艸艸6+0=総画数6 U+8278
音読: ソウ[漢呉]
◆草
◆草木が芽生えるさま
◆[日]くさ、くさかんむり、部首名
筆順
𠱭君
口3+6=総画数9 U+20C6D
音読: クン[漢呉]
訓読: きみ
◆大きな領土を有し多くの人民を統治する人、天子
◆国王から諸国の領有を認められた者、国を領有している者、国主コクシュ
◆きみ、あなたyou、人を尊(とうと)び敬(うやま)って呼ぶ(指す)語
𢘿
心4+6=総画数10 U+2263F
音読: サ[漢呉]
◆「𢘿題サダイ」、古県名、淸河セイガ郡(現河北省南部から山東省北西部にかけての地)にあったという「【漢書(前漢書):卷二十八上:地理志第八上】淸河郡…𢘿題(師古曰𢘿古莎字)」「【曝書亭集:卷第十三:古今詩:東峪寺】孤山指𢘿題馬力苦顚跋…」
注解:【玉篇:卷八:心部第八十七:𢘿】【集韻:卷三:平聲三:戈第八:𢘿】【康熙字典:卯集上:心部:𢘿】」は{⿱艸心}だが、【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢘿】【漢書(前漢書):卷二十八上:地理志第八上】【曝書亭集:卷第十三:古今詩:東峪寺】などは「{⿱屾心}」に作る。
茻𦬠𦬇
艸3+6=総画数9 U+833B
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆叢(くさむら)、草がびっしりと叢(むら)がり生えているさま、草が茫々ボウボウと生えているさま
◆未詳「【玉篇:卷十四:茻部第一百六十四:茻】莫朗切草木冬生不死說文云眾艸也𦬠同上」
𨑆莀
辰7+6=総画数13 U+28446
音読: ドウ、ノウ、ノ、シン、ジン
◆田畑を耕し、作物の種を播(ま)き育て収穫する、またその仕事、またそれ従事する人、同「農」
◆草が多いさま
𨒽造𨕡𦹢辵3+6=総画数9 U+284BD
音読: ソウ[漢呉]、ゾウ[呉]
訓読: つく・る
◆(素材に手を加えて、組み合わせて)作り上げる
◆成(な)る、為(な)す、成し遂(と)げる
◆到(いた)る、行き着く
◆慌てる、慌ただしい
◆「𨒽次ゾウジ」◇ごく短い時間、咄嗟トッサ◇急いで、あたふたと
「【論語注疏:卷四:里仁】…君子無終食之間違仁造次必於是顚沛必於是(《疏》…造次急遽也…)」注解:別
「𨒯」
𨴔開𨴂𨵑𨵓
門8+6=総画数14 U+28D14
音読: カイ[漢呉]
訓読: あ・く、あ・ける、ひら・く、ひら・ける、はだ・ける
◆啓(ひら)く、閉じられている扉を真ん中から左右に押し除(の)ける
◆仕切っているもの(塞ふさいでいるもの、妨さまたげているもの)を取る、「開放カイホウ」
◆明け放つ、大きく広げる
◆(閉じていた扉が開いて)間が空(あ)く
◆(束縛ソクバクを解といて)動かす、動く
艹艸3+0=総画数3 U+8279
◆[日]くさ、くさかんむり、部首名、「艸」が冠(かんむり、漢字の上部)にあるときの字形
筆順
㭉
木4+4=総画数8 U+3B49
音読: カ、ゲ
◆土を掘り起こす農具で鍬ショウ(日本で鋤(すき)と呼ばれる農具)の類、同「鏵」「鋘」「釫」
𥄕目5+4=総画数9 U+25115
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆目(の位置や形)が正常ではないさま
注解:字形は{⿱艹目}ではなく{⿱艹目}、別
「苜」
𦤄
自6+4=総画数10 U+26904
◆未詳「【中華字海:自部:𦤄】同"𥄕"」
雈隹8+4=総画数12 U+96C8
音読: カン[漢]、ガン[呉]
◆コノハズク(木葉木菟)、フクロウ科コノハズク属の鳥、別名「老鵵ロウト」
「【爾雅注疏:釋鳥】萑老鵵(《疏》木兔也似鴟鵂而小兔頭有角毛腳夜飛好食雞)」注解:本字は{⿱艹隹(つのかんむり)}で
「萑{⿱艹隹(くさかんむり)}」とは別字
韮韭韭9+3=総画数12 U+97EE
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
訓読: にら
◆ニラ(韮)、ヒガンバナ科ネギ属の草
{ニラ}筆順
艺藝兿㙯萟艸3+1=総画数4 U+827A
音読: ゲイ[漢]、ゲ[呉]
◆種を播(ま)き育てる、草木を植え育てる、同「蓺」、「園芸エンゲイ」
◆技術や技能、またそれによって作り出される(表現される)もの、「芸術ゲイジュツ」、「藝」の省画字として日本では「芸」を用いるが、本来「芸」には「藝」の意はない、
「芸」参照
呓囈𡂞𠾁
口3+4=総画数7 U+5453
音読: ゲイ[漢]、ゲ[呉]
◆寝言(ねごと)、睡眠中の譫言センゲン(うわごと)、同「讛」
◆戯言ギゲン(たわごと)、意味のない(たわいない)言葉や話
艾𦫿㘷艸3+2=総画数5 U+827E
音読: ガイ[漢]、ゲ[呉]
訓読: よもぎ、もぐさ
◆「艾蒿ガイコウ」、チョウセンヨモギ(朝鮮蓬)、キク科ヨモギ属の草
{チョウセンヨモギ}◆もぐさ、ヨモギ(蓬・艾)の葉を乾燥させ揉(も)み砕いたもの、灸キュウに利用される他食用などにもする、別名「冰臺ヒョウダイ」
◆草を刈り取る、絶やす、絶える、同「刈」
◆(五十歳の)老人
「【禮記:曲禮上】四十曰強而仕五十曰艾服官政(《注》艾老也)」◆(若く)美しい人
「【莊子:齊物論】麗之姬艾封人之子也」◆安(やす)んずる、落ち着く
「【漢書:王莽傳:王莽傳第六十九下】世祖卽位然後宗廟社稷復立天下艾安」筆順
哎
口3+5=総画数8 U+54CE
音読: アイ
◆「ああ」などの悲痛・嘆息の声を表す語
◆「おい」などの呼び掛けの語
㘷艾𦫿土3+6=総画数9 U+3637
音読: ガイ[漢]、ゲ[呉]
訓読: よもぎ、もぐさ
◆「艾蒿ガイコウ」、チョウセンヨモギ(朝鮮蓬)、キク科ヨモギ属の草
{チョウセンヨモギ}◆もぐさ、ヨモギ(蓬・艾)の葉を乾燥させ揉(も)み砕いたもの、灸キュウに利用される他食用などにもする、別名「冰臺ヒョウダイ」
◆草を刈り取る、絶やす、絶える、同「刈」
◆(五十歳の)老人
「【禮記:曲禮上】四十曰強而仕五十曰艾服官政(《注》艾老也)」◆(若く)美しい人
「【莊子:齊物論】麗之姬艾封人之子也」◆安(やす)んずる、落ち着く
「【漢書:王莽傳:王莽傳第六十九下】世祖卽位然後宗廟社稷復立天下艾安」
𢈒
广3+5=総画数8 U+22212
◆未詳「【字彙補:寅集:广部:𢈒】呼艾切音餀廣韻𢈒病」
𤵽
疒5+5=総画数10 U+24D7D
音読: カイ
◆病(やまい)、未詳「【廣韻:去聲:泰第十四:餀:𤵽】𤵽病」「【集韻:卷七:去聲上:夳第十四:𤵽𤸎】病也」
砹石5+5=総画数10 U+7839
音読: ガイ
◆アスタチンAstatine(At)、元素名
{アスタチン}
𧰿
豕7+6=総画数13 U+27C3F
音読: ガイ
◆牡(おす)の豕(いのこ、家畜化されたイノシシ(猪)、ブタ(豚))「【春秋經傳集解:定下第二十八:傳十四年】野人歌之曰旣定爾婁豬盍歸吾艾豭(…艾五蓋切注同字林作𧰿音艾三毛聚居者豭音加牡豕也)」「【字彙補:酉集中:豕部:𧰿】舊註音艾牡豕按左傳本作艾豭」
◆老いた豕
銰
金8+5=総画数13 U+92B0
◆未詳
餀
食8+6=総画数14 U+9900
音読: ガイ
◆食べ物が腐(くさ)った嫌(いや)な臭(にお)い、同「餯」「饚」
鴱𩾘
鳥11+6=総画数17 U+9D31
音読: ガイ
◆ミソサザイ(鷦鷯)、ミソサザイ科の鳥
◆雌のミソサザイ
节節節
艸3+2=総画数5 U+8282
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
訓読: ふし
◆タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)の中空の茎が途中で区切られ外側に硬く盛り上がっているところ、イネ科の植物に多くみられる
◆区切り、変わり目、段落、けじめ
◆区切りで(節目で)一旦止める、一旦抑(おさ)える、区切りをつける
◆度を越さない、度を弁(わきま)える、またそのような振る舞い
◆六十四卦の一つ、䷻(U+4DFB、水澤節スイタクセツ)
◆割符(わりふ)、一つの札を二つに割って互いに持ち合い、使いの者や代理の者を立てる際にこれを持たせ、二つの札が合うことで真正な者であることの証(あかし)とするもの、同「卩」「卪」
𠰱㘉
口3+5=総画数8 U+20C31
音読: シツ[漢]、シチ[呉]
◆「咇𠰱ヒツシツ」、鳥や虫などの小さく短い音を繰り返す鳴く声、またその鳴き声の形容
栉櫛木4+5=総画数9 U+6809
音読: シツ[漢]、シチ[呉]
訓読: くし
◆毛髪を梳(す)き整える、またその道具の総称
{服飾(髪飾)}、歯の目が細かいものを「篦」「枇」、目が粗いものを「梳」
「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」◆(櫛の歯のように)びっしりと並ぶ
𦫼䒓艸3+2=総画数5 U+26AFC
音読: カイ、ケ
◆「芷𦫼シカイ」、村名、現広東省湛江市吴川市の河口近くと思われる
「【廣東通志:卷十二:芷𦫼沙】在城西南十里又西南爲南二都地方東南爲南三都地方」「【明史(《武英殿二十四史》本):卷四十五:地理六】吳川(州南元屬化州路…後遷縣西北之地聚村又遷於芷𦫼口)」「【粤閩巡視紀略:卷二】髙州府領一州五縣四縣並海石城距西海已見前吳川茂名電白皆距東海…(呉村乾塘村木灰村嶺上村過限口河芷𦫼村…)」◆未詳
「【廣韻:上聲:蟹第十二:䒓:䒓】戾也苦蟹切」 {広東省}
𠰖
口3+5=総画数8 U+20C16
音読: エン
◆ヒツジ(羊)が泣くさま
𫇦
艸3+2=総画数5 U+2B1E6
音読: 未詳
◆未詳
劳労勞𠣁𢥒𣬄𣬇
力2+5=総画数7 U+52B3
音読: ロウ[漢呉]
訓読: いた・わる、ねぎら・う
◆精一杯務(つと)める、力を尽(つ)くして働く、またそのような人
◆力を出し尽くして疲(つか)れる、困憊コンパイする
◆いた・わる、ねぎら・う、働きや骨折り・疲れや辛苦シンクを慰(なぐさ)める
芈羋𦍋𦬒
艸4+3=総画数7 U+8288
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
◆ヒツジ(羊)、ウシ科ヒツジ属の哺乳類、同「羊」
◆ヒツジ(羊)の鳴き声の形容、同「咩」
◆春秋時代(前770年~前5世紀)楚国の一族の姓「【史記:卷五:秦本紀】昭襄母楚人姓{⿱艹干}氏號宣太后…」
𠴟咩哶口3+7=総画数10 U+20D1F
音読: バ、メ
◆ヒツジ(羊)の鳴き声の形容、同「羋」
◆「苴𠴟城ショバジョウ」「羊苴𠴟城・陽苴𠴟城ヨウショバジョウ」、古地名、現雲南省大理白族自治州大理市
{雲南省}
𣴱𣶿水3+7=総画数10 U+23D31
◆川名、山西省晋中市霊石県の石膏セッコウ山を源とし、山東省濰坊市臨朐県を流れる川
「【說文解字:水部:𣴱】水出齊臨朐髙山東北入鉅定从水羊聲似羊切」「【說文解字注:水部:𣴱】{⿰氵芉}水出齊臨朐高山東北入鉅定(齊郡臨朐後志作齊國臨朐今山東靑州府臨朐縣其地也前志臨朐下曰石膏山洋水所出東北至廣饒入鉅定水經注巨洋水篇曰巨洋水又徑臨朐縣故城東…) 」 {山西省} {山東省}
蝆䖹
虫6+7=総画数13 U+8746
音読: ①ビ[漢]、ミ[呉]②ヨウ[漢呉]
①
◆「强蝆キョウビ」、米穀類に棲(す)み付く小さな黒褐色の虫、コクゾウムシ(穀象虫、オサゾウムシ科コクゾウムシ属の虫)の類、別名「蛄䗐コシ」「䗘𧌏コウトウ」「【方言:第十一】姑䗐謂之強䖹(《注》米中小黒甲蟲也江東名之𧉪建平人呼羋子羋卽䖹也)」
②
◆「蛾蝆ガヨウ」、大蟻(おおあり)、大形のアリ(蟻)、別名「蚍蜉ヒフ」「【方言:第十一】蚍蜉…燕謂之蛾䖹(蟻養二音《注》建平人呼蚳)」
芉艸3+3=総画数6 U+8289
音読: カン
◆ジュズダマ(数珠玉、イネ科ジュズダマ属の草)の実
「【集韻:卷五:上聲上:旱第二十三:芉】艸名一曰薏苡子」 {ジュズダマ}◆「𦳋芉カイカン」、草名、未詳
「【集韻:卷二:平聲:寒第二十五:芉】𦳋芉艸名」注解:別
「芋」
𤞢𦍕
犬3+7=総画数10 U+247A2
音読: ヨウ
◆「𤞢獚ヨウコウ」、中国西南部の少数民族の名
芍艸3+3=総画数6 U+828D
音読: シャク[漢]、ジャク[呉]
◆「芍薬・芍葯シャクヤク」、ボタン科ボタン属の草、根は生薬として利用される
{シャクヤク}◆イヌクログワイ(犬黒慈姑)、カヤツリグサ科ハリイ属の草、別名「シログワイ(白慈姑)」、別名「𦽏茈フシ」「荸薺ホツシ」
{イヌクログワイ}筆順
烵
火4+7=総画数11 U+70F5
音読: シャク[漢呉]
◆「烵爍シャクシャク」、明々(あかあか)と光り輝(かがや)くさま、花が明々と咲き誇るさま、同「灼爍・灼灼」
𥍰
い5+7=総画数12 U+25370
音読: ケキ[漢]、キャク[呉]
◆長い柄(え)の先に矛(ほこ、両刃の短い剣つるぎ)を取り付けたもの
注解:「【釋名:釋兵】{⿰矛芕}(徐本作移)矛長九尺者也{⿰矛芕}霍也所中霍然即破裂也」がある、{⿰矛芕}の「夕」を「勺」として「𥍰{⿰矛芍}」とするか?
芏艸3+3=総画数6 U+828F
音読: ト[漢]、ツ[呉]
◆「茳芏コウト」、オオシチトウ、カヤツリグサ科カヤツリグサ属の草
{オオシチトウ}
𠒌羌羗𦍑猐獇𦍎𡹽𡸓𡺛儿2+6=総画数8 U+2048C
音読: キョウ[漢]、コウ[呉]
◆古くは主に青海省・チベット自治区・四川省西部(現在は四川省北部)に生活していた少数民族の名
{四川省}
芒𦬆𥝕䅒𪌁艸3+3=総画数6 U+8292
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
訓読: のぎ、すすき
◆イネ科の植物の小穂から伸びる細く刺状の毛
◆穂先
◆限りなく広がっているさま、ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「茫」
◆[日]ススキ(薄・芒)、イネ科ススキ属の草
{ススキ}筆順
㟐
山3+6=総画数9 U+37D0
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆「嵣㟐トウボウ」、岩山がどこまでも広がっているさま「【重刻昭明文選李善註:文選卷四:南都賦】…其山則崆(口江)𡹕(五江)嶱(苦葛)嵑(五葛)嵣(犬朗)㟐(莽)嶚(遼)剌(力割切崆𡹕嶱嵑山石高峻之貌字書曰崆山貌也嵣㟐山石廣大之貌嶚山高而相戾也…)…」
𢂾㡃㡛㡆𢂩
巾3+6=総画数9 U+220BE
音読: コウ[漢]
◆生糸(きいと)を練(ね)る職人、練糸レンシ(ねりいと、生糸を草木などの灰を溶かしたアルカリ性の灰汁あくで煮て柔らかく白くすること)職人「【周禮:卷第十一:冬官考工記第六】㡛氏湅絲以涚水漚其絲七日去地尺暴之(故書涗作湄鄭司農云湄水温水也玄謂涗水以灰所泲水也…)」
◆もの覆(おお)う布、同「幪」
恾
心3+6=総画数9 U+607E
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆忙(せわ)しい、忙(いそが)しい、同「忙」
◆狼狽(うろた)える、慌(あわ)ててどうしたら良いか分からなくなる
䅒芒𦬆𥝕𪌁木5+6=総画数11 U+4152
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
訓読: のぎ、すすき
◆イネ科の植物の小穂から伸びる細く刺状の毛
◆穂先
◆限りなく広がっているさま、ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「茫」
◆[日]ススキ(薄・芒)、イネ科ススキ属の草
{ススキ}
𥇀䀮𥆨𥆆𥉂𥆰𥇫𥆈
目5+6=総画数11 U+251C0
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆目が眩(くら)む、目が眩んで目の前がぼんやりする
◆目が見えない、またその人、同「矇」
硭𥒴
石5+6=総画数11 U+786D
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆「硭硝ボウショウ」、硫酸ナトリウムNa2SO4の10水和物、同「芒硝」
鋩铓𨦵釯金8+6=総画数14 U+92E9
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆切っ先(きっさき)、刀や剣の刃の先端
筆順
铓鋩𨦵釯
金5+6=総画数11 U+94D3
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆切っ先(きっさき)、刀や剣の刃の先端
芔卉𠦄
艸6+3=総画数9 U+8294
音読: キ[漢]、ケ[呉]
◆草(くさ)、草類の総称
注解:「芔」が本字
𣈤㫩
日4+9=総画数13 U+23224
音読: シュン
◆春、地中の草木の芽が地上に現(あらわ)れ出る季節、同「旾」「春」「【字彙補:辰集:日部:㫩】六書統與春同」
𣕐桑桒𠭨𠭌木4+9=総画数13 U+23550
音読: ソウ[漢呉]
訓読: くわ
◆クワ(桑)、クワ科の木、実は食べられ葉は蚕の餌になり根は薬になる、更に木は楽器や家具などに枝は弓に利用される
{クワ}◆養蚕ヨウサンする
𪔫鼖𡒡𪔵䩿𥀢𢿠
鼓13+9=総画数22 U+2A52B
音読: フン[漢]、ブン[呉]
◆軍陣で用いる大きな太鼓
芕
艸3+3=総画数6 U+8295
音読: スイ
◆草名、未詳「【赤水元珠:卷三:目門】菊花散…甘菊花 芕莉 大力子…」「【存研樓文集:卷十一:河套志序】…志芕䓀草酥油草白茨什把…」
芝𦭩艸3+3=総画数6 U+829D
音読: シ[漢呉]
訓読: しば
◆「芝草シソウ」「霊芝レイシ」「木霊芝モクレイシ」、マンネンタケ(万年茸)、マンネンタケ科のキノコ(茸)、別名「神草シンソウ」
◆日傘ひがさ、「華芝カシ(華やかな日傘)」、傘をキノコの傘に見立てたことから
◆[日]シバ芝、イネ科シバ属の草
筆順
徔
彳3+7=総画数10 U+5F94
音読: ショウ、ジュウ、ジュ
◆従(したが)う、前の人や物事の後(あと)に付いて行く、同「従」
𦬆芒𥝕䅒𪌁艸3+3=総画数6 U+26B06
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
訓読: のぎ、すすき
◆イネ科の植物の小穂から伸びる細く刺状の毛
◆穂先
◆限りなく広がっているさま、ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「茫」
◆[日]ススキ(薄・芒)、イネ科ススキ属の草
{ススキ}
𣴭茫
水3+6=総画数9 U+23D2D
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆(草木や水が)果てしなく広がっているさま、同「漭」「汒」
◆ぼんやりしてはっきりしないさま、ぼんやりするさま、同「汒」
𥒴硭
石5+6=総画数11 U+254B4
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆「𥒴硝ボウショウ」、硫酸ナトリウムNa2SO4の10水和物、同「芒硝」
𨦵鋩铓釯
金8+6=総画数14 U+289B5
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆切っ先(きっさき)、刀や剣の刃の先端
䒚
艸3+4=総画数7 U+449A
音読: ショウ
◆草名
𪍋䴬𪎈
麥11+8=総画数19 U+2A34B
音読: ヨク[漢]、イキ[呉]
◆麦の殻を砕いたもの、籾殻(もみがら)或いは糠(ぬか)
䒝艸3+4=総画数7 U+449D
音読: コウ、ギョウ
◆チガヤ(茅、イネ科チガヤ属の草)などの茅(かや、茎が中空で花序が穂状になるイネ科などの草)の根、同「𦺔」
「【集韻:卷三:平聲:爻第五:𦺔䒝】黃茅也根可治渴」 {チガヤ} {花序}参照
𧩃
言7+7=総画数14 U+27A43
音読: シュウ、シュ
◆未詳「【字彙補:酉集:言部:𧩃】昌中切音憧貪也」
芟艸3+4=総画数7 U+829F
音読: サン[漢]、セン[呉]
◆草を刈(か)る
◆大きな鎌(かま)、草刈り鎌
◆「芟夷サンイ」◇草を刈る◇賊ゾク(侵略・乱暴を働くもの)を一掃イッソウする
筆順
𣓒
木4+7=総画数11 U+234D2
音読: サン[漢]、セン[呉]
◆建物の角(かど)の軒(のき、屋根の建物から外に張り出した部分)、梁方向と桁方向が軒が接するところ
𩋐𩌰𩍑
革9+8=総画数17 U+292D0
音読: サン[漢]、セン[呉]
◆旌旗セイキの縁(ふち)の房状の飾り、また縁に房状の飾りが付いた旌旗、同「縿」「襂」
◆鞍(くら)の革紐(かわひも)、またその革紐が垂れるさま
芡艸3+4=総画数7 U+82A1
音読: ケン、ゲン
◆オニバス(鬼蓮)、スイレン科オニバス属の水生植物、別名「雞頭蓮」、同「䓈」「蔿」
{オニバス}◆「芡實・芡実ケンジツ」、オニバスの種子、生薬として利用され強壮効果があるという
𥟕
禾5+7=総画数12 U+257D5
音読: ケン、コン
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:嚴第二十六:𥟕】禾傷肥」
芬㞣𡵳𡴚𡸐艸3+4=総画数7 U+82AC
音読: フン[漢呉]
◆草が芽生え芳(かぐわ)しい香りが辺りに広がるさま、「芬芬フンプン」
◆芳(かぐわ)しい香り、良い香り
◆良い評判ヒョウバン、名声メイセイ
筆順
棻木4+7=総画数11 U+68FB
音読: フン[漢]、ブン[呉]
◆良い香りがする木、また香木コウボクの名、同「梤」
筆順
芮艸3+4=総画数7 U+82AE
音読: ゼイ[漢]、ネ、ネイ[呉]
◆草が生え出るさま、葉が柔らかく細いさま
◆「芮芮ゼイゼイ」◇葉が柔らかく細いさま◇柔然ジュウゼン、5世紀~555年、現モンゴル南部を領した遊牧民族国家、同「蠕蠕ゼンゼン」
{晋代}◆「石龍芮セキリュウゼイ」、タガラシ(田芥)、キンポウゲ科キンポウゲ属の草
{タガラシ}◆水が山や崖の奥深くまで入り込んだところ、同「汭」
◆周(西周)代(前11世紀~前771年)・春秋時代(前770年~前5世紀)の諸侯国名、現山西省運城市芮城県
{山西省}、一説に現陝西省渭南市大茘県
{陝西省}
㨅
手3+8=総画数11 U+3A05
音読: ダイ、ゼイ、ナイ
◆未詳「【廣韻:去聲:寘第五:諉:㨅】内也又姓」「【集韻:卷七:去聲上:祭第十三:㨅】扟也」
𦜬
月(肉)4+7=総画数11 U+2672C
音読: ドツ、ノチ
◆「膃𦜬オツドツ」、丸々と太っているさま、同「肭」
焫𤋲𦳼
火4+8=総画数12 U+712B
音読: ゼツ[漢]、ネツ、ネチ[呉]
◆焼く、燃やす、同「爇」
蜹蚋
虫6+8=総画数14 U+8739
音読: ゼイ[漢]、ネ、ネイ[呉]
訓読: ぶよ、ぶゆ
◆ブヨ(蚋)、ブユ(蚋)、ブユ科の虫
𨌣
車7+8=総画数15 U+28323
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:車部第六:𨌣】而隴反車𨌣」「【正字通:酉集下:車部:𨌣】軜字之譌」
𨧨
金8+8=総画数16 U+289E8
音読: ゼイ、ネイ、テイ、タイ
◆先が尖(とが)る、尖っている、同「鈉」
◆馬の鞭(むち)の先端に付けた鉄の針、同「錣」
花芲艸3+4=総画数7 U+82B1
音読: カ[漢]、ケ[呉]
訓読: はな、はな・やか、はな・やぐ
◆種子植物の生殖のための器官、雌蕊シズイ(めしべ)や雄蕊ユウズイ(おしべ)やその外側にある部分を総じた名
{蕊}◆(花のように)美しいさま、華(はな)やかなさま、同「華」
◆花のように美しい(華やかな)もの、そのような姿形(すがたかたち)や様子ヨウス
筆順
𠵅口3+7=総画数10 U+20D45
音読: カ
◆喧(やかま)しい、がやがやと騒々ソウゾウしい、同「嘩」「譁」
◆[日]もら・う、貰(もら)う
{和製漢字の辞典:口部:𠵅}筆順
埖土3+7=総画数10 U+57D6
訓読: ごみ
◆[日]塵(ごみ)
◆[日]地名用字、「埖渡(ごみわたり、青森県三戸郡)」「埖溜(ごみたまり、岩手県岩手郡)」
筆順
婲女3+7=総画数10 U+5A72
音読: 화ファ[韓]
訓読: ゆゆし、はで、だて
◆[韓]美しい
◆[日]だて(伊達)
{和製漢字の辞典:女部:婲}
椛木4+7=総画数11 U+691B
訓読: もみじ、かば
◆[日]紅葉(もみじ)、紅葉コウヨウしたカエデ(楓、ムクロジ科カエデ属の木)
{カエデ}◆[日]カバ(樺)、カバノキ(樺の木)、カバノキ科の木
{カバノキ}◆[日]地名用字、「椛島(かばしま、長崎県五島市福江町)」
◆[日]姓用字、「椛山(かばやま)」「椛沢(かばさわ)」
{和製漢字の辞典:木部:椛}筆順
硴石5+7=総画数12 U+7874
訓読: かき
◆[日]地名用字、「硴場(かきば、愛知県海部郡)」「硴江(かきえ、大分県臼杵市)」
筆順
糀米6+7=総画数13 U+7CC0
訓読: こうじ
◆[日]麹(こうじ)、米・麦・豆などを蒸して麹菌(こうじきん、蛋白質タンパクシツなどを分解する働きのある黴かびの一種)を繁殖ハンショクさせたもの、同「麹」
◆[日]地名用字、姓用字
筆順
誮言7+7=総画数14 U+8AAE
音読: カ、ケ
◆未詳
「【春秋正義:卷三十六:哀公】…明王乃■枹鳴鼔三軍皆誮{⿱士巴}動天地…」◆[日]やさし、やさしい
筆順
錵金8+7=総画数15 U+9335
音読: カ、ケ
訓読: にえ
◆ホルミウムHolmium(Ho)の旧称、現在は「鈥」
{ホルミウム}◆[日]にえ、沸え(にえ)、刀の刃に現れる細かい粒状の模様(もよう)
筆順
𩋖
革9+7=総画数16 U+292D6
音読: カ、ケ
◆革製の靴(くつ)、長靴、同「靴」「鞾」
𩸽魚11+7=総画数18 U+29E3D
訓読: ほっけ、あいなめ
◆[日]ホッケ(𩸽)、アイナメ科ホッケ亜科の海水魚
◆[日]アイナメ(鮎魚女・鮎並)、アイナメ科の海水魚
{和製漢字の辞典:魚部:𩸽}筆順
芳艸3+4=総画数7 U+82B3
音読: ホウ[漢呉]
訓読: かんば・しい、かぐわ・しい、こう・ばしい
◆草花の良い香り
◆香(こう)ばしい、香(かぐわ)しい、同「香」
◆良い、素晴らしい、美しい、「芳聲ホウセイ(芳しい評判)」
◆人に対する敬称・美称
筆順
淓
水3+8=総画数11 U+6DD3
音読: ホウ[漢呉]
◆「淓水・汸水ホウスイ」、川名、未詳
錺金8+7=総画数15 U+933A
訓読: かざり
◆[日]金属製の飾り
筆順
餝飾饰𩚍𩛙餙𩜓食9+7=総画数16 U+991D
音読: ショク[漢]、シキ[呉]
訓読: かざ・る、かざ・り
◆表面(人の目に触れるところ)の汚れや不要なものを取り去って、また粗削りなところに手を加えて、美しくする、「修飾シュウショク」
◆上から覆(おお)って美しく見せる、外見をよくする
筆順
芷艸3+4=総画数7 U+82B7
音読: シ[漢呉]
◆「白芷・白茝ビャクシ」、ヨロイグサ(鎧草)、セリ科シシウド属の草、またその根を乾燥させた生薬の名、別名「苻蘺フリ」
{ヨロイグサ}
淽
水3+8=総画数11 U+6DFD
音読: シ
◆川名、未詳
芸艸3+4=総画数7 U+82B8
音読: ①ウン[漢呉]②ゲイ[漢]、ゲ[呉]
①◆田畑の雑草を取り除く、同「耘」
◆「芸香ウンコウ」、ヘンルーダwijnruit、ミカン科ヘンルーダ属の草
{ヘンルーダ}◆「芸臺ウンタイ」、書庫、「芸香」に書物を食い荒らす虫を寄せ付けない効果があることから
◆「芸薹・蕓薹・蒷薹ウンタイ」、ブラッシカ・ラパ
Brassica rapa、アブラナ科アブラナ属の草、変種にアブラナ(油菜)・カブ(蕪・蕪菁)・ハクサイ(白菜)などがある
②◆繁
「藝」◆[日]技術や技能、またそれによって作り出される(表現される)もの、「芸術ゲイジュツ」、中国では
「藝」筆順
𣶽
水3+7=総画数10 U+23DBD
◆未詳
𦓷耘𦔐𦶮
耒6+8=総画数14 U+264F7
音読: ウン[漢呉]
◆田畑を耕(たがや)し除草する
芺艸3+4=総画数7 U+82BA
音読: オウ[漢呉]、ヨウ[漢呉]
◆アザミ(薊、キク科アザミ属の草)の類、またアザミに似た草、「苦芺クオウ」
{アザミ}「【爾雅注疏:釋草】鉤芺(《注》大如拇指中空莖頭有臺似薊初生可食…《疏》薊類也一名鉤一名芺郭云大如拇指中空莖頭有臺似薊初生可食説文云味苦江南食以下氣是也)」「【本草図譜】苦芺 ひめあざみ」
𡝩妖
女3+8=総画数11 U+21769
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: あや・しい
◆人を惑わし誘うような美しさ、艶(なま)めかしく美しいさま
◆怪(あや)しいものごと、人を惑わすようなものごと、不吉なものごと、災(わざわ)い
𣓎枖
木4+8=総画数12 U+234CE
音読: ヨウ[漢呉]
◆木から(若々しい枝葉が)盛んに伸びるさま、「枖枖ヨウヨウ」、同「夭夭」
◆木名、未詳
𣨘
歹4+7=総画数11 U+23A18
音読: ヨウ
◆これから成長しようとする途中で断たれる(折れる)、若くして死ぬ、同「殀」「夭」
◆禍(わざわい)、思い掛けない災(わざわ)い、同「祅」
𣵽沃𦰚𦮮
水3+8=総画数11 U+23D7D
音読: オク[漢呉]、ヨク[慣]
◆水を掛ける、水を注ぐ、水を行き渡らせる
◆潤(うるお)す、潤う
◆土が柔らかく肥えている
䄏祅
示4+8=総画数12 U+410F
音読: ヨウ[漢呉]
◆地が齎(もたら)す不思議な出来事・異変・災い、動物が齎すものを「蠥」
𧨶訞
言7+8=総画数15 U+27A36
音読: ヨウ[漢呉]
◆妖(あや)しい、怪(あや)しい、同「妖」
◆怪しげな言葉、人を惑わし騙(だま)すような言葉、災(わざわ)いを齎(もたら)すような言葉
𩜈
食8+8=総画数16 U+29708
音読: ヨ、オ
◆心置き無く(こころおきなく、気兼ねすることなく)飲食する、食べたいものを食べたいだけ食べ、飲みたいものを飲みたいだけ飲む、腹を満たす、また満たされる、同「飫」「【說文解字注:食部:𩜈】燕食也(燕同宴安也安食者無事之食也無事食則充腹而巳故語曰猒飫釋言曰飫私也私卽安食之…)」
𪁾
鳥11+8=総画数19 U+2A07E
音読: オウ[漢呉]
◆鳥名、未詳「【說文解字注:鳥部:𪁾】𪁾鳥也(各本𪇲𪄭𪁾等字皆刪今補三字句疑卽釋鳥之鴢頭)」
芻𠣧刍艸6+4=総画数10 U+82BB
音読: ス[漢]、シュ[呉]、スウ[慣]
◆草を刈(か)る、刈り取った草
◆牛馬などの家畜の飼料シリョウとする乾草(ほしくさ)、飼葉(かいば)
筆順
㑳㑇
人2+10=総画数12 U+3473
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆機転キテンが利(き)くさま、利口なさま
◆身籠(みごも)る、妊娠ニンシンする、同「媰」
◆「偛㑳ソウスウ」、人としての器(うつわ)が小さいさま「【廣韻:上平聲:虞第十:㑳:㑳】纂文云偛㑳小人皃」
𠞃
刀2+10=総画数12 U+20783
音読: セツ
◆皮革を延ばし柔らかくする、鞣(なめ)す、同「㓭」「鞨」「𧤠」
㗙𠴾
口3+10=総画数13 U+35D9
音読: ス、シュ、ドウ、ノウ、ジョウ、ニョウ
◆叱(しか)る声
◆「喢㗙ソウス」、言葉が薄っぺらで中身がないさま
媰㛀
女3+10=総画数13 U+5AB0
音読: ス[漢]、ジュ[呉]
◆身籠(みごも)る、妊娠ニンシンする、同「㑳」
◆姓用字「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…姓氏𪦈嫣姺㚰妘㜏𡟥姑媰㜢{⿰女童}㜅…」
𡦅
子3+10=総画数13 U+21985
音読: ス、ジュ
◆身籠(みごも)る、妊娠ニンシンする、同「媰」
㥮㤘
心3+10=総画数13 U+396E
◆自分の考えに固執して人の言うことを聞き入れないさま
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:巧第三十一:㥮】心迫也」
搊𢮢𢬆𢬟𢬞
手3+10=総画数13 U+640A
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆ぐっと握(にぎ)る、しっかりと手に持つ、同「𢫧」
◆弦を弾(はじ)く、弦楽器を弾(ひ)く
䐢𦜻𦚲𦛑月(肉)4+10=総画数14 U+4422
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆干し肉(ほしにく)、乾燥し縮(ちぢ)んで皺(しわ)の寄った干し肉
「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:*𦛑】古{⿰月𢑑}𦜻{⿰月(⿹勹𢁝)}三俗{⿰月(⿱(⿹勹巾)(⿹勹巾))}正側救反䐢脯也」◆皺、皺が寄る
「【重廣補注黄帝内經素問:卷第三:五藏生成】多食酸則肉胝䐢而脣揭(脾合肉其榮脣酸益肝勝於脾脾不勝故肉胝䐢而脣皮揭舉也)」筆順
㱀欼𣣯
欠4+10=総画数14 U+3C40
音読: シ、サイ
◆齧(かじ)る、大きく口を開けて齧(かぶ)り付く、同「𣤌」
煼𤌉𤊝𤌝𤈗𤌽𤌖𤑵
火4+10=総画数14 U+717C
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆炙(あぶ)る、焼く
𤌉煼𤊝𤌝𤈗𤌽𤌖𤑵
火4+10=総画数14 U+24309
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆炙(あぶ)る、焼く
𤌽煼𤌉𤊝𤌝𤈗𤌖𤑵
火4+10=総画数14 U+2433D
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆炙(あぶ)る、焼く
犓𤛃𤚄
牛4+10=総画数14 U+7293
音読: ス[漢]、シュ[呉]、スウ[慣]
◆ウシ(牛)に飼葉(かいば)を与えて育てる
皺𤿿𤿥皱皮5+10=総画数15 U+76BA
音読: スウ[漢]、シュ[呉]、シュウ[漢呉]
訓読: しわ、しぼ
◆皮膚・紙・布などが縮んでできる細長い凹凸(おうとつ)、折ったり縮んだりしてできる凹凸
筆順
䅳
禾5+10=総画数15 U+4173
音読: ス[漢]、ジュ[呉]
◆アワ(粟、イネ科エノコログサ属)やキビ黍(イネ科キビ属)などの穀物が豊かに実(みの)る
𥪥𥪃
立5+10=総画数15 U+25AA5
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆立って(人を)待つ、待ち受ける、待ち望む、同「須」「䇓」
篘𥮢𥭛𥬠
竹6+10=総画数16 U+7BD8
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆酒から滓(おり、沈殿物)を取り除く(濾す)ための竹製の笊(ざる)
◆酒を濾(こ)す、同「醔」「𨡲」
◆滓を濾した透明な酒、清酒
縐䋓绉𦆜𥿲
糸6+10=総画数16 U+7E10
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆葛(くず)などの繊維で織った皺(しぼ、しわ)のある布
◆細かい皺のある布、縮羅(しじら)や縮緬(ちりめん)の類
◆縮(ちぢ)む、皺(しわ)になる、またその皺状の紋様、同「縬」
䑼𦩙
舟6+10=総画数16 U+447C
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆外洋ガイヨウを航行コウコウする大型の船、「艆䑼ロウスウ」
蒭𦷝𦱪𦮊艸3+10=総画数13 U+84AD
音読: ス、シュ、スウ
◆「苾蒭ヒツシュ・ビチュゥ」◇草名、未詳
「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷二:草部第八:苾蒭】上毗逸反下測於反苾蒭梵語草名有其四徳以今左之也{⿳艹口丑}𦮊𦷝測於反同上」◇比丘ビク(梵語の音写)、出家して具足戒グソクカイを受け正式に僧の資格を得た男性
筆順
𧛸
衣5+10=総画数15 U+276F8
音読: スウ、シュ
◆皺(しぼ、しわ)のある織物、またその布を使った衣服、同「縐」「𢃸」「【集韻:卷八:去聲下:霰第三十二:𧛸𢃸】衣不伸也或作𢃸」
謅𧩖诌
言7+10=総画数17 U+8B05
音読: ①スウ[漢]、シュ[呉]②ソウ[漢]、ショウ[呉]
①
◆出任せ(でまかせ)を言う、またそのような話、作り話、根拠のないいい加減な話
◆「謅䜉スウシツ」、ひそひそと話す、ひそひそ話「【龍龕手鑑:卷一:言部第三:𧩖】楚尤反𧩖𧬠隂私小言也𧬠音初栗反」
②
◆わいわいと言い争う
趨趋𧻫走7+10=総画数17 U+8DA8
音読: シュ[漢]、ス[呉]、スウ[慣]
◆足早(あしばや)に行く、早足(はやあし)で行く、さっさっと(すたすたと)行く、急いで行く、同「走」「趣」
◆(ある方向に)向う、向かって行く
◆急(せ)き立てる、急(せ)かす、同「促」
筆順
𨃘𨂓
足7+10=総画数17 U+280D8
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆獣の足、また足跡「【玉篇:卷七:足部第七十六:𨃘】阻流切獸足」「【龍龕手鑑:卷四:足部第十二:𨂓】或作𨃘正測鳩反獸跡也」
𫐻
辵3+10=総画数13 U+2B43B
◆未詳
鄒邹𨛃𨛄𨜈邑3+10=総画数13 U+9112
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆戦国時代(前5世紀~前221年)の古国名、春秋時代(前770年~前5世紀)の「邾シュ」「邾婁シュル」で戦国時代に「鄒」に改名された、魯ロ國鄒縣(現山東省済寧鄒市鄒城市付近)
{山東省}筆順
雛雏𨿉𨿊鶵𩿿𪀫𩿮𪄞隹8+10=総画数18 U+96DB
音読: ス[漢]、ジュ[呉]、スウ[慣]
訓読: ひよこ、ひな
◆生まれて間もないニワトリ(鶏)の子
◆生まれて間もない鳥の子
◆小さいさま、幼いさま
筆順
𩌄𩋓𩊥
革9+10=総画数19 U+29304
音読: シュウ、シュ
◆革の表面の皺(しわ)
◆束(たば)ねる、同「𩋄」
䪮
音9+10=総画数19 U+4AAE
音読: シュウ
◆楽曲の音色が美しいさま
騶𩤍𩣿驺
馬10+10=総画数20 U+9A36
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆馬の世話や馬車を管理する人
◆騎馬の主人に付き従う人
◆「騶虞スウグ」、獣名、姿はトラ(虎)に似て体は白く黒い紋があり尾は長い、生き物を食わず、生(は)えている草を踏まないという「【毛詩正義(毛詩註疏):卷二:國風:何彼禯矣三章章四句】《序》騶虞鵲巢之應也…仁如騶虞則王道成也(《音義》…騶虞義獸也白虎黑文不食生物有至信之德則至…尾長於身不履生草…)」
𩱈𩱦𩱂𩰸
鬲10+10=総画数20 U+29C48
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆釜や鍋などで煮る、じっくりと煮込む、同「熬」
鶵雛雏𨿉𨿊𩿿𪀫𩿮𪄞
鳥11+10=総画数21 U+9DB5
音読: ス[漢]、ジュ[呉]、スウ[慣]
訓読: ひよこ、ひな
◆生まれて間もないニワトリ(鶏)の子
◆生まれて間もない鳥の子
◆小さいさま、幼いさま
𪄞雛雏𨿉𨿊鶵𩿿𪀫𩿮
鳥11+10=総画数21 U+2A11E
音読: ス[漢]、ジュ[呉]、スウ[慣]
訓読: ひよこ、ひな
◆生まれて間もないニワトリ(鶏)の子
◆生まれて間もない鳥の子
◆小さいさま、幼いさま
𪎪黀麻11+10=総画数21 U+2A3AA
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆麻幹(あさがら)、アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎の皮を剥いで乾燥させたもの、同「掫」
{アサ}
𪕾
鼠13+10=総画数23 U+2A57E
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:模第十一:𪕮𪕉猢】說文斬𪕮鼠黒身之𦝫若帶手有長白毛似握版之狀類猿蜼之屬或作𪕉猢亦書作*𪕱」
齺𪘴𪙗
齒15+10=総画数25 U+9F7A
音読: サク[漢]、ザク[呉]
◆上下(の歯)がぴったりと合う、噛(か)み合う
𪙗齺𪘴
齒15+10=総画数25 U+2A657
音読: サク[漢]、ザク[呉]
◆上下(の歯)がぴったりと合う、噛(か)み合う
芼𥟪
艸3+4=総画数7 U+82BC
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆野菜、食用にする草、またその野菜を使った料理
◆(草を)抜き取る、引き抜く
𥟪芼
禾5+7=総画数12 U+257EA
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆野菜、食用にする草、またその野菜を使った料理
◆(草を)抜き取る、引き抜く
芾𦬝
艸3+4=総画数7 U+82BE
音読: ①フツ[漢]、ホチ[呉]②ハイ[漢]、ホ[呉]
①
◆草木が盛んに生い茂るさま
◆膝の下まで届く盛装用の前垂れ、同「巿」「韍」
②
◆「蔽芾ヘイハイ」◇草木が盛んに生い茂るさま◇生え出たばかりの葉や枝が小さく柔らかいさま
注解:脚は「一巾」の「市(U+U+5DFF、4画)」で「亠巾」の「市(U+5E02、5画)」とは別字
𣣐欷
欠4+8=総画数12 U+238D0
音読: キ[漢]、ケ[呉]
◆啜(すす)り上げるように泣く、啜り泣く、同「歔」
苋莧艸3+4=総画数7 U+82CB
音読: カン[漢]、ゲン[呉]
訓読: ひゆ
◆ヒユ(莧)、ヒユ科の草
{ヒユ}◆「苋陆カンリク」、ヤマゴボウ(山牛蒡)、ヤマゴボウ科の草、別名「蔏𦸐ショウリク」
{ヤマゴボウ}
宽寬寛𡩖
宀3+7=総画数10 U+5BBD
音読: カン[漢呉]
訓読: くつろ・ぐ
◆広々としたさま、同「𥦀」
◆幅(はば)、横幅
◆心が広いさま、度量が大きいさま
◆ゆったりとしたさま、ゆとりがあるさま
◆緩(ゆる)いさま、緩んでいるさま
𦬞
艸3+4=総画数7 U+26B1E
音読: テン
◆草名、未詳
𧋞
虫6+7=総画数13 U+272DE
音読: チョウ、ジョウ
◆チョウ(蝶)、チョウ目のうちガ(蛾)を除いた虫の総称「【直音篇(重訂直音篇):虫部第○:{⿰虫(⿱丗木)}】音牒蝴蝶蝶𧋝𧋞並同上」
𦬦疑
艸6+4=総画数10 U+26B26
音読: ギ[漢呉]
訓読: うたが・う
◆ああかもしれないこうかもしれないと思いが乱れ一歩を踏み出せない、もしかしたらと惑(まど)いどちらとも決め兼ねる
◆(はっきりとした根拠はないが)もしかしたらと思う、違っているのではないかと思う
◆(はっきりとした根拠はないが)そうではないかと思う
𦷶莽莾艸6+10=総画数16 U+26DF6
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆草が茫々ボウボウと伸びているさま、草深いさま
◆草が蔓延(はびこ)るさま、(茫々とした草むらが)どこまでも広がっているさま
◆深く考えずにそそっかしいさま、いい加減なさま
◆「𦷶草ボウソウ・モウソウ」、シキミ(樒)、マツブサ科シキミ属の木
{シキミ}
苔艸3+5=総画数8 U+82D4
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
訓読: こけ
◆湿ったところや濡れたものの表面に貼り付くように生える植物、胞子によって繁殖する植物のうちシダ植物を除く植物の総称、同「菭」
{コケ}◆
「薹」の簡体字として使われることがある
筆順
𢞇𢜪𢢟
心3+8=総画数11 U+22787
音読: ダク、ニャク、ジャク
◆切っ掛け(きっかけ)を与えてそれまでなかったものを引き出す、それまでは平穏だったところに騒ぎや厄介事を引き起こす、同「惹」
苕萔艸3+5=総画数8 U+82D5
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆スズメノエンドウ(雀野豌豆)、マメ科ソラマメ属の草、別名「苕菜チョウサイ」「巢菜ソウサイ」
{スズメノエンドウ}◆アシ(葦、イネ科ヨシ属の草)やオギ(荻、イネ科ススキ属の草)などの穂(ほ)、これを塵(ちり、ごみ)などを払う箒(ほうき)として用いる、同「芀」「茢」
「【周禮注疏:夏官司馬】贊牛耳桃茢(《注》…桃鬼所畏也茢苕帚所以掃不祥)」 {アシ} {オギ}◆「苕苕チョウチョウ」、高く上に伸びているさま
◆「陵苕リョウチョウ」、ノウゼンカズラ(凌霄花)、ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の蔓性木本
{ノウゼンカズラ}◆「紅苕コウチョウ」、サツマイモ(薩摩芋)、ヒルガオ科サツマイモ属の草
{サツマイモ}筆順
𨔴迢𦴚
辵3+8=総画数11 U+28534
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆遥(はる)か遠いさま、また高いさま、遠くまで続いているさま、「𨔴𨘬チョウテイ」「【全唐文:卷一百四十一:九成宮醴泉碑銘】…參差仰視則𦴚𨘬…」「【晚晴簃詩匯:卷一百三十八:彭子穆招同少鶴餞行】…龍溪𨔴𨘬鬱哀思…」「【集韻:卷三:平聲:蕭第三:迢𨔴】田聊切說文迢遰也一曰迢迢髙貌」
鍣
金8+9=総画数17 U+9363
音読: ショウ
◆先が尖(とが)る、またそのような形、錐スイ(きり)のような形「【說文解字注:艸部:芀】葦華也(…顏注漢書云蒹錐者是也…方言錐謂之鍣音苕…)」
苗𡩈艸3+5=総画数8 U+82D7
音読: ビョウ[漢]、ミョウ[呉]
訓読: なえ
◆生え出たばかりの草、蒔いた種が発芽してから植え替えるまでの間の若い作物、生長させるために大切に育てられる若芽
◆血筋、代々と血筋を受け継いでいく子孫
◆「苗族ミャオゾク」、中国東南部からインドシナ北部の山岳地帯に住む少数民族の名
筆順
㑤
人2+8=総画数10 U+3464
音読: ボウ[漢]、ミョウ[呉]
◆眉目ビモク(眉と目、容貌、顔かたち)が美しいさま、美しく感じが良いさま、同「媌」
𠣯
勹2+9=総画数11 U+208EF
◆未詳「【類篇:艸部:蒯𦳋𠣯】苦怪切艸也𦳋或作蒯𠣯…」「【五音集韻:卷十:怪第十三:蒯𦳋𠣯】苦怪切茅類又姓出㐮陽漢有蒯通或作𦰵」
𠪄
厂2+8=総画数10 U+20A84
音読: レイ、ライ
◆砥石(といし)、砥ぐ、同「厲」「礪」
喵
口3+8=総画数11 U+55B5
音読: ミャオ
◆猫の鳴き声を表す語
媌
女3+8=総画数11 U+5A8C
音読: ボウ[漢]、ミョウ[呉]
◆眉目ビモク(眉と目、容貌、顔かたち)が美しいさま、美しく感じが良いさま、繊細で感じが良いさま、同「㑤」「嫹」
◆妓女ギジョ、歌や舞などで客をもてなす女性
庿廟𢉱庙
广3+8=総画数11 U+5EBF
音読: ビョウ[漢]、ミョウ[呉]
◆祖先の霊を祀る建物、御霊屋(おたまや、みたまや)
◆政(まつりごと)を行う宮城キュウジョウ正面の建物、正殿セイデン、その奥は寝殿シンデン
描手3+8=総画数11 U+63CF
音読: ビョウ[漢]、ミョウ[呉]
訓読: えが・く、か・く
◆ものの姿形(すがたかたち)を手本にして画(えが)く、画(か)き写す
筆順
渵
水3+8=総画数11 U+6E35
音読: ボウ
◆水が満ち溢れるさま
𤚐犛𤛆
牛4+8=総画数12 U+24690
音読: ボウ[漢]、ミョウ[呉]、リ[漢呉]
◆ヤクyak、チベット周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類、「犛牛・旄牛・牦牛ボウギュウ」
猫犬3+8=総画数11 U+732B
音読: ビョウ[漢]、ミョウ[呉]
訓読: ねこ
◆ネコ(猫)、特にイエネコ(家猫、家畜化されたネコ、飼い猫)、ネコ科ネコ属の哺乳類、同繁
「貓」◆(天子や領主が)夏に行う狩り、春は「蒐シュウ」「獀ソウ」、秋は「獮セン」、冬は「狩シュウ」
筆順
𤸠疒5+8=総画数13 U+24E20
音読: ビョウ[漢]、ミョウ[呉]
◆同
「庿(廟)」「【龍龕手鑑:卷四:疒部第十三:𤸠{⿸疒朝}】二俗明笑反正作廟」
瞄
目5+8=総画数13 U+7784
音読: ビョウ[漢]、ミョウ[呉]
◆視線を目標に合わせる、目標をじっと見つめる
◆さっと見る、ちらと見る
䅦
禾5+8=総画数13 U+4166
音読: ボウ[漢]、ミョウ[呉]
◆「穮䅦ヒョウボウ」、穀物の実が成らない、稔(みの)らない
緢
糸6+8=総画数14 U+7DE2
音読: ビョウ[漢]、ボウ[漢]、ミョウ[呉]
◆ヤクyak(チベットTibet周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類)の尾の細い毛
𧍣蠆䘍虿𧓵𧔐𦹌𧔱
虫6+9=総画数15 U+27363
音読: タイ
◆サソリ(蠍)、サソリ目の動物
◆毒虫、サソリ(蠍)・ヘビ(蛇)・ハチ(蜂)などの毒針を持つ虫の総称
◆毒虫が刺す、毒虫に刺される
◆「水𧍣スイタイ」、ヤゴ(水蠆)、トンボ類の幼虫
貓豸7+8=総画数15 U+8C93
音読: ビョウ[漢]、ボウ[漢]、ミョウ[呉]
訓読: ねこ
◆ネコ(猫)、特にイエネコ(家猫、家畜化されたネコ、飼い猫)、ネコ科の哺乳類、俗簡
「猫」◆ネコ科に属する哺乳類の総称、小形のネコ属から大形のチーター属やヒョウ属などを含む
注解:「豸苗」は苗を食い荒らすネズミ(鼠)を捕る動物であることからであるという
「【正字通:豸部:貓】陸佃曰鼠善害苗貓能捕鼠故字从苗」
錨锚𨭈金8+8=総画数16 U+9328
音読: ビョウ[漢]、ミョウ[呉]
訓読: いかり
◆船が流されないように鎖などで繋ぎ水底に沈める金属製の重り、石製は「碇」
筆順
锚錨𨭈
金5+8=総画数13 U+951A
音読: ビョウ[漢]、ミョウ[呉]
訓読: いかり
◆船が流されないように鎖などで繋ぎ水底に沈める金属製の重り、石製は「碇」
鶓鹋
鳥11+9=総画数20 U+9D93
音読: ビョウ[漢]、ミョウ[呉]
◆「鴯鶓エィミィァウ」、エミューemu、エミュー科の鳥類
鹋鶓
鳥5+9=総画数14 U+9E4B
音読: ビョウ[漢]、ミョウ[呉]
◆「鸸鹋エィミィァウ」、エミューemu、エミュー科の鳥類
苛艸3+5=総画数8 U+82DB
音読: カ[漢]、ガ[呉]
訓読: いじ・める、さいな・む、いら
◆厳(きび)しいさま、過酷カコクなさま、「苛政カセイ(民に対する厳しい政治)」
◆いじ・める、さいな・む、厳しく要求して苦しめる、叱(しか)る
◆細(こま)かい、細々している、「煩苛ハンカ(細かく煩わしいさま)」
◆[日]いら、煩(わずら)わしくどうしてよいか分からないさま、「苛苛(いらいら)」
筆順
渮水3+8=総画数11 U+6E2E
音読: カ[漢]、ガ[呉]
◆「渮水カスイ」、古川名、未詳
「【說文解字注:水部:渮】渮水在山陽湖陵南(各本水上衍澤字陵下奪南字今依尚書音義正前志山陽湖陵下曰禹貢荷水在南濟陰郡下曰萬貢荷澤在定陶東水經曰荷水在山陽湖陸縣南荷澤在濟陰定陶縣東是豫州渮澤徐州渮水畫然二事…)」筆順
𧪆
言7+8=総画数15 U+27A86
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:言部第三:𧪆】訶哥二音俗」「【字彙補:酉集:言部:𧪆】與訶同」
苜艸3+5=総画数8 U+82DC
音読: ボク[漢]、モク[呉]
◆「苜蓿・𦱒蓿モクシュク」、ウマゴヤシ(馬肥・苜蓿)・ムラサキウマゴヤシ(紫馬肥)などのマメ科ウマゴヤシ属の草
{ウマゴヤシ}注解:別
「𥄕」筆順
𢉧
广3+9=総画数12 U+22267
音読: ラン、レン
◆竹を編んで作った(大きな)籠、同「籃」
◆建物や部屋の角(かど)また隅(すみ)、同「廉」「【集韻:卷四:平聲四:談第二十三:廉𢋯槏𢉧】說文仄也一曰自檢也」
苞艸3+5=総画数8 U+82DE
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
訓読: つと
◆莚(むしろ)や草鞋(わらじ)などに利用されるカヤツリグサ科などの茎の細い植物、同「藨」
◆ものを包む、包み
◆萼ガク(蕾や芽を保護する役目を担う)の外側にある小さな葉のようなもの
{苞} {萼}◆草木が叢(むら)がり茂るさま
筆順
𢯿菢
手3+8=総画数11 U+22BFF
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆鳥が卵に覆いかぶさる、卵を抱(だ)く、同「𣭀」
苟艸3+5=総画数8 U+82DF
音読: コウ[漢]、ク[呉]
訓読: いやしく・も
◆草名、未詳
◆かりそめに~する、間に合わせに~する、取り敢えず~する
◆「苟且コウショ」◇一時しのぎであること、その場限りであること◇いい加減なさま
◆誠に、本当に
◆いやしく・も、もしも~ならば
注解:別
「茍」筆順
敬𢾠𣀖𢿩攴4+8=総画数12 U+656C
音読: ケイ[漢]、キョウ[呉]
訓読: うやま・う
◆心から大切に思う、相手を尊(とうと)び隅々まで心を配る、またそのように振る舞う、「尊敬ソンケイ」
注解:この敬う気持ちを「敬」といい、それを態度や行動で示すことを「恭」という
筆順
𣕉枸𣙱𣕌木4+8=総画数12 U+23549
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆木や枝が曲がる、まっすぐにならない
◆「𣕉杞クコ」、ナス科クコ属の木、食用や薬用に用いられる、別名「𣕉檵クケイ」
{クコ}◆「𣕉橘クキツ」、カラタチ(枳・枳殻・枸橘)、ミカン科ミカン属の木、別名「臭橘シュウキツ」
{カラタチ}◆「枸櫞クエン」、シトロンcitron、ミカン科ミカン属の木
{シトロン}◆「𣕉榾・𣕉骨クコツ」、ヤバネヒイラギモチ(矢羽根柊黐・矢羽柊黐)、モチノキ科モチノキ属の木
{ヤバネヒイラギモチ}◆「枳𣕉シク」、シナケンポナシ(支那玄圃梨)、クロウメモドキ科ケンポナシ属の木、同「䅩䅓」、別名「枳椇シグ」
{シナケンポナシ}
㺃狗豿𢑪
犬3+8=総画数11 U+3E83
音読: コウ[漢]、ク[呉]
訓読: いぬ
◆イヌ(狗・犬)、イヌ科の動物、同「犬」、古くは小形のイヌ(犬)やクマ(熊)・トラ(虎)などのイヌ目・イヌ科の動物の子や小形の種を指したが、後にイヌ(犬)一般を指すようになった
◆卑劣なさま、底意地(そこいじ)が悪いさま
若𠰥艸3+5=総画数8 U+82E5
音読: ジャク[漢]、ニャク[呉]、ジャ[漢]、ニャ[呉]
訓読: わか・い、も・し、も・しくは
◆わか・い、柔(やわ)らかくしなやかなさま、生まれて間もないさま
◆柔らかい(しなやかな、若い)草木
◆逆(さか)らわずに従(したが)う
◆もし~、仮に、或いは、もし~なら、もし~であれば
◆も・しくは、~か或いは~
◆~のような、~の如(ごと)く
◆汝なんじ、君、あなた、おまえ
◆音写字、「般若ハンニャ(Prajñāプラジャニァ[梵]の音写、智慧チエ)」
◆「杜若トジャク」◇ヤブミョウガ(藪茗荷)、ツユクサ科ヤブミョウガ属の草
{ヤブミョウガ}◇[日]カキツバタ(杜若・燕子花)、アヤメ科アヤメ属の草
{カキツバタ}◆「若干ジャッカン」、幾(いく)つか、幾らか、「はっきりとはいえないが、それほど多くはない」の意
◆「若木・叒木ジャクボク」、扶桑フソウ、榑桑フソウ、東方の陽が出るところにあるという神木
筆順
偌
人2+8=総画数10 U+504C
音読: ジャク[漢]、ニャク[呉]
◆~のような、~のように、同「這麼・这么シャマ・ジャマァ」
匿匚2+8=総画数10 U+533F
音読: ジョク[漢]、ニョク[呉]、トク[慣]
訓読: かくま・う、かく・す
◆箱などの中(上下四周が囲われていてどこからも人目に触れることがないところ)に人や物を隠す
◆人の目には触れないように上下四周が囲われているところに入れる、また入る
筆順
喏
口3+8=総画数11 U+558F
音読: ダク、ニャク、ジャ、ニャ
◆相手の問い掛け・呼び掛けに応(こと)える言葉、「はい」「そう」「おう」という返事、同「𧧏」「𠰒」「諾」
◆「唱喏ショウジャ・チャンロァ」、礼レイ(お辞儀ジギ)をしながら挨拶アイサツの言葉を述(の)べること
婼女3+8=総画数11 U+5A7C
音読: ジャク[漢]、ニャク[呉]、ジ[漢]、ニ[呉]
◆「婼羌ジャクキョウ・チャルクリク」、漢代(前202年~220年)の古国名、現県名、同「若羌」、新疆ウイグル自治区巴音郭楞蒙古自治州
{新疆維吾爾自治区}◆「叔孫婼シュクソンジャク」、?年~前517年、春秋時代(前770年~前5世紀)の魯国(前11世紀~前256年)の人
𢉳磨䃺𥖤
广3+8=総画数11 U+22273
音読: バ[漢]、マ[呉]
訓読: みが・く、と・ぐ、す・る
◆研(みが)く、擦(こす)り合わせる、石や玉ギョク(美しく高貴な石)を擦って形を整える、また表面を滑らかにする
◆石臼(いしうす)、回転させながら穀物などを粉砕する道具、また石臼ですり潰す、同「磑」
◆擦(す)り減る、消耗する
惹心4+8=総画数12 U+60F9
音読: ジャク[漢]、ニャク[呉]、ジャ[漢]、ニャ[呉]
訓読: ひ・く
◆ひ・く、他に働き掛けそれまで見えなかったもの・表に出ていなかったもの・なかったものを表に引き出す、人を誘って自分に気を向けさせる、また自分に注意を引き付ける
◆それまでは平穏だったところに騒ぎや厄介事を引き起こす
◆その気にさせておいて期待を裏切る、期待を裏切って苛立(いらだ)たせる、気分を害させる
筆順
𢜪𢞇𢢟
心3+8=総画数11 U+2272A
音読: ダク、ニャク、ジャク
◆切っ掛け(きっかけ)を与えてそれまでなかったものを引き出す、それまでは平穏だったところに騒ぎや厄介事を引き起こす、同「惹」
掿
手3+8=総画数11 U+63BF
音読: ダク、ニャク
◆握る
◆捏ねる、揉む
◆そうなるように仕向ける
楉木4+8=総画数12 U+6949
音読: ジャク[漢]、ニャク[呉]
◆「楉榴ジャクリュウ」、ザクロ(石榴・柘榴・若榴)、ミソハギ科ザクロ属の木、またその果実
{ザクロ}筆順
渃
水3+8=総画数11 U+6E03
音読: ①ジャク[漢]、ニャク[呉]、ジャ[漢]、ニャ[呉]②ヌゥ[喃]
①
◆未詳「【抱朴子:外篇:君道】…烹如簧以謐司原之箴折菀渃以迪梁伯之美…」
◆水(みず、川や海など)が大きく広がっているさま「【楚辭(劉向):卷第十七:疾世】…望江漢兮濩渃(濩渃大㒵也還見江漢水大也漢一作海補曰濩音穫渃音若大水也)心緊絭兮傷懷…」
◆「瀰渃江ビジャクコウ」、川名、未詳「【說略:卷三:方輿下】…區江西珥河麗水瀰渃水皆羅絡西南諸夷西南入海…」
◆古城名、未詳「【集韻:卷八:去聲下:禡第四十:渃】城名在彭州」
②
◆[喃]水(みず)
◆[喃]国(くに)、土地、「坦渃ダッヌゥ(母国、故国)」
睰
目5+8=総画数13 U+7770
音読: バチ[漢]、メチ[呉]
◆未詳「【廣韻:入聲:黠第十四:㑻:睰】視睰」
箬竹6+8=総画数14 U+7BAC
音読: ジャク[漢]、ニャク[呉]
◆「箬竹ジョクチク」、オオバヤダケ(大葉矢竹)、別名「篛葉ジャクヨウ」、イネ科インドカラムス属のタケ、草丈は竹に比べてやや低く葉はササ笹(イネ科ササ属)に似て幅広で大きい
{オオバヤダケ}◆「箬笠ジャクリュウ」、頭に直接被(かぶ)る笠リュウ(かさ)
◆稈鞘カンショウ、タケ(竹)の皮、同「箁」
𦴈艸3+8=総画数11 U+26D08
音読: ジャク[漢]、ニャク[呉]
◆「杜𦴈・杜若トジャク」、ヤブミョウガ(藪茗荷)、ツユクサ科ヤブミョウガ属の草
{ヤブミョウガ}
𧍗蠚𧍷𧊝
虫6+8=総画数14 U+27357
音読: チャク[漢呉]、カク[漢呉]
◆毒虫、毒を持つハチ(蜂)・サソリ(蠍)・マムシ(蝮)・蛇などの小動物、またそれが刺(さ)す、また噛(か)む、同「螫」
𧍷蠚𧊝𧍗
虫6+8=総画数14 U+27377
音読: チャク[漢呉]、カク[漢呉]
◆毒虫、毒を持つハチ(蜂)・サソリ(蠍)・マムシ(蝮)・蛇などの小動物、またそれが刺(さ)す、また噛(か)む、同「螫」
諾诺言7+8=総画数15 U+8AFE
音読: ダク、ニャク
訓読: うべな・う
◆相手の質問や依頼によく考えて応(こた)える、同意・承知・容受の意思を表す「はい」という返事、間髪を入れずに応えるのは「唯」
◆うべな・う、相手の言葉を受け入れる、承知(ショウチ)する
筆順
诺諾
言2+8=総画数10 U+8BFA
音読: ダク、ニャク
訓読: うべな・う
◆相手の質問や依頼によく考えて応(こた)える、同意・承知・容受の意思を表す「はい」という返事、間髪を入れずに応えるのは「唯」
◆うべな・う、相手の言葉を受け入れる、承知(ショウチ)する
蹃
足7+8=総画数15 U+8E43
音読: ダク、ジャク、ニャク
◆足にぐいと力を入れて地を踏(ふ)むさま
◆「䠚蹃ワダク」、足にぐいと力を入れて地を踏(ふ)み歩くさま、幼児が初めて歩くさま
逽
辵3+8=総画数11 U+903D
音読: ジャク[漢]、ニャク[呉]
◆走る
鄀邑3+8=総画数11 U+9100
音読: ジャク[漢]、ニャク[呉]
◆春秋時代(前770年~前5世紀)に秦(前905年頃~前207年頃)と楚国(前11世紀~前223年)の間にあった諸侯国名、都(みやこ)を「商密ショウミツ」に置いていたが秦晉両国に討たれ南ナン郡鄀ジャク縣(現湖北省襄陽市宜城市)に都を移したという
「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷十五:僖公二十五年】秋秦晉伐鄀…(《注》鄀本在商密秦楚界上小國其後遷於南郡鄀縣)」 {春秋時代}筆順
鍩锘金8+8=総画数16 U+9369
音読: テン、ダク、ニャク
◆未詳
「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鍩】他點切取也」◆ノーベリウムNobelium(No)、元素名
{ノーベリウム}
锘鍩金5+8=総画数13 U+9518
音読: テン、ダク、ニャク
◆未詳
「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鍩】他點切取也」◆ノーベリウムNobelium(No)、元素名
{ノーベリウム}
𨵫
門8+8=総画数16 U+28D6B
音読: ジャク[漢]、ニャク[呉]
◆引く、引っ張る「【廣韻:入聲:藥第十八:逽:𨵫】𨳞𨵫牽引也」「【字彙:戌集:門部:𨵫】女畧切音蹃閭𨵫牽引也」
鰙魚11+8=総画数19 U+9C19
音読: ジャク
訓読: わかさぎ
◆ヒラメ(鮃、ヒラメ科の魚)或いはカレイ(鰈、カレイ科の魚)の類
◆[日]ワカサギ(鰙・若鷺・公魚)、キュウリウオ科ワカサギ属の魚、漢名「西太公魚セイタイコウギョ」
筆順
苦艸3+5=総画数8 U+82E6
音読: コ[漢]、ク[呉]
訓読: にが・い、にが・る、くる・しい、くる・しむ、くる・しみ、くる・しめる
◆渋味やえぐ味などの不快に感じる味、五味(甘・酸・鹹・苦・辛)の一つ
◆不快なことや思うようにならないことなどに困り果てる、押さえ付けられているような(重苦しい)痛み
◆程度が甚(はなは)だしいさま
◆乗り物酔(よ)いする、「苦車・瘔車クシャ(車酔い)」、同「瘔」
筆順
楛木4+9=総画数13 U+695B
音読: コ[漢]、ゴ、グ[呉]
◆ニンジンボク(人参木)のような棘(とげ)のある木の名、未詳、箭杆センカン(矢柄・矢幹(やがら))に用いられる
{武器(弓箭)}◆お粗末(おそまつ)なさま、しっかりしていないさま
瘔
疒5+9=総画数14 U+7614
音読: コ[漢]、ク[呉]
◆乗り物に乗って苦しむ、乗り物酔(よ)いする、「瘔車・苦車クシャ(車酔い)」
𥟾
禾5+8=総画数13 U+257FE
音読: コ[漢]、ク[呉]
◆穀物コクモツの実が熟する「【玉篇:卷十五:禾部第一百九十四:𥟾】苦谷切禾熟」
𥯶䇢
竹6+9=総画数15 U+25BF6
音読: コ[漢]、ク[呉]
◆竹名、未詳、一説に「苦竹Pleioblastus amarus」
◆魚を捕る竹製の籠、同「𥶈」
𨡱
酉7+8=総画数15 U+28871
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:莫第十一:䔯𧃗𨡱】說文韭鬱也一曰菹也」
苨䕥艸3+5=総画数8 U+82E8
音読: デイ[漢]、ネ、ナイ[呉]
◆「薺苨セイデイ」、同「菧苨テイデイ」、ソバナ(蕎麦菜・岨菜)、キキョウ科ツリガネニンジン属の草
{ソバナ}◆「苨苨デイデイ」、草が盛んに茂るさま、草が蔓延(はびこ)るさま
𩋪𩉹
革9+9=総画数18 U+292EA
音読: デイ[漢]、ネ、ナイ[呉]
◆革が柔らかいさま、しなやかなさま「【集韻:卷五:上聲上:薺第十一:𩉹𩋪】輭也」
◆未詳、同「𩍦」「【集韻:卷五:上聲上:薺第十一:𩍦】轡垂也通作𩋪」
苪
艸3+5=総画数8 U+82EA
音読: ヘイ[漢]、ヒョウ[呉]
◆明るくて目立つ
𤋲焫𦳼
火4+9=総画数13 U+242F2
音読: ゼツ[漢]、ネツ、ネチ[呉]
◆焼く、燃やす、同「爇」
英艸3+5=総画数8 U+82F1
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
訓読: はなぶさ
◆秀(ひい)でる、傑出している、またそのような人、万人に一人の逸材イツザイ、同「偀」
「【春秋繁露:卷八:爵國第二十八】…萬人者曰英千人者曰俊百人者曰傑十人者曰豪…」◆華(はな)やかなさま、美しいさま
◆はなぶさ、花、草木の最も美しい部分
筆順
偀
人2+8=総画数10 U+5040
音読: ①エイ、ヨウ②アン[喃]
①
◆秀(ひい)でる、傑出ケッシュツしている、またそのような人、万人に一人の逸材イツザイ、同「英」
②
◆[喃]「偀姉㛪アンチエン」、兄弟姉妹(きょうだいしまい)
𡎘瑛
土3+8=総画数11 U+21398
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)が光り輝くさま
◆透き通ってきらきらと輝く石、石英、水晶
媖
女3+8=総画数11 U+5A96
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆女性に対する美称
𡾗山3+14=総画数17 U+21F97
◆「𡾗君」(音未詳)」、中嶽チュウガク(道教の五岳の一つで河南省鄭州市登封市にある山の名、別名「嵩山スウザン」)の地神チジン(天に対しての地の神)の名、姓は「惲ウン」
「【太清金液神氣經(《正統道藏》洞神部衆術類):卷中第二:地神姓名字秘文】…中嶽姓惲名𡾗君」「【字彙補:子集:卩部:𡾗】音未詳金液神氣經中嶽姓惲名𡾗君」 {河南省})
㡕
巾3+8=総画数11 U+3855
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆(旌旗セイキが)色鮮やかなさま
愥
心3+8=総画数11 U+6125
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆未詳
暎映日4+8=総画数12 U+668E
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
訓読: うつ・る、うつ・す、は・える
◆光が当たって明るい
◆光が当たってくっきりと見える、くっきりと浮かび上がって見える
◆くっきりとした陰(かげ)、くっきりとした陰ができる
注解:「光が当たっているところが明るければ明るい程、陰になるところは暗くなるさま」をいう
筆順
朠
月4+8=総画数12 U+6720
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆月の色
楧木4+8=総画数12 U+6967
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆「楧梅・柍梅ヨウバイ」、ニワウメ(庭梅)、バラ科スモモ属の木、別名「郁李・薁李イクリ」「雀梅ジャクバイ」「車下李シャゲリ」
「【廣韻:下平聲:庚第十二:霙:楧】楧梅今之雀梅」「【爾雅注疏:釋木】唐棣栘(《疏》舍人曰唐棣一名栘郭曰似白楊江東呼夫栘詩召南云唐棣之華陸機云奧李也一名雀梅亦曰車下李所在山皆有其華或白或赤六月中熟大如李子可食)」 {ニワウメ}
渶
水3+8=総画数11 U+6E36
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆「渶水」、川名
煐
火4+8=総画数12 U+7150
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆人名用字「【明史:卷一百十九:列傳第七:諸王四】…皇明政要諸書多可傳者從父高唐王厚煐齊東王厚炳皆以博學篤行聞…」「【晚晴簃詩匯:卷三十四】錢煐字蔚宗號愚谷嘉善人有息深齋詩」「【清史稿:列傳二百九十六:列女傳二】馮丙煐妻俞丙煐大興人…」
瑛𡎘玉4+8=総画数12 U+745B
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)が光り輝くさま
◆透き通ってきらきらと輝く石、石英、水晶
筆順
䁐
目5+8=総画数13 U+4050
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆目が窪(くぼ)んでいるさま、目が(目の輪郭が)くっきりしているさま「【玉篇:卷四:目部第四十八:䁐】於京切深目也」
𥍼矛5+8=総画数13 U+2537C
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆羽で飾り付けた矛(ほこ、両刃の短い剣、またそれを長い柄の先に付けた槍のような武器)
{武器(刀剣槍)}
碤
石5+8=総画数13 U+78A4
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆美しい紋様の入った石
緓绬
糸6+8=総画数14 U+7DD3
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆飾り紐、同「纓」「【欽定歷代職官表:卷四十一】南鞍庫掌官用鞍轡各項皮張雨緓縧帶之事」
绬緓
糸3+8=総画数11 U+7EEC
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆飾り紐、同「纓」「【欽定歷代職官表:卷四十一】南鞍庫掌官用鞍轡各項皮張雨緓縧帶之事」
蝧
虫6+8=総画数14 U+8767
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆未詳「【玉篇:卷二十五:虫部第四百一:𧓓】公戾切𧓓蝧」「【爾雅注疏:釋鳥】密肌繼英(《注》未詳《音義》肌居疑反繼字又作𧓓音計)」「【類篇:卷十三:虫部:蝧】於驚切蜂屬」「【御定歷代賦彙:卷一百三十九:蟋蟀賦】…同跳𧌓狀類飛蝧蛄蟻是伍蛩…」
䣐
邑3+8=総画数11 U+48D0
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆古地名、或いは人名「【丹陽集:卷十五:行狀】…郁䣐習進士…」「【路史:卷三十:國名紀:雜國上】…郮{⿰(⿳𠆢ユ口)阝}酀郘𨝂𨝎䣐𨞛𨜶𨞕{⿰冝阝}䣁𨛶郲䣇𨚰𨙺𨚘邒郂𨛹𨜙郁𨙹何等俗繆而顧不能…」
鍈锳
金8+8=総画数16 U+9348
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆鈴(すず)の音、同「鉠」
◆人名用字「【江南通志:卷一百七十六:人物志:才媛】嚴𢌜鍈…」「【明史:卷一百十九:列傳第七:諸王四:仁宗諸子】…子簡王祁鍈嗣祁鍈之爲世子也…」「【清史稿:列傳二百六十二:洪秀全】…丹陽都司劉廷鍈…」
锳鍈
金5+8=総画数13 U+9533
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆鈴(すず)の音、同「鉠」
◆人名用字「【江南通志:卷一百七十六:人物志:才媛】嚴𢌜鍈…」「【明史:卷一百十九:列傳第七:諸王四:仁宗諸子】…子簡王祁鍈嗣祁鍈之爲世子也…」「【清史稿:列傳二百六十二:洪秀全】…丹陽都司劉廷鍈…」
霙𩅊𩄪雨8+8=総画数16 U+9719
音読: ①エイ[漢]、ヨウ[呉]②ヨウ[漢]、オウ[呉]
訓読: みぞれ
①◆雨交じりの雪、雪と解けた雪(雨)が一緒に降る状態
{霙}②◆雪が花弁(はなびら)のようにひらひらと舞うように降るさま
筆順
韺
音9+8=総画数17 U+97FA
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆「五韺ゴエイ」、顓頊センギョク(五帝の一人、別名「高陽氏」)代の楽曲名「【禮記注疏(禮記正義):卷十六:月令】止聲色毋或進(《疏》…鄭云五英謂顓頊樂名云六莖者帝嚳樂名…)」
䭊䭘䭗䬬
食8+8=総画数16 U+4B4A
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆腹いっぱい食べる
◆餌
鶧
鳥11+8=総画数19 U+9DA7
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆未詳「【玉篇:卷二十四:鳥部第三百九十:𪅮】眉筆切𪅮肌繼鶧」
◆「鶧鵡・鸚鵡・鸚䳇オウム」、オウム科の鳥「【閩縣鄉土志:物產瑣記上:天然品:動物:羽屬:特産】紅娘(丹嘴翠身畧似鶧鵡)」「【晴花暖玉詞:卷下:木蘭花】日光澹似金盆水鶧䳇驚寒…」
苲艸3+5=総画数8 U+82F2
音読: サク、ザク、サ
◆古地名、現四川省雅安市漢源県、同「莋」
{四川省}◆「苲草サクソウ」、キンギョモ金魚藻などのような水中植物
𠷆咋
口3+8=総画数11 U+20DC6
音読: ①サク[漢]、シャク[呉]②サ[漢]、シャ[呉]
①
◆大声を出す、大声で叫ぶ
◆音を立てて噛(か)む、音を立てて食べる
②
◆如何(いか)に、どうして、なぜ、どのようにして、同「怎」
𧩳𧧻
言7+9=総画数16 U+27A73
音読: サ[漢]、ジャ[呉]
◆言葉巧みに人を騙(だま)す、作り事(つくりごと)を言って欺(あざむ)く、同「詐」
苴艸3+5=総画数8 U+82F4
音読: ショ[漢]、ソ[呉]
◆履物(はきもの)の中に敷く藁(わら)
◆アサ(麻、アサ科の草)の雌株(めすかぶ)、またその実、雄株は「枲」
{アサ}◆アサ(麻)製の布、また衣服
筆順
𢯽
手3+9=総画数12 U+22BFD
音読: サ[漢呉]
◆未詳「【玉篇:卷六:手部第六十六:𢯽】七个切遇也」「【廣韻:去聲:過第三十九:諎:𢯽】拭𢯽」「【正字通:卯集中:手部:𢯽】抯字之譌舊註音銼拭𢯽非」
𣕈木4+8=総画数12 U+23548
音読: サ[漢]、ジャ[呉]
◆「山𣕈子・山樝子・山楂子・山柤子サンザシ」、バラ科サンザシ属の木、またその実、実を薬用とする
「【集韻:卷三:平聲三:麻第九:樝𣕈】莊加切說文果似棃而酢或作𣕈通作柤」 {サンザシ}
𥠙禾5+8=総画数13 U+25819
◆未詳
注解:「蒩」の異体字か?
苶𦮕𦬼
艸3+5=総画数8 U+82F6
音読: デツ[漢]、ネチ[呉]、ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆疲れてぐったりするさま
𢰀㩶𢺣𢺊𢲺
手3+9=総画数12 U+22C00
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆手また指で押さえる
𧍠𧏥
虫6+8=総画数14 U+27360
音読: セツ、ゼチ
◆「𧍠𧌊セツシャ」、海棲小動物の名、未詳「【集韻:卷九:入聲上:㞕第十六:𧏥{⿰虫尒}】小蟲名海葅有𧏥𧌊或省」
苻艸3+5=総画数8 U+82FB
音読: フ[漢]、ブ[呉]
◆ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)、ナス科ナス属の草、別名「白英ハクエイ」「鬼目草キモクソウ」
{ヒヨドリジョウゴ}◆アシ(葦、イネ科の草)などの管状になっている植物の茎の内側の白い膜、同「莩」
◆「苻甲フコウ」、植物の種を覆っている外皮、殻(から)、同「莩甲」
筆順
﨓
木4+9=総画数13 U+FA13
訓読: たぶ
◆[日]タブノキ(椨・椨木)、クスノキ科タブノキ属の木
茀
艸3+5=総画数8 U+8300
音読: フツ[漢]、ホチ[呉]
◆(道に)草が生い茂って通れないさま、行く道を塞ぐように生い茂る草
◆(車の周りに垂らす)外からは見えないように覆う目隠し、覆(おおい)い隠す
◆婦人の首飾り、同「髴」
◆箒星(ほうきぼし)、彗星スイセイ、「孛星ハイセイ」
𦂓紼绋𥿏
糸6+9=総画数15 U+26093
音読: フツ[漢]、ホチ[呉]
◆印章を帯から垂らすための綬ジュ(位階によって色が決まっている組紐)、同「紱」
◆太い綱(つな)
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を載せた車を引く綱、同「綍」「𩎛」
茁艸3+5=総画数8 U+8301
音読: サツ、セチ
◆芽生(めば)える
「【廣雅:卷一:釋詁】挺秀䚥拔揠擢湧溢𢧭(出允)䔞茁(側劣)裔生出也」◆生長セイチョウ(成長)する、「茁壯サッソウ(大きく逞たくましく育つさま)」
筆順
𠷅
口3+8=総画数11 U+20DC5
◆声(こえ)、未詳「【集韻:卷九:入聲上:術第六:𠷅】聲也」「【字彙:丑集:口部:𠷅】竹律切音㤕聲也」「【正字通:丑集上:口部:𠷅】俗咄字」
茂艸3+5=総画数8 U+8302
音読: ボウ[漢]、モ、ム[呉]
訓読: しげ・る
◆草木が枝葉を盛んに伸ばすさま
◆勢いがあるさま、盛んなさま
◆才能が豊かなさま
筆順
𢰝
手3+8=総画数11 U+22C1D
訓読: もて
◆[日]姓用字、「𢰝木(もてぎ)」
𣕚
木4+8=総画数12 U+2355A
訓読: もて、たも
◆[日]姓用字、[𣕚木(もてぎ)]「𣕚野木(たものき)」
◆[日]地名用字、[𣕚の木(たものぎ、岩手県久慈市、現「たもの木」)]
范艸3+5=総画数8 U+8303
音読: ハン[漢]、ボン[呉]
◆草名、未詳
◆ハチ(蜂、ハチ目の昆虫)の類、同「𧍙」
◆型かた、型枠(かたわく)、同繁
「範」、同「笵」
筆順
𣔶
木4+8=総画数12 U+23536
音読: ハン、ボン
◆舷ゲン、船縁(ふなべり)、船の側面、同「𦨲」
◆型枠(かたわく)、手本、同「範」
𧍙
虫6+9=総画数15 U+27359
音読: ハン[漢]、ボン[呉]
◆ハチ(蜂、ハチ目の昆虫)の類、同「范」
茄艸3+5=総画数8 U+8304
音読: ①カ[漢]、ケ[呉]②キャ[漢]、ギャ[呉]、カ[慣]
訓読: なす、なすび
①◆ハス(蓮、ハス科ハス属の水草)の茎(くき)
「【爾雅注疏:釋草】荷芙渠(…)其莖茄其葉蕸其本蔤(《注》莖下白蒻在泥中者)其華菡萏(…)其實蓮(《注》蓮謂房也)其根藕其中的(…)的中薏(《注》中心苦)」 {ハス}②◆ナス・ナスビ(茄・茄子)、ナス科の植物、またその実
{ナス}筆順
茅艸3+5=総画数8 U+8305
音読: ボウ[漢]、ミョウ[呉]
訓読: かや、ちがや
◆チガヤ(茅)、イネ科チガヤ属の草
{チガヤ}◆チガヤ(茅)・アシ(葦)・ススキ(芒)などの茎が中空で花序(カジョ、花の付き方)が穂状スイジョウになる草本の称、屋根葺きなどに用いられる
{カヤ} {花序}参照
◆「芭茅バボウ」、同「五節芒ゴセチボウ・ゴセツボウ」、トキワススキ(常磐薄)、イネ科ススキ属の草
{トキワススキ}筆順
𧍟蟊䖥蝥𧎻𧓿𧔨𧕑𧎄𧐘
虫6+9=総画数15 U+2735F
音読: ①ボウ[漢]、ム[呉]②ボウ[漢]、ミョウ[呉]
①
◆ネキリムシ(根切虫)、農作物などの根や茎などを食い荒らす害虫の総称、同「蛑」、茎の髄ズイを食い荒らす害虫は「螟」、葉を食い荒らす害虫は「蟘」、節や茎を食い荒らす害虫は「蠈」「【爾雅注疏:釋蟲】食苗心螟食葉蟘食節賊食根蟊」
◆「𧍟𧕾ボウセツ」、小形のセミ(蝉)の一種
◆「蝃𧍟セツボウ」、クモ(蜘蛛)、クモ目の節足動物
②
◆「螌𧍟・斑𧍟ハンミョウ」、ハンミョウ(斑貓・斑蝥)、ハンミョウ科・ツチハンミョウ科に属する昆虫、別名「斑蚝ハンコウ」「龍蚝リュウコウ」
鶜
鳥11+9=総画数20 U+9D9C
音読: ボウ[漢]、ミョウ[呉]
◆「鶜鴟ボウシ」、トビ(鴟、タカ科トビ属の鳥)やノスリ(鵟、タカ科ノスリ属の鳥)の類、姿はタカ(鷹)に似るが白いという、同「𪁪鴟」「【爾雅注疏:釋鳥】狂茅鴟(《注》今𪁪鴟也似鷹而白)…(《音義》狂如字本或作鵟茅本或作鶜𪁪字又作𪁒…《疏》此别鴟類也茅鴟一名狂廣雅云茅鴟𪁪也郭云今𪁪鴟也似鷹而白…)」
茌
艸3+5=総画数8 U+830C
音読: シ、ジ
◆「茌平シヘイ」、県名、山東省聊城市、同「茬平」
𣁙
文4+8=総画数12 U+23059
◆未詳「【字彙補:卯集:文部:𣁙】音義同錦」
𦭝
艸3+5=総画数8 U+26B5D
音読: ボク、モク
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:㞕第十六:𥄕】目不正或書作𦭝」「【漢語大字典:艸部:𦭝】【中華字海:艹部:𦭝】同"苜"。《集韻・屑韻》:"苜、或書作𦭝。"」
𤋂
火4+9=総画数13 U+242C2
◆未詳、「火が明るくない、暗い」なのか「火が(眩しくて)よく見えない」なのか未詳、同「𤊾」「【玉篇:卷二十一:火部第三百二十三:𤋂】莫割切不明也」「【字彙補:巳集:火部:𤋂】同𤊾」
䒺堇菫蓳𡐳𦻍𦸨𨤬𡏳𡎸𦹆𦸧𦻋艸3+6=総画数9 U+44BA
音読: ①キン[漢]、コン[呉]②キン[漢]、ゴン[呉]
①◆スミレ(菫)、スミレ科の草
{スミレ}◆トリカブト(鳥兜)、同「烏頭ウズ」、キンポウゲ科トリカブト属の草、強い毒性がある
{トリカブト}◆「䒺菜キンサイ」「䒺䒺菜キンキンサイ」、ツボスミレ(坪菫・菫菜)、スミレ科スミレ属の草
{ツボスミレ}◆「紫䒺シキン」、キケマン(黄華鬘)、ケシ科キケマン属の一種
{キケマン}②◆粘土ネンド(ねばつち)、粘土を塗る、粘土を塗って隙間を塞ぐ、同「墐」
◆ほんの少し、同「僅」
𦃝
糸6+9=総画数15 U+260DD
音読: ケイ、ゲ
◆帯(おび)、同「𧚃」「【集韻:卷六:上聲下:感第四十八:䙎𧚃𦃝】帶也」
茈艸3+6=総画数9 U+8308
音読: ①シ[漢呉]②サイ[漢]、ゼ[呉]
①◆ムラサキ(紫)、ムラサキ科ムラサキ属の草、根は紫色の染料として利用される
{ムラサキ}◆「茈薑シキョウ」、ショウガ(生薑・生姜・薑)、ショウガ科ショウガ属の草
{ショウガ}◆「𦽏茈フシ」、イヌクログワイ(犬黒慈姑)、カヤツリグサ科ハリイ属の水草、塊茎カイケイ(根茎が球形に肥大したもの)を食用とする、別名「シログワイ(白慈姑)」、またオモダカ科オモダカ属の水草で塊茎を食用とするものを併せての称、同「荸薺ホツシ」
{イヌクログワイ}②◆「茈胡・柴胡サイコ」、セリ科ミシマサイコ属の草の称
{ミシマサイコ}筆順
𣸆水3+9=総画数12 U+23E06
音読: シ[漢呉]
◆古川名、「𣸆水シスイ」、現湖南省長沙市の山岳地帯を源とする、同「泚」
{湖南省}
茗艸3+6=総画数9 U+8317
音読: メイ[漢]、ミョウ[呉]
◆番茶バンチャ、遅い時期に摘み取った茶葉を使ったもの、上等でなはい茶のこと、同「荈」、若芽を摘んだものは「茶」
◆「耶悉茗ヤシツメイ・ジャスミン」、ソケイ(素馨)、ジャスミンjasmine、モクセイ科ソケイ属の植物、多くは芳香がある
{ソケイ}◆「茗荷メイカ・ミョウガ」、ショウガ科ショウガ属の草、蕾(つぼみ)を食用とする、別名「蘘荷ジョウカ」
{ミョウガ}◆「茗艼メイテイ」、酒を飲みひどく酔って正体を失うさま、同「酩酊」
筆順
𨪓
金8+9=総画数17 U+28A93
◆未詳「【方言:第十三】錐謂之𨪓(廣雅作銘字)」「【康熙字典:戌集上:金部:𨪓】…○按卽鍣字之譌」
茘荔𦶭艸3+6=総画数9 U+8318
音読: レイ[漢]、ライ[呉]
◆「茘草レイソウ」、ネジアヤメ(捩菖蒲)、アヤメ科アヤメ属の草
{ネジアヤメ}◆「茘枝レイシ」、ライチlychee、ムクロジ科レイシ属の木
{レイシ}◆「薜茘ヘイレイ」、オオイタビ、クワ科イチジク属の蔓性の木
{オオイタビ}筆順
𩘡𩗅
風9+9=総画数18 U+29621
音読: レイ[漢]、ライ[呉]
◆急風、風がさっと吹くさま、同「䬅」「【集韻:卷七:去聲上:霽第十二:𩗅𩘡】急風」「【字彙補:戌集:風部:䬅】何頰切音協風調也〇與𩗅字不同…𩘡韻會與𩗅同」
茙艸3+6=総画数9 U+8319
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
◆「茙葵ジュウキ」、タチアオイ(立葵)、アオイ科タチアオイ属の草、別名「蜀葵ショッキ」
{タチアオイ}◆「茙菽ジュウシュク」、ダイズ(大豆)、マメ科ダイズ属の草
{ダイズ}
𧜆襛
衣5+10=総画数15 U+27706
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆衣服が分厚いさま
茤艸3+6=総画数9 U+8324
音読: キ、ギ、タ
◆ヒシ(菱)、ヒシ科の水草、同「芰」
{ヒシ}◆「鹿茤ロクタ」、古代中国西南方の少数民族の名
𡏗
土3+9=総画数12 U+213D7
音読: タ
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡏗】梵語音譯用字」
茦
艸3+6=総画数9 U+8326
音読: シ
◆草木の細く尖った芒(のぎ)や刺(とげ)、同「莿」
𠞁
刀2+9=総画数11 U+20781
◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:策筴𠞁】測革切說文馬箠也一曰謀也一曰蓍也一曰小箕曰筴或作筴𠞁」「【集韻(明州述古堂影宋鈔本):卷十:入聲下:㫺第二十二:𠞁】艸名菆也」
茧艸3+6=総画数9 U+8327
音読: チュウ、ケン
◆草名、未詳、同「𥭥」
◆草が萎(しお)れる、同「𥭥」
◆たこ(胼胝ヘンチ)、摩擦マサツや刺激シゲキが繰り返されて皮膚が硬(かた)くなったもの、「茧子チュウシ」「趼子ケンシ」「老茧ロウチュウ」「老繭ロウケン」
◆繁
「繭」
𧏊莔𦮄𦴖𦯶𦱋𦳶虫6+10=総画数16 U+273CA
音読: モウ[漢]、ミョウ[呉]、ボウ[慣]
◆バイモ(貝母)、ユリ科バイモ属の草、咳止めなど薬草として利用される、同「蝱」
{バイモ}
茲兹𦱳茊艸3+6=総画数9 U+8332
音読: シ[漢]、ジ[呉]
訓読: ここ
◆草木が盛んに茂る、また育つ、同「滋」
◆増々ますます、益々(ますます)、同「滋」
◆ここ、此の、此れ、此処に
◆藁などを編んで作った一人用の敷物
注解:別
「玆」筆順
嗞
口3+9=総画数12 U+55DE
音読: シ[漢]、ジ[呉]
◆「ああ」という嘆き憂える声、同「咨」
◆口を大きく開けて笑う
孶孳𡥝𢀐𢇖𦈄
子3+10=総画数13 U+5B76
音読: シ[漢]、ジ[呉]
◆(人や動物が)子を生む、子が生まれ大いに育つ、(植物が)芽を出し盛んに茂る
◆「孶乳ジニュウ」「孶生ジセイ」◇生長(成長)し次々に増える、繁殖ハンショクする◇派生する、次から次へと枝分かれする
◆「孶尾ジビ」、鳥獣が交尾して子を生む
◆「孶孶シシ」、力を(気を)抜くことなく励(はげ)むさま、ひたすら一つのことだけに力を(気を)注ぐさま、同「孜孜」
慈慈㤵𩉋
心4+10=総画数14 U+2F8A6
音読: シ[漢]、ジ[呉]
訓読: いつく・しむ
◆母が子に対するように深い愛情を注ぐ、愛(いと)おしむ
◆大切にする、たっぷりの愛情を注ぐ
◆(たっぷりの愛情を注ぐ)母
甆瓷𤮀珁𦈱
瓦5+10=総画数15 U+7506
音読: シ[漢]、ジ[呉]
◆磁器ジキ、焼物(やきもの、土を捏こねて形を作り焼いた陶器や磁器)の一種で、表面が透明なガラスglas[蘭]質で吸水性がなく緻密で硬いもの、やや吸水性があり不透明なものは「陶器トウキ」という
𤮀瓷甆珁𦈱
瓦5+10=総画数15 U+24B80
音読: シ[漢]、ジ[呉]
◆磁器ジキ、焼物(やきもの、土を捏こねて形を作り焼いた陶器や磁器)の一種で、表面が透明なガラスglas[蘭]質で吸水性がなく緻密で硬いもの、やや吸水性があり不透明なものは「陶器トウキ」という
𤲸畜
田5+9=総画数14 U+24CB8
音読: キク[漢呉]、チク[漢呉]
◆人間が飼(か)い馴らした動物、同「𤛅」、「家畜カチク」
◆家畜を飼(か)う、飼い育てる、養(やしな)う、同「嘼」「蓄」
◆蓄(たくわ)える、同「蓄」
𥔵磁礠
石5+9=総画数14 U+25535
音読: シ[漢]、ジ[呉]
◆鉄などを引き寄せる性質、またそのような性質のある石、「磁石ジシャク・ジセキ」
◆表面が透明なガラスglas[蘭]質で吸水性がなく緻密で硬い器、「磁器ジキ」、同「瓷」
稵𥣏𥣓
禾5+10=総画数15 U+7A35
音読: シ[漢]、ジ[呉]
◆穀物の苗を植える、苗代で育った苗を植え替える、同「蒔」
◆穀物が盛んに生長する、同「滋」
◆穀物の芽が生え出る、同「𥠃」
鰦𩼑
魚11+10=総画数21 U+9C26
音読: シ[漢]、ジ[呉]
◆「黑鰦コクシ」、カワイワシ、学名Hemiculter leucisculus、ウグイ(鯎・石斑魚)やアユ(鮎・香魚・年魚)などに似た小形でやや細身のコイ科カワイワシ属の淡水魚、同「鮂」、同「白鰷ハクジョウ」「白鱎ハクキョウ」
𪑿
黑12+10=総画数22 U+2A47F
音読: シ[漢]、ジ[呉]
◆黒く染める、深い黒色
茶艸3+6=総画数9 U+8336
音読: タ[漢]、ジャ[呉]、サ、チャ[慣]
◆チャ(茶)、チャノキ(茶の木)、ツバキ科ツバキ属の木
{チャノキ}◆チャノキの若葉を摘(つ)み煎(せん)じて飲料用に加工したもの、遅い時期に摘み取った茶葉を使ったものは「茗」「荈」
◆(チャノキに限らず)植物の葉を煎じて飲料とするもの
◆渋味のある褐色
◆「飲茶インチャ・ヤムチャ」、茶を飲みながら点心テンシン(つまみ、おやつ、軽食)を食べること
◆「山茶サンチャ」、ヤブツバキ(藪椿)、ツバキ科ツバキ属の木
{ヤブツバキ}筆順
嗏
口3+9=総画数12 U+55CF
音読: サ[漢]、シャ[呉]
◆応答などを表す語
搽
手3+10=総画数13 U+643D
音読: チャ
◆塗(ぬ)る、薬や化粧品(ケショウヒン)などを塗る
𣗪木4+10=総画数14 U+235EA
音読: タ[漢]、ジャ[呉]
◆チャ(茶)、チャノキ(茶の木)、ツバキ科ツバキ属の木、同「茶」
{チャノキ}
茸艸3+6=総画数9 U+8338
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
訓読: たけ、きのこ
◆若々しい草が芽生えるさま、若芽(わかめ)
◆(毛のように)細く柔らかいさま、細く柔らかい毛
◆「鹿茸ロクジョウ」、鹿の生え換(か)わった若い角(つの)を乾燥させたもの、強壮剤として用いられる
◆[日]たけ、きのこ、菌類のうち大形のものの俗称
筆順
傇
人2+9=総画数11 U+5087
音読: ジョウ、ニュウ
◆人が多く集まるさま、多くの人々
媶
女3+9=総画数12 U+5AB6
音読: ジョウ、ニョウ
◆「妦媶ホウジョウ」、美しいさま
搑
手3+9=総画数12 U+6411
音読: ジョウ[漢]、ニョウ、ニュウ[呉]
◆強く押す、突く、同「擃」
◆ぎゅっと押し付ける、押し込める
榵
木4+9=総画数13 U+69B5
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆木名、未詳「【廣韻:上平聲:卷第一:鍾第三:榵】木名似檀」
㲨𣮩𥧢
毛4+9=総画数13 U+3CA8
音読: ジュウ、ニュウ
◆鞍(くら)などに敷く厚手の敷物のふわふわとした毛の飾り、同「䩸」
𣯏
毛4+9=総画数13 U+23BCF
音読: ジョウ、ニュウ
◆「㲩𣯏トウジョウ」◇猥雑ワイザツなさま◇才能がなく低劣な人、愚かな人、同「闒茸」「傝䢇」「【通雅:卷六:釋詁】傝䢇一作闒茸㲩茸㲩𣯏…師古曰下材不肖之人」
穁
禾5+9=総画数14 U+7A41
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆イネ(稲、イネ科の草)の穂
縙
糸6+9=総画数15 U+7E19
音読: ジュウ、ニュウ
◆鞍(くら)などに敷く厚手の敷物のふわふわとした毛の飾り、同「䩸」
◆糸飾り、紐飾り
𦔋
耒6+9=総画数15 U+2650B
音読: ジョウ、ニョウ
◆未詳「【中華字海:耒部:𦔋】同"茸"、草初生的样子」「【中文大辭典:耒部:𦔋】草盛也」
𨍷軵𨊶
車7+9=総画数16 U+28377
音読: ジョウ[漢]、ニュウ[呉]
◆手押し車、後ろから押して進める車
䩸𩊐𩍮𩉪
革9+9=総画数18 U+4A78
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]、ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆鞍(くら)などに敷く厚手の敷物のふわふわとした毛の飾り、同「㲨」「𥨳」
◆鳥獣の細く柔らかい毛がふさふさしているさま、同「𣯍」「氄」
𩮙髶
髟10+9=総画数19 U+29B99
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆髪が乱れるさま
茿𦯋𦵶𧏤艸3+6=総画数9 U+833F
音読: チク[漢呉]
◆「萹茿ヘンチク」、ミチヤナギ(道柳)、タデ科ミチヤナギ属の草
{ミチヤナギ}
𧏤茿𦯋𦵶虫6+9=総画数15 U+273E4
音読: チク[漢呉]
◆「萹𧏤ヘンチク」、ミチヤナギ(道柳)、タデ科ミチヤナギ属の草
{ミチヤナギ}
荀艸3+6=総画数9 U+8340
音読: シュン[漢呉]、ジュン[慣]
◆草名、茎はコウホン(藁本、セリ科ミヤマセンキュウ属の草)のように四角く(稜リョウがあり)、花は黄色で実は赤い、これを服用すれば美しくなるという
「【山海經:中山經】…有草焉其狀如葌(菅似茅也)而方莖黃華赤實其本如藁本(根以藁本亦香草)名曰荀草(或作苞草)服之美人色(令人更美𧰟)」◆周代(前11世紀~前256年)の古国名、現山西省運城市新絳県付近
「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷七:桓公九年】…秋虢仲芮伯梁伯荀侯賈伯伐曲沃」 {山西省}筆順
𡟱
女3+9=総画数12 U+217F1
◆未詳「【字彙:丑集:女部:𡟱】斯鄰切音新木名又邑名」「【正字通:丑集下:女部:𡟱】姰字之譌…」
槆橁木4+10=総画数14 U+69C6
音読: シュン[漢呉]
◆チャンチン(香椿)、センダン科チャンチン属の木、同「杶」「椿」「櫄」
{チャンチン}
𦃜絢绚𥾡
糸6+9=総画数15 U+260DC
音読: ケン[漢呉]
◆色糸を使った美しい模様、模様が美しいさま「【儀禮註疏:卷八:聘禮】皆𤣥纁繋系長尺絢組(《注》采成文曰絢…今絢作𥾡)」
荂艸3+6=総画数9 U+8342
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆花(はな)、同「花」
◆花が(花のように)咲き誇るさま、同「華」
◆アザミ(薊、キク科アザミ属の草)の実
{アザミ}
𧪮
言7+10=総画数17 U+27AAE
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆話を誇張する、大袈裟(おおげさ)に話す、同「譃」
𨃖
足7+10=総画数17 U+280D6
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆蹲(うずくま)る、膝(ひざ)を折り姿勢を低くする、同「踞」
注解:「【說文解字注:足部:𨃖】*居也从足荂聲(…按此恐又跨字之異體)」
荃艸3+6=総画数9 U+8343
音読: セン[漢呉]
◆ショウブ(菖蒲)、ショウブ科の草
「【爾雅翼:卷三】荃昌蒲也或讀若孫音」 {ショウブ}◆水中に柴(しば)などを沈め、そこに入り込んだ魚を捕(と)る仕掛け、同「筌」
醛
酉7+10=総画数17 U+919B
音読: セツ、セチ
◆酒の味が変わる
◆野菜などの塩漬、同「酫」「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:醛】叉劣切醎葅也」
◆アルデヒドaldehyde、有機化合物の一種
荄
艸3+6=総画数9 U+8344
音読: カイ[漢呉]
◆草の根
𠹽
口3+9=総画数12 U+20E7D
◆未詳
𣘃
木4+9=総画数13 U+23603
音読: ガイ[喃]
◆[喃]木、樹木
荅艸3+6=総画数9 U+8345
音読: トウ[漢呉]
◆小豆(あずき)などの小粒の豆類
{アズキ}◆答える、返答する、同「答」
◆厚く重いさま
「【漢書:卷九十一:貨殖傳】…荅布皮革千石(孟康曰荅布白疊也師古曰麤厚之布也其價賤故與皮革同…荅者厚重之貌…)…」筆順
剳刀2+9=総画数11 U+5273
音読: トウ[漢呉]
◆鎌(かま)、草などを刈(か)る道具、同「𠛎」
筆順
匒
勹2+9=総画数11 U+5312
音読: トウ[漢呉]
◆「匒匌トウコウ」、幾重にも積み重なるさま
嗒
口3+9=総画数12 U+55D2
音読: トウ[漢呉]
◆「嗒然トウゼン」、がっかりするさま、同「𢟉然」
◆「嗒嗒トウトウ・ダァダァ」、「だっだっ」「たったっ」というような馬の蹄やを大勢の人が行進する音、同「噠」
◆「啪嗒ハトウ・パァダァ」、「ぱちっ」「ぱたっ」などの物がぶつかった時の音
◆舐(な)める、同「舐」
塔墖𩫊土3+9=総画数12 U+5854
音読: トウ[漢呉]
◆舎利シャリ(釈迦の遺骨)を安置するための高層の建物、「仏塔ブットウ」
◆高く聳(そび)え立つ建造物
◆「卒塔婆ソトバ」「塔婆トウバ」、仏陀の遺骨などを納める土盛りまた建物、日本では多く木の板を用いた板塔婆を指す
筆順
㟷
山3+9=総画数12 U+37F7
音読: トウ[漢呉]
◆山が瘤(こぶ)のように高く盛り上がっているさま
𢟉
心3+9=総画数12 U+227C9
音読: トウ[漢呉]
◆「𢟉然トウゼン」、がっかりするさま、同「嗒然」「【子略:卷一:皮日休讀陰符經詩】…帝舜用以平洚水自禹及文武天機𢟉然弛…」
搭撘手3+9=総画数12 U+642D
音読: トウ[漢呉]
◆上に載(の)せる、上に乗る
◆乗り物に乗る、また積む
◆組み合わせる、「搭配トウハイ(二つを組み合わせる)」
筆順
榙
木4+10=総画数14 U+6999
音読: トウ[漢呉]
◆「榙𣝋トウトウ」、果樹名、未詳、スモモ(李、バラ科サクラ属)に似た実が成るという
𣯈毾㲩𣯚𣰅𣯾𧝅
毛4+10=総画数14 U+23BC8
音読: トウ[漢呉]
◆「𣯈㲪トウトウ」、細く柔らかい毛を使った織物、毛布や絨毯の類
◆「𣯈𣯏トウジョウ」◇猥雑ワイザツなさま◇才能がなく低劣な人、愚かな人、同「闒茸」「傝䢇」「【通雅:卷六:釋詁】傝䢇一作闒茸㲩茸㲩𣯏…師古曰下材不肖之人」
𣯚毾㲩𣯈𣰅𣯾𧝅
毛4+10=総画数14 U+23BDA
音読: トウ[漢呉]
◆「𣯚𣰆トウトウ」、細く柔らかい毛を使った織物、毛布や絨毯の類
◆「𣯚𣯏トウジョウ」◇猥雑ワイザツなさま◇才能がなく低劣な人、愚かな人、同「闒茸」「傝䢇」「【通雅:卷六:釋詁】傝䢇一作闒茸㲩茸㲩𣯏…師古曰下材不肖之人」
溚
水3+10=総画数13 U+6E9A
音読: トウ[漢呉]
◆湿る
◆タールtar、油性の液体
𤠟𤟬
犬3+10=総画数13 U+2481F
音読: トウ[漢呉]
◆(犬が)ぺろぺろと舐(な)めるようにして食う、同「狧」「【玉篇:卷二十三:犬部第三百六十四:𤠟】他蠟切犬食也亦作碟䑜狧並同上」
瘩𤺥
疒5+10=総画数15 U+7629
音読: トウ[漢呉]
◆腫れ物(はれもの)、「瘩背トウハイ(背中にできる腫れ物)」
◆「疙瘩ギツトウ」◇皮膚にできる腫れ物、瘤(こぶ)や面皰(にきび)などの突起物◇球状また丸い塊状のもの、団子状のもの◇心の痼(しこり)、蟠(わだかま)り◇すっきりしないさま
𥉌
目5+10=総画数15 U+2524C
音読: トウ[漢呉]
◆目尻が大きく垂れ下がっているさま
𥔽
石5+9=総画数14 U+2553D
音読: コウ[漢呉]
◆石がぶつかり合うさま、或いはその音「【南齊書:卷四十一:列傳:第二十二:張融:周顒】…窂浪硠(音浪)掊崩山相𥔽(苦合)…」
䌋𦈘
糸6+9=総画数15 U+430B
◆「褡褳トウレン」、幅広の帯の両端にポケットpocketが付いた物入れ、大きいものは肩に掛け小さいものは腰に帯びる、同「褡褳」
𦈘䌋
糸3+9=総画数12 U+26218
◆「𦈘裢トウレン」、幅広の帯の両端にポケットpocketが付いた物入れ、大きいものは肩に掛け小さいものは腰に帯びる、同「褡褳」
褡
衣5+10=総画数15 U+8921
音読: トウ[漢呉]
◆古びて使いものにならなくなった衣服、襤褸ランル(ぼろ)
◆「褡包トウホウ」、(和装用の帯のような)腰に巻く幅広の帯
◆「褡褳トウレン」、小物入れ、幅広で長めの布を縦二つ折りにして一部を残して縫い合わせ袋状にしたもの、縫い残した部分から物を出し入れする、大きいものは肩に掛け小さいものは腰に帯びる
𨃚
足7+10=総画数17 U+280DA
音読: トウ[漢呉]
◆跳(は)ねる「【龍龕手鑑:卷四:足部第十二:𨃚】都合反𨃚趿龜行又他合徒合二反跳也」
鎝𨱏金8+10=総画数18 U+939D
音読: トウ[漢呉]
◆「鐵鎝テットウ」、鋤(すき)のような何本かの齒のある農具
◆「鏜鎝・鏜鞳・鏜䶀・闛𨶀トウトウ」、鐘(かね)や鼓(つづみ)の音、またその音の形容
◆[台][香]テクネチウムTechnetium(Tc)、元素名、中国(大陸)では
「鍀」 {テクネチウム}
𨱏鎝金5+10=総画数15 U+28C4F
音読: トウ[漢呉]
◆「铁𨱏テットウ」、鋤(すき)のような何本かの齒のある農具
◆「镗𨱏・鏜鞳・鏜䶀・闛𨶀トウトウ」、鐘(かね)や鼓(つづみ)の音、またその音の形容
◆[台][香]テクネチウムTechnetium(Tc)、元素名、中国(大陸)では
「鍀」 {テクネチウム}
𨸉𨶀
門3+9=総画数12 U+28E09
音読: トウ[漢呉]
◆「闛𨸉・鏜鎝・鏜鞳トウトウ」、鐘(かね)や鼓(つづみ)の音、またその音の形容
𨶀𨸉
門8+10=総画数18 U+28D80
音読: トウ[漢呉]
◆「闛𨶀・鏜鎝・鏜鞳トウトウ」、鐘(かね)や鼓(つづみ)の音、またその音の形容
𨻇
阜3+9=総画数12 U+28EC7
音読: トウ[漢呉]
◆底に着く、下に(地に)着く
鞳𩍈革9+9=総画数18 U+97B3
音読: トウ[漢呉]
◆「鞺鞳・鏜鞳・鏜鎝・鏜䶀・闛𨶀トウトウ」、鐘(かね)や鼓(つづみ)の音、またその音の形容
筆順
𩏒
韋9+9=総画数18 U+293D2
音読: トウ[漢呉]
◆裁縫の際に指先に被(かぶ)せる指サックsack、或いは指に嵌(は)める環状の指貫(ゆびぬき)、同「𩎽」
草𦷣𦯨艸3+6=総画数9 U+8349
音読: ソウ[漢呉]
訓読: くさ
◆(特に野生の)一年以内に枯死し茎が木質化しない植物(草本植物という)の総称
◆粗い、大まかな
◆(大まかな)下書き
◆荒れた土地、人が足を踏み入れないところ、「草深いところ」の意
◆主要な官職・地位に就いていないさま、「中央から遠く離れて草深いところに住んでいる」の意
◆「草書ソウショ」、漢代に成った書体の名
◆どんぐり状の堅い実
筆順
𠹊
口3+9=総画数12 U+20E4A
音読: ソウ[漢呉]
◆「𠹊𡂕ソウロウ」、ひっそりとして静かなさま
愺
心3+10=総画数13 U+613A
音読: ソウ[漢呉]
◆「愺恅ソウロウ」、心が乱れるさま
𤌸燒焼烧𧄣
火4+9=総画数13 U+24338
音読: ショウ[漢呉]
訓読: や・く、や・き、く・べる
◆火をつける、火つけて燃やす、火の中にものを入れて燃やす、ものが熱せられて炎や煙が立ち昇る
◆[日]あれこれと進んで人に尽くす
𨕡造𨒽𦹢
辵3+9=総画数12 U+28561
音読: ソウ[漢呉]、ゾウ[呉]
訓読: つく・る
◆(素材に手を加えて、組み合わせて)作り上げる
◆成(な)る、為(な)す、成し遂(と)げる
◆到(いた)る、行き着く
◆慌てる、慌ただしい
◆「𨕡次ゾウジ」◇ごく短い時間、咄嗟トッサ◇急いで、あたふたと「【論語注疏:卷四:里仁】…君子無終食之間違仁造次必於是顚沛必於是(《疏》…造次急遽也…)」
騲
馬10+10=総画数20 U+9A32
音読: ソウ[漢呉]
◆牝馬ヒンバ(めうま)
◆動物の牝(めす)
荐艸3+6=総画数9 U+8350
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆腰の下に敷く莚(むしろ)や敷き草、同「薦」
◆重ね重ね(かさねがさね)、繰り返し、次から次に、同「洊」「薦」
◆繁
「薦」筆順
鞯韉韀𩋋𩌵
革9+10=総画数19 U+97AF
音読: セン[漢呉]
◆鞍(くら、人や荷を載せるために馬などの背に置く馬具)の下に敷く革製の敷物、同「𦇩」
荒𦮋𫟎𠃤𠯚艸3+6=総画数9 U+8352
音読: コウ[漢呉]
訓読: あら・い、あ・らす、あ・れる、すさ・む、すさ・ぶ
◆雑草が伸び放題なさま、人の手が入っておらず耕作や居住に向かないさま、またそのような地
◆廃(すた)れる、長い間人の手が加えられた様子がないさま
◆(人の手が及ばす)作物のできが悪い、作物が稔(みの)らない、同「𥡃」
◆凶作、不作
◆手が行き届いていない(考えが及んでいない、吟味されていない)さま、中身がないさま、虚(うつ)ろなさま
◆何もなくただ広大なさま、遥(はる)か遠く人の手が及ばないさま
筆順
塃
土3+10=総画数13 U+5843
音読: コウ[漢呉]
◆掘り出した鉱石コウセキ
㡛㡃㡆𢂩𢂾
巾3+9=総画数12 U+385B
音読: コウ[漢]
◆生糸(きいと)を練(ね)る職人、練糸レンシ(ねりいと、生糸を草木などの灰を溶かしたアルカリ性の灰汁あくで煮て柔らかく白くすること)職人「【周禮:卷第十一:冬官考工記第六】㡛氏湅絲以涚水漚其絲七日去地尺暴之(故書涗作湄鄭司農云湄水温水也玄謂涗水以灰所泲水也…)」
◆もの覆(おお)う布、同「幪」
慌㤺心3+9=総画数12 U+614C
音読: コウ[漢呉]
訓読: あわ・てる、あわただ・しい
◆あわ・てる、頭が混乱して狼狽(うろた)える
◆あわただ・しい、忙(せわ)しく落ち着けない、すべきことが多く忙しい、同「忙」
◆ぼんやりする
筆順
㬻月4+9=総画数13 U+3B3B
音読: コウ[漢呉]
◆「𣎲㬻トウコウ」、月がぼんやりしているさま
「【廣韻:上聲:蕩第三十七:慌:㬻】𣎲㬻月不明皃」注解:本字は月(つき)で、肉月にくづきの
「䐠」は別字
䐠月(肉)4+9=総画数13 U+4420
◆未詳
「【玉篇:卷七:肉部第八十一:䐠】呼光切肉閒也」◆「狼䐠ロウコウ」、南方の異民族の名
「【水經注:卷三十六:温水】…雕面鏤身狼㬻裸種…」「【廣韻:下平聲:唐第十一:炕:䐠】狼䐠南夷國名」注解:本字は肉月にくづきで、月(つき)の
「㬻」は別字
𣗄
木4+10=総画数14 U+235C4
訓読: たらのき
◆[日]「𣗄代(たらのきだい)」、地名、山形県鶴岡市、現「たらのき代」
𣺬㵁
水3+9=総画数12 U+23EAC
音読: コウ[漢呉]
◆水が荒涼コウリョウ(荒れ果ててもの寂しいさま、何もないさま)と広がっているさま、何もなくただどこまでも広がっているさま、同「巟」「荒」
𥉂䀮𥆨𥆆𥆰𥇫𥇀𥆈
目5+9=総画数14 U+25242
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆目が眩(くら)む、目が眩んで目の前がぼんやりする
◆目が見えない、またその人、同「矇」
𥡃𥠸𥡍𥞙𦱐
禾5+9=総画数14 U+25843
音読: コウ[漢呉]
◆穀物が稔(みの)らない、穀物のできが悪い、同「荒」
謊詤𧧢𧧮谎
言7+10=総画数17 U+8B0A
音読: キョウ[漢]、コウ[呉]、コウ[漢呉]
◆寝言(ねごと)、つじつまの合わない話、戯言(たわごと)
谎詤𧧢𧧮謊
言2+10=総画数12 U+8C0E
音読: キョウ[漢]、コウ[呉]、コウ[漢呉]
◆寝言(ねごと)、つじつまの合わない話、戯言(たわごと)
𩺊
魚11+10=総画数21 U+29E8A
訓読: あら
◆[日]アラ(𩺊)、ハタ科アラ属の海水魚、漢名「東海鱸トウカイロ」
荖艸3+6=総画数9 U+8356
音読: ロウ
◆「荖藤ロウトウ」「荖葉ロウヨウ」、キンマ(蒟醤)、コショウ科コショウ属の蔓性の草、この葉で檳榔子ビンロウジ(ヤシ科ビンロウ属のビンロウ檳榔の実)と石灰を包(くる)み噛んで嗜好品とする、同「蔞葉ロウヨウ」
「【海國圖志:卷十:東南洋五:緬甸】…每飯恒嚼檳榔荖葉…」 {キンマ}{ビンロウ}
𠺜嗟𧪰𧨁𧭨𧬑𧫯
口3+9=総画数12 U+20E9C
音読: シャ[漢]、サ[呉]
◆「ああ」という嘆(なげ)き憂(うれ)える短い声の擬声語
◆憂い歎く
◆嘆き溜息(ためいき)を付く
𣗩木4+9=総画数13 U+235E9
◆未詳、
「槎」の訛字か?
「【中華字海】同"槎"」
𪙐齹𪙼𪚍𪙉𪙸
齒15+10=総画数25 U+2A650
音読: シ[漢呉]
◆歯が不揃いなさま、同「𪘲」
◆歯の根元、歯茎(はぐき)
荣栄榮艸3+6=総画数9 U+8363
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
訓読: さか・える、は・える
◆草木が盛んに茂る、花が華やかに咲き盛る
◆繁盛する
◆華やかなさま、目立つさま
◆軒先(のきさき)の両端の反り上がった部分
「【說文解字:木部:榮】屋梠之兩頭起者為榮」◆キリ(桐)、キリ科の木
{キリ}
嵘嶸
山3+10=総画数13 U+5D58
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]、コウ[漢]、オウ[呉]
◆山が高く聳(そび)え立つさま、同「峵」
◆「峥嵘ソウエイ・ソウコウ」、高い山が競い立つさま
㮠木4+9=総画数13 U+3BA0
◆未詳
注解:「𣞁」の異体字か?
溁濚
水3+10=総画数13 U+6E81
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆水が湧き出るさま、同「濴」
◆「澴溁カンエイ」、水が渦巻くさま
蝾蠑
虫6+10=総画数16 U+877E
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆「蝾螺エイラ」、サザエ(栄螺・拳螺)、サザエ科の巻貝
◆「蝾螈エイゲン」、イモリ(井守・蠑螈)、イモリ科の両生類、別名「蛇醫シャイ」
𨪪
金8+10=総画数18 U+28AAA
◆未詳
荧熒
艸3+6=総画数9 U+8367
音読: ケイ[漢]、ギョウ[呉]
◆室内の燈火の細々とした光
◆小さな光が揺れながらちらちらと光る
◆ホタル(蛍)、蛍の微かな光
𣸨濙㶈
水3+9=総画数12 U+23E28
音読: エイ、ヨウ
◆「濎𣸨・濎濴・汀瀅テイエイ」、水が細々と流れるさま
莽莾𦷶艸3+6=総画数9 U+83BD
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆草が茫々ボウボウと伸びているさま、草深いさま
◆草が蔓延(はびこ)るさま、(茫々とした草むらが)どこまでも広がっているさま
◆深く考えずにそそっかしいさま、いい加減なさま
◆「莽草ボウソウ・モウソウ」、シキミ(樒)、マツブサ科シキミ属の木
{シキミ}注解:茻(くさむら)の中を犬がウサギ(兎)を追い掛けるさまを象ったもので、「莽」は「{⿳艹犬廾}」で10画、「𦷶」が本字、「莾」は俗字
筆順
𢳠
手3+10=総画数13 U+22CE0
音読: ボウ、モウ
◆深く考えることなくそそっかしいさま、いい加減なさま、同「莽」「【中華字海:手部:𢳠】同"莽"。粗魯」
㬒
日4+10=総画数14 U+3B12
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆太陽の光がぼんやりしているさま、「曭㬒トウボウ」
𦟮
月4+10=総画数14 U+267EE
音読: ボウ、モウ
◆月の光がぼんやりしているさま、「𣎲𦟮トウボウ」、同「㬒」「【廣韻:上聲:蕩第三十七:曭:𣎲】𣎲𦟮月不明皃」
𣙷杧木4+10=総画数14 U+23677
音読: ボウ、モウ
◆「𣙷果ボウカ」、マンゴーmango、ウルシ科マンゴー属の果樹、同「芒果」、別名「菴羅アンラ」「菴摩羅アンマラ」
{マンゴー}
𣯬
毛4+10=総画数14 U+23BEC
音読: ボウ、モウ
◆フェルトfeltや毛織物の類、同「𣮧」
漭𣾘
水3+10=総画数13 U+6F2D
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆水が果てしなく広がっているさま、同「茫」「汒」
◆「漭潒モウショウ」、水の流れが速いさま
𤛘
牛4+11=総画数15 U+246D8
◆未詳
䁳
目5+10=総画数15 U+4073
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆目が虚(うつ)ろなさま、ぼんやり(ぼうっと)しているさま、「矘䁳トウボウ」「【龍龕手鑑:卷四:目部第五:矘】他朗反矘䁳目無精也又正失志貌」
蟒蠎𧎔𧏉虫6+9=総画数15 U+87D2
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
訓読: うわばみ
◆うわばみ、大蛇ダイジャ、ニシキヘビ(錦蛇)などの大形の蛇
◆ニシキヘビ(錦蛇)、ニシキヘビ科のヘビ
◆「蟅蟒シャボウ」、バッタ(飛蝗)やイナゴ(蝗)の類
筆順
𧬏
言7+10=総画数17 U+27B0F
音読: ボ、モ
◆「𧬏𧫓ボロ」、いい加減なさま、ぞんざいなさま、同「莽鹵ボウロ」「鹵莽ロボウ」「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:𧬏】𧬏𧫓言不足」「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:𧫓】𧬏𧫓言不定」「【正字通:酉集上:言部:𧬏】俗字本借鹵莽俗加言非」
䥈
金8+10=総画数18 U+4948
音読: ボウ、モウ、ボ、モ
◆「鈷䥈コボウ」「鈳䥈・錒䥈アボウ」、小さな釜(かま)
𩪎
骨10+10=総画数20 U+29A8E
音読: ボウ、モウ
◆「骯𩪎コウボウ」、体格が立派でどっしりと(がっしりと)しているさま、同「骯髒コウソウ」「【字彙:戌集:骨部:𩪎】母黨切音莽骯𩪎體胖也」
𦮋荒𫟎𠃤𠯚
艸3+6=総画数9 U+26B8B
音読: コウ[漢呉]
訓読: あら・い、あ・らす、あ・れる、すさ・む、すさ・ぶ
◆雑草が伸び放題なさま、人の手が入っておらず耕作や居住に向かないさま、またそのような地
◆廃(すた)れる、長い間人の手が加えられた様子がないさま
◆(人の手が及ばす)作物のできが悪い、作物が稔(みの)らない、同「𥡃」
◆凶作、不作
◆手が行き届いていない(考えが及んでいない、吟味されていない)さま、中身がないさま、虚(うつ)ろなさま
◆何もなくただ広大なさま、遥(はる)か遠く人の手が及ばないさま
𥡍𥡃𥠸𥞙𦱐
禾5+9=総画数14 U+2584D
音読: コウ[漢呉]
◆穀物が稔(みの)らない、穀物のできが悪い、同「荒」
𦮕苶𦬼
艸3+6=総画数9 U+26B95
音読: デツ[漢]、ネチ[呉]、ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆疲れてぐったりするさま
𧏥𧍠
虫6+9=総画数15 U+273E5
音読: セツ、ゼチ
◆「𧏥𧌊セツシャ」、海棲小動物の名、未詳「【集韻:卷九:入聲上:㞕第十六:𧏥{⿰虫尒}】小蟲名海葅有𧏥𧌊或省」
荷艸3+7=総画数10 U+8377
音読: カ[漢]、ガ[呉]
訓読: に、にな・う
◆ハス(蓮)、ハス科ハス属の水草、ハスの花・実・茎・根茎など全体を指す、別名「芙蕖フキョ」
「【爾雅注疏:釋草】荷芙渠(…)其莖茄其葉蕸其本蔤(《注》莖下白蒻在泥中者)其華菡萏(…)其實蓮(《注》蓮謂房也)其根藕其中的(…)的中薏(《注》中心苦)」 {ハス}◆「薄荷ハッカ」、シソ科ハッカ属の草
{ハッカ}◆背や肩に物を載(の)せる、担(かつ)ぐ
◆(義務や責任などを)背負う
筆順
嗬
口3+10=総画数13 U+55EC
音読: カ[漢呉]
◆「カッ」と怒鳴りながら責める声、同「呵」
荼艸3+7=総画数10 U+837C
音読: ト[漢]、ド、ズ[呉]
◆ニガナ(苦菜)、キク科ニガナ属の草、漢名を「齒緣苦蕒」という
「【本草綱目:菜之二:苦菜】苦苣苦蕒」 {ニガナ}◆キクヂシャ(菊萵苣)、キク科キクニガナ属の草、漢名を「苦苣」という
{キクヂシャ}◆チガヤ(茅)・アシ(葦)などの白い穂(ほ、茎の先に多数の花実が並ぶように付いたもの)
{チガヤ} {アシ}筆順
𢴉
手3+10=総画数13 U+22D09
◆未詳
𣘻木4+10=総画数14 U+2363B
音読: タ[漢]、ジャ[呉]
◆チャ(茶)、チャノキ(茶の木)、ツバキ科ツバキ属の木
{チャノキ}◆トウキササゲ(唐楸)、ノウゼンカズラ科キササゲ属の木
{トウキササゲ}
瑹玉4+11=総画数15 U+7479
音読: ショ[漢呉]
◆「瑹班ショハン」、笏(しゃく)、天子に拝謁ハイエツする際に手に持つ細長い板、古くは竹製・木製で天子の指示・命令を書き留めるためのもの、同「笏」
{礼器(璋・笏)}◆美しい玉ギョク(美しく高貴な石)
䅷稌禾5+10=総画数15 U+4177
音読: ①ト[漢]、ズ[呉]②ショ[漢]、ジョ[呉]
①◆糯稲(もちいね)、イネ科イネ属の一年生作物、糯米(もちごめ)がとれる稲、同「𥺌」
{モチイネ}◆イネ(稲)、イネ科の草、同「𥺌」
{イネ}②◆ナガイモ(長芋)、同「薯蕷ショヨ」、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の草
{ナガイモ}
𨢬
酉7+10=総画数17 U+288AC
◆未詳「【淳熙玉堂雜記:卷上】…月臺梅坡松菊三徑(菊芙蓉竹)清妍(𨢬醿)清新(木犀)芙蓉岡南地分載忻…」「【陳白沙集:七言律詩:𨢬醿將開值雨】」「【西湖游覽志餘:卷十一:才情雅致】…花到𨢬醿香…」
◆未詳「【字彙:酉集:酉部:𨢬】同醛」
鷋
鳥11+11=総画数22 U+9DCB
音読: ト、ド、ズ
◆鳥名、未詳「【爾雅注疏:釋鳥】輿鵛鷋(《注》未詳)」
莊荘𤖄𤖈𤕶𠗎𦻊艸3+7=総画数10 U+838A
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆(草が)大きく立派なさま、(姿形が)きれいに整っているさま
◆厳格なさま、ゆるがせにしないさま
◆君主や貴族などの別荘
◆四方八方に通じる道
◆田舎、田舎の家、田舎の集落、同「庒」
◆簡
「庄」筆順
𣼥
水3+10=総画数13 U+23F25
◆未詳「【弇山堂別集《欽定四庫全書》本:卷三十五:郡王】福山恭和王勛𣼥薨壽三十四…」
◆未詳「【中華字海:氵部:𣼥】同"旷"」
糚粧䊋
米6+11=総画数17 U+7CDA
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆白粉(おしろい)・頬紅(ほおべに)・黛(まゆずみ)などで装い飾る、同「妝」
莎䔋𦹈艸3+7=総画数10 U+838E
音読: ①サ[漢呉]②サ[漢]、シャ[呉]
①◆「莎草サソウ」◇カヤツリグサ(蚊帳吊草・蚊屋吊草・莎草)、カヤツリグサ科の草
{カヤツリグサ}◇ハマスゲ(浜菅)、カヤツリグサ科カヤツリグサ属の草、別名「薃葔コウコウ・香附コウフ」
{ハマスゲ}②◆「莎雞シャケイ」、クツワムシ(轡虫、キリギリス科に属する昆虫)の類、別名「蟈蟈カクカク」「絡緯ラクイ」、俗称「紡織娘ボウショクジョウ・ファンシィニィャン」
筆順
𣘡
木4+10=総画数14 U+23621
◆木名、未詳「【集韻:卷三:平聲三:戈第八:𣘡】木名」「【正字通:辰集中:木部:𣘡】俗桫字」
𩺳鯊鲨𩵮鯋魦
魚11+10=総画数21 U+29EB3
音読: サ[漢]、シャ[呉]
訓読: はぜ
◆サメ(鮫)、鰓孔サイコウ(えらあな)が側面にある板鰓亜綱の魚類、鰓孔が腹部にあるものはエイ類、同「鮫」
◆比較的浅い水底に棲む小魚、口や鰓(えら)から吐き出された水(呼吸のために取り込んだ水や、餌と一緒に呑み込んだ水など)の勢いで水底の砂が吹き上がることから「吹沙魚」「沙魚」とも呼ばれ、ハゼ(沙魚・鯊・蝦虎魚)もこの一種、同「鮀」
◆ハゼ(沙魚・鯊・蝦虎魚)、ハゼ亜目の魚、別名「鰕虎・蝦虎カコ」
𪍬
麥11+10=総画数21 U+2A36C
音読: サ、シャ
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:麥部第十九:𪍬𪌮】二俗素和反正作莎」
莑艸3+7=総画数10 U+8391
音読: ホウ[漢]、フウ、フ[呉]
◆草が芽生える
◆ヨモギ(蓬)、キク科ヨモギ属の草、同「蓬」
{ヨモギ}同「蓬」
「【說文解字:艸部:蓬】蒿也从艸逢聲莑籒文蓬省」
樥
木4+11=総画数15 U+6A25
音読: ホウ[漢]、フウ、フ[呉]
◆未詳「【類篇:卷六上:木部:樥】梁上槅」
莔𦮄𦴖𦯶𦱋𦳶𧏊艸3+7=総画数10 U+8394
音読: モウ[漢]、ミョウ[呉]、ボウ[慣]
◆バイモ(貝母)、ユリ科バイモ属の草、咳止めなど薬草として利用される、同「蝱」
{バイモ}
𡈌
囗3+10=総画数13 U+2120C
音読: ボウ、モウ
◆覆(おお)う、上から覆い被(かぶ)せる
莖茎𦮨艸3+7=総画数10 U+8396
音読: コウ[漢]、ギョウ[呉]、ケイ[慣]
訓読: くき
◆草本の葉や花などを支える木の幹に当たる部分
◆(草の茎のように)細長く伸びたもの、またそれを数える語
筆順
𩐺䪫
音9+10=総画数19 U+2943A
音読: コウ[漢]、ギョウ[呉]
◆「六𩐺リクコウ」、嚳コク(五帝の一人)代の楽曲名「【禮記注疏(禮記正義):卷十六:月令】止聲色毋或進(《疏》…鄭云五英謂顓頊樂名云六莖者帝嚳樂名…)」
莘𦸯艸3+7=総画数10 U+8398
音読: シン[漢呉]
◆長いさま
「【毛詩注疏:卷二十二:小雅:魚藻】…魚在在藻有莘其尾(《傳》莘長貌)」◆人や物が多いさま、「莘莘シンシン」
◆古国名、夏カ代(前21世紀~前17世紀)に現山東省菏澤市南一帯を本拠とした「有莘・有㜪・有姺・有侁・有𨐍ユウシン(氏族名)」の国、後に分散して各地に本拠を構えたという
「【路史:卷二十七:夏后氏後:莘】姒姓(…)文王妃母家今同之夏陽漢郃陽…(…*1郃陽南二十有城古莘國)昔散宜生求有莘氏…陜石鎮西十五莘原也(在陜州*2陜縣)然大名之莘縣有莘亭(…)亦國也隨為*3莘州而齊(…*4愽州武壯西北有故莘城)…濟隂(元和志古莘仲國*5濟隂縣東南三十古莘國…)…*6陳留俱用莘字作兟甡㜪𨐍同(集辟)」◆「細莘・細辛サイシン」、ウスバサイシン(薄葉細辛、ウマノスズクサ科カンアオイ属)などの根茎を乾燥した生薬の名
{ウスバサイシン}筆順
𣘘木4+11=総画数15 U+23618
音読: シン
◆長い木の棒、同「杠」
◆寝台の座面の簀子サクシ(すのこ)状に渡した横木
◆ハシバミ(榛)、カバノキ科ハシバミ属の木、英名を「ヘーゼルhazel」といい実は「ヘーゼルナッツhazelnut」と呼ばれる、同「榛」
{ハシバミ}
䅸
禾5+11=総画数16 U+4178
音読: シン、ソク、ゾク
◆穀物名、未詳
◆草木が群がり生えるさま
𧤱觲觪𧤻
角7+10=総画数17 U+27931
音読: セイ、ショウ
◆角弓(つのゆみ)、弓弭(ゆはず、ゆみはず、弓筈、弓の両端の弦を掛けるところ)が角(つの)製の弓、弦(つる)の張り具合(テンションtension)の調整がしやすいという「【說文解字注:角部:觲】用角低仰便也(小雅騂騂角弓毛曰騂騂調利也按毛意謂角弓張弛便易…)」
𨫽鏵铧
金8+10=総画数18 U+28AFD
音読: カ、ゲ
◆田畑を耕(たがや)す農具で鍬(くわ)や鋤(すき)の類、同「鍤」「鋘」「釫」
𩺵
魚11+10=総画数21 U+29EB5
音読: シン
◆魚の尾が長いさま
莝
艸3+7=総画数10 U+839D
音読: サ[漢]、ザ[呉]
◆(草を)小さく切り刻(きざ)む
◆短く切った藁(わら)
遳
辵3+11=総画数14 U+9073
音読: サ
◆「遳脆」、脆く弱いさま、焦るさま
莠𦽧艸3+7=総画数10 U+83A0
音読: ユウ[漢]、ユ[呉]
訓読: はぐさ
◆エノコログサ(狗尾草)、イネ科エノコログサ属の草
{エノコログサ}◆(エノコログサが穀物のように見えるものの実が成(な)らず食用にならないことから)見掛けは良いが実際のところは良くないさま、質(たち)が悪いさま
◆[日]はぐさ、田畑に蔓延(はびこ)る雑草、質(たち)の悪い雑草
筆順
璓琇
玉4+11=総画数15 U+7493
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似て美しい石
莢荚艸3+7=総画数10 U+83A2
音読: キョウ
訓読: さや
◆豆類の種子を包む殻、成熟すると裂けて種子を放出する
◆「蓂莢メイキョウ」、伝説上の瑞草ズイソウ(めでたいとされる草)の名、朔日サクジツ(月の初日)から一日に一枚の葉を出し、十六日からは一枚ずつ葉が落ちる、全ての葉が落ちれば大の月、一枚残れば小の月であることが分かるという、別名を「歷莢レキキョウ」
「【論衡:是應】若夫萐脯蓂莢屈軼之屬殆無其物何以驗之說以實者太平無有此物」「【宋書:卷二十九:志第十九:符瑞下】蓂莢一名厯莢夾階而生一日生一葉從朔而生望而止十六日日落一葉若月小則一葉萎而不落…」◆「楡莢ユキョウ」◇ニレ(楡、ニレ科の木)の実◇四角い穴の開いた漢代(前202年~220年)の銭ぜに、「楡莢錢ユキョウセン」「莢錢キョウセン」
筆順
𠞦
刀2+10=総画数12 U+207A6
◆筮(めどぎ)、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒、同「策」「【字彙:子集:刀部:𠞦】同策」「【正字通:子集下:刀部:𠞦】俗䇿字」「【康熙字典:子集下:刀部:𠞦】《韻會》策亦作𠞦《史記龜筴傳》諸靈數𠞦莫知汝信」
莧苋艸3+7=総画数10 U+83A7
音読: カン[漢]、ゲン[呉]
訓読: ひゆ
◆ヒユ(莧)、ヒユ科の草
{ヒユ}◆「莧陸カンリク」、ヤマゴボウ(山牛蒡)、ヤマゴボウ科の草、別名「蔏𦸐ショウリク」
{ヤマゴボウ}注解:別
「萈」筆順
寛寬宽𡩖宀3+10=総画数13 U+5BDB
音読: カン[漢呉]
訓読: くつろ・ぐ
◆広々としたさま、同「𥦀」
◆幅(はば)、横幅
◆心が広いさま、度量が大きいさま
◆ゆったりとしたさま、ゆとりがあるさま
◆緩(ゆる)いさま、緩んでいるさま
筆順
𦎽羦𦏊萈
羊6+10=総画数16 U+263BD
音読: カン[漢]、ガン[呉]
◆角(つの)が細い野生のヤギ(山羊)
莪艸3+7=総画数10 U+83AA
音読: ガ[漢呉]
◆草名、「莪蒿ガコウ」、別名「𦾰蒿リンコウ」「蘿蒿ラコウ」、未詳、湿地を好み、葉はヨモギ(蓬、キク科ヨモギ属の草)に似て細く、春に生え茎は蒸せば香りも味も良く、蔞蒿ロウコウ(タカヨモギ高蓬、キク科ヨモギ属の草)によく似るという
「【爾雅注疏:釋草】莪蘿(《疏》舎人云莪一名蘿郭云今莪蒿也亦曰𦾰蒿…陸璣云生澤田漸洳之處葉似邪蒿而細科生三月中莖可生食又可蒸香美味頗似蔞蒿是也)」「【普濟方:卷四百二十六:本草藥性異名:玉石部】…角蒿 一名莪蒿 莪 蘿蒿 䕲蒿」◆「莪蒁ガジュツ」、ショウガ科ウコン属の草
{ガジュツ}筆順
𠌾
人2+10=総画数12 U+2033E
音読: ギ[漢呉]
◆「白𠌾・白儀・白義・白𣚘ハクギ」、馬名、周第五代穆王ボクオウ(前992?年~前922?年)の所有する八駿ハッシュン(八頭の駿馬シュンメ)の内の一頭「【穆天子傳:卷之一】天子之駿…赤驥(世所謂騏驥)盜驪(標馬細頸驪黒色也)白義踰輪山子渠黃華騮(色如華而赤今名馬標赤者爲棗騮棗騮赤也)綠耳(綠耳曰北唐之君來見以一騮馬是生綠耳…八駿皆因其毛色以爲名號…)」
莫艸3+7=総画数10 U+83AB
音読: ①ボ[漢]、モ[呉]②バク[漢]、マク[呉]
訓読: なか・れ
①◆暗くなる、陽の光が届かなくなって暗くなる、晩バン、同「暮」「𦱤」
②◆無(な)い、「莫大バクダイ(それ以上はない、それ以上のものはない)」、同「𦮅」
◆~でない、~できない、同「𦮅」
◆~なかれ、~してはいけない、~してはならない
◆限りなく広いさま、同「漠」
筆順
募力2+10=総画数12 U+52DF
音読: ボ[漢]、モ[呉]
訓読: つの・る
◆広く呼び掛けて参加や金品を求める、「募兵ボヘイ」
◆[日]ますます強くなる、高じる
筆順
嗼𠻶
口3+10=総画数13 U+55FC
音読: バク[漢]、ミャク[呉]
◆声がなくひっそりとしているさま、「𠴫嗼セキバク」、同「寂寞」
◆「嗼安バクアン」、静かなさま、静まるさま
𠻚謨谟謩
口3+10=総画数13 U+20EDA
音読: ボ[漢]、モ[呉]
◆(天下国家のような)広く様々(さまざま、様様)なことについて、どうするかを議論し、それを実現するための方策ホウサクを練(ね)る、同「譕」
塻
土3+10=総画数13 U+587B
音読: バク[漢]、マク[呉]
◆塵埃ジンアイ、塵(ちり)や埃(ほこり)、細かい土や砂
◆広大なさま、見渡す限り広がっているさま、同「漠」「【鐵崖先生古樂府:卷第十四:{⿰目(⿱丷丁)}{⿰目(⿱丷丁)}】…向西𨹧望塻田」楊維楨
墓土3+10=総画数13 U+5893
音読: ボ[漢]、モ[呉]
訓読: はか
◆はか、死者を埋葬マイソウしたところ、大きなものは「冢塚チョウ(つか)」
筆順
𡖶㱳
夕3+10=総画数13 U+215B6
音読: バク[漢]、ミャク[呉]
◆人の姿も声や音もなくひっそりとしているさま、「𡧯㱳セキバク」、同「寂寞」「【說文解字注:歺部:㱳】死𡧯㱳也(𡧯㱳猶𠴫嗼也)」
嫫𡠜
女3+10=総画数13 U+5AEB
音読: ボ[漢]、モ[呉]
◆「嫫母・嫫姆ボボ」、黄帝コウテイ(中国伝説上の人物で五帝の一人)の第四妃の名、大変醜(みにく)かったとされる
𡠜嫫
女3+10=総画数13 U+2181C
音読: ボ[漢]、モ[呉]
◆「𡠜母・𡠜姆ボボ」、黄帝コウテイ(中国伝説上の人物で五帝の一人)の第四妃の名、大変醜(みにく)かったとされる
寞宀3+10=総画数13 U+5BDE
音読: バク[漢]、マク[呉]
◆人の姿も声や音もなくひっそりとしているさま、「寂寞セキバク」
筆順
𡻟
山3+10=総画数13 U+21EDF
音読: バク、ミャク
◆「𡻟岶バクハク」、密ミツなさま、ものが隙間(すきま)なく並ぶさま、間(ま)を置かずに繰り返されるさま、高く聳(そび)える山が次から次へ並び続くさま、同「㵹𣶎」
幕幙巾3+10=総画数13 U+5E55
音読: バク[漢]、マク[呉]
◆上から覆い被(かぶ)せるように張る布、周りを囲うように垂らす布は「帷」「幃」
「【說文解字:巾部:幕】帷在上曰幕覆食案亦曰幕」◆舞台などの左右に開閉する垂れ幕
◆外から中が見えないように仕切る
◆戦地で雨風を防ぐだめに上部と四周を覆い家屋(設営・解体が容易な仮設の家屋)のような形に作る布、テントtent
◆戦地で軍将が構えるところ、幕を張り雨露を防いだことから
◆軍事に関する政務を執(と)り行う役所、またその長の陣営、「幕府」
筆順
幙幕
巾3+10=総画数13 U+5E59
音読: バク[漢]、マク[呉]
◆上から覆い被(かぶ)せるように張る布、周りを囲うように垂らす布は「帷」「幃」「【說文解字:巾部:幕】帷在上曰幕覆食案亦曰幕」
◆舞台などの左右に開閉する垂れ幕
◆外から中が見えないように仕切る
◆戦地で雨風を防ぐだめに上部と四周を覆い家屋(設営・解体が容易な仮設の家屋)のような形に作る布、テントtent
◆戦地で軍将が構えるところ、幕を張り雨露を防いだことから
◆軍事に関する政務を執(と)り行う役所、またその長の陣営、「幕府」
慔
心3+10=総画数13 U+6154
音読: ボ[漢]、モ[呉]
◆「慔慔」、勉めるさま、努力するさま
慕𢟽心4+10=総画数14 U+6155
音読: ボ[漢]、モ[呉]
訓読: した・う
◆(あるものを手に入れようと、あることを成したいと)ひたすら思う
◆大切に思っている人・憧(あこが)れている人・愛している人に思いを寄せる
筆順
𢟽慕
心4+10=総画数14 U+227FD
音読: ボ[漢]、モ[呉]
訓読: した・う
◆(あるものを手に入れようと、あることを成したいと)ひたすら思う
◆大切に思っている人・憧(あこが)れている人・愛している人に思いを寄せる
摸手3+10=総画数13 U+6478
音読: ボ[漢]、モ[呉]、バク[漢]、マク[呉]
◆手で撫(な)でる、手で触(さわ)る、手で探(さぐ)る、よく見えないものを手で触って確かめる
◆手本に倣(なら)う、手本をなぞる、同「摹」
◆似せる、真似(まね)る、同「摹」
◆ものの形、同「模」
筆順
摹手4+10=総画数14 U+6479
音読: ボ、モ
◆手本、基準・標準となるもの
◆手本に倣(なら)う、手本をなぞる、同「摸」
◆似せる、真似る、同「摸」
筆順
暮日4+10=総画数14 U+66AE
音読: ボ[漢]、モ、ム[呉]
訓読: くれ、く・れる、くら・す
◆陽の光が届かなくなって暗くなる、晩バン、同「莫」
◆人生や月日・季節・年などが将(まさ)に尽きようとする、またその頃
◆[日]く・れる、(暗くなって)区別や判断ができなくなる
◆[日]くら・す、時間や歳月などの時を過ごす、生活する
筆順
暯
日4+10=総画数14 U+66AF
音読: ボ、モ
◆薄暗い
膜𦟦月(肉)4+10=総画数14 U+819C
音読: ボ[漢]、モ[呉]、バク[漢]、マク[呉]
◆生物の器官を包んだり覆(おお)ったりしている薄い皮状の組織、「粘膜ネンマク」「耳膜ジマク(鼓膜)」
◆薄い皮状のもの、フィルムfilm、「薄膜ハクマク」
◆跪(ひざまづ)き両手を額(ひたい)に当てるようにして拝礼する、「膜拝ボハイ・モハイ」
筆順
模木4+10=総画数14 U+6A21
音読: ボ[漢]、モ[呉]
◆目的の形に造るための木製の型かた、土製は「型」、竹製は「範」
◆手本、基本や標準となるもの
◆ものの形や大きさ
◆手本や基準となるものの形や大きさに似(に)せる、手本とするものに倣(なら)う
◆よく見えないものを手で触れて確かめる、同「摸」
◆「模糊モコ」、輪郭がぼやけてはっきりしないさま、同「糢糊」
筆順
㱳𡖶
歹4+10=総画数14 U+3C73
音読: バク[漢]、ミャク[呉]
◆人の姿も声や音もなくひっそりとしているさま、「𡧯㱳セキバク」、同「寂寞」「【說文解字注:歺部:㱳】死𡧯㱳也(𡧯㱳猶𠴫嗼也)」
氁
毛4+10=総画数14 U+6C01
音読: ム
◆敷物などに利用する毛織物の一つ
漠水3+10=総画数13 U+6F20
音読: バク[漢]、マク[呉]
◆水のない砂や石だけの広大な地、「沙漠サバク(砂漠)」
◆見渡す限り広がっているさま、際限サイゲンがないさま
◆虚(うつ)ろなさま、虚ろで何もないさま、「漠漠バクバク」
◆「寂漠ジャクバク・ジャクマク」◇何もなく虚ろなさま◇ひっそりとして静かなさま
◆「漠然バクゼン」◇ひっそりとして静かなさま◇ぼんやりとしたさま、ぼんやりとして捉(とら)えどころがないさま
◆10の-12乗
{数字}筆順
獏貘犬3+10=総画数13 U+734F
音読: バク[漢]、ミャク[呉]
◆バク(貘)、バク科の哺乳類
◆獣名、未詳、姿はクマ(熊)に似て黒白斑(まだら)で銅鉄を食べるという、同「㹮」「貊」
筆順
瘼疒5+10=総画数15 U+763C
音読: バク[漢]、マク[呉]
◆病気、病(やまい)、同「瘎」
◆病気で苦しむ
筆順
瞙
目5+10=総画数15 U+7799
音読: バク[漢]、マク[呉]
◆目が(薄い膜に覆われているかのように)よく見えない
𥕓
石5+10=総画数15 U+25553
音読: バク、マク
◆水のない砂や石だけの広大な地、「沙𥕓・沙漠・砂漠サバク」
𥡡
禾5+10=総画数15 U+25861
◆未詳「【五音集韻:卷八:混第六:𥢎*𥡡】禾穳也」
𥡸
禾5+10=総画数15 U+25878
◆未詳「【中華字海:禾部:𥡸】同"秣"」
糢米6+10=総画数16 U+7CE2
音読: ボ、モ[]
◆「糢糊・模糊モコ」、輪郭がぼやけてはっきりしないさま
筆順
縸
糸6+10=総画数16 U+7E38
音読: ①ボ、モ②バク、マク
①
◆繊維の短い粗悪ソアクな綿メン(わた)
②
◆網(あみ)を大きく広げる、「絡縸ラクバク」
𦟦膜
肉6+10=総画数16 U+267E6
音読: ボ[漢]、モ[呉]、バク[漢]、マク[呉]
◆生物の器官を包んだり覆(おお)ったりしている薄い皮状の組織、「粘膜ネンマク」「耳膜ジマク(鼓膜)」
◆薄い皮状のもの、フィルムfilm、「薄膜ハクマク」
◆跪(ひざまづ)き両手を額(ひたい)に当てるようにして拝礼する、「膜拝ボハイ・モハイ」
蟆䗫虫6+10=総画数16 U+87C6
音読: バ[漢]、メ[呉]、マ[慣]
◆「蝦蟆・蝦蟇カマ・ガマ」、ヒキガエル(蟾蜍)、ヒキガエル科のカエル(蛙)、別名「蟾蜍センジョ」「蛤蟆コウマ」「癞蛤蟆ライコウマ」
◆「蚊蟆ブンマ」、カ(蚊)の一種、小形で黒く日中に活動するという
筆順
蟇虫6+10=総画数16 U+87C7
音読: バ[漢]、メ[呉]、マ[慣]
◆「蝦蟇・蝦蟆カマ・ガマ」、ヒキガエル(蟾蜍)、ヒキガエル科のカエル(蛙)、別名「蟾蜍センジョ」「蛤蟆コウマ」
筆順
謨谟謩𠻚言7+10=総画数17 U+8B28
音読: ボ[漢]、モ[呉]
◆(天下国家のような)広く様々(さまざま、様様)なことについて、どうするかを議論し、それを実現するための方策ホウサクを練(ね)る、同「譕」
筆順
謩謨谟𠻚
言7+10=総画数17 U+8B29
音読: ボ[漢]、モ[呉]
◆(天下国家のような)広く様々(さまざま、様様)なことについて、どうするかを議論し、それを実現するための方策ホウサクを練(ね)る、同「譕」
谟謨謩𠻚
言2+10=総画数12 U+8C1F
音読: ボ[漢]、モ[呉]
◆(天下国家のような)広く様々(さまざま、様様)なことについて、どうするかを議論し、それを実現するための方策ホウサクを練(ね)る、同「譕」
貘獏豸7+10=総画数17 U+8C98
音読: バク[漢]、ミャク[呉]
◆バク(貘)、バク科の哺乳類
◆獣名、未詳、姿はクマ(熊)に似て黒白斑(まだら)で銅鉄を食べるという、同「㹮」「貊」
筆順
鄚邑3+10=総画数13 U+911A
音読: バク[漢]、マク[呉]
◆古県名、在涿タク郡(現河北省保定市涿州市)
{河北省}
𨢢
酉7+10=総画数17 U+288A2
音読: ボ、モ
◆「䣯𨢢テンボ」、醍醐ダイゴ(最上の乳脂肪食品)の類
鏌镆金8+10=総画数18 U+93CC
音読: バク[漢]、マク[呉]
◆「鏌鋣・鏌釾バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ
「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」◆モスコビウムMoscovium(Mc)、元素名
{モスコビウム}
镆鏌金5+10=総画数15 U+9546
音読: バク[漢]、マク[呉]
◆「镆铘・镆䥺バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ
「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」◆モスコビウムMoscovium(Mc)、元素名
{モスコビウム}
𩐍
韭9+10=総画数19 U+2940D
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:草部第八:𩐍】古文音子」「【字彙補:戌集:韭部:𩐍】古文自字見金鏡」
𩐻
音9+10=総画数19 U+2943B
音読: バク、ミャク
◆未詳「【字彙補:戌集:音部:𩐻】名薄切音莫見金鏡」
𩔷
頁9+10=総画数19 U+29537
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:麻第九:𩔶𩔷㦄】𩔶䫗難語」
饃馍
食8+10=総画数18 U+9943
音読: ボ、モ
◆パンpão[葡]、小麦粉などを捏(こ)ねて焼いたもの、一般には(洋風パンのようにバターbutterなどを加えていない)蒸しパンのようなものを指すようである
◆「饃饃モモ」、小麦粉などを捏(こ)ねて作った皮に餡アンを詰めた食べ物、「小籠包シャオロンバァ・ショウロンポウ」「饅頭マントゥ・マンジュウ」「餃子チャオズ・ギョウザ」などに似たもので、主にチベットTibet地方・ネパールNepal地方などで食べられているものを指す、同「𩟠𩟠」「饝饝」
◆「泡饃ポオモァ・ホウモ」、蒸しパン(饃)などを細かくちぎってスープsoupに入れた食べ物
馍饃
食3+10=総画数13 U+998D
音読: ボ、モ
◆パンpão[葡]、小麦粉などを捏(こ)ねて焼いたもの、一般には(洋風パンのようにバターbutterなどを加えていない)蒸しパンのようなものを指すようである
◆「饃饃モモ」、小麦粉などを捏(こ)ねて作った皮に餡アンを詰めた食べ物、「小籠包シャオロンバァ・ショウロンポウ」「饅頭マントゥ・マンジュウ」「餃子チャオズ・ギョウザ」などに似たもので、主にチベットTibet地方・ネパールNepal地方などで食べられているものを指す、同「𩟠𩟠」「饝饝」
◆「泡馍ポオモァ・ホウモ」、蒸しパン(饃)などを細かくちぎってスープsoupに入れた食べ物
䮬
馬10+10=総画数20 U+4BAC
音読: バク、ミャク
◆未詳「【康熙字典:亥集上:馬部:䮬】《玉篇》亡各切音莫馬名」
蓦驀
馬3+10=総画数13 U+84E6
音読: バク[漢]、ミャク[呉]
◆馬を駆(か)る
◆突然に、いきなり、急に、「蓦地バクチ」
驀蓦馬10+10=総画数20 U+9A40
音読: バク[漢]、ミャク[呉]
◆馬を駆(か)る
◆突然に、いきなり、急に、「驀地バクチ」
筆順
鬕
髟10+10=総画数20 U+9B15
音読: バ[漢]、メ[呉]
◆髪を束(たば)ねるなどする飾り帯紐(おびひも)
莹瑩
艸3+7=総画数10 U+83B9
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆澄(す)んできらきらと輝くさま、透(す)き通って曇(くも)りがないさま
◆心が清(きよ)らかで曇りがないさま
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石
滢瀅
水3+11=総画数14 U+6EE2
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆水が透き通っているさま
◆「汀滢・濎濙・濎濴テイエイ」、水が細々と流れるさま
華蕐𦰗𦾓𦻏䔢𠌶𣓚华艸3+7=総画数10 U+83EF
音読: カ[漢]、ゲ、ケ[呉]
訓読: はな、はな・やか、はな・やぐ
◆花(はな)、同「花」
◆花が咲き開くさま
◆花のように美しいさま、美しい光を放つさま、同「花」
◆栄えるさま、「栄華エイガ」
◆漢民族の国、中国、「華夏カカ」「中華チュウカ」
◆「華山カザン」、五岳の一つで「西嶽」ともいう、陝西省華陰市の南方、同「崋山」
{陝西省}筆順
嘩哗口3+10=総画数13 U+5629
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆わいわいと話が聞き取れないほど喧(やかま)しい、がやがやと騒々ソウゾウしい、同「譁」
筆順
墷
土3+10=総画数13 U+58B7
音読: ヨウ
◆「朱謨墷シュボヨウ」、?~1558年、明代の人「【明諡紀彙編:卷十一】韓府長洲王謨墷」「【康熙字典:丑集補遺:土部:㙔】《五音集韻》俗韓字 又《字彙補》人名朱謀㙔著易象通邃古記水經注箋諸書 又《篇海類編》于鬼切韋上聲㙔墷也」
嬅
女3+10=総画数13 U+5B05
音読: カ、ゲ
◆女性名用字
◆容姿ヨウシ・容貌(ヨウボウ)がひときわ美しいさま、また華(はな)やかなさま
𡪤宰𡨧𡨔𠈾
宀3+11=総画数14 U+21AA4
音読: サイ[漢呉]
訓読: つかさ、つかさど・る
◆肉を切り捌(さば)く、またその人、料理人
◆つかさ、掌(つかさど)る、主管シュカンする、仕事の全体を主導・管理する、その官職名、「切り盛りする、またその人」の意
㠏㟆山3+10=総画数13 U+380F
音読: カ、ゲ
◆「㠏𡸉カリ」、山名、江蘇省無錫市
「【無錫縣志:卷二:㠏𡸉山】在龍山西去州一十八里惠山諸峯至龍山龍尾稍斷数十步然後突起為㠏𡸉山其斷處曰㠏𡸉口由㠏𡸉口以通湖上諸山…」 {江蘇省}
撶
手3+10=総画数13 U+64B6
音読: カ、ゲ
◆船を操作するための道具、未詳「【御定全唐詩:和襲美釣侶二章】一艇輕撶看曉濤…」「【曝書亭集:巻十一】…大江流舃下日午風舒舒急槳撶盧舟有…」
曄晔𣋌曗曅𣋓日4+10=総画数14 U+66C4
音読: ヨウ[漢呉]
◆盛んに光る、明るく光る、同「燁」
筆順
曅曄晔𣋌曗𣋓
日4+10=総画数14 U+66C5
音読: ヨウ[漢呉]
◆盛んに光る、明るく光る、同「燁」
樺桦木4+10=総画数14 U+6A3A
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
訓読: かば、かんば
◆カバ(樺)、カバノキ(樺の木)、カバノキ科の木、同「檴」
{カバノキ}◆[日]かば、赤味を帯びた茶色
筆順
澕
水3+12=総画数15 U+6F95
音読: カ
◆水か深いさま
燁烨𤍞
火4+10=総画数14 U+71C1
音読: ヨウ[漢呉]
◆(火が)盛んに光る、明るく光る、同「㷸」「曄」
璍
玉4+10=総画数14 U+748D
音読: ①ヨウ[漢呉]②カ[漢]、ゲ、ケ[呉]
①
◆明るく光る、同「燁」「【龍龕手鑑:卷四:玉部第八:璍】俗于涉反正俗燁煒璍也」
②
◆人名用字「【萬姓統譜:卷十八:上平聲:十一真】陳璍(字日華慶元初知汀州事…)」「【湖廣通志:卷三十八:選舉志】李璍」
皣𤾴𤾹𤾼
白5+10=総画数15 U+76A3
音読: ヨウ[漢呉]
◆草木の白い花
◆白く明るいさま、華(はな)やかなさま
瞱
目5+10=総画数15 U+77B1
音読: ヨウ[漢呉]
◆目が動くさま、また動かすさま「【玉篇:卷四:目部第四十八:瞱】于刼切目動」「【龍龕手鑑:卷四:目部第五:瞱】筠涉反目不記也」「【廣韻:入聲:葉第二十九:曄:瞱】目動皃」「【字彙:午集:目部:瞱】弋涉切音葉目動貌一曰怒視」
◆未詳「【藝文類聚:卷第一十七:人部一 :髮】《賦》晉左思白髮賦曰…予觀橘柚一{⿰目髙}一瞱貴其素華匪尚綠葉願戢子之手…」「【贊靈集:卷四:詩:釣臺李 溥】…元氣孕至和靈根世稀遇瞱瞱呈嘉祥煌煌暎仙嶼…」
䅿
禾5+10=総画数15 U+417F
音読: カ、ケ
◆穀物が盛んに茂(しげ)るさま
𧤻觲觪𧤱
角7+10=総画数17 U+2793B
音読: セイ、ショウ
◆角弓(つのゆみ)、弓弭(ゆはず、ゆみはず、弓筈、弓の両端の弦を掛けるところ)が角(つの)製の弓、弦(つる)の張り具合(テンションtension)の調整がしやすいという「【說文解字注:角部:觲】用角低仰便也(小雅騂騂角弓毛曰騂騂調利也按毛意謂角弓張弛便易…)」
注解:「【集韻:卷三:平聲:㒨第二:𧤻】火全切角俯仰也」「【正字通:酉集上:角部:𧤻】觲字之譌」
譁𧮉言7+10=総画数17 U+8B41
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
訓読: かまびす・しい
◆話が聞き取れないほど喧(やかま)しい、がやがやと騒々ソウゾウしい、同「嘩」
筆順
鏵𨫽铧
金8+10=総画数18 U+93F5
音読: カ、ゲ
◆田畑を耕(たがや)す農具で鍬(くわ)や鋤(すき)の類、同「鍤」「鋘」「釫」
鞾𩎁𩍇
革9+10=総画数19 U+97BE
音読: カ、ケ
◆革製の靴(くつ)、同「靴」
韡𩏧𩏬𦾛
韋9+10=総画数19 U+97E1
音読: イ[漢呉]
◆美しく華やかなさま
𩏧韡𩏬𦾛
韋9+10=総画数19 U+293E7
音読: イ[漢呉]
◆美しく華やかなさま
驊骅
馬10+10=総画数20 U+9A4A
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆「驊騮カリュウ」、馬名、周朝(西周、前11世紀~前771年)第五代穆王ボクオウ(前992?年~前922?年)の所有する八駿ハッシュン(八頭の駿馬シュンメ)の内の一頭
𩻮
魚11+10=総画数21 U+29EEE
◆未詳「【太平御覽:卷第九百四十三:鱗介部十五:瑟𩻮】臨海水土物志曰瑟𩻮與鼌相似」
◆地名、未詳「【圖書編:卷子十八:荻巷營】自宗三廟省潭灣𩻮魚嘴至宋家灣止三十里」「【江南通志:卷六十二:河渠志:水利:廬州府】…舊時江流東注至𩻮魚口…」
◆「𩻮子魚(音未詳)」、魚名、蒙古モウコ(現モンゴル国から中国西北部一帯)に産する魚の名、大きいものは一尺程で小さいものは半尺程、美味だがなかなか獲(と)れないという「【清稗類鈔:農商類:蒙古漁業】…所產𩻮子魚肉肥刺細大者盈尺小者半之味甚美惟不能釣…」
鷨
鳥11+11=総画数22 U+9DE8
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆キジ(雉)に似た鳥
𪏥
黃12+12=総画数24 U+2A3E5
音読: コウ、オウ
◆煌(きら)めく、きらきらと明るく輝く、同「煌」「熿」「【集韻:卷三:平聲:唐第十一:煌熿𪏥】說文煌煇也」
𦯕
艸3+7=総画数10 U+26BD5
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:草部第八:𦯕𦴕】二俗蘀正音託*落也」「【集韻:卷七:去聲上:宋第二:𦯕】艸名」
㨲
手3+10=総画数13 U+3A32
音読: サク、シャク
◆支(ささ)える、(手となり足となって)支え助ける、補佐ホサする「【東漢文紀:卷十:竇將軍北征頌】…姿蹈佐厯握輔㨲翼肱…」
𦰌艸3+7=総画数10 U+26C0C
音読: 未詳
◆未詳
注解:「堇」の訛字か?
勤勤𠢄𠢀力2+10=総画数12 U+52E4
音読: キン[漢]、ゴン[呉]
訓読: つと・める、いそ・しむ
◆すべきことに(仕事に)力を注(そそ)ぐ、励(はげ)む、精セイを出す、同「廑」
筆順
謹謹𧫴𧭩谨言7+10=総画数17 U+8B39
音読: キン[漢]、コン[呉]
訓読: つつし・む
◆慎(つつし)む、隅々まで心を配(くば)る、気を配る、またそのように振る舞う、同「慎」
◆「謹慎キンシン」、隅々まで配慮すること、細部にまで注意を払うこと、言動が慎重であること
筆順
𧫴謹謹𧭩谨
言7+10=総画数17 U+27AF4
音読: キン[漢]、コン[呉]
訓読: つつし・む
◆慎(つつし)む、隅々まで心を配(くば)る、気を配る、またそのように振る舞う、同「慎」
◆「𧫴慎キンシン」、隅々まで配慮すること、細部にまで注意を払うこと、言動が慎重であること
𦰧葉𦹁𦶫𦯧
艸3+7=総画数10 U+26C27
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: は
◆植物の茎や枝から伸び出る薄く平らなもの、主に光を受け成長に必要な養分を合成(光合成コウゴウセイ)する役割を担う
◆(葉のように)薄いもの
◆紙などのような薄いものを数える語、「一葉イチヨウ(一枚、頁数では表裏で二頁分に当たる、小舟一艘)」、同「叶」
◆時代、頃、「20世紀中葉(20世紀の中頃)」
𨅈蹀𨁻𨂏
足7+10=総画数17 U+28148
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆足でとんとんと踏む、足踏みする、同「蹨」
◆「𨅈𨅈チョウチョウ」◇一歩また一歩と進むさま◇ゆっくりと右へ左へと動くさま、また行きつ戻りつするさま
◆「𨅈躞チョウショウ」◇小股(こまた)で歩くさま、歩幅を狭めて歩くさま、同「躞𨅈ショウチョウ」◇次から次へ続いて行くさま◇ゆらゆらと揺れ動くさま、またそのような作りの帯飾り
◆「踕𨅈ショウチョウ」、小走りに(小股で足早に)進むさま
◆「踥𨅈ショウチョウ」、一歩一歩と歩(ほ、ふ)を刻みながら進むさま
𦰩艸3+7=総画数10 U+26C29
◆漢字の構成部分
筆順
傼
人2+11=総画数13 U+50BC
音読: カン
◆姓用字
嘆嘆𡂥叹口3+10=総画数13 U+5606
音読: タン[漢呉]
訓読: なげ・く、なげ・かわしい
◆大きく息を吐(は)く、悲しんで(悲嘆ヒタン)・心を痛めて(哀嘆アイタン)・あれこれと思い煩(わずら)って(憂嘆ユウタン)・胸が詰まって(慨嘆ガイタン)・心が揺さぶられて(感嘆カンタン)・驚き感心して(驚嘆キョウタン)・褒(ほ)め称(たた)えて(賞嘆ショウタン)大きく息を吐く、同「歎」
筆順
嘆嘆𡂥叹
口3+11=総画数14 U+FA37
音読: タン[漢呉]
訓読: なげ・く、なげ・かわしい
◆大きく息を吐(は)く、悲しんで(悲嘆ヒタン)・心を痛めて(哀嘆アイタン)・あれこれと思い煩(わずら)って(憂嘆ユウタン)・胸が詰まって(慨嘆ガイタン)・心が揺さぶられて(感嘆カンタン)・驚き感心して(驚嘆キョウタン)・褒(ほ)め称(たた)えて(賞嘆ショウタン)大きく息を吐く、同「歎」
嫨
女3+11=総画数14 U+5AE8
音読: カン、ダン、ネン
◆未詳「【集韻:卷二:平聲二:寒第二十五:嫨】老嫗皃一曰怒也」「【集韻:卷六:上聲下:𤣗第二十八:嫨】敬也通作戁」
𢴁
手3+11=総画数14 U+22D01
◆未詳
暵
日4+11=総画数15 U+66B5
音読: カン[漢呉]
◆陽に晒(さら)す
◆(陽に当たって濡れているものが)乾く、水分が蒸発する、乾燥カンソウする
◆水分を失って萎(しお)れる
歎𣥁欠4+11=総画数15 U+6B4E
音読: タン[漢呉]
訓読: なげ・く
◆大きく息を吐(は)く、同「歏」、同
「嘆」参照
◆吟ギンずる、抑揚ヨクヨウをつけながら詩歌シイカを読む
筆順
漢漢𤁉汉㵄𣶔水3+10=総画数13 U+6F22
音読: カン[漢呉]
訓読: から
◆陝西省漢中市西北部を源とする川名、西流し湖北省武漢市で長江に注ぐ
{陝西省}◆王朝名、前202年~9年、別名「西漢」「前漢」
{漢代}◆王朝名、25年~220年、別名「東漢」「後漢」
{漢代}◆三国時代の古国名、221年~263年、別名「蜀漢」
{三国時代}◆「成漢セイカン」、晋代の古国名、303年~349年、元「成」と称した、別名「後蜀ゴショク」
{晋(東晋)代}◆五代十国時代の古国名、「南漢(917年~971年)」「後漢(947年~950年)」「北漢(951年~979年)」
{五代十国時代}◆中国最大の民族の名
◆男、男性
◆[日]中国、中国に関することを指す語
筆順
漢漢𤁉汉㵄𣶔水3+11=総画数14 U+FA47
音読: カン[漢呉]
訓読: から
◆陝西省漢中市西北部を源とする川名、西流し湖北省武漢市で長江に注ぐ
{陝西省}◆王朝名、前202年~9年、別名「西漢」「前漢」
{漢代}◆王朝名、25年~220年、別名「東漢」「後漢」
{漢代}◆三国時代の古国名、221年~263年、別名「蜀漢」
{三国時代}◆「成漢セイカン」、晋代の古国名、303年~349年、元「成」と称した、別名「後蜀ゴショク」
{晋(東晋)代}◆五代十国時代の古国名、「南漢(917年~971年)」「後漢(947年~950年)」「北漢(951年~979年)」
{五代十国時代}◆中国最大の民族の名
◆男、男性
◆[日]中国、中国に関することを指す語
熯𤑆㸁
火4+11=総画数15 U+71AF
音読: ①カン[漢呉]②ゼン[漢]、ネン[呉]
①
◆火に当たって乾く、水分が蒸発する、同「焊」
②
◆火に当てて焼く
◆畏(かしこ)まり恐れ入るさま
𤳉
田5+11=総画数16 U+24CC9
音読: カン[漢呉]
◆田畑を耕(たがや)す、土を掘り起こし砕き土中に空気を入れる、同「䎯」
䁧
目5+11=総画数16 U+4067
音読: ビョウ、ミョウ
◆目を見張る、目を大きく開いて見る
䎯
耒6+11=総画数17 U+43AF
音読: カン[漢呉]
◆田畑を耕(たがや)す、土を掘り起こし砕き土中に空気を入れる、同「𤳉」「【廣雅:卷九:釋池】䎯(漢)犁營墾𦓯耕也」
艱𦫒艰𥌵𡅸𡅤囏𡆒𡆐艮6+11=総画数17 U+8271
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆思い通りにならない、難(むずか)しい、困難な
◆思い通りにならずに辛(つら)い思いをする、また苦しむ
筆順
難難难隹8+10=総画数18 U+96E3
音読: ①ダン[漢]、ナン[呉]②ダ[漢]、ナ[呉]
訓読: むずか・しい、かた・い
①◆思いの通りにいかない(ならない)、~するのは容易でない、~しにくい、~しづらい、同「艱」
◆災(わざわ)い、禍カ(わざわい)、手の施(ほどこ)しようのない(思い通りにはならない)災い
◆やりにくい~、厄介ヤッカイな~、面倒な~
◆(返答・対応が困難になるような)強い調子で(繰り返し)問い詰(つ)める、強く迫(せま)る、「非難ヒナン」
◆鳥(とり)、鳥名、未詳、同「𪄿」「𪅀」
②◆厄ヤク(災い、災禍)を祓(はら)う行事、「追儺ツイナ」、「鬼遣らい(おにやらい)」、同「儺」
筆順
難難难
隹8+11=総画数19 U+FA68
音読: ①ダン[漢]、ナン[呉]②ダ[漢]、ナ[呉]
訓読: むずか・しい、かた・い
①
◆思いの通りにいかない(ならない)、~するのは容易でない、~しにくい、~しづらい、同「艱」
◆災(わざわ)い、禍カ(わざわい)、手の施(ほどこ)しようのない(思い通りにはならない)災い
◆やりにくい~、厄介ヤッカイな~、面倒な~
◆(返答・対応が困難になるような)強い調子で(繰り返し)問い詰(つ)める、強く迫(せま)る、「非難ヒナン」
◆鳥(とり)、鳥名、未詳、同「𪄿」「𪅀」
②
◆厄ヤク(災い、災禍)を祓(はら)う行事、「追儺ツイナ」、「鬼遣らい(おにやらい)」、同「儺」
𪄿
鳥11+11=総画数22 U+2A13F
音読: ダン、ナン
◆鳥(とり)、鳥名、未詳、同「𪅀」「難」「【集韻:卷二:平聲:寒第二十五:𪄿難𩁣𩁲{⿰■隹}𩀙𩀏】那肝切說文鳥也一曰艱也又姓或从隹古作𩁣𩁲{⿰■隹}𩀙𩀏」「【集韻:卷五:上聲上:旱第二十三:𪄿】鳥名」「【集韻:卷七:去聲上:換第二十九:難𩁢𪄿】乃旦切阻也古作𩁢𪄿」
䓗葱蔥𦯎𢚱艸3+8=総画数11 U+44D7
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
訓読: ねぎ
◆ネギ(葱)、ヒガンバナ科ネギ属の野菜
{ネギ}◆緑がかった青色
𣚜𣞷
木4+11=総画数15 U+2369C
音読: ソウ、ス
◆小さな筒(つつ)状の容器、同「檧」「棇」「【方言:第五】箸筩(盛朼箸籫也)陳楚宋魏之間謂之筲(鞭鞘)或謂之籝(…)自𨵿而西謂之桶檧」
莾莽𦷶艸3+8=総画数11 U+83BE
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆草が茫々ボウボウと伸びているさま、草深いさま
◆草が蔓延(はびこ)るさま、(茫々とした草むらが)どこまでも広がっているさま
◆深く考えずにそそっかしいさま、いい加減なさま
◆「莾草ボウソウ・モウソウ」、シキミ(樒)、マツブサ科シキミ属の木
{シキミ}
𣾘漭
水3+11=総画数14 U+23F98
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
◆水が果てしなく広がっているさま、同「茫」「汒」
◆「𣾘潒モウショウ」、水の流れが速いさま
蠎蟒𧎔𧏉虫6+11=総画数17 U+880E
音読: ボウ[漢]、モウ[呉]
訓読: うわばみ
◆うわばみ、大蛇ダイジャ、ニシキヘビ(錦蛇)などの大形の蛇
◆ニシキヘビ(錦蛇)、ニシキヘビ科のヘビ
◆「蟅蠎シャボウ」、バッタ(飛蝗)やイナゴ(蝗)の類
筆順
菁艸3+8=総画数11 U+83C1
音読: セイ[漢]、ショウ[呉]
◆ニラ(韮)の花
{ニラ}◆「蕪菁ブセイ」「蔓菁マンセイ」、カブ(蕪・蕪菁)、アブラナ科アブラナ属の野菜
{カブ}◆「菁菁セイセイ」、草木が青々と生い茂るさま
筆順
𣃄
斤4+11=総画数15 U+230C4
音読: シン
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:斤部第二十三:𣃄】江西隨函又音薪」「【字彙補:卯集:斤部:𣃄】松津切音薪出江西隨字函」
菆𦮆𦰨
艸3+8=総画数11 U+83C6
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆麻蒸マショウ、アサ(麻)の茎を乾燥させたもの、麻幹(あさがら)
◆矢柄・矢幹(やがら)、良質の矢
◆寝たり座ったりする時に敷く、草の茎を並べて編んだ敷物、同「蓐」
◆草が叢(むら)がり生えるさま、同「叢」
◆集める、集めて積む「【禮記注疏(禮記正義):卷七:檀弓上】天子之殯也菆塗龍輴以槨(《注》菆木以周)…」
◆タカ(鷹)やワシ(鷲)などのタカ科の鳥の巣、同「𦺵」
𣙻
木4+11=総画数15 U+2367B
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆草木の芽が纏(まと)まり生え出るさま「【類篇:木部:𣙻】甾尤切艸木子聚生」
𣽇
水3+12=総画数15 U+23F47
音読: ソウ[漢]、ズ[呉]
◆小さな川が大きな川に注ぐ、合流する、同「灇」「潨」
𨎮𧁍𨐉
車7+11=総画数18 U+283AE
音読: ソウ
◆車の華やかな模様を施(ほどこ)した革製の飾り「【周禮注疏:春官宗伯】薻車薻蔽鹿淺𧜀革飾故書薻作𧁍杜子春𧁍讀爲華藻之藻直謂華藻也」
𨐉𨎮𧁍
車4+11=総画数15 U+28409
音読: ソウ
◆車の華やかな模様を施(ほどこ)した革製の飾り「【周禮注疏:春官宗伯】薻車薻蔽鹿淺𧜀革飾故書薻作𧁍杜子春𧁍讀爲華藻之藻直謂華藻也」
菖艸3+8=総画数11 U+83D6
音読: ショウ[漢呉]
◆「菖蒲ショウブ」、簡称「菖ショウ」、ショウブ科の草
{ショウブ}◆「庭菖蒲テイショウブ」、ニワゼキショウ(庭石菖)、アヤメ科ニワゼキショウ属の草
{ニワゼキショウ}筆順
𥛼
示4+11=総画数15 U+256FC
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:礻部第十一:𥛼】俗{⿰礻(⿱曲日)}或作{⿰礻曺}今音曺祭豕先也又音槽棧也」「【字彙補:午集:示部:𥛼】同䄚」
菲艸3+8=総画数11 U+83F2
音読: ヒ[漢呉]
◆草が生い茂るさま、「菲菲ヒヒ」
◆草名、未詳、カブ(蕪・蕪菁・蔓菁、アブラナ科アブラナ属)類やヒルガオ(昼顔、ヒルガオ科ヒルガオ属)類に似ていて赤紫の花が咲き食べることができるという
「【爾雅注疏:釋草】菲芴(…《疏》一名芴郭云土瓜也孫炎曰葍類也…陸璣云菲似葍莖粗葉厚而長有毛…幽州人謂之芴爾雅又謂之蒠菜…卽菲也芴也蒠菜也土瓜也宿菜也五者一物其狀似葍而非葍故云葍類也)」◆粗末なさま
◆草履ソウリ(ぞうり)、藁(わら)など編んで作った粗末な履物(はきもの)、同「屝」
◆厚みがない、重みがない、同「薄」
◆「菲薄ヒハク」◇粗末なさま◇(思慮・言葉・態度などに)厚みや重みがないさま◇(謙遜して、才能などに)深みがないさま、劣っているさま
筆順
𦻥
艸3+12=総画数15 U+26EE5
◆未詳「【中華字海:艹部:𦻥】同"菲"」
菳艸3+8=総画数11 U+83F3
音読: キン[漢]、コン[呉]
◆「黄菳・黄芩オウゴン」、コガネバナ(黄金花)、シソ科タツナミソウ属の草、またその根を乾燥させた生薬
{コガネバナ}◆「菳䔲キントウ」、草名、未詳
𠪜庶庻𢉙𤈲𠪌𠪛𠪤𠩽
厂2+11=総画数13 U+20A9C
音読: ショ[漢呉]
◆多い、多くの、大勢の、さまざまな
◆官位や爵位などがない一般の人
◆妾(めかけ)などの正妻以外の女が産んだ子、「庶子ショシ」、正妻の産んだ子は「嫡」
◆~に近い、ほぼ~
◆「庶幾ショキ(こいねが・う)」◇希(こいねが)う、強く望む◇希(こいねが)わくは、許されることであるなら~であって欲しい
菴葊艸3+8=総画数11 U+83F4
音読: アン[漢]、オン[呉]
◆円形の草葺屋根の家、小さく質素な家、同「庵」「蓭」
◆「菴藹アンアイ」◇草が盛んに生い茂るさま◇(雲などが)一面に広がり覆うさま
◆「菴閭アンリョ」、イヌヨモギ(犬蓬)、キク科ヨモギ属の草
{イヌヨモギ}◆「菴羅アンラ」「菴摩羅アンマラ」、マンゴーmango、ウルシ科マンゴー属の果樹、別名「芒果・杧果ボウカ」
{マンゴー}筆順
𣚖
木4+11=総画数15 U+23696
音読: アン[漢]、オン[呉]
◆木名、未詳、同「㭺」「【集韻:卷四:平聲四:覃第二十二:𣚖㭺】木名或省」
菹葅𦵔
艸3+8=総画数11 U+83F9
音読: ショ[漢]、ソ[呉]
◆野菜を塩や酢などに漬(つ)けた漬物(つけもの)、同「葅」
◆肉の塩漬け
◆罪人を切り塩漬けにする古代の刑罰の一つ
◆草の生い茂(しげ)る湿地
𧗎𦼬𧂚𧗘
血5+11=総画数16 U+275CE
音読: ショ[漢]、ソ[呉]
◆野菜を塩や酢などに漬(つ)けた漬物(つけもの)、同「菹」
萃𦬡艸3+8=総画数11 U+8403
音読: スイ[漢]、ズイ[呉]
◆草が叢(むら)がり生えるさま
◆群がる、多くのものが集まる、また集める
◆(多くのものの中からそこだけが、それだけが)抜き出る、抜きん出ている
◆「拔萃バッスイ」、抜きん出ている、多くの中から一部を抜き出す、同「抜粋」
筆順
膵月(肉)4+11=総画数15 U+81B5
訓読: すい
◆[日]「膵臓(すいぞう)」、消化器官の一つ、中国では「胰臓イゾウ」という
{人体(内臓)}筆順
㯜
木4+11=総画数15 U+3BDC
音読: スイ、ズイ
◆木が朽(く)ちる、同「椊」
㵏
水3+12=総画数15 U+3D4F
音読: サイ
◆水が深いさま、同「漼」「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:漼】青罪切深皃㵏同上」
萅春
艸3+8=総画数11 U+8405
音読: シュン[漢呉]
訓読: はる
◆地中の草木の芽が地上に現(あらわ)れ出る季節、四季(春・夏・秋・冬)の第一、陰暦の一月から三月
◆若々しく瑞々(みずみず)しいさま、生気に満ちているさま
◆異性を思い慕(した)う感情、異性に対する情欲ジョウヨク
注解:「萅」が本字、「艹(草木)」と「屯トン(地中に留まっているさま)」と「日(太陽、温気が蓄えられるさま)」の会意字
𠎲偆
人2+11=総画数13 U+203B2
音読: シュン[漢呉]
◆(春になって心も体も)うきうきするさま、うきうきとして体が動くさま、蠢(うごめ)くさま、「偆偆シュンシュン」
◆豊かになるさま、豊(ゆた)かなさま、同「賰」
𢡳
心4+11=総画数15 U+22873
◆未詳
𨅱踳
足7+11=総画数18 U+28171
音読: シュン[漢呉]
◆食い違う、合わない、ちぐはぐなさま、同「舛」
𩯐鬊
髟10+11=総画数21 U+29BD0
音読: シュン[漢呉]
◆髪(かみ)、頭髪トウハツ
萈羦𦏊𦎽艸3+8=総画数11 U+8408
音読: カン[漢]、ガン[呉]
◆角(つの)が細い野生のヤギ(山羊)
注解:本字の冠は「艹(くさかんむり)」ではなく「𠁥」の上の「入人(羊の角が左右反対向きに広がるさま)」で「艹(つのかんむり)」になる
筆順
寬寛宽𡩖宀3+11=総画数14 U+5BEC
音読: カン[漢呉]
訓読: くつろ・ぐ
◆広々としたさま、同「𥦀」
◆幅(はば)、横幅
◆心が広いさま、度量が大きいさま
◆ゆったりとしたさま、ゆとりがあるさま
◆緩(ゆる)いさま、緩んでいるさま
筆順
𦏊羦𦎽萈
羊6+12=総画数18 U+263CA
音読: カン[漢]、ガン[呉]
◆角(つの)が細い野生のヤギ(山羊)
萌𦹩艸3+8=総画数11 U+840C
音読: モウ[漢]、ミョウ[呉]、ホウ、ボウ[慣]
訓読: も・える、も・ゆ、きざ・し、きざ・す
◆植物の芽(め)
◆植物の芽が出る、芽生(めば)える、それまで何もなかったところが膨らみ、やがて枝や葉などになるものが生れ出る
◆きざ・し、兆(きざ)し、物事が起こる兆し
◆民(たみ)、庶民、平民、同「氓」
筆順
𢡗
心4+12=総画数16 U+22857
音読: モウ、ミョウ
◆未詳「【爾雅注疏:釋訓】存存萌萌在也(…《音義》萌郭武耕反施云朋反字或作蕄《疏》謂存在也易繫辭云成性存存萌萌字書作𢡗說文云作蕄郭云未見所出」
橗
木4+12=総画数16 U+6A57
音読: モウ、ミョウ
◆木名、未詳
◆未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:橗】莫耕切木心」
萑𦼉𦻃艸3+8=総画数11 U+8411
音読: スイ[漢呉]
◆草が生い茂るさま
◆メハジキ(目弾)、シソ科メハジキ属の草、同「蓷」、同「茺蔚ジュウイ」「ヤクモソウ(益母草)」
{メハジキ}◆オギ(荻)、イネ科ススキ属の草、秋になって茎が堅くなったオギ、
「菼」「蒹」「薍」参照
{オギ}◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎、まだ水に漬けていないもの、茎を水に浸け柔らかくしてから表皮を取り繊維にする
{アサ}注解:本字は{⿱艹隹(くさかんむり)}で
「雈{⿱艹隹(つのかんむり)}」とは別字
舊臼6+11=総画数17 U+820A
音読: キュウ[漢]、グ[呉]、ク[慣]
訓読: ふる・い
◆「鴟舊・鴟鵂シキュウ」、ミミズク(木菟)、フクロウ科の鳥、姿はフクロウ(梟、フクロウ科の鳥)に似るが羽角ウカク(耳のような羽毛)がある
「【爾雅注疏:釋鳥】怪鴟(卽鴟鵂也…)」◆「舊鶹・鵂鶹キュウリュウ」、スズメフクロウ(雀梟、フクロウ科スズメフクロウ属の鳥)、また広くフクロウ(梟、フクロウ科の鳥)
◆同
「旧」筆順
𦼉萑𦻃艸3+11=総画数14 U+26F09
音読: スイ[漢呉]
◆草が生い茂るさま
◆メハジキ(目弾)、シソ科メハジキ属の草、同「蓷」、同「茺蔚ジュウイ」「ヤクモソウ(益母草)」
{メハジキ}◆オギ(荻)、イネ科ススキ属の草、秋になって茎が堅くなったオギ、
「菼」「蒹」「薍」参照
{オギ}◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎、まだ水に漬けていないもの、茎を水に浸け柔らかくしてから表皮を取り繊維にする
{アサ}
萠艸3+8=総画数11 U+8420
音読: ハン、モウ、ミョウ、ホウ、ボウ
訓読: も・える、も・ゆ、きざ・し、きざ・す
◆姓用字
「【中華字海:艹部:萠】音攀〗姓」◆[日]同
「萌」筆順
𩕕
頁9+12=総画数21 U+29555
音読: ガイ、ゲ
◆未詳、【史記】の徐廣ジョコウによる注に依れば、張蒼チョウソウ(?~前152年)の子康コウの子類ルイを指すという「【史記:卷九十八:張丞相列傳第三十六】…蒼爲丞相十餘年…孝景前五年蒼卒謚爲文侯子康代侯八年卒子類(《集解》徐廣曰一作𩕕音聵)代爲侯」
萦縈
艸3+8=総画数11 U+8426
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆巻き付く、ぐるぐると巻き付ける、巻き取る
潆瀠
水3+12=総画数15 U+6F46
音読: エイ、ヨウ
◆水が渦巻くさま、同「瀯」「濴」
◆水が細々と流れるさま
萧蕭䔥艸3+8=総画数11 U+8427
音読: ショウ[漢呉]
訓読: よもぎ
◆ヨモギ(蓬)、キク科ヨモギ属の草
{ヨモギ}◆荒(すさ)んで物寂しいさま、零落(おちぶ)れるさま
潇瀟𤂣
水3+12=総画数15 U+6F47
音読: ショウ[漢呉]
◆水が清く深いさま、同「潚」
◆川名、湖南省南部を源とし湘江ショウコウに注ぐ川、同「𤄙」
◆「潇潇ショウショウ」◇俄(にわ)かに風が吹き雨が降り出すさま◇雨が細々と降るさま
◆「潇洒ショウシャ」、手を加え過ぎずすっきりとしているさま、垢抜けているさま
𤎻𤑳
火4+11=総画数15 U+243BB
音読: ショウ[漢呉]
◆焼く、燃やす
蟏蠨𧑛蟰
虫6+12=総画数18 U+87CF
音読: ショウ[漢呉]
◆「蟏蛸ショウショウ」◇アシナガグモ(足長蜘蛛)、アシナガグモ科アシナガグモ属のクモ(蜘蛛)◇足の長いクモ(蜘蛛)
著著艸3+8=総画数11 U+8457
音読: ①チョ[漢呉]②チャク[漢]、ジャク[呉]
訓読: あらわ・す、いちじる・しい
①◆他との違い(或いは正誤)をはっきりと示す、誰の目にも明らかにする、明確にする、同「箸」「𣋐」
◆(間違いや誤解がないように)文章などに書き表す、書かれた文章、同「箸」「𣋐」
◆明らかなさま、他との違いがはっきり分かるさま、同「箸」「𣋐」
②◆着(つ)く、付く、付着する、同「着」
◆着(つ)く、到着する、同「着」
◆着(き)る、衣服を身に付ける、同「着」
注解:古簡
「着」筆順
墸土3+12=総画数15 U+58B8
音読: チョ[漢]、ジョ[呉]
◆未詳
「【漢語大字典:土部:墸】同"躇"」「【漢字林:土部:墸】は「躇」の異体字とする」筆順
擆𢷷撯
手3+12=総画数15 U+64C6
音読: チャク、シャク、ジャク
◆撃(う)つ、強く打つ、また叩(たた)く
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:擆】正張略反置也」
𣃈𣃑
斤4+12=総画数16 U+230C8
音読: チャク、ジャク
◆破(やぶ)る、叩くようにして(振り下ろすようにして)ずばっと切る、同「斫」「斱」
𣛰
木4+11=総画数15 U+236F0
音読: チャク[漢]、ジャク[呉]
◆撃(う)つ、強く打つ、また叩(たた)く、同「㨋」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣛰】張畧反擊也」
𣦡躇𣦈
止4+12=総画数16 U+239A1
音読: チョ[漢]、ジョ[呉]
◆少し進んで立ち止まる、「ぴたっと足を地に着ける、足を地に着けたまま動かない」の意
◆「躊𣦡チュウチョ(ためら・う)」、少し進んでは立ち止まり少し進んでは立ち止まるさま、迷ってなかなか前に進めないさま、事を起こす前にじっくりと考えを巡らすさま、「逡巡シュンジュン」は「行く(進む、巡)べきか戻る(退く、逡)べきか迷うさま」の意
𥖛
石5+11=総画数16 U+2559B
音読: シャク、ジャク
◆石などを(堅いものも)叩き削(けず)る、また叩き砕(くだ)く、同「𥗁」「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:𥖛】張畧反斫也與碏同」「【元詩紀事:卷八:潁州老翁歌】…山東建節開大府便宜斬𥖛揚天威…」
𦅷𦇃
糸6+11=総画数17 U+26177
音読: チョ
◆「緼𦅷ウンチョ」、未詳「【文選:卷第六十:行狀】華衮與緼𦅷(張呂)同歸山藻與蓬茨俱逸」「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:𦅷】俗知呂反正{⿰礻者}𦅷反也」「【字彙補:未集:糸部:𦇃】與𦅷同白𦇃布也」「【正字通:未集中:糸部:𦅷】同紵文選齊竟陵王行狀云華衮與緼𦅷同歸从紵為正」「【康熙字典:未集中:糸部:𦅷】《篇海》𦅷亦作紵綿絮裝衣…」
躇𣦡𣦈足7+12=総画数19 U+8E87
音読: チョ[漢]、ジョ[呉]
◆少し進んで立ち止まる、「ぴたっと足を地に着ける、足を地に着けたまま動かない」の意
◆「躊躇チュウチョ(ためら・う)」、少し進んでは立ち止まり少し進んでは立ち止まるさま、迷ってなかなか前に進めないさま、事を起こす前にじっくりと考えを巡らすさま、「逡巡シュンジュン」は「行く(進む、巡)べきか戻る(退く、逡)べきか迷うさま」の意
筆順
䦃鐯𨮿
金5+11=総画数16 U+4983
音読: シャク、チャク、ジャク
◆堅い土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなど荒れ地を切り拓(ひら)くための大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「钁」「𥗁」「櫡」
◆叩き付けるようにして(振り下ろすようにして堅いものに)ぐさっと差し込む、ずばっと切る、同「斫」
鐯䦃𨮿
金8+13=総画数21 U+942F
音読: シャク、チャク、ジャク
◆堅い土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなど荒れ地を切り拓(ひら)くための大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「钁」「𥗁」「櫡」
◆叩き付けるようにして(振り下ろすようにして堅いものに)ぐさっと差し込む、ずばっと切る、同「斫」
𦯧葉𦹁𦶫𦰧
艸3+8=総画数11 U+26BE7
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: は
◆植物の茎や枝から伸び出る薄く平らなもの、主に光を受け成長に必要な養分を合成(光合成コウゴウセイ)する役割を担う
◆(葉のように)薄いもの
◆紙などのような薄いものを数える語、「一葉イチヨウ(一枚、頁数では表裏で二頁分に当たる、小舟一艘)」、同「叶」
◆時代、頃、「20世紀中葉(20世紀の中頃)」
𡐽堞𡑢𡍕
土3+12=総画数15 U+2143D
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
𣩣殜𣩨𣨚
歹4+11=総画数15 U+23A63
音読: ヨウ[漢呉]、チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆「殗𣩣ヨウヨウ・ヨウチョウ」、臥(ふ)せったり起きたりの状態を繰り返す軽度の病気、同「殗𣩫ヨウヨウ」「【方言:第二】殗(於怯切)殜(音葉)微也宋衛之間曰殗自關而西秦晉之間凡病而不甚曰殗殜(病半臥半起也)」
𨬘鐷
金8+12=総画数20 U+28B18
音読: ヨウ
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、同「䥡」「鋌」
𨼙䧨
阜3+12=総画数15 U+28F19
音読: ギョウ[漢]、ゴウ[呉]
◆(崖などが)切り立って危険なさま
𦱀
艸3+8=総画数11 U+26C40
音読: イク[漢呉]
◆草名、未詳
𣚥棛
木4+12=総画数16 U+236A5
音読: イク[漢呉]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:棛𣚥】覆欄也」
𦱤𦶛𦱴
艸3+8=総画数11 U+26C64
音読: バク、マク、ボ、モ
訓読: なか・れ
◆暮(く)れる、陽の光が届かなくなって暗くなる、同「暮」「莫」「【說文解字注:艸部:𦶛】日且冥也(且冥者將冥也木部曰杳者冥也夕部曰夕莫也…)」「【史記索隱:卷十七:管晏列傳第二】日𦱤途逺故倒行而逆施之」
𠻶嗼
口3+10=総画数13 U+20EF6
音読: バク[漢]、ミャク[呉]
◆声がなくひっそりとしているさま、「𠴫嗼セキバク」、同「寂寞」
◆「𠻶安バクアン」、静かなさま、静まるさま
𦲬麻蔴𦱍艸6+8=総画数14 U+26CAC
音読: バ[漢]、メ[呉]、マ[唐]
訓読: あさ
◆アサ(麻)、アサ科の草
{アサ}◆「苧麻チョマ」「亜麻アマ」「大麻タイマ」など繊維を採(と)る植物の総称
◆「胡麻ゴマ」、ゴマ科の草、種を搾り油を採る
{ゴマ}◆痺(しび)れる、感覚が鈍くなる、或いはなくなる、「麻痺マヒ」
◆天子の綸旨リンジ、詔書ショウショ、唐代(618年~907年)に詔書・勅書に麻で漉(す)いた紙が用いられたことから
「【康熙字典:亥集下:麻部:麻】…朝廷綸命曰麻《翰林志》唐中書用黃白二麻爲綸命其後翰林專掌白麻中書獨用黃麻…」
𣞆
木4+14=総画数18 U+23786
◆未詳「【康熙字典:辰集補遺:木部:𣞆】《字彙補》之善切音𦗢木名見《廣雅》」
菟莵艸3+9=総画数12 U+83DF
音読: ト[漢]、ツ[呉]
◆「菟絲トシ」「菟蘆トロ」「菟縷トロウ」、ハマネナシカズラ(浜根無葛)、ネナシカズラ科の蔓性の草、別名「蓎蒙トウモウ」「赤網セキモウ」
{ハマネナシカズラ}◆「菟瓜トカ」、カラスウリ(烏瓜)、ウリ科カラスウリ属の草、同「王瓜オウカ」
{カラスウリ}◆「菟蒵トケイ」、フキタンポポ(蕗蒲公英)、キク科フキタンポポ属の草、同「款冬カントウ」
「【爾雅注疏:釋草】菟奚(蒵)顆涷(《註》款冬也…《疏》)藥草也一名菟奚一名顆涷郭云款涷也紫赤莖生水中案本草款冬一名橐吾一名顆涷一名虎鬚一名菟奚陶註云形如宿蒪未舒其腹裏有絲其花乃似大菊花…」 {フキタンポポ}◆「於菟オト」、トラ(虎)の別称
筆順
𪆆鵵𨿮
鳥11+12=総画数23 U+2A186
音読: ト[漢]、ツ[呉]
◆「老𪆆ロウト」、コノハズク(木葉木菟)、フクロウ科コノハズク属の鳥、姿はフクロウ(梟、フクロウ科の鳥)に似るが羽角ウカク(耳のような羽毛)がある、同「雈」「【爾雅注疏:釋鳥】萑老鵵(《疏》木兔也似鴟鵂而小兔頭有角毛腳夜飛好食雞)」
萬𥝄𥝅万𠂍㸘𠃡艸3+9=総画数12 U+842C
音読: バン[漢]、モン[呉]、マン[慣]
訓読: よろず
◆千の十倍
{数字}◆数え切れないほど多いさま、極めて多いさま
◆あらゆる、どんなものも、全て
◆決して、絶対に、「萬萬バンバン」
注解:「萬」は「サソリ(蠍)」の象形文字。後にサソリは「虫」を加えた「蠆」となり、「萬」には「数が多い」の字義が当てられ、古くから簡略字として「万」が用いられる。
筆順
勱劢
力2+12=総画数14 U+52F1
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]
◆勉(つと)める、力を尽くして励(はげ)む
厲厉厂2+12=総画数14 U+53B2
音読: レイ[漢]、レ[呉]、ライ[慣]
◆肌理(きめ)の粗い砥石(といし)、荒研ぎ用の砥石、同「礪」
◆砥(と)ぐ、研(みが)く
◆励(はげ)む、奮(ふる)い起こす、励ます、奮い立たせる
◆厳(きび)しい、烈(はげ)しい、甚(はなは)だしい
◆酷(ひど)い、惨(むご)い
◆酷い災いを齎(もたら)す、またそのようなもの、「厲鬼レイキ(悪鬼アッキ、悪霊アクリョウ)」
◆癩病ライビョウ、ハンセン病Hansen's disease、同「癘」
筆順
噧
口3+12=総画数15 U+5667
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆怒鳴(どな)る、声髙(こわだか)に捲(まく)し立てる、同「䜕」
𡽇𡿋巁
山3+13=総画数16 U+21F47
音読: レイ[漢]、レ[呉]、ライ[慣]
◆山が高く大きいさま
𣜜木4+12=総画数16 U+2371C
訓読: とち
◆[日]トチノキ(橡、トチノキ科の木)とするが確認できず
◆[日]姓用字、「𣜜原(とちはら)」
注解:{和製漢字の辞典:木部:𣜜}参照
筆順
澫
水3+13=総画数16 U+6FAB
音読: バン[漢]、モン[呉]
◆水が満ちる、水が一面に広がる、同「漫」
燤
火4+13=総画数17 U+71E4
音読: タイ
◆「燤焥タイワツ」、煙(けむり)が出る(立ち昇る)さま
◆人名用字、「充燤ジュウタイ(明代の棗強ソウキョウ国康惠コウケイ王「【弇山堂別集:卷三十五:郡王】…棗強…康惠王聦滋嗣薨…長子俊棶先卒年二十九子今王充燤嗣…」)」
𤛶犡𤜒
牛4+13=総画数17 U+246F6
音読: レイ[漢]、レ[呉]、ライ[漢呉]
◆背の部分が白い牛
癘疠疒5+12=総画数17 U+7658
音読: レイ[漢]、レ[呉]、ライ[慣]
◆疫病エキビョウ、流行り病(はやりやまい)、伝染病デンセンビョウ、同「𤼚」
◆癩病ライビョウ、ハンセン病Hansen's disease、同「癩」「厲」
◆殺(ころ)す
筆順
𥜍禲
示4+12=総画数16 U+2570D
音読: レイ[漢]、レ[呉]、ライ[慣]
◆祟(たた)りを齎(もたら)す霊、悪鬼、悪霊、同「厲」
䊪
米6+12=総画数18 U+42AA
音読: レイ、ライ
◆脱穀したままで精白していない米、玄米ゲンマイ(くろごめ)、同「糲」
蠆䘍虿𧓵𧔐𧍣𦹌𧔱虫6+12=総画数18 U+8806
音読: タイ
◆サソリ(蠍)、サソリ目の動物
◆毒虫、サソリ(蠍)・ヘビ(蛇)・ハチ(蜂)などの毒針を持つ虫の総称
◆毒虫が刺す、毒虫に刺される
◆「水蠆スイタイ」、ヤゴ(水蠆)、トンボ類の幼虫
筆順
蠇蠣蛎
虫6+12=総画数18 U+8807
音読: レイ[漢]、レ[呉]、ライ[慣]
◆カキ(牡蠇)、カキ目の二枚貝、同「蠇」「蚝」
◆「蛤蠇コウレイ」、シオフキガイ(潮吹貝、バカガイ科バカガイ属)やハマグリ(蛤、マルスダレガイ科ハマグリ属)などの食用とする二枚貝
◆「蠇鷸レイイツ」、ミヤコドリ(都鳥)、ミヤコドリ科ミヤコドリ属の鳥
䜕𧮏𧮚𧭡
言7+12=総画数19 U+4715
音読: ①カイ[漢]、ケ[呉]②バイ[漢]、メ、マイ[呉]
①
◆怒鳴(どな)る、声髙(こわだか)に捲(まく)し立てる、「譀䜕カンカイ」、同「噧」
②
◆誇(ほこ)る、話が大きい、誇張コチョウする、同「誇」「譀」
贎𧹇貝7+12=総画数19 U+8D0E
音読: バン[漢]、モン[呉]
◆財貨ザイカ、金銭キンセン、金銭・財貨を贈(おく)る、同「𧸱」
筆順
躉趸
足7+12=総画数19 U+8E89
音読: トン
◆全てを揃(そろ)える、全てを纏(まと)める
◆全て揃えて、全て纏めて
邁𨙚迈辵4+12=総画数16 U+9081
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]
◆後ろを振り向くことなくどんどん前に進んで行く、遠くへ行ってしまう
◆過ぎて行く、過ぎ去る
◆老いる、年を取る
筆順
𨲴
長7+12=総画数19 U+28CB4
◆未詳
萵莴艸3+9=総画数12 U+8435
音読: ワ
◆「萵苣ワキョ」「萵菜ワサイ」、チシャ(萵苣)、キク科アキノノゲシ属の草、別名「レタスlettuce」
{チシャ}筆順
𨗲薖
辵3+11=総画数14 U+285F2
音読: カ[漢呉]
◆草、草名、未詳「【說文解字:艸部:薖】艸也」「【廣韻:下平聲:戈第八:科:薖】草名又寬大皃」
◆寛大なさま、(度量が)広く大きいさま「【毛詩正義:卷四:國風:考槃】…考槃在阿碩人之薖(《傳》曲陵曰阿薖寬大貌《箋》云薖饑意)」
萷
艸3+9=総画数12 U+8437
音読: ソウ、ショウ
◆花や葉が散り落ちて茎だけが立っているさま、葉が散り落ちて幹と枝だけになった木が高く聳えるさま、疎(まば)らで物寂しいさま
◆「萷槮ソウシン」、草木が盛んに茂るさま
𣜎
木4+12=総画数16 U+2370E
◆未詳「【中華字海:木部:𣜎】同"萷"」
萼蕚艸3+9=総画数12 U+843C
音読: ガク[漢呉]
訓読: うてな
◆花びらの外側にある通常小さな葉の形をしているもので、蕾の時には開く前の花びらを保護し、開いてからは花弁を支える役目をする
{萼}筆順
葉𦹁𦶫𦯧𦰧艸3+9=総画数12 U+8449
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: は
◆植物の茎や枝から伸び出る薄く平らなもの、主に光を受け成長に必要な養分を合成(光合成コウゴウセイ)する役割を担う
◆(葉のように)薄いもの
◆紙などのような薄いものを数える語、「一葉イチヨウ(一枚、頁数では表裏で二頁分に当たる、小舟一艘)」、同「叶」
◆時代、頃、「20世紀中葉(20世紀の中頃)」
◆簡
「叶」筆順
僷
人2+12=総画数14 U+50F7
音読: ヨウ[漢呉]
◆美しいさま、姿形(すがたかたち)が美しいさま、同「偞」「奕」「【說文解字注:人部:僷】宋衛之閒謂華僷僷(華容華也僷僷好皃方言曰奕僷容也凡…按僷亦作偞廣韻曰偞偞輕薄美好皃)」
𠿚喋𠴬
口3+12=総画数15 U+20FDA
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: しゃべ・る
◆考えもなしにぺらぺらと話す、舌がよく回る
◆舌先でぺろぺろと舐(な)める
𡑢堞𡐽𡍕
土3+12=総画数15 U+21462
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
𡢬
女3+12=総画数15 U+218AC
◆未詳「【中華字海:女部:𡢬】同"媟"」
𢢲
心2+12=総画数14 U+228B2
音読: デェッ[喃]
◆[喃]美しい、良い
擛
手3+12=総画数15 U+64DB
音読: ヨウ
◆「擛擛ヨウヨウ」、動くさま「【集韻:卷十:入聲下:葉第二十九:擛聶】擛擛動皃或从三耳」
𣜿木4+12=総画数16 U+2373F
訓読: ゆずりは
◆[日]ユズリハ(譲葉・楪)、ユズリハ科ユズリハ属の木
{ユズリハ}◆[日]地名用字、「楪(ゆずりは、山形県鶴岡市)」「梅木楪(うめのきゆずりは、大分県豊後高田市)」
𣩨殜𣩣𣨚
歹4+12=総画数16 U+23A68
音読: ヨウ[漢呉]、チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆「殗𣩨ヨウヨウ・ヨウチョウ」、臥(ふ)せったり起きたりの状態を繰り返す軽度の病気、同「殗𣩫ヨウヨウ」「【方言:第二】殗(於怯切)殜(音葉)微也宋衛之間曰殗自關而西秦晉之間凡病而不甚曰殗殜(病半臥半起也)」
㵩𦺁
水3+12=総画数15 U+3D69
音読: エイ[漢呉]
◆未詳「【廣韻:去聲:祭第十三:曵:㵩】蒸也又葱㵩也」「【字彙:巳集:水部:㵩】以制切音{⿱木冏}蒸蔥」
𤗽片4+12=総画数16 U+245FD
◆未詳
注解:「䕈」の異体字か?
瞸
目5+12=総画数17 U+77B8
音読: ①ヨウ②キョウ、コウ
①
◆瞼(まぶた)
②
◆目を細めて見る
蠂
虫6+12=総画数18 U+8802
音読: ショウ
◆イナゴ(蝗)やバッタ(飛蝗)の類
𧝵褋
衣5+12=総画数17 U+27775
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆裏地の付いていない単(ひとえ)の衣服
䜓
言7+12=総画数19 U+4713
音読: ショウ
◆「讋䜓ショウショウ」、懼(おそ)れて言葉を失う
鐷𨬘
金8+12=総画数20 U+9437
音読: ヨウ
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、同「䥡」「鋌」
葛艸3+9=総画数12 U+845B
音読: カツ[漢]、カチ[呉]
訓読: くず、かずら、つづら
◆クズ(葛)、マメ科クズ属の蔓性の草、茎の繊維からは布や紐(ひも)などが作られ、根は「葛根カッコン」と呼ばれ食用・薬用に利用される
{クズ}◆かずら、蔓性の植物
◆[日]つづら、蔓性の植物や細く切った竹などを編んで作った籠(かご)や箱
筆順
噶口3+12=総画数15 U+5676
音読: カツ[漢呉]
◆チベットTibet語(藏語)の音写字(音オンを表す漢字)
◆「噶倫カリン・カロン」、清代(1644年~1911年)のチベット政府(1959年以降はチベット亡命政権・中央チベット政権と呼ばれる)の閣僚
◆「噶廈カシャ」、清代のチベット政府の首都、チベット自治区拉薩ラサ市
{チベット自治区}
𡑪
土3+12=総画数15 U+2146A
◆未詳「【正字通:丑集中:土部:堨】…堨別作𡑪」
嶱
山3+12=総画数15 U+5DB1
音読: カツ、カチ
◆「嶱嵑カツカツ」、山がひときわ高く聳(そび)え立つさま
擖
手3+12=総画数15 U+64D6
音読: カツ[漢]、カチ[呉]、カツ[漢]、ケチ[呉]
◆刮(こそ)げる、表面を削り取る、同「刮」「搳」「搳」
◆折る、圧(へ)し折る、同「折」「擸」
◆鞭打つ、打ち据える、同「撻」
◆箕(み)などの先の部分
臈月(肉)4+12=総画数16 U+81C8
音読: ロウ[漢呉]
◆冬至を過ぎて行われるその年最後の祭礼、その年に収穫・収獲したものを供え八百万(やおろず)の神に感謝する祭り、同「臘」
◆陰暦の十二月、同「臘」
◆「臈胆ロウタン」、丸々と太っているさま
筆順
𣰌
毛4+12=総画数16 U+23C0C
音読: リョウ、カツ、ガチ
◆長い柄(え)の付いた大きな扇(おうぎ、日本でいう団扇うちわ)、日除けや風・塵埃を防ぐためのもの、同「翣」「䭷」「【集韻:卷十:入聲下:葉第二十九:𣰌䭷】車翣以禦風塵也或作䭷」
◆草名、未詳、ワラビ(蕨、コバノイシカグマ科ワラビ属のシダ植物)に似た水生植物で食べられるという、同「𦼵」
獦𤢠
犬3+12=総画数15 U+7366
音読: カツ[漢]、カチ[呉]
◆「獦牂カツソウ」、獣名、姿はサル(猿)に似て頭はイヌ(犬、狗)に似るという、同「猵狙ヘンショ」「【莊子集解:內篇:逍遙遊第一】猨猵狙以為雌(釋文猵徐敷面反郭李音偏司馬云猵狙一名獦牂似猨而狗頭憙與雌猨交)」
◆「獦狚カツタン」、未詳、「猲狙」の誤りではないかという「【康熙字典:巳集下:犬部:狙】…《山海經》北號之山有獸焉其狀如狼赤首而鼠目其音如豚名曰猲狙《註》郭璞曰猲狙音葛苴○按韻書引山海經皆作獦狚」「【康熙字典:巳集下:犬部:狚】…《廣韻》獦狚出山海經○按山海經本作狙郭讀平聲諸書引之皆作狚疑誤」
𥀥𥀰
皮5+12=総画数17 U+25025
音読: ロウ[漢呉]
◆「𥀥㿴ロウトウ」、皮膚が張りを失い伸び弛(たる)むさま「【廣韻:入聲:盍第二十八:臘:𥀰】𥀰㿴皮瘦寛皃」
礍
石5+12=総画数17 U+790D
音読: ケツ、ゲチ
◆ひときわ高く聳(そび)え立つ岩、同「碣」
䗶蠟蝋
虫6+12=総画数18 U+45F6
音読: ロウ[漢呉]
◆動植物などから精製する油性の物質、特にミツバチ(蜜蜂)の蜜から精製した蜜蝋を指す、ワックスwax、「蠟燭ロウソク(灯芯トウシンを蝋で固め円柱状に照明具、キャンドルcandle)」
𧝶
衣5+12=総画数17 U+27776
音読: カツ、ガチ
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)やクズ(葛、マメ科クズ属の草)の繊維などを織(お)った目の粗(あら)い布、またそれを使った粗末ソマツな衣服、同「褐」「【南華真經(莊子):卷第九:莊子雜篇讓王第二十八】…*甕牖二室褐以為塞上漏下濕匡坐而弦(…褐下葛反郭音葛字或作𧝶…)」
譪藹蔼
言7+12=総画数19 U+8B6A
音読: アイ
◆樹木が陽を遮(さえぎ)る程に生い茂っているさま
◆良い人材がたくさん揃っているさま
◆「譪譪アイアイ」◇草木が盛んに生い茂るさま◇多いさま、多く集まっているさま◇薄暗いさま◇和(なご)やかなさま
𨆍躐
足7+12=総画数19 U+2818D
音読: リョウ[漢呉]
◆踏み越えて行く、乗り越えて行く
◆前の人の跡を踏みながら行く、前任者を飛び越えて行く
轕
車7+12=総画数19 U+8F55
音読: カツ[漢]、カチ[呉]
◆「轇轕・轇輵コウカツ」、車や馬が入り乱れ駆(か)けるさま
𨞛邑3+12=総画数15 U+2879B
音読: カツ[漢]、カチ[呉]
◆地名、現河南省南陽市付近
{河南省}
𨭛鑞镴
金8+12=総画数20 U+28B5B
音読: ロウ[漢呉]
◆錫(すず)と鉛の合金、金属の溶接に使われるはんだ
𩍛鞨革9+12=総画数21 U+2935B
音読: カツ[漢]、ガチ[呉]
◆革製の履物
◆皮革を延ばし柔らかくする、鞣(なめ)す、同「㓭」
◆「靺𩍛マッカツ」、ツングース系民族、隋代(581年~618年)・唐代(618年~907年)に極東ロシアの沿海地方から中国東北部の黒竜江省・吉林省一帯に居住した民族、同「靺𩏌」
{隋代}
𩦞𩢛騔
馬10+12=総画数22 U+2999E
音読: カツ[漢]、カチ[呉]
◆馬が疾走するさま、足の速い馬
𩯝
髟10+12=総画数22 U+29BDD
音読: リョウ
◆毛が長いさま、鬚(ひげ)が長いさま、「𩯝𩯝リョウリョウ」、同「鬣」「【集韻:卷十:入聲下:葉第二十九:𩯓𩯝㲱】說文髪𩯓𩯓也或作𩯝㲱」
𪆰
鳥11+12=総画数23 U+2A1B0
音読: ゴツ、ゴチ、オツ、オチ
◆「鶷𪆰カツゴツ」、鳥名、未詳、一説にモズ(百舌・鵙、モズ科モズ属の鳥)、或いはモズ(百舌・鵙)よりも小形の鳥「【玉篇:卷二十四:鳥部第三百九十:𪆰】午鎋切鶷𪆰」「【爾雅注疏:釋鳥】鵙伯勞也(《注》似鶷𪆰而大…)」、また一説にカラス(烏・鴉、カラス科の鳥)の類で首が白いものという「【本草綱目:卷四十九:禽之三:慈烏】(《集解》…似雅烏而大白項者燕烏也…燕烏一名白脰一名鬼雀一名鶷𪆰…)」
注解:音については「ゴツ、ゴチ「【玉篇:卷二十四:鳥部第三百九十:𪆰】午鎋切鶷𪆰」」「オツ、オチ「【廣韻:入聲:鎋第十五:𪆰:𪆰】乙鎋切」」に従った
𪙰𪘹
齒15+12=総画数27 U+2A670
音読: カツ、ガチ
◆「𪘼𪙰ラツカツ」、物を齧(かじ)る音
葡艸3+9=総画数12 U+8461
音読: ホ[漢]、ブ[呉]
◆「葡萄ブドウ」、ブドウ科ブドウ属の果樹、またその実
{ブドウ}◆[日]「葡萄牙ポルトガル」、国名
筆順
𠏆備僃偹俻𠈍备𠃰𤖤
人2+12=総画数14 U+203C6
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
訓読: そな・える、そな・わる、つぶさ・に
◆必要なものを用意しておく、(いざという時のために)予め揃えておく
◆身に付いている、身に具(そな)わる
◆つぶさ・に、必要なものは全て、ことごとく
𩍘鞴𩍁𫖉𩌎
革9+13=総画数22 U+29358
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]、ホ[漢]、ブ[呉]、フク[漢]、ブク[呉]
訓読: ふいご
◆馬具を装備する、馬具を装備した馬
◆軾(ショク、車の前部の掴まったり寄り掛かったりするための手摺)の革製の飾り
◆革製の囊ノウ(大きな袋)
◆ふいご、革製の袋に取っ手を付けた火を熾(おこ)すための道具、取っ手を動かすことで風を送り出して火を熾す、同「韛」
葢蓋盖𤇁𤇙艸3+9=総画数12 U+8462
音読: ①カイ[漢呉]、ガイ[慣]②コウ[漢]、ゴウ[呉]
訓読: おお・う、ふた、けだ・し
①◆(草を編んで作った)上からの雨や日差しを遮(さえぎ)る覆(おお)い
◆雨や日差しを遮(さえぎ)るために頭の上に翳(かざ)す傘(かさ)
◆全体を覆う
◆(家を)造(つく)る、雨や日差しを遮(さえぎ)るための屋根を設けることから
◆ふた、器の口を覆(おお)い塞(ふさ)ぐもの
◆けだ・し、多分、恐らく
②◆なんぞ~せざる、どうして~しないのか、~すればよいではないか、「何不カフ」、同「盍」
筆順
𡑷壒𡏖𡎌
土3+13=総画数16 U+21477
音読: アイ
◆埃(ほこり)、塵(ちり)や埃
◆埃に塗(まみ)れる、また汚れる
董𦱦艸3+9=総画数12 U+8463
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆正す、取り締まる、管理監督する
◆大切にしまい込む
◆「董事トンシー」、団体の理事、会社の取締役
筆順
嬞
女3+13=総画数16 U+5B1E
音読: トウ、ツウ
◆女性名用字
懂𢤦
心3+13=総画数16 U+61C2
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆はっきりする、はっきりと分(わ)かる、「不懂フトウ(はっきりしない、はっきりとは分からない)」
◆「懵懂ボウトウ」、ぼんやりしてはっきりしないさま、どうしてよいか分からないさま
𥪿童𥫍𥪽
立5+12=総画数17 U+25ABF
音読: トウ[漢]、ズウ[呉]、ドウ[慣]
訓読: わらべ、わらわ
◆男の奴隷ドレイや召使(めしつかい)
◆幼い子ども、未成年(十五歳未満)の子ども、成人(十五歳で元服し成人となる)する前の男子
◆幼いさま、「童昏ドウコン(幼く知恵がないさま)」「童牛ドウギュウ(幼いウシ、角のないウシ)」「童山ドウサン(禿山はげやま、草木の生えていない山)」
葦苇艸3+9=総画数12 U+8466
音読: イ[漢呉]
訓読: あし、よし
◆アシ(葦)、イネ科ヨシ属の草、花穂カスイ(イネ・ムギなどのように穂スイ状になっている花)の十分に発育していない若いものは「葭」「蘆」
{アシ} {花穂}注解:「あし」の読みが「悪し」に通じるため「よし(良し)」とも読む
筆順
𨗨
辵3+13=総画数16 U+285E8
音読: イ
◆姓用字
葬𦸟艸3+9=総画数12 U+846C
音読: ソウ
訓読: ほうむ・る
◆周りから見えないように覆(おお)い隠(かく)す
◆死者を他人の目に触れないように隠(かく)す、死者を土に埋める、同「𦽱」
注解:「葬」は「艸」「死」「艸」の合字で、「莚エン(むしろ)を敷いて死者を載せ、上から莚で覆い隠す」の意
筆順
𩦦髒𩪝
馬10+12=総画数22 U+299A6
音読: ソウ
◆汚(きたな)い、汚(けが、よご)れる、同「脏」
◆「骯𩦦コウソウ」◇体格が立派でどっしりと(がっしりと)しているさま「【廣韻:上聲:蕩第三十七:駔:髒】骯髒體盤」◇未詳「【字彙:戌集:骨部:骯】下黨切杭上聲骯髒倖直貌」◇汚(けが)れているさま、汚(きたな)いさま、同「肮脏」
髒𩪝𩦦骨10+13=総画数23 U+9AD2
音読: ソウ
◆汚(きたな)い、汚(けが、よご)れる、同「脏」
◆「骯髒コウソウ」◇体格が立派でどっしりと(がっしりと)しているさま
「【廣韻:上聲:蕩第三十七:駔:髒】骯髒體盤」◇未詳
「【字彙:戌集:骨部:骯】下黨切杭上聲骯髒倖直貌」◇汚(けが)れているさま、汚(きたな)いさま、同「肮脏」
◆簡
「脏」
葱蔥𦯎䓗𢚱艸3+9=総画数12 U+8471
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
訓読: ねぎ
◆ネギ(葱)、ヒガンバナ科ネギ属の野菜
{ネギ}◆緑がかった青色
筆順
憽𢤄
心3+13=総画数16 U+61BD
音読: ショウ、シュウ
◆「惺憽セイショウ」、悟りを開いた人、智慧のある人
𢶰
手3+13=総画数16 U+22DB0
音読: ソウ、ス
◆未詳
檧
木4+13=総画数17 U+6AA7
音読: ショウ、シュ、ソウ
◆小さな籠(かご)、小さな筒(つつ)状の容器、同「棇」「䈰」「筲」、同「桶檧トウショウ」「【方言:第五】箸筩(盛朼箸籫也)陳楚宋魏之間謂之筲(鞭鞘)或謂之籝(…)自𨵿而西謂之桶檧」
濍𤁬
水3+13=総画数16 U+6FCD
音読: ショウ
◆水の音
燪熜㷓𤑢焧𤊘
火4+13=総画数17 U+71EA
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆煙が立ち昇る
◆屋根に設ける排煙口ハイエンコウ、煙突エントツ、同「囱」
◆アサ(麻)の茎を束ねて作った明かり
繱𦇎
糸6+13=総画数19 U+7E71
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆緑(みどり)がかった青色、ネギ(葱、ヒガンバナ科ネギ属)のような青白い色、またそのような色の絹布「【通雅:卷三十七:衣服】…緑曰𦇎…𦇎即蔥色說文𦇎淺青色今曰翠藍栁藍詩言蔥珩言其色也…」
葴𦸮𦺘𣿎艸3+9=総画数12 U+8474
音読: シン[漢呉]
◆リュウキュウアイ(琉球藍)、キツネノマゴ科イセハナビ属の草、別名「馬藍バラン」
「【爾雅注疏:卷八:釋草】葴馬藍(《疏》葴一名馬藍郭曰今大葉冬藍也今爲澱者是也)」 {リュウキュウアイ}◆ホオズキ(酸漿)、ナス科ホオズキ属の草、別名「寒漿カンショウ」
「【爾雅注疏:卷八:釋草】葴寒漿(《疏》葴一名寒漿郭曰今酸漿草江東呼曰苦葴…葉亦可食子作房房中有子如梅李大皆黃赤也)」 {ホオズキ}
𣿎葴𦸮𦺘水3+12=総画数15 U+23FCE
音読: シン[漢呉]
◆リュウキュウアイ(琉球藍)、キツネノマゴ科イセハナビ属の草、別名「馬藍バラン」
「【爾雅注疏:卷八:釋草】葴馬藍(《疏》葴一名馬藍郭曰今大葉冬藍也今爲澱者是也)」 {リュウキュウアイ}◆ホオズキ(酸漿)、ナス科ホオズキ属の草、別名「寒漿カンショウ」
「【爾雅注疏:卷八:釋草】葴寒漿(《疏》葴一名寒漿郭曰今酸漿草江東呼曰苦葴…葉亦可食子作房房中有子如梅李大皆黃赤也)」 {ホオズキ}
䥠鍼𨮼
金8+12=総画数20 U+4960
音読: シン[漢呉]
訓読: はり
◆縫い針、同「針」
◆治療用の道具、針状のものや細長いメス状のものなどがある、同「針」「箴」
注解:中国では「鍼灸」を「針灸」というなど、多く「鍼」に代わって「針」が用いられるようである
𩼘鱵
魚11+12=総画数23 U+29F18
音読: シン[漢呉]
訓読: さより
◆サヨリ(細魚・鱵)、サヨリ科の海水魚
𪇅𪇳𪉕𪈁
鳥11+12=総画数23 U+2A1C5
音読: シン[漢呉]
◆「𪇅鴜シンシ」、水鳥の名「【廣韻:上平聲:支第五:疵:鴜】𪇳鴜水鳥似魚虎蒼黑色又即知切」
𪒯
黑12+12=総画数24 U+2A4AF
音読: キン[漢]、ゴン[呉]
◆黒みを帯びた黄色、同「𪒭」
葵𦷡𦮙艸3+9=総画数12 U+8475
音読: キ、ギ
訓読: あおい
◆アオイ(葵)、アオイ科・フウロソウ科テンジクアオイ属・ウマノスズクサ科カンアオイ属などの植物の称
{アオイ}◆「野葵ヤキ」、フユアオイ(冬葵)、アオイ科ゼニアオイ属の草
{フユアオイ}◆「天竺葵テンジクキ」、テンジクアオイ(天竺葵)、フウロソウ科テンジクアオイ属の草
{テンジクアオイ}◆「向日葵コウジツキ」、ヒマワリ(向日葵)、キク科ヒマワリ属の草
{ヒマワリ}◆[日]「双葉葵フタバアオイ」、ウマノスズクサ科カンアオイ属の草、徳川家の家紋はこの葉をデザインしたもの、漢名は「雙葉細辛ソウヨウサイシン」
{フタバアオイ}筆順
𩦟
馬10+12=総画数22 U+2999F
◆未詳「【字彙:亥集:馬部:𩦟】同騤」「【正字通:亥集上:馬部:𩦟】俗騤字」
𪆴䳫𩀁
鳥11+13=総画数24 U+2A1B4
音読: キ、ギ
◆「𪆴鳩キキュウ」、小形のハト(鳩、ハト科の鳥)「【方言:第八】鳩…其小者謂之𪅨鳩(今■鳩也)或謂䳫鳩(音葵)」「【本草綱目:禽之三:斑鳩】《釋名》斑隹(音錐)錦鳩(范汪方)鵓鳩(左傳注)祝鳩(…者其小而無斑者曰隹曰𪆴音葵…)」
蒀蒕艸3+9=総画数12 U+8480
音読: ウン[漢呉]
◆「葐蒀・芬蒀フンウン」、香(かお)りが盛んに立ち籠(こ)めるさま
◆オモト(万年青)、キジカクシ科オモト属の草、「千年蒀センネンウン」、別名「万年青マンネンセイ」
{オモト}
蒍蔿艸3+9=総画数12 U+848D
音読: イ
◆オニバス(鬼蓮)、スイレン科オニバス属の水生植物、同「芡」「䓈」
{オニバス}◆姓、楚代の人
儰
人2+12=総画数14 U+5130
音読: イ
◆不安なさま、安定しないさま
𤾸蘤𤾡𧅅
白5+12=総画数17 U+24FB8
音読: カ、ケ、イ
◆花(はな)、同「花」
◆花が(花のように)咲き誇るさま、同「華」
◆花のように美しいさま、華(はな)やかなさま、同「花」「華」
𦳃䔑艸3+9=総画数12 U+26CC3
音読: シャ[漢]、ジャ[呉]
◆チガヤ(茅)・アシ(葦)・ススキ(芒)などの葉の細長いイネ科の草の穂(ほ、茎の先に多数の花実が並ぶように付いたもの)、「𦳃𦮺シャシ」
{チガヤ} {アシ} {ススキ}◆「𦳃蒿シャコウ」、草名、未詳、ヨモギ(蓬、キク科ヨモギ属の草)の類
「【廣韻:下平聲:歌第七:莪:莪】草名似䔑蒿詩云蓼蓼者莪」 {ヨモギ}
𣚋椰㭨木4+12=総画数16 U+2368B
音読: ヤ[漢呉]
◆ココヤシ(ココ椰子)、ヤシ科ココヤシ属の木、同「枒」
{ココヤシ}
蒙艸3+10=総画数13 U+8499
音読: ボウ[漢]、ム[呉]、モウ[慣]
訓読: こうむ・る、くら・い
◆覆(おお)う、上から被(かぶ)せ覆う、同「冡」「䝉」
◆上から覆(おお)われていて薄暗い、薄暗く識別・判断ができない
◆判断や理解ができない、道理に暗い、無知なさま、同「懞」
◆身を(体を)覆う、身に被さる
◆受ける、「蒙受モウジュ」「蒙恥モウチ(辱はずかめを受ける)」
◆周易の六十四卦の一つ、䷃(U+4DC3、山水蒙サンスイモウ)
{易経記号}◆「蒙古モウコ」、中国北方の民族の名、また現モンゴル国
筆順
𠐁
人2+13=総画数15 U+20401
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆未熟なさま、無知なさま「【路史:卷六:前紀六:大庭氏】…伏羲神農之世其民侗𠐁{⿰目㝠}{⿰目㝠}蹎蹎不知所…」
𡁏𧭊𧭙
口3+13=総画数16 U+2104F
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆言葉が不明瞭なさま
幪
巾3+13=総画数16 U+5E6A
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆上を覆う幕、天幕テンマク、同「𢄐」
◆「帲幪ヘイモウ」、全体を覆う幕、周りに張る幕(「帲」)と上を覆う幕(「幪」)
◆「幪幪ボウボウ」、草木が盛んに茂って辺りを覆うさま
懞
心3+13=総画数16 U+61DE
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆周りが覆われていて薄暗い、辺りが薄暗く認識や判断ができない、同「蒙」
◆判断や理解ができない、道理に暗い、無知なさま、同「懵」
曚日4+13=総画数17 U+66DA
音読: ボウ[漢]、ム[呉]、モウ[慣]
◆薄暗いさま、薄暗くぼんやりしている、「曚曨ボウロウ・モウロウ」「暡曚オウボウ・オウモウ」
筆順
䑃䏵月(肉)4+13=総画数17 U+4443
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆体がふくよかなさま、肉づきがよいさま、太っているさま、肥(こ)えているさま
注解:本字(U+4443)の偏は「つき」で「にくづき」の
「朦(U+6726)」とは別字
{漢字(月)}
朦月4+13=総画数17 U+6726
音読: ボウ[漢]、ム[呉]、モウ[慣]
◆薄暗くぼんやりしていているさま、ぼんやりしてはっきりしないさま、「朦朧モウロウ」
注解:本字(U+6726)の偏は「つき」で「にくづき」の
「䑃(U+4443)」とは別字
{漢字(月)}筆順
檬木4+13=総画数17 U+6AAC
音読: ボウ[漢]、ム[呉]、モウ[慣]
◆「檸檬ネイモウ」、レモンlemon、ミカン科ミカン属の木、またその果実
{レモン}筆順
氋
毛4+13=総画数17 U+6C0B
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆「氃氋トウモウ」、毛皮や毛織物の毛が抜け散るさま
濛水3+13=総画数16 U+6FDB
音読: ボウ[漢]、ム[呉]、モウ[慣]
◆霧(きり)のような細かい雨、糠雨(ぬかあめ)、小糠雨(こぬかあめ)、「涳濛コウモウ」、同「靀」
{霧雨}◆「溟濛メイモウ」、細かい雨が降り籠(こ)めて薄暗いさま、薄暗くぼんやりしているさま
◆「澒濛・鴻濛コウモウ」、細かい雨が降り籠めてぼんやりしているさま
「【楚辭(王逸):卷第十五:思円古】貫澒濛以東朅兮(澒濛氣也…澒一作鴻)」筆順
獴
犬3+13=総画数16 U+7374
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆マングースmongoose、マングース科の哺乳類
◆「獴𤡱ボウケイ」、姿はサル(猿)に似るが小形でよく鼠を捕るという「【正字通:巳集下:犬部:𤡱】獴𤡱蜼之小者紫黑色能捕䑕廣志曰獴𤡱有黑白黃者暹羅最良捕䑕捷於家貓一名蒙頌本作蒙䝿俗作獴𤡱」
𤯾𤯼生5+13=総画数18 U+24BFE
◆未詳
「【天原發微:卷之八:七宿之分野】井十六至柳八次鶉首辰未曰劦洽律𤯼賔斗午{⿱𡗗未}分」 {二十八宿}
矇𥉕目5+13=総画数18 U+77C7
音読: ボウ[漢]、ム[呉]、モウ[慣]
◆目が見えない、またその人、盲人
◆(薄暗く)はっきり見えない、ぼんやりしてはっきりしない
◆「矇矓モウロウ」、ぼんやりしてはっきりしないさま、ぼうっとしているさま、同「朦朧」
◆道理に暗い、判断や理解ができない、同「蒙」
◆「矇昧モウマイ」、道理をよく理解できない、同「愚昧グマイ」
筆順
礞
石5+13=総画数18 U+791E
音読: ボウ[漢]、ム[呉]、モウ[慣]
◆「礞石ボウセキ・モウセキ」、鉱物名、青礞石・金礞石があり、いずれも薬として利用される
艨舟6+13=総画数19 U+8268
音読: ボウ[漢]、ム[呉]、モウ[慣]
◆「艨艟モウショウ」、敵船に突き当たるために船長を長くし船幅を狭くした軍船
筆順
蠓
虫6+13=総画数19 U+8813
音読: ボウ[漢]、ム[呉]、モウ[慣]
◆ヌカカ(糠蚊)、ヌカカ科の虫、1~3mm程の小形の昆虫、「蠛蠓ベツボウ」
䙩𧞑
衣5+13=総画数18 U+4669
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆衣、衣服「【玉篇:卷二十七:衣部第四百三十五:𧞑】莫紅切衣」
𧭊𧭙𡁏
言7+13=総画数20 U+27B4A
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆言葉が不明瞭なさま
𨞫
邑3+14=総画数17 U+287AB
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆邑(むら)名、未詳「【集韻:卷一:平聲一:東第一:𨞫】邑名」
䤓𨢊
酉7+13=総画数20 U+4913
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆米・麦・豆などの穀物の表面に麹菌(こうじきん)を繁殖させたもの、またその菌、同「䴿」「【廣韻:上平聲:東第一:蒙:𨢊】麴生衣皃䴿上同」「【集韻:卷一:平聲:東第一:𨢊䤓】說文𥶶生衣也或作䤓通作䴿」
𨼿
阜3+14=総画数17 U+28F3F
◆未詳「【集韻:卷一:平聲一:東第一:𨼿】自名」「【五音集韻:卷一:東第一:𨼿】𠂤名」
靀𩆬雨8+13=総画数21 U+9740
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆霧(きり)のような細かい雨、糠雨(ぬかあめ)、小糠雨(こぬかあめ)、同「濛」
{霧雨}◆細かい雨が降り籠(こ)めるさま
「【武功集:卷五:雪䬠】…彼陽春霧之靀矣…」
饛𩝬
食9+13=総画数22 U+995B
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆食べ物が器いっぱいに盛られているさま
鹲鸏
鳥5+13=総画数18 U+9E72
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆ネッタイチョウ科の鳥、「白尾鸏ハクビボウ(シラオネッタイチョウ白尾熱帯鳥)」「紅尾鸏コウビボウ(アカオネッタイチョウ赤尾熱帯鳥)」
◆「鹲䴀・䴌𪆏ボウトウ」、鳥名、未詳、喙(くちばし、嘴)は黄色で長さは一尺あまり、南人(ベトナム北部から中国南部一帯に居住する人)はこれを酒器にするという「【廣韻:上平聲:東第一:同:䴀】鸏䴀水鳥黃喙喙長尺餘南人以爲酒器出劉欽期交州記」「【嶺南遺書:交州記巻一】䴌𪆏黃喙喙長尺餘南人以爲酒器」
◆「鹲鵰ボウチョウ」、鳥名、未詳、喙は赤黃色で一尺あまり、二升も入るほどの大きさという「【酉陽雜俎:卷十六:廣動植之一:羽篇】*{⿰𫎇鳥}鸏雕喙大而勾長一尺赤黃色受二升南人以為酒杯也」
䴌
鳥11+14=総画数25 U+4D0C
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆未詳「【玉篇:卷二十四:鳥部第三百九十:䴌】莫公切水鳥也亦曰䴌鳩」「【說文解字注:鳥部:䴌】水鳥也(史記上林賦說水鳥有煩鶩徐廣曰煩鶩一作番䴌…)」
◆「䴌𪆏・鸏䴀ボウトウ」、鳥名、未詳、喙(くちばし、嘴)は黄色で長さは一尺あまり、南人(ベトナム北部から中国南部一帯に居住する人)はこれを酒器にするという「【廣韻:上平聲:東第一:同:䴀】鸏䴀水鳥黃喙喙長尺餘南人以爲酒器出劉欽期交州記」「【嶺南遺書:交州記巻一】䴌𪆏黃喙喙長尺餘南人以爲酒器」
鸏鹲
鳥11+14=総画数25 U+9E0F
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆ネッタイチョウ科の鳥、「白尾鸏ハクビボウ(シラオネッタイチョウ白尾熱帯鳥)」「紅尾鸏コウビボウ(アカオネッタイチョウ赤尾熱帯鳥)」
◆「鸏䴀・䴌𪆏ボウトウ」、鳥名、未詳、喙(くちばし、嘴)は黄色で長さは一尺あまり、南人(ベトナム北部から中国南部一帯に居住する人)はこれを酒器にするという「【廣韻:上平聲:東第一:同:䴀】鸏䴀水鳥黃喙喙長尺餘南人以爲酒器出劉欽期交州記」「【嶺南遺書:交州記巻一】䴌𪆏黃喙喙長尺餘南人以爲酒器」
◆「鸏鵰ボウチョウ」、鳥名、未詳、喙は赤黃色で一尺あまり、二升も入るほどの大きさという「【酉陽雜俎:卷十六:廣動植之一:羽篇】*{⿰𫎇鳥}鸏雕喙大而勾長一尺赤黃色受二升南人以為酒杯也」
䵆䴿𪍭
麥11+13=総画数24 U+4D46
音読: ボウ[漢]、ム[呉]
◆米・麦・豆などの穀物の表面に麹菌(こうじきん)を繁殖させたもの、またその菌、「黄衣」は黄麹菌と思われる「【玉篇:卷十五:麥部第一百九十二:䴿】莫公切有衣麴也女麴也」「【本草綱目:穀之四:女麴】《集解》恭曰女麴完小麥為飯和成罨之待上黄衣取晒」
◆穀類を碾(ひ)いて篩(ふるい)に掛けた際に篩に残る粗(あら)い穀粉「【廣雅:卷八:釋器】𪌯(素果)𪍭(蒙)粿(乎寡)䵂(狄謫二音)糜(無悲)糏(思節)也」
蒤艸3+10=総画数13 U+84A4
音読: ト[漢]、ズ[呉]
◆イタドリ(虎杖)、タデ科イタドリ属の草
{イタドリ}
𡒎
土3+14=総画数17 U+2148E
音読: ト[漢]、ド、ズ[呉]
◆(目的とするところにまで通じている)道、経路、同「途」「【故司隸校尉犍為楊君頌(故司隸校尉楗為楊君頌)】𡒎路歮難」
蒦艸3+10=総画数13 U+84A6
音読: カク[漢]、ワク[呉]
◆価値や程度をあれこれ考え合わせて見当ケントウを付ける、推し量(はか)る、同「商」「彠」
筆順
劐
刀2+13=総画数15 U+5290
音読: カク[漢]、ワク[呉]
◆裂く、切り裂く
◆穀物を刈り入れる、収穫する、同「穫」
嚄
口3+13=総画数16 U+5684
音読: カク、ワク
◆「わあ」という喚(わめ)き声や鬨(とき)の声を表す語
◆「わぉ」という驚きの声を表す語
嬳
女3+13=総画数16 U+5B33
音読: ワク
◆惜(お)しむ「【玉篇:卷三:女部第三十五:嬳】乙縛于故二切惜也」
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:㜹(俗)𡤬嬳(二今)】王縛反作姿也」
㦜
心3+14=総画数17 U+399C
音読: カク[漢]、ワク[呉]
◆驚く、びっくりする、ぎょっとする、同「戄」
擭
手3+13=総画数16 U+64ED
音読: カク[漢]、ワク[呉]
◆捕(つか)まえる、獲(え)る
◆獣を追い込んで捕(と)らえるための仕掛け、「罟擭コカク」「柞擭サクカク」「【康熙字典:卯集中:手部:擭】…《集韻》《韻會》𠀤胡化切華去聲捕獸機檻也…《禮中庸》驅而納諸罟擭陷阱之中…」
㬦
日4+13=総画数17 U+3B26
音読: ヤク
◆矍鑠(かくしゃく)としているさま、老人が溌剌ハツラツとしているさま「【集韻:巻之十:入聲下:十八:㬦】勇皃東觀漢記㬦哉是翁」「【康熙字典:辰集上:日部:㬦】○按馬援傳本作矍鑠哉是翁从日疑譌」
臒
月(肉)4+14=総画数18 U+81D2
音読: ワク
◆上質な肉、美味しい肉
檴木4+13=総画数17 U+6AB4
音読: カク[漢]、ワク[呉]
◆カバ(樺)、カバノキ(樺の木)、カバノキ科の木、同「樺」
{カバノキ}「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:樺】通𣛛俗檴正胡化反木名也下一又胡郭反檴落亦木名也」
濩水3+13=総画数16 U+6FE9
音読: ①カク[漢]、ワク[呉]②コ[漢]、ゴ[呉]
①◆屋根から雨水が滴(したた)り落ちるさま
◆煮る
◆「濩落カクラク」、中ががらんとして何もないさま、同「廓落」
②◆「大濩・大頀タイコ」、商湯ショウトウ(湯王、前17世紀~前16世紀)代の舞曲名
「【周禮注疏:春官宗伯】以樂舞教國子舞雲門大卷大咸大㲈大夏大濩大武(此周所拵六代之樂黃帝曰雲門大卷黃帝…大咸咸池堯樂也…大㲈舜樂也…大夏禹樂也…大濩湯樂也…大武武王樂也…)」筆順
獲𫉬犬3+13=総画数16 U+7372
音読: カク[漢]、ワク[呉]
訓読: え・る
◆狩りで鳥獣を殺し捕(と)る、また狩りで捕った鳥獣など、「獲物(えもの、中国では「猎物」)」、生きたまま捕(つか)まえるのは「虜」
「【康熙字典:申集中:虍部:虜】…《漢書·晉灼註》生得曰虜斬首曰獲…」◆得る、手に入れる、「獲得カクトク」
◆簡
「获」筆順
瓁
玉4+14=総画数18 U+74C1
音読: ゴク
◆未詳「【廣韻:入聲:鐸第十九:瓁:瓁】扑瓁」「【漢語大字典:玉部:瓁】玉瓁未雕琢的玉」
◆「瓁洛ゴクラク」、川名、未詳
𤻙
疒5+14=総画数19 U+24ED9
音読: カク[漢]、ワク[呉]
◆「㾰𤻙コカク」、咽喉インコウ(のど)にものが詰まる、咽喉に腫れ物などができて嚥下エンカ(ものを飲み下す)できない、またそのような病気
矆
目5+13=総画数18 U+77C6
音読: カク
◆(びっくりしたように)目を大きく見開く、驚く、同「䂄」
◆きらっと輝(かがや)く、閃(ひらめ)く、「矆睒カクセン」
矱
矢5+13=総画数18 U+77F1
音読: ワク
◆規準となる尺度、同「彠」
◆「矩矱・榘矱クワク」、則(のっと)るべき基準、同「規矩キク」
𥖪
石5+13=総画数18 U+255AA
音読: ラク
◆「𥖪礋ラクタク」、田畑の(水を含んだ)土を平らに均(なら)すための農具、円柱形の石(或いは木)に突起や凹凸を施し、軸を通して転がすことで平らに均す、同「礰礋レキタク」、この「𥖪礋」と構造はほぼ同じで(突起や凹凸ではなく)筋状の凹凸を施した農具を「磟碡・䃙碡・碌碡ロクドク」という「【農政全書:卷二十一:農器:圖譜一】礰礋又作𥖪礋與磟碡之制同但外有列齒獨用於水田破塊滓溷泥塗也」
穫禾5+13=総画数18 U+7A6B
音読: カク[漢]、ワク[呉]
訓読: と・る
◆穀物を刈(か)り取る、刈り入れる、「収穫シュウカク」、同「耯」「劐」
◆得る、手に入れる、(「収穫」「獲得」の意)、同「獲」
◆簡
「获」筆順
籆篗籰
竹6+13=総画数19 U+7C46
音読: ワク[漢呉]
◆糸巻き、糸車いとぐるま、紡(つむ)いだ糸を巻き取る道具
耯
耒6+13=総画数19 U+802F
音読: カク[漢]、ワク[呉]
◆穀物を刈り入れる、収穫する、同「穫」
艧
舟6+13=総画数19 U+8267
音読: ワク
◆舟(ふね)、船
蠖虫6+13=総画数19 U+8816
音読: カク、ワク
◆「蚇蠖セキカク」、シャクトリムシ(尺取虫)、シャクガ科のガ(蛾)の幼虫
筆順
𧞤
衣5+13=総画数18 U+277A4
◆衣裳の一種、未詳「【康熙字典:申集補遺:衣部:𧝯】《五音篇海》古洽切𧞤衣也」
護护言7+13=総画数20 U+8B77
音読: コ[漢]、ゴ[呉]
訓読: まも・る
◆周(まわ)りを囲んで中のものを守る、庇(かば)い守る、外からの災禍サイカや危害(キガイ)などを防ぎ守る、「保護ホゴ」
筆順
𧾛
走7+14=総画数21 U+27F9B
音読: カク、キャク
◆「𧾛䞽カクサク」、足が長いさま
鑊镬金8+13=総画数21 U+944A
音読: カク[漢]、ワク[呉]
◆煮炊き用の大きな鍋(なべ)、罪人を釜茹で(かまゆで)にするための大きな鍋
筆順
镬鑊
金5+13=総画数18 U+956C
音読: カク[漢]、ワク[呉]
◆煮炊き用の大きな鍋(なべ)、罪人を釜茹で(かまゆで)にするための大きな鍋
䨼
青8+13=総画数21 U+4A3C
音読: コ[漢]、ゴ[呉]
◆未詳「【山海經:中山經】又東北百五十里曰驕山其上多玉其下多青䨼…」
韄
革9+13=総画数22 U+97C4
音読: コ[漢]、ゴ[呉]
◆刀を腰に下げるための革紐(かわひも)
◆縛(しば)る
䪝韋9+13=総画数22 U+4A9D
音読: コ、ゴ
◆「䪝𩏪ゴタク」、刀の飾り、未詳、
「韄」と同義で「刀を腰に下げるための革紐(かわひも)」の意か?
「【玉篇:卷二十六:革部第四百二十三:䪝】於白切䪝𩏪刀飾」
頀
音9+13=総画数22 U+9800
音読: コ[漢]、ゴ[呉]
◆「大頀・大濩タイコ」、商湯ショウトウ(湯王、前17世紀~前16世紀)代の舞曲名「【周禮注疏:春官宗伯】以樂舞教國子舞雲門大卷大咸大㲈大夏大濩大武(此周所拵六代之樂黃帝曰雲門大卷黃帝…大咸咸池堯樂也…大㲈舜樂也…大夏禹樂也…大濩湯樂也…大武武王樂也…)」
𩟓
食8+14=総画数22 U+297D3
音読: カク
◆食べ物に味がない、また味が薄い
鱯鳠𩽕𩹹
魚11+13=総画数24 U+9C6F
音読: コ[漢]、ゴ[呉]、カ[漢]、ゲ[呉]
◆ギギ(義義)、ナマズ目ギギ科の淡水魚、同「鱨」「鮠」「鮰」「魱」
鳠鱯𩽕𩹹
魚8+13=総画数21 U+9CE0
音読: コ[漢]、ゴ[呉]、カ[漢]、ゲ[呉]
◆ギギ(義義)、ナマズ目ギギ科の淡水魚、同「鱨」「鮠」「鮰」「魱」
鸌鹱
鳥11+13=総画数24 U+9E0C
音読: ワク、コ、ゴ
◆ミズナギドリ(水薙鳥)、ミズナギドリ科の水鳥
鹱鸌
鳥5+13=総画数18 U+9E71
音読: ワク、コ、ゴ
◆ミズナギドリ(水薙鳥)、ミズナギドリ科の水鳥
𪇡鳥11+13=総画数24 U+2A1E1
◆鳥名、未詳
「【類篇:鳥部:𪇡】胡故切鳥名」注解:「鸌」の異体字か?
蒪艸3+10=総画数13 U+84AA
音読: ハク[漢呉]
◆「蒪苴ハクショ」、ミョウガ(茗荷)、ショウガ科ショウガ属の草、別名「蘘荷ジョウカ」
{ミョウガ}
𦡰膊𦢸𦣈月(肉)4+13=総画数17 U+26870
音読: ハク[漢呉]
◆薄切りにして干した(陽に晒した)肉
◆磔(はりつけ)にする、殺して晒(さら)す
◆肩先(腋)から手首までの部分、日本でいう「腕」、「胳膊カクハク」
{人体(上肢)}◆肩胛骨・肩甲骨ケンコウコツ、同「髆」「䯙」
𣝍
木4+14=総画数18 U+2374D
音読: ヘキ
◆壁(かべ)部分の柱、壁枠(わく)内の柱、同「𣝍」
礡石5+17=総画数22 U+7921
音読: ハク[漢]、バク[呉]
◆同
「礴」
䥬鑮金8+13=総画数21 U+496C
音読: ハク[漢呉]
◆大きな鐘ショウ(かね、金属製の打楽器)
{楽器(打楽器)}◆時を知らせるために鳴らす鐘(かね)、同「鎛」
「【集韻:卷十:入聲下:鐸第十九:鑮䥬】十二辰頭鈴鐘也」◆草を掘り起こして取り除く鋤(そ、日本でいう「鍬」)の類、同「鎛」
䪇𩍿𩏯
革9+13=総画数22 U+4A87
音読: ハク[漢]、バク[呉]
◆車の床に敷く革製の敷物
𩏯𩍿䪇
韋9+13=総画数22 U+293EF
音読: ハク[漢]、バク[呉]
◆車の床に敷く革製の敷物
𩟛餺馎䭦𩞽䬪
食8+14=総画数22 U+297DB
音読: ハク[漢呉]
◆「𩟛飥ハクタク」◇小麦粉などに水を加えて捏(こ)ねて平たく延ばしたもの、またそれを細く切った平打ち饂飩(うどん)の類◇[日]ほうとう(餺飥)、うどんに野菜などを加えて煮る郷土料理
蒯艸3+10=総画数13 U+84AF
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆イ(藺、別名イグサ藺草・トウシンソウ灯心草、イグサ科イグサ属の草)やサンカクイ(三角藺、カヤツリグサ科ホタルイ属の草)などの茎が細く莚(むしろ)などの敷物や履物(はきもの)の底などに利用される草
{イ} {サンカクイ}◆「蒯聵カイカイ・カイガイ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の衛エイ(前11世紀~前209年)霊公(前540年~前493年)の子
「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷五十六:定公十四年】衛世子蒯瞶出奔宋」 {春秋時代}
𦗿聵聩𦘋𦘄𦘃𦖥
耳6+14=総画数20 U+265FF
音読: ガイ[漢]、ゲ[呉]、カイ[慣]
◆(生まれながらにして)耳が悪く声や音が聞こえない
◆(見たり聞いたりできずに)道理に暗い
蒸䒱艸3+10=総画数13 U+84B8
音読: ショウ[漢呉]、ジョウ[慣]
訓読: む・す、む・らす、む・れる、ふか・す
◆湯気(水蒸気)が立ち昇る、同「烝」
◆湯気(水蒸気)を立ち昇らせて熱する、同「烝」
◆皮を取り去ったアサ(麻)の茎を乾燥させたもの、麻幹あさがら・おがら
◆細い枝や茎、麻幹と共にいずれも薪(たきぎ)にするためのもので薪よりも細いもの
◆多くの、たくさんの、同「烝」
◆祖先を祀(まつ)るために冬に行われる祭礼の名、同
「烝」筆順
𩟘
食8+13=総画数21 U+297D8
音読: ショウ[漢呉]
◆食材を蒸(む)す、蒸(ふ)かす
蒼苍𦭆艸3+10=総画数13 U+84BC
音読: ソウ[漢呉]
訓読: あお、あお・い
◆深い青色、緑がかった濃い青色
◆「蒼天ソウテン」「「上蒼ジョウソウ」穹蒼キュウソウ」、頭上高く大きく広がる青々とした空(そら)、天空テンクウ
◆青黒いさま、青褪(蒼褪、あおざ)めるさま
◆慌(あわ)てるさま、慌てふためくさま、急(せ)くさま、慌(あわただ)しいさま、忙(せわ)しいさま、「蒼踤・蒼猝・倉猝・倉卒ソウソツ」
◆「蒼耳ソウジ」、オナモミ(葈耳・巻耳)、キク科オナモミ属の草
{オナモミ}筆順
濸
水3+13=総画数16 U+6FF8
◆未詳「【漢語大字典:水部:濸】同"滄"」
𩼺
魚11+13=総画数24 U+29F3A
◆未詳
蒿艸3+10=総画数13 U+84BF
音読: コウ[漢呉]
訓読: よもぎ
◆ヨモギ(蓬・艾)、キク科ヨモギ属の草
{ヨモギ}◆「青蒿セイコウ」、カワラニンジン(河原人参)、キク科ヨモギ属の草
{カワラニンジン}◆「艾蒿ガイコウ」、チョウセンヨモギ(朝鮮蓬)、キク科ヨモギ属の草
{チョウセンヨモギ}◆草から匂いが立ち昇るさま、気が立ち昇るさま
◆消耗する、消沈する
筆順
嚆口3+13=総画数16 U+5686
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆「ひゅっ」という(矢が飛ぶような)音
◆「嚆矢コウシ」◇鏑矢(かぶらや)、鏃(やじり)に孔(あな)をあけて飛ぶ時に音が出るようにした矢、戦闘の開始の合図に用いられたという◇物事の始まり
筆順
蓁艸3+10=総画数13 U+84C1
音読: シン[漢呉]
◆草木が叢(むら)がり生えるさま、同「榛」
◆「蓁蓁・𦳳𦳳シンシン」、草が折り重なるように生えるさま
「【楚辭章句:卷九:招魂章句第九】蝮蛇蓁蓁(蝮大蛇也蓁蓁積聚之皃)」「【爾雅注疏:釋訓】蓁蓁孽孽戴也疏周南桃夭曰其葉蓁蓁〇王應麟詩攷曰通典作其葉溱溱」◆「蓁椒シンショウ」、サンショウ(山椒)、別名「花椒カショウ」、ミカン科サンショウ属の木、またその実
{サンショウ}筆順
𣝾木4+13=総画数17 U+2377E
音読: シン[漢呉]
◆木名、未詳
◆木が叢(むら)がり生えるさま、同「榛」
「【類篇:木部:𣝾】緇詵切木也一曰菆也」注解:「榛」の異体字か?
蓋葢盖𤇁𤇙艸3+10=総画数13 U+84CB
音読: ①カイ[漢呉]、ガイ[慣]②コウ[漢]、ゴウ[呉]
訓読: おお・う、ふた、けだ・し
①◆(草を編んで作った)上からの雨や日差しを遮(さえぎ)る覆(おお)い
◆雨や日差しを遮(さえぎ)るために頭の上に翳(かざ)す傘(かさ)
◆全体を覆う
◆(家を)造(つく)る、雨や日差しを遮(さえぎ)るための屋根を設けることから
◆ふた、器の口を覆(おお)い塞(ふさ)ぐもの
◆けだ・し、多分、恐らく
②◆なんぞ~せざる、どうして~しないのか、~すればよいではないか、「何不カフ」、同「盍」
筆順
𡀽喝喝𠿒𡁁𡁍
口3+14=総画数17 U+2103D
音読: カツ[漢]、カチ[呉]
◆(咽喉がかすれる程に)大きな声を出す
◆「かっ」と大きな声で叱り付ける、また脅す
◆(特に酒を)飲む
𡈮
囗3+13=総画数16 U+2122E
◆未詳「【字彙補:丑集:囗部:𡈮】何夾切音狎穴也香嚴讀」「【康熙字典:丑集備考:囗部:𡈮】《篇海類編》與圔同」
壒𡏖𡑷𡎌
土3+13=総画数16 U+58D2
音読: アイ
◆埃(ほこり)、塵(ちり)や埃
◆埃に塗(まみ)れる、また汚れる
𢣏
心3+13=総画数16 U+228CF
音読: アイ、オ
◆謹(つつし)む、慎(つつし)む「【廣韻:去聲:泰第十四:藹:𢣏】淸謹」
𣋞𣉼
日4+13=総画数17 U+232DE
音読: アイ
◆太陽の光が雲や霧などで遮(さえぎ)られ薄暗いさま、同「曖」「【玉篇:卷二十:日部第三百四:𣋞】烏蓋切日色也」「【正字通:辰集上:日部:𣋞】烏蓋切音愛日色又人名漢王子侯表高郭節侯𣋞一說埃壒之壒从蓋日从蓋會揜蔽意當是日不明與晻曖同義舊註沿正韻訓日色非」
㯼木4+13=総画数17 U+3BFC
音読: コウ[漢呉]
◆「㯼藤・榼藤コウトウ」、ヒメモダマ(姫藻玉)、マメ科モダマ属の蔓性木本
「【普濟方:卷四百二十六:本草藥性異名:木部】…㯼藤子 一名象豆…」 {ヒメモダマ}
𣩱
歹4+14=総画数18 U+23A71
音読: アイ
◆命が尽(つ)きる、死ぬ、同「𣩄」
濭水3+14=総画数17 U+6FED
音読: アイ、カイ
◆「晻濭アンアイ」、霧(きり)や靄(もや)が立ち籠(こ)めてぼんやりするさま
{霧}◆船が砂底の浅瀬に乗り上げる
𤐩
火4+14=総画数18 U+24429
音読: カイ[漢呉]
◆火カ(ひ)「【蠛蠓集:卷三:賦:懷𨼆賦】…朱夏騁途炎飈歘烈𤐩爄熛…」
瓂
玉4+14=総画数18 U+74C2
音読: カイ[漢呉]
◆人名用字、「向瓂キョウカイ「【南齊書:卷五十八:列傳第三十九:蠻:東南夷】…建平夷王向𢎞向瓂…」」
𤻜𤹺
疒5+13=総画数18 U+24EDC
音読: カイ、オウ
◆(短く繰り返し)咳をする、咳が出る病(やまい)、同「𤸱」「【字彙:午集:疒部:𤻜】口蓋切音慨喉疾〇又烏合切音遏短氣」
礚
石5+13=総画数18 U+791A
音読: カイ、コウ
◆「硠礚・硠磕ロウカイ」「硠硠礚礚ロウロウカイカイ」、辺りに響き渡る大きな音の形容、同「」「【史記:卷一百十七:司馬相如列傳】…礧石相擊硠硠礚礚若雷霆之聲聞乎數百里之外…」「【駢體文鈔:卷一:銘刻類:溫鵬舉寒陵山寺碑】…硠硠礚礚如激水之投深谷」
◆「砊礚コウカイ」、辺りに響き渡る雷の大きな音の形容
𧞔
衣5+14=総画数19 U+27794
音読: カイ[漢呉]
◆外衣ガイイ、上着(うわぎ)、内衣ナイイの上に着る衣服、同「𧜅」
䡷
車7+13=総画数20 U+4877
音読: カツ[漢]、ゲチ[呉]
◆「ごろごろ」「がらがら」というような車の鳴り響く音の形容、「輷䡷コウカツ」
鑉金8+14=総画数22 U+9449
音読: コウ、ゴウ
◆「鑉鑪コウロ」、矢柄・矢幹(やがら、矢の棒)の名、小さく(細く)長い矢柄で途中に二つの孔を穿(うが)ったものという、同「鉀鑪」
「【方言:第九】箭其小而長中穿二謂之鉀鑪(今箭錍鑿空兩邊者也…)」◆ベリリウムBeryllium(Be)の旧名、現
「鈹」
𨽈隘𨻹𨽪𨽩𨽝𨽴
阜3+14=総画数17 U+28F48
音読: ①アイ[漢]、エ[呉]②アク[漢]、ヤク[呉]
①
◆(山などが両側から迫っていて)狭くなっているところ、同「阨」
②
◆両側から挟(はさ)まれていて狭い、狭くてそれより先に進めない、同「阨」
𩕭
頁9+14=総画数23 U+2956D
音読: カイ[漢呉]
◆頭蓋骨ズガイコツ・トウガイコツ、同「䫦」
饚
食8+13=総画数21 U+995A
音読: ガイ
◆食べ物が腐(くさ)った嫌(いや)な臭(にお)い、同「餯」「餀」
𩡤𩡚
香9+13=総画数22 U+29864
音読: カイ、ガイ
◆香(かお)り、香気コウキ(良い匂い、香り)、同「馤」「𩡔」「【玉篇:卷十五:香部第一百九十七:馤】於盖切香也𩡤同上」
蓮莲艸3+10=総画数13 U+84EE
音読: レン[漢呉]
訓読: はす、はちす
◆ハス(蓮)、ハス科ハス属の水草、本来は実と実を包む部分(花托カタクという)を指す、ハス全体を「荷」、根茎は「藕」
「【爾雅注疏:釋草】荷芙渠(…)其莖茄其葉蕸其本蔤(《注》莖下白蒻在泥中者)其華菡萏(…)其實蓮(《注》蓮謂房也)其根藕其中的(…)的中薏(《注》中心苦)」「【植物記:序:蓮の話・双頭蓮と蓮の曼陀羅】…蓮肉は学問上でいう子葉で、元来二片より成り、多肉で半球形をなしその辺縁は相接着して球形を呈し、その中部は空洞となり、そこにいわゆる薏(よく)と称する緑色の幼芽があります。この幼芽は味が苦いからまた苦薏とも称えます。…」 {ハス}筆順
櫣
木4+13=総画数17 U+6AE3
◆未詳「【中華字海:木部:櫣】同"槤"」
𦵮薛艸3+10=総画数13 U+26D6E
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆チョウセンヨモギ(朝鮮艾)、キク科ヨモギ属の草、同「𧃎」、同「艾蒿ガイコウ」「藾蕭ライショウ」「藾蒿ライコウ」
{チョウセンヨモギ}◆周代(前11世紀~前256年)の古国名、現山東省棗荘市薛城区
{山東省}
𧒣蠥𧕏
虫6+13=総画数19 U+274A3
音読: ゲツ、ゲチ
◆獣や虫が齎(もたら)す得体(えたい)のしれない出来事・異変・災い、同「㜸」、地が齎すものを「祅」
◆心配事、憂い事(うれいごと)
𨆳躠𨇨
足7+13=総画数20 U+281B3
音読: サツ[漢]、サチ[呉]、セツ[漢]、セチ[呉]
◆「䠥𨆳サツシャ」◇蹌踉(よろ)めくように歩くさま、体を左右に揺らしながらが歩くさま◇あれこれと心を配り力を尽くすさま、同「踶跂チキ」「【莊子集解:馬蹄】及至聖人蹩躠為仁踶跂為義而天下始疑矣」「【莊子集解:外篇】李云蹩躠踶跂皆用心為仁義之貌」
𦵯艸3+10=総画数13 U+26D6F
音読: カツ[漢]、ゲチ[呉]
◆シソ(紫蘇)或いはエゴマ(荏胡麻)などのシソ科シソ属の草
「【方言:第三】蘇亦荏也…關之東西或謂之蘓…或謂之荏周鄭之間謂之公蕡…沅湘之南或謂之𦵯」 {シソ} {エゴマ}
𠟽劀𠟗
刀2+14=総画数16 U+207FD
音読: カツ[漢]、ケチ[呉]
◆切り取る、削り取る、刮(こそ)げる
䔘𧃘
艸3+11=総画数14 U+4518
音読: ソ[漢]、ゾ[呉]
◆魚醬ギョショウ、魚を塩漬にして発酵させた調味料、タイのナンプラーน้ำปลาやベトナムのニョクマムNước mắmなどがある
𧗘𦼬𧗎𧂚
血5+11=総画数16 U+275D8
音読: ショ[漢]、ソ[呉]
◆野菜を塩や酢などに漬(つ)けた漬物(つけもの)、同「菹」
䔡艸3+11=総画数14 U+4521
音読: ギョ、ゴ
◆エゴマ(荏胡麻)、シソ科シソ属の草
{エゴマ}
𣩷𣩕
歹4+14=総画数18 U+23A77
音読: ソ、ス
◆(魚が)腐(くさ)って形が崩れるさま、腐って元の形を止(とど)めていないさま、また腐った魚
䔥蕭萧艸3+11=総画数14 U+4525
音読: ショウ[漢呉]
訓読: よもぎ
◆ヨモギ(蓬)、キク科ヨモギ属の草
{ヨモギ}◆荒(すさ)んで物寂しいさま、零落(おちぶ)れるさま
𤂣瀟潇
水3+14=総画数17 U+240A3
音読: ショウ[漢呉]
◆水が清く深いさま、同「潚」
◆川名、湖南省南部を源とし湘江ショウコウに注ぐ川、同「𤄙」
◆「𤂣𤂣ショウショウ」◇俄(にわ)かに風が吹き雨が降り出すさま◇雨が細々と降るさま
◆「𤂣灑・𤂣洒ショウシャ」、手を加え過ぎずすっきりとしているさま、垢抜けているさま
蓬艸3+11=総画数14 U+84EC
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
訓読: よもぎ
◆ヨモギ(蓬・艾)、キク科ヨモギ属の草、同「蒿」
{ヨモギ}◆「飛蓬ヒホウ」、キク科ムカシヨモギ属の草の総称、学名
Erigeron◆草や髪などが茫々ボウボウとしているさま、もじゃもじゃしているさま
◆「蓬萊ホウライ」◇渤海ボッカイ(遼東半島と山東半島に囲まれた海)中にあって仙人が住むという山の名
「【史記:卷六:秦始皇本紀】…齊人徐市等上書言海中有三神山名曰蓬萊方丈瀛洲(《正義》漢書郊祀志云…在渤海中去人不遠蓋曾有至者諸仙人及不死之藥皆在焉…)」◇古県名、後に蓬萊市、現在は蓬萊区、現山東省煙台市
{山東省}◇ヨモギ(蓬・艾、キク科ヨモギ属の草)、ヨモギなどの草が生い茂るさま
筆順
𡓄
土3+14=総画数17 U+214C4
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:{⿰土(莑-丰+羊)}𡓄】敷容反」
𣟀槰𣝘
木4+15=総画数19 U+237C0
音読: ホウ[漢呉]
◆草木が盛んに繁るさま
纄蘕
糸6+15=総画数21 U+7E84
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
◆頭を保護するために被(かぶ)る防具、同「鑝」「【經典釋文:卷二十八】蘕同頭蓬頭謂著兜鉾也」
𧓶蜂䗦𧊩䗬蠭𧒒𧋴
虫6+15=総画数21 U+274F6
音読: ホウ[漢]、フウ、フ[呉]
訓読: はち
◆ハチ(蜂)、ハチ目の昆虫
◆「𧓶起ホウキ」◇夥(おびただ)しい数のハチ(蜂)が一斉に飛び立つさま◇大勢が一斉に行動を起こすさま
𨏕𨎳
車7+13=総画数20 U+283D5
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
◆竹製の簾(すだれ)を屋根の形("∧"字状や"∩"字状)に覆った軽便(けいべん)な車
鑝
金8+15=総画数23 U+945D
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
◆兜(かぶと)、戦闘の際に頭を保護するために被(かぶ)る防具「【集韻:卷一:平聲:東第一:鑝】首著兜鉾也莊子鑝頭」
蓲䓵艸3+11=総画数14 U+84F2
音読: ①オウ[漢]、ウ[呉]、ウ[漢呉]②フ[漢呉]
①◆オギ(荻)、生え出たばかりのオギ、イネ科ススキ属の草
{オギ}◆ハリゲヤキ(針欅)、ニレ科ハリゲヤキ属の木、同「櫙」、別名「藲荎オウチ」「刺榆シユ」
{ハリゲヤキ}◆温(あたた)める、包み込むようにして温める
②◆「蓲萮フユ」「蓲蘛フイク」、花が盛んに咲くさま、花が華やかなさま
櫙藲木4+15=総画数19 U+6AD9
音読: オウ[漢]、ウ[呉]
◆ハリゲヤキ(針欅)、ニレ科ハリゲヤキ属の木、「櫙荎オウチ」、同「刺榆シユ」
{ハリゲヤキ}◆立ち枯れした木
蓷艸3+11=総画数14 U+84F7
音読: スイ[漢呉]、タイ[漢呉]、ツイ[唐]
◆メハジキ(目弾)、シソ科メハジキ属の草、同「萑」、同「茺蔚ジュウイ」「ヤクモソウ(益母草)」
{メハジキ}
𦿕樵𣛑藮櫵𣟶𧄡
艸3+15=総画数18 U+26FD5
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: きこり
◆薪(たきぎ)
◆薪にする細い木や枝を切ったり落ちているものを拾い集めたりする人、柴刈りをする人
◆門に設けた物見櫓、同「譙」
蓺艸3+11=総画数14 U+84FA
音読: ゲイ[漢]、ゲ[呉]
◆植物の種、種を播(ま)く、草木を植え育てる、同「𥡩」「藝」
筆順
𣞕槸
木4+15=総画数19 U+23795
音読: ゲイ[漢]、ゲ[呉]
◆枝が揺れて互いに擦(こす)れ合う
爇𤑔𦶟𣁞火4+14=総画数18 U+7207
音読: ゼツ[漢]、ネツ、ネチ[呉]
◆焼く、燃やす、熱する、同「焫」
筆順
蓼艸3+11=総画数14 U+84FC
音読: ①リョウ[漢呉]②リク[漢]、ロク[呉]
訓読: たで
①◆タデ(蓼)、タデ科の草
{タデ}◆「蓼藍リョウラン」、アイ(藍)、別名タデアイ(蓼藍)、タデ科イヌタデ属の草
{アイ}◆春秋時代(前770年~前5世紀)の古国名、現河南省南陽市唐河県付近、同「鄝」
{河南省}◆「舒蓼・舒鄝ジョリョウ」、春秋時代の古国名、現安徽省六安市舒城県付近
{安徽省}②◆(草などが)背が高く大きいさま、「蓼蓼リクリク」、同「𦾷」
筆順
𡂕
口3+14=総画数17 U+21095
音読: ロウ[漢呉]
◆「𠹊𡂕ソウロウ」、ひっそりとして静かなさま
𤁸
水3+15=総画数18 U+24078
音読: リョウ[漢呉]
◆水が清(きよ)いさま、深く遠く高くどこまでも澄(す)み切っているさま、同「漻」
◆未詳「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:𤁸】呂鳥切𤁸澥小水別名也」
𥗀
石5+15=総画数20 U+255C0
音読: リョウ[漢呉]
◆石が(石の片方が突き出て、或いは引っ掛かって)垂れ下がっているさま「【玉篇:卷二十二:石部第三百五十一:𥗀】力皎切𥗀䲽石垂皃」「【廣韻:上聲:篠第二十九:了:𥗀】𥗀𢁕垂皃」「【正字通:午集下:石部:𥗀】磟字之譌舊註音蓼𢁕垂貌非」
蓽𦸩荜艸3+11=総画数14 U+84FD
音読: ヒツ[漢]、ヒチ[呉]
◆「蓽茇・蓽拔ヒハツ」、インドナガコショウ(印度長胡椒)、コショウ科の蔓性植物、香辛料として利用される
{インドナガコショウ}◆竹や柴(しば)を編んで作った垣根(かきね)、同「篳」
𠢽
力4+14=総画数18 U+208BD
音読: ヒツ[漢]、ヒチ[呉]
◆竹や柴(しば)を編んで作った垣根(かきね)、同「篳」「【漢語大字典:力部:𠢽】【中華字海:力部:𠢽】同"篳"」
蔈艸3+11=総画数14 U+8508
音読: ①ヒョウ[漢呉]②표ピョ[韓]
①◆黄花のノウゼンカズラ(凌霄花、ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の蔓性木本)
{ノウゼンカズラ}◆アシ(葦、イネ科ヨシ属の草)やオギ(荻、イネ科ススキ属の草)などの花穂カスイ、また芒(のぎ、小穂から伸びる細く刺状の毛)、同「𧄖」
{花穂}②◆[韓]「蔈𧀎(표고ピョゴ)」、シイタケ(椎茸)、シイタケ属のキノコ(茸)
𠠕
刀2+15=総画数17 U+20815
◆未詳「【鶡冠子:卷下:天權第十七】…知宙故無不足也(有乎長而無本𠠕者宙也…)」「【漢語大字典:刀部:𠠕】同"飄"」
蔍艸3+11=総画数14 U+850D
音読: ロク
◆「蔍蹄草ロクテイソウ」、イチヤクソウ(一薬草)、ツツジ科イチヤクソウ属の草
{イチヤクソウ}◆「蔍葱ロクソウ」、カンゾウ(萱草)、ススキノキ科ワスレグサ属の草
「【本草綱目:草之五:隰草類下:萱草】釋名心憂(說文)療愁(綱目)丹棘(古今注)鹿葱(嘉祐)鹿劍(土宿)妓女(吳普)宜男(…其苗烹食氣味如葱而鹿食九種解毒之草萱乃其一故又名鹿葱…」 {カンゾウ}◆粗(あら)いさま、同「麤」
𣞓
木4+14=総画数18 U+23793
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:𣞓】𣞓心柿名」「【正字通:辰集中:木部:𣞓】俗樚字舊註音鹿𣞓心𣐈名誤」
蔑𫈼𦸑艸3+11=総画数14 U+8511
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
訓読: さげす・む、ないがし・ろ
◆目が充血したり腫(は)れたりして、よく見えない、殆(ほとん)ど見えない
◆殆ど見ない、しっかりと注目しない
◆目に入らない、軽んずる、無視する
◆見下す、軽く見る、軽視する
◆失う、無(な)くなる
「【孟子注疏:卷二十四:板】民之方殿屎則莫我敢葵喪亂蔑資曾莫惠我師(《傳》殿屎呻吟也蔑無資財也)」筆順
㒝
人2+14=総画数16 U+349D
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆「㒝偰ベツセツ」、人の品行が方正でないさま、またそのような人「【通雅:卷四十九】木不方正曰櫗楔作事不方正曰㩢揳人不方正曰㒝偰」
◆「㒝僣ベツテツ」、誤魔化(ごまか)す、~のふりをして騙(だま)す、またそのような人「【廣韻:入聲:屑第十六:蔑:㒝】㒝僣多詐」
◆「㒝羯ベツカツ」、古代の北方民族の名
幭
巾3+15=総画数18 U+5E6D
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆頭を包んだり頭に巻いたりする布、或いは頭巾、同「帊幞ハホク」
◆物を覆う布
◆軾ショク(車の前部の手摺)などに掛ける布
懱
心3+15=総画数18 U+61F1
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆軽(かろ)んずる、軽視ケイシする
㩢
手3+15=総画数18 U+3A62
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆「㩢揳ベツセツ」、出来上がりがきちんとしたものになっていないさま「【通雅:卷四十九】木不方正曰櫗楔作事不方正曰㩢揳人不方正曰㒝偰」
櫗
木4+15=総画数19 U+6AD7
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆木製の杭(くい)「【康熙字典:木部:十五:櫗】《玉篇》茫結切音篾木索也」
◆「櫗楔バイセツ」、(杭の先端や楔のように)材木の形が四角(直方体)になっていないさま「【通雅:卷四十九】木不方正曰櫗楔作事不方正曰㩢揳人不方正曰㒝偰」
瀎
水3+15=総画数18 U+700E
音読: ①バツ[漢]、マツ、マチ[呉]②ベツ[漢]、メチ[呉]
①
◆拭(ふ)く、拭(ぬぐ)う
②
◆「瀎潏ベツケツ」、水の流れが速いさま
𥀯韤韈𤿗
皮5+15=総画数20 U+2502F
音読: バツ[漢]、モチ[呉]、ベツ[慣]
◆革製の靴下(くつした、足や脚に履くもの)、布製は「襪」「袜」「帓」
䁾
目5+15=総画数20 U+407E
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆目尻(めじり)が(或いは目が)傷ついて赤くなるさま、また赤く腫(は)れるさま
◆「䁾𥊯ベツケツ」、目が赤いさま
◆ぼんやりしてよく見えないさま
礣𥗥
石5+15=総画数20 U+7923
音読: バチ[漢]、メチ[呉]
◆「礣砎ベツカツ」◇石のように)硬いさま◇小石、堅い石
𥣫
禾5+14=総画数19 U+258EB
◆未詳「【廣韻:入聲:屑第十六:蔑:𥣫】莊子謂之禾也」
𥽘
米6+15=総画数21 U+25F58
音読: ベツ[漢]、メツ、メチ[呉]
◆小麦などを挽(ひ)いて粉末状にしたもの、同「麵」
◆粥(かゆ)、米麦などの穀物を多めの水で柔らかく炊いたもの或いは煮たもの、同「𩱷」「粥」「𥹅」「粖」
蠛𧓡䘊
虫6+15=総画数21 U+881B
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆「蠛蠓・薎蠓ベツボウ」、ヌカカ(糠蚊)、ヌカカ科の虫、1~3mm程の小形の昆虫
衊
血6+15=総画数21 U+884A
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆鼻血(はなぢ)、汚(けが)れた血、血で汚れる
◆汚(けが)す、貶(おとし)める
襪衣5+14=総画数19 U+896A
音読: バツ[漢]、モチ[呉]、ベツ[慣]
◆足や脚を包(くる)む靴下(くつした、ソックスsocks・ストッキングstockingsなど)や脚絆(きゃはん)の類、同「袜」「帓」、革製は「韈」
筆順
𨣱
酉7+15=総画数22 U+288F1
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆醤ショウ(ひしお)の一種、未詳「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:𨣱】莫割切𨣱醏醬也」
鑖
金8+15=総画数23 U+9456
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆金属の小形の延金のべがね(溶かして板状にしたもの)、同「鋌」「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鑖】亡結切小鋌也」
◆小形の錐きり「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鑖】莫結反小錐也」
◆人名用字「【魏書:卷二十七:列傳第十五:穆崇】純弟鑖歷東宮庶子汲郡太守…」「【明史:卷一百十八:列傳第六:諸王三】…王孫徴鑖病卒…」
𩁝𪇴𪈛
隹8+14=総画数22 U+2905D
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆ミソサザイ(鷦䨅)、ミソサザイ科の鳥、同「巧婦鳥コウフチョウ」
䩏
面9+15=総画数24 U+4A4F
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆顔が小さいさま
韈韤𥀯𤿗革9+14=総画数23 U+97C8
音読: バツ[漢]、モチ[呉]、ベツ[慣]
◆革製の靴下(くつした、足や脚に履くもの)、布製は「襪」「袜」「帓」
筆順
韤韈𥀯𤿗
韋9+15=総画数24 U+97E4
音読: バツ[漢]、モチ[呉]、ベツ[慣]
◆革製の靴下(くつした、足や脚に履くもの)、布製は「襪」「袜」「帓」
䯦
骨10+15=総画数25 U+4BE6
音読: バチ[漢]、メチ[呉]
◆「䯦骱バツカツ」、小骨
鱴𩽣
魚11+15=総画数26 U+9C74
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆エツ(斉魚)、カタクチイワシ科エツ属の海水魚、「鱴刀ベツトウ」、同「刀魚トウギョ」、同「鱭」「鰽」「魛」「鮆」「鮤」
𪇴𪈛𩁝
鳥11+14=総画数25 U+2A1F4
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆ミソサザイ(鷦䨅)、ミソサザイ科の鳥、同「巧婦鳥コウフチョウ」
蔓𦽦艸3+11=総画数14 U+8513
音読: バン[漢]、モン、マン[呉]
訓読: つる、かずら
◆長く延びているさま、同「曼」
◆茎や枝が直立できずに地を這ったり物に絡み付きながら伸びる草や木の総称、「長く延びている(曼)草の茎」の意
◆「蔓菁マンセイ」、カブ(蕪・蕪菁)、アブラナ科アブラナ属の草、同「蕪菁ブセイ」
{カブ}筆順
𠐎
人2+14=総画数16 U+2040E
◆未詳「【字彙補:子集:人部:𠐎】古文滿字」
𨞼
邑3+15=総画数18 U+287BC
音読: バン[漢]、モン[呉]
◆古地名、未詳「【說文解字注:邑部:𨞼】蜀廣漢鄉也(按蜀字衍漢有蜀郡有廣漢郡此云廣漢鄉上文云蜀地皆不舉縣名者未審也)」
蔕蒂𦷾𦽢艸3+11=総画数14 U+8515
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
訓読: へた、ほぞ
◆果実や花の萼ガク(蕾・花・実を保護する役目をするもので通常小さな葉の形をしている)
{萼}◆草木の根元
◆細く小さな棘(とげ)や骨
◆「蔕芥・𧀱芥・慸芥タイカイ」◇細く小さな棘(とげ)や骨と小さな塵(ごみ、ちり)、同「袃蒯」「刺鯁シコウ」◇小さな閊(つか)え、閊えて取れないちょっとした引っ掛かり、蟠(わだかま)り
筆順
𨘬遰𨗼
辵3+14=総画数17 U+2862C
音読: テイ[漢]、ダイ[呉]
◆往(ゆ)く、去って行く、遠くへ行ってしまう、同「逝」
◆「𨔴𨘬チョウテイ」、遥(はる)か遠いさま、また高いさま、遠くまで続いているさま
蔡𣞖艸3+11=総画数14 U+8521
音読: サイ
◆草、野草、草叢(くさむら)
◆周代(前11世紀~前256年)の国名、前11世紀~前447年、都は始め現河南省駐馬店市上蔡県付近に置いたが、後に安徽省淮南市鳳台県に移した
{河南省} {安徽省}◆亀卜キボク(亀の甲羅コウラを焼き、その割れ方で吉凶を占うこと)に使う大きなカメ(亀)、「蔡国」に産したことから
筆順
𡂠㗫
口3+15=総画数18 U+210A0
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆小声で話す、小さな声、同「𧫕」
攃
手3+15=総画数18 U+6503
音読: サツ[漢]、サチ[呉]
◆撒(ま)く、撒き散らす
◆摩(す)る、擦(こす)る、同「礤」
櫒𣘤
木4+15=総画数19 U+6AD2
音読: サツ[漢]、セチ[呉]
◆木名、未詳
◆草木が揺れて擦れ合う音
礤
石5+15=総画数20 U+7924
音読: サツ、シツ
◆ごつごつした石、同「礸」
◆摩(す)る、擦(こす)る、同「攃」
䌨縩
糸6+15=総画数21 U+4328
音読: サイ
◆薄絹(うすぎぬ)、薄く軽い絹織物
◆「綷䌨・𪓌䌨・𢃒䌨サイサイ・スイサイ」、五色(「さまざまな色」の意)に彩(いろど)られた(彩り豊かな)絹織物
𨯓
金8+14=総画数22 U+28BD3
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨯓】倉葛反又七大反」「【字彙補:戌集:金部:𨯓】倉葛切音擦與𥻦同義」
蔥葱𦯎䓗𢚱艸3+11=総画数14 U+8525
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
訓読: ねぎ
◆ネギ(葱)、ヒガンバナ科ネギ属の野菜
{ネギ}◆緑がかった青色
𢤄憽
心3+15=総画数18 U+22904
音読: ショウ、シュウ
◆「惺𢤄セイショウ」、悟りを開いた人、智慧のある人
𣞷𣚜
木4+14=総画数18 U+237B7
音読: ソウ、ス
◆小さな(蓋付の四角い)籠、同「棇」「【方言:第五】箸筩(盛朼箸{⿱竹賛}也)陳楚宋魏之間謂之筲(鞭鞘)或謂之籝…自關而西謂之桶檧」
𤁬濍
水3+14=総画数17 U+2406C
音読: ショウ
◆水の音
𤑢熜㷓燪焧𤊘
火4+14=総画数18 U+24462
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆煙が立ち昇る
◆屋根に設ける排煙口ハイエンコウ、煙突エントツ、同「囱」
◆アサ(麻)の茎を束ねて作った明かり
𦇎繱
糸6+15=総画数21 U+261CE
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆緑(みどり)がかった青色、ネギ(葱、ヒガンバナ科ネギ属)のような青白い色、またそのような色の絹布「【通雅:卷三十七:衣服】…緑曰𦇎…𦇎即蔥色說文𦇎淺青色今曰翠藍栁藍詩言蔥珩言其色也…」
蔺藺艸3+11=総画数14 U+853A
音読: リン[漢呉]
訓読: い
◆イ(藺)、イグサ科の草、別名「イグサ(藺草)」「トウシンソウ灯心草」
{イ}◆「馬蔺バリン」、ネジアヤメ(捩菖蒲)、アヤメ科アヤメ属の草
{ネジアヤメ}
躏躙躪
足7+15=総画数22 U+8E8F
音読: リン[漢呉]
訓読: にじ・る
◆踏み付ける、踏み潰(つぶ)す、踏んで擦(こす)り付ける
◆「蹂躏ジュウリン」◇踏み付けて砕(くだ)く◇人や国を踏み付けにする、踏み付けて粉々にする
蔵藏艸3+12=総画数15 U+8535
音読: ソウ[漢]、ゾウ[呉]
訓読: くら
◆しまう、周りが囲まれていて外からは見えないところ(箱や蔵など)に入れる、また中に入れて隠す、またそのようなところに入っているもの、またそのための建物
◆内臓、同「臓」
◆チベットTibet、中国南部の高原地帯「西藏セイゾウ(チベット)」の略称
筆順
臓臟月(肉)4+15=総画数19 U+81D3
音読: ソウ[漢]、ゾウ[呉]
◆心・肝・脾・肺・腎の総称、「月(肉)の中に大切にしまわれている(蔵)もの」の意
筆順
𤂘
水3+15=総画数18 U+24098
◆未詳「【中華字海:氵部:𤂘】同"洪"」
蔽𦽗𦿔𦿝𢅷𦷥艸3+12=総画数15 U+853D
音読: ヘイ、ヘ
訓読: おお・う
◆上から被(かぶ)せて全体を覆(おお)う、周りから見えないように覆(おお)って隠す
◆遮(さえぎ)る、阻(はば)む
◆全体を一つにまとめる
筆順
𢅷蔽𦽗𦿔𦿝𦷥
巾3+15=総画数18 U+22177
音読: ヘイ、ヘ
訓読: おお・う
◆上から被(かぶ)せて全体を覆(おお)う、周りから見えないように覆(おお)って隠す
◆遮(さえぎ)る、阻(はば)む
◆全体を一つにまとめる
蕁荨艸3+12=総画数15 U+8541
音読: タン[漢]、ドン[呉]、ジン[慣]
◆フノリ(布海苔)、フノリ科の紅藻類、同「海蘿カイラ」
「【爾雅注疏:釋草】蕁海藻藥草也一名海羅如亂髮生海中」◆「蕁麻ジンマ」、イラクサ(刺草・蕁麻)、イラクサ科の草
{イラクサ}◆「蕁麻疹ジンマシン」、痒(かゆ)みや腫れを伴う皮膚病
◆ハナスゲ(花菅)、キジカクシ科ハナスゲ属の草、別名「莐藩・䒞藩チンハン」、根茎を乾燥させたものは「知母チモ」と呼ばれ生薬として利用される
筆順
𤃂
水3+16=総画数19 U+240C2
音読: シン[漢]、ジン[呉]
◆岸辺、深く水を湛(たた)えている岸、同「潯」
蕇艸3+12=総画数15 U+8547
音読: テン[漢呉]
◆イヌナズナ(犬薺)、同「葶藶テイレキ」、アブラナ科イヌナズナ属の草、種は生薬として用いる
{イヌナズナ}
鄿䕤
邑3+16=総画数19 U+913F
音読: キ、ギ
◆未詳「【通典:卷一百五十五:兵八:堅壁挫銳】…楚又數挑戰而秦不出乃引而東翦因舉兵追之令壯士擊大破楚軍鄿南因而滅其國…」「【康熙字典:酉集下:邑部:鄿】…《前漢地理志》沛郡有*鄿縣高帝破黥布都尉治《正字通》一說作蘄〇按蘄爲楚地不屬沛郡不可强合爲一也」
◆未詳「【管城碩記:卷二十二:正字通二】茶注云鋤麻切茗也…(…少睡䕤茶微炙善佳…)」
蕉艸3+12=総画数15 U+8549
音読: ①ショウ[漢呉]②ショウ[漢]、ジョウ[呉]
①◆「芭蕉バショウ」、バショウ科の草
{バショウ}◆「香蕉コウショウ」、バナナbanana、バショウ科バショウ属の植物のうち果実を食用とする植物、またその果実、別名「甘蕉カンショウ」「芎蕉キュウショウ」
{バナナ}◆「蕉布ショウフ」、バショウ(芭蕉)などの繊維で作った布
◆バショウ(芭蕉)の茎のような草木が枯れたような色、茶色いさま、黒いさま
②◆「蕉萃ショウスイ」、苦労や心痛などで痩(や)せ細る、同「憔悴」
筆順
櫵樵𣛑藮𣟶𦿕𧄡
木4+15=総画数19 U+6AF5
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: きこり
◆薪(たきぎ)
◆薪にする細い木や枝を切ったり落ちているものを拾い集めたりする人、柴刈りをする人
◆門に設けた物見櫓、同「譙」
爑燋熦焳
火4+15=総画数19 U+7211
音読: ①ショウ[漢呉]②シャク[漢呉]
①
◆アサ(麻)やアシ(葦)の茎を束ねた灯あかり、松明(たいまつ)、同「爝」
◆亀卜キボク(亀の甲羅コウラを焼き、その割れ方で吉凶を占うこと)に使う木
②
◆火で焦(こ)がす、また焦げる
䌭𦅃
糸6+15=総画数21 U+432D
音読: ショウ[漢呉]
◆晒(さら)して白くする前のアサ(麻)、生麻(きあさ)
蕐華𦰗𦾓𦻏䔢𠌶𣓚华
艸3+12=総画数15 U+8550
音読: カ[漢]、ゲ、ケ[呉]
訓読: はな、はな・やか、はな・やぐ
◆花(はな)、同「花」
◆花が咲き開くさま
◆花のように美しいさま、美しい光を放つさま、同「花」
◆栄えるさま、「栄華エイガ」
◆漢民族の国、中国、「華夏カカ」「中華チュウカ」
𤾹皣𤾴𤾼
白5+15=総画数20 U+24FB9
音読: ヨウ[漢呉]
◆草木の白い花
◆白く明るいさま、華(はな)やかなさま
蕖艸3+12=総画数15 U+8556
音読: キョ[漢]、ゴ[呉]
◆「芙蕖フキョ」、ハス(蓮)、ハス科ハス属の水草、同「荷」
{ハス}◆「蒗蕖ロウキョ」、古県名、現雲南省麗江市永北県(現永勝県)東北
{雲南省}
蕖艸3+12=総画数15 U+8556
音読: キョ[漢]、ゴ[呉]
◆「芙蕖フキョ」、ハス(蓮)、ハス科ハス属の水草、同「荷」
{ハス}◆「蒗蕖ロウキョ」、古県名、現雲南省麗江市永北県(現永勝県)東北
{雲南省}
蕫艸3+12=総画数15 U+856B
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆「薡蕫テイトウ」、草名、葉はガマ(蒲)に似て細長いという、莚(むしろ)などの敷物や履物(はきもの)の底などに利用されるアサ科・イネ科・イグサ科・ガマ科・カヤツリグサ科などの草のようである、同「蘱」
「【爾雅注疏:釋草】蘱薡蕫(《疏》蘱一名薡蕫狀似蒲而細可爲屩亦可綯以爲索)」 {ガマ}◆「蕫蓈トウロウ」◇実の成(な)らない穀物◇チカラシバ(力芝・狼尾草)、イネ科チカラシバ属の草
{チカラシバ}
𢤦懂
心3+16=総画数19 U+22926
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆はっきりする、はっきりと分(わ)かる、「不懂フトウ(はっきりしない、はっきりとは分からない)」
◆「懵𢤦ボウトウ」、ぼんやりしてはっきりしないさま、どうしてよいか分からないさま
蕳蕑艸3+12=総画数15 U+8573
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆ヒヨドリバナ(鵯花)やフジバカマ(藤袴)などのキク科ヒヨドリバナ属の草、「蕑草カンソウ」「蘭草ランソウ」
{ヒヨドリバナ} {フジバカマ}◆ハス(蓮)の実
{ハス}
𤃦
水3+16=総画数19 U+240E6
◆未詳「【說文解字(陳昌治刻本):水部:汏】淅*𤃦也」
蕭䔥萧艸3+13=総画数16 U+856D
音読: ショウ[漢呉]
訓読: よもぎ
◆ヨモギ(蓬)、キク科ヨモギ属の草
{ヨモギ}◆荒(すさ)んで物寂しいさま、零落(おちぶ)れるさま
筆順
𢸳
手3+17=総画数20 U+22E33
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:蕭第三:㩋𢸳】擊也」
櫹
木4+17=総画数21 U+6AF9
音読: ショウ[漢呉]
◆木がまっすぐに高く伸びるさま、同「橚」
◆「櫹槮ショウシン」◇草木が盛んに茂るさま◇花や葉が散って枝や幹だけになるさま
瀟𤂣潇水3+16=総画数19 U+701F
音読: ショウ[漢呉]
◆水が清く深いさま、同「潚」
◆川名、湖南省南部を源とし湘江ショウコウに注ぐ川、同「𤄙」
◆「瀟瀟ショウショウ」◇俄(にわ)かに風が吹き雨が降り出すさま◇雨が細々と降るさま
◆「瀟灑・瀟洒ショウシャ」、手を加え過ぎずすっきりとしているさま、垢抜けているさま
筆順
𤑳𤎻
火4+16=総画数20 U+24473
音読: ショウ[漢呉]
◆焼く、燃やす
蠨蟏𧑛蟰
虫6+16=総画数22 U+8828
音読: ショウ[漢呉]
◆「蠨蛸ショウショウ」◇アシナガグモ(足長蜘蛛)、アシナガグモ科アシナガグモ属のクモ(蜘蛛)◇足の長いクモ(蜘蛛)
𩙚
風9+16=総画数25 U+2965A
音読: ショウ[漢呉]
◆寒風、冷たい風
◆「𩙚𩙚ショウショウ」、冷たい風が吹くさま、またその音
薄𦻈艸3+13=総画数16 U+8584
音読: ハク[漢]、バク[呉]
訓読: うす・い、すすき
◆草木がびっしりと(隙間なく)生えているさま
「【說文解字注:艸部:薄】林薄也(…劉注曰薄不入之叢也按林木相迫不可入曰薄引伸凡相迫皆曰薄)」◆互いの間が近い、間隔が狭い
◆(広がりはあるが)厚みがない
◆(思慮・配慮や言葉などに)厚みがない、重みがない
◆(味や色などに)深みがない、濃さが足りない
◆(土の養分などが)少ない
◆扉や窓に垂らす簾(すだれ)、同「箔」
◆蚕を飼うための平らな籠(かご)、「蚕箔サンパク」、同「箔」
◆[日]ススキ(薄・芒)、イネ科ススキ属の草
{ススキ}筆順
𦢸膊𦡰𦣈月(肉)4+16=総画数20 U+268B8
音読: ハク[漢呉]
◆薄切りにして干した(陽に晒した)肉
◆磔(はりつけ)にする、殺して晒(さら)す
◆肩先(腋)から手首までの部分、日本でいう「腕」、「胳膊カクハク」
{人体(上肢)}◆肩胛骨・肩甲骨ケンコウコツ、同「髆」「䯙」
欂木4+16=総画数20 U+6B02
音読: ハク[漢呉]
◆斗形(ますがた)、屋根を支える桁(けた、建物の棟と平行に渡す木)や梁(はり、建物の棟と直交するように渡す木)を受けるための柱の上端に置く方形の木、同「枓」
◆「欂櫨ハクロ」、枓栱・斗栱トキョウ、方形の木材(枓ト)と"U"字形の木材(栱キョウ)を組み合わせ建物の柱の上端に置いて、それより上部の桁や梁を支える部材
{建物}◆垂木(たるき)、棟(むね、屋根の頭頂部)から軒(のき、屋根の先端部)に渡し屋根を支える木材
礴石5+16=総画数21 U+7934
音読: ハク[漢]、バク[呉]
◆「磅礴ホウハク」、大きく広がる、広く覆(おお)われる、隅々まで満ちる
◆「盤礴ハンバク」◇膝(ひざ)を広げ両足を組んで座る、胡坐コザ(あぐら)をかく◇大きく広がるさま
筆順
𨏫
車7+16=総画数23 U+283EB
音読: ハク、バク
◆車の飾り
◆車の床に敷く革製の敷物、同「𩍿」
鑮䥬金8+16=総画数24 U+946E
音読: ハク[漢呉]
◆大きな鐘ショウ(かね、金属製の打楽器)
{楽器(打楽器)}◆時を知らせるために鳴らす鐘(かね)、同「鎛」
「【集韻:卷十:入聲下:鐸第十九:鑮䥬】十二辰頭鈴鐘也」◆草を掘り起こして取り除く鋤(そ、日本でいう「鍬」)の類、同「鎛」
𩍿䪇𩏯
革9+16=総画数25 U+2937F
音読: ハク[漢]、バク[呉]
◆車の床に敷く革製の敷物
𩏵䪔𩏮
韋9+16=総画数25 U+293F5
音読: フ[漢]、ブ[呉]
◆車に輿(こし)を固定するための鞣(なめ)し革製の紐、同「𩌏」
◆座る時に腰の下に敷く鞣(なめ)し革製の敷物、同「䪙」
䭦餺馎𩟛𩞽䬪
食8+16=総画数24 U+4B66
音読: ハク[漢呉]
◆「䭦飥ハクタク」◇小麦粉などに水を加えて捏(こ)ねて平たく延ばしたもの、またそれを細く切った平打ち饂飩(うどん)の類◇[日]ほうとう(餺飥)、うどんに野菜などを加えて煮る郷土料理
𪚂
齒15+16=総画数31 U+2A682
◆未詳「【康熙字典:亥集下:齒部:𪚂】《集韻》補各切音博與㗘同」
薉𦿧𢧼𢧹
艸3+13=総画数16 U+8589
音読: ワイ[漢]、エ[呉]
◆ぼうぼうと生い茂った雑草、雑草が蔓延(はびこ)る、同「穢」
◆穢(けが)れる、不純な、汚(きたな)らしい、醜(みにく)い、同「穢」
𤃴濊
水3+17=総画数20 U+240F4
音読: ①ワイ[漢呉]②ワイ[漢]、エ[呉]③カツ[漢]、カチ[呉]
①
◆水が多いさま、深々とした水がどこまでも広がっているさま、「汪𤃴オウワイ」
◆水が濁(にご)る、濁った水
②
◆「𤃴貊ワイバク」、現中朝国境周辺にあった古地名、或いは民族名「【後漢書:卷一百十五:東夷傳第七十五】濊北與高句驪沃沮南與辰韓接東窮大海西至樂浪濊及沃沮句驪本皆朝鮮之地也…」
③
◆「𤃴𤃴カツカツ」、水の流れるさま、未詳「【毛詩正義:碩人】河水洋洋北流活活施罛濊濊鱣鮪發發葭菼揭揭庶姜孽孽庶士有朅(《傳》…濊濊施之水中…《音義》…濊呼活反■云大魚罔目大豁豁也詩云流貌説文云凝流也…)」
薑𦷗𧅁䕬艸3+13=総画数16 U+8591
音読: キョウ[漢]、コウ[呉]
訓読: はじかみ
◆ショウガ(生姜・生薑・薑)、ショウガ科の草、「はじかみ」はショウガの古称
{ショウガ}◆簡
「姜」筆順
𥗪礓
石5+16=総画数21 U+255EA
音読: キョウ[漢]、コウ[呉]
◆小石(こいし)
◆「𥗪礫・𥓌礫キョウレキ」、石名、未詳、別名「薑石キョウセキ」「【本草綱目《欽定四庫全書》本:卷十:石部:石之四:薑石(唐本草)】《釋名》*1𥔶*2礰石(時珍曰薑石以形名或作𥗪礫…《氣味》鹹寒無毒…」
◆「𥗪䃰・𥔣䃰キョウサツ」、城門名、明朝(1368年~1644年)の首都北京を囲む城門の一つ、外城ガイジョウ南東に位置する左安門サアンモンの別称(俗称)「【酌中志:卷十七:大內規制紀畧】…歸極門所謂逍遙城者在六科廊後此門之西南𥔣䃰之下…」「【明宮史:卷二:京城內外十六門】…左安門即俗稱礓䃰門也…」
薛𦵮艸3+13=総画数16 U+859B
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆チョウセンヨモギ(朝鮮艾)、キク科ヨモギ属の草、同「𧃎」、同「艾蒿ガイコウ」「藾蕭ライショウ」「藾蒿ライコウ」
{チョウセンヨモギ}◆周代(前11世紀~前256年)の古国名、現山東省棗荘市薛城区
{山東省}筆順
㔑
刀2+16=総画数18 U+3511
音読: セツ
◆割(さ)く
𡤏媟𡝥𡜄
女3+16=総画数19 U+2190F
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆馴(な)れ馴れしいさま、不躾(ぶしつけ)なさま、軽んじ侮(あなど)るさま、「媟嬻セツトク」
◆穢(けが)らわしいさま、「媟語セツゴ(穢らわしい話、卑猥な話)」
㜸𦾨𦽚
女3+17=総画数20 U+3738
音読: ゲツ、ゲチ
◆正妻以外の女に産ませた子、同「孼」
◆(衣服・草木・歌謡などがもたらす)得体(えたい)のしれない出来事・異変・災い、同「蠥」
孽孼𦽆𡦣𡾤𡦯子3+16=総画数19 U+5B7D
音読: ゲツ[漢]、ゲチ[呉]
◆庶子ショシ、正妻以外の女に産ませた子、同「㜸」
◆罪、罪作りな物事、災(わざわい)いや不幸をもたらすような物事
◆(獣や虫などがもたらす)得体(えたい)のしれない出来事・異変・災い、同「蠥」
◆切り株から生え出た芽、同「蘖(櫱)」
筆順
𡾲嶭𡾦𡺰𡿗山3+17=総画数20 U+21FB2
音読: ゲツ[漢]、ゲチ[呉]
◆「巀𡾲セツゲツ」◇山が高く険しいさま◇山名、陝西省咸陽市涇陽県、別名「嵯峨サガ山」
{陝西省}
糵糱米6+16=総画数22 U+7CF5
音読: ゲツ、ゲチ
◆穀物(や豆)の種から芽が出たもの
◆酒造りに使う米麹(こめこうじ)、米を蒸して黴(かび)の一種(麹菌)を繁殖させたもの、「麴蘖キクゲツ」
筆順
𧕏蠥𧒣
虫6+17=総画数23 U+2754F
音読: ゲツ、ゲチ
◆獣や虫が齎(もたら)す得体(えたい)のしれない出来事・異変・災い、同「㜸」、地が齎すものを「祅」
◆心配事、憂い事(うれいごと)
躠𨇨𨆳
足7+17=総画数24 U+8EA0
音読: サツ[漢]、サチ[呉]、セツ[漢]、セチ[呉]
◆「蹩躠サツシャ」◇蹌踉(よろ)めくように歩くさま、体を左右に揺らしながらが歩くさま◇あれこれと心を配り力を尽くすさま、同「踶跂チキ」「【莊子集解:馬蹄】及至聖人蹩躠為仁踶跂為義而天下始疑矣」「【莊子集解:外篇】李云蹩躠踶跂皆用心為仁義之貌」
𨇨躠𨆳
足7+17=総画数24 U+281E8
音読: サツ[漢]、サチ[呉]、セツ[漢]、セチ[呉]
◆「䠥𨇨サツシャ」◇蹌踉(よろ)めくように歩くさま、体を左右に揺らしながらが歩くさま◇あれこれと心を配り力を尽くすさま、同「踶跂チキ」「【莊子集解:馬蹄】及至聖人蹩躠為仁踶跂為義而天下始疑矣」「【莊子集解:外篇】李云蹩躠踶跂皆用心為仁義之貌」
薜艸3+13=総画数16 U+859C
音読: ①ハク[漢]、ヒャク[呉]②ヘイ[漢]、バイ[呉]
①◆トウキ(当帰)、セリ科シシウド属の草、別名「山蘄サンキ」
{トウキ}②◆「薜茘ヘイレイ」、オオイタビ、クワ科イチジク属の蔓性の木
{オオイタビ}筆順
𪈙𪇷𪈟
鳥11+17=総画数28 U+2A219
音読: ゲツ[漢]、ゲチ[呉]
◆「𪃈𪈙ケツゲツ」、マガモ(真鴨、カモ科マガモ属の鳥)の類
𪈟𪇷𪈙
鳥11+17=総画数28 U+2A21F
音読: ゲツ[漢]、ゲチ[呉]
◆「𪃈𪈟ケツゲツ」、マガモ(真鴨、カモ科マガモ属の鳥)の類
薦𠭶艸3+13=総画数16 U+85A6
音読: セン[漢呉]
訓読: すす・める、こも
◆腰の下に莚(むしろ)や敷き草、またそれを敷く、同「荐」
「【說文解字:𢊁部:薦】獸之所食艸从𢊁从艸古者神人以𢊁遺黃帝帝曰何食何處曰食薦夏處水澤冬處松柏」◆しっかりと熟したもの(十分に良い状態のもの)を神前に供える
◆しっかりとした人物を取り立てるよう提言する、推挙する、「推薦スイセン」
◆「薦紳センシン」、高位に取り立てられた人、高位の人、同「侟紳」
◆進める、提供する
◆重ね重ね(かさねがさね)、繰り返し、次から次に、同「荐」「洊」
◆簡
「荐」筆順
瀳𣿕
水3+16=総画数19 U+7033
音読: セン[漢呉]
◆重ね重ね(かさねがさね)、繰り返し、次から次に、同「薦」「洊」
𥤆
禾5+16=総画数21 U+25906
音読: セン
◆腰の下に敷く莚(むしろ)や敷き草、同「薦」
𦇩𦆉
糸6+16=総画数22 U+261E9
音読: セン
◆鞍(くら、人や荷を載せるために馬などの背に置く馬具)の下に敷く(布製の)敷物、同「韉」
䍎
缶6+16=総画数22 U+434E
音読: ソン[漢]、スン[呉]、セン[漢呉]
◆紡錘(ボウスイ、つむ)、糸を紡ぐ棒状の道具
𧲛𧄟𧂑
豕7+16=総画数23 U+27C9B
音読: セン[漢呉]
◆進める、提供する、同「薦」「【國語:卷九:晉語三】君其伐之勿予糴公曰寡人其君是惡其民何罪天殃流行國家代有(代更也)補乏𧲛饑道也不可以廢道於天下(𧲛進也)」
韉韀鞯𩋋𩌵
革9+16=総画数25 U+97C9
音読: セン[漢呉]
◆鞍(くら、人や荷を載せるために馬などの背に置く馬具)の下に敷く革製の敷物、同「𦇩」
薨𣩾艸3+13=総画数16 U+85A8
音読: コウ
◆諸国の君主や領主の死
「【禮記注疏(禮記正義):曲禮下】天子死曰崩諸侯曰薨大夫曰卒士曰不祿庶人曰死」◆「薨薨コウコウ」、たくさんの虫が群れ飛ぶ時の音
筆順
𤃫
水3+17=総画数20 U+240EB
音読: コウ
◆水が(激しく)ぶつかり合う音、水が石に打ち当たる(大きな)音、同「渹」
◆「𤃫𣸎コウカイ」、水が激しくぶつかり合うさま、水が激しくぶつかり合って高く逆巻(さかま)くさま「【文選(文選注):卷十二:江賦】…㵗(蒲冰)㶔(蒲拜)𤃫(火宏)𣸎(呼拜)潰濩(穫)𣳡(呼活)漷(呼郭反皆水勢相激洶湧之貌)」
薬藥𣛙艸3+13=総画数16 U+85AC
音読: ヤク[漢呉]
訓読: くすり
◆病(やまい)や傷を治(なお)したり癒(いや)したりする効果のある物質
◆病や傷を治す、癒す
◆他に化学作用を及ぼす物質
◆「芍薬シャクヤク」、ボタン科ボタン属の草、根は生薬として利用される
{シャクヤク}筆順
𣟿
木4+16=総画数20 U+237FF
訓読: なぎ
◆[日]「𣟿良(なぎら)」、姓
𦼫𦸵艸3+13=総画数16 U+26F2B
音読: キョ[漢]、ゴ[呉]
◆「苦𦼫・苦苣クキョ」、ニガナ(苦菜)、キク科ニガナ属の草、別名「苦蕒菜クバイサイ」
「【嘉泰會稽志:會稽志卷第十七:草部】苦蕒即苦𦼫字書云苦𦼫江東人呼為苦蕒…」「【菽園雜記:第五卷】病痔者用苦𦼫菜…𦼫一作苣」 {ニガナ}
𨙊蘧𠙢辵3+17=総画数20 U+2864A
音読: キョ[漢]、ゴ[呉]
◆急なさま、はっとするさま、同「遽」
◆「𨙊麥キョバク」、エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、ナデシコ科ナデシコ属の草)、またカワラナデシコ(河原撫子、ナデシコ科ナデシコ属の草)、同「瞿麥クバク」
{エゾカワラナデシコ} {カワラナデシコ}◆「芙𨙊フキョ」、ハス(蓮)の花、ハス科ハス属の水草、同「芙蕖」
{ハス}
𦾓華蕐𦰗𦻏䔢𠌶𣓚华
艸3+13=総画数16 U+26F93
音読: カ[漢]、ゲ、ケ[呉]
訓読: はな、はな・やか、はな・やぐ
◆花(はな)、同「花」
◆花が咲き開くさま
◆花のように美しいさま、美しい光を放つさま、同「花」
◆栄えるさま、「栄華エイガ」
◆漢民族の国、中国、「華夏カカ」「中華チュウカ」
𤾼皣𤾴𤾹
白5+17=総画数22 U+24FBC
音読: ヨウ[漢呉]
◆草木の白い花
◆白く明るいさま、華(はな)やかなさま
𧮉譁
言7+17=総画数24 U+27B89
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
訓読: かまびす・しい
◆話が聞き取れないほど喧(やかま)しい、がやがやと騒々ソウゾウしい、同「嘩」
𩎁鞾𩍇
革9+17=総画数26 U+29381
音読: カ、ケ
◆革製の靴(くつ)、同「靴」
𫉬獲
艸3+13=総画数16 U+2B26C
音読: カク[漢]、ワク[呉]
訓読: え・る
◆狩りで鳥獣を殺し捕(と)る、また狩りで捕った鳥獣など、「獲物(えもの、中国では「猎物」)」、生きたまま捕(つか)まえるのは「虜」「【康熙字典:申集中:虍部:虜】…《漢書·晉灼註》生得曰虜斬首曰獲…」
◆得る、手に入れる、「獲得カクトク」
薎
艸3+14=総画数17 U+858E
音読: ベツ、メチ
◆「薎蠓・蠛蠓ベツボウ」、ヌカカ(糠蚊)、ヌカカ科の虫「【正字通:申集上:艸部:薎】舊註與蠛同引史相如傳薎蠔踊躍揚雄傳浮薎蠓以蔽天按蔑或作𦹋从伐者戍之變體也…」
𪈛𪇴𩁝
鳥11+17=総画数28 U+2A21B
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆ミソサザイ(鷦䨅)、ミソサザイ科の鳥、同「巧婦鳥コウフチョウ」
薩萨蕯艸3+14=総画数17 U+85A9
音読: サツ[漢]、サチ[呉]
◆「サ」「サッ」「サツ」などに近い梵語の音を当てる音写字
◆「菩薩ボサツ・プゥサ」、「菩提薩埵ボーダイサツタ・プゥシーサドゥア(bodhisattva[梵]の音写)」の略、悟り(菩提ボダイ・プゥシー、bodhi[梵])を得ようと修行する生きとし生けるもの(薩埵サッタ・サドゥア、sattva[梵])
筆順
𡄳
口3+17=総画数20 U+21133
音読: サツ[漢]、サチ[呉]
◆音写字(音オンを表す漢字)「【高上玉皇本行集經:收金光咒】囁唎{⿰口順}{⿰口厯}㖀鳴唎𠸩𠼳哼𡄳唎」
◆「𡄳王サツオウ」、西方の異民族の名
𢹵
手3+17=総画数20 U+22E75
音読: サツ[漢]、サチ[呉]
◆隙間がない程までに近づく、また近くに寄せる、同「拶」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢹵(俗)拶(正)】姊末反逼也又排也」
薯艸3+14=総画数17 U+85AF
音読: ショ[漢]、ジョ[呉]
訓読: いも
◆イモ(芋)類の総称
{イモ}◆「薯蕷ショヨ」、ナガイモ(長芋)、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の草
{ナガイモ}◆「馬鈴薯バレイショ」、ジャガイモ(ジャガ芋)、ナス科ナス属の草、塊根カイコン(澱粉などの養分を貯えて肥大した根)は食用
{ジャガイモ}筆順
薰薫蘍
艸3+14=総画数17 U+85B0
音読: クン[漢呉]
訓読: かお・る、かおり
◆良い香り、良い香りのする草
◆火にかけて良い香りを立ち昇らせる、良い香りが立ち籠(こ)める、またその香り
◆良い影響を与える、また受ける、「薰陶クントウ」
𣎰
月4+17=総画数21 U+233B0
◆未詳
䌲纁䙧
糸6+17=総画数23 U+4332
音読: クン[漢呉]
◆絳コウ(濃く深みのある赤、黒みを帯びた赤)よりもやや明るい赤、またその色の布や衣服「【爾雅注疏:釋器】一染謂之縓(《注》今之紅也)再染謂之赬(《注》染赤)三染謂之纁(《注》纁絳也)」「【說文解字:糸部:纁】淺絳也」
◆太陽が沈んでまだ明るさが残っている頃の薄暗く赤い光、またその色、同「曛」
藉𧃫艸3+14=総画数17 U+85C9
音読: ①シャ[漢]、ジャ[呉]②セキ[漢]、ジャク[呉]
訓読: か・す、か・りる
①◆腰や体の下に敷(し)く藁(わら、乾燥させた草の茎)製の敷物(しきもの)、また敷物を敷く
◆下に敷いたり間に挟(はさ)むなどして衝撃ショウゲキを和(やわ)らげる、気持ちを和らげる、労(いた)わる
◆他のものに頼(たよ)る、力を借(か)りる
②◆踏(ふ)み付ける
◆「狼藉ロウゼキ」◇踏み付け荒らすこと◇縦横ジュウオウに入り混じること
◆(天子や領主が祭礼用の穀物を育てるために)耕(ちがや)す、耕作コウサクする、同「籍」
筆順
躤𨆮
足7+18=総画数25 U+8EA4
音読: セキ[漢]、ジャク[呉]
◆踏(ふ)む、同「踖」
藋𧅛𧆀𧅈艸3+14=総画数17 U+85CB
音読: チョウ、ジョウ、タク、ダク
◆シロザ(白藜)、ヒユ科アカザ属の草、「灰藋カイチョウ」「藜藋レイチョウ」
{シロザ}◆「蒴藋サクダク」、ソクズ(蒴藋)、レンプクソウ科ニワトコ属の草
{ソクズ}◆「藜藿レイチョウ」、どうにか食べられる草、貧しい者が食用とする草
𨰑
金8+17=総画数25 U+28C11
音読: チョウ、ジョウ
◆注ぎ口が付いた手鍋、同「銚」
◆「句鑃クチョウ」、鐘ショウに似た小形の打楽器
藍𦾐蓝艸3+15=総画数18 U+85CD
音読: ラン[漢呉]
訓読: あい
◆アイ(藍)、タデ科イヌタデ属の草、濃い青色の染料を製しインディゴ(indigo)と呼ばれる
{アイ}◆濃い青色
◆縁(へり)が解(ほつ)れたり破れたりした衣服、ぼろ(襤褸)、同「襤」
筆順
㘕嚂𡅞
口3+18=総画数21 U+3615
音読: ①ラン[漢呉]②カン[漢呉]
①
◆貪(むさぼ)る、貪り食う
②
◆大声で叫ぶ、大声で呼ぶ、大きな声を出す、同「喊」
灆
水3+18=総画数21 U+7046
音読: ラン
◆水が清い
礷
石5+18=総画数23 U+7937
音読: カン、ケン、ラン
◆宝石などを磨(みが)くための青い砥石(といし)、「礷䃴カンショ・ランショ」、同「礛」
𧾲
走7+18=総画数25 U+27FB2
音読: カン
◆未詳
𪈭
鳥11+18=総画数29 U+2A22D
音読: ラン
◆「𪈭鷜ランル」、鳥名、未詳、姿はサンジャク(山鵲、カラス科サンジャク属の鳥)に似て尾は短いという、同「鶻鵃・鶻嘲コツチョウ」「鶻鳩コツキュウ」「鶌鳩クツキュウ」「【本草綱目:禽之三:鶻嘲】《釋名》鶻鵃(爾雅)鶻鳩(左傳)屈鳩(爾雅)鷽鳩(渥學二音)鵴鳩(雜俎)𪈭鷜(…時珍曰其目似鶻其形似鷽鷽山鵲也…)《集解》(禹錫曰鶻嘲南北總有似山鵲而小短尾有青毛冠…)」
藏蔵艸3+15=総画数18 U+85CF
音読: ソウ[漢]、ゾウ[呉]
訓読: くら
◆しまう、周りが囲まれていて外からは見えないところ(箱や蔵など)に入れる、また中に入れて隠す、またそのようなところに入っているもの、またそのための建物
◆内臓、同「臓」
◆チベットTibet、中国南部の高原地帯「西藏セイゾウ(チベット)」の略称
筆順
𡿄
山3+18=総画数21 U+21FC4
音読: ソウ[漢]、ゾウ[呉]
◆(岩山が)高く聳(そび)え立つさま、「𡿄崔ソウサイ」「【古文苑:卷四:蜀都賦】…𡭗乃蒼山隱天岎(汾)崯(吟)廻叢增嶃(鋤銜反嶃嵒)重崒𡶑(也含反)石𡿄(藏)崔(摧)𡷠(投)𡾛(迸)嶵(罪)㟴(隗)霜雪終夏叩巖岒嶙…」
臟臓月(肉)4+18=総画数22 U+81DF
音読: ソウ[漢]、ゾウ[呉]
◆心・肝・脾・肺・腎の総称、「月(肉)の中に大切にしまわれている(蔵)もの」の意、同簡
「脏」筆順
欌
木4+19=総画数23 U+6B0C
音読: 장チャン[韓]
◆[韓]「欌籠(장롱チャンノン)」、箪笥(たんす)
◆[韓]「衣欌(의장ウィジャン)」、衣服を収納する箪笥(たんす)
𧕨
虫6+18=総画数24 U+27568
音読: ソウ[漢]、ゾウ[呉]
◆未詳「【字彙補:申集:虫部:𧕨】從桑切音藏石高險貌揚雄蜀都賦𡶑石*𧕨崔
贜贓𧷢賍賘赃
貝7+19=総画数26 U+8D1C
音読: ソウ[漢呉]、ゾウ[慣]
◆盗みや賄賂ワイロなどの不正な手段で手に入れた金品
◆賄賂を受け取る、横領する
𨤃
酉7+18=総画数25 U+28903
音読: ソウ[漢]、ゾウ[呉]
◆食物を塩・酢・糟などに漬ける、漬け込む、同「腌」
◆「醃𨤃エンザ」、同「腌臢」◇汚(きたな)いさま、汚(よご)れているさま◇汚(きたな)らしいさま、不快なさま
鑶
金8+19=総画数27 U+9476
音読: ソウ[漢]、ゾウ[呉]
◆鈴の音
𩰅鬇𩫿𩬒𩬓𩯩𩯎𨲌
髟10+19=総画数29 U+29C05
音読: ソウ[漢]、ショウ、ジョウ[呉]
◆「𩰅鬡ソウノウ」、髪が乱れるさま、髪を振り乱すさま
藝兿㙯萟艺艸3+15=総画数18 U+85DD
音読: ゲイ[漢]、ゲ[呉]
◆種を播(ま)き育てる、草木を植え育てる、同「蓺」、「園芸エンゲイ」
◆技術や技能、またそれによって作り出される(表現される)もの、「芸術ゲイジュツ」、「藝」の省画字として日本では「芸」を用いるが、本来「芸」には「藝」の意はない、
「芸」参照
筆順
囈呓𡂞𠾁口3+18=総画数21 U+56C8
音読: ゲイ[漢]、ゲ[呉]
◆寝言(ねごと)、睡眠中の譫言センゲン(うわごと)、同「讛」
◆戯言ギゲン(たわごと)、意味のない(たわいない)言葉や話
筆順
襼
衣5+19=総画数24 U+897C
音読: ゲイ[漢]、ゲ[呉]
◆衣服の袖(そで)、袂(たもと)、同「褹」
讛
言7+19=総画数26 U+8B9B
音読: ゲイ[漢]、ゲ[呉]
◆寝言(ねごと)、睡眠中の譫言センゲン(うわごと)、同「囈」
藥薬𣛙艸3+15=総画数18 U+85E5
音読: ヤク[漢呉]
訓読: くすり
◆病(やまい)や傷を治(なお)したり癒(いや)したりする効果のある物質
◆病や傷を治す、癒す
◆他に化学作用を及ぼす物質
◆「芍藥シャクヤク」、ボタン科ボタン属の草、根は生薬として利用される
{シャクヤク}◆簡
「药」筆順
𡤤
女3+18=総画数21 U+21924
音読: シャク
◆美しいさま、いきいきと輝(かがや)いているさま、同「鑠」
㰛木4+18=総画数22 U+3C1B
音読: ヤク
◆木名、未詳
「【普濟方:卷二百八十六:癰疽門:又方】用㰛子一枚以醋於青石上磨之以塗腫上乾易不過十度愈」◆「㰛陽ヤクヨウ」、秦代・漢代(前221年~220年)の古県名、同「櫟陽レキヨウ」、現陝西省西安市
「【集韻:卷十:入聲下:藥第十八:櫟㰛】櫟陽縣名在雍」 {陝西省}
𤄶
水3+19=総画数22 U+24136
音読: ヤク[漢呉]
◆「勺𤄶シャクヤク」、(湯が)熱いさま
◆川名、河南省駐馬店市泌陽県を源とする川
𨰤鑠铄
金8+18=総画数26 U+28C24
音読: シャク[漢呉]
◆金属などを熱して溶(と)かす
◆明るく輝(かがや)くさま、いきいきと輝くさま、美しいさま、同「𡤤」
藺蔺艸3+16=総画数19 U+85FA
音読: リン[漢呉]
訓読: い
◆イ(藺)、イグサ科の草、別名「イグサ(藺草)」「トウシンソウ灯心草」
{イ}◆「馬藺バリン」、ネジアヤメ(捩菖蒲)、アヤメ科アヤメ属の草
{ネジアヤメ}筆順
𥽼糷𥽭𥻂
米6+19=総画数25 U+25F7C
音読: ラン[漢呉]
◆飯(めし)が柔らかくてくっつく、飯が粘り付く
躪躙躏足7+19=総画数26 U+8EAA
音読: リン[漢呉]
訓読: にじ・る
◆踏み付ける、踏み潰(つぶ)す、踏んで擦(こす)り付ける
◆「蹂躪ジュウリン」◇踏み付けて砕(くだ)く◇人や国を踏み付けにする、踏み付けて粉々にする
筆順
轥
車7+20=総画数27 U+8F65
音読: リン[漢呉]
◆「ごろごろ」「がらがら」という車が進む音、同「轔」
◆「轥轢リンレキ」、同「轔轢」◇車輪で踏み付ける◇踏み躙(にじ)る、踏み付けにする
𨙟進进𨗃
辵3+20=総画数23 U+2865F
音読: シン[漢呉]
訓読: すす・む、すす・める
◆前に向かって動く(行く)、前に出る、登る、上に向かって動く(行く)、昇って行く、状態が良い方向に向かう、逆は「退」
◆位や程度が上がる
◆人にものを差し出す、また差し上げる
◆中に入る、外から内側に向かって移動する
蘄蕲艸3+16=総画数19 U+8604
音読: キ[漢]、ゴ、ギ[呉]、キ[漢]、ケ[呉]
◆センキュウ(川芎、セリ科ハマゼリ属の草)の苗、同「蘄茝キシ」、或いはその根茎を乾燥させた生薬の名、同「蘼蕪ビブ」
{センキュウ}◆「山蘄サンキ」、トウキ(当帰)、セリ科シシウド属の草
{トウキ}◆祈る、願い求める、同「祈」
◆「牛蘄ギュウキ」「馬蘄バキ」、草名、未詳、イノンド(セリ科イノンド属)やウイキョウ(茴香、セリ科ウイキョウ属)などのセリ科の草で白花の種と思われる、同「懷羊カイヨウ」
「【爾雅注疏:釋草】藱懷羊(《疏》似芹可食菜也而葉細鋭一名茭一名牛蘄一名馬蘄子入薬用本草注云生水澤中苗似鬼鍼{⿱艹黍}菜等花青白色子黄黑色似防風子是也)」 {イノンド} {ウイキョウ}◆「蘄春キシュン」、古県名、現湖北省黄岡市
{湖北省}
玂
犬3+20=総画数23 U+7382
音読: キ[漢]、ゲ、ギ[呉]
◆犬が一頭の子を産む、一頭だけで生まれた子犬、同「𤡆」「猔」、双子は「獅シ」、三つ子は「猣ソウ」「【爾雅注疏:釋畜】犬生三猣二師一玂」
蘇蘓𧁨苏艸3+16=総画数19 U+8607
音読: ソ[漢]、ス[呉]
訓読: よみがえ・る
◆シソ(紫蘇)などのシソ科シソ属の草の称
{シソ}◆雑草を取り除く、同「穌」
◆滞(とどこお)っていたもの(血液や気)が流れ始める
◆息を吹き返す、(眠りや迷いなどから)醒(さ)める
◆生き返る、黄泉(よみ、死後の世界)から帰って来る、「蘇生ソセイ」、同「穌」「甦」
◆「屠蘇トソ」、元旦に飲む薬用酒、年少者から年長者の順に飲んで、その年の無病を願った、ダイオウ(大黃)・ビャクジュツ(白朮)・キキョウ(桔梗)・サンショウ(山椒)・ケイヒ(桂皮)・トリカブト(鳥兜)・サルトリイバラ(猿捕茨)を酒に漬け込んだもの、但し異同がある、【遵生八箋:四時調攝箋:冬卷:屠蘇方】【本草綱目:穀之四:酒:屠蘇酒】などを参照
◆「江蘇省」「江蘇省蘇州市」の簡称
{江蘇省}筆順
𠫋
厂2+19=総画数21 U+20ACB
◆未詳「【漢語大字典:厂部:𠫋】同"㢝"」
囌
口3+19=総画数22 U+56CC
音読: ソ
◆「嚕囌ロソ」、話がくどい、(話がくどくどと)煩(わずら)わしい、同「嚕嗦ロソウ」「囉嗦ラソウ」「囉唆ラサ」
𦣑酥𨣺𨢭𦢦
月(肉)4+19=総画数23 U+268D1
音読: ソ[漢]、ス[呉]
◆牛や羊などの乳に熱を加え攪拌カクハンし冷ますと表面に浮いてくるもの、またそれを更に煮詰め濃くしたもの、バターbutterやチーズcheeseなどの類
◆ぽろぽろとした、かりかりとした、ぱりぱりとした、さくさくとした、多く高温の油で揚げた食べ物の名に使われる
蘖櫱𡾹艸3+16=総画数19 U+8616
音読: ゲツ[漢]、ゲチ[呉]
訓読: ひこばえ
◆木を切り倒した後に残る切り株、同「枿」「𣡌」
◆ひこばえ、切り株から生え出た新芽、同「枿」「𣡌」
筆順
𡿗嶭𡾦𡺰𡾲山3+20=総画数23 U+21FD7
音読: ゲツ[漢]、ゲチ[呉]
◆「巀𡿗セツゲツ」◇山が高く険しいさま◇山名、陝西省咸陽市涇陽県、別名「嵯峨サガ山」
{陝西省}
蘥艸3+17=総画数20 U+8625
音読: ヤク[漢呉]
◆スズメノチャヒキ(雀の茶挽、イネ科スズメノチャヒキ属の草)或いはエンバク(燕麦、イネ科カラスムギ属の草)の類
「【爾雅注疏:釋草】蘥雀麥(《疏》蘥一名雀麥一名燕麥本草云生故墟野林下苗似小麥而弱實似穬麥而細在處亦有之是也)」 {スズメノチャヒキ}{エンバク}
𤅢瀹𤅰
水3+21=総画数24 U+24162
音読: ヤク[漢呉]
◆水や湯に漬ける、また漬けて柔らかくする
◆肉と野菜に水を加えて粥状に薄く煮詰める
◆水路を開き水を通す、川が氾濫しないように治(おさ)める
𤓝
火4+20=総画数24 U+244DD
音読: ヤク[漢呉]
◆火が明々(あかあか)と光る、火が辺りを明るく照らす、同「爚」
◆天子が執(と)り行う祭礼の名、周代(前11世紀~前3世紀)の夏の祭礼、同「礿」
𨈅
足7+21=総画数28 U+28205
音読: ヤク[漢呉]
◆(不運・不幸な状態から)抜け出す、逃(のが)れ出る、逃(に)げ出す、同「䠯」「𨈋」「【慎子:威德】…走背跋䠯窮谷野走十里…」「【方言:第十三】𨈅(踊躍)抍({⿰扌■}拔)拔也出㲻為抍(〇説文㲻没也孥歷切案今作溺)出火為𨈅也(抍一作拯𨈅一作䠯…)」
蘭蘭兰艸3+17=総画数20 U+F91F
音読: ラン[漢呉]
◆ヒヨドリバナ(鵯花)やフジバカマ(藤袴)などのキク科ヒヨドリバナ属の草、「蘭草ランソウ」
{ヒヨドリバナ} {フジバカマ}◆ラン(蘭)、ラン科の植物、「蘭花ランカ」
{ラン}◆香りのよい草の総称
◆「木蘭モクラン」、モクレン(木蓮・木蘭)、モクレン科の木
{モクレン}
囒㘓
口3+21=総画数24 U+56D2
音読: ラン[漢呉]
◆根拠もない話で人を陥(おとしい)れる、濡れ衣(ぬれぎぬ)を着せる、同「讕」
◆「囒哰ランロウ」、話が回りくどく意味がはっきりしないさま
孏嬾孄
女3+21=総画数24 U+5B4F
音読: ラン[漢呉]
◆進んでしようという気がない、気力がない、無精ブショウなさま、怠(なま)けるさま、同「懶」
𢆄襴襕襽幱
巾3+21=総画数24 U+22184
音読: ラン[漢呉]
◆衣イ(上半身に着る衣服)と裳ショウ(腰から下に穿く衣服)が別れていない単(ひとえ)の衣服、「襴衫ランサン」
◆[日]裳や裾(すそ、丈の長い衣服の帯よりも下の部分)の先に継ぎ足した部分、足の運びを良くするため広がるように大きめに作る
欗
木4+21=総画数25 U+6B17
音読: ラン[漢呉]
◆木名「【類篇:第六上:木部:欗】木名桂類」「【正字通:辰集中:木部:欗】俗欄字」「【康熙字典:辰集中:木部:欗】本作木蘭」
灡㳕
水3+21=総画数24 U+7061
音読: ラン[漢呉]
◆米の磨(と)ぎ汁
爤爛烂
火4+21=総画数25 U+7224
音読: ラン[漢呉]
訓読: ただ・れる
◆形が崩れるほどに柔らかくなるまでじっくり煮る、同「燗」
◆形が崩れる、柔らかくなって元の形がなくなる、ぐじゃぐじゃになる、ふにゃふにゃになる
◆明るく光り輝くさま、同「𠓖」
◆「爤熳・爤漫ランマン」◇色鮮やかで華(はな)やかなさま◇のびのびとしておおらかなさま
糷𥽭𥻂𥽼
米6+21=総画数27 U+7CF7
音読: ラン[漢呉]
◆飯(めし)が柔らかくてくっつく、飯が粘り付く
襽襴襕幱𢆄
衣5+21=総画数26 U+897D
音読: ラン[漢呉]
◆衣イ(上半身に着る衣服)と裳ショウ(腰から下に穿く衣服)が別れていない単(ひとえ)の衣服、「襴衫ランサン」
◆[日]裳や裾(すそ、丈の長い衣服の帯よりも下の部分)の先に継ぎ足した部分、足の運びを良くするため広がるように大きめに作る
𧮧讕谰譋𧬘
言7+20=総画数27 U+27BA7
音読: ラン[漢呉]
◆無かったことを有(あ)ったかのように言う、嘘をつく
◆根拠もない話で人を陥(おとしい)れる、濡れ衣(ぬれぎぬ)を着せる
钄鑭镧金8+21=総画数29 U+9484
音読: ラン[漢呉]
◆(金が、金属が)光り輝(かがや)くさま
◆ランタンLanthanum(La)、元素名
{ランタン}
韊䪍
革9+21=総画数30 U+97CA
音読: ラン[漢呉]
◆弓矢を入れる革製の袋、紐(ひも)を付け背負(せお)えるようにしたもの、同「籣」「【通雅:卷三十五:器用(戎器具)】…䪍則盛之而人負者韇則藏弓矢之匱也…」