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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 厂部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

「漢字林(非部首部別) 厂部] [部首索引]


厂2+0=総画数2 U+5382 [カン、ガン/]
◆「厓」「厈」などの原字で、"厂"字状に高く切り立った崖や岸の象形
◆簡「廠」
◆がんだれ、部首名
筆順
厂2+人2=総画数4 U+4EC4 [ソク、シキ/ほの・か、ほの・めかす] 𠨮𠨻𠩩
◆片方に(一方に)傾(かたむ)く、片方に寄る、偏(かたよ)る、同「側」
◆狭(せま)い、狭(せば)める、狭まる
◆[日]ほの・か、ぼんやりとしていてはっきりしないさま、ほんの僅(わず)かなさま、微(かす)かなさま
◆[日]ほの・めかす、それとなく言う
筆順
厂2+又2=総画数4 U+53CD [ハン、ホン、タン/そ・る、そ・らす、かえ・る、かえ・す] 𠬡
◆覆(くつがえ)る、表裏が逆になる、ひっくり返る
◆逆ギャク、逆である、「反対ハンタイ」「【韓非子:卷十八:六反】害者利之反也…亂者治之反也」
◆背(そむ)く、背(せ)を向ける、「反逆・叛逆ハンギャク」、同「叛」
◆顧(かえり)みる、振り返る「【孟子注疏:卷三上:公孫丑章句上】自反而縮雖千萬人吾往矣(…自省有義雖敵家千萬人我直往突之…)」
◆「反切ハンセツ」、二つの漢字を用い、先の漢字の声母(音節の初めの子音)と、後の漢字の韻母(音節の初めの子音を除いたもの)組み合わせて音を表す、「漢」は「呼旰切」で表され、「呼」の音「hū」の「h」と「旰」の音「gàn」の「àn」を合わせ「hànカン」と発音する
◆[日]そ・る、弓のような形に曲がる
◆[日]面積の単位 、1反=10畝 {各種単位}
◆[日]布の長さの単位 、1反=10m前後
筆順
厂2+土3=総画数5 U+5727 [オウ、ヨウ、アツ/お・す、おさ・える、へ・す] 壓𡑅𡒦压
◆上から下に向けて押え付けるように力を加える
◆力で押え付ける、押え付けて従わせる
注解:「圧」は日本・韓国などで用いられる「壓」の簡体字、中国では「压」
筆順
厂2+山3=総画数5 U+5C75 [ガン、ゲツ、ゲチ/]
◆高く切り立った岸(きし)、崖(がけ)
◆仰(あお)ぐ、見上げる、顔を上に向けて見る、同「𡹼」「【集韻:卷五:上聲上:阮第二十:屵𡹼】仰也」
𣱷厂2+水4=総画数6 U+23C77 [カ/] 貨货𧴦𧷴𧵰
◆品物を買うための金銭、「貨幣カヘイ」
◆金銭に交換できる(金銭と同じ価値がある)品物、財物
◆商品、売り物、(金銭に変えることができる)品物
◆賂(まいない)、自らの利益になるように便宜を図って貰おうという不正な意図を以って人に金銭(価値あるもの)を贈る
注解:金銭(「貝」)が品物に、また品物が金銭に形を変える(「化」)の意
厂2+火4=総画数6 U+7070 [カイ、ケ/はい、あく] 𤆆
◆ものが燃え尽(つ)きて再び燃やすことができない状態のもの、再び燃やすことができるものは「炭」
◆ものを高温で燃やし尽くした後に残ったものの色、黒と白の中間の色
◆(燃え尽きて)勢いや元気を失う
注解:「灰」は{⿸𠂇(右手の意)火}で、「炭」などの「灰{⿸厂(崖の意)火}」とは別、但し混用が見られる
筆順
𥎦厂2+矢5=総画数7 U+253A6 [コウ、グ/]
◆弓で矢を射るときの的(まと)、同「侯」
厂2+鳥11=総画数13 U+9CEB [ガン、ゲン/かり] 鴈𩾦
◆ガン(雁)、野生のカモ科マガン属などに属する鳥、同「雁」
◆ガチョウ(鵝鳥)、野生のガン(雁、カモ科の鳥)を家禽化した鳥、同「鵝」
筆順
厂2+龍16=総画数18 U+9F8E [ホウ、ボウ/] 龐庞厐
◆高い建物
◆高く大きなさま、大きくどっしりとしているさま
◆入り乱れるさま、乱雑なさま
人部
厂2+2=総画数4 U+5383 [ギ/]
◆危(あや)うい、切り立った崖の上に人がいる象形、同「危」
◆仰ぎ見る、見上げる
筆順
厃4+卩2=総画数6 U+5371 [ギ、キ/あぶ・ない、あや・うい、あや・うく、あや・ぶむ] 𠝰𡵁𡴲𡴻𡴸
◆高くそそり立つさま
◆高くそそり立った山や崖の上から今にもものが落ちて来そうなさま、高くそそり立った山や崖から落ちそうになるさま、身に害が及ぶのではないかと不安を感じるさま
◆今にも、もう少しのところで
◆二十八宿北方玄武ゲンブの第五宿 {二十八宿}
筆順
厃4+矢5=総画数9 U+77E6 [コウ、グ/]
◆弓で矢を射るときの的(まと)、同「帿」「【儀禮註疏:卷第五:鄉射禮】凡矦天子熊矦白質諸侯麋矦赤質大夫布矦畫以虎豹士布矦畫以鹿豕」(【三禮圖集注:卷六】に「虎侯」「熊侯」「豹侯」他の図あり)
◆君主から領地の統治を認められた領主の称号、「諸侯ショコウ」という、「諸侯国ショコウコク、諸侯が統治する国」
◆爵位シャクイ(上位から「公・侯・伯・子・男」)の第二位
◆これ、文頭に置いて語調を整える語
厂2+2=総画数4 U+5384 [アク、ヤク/]
◆行き詰まる、進退窮(きわ)まる、打つ手がなく困り果てる、同「戹」「阨」「阸」
◆木の節(ふし)、「行き止まりになっている」の意、同「戹」「枙」
◆[日]良くないこと、不吉なこと、災(わざわ)い
筆順
厄4+人2=総画数6 U+4F0C [アイ/]
◆困る、どうすることもできずに苦しむ
厄4+口3=総画数7 U+5443 [アク、ヤク/] 呝𠲪
◆しゃっくり、げっぷ、「呃逆アクゲキ・ウォニィ」
◆ニワトリ(鶏)などの鳴く声、「呃喔・喔喔アクアク・ウォウォ」
◆句末に置き感嘆などを表す語
𡛖厄4+女3=総画数7 U+216D6 [ガ、ダ、ナ/] 㛂𡜮
◆か弱いさま、か細いさま
◆「婐𡛖アダ」、月の光に似て弱々しく、それでいて人を魅ミするように美しいさま「【御定全唐詩:卷三百三十六:韓愈:元和聖德詩】…日君月妃煥赫婐㛂(婐烏果切㛂五果切身弱好也謂月妃)」
厄4+手3=総画数7 U+627C [アク、ヤク/]
◆押(お)さえる、(動かないように)しっかりと押さえる、抑(おさ)える、同「㧖」
◆しっかりと掴(つか)む、しっかりと握(にぎ)る、同「㧖」「搤」「搹」
筆順
𦙜厄4+月(肉)4=総画数8 U+2665C [未詳/]
◆未詳「【類篇:卷十二:肉部:𦙜】女下切{⿰月朶}*𦙜肥皃」(他の殆どの字書では「*𦛐」とする、更に「【類篇:卷十二:肉部:𦚩】烏瓦切{⿰月朶}*脆肥皃」とあり、やや混乱が見られる)
厄4+木4=総画数8 U+6799 [アク、ヤク/]
◆木の節(ふし)、「科枙カアク」、同「厄」
◆軛(くびき)、牛馬の項(うなじ)に掛ける"へ"字状の馬具、同「軛」
𣲣厄4+水3=総画数7 U+23CA3 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:水部:𣲣】同"阨"」
𤜸厄4+犬3=総画数7 U+24738 [アク、ヤク/]
◆大きな豕(いのこ、ブタ(豚)或いはイノシシ(猪))、同「豟」
厄4+石5=総画数9 U+7808 [ダ、ナ/] 𥑽
◆「䂺砈カダ」、未詳「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:䂺*𥑽】上烏火反下奴火反䂺𥑽石貌也上又苦罪反䂺礧(「【御定歷代賦彙:卷十四:衡嶽賦】…硱磳䂺*{⿰石巵}䃎䂦磊砢…」を引いたものと思われるが、字形はやや異なる)
厄4+艸3=総画数7 U+82CA [アク、ヤク/]
◆アセナフテンAcenaphthene、C12H10、有機化合物の一種
厄4+虫6=総画数10 U+8685 [アク、ヤク/]
◆毛虫(けむし)、カイコ(蚕、カイコガ科の昆虫の幼虫)、またガ(蛾)やチョウ(蝶)などの幼虫、別名「螐蠋ウショク」
𧦠厄5+言7=総画数12 U+279A0 [アク、ヤク/]
◆しゃっくりやげっぷ、またニワトリ(鶏)などの鳴く声、同「呃」
厄4+豕7=総画数11 U+4748 [アク、ヤク/] 豟𧲒
◆大きな豕(いのこ、ブタ(豚)或いはイノシシ(猪))、同「𧱒」「𤜸」
注解:本字は{⿰豕(⿸厂巳)}{⿰豕(⿸厂㔾)}のいずれか判別しがたいが【康煕字典】に従い{⿰豕(⿸厂㔾)}とした、またフォントによっては{⿰豕卮}になる場合がある
厄4+車7=総画数11 U+8EDB [アク、ヤク/くびき] 軶轭𩉴𦷖
◆車や農耕用の鋤(すき)などを曳かせるために牛馬の項(うなじ)に掛ける"へ"字状の馬具、これを縄・紐で首周りに固定し車や農耕用の鋤(すき)などを繋ぐ {乗物(馬車)}
◆束縛する、拘束する
筆順
厄4+車4=総画数8 U+8F6D [アク、ヤク/くびき] 軛軶𩉴𦷖
◆車や農耕用の鋤(すき)などを曳かせるために牛馬の項(うなじ)に掛ける"へ"字状の馬具、これを縄・紐で首周りに固定し車や農耕用の鋤(すき)などを繋ぐ {乗物(馬車)}
◆束縛する、拘束する
厄4+金8=総画数12 U+922A [アク、ヤク/]
◆腕輪
厄4+阜3=総画数7 U+9628 [アイ、エ、アク、ヤク/]
◆(山などが両側から迫っていて)狭くなっているところ、同「隘」
◆狭くて或いは行く手が遮(さえぎ)られていてそれより先に進めないさま、同「阸」
◆行き詰まる、進退窮(きわ)まる、打つ手がなく困り果てる、同「厄」「戹」「阸」
筆順
𩉴厄4+革9=総画数13 U+29274 [アク、ヤク/くびき] 軛軶轭𦷖
◆車や農耕用の鋤(すき)などを曳かせるために牛馬の項(うなじ)に掛ける"へ"字状の馬具、これを縄・紐で首周りに固定し車や農耕用の鋤(すき)などを繋ぐ {乗物(馬車)}
◆束縛する、拘束する
厄4+頁9=総画数13 U+980B [ガ、コ、ク/] 𩒒
◆静まる
◆顧(かえり)みる、周りを(左右や後ろを)見る、同「顧」
注解:「顾」は「顧」の簡体字
厄4+頁6=総画数10 U+987E [コ、ク/かえり・みる]
◆頭を回転させて周りを(左右や後ろを)見る、「回顧カイコ」
◆後ろを振り向いて見る、(後ろを、過去を)振り返る
◆周りに心を振り向ける、気配りをする
𩚚厄4+食8=総画数12 U+2969A [ア、アク/] 𩚬𩜄
◆飢えるさま
𩵡厄4+魚11=総画数15 U+29D61 [ガ/]
◆魚名
厂2+2=総画数4 U+5385 [テイ、チョウ/] 廳廰厛𠫇𠫊㕔
◆官庁、役所、同「庁」
◆集会用や接客用の広間
𠯸厅4+口3=総画数7 U+20BF8 [テイ、チョウ/き・く] 聽𦗟聴𦔽𦕘𦖆聼𦘏𦕢
◆耳を傾けて言わんとするところをしっかりと聞く
◆聞いたことを受け入れる、聞き入れる
◆聞き入れてその通りにさせる、思い通りにさせる
厂2+2=総画数4 U+5386 [レキ、リャク/]
◆繁「曆」
◆繁「歷」
历4+口3=総画数7 U+5456 [レキ、リャク/]
◆(鳥などの)声の形容、「呖呖レキレキ」「【韓湘子全傳:第六回棄家緣湘子修行 化美女初試湘子】…其聲音嘹喨尖巧恰似嚦嚦鶯聲…」
历4+土3=総画数7 U+575C [レキ、リャク/] 壢𡐰
◆底深い穴、或いは奥深い穴、同「坑」
历4+木4=総画数8 U+67A5 [レキ、リャク/くぬぎ] 櫪𣙽
◆飼葉桶(かいばおけ)、牛馬の餌を入れる桶
◆クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木、その実は団栗(どんぐり)と呼ばれる {クヌギ}
◆「櫪㯕レキセイ」、指の間に五本の木の棒(「拶子」という)を挟んで強く縛る拷問、特に女性に対して行われた、同「拶指サツシ」
历4+水3=総画数7 U+6CA5 [レキ、リャク/] 瀝𤁋𤃹
◆漉(こ)す、液体を目の細かい布などに通す
◆滴(したた)る、液体が水滴となってぽたぽたと落ちる
◆ぽたぽたと落ちる液体、滴(しずく)
历4+疒5=総画数9 U+75AC [レキ、リャク/] 癧𤻤
◆「瘰疬ルイレキ」、リンパ節lymph node炎、リンパ節の炎症が原因で(多く首に)できる腫れ物(はれもの)
𦍠历4+羊6=総画数10 U+26360 [レキ、リャク/] 䍽𦏩𦏈
◆「羖𦍠コレキ」、ヒツジ(羊、ウシ科ヒツジ属の哺乳類)、角(つの)がありやや小形だという「【爾雅注疏:釋畜】…夏羊(《注》黑羖䍽)…」「【北史:卷四十一:列傳第二十九】…童謠曰白羊頭毣禿羖䍽頭生角…」「【集韻:卷十:入聲下:錫第二十三:䍽𦏈】羖䍽山羊或省」
历4+艸3=総画数7 U+82C8 [レキ、リャク/]
◆「葶苈テイレキ」、イヌナズナ(犬薺)、アブラナ科の草、種を生薬として用いる {イヌナズナ}
历4+雨8=総画数12 U+96F3 [レキ、リャク/] 靂𩆝
◆「霹雳ヘキレキ」、突然切り裂くように響き渡る激しい雷、同「礔礰」
又部
厂2+3=総画数5 U+5387 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷二十二:厂部第三百四十八:厇】竹格切亦作磔開厇也」「【廣韻:入聲:麥第二十一:摘:厇】張厇」「【正字通:子集下:厂部:厇】與宅通舉要孝經宅作厇」
𥝾厇5+禾5=総画数10 U+2577E [タ、ジャ、ト、ツ/]
◆漢代(前202年~220年)の国名、或いは県名、現山東省菏澤市成武県付近、同「秺」「秅」「䅊」「㢉」「【集韻:卷七:去聲上:莫第十一:𥝾】漢侯國名在成武通作秺」
厂2+3=総画数5 U+5388 [カン、ガン/]
◆高く切り立った崖(がけ)、水面から切り立った岸
◆咎(とが)める、同「斥」「【說文解字:言部:訐】面相厈罪相告訐也」
厈5+山3=総画数8 U+37C1 [ガン/きし] 岸堓
◆水面から"厂"字状に高く切り立っているところの水際スイサイ(みずぎわ)、水崖スイガイ、汀テイ(みぎわ)のように波が寄せて引くたびに水と陸地の境目が変わるようなところではなく、水面と陸地に高低差があり(或いは仕切られていて)波が寄せて引いても、その境目が変わらないところ、同「漄」「涯」
◆高く切り立っているさま、突き出ているさま、角立っているさま
◆「傲㟁ゴウガン」、気位(きぐらい)が高いさま
厈5+山3=総画数8 U+5CB8 [ガン/きし] 堓㟁
◆水面から"厂"字状に高く切り立っているところの水際スイサイ(みずぎわ)、水崖スイガイ、汀テイ(みぎわ)のように波が寄せて引くたびに水と陸地の境目が変わるようなところではなく、水面と陸地に高低差があり(或いは仕切られていて)波が寄せて引いても、その境目が変わらないところ、同「漄」「涯」
◆高く切り立っているさま、突き出ているさま、角立っているさま
◆「傲岸ゴウガン」、気位(きぐらい)が高いさま
筆順
𣳙厈5+水3=総画数8 U+23CD9 [ソ、ス/さかのぼ・る] 泝𣴔㴑𣶮𣹫溸
◆水や時間・物事などの本来の流れとは逆方向に行く、上流に向かって行く、同「溯」、流れと同じ方向に行くのは「沿」
◆~に向かう、~に向かって行く
𧦡厈5+言7=総画数12 U+279A1 [ソ、ス/うった・える] 訴诉𧩔𧩯𧦓
◆告げる、述べる
◆「告訴コクソ」◇事情や状態を人に告げる◇不当・不正なことについて上に申し出て解決・是正を求める
𧻀厈5+走7=総画数12 U+27EC0 [シャ/]
◆押し止(とど)める
𩿫厈5+鳥11=総画数16 U+29FEB [ガン、ゲン/]
◆ガン(雁)、野生のカモ科マガン属などに属する鳥、同「雁」、或いは家禽化されたガン(雁)、同「鴈」「【正字通:亥集中:鳥部:𩿫】鴈鳱同鳱卽𩿫之省與𩿫別…舊本誤以𩿪爲𩿫闕𩿫不載…」
厂2+3=総画数5 U+5389 [レイ、ライ/]
◆肌理(きめ)の粗い砥石(といし)、荒研ぎ用の砥石、同「礪」
◆砥(と)ぐ、研(みが)く
◆励(はげ)む、奮(ふる)い起こす、励ます、奮い立たせる
◆厳(きび)しい、烈(はげ)しい、甚(はなは)だしい
◆酷(ひど)い、惨(むご)い
◆酷い災いを齎(もたら)す、またそのようなもの、「厲鬼レイキ(悪鬼アッキ、悪霊アクリョウ)」
◆癩病ライビョウ、ハンセン病Hansen's disease、同「癘」
筆順
厉5+力2=総画数7 U+52B1 [レイ、ライ/はげ・ます、はげ・む]
◆はげ・ます、元気付ける、力付ける、奮(ふる)い立たせる
◆仕事などに力を注ぐ
筆順
𤇃厉5+火4=総画数9 U+241C3 [レツ、レチ/]
◆火が消える、また消す
◆未詳「【梁書:卷二十四:列傳第十八:蕭景】…姥語曰蕭監州符火爄汝手何敢留之…」「【蠛蠓集:卷三:賦:懷𨼆賦】…朱夏騁途炎飈歘烈𤐩爄熛…」
厉5+石5=総画数10 U+783A [レイ、ライ/]
◆肌理(きめ)の粗(あら)い砥石(といし)、荒研ぎ用の砥石
◆刀などの刃物を研(と)ぐ、磨(みが)く
◆磨き上げる、鍛(きた)え上げる「【墨子:節葬下】…南有楚越之王而北有齊晉之君此皆砥礪其卒伍以攻伐并兼為政於天下…」
筆順
厉5+米6=総画数11 U+7C9D [レイ、ライ/]
◆脱穀したままで精白していない米、玄米ゲンマイ(くろごめ)、同「糙」
◆粗末なさま、粗(あら)いさま、同「糙」
厉5+虫6=総画数11 U+86CE [レイ、ライ/] 蠣蠇
◆カキ(牡蛎)、カキ目の二枚貝、同「蠇」「蚝」
◆「蛤蛎コウレイ」、シオフキガイ(潮吹貝、バカガイ科バカガイ属)やハマグリ(蛤、マルスダレガイ科ハマグリ属)などの食用とする二枚貝
◆「蛎鹬レイイツ」、ミヤコドリ(都鳥)、ミヤコドリ科ミヤコドリ属の鳥
筆順
厂2+4=総画数6 U+3542 [キン、ゴン/]
◆石地、石が多い(石だらけの)ところ、またそのような土地、同「㕋」
◆未詳「【玉篇:卷二十二:厂部第三百四十八:㕂】宜今切古文*(「*𡷧」の誤りであろうか?)
𩒣㕂6+頁9=総画数15 U+294A3 [シン/]
◆「𩒣𩖄シンギン」、醜(みにく)いさま「【玉篇:卷四:頁部第三十六:𩖄】牛飲切𩒣𩖄醜皃」「【龍龕手鑑:卷四:頁部第十五:𩒣】士錦反𩒣𩖄也」
厂2+4=総画数6 U+3544 [シ、テイ、タイ/]
◆砥石(といし)に利用される柔らかく肌理(きめ)の細かい石、同「砥」
◆研(と)いで平らにする、同「砥」
◆~に至(いた)る、~に行く着く、同「致」
𦮈㕄6+艸3=総画数9 U+26B88 [シ/]
◆「𦮈蒻シジャク」、伸び始めたばかりの柔らかいガマ(蒲) {ガマ}
厂2+4=総画数6 U+538A [ガ、ゲ/]
◆「厏厊サガ」、ぴったりと合わないさま
𧧝厊6+言7=総画数13 U+279DD [ガ、ゲ/]
◆「𧨊𧧝サガ」、未詳「【集韻:卷六:上聲下:馬第三十五:𧨊】𧨊𧧝言戾」
厂2+4=総画数6 U+538C [エン、ヨウ、オン/あ・きる、いと・う、いと・わしい]
◆強く締め付ける、強く押え付ける、押え付けて従わせる、同「壓」
◆悪夢を見て魘(うな)される、「体が押え付けられるようになる」の意
◆あ・きる、いと・う、十分な量や程度を超える、もうこれ以上は要(い)らないというほどになる、十分に過ぎて嫌になる、同「飽」
◆満足する、満ち足りる
厌6+心3=総画数9 U+6079 [エン/]
◆意欲や気力が湧(わ)かないさま、気持ちが落ち込むさま「【情史類略:第二十一卷情妖類】僧體枯瘦氣息懨然漸無生意」
𢬍厌6+手3=総画数9 U+22B0D [ヨウ/] 擪𢵤擫㩎
◆(笛などの孔を押さえるように)指で軽く押さえる、押さえて塞ぐ
厌6+面9=総画数15 U+9765 [ヨウ/えくぼ] 靨𩉂𩉇
◆笑った時などに頬(ほお)にできる窪(くぼ)み、「酒窩シュワ・ジュワ」
厌6+食9=総画数15 U+990D [エン/]
◆もうこれ以上は要(い)らないというほどに食べる、満足する、満ち足りる、同「厭」「猒」
厌6+鬼10=総画数16 U+9B47 [エン/うな・される] 魘㱘
◆うな・される、恐ろしい夢を見て驚く、また脅(おび)える、また脅えて思わず声を発する
厌6+黑12=総画数18 U+9EE1 [エン/] 黶𪒞
◆黒子(ほくろ)、皮膚の黒い斑点、皮膚に残った黒い傷跡、黒い痣(あざ)
火部
𠂬厂2+4=総画数6 U+200AC [アク、ヤク/] 𢀴𠂘𠨗𠨳
◆木の節(ふし)、同「厄」「枙」
𠂬6+女3=総画数9 U+36C2 [ガ、ダ、ナ/] 𡜮𡛖
◆か弱いさま、か細いさま
◆「婐㛂アダ」、月の光に似て弱々しく、それでいて人を魅ミするように美しいさま「【御定全唐詩:卷三百三十六:韓愈:元和聖德詩】…日君月妃煥赫婐㛂(婐烏果切㛂五果切身弱好也謂月妃)」
𢫷𠂬6+手3=総画数9 U+22AF7 [ワ/]
◆摘(つま)む、摘み取る
𦛐𠂬6+月(肉)4=総画数10 U+266D0 [ジョ、ニョ/]
◆「*𦚩𦛐ワジョ」、肥(こ)える(肥えている)さま「【集韻:卷六:上聲下:馬第三十五:𦛐】{⿰月朶}𦛐肥皃」
注解:*𦚩」はいずれの字書も{⿰月朶}、「朶」と「朵」は同字(異体字の関係にある)
𥑽𠂬6+石5=総画数11 U+2547D [ダ、ナ/]
◆「䂺𥑽カダ」、未詳「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:䂺*𥑽】上烏火反下奴火反䂺𥑽石貌也上又苦罪反䂺礧(「【御定歷代賦彙:卷十四:衡嶽賦】…硱磳䂺*{⿰石巵}䃎䂦磊砢…」を引いたものと思われるが、字形はやや異なる)
𩒒𠂬6+頁8=総画数14 U+29492 [ガ、コ、ク/]
◆静まる
◆顧(かえり)みる、周りを(左右や後ろを)見る、同「顧」
𠨺厂2+4=総画数6 U+20A3A [セキ、シャク/しりぞ・ける] 斥𠩋㡿𡱞𤵍
◆退(しりぞ)ける、押し退(の)ける、追い遣(や)る、「排斥ハイセキ」
◆押し開く、大きく広げる、「斥地セキチ」
◆(誤りを)指摘する、咎(とが)める、「斥責セキセキ・チェザ」
◆窺(うかが)う、探(さぐ)る、「斥候セッコウ」
◆「充𠨺ジュウセキ」、一面に蔓延(はびこ)る、いっぱいになる
𢫳𠨺6+手3=総画数9 U+22AF3 [タク/ひら・く] 拓𢷌𢸨
◆切り開く、押し広げる、広げる
◆凹凸があるものに紙を当て上からたんぽ(綿などを丸め棒の先に取り付け墨を含ませたもの)で叩きながら文字や絵柄を写し取る、石摺(いしずり)、同「搨」
厂2+5=総画数7 U+538E [シ、テイ、タイ/]
◆砥石(といし)に利用される柔らかく肌理(きめ)の細かい石、同「砥」
◆研(と)いで平らにする、同「砥」
◆~に至(いた)る、~に行く着く、同「致」
𦰘厎7+艸3=総画数10 U+26C18 [シ/]
◆伸び始めたばかりの若々しいガマ(蒲)
厂2+5=総画数7 U+538F [サ、セ/] 𠩎
◆「厏厊サガ」、ぴったりと合わないさま
◆狭(せば)まる、狭める、同「窄」
𧨊厏7+言7=総画数14 U+27A0A [サ、シャ/]
◆「𧨊𧧝サガ」、未詳「【集韻:卷六:上聲下:馬第三十五:𧨊】𧨊𧧝言戾」
𠩈厂2+5=総画数7 U+20A48 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:子集備考:厂部:𠩈】《海篇》音注」
𡷜𠩈7+山3=総画数10 U+21DDC [未詳/]
◆未詳「【正字通:寅集中:山部:𡷜】嵟字之譌」「【康熙字典:寅集中:山部:𡷜】《類篇》徒回切音頹山崩也」
𢭘𠩈7+手3=総画数10 U+22B58 [未詳/]
◆未詳
𥎦矢部
厂2+6=総画数8 U+5392 [キョウ、コウ/] 𠩂
◆山が両側に迫っている川、谷、谷川
𧨵厒8+言7=総画数15 U+27A35 [コウ/]
◆「𧨵䜙コウガン」、冗談(ジョウダン)を言う、戯言(たわごと)を言う「【集韻:卷十:入聲下:合第二十七:𧨵】𧨵䜙笑語」
厂2+6=総画数8 U+5393 [ガイ、ゲ/]
◆"厂"字状に急角度で深く落ち込んでいる地形、またその縁(へり)の部分、同「崖」
◆水面から"厂"字状に切り立ったところの水際スイサイ(みずぎわ)、同「涯」
◆目の縁(へり)、上瞼(うえまぶた)や下瞼(したまぶた)、同「睚」
𪞢厓8+冫2=総画数10 U+2A7A2 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:冫部:𪞢】同"厓"」
厓8+口3=総画数11 U+5540 [ガイ、ゲ/いが・む] 嘊𠺓
◆犬が互いに歯を剥(む)き吠(ほ)え合うさま、犬が争うさま、「啀喍ガイサイ」
筆順
厓8+土3=総画数11 U+5810 [ガイ/]
◆未詳、「切り立った崖」の意か?
厓8+女3=総画数11 U+5A3E [ガイ/]
◆喜び楽しむ
◆醜い
厓8+山3=総画数11 U+5D15 [ガイ、ゲ/がけ]
◆"厂"字状に急角度で深く落ち込んでいる地形、またその縁(へり)の部分
◆地の果(は)てるところ、その先に何もないところ、同「涯」
筆順
厓8+山3=総画数11 U+5D16 [ガイ、ゲ/がけ]
◆"厂"字状に急角度で深く落ち込んでいる地形、またその縁(へり)の部分
◆地の果(は)てるところ、その先に何もないところ、同「涯」
筆順
𢛄厓8+心3=総画数11 U+226C4 [ガイ、ゲ/]
◆恨む
厓8+手3=総画数11 U+6371 [ガイ、ゲ、アイ、エ/]
◆被(こうむ)る、~される、同「挨」
◆引き延ばす、同「挨」「𨂉」
厓8+水3=総画数11 U+6DAF [ガイ、ゲ/]
◆水面から"厂"字状に切り立ったところ、汀テイ(みぎわ)のように波が寄せて引くたびに水と陸地の境目が変わるようなところではなく、水面と陸地に高低差があり(或いは仕切られていて)波が寄せて引いても、その境目が変わらないところ、同「漄」「岸」
◆果(は)てる、終わる、続いていたものが絶(た)えて、その先がない
筆順
厓8+目5=総画数13 U+775A [ガイ、ゲ/] 𥊅
◆目の縁(へり)、上瞼(うえまぶた)や下瞼(したまぶた)、同「𥌚」
◆睨(にら)む、目に角(かど)を立てる、目を吊(つ)り上げる
◆「睚眦ガイシ・ガイサイ」◇目に角を立てて睨(にら)む◇僅(わず)かなさま「【史記:卷七十八:范睢蔡澤列傳】…一飯之徳必償睚眦之怨必報(…睚眦謂相嗔怒而見齒也)」「【新書:卷第八:官人】柔色傴僂唯諛之行唯言之聽以睚眦之間事君者廝役也」
筆順
𧡋厓8+見7=総画数15 U+2784B [ガイ、ゲ/] 𧢏𧡖𧡞
◆未詳「【廣雅:卷一:釋詁】𧡋(五買)視也」「【玉篇:卷四:見部第五十二:𧡋】牛買切視也」「【廣韻:上聲:駭第十三:騃:𧡋】笑視」「【字彙補:酉集:見部:𧡖】𧡋字之譌」「【字彙補:酉集:見部:𧢏】同𧡋」
𨂉厓8+足7=総画数15 U+28089 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:足部:𨂉】同"捱"、拖延」
𪘬厓8+齒15=総画数23 U+2A62C [ギ/] 𪗹
◆歯が不揃いなさま、同「𪘫」
◆「𪗶𪘬シギ」、歯ぎしりするさま
厂2+6=総画数8 U+5394 [チツ/]
◆「盩厔チュウチツ」、古県名、右扶風ユウフフウ鄠コにあった、現陝西省西安市周至県「【廣韻:下平聲:尤第十八:輈:盩】盩厔縣在京兆府*水曲曰盩山曲曰厔又云引擊也」「【集韻:卷四:平聲:尤第十八:盩】說文引擊也扶風有盩厔縣一說*山曲曰盩水曲曰厔俗作𥂕非是」(【廣韻】と【集韻】とでは違いがあるが「盩厔」は「山河が入り組んでいる地」の意という) {陝西省}
𡲃厔8+尸3=総画数11 U+21C83 [オク/や] 屋𦤿𦤼
◆日差しや雨風を遮(さえぎ)るための覆(おお)い、同「幄」
◆建物の上部の日差しや雨風を遮るための覆い、「屋頂オクテイ・オクチョウ(屋根)」
◆(屋根に覆われた)建物、宿舎、家屋
◆建物の中の室シツ(部屋)、「屋子オクシ」
𠩋厂2+6=総画数8 U+20A4B [セキ、シャク/しりぞ・ける] 斥㡿𡱞𠨺𤵍
◆退(しりぞ)ける、押し退(の)ける、追い遣(や)る、「排斥ハイセキ」
◆押し開く、大きく広げる、「斥地セキチ」
◆(誤りを)指摘する、咎(とが)める、「斥責セキセキ・チェザ」
◆窺(うかが)う、探(さぐ)る、「斥候セッコウ」
◆「充𠩋ジュウセキ」、一面に蔓延(はびこ)る、いっぱいになる
𣶮𠩋8+水3=総画数11 U+23DAE [ソ、ス/さかのぼ・る] 泝𣴔㴑𣳙𣹫溸
◆水や時間・物事などの本来の流れとは逆方向に行く、上流に向かって行く、同「溯」、流れと同じ方向に行くのは「沿」
◆~に向かう、~に向かって行く
𠩓厂2+6=総画数8 U+20A53 [チョウ/]
◆満たないさま、足りないさま、またその量
◆「庣旁チョウボウ」、足りない分を広げる「【漢書:志:律曆志:律曆志上】其法用銅方尺而圜其外旁有庣焉」 {新莽嘉量} {新莽嘉量}
𣁿𠩓8+斗4=総画数12 U+2307F [チョウ/] 𣂁𣂀𣁶𣂇
◆鉄製・金属製(古くは木製・骨製など)の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「鍬」
𣂀𠩓8+斗4=総画数12 U+23080 [チョウ/] 𣂁𣁿𣁿𣁶𣂇
◆鉄製・金属製(古くは木製・骨製など)の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「鍬」
𣂥𠩓8+斤3=総画数11 U+230A5 [チョウ/] 𢊙𠝡
◆鉄製・金属製(古くは木製・骨製など)の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「鍬」
厂2+7=総画数9 U+5396 [ボウ、モウ/]
◆大きいさま、大きくなるさま、大きく膨(ふく)らむさま、「厖大・膨大ボウダイ」、同「尨」「庬」
◆入り乱れるさま、入り交じるさま、同「尨」
筆順
𧎞厖9+虫6=総画数15 U+2739E [ホウ、ボウ/]
◆ハマグリ(蛤)やイガイ(胎貝)などの食用とする二枚貝、同「蚌」
厂2+7=総画数9 U+5397 [テイ、ダイ、シ/]
◆「唐厗トウテイ」、雲母ウンモ・ウンボに似た鉱石の名、別名「火齊カセイ」、同「唐𥔈」「鎕銻」「【說文解字注:厂部:厗】唐厗石也(…石名也廣韵齊韵唐韵皆作磄厗又曰鎕銻火齊也玉篇曰厗古銻字)」
◆「厗奚シケイ」、古地名、同「傂奚」、漁陽ギョヨウ郡(現北京市・天津市周辺の地という)「【漢書(前漢書):卷二十八下:地理志第八下】漁陽郡…縣十二 漁陽(…)狐奴(…)路(…)雍奴 泉州(…)平谷 安樂 厗奚(…)獷平(…)要陽(…)白檀(…)滑鹽(…)」 {北京市}
𢔭厗9+彳3=総画数12 U+2252D [テイ、ダイ、チ、ジ/] 徲𢔦𠌬
◆久しく待つ
◆ゆっくりと進む、遅い
𥔈厗9+石5=総画数14 U+25508 [テイ、ダイ/]
◆「唐𥔈トウテイ」、雲母ウンモ・ウンボに似た鉱石の名、別名「火齊カセイ」、同「唐厗」「鎕銻」「【說文解字注:厂部:厗】唐厗石也(…石名也廣韵齊韵唐韵皆作磄厗又曰鎕銻火齊也玉篇曰厗古銻字)」
厂2+7=総画数9 U+5398 [リ、テン、デン、リン/]
◆市廛シテン、城下の割り当てられた宅地に構えた店、その店舗兼住宅には税が課せられたが商売による利益は税が免除された
◆長さの単位、重量の単位、面積の単位、百分の一、10の-2乗、センチcenti、1尺=10分=100釐(厘)、同「釐」 {各種単位} {各種単位} {数字}
◆繁「釐」
筆順
厘9+口3=総画数12 U+55B1 [リ/]
◆グレーンgrain、重量の単位、1gr=0.06479891g、現在は「格令グリン」が使われる
◆「リィ」などの音オンを表す漢字(音写字)、「咖喱カァリィー(カレーcurry)」
厘9+水3=総画数12 U+6E79 [テン、デン/]
◆川名、河南省洛陽市の西北を源とし、南流して洛河ラクガに注ぐ、「瀍水テンスイ」「瀍河テンガ」「【康熙字典:巳集備考:水部:湹】」《篇海類編》直連切音纏水名〇按卽𤁄字之譌」「【中華字海:氵部:湹】"瀍"的讹字」 {河南省}
厘9+瓦5=総画数14 U+7505 [/センチグラム]
◆[日]センチグラムcentigram(centigramme、cg)、重量の単位、1cg=0.01g、「瓦(グラムgram)」と「厘(百分の一)」を組み合わせた和製の漢字、中国では「厘克」「兣(旧単位)」
筆順
厘9+立5=総画数14 U+7AF0 [/センチリットル]
◆[日]センチリットルcentilitre(centiliter、cL)、体積の単位、10mL=1cL=1/10dL=1/100L
筆順
厘9+米6=総画数15 U+7CCE [/センチメートル]
◆[日]センチメートルcentimeter(centimetre、cm)、長さの単位、0.01m=1cm=10mm、「米(メートル)」と「厘(百分の一)」を組み合わせた和製の漢字、中国では「厘米」「釐米(香港)」「公分(台湾)」
筆順
厘9+糸6=総画数15 U+7DFE [テン、デン/まと・う、まとい、まつ・る] 纏缠纒
◆周りから幾つかのものを解(ほつ)れないようにしっかりと付ける、「衣服を纏う」は「開(はだ)けたり脱げ落ちたりしないようにしっかりと身に着ける」の意
◆幾つかのものしっかりと束ねて解れないようにする
◆[日]まつ・る、布や衣服の縁(へり)を折り込んで縫う、「布の先が解れないようにする」の意
◆[日]まとい、棒の先に細長い布や革などを束ね房状に垂らしたもの、戦場で陣所などの目印とした
𨂷厘9+足7=総画数16 U+280B7 [テン、デン/] 躔𨇠
◆踏(ふ)み行く、人や車などが通った跡を辿(たど)って行く
◆太陽・月・星などの天体が決まった軌道キドウに沿って進む、またそれを繰り返す、またその軌道
厘9+邑3=総画数12 U+48D1 [テン、デン/] 廛𢋨㢆㕓𠪨㙻𡏂壥鄽𢌅𨞬
◆一世帯に割り当てられた城下の宅地、またそこに建てられた住宅
◆「市䣑シテン」、城下の割り当てられた宅地に構えた店、その店舗兼住宅には税が課せられたが商売による利益は税が免除された
厘9+魚11=総画数20 U+4C73 [テン/] 鱣鳣𩽱𧖞𩼼𩽦
◆チョウザメ(蝶鮫)、チョウザメ科の魚、或いはチョウザメ(蝶鮫)やヘラチョウザメ(箆蝶鮫)の類
厂2+7=総画数9 U+539A [コウ、グ/あつ・い] 𠩰𠪀𠪋𠩞㫗𣆉𣆪𡦬𡦩
◆平らで広がりのあるものの表面から裏面まで(前面から背面まで)の距離が大きい、またその大きさ
◆深みがある、濃い
◆重い、重みがある
◆心配りが行き届いているさま、丁重テイチョウ・丁寧テイネイなさま
筆順
𡎋厚9+土3=総画数12 U+2138B [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡎋】【中華字海:土部:𡎋】同"厚"(いずれも「【墨子:卷十四:備城門:備穴】…壘石外{⿰土𫝗}髙七尺加堞…」を引くが、{⿰土厚}ではなく{⿰土𫝗})
𣖔厚9+木4=総画数13 U+23594 [/ほう]
◆[日]「𣖔木作(ほうのきざく)」、地名、福島県いわき市常磐関船町、現「ほうの木作」
厚9+火4=総画数13 U+3DDE [후フ/]
◆[韓]人名用字、「金㷞(김후キム、1751年~1805年)」
𨩿厚9+金8=総画数17 U+28A7F [후フ/]
◆[韓]人名用字
𪃱厚9+鳥11=総画数20 U+2A0F1 [未詳/]
◆未詳
厂2+8=総画数10 U+539D [ソ、ス、サク/] 𠪞
◆置く、あるべき場所に置く、あるべき状態にする、同「措」
◆砥石や鑢(やすり)などで磨く、また擦(こす)る、同「錯」
筆順
𥕉厝10+石5=総画数15 U+25549 [サク/] 𥕒
◆砥石や鑢(やすり)などで磨く、また擦(こす)る、同「厝」「錯」
厝10+金8=総画数18 U+4944 [ソ、ス/]
◆鍍金(めっき)する、同「錯」
厂2+8=総画数10 U+539E [ヒ、ビ/]
◆隠れる、退き閉じ籠る、隠す、人の目に触れないように隠す、同「陫」
𣂇厞10+斗4=総画数14 U+23087 [チョウ/] 𣂁𣂀𣁿𣁿𣁶
◆鉄製・金属製(古くは木製・骨製など)の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「鍬」
厂2+8=総画数10 U+539F [ゲン、ゴン、ガン/はら、もと] 𠩤
◆源(みなもと)、地下水が地表に湧(わ)き出るところ、同「厡」「源」(「原」は、崖や岸を象った「厂」と、水が地表に湧き出る「泉」の合字)
◆物事の始まり、物事の大本おおもと、物事の根本コンポン、物事の基本、同「源」
◆始まりまで遡(さかのぼ)る、初め、もともと
◆(事情を知るに及んで重い罪に問えないと)量刑(リョウケイ)を軽くする
◆広く平らなことろ、平原、高く平らで広いところ、高原、同「邍」
筆順
原10+人2=総画数12 U+5086 [ゲン、ゴン/]
◆悪賢い、如才がない
原10+土3=総画数13 U+586C [ゲン、ゴン/]
◆黄土高原コウドコウゲン(中国北部の黄河中上流域一帯の高原)の地形の一つで、広く比較的平坦な台地で辺縁部が崖状になっているところ、「黄土塬コウドゲン・ファントゥユァン」、円形の台地を「黄土峁コウドミョウ・ファントゥマァオ」、帯状に続く台地を「黄土墚、黄土梁コウドリョウ・ファントゥリョウ」
原10+女3=総画数13 U+5AC4 [ゲン、ゴン/]
◆「姜嫄キョウゲン」、周朝の始祖后稷コウショクの母親の名
筆順
原10+心3=総画数13 U+3973 [ゲン、ゴン/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:元第二十二:㥳】測量也」
原10+心4=総画数14 U+613F [ゲン、ゴン/]
◆慎み深いさま
◆誠実なさま
◆願う、願い望む、願い、同繁「願」
筆順
原10+木4=総画数14 U+699E [ゲン、ゴン/]
◆果樹名、バナナbanana(甘蕉)に似た実が成り皮も食べられるという
原10+水3=総画数13 U+6E90 [ゲン、ゴン/みなもと]
◆地下水が地表に湧(わ)き出るところ、同「厵」「原」
◆物事の始まり、物事の大本おおもと、物事の根本コンポン、物事の基本、同「原」
筆順
原10+犬3=総画数13 U+7342 [ゲン、ゴン/]
◆牛のような体形で足が三本という伝説上の獣
原10+糸6=総画数16 U+7E13 [セン/]
◆紅色、浅い赤色、ピンクpink色、またその色に染めた布「【爾雅注疏:釋器】一染謂之縓(《注》今之紅也)再染謂之赬(《注》染赤)三染謂之纁(《注》纁絳也)」
原10+羊6=総画数16 U+7FB1 [ゲン、ゴン/]
◆「羱羊ゲンヨウ」、アイベックス(英名Alpine ibex、学名Capra ibex)、ウシ科ヤギ属の哺乳類、別名「北山羊ホクサンヨウ」、同「𦍘」
原10+艸3=総画数13 U+849D [ゲン/]
◆草の茎や葉が散らばっているさま
原10+虫6=総画数16 U+8788 [ゲン、ゴン/] 𧏐𧔞𧕜
◆遅い時期に育てられるカイコ(蚕)、春以降に育てられる夏蚕カサン(なつご)や秋蚕シュウサン(あきご)、「螈蠶ゲンサン」
◆「蠑螈エイゲン」、イモリ(井守・蠑螈)、イモリ科の両生類
筆順
𧏐原10+虫6=総画数16 U+273D0 [ゲン、ゴン/] 螈𧔞𧕜
◆遅い時期に育てられるカイコ(蚕)、春以降に育てられる夏蚕カサン(なつご)や秋蚕シュウサン(あきご)、「螈蠶ゲンサン」
◆「蠑𧏐エイゲン」、イモリ(井守・蠑螈)、イモリ科の両生類
原10+言7=総画数17 U+8B1C [ゲン、ゴン/]
◆「謜謜ゲンゲン」、話し方が淀(よど)みないさま、ゆっくりと次々に途切(とぎ)れることがないさま
筆順
原10+豕7=総画数17 U+8C72 [カン、ガン/] 𧱂䝠
◆ヤマアラシ(豪猪)、ヤマアラシ科の哺乳類
原10+豸7=総画数17 U+4760 [カン、ガン/] 豲𧱂
◆ヤマアラシ(豪猪)、ヤマアラシ科の哺乳類
𨝂原10+邑3=総画数13 U+28742 [未詳/]
◆未詳「【路史:卷三十:國名紀:雜國上】…郮{⿰(⿳𠆢ユ口)阝}酀郘𨝂𨝎䣐𨞛𨜶𨞕{⿰冝阝}䣁𨛶郲䣇𨚰𨙺𨚘邒郂𨛹𨜙郁𨙹何等俗繆而顧不能…」
𨻣原10+阜3=総画数13 U+28EE3 [未詳/]
◆未詳「【管城碩記:卷二十一:正字通一】…王僧逹依古詩少年好馳俠旅宦逰關𨻣無𨻣字…」
原10+頁9=総画数19 U+9858 [ゲン、ゴン、ガン/ねが・う、ねが・い、ねが・わくは] 𩕮𢥧
◆ひたすら欲しいと思う、望みが叶(かな)って欲しいとひたすら思う
◆望むものが手に入るようにと希(こいねが)う、希望する
◆ねが・わくは、~したい、~して欲しい、~になって(~であって)欲しい、「望んでいることは~である」の意
◆頭(あたま)、同「𩕾」
◆簡「愿」
筆順
原10+馬10=総画数20 U+9A35 [ゲン、ゴン/]
◆腹が白い赤毛の馬
𠩲厂2+8=総画数10 U+20A72 [ヘン/] 𠪂𠩶
◆物の薄いさま、扁平なさま、同「匾」「【集韻:卷六:上聲下:二十七:𠪂𠩲】𠪂虎薄皃」
𩌛𠩲10+革9=総画数19 U+2931B [ヒ、ヘイ、ヒョウ/] 鞞𩏂
◆刀の鞘さや、刀身を納める筒状の革袋、同「鞘」
◆(主となる鼓に合わせて奏する助奏用の)小形の鼓
𠩵厂2+8=総画数10 U+20A75 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:厂部第十三:𠩵】音歷」
𠩵10+日4=総画数14 U+66A6 [レキ、リャク/こよみ] 曆𢍷
◆太陽・月・星の運行とその相互の(位置)関係を基に、月・日・季節を計算・予測すること、またその方法、「曆法レキホウ」
◆(一年の)月・日・季節を記したもの、カレンダーcalendar、同「厤」
筆順
𠩵10+止4=総画数14 U+6B74 [レキ、リャク/] 歷厯𠪱
◆通過点(時・時間や場所・位置など)を通(とお)って行く、また踏み越えて行く、通り過ぎる、経(へ)る、経過ケイカする
◆過ぎ去ったこと、通り過ぎたこと
◆明らかなさま、はっきりしているさま、「歷歷レキレキ」「歷然レキゼン」
筆順
𪠋厂2+8=総画数10 U+2A80B [未詳/]
◆未詳
𦷔𪠋10+艸3=総画数13 U+26DD4 [未詳/]
◆未詳、同「蔖」「【龍龕手鑑:卷一:尸部第三十四:𦷔】俗蔖正蔖今倉古反草死也」
𫝗厂2+8=総画数10 U+2B757 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:厂部:𫝗】同"厚"」
𨜸𫝗10+邑3=総画数13 U+28738 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷二:邑部第二十:{⿰厚阝⿻}】胡遘切縣名」「【集韻:卷八:去聲下:幼第五十:郈{⿰厚阝⿻}】郷名在東平或作𨜸」
𠩺厂2+9=総画数11 U+20A7A [リ/]
◆裂(さ)く、割(さ)く
筆順
𠩺11+刀2=総画数13 U+527A [リ/] 𠞲剓𠢐𢾨𢍛
◆切る、二つに切り割(さ)く
𠭰𠩺11+又2=総画数13 U+20B70 [リ/]
◆引く「【說文解字:又部:𠭰】引也」
𠩺11+女3=総画数14 U+5AE0 [リ/] 𡠉𡟋
◆寡婦カフ、夫と死別した女性、同「孀」
筆順
𠩺11+子3=総画数14 U+5B77 [リ/]
◆「孷孖」、双生児
𠩺11+毛4=総画数15 U+6C02 [リ、ボウ、モウ/] 𣯛𣯷𣮋㲠𣭭𣯕
◆ヤクyak、チベット周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類、「犛牛・旄牛・牦牛ボウギュウ」、同簡「牦」
◆ヤクの尾、ヤクの尾で作った旗の先に付ける飾り
◆動物の長い毛
◆細いさま
◆敷物などに使う厚手の繊維製品、フェルトfeltや毛織物
筆順
𠩺11+水4=総画数15 U+6F26 [シ、ジ/] 𣸗
◆龍などの涎(よだれ)や唾(つばき、つば)「【字彙補:巳集:水部:𣸗】俟淄切音詞唐韻涎也又順流也通作漦」
◆水滴(や涎や唾など)がぽろぽろと流れ落ちるさま「【說文解字注:水部:漦】順流也(順下之流也釋言曰漦盝也盝同漉酒之漉國語史記龍漦韋昭曰漦龍所吐沫按龍沫必徐徐漉下故亦謂之漦)」
𠩺11+牛4=総画数15 U+729B [ボウ、ミョウ、リ/] 𤛆𤚐
◆ヤクyak、チベット周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類、「犛牛・旄牛・牦牛ボウギュウ」
筆順
𠩺11+里7=総画数18 U+91D0 [リ/] 𨤺𨤲𨤭𡪂
◆物事の正しい筋道に沿って治める、道理に照らして正す、あるべき姿・本来の姿にする
◆祭の供(そな)え物の余り
◆天や神の恵み、幸福
◆寡婦、未亡人、同「嫠」
◆長さの単位、重量の単位、面積の単位、百分の一、10の-2乗、1尺=10分=100釐(厘)、同「厘」 {各種単位} {各種単位}
◆簡「厘」
筆順
𩺸𠩺11+魚11=総画数22 U+29EB8 [レイ、リ/] 鯬𩸢𩼽𩻳䱘𩻌
◆魚名、未詳、一説にジギョ(鰣魚、ニシン科シャッド亜科の海水魚)「【爾雅注疏:釋魚】鯬鯠(《注》未詳)」「【正字通:亥集中:魚部:鯠】郎才切音來鰣魚別名爾雅鯬鯠郭注未詳」
◆「𩺸鯠レイライ」、魚名、未詳、ナマズ(鯰、ナマズ目の淡水魚)の類「【集韻:卷二:平聲:咍第十六:鯠】鯬鯠魚名魾也」
𪅗𠩺11+鳥11=総画数22 U+2A157 [リ/] 鸝𪇾𪈹鹂𪈳𪅌
◆「黄𪅗コウリ」「𪅗黄・鵹黄リコウ」、コウライウグイス(高麗鶯)、コウライウグイス科の鳥、別名「黄鶯コウオウ」
厂2+10=総画数12 U+53A4 [レキ、リャク/]
◆暦(こよみ)、カレンダーcalendar、同「曆」
◆規則正しい、きちんと並ぶ
𡐰厤12+土3=総画数15 U+21430 [レキ、リャク/] 壢坜
◆底深い穴、或いは奥深い穴、同「坑」
厤12+日4=総画数16 U+66C6 [レキ、リャク/こよみ] 暦𢍷
◆太陽・月・星の運行とその相互の(位置)関係を基に、月・日・季節を計算・予測すること、またその方法、「曆法レキホウ」
◆(一年の)月・日・季節を記したもの、カレンダーcalendar、同「厤」
◆簡「历」
𣙽厤12+木4=総画数16 U+2367D [レキ、リャク/くぬぎ] 櫪枥
◆飼葉桶(かいばおけ)、牛馬の餌を入れる桶
◆クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木、その実は団栗(どんぐり)と呼ばれる {クヌギ}
◆「櫪㯕レキセイ」、指の間に五本の木の棒(「拶子」という)を挟んで強く縛る拷問、特に女性に対して行われた、同「拶指サツシ」
厤12+止4=総画数16 U+6B77 [レキ、リャク/] 歴厯𠪱
◆通過点(時・時間や場所・位置など)を通(とお)って行く、また踏み越えて行く、通り過ぎる、経(へ)る、経過ケイカする
◆過ぎ去ったこと、通り過ぎたこと
◆明らかなさま、はっきりしているさま、「歷歷レキレキ」「歷然レキゼン」
◆簡「历」
筆順
厤12+火4=総画数16 U+3DF4 [レキ/]
◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:錫第二十三:爏㷴】火皃或省」
𤡫厤12+犬3=総画数15 U+2486B [レキ、リャク/] 𧴠㺡
◆獣名、未詳「【集韻:卷十:入聲下:錫第二十三:{⿰豸歴}{⿰犭歴}𤢴{⿰犭𠩵}】獸名」
厤12+玉5=総画数17 U+3EFA [レキ、リャク/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の名、同「瓑」
厤12+瓦5=総画数17 U+3F41 [レキ、リャク/] 䰛𤮄𩱔䰜𩰲
◆鼎(かなえ、二つの取っ手と三本の足のある青銅器)の一種で足が中空のもの、その足に水を入れこれを沸かして蒸したり炊いたりする、鼎は同じ三本足だが中空ではない、同「鬲」「鎘」「䥶」 「鬲」参照
厤12+石5=総画数17 U+78FF [レキ、リャク/]
◆小石のぶつかり合う音の形容
𦏈厤12+羊6=総画数18 U+263C8 [レキ、リャク/] 䍽𦏩𦍠
◆「羖𦏈コレキ」、ヒツジ(羊、ウシ科ヒツジ属の哺乳類)、角(つの)がありやや小形だという「【爾雅注疏:釋畜】…夏羊(《注》黑羖䍽)…」「【北史:卷四十一:列傳第二十九】…童謠曰白羊頭毣禿羖䍽頭生角…」「【集韻:卷十:入聲下:錫第二十三:䍽𦏈】羖䍽山羊或省」
𧬎厤12+言7=総画数19 U+27B0E [レキ、リャク/]
◆「䜍𧬎リョウレキ」、言葉巧(たく)みなさま「【集韻:卷三:平聲三:蕭第三:䜍】䜍讈巧言」
注解:「【集韻:卷十:入聲下:錫第二十三:讈𧬎】䜍讈言不明」とあるが「【正字通:酉集上:言部:䜍】舊註音遼䜍讈言不明又巧言按𤊽火屬南方之行炎上凡从火者皆象灮明今字从𤊽訓言不明誤也」とする
𧽺厤12+走7=総画数19 U+27F7A [レキ、リャク/] 䟐𢔸𢖙
◆力の限りに速く走るさま、大急ぎで行くさま
𨬑厤12+金8=総画数20 U+28B11 [レキ、リャク/] 䥶𨯱
◆鼎(かなえ、二つの取っ手と三本の足のある青銅器)の一種で足が中空のもの、その足に水を入れこれを沸かして蒸したり炊いたりする、鼎は同じ三本足だが中空ではない、同「鬲」「䰛」「鎘」 「鬲」参照
𩅩厤12+雨8=総画数20 U+29169 [レキ、リャク/]
◆雨が降り続いて止まないさま
𩱔厤12+鬲10=総画数22 U+29C54 [レキ、リャク/] 䰛𤮄㽁䰜𩰲
◆鼎(かなえ、二つの取っ手と三本の足のある青銅器)の一種で足が中空のもの、その足に水を入れこれを沸かして蒸したり炊いたりする、鼎は同じ三本足だが中空ではない、同「鬲」「鎘」「䥶」 「鬲」参照
厂2+10=総画数12 U+53A5 [ケツ、コチ/] 𠪏𠪼𠪆𨈑𨈐𣅞
◆その~、それ、that、it、同「其」
◆本来上から下に向かって流れるものが逆に流れることによって起こる症状、血液が頭に上る逆上(のぼせ)や手足への血流が滞(とどこお)る冷え、食べ物や体内のガスgasが口から吐き出る嘔吐オウトやげっぷなどの症状、「気逆キギャク」、同「瘚」
◆掘る、掘り出す、同「撅」
◆「厥角稽首ケッカクケイシュ」、額(ひたい)で地面を叩(たた)くようにして礼をする、叩頭コウトウの礼
筆順
厥12+刀2=総画数14 U+5282 [ケツ、コチ/] 𠜾
◆彫刻用の鑿(のみ)、刃の部分を目的に合わせた形に作った彫刻用の鑿、「剞劂キケツ(彫刻用の小刀と鑿のみ)」
◆削(けず)る、彫(ほ)る
筆順
𠢤厥12+力2=総画数14 U+208A4 [ケツ、コチ/] 𠢭
◆力が強い、何ものにも屈することがない、同「憠」「勥」
𠢭厥12+力2=総画数14 U+208AD [ケツ、コチ/] 𠢤
◆力が強い、何ものにも屈することがない、同「憠」「勥」
厥12+口3=総画数15 U+5658 [ケツ、コチ、ゴチ/]
◆(ぐっと)突き出す、同「撅」
◆「噘嘴・撅嘴ケツシ」、口を尖(とが)らすさま
厥12+女3=総画数15 U+3727 [エツ、オチ、ケツ/] 𡡕
◆子どもが肥(こ)えているさま「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡡕】於月切𡜴肥皃」「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡜴】女刮切小兒肥𡜴也」
◆「嬄㜧イツエツ」、婦人のさま、未詳「【廣韻:入聲:月第十:𡡕:𡡕】嬄𡡕婦人皃」
𡡕厥12+女3=総画数15 U+21855 [エツ、オチ、ケツ/]
◆子どもが肥(こ)えているさま「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡡕】於月切𡜴肥皃」「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡜴】女刮切小兒肥𡜴也」
◆「嬄𡡕イツエツ」、婦人のさま、未詳「【廣韻:入聲:月第十:𡡕:𡡕】嬄𡡕婦人皃」
厥12+山3=総画数15 U+5DA1 [ケツ、コチ、ケイ、ケ/]
◆山が一段と高く聳(そび)え立つさま、すっくと立ち上がるさま
◆祭礼の際に供物クモツを載せる足付きの台
厥12+山3=総画数15 U+5DA5 [ケツ/]
◆山名、「嶥山ケツザン」、河南省洛陽市宜陽県の西北「【大清一統志:卷一百六十二:河南府:山川】嶥山(在宜陽縣西北九十里接永寜縣界一名崛山下有金絲澗又有漢山在縣西北三鄉寨北上有光武廟)」
厥12+心4=総画数16 U+61A0 [ケツ、コチ/]
◆強い、何ものにも屈することがない、同「勥」「【字彙:卯集:心部:憠】掘强也又直也○或作𠢤」
厥12+手3=総画数15 U+6485 [ケツ、コチ、ゴチ/]
◆(ぐいっと)持ち上げる
◆(ぐいっと)掘る、掘り出す、掘り起こす
◆(ぐっと)突き出す、同「噘」
◆「噘嘴・撅嘴ケツシ」、口を尖(とが)らすさま
𢴺厥12+手3=総画数15 U+22D3A [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:月第十:掘闕撅】穿也或作闕撅亦書作𢴺」(「撅」の異体字か?)
𦠑厥12+月(肉)4=総画数16 U+26811 [ケツ、コチ/] 𦠒
◆尻、臀部
◆尻の骨、同「𩪗」
𦠒厥12+月(肉)4=総画数16 U+26812 [ケツ、コチ/] 𦠑
◆尻、臀部
◆尻の骨、同「𩪗」
厥12+木4=総画数16 U+6A5B [ケツ、ゴチ/]
◆地面などに垂直に立てた(木製の)短い柱や棒、杭(くい)、同「杙」「樴」
◆木の切り株、草の刈り株
◆木製の馬銜(はみ、馬車を牽かせるために馬の口に咥えさせる道具)
筆順
厥12+木4=総画数16 U+6A5C [ケツ、ゴチ/]
◆地面などに垂直に立てた(木製の)短い柱や棒、杭(くい)、同「杙」「樴」
◆木の切り株、草の刈り株
◆木製の馬銜(はみ、馬車を牽かせるために馬の口に咥えさせる道具)
厥12+水3=総画数15 U+3D50 [ケツ、コチ/]
◆桐柏トウハク山(河南省・湖北省の省境一帯)を源とする川、「㵐水ケッスイ」「【水經注:卷三十一:溳水】東南過隨縣西…㵐水出桐柏山之陽吕忱曰水在義陽㵐水東南逕㵐西縣西又東南注于溠…」 {河南省}
{湖北省}
◆「㵐西ケッサイ」、古県名、現湖北省随州市付近とされる「【隋書:卷三十一:志第二十六:地理下:隋】舊置隋郡西魏又析置㵐西郡及㵐西縣梁又置曲陵郡開皇初郡並廢大業初廢㵐西縣尋置漢東郡」
厥12+犬3=総画数15 U+7357 [ケツ、コチ/]
◆「猖獗ショウケツ」、猛(たけ)り狂(くる)うさま、猛威モウイを振(ふ)るうさま
筆順
𤺤厥12+疒5=総画数17 U+24EA4 [ケツ、コチ/]
◆本来上から下に向かって流れるものが逆に流れることによって起こる症状、血液が頭に上る逆上(のぼせ)や手足への血流が滞(とどこお)る冷え、食べ物や体内のガスgasが口から吐き出る嘔吐オウトやげっぷなどの症状、「気逆キギャク」、同「欮」「厥」
𦪘厥12+舟6=総画数18 U+26A98 [ケツ、コチ/]
◆船を繋ぎ止める杭(くい)
厥12+艸3=総画数15 U+8568 [ケツ、コチ/わらび]
◆ワラビ(蕨)、コバノイシカグマ科ワラビ属のシダ植物 {ワラビ}
筆順
厥12+虫6=総画数18 U+87E8 [ケツ、ケチ/]
◆獣名、未詳「【說苑:卷六:復恩】…孔子曰北方有獸其名曰蟨前足鼠後足兔是獸也…」「【說文解字:虫部:蟨】鼠也一曰西方有獸前足短與蛩蛩巨虛比其名謂之蟨…」
厥12+虫6=総画数18 U+87E9 [ケツ、ケチ/]
◆「蛣蟩キツケツ」、ボウフラ(孑孑・孑孒)、カ(蚊、カ科の昆虫)の幼虫、同「肙」「蜎」「蠉」
𧤼厥12+角7=総画数19 U+2793C [ケツ、コチ/]
◆角の先端が触れることがきっかけとなって(小さなことがきっかけで)事が起こる、引き起こす、触発する「【廣韻:入聲:月第十:𧤼:𧤼】以角發物」
𧽸厥12+走7=総画数19 U+27F78 [ケツ/] 𧼞
◆飛び跳ねる、跳ね起きる
◆倒れる、同「僵」
厥12+足7=総画数19 U+8E76 [ケツ、コチ/] 𨇮蹷𨄬𨇭
◆躓(つまず)く、躓いて転ぶ
◆足を踏ん張って弾みを付ける、弾みを付けてぱっと起き上がる、また立ち上がる、また走り出す
◆地を力一杯に蹴って走る、疾走する
◆突然に、急に
筆順
厥12+足7=総画数19 U+8E77 [ケツ、コチ/] 蹶𨇮𨄬𨇭
◆躓(つまず)く、躓いて転ぶ
◆足を踏ん張って弾みを付ける、弾みを付けてぱっと起き上がる、また立ち上がる、また走り出す
◆地を力一杯に蹴って走る、疾走する
◆突然に、急に
厥12+金8=総画数20 U+941D [カク、キャク、ケツ、コチ/]
◆堅い土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなど荒れ地を切り拓(ひら)くための大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「钁」
◆未詳、同「鐝」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鐝】俗𨬐正其月反磨𨬐之貌」
厥12+金5=総画数17 U+9562 [カク、キャク、ケツ、コチ/]
◆堅い土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなど荒れ地を切り拓(ひら)くための大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「钁」
◆未詳、同「鐝」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鐝】俗𨬐正其月反磨𨬐之貌」
𨬐厥12+金8=総画数20 U+28B10 [未詳/]
◆未詳、同「鐝」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鐝】俗𨬐正其月反磨𨬐之貌」
𩦒厥12+馬10=総画数22 U+29992 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:馬部:𩦒】同"蹶"」
𩪗厥12+骨10=総画数22 U+29A97 [ケツ、コチ/] 𩪜
◆尻の骨、同「𦠑」
𩪜厥12+骨10=総画数22 U+29A9C [ケツ、コチ/] 𩪗
◆尻の骨、同「𦠑」
厥12+魚11=総画数23 U+9C56 [ケツ、コチ、ケイ、カイ/]
◆「鱖魚ケツギョ」、ケツギョPercichthyidae科の淡水魚、別名「桂魚ケイギョ」
◆「鱖鯞ケツシュウ」、バラタナゴ、コイ科バラタナゴ属の淡水魚、同「鱊」
厥12+魚8=総画数20 U+9CDC [ケツ、コチ、ケイ、カイ/]
◆「鳜鱼ケツギョ」、ケツギョPercichthyidae科の淡水魚、別名「桂魚ケイギョ」
◆「鳜鯞ケツシュウ」、バラタナゴ、コイ科バラタナゴ属の淡水魚、同「鱊」
厥12+鳥11=総画数23 U+9DE2 [ケツ、ゴチ/]
◆「白鷢ハクケツ」、鳥名、タカ科チュウヒ属に属する鳥、同「鸉」、同「白鷂ハクヨウ」「【爾雅註疏:釋鳥】楊鳥白鷢(《音義》鸉音楊…《疏》楊鳥一名白鷢郭云似鷹尾上白)」
厂2+10=総画数12 U+53A8 [チュウ、ズ/くりや] 廚𢊍㕑
◆くりや、調理場、台所、「庖廚ホウチュウ」、同「庖」
◆調理する、またその人・材料・道具・場所など、「廚人チュウジン(料理人)」
◆調理用の道具や食器などをしまうための戸棚、物をしまうための戸棚
筆順
𠾇厨12+口3=総画数15 U+20F87 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:口部:𠾇】丁芤切音兜見釋典〇疑當从廚」「【明季荷蘭人侵據彭湖殘檔(テキスト版):錄自「明清史料乙編」第七本六二七~六三○頁:兵部行「福建巡撫鄒咨」稿】…計發去夷酋十四名:…𠼳吻𠾇、…」(音未詳だが音写字(音オンを表す漢字)のようである)
厨12+巾3=総画数15 U+3861 [チュウ、ズ、ジュウ/] 幮𢅥
◆寝台などの四隅に支柱を立て箱形に組んで、その四周に垂らす帳(とばり、布・幕など)、同「裯」
厨12+木4=総画数16 U+6A71 [チュウ/] 櫉櫥
◆戸棚や箪笥(たんす)の類、収納用の家具 {什器(箱)}
厨12+虫6=総画数18 U+87F5 [チュウ/]
◆「蜘蟵・蜘蛛チチュウ」、クモ(蜘蛛)、クモ目の節足動物「【周禮訂義:卷六十六:掌除牆屋】…蠖螋蝎䘍蜘蟵蜈蚣之類皆是也…」「【樂府詩集:卷四十六:清商曲辭:讀曲歌八十九首】…暖暖日欲冥觀騎立蜘蟵…」
厨12+足7=総画数19 U+8E70 [チュウ/] 躕𨆼𨅒
◆「踟蹰・跢跦チチュウ」、少し行っては立ち止まり、また少し行っては立ち止まるさま、なかなか先(さき)に進めないさま、同「踟躇・歭䠧チチョ」
隹部
厂2+11=総画数13 U+53AF [レキ、リャク/] 歷歴𠪱
◆通過点(時・時間や場所・位置など)を通(とお)って行く、また踏み越えて行く、通り過ぎる、経(へ)る、経過ケイカする
◆過ぎ去ったこと、通り過ぎたこと
◆明らかなさま、はっきりしているさま、「歷歷レキレキ」「歷然レキゼン」
𩆝厯14+雨8=総画数22 U+2919D [レキ、リャク/] 靂雳
◆「霹𩆝ヘキレキ」、突然切り裂くように響き渡る激しい雷、同「礔礰」
𠪕厂2+11=総画数13 U+20A95 [レン/かど] 廉㢘𠪊𤎉亷𠔳𢋯
◆建物の外と内を区切る境目、外(あちら、向こう側)と内(こちら、手前側)との区切り・境目
◆建物や部屋の角(かど)また隅(すみ)、「向こう側と手前側の区切り・境目となるところ」の意
◆けじめ、「守るべきことかどうかの区切り・境目」の意
◆自らをしっかりと戒(いまし)めけじめを守る
◆無闇(むやみ)に利益を追い求めない、度を越した欲がない
◆[日]かど、限定的な或いは特定の事柄・理由
𠏊𠪕13+人2=総画数15 U+203CA [未詳/]
◆未詳
厂2+12=総画数14 U+3551 [チュウ、ズ/くりや] 廚𢊍厨
◆くりや、調理場、台所、「庖廚ホウチュウ」、同「庖」
◆調理する、またその人・材料・道具・場所など、「廚人チュウジン(料理人)」
◆調理用の道具や食器などをしまうための戸棚、物をしまうための戸棚
𢅥㕑14+巾3=総画数17 U+22165 [チュウ、ズ、ジュウ/] 幮㡡
◆寝台などの四隅に支柱を立て箱形に組んで、その四周に垂らす帳(とばり、布・幕など)、同「裯」
𢣵㕑14+心3=総画数17 U+228F5 [チョ、ジョ/]
◆「惆𢣵チュウチョ」、迷ってなかなか踏み出せないさま、同「躊躇」
㕑14+木4=総画数18 U+6AC9 [チュウ/] 橱櫥
◆戸棚や箪笥(たんす)の類、収納用の家具 {什器(箱)}
𨆼㕑14+足7=総画数21 U+281BC [チュウ/] 躕蹰𨅒
◆「踟𨆼・跢跦チチュウ」、少し行っては立ち止まり、また少し行っては立ち止まるさま、なかなか先(さき)に進めないさま、同「踟躇・歭䠧チチョ」
厂2+12=総画数14 U+53AD [エン、ヨウ、オン/あ・きる、いと・う、いと・わしい]
◆強く締め付ける、強く押え付ける、押え付けて従わせる、同「壓」
◆悪夢を見て魘(うな)される、「体が押え付けられるようになる」の意
◆あ・きる、いと・う、十分な量や程度を超える、もうこれ以上は要(い)らないというほどになる、十分に過ぎて嫌になる、同「飽」
◆満足する、満ち足りる
筆順
厭14+口3=総画数17 U+5688 [ヨウ、エン/]
◆「嚈噠ヨウタツ」、エフタルHephthalites、中国西方・中央アジア南部にあった古国名
◆「嚈気エンキ」、息が途絶える
筆順
厭14+土3=総画数17 U+58D3 [オウ、ヨウ、アツ/お・す、おさ・える、へ・す] 𡑅𡒦压圧
◆上から下に向けて押え付けるように力を加える
◆力で押え付ける、押え付けて従わせる
注解:中国での簡体字は「压」、日本・韓国などでは「圧」
筆順
厭14+女3=総画数17 U+5B2E [エン/]
◆見目好(みめよ)いさま
◆にこやかで物静かなさま
厭14+心4=総画数18 U+61D5 [エン/] 㦔𢣽
◆満ち足りる、心から満足する、「懕懕エンエン」
筆順
厭14+心3=総画数17 U+61E8 [エン/]
◆意欲や気力が湧(わ)かないさま、気持ちが落ち込むさま「【情史類略:第二十一卷情妖類】僧體枯瘦氣息懨然漸無生意」
厭14+手4=総画数18 U+64EA [ヨウ/] 𢵤擫㩎𢬍
◆(笛などの孔を押さえるように)指で軽く押さえる、押さえて塞ぐ
厭14+手3=総画数17 U+64EB [ヨウ/] 擪𢵤㩎𢬍
◆(笛などの孔を押さえるように)指で軽く押さえる、押さえて塞ぐ
檿厭14+木4=総画数18 U+6ABF [エン/]
◆ヤマグワ(山桑)、クワ科クワ属の木、木は堅く車の轅エン(ながえ)などに利用され、その葉で育った蚕から採れる糸は強靭で琴瑟の弦に利用されるという {ヤマグワ}
厭14+止4=総画数18 U+3C58 [エン/うな・される] 魘魇
◆うな・される、恐ろしい夢を見て驚く、また脅(おび)える、また脅えて思わず声を発する
𥌅厭14+目5=総画数19 U+25305 [ヨウ/]
◆目が動くさま
𥜒厭14+示4=総画数18 U+25712 [エン、オン/]
◆禍を祓い除く、またその祭礼
厭14+面9=総画数23 U+9768 [ヨウ/えくぼ] 𩉂𩉇靥
◆笑った時などに頬(ほお)にできる窪(くぼ)み、「酒窩シュワ・ジュワ」
筆順
厭14+食9=総画数23 U+995C [エン/]
◆もうこれ以上は要(い)らないというほどに食べる、満足する、満ち足りる、同「厭」「猒」
筆順
厭14+鬼10=総画数24 U+9B58 [エン/うな・される] 㱘魇
◆うな・される、恐ろしい夢を見て驚く、また脅(おび)える、また脅えて思わず声を発する
筆順
厭14+黑12=総画数26 U+9EF6 [エン/] 黡𪒞
◆黒子(ほくろ)、皮膚の黒い斑点、皮膚に残った黒い傷跡、黒い痣(あざ)
筆順
厂2+12=総画数14 U+53AE [シ/]
◆馬の世話や草刈り・薪(まき)作りなどの雑用をする男の召し使い、女は「娠」、同「㒋」
◆互いに~し合う、「厮打シダ(殴り合う)」「【新刻鐘伯敬先生批評封神演義:姬伯燕山收雷震】…大喝曰大臣厮打體面何存…」
筆順
𨮭厮14+金8=総画数22 U+28BAD [シ/]
◆「𨮭鑼シラ」、一説に叩(たた)いて鳴らす小形の銅鑼ドラに似た楽器、同「篩鑼」「䤬鑼サラ」「【正字通:戌集上:金部:䤬】…一說䤬譌作厮𨮭今馬上急遞所擊者似鑼而小俗呼篩鑼卽䤬鑼也俗作𨪍」
厂2+12=総画数14 U+53B2 [レイ、ライ/]
◆肌理(きめ)の粗い砥石(といし)、荒研ぎ用の砥石、同「礪」
◆砥(と)ぐ、研(みが)く
◆励(はげ)む、奮(ふる)い起こす、励ます、奮い立たせる
◆厳(きび)しい、烈(はげ)しい、甚(はなは)だしい
◆酷(ひど)い、惨(むご)い
◆酷い災いを齎(もたら)す、またそのようなもの、「厲鬼レイキ(悪鬼アッキ、悪霊アクリョウ)」
◆癩病ライビョウ、ハンセン病Hansen's disease、同「癘」
筆順
厲14+力2=総画数16 U+52F5 [レイ、ライ/はげ・ます、はげ・む]
◆はげ・ます、元気付ける、力付ける、奮(ふる)い立たせる
◆仕事などに力を注ぐ
筆順
𡂖厲15+口3=総画数18 U+21096 [ライ/]
◆音写字(音オンを表す漢字)、同「𡃤」「【玉篇:卷五:口部第五十六:𡂖𡃤】二同力泰切聲也」
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:曷第十二:噧𡂖】高氣多言也」
厲14+山3=総画数17 U+5DC1 [レイ、ライ/] 𡿋𡽇
◆山が高く大きいさま
𢤆厲14+心3=総画数17 U+22906 [レイ、レ、ラツ、ラチ/]
◆驚く、同「㤡」
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:曷第十二:𢤆】惡也」
厲15+日4=総画数19 U+66DE [レイ、ライ/]
◆陽の光が盛んに降り注ぐ
厲14+木4=総画数18 U+6AD4 [レイ、ライ/]
◆木名、未詳、茎(幹か?)は角ばってい葉は丸く黄色の花が咲くという「【山海經廣注:卷五:中山經】又東二十里歴兒之山其上多橿多櫔木(郭曰音厲)是木也方莖而員葉黃華而毛其實如㨂…」
筆順
濿厲15+水3=総画数18 U+6FFF [レイ、ライ/]
◆水面に出ている石を伝いながら川を渡る、同「砅」
厲14+火4=総画数18 U+7204 [レツ、レチ/] 𤇃
◆火が消える、また消す
◆未詳「【梁書:卷二十四:列傳第十八:蕭景】…姥語曰蕭監州符火爄汝手何敢留之…」「【蠛蠓集:卷三:賦:懷𨼆賦】…朱夏騁途炎飈歘烈𤐩爄熛…」
厲15+牛4=総画数19 U+72A1 [ライ/] 𤜒𤛶
◆背の部分が白い牛
厲14+目5=総画数19 U+77CB [レイ、ライ/]
◆睨み付けるように見る
厲14+石5=総画数19 U+792A [レイ、ライ/]
◆肌理(きめ)の粗(あら)い砥石(といし)、荒研ぎ用の砥石
◆刀などの刃物を研(と)ぐ、磨(みが)く
◆磨き上げる、鍛(きた)え上げる「【墨子:節葬下】…南有楚越之王而北有齊晉之君此皆砥礪其卒伍以攻伐并兼為政於天下…」
筆順
厲15+示4=総画数19 U+79B2 [レイ、ライ/] 𥜍
◆祟(たた)りを齎(もたら)す霊、悪鬼、悪霊、同「厲」
𥣭厲15+禾5=総画数20 U+258ED [レイ、ライ/]
◆穀物が豊かに実るさま、同「䅀」
厲14+米6=総画数20 U+7CF2 [レイ、ライ/]
◆脱穀したままで精白していない米、玄米ゲンマイ(くろごめ)、同「糙」
◆粗末なさま、粗(あら)いさま、同「糙」
筆順
厲14+虫6=総画数20 U+8823 [レイ、ライ/] 蠇蛎
◆カキ(牡蠣)、カキ目の二枚貝、同「蠇」「蚝」
◆「蛤蠣コウレイ」、シオフキガイ(潮吹貝、バカガイ科バカガイ属)やハマグリ(蛤、マルスダレガイ科ハマグリ属)などの食用とする二枚貝
◆「蠣鷸レイイツ」、ミヤコドリ(都鳥)、ミヤコドリ科ミヤコドリ属の鳥
筆順
𧓽厲15+虫6=総画数21 U+274FD [ライ/] 𧖄
◆サソリ(蠍)、サソリ目の動物、尾に毒針を持つ、同「蠆」
◆砥石、同「厲」
𧭡厲15+言7=総画数22 U+27B61 [①カイ②バ、メ/] 䜕𧮏𧮚

◆怒鳴(どな)る、声髙(こわだか)に捲(まく)し立てる、「譀䜕カンカイ」、同「噧」

◆誇(ほこ)る、話が大きいさま、話は大きいが中身がないさま、同「誇」「譀」
𧸱厲15+貝7=総画数22 U+27E31 [レイ、レ/]
◆財貨ザイカ、金銭キンセン、金銭・財貨を贈(おく)る、同「贎」
厲15+魚11=総画数26 U+9C71 [レイ、ライ/]
◆タイワンドジョウ(台湾鰌・台湾泥鰌)、タイワンドジョウ科の淡水魚、同「鱧」「鮦」
止部
𠪨厂2+12=総画数14 U+20AA8 [テン、デン/] 廛𢋨㢆㕓㙻𡏂壥鄽𢌅𨞬䣑
◆一世帯に割り当てられた城下の宅地、またそこに建てられた住宅
◆「市𠪨シテン」、城下の割り当てられた宅地に構えた店、その店舗兼住宅には税が課せられたが商売による利益は税が免除された
𤁄𠪨14+水3=総画数17 U+24044 [テン、デン/] 瀍𤄊
◆川名、河南省洛陽市の西北を源とし、南流して洛河ラクガに注ぐ、「瀍水テンスイ」「瀍河テンガ」 {河南省}
𧓋𠪨14+虫6=総画数20 U+274CB [テン、デン/] 𧔊
◆「蠦𧓋リョテン」、ヤモリ(守宮)、ヤモリ科の爬虫類、別名「蝎虎カツコ」「壁虎ヘキコ」
𨞬𠪨14+邑3=総画数17 U+287AC [テン、デン/] 廛𢋨㢆㕓𠪨㙻𡏂壥鄽𢌅䣑
◆一世帯に割り当てられた城下の宅地、またそこに建てられた住宅
◆「市𨞬シテン」、城下の割り当てられた宅地に構えた店、その店舗兼住宅には税が課せられたが商売による利益は税が免除された
厂2+13=総画数15 U+53B1 [カン、ケン、コン/]
◆崖(がけ)にぽっかりと空(あ)いた穴「【龍龕手鑑:卷二:厂部第十二:厱】苦咸丘凡二反山崖空穴𠁅也」「【文選(文選注):江海:江賦】鯪(陵)鯥(六)䟸(日眉)跼(具側)於垠(銀)隒(魚儉)獱(頻)獺睒(失冉)瞲(呼穴)乎厱(去聲)空(…睒暫視也聲類曰瞲驚視上也…厱岸側空處也…)」
◆宝石などを磨(みが)くための青い砥石(といし)、礛䃴カンショ
𩖄厱15+頁9=総画数24 U+29584 [ギン、ゴン/]
◆「𩒣𩖄シンギン」、醜(みにく)いさま「【玉篇:卷四:頁部第三十六:𩖄】牛飲切𩒣𩖄醜皃」
鳥部
日部
止部
厂2+15=総画数17 U+3553 [テン、デン/] 廛𢋨㢆𠪨㙻𡏂壥鄽𢌅𨞬䣑
◆一世帯に割り当てられた城下の宅地、またそこに建てられた住宅
◆「市㕓シテン」、城下の割り当てられた宅地に構えた店、その店舗兼住宅には税が課せられたが商売による利益は税が免除された
㕓17+土3=総画数20 U+58E5 [テン、デン/] 廛𢋨㢆㕓𠪨㙻𡏂鄽𢌅𨞬䣑
◆一世帯に割り当てられた城下の宅地、またそこに建てられた住宅
◆「市壥シテン」、城下の割り当てられた宅地に構えた店、その店舗兼住宅には税が課せられたが商売による利益は税が免除された
筆順
𤄊㕓17+水3=総画数20 U+2410A [テン、デン/] 瀍𤁄
◆川名、河南省洛陽市の西北を源とし、南流して洛河ラクガに注ぐ、「瀍水テンスイ」「瀍河テンガ」 {河南省}
㕓16+糸6=総画数22 U+7E92 [テン、デン/まと・う、まとい、まつ・る] 纏缠緾
◆周りから幾つかのものを解(ほつ)れないようにしっかりと付ける、「衣服を纏う」は「開(はだ)けたり脱げ落ちたりしないようにしっかりと身に着ける」の意
◆幾つかのものしっかりと束ねて解れないようにする
◆[日]まつ・る、布や衣服の縁(へり)を折り込んで縫う、「布の先が解れないようにする」の意
◆[日]まとい、棒の先に細長い布や革などを束ね房状に垂らしたもの、戦場で陣所などの目印とした
筆順
𨇠㕓16+足7=総画数23 U+281E0 [テン、デン/] 躔𨂷
◆踏(ふ)み行く、人や車などが通った跡を辿(たど)って行く
◆太陽・月・星などの天体が決まった軌道キドウに沿って進む、またそれを繰り返す、またその軌道
𩽦㕓17+魚10=総画数27 U+29F66 [テン/] 鱣鳣𩽱𧖞𩼼䱳
◆チョウザメ(蝶鮫)、チョウザメ科の魚、或いはチョウザメ(蝶鮫)やヘラチョウザメ(箆蝶鮫)の類
厂2+15=総画数17 U+53B3 [ゲン、ゴン/おごそ・か、いか・めしい、いか・つい、きび・しい] 嚴严𡃫𡅾𡅮𡆉𡅔𡅝
◆堂々としたさま、圧倒されるさま、気圧(けお)されるさま
◆妥協を許さないさま、人を寄せつけないさま
◆ぴったりとして隙がないさま
◆激しいさま、甚(はなは)だしいさま
筆順
𠑊厳17+人2=総画数19 U+2044A [ゲン、ゴン/] 儼俨
◆厳(おごそ)かなさま、大きくどっしりとしたさま、同「嚴」
◆(姿や態度に)揺らぎがないさま、隙(すき)がないさま、「儼然ゲンゼン」
筆順
厳17+山3=総画数20 U+5DCC [ガン、ゲン/いわお、いわ] 巖巗
◆いわお、いわ、ごつごつした大きな岩、同「岩」「壧」
◆ごつごつした岩が高く切り立っているさま、同「礹」
◆「嶄巌ザンガン」、山が高く鋭く切り立っているさま、同「巉巖」
筆順
𡃫口部
𧓽虫部


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