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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 艸部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 艸部] [部首索引]


艸6+0=総画数6 U+8278 [ソウ/]
◆草
◆草木が芽生えるさま
◆くさ、くさかんむり、部首名
筆順
𠱭艸6+口3=総画数9 U+20C6D [クン/きみ]
◆大きな領土を有し多くの人民を統治する人、天子
◆国王から諸国の領有を認められた者、国を領有している者、国主コクシュ
◆きみ、あなたyou、人を尊(とうと)び敬(うやま)って呼ぶ(指す)語
𢘿艸6+心4=総画数10 U+2263F [サ/]
◆「𢘿題サダイ」、古県名、淸河セイガ郡(現河北省南部から山東省北西部にかけての地)にあったという「【漢書(前漢書):卷二十八上:地理志第八上】淸河郡…𢘿題(師古曰𢘿古莎字)」「【曝書亭集:卷第十三:古今詩:東峪寺】孤山指𢘿題馬力苦顚跋…」
注解:【玉篇:卷八:心部第八十七:𢘿】【集韻:卷三:平聲三:戈第八:𢘿】【康熙字典:卯集上:心部:𢘿】」は{⿱艸心}だが、【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢘿】【漢書(前漢書):卷二十八上:地理志第八上】【曝書亭集:卷第十三:古今詩:東峪寺】などは「{⿱屾心}」に作る。
艸6+艸3=総画数9 U+833B [ボウ、モウ/] 𦬠𦬇
◆叢(くさむら)、草がびっしりと叢(むら)がり生えているさま、草が茫々ボウボウと生えているさま
◆未詳「【玉篇:卷十四:茻部第一百六十四:茻】莫朗切草木冬生不死說文云眾艸也𦬠同上」
𨑆艸6+辰7=総画数13 U+28446 [ドウ、ノウ、ノ、シン、ジン/]
◆田畑を耕し、作物の種を播(ま)き育て収穫する、またその仕事、またそれ従事する人、同「農」
◆草が多いさま
𨒽艸6+辵3=総画数9 U+284BD [ソウ、ゾウ/つく・る] 造𨕡𦹢
◆(素材に手を加えて、組み合わせて)作り上げる
◆成(な)る、為(な)す、成し遂(と)げる
◆到(いた)る、行き着く
◆慌てる、慌ただしい
◆「𨒽次ゾウジ」◇ごく短い時間、咄嗟トッサ◇急いで、あたふたと「【論語注疏:卷四:里仁】…君子無終食之間違仁造次必於是顚沛必於是(《疏》…造次急遽也…)」
注解:「𨒯」
𨴔艸6+門8=総画数14 U+28D14 [カイ、ケ/あ・く、あ・ける、ひら・く、ひら・ける、はだ・ける] 開𨴂𨵑𨵓
◆啓(ひら)く、閉じられている扉を真ん中から左右に押し除(の)ける
◆仕切っているもの(塞ふさいでいるもの、妨さまたげているもの)を取る、「開放カイホウ」
◆明け放つ、大きく広げる
◆(閉じていた扉が開いて)間が空(あ)く
◆(束縛ソクバクを解といて)動かす、動く
艸3+0=総画数3 U+8279 [/]
◆くさ、くさかんむり、部首名、「艸」が冠(かんむり、漢字の上部)にあるときの字形
筆順
艹4+木4=総画数8 U+3B49 [カ、ゲ/]
◆土を掘り起こす農具で鍬ショウ(日本で鋤(すき)と呼ばれる農具)の類、同「鏵」「鋘」「釫」
𥄕艹4+目5=総画数9 U+25115 [ボク、モク/]
◆目(の位置や形)が正常ではないさま
注解:字形は{⿱艹目}ではなく{⿱艹目}、別「苜」
𦤄艹4+自6=総画数10 U+26904 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:自部:𦤄】同"𥄕"」
艹4+隹8=総画数12 U+96C8 [カン/]
◆コノハズク(木葉木菟)、フクロウ科コノハズク属の鳥、別名「老鵵ロウト」「【爾雅注疏:釋鳥】萑老鵵(《疏》木兔也似鴟鵂而小兔頭有角毛腳夜飛好食雞)(「萑」は「雈」の誤り)
注解:本字は{⿱艹隹(つのかんむり)}で「萑{⿱艹隹(くさかんむり)}」とは別字
艹3+韭9=総画数12 U+97EE [キュウ/にら]
◆ニラ(韮)、ヒガンバナ科ネギ属の草 {ニラ}
筆順
艸3+1=総画数4 U+827A [ゲイ、ゲ/] 藝兿㙯萟
◆種を播(ま)き育てる、草木を植え育てる、同「蓺」、「園芸エンゲイ」
◆技術や技能、またそれによって作り出される(表現される)もの、「芸術ゲイジュツ」、「藝」の省画字として日本では「芸」を用いるが、本来「芸」には「藝」の意はない、「芸」参照
艺4+口3=総画数7 U+5453 [ゲイ、ゲ/] 囈𡂞𠾁
◆寝言(ねごと)、睡眠中の譫言センゲン(うわごと)、同「讛」
◆戯言ギゲン(たわごと)、意味のない(たわいない)言葉や話
艸3+2=総画数5 U+827E [ガイ、ゲ/よもぎ、もぐさ] 𦫿㘷
◆「艾蒿ガイコウ」、チョウセンヨモギ(朝鮮蓬)、キク科ヨモギ属の草 {チョウセンヨモギ}
◆もぐさ、ヨモギ(蓬・艾)の葉を乾燥させ揉(も)み砕いたもの、灸キュウに利用される他食用などにもする、別名「冰臺ヒョウダイ」
◆草を刈り取る、絶やす、絶える、同「刈」
◆(五十歳の)老人「【禮記:曲禮上】四十曰強而仕五十曰艾服官政(《注》艾老也)」
◆(若く)美しい人「【莊子:齊物論】麗之姬艾封人之子也」
◆安(やす)んずる、落ち着く「【漢書:王莽傳:王莽傳第六十九下】世祖卽位然後宗廟社稷復立天下艾安」
筆順
艾5+口3=総画数8 U+54CE [アイ/]
◆「ああ」などの悲痛・嘆息の声を表す語
◆「おい」などの呼び掛けの語
艾6+土3=総画数9 U+3637 [ガイ、ゲ/よもぎ、もぐさ] 艾𦫿
◆「艾蒿ガイコウ」、チョウセンヨモギ(朝鮮蓬)、キク科ヨモギ属の草 {チョウセンヨモギ}
◆もぐさ、ヨモギ(蓬・艾)の葉を乾燥させ揉(も)み砕いたもの、灸キュウに利用される他食用などにもする、別名「冰臺ヒョウダイ」
◆草を刈り取る、絶やす、絶える、同「刈」
◆(五十歳の)老人「【禮記:曲禮上】四十曰強而仕五十曰艾服官政(《注》艾老也)」
◆(若く)美しい人「【莊子:齊物論】麗之姬艾封人之子也」
◆安(やす)んずる、落ち着く「【漢書:王莽傳:王莽傳第六十九下】世祖卽位然後宗廟社稷復立天下艾安」
𢈒艾5+广3=総画数8 U+22212 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:寅集:广部:𢈒】呼艾切音餀廣韻𢈒病(「【廣韻:去聲:泰第十四:餀:𤵽】𤵽病」は「𤵽」で「疒(やまいだれ)」)
𤵽艾5+疒5=総画数10 U+24D7D [カイ/]
◆病(やまい)、未詳「【廣韻:去聲:泰第十四:餀:𤵽】𤵽病」「【集韻:卷七:去聲上:夳第十四:𤵽𤸎】病也」
艾5+石5=総画数10 U+7839 [ガイ/]
◆アスタチンAstatine(At)、元素名 {アスタチン}
𧰿艾6+豕7=総画数13 U+27C3F [ガイ/]
◆牡(おす)の豕(いのこ、家畜化されたイノシシ(猪)、ブタ(豚))「【春秋經傳集解:定下第二十八:傳十四年】野人歌之曰旣定爾婁豬盍歸吾艾豭(…艾五蓋切注同字林作𧰿音艾三毛聚居者豭音加牡豕也)」「【字彙補:酉集中:豕部:𧰿】舊註音艾牡豕按左傳本作艾豭」
◆老いた豕
艾5+金8=総画数13 U+92B0 [未詳/]
◆未詳
艾6+食8=総画数14 U+9900 [ガイ/]
◆食べ物が腐(くさ)った嫌(いや)な臭(にお)い、同「餯」「饚」
艾6+鳥11=総画数17 U+9D31 [ガイ/] 𩾘
◆ミソサザイ(鷦鷯)、ミソサザイ科の鳥
◆雌のミソサザイ
艸3+2=総画数5 U+8282 [セツ、セチ/ふし] 節節
◆タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)の中空の茎が途中で区切られ外側に硬く盛り上がっているところ、イネ科の植物に多くみられる
◆区切り、変わり目、段落、けじめ
◆区切りで(節目で)一旦止める、一旦抑(おさ)える、区切りをつける
◆度を越さない、度を弁(わきま)える、またそのような振る舞い
◆六十四卦の一つ䷻、坎☵と兌☱を重ねた卦ケ・カ
◆割符(わりふ)、一つの札を二つに割って互いに持ち合い、使いの者や代理の者を立てる際にこれを持たせ、二つの札が合うことで真正な者であることの証(あかし)とするもの、同「卩」「卪」
𠰱节5+口3=総画数8 U+20C31 [シツ、シチ/]
◆「咇𠰱ヒツシツ」、鳥や虫などの小さく短い音を繰り返す鳴く声、またその鳴き声の形容
节5+木4=総画数9 U+6809 [シツ、シチ/くし]
◆毛髪を梳(す)き整える、またその道具の総称 {服飾(髪飾)}、歯の目が細かいものを「篦」「枇」、目が粗いものを「梳」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆(櫛の歯のように)びっしりと並ぶ
𦫼艸3+2=総画数5 U+26AFC [カイ、ケ/]
◆「芷𦫼シカイ」、村名、現広東省湛江市吴川市の河口近くと思われる「【廣東通志:卷十二:芷𦫼沙】在城西南十里又西南爲南二都地方東南爲南三都地方」「【明史(《武英殿二十四史》本):卷四十五:地理六】吳川(州南元屬化州路…後遷縣西北之地聚村又遷於芷𦫼口)」「【粤閩巡視紀略:卷二】髙州府領一州五縣四縣並海石城距西海已見前吳川茂名電白皆距東海…(呉村乾塘村木灰村嶺上村過限口河芷𦫼村…)」
◆未詳「【廣韻:上聲:蟹第十二:䒓:䒓】戾也苦蟹切」 {広東省}
𠰖𦫼5+口3=総画数8 U+20C16 [エン/]
◆ヒツジ(羊)が泣くさま
𫇦艸3+2=総画数5 U+2B1E6 [未詳/]
◆未詳
𫇦5+力2=総画数7 U+52B3 [ロウ/いた・わる、ねぎら・う] 労勞𠣁𢥒𣬄𣬇
◆精一杯務める、力を尽くして働く、またそのような人
◆力を出し尽くして疲れる、困憊コンパイする
◆いた・わる、ねぎら・う、働きや骨折り・疲れや辛苦シンクを慰(なぐさ)める
艸4+3=総画数7 U+8288 [ビ、ミ/] 羋𦍋𦬒
◆ヒツジ(羊)、同「羊」
◆ヒツジ(羊)の鳴き声の形容、同「咩」
◆春秋時代(前770年~前5世紀)楚国の一族の姓「【史記:卷五:秦本紀】昭襄母楚人姓{⿱艹干}氏號宣太后…」
𠴟芈7+口3=総画数10 U+20D1F [バ、メ/] 咩哶
◆ヒツジ(羊)の鳴き声の形容、同「羋」
◆「苴𠴟城ショバジョウ」「羊苴𠴟城・陽苴𠴟城ヨウショバジョウ」、古地名、現雲南省大理白族自治州大理市 {雲南省}
𣴱芈7+水3=総画数10 U+23D31 [未詳/] 𣶿
◆川名、山西省晋中市霊石県の石膏セッコウ山を源とし、山東省濰坊市臨朐県を流れる川「【說文解字:水部:𣴱】水出齊臨朐髙山東北入鉅定从水羊聲似羊切」「【說文解字注:水部:𣴱】{⿰氵芉}水出齊臨朐高山東北入鉅定(齊郡臨朐後志作齊國臨朐今山東靑州府臨朐縣其地也前志臨朐下曰石膏山洋水所出東北至廣饒入鉅定水經注巨洋水篇曰巨洋水又徑臨朐縣故城東…)(【說文解字注】は{⿰氵⿱⿲艹干}とするが、【說文解字】の字形とはやや異なる) {山西省} {山東省}
芈7+虫6=総画数13 U+8746 [ヨウ/]
◆「强蝆キョウヨウ」、米穀類に棲(す)み付く小さな黒褐色の虫、コクゾウムシ(穀象虫、オサゾウムシ科コクゾウムシ属の虫)の類、同「蛄䗐コシ」「䗘𧌏コウトウ」「【方言:第十一】姑䗐謂之強䖹(《注》米中小黒甲蟲也江東名之𧉪建平人呼羋子羋卽䖹也)」
◆「蛾蝆ガヨウ」、大蟻(おおあり)、大形のアリ(蟻)、別名「蚍蜉ヒフ」「【方言:第十一】蚍蜉…燕謂之蛾䖹(蟻養二音《注》建平人呼蚳)」
艸3+3=総画数6 U+8289 [カン/]
◆ジュズダマ(数珠玉、イネ科ジュズダマ属の草)の実「【集韻:卷五:上聲上:旱第二十三:芉】艸名一曰薏苡子」 {ジュズダマ}
◆「𦳋芉カイカン」、草名、未詳「【集韻:卷二:平聲:寒第二十五:芉】𦳋芉艸名」
注解:「芋」
𤞢芉7+犬3=総画数10 U+247A2 [ヨウ/] 𦍕
◆「𤞢獚ヨウコウ」、中国西南部の少数民族の名
艸3+3=総画数6 U+828D [シャク、ジャク/]
◆「芍薬・芍葯シャクヤク」、ボタン科ボタン属の草、根は生薬として利用される {シャクヤク}
◆イヌクログワイ(犬黒慈姑)、カヤツリグサ科ハリイ属の草、別名「シログワイ(白慈姑)」、別名「𦽏茈フシ」「荸薺ホツシ」 {イヌクログワイ}
筆順
芍7+火4=総画数11 U+70F5 [シャク/]
◆「烵爍シャクシャク」、明々(あかあか)と光り輝(かがや)くさま、花が明々と咲き誇るさま、同「灼爍・灼灼」
𥍰芍7+い5=総画数12 U+25370 [ケキ、キャク/]
◆長い柄(え)の先に矛(ほこ、両刃の短い剣つるぎ)を取り付けたもの
注解:「【釋名:釋兵】{⿰矛芕}(徐本作移)矛長九尺者也{⿰矛芕}霍也所中霍然即破裂也」がある、{⿰矛芕}の「夕」を「勺」として「𥍰{⿰矛芍}」とするか?
艸3+3=総画数6 U+828F [ト、ツ/]
◆「茳芏コウト」、オオシチトウ、カヤツリグサ科カヤツリグサ属の草 {オオシチトウ}
𠒌芏6+儿2=総画数8 U+2048C [キョウ、コウ/] 羌羗𦍑猐獇𦍎𡹽𡸓𡺛
◆古くは主に青海省・チベット自治区・四川省西部(現在は四川省北部)に生活していた少数民族の名 {四川省}
艸3+3=総画数6 U+8292 [ボウ、モウ/のぎ、すすき] 𦬆𥝕䅒𪌁
◆イネ科の植物の小穂から伸びる細く刺状の毛
◆穂先
◆限りなく広がっているさま、ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「茫」
◆[日]ススキ(薄・芒)、イネ科ススキ属の草 {ススキ}
筆順
芒6+山3=総画数9 U+37D0 [ボウ、モウ/]
◆「嵣㟐トウボウ」、岩山がどこまでも広がっているさま「【重刻昭明文選李善註:文選卷四:南都賦】…其山則崆(口江)𡹕(五江)嶱(苦葛)嵑(五葛)嵣(犬朗)㟐(莽)嶚(遼)剌(力割切崆𡹕嶱嵑山石高峻之貌字書曰崆山貌也嵣㟐山石廣大之貌嶚山高而相戾也…)…」
𢂾芒6+巾3=総画数9 U+220BE [コウ、ボウ、モウ/] 㡃㡛㡆𢂩
◆生糸(きいと)を練(ね)る職人、練糸レンシ(ねりいと、生糸を草木などの灰を溶かしたアルカリ性の灰汁あくで煮て柔らかく白くすること)職人「【周禮:卷第十一:冬官考工記第六】㡛氏湅絲以涚水漚其絲七日去地尺暴之(故書涗作湄鄭司農云湄水温水也玄謂涗水以灰所泲水也…)」
◆もの覆(おお)う布、同「幪」
芒6+心3=総画数9 U+607E [ボウ、モウ/]
◆忙(せわ)しい、忙(いそが)しい、同「忙」
◆狼狽(うろた)える、慌(あわ)ててどうしたら良いか分からなくなる
芒6+木5=総画数11 U+4152 [ボウ、モウ/のぎ、すすき] 芒𦬆𥝕𪌁
◆イネ科の植物の小穂から伸びる細く刺状の毛
◆穂先
◆限りなく広がっているさま、ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「茫」
◆[日]ススキ(薄・芒)、イネ科ススキ属の草 {ススキ}
𥇀芒6+目5=総画数11 U+251C0 [ボウ、ム/] 䀮𥆨𥆆𥉂𥆰𥇫𥆈
◆目が眩(くら)む、目が眩んで目の前がぼんやりする
◆目が見えない、またその人、同「矇」
芒6+石5=総画数11 U+786D [ボウ、モウ/] 𥒴
◆「硭硝ボウショウ」、硫酸ナトリウムNa2SO4の10水和物、同「芒硝」
芒6+金8=総画数14 U+92E9 [ボウ、モウ/] 铓𨦵釯
◆切っ先(きっさき)、刀や剣の刃の先端
筆順
芒6+金5=総画数11 U+94D3 [ボウ、モウ/] 鋩𨦵釯
◆切っ先(きっさき)、刀や剣の刃の先端
艸6+3=総画数9 U+8294 [キ、ケ/] 卉𠦄
◆草(くさ)、草類の総称
注解:「芔」が本字
𣈤芔9+日4=総画数13 U+23224 [シュン/]
◆春、地中の草木の芽が地上に現(あらわ)れ出る季節、同「旾」「春」「【字彙補:辰集:日部:㫩】六書統與春同」
𣕐芔9+木4=総画数13 U+23550 [ソウ/くわ] 桑桒𠭨𠭌
◆クワ(桑)、クワ科の木、実は食べられ葉は蚕の餌になり根は薬になる、更に木は楽器や家具などに枝は弓に利用される {クワ}
◆養蚕ヨウサンする
𪔫芔9+鼓13=総画数22 U+2A52B [フン、ブン/] 鼖𡒡𪔵䩿𥀢𢿠
◆軍陣で用いる大きな太鼓
艸3+3=総画数6 U+8295 [スイ/]
◆「野芕ヤスイ」、薬草名、未詳
𡝅芕6+女3=総画数9 U+21745 [未詳/]
◆未詳
艸3+3=総画数6 U+829D [シ/しば] 𦭩
◆「芝草シソウ」「霊芝レイシ」「木霊芝モクレイシ」、マンネンタケ(万年茸)、マンネンタケ科のキノコ(茸)、別名「神草シンソウ」
◆日傘ひがさ、「華芝カシ(華やかな日傘)」、傘をキノコの傘に見立てたことから
◆[日]シバ芝、イネ科シバ属の草
筆順
芝7+彳3=総画数10 U+5F94 [ショウ、ジュウ、ジュ/]
◆従(したが)う、前の人や物事の後(あと)に付いて行く、同「従」
𦬆艸3+3=総画数6 U+26B06 [ボウ、モウ/のぎ、すすき] 芒𥝕䅒𪌁
◆イネ科の植物の小穂から伸びる細く刺状の毛
◆穂先
◆限りなく広がっているさま、ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「茫」
◆[日]ススキ(薄・芒)、イネ科ススキ属の草 {ススキ}
𣴭𦬆6+水3=総画数9 U+23D2D [ボウ、モウ/]
◆(草木や水が)果てしなく広がっているさま、同「漭」「汒」
◆ぼんやりしてはっきりしないさま、ぼんやりするさま、同「汒」
𥒴𦬆6+石5=総画数11 U+254B4 [ボウ、モウ/]
◆「𥒴硝ボウショウ」、硫酸ナトリウムNa2SO4の10水和物、同「芒硝」
𨦵𦬆6+金8=総画数14 U+289B5 [ボウ、モウ/] 鋩铓釯
◆切っ先(きっさき)、刀や剣の刃の先端
艸3+4=総画数7 U+449A [ショウ/]
◆草名
𪍋䒚8+麥11=総画数19 U+2A34B [ヨク、イキ/] 䴬𪎈
◆麦の殻を砕いたもの、籾殻(もみがら)或いは糠(ぬか)
艸3+4=総画数7 U+449D [コウ、ギョウ/]
◆チガヤ(茅、イネ科チガヤ属の草)などの茅(かや、茎が中空で花序が穂状になるイネ科などの草)の根、同「𦺔」「【集韻:卷三:平聲:爻第五:𦺔䒝】黃茅也根可治渴(チガヤの根は「茅根ボウコン」と呼ばれ、咽喉の乾きを止める効果があるという) {チガヤ} {花序}参照
𧩃䒝7+言7=総画数14 U+27A43 [シュウ、シュ/]
◆未詳「【字彙補:酉集:言部:𧩃】昌中切音憧貪也」
力部
艸3+4=総画数7 U+829F [サン、セン/]
◆草を刈(か)る
◆大きな鎌(かま)、草刈り鎌
◆「芟夷サンイ」◇草を刈る◇賊ゾク(侵略・乱暴を働くもの)を一掃イッソウする
筆順
𣓒芟7+木4=総画数11 U+234D2 [サン、セン/]
◆建物の角(かど)の軒(のき、屋根の建物から外に張り出した部分)、梁方向と桁方向が軒が接するところ
𩋐芟8+革9=総画数17 U+292D0 [サン、セン/] 𩌰𩍑
◆旌旗セイキの縁(ふち)の房状の飾り、同「縿」
◆鞍(くら)の縁の房飾り
艸3+4=総画数7 U+82A1 [ケン、ゲン/]
◆オニバス(鬼蓮)、スイレン科オニバス属の水生植物、別名「雞頭蓮」、同「䓈」「蔿」 {オニバス}
◆「芡實・芡実ケンジツ」、オニバスの種子、生薬として利用され強壮効果があるという
𥟕芡7+禾5=総画数12 U+257D5 [ケン、コン/]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:嚴第二十六:𥟕】禾傷肥」
艸3+4=総画数7 U+82AC [フン/] 㞣𡵳𡴚𡸐
◆草が芽生え芳(かぐわ)しい香りが辺りに広がるさま、「芬芬フンプン」
◆芳(かぐわ)しい香り、良い香り
◆良い評判ヒョウバン、名声メイセイ
筆順
芬7+木4=総画数11 U+68FB [フン、ブン/]
◆良い香りがする木、また香木コウボクの名、同「梤」
筆順
艸3+4=総画数7 U+82AE [ゼイ、ネイ/]
◆草が生え出るさま、葉が柔らかく細いさま
◆「芮芮ゼイゼイ」◇葉が柔らかく細いさま◇柔然ジュウゼン、5世紀~555年、現モンゴル南部を領した遊牧民族国家、同「蠕蠕ゼンゼン」 {晋代}
◆「石龍芮セキリュウゼイ」、タガラシ(田芥)、キンポウゲ科キンポウゲ属の草 {タガラシ}
◆水が山や崖の奥深くまで入り込んだところ、同「汭」
◆周(西周)代(前11世紀~前771年)・春秋時代(前770年~前5世紀)の諸侯国名、現山西省運城市芮城県 {山西省}、一説に現陝西省渭南市大茘県 {陝西省}
芮8+手3=総画数11 U+3A05 [ダイ、ゼイ、ナイ/]
◆未詳「【廣韻:去聲:寘第五:諉:㨅】内也又姓」「【集韻:卷七:去聲上:祭第十三:㨅】扟也」
𦜬芮7+月(肉)4=総画数11 U+2672C [ドツ、ノチ/]
◆「膃𦜬オツドツ」、丸々と太っているさま、同「肭」
芮8+火4=総画数12 U+712B [ゼツ、ネチ/] 𤋲𦳼
◆焼く、燃やす、同「爇」
芮8+虫6=総画数14 U+8739 [ゼイ、ネイ/ぶよ、ぶゆ]
◆ブヨ(蚋)、ブユ(蚋)、ブユ科の虫
𨌣芮8+車7=総画数15 U+28323 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:車部第六:𨌣】而隴反車𨌣」「【正字通:酉集下:車部:𨌣】軜字之譌」
𨧨芮8+金8=総画数16 U+289E8 [ゼイ、ネイ、テイ、タイ/]
◆先が尖(とが)る、尖っている、同「鈉」
◆馬の鞭(むち)の先端に付けた鉄の針、同「錣」
艸3+4=総画数7 U+82B1 [カ、ケ/はな、はな・やか、はな・やぐ]
◆種子植物の生殖のための器官、雌蕊シズイ(めしべ)や雄蕊ユウズイ(おしべ)やその外側にある部分を総じた名 {蕊}
◆(花のように)美しいさま、華(はな)やかなさま、同「華」
◆花のような形や姿
筆順
𠵅花7+口3=総画数10 U+20D45 [カ/]
◆わいわいと煩(うるさ)い、がやがやと騒々ソウゾウしい、同「嘩」「譁」
筆順
花7+土3=総画数10 U+57D6 [/ごみ]
◆[日]塵(ごみ)
◆[日]地名用字、「埖渡(ごみわたり、青森県三戸郡)」「埖溜(ごみたまり、岩手県岩手郡)」
筆順
花7+女3=総画数10 U+5A72 [화ファ/ゆゆし、はで、だて]
◆[韓]美しい
◆[日]だて(伊達) {和製漢字の辞典:女部:婲}
花7+木4=総画数11 U+691B [/もみじ、かば]
◆[日]紅葉もみじ、紅葉コウヨウしたカエデ(楓、ムクロジ科カエデ属の木) {カエデ}
◆[日]カバ(樺)、カバノキ(樺の木)、カバノキ科の木 {カバノキ}
◆[日]地名用字、姓用字
筆順
花7+石5=総画数12 U+7874 [/かき]
◆[日]地名用字、「硴場(かきば、愛知県海部郡)」「硴江(かきえ、大分県臼杵市)」
筆順
花7+米6=総画数13 U+7CC0 [/こうじ]
◆[日]麹(こうじ)、米・麦・豆などを蒸して蛋白質タンパクシツなどを分解する働きのある黴(かび)の一種(麹菌)を繁殖させたもの、同「麹」
◆[日]地名用字、姓用字
筆順
花7+言7=総画数14 U+8AAE [カ、ケ/]
◆未詳「【春秋正義:卷三十六:哀公】…明王乃■枹鳴鼔三軍皆誮{⿱士巴}動天地…」
◆[日]やさし、やさしい
筆順
花7+金8=総画数15 U+9335 [カ、ケ/にえ]
◆ホルミウムHolmium(Ho)の旧称、現在は「鈥」 {ホルミウム}
◆[日]にえ、沸え(にえ)、刀の刃に現れる細かい粒状のきらきらと輝くもの
筆順
𩋖花7+革9=総画数16 U+292D6 [カ、ケ/]
◆革製の靴(くつ)、長靴、同「靴」「鞾」
𩸽花7+魚11=総画数18 U+29E3D [/ほっけ、あいなめ]
◆[日]ホッケ(𩸽)、アイナメ科ホッケ亜科の海水魚
◆[日]アイナメ(鮎魚女・鮎並)、アイナメ科の海水魚 {和製漢字の辞典:魚部:𩸽}
筆順
艸3+4=総画数7 U+82B3 [ホウ/かんば・しい、かぐわ・しい、こう・ばしい]
◆草花の良い香り
◆香(こう)ばしい、香(かぐわ)しい、同「香」
◆良い、素晴らしい、美しい、「芳聲ホウセイ(芳しい評判)」
◆人に対する敬称・美称
筆順
芳8+水3=総画数11 U+6DD3 [ホウ/]
◆「淓水ホウスイ」、同「汸水」、川名、未詳
芳7+金8=総画数15 U+933A [/かざり]
◆[日]金属製の飾り
筆順
芳7+食9=総画数16 U+991D [ショク、シキ/かざ・る、かざ・り] 飾饰𩚍𩛙餙𩜓
◆表面(人の目に触れるところ)の汚れや不要なものを取り去って、また粗削りなところに手を加えて、美しくする、「修飾シュウショク」
◆上から覆(おお)って美しく見せる、外見をよくする
筆順
艸3+4=総画数7 U+82B7 [シ/]
◆「白芷・白茝ビャクシ」、ヨロイグサ(鎧草)、セリ科シシウド属の草、またその根を乾燥させた生薬の名、別名「苻蘺フリ」 {ヨロイグサ}
芷8+水3=総画数11 U+6DFD [シ/]
◆川名、未詳
艸3+4=総画数7 U+82B8 [ゲイ、ゲ、ウン/] 𦱚
◆田畑の雑草を取り除く、同「耘」
◆「芸香ウンコウ」、ヘンルーダwijnruit、ミカン科ヘンルーダ属の草 {ヘンルーダ}
◆「芸臺ウンタイ」、書庫、「芸香」に書物を食い荒らす虫を寄せ付けない効果があることから
◆「芸薹ウンタイ」、ブラッシカ・ラパBrassica rapa、アブラナ科アブラナ属の草、変種にアブラナ(油菜)・カブ(蕪・蕪菁)・ハクサイ(白菜)などがある、同「蕓薹」「蒷薹」
◆繁「蕓」
◆[日]技術や技能、またそれによって作り出される(表現される)もの、「芸術ゲイジュツ」、中国では「藝」
筆順
𣶽芸7+水3=総画数10 U+23DBD [未詳/]
◆未詳
𦓷芸8+耒6=総画数14 U+264F7 [ウン/] 耘𦔐𦶮
◆田畑を耕(たがや)し除草する
艸3+4=総画数7 U+82BA [オウ/]
◆アザミ(薊、キク科アザミ属の草)の類、またアザミに似た草、「苦芺クオウ」 {アザミ}「【爾雅注疏:釋草】鉤芺(《注》大如拇指中空莖頭有臺似薊初生可食…《疏》薊類也一名鉤一名芺郭云大如拇指中空莖頭有臺似薊初生可食説文云味苦江南食以下氣是也)」「【本草図譜】苦芺 ひめあざみ」
𡝩芺8+女3=総画数11 U+21769 [ヨウ/あや・しい]
◆人を惑わし誘うような美しさ、艶(なま)めかしく美しいさま
◆怪(あや)しいものごと、人を惑わすようなものごと、不吉なものごと、災(わざわ)い
𣓎芺8+木4=総画数12 U+234CE [ヨウ/]
◆木から(若々しい枝葉が)盛んに伸びるさま、「枖枖ヨウヨウ」、同「夭夭」
◆木名、未詳
𣨘芺7+歹4=総画数11 U+23A18 [ヨウ/]
◆これから成長しようとする途中で断たれる(折れる)、若くして死ぬ、同「殀」「夭」
◆禍(わざわい)、思い掛けない災(わざわ)い、同「祅」
𣵽芺8+水3=総画数11 U+23D7D [オク、ヨク/] 沃𦰚𦮮
◆水を掛ける、水を注ぐ、水を行き渡らせる
◆潤(うるお)す、潤う
◆土が柔らかく肥えている
芺8+示4=総画数12 U+410F [ヨウ/]
◆地が齎(もたら)す不思議な出来事・異変・災い、動物が齎すものを「蠥」
𧨶芺8+言7=総画数15 U+27A36 [ヨウ/]
◆妖(あや)しい、怪(あや)しい、同「妖」
◆怪しげな言葉、人を惑わし騙(だま)すような言葉、災(わざわ)いを齎(もたら)すような言葉
𩜈芺8+食8=総画数16 U+29708 [ヨ、オ/]
◆心置き無く(こころおきなく、気兼ねすることなく)飲食する、食べたいものを食べたいだけ食べ、飲みたいものを飲みたいだけ飲む、腹を満たす、また満たされる、同「飫」「【說文解字注:食部:𩜈】燕食也(燕同宴安也安食者無事之食也無事食則充腹而巳故語曰猒飫釋言曰飫私也私卽安食之…)」
𪁾芺8+鳥11=総画数19 U+2A07E [オウ、ヨウ/]
◆鳥名、未詳「【說文解字注:鳥部:𪁾】𪁾鳥也(各本𪇲𪄭𪁾等字皆刪今補三字句疑卽釋鳥之鴢頭)」
艸6+4=総画数10 U+82BB [ス、シュ、スウ/] 𠣧刍
◆草を刈(か)る、刈り取った草
◆牛馬などの家畜の飼料シリョウとする乾草(ほしくさ)、飼葉(かいば)
筆順
芻10+人2=総画数12 U+3473 [スウ、シュ/]
◆機転キテンが利(き)くさま、利口なさま
◆身籠(みごも)る、妊娠ニンシンする、同「媰」
◆「偛㑳ソウスウ」、人としての器(うつわ)が小さいさま「【廣韻:上平聲:虞第十:㑳:㑳】纂文云偛㑳小人皃」
𠞃芻10+刀2=総画数12 U+20783 [セツ/]
◆皮革を延ばし柔らかくする、鞣(なめ)す、同「㓭」「鞨」「𧤠」
芻10+口3=総画数13 U+35D9 [ス、シュ、ドウ、ノウ、ジョウ、ニョウ/] 𠴾
◆叱(しか)る声
◆「喢㗙ソウス」、言葉が薄っぺらで中身がないさま
芻10+女3=総画数13 U+5AB0 [ス、ジュ/]
◆身籠(みごも)る、妊娠ニンシンする、同「㑳」
◆姓用字「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…姓氏𪦈嫣姺㚰妘㜏𡟥姑媰㜢{⿰女童}㜅…」
𡦅芻10+子3=総画数13 U+21985 [ス、ジュ/]
◆身籠(みごも)る、妊娠ニンシンする、同「媰」
芻10+心3=総画数13 U+396E [未詳/]
◆自分の考えに固執して人の言うことを聞き入れないさま
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:巧第三十一:㥮】心迫也」
芻10+手3=総画数13 U+640A [スウ、シュ/] 𢮢𢬆𢬟𢬞
◆ぐっと握(にぎ)る、しっかりと手に持つ、同「𢫧」
◆弦を弾(はじ)く、弦楽器を弾(ひ)く
芻10+月(肉)4=総画数14 U+4422 [スウ、シュ/] 𦜻𦚲𦛑
◆干し肉(ほしにく)、乾燥し縮(ちぢ)んで皺(しわ)の寄った干し肉「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:*𦛑】古{⿰月𢑑}𦜻{⿰月(⿹勹𢁝)}三俗{⿰月(⿱(⿹勹巾)(⿹勹巾))}正側救反䐢脯也(別本では「*𦚲」)
◆皺、皺が寄る「【重廣補注黄帝内經素問:卷第三:五藏生成】多食酸則肉胝䐢而脣揭(脾合肉其榮脣酸益肝勝於脾脾不勝故肉胝䐢而脣皮揭舉也)」
筆順
芻10+欠4=総画数14 U+3C40 [シ、サイ/] 欼𣣯
◆齧(かじ)る、大きく口を開けて齧(かぶ)り付く、同「𣤌」
芻10+火4=総画数14 U+717C [ソウ、ショウ/] 𤌉𤊝𤌝𤈗𤌽𤌖𤑵
◆炙(あぶ)る、焼く
𤌉芻10+火4=総画数14 U+24309 [ソウ、ショウ/] 煼𤊝𤌝𤈗𤌽𤌖𤑵
◆炙(あぶ)る、焼く
𤌽芻10+火4=総画数14 U+2433D [ソウ、ショウ/] 煼𤌉𤊝𤌝𤈗𤌖𤑵
◆炙(あぶ)る、焼く
芻10+牛4=総画数14 U+7293 [ス、シュ、スウ/] 𤛃𤚄
◆ウシ(牛)に飼葉(かいば)を与えて育てる
芻10+皮5=総画数15 U+76BA [スウ、シュ、シュウ/しわ、しぼ] 𤿿𤿥皱
◆皮膚・紙・布などが縮んでできる細長い凹凸(おうとつ)、折ったり縮んだりしてできる凹凸
筆順
𥪥芻10+立5=総画数15 U+25AA5 [シュ、ス/] 𥪃
◆立って(人を)待つ、待ち受ける、待ち望む、同「須」「䇓」
芻10+竹6=総画数16 U+7BD8 [スウ、シュ/] 𥮢𥭛𥬠
◆酒から滓(おり、沈殿物)を取り除く(濾す)ための竹製の笊(ざる)
◆酒を濾(こ)す、同「醔」「𨡲」
◆滓を濾した透明な酒、清酒
芻10+糸6=総画数16 U+7E10 [スウ、シュ/] 䋓绉𦆜𥿲
◆葛(くず)などの繊維で織った皺(しぼ、しわ)のある布
◆細かい皺のある布、縮羅(しじら)や縮緬(ちりめん)の類
◆縮(ちぢ)む、皺(しわ)になる、またその皺状の紋様、同「縬」
芻10+艸3=総画数13 U+84AD [ス、シュ、スウ/] 𦷝𦱪𦮊
◆「苾蒭ヒツシュ・ビチュゥ」◇草名、未詳「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷二:草部第八:苾蒭】上毗逸反下測於反苾蒭梵語草名有其四徳以今左之也{⿳艹口丑}𦮊𦷝測於反同上」◇比丘ビク(梵語の音写)、出家して具足戒グソクカイを受け正式に僧の資格を得た男性
筆順
𧛸芻10+衣5=総画数15 U+276F8 [スウ、シュ/]
◆皺(しぼ、しわ)のある織物、またその布を使った衣服、同「縐」「𢃸」「【集韻:卷八:去聲下:霰第三十二:𧛸𢃸】衣不伸也或作𢃸」
芻10+言7=総画数17 U+8B05 [スウ、シュ、ソウ、ショウ/] 𧩖诌
◆出任せ(でまかせ)を言う、またそのような話、作り話、根拠のないいい加減な話
◆わいわいと言い争う
◆「謅䜉スウシツ」、ひそひそと話す、ひそひそ話「【龍龕手鑑:卷一:言部第三:𧩖】楚尤反𧩖𧬠隂私小言也𧬠音初栗反」
芻10+走7=総画数17 U+8DA8 [シュ、ス、スウ/] 趋𧻫
◆足早(あしばや)に行く、早足(はやあし)で行く、さっさっと(すたすたと)行く、急いで行く、同「走」「趣」
◆(ある方向に)向う、向かって行く
◆急(せ)き立てる、急(せ)かす、同「促」
筆順
𨃘芻10+足7=総画数17 U+280D8 [スウ、シュ/] 𨂓
◆獣の足、また足跡「【玉篇:卷七:足部第七十六:𨃘】阻流切獸足」「【龍龕手鑑:卷四:足部第十二:𨂓】或作𨃘正測鳩反獸跡也」
𫐻芻10+辵3=総画数13 U+2B43B [未詳/]
◆未詳
芻10+邑3=総画数13 U+9112 [スウ、シュ/] 邹𨛃𨛄𨜈
◆戦国時代(前5世紀~前221年)の古国名、春秋時代(前770年~前5世紀)の「邾シュ」「邾婁シュル」で戦国時代に「鄒」に改名された、魯ロ國鄒縣(現山東省済寧鄒市鄒城市付近) {山東省}
筆順
芻10+隹8=総画数18 U+96DB [ス、ジュ、スウ/ひよこ、ひな] 雏𨿉𨿊鶵𩿿𪀫𩿮𪄞
◆生まれて間もないニワトリ(鶏)の子
◆生まれて間もない鳥の子
◆小さいさま、幼いさま
筆順
𩌄芻10+革9=総画数19 U+29304 [シュウ、シュ/] 𩋓𩊥
◆革の表面の皺(しわ)
◆束(たば)ねる、同「𩋄」
芻10+音9=総画数19 U+4AAE [シュウ/]
◆楽曲の音色が美しいさま
芻10+馬10=総画数20 U+9A36 [スウ、シュ/] 𩤍𩣿驺
◆馬の世話や馬車を管理する人
◆騎馬の主人に付き従う人
◆「騶虞スウグ」、獣名、姿は虎に似て体は白く黒い紋があり尾が長いという「【埤雅:卷五:釋獸:騶虞】騶虞尾叅於身白虎黒文西方之獸也王者有至信之徳則應不踐生草食自死之肉傳曰白虎仁即此是也夫其色見於白其文見於黒又義獸也而名之曰虎則宜正以殺為事今反不履生草食自死之肉盖仁之至也故序詩者曰仁如騶虞則王道成也山海經曰騶虞五采畢具尾長於身乗之日行千里」
𩱈芻10+鬲10=総画数20 U+29C48 [ソウ、ショウ/] 𩱦𩱂𩰸
◆釜や鍋などで煮る、じっくりと煮込む、同「熬」
芻10+鳥11=総画数21 U+9DB5 [ス、ジュ、スウ/ひよこ、ひな] 雛雏𨿉𨿊𩿿𪀫𩿮𪄞
◆生まれて間もないニワトリ(鶏)の子
◆生まれて間もない鳥の子
◆小さいさま、幼いさま
𪄞芻10+鳥11=総画数21 U+2A11E [ス、ジュ、スウ/ひよこ、ひな] 雛雏𨿉𨿊鶵𩿿𪀫𩿮
◆生まれて間もないニワトリ(鶏)の子
◆生まれて間もない鳥の子
◆小さいさま、幼いさま
𪎪芻10+麻11=総画数21 U+2A3AA [シュ、ス/]
◆麻幹(あさがら)、アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎の皮を剥いで乾燥させたもの、同「掫」 {アサ}
𪕾芻10+鼠13=総画数23 U+2A57E [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:模第十一:𪕮𪕉猢】說文斬𪕮鼠黒身之𦝫若帶手有長白毛似握版之狀類猿蜼之屬或作𪕉猢亦書作*𪕱(《欽定四庫全書》本では「*𪕾」)
芻10+齒15=総画数25 U+9F7A [スウ、シュ/] 𪘴𪙗
◆上下(の歯)がぴったりと合う、噛(か)み合う
𪙗芻10+齒15=総画数25 U+2A657 [スウ、シュ/] 齺𪘴
◆上下(の歯)がぴったりと合う、噛(か)み合う
艸3+4=総画数7 U+82BC [ボウ、モウ/] 𥟪
◆野菜、食用にする草、またその野菜を使った料理
◆(草を)抜き取る、引き抜く
𥟪芼7+禾5=総画数12 U+257EA [ボウ、モウ/]
◆野菜、食用にする草、またその野菜を使った料理
◆(草を)抜き取る、引き抜く
艸3+4=総画数7 U+82BE [フツ、ホチ、ヒ/] 𦬝
◆草木が盛んに生い茂るさま
◆「蔽芾ヘイヒ」◇草木が盛んに生い茂るさま◇生え出たばかりの葉や枝が小さく柔らかいさま
◆膝の下まで届く盛装用の前垂れ、同「巿」「韍」
注解:脚は「一巾」の「市(U+U+5DFF、4画)」で「亠巾」の「市(U+5E02、5画)」とは別字
𣣐芾8+欠4=総画数12 U+238D0 [キ、ケ/]
◆啜(すす)り上げるように泣く、啜り泣く、同「歔」
艸3+4=総画数7 U+82CB [カン、ゲン/ひゆ]
◆ヒユ(莧)、ヒユ科の草 {ヒユ}
◆「苋陆カンリク」、ヤマゴボウ(山牛蒡)、ヤマゴボウ科の草、別名「蔏𦸐ショウリク」 {ヤマゴボウ}
苋7+宀3=総画数10 U+5BBD [カン/くつろ・ぐ] 寬寛𡩖
◆広々としたさま、同「𥦀」
◆幅(はば)、横幅
◆心が広いさま、度量が大きいさま
◆ゆったりとしたさま、ゆとりがあるさま
◆緩(ゆる)いさま、緩んでいるさま
𦬞艸3+4=総画数7 U+26B1E [テン/]
◆草名、未詳
𧋞𦬞7+虫6=総画数13 U+272DE [チョウ、ジョウ/]
◆チョウ(蝶)、チョウ目のうちガ(蛾)を除いた虫の総称「【直音篇(重訂直音篇):虫部第○:{⿰虫(⿱丗木)}】音牒蝴蝶蝶𧋝𧋞並同上」
𦬦艸6+4=総画数10 U+26B26 [ギ/うたが・う]
◆ああかもしれないこうかもしれないと思いが乱れ一歩を踏み出せない、もしかしたらと惑(まど)いどちらとも決め兼ねる
◆(はっきりとした根拠はないが)もしかしたらと思う、違っているのではないかと思う
◆(はっきりとした根拠はないが)そうではないかと思う
𦷶𦬦10+艸6=総画数16 U+26DF6 [ボウ、モウ/] 莽莾
◆草が茫々ボウボウと伸びているさま、草深いさま
◆草が蔓延(はびこ)るさま、(茫々とした草むらが)どこまでも広がっているさま
◆深く考えずにそそっかしいさま、いい加減なさま
◆「𦷶草ボウソウ・モウソウ」、シキミ(樒)、マツブサ科シキミ属の木 {シキミ}
艸3+5=総画数8 U+82D4 [タイ、ダイ/こけ]
◆湿ったところや濡れたものの表面に貼り付くように生える植物、胞子によって繁殖する植物のうちシダ植物を除く植物の総称、同「菭」 {コケ}
「薹」の簡体字として使われることがある
筆順
𢞇苔8+心3=総画数11 U+22787 [ダク、ニャク、ジャク/] 𢜪𢢟
◆切っ掛け(きっかけ)を与えてそれまでなかったものを引き出す、それまでは平穏だったところに騒ぎや厄介事を引き起こす、同「惹」
艸3+5=総画数8 U+82D5 [チョウ、ジョウ/]
◆スズメノエンドウ(雀野豌豆)、マメ科ソラマメ属の草、別名「苕菜チョウサイ」「巢菜ソウサイ」 {スズメノエンドウ}
◆アシ(葦、イネ科ヨシ属の草)やオギ(荻、イネ科ススキ属の草)などの穂(ほ)、これを塵(ちり、ごみ)などを払う箒(ほうき)として用いる、同「芀」「茢」「【周禮注疏:夏官司馬】贊牛耳桃茢(《注》…桃鬼所畏也茢苕帚所以掃不祥)」 {アシ} {オギ}
◆「苕苕チョウチョウ」、高く上に伸びているさま
◆「陵苕リョウチョウ」、ノウゼンカズラ(凌霄花)、ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の蔓性木本 {ノウゼンカズラ}
◆「紅苕コウチョウ」、サツマイモ(薩摩芋)、ヒルガオ科サツマイモ属の草 {サツマイモ}
筆順
𨔴苕8+辵3=総画数11 U+28534 [チョウ、ジョウ/] 迢𦴚
◆遥(はる)か遠いさま、また高いさま、遠くまで続いているさま、「𨔴𨘬チョウテイ」「【全唐文:卷一百四十一:九成宮醴泉碑銘】…參差仰視則𦴚𨘬…」「【晚晴簃詩匯:卷一百三十八:彭子穆招同少鶴餞行】…龍溪𨔴𨘬鬱哀思…」「【集韻:卷三:平聲:蕭第三:迢𨔴】田聊切說文迢遰也一曰迢迢髙貌」
苕9+金8=総画数17 U+9363 [ショウ/]
◆先が尖(とが)る、またそのような形、錐スイ(きり)のような形「【說文解字注:艸部:芀】葦華也(…顏注漢書云蒹錐者是也…方言錐謂之鍣音苕…)」
艸3+5=総画数8 U+82D7 [ビョウ、ミョウ/なえ] 𡩈
◆生え出たばかりの草、蒔いた種が発芽してから植え替えるまでの間の若い作物、生長させるために大切に育てられる若芽
◆血筋、代々と血筋を受け継いでいく子孫
◆「苗族ミャオゾク」、中国東南部からインドシナ北部の山岳地帯に住む少数民族の名
筆順
苗8+人2=総画数10 U+3464 [ボウ、ミョウ/]
◆眉目ビモク(眉と目、容貌、顔かたち)が美しいさま、美しく感じが良いさま、同「媌」
𠣯苗9+勹2=総画数11 U+208EF [未詳/]
◆未詳「【類篇:艸部:蒯𦳋𠣯】苦怪切艸也𦳋或作蒯𠣯…(【集韻:卷七:去聲上:怪第十六:𦳋蒯𠣲】を引いたものと思われるが、同字として挙げた「𠣯」は【集韻】では「𠣲」)「【五音集韻:卷十:怪第十三:蒯𦳋𠣯】苦怪切茅類又姓出㐮陽漢有蒯通或作𦰵(【廣韻(宋本廣韻):去聲:怪第十六:蒯:蒯】をそのまま引いたもの、また同字として挙げた「𠣯」は【類篇:艸部:蒯𦳋𠣯】に拠ったものと思われる)
𠪄苗8+厂2=総画数10 U+20A84 [レイ、ライ/]
◆砥石(といし)、砥ぐ、同「厲」「礪」
苗8+口3=総画数11 U+55B5 [ミャオ/]
◆猫の鳴き声を表す語
苗8+女3=総画数11 U+5A8C [ボウ、ミョウ/]
◆眉目ビモク(眉と目、容貌、顔かたち)が美しいさま、美しく感じが良いさま、繊細で感じが良いさま、同「㑤」「嫹」
◆妓女ギジョ、歌や舞などで客をもてなす女性
庿苗8+广3=総画数11 U+5EBF [ビョウ、ミョウ/] 廟𢉱庙
◆祖先の霊を祀る建物、御霊屋(おたまや、みたまや)
◆政(まつりごと)を行う宮城キュウジョウ正面の建物、正殿セイデン、その奥は寝殿シンデン
苗8+手3=総画数11 U+63CF [ビョウ、ミョウ/えが・く、か・く]
◆ものの姿形(すがたかたち)を手本にして画(えが)く、画(か)き写す
筆順
苗8+水3=総画数11 U+6E35 [ボウ/]
◆水が満ち溢れるさま
𤚐苗8+牛4=総画数12 U+24690 [ボウ、ミョウ、リ/] 犛𤛆
◆ヤクyak、チベット周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類、「犛牛・旄牛・牦牛ボウギュウ」
苗8+犬3=総画数11 U+732B [ビョウ、ミョウ/ねこ]
◆ネコ(猫)、特にイエネコ(家猫、家畜化されたネコ、飼い猫)、ネコ科ネコ属の哺乳類、同繁「貓」
◆(天子や領主が)夏に行う狩り、春は「蒐シュウ」「獀ソウ」、秋は「獮セン」、冬は「狩シュウ」
筆順
𤸠苗8+疒5=総画数13 U+24E20 [ビョウ、ミョウ/]
◆同「庿(廟)」「【龍龕手鑑:卷四:疒部第十三:𤸠{⿸疒朝}】二俗明笑反正作廟」
苗8+目5=総画数13 U+7784 [ビョウ/]
◆視線を目標に合わせる、目標をじっと見つめる
◆さっと見る、ちらと見る
苗8+禾5=総画数13 U+4166 [ボウ、ミョウ/]
◆「穮䅦ヒョウボウ」、穀物の実が成らない、稔(みの)らない
苗8+糸6=総画数14 U+7DE2 [ビョウ、ミョウ/]
◆ヤクyak(チベットTibet周辺に産するウシ科ウシ属の哺乳類)の尾の細い毛
𧍣苗9+虫6=総画数15 U+27363 [タイ/] 蠆䘍虿𧓵𧔐𦹌𧔱
◆サソリ(蠍)、サソリ目の動物
◆毒虫、サソリ(蠍)・ヘビ(蛇)・ハチ(蜂)などの毒針を持つ虫の総称
◆毒虫が刺す、毒虫に刺される
◆「水𧍣スイタイ」、ヤゴ(水蠆)、トンボ類の幼虫
苗8+豸7=総画数15 U+8C93 [ビョウ、ミョウ/ねこ]
◆ネコ(猫)、特にイエネコ(家猫、家畜化されたネコ、飼い猫)、ネコ科の哺乳類、俗簡「猫」
◆ネコ科に属する哺乳類の総称、小形のネコ属から大形のチーター属やヒョウ属などを含む
注解:「豸苗」は苗を食い荒らすネズミ(鼠)を捕る動物であることからであるという「【正字通:豸部:貓】陸佃曰鼠善害苗貓能捕鼠故字从苗」
苗8+金8=総画数16 U+9328 [ビョウ、ミョウ/いかり] 锚𨭈
◆船が流されないように鎖などで繋ぎ水底に沈める金属製の重り、石製は「碇」
筆順
苗8+金5=総画数13 U+951A [ビョウ、ミョウ/いかり] 錨𨭈
◆船が流されないように鎖などで繋ぎ水底に沈める金属製の重り、石製は「碇」
苗9+鳥11=総画数20 U+9D93 [ビョウ、ミョウ/]
◆「鴯鶓エィミィァウ」、エミューemu、エミュー科の鳥類
苗9+鳥5=総画数14 U+9E4B [ビョウ、ミョウ/]
◆「鸸鹋エィミィァウ」、エミューemu、エミュー科の鳥類
艸3+5=総画数8 U+82DB [カ、ガ/いじ・める、さいな・む、いら]
◆厳(きび)しいさま、過酷カコクなさま、「苛政カセイ(民に対する厳しい政治)」
◆いじ・める、さいな・む、厳しく要求して苦しめる、叱(しか)る
◆細(こま)かい、細々している、「煩苛ハンカ(細かく煩わしいさま)」
◆[日]いら、煩(わずら)わしくどうしてよいか分からないさま、「苛苛(いらいら)」
筆順
苛8+水3=総画数11 U+6E2E [カ/]
◆「渮水カスイ」、古川名、未詳「【說文解字注:水部:渮】渮水在山陽湖陵南(各本水上衍澤字陵下奪南字今依尚書音義正前志山陽湖陵下曰禹貢荷水在南濟陰郡下曰萬貢荷澤在定陶東水經曰荷水在山陽湖陸縣南荷澤在濟陰定陶縣東是豫州渮澤徐州渮水畫然二事…)」
筆順
𧪆苛8+言7=総画数15 U+27A86 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:言部第三:𧪆】訶哥二音俗」「【字彙補:酉集:言部:𧪆】與訶同」
艸3+5=総画数8 U+82DC [ボク、モク/]
◆「苜蓿・𦱒蓿モクシュク」、ウマゴヤシ(馬肥・苜蓿)・ムラサキウマゴヤシ(紫馬肥)などのマメ科ウマゴヤシ属の草 {ウマゴヤシ}
注解:「𥄕」
筆順
𢉧苜9+广3=総画数12 U+22267 [ラン、レン/]
◆竹を編んで作った(大きな)籠、同「籃」
◆建物や部屋の角(かど)また隅(すみ)、同「廉」「【集韻:卷四:平聲四:談第二十三:廉𢋯槏𢉧】說文仄也一曰自檢也」
艸3+5=総画数8 U+82DE [ホウ、ヒョウ/つと]
◆莚(むしろ)や草鞋(わらじ)などに利用されるカヤツリグサ科などの茎の細い植物、同「藨」
◆ものを包む、包み
◆萼ガク(蕾や芽を保護する役目を担う)の外側にある小さな葉のようなもの {苞} {萼}
◆草木が叢(むら)がり茂るさま
筆順
𢯿苞8+手3=総画数11 U+22BFF [ホウ、ボウ/]
◆鳥が卵に覆いかぶさる、卵を抱(だ)く、同「𣭀」
艸3+5=総画数8 U+82DF [コウ、ク/いやしく・も]
◆草名、未詳
◆かりそめに~する、間に合わせに~する、取り敢えず~する
◆「苟且コウショ」◇一時しのぎであること、その場限りであること◇いい加減なさま
◆誠に、本当に
◆いやしく・も、もしも~ならば
注解:「茍」
筆順
苟8+攴4=総画数12 U+656C [ケイ、キョウ/うやま・う] 𢾠𣀖𢿩
◆心から大切に思う、相手を尊(とうと)び隅々まで心を配る、またそのように振る舞う、「尊敬ソンケイ」
注解:この敬う気持ちを「敬」といい、それを態度や行動で示すことを「恭」という
筆順
𣕉苟8+木4=総画数12 U+23549 [ク、コウ/] 枸𣙱𣕌
◆木や枝が曲がる、まっすぐにならない
◆「𣕉杞クコ」、ナス科クコ属の木、食用や薬用に用いられる、別名「𣕉檵クケイ」 {クコ}
◆「𣕉橘クキツ」、カラタチ(枳・枳殻・枸橘)、ミカン科ミカン属の木、別名「臭橘シュウキツ」 {カラタチ}
◆「枸櫞クエン」、シトロンcitron、ミカン科ミカン属の木 {シトロン}
◆「𣕉榾・𣕉骨クコツ」、ヤバネヒイラギモチ(矢羽根柊黐・矢羽柊黐)、モチノキ科モチノキ属の木 {ヤバネヒイラギモチ}
◆「枳𣕉シク」、シナケンポナシ(支那玄圃梨)、クロウメモドキ科ケンポナシ属の木、同「䅩䅓」、別名「枳椇シグ」 {シナケンポナシ}
苟8+犬3=総画数11 U+3E83 [コウ、ク/いぬ] 狗豿𢑪
◆イヌ(狗・犬)、イヌ科の動物、同「犬」、古くは小形のイヌ(犬)やクマ(熊)・トラ(虎)などのイヌ目・イヌ科の動物の子や小形の種を指したが、後にイヌ(犬)一般を指すようになった
◆卑劣なさま、底意地(そこいじ)が悪いさま
艸3+5=総画数8 U+82E5 [ジャク、ニャク、ジャ、ニャ/わか・い、も・し、も・しくは] 𠰥
◆わか・い、柔(やわ)らかくしなやかなさま、生まれて間もないさま
◆柔らかい(しなやかな、若い)草木
◆逆(さか)らわずに従(したが)う
◆もし~、仮に、或いは、もし~なら、もし~であれば
◆も・しくは、~か或いは~
◆~のような、~の如(ごと)く
◆汝なんじ、君、あなた、おまえ
◆音写字、「般若ハンニャ(Prajñāプラジャニァ[梵]の音写、智慧チエ)」
◆「杜若トジャク」◇ヤブミョウガ(藪茗荷)、ツユクサ科ヤブミョウガ属の草 {ヤブミョウガ}◇[日]カキツバタ(杜若・燕子花)、アヤメ科アヤメ属の草 {カキツバタ}
◆「若干ジャッカン」、幾(いく)つか、幾らか、「はっきりとはいえないが、それほど多くはない」の意
◆「若木・叒木ジャクボク」、扶桑フソウ、榑桑フソウ、東方の陽が出るところにあるという神木
筆順
若8+人2=総画数10 U+504C [ジャク、ニャク/]
◆~のような、~のように、同「這麼・这么シャマ・ジャマァ」
若8+匚2=総画数10 U+533F [ジョク、ニョク、トク/かくま・う、かく・す]
◆箱などの中(上下四周が囲われていてどこからも人目に触れることがないところ)に人や物を隠す
◆人の目には触れないように上下四周が囲われているところに入れる、また入る
筆順
若8+口3=総画数11 U+558F [ダク、ニャク、ジャ、ニャ/]
◆相手の問い掛け・呼び掛けに応(こと)える言葉、「はい」「そう」「おう」という返事、同「𧧏」「𠰒」「諾」
◆「唱喏ショウジャ・チャンロァ」、礼レイ(お辞儀ジギ)をしながら挨拶アイサツの言葉を述(の)べること
若8+女3=総画数11 U+5A7C [ジャク、ニャク/]
◆「婼羌ジャクキョウ・チャルクリク」、漢代(前202年~220年)の古国名、現県名、同「若羌」、新疆ウイグル自治区巴音郭楞蒙古自治州 {新疆維吾爾自治区}
◆「叔孫婼シュクソンジャク」、?年~前517年、春秋時代(前770年~前5世紀)の魯国(前11世紀~前256年)の人
𢉳若8+广3=総画数11 U+22273 [バ、マ/みが・く、と・ぐ、す・る] 磨䃺𥖤
◆研(みが)く、擦(こす)り合わせる、石や玉ギョク(美しく高貴な石)を擦って形を整える、また表面を滑らかにする
◆石臼(いしうす)、回転させながら穀物などを粉砕する道具、また石臼ですり潰す、同「磑」
◆擦(す)り減る、消耗する
若8+心4=総画数12 U+60F9 [ジャク、ニャク、ジャ、ニャ/ひ・く]
◆ひ・く、他に働き掛けそれまで見えなかったもの・表に出ていなかったもの・なかったものを表に引き出す、人を誘って自分に気を向けさせる、また自分に注意を引き付ける
◆それまでは平穏だったところに騒ぎや厄介事を引き起こす
◆その気にさせておいて期待を裏切る、期待を裏切って苛立(いらだ)たせる、気分を害させる
筆順
𢜪若8+心3=総画数11 U+2272A [ダク、ニャク、ジャク/] 𢞇𢢟
◆切っ掛け(きっかけ)を与えてそれまでなかったものを引き出す、それまでは平穏だったところに騒ぎや厄介事を引き起こす、同「惹」
若8+手3=総画数11 U+63BF [ダク、ニャク/]
◆握る
◆捏ねる、揉む
◆そうなるように仕向ける
若8+木4=総画数12 U+6949 [ジャク、ニャク/]
◆「楉榴ジャクリュウ」、ザクロ(石榴・柘榴・若榴)、ミソハギ科ザクロ属の木、またその果実 {ザクロ}
筆順
若8+水3=総画数11 U+6E03 [ジャ、ニャ、ジャク、ニャク/]
◆未詳「【抱朴子:外篇:君道】…烹如簧以謐司原之箴折菀渃以迪梁伯之美…」
◆水(みず、川や海など)が大きく広がっているさま「【楚辭(劉向):卷第十七:疾世】…望江漢兮濩渃(濩渃大㒵也還見江漢水大也漢一作海補曰濩音穫渃音若大水也)心緊絭兮傷懷…」
◆「瀰渃江ビジャクコウ」、川名、未詳「【說略:卷三:方輿下】…區江西珥河麗水瀰渃水皆羅絡西南諸夷西南入海…」
◆古城名、未詳「【集韻:卷八:去聲下:禡第四十:渃】城名在彭州」
◆[喃]音「ヌゥ」
◆[喃]水(みず)
◆[喃]国(くに)、土地、「坦渃ダッヌゥ(母国、故国)」
若8+目5=総画数13 U+7770 [バツ、メチ/]
◆未詳「【廣韻:入聲:黠第十四:㑻:睰】視睰」
若8+竹6=総画数14 U+7BAC [ジョク、ニャク/]
◆「箬竹ジョクチク」、オオバヤダケ(大葉矢竹)、別名「篛葉ジャクヨウ」、イネ科インドカラムス属のタケ、草丈は竹に比べてやや低く葉はササ笹(イネ科ササ属)に似て幅広で大きい {オオバヤダケ}
◆「箬笠ジャクリュウ」、頭に直接被(かぶ)る笠リュウ(かさ)
◆稈鞘カンショウ、タケ(竹)の皮、同「箁」
𦴈若8+艸3=総画数11 U+26D08 [ジャク、ニャク/]
◆「杜𦴈・杜若トジャク」、ヤブミョウガ(藪茗荷)、ツユクサ科ヤブミョウガ属の草 {ヤブミョウガ}
𧍗若8+虫6=総画数14 U+27357 [カク、チャク/] 蠚𧍷𧊝
◆毒虫、毒を持つハチ(蜂)・サソリ(蠍)・マムシ(蝮)・蛇などの小動物、またそれが刺(さ)す、また噛(か)む、同「螫」
𧍷若8+虫6=総画数14 U+27377 [カク、チャク/] 蠚𧊝𧍗
◆毒虫、毒を持つハチ(蜂)・サソリ(蠍)・マムシ(蝮)・蛇などの小動物、またそれが刺(さ)す、また噛(か)む、同「螫」
若8+言7=総画数15 U+8AFE [ダク、ニャク/うべな・う]
◆相手の質問や依頼によく考えて応(こた)える、同意・承知・容受の意思を表す「はい」という返事、間髪を入れずに応えるのは「唯」
◆うべな・う、相手の言葉を受け入れる、承知(ショウチ)する
筆順
若8+言2=総画数10 U+8BFA [ダク、ニャク/うべな・う]
◆相手の質問や依頼によく考えて応(こた)える、同意・承知・容受の意思を表す「はい」という返事、間髪を入れずに応えるのは「唯」
◆うべな・う、相手の言葉を受け入れる、承知(ショウチ)する
若8+足7=総画数15 U+8E43 [ダク、ジャク、ニャク/]
◆足にぐいと力を入れて地を踏(ふ)むさま
◆「䠚蹃ワダク」、足にぐいと力を入れて地を踏(ふ)み歩くさま、幼児が初めて歩くさま
若8+辵3=総画数11 U+903D [ジャク、ニャク/]
◆走る
若8+邑3=総画数11 U+9100 [ジャク、ニャク/]
◆春秋時代(前770年~前5世紀)に秦(前905年頃~前207年頃)と楚国(前11世紀~前223年)の間にあった諸侯国名、都(みやこ)を「商密ショウミツ」に置いていたが秦晉両国に討たれ南ナン郡鄀ジャク縣(現湖北省襄陽市宜城市)に都を移したという「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷十五:僖公二十五年】秋秦晉伐鄀…(《注》鄀本在商密秦楚界上小國其後遷於南郡鄀縣)」 {春秋時代}
筆順
若8+金8=総画数16 U+9369 [テン、ダク、ニャク/]
◆未詳「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鍩】他點切取也」
◆ノーベリウムNobelium(No)、元素名 {ノーベリウム}
若8+金5=総画数13 U+9518 [テン、ダク、ニャク/]
◆未詳「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鍩】他點切取也」
◆ノーベリウムNobelium(No)、元素名 {ノーベリウム}
𨵫若8+門8=総画数16 U+28D6B [ジャク、ニャク/]
◆引く、引っ張る「【廣韻:入聲:藥第十八:逽:𨵫】𨳞𨵫牽引也」「【字彙:戌集:門部:𨵫】女畧切音蹃閭𨵫牽引也」
若8+魚11=総画数19 U+9C19 [ジャク/わかさぎ]
◆ヒラメ(鮃、ヒラメ科の魚)或いはカレイ(鰈、カレイ科の魚)の類
◆[日]ワカサギ(鰙・若鷺・公魚)、キュウリウオ科ワカサギ属の魚、中国名「西太公魚セイタイコウギョ」
筆順
艸3+5=総画数8 U+82E6 [コ、ク/にが・い、にが・る、くる・しい、くる・しむ、くる・しみ、くる・しめる]
◆渋味やえぐ味などの不快に感じる味、五味(甘・酸・鹹・苦・辛)の一つ
◆不快なことや思うようにならないことなどに困り果てる、押さえ付けられているような(重苦しい)痛み
◆程度が甚(はなは)だしいさま
◆乗り物酔(よ)いする、「苦車・瘔車クシャ(車酔い)」、同「瘔」
筆順
苦9+木4=総画数13 U+695B [コ、グ、ゴ/]
◆ニンジンボク(人参木)のような棘(とげ)のある木の名、未詳、箭杆センカン(矢柄・矢幹(やがら))に用いられる {武器(弓箭)}
◆お粗末(おそまつ)なさま、しっかりしていないさま
苦9+疒5=総画数14 U+7614 [コ、ク/]
◆乗り物に乗って苦しむ、乗り物酔(よ)いする、「瘔車・苦車クシャ(車酔い)」
𥟾苦8+禾5=総画数13 U+257FE [コ、ク/]
◆穀物コクモツの実が熟する「【玉篇:卷十五:禾部第一百九十四:𥟾】苦谷切禾熟」
𥯶苦9+竹6=総画数15 U+25BF6 [コ、ク/]
◆竹名、未詳、一説に「苦竹Pleioblastus amarus
◆魚を捕る竹製の籠、同「𥶈」
艸3+5=総画数8 U+82E8 [デイ、ナイ/]
◆「薺苨セイデイ」、同「菧苨テイデイ」、ソバナ(蕎麦菜・岨菜)、キキョウ科ツリガネニンジン属の草 {ソバナ}
◆「苨苨デイデイ」、草が盛んに茂るさま、草が蔓延(はびこ)るさま
𩋪苨9+革9=総画数18 U+292EA [デイ、ナイ/] 𩉹
◆革が柔らかいさま、しなやかなさま「【集韻:卷五:上聲上:薺第十一:𩉹𩋪】輭也」
◆未詳、同「𩍦」「【集韻:卷五:上聲上:薺第十一:𩍦】轡垂也通作𩋪」
艸3+5=総画数8 U+82EA [ヘイ、ヒョウ/]
◆明るくて目立つ
𤋲苪9+火4=総画数13 U+242F2 [ゼツ、ネチ/] 焫𦳼
◆焼く、燃やす、同「爇」
艸3+5=総画数8 U+82F1 [エイ、ヨウ/はなぶさ]
◆秀(ひい)でる、傑出している、またそのような人、万人に一人の逸材イツザイ、同「偀」「【春秋繁露:卷八:爵國第二十八】…萬人者曰英千人者曰俊百人者曰傑十人者曰豪…」
◆華(はな)やかなさま、美しいさま
◆はなぶさ、花、草木の最も美しい部分
筆順
英8+人2=総画数10 U+5040 [エイ、ヨウ/]
◆秀(ひい)でる、傑出している、またそのような人、万人に一人の逸材イツザイ、同「英」
𡎘英8+土3=総画数11 U+21398 [エイ、ヨウ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)が光り輝くさま
◆透き通ってきらきらと輝く石、石英、水晶
英8+女3=総画数11 U+5A96 [エイ、ヨウ/]
◆女性に対する美称
𡾗英14+山3=総画数17 U+21F97 [未詳/]
◆「𡾗君」(音未詳)」、中嶽チュウガク(道教の五岳の一つで河南省鄭州市登封市にある山の名、別名「嵩山スウザン」)の地神チジン(天に対しての地の神)の名、姓は「惲ウン」「【太清金液神氣經(《正統道藏》洞神部衆術類):卷中第二:地神姓名字秘文】…中嶽姓惲名𡾗君」「【字彙補:子集:卩部:𡾗】音未詳金液神氣經中嶽姓惲名𡾗君」 {河南省})
英8+巾3=総画数11 U+3855 [エイ、ヨウ/]
◆(旌旗セイキが)色鮮やかなさま
英8+心3=総画数11 U+6125 [エイ/]
◆未詳
英8+日4=総画数12 U+668E [エイ、ヨウ/うつ・る、うつ・す、は・える]
◆光が当たって明るい
◆光が当たってくっきりと見える、くっきりと浮かび上がって見える
◆くっきりとした陰(かげ)、くっきりとした陰ができる
注解:「光が当たっているところが明るければ明るい程、陰になるところは暗くなるさま」をいう
筆順
英8+月4=総画数12 U+6720 [エイ/]
◆月の色
英8+木4=総画数12 U+6967 [エイ、ヨウ、オウ/]
◆「楧梅・柍梅ヨウバイ」、ニワウメ(庭梅)、バラ科スモモ属の木、別名「郁李・薁李イクリ」「雀梅ジャクバイ」「車下李シャゲリ」「【廣韻:下平聲:庚第十二:霙:楧】楧梅今之雀梅」「【爾雅注疏:釋木】唐棣栘(《疏》舍人曰唐棣一名栘郭曰似白楊江東呼夫栘詩召南云唐棣之華陸機云奧李也一名雀梅亦曰車下李所在山皆有其華或白或赤六月中熟大如李子可食)」 {ニワウメ}
英8+水3=総画数11 U+6E36 [エイ、ヨウ/]
◆「渶水」、川名
英8+火4=総画数12 U+7150 [エイ、ヨウ/]
◆人名用字「【明史:卷一百十九:列傳第七:諸王四】…皇明政要諸書多可傳者從父高唐王厚煐齊東王厚炳皆以博學篤行聞…」「【晚晴簃詩匯:卷三十四】錢煐字蔚宗號愚谷嘉善人有息深齋詩」「【清史稿:列傳二百九十六:列女傳二】馮丙煐妻俞丙煐大興人…」
英8+玉4=総画数12 U+745B [エイ、ヨウ/] 𡎘
◆玉ギョク(美しく高貴な石)が光り輝くさま
◆透き通ってきらきらと輝く石、石英、水晶
筆順
英8+目5=総画数13 U+4050 [エイ、ヨウ/]
◆目が窪(くぼ)んでいるさま、目が(目の輪郭が)くっきりしているさま「【玉篇:卷四:目部第四十八:䁐】於京切深目也」
𥍼英8+矛5=総画数13 U+2537C [エイ、ヨウ/]
◆羽で飾り付けた矛(ほこ、両刃の短い剣、またそれを長い柄の先に付けた槍のような武器) {武器(刀剣槍)}
英8+石5=総画数13 U+78A4 [エイ、ヨウ/]
◆美しい紋様の入った石
英8+糸6=総画数14 U+7DD3 [エイ、ヨウ/]
◆飾り紐、同「纓」「【欽定歷代職官表:卷四十一】南鞍庫掌官用鞍轡各項皮張雨緓縧帶之事」
英8+糸3=総画数11 U+7EEC [エイ、ヨウ/]
◆飾り紐、同「纓」「【欽定歷代職官表:卷四十一】南鞍庫掌官用鞍轡各項皮張雨緓縧帶之事」
英8+虫6=総画数14 U+8767 [エイ、ヨウ/]
◆未詳「【玉篇:卷二十五:虫部第四百一:𧓓】公戾切𧓓蝧」「【爾雅注疏:釋鳥】密肌繼英(《注》未詳《音義》肌居疑反繼字又作𧓓音計)」「【類篇:卷十三:虫部:蝧】於驚切蜂屬」「【御定歷代賦彙:卷一百三十九:蟋蟀賦】…同跳𧌓狀類飛蝧蛄蟻是伍蛩…」
英8+邑3=総画数11 U+48D0 [エイ、ヨウ/]
◆古地名、或いは人名「【丹陽集:卷十五:行狀】…郁䣐習進士…」「【路史:卷三十:國名紀:雜國上】…郮{⿰(⿳𠆢ユ口)阝}酀郘𨝂𨝎䣐𨞛𨜶𨞕{⿰冝阝}䣁𨛶郲䣇𨚰𨙺𨚘邒郂𨛹𨜙郁𨙹何等俗繆而顧不能…」
英8+金8=総画数16 U+9348 [エイ、ヨウ/]
◆鈴(すず)の音、同「鉠」
◆人名用字「【江南通志:卷一百七十六:人物志:才媛】嚴𢌜鍈…」「【明史:卷一百十九:列傳第七:諸王四:仁宗諸子】…子簡王祁鍈嗣祁鍈之爲世子也…」「【清史稿:列傳二百六十二:洪秀全】…丹陽都司劉廷鍈…」
英8+金5=総画数13 U+9533 [エイ、ヨウ/]
◆鈴(すず)の音、同「鉠」
◆人名用字「【江南通志:卷一百七十六:人物志:才媛】嚴𢌜鍈…」「【明史:卷一百十九:列傳第七:諸王四:仁宗諸子】…子簡王祁鍈嗣祁鍈之爲世子也…」「【清史稿:列傳二百六十二:洪秀全】…丹陽都司劉廷鍈…」
英8+雨8=総画数16 U+9719 [エイ、オウ、ヨウ/みぞれ] 𩅊𩄪
◆雨交じりの雪、雪と解けた雪(雨)が一緒に降る状態 {霙}
◆雪が花弁(はなびら)のようにひらひらと舞うように降るさま
筆順
英8+音9=総画数17 U+97FA [エイ、ヨウ/]
◆「五韺ゴエイ」、顓頊センギョク(五帝の一人、別名「高陽氏」)代の楽曲名「【禮記注疏(禮記正義):卷十六:月令】止聲色毋或進(《疏》…鄭云五英謂顓頊樂名云六莖者帝嚳樂名…)」
英8+食8=総画数16 U+4B4A [エイ、ヨウ/] 䭘䭗䬬
◆腹いっぱい食べる
◆餌
英8+鳥11=総画数19 U+9DA7 [エイ、ヨウ、オウ/]
◆未詳「【玉篇:卷二十四:鳥部第三百九十:𪅮】眉筆切𪅮肌繼鶧」
◆「鶧鵡・鸚鵡・鸚䳇オウム」、オウム科の鳥「【閩縣鄉土志:物產瑣記上:天然品:動物:羽屬:特産】紅娘(丹嘴翠身畧似鶧鵡)」「【晴花暖玉詞:卷下:木蘭花】日光澹似金盆水鶧䳇驚寒…」
艸3+5=総画数8 U+82F2 [サク、ザク、サ/]
◆古地名、現四川省雅安市漢源県、同「莋」 {四川省}
◆「苲草サクソウ」、キンギョモ金魚藻などのような水中植物
𠷆苲8+口3=総画数11 U+20DC6 [サク、シャク、サ、シャ/]
◆大声を出す、大声で叫ぶ
◆(音を立てて)噛む、齧る
◆如何(いか)に、どうして、なぜ、どのようにして、同「怎」
𧩳苲9+言7=総画数16 U+27A73 [サ、シャ/] 𧧻
◆言葉巧みに人を騙(だま)す、作り事(つくりごと)を言って欺(あざむ)く、同「詐」
艸3+5=総画数8 U+82F4 [ショ、ソ/]
◆アサ(麻)の(実を付ける)雌株、またその実、雄株は「枲」 {アサ}
◆履物の中に敷く藁(わら)
筆順
𢯽苴9+手3=総画数12 U+22BFD [サ/]
◆未詳「【玉篇:卷六:手部第六十六:𢯽】七个切遇也」「【廣韻:去聲:過第三十九:諎:𢯽】拭𢯽」「【正字通:卯集中:手部:𢯽】抯字之譌舊註音銼拭𢯽非」
𣕈苴8+木4=総画数12 U+23548 [サ、シャ/]
◆「山𣕈子・山樝子・山楂子・山柤子サンザシ」、バラ科サンザシ属の木、またその実、実を薬用とする「【集韻:卷三:平聲三:麻第九:樝𣕈】莊加切說文果似棃而酢或作𣕈通作柤」 {サンザシ}
𥠙苴8+禾5=総画数13 U+25819 [未詳/]
◆未詳
注解:「蒩」の異体字か?
艸3+5=総画数8 U+82F6 [デツ、ネチ、ジョウ、ニョウ/] 𦮕𦬼
◆疲れてぐったりするさま
𢰀苶9+手3=総画数12 U+22C00 [ジョウ、ニョウ/] 㩶𢺣𢺊𢲺
◆手また指で押さえる
𧍠苶8+虫6=総画数14 U+27360 [セツ、ゼチ/] 𧏥
◆「𧍠𧌊セツシャ」、海棲小動物の名、未詳「【集韻:卷九:入聲上:㞕第十六:𧏥{⿰虫尒}】小蟲名海葅有𧏥𧌊或省」
艸3+5=総画数8 U+82FB [フ、ブ/]
◆ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)、ナス科ナス属の草、別名「白英ハクエイ」「鬼目草キモクソウ」 {ヒヨドリジョウゴ}
◆アシ(葦、イネ科の草)などの管状になっている植物の茎の内側の白い膜、同「莩」
◆「苻甲フコウ」、植物の種を覆っている外皮、殻(から)、同「莩甲」
筆順
苻9+木4=総画数13 U+FA13 [/たぶ]
◆[日]タブノキ(椨・椨木)、クスノキ科タブノキ属の木
艸3+5=総画数8 U+8300 [フツ、ホチ、ホツ、ボチ/]
◆(道に)草が生い茂って通れないさま、行く道を塞ぐように生い茂る草
◆(車の周りに垂らす)外からは見えないように覆う目隠し、覆(おおい)い隠す
◆婦人の首飾り、同「髴」
◆箒星(ほうきぼし)、彗星スイセイ、「孛星ボツセイ」
𦂓茀9+糸6=総画数15 U+26093 [フツ、ホチ/] 紼绋𥿏
◆印章を帯から垂らすための綬ジュ(位階によって色が決まっている組紐)、同「紱」
◆太い綱(つな)
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を載せた車を引く綱、同「綍」「𩎛」
艸3+5=総画数8 U+8301 [サツ、セチ/]
◆芽生(めば)える「【廣雅:卷一:釋詁】挺秀䚥拔揠擢湧溢𢧭(出允)䔞茁(側劣)裔生出也」
◆生長セイチョウ(成長)する、「茁壯サッソウ(大きく逞たくましく育つさま)」
筆順
𠷅茁8+口3=総画数11 U+20DC5 [未詳/]
◆声(こえ)、未詳「【集韻:卷九:入聲上:術第六:𠷅】聲也」「【字彙:丑集:口部:𠷅】竹律切音㤕聲也」「【正字通:丑集上:口部:𠷅】俗咄字」
艸3+5=総画数8 U+8302 [ボウ、モ、ム/しげ・る]
◆草木が枝葉を盛んに伸ばすさま
◆勢いがあるさま、盛んなさま
◆才能が豊かなさま
筆順
𢰝茂8+手3=総画数11 U+22C1D [/もて]
◆[日]姓用字、「𢰝木(もてぎ)」
𣕚茂8+木4=総画数12 U+2355A [/もて、たも]
◆[日]姓用字、[𣕚木(もてぎ)]「𣕚野木(たものき)」
◆[日]地名用字、[𣕚の木(たものぎ、岩手県久慈市、現「たもの木」)]
艸3+5=総画数8 U+8303 [ハン、ボン/]
◆草名、未詳
◆ハチ(蜂、ハチ目の昆虫)の類、同「𧍙」
◆型かた、型枠(かたわく)、同繁「範」、同「笵」
筆順
𣔶范8+木4=総画数12 U+23536 [ハン、ボン/]
◆舷ゲン、船縁(ふなべり)、船の側面、同「𦨲」
◆型枠(かたわく)、手本、同「範」
𧍙范9+虫6=総画数15 U+27359 [ハン、ボン/]
◆ハチ(蜂、ハチ目の昆虫)の類、同「范」
艸3+5=総画数8 U+8304 [カ、ケ、キャ、ギャ/なす、なすび]
◆ハス(蓮、ハス科ハス属の水草)の茎(くき)「【爾雅注疏:釋草】荷芙渠(…)其莖茄其葉蕸其本蔤(《注》莖下白蒻在泥中者)其華菡萏(…)其實蓮(《注》蓮謂房也)其根藕其中的(…)的中薏(《注》中心苦)」 {ハス}
◆ナス・ナスビ(茄・茄子)、ナス科の植物、またその実 {ナス}
筆順
𨔽茄8+辵3=総画数11 U+2853D [未詳/]
◆未詳
艸3+5=総画数8 U+8305 [ボウ、ミョウ/かや、ちがや]
◆チガヤ(茅)、イネ科チガヤ属の草 {チガヤ}
◆チガヤ(茅)・アシ(葦)・ススキ(芒)などの茎が中空で花序(カジョ、花の付き方)が穂状スイジョウになる草本の称、屋根葺きなどに用いられる {カヤ} {花序}参照
◆「芭茅バボウ」、同「五節芒ゴセチボウ・ゴセツボウ」、トキワススキ(常磐薄)、イネ科ススキ属の草 {トキワススキ}
筆順
𧍟茅9+虫6=総画数15 U+2735F [ボウ、モウ/] 蟊䖥蝥𧎻𧓿𧔨𧕑𧎄𧐘
◆ネキリムシ(根切虫)、農作物などの根や茎などを食い荒らす害虫の総称、同「蛑」、茎の髄ズイを食い荒らす害虫は「螟」、葉を食い荒らす害虫は「蟘」、節や茎を食い荒らす害虫は「蠈」「【爾雅注疏:釋蟲】食苗心螟食葉蟘食節賊食根蟊」
◆「螌𧍟・斑𧍟ハンボウ」、ハンミョウ(斑貓・斑蝥)、ハンミョウ科・ツチハンミョウ科に属する昆虫、別名「斑蚝ハンコウ」「龍蚝リュウコウ」
◆「𧍟𧕾ボウセツ」、小形のセミ(蝉)の一種
◆「蝃𧍟セツボウ」、クモ(蜘蛛)、クモ目の節足動物
茅9+鳥11=総画数20 U+9D9C [ボウ、ミョウ/]
◆「鶜鴟ボウシ」、トビ(鴟、タカ科トビ属の鳥)やノスリ(鵟、タカ科ノスリ属の鳥)の類、姿はタカ(鷹)に似るが白いという、同「𪁪鴟」「【爾雅注疏:釋鳥】狂茅鴟(《注》今𪁪鴟也似鷹而白)…(《音義》狂如字本或作鵟茅本或作鶜𪁪字又作𪁒…《疏》此别鴟類也茅鴟一名狂廣雅云茅鴟𪁪也郭云今𪁪鴟也似鷹而白…)」
艸3+5=総画数8 U+830C [シ、ジ/]
◆「茌平シヘイ」、県名、山東省聊城市、同「茬平」
𣁙茌8+文4=総画数12 U+23059 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:卯集:文部:𣁙】音義同錦」
𦭝艸3+5=総画数8 U+26B5D [ボク、モク/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:㞕第十六:𥄕】目不正或書作𦭝」「【漢語大字典:艸部:𦭝】【中華字海:艹部:𦭝】同"苜"。《集韻・屑韻》:"苜、或書作𦭝。"」
𤋂𦭝9+火4=総画数13 U+242C2 [未詳/]
◆未詳、「火が明るくない、暗い」なのか「火が(眩しくて)よく見えない」なのか未詳、同「𤊾」「【玉篇:卷二十一:火部第三百二十三:𤋂】莫割切不明也」「【字彙補:巳集:火部:𤋂】同𤊾」
艸3+6=総画数9 U+44BA [キン、ゴン/] 堇菫蓳𡐳𦻍𦸨𨤬𡏳𡎸𦹆𦸧𦻋
◆スミレ(菫)、スミレ科の草 {スミレ}
◆粘土ネンド(ねばつち)、粘土を塗る、粘土を塗って隙間を塞ぐ、同「墐」
◆ほんの少し、同「僅」
◆トリカブト(鳥兜)、同「烏頭ウズ」、キンポウゲ科トリカブト属の草、強い毒性がある {トリカブト}
◆「䒺菜キンサイ」「䒺䒺菜キンキンサイ」、ツボスミレ(坪菫・菫菜)、スミレ科スミレ属の草 {ツボスミレ}
◆「紫䒺シキン」、キケマン(黄華鬘)、ケシ科キケマン属の一種 {キケマン}
𦃝䒺9+糸6=総画数15 U+260DD [ケイ、ゲ/]
◆帯(おび)、同「𧚃」「【集韻:卷六:上聲下:感第四十八:䙎𧚃𦃝】帶也」
艸3+6=総画数9 U+8308 [シ、サイ、ゼ/]
◆ムラサキ(紫)、ムラサキ科ムラサキ属の草、根は紫色の染料として利用される {ムラサキ}
◆「茈胡・柴胡サイコ」、セリ科ミシマサイコ属の草の称 {ミシマサイコ}
◆「茈薑シキョウ」、ショウガ(生薑・生姜・薑)、ショウガ科ショウガ属の草 {ショウガ}
◆「𦽏茈フシ」、イヌクログワイ(犬黒慈姑)、カヤツリグサ科ハリイ属の水草、塊茎カイケイ(根茎が球形に肥大したもの)を食用とする、別名「シログワイ(白慈姑)」、またオモダカ科オモダカ属の水草で塊茎を食用とするものを併せての称、同「荸薺ホツシ」 {イヌクログワイ}
𣸆茈9+水3=総画数12 U+23E06 [未詳/]
◆古川名、「𣸆水シスイ」、現湖南省長沙市の山岳地帯を源とする、同「泚」 {湖南省}
艸3+6=総画数9 U+8317 [メイ、ミョウ/]
◆番茶バンチャ、遅い時期に摘み取った茶葉を使ったもの、上等でなはい茶のこと、同「荈」、若芽を摘んだものは「茶」
◆「耶悉茗ヤシツメイ・ジャスミン」、ソケイ(素馨)、ジャスミンjasmine、モクセイ科ソケイ属の植物、多くは芳香がある {ソケイ}
◆「茗荷メイカ・ミョウガ」、ショウガ科ショウガ属の草、蕾(つぼみ)を食用とする、別名「蘘荷ジョウカ」 {ミョウガ}
◆「茗艼メイテイ」、酒を飲みひどく酔って正体を失うさま、同「酩酊」
筆順
𨪓茗9+金8=総画数17 U+28A93 [未詳/]
◆未詳「【方言:第十三】錐謂之𨪓(廣雅作銘字)」「【康熙字典:戌集上:金部:𨪓】…○按卽鍣字之譌」
艸3+6=総画数9 U+8318 [レイ、ライ/] 荔𦶭
◆「茘草レイソウ」、ネジアヤメ(捩菖蒲)、アヤメ科アヤメ属の草 {ネジアヤメ}
◆「茘枝レイシ」、ライチlychee、ムクロジ科レイシ属の木 {レイシ}
◆「薜茘ヘイレイ」、オオイタビ、クワ科イチジク属の蔓性の木 {オオイタビ}
筆順
𩘡茘9+風9=総画数18 U+29621 [レイ、ライ/] 𩗅
◆急風、風がさっと吹くさま、同「䬅」「【集韻:卷七:去聲上:霽第十二:𩗅𩘡】急風」「【字彙補:戌集:風部:䬅】何頰切音協風調也〇與𩗅字不同…𩘡韻會與𩗅同」(「【文選(文選注):卷第十二:江賦】…長風颹(于鬼)以増扇廣莫䬅(麗)而氣整(…郭璞山海經注曰䬅䬅急風貌音戾)」の「急風」を指したものと思われるが、郭璞カクハクの「江賦」は「䬅{⿺風劦}」、ここでは「䬅」の異体字とした)
艸3+6=総画数9 U+8319 [ジュウ、ニュウ/]
◆「茙葵ジュウキ」、タチアオイ(立葵)、アオイ科タチアオイ属の草、別名「蜀葵ショッキ」 {タチアオイ}
◆「茙菽ジュウシュク」、ダイズ(大豆)、マメ科ダイズ属の草 {ダイズ}
𧜆茙10+衣5=総画数15 U+27706 [ジョウ、ニュウ/]
◆衣服が分厚いさま
艸3+6=総画数9 U+8324 [キ、ギ、タ/]
◆ヒシ(菱)、ヒシ科の水草、同「芰」 {ヒシ}
◆「鹿茤ロクタ」、古代中国西南方の少数民族の名
𡏗茤9+土3=総画数12 U+213D7 [タ/]
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡏗】梵語音譯用字」
艸3+6=総画数9 U+8326 [シ/]
◆草木の細く尖った芒(のぎ)や刺(とげ)、同「莿」
𠞁茦9+刀2=総画数11 U+20781 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:策筴𠞁】測革切說文馬箠也一曰謀也一曰蓍也一曰小箕曰筴或作筴𠞁」「【集韻(明州述古堂影宋鈔本):卷十:入聲下:㫺第二十二:𠞁】艸名菆也(《欽定四庫全書》本では「艸名策也」)
艸3+6=総画数9 U+8327 [チュウ、ケン/]
◆草名、未詳、同「𥭥」
◆草が萎(しお)れる、同「𥭥」
◆繁「繭」
𧏊茧10+虫6=総画数16 U+273CA [ボウ、モウ/] 莔𦮄𦴖𦯶𦱋𦳶
◆バイモ(貝母)、ユリ科バイモ属の草、咳止めなど薬草として利用される、同「蝱」 {バイモ}
艸3+6=総画数9 U+8332 [シ、ジ/ここ] 兹𦱳茊
◆草木が盛んに茂る、また育つ、同「滋」
◆増々ますます、益々(ますます)、同「滋」
◆ここ、此の、此れ、此処に
◆藁などを編んで作った一人用の敷物
注解:「玆」
筆順
茲9+口3=総画数12 U+55DE [シ/]
◆「ああ」という嘆き憂える声、同「咨」
◆口を大きく開けて笑う
茲10+子3=総画数13 U+5B76 [シ、ジ/] 孳𡥝𢀐𢇖𦈄
◆(人や動物が)子を生む、子が生まれ大いに育つ、(植物が)芽を出し盛んに茂る
◆「孶乳ジニュウ」「孶生ジセイ」◇生長(成長)し次々に増える、繁殖ハンショクする◇派生する、次から次へと枝分かれする
◆「孶尾ジビ」、鳥獣が交尾して子を生む
◆「孶孶シシ」、力を(気を)抜くことなく励(はげ)むさま、ひたすら一つのことだけに力を(気を)注ぐさま、同「孜孜」
慈茲10+心4=総画数14 U+2F8A6 [シ、ジ/いつく・しむ] 慈㤵𩉋
◆母が子に対するように深い愛情を注ぐ、愛(いと)おしむ
◆大切にする、たっぷりの愛情を注ぐ
◆(たっぷりの愛情を注ぐ)母
茲10+瓦5=総画数15 U+7506 [シ、ジ/] 瓷𤮀珁𦈱
◆磁器ジキ、焼物(やきもの、土を捏こねて形を作り焼いた陶器や磁器)の一種で、表面が透明なガラスglas[蘭]質で吸水性がなく緻密で硬いもの、やや吸水性があり不透明なものは「陶器トウキ」という
𤮀茲10+瓦5=総画数15 U+24B80 [シ、ジ/] 瓷甆珁𦈱
◆磁器ジキ、焼物(やきもの、土を捏こねて形を作り焼いた陶器や磁器)の一種で、表面が透明なガラスglas[蘭]質で吸水性がなく緻密で硬いもの、やや吸水性があり不透明なものは「陶器トウキ」という
𤲸茲9+田5=総画数14 U+24CB8 [キク、チク/]
◆人間が飼(か)い馴らした動物、同「𤛅」、「家畜カチク」
◆家畜を飼(か)う、飼い育てる、養(やしな)う、同「嘼」「蓄」
◆蓄(たくわ)える、同「蓄」
𥔵茲9+石5=総画数14 U+25535 [シ、ジ/] 磁礠
◆鉄などを引き寄せる性質、またそのような性質のある石、「磁石ジシャク・ジセキ」
◆表面が透明なガラスglas[蘭]質で吸水性がなく緻密で硬い器、「磁器ジキ」、同「瓷」
茲10+禾5=総画数15 U+7A35 [シ、シュウ/] 𥣏𥣓
◆穀物の苗を植える、苗代で育った苗を植え替える、同「蒔」
◆穀物が盛んに生長する、同「滋」
◆穀物の芽が生え出る、同「𥠃」
茲10+魚11=総画数21 U+9C26 [シ、ジ/] 𩼑
◆「黑鰦コクシ」、カワイワシ、学名Hemiculter leucisculus、ウグイ(鯎・石斑魚)やアユ(鮎・香魚・年魚)などに似た小形でやや細身のコイ科カワイワシ属の淡水魚、同「鮂」、同「白鰷ハクジョウ」「白鱎ハクキョウ」
𪑿茲10+黑12=総画数22 U+2A47F [シ、ジ/]
◆黒く染める、深い黒色
艸3+6=総画数9 U+8336 [タ、ジャ、サ、チャ/]
◆チャ(茶)、チャノキ(茶の木)、ツバキ科ツバキ属の木 {チャノキ}
◆チャノキの若葉を摘(つ)み煎(せん)じて飲料用に加工したもの、遅い時期に摘み取った茶葉を使ったものは「茗」「荈」
◆(チャノキに限らず)植物の葉を煎じて飲料とするもの
◆渋味のある褐色
◆「飲茶インチャ・ヤムチャ」、茶を飲みながら点心テンシン(つまみ、おやつ、軽食)を食べること
◆「山茶サンチャ」、ヤブツバキ(藪椿)、ツバキ科ツバキ属の木 {ヤブツバキ}
筆順
茶9+口3=総画数12 U+55CF [サ/]
◆応答などを表す語
茶10+手3=総画数13 U+643D [チャ/]
◆塗(ぬ)る、薬や化粧品(ケショウヒン)などを塗る
𣗪茶10+木4=総画数14 U+235EA [タ、ジャ/]
◆チャ(茶)、チャノキ(茶の木)、ツバキ科ツバキ属の木、同「茶」 {チャノキ}
艸3+6=総画数9 U+8338 [ジョウ、ニョウ/たけ、きのこ]
◆若々しい草が芽生えるさま、若芽(わかめ)
◆(毛のように)細く柔らかいさま、細く柔らかい毛
◆「鹿茸ロクジョウ」、鹿の生え換(か)わった若い角(つの)を乾燥させたもの、強壮剤として用いられる
◆[日]たけ、きのこ、菌類のうち大形のものの俗称
筆順
茸9+人2=総画数11 U+5087 [ジョウ、ニュウ/]
◆人が多く集まるさま、多くの人々
茸9+女3=総画数12 U+5AB6 [ジョウ、ニョウ/]
◆「妦媶ホウジョウ」、美しいさま
茸9+手3=総画数12 U+6411 [ジュウ、ニュウ、ドウ、ノウ/]
◆強く押す、突く、同「擃」
◆ぎゅっと押し付ける、押し込める
茸9+木4=総画数13 U+69B5 [ジョウ、ニョウ/]
◆木名、未詳「【廣韻:上平聲:卷第一:鍾第三:榵】木名似檀」
茸9+毛4=総画数13 U+3CA8 [ジュウ、ニュウ/] 𣮩𥧢
◆鞍(くら)などに敷く厚手の敷物のふわふわとした毛の飾り、同「䩸」
𣯏茸9+毛4=総画数13 U+23BCF [ジョウ、ニュウ/]
◆「㲩𣯏トウジョウ」◇猥雑ワイザツなさま◇才能がなく低劣な人、愚かな人、同「闒茸」「傝䢇」「【通雅:卷六:釋詁】傝䢇一作闒茸㲩茸㲩𣯏…師古曰下材不肖之人」
茸9+禾5=総画数14 U+7A41 [ジョウ、ニュウ/]
◆イネ(稲、イネ科の草)の穂
茸9+糸6=総画数15 U+7E19 [ジュウ、ニュウ/]
◆鞍(くら)などに敷く厚手の敷物のふわふわとした毛の飾り、同「䩸」
◆糸飾り、紐飾り
𦔋茸9+耒6=総画数15 U+2650B [ジョウ、ニョウ/]
◆未詳「【中華字海:耒部:𦔋】同"茸"、草初生的样子」「【中文大辭典:耒部:𦔋】草盛也」
𨍷茸9+車7=総画数16 U+28377 [ジョウ、ニュウ/] 軵𨊶
◆手押し車、後ろから押して進める車
茸9+革9=総画数18 U+4A78 [ジュウ、ニュウ、ジョウ、ニョウ/] 𩊐𩍮𩉪
◆鞍(くら)などに敷く厚手の敷物のふわふわとした毛の飾り、同「㲨」「𥨳」
◆鳥獣の細く柔らかい毛がふさふさしているさま、同「𣯍」「氄」
𩮙茸9+髟10=総画数19 U+29B99 [ジョウ、ニョウ/]
◆髪が乱れるさま
艸3+6=総画数9 U+833F [チク/] 𦯋𦵶𧏤
◆「萹茿ヘンチク」、ミチヤナギ(道柳)、タデ科ミチヤナギ属の草 {ミチヤナギ}
𧏤茿9+虫6=総画数15 U+273E4 [チク/] 茿𦯋𦵶
◆「萹𧏤ヘンチク」、ミチヤナギ(道柳)、タデ科ミチヤナギ属の草 {ミチヤナギ}
艸3+6=総画数9 U+8340 [シュン、ジュン/]
◆草名、茎はコウホン(藁本、セリ科ミヤマセンキュウ属の草)のように四角く(稜リョウがあり)、花は黄色で実は赤い、これを服用すれば美しくなるという「【山海經:中山經】…有草焉其狀如葌(菅似茅也)而方莖黃華赤實其本如藁本(根以藁本亦香草)名曰荀草(或作苞草)服之美人色(令人更美𧰟)」
◆周代(前11世紀~前256年)の古国名、現山西省運城市新絳県付近「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷七:桓公九年】…秋虢仲芮伯梁伯荀侯賈伯伐曲沃」 {山西省}
筆順
𡟱荀9+女3=総画数12 U+217F1 [未詳/]
◆未詳「【字彙:丑集:女部:𡟱】斯鄰切音新木名又邑名」「【正字通:丑集下:女部:𡟱】姰字之譌…」
荀10+木4=総画数14 U+69C6 [チュン/]
◆チャンチン(香椿)、センダン科チャンチン属の木、同「杶」「椿」「櫄」 {チャンチン}
𦃜荀9+糸6=総画数15 U+260DC [ケン/] 絢绚𥾡
◆色糸を使った美しい模様、模様が美しいさま「【儀禮註疏:卷八:聘禮】皆𤣥纁繋系長尺絢組(《注》采成文曰絢…今絢作𥾡)」
艸3+6=総画数9 U+8342 [フ/]
◆花(はな)、同「花」
◆花が(花のように)咲き誇るさま、同「華」
◆アザミ(薊、キク科アザミ属の草)の実 {アザミ}
𧪮荂10+言7=総画数17 U+27AAE [カ、ケ、ク/]
◆話を誇張する、大袈裟(おおげさ)に話す、同「譃」
艸3+6=総画数9 U+8343 [セン/]
◆ショウブ(菖蒲)、ショウブ科の草「【爾雅翼:卷三】荃昌蒲也或讀若孫音」 {ショウブ}
◆水中に柴(しば)などを沈め、そこに入り込んだ魚を捕(と)る仕掛け、同「筌」
荃10+酉7=総画数17 U+919B [セツ、セチ/]
◆酒の味が変わる
◆野菜などの塩漬、同「酫」「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:醛】叉劣切醎葅也」
◆アルデヒドaldehyde、有機化合物の一種
艸3+6=総画数9 U+8344 [カイ、ガイ/]
◆草の根
𠹽荄9+口3=総画数12 U+20E7D [未詳/]
◆未詳
𣘃荄9+木4=総画数13 U+23603 [ガイ/]
◆[喃]木、樹木
艸3+6=総画数9 U+8345 [トウ/]
◆小豆(あずき)などの小粒の豆類 {アズキ}
◆答える、返答する、同「答」
◆厚く重いさま「【漢書:卷九十一:貨殖傳】…荅布皮革千石(孟康曰荅布白疊也師古曰麤厚之布也其價賤故與皮革同…荅者厚重之貌…)…」
筆順
荅9+刀2=総画数11 U+5273 [トウ、ドウ/]
◆鎌(かま)、草などを刈(か)る道具、同「𠛎」
筆順
荅9+勹2=総画数11 U+5312 [トウ/]
◆「匒匌トウコウ」、幾重にも積み重なるさま
荅9+口3=総画数12 U+55D2 [トウ/]
◆「嗒然トウゼン」、がっかりするさま、同「𢟉然」
◆「嗒嗒トウトウ・ダァダァ」、「だっだっ」「たったっ」というような馬の蹄やを大勢の人が行進する音、同「噠」
◆「啪嗒ハトウ・パァダァ」、「ぱちっ」「ぱたっ」などの物がぶつかった時の音
◆舐(な)める、同「舐」
荅9+土3=総画数12 U+5854 [トウ/] 墖𩫊
◆舎利シャリ(釈迦の遺骨)を安置するための高層の建物、「仏塔ブットウ」
◆高く聳(そび)え立つ建造物
◆「卒塔婆ソトバ」「塔婆トウバ」、仏陀の遺骨などを納める土盛りまた建物、日本では多く木の板を用いた板塔婆を指す
筆順
荅9+山3=総画数12 U+37F7 [トウ/]
◆山が瘤(こぶ)のように高く盛り上がっているさま
𢟉荅9+心3=総画数12 U+227C9 [トウ/]
◆「𢟉然トウゼン」、がっかりするさま、同「嗒然」「【子略:卷一:皮日休讀陰符經詩】…帝舜用以平洚水自禹及文武天機𢟉然弛…」
荅9+手3=総画数12 U+642D [トウ/]
◆上に載(の)せる、上に乗る
◆乗り物に乗る、また積む
◆組み合わせる、「搭配トウハイ(二つを組み合わせる)」
筆順
荅10+木4=総画数14 U+6999 [トウ/]
◆「榙𣝋トウトウ」、果樹名、未詳、スモモ(李、バラ科サクラ属)に似た実が成るという
𣯈荅10+毛4=総画数14 U+23BC8 [トウ/] 毾㲩𣯚𣰅𣯾𧝅
◆「𣯈㲪トウトウ」、細く柔らかい毛を使った織物、毛布や絨毯の類
◆「𣯈𣯏トウジョウ」◇猥雑ワイザツなさま◇才能がなく低劣な人、愚かな人、同「闒茸」「傝䢇」「【通雅:卷六:釋詁】傝䢇一作闒茸㲩茸㲩𣯏…師古曰下材不肖之人」
𣯚荅10+毛4=総画数14 U+23BDA [トウ/] 毾㲩𣯈𣰅𣯾𧝅
◆「𣯚𣰆トウトウ」、細く柔らかい毛を使った織物、毛布や絨毯の類
◆「𣯚𣯏トウジョウ」◇猥雑ワイザツなさま◇才能がなく低劣な人、愚かな人、同「闒茸」「傝䢇」「【通雅:卷六:釋詁】傝䢇一作闒茸㲩茸㲩𣯏…師古曰下材不肖之人」
荅10+水3=総画数13 U+6E9A [トウ/]
◆湿る
◆タールtar、油性の液体
𤠟荅10+犬3=総画数13 U+2481F [トウ/] 𤟬
◆(犬が)ぺろぺろと舐(な)めるようにして食う、同「狧」「【玉篇:卷二十三:犬部第三百六十四:𤠟】他蠟切犬食也亦作碟䑜狧並同上」
荅10+疒5=総画数15 U+7629 [トウ/] 𤺥
◆腫(は)れ物、「瘩背トウハイ(背中にできる腫れ物)」
◆「疙瘩ギツトウ」◇皮膚にできる腫れ物、瘤(こぶ)や面皰(にきび)などの突起物◇球状また丸い塊状のもの、団子状のもの◇心の痼(しこり)、蟠(わだかま)り◇すっきりしないさま
𥉌荅10+目5=総画数15 U+2524C [トウ/]
◆目尻が大きく垂れ下がっているさま
𥔽荅9+石5=総画数14 U+2553D [コウ/]
◆石がぶつかり合うさま、或いはその音「【南齊書:卷四十一:列傳:第二十二:張融:周顒】…窂浪硠(音浪)掊崩山相𥔽(苦合)…」
荅9+糸6=総画数15 U+430B [未詳/] 𦈘
◆「褡褳トウレン」、幅広の帯の両端にポケットpocketが付いた物入れ、大きいものは肩に掛け小さいものは腰に帯びる、同「褡褳」
𦈘荅9+糸3=総画数12 U+26218 [未詳/]
◆「𦈘裢トウレン」、幅広の帯の両端にポケットpocketが付いた物入れ、大きいものは肩に掛け小さいものは腰に帯びる、同「褡褳」
荅10+衣5=総画数15 U+8921 [トウ/]
◆古びて使いものにならなくなった衣服、襤褸ランル(ぼろ)
◆「褡包トウホウ」、(和装用の帯のような)腰に巻く幅広の帯
◆「褡褳トウレン」、小物入れ、幅広で長めの布を縦二つ折りにして一部を残して縫い合わせ袋状にしたもの、縫い残した部分から物を出し入れする、大きいものは肩に掛け小さいものは腰に帯びる
𨃚荅10+足7=総画数17 U+280DA [トウ/]
◆跳(は)ねる「【龍龕手鑑:卷四:足部第十二:𨃚】都合反𨃚趿龜行又他合徒合二反跳也」
荅10+金8=総画数18 U+939D [トウ/] 𨱏
◆「鐵鎝テットウ」、鋤(すき)のような何本かの齒のある農具
◆「鏜鎝・鏜鞳・鏜䶀・闛𨶀トウトウ」、鐘(かね)や鼓(つづみ)の音、またその音の形容
◆[台][香]テクネチウムTechnetium(Tc)、元素名、中国(大陸)では「鍀」 {テクネチウム}
𨱏荅10+金5=総画数15 U+28C4F [トウ/]
◆「铁𨱏テットウ」、鋤(すき)のような何本かの齒のある農具
◆「镗𨱏・鏜鞳・鏜䶀・闛𨶀トウトウ」、鐘(かね)や鼓(つづみ)の音、またその音の形容
◆[台][香]テクネチウムTechnetium(Tc)、元素名、中国(大陸)では「鍀」 {テクネチウム}
𨸉荅9+門3=総画数12 U+28E09 [トウ/] 𨶀
◆「闛𨸉・鏜鎝・鏜鞳トウトウ」、鐘(かね)や鼓(つづみ)の音、またその音の形容
𨶀荅10+門8=総画数18 U+28D80 [トウ/] 𨸉
◆「闛𨶀・鏜鎝・鏜鞳トウトウ」、鐘(かね)や鼓(つづみ)の音、またその音の形容
𨻇荅9+阜3=総画数12 U+28EC7 [トウ/]
◆底に着く、下に(地に)着く
荅9+革9=総画数18 U+97B3 [トウ/] 𩍈
◆「鞺鞳・鏜鞳・鏜鎝・鏜䶀・闛𨶀トウトウ」、鐘(かね)や鼓(つづみ)の音、またその音の形容
筆順
𩏒荅9+韋9=総画数18 U+293D2 [トウ/]
◆裁縫の際に指先に被(かぶ)せる指サックsack、或いは指に嵌(は)める環状の指貫(ゆびぬき)、同「𩎽」
艸3+6=総画数9 U+8349 [ソウ/くさ] 𦷣𦯨
◆(特に野生の)一年以内に枯死し茎が木質化しない植物(草本植物という)の総称
◆粗い、大まかな
◆(大まかな)下書き
◆荒れた土地、人が足を踏み入れないところ、「草深いところ」の意
◆主要な官職・地位に就いていないさま、「中央から遠く離れて草深いところに住んでいる」の意
◆「草書ソウショ」、漢代に成った書体の名
◆どんぐり状の堅い実
筆順
𠹊草9+口3=総画数12 U+20E4A [ソウ/]
◆「𠹊𡂕ソウロウ」、ひっそりとして静かなさま
草10+心3=総画数13 U+613A [ソウ/]
◆「愺恅ソウロウ」、心が乱れるさま
𤌸草9+火4=総画数13 U+24338 [ショウ/や・く、や・き、く・べる] 燒焼烧𧄣
◆火をつける、火つけて燃やす、火の中にものを入れて燃やす、ものが熱せられて炎や煙が立ち昇る
◆[日]あれこれと進んで人に尽くす
𨕡草9+辵3=総画数12 U+28561 [ソウ、ゾウ/つく・る] 造𨒽𦹢
◆(素材に手を加えて、組み合わせて)作り上げる
◆成(な)る、為(な)す、成し遂(と)げる
◆到(いた)る、行き着く
◆慌てる、慌ただしい
◆「𨕡次ゾウジ」◇ごく短い時間、咄嗟トッサ◇急いで、あたふたと「【論語注疏:卷四:里仁】…君子無終食之間違仁造次必於是顚沛必於是(《疏》…造次急遽也…)」
草10+馬10=総画数20 U+9A32 [ソウ/]
◆牝馬ヒンバ(めうま)
◆動物の牝(めす)
艸3+6=総画数9 U+8350 [セン/]
◆腰の下に敷く莚(むしろ)や敷き草、同「薦」
◆重ね重ね(かさねがさね)、繰り返し、次から次に、同「洊」「薦」
◆繁「薦」
筆順
荐10+革9=総画数19 U+97AF [セン/] 韉韀𩋋𩌵
◆鞍(くら、人や荷を載せるために馬などの背に置く馬具)の下に敷く革製の敷物、同「𦇩」
艸3+6=総画数9 U+8352 [コウ/あら・い、あ・らす、あ・れる、すさ・む、すさ・ぶ] 𦮋𫟎𠃤𠯚
◆雑草が伸び放題なさま、人の手が入っておらず耕作や居住に向かないさま、またそのような地
◆廃(すた)れる、長い間人の手が加えられた様子がないさま
◆(人の手が及ばす)作物のできが悪い、作物が稔(みの)らない、同「𥡃」
◆凶作、不作
◆手が行き届いていない(考えが及んでいない、吟味されていない)さま、中身がないさま、虚(うつ)ろなさま
◆何もなくただ広大なさま、遥(はる)か遠く人の手が及ばないさま
筆順
荒10+土3=総画数13 U+5843 [コウ/]
◆掘り出した鉱石コウセキ
荒9+巾3=総画数12 U+385B [コウ、ボウ、モウ/] 㡃㡆𢂩𢂾
◆生糸(きいと)を練(ね)る職人、練糸レンシ(ねりいと、生糸を草木などの灰を溶かしたアルカリ性の灰汁あくで煮て柔らかく白くすること)職人「【周禮:卷第十一:冬官考工記第六】㡛氏湅絲以涚水漚其絲七日去地尺暴之(故書涗作湄鄭司農云湄水温水也玄謂涗水以灰所泲水也…)」
◆もの覆(おお)う布、同「幪」
荒9+心3=総画数12 U+614C [コウ/あわ・てる、あわただ・しい]
◆あわ・てる、頭が混乱して狼狽(うろた)える
◆あわただ・しい、忙(せわ)しく落ち着けない、すべきことが多く忙しい、同「忙」
◆ぼんやりする
筆順
荒9+月4=総画数13 U+3B3B [コウ/]
◆「𣎲㬻トウコウ」、月がぼんやりしているさま「【廣韻:上聲:蕩第三十七:慌:㬻】𣎲㬻月不明皃」
注解:本字は月(つき)で、肉月にくづきの「䐠」は別字
荒9+月(肉)4=総画数13 U+4420 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷七:肉部第八十一:䐠】呼光切肉閒也」
◆「狼䐠ロウコウ」、南方の異民族の名「【水經注:卷三十六:温水】…雕面鏤身狼㬻裸種…」「【廣韻:下平聲:唐第十一:炕:䐠】狼䐠南夷國名」
注解:本字は肉月にくづきで、月(つき)の「㬻」は別字
𣗄荒10+木4=総画数14 U+235C4 [/たらのき]
◆[日]「𣗄代(たらのきだい)」、地名、山形県鶴岡市、現「たらのき代」
𣺬荒9+水3=総画数12 U+23EAC [コウ/]
◆水が荒涼コウリョウ(荒れ果ててもの寂しいさま、何もないさま)と広がっているさま、何もなくただどこまでも広がっているさま、同「巟」「荒」
𥉂荒9+目5=総画数14 U+25242 [ボウ、ム/] 䀮𥆨𥆆𥆰𥇫𥇀𥆈
◆目が眩(くら)む、目が眩んで目の前がぼんやりする
◆目が見えない、またその人、同「矇」
𥡃荒9+禾5=総画数14 U+25843 [コウ/] 𥠸𥡍𥞙𦱐
◆穀物が稔(みの)らない、穀物のできが悪い、同「荒」
荒10+言7=総画数17 U+8B0A [コウ/] 詤𧧢𧧮谎
◆寝言(ねごと)、つじつまの合わない話、戯言(たわごと)
荒10+言2=総画数12 U+8C0E [コウ/] 詤𧧢𧧮謊
◆寝言(ねごと)、つじつまの合わない話、戯言(たわごと)
𩺊荒10+魚11=総画数21 U+29E8A [/あら]
◆[日]アラ(𩺊)、ハタ科アラ属の海水魚、漢名「東海鱸トウカイロ」
艸3+6=総画数9 U+8356 [ロウ/]
◆「荖藤ロウトウ」「荖葉ロウヨウ」、キンマ(蒟醤)、コショウ科コショウ属の蔓性の草、この葉で檳榔子ビンロウジ(ヤシ科ビンロウ属のビンロウ檳榔の実)と石灰を包(くる)み噛んで嗜好品とする、同「蔞葉ロウヨウ」「【海國圖志:卷十:東南洋五:緬甸】…每飯恒嚼檳榔荖葉…」 {キンマ}{ビンロウ}
𠺜荖9+口3=総画数12 U+20E9C [シャ、サ/] 嗟𧪰𧨁𧭨𧬑𧫯
◆「ああ」という嘆(なげ)き憂(うれ)える短い声の擬声語
◆憂い歎く
◆嘆き溜息(ためいき)を付く
𣗩荖9+木4=総画数13 U+235E9 [未詳/]
◆未詳、「槎」の訛字か?「【中華字海】同"槎"」
𪙐荖10+齒15=総画数25 U+2A650 [シ/] 齹𪙼𪚍𪙉𪙸
◆歯が不揃いなさま、同「𪘲」
◆歯の根元、歯茎(はぐき)
艸3+6=総画数9 U+8363 [エイ、ヨウ/さか・える、は・える] 栄榮
◆草木が盛んに茂る、花が華やかに咲き盛る
◆繁盛する
◆華やかなさま、目立つさま
◆軒先(のきさき)の両端の反り上がった部分「【說文解字:木部:榮】屋梠之兩頭起者為榮」
◆キリ(桐)、キリ科の木 {キリ}
荣10+山3=総画数13 U+5D58 [エイ、ヨウ/]
◆山が高く聳(そび)え立つさま、同「峵」
◆「峥嵘ソウエイ」、高い山が競い立つさま
荣9+木4=総画数13 U+3BA0 [未詳/]
◆未詳
注解:「𣞁」の異体字か?
荣10+水3=総画数13 U+6E81 [エイ、ヨウ/]
◆水が湧き出るさま、同「濴」
◆「澴溁カンエイ」、水が渦巻くさま
荣10+虫6=総画数16 U+877E [エイ、ヨウ/]
◆「蝾螺エイラ」、サザエ(栄螺・拳螺)、サザエ科の巻貝
◆「蝾螈エイゲン」、イモリ(井守・蠑螈)、イモリ科の両生類、別名「蛇醫シャイ」
𨪪荣10+金8=総画数18 U+28AAA [未詳/]
◆未詳
艸3+6=総画数9 U+8367 [ケイ、ギョウ/]
◆室内の燈火の細々とした光
◆小さな光が揺れながらちらちらと光る
◆ホタル(蛍)、蛍の微かな光
𣸨荧9+水3=総画数12 U+23E28 [エイ、ヨウ/] 濙㶈
◆「濎𣸨テイエイ」、水が細々と流れるさま、同「濎濴」「汀瀅」
艸3+6=総画数9 U+83BD [ボウ、モウ/] 莾𦷶
◆草が茫々ボウボウと伸びているさま、草深いさま
◆草が蔓延(はびこ)るさま、(茫々とした草むらが)どこまでも広がっているさま
◆深く考えずにそそっかしいさま、いい加減なさま
◆「莽草ボウソウ・モウソウ」、シキミ(樒)、マツブサ科シキミ属の木 {シキミ}
注解:茻(くさむら)の中を犬がウサギ(兎)を追い掛けるさまを象ったもので、「莽」は「{⿳艹犬廾}」で10画、「𦷶」が本字、「莾」は俗字
筆順
𢳠莽10+手3=総画数13 U+22CE0 [ボウ、モウ/]
◆深く考えることなくそそっかしいさま、いい加減なさま、同「莽」「【中華字海:手部:𢳠】同"莽"。粗魯」
莽10+日4=総画数14 U+3B12 [ボウ、モ、モウ/]
◆太陽の光がぼんやりしているさま、「曭㬒トウボウ」
𦟮莽10+月4=総画数14 U+267EE [ボウ、モウ/]
◆月の光がぼんやりしているさま、「𣎲𦟮トウボウ」、同「㬒」「【廣韻:上聲:蕩第三十七:曭:𣎲】𣎲𦟮月不明皃」
𣙷莽10+木4=総画数14 U+23677 [ボウ、モウ/]
◆「𣙷果ボウカ」、マンゴーmango、ウルシ科マンゴー属の果樹、同「芒果」、別名「菴羅アンラ」「菴摩羅アンマラ」 {マンゴー}
𣯬莽10+毛4=総画数14 U+23BEC [ボウ、モウ/]
◆フェルトfeltや毛織物の類、同「𣮧」
莽10+水3=総画数13 U+6F2D [ボウ、モウ/] 𣾘
◆水が果てしなく広がっているさま、同「茫」「汒」
◆「漭潒モウショウ」、水の流れが速いさま
莽10+目5=総画数15 U+4073 [ボウ、モウ/]
◆目が虚(うつ)ろなさま、ぼんやり(ぼうっと)しているさま、「矘䁳トウボウ」「【龍龕手鑑:卷四:目部第五:矘】他朗反矘䁳目無精也又正失志貌」
莽9+虫6=総画数15 U+87D2 [ボウ、モウ/うわばみ] 蠎𧎔𧏉
◆うわばみ、大蛇ダイジャ、ニシキヘビ(錦蛇)などの大形の蛇
◆ニシキヘビ(錦蛇)、ニシキヘビ科のヘビ
◆「蟅蟒シャボウ」、バッタ(飛蝗)やイナゴ(蝗)の類
筆順
𧬏莽10+言7=総画数17 U+27B0F [ボ、モ/]
◆「𧬏𧫓ボロ」、いい加減なさま、ぞんざいなさま、同「莽鹵ボウロ」「鹵莽ロボウ」「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:𧬏】𧬏𧫓言不足」「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:𧫓】𧬏𧫓言不定」「【正字通:酉集上:言部:𧬏】俗字本借鹵莽俗加言非」
莽10+金8=総画数18 U+4948 [ボウ、モウ、ボ、モ/]
◆「鈷䥈コボウ」「鈳䥈・錒䥈アボウ」、小さな釜(かま)
𩪎莽10+骨10=総画数20 U+29A8E [ボウ、モウ/]
◆「骯𩪎コウボウ」、体格が立派でどっしりと(がっしりと)しているさま、同「骯髒コウソウ」「【字彙:戌集:骨部:𩪎】母黨切音莽骯𩪎體胖也」
𦮋艸3+6=総画数9 U+26B8B [コウ/あら・い、あ・らす、あ・れる、すさ・む、すさ・ぶ] 荒𫟎𠃤𠯚
◆雑草が伸び放題なさま、人の手が入っておらず耕作や居住に向かないさま、またそのような地
◆廃(すた)れる、長い間人の手が加えられた様子がないさま
◆(人の手が及ばす)作物のできが悪い、作物が稔(みの)らない、同「𥡃」
◆凶作、不作
◆手が行き届いていない(考えが及んでいない、吟味されていない)さま、中身がないさま、虚(うつ)ろなさま
◆何もなくただ広大なさま、遥(はる)か遠く人の手が及ばないさま
𥡍𦮋9+禾5=総画数14 U+2584D [コウ/] 𥡃𥠸𥞙𦱐
◆穀物が稔(みの)らない、穀物のできが悪い、同「荒」
𦮕艸3+6=総画数9 U+26B95 [デツ、ネチ、ジョウ、ニョウ/] 苶𦬼
◆疲れてぐったりするさま
𧏥𦮕9+虫6=総画数15 U+273E5 [セツ、ゼチ/] 𧍠
◆「𧏥𧌊セツシャ」、海棲小動物の名、未詳「【集韻:卷九:入聲上:㞕第十六:𧏥{⿰虫尒}】小蟲名海葅有𧏥𧌊或省」
艸3+7=総画数10 U+8377 [カ、ガ/に、にな・う]
◆ハス(蓮)、ハス科ハス属の水草、ハスの花・実・茎・根茎など全体を指す、別名「芙蕖フキョ」「【爾雅注疏:釋草】荷芙渠(…)其莖茄其葉蕸其本蔤(《注》莖下白蒻在泥中者)其華菡萏(…)其實蓮(《注》蓮謂房也)其根藕其中的(…)的中薏(《注》中心苦)」 {ハス}
◆「薄荷ハッカ」、シソ科ハッカ属の草 {ハッカ}
◆背や肩に物を載(の)せる、担(かつ)ぐ
◆(義務や責任などを)背負う
筆順
荷10+口3=総画数13 U+55EC [カ/]
◆「カッ」と怒鳴りながら責める声、同「呵」
艸3+7=総画数10 U+837C [ト、ド、ズ/]
◆ニガナ(苦菜)、キク科ニガナ属の草、漢名を「齒緣苦蕒」という「【本草綱目:菜之二:苦菜】苦苣苦蕒」 {ニガナ}
◆キクヂシャ(菊萵苣)、キク科キクニガナ属の草、漢名を「苦苣」という {キクヂシャ}
◆チガヤ(茅)・アシ(葦)などの白い穂(ほ、茎の先に多数の花実が並ぶように付いたもの) {チガヤ} {アシ}
筆順
𢴉荼10+手3=総画数13 U+22D09 [未詳/]
◆未詳
𣘻荼10+木4=総画数14 U+2363B [タ、ジャ/]
◆チャ(茶)、チャノキ(茶の木)、ツバキ科ツバキ属の木 {チャノキ}
◆トウキササゲ(唐楸)、ノウゼンカズラ科キササゲ属の木 {トウキササゲ}
荼11+玉4=総画数15 U+7479 [ショ/]
◆「瑹班ショハン」、笏(しゃく)、天子に拝謁ハイエツする際に手に持つ細長い板、古くは竹製・木製で天子の指示・命令を書き留めるためのもの、同「笏」 {礼器(璋・笏)}
◆美しい玉ギョク(美しく高貴な石)
荼10+禾5=総画数15 U+4177 [ト、ツ、ショ、ジョ/]
◆糯稲(もちいね)、イネ科イネ属の一年生作物、糯米(もちごめ)がとれる稲、同「𥺌」 {モチイネ}
◆イネ(稲)、イネ科の草、同「𥺌」 {イネ}
◆ナガイモ(長芋)、同「薯蕷ショヨ」、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の草 {ナガイモ}
𨢬荼10+酉7=総画数17 U+288AC [未詳/]
◆未詳「【淳熙玉堂雜記:卷上】…月臺梅坡松菊三徑(菊芙蓉竹)清妍(𨢬醿)清新(木犀)芙蓉岡南地分載忻…」「【陳白沙集:七言律詩:𨢬醿將開值雨】」「【西湖游覽志餘:卷十一:才情雅致】…花到𨢬醿香…」
◆未詳「【字彙:酉集:酉部:𨢬】同醛(「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:醛】叉劣切醎葅也」「【廣韻:入聲:薛第十七:拙:{⿰酉(⿳艹𠆢禾)}】醎𦵔」とある)
荼11+鳥11=総画数22 U+9DCB [ト、ド、ズ/]
◆鳥名、未詳「【爾雅注疏:釋鳥】輿鵛鷋(《注》未詳)」
艸3+7=総画数10 U+838A [ソウ、ショウ/] 荘𤖄𤖈𤕶𠗎𦻊
◆(草が)大きく立派なさま、(姿形が)きれいに整っているさま
◆厳格なさま、ゆるがせにしないさま
◆君主や貴族などの別荘
◆四方八方に通じる道
◆田舎、田舎の家、田舎の集落、同「庒」
◆簡「庄」
筆順
𣼥莊10+水3=総画数13 U+23F25 [未詳/]
◆未詳「【弇山堂別集《欽定四庫全書》本:卷三十五:郡王】福山恭和王勛𣼥薨壽三十四…(別本では{⿲氵丩𡈽})
◆未詳「【中華字海:氵部:𣼥】同"旷"」
莊11+米6=総画数17 U+7CDA [ソウ、ショウ/] 粧䊋
◆白粉(おしろい)・頬紅(ほおべに)・黛(まゆずみ)などで装い飾る、同「妝」
艸3+7=総画数10 U+838E [サ、シャ/] 䔋𦹈
◆「莎草サソウ」◇カヤツリグサ(蚊帳吊草・蚊屋吊草・莎草)、カヤツリグサ科の草 {カヤツリグサ}◇ハマスゲ(浜菅)、カヤツリグサ科カヤツリグサ属の草、別名「薃葔コウコウ・香附コウフ」 {ハマスゲ}
◆「莎雞シャケイ」、クツワムシ(轡虫、キリギリス科に属する昆虫)の類、別名「蟈蟈カクカク」「絡緯ラクイ」、俗称「紡織娘ボウショクジョウ・ファンシィニィャン」
筆順
𣘡莎10+木4=総画数14 U+23621 [未詳/]
◆木名、未詳「【集韻:卷三:平聲三:戈第八:𣘡】木名」「【正字通:辰集中:木部:𣘡】俗桫字」
𩺳莎10+魚11=総画数21 U+29EB3 [サ、シャ/はぜ] 鯊鲨𩵮鯋魦
◆サメ(鮫)、鰓孔サイコウ(えらあな)が側面にある板鰓亜綱の魚類、鰓孔が腹部にあるものはエイ類、同「鮫」
◆比較的浅い水底に棲む小魚、口や鰓(えら)から吐き出された水(呼吸のために取り込んだ水や、餌と一緒に呑み込んだ水など)の勢いで水底の砂が吹き上がることから「吹沙魚」「沙魚」とも呼ばれ、ハゼ(沙魚・鯊・蝦虎魚)もこの一種、同「鮀」
◆ハゼ(沙魚・鯊・蝦虎魚)、ハゼ亜目の魚、別名「鰕虎・蝦虎カコ」
𪍬莎10+麥11=総画数21 U+2A36C [サ、シャ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:麥部第十九:𪍬𪌮】二俗素和反正作莎」
艸3+7=総画数10 U+8391 [ホウ、フ、ブ/]
◆草が芽生える
◆ヨモギ(蓬)、キク科ヨモギ属の草、同「蓬」 {ヨモギ}同「蓬」「【說文解字:艸部:蓬】蒿也从艸逢聲莑籒文蓬省」
莑11+木4=総画数15 U+6A25 [ホウ/]
◆未詳「【類篇:卷六上:木部:樥】梁上槅」
艸3+7=総画数10 U+8394 [ボウ、モウ/] 𦮄𦴖𦯶𦱋𦳶𧏊
◆バイモ(貝母)、ユリ科バイモ属の草、咳止めなど薬草として利用される、同「蝱」 {バイモ}
𡈌莔10+囗3=総画数13 U+2120C [ボウ、モウ/]
◆覆(おお)う、上から覆い被(かぶ)せる
艸3+7=総画数10 U+8396 [コウ、ギョウ、ケイ/くき] 茎𦮨
◆草本の葉や花などを支える木の幹に当たる部分
◆(草の茎のように)細長く伸びたもの、またそれを数える語
筆順
𩐺莖10+音9=総画数19 U+2943A [コウ/]
◆「六𩐺リクコウ」、嚳コク(五帝の一人)代の楽曲名「【禮記注疏(禮記正義):卷十六:月令】止聲色毋或進(《疏》…鄭云五英謂顓頊樂名云六莖者帝嚳樂名…)」
艸3+7=総画数10 U+8398 [シン/] 𦸯
◆長いさま「【毛詩注疏:卷二十二:小雅:魚藻】…魚在在藻有莘其尾(《傳》莘長貌)」
◆人や物が多いさま、「莘莘シンシン」
◆古国名、夏カ代(前21世紀~前17世紀)に現山東省菏澤市南一帯を本拠とした「有莘・有㜪・有姺・有侁・有𨐍ユウシン(氏族名)」の国、後に分散して各地に本拠を構えたという 「【路史:卷二十七:夏后氏後:莘】姒姓(…)文王妃母家今同之夏陽漢郃陽…(…*1郃陽南二十有城古莘國)昔散宜生求有莘氏…陜石鎮西十五莘原也(在陜州*2陜縣)然大名之莘縣有莘亭(…)亦國也隨為*3莘州而齊(…*4愽州武壯西北有故莘城)…濟隂(元和志古莘仲國*5濟隂縣東南三十古莘國…)…*6陳留俱用莘字作兟甡㜪𨐍同(集辟)(「*1郃陽コウヨウ(現陝西省渭南市合陽県 {陝西省})」「*2陝セン縣(現河南省三門峡市陜州区 {河南省})」「*3莘シン州(現山東省菏澤市曹県付近 {山東省})」「*4愽ハク州(現山東省聊城市莘県)」「*5濟隂サイイン(現山東省菏澤市曹県付近)」「*6陳留チンリュウ(現山東省開封市付近)」)
◆「細莘・細辛サイシン」、ウスバサイシン(薄葉細辛、ウマノスズクサ科カンアオイ属)などの根茎を乾燥した生薬の名 {ウスバサイシン}
筆順
𣘘莘11+木4=総画数15 U+23618 [シン/]
◆長い木の棒、同「杠」
◆寝台の座面の簀子サクシ(すのこ)状に渡した横木
◆ハシバミ(榛)、カバノキ科ハシバミ属の木、英名を「ヘーゼルhazel」といい実は「ヘーゼルナッツhazelnut」と呼ばれる、同「榛」 {ハシバミ}
莘11+禾5=総画数16 U+4178 [シン、ソク、ゾク/]
◆穀物名、未詳
◆草木が群がり生えるさま
𧤱莘10+角7=総画数17 U+27931 [セイ、ショウ/] 觲觪𧤻
◆角弓(つのゆみ)、弓弭(ゆはず、ゆみはず、弓筈、弓の両端の弦を掛けるところ)が角(つの)製の弓、弦(つる)の張り具合(テンションtension)の調整がしやすいという「【說文解字注:角部:觲】用角低仰便也(小雅騂騂角弓毛曰騂騂調利也按毛意謂角弓張弛便易…)」
𨫽莘10+金8=総画数18 U+28AFD [カ、ゲ/] 鏵铧
◆田畑を耕(たがや)す農具で鍬(くわ)や鋤(すき)の類、同「鍤」「鋘」「釫」
𩺵莘10+魚11=総画数21 U+29EB5 [シン/]
◆魚の尾が長いさま
艸3+7=総画数10 U+839D [サ、ザ/]
◆(草を)小さく切り刻(きざ)む
◆短く切った藁(わら)
莝11+辵3=総画数14 U+9073 [サ/]
◆「遳脆」、脆く弱いさま、焦るさま
艸3+7=総画数10 U+83A0 [ユウ、ユ/はぐさ] 𦽧
◆エノコログサ(狗尾草)、イネ科エノコログサ属の草 {エノコログサ}
◆(エノコログサが穀物のように見えるものの実が成(な)らず食用にならないことから)見掛けは良いが実際のところは良くないさま、質(たち)が悪いさま
◆[日]はぐさ、田畑に蔓延(はびこ)る雑草、質(たち)の悪い雑草
筆順
莠11+玉4=総画数15 U+7493 [シュウ、シュ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似て美しい石
艸3+7=総画数10 U+83A2 [キョウ/さや]
◆豆類の種子を包む殻、成熟すると裂けて種子を放出する
◆「蓂莢メイキョウ」、伝説上の瑞草ズイソウ(めでたいとされる草)の名、朔日サクジツ(月の初日)から一日に一枚の葉を出し、十六日からは一枚ずつ葉が落ちる、全ての葉が落ちれば大の月、一枚残れば小の月であることが分かるという、別名を「歷莢レキキョウ」「【論衡:是應】若夫萐脯蓂莢屈軼之屬殆無其物何以驗之說以實者太平無有此物」「【宋書:卷二十九:志第十九:符瑞下】蓂莢一名厯莢夾階而生一日生一葉從朔而生望而止十六日日落一葉若月小則一葉萎而不落…」
◆「楡莢ユキョウ」◇ニレ(楡、ニレ科の木)の実◇四角い穴の開いた漢代(前202年~220年)の銭ぜに、「楡莢錢ユキョウセン」「莢錢キョウセン」
筆順
𠞦莢10+刀2=総画数12 U+207A6 [未詳/]
◆筮(めどぎ)、吉凶を占う際に用いる竹や草の茎を使った細い棒、同「策」「【字彙:子集:刀部:𠞦】同策」「【正字通:子集下:刀部:𠞦】俗䇿字」「【康熙字典:子集下:刀部:𠞦】《韻會》策亦作𠞦《史記龜筴傳》諸靈數𠞦莫知汝信」
艸3+7=総画数10 U+83A7 [カン、ゲン/ひゆ]
◆ヒユ(莧)、ヒユ科の草 {ヒユ}
◆「莧陸カンリク」、ヤマゴボウ(山牛蒡)、ヤマゴボウ科の草、別名「蔏𦸐ショウリク」 {ヤマゴボウ}
注解:「萈」
筆順
莧10+宀3=総画数13 U+5BDB [カン/くつろ・ぐ] 寬宽𡩖
◆広々としたさま、同「𥦀」
◆幅(はば)、横幅
◆心が広いさま、度量が大きいさま
◆ゆったりとしたさま、ゆとりがあるさま
◆緩(ゆる)いさま、緩んでいるさま
筆順
𦎽莧10+羊6=総画数16 U+263BD [カン、ガン/] 羦𦏊萈
◆角(つの)が細い野生のヤギ(山羊)
艸3+7=総画数10 U+83AA [ガ/]
◆草名、「莪蒿ガコウ」、別名「𦾰蒿リンコウ」「蘿蒿ラコウ」、未詳、湿地を好み、葉はヨモギ(蓬、キク科ヨモギ属の草)に似て細く、春に生え茎は蒸せば香りも味も良く、蔞蒿ロウコウ(タカヨモギ高蓬、キク科ヨモギ属の草)によく似るという「【爾雅注疏:釋草】莪蘿(《疏》舎人云莪一名蘿郭云今莪蒿也亦曰𦾰蒿…陸璣云生澤田漸洳之處葉似邪蒿而細科生三月中莖可生食又可蒸香美味頗似蔞蒿是也)」「【普濟方:卷四百二十六:本草藥性異名:玉石部】…角蒿 一名莪蒿 莪 蘿蒿 䕲蒿」
◆「莪蒁ガジュツ」、ショウガ科ウコン属の草 {ガジュツ}
筆順
𠌾莪10+人2=総画数12 U+2033E [ギ/]
◆「白𠌾ハクギ」、馬名、周第五代穆王ボクオウ(前992?年~前922?年)の所有する八駿ハッシュン(八頭の駿馬シュンメ)の内の一頭、同「白儀・白義・白𣚘」「【穆天子傳:卷之一】天子之駿…赤驥(世所謂騏驥)盜驪(標馬細頸驪黒色也)白義踰輪山子渠黃華騮(色如華而赤今名馬標赤者爲棗騮棗騮赤也)綠耳(綠耳曰北唐之君來見以一騮馬是生綠耳…八駿皆因其毛色以爲名號…)」
艸3+7=総画数10 U+83AB [①ボ、モ②バク、マク/なか・れ]

◆暗くなる、陽の光が届かなくなって暗くなる、晩バン、同「暮」「𦱤」

◆無(な)い、「莫大バクダイ(それ以上はない、それ以上のものはない)」、同「𦮅」
◆~でない、~できない、同「𦮅」
◆~なかれ、~してはいけない、~してはならない
◆限りなく広いさま、同「漠」
筆順
莫10+力2=総画数12 U+52DF [ボ、モ/つの・る]
◆広く呼び掛けて参加や金品を求める、「募兵ボヘイ」
◆[日]ますます強くなる、高じる
筆順
莫10+口3=総画数13 U+55FC [バク、ミャク/] 𠻶
◆声がなくひっそりとしているさま、「𠴫嗼セキバク」、同「寂寞」
◆「嗼安バクアン」、静かなさま、静まるさま
𠻚莫10+口3=総画数13 U+20EDA [ボ、モ/] 謨谟謩
◆(天下国家のような)広く様々(さまざま、様様)なことについて、どうするかを議論し、それを実現するための方策ホウサクを練(ね)る、同「譕」
莫10+土3=総画数13 U+587B [バク、マク/]
◆塵埃ジンアイ、塵(ちり)や埃(ほこり)、細かい土や砂
◆広大なさま、見渡す限り広がっているさま、同「漠」「【鐵崖先生古樂府:卷第十四:{⿰目(⿱丷丁)}{⿰目(⿱丷丁)}】…向西𨹧望塻田」楊維楨
莫10+土3=総画数13 U+5893 [ボ、モ/はか]
◆はか、死者を埋葬マイソウしたところ、大きなものは「冢塚チョウ(つか)」
筆順
𡖶莫10+夕3=総画数13 U+215B6 [バク、ミャク/]
◆人の姿も声や音もなくひっそりとしているさま、「𡧯㱳セキバク」、同「寂寞」「【說文解字注:歺部:㱳】死𡧯㱳也(𡧯㱳猶𠴫嗼也)」
莫10+女3=総画数13 U+5AEB [ボ、モ/] 𡠜
◆「嫫母、嫫姆ボボ」、黄帝コウテイ(中国伝説上の人物で五帝の一人)の第四妃の名、大変醜(みにく)かったとされる
𡠜莫10+女3=総画数13 U+2181C [ボ、モ/]
◆「𡠜母、𡠜姆ボボ」、黄帝コウテイ(中国伝説上の人物で五帝の一人)の第四妃の名、大変醜(みにく)かったとされる
莫10+宀3=総画数13 U+5BDE [バク、マク/]
◆人の姿も声や音もなくひっそりとしているさま、「寂寞セキバク」
筆順
𡻟莫10+山3=総画数13 U+21EDF [バク、ミャク/]
◆「𡻟岶バクハク」、密ミツなさま、ものが隙間(すきま)なく並ぶさま、間(ま)を置かずに繰り返されるさま、高く聳(そび)える山が次から次へ並び続くさま、同「㵹𣶎」
莫10+巾3=総画数13 U+5E55 [バク、マク/]
◆上から覆い被(かぶ)せるように張る布、周りを囲うように垂らす布は「帷」「幃」「【說文解字:巾部:幕】帷在上曰幕覆食案亦曰幕」
◆舞台などの左右に開閉する垂れ幕
◆外から中が見えないように仕切る
◆戦地で雨風を防ぐだめに上部と四周を覆い家屋(設営・解体が容易な仮設の家屋)のような形に作る布、テントtent
◆戦地で軍将が構えるところ、幕を張り雨露を防いだことから
◆軍事に関する政務を執(と)り行う役所、またその長の陣営、「幕府」
筆順
莫10+巾3=総画数13 U+5E59 [バク、マク/]
◆上から覆い被(かぶ)せるように張る布、周りを囲うように垂らす布は「帷」「幃」「【說文解字:巾部:幕】帷在上曰幕覆食案亦曰幕」
◆舞台などの左右に開閉する垂れ幕
◆外から中が見えないように仕切る
◆戦地で雨風を防ぐだめに上部と四周を覆い家屋(設営・解体が容易な仮設の家屋)のような形に作る布、テントtent
◆戦地で軍将が構えるところ、幕を張り雨露を防いだことから
◆軍事に関する政務を執(と)り行う役所、またその長の陣営、「幕府」
莫10+心3=総画数13 U+6154 [ボ、モ、ム/]
◆「慔慔」、勉めるさま、努力するさま
莫10+心4=総画数14 U+6155 [ボ、モ/した・う] 𢟽
◆(あるものを手に入れようと、あることを成したいと)ひたすら思う
◆大切に思っている人・憧(あこが)れている人・愛している人に思いを寄せる
筆順
𢟽莫10+心4=総画数14 U+227FD [ボ、モ/した・う]
◆(あるものを手に入れようと、あることを成したいと)ひたすら思う
◆大切に思っている人・憧(あこが)れている人・愛している人に思いを寄せる
莫10+手3=総画数13 U+6478 [ボ、モ、バク、マク/]
◆手で撫(な)でる、手で触(さわ)る、手で探(さぐ)る、よく見えないものを手で触って確かめる
◆手本に倣(なら)う、手本をなぞる、同「摹」
◆似せる、真似(まね)る、同「摹」
◆ものの形、同「模」
筆順
莫10+手4=総画数14 U+6479 [ボ、モ/]
◆手本、基準・標準となるもの
◆手本に倣(なら)う、手本をなぞる、同「摸」
◆似せる、真似る、同「摸」
筆順
莫10+日4=総画数14 U+66AE [ボ、モ、ム/くれ、く・れる、くら・す]
◆陽の光が届かなくなって暗くなる、晩バン、同「莫」
◆人生や月日・季節・年などが将(まさ)に尽きようとする、またその頃
◆[日]く・れる、(暗くなって)区別や判断ができなくなる
◆[日]くら・す、時間や歳月などの時を過ごす、生活する
筆順
莫10+日4=総画数14 U+66AF [ボ、モ/]
◆薄暗い
莫10+月(肉)4=総画数14 U+819C [ボ、モ、バク、マク/] 𦟦
◆生物の器官を包んだり覆(おお)ったりしている薄い皮状の組織、「粘膜ネンマク」「耳膜ジマク(鼓膜)」
◆薄い皮状のもの、フィルムfilm、「薄膜ハクマク」
◆跪(ひざまづ)き両手を額(ひたい)に当てるようにして拝礼する、「膜拝ボハイ・モハイ」
筆順
莫10+木4=総画数14 U+6A21 [ボ、モ/]
◆目的の形に造るための木製の型かた、土製は「型」、竹製は「範」
◆手本、基本や標準となるもの
◆ものの形や大きさ
◆手本や基準となるものの形や大きさに似(に)せる、手本とするものに倣(なら)う
◆よく見えないものを手で触れて確かめる、同「摸」
◆「模糊モコ」、輪郭がぼやけてはっきりしないさま、同「糢糊」
筆順
莫10+歹4=総画数14 U+3C73 [バク、ミャク/] 𡖶
◆人の姿も声や音もなくひっそりとしているさま、「𡧯㱳セキバク」、同「寂寞」「【說文解字注:歺部:㱳】死𡧯㱳也(𡧯㱳猶𠴫嗼也)」
莫10+毛4=総画数14 U+6C01 [ム/]
◆敷物などに利用する毛織物の一つ
莫10+水3=総画数13 U+6F20 [バク、マク/]
◆水のない砂や石だけの広大な地、「沙漠サバク(砂漠)」
◆見渡す限り広がっているさま、際限サイゲンがないさま
◆虚(うつ)ろなさま、虚ろで何もないさま、「漠漠バクバク」
◆「寂漠ジャクバク・ジャクマク」◇何もなく虚ろなさま◇ひっそりとして静かなさま
◆「漠然バクゼン」◇ひっそりとして静かなさま◇ぼんやりとしたさま、ぼんやりとして捉(とら)えどころがないさま
◆10の-12乗 {数字}
筆順
莫10+犬3=総画数13 U+734F [バク、ミャク/]
◆バク(貘)、バク科の哺乳類
◆獣名、未詳、姿はクマ(熊)に似て黒白斑(まだら)で銅鉄を食べるという、同「㹮」「貊」
筆順
莫10+疒5=総画数15 U+763C [バク、マク/]
◆病気、病(やまい)、同「瘎」
◆病気で苦しむ
筆順
莫10+目5=総画数15 U+7799 [ボク、モク/]
◆目が(薄い膜に覆われているかのように)よく見えない
𥕓莫10+石5=総画数15 U+25553 [バク、マク/]
◆水のない砂や石だけの広大な地、「沙𥕓・沙漠・砂漠サバク」
𥡸莫10+禾5=総画数15 U+25878 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:禾部:𥡸】同"秣"」
莫10+米6=総画数16 U+7CE2 [ボ、モ/]
◆「糢糊モコ」、輪郭がぼやけてはっきりしないさま、同「模糊」
筆順
莫10+糸6=総画数16 U+7E38 [①ボ、モ②バク、マク/]

◆繊維の短い粗悪ソアクな綿メン(わた)

◆網(あみ)を大きく広げる、「絡縸ラクバク」
𦟦莫10+肉6=総画数16 U+267E6 [ボ、モ、バク、マク/]
◆生物の器官を包んだり覆(おお)ったりしている薄い皮状の組織、「粘膜ネンマク」「耳膜ジマク(鼓膜)」
◆薄い皮状のもの、フィルムfilm、「薄膜ハクマク」
◆跪(ひざまづ)き両手を額(ひたい)に当てるようにして拝礼する、「膜拝ボハイ・モハイ」
莫10+虫6=総画数16 U+87C6 [バ、メ、マ/]
◆「蝦蟆カマ・ガマ」、ヒキガエル(蟾蜍)、ヒキガエル科のカエル(蛙)、同「蝦蟇」、別名「蟾蜍センジョ」「蛤蟆コウマ」「癞蛤蟆ライコウマ」
◆「蚊蟆ブンマ」、カ(蚊)の一種、小形で黒く日中に活動するという
筆順
莫10+虫6=総画数16 U+87C7 [バ、メ、マ/]
◆「蝦蟇・蝦蟆カマ・ガマ」、ヒキガエル(蟾蜍)、ヒキガエル科のカエル(蛙)、別名「蟾蜍センジョ」「蛤蟆コウマ」
筆順
莫10+言7=総画数17 U+8B28 [ボ、モ/] 谟謩𠻚
◆(天下国家のような)広く様々(さまざま、様様)なことについて、どうするかを議論し、それを実現するための方策ホウサクを練(ね)る、同「譕」
筆順
莫10+言7=総画数17 U+8B29 [ボ、モ/] 謨谟𠻚
◆(天下国家のような)広く様々(さまざま、様様)なことについて、どうするかを議論し、それを実現するための方策ホウサクを練(ね)る、同「譕」
莫10+言2=総画数12 U+8C1F [ボ、モ/] 謨謩𠻚
◆(天下国家のような)広く様々(さまざま、様様)なことについて、どうするかを議論し、それを実現するための方策ホウサクを練(ね)る、同「譕」
莫10+豸7=総画数17 U+8C98 [バク、ミャク/]
◆バク(貘)、バク科の哺乳類
◆獣名、未詳、姿はクマ(熊)に似て黒白斑(まだら)で銅鉄を食べるという、同「㹮」「貊」
筆順
莫10+邑3=総画数13 U+911A [バク、マク/]
◆「鄚州鎮」、河北省滄州市任丘市
𨢢莫10+酉7=総画数17 U+288A2 [ボ、モ/]
◆「䣯𨢢テンボ」、醍醐ダイゴ(最上の乳脂肪食品)の類
莫10+金8=総画数18 U+93CC [バク、マク/]
◆「鏌鋣・鏌釾バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」
◆モスコビウムMoscovium(Mc)、元素名 {モスコビウム}
莫10+金5=総画数15 U+9546 [バク、マク/]
◆「镆铘・镆䥺バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」
◆モスコビウムMoscovium(Mc)、元素名 {モスコビウム}
𩐍莫10+韭9=総画数19 U+2940D [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:草部第八:𩐍】古文音子」「【字彙補:戌集:韭部:𩐍】古文自字見金鏡」
𩐻莫10+音9=総画数19 U+2943B [バク、ミャク/]
◆未詳「【字彙補:戌集:音部:𩐻】名薄切音莫見金鏡」
𩔷莫10+頁9=総画数19 U+29537 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:麻第九:𩔶𩔷㦄】𩔶䫗難語」
莫10+食8=総画数18 U+9943 [ボ、モ/]
◆パンpão[葡]、小麦粉などを捏(こ)ねて焼いたもの、一般には(洋風パンのようにバターbutterなどを加えていない)蒸しパンのようなものを指すようである
◆「饃饃モモ」、小麦粉などを捏(こ)ねて作った皮に餡アンを詰めた食べ物、「小籠包シャオロンバァ・ショウロンポウ」「饅頭マントゥ・マンジュウ」「餃子チャオズ・ギョウザ」などに似たもので、主にチベットTibet地方・ネパールNepal地方などで食べられているものを指す、同「𩟠𩟠」「饝饝」
◆「泡饃ポオモァ・ホウモ」、蒸しパン(饃)などを細かくちぎってスープsoupに入れた食べ物
莫10+食3=総画数13 U+998D [ボ、モ/]
◆パンpão[葡]、小麦粉などを捏(こ)ねて焼いたもの、一般には(洋風パンのようにバターbutterなどを加えていない)蒸しパンのようなものを指すようである
◆「饃饃モモ」、小麦粉などを捏(こ)ねて作った皮に餡アンを詰めた食べ物、「小籠包シャオロンバァ・ショウロンポウ」「饅頭マントゥ・マンジュウ」「餃子チャオズ・ギョウザ」などに似たもので、主にチベットTibet地方・ネパールNepal地方などで食べられているものを指す、同「𩟠𩟠」「饝饝」
◆「泡馍ポオモァ・ホウモ」、蒸しパン(饃)などを細かくちぎってスープsoupに入れた食べ物
莫10+馬10=総画数20 U+4BAC [バク、ミャク/]
◆未詳「【康熙字典:亥集上:馬部:䮬】《玉篇》亡各切音莫馬名(「【玉篇:卷二十三:馬部第三百五十七:䮬】亡各切」には音のみで訓がない)
莫10+馬3=総画数13 U+84E6 [バク、ミャク/]
◆馬を駆(か)る
◆突然に、いきなり、急に、「蓦地バクチ」
莫10+馬10=総画数20 U+9A40 [バク、ミャク/]
◆馬を駆(か)る
◆突然に、いきなり、急に、「驀地バクチ」
筆順
莫10+髟10=総画数20 U+9B15 [バ、メ/]
◆髪を束(たば)ねるなどする飾り帯紐(おびひも)
艸3+7=総画数10 U+83B9 [エイ、ヨウ/]
◆澄(す)んできらきらと輝くさま、透(す)き通って曇(くも)りがないさま
◆心が清(きよ)らかで曇りがないさま
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た美しい石
莹11+水3=総画数14 U+6EE2 [エイ、ヨウ/]
◆水が透き通っているさま
◆「汀滢テイエイ」、水が細々と流れるさま、同「濎濙」「濎濴」
艸3+7=総画数10 U+83EF [カ、ゲ、ケ/はな、はな・やか、はな・やぐ] 蕐𦰗𦾓𦻏䔢𠌶𣓚华
◆花(はな)、同「花」
◆花が咲き開くさま
◆花のように美しいさま、美しい光を放つさま、同「花」
◆栄えるさま、「栄華エイガ」
◆漢民族の国、中国、「華夏カカ」「中華チュウカ」
◆「華山カザン」、五岳の一つで「西嶽」ともいう、陝西省華陰市の南方、同「崋山」 {陝西省}
筆順
華10+口3=総画数13 U+5629 [カ/]
◆わいわいと話が聞き取れないほど喧(やかま)しい、がやがやと騒々ソウゾウしい、同「譁」
筆順
華10+土3=総画数13 U+58B7 [ヨウ/]
◆「朱謨墷シュボヨウ」、?~1558年、明代の人「【明諡紀彙編:卷十一】韓府長洲王謨墷」「【康熙字典:丑集補遺:土部:㙔】《五音集韻》俗韓字 又《字彙補》人名朱謀㙔著易象通邃古記水經注箋諸書 又《篇海類編》于鬼切韋上聲㙔墷也」
華10+女3=総画数13 U+5B05 [カ、ゲ/]
◆女性名用字
◆容姿ヨウシ・容貌(ヨウボウ)がひときわ美しいさま、また華(はな)やかなさま
𡪤華11+宀3=総画数14 U+21AA4 [サイ/つかさ、つかさど・る] 宰𡨧𡨔𠈾
◆肉を切り捌(さば)く、またその人、料理人
◆つかさ、掌(つかさど)る、主管シュカンする、仕事の全体を主導・管理する、その官職名、「切り盛りする、またその人」の意
華10+山3=総画数13 U+380F [カ、ゲ/]
◆「㠏𡸉カリ」、山名、江蘇省無錫市「【無錫縣志:卷二:㠏𡸉山】在龍山西去州一十八里惠山諸峯至龍山龍尾稍斷数十步然後突起為㠏𡸉山其斷處曰㠏𡸉口由㠏𡸉口以通湖上諸山…」 {江蘇省}
華10+手3=総画数13 U+64B6 [カ、ゲ/]
◆船を操作するための道具、未詳「【御定全唐詩:和襲美釣侶二章】一艇輕撶看曉濤…」「【曝書亭集:巻十一】…大江流舃下日午風舒舒急槳撶盧舟有…」
華10+日4=総画数14 U+66C4 [ヨウ/] 晔𣋌曗曅𣋓
◆盛んに光る、明るく光る、同「燁」
筆順
華10+日4=総画数14 U+66C5 [ヨウ/] 曄晔𣋌曗𣋓
◆盛んに光る、明るく光る、同「燁」
華10+木4=総画数14 U+6A3A [カ、ゲ/かば、かんば] 桦𣛛
◆カバ(樺)、カバノキ(樺の木)、カバノキ科の木 {カバノキ}
◆[日]かば、赤味を帯びた茶色
筆順
華12+水3=総画数15 U+6F95 [カ/]
◆水か深いさま
華10+火4=総画数14 U+71C1 [ヨウ/] 烨𤍞
◆(火が)盛んに光る、明るく光る、同「㷸」「曄」
華10+玉4=総画数14 U+748D [未詳/]
◆未詳
華10+白5=総画数15 U+76A3 [ヨウ/] 𤾴𤾹𤾼
◆草木の白い花
◆白く明るいさま、華(はな)やかなさま
華10+目5=総画数15 U+77B1 [ヨウ/]
◆目が動くさま、また動かすさま「【玉篇:卷四:目部第四十八:瞱】于刼切目動」「【龍龕手鑑:卷四:目部第五:瞱】筠涉反目不記也」「【廣韻:入聲:葉第二十九:曄:瞱】目動皃」「【字彙:午集:目部:瞱】弋涉切音葉目動貌一曰怒視」
◆未詳「【藝文類聚:卷第一十七:人部一 :髮】《賦》晉左思白髮賦曰…予觀橘柚一{⿰目髙}一瞱貴其素華匪尚綠葉願戢子之手…」「【贊靈集:卷四:詩:釣臺李 溥】…元氣孕至和靈根世稀遇瞱瞱呈嘉祥煌煌暎仙嶼…」
華10+禾5=総画数15 U+417F [カ、ケ/]
◆穀物が盛んに茂(しげ)るさま
𧤻華10+角7=総画数17 U+2793B [セイ、ショウ/] 觲觪𧤱
◆角弓(つのゆみ)、弓弭(ゆはず、ゆみはず、弓筈、弓の両端の弦を掛けるところ)が角(つの)製の弓、弦(つる)の張り具合(テンションtension)の調整がしやすいという「【說文解字注:角部:觲】用角低仰便也(小雅騂騂角弓毛曰騂騂調利也按毛意謂角弓張弛便易…)」
注解:「【集韻:卷三:平聲:㒨第二:𧤻】火全切角俯仰也」「【正字通:酉集上:角部:𧤻】觲字之譌」
華10+言7=総画数17 U+8B41 [カ、ゲ/かまびす・しい] 𧮉
◆話が聞き取れないほど喧(やかま)しい、がやがやと騒々ソウゾウしい、同「嘩」
筆順
華10+金8=総画数18 U+93F5 [カ、ゲ/] 𨫽铧
◆田畑を耕(たがや)す農具で鍬(くわ)や鋤(すき)の類、同「鍤」「鋘」「釫」
華10+革9=総画数19 U+97BE [カ、ケ/] 𩎁𩍇
◆革製の靴(くつ)、同「靴」
華10+韋9=総画数19 U+97E1 [イ/] 𩏧𩏬𦾛
◆美しく華やかなさま
𩏧華10+韋9=総画数19 U+293E7 [イ/] 韡𩏬𦾛
◆美しく華やかなさま
華10+馬10=総画数20 U+9A4A [カ、ゲ/]
◆「驊騮カリュウ」、馬名、周朝(西周、前11世紀~前771年)第五代穆王ボクオウ(前992?年~前922?年)の所有する八駿ハッシュン(八頭の駿馬シュンメ)の内の一頭
𩻮華10+魚11=総画数21 U+29EEE [未詳/]
◆未詳「【太平御覽:卷第九百四十三:鱗介部十五:瑟𩻮】臨海水土物志曰瑟𩻮與鼌相似」
◆地名、未詳「【圖書編:卷子十八:荻巷營】自宗三廟省潭灣𩻮魚嘴至宋家灣止三十里」「【江南通志:卷六十二:河渠志:水利:廬州府】…舊時江流東注至𩻮魚口…」
◆「𩻮子魚(音未詳)」、魚名、蒙古モウコ(現モンゴル国から中国西北部一帯)に産する魚の名、大きいものは一尺程で小さいものは半尺程、美味だがなかなか獲(と)れないという「【清稗類鈔:農商類:蒙古漁業】…所產𩻮子魚肉肥刺細大者盈尺小者半之味甚美惟不能釣…」
華11+鳥11=総画数22 U+9DE8 [カ、ゲ/]
◆キジ(雉)に似た鳥
𪏥華12+黃12=総画数24 U+2A3E5 [コウ、オウ/]
◆煌(きら)めく、きらきらと明るく輝く、同「煌」「熿」「【集韻:卷三:平聲:唐第十一:煌熿𪏥】說文煌煇也」
𤰈用部
𦰌艸3+7=総画数10 U+26C0C [未詳/]
◆未詳
注解:「堇」の訛字か?
𦰌10+力2=総画数12 U+52E4 [キン、ゴン/つと・める、いそ・しむ] 勤𠢄𠢀
◆すべきことに(仕事に)力を注(そそ)ぐ、励(はげ)む、精セイを出す、同「廑」
筆順
𦰌10+言7=総画数17 U+8B39 [キン、コン/つつし・む] 謹𧫴𧭩谨
◆慎(つつし)む、隅々まで心を配(くば)る、気を配る、またそのように振る舞う、同「慎」
◆「謹慎キンシン」、隅々まで配慮すること、細部にまで注意を払うこと、言動が慎重であること
筆順
𧫴𦰌10+言7=総画数17 U+27AF4 [キン、コン/つつし・む] 謹謹𧭩谨
◆慎(つつし)む、隅々まで心を配(くば)る、気を配る、またそのように振る舞う、同「慎」
◆「𧫴慎キンシン」、隅々まで配慮すること、細部にまで注意を払うこと、言動が慎重であること
𦰧艸3+7=総画数10 U+26C27 [ヨウ/は] 葉𦹁𦶫𦯧
◆植物の茎や枝から伸び出る薄く平らなもの、主に光を受け成長に必要な養分を合成(光合成コウゴウセイ)する役割を担う
◆(葉のように)薄いもの
◆紙などのような薄いものを数える語、「一葉イチヨウ(一枚、頁数では表裏で二頁分に当たる、小舟一艘)」、同「叶」
◆時代、頃、「20世紀中葉(20世紀の中頃)」
𨅈𦰧10+足7=総画数17 U+28148 [チョウ、ジョウ/] 蹀𨁻𨂏
◆足でとんとんと踏む、足踏みする、同「蹨」
◆「𨅈𨅈チョウチョウ」◇一歩また一歩と進むさま◇ゆっくりと右へ左へと動くさま、また行きつ戻りつするさま
◆「𨅈躞チョウショウ」◇小股(こまた)で歩くさま、歩幅を狭めて歩くさま、同「躞𨅈ショウチョウ」◇次から次へ続いて行くさま◇ゆらゆらと揺れ動くさま、またそのような作りの帯飾り
◆「踕𨅈ショウチョウ」、小走りに(小股で足早に)進むさま
◆「踥𨅈ショウチョウ」、一歩一歩と歩(ほ、ふ)を刻みながら進むさま
𦰩艸3+7=総画数10 U+26C29 [/]
◆漢字の構成部分
筆順
𦰩11+人2=総画数13 U+50BC [カン/]
◆姓用字
𦰩10+口3=総画数13 U+5606 [タン/なげ・く、なげ・かわしい] 嘆𡂥叹
◆大きく息を吐(は)く、悲しんで(悲嘆ヒタン)・心を痛めて(哀嘆アイタン)・あれこれと思い煩(わずら)って(憂嘆ユウタン)・胸が詰まって(慨嘆ガイタン)・心が揺さぶられて(感嘆カンタン)・驚き感心して(驚嘆キョウタン)・褒(ほ)め称(たた)えて(賞嘆ショウタン)大きく息を吐く、同「歎」(「嘆」と「歎」は同音同義字だが、古くは「歎(喜樂の際の嘆息)」と「嘆(怒哀の際の嘆息)」とは別義であったという「【說文解字注:口部:嘆】…嘆歎二字今人通用毛詩中㒳體錯出依說文則義異歎近於喜嘆近於哀…」)
筆順
𦰩11+口3=総画数14 U+FA37 [タン/なげ・く、なげ・かわしい] 嘆𡂥叹
◆大きく息を吐(は)く、悲しんで(悲嘆ヒタン)・心を痛めて(哀嘆アイタン)・あれこれと思い煩(わずら)って(憂嘆ユウタン)・胸が詰まって(慨嘆ガイタン)・心が揺さぶられて(感嘆カンタン)・驚き感心して(驚嘆キョウタン)・褒(ほ)め称(たた)えて(賞嘆ショウタン)大きく息を吐く、同「歎」(「嘆」と「歎」は同音同義字だが、古くは「歎(喜樂の際の嘆息)」と「嘆(怒哀の際の嘆息)」とは別義であったという「【說文解字注:口部:嘆】…嘆歎二字今人通用毛詩中㒳體錯出依說文則義異歎近於喜嘆近於哀…」)
𦰩11+女3=総画数14 U+5AE8 [カン、ダン、ネン/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲二:寒第二十五:嫨】老嫗皃一曰怒也」「【集韻:卷六:上聲下:𤣗第二十八:嫨】敬也通作戁」
𢴁𦰩11+手3=総画数14 U+22D01 [未詳/]
◆未詳
𦰩11+日4=総画数15 U+66B5 [カン/]
◆陽に晒(さら)す
◆(陽に当たって濡れているものが)乾く、水分が蒸発する、乾燥カンソウする
◆水分を失って萎(しお)れる
𦰩11+欠4=総画数15 U+6B4E [タン/なげ・く] 𣥁
◆大きく息を吐(は)く、同「歏」、同「嘆」参照(「歎」と「嘆」は同音同義字だが、古くは「歎(喜樂の際の嘆息)」と「嘆(怒哀の際の嘆息)」とは別義であったという「【說文解字注:欠部:歎】…古歎與嘆義別歎與喜樂爲類嘆與怒哀爲類…」)
◆吟ギンずる、抑揚ヨクヨウをつけながら詩歌シイカを読む
筆順
𦰩10+水3=総画数13 U+6F22 [カン/から] 漢𤁉汉㵄𣶔
◆陝西省漢中市西北部を源とする川名、西流し湖北省武漢市で長江に注ぐ {陝西省}
◆王朝名、前202年~9年、別名「西漢」「前漢」 {漢代}
◆王朝名、25年~220年、別名「東漢」「後漢」 {漢代}
◆三国時代の古国名、221年~263年、別名「蜀漢」 {三国時代}
◆「成漢セイカン」、晋代の古国名、303年~349年、元「成」と称した、別名「後蜀ゴショク」 {晋(東晋)代}
◆五代十国時代の古国名、「南漢(917年~971年)」「後漢(947年~950年)」「北漢(951年~979年)」 {五代十国時代}
◆中国最大の民族の名
◆男、男性
◆[日]中国、中国に関することを指す語
筆順
𦰩11+水3=総画数14 U+FA47 [カン/から] 漢𤁉汉㵄𣶔
◆陝西省漢中市西北部を源とする川名、西流し湖北省武漢市で長江に注ぐ {陝西省}
◆王朝名、前202年~9年、別名「西漢」「前漢」 {漢代}
◆王朝名、25年~220年、別名「東漢」「後漢」 {漢代}
◆三国時代の古国名、221年~263年、別名「蜀漢」 {三国時代}
◆「成漢セイカン」、晋代の古国名、303年~349年、元「成」と称した、別名「後蜀ゴショク」 {晋(東晋)代}
◆五代十国時代の古国名、「南漢(917年~971年)」「後漢(947年~950年)」「北漢(951年~979年)」 {五代十国時代}
◆中国最大の民族の名
◆男、男性
◆[日]中国、中国に関することを指す語
𦰩11+火4=総画数15 U+71AF [カン、ゼン、ネン/] 𤑆㸁
◆火に当たって乾く、水分が蒸発する、同「焊」
◆火に当てて焼く
◆畏(かしこ)まり恐れ入るさま
𤳉𦰩11+田5=総画数16 U+24CC9 [カン/]
◆田畑を耕(たがや)す、土を掘り起こし砕き土中に空気を入れる、同「䎯」
𦰩11+目5=総画数16 U+4067 [ビョウ、ミョウ/]
◆目を見張る、目を大きく開いて見る
𦰩11+耒6=総画数17 U+43AF [カン/]
◆田畑を耕(たがや)す、土を掘り起こし砕き土中に空気を入れる、同「𤳉」「【廣雅:卷九:釋池】䎯(漢)犁營墾𦓯耕也」
𦰩11+艮6=総画数17 U+8271 [カン、ケン/] 𦫒艰𥌵𡅸𡅤囏𡆒𡆐
◆思い通りにならない、難(むずか)しい、困難な
◆思い通りにならずに辛(つら)い思いをする、また苦しむ
筆順
𦰩10+隹8=総画数18 U+96E3 [ダン、ナン、ダ、ナ/むずか・しい、かた・い] 難难
◆思いの通りにいかない(ならない)、~するのは容易でない、~しにくい、~しづらい、同「艱」
◆災(わざわ)い、禍カ(わざわい)、手の施(ほどこ)しようのない(思い通りにはならない)災い
◆やりにくい~、厄介ヤッカイな~、面倒な~
◆(返答・対応が困難になるような)強い調子で(繰り返し)問い詰(つ)める、強く迫(せま)る、「非難ヒナン」
◆鳥(とり)、鳥名、未詳、同「𪄿」「𪅀」
筆順
𦰩11+隹8=総画数19 U+FA68 [ダン、ナン、ダ、ナ/むずか・しい、かた・い] 難难
◆思いの通りにいかない(ならない)、~するのは容易でない、~しにくい、~しづらい、同「艱」
◆災(わざわ)い、禍カ(わざわい)、手の施(ほどこ)しようのない(思い通りにはならない)災い
◆やりにくい~、厄介ヤッカイな~、面倒な~
◆(返答・対応が困難になるような)強い調子で(繰り返し)問い詰(つ)める、強く迫(せま)る、「非難ヒナン」
◆鳥(とり)、鳥名、未詳、同「𪄿」「𪅀」
𪄿𦰩11+鳥11=総画数22 U+2A13F [ダン、ナン/]
◆鳥(とり)、鳥名、未詳、同「𪅀」「難」「【集韻:卷二:平聲:寒第二十五:𪄿難𩁣𩁲{⿰■隹}𩀙𩀏】那肝切說文鳥也一曰艱也又姓或从隹古作𩁣𩁲{⿰■隹}𩀙𩀏」「【集韻:卷五:上聲上:旱第二十三:𪄿】鳥名」「【集韻:卷七:去聲上:換第二十九:難𩁢𪄿】乃旦切阻也古作𩁢𪄿」
艸3+8=総画数11 U+44D7 [ソウ、ス/ねぎ] 葱蔥𦯎𢚱
◆ネギ(葱)、ヒガンバナ科ネギ属の野菜 {ネギ}
◆緑がかった青色
𣚜䓗11+木4=総画数15 U+2369C [ソウ、ス/] 𣞷
◆小さな筒(つつ)状の容器、同「檧」「棇」「【方言:第五】箸筩(盛朼箸籫也)陳楚宋魏之間謂之筲(鞭鞘)或謂之籝(…)自𨵿而西謂之桶檧」
土部
木部
艸3+8=総画数11 U+83BE [ボウ、モウ/] 莽𦷶
◆草が茫々ボウボウと伸びているさま、草深いさま
◆草が蔓延(はびこ)るさま、(茫々とした草むらが)どこまでも広がっているさま
◆深く考えずにそそっかしいさま、いい加減なさま
◆「莾草ボウソウ・モウソウ」、シキミ(樒)、マツブサ科シキミ属の木 {シキミ}
𣾘莾11+水3=総画数14 U+23F98 [ボウ、モウ/]
◆水が果てしなく広がっているさま、同「茫」「汒」
◆「𣾘潒モウショウ」、水の流れが速いさま
莾11+虫6=総画数17 U+880E [ボウ、モウ/うわばみ] 蟒𧎔𧏉
◆うわばみ、大蛇ダイジャ、ニシキヘビ(錦蛇)などの大形の蛇
◆ニシキヘビ(錦蛇)、ニシキヘビ科のヘビ
◆「蟅蠎シャボウ」、バッタ(飛蝗)やイナゴ(蝗)の類
筆順
艸3+8=総画数11 U+83C1 [セイ、ショウ/]
◆ニラ(韮)の花 {ニラ}
◆「蕪菁ブセイ」「蔓菁マンセイ」、カブ(蕪・蕪菁)、アブラナ科アブラナ属の野菜 {カブ}
◆「菁菁セイセイ」、草木が青々と生い茂るさま
筆順
𣃄菁11+斤4=総画数15 U+230C4 [シン/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:斤部第二十三:𣃄】江西隨函又音薪」「【字彙補:卯集:斤部:𣃄】松津切音薪出江西隨字函」
艸3+8=総画数11 U+83C6 [スウ、ス、シュ/] 𦮆𦰨
◆麻蒸マショウ、アサ(麻)の茎を乾燥させたもの、麻幹(あさがら)
◆矢柄・矢幹(やがら)、良質の矢
◆寝たり座ったりする時に敷く、草の茎を並べて編んだ敷物、同「蓐」
◆草が叢(むら)がり生えるさま、同「叢」
◆集める、集めて積む「【禮記注疏(禮記正義):卷七:檀弓上】天子之殯也菆塗龍輴以槨(《注》菆木以周)…」
◆タカ(鷹)やワシ(鷲)などのタカ科の鳥の巣、同「𦺵」
𣙻菆11+木4=総画数15 U+2367B [スウ、シュ/]
◆草木の芽が纏(まと)まり生え出るさま「【類篇:木部:𣙻】甾尤切艸木子聚生」
𣽇菆12+水3=総画数15 U+23F47 [ソウ、ゾウ/]
◆小さな川が大きな川に注ぐ、合流する、同「灇」「潨」
𨎮菆11+車7=総画数18 U+283AE [ソウ/] 𧁍𨐉
◆車の華やかな模様を施(ほどこ)した革製の飾り「【周禮注疏:春官宗伯】薻車薻蔽鹿淺𧜀革飾故書薻作𧁍杜子春𧁍讀爲華藻之藻直謂華藻也」
𨐉菆11+車4=総画数15 U+28409 [ソウ/] 𨎮𧁍
◆車の華やかな模様を施(ほどこ)した革製の飾り「【周禮注疏:春官宗伯】薻車薻蔽鹿淺𧜀革飾故書薻作𧁍杜子春𧁍讀爲華藻之藻直謂華藻也」
艸3+8=総画数11 U+83D6 [ショウ/]
◆「菖蒲ショウブ」、簡称「菖ショウ」、ショウブ科の草 {ショウブ}(日本ではアヤメ(アヤメ科アヤメ属)に「菖蒲」を当てるが、中国でアヤメは「溪蓀ケイソン」、ショウブとアヤメはよく似るが、ショウブの葉にははっきりとした主脈が認められるのに対して、アヤメの葉にははっきりとした主脈がない)
◆「庭菖蒲テイショウブ」、ニワゼキショウ(庭石菖)、アヤメ科ニワゼキショウ属の草 {ニワゼキショウ}
筆順
𥛼菖11+示4=総画数15 U+256FC [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:礻部第十一:𥛼】俗{⿰礻(⿱曲日)}或作{⿰礻曺}今音曺祭豕先也又音槽棧也」「【字彙補:午集:示部:𥛼】同䄚」(「【初學記:卷十三:禮部上】祭豕先為䄚(曹)…」とあり)
艸3+8=総画数11 U+83F2 [ヒ/]
◆草が生い茂るさま、「菲菲ヒヒ」
◆草名、未詳、カブ(蕪・蕪菁・蔓菁、アブラナ科アブラナ属)類やヒルガオ(昼顔、ヒルガオ科ヒルガオ属)類に似ていて赤紫の花が咲き食べることができるという「【爾雅注疏:釋草】菲芴(…《疏》一名芴郭云土瓜也孫炎曰葍類也…陸璣云菲似葍莖粗葉厚而長有毛…幽州人謂之芴爾雅又謂之蒠菜…卽菲也芴也蒠菜也土瓜也宿菜也五者一物其狀似葍而非葍故云葍類也)」
◆粗末なさま
◆草履ソウリ(ぞうり)、藁(わら)など編んで作った粗末な履物(はきもの)、同「屝」
◆厚みがない、重みがない、同「薄」
◆「菲薄ヒハク」◇粗末なさま◇(思慮・言葉・態度などに)厚みや重みがないさま◇(謙遜して、才能などに)深みがないさま、劣っているさま
筆順
𦻥菲12+艸3=総画数15 U+26EE5 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:艹部:𦻥】同"菲"」
艸3+8=総画数11 U+83F3 [キン/]
◆「黄菳・黄芩オウゴン」、コガネバナ(黄金花)、シソ科タツナミソウ属の草、またその根を乾燥させた生薬 {コガネバナ}
◆「菳䔲キントウ」、草名、未詳
𠪜菳11+厂2=総画数13 U+20A9C [ショ/] 庶庻𢉙𤈲𠪌𠪛𠪤𠩽
◆多い、多くの、大勢の、さまざまな
◆官位や爵位などがない一般の人
◆妾(めかけ)などの正妻以外の女が産んだ子、「庶子ショシ」、正妻の産んだ子は「嫡」
◆~に近い、ほぼ~
◆「庶幾ショキ(こいねが・う)」◇希(こいねが)う、強く望む◇希(こいねが)わくは、許されることであるなら~であって欲しい
艸3+8=総画数11 U+83F4 [アン、オン/]
◆円形の草葺屋根の家、小さく質素な家、同「庵」「蓭」
◆「菴藹アンアイ」◇草が盛んに生い茂るさま◇(雲などが)一面に広がり覆うさま
◆「菴閭アンリョ」、イヌヨモギ(犬蓬)、キク科ヨモギ属の草 {イヌヨモギ}
◆「菴羅アンラ」「菴摩羅アンマラ」、マンゴーmango、ウルシ科マンゴー属の果樹、別名「芒果・杧果ボウカ」 {マンゴー}
筆順
𣚖菴11+木4=総画数15 U+23696 [アン、オン/]
◆木名、未詳、同「㭺」「【集韻:卷四:平聲四:覃第二十二:𣚖㭺】木名或省」
艸3+8=総画数11 U+83F9 [ソ、ショ/] 葅𦵔𦯓𦳎𦼬𥂯𦿘𧂚𧀽𧄗𧗎𧗘𥶎𥷟
◆野菜などの塩また酢の漬物
◆肉の塩漬
◆罪人を切り塩漬けにする古代の刑罰の一つ
◆水草の生い茂る湿地
𧗎菹11+血5=総画数16 U+275CE [ソ、ショ/] 菹葅𦵔𦯓𦳎𦼬𥂯𦿘𧂚𧀽𧄗𧗘𥶎𥷟
◆野菜などの塩また酢の漬物
◆肉の塩漬
◆罪人を切り塩漬けにする古代の刑罰の一つ
◆水草の生い茂る湿地
艸3+8=総画数11 U+8403 [スイ、ズイ/] 𦬡
◆草が叢(むら)がり生えるさま
◆群がる、多くのものが集まる、また集める
◆(多くのものの中からそこだけが、それだけが)抜き出る、抜きん出ている
◆「拔萃バッスイ」、抜きん出ている、多くの中から一部を抜き出す、同「抜粋」
筆順
萃11+月(肉)4=総画数15 U+81B5 [/すい]
◆[日]「膵臓(すいぞう)」、消化器官の一つ、中国では「胰臓イゾウ」という {人体(内臓)}
筆順
萃11+木4=総画数15 U+3BDC [スイ、ズイ/]
◆木が朽(く)ちる、同「椊」
萃12+水3=総画数15 U+3D4F [サイ/]
◆水が深いさま、同「漼」「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:漼】青罪切深皃㵏同上」
艸3+8=総画数11 U+8405 [シュン/はる]
◆地中の草木の芽が地上に現(あらわ)れ出る季節、四季(春・夏・秋・冬)の第一、陰暦の一月から三月
◆若々しく瑞々(みずみず)しいさま、生気に満ちているさま
◆異性を思い慕(した)う感情、異性に対する情欲ジョウヨク
注解:「萅」が本字、「艹(草木)」と「屯トン(地中に留まっているさま)」と「日(太陽、温気が蓄えられるさま)」の会意字
𠎲萅11+人2=総画数13 U+203B2 [シュン/]
◆(春になって心も体も)うきうきするさま、うきうきとして体が動くさま、蠢(うごめ)くさま、「偆偆シュンシュン」
◆豊かになるさま、豊(ゆた)かなさま、同「賰」
𢡳萅11+心4=総画数15 U+22873 [未詳/]
◆未詳
𨅱萅11+足7=総画数18 U+28171 [セン、シュン/]
◆食い違う、合わない、ちぐはぐなさま、同「舛」
𩯐萅11+髟10=総画数21 U+29BD0 [シュン/]
◆髪(かみ)、頭髪トウハツ
艸3+8=総画数11 U+8408 [カン、ガン/] 羦𦏊𦎽
◆角(つの)が細い野生のヤギ(山羊)
注解:本字の冠は「艹(くさかんむり)」ではなく「𠁥」の上の「入人(羊の角が左右反対向きに広がるさま)」で「艹(つのかんむり)」になる
筆順
萈11+宀3=総画数14 U+5BEC [カン/くつろ・ぐ] 寛宽𡩖
◆広々としたさま、同「𥦀」
◆幅(はば)、横幅
◆心が広いさま、度量が大きいさま
◆ゆったりとしたさま、ゆとりがあるさま
◆緩(ゆる)いさま、緩んでいるさま
筆順
𦏊萈12+羊6=総画数18 U+263CA [カン、ガン/] 羦𦎽萈
◆角(つの)が細い野生のヤギ(山羊)
艸3+8=総画数11 U+840C [モウ、ミョウ、ホウ、ボウ/も・える、も・ゆ、きざ・し、きざ・す] 𦹩
◆植物の芽(め)
◆植物の芽が出る、芽生(めば)える、それまで何もなかったところが膨らみ、やがて枝や葉などになるものが生れ出る
◆きざ・し、兆(きざ)し、物事が起こる兆し
◆民(たみ)、庶民、平民、同「氓」
筆順
𢡗萌12+心4=総画数16 U+22857 [モウ、ミョウ/]
◆未詳「【爾雅注疏:釋訓】存存萌萌在也(…《音義》萌郭武耕反施云朋反字或作蕄《疏》謂存在也易繫辭云成性存存萌萌字書作𢡗說文云作蕄郭云未見所出」
萌12+木4=総画数16 U+6A57 [モウ、ミョウ/]
◆木名、未詳
◆未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:橗】莫耕切木心」
艸3+8=総画数11 U+8411 [スイ、カン、ガン/] 𦼉𦻃
◆草が生い茂るさま
◆メハジキ(目弾)、シソ科メハジキ属の草、同「蓷」、同「茺蔚ジュウイ」「ヤクモソウ(益母草)」 {メハジキ}
◆オギ(荻)、イネ科ススキ属の草、秋になって茎が堅くなったオギ、「菼」「蒹」「薍」参照 {オギ}
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎、まだ水に漬けていないもの、茎を水に浸け柔らかくしてから表皮を取り繊維にする {アサ}
注解:本字は{⿱艹隹(くさかんむり)}で「雈{⿱艹隹(つのかんむり)}」とは別字
萑11+臼6=総画数17 U+820A [キュウ、グ、ク/ふる・い]
◆「鴟舊・鴟鵂シキュウ」、ミミズク(木菟)、フクロウ科の鳥、姿はフクロウ(梟、フクロウ科の鳥)に似るが羽角ウカク(耳のような羽毛)がある「【爾雅注疏:釋鳥】怪鴟(卽鴟鵂也…)」
◆「舊鶹・鵂鶹キュウリュウ」、スズメフクロウ(雀梟、フクロウ科スズメフクロウ属の鳥)、また広くフクロウ(梟、フクロウ科の鳥)
◆同「旧」
筆順
𦼉萑11+艸3=総画数14 U+26F09 [スイ、カン、ガン/] 萑𦻃
◆草が生い茂るさま
◆メハジキ(目弾)、シソ科メハジキ属の草、同「蓷」、同「茺蔚ジュウイ」「ヤクモソウ(益母草)」 {メハジキ}
◆オギ(荻)、イネ科ススキ属の草、秋になって茎が堅くなったオギ、「菼」「蒹」「薍」参照 {オギ}
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎、まだ水に漬けていないもの、茎を水に浸け柔らかくしてから表皮を取り繊維にする {アサ}
艸3+8=総画数11 U+8420 [ハン、モウ、ミョウ、ホウ、ボウ/も・える、も・ゆ、きざ・し、きざ・す]
◆姓用字「【中華字海:艹部:萠】音攀〗姓」
◆[日]同「萌」
筆順
𩕕萠12+頁9=総画数21 U+29555 [ガイ、ゲ/]
◆未詳、【史記】の徐廣ジョコウによる注に依れば、張蒼チョウソウ(?~前152年)の子康コウの子類ルイを指すという「【史記:卷九十八:張丞相列傳第三十六】…蒼爲丞相十餘年…孝景前五年蒼卒謚爲文侯子康代侯八年卒子類(《集解》徐廣曰一作𩕕音聵)代爲侯」
艸3+8=総画数11 U+8426 [エイ、ヨウ/]
◆巻き付く、ぐるぐると巻き付ける、巻き取る
萦12+水3=総画数15 U+6F46 [エイ、ヨウ/]
◆水が渦巻くさま、同「瀯」「濴」
◆水が細々と流れるさま
艸3+8=総画数11 U+8427 [ショウ/よもぎ] 蕭䔥
◆ヨモギ(蓬)、キク科ヨモギ属の草 {ヨモギ}
◆荒(すさ)んで物寂しいさま、零落(おちぶ)れるさま
萧12+水3=総画数15 U+6F47 [ショウ/] 瀟𤂣
◆水が清く深いさま、同「潚」
◆川名、湖南省南部を源とし湘江ショウコウに注ぐ川、同「𤄙」
◆「潇潇ショウショウ」◇俄(にわ)かに風が吹き雨が降り出すさま◇雨が細々と降るさま
◆「潇洒ショウシャ」、手を加え過ぎずすっきりとしているさま、垢抜けているさま
𤎻萧11+火4=総画数15 U+243BB [ショウ/] 𤑳
◆焼く、燃やす
萧12+虫6=総画数18 U+87CF [ショウ/] 蠨𧑛蟰
◆「蟏蛸ショウショウ」◇アシナガグモ(足長蜘蛛)、アシナガグモ科アシナガグモ属のクモ(蜘蛛)◇足の長いクモ(蜘蛛)
艸3+8=総画数11 U+8457 [チョ、チャク、ジャク/あらわ・す、いちじる・しい]
◆他との違い(或いは正誤)をはっきりと示す、誰の目にも明らかにする、明確にする、同「箸」「𣋐」
◆(間違いや誤解がないように)文章などに書き表す、書かれた文章、同「箸」「𣋐」
◆明らかなさま、他との違いがはっきり分かるさま、同「箸」「𣋐」
◆着(つ)く、付く、付着する、同「着」
◆着(つ)く、到着する、同「着」
◆着(き)る、衣服を身に付ける、同「着」
注解:古簡「着」
筆順
著12+土3=総画数15 U+58B8 [チョ/]
◆未詳「【漢語大字典:土部:墸】同"躇"」
筆順
著12+手3=総画数15 U+64C6 [チャク、シャク、ジャク/] 𢷷撯
◆撃(う)つ、強く打つ、また叩(たた)く
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:擆】正張略反置也」
𣃈著12+斤4=総画数16 U+230C8 [チャク、ジャク/] 𣃑
◆破(やぶ)る、叩くようにして(振り下ろすようにして)ずばっと切る、同「斫」「斱」
𣛰著11+木4=総画数15 U+236F0 [チャク/]
◆撃(う)つ、強く打つ、また叩(たた)く、同「㨋」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:𣛰】張畧反擊也」
𣦡著12+止4=総画数16 U+239A1 [チョ、ジョ、チャク/] 躇𣦈
◆少し進んで立ち止まる、「ぴたっと足を地に着ける、足を地に着けたまま動かない」の意
◆「躊𣦡チュウチョ(ためら・う)」、少し進んでは立ち止まり少し進んでは立ち止まるさま、迷ってなかなか前に進めないさま、事を起こす前にじっくりと考えを巡らすさま、「逡巡シュンジュン」は「行く(進む、巡)べきか戻る(退く、逡)べきか迷うさま」の意
𥖛著11+石5=総画数16 U+2559B [シャク、ジャク/]
◆石などを(堅いものも)叩き削(けず)る、また叩き砕(くだ)く、同「𥗁」「【龍龕手鑑:卷四:石部第九:𥖛】張畧反斫也與碏同」「【元詩紀事:卷八:潁州老翁歌】…山東建節開大府便宜斬𥖛揚天威…」
𦅷著11+糸6=総画数17 U+26177 [チョ/] 𦇃
◆「緼𦅷ウンチョ」、未詳「【文選:卷第六十:行狀】華衮與緼𦅷(張呂)同歸山藻與蓬茨俱逸」「【龍龕手鑑:卷四:糸部第三:𦅷】俗知呂反正{⿰礻者}𦅷反也」「【字彙補:未集:糸部:𦇃】與𦅷同白𦇃布也」「【正字通:未集中:糸部:𦅷】同紵文選齊竟陵王行狀云華衮與緼𦅷同歸从紵為正」「【康熙字典:未集中:糸部:𦅷】《篇海》𦅷亦作紵綿絮裝衣…」(綿入れのような防寒用の上着か?)
著12+足7=総画数19 U+8E87 [チョ、ジョ、チャク/] 𣦡𣦈
◆少し進んで立ち止まる、「ぴたっと足を地に着ける、足を地に着けたまま動かない」の意
◆「躊躇チュウチョ(ためら・う)」、少し進んでは立ち止まり少し進んでは立ち止まるさま、迷ってなかなか前に進めないさま、事を起こす前にじっくりと考えを巡らすさま、「逡巡シュンジュン」は「行く(進む、巡)べきか戻る(退く、逡)べきか迷うさま」の意
筆順
著11+金5=総画数16 U+4983 [シャク、チャク、ジャク/] 鐯𨮿
◆堅い土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなど荒れ地を切り拓(ひら)くための大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「钁」「𥗁」「櫡」
◆叩き付けるようにして(振り下ろすようにして堅いものに)ぐさっと差し込む、ずばっと切る、同「斫」
著13+金8=総画数21 U+942F [シャク、チャク、ジャク/] 䦃𨮿
◆堅い土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなど荒れ地を切り拓(ひら)くための大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「钁」「𥗁」「櫡」
◆叩き付けるようにして(振り下ろすようにして堅いものに)ぐさっと差し込む、ずばっと切る、同「斫」
𦯧艸3+8=総画数11 U+26BE7 [ヨウ/は] 葉𦹁𦶫𦰧
◆植物の茎や枝から伸び出る薄く平らなもの、主に光を受け成長に必要な養分を合成(光合成コウゴウセイ)する役割を担う
◆(葉のように)薄いもの
◆紙などのような薄いものを数える語、「一葉イチヨウ(一枚、頁数では表裏で二頁分に当たる、小舟一艘)」、同「叶」
◆時代、頃、「20世紀中葉(20世紀の中頃)」
𡐽𦯧12+土3=総画数15 U+2143D [チョウ、ジョウ/] 堞𡑢𡍕
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
𣩣𦯧11+歹4=総画数15 U+23A63 [ヨウ、チョウ、ジョウ/] 殜𣩨𣨚
◆「殗𣩣ヨウヨウ・ヨウチョウ」、寝たり起きたりの状態の軽度の病気、同「殗𣩫ヨウヨウ」「【方言:第二】殗(於怯切)殜(音葉)微也宋衛之間曰殗自關而西秦晉之間凡病而不甚曰殗殜(病半臥半起也)」
𨬘𦯧12+金8=総画数20 U+28B18 [ヨウ/]
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、同「䥡」「鋌」
𨼙𦯧12+阜3=総画数15 U+28F19 [ギョウ、ゴウ/]
◆(崖などが)切り立って危険なさま
𦱀艸3+8=総画数11 U+26C40 [イク/]
◆草名、未詳
𣚥𦱀12+木4=総画数16 U+236A5 [イク/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:棛𣚥】覆欄也」
𦱤艸3+8=総画数11 U+26C64 [バク、マク、ボ、モ/なか・れ] 𦶛𦱴
◆暮(く)れる、陽の光が届かなくなって暗くなる、同「暮」「莫」「【說文解字注:艸部:𦶛】日且冥也(且冥者將冥也木部曰杳者冥也夕部曰夕莫也…)」「【史記索隱:卷十七:管晏列傳第二】日𦱤途逺故倒行而逆施之」
𠻶𦱤10+口3=総画数13 U+20EF6 [バク、ミャク/]
◆声がなくひっそりとしているさま、「𠴫嗼セキバク」、同「寂寞」
◆「𠻶安バクアン」、静かなさま、静まるさま
𦲬艸6+8=総画数14 U+26CAC [バ、メ、マ/あさ] 麻蔴𦱍
◆アサ(麻)、アサ科の草 {アサ}
◆「苧麻チョマ」「亜麻アマ」「大麻タイマ」など繊維を採(と)る植物の総称
◆「胡麻ゴマ」、ゴマ科の草、種を搾り油を採る {ゴマ}
◆痺(しび)れる、感覚が鈍くなる、或いはなくなる、「麻痺マヒ」
◆天子の綸旨リンジ、詔書ショウショ、唐代(618年~907年)に詔書・勅書に麻で漉(す)いた紙が用いられたことから「【康熙字典:亥集下:麻部:麻】…朝廷綸命曰麻《翰林志》唐中書用黃白二麻爲綸命其後翰林專掌白麻中書獨用黃麻…(「翰林カンリン」は「翰林院」「翰林学士院」の略、唐代に創設された役所で詔勅の起草を管掌した)
𣞆𦲬14+木4=総画数18 U+23786 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:辰集補遺:木部:𣞆】《字彙補》之善切音𦗢木名見《廣雅》(【字彙補】の「之善切音𦗢木名見《廣雅》」は「𣜆」の訓、「【字彙補:辰集:木部:{⿱屾(⿲木木木)}】與若同見古文苑石鼓文注」がある)
艸3+9=総画数12 U+83DF [ト、ツ/]
◆「菟絲トシ」「菟蘆トロ」「菟縷トロウ」、ハマネナシカズラ(浜根無葛)、ネナシカズラ科の蔓性の草、別名「蓎蒙トウモウ」「赤網セキモウ」 {ハマネナシカズラ}
◆「菟瓜トカ」、カラスウリ(烏瓜)、ウリ科カラスウリ属の草、同「王瓜オウカ」 {カラスウリ}
◆「菟蒵トケイ」、フキタンポポ(蕗蒲公英)、キク科フキタンポポ属の草、同「款冬カントウ」「【爾雅注疏:釋草】菟奚(蒵)顆涷(《註》款冬也…《疏》)藥草也一名菟奚一名顆涷郭云款涷也紫赤莖生水中案本草款冬一名橐吾一名顆涷一名虎鬚一名菟奚陶註云形如宿蒪未舒其腹裏有絲其花乃似大菊花…」 {フキタンポポ}
◆「於菟オト」、トラ(虎)の別称
筆順
𪆆菟12+鳥11=総画数23 U+2A186 [ト、ツ/] 鵵𨿮
◆「老𪆆ロウト」、コノハズク(木葉木菟)、フクロウ科コノハズク属の鳥、姿はフクロウ(梟、フクロウ科の鳥)に似るが羽角ウカク(耳のような羽毛)がある、同「雈」「【爾雅注疏:釋鳥】萑老鵵(《疏》木兔也似鴟鵂而小兔頭有角毛腳夜飛好食雞)(「萑」は「雈」の誤り)
艸3+9=総画数12 U+842C [バン、モン、マン、ボク、モク/よろず] 𥝄𥝅万𠂍㸘𠃡
◆千の十倍 {数字}
◆数え切れないほど多いさま、極めて多いさま
◆あらゆる、どんなものも、全て
◆決して、絶対に、「萬萬バンバン」
注解:「萬」は「サソリ(蠍)」の象形文字。後にサソリは「虫」を加えた「蠆」となり、「萬」には「数が多い」の字義が当てられ、古くから簡略字として「万」が用いられる。
筆順
萬12+力2=総画数14 U+52F1 [バイ、マイ、メ/]
◆勉(つと)める、力を尽くして励(はげ)む
萬12+厂2=総画数14 U+53B2 [レイ、ライ/]
◆肌理(きめ)の粗い砥石(といし)、荒研ぎ用の砥石、同「礪」
◆砥(と)ぐ、研(みが)く
◆励(はげ)む、奮(ふる)い起こす、励ます、奮い立たせる
◆厳(きび)しい、烈(はげ)しい、甚(はなは)だしい
◆酷(ひど)い、惨(むご)い
◆酷い災いを齎(もたら)す、またそのようなもの、「厲鬼レイキ(悪鬼アッキ、悪霊アクリョウ)」
◆癩病ライビョウ、ハンセン病Hansen's disease、同「癘」
筆順
萬12+口3=総画数15 U+5667 [カイ、ケ/]
◆怒鳴(どな)る、声髙(こわだか)に捲(まく)し立てる、同「䜕」
𡽇萬13+山3=総画数16 U+21F47 [レイ、ライ/] 𡿋巁
◆山が高く大きいさま
𣜜萬12+木4=総画数16 U+2371C [/とち]
◆[日]トチノキ(橡、トチノキ科の木)とするが確認できず
◆[日]姓用字、「𣜜原(とちはら)」
注解:{和製漢字の辞典:木部:𣜜}参照
筆順
萬13+水3=総画数16 U+6FAB [バン、マン/]
◆水が満ちる、水が一面に広がる、同「漫」
萬13+火4=総画数17 U+71E4 [タイ/]
◆「燤焥タイワツ」、煙(けむり)が出る(立ち昇る)さま
◆人名用字、「充燤ジュウタイ(明代の棗強ソウキョウ国康惠コウケイ王「【弇山堂別集:卷三十五:郡王】…棗強…康惠王聦滋嗣薨…長子俊棶先卒年二十九子今王充燤嗣…」)」
𤛶萬13+牛4=総画数17 U+246F6 [ライ/] 犡𤜒
◆背の部分が白い牛
萬12+疒5=総画数17 U+7658 [レイ、ライ/]
◆疫病エキビョウ、悪性の伝染病
◆癩病ライビョウ、ハンセン病Hansen's disease、同「癩」「厲」
◆殺す
筆順
𥜍萬12+示4=総画数16 U+2570D [レイ、ライ/]
◆祟(たた)りを齎(もたら)す霊、悪鬼、悪霊、同「厲」
萬12+米6=総画数18 U+42AA [レイ、ライ/]
◆脱穀したままで精白していない米、玄米ゲンマイ(くろごめ)、同「糲」
萬12+虫6=総画数18 U+8806 [タイ/] 䘍虿𧓵𧔐𧍣𦹌𧔱
◆サソリ(蠍)、サソリ目の動物
◆毒虫、サソリ(蠍)・ヘビ(蛇)・ハチ(蜂)などの毒針を持つ虫の総称
◆毒虫が刺す、毒虫に刺される
◆「水蠆スイタイ」、ヤゴ(水蠆)、トンボ類の幼虫
筆順
萬12+虫6=総画数18 U+8807 [レイ、ライ/] 蠣蛎
◆カキ(牡蠇)、カキ目の二枚貝、同「蠇」「蚝」
◆「蛤蠇コウレイ」、シオフキガイ(潮吹貝、バカガイ科バカガイ属)やハマグリ(蛤、マルスダレガイ科ハマグリ属)などの食用とする二枚貝
◆「蠇鷸レイイツ」、ミヤコドリ(都鳥)、ミヤコドリ科ミヤコドリ属の鳥
萬12+言7=総画数19 U+4715 [①カイ②バ、メ/] 𧮏𧮚𧭡

◆怒鳴(どな)る、声髙(こわだか)に捲(まく)し立てる、「譀䜕カンカイ」、同「噧」

◆誇(ほこ)る、話が大きいさま、話は大きいが中身がないさま、同「誇」「譀」
萬12+貝7=総画数19 U+8D0E [バン、モン/] 𧹇
◆財貨ザイカ、金銭キンセン、金銭・財貨を贈(おく)る、同「𧸱」
筆順
萬12+足7=総画数19 U+8E89 [トン/]
◆全てを揃(そろ)える、全てを纏(まと)める
◆全て揃えて、全て纏めて
萬12+辵4=総画数16 U+9081 [バイ、マイ、メ/] 𨙚迈
◆後ろを振り向くことなくどんどん前に進んで行く、遠くへ行ってしまう
◆過ぎて行く、過ぎ去る
◆老いる、年を取る
筆順
𨲴萬12+長7=総画数19 U+28CB4 [未詳/]
◆未詳
艸3+9=総画数12 U+8435 [ワ/]
◆「萵苣ワキョ」「萵菜ワサイ」、チシャ(萵苣)、キク科アキノノゲシ属の草、別名「レタスlettuce」 {チシャ}
筆順
𨗲萵11+辵3=総画数14 U+285F2 [カ/]
◆草、草名、未詳「【說文解字:艸部:薖】艸也」「【廣韻:下平聲:戈第八:科:薖】草名又寬大皃」
◆寛大なさま、(度量が)広く大きいさま「【毛詩正義:卷四:國風:考槃】…考槃在阿碩人之薖(《傳》曲陵曰阿薖寬大貌《箋》云薖饑意)」
艸3+9=総画数12 U+8437 [ソウ、ショウ/]
◆花や葉が散り落ちて茎だけが立っているさま、葉が散り落ちて幹と枝だけになった木が高く聳えるさま、疎(まば)らで物寂しいさま
◆「萷槮ソウシン」、草木が盛んに茂るさま
𣜎萷12+木4=総画数16 U+2370E [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:𣜎】同"萷"」
艸3+9=総画数12 U+843C [ガク/うてな]
◆花びらの外側にある通常小さな葉の形をしているもので、蕾の時には開く前の花びらを保護し、開いてからは花弁を支える役目をする {萼}
筆順
𠿸萼12+口3=総画数15 U+20FF8 [未詳/]
◆未詳
艸3+9=総画数12 U+8449 [ヨウ/は] 𦹁𦶫𦯧𦰧
◆植物の茎や枝から伸び出る薄く平らなもの、主に光を受け成長に必要な養分を合成(光合成コウゴウセイ)する役割を担う
◆(葉のように)薄いもの
◆紙などのような薄いものを数える語、「一葉イチヨウ(一枚、頁数では表裏で二頁分に当たる、小舟一艘)」、同「叶」
◆時代、頃、「20世紀中葉(20世紀の中頃)」
◆簡「叶」
筆順
葉12+人2=総画数14 U+50F7 [ヨウ/]
◆美しいさま、姿形(すがたかたち)が美しいさま、同「偞」「奕」「【說文解字注:人部:僷】宋衛之閒謂華僷僷(華容華也僷僷好皃方言曰奕僷容也凡…按僷亦作偞廣韻曰偞偞輕薄美好皃)」
𠿚葉12+口3=総画数15 U+20FDA [チョウ、ジョウ/しゃべ・る] 喋𠴬
◆考えもなしにぺらぺらと話す、舌がよく回る
◆舌先でぺろぺろと舐(な)める
𡑢葉12+土3=総画数15 U+21462 [チョウ、ジョウ/] 堞𡐽𡍕
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
𡢬葉12+女3=総画数15 U+218AC [未詳/]
◆未詳「【中華字海:女部:𡢬】同"媟"」
葉12+手3=総画数15 U+64DB [ヨウ/]
◆「擛擛ヨウヨウ」、動くさま「【集韻:卷十:入聲下:葉第二十九:擛聶】擛擛動皃或从三耳」
𣜿葉12+木4=総画数16 U+2373F [/ゆずりは]
◆[日]ユズリハ(譲葉・楪)、ユズリハ科ユズリハ属の木 {ユズリハ}
◆[日]地名用字、「楪(ゆずりは、山形県鶴岡市)」「梅木楪(うめのきゆずりは、大分県豊後高田市)」
𣩨葉12+歹4=総画数16 U+23A68 [ヨウ、チョウ、ジョウ/] 殜𣩣𣨚
◆「殗𣩨ヨウヨウ・ヨウチョウ」、寝たり起きたりの状態の軽度の病気、同「殗𣩫ヨウヨウ」「【方言:第二】殗(於怯切)殜(音葉)微也宋衛之間曰殗自關而西秦晉之間凡病而不甚曰殗殜(病半臥半起也)」
葉12+水3=総画数15 U+3D69 [エイ/] 𦺁
◆未詳「【廣韻:去聲:祭第十三:曵:㵩】蒸也又葱㵩也」「【字彙:巳集:水部:㵩】以制切音{⿱木冏}蒸蔥」
𤗽葉12+片4=総画数16 U+245FD [/] 䕈𦺯𦼶
◆草名、未詳
◆履物の藁製の中敷、また藁製の中敷を敷いた履物、同「屧」
葉12+目5=総画数17 U+77B8 [①ヨウ②キョウ、コウ/]

◆瞼(まぶた)

◆目を細めて見る
葉12+虫6=総画数18 U+8802 [ショウ/]
◆イナゴ(蝗)やバッタ(飛蝗)の類
𧝵葉12+衣5=総画数17 U+27775 [チョウ、ジョウ/]
◆裏地の付いていない単(ひとえ)の衣服
葉12+言7=総画数19 U+4713 [ショウ/]
◆「讋䜓ショウショウ」、懼(おそ)れて言葉を失う
葉12+金8=総画数20 U+9437 [ヨウ/] 𨬘
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、同「䥡」「鋌」
艸3+9=総画数12 U+845B [カツ、カチ/くず、かずら、つづら]
◆クズ(葛)、マメ科クズ属の蔓性の草、茎の繊維からは布や紐(ひも)などが作られ、根は「葛根カッコン」と呼ばれ食用・薬用に利用される {クズ}
◆かずら、蔓性の植物
◆[日]つづら、蔓性の植物や細く切った竹などを編んで作った籠(かご)や箱
筆順
葛12+口3=総画数15 U+5676 [カ/]
◆チベットTibet語(藏語)の音写字(音オンを表す漢字)
◆「噶倫カリン・カロン」、清代(1644年~1911年)のチベット政府(1959年以降はチベット亡命政権・中央チベット政権と呼ばれる)の閣僚
◆「噶廈カシャ」、清代のチベット政府の首都、チベット自治区拉薩ラサ市 {チベット自治区}
𡑪葛12+土3=総画数15 U+2146A [未詳/]
◆未詳「【正字通:丑集中:土部:堨】…堨別作𡑪」
葛12+山3=総画数15 U+5DB1 [カツ、カチ/]
◆「嶱嵑カツカツ」、山がひときわ高く聳(そび)え立つさま
葛12+手3=総画数15 U+64D6 [カツ、カチ、ケツ、ゲチ、カ、ケ/]
◆刮(こそ)げる、表面を削り取る、同「刮」「搳」「搳」
◆折る、圧(へ)し折る、同「折」「擸」
◆鞭打つ、打ち据える、同「撻」
◆箕(み)などの先の部分
葛12+月(肉)4=総画数16 U+81C8 [ロウ/]
◆冬至を過ぎて行われるその年最後の祭礼、その年に収穫・収獲したものを供え八百万(やおろず)の神に感謝する祭り、同「臘」
◆陰暦の十二月、同「臘」
◆「臈胆ロウタン」、丸々と太っているさま
筆順
𣰌葛12+毛4=総画数16 U+23C0C [リョウ、カツ、ガチ/]
◆長い柄(え)の付いた大きな扇(おうぎ、日本でいう団扇うちわ)、日除けや風・塵埃を防ぐためのもの、同「翣」「䭷」「【集韻:卷十:入聲下:葉第二十九:𣰌䭷】車翣以禦風塵也或作䭷」
◆草名、未詳、ワラビ(蕨、コバノイシカグマ科ワラビ属のシダ植物)に似た水生植物で食べられるという、同「𦼵」
葛12+犬3=総画数15 U+7366 [カツ、カチ/] 𤢠
◆「獦牂カツソウ」、獣名、姿はサル(猿)に似て頭はイヌ(犬・狗)に似るという、同「猵狙ヘンショ」「【莊子集解:內篇:逍遙遊第一】猨猵狙以為雌(釋文猵徐敷面反郭李音偏司馬云猵狙一名獦牂似猨而狗頭憙與雌猨交)」
◆「獦狚カツタン」、未詳、「猲狙」の誤りではないかという「【康熙字典:巳集下:犬部:狙】…《山海經》北號之山有獸焉其狀如狼赤首而鼠目其音如豚名曰猲狙《註》郭璞曰猲狙音葛苴○按韻書引山海經皆作獦狚」「【康熙字典:巳集下:犬部:狚】…《廣韻》獦狚出山海經○按山海經本作狙郭讀平聲諸書引之皆作狚疑誤」
𥀥葛12+皮5=総画数17 U+25025 [ロウ/] 𥀰
◆「𥀥㿴ロウトウ」、皮膚が張りを失い伸び弛(たる)むさま「【廣韻:入聲:盍第二十八:臘:𥀰】𥀰㿴皮瘦寛皃」
葛12+石5=総画数17 U+790D [ケツ、ゲチ/]
◆ひときわ高く聳(そび)え立つ岩、同「碣」
葛12+虫6=総画数18 U+45F6 [ロウ/] 蠟蝋
◆動植物などから精製する油性の物質、特にミツバチ蜜蜂の蜜から精製した蜜蝋を指す、ワックスwax、同「蜡」
𧝶葛12+衣5=総画数17 U+27776 [カツ、ガチ/]
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)やクズ(葛、マメ科クズ属の草)の繊維などを織(お)った目の粗(あら)い布、またそれを使った粗末ソマツな衣服、同「褐」「【南華真經(莊子):卷第九:莊子雜篇讓王第二十八】…*甕牖二室褐以為塞上漏下濕匡坐而弦(…褐下葛反郭音葛字或作𧝶…)(「*甕牖オウユウ」は「粗末な家)
葛12+言7=総画数19 U+8B6A [アイ/] 藹蔼
◆樹木が陽を遮(さえぎ)る程に生い茂っているさま
◆良い人材がたくさん揃っているさま
◆「譪譪アイアイ」◇草木が盛んに生い茂るさま◇多いさま、多く集まっているさま◇薄暗いさま◇和(なご)やかなさま
𨆍葛12+足7=総画数19 U+2818D [リョウ/]
◆踏み越えて行く、乗り越えて行く
◆前の人の跡を踏みながら行く、前任者を飛び越えて行く
葛12+車7=総画数19 U+8F55 [カツ、カチ/]
◆「轇轕コウカツ」、車や馬が入り乱れ駆(か)けるさま、同「轇輵」
𨞛葛12+邑3=総画数15 U+2879B [カツ、カチ/]
◆地名、現河南省南陽市付近 {河南省}
𨭛葛12+金8=総画数20 U+28B5B [ロウ/] 鑞镴
◆錫(すず)と鉛の合金、金属の溶接に使われるはんだ
𩍛葛12+革9=総画数21 U+2935B [カツ、ガチ/]
◆革製の履物
◆皮革を延ばし柔らかくする、鞣(なめ)す、同「㓭」
◆「靺𩍛マッカツ」、ツングース系民族、隋代(581年~618年)・唐代(618年~907年)に極東ロシアの沿海地方から中国東北部の黒竜江省・吉林省一帯に居住した民族、同「靺𩏌」 {隋代}
𩦞葛12+馬10=総画数22 U+2999E [カツ、カチ/] 𩢛騔
◆馬が疾走するさま、足の速い馬
𩯝葛12+髟10=総画数22 U+29BDD [リョウ/]
◆毛が長いさま、鬚(ひげ)が長いさま、「𩯝𩯝リョウリョウ」、同「鬣」「【集韻:卷十:入聲下:葉第二十九:𩯓𩯝㲱】說文髪𩯓𩯓也或作𩯝㲱」
𪆰葛12+鳥11=総画数23 U+2A1B0 [ゴツ、ゴチ、オツ、オチ/]
◆「鶷𪆰カツゴツ」、鳥名、未詳、一説にモズ(百舌・鵙、モズ科モズ属の鳥)、或いはモズ(百舌・鵙)よりも小形の鳥「【玉篇:卷二十四:鳥部第三百九十:𪆰】午鎋切鶷𪆰」「【爾雅注疏:釋鳥】鵙伯勞也(《注》似鶷𪆰而大…)」、また一説にカラス(烏・鴉、カラス科の鳥)の類で首が白いものという「【本草綱目:卷四十九:禽之三:慈烏】(《集解》…似雅烏而大白項者燕烏也…燕烏一名白脰一名鬼雀一名鶷𪆰…)」
注解:音については「ゴツ、ゴチ「【玉篇:卷二十四:鳥部第三百九十:𪆰】午鎋切鶷𪆰」」「オツ、オチ「【廣韻:入聲:鎋第十五:𪆰:𪆰】乙鎋切」」に従った
𪙰葛12+齒15=総画数27 U+2A670 [カツ、ガチ/] 𪘹
◆「𪘼𪙰ラツカツ」、物を齧(かじ)る音
艸3+9=総画数12 U+8461 [ホ、ブ/]
◆「葡萄ブドウ」、ブドウ科ブドウ属の果樹、またその実 {ブドウ}
◆[日]「葡萄牙ポルトガル」、国名
筆順
𠏆葡12+人2=総画数14 U+203C6 [ヒ、ビ/そな・える、そな・わる、つぶさ・に] 備僃偹俻𠈍备𠃰𤖤
◆必要なものを用意しておく、(いざという時のために)予め揃えておく
◆身に付いている、身に具(そな)わる
◆つぶさ・に、必要なものは全て、ことごとく
𩍘葡13+革9=総画数22 U+29358 [ヒ、ビ、ホ、ブ、フク、ブク/ふいご] 鞴𩍁𫖉𩌎
◆馬具を装備する、馬具を装備した馬
◆軾(ショク、車の前部の掴まったり寄り掛かったりするための手摺)の革製の飾り
◆革製の囊ノウ(大きな袋)
◆ふいご、革製の袋に取っ手を付けた火を熾(おこ)すための道具、取っ手を動かすことで風を送り出して火を熾す、同「韛」
艸3+9=総画数12 U+8462 [カイ、コウ、ゴウ、ガイ/おお・う、ふた、けだ・し] 蓋盖𤇁𤇙
◆(草を編んで作った)上からの雨や日差しを遮(さえぎ)る覆(おお)い
◆雨や日差しを遮(さえぎ)るために頭の上に翳(かざ)す傘(かさ)
◆全体を覆う
◆(家を)造(つく)る、雨や日差しを遮(さえぎ)るための屋根を設けることから
◆ふた、器の口を覆(おお)い塞(ふさ)ぐもの
◆けだ・し、多分、恐らく
筆順
𡑷葢13+土3=総画数16 U+21477 [アイ/] 壒𡏖𡎌
◆埃(ほこり)、塵(ちり)や埃
◆埃に塗(まみ)れる、また汚れる
艸3+9=総画数12 U+8463 [トウ、ツウ/] 𦱦
◆正す、取り締まる、管理監督する
◆大切にしまい込む
◆「董事トンシー」、団体の理事、会社の取締役
筆順
董13+女3=総画数16 U+5B1E [トウ、ツウ/]
◆女性名用字
董13+心3=総画数16 U+61C2 [トウ、ツウ/] 𢤦
◆はっきりする、はっきりと分(わ)かる、「不懂フトウ(はっきりしない、はっきりとは分からない)」
◆「懵懂ボウトウ」、ぼんやりしてはっきりしないさま、どうしてよいか分からないさま
𥪿董12+立5=総画数17 U+25ABF [トウ、ズウ、ドウ/わらべ、わらわ] 童𥫍𥪽
◆男の奴隷ドレイや召使(めしつかい)
◆幼い子ども、未成年(十五歳未満)の子ども、成人(十五歳で元服し成人となる)する前の男子
◆幼いさま、「童昏ドウコン(幼く知恵がないさま)」「童牛ドウギュウ(幼いウシ、角のないウシ)」「童山ドウサン(禿山はげやま、草木の生えていない山)」
艸3+9=総画数12 U+8466 [イ/あし、よし]
◆アシ(葦)、イネ科ヨシ属の草、花穂カスイ(イネ・ムギなどのように穂スイ状になっている花)の十分に発育していない若いものは「葭」「蘆」 {アシ} {花穂}
注解:「あし」の読みが「悪し」に通じるため「よし(良し)」とも読む
筆順
𨗨葦13+辵3=総画数16 U+285E8 [イ/]
◆姓用字
艸3+9=総画数12 U+846C [ソウ/ほうむ・る] 𦸟
◆周りから見えないように覆(おお)い隠(かく)す
◆死者を他人の目に触れないように隠(かく)す、死者を土に埋める、同「𦽱」
注解:「葬」は「艸」「死」「艸」の合字で、「莚エン(むしろ)を敷いて死者を載せ、上から莚で覆い隠す」の意
筆順
𩦦葬12+馬10=総画数22 U+299A6 [ソウ/] 髒𩪝
◆汚(きたな)い、汚(けが、よご)れる、同「脏」
◆「骯𩦦コウソウ」◇体格が立派でどっしりと(がっしりと)しているさま「【廣韻:上聲:蕩第三十七:駔:髒】骯髒體盤」◇未詳「【字彙:戌集:骨部:骯】下黨切杭上聲骯髒倖直貌」◇汚(けが)れているさま、汚(きたな)いさま、同「肮脏」
葬13+骨10=総画数23 U+9AD2 [ソウ/] 𩪝𩦦
◆汚(きたな)い、汚(けが、よご)れる、同「脏」
◆「骯髒コウソウ」◇体格が立派でどっしりと(がっしりと)しているさま「【廣韻:上聲:蕩第三十七:駔:髒】骯髒體盤」◇未詳「【字彙:戌集:骨部:骯】下黨切杭上聲骯髒倖直貌」◇汚(けが)れているさま、汚(きたな)いさま、同「肮脏」
◆簡「脏」
艸3+9=総画数12 U+8471 [ソウ、ス/ねぎ] 蔥𦯎䓗𢚱
◆ネギ(葱)、ヒガンバナ科ネギ属の野菜 {ネギ}
◆緑がかった青色
筆順
葱13+心3=総画数16 U+61BD [ショウ、シュウ/] 𢤄
◆「惺憽セイショウ」、悟りを開いた人、智慧のある人
𢶰葱13+手3=総画数16 U+22DB0 [ソウ、ス/]
◆未詳
葱13+木4=総画数17 U+6AA7 [ショウ、シュ、ソウ/]
◆小さな籠(かご)、小さな筒(つつ)状の容器、同「棇」「䈰」「筲」、同「桶檧トウショウ」「【方言:第五】箸筩(盛朼箸籫也)陳楚宋魏之間謂之筲(鞭鞘)或謂之籝(…)自𨵿而西謂之桶檧」
葱13+水3=総画数16 U+6FCD [ショウ/] 𤁬
◆水の音
葱13+火4=総画数17 U+71EA [ソウ、ス/] 熜㷓𤑢焧𤊘
◆煙が立ち昇る
◆屋根に設ける排煙口ハイエンコウ、煙突エントツ、同「囱」
◆アサ(麻)の茎を束ねて作った明かり
葱13+糸6=総画数19 U+7E71 [ソウ/] 𦇎
◆緑(みどり)がかった青色、ネギ(葱、ヒガンバナ科ネギ属)のような青白い色、またそのような色の絹布「【通雅:卷三十七:衣服】…緑曰𦇎…𦇎即蔥色說文𦇎淺青色今曰翠藍栁藍詩言蔥珩言其色也…」
艸3+9=総画数12 U+8474 [シン/] 𦸮𦺘𣿎
◆リュウキュウアイ(琉球藍)、キツネノマゴ科イセハナビ属の草、別名「馬藍バラン」「【爾雅注疏:卷八:釋草】葴馬藍(《疏》葴一名馬藍郭曰今大葉冬藍也今爲澱者是也)」 {リュウキュウアイ}
◆ホオズキ(酸漿)、ナス科ホオズキ属の草、別名「寒漿カンショウ」「【爾雅注疏:卷八:釋草】葴寒漿(《疏》葴一名寒漿郭曰今酸漿草江東呼曰苦葴…葉亦可食子作房房中有子如梅李大皆黃赤也)」 {ホオズキ}
𣿎葴12+水3=総画数15 U+23FCE [シン/] 葴𦸮𦺘
◆リュウキュウアイ(琉球藍)、キツネノマゴ科イセハナビ属の草、別名「馬藍バラン」「【爾雅注疏:卷八:釋草】葴馬藍(《疏》葴一名馬藍郭曰今大葉冬藍也今爲澱者是也)」 {リュウキュウアイ}
◆ホオズキ(酸漿)、ナス科ホオズキ属の草、別名「寒漿カンショウ」「【爾雅注疏:卷八:釋草】葴寒漿(《疏》葴一名寒漿郭曰今酸漿草江東呼曰苦葴…葉亦可食子作房房中有子如梅李大皆黃赤也)」 {ホオズキ}
葴12+金8=総画数20 U+4960 [シン/はり] 鍼𨮼
◆縫い針、同「針」
◆治療用の道具、針状のものや細長いメス状のものなどがある、同「針」「箴」
注解:中国では「鍼灸」を「針灸」というなど、多く「鍼」に代わって「針」が用いられるようである
𪇅葴12+鳥11=総画数23 U+2A1C5 [シン/] 𪇳𪉕𪈁
◆「𪇅鴜シンシ」、水鳥の名「【廣韻:上平聲:支第五:疵:鴜】𪇳鴜水鳥似魚虎蒼黑色又即知切」
𪒯葴12+黑12=総画数24 U+2A4AF [キン、ゴン/]
◆黒みを帯びた黄色、同「𪒭」
艸3+9=総画数12 U+8475 [キ、ギ/あおい] 𦷡𦮙
◆アオイ(葵)、アオイ科・フウロソウ科テンジクアオイ属・ウマノスズクサ科カンアオイ属などの植物の称 {アオイ}
◆「野葵ヤキ」、フユアオイ(冬葵)、アオイ科ゼニアオイ属の草 {フユアオイ}
◆「天竺葵テンジクキ」、テンジクアオイ(天竺葵)、フウロソウ科テンジクアオイ属の草 {テンジクアオイ}
◆「向日葵コウジツキ」、ヒマワリ(向日葵)、キク科ヒマワリ属の草 {ヒマワリ}
◆[日]「双葉葵フタバアオイ」、ウマノスズクサ科カンアオイ属の草、徳川家の家紋はこの葉をデザインしたもの、漢名は「雙葉細辛ソウヨウサイシン」 {フタバアオイ}
筆順
𪆴葵13+鳥11=総画数24 U+2A1B4 [キ、ギ/] 䳫𩀁
◆「𪆴鳩キキュウ」、小形のハト(鳩、ハト科の鳥)「【方言:第八】鳩…其小者謂之𪅨鳩(今■鳩也)或謂䳫鳩(音葵)」「【本草綱目:禽之三:斑鳩】《釋名》斑隹(音錐)錦鳩(范汪方)鵓鳩(左傳注)祝鳩(…者其小而無斑者曰隹曰𪆴音葵…)」
艸3+9=総画数12 U+8480 [ウン/]
◆「葐蒀・芬蒀フンウン」、香(かお)りが盛んに立ち籠(こ)めるさま
◆オモト(万年青)、キジカクシ科オモト属の草、「千年蒀センネンウン」、別名「万年青マンネンセイ」 {オモト}
𨎽蒀12+車7=総画数19 U+283BD [未詳/]
◆未詳
艸3+9=総画数12 U+848D [イ/]
◆オニバス(鬼蓮)、スイレン科オニバス属の水生植物、同「芡」「䓈」 {オニバス}
◆姓、楚代の人
蒍12+人2=総画数14 U+5130 [イ/]
◆不安なさま、安定しないさま
𤾸蒍12+白5=総画数17 U+24FB8 [カ、ケ、イ/] 蘤𤾡𧅅
◆花(はな)、同「花」
◆花が(花のように)咲き誇るさま、同「華」
◆花のように美しいさま、華(はな)やかなさま、同「花」「華」
隹部
𦳃艸3+9=総画数12 U+26CC3 [シャ、ジャ/]
◆チガヤ(茅)・アシ(葦)・ススキ(芒)などの葉の細長いイネ科の草の穂(ほ、茎の先に多数の花実が並ぶように付いたもの)、「𦳃𦮺シャシ」 {チガヤ} {アシ} {ススキ}
◆「𦳃蒿シャコウ」、草名、未詳、ヨモギ(蓬、キク科ヨモギ属の草)の類「【廣韻:下平聲:歌第七:莪:莪】草名似䔑蒿詩云蓼蓼者莪」 {ヨモギ}
𣚋𦳃12+木4=総画数16 U+2368B [ヤ/] 椰㭨
◆ココヤシ(ココ椰子)、ヤシ科ココヤシ属の木、同「枒」(日本ではヤシ科の木を「椰子」と呼ぶが、「椰子」は本来ココヤシの実ココナッツcoconutをいう) {ココヤシ}
夕部
巾部
艸3+10=総画数13 U+8499 [ボウ、ム、モウ/こうむ・る、くら・い]
◆覆(おお)う、上から被(かぶ)せ覆う、同「冡」「䝉」
◆上から覆(おお)われていて薄暗い、薄暗く識別・判断ができない
◆判断や理解ができない、道理に暗い、無知なさま、同「懞」
◆身を(体を)覆う、身に被さる
◆受ける、「蒙受モウジュ」「蒙恥モウチ(辱はずかめを受ける)」
◆周易の六十四卦の一つ、「山水蒙サンスイモウ」、䷃ {易経記号}
◆「蒙古モウコ」、中国北方の民族の名、また現モンゴル国
筆順
𠐁蒙13+人2=総画数15 U+20401 [ボウ、ム/]
◆未熟なさま、無知なさま「【路史:卷六:前紀六:大庭氏】…伏羲神農之世其民侗𠐁{⿰目㝠}{⿰目㝠}蹎蹎不知所…(「伏羲フッキ・フクギ」は伝説上の天子の名)
𡁏蒙13+口3=総画数16 U+2104F [ボウ、ム/] 𧭊𧭙
◆言葉が不明瞭なさま
蒙13+巾3=総画数16 U+5E6A [ボウ、ム/]
◆上を覆う幕、天幕テンマク、同「𢄐」
◆「帲幪ヘイモウ」、全体を覆う幕、周りに張る幕(「帲」)と上を覆う幕(「幪」)
◆「幪幪ボウボウ」、草木が盛んに茂って辺りを覆うさま
蒙13+心3=総画数16 U+61DE [ボウ、ム/]
◆周りが覆われていて薄暗い、辺りが薄暗く認識や判断ができない、同「蒙」
◆判断や理解ができない、道理に暗い、無知なさま、同「懵」
蒙13+日4=総画数17 U+66DA [ボウ、ム、モウ/]
◆薄暗いさま、薄暗くぼんやりしている、「曚曨ボウロウ・モウロウ」「暡曚オウボウ・オウモウ」
筆順
蒙13+月(肉)4=総画数17 U+4443 [ボウ、ム/]
◆体がふくよかなさま、肉づきがよいさま、太っているさま、肥(こ)えているさま
注解:本字(U+4443)の偏は「つき」で「にくづき」の「朦(U+6726)」とは別字 {漢字(月)}
蒙13+月4=総画数17 U+6726 [ボウ、ム、モウ/]
◆薄暗くぼんやりしていているさま、ぼんやりしてはっきりしないさま、「朦朧モウロウ」
注解:本字(U+6726)の偏は「つき」で「にくづき」の「䑃(U+4443)」とは別字 {漢字(月)}
筆順
蒙13+木4=総画数17 U+6AAC [ボウ、ム、モウ/]
◆「檸檬ネイモウ」、レモンlemon、ミカン科ミカン属の木、またその果実 {レモン}
筆順
蒙13+毛4=総画数17 U+6C0B [モウ/]
◆「氃氋トウモウ」、毛皮や毛織物の毛が抜け散るさま
蒙13+水3=総画数16 U+6FDB [ボウ、ム、モウ/]
◆霧(きり)のような細かい雨、糠雨(ぬかあめ)、小糠雨(こぬかあめ)、「涳濛コウモウ」、同「靀」 {霧雨}
◆「溟濛メイモウ」、細かい雨が降り籠(こ)めて薄暗いさま、薄暗くぼんやりしているさま
◆「澒濛・鴻濛コウモウ」、細かい雨が降り籠めてぼんやりしているさま「【楚辭(王逸):卷第十五:思円古】貫澒濛以東朅兮(澒濛氣也…澒一作鴻)」
筆順
蒙13+犬3=総画数16 U+7374 [ボウ、モウ/]
◆マングースmongoose、マングース科の哺乳類
◆「獴𤡱ボウケイ」、姿はサル(猿)に似るが小形でよく鼠を捕るという「【正字通:巳集下:犬部:𤡱】獴𤡱蜼之小者紫黑色能捕䑕廣志曰獴𤡱有黑白黃者暹羅最良捕䑕捷於家貓一名蒙頌本作蒙䝿俗作獴𤡱」
𤯾蒙13+生5=総画数18 U+24BFE [未詳/] 𤯼
◆未詳「【天原發微:卷之八:七宿之分野】井十六至柳八次鶉首辰未曰劦洽律𤯼賔斗午{⿱𡗗未}分(「井」「柳」は二十八宿のうち南方朱雀七宿の一つ、「鶉首ジュンシュ」は十二次の一つ、「劦洽・協洽キョウコウ」は未(ひつじ)を指す) {二十八宿}
蒙13+目5=総画数18 U+77C7 [ボウ、ム、モウ/] 𥉕
◆目が見えない、またその人、盲人
◆(薄暗く)はっきり見えない、ぼんやりしてはっきりしない
◆「矇矓モウロウ」、ぼんやりしてはっきりしないさま、ぼうっとしているさま、同「朦朧」
◆道理に暗い、判断や理解ができない、同「蒙」
◆「矇昧モウマイ」、道理をよく理解できない、同「愚昧グマイ」
筆順
蒙13+石5=総画数18 U+791E [ボウ、ム、モウ/]
◆「礞石ボウセキ・モウセキ」、鉱物名、青礞石・金礞石があり、いずれも薬として利用される
蒙13+舟6=総画数19 U+8268 [ボウ、ム、モウ/]
◆「艨艟モウショウ」、敵船に突き当たるために船長を長くし船幅を狭くした軍船
筆順
蒙13+虫6=総画数19 U+8813 [ボウ、モウ/]
◆ヌカカ(糠蚊)、ヌカカ科の虫、1~3mm程の小形の昆虫、「蠛蠓ベツボウ」
蒙13+衣5=総画数18 U+4669 [ボウ、ム/] 𧞑
◆衣、衣服「【玉篇:卷二十七:衣部第四百三十五:𧞑】莫紅切衣」
𧭊蒙13+言7=総画数20 U+27B4A [ボウ、ム/] 𧭙𡁏
◆言葉が不明瞭なさま
𨞫蒙14+邑3=総画数17 U+287AB [ボウ、ム/]
◆邑(むら)名、未詳「【集韻:卷一:平聲一:東第一:𨞫】邑名」
蒙13+酉7=総画数20 U+4913 [ボウ、ム/] 𨢊
◆米・麦・豆などの穀物の表面に麹菌(こうじきん)を繁殖させたもの、またその菌、同「䴿」「【廣韻:上平聲:東第一:蒙:𨢊】麴生衣皃䴿上同」「【集韻:卷一:平聲:東第一:𨢊䤓】說文𥶶生衣也或作䤓通作䴿」
𨼿蒙14+阜3=総画数17 U+28F3F [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷一:平聲一:東第一:𨼿】自名」「【五音集韻:卷一:東第一:𨼿】𠂤名」
蒙13+雨8=総画数21 U+9740 [ボウ、ム/] 𩆬
◆霧(きり)のような細かい雨、糠雨(ぬかあめ)、小糠雨(こぬかあめ)、同「濛」 {霧雨}
◆細かい雨が降り籠(こ)めるさま「【武功集:卷五:雪䬠】…彼陽春霧之靀矣…」
蒙13+食9=総画数22 U+995B [ボウ、ム/] 𩝬
◆食べ物が器いっぱいに盛られているさま
蒙13+鳥5=総画数18 U+9E72 [ボウ、ム/]
◆ネッタイチョウ科の鳥、「白尾鸏ハクビボウ(シラオネッタイチョウ白尾熱帯鳥)」「紅尾鸏コウビボウ(アカオネッタイチョウ赤尾熱帯鳥)」
◆「鹲䴀・䴌𪆏ボウトウ」、鳥名、未詳、喙(くちばし、嘴)は黄色で長さは一尺あまり、南人(ベトナム北部から中国南部一帯に居住する人)はこれを酒器にするという「【廣韻:上平聲:東第一:同:䴀】鸏䴀水鳥黃喙喙長尺餘南人以爲酒器出劉欽期交州記」「【嶺南遺書:交州記巻一】䴌𪆏黃喙喙長尺餘南人以爲酒器」(【廣韻】は「鸏䴀」、【嶺南遺書】は「䴌𪆏」、「交州記」を確認できなかったが二つを同音同義とした)
◆「鹲鵰ボウチョウ」、鳥名、未詳、喙は赤黃色で一尺あまり、二升も入るほどの大きさという「【酉陽雜俎:卷十六:廣動植之一:羽篇】*{⿰𫎇鳥}鸏雕喙大而勾長一尺赤黃色受二升南人以為酒杯也」(‡【廣東新語:卷十六:器語:酒器】‡他では「*鸏」とあり、これに従った)
蒙14+鳥11=総画数25 U+4D0C [ボウ、ム/]
◆未詳「【玉篇:卷二十四:鳥部第三百九十:䴌】莫公切水鳥也亦曰䴌鳩」「【說文解字注:鳥部:䴌】水鳥也(史記上林賦說水鳥有煩鶩徐廣曰煩鶩一作番䴌…)」
◆「䴌𪆏・鸏䴀ボウトウ」、鳥名、未詳、喙(くちばし、嘴)は黄色で長さは一尺あまり、南人(ベトナム北部から中国南部一帯に居住する人)はこれを酒器にするという「【廣韻:上平聲:東第一:同:䴀】鸏䴀水鳥黃喙喙長尺餘南人以爲酒器出劉欽期交州記」「【嶺南遺書:交州記巻一】䴌𪆏黃喙喙長尺餘南人以爲酒器」(【廣韻】は「鸏䴀」、【嶺南遺書】は「䴌𪆏」、「交州記」を確認できなかったが二つを同音同義とした)
蒙14+鳥11=総画数25 U+9E0F [ボウ、ム/]
◆ネッタイチョウ科の鳥、「白尾鸏ハクビボウ(シラオネッタイチョウ白尾熱帯鳥)」「紅尾鸏コウビボウ(アカオネッタイチョウ赤尾熱帯鳥)」
◆「鸏䴀・䴌𪆏ボウトウ」、鳥名、未詳、喙(くちばし、嘴)は黄色で長さは一尺あまり、南人(ベトナム北部から中国南部一帯に居住する人)はこれを酒器にするという「【廣韻:上平聲:東第一:同:䴀】鸏䴀水鳥黃喙喙長尺餘南人以爲酒器出劉欽期交州記」「【嶺南遺書:交州記巻一】䴌𪆏黃喙喙長尺餘南人以爲酒器」(【廣韻】は「鸏䴀」、【嶺南遺書】は「䴌𪆏」、「交州記」を確認できなかったが二つを同音同義とした)
◆「鸏鵰ボウチョウ」、鳥名、未詳、喙は赤黃色で一尺あまり、二升も入るほどの大きさという「【酉陽雜俎:卷十六:廣動植之一:羽篇】*{⿰𫎇鳥}鸏雕喙大而勾長一尺赤黃色受二升南人以為酒杯也」(‡【廣東新語:卷十六:器語:酒器】‡他では「*鸏」とあり、これに従った)
蒙13+麥11=総画数24 U+4D46 [ボウ、ム/] 䴿𪍭
◆米・麦・豆などの穀物の表面に麹菌(こうじきん)を繁殖させたもの、またその菌、「黄衣」は黄麹菌と思われる「【玉篇:卷十五:麥部第一百九十二:䴿】莫公切有衣麴也女麴也」「【本草綱目:穀之四:女麴】《集解》恭曰女麴完小麥為飯和成罨之待上黄衣取晒」
◆穀類を碾(ひ)いて篩(ふるい)に掛けた際に篩に残る粗(あら)い穀粉「【廣雅:卷八:釋器】𪌯(素果)𪍭(蒙)粿(乎寡)䵂(狄謫二音)糜(無悲)糏(思節)也」
艸3+10=総画数13 U+84A4 [ト、ズ/]
◆イタドリ(虎杖)、タデ科イタドリ属の草 {イタドリ}
𡒎蒤14+土3=総画数17 U+2148E [ト、ズ/]
◆(目的とするところにまで通じている)道、経路、同「途」「【故司隸校尉犍為楊君頌(故司隸校尉楗為楊君頌)】𡒎路歮難」
艸3+10=総画数13 U+84A6 [カク、ワク/]
◆価値や程度をあれこれ考え合わせて見当ケントウを付ける、推し量(はか)る、同「商」「彠」
筆順
蒦13+刀2=総画数15 U+5290 [カク、ワク/]
◆裂く、切り裂く
◆穀物を刈り入れる、収穫する、同「穫」
蒦13+口3=総画数16 U+5684 [カク、ワク/]
◆「わあ」という喚(わめ)き声や鬨(とき)の声を表す語
◆「わぉ」という驚きの声を表す語
蒦13+女3=総画数16 U+5B33 [ワク/]
◆惜(お)しむ「【玉篇:卷三:女部第三十五:嬳】乙縛于故二切惜也」
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:㜹】俗𡤬嬳二今王縛反作姿也」
蒦14+心3=総画数17 U+399C [カク/]
◆驚く、びっくりする、ぎょっとする、同「戄」
蒦13+手3=総画数16 U+64ED [カク、ワク、コ、ゴ/]
◆捕(つか)まえる、獲(え)る
◆獣を追い込んで捕(と)らえるための仕掛け、「罟擭コカク」「柞擭サクカク」「【康熙字典:卯集中:手部:擭】…《集韻》《韻會》𠀤胡化切華去聲捕獸機檻也…《禮中庸》驅而納諸罟擭陷阱之中…」
蒦13+日4=総画数17 U+3B26 [ヤク/]
◆矍鑠(かくしゃく)としているさま、老人が溌剌ハツラツとしているさま「【集韻:巻之十:入聲下:十八:㬦】勇皃東觀漢記㬦哉是翁」「【康熙字典:辰集上:日部:㬦】○按馬援傳本作矍鑠哉是翁从日疑譌」
蒦14+月(肉)4=総画数18 U+81D2 [ワク/]
◆上質な肉、美味しい肉
蒦13+木4=総画数17 U+6AB4 [カ、ワ、カク、ワク/]
◆木名、未詳、皮は強く剥(は)いで綱などに用い、木は杯(さかずき)などに加工されるという
蒦13+水3=総画数16 U+6FE9 [カク、ワク、コ、グ、ゴ/]
◆屋根から雨水が滴(したた)り落ちるさま
◆煮る
◆「濩落カクラク」、中ががらんとして何もないさま、同「廓落」
◆「大濩・大頀タイコ」、商湯ショウトウ(湯王、前17世紀~前16世紀)代の舞曲名「【周禮注疏:春官宗伯】以樂舞教國子舞雲門大卷大咸大㲈大夏大濩大武(此周所拵六代之樂黃帝曰雲門大卷黃帝…大咸咸池堯樂也…大㲈舜樂也…大夏禹樂也…大濩湯樂也…大武武王樂也…)(「大濩・大頀」は「雲門大卷ウンモンタイカン(黃帝代)」「大咸タイカン・咸池カンチ(堯代)」「大㲈・大韶タイショウ(舜代)」「大夏タイカ(禹代)」「大武タイブ(周武代)」と併せ「六代大舞」と呼ばれる)
筆順
蒦13+犬3=総画数16 U+7372 [カク、ワク/え・る] 𫉬
◆狩りで鳥獣を殺し捕(と)る、また狩りで捕った鳥獣など、「獲物(えもの、中国では「猎物」)」、生きたまま捕(つか)まえるのは「虜」「【康熙字典:申集中:虍部:虜】…《漢書·晉灼註》生得曰虜斬首曰獲…」
◆得る、手に入れる、「獲得カクトク」
◆簡「获」
筆順
蒦14+玉4=総画数18 U+74C1 [ゴク/]
◆未詳「【廣韻:入聲:鐸第十九:瓁:瓁】扑瓁」「【漢語大字典:玉部:瓁】玉瓁未雕琢的玉」
◆「瓁洛ゴクラク」、川名、未詳
𤻙蒦14+疒5=総画数19 U+24ED9 [カク/]
◆「㾰𤻙コカク」、咽喉インコウ(のど)にものが詰まる、咽喉に腫れ物などができて嚥下エンカ(ものを飲み下す)できない、またそのような病気
蒦13+目5=総画数18 U+77C6 [カク/]
◆(びっくりしたように)目を大きく見開く、驚く、同「䂄」
◆きらっと輝(かがや)く、閃(ひらめ)く、「矆睒カクセン」
蒦13+矢5=総画数18 U+77F1 [ワク/]
◆規準となる尺度、同「彠」
◆「矩矱・榘矱クワク」、則(のっと)るべき基準、同「規矩キク」
𥖪蒦13+石5=総画数18 U+255AA [ラク/]
◆「𥖪礋ラクタク」、田畑の(水を含んだ)土を平らに均(なら)すための農具、円柱形の石(或いは木)に突起や凹凸を施し、軸を通して転がすことで平らに均す、同「礰礋レキタク」、この「𥖪礋」と構造はほぼ同じで(突起や凹凸ではなく)筋状の凹凸を施した農具を「磟碡・䃙碡・碌碡ロクドク」という「【農政全書:卷二十一:農器:圖譜一】礰礋又作𥖪礋與磟碡之制同但外有列齒獨用於水田破塊滓溷泥塗也(図あり)
蒦13+禾5=総画数18 U+7A6B [カク、ワク/と・る]
◆穀物を刈(か)り取る、刈り入れる、「収穫シュウカク」、同「耯」「劐」
◆得る、手に入れる、(「収穫」「獲得」の意)、同「獲」
◆簡「获」
筆順
蒦13+竹6=総画数19 U+7C46 [ワク/] 篗籰
◆糸巻き、糸車いとぐるま、紡(つむ)いだ糸を巻き取る道具
蒦13+耒6=総画数19 U+802F [カク、ワク/]
◆穀物を刈り入れる、収穫する、同「穫」
蒦13+舟6=総画数19 U+8267 [ワク/]
◆舟(ふね)、船
蒦13+虫6=総画数19 U+8816 [カク、ワク/]
◆「蚇蠖セキカク」、シャクトリムシ(尺取虫)、シャクガ科のガ(蛾)の幼虫
筆順
𧞤蒦13+衣5=総画数18 U+277A4 [未詳/]
◆衣裳の一種、未詳「【康熙字典:申集補遺:衣部:𧝯】《五音篇海》古洽切𧞤衣也」
蒦13+言7=総画数20 U+8B77 [コ、ゴ/まも・る]
◆周(まわ)りを囲んで中のものを守る、庇(かば)い守る、外からの災禍サイカや危害(キガイ)などを防ぎ守る、「保護ホゴ」
筆順
𧾛蒦14+走7=総画数21 U+27F9B [カク、キャク/]
◆「𧾛䞽カクサク」、足が長いさま
蒦13+金8=総画数21 U+944A [カク、ワク/]
◆煮炊き用の大きな鍋(なべ)、罪人を釜茹で(かまゆで)にするための大きな鍋
筆順
蒦13+金5=総画数18 U+956C [カク、ワク/]
◆煮炊き用の大きな鍋(なべ)、罪人を釜茹で(かまゆで)にするための大きな鍋
蒦13+青8=総画数21 U+4A3C [コ、ゴ/]
◆未詳「【山海經:中山經】又東北百五十里曰驕山其上多玉其下多青䨼…」(「青い石」の意か?)
蒦13+革9=総画数22 U+97C4 [コ、ゴ、カク、ワク/]
◆刀を腰に下げるための革紐(かわひも)
◆縛(しば)る
蒦13+韋9=総画数22 U+4A9D [コ、ゴ/]
◆「䪝𩏪ゴタク」、刀の飾り、未詳、「韄」と同義で「刀を腰に下げるための革紐(かわひも)」の意か?「【玉篇:卷二十六:革部第四百二十三:䪝】於白切䪝𩏪刀飾」
蒦13+音9=総画数22 U+9800 [コ、グ、ゴ/]
◆「大頀・大濩タイコ」、商湯ショウトウ(湯王、前17世紀~前16世紀)代の舞曲名「【周禮注疏:春官宗伯】以樂舞教國子舞雲門大卷大咸大㲈大夏大濩大武(此周所拵六代之樂黃帝曰雲門大卷黃帝…大咸咸池堯樂也…大㲈舜樂也…大夏禹樂也…大濩湯樂也…大武武王樂也…)(「大頀・大濩」は「雲門大卷ウンモンタイカン(黃帝代)」「大咸タイカン・咸池カンチ(堯代)」「大㲈・大韶タイショウ(舜代)」「大夏タイカ(禹代)」「大武タイブ(周武代)」と併せ「六代大舞」と呼ばれる)
𩟓蒦14+食8=総画数22 U+297D3 [カク/]
◆食べ物に味がない、また味が薄い
蒦13+魚11=総画数24 U+9C6F [コ、ゴ/] 鳠𩽕𩹹
◆ギギ(義義)、ナマズ目ギギ科の淡水魚、同「鱨」「鮠」「鮰」「魱」
蒦13+魚8=総画数21 U+9CE0 [コ、ゴ/] 鱯𩽕𩹹
◆ギギ(義義)、ナマズ目ギギ科の淡水魚、同「鱨」「鮠」「鮰」「魱」
蒦13+鳥11=総画数24 U+9E0C [ワク、コ、ゴ/]
◆ミズナギドリ(水薙鳥)、ミズナギドリ科の水鳥
蒦13+鳥5=総画数18 U+9E71 [ワク、コ、ゴ/]
◆ミズナギドリ(水薙鳥)、ミズナギドリ科の水鳥
𪇡蒦13+鳥11=総画数24 U+2A1E1 [未詳/]
◆鳥名、未詳「【類篇:鳥部:𪇡】胡故切鳥名」
注解:「鸌」の異体字か?
艸3+10=総画数13 U+84AA [ハク/]
◆「蒪苴ハクショ」、ミョウガ(茗荷)、ショウガ科ショウガ属の草、別名「蘘荷ジョウカ」 {ミョウガ}
𦡰蒪13+月(肉)4=総画数17 U+26870 [ハク/] 膊𦢸𦣈
◆薄切りにして干した(陽に晒した)肉
◆磔(はりつけ)にする、殺して晒(さら)す
◆肩先(腋)から手首までの部分、日本でいう「腕」、「胳膊カクハク」 {人体(上肢)}
◆肩胛骨・肩甲骨ケンコウコツ、同「髆」「䯙」
𣝍蒪14+木4=総画数18 U+2374D [ヘキ/]
◆壁(かべ)部分の柱、壁枠(わく)内の柱、同「𣝍」
蒪17+石5=総画数22 U+7921 [ハク、バク/]
◆同「礴」
蒪13+金8=総画数21 U+496C [ハク/]
◆大きな鐘ショウ(かね、金属製の打楽器) {楽器(打楽器)}
◆時を知らせるために鳴らす鐘(かね)、同「鎛」「【集韻:卷十:入聲下:鐸第十九:鑮䥬】十二辰頭鈴鐘也」
◆草を掘り起こして取り除く鋤(そ、日本でいう「鍬」)の類、同「鎛」
蒪13+革9=総画数22 U+4A87 [ハク、バク/] 𩍿𩏯
◆車の床に敷く革製の敷物
𩏯蒪13+韋9=総画数22 U+293EF [ハク、バク/] 𩍿䪇
◆車の床に敷く革製の敷物
𩟛蒪14+食8=総画数22 U+297DB [ハク/] 餺馎䭦𩞽䬪
◆「𩟛飥ハクタク」◇小麦粉などに水を加えて捏(こ)ねて平たく延ばしたもの、またそれを細く切った平打ち饂飩(うどん)の類◇[日]ほうとう(餺飥)、うどんに野菜などを加えて煮る郷土料理
艸3+10=総画数13 U+84AF [カイ、ケ/]
◆イ(藺、別名イグサ藺草・トウシンソウ灯心草、イグサ科イグサ属の草)やサンカクイ(三角藺、カヤツリグサ科ホタルイ属の草)などの茎が細く莚(むしろ)などの敷物や履物(はきもの)の底などに利用される草 {イ} {サンカクイ}
◆「蒯聵カイカイ・カイガイ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の衛エイ(前11世紀~前209年)霊公(前540年~前493年)の子「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷五十六:定公十四年】衛世子蒯瞶出奔宋」(《武英殿十三經注疏》本・「【前漢紀:孝昭皇帝紀】」などでは「蒯瞶カイキ」、古本では「耳」「目」は字形が似るため「聵」「瞶」の混用(誤用)が見られるが正誤は未詳) {春秋時代}
𦗿蒯14+耳6=総画数20 U+265FF [ガイ、ゲ、カイ/] 聵聩𦘋𦘄𦘃𦖥
◆(生まれながらにして)耳が悪く声や音が聞こえない
◆(見たり聞いたりできずに)道理に暗い
艸3+10=総画数13 U+84B8 [ショウ、ジョウ/む・す、む・らす、む・れる、ふか・す]
◆湯気(水蒸気)が立ち昇る、同「烝」
◆湯気(水蒸気)を立ち昇らせて熱する、同「烝」
◆皮を取り去ったアサ(麻)の茎を乾燥させたもの、麻幹あさがら・おがら
◆細い枝や茎、麻幹と共にいずれも薪(たきぎ)にするためのもので薪よりも細いもの
◆多くの、たくさんの、同「烝」
◆祖先を祀(まつ)るために冬に行われる祭礼の名、同「烝」
筆順
𩟘蒸13+食8=総画数21 U+297D8 [ショウ/]
◆食材を蒸(む)す、蒸(ふ)かす
艸3+10=総画数13 U+84BC [ソウ/あお、あお・い] 苍𦭆
◆深い青色、緑がかった濃い青色
◆「蒼天ソウテン」「「上蒼ジョウソウ」穹蒼キュウソウ」、頭上高く大きく広がる青々とした空(そら)、天空テンクウ
◆青黒いさま、青褪(蒼褪、あおざ)めるさま
◆慌(あわただ)しいさま、忙(せわ)しいさま、同「倉」
◆「蒼耳ソウジ」、オナモミ(葈耳・巻耳)、キク科オナモミ属の草 {オナモミ}
筆順
蒼13+水3=総画数16 U+6FF8 [未詳/]
◆未詳
𩼺蒼13+魚11=総画数24 U+29F3A [未詳/]
◆未詳
艸3+10=総画数13 U+84BF [コウ/よもぎ]
◆ヨモギ(蓬・艾)、キク科ヨモギ属の草 {ヨモギ}
◆「青蒿セイコウ」、カワラニンジン(河原人参)、キク科ヨモギ属の草 {カワラニンジン}
◆「艾蒿ガイコウ」、チョウセンヨモギ(朝鮮蓬)、キク科ヨモギ属の草 {チョウセンヨモギ}
◆草から匂いが立ち昇るさま、気が立ち昇るさま
◆消耗する、消沈する
筆順
蒿13+口3=総画数16 U+5686 [コウ、キョウ/]
◆「ひゅっ」という(矢が飛ぶような)音
◆「嚆矢コウシ」◇鏑矢(かぶらや)、鏃(やじり)に孔(あな)をあけて飛ぶ時に音が出るようにした矢、戦闘の開始の合図に用いられたという◇物事の始まり
筆順
艸3+10=総画数13 U+84C1 [シン/]
◆草木が叢(むら)がり生えるさま、同「榛」
◆「蓁蓁・𦳳𦳳シンシン」、草が折り重なるように生えるさま「【楚辭章句:卷九:招魂章句第九】蝮蛇蓁蓁(蝮大蛇也蓁蓁積聚之皃)」「【爾雅注疏:釋訓】蓁蓁孽孽戴也疏周南桃夭曰其葉蓁蓁〇王應麟詩攷曰通典作其葉溱溱」
◆「蓁椒シンショウ」、サンショウ(山椒)、別名「花椒カショウ」、ミカン科サンショウ属の木、またその実 {サンショウ}
筆順
𣝾蓁13+木4=総画数17 U+2377E [シン/]
◆木名、未詳
◆木が叢(むら)がり生えるさま、同「榛」「【類篇:木部:𣝾】緇詵切木也一曰菆也」
注解:「榛」の異体字か?
艸3+10=総画数13 U+84CB [カイ、コウ、ゴウ、ガイ/おお・う、ふた、けだ・し] 葢盖𤇁𤇙
◆(草を編んで作った)上からの雨や日差しを遮(さえぎ)る覆(おお)い
◆雨や日差しを遮(さえぎ)るために頭の上に翳(かざ)す傘(かさ)
◆全体を覆う
◆(家を)造(つく)る、雨や日差しを遮(さえぎ)るための屋根を設けることから
◆ふた、器の口を覆(おお)い塞(ふさ)ぐもの
◆けだ・し、多分、恐らく
筆順
𡀽蓋14+口3=総画数17 U+2103D [カツ、カチ/] 喝喝𠿒𡁁𡁍
◆(咽喉がかすれる程に)大きな声を出す
◆「かっ」と大きな声で叱り付ける、また脅す
◆(特に酒を)飲む
𡈮蓋13+囗3=総画数16 U+2122E [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:囗部:𡈮】何夾切音狎穴也香嚴讀」「【康熙字典:丑集備考:囗部:𡈮】《篇海類編》與圔同」
蓋13+土3=総画数16 U+58D2 [アイ/] 𡏖𡑷𡎌
◆埃(ほこり)、塵(ちり)や埃
◆埃に塗(まみ)れる、また汚れる
𢣏蓋13+心3=総画数16 U+228CF [アイ、オ/]
◆謹(つつし)む、慎(つつし)む「【廣韻:去聲:泰第十四:藹:𢣏】淸謹」
𣋞蓋13+日4=総画数17 U+232DE [アイ/] 𣉼
◆太陽の光が雲や霧などで遮(さえぎ)られ薄暗いさま、同「曖」「【玉篇:卷二十:日部第三百四:𣋞】烏蓋切日色也」「【正字通:辰集上:日部:𣋞】烏蓋切音愛日色又人名漢王子侯表高郭節侯𣋞一說埃壒之壒从蓋日从蓋會揜蔽意當是日不明與晻曖同義舊註沿正韻訓日色非」
蓋13+木4=総画数17 U+3BFC [コウ/]
◆「㯼藤コウトウ」、ヒメモダマ(姫藻玉)、マメ科モダマ属の蔓性木本、同「榼藤」「【普濟方:卷四百二十六:本草藥性異名:木部】…㯼藤子 一名象豆…」 {ヒメモダマ}
𣩱蓋14+歹4=総画数18 U+23A71 [アイ/]
◆命が尽(つ)きる、死ぬ、同「𣩄」
蓋14+水3=総画数17 U+6FED [アイ、カイ/]
◆「晻濭アンアイ」、霧(きり)や靄(もや)が立ち籠(こ)めてぼんやりするさま {霧}
◆船が砂底の浅瀬に乗り上げる
𤐩蓋14+火4=総画数18 U+24429 [カイ/]
◆火カ(ひ)「【蠛蠓集:卷三:賦:懷𨼆賦】…朱夏騁途炎飈歘烈𤐩爄熛…」
蓋14+玉4=総画数18 U+74C2 [カイ/]
◆人名用字、「向瓂キョウカイ「【南齊書:卷五十八:列傳第三十九:蠻:東南夷】…建平夷王向𢎞向瓂…」
𤻜蓋13+疒5=総画数18 U+24EDC [カイ、オウ/] 𤹺
◆(短く繰り返し)咳をする、咳が出る病(やまい)、同「𤸱」「【字彙:午集:疒部:𤻜】口蓋切音慨喉疾〇又烏合切音遏短氣」
蓋13+石5=総画数18 U+791A [カイ、コウ/]
◆「硠礚ロウカイ、硠硠礚礚ロウロウカイカイ」、辺りに響き渡る大きな音の形容、同「硠磕」「【史記:卷一百十七:司馬相如列傳】…礧石相擊硠硠礚礚若雷霆之聲聞乎數百里之外…」「【駢體文鈔:卷一:銘刻類:溫鵬舉寒陵山寺碑】…硠硠礚礚如激水之投深谷」
◆「砊礚コウカイ」、辺りに響き渡る雷の大きな音の形容
𧞔蓋14+衣5=総画数19 U+27794 [カイ/]
◆外衣ガイイ、上着(うわぎ)、内衣ナイイの上に着る衣服、同「𧜅」
蓋13+車7=総画数20 U+4877 [カツ、ゲチ/]
◆「ごろごろ」「がらがら」というような車の鳴り響く音の形容、「輷䡷コウカイ」
蓋14+金8=総画数22 U+9449 [コウ、ゴウ/]
◆「鑉鑪コウロ」、矢柄・矢幹(やがら、矢の棒)の名、小さく(細く)長い矢柄で途中に二つの孔を穿(うが)ったものという、同「鉀鑪」「【方言:第九】箭其小而長中穿二謂之鉀鑪(今箭錍鑿空兩邊者也…)」
◆ベリリウムBeryllium(Be)の旧名、現「鈹」
𨽈蓋14+阜3=総画数17 U+28F48 [アイ、エ、エキ、ヤク/] 隘𨻹𨽪𨽩𨽝𨽴
◆(山などが両側から迫っていて)狭くなっているところ、同「阨」
◆両側から挟(はさ)まれていて狭い、狭くてそれより先に進めない
𩕭蓋14+頁9=総画数23 U+2956D [カイ/]
◆頭蓋骨ズガイコツ・トウガイコツ、同「䫦」
蓋13+食8=総画数21 U+995A [ガイ/]
◆食べ物が腐(くさ)った嫌(いや)な臭(にお)い、同「餯」「餀」
𩡤蓋13+香9=総画数22 U+29864 [カイ、ガイ/] 𩡚
◆香(かお)り、香気コウキ(良い匂い、香り)、同「馤」「𩡔」「【玉篇:卷十五:香部第一百九十七:馤】於盖切香也𩡤同上」
艸3+10=総画数13 U+84EE [レン/はす、はちす]
◆ハス(蓮)、ハス科ハス属の水草、本来は実と実を包む部分(花托カタクという)を指す、ハス全体を「荷」、根茎は「藕」「【爾雅注疏:釋草】荷芙渠(…)其莖茄其葉蕸其本蔤(《注》莖下白蒻在泥中者)其華菡萏(…)其實蓮(《注》蓮謂房也)其根藕其中的(…)的中薏(《注》中心苦)」「【植物記:序:蓮の話・双頭蓮と蓮の曼陀羅】…蓮肉は学問上でいう子葉で、元来二片より成り、多肉で半球形をなしその辺縁は相接着して球形を呈し、その中部は空洞となり、そこにいわゆる薏(よく)と称する緑色の幼芽があります。この幼芽は味が苦いからまた苦薏とも称えます。…」 {ハス}
筆順
蓮13+木4=総画数17 U+6AE3 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:木部:櫣】同"槤"」
𦵮艸3+10=総画数13 U+26D6E [セツ、セチ/]
◆チョウセンヨモギ(朝鮮艾)、キク科ヨモギ属の草、同「𧃎」、同「艾蒿ガイコウ」「藾蕭ライショウ」「藾蒿ライコウ」 {チョウセンヨモギ}
◆周代(前11世紀~前256年)の古国名、現山東省棗荘市薛城区 {山東省}
𧒣𦵮13+虫6=総画数19 U+274A3 [ゲツ、ゲチ/] 蠥𧕏
◆獣や虫が齎(もたら)す得体(えたい)のしれない出来事・異変・災い、同「㜸」、地が齎すものを「祅」
◆心配事、憂い事(うれいごと)
𨆳𦵮13+足7=総画数20 U+281B3 [シャ、サ、セツ、セチ/] 躠𨇨
◆「䠥𨆳ベツシャ」◇蹌踉(よろ)めくように歩くさま、体を左右に揺らしながらが歩くさま◇あれこれと心を配り力を尽くすさま、同「踶跂チキ」「【莊子集解:馬蹄】及至聖人蹩躠為仁踶跂為義而天下始疑矣」「【莊子集解:外篇】李云蹩躠踶跂皆用心為仁義之貌」
𦵯艸3+10=総画数13 U+26D6F [カツ、ゲチ/]
◆シソ(紫蘇)或いはエゴマ(荏胡麻)などのシソ科シソ属の草「【方言:第三】蘇亦荏也…關之東西或謂之蘓…或謂之荏周鄭之間謂之公蕡…沅湘之南或謂之𦵯」 {シソ} {エゴマ}
𠟽𦵯14+刀2=総画数16 U+207FD [カツ、ケチ/] 劀𠟗
◆切り取る、削り取る、刮(こそ)げる
𧨅言部
艸3+11=総画数14 U+4518 [ソ、ゾ/] 𧃘
◆魚醬ギョショウ、魚を塩漬にして発酵させた調味料、タイのナンプラーน้ำปลาやベトナムのニョクマムNước mắmなどがある
𧗘䔘11+血5=総画数16 U+275D8 [ソ、ショ/] 菹葅𦵔𦯓𦳎𦼬𥂯𦿘𧂚𧀽𧄗𧗎𥶎𥷟
◆野菜などの塩また酢の漬物
◆肉の塩漬
◆罪人を切り塩漬けにする古代の刑罰の一つ
◆水草の生い茂る湿地
艸3+11=総画数14 U+4521 [ギョ、ゴ/]
◆エゴマ(荏胡麻)、シソ科シソ属の草 {エゴマ}
𣩷䔡14+歹4=総画数18 U+23A77 [ソ、ス/] 𣩕
◆(魚が)腐(くさ)って形が崩れるさま、腐って元の形を止(とど)めていないさま、また腐った魚
艸3+11=総画数14 U+4525 [ショウ/よもぎ] 蕭萧
◆ヨモギ(蓬)、キク科ヨモギ属の草 {ヨモギ}
◆荒(すさ)んで物寂しいさま、零落(おちぶ)れるさま
𤂣䔥14+水3=総画数17 U+240A3 [ショウ/] 瀟潇
◆水が清く深いさま、同「潚」
◆川名、湖南省南部を源とし湘江ショウコウに注ぐ川、同「𤄙」
◆「𤂣𤂣ショウショウ」◇俄(にわ)かに風が吹き雨が降り出すさま◇雨が細々と降るさま
◆「𤂣灑・𤂣洒ショウシャ」、手を加え過ぎずすっきりとしているさま、垢抜けているさま
手部
艸3+11=総画数14 U+84EC [ホウ、ブ/よもぎ]
◆ヨモギ(蓬・艾)、キク科ヨモギ属の草、同「蒿」 {ヨモギ}
◆「飛蓬ヒホウ」、キク科ムカシヨモギ属の草の総称、学名Erigeron
◆草や髪などが茫々ボウボウとしているさま、もじゃもじゃしているさま
◆「蓬萊ホウライ」◇渤海ボッカイ(遼東半島と山東半島に囲まれた海)中にあって仙人が住むという山の名「【史記:卷六:秦始皇本紀】…齊人徐市等上書言海中有三神山名曰蓬萊方丈瀛洲(《正義》漢書郊祀志云…在渤海中去人不遠蓋曾有至者諸仙人及不死之藥皆在焉…)」◇古県名、後に蓬萊市、現在は蓬萊区、現山東省煙台市 {山東省}◇ヨモギ(蓬・艾、キク科ヨモギ属の草)、ヨモギなどの草が生い茂るさま
筆順
𡓄蓬14+土3=総画数17 U+214C4 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:{⿰土(莑-丰+羊)}𡓄】敷容反」
𣟀蓬15+木4=総画数19 U+237C0 [ホウ/] 槰𣝘
◆草木が盛んに繁るさま
蓬15+糸6=総画数21 U+7E84 [ホウ/]
◆頭を保護するために被る兜(かぶと)、同「鑝」「【經典釋文:卷二十八】蘕同頭蓬頭謂著兜鉾也」
𧓶蓬15+虫6=総画数21 U+274F6 [ホウ、フ、フウ/はち] 蜂䗦𧊩䗬蠭𧒒𧋴
◆ハチ(蜂)、ハチ目の昆虫
◆「𧓶起ホウキ」◇夥(おびただ)しい数のハチ(蜂)が一斉に飛び立つさま◇大勢が一斉に行動を起こすさま
𨏕蓬13+車7=総画数20 U+283D5 [ホウ、ブ/] 𨎳
◆竹製の簾(すだれ)を屋根の形("∧"字状や"∩"字状)に覆った軽便(けいべん)な車
蓬15+金8=総画数23 U+945D [ホウ/]
◆兜(かぶと)、戦闘の際に頭を保護するために被(かぶ)る防具「【集韻:卷一:平聲:東第一:鑝】首著兜鉾也莊子鑝頭」
艸3+11=総画数14 U+84F2 [①オウ、ウ、ク②フ/]

◆オギ(荻)、生え出たばかりのオギ、イネ科ススキ属の草 {オギ}
◆ハリゲヤキ(針欅)、ニレ科ハリゲヤキ属の木、同「櫙」、別名「藲荎オウチ」「刺榆シユ」 {ハリゲヤキ}
◆温(あたた)める、包み込むようにして温める

◆「蓲萮フユ」「蓲蘛フイク」、花が盛んに咲くさま、花が華やかなさま
蓲15+木4=総画数19 U+6AD9 [オウ、ウ/]
◆ハリゲヤキ(針欅)、ニレ科ハリゲヤキ属の木、「櫙荎オウチ」、同「刺榆シユ」 {ハリゲヤキ}
◆立ち枯れした木
艸3+11=総画数14 U+84F7 [スイ、タイ/]
◆メハジキ(目弾)、シソ科メハジキ属の草、同「萑」、同「茺蔚ジュウイ」「ヤクモソウ(益母草)」 {メハジキ}
𦿕蓷15+艸3=総画数18 U+26FD5 [ショウ、ジョウ/きこり] 樵𣛑藮櫵𣟶𧄡
◆薪(たきぎ)
◆薪にする細い木や枝を切ったり落ちているものを拾い集めたりする人、柴刈りをする人
◆門に設けた物見櫓、同「譙」
艸3+11=総画数14 U+84FA [ゲイ、ゲ/]
◆植物の種、種を播(ま)く、草木を植え育てる、同「𥡩」「藝」
𣞕蓺15+木4=総画数19 U+23795 [ゲイ、ゲ/]
◆枝が揺れて互いに擦(こす)れ合う
蓺15+火4=総画数19 U+7207 [ゼツ、ネチ/] 𤑔𦶟𣁞
◆焼く、燃やす、熱する、同「焫」
艸3+11=総画数14 U+84FC [リョウ、リク、ロク/たで]
◆タデ(蓼)、タデ科の草 {タデ}
◆「蓼藍リョウラン」、アイ(藍)、別名タデアイ(蓼藍)、タデ科イヌタデ属の草 {アイ}
◆(草などが)背が高く大きいさま、「蓼蓼リクリク」、同「𦾷」
◆春秋時代(前770年~前5世紀)の古国名、現河南省南陽市唐河県付近、同「鄝」 {河南省}
◆「舒蓼・舒鄝ジョリョウ」、春秋時代の古国名、現安徽省六安市舒城県付近 {安徽省}
筆順
𡂕蓼14+口3=総画数17 U+21095 [ロウ/]
◆「𠹊𡂕ソウロウ」、ひっそりとして静かなさま
𤁸蓼15+水3=総画数18 U+24078 [リョウ/]
◆水が清(きよ)いさま、深く遠く高くどこまでも澄(す)み切っているさま、同「漻」
◆未詳「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:𤁸】呂鳥切𤁸澥小水別名也」
𥗀蓼15+石5=総画数20 U+255C0 [リョウ/]
◆石が(石の片方が突き出て、或いは引っ掛かって)垂れ下がっているさま「【玉篇:卷二十二:石部第三百五十一:𥗀】力皎切𥗀䲽石垂皃」「【廣韻:上聲:篠第二十九:了:𥗀】𥗀𢁕垂皃」「【正字通:午集下:石部:𥗀】磟字之譌舊註音蓼𢁕垂貌非」
艸3+11=総画数14 U+84FD [ヒツ、ヒチ/] 𦸩荜
◆「蓽茇・蓽拔ヒハツ」、インドナガコショウ(印度長胡椒)、コショウ科の蔓性植物、香辛料として利用される {インドナガコショウ}
◆竹や柴を編んで作った垣根、同「篳」
𠢽蓽14+力4=総画数18 U+208BD [ヒツ、ヒチ/]
◆竹や柴を編んで作った垣根、同「篳」「【漢語大字典:力部:𠢽】【中華字海:力部:𠢽】同"篳"」
艸3+11=総画数14 U+8508 [①ヒョウ②표ピョ/] 𧄖

◆黄花のノウゼンカズラ(凌霄花、ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の蔓性木本) {ノウゼンカズラ}
◆アシ(葦、イネ科ヨシ属の草)やオギ(荻、イネ科ススキ属の草)などの花穂カスイ、また芒(のぎ、小穂から伸びる細く刺状の毛) {花穂}

◆「蔈𧀎(표고ピョゴ)」、シイタケ(椎茸)、シイタケ属のキノコ(茸)
𠠕蔈15+刀2=総画数17 U+20815 [ヒョウ、ビョウ/]
◆旋風センプウ(つむじかぜ)、渦巻くように吹き上がる風、同「飄」
艸3+11=総画数14 U+850D [ロク/]
◆「蔍蹄草ロクテイソウ」、イチヤクソウ(一薬草)、ツツジ科イチヤクソウ属の草 {イチヤクソウ}
◆「蔍葱ロクソウ」、カンゾウ(萱草)、ススキノキ科ワスレグサ属の草「【本草綱目:草之五:隰草類下:萱草】釋名心憂(說文)療愁(綱目)丹棘(古今注)鹿葱(嘉祐)鹿劍(土宿)妓女(吳普)宜男(…其苗烹食氣味如葱而鹿食九種解毒之草萱乃其一故又名鹿葱…」 {カンゾウ}
◆粗(あら)いさま、同「麤」
𣞓蔍14+木4=総画数18 U+23793 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:𣞓】𣞓心柿名」「【正字通:辰集中:木部:𣞓】俗樚字舊註音鹿𣞓心𣐈名誤」
艸3+11=総画数14 U+8511 [ベツ、メチ/さげす・む、ないがし・ろ] 𫈼𦸑
◆目が充血したり腫(は)れたりして、よく見えない、殆(ほとん)ど見えない
◆殆ど見ない、しっかりと注目しない
◆目に入らない、軽んずる、無視する
◆見下す、軽く見る、軽視する
◆失う、無(な)くなる「【孟子注疏:卷二十四:板】民之方殿屎則莫我敢葵喪亂蔑資曾莫惠我師(《傳》殿屎呻吟也蔑無資財也)」
筆順
蔑14+人2=総画数16 U+349D [ベツ、メチ/]
◆「㒝偰ベツセツ」、人の品行が方正でないさま、またそのような人「【通雅:卷四十九】木不方正曰櫗楔作事不方正曰㩢揳人不方正曰㒝偰」
◆「㒝僣ベツテツ」、誤魔化(ごまか)す、~のふりをして騙(だま)す、またそのような人「【廣韻:入聲:屑第十六:蔑:㒝】㒝僣多詐」
◆「㒝羯ベツカツ」、古代の北方民族の名
蔑15+巾3=総画数18 U+5E6D [ベツ、メチ/]
◆頭を包んだり頭に巻いたりする布、或いは頭巾、同「帊幞ハホク」
◆物を覆う布
◆軾ショク(車の前部の手摺)などに掛ける布
蔑15+心3=総画数18 U+61F1 [ベツ、メチ/]
◆軽(かろ)んずる、軽視ケイシする
蔑15+手3=総画数18 U+3A62 [ベツ、メチ/]
◆「㩢揳ベツセツ」、出来上がりがきちんとしたものになっていないさま「【通雅:卷四十九】木不方正曰櫗楔作事不方正曰㩢揳人不方正曰㒝偰」
蔑15+木4=総画数19 U+6AD7 [ベツ、メチ、バイ、マイ/]
◆木製の杭(くい)「【康熙字典:木部:十五:櫗】《玉篇》茫結切音篾木索也」
◆「櫗楔バイセツ」、(杭の先端や楔のように)材木の形が四角(直方体)になっていないさま「【通雅:卷四十九】木不方正曰櫗楔作事不方正曰㩢揳人不方正曰㒝偰」
蔑15+水3=総画数18 U+700E [バツ、マチ、ベツ、メチ/]
◆拭(ふ)く、拭(ぬぐ)う
◆「瀎潏バツケツ」、水の流れが速いさま
𥀯蔑15+皮5=総画数20 U+2502F [ベツ、バツ、モチ/] 韤韈𤿗
◆革製の靴下(くつした、足や脚に履くもの)、布製は「襪」「袜」「帓」
蔑15+目5=総画数20 U+407E [ベツ、メチ/]
◆目尻(めじり)が(或いは目が)傷ついて赤くなるさま、また赤く腫(は)れるさま
◆「䁾𥊯ベツケツ」、目が赤いさま
◆ぼんやりしてよく見えないさま
蔑15+石5=総画数20 U+7923 [ベツ、メチ/] 𥗥
◆「礣砎ベツカイ」◇石のように)硬いさま◇小石、堅い石
𥣫蔑14+禾5=総画数19 U+258EB [未詳/]
◆未詳「【廣韻:入聲:屑第十六:蔑:𥣫】莊子謂之禾也」
𥽘蔑15+米6=総画数21 U+25F58 [ベツ、メツ、メチ/]
◆小麦などを挽(ひ)いて粉末状にしたもの、同「麵」
◆粥(かゆ)、米麦などの穀物を多めの水で柔らかく炊いたもの或いは煮たもの、同「𩱷」「粥」「𥹅」「粖」
蔑15+虫6=総画数21 U+881B [ベツ、メチ/] 𧓡䘊
◆「蠛蠓・薎蠓ベツボウ」、ヌカカ(糠蚊)、ヌカカ科の虫、1~3mm程の小形の昆虫
蔑15+血6=総画数21 U+884A [ベツ、メチ/]
◆鼻血(はなぢ)、汚(けが)れた血、血で汚れる
◆汚(けが)す、貶(おとし)める
蔑14+衣5=総画数19 U+896A [バツ、モチ、ベツ/]
◆足や脚を包(くる)む靴下(くつした、ソックスsocks・ストッキングstockingsなど)や脚絆(きゃはん)の類、同「袜」「帓」、革製は「韈」
筆順
𨣱蔑15+酉7=総画数22 U+288F1 [バツ、マツ、マチ/]
◆醤ショウ(ひしお)の一種、未詳「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:𨣱】莫割切𨣱醏醬也」
蔑15+金8=総画数23 U+9456 [ベツ、メチ/]
◆金属の小形の延金のべがね(溶かして板状にしたもの)、同「鋌」「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鑖】亡結切小鋌也」
◆小形の錐きり「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鑖】莫結反小錐也」
◆人名用字「【魏書:卷二十七:列傳第十五:穆崇】純弟鑖歷東宮庶子汲郡太守…」「【明史:卷一百十八:列傳第六:諸王三】…王孫徴鑖病卒…」
𩁝蔑14+隹8=総画数22 U+2905D [ベツ、メチ/] 𪇴𪈛
◆ミソサザイ(鷦䨅)、ミソサザイ科の鳥、同「巧婦鳥コウフチョウ」
蔑15+面9=総画数24 U+4A4F [ベツ、メチ/]
◆顔が小さいさま
蔑14+革9=総画数23 U+97C8 [ベツ、バツ、モチ/] 韤𥀯𤿗
◆革製の靴下(くつした、足や脚に履くもの)、布製は「襪」「袜」「帓」
筆順
蔑15+韋9=総画数24 U+97E4 [ベツ、バツ、モチ/] 韈𥀯𤿗
◆革製の靴下(くつした、足や脚に履くもの)、布製は「襪」「袜」「帓」
蔑15+骨10=総画数25 U+4BE6 [バツ、マツ、マチ/]
◆「䯦骱バツカツ」、小骨
蔑15+魚11=総画数26 U+9C74 [ベツ、メチ/] 𩽣
◆エツ(斉魚)、カタクチイワシ科エツ属の海水魚、「鱴刀ベツトウ」、同「刀魚トウギョ」、同「鱭」「鰽」「魛」「鮆」「鮤」
𪇴蔑14+鳥11=総画数25 U+2A1F4 [ベツ、メチ/] 𪈛𩁝
◆ミソサザイ(鷦䨅)、ミソサザイ科の鳥、同「巧婦鳥コウフチョウ」
艸3+11=総画数14 U+8513 [バン、マン、モン/つる、かずら] 𦽦
◆長く延びているさま、同「曼」
◆茎や枝が直立できずに地を這ったり物に絡み付きながら伸びる草や木の総称、「長く延びている(曼)草の茎」の意
◆「蔓菁マンセイ」、カブ(蕪・蕪菁)、アブラナ科アブラナ属の草、同「蕪菁ブセイ」 {カブ}
筆順
𠐎蔓14+人2=総画数16 U+2040E [未詳/]
◆未詳「【字彙補:子集:人部:𠐎】古文滿字」
𨞼蔓15+邑3=総画数18 U+287BC [バン、モン/]
◆古地名、未詳「【說文解字注:邑部:𨞼】蜀廣漢鄉也(按蜀字衍漢有蜀郡有廣漢郡此云廣漢鄉上文云蜀地皆不舉縣名者未審也)」
艸3+11=総画数14 U+8515 [テイ、タイ/へた、ほぞ] 蒂𦷾𦽢
◆果実や花の萼ガク(蕾・花・実を保護する役目をするもので通常小さな葉の形をしている) {萼}
◆草木の根元
◆細く小さな棘(とげ)や骨
◆「蔕芥・𧀱芥・慸芥タイカイ」◇細く小さな棘(とげ)や骨と小さな塵(ごみ、ちり)、同「袃蒯」「刺鯁シコウ」◇小さな閊(つか)え、閊えて取れないちょっとした引っ掛かり、蟠(わだかま)り
筆順
𨘬蔕14+辵3=総画数17 U+2862C [テイ、ダイ/] 遰𨗼
◆往(ゆ)く、去って行く、遠くへ行ってしまう、同「逝」
◆「𨔴𨘬チョウテイ」、遥(はる)か遠いさま、また高いさま、遠くまで続いているさま
艸3+11=総画数14 U+8521 [サイ/] 𣞖
◆草、野草、草叢(くさむら)
◆周代(前11世紀~前256年)の国名、前11世紀~前447年、都は始め現河南省駐馬店市上蔡県付近に置いたが、後に安徽省淮南市鳳台県に移した {河南省} {安徽省}
◆亀卜キボク(亀の甲羅コウラを焼き、その割れ方で吉凶を占うこと)に使う大きなカメ(亀)、「蔡国」に産したことから
筆順
𡂠蔡15+口3=総画数18 U+210A0 [セツ/]
◆小声で話す、小さな声、同「𧫕」
蔡15+手3=総画数18 U+6503 [サツ、サチ/]
◆撒(ま)く、撒き散らす
◆摩(す)る、擦(こす)る、同「礤」
蔡15+木4=総画数19 U+6AD2 [サツ、セチ/] 𣘤
◆木名、未詳
◆草木が揺れて擦れ合う音
蔡15+石5=総画数20 U+7924 [サツ、シツ/]
◆ごつごつした石、同「礸」
◆摩(す)る、擦(こす)る、同「攃」
蔡15+糸6=総画数21 U+4328 [サイ/]
◆薄絹(うすぎぬ)、薄く軽い絹織物
◆「綷䌨・𪓌䌨・𢃒䌨サイサイ・スイサイ」、五色(「さまざまな色」の意)に彩(いろど)られた(彩り豊かな)絹織物
𨯓蔡14+金8=総画数22 U+28BD3 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨯓】倉葛反又七大反」「【字彙補:戌集:金部:𨯓】倉葛切音擦與𥻦同義」
艸3+11=総画数14 U+8525 [ソウ、ス/ねぎ] 葱𦯎䓗𢚱
◆ネギ(葱)、ヒガンバナ科ネギ属の野菜 {ネギ}
◆緑がかった青色
𢤄蔥15+心3=総画数18 U+22904 [ショウ、シュウ/]
◆「惺𢤄セイショウ」、悟りを開いた人、智慧のある人
𣞷蔥14+木4=総画数18 U+237B7 [ソウ、ス/] 𣚜
◆小さな(蓋付の四角い)籠、同「棇」「【方言:第五】箸筩(盛朼箸{⿱竹賛}也)陳楚宋魏之間謂之筲(鞭鞘)或謂之籝…自關而西謂之桶檧」
𤁬蔥14+水3=総画数17 U+2406C [ショウ/]
◆水の音
𤑢蔥14+火4=総画数18 U+24462 [ソウ、ス/] 熜㷓燪焧𤊘
◆煙が立ち昇る
◆屋根に設ける排煙口ハイエンコウ、煙突エントツ、同「囱」
◆アサ(麻)の茎を束ねて作った明かり
𦇎蔥15+糸6=総画数21 U+261CE [ソウ/]
◆緑(みどり)がかった青色、ネギ(葱、ヒガンバナ科ネギ属)のような青白い色、またそのような色の絹布「【通雅:卷三十七:衣服】…緑曰𦇎…𦇎即蔥色說文𦇎淺青色今曰翠藍栁藍詩言蔥珩言其色也…」
艸3+11=総画数14 U+853A [リン/い]
◆イ(藺)、イグサ科の草、別名「イグサ(藺草)」「トウシンソウ灯心草」 {イ}
◆「馬蔺バリン」、ネジアヤメ(捩菖蒲)、アヤメ科アヤメ属の草 {ネジアヤメ}
蔺15+足7=総画数22 U+8E8F [リン/にじ・る] 躙躪
◆踏み付ける、踏み潰(つぶ)す、踏んで擦(こす)り付ける
◆「蹂躏ジュウリン」◇踏み付けて砕(くだ)く◇人や国を踏み付けにする、踏み付けて粉々にする
𡏳土部
𦹌艹部
瓦部
目部
艸3+12=総画数15 U+8535 [ソウ、ゾウ/くら]
◆しまう、周りが囲まれていて外からは見えないところ(箱や蔵など)に入れる、また中に入れて隠す、またそのようなところに入っているもの、またそのための建物
◆内臓、同「臓」
◆チベットTibet、中国南部の高原地帯「西藏セイゾウ(チベット)」の略称
筆順
蔵15+月(肉)4=総画数19 U+81D3 [ソウ、ゾウ/]
◆心・肝・脾・肺・腎の総称、「月(肉)の中に大切にしまわれている(蔵)もの」の意
筆順
𤂘蔵15+水3=総画数18 U+24098 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:氵部:𤂘】同"洪"」
艸3+12=総画数15 U+853D [ヘイ、ヘ/おお・う] 𦽗𦿔𦿝𢅷𦷥
◆上から被(かぶ)せて全体を覆(おお)う、周りから見えないように覆(おお)って隠す
◆遮(さえぎ)る、阻(はば)む
◆全体を一つにまとめる
筆順
𢅷蔽15+巾3=総画数18 U+22177 [ヘイ、ヘ/おお・う] 蔽𦽗𦿔𦿝𦷥
◆上から被(かぶ)せて全体を覆(おお)う、周りから見えないように覆(おお)って隠す
◆遮(さえぎ)る、阻(はば)む
◆全体を一つにまとめる
艸3+12=総画数15 U+8541 [ジン、タン、ドン/]
◆フノリ(布海苔)、フノリ科の紅藻類、同「海蘿カイラ」「【爾雅注疏:釋草】蕁海藻藥草也一名海羅如亂髮生海中」
◆「蕁麻ジンマ」、イラクサ(刺草・蕁麻)、イラクサ科の草 {イラクサ}
◆「蕁麻疹ジンマシン」、痒(かゆ)みや腫れを伴う皮膚病
◆ハナスゲ(花菅)、キジカクシ科ハナスゲ属の草、根茎を乾燥したものは生薬として利用される、別名「莐藩・䒞藩チンハン」「知母チモ」
筆順
𤃂蕁16+水3=総画数19 U+240C2 [シン、ジン/]
◆岸辺、深く水を湛(たた)えている岸、同「潯」
艸3+12=総画数15 U+8547 [テン/]
◆イヌナズナ(犬薺)、同「葶藶テイレキ」、アブラナ科イヌナズナ属の草、種は生薬として用いる {イヌナズナ}
蕇16+邑3=総画数19 U+913F [キ、ギ/]
◆未詳「【通典:卷一百五十五:兵八:堅壁挫銳】…楚又數挑戰而秦不出乃引而東翦因舉兵追之令壯士擊大破楚軍鄿南因而滅其國…」「【康熙字典:酉集下:邑部:鄿】…《前漢地理志》沛郡有*鄿縣高帝破黥布都尉治《正字通》一說作蘄〇按蘄爲楚地不屬沛郡不可强合爲一也(「【漢書(前漢書):卷二十八上:地理志第八上】沛郡…譙(…)*鄲(…)輒與(…)」は「鄿{⿰蕇阝}」ではなく「鄲{⿰單阝}」)
◆未詳「【管城碩記:卷二十二:正字通二】茶注云鋤麻切茗也…(…少睡䕤茶微炙善佳…)」
艸3+12=総画数15 U+8549 [ショウ/]
◆「芭蕉バショウ」、バショウ科の草 {バショウ}
◆「香蕉コウショウ」、バナナbanana、バショウ科バショウ属の植物のうち果実を食用とする植物、またその果実、別名「甘蕉カンショウ」「芎蕉キュウショウ」 {バナナ}
◆「蕉布ショウフ」、バショウ(芭蕉)などの繊維で作った布
◆バショウ(芭蕉)の茎のような草木が枯れたような色、茶色いさま、黒いさま
◆「蕉萃ショウスイ」、苦労や心痛などで痩(や)せ細る、同「憔悴」
筆順
蕉15+木4=総画数19 U+6AF5 [ショウ、ジョウ/きこり] 樵𣛑藮𣟶𦿕𧄡
◆薪(たきぎ)
◆薪にする細い木や枝を切ったり落ちているものを拾い集めたりする人、柴刈りをする人
◆門に設けた物見櫓、同「譙」
蕉15+火4=総画数19 U+7211 [ショウ、シャク、サク/] 燋熦焳
◆アサ(麻)やアシ(葦)の茎を束ねた灯あかり、松明(たいまつ)、同「爝」
◆焦(こ)がす
◆亀卜キボク(亀の甲羅コウラを焼き、その割れ方で吉凶を占うこと)に使う木
蕉15+糸6=総画数21 U+432D [ショウ/] 𦅃
◆晒(さら)して白くする前のアサ(麻)、生麻(きあさ)
艸3+12=総画数15 U+8550 [カ、ゲ、ケ/はな、はな・やか、はな・やぐ] 華𦰗𦾓𦻏䔢𠌶𣓚华
◆花(はな)、同「花」
◆花が咲き開くさま
◆花のように美しいさま、美しい光を放つさま、同「花」
◆栄えるさま、「栄華エイガ」
◆漢民族の国、中国、「華夏カカ」「中華チュウカ」
𤾹蕐15+白5=総画数20 U+24FB9 [ヨウ/] 皣𤾴𤾼
◆草木の白い花
◆白く明るいさま、華(はな)やかなさま
艸3+12=総画数15 U+8556 [キョ、ゴ/]
◆「芙蕖フキョ」、ハス(蓮)、ハス科ハス属の水草、同「荷」 {ハス}
◆「蒗蕖ロウキョ」、古県名、現雲南省麗江市永北県(現永勝県)東北 {雲南省}
蕖12+艸3=総画数15 U+8556 [キョ、ゴ/]
◆「芙蕖フキョ」、ハス(蓮)、ハス科ハス属の水草、同「荷」 {ハス}
◆「蒗蕖ロウキョ」、古県名、現雲南省麗江市永北県(現永勝県)東北 {雲南省}
艸3+12=総画数15 U+856B [トウ、ツウ/]
◆「薡蕫テイトウ」、草名、葉はガマ(蒲)に似て細長いという、莚(むしろ)などの敷物や履物(はきもの)の底などに利用されるアサ科・イネ科・イグサ科・ガマ科・カヤツリグサ科などの草のようである、同「蘱」「【爾雅注疏:釋草】蘱薡蕫(《疏》蘱一名薡蕫狀似蒲而細可爲屩亦可綯以爲索)」 {ガマ}
◆「蕫蓈トウロウ」◇実の成(な)らない穀物◇チカラシバ(力芝・狼尾草)、イネ科チカラシバ属の草 {チカラシバ}
𢤦蕫16+心3=総画数19 U+22926 [トウ、ツウ/]
◆はっきりする、はっきりと分(わ)かる、「不懂フトウ(はっきりしない、はっきりとは分からない)」
◆「懵𢤦ボウトウ」、ぼんやりしてはっきりしないさま、どうしてよいか分からないさま
艸3+12=総画数15 U+8573 [カン、ケン/]
◆ヒヨドリバナ(鵯花)やフジバカマ(藤袴)などのキク科ヒヨドリバナ属の草、「蕑草カンソウ」「蘭草ランソウ」 {ヒヨドリバナ} {フジバカマ}
◆ハス(蓮)の実 {ハス}
𤃦蕳16+水3=総画数19 U+240E6 [未詳/]
◆未詳「【說文解字(陳昌治刻本):水部:汏】淅𤃦也(他本の【說文解字】は「淅𤄒也」、「𤄒」の誤字か?)
𧍣虫部
艸3+13=総画数16 U+856D [ショウ/よもぎ] 䔥萧
◆ヨモギ(蓬)、キク科ヨモギ属の草 {ヨモギ}
◆荒(すさ)んで物寂しいさま、零落(おちぶ)れるさま
筆順
𢸳蕭17+手3=総画数20 U+22E33 [シュク/]
◆叩(たた)く、打つ
蕭17+木4=総画数21 U+6AF9 [ショウ/]
◆木がまっすぐに高く伸びるさま、同「橚」
◆「櫹槮ショウシン」◇草木が盛んに茂るさま◇花や葉が散って枝や幹だけになるさま
蕭16+水3=総画数19 U+701F [ショウ/] 𤂣潇
◆水が清く深いさま、同「潚」
◆川名、湖南省南部を源とし湘江ショウコウに注ぐ川、同「𤄙」
◆「瀟瀟ショウショウ」◇俄(にわ)かに風が吹き雨が降り出すさま◇雨が細々と降るさま
◆「瀟灑・瀟洒ショウシャ」、手を加え過ぎずすっきりとしているさま、垢抜けているさま
筆順
𤑳蕭16+火4=総画数20 U+24473 [ショウ/] 𤎻
◆焼く、燃やす
蕭16+虫6=総画数22 U+8828 [ショウ/] 蟏𧑛蟰
◆「蠨蛸ショウショウ」◇アシナガグモ(足長蜘蛛)、アシナガグモ科アシナガグモ属のクモ(蜘蛛)◇足の長いクモ(蜘蛛)
𩙚蕭16+風9=総画数25 U+2965A [ショウ/]
◆寒風、冷たい風
◆「𩙚𩙚ショウショウ」、冷たい風が吹くさま、またその音
艸3+13=総画数16 U+8584 [ハク、バク/うす・い、すすき] 𦻈
◆草木がびっしりと(隙間なく)生えているさま「【說文解字注:艸部:薄】林薄也(…劉注曰薄不入之叢也按林木相迫不可入曰薄引伸凡相迫皆曰薄)」
◆互いの間が近い、間隔が狭い
◆(広がりはあるが)厚みがない
◆(思慮・配慮や言葉などに)厚みがない、重みがない
◆(味や色などに)深みがない、濃さが足りない
◆(土の養分などが)少ない
◆扉や窓に垂らす簾(すだれ)、同「箔」
◆蚕を飼うための平らな籠(かご)、「蚕箔サンパク」、同「箔」
◆[日]ススキ(薄・芒)、イネ科ススキ属の草 {ススキ}
筆順
𦢸薄16+月(肉)4=総画数20 U+268B8 [ハク/] 膊𦡰𦣈
◆薄切りにして干した(陽に晒した)肉
◆磔(はりつけ)にする、殺して晒(さら)す
◆肩先(腋)から手首までの部分、日本でいう「腕」、「胳膊カクハク」 {人体(上肢)}
◆肩胛骨・肩甲骨ケンコウコツ、同「髆」「䯙」
薄16+木4=総画数20 U+6B02 [ハク/]
◆斗形(ますがた)、屋根を支える桁(けた、建物正面に向かって左右方向に渡す横木)や梁(はり、建物正面に向かって手前から奥方向に渡す横木)を受けるための柱の上端に置く方形の木、同「枓」
◆「欂櫨ハクロ」、枓栱・斗栱トキョウ、方形の木材(枓ト)と"U"字形の木材(栱キョウ)を組み合わせ建物の柱の上端に置いて、それより上部の桁や梁を支える部材 {建物}
◆垂木(たるき)、棟(むね、屋根の頭頂部)から軒(のき、屋根の先端部)に渡し屋根を支える木材
薄16+石5=総画数21 U+7934 [ハク、バク/]
◆「磅礴ホウハク」、大きく広がる、広く覆(おお)われる、隅々まで満ちる
◆「盤礴ハンバク」◇膝(ひざ)を広げ両足を組んで座る、胡坐コザ(あぐら)をかく◇大きく広がるさま
𨏫薄16+車7=総画数23 U+283EB [ハク、バク/]
◆車の飾り
◆車の床に敷く革製の敷物、同「𩍿」
薄16+金8=総画数24 U+946E [ハク/]
◆大きな鐘ショウ(かね、金属製の打楽器) {楽器(打楽器)}
◆時を知らせるために鳴らす鐘(かね)、同「鎛」「【集韻:卷十:入聲下:鐸第十九:鑮䥬】十二辰頭鈴鐘也」
◆草を掘り起こして取り除く鋤(そ、日本でいう「鍬」)の類、同「鎛」
𩍿薄16+革9=総画数25 U+2937F [ハク、バク/] 䪇𩏯
◆車の床に敷く革製の敷物
𩏵薄16+韋9=総画数25 U+293F5 [ホ、ブ/] 䪔𩏮
◆車に輿(こし)を固定するための鞣(なめ)し革製の紐、同「𩌏」
◆座る時に腰の下に敷く鞣(なめ)し革製の敷物、同「䪙」
薄16+食8=総画数24 U+4B66 [ハク/] 餺馎𩟛𩞽䬪
◆「䭦飥ハクタク」◇小麦粉などに水を加えて捏(こ)ねて平たく延ばしたもの、またそれを細く切った平打ち饂飩(うどん)の類◇[日]ほうとう(餺飥)、うどんに野菜などを加えて煮る郷土料理
𪚂薄16+齒15=総画数31 U+2A682 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:亥集下:齒部:𪚂】《集韻》補各切音博與㗘同」
艸3+13=総画数16 U+8589 [ワイ、エ/] 𦿧𢧼𢧹
◆ぼうぼうと生い茂った雑草、雑草が蔓延(はびこ)る、同「穢」
◆穢(けが)れる、不純な、汚(きたな)らしい、醜(みにく)い、同「穢」
𤃴薉17+水3=総画数20 U+240F4 [カイ、エ、カツ、カチ、ワイ/]
◆水が多いさま、深々とした水がどこまでも広がっているさま、「汪濊オウワイ」
◆水が濁る、濁った水
◆現在の中朝国境周辺にあった古地名、或いは民族名、「濊貊ワイバク」「【後漢書:卷一百十五:東夷傳第七十五】濊北與高句驪沃沮南與辰韓接東窮大海西至樂浪濊及沃沮句驪本皆朝鮮之地也…」
◆「濊濊カツカツ」、未詳「【毛詩正義:碩人】河水洋洋北流活活施罛濊濊鱣鮪發發葭菼揭揭庶姜孽孽庶士有朅(《傳》…濊濊施之水中…《音義》…濊呼活反■云大魚罔目大豁豁也詩云流貌説文云凝流也…)」
艸3+13=総画数16 U+8591 [キョウ、コウ/はじかみ] 𦷗𧅁䕬
◆ショウガ(生姜・生薑・薑)、ショウガ科の草、「はじかみ」はショウガの古称 {ショウガ}
◆簡「姜」
筆順
𥗪薑16+石5=総画数21 U+255EA [キョウ、コウ/]
◆小石(こいし)
◆「𥗪礫キョウレキ」、石名、未詳、同「𥓌礫」、別名「薑石キョウセキ」「【本草綱目《欽定四庫全書》本:卷十:石部:石之四:薑石(唐本草)】《釋名》*1𥔶*2礰石(時珍曰薑石以形名或作𥗪礫…《氣味》鹹寒無毒…(別本では「*1𥔶」「*2{⿰石厯}」)
◆「𥗪䃰・𥔣䃰キョウサツ」、城門名、明朝(1368年~1644年)の首都北京を囲む城門の一つ、外城ガイジョウ南東に位置する左安門サアンモンの別称(俗称)「【酌中志:卷十七:大內規制紀畧】…歸極門所謂逍遙城者在六科廊後此門之西南𥔣䃰之下…」「【明宮史:卷二:京城內外十六門】…左安門即俗稱礓䃰門也…」
艸3+13=総画数16 U+859B [セツ、セチ/] 𦵮
◆チョウセンヨモギ(朝鮮艾)、キク科ヨモギ属の草、同「𧃎」、同「艾蒿ガイコウ」「藾蕭ライショウ」「藾蒿ライコウ」 {チョウセンヨモギ}
◆周代(前11世紀~前256年)の古国名、現山東省棗荘市薛城区 {山東省}
筆順
薛16+刀2=総画数18 U+3511 [セツ/]
◆割(さ)く
𡤏薛16+女3=総画数19 U+2190F [セツ、セチ/] 媟𡝥𡜄
◆馴(な)れ馴れしいさま、不躾(ぶしつけ)なさま、軽んじ侮(あなど)るさま、「媟嬻セツトク」
◆穢(けが)らわしいさま、「媟語セツゴ(穢らわしい話、卑猥な話)」
薛17+女3=総画数20 U+3738 [ゲツ、ゲチ/] 𦾨𦽚
◆正妻以外の女に産ませた子、同「孼」
◆(衣服・草木・歌謡などがもたらす)得体(えたい)のしれない出来事・異変・災い、同「蠥」
薛16+子3=総画数19 U+5B7D [ゲツ、ゲチ/] 孼𦽆𡦣𡾤𡦯
◆庶子ショシ、正妻以外の女に産ませた子、同「㜸」
◆罪、罪作りな物事、災(わざわい)いや不幸をもたらすような物事
◆(獣や虫などがもたらす)得体(えたい)のしれない出来事・異変・災い、同「蠥」
◆切り株から生え出た芽、同「蘖(櫱)」
筆順
𡾲薛17+山3=総画数20 U+21FB2 [ゲツ、ゲチ/] 嶭𡾦𡺰𡿗
◆「巀𡾲セツゲツ」◇山が高く険しいさま◇山名、陝西省咸陽市涇陽県、別名「嵯峨サガ山」 {陝西省}
薛16+米6=総画数22 U+7CF5 [ゲツ、ゲチ/]
◆穀物(や豆)の種から芽が出たもの
◆酒造りに使う米麹(こめこうじ)、米を蒸して黴(かび)の一種(麹菌)を繁殖させたもの、「麴蘖キクゲツ」
筆順
𧕏薛17+虫6=総画数23 U+2754F [ゲツ、ゲチ/] 蠥𧒣
◆獣や虫が齎(もたら)す得体(えたい)のしれない出来事・異変・災い、同「㜸」、地が齎すものを「祅」
◆心配事、憂い事(うれいごと)
薛17+足7=総画数24 U+8EA0 [シャ、サ、セツ、セチ/] 𨇨𨆳
◆「蹩躠ベツシャ」◇蹌踉(よろ)めくように歩くさま、体を左右に揺らしながらが歩くさま◇あれこれと心を配り力を尽くすさま、同「踶跂チキ」「【莊子集解:馬蹄】及至聖人蹩躠為仁踶跂為義而天下始疑矣」「【莊子集解:外篇】李云蹩躠踶跂皆用心為仁義之貌」
𨇨薛17+足7=総画数24 U+281E8 [シャ、サ、セツ、セチ/] 躠𨆳
◆「䠥𨇨ベツシャ」◇蹌踉(よろ)めくように歩くさま、体を左右に揺らしながらが歩くさま◇あれこれと心を配り力を尽くすさま、同「踶跂チキ」「【莊子集解:馬蹄】及至聖人蹩躠為仁踶跂為義而天下始疑矣」「【莊子集解:外篇】李云蹩躠踶跂皆用心為仁義之貌」
艸3+13=総画数16 U+859C [ヘイ、バイ/]
◆トウキ(当帰)、セリ科シシウド属の草、別名「山蘄サンキ」 {トウキ}
◆「薜茘ヘイレイ」、オオイタビ、クワ科イチジク属の蔓性の木 {オオイタビ}
筆順
𪈙薜17+鳥11=総画数28 U+2A219 [ゲツ、ゲチ/] 𪇷𪈟
◆「𪃈𪈙ケツゲツ」、マガモ(真鴨、カモ科マガモ属の鳥)の類
𪈟薜17+鳥11=総画数28 U+2A21F [ゲツ、ゲチ/] 𪇷𪈙
◆「𪃈𪈟ケツゲツ」、マガモ(真鴨、カモ科マガモ属の鳥)の類
艸3+13=総画数16 U+85A6 [セン/すす・める、こも] 𠭶
◆腰の下に莚(むしろ)や敷き草、またそれを敷く、同「荐」「【說文解字:𢊁部:薦】獸之所食艸从𢊁从艸古者神人以𢊁遺黃帝帝曰何食何處曰食薦夏處水澤冬處松柏」
◆しっかりと熟したもの(十分に良い状態のもの)を神前に供える
◆しっかりとした人物を取り立てるよう提言する、推挙する、「推薦スイセン」
◆「薦紳センシン」、高位に取り立てられた人、高位の人、同「侟紳」
◆進める、提供する
◆重ね重ね(かさねがさね)、繰り返し、次から次に、同「荐」「洊」
◆簡「荐」
筆順
薦16+水3=総画数19 U+7033 [セン/] 𣿕
◆重ね重ね(かさねがさね)、繰り返し、次から次に、同「薦」「洊」
𥤆薦16+禾5=総画数21 U+25906 [セン/]
◆腰の下に敷く莚(むしろ)や敷き草、同「薦」
𦇩薦16+糸6=総画数22 U+261E9 [セン/] 𦆉
◆鞍(くら、人や荷を載せるために馬などの背に置く馬具)の下に敷く(布製の)敷物、同「韉」
薦16+缶6=総画数22 U+434E [ソン/]
◆紡錘(ボウスイ、つむ)、糸を紡ぐ棒状の道具
𧲛薦16+豕7=総画数23 U+27C9B [セン/] 𧄟𧂑
◆進める、提供する、同「薦」「【國語:卷九:晉語三】君其伐之勿予糴公曰寡人其君是惡其民何罪天殃流行國家代有(代更也)補乏𧲛饑道也不可以廢道於天下(𧲛進也)」
薦16+革9=総画数25 U+97C9 [セン/] 韀鞯𩋋𩌵
◆鞍(くら、人や荷を載せるために馬などの背に置く馬具)の下に敷く革製の敷物、同「𦇩」
艸3+13=総画数16 U+85A8 [コウ/] 𣩾
◆諸国の君主や領主の死「【禮記注疏(禮記正義):曲禮下】天子死曰崩諸侯曰薨大夫曰卒士曰不祿庶人曰死」
◆「薨薨コウコウ」、たくさんの虫が群れ飛ぶ時の音
筆順
𤃫薨17+水3=総画数20 U+240EB [コウ/]
◆水が(激しく)ぶつかり合う音、水が石に打ち当たる(大きな)音、同「渹」
◆「𤃫𣸎コウカイ」、水が激しくぶつかり合うさま、水が激しくぶつかり合って高く逆巻(さかま)くさま「【文選(文選注):卷十二:江賦】…㵗(蒲冰)㶔(蒲拜)𤃫(火宏)𣸎(呼拜)潰濩(穫)𣳡(呼活)漷(呼郭反皆水勢相激洶湧之貌)」
艸3+13=総画数16 U+85AC [ヤク/くすり] 藥𣛙
◆病(やまい)や傷を治(なお)したり癒(いや)したりする効果のある物質
◆病や傷を治す、癒す
◆他に化学作用を及ぼす物質
◆「芍薬シャクヤク」、ボタン科ボタン属の草、根は生薬として利用される {シャクヤク}
筆順
𣟿薬16+木4=総画数20 U+237FF [/なぎ]
◆[日]「𣟿良(なぎら)」、姓
𦼫艸3+13=総画数16 U+26F2B [キョ、ゴ/] 𦸵
◆「苦𦼫・苦苣クキョ」、ニガナ(苦菜)、キク科ニガナ属の草、別名「苦蕒菜クバイサイ」「【嘉泰會稽志:會稽志卷第十七:草部】苦蕒即苦𦼫字書云苦𦼫江東人呼為苦蕒…」「【菽園雜記:第五卷】病痔者用苦𦼫菜…𦼫一作苣」 {ニガナ}
𨙊𦼫17+辵3=総画数20 U+2864A [キョ、ゴ/] 蘧𠙢
◆急なさま、はっとするさま、同「遽」
◆「𨙊麥キョバク」、エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、ナデシコ科ナデシコ属の草)、またカワラナデシコ(河原撫子、ナデシコ科ナデシコ属の草)、同「瞿麥クバク」 {エゾカワラナデシコ} {カワラナデシコ}
◆「芙𨙊フキョ」、ハス(蓮)の花、ハス科ハス属の水草、同「芙蕖」 {ハス}
𦾓艸3+13=総画数16 U+26F93 [カ、ゲ、ケ/はな、はな・やか、はな・やぐ] 華蕐𦰗𦻏䔢𠌶𣓚华
◆花(はな)、同「花」
◆花が咲き開くさま
◆花のように美しいさま、美しい光を放つさま、同「花」
◆栄えるさま、「栄華エイガ」
◆漢民族の国、中国、「華夏カカ」「中華チュウカ」
𤾼𦾓17+白5=総画数22 U+24FBC [ヨウ/] 皣𤾴𤾹
◆草木の白い花
◆白く明るいさま、華(はな)やかなさま
𧮉𦾓17+言7=総画数24 U+27B89 [カ、ゲ/かまびす・しい]
◆話が聞き取れないほど喧(やかま)しい、がやがやと騒々ソウゾウしい、同「嘩」
𩎁𦾓17+革9=総画数26 U+29381 [カ、ケ/] 鞾𩍇
◆革製の靴(くつ)、同「靴」
𫉬艸3+13=総画数16 U+2B26C [カク、ワク/え・る]
◆狩りで鳥獣を殺し捕(と)る、また狩りで捕った鳥獣など、「獲物(えもの、中国では「猎物」)」、生きたまま捕(つか)まえるのは「虜」「【康熙字典:申集中:虍部:虜】…《漢書·晉灼註》生得曰虜斬首曰獲…」
◆得る、手に入れる、「獲得カクトク」
𩇥𫉬16+青8=総画数24 U+291E5 [未詳/]
◆未詳
臼部
艸3+14=総画数17 U+858E [ベツ、メチ/]
◆「薎蠓・蠛蠓ベツボウ」、ヌカカ(糠蚊)、ヌカカ科の虫「【正字通:申集上:艸部:薎】舊註與蠛同引史相如傳薎蠔踊躍揚雄傳浮薎蠓以蔽天按蔑或作𦹋从伐者戍之變體也…」
𪈛薎17+鳥11=総画数28 U+2A21B [ベツ、メチ/] 𪇴𩁝
◆ミソサザイ(鷦䨅)、ミソサザイ科の鳥、同「巧婦鳥コウフチョウ」
艸3+14=総画数17 U+85A9 [サツ、サチ/] 萨蕯
◆「サ」「サッ」「サツ」などに近い梵語の音を当てる音写字
◆「菩薩ボサツ・プゥサ」、「菩提薩埵ボーダイサツタ・プゥシーサドゥア(bodhisattva[梵]の音写)」の略、悟り(菩提ボダイ・プゥシー、bodhi[梵])を得ようと修行する生きとし生けるもの(薩埵サッタ・サドゥア、sattva[梵])
筆順
𡄳薩17+口3=総画数20 U+21133 [サツ/]
◆音写字(音オンを表す漢字)「【高上玉皇本行集經:收金光咒】囁唎{⿰口順}{⿰口厯}㖀鳴唎𠸩𠼳哼𡄳唎(道教の呪文、唱え祈る際の言葉)
◆「𡄳王サツオウ」、西方の異民族の名
𢹵薩17+手3=総画数20 U+22E75 [サツ、サチ/]
◆隙間がない程までに近づく、また近くに寄せる、同「拶」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢹵】俗拶正姊末反逼也又排也」
艸3+14=総画数17 U+85AF [ショ、ジョ/いも]
◆イモ(芋)類の総称 {イモ}
◆「薯蕷ショヨ」、ナガイモ(長芋)、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の草 {ナガイモ}
◆「馬鈴薯バレイショ」、ジャガイモ(ジャガ芋)、ナス科ナス属の草、塊根カイコン(澱粉などの養分を貯えて肥大した根)は食用 {ジャガイモ}
筆順
薯16+虫6=総画数22 U+8834 [未詳/]
◆未詳
艸3+14=総画数17 U+85B0 [クン/かお・る、かおり] 薫蘍
◆良い香り、良い香りのする草
◆火にかけて良い香りを立ち昇らせる、良い香りが立ち籠(こ)める、またその香り
◆良い影響を与える、また受ける、「薰陶クントウ」
𣎰薰17+月4=総画数21 U+233B0 [未詳/]
◆未詳
薰17+糸6=総画数23 U+4332 [クン/] 纁䙧䵫
◆濃く深みのある赤、真紅シンク、同「絳」、或いは「絳」よりもやや明るい赤、またその色の布や衣服「【爾雅注疏:釋器】一染謂之縓(《注》今之紅也)再染謂之赬(《注》染赤)三染謂之纁(《注》纁絳也)」「【說文解字:糸部:纁】淺絳也」
◆太陽が沈んでまだ明るさが残っている頃の薄暗く赤い光、またその色、同「曛」
艸3+14=総画数17 U+85C9 [シャ、ジャ、セキ、ジャク/か・す、か・りる] 𧃫
◆腰や体の下に敷く藁(わら、乾燥させた草の茎)製の敷物、また敷物を敷く
◆下に敷いたり間に挟(はさ)むなどして衝撃を和(やわ)らげる、気持ちを和らげる、労(いた)わる
◆他のものに頼る、力を借りる
◆踏み付ける
◆「狼藉ロウゼキ」◇踏み付け荒らすこと◇縦横ジュウオウに入り混じること
◆(天子や領主が祭礼用の穀物を)耕す、耕作する、同「籍」
筆順
藉18+足7=総画数25 U+8EA4 [セキ、ジャク/] 踖𨅦𨆮𨈁
◆小股(こまた)で歩く
◆「踧踖シュクセキ」、畏(かしこ)まってしずしずと進むさま
艸3+14=総画数17 U+85CB [チョウ、ジョウ、タク、ダク/] 𧅛𧆀𧅈
◆シロザ(白藜)、ヒユ科アカザ属の草、「灰藋カイチョウ」「藜藋レイチョウ」 {シロザ}
◆「蒴藋サクダク」、ソクズ(蒴藋)、レンプクソウ科ニワトコ属の草 {ソクズ}
◆「藜藿レイチョウ」、どうにか食べられる草、貧しい者が食用とする草
𨰑藋17+金8=総画数25 U+28C11 [チョウ、ジョウ/]
◆注ぎ口が付いた手鍋、同「銚」
◆「句鑃クチョウ」、鐘ショウに似た小形の打楽器
隹部
艸3+15=総画数18 U+85CD [ラン/あい] 𦾐蓝
◆アイ(藍)、タデ科イヌタデ属の草、濃い青色の染料を製しインディゴ(indigo)と呼ばれる {アイ}
◆濃い青色
◆縁(へり)が解(ほつ)れたり破れたりした衣服、ぼろ(襤褸)、同「襤」
筆順
藍18+口3=総画数21 U+3615 [ラン、カン/] 嚂𡅞
◆貪(むさぼ)る、貪り食う
◆大声で叫ぶ、大声で呼ぶ、大きな声を出す、同「喊」
藍18+水3=総画数21 U+7046 [ラン/]
◆水が清い
藍18+石5=総画数23 U+7937 [カン、ケン、ラン/]
◆宝石などを磨(みが)くための青い砥石(といし)、「礷䃴カンショ・ランショ」、同「礛」
𧾲藍18+走7=総画数25 U+27FB2 [カン/]
◆未詳
𪈭藍18+鳥11=総画数29 U+2A22D [ラン/]
◆「𪈭鷜ランル」、鳥名、未詳、姿はサンジャク(山鵲、カラス科サンジャク属の鳥)に似て尾は短いという、同「鶻鵃・鶻嘲コツチョウ」「鶻鳩コツキュウ」「鶌鳩クツキュウ」「【本草綱目:禽之三:鶻嘲】《釋名》鶻鵃(爾雅)鶻鳩(左傳)屈鳩(爾雅)鷽鳩(渥學二音)鵴鳩(雜俎)𪈭鷜(…時珍曰其目似鶻其形似鷽鷽山鵲也…)《集解》(禹錫曰鶻嘲南北總有似山鵲而小短尾有青毛冠…)」
艸3+15=総画数18 U+85CF [ソウ、ゾウ/くら]
◆しまう、周りが囲まれていて外からは見えないところ(箱や蔵など)に入れる、また中に入れて隠す、またそのようなところに入っているもの、またそのための建物
◆内臓、同「臓」
◆チベットTibet、中国南部の高原地帯「西藏セイゾウ(チベット)」の略称
筆順
𡿄藏18+山3=総画数21 U+21FC4 [ソウ、ゾウ/]
◆(岩山が)高く聳(そび)え立つさま、「𡿄崔ソウサイ」「【古文苑:卷四:蜀都賦】…𡭗乃蒼山隱天岎(汾)崯(吟)廻叢增嶃(鋤銜反嶃嵒)重崒𡶑(也含反)石𡿄(藏)崔(摧)𡷠(投)𡾛(迸)嶵(罪)㟴(隗)霜雪終夏叩巖岒嶙…」
藏18+月(肉)4=総画数22 U+81DF [ソウ、ゾウ/]
◆心・肝・脾・肺・腎の総称、「月(肉)の中に大切にしまわれている(蔵)もの」の意、同簡「脏」
筆順
藏19+木4=総画数23 U+6B0C [장チャン/]
◆[韓]「欌籠(장롱チャンノン)」、箪笥(たんす)
◆[韓]「衣欌(의장ウィジャン)」、衣服を収納する箪笥(たんす)
𧕨藏18+虫6=総画数24 U+27568 [ソウ、ゾウ/]
◆未詳「【字彙補:申集:虫部:𧕨】從桑切音藏石高險貌揚雄蜀都賦𡶑石*𧕨崔(「【古文苑:卷四:蜀都賦】…𡶑(也含反)石𡿄(藏)崔(摧)…」とあり、「*𡿄」の誤り‡)
藏19+貝7=総画数26 U+8D1C [ソウ、ゾウ/] 贓𧷢賍賘赃
◆盗みや賄賂ワイロなどの不正な手段で手に入れた金品
◆賄賂を受け取る、横領する
𨤃藏18+酉7=総画数25 U+28903 [ソウ、ゾウ、ザ/]
◆食物を塩・酢・糟などに漬ける、漬け込む、同「腌」
◆「醃𨤃エンザ」、同「腌臢」◇汚(きたな)いさま、汚(よご)れているさま◇汚(きたな)らしいさま、不快なさま
藏19+金8=総画数27 U+9476 [ソウ、ゾウ/]
◆鈴の音
𩰅藏19+髟10=総画数29 U+29C05 [ソウ、ショウ/] 鬇𩫿𩬒𩬓𩯩𩯎𨲌
◆「𩰅鬡ソウノウ」、髪が乱れるさま、髪を振り乱すさま
艸3+15=総画数18 U+85DD [ゲイ、ゲ/] 兿㙯萟艺
◆種を播(ま)き育てる、草木を植え育てる、同「蓺」、「園芸エンゲイ」
◆技術や技能、またそれによって作り出される(表現される)もの、「芸術ゲイジュツ」、「藝」の省画字として日本では「芸」を用いるが、本来「芸」には「藝」の意はない、「芸」参照
筆順
藝18+口3=総画数21 U+56C8 [ゲイ、ゲ/] 呓𡂞𠾁
◆寝言(ねごと)、睡眠中の譫言センゲン(うわごと)、同「讛」
◆戯言ギゲン(たわごと)、意味のない(たわいない)言葉や話
筆順
藝19+衣5=総画数24 U+897C [ゲイ、ゲ/]
◆衣服の袖(そで)、袂たもと、同「褹」
藝19+言7=総画数26 U+8B9B [ゲイ、ゲ/]
◆寝言(ねごと)、睡眠中の譫言センゲン(うわごと)、同「囈」
艸3+15=総画数18 U+85E5 [ヤク/くすり] 薬𣛙
◆病(やまい)や傷を治(なお)したり癒(いや)したりする効果のある物質
◆病や傷を治す、癒す
◆他に化学作用を及ぼす物質
◆「芍藥シャクヤク」、ボタン科ボタン属の草、根は生薬として利用される {シャクヤク}
◆簡「药」
筆順
𡤤藥18+女3=総画数21 U+21924 [シャク/]
◆美しいさま、いきいきと輝(かがや)いているさま、同「鑠」
藥18+木4=総画数22 U+3C1B [ヤク/]
◆木名、未詳「【普濟方:卷二百八十六:癰疽門:又方】用㰛子一枚以醋於青石上磨之以塗腫上乾易不過十度愈」
◆「㰛陽ヤクヨウ」、秦代・漢代(前221年~220年)の古県名、同「櫟陽レキヨウ」、現陝西省西安市「【集韻:卷十:入聲下:藥第十八:櫟㰛】櫟陽縣名在雍」 {陝西省}
𤄶藥19+水3=総画数22 U+24136 [ヤク/]
◆「勺𤄶シャクヤク」、(湯が)熱いさま
◆川名、河南省駐馬店市泌陽県を源とする川
𨰤藥18+金8=総画数26 U+28C24 [シャク/] 鑠铄
◆金属などを熱して溶(と)かす
◆明るく輝(かがや)くさま、いきいきと輝くさま、美しいさま、同「𡤤」
虫部
子部
艸3+16=総画数19 U+85FA [リン/い]
◆イ(藺)、イグサ科の草、別名「イグサ(藺草)」「トウシンソウ灯心草」 {イ}
◆「馬藺バリン」、ネジアヤメ(捩菖蒲)、アヤメ科アヤメ属の草 {ネジアヤメ}
筆順
𥽼藺19+米6=総画数25 U+25F7C [ラン/] 糷𥽭𥻂
◆飯(めし)が柔らかくてくっつく、飯が粘り付く
藺19+足7=総画数26 U+8EAA [リン/にじ・る] 躙躏
◆踏み付ける、踏み潰(つぶ)す、踏んで擦(こす)り付ける
◆「蹂躪ジュウリン」◇踏み付けて砕(くだ)く◇人や国を踏み付けにする、踏み付けて粉々にする
筆順
藺20+車7=総画数27 U+8F65 [リン/]
◆「ごろごろ」「がらがら」という車が進む音、同「轔」
◆「轥轢リンレキ」、同「轔轢」◇車輪で踏み付ける◇踏み躙(にじ)る、踏み付けにする
𨙟藺20+辵3=総画数23 U+2865F [シン/すす・む、すす・める] 進进𨗃
◆前に向かって動く(行く)、前に出る、登る、上に向かって動く(行く)、昇って行く、状態が良い方向に向かう、逆は「退」
◆位や程度が上がる
◆人にものを差し出す、また差し上げる
◆中に入る、外から内側に向かって移動する
艸3+16=総画数19 U+8604 [キ、ギ/]
◆センキュウ(川芎、セリ科ハマゼリ属の草)の苗、同「蘄茝キシ」、或いはその根茎を乾燥させた生薬の名、同「蘼蕪ビブ」 {センキュウ}
◆「山蘄サンキ」、トウキ(当帰)、セリ科シシウド属の草 {トウキ}
◆祈る、願い求める、同「祈」
◆「牛蘄ギュウキ」「馬蘄バキ」、草名、未詳、イノンド(セリ科イノンド属)やウイキョウ(茴香、セリ科ウイキョウ属)などのセリ科の草で白花の種と思われる、同「懷羊カイヨウ」「【爾雅注疏:釋草】藱懷羊(《疏》似芹可食菜也而葉細鋭一名茭一名牛蘄一名馬蘄子入薬用本草注云生水澤中苗似鬼鍼{⿱艹黍}菜等花青白色子黄黑色似防風子是也)」 {イノンド} {ウイキョウ}
◆「蘄春キシュン」、古県名、現湖北省黄岡市 {湖北省}
蘄20+犬3=総画数23 U+7382 [キ、ゴ/]
◆犬が一頭の子を産む、一頭だけで生まれた子犬、同「𤡆」「猔」、双子は「獅シ」、三つ子は「猣ソウ」「【爾雅注疏:釋畜】犬生三猣二師一玂(「師」は「獅」)
艸3+16=総画数19 U+8607 [ソ、ス/よみがえ・る] 蘓𧁨苏
◆シソ(紫蘇)などのシソ科シソ属の草の称 {シソ}
◆雑草を取り除く、同「穌」
◆滞(とどこお)っていたもの(血液や気)が流れ始める
◆息を吹き返す、(眠りや迷いなどから)醒(さ)める
◆生き返る、黄泉(よみ、死者の世界)から帰って来る、「蘇生ソセイ」、同「穌」「甦」
◆「屠蘇トソ」、元旦に飲む薬用酒、年少者から年長者の順に飲んで、その年の無病を願った、ダイオウ(大黃)・ビャクジュツ(白朮)・キキョウ(桔梗)・サンショウ(山椒)・ケイヒ(桂皮)・トリカブト(鳥兜)・サルトリイバラ(猿捕茨)を酒に漬け込んだもの、但し異同がある、【遵生八箋:四時調攝箋:冬卷:屠蘇方】【本草綱目:穀之四:酒:屠蘇酒】などを参照
◆「江蘇省」「江蘇省蘇州市」の簡称 {江蘇省}
筆順
𠫋蘇19+厂2=総画数21 U+20ACB [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:厂部:𠫋】同"㢝"」
蘇19+口3=総画数22 U+56CC [ソ/]
◆「嚕囌ロソ」、話がくどい、(話がくどくどと)煩(わずら)わしい、同「嚕嗦ロソウ」「囉嗦ラソウ」「囉唆ラサ」
𦣑蘇19+月(肉)4=総画数23 U+268D1 [ソ、ス/] 酥𨣺𨢭𦢦
◆牛や羊などの乳に熱を加え攪拌カクハンし冷ますと表面に浮いてくるもの、またそれを更に煮詰め濃くしたもの、バターbutterやチーズcheeseなどの類
◆ぽろぽろとした、かりかりとした、ぱりぱりとした、さくさくとした、多く高温の油で揚げた食べ物の名に使われる
艸3+16=総画数19 U+8616 [ゲツ、ゲチ/ひこばえ] 櫱𡾹
◆木を切り倒した後に残る切り株、同「枿」「𣡌」
◆ひこばえ、切り株から生え出た新芽、同「枿」「𣡌」
筆順
𡿗蘖20+山3=総画数23 U+21FD7 [ゲツ、ゲチ/] 嶭𡾦𡺰𡾲
◆「巀𡿗セツゲツ」◇山が高く険しいさま◇山名、陝西省咸陽市涇陽県、別名「嵯峨サガ山」 {陝西省}
艸3+17=総画数20 U+8625 [ヤク/]
◆スズメノチャヒキ(雀の茶挽、イネ科スズメノチャヒキ属の草)或いはエンバク(燕麦、イネ科カラスムギ属の草)の類「【爾雅注疏:釋草】蘥雀麥(《疏》蘥一名雀麥一名燕麥本草云生故墟野林下苗似小麥而弱實似穬麥而細在處亦有之是也)」 {スズメノチャヒキ}{エンバク}
𤅢蘥21+水3=総画数24 U+24162 [ヤク/] 瀹𤅰
◆水や湯に漬ける、また漬けて柔らかくする
◆肉と野菜に水を加えて粥状に薄く煮詰める
◆水路を開き水を通す、川が氾濫しないように治(おさ)める
𤓝蘥20+火4=総画数24 U+244DD [ヤク/]
◆火が明々(あかあか)と光る、火が辺りを明るく照らす、同「爚」
◆天子が執(と)り行う祭礼の名、周代(前11世紀~前3世紀)の夏の祭礼、同「礿」
𨈅蘥21+足7=総画数28 U+28205 [ヤク/]
◆(不運・不幸な状態から)抜け出す、逃(のが)れ出る、逃(に)げ出す、同「䠯」「𨈋」「【慎子:威德】…走背跋䠯窮谷野走十里…」「【方言:第十三】𨈅(踊躍)抍({⿰扌■}拔)拔也出㲻為抍(〇説文㲻没也孥歷切案今作溺)出火為𨈅也(抍一作拯𨈅一作䠯…)」
艸3+17=総画数20 U+F91F [ラン/] 蘭兰
◆ヒヨドリバナ(鵯花)やフジバカマ(藤袴)などのキク科ヒヨドリバナ属の草、「蘭草ランソウ」 {ヒヨドリバナ} {フジバカマ}
◆ラン(蘭)、ラン科の植物、「蘭花ランカ」 {ラン}
◆香りのよい草の総称
◆「木蘭モクラン」、モクレン(木蓮・木蘭)、モクレン科の木 {モクレン}
蘭21+口3=総画数24 U+56D2 [ラン/]
◆根拠もない話で人を陥(おとしい)れる、濡れ衣(ぬれぎぬ)を着せる、同「讕」
◆「囒哰ランロウ」、話が回りくどく意味がはっきりしないさま
蘭21+女3=総画数24 U+5B4F [ラン/] 嬾孄
◆進んでしようという気がない、気力がない、無精ブショウなさま、怠(なま)けるさま、同「懶」
𢆄蘭21+巾3=総画数24 U+22184 [ラン/] 襴襕襽幱
◆衣イ(上半身に着る衣服)と裳ショウ(腰から下に穿く衣服)が別れていない単(ひとえ)の衣服、「襴衫ランサン」
◆[日]裳や裾(すそ、丈の長い衣服の帯よりも下の部分)の先に継ぎ足した部分、足の運びを良くするため広がるように大きめに作る
蘭21+木4=総画数25 U+6B17 [ラン/]
◆木名「【類篇:第六上:木部:欗】木名桂類」「【正字通:辰集中:木部:欗】俗欄字」「【康熙字典:辰集中:木部:欗】本作木蘭」
蘭21+水3=総画数24 U+7061 [ラン/]
◆米の磨(と)ぎ汁
蘭21+火4=総画数25 U+7224 [ラン/ただ・れる] 爛烂
◆形が崩れるほどに柔らかくなるまでじっくり煮る、同「燗」
◆形が崩れる、柔らかくなって元の形がなくなる、ぐじゃぐじゃになる、ふにゃふにゃになる
◆明るく光り輝くさま、同「𠓖」
◆「爤熳・爤漫ランマン」◇色鮮やかで華(はな)やかなさま◇のびのびとしておおらかなさま
蘭21+米6=総画数27 U+7CF7 [ラン/] 𥽭𥻂𥽼
◆飯(めし)が柔らかくてくっつく、飯が粘り付く
蘭21+衣5=総画数26 U+897D [ラン/] 襴襕幱𢆄
◆衣イ(上半身に着る衣服)と裳ショウ(腰から下に穿く衣服)が別れていない単(ひとえ)の衣服、「襴衫ランサン」
◆[日]裳や裾(すそ、丈の長い衣服の帯よりも下の部分)の先に継ぎ足した部分、足の運びを良くするため広がるように大きめに作る
𧮧蘭20+言7=総画数27 U+27BA7 [ラン/] 讕谰譋𧬘
◆無かったことを有(あ)ったかのように言う、嘘をつく
◆根拠もない話で人を陥(おとしい)れる、濡れ衣(ぬれぎぬ)を着せる
蘭21+金8=総画数29 U+9484 [ラン/] 鑭镧
◆(金が、金属が)光り輝(かがや)くさま
◆ランタンLanthanum(La)、元素名 {ランタン}
蘭21+革9=総画数30 U+97CA [ラン/]
◆弓矢を入れる革製の袋、紐(ひも)を付け背負(せお)えるようにしたもの、同「籣」「【通雅:卷三十五:器用(戎器具)】…䪍則盛之而人負者韇則藏弓矢之匱也…」


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