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[辞典・用語][新漢字辞典][十四画]

「総画数索引」

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番外 付録


【僕】 人2+12=総画数14 U+50D5 [ホク、ボク/しもべ]
◆個人の家に仕(つか)え主(あるじ)の身の回りの世話をする男子、召し使い、同簡「仆」、君主などの大身に仕える者は「臣」
◆他の家に仕え馬を御する者、御車ギョシャ(馭者)
◆(男性が自らを卑下して)私、我(われ)
【濮】水3+14=総画数17 U+6FEE [ホク、ボク/]
◆「濮州ボクシュウ」、隋代(581年~618年)から清代(1644年~1911年)に置かれたの州名、現山東省・河南省・河北省の省境付近
◆「濮水ボクスイ」、濮州を流れていた川の名
◆建寧ケンネイ郡(現雲南省)の南にあったという古地名、「百濮ハクホク」、同「䧤」‡「【路史:卷二十六:濮】建寧郡南濮夷地建建故縣今為鎮𨽻石首以多曰百濮一作䧤𨽂(集彭䧤蠻國一作𨽂)」‡
【匱】 匚2+12=総画数14 U+5331 [キ、ギ/]
◆物を収納するための蓋付きの箱、「匣」より大きいもの、同「櫃」「【六書故:第二十六:{⿷匚䝿}】今通㠯藏器之大者爲{⿷匚䝿}次爲匣小爲匵」
◆貯(たくわ)えが底を突く、尽きる、乏(とぼ)しい
【櫃】木4+14=総画数18 U+6AC3 [キ、ギ/ひつ]
◆物を収納するための蓋付きの箱、また扉の付いた戸棚や箪笥(たんす)、「書櫃ショキ(書籍・書類を収納する箱や書棚)」「衣櫃イキ(衣類を収納する箱や箪笥)」
◆簡「柜」
【厭】 厂2+12=総画数14 U+53AD [エン、ヨウ、オン/あ・きる、いと・う、いと・わしい]
◆強く締め付ける、強く押え付ける、押え付けて従わせる、同「壓」
◆悪夢を見て魘(うな)される、「体が押え付けられるようになる」の意
◆あ・きる、いと・う、十分な量や程度を超える、もうこれ以上は要(い)らないというほどになる、十分に過ぎて嫌になる、同「飽」
◆満足する、満ち足りる
【壓】土3+14=総画数17 U+58D3 [オウ、ヨウ、アツ/お・す、おさ・える、へ・す]
◆上から下に向けて押え付けるように力を加える
◆力で押え付ける、押え付けて従わせる
注解:中国での簡体字は「压」、日本・韓国などでは「圧」
【靨】面9+14=総画数23 U+9768 [ヨウ/えくぼ]
◆笑った時などに頬(ほお)にできる窪(くぼ)み、「酒窩シュワ・ジュワ」
【魘】鬼10+14=総画数24 U+9B58 [エン/うな・される]
◆うな・される、恐ろしい夢を見て驚く、また脅(おび)える、また脅えて思わず声を発する
【黶】黑12+14=総画数26 U+9EF6 [エン/]
◆黒子(ほくろ)、皮膚の黒い斑点、皮膚に残った黒い傷跡、黒い痣(あざ)
【壽】 士3+11=総画数14 U+58FD [シュウ、ジュ/ことぶき、ことほぎ、ことほ・ぐ]
◆長く年齢を重ねる、長命、「長寿チョウジュ」
◆祝福の言葉や贈り物を送り長命を祝う
◆年齢、「寿命ジュミョウ」
◆[日]めでたいこと、祝いの言葉、祝いの言葉を述べる
【儔】人2+14=総画数16 U+5114 [チュウ、ジュウ/]
◆(四人で)行動を共にする人、仲間や同僚、同類‡「【楚辭(王逸章句、洪興祖補注):卷第十五:通路】覽可輿兮匹儔(歷觀羣英求𡚱合也二人爲匹四人爲儔一作疇一云一人爲匹」‡
【擣】手3+14=総画数17 U+64E3 [トウ/]
◆杵(きね)などで搗(つ)く、(とんとんと)短く繰り返し突く、同「搗」「捯」
◆(棒などでとんとんと短く繰り返し)叩(たた)く、同「搗」
◆(敵を)突く、突撃する
【檮】木4+14=総画数18 U+6AAE [トウ、ドウ/]
◆木の切り株(きりかぶ)、同「杌」
◆「檮昧トウマイ」、無知で愚かなさま
【濤】水3+14=総画数17 U+6FE4 [トウ、ドウ/なみ]
◆大きな波
◆大きな波が打ち当たる音
【疇】田5+14=総画数19 U+7587 [チュウ、ジュウ/]
◆(麻を栽培する)耕作地、畑
◆田畑の畦(あぜ、田畑を区切るために土を盛り上げた所)、畝(うね、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げた所)
◆類(たぐい)、同類、「範疇ハンチュウ」
◆以前から続いている、代々と続く
◆(誰と特定できない)誰か、同「𠷎」
【籌】竹6+14=総画数20 U+7C4C [チュウ、ジュウ/]
◆離れた壺に向かって矢を投げ入れる遊びに使う竹製の矢
◆数を計算する(本数や置き方によって数を表す)ための竹の棒、同「算」
◆計画する、方策を考える
【躊】足7+14=総画数21 U+8E8A [チュウ、ジュウ/]
◆「躊躇チュウチョ(ためら・う)」、少し進んでは立ち止まり少し進んでは立ち止まるさま、迷ってなかなか前に進めないさま、事を起こす前にじっくりと考えを巡らすさま、「逡巡シュンジュン」は「行く(進む、巡)べきか戻る(退く、逡)べきか迷うさま」の意
【鑄】金8+14=総画数22 U+9444 [チュウ、シュ、ス/い・る]
◆金属を溶かし型に流し入れて目的の形に造る、「鋳造チュウゾウ」
◆目的の形に(型通りに)作り上げる
【夐】 夂3+11=総画数14 U+5910 [ケイ、キョウ、ケン/]
◆遥か遠いさま、遠く離れているさま
◆求める、あれこれ手を尽くして手に入れようとする
【瓊】玉4+14=総画数18 U+74CA [ケイ、ギョウ/]
◆美しい玉ギョク(美しく高貴な石)、同「瓗」「璚」「𤦱」
◆美しいさま、美しく光り輝くさま
◆「瓊州ケイシュウ」、古地名、現海南省海口カイコウ市付近
【察】 宀3+11=総画数14 U+5BDF [サツ、セチ/]
◆余すところなくその本質を知るために詳しく見て調べる、詳しく見調べてその本質を余すところなく明らかにする、また余すところなく知る、形勢・状態などを見極める、同「詧」「【說文解字:言部:察】覆也从宀祭臣鉉等曰祭祀必天質明明察也故从祭」「【廣韻:入聲:黠第十四:𪙻:察】監察也諦也知也至也審也」
【擦】手3+14=総画数17 U+64E6 [サツ、サチ/こす・る、なす・る、す・る]
◆さっと摩(さす)る、また拭(ふ)く
◆拭き取る
【寧】 宀3+11=総画数14 U+5BE7 [ネイ、ニョウ/むし・ろ]
◆穏(おだ)やかで心安(やす)らかなさま、不安も心配もなく心が安らぐさま、同「甯」
◆むし・ろ、どちらかと言うならば~、「A寧B」の用法で「Aであるよりはどちらかと言うならばBであろう、AというよりもBの方が願わしい、AよりもB」、同「甯」
◆どうして~であろうか、どうして~でない(~ができない、~をしない、~にならない)のであろうか
【嚀】口3+14=総画数17 U+5680 [ネイ、ニョウ/]
◆念を押す、細かく分かるように繰り返し話す(説明する)、「叮嚀テイネイ」、同「丁寧」
【檸】木4+14=総画数18 U+6AB8 [ノウ、ネイ、ニョウ/]
◆「檸檬ネイモウ」、レモンlemon、ミカン科ミカン属の木、またその果実、同「柠檬」
◆簡「柠」
【濘】水3+14=総画数17 U+6FD8 [ネイ、ニョウ/]
◆土がたっぷりと水を含んで泥状になる、「泥濘デイネイ(ぬかるみ)」、同「泞」「淖」
◆「㴿濘・濎濘テイネイ」、水がごぼごぼと湧き出るさま
◆簡「泞」
【獰】犬3+14=総画数17 U+7370 [ノウ、ニョウ、ドウ/]
◆性格や顔付き・目付きなどが悪いさま、「獰劣ドウレツ(醜みにくいさま)」
◆「猙獰ソウドウ」、性格や顔付き・目付きなどが悪いさま、凶悪・凶暴なさま
【聹】耳6+14=総画数20 U+8079 [ネイ、ニョウ/]
◆「耵聹・耵𨊓・耵𦡲テイネイ」、耳垢(みみあか)、耳糞(みみくそ)
【徴】 彳3+11=総画数14 U+5FB4 [チョウ、チ/しるし、しる・す、めす]
◆(埋もれていた人物を)召(め)し出す、召し寄せる、(税などを)取り立てる、同「征」
◆求める、要求する
◆(それまで隠れていたり目に付かないところにあったものが)表に現れる
◆事が起こることを予想させる出来事、兆(きざ)し、予兆(ヨチョウ)
◆五声ゴセイ(五音ゴイン、宮キュウ・商ショウ・角カク・徵チ・羽ウ、日本や中国で用いられる音階)の一つ、「ソ」に当たる音
【懲】心4+14=総画数18 U+61F2 [チョウ、ジョウ/こ・らしめる、こ・らす、こ・りる]
◆こ・らしめる、こ・らす、誡(いまし)める、同じような過(あやま)ちを繰り返さないよう改めさせる、「懲戒チョウカイ」
◆こ・りる、過ちを悔(く)いて大きな過ち(同じような過ち)をしないように反省し改める
【旗】 方4+10=総画数14 U+65D7 [キ、ギ/はた]
◆布や紙などを方形(四角形や長方形)に作り目印としたもの、するものの総称
◆清代(1644年~1912年)の蒙古族の軍の編成単位
◆内蒙古自治区(内モンゴル自治区)の行政単位
注解:「㫃」と「其」から成る字で、「方」は「方形の布」、「𠂉(人が変形したもの)」は「靡(なび)くさま、翻るさま、はためくさま」を表し、「其」は「それ、特定のものを指し示すもの、目印」の意
【籏】竹6+14=総画数20 U+7C4F [/はた]
◆[日]地名用字、「籏居(はたい、埼玉県秩父郡小鹿野町)」
【榮】 木4+10=総画数14 U+69AE [エイ、ヨウ/さか・える、は・える]
◆草木が盛んに茂る、花が華やかに咲き盛る
◆繁盛する
◆華やかなさま、目立つさま
◆軒先(のきさき)の両端の反り上がった部分「【說文解字:木部:榮】屋梠之兩頭起者為榮」
◆キリ(桐)、キリ科の木
【蠑】虫6+14=総画数20 U+8811 [エイ、ヨウ/]
◆「蠑螺エイラ」、サザエ(栄螺・拳螺)、サザエ科の巻貝
◆「蠑螈エイゲン」、イモリ(井守・蠑螈)、イモリ科の両生類、別名「蛇醫シャイ」
【滿】 水3+11=総画数14 U+6EFF [バン、マン/み・たす、み・ちる]
◆余すところなく一杯になる、これ以上は(それ以上は)入らなくなる、また一杯にする
◆ぎっしりと詰まる、また詰める、隙間(すきま)なく埋(う)まる、また埋める、「充満ジュウマン」
◆足(た)る、これ以上は(それ以上は)ない、これ以上は(それ以上は)いらない、「満足マンゾク」「不滿フマン(満ち足りないさま、満たされないさま)」
【懣】心4+14=総画数18 U+61E3 [バン、マン、ボン、モン/]
◆煩(わずら)う、あれこれと思い悩む
◆悶(もだ)える、思い(悩み・悲しみ・考え・意欲など)が心に満ちる、同「𢟮」「㦖」
【熊】 火4+10=総画数14 U+718A [ユウ、ウ/くま]
◆クマ(熊)、クマ科の哺乳類
【羆】网5+14=総画数19 U+7F86 [ヒ/ひぐま]
◆ヒグマ(羆)、クマ科クマ属の哺乳類、クマ(熊)の中では最も大形の種
【熏】 火4+10=総画数14 U+718F [クン/いぶ・す、いぶ・る、くゆ・らす、くす・べる、ふす・べる]
◆煙が立ち昇る
◆煙や蒸気や匂いが立ち込める
【勲】力2+13=総画数15 U+52F2 [クン/いさお]
◆国王や君主のために尽くした称賛すべき功労・功績
【勳】力2+14=総画数16 U+52F3 [クン/いさお]
◆国王や君主のために尽くした称賛すべき功労・功績
【燻】火4+14=総画数18 U+71FB [クン/いぶ・す、いぶ・る、くゆ・らす、くす・べる、ふす・べる]
◆煙が立ち昇る
◆煙や蒸気や匂いが立ち込める
【薫】艸3+13=総画数16 U+85AB [クン/かお・る、かおり]
◆良い香り、良い香りのする草
◆火にかけて良い香りを立ち昇らせる、良い香りが立ち籠(こ)める、またその香り
◆良い影響を与える、また受ける、「薰陶クントウ」
【醺】酉7+14=総画数21 U+91BA [クン/]
◆酒の香り、酒の香りが立ち籠めるさま
◆酒に酔う
【爾】 爻4+10=総画数14 U+723E [ジ、ニ/なんじ、しか・り、しか・る]
◆汝なんじ、あなた、君
◆然(しか)り、正(まさ)しく、その通り、同意・肯定の意を表す
◆然(しか)る、そのように、そのような
◆(時間を指して)それ、この、「爾来ジライ(それ以来)」
【彌】弓3+14=総画数17 U+5F4C [ビ、ミ/や、いや]
◆遥(はる)か遠いさま、はるか遠くまで続いているさま
◆大きく広がるさま、隅々まで広がるさま
◆遠くまで、隅々まで、余すところなく、遍(あまね)く
◆久しい、長い間変わることなく続いている、同「镾」
◆いよいよ、益々(ますます)
◆「阿彌陀佛・阿弥陀仏アミダブツ(Amitābha、Amitāyus[梵])」「彌勒菩薩・弥勒菩薩ミロクボサツ(Maitreya[梵])」などの梵語の音写に用いる字
◆張っていた弓の弦(つる)を弛(ゆる)める、同「㣆」「瓕」
【濔】水3+14=総画数17 U+6FD4 [ビ、ミ、デイ、ナイ/]
◆水が一面に満ち広がるさま、同「沵」「瀰」
◆簡「沵」
【璽】玉5+14=総画数19 U+74BD [シ、ジ/しるし]
◆天子や諸侯の印鑑、後に天子の印鑑
◆天子であることの印(しるし)
【禰】示5+14=総画数19 U+79B0 [デイ、ナイ/]
◆亡くなった父の霊璽レイジ(仏式でいう位牌イハイ)を安置する霊廟
【邇】辵4+14=総画数18 U+9087 [ジ、ニ/]
◆(場所や時間などが)近い
◆(間柄が)近しい
【獄】 犬3+11=総画数14 U+7344 [ギョク、ゴク/]
◆(二頭の犬が)互いに自分の正当性(縄張りであること)を主張する、また主張して言い争う、同「犾(㹜)」「【說文解字:㹜部:獄】确也(…)二犬所㠯守也」
◆(どちらの主張が正当か判断してもらうために公的な機関に)訴(うった)える、訴え出る、裁判する
◆(中央、朝廷)の堅牢ケンロウな牢屋(ろうや)、同「𡈭」、地方の拘置所を「犴」「【說文解字注:㹜部:獄】确也(召南傳曰獄埆也埆同确堅剛相持之意)…二犬所守也(說从㹜之意韓詩曰宜犴宜獄鄉亭之繫曰犴朝廷曰獄獄字从㹜者取相爭之意許云所以守者謂𨻼牢拘罪之處也)」
【嶽】山3+14=総画数17 U+5DBD [ガク/たけ]
◆高く大きな山、高く大きく崇高スウコウな山、同「岳」
◆「五嶽ゴガク」、中国の代表的な五つの名山、岱山タイザン(東嶽、現泰山、山東省泰安市 )、霍山カクザン(南嶽、現衡山、湖南省衡陽市 )、華山カザン(西嶽、陝西省華陰市 )、恆山コウザン(北嶽、山西省大同市渾源県 )、嵩山スウザン(中嶽、河南省鄭州市登封市 )
◆妻の父母に対する尊称、「岳父ガクフ(妻の父親)」「岳家ガクカ(妻の実家)」
【疑】 疋5+9=総画数14 U+7591 [ギ/うたが・う]
◆ああかもしれないこうかもしれないと思いが乱れ一歩を踏み出せない、もしかしたらと惑(まど)いどちらとも決め兼ねる
◆(はっきりとした根拠はないが)もしかしたらと思う、違っているのではないかと思う
◆(はっきりとした根拠はないが)そうではないかと思う
【凝】冫2+14=総画数16 U+51DD [ギョウ/こ・る、こ・らす]
◆(水が)凍る、凍って固まる
◆固まって動かない、揺(ゆ)るがない
◆一カ所に集める、一点に集中させる
【嶷】山3+14=総画数17 U+5DB7 [ギ、ギョク、ゴク/]
◆(山が)高く聳(そび)え立つ
◆高く飛び抜けているさま、傑出しているさま‡「【史記:巻一:五帝本紀第一】其色郁郁其德嶷嶷」‡
◆幼くして聡明なさま、同「㘈」
◆「九嶷キュウギ」、山名、在湖南省永州市寧遠県、舜シュン(古代中国の名君で五帝の一人)が葬られている山
【擬】手3+14=総画数17 U+64EC [ギ、ゴ/なぞら・える、もど・き]
◆どうしようかと考える、どうしたらよいかと考える
◆他の物に似せる、よく似ている
◆他のよく似ている物事を例レイに引く、例(たと)える
【癡】疒5+14=総画数19 U+7661 [チ/し・れる]
◆無知なさま、愚かなさま、同「𠈴」
◆物事の認識や判断が正常にできない、またそのような病気
◆思慮シリョが足りない、またそのような振る舞い
【礙】石5+14=総画数19 U+7919 [ガイ、ゲ/]
◆妨(さまた)げる、行(ゆ)く手を阻(はば)む、遮(さえぎ)る、止める、同「碍」
【盡】 皿5+9=総画数14 U+76E1 [シン、ジン/つ・くす、つ・きる、ことごと・く]
◆器の中身を空(から)にする、全てを出し切る、同「儘」
◆全て終える、最後まで全(まっと)うする
◆ことごと・く、全て、余すところなく、あるものを残らず
【儘】人2+14=総画数16 U+5118 [シン、ジン/まま]
◆尽(つ)きる、全てが出尽くす、全てを出し切る、同「尽」
◆[日]まま、その通りに、思いの通りに
◆簡「侭」
◆簡「尽」
【壗】土3+14=総画数17 U+58D7 [/まま]
◆[日]「壗下(まました)」、地名、神奈川県南足柄市
◆簡「𡋤」、「𡋤」は中国で「壗」の簡体字
【燼】火4+14=総画数18 U+71FC [シン、ジン/]
◆燃(も)え残り、燃えさし、燃え切らずに残った火
◆多くの人が犠牲になるような災害や戦争などの後に生き残った人
【贐】貝7+14=総画数21 U+8D10 [シン、ジン/はなむけ]
◆旅立つ人への品物・金銭などの贈り物、またそれを贈る、送別の際に催す酒宴を「餞」
【睿】 目5+9=総画数14 U+777F [エイ/]
◆ものの奥深くまで見通すことができるさま、ものの本質を見極めることができるさま
◆聡明なさま
◆天子を敬(うやま)って用いる語
【叡】又2+14=総画数16 U+53E1 [エイ/]
◆ものの奥深くまで見通すことができるさま、ものの本質を見極めることができるさま
◆聡明なさま
◆天子を敬(うやま)って用いる語
【濬】水3+14=総画数17 U+6FEC [シュン/]
◆水底に溜(た)まった泥や土砂を浚(さら)って深くする、同簡「浚」、同「䜭」
◆深いさま、奥深いさま、同「浚」
◆五代十国時代(907年~979年)から宋代(960年~1279年)にかけて置かれた州名、また県名、現河南省鶴壁市濬県
【維】 糸6+8=総画数14 U+7DAD [イ、ユイ/つな、これ]
◆(幕の四隅を)綱(つな)などで繋(つな)ぐ、繋ぎ止める、またその綱
◆(四隅を)繋いで動いたり外れたり緩んだりしないようにする
◆「四維シイ」◇四方(東西南北)の四隅、巽(たつみ、南東)・坤(ひつじさる、南西)・乾(いぬい、北西)・艮(うしとら、北東)◇国家存続の柱となるべき四つの大綱タイコウ(礼・義・廉・恥)
◆これ、「維新イシン(これ新たなり、これまでの物事を改め新しくすること)」
【羅】网5+14=総画数19 U+7F85 [ラ/]
◆鳥を捕(と)らえる網(あみ)、魚を取る網は「綱」、「網羅モウラ(魚を捕る網と鳥を捕る網、残らず捕らえる)」「羅網ラモウ(鳥を捕る網と魚を捕る網、法の網、網に掛かる、罠に掛ける)」
◆網で(鳥を)捕(と)らえる
◆(網の目のようにぎっしりと、整然と)列を成して並ぶ、また並べる、「羅列ラレツ」
◆(網のように目が粗く透けるような)薄く軽い織物
【聚】 耳6+8=総画数14 U+805A [シュウ、ジュ、シュ、ズ/あつ・まる、あつ・める]
◆多くの人やものが一か所に集まる、また集める
◆大勢が同じところに会カイする、またそのようなところ
【驟】馬10+14=総画数24 U+9A5F [スウ、ジュ、シュウ/]
◆馬が小走り(トロットtrot)する、「歩walk」よりも速く「馳gallopギャロップ」よりも遅い速さ
◆速(はや)く、早々(はやばや)と、駆(か)け足で
◆俄(にわ)かに、突然に
◆度々たびたび、しばしば、繰り返し何度も
【臺】 至6+8=総画数14 U+81FA [タイ、ダイ/うてな]
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
◆簡「台」
【擡】手3+14=総画数17 U+64E1 [タイ、ダイ/もた・げる]
◆上げる、持ち上げる
◆何人かで力を合わせ物を持ち上げる
◆揺れ動く‡「【玉篇:卷六:手部第六十六:擡】大才切動振也」‡
【薹】艸3+14=総画数17 U+85B9 [タイ、ダイ/とう]
◆茎の先に多くの花をつける草の花茎カケイ、フキノトウ(蕗の薹)・ネギボウズ(葱坊主)・ニラ(韮・韭)などの花茎の部分
◆「蕓薹ウンダイ」、ブラッシカ・ラパBrassica rapa、アブラナ科アブラナ属の草、アブラナ(油菜)・カブ(蕪)・ハクサイ(白菜)・コマツナ(小松菜)などアブラナ属の植物の原種と考えられている
◆「薹草タイソウ」、カヤツリグサ科スゲ属の草の総称
【蔑】 艸3+11=総画数14 U+8511 [ベツ、メチ/さげす・む、ないがし・ろ]
◆目が充血したり腫(は)れたりして、よく見えない、殆(ほとん)ど見えない
◆殆ど見ない、しっかりと注目しない
◆目に入らない、軽んずる、無視する
◆見下す、軽く見る、軽視する
◆失う、無(な)くなる「【孟子注疏:卷二十四:板】民之方殿屎則莫我敢葵喪亂蔑資曾莫惠我師(《傳》殿屎呻吟也蔑無資財也)」
【襪】衣5+14=総画数19 U+896A [バツ、モチ、ベツ/]
◆足や脚を包(くる)む靴下(くつした、ソックスsocks・ストッキングstockingsなど)や脚絆(きゃはん)の類、同「袜」「帓」、革製は「韈」
【韈】革9+14=総画数23 U+97C8 [ベツ、バツ、モチ/]
◆革製の靴下(くつした、足や脚に履くもの)、布製は「襪」「袜」「帓」
【蜜】 虫6+8=総画数14 U+871C [ビツ、ミツ、ミチ/]
◆ハチ(蜂)が花などから集めて巣に貯える粘性が高く甘い液体
◆(蜂蜜のように)甘くねっとりとしたもの
【櫁】木4+14=総画数18 U+6AC1 [ビツ、ミツ、ミチ/]
◆香木の名、ジンコウ(沈香、ジンチョウゲ科ジンコウ属の常緑高木)の類とされる、同「樒」 ‡「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:櫁】亡質切香木也取香皆當豫斫之久乃香出榓同上」‡
【豪】 豕7+7=総画数14 U+8C6A [コウ、ゴウ/えら・い]
◆猛々(たけだけ)しく勇ましい、並外れて力がある、またそのような人
◆才智や力が傑出している、ずば抜けている、またそのような人、十人に一人の逸材「【春秋繁露:卷八:爵國第二十八】…萬人者曰英千人者曰俊百人者曰傑十人者曰豪…」
◆大層タイソウなさま、他に比べて一段飛び抜けているさま、「豪勢ゴウセイ」「豪華ゴウカ」
◆「豪猪ゴウチョ(ヤマアラシ山荒らし・豪猪)」、ヤマアラシ科の哺乳類
◆強いさま、硬いさま
【壕】土3+14=総画数17 U+58D5 [コウ、ゴウ/ほり]
◆都市や城の周りに巡らせた堀(ほり)、堀(ほり)、窪(くぼ)み、同「濠」
注解:水がない堀を「壕」、水を湛えた堀を「濠」にすることが多い
【濠】水3+14=総画数17 U+6FE0 [コウ、ゴウ/ほり]
◆都市や城の周りの水を湛えた堀(ほり)、水を湛(たた)えた堀、同「壕」
◆川名、安徽省滁州市鳳陽県を流れる川
【貌】 豸7+7=総画数14 U+8C8C [ボウ、ミョウ/かお]
◆顔立ちや姿や立ち振る舞い、またその外見・様子
◆外に現れ出た姿形・様子・状態、外見、外観
◆遥(はる)か遠いさま、遠く朧(おぼろ)げなさま、同「邈」
【藐】艸3+14=総画数17 U+85D0 [ビョウ、ミョウ、バク、マク/]
◆小さいさま、小さく微(かす)かなさま
◆小さいもの(小さいこと)と見做(みな)す、軽(かろ)んずる、疎(おろそ)かにする、なおざりにする
◆果てしなく広がっているさま、遥(はる)か遠いさま、同「邈」‡「【詩經:大雅:瞻卬】…藐藐昊天無不克鞏(《傳》藐藐大貌鞏固也《箋》云藐藐美也王者有美德藐藐然無不能自堅固於其位者微箴之也)…」‡
【貍】 豸7+7=総画数14 U+8C8D [リ/]
◆タヌキ(狸)、イヌ科タヌキ属の哺乳類、同「狸」「貉」
◆ヤマネコ(山猫)やベンガルヤマネコ(ベンガル山猫)などのネコ科に属する哺乳類、また野生のネコ、同「狸」
【霾】雨8+14=総画数22 U+973E [バイ、マイ、メ/]
◆風に吹き上げられた砂埃(すなぼこり)、またその砂埃が降り落ちる
【赫】 赤7+7=総画数14 U+8D6B [カク、キャク/]
◆火が赤々と燃えるさま、真っ赤なさま、同「焃」「奭」
◆明るい、明白な
◆勢いがあるさま、盛んなさま、同「奭」
◆顔を真っ赤にして怒(いか)るさま、同「嚇」
【嚇】口3+14=総画数17 U+5687 [カク、キャク/おど・す]
◆顔を真っ赤にして怒(いか)る
◆顔を真っ赤にして怒鳴(どな)り付ける、また脅(おど)し付ける、同「哧」
【閣】 門8+6=総画数14 U+95A3 [カク/]
◆止(と)める、止(や)める、止めてそのままの状態を続ける、同「擱」
◆門を閉じるときに扉が行き過ぎないように止めるための杭(くい)
◆木を高く組んでその上に建てた建物、高殿(たかどの)
◆木や板を横に並べて架け渡した道、また橋、また廊下、同「桟」
◆板を渡しその上に物を置く棚
◆「内閣ナイカク」の略、国政の最高機関
【擱】手3+14=総画数17 U+64F1 [カク/お・く]
◆止(と)める、止(や)める、止めてそのままの状態を続ける、同「閣」
◆置く、置いたままにする
【需】 雨8+6=総画数14 U+9700 [シュ、ス、ジュ/]
◆(雨が止むのを)待ち望む
◆欲しいものや必要なもの、またそれを得たいと思う、またそう思いながら待つ
◆しっとりとして柔(やわ)らかい
【儒】人2+14=総画数16 U+5112 [ジュ、ニュウ/]
◆天地人(天と地と人、宇宙のあらゆるもの)に通じた人、博識ハクシキな人、学者
◆孔子コウシの教え、またそれを教授・伝授する人
◆「朱儒シュジュ」◇背丈(せたけ)が低い人、小人(こびと)◇演劇で道化役(どうけやく、面白おもしろおかしい役どころ)を演ずる背丈が低い役者‡「【禮記注疏(禮記正義):卷三十九:樂記】今夫新樂進俯退俯姦聲…(《疏》…有俳優雜戲朱儒短小之人…)」‡◇梁(はり)の上に立てて棟木(むなぎ)を支える短い柱、梲(うだつ、うだち)
【嬬】女3+14=総画数17 U+5B2C [ジュ、ニュウ/つま]
◆妻
◆妾(めかけ)
【孺】子3+14=総画数17 U+5B7A [ジュ、ニュウ/]
◆乳飲み子、幼い子
◆幼い
◆大夫タイフ(古代の官名)の妻、「孺人ジュジン」
【懦】心3+14=総画数17 U+61E6 [ダ、ナ、ジュ、ニュウ/]
◆弱い、弱々しい、小心で気が弱い、同「偄」
◆「怯懦キョウダ」「懦怯ダキョウ」、気が弱く臆病オクビョウなさま、肝(きも)が小さいさま
【臑】月(肉)4+14=総画数18 U+81D1 [ジュ、ニュウ、ドウ、ノウ/すね]
◆上膊ジョウハク、上腕ジョウワン、人間の場合は肩の先から肘(ひじ)まで部分、四足獣の場合は前脚(まえあし)の脚(あし)の付け根から膝(ひざ)までの部分
◆じっくりと煮込んで柔らかくなった肉
◆[日]臑・脛(すね)、足の膝(ひざ)から足首までの部分
【濡】水3+14=総画数17 U+6FE1 [ジュ、ニュウ/ぬ・れる、ぬ・らす]
◆ものの表面に水や水滴が付着フチャクする
◆水分が浸透シントウする、湿り気を帯(お)びる、潤(うるお)う
◆「霑濡テンジュ」◇雨に濡(ぬ)れるさま、びっしょりと(或いはしっとりと)濡れるさま◇潤うさま、恵(めぐ)みを授(さず)かるさま
◆「濡忍ジュニン」、(降る雨に、降りかかった災難や蒙った恥辱チジョクに)じっと耐(た)える、耐え忍(しの)ぶ
◆「濡滞ジュタイ」、(雨に濡れることを恐れて出発を)なかなか決断ケツダンできない、或いは決断しない
【糯】米6+14=総画数20 U+7CEF [ダ、ナ/もち]
◆粘り気のある米、またその米が採れる稲、粘りの少ないものは「粳」
◆粘る、べとべとする
【繻】糸6+14=総画数20 U+7E7B [シュ、ス、ジュ、ニュウ/]
◆目の細かい薄絹、同「襦」
◆色糸で美しく織られた(厚手の)絹織物
◆布を裂いた割符
【蠕】虫6+14=総画数20 U+8815 [ゼン、ネン、ジュ、ニュウ/]
◆虫が体をくねらせながら動く、蠢(うごめ)く、同「蝡」
【襦】衣5+14=総画数19 U+8966 [ジュ、ニュウ/]
◆上半身に着る衣服
◆「襦裙ジュクン」、上下が分かれた衣服
◆柔らかく温かい衣類、下着
◆乳児用の涎掛(よだれかけ)
◆目の細かい薄絹、同「繻」
【轜】車7+14=総画数21 U+8F5C [ジ、ニ/]
◆棺(ひつぎ)を載(の)せ運ぶ車
注解:「而」は「棺に被せた飾りが垂れるさま」を象(かたど)ったものという
【領】 頁9+5=総画数14 U+9818 [レイ、リョウ/えり]
◆項(うなじ)、頸(くび、頭と胴の間にあって頭を支える部分)の後ろ側(背側)
◆首、頸(くび)
◆衣服の首周りの縁(へり)の部分、首元で交差させるものは「交領コウリョウ」、衽(おくみ)の縁の部分は「衿キン(えり)」、日本では「襟キン(えり)」を用いるが、中国で「襟」は「衣服の体の前(胸元)を覆(おお)う部分」を指す
◆大事な部分、要所、要点、「要領ヨウリョウ」
◆統(す)べる、一つに纏(まと)め率(ひき)いる、統率トウソツする、「統領トウリョウ」
◆支配する、統治トウチする
◆受ける、引き受ける
◆了解する、理解する、「領悟リョウゴ」
【嶺】山3+14=総画数17 U+5DBA [レイ、リョウ/みね]
◆山の峰(みね、高く突き出ているところ)、山の峰が続いているところ、同簡「岭」、同「阾」
【鼻】 鼻14+0=総画数14 U+9F3B [ヒ、ビ/はな]
◆一般に動物(ヒト人を含む)の顔の中央にあって呼吸したり匂(にお)いを感じるための隆起リュウキした器官
◆(動物の体の先にある顔から更に突き出ていることから)端緒タンショ、最初、始まり
◆自分、自(みずか)ら、古「自」
◆はな、はなへん、部首名
注解:「自」と「畀(ヒ、与える)」の会意文字、「自らに引き込み他に与える」「吸い込み吐き出す」「呼吸」の意
【嚊】口3+14=総画数17 U+568A [ヒ/かか、かかあ]
◆鼾(いびき、睡眠中の鼻息)や寝息(ねいき)の音、同「鼾」
◆喘ぐ
◆[日]かか、かかあ、自分の妻や母親を親しみを込めて呼ぶ語、同「嬶」
【嬶】女3+14=総画数17 U+5B36 [/かかあ、かか]
◆[日]かかあ、かか、自分の妻や母親を親しみを込めて呼ぶ語、同「嚊」
【齊】 齊14+0=総画数14 U+9F4A [セイ、ザイ、サイ、セ/ひと・しい、ととの・う]
◆多くのものが凸凹(でこぼこ)せずに揃(そろ)っている、偏(かたよ)らずに整(ととの)っている
◆長さや重さなどが揃っている、等(ひと)しい
◆ちょうどよい具合に整える、きちんと揃える
◆周代(西周)から戦国時代にかけての国名、前11世紀~前221年、姜キョウ氏による「姜齊(前11世紀~前379年)」と後の田デン氏による「田齊(前386年~前221年)」とに呼び分ける
◆南北朝時代の王朝名、479年~502年、別名「南齊」
◆南北朝時代の王朝名、550年~577年、別名「北齊」
【儕】人2+14=総画数16 U+5115 [サイ、ゼ、セイ/]
◆同輩、等輩、地位や学年などが同じ仲間、同「侇」
【劑】刀2+14=総画数16 U+5291 [セイ、ザイ/]
◆ちょうどよい具合に整える、同「斉」
◆草木を切り揃える
◆薬の効果がちょうどよい具合になるように調合する
◆調合された薬を数える単位、一劑=服用一回分
◆質札(しちふだ)、金銭の貸借などの契約内容を書いた札、これを半分にし証拠として双方が持つ、同「劕」
【擠】手3+14=総画数17 U+64E0 [セイ、サイ/]
◆押し出す、ぎゅっと押して外に出す
◆ぎっしりと詰まる、ひしめき合う
【臍】月(肉)4+14=総画数18 U+81CD [セイ、ザイ/へそ、ほぞ]
◆へそ、ほぞ、腹の真ん中の窪(くぼ)んでいる所
◆ものの真ん中にあって窪んでいるもの
◆「臍帯サイタイ」、へその緒(お)、胎児と胎盤とを繋(つな)ぐ管状の器官
【濟】水3+14=総画数17 U+6FDF [セイ、サイ/な・す、すく・う、す・む、す・ます]
◆(舟で)川を渡る
◆(難所を、難事を)渡り切る、(互いに手を貸しあって)乗り切る
◆手を貸して救い上げる、困っている人に手を貸して(足りないものを補い合って)みなと同じ状態にまでにする、「救済キュウサイ」
◆みなが揃う、きれいに揃える
◆現河南省済源市を源とする古川名、古くは渤海に注ぐ大河だったが、上流で交差するように流れていた黄河が濟水の川筋を本流としたため、その名は残っていない、「濟水セイスイ」、長江・黄河・淮河ワイガと共に「四瀆シトク」と呼ばれた、同「泲」
◆[日]止(や)む、終わる
【纃】糸6+14=総画数20 U+7E83 [セイ、ザイ、シ/]
◆「纃縗シサイ」、裾(すそ)の下縁(へり)を縫った粗い麻製の喪服の名、祖父や兄弟などの近しい人が亡くなった際に着用する、同「齊衰」、縫わないものを「斬縗ザンサイ」、五服ゴフクの一つで、亡くなった人の近遠の順に「斬縗・斬衰ザンサイ」「纃縗・齊衰」「大功タイコウ」「小功ショウコウ」「緦麻シマ」‡「【禮記正義:間傳:丧服】斬衰三升齊衰四升五升六升大功七升八升九升小功十升十一升十二升緦麻十五升去其半†[「升」は経糸数の単位、「升」参照]†」‡
◆[日]絣(かすり)、部分的に染め分けた糸で織った織物
【薺】艸3+14=総画数17 U+85BA [セイ、ザイ、シ、ジ/なずな]
◆ナズナ(薺)、アブラナ科ナズナ属の草
◆「荸薺ホツシ・ボッシ」、イヌクログワイ(犬黒慈姑)、カヤツリグサ科ハリイ属の水草、塊茎カイケイ(根茎が球形に肥大したもの)を食用とする、別名「シログワイ(白慈姑)」、またオモダカ科オモダカ属の水草で塊茎を食用とするものを併せての総称、別名「𦽏茈フシ」「慈姑シコ」「烏芋オウ」
◆「石薺苧セキセイネイ」、イヌコウジュ(犬香薷)、シソ科イヌコウジュ属の草
【躋】足7+14=総画数21 U+8E8B [セイ、サイ/]
◆登る、道や階段や梯子(はしご)などの足場を伝いながら登る、同「登」
【霽】雨8+14=総画数22 U+973D [セイ、サイ/は・れる]
◆雨や雪が止んですっきりと晴れ上がる
◆それまで閊えていたりわだかまっていたものが取れてすっきりする


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