炭や薪を燃やす炉、同「鑪」
◆酒を温める土製の竈(かまど)、同「壚」
◆黒い、黒色、同「黸」
◆瞳(ひとみ)、黒い瞳、同「矑」
◆古代中国の韓(カン、現河南省の北部)に産した良犬の名、同「獹」
◆頭蓋、頭蓋骨、同「顱」
【壚】土3+16=総画数19 U+58DA [ロ、ル/]
◆粘り気がない黒く固い土
◆酒を温める土製の竈(かまど)
◆(酒屋は酒を温める竈を設けていたことから)酒屋
【廬】广3+16=総画数19 U+5EEC [リョ、ロ、ル/]
◆小さく粗末な家
◆仮住まいのための小さな家、一時的に寝泊まりする小屋
◆耕作地に建てる監視や休息するための小屋
【臚】月(肉)4+16=総画数20 U+81DA [リョ、ロ/]
◆皮膚、肌(はだ)、皮、同「膚」
◆腹の前の部分の皮膚、同「㱺」
◆「臚脹(リョチョウ)」、腹が膨れ前に突き出る、またそのような病気
◆述(の)べる、順々と述べる
◆口頭で伝える、上位者の言葉を下位者に口頭で伝える、同「𦢛」「𨇖」、「【康熙字典:未集下:肉部:臚】《史記叔孫通傳》臚句傳《註》上傳語告下爲臚」
◆順に揃えて並べる
【櫨】木4+16=総画数20 U+6AE8 [ロ、ル/はぜ]
◆枓栱(斗栱、トキョウ)、方形の木材(枓)と"U"字形の木材(栱)を組み合わせ建物の柱の上端に置いてそれより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える部材、別名「欂櫨(ハクロ)」
◆「黄櫨(コウロ)」、ケムリノキ(煙の木)、ウルシ科ハグマノキ属の木、別名「ハグマノキ(白熊の木)」「スモーク・ツリー」
◆[日]はぜ、ハゼノキ(黄櫨の木, 櫨の木)、ウルシ科ウルシ属の木
【瀘】水3+16=総画数19 U+7018 [ロ、ル/]
◆「瀘州(ロシュウ)」、市名、四川省
◆「瀘水(ロスイ)」、県名、雲南省怒江ヌコウ傈僳リス族自治州
【爐】火4+16=総画数20 U+7210 [ロ、ル/]
◆火を焚き物を温めたり焼いたりする設(しつら)え、竈(かまど)や「焜炉(コンロ)」「暖炉(ダンロ)」「囲炉裏(いろり)」、同「鑪」
【艫】舟6+16=総画数22 U+826B [ロ、ル/とも]
◆とも、船尾(センビ)、船の進む方に向かって最後部、櫓(ロ)を漕ぐところ、船首を「舳」
◆船首(センシュ)、船の進む方に向かって先端或いは前方の部分、櫂(かい)を刺して船を進めるところ、船の進む方向を操作するところを「舳」、「【說文解字注:舟部:艫】舳船後持柁處艫船頭刺櫂處」
◆「舳艫(ジクロ)」◇船首と船尾◇船首と船尾が触れ合うほどに連なり進むさま
【蘆】艸3+16=総画数19 U+8606 [ロ、ル/あし、よし]
◆アシ(葦)、イネ科ヨシ属の草、特に花穂(カスイ、イネやムギなどのように穂状になっている花)が十分に発育していない若いアシを指す、同「葭」
◆「蘆菔(ロフク)」、ダイコン(大根)、アブラナ科ダイコン属の野菜、別名「蘆萉(ロヒ)」「蘿蔔(ラフク)」
◆「藜蘆(レイロ)」、シュロソウ(棕櫚草)、ユリ科シュロソウ属の草
◆「葫蘆、胡蘆(コロ)」、ヒョウタン(瓢箪)やユウガオ(夕顔)などのウリ科ユウガオ属の蔓性の草、またその果実の種や果肉を取り除いて作った容器、同「匏」「瓠」「瓢」
◆簡「芦」
【轤】車7+16=総画数23 U+8F64 [ロ、ル/]
◆「轆轤(ロクロ)」◇井戸の釣瓶(つるべ)を上げ下げするための回転する円筒状(丸い棒状、或いは滑車状)の装置、同「樚櫨」◇[日]陶芸や木工芸で回転させて材料を整形したり削ったりする道具
【鑪】金8+16=総画数24 U+946A [ロ、ル/]
◆火を焚き物を温めたり焼いたりする設(しつら)え、囲炉裏(いろり)、同「爐(炉)」
◆炭や火種を入れる金属製の器
◆酒を温める土製の竈(かまど)、酒屋、同「壚」
◆「鑉鑪、鉀鑪(コウロ)」、矢柄(やがら、矢の棒)の名、小さく(細く)長い矢柄で途中に二つの孔を穿(うが)ったものという、同「鉀鑪(コウロ)」、「【方言:第九】箭其小而長中穿二謂之鉀鑪(今箭錍鑿空兩邊者也…)」
◆ラザホージウムRutherfordium(Rf)、元素名
【顱】頁9+16=総画数25 U+9871 [ロ、ル/]
◆頭蓋、頭蓋骨
◆頭
【驢】馬10+16=総画数26 U+9A62 [リョ、ロ/]
◆ロバ(驢馬)、ウマ科ウマ属ロバ亜属の動物
【鱸】魚11+16=総画数27 U+9C78 [ロ、ル/すずき]
◆スズキ(鱸)、スズキ科スズキ属の海水魚、「花鱸(カロ)」
◆ペルカ科ペルカ属の魚の総称
【鸕】鳥11+16=総画数27 U+9E15 [ロ、ル/]
◆「鸕鷀(ロシ)」、ウ(鵜)、ウ科に属する水鳥、同「水老鴉(スイロウア)」、「【本草綱目:禽之一:鸕鷀】《釋名》鷧(音意爾雅)水老鴉(…《集解》時珍曰鸕鷀處處水郷有之似𪁤而小色黑亦如鴉而長喙微曲善没水取魚…)」
◆鳥名、未詳、「【爾雅注疏:釋鳥】鸕諸雉(《注》未詳或云卽今雉)」
【積】
禾5+11=総画数16 U+7A4D [セキ、シャク/つ・む]
◆(刈り取った穀物を)集めて次々に重ねて行く、上へ上へと重ねて行く
◆堆(うずたか)く蓄(たくわ)える、貯(た)める
◆数学で掛け算の結果
◆「疳積(カンシャク)」、慢性的な栄養失調などにより次第に痩せて腹が出る乳幼児の胃腸の病気、同「疳癪」
【癪】疒5+16=総画数21 U+766A [セキ、シャク/]
◆「疳癪(カンシャク)」、慢性的な栄養失調などにより次第に痩せて腹が出る乳幼児の胃腸の病気、同「疳積」
◆子どもが突然引き付けを起こしたり泣き出したりする症状
◆[日]胸や腹などが突然激しく痛む症状、さしこみ
◆[日]突然腹を立てる
【穐】
禾5+11=総画数16 U+7A50 [シュウ、シュ/あき、とき]
◆穀物の実が成熟して収穫する季節
◆物事に取り掛かる時、機が熟す重要な時、大切な時期
【蘒】艸3+16=総画数19 U+8612 [/はぎ]
◆[日]姓用字
【篙】
竹6+10=総画数16 U+7BD9 [コウ/]
◆竹竿(たけざお)、舟を進めたり操(あやつ)ったりするための棹(さお)
【㰏】木4+16=総画数20 U+3C0F [コウ/]
◆竹竿(たけざお)、舟を進めたり操(あやつ)ったりするための棹(さお)
【縕】
糸6+10=総画数16 U+7E15 [ウン、オン/]
◆ふんわりとした短い繊維の塊(かたまり)、縺(もつ)れたアサ(麻)の繊維、同「褞」
◆もやもやとしたさま
◆「絪縕(インウン)」、同「氤氳」「壹㚃(イツウン)」◇天の「気」と地の気◇天地(陽陰)の気が交じり満ちるさま、天地の気が漲(みなぎ)るさま◇もやもやとした気(雲や煙など)が立ち籠(こ)めるさま
◆(赤に黄が混じった)茶色また朱色
【蘊】艸3+16=総画数19 U+860A [ウン/]
◆集める、集めて積み上げる、同「薀」
◆集めて溜(た)める、蓄(たくわ)える、同「薀」
◆(内に)含(ふく)む、含みがある
◆「蘊蓄(ウンチク)」、積み蓄えること、蓄えられた知識や経験
【縛】
糸6+10=総画数16 U+7E1B [ハク、バク/しば・る、いまし・める]
◆ずれたり外(はず)れたり緩(ゆる)んだりしないようにぴったりと巻き付ける、またその紐や縄など
◆しっかり巻き付けて動かないようにする、拘束する、「束縛(ソクバク)」
【嚩】口3+16=総画数19 U+56A9 [ハク/]
◆梵語の音(オン、おと)や声(こえ)などを表す音写字、呪文などに使われる語
【縢】
糸6+10=総画数16 U+7E22 [トウ、ドウ/かが・る]
◆縄や紐など、またそれで(巻き付けるようにして)縛る
◆脚絆(キャハン)、小腿(ショウタイ、膝から足首までの部分)に巻く帯状の布
◆[日]かが・る、布の端を巻き込むように螺旋状(ラセンジョウ)に縫う
【籘】竹6+16=総画数22 U+7C58 [トウ、ドウ/]
◆蔓性の植物、またその幹また枝、柔軟で器や家具などに加工される、同「藤」
【縣】
糸6+10=総画数16 U+7E23 [ケン、ゲン/あがた]
◆懸(か)ける、掛(か)ける、掛けてぶら下げる、同「懸」
◆懸け離れる、隔(へだ)たる、同「懸」
◆王畿(オウキ)、京畿(ケイキ)、天子の支配が及ぶ地、同「寰」、「【禮記注疏(禮記正義):卷十一:王制】天子之縣內方百里之國九七十里之國二十有一五十里之國六十有三凡九十三國…(《注》縣內夏時天子所居州界名也…)」
◆行政区画名、周代(シュウ、前11世紀~前771年)では都(みやこ)から千里以内の地を「百縣」に分け、縣の下に四郡を置いたという、後の秦代(シン、前221年~前206年)では「郡」の下に「縣」を置いた、以降は時代によって行政区の名称や上下が変わる、「【逸周書:作雒解】…因西土為方千里(西土岐周通爲圻内)分以百縣縣有四郡郡有(闕)鄙…」
◆[日]あがた、大和朝廷時代の皇室の直轄領、地方にある領地
【懸】心4+16=総画数20 U+61F8 [ケン、ゲン、ケ/か・ける]
◆掛ける、掛けてぶら下げる、同「縣」
◆長い間宙吊りのままになっている、物事が宙ぶらりんで落ち着かない
◆隔(へだ)たる、同「縣」
【羲】
羊6+10=総画数16 U+7FB2 [キ、ギ/]
◆「伏羲(フッキ、フクギ)」、古代中国の伝説上の天子の名
【曦】日4+16=総画数20 U+66E6 [ギ、キ/]
◆赤々とした太陽、またその色、(特に早朝の)赤々とした太陽の光
【犧】牛4+16=総画数20 U+72A7 [キ、ギ/]
◆祭礼の際に神前に生きたままの姿で供(そな)える牛などの家畜、生け贄(いけにえ)、特に純色のもの、純色でないものを含めた総称を「牲」
◆「犧牲(ギセイ)」◇神前に供える生け贄◇他の人のために或いはある目的を達成するために穢れのない気持ちで自分の全てを投げ出すこと
【翰】
羽6+10=総画数16 U+7FF0 [カン、ガン/]
◆キンケイ(錦鶏)、キジ科キンケイ属の鳥、同「𪂂」
◆羽軸(ウジク、羽の芯)が堅くしっかりした羽、筆に用いる鳥の羽
◆筆で書いた文書
◆高く飛ぶ
◆白い、白い馬
【瀚】水3+16=総画数19 U+701A [カン、ガン/]
◆水が大きく広がっているさま、広大なさま、「浩瀚(コウカン)」
◆「瀚海(カンカイ)」◇中国北方の海◇海のように広大な砂漠
◆洗う、汚れを洗い落とす、同「澣」
【蕭】
艸3+13=総画数16 U+856D [ショウ/よもぎ]
◆ヨモギ(蓬)、或いはキク科ヨモギ属の草の総称
◆荒(すさ)んで物寂しいさま、零落(おちぶ)れるさま
【瀟】水3+16=総画数19 U+701F [ショウ/]
◆水が清く深いさま、同「潚」
◆川名、湖南省南部を源とし湘江(ショウコウ)に注ぐ川、同「𤄙」
◆「瀟瀟(ショウショウ)」◇俄(にわ)かに風が吹き雨が降り出すさま◇雨が細々と降るさま
◆「瀟灑、瀟洒(ショウシャ)」、手を加え過ぎずすっきりとしているさま、垢抜けているさま
【薄】
艸3+13=総画数16 U+8584 [ハク、バク/うす・い、すすき]
◆草木がびっしりと(隙間なく)生えているさま、「【說文解字注:艸部:薄】林薄也(…劉注曰薄不入之叢也按林木相迫不可入曰薄引伸凡相迫皆曰薄)」
◆互いの間が近い、間隔が狭い
◆(広がりはあるが)厚みがない
◆(思慮・配慮や言葉などに)厚みがない、重みがない
◆(味や色などに)深みがない、濃さが足りない
◆(土の養分などが)少ない
◆扉や窓に垂らす簾(すだれ)、同「箔」
◆蚕を飼うための平らな籠(かご)、「蚕箔(サンパク)」、同「箔」
◆[日]ススキ(薄、芒)、イネ科ススキ属の草
【礴】石5+16=総画数21 U+7934 [ハク、バク/]
◆「磅礴(ホウハク)」、大きく広がる、広く覆(おお)われる、隅々まで満ちる
◆「盤礴(ハンバク)」◇膝(ひざ)を広げ両足を組んで座る、胡坐(コザ、あぐら)をかく◇大きく広がるさま
【薛】
艸3+13=総画数16 U+859B [セツ、セチ/]
◆チョウセンヨモギ(朝鮮艾)、キク科ヨモギ属の草、同「𧃎」、同「艾蒿(ガイコウ)」「藾蕭(ライショウ)」「藾蒿(ライコウ)」
◆周代(シュウ、前11世紀~前256年)の古国名、現山東省棗荘ソウソウ市薛城(セツジョウ)区
【孽】子3+16=総画数19 U+5B7D [ゲツ、ゲチ/]
◆庶子(ショシ)、召使(めしつかい)など正妻以外の女に産ませた子、同「㜸」
◆罪、罪作りな物事、災(わざわい)いや不幸をもたらすような物事
◆(獣や虫などがもたらす)得体(えたい)のしれない出来事・異変・災い、同「蠥」
◆切り株から生え出た芽、同「蘖(櫱)」
【薦】
艸3+13=総画数16 U+85A6 [セン/すす・める、こも]
◆腰の下に莚(むしろ)や敷き草、またそれを敷く、同「荐」、「【說文解字:𢊁部:薦】獸之所食艸从𢊁从艸古者神人以𢊁遺黃帝帝曰何食何處曰食薦夏處水澤冬處松柏」
◆しっかりと熟したもの(十分に良い状態のもの)を神前に供える
◆しっかりとした人物を取り立てるよう提言する、推挙する、「推薦(スイセン)」
◆「薦紳(センシン)」、高位に取り立てられた人、高位の人、同「侟紳」
◆進める、提供する
◆重ね重ね(かさねがさね)、繰り返し、次から次に、同「荐」「洊」
◆簡「荐」
【韉】革9+16=総画数25 U+97C9 [セン/]
◆鞍(くら、人や荷を載せるために馬などの背に置く馬具)の下に敷く革製の敷物、同「𦇩」
【衡】
行6+10=総画数16 U+8861 [コウ、ギョウ/]
◆門や窓の上部に渡した横木
◆轅(エン、ながえ)や輈(チュウ)の先端に渡した横木、これに牛馬を繋(つな)いで車を牽(ひ)かせる、同「𨏎」「輅」
◆棹秤(さおばかり)の横棒
◆横方向に伸びる、またそのようなもの
◆水平になる、(左右が)釣り合う
◆重さを量(はか)る
【蘅】艸3+16=総画数19 U+8605 [コウ/]
◆「荰蘅(トコウ)」、草名、ウマノスズクサ科カンアオイ属の草、学名Asarum forbesii、「蘅薇香(コウビコウ、荰蘅を乾燥させた生薬の名)」、同「杜衡」、別名「杜蓾(トロ)」
◆「薇蘅(ビコウ)」、草名、未詳、「【水經注:卷二十七:沔水】…山高谷深多生薇蘅草其草有風不偃無風獨搖…[†「蘅薇(コウビ)」のことか?†]」
【親】
見7+9=総画数16 U+89AA [シン/おや、した・しい、した・しむ、ちか・しい]
◆身近にいる、近しい
◆関係が近い、関係が深い
◆父母
◆血縁・婚姻関係にある人
◆深く付き合う、気兼ねなく接することができる、気の置けない
◆自ら、自分で
【襯】衣5+16=総画数21 U+896F [シン/]
◆内衣(ナイイ、インナーウェアinnerwear、undergarment)、シャツshirtや肌着のような単衣(ひとえ)の衣服、外衣(ガイイ、衣服の上に着る衣服、アウターウェアouterwear)の内側に着る衣服、「襯衫(シンサン、シャツshirt)」
◆ぴったりと付く、ぴったりと寄り付く
◆施(ほどこ)す、与え助ける、布施(フシ、フセ)、同「儭」「嚫」
◆「襯托(シンタク)」「陪襯(バイシン)」、絵柄の輪郭をぼかして絵柄を際立(きわだ)たせる、主(シュ)となるものを引き立たせる、同「渲染(センゼン)」「烘托(コウタク)」
【謁】
言7+9=総画数16 U+FA62 [エツ、オチ/]
◆身分の高い人に面会する、また面会して申し上げる、或いは願い事をする
◆名前を書いた札、名刺
【藹】艸3+16=総画数19 U+85F9 [アイ/]
◆樹木が陽を遮(さえぎ)る程に生い茂っているさま
◆良い人材がたくさん揃っているさま
◆「藹藹(アイアイ)」◇草木が盛んに生い茂るさま◇多いさま、多く集まっているさま◇薄暗いさま◇和(なご)やかなさま
【靄】雨8+16=総画数24 U+9744 [アイ/もや]
◆水蒸気や煙などの霧状のものが空気中に立ち籠めるさま、霧よりも薄いもの、気象学上では視程が1km以上10km未満の状態、1km未満は「霧」
【豬】
豕7+9=総画数16 U+8C6C [チョ/い、いのしし]
◆豕(いのこ)、イノシシ(猪)またブタ(豚、家畜化されたイノシシ)、イノシシ科の哺乳類、日本では主として「野生のイノシシ」を指すが中国では主として「ブタ」の意に用いられる、中国で「野生のイノシシ」は「野猪」という
◆「豪豬(ゴウチョ)」、ヤマアラシ(山荒らし、豪猪)、ヤマアラシ科・アメリカヤマアラシ科の哺乳類の総称
【瀦】水3+16=総画数19 U+7026 [チョ/]
◆水を集め貯(た)めておくところ、貯水池
【賴】
貝7+9=総画数16 U+8CF4 [ライ/たよ・る、たの・む、たの・もしい]
◆他に任(まか)せ切りにする、他を当てにする
◆仕事や責任などを他に押し付ける、他のせいにする
◆「無頼(ブライ)」◇他を当てにしない◇嘘ばかりで狡賢(ずるがしこ)く立ち回る者◇ならず者、悪党
◆利益、儲(もう)け
◆[日]たの・む、他にお願いする
◆[日]たの・もしい、任せても大丈夫(安心)である
【嬾】女3+16=総画数19 U+5B3E [ラン/]
◆進んでしようという気がない、気力がない、無精(ブショウ)なさま、怠(なま)けるさま、同「懶」
【懶】心3+16=総画数19 U+61F6 [ラン/]
◆進んでしようという気がない、気力がない、無精(ブショウ)なさま、怠(なま)けるさま、同「嬾」
【瀨】水3+16=総画数19 U+7028 [ライ/せ]
◆水底に砂や石が堆積して浅くなったところ、「浅瀬(あさせ)」、同「磧」
◆川や海の浅くなって流れが速いところ、「早瀬(はやせ)」、同「湍」
◆[日]立場、場所
【獺】犬3+16=総画数19 U+737A [タツ、タチ、ダツ/かわうそ]
◆カワウソ(獺)、イタチ科カワウソ亜科の哺乳類の称、「水獺(スイライ)」
◆「獺祭(ダッサイ)」◇カワウソ(獺)が獲った魚(獲物)を並べること、祭礼の際に供物(獲物)を祭壇に並べることに似ていることから◇詩文を作る際に引用や参考にする書物を並べ置くこと
【癩】疒5+16=総画数21 U+7669 [ライ/]
◆ハンセン病Hansen's disease、癩菌(ライキン)による感染症、同「痲瘋、麻瘋(マフウ)」
【籟】竹6+16=総画数22 U+7C5F [ライ/]
◆音孔(おとあな、音の高さを変えるための指で押さえる孔)が三つの縦笛
◆簫(ショウ)、長短複数本の竹筒を並べた竹製の縦笛
◆笛の音、風が木などの間を吹き抜ける音
【藾】艸3+16=総画数19 U+85FE [ライ/]
◆「藾蕭(ライショウ)」「藾蒿(ライコウ)」、チョウセンヨモギ(朝鮮艾)、キク科ヨモギ属の草、同「苹」「蘋」、同「艾蒿(ガイコウ)」、「【爾雅注疏:釋草】苹藾蕭(《注》今藾蒿也初生亦可食)」
◆草木に覆われて日光が遮られた所、日陰(ひかげ)、同「庇」「芘」
【錄】
金8+8=総画数16 U+9304 [リョク、ロク/]
◆刻む、刻み込む、彫る、彫り込む、同「彔」
◆(板や金属の表面になどに)文字を刻み込む、文字を彫り込む
◆書き記(しる)す、後々のために(或いは他に伝えるために)書き記す
◆書き記されたもの
◆採用する、選び採(と)る、選んだものを記録することから
◆簡「录」
【籙】竹6+16=総画数22 U+7C59 [リョク、ロク/]
◆記録や文字・絵図などが書かれた(描かれた)ものを綴(と)じたもの、書籍(ショセキ)・書物(ショモツ)
◆符号(フゴウ)や咒(まじな)いの言葉が書かれた道教のお札(ふだ)、「符籙(フロク)」
◆簡「箓」
【霍】
雨8+8=総画数16 U+970D [カク/]
◆俄雨(にわかあめ)、突然降り出して間もなく止む雨、「さっ」と降り出し「ぱっ」と止む雨
◆僅かの間、一時的な、瞬間的な
【癨】疒5+16=総画数21 U+7668 [カク/]
◆激しい吐き気・下痢・腹痛などを伴う病気
◆「癨乱(カクラン)」、同「霍乱」、暑さが原因で起こる激しい吐き気・下痢・腹痛を伴う急性の病気、日射病
【藿】艸3+16=総画数19 U+85FF [カク/]
◆豆類の葉
◆「藿香(カッコウ)」、カワミドリ(川緑)、シソ科カワミドリ属の草
◆「藨藿(ヒョウカク)」、タンキリマメ(痰切豆)、マメ科タンキリマメ属の草、同「鹿藿(ロクカク)」
【靜】
青8+8=総画数16 U+975C [セイ、ジョウ/しず・まる、しず・か]
◆動きや乱れなどが鎮(しず)まる、治(おさ)まる
◆何事もなく穏やかなさま
◆しんとして音や声がしないさま、じっと動かないさま
【瀞】水3+16=総画数19 U+701E [セイ、ジョウ/とろ]
◆清く澄んでいるさま
◆[日]とろ、川が深く流れが緩(おだ)やかなさま
【頼】
頁9+7=総画数16 U+983C [ライ/たよ・る、たの・む、たの・もしい]
◆他に任(まか)せ切りにする、他を当てにする
◆仕事や責任などを他に押し付ける、他のせいにする
◆「無頼(ブライ)」◇他を当てにしない◇嘘ばかりで狡賢(ずるがしこ)く立ち回る者◇ならず者、悪党
◆利益、儲(もう)け
◆[日]たの・む、他にお願いする
◆[日]たの・もしい、任せても大丈夫(安心)である
【瀬】水3+16=総画数19 U+702C [ライ/せ]
◆水底に砂や石が堆積して浅くなったところ、「浅瀬(あさせ)」、同「磧」
◆川や海の浅くなって流れが速いところ、「早瀬(はやせ)」、同「湍」
◆[日]立場、場所
【頻】
頁9+7=総画数16 U+FA6A [ヒン、ビン/しき・り]
◆水際、水が打ち寄せるぎりぎりの所、同「瀕」(「頻」は「瀕」の省字)
◆顰(ひそ)める、不満・不快・愁嘆・心痛などで眉間や鼻などに皺を寄せる、同「顰」
◆ぎりぎりまで近寄って並ぶ
◆しき・り、間を置かずに繰り返すこと
【嚬】口3+16=総画数19 U+56AC [ヒン、ビン/]
◆顰(ひそ)める、(不満・不快・愁嘆・心痛などで)眉間や鼻などに皺を寄せる、同「顰」
◆「嚬嘁(ヒンセイ)」「嚬𠻏(ヒンショク)」、思い悩み気が沈むさま、「【龍龕手鑑:卷二:口部第七:■■𠻏■】四俗嘁正將六反嚬嘁也憂愁忸怩不樂也」
【瀕】水3+16=総画数19 U+7015 [ヒン、ビン/]
◆水際、水が打ち寄せるぎりぎりの所、「川を渡(渉)ろうとして深さを調べるためにぎりぎりのところまで寄って顔(頁)を水面に近付ける」の意、同「濱」「頻」
◆境界の間近まで迫る、面する、接する、同「頻」
【蘋】艸3+16=総画数19 U+860B [ヒン、ビン、ヘイ、ビョウ/]
◆浮草、水面に浮かんでいる草の総称、同「苹」
◆デンジソウ(田字草)、デンジソウ科デンジソウ属の水草、同「苹」
◆「蘋果(ヒンカ)」、同「苹果(ヘイカ)」、リンゴ(林檎)、バラ科リンゴ属の木の総称、またその果実
◆簡「苹」
【駮】
馬10+6=総画数16 U+99EE [ハク、ホク/]
◆一角・二尾で馬に似た想像上の猛獣、トラ(虎)やヒョウ(豹)を食うという
◆駁(ぶち)、毛色が斑(まだら)な馬、同「駁」
◆他の意見に対しその異を説く、反論する、同「駁」、「【論衡:卷十四:譴告篇】…以善駮惡以惡懼善告人之理勸厲爲善之道也…」
【礮】石5+16=総画数21 U+792E [ホウ、ヒョウ/]
◆大きな石を飛ばす兵器、投石器
◆弾丸を飛ばす円筒形の兵器、大筒(おおづつ)、同「炮」
◆火薬を用いて爆破する、炸裂する、同「炮」
◆爆竹(バクチク)、同「炮」
【龍】
龍16+0=総画数16 U+9F8D [リョウ、リュウ、ロウ/たつ]
◆角(つの)と鬚(ひげ)を持ち体は細長く鱗(うろこ)があり、春分に天に昇り秋分に淵(ふち)に潜むという想像上の動物
◆天子・君主・皇帝を指す語、「龍飛(リュウヒ、天子の即位)」「龍体(リュウタイ、天子のお体)」
◆ひときわ優れたものを指す語
◆十二章紋の一つ
◆背が高く(八尺以上の)大きな馬、駿馬(シュンメ)
【壟】土3+16=総画数19 U+58DF [リョウ、ル、ロウ/]
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「隴」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「隴」
【壠】土3+16=総画数19 U+58E0 [リョウ、ル、ロウ/]
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「隴」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「隴」
【寵】宀3+16=総画数19 U+5BF5 [チョウ、チュウ/]
◆大切にする、大切に思う、可愛がる
◆お気に入り、「争寵(ソウチョウ、気に入られようと競う)」
【曨】日4+16=総画数20 U+66E8 [ロウ、ル/]
◆薄暗くぼんやりしているさま、「曚曨(ボウロウ、モウロウ)」
◆「曈曨(トウロウ)」、陽の光が差し始めて少しずつ明るくなるさま
【朧】月4+16=総画数20 U+6727 [ロウ、ル/おぼろ]
◆月が霞(かす)んでぼんやりしていている、ぼんやりしてはっきりしない、「朦朧(モウロウ)」
注解:本字(U+6727)の偏は「つき」で「にくづき」の「𦢫(U+268AB)」とは別字
【瀧】水3+16=総画数19 U+7027 [ロウ/たき]
◆水の流れが速いさま、急流、早瀬(はやせ)
◆[日]高い所から川のように流れ落ちる水
【瓏】玉4+16=総画数20 U+74CF [ロウ、ル/]
◆雨乞いの際に使う龍(リュウ)が彫り込まれた玉器
◆「瓏玲(ロウレイ)」「玲瓏(レイロウ)」◇玉(ギョク、美しく高貴な石)が触れ合う濁(にご)りのない澄(す)んだ音、澄んだ音や声が鳴り響くさま◇明るく透き通っているさま
【礱】石5+16=総画数21 U+7931 [ロウ、ル/]
◆磨(みが)く、磨きを掛ける、表面を覆(おお)うものを削(けず)り取ってきれいにする、同「𤮨」
【籠】竹6+16=総画数22 U+7C60 [ロウ、ル/かご、こ・める、こ・もる]
◆竹を編んで作った入れ物(盆状・桶状・笊状・筒状のものなど)の総称、またそれに入れる
◆箙(えびら)、矢を入れて背負う竹製筒状(箱形・筒形・袋形など)の容器
◆中に入(い)れる、閉じ込める、中に入(はい)る
【聾】耳6+16=総画数22 U+807E [ロウ、ル/つんぼ]
◆つんぼ、耳で声や音が(よく)聞き取れない、耳が聞こえない、耳が遠い、またそのような人
◆耳が聞こえず状況が分からない、状況が理解できない
◆「聾唖(ロウア)」、耳で声や音が聞き取れないことと、意味を持つ言葉を発することができないこと
【蘢】艸3+16=総画数19 U+8622 [ロウ、ル/]
◆オオケタデ(大毛蓼)、タデ科イヌタデ属の草、同「蘢薣(ロウコ)」「葒草(コウソウ)」「水葒(スイコウ)」「紅蓼(コウリョウ)」「天蓼(テンリョウ)」、「【爾雅注疏:釋草】蘢天蘥[†「天蘥」は「天蓼」の誤りかと思われる†]」「【爾雅注疏:釋草】紅蘢古其大者蘬(…《疏》舎人曰紅名蘢鼓其大者蘬…毛云蘢紅草也陸璣云一名馬蓼…郭云俗呼紅草爲蘢鼓…)[†「紅草」は「葒草」、「馬蓼」は【本草図譜(岩崎灌園著)】によれば「イヌタデ犬蓼」†]」
◆草木が鬱蒼(ウッソウ)と生い茂るさま、草木が群がり入り乱れるさま、「蘢蓯、蘢葱(ロウソウ)」「蘢茸(ロウジョウ)」
【襲】衣6+16=総画数22 U+8972 [シュウ、ジュウ/おそ・う、かさね・る、かさね]
◆かさね、外衣(ガイイ)、衣服の上に羽織る(重ねて着る)衣服、同「褶」
◆重(かさ)ねる、同じように繰り返す、それまで通りにする、受け継ぐ、引き継ぐ、「襲用(シュウヨウ、踏襲する)」
◆攻める、「襲撃(シュウゲキ)」「来襲(ライシュウ)」
【隴】阜3+16=総画数19 U+96B4 [リョウ、リュウ、ロウ/]
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「壠」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「壠」、「波状に起伏する畝の形と体をくねらせる龍の姿が似ている」ことから{⿰阝龍}となったようである
◆甘粛省の別称
◆陝西省と甘粛省との境にある山の名、またそれに連なる山脈の名、別名「六盤山(リクバンサン)」、「山並みが龍の背のような形に連なる」ことから
【龜】
龜16+0=総画数16 U+9F9C [キ、キン、コン、キュウ、ク/かめ]
◆カメ(亀)、カメ目の動物の総称、同「𠃾」
◆「龜兹(キュウジ、キジ)」、古国名、前3?世紀~11?世紀、現新疆ウイグル自治区庫車クチャ市一帯、同「𪚺兹」
◆かめ、部首名
【鬮】鬥10+16=総画数26 U+9B2E [キュウ、ク/くじ]
◆鬪(たたか、闘)い取る、「【玉篇:卷六:鬥部第七十三:鬮】居黝居稠二切手取也」「【說文解字注:鬥部:鬮】鬥取也(舊作鬭今正廣韵作鬮取按力取是此字本義今人以爲拈鬮…)」
◆御神籤(おみくじ、御御鬮、御神鬮)
◆「拈鬮(テンキュウ)」「抓鬮(ソウキュウ)」、御神籤(おみくじ)を引く(選び取る)