総合目次のページ 辞典や用語集です 当サイトの全ページを一覧でご覧いただけます すべてのページの更新履歴です
[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 勹部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

「漢字林(非部首部別) 勹部] [部首索引]



勹2+0=総画数2 U+52F9
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
◆包む、同「包」
◆[日]つつみがまえ、部首名
筆順
𠯶
口3+2=総画数5 U+53E5
音読: コウ[漢]、ク[呉]、ク[漢呉]
◆曲がる、湾曲ワンキョクする、同「勾」
◆言葉や文章の区切り、"」"(閉じ鉤括弧、縦書きの場合は"L"のような形で表す)、現代では"、"(読点トウテン、頓号トンゴウ)、","(コンマcomma、逗号トウゴウ)、"。"(句点クテン、句号クゴウ)などが用いられる
◆"」""J"字状(鉤状)に曲がる、同「勾」「鉤(鈎)」(古くは「勾」と同字(同音同義字)だが、現代では「句」は多く「言葉や文章の区切り」の意に用い、「勾」は「曲がる」の意に用いる)
◆[日]「俳句(はいく)」、五・七・五の十七音から成る日本独自の定型詩、単に「句」ともいう
◆[日]俳句や連歌などの作品を数える語
筆順
𡗛
大3+2=総画数5 U+215DB
◆未詳「【漢語大字典:大部:𡗛】"夨"的訛字」「【中華字海:大部:𡗛】"矢"的訛字」
𠣙𠣚𠣡
日4+2=総画数6 U+65EC
音読: シュン[漢]、ジュン[呉]
◆十日間、「一旬」は十日間、「上旬」はその月の最初の十日間
◆十年、年齢を数える場合は十歳、「七旬」は七十歳
◆満ちる、一回りして達する、「旬月ジュンゲツ(満一カ月)」「旬歳ジュンサイ(満年齢)」
◆[日]季節ものの食材の、量が多く出回り質がよい時期
筆順

火4+2=総画数6 U+7073
音読: キ
◆光り輝(かがや)く、同「輝」

田5+2=総画数7 U+7538
音読: テン[漢]、デン[呉]
◆郊コウ(都から百里以内の地)の外側千里また五百里以内の天子が治(おさ)める土地、「甸地デンチ」「甸邑デンユウ」
◆甸地から収穫される作物また産物、「甸師デンシ・甸人デンジン(主に甸地の耕作地や収穫物を管理する役人)」
◆(領地を)治める、管理する
◆「緬甸メンデン」、ビルマ(1943年~1945年)、現ミャンマー連邦共和国
筆順
𦉶
网5+2=総画数7 U+26276
音読: ショク、ゾク
◆未詳「【龍龕手鑑:卷三:四部第九:𦉶】俗音蜀」
𧥻
言7+2=総画数9 U+8A07
音読: コウ
◆大きな音や声、「匉訇ホウコウ」
𪗣齘𪗢
齒15+4=総画数19 U+2A5E3
音読: カイ[漢]、ゲ[呉]
◆怒りや悔しさで歯軋(はぎし)りする、同「𪗮」、同「䫴齘キンカイ」
◆上下の歯の噛み合わせの部分、「齒齘シカイ」

勹2+1=総画数3 U+52FA
音読: シャク[漢]、ジャク[呉]
◆液体を汲(く)み取る、掬(すく)う
◆液体を汲み取る椀状の器、その柄(え、持ち手、取っ手)を「杓シャク」という
◆容量の単位、1勺=1/10合 {各種単位}
◆[日]面積の単位、1勺=1/100坪
筆順

人2+3=総画数5 U+4EE2
音読: ハク[漢]、バク[呉]
◆流れ星、「仢約・彴約ハクヤク」
𠮭
口3+3=総画数6 U+20BAD
音読: ハク、ホク
◆大きな声、同「嚗」「【集韻:卷九:入聲上:覺第四:嚗𠮭】怒聲」

土3+3=総画数6 U+5734
音読: シャク[漢呉]
◆土に付いた跡

女3+3=総画数6 U+5981
音読: シャク[漢呉]
◆結婚の仲立ちをする人、仲人(なこうど)、「媒妁・媒酌バイシャク」
筆順
𡯌𡯡尦𡯚
尢3+3=総画数6 U+5C25
音読: リョウ[漢呉]
◆後ろ足の脛(すね、膝から足首までの部分)が交差する
◆「尥蹶子リョウケツシ」、馬などが後ろ蹴(げ)りする
尥𡯌𡯡𡯚
尢4+3=総画数7 U+5C26
音読: リョウ[漢呉]
◆後ろ足の脛(すね、膝から足首までの部分)が交差する
◆「尦蹶子リョウケツシ」、馬などが後ろ蹴(げ)りする
𢁕
巾3+3=総画数6 U+22055
音読: チョウ[漢呉]
◆髪を(巻き)包むための絹布製の細長い布、頭巾ズキン、同「𢄦」

弓3+3=総画数6 U+38A9
音読: テキ、チャク
◆弓で矢を射(い)る時の的(まと)、また的の中心、同「的」

彳3+3=総画数6 U+5F74
音読: ①シャク[漢]②ハク[漢]、バク[呉]

◆木を一本の渡した橋、一本橋(いっぽんばし)、丸木橋(まるきばし)、「略彴リャクシャク(木を一本の渡しただけの橋)」
◆川を渡るために飛び飛びに並べた置いた石、飛び石、同「徛」

◆流れ星、「彴約・仢約ハクヤク」

心3+3=総画数6 U+38FF
音読: チョウ[漢呉]、シャク[漢呉]、テキ[漢]、チャク[呉]
◆憂(うれ)える、心を痛(いた)める、同「𢗇」
◆垂(た)れる、垂れ下がる「【隋書:卷二十一:志第十六:天文下】…㣿雲如繩…」「【廣韻:上聲:篠第二十九:鳥:㣿】垂心」

手3+3=総画数6 U+625A
音読: ①チョウ[漢呉]②テキ[漢]、チャク[呉]

◆撃(う)つ、素早く撃つ

◆引く
𢻭
攴4+3=総画数7 U+22EED
◆未詳「【玉篇:卷十八:攴部第二百七十:𢻭】匹卓切」「【集韻:卷九:入聲上:覺第四:𣀛㩧𢻭】擊也」

日4+3=総画数7 U+65F3
音読: テキ、チャク、カン、ガン
◆明らか(な)、はっきりと見える、はっきりしている、よく目立つ、同「的」「𤾠」「【集韻:卷十:入聲下:錫第二十三:旳的𤾠】丁歴切說文明也引易為的顙或作的𤾠」

月(肉)4+3=総画数7 U+8091
音読: ①テキ[漢]、チャク[呉]②ハク[漢]、ホク[呉]

◆下腹部、下腹(したばら)が肥えているさま

◆手足の指の関節が鳴る、また鳴らす、またその音、同「𥭖(𩐟)」

木4+3=総画数7 U+6753
音読: ①ヒョウ[漢呉]②シャク[漢]、ジャク[呉]

◆北斗七星の柄(え、持ち手、取っ手)の部分の星
◆勺シャク(液体を汲み取る椀状の器)の柄

◆柄のついた勺、同「𣏐」
筆順
𣧀弘𢎞
歹4+3=総画数7 U+239C0
音読: コウ[漢]、グ[呉]
訓読: ひろ・い、ひろ・める
◆広い、大きく広がっている、度量や容量などが大きい
◆広がる、広める、大きく広げる

水3+3=総画数6 U+6C4B
音読: シャク[漢]、ジャク[呉]、サク[漢]、ザク[呉]
◆激しい水の音
◆酌(く)む、汲(く)む、汲み取る、同「酌」
◆潤(うるお)う「【釋名:釋形體】汋澤也有潤澤也」
◆「瀱汋ケイシャク」、井戸に水が時に潤い或いは時に尽きるさま「【爾雅注疏:釋水】井一有水一無水曰瀱汋(《疏》…井或一時有水者一時無水者瀱汋…夏有水冬竭是也…)(「【釋名:釋宮室】井清也泉之清潔者也井一有水一無水曰𦋺汋𦋺竭也汋有水聲汋汋也」では「𦋺汋」で「𦋺」は「水が尽きる」の義とする)

火4+3=総画数7 U+707C
音読: シャク[漢呉]
◆炙(あぶ)る、焼く、燃やす
◆灸キュウを据(す)える
◆明々(あかあか)と燃え盛るさま、「灼爍シャクシャク」
◆「灼灼シャクシャク」、明々と光り輝(かがや)くさま、花が明々と咲き誇るさま
筆順
𤜩
犬3+3=総画数6 U+72B3
音読: シャク[漢呉]
◆ヒョウ(豹、ネコ科ヒョウ属の哺乳類)に似た獣の名、ヒョウのような斑(まだら)模様がないという
◆ヒョウ(豹)、ネコ科ヒョウ属の哺乳類、同「豹」

玉4+3=総画数7 U+7393
音読: テキ[漢]、チャク[呉]
◆「玓瓅テキレキ」、珠シュ(たま、真珠などの球状の宝石)のように白く輝くさま、同「的皪」「的㿨」

瓜5+3=総画数8 U+74DD
音読: ハク[漢]、ボク[呉]
◆ウリ(瓜、ウリ科の草)の一種で果実が小形のもの、またその果実、同「瓟」「【爾雅注疏:釋草】瓞瓝其紹瓞(《注》俗呼瓝瓜爲瓞紹者瓜蔓緒亦著子但小如瓝…《疏》瓞一名瓝小瓜也紹繼也瓜之蔓紹緒月{薉-止}之瓜必小亦名瓞故云紹瓞)」
◆草名、未詳「【爾雅注疏:釋草第十三:瓝】九葉(《注》今江東有草五葉共叢生一莖俗因名爲五葉即此類也…《疏》此草九葉叢生一莖然郭亦未詳其状但舉其類云今江東有草五葉共叢生一莖俗因名為五葉即此類也)」

白5+3=総画数8 U+7684
音読: テキ[漢]、チャク[呉]
訓読: まと
◆弓で矢を射(い)る時の目標とするもの、同「㢩」「墑」
◆額(ひたい)の部分だけが白い馬、またその額の白い部分、女性が額に施(ほどこ)す(赤い点状の)装飾
◆(弓の的の中央は目立つように白くしてあることから)明らか(な)、はっきりと見える、はっきりしている、よく目立つ、同「旳」「𤾠」
◆狙(ねら)ったところに当たる、当てる
◆~の~、「我的ウォダ(わたしの~)」、~のような~、「似的シィダ(~のような~、~らしい~)」、~な~、「別的ビィェダ(~とは別な~)」
筆順
𤿈㿺𤿉
皮5+3=総画数8 U+24FC8
音読: ハク[漢]、ホク[呉]
◆腫(は)れる、皮膚が膨(ふく)れる、同「𦢊」
◆皮膚が膨れ上がって破れる
𤿉㿺𤿈
皮5+3=総画数8 U+24FC9
音読: ハク[漢]、ホク[呉]
◆腫(は)れる、皮膚が膨(ふく)れる、同「𦢊」
◆皮膚が膨れ上がって破れる
𪾠
目5+3=総画数8 U+2AFA0
◆未詳

矛5+3=総画数8 U+4086
音読: ケキ、キャク
◆長い柄(え)の先に矛(ほこ、両刃の短い剣つるぎ)を取り付けたもの、同「𥍠」「【正字通:午集中:矛部:䂆】俗𥍠字」
礿
示5+3=総画数8 U+793F
音読: ヤク[漢呉]
◆天子が執(と)り行う祭礼の名、夏代(約前21世紀~前16世紀)・商代(前17世紀~前11世紀)では春の祭礼、夏は「禘テイ」、秋は「嘗ショウ」、冬は「烝ジョウ」、周代(前11世紀~前3世紀)では夏の祭礼、春は「祠シ」、秋は「嘗ショウ」、冬は「烝ジョウ」、同「禴ヤク」
𥞗
禾5+3=総画数8 U+412A
音読: チョウ[漢呉]
◆穀物の穂(ほ)が垂れ下がるさま

糸6+3=総画数9 U+7D04
音読: ヤク[漢呉]、ヨウ[漢呉]
訓読: つづ・める
◆束ねる、纏(まと)めて束ねる、小さく纏める、同「𠣩」
◆結ぶ、結び目、「約定ヤクジョウ(互いに取り決め結び合うこと)」
◆「約束ヤクソク」◇しっかりと縛(しば)り束ねる、ぐっと押さえ止める、抑(おさ)える◇互いがしっかりと守るべき取り決め
◆不要な部分を省略して必要な部分だけを残す、簡略にする
◆無駄がないように簡素にする
◆ほぼ、凡(おおよ)そ、大体
筆順

糸3+3=総画数6 U+7EA6
音読: ヤク[漢呉]、ヨウ[漢呉]
訓読: つづ・める
◆束ねる、纏(まと)めて束ねる、小さく纏める、同「𠣩」
◆結ぶ、結び目、「约定ヤクジョウ(互いに取り決め結び合うこと)」
◆「约束ヤクソク」◇しっかりと縛(しば)り束ねる、ぐっと押さえ止める、抑(おさ)える◇互いがしっかりと守るべき取り決め
◆不要な部分を省略して必要な部分だけを残す、簡略にする
◆無駄がないように簡素にする
◆ほぼ、凡(おおよ)そ、大体
𦉹
网5+3=総画数8 U+26279
音読: テキ[漢]、チャク[呉]
◆繋(つな)ぐ、結(ゆ)わえる「【潘黃門集:晉潘黃門集:西征賦】貫鰓𦉹尾掣三牽兩」
◆未詳「【廣韻:入聲:錫第二十三:的:𦉹】魚擊網也」
𦨓
舟6+3=総画数9 U+26A13
◆小舟「【續修台灣縣志:卷五(テキスト版)】輕𦨓小艇」

艸3+3=総画数6 U+828D
音読: シャク[漢]、ジャク[呉]
◆「芍薬・芍葯シャクヤク」、ボタン科ボタン属の草、根は生薬として利用される {シャクヤク}
◆イヌクログワイ(犬黒慈姑)、カヤツリグサ科ハリイ属の草、別名「シログワイ(白慈姑)」、別名「𦽏茈フシ」「荸薺ホツシ」 {イヌクログワイ}
筆順

虫6+3=総画数9 U+8673
音読: キャク
◆ネズミ(鼠)の一種
𧘑
衣5+3=総画数8 U+27611
音読: シャク[漢呉]
◆下半身に穿く股引(ももひき)などのズボン下の類「【康熙字典:申集下:衣部:襢】《揚子方言》𧘑襢謂之褌」

言7+3=総画数10 U+8A0B
音読: チョウ
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:言部第三:𧦛訋𧦯】三俗䚮正音仍因也就也厚也又人」「【類篇:言部:訋】多嘯切博雅拏也一曰聲也」「【正字通:酉集上:言部:訋】𧥺字之譌…」
◆周代(前11世紀~~前256年)楚国の羋姓の末裔の氏うじ「【潛夫論:卷第九:志氏姓】羋姓之裔…訋氏…」

豸7+3=総画数10 U+8C79
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
◆ヒョウ(豹)、ネコ科ヒョウ属の哺乳類
◆「豹貓ヒョウビョウ」、ベンガルヤマネコ、ネコ科ベンガルヤマネコ属の哺乳類
◆「豹変ヒョウヘン」◇君子(立派な人)は毛が生え変わったヒョウ(豹)の斑紋のようにはっきりしている(改めるべきはすぐさま改める)こと「【周易:易經:䷰革】君子豹變其文蔚也小人革面順以從君也」◇[日]すぐさま態度を変えること
筆順

足7+3=総画数10 U+8DB5
音読: ハク[漢]、ホク[呉]
◆跳(と)ぶ、足で地を蹴(け)る、同「蹠」
◆「とん」「どん」などの足で地面を踏む音

酉7+3=総画数10 U+914C
音読: シャク[漢呉]
訓読: く・む
◆酒を汲(く)む、大きな容器に入っている酒を小さな器で掬(すく)う、酒を注(つ)ぐ、大きな容器に入っている酒を小さな器に注(そそ)ぐ、同「斟」
◆酒を注(つ)ぐ、互いに酒を注ぎ合う
◆「酙酌・斟酌シンシャク」◇互いに酒を注ぎ注がれする(酌み交わす)◇他人の立場や事情・心情などを汲(く)み取る
筆順

金8+3=総画数11 U+91E3
音読: チョウ[漢呉]
訓読: つ・る、つり
◆鉤かぎ(先を曲げた金具)に引っ掛ける、また引っ掛けて魚を獲(と)る、同「魡」
◆(餌をぶら下げて)誘(おび)き出す、誘き出して手に入れる
◆吊(つ)る、吊り下げる
筆順

金5+3=総画数8 U+9493
音読: チョウ[漢呉]
訓読: つ・る、つり
◆鉤かぎ(先を曲げた金具)に引っ掛ける、また引っ掛けて魚を獲(と)る、同「魡」
◆(餌をぶら下げて)誘(おび)き出す、誘き出して手に入れる
◆吊(つ)る、吊り下げる

革9+3=総画数12 U+976E
音読: テキ[漢]、チャク[呉]
◆面懸(おもがい)や手綱などの馬を操るための革紐

音9+3=総画数12 U+4AA8
音読: ハク、ボク
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:音部第三十九:䪨】{⿰革𤰞}約反」
注解:「【潞公文集:卷六:律詩】西都留守宣𡽪(王)祈謝嵩祠徃還弊庒因成雅章為貺謹次嚴䪨」「【宋學士文集:卷第四十四:亡友陳宅之墓銘】…賦詩以自適其詩䪨度…」など「韵(韻)」の義で用いられる例が多い
𩖚飆飙飇
風9+3=総画数12 U+2959A
音読: ヒョウ[漢呉]
◆強く速く吹く風、疾風シップウ、「猋」は「犬が猛烈な速さで駆ける」の意
◆旋風センプウ(つむじかぜ)、渦巻きながら吹き上がる風、同「飈」

馬10+3=総画数13 U+99B0
音読: テキ[漢]、チャク[呉]
◆「馰顙テキソウ」、額(ひたい)が白い馬
◆駿馬シュンバ・シュンメ、賢(かしこ)く健脚ケンキャクの良馬、優(すぐ)れた馬
𩲃
鬼10+3=総画数13 U+29C83
音読: シャク[漢呉]
◆北斗七星の勺シャク(液体を汲み入れる器)に当たる部分(第一星から第四星)の第二星「【太上元始天尊說北帝伏魔神咒妙經:卷十:神兵護國品】北帝曰第一魁星第二𩲃星第三𩵄星第四䰢星第五魓星第六𩳐星第七魒星等七星君北斗…」

魚11+3=総画数14 U+9B61
音読: テキ[漢]、チャク[呉]
◆魚を釣(つ)る、同「釣」

黑12+3=総画数15 U+4D60
音読: テキ、チャク
◆女性が顔に施(ほどこ)す黒い点状の装飾
◆未詳「【廣雅:卷八:釋器】龍須謂之䵠」

鼠13+3=総画数16 U+4D82
音読: シャク[漢呉]
◆未詳、滑空するムササビ(鼺鼠、リス科ムササビ属)やモモンガ(鼯鼠、リス科モモンガ屬)の類か?「【說文解字注:鼠部:䶂】胡地風鼠(郭注爾雅鼫鼠云形大如鼠頭似兔尾有毛靑黃色好在田中食粟豆關西呼爲䶂鼠見廣雅音雀按廣雅云䶂鼠鼫鼠與景純皆合䶂鼫爲一物以說文正之鼫與䶂迥非一物也)」「【廣韻:去聲:效第十六:豹:䶂】䑕屬能飛食虎豹出胡地」「【廣韻:入聲:藥第十八:爵:䶂】䑕似兔而小也」
匀𠣐
勹2+2=総画数4 U+52FB
音読: イン[漢呉]、キン[漢呉]
◆揃(そろ)う、偏(かたより)りがない、同「均」
筆順
𩿃
鳥11+4=総画数15 U+29FC3
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:真第十七:𩿃𪀽】呼隣切𩿃鸇小鳥」「【字彙:亥集:鳥部:𩿃】許斤切音欣𩿃鸇鳥名」「【字彙補:亥集:鳥部:𩿖】何落切音鸖見藏經○疑即𩿃字」
𩿖
鳥11+4=総画数15 U+29FD6
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:鳥部第九:𩿖】舊藏作鸖字」「【字彙補:亥集:鳥部:𩿖】何落切音鸖見藏經○疑即𩿃字」

勹2+2=総画数4 U+52FC
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
◆一か所に集まる、また集める、同「鳩」
𧺤
走7+4=総画数11 U+27EA4
音読: キュウ[漢]、グ[呉]
◆足がまっすぐに伸びない、足が縮(ちぢ)こまる
𠣿匓𠣽𠣹
食9+4=総画数13 U+4B28
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
◆(祭礼などで出される)もうこれ以上は要(い)らないというほどのご馳走、また供え物

勹2+2=総画数4 U+52FE
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆曲がる、湾曲する、同「句」
◆"」J"字状(鉤状)に曲がる、同「句」「鈎(鉤)」
◆鉤(かぎ)状のものでひっかける、同「拘」
◆言葉や文章の区切りの記号("」"、閉じ鉤括弧、縦書きの場合は"L"のような形で表す)や誤りであることや削除すことを示す記号("✓"、チェックマーク、勾号)
注解:古くは「句」と同字(同音同義字)だが、現代では「句」は多く「言葉や文章の区切り」の意に用い、「勾」は「曲がる」の意に用いる
筆順
𠚸𠛎
刀2+4=総画数6 U+206B8
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆鎌(かま)、草などを刈(か)る道具、同「鉤」「鎌」「剳」
𠯜
口3+4=総画数7 U+20BDC
音読: コウ、ク
◆笑うさま

土3+4=総画数7 U+362C
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:㘬】舊藏作㘭」「【字彙補:丑集:土部:㘬】微弗切音物見藏經」
𡵺
山3+4=総画数7 U+21D7A
音読: コウ[漢]、ク[漢呉]
◆「𡵺嶁コウロウ」、峰名、衡山コウザン(道教の五岳の一つで南岳とも呼ばれる)七十二峰の一つ、湖南省衡陽市南岳区 {湖南省}
𢗕
心3+4=総画数7 U+225D5
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆「𢗕愗コウボウ」、愚(おろ)かなさま、無知なさま

手3+4=総画数7 U+6285
音読: コウ[漢]、ク[漢呉]
訓読: こだわ・る、かかわ・る
◆「掌(てのひら)の中に入れ指を閉じて握(にぎ)る」「腕を回して抱(かか)える」のように、周りを取り囲んで押さえ自由に動けないようにする、束縛ソクバクする、「拘束コウソク」
◆こだわ・る、あることに囚(とら)われる、また縛(しば)られる、固執コシツする、「拘泥コウデイ」
◆「不抅フコウ(かかわらず)」◇~に縛られることなく◇~に関係なく

木4+4=総画数8 U+6784
音読: コウ
◆カジノキ(梶の木)、クワ科コウゾ属の木、樹皮を紙の原料とする、「构樹・構樹コウジュ」、同繁「構」、同「楮」 {カジノキ}
◆曲がる、曲がった木
𣧔𣧬
歹4+4=総画数8 U+239D4
音読: キュウ、ク
◆腐(くさ)る、朽(く)ちる、同「㱙」
溝㳰
水3+4=総画数7 U+6C9F
音読: コウ[漢]、ク[呉]
訓読: みぞ
◆両側を木や石を組んで作った水路、用水路
◆田畑の間に通した用水路、井田制(周代の税法)では「井(一里四方の土地を縦横それぞれ三分して九区画に分け、八戸に一区画ずつ与え、中央の一区画を八戸で共同耕作し、そこからの収穫を税としたもの)」の境界となる幅四尺・深さ四尺の水路 「洫」参照 {井田制}
◆筋状に続いている窪み
◆(溝を掘って)隔(へだ)てる、境界
◆10の32乗 {数字}
𤖮
片4+4=総画数8 U+245AE
音読: コウ、ク
◆未詳「【字彙:巳集:片部:𤖮】居侯切音勾義闕」
𥩞
立5+4=総画数9 U+25A5E
音読: ①コウ[漢]、ク[呉]②ク[漢呉]

◆堂々として立派なさま

◆巧(たく)みなさま、技(わざ)が秀(ひい)でているさま
𦨛
舟6+4=総画数10 U+26A1B
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆「𦨛𦪇コウロク」、大型の船、また船の名、同「𦩷𦪇」「【通雅:卷三十四】艑艖淺船也䑦𦪇大艑也」

艸3+4=総画数7 U+82B6
音読: コウ、ク
◆「薢芶・薢茩カイコウ」◇ヒシ(菱)、ミソハギ科ヒシ属の水草 {ヒシ}◇エビスグサ(夷草)、マメ科センナ属の草、別名「決明ケツメイ」 {エビスグサ}
𧰴
豕7+4=総画数11 U+27C34
音読: キョ、コ
◆豕(いのこ、イノシシ猪またブタ豚)が鳴くまた吼(ほ)える声「【字彙補:酉集:豕部:𧰴】火巨切音許豕聲」
購𧸊𧷻𧶩𧶥
貝4+4=総画数8 U+8D2D
音読: コウ[漢]、ク[呉]
訓読: あがな・う
◆財貨を出して欲しいものを手に入れる、買う、「購買コウバイ」「購入コウニュウ」
◆賞金を掛け欲しいものを募(つの)る、「購募コウボ」
◆タカヨモギ(高蓬)、キク科ヨモギ属の草、別名「蔏蔞ショウロウ」「蔞蒿ロウコウ」 {タカヨモギ}
鉤钩
金8+4=総画数12 U+920E
音読: コウ[漢]、ク[呉]
訓読: かぎ
◆引っ掛けるために"」J"字状に針や棒の先を曲げたもの、フックhook、またそこに引っ掛ける、「帯鈎タイコウ(帯の留め具、帯留め)」 {服飾(留具)}
◆"」J"字状に曲がったもの、引っ掛けるようにして切る刀や鎌など
◆(奥にあるものを)引っ掛けるようにして取り出す
◆「鉤繩規矩コウジョウキク」「規矩鉤繩キクコウジョウ」◇曲がる線を描く道具(曲尺や雲形定規のようなものと思われる)と縄(墨縄、直線を引く道具)◇物事の基準となるもの
筆順
鉤鈎
金5+4=総画数9 U+94A9
音読: コウ[漢]、ク[呉]
訓読: かぎ
◆引っ掛けるために"」J"字状に針や棒の先を曲げたもの、フックhook、またそこに引っ掛ける、「带钩タイコウ(帯の留め具、帯留め)」 {服飾(留具)}
◆"」J"字状に曲がったもの、引っ掛けるようにして切る刀や鎌など
◆(奥にあるものを)引っ掛けるようにして取り出す
◆「钩绳规矩コウジョウキク」「规矩钩绳キクコウジョウ」◇曲がる線を描く道具(曲尺や雲形定規のようなものと思われる)と縄(墨縄、直線を引く道具)◇物事の基準となるもの

革9+4=総画数13 U+4A53
音読: キ、ゴ
◆轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)の革製の紐飾り、同「𩉬」 {乗物(車輪)}
𩚘
食8+4=総画数12 U+29698
◆未詳「【字彙:戌集:食部:𩚘】同䬲」「【正字通:戌集下:𩚀(食)部:𩚘】譌字舊註同䬲不知䬲𩚘皆饇字譌省篇海訓牛飽非」

勹2+2=総画数4 U+52FF
音読: ブツ[漢]、モチ[呉]
訓読: なか・れ
◆なか・れ、~するな、禁止の助字
◆~ない、~しない、~でない、否定の助字
◆「勿吉モツキチ」、南北朝時代(420年~589年)現中国北東部吉林省・黒竜江省から極東ロシア南部沿海地方・ハバロフスク地方一帯に住んでいた遊牧民族の名、隋代(581年~618年)以降は靺鞨マツカツと呼ばれるようになる {南北朝時代}
注解:棹(さお)に三枚(或いは数枚)の細長い布を垂らした旗(はた)を象った字「【說文解字:勿部:勿】州里所建旗象其柄有三游雜帛幅半異所以趣民故遽稱勿勿凡勿之屬皆从勿𣃦勿或从於」
筆順

人2+4=総画数6 U+4F06
音読: ブン[漢]、モン[呉]、ブツ[漢]、モチ[呉]
◆遠く離れる

刀2+4=総画数6 U+520E
音読: ブン[漢]、モン[呉]、フン[慣]
訓読: は・ねる
◆首を切る、首を切って死なす(死ぬ)、同「歾」
◆「刎頸之交(フンケイのまじわり)」、首切られるようなことになっても変わることのない交(まじ)わり
筆順

匚2+4=総画数6 U+5322
音読: コツ[漢]、コチ[呉]
◆古い時代の(古い)容器、「匢董・古董コトウ」
呡𠞍
口3+4=総画数7 U+543B
音読: ブン[漢]、モン[呉]、フン[慣]
◆唇(くちびる)「唇」「肳」 {人体(頭部)}
◆「口吻コウフン」、口振(くちぶ)り
◆「吻合フンゴウ」、(上下の唇のように)ぴったりと合うさま、ぴったりと合わせる、同「肳合」
筆順
𠯳
口3+4=総画数7 U+20BF3
◆唇(くちびる)、同「吻」「【仰節堂集:卷十一:約言:明學會約】…羣居枉勞唇𠯳其必實踐…」

囗3+4=総画数7 U+56EB
音読: コツ
◆「囫圇コツリン」、そのまま、元のまま、丸のまま「【碧巖錄(テキスト版):卷第三】若是知有的人,細嚼來咽;若是不知有的人,一似囫圇吞個棗。(知恵のある人はナツメの実を細かく噛み砕いてから呑み込むが、知恵のない人は噛み砕くことなく丸のまま鵜呑みにしてしまう)

土3+4=総画数7 U+573D
音読: ボツ、モチ
◆歿ボッする、人が死ぬ、同「歿」「歾」
◆死者を埋葬マイソウする、同「埋」
𡯖忽𢗘
尢3+4=総画数7 U+21BD6
音読: コツ[漢]、コチ[呉]
訓読: たちま・ち、ゆるがせ
◆すぐに、急に、あっという間に
◆軽(かろ)んじる、疎(おろそ)かにする、うっかり忘れる
◆蚕(かいこ)の繭(まゆ)から取り出した繊維の一本、五本を縒(よ)ったものが「糸」、十本を縒ったものが「絲」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):糸部:糸】細絲也象束絲之形凡糸之屬皆从糸讀若覛徐鍇曰一蠶所吐為忽十忽為絲糸五忽也」
◆数の単位、1糸(絲)=10忽、1忽=10微=10-5 {数字}

山3+4=総画数7 U+5C89
音読: ブツ[漢]、モチ[呉]
◆「崛岉クツブツ」、山がぐっと高く突き出ているさま
𢗘𡯖
心4+4=総画数8 U+5FFD
音読: コツ[漢]、コチ[呉]
訓読: たちま・ち、ゆるがせ
◆すぐに、急に、あっという間に
◆軽(かろ)んじる、疎(おろそ)かにする、うっかり忘れる
◆蚕(かいこ)の繭(まゆ)から取り出した繊維の一本、五本を縒(よ)ったものが「糸」、十本を縒ったものが「絲」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):糸部:糸】細絲也象束絲之形凡糸之屬皆从糸讀若覛徐鍇曰一蠶所吐為忽十忽為絲糸五忽也」
◆数の単位、1糸(絲)=10忽、1忽=10微=10-5 {数字}
筆順
𢗘忽𡯖
心3+4=総画数7 U+225D8
音読: コツ[漢]、コチ[呉]
訓読: たちま・ち、ゆるがせ
◆すぐに、急に、あっという間に
◆軽(かろ)んじる、疎(おろそ)かにする、うっかり忘れる
◆蚕(かいこ)の繭(まゆ)から取り出した繊維の一本、五本を縒(よ)ったものが「糸」、十本を縒ったものが「絲」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):糸部:糸】細絲也象束絲之形凡糸之屬皆从糸讀若覛徐鍇曰一蠶所吐為忽十忽為絲糸五忽也」
◆数の単位、1糸(絲)=10忽、1忽=10微=10-5 {数字}
𢦠我𢦐𢦴㦱𢦓𢦖𠨂𨈟𩇶
戈4+4=総画数8 U+229A0
音読: ガ[漢呉]
訓読: われ、わ・が
◆自分の、主に所有格myや目的格meで用いられ、主格Iでは「吾」が用いられる、「我見ガケン(私見、わたしの見解)」
◆自分、自分を指す語、同「吾」「余」「予」

日4+4=総画数8 U+3ADA
音読: コツ、コチ
◆未詳「【衡廬精舍藏稿:卷二十一:勅賜霧中山開化禪寺碑】若週繚{⿱山睘}巆{⿱山⿰土几}㞧㫚洫幽隩中谽而豂」
注解:字形が{⿱勿日}か{⿱勿日}か分からなかった、【漢語大字典】は「日部」、【中文大辭典】は「曰部」としている
曶𣇤
日4+4=総画数8 U+6612
音読: コツ[漢]、コチ[呉]、ブツ[漢]、モチ[呉]
◆夜が明け切らずまだ薄暗いさま
◆「昒爽コツソウ」「昒昕コツキン」、陽が昇り始めたばかりで、まだ幾らか薄暗い頃、未明の頃

日4+4=総画数8 U+6613
音読: ①エキ[漢]、ヤク[呉]②イ[漢呉]
訓読: やさ・しい、やす・い

◆換(か)える、替(か)える、代(か)える、交換する
◆占いの書、また占いの法、「爻コウ」と呼ばれる「陽と「陰」の並びを換えながら組み合わせた「八卦」「六十四卦」で事象を占うことから「【說文解字:易部:易】…祕書說曰日月為易(…)象侌易也(謂上从日象陽下从月陰…)」 {易経記号}

◆平らな、平穏で和(なご)やかな
◆平らで障害も抵抗もない、簡単な、難(むずか)しくない
◆軽(かろ)んずる
筆順
昒𣇤
曰4+4=総画数8 U+66F6
音読: コツ[漢]、コチ[呉]、ブツ[漢]、モチ[呉]
◆夜が明け切らずまだ薄暗いさま
◆「曶爽コツソウ」「曶昕コツキン」、陽が昇り始めたばかりで、まだ幾らか薄暗い頃、未明の頃
脗䐇𦝮
月(肉)4+4=総画数8 U+80B3
音読: ブン[漢]、モン[呉]
◆唇(くちびる)、同「唇」「吻」 {人体(頭部)}
◆「肳合ブンゴウ」、(上下の唇のように)ぴったりと合うさま、ぴったりと合わせる、同「吻合」
𦙑
月(肉)4+4=総画数8 U+26651
◆未詳「【中華字海:月部:𦙑】同"曶"」
𣢊
欠4+4=総画数8 U+2388A
音読: クツ、コチ
◆突然怒り出す声

歹4+4=総画数8 U+6B7E
音読: ボツ、モチ、ブン、モン
◆人が死ぬ、天寿を全(まっと)うする
◆首を刎(はね)ねる、首を切り落とす、同「刎」

水3+4=総画数7 U+6C95
音読: ①ビツ[漢]、ミチ、ミツ[呉]②ブツ[漢]、モチ[呉]

◆水深く沈んで見えない、また隠れる

◆「沕𥠇ブツボク」、奥深く微(かす)かなさま

牛4+4=総画数8 U+7269
音読: ブツ[漢]、モチ、モツ[呉]
訓読: もの
◆(天地の間に存在する)人以外の形のあるもの、人は「者」、形のないものは「事」
筆順

用5+4=総画数9 U+752E
音読: ブォン
◆不用な、~の必要がない、~する必要はない、同「甮」
𤰿
田5+4=総画数9 U+24C3F
◆未詳「【中華字海:田部:𤰿】同"亩"」
𤵐
疒5+4=総画数9 U+24D50
◆黒子(ほくろ)「【漢語大字典:疒部:𤵐】[𤵐子]同"痦子"。方言。突起的痣。」

目5+4=総画数9 U+401B
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]、バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆じっと目を凝(こ)らして視(み)る、目を細めて視る
◆目を細める、目を瞑(つむ、つぶ)る

目5+4=総画数9 U+401C
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]、バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆じっと目を凝(こ)らして視(み)る、目を細めて視る
◆目を細める、目を瞑(つむ、つぶ)る
𥘨初𠜆𥘉
示4+4=総画数8 U+25628
音読: ショ[漢]、ソ[呉]
訓読: はじ・め、そ・める、はつ、うい、うぶ
◆物事の起こり、物事の発端、「衣服を作り始める時にまず布を切る」の意、「初」は「物事はまず初めに~する、~の初め」、「始」は「物事はまず~から始める、~から始まる」
◆うぶ、出産する、生まれたばかりで穢れがないさま
𥝤利𥝢
禾5+4=総画数9 U+25764
音読: リ[漢呉]
訓読: き・く
◆先が尖(とが)る、先が鋭(するど)く尖った刃物
◆よく切れるさま、切れ味が良いさま、鋭いさま
◆(よく切れる刃物のように)すぱっと、さっと、一気に
◆(よく切れる刃物のように途中で引っ掛かるようなこともなく)うまく物事が運ぶさま、都合がよいさま、「有利ユウリ」
◆得(とく)になる、得をする、儲(もう)かる、儲ける、「利益リエキ」
𥤽
穴5+4=総画数9 U+2593D
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:穴部第二十:𥨅𥤽𥤲{⿱穴尗}】四俗音𡨜正從穴作」
注解:「𡧤」の異体字で「何もない空間が広がっているさま」の意か?

竹6+4=総画数10 U+7B0F
音読: コツ[漢]、コチ[呉]
訓読: しゃく
◆天子に拝謁ハイエツする際に手に持つ細長い板、古くは竹製・木製で天子の指示・命令を書き留めるためのものだったが、後には単に拝謁する際の携帯品となった、同「𡇉」 {礼器(璋・笏)}
筆順

米6+4=総画数10 U+7C85
音読: ブツ、モツ、モチ
◆未詳「【隸續:卷二十:𢇛{⿱立⿻日十⿰彡}長田君斷𥓓】公清佐職百里兼領三城安惠粅儀伐討姦輕當極」
◆「粅粅ブツブツ」、未詳「【集韻:卷九:入聲上:勿第八:粅】粅粅粉皃」

艸3+4=総画数7 U+82B4
音読: ブツ[漢]、モチ[呉]
◆草名、未詳、カブ(蕪・蕪菁・蔓菁、アブラナ科アブラナ属)類やヒルガオ(昼顔、ヒルガオ科ヒルガオ属)類に似ていて赤紫の花が咲き食べることができるという「【爾雅注疏:釋草】菲芴(…《疏》一名芴郭云土瓜也孫炎曰葍類也…陸璣云菲似葍莖粗葉厚而長有毛…幽州人謂之芴爾雅又謂之蒠菜…卽菲也芴也蒠菜也土瓜也宿菜也五者一物其狀似葍而非葍故云葍類也)」
◆忽然コツゼン、急に、あっという間に、同「忽」
◆フルオレンfluorene、有機化合物の名、分子式C13H10
𧥲
言7+4=総画数11 U+27972
◆未詳「【字彙補:酉集:言部:𧭒】王延壽夢賦𧥲𧥲譽譽註一云作𧭒𧭒音義未考」

豕7+4=総画数11 U+4746
音読: コツ、コチ
◆豕(いのこ、イノシシ猪またブタ豚)の類、未詳、同「𢑢」
𨋊
車7+4=総画数11 U+282CA
◆物見櫓(ものみやぐら)のある背の高い兵車、同「輣」「【墨子:卷十四】樓樓廣前面九尺高七尺樓𨋊居出城」
𨟸
酉7+4=総画数11 U+287F8
音読: ブン、モン
◆酒器名、未詳
𩖨䬍𩗛𩘐𩙤
風9+4=総画数13 U+295A8
音読: コツ[漢]、コチ[呉]
◆疾風シップウ、さっと強く速く吹く風
◆「𩗷𩖨エンコツ」、忽(たちま)ち、あっという間に、同「奄忽」「【通雅:卷六:釋詁謰語】奄忽一作𩗷䬍𩃗{⿺風⿱豕豩}𩗷𩗛 …李登聲類曰僾俙之作靉霼猶奄忽之作𩗷䬍也僾俙不明莫如雲奄忽迅速莫如風…」
𩲐鬽𩲀𩲝𩲿𩳟𩳪䰨𩴎𩲆䰪𩴈𩲉𩱿𠃁𤲄𣷛𧱋𢑘𢑙𢑛𣼙
鬼10+4=総画数14 U+29C90
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
◆得体の知れない怪しいもの、物の怪(もののけ)、妖怪ヨウカイ、同「魅」

魚11+4=総画数15 U+9B69
音読: バツ、マツ
◆魚の尾
𩾲𩾥𩾤𩾻𩿆𪆸
鳥11+4=総画数15 U+29FB2
音読: コツ、ゴチ
◆ハヤブサ(隼)、ハヤブサ科の鳥、同「鶻」
𪊖
鹿11+4=総画数15 U+2A296
◆未詳「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:虎■■】火五切說文山獸之君亦姓古作■■」「【五音集韻:卷七:姥第八:虎】…■𪊖並古文(【說文解字:虎部:虎】にある異体字の篆書字を参照)「【中華字海:鹿部:𪊖】同"虎"」
𪏵
黍12+4=総画数16 U+2A3F5
音読: ジツ、ニチ、レイ、ライ
◆粘(ねば)り気があるさま、ねばねばするさま、同「黏」「【字彙補:亥集:黍部:𪏵】女乙切音暱黏貌」
◆中国南東部海南島周辺に住む少数民族の名、黎族レイゾク、黎民レイミン、同「黎」「【雲麓漫鈔:卷第三】秦始皇二十八年…親䡅遠方…如親䡅遠𪏵史作親巡遠方黎民…」 {海南省}
勻𠣐
勹2+2=総画数4 U+5300
音読: イン[漢呉]、キン[漢呉]
◆揃(そろ)う、偏(かたより)りがない、同「均」
筆順
侚𠋹
人2+4=総画数6 U+4F28
音読: シュン[漢]、ジュン[呉]
◆速い、疾(はや)い、同「徇」
◆従う、随(したが)う、後に付いて行く、同「徇」

口3+4=総画数7 U+5441
音読: キン
◆吐く
◆弔う
𡉲
土3+4=総画数7 U+5747
音読: キン[漢呉]、イン[漢呉]
訓読: ひとし・い、なら・す
◆(土地を)平等に或いは公平に分配する
◆どれも同じように揃っている、偏(かたより)りがない、凹凸・大小・軽重などがない
◆等しく、同じように
筆順
𡉲
土4+4=総画数8 U+21272
音読: キン[漢呉]、イン[漢呉]
訓読: ひとし・い、なら・す
◆(土地を)平等に或いは公平に分配する
◆どれも同じように揃っている、偏(かたより)りがない、凹凸・大小・軽重などがない
◆等しく、同じように
𢓈徇𢕊𢔐
彳3+4=総画数7 U+224C8
音読: シュン[漢]、ジュン[呉]
◆従う、随(したが)う、後に付いて行く、同「狥」「侚」「【抱朴子:內篇:袪惑】夫能知要道者…不徇世譽也…」
◆巡(めぐ)る、見て回る
◆巡らせる、広く漏れなく行き渡らせる、同「徧」
◆速い、疾(はや)い、同「侚」
𢗋
心3+4=総画数7 U+225CB
音読: ケイ[漢]、ギョウ[呉]、シュン[漢]、ジュン[呉]
◆憂(うれ)える、同「憌」

手3+4=総画数7 U+62A3
◆未詳「【儀禮集編:卷二十五:喪服第十一之四】…葛洪孔衍之徒抣有撰述…」
注解:「均」の書写の誤りか?
𢼇
攴4+4=総画数8 U+22F07
音読: シュン[漢呉]、ジュン[呉]
◆開墾する、田畑として使えるように土地を平らにする

日4+4=総画数8 U+6600
音読: イン
◆太陽が光る、太陽の光が差す、また日光
◆人名用字、「紀昀キイン(1724年~1805年、清代1644年~1912年の学者)」
筆順
𦚧
月(肉)4+4=総画数8 U+43DB
音読: シュン[漢呉]
◆「䏛䏰シュンジュン」◇県名、未詳「【廣韻:上聲:準:蠢:𦚧】漢𦚧䏰縣名在巴東郡」「【通雅:卷四十七】𦚧䏰以名其縣江南北呼」「【康熙字典:未集下:肉部:𦚧】《註》洪氏云開州盛山郡義寧二年置後名𦚧䏰縣故城在今夔州雲安縣西」◇地中に住むという虫の名、ミミズ(蚯蚓)キュウインのことだという「【通雅:卷四十七】𦚧䏰附引皆蚯蚓也」

木4+4=総画数8 U+6783
音読: シン[漢呉]
◆機織の経糸(たていと)を絡まないように揃える道具

水3+4=総画数7 U+6C6E
音読: キン[漢呉]
◆「汮水キンスイ」、川名、河南省を南流し漢水カンスイ(漢江カンコウ)に合流するという
𤆥
火4+4=総画数8 U+241A5
◆未詳
𢼇
田5+4=総画数9 U+7547
音読: シュン[漢呉]、ジュン[呉]
◆開墾する、田畑として使えるように土地を平らにする

目5+4=総画数9 U+76F7
音読: ケン[漢]、ゲン[呉]
◆ものがはっきりと見える、ものをしっかりと見る、目を見開いて見る「【大戴禮記:卷第十三:本命】人生…化三月而徹盷(《案》盷各本誤作𪾠今據玉篇所引改正)盷精也轉視貌或為微也」
𥘩
示4+4=総画数8 U+25629
音読: キン
◆揃いの軍服、同「袀」
◆どれも同じように揃っている、同「均」

竹6+4=総画数10 U+7B09
音読: キン
◆笑うさま
◆小さな竹笛
𥾡絢𦃜绚
糸6+4=総画数10 U+25FA1
音読: ケン[漢呉]
◆色糸を使った美しい模様、模様が美しいさま「【儀禮註疏:卷八:聘禮】皆𤣥纁繋系長尺絢組(《注》采成文曰絢…今絢作𥾡)」

虫6+4=総画数10 U+8690
音読: キン
◆ヤスデ(馬陸)、ヤスデ網の節足動物、別名「馬蚰バユウ」「馬䗃バセン」「馬𧏿バチク」

衣5+4=総画数9 U+8880
音読: キン[漢呉]
◆揃いの軍服
◆(祭事の際に着る)黒い服
𧣏䚥𧣚𧢺
角7+4=総画数11 U+278CF
音読: ジャク[漢]、ニャク[呉]
◆(木や竹を曲げて形を整え磨いて)弓を作る「【玉篇:卷二十六:角部第四百二十:䚥】女卓切調弓也摩弓也𧣚同上」「【龍龕手鑑:卷四:角部第二十一:𧣚𧣏】二俗𧢺𧣺䚥三正女角反屋䚥亦調弓也」「【說文解字注:角部:𧣚】調弓也(手部云搦按也鄭注矢人云撓搦其幹亦是調意弓人曰和弓𣪠摩注和猶調也將用弓必先調之拂之摩之…)」
◆未詳「【廣雅:卷一:釋詁】挺秀䚥拔揠擢湧溢𢧭(出允)䔞茁(側劣)裔生出也」
𧥺
言7+4=総画数11 U+2797A
音読: キン、ウン
◆誑(たぶら)かす、巧みな言葉で騙(だま)す、欺(あざむ)く
◆同「韻」
𧥻
言7+4=総画数11 U+2797B
音読: コウ
◆大きな音や声、「匉訇ホウコウ」
𧵣
貝7+4=総画数11 U+4767
音読: ビン、ミン
◆未詳、同「鍲」「鈱」「【廣雅疏証:卷三下:釋詁】樹莖榦宗祖䝧𦑚吳素{⿱艹⿰亻𡥀}科本也(…䝧者業也若今人所謂本錢也玉篇本作鍲説文鍲業也…)」「【集韻:卷二:平聲:真第十七:䝧𧵣】博雅本也一曰筭也稅也」
𧻛𧺓
走7+4=総画数11 U+8D79
音読: ケイ[漢]、ギョウ[呉]
◆独(ひと)り行くさま

走7+4=総画数11 U+8D7E
音読: キン、コン
◆思い通りに前に進めない、(足元に)気を配(くば)りながら行く「【說文解字:走部:赾】行難也」「【玉篇:卷十:走部第一百二十六:赾】丘謹切行謹皃」
𨊷
車7+4=総画数11 U+282B7
音読: コウ
◆多くの車が行き来する時の「ごろごろ」「がらがら」という地を揺るがすような大きな音、同「轟」
𨟴
酉7+4=総画数11 U+287F4
音読: イン
◆少しだけ(口を湿らせる程度)酒を飲む、同「酳」
钧𨥒銁銞
金8+4=総画数12 U+921E
音読: キン[漢呉]
◆重量の単位 {各種単位}
◆陶器を作るときに用いる轆轤台ロクロダイ
◆(力や形などが)均(ひと)しいさま、釣り合うさま、またそのような役割を担う人、また能力のある人
◆尊敬を表す語、「鈞鑒キンカン」は「ご高覧コウランいただきたい」の意
筆順
鈞𨥒銁銞
金5+4=総画数9 U+94A7
音読: キン[漢呉]
◆重量の単位 {各種単位}
◆陶器を作るときに用いる轆轤台ロクロダイ
◆(力や形などが)均(ひと)しいさま、釣り合うさま、またそのような役割を担う人、また能力のある人
◆尊敬を表す語、「鈞鑒キンカン」は「ご高覧コウランいただきたい」の意
𨥒鈞钧銁銞
金8+4=総画数12 U+28952
音読: キン[漢呉]
◆重量の単位 {各種単位}
◆陶器を作るときに用いる轆轤台ロクロダイ
◆(力や形などが)均(ひと)しいさま、釣り合うさま、またそのような役割を担う人、また能力のある人
◆尊敬を表す語、「鈞鑒キンカン」は「ご高覧コウランいただきたい」の意
韻𡁩
音9+4=総画数13 U+97F5
音読: ウン[漢呉]、イン[慣]
◆漢字の読みの最初の子音を除いた部分、「韻母インボ」、「韻」の読み[yùn]の最初の子音[y]を「声母セイボ」、[y]を除いた[ùn]を「韻母インボ」という、[ù]の上の記号は「声調セイチョウ(アクセントaccent)」という
◆(「韻」を踏んで)心地よい響きの詩歌や言葉、調和して快い声や音
◆趣(おもむき)のあるさま
筆順
匄𠣏𠣣
勹2+3=総画数5 U+5303
音読: カイ[漢呉]
◆乞(こ)う、他人に物を乞う、他人に願い頼む、同「丐」
◆与える、恵(めぐ)む、同「丐」

曰4+5=総画数9 U+66F7
音読: カツ[漢]、ガチ[呉]
◆何(なに)、何(なん)ぞ、何故(なにゆえ、なぜ)、どうして、同「盍」
◆何時(いつ)か、何時の日にか
筆順
𦍨
羊6+5=総画数11 U+26368
音読: ケツ[漢]、コチ[呉]、カツ[慣]
◆古代の中国北方遊牧民族の名
◆羊を去勢する、去勢した羊
𩢛騔𩦞
馬10+5=総画数15 U+2989B
音読: カツ[漢]、カチ[呉]
◆馬が疾走するさま、足の速い馬

勹2+3=総画数5 U+5305
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
訓読: つつ・む、くる・む
◆布や紙などの薄い膜状のもので全体を覆(おお)う、中のものを保護するように全体を覆う、含(ふく)める、同「裹」
◆周りを覆う、周りを囲う
筆順

人2+5=総画数7 U+4F68
◆未詳

刀2+5=総画数7 U+5228
音読: ホウ、ビョウ
◆(木材などを平らに)削る、またその道具
◆鉋(かんな)
◆(穴などを)掘る
𠿙
口3+5=総画数8 U+5486
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
訓読: ほ・える
◆獣(けもの)が鳴(な)く、吼(ほ)える、またその声、「咆哮ホウコウ」
筆順

土3+5=総画数8 U+5789
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: ほう
◆「包垉壩ホウホウハ」、古地名、凉州リョウシュウ府古浪コロウ縣(現甘粛省武威市)東北三十里「【甘肅通志:卷十五:凉州府】大河上頭壩 在古浪縣東北三十里…西北二十五里為包垉壩…」 {甘粛省}
◆未詳「【蠛蠓集:卷三:賦:水亭賦】…下無垉而崝嵤涉…」
◆[日]「垉六(ほうろく)」、地名、愛知県豊田市東保見町
注解:音は「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:垉】步交反」に依った
筆順

女3+5=総画数8 U+36BF
音読: ホウ、ビョウ
◆「㚿媧ホウカ」、伝説上の女帝(或いは女神)の名、「女媧ジョカ」の別名ではないかとされる、姓は「雲」「【路史:卷十一:後記二:女皇氏】女皇氏㚿媧(媧一作去㚿與庖同出唐文集)雲姓(按洞神部伏羲姓風女媧姓雲號女皇名媧蓋古聖人有不相襲以知書傳所言女媧風姓止本伏羲言之不知其嘗更也)」

子3+5=総画数8 U+5B62
音読: ホウ
◆孕(はら)む
◆「孢子ホウシ」、同「胞子」、シダ類・コケ類・菌類(キノコなど)などの生殖細胞
𡯚尥𡯌𡯡尦
尢4+5=総画数9 U+21BDA
音読: リョウ[漢呉]
◆後ろ足の脛(すね、膝から足首までの部分)が交差する
◆「𡯚蹶子リョウケツシ」、馬などが後ろ蹴(げ)りする
𡯡尥𡯌尦𡯚
尢3+5=総画数8 U+21BE1
音読: リョウ[漢呉]
◆後ろ足の脛(すね、膝から足首までの部分)が交差する
◆「𡯡蹶子リョウケツシ」、馬などが後ろ蹴(げ)りする

广3+5=総画数8 U+5E96
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆廚・厨くりや、廚房・厨房チュウボウ、調理場、台所、「庖廚ホウチュウ」、同「廚」
◆「庖人ホウジン」◇官職名、食膳に関わることを管掌カンショウした◇料理人
筆順

心3+5=総画数8 U+6009
音読: ホウ
◆心に思い抱(いだ)く、胸に懐(いだ)く
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:怉】布絞切悖也」

手3+5=総画数8 U+62B1
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: かか・える、だ・く、いだ・く
◆腕を回し胸の中に入れる、中に包み込む
◆胸に(心に)考え・思いを持つ、同「懷」
筆順
𢼌
攴4+5=総画数9 U+22F0C
音読: ヒョウ
◆手で叩(たた)く
𣁈
文4+5=総画数9 U+23048
◆未詳
𦚽
月(肉)4+5=総画数9 U+80DE
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
◆胎児を包む薄い皮膜、「胞衣ホウイ(えな)」
◆同じ父母から生まれた子、実の兄弟姉妹、同じ国で生まれた人、「同胞ドウホウ(同じ母親から生まれた兄弟、同郷・同国の人)」「胞兄ホウケイ(同じ母親から生まれた兄)」
◆薄い膜で包む、また包まれたもの、「細胞サイボウ」
筆順

木4+5=総画数9 U+67B9
音読: ①フ[漢呉]②ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
訓読: ばち、なら

◆ばち、鼓などを叩(たた)く棒、同「桴」

◆ナラ(楢・柞・枹)、コナラ(小楢)・ミズナラ(水楢)などのブナ科コナラ属の木の総称 {ナラ}
筆順
𣭀
毛4+5=総画数9 U+23B40
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆鳥が卵に覆いかぶさる、卵を抱(だ)く、同「菢」

水3+5=総画数8 U+6CE1
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
訓読: あわ
◆ぶくぶくと湧(わ)き上がる球状の気体
◆(泡のように)ふっくらと膨(ふく)らんだもの
筆順

火4+5=総画数9 U+70AE
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆食材を葉などで包んで焼く、泥などで全体を覆って焼く、全体を覆い蒸し焼きにする、丸焼きする、同「炰」
◆焼く、炙(あぶ)る、(調理法)炒(いた)める
◆大砲タイホウ、同「砲」
◆火薬を用いて爆破する、炸裂サクレツする、同「砲」
◆爆竹バクチク、同「炮」
筆順
𤈖
火4+5=総画数9 U+70B0
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆食材を葉などで包んで焼く、泥などで全体を覆って焼く、全体を覆い蒸し焼きにする、丸焼きする、同「炮」
◆「炰烋ホウコウ」◇獣が威嚇イカクするように吼(ほ)える、威嚇するように怒鳴る、同「咆哮」◇威張り散らすさま、横暴なさま、またそのような人

爪4+5=総画数9 U+722E
音読: ホウ
◆爪で削り取る、爪で引っ掻く

犬3+5=総画数8 U+72CD
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆獣名、未詳「【山海經:北山經】鉤吾之山…有獸焉其狀如羊身人面其目在腋下虎齒人爪其音如嬰兒名曰狍鴞是食人」

玉4+5=総画数9 U+73B8
音読: フ[漢]、ブ[呉]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)名
◆玉ギョクの紋様

瓜5+5=総画数10 U+74DF
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]、ハク[漢]、ボク[呉]
◆ウリ(瓜、ウリ科の草)の一種で果実が小形のもの、またその果実、同「瓝」「【爾雅注疏:釋草】瓞瓝其紹瓞(《注》俗呼瓝瓜爲瓞紹者瓜蔓緒亦著子但小如瓝…《疏》瓞一名瓝小瓜也紹繼也瓜之蔓紹緒月{薉-止}之瓜必小亦名瓞故云紹瓞)」
◆ヒョウタン(瓢箪)やユウガオ(夕顔)などのウリ科ユウガオ属の蔓性の草、またその果実、果肉は食用とする他、種と果肉を取り除いたものは容器としても利用する、同「瓠」「匏」

疒5+5=総画数10 U+75B1
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
◆皮下ヒカに水や膿(うみ)が溜まって皮膚ヒフが膨(ふく)れたもの、吹き出物の総称、「水疱スイホウ(みずぶくれ)」「膿疱ノウホウ(水疱が化膿したもの)」、同繁「皰」
筆順
𦫗𤿔𦝐
皮5+5=総画数10 U+76B0
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
◆皮下ヒカに水や膿(うみ)が溜まって皮膚ヒフが膨(ふく)れたもの、吹き出物、吹き出物の総称、同簡「疱」
◆「面皰メンポウ(にきび)」、顔にできる吹き出物、同「粉刺フンシ」、同「靤」
筆順
礮礟𥔰
石5+5=総画数10 U+7832
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
◆大きな石を飛ばす兵器、投石器
◆弾丸を飛ばす円筒形の兵器、大筒(おおづつ)、同「炮」
◆火薬を用いて爆破する、炸裂サクレツする、同「炮」
◆爆竹バクチク、同「炮」
筆順

穴5+5=総画数10 U+7A87
音読: ハク[漢]、ボク[呉]
◆土中の室(むろ)

竹6+5=総画数11 U+7B23
音読: ホウ、ヒョウ
◆竹名、未詳「【竹譜(戴凱之)】萌筍笣籜夏多春鮮…」「【竹譜(李衎):卷四】陀笣竹生安南山中春出筍味苦亦可煮食節髙而宻類淡竹葉稍長中屋椽雜用亦佳」
𦊠𦊦𦊳
网5+5=総画数10 U+4356
音読: フウ[漢]、ブ[呉]
◆二本の棒の間に網を張り、鳥獣が掛かると包み込む(覆い被さる)ように工夫した仕掛け網、同「繴」「罿」「罬」「罦」「【爾雅注疏:卷五:釋器】繴謂之罿罿罬也罬謂之罦罦覆車也(《注》今之翻車也有兩轅中施罥以捕鳥展轉相解廣異語)」
𦊠䍖𦊦𦊳
网6+5=総画数11 U+262A0
音読: フウ[漢]、ブ[呉]
◆二本の棒の間に網を張り、鳥獣が掛かると包み込む(覆い被さる)ように工夫した仕掛け網、同「繴」「罿」「罬」「罦」「【爾雅注疏:卷五:釋器】繴謂之罿罿罬也罬謂之罦罦覆車也(《注》今之翻車也有兩轅中施罥以捕鳥展轉相解廣異語)」

艸3+5=総画数8 U+82DE
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
訓読: つと
◆莚(むしろ)や草鞋(わらじ)などに利用されるカヤツリグサ科などの茎の細い植物、同「藨」
◆ものを包む、包み
◆萼ガク(蕾や芽を保護する役目を担う)の外側にある小さな葉のようなもの {苞} {萼}
◆草木が叢(むら)がり茂るさま
筆順

虫6+5=総画数11 U+86AB
音読: ホウ、ビョウ
訓読: あわび
◆アワビ(鮑・鰒)、ミミガイ科アワビ属の貝、また同科の大形の貝、別名「蚫螺ホウラ」、同「鮑」「鰒」
筆順
袍𧙌𧙘
衣6+5=総画数11 U+888C
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆麻綿などを詰めた防寒用の衣服、綿入れ、同「袌」、絹綿は「襺」
◆外衣ガイイ、上着(うわぎ)、重ね着をする場合の最も外側(最後)に着る衣服
◆体全体を包む長い下着(したぎ、上着の下に着る衣服)「【釋名:釋衣服】袍丈夫著下至跗者也袍苞也苞內衣也」
袌𧙌𧙘
衣5+5=総画数10 U+888D
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆麻綿などを詰めた防寒用の衣服、綿入れ、同「袌」、絹綿は「襺」
◆外衣ガイイ、上着(うわぎ)、重ね着をする場合の最も外側(最後)に着る衣服
◆体全体を包む長い下着(したぎ、上着の下に着る衣服)「【釋名:釋衣服】袍丈夫著下至跗者也袍苞也苞內衣也」
筆順
𧙌袍袌𧙘
衣6+5=総画数11 U+2764C
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆麻綿などを詰めた防寒用の衣服、綿入れ、同「袌」、絹綿は「襺」
◆外衣ガイイ、上着(うわぎ)、重ね着をする場合の最も外側(最後)に着る衣服
◆体全体を包む長い下着(したぎ、上着の下に着る衣服)「【釋名:釋衣服】袍丈夫著下至跗者也袍苞也苞內衣也」
𧙘袍袌𧙌
衣6+5=総画数11 U+27658
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆麻綿などを詰めた防寒用の衣服、綿入れ、同「袌」、絹綿は「襺」
◆外衣ガイイ、上着(うわぎ)、重ね着をする場合の最も外側(最後)に着る衣服
◆体全体を包む長い下着(したぎ、上着の下に着る衣服)「【釋名:釋衣服】袍丈夫著下至跗者也袍苞也苞內衣也」

言7+5=総画数12 U+46CC
音読: ①トウ[漢]、ドウ[呉]②ホウ、ボウ[呉]

◆同じ話を何度も繰り返す、幼児のように(呪文のように)同じ言葉を(声を)絶え間なく繰り返す、同「䛬」

◆「䛌䜊ホウソウ」、声が入り乱れて(騒がしくて、不明瞭で)聞き取れないさま「【康熙字典:酉集上:言部:䜊】《集韻》《類篇》𠀤臧曹切音糟䛌䜊聲亂也…」
𨀓
足7+5=総画数12 U+8DD1
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆地を蹴(け)る
◆足早に行く、走る、駆(か)ける
◆獣が足で穴を掘る

車7+5=総画数12 U+8EF3
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆未詳「【廣韻:下平聲:豪第六:袍:軳】戾也又車軫也」「【廣雅:卷六:釋訓】軫𨋭(牛力)轉戾也」
𨚔
邑3+5=総画数8 U+28694
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
◆古地名、未詳「【玉篇:卷二:邑部第二十:𨚔】百交百勞二切地名」「【龍龕手鑑:卷四:邑部第十一:𨚔】疋咬反邑名」
𨠖
酉7+5=総画数12 U+28816
音読: ホウ、ヒョウ
◆酔(よ)って顔が(ほんのりと)赤くなる、赤らむ、赤みがさす
𨥹铇
金8+5=総画数13 U+924B
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
訓読: かんな
◆木材などを平らに削る道具、同「刨」
◆杵(きね)の首(手で握る部分)、同「䥤」
筆順
鉋𨥹
金5+5=総画数10 U+94C7
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
訓読: かんな
◆木材などを平らに削る道具、同「刨」
◆杵(きね)の首(手で握る部分)、同「䥤」
𩇌䨔𩅒𩄉𩅟
雨8+5=総画数13 U+96F9
音読: ハク[漢]、ボク[呉]
訓読: ひょう
◆ひょう、雨粒が凍(こお)り氷の粒となって降るもの、「冰雹ヒョウハク」、一般に霰(あられ)よりも大きなものを指す、日本では直径が5mm以上のもので、5mm未満のものを「霰(あられ、中国では「霰セン・軟雹ナンパク」)」、「雹」「霰」を総じて「雹霰ハクセン」「霰雹センパク」「【大戴禮記:卷第五:曾子天圎第五十八】…陽之專氣為雹隂之專氣為霰霰雹者一氣之化也…」 {雹}
筆順
𦫥
面9+5=総画数14 U+9764
音読: ホウ、ビョウ
◆顔にできる吹き出物、面皰メンポウ(にきび)、粉刺フンシ、吹き出物の総称は「皰」「疱」
筆順
𩊋𩋲
革9+5=総画数14 U+9784
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
訓読: かばん
◆革(かわ、毛や脂を取り平らに延ばして乾かした皮)を柔らかくする、鞣(なめ)す、またその職人、同「䩝」「𩎘」
◆鞣革(なめしがわ)製のバッグbag、但し中国では「かばん、バッグ」の意味では「皮包ピーパォ(革製のバッグ)」「提包ティーパォ(手提げかばん)」など「包」を使うのが一般的である
筆順
𩎘𩎾
韋9+5=総画数14 U+29398
音読: ホウ、ビョウ
◆革(かわ、毛や脂を取り平らに延ばして乾かした皮)を柔らかくする、鞣(なめ)す、またその職人、同「鞄」
𩐜
音9+5=総画数14 U+2941C
音読: ホウ
◆楽曲名、未詳「【龍龕手鑑:卷一:音部第三十九:䪧】正𩐜俗音池黃帝樂名」「【字彙補:戌集:音部:𩐜】蒲包切音匏樂名」

風9+5=総画数14 U+98AE
音読: ①ホウ[漢]、ビョウ[呉]②ハク[漢]、ホク[呉]

◆突然吹く強い風、突風トップウ
◆激しく強く吹く風、疾風シップウ、またその音、同「飈」

◆「颮颮ハクハク」、風に吹かれるさま

風4+5=総画数9 U+98D1
音読: ①ホウ[漢]、ビョウ[呉]②ハク[漢]、ホク[呉]

◆突然吹く強い風、突風トップウ
◆激しく強く吹く風、疾風シップウ、またその音、同「飈」

◆「飑飑ハクハク」、風に吹かれるさま
𩜿𩝰𩞛𩛴䭋𩛕𩛊𩝒𩝓𩛒𩝩飹饱𩛁𩜕
食8+5=総画数13 U+98FD
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
訓読: あ・きる、あ・く、あ・くまで
◆十分に食べたり飲んだりして腹がいっぱいになる、満腹になる
◆満ち足りる、満足する
◆十分な量や程度を超える、もうこれ以上は要(い)らないというほどになる、十分に過ぎて嫌になる
◆あ・くまで、満足するまで
筆順
飽𩜿𩝰𩞛𩛴䭋𩛕𩛊𩝒𩝓𩛒𩝩飹𩛁𩜕
食3+5=総画数8 U+9971
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
訓読: あ・きる、あ・く、あ・くまで
◆十分に食べたり飲んだりして腹がいっぱいになる、満腹になる
◆満ち足りる、満足する
◆十分な量や程度を超える、もうこれ以上は要(い)らないというほどになる、十分に過ぎて嫌になる
◆あ・くまで、満足するまで

骨10+5=総画数15 U+9AB2
音読: ハク[漢]、ボク[呉]、ホク[漢呉]
◆骨製の鏃(やじり、矢尻、矢の先端の部分)、同「𩪛」

髟10+5=総画数15 U+9AF1
音読: ホウ、ビョウ
訓読: たぼ
◆ふさふさした鬚(ひげ、顎鬚あごひげ或いは口髭くちひげ)
◆[日]たぼ、日本髪の項(うなじ、首の背側)に掛かる部分
筆順

魚11+5=総画数16 U+9B91
音読: ホウ、ビョウ
訓読: あわび
◆腐臭フシュウがするまで塩漬けにした魚、同「䱒」、これに火に当てて乾かしたものを「鮿チョウ」「【漢書(前漢書):卷九十一:貨殖傳第六十一】鮿鮑千鈞(…煏室乾之即鮿耳蓋今巴荊人所呼鰎魚者是也…秦始皇載鮑亂臭則是䱒魚耳而煏室乾者本不臭也…)」
◆アワビ(鮑・鰒)、ミミガイ科アワビ属の貝、また同科の大形の貝、同「鰒」「蚫」
筆順

魚8+5=総画数13 U+9C8D
音読: ホウ、ビョウ
訓読: あわび
◆腐臭フシュウがするまで塩漬けにした魚、同「䱒」、これに火に当てて乾かしたものを「鮿チョウ」「【漢書(前漢書):卷九十一:貨殖傳第六十一】鮿鮑千鈞(…煏室乾之即鮿耳蓋今巴荊人所呼鰎魚者是也…秦始皇載鮑亂臭則是䱒魚耳而煏室乾者本不臭也…)」
◆アワビ(鮑・鰒)、ミミガイ科アワビ属の貝、また同科の大形の貝、同「鰒」「蚫」
𪀀
鳥11+5=総画数16 U+4CC8
音読: ホウ
訓読: とき
◆ノガン(野雁)、ノガン科の鳥、ガン(雁、カモ科ガン亜科に属する鳥)よりも大きい、同「鴇」
𪀀
鳥11+5=総画数16 U+2A000
音読: ホウ
訓読: とき
◆ノガン(野雁)、ノガン科の鳥、ガン(雁、カモ科ガン亜科に属する鳥)よりも大きい、同「鴇」

鹿11+5=総画数16 U+9E85
音読: ホウ、ビョウ
◆ノロジカ(麕鹿)、シカ科ノロジカ属の一種
筆順

麥11+5=総画数16 U+9EAD
音読: ホウ、ヒョウ
◆小麦粉などを捏(こ)ねて蒸した団子(だんご)や饅頭マントゥ・マンジュウのような食べ物、「麪麭・麪包・面包ミィェンバォ・メンホウ(パンpão[葡])」
筆順
𪐼
黑12+5=総画数17 U+2A43C
◆未詳「【太平廣記:卷二百七十六:夢一:賈弼】…㾴𪐼大鼻瞯目…」
𦫱
鼻14+5=総画数19 U+4D8C
音読: ホウ、ヒョウ
◆顔(鼻)にできる吹き出物、面皰メンポウ(にきび)、同「靤」

齒15+5=総画数20 U+9F59
音読: ホウ、ヒョウ
◆口の外に突き出た歯、出歯

齒8+5=総画数13 U+9F85
音読: ホウ、ヒョウ
◆口の外に突き出た歯、出歯

勹2+3=総画数5 U+5306
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆慌ただしい、気が急(せ)く、忙(せわ)しい、同「怱」
筆順
悤忩
心4+5=総画数9 U+6031
音読: ソウ[漢]、ス、スウ[呉]
◆慌ただしい、慌てる、気が急(せ)く、忙(せわ)しい、同「匆」
筆順

艸3+5=総画数8 U+8310
◆元「葱」の簡略字、現在は使われていない
處𧇤𠙚𠁅処处
虍6+5=総画数11 U+458F
音読: ショ[漢呉]
訓読: ところ、お・る、お・く、こ
◆腰を落ち着ける、居(い)る、止(とど)まる、またその場所
◆腰を落ち着けて留(とど)まっているさま、「処士ショシ(能力がありながら出仕しない人)」「処女ショジョ(嫁がずに家にいる女性)」
◆あるべきところに置く、しかるべきところに落ち着ける、「処分ショブン」
◆(場所・時・物事・状態などの)ところ
𩂜
雨8+5=総画数13 U+2909C
◆未詳「【中華字海:雨部:𩂜】同"处"」
口部

勹2+4=総画数6 U+5308
音読: キョウ[漢]、ク[呉]
◆胸(むね、体の前の首の下から腹の上までの部分)、胸の内、同「胸」
◆「匈匈キョウキョウ」、不安や怯えで大勢が大声で言い合い騒然とするさま「【荀子:天論篇第十七】天不爲人之惡寒也…輟廣君子不為小人之匈匈也輟行(匈匈喧譁之聲與訩…)」
◆「匈奴キョウド」、秦代から西晋代(紀元前3世紀~4世紀)にかけて中国北方現モンゴル付近を勢力範囲とした遊牧騎馬民族の名 {秦代}
筆順

口3+6=総画数9 U+54C5
音読: キョウ[漢]、ク[呉]
◆大勢の騒(さわ)がしい話し声、動物の騒がしい鳴き声、同「㕳」
忷𢗮
心3+6=総画数9 U+605F
音読: キョウ[漢]、ク[呉]
◆懼(おそ)れる、不安や恐れに怯(おび)える、胸騒(むなさわ)ぎがする、同「懼」「兇」
筆順
𢫤𢪼
手3+6=総画数9 U+22AE4
音読: ドウ、ニョウ
◆爪を立てて掻(か)く、同「撓」
胸𦙞𦙄𦚾𦚍𦛄
月(肉)4+6=総画数10 U+80F7
音読: キョウ[漢]、ク[呉]
訓読: むね、むな
◆体の前の首の下から腹の上までの部分 {人体(胴部)}
◆内心ナイシン、心中シンチュウ、「胸の内」の意
胷𦙞𦙄𦚾𦚍𦛄
月(肉)4+6=総画数10 U+80F8
音読: キョウ[漢]、ク[呉]
訓読: むね、むな
◆体の前の首の下から腹の上までの部分 {人体(胴部)}
◆内心ナイシン、心中シンチュウ、「胸の内」の意
筆順
汹𣶑
水3+6=総画数9 U+6D36
音読: キョウ[漢]、ク[呉]
◆水がぶくぶくと次々に泡(あわ)のように膨(ふく)れ上がる、ぽこぽこと涌(わ)き上がる
◆「洶洶キョウキョウ」◇水が次々にぽこぽこと涌(わ)き上がる◇騒(さわ)がしいさま、騒々ソウゾウしいさま
筆順
𥒚𥑪
石5+6=総画数11 U+2549A
音読: ドウ、ニョウ
◆「𥒚洲ドウシュウ」、島名、広東省湛江市、同「硇」「碙」「【清耆獻類征選編(テキスト版):卷七下:範時崇】高州府吳川縣屬𥑪洲一島」 {広東省}
𧧗
言7+6=総画数13 U+8A7E
音読: キョウ[漢]、ク[呉]
◆それぞれが(大勢の人が)あれこれと(自分意見を)言い合う、あれこれと騒(さわ)がしく言い立てる、「詾詾キョウキョウ」、同「訩」
𧲳
豸7+5=総画数12 U+27CB3
◆未詳「【康熙字典:酉集中:豸部:𧲳】《篇海類編》與𧳄同〇按卽𧳄字之譌」
𨠮酗䣴𨠯
酉7+6=総画数13 U+2882E
音読: ク[漢呉]
◆酒に酔って正体ショウタイを失う(眠ってしまう、朦朧モウロウとする、意味不明の言動をする、怒り出すなど)、同「䣱」「醟」
日部
田部

勹2+6=総画数8 U+530A
音読: キク[漢呉]
◆掬(すく)う、両掌(てのひら)或いは片掌を上に向け皿状また椀状に作りそこに(米を、ものを)載(の)せる、また液体を汲(く)む、同「掬」
筆順

女3+8=総画数11 U+5A45
音読: キク[漢呉]
◆女性名用字、未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:婅】女名」

手3+8=総画数11 U+63AC
音読: キク[漢呉]
訓読: すく・う
◆両掌(てのひら)或いは片掌を上に向け皿状また椀状に作りそこに物を載(の)せる、また液体を汲(く)む、同「匊」
筆順

木4+8=総画数12 U+6908
音読: キク[漢呉]
訓読: ぶな
◆ヒノキ科の木、スギ(杉、スギ属)・コノテガシワ(児手柏、コノテガシワ属)・ヒバ(檜葉、アスナロ属)などを含む、同「柏」
◆[日]ブナ(橅、椈、山毛欅)、ブナ科ブナ属の木 {ブナ}
筆順
𣮴𣯲毩𣮓𣮕𣮥
毛4+8=総画数12 U+6BF1
音読: キク[漢呉]
◆毛などの柔らかい物を革で球状に包んだ蹴鞠(けまり)用の鞠(まり)、同「鞠」「【龍龕手鑑:卷一:毛部第二十二:𣮥𣮕毩{⿺毛言}𣮴(五俗)𣯲(古)毱(正)】渠竹反皮毛之丸也」
筆順
𣮕毱𣮴𣯲毩𣮓𣮥
毛4+8=総画数12 U+23B95
音読: キク[漢呉]
◆毛などの柔らかい物を革で球状に包んだ蹴鞠(けまり)用の鞠(まり)、同「鞠」「【龍龕手鑑:卷一:毛部第二十二:𣮥𣮕毩{⿺毛言}𣮴(五俗)𣯲(古)毱(正)】渠竹反皮毛之丸也」

水3+8=総画数11 U+6DD7
音読: キク[漢呉]
◆水面にできる波紋、同「泦」
𥮗
竹6+8=総画数14 U+25B97
音読: キク[漢呉]
◆竹の根

米6+8=総画数14 U+7CB7
音読: キク[漢呉]
◆未詳「【玉篇:卷十五:米部第二百:粷】居六切粷粉也」「【正字通:未集上:米部:粷】同𥶶俗省説文米部𥶶酒母也…舊註音菊粷粉誤」
筆順

艸3+8=総画数11 U+83CA
音読: キク[漢呉]
◆キク(菊)、キク科の草、同「𦵳」「䕮」「𧃓」「𦶗」「蘜」 {キク}
筆順

虫6+8=総画数14 U+45C7
音読: キク[漢呉]
◆「䗇鼀キクショク」、ヒキガエル(蟾蜍)、ヒキガエル科のカエル(蛙)、別名「蟾蜍・蟾蠩センジョ」「蝦蟆・蝦蟇カマ・ガマ」

言7+8=総画数15 U+8ACA
音読: キク[漢呉]
◆法に則(のっと)って審理シンリを尽くし厳正ゲンセイに罪人を裁(さば)く、同「𥷚」

走7+8=総画数15 U+8D9C
音読: キク[漢呉]
◆窮(きわ)まる、身動きができない「【玉篇:卷十:走部第一百二十六:趜】九六切窮困也」
◆縮(ちぢ)こまる、体を屈(かが、こご)める、「趜𧼭キクシュク」
◆(体を屈めて)謹(つつし)み敬う、畏(かしこ)まる、同「匑」

足7+8=総画数15 U+8E18
音読: キク[漢呉]
◆毛などの柔らかい物を革で球状に包んだ蹴鞠(けまり)用の毬(まり)、また蹴鞠をする、同「毱」

身7+8=総画数15 U+8EB9
音読: キク[漢呉]
◆体を折り屈(かが)める、「躹躬・鞠躬キクキュウ」、同「鞠」
𨨠
金8+8=総画数16 U+28A20
訓読: さびがね
◆未詳「【天工開物:卷下:佳兵第十五卷:火器】の「流星砲」図中に「鐵𨨠」とあり」
◆未詳「【漢語大字典:金部:𨨠】同"鋦"」
◆[日]さびがね、未詳 {和製漢字の辞典:金部:𨨠}

阜3+8=総画数11 U+9671
音読: キク[漢呉]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:陱】養也盈也通作鞠」「【正字通:戌集中:阜部:陱】俗𨸰字…」
𨿥鵴𪅞𪇢𪈣𪇙𪈓𪈢𪈅𪁁
隹8+8=総画数16 U+28FE5
音読: キク[漢呉]
◆「鴶𨿥カツキク」、カッコウ(郭公)、カッコウ科の鳥、別名「鳲鳩シキュウ」「布穀フコク」「桑鳩ソウキュウ」

革9+8=総画数17 U+97A0
音読: キク[漢呉]
訓読: まり
◆毛などの柔らかい物を革で球状に包んだ蹴鞠(けまり)用の毬(まり)、同「毱」
◆屈(かが)む、体を折り屈める、「鞠躬・躹躬キツキュウ」
◆(母親が体を丸めて子どもを抱くように)大事に養(やしな)い育(そだ)てる
◆窮(きわ)める、その先がないところまで行き着く、同「鞫」
◆法に則(のっと)って審理シンリを尽くし厳正ゲンセイに罪人を裁(さば)く、同「𥷚」「鞫」
筆順

韋9+8=総画数17 U+4A95
◆未詳「【玉篇:卷二十六:韋部第四百二十四:䪕】巨竹切裏也」「【文編:卷五十四:送周屯田序】…鄉射之禮自比子弟袒韝䪕𦜕以薦其物諮…」
𩣽
馬10+8=総画数18 U+298FD
音読: キク[漢呉]
◆馬の背が曲がっているさま
◆馬が飛び跳(は)ねる
𧅹𩼥𩽘
魚11+8=総画数19 U+4C61
音読: キク[漢呉]
◆スナメリ(砂滑)、ネズミイルカ科スナメリ属の小型のイルカ(海豚)、別名「江豚コウトン」「江豬コウチョ」「鯆䱐ホフ」
𪅞𪇢𪈣𪇙𪈓𪈢𪈅𪁁𨿥
鳥11+8=総画数19 U+9D74
音読: キク[漢呉]
◆「鴶鵴カツキク」、カッコウ(郭公)、カッコウ科の鳥、別名「鳲鳩シキュウ」「布穀フコク」「桑鳩ソウキュウ」
麹麯𪋼𪌗𪍚𪌲𥶶𥽧粬
麥11+8=総画数19 U+9EB4
音読: キク[漢呉]
訓読: こうじ
◆米・麦・豆などを蒸して蛋白質タンパクシツなどを分解する働きのある黴(かび)の一種(麹菌)を繁殖させたもの
筆順
麴麯𪋼𪌗𪍚𪌲𥶶𥽧粬
麥7+8=総画数15 U+9EB9
音読: キク[漢呉]
訓読: こうじ
◆米・麦・豆などを蒸して蛋白質タンパクシツなどを分解する働きのある黴(かび)の一種(麹菌)を繁殖させたもの
注解:現代中国では「麴」「麯」の代りに「曲」を用いる
筆順

勹2+6=総画数8 U+530B
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆土を捏(こ)ねて形を作り焼く、またそうして作ったもの、陶器トウキ(素焼きのものや釉薬ユウヤクを塗ったものの総称)、同「陶」
筆順

口3+8=総画数11 U+5555
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆同じ話を何度も繰り返す、幼児のように(呪文のように)同じ言葉を(声を)絶え間なく繰り返す、同「䛬」
◆「嚎啕・號啕・號咷コウトウ・ゴウトウ」、(子供が、痛みで、悲しんで)大声で泣き叫ぶさま、(鳥などが)大きな声で鳴くさま、泣き(鳴き)止まないさま
𡍒
土3+8=総画数11 U+21352
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆土を捏(こ)ねて形を作り焼く、またそうして作ったもの、陶器トウキ(素焼きのものや釉薬ユウヤクを塗ったものの総称)、同「陶」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡍒】音陶」「【景德鎮陶錄:卷十:陶錄餘論】陶有遙逃二音燒造塼埴皆可稱也正字通陶輿匋同又陶即窯字通作窰𡍒匋等字說文匋瓦器從缶包省聲蓋古字雙音(並義)後始陶窯分稱」
𣖑
手3+8=総画数11 U+638F
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
訓読: す・る
◆中の物を手で探り取り出す、同「搯」「捾」
◆す・る、人の懐から金品を抜き取る
筆順

水3+8=総画数11 U+6DD8
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
訓読: よな・げる
◆物(米や砂金の混じった砂など)を入れた器を水の中で揺り動かし不要なもの(殻や塵や砂など)を洗い流し必要なもの(米や砂金など)だけを器に残す
◆「淘汰トウタ」、水中で揺すって砂(沙)を取り除く、必要なものと不必要なものとを選り分ける、適応ではないものは滅び適応できるものだけが残る
筆順
𥚬
示5+8=総画数13 U+7979
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆未詳「【玉篇:卷一:示部第三:祹】徒勞切福也」
◆人名用字「【續資治通鑑:卷第五十:宋紀五十】…殿中侍御史餘杭張祹…」「【金史:卷七十九:列傳第十七:王倫】…山東西路都轉運使劉祹…」「【帝京景物略:卷之六:西山上:洪光寺】…長侍生高麗其國王李祹遣入中國得侍…(「李祹リトウ」は李氏朝鮮の第4代国王)
筆順
绹𥿐
糸6+8=総画数14 U+7DAF
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
訓読: な・う
◆何本かの糸や藁などを縒(よ)って一本にする、また縒った紐や縄
筆順
綯𥿐
糸3+8=総画数11 U+7EF9
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
訓読: な・う
◆何本かの糸や藁などを縒(よ)って一本にする、また縒った紐や縄

艸3+8=総画数11 U+8404
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆「葡萄ブドウ」、ブドウ科ブドウ属の果樹またその実 {ブドウ}
◆[日]「葡萄牙ポルトガル」、国名
筆順

虫6+8=総画数14 U+872A
音読: トウ[漢呉]、ドウ[呉]
◆「蝮蜪フクトウ」、バッタ(飛蝗)やイナゴ(蝗)などの羽の生える前の幼虫

衣5+8=総画数13 U+88EA
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆衣服の袖(そで)、「裪𧝃トウケツ」

言7+8=総画数15 U+46EC
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆同じ話を何度も繰り返す、幼児のように(呪文のように)同じ言葉を(声を)絶え間なく繰り返す、同「䛌」「啕」「詜」
𨂆蹈𨂻
足7+8=総画数15 U+28086
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆とんとんと足で踏(ふ)む、踏み付ける
◆(地を、道を)しっかりと踏み締めて行く、同「𣥂」
◆(道を、手順を)踏む、また踏んで行(おこな)う
𨌨
車7+8=総画数15 U+28328
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:車部第六:𨌨轁】二俗他刀反正作轁藏也」「【正字通:酉集下:車部:𨌨】輷字之譌舊註音淘藏也誤」
𨡒
酉7+8=総画数15 U+9184
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆「酕醄モウトウ」「醄醄トウトウ」、ひどく酒に酔(よ)うさま

金8+8=総画数16 U+92FE
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆鈍(にぶ)い
𨹋𨺃
阜3+8=総画数11 U+9676
音読: ①トウ[漢]、ドウ[呉]②ヨウ[漢呉]
訓読: すえ

◆土を捏(こ)ねて形を作り焼く、またそうして作ったもの、同「匋」「𡍒」
◆「陶器トウキ」、土を捏ねて形を作り焼いたものの総称、焼物(やきもの)、素焼きのものや釉薬ユウヤクを塗ったものなどを含む、ただ特に表面がガラスglas[蘭]質で吸水性がなく透明なものは「磁器ジキ」という
◆形作(かたちづく)る、良い形に作り上げる、教え導く

◆心地よいさま、和(なご)むさま、同「㑾」、「陶陶ヨウヨウ」「陶然ヨウゼン」
筆順
𩋃
革9+8=総画数17 U+292C3
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆鼓(つづみ)、同「𠤸」「【周禮注疏:卷十一:冬官考工記第六】韗人為臯陶(鄭司農云韗書或為𩋃臯陶鼓木也玄謂𩋃者以臯陶名官也…𩋃音陶徒刀反)」
𩛽
食8+8=総画数16 U+296FD
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆小麦粉・米粉などを蒸したり蒸して搗(つ)いたりして柔らかくした食べ物、同「𪌼」「饀」
◆「𩛽隂トウイン」、古地名、未詳「【國語:齊語】饀陰地名齊南界也」

馬10+8=総画数18 U+9A0A
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆「騊𪊸トウト」、古代中国北方に産した良馬
筆順
𪌼
麥11+8=総画数19 U+2A33C
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆小麦粉・米粉などを蒸したり蒸して搗(つ)いたりして柔らかくした食べ物、同「𩛽」「饀」

勹2+7=総画数9 U+530D
音読: ホ[漢]、ブ[呉]
◆伏(ふ)せる、腹這(はらば)う、這(は)うようにして進む、「匍匐ホフク」
筆順

艸3+9=総画数12 U+8461
音読: ホ[漢]、ブ[呉]
◆「葡萄ブドウ」、ブドウ科ブドウ属の果樹、またその実 {ブドウ}
◆[日]「葡萄牙ポルトガル」、国名
筆順
言部
𠣞軍军𡗺𠖉𡨏𠣦𦉼𡗽
勹2+7=総画数9 U+208DE
音読: クン[漢呉]、グン[慣]
訓読: いくさ
◆兵車で周りを取り囲む
◆戦(いくさ)用の兵車
◆戦うために編成された集団による戦い
◆戦うために集められ訓練された兵士
◆兵士数を基にした隊の規模の単位、周朝(西周、前11世紀~前771年)では12,500人を単位とした「【周禮:卷第三:地官司徒】乃會萬民之卒伍而用之五人爲伍五伍爲兩四兩爲卒五卒爲旅五旅爲師五師爲軍…(用謂使民事之伍兩卒旅師軍皆衆之名兩二十五人卒百人旅五百人師二千五百人軍萬二千五百人…)(人数や呼称は時代や国によって異なる)
◆戦のために兵士が駐屯チュウトンする
𢰄揮挥𨍂
手3+9=総画数12 U+22C04
音読: キ[漢]、ケ[呉]
訓読: ふる・う
◆(手や旗を)右に左に振る、振り回す、同「㩣」
◆(手や旗を)振って指図(さしず)する、指示する、合図する、「指揮シキ」、同「撝」
◆(ぱっと)手を振って拭い落とす、また撒(ま)き散らす、発散する、「発揮ハッキ」
𨔪
辵3+9=総画数12 U+2852A
音読: ウン[漢呉]
訓読: はこ・ぶ
◆場所や位置を移し変える、移動する、移転する、「運行ウンコウ」
◆止(とど)まることなく位置や状況などが移り変わる、止(と)まらないように次へ次へと場所や位置を変える、「運動ウンドウ」
◆次へ次へと位置を変えて一巡イチジュン(ひとめぐ・り)する
◆巡(めぐ)り合せ、定(さだ)め、「命運メイウン(運命)」
◆簡「运」
𠣧芻刍
勹2+8=総画数10 U+208E7
音読: ス[漢]、シュ[呉]、スウ[慣]
◆草を刈(か)る、刈り取った草
◆牛馬などの家畜の飼料シリョウとする乾草(ほしくさ)、飼葉(かいば)
注解:「【字彙補:子集:勹部:𠣧】同芻」
𤛃犓𤚄
牛4+10=総画数14 U+246C3
音読: ス[漢]、シュ[呉]、スウ[慣]
◆ウシ(牛)に飼葉(かいば)を与えて育てる
𦷝蒭𦱪𦮊
艸3+10=総画数13 U+26DDD
音読: ス、シュ、スウ
◆「苾𦷝ヒツシュ・ビチュゥ」◇草名、未詳「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷二:草部第八:苾蒭】上毗逸反下測於反苾蒭梵語草名有其四徳以今左之也{⿳艹口丑}𦮊𦷝測於反同上」◇比丘ビク(梵語の音写)、出家して具足戒グソクカイを受け正式に僧の資格を得た男性
𠣬𢞛
勹2+8=総画数10 U+208EC
音読: シュン[漢呉]
◆驚いた時の言葉
𠋹侚伨
人2+10=総画数12 U+202F9
音読: シュン[漢]、ジュン[呉]
◆速い、疾(はや)い、同「徇」
◆従う、随(したが)う、後に付いて行く、同「徇」
𢕊徇𢓈𢔐
彳3+10=総画数13 U+2254A
音読: シュン[漢]、ジュン[呉]
◆従う、随(したが)う、後に付いて行く、同「狥」「侚」「【抱朴子:內篇:袪惑】夫能知要道者…不徇世譽也…」
◆巡(めぐ)る、見て回る
◆巡らせる、広く漏れなく行き渡らせる、同「徧」
◆速い、疾(はや)い、同「侚」
𢞛𠣬
心3+10=総画数13 U+2279B
音読: シュン[漢呉]
◆驚いた時の言葉
𥰴筍笋𥳦
竹6+10=総画数16 U+25C34
音読: シュン[漢呉]、ジュン[慣]
訓読: たけのこ
◆竹の若芽、柔らかい竹、同「箰」
◆枘(ほぞ)、二本の木材を繋(つな)ぐ時に一本の端は凹状に作り(「枘穴ほぞあな」という)、もう一本の端は凸状に作って(「枘ほぞ」「筍ジュン」という)これを繋ぎ合わせる、その凸状の部分、同「榫」「枘」
◆鍾ショウや磬ケイなどの打楽器を吊るすための横木、同「𥯗」「栒」「簨」、それを支える縦木(支柱)は「簴」「虡」、「簨簴・簨虡・𥯗虡・筍簴・栒虡シュンキョ(鐘・磬・鼔などを掛ける架台)」 {楽器(打楽器)}
𧪱
言7+10=総画数17 U+27AB1
◆未詳「【康熙字典:酉集上:言部:𧪱】《集韻》與詢同亦書作{⿱詢兮} 又聳尹切音筍謀也」
𨝁
邑3+10=総画数13 U+28741
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:諄第十八:郇𨝁】說文周武王子所封國在晉地又姓亦作𨝁」
𠣵
勹2+9=総画数11 U+5310
音読: フク[漢]、ブク[呉]
◆伏(ふ)せる、腹這(はらば)う、這(は)うようにして進む、「匍匐ホフク」
筆順

艸3+11=総画数14 U+8514
音読: ホク[漢]、ボク[呉]、フク[慣]
◆「蘿蔔ラフク」、ダイコン(大根)、アブラナ科ダイコン属の草、別名「蘆菔ロフク」「蘆萉ロヒ」、同簡「卜」 {ダイコン})
◆「薝蔔センフク」、クチナシ(梔子)、アカネ科クチナシ属の木「【農政全書:卷三十八:種植:木部】梔子司馬相如賦曰鮮支黃礫(註曰即支子 佛書稱薝蔔又名林蘭又名越桃又名禪友…)」 {クチナシ}
筆順
𨄑𨄩
足7+11=総画数18 U+28111
音読: フク[漢]、ブク[呉]
◆伏(ふ)せる、腹這(はらば)う、仆(たお)れる
𠣯
勹2+9=総画数11 U+208EF
音読: 未詳
◆未詳「【類篇:艸部:蒯𦳋𠣯】苦怪切艸也𦳋或作蒯𠣯…(【集韻:卷七:去聲上:怪第十六:𦳋蒯𠣲】を引いたものと思われるが、同字として挙げた「𠣯」は【集韻】では「𠣲」)「【五音集韻:卷十:怪第十三:蒯𦳋𠣯】苦怪切茅類又姓出㐮陽漢有蒯通或作𦰵(【廣韻(宋本廣韻):去聲:怪第十六:蒯:蒯】をそのまま引いたもの、また同字として挙げた「𠣯」は【類篇:艸部:蒯𦳋𠣯】に拠ったものと思われる)
𦹣
艸3+11=総画数14 U+26E63
◆未詳「【中文大辭典:艸部:𦹣】《萬姓統譜》音快姓也」
𠤈𢐴𪈵𪆍
勹2+15=総画数17 U+20908
音読: ホウ[漢]、ブ、ブウ[呉]
◆鵬ホウ(おおとり)、想像上の大きな鳥、後に、鳳(おおとり、想像上の瑞鳥ズイチョウのオス雄)を指すようになったという「【說文解字:鳥部:*{𠤈-勹+弓}】古文鳳象形鳳飛羣鳥從㠯萬數故㠯爲朋黨字(「【說文解字】は基本的に小篆ショウテンで記述されるが、本字は大篆ダイテン(籀文チュウブンとも呼ばれ小篆の元となった書体)で、「勹」よりも「弓」に近い字形に作り、「𢐴」に近い字形)「【說文解字:鳥部:*𪈵】亦古文鳳」
𪈵𠤈𢐴𪆍
鳥11+20=総画数31 U+2A235
音読: ホウ[漢]、ブ、ブウ[呉]
◆鵬ホウ(おおとり)、想像上の大きな鳥、後に、鳳(おおとり、想像上の瑞鳥ズイチョウのオス雄)を指すようになったという「【說文解字:鳥部:*{𠤈-勹+弓}】古文鳳象形鳳飛羣鳥從㠯萬數故㠯爲朋黨字(「【說文解字】は基本的に小篆ショウテンで記述されるが、本字は大篆ダイテン(籀文チュウブンとも呼ばれ小篆の元となった書体)で、「勹」よりも「弓」に近い字形に作り、「𢐴」に近い字形)「【說文解字:鳥部:*𪈵】亦古文鳳」


[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

「漢字林(非部首部別) 勹部] [部首索引]

総合目次のページ 辞典や用語集です 当サイトの全ページを一覧でご覧いただけます すべてのページの更新履歴です